道なき道に具えるもの
PC1:谷原 晃(キャラシート)PL:マグロ3号
PC2:パイライト(キャラシート)PL:EXst
PC3:影山 夏月(キャラシート)PL:サムトー
PC4:洲崎アカリ(キャラシート)PL:いちま
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
【トレーラー】
道具とは──
その道を往く為に備(具)えるもの。
人間が生み出した、人間の救けとなるもの。
杖という道具で歩く。
宝石という道具で着飾る。
剣という道具で戦う。
古くは天の怒りと例えられた雷も、今では道具の一つだ。
しかし、人間が使うはずの道具が、
人間を惑わし、人間を陥れる時もある。
道具に罪はない。
しかし、道具を生み出す人間が善とは限らない。
GM:──────
GM:というわけで、突発セッションを始めましょう。
GM:皆さんよろしくお願いします
影山 夏月:よろしくお願いします!
洲崎アカリ:よろしくお願いします!
谷原 晃:お願いしまーす!
パイライト:よろしくお願いします
GM:ではまず自己紹介から。
GM:PC1は谷原さん!お願いします!
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8IHbuwIM
谷原 晃:私だ!
谷原 晃:”ライトニングロータス”谷原晃です。もうすぐ三十歳。
谷原 晃:家族を殺されてレネゲイドに目覚めたのでので、高校も中退して10年以上ソロプレイで仇を探し続け、最近ようやく完全抹殺しました。
谷原 晃:社会1のせいでこんなにかかったともっぱらの噂
谷原 晃:復習も終わったし平和に暮らしたいな~と思ってるけど職務経歴が高校中退で止まっているのでコンビニのバイトにもうからず、
谷原 晃:結局のところ暴力で生計を立てています。
谷原 晃:復讐一筋まっしぐらだったため、善悪問わずいろんな組織に貸し借りやらなんやらが積もりに積もっているかも……
谷原 晃:性能は死招きの爪してパンチ! 100%超えたらエピックポルターもします
谷原 晃:他のことは本当に何もできない社会不適合者です。
谷原 晃:皆さんに支えられて生きていく! よろしくお願いします。
GM:この暴力ジョックエフェクト復讐者!!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトはこちら
【ハンドアウト PC1:谷原晃】
シナリオロイス:赤芽木色
君はフリーランスのオーヴァードだ。
君が街を歩いていると、路地裏で何者かに襲われている少年に遭遇する。
襲撃者は少年から何かを奪い取ろうとしているようだ。
少年は呟く。”まだ死ねない。あいつを殺すまでは。”
君はこの少年を…
GM:というわけで、遭遇してください
谷原 晃:会うぜ!
谷原 晃:少年くん……復讐は何も生まないよ
GM:復讐の先輩だ
GM:では次、PC2のパイライトくん!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYm9vOzAIM
パイライト:はぁい
パイライト:「“パイライト”。そう呼んでくれればいいよ」
パイライト:UGN第九支部に属する12歳ほどの少年。正体は賢者の石の破片より生まれたRB。だから社会1でも仕方ないよね。
パイライト:過去のR案件で第九の支部長、副支部長と出会い、その縁で一員となりました。
パイライト:また現在は第十二支部の長、真堂啓介に師事。保管されていた遺産を継承して修練を積んでいます。
パイライト:シンドロームはモルフェウス/ウロボロス。スタイルは武具の生成と“影”を利用した機動戦闘。
パイライト:刀がメインですが実際はなんでもあり。槍や大剣、徒手格闘まで。勝てばいいんだとは師匠の教え。
パイライト:《シャドーテンタクルス》ベースの遠距離白兵型。《原初の黒:フェイタルヒット》に《咎人の剣》と火力は相応にありますが、燃費は悪いです。
パイライト:変化の薄い仏頂面ですが感情の色は濃く。最近、強欲だと自覚してきました。
パイライト:振り回されながらも変化し続けることを選び、友人や大人に助けられながら。
パイライト:十二地区で女子高生と半同居しつつ、ハウスキーパーしたり寝る時抱き枕にされながら日々生きています。
パイライト:以上、よろしくお願いします。
GM:暴力ジョックエフェクト0歳児!
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトはこちら
【ハンドアウト PC2:パイライト】
シナリオロイス:”ファウルウェザー”
君はUGN第9支部に属するRBだ。
君がいつも通り12区画に住む女子高生、猫柳麻子と過ごしていると、
突如として襲撃を受ける。
襲撃者の狙いは君自身のようだ。
君は辛くも襲撃者を退けるが、
戦いの中で猫柳麻子が負傷してしまう。
彼女の看病をする間もなく、君は第3支部に召集される。
”遺産”を狙ったFHエージェントに対処するためのチームを編成する、とのことだ。
パイライト:ギョワー
パイライト:ゆ゛る゛ざ゛ん゛!!!!
GM:頑張って仇を討つのだナ
GM:では次、PC3の影山さん!
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-KHKxAIM
影山 夏月:はい!
影山 夏月:影山 夏月(かげやま かづき)と申します。 神城グループ所属の執事です
影山 夏月:神城エージェントと第三支部エージェントで2足のわらじの18歳。
影山 夏月:冷静で落ち着いた雰囲気の完璧な執事……を目指して格好つけてる、割と不器用な男子高校生です。
影山 夏月:幼少期から執事やったり弟の世話を焼いていた関係で、同年代や年下にお節介を焼きまくる悪い癖がありますが、
影山 夏月:最近は周囲が色んな意味で上手く行っていることもあり、逆に世話を焼かれる立場になっております。
影山 夏月:スペックは砂の加護で執事らしい万能さを演出しつつ、
影山 夏月:水晶の剣で強化された聖剣をエピックポルターして暴力します。 あ、不器用なので素の社会は1です。
影山 夏月:今回はエピックポルター仲間も居るので大分楽しいことになりそうですね
影山 夏月:また、同じ支部に好きな人がいると言う噂があります。誰のことでしょうね
影山 夏月:なんとか執事としての体裁を保てるよう頑張りたいですね。よろしくお願いします!
GM:片思い…頑張って!
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはPC4と共通ですのでそのまま自己紹介を続けましょう。
GM:PC4の洲崎さん!お願いします!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsqH3wwIM
洲崎アカリ:はーい
洲崎アカリ:"カーテンフォール"洲崎灯、同じく第三支部エージェントです。
洲崎アカリ:基本的には人当たりがいい19歳女性。盲目でいつも白杖をついている。カヴァーは大学生だけど、ほぼ籍だけ置いてる状態。
洲崎アカリ:初稼働EDでもうすぐ成人するとか言ってしまったが、企画の時が止まったのでたぶん永遠に19歳だ。
洲崎アカリ:ずっとUGN管理下で生まれ育ったので、やや常識を欠いて戦闘民族気質な所があります。社会は1。
洲崎アカリ:元は日本支部直轄のエリート戦闘員でしたが、過去に大きめの暴走事故を起こしており、
洲崎アカリ:後天的に失明したり能力の一部を失ったりして、一時は前線を退いていました。
洲崎アカリ:N市第三支部に来て色々な出逢いがあったり、色々な特訓を行ったりした末、また戦えるようになっています。
洲崎アカリ:その実態、攻撃してきた相手に超反応でカウンター射撃を行うというもの。このため、攻撃速度と苦痛への耐性値はやたら高いです。
洲崎アカリ:データ的にはラウンド1回のメジャーカバーリング+オートダメージ反射存在。鏡の盾もあるよ。
洲崎アカリ:この面子だとほどほどな火力って感じですが、正規人員としてしっかり振る舞っていけるといいな。頑張ります。
GM:カウンターの威力が高すぎる
GM:よろしくお願いします!
GM:ではハンドアウトはこちら!
【ハンドアウト PC3、4:影山夏月、洲崎アカリ】
シナリオロイス:”遺産強奪事件”
君たちはUGNの関係者だ。
現在、大N市内で”遺産継承者”を狙った襲撃事件が起きている。
被害に遭ったのは遺産”白銀鎧布”を代々受け継いでいた旧家、”赤芽家”。
七原鹿島神社に伝わる遺産”浄眼”を所有するUGN第9支部所属のRB、”パイライト”。
UGNはこの襲撃事件に対し直ちに対抗措置として、戦闘部隊を招集した。
君たちもその戦闘部隊に選ばれたのだった。
洲崎アカリ:戦闘!戦闘は得意です がんばります
影山 夏月:遺産狙いとなると他人事ではありませんね……力を尽くします
影山 夏月:戦闘でほっとしてるこの人
洲崎アカリ:影山くんも取られないように気を付けてねぇ
影山 夏月:き、気をつけます。洲崎さんもお気をつけて……
GM:ではOPにまいりましょうか。
GM:皆さま、よろしくお願いします!
谷原 晃:おねがいしまーす!
洲崎アカリ:はーい、よろしくお願いします!
影山 夏月:よろしくお願いします!
パイライト:よろしくお願いします!
OP1
GM:────
GM:OP1
GM:谷原晃
GM:登場侵蝕をどうぞ
谷原 晃:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 3[3]+32 → 35
谷原 晃:いいかんじ!
GM:────
GM:”今後のご活躍をお祈りしています”
GM:それで終わるならまだいい方だ。
GM:今日の人事担当は君の履歴書を見るや否や態度が横柄になり、
GM:早々と話を切り上げて喫茶店から立ち去ってしまった。
GM:もちろん、君の分のコーヒー代は君持ちだ。
谷原 晃:(喫茶店のコーヒーは……高いな……)
谷原 晃:本当は苦いものが嫌いなのでジュースが良かったのだが、頑張って我慢したのだ。しかしそれも無駄だったようだ……
谷原 晃:とぼとぼ歩いている。
GM:君はバイトの面接を終え、街を歩いている。
GM:結果は”否”だ。これで何度目になるか分からない”否”であった。
GM:”普通でない”仕事の収入は、あとどれほど残っていただろうか。
谷原 晃:(……そろそろ、またそこらの悪党をぶちのめす依頼を見繕わなければな)
谷原 晃:当然、いつも金に困っている。
GM:と、君が物思いに耽っていると、
GM:…路地裏から”普通でない気配”がする。
GM:街に変化はない。が、君が復讐を経て研ぎ澄ませた感覚が異常を感じ取った。
谷原 晃:(面倒ごとには関わらないに限る……だが)
谷原 晃:「俺は今機嫌が悪い……」
谷原 晃:様子を探りに行きます。
GM:路地裏に君が足を踏み入れると、
GM:その一帯は戦場と化していた。
GM:如何なる絡繰りか、外部に異変は伝わることなく、
GM:一人の少年が唸りながら血を流して蹲り、
GM:その少年に一人の男が剣の切っ先を向けている。
谷原 晃:「む」
谷原 晃:見るからにレネゲイド案件だ。この二人は……?
谷原 晃:「おい。そこで何をしている」
男:「まさか、狩り逃した者がいたとはな。」
男:「お前を殺せば、ようやく安心して眠れるというものだ。」
少年:「くっ……まだ、死ねないってのに……!」
少年:「お前らを…殺すまでは……!」
少年:少年が突破口を探ろうと目線を周囲に向け、君の姿に気付く
少年:「……!」
少年:「おい、こっちに来るな!おっさん!」
男:「………。」男が谷原を見る。
男:陰気な印象がまず目につくだろう。乱れた髪と深い隈の出来た目元。
男:仄昏い印象の男が持つ刀だけが、異様な輝きを放っていた。
男:ため息を吐く。
男:「……運が悪いと諦めろ。」
谷原 晃:「なるほどな……最低限の状況は理解できた」
男:「俺を起こした、お前が悪い。」
男:刀の切っ先を谷原に向ける。
谷原 晃:その手には既に手ごろな石ころを握っている。男の機先を制するように顔面に向かって投擲する!
男:「………!」
男:刹那の剣閃。飛来する石を両断する。
谷原 晃:その一手で稼いだ刹那の瞬間で、少年の横に並ぶ。
男:「……お前、オーヴァードか。」
少年:「……おい、おっさん!逃げろって………ひゃっ!」
谷原 晃:「……運が悪いと諦めろ」
谷原 晃:「それとも、ここで最期までやりあうか?」
男:返答の代わりに、刀を振り下ろす。
谷原 晃:体を左にそらす。腕が両断されるコースだが──
谷原 晃:その左腕は精密な肉体操作により粒子化し、剣閃を疑似的に無効化する。同時、左の前蹴りでひざの骨を砕きに行く。
男:「……!」
男:急所を逸らされることは予想の範疇だった。
男:しかし、”左腕が消失する”ことは完全に計算外だ。
男:その隙を突かれ、前蹴りを強かに受ける。
谷原 晃:(困ったな。この男、強いぞ……)だいたいひじの辺りを斬られることを予想していた。ところが、肩口スレスレを両断されている。肉体操作の限界点だ。
谷原 晃:(今のうちだな)
谷原 晃:雲のようにあいまいになった腕を振動させる。瞬く間に発電!
男:膝が再生する。この男も、オーヴァードだ。
男:しかし、間に合わない。刀を構えなおす頃には──
谷原 晃:地面を殴りつけ、強烈な発光と破裂音! 高度0メートルの落雷を引き起こし、目くらましとする。
谷原 晃:その衝撃を利用し、谷原は戦場から離脱した。少年もいない。
男:「………っ!」
男:路地裏にはただ一人、男が取り残される。
GM:──いや。
???:「あーあ、逃げちゃった。」
???:虚空から一人の少年が現れる。
???:褐色の肌と軍服のような意匠のスーツにハーフパンツ。
???:猫のような癖毛に色彩の反転した瞳。
???:「今の誰?”ハンターシープ”。」
???:「あんなの予定にないじゃん。”遺産”も持ってなさそうだし。」
”ハンターシープ”:「……分からない。」
”ハンターシープ”:「通りすがりか、あるいは…そろそろ感づかれ始めたか。」
”ハンターシープ”:「急いだほうがいいかもしれないな。」
”ハンターシープ”:「煩わしくて…眠れなくなる…。」
”ハンターシープ”:「退却だ、”ウォーキングクローゼット”。」
”ウォーキングクローゼット”:「はぁーい。」
”ウォーキングクローゼット”:上着のボタンを外して、胸元を大きく開ける。
”ウォーキングクローゼット”:その向こうに見えるのは褐色の肌…ではなく、
”ウォーキングクローゼット”:別の空間に繋がるゲートだ。
”ハンターシープ”:手からゲートにするりと入り、そのまま掻き消える。
”ウォーキングクローゼット”:「一名様ごあんなーい。」
”ウォーキングクローゼット”:くすりと笑ってから、自身の姿も掻き消えた。
GM:──────
GM:ではロイスのみ可能。
GM:シナリオロイス対象は襲われてた方の少年です
GM:少年二人出したからややこしくなっちゃった
谷原 晃:少年 / 〇怪我が痛そう / 口が悪い
谷原 晃:自分でもおじさんだと思ってるけど……やっぱり言われるとちょっとショック!
谷原 晃:以上です
GM:はい!では次のシーン行きましょう。
OP2
GM:──────
GM:OP2
GM:パイライト
GM:登場侵蝕をどうぞ
パイライト:パイライトの侵蝕率を+4(1D10→4)(38→42)
GM:──────
GM:大N市 第12区画
GM:──────
GM:君はUGN第9支部所属のレネゲイドビーイングだ。
GM:……そのはずなのだが、何故か最近は12区画のある女子高生の家に入り浸っている。
パイライト:なんでだろうなー
GM:一階のリビングルーム。
GM:軽い掃除を終えた君は一息つくためにリビングに戻ってきて、ソファに座り込んだ。
パイライト:クッションの中に体を沈める。普段の稽古に比べれば疲労する、ということもないが。
パイライト:ひとつの動作を終えたなら休む。切り替えのようなものだ
猫柳麻子:そこへ、
猫柳麻子:「ンニー」
猫柳麻子:皿洗いを終えた少女がやってきて、膝の上で丸まるように横たわる。
猫柳麻子:この飼い猫、あるいは野良猫のような少女が家の主である猫柳麻子である。
パイライト:膝の上にかかる重さと、匂い
パイライト:手が伸ばされ。白い指が梳くように髪の間に差し込まれる
猫柳麻子:うにゃうにゃと気持ちよさそうに頭を手にこすりつける
パイライト:「お疲れ様。麻子さん」
猫柳麻子:「オマエもナ、少年。」手を伸ばし、パイライトの前髪の一房を指で弄る。
パイライト:猫をあやすように手は髪から顎の下へ
猫柳麻子:「最近、いつもうちにいるナ。」
パイライト:「そうかな。……そうかも」
猫柳麻子:首に手が触れると微かに肩を震わせる。
パイライト:思考。チルドレン寮の部屋にも戻っているが、確かに回数は以前よりずっと減っている
パイライト:引っ越せば? などと冗談を言われたこともあったか
パイライト:「一人の時間が必要?」
猫柳麻子:「前はナ。今はたまにでいい。」
パイライト:「たまに、か」
パイライト:「いまがそうじゃないのは、幸いかな」
猫柳麻子:くすりと笑う。
猫柳麻子:「今日は休みだ。」
猫柳麻子:「どうする?猫の散歩に付き合うか、」
猫柳麻子:ごろりと態勢を変える。パイライトの膝に柔らかい感触。
猫柳麻子:「このまま猫と戯れて一日を終えるか。”撫でて世は事もなし”だナ。」
パイライト:触れている指が、軽く立てられ。数度心地よい加減で肌の上を引っ掻く
パイライト:「どっちも棄てがたいと思うけど」
パイライト:「外に出るのもいいと思うよ」
パイライト:手がもう一度、髪に触れる
パイライト:「麻子さんは、日の匂いがする方が好きだし」
猫柳麻子:「ンニ、そうか。………。」
猫柳麻子:「少年。」
パイライト:「なに?」
猫柳麻子:「…最近……触り方が、やらしくなってないか?」
パイライト:「…………」
猫柳麻子:少し赤い顔でパイライトの顔を見上げる。
パイライト:「あ、うん。……ごめんなさい」
パイライト:……先日のさる事情からどうにも、手癖が抜けきっていないのか。
パイライト:無意識に距離が、近い
猫柳麻子:「ンニャハハ」申し訳なさそうなパイライトの顔を見て笑う
猫柳麻子:パイライトの頬を指でつつく。
猫柳麻子:「柔らかくなった。」
猫柳麻子:「そういうのも好きだ。」
パイライト:「ならいいけど」
猫柳麻子:くすりと笑って、気まぐれな猫のようにひらりと立ち上がる。
パイライト:突かれた頬が歪んで。どこかふて腐れたような顔に一瞬なり
猫柳麻子:「今日は買い物だ。人がパンのみで生きられないのと同様、」
猫柳麻子:「猫もミルクのみでは生きられない。舌が飽きるからナ。」
パイライト:「じゃあ、お供するよ」
パイライト:立ち上がって
パイライト:「荷物持ちと話し相手はいた方がいい」
猫柳麻子:「分かってるナ。」にゃ、と笑って財布とバッグを持つ
パイライト:「委員長さんには言っておくよ。冷蔵庫、入らなかったら大変だ」
GM:ーーーーー
猫柳麻子:「半途でバッグがいっぱいになったナ。だが必要な分は刈(ハント)った。」
猫柳麻子:うきうきしながらパイライトの隣を歩く。
パイライト:「今日は豪華になりそう」手に持った買い物袋が揺れる。
猫柳麻子:バッグがいっぱいになった理由は明確だ。
猫柳麻子:途中で家具コーナーに寄って枕を買ったせいである。
パイライト:「随分と吟味してたけれど。決まってよかった」
猫柳麻子:「ふかふかだ…これはよい……」枕の入った袋を抱きしめつつ呟く
GM:と、そこで
GM:君たちは奇妙な感覚を覚える。
GM:君たちはまるで周囲から隔絶されたような空間にいる。
GM:こちらからは周囲の景色は見えているが、周囲の人間はまるで君たちに注意を向けない。
猫柳麻子:「………少年。」
パイライト:「……」
パイライト:足を止め、買い物袋を置く。両手を空けて。足の幅はわずかに開かれる
パイライト:変わらず、周りはこちらの姿を見ようともしない
GM:空間内に気配はない。
GM:──いや、
男:今、現れた。
男:何もない虚空から男が出現し、猫柳の背を炎の弾丸で穿つ。
猫柳麻子:「……かっ……!?」
パイライト:「──」気配には気付いた。影を伸ばそうと、身構えて。動作に移る瞬間だった
猫柳麻子:その場でうつ伏せに倒れる。
パイライト:だが速かった。当然だ、既に仕掛けてきている相手が有利であるなら──
パイライト:「────」
男:「オイオイ、よせよマセガキ。」
男:「この嬢ちゃん、まだ息があるぜ。止め刺されたくなきゃそいつを仕舞え。」
パイライト:足下の影が爆発する。出現した気配めがけ、質量を得た無数の手が刃を持ち襲いかかろうとして
パイライト:言葉に動きが止まる
パイライト:「…………」
パイライト:溶けるように影が消える。水晶の刃が地面に落ち、砕け散って
男:「ガキ。お前の”遺産”はその眼か?」
男:「くりぬいて寄こせ。それで命だけは助けてやるよ。」
パイライト:青く輝く左眼が、男を射貫く。怒りが内側で渦を巻いて声を上げている
パイライト:「……その“命”は。ぼくのことか」
男:「どっちもだよ。俺は優しいんだ。」
男:「ま、返答に時間がかかればかかるほど、」
男:「こっちは助からなくなりそうだが。」
パイライト:「博愛主義だ」
男:「で、どうすんだ?」
パイライト:「急かすな」
パイライト:左眼の上、掌を重ねる。……ずる、と。這い出た影が、左眼に映った
パイライト:眼窩に、ゆっくりと。影が入り込もうと蠢いて
猫柳麻子:かちり、と錠を外す音がする。
猫柳麻子:猫柳が開けたゲートからライフル弾が飛び出し、男を襲う!
男:「………なっ……!?」
パイライト:銃声を合図に倒れた麻子さんを抱え上げ、駆け出す。
パイライト:同時に──
パイライト:「足止め」
パイライト:男の足下、影もないはずのアスファルトから無数の手が伸びて男を拘束する
男:「てめぇ……!やりやがったなッ!!!」
男:ライフル弾を左肩に受けて激高する。
パイライト:正確には。先ほどの攻撃に紛れて、数本が大地に刻みつけていた穴。そこを基点に生成した拘束具
パイライト:「交渉するなら武器を置いてからするべきだよ」
男:「俺から逃げられると思ってんのか!!」
男:男の周囲に炎の弾丸が数十、数百と現れる。
GM:が、しかし…
”ウォーキングクローゼット”:「時間切れだよ、”ファウルウェザー”。」
”ウォーキングクローゼット”:軍服を来た褐色肌の少年が現れ、彼を制止する。
”ウォーキングクローゼット”:「そろそろ空間を維持できないし、”ハンターシープ”がしくじっちゃった。」
”ウォーキングクローゼット”:「立て直しが必要だ。今日は帰ろうよ。ね?」
”ファウルウェザー”:「ちっ」
”ファウルウェザー”:「舐めやがってガキどもーーーッ!!」
”ファウルウェザー”:炎の弾雨がパイライトと猫柳に飛来する。
”ウォーキングクローゼット”:上着を大きく開け広げ、”ファウルウェザー”を迎え入れる
パイライト:《オリジン:ミネラル》。体表まで鉱物化、さらに抱えた麻子さんを防ぐように、生成された無数の刀剣が壁を構築する
”ファウルウェザー”:「次に会った時は…絶対にそいつを奪ってやる!」
”ファウルウェザー”:”ウォーキングクローゼット”の体内のゲートに消える。《瞬間退場》
パイライト:砕け散った刃の破片が地面に満ちて、日の光を跳ね返していた。
”ウォーキングクローゼット”:「じゃあね、眼の遺産の子。」
”ウォーキングクローゼット”:シャツと上着のボタンを閉めながらパイライトに
パイライト:「────」動かず。消え去った男と、
パイライト:「ああ。“また”」
パイライト:もう一人の少年を、見据えて。それだけを絞り出すように返した
”ウォーキングクローゼット”:「あは。かっこいい。」
”ウォーキングクローゼット”:にこりと笑う。
”ウォーキングクローゼット”:「その子の”ホテル”は君向きじゃないよ。」
”ウォーキングクローゼット”:「気が向いたら僕のホテルに来なよ。」
”ウォーキングクローゼット”:くい、と襟口を引き、鎖骨を見せる。
”ウォーキングクローゼット”:「もてなしてあげるからさ。」
パイライト:「……生憎」
パイライト:「ホテルに行くには、戸籍も身分証もない」
”ウォーキングクローゼット”:「その瞳が招待状になるよ。」
”ウォーキングクローゼット”:薄く笑って、彼の姿も掻き消える。《瞬間退場》
パイライト:……張り詰めていたものが切れたように。大きく、息をついた
パイライト:満ちているのは怒りであり、知らぬものへの脅威であり、
パイライト:“「その子の”ホテル”は君向きじゃないよ。」”
パイライト:──あれは、何を知っている?
パイライト:置かれていた買い物袋も。彼女が顔を埋めていた枕も。炎に消えて
パイライト:ただ疑念と怒りと。不甲斐なさだけがここに残った
GM:──────
GM:ロイスのみ可能
パイライト:まずは”ファウルウェザー”へ、「〇敵意/殺意」
パイライト:あ、固定ロイスの麻子さんを感情変更。「愛慕/〇罪悪感」
パイライト:以上で
GM:──────
OP3
GM:OP3
GM:影山夏月&洲崎アカリ
GM:登場侵蝕をどうぞ
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+6(1D10→6)した
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+1(1d10→1)した
影山 夏月:28→34
洲崎アカリ:現在41
GM:──────
GM:UGN第3支部
GM:──────
GM:UGN第3支部。
GM:総勢150名を超える職員を擁する大N市の中でもひときわ大きい支部である。
GM:主に他支部のサポートや雑務を行うが、
GM:人数が多いからこそチーム戦のノウハウに優れており、
GM:人海戦術などある程度の大規模な捜査も可能になる。
GM:今回、第3支部に持ち込まれたのはそのどちらも必要な案件だった。
GM:第3支部のC会議室に二人は集められている。
GM:他にもオペレーターや関係職員も数十名ほど。
GM:特筆すべき戦力はない。多くは戦闘能力が未熟だったり、支援要員だったり、そもそも非オーヴァードもいる。
洲崎アカリ:「……」背筋を伸ばし、静かに座っている。
影山 夏月:「オペレーターに支援班、訓練生……非オーヴァードの職員の方も」
影山 夏月:「大勢集められていますね。 ……相当大きな案件でしょうか」
影山 夏月:すぐ側の席から小声で、周囲の説明も兼ねて話しかける。
洲崎アカリ:「ありがとう」穏やかな笑みを浮かべて、その説明に礼を述べてから。
洲崎アカリ:「そのようですね。この規模の会議室を使うとなると……と、予想はしていましたけど」
洲崎アカリ:足音の数、漏れ聞こえる息遣い。凡その人の気配は感じ取っている。
影山 夏月:「……明確に戦闘員、と数えられそうなのは、我々だけのようです」
影山 夏月:「単純に人手の必要な任務……警戒や捜索でしょうか」
影山 夏月:口にしてから、少し表情を固くする。
影山 夏月:「(できればあまり、戦ってほしくない……というのは、我儘だろうな)」
洲崎アカリ:「……ああ。それはまた」この子に気を遣わせそうだな、と苦笑しつつ。
洲崎アカリ:「エスコート、よろしくお願いしますね」小声で告げて、前の方へ向き直る。
GM:と、二人が会話を交わしていると、
影山 夏月:「承知いたしました。 ……おっと、」
江砂桂枝:「……では、説明に入る。」
江砂桂枝:周囲が静まったのを確認して、エージェント兼教官である江砂桂枝が話し始める。
江砂桂枝:スーツを着こなした妙齢の女性だ。凛とした美貌と流れるような黒髪が特徴である。
江砂桂枝:「大N市内で襲撃事件があった。」
江砂桂枝:「二件だ。まずは一件目について説明をしてくれ、富合。」
富合朝樹:「はい。」支部員の一人が立ち上がる。
富合朝樹:「一件目は赤芽家が標的になりました。」
富合朝樹:「赤芽家は第3区画に居を構える旧華族です。レネゲイドとも関わりがあり、」
富合朝樹:「UGNの助力の元、遺産を一つ保管していました。」
富合朝樹:「しかし、襲撃で一家の長である赤芽善木と妻の赤芽華が死亡。」
富合朝樹:「赤芽善木の娘である赤芽木色が行方不明です。」
江砂桂枝:「ご苦労。次、二件目を説明してくれ、魚田。」
魚田水見:「はぁい。」オペレーターらしき女性。
魚田水見:「二件目の標的は9支部所属の”パイライト”です。」
魚田水見:「こちらは襲撃者を退け、現在同行していたイリーガルの治療に付き添っているとのこと。」
魚田水見:「空間能力者らしき少年と炎を操る男を見たという情報が得られています。」
魚田水見:「また、彼も遺産を所有しています。」
江砂桂枝:「ご苦労。……このように、被害者の共通点は遺産だ。」
江砂桂枝:「しかし、この街には遺産を持つ人間が多い。」
江砂桂枝:「そのために我々も数で対抗する。」
江砂桂枝:「チームを組んでリストにある該当者を護衛する。」
江砂桂枝:「護衛…と言っても襲撃者はおそらく手ごわい。」
江砂桂枝:「戦力をA、Bに区分する。Bチームは情報収集と報告のみに専念せよ。決して戦闘をするな。」
江砂桂枝:「AチームはBチームの報告に合わせて敵戦力を捕捉、撃破せよ。」
洲崎アカリ:顔色を変えないまま、静かに頷く。まず自分は後者だろうと理解している。
GM:君たちは無論、Aチームである。
影山 夏月:「(遺産を狙った犯行。ならば、俺の聖剣も……?)」
洲崎アカリ:「……あの、一つ。質問が」それから、一通りの説明が終わったと見て。手を挙げる。
江砂桂枝:「なんだ。」
洲崎アカリ:「先の説明にありました、第九支部の"パイライト"という……彼。彼女?は」
洲崎アカリ:「無事な……作戦への助力を得られそうな状態なんでしょうか」
江砂桂枝:「……彼に負傷はない。それと、」
江砂桂枝:「意気は軒高だ。」
江砂桂枝:「むしろ参加させなかったら彼は不満を漏らすだろう。」
洲崎アカリ:「……なるほど」納得したように、僅かに頷いて。「ありがとうございます」
影山 夏月:「では、協力して任務に当たると。 ……承知いたしました」
江砂桂枝:「……だからこそ、彼が突出した時は頼むぞ。」
江砂桂枝:「洲崎、影山。君たちはAチームの中でも遺産所有者が二人いるチームだ。」
洲崎アカリ:「ここが標的となる可能性も高い、と」
江砂桂枝:「ああ。」
江砂桂枝:「それも一つの狙いだ。敵を誘引する効果を期待している。」
影山 夏月:「囮役も兼ねる、ということですね」
江砂桂枝:「いわば、A’チームだ。…いけるか?」
洲崎アカリ:「それは勿論」
影山 夏月:「至らぬ身ですが、全力を尽くします」
洲崎アカリ:「向こうからこっちに来るのなら、幾らかやり易い。攻め込むのに比べればあたし向きのやつです」
江砂桂枝:「よし。では作戦開始だ。」
江砂桂枝:「各チームには1500から出撃してもらう。準備を急げ。以上だ。」
洲崎アカリ:各々が動き出した雑音の中で、立ち上がって。
影山 夏月:「あっ、と」
影山 夏月:慌ててその手をとる。
洲崎アカリ:「ね、影山くん」
影山 夏月:「はい?なんでしょう、洲崎さん」
洲崎アカリ:「あんなこと言っちゃいましたけど……ほら」手を取って、歩き始めながら。小声の会話。
洲崎アカリ:「貴方は何時にもまして大変だと思いますから。囮役なんて」
影山 夏月:「それは……確かに、些か緊張するところはありますが」
洲崎アカリ:「だから……そう、ちゃんとあたしを頼ってくださいね」微笑んで。
洲崎アカリ:「あまり無理に守ろうとか、しなくていいですから」
影山 夏月:「……私は、」
影山 夏月:思わず返答に窮して、一瞬言葉を詰まらせてから
影山 夏月:「勿論。無理はしませんし、頼らせていただきます」
影山 夏月:「いつかもお話したとおり、私は自分が一番大事ですから」
影山 夏月:「……そのためにも、洲崎さんも」
影山 夏月:「無理をなさらないでくださいね。 ……私も、我慢強くはありませんから」
影山 夏月:「無茶をしてると思ったら、俺も無理してでも止めますからね」
洲崎アカリ:「……ううん。困ったな。その言い方だと、すぐにでも止められてしまいそうだ」
影山 夏月:「ちょ、ちょっと。割と無茶する気満々でした!?」
洲崎アカリ:「いいえ。"いつも通り"にやるだけです」
影山 夏月:「うっ……」
洲崎アカリ:「……まあ、前にも言いましたけど」
洲崎アカリ:「本当に無理、ってなった時は。ちゃんと泣き叫んで助けを呼ぶと決めているので」
洲崎アカリ:「もしそうなった時、聞き届けていただければ。それで十分ですから」
影山 夏月:「……はい」
影山 夏月:「その時は、必ず」
影山 夏月:「……まあ。そうならないように、お互いに無理はせず。頼りあいでいきましょう」
GM:──────
GM:ロイスのみ可能!
洲崎アカリ:シナリオロイスに取っておこう。
洲崎アカリ:遺産強奪事件:使命感 / 〇脅威
洲崎アカリ:以上で
影山 夏月:味方PCにNPCも居られるので、とりあえず保留で。以上!
ミドル1
GM:──────
GM:合流シーン
GM:全員登場
GM:登場侵蝕をどうぞ
谷原 晃:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+1[1] → 36
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+6(1d10→6)した
パイライト:パイライトの侵蝕率を+10(1D10→10)
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+6(1D10→6)した
洲崎アカリ:現在47
影山 夏月:34→40
パイライト:侵蝕52
GM:──────
GM:第三支部
GM:──────
GM:襲撃犯の捜索部隊が出撃する直前。
GM:支部に男と少年がやってきた。
谷原 晃:ネコ科動物が子にするように、首根っこをつかんでぶらぶらと少年を持ち歩いている。
GM:男は谷原晃。UGNイリーガル。
GM:少年は不明だが、何かに追われていたという谷原の証言と負傷から、
GM:支部で治療を受けつつ事情を聴取される運びとなった。
少年:ベッドに腰掛けて一息吐いている。
少年:「………悪い、おっさん。」
少年:「それとありがと。」
谷原 晃:「……意外と行儀がいいな」
谷原 晃:「もっとこう」手をもにゃもにゃする。「暴れたりすると思っていた」
少年:「するかよ。する理由ないだろ。」
谷原 晃:「……そうか。なにか、重大な出来事にうっかり水を差してしまったと思っていたのだが」
少年:「…運び方はちょっとアレだったけど。」服の襟が伸びてないか気にしている。
少年:「あのまま死ぬわけにはいかなかったからさ。」
谷原 晃:こちらは能力を使ったせいで腕の部分の服が丸ごと焼け落ちている。就職活動はすべてこのスーツでなんとかしていたのに……
少年:「逆におれの方こそごめん。」
谷原 晃:「なぜ謝る」
少年:「巻き込んだからさ。お前も危ないだろ。あの剣士に目付けられちまったから。」
谷原 晃:「心配するな。ああいう輩とはこれまでも争ったことはあるが、まだ死んだことはない」
谷原 晃:「(……それに、悪党を叩きのめすと報酬が出るからな)」ぼそっと。
少年:「……やっぱ強いんだな、おっさん。羨ましいや。」
谷原 晃:「そうなのか」
谷原 晃:「何故だ。強さでなくとも、ほかに必要な能力はいくらでもあるだろう」
少年:「今、必要なんだ。」
少年:「おれの家族があいつらに殺された。だから、仇を討ちたい。」
谷原 晃:「……」
谷原 晃:「……そうか」
谷原 晃:じっと顔を覗き込む。
少年:「………。」その眼は真剣だ。嘘を言っているようには見えない。
谷原 晃:「俺はあまりおすすめはしないぞ……けっこう、大変だからな」
少年:「じゃあどうすんだよ。このまま指くわえて見てろってのか。」
谷原 晃:「すごく疲れるし、死ぬかもしれない。場合によっては時間もかかる」
谷原 晃:「それに殺人というのは一般的に……法律で禁止されている」
少年:「…………いいよ、もう。そういうのいらねーから。」
谷原 晃:「他人に暴力を振るうのも、人によって向き不向きが……む」
少年:「おっさんは家帰ってなよ。それか荷物纏めてどっか逃げなって。」
少年:「おれの問題だ。おれ自身で何とかする…。」
少年:ベッドから立ち上がって、
少年:「ぐっ……」
谷原 晃:「……そうか」
少年:すぐによろめく。
谷原 晃:小突いてベッドにころんと転がす。
少年:「あっ」
少年:「おっさん、何すんだよ!」
谷原 晃:「お前が弱いからだ。加えて、万全ではない」
少年:「……っ」
少年:歯噛みする
谷原 晃:「そこで、今回は俺が手伝おう。復讐とはいえ、人が多い方が……なにかと便利だぞ」
少年:「はぁ!?おっさん話聞いてた!?」
谷原 晃:「……まずは、動けるようにする必要があるな」
谷原 晃:「聞いていた。家族を殺した相手を殺し返すんだろう。俺も最近済ませたところだ」
少年:「おっさんが強かろうと、これはおれの問題……」
少年:「え?」
谷原 晃:「UGN……今いる場所はそのあたり、融通が効いたり効かなかったり、支部によって差があるからな」
谷原 晃:「治療だけここの道具で済ませて、さっさと脱出するぞ」
谷原 晃:もう完全にすべての説明を済ませた気でいる。
少年:「へ?あ、お、おい、おっさん?」
少年:きょとんとした表情。
谷原 晃:「なんだ。早く服を脱げ。これでも応急処置には自信がある」
少年:「服!?」ばっと胸元を抑える
谷原 晃:「体を動かせないなら、こちらで破かせてももらうが……」
谷原 晃:「その必要はなさそうだな」
少年:「自分でやるから包帯貸せ!」
少年:谷原の手から包帯を奪い取って、
少年:少し思案した後、恐る恐る服の上から傷口を抑える様に巻き始める。
谷原 晃:「縫合の必要がある傷はないか? あいにく最近は麻薬を持ち歩いていないから、我慢してもらうしかないぞ」
谷原 晃:「あっ……」
谷原 晃:「……それでは処置にならん」
谷原 晃:「あきらめて……こう……なんだ。そう、バンザイしなさい」
少年:「抑えてりゃいつか血が止まるだろ。」
谷原 晃:「話を聞かん奴だ」
谷原 晃:包帯を奪い取ります。
少年:「あっ」
谷原 晃:そしてそのまま服の襟をつかみ、ずるずるーっと脱皮のように引っ張って全部まとめて脱がせます。
少年:「ま、待て!待て待ておっさん!待って……!」
洲崎アカリ:がらり、と。扉の開く音。
少年:上着とシャツは脱がされ、被っていた帽子も取れる。
谷原 晃:「チッ。時間切れか……」
少年:ふわりと黒髪が腰辺りまで垂れ、
影山 夏月:「お待たせして申し訳ありません。イリーガルの谷原晃さん、ですね?」
少年:胸元には少年には無いはずの確かな膨らみと簡素な白い下着がある。
影山 夏月:「そちらの……方、は……」
パイライト:声をかけた青年の横。愛想のない仏頂面で、少年が見るのは
谷原 晃:「大胸筋矯正サポーター……?」
パイライト:少女の服を脱がせてじっと見やっている中年男性の姿
谷原 晃:「それに、面倒とはいえ髪くらい定期的に切ったほうがいいぞ。俺にもそれくらいわかる」
洲崎アカリ:「第三支部の者なんですが。少々、お伺いしたい事が……」緊張感のない声。
少年?:「…………おっさんのばか。」
洲崎アカリ:じぃ、とそちらを向いている。状況が分かっていない。
パイライト:「……」
影山 夏月:さっ、と少年の前に立ち、視界から隠す。
影山 夏月:「……洲崎さん、パイライト君。少し、出直しましょうか」
谷原 晃:「何故だ。失礼な奴め……」
洲崎アカリ:「あの……?」笑顔を浮かべたまま、首を傾げている。茫漠とした瞳の少女。
パイライト:少年も外見年齢の割に背は高いが。180を越える彼には勝てない
影山 夏月:「谷原さんも! 少々、お時間いただけますか?」
影山 夏月:必死に目をそらしつつ、若干の焦りを滲ませながら声をあげる。
洲崎アカリ:「あら……ええと。分かりませんが、分かりました」影山くんに従う動き。翻る。
パイライト:「影山お兄さんが言うならいいけど」見たことに関しては特に興味も動揺もないのか。平然として返す
谷原 晃:(これはもう、協力してもらった方が早いな)
谷原 晃:「……分かった」
影山 夏月:「え、ええ。こちらの職員で対応いたしますので」
谷原 晃:「そこの少年に治療の手配を頼む」立ち上がる。
パイライト:「少年?」
少年?:「…………………あのさ、」
影山 夏月:「た、谷原さん……!」
少年?:胸元をシーツで隠しながら呟く
谷原 晃:服をたたもうとし、急速にぐちゃぐちゃになりだしたのを感じ、諦めて広げて置く。
少年?:「そのおっさん、もしかして相当のアホなのか…?」
少年?:羞恥が通り越して呆れに変わってしまった。
谷原 晃:「なにがだ……」
少年?:「いいから部屋を出てけーーーー!!」
GM:──────
GM:C会議室
GM:──────
赤芽木色:「………名前は、赤芽木色だ。」
赤芽木色:少年、もとい少女が君たちに囲まれる中素性を明かす。
赤芽木色:「家族が殺されて、一人だけ生き残った。」
洲崎アカリ:「なるほど」その名を聞いて、先の情報と照合。彼女の事情については大凡察しつつ。
影山 夏月:「赤芽木色、さん……? では貴女が……」
パイライト:「……さっき聞かされた限りだと。遺産の持ち主だった家の」
赤芽木色:「…遺産って、これか。」
パイライト:あの後、招集を受けて第三支部を訪れ。簡単な概要は聞かされている
谷原 晃:「なんだ、そちらで既に情報を掴んでいるのか? ……おい、なんだそれは」
赤芽木色:ふわりと銀のリボンのような布が赤芽に巻き付き、
洲崎アカリ:「おや。奪われた訳ではなかった、と……」概ね僥倖だ、それは。彼女がまた狙われるかもしれない、という理由にもなるが。
赤芽木色:恰好が一変する。先ほどまでは男性用のシャツと上着とパンツだったのが、
赤芽木色:瞬く間に女子高生のブレザーとスカートに。
谷原 晃:「!?!?!??」
赤芽木色:再びリボンが巻き付き、元の恰好に。
谷原 晃:「お前……男と女、どっちなんだ……?」
赤芽木色:「……これで化けて身を潜めたんだ。すぐに追いつかれちゃったけど。」
赤芽木色:「おま…まだ気づいてなかったのかよ!!」
赤芽木色:「女だよ!!」
谷原 晃:「お……」
谷原 晃:「……女!!」
影山 夏月:「(この人、さっきのでまだ気づいてなかったのか……)」
谷原 晃:「それは……悪いことをしたな。すまん……」しょんぼり。
赤芽木色:「もういいから……。」
影山 夏月:「……話を戻してもよろしいでしょうか?」
赤芽木色:「……うん。」
洲崎アカリ:……何やら気付かない内にすごい誤解が発生していたようだが。ひとまず気にしない事にする。
影山 夏月:「現在、N市内で遺産を狙った襲撃事件が起きています」
影山 夏月:「最初に襲われたのが、第三地区……木色さんの赤芽家。そして、二件目が」
影山 夏月:横の少年に視線をやる。
パイライト:「ぼくの方だったと」
パイライト:「……炎を扱う男性と、空間をいじって移動する褐色の子供。二人組だった」
パイライト:思い出す。内側の火が微かに揺らぐ。だが
パイライト:「谷原お兄さんの方は、どういう相手だった?」押さえ込み、言葉を出す
谷原 晃:「こちらは陰気な剣士が一人。あとから子供が一人」
谷原 晃:「子供はそちらと同一人物だろう。特徴が合致する」
影山 夏月:「やはり同一犯、ですね。敵は少なくとも3名」
赤芽木色:「そいつら…おれも見た。三人とも。」
赤芽木色:「たぶんうちを襲った連中だ。」
洲崎アカリ:「なるほど。最初の襲撃では3人だった」
影山 夏月:「そう……ですか」
パイライト:「ぼくのところにいたのは“ファウルウェザー”。……だとすると、谷原お兄さんの方にいたのが“ハンターシープ”」
谷原 晃:「ふむ……」
パイライト:「もう一人の軍服が、そう言っていた。“ハンターシープ”がしくじった、と」
谷原 晃:「アレが羊? 狩人なのは同感だがな」
影山 夏月:「手練でしたか」
谷原 晃:「なかなかやり手だった。UGNも奴らの対処が目下の任務というわけだな?」
影山 夏月:「はい。第三支部を中心に捜索と、市内の遺産継承者の護衛」
影山 夏月:「我々もこの後、動く手筈になっています」
洲崎アカリ:「ええ。……もし貴方に、協力していただけるなら、支部としては歓迎する所ですが」
谷原 晃:「幸いだな……俺の感触だが。同程度のオーヴァードがもう一人ということであれば、5対3ならそれなりに勝ち目はあるだろう」
影山 夏月:「……五人?」
パイライト:「……」
パイライト:数を聞いて。視線が向くのは、生き残った彼女
谷原 晃:「幸先がいいぞ、赤芽。粒ぞろいの戦力が3人増えた」
赤芽木色:「………。」
赤芽木色:「あ、ああ。」
赤芽木色:「UGNって、本当にそんなことやってるんだな。」
洲崎アカリ:「……ふむ」その間を見て、思う所があった様子で。
赤芽木色:「おれはおれ以外のオーヴァードを見たことないから、こういう場所も組織も、全然実感ないんだよ。」
影山 夏月:「……赤芽さん。戦闘訓練や、実戦の経験は?」
赤芽木色:「ない。けど父さんから自分がそうだってのは教えられた。」
洲崎アカリ:「自分以外のオーヴァードを見た事はない……つまり、対オーヴァード戦闘の経験はないと」
赤芽木色:「あったら!」
赤芽木色:がた、と席を立つ
赤芽木色:「あったら、あんな…やつら……!」
洲崎アカリ:顔色一つ変えないまま。その視線を受け止めている。
影山 夏月:「……失礼」
洲崎アカリ:「……」
赤芽木色:「……ごめん。当たっても何にもなんないや。」
洲崎アカリ:「……気持ちは分かる、などとは言いませんが」
洲崎アカリ:「経験があったら。自分は戦えると思って、端から逃げずに、一人で立ち向かう事を選んでいたら」
洲崎アカリ:「貴方はここにはいなかったかもしれない」
赤芽木色:「…………。」席に座り直す
洲崎アカリ:「そういう知り合いを、何人か知っています。……ですから、その」
洲崎アカリ:「気持ちだけで解決できる問題ではない。その事実を認めた上で、どうするか」
洲崎アカリ:「答えを出してください。……すみませんね、脅すような言い方をして」最後に、困ったような笑みを浮かべて。
赤芽木色:「……つ、連れてってくれよ。」
赤芽木色:「おれ一人じゃあいつらは倒せないけど、だからって待ってるのは…出来ない。」
赤芽木色:「おれは、金も持ってないし強くもない、けど……」
赤芽木色:必死に、言葉を探す
洲崎アカリ:頷くでも首を振るでもなく。黙って聞いている。
赤芽木色:「け、けど、」
赤芽木色:「おれは餌になれる。呼び寄せる役には立つ、はずだ……」
赤芽木色:「だから、頼む……」
谷原 晃:「……こいつは、」赤芽の頭に手を置き、乱暴にぐりぐりとする。
赤芽木色:「ふぐっ」
谷原 晃:「度胸だけは一人前だ。案外、冷静に判断もできている。今の発言も、そう的外れではない。連れ歩いても、そう邪魔にはならんだろう」
谷原 晃:「……」手を放す。「悪い。女だったな……」
影山 夏月:「……囮、ですか」
影山 夏月:「それがどれだけ危険か、承知の上、ですね」
赤芽木色:「………し、知ってるよ。」
赤芽木色:「殺されそうになったんだ。当たり前だろ…」
影山 夏月:「……分かった上で、ですか」
影山 夏月:くしゃり、と頭に手を置いて
影山 夏月:「洲崎さん、パイライト君」
影山 夏月:「私の一存では決められませんが……お二人は、どうです?」
洲崎アカリ:「……ふうむ」頬に手を当てて、考え込んでいる様子。
パイライト:「──感情論や囮に関してだけでなら頷く理由は薄いと思うけど」
パイライト:その隣。淡々と、少年は口を開く
パイライト:遺産の継承者は彼女だけではない。己と、そして問いかけた彼もそうだと聞く
パイライト:「一緒に来てもらった方が、都合はいいんじゃないかな」
影山 夏月:「都合、ですか」
洲崎アカリ:「……防衛対象を分散させない、という事ですか」
パイライト:「うん」
パイライト:「相手方は少なくとも、物理的な隔離に対して有利に立てる」
パイライト:「シンドロームが全て判明していないけど、そういう手合いの移動方法を持っている以上」
影山 夏月:「どこに居ても安全とは言い切れない。ならば戦力は集中させたほうが守りやすい、と」
谷原 晃:「ふむ」第三支部は練度の低い人員も積極的に登用していると聞くが、目の前の人物たちはそう見えない。彼女らは精鋭のチームなのだろう。
パイライト:言葉に頷いて
パイライト:「影山お兄さんと、洲崎お姉さん」
パイライト:「二人が支部としては今回の最大戦力、というところなら」
パイライト:「月並みだけど、安全策ではあると思うよ」
パイライト:──感情に振り回されたものを一人にしておくべきではない、という言葉は呑み込んで
影山 夏月:「……ありがとうございます」
洲崎アカリ:「……そうだな」理に適った意見だ。彼がまた、私情に囚われている様子もない。そう見える。
洲崎アカリ:「一つだけ、確認を。……谷原さん」
谷原 晃:「なんだ」
洲崎アカリ:「彼女と遭遇した時点で、暴走していた様子はありましたか」
谷原 晃:「いや。ボコボコに打ちのめされてはいたが、そのような兆候は見られなかったな」
谷原 晃:「周囲を見て勝機を探っていたし、その状況でこちらの心配もしていた。いいことかはわからんが、案外荒事に向いているかもな……」
洲崎アカリ:自分の身に死の危険が迫り、レネゲイドウイルス諸共、恐慌に至ること。自分達に帯同する事に関して、いま思いつく限り最大のリスクがそれだったが。
洲崎アカリ:「分かりました」観念したように、溜息を吐く。
洲崎アカリ:「では、あたしも。彼女の同行に賛成という事で」
谷原 晃:「いいのか。話が早くてこちらは助かるが」
洲崎アカリ:「良いも悪いも。納得したというだけです」
洲崎アカリ:「まあ、後で上に確認は取りますが。……このくらいの現場判断に異論が出る事は、経験上そうないので」
影山 夏月:「赤芽さん。パイライト君も話してくれた通り、敵はいつどこから襲ってくるか分かりません」
影山 夏月:「決して我々から離れないように。自分の命を最優先にすること。約束してくださいますか?」
赤芽木色:「……ああ。約束する。」
影山 夏月:「……かしこまりました」
影山 夏月:「ならば私も、賛成ということで。 連絡と許可を取りに行きましょうか」
谷原 晃:「助かる」
洲崎アカリ:「ええ。……あ、そうだ」立ち上がり、それから翻って。
赤芽木色:「?」
洲崎アカリ:「や、こちらが聞くばかりで名乗っていなかったなと」
洲崎アカリ:「第三支部のエージェント、"カーテンフォール"洲崎アカリです。よろしくね」穏やかな笑みを向けて。
洲崎アカリ:再び翻り、杖をついて部屋を出て行く。この場でまとまった事の報告に向かった。
赤芽木色:「うん。よろしく。それとありがとう、洲崎さん。」
赤芽木色:穏やかに返し、洲崎を見送る。
影山 夏月:「では、私も失礼を。……パイライト君」
パイライト:「なに? 影山お兄さん」
影山 夏月:去り際に少年に小さく声をかける。
影山 夏月:「先程は、ありがとうございました」
パイライト:「思ったことを言っただけだよ」
影山 夏月:「私も、判断に迷うところがあったので。冷静な意見を頂けて助かりました」
パイライト:「決める責任はぼくにない。気楽なだけ」
パイライト:「…………」
パイライト:──ああ、なるほど
パイライト:「なら、よかった」
影山 夏月:「……パイライト君が、襲われた時」
影山 夏月:「同行していたイリーガルが、怪我をされた、と……聞いています」
パイライト:「うん」
影山 夏月:「その方のこと。貴方は……」
パイライト:「影山お兄さん」
影山 夏月:「……はい」
パイライト:「大丈夫だよ、ぼくは」
パイライト:酷く、冷たい声に聞こえたかもしれない
パイライト:──冷静な意見。そう聞こえたなら、
パイライト:「大丈夫」
影山 夏月:「……分かりました。それでは、また後ほど」
影山 夏月:それ以上の追求はせず、一礼して去る。
GM:出撃前のイレギュラーはあったが、
GM:君たちは予定通り街へと情報収集に繰り出すことになる。
GM:遺産を狙う魔の手が次に伸びる先は──
GM:──────
GM:ロイス&購入
影山 夏月:ロイス パイライト ○P:連帯感/N:不安
洲崎アカリ:赤芽木色:〇庇護 / 不安 でロイス取ります。5枠目
谷原 晃:ロイスは 洲崎アカリ / 〇信頼 / 憐憫 で取得
パイライト:影山お兄さんにロイス 「〇チームメイト/隔意」
谷原 晃:購入はボデマに行っちゃお!
洲崎アカリ:購入は……ボデマねらっとこう
谷原 晃:1dx=>12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 1[1] → 1 → ファンブル
洲崎アカリ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 5[5]+3 → 8 → 失敗
谷原 晃:壊滅
洲崎アカリ:フッ……
洲崎アカリ:おしまい。
影山 夏月:その勝ち誇りは一体
影山 夏月:社会1集団に不安を感じてきたので自動巡回ソフト狙います
影山 夏月:1DX+2+0@10>=5 調達
DoubleCross : (1R10+2+0[10]>=5) → 10[10]+7[7]+2 → 19 → 成功
GM:つよい
パイライト:できる執事は違うな
影山 夏月:フッ……
影山 夏月:気合入れるところそこじゃないね? ともあれ入手して以上です
洲崎アカリ:えらいな~
谷原 晃:自動巡回ソフト! そんなものまで……流石だ
パイライト:じゃあぼくもボディアーマー狙ってみよう
パイライト:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 4[4] → 4 → 失敗
パイライト:今回は見送るね。以上
GM:きみたち…
GM:では次のシーンに行きましょう
GM:──────
ミドル2
GM:ミドル2
GM:シーンプレイヤーは谷原さん
GM:他全員登場可能。
GM:登場侵蝕をどうぞ
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+7(1D10→7)した
パイライト:パイライトの侵蝕率を+7(1D10→7)
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+6(1d10→6)した
影山 夏月:あっとすいません!
パイライト:オアー、59
洲崎アカリ:53です
影山 夏月:先程のシーン最後で水晶の剣使ってもよろしいでしょうか?
谷原 晃:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38
谷原 晃:こいつマジか
谷原 晃:完全にエピックポルターする気ないよ
GM:あ、すいません!どうぞどうぞ!
影山 夏月:ありがとうございます!では自身の聖剣の王者と谷原さんの素手に<水晶の剣> コンボ:真如の月、湖の祈り
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+8した
影山 夏月:侵蝕40→48→55
影山 夏月:現在レベル2でシナリオ間攻撃力+4です。おまたせしました
谷原 晃:やったー! ありがとうございます!
GM:では改めて・・
GM:──────
■情報収集
・赤芽木色 5/情報:噂話、UGN
・敵勢力 6/情報:UGN、FH、裏社会
GM:現在調査できるのはこの二項目!
GM:早速判定から入りましょう
GM:どうぞ!
谷原 晃:や、やさしい~
谷原 晃:早速、敵勢力について行きます!
影山 夏月:やさしさ……!
パイライト:気遣いがスゥーッと
谷原 晃:コネをコネコネしてダイスを増やします
影山 夏月:新しい情報出た時の為に私は待とうかな?
谷原 晃:裏社会で判定1
谷原 晃:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 6[3,6,6]+1 → 7 → 成功
洲崎アカリ:じゃあ自分が木色ちゃん行ってみようかな
谷原 晃:め、めっちゃうれしい~
影山 夏月:抜いた!やったー!
パイライト:結構紙一重だった
影山 夏月:あ、お願いできますか?
パイライト:とにかくやったー。この調子で洲崎お姉さんも
洲崎アカリ:いうて成功率低いので駄目だったら骨は拾っておくれ
洲崎アカリ:コネはない。情報UGNで1dx+1だ。いくぞー
洲崎アカリ:1dx+1>=5
DoubleCross : (1R10+1[10]>=5) → 3[3]+1 → 4 → 失敗
洲崎アカリ:しょんぼり
影山 夏月:お金入れます?
洲崎アカリ:財産1あるけど……二人手が空いてるしどうしようかな
洲崎アカリ:1じゃない3あるんだった。じゃあ入れとくか……入れます。
影山 夏月:ありがとうございます!
洲崎アカリ:財産残り2に
GM:どうぞ!
GM:金の力で成功!
谷原 晃:マネーだぜ
影山 夏月:さて、どんな情報かしら……追加項目来たら頑張らねば
GM:では順番に開示!
・赤芽木色 5/情報:噂話、UGN
レネゲイドとも関わりのある旧華族、赤芽家の一人娘。
襲撃者たちに父と母を殺されるも、遺産の力で逃走に成功する。
遺産”白銀鎧布”はモルフェウスシンドロームの力を帯びた
布状のEXレネゲイドであり、自在に変形することが可能。
赤芽家の血を受け継ぐものにしか制御できない。
・敵勢力 6/情報:UGN、FH、裏社会
FHセル”グレイヴディガーズ・ケイブ”とみられる。
強盗、窃盗を専門とするセルで、
とりわけEXレネゲイドを標的とすることが多い。
セルリーダーは”ファウルウェザー”。
GM:以下の情報収集項目が現れます。
・”ファウルウェザー” 9/情報:UGN、FH、裏社会
・”ウォーキングクローゼット” 7/情報:UGN、FH、裏社会
・”ハンターシープ” 7/情報:UGN、FH、裏社会
影山 夏月:我々の出番ですね
パイライト:さて…
GM:まだ手番が残ってるかい?
洲崎アカリ:任せたぜ……情報強者ツートップ……
GM:残っている方はどうぞ!
谷原 晃:へへ……お願いしやす大将
影山 夏月:パイライト君どれ行きます?
パイライト:お財布余裕あるのでファウルウェザーにしとこうかなと
影山 夏月:じゃあ私はクローゼット行きましょうか
パイライト:お願いします。では判定
パイライト:コネUGN使ってファウルウェザーを
影山 夏月:要人への貸し使用してダイス+3で判定!
影山 夏月:4DX+0+0@10>=7 情報
DoubleCross : (4R10+0+0[10]>=7) → 7[1,3,7,7] → 7 → 成功
影山 夏月:危ないけど成功!
パイライト:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 7[2,5,7]+1 → 8 → 失敗
パイライト:財産点1吐いて成功に
GM:つ、綱渡りしてる…
GM:では開示を
・”ファウルウェザー” 9/情報:UGN、FH、裏社会
FHセル”グレイヴディガーズ・ケイブ”のセルリーダー。
主にセルの方針決定と強襲を担当する。
素の能力はサラマンダーシンドロームを由来としたパイロキネシスだが、
それ以外の何かによって攻撃が阻まれたという報告もあるため、
迂闊に攻撃するのは危険かもしれない。
所有物品:???
・”ウォーキングクローゼット” 7/情報:UGN、FH、裏社会
FHセル”グレイヴディガーズ・ケイブ”の構成員。
主に奪ったEXレネゲイド・遺産・資金の管理とセルの移動手段を担当する。
バロール、あるいはオルクスシンドロームに由来した
瞬間移動と亜空間への物品の貯蔵を行うため、
”歩くクローゼット”の名を付けられた。
所有物品:???
GM:というあたりですね。まだ新規情報はないので一旦ここらで共有ロールを!
GM:──────
GM:第三支部
GM:──────
谷原 晃:「……というわけで、”グレイヴディガーズ・ケイブ”とかいうセルが遺産をかっぱらいにやってきていたわけだ」
谷原 晃:赤芽を連れて、彼の知り合いの中でもいかにも”情報屋”っぽいところに行っていた。
洲崎アカリ:「……EXレネゲイドの窃盗専門セル、ですか。つまり、これも通常営業という訳だ」
谷原 晃:「洲崎。こいつの遺産の解析結果は出たのか?」
洲崎アカリ:「ええ」頷く。「分類コードまでは明らかになっていませんが。ある程度は」
影山 夏月:「確かに遺産ともなれば、他のFHセルを中心に売り手は困らないでしょうが……」
谷原 晃:「そうなる。全く、真面目に働けと言いたい」
パイライト:「この街に来た理由も頷けるね」
洲崎アカリ:「銘は"白銀鎧布"。文字通り布に感染した、EXレネゲイドの遺産です」
赤芽木色:「……。」服の裾をちらりと見る
洲崎アカリ:「シンドローム系統はモルフェウス。その能力で、自在な変形を可能としているようですね」
洲崎アカリ:「そして、この手の物品にありがちな話ですが。使い手は誰でもいいという訳ではなく」
洲崎アカリ:「彼女の……赤芽家の血を引いている事が、使用者としての必須条件のようですね」
谷原 晃:「服を買わなくてもいいのか。便利だな……俺も使いたかった」
洲崎アカリ:「つまり。普通に考えて、彼らはこれを手にしても使えない訳ですが」
影山 夏月:「それは……彼らは知っているのでしょうか?」
影山 夏月:「知らずに奪いに来たのか、それとも承知の上で何か考えがあるのか……」
洲崎アカリ:「まあ、その手の専門家だ。研究分析するだけでも価値があるとか……何かあるんでしょう。恐らくは」
パイライト:「遺産を専門に扱っているなら、鍵の外し方を知っている可能性もあるだろうね」
谷原 晃:「奴らだってリスクを背負っているわけだ。なんらかの手段はあるとみていいだろうな」
影山 夏月:「なるほど、確かに」
パイライト:言葉を返して、間を置かず。ポケットに突っ込まれていた端末が震える
パイライト:「……第九の方にお願いしてた情報が、こっちも届いたよ」
洲崎アカリ:「甘く見ないに越した話はないですからね。……おや」振動に気付いて。
谷原 晃:「早いな」
影山 夏月:「グレイヴディガーの構成員について、でしたか」
パイライト:「やどりちゃんや雪ちゃんには得意分野だからね」
パイライト:友人であり第九支部の支部長、副支部長を務める両名の名を口にして
パイライト:「ぼくの方にいた、“ファウルウェザー”。ポジションはセルリーダー、計画の立案と強襲を担当する実行役」
パイライト:「能力としては、サラマンダー発症者──らしいけど」
パイライト:「どうやら、それだけじゃない」
影山 夏月:「というと、他のシンドロームですか?」
パイライト:「急ぎの案件だったから、それ以上は探れていないようだけど」
パイライト:「エフェクト由来とは別の防御能力を持つ可能性があることだけはわかってる」
影山 夏月:「エフェクトとは別。 セルの性質も考えると、それは」
洲崎アカリ:「他の遺産やEXレネゲイド……十分考えられますね」
谷原 晃:「ありうるな。もっとも、この短時間でそれだけ調べられるなら上々だろう」
パイライト:「ただ、万能ではないはず」
パイライト:「遭遇戦の時、不意を突いた射撃を相手は防げなかった」
谷原 晃:「ふむ……」
影山 夏月:「認識外の攻撃は防げない、ということでしょうか?」
パイライト:「多分。それを踏まえるなら、尚更遺産の可能性は高くなるよね」
洲崎アカリ:「随意作動型なのかな。まあ、他の制限に引っ掛かった可能性もありますけど……」
影山 夏月:「現時点では断定もできませんし、できればカラクリを探りたいところですが……」
谷原 晃:「今考えても仕方あるまい」
赤芽木色:「……それさ。」
赤芽木色:「防いだって言うより、治ったんじゃないか?」
影山 夏月:「赤芽さん?」
谷原 晃:「む」
洲崎アカリ:「……心当たりが?」
赤芽木色:「さっきのあの剣士、膝砕かれてもすぐに立ち上がってきたじゃん。」
赤芽木色:谷原さんに確認するように
谷原 晃:「ああ、そうだな。リザレクトの類と思っていたが……」
谷原 晃:「ありうる。異常な速度だった」
洲崎アカリ:「なるほど。防御能力と誤認する程の高速治癒能力……ですか」
影山 夏月:「剣士……ハンターシープ、でしたか」
パイライト:「……こうなると。残る一人も、そうである可能性もあるけど」
パイライト:「影山お兄さん、何か届いてる?」
影山 夏月:「ええ。こちらもUGNや神城のデータベースを当たって、いくらかは情報が集まりました」
影山 夏月:「コードネーム”ウォーキングクローゼット”。セルにおいての役割は奪った品や資金の管理」
影山 夏月:「そして、空間移動を活かした移動手段を担当、ということです」
影山 夏月:集まった情報を声に出して一つ一つ確認していく。
影山 夏月:「シンドロームは能力からバロール、あるいはオルクスと思われますが、正確なところは不明」
影山 夏月:「名前の由来は瞬間移動能力に加え、亜空間への道具の貯蔵を行うことから。 歩くクローゼット、ですね」
谷原 晃:「一番面倒な敵だ。見つけ次第真っ先に狙うべきだな」
影山 夏月:「そうですね。いつどこに現れるかわからない、単純な戦闘能力以上に厄介です」
洲崎アカリ:「飛ぶ宝物庫か。どうやって追い詰めたもんかな」
影山 夏月:「しかしもし仮に、彼も超再生……と仮定される防御能力を持っているとすると」
影山 夏月:「空間移動も合わせ、逃げに回られると相当に厄介ですね」
谷原 晃:「現状、出たとこ勝負の側面がいなめんな」
影山 夏月:「他のチームも動いていますし、時間があれば何か新しい情報も集まるかもしれません」
谷原 晃:「まあ仕方ないだろう。引き続き情報を集めつつ、戦闘に備えるか……としか言えん」
洲崎アカリ:「ええ。襲撃があれば応じる他ありませんが……できるだけ、事前に種を明かしておきたい」
パイライト:「……ただ、接触は近いかもね」
影山 夏月:「? パイライト君、何か気づいたことが?」
パイライト:「いいや、まだ。……でも」
パイライト:左眼。遺産と融合した蒼の瞳の上、手を重ね
パイライト:「“招待状”はこちらにある、とだけ」
谷原 晃:「……?」
影山 夏月:「……なるほど」
影山 夏月:剣の柄に手を添える。
洲崎アカリ:「一度取り損ねたくらいで諦める相手なら、こうなってない。それもそうだ」
影山 夏月:「ともあれ引き続き、情報収集と警戒を続けましょうか」
谷原 晃:「そうだな」
パイライト:「うん」
洲崎アカリ:「ええ」頷く。
パイライト:──問いたださねばならない。
パイライト:やつらが遺産を追っているのだとすれば
パイライト:──あれは、バビロン・リストを知っているはずだ
パイライト:ポケットの中に突っ込まれた手が。知らず拳を形作っていた
GM:──────
GM:ロイス&購入&いろいろ!
GM:水晶とかもするといい!
谷原 晃:ロイス保留
影山 夏月:水晶はもう大丈夫かな!
谷原 晃:応急手当キット~
谷原 晃:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 3[3] → 3 → 失敗
谷原 晃:品切れ
洲崎アカリ:パイライト:〇連帯感 / 心配 でロイス取ります
パイライト:ロイス保留してボディアーマーよ
影山 夏月:ロイス 谷原 晃 ○P:連帯感/N:不安
影山 夏月:では私もボディアーマー
パイライト:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗
影山 夏月:1DX+2+0@10>=12 調達
DoubleCross : (1R10+2+0[10]>=12) → 1[1]+2 → 3 → ファンブル
パイライト:nn-,
パイライト:4点払って買おうかな。洲崎お姉さんカウンターだし使います?
影山 夏月:失敗。若干ポンコツの正体表しつつ以上です
洲崎アカリ:あっありがたいんだけど……鏡の盾があるからな……!
パイライト:なるほど、その辺が
影山 夏月:大ダメージ受けたいと
洲崎アカリ:他の人に持ってもらった方がよいかも
パイライト:じゃあスーツ破けちゃった谷原お兄さんに
洲崎アカリ:と言いつつもあって困るものじゃないので自分もボディアーマー行こう
洲崎アカリ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 9[9]+3 → 12 → 成功
パイライト:おおー
洲崎アカリ:ふふふ
影山 夏月:すごい!
影山 夏月:谷原さんに新しいスーツが!
谷原 晃:いや、浸食が高い人がワンチャン生存できるとラッキーなので
谷原 晃:お二人が装備してほしいぜ!
洲崎アカリ:じゃあ影山くんにあげるね
パイライト:零歳児はデフォで防具があるので…
影山 夏月:あ、ありがとうございます!
影山 夏月:祈りの造花、防御力あるんですよね
パイライト:造花の装甲8点地味に大きい
影山 夏月:なにげに防具としても優秀
谷原 晃:あ、造花って普通の装備なんだ
谷原 晃:重複あり装備だと思ってた
谷原 晃:じゃあいただきます!
パイライト:防具種別なんですよね
パイライト:私も使うまで知らなかった
影山 夏月:影山 夏月の装甲を+8した
谷原 晃:変身するからかな
影山 夏月:ボディアーマー装備で装甲8,以上!
パイライト:おっと、こちら処理以上です
洲崎アカリ:自分も以上!
谷原 晃:こちらも!
GM:では今日はこのあたりで終わりましょう。
GM:お疲れさまでした!
パイライト:お疲れ様でした!
洲崎アカリ:お疲れさまでした!
影山 夏月:お疲れさまでした!
谷原 晃:お疲れさまでしたー!
ミドル3
GM:──────
GM:ミドル3
GM:シーンプレイヤーは谷原さん
GM:他全員登場可能
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3(1D10→3)した
GM:登場侵蝕をどうぞ
谷原 晃:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 9[9]+38 → 47
影山 夏月:55→58
谷原 晃:やっとやる気出してきた
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3(1D10→3)
パイライト:62、落ち着いた
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+10(1d10→10)した
洲崎アカリ:63です
GM:──────
GM:ではまず先に情報項目を…
GM:と言っても残りは一つでしたね
GM:・”ハンターシープ” 7/情報:UGN、FH、裏社会
洲崎アカリ:じゃあ行きましょうか だめだったら財産入れずに撤退します
影山 夏月:了解!応援!
パイライト:お願いします
谷原 晃:がんばって!
洲崎アカリ:2dx+1>=7 情報:UGN!
DoubleCross : (2R10+1[10]>=7) → 9[2,9]+1 → 10 → 成功
洲崎アカリ:あっいけたわ
影山 夏月:やったー!
パイライト:わーわー
谷原 晃:すごいぜ
GM:すごい!
GM:では開示!
・”ハンターシープ” 7/情報:UGN、FH、裏社会
FHセル”グレイヴディガーズ・ケイブ”の構成員。
セルの戦闘要員。
極度の不眠症であり、一度標的と定めた相手の息の根を止めるまで眠れない。
隕鉄を鍛えて作り上げたという刀の遺産を武器とする。
こちらも”ファウルウェザー”と同様に攻撃が通じなかったという報告がある。
所有物品:ジュラシックレコード
洲崎アカリ:大変な気質だなぁ
影山 夏月:ゲーッジュラレコ
パイライト:嫌いだよ装甲点は
谷原 晃:装甲堅男
洲崎アカリ:リーダーにビビってるのかな……
影山 夏月:リーダーが炎使いですもんね
GM:では一旦情報共有シーンを
GM:──────
GM:第3支部
GM:──────
GM:君たちが情報を精査していると、
GM:ドアが何者かにノックされる
影山 夏月:「……どうぞ?」
江砂桂枝:「出撃前にすまない。興味深い情報があったのでな。」
洲崎アカリ:「おや。……構いませんよ、何でしょう」
江砂桂枝:「洲崎、君に頼まれていたものだ。」
江砂桂枝:「”ハンターシープ”のプロフィールと、戦闘映像だ。」
洲崎アカリ:「ああ。ありがとうございます」
谷原 晃:「む」いつの間にそんな手配を。
赤芽木色:「ハンターシープって、あの剣士?」
パイライト:「残っていた一人か」
洲崎アカリ:「ここで流していただけますか?」
谷原 晃:「恐らくそうだ」赤芽の言葉に。
影山 夏月:「ありがとうございます。 ……洲崎さん、動きに関しては私から説明しますので」
影山 夏月:「不明な点がありましたらお願いします」
洲崎アカリ:「毎度助かります、どうも」
江砂桂枝:「ああ。」
影山 夏月:「いえ、こちらこそ。 では……」
洲崎アカリ:薄ら微笑んでから、影山くんの方へ僅かに身体を寄せている。映像音声の邪魔にならないトーンで話さなきゃいけないからだ。
影山 夏月:一瞬、表情を固くしてから映像に集中する。
GM:会議室のモニターに映像が映し出される。数か月前の映像のようだ。
GM:UGNエージェントと見られる男が”ハンターシープ”に弾丸を撃ち込む。
GM:しかし──
”ハンターシープ”:『………ああ、眠い。』風穴の空いた胸を手で抑える。
”ハンターシープ”:確実な致命傷。だが、いまだ健在。
GM:直後、”ハンターシープ”の影が掻き消え、カメラが横倒しに。
”ハンターシープ”:『……これでやっと眠れる。』
GM:その言葉を最後に、映像は途切れた。
江砂桂枝:「………映像の中で、」
江砂桂枝:「”ハンターシープ”は致命傷を受けてもなお生存していた。」
江砂桂枝:洲崎に映像の内容を簡潔に説明する
影山 夏月:「胸に命中した弾丸……オーヴァードでも致命傷、少なくとも重傷に見えましたが」
影山 夏月:「動きが鈍ったようには、見えませんでしたね」
パイライト:「超再生の手合いであるのは確実かな」
洲崎アカリ:「ありがとうございます、お二人とも……ふむ」
パイライト:「それに速い。谷原お兄さん、凌げたのは凄いと思う」
谷原 晃:「……俺と戦闘したときも、膝を砕いたのにかかわらず瞬時に体勢を立て直していた。ちょっとヒヤッとしたな」
谷原 晃:「……さっさと引いたのが功を奏したな。もう少し粘ろうとしていたら、面倒なことになっていたかもしれん」
影山 夏月:「あの様子だと、生半可な攻撃では有効打になりそうにありませんね」
パイライト:「加えて、あの刀も遺産のはず」
影山 夏月:「まだ底が分からない。手札を隠している可能性もありますか」
谷原 晃:「ああ……確かに妙な刀だった」思い出しつつ江砂さんを見る。「そうなのか?」
江砂桂枝:「そうだ。」
江砂桂枝:資料を広げる。
洲崎アカリ:「おや」感心したように声を漏らす。「既に突き止めて?」
江砂桂枝:「隕鉄を使って鍛えた刀…UGNの分類で言うと”ジュラシックレコード”の亜種だ。」
影山 夏月:「ジュラシックレコード、というと確か……」
影山 夏月:以前、同じ分類の遺産使いと共闘したことがある。
影山 夏月:「代償は、炎に対する恐怖心、でしたか」
パイライト:「……あれがリーダーをやってる理由のひとつかもね」
影山 夏月:「セルリーダーのファウルウェザー……炎使いでしたね」
谷原 晃:「何度か使い手とやりあったことがある。再生というより、防御力が売りの性能だったはずだ」
谷原 晃:「もし両方備えているのだとしたら、かなり面倒だな」
影山 夏月:「亜種ということですし、代償や能力が完全に一致するとは限りませんが……」
赤芽木色:「……逆にさ、」
赤芽木色:「両方備えてんなら、なんですんなり逃がしてくれたのかな。」
谷原 晃:「……ふむ」
赤芽木色:「かちかちな上にいくらでも回復するんならさ」
赤芽木色:「ゴリ押せばどんな奴にも勝てるじゃん。」
谷原 晃:「加えて空間能力者もいたのなら、確かに追撃も選択肢に入れやすいだろう。確かにその通りだ」
影山 夏月:「あちらにも退く理由……不安要素があった、と?」
谷原 晃:「”パイライト”。お前も交戦したんだったな……なにか気づいたことはなかったか?」問いかける。「俺はさっぱりだ」
洲崎アカリ:「稼働回数の上限とかかな。この手の再生能力に良くあるやつだと」
パイライト:「制限時間の可能性はあるかも」
影山 夏月:「ありえますね。あるいは……」
影山 夏月:「再生能力を得る手段が、同一の遺産やEXレネゲイドによるものなら」
影山 夏月:「ある程度の使用制限はあるのかもしれません。同時に全員が使用することはできない、とか」
谷原 晃:「なんにせよ、付け入る隙はありそうだということか」
パイライト:「完全な敵を作るのは自分自身。相手が思考する人間であれば隙は作れる」
影山 夏月:「あとはその隙をどうやって見つける、作り出すか。そしていかに突くか……ですね」
洲崎アカリ:「……まあ、基本的な教訓みたいになっちゃいますけど。そうなりますよね」
江砂桂枝:「奴らの活動が活発化したのはつい数か月前からだ。その前後で何らかの絡繰りを見つけたのかもしれない。」
パイライト:「勝てないと思い込んでいるよりはいいよ」
谷原 晃:「ほう。その時期に何かいい品を盗んだ、という線もあるな」
影山 夏月:「改めて、時期を絞って探ってみましょうか」
GM:──────
GM:新たな情報項目が現れます
・”グレイヴディガーズ・ケイブ”の防御能力 10/情報:UGN、裏社会、軍事
GM:まずはこれ!
GM:どうぞ!
パイライト:じゃあやっちゃおうか。《砂の加護》とコネ使用
谷原 晃:頼むーッ
影山 夏月:お願いします
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3
パイライト:8dx+1>=10
DoubleCross : (8R10+1[10]>=10) → 5[1,1,1,2,2,3,4,5]+1 → 6 → 失敗
パイライト:アハァーン
パイライト:財産4点
影山 夏月:財布!
GM:おかねもち!
谷原 晃:マネーパワーがすごいぜ
パイライト:やっぱお金だよお兄さん
GM:では開示だ…
洲崎アカリ:これが金の力……
・”グレイヴディガーズ・ケイブ”の防御能力 10/情報:UGN、裏社会、軍事
彼らの防御能力・再生能力の由来は彼らの所有する
EXレネゲイド”チェンジラング”である。
このアイテムは対象の臓器と身代わりの臓器”空腑”を自由に入れ替えることが出来、
別の場所で保管することが出来る。故に致命傷に見える頭や胸への一撃にも耐え、再生することが可能。
しかし、臓器を体外に保管する時間は限られている。
”ハンターシープ”所有物品
”空腑”(不滅の妄執相当)
”ファウルウェザー”所有物品
”空腑”(不滅の妄執相当)
GM:不滅の妄執の解除条件は”チェンジラング”の所有者のHPを0にすること、です。
GM:このセルのメンバーのうち、誰かが”チェンジラング”を持っているので…
影山 夏月:なるほど。
・”ファウルウェザー”2 9/情報:UGN、FH、裏社会
・”ハンターシープ”2 8/情報:UGN、FH、裏社会
・”ウォーキングクローゼット”2 10/情報:UGN、FH、裏社会
影山 夏月:まだ一杯あった!
パイライト:ウォー残ったみんなお願い
谷原 晃:げげっ
GM:この中から所有してそうな人間の情報項目を開けると
洲崎アカリ:がんばって~
影山 夏月:私と谷原さんですね
GM:ミドル戦闘を仕掛けることが出来ます。
影山 夏月:情報を確認して、所持していなさそうだったら
影山 夏月:戦闘仕掛けないことは可能ですか?
GM:可能です
影山 夏月:なるほど、ありがとうございます!
谷原 晃:こいつの情報収集力はカス……だがやるしかないぜ
谷原 晃:”ウォーキングクローゼット”2 に裏社会で行きます。コネ使用!
谷原 晃:3dx+1=>10
DoubleCross : (3R10+1[10]>=10) → 9[4,6,9]+1 → 10 → 成功
谷原 晃:やればできる男!
パイライト:おおー
影山 夏月:強い!
洲崎アカリ:えらいぞ!
GM:では開示しましょう!
・”ウォーキングクローゼット”2 10/情報:UGN、FH、裏社会
数か月前、”グレイヴディガーズ・ケイブ”に加入した。
その際に持ち込んだ”チェンジラング”の効力と自身の能力を示し、
”ファウルウェザー”の全面的な信任を得る。
”バビロン・リスト”と呼ばれるあらゆる犯罪のアカシックレコードの一部を組み込まれており、
司る罪は”窃盗”。盗品、特に遺産を蓄える亜空間を所持し、力を使い消耗した今はそこに隠れている。
彼の求める遺産を用いることで”ウォーキングクローゼット”の亜空間へ接続できるかもしれない。
谷原 晃:アカシック窃盗!
パイライト:この野郎~
洲崎アカリ:消耗しているのかぁ
影山 夏月:彼の求める遺産……
GM:というわけで、ウォーキングクローゼットへミドル戦闘を仕掛けることが可能になりました
GM:他の情報も開けたければどうぞ
谷原 晃:分からせに行くぜ~
パイライト:リーダーの方がまだ所持品判明してないのよね
影山 夏月:一応他のキャラの情報も開けてみます?
影山 夏月:ですね
洲崎アカリ:開けてみよう!
谷原 晃:ゴーゴー!
影山 夏月:では砂の加護を使用し”ファウルウェザー”2に情報判定
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した
影山 夏月:58→61
影山 夏月:6DX+0+0@10>=9 情報
DoubleCross : (6R10+0+0[10]>=9) → 9[5,6,6,8,9,9] → 9 → 成功
影山 夏月:成功です
パイライト:できる執事は違う
GM:つよい
GM:では開示!
・”ファウルウェザー”2 9/情報:UGN、FH、裏社会
”ファウルウェザー”は、元々金銭欲からFHに加わり、
非オーヴァード組織から金品を強奪・窃盗し、一部をFHに上納するといった規模の小さい作戦を任されていた。
しかし、数か月前の作戦である遺産を強奪してから、セルの方針を大幅に転換した。
すなわち、EXレネゲイドや遺産を標的にし、UGNの戦闘部隊とも対立するようになったのである。
彼の精神が、彼の所有する遺産によって汚染されたと見てほぼ間違いないだろう。
所有物品:”空腑”(不滅の妄執相当)、欲望の姫君
GM:では共有シーンへ
GM:──────
GM:ホテル”オーベロン”
GM:ーーーーー
GM:遺産の所在、特に”グレイヴディガーズ・ケイブ”に関連したものを探す中で、
GM:影山夏月は一つの手がかりをUGNの外に見出した。
GM:その情報源が待っているのが、このホテルのラウンジである。
影山 夏月:「指定された場所はここの筈ですが……」
影山 夏月:周囲を見回し、様子を確認する。
谷原 晃:少しそわそわしている。上等なホテルに入った経験は全くない。
影山 夏月:「ああ、人払いは問題ありません。神城の経営するホテルですし」
パイライト:「豪華だね。入っただけでジュースくれたよ」グラスに差されたストローで果物ジュースを吸う
影山 夏月:「くつろいで……とは、いきませんが。それほど緊張されなくても大丈夫ですよ」
洲崎アカリ:「や、助かりますねえ」何も見えていないのに、辺りを見渡して。「ここで待っていれば来るのかな」
谷原 晃:「うむ……」パイライトくんと同じようにジュースを吸っている。
GM:と、その時。
影山 夏月:「その筈です。相手はまだ……おっと」
洲崎アカリ:手には何も持っていない。勧められたけれど遠慮した。
烏丸法月:「相席、よろしいですか。」
影山 夏月:従者の立場で受け取るわけにもいかない。……片手は埋まっているし。
烏丸法月:一人の中年男性が汗をハンカチで拭いながら君たちに話しかける。
洲崎アカリ:「おや」会釈しつつ、影山くんの反応を待つ。
烏丸法月:「どうも、カミシロ興業の烏丸法月です。」神城グループの関係企業の一つである。
谷原 晃:(社会人だ……!)
影山 夏月:「藤峰家執事、影山夏月と申します」
パイライト:会釈
谷原 晃:遅れて会釈。
烏丸法月:対外的には”不動産管理”を主な業務としているが、実際は広範な情報収集を行う。
烏丸法月:「藤峰家の…。これはどうも……。」
影山 夏月:「現在はUGN、第三支部にお世話になっております。」
烏丸法月:名刺を名刺入れにしまい、バッグから資料を出す。
洲崎アカリ:「あ、第三支部の洲崎といいます。よろしくお願いします」軽く頭を下げる。
烏丸法月:「ええ、聞き及んでいます。大変でしょうなあ。」
影山 夏月:「いえ、そんなことは。……早速ですが、お願いしていた資料についてよろしいですか?」
洲崎アカリ:それだけ言って、後は一歩引いて黙っている。会話の主導権を影山くんに預けた方が良さそうという判断。
谷原 晃:地蔵のように固まってやり取りを見守っている。
烏丸法月:「はい。」写真と書類の束を渡す。
影山 夏月:受け取った資料を確認し、卓に広げる。
GM:写真に写っているのはパズルのピースを歪に組み立てたような、
GM:直方体のオブジェクト。
烏丸法月:「”チェンジラング”です。」
影山 夏月:「チェンジラング? この……歪な直方体のようなものの事ですか」
烏丸法月:「ええ。」
パイライト:ジュースを飲みきり、資料を確認。空いたグラスをいつのまにかいたウェイターに渡して
烏丸法月:「数か月前に神城が独自に入手したEXレネゲイドなんですが…」
洲崎アカリ:(チェンジラング……肺臓、交換……?)会話に耳を傾けている。
影山 夏月:「数ヶ月前。……というと、まさか」
烏丸法月:歯切れの悪そうに
影山 夏月:「奪われたのですか」
影山 夏月:「FH……グレイヴディガーズ・ケイブに?」
烏丸法月:「奇妙な事件が起こり、研究班が甚大な被害を受けた上に紛失しました。」
パイライト:「奇妙?」
烏丸法月:「その事件に犯人がいるとするなら、ええ、奪われたんでしょうな…。」
影山 夏月:「奇妙……犯人がいると、するなら? ……強奪や盗難に合ったわけではないのですか?」
烏丸法月:「それに触れた人間の臓器が”入れ替わった”んです。」
影山 夏月:「入れ替わ、った」
影山 夏月:「それは……チェンジラングの機能、あるいはその暴走……ということでしょうか」
烏丸法月:「ええ。」
烏丸法月:「右腕が左肘に。内臓逆位が起き、腹部に脳髄が転移した者もおりました。」
烏丸法月:ハンカチで額の汗を拭く
影山 夏月:「……」
谷原 晃:「……犯人がいるとするなら」おもむろに口を開く。「”ウォーキングクローゼット”の仕業かもしれんな」
烏丸法月:「そして”チェンジラング”の行き先を神城で独自に追った結果、」
烏丸法月:「そうです。そう名乗る少年に行きつきました。」
烏丸法月:「……あれがあの道具の正しい使い方だったのだ、と。理解しました。」
烏丸法月:「分かるまでに多くの犠牲を出しましたが…。」
影山 夏月:「”ウォーキングクローゼット”。こちらで確認しているのは、瞬間移動能力と亜空間への接続」
影山 夏月:「もし彼が”チェンジラング”を使いこなしているとするなら……」
洲崎アカリ:「……致命的な損傷の回避、か。随分とそれはまた……練度の高い」
影山 夏月:「例えば、破壊された臓器を即座に健康な臓器へと入れ替える」
谷原 晃:「では、まとめて消し飛ばすほかあるまい」
影山 夏月:「あるいは、攻撃を受けた際に臓器を安全な場所へ”飛ばす”……それが不死身のカラクリ、といったところですか」
烏丸法月:「でしょうね…。」
パイライト:「使い手を無効化するのがこの手のセオリーだけど……」
洲崎アカリ:「……パイライトくんの言う通りかな。最も、敵としてもそれを一番警戒してはいるでしょうが」
洲崎アカリ:「ま、そこは何とか押し通しましょう」
影山 夏月:「そう簡単に致命的な一撃の隙は、見せないでしょうね」
谷原 晃:「それもそうか」パイライトくんの言葉に頷く。「その点について少し調べてみた」
影山 夏月:「というと、使い手ですか?」
谷原 晃:「ちょっとそのスジに伝手があってな」
谷原 晃:「そもそも、”チェンジリング”を持ち込んだのは”ウォーキングクローゼット”だ。これがちょうど数か月前にあたる」
影山 夏月:「神城の事件の時期と一致しますね。加入の手土産、といったところでしょうか」
谷原 晃:「奴は亜空間とやらを扱えるそうだ。消耗したらセルの本拠地などで休憩するのでなく、亜空間に籠っているそうだ。確認が取れている」
谷原 晃:「恐らく、今もその時間に当たるのだろう」
影山 夏月:「それは……厄介ですね。拠点で守りを固められるのも厳しいですが」
影山 夏月:「オルクスやバロールの作成した異空間となると、探すのも侵入するのも相当困難だ」
影山 夏月:「しかし、数ヶ月前、ですか」
パイライト:「確か……リーダーの方を探ってたね、影山お兄さんは」
影山 夏月:「はい。それに、グレイヴディガーズ・ケイブについても」
洲崎アカリ:「数か月前……クローゼットの加入以外にも、何か?」
影山 夏月:「以前のグレイヴディガーズ・ケイブは、非オーヴァードからの金品の強奪や窃盗が主な活動でした」
影山 夏月:「担当する作戦の規模は小さく、セルリーダーのファウルフェザーも金銭欲の強い男だったようなのですが」
影山 夏月:「そのセルの方針が大幅に転換し、遺産やEXレネゲイドを標的にし始めたのが数ヶ月前です」
洲崎アカリ:「そりゃまた。大胆に変わったもんですね」
影山 夏月:「ちょうどその時期、ファウルウェザーは遺産を手にした、とのことです」
影山 夏月:「おそらくは、遺産の代償である精神への影響……それが原因ではないか、と」
谷原 晃:「稀にある話だ。しかし遺産か」
パイライト:「……確かに、金銭欲と言うには随分大きい振る舞いだった」
洲崎アカリ:「ははあ」腕を組んで。「しかし、また新しい遺産か。この街に溢れてる、とは言いましたけど……」
烏丸法月:「………この遺産についてですが、うちでも情報は掴めませんでした。」
烏丸法月:「遺産やEXレネゲイドが奪われたのなら、大きな騒ぎになるはずなのですが…。」
影山 夏月:「……あるいは」
影山 夏月:「ウォーキングクローゼットが、ファウルフェザーに遺産を与えた……のでしょうか」
谷原 晃:「かもしれんな」
影山 夏月:「時期は一致しています。彼が以前から複数の遺産を所持していたなら、あるいは。」
パイライト:「いっそ、直接問いただすのが速いかな」
谷原 晃:”ウォーキングクローゼット”の亜空間は、盗品や遺産を収めていると聞いた」
谷原 晃:「逆に言えば、奴の求める遺産を持っていればその亜空間に接続できる可能性がある」
影山 夏月:「求める遺産……というと、パイライト君や赤芽さんの?」
パイライト:「“ホテル”への招待状だね」
谷原 晃:「あれはどうもそういう……概念的な能力に近いらしい。”バビロン・リスト”というんだったか」
洲崎アカリ:「盗むと定めた対象との間に、縁が結ばれる……みたいな話でしょうか?」
パイライト:「…………」
谷原 晃:「犯罪のアカシックレコード。あらゆる盗難を記録し、扱う。噂に聞いたことはあった気もするが、本人を見るのはまず初めてだ」
影山 夏月:「そんなものが……」
パイライト:ぐしゃりと。手に持たれた資料の紙が歪んで潰れる
影山 夏月:「パイライト君?」
洲崎アカリ:(……おや)気配の変化を察知して、パイライトの方を向く。
パイライト:「────ああ、ごめんなさい」
パイライト:「大事な資料なのに」
谷原 晃:「?」
烏丸法月:「……ええと、コピーなので………はい。」
パイライト:「ならよかった」
烏丸法月:パイライトの顔色を窺いつつ、顔をハンカチで拭う
影山 夏月:「……ウォーキングクローゼットやバビロン・リストについて」
影山 夏月:「何か、気になることが?」
パイライト:変わらない仏頂面の下に。渦を巻くような激情がわずかに顔を見せただろうか
パイライト:「少しだけ。前に、同じ断片と関わったことがある」
パイライト:「……また遭遇するとは、思ってなかったけど」
パイライト:予感はしていた。だが確信を得たことで、被せていた蓋が外れかけた
谷原 晃:「どうする。殴り込みを試してみるか」
パイライト:「現状なら使い手の“ウォーキングクローゼット”の無効化が最優先だよね」
洲崎アカリ:「谷原さんの説の通り、接続が可能なんだったら」
洲崎アカリ:「早い方が良い。回復の隙を与えるべきではありません」
パイライト:「決まりかな」
影山 夏月:「はい。 準備ができ次第、動くとしましょう」
谷原 晃:「赤芽にも知らせておく」
影山 夏月:「ありがとうございます、烏丸さん。”チェンジラング”の回収、こちらも力を尽くします」
烏丸法月:「では私はこれで失礼を…。」
影山 夏月:姿勢を正し、深く一礼する。
烏丸法月:「はい、お願いします。」
烏丸法月:「皆さんのご活躍をお祈りしています。」
烏丸法月:ぺこりと頭を下げる
洲崎アカリ:「ありがとうございます。とても助かりました」こちらも一礼して。
谷原 晃:「……」うんざりした顔。
烏丸法月:「あ、あの?私が何か失礼を…?」
烏丸法月:汗が噴き出し、慌ててハンカチで顔を拭う
谷原 晃:「いや……悪い。こちらの都合だ……」
谷原 晃:(祈りになど……なんの効果もない……)
GM:──────
GM:ロイス&購入!
影山 夏月:とりあえずロイス保留、購入は
谷原 晃:応急手当キット!
谷原 晃:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 4[4] → 4 → 失敗
洲崎アカリ:ロイス保留で、
谷原 晃:だめ~
洲崎アカリ:自分もキット行こう。ミドル戦闘確定したしね
影山 夏月:同じく手当キット行ってみよう!
影山 夏月:2DX+2+0@10>=8 調達
DoubleCross : (2R10+2+0[10]>=8) → 8[2,8]+2 → 10 → 成功
洲崎アカリ:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 9[8,9]+3 → 12 → 成功
パイライト:谷原お兄さんにロイス 「〇親近感/隔意」
洲崎アカリ:買いました
GM:準備がいい!
影山 夏月:成功、絶対怪我するし洲崎さんに渡しておきます。以上!
パイライト:ではこっちも応急キット
パイライト:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[3,10]+1[1] → 11 → 成功
パイライト:わー、ひとつ保持
パイライト:処理以上で
谷原 晃:影山 夏月 〇尊敬 / 隔意 で取得!
谷原 晃:以上です
影山 夏月:全員終わりかな?
GM:では次のシーン!
ミドル4
GM:──────
GM:ミドル4
GM:ミドル戦闘予定なので全員登場推奨です
GM:シーンプレイヤーは谷原さん!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+10(1D10→10)した
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+5(1d10→5)した
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3(1D10→3)
洲崎アカリ:68です
谷原 晃:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57
パイライト:侵蝕68
影山 夏月:61→71
谷原 晃:急にやる気出てる!
影山 夏月:テンション上がってきましたね
GM:──────
GM:第3区画
GM:廃屋
GM:──────
江砂桂枝:『先ほどの時間制限の話が本当なら、』
江砂桂枝:『奴がこちらの世界で息継ぎするのに目立たない場所を選ぶはずだ。』
江砂桂枝:『登記のある土地や建物はすべて当たったが…』
江砂桂枝:『この街は開発途上の箇所も多数残されている。』
江砂桂枝:『開発に失敗して打ち捨てられた場所もな』
江砂桂枝:『いくつか候補を上げる。全て調べるぞ。』
江砂桂枝:『……”虱潰し”は我々の得意技だ。』
GM:支部を出る前に受けた指示を基に、
GM:君たちは第3区画内にある廃屋にやってきた。
影山 夏月:「第三区画にもこんな場所が……」
洲崎アカリ:「……閑かだな。なるほど、隠れて眠るには具合が良い」
赤芽木色:「こんなところに人いるのかよ…」
谷原 晃:「廃屋か。そう言えば、最近は調べていなかった……」
パイライト:「ぼくが生まれたところよりはいそうだ」
谷原 晃:「案外快適だぞ」赤芽さんに。
谷原 晃:「……それで。出てくるとしたらどのあたりだろうな。探してみるか」
赤芽木色:「嘘だぁ…。」
GM:廃屋のドアに手を掛けると、
影山 夏月:「谷原さんのお話のとおりなら、パイライト君や赤芽さんが近づけば反応があるかもしれませんが」
洲崎アカリ:「お願いします」その後ろをついて行く構え。
影山 夏月:「あ、っと。足元、お気をつけて」
GM:ぎぃ、と音を立てて開く。
GM:その向こうは…
洲崎アカリ:「ありがと」小声で囁くように応じて。
赤芽木色:「…………嘘だぁ。」
GM:豪華なカーペットやシャンデリアに彩られた広い玄関ホールだった。
谷原 晃:「……俺の知っている廃屋とは違うな」
パイライト:「……」その光景に。左眼が軽く疼く
赤芽木色:「外から見た時こんなデカくなかったじゃん。だよな?」谷原に
谷原 晃:「ああ。あからさまだ」
洲崎アカリ:「……」無言のまま、場の音と気配に気を張っている。
影山 夏月:「……外から見たより明らかに広い、ですね。恐らく能力によるもの……当たり、でしょうか」
パイライト:踏み込む。ホールに敷かれた絨毯の感触がコンバットブーツの底を通しても伝わってくる
影山 夏月:「しかし、随分と豪華な……シャンデリアまで備えているとは、手が込んでいるというか」
パイライト:「ホテルと言うなら、案内くらいはいて欲しいところだけど」
GM:がちゃり、とホールの二階のドアが開く。
”ウォーキングクローゼット”:「ん、ふあぁ……」欠伸を一つ。軍服姿ではなく、白いパジャマ姿だ。
影山 夏月:「……二階です」
洲崎アカリ:「おや」そちらに意識を向ける。「ホストかな」
影山 夏月:「褐色の少年。ウォーキングクローゼット、で間違いありませんね?」
影山 夏月:パイライトに確認を取る。
”ウォーキングクローゼット”:「来ちゃったんだぁ。”ハンターシープ”になったわけじゃないけど、もっと寝たかったなぁ。」
洲崎アカリ:(……随分と余裕がある。不意に、この数で隠れ家へ攻め込まれたのなら、もう少し狼狽えても良いはずだけど)
パイライト:「また、とは言ったからね」
”ウォーキングクローゼット”:くるりと前宙しながら、ホールの一階に飛び降りる。
”ウォーキングクローゼット”:その一瞬でいつもの丈の短い軍服姿になった。
”ウォーキングクローゼット”:「そっか。迂闊に欲しいなんて思っちゃったから、セキュリティが甘くなったのか。」
”ウォーキングクローゼット”:パイライトの眼と赤芽を見て呟く
パイライト:「強欲だ。それも特大の」
パイライト:「──バビロン・リストの断片の影響? それとも、元からか」
赤芽木色:「………っ」少しだけ谷原に身体を寄せる
”ウォーキングクローゼット”:「さぁ?どうして知りたいの?」
パイライト:「……」
パイライト:「知らずに。邪魔だと排除してもいい」だが、
パイライト:「──それを続けていれば。ぼくはいつか“変わる”」
パイライト:「答えたくなければ別にいい。だけど」
パイライト:「何も知ろうとせずに刃を向けて殺すことは。きっと許されない」
”ウォーキングクローゼット”:「……へえ。」
”ウォーキングクローゼット”:「じゃあ一つだけ教えてあげる。」
”ウォーキングクローゼット”:「これは目的じゃなくて手段なんだ。」
”ウォーキングクローゼット”:「僕が欲しいものはもっと別のもの。」
”ウォーキングクローゼット”:「目的は教えてあげない。」
”ウォーキングクローゼット”:「どうしても知りたいなら、」軍服の上着のボタンを外し、見せつける様に指で開け広げる。
”ウォーキングクローゼット”:「体に聞いてごらんよ。」
”ウォーキングクローゼット”:くすりと笑う
パイライト:「……上等」
谷原 晃:「少し下がれ」赤芽さんの体をそっと押す。「戦いになる」
赤芽木色:「う…ああ………。」ウォーキングクローゼットから、そしてパイライトから感じるヒリヒリとした空気に圧されるように下がる
影山 夏月:「……来ます」 聖剣の柄を抜き払い、砂の刃を形成する。
洲崎アカリ:杖を前に構える。ほぼ自然体。
パイライト:──意志に従い遺産が起動する。左眼に火が点り、戦装束の羽織が少年の体を包んで
”ウォーキングクローゼット”:ホールに飾られた調度品が独りでに浮遊し、少年の周りを舞う。
”ウォーキングクローゼット”:どれもが武器状のEXレネゲイドだ。
”ウォーキングクローゼット”:「僕は歩く(walking)貯蔵庫でもあり、将帥(war-king)でもある。」
”ウォーキングクローゼット”:「さて、君たちはどこまでやれるかな?」
GM:──────
GM:戦闘開始
(谷原、パイライト、洲崎、影山)─(10m)─(剣、盾、肉、ウォーキングクローゼット)
GM:ではセットアップから
影山 夏月:セットアップなし!
谷原 晃:ないぜ!
パイライト:なし!
洲崎アカリ:《原初の黄:スタートダッシュ》。敵側にエンゲージします
(谷原、パイライト、影山)─(10m)─(洲崎、剣、盾、肉、ウォーキングクローゼット)
GM:むむむ
”ウォーキングクローゼット”:《赤方偏移世界》《力場の形成》
”ウォーキングクローゼット”:自身の行動値+10、攻撃力+10
洲崎アカリ:侵蝕+3で71
剣の遺産:遺産たちはなし
パイライト:うぉ
影山 夏月:やりおる
GM:ではウォーキングクローゼットから
”ウォーキングクローゼット”:マイナーは無し
”ウォーキングクローゼット”:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《斥力の槌》《黒星の門》《因果歪曲》《パラドックス》
”ウォーキングクローゼット”:オートで《紡ぎの魔眼》、PC全員と肉を対象にRC射撃攻撃。
影山 夏月:味方も!?
”ウォーキングクローゼット”:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[2,2,4,5,6,6,6,7,7,9,10,10]+10[3,5,6,7,7]+10[5,10]+1[1]+4 → 35
肉塊状の遺産:ガード
影山 夏月:ガード!
洲崎アカリ:ガードします。
谷原 晃:ドッジ!
パイライト:ドッジだ
GM:どうぞどうぞ
パイライト:4dx+1>=35
DoubleCross : (4R10+1[10]>=35) → 10[6,7,8,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗
谷原 晃:5dx>=35
DoubleCross : (5R10[10]>=35) → 10[4,4,7,9,10]+10[10]+4[4] → 24 → 失敗
パイライト:ちょっと頑張ったのに
GM:ヒエッ…
GM:君ら頑張るね?!
谷原 晃:かなり本気で避ける気だったぞこの二人
影山 夏月:めっちゃ頑張ったけど食らってしまった
GM:ではダメージを…
”ウォーキングクローゼット”:4d10+16
DoubleCross : (4D10+16) → 29[9,6,9,5]+16 → 45
影山 夏月:あ、その前にかな
GM:殺意~
GM:あ、すいませんその前に何かありましたらどうぞ!
影山 夏月:洲崎さん動き……ます?
洲崎アカリ:あ、そうですね死にますが
谷原 晃:高いって!
洲崎アカリ:ガードの時のオートタイミング。コンボ「ヘンゼル・ショット」≪自動触手≫≪蒼き悪魔≫
洲崎アカリ:42のHPダメージを反射します。
パイライト:出た
洲崎アカリ:侵蝕71->78
GM:42!?
影山 夏月:うう……ガードと装甲込みでも倒れます。リザレクト!
GM:死にそう
影山 夏月:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
谷原 晃:リザレクト
谷原 晃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
パイライト:こちらも《リザレクト》
影山 夏月:影山 夏月のHPを4した
パイライト:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
谷原 晃:バカ! そこは……DBのせるところだろ!
洲崎アカリ:1d10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 4
洲崎アカリ:78->82
パイライト:侵蝕69
”ウォーキングクローゼット”:ダメージが通ったので影山パイライト谷原を5m前進、洲崎さんと肉を5m後退させます。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+4した
影山 夏月:71→75
洲崎アカリ:吹き飛ばされた!
(谷原、パイライト、洲崎、影山、肉)─(5m)─(剣、盾、ウォーキングクローゼット)
影山 夏月:あ、文字通り肉壁か!
パイライト:うごご
肉塊状の遺産:肉塊状の遺産はHP0に。
谷原 晃:めっちゃ邪魔だ!
肉塊状の遺産:《自爆装置》
谷原 晃:あっこれは……
影山 夏月:ゲーッ
洲崎アカリ:あわわ
パイライト:だと思ったよ!
谷原 晃:ギャーッ
肉塊状の遺産:5d10 HPダメージ
DoubleCross : (5D10) → 27[8,3,4,3,9] → 27
影山 夏月:余裕で死!リザレクト!
肉塊状の遺産:そして消滅!さよなら!笑顔で見送って!
(谷原、パイライト、洲崎、影山)─(5m)─(剣、盾、ウォーキングクローゼット)
影山 夏月:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
洲崎アカリ:また死んだ!リザレクト
谷原 晃:死! リザレクトします。ばいばいお肉くん
洲崎アカリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
パイライト:この野郎~。《リザレクト》します
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+4した
谷原 晃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
影山 夏月:さよならー
パイライト:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 6[6]+69 → 75
洲崎アカリ:82->84
影山 夏月:侵食率75→79
谷原 晃:これで浸食値は62
パイライト:侵蝕75、HP6
”ウォーキングクローゼット”:「あ、君。」距離を詰める洲崎に声をかける。
”ウォーキングクローゼット”:「足元に気を付けて。」
”ウォーキングクローゼット”:気づいた瞬間にはもう遅い。粘性のある糸が足に絡みつき、洲崎を捕える。
洲崎アカリ:「……おっと」
”ウォーキングクローゼット”:「蜘蛛型ジャームの生み出した糸なんだって。主が死んでも、糸が獲物をずっと追ってる。」
洲崎アカリ:するりと抜け出して、接敵する最中のこと。勢いを挫かれ、膝をつく。
”ウォーキングクローゼット”:「そしてこれが、」傍らの肉塊が糸に絡め取られ、同じく洲崎の元へ。
”ウォーキングクローゼット”:後ろの三人も同様に糸に絡め取られ、一か所に集められる。
”ウォーキングクローゼット”:その瞬間、
影山 夏月:「……っ!」
”ウォーキングクローゼット”:ボ ン ッ
谷原 晃:「ぐっ」
洲崎アカリ:「う、ッ……!」目を見開く。
影山 夏月:苦痛と衝撃の中、声を噛み殺す
”ウォーキングクローゼット”:「生き爆弾。意志のない肉体に宿る寄生型レネゲイドビーイングなんだけど、」
影山 夏月:音を上げれば、彼女の邪魔だ。
パイライト:咄嗟に腕で顔を覆う。衝撃、致命傷──即座に《リザレクト》が働く
洲崎アカリ:足を封じられ、しかし片腕は自由だ。その手に、黒い苦無のような刃物を握っている。
”ウォーキングクローゼット”:「別の肉に触れると飢餓衝動が抑えきれなくなり爆発する。」
”ウォーキングクローゼット”:「面白いでしょ?どう?」にこやかに笑いつつ君たちに話しかける
洲崎アカリ:話し続ける相手の声、自身に向けられている視線、殺意。それらを統合、敵の位置を定位する戦闘勘。
洲崎アカリ:射手の位置が、その脳裏に浮かび上がる。その攻撃は一瞬。
洲崎アカリ:僅かに、手首を捻る。投擲角度の調整。
洲崎アカリ:レネゲイド制御。肘から指先へ、流れ出るようなイメージ。弾き出す。
洲崎アカリ:ともすれば、射撃であるとの判別もつかぬほどの速度。刃が肩に突き刺さり、炸裂している。
”ウォーキングクローゼット”:「え。」
洲崎アカリ:ウロボロスのレネゲイド質。熱と力を食い破り、奪う。
”ウォーキングクローゼット”:「あ、ぐぅ……!」
洲崎アカリ:「……ふふ」笑う。「当たった」
”ウォーキングクローゼット”:どしゃりと、その場に蹲る。
”ウォーキングクローゼット”:「お姉さん、乱暴だね。」肩を抑えつつ呟く
GM:続いて影山さんのターン。
GM:うそ
影山 夏月:あ、というより
GM:行動値8組のターン
影山 夏月:我々四人全員ですね
GM:全員じゃねーか!
谷原 晃:我ら仲良し
影山 夏月:侵蝕低い谷原さんからかな?
谷原 晃:そうしますぜ!
パイライト:チームプレーよチームプレー
影山 夏月:お願いします!
谷原 晃:マイナーで《イオノクラフト》+《骨の剣》+《死招きの爪》
谷原 晃:敵のところにエンゲージしつつ水晶の剣も加えて攻撃力27、ガード値6に素手の巣数値を変更!
(パイライト、洲崎、影山)─(5m)─(谷原、剣、盾、ウォーキングクローゼット)
谷原 晃:浸蝕率は70に。
谷原 晃:メジャーで《コンセントレイト》+《貪欲なる拳》
谷原 晃:対象は勿論”ウォーキングクローゼット”だぜ~
GM:対象は!
谷原 晃:いざ!
谷原 晃:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,1,4,6,6,7,8,8]+10[3,8,10]+10[4,7]+10[7]+1[1] → 41
GM:まわすなあ!
パイライト:奔った
谷原 晃:回るねぇ!
”ウォーキングクローゼット”:ドッジ!
”ウォーキングクローゼット”:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[4,6,7,7,8] → 8
影山 夏月:当たり!
”ウォーキングクローゼット”:《領域の盾》盾くんにカバーさせます!
谷原 晃:そんな……盾にそんな使い道があっただなんて
影山 夏月:うわっやっぱあったかカバーリング
盾状の遺産:《球電の盾》
盾状の遺産:ガード値+8
谷原 晃:ダメージ算出!
谷原 晃:5d10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 30[10,1,5,10,4]+27 → 57
GM:殺意が高すぎる
盾状の遺産:吹き飛びます!破壊!
パイライト:ミドルの火力ではない
谷原 晃:ちょびっと期待値上!
影山 夏月:やった!ナイス!
谷原 晃:ありありだけど撃破ヤッター!
洲崎アカリ:すごいぜ
谷原 晃:腕を雲状の粒子の集まりにし、振動、発電。雷電をほとばしらせ、拳を床にたたきつける。矢のように”ウォーキングクローゼット”に向け飛ぶ!
”ウォーキングクローゼット”:「………っ」
谷原 晃:「悪いが手抜きはしない」
谷原 晃:両足を踏ん張り目前で急停止。上から打ち下ろすようにうずくまっている少年を霞んだ拳で狙う。
盾状の遺産:命中寸前に盾がウォーキングクローゼットを庇い、拳を受ける
谷原 晃:そして、鳴り響く異音。
谷原 晃:雷電によって、盾が裂けたのだ。遺産だったはずのそれが散り散りに吹き飛ぶ。
”ウォーキングクローゼット”:「………まさか、正面から割っちゃうなんて。」
谷原 晃:拳は”ウォーキングクローゼット”の目の前すれすれの床に突き刺さり、絨毯を焼き焦がしている。
谷原 晃:「……次は、当てるぞ」
”ウォーキングクローゼット”:立ち上がり、砕け散った破片を自らの体内にしまう。
”ウォーキングクローゼット”:「こわぁい。」からかうように呟く
谷原 晃:爆撃による黒煙を体から吹き上げたまま、地獄の悪鬼のような形相で声を絞り出す。
GM:次はだれが動きますか!
影山 夏月:パイライト君か私ですが、どちらから行きましょう
谷原 晃:あ、浸食値は75になりました
パイライト:ん、じゃあ動きましょうか
影山 夏月:領域の盾、もうひとつありそうかな?
影山 夏月:あ、じゃあお願いしましょうか
パイライト:それもありますね。では
パイライト:こちらから行動を。マイナーで《インフィニティウェポン》
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3
パイライト:《Cウロボロス》《シャドーテンタクルス》《咎人の剣》、オートで《砂の加護》
パイライト:対象はウォーキングクローゼット!
GM:こい!
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3
パイライト:《砂の加護》使用で侵蝕81、ボーナス増えての!
パイライト:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,3,3,6,7,9,9,10,10]+6[1,1,1,2,6]+4 → 20
パイライト:うーん今回イマイチ
”ウォーキングクローゼット”:ドッジ!
”ウォーキングクローゼット”:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,3,5,6,10]+6[6] → 16
”ウォーキングクローゼット”:惜しい~~~!
パイライト:怖いんだけど
影山 夏月:あっぶな!ナイス固定値!
”ウォーキングクローゼット”:《領域の盾》!剣!
”ウォーキングクローゼット”:剣で防御する!
パイライト:ええい固定攻撃力でゴリ押す!
パイライト:3d10+32
DoubleCross : (3D10+32) → 24[7,9,8]+32 → 56
パイライト:打撃は振るった。装甲有効
剣状の遺産:剣は当然ながらガード型ではないので…死ぬ!
剣状の遺産:破壊!
パイライト:パイライトの侵蝕率を+11
パイライト:侵蝕率92、演出に
GM:どうぞ!
パイライト:──砕け散った楯の破片が舞うのが見えた。手の内に、一振りの刀が生まれる
パイライト:「──」
パイライト:怒りはある。だが、意識は冷静だ
パイライト:──やれる
”ウォーキングクローゼット”:「──」パイライトの手に刀が生み出されたのを見て、
パイライト:影の束が足に巻き付く。強化、射出準備
”ウォーキングクローゼット”:手元に剣を引き寄せる。
パイライト:足の裏から伸びた影が、踏み込みと同時に少年の体躯を前方へ弾き飛ばした
パイライト:剣が、将校への線を遮る
パイライト:「────ッ!」
パイライト:刃が奔る。ガラスが砕けるような快音と共に
パイライト:壁となった剣は粉砕され、シャンデリアの光を乱反射して宙を舞う
パイライト:蒼の瞳は光の壁越しに、睨み付けたまま
”ウォーキングクローゼット”:「……あはは、すごい。やっぱり欲しいなぁ、それ!」
GM:次は影山さんか洲崎さん
影山 夏月:私ですかね!
洲崎アカリ:頼んだ!
影山 夏月:ではマイナーで戦闘移動、2m程度前に出てエンゲージをずらしておきます
(パイライト、洲崎)─(2m)─影山─(3m)─(谷原、ウォーキングクローゼット)
影山 夏月:メジャー前オート、自身の判定に<砂の加護>。 コンボ:砂漠の月
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した
影山 夏月:侵蝕 79→82
影山 夏月:続いてメジャー、<コンセントレイト:ウロボロス>+<シャドーテンタクルス> コンボ:再鍛の聖剣
影山 夏月:ダイス9,固定値3.対応なければ判定を行います
GM:どうぞ!
影山 夏月:9DX+3+0@7 再鍛の聖剣(侵食上昇3)
DoubleCross : (9R10+3+0[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,6,7,9]+10[8,10]+10[7,9]+10[3,8]+5[5]+3 → 48
影山 夏月:回りましたね。48です
”ウォーキングクローゼット”:ドッジ!
パイライト:ヒュー
”ウォーキングクローゼット”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,6,7,10]+6[6] → 16
”ウォーキングクローゼット”:ウギャア!
”ウォーキングクローゼット”:ダメージください!
影山 夏月:ではダメージ。ダイス5,固定値23
影山 夏月:5d10+23
DoubleCross : (5D10+23) → 22[3,6,4,1,8]+23 → 45
影山 夏月:45点、装甲有効です
”ウォーキングクローゼット”:さっきの洲崎さんの一撃でだいぶ削れていた…!
”ウォーキングクローゼット”:倒れます!戦闘終了!
影山 夏月:よし!では演出!
影山 夏月:遺産たる聖剣の柄に力を込め、砂の刃が輝きを放つ。
影山 夏月:「遺産が必要ですか」
影山 夏月:答えを期待するでもなく、問いかける。
影山 夏月:「では、差し上げましょう」
影山 夏月:──聖剣を、上に放り投げる。攻撃としての投擲ですらなく、無造作に。
”ウォーキングクローゼット”:「………?」
影山 夏月:ほんの一瞬、少年の意識と視線が逸れ、自身から外れた隙。認識の死角に入り込む
影山 夏月:──光を操る彼女たちのような、隠密戦闘など行えないが。
影山 夏月:主の影である従者たる者、こうして他者の意識から外れることなど造作もない
影山 夏月:低い姿勢、徒手のまま懐に入り込み、
影山 夏月:強く握りしめた拳を、顔面に叩きつける!
”ウォーキングクローゼット”:「ぶ、あっ……!」
影山 夏月:「失礼。私も少々、怒っているもので」
影山 夏月:「まあ半分は八つ当たりだが。手荒にやらせてもらう」
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した
影山 夏月:82→85
”ウォーキングクローゼット”:拳を受け、少年の華奢な体が壁に叩きつけられる。
”ウォーキングクローゼット”:少年の四肢からだらりと力が抜ける。
”ウォーキングクローゼット”:「……あ、はは…………聖剣じゃなくて、正拳じゃん…。」
”ウォーキングクローゼット”:「いいよ……僕の負けだ…好きにしなよ。」
谷原 晃:「……だそうだが」
”ウォーキングクローゼット”:そして、どろりと肉が溶け始める。
影山 夏月:「何……!?」
洲崎アカリ:「ともあれ、拘束を……影山くん?」
”ウォーキングクローゼット”:「じゃあね、皆さん。」かちかち、と歯が高笑いのように鳴る。
影山 夏月:「下がって!様子が……」
”ウォーキングクローゼット”:「パイライト…だっけ。君の名前は、覚えとく…。」
洲崎アカリ:「……これは」近付きかけて、足を止める。
パイライト:「……」
”ウォーキングクローゼット”:後に残ったのは、骨と先ほど写真で見た直方体だけだ。
赤芽木色:「……こ、こいつ………死んだのか……?」
パイライト:影の触手で“チェンジラング”を拾い上げて。
赤芽木色:「こんな、死に方するのかよオーヴァードって……」
谷原 晃:「いや、恐らく……ちがうな」
影山 夏月:「こんな死に方は、オーヴァードでも異常です。それに、先程の言動」
影山 夏月:「『覚えておく』……と。次がある人間の言葉です」
洲崎アカリ:「冥途の土産に持って行った……なんて感じでもなかったですねえ」
パイライト:頷いて、装束が元の衣服へ戻る
パイライト:「それに、“この場所”がまだ消えてない」
洲崎アカリ:「そうなんですよね。彼の能力で拡張していたのであれば……」コンコン、と靴で床を叩いて。
洲崎アカリ:「維持できているというのは、恐らくそういう事」
影山 夏月:「とはいえ、ひとまずの目的は果たせたでしょうか。パイライト君、今回収したそれが……」
パイライト:「うん」
パイライト:触手を伸ばして、影山さんへ“チェンジラング”を渡す
パイライト:「ただ。このまま残ってる保証もないし──」
赤芽木色:「残ってるうちに使えそうなもん持ってくってのは?」
赤芽木色:「例えば壁に掛かってるこの…」
GM:と、赤芽が壁に手を伸ばした瞬間
洲崎アカリ:「連中の再生能力の要、ですね。……その、分かっているとは思いますが、迂闊に起動してしまわないように」ホテルで聞いた惨事を思い出しながら。
GM:”ウォーキングクローゼット”の身体のように、
谷原 晃:「おい、あまり迂闊に……」
GM:周囲の壁がどろりと溶け始める
赤芽木色:「うわわっ!?」
パイライト:「……急ごうか」
洲崎アカリ:「ああ……時間差か。油断したような事、あまり言うもんじゃないですね」
影山 夏月:「……! 洲崎さん、手を。どうやらこの場所も、もう破棄されるようです」
谷原 晃:「……そうだな」また赤芽さんの首根っこを掴む。
赤芽木色:「ひゃあぁッ!?」
影山 夏月:「谷原さん、赤芽さんをお願いします。 急ぎましょう」
洲崎アカリ:「ええ」手を握る。方々で空間が軋み始める音を聞いて、あまり猶予はないと理解する。
谷原 晃:「気をつけろ、舌を噛むぞ」
GM:──────
GM:第3区画
GM:廃屋
GM:──────
GM:気が付くと、君たちは廃屋の外に立っていた。
GM:廃屋の扉を開けてみても、もうあの場所には戻れない。
洲崎アカリ:「ふむ……?」足場が跳んだような違和感。「無事、外に出られたかな」
GM:向こうにはカビと蜘蛛の巣だらけの部屋があるだけだ。
谷原 晃:「そのようだな」
赤芽木色:「………どうなってんだこれ。」
谷原 晃:ぺいっと赤芽さんをおろす。
パイライト:「そういうものだって、割り切っておく方がいいよ」
影山 夏月:「そのようです。 皆さん、お怪我は……いえ、戦いの傷はありますが」
パイライト:「ひとまず動ける程度に」
谷原 晃:「戦闘は可能だ」
パイライト:よく見れば前髪の隙間から少しだけ、ひび割れた皮膚が残っている
パイライト:「こっちも支障はないよ」
洲崎アカリ:「同じく。まだ幾らか余裕があります」
洲崎アカリ:「……まあ、猶予があるなら軽い治療と身支度くらいはしておきたいですが」肩の辺りに粘性物質や肉片のこびりついたのを、払い落しながら。
影山 夏月:「そうですね。チェンジラングも安全な場所に届けるべきでしょうし」
パイライト:「了解。仕込みは万全に」
GM:と、その時。
GM:影山さんに電話がかかって来る
江砂桂枝:発信者は江砂だ。
影山 夏月:「……む、失礼。江砂さんからです」
洲崎アカリ:「おや。丁度いいのかな。こちらも報告事項があった事だし……」
影山 夏月:電話を取り、スピーカーに切り替える。
江砂桂枝:『私だ。連絡が途絶えていたようだがどうした?』
江砂桂枝:『不測の事態があったなら報告を頼む。』
影山 夏月:「申し訳ありません。 いえ、不測の事態というわけではなく」
影山 夏月:「異空間を発見し、ウォーキングクローゼットと交戦しました」
影山 夏月:「チェンジラングは回収、ウォーキングクローゼットは……確認はできませんが、恐らくまだ生きているかと」
江砂桂枝:『……なるほど、位置の特定が出来なかったのはそういうわけか…。』
影山 夏月:「こちらも手傷は負いましたが、重傷者は居ません。一旦支部に戻り、報告と治療を受けようかと」
江砂桂枝:『ああ。こちらも治療班を待機させて………』
江砂桂枝:言葉を切る。
江砂桂枝:『いや、待て。』
影山 夏月:「江砂さん?」
江砂桂枝:『B7班。もう一度座標を頼む。』少し遠いところからの声。
江砂桂枝:『………分かった。決して追うなよ。支部に帰還しろ。』
影山 夏月:「そちらでも、何か動きが?」
江砂桂枝:『……ああ、すまない。』
江砂桂枝:『市内の調査に出ていたB7班が奴らを見つけた。』
谷原 晃:「なに?」
江砂桂枝:『ちょうど君たちの交戦が終了したのと同じタイミングだな。』
江砂桂枝:『奴らはそのまま君たちの方に向かった。』
洲崎アカリ:「……なるほど」
洲崎アカリ:「それもそうか。このチェンジラングは、向こうにとっても生命線……そう認識しているのなら」
影山 夏月:「取り返しに来る……ということですか」
江砂桂枝:『ああ。』
江砂桂枝:『あと十数分で接敵するぞ。』
洲崎アカリ:「迎え撃つ場所は、ここでいいですかね。江砂さん」閑散とした場所だ。周囲への被害も比較的、少ないだろうと。
江砂桂枝:『ああ。……頼んだぞ。』
江砂桂枝:『おそらく帰還すると途上を狙われるだろう。』
江砂桂枝:『”ファウルウェザー”の持つ遺産の特性を考えると、』
江砂桂枝:『遺産を探知する能力もあるはずだ。』
影山 夏月:「了解しました、迎撃に当たります。周囲の安全確保をお願いします」
洲崎アカリ:「ええ。了解です。……何、色々あったけれど、」
洲崎アカリ:「当初予定していた事をやるだけだ」
影山 夏月:「誘い出して返り討ちにする、ですか。 確かに、予定通りだ」
谷原 晃:「ああ。やるとしよう」
赤芽木色:「…………。」
谷原 晃:「どうした」
谷原 晃:「……不安か?」
赤芽木色:「………いや、その…………。」
赤芽木色:「………」ふるふると首を振る
赤芽木色:「まず準備だ。」
赤芽木色:「治療とかの後にする。」
谷原 晃:「そうか。分かった」
谷原 晃:「後で話を聞く」
GM:──────
GM:ロイス&購入
GM:最後の機会です
谷原 晃:手当キット!
影山 夏月:さて、購入どうしようかな
洲崎アカリ:谷原 晃:〇信用 / 隔意 でロイス取ります
谷原 晃:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗
谷原 晃:なるほどね
影山 夏月:かなしみ……
影山 夏月:応急手当キット、今3つあったかな
谷原 晃:パイライト 〇連帯感 / 不安
影山 夏月:誰を回復しましょうか?
パイライト:ロイスは悩むが、ウォーキングクローゼットへ 「〇因縁/敵愾心」
洲崎アカリ:とりあえず応急1個あるけど、誰優先して回復するのがいいのかな
谷原 晃:以上で! 回復は私以外の方がよいかと
影山 夏月:私と洲崎さんとパイライト君で3つ
影山 夏月:全体を中途半端に回復するより誰か全快したほうが良いですかね
谷原 晃:浸食が高いパイくんか、誰かをかばう洲崎さんあたり?
洲崎アカリ:侵蝕的にもパイくんにしとこうか
影山 夏月:じゃあパイライト君どうぞ、3つあります
洲崎アカリ:私はカバーリングで2倍ダメージ受けて回復分も溶ける未来が見えるので
パイライト:ありがたく使わせて頂きます
影山 夏月:はい……
パイライト:とりあえず調達できるから応急キットもうひとつ狙おうかな
パイライト:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 5[2,3,5] → 5 → 失敗
パイライト:お財布も足らぬ
影山 夏月:お、お小遣いが尽きた
パイライト:じゃあ三個使って…6D回復いいでしょうか
影山 夏月:私も狙うかあ
洲崎アカリ:使っていいよ
洲崎アカリ:ダメもとでブルゲでも狙ってみようか 谷原さんが侵蝕100行くか微妙な気配があるのも踏まえて
影山 夏月:一応一個ずつ使えば二個目までで全快するかも
パイライト:では
パイライト:2d10+6 一つ目
DoubleCross : (2D10+6) → 10[5,5]+6 → 16
谷原 晃:ありがてぇ……
影山 夏月:あそっか、皆セットアップ空いてるなら私も狙いますか
影山 夏月:3DX+2+0@10>=20 調達
DoubleCross : (3R10+2+0[10]>=20) → 5[3,4,5]+2 → 7 → 失敗
影山 夏月:無理でした!
洲崎アカリ:まあ取れるかわかんないけど……うっかり買えるとうれしいねという気持ちで
洲崎アカリ:3dx+3>=20 ブルゲい
DoubleCross : (3R10+3[10]>=20) → 10[9,10,10]+8[8,8]+3 → 21 → 成功
洲崎アカリ:あっいけたわ
影山 夏月:凄い!
洲崎アカリ:谷原さんにあげる!
パイライト:おおー
GM:買えてる!
谷原 晃:ヤッター薬物!
影山 夏月:字面が危ない
パイライト:2d10+16 応急手当二個目
DoubleCross : (2D10+16) → 6[2,4]+16 → 22
洲崎アカリ:有効にキメておくれ
洲崎アカリ:というわけでこちらは以上です
パイライト:2d10+22 最後
DoubleCross : (2D10+22) → 9[2,7]+22 → 31
影山 夏月:私も以上で
パイライト:28まで全快しました、ありがたや
パイライト:こちら以上です
影山 夏月:これでパイライト君全快ですね
影山 夏月:多分全員済んだかな?
GM:はーい
GM:では運命のバトルフィールドへいきましょう
クライマックス
GM:──────
GM:クライマックス
GM:全員登場
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+1(1d10→1)した
影山 夏月:シーンイン!
洲崎アカリ:85です
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3(1D10→3)した
谷原 晃:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 4[4]+75 → 79
影山 夏月:85→88
パイライト:パイライトの侵蝕率を+1(1D10→1)
GM:──────
GM:第3区画
GM:廃屋
GM:──────
GM:君たちは一通りの治療と準備を終えた。
GM:後はやって来る敵を待ち構えるだけだ。
赤芽木色:「なぁ。」
谷原 晃:「……なんだ」
赤芽木色:治療を終えた谷原の隣に座る。
赤芽木色:「おっさんは復讐の経験があるって言ったよな。」
谷原 晃:「……ああ」
谷原 晃:「最近、ようやく終わったところだ。それがどうした」
赤芽木色:「おっさんが復讐した時も、こう…助けてくれる人がいたのか?」
谷原 晃:「いや……どうだったかな。俺はお前のように冷静ではなかった」
赤芽木色:「……冷静じゃないよ。」
赤芽木色:「実感がないんだ。怒ってるし、悲しいんだけど……」
赤芽木色:「もしかしたら父さんと母さんが死んだのは全部夢で、」
赤芽木色:「ひょっこり現れるんじゃないかって……」
谷原 晃:「それは……」
赤芽木色:「冷静じゃないから、平気でいられるのかも、しれない。」
赤芽木色:「……おっさんは、どうだったんだ?」
谷原 晃:(それは、平気などではないだろう……)
谷原 晃:「おれは、どうだったか。とにかくずっと怒り狂っていたんだと思う」
谷原 晃:「人の話など全く聞いていなかった。向こうが善意で関わってきていても、邪魔をしているとそのとき感じていれば、直接的に排除しようとしていた」
赤芽木色:「…………。」
谷原 晃:指先を能力で粒子化し、霧のように霞ませる。
谷原 晃:「この力も」すぐに戻す。「俺の能力に大した殺傷力がなかったから、むりやりに身に着けたものだ」
谷原 晃:「当時関わったUGNの奴らには、肉体が消滅するからやめろと言われた。全くやめなかったが」
谷原 晃:「万事そういう感じだ。ハッキリ言って、正気ではなかったな。だから……」
赤芽木色:「やめねえぞ。」
谷原 晃:「だから……うむ。何と言ったらいいのか……」
谷原 晃:「いや……やめろとは、俺には言えん。ただ、うまくやれ」
赤芽木色:「………うまく、か。」
谷原 晃:「外道どもに一秒でも多く時間をかけるな。これ以上一瞬でも多く、奴らに自分自身の幸福を損なわせるな」
赤芽木色:「…………。」
赤芽木色:「頼っても、いいのかな?」
谷原 晃:「そのための手段のひとつが復讐なら、やってしまえばいい……。ああ」
谷原 晃:そっと身を寄せる。
谷原 晃:「妹がいた。ちょうどお前くらいの年頃だった。頼られるのは、悪い気分ではない」
赤芽木色:「……へへ。ありがと。」
赤芽木色:「うまくやるよ、おっさん。」拳を突き出す。
谷原 晃:「おう」同様に突き出す。
赤芽木色:拳と拳を合わせる。
赤芽木色:「………。」何かを感じ取り顔を引き締める。
赤芽木色:「おっさん。これってワーディングってやつか?」
GM:谷原も感じているだろう。
谷原 晃:「そのようだ」顔をしかめる。
GM:ワーディングと、敵の殺意を。
谷原 晃:「悲しいな」そしてうっすらと笑う。「得意分野だ」
影山 夏月:「谷原さん、赤芽さん。 時間のようです」
谷原 晃:「ああ。気遣いすまんな」立ち上がる。
洲崎アカリ:「あっちの方かな」既に治療を終えている。こちらを刺すような気配が迫る方へ、杖を向けて。
パイライト:す、と。音もなく少年が四人の隣へ並び立つ
”ファウルウェザー”:「よお。」
”ファウルウェザー”:正面から現れたのは、剣呑な雰囲気の男。
”ファウルウェザー”:金髪に染めた髪と柄物のシャツという出で立ちは、明らかにカタギの人間ではない。
”ファウルウェザー”:パイライトが遭遇した襲撃者、”ファウルウェザー”だ。
影山 夏月:「あの男がファウルフェザー、ですか」
洲崎アカリ:顔をそちらに向ける。無表情。
パイライト:「うん」
パイライト:「二度目だね。あの時はどうも」
”ハンターシープ”:その横に静かに降りたったのは、陰気な容貌の剣士。
洲崎アカリ:「そう、セルリーダーの」
影山 夏月:「”ハンターシープ”を確認。敵は今の所、二人です」
”ハンターシープ”:「眠れない……お前たちの存在が煩わしい。」
洲崎アカリ:「なら、無理矢理に眠らせて差し上げましょう……なんて文句、言われ飽きてますかね」
”ファウルウェザー”:「奪ったのは数えきれないくらいやったが、」
”ファウルウェザー”:「奪われたのは初めてだぜ。」
”ファウルウェザー”:「新鮮な体験と怒りだ。お礼に焼き殺してやるよ。」
洲崎アカリ:「確かに、厳重で周到な金庫でしたからね。よく考えられていた」
洲崎アカリ:「もっとも、うちの調査班はそれ以上に優秀だった。助けられっぱなしだ」獰猛に笑って。「そういう訳で、ここでヘマしちゃ顔向けできない」
洲崎アカリ:「必ず仕留める」
赤芽木色:「………!」”ファウルウェザー”を睨みつける。
”ファウルウェザー”:「何キレてんだよ。怒ってるのは…」
”ファウルウェザー”:周囲に炎の弾丸が浮かび上がる。
”ファウルウェザー”:「俺の方だぜ!!ぶっ殺して、奪い返してやる!」
”ファウルウェザー”:「遺産は全部俺のもんだ!おれが持つにふさわしい!」
谷原 晃:「ほざくな。”ファウルウェザー”。”ハンターシープ”。時が来た。過去に追いつかれるときが」
GM:”ファウルウェザー”から燃えるようなワーディングが放たれる。
GM:衝動判定、難易度は9です。
影山 夏月:自身の衝動判定に<砂の加護>を使用します。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した
洲崎アカリ:思い出の一品使用。意志の達成値+1
影山 夏月:侵蝕88→91
谷原 晃:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[7,10]+3[3] → 13 → 成功
洲崎アカリ:6dx+5>=9
DoubleCross : (6R10+5[10]>=9) → 10[3,7,8,8,10,10]+7[4,7]+5 → 22 → 成功
谷原 晃:めっちゃ冷静!
影山 夏月:思い出の一品込でダイス8、固定値3。判定
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+12(2d10→3,9)した
洲崎アカリ:侵蝕97です。
パイライト:5dx+1 《ヒューマンズネイバー》により+1D
影山 夏月:8DX+3+0@10>=9 意思
DoubleCross : (8R10+3+0[10]>=9) → 10[2,4,6,6,7,8,8,10]+6[6]+3 → 19 → 成功
パイライト:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,3,3,7,10]+10[10]+6[6]+1 → 27
谷原 晃:2d10+79
DoubleCross : (2D10+79) → 17[7,10]+79 → 96
パイライト:2d10+93
DoubleCross : (2D10+93) → 7[6,1]+93 → 100
パイライト:ジャスト
GM:意志が強いなきみたち
谷原 晃:浸蝕値は96!
影山 夏月:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 9[4,5]+91 → 100
影山 夏月:同じくジャスト!
影山 夏月:侵蝕91→100
GM:では戦闘開始です
(谷原、パイライト、影山、洲崎)─(5m)─(”ファウルウェザー”、”ハンターシープ”)
GM:セットアップ!
パイライト:なし!
影山 夏月:私もなし!
洲崎アカリ:なしで。100越えるかどうかの境目だしね……
谷原 晃:なし!
”ファウルウェザー”:なし
”ハンターシープ”:《ターゲットロック》《扇動の香り》《タブレット》《多重生成》
”ハンターシープ”:PC全員を対象にします。対象に対する攻撃の攻撃力+12、判定ダイス+6
GM:ではPCの手番から。
影山 夏月:ではイニシアチブ、何もなければ私から
GM:はいどうぞ!
影山 夏月:マイナーアクション、聖剣の王者を対象に<原初の黒:ポルターガイスト>を使用。 コンボ:明星に捧ぐ色
影山 夏月:侵蝕100→106
影山 夏月:シーン中聖剣の王者の攻撃力分、私の攻撃のダメージを上昇させます。エピックで聖剣の破壊は無効
影山 夏月:聖剣の攻撃力は侵蝕100ボーナス、並びに神の落とし子の発動した水晶の剣の効果で29
影山 夏月:メジャー前オート、自身の判定に<砂の加護> コンボ:砂漠の月
影山 夏月:メジャー、<コンセントレイト:ウロボロス>+<シャドーテンタクルス> コンボ:再鍛の聖剣
影山 夏月:侵蝕106→109
影山 夏月:対象はファウルフェザー、ダイスは11、固定値3。対応なければ判定行います
GM:どうぞ!
影山 夏月:11DX+3+0@7 再鍛の聖剣(侵食上昇3)
DoubleCross : (11R10+3+0[7]) → 10[1,2,2,4,4,6,8,8,8,9,10]+10[1,4,5,6,9]+1[1]+3 → 24
影山 夏月:少し腐ったか、24です
”ファウルウェザー”:ドッジです
”ファウルウェザー”:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,4,4,6,7,7,9,10]+8[8] → 18
”ファウルウェザー”:ギャア!ダメージください!
影山 夏月:危ない危ない。
影山 夏月:ではダメージ、ダイス3,固定値58です
影山 夏月:3d10+58 (侵食100)
DoubleCross : (3D10+58) → 17[8,1,8]+58 → 75
GM:??????
影山 夏月:75点、装甲有効です
GM:75喰らいますね…?
”ファウルウェザー”:HPダメージを受けた時に《バーニングハート》
”ファウルウェザー”:シーン中攻撃力+12、暴走
”ファウルウェザー”:暴走中は《絶対冷度》《ワイルドファイア》《紅蓮の憎悪》《ロックンロールビート》の効果発動。
”ファウルウェザー”:精神を使用したダイス+4、攻撃力+9、行動値+9、攻撃達成値+10
GM:では演出どうぞ!
影山 夏月:「パイライト君」
影山 夏月:聖剣を抜き払い、構えながら、傍らの少年に話しかける
パイライト:「うん」
影山 夏月:「怒りは、焦りは、戦いにおいて危険につながる。……けれど」
影山 夏月:「大切な人を傷つけられたなら、貴方の怒りは間違ってなど、いない」
影山 夏月:「呑み込まれそうになったら、私達が助けます。だから」
影山 夏月:「一緒に、ぶっ飛ばしてやりましょう」
パイライト:「……心強い」
パイライト:「お願いします。影山お兄さん」
影山 夏月:笑顔を返し、前に出る。滑るような、静かな一歩目。
パイライト:変わらない顔、だが思いを込めてその背を見つめる
影山 夏月:間合いを幻惑する、流水の如き武術の歩法。 そして、
影山 夏月:ダ ン ッ
影山 夏月:ニ歩目。大地が弾ける轟音と共に、強烈な踏み込み。一瞬で間合いを詰める
”ファウルウェザー”:「………!」
影山 夏月:炎を従えた男にすれ違いざま、反応も迎撃も許さず薙ぎ払い。
”ファウルウェザー”:「てめっ…… !?」
影山 夏月:──僅かに浅い。両断こそできなかったが、確かにその肉体を捉える
影山 夏月:「……まだまだ及ばないな。鹿嶋翁にも、煤竹君にも」
”ファウルウェザー”:反撃に転じようと弾丸を操作しようとするも、
”ファウルウェザー”:すでに攻撃は終わっていた。
”ファウルウェザー”:「があぁっ!?」
”ハンターシープ”:「………お前。」
影山 夏月:自戒しながら、残心。 次に備える
”ハンターシープ”:「……”ファウルウェザー”(大時化)がやってくる。」
”ハンターシープ”:「お前が風を乱したせいでな…ああ、眠れない……。」
”ファウルウェザー”:ボ ッ
”ファウルウェザー”:”ファウルウェザー”の全身が燃え上がる。
洲崎アカリ:「……風。」気配の変化を感じて、僅かに表情が強張る。
”ファウルウェザー”:炎が周辺の廃屋の柱や梁を燃やし、
”ファウルウェザー”:炎そのものと化した男が怒りの叫びをあげる。
”ファウルウェザー”:「ぶっ殺ォオォオォォォォす!!!」
GM:では続いて”ファウルウェザー”の手番
”ファウルウェザー”:マイナーなし
”ファウルウェザー”:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》《砂の刃》《クリスタライズ》《神速の鼓動》
”ファウルウェザー”:シーン攻撃です。
影山 夏月:キャー
”ファウルウェザー”:PC全員を攻撃!
”ファウルウェザー”:12dx7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,5,6,7,8,9]+10[3,5,10]+5[5]+10 → 35
影山 夏月:やるだけドッジ!
谷原 晃:ぎゃ!
影山 夏月:6DX+1+0@10>=35 回避
DoubleCross : (6R10+1+0[10]>=35) → 9[2,8,8,9,9,9]+1 → 10 → 失敗
谷原 晃:ドッジ
影山 夏月:失敗!
洲崎アカリ:リアクションはガード
パイライト:ドッジ!
谷原 晃:7dx>=35
DoubleCross : (7R10[10]>=35) → 7[3,3,3,4,5,5,7] → 7 → 失敗
谷原 晃:当然ダメ!
パイライト:6dx+1>=35
DoubleCross : (6R10+1[10]>=35) → 7[1,2,4,5,7,7]+1 → 8 → 失敗
パイライト:無理!
洲崎アカリ:手番放棄でカバーリングします。パイライトくんを
パイライト:ありがとう
洲崎アカリ:そのガード時のオートタイミング。コンボ「ヘンゼル・ショット」≪自動触手≫≪蒼き悪魔≫
GM:ギエエ~~~!
洲崎アカリ:侵蝕97->104
洲崎アカリ:42のHPダメージです。
”ファウルウェザー”:喰らいます!
”ファウルウェザー”:ダメージ!
”ファウルウェザー”:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 20[9,2,5,4]+32 → 52
”ファウルウェザー”:装甲無視!
谷原 晃:死! リザレクト
洲崎アカリ:カバーリングしたのでガード引いても100喰らいますね
谷原 晃:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
谷原 晃:浸食値はピッタリ100!
洲崎アカリ:オートでコンボ「カーテンフォール」≪鏡の盾≫をぶち込みます。
GM:オイオイオイ
影山 夏月:倒れます。ファウルフェザーに P:執着/○N:嫌悪で取得、タイタス化して復活。
洲崎アカリ:レベル4なので……80点!
洲崎アカリ:104->114
谷原 晃:最強無敵
”ファウルウェザー”:一旦戦闘不能。《燃える魂》HP40で復活。
影山 夏月:HP4→13
パイライト:ごっつい
洲崎アカリ:遺産強奪事件のロイスを切り、復活。
”ファウルウェザー”:炎の弾丸…というより、それはすでに炎の雨だ。
”ファウルウェザー”:無数の炎の粒が君たちに降りかかる!
洲崎アカリ:腕を広げる、無防備に。その掌の上で、何かが明滅して。
洲崎アカリ:制御範囲内での限界出力。闇色の影縄が、空間一帯の光熱を吸い上げる。
洲崎アカリ:即ち発生するのは、この空間全体を覆う一瞬の真闇──"カーテンフォール"。
洲崎アカリ:目晦ましの為ではない。最大威力を放つ必然として生じた、単なる副産物。
洲崎アカリ:それが開けた時には、
洲崎アカリ:"ファウルウェザー"の身体に、既に突き刺さっている。一条の黒刃。そして、
洲崎アカリ:グ シャッ !
洲崎アカリ:炸裂。内側から食い破る闇の顎が、彼の肉体を引き裂く。
”ファウルウェザー”:「グッ………!?」
”ファウルウェザー”:「ガアァアァ!!!」
谷原 晃:火だるまになって転がりながらそれを見る。やはり、五感のいずれかを失ってなお戦場に立ち続ける戦士は──強い。
影山 夏月:「(……光を喰らう影)」
影山 夏月:防ぎきれなかった火球に焼かれながら、その光景に目を奪われる。
影山 夏月:「(超える、いつか必ず。そして)」
影山 夏月:──これ以上傷つく前に、敵を打ち払う。
洲崎アカリ:「っ、ぐ……う」炎の弾丸は確かに直撃している。ふらふらとよろけて、膝をつく。
パイライト:「……ありがとう。ごめんなさい」
洲崎アカリ:「……大丈夫」半ば以上は、赤芽さんに向けた言葉。怒りで暴走する敵オーヴァードを目の前にするなんて、きっと初めての事だろうから。
パイライト:庇われた。それが彼女の戦術であるとわかってはいるが
”ファウルウェザー”:「”ハンターシープ”!!!こいつを近づけるなァ!!」
”ハンターシープ”:「………う。」炎を見て怯えのような表情を見せる
洲崎アカリ:「獣が良く猛るのは、追い詰められた証ですから」笑って。「すぐに終わる。あたしたちが勝つ」
”ハンターシープ”:「ね、眠れない……」
GM:では次、再び行動値8組!
パイライト:では続きます
パイライト:マイナー、《インフィニティウェポン》
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3
パイライト:侵蝕103。メジャーで《Cウロボロス》《シャドーテンタクルス》《咎人の剣》、オートで《砂の加護》
パイライト:対象はファウルウェザーへ
パイライト:パイライトの侵蝕率を+3
パイライト:オート起動で侵蝕106、攻撃!
パイライト:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,5,6,7,8,9,10,10]+10[3,3,3,4,7]+5[5]+4 → 29
”ファウルウェザー”:暴走リア不
”ハンターシープ”:《軍神の守り》《イージスの盾》でカバーリング
”ハンターシープ”:2d10+4 ガード値
DoubleCross : (2D10+4) → 12[5,7]+4 → 16
GM:ダメージどうぞ
パイライト:なら上から押し潰してやる。《原初の黒:フェイタルヒット》
パイライト:3d10+37+3d10
DoubleCross : (3D10+37+3D10) → 16[2,5,9]+37+23[7,7,9] → 76
パイライト:76点装甲有効
”ハンターシープ”:装甲で10、ガード値で16点軽減。50点通ってまだ生きてます。
パイライト:さすがに厳しいか。では
パイライト:炎の残滓が残る中、少年が飛び出す
パイライト:滑るように駆け出し、狙うは首魁“ファウルウェザー”
パイライト:生成。右手の内、結晶が形作るのは槍
パイライト:炎の雨によって砕かれたアスファルトを叩き、反動で跳躍
パイライト:宙返りの要領。逆さまの視界に、男を見据えて
パイライト:足に影が巻き付く。強化。加速のまま、大槍の石突きを蹴飛ばす
パイライト:影による人外の力を込めた一投は高速で男へと飛来する、が
”ハンターシープ”:「目が醒めるような一撃だ。」
”ハンターシープ”:槍の一撃をインタラプトする。
”ハンターシープ”:胴体と腕でいなすように槍の切っ先を受け、
”ハンターシープ”:辛うじて自らへの致命傷を防ぐ。
”ハンターシープ”:「煩わしい。」
GM:では次、谷原さんかな
パイライト:「──意識を逸らすのがぼくの仕事だよ」聞いてはいたが、目の当たりにするのは違う。強い
パイライト:パイライトの侵蝕率を+6へ
パイライト:パイライトの侵蝕率を+8
パイライト:侵蝕率120
谷原 晃:はい!
谷原 晃:マイナーで《イオノクラフト》+《骨の剣》+《死招きの爪》
谷原 晃:と、《ポルターガイスト》!
谷原 晃:危ないところだった……
谷原 晃:相手のエンゲージに移動しつつ素手のステータスを変更します。
(パイライト、影山、洲崎)─(5m)─(谷原、”ファウルウェザー”、”ハンターシープ”)
谷原 晃:骨の剣》で10、《死招きの爪》で15、エピックで4、《水晶の剣で10、《ポルターガイスト》でそれらが倍!
谷原 晃:命中補正が-1、ガード値が6、攻撃力は78の素手が完成!
GM:??????
谷原 晃:メジャーで《コンセントレイト》+《貪欲なる拳》。対象は”ファウルウェザー”!
谷原 晃:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,3,3,3,3,4,5,5,6,7,8]+10[2,10]+10[10]+10[9]+5[5] → 45
谷原 晃:偉いぞダイス~
GM:達成値も高いし!
”ファウルウェザー”:リア不!
”ハンターシープ”:《軍神の守り》《イージスの盾》
”ハンターシープ”:カバーリング!
”ハンターシープ”:4+2d10
DoubleCross : (4+2D10) → 4+19[9,10] → 23
谷原 晃:けなげなシープくん…
”ハンターシープ”:ほぼ最強クラスのイージスの盾だ
谷原 晃:ダメージ!
GM:どうぞ!
谷原 晃:5d10+78
DoubleCross : (5D10+78) → 22[2,7,6,2,5]+78 → 100
谷原 晃:平均以下だが縁起がいいので許す
GM:???????
”ハンターシープ”:ええと…ガード23点と装甲10点でも足りないので……死ぬ!
GM:ハンターシープ撃破!
谷原 晃:君の唯一の失敗は、カバーエフェクトなんて身に着けてしまったことだ……
谷原 晃:「……久しぶりに、ギアを上げるぞ」
谷原 晃:腕の変質が加速する。雲のような状態からゴロゴロと不吉な雷鳴の渦巻く音が轟き、
谷原 晃:最終的には、右腕全体が青白く発光する雷電そのものになる。
”ハンターシープ”:「………!」
谷原 晃:バヂッ、と空気の爆ぜる音が響き、
谷原 晃: 接敵。
谷原 晃:既に腹部を輝く腕が貫通している。
”ハンターシープ”:気配に気づいた瞬間、半ば無意識に迎撃に移る。
”ハンターシープ”:刀を振り上げ──
”ハンターシープ”:「…………。」
谷原 晃:「今回は、俺の方が早かったな」
”ハンターシープ”:自らの胴を貫く腕を見る。
”ハンターシープ”:「………ああ、ようやく、」
”ハンターシープ”:「眠く……なってきた…………」
谷原 晃:ゆっくりと引き抜く。漏電。”ハンターシープ”を中心に、電撃が廃屋全体を駆け巡る。
”ハンターシープ”:「羊を数えないで…済む………」
”ハンターシープ”:”ハンターシープ”、死亡。
谷原 晃:”ハンターシープ”が眠るように横たわった床には、睡蓮の花びらのように電撃の焦げ跡が残っていた。
GM:クリンナップ!
パイライト:なし!
影山 夏月:なし!
谷原 晃:なし!
洲崎アカリ:ないです!
GM:セットアップ!
谷原 晃:あ、浸食は119です
”ファウルウェザー”:なし!
パイライト:なし!
洲崎アカリ:なしで!
谷原 晃:なし!
影山 夏月:ないです!
GM:では”ファウルウェザー”の手番!
”ファウルウェザー”:《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》《砂の刃》《クリスタライズ》
”ファウルウェザー”:あ、マイナーはないです
”ファウルウェザー”:対象は…
”ファウルウェザー”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1
”ファウルウェザー”:谷原さん!
谷原 晃:きちゃ!
”ファウルウェザー”:12dx7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,7,8,8,9,9,10]+10[3,3,4,5,9,10]+5[4,5]+10 → 35
谷原 晃:ドッジ~
谷原 晃:8dx>=35
DoubleCross : (8R10[10]>=35) → 10[1,3,4,4,9,10,10,10]+5[1,5,5] → 15 → 失敗
”ファウルウェザー”:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 16[2,3,4,7]+32 → 48
GM:装甲無視だ!
谷原 晃:当然死ぬ!
谷原 晃:少年のロイスを昇華して復活します。少女だったし……
”ファウルウェザー”:「グ、ギ……どいつもこいつも…!!」
”ファウルウェザー”:「邪魔ばかりしやがって!!死にやがれ!!!」
”ファウルウェザー”:熱風と炎の渦が谷原を襲う!
谷原 晃:避けるすべもなく、直撃! 全身が焼け、激痛が走る。
谷原 晃:「俺は死なん……」焼け焦げる煙の向こうで雷光だけが瞬いている。「次は……貴様の番だ」
谷原 晃:そしてその稲光は、後続の突撃を助ける導となる。
GM:では次、行動値8組!
パイライト:話し合いの結果、手番頂きます
影山 夏月:どうぞ!
パイライト:マイナーなし、メジャーで《Cウロボロス》《シャドーテンタクルス》《咎人の剣》
影山 夏月:パイライト君のメジャーアクションに<砂の加護> コンボ:砂漠の月
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕率を+3した
影山 夏月:112→115
パイライト:頂きます。ファウルウェザーに攻撃!
パイライト:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,3,5,5,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,4,7,8]+10[4,7]+6[6]+4 → 40
”ファウルウェザー”:リア不!
パイライト:よし、相応に跳ねた。ダメージ!
パイライト:5d10+37
DoubleCross : (5D10+37) → 32[8,2,10,10,2]+37 → 69
パイライト:69点装甲有効
”ファウルウェザー”:残りHPは40…死ぬ!
”ファウルウェザー”:撃破!戦闘終了!
パイライト:よし! ではフィニッシュ
パイライト:煙の中、銀色の紫電をめがけ走る。一直線に向かうのみ。距離およそ10m。
パイライト:炎の雨が降り注ぐ。手首を捻る。足下より伸びる影、後方へ──9m。
パイライト:無差別攻撃で粉砕された廃墟の欠片を影が掴み、包む。引き寄せて己の前に──8m。
パイライト:豪雨を即席の楯が遮り、砕け、次の楯を翳し、砕ける。足は止まらない──7m。
パイライト:幾度かの防御を繰り返す。最後のひとつを防ぎ、広がった視界に映る巨大な火球──6m。
パイライト:放たれる。防御は遅い。回避は拒否。なればと羽織を外し、右腕に巻き付ける──5m。
パイライト:“「戦闘区域に安全圏などない」「なければ“作ればいい”という話だ」”
パイライト:跳ぶ。加速をつけ右腕を突き出した。
パイライト:遺産によって編まれた戦装束は全てを防げずとも、拳によって火球の中央を穿ち、その穴を潜る──4m。
パイライト:左手の内に感触。生成される刀は飾りのない、人斬りの武器──3m。
パイライト:着地。同時、収まらず吹き上げられる炎が少年の全身を打ち、焼き尽くした──2m。
パイライト:“「"いい男"は常に前を向くものだよ」「よそ見は禁物なんだろう? 適材適所というやつだ」”
パイライト:炎が肌を焼き、結晶と化した内側を剥き出しにしようと。少年の瞳は動かない。
パイライト:蒼と黄の輝きは目前の相手を外さない──1m。
パイライト:捉えた。思考は介さず。最小の動作。最短の距離。最速を以て──
パイライト:“「ああ、それは」「楽しみだ。とても」”
パイライト:鞘走る。──零。
パイライト:描く弧は理想を追いかけて。影を束ねて固めた漆黒の刃が男を斬り裂いた。
パイライト:未熟な剣。いまだ理想は遠く。積み上げるものはいくらも足りず。それでもこれがひとつの答え。
パイライト:ただ願い、振るい続ける。いつかその一端に手をかけるため。
パイライト:──“偽・剣匠卿(ソードビート)”。
”ファウルウェザー”:「………ガァッ……てめ、え………!」
”ファウルウェザー”:切り裂かれ、もはや上半身だけになった男がパイライトの腕を掴む。
”ファウルウェザー”:「てめえだけでも……奪ってやる…!」
”ファウルウェザー”:《悪意の爆発》
パイライト:ウワー
”ファウルウェザー”:3d10
DoubleCross : (3D10) → 8[1,1,6] → 8
赤芽木色:《不壊の城壁》
赤芽木色:ダメージ適用前にダメージを30点軽減。
赤芽木色:”ファウルウェザー”の動きが突如として止まる。
赤芽木色:体に巻き付いているのは白銀の布。
”ファウルウェザー”:手は虚空を掻く。
”ファウルウェザー”:「てめえ…てめえぇえぇーーーー!!!」
赤芽木色:”ファウルウェザー”の全身を布が覆い、炎を漏れなく閉じ込めた。
赤芽木色:「…………。」
”ファウルウェザー”:炎はやがて勢いを失くし、消えた。
赤芽木色:それを確かめてぺたりと腰を落とす。
パイライト:消えてゆく赤を最後まで、目をそらさず。見届ける
赤芽木色:「………おれ、さ、」
赤芽木色:「今の闘いに全然ついていけなかった。」
赤芽木色:「けど、あいつが最期に奪うのだけは止めれた。」
赤芽木色:「……これでも、復讐になったかな…?」
赤芽木色:谷原を見上げる
谷原 晃:「なった」頷く。
谷原 晃:「奪うだけが、復讐だけではない……はずだ。俺が言っても説得力はないが」
谷原 晃:「生き残った俺たちが、外道どもの悪意にくじけないことも、復讐だと、俺は思っている」
赤芽木色:「………そっか。」
赤芽木色:にっと笑う。その目尻には、涙の雫が浮かんでいた。
GM:──────
GM:バックトラック
GM:──────
GM:Eロイスは3つ!不滅の妄執×2と悪意の爆発!
GM:振りたい方はどうぞ!
パイライト:パイライトの侵蝕率を+8
影山 夏月:全部振ります!
洲崎アカリ:振っておこう
パイライト:最後の一発分足して128、Eロイス振る
パイライト:128-3d10
DoubleCross : (128-3D10) → 128-18[10,2,6] → 110
洲崎アカリ:114-3d10
DoubleCross : (114-3D10) → 114-15[7,3,5] → 99
谷原 晃:念のため振ります
影山 夏月:115-3d10
DoubleCross : (115-3D10) → 115-21[5,8,8] → 94
谷原 晃:119-3d10
DoubleCross : (119-3D10) → 119-13[5,6,2] → 106
パイライト:素振りで6本いきます
影山 夏月:よし、等倍!
谷原 晃:106-6d10
DoubleCross : (106-6D10) → 106-32[4,5,9,3,10,1] → 74
パイライト:110-6d10
DoubleCross : (110-6D10) → 110-40[2,5,9,9,10,5] → 70
影山 夏月:94-5d10
DoubleCross : (94-5D10) → 94-33[2,10,10,1,10] → 61
洲崎アカリ:あんしんの等倍
谷原 晃:等倍で5点!
洲崎アカリ:99-6d10
DoubleCross : (99-6D10) → 99-24[5,4,2,3,3,7] → 75
パイライト:あらー1多い。4点
影山 夏月:4点!
洲崎アカリ:こちらも帰還。5点です
GM:全員帰還!おめでとうございます!
GM:では経験点配布!
GM:シナリオ点5点!EロイスDロイス4点!いつもの5点!
GM:これに侵蝕点を加えて…
影山 夏月:こちら18点!
谷原 晃:19点だー!
洲崎アカリ:19点!もぐもぐ
パイライト:18点拝領します
GM:C((18+18+19+19)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 24
GM:■経験点
マグロさん:19点
Exstさん:18点
サムトーさん:18点
いちまさん:19点
GM猫口@:24点
GM:以上!お受け取りください!
パイライト:頂きます!
洲崎アカリ:いただきます!
谷原 晃:いただきます! もぐもぐ
影山 夏月:いただきます!むしゃむしゃ
GM:ではさっくりEDしましょう!
エンディング1
GM:──────
GM:ED
GM:──────
GM:第3支部
GM:──────
GM:君たちは敵を倒し、第3支部へと帰還した。
GM:治療も一段落ついたところで、事後報告のために再び会議室に集められている。
江砂桂枝:「ご苦労だった。」
谷原 晃:(合法で正規の治療は、何物にも代えがたいありがたさがある……)腕をさすりながら。
洲崎アカリ:「や、どうも。こちらこそ助かりました、色々と」
影山 夏月:「ありがとうございます。江砂さんもサポート、お疲れさまでした」
洲崎アカリ:何時ものように笑う。傷はほぼ癒えている。頬にガーゼを当ててはいるが。
パイライト:多少傷口の治療はされたが、支障もなく。こういう時、人間でないというのも便利かもしれない
江砂桂枝:「事後処理は適正に進められている。」
影山 夏月:「事件はこれでひとまず解決、でしょうか」
江砂桂枝:「君たちのおかげで事件が大規模になることも防げた。改めて礼を言う。」
江砂桂枝:「ああ。ひとまずはな。」
洲崎アカリ:「何か手伝う事、あります?」あらましについては、伝えた所だけど。
谷原 晃:「……行きがかり上、手を貸しただけだ」
洲崎アカリ:「ふふ。それは何よりです」
江砂桂枝:「いや、君たちは十分に働いてくれた。しばらくは休んで欲しい。」
影山 夏月:「承知いたしました。正式な報告はまた後ほど」
江砂桂枝:「むしろ休養を取らねば厳重に注意するところだ。」
洲崎アカリ:「……ん。分かりました。では、そのように」
影山 夏月:「ははは……」苦笑い。
赤芽木色:「手伝うこと、あります?って…」
赤芽木色:「すごいなエージェントって…。」
赤芽木色:机に突っ伏している。
パイライト:「勤勉だ。師匠もそれくらいしてくれるといいけど」
谷原 晃:「……疲れたか」
赤芽木色:「おれ、あれだけですごい疲れたんだけど…。」
洲崎アカリ:「あはは……そりゃ、初めてですもんね。貴方はよく頑張った」
影山 夏月:「赤芽さんもお疲れさまです。 ……まあ、でも」
影山 夏月:「洲崎さんは割と、普段から頑張りすぎな方ですから。あまり参考にされないほうが良いかと」
洲崎アカリ:「手厳しいなあ。これでも結構だらだらしてるつもりなんですけどね」
洲崎アカリ:「最近はちゃんと7時間寝てるし……」
影山 夏月:「なら良いのですけど。皆さん本当に、無理はなさらず」
赤芽木色:「言われなくても………」ぐで~
パイライト:「影山お兄さんもね」
パイライト:「人間はぼくみたいに眠らなくて済む、なんてわけじゃないし」
影山 夏月:「ええ、勿論。私も自分は大事にしたいですから」
洲崎アカリ:「そうそう。影山くんこそ、ほら。四六時中仕事モードみたいな人なんですから」
影山 夏月:「えっ……いえ、私は執事ですし、こういう姿勢が自然と言いますか……」
江砂桂枝:「………君についてだが、」赤芽に話を振る
江砂桂枝:「新しい住居を用意する。しばらくはそこで過ごして、出来るだけ普通の生活を送って欲しい。」
江砂桂枝:「一日に一回は職員に様子を見に行ってもらう。家事や相談など、好きに頼るといい。」
谷原 晃:(まあ、両親の死んだ屋敷に一人で済めというのも酷だろう)
谷原 晃:妥当だ。この支部はこういった福利厚生やら、諸々の手続きが手早い。人員のためだろうか。
赤芽木色:「……助かるよ。」
赤芽木色:「へへ、にいちゃんみたいな執事かな?」
赤芽木色:「来てくれる人って。」
赤芽木色:影山を見上げつつ
影山 夏月:「いや、それは……どうでしょう。職員の方に執事は居られたかどうか……」
影山 夏月:軽口に対して真面目に考え込む。
洲崎アカリ:「流石にウチにもそうそういませんよ、こんなよくできた紳士さんは」
影山 夏月:「……恐縮です」
赤芽木色:「……洲崎さんってさ」
赤芽木色:影山の様子を見つつ
洲崎アカリ:「……ん?」首を傾げる。
赤芽木色:「影山さんのご主人様なの?」
影山 夏月:「え?」
洲崎アカリ:「あら、そう見えました?」
谷原 晃:「ああ……執事というものは、なかなかだな。洲崎への気遣いなど、なかなか細やかだった……常人にはああは出来ん」
赤芽木色:「うん。」
谷原 晃:「……そうだったのか」深く納得している。
パイライト:「あれ、違ったの?」
赤芽木色:「洲崎さんに気を遣ってるとこよく見るし、そうなのかなって。」
影山 夏月:「あっ……いえ、その。私の主人はUGNの外の人間でして」
洲崎アカリ:「そうそう。そっちにお仕えしてるの」
赤芽木色:「へー…でもちょっと納得かも。」
谷原 晃:「……納得? 何故だ」
洲崎アカリ:「ちょっと先輩面しすぎちゃってたかな、あたし。失礼、失礼」笑顔のまま、少しだけ縮こまって。
谷原 晃:「俺は、全く納得できん。てっきりお前の言う通り、洲崎が主人だと信じてしまった」
影山 夏月:受け答えしながらなんとか動揺を抑え込む。
赤芽木色:「なんか執事っていうより恋人みたいな気の遣い方だったし。」
赤芽木色:「レディーファーストってやつ?あれ。」
影山 夏月:「こっ……!?」
影山 夏月:思わず、派手に咳き込む。
谷原 晃:「……そうだったのか」深く納得している。
洲崎アカリ:「……」緊張。小さく深呼吸ひとつ。
パイライト:「……色々言われてるけど?」
パイライト:影山さんへ
洲崎アカリ:「あはは、困ったな……その、なんだか迷惑かけちゃったみたいで」苦笑して。
洲崎アカリ:「ごめんなさいね、影山くん」あたしを気遣うばかりにこんな勘違いを生んでしまって、と。
影山 夏月:「その……恋人、というわけでは……いえ、洲崎さんが謝られるようなことは!」
影山 夏月:「勘違いされるようなことをしていたなら、私の方こそご迷惑を」
影山 夏月:「洲崎さんには本当にお世話になっていますし。お返ししなければとは常々思っていて、ただ……」
影山 夏月:「私こそ、申し訳ありません……いや、謝って良いことなのか?しかし……」
影山 夏月:動揺から常ならぬ早口で垂れ流す。
谷原 晃:「そうだな」真面目腐った顔で。「こういうことは、あまりからかうものではない」
谷原 晃:「当人同士の話だからな」
谷原 晃:完全にすべてを理解したつもりでいる。
赤芽木色:「ごめんごめん、二人とも!からかうつもりはなかったからさ!」
洲崎アカリ:「だ、大丈夫ですよお二人とも……? 本当に、気にしてないので……」
影山 夏月:「あっ……はい。し、失礼しました」
赤芽木色:「……あはは、やっぱりみんな、いい人だな。」
赤芽木色:「やば、本格的に体が…ちょっと休む……」
赤芽木色:ふらつきつつ立ち上がり、ドアの方に
赤芽木色:「あの、また会ってくれよ。」振り返り、君たちに呟く。
洲崎アカリ:「構いませんけど……その、お大事にね」弱った声音を耳にして、やや心配そうに。
影山 夏月:「ええ、勿論。またいつか。 本当に、お疲れさまでした。」
パイライト:「よければね。話し相手としては、勉強中だけど」
赤芽木色:「また会って話がしたいんだ。追われたり、戦ったりしながらじゃなかなか話せなかったしな。」
赤芽木色:「おっさんも。おれはいわば、おっさんの後輩なんだ。」
赤芽木色:「復讐を終えた人間のな。だから色々教えてくれ。」
谷原 晃:「……いや、」首を振る。「俺のようなものになど、二度も会うものではない」
谷原 晃:「……そういう人生を歩め」
赤芽木色:ぷく、と頬を膨らませる。
赤芽木色:「やだ。絶対会う。」
谷原 晃:「なに」
赤芽木色:「おっさんさ」
谷原 晃:「わがままを言うな……なんだ」
赤芽木色:「そうやって自分を卑下するのも、おっさんの言う外道どもの悪意に屈したことになるんじゃねーのかよ」
谷原 晃:「屁理屈を……」
谷原 晃:「……好きにしろ」
赤芽木色:にい、と笑う。
赤芽木色:「復讐を終えたら好きにするのも、復讐なんだろ?」
赤芽木色:「じゃあ好きにする!」谷原の身体に抱き着く
谷原 晃:「ぬっ」思わず抱き留める。
赤芽木色:ぎゅ、としばらく抱きついてから
赤芽木色:「またな、おっさん。」
赤芽木色:朗らかに笑って、部屋を後にした。
江砂桂枝:「む…。」
江砂桂枝:「一人で行かせてしまうのはまずい。誰か付き添いを呼ぼう。」
洲崎アカリ:「ふふ。懐かれたみたいですねえ」のほほんと、谷原さんの方へ微笑んで。
パイライト:「じゃあここは……」
洲崎アカリ:「……どうします?」江砂さんの言葉を受けて、促すように。
影山 夏月:「谷原さん?」
谷原 晃:「ああ。いや……」
谷原 晃:「なんだその顔は……影山……」
影山 夏月:「いえ、なんでも。ただこのエスコートは私の仕事ではないな、と」
谷原 晃:「……分かった。送ってくる」席を立つ。
谷原 晃:「金は所定の口座に振り込んでおけ」江砂さんに。「絶対に儲かる投資の話を聞いた。なるべく早く頼む」
谷原 晃:そう言い残して部屋を出ていく。
影山 夏月:「……谷原さん!?それ、騙されてませんか!?」
パイライト:(大丈夫かな……)
江砂桂枝:「………後でさりげなく詐欺の注意もしておこう…。」
パイライト:……ふと、端末を手に取る。幾度かのタップ。
洲崎アカリ:「……ええ、それがいいかと」
パイライト:「それじゃ、洲崎お姉さん。影山お兄さん。ぼくもそろそろ」
洲崎アカリ:「とても優秀な人材だ。変な事で潰れて貰うのは、勿体ない」
パイライト:「改めて、ありがとう」立ち上がり、二人へ頭を下げる
影山 夏月:「こちらこそ、ありがとうございます。パイライト君も、お疲れさまでした」
洲崎アカリ:「やあ、お互い様です。とても助かりましたよ」一礼。
パイライト:「うん。お互い様だ」
パイライト:軽く伸び。さて、
影山 夏月:「またいつか。それまで、お元気で」
パイライト:「うん。今度は、穏やかな件であれば」
パイライト:愛想の薄い鉄面皮。だが、出会った当初の空気はもうない
パイライト:少年は軽く手を振り、会議室を後にする
影山 夏月:「それでは、私も失礼します。江砂さんも、お疲れさまでした」
影山 夏月:少年を見送ってから改めて姿勢を正し、一礼。
洲崎アカリ:「あ、そうだな。あたしも、失礼します」後に続きながら、小さく頭を下げて。
江砂桂枝:「ああ、君たちもゆっくり休むといい。」
江砂桂枝:「少しでも体調が悪くなったらすぐに医務室に行けよ」
影山 夏月:洲崎の手を引いて、部屋を後にする。
GM:──────
影山 夏月:「送ります。お部屋まででよろしかったですか?」
洲崎アカリ:「あ、寮の前で大丈夫ですよ。その先はよく慣れてますし」女子寮だし。
影山 夏月:「承知いたしました。では、行きましょうか」
洲崎アカリ:慣れた様子で、手を引かれて歩いていく。
影山 夏月:手を引いて、第三支部の歩きなれた道を歩く。
影山 夏月:周囲に人気はない。 職員たちも事件の事後処理で忙しいのだろう
影山 夏月:「洲崎さん」
洲崎アカリ:「お。なんです?」
影山 夏月:緊張で乱れそうな呼吸を整えて、ゆっくりと口を開く
影山 夏月:「先程のお話ですけど、私は……」
影山 夏月:そこで一度、言葉を切って
影山 夏月:「……俺は、」
影山 夏月:「執事でなくても、恋人でなくても」
影山 夏月:「貴女のこと、大切に思っています」
影山 夏月:「だから……迷惑かけたとか、そんなこと、思わなくて良いです」
洲崎アカリ:「……おお。えっと」少し、言葉に迷いながら。
洲崎アカリ:「その、伝わっています、よ……」
洲崎アカリ:「……で、いいのかな。これは」
洲崎アカリ:髪を撫でて、困ったような笑みを浮かべている。
影山 夏月:「すみません。貴女にはいつも、勝手なことを言ってばかりで」
洲崎アカリ:「いえ。そういう、言葉にするのは……大事な事ですし」
洲崎アカリ:「美徳だとは思いますけど」
洲崎アカリ:「今のはちょっと、"別の勘違い"をしちゃいそうな言い方だったかなー……なんて」
影山 夏月:「………………」
影山 夏月:天を仰ぎ、開いている手で頭を抱える。
影山 夏月:「(まだまだ、遠そうだなあ)」
影山 夏月:「……ありがとうございます。気をつけます」
影山 夏月:それ以上は口に出さない。 今伝えてもきっと、困らせるだけだ。
影山 夏月:「お時間いただいて申し訳ありません。参りましょうか」
洲崎アカリ:「いえいえ」
洲崎アカリ:頬の汗を拭う。平静を繕う。できている、と思う。
影山 夏月:「……? 洲崎さん?」
洲崎アカリ:「ん?」何が引っかかっているのか分からないという様子で。
洲崎アカリ:「ほら、行きましょ」
影山 夏月:「……ええ」
影山 夏月:いつか。
影山 夏月:約束を果たして、自分の見た光を届けて。
影山 夏月:彼女がもっともっと、自分のことを好きになってくれたその時は。
影山 夏月:その時は、必ず。
エンディング2
GM:──────
GM:事件から数日後。
GM:谷原晃は自室で目を覚ました。
GM:戦いから離れた、いつも通りの日常。
GM:今日はバイトの面接もなく、ゆっくりと寝るはずだっただろうか。
GM:しかし、君の眼を覚ましたのは甲高いチャイムの音だった。
谷原 晃:いつも通り体が痛い。この布団ももう板切れのようだ。
谷原 晃:「む……」また遠戚の少女だろうか。
谷原 晃:寝ぼけ眼で玄関まで歩き、ドアを開ける。
赤芽木色:「おはよ、おっさん。」
赤芽木色:ドアの向こうにいたのは、
赤芽木色:数日前に君が助けた、活発そうな黒髪の少女だった。
谷原 晃:「……?」
谷原 晃:「ああ……」ゆっくり頷く。「赤芽か」
谷原 晃:「何故ここに……?」
赤芽木色:「報酬の振り込み連絡。」
赤芽木色:「一応、イリーガルの初仕事。」
赤芽木色:にっと笑う
谷原 晃:「そうか……お使いか」
赤芽木色:「そ。入っていい?朝ごはん作ってやるよ。」
谷原 晃:「好きにしろ……」
谷原 晃:普段以上にのっそりとした様子で案内する。
赤芽木色:「おじゃましまーす。…意外と綺麗にしてんだな、おっさん。」
谷原 晃:(UGNに登録するのは……力の使い方を学ぶ上でも、悪くない。それに、専守防衛の遺産ならば。いざというときでも防衛に回されるはず……)
谷原 晃:「……それは」やや顔をしかめる。「物がないというんだ」
赤芽木色:「ひがむなよ~。おれだって全然物がねーぞ。」
赤芽木色:簡単な朝食を作りながら答える
谷原 晃:「……料理ができるのか」
谷原 晃:「すごいな。俺は全く出来ん」
赤芽木色:「簡単な奴だけな。おれ不器用だから。」
赤芽木色:「せめてこれだけでも作れるようになっておかないと大人になった時困るって、」
赤芽木色:「母さんがな。」
谷原 晃:「……そうか」
谷原 晃:「いい教えだな」
赤芽木色:「……ほら。」
赤芽木色:スクランブルエッグとベーコン。そしてトースト。
谷原 晃:「……うまそうだ」
谷原 晃:「食べてもいいか?」
赤芽木色:「いいよ。」
谷原 晃:「では……いただきます」料理を口に運ぶ。「うまい」
谷原 晃:「うん……うまい。うまい」口に運ぶ。運ぶ。
谷原 晃:「うまいぞ」
谷原 晃:「お前は……親孝行だな。よく学んでいる」
赤芽木色:「よかった。」頬杖を突きながら谷原の食事風景を眺め、微笑む
赤芽木色:「………」
谷原 晃:「なにか礼をしなければな……」ふと顔を上げて。「どうした?」
赤芽木色:「親孝行、なのかな。助けられなかったよ。おれ。」
谷原 晃:「それは……確かに、事実だ」
谷原 晃:「だがお前は……生き延びたんだ。それをきっと、お前の両親は、最後まで願っていたはずだ」
谷原 晃:「自暴自棄にならなかった。ちゃんと、周りの助けを受け入れた。今もこうして、日々を暮らしている」
谷原 晃:「せめて……せめて。俺たちが生きていることが、供養になると。俺は信じたい」
谷原 晃:「お前がどう思うかは……分からんが」
赤芽木色:「………分かんないけど。」
赤芽木色:「でも、おっさんの言葉で気持ちが楽になってるよ。」
赤芽木色:谷原の頬に手を伸ばす。
谷原 晃:「?」
赤芽木色:指で頬に付いたケチャップを拭い、自分の口へ。
谷原 晃:「……」
赤芽木色:「ありがと。……おっさん、食べ方ちょっと汚いぜ?」
赤芽木色:意地悪そうに笑う
谷原 晃:「……行儀が悪いのは、お互い様だ」
谷原 晃:目をこする。
谷原 晃:「御馳走様。飯を食ったら……また、眠くなってきた」
赤芽木色:「食べてすぐ寝ると牛になるぜー」
谷原 晃:「うるさい。相手はしてやるが……ほどほどの時間に帰れ。あまり遅いと、向こうに心配をかける」
赤芽木色:「食器洗ったら帰るよ。」
谷原 晃:「そこまでしなくても……いや、助かるが」
谷原 晃:「何故俺にかまう」
赤芽木色:「復讐。」
赤芽木色:「……おれ、復讐終えたら死ぬつもりだったのにさ、」
赤芽木色:「おっさんのせいで生きる気になっちゃったんだよ。」
谷原 晃:「……初耳だ」
赤芽木色:「責任、取ってくれよな?」
赤芽木色:食器を洗い終えた赤芽が横になった谷原の元へ歩いていき、
谷原 晃:「なんだそれは……俺のせいにするな……」
谷原 晃:「む
赤芽木色:ふー、と耳に息を吹きかける。
谷原 晃:「うわっ」のけぞる。「なんだ急に」
赤芽木色:けらけらと笑う
赤芽木色:「今日はそのくらいにしといてやるよ。」
赤芽木色:「また復讐に来るからな。」
谷原 晃:「……好きにしろ」
赤芽木色:笑って、部屋から出て行った。
谷原 晃:「いつも鍵は開けている」
谷原 晃:(なんだかよく分からんが……生きているのだから、良しとしよう)
GM:──────
エンディング3
GM:一方、12区画では、
GM:猫柳麻子が退院を明日に控えていた。
GM:病室には猫柳の友人である桑幡が置いていったであろう果物…
GM:の皮がビニール袋にまとめられている。
パイライト:相変わらず律儀だなぁ委員長さん。そう思いながら、ベッドの側に椅子を置いて腰を降ろしている
猫柳麻子:ベッドに横たわっている。いつもの制服ではなく病衣だ。
猫柳麻子:「……それで、」
猫柳麻子:「わざわざ第3まで散歩に行ったのか。」
パイライト:「……関わった以上、最後まで付き合うべきだと思ったからね」
パイライト:それに、ぼく自身が蚊帳の外に置かれるのは我慢がならない。心中で唱える
猫柳麻子:「………。」パイライトの眼を覗く
パイライト:丸い大きな瞳に、己の顔が映っている。いつもと変わらない……そう見えているだろうか
猫柳麻子:「本当にそういう理由なのか?」
パイライト:「…………」
パイライト:「嘘はついてない。……全ての理由じゃないけれど」
パイライト:吐息
パイライト:「──あんなことをされて、黙ってられるほどいい子じゃない。ぼくは」
猫柳麻子:「………。」
猫柳麻子:「パイライト。」
パイライト:「うん」
猫柳麻子:「怒ってくれるのは嬉しい。けどナ、」
猫柳麻子:パイライトの顔に手を伸ばす。
猫柳麻子:眉間をぐりぐりと人差し指でこね回す
猫柳麻子:「優しい顔の方が好きだ。」
パイライト:「うぐぐぐ」
猫柳麻子:「猫の額のようだぞ。アタシのアイデンティティを奪ってくれるナ。」
パイライト:「麻子さんの代わりはできる自信ないな」
パイライト:止まらない指を手で取り、抑えて
パイライト:「……ぼく、そんな顔をしてたんだ」
猫柳麻子:「どんな顔でも見栄えが良いのだがナ、オマエは。」
猫柳麻子:「………怒りは、全てを正当化してくれるわけではない。」
猫柳麻子:「アタシの”ホテル”の住民の半分近くは、怒りで人を殺めた。」
猫柳麻子:「それゆえに裁きを受け、死してなおこのホテルに囚われている。」
猫柳麻子:「………アタシはオマエをここに入れたくはない。」
パイライト:「……」
猫柳麻子:「オマエとは家で寝ていたい。枕が変わると寝られんのだ。」
パイライト:伸ばされ、眉間を揉んでいた手を。今度は両の手で包む
パイライト:「うん」
パイライト:自らの内側にあった火と。最後、自分自身を吹き飛ばそうと。全てを巻き込もうとした男の最後
パイライト:風景が重なる。目を背けてはならないと見届けた残り火が、己の見えない場所に移っていたのか
パイライト:鏡のようだと、目の前の彼女は少年を評した
パイライト:映し出した想いを、怒りを。少年は愚かなほどに自らへ取り込んでしまう
パイライト:「──ごめんなさい」
パイライト:「約束、したからね」
パイライト:「……確かめられなくなったら、ダメだ」
猫柳麻子:「………おいで。」
猫柳麻子:布団を捲り、パイライトを誘う。
猫柳麻子:「飼い主から餌と寝床を貰う代わりに、」
パイライト:声に従い、身を移す。
猫柳麻子:「猫は飼い主を温めたり慰めるのだ。」
猫柳麻子:パイライトと一緒に布団にくるまり、パイライトの胸で丸まるように抱かれる。
パイライト:身を寄せ、彼女の背に手を回す
猫柳麻子:「アタシも、心配を掛けたナ。」
猫柳麻子:「もう大丈夫だ。まだ心配なら、」
猫柳麻子:「存分に確かめろ。」
パイライト:「…………」
パイライト:力を込めた。服を通して、熱が伝わる
パイライト:これもまた、火だ。
猫柳麻子:火照ったように、吐息が小さく漏れる。
パイライト:「麻子さん」
猫柳麻子:「なんだ」
パイライト:「強くなるよ。もっと」
パイライト:「もっと、貴方を確かめていたいから」
猫柳麻子:「ンニ。」
GM:二人は猫のように、陽の差すベッドで寝息を立て始めた。
GM:後から来た桑幡に二人して注意されるのは、また別の話である。
GM:──────
GM:────
GM:──
GM:……
GM:”ファウルウェザー”戦直後
GM:第3区画
GM:廃屋
GM:──────
GM:事後処理に臨むUGN職員たちの間を縫うようにして、
GM:一人の少年が事件現場に歩いて来る。
”ウォーキングクローゼット”:銀髪に褐色の肌の、丈の短い軍服を着た少年である。
”ウォーキングクローゼット”:UGN関係者ではない。見た目もかなり目立つはずだ。
”ウォーキングクローゼット”:しかし、職員たちはなぜか彼を感知出来ず、黙々と隠蔽作業に取り組んでいる。
”ウォーキングクローゼット”:「あは、頑張ったね”ファウルウェザー”。」
”ウォーキングクローゼット”:「いいモニターになってくれたよ。」
”ウォーキングクローゼット”:その手には包装された玩具のような”何か”がある。
GM:・商品名 ”よい子の職業体験シリーズ ーお医者さん編ー”
GM:”チェンジラング”
GM:・遊び方
GM:1.本製品を起動し、患者役の人に押し当ててください。
GM:2.臓器を取り出せます。代わりのものを入れたり、戻したりして遊びましょう。
”ウォーキングクローゼット”:「遺産もたくさん集めてくれたし、」
”ウォーキングクローゼット”:「きっと面白いオモチャが出来るはずだよ。」
”ウォーキングクローゼット”:”ファウルウェザー”の体内に埋め込まれていた遺産を拾い上げて、
”ウォーキングクローゼット”:自身の体内にしまい込む
”ウォーキングクローゼット”:「………そうしたら、」
”ウォーキングクローゼット”:「パパも僕を、愛してくれるかな。」
GM:道具に罪はない。
GM:しかし、道具を生み出す人間が善とは限らない。
GM:彼ら”トイボックスセル”は、悪の筆頭と言えるかもしれない。
GM:──────
GM:全行程終了
GM:お疲れさまでした!
影山 夏月:お疲れさまでした!
谷原 晃:お疲れさまでしたー!
洲崎アカリ:お疲れさまでしたー!
パイライト:お疲れ様でした!