夜明け前の夢にはラメント
PC1:“カタシハヤ”鐙 幸生(キャラシート)PL:ロケット商会
PC2:“スノードロップ”禍田 雅彦(キャラシート)PL:ぽぽ
PC3:“ビット・アキュート”静波 季夏(キャラシート)PL:そごう
GM:カムリ
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:よし
GM:点呼!
GM:1!
鐙幸生:2!
禍田 雅彦:3
静波季夏:4~
GM:全員いるな!
GM:ではこれより、セッション『夜明け前の夢にはラメント』を執り行っていきたいと思います
GM:よろしくお願いします!
静波季夏:よろしくお願いします! ワーワー
鐙幸生:お願いします!
禍田 雅彦:お願いしまーす
GM:フフフ…戦士が揃ったようだな
GM:では、自己紹介から早速やっていきましょう!
GM:M市より借金と怪異と野望を引き連れ来てくれた!誰が呼んだか人間百鬼夜行!
GM:このセッションのPC1は…”カタシハヤ”鐙幸生!お前だ!
鐙幸生:(キャラシート)
鐙幸生:ウオーーーーッ
GM:自己を紹介せよ!
鐙幸生:今日もまったく金がない! なぜなら借金してるから!
GM:ひどすぎる
鐙幸生:鐙幸生です! お金がないので、大学生をやりつつ厄介事を引き受ける仕事をしています!
鐙幸生:受難代行! 状況に応じてUGNにもFHにも力を貸す、ミステリアスな男です。
鐙幸生:今回も金と女性とSuccessへの期待をモチベーションにがんばっていきたいです。
鐙幸生:スペックは、奇跡の血を活かした比較的低侵食率での攻撃! 単体しか相手にできないから勘弁ね!
GM:欲望に忠実で大変よろしいと思う
鐙幸生:あとHPが3以下だとろくな火力は出せない
GM:奇跡の血、侵蝕対エフェクトの効果が強いんだよな~
鐙幸生:以上、そんな感じです!よろしくどうぞ~!
GM:はーい、よろしくお願いします!
GM:では、そんな鐙くんのHOはこちら。
●PC1 “カタシハヤ”鐙幸生(PL:ロケット商会)
シナリオロイス:“&U”安東邑
推奨感情 P:友好/○N:嫉妬
きみはフリーの『受難代行』アルバイトを営む大学生だ。
ある寒い冬の夜、きみは偶然ある人物と遭遇する。
それはかつてきみが共闘した『ファケアノス』セルリーダー、安東邑だった。
彼はきみを見付けると、怪異の専門家として、
“カタシハヤ”へと一つの『頼みごと』を持ち込んでくる。
それは、怪異が出ると噂の廃遊園地の調査だった。
安東邑:おっす!また会った?
鐙幸生:女性比率の多いセルに在籍する……
GM:というわけで、前に一回共闘したFHセルリーダーと一緒に
鐙幸生:悪鬼羅刹! 安東くん! 仕事を紹介してくれたことは感謝するよ…!
GM:廃遊園地デートに…行って貰う!
安東邑:おれ君に何かしたかなあ!?
鐙幸生:22歳くらいの破滅的な雰囲気の女の人じゃないのが最大の問題だ… こわいよぉ…
GM:では、続いてPC2!
GM:能力と設定が既にめちゃくちゃ格好いい!ぽぽさん謹製のオーヴァード暴力団、”スノードロップ”禍田さん!
GM:自己を…紹介せよ!
禍田 雅彦:(キャラシート)
禍田 雅彦:お金に困ってる人にはマネーを仕事に困ってる人にはワークを
禍田 雅彦:あなたの街のフレンドリー企業、禍田興業の社長。
GM:闇金マガジマくんじゃね~か
禍田 雅彦:禍田雅彦です
GM:アットホームな職場…
禍田 雅彦:表向きは優良企業、裏向きは鴻央会系の直参ヤクザで。
禍田 雅彦:鴻央会の三仁義の一角です。
禍田 雅彦:父親が死んで後を継いだので発言力を伸ばしていきたいところ。
禍田 雅彦:呪いを使うヤクザで ちょいと支援してあとは物陰に隠れてます
GM:能力に怖いことしか書いてない
禍田 雅彦:大丈夫、借金はコワクナイ
GM:この三仁義の設定も格好いいよね!さまざまなヤクザは福利厚生
禍田 雅彦:三仁義は比較的UGNとは中立的なグループなので
禍田 雅彦:UGNとも協力しちゃうよ
GM:ヨカッター(棒)
GM:『とも』?
禍田 雅彦:中立ダカラネ、ニュートラル
禍田 雅彦:そんな感じで頑張るゾイ
GM:オッス!よろしくお願いします!
GM:では、そんな禍田さんのハンドアウトがこちら。
●PC2 “スノードロップ”禍田雅彦(PL:ぽぽ)
シナリオロイス:“鯉糸縅”御鏡しだれ
推奨感情 P:連帯感/○N:猜疑心
きみは鴻央会系暴力団「禍田興業」の若き社長だ。
ある寒い日の夜、きみのオフィスを一人の女性が訪ねて来る。
彼女は同じ鴻央会にてきみの『禍田派』と勢力争いを繰り広げる、
『御鏡派』の重要人物の一人だった。
警戒するきみに、彼女は一つの『取引』を持ち掛ける。
それは、≪ヴァンデランド≫を自分たちのシマにするという提案だった。
しだれ:そういうわけでさァ、よろしくね~マッちゃん
しだれ:鴻央ランド開園のため頑張ろうぜぃ
禍田 雅彦:へっへっへ 地上げした後に何か開発するのかな
GM:では、最後にPC3!
GM:話題沸騰の静波家から因習をぶっちぎってエントリー!期待の鍼灸師暗殺ニュービー、”ビット・アキュート”静波季夏!
GM:自己を…紹介せよ!
静波季夏:はーい
静波季夏:(キャラシート)
静波季夏:静波季夏、じゃあく暗殺一族の凶手として教育などを施されていた15歳です。
静波季夏:同じような境遇の姉妹たち(別に血はつながってない)に手を引かれて一族を脱走しました。
静波季夏:マイペース故、当初は被虐待児の自覚はいまいちありませんでしたが
静波季夏:なんやかんや他の子と話す内に実験体生活がホントは嫌だったことを自覚したタイプです。
静波季夏:もうあの頃のくらしには……戻れない!
静波季夏:クラゲのキュマイラ因子を持ち、人体の経穴に刺胞から取り出した飛針を打ち込んで行動を妨害したり
GM:本当に悲惨なタイプの暗殺者一族
静波季夏:健康を著しく損なわせたり、普通に人体を破壊したりが得意です
GM:普通に人体を破壊するな
GM:並々ならぬ努力を重ねて来たんだろうな…
静波季夏:今はUGNの監視をそれとなく受けながら、東洋医学知識を活かして鍼灸院を構えています。無免。
GM:ブラックジャックが代
静波季夏:治安の悪い雑居ビルの奥まったとこにある
静波季夏:構成は微妙なダイスデバフと低速白兵です。よろしくお願いします。
GM:魔獣の咆哮ビーストロア、GMが泣きを見るダイス減少エフェクトの一つ
GM:オッス!よろしくお願いします。
GM:では、そんな静波さんのHOがこちら。
静波季夏:やったぁ ハンドアウトだ
●PC3 “ビット・アキュート”静波季夏(PL:そごう)
シナリオロイス:≪踊り子≫
推奨感情 P:好奇心/○N:恐怖
きみは暗殺者一族・静波家より出奔して来たオーヴァードだ。
ある寒い冬の夜から、きみは毎晩同じ夢を見る。
回り出した回転木馬。夜に佇む観覧車。巷に蔓延る≪ヴァンデランド≫の噂。
そして、ステージの上でくるくると回り、きみを導く踊り子の姿が。
夢の中できみは、その≪踊り子≫に誘われる。
『私のところに、遊びに来て』と。
きみは彼女のいる所に赴き、謎を解かなくてはならない。
≪踊り子≫:一緒に遊ぼうね。約束だよ?
静波季夏:ふしぎな夢……気が淀んでいるのかも
静波季夏:医者の不養生にならないようにしなきゃ
静波季夏:ちゃんと向かいます
GM:嬉しい~
GM:では、最後にトレーラーを貼ってOPに参りましょう。
『夜明け前の夢にはラメント』
■トレーラー
『あのね、私 あなたに会ったの。』
『夢の中に、置いて来たけどね』
寒い冬。街路に眩く光が灯り、聖歌がぽつぽつと歌われる頃。
『顔のない踊り子』と称される怪談が、街に蔓延っていた。
人々の夢の中で舞い踊り、彼らを幸福な眠りへと導く怪異。
“彼女”が躍る舞台は、昭和に建築された廃遊園地≪ヴァンデランド≫だという。
一つの怪異を巡り、夜明け前に黒い群鴉は羽を開いた。
≪踊り子≫を利用せんと狙うマフィア。
≪踊り子≫を止めんと動き出すFHセル。
≪踊り子≫に導かれ飛び出した、夜を揺蕩う少女。
混沌の中で、≪踊り子≫はきみたちに牙を剥いた。
三つの闇が交錯した時、弔歌は静かに紡がれ始める。
GM:という訳で 廃遊園地・ヤクザ・お化け・FHというダーティな雰囲気でお送りします!
禍田 雅彦:イエス
鐙幸生:ガンバルゾッ
静波季夏:いえーい
GM:シャー!
GM:では、早速OPに参りましょう。よろしくお願いします!
OP1『百鬼夜行の隣にアルゴ』
GM:このセッションでは、登場浸蝕ダイスを振る際に
GM:1d10、もしくは1d3+3の中からどちらかを自由に選択できるというハウスルールを採用しています。
鐙幸生:ヒヒャーッ! もちろんあっしが選ぶのは……
GM:ご自身の浸蝕率と合わせて、振るダイスを登場の都度選択して貰って構いません。質問がなければ登場浸蝕をどうぞ!
鐙幸生:1d10だ! まずはこれで幸先を…見る!
鐙幸生:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 2[2]+29 → 31
鐙幸生:GOOD SAISAKI
GM:EXCELENT!
OP1 『百鬼夜行の隣にアルゴ』
鐙幸生:夕暮れ時の駅前。ベンチ。大学からほど近い、住宅街の一角で、青ざめた顔で座り込む男が一人。
鐙幸生:――鐙幸生である。
鐙幸生:(もう駄目だ……)
鐙幸生:(すべて失った……! 力…金…女…名声……!)
鐙幸生:(何もかも一度は手にしたはずなのに…なんでこんなことに……) その手に握りしめているのは、学内マルチ商法の最大手サークル、《ドリームBAKU》の特待メンバーチケット!
鐙幸生:先ほど《ドリームBAKU》は幹部の仲間割れによって消滅し…… 準幹部候補であった鐙は、こうして寒空の下に放り出された。
鐙幸生:一度はその手に握りかけた、グランド・マネージャーという肩書を失い……大量の在庫を寮の部屋に抱えて……!
鐙幸生:(……どうしよう……)
安東邑:そこに。
安東邑:「きみとで~あえた、き~せ~、きが~…」
安東邑:スーパーの買い物袋を抱えた、鐙くんと同じ年頃の青年が通りかかる。
鐙幸生:「……あっ!」
安東邑:「こ~の、まちに…ん?」近くのベンチを見る。
鐙幸生:「安東くん安東くん安東くん安東くん安東くん安東くん安東くん安東くん!」
鐙幸生:「いいところで会うじゃあないかッ!」
安東邑:「ウワ~~~~ッ!!康一君に会った岸部露伴の話し方!」
鐙幸生:「へへ……こんなときにこんなところで会うって、ディスティニーかもな……元気だった?」
安東邑:「えっ……ちょっ……あ、鐙くん!?」顔がぱっと輝く。
安東邑:「久しぶりじゃん!良かった……”フライング・ダッチマン”ぶっ壊したっきりだったから」
安東邑:「連絡取りづらくて、心配してたんだ。おれは変わりないよ」柔らかく微笑む。
鐙幸生:「いや~、俺も会いたかったよ。お金儲かった? ラストオリジンやってる? ってか単位いくつ落とした?」
安東邑:「いや、彼女が嫌がると思ってやってないなあ」
鐙幸生:「敵!」
鐙幸生:「敵だったわ、こいつ! そういえば! なめてんのかッ!」
安東邑:「単位は……一応フルで取ってるよ。親に申し訳ないし……って言うかよくよく忙しいやつだな!」
安東邑:「でも、懐かしいな。鐙くんはどう?もめごとに巻き込まれてたりしてない?」
安東邑:「何か俺に手伝えることがあったら、何でも言ってよ」
鐙幸生:「クァーッ! この余裕感覚! だが背に腹は代えられねえ……。血涙を飲んで話すぞ……! あの事件をピークに、俺の運勢落ちっぱなしでさあ……」
鐙幸生:「ほら俺ってお人好しのおっちょこちょいなところあるじゃん? 普段はクレバーだけど、どっか抜けてて……優しすぎるっていうかさ……」
鐙幸生:「だから人に騙されて、お金なくって」
安東邑:「うんうん」さりげなく荷物をどけてベンチを開ける。
鐙幸生:「なんか仕事紹介してほしいんだよね……それか俺の大量の在庫をさばいてくれるマルチ商法の業者とか」
鐙幸生:「正義のために!」
安東邑:「とりあえず座る?ジュース買ったから飲みなよ」スーパーの袋からオロナミンを取り出し手渡す。
鐙幸生:「あっ」
鐙幸生:「アザーッス!」
安東邑:「そっか……鐙くんを騙す奴もいるんだな。許せない」
鐙幸生:「許せませんよねえ!」
安東邑:「だよなあ」
鐙幸生:「とはいえやつらはもう檻の中……。あとバックについてる組織も危なそうで怖いんで」
鐙幸生:「そんなことより、手っ取り早く生活費を稼ぎたいんだよね」
安東邑:「ちょうどさ…『ドリーム・BAKU』って奴等とこないだ会って来てさ」
鐙幸生:「エッ」
安東邑:「何かFHの資金洗浄網の偽装として使われてたから、姉さんと協力して止めさせて…え?」
鐙幸生:「お前かぁぁあああああああ!!!」
安東邑:「うわあああああああ!!!何なんだよさっきから!!!!」
安東邑:ビックリしている。
鐙幸生:「お前じゃん! 俺が金と女と権力へのSuccess階段を踏み外したのは! 生活費にもいま困ってるのは!」
鐙幸生:「いますぐ何かの仕事を紹介して! 紹介してよ! そうじゃなきゃ、俺……」
鐙幸生:「ここで駄々をこねるぞ!!!」
安東邑:「ええ~っ?あんな所と付き合い持ったらダメに決まってるだろ…」
安東邑:「でも、そっか。鐙くんも大変だったんだもんな…それは謝る。ごめんな」
鐙幸生:「ヤダーーーーッ! ごめんなだけじゃヤダーーーーッ!」 (ちいかわの顔)
安東邑:「しょうがないな~…あ、そうだ」
安東邑:「じゃあさ。ちょっと頼み聞いてくれないかな?おれも今困っててさ」
鐙幸生:「めちゃめちゃ儲かる仕事! 仕事紹介――おっ?」
鐙幸生:「なになになになになになに? え~、本当になんかあるの?」
安東邑:「え~っと…とりあえず、50万でいいかな」
鐙幸生:「もしかして合コンで人数足りないとか……エッ 50……万円?」
鐙幸生:「万円で?」
安東邑:「うん」
鐙幸生:「……いや~~~~そりゃまあ50万ももらえればなんでもやるけれども」
安東邑:「人を駆り出そうとしてるんだから、本当ならそれでも安いくらいだけど…話しだけでも聞いてもらえる?」
鐙幸生:「そんなにヤバい合コンなの?」
安東邑:「合コンから離れてくれよ」
安東邑:「って言うか!おれそういうのしないんだってば。アレだよアレ…怪異絡み」
鐙幸生:「あっ! 怪異! そうそう、それ! 怪異の厄介事の引き受けなら俺の仕事だ。パーフェクトにやる――プロとして――――」
鐙幸生:「任せとけ――――何の心配もない――――――」
安東邑:「顔岡田准一みたいになってるけど大丈夫?」
鐙幸生:「大丈夫だって。で、どこに行けばいいの?」
鐙幸生:「怖い間取り系? 来る!みたいに最強霊能師軍団の一員になるとか?」
安東邑:「いや、ほんこわ系じゃない。ついでに『世にも~』の方でもないからな」
安東邑:「ん~とね、『顔の無い踊り子』って知ってる?」
鐙幸生:「じゃあ洒落コワ系じゃん! 俺、クトゥルフ系は受けないから……あ? ワードが結構物騒だぞ……」
鐙幸生:「知らない。最近のやつか?」
安東邑:「そう。皆の夢の中に出て、それを見た奴と一緒に踊ってくれるらしい」
安東邑:「でも、たまに『ずっと踊ってしまう』やつがいるんだってさ。そうすると、そいつは昏睡状態になって目覚めない」
鐙幸生:「へ~。NiziUみたいに延々と踊り続けることになるのか……」
鐙幸生:「まあまあよくあるやつじゃん! 楽勝楽勝! ……たぶん」
鐙幸生:「俺はやるぜ~、何しろ50万だ」
安東邑:「実際、≪ジャック・オ・ランタン≫みたいなやつじゃないしな。規模自体は、そこまででかくはない」
安東邑:「でも、実際起きなくなってる奴は結構いるんだ。そういう言い方は良くない」
鐙幸生:「起こせばいいだろ、起こせば」
安東邑:「いや…起こしても起きないみたいなんだよな、それが」
鐙幸生:「わかる。俺も休みの日に48時間くらい寝たことあるぜ」
鐙幸生:「その怪奇現象をどうにかすれば起きるだろ」
安東邑:「それもそうか。流石に慣れてるなあ、鐙くんは」
安東邑:「で、だ。そう…そいつを追いたい」
鐙幸生:「夢の中のやつを追う……まさにドリームBAKUで痛い目に遭った俺のリベンジにぴったりな仕事だ……」
鐙幸生:「何か手がかりあんの?」
安東邑:「そこだ。夢を見た奴の証言を総合すると、≪踊り子≫はT駅からちょっと離れた廃遊園地にいるらしい」
鐙幸生:「遊園地~~~~~?」
安東邑:「≪ヴァンデランド≫って聞いたことあるだろ?スペイン村の百番煎じみたいなやつ」
鐙幸生:「なんか……駅の広告とかで見た、かも……」
鐙幸生:「そこまでわかってんなら話は早ぇーじゃんな」
安東邑:「そう。だもんで、頼みたい」
安東邑:「今うちのセルの皆さあ」
安東邑:「……温泉旅行行っちゃってて……」
鐙幸生:「お、おう……」
鐙幸生:「まあ、任せろよ。俺は遊園地には前々から恨みがあったんだ!」
安東邑:「恨み?楽しい思い出しか生まれなくない?」
鐙幸生:「一年生のとき、同じサークルの女子を誘ったらさあ……用事があるからって断られて……仕方ねえから男の友達と行ったら……」
鐙幸生:「……いたんだよね。その子が……サークルの先輩の男と一緒に……」
安東邑:「…………」
鐙幸生:「今回は、その恨みを晴らす!」
安東邑:「……鐙くんさあ」
安東邑:「良かったら、行く前に飯食ってく?」
安東邑:「腹減ってるだろ……忘れさせてやるからさ……」
鐙幸生:「……はい、すた丼お願いします」
安東邑:「おれも、大分女性関係で苦労したからな。解るよその気持ちは」立ち上がる。
安東邑:「あ、とりあえず寒いからおれのマフラー貸すよ。冷えるだろ」ひょいとマフラーを投げる。
鐙幸生:(何がとは言わないが、許せねえ…… 許しがたい……!)
鐙幸生:(だが、何も言えない)
鐙幸生:(こいつは、俺より明らかに輝度の高い学生生活を送っている…… <上位大学生活者>だからだ!)
鐙幸生:(今回の仕事をきっかけに、絶対なってやる……!)
───────
GM:ロイス取得が可能です。
鐙幸生:安東邑/友好/嫉妬〇 で!
鐙幸生:以上!
安東邑:し、嫉妬されている…
───────
OP2『吉兆が響く星にララバイ』
GM:登場浸蝕を1d3+3or1d10でどうぞ。
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を1d3+3(→ 6)増加 (47 → 53)
OP2『吉兆が響く星にララバイ』
禍田 雅彦:ハッピーローンは禍田興業傘下の金融会社である。
:駅前など市内に幾つか店舗を展開しており。
:この事務所はそのうちの一つである。
:シンプルな内装に
:無名だが色気のあるタレントを使用したポスターが映える。
:受付、審査室、応接室に分かれており。
:いま社長である禍田がいるのは応接室だ。
:幾つかの債務者の書類に目を通している。
社員:「親分、そいつら返済期限がそろそろの連中ッスよ」
禍田 雅彦:「親分はやめてくれって言ってるだろ?」
禍田 雅彦:「届け出してる金融業者だぜ、ウチは」
社員:「ヘイ、スイヤセン」
社員:「追い込みかけますか?社長」
禍田 雅彦:「ん、まだ取り立てからにしておいてあげよう」
禍田 雅彦:「無理は良くないからね」
禍田 雅彦:「仕事がないなら紹介して上げて頑張れそうな人にはちゃんとした仕事を」
禍田 雅彦:「やる気がない奴は無理やり働ける仕事でね」
社員:「ヤサシィッスね社長」
しだれ:「そうなんだよねェ。マッちゃん、昔からやさしーんだ」
禍田 雅彦:「うおっ、ビックリした」
禍田 雅彦:「入ってくるならノックくらいしてほしいな。しだれさん」
しだれ:いきなりきみに声を掛けて来たのは、ワインレッドのノースリーブドレスを纏った妙齢の美女。
しだれ:狐のような鋭い目つきに、人を食った笑みを常に口元に湛えていた。
しだれ:「やははー、ごめんごめん。うちみたいなもんだからさ、つい礼儀忘れちゃったァね」
社員:「社長の知り合いッスか」懐に入れた手を元に戻す。
社員:懐に何が入っているかは秘密だ。
禍田 雅彦:「あー、そうだよ。御鏡さんところの人」
しだれ:「そ。良い護衛クンだね」
しだれ:「御鏡しだれ。千鶴ちゃんとは又従姉妹くらいの関係だァよ。覚えてくれると、嬉しいな」
禍田 雅彦:「護衛じゃないって、社員だよ社員」
禍田 雅彦:「ちょっと、お話するから通常業務に戻ってて」
社員:「ヘイ、社長」
社員:退室します。
御鏡しだれ:「出ェ~た。社員教育が行き届いてるようでなによりだけどさァ」
禍田 雅彦:トントンと債務者ファイルを纏め金庫に入れる。
御鏡しだれ:ドレスのスリットから、笛ラムネを取り出してバリボリ噛み砕く。
御鏡しだれ:「……」
御鏡しだれ:「食べる?」
禍田 雅彦:「今時ガラの悪い金融じゃあ時代に生き残れないよ」
禍田 雅彦:「もらおうかな」
御鏡しだれ:「疲れた頭には糖分が大事」
禍田 雅彦:「そう?緊迫した空気には」
禍田 雅彦:ぷい~♪
禍田 雅彦:「気の抜けた音楽も必要さ」
禍田 雅彦:「意外と良い音するな、コレ」
御鏡しだれ:「あはは!昔よくやったねえ」
禍田 雅彦:「しだれさん、空気がね、ザッツ裏社会だからさあ」
御鏡しだれ:「やっぱり出ちゃってる?危険な女の香り」
禍田 雅彦:「いや、良いと思うよ。裏サイドの危険な女」
禍田 雅彦:「でも、怖くなっちゃうじゃん」
禍田 雅彦:ニヤニヤ笑う。
御鏡しだれ:「ごめんね~良い女で。なるたけ商売の邪魔ならんよーするからさ」
御鏡しだれ:「千鶴っちがいる間はあたしはなーんも波風立てる着ないよ。ノーサイドノーサイド」
禍田 雅彦:「はいはい、了解」
御鏡しだれ:「でもさ、そんな仕事ばっかりじゃ疲れちゃうんじゃん?」
禍田 雅彦:「はは、なるほど」
禍田 雅彦:「で?今日はお爺さんの要件?最近忙しいでしょ御鏡の先生は」
御鏡しだれ:「うんにゃ。だったらアタシみたいなフーテンじゃなくてもっとちゃんとした人寄越すって」
禍田 雅彦:「じゃあ”楽しい”感じの話か」
御鏡しだれ:「そ」にやりと笑う。
御鏡しだれ:「思い出すよねえ。昔ガキ大将の秘密基地をあたしたちだけで占拠したじゃんさ」
御鏡しだれ:ぴー、と間の抜けた音。
御鏡しだれ:「そんな感じのやつだよ。あたしと一緒に、冒険してみない?」
禍田 雅彦:「いつの話だよ、そういうの率先してやってたのしだれさんでしょ」
御鏡しだれ:「マッちゃんはその後上級生にお菓子とかカードとか渡していつの間にかどうにかしちゃってたじゃん。お互い様だーい」
禍田 雅彦:「そうやって断れない感じで話勧めるのいつもの手口だなあ」
禍田 雅彦:「まあ良いよ。とりあえず話は聞くさ」
御鏡しだれ:「えへへ」
御鏡しだれ:上品な所作でソファに腰かける。
禍田 雅彦:「一応、マッちゃんとしてな」
禍田 雅彦:「禍田としてってんなら、また別案になるぜ」
禍田 雅彦:「話次第だけどね」
御鏡しだれ:「……あたしはどっちもほしーな。欲張りだから」
禍田 雅彦:「欲張るもんじゃねえよ」
御鏡しだれ:「ほら、駅からちょっと離れた遊園地あるじゃんさ。≪ヴァンデランド≫、覚えてる?」
禍田 雅彦:「ああ、あるね。でも、あれって潰れたんじゃなかったっけ?」
禍田 雅彦:「あれ?まだ営業してたっけ?」
御鏡しだれ:「うんにゃ、潰れたね~。でも、施設自体はそのまま」
禍田 雅彦:「不況だからね、取り壊し費用も馬鹿にならんでしょ」
御鏡しだれ:「だからさ、その辺にこう…ゼネコンを食いこませて」
御鏡しだれ:「ちゃちゃっとね」ぐい~と手を捻るジェスチャー。
禍田 雅彦:「儲ける算段があるってか」
禍田 雅彦:「あんまり御鏡のご老人は良い顔しないと思うけどな」
御鏡しだれ:「ピンチはチャンスよ。直近の電力不足で、火力発電所作ろーって話あるでしょ」
禍田 雅彦:「なるほどね」
禍田 雅彦:「ま、ちゃんと儲かるってんなら投資対象ビジネスだ」
御鏡しだれ:「そそ。あすこの遊園地をぶっ壊すのと、発電所ぶっ立てるのに両方うちが融資して」
御鏡しだれ:「ついでに、土地自体の権利書もあるはずなんだよね。だからそれをかっさらう」
御鏡しだれ:「つまりWiN-WIN。あたしたちが二倍勝つ」
禍田 雅彦:「それやるだけならしだれさんの裁量でもなんとかなるでしょ」
禍田 雅彦:「俺が手を貸すってのは、何か他に問題が?」
御鏡しだれ:「お爺ちゃんには秘密にしたいからさあ。話の分かる巻き添えが必要なんだよね」
御鏡しだれ:「それに……」少し眉を顰める
御鏡しだれ:「なんでそもそも権利書が野ざらしにされてるかって言うと、さ」
御鏡しだれ:「『幽霊』が出て来て…誰も取りに行けないからなんだよね」
御鏡しだれ:再び、ぴー、と間の抜けた音。
禍田 雅彦:「へぇ」
御鏡しだれ:「土地関係の人って、結構ゲン担ぐじゃんさ」
御鏡しだれ:「ンだから、最近話題になってる『顔の無い踊り子』ってウワサにビビっちゃってもー、ネ」
禍田 雅彦:(祓いの方だと奥津さんの方が得意そうだけど、今忙しいからな)
御鏡しだれ:「このままだと入札にも影響しかねない。そいで」ぐりん、と首を動かす。
御鏡しだれ:「マッちゃんに退治してほしーわけ。その、悪霊を」
禍田 雅彦:「権利書なんてのは、そもそも実物よりも登記が大事だからな」
禍田 雅彦:「ま、悪い噂で工事が進まないのを掻っ攫うってのは」
禍田 雅彦:「”解る”話だ」
御鏡しだれ:「えへへ」子犬のように笑う。
御鏡しだれ:「やっぱり?やっぱり?ね、やっちゃおーよマッちゃん」
御鏡しだれ:「あそこを、あたしらのシマにしよう」
禍田 雅彦:「悪霊を”呪え”っての?」
禍田 雅彦:「怖いもの知らずかよ」
禍田 雅彦:「まあいいさ、確かに」
禍田 雅彦:「”楽しそう”な話だ」
御鏡しだれ:「ンフフ。二人なら出来るよ」
禍田 雅彦:「良いよ、受けよう」
御鏡しだれ:「いやった」
禍田 雅彦:「ただ、金になるかどうかはちゃんと調べるぜ」
禍田 雅彦:「悪霊退治は面白そうだからやってやるさ」
御鏡しだれ:「もっちろん。何なら、あたしのスカートの裏まで見てくれていーよ」薄く笑う。
御鏡しだれ:「でも、約束破ったら」
禍田 雅彦:「そんな色気が通じると思うのかよ、僕に」
御鏡しだれ:「あはは。ばれた?」
御鏡しだれ:「……約束破ったらさ。呪うからね」
御鏡しだれ:スカートの底から、在り得ない量の笛ラムネが零れ落ちる。
御鏡しだれ:ど ささささささささっ
禍田 雅彦:「どこに入れてんだよソレ」
御鏡しだれ:その一つ一つの包装の中に、毒虫がびっしりと詰まっていた。
御鏡しだれ:「ひみつ」
禍田 雅彦:「こえーよ」
禍田 雅彦:「スカートから毒虫出す女は危険な女じゃなくてヤベー女かホラーだからね」
御鏡しだれ:「マッちゃんの力だってお互い様でしょ。ともかく、あたし待ってるからさ」
御鏡しだれ:そう言って、事務所の扉へと出ていく。
禍田 雅彦:「解ったよ、遊びに付き合うのはいつもの事さ」
禍田 雅彦:その後ろ姿を見送る。
御鏡しだれ:「えへへ。そゆとこ好きだよ」投げキッスをして、別れる。
禍田 雅彦:しだれさんが部屋を出たところを確認してから。
禍田 雅彦:即電話を電話を掛ける。
禍田 雅彦:「あー、僕だけど。ちょっと調べてほしい事があってさ」
禍田 雅彦:「ヴァンデランドって知ってる?そうそう幽霊の話、あとそのあたりの再開発の利権絡み」
禍田 雅彦:「持ち主とか管理関係全般洗っといて」
禍田 雅彦:「OK、頼んだよ」
禍田 雅彦:電話を切ります。
禍田 雅彦:「悪だくみにを楽しくするには下準備が大事だってコトさ」
禍田 雅彦:ぷいぃ~♪と笛ラムネを吹いてから噛み砕きます。
GM:悪だくみのためのララバイが、間の抜けた音で小さく響いた。
───────
GM:ロイス取得が可能です。
禍田 雅彦:腐れ縁/御鏡しだれ/幼馴染○/ヤベー女/ロイス
GM:OK!
GM:では、最後のOPに参りましょう。
───────
OP3『静かな波のしじまにヴァンデ』
静波季夏:1d3+3 期待値軽い方!
DoubleCross : (1D3+3) → 1[1]+3 → 4
静波季夏:侵蝕38
OP3『静かな波のしじまにヴァンデ』
GM:夢を見ていた。
GM:そこにはけじめのない星空が広がっていて、音は静かだった。静謐で、鉄臭い空気が揺れていた。
GM:見回すと、墓標のように立ち止まった観覧車が目に入る。
静波季夏:どことなく茫洋とした視線を向ける。
GM:走ることをやめた木馬。笑うことをやめたピエロ。立つことをやめた着ぐるみ。
静波季夏:飾り玉をぶら下げた編笠を被った少女である。裾がドレープになったチャイナ服のシルエットと合わせて、その姿はどことなくクラゲを思わせる。
GM:何もかもが終わってしまった闇の中に、少女は揺蕩っていた。
静波季夏:肌は瑞々しさを静かにはらんで、夜の静寂に立ち向かうかのように白い。
静波季夏:(…………また、同じ夢)
GM:近くに立つ看板には、≪ヴァンデランド≫と錆色のペンキで掠れて書かれていた。
GM:そう、夢だ。きみはこのような夢を、ここ最近幾度となく見ている。
静波季夏:どうしたんだろうな、と思う。
静波季夏:始めは知らない間に過去のストレスがぶり返したのだと思った。
静波季夏:(でも、体調はすごく普通だし)
静波季夏:合谷。井穴。内関。三陰交。
静波季夏:心に作用するツボはよく刺激しておいている。夢診断の領域となると、とんとわからない。
静波季夏:「まぁいいか。夢だし」
静波季夏:今日は珍しく客が多かった。どうにもグレーな組織が内部分裂で、物騒な揉め方をしたのだとか。
静波季夏:集中力があんまり残っていない。廃遊園地の景色を楽しむことにした。
GM:……遊園地の中央には、ステージがある。
静波季夏:「高い所に行きたいな。せっかくだし」
静波季夏:景観以外に楽しそうな要素もない。
静波季夏:中央へ向かって歩き出します。無辺の星空を眺めながら。警戒心らしきものはない。
≪踊り子≫:では……そこを見れば、くるみ割り人形のようにくるくるとスピンする影が目に映るだろう。
静波季夏:「わお。どちらさま? ハローハッピー?」
≪踊り子≫:静寂を拒絶するかのように、彼女は踊り続けていた。その姿は無心と言っても良かった。
静波季夏:ふらふらとその影に近寄っていきます。
≪踊り子≫:……やがて、その声に気付いたのか、回転は停止する。
≪踊り子≫:少女だ。彼女の顔は眼帯と髪で隠れ、その大部分が見えなかった。
≪踊り子≫:遠目で見れば、『顔がない』ようにも映るだろう。
≪踊り子≫:「……こんばんは」
≪踊り子≫:「私は、踊り子」
≪踊り子≫:「ここに来る人を楽しませるために、ずっと踊っていたところなの。あなたは?」
静波季夏:「むう、釣られない」自分はこんにちはと言われると、夜でも同じことばを返してしまうのだが。
静波季夏:「静波季夏。闇の仕事人……デュツ」ポーズを決める。
静波季夏:「ここに来た人だよ」
≪踊り子≫:「シズナミ・キカ」ぽかんと口を開ける。
≪踊り子≫:「そう!来てくれたのね?私、とっても嬉しいわ!」
≪踊り子≫:「嬉しくて、今にも躍り出してしまいそう」
静波季夏:「私もちょっと嬉しいよ。人いて」
≪踊り子≫:「うふふ。一人は寂しいものね」
≪踊り子≫:「ねえ、少しお話をしない?」
静波季夏:(ずっと踊ってたのに嬉しくても躍るんだなぁ)
静波季夏:しげしげとその姿を眺めて
≪踊り子≫:「いえ……踊りはさっき見せたところだし……退屈をさせたくないの」
静波季夏:「うん。お話……しよ?」
静波季夏:少女の手を引いて、ステージの淵に腰掛ける。
≪踊り子≫:「ありがとう!私、とっても貴女と知り合えてワクワクしているのよ」
静波季夏:握った手から、ひんやりと吸い付くような感触が伝わる。
≪踊り子≫:きゅ、と握り返す。こちらも体温がない。
静波季夏:「そういうポジティブな声色を向けられるのは嬉しい……けど」
≪踊り子≫:「貴女は、どこから来たの?凄く可愛い格好だけど……少なくとも、ここの人ではないわ」
静波季夏:どういう話をする?と聞くまもなくまあまあの食いつきがきた
静波季夏:「可愛い……可愛いか。見る目がある……ね。よかろう」
静波季夏:片手を持ち上げて少女の前で飾り玉を潜らせると、いつの間にかそこには一本の峨嵋刺(暗殺用の刺突武器)が握られている。
静波季夏:それをくるくると回す。
≪踊り子≫:「わ、わ」
静波季夏:「私のような闇の仕事人がいっぱいいる里からきました」
≪踊り子≫:「そうなの?そこには、キカのような」
≪踊り子≫:「凄いことが出来るひとが…一杯いるのね?」
≪踊り子≫:「――素敵だわ」
静波季夏:「さよう」
静波季夏:ひゅひゅっ、とその棘を《踊り子》の背中の何箇所かに突き刺して、引き抜く。
≪踊り子≫:「きゃっ」
≪踊り子≫:「痛……く」
静波季夏:「体のコリがほぐれるツボ」
静波季夏:暗に闇の仕事というのは無免許医のことなのだ、とアピールして。
≪踊り子≫:「ない!凄いわ、キカ!これならずっと軽く踊れる!」
静波季夏:「お仕事おつかれさまです」
静波季夏:「踊り子さんはなんでこんな所に?」
静波季夏:自分の精神状態と関係のある表象だろうか。
≪踊り子≫:「セゴン・ルルべも、パッセも、シャンジュマンも自由自在よ!」ぴょん、ぴょんと飛び跳ね、四肢を優雅に伸ばす。
静波季夏:こんなに目が見えなさそうな格好の女を夢に見る自分、色々心配になってくる。
≪踊り子≫:前足と後ろ足を飛んでいる間にダイナミックに入れ替え、再び躍動。着地。
静波季夏:「おお~」ぱちぱちぱちと手を打ち鳴らす。
≪踊り子≫:一息回って、礼をする。
≪踊り子≫:「私は……そうね」
≪踊り子≫:「ずっと、ここで踊っていろと言われたの。ある人に」
≪踊り子≫:「だから、時々こうやって……夢の世界に出かけて」
静波季夏:「思ったより直接的なのがきましたね」
≪踊り子≫:「そう。寂しいから、会ったひとと踊っているの」
≪踊り子≫:「でも、辛くはないわ。貴方のような人と話すのは楽しいもの」
静波季夏:「ほかにも……人、くるんだ?」
≪踊り子≫:「ええ。疲れた人も、悲しい人も、みんな私のステップを見ると喜んでくれるのよ」とん、ととん、と跳ねる
静波季夏:「うん。それは……大変きれいだとおもうけど」
≪踊り子≫:「でも、誰も本当の私には会いに来てくれないの」
静波季夏:「うーーん…………」
≪踊り子≫:「私はこんなに、踊りを一生懸命にしているのに……」
≪踊り子≫:「……そうよ!」
≪踊り子≫:「ねえ、貴女」
静波季夏:これはただの夢なのだろうか。それとも。
静波季夏:「なに?」
≪踊り子≫:「いいえ。キカーー貴女、私のいる所に遊びに来て下さらない?」
≪踊り子≫:「予感がするの。貴女なら、きっと私に会ってくれるって」
静波季夏:「そうかあ」かりかりと頭を掻く。
≪踊り子≫:「だって私をこんなに軽くしてくれたんですもの。運命の相手に違いないわ」くるくると回る。
静波季夏:「じゃあ」
静波季夏:驚くほど機敏に立ち上がり、べったりと張り付くように≪踊り子≫の肩を掴む。
静波季夏:そうして、眼帯と前髪の奥の顔を見ようとした。
≪踊り子≫:「きゃっ」バランスを崩して倒れ
静波季夏:「ここで会えばいい」
≪踊り子≫:「――」
:やめろ
:やめろ
:みるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるなみるな
静波季夏:「ううん」
≪踊り子≫:「――だめ!」突き飛ばす。
静波季夏:「────ううん。ダメだよ」
静波季夏:もんどり打って、そのまま倒れる。
≪踊り子≫:「……乱暴、するのね」
静波季夏:夜の帳に押しつぶされそうになる。
静波季夏:(ぞっとした)
≪踊り子≫:「いけないの。これは」眼帯の奥から、黒い涙が。
≪踊り子≫:そこに指を突っ込んで、こねくり回す。
静波季夏:全てを覆い隠すほどの、それは拒絶。
≪踊り子≫:ぐちゅぐちゅ。ぐちゅぐちゅ。
≪踊り子≫:「見られると、あふれてしまうから」
静波季夏:「見えなきゃ、治せない」
静波季夏:くるくると回した峨嵋刺を両手に強く握る。
静波季夏:「認めなければ、立ち向かえない」
静波季夏:適切な言葉なのかはわからない。自分は、何と相対している?
静波季夏:「ねえさんが私を助けてくれたみたいに、私がきみを助けないと」
静波季夏:「いけない、気がする」
静波季夏:地を蹴って、跳ぶ。
≪踊り子≫:「……!」びくん、と身を震わせ。
≪踊り子≫:そして、形の良い唇が
≪踊り子≫:た す け て
≪踊り子≫:そう言葉を紡ぎ
───────
静波季夏:跳ねるように起きた。
GM:……≪踊り子≫が見せた、瞳の奥の闇。
静波季夏:朝日の光量に目を焼かれる。天井からぶら下がるのは、趣味で集めているトルコの飾り玉とビーズたちだ。
GM:その中を垣間見たきみは、理解できる。あの中に、『何か』がいた。しかも、大量に。
静波季夏:ぶるり、と震えた。
静波季夏:「……『ヴァンデランド』」
静波季夏:無免許の鍼灸院なんて、碌でもない客しか来ないのだ。思い出そうとすれば、聞いたことは在る。奇妙な噂だ。
静波季夏:駅からどっかに向かった廃遊園地に酷似したなんたら。踊り続けると目覚めなくなるがどうたら。
静波季夏:「……あんまり思い出せてない?」
静波季夏:ともあれ
静波季夏:自由になってから、お洒落に腐心しているのだ。どうやら自分のセンスは普通の人々には少々奇異に映るらしく。持ち前の鈍感さでなんとなくそれを受け流してきたが。
静波季夏:「かわいい……って言ってた」
静波季夏:「……よね」
静波季夏:じゃら、とすだれのようになったビーズを揺らす。
静波季夏:口にしてから、やっぱり私の願望が生み出した夢だったのじゃないかという気持ちが沸き上がってきたが。
静波季夏:「んー」
静波季夏:部屋を飛び出すと、休業日の札をかけた。
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GM:ロイス取得が可能です。
静波季夏:«踊り子»に。
静波季夏:期待○/不安で取得。以上です。
───────
ミドル1『黒より暗い階にルヴォワール・①』
GM:1d3+3or1d10で登場浸蝕をどうぞ。
静波季夏:1d3+3+38 えいやっとう
DoubleCross : (1D3+3+38) → 1[1]+3+38 → 42
鐙幸生:10いきます!
鐙幸生:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 10[10]+31 → 41
鐙幸生:次から大人しくするぞ
静波季夏:ギャンブラーだぜ
GM:アッブミーン!
禍田 雅彦:鐙幸生のHPを1D6(→ 3)増加 (29 → 32)
禍田 雅彦:まちがい
禍田 雅彦:鐙幸生の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (41 → 50)
禍田 雅彦:バカな
GM:ゲッ
鐙幸生:こ、殺される
GM:では、ファーストコンタクトをやっていきましょう!
MF01 『黒より暗い階にルヴォワール・①』
GM:深夜1時、≪ヴァンデランド≫。
GM:以前は噂の正体を突き止めるためのYoutuberやオカルト雑誌の記者がまばらに詰めかけていたが、
GM:直接的な収穫がないと分かったとき、世間の興味は≪踊り子≫そのものに向いていった。
GM:そのおかげと言うべきか、深夜に廃墟に不法侵入するきみたちを咎めるものも、邪魔する者もいない。
GM:少なくとも今は。
鐙幸生:(来たぜ……)
鐙幸生:(夜中の廃遊園地、《ヴァンデランド》!)
安東邑:「うわっ、寒いな……確かにこれ、出そうだね」
鐙幸生:「安東くん……気をつけな……」
安東邑:「えっ?もう何か見つけたの?流石」
鐙幸生:「すでに強い…凄まじい怨念を感じるぜ……」 ダウジング用の曲がった棒を握りしめ、うなずく。
鐙幸生:「いるね、これは。もう絶対めっちゃいる」
安東邑:「うわっマジか。深夜の遊園地ってちょっとテンション上がるって思ってたけど……」
鐙幸生:「見たんか! ”あれ”を見たんか! っていう老人ももうすぐ出て来そうなレベルだ。これは報酬の上乗せも考えられちゃうな~~~おこること次第ではな~~~」
静波季夏:では、そんな鐙さんの耳元に。
静波季夏:「動かないで」ささやき声。
静波季夏:ぴとり。
鐙幸生:「ピャッ!」
安東邑:「うわっ!」
静波季夏:いつの間にか、巻き付くように首に回された腕。背中に吸い付くような柔らかい感触。
静波季夏:何か尖ったものを押し当てられている
鐙幸生:「ぴ……ぴゃあああ…… 死……死ゾ……」
静波季夏:「わるいオトナ……だね?」
鐙幸生:「ぼ、ぼくは悪い大人じゃないよ……」
静波季夏:「お兄さんがここで何をしてるのか……聞きに、きました」
安東邑:「ちょっちょっちょっストップストップ!鐙くんは確かにめちゃくちゃだらしないけど」
安東邑:「良い奴だよ!おれと一緒に≪ヴァンデランド≫のことを調べに来たんだ」
静波季夏:「ほむん」
鐙幸生:「南無大慈大悲救苦救難…………あれっ」
鐙幸生:「その気の抜けた感じの返事! さては! ……ニンゲン!?」
静波季夏:押し付けていた細長めのビーズを離します。
静波季夏:「いかにも」
鐙幸生:「よ、よかった……。 いま、最後の手段としてほんこわ五字切りを使うところだった……」
安東邑:「ほんこわ五字切りやってる拝み屋、あんまり頼みたくないな……」
静波季夏:「調べに来た……?」じいっと二人を眺めます。
静波季夏:どこか焦点の合っているようなあっていないかのような視線ののち、鐙さんから離れる。
鐙幸生:「そ、そう! そうなんだよ!」 じいっと少女を見る
静波季夏:「ごめんなさい。お騒がせを」
安東邑:「いや、良いよ。元々おれたちも不法侵入だったわけだし」
鐙幸生:(待て……いまのはまさか、ラッキースケベ現象だったのでは……?)
鐙幸生:(だとすれば、この怪異……噂に聞いたことのある、えっち悪霊なのでは……!? 最近、UGNボディアーマーをエッチな感じに改造する怪奇現象を聞いたことがあるぞ!)
静波季夏:「……なに?」
鐙幸生:「あっ、ハイ。なんでもないです」 素早く首を振る 「俺たちも不法侵入ではある」
鐙幸生:「世のため人のため、正義のため、ここで起きてる異変を解決しちゃおうかな~と思ってね」
安東邑:「そうそう。おれたち、≪踊り子≫のこと調べに来たんだよ。噂は聞いたことあるでしょ?」
鐙幸生:「夢の中に出てくる悪霊ね」
静波季夏:「なるほど不法侵入」
静波季夏:「私もちょうどその用できたから、ついていっても……いい?」
安東邑:「どうする?鐙くん」
鐙幸生:「えーっそりゃもう俺は大歓迎だよ! 行こうぜ行こうぜ行こうぜ!」
静波季夏:首をかしげるのに合わせて、しゃらりと編笠の飾玉が鳴る。
鐙幸生:「男二人で廃遊園地なんて最悪の全滅パターンじゃん!!!」
安東邑:「おれはちょっと怖いな……だって、女の子がこんな深夜に出歩くのって危ないよ」
安東邑:「せめてもう一人くらい大人の人が居ればなあ」
静波季夏:「ノープロブレム。闇の仕事人なので」
静波季夏:と言いながらも、安藤くんの視線に合わせてふよふよ周りをみるよ。
禍田 雅彦:その時パッと君達を強力なLEDライトが照らす
鐙幸生:「ふっ。何を言ってる安東くん、こんな夜中に出歩いて、俺のような達人級の背後をとるなんて、ただの子供のはずないだろ。絶対にオーヴァー……」
静波季夏:「ギャッ」
鐙幸生:「ドァーーーッ」
安東邑:「!」素早く影の触手を展開する。
禍田 雅彦:「ホラースポットの廃墟って話の割に随分賑やかだなあ」
鐙幸生:「なんじゃああ!? 新手の怪異……あれっ」
禍田 雅彦:「立ち入り禁止じゃなかったの?」
御鏡しだれ:「あたしらが入って来れてる時点でガバガバじゃんね」
静波季夏:「参ったな。見つかっちゃった」
鐙幸生:「アレーーーーーーーッ!? 禍田さ……くん! じゃん!?」
禍田 雅彦:「うお、このデケー声は」
静波季夏:「無敵の未成年!」どこで教わったのかわからないワードとともに挙手
安東邑:「ん、知り合いっぽいか?」
鐙幸生:「し、知ってます……」
静波季夏:二人の大学生をぐいぐいと盾にしています。
鐙幸生:逆に静波さんをぐいぐいと盾にしようとしている
安東邑:「ちょっ…一旦、話し合いませんか!?怪しいもの…ではあるけど!」
安東邑:二人を庇うように前に出る。
禍田 雅彦:「鐙くんかよ、何してんの」
御鏡しだれ:「その、いかにもノーフューチャーの顔つき……」
御鏡しだれ:「あ、わかった。マッちゃん所の客だァね!」
静波季夏:「あのワルそうな二人はどなた?」
鐙幸生:「あの一見ゆるい雰囲気の男は、禍田雅彦! とある反社会的な傾向がある組織のそれはそれはやんごとなき身分の人で……」
静波季夏:「偉い人なんだ」
安東邑:「……まあ、良いですけど」
鐙幸生:「隣の人は……なんだろ……わかんないけど、禍田くんとなんらかの親密な関係性の女性だったらと思うと、ちょっと声をかけづらい」
鐙幸生:「超美人ですけど、そこのところが俺を恐怖に駆り立てる」
静波季夏:「わかるよ。私の経験でも、美女は怖め」
御鏡しだれ:「え~ッ美人?うしししし、褒められちった」
安東邑:「やっぱそういう所から借りてんじゃん!駄目だってマジで!」
禍田 雅彦:「えー?そんな事ないよ。ちゃんと届け出してるしさ」
鐙幸生:「そ、そうだね…ちゃんと届け出は出してるね……」
禍田 雅彦:「学生ローンにアルバイト紹介でご利用いただいただけだよ」
安東邑:「いざとなったら、俺が連帯保証人やるから言ってよ」
安東邑:「この人たちも商売だろうし……」
静波季夏:「あとこの会話がやばいこともわかる。勉強したから」
禍田 雅彦:「え?良いの?連帯保証人歓迎だよ、融資上限上がっちゃうからさ」
静波季夏:ピス、という小さな音と共に手の内に飛針を握り込む。
鐙幸生:「そ、そうだぜ安東くん! いまはその話をしはじめると事態が混乱するでしょ!」
鐙幸生:(これ以上、俺の借金の話をつつかれたくない……)
鐙幸生:(絶対ヤバいからな……!)
安東邑:「? ……でも、困ってるんだろ?」
鐙幸生:「ぜんぜん困ってないよ~~~~」
禍田 雅彦:「まあまあ、仕事の方でもいいからね」
静波季夏:「さらばイケメンのお兄さんたち。私は先に行きます。お金の話は……15歳には難しい。バアイ」
鐙幸生:「ビッグなSuccessへの扉はもう間近にある気がするから……。いま困ってんのは、この現場ね! あっ!」
鐙幸生:「待った、謎めいた闇社会の少女! この場所は危険だ!」
安東邑:「そうそう!えっと……名前!わかんないけどさ、危ないよ!」
静波季夏:「で、でも……」
鐙幸生:「ここにいる全員で力を合わせるべきではないかね!!!」
禍田 雅彦:「何々?鐙くんもここの噂聞いてきた感じなの?」
鐙幸生:「まあ、そうだよ。ここの金持ちから依頼を引き受けてな」
安東邑:「えっと……」ちょっと考え込む。
静波季夏:おそるおそる禍田さんの方を見て。
静波季夏:「私達をふん縛る感じでは……ない?」
鐙幸生:「この闇社会の少女は謎。ふんじばらねえって!」
静波季夏:「開業医です」
静波季夏:両手を広げて危なくないアピール。針は消えている。
禍田 雅彦:「俺は警察じゃねーからね」
静波季夏:「私の偏った知見によると、地主は警察よりやばい傾向にある。でも、そういうことなら……」
安東邑:「≪ファケアノス≫ってセルの、その、リーダーで……ここの事件を、何とかしたくて」
安東邑:「それで、友達の鐙くんと一緒に≪踊り子≫のこと調べに≪ヴァンデランド≫まで来たんだ」
禍田 雅彦:「さて、どうしようかね」小声でしだれさんに
御鏡しだれ:「え、≪ファケアノス≫?あのお人好しのセルじゃんね」
御鏡しだれ:「あくまであたしの知識が正しいんなら、だけど……こいつらは少なくとも”大丈夫”よ」
禍田 雅彦:「ふぅん」
御鏡しだれ:「FHもUGNもヤクザも関係なく助けまくる、生粋のお人好し軍団って話だもん」
鐙幸生:「大丈夫かな~~~ お人好し指数がヤバいことになってる気はするけど、まあ大丈夫かな……」
静波季夏:「いざへんなものに肩入れし始めたら置いていこう」鐙さんに。
安東邑:「あはは……」気まずそうにわしわしと頭を掻く。
禍田 雅彦:「医者のお姉さんは何の様でここに?」
鐙幸生:「それな……。ってか、そう、きみもだよ。謎だよ」
鐙幸生:「名前は?」
静波季夏:「友達に会いに。ここに居るのかは……どうだろう。いると思うので」
静波季夏:「あ、これはこれは失礼を」
静波季夏:「静波季夏。しずなみ・きか。流れの東洋医学ガール。よろしくね」
鐙幸生:「流れの」
静波季夏:編笠を取ってお辞儀。
鐙幸生:(自己紹介が謎すぎる 禍田くんより謎 こわ…)
御鏡しだれ:「え~、めっちゃ可愛い子じゃん。あたしはねー、御鏡しだれ」
御鏡しだれ:「流れの金融ガールやってま~す。よろしくね」こちらもスカートの裾を摘まんで、お辞儀。
禍田 雅彦:「良いね、そういう面白経歴は嫌いじゃない」
禍田 雅彦:名刺を渡していく。
安東邑:「……ハッピーローン……?」
禍田 雅彦:「禍田興業社長、禍田雅彦」
禍田 雅彦:「ハケンのスマイルワークスなどなど手広くやってるよ」
鐙幸生:「俺は禍田くんの商売にはまったく言及しないぞ。しないといったらしない」
静波季夏:「どうもどうも」しだれさんにお辞儀してから名刺を受け取り「あ、店構える時に利用させてもらったかも」
静波季夏:どう見ても未成年だが、どういうルートで借りたのか。
禍田 雅彦:「あ、お客さんだった?」
御鏡しだれ:「あ、だったらウチかな。新鐘ビルの裏路地のテナントしょ?」
御鏡しだれ:「あくまで家主不在の間の『預かり』してたはずだよ」にやりと笑う。
禍田 雅彦:「…まあいいさ」
御鏡しだれ:「でもまー、お金自体はこの子のじゃないとは思うけど…あ、いっけない。顧客情報は秘密秘密」
鐙幸生:「そう。それはいいんだよ! 借金の話を聞くと具合が悪くなる。禍田くんたちもここに用があるんだろ?」
禍田 雅彦:「まあ、そうだね」
禍田 雅彦:「どっちかって言うと場所に用事がある感じ」
禍田 雅彦:「せっかくの土地を遊ばせておくのは良くないってね」
安東邑:「って言うと、≪ヴァンデランド≫の土地が必要…とかですか」
禍田 雅彦:「問題がある土地は安いんだよ」
安東邑:「権利書とかも手つかずで残ってるって聞いたことはありますけど」
御鏡しだれ:「そうそう。建設業界のひとたち、地鎮祭とかけっこーこだわるじゃんさ」
禍田 雅彦:「権利書ってのは建前だね。登記の問題だから。その手つかずの権利書を持ってこれりゃ」
禍田 雅彦:「問題が解決したってアピールできるでしょ」
禍田 雅彦:「安く手に入れて、高く売るのは商売の基本さ」
禍田 雅彦:「そしてその問題が一般人に解決できないってのならなおさら良いじゃない」
静波季夏:「なるほど」
鐙幸生:「やったぜ。……禍田くんがいれば、たいていの相手には負けねえ……!」
鐙幸生:「それじゃあ、俺たちの目的は一緒だ! ほぼ一緒!」
鐙幸生:「怪異を探す! 解決する! みんなでハッピー! そうだろ?」
静波季夏:「……たぶん?」
安東邑:「……それで、助かる人がいるんなら、そうですね。おれは、協力したいと思います」
禍田 雅彦:「君、本当に”良い人”だね」
安東邑:「有効に使ってくれるんでしょ?少なくとも、おれより上手く転がせそうだ」ため息をつく。
安東邑:「良い人じゃないですよ。悪い人の才能がないだけ」
安東邑:「それに、鐙くんも、禍田さんとは知り合いっぽいし。だったら悪い人じゃないと思うから」
鐙幸生:「そ、そうだね……」
禍田 雅彦:「悪い人の才能が有るヤツなんてマジで天才くらいしかいねーから大丈夫だよ」
禍田 雅彦:「ま、俺としても一人でやるより人数がいた方が助かるし」
御鏡しだれ:「良いじゃん。秘密基地作った時っぽいし」
鐙幸生:「じゃあ、みんなで仲良く調査しようじゃないか! ネッ!」
静波季夏:「ふむ……」
静波季夏:「そういえば、あなたは?」
静波季夏:鐙さんを見ます。
静波季夏:「しだれちゃん(ガールと名乗ったのでちゃん)、禍田さん、ファケアノスのリーダーさん」
御鏡しだれ:「あ、そうそう。そこの…ファケアノスマンのお友達?」
鐙幸生:「俺はアルバイトだよ! 50万もらったからここに来た! なぜなら金がまったくないから」
安東邑:「俺が雇いました……」
静波季夏:「バイトくん」
鐙幸生:「あっ……ちが、えっと、なんかそれっぽいシリアスな理由いま考えるからちょっと待って……」
安東邑:「バカ!もうこの空気感じゃ無理だろ!」
禍田 雅彦:「いいじゃんいいじゃん」
禍田 雅彦:「金が理由って最高だよ」
禍田 雅彦:「俺は一番信用できるね、金が理由のヤツ」
鐙幸生:「闇の刻印を刻まれていて、それが導く迷える”魂”がここに……いや違うな。実は俺は過去に実家が廃遊園地に破壊されて……いや待て……」
静波季夏:「闇の……」
御鏡しだれ:「いーじゃんいーじゃん」鐙くんにがっちり肩を組む。
鐙幸生:「アッ はいッ そーですね! いいっスね!」 背筋が伸びる。
御鏡しだれ:「お金で動く人、あたしは好きだよ。仲良くしよ?」煙草の匂い。
鐙幸生:「はい! 俺も好きっス! 仲良くしますします!」
安東邑:「……心配だな~~~」
静波季夏:「完全に理解した。行こう」
鐙幸生:「行こうぜみんな! 迷える怪異の魂が俺たちの救いを待っている!」
禍田 雅彦:「ま、何なら追加で俺から報酬出してもいいよ」
鐙幸生:「禍田くんに一生ついていきます」
安東邑:「まあいいや。えっと……ともかく、よろしくお願いします。おれは安東邑って言います」ぺこりと頭を下げる。
静波季夏:「そういえばそう呼ばれてた気がする」
鐙幸生:「鐙幸生! よろしくね!」
禍田 雅彦:「いや~、正直これだけ居ると噂の信憑性も出てくるからさ」
禍田 雅彦:「丁度いい、護衛が居ると助かるんだ」
安東邑:「そうだね……ちょっと楽しくなってきたな。頑張ろうぜ、鐙君、禍田さん、静波さんに、御鏡さん」
静波季夏:「いえーーい」
鐙幸生:「えい、えい、おう!」
静波季夏:気の抜けた鬨の声とともに、一緒に拳を突き上げた
鐙幸生:(噂のえっち怪異出てこねえかな……)
───────
GM:ロイス取得・購入が可能です。
静波季夏:鐙幸生/裏表なさそう○/しにそう
静波季夏:4dx+4>=15 アームドスーツ
DoubleCross : (4DX10+4>=15) → 10[1,8,10,10]+5[3,5]+4 → 19 → 成功
静波季夏:ウェポンケースに突っ込んでおわりです
鐙幸生:ここは速やかに禍田くんにロイス。 傾倒/恐怖〇 !
鐙幸生:そして例のボディアーマーも買っちゃうぞ
鐙幸生:1dx=>12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗
禍田 雅彦:鐙幸生/有益○/比較的ダメな方の顧客/ロイス
鐙幸生:鐙の財力を的確に表している
静波季夏:遊園地にエッチなボディアーマーがあるわけ……ない
GM:生活費すらないのは本当だったか
安東邑:め、飯くらいならいつでも食いに来てくれていいから…
禍田 雅彦:うーん、珍しいアイテムを買うぞ
禍田 雅彦:インターセプトアーマーだ
禍田 雅彦:ルルブ1
禍田 雅彦:代紋バッジの効果を使用 社会の達成値+2
禍田 雅彦:1dx+3>=10
DoubleCross : (1DX10+3>=10) → 1[1]+3 → 0 (ファンブル) → 失敗
鐙幸生:目の前でシャッターが閉まった
GM:ピシャッ
静波季夏:あ、あんたまで……
禍田 雅彦:この場所は呪われておる
GM:厄払いしよう!次に行くぞ!
ミドル2『黒より暗い階にルヴォワール・②』
GM:登場浸蝕をどうぞ。
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1d3+3(→ 5)増加 (42 → 47)
鐙幸生:1d3+3+50
DoubleCross : (1D3+3+50) → 3[3]+3+50 → 56
禍田 雅彦:鐙幸生の侵蝕率を1D3+3(→ 6)増加 (56 → 62)
禍田 雅彦:ごめんなさい
GM:債務者の浸蝕で代用させた!?
禍田 雅彦:自分のをあげておきます
静波季夏:あ、鐙さんさっきの禍田さんの9も上がりっぱなしになってる
静波季夏:いま47ですね
GM:たすかる
禍田 雅彦:ですね
GM:では、侵蝕を直したところで
禍田 雅彦:僕は9と6で15上がって
禍田 雅彦:62
禍田 雅彦:ボーナスゲット
GM:OK!
GM:シーンを開始して行きましょう。
MF02『黒より暗い階にルヴォワール・②』
GM:では、遊園地を進む君たちは
GM:どこかまばらに、人の足跡があることに気付く。まだ新しい。
GM:足跡はどこに続いているだろうか?
GM:〈知覚〉7の判定に成功すれば、それを辿ることが出来るだろう。
鐙幸生:鐙の知覚を見せてやりますよ
静波季夏:負けていられない
鐙幸生:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 10[2,4,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
静波季夏:1dx>=7 エーイ
DoubleCross : (1DX10>=7) → 10[10]+1[1] → 11 → 成功
GM:うおでっか…
鐙幸生:見えた!
静波季夏:ハァハァ なんとか
禍田 雅彦:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 7[1,3,5,7] → 7 → 成功
GM:OK!三人とも成功!
GM:エクセレントだ
GM:足跡の追尾に成功したきみたちは、それを辿ることができる。
鐙幸生:「足跡……ってことは、つまり……」
鐙幸生:「……少なくとも、足があるタイプの幽霊だぞ!」
安東邑:「……ちょっと待って。本当に幽霊かな?」
禍田 雅彦:「ははは、なるほどなあ」
安東邑:「禍田さん。他のやつらが、この土地を狙ってるって噂はある?」
鐙幸生:「ああ……。幽霊も怖いが、オーヴァードヤクザもごめんだからな……」
御鏡しだれ:「マッちゃんどーせ下調べしてるよね?何か考え聞かせてよ」
禍田 雅彦:「ん~、そうだね」
禍田 雅彦:「ま、こういう場所を狙うヤツってのは何処にでもいるもんさ」
GM:点々と続く複数の跡は、観覧車の下を抜け、ある場所まで続いていた――すなわち、静波さんが夢で見たステージへと。
静波季夏:その足跡が女の子のものかは分かりますか?
GM:判ります。量販店で見るような、インナーチップタイプの革靴のものです。
GM:少なくとも、あの時見た≪踊り子≫の雰囲気とはそぐわないでしょう。
静波季夏:ありがとうございます
静波季夏:「幽霊より、へんなオーヴァードのしわざっぽい……よね」
鐙幸生:「それはそれで怖いんだけど???」
御鏡しだれ:「やっぱそう簡単には行かないか~。面倒巻き込んでゴメンネマッちゃん」
禍田 雅彦:「いいよいいよ、その程度は想定内でしょ」
禍田 雅彦:「むしろオーヴァードの方が解りやすくて良いくらい」
御鏡しだれ:「心が広いなあ。まあ、戦闘なったらサポートするし、一つ借りだね」
鐙幸生:「こんな遊園地で人を昏睡状態にさせるなんて、あれじゃん……ほら……」
鐙幸生:「あなたを夢の世界に招待して最高の夢を見せてさしあげますよぉおお~~~ッ永遠にねェェ~~~ッ のやつじゃん」
安東邑:「なんでそんな悪の科学者の真似上手いの??」
静波季夏:「闇バイト鐙さん的には、どっち相手が本業?」
静波季夏:落ち着くのか、なんとなく鐙さんに腕を絡めて歩いています。
鐙幸生:「俺は怪物系オーヴァードの方が……いや、どっちもおんなじじゃん……こわ……」
静波季夏:「やはり闇の戦士……」
鐙幸生:「あとは相手がピエロの恰好してたらもう役満だよ……」 ラッキースケベに気づくか判定
鐙幸生:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 6[6] → 6
鐙幸生:気づかなかった
GM:どういう判定???
静波季夏:そういうこともある。
禍田 雅彦:ww
GM:で、では……そうこうしている内に、ステージに人影が見えます。複数人。
安東邑:「!隠れて」
鐙幸生:「うわっ」
安東邑:素早く鐙くんの口を塞ぐ。「ごめんっ」
鐙幸生:「もが」
静波季夏:「ひゅん」柔らかくかがむ。
禍田 雅彦:「お、何々?」小声で言いつつ素早く物影に
禍田 雅彦:その動きは異様に手慣れている
御鏡しだれ:「んや……ひーふーみー、いるねえ一杯」
GM:黒服の男たちだ。襟に小さなバッジを付けているが、どこのものかまでは解らない。
安東邑:(…?なんだこの人、全然気配が読めなかった)
静波季夏:「どうする? 制圧……?」
静波季夏:なんとなく禍田さんの方を伺います。
安東邑:「ん……どうだろ。まだ、話を聞ける可能性も全然あるとは思うけど」
鐙幸生:「話し合いでなんとかする? あの……ディベートで解決したりできんの……?」
御鏡しだれ:「大学生っぽーい。あたしもアメリカでやったなー、懐かしい」
御鏡しだれ:「でも、結構殺気立ってるっぽくない?あたしは制圧に一票」
禍田 雅彦:「黒スーツ着てるタイプの奴らはまず威圧から入るからなー」
鐙幸生:「でもまあ向こうも不法侵入だよな? まあ、こっちもこれだけいれば大丈夫でしょ!」
鐙幸生:人数が多いので気が大きくなっている
鐙幸生:「立ち去ってもらおうぜ! なんだよもう、怪異が相手じゃないなら楽勝な案件だったな~」
安東邑:「何かテンション高くない?」
御鏡しだれ:「ま、後腐れないのはそっちだやーね。季夏ちゃんはどうしたい?」
静波季夏:「んー。私に方針聞いていいんだ」
静波季夏:「ならまず一人でてって陽動して、相手が威圧から入るってことなら、そういう視点の話が聞けるかも」
禍田 雅彦:「暴力で解決は早くてシンプル。悪くはないと思うけど相手の立場くらいは知ってからの方が良いんじゃない?」
御鏡しだれ:「もちろん。民主制の第一義はまず聴取だよ……決まりっぽいね」
禍田 雅彦:「そういう意味で陽動をしつつ相手の様子を探るのは悪くないね」
静波季夏:「連絡しようとしてるやつが居たらすみやかにボコ」
静波季夏:「いなくても始まりそうだったらこう……やる感じで。どう」
鐙幸生:「へっ。任せな! 俺がやつらを説得してみる!」 立ち上がる。
静波季夏:シャドーボクシングのポーズ。
御鏡しだれ:「じゃあ、連絡しようとしてるやつは季夏ちゃんがお願いね。ファケアノスマンくんの方も、それなら文句ないでしょ?」
安東邑:「う~ん…慣れないけど、相手が向かってくるなら、仕方ないと思う。自分の身は守らないとだし」
禍田 雅彦:(まず、ボコると相手の立場次第じゃ敵対確定なんだけど)
禍田 雅彦:(まあ、この流れを止めるよりは良いか)
禍田 雅彦:(情報収取:暴力 は有効ではあるしね)
御鏡しだれ:「ま~た難しいこと考えてる」むに~と禍田さんの頬をつねる。
禍田 雅彦:「あのね、考えるってのは悪い事じゃねーの」
禍田 雅彦:「まあ、良いよ。賛成、時間短縮のメリットをとろう」
静波季夏:決まったっぽい気配を感じて、ひらひらと手を振って姿を消す。
鐙幸生:「みんな~~~」 両手を振りながら接近する。
安東邑:「あっ」
鐙幸生:「何やってんの? 仕事?」
黒服たち:「……」剣呑な目つきで、鐙くんの方を見る。
黒服たち:「誰だ?ボウズ」
黒服たち:「悪いこと言わねえから、さっさと帰りな。ここはもう俺らのシマだ」懐に手を伸ばす。
鐙幸生:「あっ。俺は酔っ払いです! ここに肝試ししに来ようかなって思って……」
鐙幸生:「こ、ここって皆さんのシマなんすか!? なんで!?」
静波季夏:(なるほど。酔っ払いみたいなことしか言わないから)
静波季夏:(自覚してやってるのかな……あれ……)
静波季夏:そんなことはない気がするが。
黒服たち:「……後ろ向け。そいで、俺らに会ったことは忘れるんだな」
禍田 雅彦:(問答無用で口封じしないのか。優しいなあ)
鐙幸生:「いやいや、待ってくださいよ! みなさんがここで何やってんのか知りたくて……なんかの撮影っスか!?」
鐙幸生:「あの……えっちな感じの……映像作品とかの……?」
黒服たち:「……どうします?」
鐙幸生:「……ど、どうします?」 ボスらしき男に
黒服たち:「……さっさと帰るんだったな」黒く輝く拳銃を抜く。
鐙幸生:「ここは慎重になった方がいいんじゃないですか? ほら……俺らって不法侵入してるわけじゃないすか……」
鐙幸生:「警察とか来たら怖いし……うわっ!!」
鐙幸生:「拳銃やめてくれよ! 危ないって!」
鐙幸生:「あ、もうだめだわこの感じ……」 両手をあげて叫ぶ。 「みなさん! やっちゃってください!」
鐙幸生:「助けてーーーーッ!」
静波季夏:では、どこからか飛来した針が肱に刺さり、その銃を取り落とさせます。
黒服たち:「ッ」
静波季夏:「曲池穴を突いた。そして私の針にはしびれ毒がある。これでしびれパワー2倍」
黒服たち:「がっ…手が、上がらねえ…クソッ、この針、まさかっ」
静波季夏:「プランBでいこう。囲んで棒」
安東邑:「くそっ!やっぱりこうなった…!」影の触手を纏い、躍り出る。
禍田 雅彦:「勇敢だなあ、ガンバレー」
御鏡しだれ:「お祭りだァね。マッちゃんはいつもみたいに見てて」
黒服たち:「こいつらオーヴァードだ!ぶっ殺せ!」AWFを装着する。
安東邑:「鐙くん、怪我無い!?いきなりで悪いけど、やるよ!」
鐙幸生:「うっ、かなり深い負傷が……あるような気がしたけど気のせいだった」
禍田 雅彦:「あ、こいつらオーヴァードじゃないのか。手加減してね、殺さないようにね」
鐙幸生:(禍田くんの手前、少しは働かないとまずい)
鐙幸生:「プランB了解! 囲んで物理ディベート!」
安東邑:「よかった…殺さないのも、大丈夫です!」
静波季夏:「おっけーッス」
御鏡しだれ:「うっしっし。縛りプレイ」ぞわりと、スカートから虫が這い出る。
───────
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:知覚判定に成功したので、人数分戦闘開始時の配置権を得ます。
GM:現在のエンゲージはこちら。
GM:[暴力団リーダー][暴力団A][暴力団B][暴力団C]-[10m]-[PC]
GM:ここから、PC三人の配置を自由に選択できます。もちろん、この権利は使用しなくても構いません。
鐙幸生:普通に10m離れた地点がいいかな~
禍田 雅彦:100mくらい離れてようかなw
静波季夏:うーんワイヤーウィップだし変なとこ行くのはやめて
GM:www 上限はじゃあ20mまでにさせて!
禍田 雅彦:かなしいw
静波季夏:暴力団の横5mくらいにしときましょう 横なら鐙くんエンゲージからも10mになる……よね?
GM:横ですね!了解しました。その処理で問題ありません。
静波季夏:いや すいません やっぱ気持ちよくブラッドスパイクしてほしいので
静波季夏:暴力団と同じエンゲージいきます
禍田 雅彦:おおー
鐙幸生:スタンダードな10m地点でいくぞ
禍田 雅彦:じゃあ20m離れていましょう
鐙幸生:ありがた…ッ
静波季夏:これで範囲攻撃なんてこわくないぜ
GM:[暴力団リーダー][暴力団A][暴力団B][暴力団C][静波(3)]-[10m]-[鐙(7)]-[10m]-[禍田(10)]
GM:では、現在のエンゲージはこう!
GM:今敵のイニシアチブも出します ちょっと待ってね
GM:now loading...
▼エンゲージ
(静波[3]、暴力団リーダー[6]、暴力団A、B、C[3])
10m
(鐙[7])
10m
(禍田[10])
[]内は行動値
GM:OK!お待たせしました。
GM:何もなければ、セットアップに参りましょう。
鐙幸生:OK!
GM:イニシアチブはリーダーが6、団員ABCが3です。
静波季夏:攻撃ダイスも少なそうだ
静波季夏:オッケーです。セットアップなし
鐙幸生:ゼットアップなし!
禍田 雅彦:うーん使う意味が無さそうだな
禍田 雅彦:無しで
暴力団員:こちらはなし。
暴力団リーダー:≪加速装置lv2≫。イニシアチブ+8。
暴力団リーダー:6+8=14に。
禍田 雅彦:エーッ?
GM:何かあれば再宣言していいよ!
禍田 雅彦:ナイヨー
GM:OK!ではイニシアチブ!
▼エンゲージ
(静波[3]、暴力団リーダー[14]、暴力団A、B、C[3])
10m
(鐙[7])
10m
(禍田[10])
[]内は行動値
暴力団リーダー:俺から最初に動くぞオラァ!
静波季夏:何ィ!
暴力団リーダー:マイナーでヴィブロウィップを起動。攻撃力+5。
暴力団リーダー:メジャー。《スタンボルト》Lv1
禍田 雅彦:サイボーグヤクザ!
暴力団リーダー:喰らったら放心付与!
鐙幸生:スタンガンヤクザ!
暴力団リーダー:対象は…静波さん!
静波季夏:私じゃん。
静波季夏:では《魔獣の咆哮》
静波季夏:判定ダイス-5してください
暴力団リーダー:ウワッッッ
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を2増加 (47 → 49)
暴力団リーダー:え、えーと…5個!?
暴力団リーダー:判定行きます!
暴力団リーダー:2dx+12
DoubleCross : (2DX10+12) → 9[2,9]+12 → 21
暴力団リーダー:ヒエ~~~ッ
鐙幸生:!?
静波季夏:結構あるやん固定値
暴力団リーダー:これがヤクザパワー!リアクションをどうぞ!!
静波季夏:7dx ドッジ
DoubleCross : (7DX10) → 7[2,3,5,6,7,7,7] → 7
静波季夏:受けまーす
暴力団リーダー:ではダメージ!
暴力団リーダー:23+3d10
DoubleCross : (23+3D10) → 23+20[10,5,5] → 43
暴力団リーダー:お前…強いヤクザなのか?
静波季夏:結構あるな打点
鐙幸生:殺意がでかいが?!
GM:あ
GM:待って!!!
静波季夏:むむっ
GM:NPCカードの説明忘れてた!!ごめんね!!
禍田 雅彦:カードがあるのか
静波季夏:よくあるやつだ
静波季夏:GMしてると
鐙幸生:味方が2人もいるぜ
GM:・安東邑『スローイン・ブルー』
味方単体のダメージ算出時に使用。そのダメージを+3d10,または-3d10する。シーン一回。
GM:・御鏡しだれ『恋の切れ目が』
オートアクション。味方単体の達成値に+10する。シーン一回。
GM:以上です。後でメモ欄に書いておくね ゴメンナサイ
静波季夏:非常に強い……が、ここはいいかな。リザレクトします
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (49 → 51)
GM:君リザレクト上手
鐙幸生:リザレクトのプロだ
静波季夏:あまって
GM:はいはい!
静波季夏:こいつ最大HP35もある!
GM:あっ!!!!
静波季夏:オートアクションでウエポンケースを装備しHP2で生き残ります
鐙幸生:めっちゃタフじゃん…
GM:君戦上手
GM:では、簡単に演出に行きましょう。
静波季夏:ケースじゃない、アームドスーツ
───────
暴力団リーダー:「命を」革靴で地面を軽く二度叩く。雷と共に、石片がぶわりと浮かび上がった。
暴力団リーダー:「無駄にしてよォ!」もう一度、地面を踏み鳴らす。バチバチと鳴る礫が、最も手近な場所にいた静波さんを襲う。
静波季夏:「あっ、こいつオーヴァードだ」
鐙幸生:「オーヴァードじゃん! ヤダーーーーーーッ」
静波季夏:キュマイラ因子を励起し、体細胞を変異させる。
静波季夏:その形質はすなわち──クラゲ。どこからともなく刺胞から飛び出した極細の棘が現れ、手首のスナップとともに放たれる。
暴力団リーダー:「な――」
静波季夏:体軸中心線と両乳首を結んだ線の直交する位置。
静波季夏:そこをうまいぐあいに突くと相手を昏倒させたりできるのだが、オーヴァードはリザレクト能力が結構なんでも直してしまう。
静波季夏:軽いめまいで照準を狂わせる補助程度にしかならなかった、傷を受けながらも戦闘不能を回避する。
静波季夏:「あなたもしびれパワーのつかいて。やりますね……」
鐙幸生:「そういう問題か???」
暴力団リーダー:「糞ッ。やっぱ…その針、あすこの家だな」ぼそりと言葉を漏らす。
暴力団リーダー:「当たりゃしねェ。お前ら!反撃来るぞ、歯食いしばれ!」
───────
GM:続いてイニシアチブ10。禍田さんの手番。
禍田 雅彦:フッ!この低侵蝕でやる事はまるでない!
禍田 雅彦:メジャーで隠密します
静波季夏:最強の力、メジャー隠密
GM:隠れた!演出はどうされますか?
禍田 雅彦:じゃあ少しだけ
GM:OK!
───────
禍田 雅彦:「うっわ、ガチ戦闘員はオーヴァードかよ」
静波季夏:「殺すのもやむなし?」
禍田 雅彦:「何で?」
禍田 雅彦:「何でそういう発想になるの?」
静波季夏:「いや、うん」
静波季夏:禍田さんにロイス。思ったほどあっち側じゃないかも○/それはそれ剣呑
禍田 雅彦:「ま、俺は様子見させてもらおうかな」
禍田 雅彦:「相手の所属が解らんと呪詛の効果が薄くなりそうだしね」
禍田 雅彦:「じゃ、後ヨロシク!頑張ってね!」
禍田 雅彦:移動先が読みにくい動きで物影に隠れた。
暴力団リーダー:「あっ!!」
静波季夏:「はぁーい」
暴力団リーダー:「に…逃げた!?」
鐙幸生:「ハーイ…… がんばりまス……」
御鏡しだれ:「うわ出た!マッちゃんの得意技!」
安東邑:「怪我する人は、少ない程いいよ!俺らも頑張ろうぜ、鐙くん!」
───────
GM:では続いてイニシアチブ7。鐙くんの手番。
鐙幸生:やるぞっ
鐙幸生:マイナーで戦闘移動! 暴力団全員とエンゲージ!
▼エンゲージ
(鐙[7、]静波[3]、暴力団リーダー[14]、暴力団A、B、C[3])
20m
(禍田[10])
[]内は行動値
暴力団リーダー:ザッケンナコラー!
鐙幸生:メジャーでコンセ+魔獣の衝撃+魔獣の本能+無機なる四肢+ブラッドスパイク!
静波季夏:殺せ~
鐙幸生:対象は暴力団全員だッ!
暴力団リーダー:ええ~ 浸蝕お高いんじゃないですか?
鐙幸生:これがカクヤスで済むのが奇跡の血よ!いくぞっ
暴力団リーダー:妨害ありません!きな!
暴力団員:きな!
鐙幸生:8dx7
DoubleCross : (8DX7) → 10[4,4,5,6,6,7,9,10]+6[1,3,6] → 16
静波季夏:しだれさん使います
鐙幸生:たっ…助けて!御鏡さん!
鐙幸生:達成値+10の力を~~~~!
御鏡しだれ:んも~、可愛いところあるじゃん
御鏡しだれ:やったげる。『恋の切れ目は』。
御鏡しだれ:達成値に+10していーよ!
暴力団リーダー:ドッジ!
暴力団リーダー:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 8[1,1,1,1,2,5,8] → 8
鐙幸生:うれしい……達成値26です!
暴力団リーダー:頑張ったがダメ!
暴力団員:俺たちのイベイジョンは12だぜ!
暴力団員:えーと、さんすうができるので、26-12で、
暴力団員:喰らうぜ!
GM:だめーじどうぞ!
鐙幸生:スローインブルーも使わせてもらってもいいスか!?
安東邑:もちろん!
鐙幸生:安東くんお願いします!
鐙幸生:これでダメージは+3dだ
禍田 雅彦:やっちゃえ
安東邑:『スローイン・ブルー』。ダメージに+3d10!受け取りなよ!
鐙幸生:6d10+16 諸々有効
DoubleCross : (6D10+16) → 37[10,4,4,5,10,4]+16 → 53
暴力団員:ウワ~~~ッ!!
暴力団員:なすすべもなくABC三人倒れます。
暴力団リーダー:こっちも倒れます!
暴力団リーダー:≪蘇生復活≫。HP12で立ち上がるぞ。
鐙幸生:タフガイ…!
静波季夏:するか。起き攻め
暴力団リーダー:イヤ~~~~~ッ!!!
鐙幸生:演の出をします
GM:OK!
───────
鐙幸生:「こいつを……使うか……! 速いとこ厄払いしようと思ってたから、かえってラッキーだぜ!」 ポケットから、黒い繭のようなものを摘まみだす。
安東邑:「ゲッ、出た!」
鐙幸生:「この前の怪しいインチキセミナーで10万円で買わされた、なぞのお守り!」
安東邑:「巻き込まれるぞ!みんな離れろ!」
静波季夏:「ぇ」
鐙幸生:「これを握れば勝ちまくりモテまくりで人生の勝者だったはずなのによ……」 繭を握りつぶす。 ぼこ、と、胸のあたりが膨れる。腫瘍のように。
鐙幸生:「どう考えても取りつかれてる呪いのアイテムじゃねええーーーーーかッ! ほら……なあああげげげげがががが!」 ばちん、と胸の腫瘍が爆ぜた。
御鏡しだれ:「ウワッ!!」
暴力団リーダー:「うげえっ!?」
暴力団員:「「「ヒィ~~~~~~~~ッ!?!?」」」
鐙幸生:「ぶげっ」 鐙の心臓を破壊して、黒い蟲の群れが飛び出す。暴力団に襲い掛かり――
鐙幸生:容赦なく食いちぎる。その攻撃は粗雑そのもの。普通ならば回避できるだろうが、鐙はこのとき、最初から二人の助っ人を期待していた。
鐙幸生:――他力本願!
御鏡しだれ:「んでも、蟲ならさあ」スカートから羽音。毒虫の群れが、津波のように。
御鏡しだれ:「あたしの友達だかねっと――合わせやすいじゃん!」鐙くんの黒い波に、更にサイケデリックな原色が混ざる。
暴力団員:「ぎゃあああっ」「ぶべっ」「しっ、死ぬッ、助け――」
暴力団リーダー:「がっ……メチャクチャ、しやがって……!」荒い息を吐いている。
静波季夏:「……えっ死ぬやつだよね」
静波季夏:びっしりと額に汗を浮かべて飛び退っている。ぼんやりした少女だが、、針を投げるときなど、時折動きが不自然に鋭くなる瞬間がある。
安東邑:「ストップストップストップ!」その三人を、影の触手が引きずり出す。
安東邑:「はあーっ、はあーっ…危なかった。最初からあてにしてたでしょ、鐙くん、しだれさん」
静波季夏:「おおーぅ」
鐙幸生:「……助かった……へへ、その……」
鐙幸生:「持つべきものは友人だろ……。死んでも付きまとう感じの、ほら……そういう感じで」
安東邑:「良いよ。元からそのつもりで来たし、存分にやって」優しく笑う
鐙幸生:侵食率47→53
鐙幸生:HP29→26
鐙幸生:以上!
───────
GM:続いてイニシアチブ1。静波さん!
静波季夏:いきまーす マイナーなし
静波季夏:《コンセントレイト:キュマイラ》《パワースイング》(Rエンハンサー)で攻撃。暴力団リーダーと対決だ
暴力団リーダー:こいや!!
静波季夏:5dx7-1 放心でダイス-2。頼む~当たってくれ~ エイヤッ
DoubleCross : (5DX7-1) → 10[2,2,4,5,10]+5[5]-1 → 14
暴力団リーダー:ウオオ~~~ッ
静波季夏:うう、こわい数字
暴力団リーダー:ドッジ村で生まれたドッジ太郎!!
暴力団リーダー:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[3,4,7,9,9,10,10]+7[2,7] → 17
静波季夏:かわされちゃった
暴力団リーダー:後乗せありますか?
鐙幸生:な、なにかないか…!
静波季夏:うーんロイス切るくらいならもっかい殴られるか
鐙幸生:鐙なにもなし…!
禍田 雅彦:ざ、残念ながら
暴力団リーダー:OK!では無念の回避だ…!
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を6増加 (49 → 55)
───────
静波季夏:では演出。
GM:ワクワク
静波季夏:惨劇を回避した先で、既に投擲を終えている。膻中、肩井、筋肉を弛緩させる経穴を狙い、峨嵋刺を構えて飛び込む……が
暴力団リーダー:「う――おッ!?!?」
静波季夏:「おお? 結構だめだ。外す。」
静波季夏:「ぅへぶっ」
静波季夏:緊張感なくぷらぷらと手首を振っている間に暴力団のリーダーの反撃で吹っ飛びます。
暴力団リーダー:自然の回避ではなかった。筋制動を電流で制御していたため、偶然反射によりたたらを踏んだだけだ。
鐙幸生:「具合悪そうだな。……げぶっ。あのビリビリか?」
暴力団リーダー:「……まて、おかしいだろ。何だって、動ける……?」
静波季夏:「お兄さんが案外ヤバすぎるから準ヤバくらいへの感度落ちてた」
静波季夏:理不尽な負け惜しみを言いながらズルッと立ち上がるぞ
暴力団リーダー:「ふざけやがって。効くまで何回でもブチ込んでやる」
禍田 雅彦:(とはいえ、十分強そうだ)
禍田 雅彦:(こりゃこのまま隠れてても良いかなー)
───────
GM:では、クリンナップ。バステの解除などはありますか?
静波季夏:放心が消えまーす やったぁ
鐙幸生:なし
暴力団リーダー:何もないがかなりヘロヘロだぞ
禍田 雅彦:ナイヨー
GM:OK!では2Rセッタップ!
暴力団リーダー:≪加速装置lv2≫。
鐙幸生:無しのサイン
静波季夏:なしよ
暴力団リーダー:イニシアチブ+8。
禍田 雅彦:ナイヨー
GM:OK!ではイニシアチブ!
暴力団リーダー:14の暴力団リーダーから!
暴力団リーダー:先程と同じコンボで
暴力団リーダー:マイナーはなし。
暴力団リーダー:メジャーで≪スタンボルトlv1≫。
暴力団リーダー:対象は…再び静波さん!
暴力団リーダー:ヤクザ者は陰湿!
静波季夏:くっ……きなさい
暴力団リーダー:カバー等ありますか?
静波季夏:命中振ってから!
暴力団リーダー:いや、とりあえず振る!
暴力団リーダー:7dx+12
DoubleCross : (7DX10+12) → 10[2,4,7,8,8,8,10]+3[3]+12 → 25
暴力団リーダー:そこそこ!
静波季夏:7dx>=25 ドッジ! うおー奇跡
DoubleCross : (7DX10>=25) → 9[2,3,4,4,5,8,9] → 9 → 失敗
鐙幸生:カバーリングします!
暴力団リーダー:アッブミーン!
鐙幸生:ど根性アルファ!
静波季夏:鐙さん……!
暴力団リーダー:ファイッ!ダメージ出します。
暴力団リーダー:3d10+23
DoubleCross : (3D10+23) → 18[8,4,6]+23 → 41
暴力団リーダー:命中で放心付与。
鐙幸生:死ゾ リザレクト!
鐙幸生:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 3[3]+52 → 55
鐙幸生:間違い。56です。
暴力団リーダー:君復活本当上手
鐙幸生:回生
暴力団リーダー:では、演出に行きましょう。
───────
暴力団リーダー:礫の一つを手に取り、握り砕く。雷を纏う。
暴力団リーダー:そのまま状態を旋回させ、投擲。礫の散弾が、至近距離にて静波さんを再び襲った。
暴力団リーダー:「この距離なら、避けられねえだろ!」
静波季夏:まだちょっとふらふらしています。全然躱せない!
静波季夏:「南無三」
鐙幸生:「……絶対大丈夫、絶対大丈夫、絶対大丈夫、絶対大丈夫、絶対大丈夫、絶対大丈夫……」
鐙幸生:「うおおおおお! 絶対大丈夫! 俺はたぶん大丈夫、死なない!」 飛ぶ。 「怪異の呪いより銃弾の方が10000倍マシ!」
静波季夏:「えわっ」
安東邑:「っ鐙くん!」
御鏡しだれ:「わお。漢気」
GM:ずっ どどどどど!!
鐙幸生:わめきながら銃弾を受け止め、ごろごろ転がりながら血をまき散らす。その血液が、銃弾を腐蝕させて無力化している。
禍田 雅彦:「おいおい、大丈夫か」
鐙幸生:「大丈夫…… だって…… そんなに痛くないっつーか痛いだけっつーか……、自分で攻撃するよりまだマシ」
暴力団リーダー:「嘘だろっ、おいっ!まず――」
静波季夏:驚きながらも、体は既に敵へと攻撃を行っている。教え込まれたとおりに、機械めいて。
鐙幸生:「闇の開業医よろしく」
───────
静波季夏:判定します。《コンセントレイト:キュマイラ》《パワースイング》(Rエンハンサー)
静波季夏:7dx7-1 命中!
DoubleCross : (7DX7-1) → 10[2,5,7,8,8,9,9]+10[1,4,5,6,9]+10[10]+4[4]-1 → 33
暴力団リーダー:ど、ドッジ!
暴力団リーダー:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[3,6,8,9,9,9,10]+3[3] → 13
静波季夏:愛パワー
暴力団リーダー:無理!
暴力団リーダー:ダメージ下さい。
静波季夏:4d10+9+1d10+3 いろいろ有効だよ
DoubleCross : (4D10+9+1D10+3) → 21[2,9,6,4]+9+1[1]+3 → 34
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を6増加 (55 → 61)
暴力団リーダー:えーと、こいつは装甲8があるのでそれで弾いて
暴力団リーダー:28点。倒れます。
暴力団リーダー:復活も無し。
GM:君たちの勝利だ!おめでとう!
静波季夏:やった~~
GM:では、フェイタリティ演出をどうぞ。
───────
静波季夏:地形の破壊、散弾化によるさらなる破壊。限りなく開けていたはずの、無かったはずの死角から組み付いた。
静波季夏:男の目の周辺に極細の針が突き刺さり、一次的に視力を奪っている。
暴力団リーダー:「くあっ!?」突如として覆われた視界に、礫を手放し周囲を見回す。
静波季夏:夢見るような視線は、人の体表ではなく、その奥に像を結んでいるからだ。三百六十一の経穴を、ここまでの戦闘時間で全て掌握している。
静波季夏:ぼんやりと、どこか遠くを見ているように。その瞳は隠された裏側をあばく。
静波季夏:峨嵋刺が前腕の痛点に突き刺さり、男の意識を一瞬だけ塗りつぶし、能力のコントロールを完全に失わせた。
鐙幸生:「……中国拳法じゃん……つよ……」
暴力団リーダー:「うっ」紫電が「おああああああっ!?」暴走する。
暴力団リーダー:己の雷で、己の身を焼いた。Ⅳ度熱傷。
暴力団リーダー:崩れ落ち、停止する。
静波季夏:鈎のようにしたもう片手で顎を揺らし、追うように延びた後ろ回し蹴りがもう一度顎先を掠る。
静波季夏:「…………あ」
暴力団リーダー:それでも動こうとしたからだが
暴力団リーダー:がくん、とのけぞり、倒れ伏した。
安東邑:「……ワザマエ」
静波季夏:「ごめん。生きてるかな」
禍田 雅彦:「いや、大したもんだよ」
静波季夏:「じゃなくて」一瞬心臓を確認しようとした暴力団員を放り出し、鐙さんの方へ向かう。
安東邑:「大丈夫」素早く瞳孔を開けて確認する。
禍田 雅彦:「こっちはオーヴァードだしね」
禍田 雅彦:「多少乱暴でも死にはしないだろ」
静波季夏:「無事~。セーフ……」ほっとした顔で座り込む。
鐙幸生:「ぜんっぜん……だいじょう……V……」
安東邑:「あのビリビリ、喰らうとしばらく動けなくなるやつだろ?威力自体はわりと控えめだったはずだし」
安東邑:「多分そっちに能力伸ばしてるんでしょ。半日くらいはトイレ行けないだろうけど…」男を担ぐ。
鐙幸生:「余裕でボコしたって感じだな。さすが闇の仕事人…… 禍田さん、こいつらからアレするんだよな!」
鐙幸生:「情報収集……ディベート! おしゃべり!」
静波季夏:「あんまり余裕じゃなかった。お恥ずかしいかぎりで」面映いような恥ずかしいような気持ちになって視線を逸らす。
御鏡しだれ:「やー、凄いねえ。闇の開業医、めっちゃ格好良かったよ」
御鏡しだれ:「そうねー。とりあえず、持って帰らない?」
静波季夏:「そうしよっか」
GM:夜が白みかけている。
GM:いずれ人通りも多くなってくるだろう。
静波季夏:「鐙さんと安東さん、めっちゃバカで心配だから守ろうと思ってたんだけど、逆になっちゃったな」
静波季夏:すごく失礼なことを言いながら、ヤクザを肩に担いだ。
安東邑:「えっ…俺!?」
鐙幸生:「失礼な……安東くんほどバカで心配ではないぜ……」 ヤクザを拾い上げる。
鐙幸生:「引き上げだ! ずらかろうぜ、人が来たらやべえ!」 足早に歩き出す。
禍田 雅彦:バッジは確認できますか?
禍田 雅彦:ヤクザの
GM:出来ます。
GM:少なくとも、禍田さんと同じ御鏡や草薙の勢力ではもちろんありません。
禍田 雅彦:「さて、こういうの堂々とつけてるくらい自己主張があるんだよな」
御鏡しだれ:「ウチのじゃないね。そーすると完全に外様か」
禍田 雅彦:「調べる手掛かりになりゃいいでしょ」
禍田 雅彦:見覚えは無い感じ?
GM:そうですね、禍田さんなら知っていても構わないでしょう。
禍田 雅彦:「えーと、どれどれ?」
GM:『和邇神道管理公社』という社団法人のものです。もちろんそれは表向きの姿で、裏では黒いうわさが絶えません。
GM:禍田さんの所にも、何度か融資などでコネクションを作りに来たことがあったかもしれません。
禍田 雅彦:「うえ、この仰々しい感じの意匠」
御鏡しだれ:「んー?知っとる感じ?」肩越しに覗き込む。
禍田 雅彦:「『和邇神道管理公社』とかいう連中だったかな」
禍田 雅彦:「裏がありそうなトコだよ」
御鏡しだれ:「ワニ…シントー…カンリコーシャ」
禍田 雅彦:「そもそもどう考えても公社じゃねーだろっていうツッコみどころ満載のね」
御鏡しだれ:「ン~…そっか。マッちゃんじゃなくても、うちの名簿にあるかも知らんね。いっちょ調べてみよっか」ぐいーと伸び。
御鏡しだれ:「……楽しくなって来たね?」にやりと禍田さんに笑いかける。
禍田 雅彦:「どうだろうなあ」
禍田 雅彦:「こいつらの目的次第かな」
禍田 雅彦:「金の匂いは強くなったとは言えるけどね」
御鏡しだれ:「それもそっか。≪踊り子≫のことも知ってるか解らんし」
禍田 雅彦:「オーヴァードの戦闘員抱えるくらいの格はあるわけで」
禍田 雅彦:「鐙くんのバイト代弾んでも良さそうだよ」
御鏡しだれ:「こりゃ五人で来て正解かもねえ」笛ラムネを取り出し、ばりぼりと噛み砕く。
御鏡しだれ:「糖分、補給しとこっか」
禍田 雅彦:「へいへい、どうぞどうぞ。余計な物は入れないでね」
禍田 雅彦:と一つだけ受け取って食べる
───────
GM:ロイスの取得・購入が可能です。
静波季夏:鐙くんのロイスNをナニモノに変更
鐙幸生:静波季夏さんにロイス! 尊敬〇/恐怖!
鐙幸生:応急手当キット購入ねらい!
鐙幸生:1dx=>8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 9[9] → 9 → 成功
GM:偉い!
鐙幸生:GET。即使用!
鐙幸生:2d10+3
DoubleCross : (2D10+3) → 13[4,9]+3 → 16
鐙幸生:OK!ターンエンド、以上です。
静波季夏:5dx+4>=20 ブルゲ
DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 9[3,7,8,9,9]+4 → 13 → 失敗
静波季夏:以上です
GM:調達4もあるのか…
禍田 雅彦:インターセプトアーマー
禍田 雅彦:代紋バッジ効果使用
禍田 雅彦:2dx+3>=10
DoubleCross : (2DX10+3>=10) → 10[2,10]+5[5]+3 → 18 → 成功
禍田 雅彦:買えました
禍田 雅彦:静波季夏/優秀○/ヤベー感じ/ロイス
ミドル3『果てなき涙の先にはペザント ①』
GM:1d3+3 or 1d10で登場浸蝕をどうぞ。
DoubleCross : (1D3+3) → 3[3]+3 → 6
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1d3+3(→ 6)増加 (61 → 67)
鐙幸生:1d3+3+56
DoubleCross : (1D3+3+56) → 2[2]+3+56 → 61
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を1D3+3(→ 5)増加 (68 → 73)
MF03 『果てなき涙の先にはペザント ①』
GM:現在実行可能な項目はこちら。
★≪踊り子≫について・1 目標値 情報:オカルト8
鐙幸生が挑戦した場合、達成値+3
■≪和邇神道管理公社≫について 目標値 情報:裏社会 9
禍田雅彦が挑戦する場合、達成値+1
■夜に備える(調達固定値+1)
GM:いずれもメジャーアクションを消費します。
GM:★が必須項目、■が任意項目ですね。
鐙幸生:ふっ…私はクソザコ情報収集力の鐙…
禍田 雅彦:やるしかねーぜ
鐙幸生:そこで見てな。《踊り子》について調べるからよ……
GM:NPCカードも復活してるからね~
静波季夏:えっすごい
鐙幸生:しくじったら、すぐに……頼むぜ!
禍田 雅彦:つよい
鐙幸生:闇のアルバイターの情報:オカルト(持ってない)……見せてやる!いきます!
静波季夏:いけー
鐙幸生:2dx=>8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[7,10]+8[8] → 18 → 成功
静波季夏:すご
鐙幸生:!!!??
禍田 雅彦:最強
鐙幸生:知識が流れ込んでくる… そうか…こんなに簡単なことだったのか…
禍田 雅彦:ようし続くぜー
鐙幸生:宇宙 生命 そのほかすべての答えは……!
GM:すげ~~解ってる
禍田 雅彦:≪和邇神道管理公社≫について 目標値 情報:裏社会 9
静波季夏:この勢いで決めちゃって
禍田 雅彦:コネ:情報屋&エンブレム:代紋バッジ
禍田 雅彦:ダイス+2 達成値+2だ
禍田 雅彦:4dx+3>=9
DoubleCross : (4DX10+3>=9) → 9[1,3,8,9]+3 → 12 → 成功
禍田 雅彦:ヤッター
GM:すご!
静波季夏:さすが……(きらきらした目で大人二人をみる)
静波季夏:では確信的待機! 夜に備えます
GM:OK!
GM:では開示します
GM:Now loading...
★≪踊り子≫について・1
・≪踊り子≫が出現するのは、もっぱら夜間だという。
それ以外の時間は、≪ヴァンデランド≫はただの廃遊園地と化しており、彼女と会うことすらかなわないようだ(Eロイス:囚人の鳥籠)。
彼女は夢を通じて人々に接触し、時折人々を夢の中に引き込んで昏睡させるが、その目的も不明である。しかし、夜に≪ヴァンデランド≫に赴けば、少なくとも彼女に接触することは出来るだろう。
GM:→『●ヴァンデランド突入』が実行可能になりました。
→『★≪踊り子≫について・2』が調査可能になりました。
■≪和邇神道管理公社≫について 目標値 情報:裏社会 9
・≪和邇神道管理公社≫とは、暗殺稼業を生業とする旧家≪静波家≫の傘下組織である。
現行の日本の法律では≪公社≫の名称独占規定は存在しないため、隠れ蓑として≪公社≫の偽称を使用し、主に神道儀式用具の貸し出し・会場の設営などをカヴァーの業務として行っているようだ。
しかし、≪静波家≫との関係の実態は、あくまで雇い主と都合の良い鉄砲玉のそれであるため、今回の事件に≪静波家≫本家が出張ってくることはないと判断して構わないだろう。
GM:では、この情報を踏まえて情報共有ロールをどうぞ。
───────
御鏡しだれ:「アイムカミ~ング!やっぱりマッちゃんの事務所は落ち着くねえ」
御鏡しだれ:「んで、どう?何か解ったかい?ダメそうならちょっとは手伝えるけどさ」
鐙幸生:「落ち着く……かな~~~~」
禍田 雅彦:「落ち着ける空間を目指して設計してるよ」
鐙幸生:「そ、そうだな……こういう場所だと拇印を押すために親指とか大量にコレクションしてるもんだと思ってたけど、意外と普通……」
静波季夏:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1
静波季夏:鐙さんにくっついて座っています ソファとかだと思う。
安東邑:「ここ、給湯室ある?とりあえず適当に摘まめるもの作るよ」
安東邑:泰然自若!
禍田 雅彦:「ドリンクサーバーはあるよ、飲み放題」
禍田 雅彦:「給湯室はそっち、冷蔵庫にあるもん使っても良いよ」
静波季夏:「緊張しています。人のお宅に招かれることがないから」
鐙幸生:「お、おう! よろしく!」 (距離が近い……近くない? 距離感バグってるの? 最近の高校生ってこんな感じなの? えっちな感じしない???)
安東邑:「ありがとうございます。そしたら、どうしようかな…」ぶつぶつ言いながら給湯室へと引っ込む。
禍田 雅彦:「なんなら、となりの喫茶店から出前も取れる」
御鏡しだれ:「あそこのポーチドエッグ旨いのよ」
禍田 雅彦:「長いお話になる時もあるからね~」
静波季夏:「わおわお」
鐙幸生:「じゃあ、あれだ……さきにこっちの話からしておくか」
御鏡しだれ:「お。能力的に、オカルト系強かったりする?」ソファに優雅に腰を下ろす。
鐙幸生:「え、ええ……まあ、そっスね……。俺の綿密な調査によって奇跡的に……(貧しさで死にそうな大学の先輩経由で)情報を得ることができた」
鐙幸生:「《踊り子》は夜にしか出ない! 昼間の目撃例はゼロだから、たぶん夜! 夜しかない!」
鐙幸生:「人間を昏睡させるその目的はなぞに包まれているが、……マジで1ミリも推理とかできないが、」
御鏡しだれ:「えっ」
御鏡しだれ:「ええ~~~……?そういうもんなの……?」
静波季夏:「……おお?」
禍田 雅彦:「ふぅん、何か理由があるのか。単にそう言う怪異なのかな」
静波季夏:「夜にしか、というか。やっぱり夜にはちゃんと出るんだ」
禍田 雅彦:「夜にしか出ないポケモンみたいだなー」
静波季夏:「わたしの話していい?」
静波季夏:ちょこんと手を挙げる。
御鏡しだれ:「キカちゃんも会ったって言ってたもんね。いーよ、しなしな」
鐙幸生:「あ。なんか判明したのか。よろしく」
静波季夏:「友だちを探しに来た、って。言ったけど。」
静波季夏:「その友だちというのが、デェ~~ン」謎の手振り。
静波季夏:「…………」
静波季夏:「その踊り子ちゃんです」
鐙幸生:「………デェ~~~~ンじゃねえんだよなあ!」
禍田 雅彦:「ん?何て?」
禍田 雅彦:「オバケと知り合いなの?」
静波季夏:「夢の中で会っただけだから、実体あるっぽいアレを聞き、安心した」
鐙幸生:「超スピリチュアルじゃん」
御鏡しだれ:「なるほどね~。んじゃあ、殴って殺せることが解っただけでも収穫だやーね」
禍田 雅彦:「ん、確かにねえ」
御鏡しだれ:「……殺すかどうかは、皆の判断次第だけどさ」
静波季夏:「全然オカルト齧ってないよわたし。スピリチュアル干渉受けてる。スタンド攻撃」
鐙幸生:「新手のスタンド使いかよ。なんで静波だけそんな夢を……?」
禍田 雅彦:「でも夢かと思ったら実在するらしいって話を聞けば」
禍田 雅彦:「まあ気にはなるな。しだれさんは気にならない?そういうの」
静波季夏:「助けて、って言ってたから。助ける手段が殺すしかない場合以外は。なんか」
静波季夏:「こう、待って欲しい……かな?」
静波季夏:上目遣いで頼む。
禍田 雅彦:「なるほどね」
鐙幸生:「ま、待っちゃおう、かな~~~」
禍田 雅彦:「ま、俺としては別にそれでもって感じだけど」
禍田 雅彦:「こいつ等はどうなのかって話だね」
禍田 雅彦:机の上に資料を置く。
静波季夏:「ありがと。そういう感じです……おっとぅ?」
鐙幸生:「え、なに?」
御鏡しだれ:「うちらとしては別に、あっこの土地が手に入ればなんでも良いけど…ワニさんたちはそうでもないっぽい?やっぱ」
禍田 雅彦:「うさんくせーなんたら公社の調査書だ」
禍田 雅彦:「表向きは儀式道具一式貸し出しに会場設営などなどって感じだけど」
静波季夏:しゃかしゃかと資料を展開して、他の人の視線を遮らないように眺めています
禍田 雅彦:「ここの名前…静波家ってあるね」
静波季夏:「なんと。実家だ」
鐙幸生:「……なんで!?」
静波季夏:「あっ」
鐙幸生:「世間狭いな、おい!」
禍田 雅彦:「裏じゃ色々物騒な事やってるらしいけど…実家?」
静波季夏:「縁を切ったので、知らない人たち」
静波季夏:両手でバツを作って無関係をアピールします。
御鏡しだれ:「ん~~~」ボリボリと頭を掻く。
禍田 雅彦:「いや、まあ偶然かもって感じではあったけど実家か~」
静波季夏:「私、姉さんたちと抜けてきたんだ。こう、有り体に言うと」
静波季夏:「虐待やぞ、と言われ。そうだね、って」
御鏡しだれ:「やっぱり悪い奴等はどこにも居るもんだね。よー逃げて来た」頭を撫でる。
静波季夏:「んふー」気持ちよさそうに目を細めて、手のひらに頭を擦り付ける。
禍田 雅彦:「良いんじゃない?好き好んで裏社会に居てウキウキしてるのはロクデナシだよ」
御鏡しだれ:「えへへ」
禍田 雅彦:ニヤニヤ笑ってる。
鐙幸生:「ぜ、ぜんぜん背景が読めねえ……つまり暗殺者一族の過酷すぎる教育にNOをつきつけて青春の大脱走……ってコト……?」
静波季夏:「完璧な理解だ」
静波季夏:「えらいね」
御鏡しだれ:「実際そうなんじゃない?例えば”ベリッシマ”あたりの管轄だったらすぐに嗅ぎつけられてるだろうし」
御鏡しだれ:「”アウトバースト”とかも特に危ないね。敵に回したくないやーね」
鐙幸生:「関わりたくねえ~連中の名前だな」
禍田 雅彦:「ま、そう言ったヤバい専門家を敵に回すと一発アウトだからね」
御鏡しだれ:「それで言うと、こいつらは専門家なのん?」
禍田 雅彦:「ヤクザやら暗殺者やらは今や裏社会の弱者階級さ」
御鏡しだれ:「そそ。アブミンの言う通り、あたしらとはちょっとタチが違うでしょ」
鐙幸生:「しかし、なんでそんなやつらが?」
鐙幸生:「暗殺者発掘オーディションでもやってんの? 遊園地で?」
御鏡しだれ:「シズナミのおうちとこいつらの関係って、マッちゃんが見たところどーなのさ」
禍田 雅彦:「んー、下っ端かな。便利な指先くらいでしょ。そのかわりこいつらはバックに静波が居ると普段はデカい顔が出来るわけだ」
禍田 雅彦:「だからと言って全部ケツ持ちしてくれるほど重用はされてないでしょ」
御鏡しだれ:「にゃるほど。じゃあ今回は出張ってこなさそ~だね」
鐙幸生:「だ、大丈夫かな……静波家の大御所みたいな人が出てこないかな? 北野武軍団の北野武にあたる存在みたいな……」
禍田 雅彦:「ある程度名前は使ってもいいけど、それ以上は手ェださない」
禍田 雅彦:「木っ端の仕事を本家に振るなって感じ」
鐙幸生:「じゃあ、目的よくわかんねえけど、そんなにビビらなくていいってことか! よかった~」
静波季夏:「なんにせよ、うちの実家マターも結構関わり損……」
静波季夏:「ご迷惑をおかけしているみたい」
御鏡しだれ:「キカちゃんのせいじゃないって。足抜けしたい人のことはよ~く見てきたつもりだし」
静波季夏:「うーん。私の技に反応したのはそういうことだったんだ。でも、そうだな」
御鏡しだれ:「うわ、すげ~解りやすい。説明サンキュねマッちゃん…ん?」
静波季夏:「禍田さんの解説でちょっと安心しましたが、脱走者が関わってるって知ったら面白半分で手を出してきそうな心当たりはあるから。慎重に行きたいところ」
静波季夏:「捕まえた人たちの様子とかね」
静波季夏:「だいじょぶだと思うけど……なんか変な動きされないようによろしくおねがいします」手を合わせる。
御鏡しだれ:「だねえ。そっちはとりあえずファケアノスマンが見ててくれるって言ってたけど…」
御鏡しだれ:「逃がさないか心配だな~~~」
静波季夏:「えっ……?」
鐙幸生:「『修行中の苦行僧です、邪魔をしないでください』って書いとくか」
静波季夏:(そんなんでいいのかな……困ったことになってもその時はその時か…………)
安東邑:「えっ、おれの話してる?」ホイル包みと軽食が入ったバゲットを持ってやってくる。
禍田 雅彦:「えー?それそこで作ったの?」
禍田 雅彦:「ヤバいね」
安東邑:「はい。簡単なやつですけど」
鐙幸生:「速いな!」
静波季夏:「かたじけない」直前の危惧がどうでもよくなり、食べ始めます。
静波季夏:「あっいただきます」
鐙幸生:「安東くん、お前なら絶対なれるよ……立派な中華料理セルのセルリーダーに!」
安東邑:カレー粉でしっとり仕上げたタンドリーチキンのサンドイッチ、オニオンコンソメスープ、キノコと鮭と冬瓜のホイル焼きだ。
安東邑:「いや、正義の味方になりたいんだけど……」
社員:「スゲー手際よかったですよ社長」
社員:「マジ意味わかんねーッス」
御鏡しだれ:「え?プロやん」
静波季夏:(見てたんだ)
社員:「俺の朝飯用の鮭が何か良く解らない感じで料理になるんですもん」
禍田 雅彦:「冬瓜とかどこにあったの?」
鐙幸生:「小料理セル、ファケアノスか……」
静波季夏:「ありものでこれ、玄人……」
安東邑:「あ、風邪引いた人が居たみたいで…半分くらいスープにしてたのが取ってありました」
安東邑:「消費期限ぎりぎりだったっぽいので、ついでに冷蔵庫奇麗にしておきましたよ」
社員:「あー…アレっす。喫茶店のマスターが新作だとかで持って来たスープの残りです」
鐙幸生:「もうこいつ料理人を名乗った方がいいんじゃねえか……まあいいや」
鐙幸生:「夜までできることはやっとくか……」
静波季夏:「そう……だね。まずは体力……とてもおいしい。ごちそうになる」
安東邑:「良かった。一杯食べて、元気になって貰えればうれしいな」柔らかく笑う。
禍田 雅彦:「なるほど」
禍田 雅彦:「まあ、美味そうなのは良い事だよね」
禍田 雅彦:「俺も頂こうかな」
鐙幸生:「学食に入ってくんねえかな」
───────
GM:ロイスの取得・調達が可能です。
鐙幸生:ロイスは保留で、調達するぞ!
静波季夏:ロイス保留 ブルーゲイル
鐙幸生:応急手当キットッ!
禍田 雅彦:ロイスは保留
静波季夏:5dx+4>=20
DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 9[1,6,6,8,9]+4 → 13 → 失敗
鐙幸生:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 1[1,1] → 0 (ファンブル) → 失敗
鐙幸生:目の前でシャッターが何枚も降りてきた
鐙幸生:1%の男
GM:ガシャンガシャン
静波季夏:買っちゃうか財産使って 鐙くんにパス
静波季夏:以上です。
GM:あ、一応季夏ちゃんは調達固定値+1されてるよ!
鐙幸生:いいんスか!? 高級ドラッグ感謝(アザ)ス!
禍田 雅彦:ww
GM:ヤクザの事務所でブルゲゲットするの
静波季夏:お、そうでした。残財産1で以上!
GM:文脈が乗り過ぎている
鐙幸生:違和感がない
GM:禍田工業はクリーンな会社!
禍田 雅彦:じゃあ応急手当を買うかな
禍田 雅彦:元気になるお薬を!
禍田 雅彦:代紋バッジの効果を使用
静波季夏:言い方!
禍田 雅彦:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 10[7,10]+7[7]+3 → 20
GM:ウワッ
禍田 雅彦:トランク買えそうw
禍田 雅彦:フフフ…お薬ダヨ
GM:あ、そうだ
禍田 雅彦:使いたい人どうぞ
鐙幸生:代紋の力!
GM:さっきの料理の効果で、応急手当キットに類するHP回復アイテムを使う際は
GM:HP回復の固定値に+10していいよ。
静波季夏:カンパニーみたいだ じゃあ私もらいたい
鐙幸生:季夏ちゃん使ってくんな! なんらかの軽微トラップで死ぬ確率がググッと下がるぜ
静波季夏:助かる~
静波季夏:2d10+10+2
DoubleCross : (2D10+10+2) → 18[8,10]+10+2 → 30
静波季夏:すごく回復した
GM:ベホマズン!
禍田 雅彦:スゴク元気二ナッタデショ?
禍田 雅彦:イイクスリダカラ
鐙幸生:質のいい薬
静波季夏:うん……クセになりそう……
GM:では、これで処理も以上かな!
GM:次のシーンに参りましょう!
ミドル4『果てなき涙の先にはペザント ②』
GM:登場浸蝕ダイスをどうぞ。
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1d3+3(→ 4)増加 (67 → 71)
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を1D3+3(→ 6)増加 (73 → 79)
鐙幸生:1d3+3+61
DoubleCross : (1D3+3+61) → 1[1]+3+61 → 65
MF04 『果てなき涙の先にはペザント ②』
GM:現在実行可能な項目はこちら。Now loading...
●ヴァンデランド突入(クライマックストリガーシーン。★≪踊り子について・1≫を調査していた場合、選択可能)
★≪踊り子≫について・2 目標値 情報:裏社会 9(追加項目あり)
■夜まで待機(調達固定値+1。1シーンごとにリセット)
静波季夏:踊り子2やっちゃお~
禍田 雅彦:やっちゃえ
静波季夏:5dx+1 いぇいいぇい 裏社会
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[2,5,7,8,10]+9[9]+1 → 20
GM:がんばえ~
GM:わかりすぎてワーカホリックになったわね
静波季夏:これがレズ漫画の眼光を見ながら描いた季夏アイの女わかり力です
GM:嫌すぎる告白
鐙幸生:つよいぞ
禍田 雅彦:無敵のちから
GM:では、情報を開示します。
GM:ウィーン ピピピ GMロボタイキチュウ
★≪踊り子≫について・2 目標値 情報:裏社会 9
・≪踊り子≫の正体について、調査の結果FHの交戦記録に極めて近しい能力を持つ“ぺザント”静波知佳が第一候補として挙がった。オルクスの無意識接続能力を舞踏に乗せて昇華し、相手を一種のトランス状態に落とし込んで敵と呪術的な同一化を図るという極めて危険度の高い能力を所持していたが、侵蝕負荷が激しく静波家における過酷な実験の末にジャーム化。
静波本家からほど遠い工業地帯にて処分され、そのままそこへと廃棄された。その跡地を利用して偶然建設されたのが≪ヴァンデランド≫である。
また彼女の『廃棄』手順は、彼女と親しい関係にあった使用人が工業地帯に彼女を誘導し、「ここで待っていて」と言い含める形で行われたという。
静波本家は恐らくこの『醜態』を隠蔽するために≪踊り子≫の処理を下部組織に実行させたのだろう。
GM:→『■踊り子の解呪』が調査可能になりました。
GM:では、現在実行可能な項目はこちら。
●ヴァンデランド突入(クライマックストリガーシーン。★≪踊り子について・1≫を調査していた場合、選択可能)
■≪踊り子≫の解呪 情報:オカルト 6
■夜まで待機(調達固定値+1。1シーンごとにリセット)
静波季夏:ワンチャン助けられる……チラッ
鐙幸生:解呪……しちゃうかァ~~~ッ
鐙幸生:禍田さん、待っててくんな! ここはあっしが!
禍田 雅彦:しちゃお
禍田 雅彦:やってくれー
鐙幸生:2dx>=6 ≪踊り子≫の解呪 情報:オカルト 6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 10[10,10]+7[7,7] → 17 → 成功
鐙幸生:10no
静波季夏:……?
禍田 雅彦:スゴイね
鐙幸生:10の10
鐙幸生:極端なんだよ
禍田 雅彦:調達ではでないw
静波季夏:調達でファンブルすることで情報をクリらせる力に目覚めている
GM:スーパー拝み屋マン爆誕じゃん
GM:では、開示します。ちょっと待ってね。
■≪踊り子≫の解呪 情報:オカルト 6
・≪踊り子≫の強い能力は、死後なおも残り続けた。生前閉鎖環境にいた彼女は、人々が眠る『夜』に、夢の中で『信頼できる友人』を求め、自身の暴走した能力で人々を夢の中に引きずり込んでいるという(Eロイス:無限を継ぐもの)。
彼女の能力上、より『同一視』しやすい存在と密接に関わるほどに、その能力深度は増加する。ゆえに静波季夏などの同族関係のファクターがあるものは、彼女とより深く接触することができたのだ。
GM:そのため、禍田雅彦などが所有するエフェクト……例えば≪力の法則≫による呪詛返しを施し、彼女と被害者との呪術的な『同一視』を解くことができれば、彼女の能力は暴走を停止し、RBとしての人格部分と能力部分の切り離しに成功するかも知れない。(Eロイス:ファイトクラブ)
GM:データ的には、≪力の法則≫を使用した攻撃によるダメージで≪踊り子≫のHPを0にすることにより
GM:≪踊り子≫の所有する≪ファイトクラブ≫の解除判定の権利を得ます。
GM:以上です。何か質問や追加行動はありますか?
静波季夏:大丈夫だと思う
静波季夏:あっいや 禍田さん未行動か
鐙幸生:へへ…大丈夫さァ……
禍田 雅彦:追加情報が無いのであれば
GM:そうですね。禍田さんが■夜まで待機 などが出来ると思います。
禍田 雅彦:待機だぜ
GM:OK!調達固定値+1!
GM:トリガーシーン突入するのはメジャーアクションじゃないから安心シテね!
GM:それじゃあロールを始めようと思います!
───────
静波季夏:唖穴。
静波季夏:言葉を発する能力を一時的に奪う経穴を総称としてそう呼ぶ。
静波季夏:仲間を呼ぶ能力を奪い筋力を弛緩させたFHエージェントにまたがって、両手に何本もの針を携えて。禍田さんに目配せします。
セルスタッフ・バリアント:『――』こひゅ、と息を吐く。筋が弛緩し、横隔膜を痙攣させることが出来ない。
静波季夏:「大丈夫。姿は見られてないよ。記憶もぶっ飛ばせないかやってみるけど、結構賭け。実務的なやつはよろしく」
禍田 雅彦:「いや、怖いよ」
禍田 雅彦:「手際は流石だけど、そんなすぐ出来ましたけどみたいに言われても」
禍田 雅彦:「ま、OKOK。僕は喧嘩は全然だからね」
静波季夏:とす、とす。と背骨の周辺に背中側から針を打ち込んでいます。「だいじょうぶ。廃人になったりはしないから。忘れさせれても1時間くらい」
禍田 雅彦:「作業分担は…怖いって」
セルスタッフ・バリアント:「あっあっあっ、あえっ」
禍田 雅彦:「大丈夫?それマジで」
禍田 雅彦:「ヤバいお薬キメちゃった人みたいになってるけど」
静波季夏:「ほんとほんと」
静波季夏:Vサイン。
セルスタッフ・バリアント:時計の針が切れたように首が下がる。微かな吐息。脈はあるようだ。
禍田 雅彦:「あ…そう」
禍田 雅彦:「えーと、情報屋から買ったパスコードは…と」
静波季夏:「ねむれ~……と、私もみにいこ」
禍田 雅彦:「FHを敵に回す時はちゃんとUGNとかバックに付けたい所だけどねー」
禍田 雅彦:「今回はまあ料理好きの彼がなんとかバランスとってくれるでしょ」
静波季夏:「頑張って欲しい……ね?」
禍田 雅彦:「はいはい、これかな?」
静波季夏:ぴたりと禍田さんの後ろにつけてモニタを覗き込みます。
静波季夏:「はやい」
静波季夏:「むむ、なんと」
禍田 雅彦:「まあ、君のおかげで素早くデータアクセスできたのと、パスコードを買い取ったってだけなんだけど…お、何か解る?」
静波季夏:「いや、なるほどなるほど……」
鐙幸生:「……うおわっ!?」
禍田 雅彦:「お、鐙くんお疲れ」
鐙幸生:「な、なんだあっ!? 死、死んで……死んで、ない!? 余計こわっ!」
静波季夏:じっと画面をスクロールしていたが、声にふりむく。
静波季夏:「あっ鐙さん。いまいいところです」
禍田 雅彦:「だろ?ビックリするよなー」
鐙幸生:「こわいよぉ……静かになったから入ってきたら、なんかもう、諸々終わった感じ?」
静波季夏:「どうやら踊り子の正体が……わかったよ」
静波季夏:キメ顔(無表情)
鐙幸生:「顔がコナンくんじゃん」
禍田 雅彦:「おっとマジか、流石だな」
静波季夏:「んん」ぐにぐにと自分の顔を揉む。気を取り直して。
静波季夏:「静波知佳。昔死んだ、うちのお姉さんみたい」
静波季夏:「だから本家が関わってたんだ」
静波季夏:「もう……死んでる。死んだはずなのに、踊っている」
静波季夏:「その痕跡を、抹消したがっている……みたい」
鐙幸生:「や、やっぱりオカルト的な話だったんじゃん……」
静波季夏:息を吐く。「……そうかも?」
鐙幸生:「それで片っ端から昏睡させたりしてんの?」
禍田 雅彦:「悪霊的な感じなのか?」
静波季夏:「オリジン:ヒューマンていうんだよね。ええと」
静波季夏:「静波は、毒を使う一族なの」
禍田 雅彦:「毒ね」
鐙幸生:「なにっ いい印象がまるでねえんだけど……ひどい目にあった記憶しかない」
静波季夏:「世代が離れてるから。この子のことは詳しく知らないけど、トランス……」
静波季夏:「昔、火山ガスでトリップした巫女が夢を通じて託宣を得ていたみたいに。自分の精神活動を操作する薬物で、そういう……」
静波季夏:「……これオカルトだね。完全に。そういう姉妹もいる」
禍田 雅彦:「なるほどねえ」
鐙幸生:「なるほどね……(わかってない)」
鐙幸生:「だったら、何とかする方法は一つだな!」
禍田 雅彦:「で?本家が関わったって事は”死んだ”じゃなくて”殺された”なのかい?」
静波季夏:「多分……そう」
静波季夏:「過負荷で壊れちゃったんだと思う。それから……ずっと踊ってろって言われたんだって」
静波季夏:それから、じっと鐙さんを見て。
静波季夏:「どうするの?」
禍田 雅彦:「そうだね、鐙くんには何とかする方法があるってことなのか?」
静波季夏:「私、結構わからない。期待してる」
静波季夏:無表情なりにワクワクの感じられる視線が突き刺さる。
鐙幸生:「えっ?」
鐙幸生:「あ、あの~~~、それは……あれだよ。実はさっき恐山のイタコのところで修行したという先輩に話を聞いてきたんだけど」
静波季夏:「わお。オカルトにはオカルト……ただしい筋なきがする」
鐙幸生:「……強いショックを与えるといいんだってさ!」
鐙幸生:「そして、強いショックといえば!」 禍田くんを指差す。 「禍田くんスペシャルよ!」
禍田 雅彦:「俺?」
鐙幸生:「禍田くんのアレ、なんかふんわりした幽霊とかにもよく効くし」
静波季夏:「禍田さんは」
静波季夏:暫く考え込むようにしてから「そういうのができる人なんだ」
静波季夏:ずっと隠れていたので、作戦専門かと思っていた。
鐙幸生:「禍田くんのアレ、だいたいなんにでも効くじゃん」
禍田 雅彦:「あー、うんそうだな」
禍田 雅彦:「少しでも言葉が通じりゃね」
静波季夏:「鐙さんの言ってること、すごいふわふわしてる。大丈夫?」
鐙幸生:「俺が通信スナイパー空手道場で習った通信スナイパー空手よりマシだと思うんだよね」
静波季夏:「??? ?????」
静波季夏:わからないことを考えている矢先にわからない情報をどかどかとぶつけられ、ショートを起こした。
鐙幸生:「暴走してるレネゲイドビーイング的な存在をどうにかするには、やっぱり強いショック。これしかないよ。他の解決例をまったく知らないし……」
静波季夏:「えっと、言葉は通じる」
禍田 雅彦:「ただ、俺のはきっかけだ」
禍田 雅彦:「やるのは君らでやるしかないぜ」
鐙幸生:「えっ」
静波季夏:ごくり、と唾を飲み込む。
静波季夏:「まかせて。強く当たってあとは流れで」
静波季夏:「ベストをつくそう。鐙さん」
禍田 雅彦:「強強いショックを受けやすくする…はできるんだよ」
禍田 雅彦:「でもホラ、俺は喧嘩は全然ダメだからね」
鐙幸生:「どうやら季夏ちゃんに、この戦いの運命は託されたようだな……! あ、う、うん。俺も? つ……尽くす尽くす! 尽くすよ全力!」
静波季夏:「禍田さんも、ありがとう。私、がんばるよ。友情のため……!」
鐙幸生:「ゆ」
鐙幸生:「友情パワー」
静波季夏:「おー……!」
禍田 雅彦:「友情か、いいね友情」
鐙幸生:「……禍田くん、なんとかなる、よね?」
鐙幸生:「なんとかなるって言って! 言ってよお!」
禍田 雅彦:「ははは、いやー面白いな」
静波季夏:力強くこぶしを握りしめて。「あ、そろそろ」
静波季夏:「眠らせた人たちが起きるかも。起きた」
静波季夏:ばかんぼこん、即座に背後から殴りつけ、床に沈める。
セルスタッフ・バリアント:「う、ぐ……ぎょべっ!?」
セルスタッフ・バリアント:沈黙。
禍田 雅彦:「沈黙させるの早いな」
禍田 雅彦:「そうだな”何とかなる”さ」
禍田 雅彦:「まあ、ここをどうにかしねーと何ともならなさそうだけど」
静波季夏:「それもいい景気づけ……いきましょう。テーマパークへ」
鐙幸生:「過去最高にわくわくしねえテーマパークだなあ」
禍田 雅彦:「そうかい?夜のテーマパークって楽しいだろ絶対」
───────
GM:ロイス取得・最後の調達が可能です。
静波季夏:禍田さんのロイスPを信用に変更
鐙幸生:ロイスは保留!
鐙幸生:そして例のアーマーを仕入れる
禍田 雅彦:ロイスは保留かな
鐙幸生:いや、応急手当キットの方が先だな かお
GM:出た 噂のアーマー
鐙幸生:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[10,10]+10[3,10]+5[5] → 25 → 成功
鐙幸生:????????
静波季夏:じゃあ私が噂のアーマー買ってあげよ
鐙幸生:?????????????????
静波季夏:クリスタルシールド買える達成値出てる
静波季夏:『成った』な
禍田 雅彦:ちょっと待ってくださいね
鐙幸生:……この超高級応急手当キットを使います
GM:黒 閃
静波季夏:UGNボディアーマーでいい?
禍田 雅彦:いや
鐙幸生:おっと
鐙幸生:何か考えが!?
禍田 雅彦:鐙くんが行動値-1の鎧を着てくれると
静波季夏:アクセル+4でちょうどよくなる?
禍田 雅彦:禍田が100%超えた時のアクセルで
禍田 雅彦:そう行動値が10になるのです
鐙幸生:行動-1の鎧ってなんだろうな
静波季夏:あっていうかアレだ 何も考えずさっきブルゲ投げ渡しちゃった
禍田 雅彦:いや
禍田 雅彦:先手とる時はブルゲ&アクセルで先手とるのはあり
禍田 雅彦:行動値1の鎧
禍田 雅彦:それは戦闘用着ぐるみ
静波季夏:なるほど チャレンジしてみます
鐙幸生:望むところだぜ
静波季夏:5dx+4>=14 えい
DoubleCross : (5DX10+4>=14) → 10[3,5,5,9,10]+3[3]+4 → 17 → 成功
鐙幸生:つよ
静波季夏:どうぞ~
鐙幸生:鐙は応急手当キット使って着ぐるみ着ます!
鐙幸生:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+11[4,7] → 27
禍田 雅彦:装甲も12ある
鐙幸生:つよっ
静波季夏:一応ウェポンケースに防具収納して行動値3にするか 以上です
禍田 雅彦:調整用にハードコート買っておくか
GM:素晴らしい
禍田 雅彦:2dx+3>=9
DoubleCross : (2DX10+3>=9) → 6[4,6]+3 → 9 → 成功
禍田 雅彦:買えた
GM:偉いっ!
GM:社会高くないこのPT??
禍田 雅彦:これとインターセプトアーマーの重ね着で行動値7
禍田 雅彦:後は脱げば調整可能だし何とでもなろう
GM:では、全員の処理が終わったっぽいので
GM:次に参りましょう。
禍田 雅彦:ハードコートはウェポンケース入りだな
禍田 雅彦:はーいOKです
ミドル5『聖歌の裏の舞台にジゼル』
GM:●現在実行可能な項目はこちら。
●『ヴァンデランド突入』
GM:以上です。どなたかが宣言して下されば、トリガーシーンに移行します。
静波季夏:では今回は宣言無し!
GM:OK!
GM:ロールで会話するシーンなどがあれば、侵蝕を1払うことでシーンに参加できることにしましょう。
GM:出たい人は言ってね。
禍田 雅彦:イエイイエイ
鐙幸生:やります!
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を1増加 (79 → 80)
鐙幸生:侵食率65→66
MF05 『聖歌の裏の舞台にジゼル』
鐙幸生:「うぉ…… でかっ! なんだこれ! 動きにくっ」
禍田 雅彦:「ブフッ…な、何それ」
鐙幸生:「何って……ヴァンデくん……」 力無く自分の腕を見る。
鐙幸生:奇怪! その姿は、フランスのヴァンデランドをモチーフにしたとおぼしきゆるキャラ……
鐙幸生:エッフェル塔とエスカルゴを悪魔合体させ、ベレー帽をかぶせたパリジャンマスコットである!
鐙幸生:「ほんとにこれ着ていってご利益あるのか? 季夏ちゃんがどこからともなく持って来たから、一応装備してみたけど! 変だろ!」
禍田 雅彦:「アレだな、子供が見て泣くのは踊り子よりこっちだよな」
禍田 雅彦:「こういうのって結構頑丈なんだろ?」
禍田 雅彦:つついてみる。
禍田 雅彦:エイエイッ
鐙幸生:「ワイヤーフレームが入ってる……」
鐙幸生:「どっちかっつーとパワードスーツだろ。こんなんで除霊に行くのか……気が重いぜ……」
鐙幸生:「禍田くんは慣れてるんだろうけどよ」
禍田 雅彦:「お、顔の所は外せそうだぞ」
鐙幸生:「よ、よかった! 顔だけは外しといてくれ。間抜けすぎる! モテない絵になる!」
禍田 雅彦:「OK任せろ」
禍田 雅彦:会話できそうな感じに外す。
禍田 雅彦:シュポン
鐙幸生:「ぶはっ。……これ、本当にうまくいく作戦なのかな……」
鐙幸生:「自信がまったくない」
禍田 雅彦:「どうだろうな、悪霊の祓いは専門じゃないし」
禍田 雅彦:「でもまあ、アレだ」
禍田 雅彦:「ホラー映画だと、これは上手くいくパターンと結局呪われオチの五分五分と見たね」
鐙幸生:「両方見たことある~。禍田くんこそ、これってリターンとリスク見合ってるやつか?」
禍田 雅彦:「そもそも呪いの遊園地に行く時点で愚かな若者枠だし」
鐙幸生:「愚かな若者になる前に、手を引いた方がいいんじゃねえかって思わない?」
禍田 雅彦:「いやー、そうだね」
禍田 雅彦:「正直言えば儲け話としてはそこまで魅力的じゃないかな」
鐙幸生:「だろ? 正直言って、俺は禍田くんが最後まで付き合おうとしてる方が謎だね」
鐙幸生:「見放すならいまのうちにしといてくれよ~、後で超がっかりするから」
禍田 雅彦:「一昔前の派手なヤクザの悪さって感じでさ、今時じゃないんだけど。その辺はしだれさんの浪漫なんだろうね」
禍田 雅彦:「俺としちゃ、も少し手堅い方が好みではあるよ」
鐙幸生:「ロマンかよ。じゃ、かわいい幼馴染に付き合ってあげるつもりってわけ?」
鐙幸生:「破滅的な女の感じがするぞ~、あの人は」
禍田 雅彦:「彼女と一緒に地獄まで付き合うほど義理堅くはないって」
禍田 雅彦:「可愛い所もあるのは確かだけど、それに付き合って沈むほど」
禍田 雅彦:「俺は自分の組に無責任じゃねーから」
禍田 雅彦:「それよりは、さっきのアレだよ。《踊り子》の事情ってヤツな」
鐙幸生:「暗殺者一家のクソ所業の成果って感じだな。それが気になんの?」
禍田 雅彦:「裏社会がクソなのはな、もうそりゃそういうもんだよ」
禍田 雅彦:「でもま、あまりにも仁義が無いって思うわけだ」
鐙幸生:「久しぶりに聞く概念だな。それこそ俺、映画でしか見たことねえよ」
禍田 雅彦:「クソみたいな連中で、誰かを喰いモンにして生きてる連中だって」
禍田 雅彦:「何か一線は引いてないと」
禍田 雅彦:「もうソレはただのウンコでしょ」
禍田 雅彦:「何だって良いよ。社会の為とか正義の為とか、それこそ身内の為とかね」
鐙幸生:「ははははははは!」
鐙幸生:「それはそうかも。社会責任果たしてるな~~~」
禍田 雅彦:「そういう言い訳すらしなくなったら終わりだよ、終わり」
禍田 雅彦:「果たしてるぜ~ウチは」
禍田 雅彦:「どんなクズにもチャンスを与えてるんだ」
鐙幸生:「……そ、そっスね……」(心当たりの顔)
禍田 雅彦:「しかも見込みのあるヤツに、だよ」
鐙幸生:「…………そ、そ、そ、そっスね……借金返せそうなやつにはちゃんと貸しますもんね………」
禍田 雅彦:「鐙くんは見込み在りそうだなあ」
鐙幸生:「俺はもう借りないよ!? 絶対借りない! たぶん絶対借りない!」
鐙幸生:「今回のこの仕事で、負債もぜんぶ綺麗にして……ゼミ旅行に行くんだよ!」
禍田 雅彦:「金で返さなくても働きで返してもいいんだけどな~」
鐙幸生:「学生は学業が本分! ねっ! 働いてるのは損だから!」
鐙幸生:「いや~~~この一件を乗り越えて、ぜひとも学業に精を出したいなあ!」
禍田 雅彦:「学生企業家とか興味ない?」
鐙幸生:「…………」 ゴクッ
鐙幸生:「な、な、な、な、なななななない! いまはない!」
鐙幸生:「やることがあるんだよ俺は俺で!」 着ぐるみを着込んで、立ち上がる。
禍田 雅彦:「ふぅん、そうかい」
禍田 雅彦:「そりゃ、面白そうだ」
禍田 雅彦:「何か楽しい話があればいつでも言ってくれよ」
禍田 雅彦:「(主に資金面で)協力するぜ」
鐙幸生:「……考えておきま~す」 ジャッ、と脇の下のファスナーを引き上げる。
鐙幸生:(今夜のエピソードは……)
鐙幸生:(次の合コンで話せるやつにするぞ!)
───────
GM:ロイスの変更が可能です。
鐙幸生:禍田雅彦 尊敬〇/恐怖 にします。 以上!
禍田 雅彦:鐙幸生/面白れーやつ○/不安/に変更します
GM:www
GM:OK!では、次のシーンに参りましょう。
クライマックス『夜明け前の海にはメメント』
GM:●≪ヴァンデランド≫突入 のみ可能。
GM:何もなければ宣言をどうぞ。
鐙幸生:ヴァンデランド突入します!!!!!!!!!
静波季夏:いくぜいくぜいくぜいくぜいくぜ~
GM:OK!!イクゾ~~~~~ッ!!!!
禍田 雅彦:イヤフー
GM:登場浸蝕をどうぞ。
鐙幸生:1d10でいく 高めが出てほしいから!
鐙幸生:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 10[10]+66 → 76
鐙幸生:OK!
静波季夏:私も景気づけに1d10いく
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (71 → 73)
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (80 → 85)
GM:君本当浸蝕賽上手
静波季夏:景気……
鐙幸生:ダイスの出目を操る術…会得…
GM:君少々浸蝕賽景気不良
Climax 『夜明け前の海にはメメント』
GM:満天が瞬いていた。
GM:ステージの中央。十二月の風が強く吹き付ける深夜で、その少女は一人寂しく笑っていた。
≪踊り子≫:「……こんばんは」
鐙幸生:「礼儀正しいな~。そこは『よぉぉ~~~~こそ!ワタクシのめくるめく夢の舞台へ!』とかじゃないのか!」
静波季夏:「…………」
≪踊り子≫:「ふふ。面白いひとね……そんなはしたないことは言わないわ。だって私は踊り子だもの」
≪踊り子≫:「ずっと、死ぬまで、死んでも、踊って」
≪踊り子≫:「……友達と一緒に、待ち続けるの。家のみんなを」
≪踊り子≫:「それとも、貴方も私と一緒に踊ってくれるの?オレンジの髪のひと」
≪踊り子≫:眼帯と長い髪に隠された、口元だけが柔らかく笑む。青いルージュが引かれていた。
鐙幸生:「えっ、あ、えっと、その……」
鐙幸生:「ダンス、苦手なもんで……」
鐙幸生:急に元気がなくなる。こわいのだ!
静波季夏:「普通にダンス誘われた人みたいな返事してる……」
静波季夏:小さくため息。
安東邑:「あっ……次会った時、教えてあげるからさ。そう落ち込むなよ」
静波季夏:「ねえ踊り子さん、私のこと、覚えてる?」
≪踊り子≫:「……もちろんよ、キカ。貴女は私と夢で会ったの」
≪踊り子≫:「あの時は、私が貴女を置いて来てしまったけど……今度は、本当に会いに来てくれた」
静波季夏:「だよね」記憶に残ることには自信がある。私は、ちょっとめずらしい格好をしているから。
静波季夏:「うん……本当に会いに来た」
≪踊り子≫:「今日も可愛いわ。貴方は、記憶に残る自分が好きなのね」
≪踊り子≫:「じゃあ、ずっとここに居てくれるでしょう?」
≪踊り子≫:「ここには遊具も乗り物も、疲れた時に座れるベンチだってあるわ。楽しいのよ。すごく……」
静波季夏:「……ううん。好きなのは残ることじゃないよ」
静波季夏:「私、まだ、いろいろなことがよく分からない」
静波季夏:「あなたにどんなことがあって、静波の家の人達をどう思っていて……」
≪踊り子≫:「……」
静波季夏:「どれくらい臓器をいじられたのか、どれくらい上の世代のねえ様の毒を受けたのか」
≪踊り子≫:びくり、と身が浮く
静波季夏:「どのくらい他の姉妹と仲が悪かったのか、どのくらい見ず知らず相手に能力を絞り出されたのか」
静波季夏:「……でも」
静波季夏:「優秀な静波の暗殺者として」
静波季夏:「たくさん仕事をして、能力の継承に躍起になる一族のひとたちから血を取られたり、私達の世代を相手に『教育』を施して……そんな風に、あそこに残ってたより」
静波季夏:ふっ、と顔を上げる。
静波季夏:「良かったって、言わせてあげたい」
静波季夏:「私の喋ってることの意味が、わからないかも知れないけど。それでも、いいよ」
静波季夏:「覚悟して」
≪踊り子≫:「……駄目よ。私は、踊ることしか出来ないのに。それが良いって、そう思ってきたのに」
≪踊り子≫:「どうして、貴女は」
≪踊り子≫:ずるり。眼帯がほどける。
≪踊り子≫:た の し そ う な の?
静波季夏:びく、と震える。また『あれ』だ。
≪踊り子≫:許せない。許せない。許せない。許せない。
≪踊り子≫:それは恨みだ。人生を啜られ、使い潰され、壊れた人形のように終えた。
≪踊り子≫:その思いが、夢で吸った人々の思いを乗せて、輻輳されている。
≪踊り子≫:「……ともだちだと、おもってたのに」
静波季夏:(────中に、いっぱい、いる)
≪踊り子≫:「いいわ」虚ろな眼窩で、きみたちをみた。
≪踊り子≫:「踊り殺してあげる」
静波季夏:(っ……関係ない。関係、ない。そういうことを考えるのは、誰か他の人がやる)
禍田 雅彦:「ふぅん」
禍田 雅彦:「思ってたより理性的に見えてたけど」
御鏡しだれ:「抑え込んでたんじゃないかなー、あれ」
禍田 雅彦:「やっぱり場に囚われた死者だね」
静波季夏:そんな、軽い調子の二人の声を聞いて、少しだけ汗が引いた。
御鏡しだれ:「でも」
禍田 雅彦:「良くないのは、どちらかと言うとこの場所かな?」
御鏡しだれ:「だねー。幽霊もヤクザも、土地に縛られるのはおんなじ」
禍田 雅彦:「安心しなよ、引っぺがしてやるさ」
御鏡しだれ:ぼとり。ぼと、ぼとぼと。赤い瀟洒なドレススカートの下から、毒虫が這い出る。
禍田 雅彦:「地上げはこっちの専門さ」
御鏡しだれ:「契約更新させたげて」
鐙幸生:「超怖い」 ふっ、と顔をあげる。
鐙幸生:「おしっこしてきていい?」 はかなく微笑む。 「もう時間ないかな。ないね……」 悲しげに。
鐙幸生:「祈るしかねえな」
安東邑:「……最悪、帰りにコンビニで下着買ってこっか」
≪踊り子≫:「死」
≪踊り子≫:ぶわり。≪踊り子≫の、傷だらけの足が。今まで何度もたたかれ、踊りだけを強いられた脚が
≪踊り子≫:「ね」
≪踊り子≫:悪夢のように、地上から浮き上がった。
───────
GM:衝動判定です。難易度は意志9。
静波季夏:2dx>=9 分が悪いが……!
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[4,9] → 9 → 成功
GM:偉い!
静波季夏:いよっし
禍田 雅彦:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[3,4,7,8,9,10]+4[4] → 14 → 成功
鐙幸生:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 3[2,3] → 3 → 失敗
静波季夏:2d10+73
DoubleCross : (2D10+73) → 8[4,4]+73 → 81
鐙幸生:だめ!暴走!
鐙幸生:2d10+76
DoubleCross : (2D10+76) → 13[10,3]+76 → 89
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (85 → 99)
GM:アブミーン!
GM:OK!では
鐙幸生:80は越えた!やれる!
GM:明後日の14:00よりクライマックス1Rから!
───────
GM:では、エンゲージはこちら、
GM:≪踊り子≫-[10m]-禍田(9)鐙(7)静波(3)
GM:セットアップ!
静波季夏:なし
≪踊り子≫:《限界突破》《自動触手》の使用回数増加。
鐙幸生:こちらもなしだ
禍田 雅彦:まがたは9ですねインターセプトアーマー着てるので
GM:OK!後で修正しておくぜ
鐙幸生:鐙も着ぐるみきてるので6です
鐙幸生:もこもこしてるぜ
静波季夏:私は何も着てないよ
鐙幸生:ドキッ
GM:えっ…
禍田 雅彦:エッチじゃん
GM:では、同値対抗で最速行動権は禍田さんから。
禍田 雅彦:いやセットアップ
禍田 雅彦:あります
GM:あっそうだった!ごめんね!
GM:改めて宣言をどうぞ~
禍田 雅彦:鐙くんブルーゲイルは使わない感じ?
鐙幸生:あっ!そうか!
鐙幸生:ブルーゲイル使います!!!
鐙幸生:行動値を6→11に伸ばし、侵食率もアップ。
GM:ペルソナァ!!(バキーン
鐙幸生:侵蝕89→94
禍田 雅彦:こちらも原初の黄:アクセルを使用します 侵蝕調整だ
鐙幸生:効くぜ~
禍田 雅彦:鐙くんを速めてもあまり効果はないので 自分を上げます
禍田 雅彦:行動値9→11に
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を2増加 (99 → 101)
禍田 雅彦:100%超えたので能力を如何なく発揮できるようになった
禍田 雅彦:すいません
禍田 雅彦:仕様先を鐙くんにして
GM:再宣言受け付け!
鐙幸生:承知!
鐙幸生:行動値11→15
GM:OK。では改めてセットアップ終了!
▼エンゲージ
(≪踊り子≫[9])
10m
(鐙[15]、禍田[9]、静波[3])
[]内は行動値
GM:続いてイニシアチブ。禍田さんと鐙くんはどちらが先に動くか相談するのだ!
禍田 雅彦:一瞬演出入れますね
GM:はーい!
───────
禍田 雅彦:「ま、こういうのは長引かせるべきじゃないんだよ結局」
禍田 雅彦:「風に乗る香り、目につく色」
禍田 雅彦:「その花言葉は『早き結末』」
禍田 雅彦:鐙くんの周囲に風が渦巻く。
───────
GM:では、イニシアチブ15の…めちゃくちゃ早い!鐙くんから宣言をどうぞ。
鐙幸生:行動あるのみ! マイナーで戦闘移動し、踊り子エンゲージに接敵!
▼エンゲージ
(鐙[15]、≪踊り子≫[9])
10m
(禍田[9]、静波[3])
[]内は行動値
GM:ウオッ来た!
鐙幸生:メジャーで、 こいつエフェクト多いな… ええと
鐙幸生:コンセントレイト+魔獣の本能+魔獣の衝撃+無機なる四肢+ブラッドスパイク+ブラッドバーン! 踊り子を対象に攻撃!
鐙幸生:100%いってないから命中率に不安はあるが……NPCカードあるし大丈夫でしょ たぶん
≪踊り子≫:ウオオ~~~ッ 妨害はなし!来い!
鐙幸生:10dx7 そいやーーーーー!
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,3,3,3,4,5,6,8,9,10]+10[3,9,9]+10[4,7]+4[4] → 34
GM:良い出目!
鐙幸生:良し! 悪くない!
≪踊り子≫:では、リアクションはガード。
≪踊り子≫:ダメージをどうぞ!
禍田 雅彦:コンボ『ロベリア』原初の白(力の霊水)原初の黒(力の法則)を使用します
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を12増加 (101 → 113)
禍田 雅彦:ダメージ+15D
鐙幸生:ありがたし! どのくらいパワーアップするんですか!?
鐙幸生:15D!!!
≪踊り子≫:????
≪踊り子≫:じゅ…15D!?
≪踊り子≫:クソッ 来い!!
鐙幸生:だから、合計は……
≪踊り子≫:全部1出ろ!!
禍田 雅彦:www
鐙幸生:19d10+24 諸々有効!
DoubleCross : (19D10+24) → 109[5,2,9,7,5,8,9,5,3,3,4,6,8,3,9,8,6,7,2]+24 → 133
鐙幸生:あ、あわわ
禍田 雅彦:つえー
≪踊り子≫:130点帯のダメージじゃあねえんだよなあ
静波季夏:すごい
≪踊り子≫:え、えーと…ちょっと…待ってね
鐙幸生:やや高めですがだいたい期待値
≪踊り子≫:よし!まずは、オートアクションで≪自動触手≫が発動します。
≪踊り子≫:鐙くんにHP15点ダメージ。
≪踊り子≫:そして、更にそれを起点に≪餓鬼玉の使い≫。
≪踊り子≫:邪毒lv3を付与します。
禍田 雅彦:エグイ
鐙幸生:HPは27→12になって、餓鬼玉の使いで邪毒レベル3になり、エフェクトのバックファイアでHP12→4になります
鐙幸生:辛み
≪踊り子≫:ですが、こちらも予想以上のダメージ…≪蘇生復活≫を切らざるを得ないでしょう。
≪踊り子≫:HP1で復活します。
GM:では、他に処理がなければ演出に行きましょうか。
鐙幸生:こちらはOK!
鐙幸生:禍田さん先にどうぞだぜ
禍田 雅彦:こっちも大丈夫です
禍田 雅彦:はーい
───────
禍田 雅彦:「よいしょっと」遊園地の大きめのゴミ箱の上に上る。
禍田 雅彦:「ま、季夏ちゃん見てて俺なんか眼中にないかもだけど」
禍田 雅彦:「これくらいすりゃ、ちょっとは目立つでしょ」
禍田 雅彦:意識が少しでもこちらに向けばいい
≪踊り子≫:「……貴女も、踊るの? 高い所が好きなのね」
禍田 雅彦:「辛い境遇があるのはわかるぜ」
禍田 雅彦:「未練があるのも解るさ」
禍田 雅彦:「ずっと踊ってたいのかもしれねえし」
禍田 雅彦:「友達が欲しいのかもしれないな」
禍田 雅彦:「ま、でも。ここにいる限りはそりゃもう呪いさ」
禍田 雅彦:「ようく周りを”見て見なよ”」
≪踊り子≫:「……え」
禍田 雅彦:「あんたを”縛る物”が見えるだろう」
禍田 雅彦:「それが何か。なんだろうね」
≪踊り子≫:「――い、や」
禍田 雅彦:「家なのか、それともアンタの復讐心なのか」
禍田 雅彦:「裏切られた信頼なのか」
禍田 雅彦:「知る由もないけど。アンタを蝕むモノさ」
禍田 雅彦:「悪いけど、それの相手もしてもらう」
禍田 雅彦:「その花言葉は”復讐”。花の名はロベリア」
≪踊り子≫:そこに現れているのは、鞭を持った顔のない人々だ。
≪踊り子≫:ちょうど、禍田さんには見えるだろう。≪踊り子≫の脚には、茨のように鞭で打たれた傷が青白く咲いている。
≪踊り子≫:「い――嫌よ!やめて、やめて――ごめんなさい!」
≪踊り子≫:「もっと、上手に踊るからっ」
静波季夏:「……文脈付与、呪術のことば」
禍田 雅彦:「よし、効いたな。悪いね、季夏ちゃん。俺はこういうことしかできねーのよ」
禍田 雅彦:「でも、あれごと無くしちまえば」
禍田 雅彦:「少しは心が楽になるかもしれないね」
静波季夏:「見える化ってヤツだね──それに」
静波季夏:視線を鐙くんへ。
静波季夏:私は罰されていないから、やり方がわからない。彼らの領分だ。
禍田 雅彦:「よし!いけ鐙くん!」
安東邑:「頼む!」
鐙幸生:「行きたくなくても……!」 走り出している。
鐙幸生:「ここが遊園地で、夜で、これだけ寂れてれば! 忘れてた! こいつら……!」 敵に向かって駆けているのではない。
鐙幸生:「ここが遊園地だっていうなら、足りねえものがあるよなあああああ!」 それは、逃げているのだ。
鐙幸生:「サーカスだ! ハロウィンを見ろ、ちくしょう、くるぞ! くるぞ! くるぞ! くるぞ! くる――」すべての影が長く伸びて、歪む。
静波季夏:「えっ」
安東邑:「あ……おい、嘘だろ!それって――あの、」
安東邑:「やばいっ!全員伏せろ、死ぬぞ!」
鐙幸生:「ぞあぁああああああ!」 すでにこの世にない異形の群れが立ち上がる。カボチャ頭の異形。ウェディングケーキのような異形。墓石を抱えた異形。異形の群れが、鐙をぐちゃぐちゃにひき潰す。
静波季夏:ぞっとして、同時にわくわくした。ものすごく枠の外から、何かが来る。
鐙幸生:それは同時に、《踊り子》を巻き込む破壊の渦になった。 「ぎゅる」 と、潰れた鐙の声が、着ぐるみの中で響いた。
禍田 雅彦:「うおっと、何だあれ」
安東邑:「”ハロウィン”だよ!こないだ、M市で散々暴れまわった――まずいっ」
静波季夏:彼女を解放するのは、そういうもののほうが『らしい』気がして、警告に従い地面に身を投げ出した。
安東邑:咄嗟にしだれさんを突き飛ばす。
御鏡しだれ:「で……出鱈目じゃん!わたっ」
鐙幸生:「 」 鐙には声もない。
鐙幸生:侵食率94→104
≪踊り子≫:「こ……来ないでっ!!」足を踏み鳴らす。
≪踊り子≫:かつんかつんとタップの音と共に、いくつかの異形は倒れるが
≪踊り子≫:百鬼夜行が止まることはない。なすすべもなく、怪異の渦に轢殺される。
≪踊り子≫:「いっ……ぐぶっ、ぎいあああああああっ!!!」
≪踊り子≫:ボロ雑巾のように倒れ伏した。
≪踊り子≫:「呪詛返しは、出来たけど……ひどいこと、するのね」
鐙幸生:「ぎゅる……」 返事ができない。再生途中だ。
静波季夏:「鐙さん、ほんとに、なんでそんなに普通でいられるの」
安東邑:「たぶん、怪異が鐙くんの中で、崩れかけのジェンガみたいにバランスを保ってるんだ。だけど……」ちらり、と友人を見る。
安東邑:「それが一つでも崩れたら、ああなる」
鐙幸生:「ふ、ね…… が……」 普通じゃねえんだが?と言いたい。
───────
GM:続いてイニシアチブ9。禍田さん!
禍田 雅彦:マイナーで5m後方へ エンゲージを切ってメジャーで隠密
▼エンゲージ
(鐙[15]、≪踊り子≫[9])
10m
(静波[3])
5m
(禍田[9])
[]内は行動値
≪踊り子≫:逃げるなアアアア!!!逃げるな卑怯者オオオオ!!!!
───────
禍田 雅彦:皆がハロウィンの喧騒に目を奪われて。
禍田 雅彦:嵐のようなそれが去った跡。
禍田 雅彦:1人分の人影が消えていた。
禍田 雅彦:「後ヨロシクね」遊園地のスピーカーから声だけがする
静波季夏:「らじゃっ」
鐙幸生:「い、いつの間にだよマジで……」
御鏡しだれ:「うわ出た!昔っからかくれんぼめっちゃ上手かったんだよね」
≪踊り子≫:「な――私に、あんなことをしておいてっ……ろくでもない殿方だわ……!」
≪踊り子≫:「良いわ。隠れると言うのなら」
≪踊り子≫:「私の踊りを、特等席で見れると言うことだもの」
≪踊り子≫:脚が再び宙に舞う。
───────
GM:続いて踊り子のターン。
≪踊り子≫:マイナー。
≪踊り子≫:《骨の剣》《生命の黄金率》≪形状変化:柔≫
≪踊り子≫:ガード値+15、素手のデータを変更。
静波季夏:うわダイス増やしてきた
鐙幸生:柔か!結構硬くなるんですよね
≪踊り子≫:メジャー。
≪踊り子≫:《コンセントレイト:エグザイル》《死神の手》《伸縮腕》《獅子奮迅》
静波季夏:判定前
≪踊り子≫:やばい!アレが来る!
静波季夏:《魔獣の咆哮》《ビーストロア》判定ダイス-10 さらに鍼術へのBKロイスを切って達成値-20
禍田 雅彦:ヤバ
≪踊り子≫:オイオイオイオイ
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を5増加 (81 → 86)
鐙幸生:達成値マイナス20!これが色ロイス!
≪踊り子≫:頭おかしくなっちゃうよ
≪踊り子≫:仕方がない…判定行きます。えーと対象は
≪踊り子≫:鐙くん、季夏ちゃんと、禍田さんは対象に取れるんだっけ?この場合は
静波季夏:無理!
≪踊り子≫:だよね!じゃあやっぱりこの二人で!
静波季夏:判定どうぞ
≪踊り子≫:ダイス-10、達成値-20だから…
≪踊り子≫:3dx7-17
DoubleCross : (3DX7-17) → 2[1,1,2]-17 → -15
鐙幸生:あわやファンブル
≪踊り子≫:≪妖精の手≫!
静波季夏:そんなことあるか?ってレベルでダイスの出目が悪い
≪踊り子≫:2を10にして再回転。
静波季夏:回るな……!
≪踊り子≫:1dx7-7
DoubleCross : (1DX7-7) → 10[7]+5[5]-7 → 8
鐙幸生:1回まわした…!
鐙幸生:鐙は暴走中なのでリア不可!
静波季夏:くっ 躱せるかこれは
≪踊り子≫:更に≪妖精の輪≫。
静波季夏:マジかこいつ
≪踊り子≫:≪妖精の手≫を追加で一回使用!
≪踊り子≫:1dx7+8
DoubleCross : (1DX7+8) → 10[9]+10[10]+3[3]+8 → 31
禍田 雅彦:追い打ちしやがる
≪踊り子≫:オラ~~~!!!
禍田 雅彦:廻った
≪踊り子≫:これが踊り子パワーじゃ
静波季夏:9dx ちくしょー! 私だってそれくらい回したる!
DoubleCross : (9DX10) → 10[3,4,4,5,6,6,7,8,10]+8[8] → 18
禍田 雅彦:がんばった
静波季夏:くう……!
≪踊り子≫:こええ~~
鐙幸生:ダメージが2とか3なら死なずに済む
静波季夏:受けます こい
≪踊り子≫:ではダメージ。
≪踊り子≫:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 13[2,4,2,5]+25 → 38
鐙幸生:死
静波季夏:オートアクションでウェポンケース起動。アームドスーツ装備
≪踊り子≫:諸々有効!
静波季夏:HP2で生存
≪踊り子≫:HPダメージ
鐙幸生:踊り子に 憐憫/恐怖〇 でロイスをとってタイタス昇華 復活します
≪踊り子≫:≪餓鬼魂の使い≫発動。対象は静波さん。
≪踊り子≫:邪毒ランク3を付与。
静波季夏:うう……
GM:では、他に処理がなければ判定に移行します。
GM:判定じゃない!演出!
鐙幸生:ないです!
静波季夏:ないよっ
GM:オウケイ!
GM:では判定に行きましょう。
GM:ああああ!!演出!!!!演出ね!!!!
───────
≪踊り子≫:『私は、あなた』
≪踊り子≫:≪踊り子≫の手が、白鳥の羽のように伸べられる。
≪踊り子≫:『あなたは、私。夢の中で、いつまでも、いつまでも』
≪踊り子≫:その手が、きみたちの『魂』とも呼ぶべき何かに――”溶けあおう”としているのを感じることができるだろう。
静波季夏:異形たちに轢き潰された彼女が立ち上がる直前。
静波季夏:(また少し……中が見えた)
静波季夏:瞳の奥の深淵のように、彼女の中には彼女が引き込んだものがうごめいている。
静波季夏:尋常の正経奇経が残ってはいまい。
鐙幸生:「うぉわ! く、来るなって! やめろこんなん……ひどいぞ!」
御鏡しだれ:「うわ~~~っ……エグいよ!やばいっ、持ってかれる……」
禍田 雅彦:(うっわ、こえーよ。巻き込まれたくねえなあ)
静波季夏:だから、味方にも鍼を投げた。
御鏡しだれ:「あだっ」
鐙幸生:「ほ、ほんとにこれ……そういうやつ? なんか後頭部に刺さってる気がする」
≪踊り子≫:「……!」≪踊り子≫が魂を掴む気配が、弱くなる。
静波季夏:「同じ動きができなければ、同一化することはできない」
静波季夏:「そしてそれを越えて私達を操っても──」
静波季夏:「全員へ打ち込まれた鍼の効能は、刺突箇所を分散させている……全てを同化して取り込めば死にます」
静波季夏:「進むも退くも封じた……はず。あーゆーおけぃ?」
御鏡しだれ:「ウッソ、大分楽になった。凄いねキカちゃん……!」
鐙幸生:「なるほど……針治療で……何かいい感じ……理解した!」
≪踊り子≫:「……私の、踊りは」
≪踊り子≫:静波さんの手首が、反対方向にねじ切れる。
静波季夏:「ぎゃぶっ」
鐙幸生:「うぇっ?」
安東邑:「っ静波さん!」
静波季夏:「ッ…………ふっ」
静波季夏:即座に呼吸を整えるが、動揺は隠しようがない。
≪踊り子≫:「まだまだ――こんなものじゃ、ないわ!」
≪踊り子≫:見ると、≪踊り子≫が全身の形状を変化させ
≪踊り子≫:己の身体を徹底的に虐め殺すような畸形に変化している。ねじれた首。よじれた手足。
≪踊り子≫:それらが、≪同一化≫のフィードバックとして襲い掛かって来たのだと言うことが理解できる。
安東邑:「くそ、引き込まれなかったの……おれだけかよ。ズルいな」
静波季夏:「痛、痛……痛い。うう」
静波季夏:「そこまで、あんな人たちの、嘘つきの約束のために」
静波季夏:「そこまでしなくたって……!」
≪踊り子≫:「まだ、踊れるでしょう!ほら!」理性が完全に失われている。
御鏡しだれ:「……キカちゃん」
御鏡しだれ:「引き際を間違えるってのはァ、惨めなもんだよね」
御鏡しだれ:「楽にしたげて。あたしも手伝うからさ」
安東邑:「しだれさん…」
静波季夏:「わかった。でも、言わないであげて」
静波季夏:「私はあの子のことを、可哀想だなんて絶対言ってあげない」
───────
静波季夏:行動します。
GM:OK!宣言をどうぞ。
静波季夏:マイナーなし。メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《パワースイング》で攻撃。対象《踊り子》
≪踊り子≫:妨害無し。判定をどうぞ。
静波季夏:9dx7-1 命中
DoubleCross : (9DX7-1) → 10[1,6,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,4,4,7,8,10,10]+10[3,4,7,7]+10[8,10]+2[1,2]-1 → 41
鐙幸生:つよい!
静波季夏:しだれさん貰います
御鏡しだれ:『恋の切れ目は』。達成値に+10あげちゃうよ!
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を6増加 (86 → 92)
静波季夏:リアクションを……しな!
静波季夏:達成値51!
≪踊り子≫:ガード!
≪踊り子≫:ダメージをおくれ!
静波季夏:安東くんのダメージダイス増加も使わせてもらおう よっぽど大丈夫だと思うけど
安東邑:OK!『スローイン・ブルー』。ダメージダイス+3dしていいよ!
静波季夏:5d10+1d10+15+3d10 ありがと! 装甲有効です
DoubleCross : (5D10+1D10+15+3D10) → 30[10,1,9,9,1]+3[3]+15+15[7,7,1] → 63
鐙幸生:さすがにいったでしょう!
≪踊り子≫:ウオオオ~~~ ガード値15…で、蘇生復活のHPは1なので
≪踊り子≫:耐えきれるわけがない!落ちます。
≪踊り子≫:そして、オートアクション≪自動触手≫。
≪踊り子≫:静波
≪踊り子≫:静波さんにHP15の素ダメージ!
静波季夏:リザレクトします
静波季夏:静波季夏の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (92 → 96)
GM:復活も無し。君たちの勝利だ!
───────
静波季夏:「一瞬気を引いて、お願い」
静波季夏:再生しつつある腕の縫合を終える。
鐙幸生:「っつか、一瞬!? それで足りんの!?」
御鏡しだれ:「ヤクザへの貸しは怖いよ?」
静波季夏:「じゃあさっきのを返して貰うだけってことで」
御鏡しだれ:にやりと笑って、毒蟲を再び励起させる。「足りるでしょ。この子なら」
御鏡しだれ:毒虫が鯉の模様のように赤熱・白熱し、≪踊り子≫に向かって殺到する。直後、爆発。
御鏡しだれ:緋色の毒花が夜空に散る。
≪踊り子≫:「ぐ……!随分乱暴な、おひねりね!」
静波季夏:発破よりも先に走り出している。
静波季夏:キュマイラの体技による本気の疾走だ、煙が晴れるより先に《踊り子》の眼前に到達する──
≪踊り子≫:「……キカ!」
静波季夏:────はずだった。そこには誰も居ない。
≪踊り子≫:伸べられた手が――魂に到達するはずだった手が、空を切る。
静波季夏:「呀」
静波季夏:背後からの着弾と。声は同時。
静波季夏:静波季夏の因子は、体細胞を刺胞へと変異させる。
静波季夏:それは自身の点穴を自在に突くことができるということだ。肉体に多大な負荷をかける、不自然な高速の駆動。
静波季夏:掌底とは──掌による面の攻撃を指しているように思えるが、実際はそうではない。
静波季夏:掌の底の小指側の付け根。一点だ。そこに全身のひねりの力を同時に収束する。
静波季夏:故に、点穴。
静波季夏:「全部、吹っ飛んで、出ていけ。私のねえさんから!」
静波季夏:ドッッッッッッ!!!
≪踊り子≫:「――あ、」全身が、揺らめく陽炎のようにブレる。
≪踊り子≫:「……きれい」
鐙幸生:「すげえ」
鐙幸生:「つよっ」
静波季夏:茫洋たる瞳が導き出した結節点を、思い切り弾いて。
静波季夏:バックファイアで枯れ葉のように吹っ飛んだ。
≪踊り子≫:風船のガスが抜けるように、透明な靄が――≪踊り子≫の内から、夜明け前の星空に溶けていく。
静波季夏:「ふ……」
安東邑:「……おっと!」
安東邑:その体は、黒い影で編まれたネットに受け止められる。
安東邑:「ありがとう、静波さん。多分、俺じゃ……ここまでできなかった」
静波季夏:「はきゅっ……信じてたぜ。べいべー」
≪踊り子≫:……静かに、項垂れる。電池の切れた人形のように。
≪踊り子≫:≪無限を継ぐもの≫が解除されました。
≪踊り子≫:≪ファイトクラブ≫が解除されました。
静波季夏:いくつかイカれたらしい関節をゆすって立ち上がる。
静波季夏:「もう、待たなくていいよ」
静波季夏:「うまいものを食べたり、映画みたり、遊園地いったりしよう」
静波季夏:そう言って、ようやく。
静波季夏:彼女の手を取った。
───────
GM:バックトラック。
GM:Eロイスは以下の三つです。
GM:
・≪囚人の鳥かご≫
・≪無限を継ぐもの≫
・≪ファイトクラブ≫
静波季夏:振りません 健康優良児なので
GM:振りたい奴は振りな!
静波季夏:96-4d10 等倍
DoubleCross : (96-4D10) → 96-24[3,7,8,6] → 72
静波季夏:5点
鐙幸生:こちらもふらない!
鐙幸生:そして等倍!
鐙幸生:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-29[2,3,6,9,9] → 75
鐙幸生:5 points
禍田 雅彦:ふるかな
禍田 雅彦:いやいらないか
禍田 雅彦:一倍で
禍田 雅彦:禍田 雅彦の侵蝕率を6d10(→ 38)減少 (113 → 75)
禍田 雅彦:5点
GM:OK!では、皆さんセッションに様々な貢献をして下さったのは自明の理なので
GM:通常5点+Eロイス3点に
GM:・踊り子の解呪 3点
GM:・≪踊り子≫(RB身体)の生存 3点
GM:以上14点に、皆様のバクトラ点数を足したものが経験点となるぜ!受け取りな!
鐙幸生:19点!いただきました、ありがとうございます!
静波季夏:やった~ 19点! ありがとうございます
禍田 雅彦:モグモグいただきます
禍田 雅彦:19点
GM:ではこちらも3で割って19点。以上!
GM:お疲れさまでした!全員帰還おめでとう!
GM:ではEDに参りましょう!
鐙幸生:オツカレサマデシタ~
静波季夏:お疲れさまでした~
ED1『夜明けあとの光にはトゥリンフ』
ED1『夜明けあとの光にはトゥリンフ』
≪踊り子≫:「……ん」
GM:暁光が差し始めていた。その中で、ゆっくりと少女が目を開ける。
GM:静波季夏の一撃により、彼女の中に棲んでいた妄念が消失し…ただの意識体にも似たRBに戻ったのだろう。
鐙幸生:「フッ……どうやらこれで一件落着のようだな……」
静波季夏:「おこづかいゲットおめでとう」拍手しています
鐙幸生:「それな。今日もぎりぎり1限目に間に合うと思うし……」
安東邑:「えっ!?授業あったの、ごめん!」
鐙幸生:「いつまで経っても必修の体育基礎Ⅰが完了しねえから今回こそ絶対やる。ちょっと家に帰って仮眠したら絶対行く」
鐙幸生:「その子も起こしてやれよ」
禍田 雅彦:「ふぅー…やれやれ、終わった?」
鐙幸生:「あーっ! 禍田くん、どこに隠れてたんだよ!?」
御鏡しだれ:「あ~。最初の一撃ブッパ以外ずっとトンズラしおってからに」
禍田 雅彦:「いや、俺は戦闘担当じゃねーからね?」
静波季夏:「必要な時以外引っ込んでてくれるのは普通に助かる……よ?」
禍田 雅彦:「そうそう!解ってるね!」
静波季夏:「わかっているのだ」
安東邑:「実際、禍田さんのお陰でこの子も何とかなったんだ。助かりました」頭を下げる。
安東邑:「……さてと。知佳さん。大丈夫? 意識はきちんとあるかい?」
静波季夏:なんとなく携帯電話のライトを目に当てて網膜の確認をしています。
静波季夏:なんのためにやるのかは知らない。
≪踊り子≫:「やめて……眩しいわ、キカ。ええ、ちゃんと覚えているわ」
≪踊り子≫:「……ごめんなさい。私、ひどいことを沢山してしまったみたいで」
静波季夏:「おはよーう」
安東邑:「大丈夫。きみのせいじゃないよ」
鐙幸生:「そうそう、大丈夫だって……誰も死んでないし。ことわざにもあるだろ、ナンノブマイビジネスって言葉が」
鐙幸生:ナンノブマイビジネス:夜に影を探すようなもの
禍田 雅彦:「どういうビジネスだよ」
安東邑:「何でだろうな……すげ~悪いインターネット文化を教え込んでる気がするんだけど。まあいいや」
静波季夏:「持っていくとこにもっていくと、怒られる場合がありそうだから」
静波季夏:「黙ってよう」
安東邑:「だよね。UGNに頼もうかと思ってたけど、経緯を見る限り厳しいかな」
静波季夏:「知佳ねえはうちで引き取ります」
鐙幸生:「あー、まあ、姉妹だもんな」
安東邑:「……頼める?流石に≪ファケアノス≫で引き取ると……その……」
静波季夏:「その?」
安東邑:「モラル的な問題が」
鐙幸生:(え~っ、俺、こんな可愛い子と同棲することになっちゃうの!? という台詞を準備していたのだ、が……)
静波季夏:《踊り子》ではなくなった少女に寄り添ってころんと首をかしげる。
禍田 雅彦:「生活費は大丈夫かい?なんなら貸すよ」
御鏡しだれ:「アホ。こーいう時くらい何も言わず札束出すくらいの漢気見せなよ」
静波季夏:「うーん。アリだけど」
静波季夏:「知佳ねえが鐙さんくらいだらしない可能性があるから」
≪踊り子≫:「なっ」
静波季夏:「しばらく様子を見るわよ」
鐙幸生:「サンプルに出す例が俺なのなんで」
禍田 雅彦:「ダメダメ、無償の施しは人の為にならないんだよ」
禍田 雅彦:「ホラ、情けは人のなんとやらとか言ったり言わなかったりするでしょ」
御鏡しだれ:「ケチ。いけず。トーヘンボク。インテリヤクザ。……まあ、実際その通りではある」
安東邑:「そうだね。大変そうだったら、いつでも言って」
安東邑:「戸籍の偽造とか、住所の謄写偽装とかはこっちで出来るからさ」
禍田 雅彦:「返済の代わりにウチの仕事を手伝ってくれても良いしね」
≪踊り子≫:「お仕事?私にできることなら、頑張って働くわ」
鐙幸生:「この年齢で就職のことを考えている……」
静波季夏:「ありがと、みんな」
静波季夏:安東さんにはお金返さなくても怒られなさそう、と思ったことは伏せる。
禍田 雅彦:(鐙くんも、今回の件でかなり出来る感じなのが解ったし)
禍田 雅彦:「鐙くんも仕事紹介しても良いぜ」
安東邑:「ゲッ」露骨に不安そうな顔をする。
静波季夏:「実際うちの手伝い以外だと、事情を知ってる禍田さんのところはかなりの有力候補」
静波季夏:(……って思ってズブズブになると、困ったことになるかもしれないし、お願いするか。戸籍の偽造)
鐙幸生:「それじゃ、昏睡してた人の確認はどうせ安東くんがフォローするだろうし」
鐙幸生:「これで日常に帰るかあ~。 ……仕事は、その、安全そうなやつなら……たまに……適度にお願いします……」
安東邑:「いや、確認はしようと思ってたけどさ……」
安東邑:「でも、禍田さんも…御鏡さんも、ありがとう。成り行きなのに、手伝ってくれて」
安東邑:「正直、最初はあんまりいいイメージ持ってなかったけど……次会う時は、仕事を手伝ってもらうことになるかも」
安東邑:「逆の方もあるかも知れないし。ともかく、何というか……最初に会うヤクザが、二人で良かったなって思います」
禍田 雅彦:「ま、程々になら手伝うかもね。俺はUGNの方も仕事手伝う事あるからねえ」
御鏡しだれ:「わお。嬉しいこと言ってくれるじゃん……ま、踊り子ちゃんについては追々相談だね。今はとりあえず、こっから出してあげたら?」
鐙幸生:「そうそう。しばらく遊園地はいいな……」
静波季夏:「せっかくだし肩車してあげよ」
安東邑:「じゃあおれはとりあえず、昏睡被害者の確認に行きますね。お世話になりました……肩車か~」ちらりと鐙くんを見る。
≪踊り子≫:「……誰か、肩に乗せて下さるの?素敵だわ!」
静波季夏:やかましい傘を脱いで知佳ちゃんを持ち上げる。「私だ~」
静波季夏:持ち上げる方も小柄なので変な光景だ。
安東邑:「あはは。それじゃあ、姉妹仲良くね」
鐙幸生:「よーし、これにて落着!」
安東邑:「鐙くんさ、途中まで一緒に帰る?」
安東邑:「どうせ一人じゃ起きられないでしょ」
鐙幸生:「……一理ある。でもその前に、松屋の朝定食くって帰ろうぜ」
鐙幸生:「腹減ってんだか眠いんだかわかんねえわ、もう俺。赤ちゃんレベルだよ」
安東邑:「あ~、外で食べるの久しぶりだな!良いね、行こうぜ」
静波季夏:「眠気が我慢できるツボと快眠できるツボどっちかいく?」
安東邑:「両方頼むね。鐙くん介抱しても良いけど、授業ヤバそうだし」
鐙幸生:「なんか脳機能がバグりそうなんだが?」
静波季夏:(果たしてどの選択肢が破滅の未来に繋がっているのだろう……)
禍田 雅彦:「あ、じゃあ俺も朝飯そこで食うかな」
御鏡しだれ:「あ、あたしも行く。最近カロリーメイトとフエラムネしか食べてなかったし……」
禍田 雅彦:「鮭定食かソーセージ、ミニ牛豚汁も捨てがたいな」
静波季夏:安東くんの頼みに従って針。
鐙幸生:「禍田くんも朝飯か、いいじゃん! なら駅まで……イッ」
静波季夏:「じゃっ」
静波季夏:少女を肩にしょって、とことこと去っていく。
≪踊り子≫:「素敵……素敵ね!ありがとう、皆さん!」
静波季夏:「ありがとう、またね」
鐙幸生:「キェィ!?」 じゃきっと背筋が伸びる。そのまま硬直。
≪踊り子≫:「次会う時は、あなたたちの為に踊りをするわ!」手を振りながら、朝もやに消える。
御鏡しだれ:「バイバイ」手を振りながら、笑顔で送り出す。
御鏡しだれ:「……うし。これで≪ヴァンデランド≫もゲッツ!あたしらのシマだ!」
禍田 雅彦:「え、マジでシマにする気なの?売っぱらった方が良いと思うけどな」
御鏡しだれ:「いーじゃん。こういうのは浪漫だよ」
禍田 雅彦:「しだれさん運営向いてないって」
鐙幸生:「ま……待って…! なんか……まっすぐしか歩けないんだけど!? どうやって曲がるの!?」
安東邑:「えっ!?おれ、治し方知らないんだけど……!あっちょっと!そっち電柱あるから!」
鐙幸生:「曲がり方わかんねえ! 電柱! 電柱にどいってって言って!」
安東邑:「酔ってないのに酔ってるみたいなこと言うなよ!」
安東邑:ぎゃあぎゃあと騒ぎながら、二人から離れていく。
鐙幸生:「なんじゃあああああああ!」
禍田 雅彦:「はは、大丈夫?」
御鏡しだれ:「うわ…いたそ~~」遠目に電柱に激突した鐙君を見ながらくすくす笑う。
禍田 雅彦:「朝定奢るから頑張れ~」
御鏡しだれ:「じゃあ、マッっちゃんが運営してよ。ここ」
御鏡しだれ:「……あたしを、”赤狗”のおじさまみたいにしたくないんだったらさあ」
禍田 雅彦:「嫌だよ、俺そこまで面倒見切れねえよ」
御鏡しだれ:「ふん。カイショ無し」
禍田 雅彦:「そういうのは千鶴さんに頼めよ。あの人文句言いながら面倒見良いから」
禍田 雅彦:「千鶴さんはちゃんと大学で経営学取ってんだからさ」
御鏡しだれ:「ええ~。ホントかなあァ。あたしちづっちにメチャ嫌われてる気がするんだけど…」
御鏡しだれ:「……ま、解ってるよ。あたしみたいなのは、絶滅危惧種なんだろね」
御鏡しだれ:「でもさ、ちょっと楽しかったでしょ?」
禍田 雅彦:「あー…。ま、そうだね。息抜きにはなったかもね」
御鏡しだれ:「でしょ」にやりと笑う。
御鏡しだれ:「マッちゃんが頑張ってるのは、あたしが一番良く知ってるよ。でもさ」
御鏡しだれ:「たまには、バカみたいなヤクザやるのも良いよね!だってあたしら、クズなんだからさ」
御鏡しだれ:けらけらと笑って、フエラムネを噛み砕く。
禍田 雅彦:(クズを誇る様になるとヤバいんだけどな)
禍田 雅彦:(ま、そういう所もこの人らしいか)
御鏡しだれ:「あ。何か今、失礼なこと考えたでしょ」
禍田 雅彦:「へいへい、精々破滅へ向かって全力で走ってくださいよ」
御鏡しだれ:「幼馴染に言う言葉かァ~?」
禍田 雅彦:「仁義を見失わなけりゃ転ばねーようにするくらいはしてやるさ」
御鏡しだれ:「あっはは。せいぜい格好良く生きなきゃね」
御鏡しだれ:そうして、妙なステップを踏んで歩いていく。
御鏡しだれ:≪踊り子≫のやっているものをまねたのだろう。
禍田 雅彦:軽い感じで拍手
禍田 雅彦:「鐙くん。松屋どっち?この辺の地理そんなにくわしくねーんだけど」
鐙幸生:「大通り出てすぐだよ。大通りにさえ出れば……出られれば……」
鐙幸生:「右に曲がりたいんでお願いします」
禍田 雅彦:「仕方ないな~」
安東邑:「はいはい。久しぶりに会ったと思ったら、コレだもんな~…」
鐙幸生:「……ありがとう。ほら、もうオレンジ色の光が見えてきた!」
鐙幸生:「あれこそが俺たちの目的地だ……! ついに辿り着ける! 今日は小鉢もプラスできる!」
鐙幸生:「やったね!!!」
安東邑:「あ。今日改装日だって」
鐙幸生:「……なんでや」
鐙幸生:「駅前まで歩かないとねえよ……たどり着けるかな……」
鐙幸生:「不安が止まんね」
GM:≪ヴァンデランド≫と彼らが背負う影には、
GM:闇を溶かすように、朝日が差し込み始めていた。
ED2『白と黒の波間に” ”』
ED2 『白と黒の波間に” ”』
静波季夏:「というわけで」
静波季夏:チリンチリン、と玄関ドアにつけられたベルが鳴る。
静波季夏:柔らかい照明を点けると、部屋の中にはカウンターと、エスニックで雑多な調度品に囲まれたベッドがある。
静波知佳:「凄いわ!可愛いおうちね、ええと……」少し形容に悩んでから。
静波知佳:「竜宮城?」
静波季夏:「そうかも」
静波季夏:「クラゲやクラゲの舞い踊りが見れないことも……ない?」
静波季夏:「知佳ねえはしばらくここで暮らすことになる」
静波知佳:「改めて、不束者ですが……」ぺこりと頭を下げた。
静波季夏:「よしよし、ちこうよれ」
静波知佳:「……良いのかしら」
静波知佳:そう言いつつも、ちょこんと妹の隣に座る。
静波季夏:冷蔵庫から安カップアイスを取り出してカウンター台に置く。
静波季夏:「? なにが」
静波知佳:「こんなに幸せで」
静波知佳:「これ以上のものを貰ったら、全部が夢だったことになりそうで、少し怖いの」
静波季夏:「それはねー」
静波季夏:「ワンチャンなる。ファケアノスの手腕に期待」
静波知佳:「……アンドウさん、という人のことよね? あのひとは優しそうだったけれど」
静波季夏:《踊り子》は消えた。あとは和邇神道管理公社の連中が、仕事は成功した、と持ち帰ってくれれば色々解決するっぽい気配がある。
静波季夏:「信頼できるけど信用できないタイプのひと」
静波季夏:「溶けるから食べて」
静波知佳:「? 信頼と、信用は、似たような意味で……難しいわ」
静波知佳:「そうね!このまま考えていたら、知恵熱で融けてしまうもの」
静波季夏:装飾的でちょっと持ちにくいスプーンでアイスを掬って食べている。
静波知佳:「いただきます。ありがとう、キカ」
静波季夏:「あっいただきます」
静波季夏:慌てて手を合わせる。
静波知佳:「ふふ。お姉さんらしいこと、やっと一つできた」
静波季夏:「一本取られましたなあ」
静波知佳:こちらも、装飾過多のスプーンでアイスを掬う。楽しそうだ。
静波季夏:ぽつぽつと話しながら、おやつと格闘し、ちょくちょく無言の時間が挟まる。
静波季夏:「そういえば、それ、眼帯」
静波季夏:「外さない……の?」
静波知佳:「……これはね。死ぬ前に、付けたの」
静波知佳:「眼帯をしていれば、何も見えない。世の中の嫌なことからは、これが守ってくれる」
静波知佳:「私はただ、見えない暗闇の中で踊っていれば……それでいいのよ。少し、ずるみたいだけど」
静波季夏:「ふーん」むしる。
静波知佳:「きゃっ」
静波知佳:青い瞳が覗いた。
静波知佳:夜空のような、深く蒼く暗い色。
静波知佳:「な、なにを……する、の」
静波季夏:無言で、じっとその瞳を覗き込む。
静波季夏:「綺麗だね。わたしと同じ色」
静波知佳:慌てて眼帯を付けようとするが、その茫洋とした視線に手が止まった。
静波知佳:「貴女は……怖くはないの?」
静波知佳:「普通じゃないことに慣れていたのに、こんな幸せがあるって、目を開いてしまったら」
静波知佳:「次に目を閉じる時、その暗さに耐えられなくなってしまわないの?」
静波季夏:「怖いよ。怖いからがんばろう」
静波季夏:「次に目を閉じる時がこないように。もう、あなたは逃げられない」
静波季夏:「あなたを守ってくれるのは、あなた自身と……」
静波季夏:「あなたが受け容れた誰かだけ。ひとまず、私」
静波知佳:「……良いの、かしら」
静波知佳:「私は、生きるために、頑張って良いのかしら」
静波知佳:「もう……踊らなくていいの?」
静波季夏:「安東さんは無条件で守ってくれる。鐙さんは……なし崩し的に押せばいけそう。禍田さんたち相手は立ち回りがいるかも」
静波季夏:「……うん」
静波季夏:「いいよ。生きてて。だいたい生きてるほうがいい」
静波知佳:「……キカ」
静波知佳:抱き締める。冷たい肌だった。
静波季夏:「わお」
静波知佳:「私、知らなかった。外の世界は、あの遊園地よりもずっと広くて」
静波季夏:抱きしめ返す。人肌に包まる安堵で目尻を下げる。
静波知佳:「貴女や、私を助けてくれる人がこんなにも居るってことを……」
静波知佳:「どうしてだろう。ただ『可哀想』って言われるより、ずっとほっとしているの」
静波季夏:「そりゃそう」
静波季夏:だって、可哀想なこともみじめなことも、全部知っている。
静波知佳:「キカが言っていた――『よかったって、言わせてあげたい』って……こういうことだったのね」
静波季夏:本当は知っているのだ。だから、曖昧な視線を返すことしかできない。
静波季夏:「私はこうするしかなかったから……良い方に転がって、よかった」
静波季夏:「あ、私が言っちゃった」
静波知佳:「ふふ。じゃあ」
静波知佳:「私も、貴女に会えてよかったわ。キカ」
静波知佳:「……これでおあいこ。ね」
GM:後悔も、恐怖も、もう全ては、夢の中に置いてきて。
GM:朝と夜の波間のように、この思いは……きっと言葉にはできない。
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GM:『夜明け前の夢にはラメント』、以上で全工程終了です!
GM:お疲れさまでした!
静波季夏:お疲れさまでした!
鐙幸生:お疲れさまでした!
禍田 雅彦:お疲れさまでしたー
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
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