静寂と渇望
PC1:“スピンドル”赤崎 仰(キャラシート)PL:嗣子
PC2:“&U”安東 邑(キャラシート)PL:カムリ
PC3:“リトルデイズ”須賀 達也(キャラシート)PL:サムトー
GM:切子圭
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:それでは全員揃ったところで
GM:ダブルクロス『静寂と渇望』をはじめて行きたいと思います。
安東 邑:よろしくお願いします~~!!超楽しみ!!
赤崎・仰:よろしくお願いいたします~
須賀 達也:よろしくおねがいします!
GM:それではハンドアウト1番から、自己紹介よろしくお願いします
赤崎・仰:アッ了解です!
赤崎・仰:(キャラシート)
赤崎・仰:「赤崎・仰(あかさき・おうぎ)だ。どこそこの警備保障……っていっても、PMC。わかるか?ああいうのをフラフラしてる派遣だな」
赤崎・仰:30台の男性で、むやみに背が高くて体格もいい傍目からしてなんかカタギじゃない感じがすごいタイプです。
赤崎・仰:いう通り傭兵をやっていて、かなり珍しい方じゃないかなっていうエンブレム”強化義体”を持っています。ストレンジャーズのやつね。
GM:実用してるのは初めて見ます……
赤崎・仰:使いたくなって使ってみました。
赤崎・仰:正直これで50は重たくねえかなって思うのでお勧めしないです(マジ
赤崎・仰:なのでまあ、昔ストレンジャーズの実験体に生活苦から志願。そうして武器がOVについてけないのとかを解決しようとした義体に換装しています。
赤崎・仰:まああまり評価良くなくて、微妙だなあということで金貰って退役。今は一応UGNイリーガルに登録しつつも傭兵仕事をしている感じですね。
赤崎・仰:性格的には淡々としている気がしていますがどうなるかな……
GM:クールな男だ……
赤崎・仰:データ的には先程も言った強化義体を活かそうとしての素手白兵に、カバーとマグネットムーブ+餓狼の爪コンボを積んであります。あと一応フォールンサラマンダーもある。
赤崎・仰:上手くいけばいいんですけどねマジで…と恐々しています。
GM:GMもそう思ってる
赤崎・仰:plは嗣子!普段女性pcばっか回していますが今回男性ということでアレかもしれませんが、どうかよろしくお願い致します…!
GM:わー楽しみ! よろしくおねがいします!
GM:そんな赤崎さんのハンドアウトは……こちら
ハンドアウト1
シナリオロイス:"名も無い少女"
あなたは人の世に生きるオーヴァードである。
いつも通りの日常を過ごし、家路についていたところ
路地裏から聞こえてきた不思議な声の先で、傷つき倒れている少女と出会う。
GM:というわけで女の子を拾ってもらいます。
赤崎・仰:まあぶっ倒れてたら流石に面倒見るくらいの甲斐性はあるのでがんばります
赤崎・仰:無防備だなあとどこか呆れてるかもしれない。
名前も無い少女:無防備です、よろしくお願いします。
赤崎・仰:よろしくお願いします~~
GM:では続けて、ハンドアウト2
GM:みんなが君を待っていたぞ、安東くんどうぞ
安東 邑:オラ~~!!
安東 邑:(キャラシート)
安東 邑:ありがたくも呼んでもらえることになりました!安東邑(あんどう・ゆう)20歳男子!
安東 邑:都内の結構高めの偏差値の私立文系大学に通う普通に気の良い男子大学生!病的な人助け癖が特徴です。
安東 邑:しかし、その正体は医療FHセル『ファケアノス』のセルリーダー。元々は一般人だったのですが色々あって追い詰められた表社会に居場所のないOVを助ける活動を展開しています。
GM:正義の味方だぜ
安東 邑:まさしく標榜するのは『正義の味方』!頼りないけどセルメンにいつも支えて貰っています!
GM:美人の嫁さんに先輩に自称お姉さん、幸せな男だ
安東 邑:能力は、脳に寄生したRB未満の腫瘍を操る同化・浸食。影の触手と言う形で出力され、おもに白兵戦闘の際に効果を発揮します。
安東 邑:データ的にはバロール/エグザイルのカバーリンガー。高いガード値と申し訳程度の殴り性能を有しています!
GM:強いんですよ
安東 邑:あと、料理が凄く好きです。
安東 邑:近くの中華料理屋でアルバイトしています。みんなにも沢山ご飯を作りたい!以上!
GM:わーい、ご飯だ よろしくお願いします
GM:そんな安東くんのハンドアウトはこちら
ハンドアウト2
シナリオロイス:"フォサム"
あなたはFHセル「ファケアノス」のリーダーである。
自らの欲望を叶えるため、今日は裏社会での活動を得意とするセルと交渉を行う……はずであった。
交渉の場であったバーを訪れたあなたが目にしたのは、壊滅した交渉相手たちとそれを行ったのだろうFHの"フォサム"を名乗る女だった。
GM:たまには悪いやつららしく悪の裏交渉でもしましょう
GM:というハンドアウトのはずでした
安東 邑:か 壊滅しとる……
安東 邑:何だァ?破滅的な女の匂いがプンプンするぜェ……
フォサム:眼帯女と出会います
フォサム:よろしくね少年
安東 邑:ヒエ~~~ッ
安東 邑:よろしくお願いします…頑張ってこの良い女から生き延びなきゃ!
GM:悪い女かもしれないぞぉ……
GM:よろしくお願いします!
GM:では続けてトリ、今回の無茶振りの初手だった須賀くん!
須賀 達也:はいよー
須賀 達也:(キャラシート)
須賀 達也:須賀達也(すがたつや)、19歳大学生です。
須賀 達也:数年前にジャームの起こした事件によって両親を失い、自身はオーヴァードに覚醒。
須賀 達也:名目上保護者の親戚のおじさんとは折り合いが悪く、一人暮らしをしています。
須賀 達也:経歴からか斜に構えた面があり、事なかれ主義の平和主義者。
須賀 達也:多くないけど気心知れてる連中と、そこそこ穏やかにやってければそれでいいという枯れた人間です。
須賀 達也:UGNには一応イリーガルとして登録されていますが、あまり積極的に活動はしていません。
須賀 達也:どうやら今回はそれどころではないようですが……
須賀 達也:性能は死招き使った射撃型。ミドルからそこそこ火力が出て複数体攻撃や妖精など便利系色々積んでます
須賀 達也:器物使いを積んでいるのでミドルから訓練と一体化して頑張ろうと思います。訓練と一体化ってなんだ?
GM:概念と合体してる
須賀 達也:自己紹介はそんなところかな。何事もなく終われればいいんだけど。よろしくおねがいします
GM:よろしくお願いしまーす! いやぁ何事もないと良いですね
GM:そんな須賀くんにはこちらのハンドアウト
ハンドアウト3
シナリオロイス:都築京香
あなたは比較的善良な、人の世に生きるオーヴァードである。
そんなあなたに、"プランナー"都築京香が是非依頼したい仕事があるという……
GM:短い!!
須賀 達也:早速何事かあったんですけど!
都築京香:私が来て依頼するいつものOPですよ、平和ですね。
須賀 達也:一般大学生にプランなんて重いよお
須賀 達也:後なんか……秘密があるんでしたっけ?
GM:そう、実は……彼にはちょっとした秘密があります。
須賀 達也:なんだろう 本当は友達が欲しいとかかな
GM:実はPLがドラゴンだとか
GM:きっとそういうのだ……
須賀 達也:それ隠してたっけな……
GM:ってかんじで、よろしくお願いいたします!
須賀 達也:よろしくおねがいします!
安東 邑:あでぃおすぐらっしゃー!よろしくお願いします!
赤崎・仰:よろしくお願いいたします。
GM:最後にトレーラーを貼ったら、オープニングへ
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。
それでも、世界には煩わしいものが多すぎる。
誰かの声、鼓動の音、全てが心をかき乱す。
ひとつの願いが多くの諍いを生むのなら、祈りの全てが最悪で
ひとつの出会いが多くの絆を育むのなら、繋がり全てが害悪だ
なのにまた、一つの出会いが物語を始める。
ダブルクロス『静寂と渇望』
___ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
OP1『偶然は運命より残酷で』
GM:シーンプレイヤー:安東邑
安東 邑:32+1d10 (32+1D10) > 32+5[5] > 37
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:32 → 37
OP1『偶然は運命より残酷で』
GM:T市内、バー『ハートブレイク』前。
GM:あなたが少し遠出をして、この場所にやってきたのには理由がある。
GM:ここ数か月のあなた達の活動は、少なくない数の人間と勢力へ影響を与えた。
GM:それを聞きつけた裏社会で活動を専門とする"インネスト"セルが、ファケアノスへの協力を申し出てきたのだ。
GM:あなたの勘か、あるいは仲間の誰かが言ったのか
GM:"あからさまに尻尾を振って見せている"相手だ
GM:それでも交渉の場にやってきたのは、相手が自分たちは医学系に強いと言ったためか、あなたの性格か、あるいは状況か
GM:ともかく交渉の場に指定された、時代がかった……というわけではなく、雰囲気や飾り付けでそれらしく見せた地下バー『ハートブレイク』
GM:その扉を開いたところで、あなたは気が付く。
GM:静かすぎる。
安東 邑:「……ん、あれ」――『ハートブレイク』の情報は、事前に”ファケアノス”の情報工兵……彼の姉が調べをつけてある。
安東 邑:この時間帯でも、地下にあるバーと言うロケーションも手伝ってか客は少なくないはずだ。密会に選んだのも、カモフラージュになると考えての事だった。
安東 邑:「……”インネスト”の人たち、大丈夫かな」影の触手を展開しつつ、ドアを盾にするように扉を開く。
GM:では、扉を開き、あなたが店内を覗き込むと。
GM:男たちが寝ていた……いや、倒れていた。
GM:一人や二人ではない、視界の範囲に動く人間は見当たらない
安東 邑:「なあ!あんたたち、大丈夫か――」駆け寄る。息はしているだろうか?
GM:気絶させられ拘束されているだけの人間もいれば
GM:眉間を撃ち抜かれ、殆ど血も流さず一撃で絶命させられている人間もいる。
GM:彼らの持っている武器は、あなたも見たことがある……FH製のものだ
安東 邑:「……やっぱり、インネストの人たちか。皆に連絡して保護して貰わないと」
GM:ではそこで
GM:カウンターの方から、ゴトリと何かが落ちる音が聞こえてくる。
安東 邑:(……でも、変だな。何だって気絶してるやつとそうじゃない人が――)
安東 邑:「!」
安東 邑:物音に気付く
安東 邑:「……誰だ?怖がらなくても良いから、出て来てくれよ」
安東 邑:「そっちが何もしてこない限り、俺も何もしないからさ。喧嘩しに来たわけじゃない」
GM:「その言葉は、信用したいところだけどね」と
フォサム:カウンターの後ろから、女が姿を現す
フォサム:不健康そうな顔色、左目には眼帯
安東 邑:「……これ、きみがやったの?」
フォサム:黒い身体の線が出るタイプの戦闘服に身を包み、スラックスの腰にはいくつもポーチを提げている
フォサム:「質問に質問で返すようだけど、驚いていないんだね……通報をする様子もない」
フォサム:《超越者の眼力》目が薄っすらと光を帯び、安東を無効化しようとしますが当然オーヴァードなので利きません。
安東 邑:「ちょちょっストップ!俺もOVだからさ、一旦落ち着きなって!」
安東 邑:わたわたと手を振り回し、降参のポーズをとる
フォサム:「落ち着いてはいるけどね、この業界一見さんは要警戒だろう?」その様子がおかしいのかくすくすと笑って
安東 邑:「ごめん。自己紹介がまだだったよな、礼儀できてなかった」弱く笑う。
フォサム:「飲むかい? というか飲める歳?」棚の瓶から一本抜き取って
安東 邑:「ついこないだ飲める年になったよ。仲間の皆と家で乾杯した」
フォサム:「そうかい、家族は大事にすると良い」
フォサム:「この状況で礼儀の話をするとは、面白い子だな少年」と
安東 邑:「……でも、流石にこの状況で飲む気にはなれないな。一応、商売相手がぶっ倒れてる」
フォサム:隠していた半身をカウンターから出して、後ろ手に握っていた銃を影に落とす
フォサム:すると、銃が波紋を落として影に吸い込まれて消える。
安東 邑:「ウロボロス…?」
フォサム:「ああよかった、普通に見えて螺子が飛んでる手合でもなかったか……良い推理だ」死体を見て、その推察を見て
安東 邑:「おれより螺子飛んでるのなんか一杯いるよ。ぜんぜんまともな方だ」愉快そうに笑う。
フォサム:「それは違いない」
安東 邑:「でも、褒めてくれてありがとね。嬉しいよ」
フォサム:「どういたしまして……けど、そんな少年が彼らの商売相手とは、ね……」
安東 邑:「うん。おれはファケアノスの”&U”」
安東 邑:「知ってる?どうかな…まだセルが出来たのも最近だしなあ」近くのテーブルの椅子に腰を掛ける。
フォサム:「……ファケアノス?」名前に反応する
安東 邑:「……そうだよ」血を流し倒れ伏す人を見て、わずかに表情を曇らす
フォサム:「……ううん?」本気で首を傾げている
フォサム:「ああ、いや合点が……」と、懐から便箋を取り出して何かを確認している
安東 邑:「おれは、この状況を作り出したのが貴女じゃなきゃ良いって思ってるけど」
フォサム:「いや、これをやったのは私だよ、殺して無しはナンセンスだ」
フォサム:「少年、私が何で此処にいるかというとね」
フォサム:「……偶然なんだ」
フォサム:と、少し退いて 安東にカウンターの中を覗くように促す
安東 邑:「どういうことかな。この人たちが、貴女に襲い掛かってきたってこと?」
安東 邑:その誘いに乗り、カウンターを覗く
GM:そこにいたのは
GM:セーラー服に身を包んだ、何処にでもいるような女子高生が二人
安東 邑:「……!?」咄嗟にその二人を庇うように、割り込んで前に出るが
GM:腕には薬を打った後と思わしき痕があり、意識を失っている。
安東 邑:「注射痕……!?まさか」
フォサム:「目の前で拉致見せられたら、まぁ助けるだろう」
安東 邑:「くそ。『インネスト』の奴等……!」
フォサム:「最初話し合いで済ませようと思ったら話がかみ合わないし、最終的に予定通りとかなんとかで襲い掛かられるわで……店に戦闘員しかいなくて心底肝が冷えたよ」
フォサム:と、一番高級そうな椅子で死んでいる男の方を差してから便箋を手渡す。
安東 邑:「……」少し考え込む。
安東 邑:「こいつらの狙いは、おれか」
安東 邑:便箋を受け取る。
GM:そこには、ファケアノスセルのリーダーを人質に取って残りのメンバーへ要求を聞かせるための拉致計画の詳細が記されていた。
安東 邑:動揺はなかった。FHがそういう組織だということは、既に知っている――だが、それでも信じてみたかった。自分たちの理念のもとに、本当に人が集まってくれるかを。
安東 邑:その結果がこれだ。
フォサム:「大丈夫かい、少年?」
フォサム:すっと距離を詰めて、安東の顔を覗き込んでくる。
安東 邑:「こいつら。さやさんとか、先輩とか、姉さんに」
安東 邑:……自分が誘拐された程度で動じるような、やわな仲間ではない。けれど、自分たちが同業者からも狙われるような立場になったのだと言うこと自体が堪える。
安東 邑:「――大丈夫だよ。こういうのは、慣れた。ちょっとだけど」
フォサム:「そうか、あんまり慣れすぎないほうが良いよ」
フォサム:「彼ら的にはキミがインネストのやり方に賛同するなら、手は出さないつもりだったろうけどね」
安東 邑:「ううん。お姉さんも、巻き込んでごめん。おれのせいで人を殺させた」
フォサム:「……まぁ、彼らの商売、臓器売買だけどね……」
安東 邑:「……なおさら賛同なんて出来ないよ。無関係の人を攫ってるし、おれたちには巧妙に隠してた」
安東 邑:「後ろ暗いことをしてるって自覚があったんだ。こいつらはUGNに引き渡す」
フォサム:「真っ直ぐだね少年……危ういくらい」
フォサム:「お姉さんはこういうの慣れっこだからね、気にしないでくれ」
フォサム:「っと……しまった、そういえばこちらが礼を逸してるね」
安東 邑:「参るよな~。つぐみ先輩が言ったこと、やっぱりホントじゃん……って、そうだ」
安東 邑:「いつまでも『お姉さん』ってわけには行かないもんな。迷惑掛けたしさ、良ければ名前とか……聞かせて欲しいな、なんて」
フォサム:「私は……そうだな、フォサム」
フォサム:「そう呼んでくれ、それが今の私を呼ぶのに丁度良い」
安東 邑:「オッス。よろしく、フォサムさん」右手を差し出す。
フォサム:「よろしく、少年」左手でその手を握り返す。
安東 邑:「格好いいお姉さんに似合った、格好いい名前だね」にやりと笑う。
フォサム:よく見ると、安東は彼女が左手薬指にシンプルな金色の指輪をしているのに気が付ける。
フォサム:「そうかな、ありがとう……少年は少年の心を忘れない子なんだね」
フォサム:そして、首から同じものに紐を通して提げている。
安東 邑:「大人になれないだけだよ。旦那さんの所まで送ってくからさ、今日はもう帰った方が良いと思う」
安東 邑:「どこに『インネスト』の残党が潜んでるかもまだわからないしね」指輪を見ながら。
フォサム:「いや、本当にやるべき仕事放り出して来ちゃったからね」
フォサム:「まったく、人助けはタイミングを選ばせてくれない」苦笑
安東 邑:「そっか。フォサムさんさえよければ、その仕事手伝おうか? 内容にもよるけどさ」
フォサム:「あと、私に旦那様はいないよ。観察眼は褒めてあげたいけどね」悪戯っぽく笑って邑の頭を撫でる。
安東 邑:「臓器売買とか人殺しだったら、流石にこの場で一発やり合うことになるけど」
安東 邑:「ん……ちょっと。おれ、彼女いるから!やめてよね」
安東 邑:わしゃわしゃと頭を撫でる手をぐっと引き離す
フォサム:「モテそうだもんね、少年」笑って
フォサム:「ああ、そんな物騒なのじゃないさ」
安東 邑:(じゃあ、その指輪は……)
フォサム:「人探しだよ、いなくなった子を探していてね」
安東 邑:「……」脳裏にあの激動の二週間が――『ファケアノス』設立時の出来事が呼び覚まされる。
安東 邑:「モテてたと言えば…まあ…モテてたけどさ。結局俺は、限られた人しか幸せに出来なかったから」
安東 邑:「今は、なるべく取りこぼさないように、一生懸命頑張ってる最中なんだ」
安東 邑:「……人探しか。良いね」
フォサム:「素直だね、自分のできたことちゃんと振り返れてる」
フォサム:「同じことを繰り返したくない男の顔だ‥‥っと」
フォサム:「こんな子なんだけどね」と、ポーチから写真を取り出して、手渡す
GM:そこには金髪蒼眼の、色素薄めの少女が写っている。
安東 邑:「ん、どれどれ」サングラスを外して写真を見る
安東 邑:「あ、可愛いね。外国の子かな?」
安東 邑:「少なくとも、ここに来るまでは見かけなかったけどな…でも、いいよ。わかった」
フォサム:「まぁそんな感じ、早めに見つけなくちゃいけなくてさ」
フォサム:「……え、本当にやるのかい?」
安東 邑:「探すの、手伝うよ。事情も話したくないなら話してくれなくて良いし」
安東 邑:「もしも悪いこと企んでたら、後で俺がお姉さんにお仕置きするからさ」屈託のない笑顔で笑う。
安東 邑:「……嬉しいんだ。久しぶりに、純粋に誰かのために走れそうなことがさ」
フォサム:「……あはははっ! 面白い少年だ」
安東 邑:「良く言われる」げんなりとした顔で
フォサム:「ちょっと帰るまでの手を貸してくれるかなくらいで頼んだんだが……ここまで善性を貫けるなんて」そう言ってポーチから煙草を取り出し、一本咥え
安東 邑:「そうかな?こんくらい普通だと思うけど……あ、煙草吸うの?」
安東 邑:「火貸すよ」慣れた手つきでライターを口元に近付ける
フォサム:「悪い友達に教わってね、ありがとう」スっと火をつけ
フォサム:灰で煙を吸い込み、ゆっくり吐き出す。
安東 邑:彼女の灰と紫煙の匂いを感じながら、息を吐く。
フォサム:そんな安東を見て笑みを浮かべる、その目はどこか遠くを見ているようにも感じられるだろう。
フォサム:インネストセルの便箋の裏に、番号とコードを描いて渡す 恐らく連絡先だろう。
安東 邑:「ありがと。貰っとくね」転がる死体を見て眉をひそめながら、名刺を受け取る。
フォサム:「次はもうちょっといい場所で会いたいね」同じく死体を見て
安東 邑:「……フォサムさん。俺と一緒に居る時は、俺が貴女を守るから。殺さなくていいように、勝手に守るから」
安東 邑:AWFを装備した生首が転がっていた。それだけ『インネスト』は、彼に殺意を向けて来ていた。
安東 邑:「だからきっと、次はもっと良い会い方ができるよ。約束する」
安東 邑:……そう言って、UGNへと通報する手続きを始める。
フォサム:笑って
安東 邑:「一応こいつらの身柄を引き渡すから、もう行った方が……」
フォサム:「うん、後は頼もうかな___」
フォサム:と、言いかけたところで、フォサムの身体がグラリと少しだけ傾いで
フォサム:すぐに地面を踏んで、歩き出そうとする。
安東 邑:「危ないよ」その体をさっと支える
安東 邑:「……やっぱり送る。放っておけない」
フォサム:「危ないのは君じゃないかな……」
フォサム:いきなり距離を詰めてきた安東を見て
フォサム:「いや、本当に大丈夫……この通り視界が半分だから見えづらくて、躓いただけだよ」
安東 邑:「それでもです。おれ、もう、万が一でも……誰かが助けてって言ってるの見逃したくないですから」
安東 邑:「困ったことがあるなら、いつでもファケアノスへ」真っすぐな目で、彼女の片目を見据える。
フォサム:「……まったく、そんな所まで似ていなくても」
フォサム:「仕方ない、じゃあ彼女持ちなのに年上の女に口説き半分な言葉を投げかける少年の欲望に付き合うとしよう」笑って
安東 邑:「えっ今おれ口説いてました!?」
安東 邑:わりと本気で驚愕の表情をする。
GM:かくして、安東邑は偶然からフォサムと出会う……この出会いがどのような意味を持つのか、今知る者はいない。
GM:ロイスの取得、感情変更が可能です
GM:シナリオロイスはフォサムです
安東 邑:シナリオロイスに予定通り取得!
安東 邑:”フォサム” 〇P:誠意/N:憐憫でロイス取得。
安東 邑:以上で!
OP2『かくして静寂は動き出す』
GM:シーンプレイヤー:須賀達也
須賀 達也:1d10+30 (1D10+30) > 5[5]+30 > 35
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:30 → 29
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:29 → 35
OP2『かくして静寂は動き出す』
GM:____これは夢だ、とあなたにはわかる。
GM:なぜなら、今はもう会う事が出来ない女が目の前にいる。
GM:「……」黒い服の女が、一歩ずつ、動けないあなたへと歩を進める。
GM:そして、彼女の手が須賀に向けられ……
GM:____あなたの意識は、何処かへと落ちて行く。
GM:そんなよくある落ちる夢を体感し、須賀達也は目を覚ます。
GM:ここはあなたの通う大学のキャンパス、今は丁度授業の合間の昼休みだ
須賀 達也:「……くぁ」
須賀 達也:あくびを1つ。それで意識を切り替える。
須賀 達也:肩を回し、背筋を伸ばして、
須賀 達也:意識は目覚めても気分は戻らない。ろくでもない夢だ。
須賀 達也:左手の腕時計を確認する。次の講義はどこの教室だったか。
都築京香:「次は基礎授業の外国語Ⅱでしたか、試験が大変簡単な事で有名なようですね」
都築京香:隣から、少女の声がする
須賀 達也:「……あ?」
都築京香:「こんにちは」"プランナー"都築京香である。
須賀 達也:声のした方を向き直って、思わず間の抜けた声を上げる。
須賀 達也:初めて会う相手だが、顔と名前は知っている。"こっち"では芸能人より有名で、恐ろしい女。
都築京香:「眠られていたようですが、寝不足でしょうか」
須賀 達也:深呼吸する。1つ。2つ。
都築京香:首を傾げる
須賀 達也:「……や、あの教授の授業がつまんなかっただけっすね」
須賀 達也:「授業中我慢するだけで精一杯で」
須賀 達也:平静を取り戻す。諦めたようにため息をついて。
都築京香:「落ち着かれましたか?」
須賀 達也:「ええ、まあ。人の顔見て驚くのは失礼でしたかね」
須賀 達也:「後ろの誰かじゃないかとか、ちょっと確認しちまったけど。それぐらいは許してくださいよ」
都築京香:「どうぞ、十分確認していただければ」
都築京香:「その後、本題に入らせていただきますので」
須賀 達也:一度、背中を振り向く。誰も居ない。わかっている。
須賀 達也:彼女が話している相手は、自分だ。
須賀 達也:「十分です、どうぞ。 ……自己紹介は必要ですか?」
都築京香:「いいえ、"リトルデイズ"須賀達也さん」
都築京香:「あなたの事は知っていますよ、ずっと昔から」
須賀 達也:「……そっちの名前も、もうご存知と」
須賀 達也:「それで、本題というのは?」
須賀 達也:「ご存知なんでしょ、昔から」
都築京香:「ええ」微笑みで返す
須賀 達也:「俺はどこにでもいる、平和主義者の平凡な男ですよ」
須賀 達也:「貴女の眼鏡に適うもの、何かありましたかね」
都築京香:「あなたにしか、お願いできない仕事です」
都築京香:「調査していただきたいFHセルがあります」
須賀 達也:「(『あなたにしか』って枕詞、こんなに寒気のするもんだったかな)」
須賀 達也:「調査。まあそりゃ、苦手じゃありませんけど……」
都築京香:「"ファケアノス"セル」
都築京香:「死海作戦、他のFHセルとの交戦、UGNとの協力……日本FHの意向と異にするその行動理念」
都築京香:「この状況においてどう作用するか分からない、危険とも有益とも言えるセルです」
都築京香:「そのセルリーダーが、近々単独行動を取るという情報があります」指ですいと空中をなぞる
GM:須藤の携帯の着信音が鳴る
須賀 達也:「……」
須賀 達也:端末を確認する。 失礼、などと言う必要もないのだろう。
GM:セルリーダー、"&U"についての簡単な情報と、彼の行動予測が事細かに記されたT市の地図が映し出される。
都築京香:「疑わしきを積極的に攻撃する人物では無いようです、直接接触して……行動を共にしていただきたい、というのが私からの依頼です」
須賀 達也:「依頼、ですか」
都築京香:「お願い、の方が良いでしょうか」
都築京香:首を傾げて、スッと上目遣いに須賀を見つめる。
須賀 達也:「……」
須賀 達也:どちらにせよ。逆らえる状況ではない。
須賀 達也:断れば即座に殺す……ような人物ではないかもしれないが。
須賀 達也:この少女には、そうできるだけの力がある。
都築京香:「あなたならば可能と、私は考えています……それに何より」
須賀 達也:「なぜ」
須賀 達也:「なんで、俺なんですかね」
都築京香:「"後悔"」小さい口が、言葉を紡ぐ
須賀 達也:「……」
須賀 達也:遮って放った質問に、小さく帰ってきた言葉に。
都築京香:「し続けるのは、良くありませんよ」少女姿は微笑む
須賀 達也:恐怖も思考も、凍りつく。
都築京香:何もかも、見透かしたように。
須賀 達也:「……ああ」
須賀 達也:もう一度、大きくため息をつく。
須賀 達也:会話が始まったときと同じ。──諦めたように。
須賀 達也:「やりますよ。一緒に行動するだけでいいんですか?」
都築京香:「ええ、T市での活動を終えるまでの期間まで構いません」
都築京香:「できる限り共に行動し、彼の人と成りを観察してください」
都築京香:「それでは、よろしくお願いしますね」
GM:その時、昼休み明けのチャイムが鳴り。
GM:周囲の生徒が、一斉に動き出す。
都築京香:都築京香は小さく会釈をし、立ち上がると歩き出し
GM:あなたの目の前を、集団が遮り
GM:通り過ぎた時には、その姿は消えていた。
須賀 達也:少女の姿が消えたのを確認して、
須賀 達也:「……はっ」
須賀 達也:膝から力が抜けて、ずるりとくずれ落ちて座り込む。
須賀 達也:チャイムと端末が講義の時間を知らせる。知るかボケ。
須賀 達也:多くはない友人の一人に手早く"代理"を頼んでから、頭を抱える。
須賀 達也:「ざっけんなよ……」
須賀 達也:明日はバイト仲間が休みで忙しい。明後日には提出する課題がある。
須賀 達也:明々後日は学部の奴らに誘われてる。ほんと、付き合いって面倒くさい。
須賀 達也:そういう、くだらない予定だったんだ。
須賀 達也:俺の予定は、そんなもんでいい。"プラン"だの世界がどうの、知ったこっちゃない。
須賀 達也:『"後悔"』
須賀 達也:『し続けるのは、よくありませんよ』
須賀 達也:……停滞している心に、棘のように言葉が刺さる。
須賀 達也:ため息を三度。諦めて、諦めて、腹をくくる。
須賀 達也:立ち上がり、歩きながら端末を覗き込む。送られた情報、"&U"、"ファケアノス"
須賀 達也:教室を出る前に振り返る。誰も居ない部屋に、講義の時の映像を思い返して。
須賀 達也:「再来週には、帰れるかね」
須賀 達也:こぼして、扉を閉めた。
GM:シーンアウト
GM:ロイス取得が可能です。
GM:シナリオロイスは"プランナー"都築京香です
須賀 達也:取るのも怖
須賀 達也:"プランナー" P有為/○N驚異
須賀 達也:以上で!
OP3『生きるは渇望』
GM:シーンプレイヤー:赤崎仰
赤崎・仰:1d10+35 登場します。 (1D10+35) > 7[7]+35 > 42
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:35 → 43
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:43 → 42
OP3『生きるは渇望』
GM:端的に言うのならば、その日の仕事はキャンセルだった。
GM:ボディーガードと聞いていた、人が来るのでトラブルが起きたら仲裁を頼む、というあなたのような立場の人間にとってはありふれた仕事。
GM:問題があるとすれば、仕事先であったバーにUGNやら警察がごった返して、どう見てもそれどころではなさそうであった、という事だ。
GM:雇い主からの連絡も無し、どうやらあなたが仕事に就く前に何かひと騒ぎあったらしい。
GM:かくして、あなたは急に仕事をキャンセルされ、家路へとついていた。
赤崎・仰:別段、”急なトラブル”があること自体は、そう珍しいわけでもない。
赤崎・仰:そもそもこの仕事自体、そうしたものに対処する仕事だ。
赤崎・仰:「そういう意味じゃ、まだマシな方か。金払いを渋ったり、質の悪い同僚に悩まされたり、後からごねたりには合わなかった」
赤崎・仰:「さて…別の仕事でも探すかね」歩いていく。目付きが悪い。どこか隈が浮いている。そもそもの体格。
赤崎・仰:そうすれば、道行く人も相手の方から避けていく。それに対して思う事もない。
赤崎・仰:「ストレンジャーズ関連のとこか、それともイリーガル関連でなんか引っ張ってこれるか……」
GM:そうあなたが一人呟いた時
GM:《シークレットトーク》
GM:「誰か、誰か……」と、高い声が聞こえてくる
GM:耳で聴きとれる音ではない、エフェクトによるものだとわかる。
赤崎・仰:「………」ぴくりと眉が一瞬動く。
赤崎・仰:歩きながら、不自然にならないように周囲を伺い、声の元やほかにおかしい点がないかを確認。
GM:声がするのは、ビルの間の路地裏からだ。
赤崎・仰:「………」先程UGNも見ている。連絡を入れてもいいが、
赤崎・仰:「…懐に嘴を突っ込まるのも不愉快だな」仕事を受けていたのは事実だ。あることないこと調べたがるだろうーー自分の身体と経歴のこともある。
赤崎・仰:そして、放っておく、というのは。こういうOVの関連は面倒ごとに発展しかねないし、なにより。
赤崎・仰:微妙に気分がよくない。 その路地裏へゆっくりと歩きだす。
GM:あなたが路地裏へと入っていくと
GM:声の主は丁度、暗闇に入ったあたりで見つける事ができた。
名前も無い少女:人間離れした色素の薄い肌に、金色の髪、蒼い目。
名前も無い少女:身に纏っているのは薄手の白いワンピースのみで、身体の線が透けて見える。
名前も無い少女:そんな少女が、壁に背中を預けて倒れていた。
赤崎・仰:「……また随分な格好で随分なとこにいるな、お嬢ちゃん」
名前も無い少女:「……」すっと顔を上げて、赤崎の方を見る。
赤崎・仰:「さっき声を出していたのはお嬢ちゃんだろう。こんなとこで何をしてる」
赤崎・仰:声は低く淡々として、影が掛からぬくらいに離れた位置から声を掛ける。
名前も無い少女:「……逃げて、来たのです」
名前も無い少女:「生きたかった、から」
赤崎・仰:「また随分追い詰められてるみたいだな……」周囲を確認し、彼女に怪我か何かがないか見ながら。
名前も無い少女:彼女の手足に、爪痕のようなものを見つける……が
名前も無い少女:その傷は普通のものではない、血の代わりに薄っすらと光る雫のようなものが流れ出している。
名前も無い少女:「追い詰められる、何にですか?」
赤崎・仰:「俺は知らんよ。ただ、生きたいから、なんて言うのは」
赤崎・仰:「普通にして、そうできない奴が言う事だ」
名前も無い少女:「なら、私はそうです。このままでは生きてはいられません」
赤崎・仰:「そうか。そりゃまた難儀だな」そう言いながら、ポーチから包帯を取り出し。
赤崎・仰:「なら、傷も放っておくものじゃない。少し痛むぞ」消毒液を乱暴に掛けて、包帯で圧迫する。
名前も無い少女:「なぜ分かるのかは分かりませんが、それがわかる事だけはわかるのです」
名前も無い少女:「……変な感覚がします」
名前も無い少女:「生命の危機を遠くに感じます、圧迫感もです」と言いながら無表情でぽろぽろ涙を流す
赤崎・仰:「……そうかい。また随分と妙な子だが」
赤崎・仰:自分のジャケットを脱ぎ、彼女の肩に被せる。
名前も無い少女:「これは?」ジャケットを見て
赤崎・仰:「寒いだろう。そうじゃなくても、むやみに女の子が身体を見せるもんじゃない」
赤崎・仰:彼女の言葉選びに、そして妙に無頓着…というか分かっていない、ような様子。
名前も無い少女:「寒さは感じていました、今は感じません」両手でジャケットを掴んで
名前も無い少女:「そして女の子なのですか、私は」
赤崎・仰:「違うのか。俺にはそう見えたが、違ったならすまんね」
赤崎・仰:(……あまり知らんが、相当特殊な環境にいたか?それとも、これがあれか)
赤崎・仰:(レネゲイド・ビーイングってやつか)
名前も無い少女:「どうでしょう」自分の身体のあちこちをぺたぺたと触って
名前も無い少女:「どうやら女の子であるという事が分かりました、なぜ分かるのかは分かりませんが」
赤崎・仰:「そうか。なら、女の子として扱わせてもらおう」
赤崎・仰:「……そうだな、行くところはどこかあるのか」
名前も無い少女:「生きられる場所に行こうかと思っていますが、それが何処か分かりません」
赤崎・仰:「心当たりはないんだな。……まあ、そうだろうとは思ったが」
名前も無い少女:「心当たりも当たり前もありません」
名前も無い少女:「わかったのですか、男は凄いですね」
赤崎・仰:「これでも30年くらいは生きてるからな。……ああ、そうだ…」
赤崎・仰:躊躇いはあった。これはどうも随分なことになりそうだぞ、という予感とそれを裏付けるものはとにかくあった。
赤崎・仰:「行くところも何も無いなら、少しくらい面倒を見てもいい。どうする」
名前も無い少女:「面倒を見る。私が対価として差し出せるものは、この身以上はありませんが」
赤崎・仰:おそらくこのままなら、この少女はどこかから来たならそこへ連れ戻されるなり、治安が良いとも言えないからそうした連中にいいようにでもされるか、と思えば。
赤崎・仰:「俺が勝手に言っていることだ。対価を払えと言うつもりもない」
赤崎・仰:「勿論、お前が嫌ならやらん。俺もそこまで暇じゃない」
名前も無い少女:「なるほど、こう言った場合は……」少し考えて
名前も無い少女:「ありがとう、ございます」ゆっくりと、明らかに不慣れな動きで立ち上がり
名前も無い少女:「嬉しいと思います」あなたの腰ほどの高さから、手を差し出す。
赤崎・仰:その手を取って支えるようにする。
赤崎・仰:「そうか。……まあ、勝手に言ったことだ」
名前も無い少女:「私も勝手に言いました」
赤崎・仰:「……そうか」言葉少な、ぶっきらぼうともとれるほど淡々と返して。
赤崎・仰:「まずは服装を整えるぞ。靴の一つに、替えの肌着もないと碌に動けん」
名前も無い少女:「待ってください、服の前に必要なものがあります」
名前も無い少女:「探しているのですが、何処にも見当たりません」
赤崎・仰:「……何がない?」
名前も無い少女:「……私の名前は、どこでしょう?」
赤崎・仰:「………」深い溜息をつく。
赤崎・仰:気まぐれのような、すり切れた義務感のツケは、
赤崎・仰:随分大きくなりそうだった。
名前も無い少女:「頭の中を探してみているのですが、まったく見つかりません」
赤崎・仰:「服か手持ちの荷物を後で改めよう。……そうしても見つからなければ……」
赤崎・仰:一瞬間が空く。
赤崎・仰:「……適当につなぎの呼び名でも付けよう。きちんとしたものは、また後でつけるべきだろうが……」
名前も無い少女:「なるほど、楽しみに感じています」
赤崎・仰:「……自分で、しっくりくるのをきちんと選べよ」
赤崎・仰:「……お前さんの今後の人生までは、面倒見切れん」
名前も無い少女:「なるほど、これが自活ですね……わかりました」
名前も無い少女:「それと、もう一つよろしいでしょうか」
赤崎・仰:「なんだ」
名前も無い少女:「あなたの名前は何でしょう」
名前も無い少女:「私は自分の名前を知りませんが、恩知らずにはなりたくないので」
赤崎・仰:ああ、とそういえば教えていなかったと息をつくと。
赤崎・仰:「赤崎。赤崎仰だ。苗字が赤崎、名が仰になる…まあ、呼び方は好きにしろ」
名前も無い少女:「わかりました、よろしくお願いしますね仰」
赤崎・仰:「……ああ。あまり期待はせんでくれ」
名前も無い少女:「あまり期待しないように頑張りますが、難しいですね」
赤崎・仰:彼女の手を引きながら、先程よりもゆっくりとした歩調と歩幅で歩いていく。
赤崎・仰:「応えきれないかもしれんことを頭においてくれれば、好きにすればいいさ」
名前も無い少女:赤崎の動きを真似して、ゆっくりと続く。
赤崎・仰:少女の腕を通じて、ぎこちなくも此方を真似ていくのが分かる。
赤崎・仰:(ああ、まったく)
赤崎・仰:(仕事にやる気なんて、出すものじゃない)
GM:シーンアウト
GM:ロイスの取得が可能です
赤崎・仰:シナリオロイス取るか~
GM:シナリオロイスは「名前も無い少女」後で名前を手に入れたら変更してもらって大丈夫です。
赤崎・仰:名前もない少女 〇義務/食傷 で。
赤崎・仰:多分すぐ変わりそうな気はしている……
ミドル1『我欲の番犬』
GM:シーンプレイヤー:赤崎仰
GM:変則的なシーンになります。
GM:シーンを途中で何度か止めて、視点を変更しながら進行していきます、最終的には全員登場。
GM:まずは赤崎さんから、シーンインをどうぞ。
赤崎・仰:1d10+42 (1D10+42) > 6[6]+42 > 48
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:42 → 48
GM:名前も記憶も持たない少女と赤崎が出会って、数十分後。
GM:少女には身に着けたワンピース以上に手荷物と呼べるものは無かったため、結局名前は分からず、そのせいで店でひと悶着あったりもしたが
GM:あなた達は手近な衣料品店で服を調達することに成功し、夕暮れの街を二人で歩いている。
名前も無い少女:「寒さを感じません、服とは凄いものですね」
名前も無い少女:無表情のままくるくると回る、嬉しいらしい。
赤崎・仰:「人間ならまあ着るもんだな。…どういう生活してたんだか」
名前も無い少女:上着だけは”これがいい"となぜか赤崎のものをそのまま着ているため、少々不格好であるが、逆にサイズ感のせいでそういったファッションに見えなくもない。
赤崎・仰:微かな吐息と共に後半の言葉を吐き出して。上はジャケットを渡したシャツのままである。
名前も無い少女:「人間なら着るものなのですね、路地裏では着ていない方も見かけましたが」
赤崎・仰:(ファッションはよくわからんが、まあ服装自体はさほど違和感はなさそうか。……当人自体が浮世離れしてるのは)
仕方が無かろう。そうそうすぐどうこうなるものでもない。
赤崎・仰:「着ていないから、裏にいるんだ。まあ、あまり近寄るな。普通から離れてるような恰好をしてるやつは、大体どこかズレがある」
赤崎・仰:「そう言うのに巻き込まれたり、引っ掛けてくるようなのにわざわざ絡まれるのも面倒だからな」
名前も無い少女:「なるほど……たしかにそう言った事柄は生存率が下がりそうです、避けたいですね」
名前も無い少女:「仰は知識が豊富なのですね」
赤崎・仰:「まあ、こういうことは仕事柄な。学はない」
名前も無い少女:「私もありません、お揃いですね」
赤崎・仰:「……慰めか何かのつもりか?まあ、もしもあったりしたらその方が特殊に見える…」
名前も無い少女:「いえ、感想です。 仰との共通点を見つけて会話のきっかけにできないかと考えていたので」
赤崎・仰:そう言いながら、彼女の斜め前を歩調を合わせて歩いている。
赤崎・仰:「そうか。…会話は苦手だが……」
赤崎・仰:「記憶を取り戻すきっかけなり、分からないことの質問ならいつでも言え。分からないままの方が、色々と面倒になる」
名前も無い少女:「そうですね、先程の店で痛感しました。分からないままは面倒です」
赤崎・仰:「誰でも最初は勝手も何もわからんものだ」
名前も無い少女:「最初を重ねて学んでいきます、それが確かな生存への第一歩と考えました」
名前も無い少女:赤崎の目をじっと見て。
赤崎・仰:「……そうか。まあ、意欲があるのはいいことだ」一瞬だけ合わせて、後はまた周囲の把握へ戻す。
赤崎・仰:淡々と不愛想なようにも聞こえる口調と声、ずかずかと進む歩き方。傍から見れば、ひどく奇妙にも見えたかもしれない。
名前も無い少女:無表情で瞬きもせず、その横とちょこちょと早足でついて行きながら、言葉を投げかけている。
赤崎・仰:そこに反応をしそうとなる者には、じ、と視線が向けられる。獣が見定めるような。
名前も無い少女:「意欲沢山です。仰から何かを与えてもらえる事は、私の精神に正の方向への影響があると理解できたので」
赤崎・仰:「……あまり期待はし過ぎるな、と言いたいが」仕方のない面もあろう、という事を理解できる程度には自分も頭が回るし、
赤崎・仰:まずこの少女に、そうした庇護が必要なのを見て取ったのは自分自身だ。
赤崎・仰:「すべて応えきれるわけじゃないのは、言っておく。……調べてみるくらいはするが」
名前も無い少女:「その言葉だけでも、私の精神は……つまり、嬉しいという事なのだろうと考えています」
名前も無い少女:「つまり、仰がそう言ってくれる事が嬉しいので問題ないです」
赤崎・仰:「……そうか」
名前も無い少女:「そして仰、服をいただいて早々なのですが、もう一つあなたに要求したい事があるのですがよろしいでしょうか?」
赤崎・仰:「なんだ。食事なら家に戻った後で準備するが」
名前も無い少女:「タンパク質がいいです……ではなく」
名前も無い少女:「先程の店員さんやそこの方に頼むことも可能なのですが、合理性とは遠いところで精神に良くない……つまり嫌なのです」
名前も無い少女:「つまり、名前の話です」
赤崎・仰:彼女の言葉を待ってから。
赤崎・仰:「ふむ……持ち物には無かったものな」
名前も無い少女:「脱いで裏地まで確認しましたが、ありませんでした」
赤崎・仰:「更衣室で、きちんとカーテンを閉めて他からの視線が入らないようにしておけ。今後は特にな」
赤崎・仰:「……まあ、実際ないと不便か」
名前も無い少女:「気をつけます、あの視線は理解不能な生命の危機を感じさせました」
名前も無い少女:「ええ、不便です」
赤崎・仰:「どうしても基本そういう性的欲求とそこから来る評価は社会で大きいからな。俺はイマイチ分からんが…」
赤崎・仰:どことなく躊躇いがあった。
赤崎・仰:それは、名前というものが、それこそが存在を規定するものだということをなんとなく実感としてあったからだろうか。
赤崎・仰:胸元、シャツの下にあるドックタグを一瞬なぞる。……他人のそれの感触。
くだらない感傷。
赤崎・仰:「……あくまで、本来の名前が見つかる前のつなぎとしてだ」
赤崎・仰:「それでいいなら、俺でも付けてよいだろう」
名前も無い少女:「よろしくお願いします、大切にします」
赤崎・仰:「……」分かっているのか、と思ったが。
赤崎・仰:(わかるはずがないか。……知らない子供に、何を言っているやら)自分のしょうもなさに溜息をひとつ。
赤崎・仰:「そうだな、……」ちらと歩く遊歩道で、いくつか見た紫色の一重の花を咲かす草々を見る。
赤崎・仰:「…日本名か、西洋名のどちらでも一応通じるものがいいな」
赤崎・仰:「シオン。紫苑の花、そこにあるだろう」指でその花を示す。
赤崎・仰:「それはどうだ」
名前もない少女:「シオン……この花と同じ名前」屈んで、花壇の花と視線を合わせて。
名前もない少女:数度花弁を突いた後
赤崎・仰:その後ろで歩みを止めて、花に触れる少女を見ている。
シオン:「ありがとうございます、これから私は……シオンです」赤崎の方を見て
シオン:無表情な口元が、夕日に照らされ少しだけ笑って見えた。
赤崎・仰:「……そうか。其れで良いなら、今後、本当の名前が分かるまでは……そう呼ぶ」
シオン:「これで仰と名前もない少女から、仰とシオンになりましたね、嬉しいです」
シオン:「花と同じという発想はありませんでした、仰は私の予想もつかない答えを出してくれるのですね」
赤崎・仰:「そうか?よくある発想だと思ったが……まあ、気に入ったなら、それでいいだろう」
赤崎・仰:「考えた甲斐もあった」複数の花を咲かす草から、花をひとつ手折り。
赤崎・仰:少女のジャケットのポケットのひとつに差し込む。
シオン:落とさないようにそのポケットを、優しく押さえて
シオン:立ち上がり、赤崎を見つめて……
:「____見ぃつけた」
GM:上から、声がした。
赤崎・仰:じ、と。視線が声の元を射抜く。
GM:赤崎の視線の先、電柱の上
サーラメイヤ:不気味な男が、あなた達を見ていた。
ミドル1『我欲の番犬』
サーラメイヤ:「よーやっと見つけたぜ、探させやがって」軽い調子で、電柱から飛び降り
サーラメイヤ:花壇の花を踏み散らしながら、着地。あなた達の目の前へと降り立つ。
赤崎・仰:シオンを腕に庇いつつ、わずかに下がる。
シオン:状況に混乱している、と言うより対応方法を知らないのか無反応だったのが、庇われてその動きに合わせる。
赤崎・仰:誰何も要件も尋ねない。ただ視線だけが、獣が見定めるものから警戒の色が強く出ている。
サーラメイヤ:踏み散らされた紫苑の花弁が舞う中、男は一歩ずつあなた達へと歩を進める。
赤崎・仰:「………話すのは得意じゃない。一言だけ言っておく」
赤崎・仰:「止まれ。それ以上寄る場合、敵対者と見做す」
サーラメイヤ:「……俺は得意なんで言っておくとさ、お前さんには用が無いんだわ」
サーラメイヤ:雑に着流した赤い和服と、目を覆う紋様の書かれた布、自らの気質を隠す気が全くない事が見て取れる。
赤崎・仰:「俺も貴様に用はない」
サーラメイヤ:「俺が用があるのはソレね、ソレ」着物の懐に入れていた手を出して、シオンを指差す。
サーラメイヤ:その腕は、真っ赤に異形化している。
赤崎・仰:ゆっくりとこちらも左前の構えを取っている。
赤崎・仰:「要件があるなら、少なくとも礼儀くらいは弁えた話し方があると思うが」
サーラメイヤ:「話聞いてた? やる気ないんだってさ……それとも知らないクチ?」軽い調子で《ワーディング》
GM:幸い車は通りかかっていないものの、数人の通行人が昏倒する。
赤崎・仰:その左腕が、そのワーディングに反応したように紫電を散らしーー
サーラメイヤ:「なーんだこっち側じゃねえか、なら分かってるだろ……君子危うきに近寄らずだぜ?」
赤崎・仰:「………関係は無いが。本当に、オーヴァードとなった連中の程度の低さにはうんざりする」人間の腕の姿から、金属の地肌を晒している。
サーラメイヤ:「それとも何か? 金か?」倒れた会社員の男から財布を抜き取ってあなたに投げる
赤崎・仰:「……ああ、全く」
シオン:「これがオーヴァードなのですね……」赤崎の後ろで
シオン:「理解不能です」
赤崎・仰:「アレよりマシなのを紹介したかったんだがね」
赤崎・仰:「俺は親切だから、教えてやる」
赤崎・仰:「一つ。金だどうだというなら、わざわざ手間と危険があり得るだろう選択肢を取らん」
赤崎・仰:「二つ。確かに俺はコレで稼いでいるがーー」機械腕が光を反射する。
赤崎・仰:「ひと様の懐の財布に手を突っ込んで、分捕るほど落ちたくはない」
赤崎・仰:「”衣食足りて礼節を知る”、だそうだ。衣服も食事も足りているのだろう?」
サーラメイヤ:「俺の力で手に入れたもんだぜ、その腕振り回すのと何の違いがあるよ」
サーラメイヤ:「もっと衝動に正直に生きようぜ、能力でできる事は何も殴り合いだけじゃない!」
サーラメイヤ:「自分のできる事全部して、欲望のままに生きるのが、オーヴァードの生き様ってもんだ」
サーラメイヤ:「つまり……俺にはまだまだ足りてねぇんだよ」異形の腕を構える
シオン:「欲望、衝動……?」
赤崎・仰:「なら、俺はそんなものはごめん被る」鼻で笑う。
赤崎・仰:「獣でさえ生きる為に獲物を取りすぎない事を弁える。つまり、欲望と衝動に負けて流されて、獣以下に成り下がるなどな」
サーラメイヤ:「そんなもん、飲み込んじまうのさ……全部なっ!」
サーラメイヤ:異形の腕が振るわれる赤い軌跡が、あなたへ……ではなく、後ろの少女へ向けられる。
赤崎・仰:手慣れたものだ。弱いものにこそこういう、なんでもいいという手合いは手を出したがるーー
赤崎・仰:左腕が後ろに振られ、その重みから来る慣性が身体を後ろへ運び、そこから展開した装甲が異形の腕を受け止めた。
赤崎・仰:「手を出したな。--手加減はもうせんぞ」
GM:続けて須賀さん、シーンインどうぞ。
須賀 達也:はーい!
須賀 達也:1d10+35 (1D10+35) > 7[7]+35 > 42
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:35 → 42
GM:須賀がT市に到着し、プランナーの寄越した情報を基に安東邑を探してみると
GM:驚くほど簡単に、彼の足跡を見つけ出す事ができた。
GM:記されている通り彼は交渉予定のセルと決裂し、街を歩いている。
GM:予定と違う点があるとすれば、その傍らにプランナーの資料には無い、ファケアノスセルの構成員でもない女を連れている事だが
GM:あなたは、そんな二人の姿を後ろから尾行していた。
須賀 達也:「(セルリーダーって聞いて身構えたけど、なんというか……)」
須賀 達也:年の頃は自分とそう変わらないだろう青年。サングラスで目元はよく見えないが、口元には人好きのしそうな笑みを浮かべている。
須賀 達也:「(……まともそうに見える。こっちじゃ逆に異常だな、あれ)」
須賀 達也:端末の情報を再確認。ファケアノス、浸蝕医療セル。
須賀 達也:オーヴァードのジャーム化を防ぐ事を理念とし、所属問わず治療を施している……
須賀 達也:「正義の味方かっての」
須賀 達也:今、自分が所属している組織のことを思い浮かべ、苦笑する。
須賀 達也:「さて、どうしたもんかな」
須賀 達也:発見はできた。が、どう接触するべきか。そもそも隣の女は何者だ?
須賀 達也:思考しながらも、想定外の"2人"の様子を追い続ける。
GM:安東さん、シーンインどうぞ
安東 邑:37+1d10 (37+1D10) > 37+4[4] > 41
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:37 → 41
安東 邑:「――でさ。フォサムさんは、今までどういうセルにいたの?それとも、今は一人?」
安東 邑:にこやかに笑いながら、フォサムに積極的に話しかけている。
フォサム:「ふふっ。 それは……女の秘密、かな」その質問に、少しだけ表情が陰って、すぐに戻る《代謝制御》
安東 邑:「……そっか。無理には聞かないけど、さっきも言ったけど困ったらいつでも頼ってくれよ」
フォサム:「魅力的な提案だ、憶えておこう」
安東 邑:「良かった。ところでさ、」そう言いながら、『フォサム』の手を取り、何故か違う方向――人通りの少ない路地裏へと、誘導する。
フォサム:「おっ、と……」一瞬手を払おうとして握り返し、裏路地へと
安東 邑:その通りすがりに、一瞬で監視カメラの動力線を破壊していった。≪十徳指≫。
安東 邑:「追われてる。数は1。訓練受けてる、心当たりは?」
安東 邑:すたすたと、歩きながらフォサムに聞く
フォサム:「いっぱい、けど違うな」《プロファイリング》眼帯に手を当てて
安東 邑:――先輩から教えて貰った、逃げるためのフィールドワークだ。一通り頭に叩き込んでいるが、やはり慣れない。
安東 邑:「そっちに心当たりがないってことは…多分、おれ絡みだ。あっちも補足する見込みあって来てるだろうし、逃げても無駄だろうなあ」
フォサム:「しかし少年」
安東 邑:「どしたフォサムさん」
フォサム:「相手の動きが緩慢だ、インネストや襲撃したい手合ならもう少し慌てるだろうし……どうも狙いが別にある気がする」
フォサム:「つまり、たぶん話せる相手だと思うぞ」
フォサム:「つまり君の得意分野だ、どうする? 二人で無力化も十分ありだし可能だが」
安東 邑:「……別口の勢力なら、確かに『ハートブレイク』で襲ってこなかったのも頷けるか。フォサムさん、頭いいね」にこりと笑う。
安東 邑:「いいよ。話し合おう、相手だってきっと事情があるはずだ」
フォサム:「どうも、少年も合格だ」笑みを浮かべて
安東 邑:「なあ!さっきから、付いて来てるみたいだけどさ!」きっと、路地裏の入り口に叫ぶ
フォサム:「思った以上に素直な手だった」苦笑
安東 邑:「――何か、脅されてたりするのか!?おれたちで良かったら、力になれるかも知れない!」
フォサム:「……」そんな安東の姿を、懐かしい映画でも見る様子で見ている
須賀 達也:「……はぁ」
須賀 達也:スーツ姿の若い男が、両手を上げて姿を現す。
須賀 達也:「人通りが少ないからって、そんな大声出さないでくれ」
須賀 達也:「騒がしいのは苦手なんだよ、静かすぎるのも嫌いだけど」
フォサム:「びっくりしたね」こちらも両手をひらひらと振って無害なのをアピール
須賀 達也:「結構安全見て距離取った、つもりだったんだけどな」
須賀 達也:「俺も腕落ちた……って言うとへこむから、あんたの勘が鋭かったことにしといてくれ」
安東 邑:「あ、そっか。ごめんごめん…先輩にももうちょっと自覚持てって言われるんだよな」
安東 邑:「でも、距離取っとかないと安心できないだろ?お互いに」
フォサム:「彼はともかく、彼を囮にしてる相手がいるかもしれないからね」
須賀 達也:「ああ、わかってる。ただ、」
須賀 達也:「俺はこのぐらいの距離なら届く」
須賀 達也:淡々と口にする。
須賀 達也:「これ以上離れると話しづらいだろうが、気をつけておいてくれ」
フォサム:「なるほど、本気で戦う気は無さそうだ」
安東 邑:「ええ~っ。じゃあ、離れるだけ無駄だな」ずかずかと須賀くんに近寄る。
須賀 達也:「お、おいおい」
須賀 達也:じり、と一歩下がるうちに距離を詰められる。
安東 邑:「大丈夫だって!何だか、仲良くなれそうな気がするんだ」
フォサム:「勘弁してやってくれ、こういう少年なんだ」
フォサム:それに続いて、須藤にはいつでも安東をカバーできるようにしているのがわかるだろう。
須賀 達也:「……らしいね」
須賀 達也:ため息をつく。
安東 邑:「あはは!苦労させちゃって悪いね。おれは”ファケアノス”の”&U”。よろしくな」右手を差し出す。
安東 邑:「…あ、嫌だったら握手しなくて良いから!ごめん!」
須賀 達也:「そこはいいけど、コードネームからの方が気になるな」
フォサム:ちらと安東の方を見て
須賀 達也:「や、普通は言いたくないか。俺の気が抜けてるだけだな」
須賀 達也:握手を返す。
須賀 達也:「まあ、先にこっちから」
須賀 達也:「あー……イリーガル、須賀達也。コードネーム"リトルデイズ"」
須賀 達也:「……UGNだ」
須賀 達也:ひどく口ごもりながら所属を口にする。
安東 邑:「そっか。いや、そっちが気にする必要ないだろ」
安東 邑:「後ろ暗いコトしてるのは実際おれらなんだしさ。FHなんてロクなもんじゃないよ本当」
須賀 達也:「あんたはそう後ろ暗いようには見えないけどね。記録を見る限りは」
フォサム:その返答が何か琴線に触れたのか、一人で笑っている
安東 邑:「あ、こっちの奇麗なお姉さんはフォサムさん。さっきバーで会って、今は一緒に人探しを手伝ってる」
フォサム:「紹介に預かった、フォサムと呼んでもらえると嬉しい」
須賀 達也:「……どうも」
フォサム:「よろしくね、須賀くん……私たちも握手しようか?」
安東 邑:「どうだろうな~。『自分は違う』って思ってる奴からおかしくなってくもんだと思うし……お、握手」
須賀 達也:「構いませんが」
須賀 達也:フォサムへ向けて片手を差し出す。
安東 邑:「決まりな!」にこりと笑って、二人の手をがっちりつかんで取らせる
フォサム:「じゃあしておこう、損は無いからね……おっと」握手
須賀 達也:握った手に少し力を込め、
須賀 達也:「”&U”さん」
須賀 達也:「俺はあんたと、あんたの仲間に用があって来た」
須賀 達也:「話を聞いてもらえるとありがたい、んだが」
須賀 達也:「その前にはっきりしておきたい。こちらの女性は?」
フォサム:「UGNイリーガルが、単独でFHセルに用事ね……相手が少年でなければ裏切りか自殺志願を疑う所だが」
フォサム:「ん、私かい?」
須賀 達也:「あんたの仲間については調べてある。確度の高い情報だ。そのなかにこの人は居なかった」
安東 邑:「……フォサムさんから喋って貰った方が良いかな。実を言うと、おれもこの人のことあんまり良くは知らないし」
フォサム:「新しく引っ掛けてきた女かもしれないよ?」冗談めかして
安東 邑:「バカ!彼女居るって!」
須賀 達也:「ああ、たしかにモテそうだ」
安東 邑:「ええ~……」
須賀 達也:「冗談だよ。や、女受けよさそうなのはマジだがね」
フォサム:「その癖あんな事するし言うんだもんな、罪作りって言われない?」
須賀 達也:「……で、こちらのお兄さんはあんたのこと結構信頼してるみたいだけど」
須賀 達也:「"ファケアノス"向けの話を聞いていいぐらい信頼される立場かい?あんた。自認としては」
フォサム:「いや、彼たぶんそのうち、君にも同じくらいの信頼向けてくるからね、頑張って」
須賀 達也:「ああ、さっきのズカズカ歩いてくるの、デフォルトなわけね……」
須賀 達也:「まあいい。失礼は承知だけど、そこはきっちりしておきたい」
フォサム:「んー……そこは少年の判断する所かな」
フォサム:「"セルリーダー"」なぜかその一言だけ、妙に語調が重い
安東 邑:「いや、良いよ。フォサムさんが悪いとかじゃないけど、必要なことだ」
フォサム:「……速い判断は良い事だけども」
須賀 達也:「じゃあ、改めて。事情を聞かせてもいいのか?”&U”さん」
安東 邑:「良いよ。裏切られたら、その時はその時だ」
須賀 達也:「……」
安東 邑:「須賀くんもきちんと守り通してみせる。迷惑はかけない」
須賀 達也:思わずフォサムの方へ顔を向ける。
須賀 達也:「さっき会ったんだっけ……?」
フォサム:「こういう少年だ」ちょっと誇らしそうに笑って見せる
安東 邑:「そうそう。いやでも、ここに来るまでに一杯話したし」
安東 邑:「おれはもう好きだな。フォサムさんのこと」
須賀 達也:「胸張ってくれるなよ……呆れていいのか?困るだろ、色々」
フォサム:「慣れててね、色々と」
安東 邑:「良いだろ!それに……須賀くんだってきちんと話聞いてくれるしさ。友達になれそうな予感がする」
須賀 達也:「悪い、そろそろ話を戻させてくれ。色々眩しい。目が眩む」
須賀 達也:額に手を当てて小さく呻く。
フォサム:「あと、彼女持ちが迂闊に好きとか言うんじゃない、本気にしちゃうぞ?……っと、そうだね」
安東 邑:「あっごめんな!って言うか、大丈夫か?目薬とかなら、一応持ってきてるけど…」
フォサム:堪えきれなくなって噴き出している。
須賀 達也:「いいから……!くそっ、疲れるなこれ」
須賀 達也:コホン、と咳払いをする。
須賀 達也:「"プランナー"」
安東 邑:「!」
フォサム:「……!」
須賀 達也:小さく、一単語。
須賀 達也:「先日、俺の前に姿を表した。ファケアノス……あんたたちと行動を共にしろ、とな」
安東 邑:「……UGNイリーガルがゼノスと通じてるなら」
安東 邑:「当然、支部の責任問題にもなる。オーヴァード同士の諜報戦で頂点を取るUGNがそれを見過ごすと思えない」
安東 邑:「UGNに頼むのは、基本的にFHに頼むのに比べてメリットがないはずなんだ……きみ、脅されてる?」
須賀 達也:「直接脅しを受けたわけじゃない。あんな大物が出てくること自体、脅しと勝手に取りたくはなるけど」
フォサム:「まったくだ、何をやったらこんな事頼まれるんだい?」
須賀 達也:「さあ?聞いても要点を得ない話をされたよ、そういう人だと聞いてはいたけどね」
須賀 達也:「ゼノスとのつながりとか、そんな大それた話でもない。今まで関わりを持ったこともないし」
須賀 達也:「本当に突然現れて、そういう"お願い"をされただけだよ」
須賀 達也:「報酬も……まあ期待できないか。いくらもらっても割には合わんね、言う通り自殺志願だ」
安東 邑:「いやでも、ビビるだろ。あのプランナーから直接頼まれたら」
須賀 達也:「ビビった」
須賀 達也:「いやマジで」
須賀 達也:陰気な声が少し張り上がる。
フォサム:「……大変だったんだね」
須賀 達也:「まあ、なんだ。俺としては本当に」
須賀 達也:「これを期にゼノスと関係が云々とか、UGNに対してどうこうとかは考えてないよ」
須賀 達也:「もちろんFHともな。そもそも俺は一般市民を志したいんだ」
安東 邑:「……そっか。大ごとになってなくて、良かった」
フォサム:「FH二人の前で言うセリフとしてはとても思えないけど、なるほど」
須賀 達也:「波風立てるようなことはしたくない。今回も文字通り、生命やらこの後の問題が惜しいから……」
須賀 達也:「……あー」
須賀 達也:そこまで言って、一度言葉を切る。
安東 邑:「でもさ。自分がどうなるか解らずに命令に従い続けるのって、結構しんどいだろ」
安東 邑:「……フォサムさん、須賀くんに一緒について来てもらっても良いかな?」
フォサム:「君が良いなら、それで良いよ」その姿を見て苦笑した後
須賀 達也:ガリガリと苛立たしげに頭をかいて、
須賀 達也:「"後悔"」
安東 邑:「……?」
須賀 達也:「"後悔し続けるのはよくない"。そう言われた。プランナーにな」
須賀 達也:「さっき話したのは半分だ。波風立てたくないのも、普通に暮らしたいのも本当だけど」
須賀 達也:「……後悔を晴らせるかもしれないから、ここに来た」
須賀 達也:「だからさしてしんどくもねえし、心配される必要もねえよ」
フォサム:「後悔……ね、相変わらずなんというか、抽象的な言葉で相手を誘導するのが得意な人だ」
安東 邑:「そっか。じゃあ、良いことだ」にこりと笑う。
須賀 達也:「……少しは疑ったり暴く様子を見せろよ、リーダーさん。アホらしくなるだろ」
安東 邑:「良いんだよ。正しいって思えることの為に頑張れるのは、結構気持ちいい」
安東 邑:「それを暴けば、きみはどうにかなるかも知れないんだろ?だったらそっちにも協力できるし、WIN-WINだ」
須賀 達也:「……UGN染みたことを」
フォサム:「まったく……」どこか、懐かしいものを見るように
安東 邑:「FHだって、おれは」冗談めかして。
須賀 達也:「さいで。全く、困った欲望抱えてそうだね……」
須賀 達也:「それで、ついていっていいのか?今は何をしてんだっけ?」
フォサム:「ああ、それだけど……
GM:と、そこで
GM:《ワーディング》
フォサム:「……!」その気配に一番に反応したのは、フォサムだった。
フォサム:「ごめんよ」須賀の横を抜けて、一目散に駆けだす
フォサム:使った相手にアテがあるのか《プロファイリング》で即座にワーディングの中心を突き止めて、そちらへと走っていく。
須賀 達也:「……マジかよ」
安東 邑:「フォサムさん!危ないって――おれも行く!」
須賀 達也:「今の、多分UGNじゃねえな。連中にしちゃ雑ってか、やりすぎだ」
須賀 達也:「ってかおい、行くのかよあんたら!」
安東 邑:「解ってる。別口かも知れないけど、放っておけない!」
安東 邑:「……きみは」一瞬、足を止める。
安東 邑:「行かないのか?UGNなんだろ?」ごく当然のように。
須賀 達也:「……」
須賀 達也:返答せず、大きく息をつく。
須賀 達也:「あんたらが行くなら行くしかねえだろ」
須賀 達也:「仕事抜きにしても、勝手に死なれちゃあれだ」
須賀 達也:「寝覚めが悪い」
安東 邑:「だよな。きみ、やっぱ良い奴だ……友達決定」冗談めかして、笑う。
須賀 達也:「陽の者が過ぎる。陰気なの、見りゃ分かるっしょ」
須賀 達也:「置いてかれる、行くなら急ぐぞ」
安東 邑:「あはは!おれにとっちゃ、話してみて良い奴かそうじゃないかだけだって!」走り出す。
安東 邑:そのうなじから、一気に――彼の印象とは不釣り合いな、影の触腕がずぶりと吐き出される。
GM:赤い爪と、鋼鉄の腕が衝突し、舞い散る可弁の中に紫の火花が散る。
サーラメイヤ:「だからお前には用がねぇって言ってんだろ!」くるりと掌を返し、赤崎の肌に爪を喰い込ませんとする。
赤崎・仰:腕を撥ねさせる動き。それと傘状に広がった装甲が回り収納される動きを合わせ弾く。
赤崎・仰:「奇遇だな。俺も貴様に用などない。さっさと去ね」
赤崎・仰:腰元から筒状のものを抜くーー抜きざまに、それは黒い爪のような質感をした刀を形成する。
サーラメイヤ:「なんだよぉ、こんな強そうなヤツ……本気でやるはめになっちまうじゃねえか」ぺろりと舌を出して、一歩距離を取り
サーラメイヤ:駆け出____
フォサム:突如、裏路地から眼帯をつけた女が飛び出してくる
フォサム:影から飛び出してきた銃を取り出し、そして
フォサム:「サーラメイヤァァァァァァッ!」紅い和服の男めがけて、膝蹴りを見舞う
赤崎・仰:「む…」シオンを守るように構えていた。
GM:安東と須賀が裏路地から出てきたとき見えたのは、偉丈夫と斬り合う異形の腕を持った赤服の男
GM:そして、それにめがけて駆け出し、蹴りを見舞うフォサム
GM:さらに安東にはわかる
GM:偉丈夫の傍らにいる少女は、フォサムの探していると言っていた写真の娘だ
安東 邑:「――」
サーラメイヤ:「ガッ____!?」突然の横合いからの不意打ちに、諸共吹き飛ぶ。
赤崎・仰:「随分と」「横槍が多いな」新しく来た3名も込みで警戒している。
安東 邑:……フォサム。少女。サーラメイヤと呼ばれる男。女の傍らの壮年。
サーラメイヤ:「てめっ……」即座に爪を上げて、抵抗しようとするが
須賀 達也:「敵は?どうする、"&U"」
安東 邑:「サーラメイヤって奴を、まずは落ち着かせる」一瞬で決断する。飛び出し、少女を庇うように
須賀 達也:「了解」
フォサム:素早く異形化していない関節を押さえ込んでいる。
安東 邑:そのまま触腕を展開。サーラメイヤを拘束する。
赤崎・仰:機会ではある。このまま首でも切っておきたいが。シオンの前から離れないまま、様子を観察している。
シオン:「仰、オーヴァードが増えました・・・彼らは敵ですか?」
赤崎・仰:「わからん。前に出るなよ。庇いきれん」
赤崎・仰:「……今すぐにこちらに手を出すつもりはないようだが、さて」
安東 邑:「――色々ごめん、おじさん!でも、貴方たちに敵意はないから!」抑え込みながら叫ぶ
フォサム:「お前、何のつもりだ……!」抑え込んだまま、サーラメイヤに銃を向ける
サーラメイヤ:「何のつもりはこっちの台詞だっつーの!! 若い燕かてめぇ!!」腕を大きく振って、エフェクトらしき衝撃波で触手を引き裂く
安東 邑:「くそっ、コイツ力強いな!須賀くんも手伝える!?」
須賀 達也:「あいよ」
須賀 達也:するり、と。手元に白銀が現れる。──苦無。
須賀 達也:「射線が面倒だが」
須賀 達也:撃ち出した刃は空中で軌道を変え、フォサムをかわして暴れる男へ襲いかかる。
安東 邑:「うわっ、すげえ技!これなら…!?」
フォサム:ちらりとシオンの方を見てから、サーラメイヤを動かし苦無の方へ。
サーラメイヤ:「ガッ___!? くっそ、なんだよドイツもコイツも……!」
須賀 達也:「この程度じゃまだ動くか……!くそっ、タフなやつは加減も面倒な……!」
赤崎・仰:(……ふむ。あれは単純白兵にハヌマーン系統、ウロボロスとエグザイルーー)
赤崎・仰:(一番厄介なのが来たか)苦無の威力と軌道変化を見て。
フォサム:「頭は冷えたか? お前の遊びは危険すぎるから、待っていろと言ったはずだよ」
須賀 達也:「……あん?」
サーラメイヤ:「ァ……頭を冷やすのはどっちだか……"正義の味方"ごっこなんかしてるからさぁ……」
フォサム:「っ……」急にフォサムが苦しそうに、胸を押さえる。
安東 邑:「……フォサムさん!」
須賀 達也:「待て、様子がおかしい!」
赤崎・仰:「身内での争いなら、よそでやってくれんかね」
サーラメイヤ:そして、その腕を握る
サーラメイヤ:「キャスティングボード握ってんのがどっちか、忘れてるんじゃねえか?」
フォサム:「……お前とは、もう一度話し合う必要がありそうだな」
サーラメイヤ:「違いねえな」
フォサム:「ごめん、少年」
安東 邑:「……何でも良いよ!その女の子から離れろ!フォサムさんからもだ!」
安東 邑:「いい!何があったとしても、後で聞くから!」
フォサム:「その子の事……頼んでいいかな、UGNには連れて行かないでくれると、うれし……」眼帯の女は、写真と同じ姿をした少女……シオンの方を見て
フォサム:苦しそうな表情で、意識を失い昏倒する。
サーラメイヤ:「よっこらしょっと……手間かけやがるねぇ」それをすぐに抱えて
安東 邑:「……連れてく気か?その人」
安東 邑:サーラメーヤに、驚くほど平坦な口調で呼びかける。
赤崎・仰:じ、と刀を霞に構えたまま見つめている。
須賀 達也:「何がなんだか分かんねえが」
サーラメイヤ:「こっちもだ、お互い苦労するねぇ」
須賀 達也:「ああ、だから」
須賀 達也:「苦労を減らしてくれないかね」
須賀 達也:「今、ここで」
須賀 達也:手首だけで放たれた手裏剣が襲いかかる。──背負ったフォサムが邪魔だ、射線が限られる。
サーラメイヤ:「大事な"協力者"なもんでな……まだ遊べるぜ、コイツの正義の味方っぷり」
サーラメイヤ:「ひひっ、躊躇がねぇ殺意、いいねぇ」アスファルトを引きはがし盾にしてガードし
安東 邑:…その苦無を触腕で掴み、更にアスファルトに突き立てる!だが――
須賀 達也:「(無理か)」
サーラメイヤ:そのまま、捲りあがった地面を砕いて、破片を舞わせる
サーラメイヤ:《瞬間退場Ⅲ》
サーラメイヤ:フォサムごとシーンから退場
赤崎・仰:前面に傘状の装甲を展開。シオンに降り注ぐものと、ついでにいくつか二人へ降りかかるものも弾いておく。
シオン:咄嗟に赤崎の後ろへと隠れる
サーラメイヤ:「俺はサーラメイヤ……また会いに来るぜ、俺の欲望のために」
安東 邑:「――ふざけんな!その人は……!」
安東 邑:「フォサムさんは、おれが助けるって……!」
安東 邑:「……畜生」だらりと、触腕を垂らす。そのまま消失する。
GM:土煙が晴れた後には、サーライヤとフォサムの姿は無かった
須賀 達也:「……連中は、どいつもこいつも」
須賀 達也:「二言目には欲望だのなんだの。ちったぁ他のこと知らんのかね」
シオン:「……一体、何がどうなっているのでしょう」装甲からちらりと顔を出して
赤崎・仰:「さあな。ただ……追いかけてきたんだろう、おそらく」
安東 邑:「……須賀くん、ごめん。妙なことに巻き込んだ」
安東 邑:「きみと…それから、おじさんも、大丈夫?怪我はない?」
安東 邑:「…いや、どっちかって言うとおれらが守って貰ってたのか」近くの瓦礫を見て
赤崎・仰:「待て」ぴたりと刀を突き付けて静止する。
須賀 達也:「……おっと」
シオン:「待ちます」
須賀 達也:「多分お前じゃねえよ」
須賀 達也:両手を上げる。
赤崎・仰:「まず、君たち二人は何だ」
須賀 達也:「何……っと、言われると」
須賀 達也:「(正直に答えるか?多分こいつUGN側だよな、俺はともかくこっちは……)」
安東 邑:「……めちゃくちゃ込み入った事情があるのは、解って貰えると思うけど」
赤崎・仰:「先程は共通の敵があったから共闘するような流れになったが」
赤崎・仰:「こちらもすぐに信用するのは難しい」
須賀 達也:「だろうな」
安東 邑:「だよなあ。とりあえず、おれはFHだよ」
安東 邑:「”ファケアノス”の”&U”。聞いたことあるかな」
須賀 達也:「おい!」
赤崎・仰:「内紛か?連中がやりそうなことだ」
安東 邑:「……良いよ。最悪の場合、この人とやり合うのはおれだけで良いからさ」
須賀 達也:「あほか。あんたが戦るなら俺も戦ることになるっつったろ!」
須賀 達也:「あの人助けに行くんだろ、余計な敵増やしかねないから多少は慎重にだな……!」
安東 邑:「え、そうなの!?一旦とりあえず逃げてくれても良くない!?……って」赤崎さんの方を向く
赤崎・仰:「………ふむ」
赤崎・仰:「まず、言っておくが」
赤崎・仰:「俺は金も貰わずに、無料で戦いたがるような狂人ではない」
赤崎・仰:「そして、この子目当て、というわけでもないようだな」刀を筒に戻し、仕舞う。
赤崎・仰:勿論、この状態からでも機械化された体自体が凶器であるが。
シオン:「仰は頭が良いですからね、無駄な戦いはしないと思います」
須賀 達也:「……冷静なご判断、感謝します。ええっと、」
須賀 達也:「や、先にこっちだな。須賀達也。一応UGNのイリーガル」
須賀 達也:「で、こっちが自分で言ったとおりFHの"&U"」
赤崎・仰:「…ふむ?UGNイリーガルがFHと同行とはまた珍しい」
須賀 達也:「その辺含めて、色々事情ありましてね」
須賀 達也:「そちらもでしょ?」
須賀 達也:ちら、と少女の方を見る。
赤崎・仰:「そうか。まあ、そうなるな」
GM:ではここ赤崎さん、情報(任意)で目標値7で判定どうぞ
赤崎・仰:了解です!社会はゴミクズ
赤崎・仰:軍事で振ります。
赤崎・仰:1dx+1>=7 (1DX10+1>=7) > 2[2]+1 > 3 > 失敗
赤崎・仰:ゴミがよ
須賀 達也:ドンマイ
須賀 達也:社会は私が頑張るからねこの後は……
安東 邑:ギャッ!
GM:ではファケアノスってセルはちょっと分からなかったですが、あなたの知っている近場で活動している危険なセルではない事がわかります。
赤崎・仰:「……まあ、知らんところだが。こちらも無暗に踏み込むようなことをするつもりはない」
須賀 達也:「お互いに状況がさっぱり読めてないんだ」
須賀 達也:「ひとまず互いの知ってること話して、整理といきませんか」
安東 邑:「た、助かる……須賀くん、めちゃくちゃ冷静って言われない!?」
須賀 達也:「色々とね、経験がね。勢いづいた奴ら止めるのは得意なもんで……」
赤崎・仰:「こちらも名乗ろう。”スピンドル”、赤崎仰。元ストレンジャーズの、UGNイリーガルもしてる傭兵だ」
赤崎・仰:「今は仕事もしていないオフだが」
須賀 達也:「赤崎さん。……そちらのお嬢さんは?」
赤崎・仰:「知らん。拾った」
須賀 達也:「端的」
シオン:「シオンです、仰から多くのものを頂いていますが自分の事は分からない推定女です」
赤崎・仰:「……名前もわからんというから、一応シオンとだけ呼んでいる」
須賀 達也:「なるほど。ではひとまずシオンさんと」
シオン:「ただ、さっきの……サーラメイヤでしたか、あの人物の事は少し分かります」
シオン:「彼から逃げて来たので」
赤崎・仰:「なるほどな。……面倒そうな奴だった」忌々しそうなトーンが僅かに乗る。
安東 邑:「……その子」
安東 邑:「そっか。……段々解って来たぞ」
須賀 達也:「俺はまだいまいちわかってない。……のも含めて、だ」
須賀 達也:「一度ここから離れよう。そろそろUGNから誰か来てもおかしくない」
須賀 達也:「余計にややこしくなる前に、落ち着けるところで情報交換。そんなとこでいいですか?」
赤崎・仰:「ワーディングを適当に貼られたからな。……ああ、異論はない」
安東 邑:「そうだね。皆と話さなきゃいけないこともあるし、何よりこのままの雰囲気だとシオンちゃんが怖がるかも」冗談めかして笑う。
シオン:「怖いかは分かりませんが、わずかな生命の危機は感じています」
シオン:頷いて、赤崎の後ろに隠れて。
安東 邑:「あ、懐いてるみたいだし…悪い人じゃなさそう」
シオン:「懐いています」
須賀 達也:「秒で判定しすぎだろ……」
赤崎・仰:じ、と大層目付きが悪い視線が向けられる。
赤崎・仰:「……まあ、構わん」
安東 邑:(く……)
安東 邑:(暗くない??)
須賀 達也:「……ああ、そうだ」
須賀 達也:移動を始めかけたところで足を止めて、
須賀 達也:「"&U"。フォサムさんのことだけど」
須賀 達也:「どうする?」
安東 邑:「……あの人が、自分からあんなことしてるってなら」
安東 邑:「止めない理由はないし」
安東 邑:「もしも、フォサムさんが無理やり従わされてるなら――それこそ、”ファケアノス”の出番だ」
安東 邑:「――もう、誰も」ぐ、と表情を歪ませる
安東 邑:「……助けるよ。おれ一人でも。それだけ」
須賀 達也:「……そうか」
須賀 達也:「話が早くて助かるよ。今回はな」
須賀 達也:「人数は訂正しとけ」
須賀 達也:それだけ言って、歩きだす
赤崎・仰:その会話を見つめた視線を戻し、こちらも歩き出す。
赤崎・仰:また、随分と。
赤崎・仰:(厄介そうな子供が増えたか)
赤崎・仰:「行くぞ、シオン」彼女の手を引く。
シオン:「はい、行きましょう」手を引かれ、歩き出す。
シオン:「……」何か釈然としないような、そんな表情で
GM:シーンアウト ロイスの取得と購入が可能です
赤崎・仰:まずは名前もない少女 〇義務/食傷のロイスをシオン名義に変更します。
赤崎・仰:二人には……どうしよっかな。あとにします。 サーラメイヤに取得。
赤崎・仰:サーラメイヤ 軽蔑/敵意〇 で。
須賀 達也:ロイス 安東 邑 P:誠意/○N:隔意
須賀 達也:購入、2人何か欲しい物あります?
安東 邑:須賀達也 〇P:好意/N:警戒
須賀 達也:器物使いで割と調達は得意だよ!
安東 邑:う~ん こっちはアームドスーツとか?
赤崎・仰:うーん 射程的にボデマかな私は
赤崎・仰:一応自分で挑戦してみます。
赤崎・仰:1dx>=12 (1DX10>=12) > 9[9] > 9 > 失敗
赤崎・仰:ん、これは。財産3点使用して購入、装備します。
system:[ 赤崎・仰 ] 財産点:10 → 7
system:[ 赤崎・仰 ] 装甲値:10 → 18
須賀 達也:ナイス!じゃあアームドスーツ狙っちゃいましょうか 財産あんまりないから行けるか怪しいけど……
安東 邑:ヤッタ~!須賀さんの結果待ちます
須賀 達也:能力訓練:社会を使用、さらに器物使いの効果で一体化します。ダイス+3に達成値+1
須賀 達也:調達、対象はアームドスーツ
須賀 達也:6DX+3+0@10>=15 調達(能力訓練/器物使い) (6DX10+3>=15) > 10[1,2,4,7,7,10]+6[6]+3 > 19 > 成功
須賀 達也:よし、成功
安東 邑:凄い!
須賀 達也:じゃあ安東君に渡そう。手番終了
安東 邑:じゃあ須賀くん逆に何か欲しいものありますか?
須賀 達也:シューターズジャケットがあれば嬉しいぐらいかな?
安東 邑:了解~ シュージャケ何点でしたっけ?
須賀 達也:13だったかな
須賀 達也:難しそうだったら手当キットとかでもいいと思います
安東 邑:2dx+5>=13 (2DX10+5>=13) > 3[2,3]+5 > 8 > 失敗
安東 邑:ダメ!以上!
須賀 達也:ドンマイ!全員終わりかな
安東 邑:出目がカス!
GM:以上ですね、ではカット
ミドル2『交差する出会い』
GM:シーンプレイヤー:安東邑
GM:全員登場です、情報収集もあります、シーンインどうぞ
安東 邑:41+1d10 (41+1D10) > 41+6[6] > 47
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:41 → 47
赤崎・仰:48+1d10 (48+1D10) > 48+7[7] > 55
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:48 → 55
須賀 達也:42+1d10 (42+1D10) > 42+6[6] > 48
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:42 → 48
ミドル2『交差する出会い』
GM:T市で一番見晴らしがよく、高級なホテルのスイートルーム。
GM:安東邑がこの街を訪れると決まった際、交渉が長引いた場合の宿泊場所兼セーフハウスとしてセルメンバーから用意された一室で
GM:あなた達は顔を合わせ、各々現在の状況についての会話を行っていた。
シオン:「……なるほど。あれもレネゲイド、これもレネゲイドという事ですか」
シオン:「……なんでもありでは?」
赤崎・仰:「分からんがとにかく似たような挙動をしているものを纏めて放り込んでるからな」
安東 邑:「実際、何でもありなんだよ。だから悪いヤツが沢山利用しようとするんだ」
安東 邑:「……さっきのサーラメーヤとか、後は……おれとかも、レネゲイドを利用しようとする悪いヤツ」
須賀 達也:「不思議な現象が起こったら大体レネゲイドだと思えば9割当たる」
須賀 達也:「たまーにそれでも説明できない、本当の不可思議もあるらしいがな……さて」
須賀 達也:「それで、悪いお兄さん」
須賀 達也:「フォサムさんがこの子を探していた理由は聞いてないのか?」
シオン:「邑は悪いヤツでしたか……私を探していた理由、気になります」
安東 邑:「……怒らないで聞いてくれる?」
須賀 達也:「怒らせるようなこと言うのかよ……」
赤崎・仰:「とにかく言ってみろ。聞かないことには判断できん」
安東 邑:「や、ただ、『探してる』って言われてさぁ……」ばつが悪そうに
シオン:「……? 探している理由が探している?」
安東 邑:「いや、違うんだよ」
須賀 達也:「理由も聞かずに手伝ってたってことだよ。怒りはしないで呆れておこう」
赤崎・仰:「………なるほど。重症だな」
安東 邑:「や、理由話しづらそうだったからさ!この子を悪いことに使おうとしてるなら、今度はおれがフォサムさんを止めればどうにかなるかな~と…」
シオン:「申し訳ありません、この場合どのような反応を返せばよいのか、分かりません」
安東 邑:「…スミマセン」
赤崎・仰:「あえて聞いておくが、恋人かもしくは親類か何かというわけではないのだな」
須賀 達也:「恋人にしたいとかでもないわけだな?」
安東 邑:「え、全然違うよ。本当に偶然会った人だし、そもそもおれ彼女居るし」
赤崎・仰:「……性欲でもないのか。なるほど」
須賀 達也:「……とまあ、こんな感じです。この男は」
シオン:首を数回傾げて
シオン:もう一度傾げている
安東 邑:「や、『ハートブレイク』ってバーでさ。ろくでもない商談相手に嵌められかけたのを助けてくれたんだよ」
安東 邑:「でも、俺がフォサムさんについて知ってるのは実際それだけ。本当に通りすがりの人助け」
シオン:「その行動は、あのサーラメイヤと同じような……あなたの欲望ですか?」
安東 邑:「うん。……欲望って言うよりは、約束かな」
安東 邑:「や、忘れて。巻き込まれる側からしたらどっちでも大差ないだろうし」
シオン:「約束……契約や取り決めの中で、精神的なものを指す……理解はできませんが、邑が重きを置いているものであることは分かりました」
赤崎・仰:「………」数瞬視線をやった後、そのまま外す。ボランティアだとかNGOの手合いとかに見たタイプだ。
須賀 達也:「まあこの際、そのへんの理由は重要じゃないのは確かだな」
安東 邑:「そうそう。って言うか、関係あるって言ったら須賀くんじゃない?プランナーに言われて、おれを追ってきたんだろ?」
赤崎・仰:「……”プランナー”?」
須賀 達也:「ああ、そこはまだ言ってなかったっけ?」
須賀 達也:「プランナーがな、俺にこの人に会うように言ってきたんだよ」
須賀 達也:「一応言っとくけど、ゼノスと仲良くするつもりがあるわけじゃないぜ」
赤崎・仰:「……ゼノスエージェント、というわけでもなさそうだな」
須賀 達也:「言った通りUGNイリーガル。わざわざ俺を選んだ理由もよく分からんのよ」
赤崎・仰:勿論一見して分かるような分かりやすいようなものではなかろうが。
こう言っておくことには意味がある。
須賀 達也:「まあ、壮大な計画とやらの一部なんですかね。多分。それこそ考えても答えは出ねえと思う」
赤崎・仰:「…FH日本支部マネージャーから降りてのプランナーの活動目的はレネゲイドビーイングに関することが多い」
赤崎・仰:「そのあたりだろう、とアタリは付けられるが、そんなものだな」
安東 邑:「考えてみれば変な気分だなあ。以前は一応立場上おれらの上司だった人だろ?」
シオン:「……」自分の掌を見て
安東 邑:「……」シオンを見る。彼女はRBなのだろうか?
シオン:「《ワーディング》でしたか、あの力を受けた時、私の中で何かが蠢くのを感じ取りました」
安東 邑:「この人は赤崎さんが拾った子なんでしょ?何か、気付いたこととかあったりする?」
シオン:「おそらく、レネゲイドと呼ばれるものでしょう……ただ」
赤崎・仰:彼女の話を聞いている。
シオン:「私のそれは、あまり良いものでは無さそうです」シオンは、右腕をあげて見せる。
シオン:手が透けて、少しだけ向こう側が見えている。
シオン:さらに言えば、先程赤崎が治療した傷が治っていない《リザレクト》が効いていない。
須賀 達也:「……!それは、」
赤崎・仰:「……ある種の透明化を引き起こしたり、周辺レネゲイドウィルスに働きかける類のエフェクトはあるが」
シオン:「はい、私も姿を消す類と推測したのですが、身体が空気に溶けている感覚があります」
赤崎・仰:「そう言うたぐい、というわけでもないか。……きちんとした調査と、治療がいるな」
シオン:「このままでは恐らく、完全に溶けて消えるかと」淡々と
須賀 達也:「体が不安定な状態になってる……?」
須賀 達也:「なあ、ファケアノスって医療セルなんだろ。何か分かることないのか?」
安東 邑:「そうだな……フォサムとサーラメーヤって奴との間で取り合いになってるみたいだし。その子自体が不安定なRBって線もあると思う」
安東 邑:「ただ、うちで調査するにも、無責任なことは出来ない。赤崎さんの言う通りちゃんとした機材と時間が要るし、そのためには先にサーラメーヤをどうにかしないとならない」
安東 邑:「うちのセルに殴り込んでこられちゃ困るってのは、解ってくれると思うけど……」
須賀 達也:「そうでなくても、移動中に襲われたりしちゃ面倒だ」
赤崎・仰:「そもそもの話、UGNに頼むという手もある」
赤崎・仰:「……勿論、面倒ではあるが」
GM:では、そこで赤崎の端末にメールの着信
須賀 達也:「俺と赤崎さんだけならなんとか……っと」
赤崎・仰:「……む。失礼」確認します。
GM:落ち着いた場所に移動したことで、赤崎がUGNへのツテをあたってみたところ
GM:バーでの一件以降、UGN側でも何か動きがあり、現在は支部総出で対応にあたっている事がわかります。
GM:情報が錯綜しており、辛うじてわかったのは"支部が大騒ぎになるほどの危険人物が目撃された"事ぐらいだが
GM:これ以上調べると確実に時間と労力を使う上に、下手をすればUGN側の事情に巻き込まれる可能性もある。
GM:保護を求めるにしても、過去を含めてUGNと関わりの薄いあなたの持つコネクションでは手間取りそうだ
GM:安東と須賀についてもこの街では同じく、痛くもない腹を探られる時間の間に状況が動くか下手をすれば悪化してしまうだろう。
須賀 達也:「良い知らせ?」
赤崎・仰:「………支部総出で大わらわだそうだ。何かあったようだが」
赤崎・仰:「…まあ、FHにとっては動きやすかろう」
安東 邑:「マジか~。おれはべつに、UGNに預けるの賛成だったんだけどな」
安東 邑:「大分忙しそうだもんなあ。プランナーが動いてるんなら仕方ないか」
須賀 達也:「あんたの立場でそれを言うのも不思議なもんだが……実際、厳しいだろうな」
須賀 達也:「仮に"&U"抜きにして連絡つけても、こっちに人を回す余裕があるかどうか」
シオン:「聞く限りは敵対組織に思えるのですが、そうではないのですか?」
安東 邑:「ん?いや、そうだよ」
安東 邑:「でも、きみが助かるならその方がいいだろ」シオンににこりと笑って返す。
シオン:「私はそうですが」
赤崎・仰:「……都合が良いことを言う」
安東 邑:「あはは。正義の味方ってのは都合が良いらしいんだよね……ともあれ、UGNには期待できそうにはないし」
安東 邑:「何か知ってるんなら、やっぱりフォサムさんとサーラメーヤの方じゃないかな?調査してみる必要があると思う」
赤崎・仰:「本音を言えと疑われるか、本音か建て前だろうが、都合よく使ってやろうと思われかねんな」
安東 邑:「……赤崎さんは、親切なんだな。わざわざそんなこと言ってくれるなんて」
須賀 達也:「プランナーであれ他の難題であれ、そっちを受け持ってくれてんならそれはそれでよしだ」
須賀 達也:「こっちはこっちで集中できる……って、とこなんだが」
赤崎・仰:「分かっているのに指摘しないのも、須賀から疑われるだろう」
シオン:「仰は親切ですよ、それはそれとして邑が変わり者であることは理解できました」
須賀 達也:「こいつに疑われるのは考えてないのね……」
須賀 達也:苦笑する。同意見だ。
赤崎・仰:「似たような思考回路をしていた人間は何人か見たことがあるからな。…さて」
須賀 達也:「さて、だな」
赤崎・仰:「そろそろ、実際に動くとしよう」
GM:では、情報項目ですが
GM:▼フォサム <情報:FH><情報:裏社会>10
▼サーラメイヤ <情報:FH><情報:裏社会>目標値8
GM:先に言います、追加項目があります
安東 邑:じゃあシナリオロイスだしコネあるからフォサムさん調べようかな
GM:また、シオンについては"今は何も分からない"事が分かります。
須賀 達也:ふむふむ
GM:何か、彼女に関係する資料がある場所を見つける必要がありそうです。
須賀 達也:あ、私は情報訓練:社会持ってるので
安東 邑:おお!了解しました!
赤崎・仰:シオン名にあるんだ…
須賀 達也:どの情報項目でもダイス増やせます
須賀 達也:財産はそんな多くないけど
赤崎・仰:財産だけはある ダイスは一個だ
安東 邑:じゃあ須賀くんとおれで抜いて、赤崎さんには後詰して貰うのが良さそうかな!
須賀 達也:あ、でも追加項目あるそうだから
赤崎・仰:失敗前提でチャレンジするのはありだがそれでいくならそれでー
須賀 達也:低めの項目ある内に赤崎さんに行ってもらうのもありかも
安東 邑:確かに!じゃあサーラメイヤ言って貰いましょうか
須賀 達也:フォサムは安東君に任せますか
赤崎・仰:サーラメイヤくんじゃあ参ります 技能は無し!
須賀 達也:お願いします
赤崎・仰:1dx>=8 (1DX10>=8) > 1[1] > 0 (ファンブル) > 失敗
須賀 達也:失敗したら手伝う
須賀 達也:おう
赤崎・仰:ウッソだろwww
安東 邑:技能FHで判定。コネ起動してダイス+2。
須賀 達也:これはしゃーない
安東 邑:4dx+1>=10 (4DX10+1>=10) > 5[2,4,5,5]+1 > 6 > 失敗
安東 邑:ウ~ン 財産4使って成功させます!
須賀 達也:助かる
GM:はーい
須賀 達也:じゃあサーラメーヤこっちで調べますか
安東 邑:須賀くん!頼むぜ!
須賀 達也:能力訓練:社会を使用、器物使いを起動して情報:FHで
GM:クリアしたとこから貼っていきますね
須賀 達也:6DX+1+0@10>=8 情報(能力訓練/器物使い) (6DX10+1>=8) > 9[4,4,7,7,8,9]+1 > 10 > 成功
須賀 達也:よし
安東 邑:偉い!
GM:やったー!
▽フォサム
20代後半に見える女FHエージェント。本名不明、シンドロームはノイマン/ウロボロス
専門は調査偵察と援護だが、大体の事はそつなくこなせるとの事。影に隠した多数の銃を状況に応じて使い分ける戦法で戦う。
"フォサム"はコードネームですらなく、彼女が所属しているかつてこの街を拠点としていたセルの名前である。
サーラメイヤと協力し何か目的のために行動しているようだが、決してその関係は良くはない。
見た目には健常に見えるが、その肉体は過去のダメージや受けたエフェクトの後遺症で動けている事が不思議なほどに傷ついており、限界が近い。
所持エフェクト:《無業の影》《インスピレーション》《マルチウェポン》等
▽サーラメイヤ
不気味な風体の大男、シンドロームはキュマイラ/ブラム=ストーカー/ノイマン
戦闘および攪乱と情報工作が専門のFHエージェント、セル間の仲介人もしており現日本FH主流派との太いパイプを持つ。
欲望のままに生きるオーヴァードの生き方を肯定しており、異形化した腕を振るい戦う。
フォサムとは協力関係にあるようだが、完全に足並みを揃えているわけではなく独自に行動も起こしているようだ。
自身の生命力を他者に与える力を持ち、フォサムの症状を一時的に緩和している(《Eロイス:愚者の契約》)
GM:では追加項目
GM:▼フォサムセル <情報:FH><情報:裏社会>7、12(追加情報あり)
GM:2回目を振りたい場合、シーンインをもう1回お願いします。
須賀 達也:あ、その場合
須賀 達也:シーン1回のアイテムってまた使えます?
GM:回復するものとします
須賀 達也:助かります
安東 邑:太っ腹!
須賀 達也:どうしよう、私が行くか安東君が行くか
赤崎・仰:すまんな……社会ゴミで…
須賀 達也:ダイスで言えば私、財産点で押せるのは安東君かな
安東 邑:こっちは不死者だし、侵蝕関係上も安東くんが行くわよ
須賀 達也:あ、じゃあお願いします
安東 邑:任せて~ もう一度シーンインします!
安東 邑:47+1d10 (47+1D10) > 47+8[8] > 55
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:47 → 55
安東 邑:ホギャ!
system:[ 安東 邑 ] 財産点:12 → 8
須賀 達也:まあまあまだまだ大丈夫
安東 邑:じゃあもう一回フォサムセルについて情報FHで調べます。コネ:FH幹部使用!
安東 邑:4dx+1>=12 (4DX10+1>=12) > 9[3,6,6,9]+1 > 10 > 失敗
安東 邑:ここは…財産2使って成功に!
須賀 達也:ナイスお金
system:[ 安東 邑 ] 財産点:8 → 6
安東 邑:お姉ちゃんに一杯お小遣い持たされたからね
GM:ナイス!
▽フォサムセル
過去、日本FHに存在したセル。
ジャーム化者や侵蝕不安定、あるいは戦闘向きではなかったり力の弱いオーヴァードの受け入れ、社会復帰支援などを行っていた。
まだ日本FHのトップが"プランナー"都築京香であった時期の関係もあり、その試みは一定の成功を収めていたが
規模が大きくなるにつれ集団としてのキャパシティが限界を迎え、徐々に構成員を失い崩壊したと記録されている。
その存在は、近年連続した大規模事件やコードウェル博士の帰還によってFH内でも忘れ去られつつある。
▽目標値12:追加情報
今は亡きセルリーダーはエフェクトを無効化したり、RVを一時的に沈静化させる謎の能力を持っており、
死の間際、自らの能力の解明を最後のセルメンバーであるパートナーに託した……という噂があるらしい。
GM:貼りましたー
安東 邑:ウウウウ~~~~ッ フォサムさん……
GM:あなた達は、各々現在使用可能なコネクションを用いて情報を集める事に成功した
GM:そこから明らかになったのは、過去この街に存在したセルの事、フォサムとサーラメイヤの関係性について……そして、シオンについての手掛かりだった。
須賀 達也:「サーラメイヤ……あの大男に関してはそんなとこだ」
須賀 達也:一通り集めた情報を語り終え、一息。
安東 邑:「生命力の授受を得意とするOVかあ。多分、一回ぶっ倒したとしても蘇るくらいの芸当はやるでしょ」
赤崎・仰:「……ふむ。リエゾンエージェント、というほどではなさそうだが」
赤崎・仰:「面倒だな。この手のコネクションを武器にする奴は、色々と盤面を引っ掻き回す」
須賀 達也:「そっちが問題だな。奴一人なら3人がかりでなんとかなるとは思うんだが」
須賀 達也:「他所から大物なり数を連れてこられると厄介なことになる」
安東 邑:「そうだね。ファケアノスの皆で迎撃するにしても限度があるし」
赤崎・仰:「……まあ、逆にこの手の関係を武器にする奴は、関係に縛られる」
赤崎・仰:「UGNが対処している、という問題。関わっている気がしてくるな」
須賀 達也:「……ああ、なるほど。UGNが見かけた大物っての」
須賀 達也:「奴が呼んできた助っ人の可能性もあるか。そっちはそっちでUGNで対処してくれればいいんだが……」
シオン:「難しいですね、関係性というものは」須賀の言葉に
赤崎・仰:「コネクションというのは、双方向のものだからな」
安東 邑:「つっても、シオンちゃんの方は心配してないけどね。赤崎さんが守ってくれてるし」
赤崎・仰:「……」安東の言葉に僅か口を閉ざすと、「……言ってもらって悪いが、こちらの進展はない。根本的に情報が足りん」
シオン:「面目次第もないです」
赤崎・仰:「……シオンが謝る必要はない。俺の問題だからな」裏で小さく。
須賀 達也:「お嬢さんを守りながらじゃ派手に動けないだろ、そこは気にしなくていい」
須賀 達也:「その分はこっちで仕事しますよ。……で」
赤崎・仰:「成果が無かったのは事実だ。……安東、君からはどうだ」
須賀 達也:「フォサムについては何か分かったか?」
安東 邑:「……」逡巡するように目を伏せる。
安東 邑:「フォサムさんは……いや」
安東 邑:「”フォサム”はコードネームじゃない」
シオン:「本名ですか?」
赤崎・仰:「……個人名ではない、といったところか?」
安東 邑:「うん。セルの名前だ。昔、俺達みたいな…行き場のないOVを何とかしようとしたところがあったらしい」
安東 邑:ホテルのカウチに腰かける。
須賀 達也:「しようと、してた、か」
赤崎・仰:「まあ、FHの理念というかざっとしたものは、OVの優位性の確立だ。そう言う所もあるのだろうな」
安東 邑:「実際、ある時期までは上手く行ってたらしいんだ――でも、プランナーが抜けたり、人が増えたりで首回んなくなったって」
須賀 達也:「……」
シオン:「FHとは、複雑な組織なのですね……襲いもすれば救いもする」
安東 邑:「当時のFHに詳しい人が教えてくれた。金も幾らか払ったけど、その分信頼は出来る」
安東 邑:「……それこそ、最近のM市の”フライング・ダッチマン”とかN市の崩落戦とかで忘れられてたっぽいけどね」
赤崎・仰:「そもそも、緩い纏まりだ、あそこは。だからこそ国家や巨大企業の援助を受けたUGNに対して壊滅を避けられている」
安東 邑:「そこのセルリーダーは、ちょうどおれと似たような能力を持ってたらしいよ。侵蝕を抑えたり、エフェクトを鎮静したりさ」
安東 邑:「そうだね。言い方は悪いけど鼠の巣みたいなもんだし」
安東 邑:「……でも、死んだ。今はフォサムさんが一人で頑張ってるっぽいけど、それにしたってボロボロだ」
安東 邑:「もうちょっと早く気付いてやれれば良かったんだろうな」
シオン:「……?」
安東 邑:「バーでもふらついてたし、サーラメーヤの戦いでも一瞬精彩を欠くタイミングがあった……たぶん、ホントに限界なんだ。それをきっとサーラメーヤが無理やり支えてる」
赤崎・仰:「医療施設や慈善事業の崩壊か。まあ、よくある。其れで身を持ち崩す者が出てくるのも、そうだな」淡々とした口調。
須賀 達也:「"&"……」
須賀 達也:「……"安東"」
須賀 達也:「彼女の目的は、なんだ」
須賀 達也:「敵になるか?」
安東 邑:「……解らない。でも、フォサムセルの元セルリーダーは……自分の能力解明を、彼女に頼んでたみたいだから」
安東 邑:「たぶん、サーラメーヤとは利害が一致してるんだろうな」
安東 邑:「……名前で呼んでくれて嬉しいよ」弱く笑う。
須賀 達也:「いつまでも名前言わねえから言われたくねえのかと思ってたよ」
赤崎・仰:「シオンはそれに関連している可能性が高い、といったところか」
シオン:「手がかりですか……ありがたいです」
安東 邑:「きみまで巻き込む必要ないからさ。おれみたいなやつとは、早く別れた方が良いかなって」
安東 邑:「……フォサムさんの目的がどうだろうと、シオンちゃんにはおれたちが手出させないからさ。安心してくれな」頭を撫でる
赤崎・仰:「……」どこか弱った様子を見て、少し溜息をつく。
須賀 達也:「……お前な。話が早くて助かる、っつったろ」
須賀 達也:「仮にお前がやれなくても俺は行くんだよ」
須賀 達也:「ほっとくと寝覚めが悪いんだよ」
須賀 達也:「助けるにしろ、止めるにしろ。やらねえと気分が悪い」
シオン:「……わかりません」撫でられながら
シオン:「敵対する意思を見せながらも、しかしあなたはフォサム……でしたか、彼女を助けようともしている」
安東 邑:「……須賀くん、シオンちゃん」
シオン:「聞く限り、彼女の過去についての話はもう殆どが手遅れですが……それでもですか?」
安東 邑:「……そういう人だから、助ける」
安東 邑:「UGNは頑張ってるけど、全部をどうにかすることは出来ないし、おれだってそんなこと望んでない……だからさ。おれたちみたいな、最後に辿り着く場所が必要なんだよ」
シオン:「自身の生存率を下げてでも、なすべき事……ですか。 やはり、まだ理解しきれない事が多いですね」
須賀 達也:「……それで、よく知りもしない奴抱え続けんのか?」
須賀 達也:「ほっといても自分の人生に関係ないやつまで?」
安東 邑:「最初から、ずっとそう決めてた」
安東 邑:平坦な声で言う。
安東 邑:「平凡な日々が大切だって、おれだって思う。でも、そんな日々すら許されない人たちがこの世界には居るんだ」
赤崎・仰:「……まあ、もう二十歳も過ぎた男が言う事だ。失敗しようが何だろうが、ぐちぐちという事でもない」
赤崎・仰:「一つだけ言うとすれば、そうだな……」
赤崎・仰:「医者の不養生にならんようにしておけ。自分がやらなきゃあならんというなら、その始めの道具くらいは丁寧に扱え」
赤崎・仰:「それも出来んならどうせ無駄だ」
安東 邑:「大丈夫だよ。こう見えても結構頑丈なんだぜ、この道具」こんこんと自分の頭を叩く。
赤崎・仰:「そう言ったやつを何人も知ってるが」
安東 邑:「……言いたいことは、解るよ。でも、もう手入れしてくれる仲間が沢山居るからさ」
赤崎・仰:「まあ、3年後も続けられてるやつは20人に一人いればいい方だった。…まあ、好きにしろ。自分の人生だ」
赤崎・仰:「生きるも死ぬもな」
シオン:「……やはり、仰は沢山のものを与えてくれます」
安東 邑:「……そうするよ。赤崎さんも、好きにしてシオンちゃんを拾ったんでしょ?」
赤崎・仰:「庇って全部が全部背負ってやる程優しくはない、というだけだが」
安東 邑:「そんな擦り切れちゃっても良い人に、何を言われたって感謝しかできないよ。ありがとね」
赤崎・仰:「気まぐれさ。………昔の仕事が頭にこびり付いた」
赤崎・仰:はぁ、と息を吐いて。
赤崎・仰:「好きに取れ。俺は知らん」
安東 邑:「イェイ。それじゃあ仰せの通り、好きにさせて貰うぜ」にこりと笑い
須賀 達也:「……2人ともさ」
安東 邑:「ん、須賀くんどうしたの?」
須賀 達也:「他人と関わるの、好きなのか?」
安東 邑:「好きだよ!だって、楽しいじゃんさ」
赤崎・仰:「……?好きそうに見えるのか」
須賀 達也:「いや、だって」
須賀 達也:「よく知らないやつ助けたり、拾ったり」
須賀 達也:「そういうの、やらないだろ。他人をどうでもいいと思ってたら」
須賀 達也:「……『適当に、放っておけば良い』とか」
須賀 達也:「思うことは、ない?」
安東 邑:「……?」本気で理解できないような顔をしている
安東 邑:「いや……だって自分が関わったんだし……ええ?マジ……?いやでも何とか出来もしないのに関わるのも無責任だしな……う~ん……」唸っている
赤崎・仰:「……そこのは知らんし、理解も出来んが。あるぞ俺は」
赤崎・仰:「ひと月仕事以外で誰とも話さないとかよくあるだろう」
須賀 達也:「いや、そこまで行くのは流石になかなかねえけど俺も……」
シオン:「しかし、私は助けてもらえました」
安東 邑:「ええっ!?おれ毎日LINE100件くらい…っていうか、そうじゃん!赤崎さんは助けたんじゃん!」
安東 邑:「だからさ、赤崎さんがどう思おうと、この子の気持ちを決めつけちゃ駄目だよ」
赤崎・仰:「昔の仕事の影響だよ」
安東 邑:「それでもさ。『好きにしろ』って言ってるくせに、自分からはそうされることを拒絶するのって、なんだか変だろ」
赤崎・仰:「………防衛隊員や警察官が、もし困ってる奴がいて見過ごしたらどう思う?」
赤崎・仰:「仕事じゃあない。だが、それを見た国民はどう思うだろうな」
シオン:興味深そうに聞きながら、部屋に備え付けられた果物を手に取っている。
安東 邑:「そりゃ、多少は失望するかも知れないけど……人間なんだからさ。そう言うこともあるよ」
赤崎・仰:「そうか?安東、君は善意の人間だな」
赤崎・仰:「100人居たら、そのうちの何人かは信じなくなる。それを糾弾するような、そんな人間もな」
須賀 達也:「……ははっ」
シオン:「達也が笑っています、良かったですね」
安東 邑:「須賀くん、いっつも大変そうだもんなあ」他人事のように。
須賀 達也:「や、悪い。……ちょっとなんか、力抜けた」
須賀 達也:「安東のそれも大概だけどさ。赤崎さんも、そんな理屈付けなくてもいいのに」
赤崎・仰:「……理屈付けだよ」かすかな苦笑い。自分でなく他人からの、とは口にしない。
須賀 達也:「ああ。……なんでもいいんだよな、本当は。理由なんて」
須賀 達也:「ほんと、ごめん。ちょっと、確認したくなって」
赤崎・仰:「……そうか」一瞬だけ浮かんだ苦いものは既に消えて、普段通りの仏頂面だ。
安東 邑:「そっか!須賀くんも、何か悩みとかあるなら聞くからさ」肩を軽く叩く
須賀 達也:「騒がしそうで良かったよ、二人の周りさ。……安東周りはうるさすぎそうだけど」
安東 邑:「うるさいって何だよ!……賑やかなのはそうだけどね」にこりと笑う。
須賀 達也:「……さて、話逸れちまったけど」
須賀 達也:「場所の手がかりぐらいは見つかったのか。止めに行くんだろ?」
シオン:安東の方を見る
安東 邑:「ん、話が早いね。……一応、目星は付いてる。姉さんに頼んで調べて貰った」
安東 邑:「T市の旧市街に、開発失敗の煽りで放置されてた病院があるけど……そこがどうにも、人の出入りがあったらしくて怪しい。この街で調べるならまずそこだ」
赤崎・仰:「病院か。薬品庫や設備も設置しやすいな」
安東 邑:「どうだ!セルリーダーの底力を見たか!なんちゃって」
シオン:ゆっくり拍手
安東 邑:「い、良い子!将来はきっとモテるよ……!」
須賀 達也:「あんま有能さ見せると捕まえなきゃならんかもだぞ、悪役」
安東 邑:「須賀くんに捕まるなら良いかもなあ」屈託なく笑う。
須賀 達也:「冗談だよ、怯えるぐらいしろ。……何か掴めるといいんだがな、シオンにしろフォサムにしろ」
赤崎・仰:「こちらが動けば相手も動くだろう。……ともあれ、動くほかない。行くぞ」
安東 邑:「OK!やったります!」
GM:シーンアウト ロイスの取得と購入が可能です
赤崎・仰:どうすっかな……二人に取るか…?そうするとロイス枠が消えるが…
安東 邑:ではロイスは赤崎さんに!
須賀 達也:赤崎 仰 ○P:連帯感/N:隔意
安東 邑:赤崎仰 〇P:尊敬/N:疑心
赤崎・仰:まあまず安東君に取っておこう。 安東邑 〇信用/警戒 で。
須賀 達也:あと安東君のロイスをP表に変更しておきます
安東 邑:須賀くん!!!!
GM:仲良しだね
須賀 達也:特に深い意味はない
安東 邑:あとフォサムさんの感情を反転させておきます
赤崎・仰:ww 購入はどうしようかな。必要なのある?ない場合強化素材か応急狙おうかなあ
須賀 達也:購入はどうしようかな、シューターズジャケットでも狙いますか
須賀 達也:私のジャケットもどうしても必要なわけではないので
赤崎・仰:ハードコートとか上に着るの狙うのもありだけど行動値が死ぬ
須賀 達也:応急はあってよさげな感あります ガード型2人居るし
安東 邑:あ、こっちはどうしようかな…重ね着出来る奴でもいいかも
須賀 達也:あ、私、空のウェポンケース持ってるから
須賀 達也:場合によっては融通できるのと
安東 邑:こっちはどうせ行動値アームドスーツで死んでるし
須賀 達也:安東君のエンブレムで全体行動値+5なかったっけ シーン1回とかだったかもだけど
安東 邑:あ、全体じゃなくて任意ね!
須賀 達也:あ、これ誰か一人なのかな?
安東 邑:その代わり1R1回
安東 邑:あ、でもどうだろうなこれ…書き方敵に
赤崎・仰:む
須賀 達也:まあとりあえず私はシューターズジャケット狙う!
須賀 達也:訓練は使っちゃったから素振りで
須賀 達也:3DX+2+0@10>=13 調達 (3DX10+2>=13) > 6[1,3,6]+2 > 8 > 失敗
須賀 達也:ダメ!以上
赤崎・仰:ならどうしたものかな。応急買っておくか
赤崎・仰:1dx>=8 (1DX10>=8) > 2[2] > 2 > 失敗
赤崎・仰:以上
安東 邑:じゃあこっちもシュージャケ狙おう!
安東 邑:2dx+5>=13 (2DX10+5>=13) > 5[4,5]+5 > 10 > 失敗
安東 邑:振るわない…!以上!
須賀 達也:全員以上かな
GM:では、カット
ミドル3『世は思うままならず』
GM:シーンプレイヤー:須賀達也
GM:全員登場です、シーンインどうぞ
須賀 達也:1d10+48 (1D10+48) > 2[2]+48 > 50
赤崎・仰:1d10+55 (1D10+55) > 1[1]+55 > 56
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:48 → 50
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:55 → 56
安東 邑:55+1d10 (55+1D10) > 55+6[6] > 61
安東 邑:DB貰い!
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:55 → 61
ミドル3『世は思うままならず』
GM:町外れの廃院となった総合病院、かつてのフォサムセルの拠点であった施設。
GM:そこはかつて誰かが夢を抱いた場所であり、その亡骸でもある
GM:老朽化した設備の各所にはエフェクトによって修繕した跡があり、つい最近まで誰かが利用していた事がわかる。
GM:が、今現在は人の気配はせず、誰もここには潜伏している様子はない
GM:そんな建物の最奥、エフェクトで隠蔽されていた資料室で、あなた達は情報を集めている。
GM:▼シオン<知識:レネゲイド><情報:FH>15 について
GM:振りたい方がどうぞ。 また、調べたい事が何かあった場合、GM側から可否と難易度を出せます。
安東 邑:はい!では、≪十徳指≫で鍵が掛けられたドアや棚などの鍵開けを行うことはできますでしょうか。また、それらが可能な対象や物体は近くにありますか?
GM:ロックされていた部屋はありますが、過去にジャームが暴れたと思わしき痕跡があるだけで、特に何もありません。
須賀 達也:安東君どっちが先行きましょうか
安東 邑:一応コネFH持ってるし、こっちが先に行って
安東 邑:ダメそうだったら能力訓練使えるそっちに後詰お願いしちゃって良いかなと思います!
須賀 達也:了解!
安東 邑:何もない…了解です。
安東 邑:ではコネ:FH起動して判定します。
安東 邑:情報FH!
安東 邑:5dx+1>=15 (5DX10+1>=15) > 10[2,2,3,6,10]+3[3]+1 > 14 > 失敗
安東 邑:おッ
安東 邑:財産1使用して成功にできますか!
GM:どうぞ
須賀 達也:頑張った!
system:[ 安東 邑 ] 財産点:6 → 5
赤崎・仰:クリった
安東 邑:イェイ!ファケアノスの皆見てる!?
GM:後で見てくれたら嬉しいな、貼ります
▽シオン
フォサムのパートナーであった前セルリーダーの死体からレネゲイドだけが独立して生まれたレネゲイドビーイング、オリジン:ヒューマン。
その性質上、オリジナルが持っていたレネゲイド沈静化能力(ウロボロスシンドローム由来)を強く受け継いでいる。
……が、記憶や感情などは一切受け継いでいない。
レネゲイド沈静化能力が自身を構成するRVにまで作用しているため、このままでは遠からず自らの能力で霧散する可能性が高い。
存在の維持のためには、きちんとした設備で調整を受けさせる必要がある……しかし、そうした場合、沈静化能力は失われてしまうだろう。
所持エフェクト、《フォールダウン》、《スティルネス》、《散滅の腕》等。
GM:資料の中にあったのは、過去の……まだウロボロスシンドロームが定義される前の、エフェクトを打ち消したり侵食率を下げる能力についての細かな分析。
GM:それと、シオンと似た顔立ちをした……しかし、溌剌とした印象を受ける女性の写真、おそらく彼女がセルリーダーだろう
GM:彼女に抱き着かれて面倒くさそうにしている、今より少し若く眼帯もないフォサムも写っている。
安東 邑:「……ここに、居たんだ。フォサムさんは、ここで」
須賀 達也:「隣に映ってるのは……」
赤崎・仰:「なるほどな……」
安東 邑:「シオンちゃんの『起源』だね。さっき見せたけど、記憶にないって言ってたから」
シオン:「はい、その写真を見ても……ええ」
シオン:「……」
シオン:「……不気味には感じますが」少し躊躇してから、同じような顔への印象だろう
赤崎・仰:「…人間、同じ顔をした奴が3人はいるというものだ。そう言うものと思っておけばいい」
須賀 達也:「……平気か、お前。いきなり色々聞かされても」
須賀 達也:「訳分かんねえし、ぐちゃぐちゃにならねえ?」
シオン:「大丈夫です、知らない方が知る恐怖より恐ろしいので」
須賀 達也:「……そうか。余計だったなら悪かったな」
シオン:「いえ、ありがとうございます」
須賀 達也:「……フォサムはまだともかく」
須賀 達也:「あの大男……サーラメイヤがシオンを連れて行こうとしていた理由」
須賀 達也:「調整というか、治療を受けさせるため……じゃあ、ないだろうな」
赤崎・仰:「レネゲイドの鎮静化能力の需要は高いからな」
安東 邑:「……作用機序はウロボロス?その場合、本人と故人との連続性がないのも頷ける……記憶作用にまで本体のレネゲイド鎮静作用が効いてるんだ、けどその場合、彼女は……」額に手を当てて考え込んでいる
赤崎・仰:「対抗種系統の作用機序があるだろう。其れが類似例になりそうだ」
安東 邑:「ありがと、赤崎さん。そうだね……多分、対抗種抗体が自分に向かって働いてる。RV免疫障害の一種だ、すぐ治療を受けさせないと大分ヤバい」
シオン:「治療……可能なのですね」息を吐く、彼女なりに心細かったのだろう
シオン:「ただ……何を思って、こんな事をしようとしたのかは、固体として生存外に……興味を引かれますが」
須賀 達也:「何を……か。本人に聞いてみないことには、ほんとのところは分からねえな」
須賀 達也:「セルリーダーも、フォサムも」
赤崎・仰:「ある程度の類推は出来そうだがね」
赤崎・仰:「……オーヴァードの治療を行うこと。その為に侵蝕率のの低減、エフェクトの無効化は非常に重要なものだ」
安東 邑:頷く。その重要性は、医療セルの人員であれば誰もが理解しているからだ。
赤崎・仰:「自分が正しいと思う事、そうした他者を治療すること自体に執着が湧いて、その為に必要なものを作り出そうとする。全く持ってよくあることだな」
安東 邑:「確かに、衝動を喚起する敵がいた時も」
安東 邑:「そういう思い出の一品みたいなの持っとくと、RVの抑制に効果があるって研究結果は出てるみたいだしね。説得力はある」
赤崎・仰:「彼らの中で、それは”正しい”ことだからだ。そして親しい人間が、仲間が己に託したことだと…そうやってそれに執着がより深まるのも、またよくある」
須賀 達也:「……死んでも欲望が尽きなかった。そういう話?」
安東 邑:「たぶんね。今回はその気持ちが内側に向きすぎて、自分も喰らう対抗種が出来上がっちゃったってとこじゃないのかなあ」
赤崎・仰:「…あくまで推測だ。だが、大体こういったことが動機だろう」
安東 邑:「つっても、シオンちゃんの正体がわかった以上……もう、ほっとく理由もないでしょ。シオンちゃんが良ければだけど、うちで治療を受けて貰っても良い」
シオン:「仰、私が決めても良いでしょうか」ちらと赤崎の方を見て
赤崎・仰:「好きにすればいい。俺は、お前がどうしたいかまで縛るようなつもりはない」
シオン:「私は、第一に生存を考えます……しかし同時に、解消せねばならないと感じている疑問があります」
シオン:「……生より優先されるべき願い」
シオン:「私の生存より、願われる事とは何なのでしょうか」
GM:シオンが疑問を投げかけた疑問が、埃っぽい空気に溶けて無くなるくらいの数秒後
GM:まず最初に、足音が聞こえた
赤崎・仰:応えを返さんとした口を閉じる。
須賀 達也:「……」
GM:リノリウムの床を踏んで、複数人がこちらへと向かってくる音
安東 邑:「――」声を出すより先に、身体が動いている。影の触手がぞぶりとうなじを突き破って、伸びる。
GM:続けて、殺意。
赤崎・仰:「流石に露見したか。脱出……は間に合わんな。下がれ」
GM:「ファケアノスの方は、いらっしゃるでしょうか」男の声が聞こえる
GM:どうしますか?
須賀 達也:「安全なところに隠れてろ。 二人共、前は任すぞ」
安東 邑:「おれが」ドアを蹴破る。
胡散臭い男:「おや……」驚いた様子の男が立っている
GM:その背後には、数人の武装した戦闘員と思わしき男たち
安東 邑:「――ファケアノスの、”&U”だよ。何の用」
安東 邑:……普段の温和な姿からは想像もつかない。平坦で乾いた声。
氷見:「___いやはや、失礼いたしました! 私、氷見と申します」
氷見:「インネストセルの、渉外担当などさせていただいております」
氷見:「この度は非常に不幸な行き違いがあったようでして、ええ」
安東 邑:「……悪いけど、インネストとは話すことないよ。金ならいくらかやるから、もう帰ってくれないか」
安東 邑:(……おれ一人じゃきついな、この数)後ろの須賀くんと赤崎さんに目配せ。
氷見:「そうはいきません、こうして態々そちらの動きを追うにも……ええ」
氷見:「お連れ様の眼帯の女性は? 手籠めにした女を連れてらっしゃると噂に聞いてはいたのですが」
安東 邑:「馬鹿にすんなよ。フォサムさんは強い人だ」
安東 邑:「おれの事ならいくらでも好きなように言ってくれて良いけどさ。ちょっと……ヤだな。そういう風に言われるの」
須賀 達也:「見ての通り、で分かるか知らんが」
須賀 達也:「こっちも取り込み中なんだよ」
須賀 達也:「用があるなら後にしてくれないかね」
シオン:「誰ですか、この方たちは」
安東 邑:「すごく悪い人」
赤崎・仰:「……あまり手土産がないと帰れんだろう。”サーラメイヤ”のやつでも調べてみればどうだ」
氷見:「……」
氷見:「おいガキが、あんまりナメた事言ってんなよ?」
氷見:「こちとら、平和的にーってそっちのやり口に合わせて開いた場をパァにされてんのや」
赤崎・仰:「………」交渉をする気はなかったわけだ。まあそうだろうが。
氷見:「面子潰した分は払おうとか考えんのか? あぁん?」
安東 邑:「ナメてるのはどっちだ?俺を攫えばファケアノスの皆が動くって思ったみたいだけど、とんだ見当はずれじゃないか」
安東 邑:「おまけにセルは死に掛けの女の人一人に潰されてさ、それで面子とか良く言えるよなあ」
氷見:「ンだと……!? このガキャっ!?」
須賀 達也:「最初からそっちの面で来てくれよ。余計な時間食った」
須賀 達也:「で」
須賀 達也:「やんのか?」
安東 邑:「もちろん」
氷見:「ああ、手間が省けた……てめえら、相手してやれ!!」
インネスト:エージェント:「へい!」男たちは拳銃を引き抜く
赤崎・仰:「…………どいつもこいつも」好戦的に過ぎる。
安東 邑:(……助かる。慣れないことした!)須賀くんに向かって、小声で
須賀 達也:「仕方ねえだろ、この場合。話聞いて引くと思う?」
須賀 達也:「互いの欲求にすり合わせできねえならこうなる」
シオン:「あれもFHですか、分からない集団ですね」赤崎の影に隠れる
赤崎・仰:「……言っただろう、纏まりがない連中だと」
須賀 達也:「赤崎さん、シオンは頼んだぞ」
赤崎・仰:「ああ。…遠間は任せた」
氷見:氷見は大急ぎで通路の角へと隠れて行く
氷見:「外にまだまだ兵隊はおるからなぁ!!」
安東 邑:「……まずはこいつらかな。焦らなくて良いから、おれと須賀くんで一人ずつ潰して行こう」
GM:____戦闘を開始します。
▼エンゲージ
(インネスト:エージェント[10])
10m
(須賀[10]、赤崎[6]、安東[4])
[]内は行動値
シオン:シオンは行動値0で行動出来ますが攻撃エフェクトが無いので、隠密状態で対象に取られないようになりながらPCたちの後ろに隠れています。
GM:ラウンド1
GM:セットアッププロセス
GM:宣言がある方はどうぞ、無い場合は無いと言っていただけると
須賀 達也:私はなし!
赤崎・仰:なしです。
安東 邑:では、エンブレム【ハウスオブデモンズ】起動。
安東 邑:赤崎さん・須賀くん・自分の三人に行動値+5します。
須賀 達也:頼れるーっ
赤崎・仰:貰っておく!行動値11へ。
須賀 達也:行動値15!エンモルより疾い!
安東 邑:イニシアチブ9へ。以上です。
インネスト:エージェント:宣言は無し
▼エンゲージ
(インネスト:エージェント[10]×4)
10m
(須賀[15]、赤崎[11]、安東[9])
[]内は行動値
GM:イニシアチブプロセス
GM:行動値15の須賀さんからどうぞ
須賀 達也:はーい
須賀 達也:異形の祭典あるけど使っちゃっていいかな二人共?
赤崎・仰:シーン1だしよいのではないか
須賀 達也:シーン一回のLV+1体攻撃 今は2体ですね
安東 邑:こういう時に輝くと思う!
須賀 達也:では遠慮なく!
須賀 達也:マイナーアクション、<骨の銃>+<死招きの爪> コンボ:ウェポンΛ
須賀 達也:命中-1、攻撃力25、射程20mの射撃武器を作成し装備、シーン中他の武器を装備不可能に
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:50 → 56
須賀 達也:続いてメジャーアクション、<コンセントレイト:エグザイル>+<オールレンジ>+<異形の祭典> コンボ:デモニックバレッジ
須賀 達也:対象は敵インネストエージェントの内2体、対応なければ命中判定に行きます
GM:ないです、どうぞ
須賀 達也:では命中
須賀 達也:7DX+5+0@7 (侵食上昇4) (7DX7+5) > 10[1,1,3,5,5,8,8]+2[1,2]+5 > 17
須賀 達也:げえっ腐った!
須賀 達也:回避はイベイジョンですか?
安東 邑:きみには妖精がある!
インネスト:エージェント:《イベイジョン》15
GM:回避失敗です
須賀 達也:ぎり当たるならこのままでいいか!
赤崎・仰:フォールンサラマンダーいるかい
須賀 達也:どうしましょう、もらって確実に落とした方が良いかな?
安東 邑:HPどんなもんか解んないしね
須賀 達也:今のままだと3d10+25です
須賀 達也:あ、装甲無視はなし、サイドリール込でね
赤崎・仰:数減らす方が良かろうと思う シナリオ3回使えるしね
須賀 達也:了解、それじゃお願いします!
赤崎・仰:ではフォールンサラマンダーを使用。ダメージダイスを+2d10. 残数2/3
須賀 達也:いただきます、ダメージ!
須賀 達也:あ、ダメージ出して良いかな?
安東 邑:やれ~~!!
GM:どうぞ
須賀 達也:2d10+2d10+1d10+25 (2D10+2D10+1D10+25) > 14[8,6]+5[2,3]+1[1]+25 > 45
安東 邑:でかい!
須賀 達也:これはもらってよかった予感 45点です!
インネスト:エージェント:てやんでぃ、俺たちには装甲が2点もあるんだぜ
GM:2体とも消し飛びます
安東 邑:やったぜ。
須賀 達也:よしよし!ありがと赤崎さん、助かった!
system:[ インネスト:エージェント(3) ] ダメージ:0 → 45
赤崎・仰:範囲攻撃には載せてた方がお得故な
安東 邑:ですねえ
system:[ インネスト:エージェント(2) ] ダメージ:0 → 45
GM:演出あればどうぞ
須賀 達也:では少し
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:56 → 63
安東 邑:――【ハウスオブデモンズ】。FHの中でも、特に危険度の高いセルに付与される識別呼称。
安東 邑:そして”ファケアノス”セルもまた、【ハウスオブデモンズ】に認定されている――その実態が医療セルなのにも関わらず、だ。
安東 邑:「……」弾丸を弾き、あるいは逸らし、味方が動きやすいようにさりげない牽制を繰り返している。一つ一つはさほど目立つことはないが、行動の練度が異常だ。
インネスト:エージェント:「く、くそぉ! 氷見の兄貴ぃ!? こいつら変ですぜ!!」
氷見:「狼狽えんな! 囲んで叩きゃ誰だって一緒だ!!」
安東 邑:彼らが危険視されているのは、一重にその異様な戦闘力による。広域砲撃兵”カーマ―ゼン”。情報工兵”ムーンレンズ”。白兵削撃兵”プルウィス・エト・ウンブラ。”その一人一人が、争奪戦になるほどに優秀な人材であり――
安東 邑:そしてその薫陶を受けたセルリーダーの戦闘力は、どれほどのものだろうか?すでに敵を、須賀が狙いやすい位置まで押し込んでいる。
須賀 達也:「(人畜無害そうな顔して、えげつないことを)」
安東 邑:(……動ける。皆に教わったことは、きちんとやれてる)
安東 邑:(あとは、任せられるだろ。この二人なら)
須賀 達也:「この場所と相手なら遠慮はいらねえな」
須賀 達也:皮膚を突き破り、白銀が姿を現す。それは爪でも牙でもない。骨であって、骨でない。
須賀 達也:"器物使い"に分類される須賀の得意は物質との一体化。
須賀 達也:彼は常に一体化している。全身の骨格を、レネゲイドに反応する特殊合金へと。
須賀 達也:右前腕にクロスボウを形成。苦無型のボルトを装填、発射。
須賀 達也:微かな発射音を超音速の衝撃波が呑み込み、鏃が撃ち抜く。
須賀 達也:「……っ!赤崎さんっ!」
須賀 達也:結果を確認する前、即座に追撃を促す。
赤崎・仰:その言葉が届くが先か後か、回転音と共に、四方手裏剣がさらに突き立つ。
赤崎・仰:義手内部に仕込まれた補助武装。モルフェウス程の精密性を出せないが故のローテクだが。
赤崎・仰:「……この程度には十分か。よくやった」がしゃ、という音と共に露出していた回転機構が収納される。
インネスト:エージェント:「ぎゃぁっ!? なんだこいつら……忍者かよぉ!?」
須賀 達也:「……声掛けも要らなかったか、助かる」
安東 邑:(投げモノ使いは二人か?連携が取りやすくてラッキーだな)
インネスト:エージェント:高速の連携に対応できるわけもなく、銃を構えたエージェントの一団が急所を撃ち抜かれ地面を転がる。
シオン:「見事、だと……思います、三人とも」
GM:続けてイニシアチブプロセス 行動値11の赤崎さんどうぞ
赤崎・仰:ん、マイナーでエージェントたちのエンゲージへ。
▼エンゲージ
(赤崎[11]、インネスト:エージェント[10]×2)
10m
(須賀[15]、安東[9])
[]内は行動値
赤崎・仰:メジャー。≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫で攻撃します。
赤崎・仰:妨害等ありますか?
GM:ありません、判定どうぞ
赤崎・仰:7dx7+3 (7DX7+3) > 10[1,2,5,5,5,8,8]+10[3,7]+6[6]+3 > 29
赤崎・仰:1足りねえ!!
須賀 達也:おしい
インネスト:エージェント:《イベイジョン》15
GM:命中です
赤崎・仰:ダメージ!……サラマンダーはいいかな。
GM:ダメージどうぞ
須賀 達也:あ、サラマンダーはラウンド一回!
赤崎・仰:3d10+18 装甲等有効。武器は素手! (3D10+18) > 15[7,1,7]+18 > 33
赤崎・仰:ダメージダイス……
須賀 達也:ほぼ期待値!
赤崎・仰:あ、ラウンド1回だったねありがとう
インネスト:エージェント:俺たちには装甲が2点もあるんだぜ!
GM:沈みます
須賀 達也:おっナイス!
安東 邑:アヤッタネ
赤崎・仰:あぶねー。
GM:演出あればどうぞ
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:56 → 60
赤崎・仰:腰元より抜き出した筒がそのまま、獣の爪の如き刀身を持った刀へ転ずる。
安東 邑:「うわっ、仕込み刀!?」
シオン:「凄いでしょう」なぜかシオンが誇らしげ
安東 邑:「さっきの飛び道具の腕で、白兵もできるのかよ。反則的だ」
須賀 達也:「お前が自慢するのか」
赤崎・仰:先に撃ち、機構の収納の勢いで左腕が回りーー沈み込むように、滑るように。
赤崎・仰:それは、まるで狼が牙で食らいつくようだった。
赤崎・仰:低い姿勢、獣の爪そのままの黒々とした刃、跳ね上がる軌道ーーなにより、
赤崎・仰:獲物を見据える、冷徹でありながら嘲る様な、そもそも相手を同じ人だと思わぬような、その瞳が。
インネスト:エージェント:「ひッ!? ひぃ……!?」
赤崎・仰:ずるりと牙が肉を裂き骨を割り、血を啜った。
安東 邑:(――先輩)同じ瞳を、見たことがある。一体どれほどの修羅場を潜り擦り切れれば、あのような技が身に付くのか。
赤崎・仰:「……ひとつ。まだ続けるか」血振りと共にびしゃりと床に血が叩き付けられる。
安東 邑:「……もう、やめにしないか!これ以上は、勝負見えてるだろ!」
インネスト:エージェント:「ウギャぁぁぁぁっ!?」「俺の腕が、腕がぁっ!!」子供のような悲鳴を上げながら、悉くが無力化される。
system:[ インネスト:エージェント(4) ] ダメージ:0 → 33
氷見:「何言うとるんや! この商売ナメられたら終いや!!」
氷見:「手前ら、何のために高い銃(チャカ)買ってやったと思ってんだ!」
インネスト:エージェント:「へ、へい……!」
須賀 達也:「引き際ぐらいは覚えてくれねえもんか」
GM:行動値10、インネスト:エージェントの手番です
赤崎・仰:「…少なくとも、むざむざ斬られるためじゃああるまい」悲鳴を浴びながら、揺るがず切っ先を突き付けて。寧ろそうした声に何処か密かな喜んでいるかのような。
安東 邑:はい!その前にアームドスーツ脱いで良いですか!
GM:どうぞ、行動値を戻す意図で大丈夫ですね?
安東 邑:はい!大丈夫です!
GM:では行動値11の安東さん、どうぞ
安東 邑:イニシアチブ9→11
安東 邑:ではマイナーで戦闘移動。インネストにエンゲージ。
▼エンゲージ
(赤崎[11]、安東[11]、インネスト:エージェント[10])
10m
(須賀[15])
[]内は行動値
安東 邑:メジャーで『ブンブン・サテライツ』:≪貪欲なる拳≫+≪C:エグザイル≫
安東 邑:対象はインネスト。判定行きます。
GM:どうぞ
安東 邑:8dx7+2 (8DX7+2) > 10[1,1,3,5,7,8,8,10]+10[3,8,9,10]+10[2,8,9]+10[1,10]+1[1]+2 > 43
安東 邑:回った!
GM:なんだこの出目!?
須賀 達也:ナイスぅ!
安東 邑:怒りの拳
インネスト:エージェント:《イベイジョン》15
GM:避けられるはずもなく、ダメージどうぞ
安東 邑:5d10+7+4 (5D10+7+4) > 32[7,9,1,9,6]+7+4 > 43
須賀 達也:ダメージもでかい!
安東 邑:装甲有効。
赤崎・仰:つよいぜ
インネスト:エージェント:ひ、HP30でした……無理!
system:[ インネスト:エージェント(1) ] ダメージ:0 → 41
安東 邑:ヨッシャ~!
安東 邑:では、何もなければ演出行きます。
GM:どうぞ
安東 邑:「……きみらだって、いるはずだし、これからできるかも知れないだろ!大切にしたい奴とか、色々さあ!」
安東 邑:銃弾の雨を弾き、逸らし、集団に真っ向から躍り出る。
インネスト:エージェント:「俺たちの大事な仲間殺しておいて、よう言ったもんやな!!」
インネスト:エージェント:FHの汎用拳銃、FHG-666を抜き放って一斉射撃。
安東 邑:「ッ……!」避けはしない。影の触手を展開し、正面から受ける――ふと、その防御が海のように波打ち
インネスト:エージェント:「こいつぁいい! 甘ったれたガキを鴨撃ちやで!!」
安東 邑:――ぶわりと広がる。女の髪のように、情動を持ったようにも動くそれは、エージェントたちの肉体にぞぶりと嵌入する
インネスト:エージェント:「な、なんやっ!?」
シオン:「あれは……?」
なにか:ねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれねむれ
安東 邑:……安東邑のオーヴァードとしての能力は、同化と浸蝕。
インネスト:エージェント:「は……!? ぐ、げぇ……!?」
安東 邑:触手を媒介にして、安東の意思と物体の整合性を接続し……そして、それを直接接続された生物は、文字通り彼の意思と『同化』する。
インネスト:エージェント:「こ、の、ガキャ……」次々と倒れて行く
安東 邑:「……ごめんな」
氷見:「おいお前ら、どうした!? そんなもん大した威力やないやろ!!」
安東 邑:「……あんたも、一回前に出て、喰らってみたらいいじゃん。そこまで言うならさあ」
インネスト:エージェント:発狂したのか泡を吹いてるもの、素直に気絶してる者……様々だ
安東 邑:「……長くても10秒心臓止める程度だ。殺さないよ、絶対」
安東 邑:「でも、あんたらはそれだけのことをやったんだろ。なら、相応の報いは受けて貰うよ」
赤崎・仰:「囲んでやれば終わりだったか。どうする」
触手ーエグザイル系統だろうか。あの手のものは神経系への働きが強いーーを見つつ。
須賀 達也:「こっちも時間ないんだ。投降するなら殺すまではしないぜ」
GM:敵の全滅を確認……条件クリアにより、イベントが発生します。
氷見:「ぐ……っ、なんて使えん奴らや……!」
氷見:「もう囲んでんのやからな! どこにも逃げられると思うなよ!」
氷見:叫びながら身を翻し、一目散に入口の方に逃げ出して行く。
氷見:かなりの健脚で、その姿はあっという間に見えなくなった。
安東 邑:「待てよ!あんた、せめて倒れた部下くらい――!」
GM:ここで皆さんはアイテムの回収や再装備、回復などがしたい場合
GM:した後、氷見を追撃可能です
安東 邑:アームドスーツ再装備します
赤崎・仰:「…逃げ足は速いな。それを買われたのか…さて」
須賀 達也:「逃げるにしろ片付けるにしろ、道は同じだ。追うぞ」
安東 邑:「わかってる。逃がすとぜったい面倒だ!」触腕を展開し、走り出す
赤崎・仰:刀を筒に戻し仕舞う。「シオン、走れるか。厳しいなら抱える」
シオン:「では抱える方向で、未体験です」と、体を丸める
赤崎・仰:「……まあ、負担を掛けるものでもない。行くぞ」膝裏と背中に腕を通し、抱え上げる。
GM:では
GM:あなた達が入り口に向けて歩を進めるにつれて。
GM:異変に、気が付く。
GM:外から吹き込む風が、寒気を纏っている……今日は断じて真冬日などではない
安東 邑:「寒い……!?なんだ、これ」
GM:壁や床が、まるで精巧に作られた氷細工のように、固まっている。
須賀 達也:「……」
GM:そして、氷見の背中が……見えた。
氷見:男は一心不乱に、何かを叫び
須賀 達也:「安藤、赤崎さん」
赤崎・仰:「サラマンダーか何かか?……効果範囲が異様に広い……どうした」
氷見:走る姿勢のまま、胸元に手を入れて
氷見:空中で"固まって"いる。
須賀 達也:「別の出口があるならそっちに向かえ」
赤崎・仰:「お前はどうする」
須賀 達也:「ないなら作れ。俺は、」
須賀 達也:「こっちに用がある。多分な」
須賀 達也:踏み出した足元で、氷のはぜる音。
安東 邑:「ッ……!そんなの、」走り出す。
氷見:そう須賀が告げると同時、安東の目の前で
安東 邑:「おれだって……用がある!あの人を、助けなきゃ――」
氷見:凍りついた氷見の身体が、バラバラに砕け散る。
安東 邑:「……くそっ!」だん!と足踏みをする。
GM:そして……その、欠片の向こう側に。
GM:____黒いドレスを着た、女が立っている。
黒い服の女:「……」女は静かに顔を上げると、安東たちを見て
黒い服の女:「どうして、生きているの」
GM:彼女の事を知る者も、あなた達の中にはいるだろう。
GM:女の名は、七里千秋。
GM:またの名を、マスターレイス06
赤崎・仰:「随分と斬新な挨拶を聞いたな。……ふむ」UGNが色々と騒がしかった理由はこれか。
シオン:「仰……あれは?」ただならない気配を感じ取ったのか、少し震えている。
赤崎・仰:「FHはまとまりがない連中だ、と言っただろう」
赤崎・仰:「それでも纏まっているには理由がある。……その理由を担っている連中の一人だな」
安東 邑:「……あいつひょっとして……さやさんが言ってた、『6番目』の」
須賀 達也:「またうるさくしちまったかな」
須賀 達也:「これでも気を使ってるつもりなんだがね」
須賀 達也:「これぐらいの雑音は許してくれねえかな」
須賀 達也:「ああ、悪い……久しぶり」
須賀 達也:「それぐらいは言ってもいいだろ?」
七里千秋:「……」答えは、帰ってこない。
七里千秋:FHのトップエージェントのみ許された名を持つ女は、あなた達の方へと鋭い殺意を向けている。
安東 邑:「……なあ、須賀くん。どういうことだよ」
安東 邑:「知り合いなのか?こいつが……だって、”マスターレイス”だぞ?ありえない」
須賀 達也:「言っただろ」
須賀 達也:「後悔してるんだ」
須賀 達也:「あいつの欲望を、止められなかった」
須賀 達也:「だから、ここに来た」
須賀 達也:「古巣と別れを告げて、な」
安東 邑:「――」顔が歪む。
安東 邑:「……ごめん」
安東 邑:「気付けなくて」
須賀 達也:「んなこたあとで良いんだよ。……生きてたらな、お互いに」
赤崎・仰:「難儀だな。……さて、どうする?あちらは随分やる気のようだが」シオンを抱え直し、左腕を自由にする。
GM:____2ラウンド目を、開始します
▼エンゲージ
(マスターレイス06[20])
10m
(須賀[10]、赤崎[6]、安東[4])
[]内は行動値
須賀 達也:はえーんよ!
安東 邑:ハウスオブデモンズはシーン持続だけど、この行動値ではどの道無意味…
赤崎・仰:速い速い
GM:セットアッププロセス
GM:宣言があればどうぞ
安東 邑:なし!
赤崎・仰:なし。
須賀 達也:なし!
須賀 達也:あ、先程のラウンドで
須賀 達也:作った武器はまだ続いてます?
GM:はい、続いていますしエフェクトその他の効果もそのままです
須賀 達也:ありがとうございます!助かります
GM:代わりにシーン1回の制限も引き継いでいるのだけご注意を
安東 邑:はーい!
須賀 達也:了解!
七里千秋:【コンボ:静寂の壁】《氷の城塞:Lv3》ラウンド中、移動を行うまで受けるダメージを-9
GM:イニシアチブプロセス、行動値20のマスターレイスから
七里千秋:マイナーアクション【コンボ:凍てつかせた心】《氷の加護:Lv2》メインプロセス中、サラマンダーエフェクトを組み合わせた攻撃ダメージを+4
七里千秋:メジャーアクション
七里千秋:【コンボ:静謐なる世界】《コンセントレイト:オルクス:Lv3》+《茨の戒め:Lv6》+《コキュートス:Lv3》+《エネルギーマイスター:Lv3》シーン(選択)攻撃、1点でもダメージを与えた場合に硬直を付与。ガードを宣言した瞬間に9点ダメージを与える。
安東 邑:キツ~~
須賀 達也:なんてこと言うの!
赤崎・仰:面倒なことを……
七里千秋:対象はシーンにいる自分以外全員、さっきの戦闘でダウンしたインネストエージェントたちも対象にとって殺します。
須賀 達也:ひえっ
赤崎・仰:怖いことしよる
七里千秋:12dx7+9 (12DX7+9) > 10[1,1,2,3,4,6,6,6,6,9,10,10]+10[3,8,10]+4[3,4]+9 > 33
須賀 達也:とりあえずやるだけ回避!
須賀 達也:3DX+1+0@10>=33 回避 (3DX10+1>=33) > 6[1,3,6]+1 > 7 > 失敗
須賀 達也:そら無理!
赤崎・仰:ドッジだけしてみよう。ガードしてもエネルギーマイスターで無駄になるし…
赤崎・仰:6dx>=33 (6DX10>=33) > 9[2,3,6,7,8,9] > 9 > 失敗
安東 邑:『スローイン・ブルー』:≪崩れずの群れ≫+≪グラビティガード≫。赤崎さんをカバーします。
赤崎・仰:たすかる
安東 邑:ダメージこいや!
GM:今回はカバーはガード判断ではないとして、エネルギーマイスターのダメージは発生しない裁定で行きます
須賀 達也:あ、嬉しい 助かります
安東 邑:太っ腹!!
GM:安東くんご本人のリアクションはどうなさいます?
赤崎・仰:ありがたい
須賀 達也:ドッジするだけして
須賀 達也:回避成功したら一人分ダメージみたいなの狙います?
赤崎・仰:合わせてガード狙うのもありっちゃあり
安東 邑:じゃあガードかな!まだ浸蝕余裕あるし
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:61 → 65
GM:ではDR前に9点ダメージをどうぞ
system:[ 安東 邑 ] HP:25 → 16
GM:ではダメージ
安東 邑:痛ェ~~
七里千秋:『Dロイス:コードウェルの子(マスターレイス)』の効果で、指定した《コキュートス》のダメージに+20
須賀 達也:なんてもの持ってるの!
赤崎・仰:www
安東 邑:ウワッッ
須賀 達也:まあそのとおりなんだけど!
七里千秋:4d10+39 装甲ガード有効 (4D10+39) > 16[1,2,9,4]+39 > 55
七里千秋:55点、装甲ガードは有効
須賀 達也:倒れます。リザレクト!
安東 邑:3d10+10+8 (3D10+10+8) > 15[5,9,1]+10+8 > 33
安東 邑:クソ…!グラビガの出目が振るわない!リザします!
須賀 達也:1d10 (1D10) > 1
須賀 達也:おっとリザ上手
system:[ 須賀 達也 ] HP:25 → 1
安東 邑:65+1d10 (65+1D10) > 65+9[9] > 74
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:63 → 64
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:65 → 74
安東 邑:で、さっきのカバーで74→79
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:74 → 79
須賀 達也:あれ?カバー分はさっき上げてませんでした?
安東 邑:あ、さっきのは1Rの攻撃で浸蝕上げ忘れてたぶん!
GM:なるほど、うっかりさんめ、GMも気が付いてませんでした
GM:では演出
七里千秋:「……殺すわ」赤崎の言葉に応えたのか、あるいは単なる独り言か
赤崎・仰:「チッ……見境無しだな!」シオンをなんとか遮蔽の奥へ押し込もうとしている。
シオン:「どうやらやる気のようです、仰……生きてくださいね」急いで遮蔽の奥に隠れる
安東 邑:「くそ。赤崎さん、防御――」そう言いながら、”マスターレイス”を見る。
七里千秋:無表情なままのマスターレイス06が一歩踏み込むと同時、凍気の嵐が空間を吹き荒れる。
安東 邑:「っく、うおおああああっ!!!」シオンを守る赤崎を更に守る。だが、触腕ごと急速に冷凍され――極低温の死の世界に、押しつぶされていく。
七里千秋:視界の中のありとあらゆる全てが凍てつき、氷の茨に張り付かれ、動きを停止する。
GM:上の階から、先程戦ったエージェントたちの悲鳴と、何かが砕け散るような音がする。
安東 邑:「これが、……マスター、エージェント!?無茶苦茶しやがってっ、くそ!もう動けないやつまで……!がふっ」
GM:見れば、七里の後ろ、病院の前では……同じように凍り付いた装甲車やエージェントたちが氷塊の山と化している。
赤崎・仰:「、間に合った!もう良い!」
安東 邑:「あかさきっ、さん!ゴメンだけど、攻撃頼む……!これ、きつすぎッ」
須賀 達也:体が凍りついていく。動けない。止まっていく。
須賀 達也:世界が静寂に覆われていく。静かに、静かに──
須賀 達也:「静かなままで、終わるかっての」
須賀 達也:世界にまた、雑音が増える。全身から白銀の棘を生やし、氷を砕いて立ち上がる。
須賀 達也:「悪いな、七里」
須賀 達也:「うるさくするぜ」
七里千秋:「……」その姿に、少しだけ目を細める。
GM:イニシアチブプロセス、行動値10の須賀さんどうぞ
須賀 達也:はいよ!
須賀 達也:硬直の解除もマイナーでよかったかな?マイナーで硬直を解除
GM:大丈夫です
須賀 達也:さっき宣言忘れてたけどメジャーアクションで死招きの爪で作った武器と一体化!
須賀 達也:改めてメジャー、<コンセントレイト:エグザイル>+<オールレンジ> コンボ:デモニックバレッジ
須賀 達也:対象は七里。対応は!
七里千秋:今は無し、来なさい。
須賀 達也:8DX+5+0@7 (侵食上昇4、侵蝕60~) (8DX7+5) > 10[3,3,5,6,6,7,10,10]+10[3,5,8]+1[1]+5 > 26
須賀 達也:さて、さて
七里千秋:ガードを宣言
七里千秋:【コンボ:嫌厭の冷気】《氷盾:Lv2》ガード値10で受ける
須賀 達也:ひょえっ
GM:ダメージどうぞ
須賀 達也:ではダメージ!
須賀 達也:3d10+1d10+25 (3D10+1D10+25) > 14[6,5,3]+3[3]+25 > 42
安東 邑:デカい!
須賀 達也:ダメージ腐り気味だな!42点
七里千秋:19点軽減
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:64 → 68
七里千秋:23点受け
system:[ 七里千秋 ] ダメージ:0 → 23
GM:演出どうぞ
須賀 達也:右腕のクロスボウを女へと向ける。
七里千秋:緩慢な動きで、鏃を見つめる。
須賀 達也:「……お前は、」
須賀 達也:「まだ、諦めてねえのかよ」
須賀 達也:その欲望を知っている。望むものを知っている。
七里千秋:「……」返答は、無い。
須賀 達也:「"静謐なる世界"」
須賀 達也:「騒がしいのも好きじゃねえけど」
須賀 達也:「静かすぎるのも、嫌いなんだ」
須賀 達也:「……いつまで黙ってんだ」
須賀 達也:「ちったぁ声あげやがれ、てめえ!」
須賀 達也:叫びとともに鏃が放たれる。
須賀 達也:静寂な世界を震わせて、女へと飛んでいく。
七里千秋:叫び声に、眼を少しだけ須藤の方に向ける
安東 邑:「須賀くん……」
七里千秋:凍結した空気が、鏃を阻まんとするが
七里千秋:須賀の鏃は、それすら砕きながら、マスターレイスへと突き刺さる。
七里千秋:「変わらないわね」それだけを言って鏃を引き抜き、氷で出血を止める。
須賀 達也:「お前は、変わった」
GM:イニシアチブプロセス
GM:行動値6の赤崎さんどうぞ
赤崎・仰:了解です。マイナーでマスターレイスにエンゲージ。
▼エンゲージ
(赤崎[6]、マスターレイス06[20])
10m
(須賀[10]、安東[4])
[]内は行動値
赤崎・仰:メジャー。≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫で攻撃。
赤崎・仰:妨害や反撃エフェクトなどありますか?
七里千秋:無し
赤崎・仰:了解、判定へ。
赤崎・仰:8dx7+3 (8DX7+3) > 10[1,1,2,4,4,5,7,9]+2[1,2]+3 > 15
赤崎・仰:ウッソだろ
須賀 達也:ぎゃーっ
安東 邑:須賀くん頼む!
須賀 達也:妖精入れます……?
赤崎・仰:ええ~~~ここで腐る…? 良いなら頂きたい…
須賀 達也:オッケー、妖精の手!出目1つ10にして振りたしどうぞ!
赤崎・仰:ありがとう…
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:68 → 72
赤崎・仰:1dx7+23 (1DX7+23) > 2[2]+23 > 25
赤崎・仰:ダイス君はさあ……
安東 邑:でも20は越えてる!
七里千秋:ガード宣言
七里千秋:【コンボ:嫌厭の冷気】《氷盾:Lv2》ガード値10で受ける
赤崎・仰:了解です ここで自分の攻撃にフォールンサラマンダーを使用。
GM:了解、ダメージどうぞ
赤崎・仰:3d10+2d10+16 装甲等有効。 (3D10+2D10+16) > 13[4,2,7]+16[8,8]+16 > 45
安東 邑:でかい!
須賀 達也:ダメージダイスはなかなか!
赤崎・仰:やったぜ…
system:[ 赤崎・仰 ] Fサラマンダー:2 → 1
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:60 → 64
七里千秋:ガードと軽減で減らして、26点受ける
赤崎・仰:あ、上記ミス。獣の力分抜けてるので47点でした
須賀 達也:あ、
須賀 達也:もう+2点!
七里千秋:28点ね
system:[ 七里千秋 ] ダメージ:23 → 51
赤崎・仰:すみません!演出行きます
GM:どうぞ
須賀 達也:安東は傷が深い、すぐには動けない。ならば……
須賀 達也:「──赤崎さん!」
須賀 達也:左手から伸びた糸が赤崎へと繋がる
須賀 達也:──凍りついた装備を最適化。この冷気のなかでも、効率的に動けるように。
須賀 達也:「頼むっ!」
赤崎・仰:「……ああ、助かる」左腕の回転機構の音が滑らかに。
赤崎・仰:その言葉が終わる前に、複数枚を一気にばら撒いてマスターレイスの視界をわずかに塞ぎーー
七里千秋:「___」少しだけ煩そうに
赤崎・仰:凍り、そしてまだ凍りきっていない面。先程踏み込んだエージェントたちによる散乱した瓦礫や機材。それらへ乱反射。
赤崎・仰:首筋顔面に集中しつつ足元に散る。無論、凍結の膜を超えることはできない。できない、がーー
赤崎・仰:その刃の音が、鉤が食い込む音を紛らわせ、目に食い込まんとする光が人を舞い上げる姿を隠す。
赤崎・仰:天地反転。頭上にて黒い獣の爪が振り上げられている。
七里千秋:「……」先ほどの傷から、血で造った赤い氷を腕に広げて簡易的な防具にし、それを受ける。
赤崎・仰:--これでも通るか分からぬ。
赤崎・仰:ここで一つ話をしよう。キュマイラの武装形成を利用して赤崎の義体武装はくみ上げられている。
赤崎・仰:そしてキュマイラには、ひとつ。”火炎袋”と呼ばれる火炎放射を行うものを形成する種別がある。
赤崎・仰:切り替えの音。刃が氷へ食い込む、その一瞬へ焔を纏わせーー
赤崎・仰:金属が擦れ合い断ち切れる音。
七里千秋:「……っ」咄嗟に身を引く。
赤崎・仰:「……ここまでやってその程度とは。自信を無くす」凍てつく氷、その上に突き立った手裏剣の刃の上に立つ。
七里千秋:焦げたドレスの一部を、雑に破り捨てて、赤崎を睨み
七里千秋:その視線はすぐに、須賀の方へと向く
GM:イニシアチブプロセス 行動値4 安東さんどうぞ
安東 邑:……マスターレイス06にロイスを取得、即昇華して硬直を解除。
▼エンゲージ
(赤崎[6]、安東[4]、マスターレイス06[20])
10m
(須賀[10])
[]内は行動値
安東 邑:マイナーでマスターレイス06にエンゲージ。
安東 邑:メジャー。『ブンブン・サテライツ』:≪貪欲なる拳≫+≪C:エグザイル≫
安東 邑:対象はマスターレイス。
安東 邑:対応ありますか!
七里千秋:無いわ
安東 邑:8dx7+2 (8DX7+2) > 10[3,4,4,4,5,6,7,10]+1[1,1]+2 > 13
安東 邑:さ、最悪
七里千秋:先に宣言
七里千秋:【コンボ:嫌厭の冷気】《氷盾:Lv2》ガード値10で受ける
安東 邑:お前!!!
GM:リアクションはガードなので命中は確定です、振り足したりの場合は宣言どうぞ
須賀 達也:切り替えていこう
安東 邑:振り足しはなし!ダメージ!
安東 邑:2d10+14 (2D10+14) > 11[4,7]+14 > 25
安東 邑:う~~ん、固いんだよなコイツマジで…
七里千秋:19点軽減、6点受けるわ
system:[ 七里千秋 ] ダメージ:51 → 57
安東 邑:クソ~~~ッ
GM:演出どうぞ
安東 邑:(クソッ、赤崎さんと須賀くんが動いてる、おれだけ役立たずか!)
安東 邑:「さやさんっ、おれは絶対――!」呪文のように唱え、無理やり凍った脚を引きはがす。即座に再生するが、激痛が身体を襲う。
安東 邑:(赤崎さんは、どうやってたっけ)冷気で頭が働かない。無理矢理、身体を動かす。
七里千秋:「……」そんな安東の様子を見るでもなく、須賀の方を見ている。
安東 邑:触手を展開。――跳弾。
安東 邑:先程の赤崎と同じ攻撃方法。地面に落ちた四方手裏剣と『同化』している。
安東 邑:散弾のように分離した触腕だ。目くらましにしかならない――だが。
安東 邑:その瞬間鍵縄のように張り巡らせた触手で滑走し、マスターレイスの真横に躍りかかっている。
七里千秋:左腕を、軽く上げて
安東 邑:「おれをっ、見ろ!」何の小細工もない。大質量の触腕を、回転させながら叩きつけるだけだ。
七里千秋:次の瞬間、触手が凍りつく
七里千秋:「……」少しだけ安東の方を見た、その目は煩い何かを見るような冷ややかなものだった。
安東 邑:「……須賀くんの話さあ!ちょっとくらい、聞いてやれよ!」怯まず、その目を見据える。
七里千秋:「……聞いているわ、聞こえているわ」
七里千秋:「聞こえてしまうから……殺すのよ」
七里千秋:小さく答えて、須賀の方へと視線を戻す。
GM:クリンナッププロセス
GM:ここでイベントが発生します
須賀 達也:なにっ
赤崎・仰:なんだとお
安東 邑:エ~ッ
七里千秋:「……邪魔ね」赤崎と安東を見て
七里千秋:周囲の空間を巡る凍気が、いっそう強くなる。
赤崎・仰:「いきなり来たのはそちらだろう」手裏剣から足は離し、刀で氷を削る。……時間稼ぎ程度にしかならないが、足を止めるわけにもいかない。
シオン:「……」
シオン:《シークレットトーク》
シオン:『仰、邑、跳んでください……!』レネゲイドの声で、叫びが空間に響く
赤崎・仰:その声に従ったのは、訓練で染み付いた反射と直感だった。刃を突き、身体を跳ね上げーー
安東 邑:「――!」跳躍しようとするが、氷で地に足が張り付いている
シオン:《散滅の腕》+《原初の赤:スターダストレイン》
シオン:対象、この病院施設
GM:相手がリアクションを取りようがないので必中
GM:病院にかかっていたエフェクトが、全て一気に解除されます
赤崎・仰:安東の腕がぐい、と強い力で引き上げられる。
安東 邑:「ごめん、赤崎さん。セルの皆に――うおっ!」
安東 邑:ばり、と靴底が地面から離れ、ぐんと身体が持ち上がる。
七里千秋:「……!」声に反応して、腕を掲げた……瞬間
GM:マスターレイスの足元の空間が、陥没する。
GM:が
GM:こ
GM:ん
GM:バロールの空間拡張、オルクスの空間制御、モルフェウスの建材生成
GM:それらで造られた柱や部屋が、突如消滅したことで
GM:病院設備全体が、傾ぐ
須賀 達也:「シオン、お前……!」
赤崎・仰:左腕から繋がる鍵縄。右の腕は天井に刃を突き刺し姿勢制御。そしてそれを刃を戻し引き抜きーー
シオン:「……いまの、うちに……」苦しそうに胸を押さえる。その肉体も例外なく、消滅能力の影響を受けて薄らいでいる。
須賀 達也:「……っ」
安東 邑:「赤崎さん、ゴメン!ありがとう……須賀くん、シオンちゃん頼む!」
赤崎・仰:「……バカなことをする、全く……」
赤崎・仰:「……だが、助かった。今は、脱出するぞ!」
須賀 達也:「……分かった」
system:[ 安東 邑 ] HP:16 → 9
GM:かつて誰かの作り上げた夢の跡地、フォサムセルは……作り上げた女と似た姿を持った存在によって、今ここで崩壊していく。
須賀 達也:葛藤を噛み殺す。
須賀 達也:「行くぞ、シオン。つかまれ」
七里千秋:「待ちなさい、逃がさない……」氷で空間の亀裂や襲い来る瓦礫を凍りつかせながら追おうとするが
七里千秋:須賀達也は知っている、七里千秋は追撃も攻め込むのも苦手であったと。
須賀 達也:「……七里ぉ!」
須賀 達也:崩壊の音にも負けないように、声を張り上げる。
須賀 達也:「待ってろ」
須賀 達也:「もう一度、必ず」
須賀 達也:「お前の静寂を、壊しにいってやる!」
七里千秋:「待ってなさい」その言葉に
七里千秋:「あなたを絶対に、消しに行く」
須賀 達也:「上等」
須賀 達也:会話になっているのか、いないのか。
須賀 達也:それでも少しだけ、笑って。少女を抱えて走り出す。
須賀 達也:雑音は、まだ消えない。
GM:シーンアウト、ロイスの取得と購入が可能です。
安東 邑:ロイスはパンパンなので購入は応急取ります!
須賀 達也:七里千秋 ○P:友情/N:悔悟
赤崎・仰:うーんここではロイスどうしよっかな……須賀君二取りたさはあるんだけど感情が決まりきらず でもここで取らんと…
安東 邑:4dx+5>=8 (4DX10+5>=8) > 9[3,6,7,9]+5 > 14 > 成功
須賀 達也:ロイスこれで一杯!
赤崎・仰:須賀 達也 〇好感/同情 これで。ロイス満タンに。
須賀 達也:ありがとう……
安東 邑:即使用。
安東 邑:対象は自分に!
GM:どうぞ
安東 邑:9+2d10 (9+2D10) > 9+12[10,2] > 21
system:[ 安東 邑 ] HP:9 → 21
赤崎・仰:応急こちらも買おう。
赤崎・仰:2dx>=8 (2DX10>=8) > 9[2,9] > 9 > 成功
須賀 達也:購入、シューターズジャケットにしようかな 私の体力はまあ余裕あればぐらいで良さげ
赤崎・仰:もう一個安東君使う?
須賀 達也:全快しといて良いと思う!
安東 邑:お助け!
赤崎・仰:どぞー
須賀 達也:能力訓練:社会を使用、さらにオートで器物使いの効果を使用し一体化、調達判定。対象シューターズジャケット
安東 邑:赤崎さん~♡
安東 邑:使用します。21+2d10
須賀 達也:7DX+3+0@10>=13 調達(能力訓練/器物使い) (7DX10+3>=13) > 10[1,4,4,6,8,9,10]+10[10]+6[6]+3 > 29 > 成功
安東 邑:ええ…
須賀 達也:命中で出て
赤崎・仰:滅茶苦茶回ってるww
安東 邑:21+2d10 (21+2D10) > 21+7[2,5] > 28
須賀 達也:まあいいや、入手したシューターズジャケットをウェポンケースに入れておきます。以上!
GM:切実だなぁ……
安東 邑:そんでこっちも全快!
system:[ 安東 邑 ] HP:21 → 25
安東 邑:以上!
GM:では
system:[ 赤崎・仰 ] ロイス:5 → 6
GM:シーンカット
ミドル4『静寂と平凡』
GM:シーンプレイヤー:須賀達也
GM:全員登場です、シーンインどうぞ
須賀 達也:1d10+72 (1D10+72) > 10[10]+72 > 82
安東 邑:83+1d10 (83+1D10) > 83+4[4] > 87
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:72 → 82
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:83 → 87
須賀 達也:ここで跳ねちゃった まあまあ
安東 邑:須賀くん!!
赤崎・仰:1d10+64 (1D10+64) > 2[2]+64 > 66
須賀 達也:言うて安東君よりは軽い なんとかなるでしょ
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:64 → 66
赤崎・仰:80行くかコイツ……?
ミドル4『静寂と平凡』
GM:あなた達は、マスターレイスの隙を見て病院を脱出
GM:セーフハウスであるホテルに帰還し、傷を癒していた。
シオン:「申し訳ないです、相談もせず」憔悴した様子のシオンは、それだけを言って頭を下げる
赤崎・仰:「そうする時間もなかった。事実、それに助けられている」
須賀 達也:「あのまま七里と戦りあっても厳しかったからな」
須賀 達也:「謝ることねえよ。それより体は大丈夫なのか」
安東 邑:「そうそう!シオンちゃんと赤崎さん居なきゃ、おれ多分死んでたしなあ」ちょっと冗談めかして
シオン:「はい、邑が死ぬのは嫌でした」
赤崎・仰:「まあ、あそこで諦めていたようだからな。実際にそうなりかけた」淡々と補足。
安東 邑:「……聞こえてたんだ」
安東 邑:「いや、聞こえてないと困るけど……何か恥ずかしいな」
赤崎・仰:「ああいう顔と声色で、あの場面で言いそうなことと言えば大体同じだ」
赤崎・仰:「”後を頼む”、”恋人や家族のこと”……まあ、その手のだろう」
シオン:「……」
赤崎・仰:「聞き飽きた。聞かなくて済むときにわざわざ聞く気はない」
安東 邑:「あはは。どうしようもない時は聞いてくれるって言ってる」
赤崎・仰:「勝手に言うだろう、そう言うやつは」
安東 邑:「……でも、おれが死んでもセルの皆は勝手に動くからね。どっちかって言うとさ」
安東 邑:「『仇討ちなんてやめろ』って言いたかったんだ。おれは」
赤崎・仰:「苦労していそうだな」その内容に触れずに、そう言う事自体に対して。
須賀 達也:「……今聞かされても、伝えてやんねえぞ。俺も」
シオン:「……生存より優先される、欲望……ですか」小さな声で
安東 邑:「そう。欲望欲望……おれさ、めちゃくちゃ我儘だから。多分そこだけはマスターエージェントに負けない」
安東 邑:「……”マスターレイス06”にも」
安東 邑:須賀くんを見る。
シオン:「マスターレイス06、あの女性ですか」
須賀 達也:「……」
安東 邑:「そうそう。昔の友達なんだろ?」
須賀 達也:「お前らが聞きたいかどうかは知らないけど」
須賀 達也:「巻き込んだ以上、話す義務があるとは思ってる」
安東 邑:「知ってたら、何か力になれるかも知れない」
安東 邑:「……」ほぼ同時に言って、ばつが悪そうに黙り込む。
赤崎・仰:「俺はわざわざ聞くつもりはない。それでも、言いたいなら勝手に言え」
赤崎・仰:「言葉にすることは、やはりただ思っているだけとは違う事だ」
須賀 達也:「言葉に、か……ああ、そうだな」
シオン:「言葉にする事が大切、という事ですか」
赤崎・仰:「口にして、己の耳で聞く。そうすることで、整理されたり、自分の中により響いたりする」
赤崎・仰:「口にしてこうだ、ということは。つまり事実そうだと思っているのだと、相手だけでなく己にも告げていることでもある」
シオン:「では言います、仰」
赤崎・仰:シオンの目と合わせる。
シオン:「全身が奇妙な浮遊感にあり、存在が希薄になっているのを感じます」
赤崎・仰:じ、と目を合わせたまま聞いている。
シオン:「少しずつ落ち着いてはいますが、この感覚は未知であり、感情的躊躇をともないます」
シオン:「なので、私に触れていて下さい」
赤崎・仰:「……そうか。そうだな」そう言って、頭から髪をひとつ壊れ物に触れるように撫でて。
赤崎・仰:「手でいいか」
シオン:「いいです」と、赤崎の方へと歩み寄る。
安東 邑:「……」その様子を見て、にこりと笑う。
赤崎・仰:こちらからも合わせるように近くに座り直し、右の手で彼女の手を取る。
安東 邑:「良かったね、シオンちゃん。赤崎さん、ちゃんと見てくれてるぜ」
シオン:「ええ」手を取ったまま、座った赤崎の脚の間に座る。
シオン:「私は、そんな仰を好ましいと思っています」
赤崎・仰:「………」溜息。
安東 邑:「おれの遺言は聞いてくれね~のにな~」唇を尖らす。
安東 邑:「おお、マジか」
赤崎・仰:色々と言ってやろうと思ったが、無粋だろう。
赤崎・仰:「大の男が、行きずりの同行者に言ってどうこうしてもらおう、というのが期待しすぎというものだ」
須賀 達也:「あれとやりあった後なのに元気だな、お前ら」
須賀 達也:苦笑が漏れる。
シオン:「調子は最悪ですが、気分は最高、と言ってみたいです。」
赤崎・仰:「自分でしたいことがあるのだというなら、自分でやれ」
赤崎・仰:「他人にやらせてもいいことなら、他人にやらせてしまえ。……全く」
安東 邑:「そりゃそうか。じゃあ今度からは化けて出なくちゃね」快活に微笑む。
シオン:「そうですね……達也の話も、勝手に聞きます」
須賀 達也:「ああ、俺も勝手に言わせてくれ。……そのままでいい」
安東 邑:「ん」
須賀 達也:「現UGNイリーガル……元FHチルドレン、須賀達也」
赤崎・仰:こちらはシオンの身体を診つつ、耳を傾けている。
安東 邑:シオンのことは赤崎に任せて、静かに須賀の言葉を聞く
須賀 達也:「"黒鉄の茨"七里千秋とは……俺は、友達だと思ってる」
須賀 達也:「あいつが"マスターレイス06"なんて名乗りだす前は、そうやれてたつもりだ」
Rハンドアウト3
シナリオロイス:七里千秋
あなたは元FH所属のエージェントあるいはチルドレンである。
七里千明はキミとよく共に仕事をしていたFHチルドレンであり、周囲を寄せ付けない性格の少女だった。
しかし、あなたとは馬が合うのか、適度な交流を保ちつつも良い関係を築いていた……あの日までは
コードウェル博士の帰還した日、"マスターレイス06"を名乗った彼女は、未知の圧倒的な力でもってあなたを蹂躙した。
なんとか一命を取り止めFHから足抜けを果たしたあなただったが、今でも彼女の事を忘れたわけではない。
もしかしたら、プランナーが今回の仕事にあなたを指名したのは……
開示トリガー:七里千明と対面し、次のシーンを迎える。
GM:公開により、追加情報項目があります
▼七里千明<知識:心理学>7 <情報:FH>12
トリガーシーン『平穏と静寂』
GM:____彼女とあなたの奇妙な関係のはじまりは、いつからだっただろう。
GM:"黒鉄の茨"七里千秋。
GM:攪乱や情報収集などの後方任務を専門とするFHチルドレンであり、群れ騒ぐ事を厭う女。
GM:他者の誘いや挑発、善意も悪意も悉く受け止めない女に好き好んで話しかけたがる人間はおらず
GM:あなたも、任務で協力する以上には関わってこなかった……はずだった
GM:それは、戦闘で共に死線をくぐった際だったか
GM:あるいは、傷ついた彼女を助けた時だったか、逆に助けられた時だったか
GM:もしくは、単に巡り合わせで顔を合わせる事が多かったためか
GM:ただ、気が付けばあなたの近くには七里千秋がいた。
GM:場所も時間もバラバラ、示し合わせたわけでも無く、常にでも無い
GM:同じであったのは、その一時はいつも二人だけであった事、くらいだった。
GM:思い返されるのは、そんな時間の一片。
GM:任務終わり、深夜の静けさに包まれた駅のホーム、休憩室で。
須賀 達也:「ん」
七里千秋:「……」イヤホンを着けて、ライトノベルのページを捲り、時折缶コーヒーに口をつける
七里千秋:装い、雰囲気、共に外界を拒絶している事を隠そうともしない平時通りの姿
須賀 達也:彼女がいないことには気づいていた。別に探していたわけではない。
須賀 達也:周りと話すのに疲れて、静かな場所で一人になりたかった。
七里千秋:ちらりと須賀の方を見る。
須賀 達也:考えることが似通っているのか、しばしばこうして出くわす事が多い。
須賀 達也:「おつかれさん」
須賀 達也:かける言葉は短い。返事も期待していない。
須賀 達也:離れた椅子に腰掛け、息をつく。
七里千秋:「何をしているのかしら」労いの言葉を返すでもなく、あなたを見て
須賀 達也:「他の連中うるさいからな。疲れたから、休憩」
七里千秋:「そう」すぐに視線を手元の本に戻し
須賀 達也:返事がないのはいつものことだ。そういうやつだと理解しているし、それでいいと納得している。多分お互いに。
七里千秋:「あなたは他人と関わるのが好きだと思っていたけれど、違うのね」
須賀 達也:「あん?」
須賀 達也:驚いて、間の抜けた声を出した。
須賀 達也:自分に対する評価も意外だが、それ以上に。
須賀 達也:彼女がこういう話をしてくるのは珍しい。
七里千秋:「疲れるのに、いつも付き合っているじゃない」
七里千秋:殆ど独り言のような言葉が、ページを捲る音の間に挟まる
七里千秋:「適当に、放っておけば良いのに」
須賀 達也:「お前がそうしてるようにか?」
七里千秋:「そのうち、誰も声をかけて来なくなる」
須賀 達也:「正直わからんでもないが」
須賀 達也:「それはそれで、面倒だからな」
須賀 達也:「『付き合いが悪い』だのなんだので、いちいち絡まれるのも鬱陶しいだろ」
七里千秋:無表情が少しだけ別の……窺い知ることのできない色を帯び、すぐに戻ってページを捲る
須賀 達也:「程々に相手して、集団の端っこにいるぐらいが丁度いい」
七里千秋:「そう……小賢しいのね、あなた」
須賀 達也:「こうしてこっそり抜けても気づかれねえし」
須賀 達也:「まあ、あとは……」
七里千秋:「……あとは?」
須賀 達也:「大概ろくでもねえ連中だろうと」
須賀 達也:「顔と名前ぐらいは覚えてるからな」
須賀 達也:「端っこにでも居りゃ、誰かが馬鹿やらかさない程度には修正できるかもしれねえだろ」
須賀 達也:「……ろくでもない事情だろうと一応助けられた。その程度の義理だ」
七里千秋:「リーダーでもやるつもり? 面倒なだけよ」
須賀 達也:「言ったろ、端っこだよ端。両極端しかねえのかお前」
須賀 達也:「中途半端ぐらいでちょうどいいんだよ、俺は」
七里千秋:「結局似たようなものでしょう」
七里千秋:「無音の他には雑音だけよ」
須賀 達也:「音ねえ……」
須賀 達也:「今日は雑音聞きたがったのはどういう風の吹き回し?」
須賀 達也:「余計な音出さねえから許してもらえてるもんと思ってたんだがね」
七里千秋:「……」視線を上げて
七里千秋:「……」戻して、特に何を言うでもない。
須賀 達也:「言うほどのことでもねえならいいや」
須賀 達也:「俺は適度な雑音は嫌いじゃねえってだけだよ」
須賀 達也:「静かすぎんのも疲れる」
須賀 達也:それだけ答えて、口を閉じる。
GM:静寂の時間が、少しだけ流れた後。
七里千秋:「……それが、あなたの"欲望"?」言葉が返ってくる
須賀 達也:「俺ららしい言い方だな。そこまで大それたもんか知らんが」
須賀 達也:「うるさくならねえ程度に、平凡に毎日送りたいってだけさ」
須賀 達也:「こんなとこに居るやつが何いってんだ、って自分でも思うけどな」
七里千秋:「うるさすぎても、静かすぎても嫌」
七里千秋:「私より我儘ね、あなた」
須賀 達也:くくっ、と。声を殺して笑う。
須賀 達也:「褒めてんのか?」
七里千秋:「呆れてるの」
須賀 達也:「さいで」
七里千秋:小さく、ため息を吐く音がする。
須賀 達也:雑音が聞こえる。
七里千秋:「どうして……」小さく呟いた言葉は、すぐに溶けて無くなった。
須賀 達也:……特に、嫌いではない。
須賀 達也:かすれた音の方へ、瞳だけを向ける。
GM:そんな時間が
GM:血生臭いFHチルドレンの日常の隙間に
GM:訥々と
GM:繰り返し
GM:続き
GM:そして……
GM:半年前、都内某ホテルにて。
GM:あなたは一室に潜伏し、要人の狙撃任務を七里と一緒に行う……予定だった。
GM:___あなたの両足が、凍り付いている。
GM:両足だけではない、視界の範囲において氷に覆われていない物はない。
GM:文字通り全てが凍てついた空間に、ヒールが地面を叩き氷に罅の入る音だけが響く。
GM:遠くで声がする。アルフレッド・J・コードウェルを名乗る男が、何某かを宣言している。
GM:ヒールの音が、凍り付いたあなたのいる部屋に近づいてくる
須賀 達也:静かだった。
須賀 達也:動くものはない。動けるものはない。
須賀 達也:口から吐いた呼気は一瞬で凍結し、振動はどこにも伝わらない。
須賀 達也:全身が彫像のように固まっている。
須賀 達也:響く雑音は、1つだけ。
GM:ヒールの音が止み
GM:凍りついた扉がひとりでに開くと
七里千秋:そこに立っていたのは、須賀の見知った七里千秋の顔だった
七里千秋:「……」部屋の様子に驚くでもなく
七里千秋:何時もと同じ無言で須賀を見つめている
須賀 達也:驚きはなかった。
須賀 達也:彼女の力を知っていたわけでもなく、なぜ今、という疑問はあっても。
須賀 達也:彼女ならば、ありえないことではない、と。
須賀 達也:納得して。
須賀 達也:「駄目か」
須賀 達也:悲しかった。
七里千秋:「ええ」
七里千秋:氷が、あなたの下半身まで上ってくる。
須賀 達也:七里千秋の望む"無音"が、危ういものだと知っていた。
須賀 達也:他者との関わり──"雑音"を拒む姿を見ていた。
須賀 達也:……それでも、あの日のように。
須賀 達也:ほんの少しでも、別の音を許してくれるならば。
須賀 達也:それはただ、変わらないことだけを望んだ己の見た幻だったらしい。
須賀 達也:凍りついていく、止まっていく。
七里千秋:ゆっくりと、凍り付く須賀へと歩を進める
須賀 達也:「七里」
須賀 達也:届かない、声にもならない。
須賀 達也:「ごめん」
須賀 達也:独りよがりな音は、頭蓋の中でだけ響く。
GM:____誰のものか。 鼓動の音が、聞こえる。
七里千秋:「他の誰でもない」
七里千秋:氷が須賀の上半身を覆い、首まで至り
七里千秋:「あなたがいれば、私の"静謐なる世界"は……」
GM:最後の一言を聞き取る前に
GM:須賀達也の全身は凍り付き、その意識は冷たい闇の中へと落ちた。
GM:トリガーシーン終了、須賀さんはシナリオロイスをRハンドアウト側に変更し、ロイスを取得してください。
須賀 達也:ロイスは取得しております。表裏も変更なく。
GM:その意気や良し。
須賀 達也:ではシーン再開前に
須賀 達也:▼七里千明<知識:心理学>7 <情報:FH>12 を調査したいです
GM:了解、判定どうぞ
須賀 達也:<知識:心理学>で 能力訓練:精神を使用し、器物使いの効果で一体化してダイス+3
須賀 達也:5DX+1+2@10>=7 <知識:心理学>(能力訓練/器物使い) (5DX10+3>=7) > 10[2,6,9,10,10]+10[8,10]+2[2]+3 > 25 > 成功
須賀 達也:ばっちり分かりました
GM:気合が入っている
赤崎・仰:とってもよくりかいしてる
安東 邑:Completed
GM:では、古いFHのツテと、先程の戦闘で向き合った監察結果から
▽七里千明
マスターレイス06、シンドロームはオルクス/サラマンダー
工作員としての技能を生かしてフォサムセルのデータ回収のためだけに派遣されており、戦闘は任務に含まれていない。
つまり、フォサムセル跡地で襲い掛かってきたのは彼女の独断である。
須賀と出会った際に衝動を押さえる事に失敗しており、衝動:嫌悪(不明な何かへの嫌悪)の変異暴走状態にある。
クライマックスの戦闘においても、須賀を自らの力で殺すためだけに行動する。
所持エフェクト:《コキュートス》《幸運の守護》《氷の城塞》等
GM:こんな事が分かります。
赤崎・仰:なるほど 完全に理解した
須賀 達也:了解!
シオン:「それが達也の過去……ですか。一般的を知らない私ですが、その経験が一般的でないのは分かります」安東に剥いてもらったラフランスを食べながら
シオン:「……? 達也、何か気が付いたのですか?」喋りながら調べ物をしていた須賀の方を見て
須賀 達也:「気づいた、と言うか、改めて整理できたというか」
安東 邑:「あ、ラフランス美味い?良かった、ちょっとカービング練習してて試してたんだけど……って、どうしたどうした」須賀くんの方を見る。
須賀 達也:「さっきの戦闘、多分あいつの独断だな」
赤崎・仰:「……何故そう言える?」シオンの様子を見つつ。
須賀 達也:「サーラメイヤ達の依頼で来てるなら、シオンを巻き込むような攻撃はしないだろ」
シオン:「美味しいです。 たしかに……分け隔てなくすべてに対して攻撃を加えていました」
須賀 達也:「それにさっきのレネゲイドの感覚……暴走状態だった」
赤崎・仰:「上の方で下と違う判断をするのはよくあるものだ。その可能性は……ふむ」
安東 邑:「そっか。だからおれの攻撃も避けずにそのまま受けた」
赤崎・仰:「知り合いだったな。衝動は知っているか」
須賀 達也:「UGNと分類が同じか分かんねえけど、FHでは嫌悪衝動と判定されてた」
須賀 達也:「防衛本能の暴走だな。……あいつ自身の”静謐”への欲求も、そういう根源から来てるんだろう」
赤崎・仰:「なるほどな。理由がない嫌悪感……それはまあわかりやすい」
須賀 達也:「……なんとかさ」
安東 邑:「うん」
須賀 達也:「上手くやってけると思ってたんだよ」
須賀 達也:天井を見上げて、零す。
安東 邑:「……そっか」
須賀 達也:「気難しくて、ろくに話そうともしねえし」
安東 邑:「それでも須賀くんは、上手くやっていきたいと思えたんだね」
須賀 達也:「近づけば近づくだけ頑なになるってか……ハリネズミみたいな奴だったけど」
須賀 達也:「……そうだな。距離は保っても」
須賀 達也:「友達だ」
赤崎・仰:その言葉も含めて、ただ黙したままにいる。
須賀 達也:「だから、止めに行く」
須賀 達也:「今更届くか分かんねえし、殺さなきゃ止まらねえかもしれねえけど」
安東 邑:「……止められる?」珍しく、否定的な意見を述べる。
須賀 達也:「九分九厘、話だけじゃ止まらねえだろうな」
須賀 達也:「実際それで、一度失敗してる」
須賀 達也:「けど、それは」
須賀 達也:「俺がやめる理由にならねえ」
安東 邑:「だとすると」ため息を吐く。
安東 邑:「あの子と戦うのかあ。怖いな」
安東 邑:「……すごく怖い。逃げ帰って、誰彼構わずご飯を作りたくなる」
須賀 達也:「それでいいぜ、俺は」
須賀 達也:「優先度をな。つけてんだよ、俺」
須賀 達也:「UGNみたいに、目の届くもん全部──なんて、優等生じゃねえからな」
須賀 達也:「一番大事なのは自分。その次が友達」
須賀 達也:「次が顔見知りで、後は他人」
須賀 達也:「俺が助けるのは、『顔見知り』までだ」
須賀 達也:「顔も知らねえやつの為に生命張るようなことはしねえ」
須賀 達也:「お前にとっても、七里はそうだろう。他人だ」
須賀 達也:「他人を助けようとしなかったから、なんて恨みかたはしねえよ」
安東 邑:「そっか。うん……いや、昔さ。おれにも同じこと言ってくれた先輩がいたんだ」
安東 邑:「『優先順位をつけろ』って。目に届くもの全てを助けてたら、いつかぶっ壊れるって。それはその通りだと思うんだけど」
安東 邑:「……おれは、勝手に”マスターレイス06”を止める。ぜったい須賀くんの為なんかじゃない――セルの活動に邪魔だからだ」
安東 邑:「だから、おれがそれで壊れそうになったら」
安東 邑:「……そうだ。須賀くんはおれを助けずにいられないだろ?友達なんだから」
須賀 達也:「………」
安東 邑:「須賀くんの言うことだってわかる。だから、おれは別に『他人』を止めに行くようなことはしないよ――きみにたまたま、彼女を倒そうとして会うだけだ」
須賀 達也:「お前」
須賀 達也:「やっぱ、たらしの才能あるわ」
安東 邑:「あはは。悪人だろ?」
須賀 達也:「毎度そういう理屈こねて、セルメンバーにため息つかれてねえか?」
安東 邑:「しょっちゅう。本当、迷惑かけっぱなし」
安東 邑:「……でもさ。友達に素直に『助けてやる』って言わせない事情持ってるきみも、相当アレだからな!」
須賀 達也:「自覚して悪用してるお前よりは……ああ、違うか」
安東 邑:「自覚?」
須賀 達也:「褒め言葉にしかなんねえな、悪党」
須賀 達也:「どっちにしろ闘いになりゃ俺一人じゃ止められねえ」
須賀 達也:「来るってんなら遠慮なく力借りるぞ」
須賀 達也:「……まあどっちにしろ、フォサムを追っかけるならぶつかることになるかもだがな」
須賀 達也:「そういう意味じゃお互い様か?」
安東 邑:「え、助けてくれるの?」
須賀 達也:「言ったろ」
須賀 達也:「顔見知りまでは助けるんだよ、俺は」
須賀 達也:「他人を助けない分、顔見知り程度でも」
須賀 達也:「多少は体張らなきゃ釣り合い取れねえじゃん」
安東 邑:「須賀くん、すげえな。格好良いよ」屈託のない笑顔で笑う
須賀 達也:「普通だ。お前に言われりゃ嫌味にしかなんねえ」
赤崎・仰:「……まあ、様子を見る限り須賀に対しての執着は強そうで、フォサムセルの情報を手に入れるのが仕事なら」
赤崎・仰:「こっちがどうしようが、あっちは来るんだろう」ぼそりと呟くように。
赤崎・仰:「戦力は減らないようだな」
須賀 達也:「俺らを陽動にして逃げるって手は?」
須賀 達也:「少なくとも一番厄介なマスターはこっちに来るだろうぜ」
赤崎・仰:「治療が早期に必要な病人を抱えてか?」
安東 邑:「実際、シオンちゃんだって助けたいよおれは……ファケアノスに運ぶにしても、マスターとの戦いでこっちが死んだらそれどころじゃないだろうしさ」
安東 邑:「それに」
赤崎・仰:「それに、マスターレイスが時間を取るために、先に仕事を片付けたい、と思ったら止める方法がない」
安東 邑:「……それもあるけど、こういう所で逃げられないから、赤崎さんはこんなことになってるんでしょ?」
シオン:なぜか誇らしげ
赤崎・仰:「逃げるさ。どうしようもなく成ったらな」
安東 邑:「参ったなあ。どうしようもなくなる前に、頑張ってやっつけないと」軽く笑う。
須賀 達也:「……どうしようもない、の判断。頼んだぞ」
安東 邑:シオンちゃんの頭を、称えるように軽く撫でてやる
須賀 達也:「こいつも……今回は俺も。そういう引き際が多分狂う」
シオン:「がんばって生きてくださいね」撫でられつつ
赤崎・仰:「……」溜息。
須賀 達也:「犠牲を増やしたいわけじゃねえからな」
赤崎・仰:「一言は言ってやる。聞くかどうかは好きにしろ」
安東 邑:「助かるよ。頼りにしてるね、”スピンドル”」
安東 邑:「……おれはさ。あなたのこと、正義のヒーローみたいに思ってるんだ」
赤崎・仰:ものすごく嫌そうな顔。
安東 邑:「あはは!嫌がると思った!」
須賀 達也:「思ったのに言うのかよ」
安東 邑:「でも、それで良いんだ。自分からヒーローになりたがるやつなんてろくなのいないからさ」
安東 邑:「だから任せられる。おれたちの命、赤崎さんに預けるよ」
シオン:「ヒーロー……」
赤崎・仰:「…………預ける側は、勝手なものだ」
須賀 達也:「まったくだ」
須賀 達也:「ついでにもひとつ勝手を頼む」
安東 邑:「FHだからなあ、おれ」
赤崎・仰:「……なんだ」面倒そうだが聞く。
須賀 達也:「別に俺らのヒーローになれとは言わねえけど」
須賀 達也:「義務感でも、責任感でも、どんな理由でも」
須賀 達也:「その子を助けたのはあんただ」
須賀 達也:「シオンのヒーローでは、いてやってくれよ」
須賀 達也:「俺からは、それだけ」
赤崎・仰:「………」ふぅ、と吐息が漏れる。
シオン:顔を上げて、赤崎の方を見る
赤崎・仰:「………お前が、どう思うかは勝手だ。好くのも嫌うのも、期待するのもそうしないことも」
赤崎・仰:「やると言った事は、やる。いつまでもはやらないが」
赤崎・仰:「ある程度は、身元を保護くらいはする。そう言ったからな」
シオン:「はい、私も……何度目かになりますが、あらためて直接的に言っておきます」
シオン:「現在、窮地にあると理解しましたから……なので」
シオン:「仰、私を助けてください」
赤崎・仰:「ああ」
赤崎・仰:短く一言。其れだけを返す。
赤崎・仰:どう受け止められただろうか。そこまでをぼんやりと想像しようとして、自然と止める。
赤崎・仰:好きに受け止めるだろう。其れで信じられないとしても、それ込みで好きにしたらいい。
赤崎・仰:彼女の意思まで、俺が踏み込めるとしても踏み込むべきではないし、そうするつもりも、そうする能力もない。
赤崎・仰:「……安東。先程、自分からヒーローになろうとするやつに碌なのはいない、と言ったな」そのまま、少し引っかかった事だけ口に出す。
安東 邑:「うん。言ったよ」
赤崎・仰:「別にお前の思考をどうこう言うつもりもない。ただ」
赤崎・仰:「防衛隊や、警察に入ろうとする人間。医師や、救助隊員となろうとする人間は……」
赤崎・仰:「誰かを助けたいとそう思ってそうなって、そう言う思いを抱え続けながら職務を熟す」
赤崎・仰:「組織としてだ。個人として、己の抱える正しさとズレていても。為せることが、その方が大きいと知っているから」
赤崎・仰:「誰かひとり、替えが効かないものにやって頂くことよりも。そうして、分業と協力、軋轢と誤解に塗れてでも、そうすることが。正しいと信じる」
安東 邑:「赤崎さんは、社会を信じてるんだね」
赤崎・仰:「人間はそう言う動物だ」
赤崎・仰:「個人の善意、個人の才能、個人の能力。そんなものを、俺は信用しない」
赤崎・仰:「続かないからだ。続くことに価値があるということは、続くことが希少だからだ」
赤崎・仰:「……だから、もしもヒーローなんてものをやりたいなら。俺は一人の年長者として、お前もそうした方が良いと言う」
安東 邑:「……考えたことは、あるよ。おれが死んで、皆がバラバラになったら」
安東 邑:「うちで抱えてる行き場のない人たちはどうなるのかって……こっちが抑止力になってる休戦協定は? 支援してる非戦闘系のセルは?」
安東 邑:「”フォサム”セルみたいになるかも知れない。正直な話、怖くて仕方ない」
安東 邑:「……でも、ダメなんだ」
安東 邑:「おれが助けようとしている人たちは」
安東 邑:「普通のやり方じゃ、もう助けられない人なんだよ」
赤崎・仰:視線をゆっくりと安東へ向ける。
安東 邑:「解ってる。理想と現実のずれを身に押し込んで、助けられる命を助けるために戦う人たちが尊くないわけがない」
安東 邑:「おれはもうそうならないことを決めてしまったから、余計にそう見えるんだ」
赤崎・仰:「そうか」
安東 邑:「だから、そういうことはおれが死んだ後の皆がやってくれればいい」
安東 邑:「おれは、おれにしか助けられない人たちを助けるだけ助けて」
安東 邑:「……」その先は、言わない。
赤崎・仰:「そう決めたのなら、俺から言う事ではなかったな。……ただ」
赤崎・仰:「人間が、最も傷つく一つのことがある」
赤崎・仰:「”助かる、助けてもらえると思った時、その助けを取り上げられること”だ」
安東 邑:「……それは」
赤崎・仰:「そう言う事がある、というだけだ。そして」
赤崎・仰:「生きているなら、続けることが出来て。また別の生き方を選ぶのも出来るだろう。……どうするかは、好きにしろ。そこまでは知らん」
安東 邑:「……じゃあ」声を零す。
安東 邑:「あのとき、先輩を助けたのは……間違いだったのか?」
赤崎・仰:「そいつに聞け」
赤崎・仰:「そいつにはそいつの考えがあるだろう。俺もお前もわからんやつがな」
安東 邑:誰が知ることもないだろう。一人漏らした呻きに、それでも答えられたのを聞き届ける
赤崎・仰:「どう考えるかも。どう生きるかも。他人が決められることじゃない」
赤崎・仰:「……お前自身、誰かがこうしろああしろと言っても、はいそうしますとできたのか?」
安東 邑:「できるわけない!」がた、と立ち上がる
赤崎・仰:「なら、誰だってそうだ」
赤崎・仰:「お前が助けたやつも、そいつの生き方があるだろう。お前が決められない。お前が、わざわざ背負い込もうとしても出来ん」
赤崎・仰:「出来んことは出来ん。他人にやらせておけ」
安東 邑:「……信じてないわけじゃないんだ」
安東 邑:「でも、この期に及んでまだ迷うことがある。おれの我儘に、皆を巻き込んで良いのか」
安東 邑:「……ホントに、今更なんだけどさ」
須賀 達也:「『それでも』」
須賀 達也:「でも、それでも……だろ?」
須賀 達也:「悩んでも迷っても、間違っててもよ」
須賀 達也:「それでもそうするって決めたから、"悪党"やってんだろ」
須賀 達也:「"悪党"名乗っといて、正しくねえことに何ビビってんだ」
須賀 達也:「っつうかよ。1つ確実にできることあんだろ、お前」
須賀 達也:「死ななきゃ良い」
シオン:「ええ、生存は何より優先される事です」
須賀 達也:「恩人だの、友達だの、恋人だの」
須賀 達也:「お前の周りのそういう奴らが、お前が死んでも平気だと思ったら大間違いだぞ」
須賀 達也:「お前はもう、そういう生き方をしてんだ」
須賀 達也:「お前が生きてる、ただそれだけで助けられる相手が居る」
須賀 達也:「死んだ後のことは、生きてる限り考えられる」
須賀 達也:「生き延びて、やりたいことやって長生きして」
須賀 達也:「爺になって死ぬまでに、答え出せりゃ十分じゃねえか」
須賀 達也:「それとも、こんな生き方しといて」
須賀 達也:「あっさり死ねると思ってる?」
須賀 達也:「もうちょい開き直れよ。悪党だろ?」
安東 邑:「まさか」
安東 邑:「……そうだよ。ファケアノスは凄く怖いセルなんだ」
安東 邑:「何人も殺せるだけの力を持ってる。おれの指示一つで、あっという間に街一つをぶっ壊すことだって出来る……」自分に言い聞かせるように、訥々と呟く
安東 邑:「それでも、だ」
安東 邑:「……そうだよ。簡単なことじゃないか」
安東 邑:「おれが死ななきゃいいんだ。悪の親玉に……無敵の”&U”になって」
安東 邑:「……そうだ。赤崎さん。あなたにだって、目に物見せてやる」
安東 邑:「おれがぶっ壊れるかどうか、見ててくれよ。もしも、本当に嘘みたいな正義のヒーローがいるならって」
安東 邑:「ずっと生きて、皆を守って、助けた皆に守られる……夢みたいなヒーローがおれだって、思い知らせてやる」
須賀 達也:「……アクセル全開とブレーキ全開の二択しかないんか、お前は」
須賀 達也:「ま、これから闘りに行くんだ。グズグズ悩んだままよりゃ良いか」
須賀 達也:「それで、どうです」
須賀 達也:「ご納得いただけますかね」
須賀 達也:赤崎に目を向ける。
赤崎・仰:「……………」一つ息を吐いて。
赤崎・仰:「……俺が言ったことは、所詮俺の意見だ。せいぜい30年程度しか生きていない奴のな」
赤崎・仰:「だから、やるというなら、そう決めているなら、そうするといい。……大分身勝手な言葉だった自覚はある」
安東 邑:「解ってるよ。赤崎さん、昔は皆と一緒に人助けする人だったんでしょ」
安東 邑:「……今なら言えるよ。おれはいつか、あなただって助けてみせる」
赤崎・仰:「…まあ、分かりやすく砕けばそうか」そう言ってから。
赤崎・仰:「………そうか。なら、期待しないで待っておこう」
赤崎・仰:期待をするには、自分は色々と不純で、夢を見るような機械でもない。
赤崎・仰:それに。
赤崎・仰:「……期待だなんだと、背負わせるのも、背負われるのも癪だ」
GM:ではそこで
GM:部屋に備え付けられた内線電話がベルを鳴らす。
須賀 達也:「……なんだ?」
赤崎・仰:ちらりと視線を周囲に向けて警戒する。
安東 邑:「……」がちゃ、と受話器を取る。
GM:着信はフロントからだ
GM:「お客様がいらしてますが……」という言葉の後
フォサム:「や、少年」受話器を代わったのか、女の声
安東 邑:「……フォサム、さん」
フォサム:「色々入り組んでるから……端的に言うけど、交渉がしたい」
フォサム:「できれば1対1で」
安東 邑:「行くよ」即答する。
GM:次のシーンは登場PCを先に選んでもらっての交渉シーンになります。
GM:申し出通り安東くんだけ出るか、他のキャラクターを伴なうかは一任します、ただ会話内容は変わります。
安東 邑:「……赤崎さん、須賀くん、ごめん。おれ、一人で行っても良い?」
須賀 達也:「危険だぞ」
安東 邑:「解ってる。でも、フォサムさんとはたぶん……一人で会わなきゃならないんだ」
赤崎・仰:「………そうか。一応、包囲などは今はない…ように見える」
安東 邑:「赤崎さん」ぱっと顔が輝く。
赤崎・仰:「……そして、相手がそう希望したんだろう。お前が受けたいというなら、好きにするといい」
安東 邑:「うん。だってあの人は、ぶっ壊れたおれなんだから」
赤崎・仰:「……増援には行けないか、遅れる。其れだけは理解しておけ」それだけ言って、一歩下がる。
須賀 達也:「分かってんなら好きにしろよ。無敵伝説の一勝目飾ってこい」
安東 邑:「……ありがとう。同じ奴だけが、解ってあげられる」
安東 邑:「大丈夫。『おれは死なないよ』」
安東 邑:「だって、おれは――」
GM:シーンアウト ロイスの取得と購入が可能です
須賀 達也:ロイスはいっぱい
赤崎・仰:安東くんへのロイス感情変えるか
赤崎・仰:〇信用/警戒→〇感服/警戒 で。
赤崎・仰:よさげな感情が感情表にこれしかなかった
須賀 達也:購入誰か何か欲しい物あります?
安東 邑:うーん 重ね着用の防具とか…?
赤崎・仰:ハードコートが難易度9 装甲2、行動ー2
赤崎・仰:応急買う?
安東 邑:あ、固定ロイスの正義の味方への感情を変更。
赤崎・仰:須賀君が耐えられる可能性を上げるか、ハードコートか、もっと強い奴を狙うかかな
須賀 達也:私はまず死ぬと思うので後回しで良いと思う
安東 邑:〇P:投影/N:肯定に変更。
須賀 達也:コート系か強化素材かな?
須賀 達也:あ、赤崎さん強化素材あれば餓狼の爪の威力も上がるかしら
赤崎・仰:あがるね~
安東 邑:良いですね!強化素材にしましょうか
赤崎・仰:須賀君にガード用のやつって思ったけど 死招きで持てないか
須賀 達也:じゃあそっち狙ってみようか! 15なのでワンチャンですが
須賀 達也:そうそう 装甲もシューターズジャケットなのでそんな高くないし
須賀 達也:とりあえず私から行きます
赤崎・仰:はいー
須賀 達也:訓練:社会と融合して使用、調達強化素材
須賀 達也:8DX+3+0@10>=15 調達(能力訓練/器物使い) (8DX10+3>=15) > 10[2,3,4,8,9,10,10,10]+9[8,9,9]+3 > 22 > 成功
須賀 達也:なかなか好調。赤崎さんどうぞ!
安東 邑:ナイス!
赤崎・仰:マジ??ありがとう…!素手に使用、攻撃力17へ
須賀 達也:あとはハードコートとかかしら
須賀 達也:あ、私の生存方面なら実はHP1なので手当キットからで……
須賀 達也:どっちにしろ多分一撃で落ちると思うので、手番に余裕出たらでも良いかなーって感じですが
赤崎・仰:どうすっか リアクティブは24とかだから流石にキッツイ
赤崎・仰:きぐるみもありっちゃありか……?
須賀 達也:ああ、装甲で行ったらUGNアーマー+ハードコートよりきぐるみの方が高いかな?
赤崎・仰:安東くんの強化にはならんけど、一応ね
安東 邑:今はアームドスーツだけど どうするかな
赤崎・仰:攻撃力3か、装甲12を取るか
須賀 達也:あ、アームドスーツ+ハードコートなら
須賀 達也:きぐるみと同じ防御力にはなるかな 行動値ががっつり減りますが
赤崎・仰:行動値マイナスが4入るけど、まあ行けるね
須賀 達也:1ラウンド目ならデモンズで10m移動は確保できる感じの
安東 邑:やっぱりデモンズあるならハードコート取るかな…
須賀 達也:ですかね!
須賀 達也:達成値的にも狙いやすいし
赤崎・仰:了解、じゃあハードコート買ってみよう。
赤崎・仰:2dx>=9 (2DX10>=9) > 8[3,8] > 8 > 失敗
安東 邑:4dx+5>=9 (4DX10+5>=9) > 9[1,2,5,9]+5 > 14 > 成功
安東 邑:よし!
赤崎・仰:財産1使用。安東君パス!データは基本②191!
安東 邑:あ、買えちゃった…
system:[ 赤崎・仰 ] 財産点:7 → 6
須賀 達也:赤崎さんも着といたら?
安東 邑:確かに!両方着ておこう!
須賀 達也:いざとなれば脱ぐ感じで
赤崎・仰:行動値下がるが来ておくか……以上!
須賀 達也:私は以上かな
安東 邑:こちらも以上で!
GM:ではシーンカット
ミドル5『語らい、そして』
GM:シーンプレイヤー:安東邑
GM:一人でとの事なので一人のみで、シーンインどうぞ
安東 邑:87+1d10 (87+1D10) > 87+6[6] > 93
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:87 → 93
ミドル5『語らい、そして』
フォサム:「やぁ少年、さっきぶり」あなたがエントランスに向かうと、出会った時と変わらない様子のフォサムが邑に向けて手をあげている。
安東 邑:「フォサムさん!……体調は大丈夫?」
フォサム:「見ての通りかな」顔色も出会ったときと同じく良くは無いが、倒れる様子はない。
安東 邑:「そっか。しんどくなったらいつでも言ってね……あ、紅茶二つお願いします」エントランスのスタッフに声をかけ、座る。
フォサム:「ありがとう……こっちの事情を調べたりもしたみたいだね」それに続いて、邑の対面に腰掛ける。
安東 邑:「ごめんね。おれ、フォサムさんがそこまでしんどい思いしてるの気付けなかった」
安東 邑:「昔は、正義の味方だったんだね」
フォサム:「気が付かせないようにしてたんだ、謝られる事じゃないよ」《代謝制御》
フォサム:「昔は……か」
安東 邑:「今も、そうなの?」
安東 邑:「教えてよ。フォサムさんは、なんでおれたちと交渉しに来たの……正義の味方になりに来たの」
フォサム:「うん、こちらの事情は全部話そう」
フォサム:「上手く話せるかは分からないけどね、私ってほら……シャイだから」苦笑して、すぐに表情をスッと切り替え
安東 邑:「……フォサムさんは奇麗だよ。恥ずかしがる必要なんてない」
安東 邑:こちらも少し表情を引き締め、言葉を待つ
フォサム:「私の目的は、あの子……うちのセルリーダーから生まれたRBの、能力の解析だ」
フォサム:「……元の死体はあの子が生まれた時、灰になっててね。いるだろう、侵食されすぎてそういう消え方をするオーヴァード」
フォサム:「今は彼女が、能力の全てを持っている」
フォサム:「だから彼女をしかるべき研究者に引き渡して、その能力の解析を任せる……」
安東 邑:「フォサムさんのパートナーは、すごく強かったんだね。エフェクトで出来た構成物をまるごと消して、建物一個を崩壊させた」
フォサム:「本人は"皆がいるから"とか言ってたけどね……あの箱くらいは、お礼に少年にあげたかったんだけど」
安東 邑:「……下手な所に解析を頼めば、間違いなくそこから情報が漏れて争奪戦になる。こっちとしても、反対する理由はないよ」
安東 邑:「…『箱』?」
フォサム:「うちのセルの建物、一応侵蝕不安定者やらの隔離を含めて一通りはやってた実績があるからね」
フォサム:「君のしたい事の、役には立ちそうだと思ってさ」
フォサム:「まあ、今は全部瓦礫の山だ」
安東 邑:「……フォサムさんたちは、どうしてそこまで大変な道を選んだの」
フォサム:優しく笑って
フォサム:「その話は、要求の話をしてからにしよう」
フォサム:「それで、しかるべき相手に引き渡したいから彼女の身柄を引き渡して欲しい、というのが私からの頼み事だ」
安東 邑:「――」少し、考えてから
安東 邑:「嫌だ」
フォサム:「なるほど」
安東 邑:「だって、それじゃあサーラメーヤと一緒に居るフォサムさんはどうなる? シオンちゃんは?」
安東 邑:「なにより、フォサムさんは……自分の守ってきたやりたいことが、あいつに歪められちゃうかも知れないんだよ」
フォサム:「むしろ、アレが今回の場合は必要なんだ」
フォサム:「アイツの能力は調べた?」
安東 邑:「……生命エネルギーの、授受」
フォサム:「流石だ、あのRBの少女がある状態についても、調べたね?」
フォサム:「アイツは一人に限ればやれると言ってる、約束もさせたし衝動上裏切ることもまずない……消滅なんてさせない」
安東 邑:「……信用できない。それって裏を返せば衝動の為ならなんでもやるってことだろ」
フォサム:「私たちはFHだよ少年、ジャームを利用するって事はアリな選択肢のはずだ」
安東 邑:「今の貴女は視野が狭くなってるだけだ。冷静になって、あいつがどういう相手かをきちんと考え直した方が良い」
フォサム:「考え直す時間は私にはもう無いんだよ」
フォサム:「それに、アイツの持っているコネクションが必要なんだ……確実に能力を解析できる相手へのツテがね」
安東 邑:「……じゃあさ」
フォサム:「もちろん、サーラメイヤのやつが彼女に仕掛けたことは忘れてない」
フォサム:「終わったら始末は私でつけるさ」
安東 邑:「馬鹿。フォサムさん、何でも自分一人でやろうとし過ぎだ」
安東 邑:「そんな体でやられるの見たくないよ。おれも一緒にあいつと戦う」
フォサム:「……一人しか残ってないからね」
安東 邑:「だったらさ」
安東 邑:僅かに目を伏せる。
安東 邑:「ファケアノスが、シオンちゃんを解析する」
安東 邑:「貴女は一人になったんじゃなくて、自分から独りになろうとしてるだけだ。そんなことはさせない」
安東 邑:ぐ、とフォサムの手を取る。
フォサム:「……無理だよ、うちのセルが年がかりでもダメだったんだ」その手を、優しく放して
フォサム:「アテはあるんだ、サーラメイヤの伝手、この日本FHの主流派なら……たぶんやれる」
GM:日本FHの主流派……すなわち
安東 邑:「主流派って……つまり」つまり。かつて彼らに敵対した”プレミュール”のような……
フォサム:「そう、コードウェル博士」
フォサム:「日本、いや……地球上を探して回ったって彼以上の研究者はそういない」
フォサム:「あの人の所まで彼女を連れて行く、それが私の……託された願いなんだ」
安東 邑:「……だったら、『直接』連れて行くんだ。サーラメイヤを通すのだけは絶対にダメだ」
安東 邑:「そもそも、シオンちゃんがRBならコードウェル博士が真っ当に診てくれるかも怪しいよ」
安東 邑:「プランナーが率いるゼノスと主流派は敵対関係だ。どうにもならない」
安東 邑:……言いながら、眩暈がする。社会の外側にいるのは、これほどまでにままならない物事だったのだ。
フォサム:「聡明なリーダーだな少年は……ああ、この状況になっている時点で私はおそらく"詰んでいる"」
安東 邑:赤崎の言った通りだ。FHは人と人との関わりで得られる恩恵を、一切手に入れることが出来ない。
安東 邑:「聡明なんかじゃないよ。皆に助けられてるだけだ」
フォサム:「アイツに頼るのが間違いでも、そもそもこの身体じゃ今わの際にヤツの脳天に風穴を開けるのが限界だ」
フォサム:「……本当に、そっくりだね」
フォサム:皆に助けられているだけだ、という言葉に
安東 邑:「……だから、詰んでる貴女もまとめて助けるって言ってるんだ!」
安東 邑:「シオンちゃんは、本当に良い子なんだ。こんなことになっても、素直に生きていたいと願えるまっすぐな子なんだ!それを、」
安東 邑:振り払われた手を、再び取る。
安東 邑:「一人にさせるなんて、絶対に許さない」
安東 邑:振り払えない程、強い力で。
フォサム:「……シオンか、良い名前だ……全然アイツと似てない」
フォサム:指輪をちらと見て
安東 邑:「一緒に見届けてやってよ、頼むからさ!」
安東 邑:「このままだと、フォサムさんとその人が一緒に見た夢が、悪夢になっちゃうって――いい加減気付いてくれよ!」
フォサム:「……とっくに悪夢さ、この世界に足を踏み入れた時から」
フォサム:「だけど、皆と一緒だったから大丈夫だった」
フォサム:「保護していた人たちは守り切れず、死ぬかジャーム化して私が殺した」
安東 邑:「……」
安東 邑:手を、痕が残るほどに握りしめる。涙がこぼれた。
フォサム:「色々な意見があって、仲も様々だった仲間は、一人づつ古ぼけたパズルのピースが欠けるようにいなくなっていった」
フォサム:「それで最後は、最初と同じように二人になって……」安東の頭を撫でて
フォサム:「それでも、私たちは諦めなかった」
フォサム:「皆の分も頑張るんだって、馬鹿だったからさアイツ……結局どこまでも頑張って、頑張って、手を伸ばして……」
フォサム:「……そして能力の使い過ぎで、わかるだろう?」
安東 邑:「……じゃあさ、フォサムさんは……今のこの状況を、本当にその人が望んでるって思うの?」
安東 邑:涙を流しながら聞く。
フォサム:ごまかすような苦笑
安東 邑:「おれはきっと、その人とかなり似てるから解るんだ。こんなこと、して欲しいわけがない」
安東 邑:「だって、今のフォサムさんは」
安東 邑:「全部が面倒になって、格好良く死にたがってるだけじゃないか。だめだよ、そんなの……」
フォサム:「……」
フォサム:「……"さいごは私が良い"なんてかっこつけてさ、ジャーム化したら死体が動き出すかもしれないからって……」
フォサム:「……だけど、私は撃てなかった……」
安東 邑:「っ……撃てなくて当たり前だろ、そんなの!」
フォサム:「なのに、ギリギリになってさ……動かないはずのあの子の身体が動いたって思ったら」
フォサム:「撃てて、しまったんだ」《代謝制御》
フォサム:「もし、あの一瞬の躊躇が侵食を進め……シオンちゃんを被害者として生んでしまったんだとしたら」
安東 邑:「フォサムさん!」揺さぶる。
フォサム:「……少年?」
安東 邑:「もう、止めてくれよ。それ」
フォサム:「なんて顔をするんだい」
安東 邑:「何か、抑えてるんだろ。エフェクトとかで。解るよ……嘘つき」
フォサム:「自分の力を誰かのために……そんな願いを託されてしまった私には、もうこれしかないんだ」
安東 邑:「……ちゃんと後悔さえ出来てないような嘘つきに、シオンちゃんを渡せるもんか」
フォサム:「……そっか」
安東 邑:「だから、貴女もおれが助ける」
安東 邑:「ううん。おれたちが助ける」
フォサム:「助けて欲しいのは、私じゃないんだけどな」
安東 邑:「うるさいよ!おれが助けるって言ってるんだから、助けるんだ……」最後はほとんど嗚咽交じりに。
安東 邑:「……ごめん。頑張って、来てくれたのに」
フォサム:「こちらこそ」
フォサム:「ありがとう、あの子を助けようとしてくれて」
フォサム:「ううん……こうやって私たちと同じ考えを持って、此処にいてくれて」
安東 邑:「……お礼を言うなら、おれが貴女を助けようとしたことにも言って欲しいよ」
安東 邑:「そうじゃないと、本当にフォサムさんがいないみたいで……可哀想だ」
安東 邑:「貴女たちのやりたかったことは、おれたちが絶対に成功させる。だから、フォサムさんは」
安東 邑:「ただ『助けて』って言えば良いんだ」
安東 邑:「……待ってるから。ずっと」
安東 邑:「そうすれば、正義のヒーローが助けに来るから」
安東 邑:席を立つ。
フォサム:「それは言えないかな……これから、邪魔できなくなる」
フォサム:同じタイミングで席を立って
フォサム:「続きは夜に、かな」
安東 邑:「おれが、助けに行くから」その言葉を掻き消すように、呟く
安東 邑:「……もう、嫌なんだ。誰も取りこぼしたくない」
フォサム:「……その意気だ、少年」
安東 邑:視界の端にちらりと、長い黒髪を持った女が映る。それは彼にしか見えない。
フォサム:安東の方に笑みを向けてから
フォサム:自分の手に付けている方のリングを外して
フォサム:投げ渡す
安東 邑:受け取る。
フォサム:そして背を向け、その場を後にする
安東 邑:指輪を握りしめ、その背中を見据える。
安東 邑:「――おれは、負けないから!」
安東 邑:「フォサムさんにも、サーラメイヤにも、FHにも、世の中の辛いことにも、全部!」
安東 邑:「だから……」
安東 邑:叶えさせてくれ。
安東 邑:彼女たちがまとめて救われて、幸せになる、そんなささやかな未来を。
GM:シーンアウト
GM:ロイスの取得と購入が可能です
GM:また、1シーン後(次のシーンの次)に、フォサムたちの襲撃によるクライマックスが発生するのが確定しました。
安東 邑:フォサムさんへの感情を変更するよ
安東 邑:フォサム 〇P:挺身/N:憐憫
安東 邑:購入は…ひとまず応急!
安東 邑:4dx+5>=8 (4DX10+5>=8) > 7[2,5,5,7]+5 > 12 > 成功
安東 邑:次のシーンで須賀君に渡そう 以上
ミドル6『紫苑』
GM:シーンプレイヤー:赤崎仰
赤崎・仰:1d10+66 (1D10+66) > 2[2]+66 > 68
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:66 → 68
ミドル6『紫苑』
シオン:「……私の生存が決まる時が近づいているようですね」戻ってきた安東から話を聞いて、若干薄らいでいる自分の手を見て
赤崎・仰:その様子を見て、わずか口を開きかけてまた閉じる。
シオン:「仰、どうかしましたか?」
赤崎・仰:「……そうだな。出来る限りはするが……」
赤崎・仰:「…いや。どうにも、言葉を使うのは苦手だと、そう思ってな」
シオン:「奇遇ですね、私もです」
赤崎・仰:先の安東との話もそうだし、今もまたそうだった。掛けるべき言葉をいかに選ぶべきか、どうにも上手くいかない。
シオン:「原型となった方が邑のような人間だったのなら、もう少しあの上昇気流話法も受け継ぎたかったものですが」
赤崎・仰:「あれはあれでまた色々と抱え込むだろうが、な」
シオン:「良し悪しですね」
シオン:「……たとえ苦手であったとしても、仰の言葉は私や邑に道を示してくれていますよ」
赤崎・仰:「……なら良いがな。三十路にもなって、何をしているのかとも、思わなくはない」
赤崎・仰:ふ、と息を吐く。
シオン:「0歳にもなって手のかからない子もいます、お相子です」
赤崎・仰:「こちらは形無しだな。………」
赤崎・仰:「シオン」
シオン:「はい」
赤崎・仰:「今、お前はひどく危うい状況のままだ。…もし、何か言いたいことや、そうだな……堪え難いものや、聞きたいこととかがあるなら、言っていい」
赤崎・仰:「……命の危機というストレスは、多くの場合耐え難い。言って誰かに聞かせるだけでも、多少は和らぐことがある」
赤崎・仰:「耐えるだけでは、いずれ破裂するものだからな」
赤崎・仰:そこまで言って、むっつりとまた口を閉ざす。
シオン:「……なるほど」
シオン:「やはり仰は、一般的に言って優しい人に分類されるのではないかと私は推測しますが」
シオン:「それはそれとして、堪えがたい事……」
赤崎・仰:その評価に顏を一瞬顰めつつ待つ。
シオン:須賀の動きを真似して考える所作
シオン:「今私が一番堪えがたい事、生命が失われる事……いえ」
シオン:「仰、あなたが失われる事です」
赤崎・仰:「………何?」思っても無かったことを言われたような、そんな驚きの混ざった声。
シオン:「生命が失われるのは最優先ですが、どうもそのために仰が失われるのも私は堪えがたいようです」
シオン:「なので、私を助けて生き残ってください」
赤崎・仰:単純につらいとか苦しいとか、そういう感情の吐露を想定していた。
赤崎・仰:「………そう、か」
赤崎・仰:「……出来る限りのことは、しよう。そもそも、俺だって死ぬつもりはない」
シオン:「私の置かれた状況の事は、分かりません」
シオン:「彼らの欲望や願いが、生存より優先される理由も……知りたいですが」
シオン:「それも死亡してはできません、こうして問い掛ける事もできなくなりますから」
赤崎・仰:そうか、と零しつつ思う。この少女は、幼い所がありつつも、やはりひどく聡い。
赤崎・仰:人間では、こうはいかない。肉と骨と血で出来たなまものは、そこまで透徹とあれはしないーー訓練やそうしたもので焼き込んで、後から身に着けても。
赤崎・仰:「……シオンは、やはり、きみは」
赤崎・仰:「重要なことを、しかと理解している。賢い、とはこういうのだろうな」
シオン:「そうでしょうか」
赤崎・仰:「少なくとも、俺はそう思う」
シオン:「生きる以上の価値を、私はまだ知らない……知らなければと思います」
赤崎・仰:「そんなものは、後から付いてくるものだ」
赤崎・仰:「……時間があれば、きみは自然と理解するだろう」
赤崎・仰:「なんだってそうだ。一つのことを理解するためには、その前提を修めねばならない。……ただ生きることをまず分かっているなら」
赤崎・仰:「それ以上のことも、自然と理解できるだろう。……ただ生きることに、満足が行かなくなって、知ろうとしていれば」
シオン:「……なるほど」
シオン:「この知りたいという思いは、生きる事の次に得るには自然なものだったのですね」
シオン:「……で、あれば」
シオン:「改めて……ありがとうございます、仰」
シオン:「あなたのおかげで、私はここにいられる」
赤崎・仰:「……」言い過ぎだ、と言おうとして。言葉を飲み込む。
赤崎・仰:「……そうか。役に立ったなら、それでいい」
赤崎・仰:感謝の言葉を、受け取るにしては随分な言い方になった。
赤崎・仰:(……やはり。話すのは、苦手だ)
シオン:シオンは何も言わず、赤崎の膝の上に座って。
シオン:あなたの方を見る
赤崎・仰:彼はまるで身を丸くして休む獣のように、少女の動きにもそのままでいる。
赤崎・仰:拒む様な動きはなかった。
シオン:そんな赤崎に身を預け、レネゲイドビーイングの少女は嬉しそうに瞳を閉じた。
赤崎・仰:ふ、とかすかな吐息が金糸の髪をなぞって。
赤崎・仰:少女が落ちないように、わずかに姿勢を組み替えた。
赤崎・仰:それ以上は何もしない。離れるとしても、近寄るとしても。
GM:シーンアウト ロイスの取得と購入が可能です……が
赤崎・仰:むっ
GM:このシーンに限っては、特例として登場していないPCも取得と購入が可とします
GM:アイテムの使用もOK
須賀 達也:なんと
須賀 達也:大変たすかる
赤崎・仰:わあありがとうございます
GM:次クライマックスですしね、好きなだけ準備してください
須賀 達也:じゃあとりあえずさっき安東君が買ってくれた
安東 邑:太っ腹!
須賀 達也:応急手当キットもらおうかな!
安東 邑:あげるよ~~
須賀 達也:ありがとう!使います
須賀 達也:1+2d10 (1+2D10) > 1+10[5,5] > 11
system:[ 須賀 達也 ] HP:1 → 11
須賀 達也:とりあえずかすり傷で死ぬ事態からは免れた
赤崎・仰:まずロイス感情を変更。シオン 〇義務/食傷を、 →〇尽力/感傷 で。
須賀 達也:買い物はあと何が欲しいかな ブルーゲイルでもワンチャン狙いますか
赤崎・仰:応急もう一個取るか、きぐるみとか狙うか
安東 邑:ブルゲ狙っても良いかも!
須賀 達也:じゃあこっちでブルゲ狙ってみます 目標値20
須賀 達也:器物使いで訓練:社会と融合して使用
須賀 達也:8DX+3+0@10>=20 調達(能力訓練/器物使い) (8DX10+3>=20) > 10[1,1,2,4,4,6,9,10]+2[2]+3 > 15 > 失敗
須賀 達也:ちょっと惜しい お金足りず
須賀 達也:以上!
赤崎・仰:2足りんわね
安東 邑:こっちもブルゲチャレンジしよ
安東 邑:4dx+5>=20 (4DX10+5>=20) > 10[3,5,8,10]+1[1]+5 > 16 > 失敗
安東 邑:財産4切って購入!
赤崎・仰:うわすご
安東 邑:セットアップはデモンズで手番開かないから、赤崎さんか須賀君に渡すよ
赤崎・仰:須賀君がいいかなあ 範囲もあるし、最初からの速さあるし
system:[ 安東 邑 ] 財産点:5 → 1
安東 邑:ヨシ!須賀くんにパス!
須賀 達也:ではいただきます
須賀 達也:サンキュー!
赤崎・仰:きぐるみチャレンジします。
赤崎・仰:2dx>=14 (2DX10>=14) > 8[3,8] > 8 > 失敗
須賀 達也:お、突っ込めば届く?
赤崎・仰:あ、これなら。財産6全部使って買います。ボディアーマーと入れ替える。
須賀 達也:わーい
system:[ 赤崎・仰 ] 財産点:6 → -1
system:[ 赤崎・仰 ] 財産点:-1 → 0
赤崎・仰:これで装甲が計24なる。以上!
安東 邑:ナイス!
安東 邑:こちらも以上で!
クライマックス『生存と渇望』
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:登場どうぞ
安東 邑:93+1d10 (93+1D10) > 93+10[10] > 103
赤崎・仰:1d10+68 (1D10+68) > 6[6]+68 > 74
須賀 達也:1d10+82 (1D10+82) > 8[8]+82 > 90
須賀 達也:ぎゃー
安東 邑:ここで10!?
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:68 → 74
赤崎・仰:うわあ
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:93 → 103
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:82 → 90
クライマックス『生存と渇望』
GM:時間は深夜……あなた達がフォサムたちを迎え撃つべく病院跡地、かつてのフォサムセルの拠点を選んだのは
GM:UGNも撤収済みかつ一般人も退避済みで、偶然無人状態であったからか……あるいは何かの感傷か、選んだあなた達しか知る者はいない。
須賀 達也:「一般人はもちろんだけど、UGNにも簡単に来られちゃ困るからなあ」
須賀 達也:「敵を見て十分な戦力送ってくれるならともかく、生半可な援軍は氷漬けにされるだけだ」
須賀 達也:「この辺なら一般人への被害はまずない。ゆっくり戦力を整えてから来てくれるだろうさ」
赤崎・仰:「マスターレイス、とはっきりしていれば…と言っても、そう簡単に送れる質でもないからな」
須賀 達也:「それもあるし」
須賀 達也:「UGNの勇敢な連中なら、敵わなくても一秒でも時間稼ぎに、とか考えかねんだろう」
安東 邑:「……そうだね」
安東 邑:「関係ない人を巻き込んじゃいけない。フォサムさんたちにも、マスターレイスにも、もう誰もやらせたくないな」
シオン:「UGNもUGNで、難儀な集団なのですね」
赤崎・仰:「士気が高いのはいいことだが、現地のそうした戦力を削られると後々が面倒だ」
須賀 達也:「難儀……まあ難儀なのは間違いないな」
須賀 達也:「極まったお人好しだの、責任感の塊だらけだよ」
須賀 達也:「中心に行くときつそうだから、俺は端っこに居る」
安東 邑:「あはは。おれがもしUGNに入ってたら、上手くやれてたかなあ」
須賀 達也:「どうかね。めちゃくちゃ馴染むかどっかで欲が出て今みたいになるか、どっちかじゃねえの?」
須賀 達也:「……赤崎さんはストレンジャーズだったっけ」
赤崎・仰:「元、な。今は一応イリーガルをしつつのフリーだ」
須賀 達也:「そうだったな……でも、なんつーか」
須賀 達也:「気悪くさせたら申し訳ないけど、赤崎さん」
赤崎・仰:「なんだ」
須賀 達也:「責任とか、義務とか。そういうの、凄い誠実にこなすよな」
須賀 達也:「イリーガルとかより、エージェントの偉い人達?みたいな雰囲気がある」
安東 邑:噴き出す。
赤崎・仰:「………職業病みたいなものだ。染み付いた習性、とも言うが」
安東 邑:「いや……それ、思った!めちゃくちゃ真面目だよね!」
安東 邑:「や、笑ってごめん。馬鹿にしてるわけじゃなくてさ…」
赤崎・仰:「そうか?……俺からすれば、皆緩やかだと思ったものだ」
赤崎・仰:「任された事は、こなせなければ損害が隊全体、引いてはより広がる。……勿論、これは志願制の軍隊の特殊性はあるのだろうが」
赤崎・仰:「……そしてそうなれば、自分もより死にやすくなる。勿論、そう簡単に纏められる事例だけではない」
赤崎・仰:「……長く居過ぎたな。染み付いて、どうにも抜けん」
須賀 達也:「や、そこは凄えと思うし、尊敬できることだけど……なんていうか」
須賀 達也:「もうちょい気を抜いても良いと思う。自分のことも、他人のことも」
須賀 達也:「気を抜くって言うと悪く聞こえるか。なんて言えばいいかね……」
赤崎・仰:「…言いたい事は分かる。ああ、以前も言われたこともある」わずかに苦笑いのようなトーン。
須賀 達也:「その時はどうだったんだ?上手く気抜けた?」
赤崎・仰:「抜けたらこうなっていると思うか」
須賀 達也:「意識して気抜くってのも難しいか、そりゃ」
赤崎・仰:「……結局、職業意識だなんだと言っても」
赤崎・仰:「俺にはこれが一番楽だったのだろうな。……それだけでやってきたから、他のやり方もどうにも出来ん」
須賀 達也:「難儀だね」
赤崎・仰:「そうだな。だが、生きていくのは、そう言う事だろう」
安東 邑:「良いんじゃない?生き方を変えられないのは、お互い様だって前も話したし」
安東 邑:「その分、おれたちが赤崎さんが気張りすぎないように助ければいいだけだ」
赤崎・仰:「………」微かに吐息。
須賀 達也:「まずはお互い死なないことだな」
赤崎・仰:「お前も背負い込むことが好きだな。……まあ、いい」
赤崎・仰:「やるしかないなら、やるとしよう。結局のところ、誰も彼も、やりたいように生きるしかない」
安東 邑:無言で拳を打ち鳴らす。
赤崎・仰:「まだ、やることは残っている。--途中の一つだが、蹴躓かないようにいくとしよう」
須賀 達也:「お互いやりたいように、って言うのに、心配はしてんだからなあ」苦笑する。
須賀 達也:「まあ、なんだ。あんまり抱え込みすぎんなよ、って思ってるやつも居るってことで」
須賀 達也:「それだけ覚えててくれりゃいい。前に言われたことも覚えてたみたいにさ」
須賀 達也:「俺も自分の死の責任は持ってくつもりだ。あんたのせいにゃしないよ。……死なねえけど」
赤崎・仰:「ああ、そうしてくれ。なにせ」
赤崎・仰:「男女のトラブルは、専門外だ」
須賀 達也:「……その手のジョークもいけんのねあんた」
GM:では、そこで
GM:瓦礫の一角が凍結し、吹き飛ぶ。
須賀 達也:「来た」
安東 邑:「来る」
七里千秋:「……」そこに立っているのは、あなた達と対峙した時と変わらない姿のマスターレイス06
フォサム:「とんでもない場所を選んでくれたね、いや……丁度いいか」そして、瓦礫の上にフォサム
サーラメイヤ:「よぉ、ようやくやって良いってんで2ラウンド目に来たぜ」建物の残骸を踏みつぶしながら、サーラメイヤが降りたつ
赤崎・仰:「揃い踏みか」じゃきり、と左に刃を握る。
安東 邑:「フォサムさん」
安東 邑:影の触手がぞるり、と噴き出す
フォサム:「なんだい、少年」抜き放つ直前のガンマンが如く構えた彼女の足元に、影が広がる
安東 邑:「助けられる準備は出来てる?」
安東 邑:ぐ、ぱ、ぐと拳を握り、開く。その瞳に、もはや迷いは一欠片もない。
フォサム:「……そっちこそ」
シオン:「……」
フォサム:「シオンちゃん、だったね……良い名前だ」
フォサム:「隠れていて、すぐ終わるから」
シオン:頷くでもなく、仰に目配せをしてから瓦礫の後ろへと隠れてる
赤崎・仰:「……待っていろ。期待には、応える」ぼそりと前を向いたまま一言。
サーラメイヤ:「ヒハハ……ッ! ご立派な信念を立てれば何をしても許される……最高だよなぁ」指をワキワキと動かしながら、構える
サーラメイヤ:「さぁ能力を使おうぜ、やりたい事をやりたい放題するためになぁ!」
七里千秋:「……殺すわ」何を言うでもなく、須賀に向けて小さく呟いて。冷気を纏う
須賀 達也:「おう」
須賀 達也:「止めに来たぞ」
須賀 達也:共に過ごしたいつかのように、言葉は最小限。
須賀 達也:ただそれだけ告げて、白銀の弩を形成する。
安東 邑:「……じゃあ、最後にちょっとだけ」
安東 邑:「サーラメイヤ。きみが、どうしてそうなっちゃったのかは知らないけど」
安東 邑:「……人を傷つけるのは、悪いことなんだ。何をしても許されるなんてわけ、ないんだ。いつか必ず報いが来る」
安東 邑:「もうやめにしないか?今ならまだ間に合う。きみのその衝動だって、うちなら凍結して、治療を待つ手も……」
サーラメイヤ:「へっ、この女と同じこと言いやがる」フォサムの方を見て
サーラメイヤ:「わかってねぇなぁ……そのいつかを無限に引き延ばす力だろ? コイツはよ」
安東 邑:「――なに?」
フォサム:「……」バツがわるそうに
サーラメイヤ:「今は力を借りるが、今度は助けるだの、間に合うとかうだうだと……」
サーラメイヤ:「俺はこの力で好き放題したいんだよ!!」
サーラメイヤ:「手前らはせいぜいそのちっぽけな善性とやらを抱えて、俺の手の中で踊ってろ」
サーラメイヤ:「たまに、切り刻む理由付けくらいに使ってやるからさぁ」
安東 邑:表情が消える。
安東 邑:「………………」
安東 邑:「フォサムさん。ごめんね」
安東 邑:「この人から、離れられるようにするから。もう少しだけ待ってて」
安東 邑:静寂の中で、ただ金の指輪を嵌めた拳が握りしめられている。血がにじむほどに。
サーラメイヤ:「この女から寄ってきたくせに、酷い言いようだぁな」
サーラメイヤ:「そこの金髪だってそうだ」隠れて行くシオンを見て
サーラメイヤ:「人なら辛くて悲しいよなぁ、そりゃもう涙が出ちゃうくらい……」
サーラメイヤ:「けどソイツは何でもない、死骸から偶然生まれただけの見た目の良い蛆だ」
サーラメイヤ:「有効活用してやろうって言ってんのにさぁ」
赤崎・仰:「は」ここ数日で、初めて明確な笑いが零れた。
赤崎・仰:嘲りの笑みが。
赤崎・仰:「人間の定義がどうだこうだとも言えるが、これでよかろう」
赤崎・仰:「お前は、お前が蛆だなんだというものにさえ選ばれなかった。それだけでな」
安東 邑:「赤崎さん……」
安東 邑:「……初めて、気が合いそうな感じがするよ」
赤崎・仰:鼻を鳴らし、刃を霞へ構える。
サーラメイヤ:「はっ___! 言ってろ!!」 「……おい」フォサムに向けて
サーラメイヤ:「約束は約束だ、俺が生き残ったら……きっちり、やる事はしてやるよ」
フォサム:「……」その言葉に何を返すでもなく、苦しそうな表情で安東の方をちらと見て
GM:___そして、空間に衝動が走った
GM:クライマックス戦闘を開始します
GM:衝動判定、目標値は9でどうぞ
須賀 達也:能力訓練・精神を使用、器物使いで融合して
赤崎・仰:2dx+4>=9 思い出の一品等使用します。 (2DX10+4>=9) > 7[1,7]+4 > 11 > 成功
赤崎・仰:あぶねっ
須賀 達也:6DX+1+0@10>=9 精神(能力訓練/器物使い) (6DX10+1>=9) > 9[1,1,4,5,7,9]+1 > 10 > 成功
安東 邑:4dx+1>=9 (4DX10+1>=9) > 9[1,4,8,9]+1 > 10 > 成功
須賀 達也:よし成功!
赤崎・仰:74+2d10 (74+2D10) > 74+6[1,5] > 80
安東 邑:うし
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:74 → 80
安東 邑:103+2d10 (103+2D10) > 103+11[2,9] > 114
須賀 達也:2d10+90 (2D10+90) > 6[4,2]+90 > 96
須賀 達也:よしよし
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:103 → 114
▼エンゲージ
(マスターレイス06[20]、フォサム[8]、サーラメイヤ[0])
10m
(須賀[10]、赤崎[3]、安東[2])
[]内は行動値
GM:セットアッププロセス、行動ある方はどうぞ
安東 邑:ハウスオブデモンズ使用。安東・須賀くん・赤崎さんのイニシアチブをそれぞれ+5。
須賀 達也:ありがとう!こちらは行動なし
赤崎・仰:たすかる!こちらなし。
七里千秋:【コンボ:静寂の壁?】《氷の城塞:Lv3》ラウンド中、移動を行うまで受けるダメージを-9+《不死身の炎:Lv3》シーン中自身のHPを30点増やす。
須賀 達也:あ、GM
GM:はい
須賀 達也:氷の城塞の効果ってマグネットムーブで消えますか?
GM:消えるものとします
須賀 達也:了解!ありがとうございます
フォサム:【move】《ファンアウト:Lv1》戦闘移動させる、対象千秋とサーラメイヤ
七里千秋:当然拒否
安東 邑:ウワッッ ファンアウト
サーラメイヤ:5m移動して中間の位置まで移動
▼エンゲージ
(マスターレイス06[20]、フォサム[8])
5m
(サーラメイヤ[0])
5m
(須賀[15]、赤崎[8]、安東[7])
[]内は行動値
GM:続けて
GM:イニシアチブプロセス
サーラメイヤ:【コンボ:俺は誰よりも速い】《加速する刻:Lv1》
GM:何もなければメインプロセスを行います
安東 邑:こいや!
須賀 達也:はいよ!
赤崎・仰:この時点で切れるカードはないのでどうぞ
サーラメイヤ:マイナーアクション【コンボ:俺は誰よりも鋭い】《滅びのかぎ爪:Lv9》+《完全獣化:Lv2》+《ハンティングスタイル:Lv3》
サーラメイヤ:PCたちとエンゲージ
▼エンゲージ
(マスターレイス06[20]、フォサム[8])
10m
(須賀[15]、赤崎[8]、安東[7]、サーラメイヤ[0])
[]内は行動値
サーラメイヤ:メジャーアクション【蹂躙解放】《コンセントレイト:ブラム=ストーカーLv2》+《鮮血の一撃:Lv4》《コンバットシステム:Lv2》+《血の宴:Lv1》範囲(選択)に
GM:何かありますか
安東 邑:なし!
GM:では判定へ
サーラメイヤ:22dx8 (22DX8) > 10[1,1,2,2,3,4,5,5,5,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,3,5,5,8,8,9,10]+10[4,5,7,10]+4[4] > 34
須賀 達也:まあやるだけやってみよう!ドッジ!
須賀 達也:4DX+1+0@10 回避 (4DX10+1) > 10[5,9,9,10]+9[9]+1 > 20
須賀 達也:頑張ったけどだめ
赤崎・仰:高い
安東 邑:ワンチャンドッジ
安東 邑:4dx-1 (4DX10-1) > 10[2,3,4,10]+10[10]+5[5]-1 > 24
七里千秋:ここで宣言
安東 邑:お前スゲ~回すね!?
赤崎・仰:みんな凄いね!?
須賀 達也:かなり頑張った
須賀 達也:このタイミングで?
七里千秋:【コンボ: 】《領域の盾:Lv1》+《領域の守護者》
七里千秋:須賀を庇います
安東 邑:!?
須賀 達也:お前……
赤崎・仰:ガード。安東くんを≪マグネットフォース≫でカバー……えっ何!?
安東 邑:『愛』じゃん
サーラメイヤ:は?
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:80 → 82
須賀 達也:無茶をする
サーラメイヤ:なんか知らんがダメージ食らえ!!
サーラメイヤ:4d10+16 装甲ガード有効 (4D10+16) > 32[9,3,10,10]+16 > 48
須賀 達也:装甲ガード有効なら
七里千秋:《氷盾》で受けるわ、G値+10、ダメージは27点
赤崎・仰:装甲24、ガード値9.合計33で残り15、二倍して30ダメージ。3点残り生存。
須賀 達也:食いしばった!ナイス!
system:[ 赤崎・仰 ] HP:33 → 3
安東 邑:赤崎さん固い!スゲ~!ありがとう!
system:[ 七里千秋 ] ダメージ:57 → 74
赤崎・仰:毎回頑張ってもらったからね……
須賀 達也:あ、27点なら84かな
system:[ 七里千秋 ] ダメージ:74 → 84
GM:では演出へ
サーラメイヤ:「色々ウダウダうるせぇが、つまりはオーヴァードってのは最高なんだよ! なぁ!」フォサムの援護も受けて踏み込み、あなた達の眼前へ
須賀 達也:「ちっ……!」
安東 邑:「赤崎さん!」
サーラメイヤ:その肉体を異形の獣……鬼のものへと変じさせながら、奇腕を振り回し、全員を叩き潰さんとする。
須賀 達也:防御は間に合わない。衝撃を覚悟する。
赤崎・仰:僅かに横にずれる。安東への軌道を塞ぐ位置。
赤崎・仰:左腕から傘状の装甲板が展開し、欠けながらギリギリで弾く。
GM:____その時、
GM:須賀の眼前に氷の茨が広がり、あなたの身体を覆い守る
安東 邑:「助か――え!?」
GM:その防御方法を、須賀は知っている。 何度か守られた事もある
須賀 達也:「……」
サーラメイヤ:「____は?」
須賀 達也:「どういうつもりだ」
須賀 達也:驚きと、いくらかの呆れの混じった声。
七里千秋:「……」茨の先に、フィードバックで口の端から血を滲ませたマスターレイス06が立っている。
サーラメイヤ:「おいこらてめぇ、何のつもりだ!!」
七里千秋:「あなたこそ……先に、言っておいたはずだけど」
七里千秋:「その男は、私が、殺す」
サーラメイヤ:「はぁ!?」
サーラメイヤ:「じゃあこっちが痛めつけた後にやれ!!」
七里千秋:「……」無言で茨を巻き取る
サーラメイヤ:「て、てめぇ……!」
サーラメイヤ:「コイツはお前の何だ!? 裏切ってまで守る価値のある野郎なのかよ」
七里千秋:「……分からないわ」
七里千秋:「裏切ってもいない、私の衝動のために……その男は、殺す」
フォサム:「……はははっ、凄いな……マスターレイスって」何か通じるものがあったのか、苦笑い
安東 邑:(……無茶苦茶だ。あれがマスターエージェント?)
安東 邑:(でも、おれも……あれくらい自分を通す強さを得ることができるなら)
安東 邑:(もしかしたら、本当に『正義の味方』に――)
赤崎・仰:「……だから、オーヴァード上がりのは嫌なんだ」心底辟易したような声。
安東 邑:「っ!」慌ててその危険な思考を打ち払うように、頬を叩く。
赤崎・仰:「何考えているのか本気で分からんのがたまに混ざる」
須賀 達也:「俺を殺したいのは」
須賀 達也:「いつもの……うるさいから、じゃないのかよ」
須賀 達也:「随分こだわるじゃないか、七里」
七里千秋:「……」じろりと、須賀の方を見る
須賀 達也:「……有象無象と思われてなかったのは、多少は嬉しいがね」
須賀 達也:「親愛ならもう少し、穏便に示してもらいたいもんだ」
GM:イニシアチブプロセス
GM:何もなければ行動値20の七里が行動します
赤崎・仰:なしです。
須賀 達也:なし
安東 邑:なし!
GM:では行動
七里千秋:マイナーアクション【コンボ:凍てつかせた心】《氷の加護:Lv2》メインプロセス中、サラマンダーエフェクトを組み合わせた攻撃ダメージを+4
七里千秋:【コンボ:静謐なる世界】《コンセントレイト:オルクス:Lv3》+《茨の戒め:Lv6》+《コキュートス:Lv3》+《エネルギーマイスター:Lv3》シーン(選択)攻撃、1点でもダメージを与えた場合に硬直を付与。ガードを宣言した瞬間に9点ダメージを与える。
安東 邑:ワッ…ワァ…
赤崎・仰:キッツいなあ!
七里千秋:対象はシーンにいる自分以外の全員
須賀 達也:うわっやっぱりやりやがった!
赤崎・仰:ウッソだろお前
安東 邑:コイツマジで……
七里千秋:先にとか宣った連中も含めて全員対象
安東 邑:ええ~…
フォサム:ええ……
安東 邑:た、対応はなし
七里千秋:12dx7+9-10 (12DX7-1) > 10[1,4,4,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,1,3,6,7,8]+10[5,7]+10[8]+6[6]-1 > 45
七里千秋:-10なんて無いも同じ
須賀 達也:ドッジするだけします
赤崎・仰:ドッジ。
安東 邑:ワンチャンドッジ!
赤崎・仰:8dx>=45 (8DX10>=45) > 10[1,1,2,4,6,10,10,10]+9[2,6,9] > 19 > 失敗
須賀 達也:4DX+1+0@10 回避 (4DX10+1) > 6[2,3,4,6]+1 > 7
須賀 達也:そら無理わね!
安東 邑:6dx-1>=45 (6DX10-1>=45) > 9[3,5,7,7,8,9]-1 > 8 > 失敗
安東 邑:ダメ!
赤崎・仰:≪マグネットフォース≫。安東くんカバー。
安東 邑:赤崎さん~~♡
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:82 → 84
須賀 達也:受けます
サーラメイヤ:なんで俺らもリアクションすんの?
須賀 達也:良いから喰らいなさい
赤崎・仰:知らん……
須賀 達也:あえて言うなら静かじゃないからかな……
安東 邑:ごめんなサーラ君…
サーラメイヤ:11dx+5 (11DX10+5) > 9[2,2,2,2,3,4,4,7,7,7,9]+5 > 14
フォサム:い、一応私も回避……
フォサム:3dx+1 (3DX10+1) > 10[7,9,10]+10[10]+10[10]+2[2]+1 > 33
須賀 達也:頑張ったね
安東 邑:フォサムさん!?
七里千秋:でも無意味よ、喰らいなさい
七里千秋:5d10+39 (5D10+39) > 29[5,5,4,7,8]+39 > 68
安東 邑:たまげたなあ
七里千秋:68点諸々有効
赤崎・仰:火力高ッ!!リザレクトします。
赤崎・仰:84+1d10 (84+1D10) > 84+2[2] > 86
system:[ 赤崎・仰 ] HP:3 → 2
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:84 → 86
安東 邑:リザレクトがうますぎる
赤崎・仰:侵蝕の出目が低すぎる……なんだこいつ……(困惑
須賀 達也:こちらもリザ!
須賀 達也:1d10 (1D10) > 5
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:90 → 95
system:[ 須賀 達也 ] HP:11 → 5
須賀 達也:よし、ほぼ理想値!
フォサム:《刹那の勝機》
サーラメイヤ:同じく《刹那の勝機》
七里千秋:「___何時からかしら、あなたに出会った時? 助けた時? 助けられた時?」空に掌を、翳す。
安東 邑:「フォサムさん…!くそ、また来る!」
七里千秋:「あなたの事を思い出すと、心臓が煩い。」
七里千秋:「だからその心臓を潰す。」
赤崎・仰:「一度は見ている。遮蔽に隠れろ!」安東にそう告げて。
七里千秋:「いないはずなのに、あなたの声が頭の中で何度も繰り返す」
須賀 達也:「お前……」
七里千秋:「煩いはずなのに、何度も何度も繰り返す」
安東 邑:「やばっ、助かる赤崎さん!」素早く身を翻えす。
七里千秋:「だから声も出せないように凍りつかせる」
須賀 達也:「ほんとに」
須賀 達也:「……めんどくせえやつだな」
須賀 達也:「相変わらず」
七里千秋:「誰もいなくていいはずなのに、あなたがいるのは……」
須賀 達也:何故か声に、僅かな笑いが混じって。
七里千秋:「_____」声にできない言葉、彼女はそれを知らない。
七里千秋:次の瞬間、空間全てが凍りつく。
GM:一切の例外なく、寒波が空間にいる全てへと襲い掛かる
赤崎・仰:左、仕込みの”火炎袋”転用簡易火炎放射器を安東の遮蔽方向へ全力噴射。己は傘の装甲で覆う、がーー
赤崎・仰:「、ぐ……!」機械部分も生体部分も凍てつき、霜が張り痛みさえ失うほどの無感覚。それを、やり過ごした後に刀で削いだ。
須賀 達也:特殊合金を全身に同化。耐冷処理の施された白銀すら凍りついていく。
須賀 達也:「はずなのに、はずなのに、はずなのに……」
須賀 達也:「その前提が、間違ってんじゃねえのか」
須賀 達也:凍てついた皮膚を剥がして、止まった空気を震わせる。
七里千秋:「……」
須賀 達也:「意固地になってんじゃねえよ」
須賀 達也:「欲望が半端で、完全じゃなくて何が悪い」
須賀 達也:「半端な方が、我儘なんだろ?そう願ったっていいじゃねえか」
七里千秋:「……あなたが」その言葉に
七里千秋:「……」何かを言いかけて、押し黙る
須賀 達也:「まだ止まれないか?……ああ、わかったよ」
須賀 達也:「もうしばらく付き合ってやる」
GM:イニシアチブプロセス
赤崎・仰:ここで≪マグネットムーブ≫を七里氏へ打ちます。こちらのエンゲージへ移動してもらう…!
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:86 → 89
GM:了解、移動させます
▼エンゲージ
(フォサム[8])
10m
(須賀[15]、赤崎[8]、安東[7]、マスターレイス06[20]、サーラメイヤ[0])
[]内は行動値
須賀 達也:助かる!
安東 邑:心底(マジ)感謝(アザ)ッス
GM:ではメインプロセス、行動値15の須賀さんからどうぞ
須賀 達也:手番もらいます、まずマイナーアクション<骨の銃>+<死招きの爪> コンボ:ウェポンΛ
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:95 → 101
須賀 達也:浸蝕が100を超えたのでエフェクトレベルにボーナス、命中-1、攻撃力31、射程20mの射撃武器を作成し装備、シーン中他の武器を装備不可能に
須賀 達也:続いてメジャー、<コンセントレイト:エグザイル>+<オールレンジ>+<異形の祭典> コンボ:デモニックバレッジ
須賀 達也:対象:LV+1体なので3体を対象に、七里、サーラメイヤ、フォサムを攻撃
須賀 達也:命中判定前にオートアクションでウェポンケースからシューターズジャケットを装備、行動値-3、射撃の命中ダイス+1
須賀 達也:対応なければ命中判定!
GM:どうぞ
須賀 達也:12DX+5+0@7 (侵食上昇4、侵蝕100~) (12DX7+5) > 10[3,4,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8]+10[3,3,9,9,9]+10[3,3,7]+3[3]+5 > 38 (12DX7+5) > 10[1,2,2,2,3,6,7,8,9,9,9,10]+10[5,7,8,9,9,9]+10[3,7,8,8,9]+10[3,7,8,9]+2[1,2,2]+5 > 47
安東 邑:これ妖精チャンスでは??
須賀 達也:果てしなく間違えたが38かな
須賀 達也:どうしよう、この後外しそうになる可能性もあるけど
須賀 達也:妖精はなしでそのまま!
須賀 達也:対応どうぞ
七里千秋:ガード宣言
フォサム:一応回避
フォサム:3dx+1 (3DX10+1) > 8[2,3,8]+1 > 9
フォサム:失敗
須賀 達也:さっきみたいな出目出されてたら怖かった
サーラメイヤ:リアクション放棄【傷には傷を】《復讐の刃:Lv3》白兵攻撃で反撃。
サーラメイヤ:11dx7 (11DX7) > 10[1,1,2,4,7,7,7,8,8,9,10]+10[2,3,4,5,8,9,10]+10[3,7,8]+5[1,5] > 35
赤崎・仰:まず、その復讐の刃を≪マグネットフォース≫。カバーリング。
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:89 → 91
赤崎・仰:そして全員当たってるからダメージロールかな。
須賀くんのダメージロールにフォールンサラマンダー、対サーラメイヤへの攻撃に≪餓狼の爪≫。
須賀 達也:ありがとう!
赤崎・仰:全体ダメージロール+2d10、 サーラメイヤに対してのみさらに+17です。
七里千秋:【コンボ:嫌厭の冷気】《氷盾:Lv2》ガード値10で受ける
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:91 → 94
GM:ダメージをどうぞ
system:[ 赤崎・仰 ] Fサラマンダー:1 → 0
須賀 達也:4d10+2d10+1d10+31 (侵食100~) (4D10+2D10+1D10+31) > 25[6,9,7,3]+9[4,5]+6[6]+31 > 71
須賀 達也:71点!装甲ガード有効です
安東 邑:ヒエ~~
須賀 達也:これに加えてサーラメイヤは+17点!
サーラメイヤ:4d10+17 復讐の刃 (4D10+17) > 23[8,9,4,2]+17 > 40
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:101 → 108
赤崎・仰:サーラメイヤには88点かな
system:[ サーラメイヤ ] ダメージ:0 → 77
赤崎・仰:で、リア不なので装甲24で受けて16点ダメージ。hp足りないのでリザレクト。
赤崎・仰:94+1d10 (94+1D10) > 94+10[10] > 104
赤崎・仰:うわ、ここで。
フォサム:【コンボ:Armor】《ひらめきの盾:Lv4》対象の受けるダメージ-10、シナリオ4回まで
フォサム:をサーラメイヤに
須賀 達也:まあここまでめちゃめちゃ抑えてくれたから!
system:[ 赤崎・仰 ] HP:2 → 10
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:94 → 104
system:[ フォサム ] ダメージ:0 → 61
安東 邑:赤崎さん!!
須賀 達也:あ、サーラメイヤは88-10で78かな
system:[ サーラメイヤ ] ダメージ:77 → 78
七里千秋:戦闘不能
須賀 達也:あっ倒れた!?
七里千秋:【コンボ:煩い想い】《燃える魂:Lv1》
安東 邑:あっ七里サーン!
七里千秋:復活
GM:演出どうぞ!
須賀 達也:両足から大地に杭を打ち込み全身を固定。霜を砕いて弩を構える。
安東 邑:触腕が展開され、棘のように敵の足を止める。たった一瞬の機序が、須賀の動く隙をこじ開けている。
須賀 達也:全てが静止する氷の世界、鏃は最早届かない。
須賀 達也:「サンキュ」
須賀 達也:それでも放つ。立て続けに三度。白銀の矢は、止まらない。
須賀 達也:須賀の右腕が凍りつき、砕け落ちる。放たれた矢から因子を通して肩代わりした冷気によって。
須賀 達也:止まること無く、フォサムへ、サーラメイヤへ──七里千秋へ、飛んでいく。
赤崎・仰:強く強く、須賀のことを見ていたはずだ。意識が外せないほどに。だからこそ。
赤崎・仰:対処をしようとしたその一瞬。そこに食い込む鍵縄が、その一瞬だけ引きずり、即座に外れる。
七里千秋:「……!」完全に意識外、不意を打たれ
七里千秋:引き摺られる
サーラメイヤ:「この野郎、まどろっこしい真似を…!」爪を振り翳し、反撃を試みる
赤崎・仰:冷え切り今にも縄を通じ腕を侵さんとする冷気。ほんの数秒も持たないだろう。
赤崎・仰:「大きい的だ」だから、その一秒。冷気が纏わり付く鉤が、サーラメイヤの腕を抑え込む。
赤崎・仰:隙を晒した。射手ならば見逃さないであろう程の穴が。ほんの一秒。
須賀 達也:放った鏃に速度が上乗せされる。
須賀 達也:己の身に停止を肩代わりさせて、停まらせない。
サーラメイヤ:「ガぁぁぁっ!!」撃ち抜かれ
フォサム:「くっ……!」少なくないダメージを負う
七里千秋:___そして
七里千秋:「止め……きれない」胸に鏃の直撃を喰らい
七里千秋:地面に倒れ伏す
七里千秋:「どうして……」
須賀 達也:「……」
須賀 達也:砕けた右腕を再生させながら、瞳は彼女を捉えている。
須賀 達也:「あの頃から」
須賀 達也:「こうやって全部……全部、止めちまって」
須賀 達也:「楽しかったか?」
七里千秋:「楽しい……そんな事じゃないわ、私の欲望は」
七里千秋:「私は……」
須賀 達也:「うるさいのを煩わしいって、そう思いながら無視してた頃から」
須賀 達也:「少しはマシになったかよ」
須賀 達也:「そんな風には、見えねえ」
須賀 達也:「だから、騒がしくしに来た」
七里千秋:「……」
GM:イニシアチブプロセス
フォサム:「……マスターレイスも、変わったな」
フォサム:「もっとこう昔は、最強の1って感じで……いや、大切にしているものに振り回されるのは何時でも一緒か」
七里千秋:「……何」はじめて、煩そうにその声に反応する
フォサム:「いや、何……やりたい事があるなら、まだ相手がいる内にさ」
フォサム:「全部、やっておきなよ」
フォサム:【コンボ:Lost Memory】《ブリッツクリーク》対象を即座に行動させる。
フォサム:対象は七里千秋
フォサム:「……今度はこっちは狙わないでよ?」
GM:影が、七里に重なり 力を与える。
GM:即座にメインプロセスを行わせます。
七里千秋:マイナーアクション【コンボ:凍てつかせた心】《氷の加護:Lv2》メインプロセス中、サラマンダーエフェクトを組み合わせた攻撃ダメージを+4
七里千秋:メジャーアクション【コンボ:静謐なる世界】《コンセントレイト:オルクス:Lv3》+《茨の戒め:Lv6》+《コキュートス:Lv3》+《エネルギーマイスター:Lv3》シーン(選択)攻撃、1点でもダメージを与えた場合に硬直を付与。ガードを宣言した瞬間に9点ダメージを与える。
七里千秋:3回撃てる攻撃の最後の1発
GM:何もなければ判定へ行きます
安東 邑:あ、対象は!
七里千秋:シーンにいる須賀と須賀にロイスを持っているキャラ全員
GM:つまりPCだそうです
須賀 達也:フォサムさんサーラメイヤ君うっかりロイス持ってたりシない?
赤崎・仰:すごい対象選択やね??
安東 邑:では、ここは
安東 邑:≪時の棺≫。判定を失敗させます。
七里千秋:邪魔を……
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:114 → 124
GM:では演出
七里千秋:「___煩い」フォサムの力を、十分に受け取ってから振り払う
七里千秋:「うるさい、何もかもが……嫌い」腕を、掲げる
七里千秋:空気が凍結し、空間そのものが凍槌と化す。
七里千秋:「"静謐なる世界"それが何よりの欲望のはずなのに」
安東 邑:(……サラマンダーの出力だけじゃない。多分、オルクス能力――この子、自分の心象風景を現実に投影してるんだ)
七里千秋:「……を求めてしまう、私が嫌い」譫言のように、誰に言うでもなく、ブツブツと呟く
安東 邑:「だったら」
七里千秋:凍りついた空間が、降り注ぐ。
安東 邑:海のように触手を展開する――そして、ことごとくが凍らされるが、その内の地中を突き破った一本が
安東 邑:七里千秋に、触れる
須賀達也:それは
須賀達也:温かい世界。
須賀達也?:「――七里」優しい声。
七里千秋:「___っ!」
須賀達也?:彼女の「静謐な世界」を、たった一瞬でも崩すような、たった一つの願いが
須賀達也?:マスターレイスの心を蚕食し、現実に投影された心象をことごとく塗り替えていく。
七里千秋:「私の中に、入ってこないで!」初めて、彼女が声を荒げる
なにか:「っ……ぐ、ああっ!!」
なにか:ば ちっ!!
安東 邑:――触手が物理的に寸断された。接続が途切れ、彼女の心への侵入が止む。だが……
七里千秋:「もう二度と、須賀達也が! 私にそんな優しい声をかけるものか……!」
安東 邑:「……でも、思い出しちゃっただろ?」
七里千秋:心が拒絶する、心象の氷が砕け散る。
安東 邑:「きみは、その攻撃を、もう撃てない」
安東 邑:「……言ったろ。話くらいは、聞いてやれって」
七里千秋:「……」息を吐きながら、安東を睨む
安東 邑:「後さ。須賀くんは、そんな器の小さい奴じゃないよ」
七里千秋:その瞳は、マスターレイスと呼べるものではなく……ただの無知なFHチルドレンのものだ。
安東 邑:「きみはちゃんと、彼と話そうとした?そうじゃないなら、怒りに任せて他人を蹂躙するようなことはやめたほうがいい」
フォサム:「……そこまでするのか、君は」困惑しながらも、優しい笑み。
サーラメイヤ:心底からつまらなさそうな顔
GM:イニシアチブプロセス
GM:行動値8の赤崎さん、どうぞ
赤崎・仰:はい。マイナーなし。
赤崎・仰:メジャー≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫。サーラメイヤへ攻撃。
赤崎・仰:10dx7+3 (10DX7+3) > 10[2,3,5,5,6,9,9,9,9,10]+10[3,4,8,8,10]+10[6,7,10]+6[4,6]+3 > 39
サーラメイヤ:リアクション放棄【傷には傷を】《復讐の刃:Lv3》白兵攻撃で反撃。
安東 邑:行った!
須賀 達也:おっ良い感じ!
赤崎・仰:うーん1足りん
須賀 達也:30は出てるし十分十分!
GM:何もなければダメージどうぞ
須賀 達也:ダメージロール前に
赤崎・仰:あ、復讐の判定どうぞ
サーラメイヤ:11dx7 (11DX7) > 10[2,3,4,4,6,7,7,8,8,8,10]+10[3,3,6,8,10,10]+10[2,5,7]+2[2] > 32
サーラメイヤ:4d10+16 装甲有効 (4D10+16) > 14[1,8,3,2]+16 > 30
須賀 達也:赤崎さんのダメージロールに<力の法則> コンボ:フォールンエッジ/フェイク
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:108 → 112
赤崎・仰:装甲24、hp10 hp4になって生きてる!
須賀 達也:ダメージダイス+5!そして
須賀 達也:耐えたぁ!
安東 邑:硬い!
赤崎・仰:ではダメージロール。
赤崎・仰:4d10+5d10+16+1 (4D10+5D10+16+1) > 24[5,10,7,2]+25[2,10,7,5,1]+16+1 > 66
須賀 達也:あ、赤崎さん
赤崎・仰:66点装甲等有効です。
須賀 達也:獣の力の分入れてなくない?
赤崎・仰:ほんとや
赤崎・仰:えーとレベル2だから4点追加 ごめん!70点です!
安東 邑:でかい!
須賀 達也:ナイス!
フォサム:【コンボ:Armor】《ひらめきの盾:Lv4》対象の受けるダメージ-10、シナリオ4回まで、残り3回
サーラメイヤ:60点ダメージ
system:[ 赤崎・仰 ] HP:10 → 4
安東 邑:落ちるか…!?
赤崎・仰:
system:[ サーラメイヤ ] ダメージ:78 → 138
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:104 → 108
サーラメイヤ:俺様は《レネゲイドライフ》も持ってるんだぜ!!
GM:ぎり……耐えます
須賀 達也:くーっ
赤崎・仰:む……しゃーなし
須賀 達也:でももうひと押しっぽいぞ!
赤崎・仰:演出参ります。
GM:どうぞ
赤崎・仰:ギリギリのところで鉤縄を外し、凍傷を免れる。
須賀 達也:七里千秋が揺れている。自身の知る彼女のように。
須賀 達也:あるいは、届くかもしれない。……だが、その前に
須賀 達也:「(サーラメイヤ)」
須賀 達也:主の迷いによって、戦場の冷気が僅かに緩んでいる。今。
須賀 達也:足踏みをする。激痛。全身から骨を引き抜かれるような。
須賀 達也:「──赤崎さんっ!」
赤崎・仰:僅か視線だけそちらへ。
須賀 達也:自身の骨格に結合した金属を、因子を通して転送する。赤崎の刀へと。
赤崎・仰:「……これは」
須賀 達也:──FHにおいても、僅かにしか存在しない兵装。
須賀 達也:『滅びの刃』と呼ばれるそれと、同質の金属を。
須賀 達也:「頼んだ……!」
赤崎・仰:その言葉が発されるときには、既に駆けだしている。
サーラメイヤ:「剣の色を変えた程度でなぁ!!」爪を研ぎ澄まし
サーラメイヤ:赤崎を迎撃せんと振り回す
赤崎・仰:跳ぶ。先までならば、ここで一度受け、弾き、そこから繋いでいた。
赤崎・仰:傘が開き。当たる瞬間に合わせ、閉じて仕舞われる。左の義手が撥ねる。
赤崎・仰:当然防ぎきれない。ざくりと爪が食い込み吹き飛ばしーー
赤崎・仰:ふ、と息を吐く。痛みはある。それにより緊張する身体の力をあえて抜き。
赤崎・仰:がん、と再度。サーラメイヤに、排除したはずの鉤縄が突き刺さる。
サーラメイヤ:「ぐおっ……!? チマチマチマチマとコイツ…!!」
赤崎・仰:(驚かないか。それはそれで強さだ)
赤崎・仰:リールの勢いによる軌道制御。そして。
サーラメイヤ:サーラメイヤに理合など無い、膂力に任せて異能の腕を振り回すだけだ
赤崎・仰:白銀の刃を見る。ぎりぎりと首筋から肩へ引き絞る。
赤崎・仰:その力任せに、波を見る。乗りこなす波を。
赤崎・仰:振り切る前。引く力に抗い振り被る一瞬に縄が外れる。
赤崎・仰:僅かに空いた空間。首元へのそこへ、白い刃が滑り込んだ。
フォサム:「ちっ……!」差し込まれた銃弾が、ほんの少しだけ勢いを殺すが
サーラメイヤ:「ギッ……ギャアアアア!?」止めるに全く足りず、深々と切り裂かれ血をまき散らす。
赤崎・仰:「……首の骨は外したか」構え直す。
サーラメイヤ:「くそっ、どいつもコイツもわけがわからねぇし! 俺の思い通りにならねぇ!!」首をゴキリと捻って、元に戻す
GM:イニシアチブプロセス
GM:行動値8 フォサム
安東 邑:あ、その前に
安東 邑:ハードコートパージしてイニシアチブ回復、先に動きます。行動値9に。
GM:なるほど、どうぞ
安東 邑:マイナーはなし
安東 邑:メジャーで『ブンブン・サテライツ』:≪貪欲なる拳≫+≪C:エグザイル≫
安東 邑:対象はサーラメーヤ。差し込みありますか?
GM:ここではないです
安東 邑:では行動します。
安東 邑:11dx7+2 (11DX7+2) > 10[3,3,4,5,6,7,7,8,8,8,8]+10[4,4,5,6,8,9]+10[3,7]+5[5]+2 > 37
須賀 達也:ナイス!
安東 邑:よしよし、回った
赤崎・仰:いい感じ
サーラメイヤ:リアクション放棄【傷には傷を】《復讐の刃:Lv3》白兵攻撃で反撃。
サーラメイヤ:11dx7 (11DX7) > 10[1,1,1,2,2,3,3,5,6,9,9]+10[4,10]+10[10]+5[5] > 35
サーラメイヤ:4d10+16 (4D10+16) > 21[8,4,3,6]+16 > 37
GM:ダメージどうぞ
安東 邑:4d10+7+4+3 (4D10+7+4+3) > 16[4,2,6,4]+7+4+3 > 30
安東 邑:腐った!
GM:安東さんも復讐の37点どうぞ、諸々有効です
安東 邑:え~~っと装甲10点HP25点でクソ~~ッギリギリ落ちる!
system:[ 安東 邑 ] HP:25 → 0
GM:あ、立ち上がるのはちょっと待って
須賀 達也:おっと
赤崎・仰:むっ
安東 邑:お、何だ何だ
フォサム:【コンボ:Dedication】《原初の黒:奇跡の雫Lv4》
安東 邑:!?!?!?
フォサム:安東くんを40点回復させるよ
安東 邑:好き…………
フォサム:そしてダメージ適用時
フォサム:【コンボ:Sacrifice】《原初の白:子羊の歌:Lv3》ダメージ適用時にそのダメージを引き受ける、シナリオ3回まで。
安東 邑:ハァ!?!?
system:[ 安東 邑 ] HP:0 → 3
system:[ 安東 邑 ] HP:3 → 25
須賀 達也:ここで!?
安東 邑:え~っと回復受けて…復活します
赤崎・仰:すげえことしよんね
安東 邑:切子圭~~~~~ッ
フォサム:30点受けて、HPが80なので倒れます
安東 邑:ギャ~~~~~~~
フォサム:そして《ラストアクション》宣言
GM:しておいて、演出どうぞ
安東 邑:ええ~~怖……
安東 邑:(……サーラメーヤを、倒せば)
安東 邑:(少なくとも、フォサムさんが闘う理由はもう無くなる。七里さんだって、何回もおれの触手で洗脳し直せばいい)
安東 邑:「……違う」
安東 邑:おれは個人的な理由で、こいつを許せないんだ。
安東 邑:駆け出す。触腕を纏う。回転させ、ドリルのように突き刺す。
サーラメイヤ:「次は甘ちゃんのセルリーダーか! いいぜ来いよ!!」爪を振り回し、迎撃の構え
安東 邑:(小細工なんかいいっ、自分の力に自信を持ってるこいつは受ける!そこに、全力でこの拳を――)
安東 邑:いつも、正義でありたい理想と、そうできない現実とのギャップに阻まれている。さっきのような『洗脳』を幾度となく使いたい、そんな欲望に駆られる。その方が楽で、傷つかないからだ。
安東 邑:「それっ、でも!」
安東 邑:それでも、愚直に拳を振りぬく。何と言われようと、彼はそうあることを望まれている。
サーラメイヤ:「ぐっ……!!」欲望だけの爪は、耐えきれない
サーラメイヤ:___しかし
サーラメイヤ:「踏み込みすぎなんだよなァ! 寄り添いたいってヤツはいつもさぁ!!!」
サーラメイヤ:クロスカウンターのように、安東の心臓に爪を突き立てる
安東 邑:「――!!」口から血を噴く。それでも
安東 邑:「……あや”、まれ」
安東 邑:「おまえをたすけようとした、フォサムさんに、あや”まれ……ッ!!」刺し貫かれた心臓ごと、怯まず更に前に出る。
サーラメイヤ:「あ”あ”っ……?」こちらも怯まず、前に出る
GM:ジャームとオーヴァード、リソースの差がじりじりと勝敗を分ける
GM:……はずだった。
GM:影が舞う、薄絹のようなベールが二人を引きはがし
GM:安東は自らの肉体の再生力が、急激に高まるのを感じるだろう
フォサム:___それを行ったであろう女が血を吐きながら膝をつくのも、視界の端に見える。
安東 邑:「フォサムさん!!」
安東 邑:「くそっ……そこ、どいてくれよ!!」サーラ名やを、力のままに殴り飛ばす。そのまま自身も、爪の攻撃圏から離れる
フォサム:「誰も死なせない殺させない……実際やるとこうなる、か……」血に塗れた黒インナーをやぶりながら、立ち上がる。
安東 邑:「ばか!なんでそんなことしたんだ!」
サーラメイヤ:「へへっ、なんだ、やっぱり使える女じゃねぇ____」投げ飛ばされ、宙を舞う。
フォサム:「……知ってるだろう」
フォサム:「"そうしたいから"した」
安東 邑:「うっ」顔がぐしゃりと歪む。
フォサム:「そして……」影から銃を、抜き放つ
フォサム:「ここからも、したい事だ」安東に向ける
フォサム:「託されたんだ、今はもういない多くの人たちに……付き合ってくれる、かい?」
安東 邑:「……おれは」
安東 邑:「どこまでも、貴女についていく。その上で、フォサムさんを助ける」
安東 邑:「……そんな辛いことをやるのが、おれだけじゃないって言うんなら……我慢比べだ。負けるもんか」
安東 邑:「おれにだって、死ぬより辛い別れくらいあった」
フォサム:「……そっか」
フォサム:「じゃあ、勝負だ……ファケアノス!!」
GM:《ラストアクション》でのメインプロセス
フォサム:マイナーで10m戦闘移動
▼エンゲージ
(須賀[15]、赤崎[8]、安東[9]、マスターレイス06[20]、フォサム[8]、サーラメイヤ[0])
[]内は行動値
フォサム:メジャーアクション
フォサム:【コンボ:RemnantRain】《コンセントレイト:ウロボロス:Lv3》+《無業の影》+《マルチウェポン:Lv5》+《ヴァリアブルウェポン:Lv2》+《零距離射撃:Lv2》
フォサム:使用武器はSTALKER、STALKER、レーザーライフル、ショットガン(スラッグ)
フォサム:《武芸の達人》込みで判定へ、対象はファケアノスのセルリーダー
フォサム:9dx7+9 (9DX7+9) > 10[1,2,2,3,3,4,6,6,8]+5[5]+9 > 24
安東 邑:では
安東 邑:
安東 邑:
安東 邑:ガードします!≪グラビティガード≫+≪魔人の盾≫
GM:ではダメージ
フォサム:レーザーライフルはシナリオ3回使用可能で対象の装甲を無視
フォサム:STALKERは元の攻撃力は4だけど、所持しているアイテム:精神強化手術の数×2攻撃力が上がる
フォサム:そして、フォサムは精神強化手術3つ分として扱うAIDA(眼帯相当品)を所持しているため、攻撃力は6上がって10
フォサム:3d10+10+10+8+5 (3D10+10+10+8+5) > 20[7,10,3]+10+10+8+5 > 53
フォサム:53点装甲無視
安東 邑:うおでっか…
須賀 達也:耐えきれない数値じゃない!やったれ!
赤崎・仰:ダメージダイスいいなあ!
安東 邑:4d10+40+4+4 (4D10+40+4+4) > 19[7,4,2,6]+40+4+4 > 67
GM:た、耐えやがった…!
安東 邑:無傷!!
安東 邑:さっきのメインプロセス分も足してしめて浸蝕135
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:124 → 135
GM:演出
フォサム:叫びと同時に発砲、マガジン内の残弾が切れるまでハンドガンを連射し
フォサム:「さぁ……」影からレーザーライフルを蹴り上げつかみ取り
フォサム:「君を、見せてくれ!」後ろ手に取りだしたショットガンと共に腰だめで構え、邑に向けて放つ。
安東 邑:「……そこまで、良いもんじゃないよ」
安東 邑:避けることすらしない。真っ向からぶつかっていく。
安東 邑:その触手が咲き、安東邑の全身を覆い――
なにか:一つの獣のような形になる。
なにか:弾丸を喰らい、光を割き、衝撃を噛み砕く。
なにか:そして、そのままフォサムへと突進する。瞳から、血色の涙を流しながら。
なにか:「っ……貴女に、やりたいことがないなら」
安東 邑:触手が剥離し、その影から安東が姿を現す。一瞬の隙が出来る。
安東 邑:「おれが、貴女のやりたいことになる!!」
安東 邑:そのまま、彼女を受け止めるように抱き締める。
フォサム:「……」驚き
フォサム:そして
フォサム:「……そうか、それは……楽しみだな」
フォサム:フォサムを名乗った女は、かくりと……糸が切れたかのように、意識を失った。
安東 邑:「……うん。だから、今は……」力を失う体を、そっと地面に横たえ、ぼろぼろのジャケットを掛ける
安東 邑:「休んでて。全部終わったら、おれが貴女を迎えに行くから」
サーラメイヤ:立ち上がりながら、先ほどまでの嗤うでもない……奇妙な表情を、あなたへと向けている。
GM:イニシアチブプロセス
GM:変異暴走:解放により行動値0のサーラメイヤが行動します
サーラメイヤ:マイナー無し
サーラメイヤ:メジャーアクション【血牙解放】《コンセントレイト:ブラム=ストーカーLv2》+《鮮血の一撃:Lv4》《コンバットシステム:Lv2》
サーラメイヤ:対象は赤崎! てめぇは殺す!!
サーラメイヤ:22dx8 (22DX8) > 10[1,1,2,3,3,4,4,4,5,6,6,7,7,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,3,4,4,6,9,10]+10[7,10]+10[9]+4[4] > 44
赤崎・仰:おっとこっち来たか。うーんドッジは無理そう。ガード!
サーラメイヤ:5d10+16 (5D10+16) > 21[2,6,5,3,5]+16 > 37
サーラメイヤ:37点ダメージ
赤崎・仰:装甲計24、ガード値9 合計33で、4点 ぴったり落ちる
須賀 達也:惜しい!
安東 邑:クソ~~~ッ
赤崎・仰:5:サーラメイヤ 軽蔑/敵意〇昇華復活します。
system:[ 赤崎・仰 ] ロイス:6 → 5
system:[ 赤崎・仰 ] HP:4 → 16
GM:演出へ
サーラメイヤ:「あぁー!! 気持ち悪い!!」大地を蹴り、赤崎へと爪を向ける
サーラメイヤ:「なんだこいつらは! 何をやってんだ、戦いだぞコレは!!」
赤崎・仰:「……癪だが、まあ同意するよ」刀はいつでも弾きに行けるように構えられている。
サーラメイヤ:「くっそ、救うなら病院でやりやがれ! 今更戻ろうとすんな!!」
サーラメイヤ:「てめぇらは地獄に足を踏み入れたんだ、何綺麗ですって面してやがる!!」血爪を、叩きつける
赤崎・仰:「……辞められなかったってだけだろう。そんな風になって、辞めようとしても」
赤崎・仰:そのままであれば、何とかギリギリで耐えることはできたかもしれない。
赤崎・仰:先に着けられた傷を抉られ、受け損ねたそれで崩れ吹き飛び、
赤崎・仰:血を頭から零しながら刃を地に突き立て、再度立つ。
安東 邑:「っ赤崎さん!」
サーラメイヤ:「あ"-……わかりたくねぇなぁ……」
赤崎・仰:「平気だ。まだ持つ」
安東 邑:「悪い。きちっと終わらせよう」
須賀 達也:「ああ」
須賀 達也:「きっちり、な」
GM:クリンナッププロセス
GM:宣言がある方は
須賀 達也:なし!
安東 邑:なし!
赤崎・仰:行動値が戻るかな。5下がって3に。
須賀 達也:あ、私も5下がってジャケット分3下がり7かな
安東 邑:こっちも5下がって4に
GM:では
GM:ラウンド2
GM:エンゲージは全員一緒なので省略
GM:セットアッププロセス
GM:宣言がある方はどうぞ!
赤崎・仰:無しです。
須賀 達也:ありません!
安東 邑:ハウデモはシーン1回なので無し!
七里千秋:【コンボ:静寂の壁】《氷の城塞:Lv3》ラウンド中、移動を行うまで受けるダメージを-9
GM:イニシアチブプロセス、行動値20の七里から
七里千秋:マイナーアクション【コンボ:凍てつかせた心】《氷の加護:Lv2》メインプロセス中、サラマンダーエフェクトを組み合わせた攻撃ダメージを+4
七里千秋:は、使用する意味が無いので使用せず
七里千秋:マイナーアクションで暴走解除
須賀 達也:えっ
赤崎・仰:何だと……
七里千秋:メジャーアクション
七里千秋:【コンボ:黒鉄の茨】《コンセントレイト:オルクス:Lv3》+《茨の戒め:Lv3》
七里千秋:対象は須賀達也
七里千秋:11dx7+9 (11DX7+9) > 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,7,7]+10[4,10]+4[4]+9 > 33
須賀 達也:ドッジ……はしないな
須賀 達也:ガードします
七里千秋:4d10+6 (4D10+6) > 25[9,3,5,8]+6 > 31
七里千秋:ダメージ31点、装甲ガード有効
須賀 達也:戦闘不能。"プランナー" へのロイスをタイタス化して復活
system:[ 須賀 達也 ] ロイス:6 → 5
GM:では戦闘演出へ
七里千秋:ゆっくりと、顔を上げて。
七里千秋:須賀を真正面から、見据える
七里千秋:そして
七里千秋:「……久しぶり、ね」絞り出すように呟いたのは、ただの挨拶だった。
須賀 達也:「……」
須賀 達也:想定外の言葉に、思わず言葉を失う。
七里千秋:「……」無表情のまま、目を背ける
須賀 達也:1つため息を付いて、
須賀 達也:「どういう風の吹き回し?」
須賀 達也:いつか聞いたように問いかける。
七里千秋:「……」美しい満月の出た空を見上げ
七里千秋:「……」足元で倒れ伏す、眼帯の女を見て
七里千秋:何も答えず、七里千秋の手から茨が伸びる
安東 邑:「!フォサムさんを――」
七里千秋:知覚の隙間を縫う、繊細な動きでもって放たれた茨は
七里千秋:次の瞬間には、須賀の首へと巻き付き。
七里千秋:「……」手首を返し、身体を捻って
七里千秋:地面へと、その身体を叩きつける。
須賀 達也:「ッ、ガッ」
安東 邑:「須賀くん!」
七里千秋:「……今は戦闘中だったわね」
七里千秋:「……私、マスターレイスになったのよ」
須賀 達也:「(知ってる)」
須賀 達也:吐き出した空気が戻ってこない。
須賀 達也:口だけが動いて、言葉にならない。
須賀 達也:「(なんで、お前がって)」
須賀 達也:「わけ、分かんねえし」
須賀 達也:「……どうしてだ?」
七里千秋:「……そうしたら、忘れられそうだったから」小さく、呟く
七里千秋:「消す事も、出来るようになれるから……」
七里千秋:「……」
七里千秋:「……戦闘中にする話かしら」その瞳には、先程まで滾っていた衝動の色はない
須賀 達也:「く、はっ」
須賀 達也:「今更だろ……大体」
須賀 達也:「俺は話に来ただけだ」
須賀 達也:「答えようとしなかったのは、ずっとお前だろ」
七里千秋:「そうだったかしら」
七里千秋:「……そうだったわね」
GM:イニシアチブプロセス、行動値7の須賀さんどうぞ
須賀 達也:マイナーで硬直解除
須賀 達也:メジャーアクション、<コンセントレイト:エグザイル>+<オールレンジ> コンボ:デモニックバレッジ
須賀 達也:対象、七里。対応は!
七里千秋:無し、来なさい。
須賀 達也:12DX+5+0@7 (侵食上昇4、侵蝕100~) (12DX7+5) > 10[2,3,5,6,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,6,6,8,9]+10[1,9]+10[8]+10[9]+5[5]+5 > 60
須賀 達也:60
GM:振り足ししますか?
須賀 達也:このまま!
七里千秋:リアクション【静寂に響く音】《幸運の守護》
七里千秋:10dx+9>=60 (10DX10+9>=60) > 10[1,2,4,6,7,7,7,10,10,10]+6[5,6,6]+9 > 25 > 失敗
七里千秋:失敗、直撃
須賀 達也:ダメージ!
須賀 達也:7d10+1d10+31 (侵食100~) (7D10+1D10+31) > 39[7,7,4,5,5,5,6]+4[4]+31 > 74
須賀 達也:74点、装甲ガード有効
七里千秋:このタイミングで宣言
七里千秋:《氷の城塞:Lv3》のエフェクト効果を解除
GM:74点の直撃を喰らって落ちます
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:112 → 116
GM:演出どうぞ
須賀 達也:首に絡みつく茨を握りしめ、
須賀 達也:力の限り引き寄せる。
七里千秋:「……!」かつては対策していた
七里千秋:しかし、久しぶりの使用に怠ったがため、須賀の方へとゆっくり引き寄せられる
須賀 達也:弱々しい抵抗を、力任せに振り切って
須賀 達也:右手に掴んだ苦無を、女の首に突きつける。
七里千秋:「ッ___」抵抗するも、刺される。七里千秋の冷たい肌が……須賀に触れる一瞬だけ、温もりを感じさせる。
須賀 達也:「なあ」
須賀 達也:「お前の"欲望"って、なんだよ」
七里千秋:「……静謐なる、世界」苦しそうに、しかし呻き声も上げずに、応える。
須賀 達也:「そこって、どんな場所だ?」
須賀 達也:「そこに行って、お前はどうなりたい?」
須賀 達也:「どうしてそこにたどり着きたいって思った?」
須賀 達也:「教えろよ……答えてくれ」
須賀 達也:「ずっと知ろうとしなくて、悪かった」
七里千秋:「どうして、あなたが……謝るの」
須賀 達也:「……楽だったんだよ」
須賀 達也:「お前とああして、特に何か喋るでもなくよ」
須賀 達也:「一緒に居る時間が、嫌いじゃなくて」
須賀 達也:「踏み込んだら壊しちまうんじゃないかって」
七里千秋:「……」
須賀 達也:「そうしてお前を、一人にしてた」
須賀 達也:「友達、失格だ」
七里千秋:「……そんな事……」
七里千秋:「……私も、よ」
七里千秋:「嫌いじゃないから、壊そうと思ってしまった」
七里千秋:須賀の腕の中で、ぐったりと力を抜いて
七里千秋:七里千秋は小さく、笑った。
須賀 達也:「ほんっと」
須賀 達也:「……めんどくせえやつ」
須賀 達也:呆れたように、小さく笑う。
須賀 達也:そんなことは、最初から知っている。
須賀 達也:「仲直りしてくれねえかな」
須賀 達也:「友達だろ」
七里千秋:「……関係は、嫌いよ」
七里千秋:「だけど、もしそんな事が許されるなら……」
七里千秋:茨と共に、七里の姿が薄れる
七里千秋:「私はあなたと……」
七里千秋:須賀達也:無関心/☑無関心→須賀達也:好意/☑無関心
七里千秋:関係変化によりタイタス化、タイタスを昇華してHP12で復帰
七里千秋:《瞬間退場》で退場。
GM:冷たい風が通りすぎ、そして七里千秋の姿は消えていた
GM:ただ、須賀の腕には僅かな温もりが残っていた。
須賀 達也:まだ、吐きだす息は白い。
須賀 達也:「本当に……」
安東 邑:「……あはは。良かったね」
須賀 達也:「遠回り、しすぎなんだよ」
須賀 達也:「良かったかは、まだ分かんねえ……大体」
須賀 達也:「終わってねえ」
サーラメイヤ:「……ああそうだ、まーだ終わっちゃいねぇ」爪をギチギチと鳴らす
サーラメイヤ:「わけわかんねぇけどよお前ら……一つだけ分かった事があるぜ___」それだけ言って、迎撃の構え
安東 邑:「……おまえは」睨みつけて、触腕を腕に纏う。
GM:イニシアチブプロセス、行動値4の安東くんどうぞ
安東 邑:マイナーなし。
安東 邑:メジャーで『スローイン・ブルー』:≪貪欲なる拳≫+≪C:エグザイル≫
安東 邑:対象はサーラメーヤ。
サーラメイヤ:リアクション放棄【傷には傷を】《復讐の刃:Lv3》白兵攻撃で反撃。
サーラメイヤ:11dx7 (11DX7) > 10[1,5,5,5,5,6,6,6,9,9,10]+4[1,4,4] > 14
サーラメイヤ:2d10+16 (2D10+16) > 8[1,7]+16 > 24
安東 邑:装甲で10点弾いて生存。
system:[ 安東 邑 ] HP:25 → 11
安東 邑:こっちのダメージだオラァン!!
安東 邑:12dx7+2 (12DX7+2) > 10[1,2,3,3,5,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,3,4,7,8,9,10]+6[1,2,4,6]+2 > 28
赤崎・仰:アッまだ判定じゃないかな
安東 邑:あ、まだダメ―ジ出してない!
安東 邑:3d10+4+7+3 (3D10+4+7+3) > 21[10,10,1]+4+7+3 > 35
赤崎・仰:ダメージロールに≪餓狼の爪≫します。攻撃力+17
安東 邑:よし!合計52!
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:108 → 111
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:135 → 139
GM:サーラメイヤ死亡、復活はありません
GM:HPは140でした
須賀 達也:撃墜!
赤崎・仰:よし。
GM:演出どうぞー
安東 邑:オラ~~~ッ!!!
安東 邑:「おまえには……ううん、きみにだって」
安東 邑:「あったはずなんだ。フォサムさんが伸ばした手を取るって言う選択肢だって」
サーラメイヤ:「だから取ってやった! こっちに引きずり込んでやった!!」
サーラメイヤ:「なのにあの女は、それでも救うと宣った! 他人なんぞの事考えながらな!」
安東 邑:「それでも!」がん!!
安東 邑:腕に纏った触腕が、更に巨大化する。瓦礫を『同化』し、『浸食』し、影の一部に取り込む。そのまま踏み込む。
サーラメイヤ:「俺が救われたいのは、俺だけなんだよ! だがなんだ、他人をどうこうしねぇと救われる価値はないってか!」膂力にものを言わせて爪を振り回し、その動きを迎撃する。
安東 邑:「他人を救って、救われるヤツだって……この世の中には、居るんだよ!!この、解らず屋!」
安東 邑:復讐せんと振りかざされる爪を、そのまま迎撃する。その代わりに、握りしめた拳を届かせる。
サーラメイヤ:「ガぁッ……!?」爪と交差し、拳が突き刺さる。
安東 邑:「誰にだって、助かる権利はある」
安東 邑:「でも、自分だけが助かれば良いって言うんなら……結局きみのことは、誰も助けられない。助けてくれる人を、自分から振り払ったんだ」
安東 邑:「……ごめんな。もっと早く、おれがきみの所に来てれば」
サーラメイヤ:「ふ、ざ、け、る、な……!!」
安東 邑:「それでもおれはそう言わなきゃならないんだよ!約束したんだ、だから……!」
赤崎・仰:そこでもう一度動かんとするサーラメイヤの脚が、ざくりと固定される。
サーラメイヤ:「ぐ___!?」
赤崎・仰:「逃がさん。逃げられると厄介だからな」熱く感じるほどに冷たい言葉だった。
安東 邑:「サーラメイヤ。おれはきみを許さない」
安東 邑:「だから、きみはきみの大嫌いな」
安東 邑:「『正義のヒーロー』に、助けられて……倒れろ!」
安東 邑:貫くように振りぬかれた触手が、サーラメイヤを浸食する。
サーラメイヤ:「て、てめぇぇぇぇぇ!!!!!」触手に貫かれ、眼を覆っていた布が吹き飛び
サーラメイヤ:肉体を侵食され、一切の戦闘力を失い、膝をつく。
なにか:それは、幸福な記憶。
なにか:彼が道を外さず、あるいは……真っ当に開かれていたはずの未来が
なにか:一気に情報として流し込まれ、サーラメイヤの思考の一切を凍結する。
安東 邑:「……」触手をぞぶりと引き抜く。その表情は暗い。
安東 邑:「おれは、こうやってサーラメイヤみたいになっちゃうのかもな」
サーラメイヤ:《ラストアクション》
サーラメイヤ:_____が
サーラメイヤ:「足りねぇ!!!!!!」その記憶を糧として、サーラメイヤは瞳を見開く
サーラメイヤ:そして、首を動かし……倒れているフォサムの方を見る
安東 邑:「……」
サーラメイヤ:「なぁ、俺はもっともっと力を使って好き勝手したいんだよ、なのに世界も誰も認めちゃくれない」
サーラメイヤ:「ジャームになったせいか? ジャームってのは好き放題エフェクトを使えるんじゃねえのかよ、力を……違うんだとしら」
サーラメイヤ:「なぁ、その手を取るのが遅かったって言うなら……今からだ」
サーラメイヤ:「俺を 助 け て く れ よ」
サーラメイヤ:メジャーアクション
サーラメイヤ:『Eロイス:無限を継ぐ者』
サーラメイヤ:対象フォサム
GM:自分の意識を対象に移すEロイス
GM:ですが
GM:ただ、同意も無ければ条件も何もない状態の使用なので、自分の意識の一部すら転送はできません。
GM:しかし、意識がない上に《愚者の契約》の効果下にある対象であるため、このジャームの持つ強い"解放"衝動のみがフォサムに流れ込みます。
フォサム:それにより、対象が背負ってきた幾多の意識にもならない想いの欠片、レネゲイドが『Eロイス:ファイトクラブ』相当のジャームとして生まれます。
サーラメイヤ:サーラメイヤが、赤黒い血の腕を……フォサムに伸ばし
サーラメイヤ:汚泥の如きその衝動を、彼女へと注ぎ込む
サーラメイヤ:「ここからでも間に合うのかね……手を伸ばせ、ば……」そして、力を使い果たし木乃伊のように干乾びて、息絶える。
安東 邑:「……間に合うよ。間に合わせてみせる」
フォサム:___次の瞬間、倒れた女の影から、無数の腕のごとき形をした影が沸き上がる。
GM:絡みあった無数の影腕が、女を釣り上げ、傀儡人形のように肉体を起き上がらせる。
GM:無理やりに、その身体が傷つくも厭わず
GM:フォサムの眼帯が、切れて落ちる。
ジャーム:願い:ジャーム:願い(ノロイ)が『Eロイス:飢えの淵』で、女を取り込みながらフォサムと同じ位置に未行動で出現。
GM:未行動のため、行動割込みで即座にメジャーアクションを行います
ジャーム:願い:マイナーで戦闘移動してPCたちとエンゲージ
ジャーム:願い:メジャーアクション
ジャーム:願い:【コンボ:ダ¥■縺代%縺■レ輔@縺■??■レ■カ■タ■吶○縺??】《コンセントレイト:ウロボロス:Lv3》+《原初の黒:インビジブルハンド》+《混色の氾濫:Lv3》+《猛り喰らう者:Lv3》
ジャーム:願い:対象は同じエンゲージにいる自分たち以外
ジャーム:願い:4dx7 (4DX7) > 10[1,2,9,9]+10[2,10]+4[4] > 24
GM:3人のリアクションどうぞ
赤崎・仰:ガードかな。ギリギリ耐えられる可能性あるし…
須賀 達也:ドッジやるだけやる!
須賀 達也:5DX+1+0@10>=24 回避 (5DX10+1>=24) > 10[1,2,6,6,10]+2[2]+1 > 13 > 失敗
安東 邑:≪グラビティガード≫。
須賀 達也:ん~
安東 邑:ガードします!
赤崎・仰:カバーいるかい
須賀 達也:一応妖精して3以上なら避けられるけど、流石にリスクかなあ
須賀 達也:もらえるなら!
赤崎・仰:はいよ!≪マグネットフォース≫。須賀くんカバー。
須賀 達也:ありがと!
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:111 → 113
GM:ではダメージ行きます
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:139 → 141
ジャーム:願い:3d10+21 (3D10+21) > 12[7,3,2]+21 > 33
安東 邑:これなら!
ジャーム:願い:33点装甲ガード有効
安東 邑:
安東 邑:4d10+10+4+4 (4D10+10+4+4) > 22[5,10,4,3]+10+4+4 > 40
須賀 達也:耐えきった!
赤崎・仰:装甲24+ガード値9 ぴったりダメージ0.カバーで2倍になってもゼロ。
安東 邑:無傷!
須賀 達也:この人達硬い 頼れる
GM:強い
GM:では演出
system:[ 安東 邑 ] 侵蝕値:141 → 142
ジャーム:願い:「ァッ……グッ……!」
ジャーム:願い:女の身体を触媒として影の腕が、濁流の如く溢れ出す。
安東 邑:「……フォサムさんっ!」
ジャーム:願い:それは"なりそこねた"モノたちの願い、自らでは不可能だった思いを誰かに託した……よくも悪くも、そんなものの集積体
須賀 達也:「気をつけろ、安東!こいつ……!」
ジャーム:願い:不揃いで、不安定な、歪んだ絆(レネゲイド)の集積体
ジャーム:願い:それらが、あなた達へと雪崩れ込む
赤崎・仰:「心配の前に、あれとやり合った自分も気を付けておけ」須賀の前でぎゃか、と開いた傘状装甲が火花を散らして回り、残りを刀で弾き飛ばす。
安東 邑:「大丈夫。……傷なんてつけさせない」
須賀 達也:「……悪い、助かった。そっちもまだ動けるか?」
赤崎・仰:「俺はそう負担はない。……安東はどうだ」
安東 邑:「大丈夫。あの人の夢を、悪夢になんて変えさせないよ」無傷だ。触手を地面から壁のように生やし、全てを防いでいる。
GM:イニシアチブプロセス、行動値3 赤崎さん
GM:どうぞ
赤崎・仰:了解。まずマイナーで忘れてた硬直解除
赤崎・仰:≪コンセントレイト:キュマイラ≫≪獣の力≫でジャームを攻撃します。
赤崎・仰:妨害等ありますか?
GM:ないです
赤崎・仰:では判定!
赤崎・仰:10dx7+3 (10DX7+3) > 10[1,3,3,4,6,8,8,8,9,9]+10[2,3,5,8,10]+10[9,10]+10[2,7]+6[6]+3 > 49
須賀 達也:高い!
赤崎・仰:ここで気合入れてきたな!
須賀 達也:妖精はなしで!
ジャーム:願い:防御エフェクトは無いので回避
ジャーム:願い:0dx+0 (0DX10) > 自動失敗
安東 邑:!?
赤崎・仰:ゼロとな
須賀 達也:命中もやけにダイス少ないと思ってたけど……
GM:そもそも変異暴走でダイスが無いのです
GM:ダメージどうぞ!
須賀 達也:ダメージ前に<力の法則> コンボ:フォールンエッジ/フェイク
system:[ 須賀 達也 ] 侵蝕値:116 → 120
須賀 達也:ダメージ+5Dでどうぞ
赤崎・仰:ありがとうございます!
赤崎・仰:5d10+5d10+16+1+4 装甲等有効 (5D10+5D10+16+1+4) > 22[8,1,2,3,8]+20[5,6,1,1,7]+16+1+4 > 63
赤崎・仰:うーん平均よりは低い。63点装甲等有効です。
system:[ 赤崎・仰 ] 侵蝕値:113 → 117
安東 邑:それでもデカい!
ジャーム:願い:装甲0、HP60
GM:撃破です……! 演出どうぞ
赤崎・仰:よし足りた…!
須賀 達也:「道は作る……!」
須賀 達也:弩から苦無が放たれる。影の腕を突き抜けて、"なりそこね"への視界が開ける。
須賀 達也:「頼んだ!」
安東 邑:「赤崎さん!」
赤崎・仰:「感謝する」そうとだけ言って駆けだしていく。
赤崎・仰:異形のジャーム、特に体積を自在に変化させるようなタイプには、
赤崎・仰:今までのような知覚の隙間や筋肉稼働の限界点から、不意を打つような技法は通じない。
赤崎・仰:そもそも、ただの運動エネルギーを叩き付けるだけでは有効性に乏しい。
赤崎・仰:ならば、どうするのか。
赤崎・仰:す、と吸気と吐く呼気を調整する。脚部への血量を増大させ、通電し筋力を引きずり出す。
赤崎・仰:湧き上がる腕のパターンを見る。あっているかは分からない。だがーー
赤崎・仰:跳ぶ。踏む。跳ぶ。
赤崎・仰:筋力、膂力の増大というものは、それだけで加速を齎す。掴まれる前に、そこが届かない所へ跳んでいる。
つまり、単純極まる正攻法。
赤崎・仰:(--あまり見せるつもりはなかったが)見せぬ、というのもここに至っては。
赤崎・仰:ばぢりと赤い電流が腕より刃へ這い上る。
赤崎・仰:獣の爪の如きであった刀が、さらにぞろりと曲がり、牙の如く。
赤崎・仰:(本体は影か?まあーー)あまり肉体を損壊させるも、色々と面倒だろう。
赤崎・仰:こうした変化と思考は、中空を舞うときには既に終わっている。
赤崎・仰:ひう、と笛のような呼吸音。獣そのものの身体拡張が齎す膂力、臓腑の器。
赤崎・仰:それが、刃に纏う赤い電流を跳ね上げーー
赤崎・仰:斬、
赤崎・仰:影を天地逆より放たれた袈裟掛けに両断する。
赤崎・仰:着地と共に飛び退り、再度霞に構え直している。--まだ動くなら、斬らねばならぬ。
ジャーム:願い:「____」悲鳴は上がらなかった。
ジャーム:願い:黒い血のような液体をまき散らしながら、影の塊たちが女から切り離されていく。
ジャーム:願い:取り憑かれた女が、空中へと投げ出される。
安東 邑:「フォサム、さん!!」触手を発条に。地面を殴りつけて、跳躍する。
安東 邑:そのまま横抱きに、彼女の軽い身体をしっかりと中空で抱きかかえる。
赤崎・仰:その下で、血を吹き出す影へ歩み寄りーーざぐりと赤い刃を突き立て、抉る。
フォサム:その身体は、長身な見た目に反して異常なほど軽い。
安東 邑:「……ごめん。お待たせ」
安東 邑:「約束通り、助けに来たよ」
ジャーム:願い:「___」声も上げられず、悶え、暴れ
フォサム:「随分……早いな……有言実行、だね」意識をなんとか保っている様子で、呟く。
赤崎・仰:抗レネゲイド作業服に用いられる、ある種の電波を纏った対レネゲイド武装。その原理を用いた刃で、殺すというより解体するように。
赤崎・仰:「……終わったか」返り血に塗れた立ち姿で、助け出した少年と女性を見つつ呟く。
ジャーム:願い:徐々に蒸発し、完全に空気に溶けて……消える。
安東 邑:「ありがとう、赤崎さん。ホントに、何てお礼したら良いか……」
赤崎・仰:「気にするな。もし、あのまま動いていたなら、彼女も俺は手に掛けたはずだ」
赤崎・仰:「そうならなかったのは結果で、助けたのはお前だ」血振りをして、刀を仕舞う。
須賀 達也:「……結果そうせずに済んだんだ。礼ぐらいは受け取ってもいいと思うけど」
赤崎・仰:「最もそうしようと努力をした人間を置いて」
赤崎・仰:「礼を受け取るつもりはない」
須賀 達也:「ほんと、真面目すぎるというか」
安東 邑:「……じゃあ、皆で助けたんだよ」
安東 邑:「それが一番、正しい感じがするだろ?」にこりと笑う。
須賀 達也:「それと、もう一つ」
シオン:「……みんなの力、ですか」凍り付いた冷蔵庫から這い出てくる
須賀 達也:「一番がんばった分は受け取っておけよ。な、シオン」
安東 邑:「そう!よく頑張った!偉い!」
シオン:「その通りです、受け取って置くのが良いかと」
赤崎・仰:手拭を懐から取り出して、顔の血を拭っている。
赤崎・仰:「……そうか。収まらないなら、貰っておこう。其れでいいか」
安東 邑:「もちろん。ありがとね、赤崎さん」右手を差し出す。
赤崎・仰:何処か訝し気に視線をやって。
赤崎・仰:溜息をつくと、左腕で受ける。
須賀 達也:2人の手の上に手を重ねる。
須賀 達也:「こっちも、ありがとな。……お陰で」
須賀 達也:「後悔せずにすみそうだ」
シオン:ちょこちょこと歩み寄って、少し透けている手をその上に重ねて
シオン:「ええ、この出会いに……ありがとうございました」
GM:____クライマックス戦闘終了、勝利
GM:お疲れ様でした。
GM:~バックトラック~
GM:今回のEロイスは4つです、振る方はどうぞ
安東 邑:振らないヤツはアホ!
赤崎・仰:振ります
須賀 達也:全部もらいます!
赤崎・仰:117-4d10 (117-4D10) > 117-27[3,9,6,9] > 90
須賀 達也:120-4d10 (120-4D10) > 120-12[4,1,2,5] > 108
安東 邑:142-4d10 (142-4D10) > 142-34[6,10,10,8] > 108
須賀 達也:一応帰還確定したし素振り
赤崎・仰:1倍。
須賀 達也:108-5d10 (108-5D10) > 108-19[1,9,4,4,1] > 89
安東 邑:ヨシ!確定帰還!素振りします。
赤崎・仰:90-5d10 (90-5D10) > 90-24[3,7,3,2,9] > 66
須賀 達也:出目こっわ
安東 邑:108-5d10 (108-5D10) > 108-26[3,6,5,4,8] > 82
須賀 達也:とはいえ帰還、5点!
安東 邑:こちらも5点!
赤崎・仰:アッ下がり過ぎた 4点です……
GM:よーし、それに基本点13点とEロイス4点を足したのが経験点です、どーぞ!
安東 邑:22点!
赤崎・仰:21点です。
須賀 達也:22点!
赤崎・仰:GM22点です
GM:ありがたい、いただきます
ED1:安東邑
GM:___あなたは、自分が普段向けられている顔を、はじめて他人が向けられているのを見た。
GM:つまるところ、彼女……もう滅びたセル、フォサムを名乗ったその女については
GM:ギリギリのギリギリ、辛うじて命を繋いだ、という所らしい
GM:後遺症が数個と
フォサム:「……まぁ、本当の役割になったってだけなんだけどさ」眼帯……補助脳AIDAの役割を持ったそれを捲って見せて、すぐに戻す
GM:片目で済んだのは奇跡、あるいは誰かが彼女をまだ死なせんとしているようだったと、記録には妙に詩的な文章で綴られていた。
安東 邑:「それでも、生きてて良かった。生きてさえいれば、またやり直せる……」
安東 邑:「フォサムさん。気は晴れた?」
フォサム:「分からない、私の中にいる皆が許してくれるかだからね……でも」
フォサム:「うん、悪くない気分だ」
安東 邑:「そっか。良かった」眼帯に入りそうな髪を、片手で払いのけて耳に掛けてやる。
フォサム:「ととっ、わっ……」その動作に思わず避けそうになって、点滴に気が付いて受け入れる
フォサム:「ねぇ、少年? 彼女さん怒らない……?」
安東 邑:「あはは。一応お見舞い作って来たからさ。もの食べれるようになったって聞いたし、お腹空いたら」側のデスクに作り置きの中華粥を置く。ごま油の匂いが食欲を誘う。
安東 邑:「あっそうか。さやさんに悲しい思いはさせたくないな」ぱっと離れる。
フォサム:「……落ち着いたら君が心配になってきたよ私は、女の子泣かせてそうで」
フォサム:「ご飯は美味しくいただいておこう」
安東 邑:「う~ん、こんなんだからおれモテないのかもなぁ」
フォサム:「……は?」
安東 邑:「え?」
フォサム:「訂正、少年は彼女さんに1発ビンタされてくると良い」
フォサム:「……あんな事まで言って、私が相手でなければ何を要求されるか分かったものでは無いんだよ」
安東 邑:「……ハイ」
フォサム:「自分が私のやる事になる、だったかな?」
フォサム:「……君の事だから、本気なんだろうね」
安東 邑:「……まあ、そこに関しては、訂正する気ないからね。おれ」開き直ったように腕を組む。
安東 邑:「フォサムさんにもう何もないだなんて、そんな悲しいこと言わせないよ。夢の続きは、おれたちと一緒に見て貰う」
フォサム:「……アイツと私の夢だったはずなんだけどな……まったく」
安東 邑:「あ……いや!フォサムさんが乗り気じゃないなら良いんだけどさ!」
フォサム:「……」
フォサム:「……ここは君たちの場所だからね、世話になる事はあっても」
フォサム:「私のような古い人間がいれば、何かしらの軋轢を起こすかもしれない……という気持ちもある」
安東 邑:「それでも良いよ。ここが合わないんだったら、外からおれたちに時々手を貸してくれるだけでも、充分嬉しいし……」
フォサム:「今回の一件も、あの滅茶苦茶にしてくれたマスターレイス含めて大体察しはついたんだ……プランナーめ……」
安東 邑:「あはは。須賀くん大変そうだったよなあ……でも多分、要するにおれは、フォサムさんにもう一回幸せになって欲しいだけなんだ」
フォサム:「幸せか……他の仲間みたく後を託して死ぬのが幸せだって、ずっと思ってたんだけどな」
フォサム:「難しい課題だね、少年」
安東 邑:「ゆっくり探せばいいよ。おれも手伝うし」
安東 邑:「何より、フォサムさんは生きてるんだから」
フォサム:「またそういう事を言って……」煙草を探しているのか、腰に手をやって、無い事に気が付いて。
フォサム:「嬉しがらせるんだから、まったく……」
安東 邑:「ダメだよ。没収中」ポケットから、フォサムが持っていた煙草を取り出す。
安東 邑:「フォサムさんはこれから、ちゃんと長生きして幸せになるんだ。健康になったら一服付き合ったげるからさ」
フォサム:「そのくらいは弁えてるさ……嘘、今みたいに恥ずかしかったら吸いたくなるね」
安東 邑:「ほんとお?信用できないな。これからもたまにセルの皆とお見舞い来るからね」
フォサム:「ん、ありがと……少年」
フォサム:「それと、だ」
安東 邑:「ん」
フォサム:「……もうフォサムって呼ばなくていいよ」
フォサム:「あの場所は、私たちが夢見た場所は……もう無くなったって、ようやく踏ん切りがついたから」
安東 邑:「そっか。いや、何かちょっと寂しいな……おれが初めて貴女と会った時に聞いた名前が『フォサム』だったし」
フォサム:「……そうかい?」
フォサム:「……なんだ、じゃあ止めておこう……少年にだけこっそり教えようと思ったのになー」
安東 邑:「でも、踏ん切りがついたみたいで良かった。そう言ってくれるってことはさ」
安東 邑:「これからまた別の名前で呼ばせてくれるってことでしょ?」
フォサム:「……卑怯だなぁ、君は」その言い方に
安東 邑:「ふふ。よく言われる」
フォサム:「まあ、別に面白い名前じゃないよ」
フォサム:「私の名前は……
安東 邑:「フォサムさんの、名前は?」ひそやかに笑って
安東 邑:彼女の新しい始まりを祝うように、温かく言葉を待つ。
GM:___いつか、かつての、どこか
GM:「ねぇ、やっぱりこのセル名ダサくない?」気だるげな銀髪の少女が問いかける
GM:「えー、そんな事無いでしょ、スローガンは体を現す!」金髪の少女が目を輝かせ、力説する
GM:「"for someone"セルって? フォーがどっか行って誰かさんにならなきゃいいね」
GM:「むー!! じゃあ何かいいアイディアを出してよ! 対論!!」
GM:「えー……じゃあフォサムで」
GM:「……」
GM:「……」
GM:「……それいいわね!」
GM:「えっ」
GM:「短くてわかりやすいし、親しみやすいし、それに何より___」
GM:「何より?」
GM:「大好きな人が名付けてくれたんだもの」
GM:「……! またそうやって……」
GM:「フォサム……プランナーに話してみましょう、きっと上手くいくわ」
GM:「やりたい事をやって行きましょう……私たちで、ずっと一緒に……ね」
GM:「_____吟子」
ED2:須賀達也
GM:かくしてあなたは日常へと戻った
GM:特に変わりがない毎日、驚くほど日常への帰還はあっさりと成った
GM:変わった事と言えば、懐くらいだろう……あなたの口座にプランナー名義で少し引く程度の金額が入金されていた事は、帰って一番記憶に残ったかもしれない
GM:というわけで、あなたは大学から帰りの道すがら、バス停でバスを待っていた。
須賀 達也:「……」
須賀 達也:椅子に腰掛け、小説のページをめくる。缶コーヒーを一口。
須賀 達也:あれから何かが変わった、ということもない。
須賀 達也:事後処理を済ませ、UGNからの多少の詰問をかわして、別れを済ませて帰ってきた。それだけ。
須賀 達也:そこそこ真面目に大学に行き、適当にバイトをこなして、それなりに人付き合いをして。
須賀 達也:静かでも騒がしくもない、ごく普通の生活。
須賀 達也:ただ、ほんの少し、気が晴れた。
須賀 達也:あの悪党はどうしているか。また厄介なことに首を突っ込んで"ヒーロー"をやっているのか。
須賀 達也:あの男はどうしているか。またあの仏頂面で、責任と義務を抱えこんでいるのか。
須賀 達也:──あいつは、どうしているか。
GM:その時
GM:《縮地》
GM:あなたの隣の席に、誰かが座った
須賀 達也:「………」
七里千秋:「……」女はよく知る無表情のまま、イヤホンをつけかけて……
七里千秋:「……仲直りを、しに来たわ」
須賀 達也:言葉を失う。驚きと、呆れたのと、それから……それから。
須賀 達也:「あのあと、どうしてた?」
七里千秋:「怒られたわ」
七里千秋:「それと、ヨハンに……いえ、こっちの話ね」手や首に包帯が見える
七里千秋:「それでも……世界は、何も変わらなかった」
須賀 達也:「マスターレイスは?」
須賀 達也:「一応、今の俺、UGNだぞ」
七里千秋:「その程度で揺るぐ地位じゃない……らしいわ」
七里千秋:「次は、分からないけれど」対峙した場合の話だろう、と分かる
須賀 達也:「そっか」
七里千秋:「そうよ」
須賀 達也:それから、少し。口を閉ざして、
七里千秋:こちらも、何かに躊躇した様子で
須賀 達也:「……くっ」
須賀 達也:思わず、吹き出す。
須賀 達也:「悪い……なんか」
七里千秋:「……何か笑う事が、あったかしら」
須賀 達也:「色々聞くこととか、話すことあったはずなんだけど」
須賀 達也:「色々、吹っ飛んじまった」
七里千秋:「……私も」
七里千秋:無言で、片耳にイヤホンを入れ
七里千秋:もう片側を、ゆっくりと……あなたの方へ
須賀 達也:無言で受け取って、片耳に入れる。
GM:雑音交じりの世界に、静かに音楽が流れて行く。
須賀 達也:「お前、時間は?」
七里千秋:「偶然……あけて来たわ」
須賀 達也:「偶然だな。俺も講義終わり」
須賀 達也:彼女の無理のある言い訳を、なにも言わず流して。
須賀 達也:「じゃあ、いっか。焦らなくて」
須賀 達也:「ゆっくり話そうぜ。思いついたことからよ」
須賀 達也:「静かなのは、嫌いじゃないだろ?」
七里千秋:「……ええ」
七里千秋:「好きよ」
須賀 達也:それから。
須賀 達也:小さな世界に、静かな音は流れ続けた。
須賀 達也:無音ではない静寂の中で、ゆっくりとゆっくりと。
須賀 達也:長い話になるだろう。
七里千秋:ゆっくりと、頭を預けて
七里千秋:その話に、聞き入る
七里千秋:___元々、物語は嫌いではない。
ED3:赤崎仰
GM:事件を終え、あなたに守られた少女……シオンはというと
GM:これ以上、FHという組織とあなたが接点を持つのが不味い、と知った段階で、一人で行けますと言って、安東邑のセルへと治療のため出向いて行った。
GM:あなたは、またいつも通りの傭兵生活に戻り
GM:今日も傭兵として仕事を終え
GM:今のセーフハウスとしているマンスリーマンションに帰ってきた……
GM:のだが
赤崎・仰:別段構わないとは言ったし、それならそれでストレンジャーズ系統からの繋がりもあったのだが。
赤崎・仰:それでも、あの時使っていたマンションの契約は切らずにいたのは、まあ。
赤崎・仰:感傷的な面を、やはりわずか刺激されたからだろうか。
シオン:そんな気を知ってか知らずか、玄関口に、ワンピース姿の少女が体育座りしていた。
シオン:透けているのは服だけであり、肉体は何処も異常が無いように見える
赤崎・仰:「……寒いだろう」玄関前で足を止めて。最近は冷え込む日も増えてきている。
シオン:側にはトランクケース、見た目の趣味から安東のものだろう。
シオン:「……はい、若干の温度低下を感じていました」
赤崎・仰:(送ってきたのはあいつか?また)
赤崎・仰:「……上着くらい、用意しなかったのか」
赤崎・仰:そう言いながら、ジャケットを脱いで彼女の肩に。
赤崎・仰:あの日のものとは別だ。もう何度か戦闘をすればダメになって、似たようなものを再度購入している。
シオン:「いえ、頂いたものは洗濯……そう、あの洗濯機という優れた機械があったのです、それで綺麗にしたので」
シオン:「畳んで持ってきました、お返しするために」ジャケットを肩にかけながら
赤崎・仰:「別に構わない。返せと言わなかっただろう」
赤崎・仰:珍しく付けていたネクタイを解き仕舞う。
シオン:「そうですか、では私がいただいても良かったのでしょうか」
赤崎・仰:「大分着古したものだ。それに、服もそう持っていなかった。だから、好きに扱っても構わなかった」
赤崎・仰:「……女性なら、もっと似合うものもあろうが」
シオン:「いえ……これが、良かったのです」
シオン:「それはそれとして、もっと似合う方も選んでもらいました、後でお見せしたいです」
シオン:「……後でお見せして、良いでしょうか?」
赤崎・仰:「……そうか」それが良かった、ということにも、もっと似合うものもある、というこにも。
赤崎・仰:見せたい、というには。自分なぞよりもっと良い相手がいるだろう、と言いかけて、飲み込む。
赤崎・仰:「…まず、いつまでも玄関先で話すのもなんだ」
赤崎・仰:鍵を指し、回す。
赤崎・仰:「入っていい。……碌なものは無いが」ドアを開け、トランクを持って。
シオン:「はい、お邪魔します……と、言うべき状況ですね」
赤崎・仰:殺風景なワンルーム。殆ど備え付けのまま。
赤崎・仰:「………」
赤崎・仰:「ああ、そうだな」ひとを迎え入れるのは、随分と久し振りだった。
赤崎・仰:「食事も用意する。…寝床は、予備の布団でも敷こう」
シオン:「ありがとうございます」
赤崎・仰:「……そうだな……」口を開こうとして、何を話そうか迷って。
赤崎・仰:「……身体は見たところ治ったようだが。どうだ」
シオン:「はい、経過順調……普通の、という言い方は分かりませんが、世間一般的なオーヴァードの水準にはなれたようです」
赤崎・仰:カラーボックスが置いてある所とは逆の壁寄りにトランクを置きつつ、話しを聞く。
シオン:「……件の能力についてのデータは、あまり取れなかったようで。 その点は邑に少し申し訳ない、と感じています」
赤崎・仰:「そう気にするものでもないだろう。元から失われやすいものとわかっていただろうし、それに」
赤崎・仰:「あれが、そこを気にしたそぶりを見せたとも思えん」
シオン:「ええ、良かったと笑顔で送り出されました」
赤崎・仰:「なら、それでいいだろう。思い煩う事もない」
シオン:「たしかに、では大切な無形の記憶……思い出にしておきましょう」
赤崎・仰:そうか、と呟くと。
赤崎・仰:「今後の生活は、あちらの援助でも受けるのか」
シオン:「……いえ。自活できるようになりたいと、思っています」
シオン:「仰、私にはこれが……本能か何であるのか分からないのですが」
シオン:「どうやら私は、仰の近くにいたいようなので」
赤崎・仰:「…………」
赤崎・仰:「……まず、自立を目指すのは良いことだ。レネゲイドビーイングは発生経緯から、戸籍が無い。ない場合、この国では活動が酷くし辛い」
シオン:頷いてメモを取り出す、大量に付箋が貼ってある
赤崎・仰:「自立出来ない者は、組織から離れられない。どういう境遇だとしても。だから、そこはいい」
赤崎・仰:「俺のことだが、俺は根本的に1か所に留まらない生活をしている」
シオン:「なるほど……似た存在を辞書で見ました……風来坊?」
赤崎・仰:「俺と共に来る、というのは。自立するための準備や、学ぶべきこと、資産などを得られん」
赤崎・仰:「似たようなものだな。生計を立てる手段がよりろくでもないが」
赤崎・仰:「……そして、俺は、基本そうしないように思っているが」
赤崎・仰:「自立した生計を立てる術を持たない、従属した相手に、色々な強制を可能とし得る。俺が、どういう状況でもそうしないという事は言えない」
赤崎・仰:言った通り風来坊で、生計も安定していないからな、と付け加えて。
シオン:「たしかに、それは状況上仕方がない事です……不確定である以上、断言できないという事ですね」
赤崎・仰:「そうだ」無表情、というには。どことなく苦みが強いように見える。
赤崎・仰:「……レネゲイドビーイングとしてなら、UGNがある。あそこで、人間に近いというなら、余計…そうした援助はするはずだ」
シオン:「……それでも」
シオン:「それでも、共にありたいという願いは」
シオン:「ご迷惑、でしょうか」
赤崎・仰:「それは……」躊躇うような声音だった。
シオン:「私は仰に、従属したり保護されたいわけでは無いです」
シオン:「ただ、仰と共にいたいだけです」
赤崎・仰:「…………もっといい所はあるだろうし、俺に失望することも多々あるだろう」
赤崎・仰:「俺はヒーローなんかじゃない。現実にモノを食べて寝る生き物でしかない」
赤崎・仰:「………そこの所は、分かっているか」
シオン:「そんな仰だからです」
シオン:「私は人では無いです、モノを食べて寝る必要も薄いようです」
シオン:「それでも、生きていく上で拘りたい事が……できたようなのです」
シオン:「あの戦いの時の……彼らのようには、いきませんが」
赤崎・仰:「………別段」
赤崎・仰:「あんな拘りがあるから、夢があるから、素晴らしいわけではない」
赤崎・仰:「夢を追える人間が素晴らしいとしても。それは、眼に見えない階段が、彼らを支えているからそう見えるだけだ」
赤崎・仰:「…………」ふぅ、と息を吐く。
シオン:「……」じっと、赤崎を見る
赤崎・仰:「……居たいなら、居ればいい」右手で髪をぐしゃりとかき混ぜて。
赤崎・仰:「…………もし、別の拘りや、したいことが出来たなら」
シオン:「……!」
赤崎・仰:「そうすればいい。……俺は、そこを止めるつもりはない」
赤崎・仰:「……言うなら、名前も何も。好きに改めたって構わん」
シオン:「ありがとう、ございます」
シオン:無表情のまま
シオン:かくんとへたり落ちる
シオン:「いえ、名前も……これがいいです」
赤崎・仰:「……そうか。好きにしろ」ぽん、と右手で髪にそっと触れて。
赤崎・仰:「……ただ、そうだな。出来れば、俺がしてほしくないのだと言った事は、守ってくれ」
シオン:頷く
赤崎・仰:「別に、するなとは言わん。……俺が有りたい在り様と、ぶつかってしまうのは…」
赤崎・仰:「そしてその時に、認められない場合は……出来れば、穏やかに解決したいというだけだ」
シオン:「そうですね、一つ一つ……話し合いたいです」
赤崎・仰:「……そうだな。ああ、そうなるか」こちらも、無意識に入っていた力を抜く。
シオン:「……忘れませんから、私は」
赤崎・仰:「忘れたって、構わん。そう言う事もある」
赤崎・仰:「……誰もが、勿忘草を植えた弟のようにはいかんものだ」抗いようのない災害や、突然の悪意に、事故があることを、自分はよくよく知っているから。
シオン:「……ええ、それでも」
シオン:「言っておきたかったのです」忘れない、そういう異名の花であったから
赤崎・仰:「……そうか。ああ」
赤崎・仰:「そう思う事は、きっと悪くはないのだろう」
赤崎・仰:薄く、わずかに唇を綻ばせて。
シオン:同じく、僅かに笑みを浮かべて
GM:二人は、顔を見合わせた。
GM:そして、静寂に音が落ちた。
『静寂と渇望』 完
GM:参加者、見学、そして読みの皆様、ありがとうございました。
安東 邑:お疲れさまでした!
須賀 達也:お疲れさまでした!
赤崎・仰:おつかれさまでした!ありがとうございました~~!