『no ■■■ lives foerver.』


PC1:“ダスタード”鞍馬 優人(くらま ゆうと)(キャラシート)PL:サムトー
PC2:“カゲトラ”登良 景秋(とら かげあき)(キャラシート)PL:マグパロス
PC3:“ヴァルタン”嵐田 聖司(あらしだ せいじ)(キャラシート)PL:馴染
PC4:“一握流転”天乃 伊緒(アメノ イオ)(キャラシート)PL:明寝マン
GM:里村邦彦

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ


ヒトは誰しも仮面を被り生きるもの。
彼の素顔を知るものは誰ひとりなく、
癒せぬ孤独が永劫、たましいを苛む。
不可解だけが、あなたの世界を象る。

事件は「不死の怪物」から始まった。
幾度も殺された記録の残るジャーム。
二度と会えないはずの誰かのすがた。

答えを選べるのは、あなた達だけだ。
そこに、いかなる苦痛があろうとも。

Double†Cross the 3rd Edition
『no ■■■ lives foerver.』

ダブルクロス。それは、裏切りを意味する言葉。


PC1 :鞍馬 優人
ロイス :“パナケア”志摩 雫
推奨感情:庇護/悔悟

 志摩雫は、君にとっては訓練所の後輩にあたる。君とは対照的に他人の痛みに敏感な彼女は、同じ人に師事した家族のようなものだ。
 彼女はしばらく前に命を落した。

 だが君は知る。ここ数日、近隣の某市で彼女の姿が目撃された、ということを。そしてまた、彼女が連続殺傷事件の犯人と目されているということも。


GM:ということで、鞍馬くん。お願いします!
鞍馬 優人:私だ!
鞍馬 優人:(キャラシート)
鞍馬 優人:鞍馬 優人(くらま ゆうと)です。中学生の15歳、生まれてこの方UGNチルドレンをやってます。
鞍馬 優人:チルドレンでもかなりの古株であることからUGNの同輩への家族意識が強く
鞍馬 優人:特にチルドレン仲間のことは、自分が長兄であるという自覚から全員弟妹だと思っています。お前も弟妹にしてやろうか。
鞍馬 優人:兄貴分の目標は教育担当のUGN教官であり、兄ムーブの参考にしていますが
鞍馬 優人:心配性で小言が多くなりがちであり、兄というより口うるさいオカンっぽいという噂もあります。
鞍馬 優人:また生まれつき痛覚が非常に鈍い体質です。痛いとかちょっとよく分かんなくて……
鞍馬 優人:まあ前向きに才能として捉えて家族を守るのに有効活用しようと思います。開き直りは大事!
鞍馬 優人:性能は固定値射撃型、死招きの爪で武器を作った後はひたすら無侵食で素殴りしつつ味方のカバーをしていきます
鞍馬 優人:小回りの効く性能を活かし、隙を見逃さず兄貴面を狙っていこうと思います。よろしくお願いします
GM:はい。よろしくお願いします!

GM:では、続きましてPC2のハンドアウトの方を。

PC2 :登良 景秋
ロイス :鹿狩瀬 雛姫
推奨感情:任意

 君はUGN所属のイリーガルだ。
 鹿狩瀬雛姫は君と付合いのあるチルドレンで、やや誤解をまねくところはあるが、悪い娘ではない。幾多の激戦から生還した優等生だ。

 ある日のこと、君は彼女の顔色が悪いことに気づく。
 なんでも、彼女が昔助けられた相手について照会が来たのだという。
 既に死んでいるはずの相手の。


GM:ということで、登良くん。お願いします
登良景秋:はーい!
登良景秋:(キャラシート)
登良景秋:「オレは登良 景秋(とら かげあき)」
登良景秋:「中学ン時に故障してスポーツ選手辞めたのも今は昔。」
登良景秋:「今のオレは芸術家の卵、カゲトラ様ってとこで他には街を守るイリーガルもやってる。」
登良景秋:「張り合う相手にも苦労しないし。チルドレンの雛姫ってライバルっていうか、意識してる相手もいる」
登良景秋:「順風満帆!雛姫のことも少しづつ分かってきたと思っていたが…」
登良景秋:「なにか、起こるらしいな?」
登良景秋:以上、高校生第四支部イリーガル。登良景秋の紹介でした。
登良景秋:異能は影インクで描いた絵を実体化させたりインクの虎を自分に憑依させたりするオーヴァードです。
登良景秋:神秘の肉体と完全獣化を組み合わせて「肉体で無形の影を運用する」という
登良景秋:肉体ですべてを解決するスタイル
登良景秋:賢いですね
GM:賢いですね
登良景秋:完全獣化で自分のダイスを増やして爆撃するのが彼の戦闘でのお仕事。
登良景秋:Dロイスは無い。普通のOV。
登良景秋:ただ、代わりにカラーロイスを三種類保有しており
登良景秋:三つの必殺技が使えます。
登良景秋:これもゲーミングジュエリーの力…
登良景秋:以上です!
GM:はい。ありがとうございました!

GM:続きまして、お初です。PC3のハンドアウトの方を。

PC3 :嵐田 聖司
ロイス :“O-4号”
推奨感情:好奇心/脅威

 あなたは今日も、ジャームの影を追っていた。
 標的は、あるFHの商品取引。UGN式に冷凍されたジャームを使い捨ての兵器として取引する。単純ではあるが、きわめて悪質だ。
 拠点を襲撃したあなたは、既に取引された後の「兵器」の存在を知る。取引先は、日本の某所だ。

 縦割りの組織が対応するのを、待っている理由はない。あなたは即刻現地へ飛ぶことにした。

GM:ということで、嵐田さん。お願いします!
嵐田聖司:ほいきた
嵐田聖司:(キャラシート)
嵐田聖司:嵐田 聖司です。フリーのジャームハンター(自称)やってます。学校にも行かず世界を股にかけて(自称)ジャームを狩る日々を送る17歳!
嵐田聖司:気さくで人懐こく、割と誰にでも距離感近めで接する感じの奴です。行動原理がジャームをやっつけること以外ない所を除けばどこにでもいる17歳男子です。
嵐田聖司:カテゴリーするならUGNイリーガルですが、目的は稼ぐことではなくジャームを狩ることなので、報酬とか社会的な関係とかはあんまり重視していません。
嵐田聖司:変身すれば虫でも小動物でも生食できるしな……
嵐田聖司:という訳で能力は主に猛禽類への変身能力。一般的な獣化に比べると柔軟かつ高精度なようで、身体の一部だけを瞬時に変化させたりできます。
嵐田聖司:なので変身状態でも武器戦闘ができる。適合している遺産、鬼切りの古太刀でEロイスごとジャームをザクーしたいぜ!
GM:かっこいい
嵐田聖司:こんな所です。今日もジャームを追いかけてやっつけるぞ!
GM:はい。ありがとうございます。よろしくおねがいします!

GM:では、続きましてPC4ハンドアウトを。

PC4 :天乃伊緒
ロイス :“メイベル”生天目苺
推奨感情:任意

 あなたはUGNに所属するOVだ。
いろいろな事情があり、ある支部に籍をおいている。
 最近きみの街では、奇怪な事件の噂が流れていた。見知らぬ少女から名前を呼ばれ、答えてしまうと命を奪われる、というのだ。
 そしてこれは噂ではない。
 不明のジャームが起こした事件として、現在きみと(便宜上の)お目付け役が調査にあたっている。

 …少し様子がおかしい気もする。

GM:ということで、天乃さん。よろしくお願いしますー
天乃伊緒:(キャラシート)
天乃伊緒:「……天乃 伊緒」
天乃伊緒:「何?別に用はないでしょ……あーもうわかった、話は聞くから」
天乃伊緒:16歳、高校生ながらろくに授業に出ず、保健室のベッドを占領してるぶっきらぼうで少し反抗的なダウナー少女
天乃伊緒:諸般の事情、並びにテストの成績だけはそこそこいいため、寛容に許してもらってます
天乃伊緒:凍結されたアダムカドモン計画を裏で進めるセルの実験体だったりしましたが、諸々はこの前解決したばかり
天乃伊緒:後は剣を持っていないとまともにオーヴァードとして力を使えません
天乃伊緒:他人を傷つけるかもしれないという恐怖感があるため、あまり人とも積極的に関わろうとしませんが、人と関わるのが嫌いなわけではないので、学校にはちゃんと登校だけはしてます
天乃伊緒:あと生天目先生に逢うため
天乃伊緒:データは極限暴走型滅びの刃エピックポルターガイスト、デカい固定値でズバっと
天乃伊緒:普段はボロボロの刀身にウロボロスシンドロームによる影を纏わせ、長刀として相手を斬りますが
天乃伊緒:侵蝕が100を越えると手持ちの剣が少しだけ本来の姿に近付くことで強くなります
天乃伊緒:自身の能力はすべて剣を振ることのみに特化しているため、細かいユーティリティは苦手な部類、初期侵蝕もやたら高い
天乃伊緒:以上、よろしくお願いします~
GM:はい。よろしくお願いします!

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OP1 鞍馬


GM:OP1 鞍馬
>過去。数年前、訓練施設時代


九条 正臣:「よし。そこまで」
九条 正臣:教官の一言で、その日の戦闘訓練は終わりを告げた。
いつもながらのハードワークだが、それも思いやりだと君は理解している。

鞍馬 優人:「……ふぅっ」
鞍馬 優人:異形に変異させていた肉体を元の姿へと戻し、ため息をつく。
九条 正臣:「しっかりクールダウンしとけよ。お前、無理は効かんのだから」
鞍馬 優人:「了解。ただ、俺はこれぐらいなら問題ありませんよ。それよりも……」
鞍馬 優人:ちら、と傍らに視線をやる。
志摩 雫:「あっ」
志摩 雫:「わ、私は大丈夫だよ、ゆ…鞍馬先輩。あんまり動いてないし…」
志摩 雫:実際、エフェクト一本で勝負するタイプの彼女は、今回もそこまで肉体をいじめるタイプの訓練は入れていない。
九条 正臣:「大丈夫ってことはない。志摩も、油断禁止」
鞍馬 優人:「身体を動かすばかりが戦いじゃないからな」
志摩 雫:「はい…」
九条 正臣:「メリハリも大事ってことだ。きっちり体をやすめとけよ。
 いいな? じゃあ、解散」


志摩 雫:「なんだか。ありがとうね、ゆうさん」
志摩 雫:「ほんとは私がこういう役割なんだろうけど…」
鞍馬 優人:「ん?何のことだ?」
志摩 雫:「…気をつかうの?」
志摩 雫:コードネーム"パナケア"。他人の痛みを自分で引き受ける能力者。
志摩 雫:ある意味、君とは逆の性質とも言える。
鞍馬 優人:「馬鹿なこと言うなよ。いつも言ってるだろう」
鞍馬 優人:「妹を気遣うのは兄の役目だとな」 ふふん、と冗談めかして笑いながら。
鞍馬 優人:「っと、烏龍茶で良いか?」
志摩 雫:「……ありがとね」
志摩 雫:「あっ、うん! ごちそうさまです」
志摩 雫:受け取った缶を開いて、ひとくち飲んで。
志摩 雫:「…ゆうさんは、すごいなあっておもうんだよ」
鞍馬 優人:「……俺が、か」
志摩 雫:「そう」
志摩 雫:「…痛いのを我慢できて、すごいなって。
 私はたぶん、そんなふうにやれないから」

志摩 雫:「こゆことゆうと、九条先生に怒られちゃうけど」
鞍馬 優人:「……我慢、か」
鞍馬 優人:口をつけていた烏龍茶の缶を離して、ううむと呻く。
志摩 雫:「うん」
鞍馬 優人:「……俺からすれば、お前のほうがよほど立派に見えるんだがな」
志摩 雫:「…そなことないよ。痛いの、怖いもん」
志摩 雫:かぶりをふる。
志摩 雫:「ほんとの作戦に出たら、今みたいにできるかなんて。
 だって、わかんないもん」

鞍馬 優人:「だからだよ」
志摩 雫:「そうかな」
鞍馬 優人:「痛いのが怖くて、それでもやるべきだって、そう思ってるんだろう?」
志摩 雫:「だって私、それしかできることないし」
鞍馬 優人:「そう言うなよ。俺はそれができないんだ」
鞍馬 優人:「痛いとか怖いとか、あまり思ったことがないからな」
志摩 雫:きゅっと目を細める。
志摩 雫:「できてるよ。ゆうさんは」
志摩 雫:「…痛いとか苦しいとか、知ってるの、しってるもん」
鞍馬 優人:「……そうかなあ」
志摩 雫:「そうだよ」
志摩 雫:烏龍茶をまた飲んで。あなたを見上げて。
志摩 雫:「…ねえ。
 どうすれば、ゆうさんみたいになれるかな?」

鞍馬 優人:「……俺みたいに」
志摩 雫:「そうだよ」
鞍馬 優人:「なりたいのか?」
志摩 雫:「…なりたいよ」
志摩 雫:「こわいときに、なにかできる人になりたい」
志摩 雫:先生みたいに。と、小さな声で続ける。
鞍馬 優人:「雫……」
鞍馬 優人:どう伝えるべきだろうか。
鞍馬 優人:痛みも恐れも感じなくなる。 ……彼女がそんなふうになっていいのか?自分にはそうは思えない。
鞍馬 優人:「……そうだな。俺みたいに、は正直言うと難しいかもだが」
志摩 雫:「うん」
鞍馬 優人:「先生を目指すのは、良いことかもな」
志摩 雫:「…うん」
鞍馬 優人:「でも、うん」
鞍馬 優人:「俺は今の雫のままでもいいって思うよ」
志摩 雫:「……困るよう」
鞍馬 優人:「そんなことない」
鞍馬 優人:「俺も先生も、怖い時には前に出る人間だからな」
鞍馬 優人:「……後ろを振り向いて、守るべき人のことをちゃんと見てあげられないかもしれない」
鞍馬 優人:「雫はそういうことができる子だと、俺は思ってる」
志摩 雫:なんとなく後ろを見る。誰もいない。
志摩 雫:あなたの目を見て。
志摩 雫:「…うん」
鞍馬 優人:「それはきっと、戦うことそのものより大事なことだと思うんだ」
志摩 雫:「ありがとう。ちょっと、なんだか、うれしい気がする」
志摩 雫:「ゆうさん、お兄ちゃんって感じがしたよ」
鞍馬 優人:「感じではなくお兄さんだ!」
鞍馬 優人:おどけるように口にする。
鞍馬 優人:「まあ、ともかく。ゆっくり、ゆっくりだ」
鞍馬 優人:「怖いと思うのは間違いでも、悪いことでもないから」
志摩 雫:「…うん」
志摩 雫:「ありがとね。ゆうさん」
鞍馬 優人:「ちゃんと、大事にしてあげてくれ。そう思う自分の心を」
鞍馬 優人:「ん。」
鞍馬 優人:「(俺のように、か……させちゃいけないな)」
鞍馬 優人:「(俺、ちゃんとできてるかな。先生……)」
鞍馬 優人:缶にわずかに残ったものを一気に飲み干す。

GM:…訓練施設で同期だったというだけの間柄だ。
GM:実際に配属されてからは別の支部なんて、珍しい話でもない。
GM:名前を久しぶりに聞いたのが、訃報だったりすることも。だ。

GM:シーンカット。
GM:シーン開始時のぶんの侵食上昇をお願いします。
それと、ロイスの設定を。

鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 6
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:36 → 42
鞍馬 優人:志摩 雫 P:庇護/◯N:悔悟
鞍馬 優人:以上!
system:[ 鞍馬 優人 ] ロイス:2 → 3
GM:はい。ありがとうございます!
GM:では次…

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OP2 登良


GM:OP:2 登良
>いつもの支部、ロビー


GM:登場侵食をお願いします。
登良景秋:シーンイン
登良景秋:1d10+42 (1D10+42) > 10[10]+42 > 52
登良景秋:おお
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:42 → 52

GM:医療施設に偽装した、あなたの所属する支部の拠点のひとつ。
GM:…あなたは、ロビーの小さなテーブルにちょこんと座っている、目当ての人影を見つけました。
GM:いつもは訓練施設にいる時間なのに、珍しいこともあったものです。
登良景秋:赤いジャージにワックスを掛け程よくセットされた髪
登良景秋:手足の細長く体格の良い身体。服装も含めてスポーツ選手のような印象を受ける
登良景秋:「おーい雛姫、どうしたんだそんなトコで」
登良景秋:雛姫が声を聴いて顔を上げると、そんな男…同僚が目の前にいた。
鹿狩瀬 雛姫:「…登良くん」
鹿狩瀬 雛姫:目を落としていた、支部支給のタブレット端末をテーブルに置く。
鹿狩瀬 雛姫:「……」
鹿狩瀬 雛姫:「…どうしたの? こんなところに」
登良景秋:「あん?オレはその…訓練施設にでも行こうと思っていたところだよ」訓練に向かうからだろう。スポーツドリンクを持っている。
登良景秋:「お前は、行かないのか?」
鹿狩瀬 雛姫:「…あ」
鹿狩瀬 雛姫:ロビーの壁にかかった、洒落たデザインの時計を見る。
鹿狩瀬 雛姫:「行く。…もうこんな時間」
鹿狩瀬 雛姫:テーブルに置いたタブレットを取り上げて、画面を見て。
鹿狩瀬 雛姫:すこし動きを止める。…彼女らしくない動作ではある。
登良景秋:景秋は、ほんの一瞬眼を細め
登良景秋:(…動きは勿論の事、視線が下がり気味。)
登良景秋:(考え事が頭の中で回ってるってとこか)
登良景秋:「…おりゃ」
登良景秋:雛姫の頬に冷えたスポーツドリンクを当てる
鹿狩瀬 雛姫:すこし止まったあと
鹿狩瀬 雛姫:「わっ」
鹿狩瀬 雛姫:「…なにするの」
登良景秋:「おいおいそんな固くなるなよ。もう少し緩くいこうぜ」
鹿狩瀬 雛姫:「……。うん」
登良景秋:「何か、あったのか?」
鹿狩瀬 雛姫:「じゃあ訓練に…」
鹿狩瀬 雛姫:「……」
鹿狩瀬 雛姫:「……登良くんは、鋭い」
登良景秋:「お前が分かりやすすぎるだけだよ…って言いたいが」
登良景秋:「大正解、オレは超鋭いの。だからよ」
登良景秋:「お前が今考え事で手がつかないのもよくわかるし」
登良景秋:「…それが、お前にとってどれだけ大変なことなのかってのも想像つくわけ」
登良景秋:「でも、想像だけだ」
鹿狩瀬 雛姫:「…………」
鹿狩瀬 雛姫:「…よかったら聞いて欲しい。登良くんに」
鹿狩瀬 雛姫:「困ってる。いろいろ…よくわからないことがあって」
登良景秋:「…はん。そっちから話してくれるとはな」
登良景秋:「いいぜ、普段の張り合いも止めだ。聞くよ。その話」
鹿狩瀬 雛姫:「うん」
鹿狩瀬 雛姫:タブレット端末の画面を示す。
志摩 雫:見たことのない少女の写真が表示されている。
背景は壁。規格化された、たぶんIDカードか何かのためのものだろう。

登良景秋:「おー、可愛い。友達か?」
鹿狩瀬 雛姫:「彼女は…私の、恩人」
鹿狩瀬 雛姫:「…助けてくれた人。作戦の時に」
登良景秋:「恩人…。ってお前が助けられただって?」
鹿狩瀬 雛姫:こう見えて、サンダーストーム勲章持ちだ。修羅場は多く潜っているはずではある。
登良景秋:(滅茶苦茶強いのかな…この見た目で)
鹿狩瀬 雛姫:「そう。とても…強いジャームを相手にしてて…」
鹿狩瀬 雛姫:「…助けてくれた。彼女は…」
鹿狩瀬 雛姫:「そのとき、死んでしまった」
登良景秋:「‥‥結構、大変だったんだな」
鹿狩瀬 雛姫:「…うん」
登良景秋:何を言えばいいのか、迷いつつもなんとか言葉をつなぐ
鹿狩瀬 雛姫:「……ありがとうも、言えなかった」
登良景秋:「後悔、残ってるんだな」
鹿狩瀬 雛姫:「…うん」
鹿狩瀬 雛姫:「でも、生きてるって…最後に会ったから、私に、連絡が来たの」
鹿狩瀬 雛姫:画面を示す。気弱気な笑顔の少女が写っている。
登良景秋:「それは、いい事なんじゃないのか」
鹿狩瀬 雛姫:「…彼女が、ジャームになっているかもしれないって」
登良景秋:「それで普段と様子が違かったってことか。雛姫。お前は、どうしたいんだ?」
鹿狩瀬 雛姫:「私は…」
登良景秋:普段から白い肌の、更に青ざめた顔色の彼女を見つめる
鹿狩瀬 雛姫:少しくちごもる。血の気が引いているけれど、それは恐怖などばかりではなく。
鹿狩瀬 雛姫:「…協力要請が来てる」
鹿狩瀬 雛姫:「人手がない支部らしくて。だから、できれば…」
鹿狩瀬 雛姫:「…確かめてみたい。できれば…」
鹿狩瀬 雛姫:「…言いたいこともあるの」
登良景秋:雛姫の話を落ち着いて聞いた景秋は、少し笑み
登良景秋:「…ふぅん、さっきよりもいい顔してるじゃねぇか」
登良景秋:「やりたいこと、見つかったな」
GM
鹿狩瀬 雛姫:「うん」
鹿狩瀬 雛姫:「…申請してくる」
鹿狩瀬 雛姫:席を立つ。
登良景秋:「おっと待った、オレも一緒に行くぜ。」雛姫の横に立つ
鹿狩瀬 雛姫:「…………」
鹿狩瀬 雛姫:「……ありがとう」
登良景秋:「お前にやりたいことができたんだろ?」
鹿狩瀬 雛姫:「うん」
登良景秋:「そんなレアなところ、見逃すわけにはいかねぇからな」
鹿狩瀬 雛姫:「…うん」

GM:シーンカット。
登良景秋:「今度は言えなかった言葉、言えるといいな」
GM:はい! ロイス設定あればお願いします!
登良景秋:元々雛姫にはロイスをとっているので
登良景秋:雫ちゃんに ロイスを取ります
登良景秋:志摩 雫 〇尊敬/疑念 で取得
GM:はい!

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OP:3 嵐田


GM:OP:3 嵐田
>南米某国


GM:登場侵食をお願いします。
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 10
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:36 → 46

GM:熱い風が吹いていた。
GM:火の手があがる倉庫街。
FHの密輸拠点は、現地のUGN要員と…もちろん君によって制圧されつつある。

GM:解き放たれた密輸品…ジャームの一匹がいま、君の一撃によって命を絶たれた。
嵐田聖司:斬撃。一陣の風。遅れ、褪せた赤銅の羽毛が舞う。
嵐田聖司:翔けるように斬り抜けて、確かな手応えがあった。獣化を解き、刀を鞘に収める背後、ジャームが崩折れる。
嵐田聖司:「……よし、バッチリ」
嵐田聖司:「何か変なタネがなきゃこれで終わりだ」
UGN支部員:「Nossa!」
嵐田聖司:「お疲れッス! いやーどうもどうも、大変でしたねー」
UGN支部員:銃器で武装した現地職員が、周囲警戒している中で声をかけてくる。
UGN支部員:「Que absurdo...アー…」
嵐田聖司:「やーはっはっは。相変わらず全然分かんね―です。グレートグレート!」
嵐田聖司:機嫌良いスマイルで適当を抜かしている。
UGN支部員:「そうですネ、大変。嵐田サンいなければ、もっと犠牲出てた」
UGN支部員:「若いから大丈夫だろうと思いましたが」
嵐田聖司:「いやいや! まあオレとしてもね、こうやってジャーム狩るのが生きがいなもんで」
嵐田聖司:「えーっと、何……マイウェイ? ゴーイングマイウェイ! ノープロブレム! お疲れ様でっす!」
嵐田聖司:笑いながら握手なりしつつ 「で、これで終わりで大丈夫ですかね? フィニッシュ……パーフェクト?」
UGN支部員:「Obrigada、そうですネ、This is a break、区切りでス」
UGN支部員:「but、まだある、少し。…そう、嵐田サンの日本ネ」
嵐田聖司:「ジャパーン? ……え、日本?」
UGN支部員:「そう。日本」
嵐田聖司:「どういうことスかね」 首をかしげる
GM:倉庫街を慌ただしく要員が駆けていく。
明日の夜明けまでには、この場の隠蔽工作も完成するのだろう。

UGN支部員:「アー…sold outしたやついます、そう、売れた。日本にね」
嵐田聖司:「ははあ」
UGN支部員:「そうとう高かったみたい。追いかけるわけにもいかないけど」
UGN支部員:「嵐田サン、アリガトネ。今日はゆっくり休んでもらって…」
嵐田聖司:「あー。そういうことなら、すみません」
嵐田聖司:愛用の刀を肩に担ぎ 「ソーリー。行きますわオレ。ここのメシとか食いたかったんスけど……」
UGN支部員:「Ué?」
嵐田聖司:「残りのジャームがいるんならね。……それどの辺? 地図とかありますかね」
嵐田聖司:現地支部員の手元を覗き込む
UGN支部員:濃いラテン系の職員は、豆鉄砲を食らったラクダのような顔で、書類らしいものを見せてくれます。
UGN支部員:…日本の地名と、取引先セルについての簡単な記録が残っています。
その気になれば、追うことができるでしょう。

UGN支部員:「Meu Deus、信じられなイ。嵐田サン、あなた大丈夫か?」
嵐田聖司:「いやー、そりゃ多少は疲れますけど」
嵐田聖司:「放っとく訳にも行かんですよ。休んでる間にそのジャームが悪さしたらって思ったらおちおち寝てもられませんって」
UGN支部員:あなたよりずっと年上らしい男は、濃い顔をくしゃくしゃにして、あなたの肩をたたきます。
UGN支部員:「Tenha cuidado... e boa sorte. ありがとう、嵐田サン」
嵐田聖司:「良いですってお礼なんて! 何ていうかな、これはオレがやりたいからやってるだけっつうか……」
嵐田聖司:ちょっとくすぐったそうに笑い 「まあいいや、お疲れさんっした! また!」
嵐田聖司:首を振るように鳴らし、腕を開く。瞬く間にその身は巨大な猛禽のものとなり、地上を離れる。
嵐田聖司:日本まで片道17500km。この距離を生身で横断するような生き物はいない。渡り鳥でさえも。
UGN支部員:「オオ…?!」
嵐田聖司:しかし嵐田聖司、"ヴァルタン"はオーヴァードであり……世界を股にかけるジャームハンターなれば。
嵐田聖司:(……一匹だって残しやするかよ!)
GM:…残された書類に記されていた商品番号は、"O-4"。目指す敵の名前だ。
嵐田聖司:夜の街を眼下に、熱風を翼に受け、海と空の上に躊躇なく飛び出していく。

GM:シーンカットです。ロイス設定が行なえます
嵐田聖司:ロイスは推奨通りO-4号に好奇心/○脅威で!
GM:はい!

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OP4


GM:OP:4 天乃
>保健室、いつもの授業中


GM:侵食率上昇お願いしますー
天乃伊緒:1d10 (1D10) > 2
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:48 → 50

GM:消毒薬と安い煎茶の香りがする保健室。
あなたが学校で一番長い時間を過ごす場所でもある。

生天目 苺:「お茶入ったよ。でといでー」
天乃伊緒:「んー」
天乃伊緒:学年が無事上がって、かといって特に何かが変わることはなく
天乃伊緒:いつも通り、私は此処で毎日を過ごしている
生天目 苺:自分で淹れたお茶をすすって。息を吐いて。
生天目 苺:「…まあ、一応待機してもらってるー、ってことになってるけどもさ」
生天目 苺:「例のアレ、昼間に出てくるっちうことはなさそうだから。
 別に出歩いたって構わないんよ?」

生天目 苺:例の件…UGNから依頼が出た、ジャームによる連続襲撃事件。
生天目 苺:この支部に所属する数少ない戦闘要員である君は、当然のように駆り出されていた。
天乃伊緒:「……といっても、出歩く理由も無いでしょ」
生天目 苺:「そうかねー」
生天目 苺:「若いうちに足腰つかっとかないと、あとで後悔するぞー」
生天目 苺:「あとは…」
天乃伊緒:「後は?」
生天目 苺:窓の外を見る。今日は久しぶりに晴れ、初夏の緑が風に揺れている。
生天目 苺:「…まあ、あたしのカンだけどさあ。
 この件、けっこう厄介そうな気もするんだよねー」

生天目 苺:「気を抜ける時に抜いとかないと苦労するよ?」
天乃伊緒:「今が一番気が抜けるってーの……」お茶を啜りながらぼやく
生天目 苺:「あはは。そりゃーよござんした」
天乃伊緒:「それで厄介、ねぇ」
生天目 苺:「そ。まあ理由は……うん」
天乃伊緒:「大体の案件、厄介だと思うけど」
生天目 苺:「そりゃそうだ」
生天目 苺:あはは、と笑ってお茶をまた飲む。何かを飲み込むように。
生天目 苺:「まあそうね。ひときわ厄介というか面倒というか…
 カン、カンだねえ」

生天目 苺:「ここんとこ、事件も増えてるからね。
 人増やすようにって言ってたんだけど、間に合わなかったか」

生天目 苺:まあほんとはそんなこといえる立場じゃないんだけどねー。と笑う。
天乃伊緒:「ま、人なんてそんな簡単に増える訳じゃないでしょ」
生天目 苺:「そりゃねえ。あんな大事あっても、このへんの配備変わってないし。
 まあ、ありゃ特例だって考えてるんだろうけどさ」

生天目 苺:「…まあでもさ。伊緒ちゃん、いちおうね。
 今回の件、もし人が揃う前とか、揃った後でもヤバそうなら…」

天乃伊緒:「配備よりも、建て直しとかの方が必要だっただろうし……」
天乃伊緒:飲み干したコップを抱えながら
天乃伊緒:「……ん」
生天目 苺:「…逃げていいやつだからね? この話。
 イリーガルに、いやエージェントにしろ、そこまで体張る義務ないんだから」

天乃伊緒:「……はぁ、今更」
生天目 苺:「まあそうね。今更だよねえ」
天乃伊緒:「もう待機してるんだから、出番が来たらパパっと片づけてそれで終わりでいいじゃん」
天乃伊緒:「……それとも何、信じてくれない?」
天乃伊緒:少し拗ねたような表情
生天目 苺:あなたの両方の頬を手で揉む。
生天目 苺:「そんなことはないってばー」
生天目 苺:「年取ってるといろいろ考えることがあるのさあ」
天乃伊緒:「んにゃ」
生天目 苺:「ほれほれ…ん?」
生天目 苺:「……支部から連絡ねえ。
 FH拠点の確認に行けって、今何時だと思ってんのよあのおじさんは」

天乃伊緒:「早退する?」
生天目 苺:「させとく。…応援要員と合流も現地で、か。
 こっちが間に合ったのはよかったんだか、悪かったんだか」

生天目 苺:「…気をつけてね。いってらっしゃい」
天乃伊緒:「センセは待機?」
生天目 苺:「待機。あたしゃほんとは後方要員だよ。
 …あんまり前に出させてもらえないんだよねー」

生天目 苺:いろいろあるから。
天乃伊緒:荷物も全部保健室に置いてあるので、わざわざ教室に戻る手間も無い
天乃伊緒:手早くベッドの上にばらまいた参考書を片付け、竹刀袋を片手に立ち上がる
天乃伊緒:「……そっか」
生天目 苺:「そうなの」
天乃伊緒:少し不満気にドアに手をかける
天乃伊緒:「それじゃ、行ってきます、と……なるだけ早く戻るから」
生天目 苺:「そんな顔しないの、もう。
 おわったらまたいっぱいかまったげるからさ」

天乃伊緒:「……ん、知ってる」
天乃伊緒:保健室を出て、目的地へ向かう
天乃伊緒:足取りは強く。妙な気配も何もかも、正面からさっさと潰して戻ってくるために

GM:シーンカット。
GM:ロイス設定があればどうぞ!
天乃伊緒:生天目先生をSロイス設定して以上!

GM:ミドルフェイズに移行します。ひとつめは合流シーンになります。

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ミドル1


GM:ミドル1 シーンPC:鞍馬(全員登場)
>某市、FH拠点跡地


GM:まずは登場侵食をお願いします。
登良景秋:1d10+52 (1D10+52) > 1[1]+52 > 53
天乃伊緒:1d10 (1D10) > 3
登良景秋:やった
鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 7
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:50 → 53
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:52 → 53
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 3
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:42 → 49
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:46 → 49

GM:現地に派遣され、妙に覇気のない支部長に送り出されて…
GM:連続殺傷事件への関与調査のため訪れたFH拠点は、報告の通り、既に壊滅しています。
GM:といっても破壊された痕はなく、死体も運び出されたあととなっては、単に無人の廃墟でしかないのですが。
GM:…事件に彼女、志摩雫が関与している疑いがある、という連絡を受け、君が駆り出されることがきまったのは、つい先日のことです。
鞍馬 優人:「まだなにか、少しでも手がかりがあれば良いが……」
鞍馬 優人:つぶやきながら周辺を見渡す。
鞍馬 優人:「……調査は苦手、と言ってもいられん。地道に探すしかないか」
鞍馬 優人:「(……雫)」
鞍馬 優人:死んだと思っていた人間が生きていた。この世界ではありえない話ではない。
鞍馬 優人:そして、その大半は悲劇に終わる。
登良景秋:「よ、そこのお困りさん。協力要請に応えてきたぜ。オレは登良景秋、"カゲトラ"って呼んでくれ。」
鞍馬 優人:「……む」
登良景秋:考える鞍馬に声をかける男がいた。
登良景秋:「情報収集ができるし戦闘でも爆撃で役に立つつもりだからヨロシク。」
登良景秋:「そんなでこいつが」と隣の同行者に声をかける
鞍馬 優人:振り向いてから上を向く。随分大柄な男。
鞍馬 優人:それからその隣に視線を流し、今度は首を下へと。
鹿狩瀬 雛姫:「鹿狩瀬雛姫。コードネームは"カーリー"」
鹿狩瀬 雛姫:「…あなたが、合流予定の…」
鹿狩瀬 雛姫:しげしげ見て。
鹿狩瀬 雛姫:「…チルドレン?」
鞍馬 優人:「聞いている。鞍馬優人だ。コードネームは"ダスタード"」
登良景秋:「おう、よろしくな。"ダスタード"。」
鞍馬 優人:「うむ。これでも古株だ。君もチルドレンなら兄と思って頼ってくれていい」
UGN支部員
鹿狩瀬 雛姫:「………?」首をかしげる。
登良景秋:「いや、お前の事だろ」
鞍馬 優人:「……好きに頼ってくれていいという話だ、気にしなくてくれてもいい」
鞍馬 優人:「頼ってくれると兄は嬉しいが……」
鞍馬 優人:「ともかく、よろしく頼む。登良君もな」
鹿狩瀬 雛姫:「よろしく」
天乃伊緒:先の2人から数刻遅れ、近づく足音
登良景秋:「おう。オレはイリーガルだけど。まぁ上手くやっていこうぜ」
鹿狩瀬 雛姫:足音の方を見る。
登良景秋:「…っと、そこの嬢ちゃんも合流組か?」足音のほうに声をかける
天乃伊緒:「……ここよね、多分」
鹿狩瀬 雛姫:「合っている。あなたがイリーガルの人?」
天乃伊緒:「……ん、そう。イリーガル」
鞍馬 優人:「チルドレンの鞍馬優人だ。コードネーム"ダスタード"」
登良景秋:「登良景秋、"カゲトラ"って呼んでくれ。」
天乃伊緒:「天乃伊緒、呼び方は何でもいいから好きにして」
天乃伊緒:見回す、今のところ戦闘の気配は特に無いと見て力を抜きつつ
鹿狩瀬 雛姫:「…調査の方はどう。こちらは、やっぱり何も見つからない。
 そういうのは私、あまり得意ではないけど」

天乃伊緒:「……ゴメン、私もそんな得意な方じゃない」
登良景秋:「おいおい、雛姫。こういう調査の時一番重要なことを忘れているぜ」
鞍馬 優人:「こちらも今の所進展と言えるようなことは……面目ない」
天乃伊緒:「……とりあえず、私は純戦闘要員としてだけ見ておいて」
鞍馬 優人:「む?登良君、何かセオリーでも?」
登良景秋:「今、ここにどういう人間がいるか、そんで来るかの確認だ。仮にここが当たりだったらFHがいるし」
鹿狩瀬 雛姫:「…なに?」
登良景秋:「…その際に、戦力が合流しきってなきゃ不味いからな」
登良景秋:「雛姫、確認とれるか?」
鹿狩瀬 雛姫:「…それはそう。
 FHが全滅したのは、誰かに襲われたものと思われる、ということ」

鹿狩瀬 雛姫:「戦闘の可能性はそれなりにあった。
 …指示としては、現地集合は不可解だけど」

天乃伊緒:「誰かに、ねぇ」
鹿狩瀬 雛姫:「合流するのは、事前の連絡では、これで全員のはず…」
鹿狩瀬 雛姫:「…? もう一人、来ることになってる」
鞍馬 優人:「件の事件の犯人の仕業か、と思ったのだがな」
鞍馬 優人:「……もうひとり?」
嵐田聖司:そう話題に挙がった頃合いで、建物の入口から足音が一つ
嵐田聖司:コンビニの袋を肘に下げ、腰から細身の刀を提げた少年が、もぐもぐとおにぎりを食べながら顔を出す。
鹿狩瀬 雛姫:「…………所属をお願いする」
嵐田聖司:「ども。皆さん全員UGNで大丈夫ですかね」
嵐田聖司:「って、うわ考えてみたらこの登場はちょっと悪役っぽいな……」
登良景秋:「なら正義の味方なのか?そうだといいんだがな」
嵐田聖司:おにぎりをごくりと飲み込み 「所属はなし! そして悪役でもない。UGNイリーガルって奴です。支部の方に照合取って貰っても良いぜ」
鞍馬 優人:「さて、オレ達を正義の味方と規定して良いものか」
鹿狩瀬 雛姫:「…UGNイリーガルは、所属としてはUGN」
天乃伊緒:「……それじゃ、これで全員って事?」
鹿狩瀬 雛姫:「連絡があった。あなたが"ヴァルタン"?」
嵐田聖司:「正義の味方もガラじゃないな。私利私欲のハンターってことで……そうそう!」
鞍馬 優人:「こちらにも連絡が来た。嵐田聖司君……さん、で良いかな」
嵐田聖司:「"ヴァルタン"嵐田聖司。調査は全然専門外なんで寄り道させてもらった」
鹿狩瀬 雛姫:「全員。そう、そうなる。
 それと、現地調査のほうは、成果がなかったということ」

登良景秋:「良いね、私利私欲。オレもそういうの好きだぜ。よろしくな"ヴァルタン"」
鹿狩瀬 雛姫:「…"カーリー"、鹿狩瀬雛姫。改めてよろしく」
鹿狩瀬 雛姫:「なんども言うのはなんだか変な気分」
天乃伊緒:「私利私欲……まあ、私も似たようなもの、か」
鞍馬 優人:「ダスタード、鞍馬優人だ。UGNチルドレン」
鞍馬 優人:「この調子で増え続けると紹介のパターンがネタ切れになるな」
登良景秋:「登良景秋、"カゲトラ"。イリーガルだ。」
天乃伊緒:「天乃伊緒、同じくイリーガル」
天乃伊緒:「全員でいいならこれで最後でしょ」
嵐田聖司:「鹿狩瀬に、鞍馬。カゲトラに天乃ね。よろしく! いやー自己紹介ができるって良いな……」
鹿狩瀬 雛姫:「……? 挨拶はするものじゃないの?」
鞍馬 優人:「紹介する暇がないほどの激戦地に?」
登良景秋:「つっても、な」
嵐田聖司:「外国にいたんだよね、昨日まで。オレ日本語しかできなくて……」
登良景秋:「多少は余裕はあると思うぜ。全員ガチガチのバトルタイプに見えるし」
天乃伊緒:「……物理的に会話が通じなかったってこと?」
鞍馬 優人:「それは……お疲れ様というか、凄いな」
嵐田聖司:「そういうこと。英語の授業とか真面目に受けときなよ。学校通ってるんなら。アドバイスしちゃう」
登良景秋:「大変だな、それ…」
鞍馬 優人:「……その件なんだが登良君」
鞍馬 優人:「まずい問題が発生しているかもしれん」
登良景秋:「ああ、どうしたんだよ優人?」
登良景秋:「小粋なジョークなら幾らでも聞いてやるぜ」
鹿狩瀬 雛姫:「問題?」
嵐田聖司:2個目のおにぎりのパッケージに手をかけようとしていたが、手を止める
鞍馬 優人:「調査が専門外な人、挙手」
鞍馬 優人:ぴしっと手を挙げる
天乃伊緒:「……頼る人がいないわけでもないけど」手を挙げる
嵐田聖司:おにぎりを天に掲げる
登良景秋:「ちょっと待てよこれ…ひょっとして」
登良景秋:「嘘だろ、調査できるのはオレだけって事かよ!?」
鹿狩瀬 雛姫:手を挙げる。
鹿狩瀬 雛姫:「…がんばって」
鞍馬 優人:「その……なんだ。すまん。負担をかける……」
嵐田聖司:「いやー、一人いるなら大丈夫じゃん? 良かった良かった」
鞍馬 優人:「……とはいえ、何分剣呑な事件だ。戦力が十分なのは心強い。よろしく頼む」
登良景秋:「あ、ああ。オレはガンガン力になるけどさ」
嵐田聖司:「何か手伝えることあったら言ってくれよ。パシリくらいなら受けるぜ」
登良景秋:「言っておくが、スタンドプレー専だから」
鞍馬 優人:「こちらも。力になれることがあれば言って欲しい」
登良景秋:「守ったりとかはできないぜ?」
天乃伊緒:「……器用なことは全く」
鞍馬 優人:「それはオレに投げてくれていい。……少しでもやれることがあるなら任せてくれ」
鞍馬 優人:「……あまり長引かせたくはないのでな」
鞍馬 優人:拳を強く握りしめる。
天乃伊緒:「……それはそう、手早く片付けてしまいたいけど」
天乃伊緒:(事情ありそう、か)

GM:シーンカット。
GM:ロイスの設定と購入判定が行なえます。
登良景秋:皆さん欲しいものはありますか
天乃伊緒:きょ、強化素材……?
登良景秋:優先度の高いものがあれば景秋が買います
登良景秋:大丈夫そうかな。
嵐田聖司:パッとは思いつきませんねー。ブルーゲイルあれば役立つ局面はありそうですが、是非ってほどでも
鞍馬 優人:特にこれ必要というのはないので皆さんの欲しい物優先で大丈夫!
登良景秋:オッケー、承知しました。
嵐田聖司:ロイスは保留しましょう。顔合わせ程度だしね……調達は応急手当キットから
嵐田聖司:2dx=>8 (2DX10>=8) > 9[5,9] > 9 > 成功
嵐田聖司:買えた 南米土産です
登良景秋:南米からの応急手当キットだ!
GM:南米土産の痛みが飛ぶ道具
鞍馬 優人:こちらもどうしても欲しいのはまだないかな 天乃さん嵐田さんアームドスーツとか要る?
鞍馬 優人:クスリの匂いがする
嵐田聖司:あればもちろん嬉しいですね!
登良景秋:ロイスについては自分も今は良いかな
鞍馬 優人:じゃあワンチャンアームドスーツ狙っちゃいましょう 率は低いけど数打てばどっかで
天乃伊緒:ロイスは保留しつつ強化素材狙います
鞍馬 優人:2DX+3+0@10>~=5 調達
鞍馬 優人:2DX+3+0@10>=5 調達 (2DX10+3>=5) > 8[4,8]+3 > 11 > 成功
登良景秋:わぁ
鞍馬 優人:5じゃない15!失敗!
鞍馬 優人:ロイスはひとまず保留で以上
登良景秋:同じくアームドスーツ
登良景秋:1dx>=15 (1DX10>=15) > 5[5] > 5 > 失敗
登良景秋:失敗、以上。
天乃伊緒:1dx>=15 (1DX10>=15) > 9[9] > 9 > 失敗
天乃伊緒:dame
天乃伊緒:以上!
鞍馬 優人:日本で買い物は難しい
登良景秋:買い物は肉体でするもの
登良景秋:何事も肉体で解決するのが正しい
鞍馬 優人:恵まれた体格で買い叩く
GM:では、これで揃いましたか?
登良景秋:はーい!
嵐田聖司:出揃ってると思います!
鞍馬 優人:オッケーです!
GM:では、本日はココまで。明日は14時から再開予定ということで、よろしくお願い致します!
鞍馬 優人:よろしくお願いします!
登良景秋:はーい、ありがとうございました!
天乃伊緒:はーい!明日もよろしくお願いしますー!!
嵐田聖司:明日14時から! よろしくお願いします!

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ミドル2


GM:ミドル:2 全員登場
>某市支部、小会議室


GM:登場侵食をお願いしますー。
GM:ここから情報収集シーンになってまいります。
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 2
登良景秋:1d10+53 シーンイン (1D10+53) > 6[6]+53 > 59
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:49 → 51
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:53 → 59
天乃伊緒:1d10+53 (1D10+53) > 2[2]+53 > 55
鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 7
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:53 → 55
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:49 → 56

GM:さて。ロールシーン開く前に、情報調査の判定から参りましょう。
GM:出てきたものについて共有してもいいし、すでに知ってたテイでもOK。
どういう形でも(話に出なくても)、情報は基本的に共有されるということで。

GM:項目は…

O-4号の取引先 / <情報:噂話、裏社会、FH>6
連続殺傷事件 / <情報:警察、UGN>7
志摩 雫 / <情報:UGN>6
O-4号 / <情報:UGN、FH、軍事>7

鹿狩瀬 雛姫:私は判定できないけど、「バディムーブ」で判定支援できる。
必要なら言ってほしい。

登良景秋:頼りになるぜ、雛姫
鞍馬 優人:ありがたい!
GM:ということで、宣言からお願いします。
嵐田聖司:ハアハア……O-4号……
嵐田聖司:O-4号の取引先を……調べます!
GM:どうぞ!
嵐田聖司:4dx+2=>6 コネ:噂好きの友人使用。 (4DX10+2>=6) > 9[2,3,3,9]+2 > 11 > 成功
鞍馬 優人:お見事
登良景秋:おみごと!
GM:綺麗に抜けましたね。お見事!
天乃伊緒:つよい
嵐田聖司:へへっ 逃がしゃしないぜ
鞍馬 優人:良ければ雫ちゃんに関する情報調べたいかな
登良景秋:では鞍馬さんはそちらを
鞍馬 優人:ありがとう!
天乃伊緒:どうぞ~
鞍馬 優人:志摩 雫に関する情報 コネ:UGN幹部使います
鞍馬 優人:4DX+1+0@10>=6 情報(UGN) (4DX10+1>=6) > 8[1,2,7,8]+1 > 9 > 成功
鞍馬 優人:成功。ホッ。
GM:こちらも通りましたね。残りはどうします?
登良景秋:自分は適正的にどちらでも大丈夫
天乃伊緒:そうですね
天乃伊緒:じゃあ殺傷事件の方行かせてもらうかな……?
登良景秋:はい、どうぞ!
天乃伊緒:コネを使って……と
天乃伊緒:3dx>=7 (3DX10>=7) > 10[4,8,10]+6[6] > 16 > 成功
天乃伊緒:よしよし
天乃伊緒:成功です
GM:OK。こちらも通って、残るはO-4号のみですね。
登良景秋:はーい、これならエフェクトいらないかな。
登良景秋:調査対象、O-4号 / <情報:UGN、FH、軍事>7
登良景秋:メジャー、無形の影 侵蝕+4
登良景秋:4dx>=7 (4DX10>=7) > 7[1,5,6,7] > 7 > 成功
鞍馬 優人:ナイスナイス!
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:59 → 63
GM:お見事。では一通り開示します。

O-4号の取引先 / <情報:噂話、裏社会、FH>6

FH所属のブローカーによって、日本国内に売り捌かれる予定だった。
受け取っていたはずのセルは、拠点ごと壊滅しているのが確認された。
直接的な破壊を伴わない攻撃により、全員死亡している。
…おそらく、兵器の暴走によるものだろう。
なお、取引の書類には、O-4号のものだけ、外観の写真が添付されていなかった。

連続殺傷事件 / <情報:警察、UGN>7

市内で続いている、ジャームによる思われる連続殺傷事件。
少女の姿をした犯人が道行く人物に声をかけ、反応すると、何がしかの力によって殺される。
現在、少女の所在は不明だが、監視カメラなどの映像から、疑わしい人間が再現された。
その風貌は、過去にUGNに登録のあったチルドレン、志摩雫に酷似している。

O-4号 / <情報:UGN、FH、軍事>7

ある強力なFHエージェントによって捕らえられたジャームである。
通常の手段では死なず、無尽蔵とも思える再生能力を備えていた。
そのため凍結され、商品としての価値があるものとして、兵器化の計画に回された。
その特性ときわめて高い侵食率から、活動期間はかなりの長期に渡ったと推定される。
…あるいは、過去の記録が残っているかもしれない。

志摩 雫 <情報:UGN>6

UGNチルドレン。ハヌマーン/ソラリス。他者の苦痛を感じ取れる能力を持っていた。
そのため暴力は苦手な部類。かなり利便性の高い攻撃能力を持っていたものの、開花せず。
のちに、参加者のほとんどが死亡した、あるジャームの討伐作戦でMIA。
この作戦には、鹿狩瀬雛姫も参加していた。
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvP-RvgMM


GM:こういった感じになります。では、シーンを開いていきましょうか。

支部長:「じゃあ…あとのことは生天目くんに任せてあるから…」
支部長:風采の上がらない支部長は、後ろ手にしっかりと扉を締めて会議室を出ていきました。
登良景秋:(頼りねぇな、大丈夫かこのおっさん)
登良景秋:とでも言いたげな顔
生天目 苺:「さて。ということで、任された生天目です」
嵐田聖司:遠慮なくお茶を飲んでいる
生天目 苺:「まあ、支部長さん、ああ見えていいところもあるんよ。
 ええと…話が通じやすいところ、とか?」

天乃伊緒:「言いくるめやすい」比較的近くに着席する
鞍馬 優人:出ていく支部長にぺこりと頭を下げて、向き直る
生天目 苺:「そうそう」
登良景秋:「なるほど。それは違いねぇ。あんたは頼りになりそうだな?よろしく頼むぜ」
鹿狩瀬 雛姫:「よろしくお願いします。
 それで、任務の話は…」

嵐田聖司:「話をややこしくするよりは良いでしょ、そういうのって。ドラマのイヤなヤツみたいなさ」
生天目 苺:「あはは。実は私もイリーガルなんだけどねえ。
 まあ行きがかり上こんな感じに」

登良景秋:「粘着質よりは確かにマシかもな」
鞍馬 優人:「現場に任せてくれるならそれはそれで助かる」
生天目 苺:「そ。お陰でこういう感じになってくれてる。
 …あとは、もうちょっと人がいたらいうことないんだけど」

生天目 苺:「で、任務の話。連続殺傷事件ね…」
鞍馬 優人:「人手不足はどこも同じだ。これだけ集まってくれたなら上々だと思おう」
生天目 苺:「それも、事件にどうも縁がある人を呼べたっていうのがね」
天乃伊緒:「……どういうこと?」
鞍馬 優人:「……まあ、それはそうですね」
生天目 苺:「ちょっと遠いところから来てもらった鞍馬くんには、苦労させちゃったけどもさ」
生天目 苺:「ええと…」
鞍馬 優人:「ありがとうございます、生天目さん。 オレから話します」
鹿狩瀬 雛姫:「…ジャームとして候補にあがっている、パナケアと縁があった」
鹿狩瀬 雛姫:「え」
鹿狩瀬 雛姫:鞍馬さんのほうを見る。
鞍馬 優人:「……ああ、鹿狩瀬。お前もか」
鞍馬 優人:「パナケア……志摩雫。UGNチルドレン」
鞍馬 優人:「シンドロームはハヌマーンとソラリス。訓練担当は九条正臣教官」
鞍馬 優人:「オレとは同期だった。……こちらは妹分だと思っていたが、向こうはどうだったかな」
鞍馬 優人:「他所の支部から飛んできたのはそういう理由だ。……じっとしてられなかったのでな」
登良景秋:「ふぅん。オレ達と同じってわけだ」
生天目 苺:「こっちからお願いしたっていうのもあるしねー。
 確認してもらいたかったとか、そういう理由で」

鹿狩瀬 雛姫:「…確認?
 生天目さん。質問があります」手を挙げる。

生天目 苺:「なにかね鹿狩瀬ちゃん」
天乃伊緒:(やたら力が入ってたのはそれ、か)
鹿狩瀬 雛姫:「…通常、ジャーム化したエージェントの追跡には、知人を起用しないはず。
 特に今回は、相手が本物でも偽物でも、あまりいい影響がありそうにない」

生天目 苺:「あー。まあそうだよねえ、それはそうなんだけど」
登良景秋:「やっぱ雛姫も気になるよな?そこんところどうなのセンセ」
天乃伊緒:「そうする理由があった、とか?」
生天目 苺:「まあ、そこはね。やんごとない事情があるというか…。
 …まあ、もうちょっと調べてみてからかなー」

生天目 苺:「もし厳しそうなら言ってね。外すことはできる。
 そのへん割と融通が効く立場なんよ私。イリーガルだけど」

鹿狩瀬 雛姫:「厳しくはないです」
鹿狩瀬 雛姫:表情は特に変わらないが、登良くんの袖を握る。
鞍馬 優人:「オレも引くつもりはない。……が、」
鞍馬 優人:嵐田と天乃へ向き直る。
登良景秋:「オレも雛姫は大丈夫だと思う。」
登良景秋:「オレ自身?勿論構わないな」
鞍馬 優人:「戦力的な話でも、精神的な話でも。もしオレが危険だと思ったら、遠慮なく言ってくれて構わない」
鞍馬 優人:「本人に言うのがはばかられるなら生天目さんに報告する形でもな」
嵐田聖司:椅子を揺らしながら聞いている 「つまりそんくらいには思い入れある相手ではあるってワケか」
鹿狩瀬 雛姫:「わかった。必要そうならそうする」
鞍馬 優人:「家族のこと、だからな」
天乃伊緒:「……気を付けるくらいはしておいてあげるから」
嵐田聖司:「ん、同期だって言ってたろ。同期は家族か?」
鞍馬 優人:「オレにとっては、UGNの仲間は皆家族だ」
鞍馬 優人:「雫は同期だから、余計にそういう意識が強いのは確かだけど」
鹿狩瀬 雛姫:「…………」
嵐田聖司:首を傾げながら笑う 「そら大変そうな考え方だ。UGNなんてそういうこといくらでもありそうなのに」
天乃伊緒:「その子が大事な人だってんなら、まあ、ギリギリまで頑張りなさいよ」
鞍馬 優人:「……そうだな。何度もあったさ」
鞍馬 優人:「でもだからって、慣れたくはないんだ」
生天目 苺:「そうね。大事な人…か」
鞍馬 優人:「こういう痛みにはな」
嵐田聖司:「ま、生き方にケチつける気はないよ。さすがにオレがクチバシ突っ込むような琴でもなさそうだ」
鞍馬 優人:「……うん。ありがとう、天乃さん」
登良景秋:「…だな。オレも鞍馬に同感」雛姫に一瞬目を配り
生天目 苺:「無理はしないでね。チルドレンったって子供なんだから」
嵐田聖司:「分かった。お前の言う通り、お前がダメっぽかったら誰が何言おうと弾くよ」
鹿狩瀬 雛姫:「無理はしない。よく言われるけど。
 限界は知っているつもり」

嵐田聖司:「オレの狩りの邪魔されてもアレだしな」
登良景秋:「そうそう、無理っぽい時は任せとけ。オレも超つえーから」
鞍馬 優人:「遠慮のない言い方だ。ありがたい」
天乃伊緒:「……私も前線ぐらいなら立てるから」
鹿狩瀬 雛姫:「頼りにできる」頷く。
登良景秋:「…まだ、確実に雫が犯人とも限らないしな」
嵐田聖司:「何でもやりたいヤツがやるに限るってこった」
鹿狩瀬 雛姫:「…ところで、嵐田さんはどうして合流を?
 パナケアの知り合いだとも思えない」

生天目 苺:「ああ。それね、落ち合ってもらった場所の関係というか。
 ほら、事件と同じような手口で全滅してたセルのね」

生天目 苺:「こっちから説明する?」
嵐田聖司:「あいや、オレはほら、ジャームハンターだから」
嵐田聖司:「ジャームを追ってたんだよ。で、ちょっと話したけど、昨日外国でジャームの取引してるセルってのを潰してさ」
嵐田聖司:「でもジャームを全部倒すことはできなかった。そのO-4号ってのだけ、もう日本に移送されてたんだよね」
嵐田聖司:「だから飛んできた感じ。一旦手出しちゃった件だしさ、そういうのハンパで終わらせたくないタチなんだよねオレ」
鞍馬 優人:「今回の事件にそのジャームが関わっていると?」
嵐田聖司:「オレはそう思ってる。でも真面目なヤツから見たら証拠不十分、って感じ?」
嵐田聖司:「オレたちが会ったあの拠点が潰れてたのは、多分そのO-4号が暴れたからだと思うんだよ」
登良景秋:「『O-4号』ね。結構な扱いだな」少しだけ、嫌悪感を表情に出しつつ
嵐田聖司:「ただそのO-4号については、オレが見た限りだとデータが少なくって……外見とかも分かんねえの」
嵐田聖司:「だから今ここで起きてる事件とぜってー関係がある! とはまだ言えない感じ?」
鹿狩瀬 雛姫:「理解できる。でも同意はできない」
登良景秋:「外見データがねぇって事は、どういう姿形かは特定できねって事か」
鞍馬 優人:「勘みたいなものか」
鹿狩瀬 雛姫:「…パナケアは、日本で死んでいるはず。
 国外で、ジャームとして捕獲されているのはおかしい」

天乃伊緒:「……その、暴れた場所とか、どんな感じだった?」
嵐田聖司:「そうそう。大体ああいうデータって写真とか一緒についてると思うんだけどね。写真、言語とかいらねーからな」
登良景秋:「これは真実実感のある言葉」
嵐田聖司:「めちゃくちゃ壊したりするようなヤツじゃないね。直接殴ったり火噴いたりするようなとは違う」
鹿狩瀬 雛姫:「あの拠点を調べた限りでは…人間だけを選んで攻撃している。
 確かに、弾痕や熱による破壊の痕はなかった」

生天目 苺:「そのへんも、起きてる事件と類似してるわけ。
 まあ、本命とは別でも、ジャームが相手なのは間違いないはずだからさー」

鞍馬 優人:「武器や兵器、あるいは直接的な攻撃能力ではない……か」
嵐田聖司:「分かりやすいのは毒とかだけど、まあ相手はジャームだしな。何があるか分かったもんじゃねー」
鹿狩瀬 雛姫:「…確かに、雫ならそういう攻撃はできた。はず」
鞍馬 優人:「……ああ。あまり得意ではなかったが、な」
登良景秋:「雫の事はオレには分からないけど『O-4号』については分かったことがある。」
登良景秋:「胸クソ悪いんで今、調べた。」
鹿狩瀬 雛姫:「うん」
鞍馬 優人:「今?」
登良景秋:景秋が手の甲をたん、と叩く。そこには影のインクで出来た蜥蜴が何匹も這っている。
登良景秋:「‥‥だいぶ急ぎだったんで新たなアートを産みだせなかったが」
嵐田聖司:「おっ」
登良景秋:「予め仕込んでたこいつらを使って…な」
生天目 苺:「器用だねえ。まあ、調べれば出てくるか」
鞍馬 優人:「本当に今か。凄いものだな」
鞍馬 優人:「それで、何か分かったのか?」
天乃伊緒:「内容、教えて」
嵐田聖司:(……やばいやばい、一瞬メシだって思っちまった。獣化食生活、ほどほどにしなきゃな……)
登良景秋:「なかなか厄介だぜ、なんせ無尽蔵な再生能力があると来た」
登良景秋:「まぁそれが災いしてか」
登良景秋:「凍結処理されてこうして商品利用されちまったわけだけどな」
鞍馬 優人:「確かに胸糞悪い話だ」
登良景秋:「上には、上がいるってこと。FHの相当強い奴が捕まえたらしい」
生天目 苺:「まあ、そのへんの人材には事欠かないだろうからねえ」
天乃伊緒:「……ジャームになって、そして今度は兵器として使い潰される、と」
登良景秋:「死ににくいって事は当然だが長く生きられれるってことだからな」
登良景秋:「経歴を洗えば何か出てくるかもしれねぇ。『O-4号』なんて呼ばれる前のそいつがな。」
天乃伊緒:舌打ち、心底嫌そうな顔
鞍馬 優人:「……今までの『実績』か。分かった、詳しく調べてみよう」
生天目 苺:「…まあ、そのへんの調査と。あとは市内の巡回ね」
生天目 苺:「ほんとは一般エージェント回せればいいんだろうけど。
 その手の人数に事欠かない大手と違って、こっちは現場で回さないとだからさ」

鞍馬 優人:「次の事件を防ぐためですね。法則性とかは何か見つかりましたか?」
登良景秋
嵐田聖司:「極論、人がたくさんいる所、街中とかが一番分があるってこったろ」
嵐田聖司:「とりあえず足でも使ってみますか」
生天目 苺:「よろしくねー。なんかあったら連絡して。
 あたしは支部に詰めてるからさ」

天乃伊緒:「ん、分かった」
鞍馬 優人:「了解だ、そちらはオレも動こう。体力勝負なら自信がある」
天乃伊緒:「……運動しなきゃって言われてるし、ここらへんで足でも使わないと」

GM:シーンカット。ロイス設定と購入が行なえます。
嵐田聖司:鞍馬優人/○信頼/憐憫 UGNとしては人間ができているように見えるが、大変そうだなあという気持ち
嵐田聖司:購入は皆を待って、防具が手に入りそうなら応急手当キットおかわり、手に入らなければUGNボディアーマーを狙いに行きます
嵐田聖司:なので待ち
鞍馬 優人:登良景秋 ◯P:感服/N:嫉妬
天乃伊緒:鞍馬優人 ●同情/憐憫
鞍馬 優人:嵐田聖司 ◯P:連帯感/N:不安
天乃伊緒:再度強化素材を取りに行きます
登良景秋:ロイス取得
登良景秋:鞍馬 優人 〇信頼/心配 情に篤くて頼れると思うが、少し心配
登良景秋:嵐田聖司 〇好奇/不信 オレのアートを見てくれて内心嬉しいぜ
system:[ 登良景秋 ] ロイス:3 → 6
鞍馬 優人:アームドスーツはちょっと現状ダイスだと厳しそうだったし、ボディアーマー行くかな
鞍馬 優人:2DX+3+0@10>=12 調達 (2DX10+3>=12) > 9[5,9]+3 > 12 > 成功
鞍馬 優人:おっピッタリ
鞍馬 優人:誰か欲しい人居ます?
鞍馬 優人:私はどうせカバーの2倍ダメージで死にそうなので!
天乃伊緒:1dx>=15 (1DX10>=15) > 5[5] > 5 > 失敗
天乃伊緒:終
登良景秋:購入、アームドスーツ
登良景秋:2dx>=15 (2DX10>=15) > 9[7,9] > 9 > 失敗
嵐田聖司:現状の感じだと天乃さんかな。HPがあるので……
登良景秋:景秋は完全獣化使っちゃうから大丈夫
天乃伊緒:そうですね、したらばいただいてよろしいでしょうか……!
鞍馬 優人:じゃあ天乃さんにパス、こちらは以上!
system:[ 鞍馬 優人 ] ロイス:3 → 5
嵐田聖司:拙者も自前でボディアーマー狙い
嵐田聖司:2dx=>12 (2DX10>=12) > 9[5,9] > 9 > 失敗
嵐田聖司:うーん、とっとく。以上です!
鞍馬 優人:全員以上かな?
鹿狩瀬 雛姫:バディムーブ入れる?
鞍馬 優人:あ、ここでももらえるんですか!
登良景秋:雛姫!
嵐田聖司:おお
登良景秋:超頼れる~
鞍馬 優人:ゴッデス!
鹿狩瀬 雛姫:もちろん。必要なら。
嵐田聖司:では貰っちゃおうかなあ
鹿狩瀬 雛姫:ではバディムーブ。+3。
嵐田聖司:UGNボディアーマーゲット! 装備!
嵐田聖司:頼りになるねぇー サンキューサンキュー
嵐田聖司:改めて以上です!
GM:はい!
GM:で、次はイベントからなのでリサーチは少し後になるんですが…
GM:過去のジャーム活動記録 / <情報:UGN>10 の情報項目を提示しておきますね。(きっちり言ってもらえたので)
GM:では次のシーンへ。

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ミドル3


GM:ミドル:3 シーンPC:鞍馬(他のPCの登場は任意)
>市内。通りから一本入った路地裏。


GM:登場するかたは、侵食上昇をお願いします。
嵐田聖司:余裕もあるので出ておこう
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 9
鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 5
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:56 → 61
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:51 → 60
天乃伊緒:1d10 (1D10) > 5
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:55 → 60
登良景秋:63+1d10 (63+1D10) > 63+7[7] > 70
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:63 → 70
GM:ん。了解、固まってるとこですね。(状況確認)

GM:市内。路地裏。
GM:警戒して出張ってはいるものの、異変もなく平和なもの。
過去の調査についても、まだ大きな音沙汰はなし。
人によっては、すこしじれてくるかもしれない頃合いのこと。


: 「──ゆうさん」
GM:そう呼ぶ声が聞こえた。
鞍馬 優人:「……っ!?」
鞍馬 優人:聞き慣れた呼び名。もう自分をそう呼ぶものは居ない。
鞍馬 優人:居なくなってしまった、はずだ。
志摩 雫:「ゆうさん」
天乃伊緒:「……この子」
登良景秋:「…雛姫、こいつは」
鹿狩瀬 雛姫:「……!」
登良景秋:(おいおいこれは"当たり"かよ…!)
鹿狩瀬 雛姫:「パナケア……」
鞍馬 優人:「し、」
志摩 雫:路地裏に、少女が立っている。
鞍馬 優人:ずく、と。続く言葉を飲み込む。
志摩 雫:朗らかな笑顔だ。
志摩 雫:「カーリー」
天乃伊緒:(生きてるのか、それとも別の何か、か)
鞍馬 優人:「(情報が確かなら……反応すれば、攻撃される)」
天乃伊緒:最大限の警戒、何が起こってもいいように備える
志摩 雫:「…ゆうさん」
志摩 雫:「ゆうさん。私、痛いの我慢できないから」
鞍馬 優人:だが、だからといって……
鞍馬 優人:……黙殺し続けられるのか。
志摩 雫:警戒を感じられない立ち姿だ。隙だらけ。
押さえつけようと思えば、すぐにでもできそうだ。

鞍馬 優人:「……皆。間違いない、彼女だ」
嵐田聖司:「なるほど、可愛いね」
嵐田聖司:太刀を担ぎ、ブロック塀の上に座っている。状態を静観しているが、注視しているのは少女ではなく鞍馬である
鞍馬 優人:「拘束の準備を……頼む」
登良景秋:「お前がそういうなら、そうなんだろうな。」
嵐田聖司:「拘束な。一応オッケ」
志摩 雫:「ゆうさん…」
天乃伊緒:「……思ったより冷静で良かった」
鞍馬 優人:「そう見えてるならなによりだ」
志摩 雫:少し言葉を切って。
志摩 雫:「とら、かげあき、さん」
登良景秋:「‥‥!?」
鹿狩瀬 雛姫:「……!?」
登良景秋:(どういうことだ、オレの事なんてわからないはずだろ)
天乃伊緒:(……まだ誰も名乗ってない、よね)
登良景秋:拘束しようと身構えた時に言葉を受けおどろき、たじろいでしまいます。
鹿狩瀬 雛姫:銃を構える。
登良景秋:「なっ…!」雫が自分の事を知っているとしたらどういう事が考えられるか、思考が幾度も行われ反射的に言葉が出る
志摩 雫:5dx7+4 (5DX7+4) > 10[1,2,2,2,8]+3[3]+4 > 17
志摩 雫:攻撃が飛んできます。場にいるPC全員を目標に、達成値17の射撃攻撃。
登良景秋:ひえ~
鞍馬 優人:おおっと!
嵐田聖司:ご挨拶だぜ! 先に確認したいんですが、装甲は有効ですか?
GM:リアクションをどうぞ。これを捌いたら、行動値順に何かアクションを差し込めます。
鞍馬 優人:やるだけドッジかな!
GM:装甲は貫通してきます!
鞍馬 優人:カバーリングはできますでしょうか?
嵐田聖司:ではドッジ
天乃伊緒:げえっ貫通!
登良景秋:絶対の恐怖かこれ!
嵐田聖司:6dx+1=>17 (6DX10+1>=17) > 9[1,3,3,6,6,9]+1 > 10 > 失敗
嵐田聖司:ムリダナ
天乃伊緒:暴走していないことを逆手にガードします
鞍馬 優人:その手があった!
天乃伊緒:オートで武器装備!
登良景秋:貴重なガードシーン
鞍馬 優人:3DX+1+0@10>=17 回避 (3DX10+1>=17) > 9[6,7,9]+1 > 10 > 失敗
登良景秋:ドッジ
鞍馬 優人:無理!
登良景秋:5dx+1>=17 (5DX10+1>=17) > 8[2,3,4,6,8]+1 > 9 > 失敗
GM:2d10+2 装甲無視 といっても値としてはおとなしいので… (2D10+2) > 5[4,1]+2 > 7
system:[ 嵐田聖司 ] HP:31 → 24
GM:ほんとにしょっぱかった。オーヴァード相手には致命傷になりませんね。
鞍馬 優人:やさしい
天乃伊緒:ガード値6、1点抜けます
嵐田聖司:受けました いたいよー
system:[ 鞍馬 優人 ] HP:27 → 21
system:[ 天乃伊緒 ] HP:32 → 31
system:[ 鞍馬 優人 ] HP:21 → 20
登良景秋:受けました。痛い
system:[ 登良景秋 ] HP:30 → 23
志摩 雫:不意打ちで、傷もないというのに、痛みの感覚だけが襲いかかってくる。
ただ、それだけだ。普通の人間なら気絶していたかも知れないが、然程でもない。

鞍馬 優人:「これは……」
登良景秋:(考えろ、考えろ、オレ。これは雛姫に聞いた雫の攻撃そのもの!)
嵐田聖司:「つっ……」 痛みに表情を歪める。偶発的な事象かと思ったが、他のメンバーの様子からしてこれは攻撃
鞍馬 優人:身体が少しばかり重くなる。傷を受けたときの気怠い感覚。
登良景秋:「鞍馬、これは”雫”の技か?」確認するように
嵐田聖司:(……直接的でない攻撃か。なるほどな)
天乃伊緒:「っ、問答無用ね……!」方向性などない痛みの感覚を受け止めるように武器を構える
GM:行動値順に、鞍馬さんからアクション可能です。決まらないならパスして次も可能。
鹿狩瀬 雛姫:「…っ」
鞍馬 優人:パスした場合は通常の待機と同じで最後に回る感じでしょうか?
GM:はい。そうなります。
登良景秋:侵蝕値的にも登良は行動をパスします。
鞍馬 優人:では先手をいただいて動きます
鞍馬 優人:命中-1、攻撃力10、射程20mの射撃武器を作成し装備
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:61 → 64
鞍馬 優人:そのまま志摩雫?に攻撃をしかけます。エフェクトなしの素撃ち
鞍馬 優人:対応なければ命中判定!
GM:あいよ。命中どうぞ!
鞍馬 優人:4DX+19+0@10 ダーティートリック(侵食上昇なし、侵蝕60~) (4DX10+19) > 7[1,5,7,7]+19 > 26
鞍馬 優人:達成値は26!
GM:素手ガード宣言でダメージを!
鞍馬 優人:3d10+10 (3D10+10) > 13[1,5,7]+10 > 23
鞍馬 優人:23点!
GM:それは…

GM:動きを止めようとしたあなたの一撃を受けて…
志摩 雫:「あ」
志摩 雫:少女の姿が、笑顔のままずるりと"内側に向かって"剥げ落ちます。
狭い空間へ、皮がひき込まれていくような奇妙な現象。

志摩 雫:ぐるん、とすべてが裏返った後に
姿を変えるジャーム:…風貌も定かではない、あえていえば小柄な何かが立っている。
鹿狩瀬 雛姫:「…!」即座に発砲する。
鞍馬 優人:「……お前は」
天乃伊緒:「……あれが正体ってワケ?」
登良景秋:心臓が高鳴る。しかし目は確かに怪異を捉え続け
姿を変えるジャーム:奇妙な生き物が、ごわ、と何かを吐き出して。姿を変える。
鞍馬 優人:「分からない……!だが、ならばなぜ雫の姿に……!?」
姿を変えるジャーム:中年男の姿に変わって、銃弾を受ける。
…先ほどとうってかわって、この程度ではどうということもないというふうに。

登良景秋:「なるほどな。外見データが"何もない"のは、そういう事かよ…!」
姿を変えるジャーム:そのまま、首をだらりと傾けて周囲を見回すと…
鞍馬 優人:「自在に姿を変える……それにおそらくは、能力も……」
姿を変えるジャーム:跳ねるような動きで塀の上に飛び上がる。
…嵐田さんの真横を通過します。

天乃伊緒:「……タネは分かったけど、厄介には変わりなし、ね……!」
姿を変えるジャーム:《瞬間退場》で消えますが、そのまえにワンアクション可能! 何か仕掛けますか!
鞍馬 優人:「っ!速い……!」
嵐田聖司:それは嵐田だけかな? 遠慮なく斬りますが……
嵐田聖司:《コンセントレイト:ハヌマーン》+《一閃》. 対象は退場していくジャーム
GM:嵐田さんだけよ! どうぞ!
嵐田聖司:鬼斬りの古太刀を使って攻撃します
嵐田聖司:6dx7+3 (6DX7+3) > 10[3,3,4,4,8,8]+10[4,9]+5[5]+3 > 28
姿を変えるジャーム:ガード! ダメージどうぞ!
嵐田聖司:3d10+10 (3D10+10) > 17[10,2,5]+10 > 27
嵐田聖司:諸々有効。ダメージが入ったならさらになんか……Eロイスを解除! あるのかわからないが……
姿を変えるジャーム:27点だとこいつは倒れません…が、ありますEロイス!
姿を変えるジャーム:《悪夢の鏡像》。解除しますか?
嵐田聖司:解除だ解除! 人を惑わしおって!
登良景秋:嵐田くん頼りになる~
姿を変えるジャーム:では切りつけた瞬間、刃を通して動揺の気配が伝わってきます!
姿を変えるジャーム:…表情は変わりませんが。傷跡の周囲が糸くずのように解けていくのが見える。
嵐田聖司:突如の機敏な運動ではあったが、嵐田聖司は逃さない。その眼は猛禽のそれ。はるか上空から、葉陰の虫すら捉えられる。
嵐田聖司:斬撃したというよりは、抜いた刀を往路に差し込むような攻撃。触れた所から、血肉以外の何かを斬る。
嵐田聖司:「……ジャームだな。誤魔化させねえぞ!」
姿を変えるジャーム:黒い、実態のない何かを垂れ流しながら、異様な動きで跳ねて逃走します…演出として追撃してもらっても構いませんが、《瞬間退場》!
鞍馬 優人:逃げていく背中に向けて弾丸を放つ……届かない。
嵐田聖司:身を翻して追撃にかかろうとするが、押しとどまる。戦闘にかかっても構わないが
天乃伊緒:「……こっちはもう届きそうにない、か」構えた武器を収める
鞍馬 優人:「逃げられた……あれが、犯人?」
嵐田聖司:分かったことを整理するくらいの猶予はあるだろう。相手の手札を削ぐこともできた。
登良景秋:「みたい、だな。」
嵐田聖司:「だろうな。今の手応えは間違いない。あれはジャームだった」
鹿狩瀬 雛姫:「…そう。間違いない」
嵐田聖司:「多分、何か外見を偽る力がある。斬ってやったから、しばらくは思うように動けないはずだが……」
鹿狩瀬 雛姫:頷く。
登良景秋:ジャームの落とした黒い、実態のない何かを手で掬い。観察
天乃伊緒:「……能力まで、となると厄介ね」
鞍馬 優人:「他人の痛みを受け取って、負の感情を攻撃に転用する。あれは、雫の能力だ」
嵐田聖司:中腰のまま、刃を鞘に納める。離脱した先を睨みながら。
鹿狩瀬 雛姫:「あれは見覚えがある。昔、一度倒した。
 ……パナケアが死んだ時に。そのはずだったのに」

天乃伊緒:「ったく、どれだけ貯めこんでるんだか……」
鞍馬 優人:「それに……オレや鹿狩瀬のことを知っていた。見た目だけじゃない、記憶まで……」
鞍馬 優人:「……なんだと!?」
嵐田聖司:「過去にやったことがあるのか?」 鹿狩瀬を振り返る
登良景秋:「雛姫、知ってんのか。」
天乃伊緒:「……それ、相打ちになった、ってこと?」
鹿狩瀬 雛姫:「…パナケアは、私をかばって殺された。
 あいつは、殺したはず。確かに、死体は風化してしまったけど…」

鹿狩瀬 雛姫:「…正直。どうなっているのか、わからない」
天乃伊緒:「……兎角、その辺りもう一度調べてみる必要ありそうね」
登良景秋:「ただ死に辛いってだけじゃないのは確かだな」
鞍馬 優人:「……ああ。いずれにしても」
嵐田聖司:「だな。何の関係もないとは思えない」
鞍馬 優人:「次は、加減する必要もなさそうだ」
鞍馬 優人:「全力で、撃つ」
登良景秋:「天乃の言うとおりもう一度洗いなおそうぜ。そんで…」手の中の何かを掴みつつ持ち上げ
鞍馬 優人:黒い影の消えていった先をにらみつける。
登良景秋:「雫の外見を奪ったあいつに今度こそぶちかましてやろうぜ、優人」ジャームの遺した何かを、握りつぶす。
鞍馬 優人:「……」
鞍馬 優人:「ああ。ありがとうな、登良君」

GM:シーンカット。ロイス設定と購入が行なえます!
嵐田聖司:応急手当キットつかいまーす。
嵐田聖司:2d10 (2D10) > 16[7,9] > 16
鞍馬 優人:ひとまずロイス保留、購入は
嵐田聖司:全回復
system:[ 嵐田聖司 ] HP:24 → 31
GM:あ。キット使用と別に購入いれても大丈夫ですよ!
鞍馬 優人:ダイスも増えたし行ってみようアームドスーツ!
嵐田聖司:フゥー……南米のコイツはよくキくぜ……
鞍馬 優人:さすが南米産のお薬だ
嵐田聖司:ロイスは保留。再び応急手当キットを購入。
天乃伊緒:嵐田聖司 ●感服/隔意
system:[ 天乃伊緒 ] ロイス:2 → 4
嵐田聖司:3dx=>8 (3DX10>=8) > 10[4,5,10]+6[6] > 16 > 成功
登良景秋:南米産はやっぱり違う
天乃伊緒:強化素材ー!きてくれー!
鞍馬 優人:3DX+3+0@10>=15 調達 (3DX10+3>=15) > 9[8,8,9]+3 > 12 > 失敗
鞍馬 優人:あ、3足りない……
天乃伊緒:2dx>=15 (2DX10>=15) > 8[7,8] > 8 > 失敗
嵐田聖司:成功。誰か使います? 日本産の合法なやつですけど……
天乃伊緒:来なかった
鞍馬 優人:まるで南米産は違法かのように
嵐田聖司:とりあえず持ってはいるのでいつでも声かけてね
鞍馬 優人:はーい!
嵐田聖司:ということで以上!
天乃伊緒:以上!
鞍馬 優人:鹿狩瀬さん、よければバデムもらえる……?
登良景秋:鹿狩瀬さん、バデムを鞍馬君に使ってもらっても良いかな。
登良景秋:登良の購入はブルゲで
登良景秋:2dx>=20 (2DX10>=20) > 6[1,6] > 6 > 失敗
登良景秋:自分は以上
鹿狩瀬 雛姫:了解。バディムーブで+3。
鞍馬 優人:ありがとう!ピッタリ購入!
鞍馬 優人:アームドスーツ届いたよー、誰が使う?
登良景秋:景秋は完全獣化使うから大丈夫
鞍馬 優人:白兵組の二人かな
嵐田聖司:ですね。とりあえず今回も優先は天乃さんで良さげなイメージ
天乃伊緒:む、ではボデマを脱いでいただきましょうか
鞍馬 優人:じゃあボディアーマーこっちでもらおうかな
天乃伊緒:えーと、行動値が-どれだけだったかな
登良景秋:どんどん強くなっていく
鞍馬 優人:-2ですね
嵐田聖司:大丈夫? 胸の所余らない?
天乃伊緒:アームドスーツ装備!
鞍馬 優人:UGN脅威の技術力でどんな体型でもピッタリ着れちゃう
鞍馬 優人:というわけでボディアーマー装備、以上!
鞍馬 優人:おまたせしました、これで全員以上かな
嵐田聖司:サンキューUGN
GM:www
登良景秋:UGNすげえ
鞍馬 優人:ボディアーマー職人さんとアームドスーツ職人さんに今日も感謝を捧げましょう
GM:はい。ではシーンカットです。次のシーンへ。

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ミドル4


GM:ミドル:4 シーンPC:天乃
>調査シーン。出てきた情報への対応によって舞台決定


過去のジャーム活動記録 / <情報:UGN>10

GM:今提示中の項目はこれだけです。
出る人は登場侵食を上げてからトライをどうぞ!

天乃伊緒:60+1d10 (60+1D10) > 60+7[7] > 67
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:60 → 67
鞍馬 優人:出ましょうか
鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 10
登良景秋:出ちゃお
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:64 → 74
登良景秋:70+1d10 (70+1D10) > 70+1[1] > 71
嵐田聖司:1d10 登場 (1D10) > 4
鞍馬 優人:テンション上がっちゃった
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:70 → 71
嵐田聖司:あとすみません、さっきの攻撃分の侵蝕上げてなかったので、今合わせてあげます。
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:60 → 68
GM:あ。はい!
GM:オーライ。いい感じに上がってきましたね…

GM:では改めて判定どうぞ!
嵐田聖司:UGNの情報だとぅ~?
鞍馬 優人:誰が行きましょうか、情報;UGNなら私は結構得意
嵐田聖司:UGNのお手並、見せてもらおうか……(待機)
天乃伊緒:お願いします
登良景秋:お願いします
鞍馬 優人:了解!コネ:UGN幹部使用します
登良景秋:兄貴のかっこいいところみたいな~
天乃伊緒:ドンドンパフパフ
鞍馬 優人:お兄ちゃんに任せなさい(年下)
鞍馬 優人:5DX+1+0@10>=9 情報(UGN) (5DX10+1>=9) > 10[1,2,6,9,10]+1[1]+1 > 12 > 成功
鞍馬 優人:任せなさい!
天乃伊緒:さすが
登良景秋:これがお兄ちゃんの力って…コト!?
GM:お見事!
天乃伊緒:ワ……

過去のジャーム活動記録 / <情報:UGN>10

ジャーム化した姿と人間の姿を不安定に行き来する個体、として、複数の記録が残されている。
記録る、ジャーム態の形態はいずれも同様。鹿狩瀬雛姫が参加し、志摩雫がMIAとなった際の撃破目標でもある。
ただし都度に討伐されていること、使用エフェクトが異様に多岐にわたることから、別個体とみなされている。
また、UGN黎明期に複数回の目撃証言から、十年ほど前から年単位で、まったく出現・活動していない期間がある。
…似た個体が過去に出現していたことに関する指摘は、どこかからの圧力で握りつぶされたような形跡がある。

GM:「UGN内部での圧力」<情報:UGN>7 が追加されました。
GM:言ってしまいますが、これが最後の項目です。
登良景秋:わ…!
天乃伊緒:ふむふむ、ではせっかくシーンプレイヤーなのでいきましょうか
登良景秋:天乃ちゃん応援してる
天乃伊緒:コネUGN使ってーの
鞍馬 優人:やったれー
天乃伊緒:4dx>=7 (4DX10>=7) > 5[2,3,4,5] > 5 > 失敗
天乃伊緒:財産2投げ込もうかしら
登良景秋:最後にものをいうのは財産点ってワケ
鞍馬 優人:金の力!
嵐田聖司:カネだカネだ~!
天乃伊緒:生天目先生からもらったこの黒いカードで
GM:OK!
GM:黒いカード…何渡してるのあいつ…
鞍馬 優人:調達ダイスが増えそう
GM:情報開示します。

UGN内部での圧力 / <情報:UGN>7

実は目標は、十数年前、一度、UGNで捕獲されている。以降の取り扱いは不明。
コードネームは“バルトアンデルス”。出没が止まった時期は、捕獲された際と一致する。
UGN内部に特殊なコネクションを持つ人間なら、詳しい事情を知っているかもしれない。
GM:ということで…伊緒さん、どうします?

天乃伊緒:教えて先生
天乃伊緒:知ってる情報を聞きましょう
GM:はい。では…場所を変えましょうか。

生天目 苺:「…若い子は違うねえ。こっちが確証取るより先に見つけてくるかあ」
生天目 苺:支部内の一室で、そうトシをとってもいないように見える白衣の女はため息をつきました。
天乃伊緒:「……ん、内情についてとか知ってるんでしょ、ある程度は」
登良景秋:「いや、センセも若いだろ…てのは良いとして。分かってることがあるなら教えてくれよ。」
鞍馬 優人:「事情を知っているなら聞かせて欲しい。……UGNで何があったんだ?」
嵐田聖司:窓際に立って空を眺めている。
生天目 苺:「あー。まああんまり詳しく話すとまずいから、ざっくりいくとさ」
生天目 苺:「昔いたプロジェクトに、検体として回ってきたんだよね。
 で、それが事故で大失敗したときに、何体か脱走したのがいた」

生天目 苺:「だから、あれの性質は少しは知ってるってこと。
 直接の担当じゃなかったけど」

天乃伊緒:「プロジェクトって……あの?」
生天目 苺:「そ。あの」
生天目 苺:「まー、あんまり表沙汰にできない事件だったってだけわかればいいよ。
 結局、なんの成果も出なかったってことだけしか言えないやつだし」

生天目 苺:「タネをある程度知ってたから…
 …鞍馬くんと鹿狩瀬さんに声かけたんだけどさ。
 ごめんね、はっきり言うのが問い詰められてからで」

生天目 苺:「まあ、大人はたちが悪いってことで」
鹿狩瀬 雛姫:「…不満はあるけど追求はしません」
天乃伊緒:「……そ」それだけ言って追及はしない
鞍馬 優人:「オレはどちらにしろ、放って置けない案件だった」
登良景秋:「プロジェクトってのは知らねぇけどよ。アレは、読心能力でもあんのか?」
登良景秋:「中身がないっていうか、もっと虚ろなものも感じたが…要は似たようなもんだろ」
鞍馬 優人:「事情がどうあれ、雫の姿で人を傷つけるのは放置できないからな。むしろ呼んでくれて助かっている」
鞍馬 優人:「名乗ってもいない登良君の名前を呼んだことか」
登良景秋:「そ。こっちから情報を読み取ってねぇと説明つかねぇ」
生天目 苺:「心を読むのはたぶん、志摩さんの能力だね。
 あれは、人食いというか…殺した相手を取り込むんだ」

鞍馬 優人:「……」
生天目 苺:「ウロボロスみたいにスマートな因子取り込みじゃなくて。
 体の一部として取り込んで使う。で、それを被って活動する…」

生天目 苺:「被るっていうのも曖昧だけど、そうとしか言えない。
 空間歪めて、そのとき表に出してる、取り込んだ人の体内に潜んでるみたいなんだよね」

生天目 苺:「だから、普通の手段じゃまず殺せない。
 うまいこと皮ごと冷凍すれば、動きは止められるけど」

鹿狩瀬 雛姫:「……殺して、死体が消えたのを見たのは」
生天目 苺:「皮が壊れると、空間歪めて他のところへ逃げる。
 そのへんもやたら厄介なんだよね。
 で、壊した皮もまた再生させてくるらしいって話」

鞍馬 優人:「すまない、もういい……いや、」
天乃伊緒:「根本からどうにかしない限りキリがないって事?」
鞍馬 優人:「……少し、落ち着いて考える時間をくれ」
生天目 苺:「そ。…普通のRVでは、絶対ありえない出力なんだけど。
 ジャームならではの規格外でそれを維持してるってわけ」

登良景秋:「…優人には、その時間が必要だな。痛みに向き合う時間が」
生天目 苺:「…もうひとつだけ。
 あいつは、皮のある程度知ってる相手を襲う習性がある」

生天目 苺:「ほんとはだから、皮が全部破壊された状態じゃない限り、無差別被害は出にくいんだけど。
 …心を読める子を取り込んだのが、悪い方に出たんだろうね」

鹿狩瀬 雛姫:顔をしかめる。
登良景秋:「相手を読んで『知ってる相手』になっちまうってことか。」
登良景秋:軽く舌打ちをし「なら猶更止めないといけねぇ」
生天目 苺:「そう。それでも、縁のある人がいれば確実におびき出せる。
 …それはいいとして、倒す手段のほうがね。
 大出力で無理やり、なんてやろうとしたら、どれだけ人や仕掛けがいるか」

生天目 苺:「エフェクトそのものを無効化するような手でもあればいいんだけど」
鞍馬 優人:「おびき出す役はオレがやれる」
生天目 苺:具体的に、皮は全て独立したジャームで、《悪夢の鏡像》を持っています。
これを無効化するか本体を殺さない限り、戦闘不能になるたび、同一データ・全快した状態で新たな皮が出現します。

嵐田聖司:「そして斬るのはオレができる」
嵐田聖司:空を見上げていたが、そうおもむろに口を開く。
鞍馬 優人:「嵐田君……できるのか?」
鹿狩瀬 雛姫:「私も。おびき出しと、援護は任せて」
嵐田聖司:「こいつはそういう刀だ。さっきもちゃんと手応えはあった。やるさ」
天乃伊緒:「……そういえばさっき、斬られて逃げていったっけ」
生天目 苺:「…その立派な刀。遺産だよね?
 正確なデータ回ってないんで、あとでちょっと調べさせてほしいなー」

登良景秋:「心強いぜ。カードは揃ってるみたいだな?センセ」
鞍馬 優人:「分かった。頼りにさせてもらう」
嵐田聖司:「つっても、あくまで普通じゃ剥げない皮を剥ぐだけだからな。中身を叩くには他のメンツも必要だろ」
生天目 苺:「そだねー。
 こういうのは得意分野じゃないんだけど、運が良かったってことで」

天乃伊緒:「……む」少し不機嫌そう
鞍馬 優人:「オレと鹿狩瀬でおびき寄せて、嵐田君が無力化する」
生天目 苺:「…大丈夫。伊緒ちゃんの専任はあたしだって」
嵐田聖司:苦笑して 「今さっきまでメチャ信用ならない組織トークしといて、そいつはならんぜ先生さん」
鞍馬 優人:「その後は皆で仕留めきる。登良君、天乃さんも。力を借りる」
生天目 苺:「反主流派の謎の人物だからオーケーってなんない?
 なんないかー」

天乃伊緒:「……叩き潰すまでは任せて、そういうのは得意だから」
鞍馬 優人:「それはまったくごもっとも。UGNもそういう人間ばかりではない……と、口で言っても仕方ないな」
鞍馬 優人:「行動で示させてもらう」
嵐田聖司:「あっはは、先生さんがそこまでワルじゃないことはまー分かるけど、今回はなんないってコトで!」
登良景秋:「ま、今目の前にいる人間は信用してるぜ。オレも」
天乃伊緒:「……別に拗ねてないから、センセがそう言うの好きって知ってるし」
嵐田聖司:「今回の大人への恩売りは狩りぶんだけにしときますよ。そこは保証します」
生天目 苺:「ふふ。…よし」
嵐田聖司:「ジャーム狩りはオレの中心だ」
生天目 苺:「おっけ。仕事の話にしましょうか。
 共通の話題で信じてもらえるなら、それがいいもんねー」

生天目 苺:「…“バルトアンデルス”の動きからして、鞍馬くんと鹿狩瀬さんを囮に釣り出せる。
 あとは、体の内側のなんかエフェクトを切る感じでばっさりやってもらって…
 嵐田くん、そゆのやれそう?」

生天目 苺:「で、伊緒ちゃんはいつもどおり。登良くんは彼女さんをよろしく」
鹿狩瀬 雛姫:「え」
登良景秋:「勿論」
嵐田聖司:「もちろんやれますよ。オレとコイツならやれる」 刀の鞘を軽く叩き
登良景秋:「そういうわけで今回は守られてくれよ。雛姫ちゃん?」
天乃伊緒:「……ん、最終的にやることはいつもと同じで助かる」
鹿狩瀬 雛姫:「…わかった。本命は任せる」
鞍馬 優人:「任せた嵐田君、天乃さん。 彼氏君と彼女さんもな?」
鹿狩瀬 雛姫:「ちょっと」
登良景秋:「ちょ、おいおい揶揄うなよ。」
生天目 苺:「そうそう。こういうのがUGNの若い人の空気だわ」
鞍馬 優人:「違ったのか? てっきりそういうものだと思ったから名前呼びは避けたんだがな」
登良景秋:「べ、べつにぃ?気にしてねぇしぃ?」
登良景秋:「気にしてねぇしぃ?」
天乃伊緒:「……私はどっちでもいいけど、傍から見たらそう言うのにしか見えないってこと」
鹿狩瀬 雛姫:「…………」
生天目 苺:「…じゃ、こういう空気守るためにさ、がんばってきましょう」
鞍馬 優人:「はは、まあこの手の話は片付いた後にしようか」
嵐田聖司:「はーっ、羨ましい限りだぜ。どう? 一仕事終えたら天乃さん」 からかうように
鞍馬 優人:「はい。皆、力を借りる。……あいつの力を、これ以上人を傷つけるためには使わせない」
天乃伊緒:「……そういう冗談は苦手だから、私はパス」
生天目 苺:「モテるねえ」
天乃伊緒:「……うるさい」片手で小突く
登良景秋:「優人にとっても雛姫にとっても大事な奴なんだろ?雫は。ガンガン手ぇ貸すから」
登良景秋:「区切り、つけような。あいつの姿で誰かを傷つけさせるなんて許せねぇ」
鹿狩瀬 雛姫:「…うん」

GM:シーンカット。ロイス処理と購入が一回行えます。
GM:この処理までで一度休憩としますで!
登良景秋:ロイス 天乃伊緒 〇親近感/疎外感
登良景秋:で取得します
system:[ 登良景秋 ] ロイス:6 → 7
嵐田聖司:生天目苺/○好意/不信 個人としては好感あるけどUGNは不信だぜ!
天乃伊緒:あんこくそしきUGN
system:[ 嵐田聖司 ] ロイス:4 → 5
嵐田聖司:購入はブルーゲイルかな ワンチャン握っといた方がアタックチャンス増えそうな印象
鞍馬 優人:ロイス 天乃伊緒 ◯P:連帯感/N:不安
天乃伊緒:登良景秋 誠意/不安
嵐田聖司:3dx=>20 (3DX10>=20) > 9[3,7,9] > 9 > 失敗
system:[ 天乃伊緒 ] ロイス:4 → 5
嵐田聖司:ぜんぜんだめ! 以上です
system:[ 鞍馬 優人 ] ロイス:5 → 6
天乃伊緒:強化素材ー!きてくれー!
登良景秋:ブルゲチャレンジ~
登良景秋:2dx>=20 (2DX10>=20) > 8[3,8] > 8 > 失敗
天乃伊緒:2dx>=15 (2DX10>=15) > 8[6,8] > 8 > 失敗
鞍馬 優人:ワンチャン狙いでブルーゲイル
天乃伊緒:だめです
鞍馬 優人:3DX+3+0@10>=20 調達 (3DX10+3>=20) > 9[4,8,9]+3 > 12 > 失敗
鞍馬 優人:バデムと財産込でも1足りねえ!
鞍馬 優人:以上です
GM:財産含めてどこかにバディームーブ入れます?
鞍馬 優人:誰か財産とバディムーブで届く人居るかな?
嵐田聖司:財産込みでも全然ですねえ!
鞍馬 優人:同じく1足りない!
登良景秋:ちょっとこっちもだめかな
鞍馬 優人:天乃さんも足りないかな
天乃伊緒:ぜんぜんですね!
天乃伊緒:(財産もない
GM:OK。では処理ここまでで!

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クライマックス


GM:クライマックス:全員登場
>設定した決戦場所、無人のビル


GM:登場侵食をお願いします。
天乃伊緒:1d10 (1D10) > 2
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 10
鞍馬 優人:1d10 シーンイン (1D10) > 7
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:67 → 69
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:68 → 78
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:74 → 81
登良景秋:1d10+71 (1D10+71) > 4[4]+71 > 75
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:71 → 75

GM:人気のないビルのいちフロア。隠匿が容易な場所として選ばれたそこに。
志摩 雫:…ちいさな人影が姿をあらわす。
志摩 雫:「ゆうさん」
鞍馬 優人:「……」
志摩 雫:「カーリー」
鞍馬 優人:見慣れた姿と、聞き慣れた声に。何も答えない。
鹿狩瀬 雛姫:「…鞍馬さん」
鞍馬 優人:「ああ。……来たな」
鞍馬 優人:鹿狩瀬を守るように前に出る。
志摩 雫:ちいさな足音。一歩踏み出す。
彼女の持っていた力からすれば距離は意味がないはずだ。

志摩 雫:あなたと近づこうとしているようだ。
理由はわからない。油断させるためか、何もないのかもしれない。

志摩 雫:少女の顔には笑顔が浮かんでいる。
思えばここまで屈託のない表情を見たことがあったろうか。

志摩 雫:「…ゆうさん。私ね、きっとゆうさんみたいになれないから」
志摩 雫:「痛かった。怖かった。でもがまんしようと思ったの」
志摩 雫:「ゆうさん」
鞍馬 優人:「鹿狩瀬、あいつは……パナケアは」
鞍馬 優人:「雫は、君をかばって死んだと。そう言っていたな」
鹿狩瀬 雛姫:「…そう」
鹿狩瀬 雛姫:「私は、彼女に助けられた」
鞍馬 優人:「あいつは優しい子だった」
鞍馬 優人:「誰よりも『痛い』ということを知っていて、誰よりも恐れていたはずなのに」
鞍馬 優人:「それでも、痛みに立ち向かえる。誰かの為に戦える」
鞍馬 優人:「……痛みが知らないから戦える、オレのような卑怯者とは違う」
鞍馬 優人:「本当の勇気を持っている子だった」
鹿狩瀬 雛姫:「…短い間だけだったけど。そう思う」
志摩 雫:彼女の姿をしたものは、あなたたちを見て、じっと立っている。
鞍馬 優人:「あいつはきっと、最後まで怖がっていたと思うけど」
鞍馬 優人:「君が生きていてくれて、喜んでいると思う」
鞍馬 優人:「勿論、オレもだ。……あいつが守った命で、生きてきてくれたこと。礼を言う」
鹿狩瀬 雛姫:頷く。
鞍馬 優人:「……オレは、あれが許せない」
鞍馬 優人:「あいつの姿で、笑いながら人を傷つける」
鞍馬 優人:「それが、我慢ならない。手を貸してくれるか」
鹿狩瀬 雛姫:「もちろん。私も…登良くんたちも、そのつもり」
鞍馬 優人:「ありがとう。……じゃあ」
鞍馬 優人:「始めよう。──頼んだ!」
鞍馬 優人:ただ一言叫ぶ。それで伝わるはず。
志摩 雫:少女の姿をしたものが、動いた。
あなたたちだけを見て。何か、言葉を発しようとする。

志摩 雫:その瞬間に──
嵐田聖司:――少し湿った五月の風が吹き込んでくる。
嵐田聖司:そのフロアの開かれた窓、たなびく古いカーテンの間から、鳥類の真円な眼がその様相を見ていた。
嵐田聖司:(お前みたいに、ろくな理性なんてないはずなのに人の心を掻き乱して殺そうとするやつがいるのを見ると)
嵐田聖司:(レネゲイドウィルスってのは悪意の産物なんじゃないかと思うこともあるぜ)
嵐田聖司:(それでも、こいつは……オレでも、人を救える力だ。だったら)
嵐田聖司:瞳孔が絞られる。ばさり、という羽音。褐色の羽毛が舞う。その主は、すでにその場所――電柱の上には存在しない。
嵐田聖司:(……悪意だけを切り捨ててやる。オレにはそれが、)
嵐田聖司:「……できる!」
嵐田聖司:文字通り瞬くほどの間に、刀一振りを伴った半鳥半人が一直線に飛来する。初夏の余韻を吹き飛ばす突風と共に、斬撃が一体のジャームを横断する。
嵐田聖司:通り過ぎた後、人の姿に戻って転がるように受け身を取りながら、一閃した相手を見る。確かな手応えは、あったが……
嵐田聖司:「どうだ!?」
GM:ぎちり、と、何かがきしむような音がした。
志摩 雫:少女の姿をしたものが
志摩 雫:大きくのけぞる。黒い何かが、その内側から吹き出してくる。
GM:周囲を飲み込む。
世界が裏返る。

登良景秋:「さぁ。テメェの本性、曝け出せ!」
バルトアンデルス:まっくろく荒涼とした世界に、黒い影が立っている。
あのときの不定形の怪物だ。ジャーム、バルトアンデルス。

志摩 雫:少女の姿はそのまま、呆然と立っている。
天乃伊緒:「……本体、出てきたみたいね」
天乃伊緒:ゆっくりと、荒れ果てた世界へ足を進める
嵐田聖司:「へっ。良いじゃねーか」 肩を回しながら立ち上がる 「逃さずに済む」
バルトアンデルス:怪物はあなたたちを見る。不定形の闇の中に、炯々と光る目だけが浮かんでいる。
天乃伊緒:「向こうからすれば、お前たちは逃がさないって考えてるんだろうけど」
鞍馬 優人:「逆だな」
鞍馬 優人:「逃さないのは、こちらだ」
バルトアンデルス:その言葉を肯定するかのように、世界がゆらゆらとぶれる。
登良景秋:「優人もいい事言うじゃねぇか」
登良景秋:「確かにヤベェ感じがビンビンするが、相手がバケモンなら」
登良景秋:「遠慮なく消し飛ばせるぜ」
天乃伊緒:「そ、どちらにせよこっちがやることは何も変わらないワケ」
バルトアンデルス:人の姿をした「何か」が、ひとつ、ふたつ。
もっと遠い場所からは、姿の定かならざるものが、さらにたくさん。

鹿狩瀬 雛姫:「…雑魚は私が引き受ける。それは得意だから」
鹿狩瀬 雛姫:「本体は、お願い」
登良景秋:「おうよ。背中は任せた」
鞍馬 優人:「了解だ、無理はするな。全員で帰るぞ」
天乃伊緒:「……それじゃ、さっさと終わらせましょ」
鞍馬 優人:両腕を変形させる。右腕は馬上槍、左腕は大盾。
嵐田聖司:「ああ。二度と同じことはさせねーぜ。ここで伐って捨ててやる」
鞍馬 優人:「ああ。悪い夢は、終わりにしよう」
志摩 雫:少女は動かない。
バルトアンデルス:黒い何かが、いかなる声でもない絶叫をあげる。
バルトアンデルス:空間に満ちるレネゲイドがびりびりと振動した。
登良景秋:「終わらせてやるよ。オレ様の芸術でその悪夢も、執念も、全部なぁ!」
天乃伊緒:「……ほんと、オーヴァードって多彩よね。私にできる事なんて―――」
天乃伊緒:「これだけしかないっての」重い鋼の音が、鳴り響く
GM:…衝動判定が発生します。目標値は9。
ジェネシフトを行う場合は、これをふる前に一回入れてね!

天乃伊緒:ジェネシフト
GM:先に配置の説明を。PC1エンゲージ。そこからそれぞれ5m離れた位置に、バルトアンデルス&皮A、皮B、雫のエンゲージが存在しています。

▼エンゲージ
(バルトアンデルス[6]、皮A[4])
   5m
(鞍馬[9]、登良[6]、嵐田[3]、天乃[2]) 5m (雫[6])
   5m
(皮B[6])
[]内は行動値

登良景秋:3dx>=9 衝動判定 (3DX10>=9) > 10[3,4,10]+2[2] > 12 > 成功
天乃伊緒:4d10 (4D10) > 25[6,7,4,8] > 25
登良景秋:75+2d10 (75+2D10) > 75+19[9,10] > 94
嵐田聖司:2dx=>9 (2DX10>=9) > 4[2,4] > 4 > 失敗
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:69 → 94
嵐田聖司:暴走!
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:75 → 94
嵐田聖司:2d10 (2D10) > 11[4,7] > 11
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:78 → 89
天乃伊緒:4dx+1 (4DX10+1) > 10[1,6,10,10]+3[1,3]+1 > 14
天乃伊緒:2d10 (2D10) > 5[3,2] > 5
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:94 → 99
鞍馬 優人:5DX+4+0@10>=9 意思 (5DX10+4>=9) > 5[1,2,5,5,5]+4 > 9 > 成功
鞍馬 優人:あっぶない 侵食をあげます
鞍馬 優人:2d10 衝動判定 (2D10) > 11[1,10] > 11
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:81 → 92
鞍馬 優人:オッケー!
GM:処理終わりましたね。では、クライマックス戦闘を開始します

GM:<第一ラウンド>
GM:セットアップ。宣言あるかたはどうぞ。
鞍馬 優人:なし!
志摩 雫:怨念の呪石使用
天乃伊緒:怨念の呪石を使用
登良景秋:なしです
バルトアンデルスの皮(B):《赤方偏移世界》。雫に。行動値+8。
登良景秋:皮君優秀だな
天乃伊緒:暴走、ダメージ+2d、さらに極限暴走の効果で背徳の理
GM:他のNPCは宣言してきません。
鞍馬 優人:雫速い!
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:99 → 105
天乃伊緒:ウロボロスエフェクトを使用した攻撃のダイスを+8個します
GM:はい。ではセットアップ終了…でいいかな!
鞍馬 優人:オッケーです!
登良景秋:オッケー
天乃伊緒:オッケー!
鹿狩瀬 雛姫:あと、戦闘中もバディムーブは入れられるので、必要なら言ってほしい。
嵐田聖司:おっとすみません。セットアップなしゆえ問題なし!
鞍馬 優人:ありがたい!助かります!

▼エンゲージ
(バルトアンデルス[6]、皮A[4])
   5m
(鞍馬[9]、登良[6]、嵐田[3]、天乃[2]) 5m (雫[14])
   5m
(皮B[6])
[]内は行動値


GM:では、行動値順に雫が動きます。
志摩 雫:マイナーなし。メジャー。
志摩 雫:7dx7+4《コンセントレイト》《絶対の恐怖》《風の渡し手》
志摩 雫:あ。この書式だと反応しないのか
志摩 雫:7dx7+4 (7DX7+4) > 10[1,3,3,5,8,10,10]+4[2,3,4]+4 > 18
志摩 雫:PC全員に、達成値18の射撃攻撃。
鞍馬 優人:またも18!
鞍馬 優人:やるだけドッジ!
嵐田聖司:暴走によりリアクション不可
登良景秋:6dx+1>=18 (6DX10+1>=18) > 8[3,4,5,7,7,8]+1 > 9 > 失敗
天乃伊緒:リア不
登良景秋:あ、ドッジです
鞍馬 優人:4DX+1+0@10>=18 回避 (4DX10+1>=18) > 9[1,5,8,9]+1 > 10 > 失敗
登良景秋:そして失敗
志摩 雫:では、全員命中して…
バルトアンデルス:《力の領域》。
鞍馬 優人:あっとすいません
鞍馬 優人:ぎゃーっ!?
登良景秋:ふぁ
鞍馬 優人:恐ろしいことをしおる!
志摩 雫:2d10+2d10+4d10+2 (2D10+2D10+4D10+2) > 15[7,8]+20[10,10]+17[3,2,8,4]+2 > 54
鞍馬 優人:あ、すいませんオートアクションで<崩れずの群れ> コンボ:チャンプブロック!
志摩 雫:あ。OKです、ごめんなさい!
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:92 → 94
鞍馬 優人:侵食を2上げて天乃さんをカバーします!
天乃伊緒:助かります!
登良景秋:ヒュー!頼りになる
登良景秋:攻撃を受けた景秋はHP0に、リザレクト
鞍馬 優人:兄だからね! 倍ダメージ受けて余裕で吹っ飛んでのリザレクト!
鞍馬 優人:1d10 リザレクト (1D10) > 1
登良景秋:1d10+94 (1D10+94) > 3[3]+94 > 97
鞍馬 優人:省エネリザ!
嵐田聖司:そしてもちろん倒れます。頼む変な値出るな……!
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 2
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:94 → 95
嵐田聖司:グエーッ
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:94 → 97
system:[ 鞍馬 優人 ] HP:20 → 1
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:89 → 91
system:[ 登良景秋 ] HP:23 → 3
鞍馬 優人:あ、そっかHP消費……!
system:[ 嵐田聖司 ] HP:31 → 2
志摩 雫:少女の姿をしたものが、柔らかな笑顔のまま泣いている。
志摩 雫:傷一つ伴わずに、体の芯を焼くような激痛が襲いかかる。
志摩 雫:…ということで、次は行動値順に鞍馬くん。ダメージリアクションあったら適宜挟み込んでね!
嵐田聖司:「ぐく……ッ! こいつが拠点一つ潰した……ってヤツか!」
鞍馬 優人:「天乃さん、オレの後ろに!」
天乃伊緒:「っ……!ごめん、助かる!」
嵐田聖司:痛みに歯噛みしながら、しかし刀を握る手に力を込める。これを持つ限り"ヴァルタン"は負けない。
登良景秋:「…っ!」激痛の中、雫の涙を捉える
鞍馬 優人:両腕を変形させて壁のように拡げ、天乃へと襲いかかるレネゲイドの暴威を捕らえる。
登良景秋:「許せねぇ。こうして、何度も何度も泣かせたって事かよ。テメェは!」
鞍馬 優人:「……やっぱり」
鞍馬 優人:涙を流す妹の姿を見て、ため息をつく。
鞍馬 優人:「オレなど目指すべきじゃないよ、お前は」
鞍馬 優人:痛みは、ない。
鞍馬 優人:さて、こちらの手番!
GM:どうぞ!
鞍馬 優人:マイナーアクション、<骨の銃>+<死招きの爪> コンボ:シェイムギミック
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:95 → 101
鞍馬 優人:命中-1、攻撃力31、射程20mの射撃武器を作成し装備、シーン中他の武器を装備不可能に
鞍馬 優人:メジャーアクションでエフェクト使わず射撃攻撃 コンボ:ダーティートリック
鞍馬 優人:対象は皮B,対応なければ判定!
GM:どうぞ!
鞍馬 優人:6DX+19+0@10 ダーティートリック(侵食上昇なし、侵蝕100~) (6DX10+19) > 9[3,4,5,6,7,9]+19 > 28
鞍馬 優人:28!
バルトアンデルスの皮(B):4dx ドッジ! (4DX10) > 8[1,3,6,8] > 8
バルトアンデルスの皮(B):無理!
鞍馬 優人:よし、対応なければダメージ!
バルトアンデルスの皮(B):どうぞ!
鞍馬 優人:3d10+31 (侵食100~) (3D10+31) > 15[9,1,5]+31 > 46
鞍馬 優人:46点、装甲有効!
バルトアンデルスの皮(B):耐えられません。戦闘不能!(クリンナップに復活します)
バルトアンデルスの皮(B):演出あればどうぞ!
鞍馬 優人:「まずは数を減らす……!」
鞍馬 優人:槍の鋒の銃口が開かれ、唸りを上げて骨の弾丸を放つ。
バルトアンデルスの皮(B):若い男の姿をした「バルトアンデルス」が、砲撃を受けて軽々と吹き飛ぶ。
鞍馬 優人:一発一発に神経を通わせ軌道を操作。回避行動を制限させ、本命の一射。
鞍馬 優人:「まずは一つ……!」
バルトアンデルスの皮(B):致命打。半身が砕ける。
バルトアンデルスの皮(B):…だが、その破損ですら、周囲から黒い何かが寄り集まって再生させようとしている。
バルトアンデルスの皮(B):ジャーム化により異常出力に達したRVの影響だ。尋常な手段では殺しきれまい。
鞍馬 優人:「話に聞いていた再生か! ……嵐田君、頼らせてもらうぞ!」
GM:ということで次行動値6組、PC優先で登良くんから!
登良景秋:登良の手番
登良景秋:マイナー:完全獣化。ダイス数を+6個、浸食を+7
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:97 → 104
登良景秋:侵蝕が上がり、LV上昇。増加台数を8個へ。
登良景秋:メジャー:『虎よ、虎よ!』 コンセ:UR+エクスプロージョン+マシラのごとく
登良景秋:10dx7+2 (10DX7+2) > 10[3,5,5,5,6,7,7,7,10,10]+10[3,4,5,6,10]+3[3]+2 > 25
登良景秋:あ、すいません。攻撃対象は
登良景秋:バルトアンデルスと皮Aですね
バルトアンデルスの皮(A):それは……《炎陣》でカバーリング。ガード…できない!
登良景秋:これで表皮を削る。
バルトアンデルスの皮(A):あ。エクスプロージョンならガードは入るか。ではガードで、《蒼き悪魔》!
登良景秋:48+3d10 (48+3D10) > 48+14[8,5,1] > 62
鞍馬 優人:良いエフェクト持ってるね……!
バルトアンデルスの皮(A):こちらは問答無用で砕けて、《悪夢の鏡像》も斬られてるからこの場で消滅しますが、登良くんに15ダメージ!
登良景秋:ぐはぁ!
GM:演出あればどうぞ!
登良景秋:侵蝕を+16し120へ
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:104 → 120
登良景秋:天乃ちゃんのロイスをタイタスにして昇華、復帰。
登良景秋:では演出
登良景秋:「行くぜ《カゲトラ》ァ!!」
登良景秋:景秋の影からインクで構成された白虎───影の虎が表れ、飛び出し
登良景秋:『Grrrrrrrrr!!』景秋の身体と溶け合い、巨大な白虎となる
登良景秋:「先ずはいっぱぁつ!」
登良景秋:確かに異常進化した彼らは復活する。しかし
登良景秋:「テメェは嵐田に切られたもんなぁ!」
バルトアンデルスの皮(A):…既に、鬼切によって傷を刻まれた姿は、再生を受け付けない。
バルトアンデルスの皮(A):流れ込む不定形は形をとらず崩壊していく。そのかわりに。
登良景秋:白虎が吐き出すはミサイルの絵、爆撃はバルトアンデルスの、その皮に終わりを与えた。
バルトアンデルスの皮(A):砕けた体の一部が氷の槍と変わり、登良景秋の体を貫く。
バルトアンデルスの皮(A):消滅するより早く一撃が届いた。消える瞬間の、壮年の男の顔は見えないままだ。
登良景秋:「っ、へ。てめぇの最後の一発、効いたぜ」
登良景秋:貫かれて尚不敵に笑う
鞍馬 優人:「登良君……!無事か!?」
登良景秋:「サンキュ、優人。大丈夫だ。まだな」
鞍馬 優人:「無理はするなよ、盾ならあるぞ」
バルトアンデルス:「…………」黒い影が、禍々しく光る相貌で、自分の世界の異物を睨む。
GM:行動値順にバルトアンデルス。行きます。
GM:マイナー《絶対の空間》。メジャー、《コンセントレイト》《無機なる四肢》《完全なる世界》《茨の戒め》 (リアクション-1d、命中で硬直)+《異形の祭典》。
GM:12dx7+4 PC全員を対象に。 (12DX7+4) > 10[1,1,2,2,2,2,2,3,7,8,10,10]+10[3,6,6,10]+2[2]+4 > 26
GM:達成値26。
登良景秋:ドッジ
天乃伊緒:リア不
登良景秋:15dx+1>=26 (15DX10+1>=26) > 9[2,2,3,3,3,4,5,6,7,7,7,7,8,9,9]+1 > 10 > 失敗
登良景秋:うーんこの
鞍馬 優人:さすが完全獣化、すごいダイスの数
鞍馬 優人:とりあえずドッジは試みます
嵐田聖司:暴走によりドッジ不可!
鞍馬 優人:5DX+1+0@10>=26 回避 (5DX10+1>=26) > 10[8,8,9,10,10]+10[8,10]+3[3]+1 > 24 > 失敗
鞍馬 優人:妙に頑張ってバディムーブもらえば成功……だけど
GM:入れます?
鞍馬 優人:ここはカバーをしたいのでバデムはなしで大丈夫!
GM:OK!
鞍馬 優人:そしてダメージロール前に
鞍馬 優人:<崩れずの群れ>を宣言。 コンボ:チャンプブロック
system:[ 鞍馬 優人 ] 侵食率:101 → 103
鞍馬 優人:硬直はまずいので嵐田君をカバー!
GM:3d10+15 装甲有効 ではダメージ! (3D10+15) > 8[2,3,3]+15 > 23
GM:23点の装甲有効。当たれば硬直!
天乃伊緒:装甲で-10して13通ります
system:[ 天乃伊緒 ] HP:31 → 18
鞍馬 優人:装甲は効くがHPが1だ!硬直受けて戦闘不能から、天乃さんのロイスをタイタス化して復活!
system:[ 鞍馬 優人 ] ロイス:6 → 5
system:[ 鞍馬 優人 ] HP:1 → 12
登良景秋:HP0、師匠(逢見かぐら)のロイスをタイタスにして昇華
system:[ 登良景秋 ] ロイス:7 → 5
system:[ 登良景秋 ] HP:3 → 14
バルトアンデルス:ぐにゃりと姿を変えた色のない世界が、文字通り牙を剥いた。
周囲の地形が変化し、無数の槍となってあなたたちを貫く。

GM:ということで、行動値順処理、皮Bは倒れてるので次は嵐田さんです
嵐田聖司:では動きます。マイナーで《完全獣化》。メジャーで《一閃》と言いながら皮Bにとどめを刺すつもりですが、妨害とかってありそうですかね……?
鞍馬 優人:あ、斬るのって皮Bと本体とどっちなんでしょう?
GM:あ。皮の方です!
GM:言ってしまいますが妨害は飛んでこないと言うかそんな便利なエフェクト持ってないよ!
嵐田聖司:皮Bの復活を阻むならザクーする必要がある認識
GM:そうです。各皮が《悪夢の鏡像》ついてて、それ割らないと次が出てきちゃう
鞍馬 優人:なるほど!了解しました
嵐田聖司:ではそのように動きます。一応判定。こっそりコンセ節約
鞍馬 優人:ありがとうございます!
嵐田聖司:11dx+3 (11DX10+3) > 10[1,2,3,3,4,5,6,6,6,9,10]+7[7]+3 > 20
嵐田聖司:3d10+10 そして一応ダメージ (3D10+10) > 13[4,3,6]+10 > 23
GM:リアクション取れないので皮Bの《悪夢の鏡像》も砕けます!

▼エンゲージ
(バルトアンデルス[6])
   5m
(鞍馬[9]、登良[6]、天乃[2]) 5m (雫[14])
   5m
(嵐田[3])
[]内は行動値

GM:演出あればどうぞ!
嵐田聖司:「悪ぃ、助かった!」
嵐田聖司:先の攻撃が止むと、盾と立っていた彼の影から飛び出す。
鞍馬 優人:「気にするな、こっちが助けられてる」
鞍馬 優人:「任せたぞ……!」
嵐田聖司:その姿は瞬く間に変貌する。伸びた腕は翼と広がり、足もまた頑強な鈎となって、床を蹴り出す。
嵐田聖司:一つ羽ばたいて、突風と共に赤銅の羽毛が舞う。次の刹那には、その身は黒くほつれていく皮の後方に回っていて
嵐田聖司:「……二つ目!」
バルトアンデルスの皮(B):体を立ち上がらせようとする、若い男の姿をした"皮"が
嵐田聖司:鋭角に急旋回し、突き抜けるような一閃。鉤爪に掴んだ薄い刃が、その胴を両断する。
バルトアンデルスの皮(B):真っ二つに断ち割られ、風と吹き散らされる。
嵐田聖司:「……休んでな! 誰かは知らないけどよ」
バルトアンデルスの皮(B):もはや何であったかもわからない黒い欠片が散る。消える。
バルトアンデルスの皮(B):苦笑いを浮かべていたように見えた。気がした。
嵐田聖司:錐揉むように回転し、いくばく羽毛の抜けた手で刀を掴み直し、地に足を着ける。
嵐田聖司:次にオレが狙うべきは――
GM:行動値順に処理。ラスト、天乃さんです。
天乃伊緒:マイナー 原初の黒 ポルターガイスト
天乃伊緒:オートで装備しつつ、エピックで破壊無効、シーン中の攻撃力を+24
天乃伊緒:メジャー シャドーテンタクルス、コンセントレイトでバルトアンデルスに攻撃!
GM:どうぞ!
天乃伊緒:16dx7-1 (16DX7-1) > 10[1,2,3,3,3,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,10]+10[2,7,8,8,10,10]+10[4,4,6,9,10]+5[3,5]-1 > 34
GM:6dx ドッジ! (6DX10) > 10[4,4,6,6,7,10]+8[8] > 18
GM:命中しました。ダメージを!
天乃伊緒:4d10+2d10+24+24+3 (4D10+2D10+24+24+3) > 24[4,2,8,10]+8[4,4]+24+24+3 > 83
天乃伊緒:装甲有効です
志摩 雫:…《仔羊の歌》。そのダメージをこちらに移し替えます。
登良景秋:外道が~~~~!
天乃伊緒:あーもってた!!!
鞍馬 優人:がぁぁぁ!
鞍馬 優人:そっか……それがあった……
志摩 雫:オーバーキルで倒れます。…こちらは《悪夢の鏡像》が切れていないので、そのまま、クリンナップに復活再配置。
GM:演出どうぞー。
天乃伊緒:戦局が動く中目を瞑り、呼吸を整える
天乃伊緒:「布留部―――由良由良止、布留部」
天乃伊緒:死者を蘇らせるとされる"言霊"を、自らの内の因子へと向ける
天乃伊緒:同時、構えた剣より放たれる爆発的なレネゲイドの気配と共に、妖刀がその原初の一端を顕す
天乃伊緒:「―――まずは一回、ブチかましたげる」
天乃伊緒:姿を変えた長剣でも届かない距離、先程の影響で足も動かない。だが関係ない
天乃伊緒:片手で焔滴る大剣を振り下ろし―――その場で、"距離"ごと斬り捨てるように、バルトアンデルスへ剣閃が迫る
バルトアンデルス:断ち切られた
志摩 雫:そう見えた瞬間に、正反対の方向で黒い血しぶきがあがる
志摩 雫:体を半ばまで断ち割られた少女がいる。
笑顔のままだ。

嵐田聖司:「……!?」
鞍馬 優人:「なっ……」
鞍馬 優人:知っていたはずだった。能力も模倣しているのだと。
鞍馬 優人:だがしかし、こんな……こんな、使い方を
登良景秋:「っ、くそ」
天乃伊緒:「っ……?!」人の身体を斬り裂く感覚が襲う、苦虫を噛み潰すように剣を戻す
志摩 雫:粘土細工かなにかのように、少女が形を取り戻す。
バルトアンデルス:影のなかの相貌が禍々しく光を放つ。
鞍馬 優人:「っ……嵐田君!」
鞍馬 優人:「あいつを……雫を、」
天乃伊緒:「ああクソ、ほんとに……!」
鞍馬 優人:「もう、休ませてやってくれ……!」
嵐田聖司:「……ジャームじゃなくてあの子の力ってワケだな、今のは」
鞍馬 優人:視界がぼやける。……ああ、痛いなんて知らないからあまり経験がなかった。
鞍馬 優人:泣くってこういうことか。
嵐田聖司:苦々しく笑って 「それは任されるが、お前も。……すべきことをしろよ!」
鞍馬 優人:「……ああ。分かってる!」
GM:ということで、ラウンド終了!
GM:クリンナップ再配置…のほかに処理はないはずなので次のラウンドへ。
鞍馬 優人:オッケーです!

GM:<ラウンド2>
GM:セットアップ。NPCはなし!
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:105 → 110
天乃伊緒:こちらもなし!
鞍馬 優人:なし!
嵐田聖司:なしですがすみません、《完全獣化》と《一閃》分まーた侵蝕伸ばしそこねていたので、今上げます
GM:あ。了解です!
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:91 → 99
嵐田聖司:で、なし!
登良景秋:なし!
GM:で、赤方偏移世界が切れるので、エネミーは2体とも行動値6での処理になります。

GM:行動値順に鞍馬さん!
鞍馬 優人:はい。マイナーアクションで先のターンに受けた硬直を解除します
鞍馬 優人:メジャーアクション、エフェクトなしで射撃攻撃 コンボ:ダーティートリック
鞍馬 優人:対象は志摩 雫。対応なければ命中判定を行います
GM:はい。どうぞ!
鞍馬 優人:6DX+19+0@10 ダーティートリック(侵食上昇なし、侵蝕100~) (6DX10+19) > 10[1,2,6,9,10,10]+8[2,8]+19 > 37
志摩 雫:暴走中なのでリアクションなしです。ダメージを。
鞍馬 優人:4d10+31 (侵食100~) (4D10+31) > 19[3,8,4,4]+31 > 50
鞍馬 優人:50点、装甲有効……!
鞍馬 優人:エフェクトは使っていないので侵食上昇はなし!
志摩 雫:…倒れます。演出をどうぞ。
鞍馬 優人:槍の鋒を一度、雫の姿をしたものへと向け。
志摩 雫:「…………」
鞍馬 優人:──槍も盾も下ろし、変異を解除する。
鞍馬 優人:「雫」
鞍馬 優人:語りかける。返ってくることなどないと、分かっていながら。
志摩 雫:答えはない。ただ、まだかしげたままの首が、疑問を呈しているように見えた。
鞍馬 優人:「お前は……オレみたいになりたいって、そう言ってたっけ」
志摩 雫:体を立て直す動きが、うなずいたようにも見えた。
鞍馬 優人:彼女へ向けて歩き出す。拒むようにレネゲイドの干渉がより強くなる。
鞍馬 優人:痛みはない。
鞍馬 優人:「お前の目指してくれたオレが、どんなものだったのか……今でも、分からないけどさ」
鞍馬 優人:「お前は、ちゃんと守れたよ」
鞍馬 優人:彼方へと目を向ける。ともに戦ってくれている鹿狩瀬の姿。
鞍馬 優人:「こわいときに、戦えた」
鞍馬 優人:「痛くても、守りきった」
志摩 雫:張り付いたような笑顔が、目線をそらして、無理に笑っているようにも見えた。
鞍馬 優人:「……よく頑張ったな」
鞍馬 優人:「お前はオレの、自慢の妹だ」
鞍馬 優人:目の前に立つ。
鞍馬 優人:「だから、もう休んでいいんだ」
志摩 雫:うつむいている。小柄な彼女の顔が、あなたからは見えない。
鞍馬 優人:「ありがとう。……さよなら、雫」
鞍馬 優人:頭を撫でるように差し伸べた手から、こぼれ落ちた欠片が少女を捕らえる。
鞍馬 優人:これ以上、傷つけなくても良いように。
志摩 雫:縫い留められた小さな体が、動きを止める。
鞍馬 優人:目を拭って振り返る。
鞍馬 優人:「すべきことは、した。……頼んだぞ」
GM:…行動値順に、次は登良くんです。どうぞ!
登良景秋:では登良の手番。 マイナーで硬直を解除し。
登良景秋:メジャーでコンセ+エクスプロージョン。
登良景秋:対象はバルトアンデルス
登良景秋:15dx7+2 (15DX7+2) > 10[1,1,2,2,2,2,2,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[1,3,5,9]+10[9]+1[1]+2 > 33
GM:6dx ドッジ! (6DX10) > 8[1,1,4,7,7,8] > 8
GM:…命中! ダメージをください!
登良景秋:ダメージロール前に、志摩 雫をSロイスに指定
登良景秋:Sロイスをタイタスにして昇華、ダメージバーストを選択。
system:[ 登良景秋 ] ロイス:5 → 4
GM:うおお!? どうぞ!
登良景秋:8+4d10+5d10 (8+4D10+5D10) > 8+27[4,4,10,9]+32[7,8,7,5,5] > 67
GM:67点!? …めちゃくちゃ痛いですがまだ立ってる!
GM:演出どうぞ!
登良景秋:「優人。やっぱりお前はすげえ兄貴だよ。」
登良景秋:万色の影虎は駆ける。兄妹の思いを受け取るように
登良景秋:「そんでますますムカついたぜ─────てめぇさえいなければってなぁ!」
バルトアンデルス:黒い影が、幽かに動揺したように見えた。
バルトアンデルス:皮を呼び寄せようとする……果たせない。
バルトアンデルス:いま世界は広がっているし、手駒は引き剥がされ、ひとり少女が引き付けて戦っても居るからだ。
登良景秋:《カゲトラ》は不定の影、その首に噛みつき─────
登良景秋:「これは、さっき身代わりになった雫の分!」
登良景秋:ゼロ距離からのミサイルを発射。
登良景秋:爆音とともに、影を吹き飛ばす!
バルトアンデルス:轟音とともに、影の塊が大きくえぐれる。
バルトアンデルス:文字通りに。その下には何もない。…人の姿はない。
登良景秋:「仕留めきれなかった!後は頼んだぜ、嵐田。」
登良景秋:「お前の得意なことをしろ」
バルトアンデルス:だが、まだ動いている。皮ほどの速度ではないが、影をより集めてふたたび動き出そうと…
GM:ということで、そちらの行動前にバルトアンデルスが動きます(行動値6)
鞍馬 優人:来い!
GM:まあこうなると、さっきから皮を引き剥がしてる相手狙うわなあ。嵐田さんに。
嵐田聖司:来な!
GM:先ほどと同じコンボから、回数制限の範囲化を抜いたやつ!
GM:12dx7+4 (12DX7+4) > 10[1,2,2,4,5,5,5,6,8,8,10,10]+10[4,6,8,9]+5[2,5]+4 > 29
嵐田聖司:実はまだ暴走しているのだ。リアクション不可!
GM:達成値29。暴走中なのでダメージ行きますよ!
GM:3d10+15 装甲有効 硬直付与 (3D10+15) > 5[1,2,2]+15 > 20
GM:20点+硬直!
嵐田聖司:くくく……苦しそうなダイス目だぜ
嵐田聖司:まあ……倒れるけど……《リザレクト》!
嵐田聖司:1d10 (1D10) > 5
system:[ 嵐田聖司 ] HP:2 → 5
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:99 → 104
嵐田聖司:硬直も受けます。
バルトアンデルス:影が腕を振り下ろす。
バルトアンデルス:遠近法を無視したような巨大な鉤爪が襲いかかる。
嵐田聖司:躱すすべも凌ぐすべもない。身を以てその攻撃を受ける。
嵐田聖司:だが当然、それは自棄や諦念による無防備ではない。防御よりも今明確に自分がするべきことが存在しているからだ。
嵐田聖司:「……今更焦ろうと」
嵐田聖司:「もうツケを払う時なんだよ、お前は!」
GM:…では、嵐田さん、どうぞ!
嵐田聖司:マイナーで硬直を解除。メジャーで《一閃》。対象は雫ちゃんだ。
嵐田聖司:とどめを刺す!
志摩 雫:はい。リアクション取れません!
嵐田聖司:13dx+3 (13DX10+3) > 8[1,1,1,2,2,4,4,4,5,6,6,7,8]+3 > 11
志摩 雫:…黒い影から、最後の"皮"が引き剥がされる。
嵐田聖司:目が腐っていようと鬼切りの古太刀が当たれば解決じゃい。喰らえ!
嵐田聖司:2d10+10 (2D10+10) > 11[6,5]+10 > 21
GM:命中ダメージからの、《悪夢の鏡像》が破壊されました。復活停止!
バルトアンデルス:音のない悲鳴が空間を満たす。
嵐田聖司:ずる、と振り下ろされた鉤爪が傾ぐ。嵐田の人間としての肩口がずれ、血肉の亀裂から翼が伸びる。
嵐田聖司:そうなれば力ずくの抑え込みがいかほどか。嵐田は身を低く、人ではなくまた猛禽としての姿で飛翔を開始して、
嵐田聖司:次の刹那には、刃の光が少女の首を断ち落とす。自ら俯き、動きを縫われた状態であれば、寸分の違いもなく可能なことだ。
嵐田聖司:死は瞬く間、苦痛なくもたらされた。それがせめてもの救い……
嵐田聖司:(とか言うつもりはないが)
嵐田聖司:(多少は満足だ。この刀を持っていて良かったよ、オレは)
志摩 雫:頸を断ち切られた小さな人影が、見る間に、黒い塵に変わって散っていく。
志摩 雫:瞬く間の出来事だ。
GM:…ありがとう、ということばが聞こえた気がしたのは、果たして誰に告げたものか。
GM:そんな言葉を口にできるはずもなく、そのための時間もなかったはずなのに。

▼エンゲージ
(バルトアンデルス[6])
   5m
(鞍馬[9]、登良[6]、天乃[2]) 5m (嵐田[3])
[]内は行動値

GM:ということで、行動値順に天乃さん。どうぞ!
system:[ 登良景秋 ] 侵蝕率:120 → 128
天乃伊緒:マイナーで一応硬直解除して……
system:[ 嵐田聖司 ] 侵蝕率:104 → 106
天乃伊緒:メジャーでコンセントレイト、シャドーテンタクルスをバルトアンデルスに。さらにバルトアンデルスに -/憤懣でロイスを取得してタイタス化、昇華して判定ダイスを+10
GM:うおお!?
天乃伊緒:判定!!!
天乃伊緒:26dx7-1 (26DX7-1) > 10[1,1,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,9]+10[3,3,4,4,6,8,8,10]+10[1,7,10]+5[3,5]-1 > 34
天乃伊緒:上がらなかった
GM:6dx ドッジ! (6DX10) > 10[2,5,5,7,8,10]+7[7] > 17
GM:一回転したが無理! ダメージください!
天乃伊緒:毎回回してちょっと怖い!
天乃伊緒:4d10+2d10+51 (4D10+2D10+51) > 20[8,8,2,2]+8[5,3]+51 > 79
天乃伊緒:装甲有効ー!
GM:残りHP……19! 耐えられません! 倒れます!
GM:あなたたちの勝利だ。演出どうぞ!
天乃伊緒:―――正直、かなり怒っている
天乃伊緒:目の前の人の関係を踏みにじったから、何人も自分の皮として好き放題使ったから。それもそう、どれも正しい、そしてもうひとつ
天乃伊緒:何も悪くない人を、絶対に斬りたくなかった、その一点
天乃伊緒:自分にとっての最悪な地雷を踏み荒らされ、らしくない位に振り切れている
天乃伊緒:静かにワーディングを放つ、黒い世界を塗り潰すように
バルトアンデルス:黒い風景が、軋んだ。
天乃伊緒:白く白く、染めていく。圧力が、バルトアンデルスの世界を真っ向から否定するように
天乃伊緒:「もういい、ここで死んでけ」
天乃伊緒:手向けには雑すぎる言葉と共に、剣を振り上げる
バルトアンデルス:黒い影が、もがくようにうごめく。
だがもはや、身代わりにできるものはなく、纏える偽りもそこにない。

天乃伊緒:「神、立―――!」振り下ろされる、雷光の如き縦一閃
天乃伊緒:距離をすらも断ち斬った一撃の後を奔るように、バルトアンデルスの身体に白炎の痕が走り
天乃伊緒:残った昏い空ごと、灼き尽くす
バルトアンデルス:凌ぐすべは、もはやなかった。
バルトアンデルス:世界が断ち割られる。
GM:異様な世界は消滅し、あとには、あたりまえの風景が残されていた。
GM:…黒い影の怪物も、もちろん少女の姿も、そこにはない。
天乃伊緒:「ハァッ、はぁ……」全力を使い切った先、元に戻った剣を収める
天乃伊緒:脅威は去った。後はケジメだ、これだけはしなくてはならない
天乃伊緒:鞍馬の前に立つ
天乃伊緒:「……ごめん、あの子を傷つけちゃって」
鞍馬 優人:「……優しいな、君も」
鞍馬 優人:「オレの方こそ悪かった。辛いことをやらせたな」
鞍馬 優人:「ありがとう、皆。 雫もこれで、ゆっくり休める」
天乃伊緒:「……私のミスだから、こっちが謝られる謂れなんてないわよ、もう……」そのままそっぽを向く
嵐田聖司:「気にしないでくれよ。オレはいつも通り、やりたいようにやっただけだしな」
嵐田聖司:すっかり獣化を解いて 「良い結末にできただろ。皆でできる限りじゃな」
鞍馬 優人:「ああ。……できることは、やり遂げた」
鞍馬 優人:「帰ろう。皆で」

GM:シーンカット。戦闘終了です。お疲れさまでした!
登良景秋:わーい
GM:バックトラック行きましょうか。
登良景秋:ですね。どんどんぱふぱふー
嵐田聖司:帰るぜ!
GM:まずEロイス。本体が《虚実崩壊》。各皮が《悪夢の鏡像》で3個。
system:[ 天乃伊緒 ] 侵蝕率:110 → 115
GM:合計4個になります。使う人はどうぞ!
天乃伊緒:あげわすれちゃってた
登良景秋:128-4d10
天乃伊緒:5個あるからなしでいけそうなきがする
登良景秋
登良景秋:4d10
鞍馬 優人:侵食的に帰還確定なので振らずに行きます
嵐田聖司:ですね。振らないで良いかな
天乃伊緒:残り5で素振りします
天乃伊緒:115-5d10 (115-5D10) > 115-33[9,4,10,8,2] > 82
鞍馬 優人:103-5d10 (103-5D10) > 103-15[1,6,1,3,4] > 88
鞍馬 優人:地味に出目が凄い腐り方してるけど無事帰還!
嵐田聖司:106-5d10 (106-5D10) > 106-26[4,3,9,8,2] > 80
登良景秋
鞍馬 優人:あらら
嵐田聖司:綺麗に帰還
登良景秋:128-4d10
登良景秋:128-4d10 (128-4D10) > 128-15[2,10,1,2] > 113
登良景秋:一応二倍
登良景秋:113-8d10 (113-8D10) > 113-52[5,8,9,10,7,3,8,2] > 61
登良景秋:減りすぎた
鞍馬 優人:おかえり!
登良景秋:ただいまです
鞍馬 優人:全員帰還かな!私5点!
天乃伊緒:自分は5点とSロイス保持でさらに5点かな……?
嵐田聖司:5点です! Sロもないし
登良景秋:4点ですね
GM:OK。では、侵食処理まで完了ですね。

GM:では、エンディングの方いきたいと思います。OPと同じくナンバー順に。
GM:基本的には墓参、NPC会話、次の依頼、NPC会話…かなと思っているのですが、何かやりたいことなどありますか?(あればうけつけますー)
鞍馬 優人:こちらは大丈夫です!
登良景秋:だいじょうぶ
嵐田聖司:とりあえず大丈夫! もし何か思いついたら相談させてください
天乃伊緒:だいじょうぶですー!
GM:了解です。では…

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ED1

GM:エンディング:鞍馬

GM:チルドレンが死んだ後にどうなるか、というと扱いは色々だが。
GM:日本国内であれば少なくとも、墓くらいは立ててくれる。
GM:…もっとも、彼女の場合、そこには何も入っていない。
鞍馬 優人:「それでもこうして。会いに来る人は居るから」
鞍馬 優人:「大事なことなんだ……って、先生は言ってたな」
鞍馬 優人:「久しぶり、雫。……色々あったから、話しに来たよ」
鞍馬 優人:墓に花を添える。
鞍馬 優人:目をつぶり、手を合わせる。
鞍馬 優人:「お前の仇は討った。……もうあいつに傷つけられる人は居ない」
鞍馬 優人:「復讐なんて、お前は好きじゃないかもしれないがな」
鞍馬 優人:「お前が守った鹿狩瀬も、今もちゃんと生きて頑張ってる。……だから」
鞍馬 優人:「よく頑張った。ゆっくり休んでくれ」
鞍馬 優人:報告は済んで、それから。
鞍馬 優人:「お前は、オレのようになりたいと言ってくれたけど」
鞍馬 優人:「オレはお前みたいになりたかったよ」
鞍馬 優人:「痛くても、怖くても、苦しくても……誰かを守るために戦える」
鞍馬 優人:「本当に、勇気のある人に」
鞍馬 優人:「誰かと痛みを分かち合える、優しいお前のようになりたかった」
鞍馬 優人:ただの嫉妬だ。
鞍馬 優人:雫がその性質故にどれほど苦労したか、苦しんだことか。
鞍馬 優人:それでも確かに、尊くて美しい、守るべきものに感じたのだ。
鞍馬 優人:「オレはきっと、お前のようにはなれないけど」
鞍馬 優人:「お前のような人たちの痛みを、減らすことならできると思う」
鞍馬 優人:「少しでもお前たちが楽で居られるように、頑張るから。……見ててくれ」
鞍馬 優人:精一杯笑う。いつまでも妹の前で、辛気臭い顔ばかりしていられない。
鞍馬 優人:これまでいくつ失って、これからいくつ失うのか。
鞍馬 優人:その痛みを、一つだって忘れない。
鞍馬 優人:これが唯一、俺が皆と共有できる痛みで。
鞍馬 優人:決して忘れてはならない
鞍馬 優人:大切な思いだから。

【目次へ戻る】

ED2

GM:エンディング:登良

GM:帰り道。電車の中。ローカル線に乗っているのは二人だけだ。
鹿狩瀬 雛姫:「…………」
鹿狩瀬 雛姫:雛姫は…口数が少し少ない。
登良景秋:「少しは満足したか」
鹿狩瀬 雛姫:「……満足した、というと、ちがう」
鹿狩瀬 雛姫:「…たぶん少し…」
鹿狩瀬 雛姫:考えているようだ。
鹿狩瀬 雛姫:「…悲しかった。ようやく」
登良景秋:雛姫が話すのを落ち着いて待っている
鹿狩瀬 雛姫:「最初は驚いた。次は…たぶん怒っていたと思う」
鹿狩瀬 雛姫:「…いまは、やっと、少し哀しい気がする」
鹿狩瀬 雛姫:ぽつぽつと、そんなことを言う。
登良景秋:「なら、オレはその感情に今は付き合っていくべきだと思う」
鹿狩瀬 雛姫:「…そういうもの?」
登良景秋:「なんで悲しいのか。なんで苦しいのか。誰かに話して言葉にして…」
登良景秋:「そうして残った、お前の想いだろ」
登良景秋:明るくしようとするのをやめ、淡々と。
登良景秋:「無理に明るくしろとは言わねぇよ」
鹿狩瀬 雛姫:「…登良くんと会ったとき…」
鹿狩瀬 雛姫:「…こんな気持ちだった。どこかでずっとひっかかってたみたいな」
鹿狩瀬 雛姫:「よくわからないって、よく言われるけど」
鹿狩瀬 雛姫:「少し明るい子になれたかな、と思ってた」
鹿狩瀬 雛姫:「…いいのかな。悲しくて」
登良景秋:「明るくした方が良かったかもな」
鹿狩瀬 雛姫:「それはそう」
登良景秋:「けど、それは一人だったらの話だ。」
登良景秋:「もう一回言うけど。お前の前にいる男は」
登良景秋:「…オレは最強のカゲトラ様だ。今だけは張り合わず、騒がず」
登良景秋:「お前が悲しい時は悲しんでやる」
登良景秋:「…嬉しいときはもっと喜んでやる」
鹿狩瀬 雛姫:こらえていたものをそうするように、長い息を吐く。
鹿狩瀬 雛姫:「…うん」
鹿狩瀬 雛姫:「駅につくまでの間でいいから」
鹿狩瀬 雛姫:ひどくこわばった体の感触。
鹿狩瀬 雛姫:「こうしていたい」
登良景秋:「…いいぜ。それがお前の気持ちなんだろ?」
鹿狩瀬 雛姫:ありがとう、という小さな声が聞こえた。
登良景秋:「黙ってこうしてる。口にチャック着けても良い」
登良景秋:手を口の端に当て、端へ。
登良景秋:チャックを締めるジェスチャー。
GM
鹿狩瀬 雛姫:「うん」
鹿狩瀬 雛姫:「…みんな正しいことをしたのはわかってる。
 助けてもらえたのも、わかってる。終わったのも」

鹿狩瀬 雛姫:「でも」
鹿狩瀬 雛姫:それ以上、言葉は続かなかった。泣き声になるわけでもない。
登良景秋:景秋は、ただ黙って雛姫の話を聞く。
登良景秋:何も言葉は交わしていなかったけれども
登良景秋:自分は今、雛姫といつよりも気持ちを交わらせている
登良景秋:─────などと、思ってしまったのは
登良景秋:雫に対して少し罪悪感を感じてしまったかもしれない。
鹿狩瀬 雛姫:…少なくとも、同じような傷が傷んでいるように思えたことは間違いない。
鹿狩瀬 雛姫:次の駅で扉が開くまで、そうしていた。

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ED3

GM:エンディング:嵐田

GM:次の目標が見つからないという理由で、羽根を休めるように数日。
支部長:「ああ…あのね、嵐田くんね。ちょっといい?」
嵐田聖司:「へいへい。オレを呼んだってことはそういうことでしょ?」
支部長:「…じゃあ、悪いんだけどちょっと支部長室までね。
 持ち出せない書類があるんだよね。規則で。用意はしておくから…」

GM:次の依頼…ということだろう。UGNのうえのほうにも、君の使い方を心得ている相手がいるらしい。
GM:せわしなく出ていった風采の上がらない支部長から、少し遅れて部屋を出たところで…
嵐田聖司:「あい了解ッスわ。こっちのスジでも特に仕事は見つかってなかったんで」
嵐田聖司:軽く頷き、古太刀を担いで廊下に出た所で
嵐田聖司:「お」
鞍馬 優人:「ん」
嵐田聖司:「よ。お疲れさん」 軽く手を振って彼に声をかける
鞍馬 優人:「嵐田君……そちらもお疲れ様」
鞍馬 優人:「今日はどうして支部に?また新しい任務か何かかな」
嵐田聖司:「ご名答。何日か休ませてもらったし……人間のメシも食わせてもらったし」
嵐田聖司:「そろそろまた次に行かなきゃと思ってね。世話んなった」
鞍馬 優人:「そうか、それは寂しく……いや、人間の?失礼だが嵐田君、君普段の食事は」
嵐田聖司:「いや、獣化すると消化器系も鳥になるからさあ…… ……ワイルドグルメの話聞きたい?」
鞍馬 優人:「そうか、キュマイラだから……なかなか厄介だな……」
嵐田聖司:「ま、食費浮くから良いんだけどな」 笑って 「……そーだ、ここの支部の子から聞いたんだけど」
鞍馬 優人:「ん」
嵐田聖司:「鞍馬って、この前のあの子だけじゃなくて、その……マジでみんなに対して兄貴みたいにやってんの?」
鞍馬 優人:「まあな」
嵐田聖司:「……歳が上でUGN歴が浅い相手とかは?」
鞍馬 優人:「UGN歴が上ならオレが兄だ」
嵐田聖司:「力強い断言」 「じゃあ歳が下でUGN歴が鞍馬より上……っていうパターンは……」
嵐田聖司:「ないのかね、その感じだと」
鞍馬 優人:「歳上なら俺が兄だろう、自然な話だ」
嵐田聖司:「あっそれはそういう感じなんだ」
鞍馬 優人:「はは。まあずるいというか、変と思われるのは自覚しているよ」
鞍馬 優人:「まあなんというか……目標のようなものなんだ、兄という立場がな」
嵐田聖司:「目標。……別に誰かにそうしろって言われたとかじゃなくか」
嵐田聖司:(いや、誰かがそういう風にしろって言ってたらそれはそれでヤバいヤツがもう一人増えちまうんだが……)
鞍馬 優人:「ああ。オレの個人的な……憧れかな」
嵐田聖司:「大変だろ」
鞍馬 優人:「全然!……というと、嘘になるがな」
鞍馬 優人:「オレに言わせれば、皆……嵐田君達のほうが余程大変だ」
嵐田聖司:「オレ?」
鞍馬 優人:「痛いのは苦しいし、死ぬのは怖いだろう?」
鞍馬 優人:どこか他人事のように語る。
鞍馬 優人:「オレは痛覚が人より鈍くてな。知識としては知っていても、人よりそういう恐怖の実感が鈍いんだ」
嵐田聖司:「まあそりゃ、そういう意味ではそうかも知れないけど」
嵐田聖司:「オレからしたら、わざわざ他人の面倒とか自分でやる方が大したもんだと思うよ」
嵐田聖司:「オレはその気になりゃ逃げれるけど。……お前、逃げなさそうだし」
鞍馬 優人:「そうでもない。オレは臆病者だから、本当に怖くなったら逃げ出すさ」
鞍馬 優人:「ただ、そうだな。逃げられないというのは正しいかもしれん」
鞍馬 優人:「なにせ、家族がこれだから」
鞍馬 優人:とん、と軽く壁を──"UGN"の支部を叩く。
嵐田聖司:少しきょとんとして、その意味を悟りふっと笑う
鞍馬 優人:「オレは痛みを知らない分だけ、皆の痛みや悲しみにより添えない」
鞍馬 優人:「だからその分、痛みを遠ざけて引き受ける。それがオレの……憧れる兄の姿、という奴でな」
鞍馬 優人:「それぐらいやってみせなければ、皆の家族だと胸を張れなくてね」
嵐田聖司:「……雫ちゃんだっけ? 彼女もさ」
嵐田聖司:「あれが"皮"であって、戦力って意味じゃあ、お前以外が派遣されててもきっと何とか倒せたのかもしれないけど」
嵐田聖司:「やっぱそういう風に思うお前が近くにいた分、ただ痛いだけじゃなく済んだと思うぜ」
嵐田聖司:それから鞍馬くんの肩を軽く小突き、ぱんぱんと叩く
鞍馬 優人:「……」
嵐田聖司:「お疲れ、兄貴」
鞍馬 優人:「ああ、君も。……ありがとう」
鞍馬 優人:「……君と、君の刃は」
鞍馬 優人:「痛みも悲しみも、切り裂いていってくれるんだな」
鞍馬 優人:「次はどこに行く?」
嵐田聖司:「飛んでいけるどこかさ」
嵐田聖司:刀を担ぎ持ち、彼の横を通り過ぎていく。
鞍馬 優人:「縁があったら……いや」
鞍馬 優人:「また会おう」
嵐田聖司:言葉は返さない。ただ軽く、ひらひらと手を振って支部長室へ歩いていった。

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ED4

GM:エンディング:天乃

GM:高校の保健室。いつもの場所。
生天目 苺:「お茶はいったよー」
天乃伊緒:「……ん」
天乃伊緒:いつもより、気持ちベッドで横になっている時間が増えた気がする
生天目 苺:消毒液に混じって、暖かな煎茶の香り。
生天目 苺:「伊緒ちゃんさあ」
生天目 苺:地味な茶碗にお茶を注いで。
天乃伊緒:緩慢に立ち上がり、椅子へと向かう
生天目 苺:「……んー」
生天目 苺:座ったところに手を伸ばして、頬を揉む。
天乃伊緒:「……む」
生天目 苺:「あんまり凹むもんじゃないって」
生天目 苺:手が冷たい。いつものように。
生天目 苺:「相手が悪かった。大人もたちが悪かった。そんだけの話よ」
生天目 苺:「怒ってくれてもいいんだよ?」
天乃伊緒:「……手から抜けない、あの時の感触」
生天目 苺:「無理してとは言えないけどさ」
生天目 苺:手を掴む。
天乃伊緒:「振り切れば分からなかったのかもしれない、けど」気づいて途中で、手を止めてしまったから
生天目 苺:「案外さ。ろくでなししかいないんだよこの世界。
 だから、伊緒ちゃんは大変だと思うけど。でもさ」

生天目 苺:「どこにもいけないやつを楽にしてやれたのはさ。
 そりゃ、悪いことじゃないよ。あたしが保証するって」

天乃伊緒:なされるがまま、俯いて話を聞く
天乃伊緒:「……手、しばらくこうしてて」
生天目 苺:「…はい、はい」
生天目 苺:とん、とん、と、長い指で手の甲を、小さい子の背をそうするように叩く。
天乃伊緒:少し、残った手の感覚が和らぐような気がして
生天目 苺:「あたしはさあ」
生天目 苺:「伊緒ちゃんにずいぶん助けてもらってるのだよ」
天乃伊緒:「……ん」声の方へ顔を少し上げる
生天目 苺:「そういう手だよ。自信持ちなって。
 難しいかなーとは思うけどさ。若いし」

生天目 苺:見上げる位置に、すこし髪のかかった笑顔がある。
天乃伊緒:見上げて直ぐ近くにある笑顔に少し、頬を赤らめながら
天乃伊緒:「……わかんない、わかんないわ、けど」
生天目 苺:「だけど?」
天乃伊緒:「……まあ、信じといてあげる」
生天目 苺:「そりゃー、ありがとう」
生天目 苺:「…落ち着いたかい?」
天乃伊緒:「……ん。お茶、冷める前に飲む」
生天目 苺:「はいはい。気分も落ち着くよ、と」
生天目 苺:少し熱のうつった手をほどいて。
GM:夏も近づいた、湿った温かい風が、保健室の窓から吹き込んでいる。
GM:何かが終わり、次の時間が始まろうとしていた。


【no *** lives forever./世に変わらざるものはなく】 了

GM:ということで、お疲れさまでした。ちょっと長引いちゃいましたがごめんなさい!
登良景秋:お疲れ様でした!
GM:経験点算出までやって、〆させていただきたいと思いますー
天乃伊緒:お疲れさまでしたー!!
嵐田聖司:お疲れ様でした! 楽しかったー
鞍馬 優人:お疲れ様でした!
鞍馬 優人:はーい!
GM:基本経験点がいつもの5+5に、雫の持ってた「優しい魔法」を入れて11点。そこに各人の侵食を足して…
GM:鞍馬さん:16
登良くん:15
嵐田さん:16
天乃さん:21 でいいかしら。

登良景秋:ですね。ありがとうございます。
嵐田聖司:こちらも問題なし!
鞍馬 優人:いただきます!
天乃伊緒:カインドマジック……
天乃伊緒:ありがとうございます!いただきます
鞍馬 優人:優しい子だったのよ……
GM:68/3+1で23点、GM拝領いたします。よろしいでしょうか…?
鞍馬 優人:めしあがれ!
登良景秋:なるほどね?(確かにDロ持ってた)
天乃伊緒:どうぞ~!
登良景秋:どうぞ!
嵐田聖司:グラノーラに混ぜましょう
鞍馬 優人:甘口!
GM:www
GM:いただきます!
GM:ということで、こういう感じでやらせていただきました。まことおつきあいありがとうございましたー
鞍馬 優人:こちらこそありがとうございました!
GM:マグパロスさんには前からやりますやります言っててようやくな感じでしたが…
嵐田聖司:やー楽しかったです。コンパクトながらギュッと詰まっており 
嵐田聖司:3コマ4PLでこれとはね
GM:サムトーさんにも馴染さんにも次こそは次こそはばっかりで。ようやくという感じで…(ようやくがこれでした)
鞍馬 優人:良かった……
登良景秋:ありがとうございました~。
GM:鞍上でムチをフリまくるタイプでして
嵐田聖司:鞍馬くんにはばっちり傷跡が残りましたが……
天乃伊緒:ありがとうございました~、先生としばらくぶりに話せてよかった……
鞍馬 優人:ありがとうございます! 呼んでいただけた期待に応えられたらなにより
登良景秋:登良は久々の運用だったけど
鞍馬 優人:傷いっぱい持ちながら進んでいきます
登良景秋:やっぱりこいつは自PCでも使いやすいなと思いました。
鞍馬 優人:良い男でした
登良景秋:里村さんの卓で縁に恵まれたこともあります
GM:傷跡残したいよね…(こらっ
天乃伊緒:www
登良景秋:がっちり残った
鞍馬 優人:素敵な傷なので、ちゃんと墓場まで持っていきます
GM:光栄です
GM:嵐田さんはギミック方面だけで引っ張ろうとしちゃって、大丈夫でしたかという塩梅ですがかっこよかった
鞍馬 優人:めちゃめちゃイケメンだった
嵐田聖司:いえいえー こいつは身軽さがウリですので
登良景秋:凄まじいイケメンでした
嵐田聖司:そして身軽だからこそできることもある……やらせていただきました ありがとうございます
天乃伊緒:戦闘描写もすごいカッコよかった……
嵐田聖司:考え甲斐がある 何でも出来るので
GM:そう言っていただけるとありがたい…
天乃伊緒:定期的に生天目先生と話したい欲が出てきてしまう
鞍馬 優人:イチャイチャしてって
嵐田聖司:縁による欲、出していきましょう 出し得なので
GM:なるほど
登良景秋:ねー。
登良景秋:僕も里村さんには本当に良くしていただいているので
登良景秋:どこかで返したい
鞍馬 優人:私も!
GM:こちらのセリフですわあ。みなさんによくしていただいてなんとかまだやっていけております
天乃伊緒:欲を出して里村さんをPCに呼びまくっちゃってる
鞍馬 優人:偉大
登良景秋:行動力の化身
GM:ほんまお世話になっております…
GM:ということで、明日も平日ですのでそろそろ解散とさせていただきたく存じます
GM:お付き合い、かさねて、まことにありがとうございましたー
天乃伊緒:ありがとうございました~!楽しかったです!!
登良景秋:ありがとうございましたー。
嵐田聖司:こちらこそありがとうございました。お疲れさまでした!
登良景秋:雛姫ちゃんと話せて楽しかった
嵐田聖司:それではおやすみなさーい。楽しかった!
鞍馬 優人:ありがとうございましたー!
鞍馬 優人:おやすみなさい!
鞍馬 優人:よければまたご一緒しましょう!
GM:はい。機会あればぜひにー おやすみなさい!

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