竹取り馬の話


PC1:狗炉金(クロガネ)(キャラシート)PL:有限無限
PC2:旭 慎(アサヒ シン)(キャラシート)PL:鈴元
PC3:高松(たかまつ) シンジュ(キャラシート)PL:しろい
PC4:室尾 錠(むろお じょう)(キャラシート)PL:さささ
PC5:世良 (せら) アザミ(キャラシート)PL:ガントス
PC6:如月 伊織(きさらぎ いおり)(キャラシート)PL:サムトー
GM:ナケミン

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:ではでは~
GM:シノビガミ『竹取り馬の話』、始めてまいります。
GM:スピーディーに終わらせるよ 私はね
GM:まずはPCの自己紹介から!
GM:番号順で行きましょう。PC1、狗炉金さん、お願いします。
GM:(キャラシート)
狗炉金:「うん、請け負ったぞ」
狗炉金:狗炉金。クロガネと読みます
狗炉金:四肢をサイボーグ化した忍者。体に格納した様々な忍具を扱う
狗炉金:指矩班は忍法研究・分析を行う部門だが、狗炉金は研究員ではなく、実戦データを集める実験体としての役割を務める。
狗炉金:平時はよく言えば無邪気、悪く言えば子供っぽい。
狗炉金:かっこいい石や棒を拾ってくる。
狗炉金:しかし戦闘においては、多様な忍具を使いこなし、確実に敵を追いつめる戦いの鬼と化す。
GM:ギャップだね。
狗炉金:そんな感じだ。今日も元気に頑張っていこう
GM:よろしくお願いします。
GM:【使命】は全員同じなので後でまとめて公開だ。
GM:続いてはPC2、旭・慎さん、お願いします。
GM:(キャラシート)
旭・慎:「ワタシは旭慎。気軽にシンでいいよ。よいちょー……今のは忘れて、言葉の選択を確実に間違えたねぇ」
旭・慎:あさひ・しん。多羅尾の女です
旭・慎:ちょっと熱っぽい目をした愛情深い女の子で、棒状の手裏剣をよく使います
旭・慎:クールでミステリアスでしょ? みたいな顔して甘えたがりで寂しがり屋です。コミュニケーションが苦手
GM:かわいいですね
旭・慎:悩みは名前の響きが宅麻伸と似てることです
旭・慎:「そんな可愛いワタシのこと、愛してくれるよねぇ……?」
旭・慎:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします。
GM:では続いてはPC3、高松シンジュさん、お願いします!
GM:(キャラシート)
高松シンジュ:はい。
高松シンジュ:高松シンジュです。妖魔です。
高松シンジュ:取替え子です。いわゆるエルフ耳的な尖った耳をしているので、バレると妖魔だとバレる!と怯えています。
GM:立ち絵がついてる、かわいい~
GM:妖魔なんだ。
高松シンジュ:妖魔です!!!!
高松シンジュ:でも尖った耳より頭のクソデカいツノの方が異様ですが本人はそのことに気づいてません。
高松シンジュ:基本的には真面目で大人しい性格ですが、人間じゃないのでちょっとズレてます。
高松シンジュ:好きな言葉は「バ」です。
GM:バ
高松シンジュ:GMの好きな言葉はなんですか?
高松シンジュ:ピとかですか?
GM:夏が好きです
高松シンジュ:漢字が好きなんだね。変わってるね
GM:恐縮です
高松シンジュ:性能的には長耳なので……玲瓏です。雑踏の時に顔の良さで強くなります。
高松シンジュ:あとは贈物でガチャが引けます。
高松シンジュ:そんな感じです!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:続いてはPC4、室尾 錠さん、お願いします!
GM:(キャラシート)
室尾 錠:あいよー
室尾 錠:「どうもどうもどうも! 前会ったことある? ない? じゃあ今縁結びだ。室尾だよ。よろしく」
室尾 錠:室尾錠(むろお・じょう)、22歳、見ての通り金髪でうさんくさいチンピラ系スーツ男です。
GM:胡散臭い! 立ち絵がかっこいいです
室尾 錠:ありがと! 君も綺麗だよ。黒くて。
GM:照れますね……
室尾 錠:表の顔はイカサマ師をしております。顔は中性系で比較的良いような気がします、うさんくさいけど。
室尾 錠:実際は比良坂に所属する中忍なので、見た目のわりに任務は真面目にやるタイプ。
室尾 錠:今回もかなり真面目に……何かいろいろ、様々な困難を乗り越えていったのではないかと思います。
室尾 錠:いやほんと真面目。ほんとほんと。俺が嘘ついたことある? あるけどさあ。
GM:男はいつも嘘つきよ……
室尾 錠:男とかじゃなくて俺を見なよ。
GM:錠……
室尾 錠:ふふ
室尾 錠:えーと、口先と手先は器用で、その辺を使ってうさんくさく真面目にやっていく予定です。
室尾 錠:こんな感じに
室尾 錠:やるって真面目に……多分!
GM:本人が言うからきっとそうなのでしょう。
室尾 錠:そうだよ
室尾 錠:性能的には、基本的に【集中】で謀術の判定を有利にして全部やっていく謀り男です。
室尾 錠:【揺らし】でダメージ増していく感じ……がんばっていきます
室尾 錠:くらいかなー、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:お次はPC5、世良アザミさん、よろしくお願いします!
GM:(キャラシート)
世良アザミ:はい~
世良アザミ:「お初にお目にかかります。隠忍の血統・血社所属、世良アサミと申します」
世良アザミ:メイドです。
GM:角つきメイドさんだ!
世良アザミ:頭に鬼っぽい角が生えている年齢不詳のメイドです。
世良アザミ:メイドなので人当たりもよく、気配りにも長けております。
世良アザミ:仇敵の忍び相手にも温和な態度は崩しません。プロなので────
GM:さすがや────
世良アザミ:そんなアザミが仕える血社の主は割と指折りの実力者らしく、そんな主を心から信望しております。
世良アザミ:彼(彼女?)の力になるため、暇があればスカウティングも兼ねて忍務にも従事しているみたいです。
世良アザミ:貴方様も隠忍になりませんか?
GM:真面目に血社の流儀を達成しようとしてる!
世良アザミ:データ的には鎌鼬でチクチクしつつ吸精できればな~みたいな
世良アザミ:まあ勝てるでしょ! 【裏コード】持ちなんか今回居るわけないし……
GM:器術をピンポイントで潰してくるヤツなんているわけないですね。
世良アザミ:がんばりますわ。
GM:よろしくお願いします!
GM:ではラスト、PC6、如月 伊織さん、お願いします!
GM:(キャラシート)
如月 伊織:はいよ!
如月 伊織:如月伊織(きさらぎ いおり)、凶尾の忍びです。
如月 伊織:かつては山の守り神をやっていましたが、時代が進むにつれ信仰が薄れ消えかかっていたところを
如月 伊織:お人好しの忍びに助けられどうにか自我を確立、凶尾に拾われて忍びとなりました。
GM:模擬戦でも見たことがあるわ、この褐色の腹筋を!
如月 伊織:勝者として堂々帰らせてもらったわ、その節は
如月 伊織:他人の願いを叶える人生……神生?だったので、現在の目標は、自分自身の願いを見つけること!
如月 伊織:あとそれとは別に、まだ人に变化できるようになって間がないので友達を増やしたいです。
GM:なるほど、人間一年生だ
如月 伊織:人間文化にも興味津津よ
如月 伊織:みんな一緒にすごい任務を乗り越えたわけだし、これからも仲良くしような!
如月 伊織:性能は獣化して災雷します。
如月 伊織:シンプルだね!
如月 伊織:でも今回全然当たらなそうなんですけどぉ……
GM:強い構築です!
GM:悪天候になれば回避にマイナス2修正もつくしあたるだろう
如月 伊織:戦場型なんてそうそう被らないしな!
GM:そうか?
如月 伊織:そんな感じで以上かな!友達百人つくりたいね!よろしく!
GM:よろしくお願いします!
GM:6人もいるとやはり多いなあ
GM:では、PC6人の【使命】を公開します。表の【使命】はPC全員共通のものです。

PCの【使命】(共通)
あなたは石竹ミナヲという少女の護送を依頼された。
少なくない障害が襲い、あなた自身もトラブル(※)を抱えていたが、それらを乗り越えた。
あとは目的地へと少女を送り届けるだけだ。
【使命】石竹ミナヲの護送を完遂する。

GM:石竹ミナヲという少女の護送途中にたくさん事件が起きました!
GM:しかし皆様は優秀な忍びなので、大事件があっても無事少女を護衛できたわけですね。すごい!
GM:しかし帰るまでが遠足、目的地に届けるまでが護送任務。皆様は7人乗りのワゴンで、目的地である斜歯忍軍のある拠点に向かっているところです。
GM:たいへんな戦いでしたね…………
GM:たいへんだった…………
GM:すごかった………
GM:というのを語ってもらうのがオープニングになります。期待しててね
GM:あなた達には護衛対象の少女がいます。
石竹ミナヲ:石竹ミナヲ(せきちく・-)。斜歯忍軍所属の、小柄で素直な少女です。【使命】を公開します。

石竹ミナヲの【使命】
小柄で前髪の長い少女。
消極的な性格であり、それは斜歯忍軍による改造によって呪術兵器としての力を得てしまった自分を恐れてのことであったが、その力を狙っていた妖魔『月帝』との衝突、撃滅を経て、自らの力を人を助けることのできるものとして好意的に受け取ることができるようになった。
斜歯忍軍に戻り、自分の力の使い方を探すつもりであるという。
【使命】自らの力の使い道を探す。

石竹ミナヲ:──気弱な少女に思われた護衛対象は、斜歯忍軍の技術の粋によって造られた呪術兵器であった。
石竹ミナヲ:その力で人を傷つけることを恐れ、消極的になっていた少女。しかし6人の忍びたちとの短くも長い旅、因縁の妖魔『月帝』との戦いを経て、その心は花開いていった──
石竹ミナヲ:──というストーリー仕立てにすればきっと面白いと思うのですがどうでしょうか!?」
石竹ミナヲ:「けっこうこれで読んでますからねーわたくしも、本とか漫画とか! 報告書にしたためれば上層部の覚えが良くなること間違いなし!」
石竹ミナヲ:「あの気高くも強い大和撫子なヒロインの娘は誰!?ってなもんで、大金持ちの白馬の王子様に見初められちゃったりして! えへえへへへ!」
石竹ミナヲ:「とにもかくにも私の安泰な将来設計のためには護送任務が無事に完了する必要があります! 引き続き! くれぐれも! 傷一つつけませぬよう! お願いしますね!!」
石竹ミナヲ:「……疲れましたよね、休みましょうか。えへ」
GM:そう言って彼女が指さすのは土産屋や休憩所などが併設された道路施設。いわゆる道の駅。
GM:PCの皆様は休憩と腹ごしらえを兼ねて、道の駅で一旦食事を囲みます。
GM:ささやかな祝宴と共に、互いの健闘を讃えましょう────
GM:====
GM:というわけで『竹取り馬の話』、開始いたします。どうぞよろしくお願いします!
如月 伊織:よろしくおねがいします!
室尾 錠:よろしくお願いします!
世良アザミ:おねがいします!!
高松シンジュ:よろしくお願いします!
旭・慎:よろしくお願いします
狗炉金:よろしくお願いします!!!

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OP:それは空想の感想戦のような

GM:──████市・超月見里道の駅。
GM
──月見里って書いてなんて読むか知ってる?
──答えは、”やまなし”。山が無くて、月が良く見える里だから。

GM:そんな小癪なクイズを破壊するために作られたかは定かではないが、人間の圧倒的な土木作業により山間であった場所にも大きな道路が建築された。
GM:そこに併設された道の駅こそ、超月見里道の駅である。名産品はいももち。
GM:あなたたちはワゴン車を止め、和やかな雰囲気で──しかし少女を護衛するという意思を忘れることは無く──駐車場に降り立つのだった。
如月 伊織:「この辺もすっかり開発されとるなあ」
石竹ミナヲ:「これ、がっ、道の駅!」
石竹ミナヲ:目をきらきらとさせている。前髪に隠れて見えないのだが、そうとわかる仕草だ。
高松シンジュ:「ミナヲは道の駅初めて?私も初めて」
如月 伊織:最後尾を歩きながら周囲を見渡す。このメンツでしんがりの警戒は自分の役割と決まっている。
旭・慎:「道の駅、何があるのかなぁ……!」
室尾 錠:「いやー、ずっと車ってのも息が詰まるもんだよな……!」
室尾 錠:伸びをしている。うさんくさい金髪にスーツの青年。
世良アザミ:「お食事の準備が整いましたら、お茶をお淹れいたしますね」
狗炉金:鋭い視線で周囲を見渡している
石竹ミナヲ:「うんっ、はじめてなんです」
石竹ミナヲ:「一般道じたい、ほとんど見たことが無くて……」辺りを見渡している。
世良アザミ:クラシカルなメイド服に身を包んだ女が、妖艶に微笑んで。
高松シンジュ:「お茶。どこに入れる?誰の身体の中?」
如月 伊織:「すまんな錠、おれはようやく車酔いになれたばかりなもので」
世良アザミ:「ご所望とあらば」
旭・慎:「なら、クロガネくんの体にしよう」
旭・慎:「身体の中に入れるならね」
狗炉金:「え、いいのか!?お茶は好きだぞ」
高松シンジュ:「じゃあ、お茶はワゴンのガソリンの中にも入れてほしい。ずっと頑張って走っていたから、疲れていると思う」
室尾 錠:「別に謝るこたないでしょ。休憩できてよかったーってなもんで……」
石竹ミナヲ:「これがバスかな……篠伏観光……」
如月 伊織:「それはあぶないのはおれでもわかるぞ、おい」
室尾 錠:「ワゴンくんはね、ガソリンオンリーが飲みたいって」
高松シンジュ:「食わず嫌い?」
世良アザミ:「左様でございますか」くすくすと笑う。
石竹ミナヲ:「ふふっ、グルメなんでしょうね、ワゴンも」
如月 伊織:「アレルギーというやつが近いんじゃないかの。アザミ、気を使ってやってくれ」
如月 伊織:くつくつと笑いながら。
旭・慎:「ワゴンはワガママなんだよ。あっはっはっは!」
室尾 錠:やれやれ、という顔をしながら。
石竹ミナヲ:「私も、グルメになりたいです! この匂いは何かなあ」鼻をひくつかせている。
高松シンジュ:「グルメ、アレルギー、ワガママ。ワゴン」
狗炉金:「─────みんな、大変だ!」緊迫した声で、皆に
世良アザミ:「ええ、勿論。酔止めの薬も常備しておりますので……おや」
世良アザミ:「いかがされました?」
如月 伊織:「どうした狗炉金」半分緊張、半分またかというような表情で
旭・慎:「クロガネくぅん……急にどうしたんだい? 野ウサギでもいたかい?」
石竹ミナヲ:「ぎょっ」とする。
高松シンジュ:「さかなっ」とする。
室尾 錠:ぐるりと顔だけそちらに向ける。
狗炉金:「いももち……いももちがあるぞ!」看板を指差す
高松シンジュ:「いももち」
如月 伊織:「良い感じの枝ではなかったか」
旭・慎:「なんだいそれ」
室尾 錠:「いももち……」
世良アザミ:「じゃがいもと片栗粉を合わせ、練って揚げた食べ物でございますね」
室尾 錠:「あっはっは、道の駅って感じだなあー」
石竹ミナヲ:「いももち」
室尾 錠:「俺ティラミスとかが食べたいよ、ない?」ちょっと肩を落とす。
如月 伊織:「こういうのが道の駅なのか……おれも全然縁がないからな……」ほー、と看板を眺める。
石竹ミナヲ:「お芋で……餅を……?」
室尾 錠:「しばらくあんな大忙しだったんで、全然気の利いたもの食べられてないの」
石竹ミナヲ:「ティラミスも食べられるんでしょうか? なんにせよ、いももちも気になります」
狗炉金:「速く買わないと……売り切れてしまうかもしれない」
旭・慎:「ティラミスならワタシが作ってあげよう」
高松シンジュ:「ティラミスは、気が利いてる。いももちは、気が利いてない」そうなのか、と頷いている。
如月 伊織:「作れるのか慎」
室尾 錠:「お、家庭的。うれしいなー」旭さんに。
旭・慎:「とりあえずいももちを食べようか」
如月 伊織:「ティラミスてなんか……こう……手間がかかりそうだが。やるな……」
世良アザミ:「では、その間にわたくしはお茶の準備を」
旭・慎:「……比良坂の人間に作るのは特別だよ」耳打ち
狗炉金:「いももちは……もちもちして、美味いぞ」
室尾 錠:「俺に、じゃないのが残念」耳打ちを返す。
高松シンジュ:「いももち、もちもち……」
如月 伊織:「はは、どうやらみな待ちきれんな。入ろうか」
高松シンジュ:「もももち」言いながら頷いている。心なしか頷く勢いが強い。
室尾 錠:「おー、入りましょ。アイスくらいならあるかな」
GM:あなたたちはフードコートに入り、めいめい食事を注文した。8人掛けのテーブルにつき、出来上がった料理を並べる。
GM:ひとしきり舌鼓をうち……腹と心が満たされると、誰ともなく、ささやかな祝いの言葉を述べた。
GM:勿論、あの困難を五体満足で乗り越えられたことについてだ。
石竹ミナヲ:「……皆さん、本当にありがとうございました」
如月 伊織:「ん、ミナヲ。どうした急に」
石竹ミナヲ:いももちが刺さっていた串を置き、礼をする。
如月 伊織:クレープにかぶりつきながら目を向ける。
高松シンジュ:その様子を見て同じくお礼をする。(よくわかっていない)
石竹ミナヲ:「いや、なんだかんだ……ちゃんと言えてなかったと、思って」
石竹ミナヲ:「『月帝』には……皆さんの手助けが無ければ、絶対に勝てませんでした。私の命はなかったでしょう」
室尾 錠:「言わなくたって伝わってるよ……って言いたいとこだけども」
室尾 錠:「言葉にしてくれるのは嬉しいよな」
石竹ミナヲ:「私を助けてくれて、本当にありがとうございました。」
室尾 錠:バニラアイスを少しずつ食べている。
高松シンジュ:「ミナヲが無事でよかった」
高松シンジュ:「人間共の気持ち、分からないから言葉にしてもらえて助かる。ありがとう」
高松シンジュ:いももちを頬張っている。
狗炉金:「それを言うなら……ミナヲが居なければ、俺たちも勝てなかった」
狗炉金:「誰か一人欠けていれば、こうしていももちを食べることはできなかった……と思う」
旭・慎:かりんとうを齧っている
世良アザミ:「全くもって」
旭・慎:「……本当にね」目を伏せ
如月 伊織:「お互い様ということだな。これはみなに言えることだが」
世良アザミ:何処からか取り出した人数分のティーカップと、適温の紅茶を注ぎながら。
如月 伊織:「今回は世話になった。改めて礼を言う」
狗炉金:いももちの皿(10枚目)を積み上げる
世良アザミ:「恐るべき力を持った方でしたからね」
世良アザミ:「わたくしも、こうして命を永らえたのは、皆様のお陰でございます」
世良アザミ:姿勢良く一礼。
室尾 錠:「……それ全員言うの、義務? だいぶむずがゆいんだが、あー……」
室尾 錠:「まあでも、良かったよ。全員無事でさ」
高松シンジュ:「背中?かゆいの。かこうか?」
室尾 錠:「お、サンキュー。右肩の方」
石竹ミナヲ:「ふふ、室尾さんもだいぶ、打ち解けられましたね。最初はもっと、ひょうひょうとして距離がありました」
高松シンジュ:錠さんの右肩にガリガリ爪を立ててかく。
旭・慎:紅茶のカップにかりんとうを入れる
如月 伊織:「照れ隠しか」
室尾 錠:「あっ、ちょ、ちょっと痛い、ちょっと痛いし」
如月 伊織:にやりと笑う。
世良アザミ:「あわわ、慎様。そのような……」
旭・慎:「んー?」
室尾 錠:「そうだっけ? ずっとこんなもんだと……」
狗炉金:「おいしいのか?」
石竹ミナヲ:「けど、室尾さんが心を開けないのも当然でしたよね。だって────」
旭・慎:「糖分が染み出して……甘いよ」
GM:ではここで室尾さんは1Ⅾ6をどうぞ。
室尾 錠:1d6 (1D6) > 5
GM:→5.(1Ⅾ6)というプライズを持っていた。
GM:1Ⅾ6をどうぞ。
室尾 錠:1d6 (1D6) > 2
GM:→5-2.特定の条件下で妖魔の在処を映し出す鏡
石竹ミナヲ:「『月帝』の在処を探すために大変だったんですものね! あの鏡……なんて言いましたっけ」
室尾 錠:「『嫦娥燈』?」
石竹ミナヲ:「そう、それです! ”じょうがとう”」
室尾 錠:「あれね、やたらな人間に渡すわけにいかなかったからさあ……」
如月 伊織:「万一にも月帝側に見つかればコトだったからなあ」
室尾 錠:脚を組む。
世良アザミ:「妖魔……ではないものの」
石竹ミナヲ:「見極めようと、されてたんですねえ」
旭・慎:「あると分かるだけでも少し空気が固まるというものさ」
世良アザミ:「隠忍の側に属する忍びが、過半数はおりましたから」
高松シンジュ:「…………」
如月 伊織:「隠忍がこれだけ集まれば警戒もするというものよな」
室尾 錠:「そ。大変だったさ。誰が内通してるか知れたもんじゃなかった」
世良アザミ:「寧ろその慎重さは好ましくうつります」
高松シンジュ:「でも錠は……私たちを信じて、一緒に戦ってくれた」
高松シンジュ:「ありがとう」
室尾 錠:「……鑑が」
旭・慎:「どうかした?」
室尾 錠:「鏡が言った気がしたんでねえ。『信じろ』と」
室尾 錠:「そりゃ綺麗な女子の声で。従わなきゃ嘘だろ」
旭・慎:「……へぇ」
高松シンジュ:「喋る鏡なんだ。女の子」
石竹ミナヲ:「女の子の声……?」
室尾 錠:「どうだろね。幻聴かも」
石竹ミナヲ:「……ふふ」
狗炉金:「……ほんとは、お前の心……なのかもな」
高松シンジュ:「じゃあ、鏡じゃなくて錠の気持ちなんだね」
世良アザミ:「まあ」
如月 伊織:「鏡に映されたのかもな」
室尾 錠:「ぐふっ」咳き込む。
石竹ミナヲ:「ええ。そうかもしれません」
室尾 錠:「それは……それは、その」
室尾 錠:「わ、わざわざ言うか!?」
旭・慎:「あっはっはっは! 図星みたいだねェ」
世良アザミ:「わたくし、そのようなろまんちっくな解釈、嫌いではありませんわ」
石竹ミナヲ:「だって室尾さんの声って、ほんとはとってもやさしくて綺麗、ですから」
狗炉金:「いいことなんだから、恥ずかしがらなくていいだろ?」
室尾 錠:「はー…………」
如月 伊織:「真っ直ぐには弱いなあ、やはり」
室尾 錠:「君の声も綺麗だよ、ミナヲちゃん。どうもどうも」
石竹ミナヲ:「えっ! えへえへへ」
室尾 錠:手をひらひらさせる。
石竹ミナヲ:照れている。
石竹ミナヲ:「ん、んっ」咳ばらいを一つ。
石竹ミナヲ:「”嫦娥燈”、すごい魔具でしたね。斜歯に所属する者としては、あの光をちょっとでも調べるべきだったんだろうけど」
石竹ミナヲ:「けど、『月帝』の在処が突き止められたすぐ後にあの事があったので、機会を逃してしまいました……」
石竹ミナヲ:「ね、狗炉金さん」
GM:狗炉金さんは1Ⅾ6をどうぞ。
狗炉金:1D6 (1D6) > 2
GM:→2.実は隣のPCが(1Ⅾ6)と思っていた。
GM:番号が隣のPCなので、旭さんか如月さんを選んで1Ⅾ6をどうぞ。
狗炉金:1D6 (1D6) > 6
GM:→2-6.自分にファンブルすると爆発する首輪を付けた人
GM:どちらか選んでください。
狗炉金:どっちにするかダイスで決めていいです?
GM:どうぞ。
狗炉金:1なら旭・2なら如月で
狗炉金:1D2 (1D2) > 1
狗炉金:「……そう、だな」
石竹ミナヲ:「狗炉金さんの首元で音が鳴って……何かと思ったら……」
石竹ミナヲ:「爆弾が!」
石竹ミナヲ:「あの時は、死を覚悟しました……旭さんが仕掛けたんだって大騒ぎになりましたね」
如月 伊織:「こっちの心臓まで止まるかと思ったわ。明らかに危ない音鳴ってるし」
世良アザミ:「可愛らしいプレゼントだと思ったのですが……」
旭・慎:「あっはっはっは!」
高松シンジュ:「首輪は、可愛い」そうなのか、と学習するように頷いている。
室尾 錠:「ほんとに信じて良かったのか、ヒヤッとしたさ」
旭・慎:「ワタシは比良坂の人間以外には優しいさ」
如月 伊織:「アザミ、その冗句はまずい。シンジュが影響を受ける。」
室尾 錠:「俺にも優しくして」
旭・慎:「多羅尾女学院だからねェ……」
世良アザミ:「失敬」口を抑えて。
高松シンジュ:「大丈夫。可愛いのは爆弾だった可能性も考慮している」如月さんに。
如月 伊織:「錠には優しいだろう」
狗炉金:「まさか、慎に化けて……『月帝』自身が俺に首輪を渡してくるとはな」
如月 伊織:「爆弾もかわいくはないなあ!」
室尾 錠:「例外なら嬉しいさね」
旭・慎:「ワタシもびっくりしたよ」
旭・慎:「本当にプレゼントで用意したのと瓜二つだったんだから」
石竹ミナヲ:「『月帝』の変身能力。とても信じられませんでした」
高松シンジュ:「ドッペルゲンガー、会わない方が良い」
如月 伊織:「おれ達を疑心暗鬼にする作戦だったとはなあ」
世良アザミ:「その節は、疑いを持ってしまい、大変に申し訳なく。慎様」
如月 伊織:「プレゼントで首輪もどうかと思うが、というのはツッコんでいいものか」
室尾 錠:「ただまあ、全部崩すにはちょっと遅かったってとこかね」
高松シンジュ:「シンは、ホンモノのプレゼント、爆弾」学習するように頷いている。
旭・慎:「ワタシはねぇ」
狗炉金:「一瞬でも疑ったことは、ごめんと思っている」
旭・慎:「気に入った人には首輪を上げてるんだよ」
如月 伊織:「ほう」
高松シンジュ:「なるほど。首輪は可愛いから」
旭・慎:「だから、クロガネくぅんがワタシを疑ったことも、もう許したさ!」
石竹ミナヲ:「ごめんなさい、旭さん……で、でもその趣味は……誤解を招くかと……」
世良アザミ:「あら、そうなのでしょうか」
狗炉金:「?首輪ってかっこいいぞ?」
高松シンジュ:「首輪は、かわいいし、かっこいい」
室尾 錠:「パンク方面に解釈したか……」
旭・慎:「あっはっはっは!」
旭・慎:「キミたちにも似合うのを探してあげるからね」
如月 伊織:「錠、おれはまだなりたてだが、不安になってきたぞこの子らが」
石竹ミナヲ:「えぇ~……」か細い声を上げる。
世良アザミ:「わたくしは、主様から頂いたのであれば。想像だにできない程の喜びに身が打ち震えることでしょう。きっと……」
室尾 錠:「えらいえらい、そのまますくすく育てよ」
室尾 錠:「……それ以上でかくなっても困るな」
如月 伊織:「あ、またアザミが遠い世界に……」
狗炉金:「おーい大丈夫か?」
石竹ミナヲ:「えっと、大変興味深いですが、一旦首輪は置いておいて!」
石竹ミナヲ:手をこちらからあちらにやる。
高松シンジュ:じっとみている。何も見えないので不安になっている。
如月 伊織:あちらに置かれたものを受け取って更に遠くに置く。
石竹ミナヲ:「そうだ、あの時のこと聞きたいですねー旭さん! ね! あの時の!」
GM:旭さんは1Ⅾ6をどうぞ。
旭・慎:「あはぁー。あの時の、ね」
旭・慎:1d6 (1D6) > 5
GM:→5.(1Ⅾ6)というプライズを持っていた。
旭・慎:1d6 (1D6) > 1
GM:→5-1.使用者の生命を犠牲に妖魔を滅する武器
石竹ミナヲ:「『月帝』との戦い、旭さんがあの武器を抜いたのを見た時……私、怖かったんです」
旭・慎:「『反魂崩し』のことかい?」
石竹ミナヲ:「旭さんが遠くに行ってしまうようで……ああ、そんな名前、なんですね」
旭・慎:「気にしないでいいよ。ワタシが一人死ぬだけさ、任務のためなら必要な事だよ」
石竹ミナヲ:深刻な表情で首を振る。
如月 伊織:「今思えば、月帝が慎を殊更に警戒し、孤立させようとしたのも」
高松シンジュ:「シンは一人しかいないんじゃないの」
高松シンジュ:「いっぱいいる?」
如月 伊織:「あれを持っていたからなのだろうが……その話になるのは二度目だぞ」
石竹ミナヲ:「どうかそんなことを言わないでください。旭さんも、私にとっては誰とも、何とも代えられません」
旭・慎:「たった一人の絶滅危惧種さ」
高松シンジュ:「じゃあ、絶滅するのはダメ」
高松シンジュ:「だから絶滅しなくてよかった」
狗炉金:「死んだら……悲しいからな」
室尾 錠:「それには賛成」
旭・慎:「ふふふ……」
世良アザミ:「出会ったばかりの頃であれば。寧ろ推奨していたのかもしれませんが」
世良アザミ:「今となっては……変わるものですね。心というのは」
如月 伊織:「我らは忍び。使命の達成が第一……とはいうが」
如月 伊織:「皆が笑えるのが一番に決まっとるわ」
旭・慎:「ありがとう。キミたちの向けてくれるその心が」
旭・慎:「ワタシにとっては命よりも素晴らしい」
旭・慎:目に熱がこもる
高松シンジュ:「笑えるのが一番。お笑いが一番」学習するように頷いている。
石竹ミナヲ:微笑んで旭さんの手を取ります。
旭・慎:「嬉しいよォ……とっても……とっても……」
旭・慎:「おや?」
狗炉金:「だ、大丈夫か……何か、悲しかったか?」
如月 伊織:「次は、命のほうが素晴らしいと思わせたいもんだ」
如月 伊織:「俺たちの心の分重さが乗ってる」
室尾 錠:「次、あのレベルがあるのは勘弁すよ」
石竹ミナヲ:「旭さん、私も嬉しいです……! みんなも、そうです!」
室尾 錠:「俺らのためにも、世界のためにもね」
世良アザミ:そっと、刺繍の入った絹のハンカチで慎さんの涙を拭う。
如月 伊織:「それは同感だ」苦笑して。
高松シンジュ:「心、何グラムくらいある?」
旭・慎:「21g」
世良アザミ:「魂では」
如月 伊織:「計れんよ、だから重い」
高松シンジュ:「重すぎて、はかりが壊れる」頷いている。
狗炉金:「いももちより……重いさ、きっと」
室尾 錠:「軽くて重いもの、なーんだ」
室尾 錠:「答えは、お姫様抱っこをせがんできた時の彼女」
室尾 錠:一人で笑っている
如月 伊織:「落とせん重さだわなあ」
高松シンジュ:「?彼女の重さは一瞬でそんなに変わらない」
旭・慎:「いずれ、わかる時が来るさ」
石竹ミナヲ:「ふふ」
狗炉金:「彼女の重さって変わるんだなあ」
世良アザミ:「女には秘密が多いものです」
石竹ミナヲ:「任務の前と後では、シンジュちゃんだって変わってないでしょう? だけど」
石竹ミナヲ:「きっと、私たちとの経験は、シンジュちゃんにとって忘れられないものになっているはずです。それが、重いってこと」
高松シンジュ:「忘れないのは、重い」
高松シンジュ:なるほど、と頷いている。
石竹ミナヲ:「うん。あの事を打ち明けてくれたのだって、変わったから、じゃないですか?」
GM:高松さんは1Ⅾ6をどうぞ。
高松シンジュ:1d6 (1D6) > 3
GM:→3.実はボスを(1Ⅾ6)という理由で攻撃できなかった。
GM:1Ⅾ6をどうぞ。
高松シンジュ:1d6 (1D6) > 3
GM:→3-3.先祖から続く呪いを受けた相手
石竹ミナヲ:「『月帝』がシンジュちゃん……そのご先祖様にしたことは、許せません」
石竹ミナヲ:「あなたたちから、抵抗する術すら奪っていた」
高松シンジュ:「……だから、よかった」
高松シンジュ:「私がここで育ったのは、『月帝』を倒す為」
高松シンジュ:「だから、叶ってよかった。みんなには迷惑かけたけど」
高松シンジュ:「ありがとう。私たちの呪いを解いてくれて」
石竹ミナヲ:「……こちらこそ、ありがとうございます」少し震える声で、礼を返す。
旭・慎:「因縁と呪いは断ち切った方がいいからねぇ」
如月 伊織:「言ったろう。助けられたのはお互い様よ」
室尾 錠:「……苦労したんだぜ、ほんとに! ……まあ」
室尾 錠:「それだけの価値はあったってことよ」
狗炉金:「苦しむシンジュを見るのは、辛かったしな」
高松シンジュ:「『月帝』にさからうと、大変なことになるはずだった。全身がたくあんになるとか」
世良アザミ:「ええ、ええ。シンジュ様がこと更に、己が正体を秘匿していたのも。その目的に抵触するため……だったのかもしれませんが」
狗炉金:「本当に……悪いヤツだった、『月帝』は」
世良アザミ:「これからは……そのご立派な角も、お耳も」
世良アザミ:「誇っていただきたいものですわ」
世良アザミ:「隠忍は。誇り高くあらねば」
高松シンジュ:反射的にわたわたと耳を隠すが。
高松シンジュ:「……みんなの前なら……大丈夫」手を離す。
如月 伊織:「気高く、とはおれの言わねばならんとこだがなあ。先を越された」
如月 伊織:くつくつと笑う。
石竹ミナヲ:「うん。大丈夫」
如月 伊織:「これから」
如月 伊織:「大丈夫な相手が増えると良い」
世良アザミ:「あら」つられるように笑って。
室尾 錠:「せっかくのチャームポイントだしな」
狗炉金:「とがってて……かっこいいぞ」
高松シンジュ:「とがってるのは……かっこいい。チャームポイント」照れたようにはにかんでいる。
旭・慎:「ワタシは来世ツノをつけてもらおう」
高松シンジュ:「シンももうすぐ生えるかも。個人差がある」
室尾 錠:「どーせ女の子は怒れば生えるんでしょ」
旭・慎:「キミにも生やそうか」
世良アザミ:「あら、錠様。確かめてご覧になられますか」
高松シンジュ:「そうなんだ。シン、怒ったら生えるって」
旭・慎:棒状の手裏剣を構えながら
如月 伊織:「地雷を踏んだか」
室尾 錠:「今生やしてって言ってねえじゃん!」
狗炉金:「俺も生やしたいぞ!」
石竹ミナヲ:「ああっ、落ち着いて……!」
高松シンジュ:「女の子になれば生える?」
旭・慎:「あぁ……! たまらないよ! 角隠しも付けてあげようねぇ!」
狗炉金:「じゃあ女の子になればいいのかな……?」
如月 伊織:「そういう問題ではないなあ!」
旭・慎:「女の子は生えるし隠すよ」
高松シンジュ:「女の子になろう。応援する」
如月 伊織:「よせよせ、狗炉金は真面目に検討しだすぞ」
石竹ミナヲ:「もう、お二人がすぐケンカするのは最後まで変わらないですね」おかしそうに笑う。
世良アザミ:「こんな往来で……そのような」あわあわしている。
如月 伊織:「いや、本気で目指すなら止めることではないのか……?わからんが……」
石竹ミナヲ:「狗炉金さんと高松さんが真面目に聞いて、世良さんと如月さんがなだめて……」
石竹ミナヲ:「ずっとこうなら楽しいのにな」
室尾 錠:「俺はそれをじろじろ見てるのが楽しいね」笑いながら言う。
如月 伊織:「離れるなよ、巻き込むぞ」
狗炉金:「ミナヲも居ると、もっと楽しいぞ」
高松シンジュ:「みんな一緒。錠もミナヲもシンも」
旭・慎:「男の子以外の楽しいことは沢山の人とわけないとね」
如月 伊織:「……まっすぐだなあ、本当に」
世良アザミ:「これからも、よしなに」
如月 伊織:眩しいものを見るように。
石竹ミナヲ:「うん。……そうだ、世良さん、覚えてます? 最初にぶつかったときのこと」
石竹ミナヲ:「あの時も同じでしたね、ぶつかって、もう離れ離れになってしまうんじゃないかと怖かった」
石竹ミナヲ:「世良さんがあの事を伝えた時だった……」
GM:世良さんは1Ⅾ6をどうぞ。
世良アザミ:1d6 (1D6) > 4
GM:→4.実はNPCが(1Ⅾ6)だと知っていた。
GM:1Ⅾ6をどうぞ。
世良アザミ:NPCか~
世良アザミ:1d6 (1D6) > 3
GM:→4-3.秘められた力を使用すると死亡する呪術兵器
石竹ミナヲ:「私に与えられた呪術兵器の核、『陽碑』」
石竹ミナヲ:「旭さんのそれと違って……広範囲を巻き込みうる、危険な力」
石竹ミナヲ:「私が単身、『月帝』に突撃して……相打ちになるつもりだということを、世良さんだけが見抜いていましたね」
世良アザミ:「………告白をしますが」
世良アザミ:「止めるつもりは、ありませんでした」
石竹ミナヲ:「えっ」
世良アザミ:「主の命は、血社の誇りを害した"月帝"を。必ずや葬りさること」
世良アザミ:「その命だけに沿えば……きっと、そのまま。見過ごした方が、よかった」
世良アザミ:「けれど……」
世良アザミ:「この口も随分、軽くなったものです」
世良アザミ:「信頼に足る、皆様でなければ……きっと」
世良アザミ:「こうして、ミナヲさまと共に、食卓を囲む日は来なかった」
石竹ミナヲ:「えへ、えへへ」
高松シンジュ:「口の重さも変わる……」学習するように頷いている。
石竹ミナヲ:「だ、黙ってた私も悪かったのですが」
石竹ミナヲ:「あの時……世良さんが言ってくれなかったら、と思うと」
石竹ミナヲ:目元を擦る。
世良アザミ:「ふふ。勘違いしないでくださいましね」
高松シンジュ:「こわかったんだね。ミナヲが生きててよかった」
世良アザミ:「嫌いだっただけですよ。"陽"がね」
石竹ミナヲ:「そうですね、えへへ。湿っぽくなっちゃった」
狗炉金:「慎を皆で止めたと思ったら、今度はミナヲが『月帝』に突っ込もうとしたもんな……」
如月 伊織:「覚えておくが……」
旭・慎:「みんな死にたがりだねェ」
如月 伊織:「お前も覚えておいたほうがよいぞ、アザミ」
旭・慎:「どんな教育受けてるんだか」
室尾 錠:「夜が似合う人、わりと好きよ」
如月 伊織:「多分自分で思ってるより情に弱いぞ」
石竹ミナヲ:「怖かったし、辛かったけど、おかげで美味しい」いももちをまた一つほおばった。
如月 伊織:「それに感謝はしているが、な」
世良アザミ:「ご忠告、痛み入ります」
世良アザミ:「伊織様にそのようなお言葉をいただけるとは……」
高松シンジュ:「シンもだった。シン、どんな教育?」首をかしげている。
室尾 錠:「情に篤い人もまあ、いいもんよね。俺も錠だし」
室尾 錠:少し考えて、いももちをひとつつまむ。
旭・慎:「自分を大事にしない教育さ」
高松シンジュ:「情に篤いと、錠とお揃い」
室尾 錠:「ん、まあ、悪くねえな」
世良アザミ:「お上手ですこと」
室尾 錠:「そうは言ってない、そうは言ってない」
高松シンジュ:「じゃあ、その教育はダメ。大事にして」
狗炉金:「そっか。情と錠をかけた……ダジャレだな!」
室尾 錠:「そうだよ!!!」
如月 伊織:「解説が来たぞ」
狗炉金:「面白いぞ!」
旭・慎:(ワタシはどんな男とでもいられるようになった……とか、言ったら怒られるか)
室尾 錠:「ありがとよ!!」ヤケのような声を出す。
石竹ミナヲ:「あはは」
高松シンジュ:「ダジャレは面白い。お笑いが一番いい」感心したように頷いている。
旭・慎:「あっはっはっは!」
石竹ミナヲ:「……はー、笑っちゃった」
高松シンジュ:「お笑いが最強って伊織が言ってた。だからいいこと」
石竹ミナヲ:「確かに、如月さんは博学ですね」
如月 伊織:「なんか合体して変なことになっとる!」
石竹ミナヲ:「けど、いっつも忠告する側でいられるわけじゃないですよ?」
狗炉金:「頼れる男だ……」
如月 伊織:「む……」
石竹ミナヲ:「如月さん、あのことを公開したときは……大変だったんですからね!」
GM:如月さんは1Ⅾ6をどうぞ。
如月 伊織:1d6 (1D6) > 1
GM:→1.(1Ⅾ6)という追加の使命を与えられていた。
GM:1Ⅾ6をどうぞ。
如月 伊織:1d6 (1D6) > 2
GM:→1-2.ボスに自分自身の手でとどめを刺す
石竹ミナヲ:「因縁の相手、だったそうですが」
石竹ミナヲ:「戦っている途中に、味方に怒ったでしょう!俺がたおすんだーって」
如月 伊織:「すまんな、あればかりは譲るわけにはいかんかった……かといって」
如月 伊織:「ぎりぎりまで月帝には悟られるわけにはいかんかったものでな。皆には手間をかけさせた」
石竹ミナヲ:「どういう関係、なんでしたっけ」
如月 伊織:「同種よ」
如月 伊織:「向こうは最後の最期まで気づいてなかったようだがな」
如月 伊織:「あれは、誰かの願いを歪んで叶えるようになった」
如月 伊織:「おれは、己の願いを追い求めるようになった」
如月 伊織:「同じものとなったのに、こうも行き先が変わるものとはな……」
石竹ミナヲ:「『月帝』は、元は人間だったはずなのに」
石竹ミナヲ:「いや……人間として産まれる、その前から……」
石竹ミナヲ:「如月さんと近しい存在であった、んでしょうか」
狗炉金:「月と如月……二つの月……」
高松シンジュ:(因縁とインゲンは似ている。月帝と月餅も似ている……同種とぶどう酒も似ている)
高松シンジュ:「似てるけど……違う」
如月 伊織:「どうかな。そう望まれてそうなったか、あるいは最初からそうであったのか」
如月 伊織:「だが、いずれにせよ。おれの手でどうしても止めたかった」
如月 伊織:「……せめて、消えゆく前に。思い出してほしかった」
如月 伊織:「おれたちに託された使命も」
如月 伊織:「誰かの望みで、願いで」
如月 伊織:「それは決して、悪意ではなかったのだと」
如月 伊織:「……まあ、全ておれのわがままゆえな。余計な手間をかけさせたのは、本当にすまなかった」
室尾 錠:「責任感がお強いこって」からかうように。
室尾 錠:もぐもぐといももちを食べている。
石竹ミナヲ:「……そうですよ。我儘を押し通したんですから」
如月 伊織:「我が強くてわるかったな」
石竹ミナヲ:「私の我儘も聞いてくださいね。それでおあいこでしょ?」
如月 伊織:「ただ悪のまま消え去るなど、悲しすぎるだろう」
狗炉金:「そうそう、巨大化した『月帝』を抑えておくの、大変だったぞ」
如月 伊織:「む、それは……」
室尾 錠:「悪かないさ。俺ともお揃いよ」
旭・慎:「骨が折れたし」
旭・慎:「物理的に」
如月 伊織:「すまんかったよ、本当に」
室尾 錠:「……人も妖魔もみんなそれぞれ所属も信念も違えんだし」
如月 伊織:「それで、望みというと?」
石竹ミナヲ:「くっついてよかった……」
如月 伊織:「人の願いを聞くのは好きだぞ、おれは」
石竹ミナヲ:「え? えっと……」目を泳がせる
室尾 錠:「同種だーってので討とうとするってのは……まあ、責任感よな」
室尾 錠:もぐもぐとしている。
石竹ミナヲ:「そ、その時まで秘密です。如月さんだっていきなり、言ったでしょ!」
石竹ミナヲ:「思いついてないわけじゃ、ないですからね!」
世良アザミ:「ふふ。お気をつけくださいましね、ミナヲ様」
如月 伊織:「はは、楽しみにしておるよ」
世良アザミ:「願望は。時として、呪いにもなり得るもの」
世良アザミ:「また骨を折られ、悶える貴方様方のお姿を見るのは、堪えますので」
高松シンジュ:「伊織は人の願いを叶えるのが好き」
高松シンジュ:「私いももちいっぱい食べたい」
如月 伊織:「なに、慣れているとも。祈られるのも呪われるのも」
狗炉金:「俺もいっぱい食べたい」
石竹ミナヲ:「肝に銘じます……」
旭・慎:「ワタシは程々でいいや」
世良アザミ:「シンジュ様は健啖でいらっしゃいますね」ふきふきと口を拭う
如月 伊織:「友の祈りは叶えたいし、呪いというなら背負っていこうさ」
高松シンジュ:「みゅ」口を拭かれている。
石竹ミナヲ:「あっ私ももうちょっと食べたい……これ祈りにカウントされないですよね?」
旭・慎:紅茶でしなっしなのかりんとうを食べつつ
室尾 錠:「あ、すまん。結構食っちゃったわ」
如月 伊織:「食い過ぎで腹を痛めんようには祈っておこう、皆の分な」
室尾 錠:「ま、これも悪くないさ。気は利いてないとこがいい」
室尾 錠:「……あれこれ怒濤だったからな。ゆっくり話して食べられるってのがありがたいよ」
高松シンジュ:「錠は気が利かないのがいい」
室尾 錠:「そうは言ってない」
旭・慎:「あっはっはっは!」
狗炉金:「変わった趣味だなあ」
世良アザミ:「さて」手元の懐中時計を開く。
世良アザミ:「そろそろ参りますか」
室尾 錠:「お前らわざとやってんだろ!?」
室尾 錠:「……っと。はいはい」
石竹ミナヲ:「ふふ……はい!」
如月 伊織:「もうそんな時間か」
狗炉金:「結構、時間使っちゃったな」
如月 伊織:「楽しいとあっというま、というのは本当らしい。まったく」
旭・慎:「そうだねェ」
石竹ミナヲ:「ご馳走、様でした!」不器用に手を合わせる。
高松シンジュ:「ミナヲ帰らないと、おうちの人心配する」
狗炉金:「ごちそーさまでした!」
高松シンジュ:「ごちそうさまでした。もちもちさまでした」
如月 伊織:「ごちそうさまでした」ならって手を合わせる。
室尾 錠:「礼儀正しい子たちだよ、ほんと」
室尾 錠:「……ごちそうさま」
如月 伊織:「礼儀正しい大人だ」
世良アザミ:ささっと、手早く紙皿やティーカップをまとめて、何処へやらと仕舞い込み。
狗炉金:「ミナヲを預かってくれるとこ、時間に厳しいって有名だからな……」
世良アザミ:「お粗末様でした」
石竹ミナヲ:「終わり良ければ、すべてよし、ですから!」
高松シンジュ:「有名人。サインもらう」
狗炉金:「飛ばしてくれよ、錠」
石竹ミナヲ:「さ、最後まで、安全に行きましょう!」
如月 伊織:「ああ、終わりが良ければ良い」
室尾 錠:「はいはい、シートベルトはお忘れなく」
如月 伊織:「最後まで、良い旅にしたいものだな」
旭・慎:「上手く運転出来たらティラミスを作ってあげよう!」
室尾 錠:「外の自販機でコーヒー買ってこーっと」
世良アザミ:「錠様……自販機のお飲み物など……」
狗炉金:「…………最後」「…………そうだな」
世良アザミ:「わたくしがお淹れいたしますとも、ええ」
室尾 錠:「ん、アザミさんの手ずからのやつ? やったね」
狗炉金:憂い気な表情で自らの手を見つめる
高松シンジュ:「狗炉金寂しい?」
狗炉金:「……い、いや、そんなこと、ないぞ!」
高松シンジュ:「家に帰っても、また会えるよ」
高松シンジュ:「学校の友達も、そう」
如月 伊織:「はは、おれは寂しいな」
如月 伊織:「つくまでまだ時間もある。話そう、色々と」
室尾 錠:「話そ話そ。眠気覚ましにちょうどいいや」
世良アザミ:「適度が大切ですから」
世良アザミ:「いももちも、毎日では、飽きてしまうでしょう」
狗炉金:「……わかった!」
高松シンジュ:「みんなになら毎日会っても飽きないと思う」
世良アザミ:「おや。一本取られてしまいました」
高松シンジュ:「でも、帰らないと、心配するから。だからたくさんお話しながら帰って、また会おう」
狗炉金:「たしかに、お米は毎日食べても飽きないかも」
石竹ミナヲ:「うん。また会えます」
石竹ミナヲ:「だから、超月見里道の駅とも、今はこれで!」
石竹ミナヲ:お辞儀をする。
GM:あなたたちは各々準備を済ませ、フードコートを後にする。
GM:駐車場に向かい、車に乗り込む途中。石竹ミナヲはしげしげと町のロードマップを眺めている。
石竹ミナヲ:「湖がある……ここも湖……ここはカルデラ湖……!?」
石竹ミナヲ:「……これは、”縁結び地蔵”? 丁度目的地に向かう道にありますね」
石竹ミナヲ:「もしかしたら見られるかもっ、えへえへへっ」
石竹ミナヲ:弾むような足取りで、ワゴン車へ戻っていく。
GM:──そして、長い旅の終わりが、目前に迫ってくる。
GM:====
GM:オープニングを終了します。
GM:メインフェイズのルールを説明します。
如月 伊織:おっなにかある
GM:まず、リミットですが
GM:1サイクルです。
如月 伊織:1!?
狗炉金:時間が……ない!
GM:すぐ着くからね。
室尾 錠:まじかー
世良アザミ:帰るだけだぜ
如月 伊織:じゃあ1サイクルみんなとおしゃべりしたら帰っちゃうの?
如月 伊織:さびしい
狗炉金:やだー
GM:メインフェイズの各シーンは、基本的にシーンプレイヤーと他一名までの登場でお願いします。これは時間短縮のための処理です。
高松シンジュ:へー!なるほどね
狗炉金:仕方ないね
室尾 錠:はいよ!
如月 伊織:はーい
GM:多くは車中のシーンになりますので、ロールに参加しないだけで、全員が登場しているものとして扱っていただいて結構です。
世良アザミ:あっなるほどね~
室尾 錠:おお、了解です
如月 伊織:車中で二人で喋ってる感じと
GM:そういう感じです。
如月 伊織:奥義使ったらバレるわけですか
世良アザミ:あ~~~どうなんだろ
狗炉金:使うの!?
GM:車の中だし、バレますね
高松シンジュ:ついついしてきた
如月 伊織:なるほどね~
室尾 錠:なるほどね
高松シンジュ:情報の受け渡しはできるのでしょうか?
世良アザミ:車の中だしね…
GM:他PCを登場させないことは宣言していただいても大丈夫です。時間短縮が目的なので
GM:登場している扱いなので、受け渡しは可能です。
高松シンジュ:なるほど!ありがとうございます!
如月 伊織:なるほど!
GM:では、質問が無ければ
GM:ハンドアウトを公開して、説明を終了します。
GM:本シナリオ、メインフェイズの行動によっては【使命】が「詰み」となるPCがいます。
GM:その場合【新しい使命】が渡されます。
GM:それも踏まえて、NPCを調べたり調べなかったり。よろしくお願いします。
GM:では、メインフェイズを開始していきます。
GM:====

【目次へ戻る】

サイクル1 シンジュ

GM:====
GM:【第一サイクル】
GM:【シーンPC:高松シンジュ】
GM:登場希望のキャラクターを一人宣言してください!
高松シンジュ:錠さんをお呼びしたい!
室尾 錠:わお、出ます
GM:シーン表はトラブルシーン表を振るといいですよ
高松シンジュ:トラブルなんだ!
GM:基本的には車中です。会話には参加しませんが、他のキャラクターもデータ上は登場しているものとして扱います。
GM:回想シーン表でもいいや
高松シンジュ:はあい!でもお地蔵様調べたいから外行くかも
GM:はあい その場合は都市シーン表かな
高松シンジュ:振ります……銀閣寺生やします
高松シンジュ:CST 都市シーン表(9) > 商店街を歩く。人ごみに混じって、不穏な気配もちらほら感じるが……。
高松シンジュ:ここ商店街あるの!?
高松シンジュ:商店街…………?
GM:ドライブスルーとか?
室尾 錠:道の駅ふたたび……?
GM:まあ歩行者天国にぶつかったのかもしれないし……
高松シンジュ:なるほどね
GM:縁日の出店という説も出てますね どうします?
高松シンジュ:あっじゃあ縁日の出店でお願いします!
GM:は~い
GM:====
GM:──████市・二境神社。
GM:車を走らせたあなた達だったが、渋滞に巻き込まれる。近くにある神社で、ちょうど催し物をしているようだ。
GM:到着予定までまだ時間はある……人混みが薄くなる時間まで、あなたたちは時間をつぶすことにした。
GM:敷地のはずれには、縁結びの地蔵もあるそうだ。
高松シンジュ:「このお地蔵様、変な感じがする」
高松シンジュ:縁日をキョロキョロと見渡した後、じっとお地蔵様を見つめている。
室尾 錠:「……お?」
室尾 錠:なんとなく他所を気にしながら、それでも隣に。
高松シンジュ:「悪いものに憑かれてるのかな。どうだろう」
高松シンジュ:「ちゃんと帰れないと、困る。心配するから」
高松シンジュ:「錠は心配する人いる?」
室尾 錠:「今は特にねー」
室尾 錠:「シンジュちゃんはいるのな」
高松シンジュ:「うん。パパとママ」
高松シンジュ:「じゃあ、私が錠の心配する」
室尾 錠:「あ? 何いきなり」
室尾 錠:目をぱちくりさせる。
高松シンジュ:「?錠が無事に帰れないと、私は心配」
室尾 錠:「いやいや、無事に帰るつもりだし」
室尾 錠:「……まあ、その」
室尾 錠:「心配してくれんのはね。受け取っとくけどさ」
室尾 錠:「俺、別に君のパパとママみたくはなれんよ」
高松シンジュ:「錠は錠。パパとママじゃない」
室尾 錠:「よくできました」
高松シンジュ:「……うん」
高松シンジュ:「……錠、パパとママじゃないから、ちょっと聞いてほしいことある」
室尾 錠:「ふうん?」
室尾 錠:「どうぞ。パパとママ目線じゃない聞き方でよければ」
室尾 錠:少し斜めの立ち方のまま。
高松シンジュ:「多分、重い話なんだと思う。でも、錠に聞いてほしいと思った」
高松シンジュ:「私、パパとママが好き」
高松シンジュ:「こっちの世界の、人間共のパパとママ」
高松シンジュ:「優しい。私が悪いことすると怒るけど、いつもは優しい」
高松シンジュ:「でも本当のパパとママじゃない。私は『月帝』を倒す為に取替えられた妖魔だから」
高松シンジュ:「パパとママは私の事本当の子供だと思ってる。普通逆」
高松シンジュ:「子供が親のこと本当の親だと思ってるけど養子のパターン。でもうちは逆」
高松シンジュ:「子供が親を騙してる。ずっと心苦しかったけど、やらなきゃいけないことがあるからって。でも」
高松シンジュ:「もう終わった。『月帝』は倒した。そしたら……私はどうしたらいいのかな」
高松シンジュ:「本当の子供じゃないってごめんなさいして……異界に、帰るのが……いいのかな」
高松シンジュ:そう言って、じっとお地蔵様を見つめている。
室尾 錠:「うわ、予想以上におっも」
室尾 錠:「びっくりしたわ。そこのお地蔵さんの方がまだ軽いわ」
室尾 錠:軽口を叩きながら。
高松シンジュ:「そうなんだ。結構重そうだけど」
室尾 錠:「……それを」
室尾 錠:「背負っちまってたんだなあ、シンジュちゃんは」
高松シンジュ:「背負う……」
室尾 錠:「……あんね」
室尾 錠:「俺はなんも背負ってないわけよ」
室尾 錠:「全部吹っ飛ばして家を出て」
室尾 錠:「もうだいぶ会ってねえな、親。会いたくもねえけど」
室尾 錠:「……で、まあ」
室尾 錠:「そっちは、会えるんだろ。優しくしてくれるパパとママ」
高松シンジュ:「……うん」
室尾 錠:「どうすりゃいいかなんてわかんねえし、異界がどんなかも知らん」
室尾 錠:「けど、会えるって選択肢があるなら、その方がいんだよ」
室尾 錠:「……縁結び、なあ」
室尾 錠:地蔵を見る。
室尾 錠:「縁、繋がってんなら、その方が……まあ……本当は、いいんだよ」
高松シンジュ:「…………」
室尾 錠:「重くてもな」
高松シンジュ:「……会えるなら、会ってていいの?」
高松シンジュ:「騙しててもいいの?」
室尾 錠:「それ俺に聞く? 仕事だぜ」
室尾 錠:「優しく騙してほどよく巻き上げんのがさ」
室尾 錠:「駄目って言ったら、転職しなきゃなあ」
室尾 錠:ケラケラ笑っている。
高松シンジュ:「騙すのは、立派な仕事」学習するように頷いている。
室尾 錠:「多分それ他の奴に聞かれたら怒られるな……」
高松シンジュ:「……錠は家を出て、ずっと親と会ってないっていうの背負ってる」
高松シンジュ:「私は普通の人間共とは違って変わってるかもしれないけど、変わってるから偉いことは無いと思う」
高松シンジュ:「立派な仕事もして、私にも優しくしてくれて、偉いと思う」
室尾 錠:「なになにいきなり……」
室尾 錠:「……俺、別になんも偉かないよ……」頭を掻く。
室尾 錠:「シンジュちゃんの方がよっぽどさ。いろいろ考えててね」
高松シンジュ:「重いっていうから。私だけじゃない」ちょっと頬を膨らませている。
室尾 錠:「背負わされちゃったかあー」
高松シンジュ:「錠は、『嫦娥燈』があるから。きっと誰よりも早く、私が人間じゃないって知ってた」
高松シンジュ:「でも、鏡越しじゃなくて、私を見て、信じてくれた」
高松シンジュ:「嬉しい。ありがとう」
室尾 錠:「そりゃ……」じっと目の前の少女を見て。
室尾 錠:「……ありがとうひとつ受け取れないようじゃあ、男がすたるわな」
室尾 錠:「いただきまーす」
高松シンジュ:「ありがとうは、食べ物」
室尾 錠:「わりと腹一杯になるよ」
高松シンジュ:「いももちより?」
室尾 錠:「……したら、そうだなあ。鏡の時と言えば」
室尾 錠:「あれは別腹」
室尾 錠:「俺が隠忍の皆をまあ、信じてやろうかって思うことになったきっかけは、やっぱり君でね」
高松シンジュ:「……私?」
室尾 錠:「言ったろ、先に気付いてたって」
室尾 錠:「その状態で見てたよ。本当に良いのか、って」
室尾 錠:「結果は正解だったし。だから、こっちもありがとうだ」
高松シンジュ:「……ありがとうもらったのに、お腹にたまらない?いももち食べたから」
高松シンジュ:「でも、お腹は膨れなくても、とても嬉しいと思う」
室尾 錠:「そりゃ何より」
高松シンジュ:「私、ちゃんと無事に帰って……パパとママに、ただいまって言う」
高松シンジュ:「錠も……ちゃんと帰る」
高松シンジュ:「だから、ちゃんと帰れるように、お地蔵様にちゃんとしてもらう」
高松シンジュ:「お地蔵様、何かに憑かれてる、気がするから」
高松シンジュ:ということでお地蔵様を調べたいです。
高松シンジュ:憑依術で!
GM:どうぞ!
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:憑依術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
高松シンジュ:こわっ 成功だぜ
室尾 錠:ナイス
GM:では”縁結び地蔵”の【偽装】が剥がれ、【戦力】が明らかになります。

「縁結び地蔵」の【戦力】
「縁切り道祖」《解除条件:不明》
この【エニグマ】は、クライマックスフェイズ開始時に公開される。
この【エニグマ】が存在しているとき、戦闘の勝者は通常の戦果とは別に、シナリオに登場するPCやNPCが取得している感情を、好きなだけ失わせることができる。ただし、戦闘の勝者は必ずこの効果を使用せねばならず、また8つ以上の感情を失わせなくてはこの効果を使用できない。
この効果が使用できな語った場合、戦闘の参加者全員がすべての感情を失う。
この【エニグマ】の解除条件は、クライマックスフェイズで2人以上のキャラクターが戦闘脱落したときに明らかになる。

高松シンジュ:お地蔵様がヤバいものに憑りつかれているので困惑している。
室尾 錠:ひえ
高松シンジュ:「……縁結びでは、ないのでは」
高松シンジュ:「縁失わせ?」
室尾 錠:「真逆じゃん」
高松シンジュ:「感情も、なくしたりしたくない」
高松シンジュ:「うーん……故郷の力を、借りようと思う」
高松シンジュ:そう言って地面に手をかざす。
高松シンジュ:地面が光り、黒い『何か』がゆっくりと顕現する。
チュートリアルマスコット:「地獄の召喚処へようこそ……」
チュートリアルマスコット:現れた黒い鳥のような何かが厳かに口を開く。
チュートリアルマスコット:「ここでは地獄のヒヨコを召喚することが出来る……何が現れるかはランダムだが」
チュートリアルマスコット:「今回は特別に召喚石を使うことなく召喚させてやろう……」
高松シンジュ:そういうわけで贈物を使いたいです。
高松シンジュ:大丈夫かな?
GM:いいよ~
高松シンジュ:2D6>=6 (判定:異形化) (2D6>=6) > 4[1,3] > 4 > 失敗
高松シンジュ:うそやん!!
高松シンジュ:まあ出なかったものは仕方ない。
室尾 錠:oh
GM:ドラマシーンのコストの都合上 ファンブルですね
GM:ファンブル表をどうぞ
高松シンジュ:FT ファンブル表(4) > 油断した! 術の制御に失敗し、好きな【生命力】を1点失う。
高松シンジュ:体術を減らします
高松シンジュ:チュートリアルマスコットにものすごい勢いでみぞおちを殴られる!
高松シンジュ:「ぐぅっ」
高松シンジュ:「今度は……成功させる……」
高松シンジュ:「そうしたら……錠にも……あげるね……」
室尾 錠:「いやいやいや、そんな、無理すんな!!!」
室尾 錠:「ていうか何今の!」
高松シンジュ:「故郷の……力」
高松シンジュ:「錠は……私のこと、見てくれたから」
高松シンジュ:「私も錠のこと、ちゃんとしっかり見たいと思う」
高松シンジュ:「見ててもいいかな」
室尾 錠:「……正直な」
室尾 錠:「いいもんじゃねえよ。そんな」
室尾 錠:「それで良けりゃ、見てればいいさ」
高松シンジュ:「いいかどうかは、決めるの私」
高松シンジュ:「だから、見てるね」
高松シンジュ:殴られたみぞおちを抑えながら、真顔で頷いた。
GM:====
system:[ 高松シンジュ ] 体術:1 → 0
GM:====

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サイクル1 狗炉金

GM:【シーンPC:狗炉金】
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
狗炉金:アザミ!一緒に出てくれないか
世良アザミ:かしこまりまし!
GM:シーン表は「TST」で出るよ
狗炉金:TST トラブルシーン表(5) > 同行者の空気の読めない一言。場が盛大に凍り付く。まずい。何とかしないと。
GM:じゃあ、なんか車中で空気の読めないひとことをお願いします。
世良アザミ:なんてこと…
GM:====
GM:──車中。
狗炉金:「アザミ、アザミ」隣の席の世良アザミのメイド服の袖をくいくいと
世良アザミ:「おや」
狗炉金:「あのお茶……また飲みたい」
世良アザミ:「いかがされました?狗炉金様……」
世良アザミ:「あら」くすくすと笑う
世良アザミ:「お気に召していただき、何よりでございます」
狗炉金:「えへへ」
狗炉金:「俺……もっとアザミのこと知りたい。知らなきゃいけない」
世良アザミ:意を問うように目を細める。
狗炉金:「だからお茶を飲みながら……聞かせてくれないか?」
世良アザミ:服の内から取り出した魔法瓶の蓋を開け、時折揺れる車内の中でも、一切の乱れなくお茶を注ぎつつ。
世良アザミ:「構いませんが」
世良アザミ:「わたくしに答えられる範囲のことであれば」
狗炉金:「すごい……」お茶を注ぐ腕前に感激
狗炉金:「す……好きな食べ物とかっ」
世良アザミ:「人間のお肉でございます」
狗炉金:「ぶっ」危うくお茶を吹き出しそうになる
狗炉金:周りの空気が、なんだか凍り付いたようにシーンとなる……
世良アザミ:「……あら?」一瞬ぽかんとした後。
世良アザミ:「ああ……」得心がいったように頷いて。
世良アザミ:「冗談ですよ」
狗炉金:「……俺、体の半分以上機械だからな……」
狗炉金:「おいしくなくて、ごめんよ……冗談?」
世良アザミ:「ええ、勿論」曇り無い笑顔。
世良アザミ:「それに……」
世良アザミ:「狗炉金様の、そのご自身の御身体は」
世良アザミ:「確かに、食べるのに適しているとは言い難いですが……あっこれも冗談ですが」
狗炉金:「……っ」
世良アザミ:「それ以上に、数々の素晴らしい機能で、わたくしたちを幾度も救っていただけたではありませんか」
世良アザミ:「わたくし、とても尊敬しております」
狗炉金:「そ、そうかな……へへ、嬉しいや」
狗炉金:「でも俺だって、アザミのこと……尊敬してるんだぜ」
狗炉金:「アザミが、ミナヲの秘密を知ってて……それを、止めた時にさ」
狗炉金:「俺なら、同じ事ができたかなって考えたんだ」
狗炉金:「俺が得意なのは、戦って、敵を倒すことだけだ」
狗炉金:「いろんな忍具を使って、そうするように育てられてきたから……戦いになると、他のことが考えられなくなる」
狗炉金:「だから、あの時のアザミの言葉……すごく……こう……なんだろう」
狗炉金:「胸に響いたって感じで……俺も、助けられたんだ」
狗炉金:「だから……ありがとう」
世良アザミ:「光栄にございますね」
世良アザミ:「ふふ……ええ、本当に」
世良アザミ:「しかし……自身の行いに驚いているのは、わたくしも、そう」
狗炉金:「そうなのか?」
世良アザミ:「狗炉金様と同じく、私も得手は戦闘ですから」
世良アザミ:「主命を第一に、それを成す機械となればいい」
世良アザミ:「だったのですけどね」
狗炉金:「機械……俺たち、同じなのか」
世良アザミ:薄く笑い、窓の外の景色を見る。
世良アザミ:「皆様と出会って、少しだけ」
世良アザミ:「視野が広がったのかもしれません」
世良アザミ:「もちろん、狗炉金様も」
世良アザミ:「お互いにね」
狗炉金:「アザミ……」
狗炉金:「やっぱりお前は……俺の……」
狗炉金:ここで世良アザミさんへの感情判定を行います
世良アザミ:きな!
GM:指定特技は何かな
狗炉金:特技は……調査術で!
GM:よいでしょう、どうぞ~
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
GM:成功ですね。感情表を振りましょう
世良アザミ:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
GM:ETで出るよ
狗炉金:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
世良アザミ:なるほどね………
世良アザミ:共感でしょう!
狗炉金:この思いは……愛情(プラス)!
GM:では〆をどうぞ~
狗炉金:「もっと……もっと知りたいぞ、アザミのこと」
狗炉金:「ご主人様ってどんな人だ?」
世良アザミ:「主様ですか」
世良アザミ:「我ら血社の中でも、指折りの力を持った、偉大なお方でございます」
狗炉金:「強いのか」
世良アザミ:「わたくしの知る限りでは、一番でしょうね」
狗炉金:「俺が……一番じゃない?」
世良アザミ:「ふふ」
世良アザミ:「そうですね、狗炉金様は、一番ではない」
世良アザミ:「いかがされますか」
狗炉金:「……今は、2番ってことにする」
狗炉金:「でもいつか……1番に、なりたいぞ」
GM:====

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サイクル1 世良アザミ

GM:【シーンPC:世良アザミ】
GM:登場希望とシーン表をどうぞ
世良アザミ:登場希望は~~~~ そうな~~~
世良アザミ:旭さん!
旭・慎:なに?
GM:登場はしますね? シーン表どうぞ
GM:トラブルシーン表でもいいよ
世良アザミ:普通のシーン表にしよう
世良アザミ:TST トラブルシーン表(8) > ずて────ん! あいたたたた……同行者がつまずいたせいで、巻き込まれて転んでしまった。
世良アザミ:これ車横転してない?
GM:まあ急ブレーキとかじゃない?
旭・慎:じゃあ助手席は別の人に譲ろう
世良アザミ:なるほどね じゃあちょっと車停めて異常がないかチェックしてるところで
世良アザミ:旭さんとふたりで会話とかかな~
GM:は~い
GM:====
GM:──どこかの路傍。
GM:何かを踏んだのだろうか? タイヤに異常があり、車が急停止した。
GM:あなた達は一時停車し、原因を確かめた。大きな問題は無さそうだ。
世良アザミ:「錠様から伺いました。お車に異常は今の所、特に無いとのことで」
旭・慎:「よかったねェ」
世良アザミ:「……丁度よい機会です」
旭・慎:「?」
世良アザミ:道の外れ、古びたベンチの上を軽くはらい、どうぞ、と彼女に。
世良アザミ:「慎様は」
世良アザミ:「私立御斎学園の出身」
世良アザミ:「中でも、"多羅尾"の出と伺いました」
世良アザミ:「彼奴らの流儀は……」
世良アザミ:「殿方に負けず、逆に手玉に取れるような、教育を受けていると伺っております」
旭・慎:「そうだよ」
旭・慎:「それがなにか? 嫌なのかい?」
旭・慎:「ワタシは、そういうそんざいだよ」
旭・慎:囁くように
世良アザミ:「とんでもございません」
世良アザミ:「わたくし、どうかご教示いただきたいのです」
世良アザミ:「この忍務を経て……」
世良アザミ:「わたくし、皆に惹かれているのを感じます」
世良アザミ:「しかし。恥ずかしながら……あまり、殿方と触れ合う機会などはこれまで、あらず」
世良アザミ:「故に。どうすれば」
世良アザミ:「殿方の意を引き、"我ら"の側に立ってくれるか」
世良アザミ:「そういった術などがあれば……と」
世良アザミ:「是非に」
旭・慎:「そう……」
旭・慎:「隣、座ってくれるかい?」
世良アザミ:失礼いたします、と一礼し隣へ。
旭・慎:「まず、距離は近く……でも、近すぎず」
旭・慎:「組んだ足が少し当たるくらいで」
世良アザミ:一言一言を噛み砕くように頷いてゆく。
世良アザミ:「こう、でございましょうか」
旭・慎:「そう、上手だね……でも、キミは貞淑なメイドだから……やりすぎてはいけないよ……?」
旭・慎:「女性慣れしてない子だったらね……そうだ」
旭・慎:ハンドクリームを手の甲に出し
旭・慎:「……もらってくれる?」
世良アザミ:「まあ」
世良アザミ:「ありがとうございます」両手を揉み込むように。
世良アザミ:「よい香りがします」
旭・慎:「こうやって、触れるんだ」
旭・慎:「肌の熱が、心に移るように」
旭・慎:「……ねぇ、アザミって呼んでいいかな?」
世良アザミ:「………」
世良アザミ:指先で彼女の唇に触れる。
世良アザミ:「勿論」
旭・慎:「ふふ……」
世良アザミ:「わたくし、皆様に惹かれていると、申し上げました」
世良アザミ:「その中には、当然」
世良アザミ:「慎様」
世良アザミ:「貴方様も、入っておられますから」
旭・慎:「……ふうん」
旭・慎:触れた指、その手首を捕まえて
旭・慎:「イケナイなぁ……」
旭・慎:「ワタシはね」
旭・慎:「アザミの一番がキミのご主人様だって知ってるんだよ……?」
旭・慎:そういって、指に唇を寄せて
旭・慎:「貞淑に……貞淑に……」
旭・慎:指を噛む
世良アザミ:「あっ─────」びくり、と身体を震わせて。
世良アザミ:「では……」
世良アザミ:静かに、瞬いて。
世良アザミ:「このことは」
世良アザミ:「どうかご内密に」
旭・慎:「タダで?」
世良アザミ:血のように赤き双眸が開かれる。
世良アザミ:一旦ここで判定しちゃおっかな~
GM:おお、どうぞ
世良アザミ:慎さんの……
世良アザミ:秘密を抜く!
世良アザミ:《対人術》でしょうね
GM:ではどうぞ!
世良アザミ:2d6>=5 (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
世良アザミ:良し!
GM:では旭さんの【秘密】をお送りいたします。
旭・慎:やめて! 見ないで!
世良アザミ:ゲッヘッヘッヘ~~~~!
旭・慎:白玉を黒くしてタピオカって偽って横流ししてるのがばれちゃう!
世良アザミ:わたくしにも一枚噛ませてもらいましょうかね~ッ
世良アザミ:頂きました!
世良アザミ:隠忍の血眼が彼女の心を探り、その真を知る。
世良アザミ:「………そうですね」
世良アザミ:「失礼いたしました」
世良アザミ:「では、恐れ多くも」
世良アザミ:「対価として……これからも」
世良アザミ:「末永ぎお付き合いを……と言うのは」
世良アザミ:「お気に召されますでしょうか?」
旭・慎:「ふうん……」
旭・慎:GMに確認を取りました
旭・慎:盗人萩を使います
世良アザミ:ギャ!!
旭・慎:幻術で、アザミさんがクロガネさんに向けてる感情をスティールしにいく
GM:どうぞ~
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
旭・慎:うん
旭・慎:「ワタシはね」
世良アザミ:はい………
GM:ではアザミさんは狗炉金くんへの共感を失い、旭さんへ教官の感情を獲得します。
世良アザミ:ウッス……
旭・慎:「二番でもいいけど」
旭・慎:「その他大勢は嫌なんだ」
旭・慎:「だから、アザミ」
旭・慎:「ワタシのこと、見てくれるよねぇ……?」
世良アザミ:己と同じようで異なる、その紅き瞳をしかと見据えて。
世良アザミ:「(感情の矛先が……)」
世良アザミ:「(成程)」その手管に内心舌を巻く。所詮人間の技だと、舐めていた節が残っていたか。
世良アザミ:「ええ、ええ」
世良アザミ:「主の意に背く。之以外であれば」
世良アザミ:「出来うる限り、この隠忍の瞳が」
世良アザミ:「貴女様を、しかと」
世良アザミ:「見据えさせていただきましょう」
世良アザミ:「慎様」
旭・慎:「素晴らしいよ……」
旭・慎:「本当に……惚れ惚れするほどに……」
GM:====
GM:完全忘却しておりましたが、狗炉金さんに旭さんの【秘密】を感情共有で送ります。
狗炉金:ビビビ……受信します
GM:では次に行きます
GM:====

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サイクル1 旭慎

GM:【シーンPC:旭慎】
GM:登場希望とシーン表をどうぞ
旭・慎:名倉潤になるんですけど
GM:名倉潤に?
旭・慎:ほんまにごめんなさい。アザミさん来てもらってええですか……
世良アザミ:あ、わたくし!?
世良アザミ:ん~~~~~
GM:どうなる……
世良アザミ:多分秘密抜かれると思うんですよね
世良アザミ:これは……
高松シンジュ:出なくても抜かれるよ
世良アザミ:そうなんだ
世良アザミ:じゃあ出るか……
GM:秘密はそうね。
世良アザミ:でなくても抜けることを鑑み
世良アザミ:て
世良アザミ:それでもわたくし出てもいいならもちろんでる!
旭・慎:じゃあお願いします
世良アザミ:は~い
旭・慎:TST トラブルシーン表(11) > ! 油断していたら、同行者に自分の恥ずかしい姿を見られてしまう。……一生の不覚!
GM:ほう
旭・慎:じゃあむちゃくちゃ訛ってるところ見られようかな
世良アザミ:なんと
GM:訛り!
GM:====
GM:──車中。
GM:トラブルも解決し、ワゴンは再び走り出す。
GM:天辺に位置していた日もわずかに西に傾き、和やかに道を照らしている。
GM:目的地が近づいている。
旭・慎:「ん。ちょっと失礼」
旭・慎:電話だ。多羅尾女学院の友達である
旭・慎:「もしもし……あぁ……いま任務中なんだ、物の受け渡しは……」
旭・慎:それからしばらく通話が続き
旭・慎:「いや……やから……そないなこと言われても分からへん言うとうやん? ウチんとこかてそないに……」
旭・慎:「どないかならんかって……なるんやったら言うとうよ? せからしわほんま……あんな?」
旭・慎:「……あ」
旭・慎:母国語が出てしまっていたのに気づき
旭・慎:「……き、切るよ」
旭・慎:切った
世良アザミ:微笑ましげにそのやり取りを目に。
世良アザミ:「随分と、仲がよろしいようで」
世良アザミ:「お友達ですか?」
旭・慎:「……そ、そうだけど」
旭・慎:「なにかな……」
世良アザミ:漏れ出る声を抑えきれないように口に手を当てて。
世良アザミ:「いえ」
世良アザミ:「またひとつ」
世良アザミ:「慎様の魅力的な一面を知ることが出来」
世良アザミ:「わたくし、とっても嬉しくて」
旭・慎:「……アーザーミー?」
旭・慎:「わざと言ってるな? キミィ?」
世良アザミ:「おや、子鬼さんが現れてしまいました」
世良アザミ:「ふふふ。失礼いたしました」
旭・慎:「ほら、なんだ」
旭・慎:「ワタシにもブランディングというのがだね……」
旭・慎:「それに……その……」
旭・慎:「あの言葉はキツく聞こえたりしないかい……?」
世良アザミ:「人によっては、そう受け取る方もいらっしゃいましょうが」
世良アザミ:「わたくしは、とても可愛らしいと思いましたよ」
旭・慎:「ふ、ふう~ん……」
旭・慎:耳に口を寄せて
旭・慎:「ほんなら……たまにやったら、これで喋ってもかまん(かまわない)?」
世良アザミ:耳元にかかる吐息に、くすぐったげに僅かに身を捩り。
世良アザミ:「ええ」
世良アザミ:「でも、そうですわね」
世良アザミ:「此処に居る、皆の前でなく」
世良アザミ:「出来れば、そう。ふたりきりの時だけ」
世良アザミ:甘く囁く。
世良アザミ:「ふふ。その方が。わたくし、優越感に浸ることが出来ますので」
旭・慎:「ふうん」
旭・慎:「……優越感?」
世良アザミ:「独占出来ますでしょう」
旭・慎:「ワタシのことを?」
世良アザミ:「口にした方がよろしいのであれば、ご随意に」
旭・慎:「してほしいな」
世良アザミ:「我儘な子」
旭・慎:「はぁ……?」不機嫌
世良アザミ:「あらあら」
世良アザミ:可笑しそうに微笑んで。彼女の名前を呟く。
世良アザミ:「拗ねた顔も、また一段と」
世良アザミ:「唆られますね」
世良アザミ:「シン」
旭・慎:「ん?」
旭・慎:「まったく……」
世良アザミ:そっとその頬を撫でる。
世良アザミ:「己が行ったことを」
世良アザミ:「貴女にやるな、と」
世良アザミ:「わたくしからは言えません」
旭・慎:「……」
世良アザミ:「胸襟を開くのは」
世良アザミ:「今、此処でしか。無いかもしれませんよ」
旭・慎:「……」
旭・慎:じゃあ判定します
旭・慎:感情判定をな
GM:指定特技の宣言と一緒に判定どうぞ~
旭・慎:意気でいきます
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
旭・慎:あぶな
世良アザミ:おみごとでございます
GM:ではお二人とも感情表どうぞ
旭・慎:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
旭・慎:愛情
世良アザミ:ET 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)
世良アザミ:そっか……
GM:アザミさんは振ったうえで、更新するか選んでもらってもいいですよ
世良アザミ:ん、ん~~~
世良アザミ:友情にしましょう。
旭・慎:「……」
旭・慎:「アザミ、手を出して」
世良アザミ:「?」小首を傾げながら白い手を彼女に差し出す。
旭・慎:その手を包むように己の手を重ねて
旭・慎:そっと、自分の獲物の手裏剣を握らせる
旭・慎:「手を出して、ワタシに」
旭・慎:「その気になってくれるなら」
世良アザミ:「───────」
世良アザミ:僅かの逡巡のあと。
世良アザミ:「しかと」
世良アザミ:「考えておきますわ」その手を引いて。
世良アザミ:「慎様」
GM:====

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サイクル1 如月伊織

GM:【シーンPC:如月伊織】
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
如月 伊織:はいよっ
如月 伊織:立て続けで悪いんだけどアザミさん来てもらえる?
世良アザミ:???????
世良アザミ:出るけど……
如月 伊織:すまんな
如月 伊織:TST トラブルシーン表(11) > ! 油断していたら、同行者に自分の恥ずかしい姿を見られてしまう。……一生の不覚!
如月 伊織:これさっきの見てたんじゃないか?
GM:エッチな腹筋を晒してしまうのか……
GM:そうかも
世良アザミ:ウケますね
如月 伊織:それで良い?
世良アザミ:ええよん
如月 伊織:じゃあそんな感じで!
GM:はいよっ
GM:====
GM:──車中。
GM:数人は仮眠をとっていた車内。女性二人の密やかな会話は誰にも知られることは無かった、かに思われたが。
如月 伊織:「聞こえているか、アザミ」
如月 伊織:その言の葉は、空を震わすことなく伝わる。
如月 伊織:「言霊だ。お前にだけ聞こえるように話している」
如月 伊織:「ややこしい真似ですまん。狗炉金や慎に蹴られたくもないのでな」
如月 伊織:くつくつと笑うような声が女にだけ届く。
如月 伊織:「ああ、お前も強く念じればこちらに聞こえる。余計なことは聞かんようにするから安心して良い」
世良アザミ:『あ──────あ~、あ~』
世良アザミ:『成程、便利でございますね』
世良アザミ:『しかし』
世良アザミ:『無粋な真似をなさいますのね、ふふ』
世良アザミ:『見てらしたのでしょう』
如月 伊織:「すまんな、邪魔をしなかったことでひとまず許してほしい」
如月 伊織:「少し話したいことがある。礼と、あとは余計な世話だ」
世良アザミ:『なにか』
世良アザミ:『いたしましたでしょうか。わたくし』
世良アザミ:『わたくしの側から、伊織様に向ける感謝の言葉であれば』
世良アザミ:『幾らでも言葉に出来ますが』
如月 伊織:「ほんとうに。皆を大事に思ってくれているのだな」
如月 伊織:「ああ、それは嬉しいよ。……あるいはみな、その気持は同じかな」
如月 伊織:「……おれはな」
如月 伊織:「もともと、諦めるつもりだった」
如月 伊織:「月帝に己の手で決着をつけることをな」
世良アザミ:『……そうだったのですか?』
世良アザミ:意外そうに語気が詰まる。
如月 伊織:「凶尾の上から頼まれたのは、やつを止めることだけだ」
如月 伊織:「山神としての力の残滓によって、魂を祓い、清める」
如月 伊織:「それはおれのやりたいこと──願いであって」
如月 伊織:「やるべきことではなかった」
如月 伊織:「だからお前たちにも話さなかった。おれ一人の我儘に突き合わせて無理をさせるわけにはいかんと」
如月 伊織:「機会が巡ってこないなら諦める。つもり、だったわけだが」
如月 伊織:「……皆で慎を止めたときに、迷いが生まれ」
如月 伊織:「見過ごすこともできたお前が、ミナヲを助けようとしたのを見てな」
如月 伊織:「気が変わった。あの土壇場でな」
世良アザミ:『ふふ』
世良アザミ:『何ということでしょう』
世良アザミ:『伊織様のあの剣幕に至った理由が』
世良アザミ:『わたくしの一言、だったとは』
如月 伊織:「お前に責を押し付けるつもりはないよ。おれの我儘だ」
如月 伊織:「だが──『信頼に足る皆様』、だったか。ふふ」
如月 伊織:「思えばおれは、信じきれていなかったのだろうな」
如月 伊織:「お前たちのことも……おれ自身の望みも」
世良アザミ:『けれど』
世良アザミ:『今は、きっと違うでしょう』
世良アザミ:『それは─────』
世良アザミ:己も同じだと、言霊には乗せずに。
如月 伊織:「おかげさまで、な」
如月 伊織:「使命とは、誰かに願われることだけではない」
如月 伊織:「己の中にある祈りもまた、そう呼んでいいものなのだと」
如月 伊織:「与えられたものでない、己の使命を突き通せたのは、あるいは初めてかもしれん。……これはなかなか」
如月 伊織:「気持ちが良いものだな」
世良アザミ:『………』
世良アザミ:『本当に、眩しいひと』
世良アザミ:『伊織様には、わたくし、多大なる感謝をしておりますが』
世良アザミ:『中でも、わたくしの囁かな望みを叶えてくれた、あの瞬間は』
世良アザミ:『いえ』
世良アザミ:『きっと、貴方は。覚えていない』
如月 伊織:「はて」
如月 伊織:「知らぬうちに、叶えるとは。このおれの権能にそんなものはあったかな?」
世良アザミ:『ふん』
世良アザミ:珍しく、拗ねたように溜息をついて。
如月 伊織:「すまんな、気を悪くしたか。ともかくそれが礼だ。皆に言っているが、お前には特にな」
如月 伊織:「それが話したいことの半分。あとの半分は、余計な世話だ」
世良アザミ:『伺いましょう』
如月 伊織:「お前は、誰かに仕えるものだろう。おれには特定の誰か、に仕えるという経験はないが」
如月 伊織:「自分以上に誰かの望みを尊重するということ」
如月 伊織:「その重さ、多少は知っているつもりだ」
如月 伊織:「誰か一人を大事にするという、お前の生き方。みなを大事にしたいという、お前の祈り」
如月 伊織:「反目することも多かろう。おれ如きに言われるまでもなく、分かっているかもしれんがな」
世良アザミ:『………』
世良アザミ:『今だ』
世良アザミ:『その二つから導き出される、行く末を』
世良アザミ:『想像すること険しく』
世良アザミ:『おそらく』
世良アザミ:『この命続く限り、頭を悩ませ続けることになるやもしれません』
世良アザミ:『しかし、今は』
世良アザミ:『それでよい、と。考えております』
如月 伊織:「……悩み多き道を、それでも進むか?」
世良アザミ:『恐れ多くも』
世良アザミ:『背中を押してくれた方が、大勢、いらっしゃいましたので』
世良アザミ:『あとは──────そうですね』
世良アザミ:『この願望に、いつの日か答えが出るよう』
世良アザミ:『それを叶えてくれる、神様でも、いらっしゃれば、よいのですが』
世良アザミ:『ヒトではありませんから。そっぽを向かれてしまうかもしれませんけれど。わたくし』
如月 伊織:「神にできることなど」
如月 伊織:「迷うものの背を押すことぐらいよ」
如月 伊織:「その先にあるものも知らぬままにな」
如月 伊織:「だが、ああ。おれはその背を押し、祈ろう」
如月 伊織:「お前だけではない。狗炉金も慎も、シンジュも錠も」
如月 伊織:「ミナヲもな。……皆の悩み多き行く末の、その先に光が満ちるように、と」
如月 伊織:「……ああ。やはり。良いものだな」
如月 伊織:「己の中から生まれた、祈りというものは」
如月 伊織:「あのときのように、この我儘、突き通してやりたいものだ」
如月 伊織:感情判定します!言霊術!
GM:どうぞ!
如月 伊織:2d6+1>=5 判定:言霊術 (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
如月 伊織:やるとおもた!
世良アザミ:イオリッチ!
如月 伊織:神通丸!
GM:神通丸だッッッ
如月 伊織:2d6+1>=5 判定:言霊術 (2D6+1>=5) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功
世良アザミ:ヨシ!
GM:ヨシ!
如月 伊織:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
GM:感情表どうぞ~
世良アザミ:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
如月 伊織:共感!
世良アザミ:共感女世良アザミ
GM:隠忍同士だからかな~?
世良アザミ:『………わたくしが言えた台詞では、到底ございませんが』
世良アザミ:『伊織様は、皆にお優しい』
世良アザミ:『そのことを。誇らしく思うと同時に』
世良アザミ:『少々、イラッとする時がございます』
如月 伊織:「なんと。何故」
世良アザミ:『……秘密です』
system:[ 如月 伊織 ] 忍具:2 → 1
如月 伊織:「ふむ。そいつは」
如月 伊織:「次に会えたときにでも聞くとしようか」
如月 伊織:「今回のように、穏やかに話せる出会いであるようにと」
如月 伊織:「そいつは祈ってくれるかな」
GM:====

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サイクル1 室尾錠

GM:【シーンPC:室尾錠】
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
室尾 錠:はい、登場希望は如月さん、で
如月 伊織:おおっと!了解!
室尾 錠:完全に二人だけというのは可能でしたっけ
GM:許可します。
室尾 錠:ありがとうございます。そうできれば
GM:シーン表を振りなんし~
室尾 錠:TST トラブルシーン表(11) > ! 油断していたら、同行者に自分の恥ずかしい姿を見られてしまう。……一生の不覚!
室尾 錠:またかよ
如月 伊織:皆恥ずかしいとこ晒しすぎじゃない?
室尾 錠:そうするとどうしよっかな
室尾 錠:休憩してぼんやりしてるところを見られた的な
如月 伊織:おっと、了解です!
GM:まあみんな任務終わって安心してるんだね
GM:====
GM:──どこかの路傍。
GM:目的地は間近だが、誰ともなく休憩を言い出した。
GM:もしかしたら、急いで済ませなくてはならないことがあったのかもしれない。
GM:あるいは──忍びとしては全くあってはならないことだが──任務の終わりを、名残惜しく思っているのかもしれなかった。
室尾 錠:……そのどちらであったのかは、他人にはわからないが。
室尾 錠:適当なところに寄り掛かって、大きく欠伸をしていた。
室尾 錠:普段のすかした様子が嘘のように。
如月 伊織:「む」
如月 伊織:そこに通りすがって。
室尾 錠:「あ」
如月 伊織:「錠。ここにいたか」
室尾 錠:「あー…………」
如月 伊織:ずかずかと遠慮なく寄っていく。
室尾 錠:「見られたか。見られたな。今のは」
室尾 錠:「まあいいや……」
如月 伊織:「なんだ。見られて困るものだったか?」
室尾 錠:「困るっつうか、イメージがね」
室尾 錠:「ま、伊織くんならいっか。話もしたかったしさ」
如月 伊織:「格好をつけるのも大変だ、大人は。……おれに話?」
室尾 錠:「そっちも大概大人じゃんか。……あー、まあ」
室尾 錠:「何をしようってのでもないのさ。ただ」
室尾 錠:「あんまりいろんなことがあったろ。だから、えー」
如月 伊織:「図体ばかりはなあ」バサバサと羽織を揺らして。
室尾 錠:「……もうちょい、こう、ちゃんと話しておきたかったのさ。お前と」
室尾 錠:少し困ったような様子で。
如月 伊織:「ちゃんと、か。確かに」
室尾 錠:「あんまりこういうのねえんだけどな。わりと特別」
室尾 錠:「大体、比良坂と隠忍だ。帰る先も違う」
如月 伊織:「こうして語らう機会も、次いつ取れるか分からんからな」
室尾 錠:「それだよ、それ」身を乗り出す。
如月 伊織:「それ?次の機会の話か?」
室尾 錠:「そうそう。これは……その、『俺の』話だ」
室尾 錠:「『比良坂の』じゃねえ」
室尾 錠:「いつ取れるか、じゃない。またお前に会いたい、とそう思った」
如月 伊織:「……」
如月 伊織:驚いた、という顔で。
室尾 錠:「……俺は、ほら。あの鏡だよ」
室尾 錠:「あいつを上から持たされて、まあ、疑心暗鬼でね」
室尾 錠:「最初に、ああ、もしかしたらって思ったのがシンジュちゃん」
室尾 錠:「……最後に」
室尾 錠:「こいつの信が欲しい、と思ったのがお前だ」
室尾 錠:「如月伊織さんよ」
如月 伊織:「……おれは」
如月 伊織:「そこまでの男に見えていたかね」
如月 伊織:「……いや。お前がそんなふうに、まっすぐに言うのだ」
如月 伊織:「本気の本気、だろうな」
室尾 錠:「……俺は」
室尾 錠:「嘘をついて生きてる。表の仕事も、忍びとしても」
室尾 錠:「挙げ句の果てに、どこまでが本気なのかなんて、自分でもよくわからんのさ」
室尾 錠:「だから、話半分に聞いたっていい」
如月 伊織:「ちゃんと聞くよ」
如月 伊織:「たとえお前自身にすら分からんとしても」
室尾 錠:「……そういうとこがなあ」はあ、と息を吐き。
如月 伊織:「おれにとっては、聞いた願いはみなまことだとも」
如月 伊織:「友の言葉ならなおさらよ」
室尾 錠:「お前は純真だよなあー……」
室尾 錠:「神様だかなんだか、だっけか」
室尾 錠:「そういうもんなのかね。……ああ」
室尾 錠:ポケットから、賽子をふたつ取り出す。
室尾 錠:「こういうのは、神様の領分とは別か? 占いだ」
室尾 錠:ざらざらとそれを手の中で振る。
室尾 錠:「占ってやろっか。俺とお前と」
如月 伊織:「ほう」
如月 伊織:「占いの答えを求められたことはあるが」
如月 伊織:「占われる機会はまれだな。面白い」
室尾 錠:呵々と笑って、軽く賽を放った。
室尾 錠:ということで、感情判定を行いたいです。遊芸で。
GM:どうぞ!
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:遊芸) (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
室尾 錠:よし
GM:感情表を……振りな!
室尾 錠:ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
如月 伊織:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
如月 伊織:ここで来ちゃった
室尾 錠:憧憬で獲得!
如月 伊織:愛情かな!
室尾 錠:うれしいね
室尾 錠:で、ここでですが
室尾 錠:奥義使用します。
如月 伊織:えっ
室尾 錠:『弦の上で踊れ(フィドル・ディー・ディー)』効果は追加忍法。
如月 伊織:ここで!?
GM:追加忍法だー!
室尾 錠:使用忍法は【宴】。特技は詐術
GM:う、【宴】だとォ~!? 判定どうぞ!
室尾 錠:対象は如月さん。判定成功で、獲得しているアザミさんへの感情をマイナスにしてもらいます。
如月 伊織:にゃんと
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
世良アザミ:やめなされやめなされ……
室尾 錠:はいよ
GM:お見事
GM:では如月さんのアザミさんへの感情は反転して「不信」になりますな
室尾 錠:お願いします……
如月 伊織:はいよー!
GM:で、室尾さんの奥義情報を、如月さんと感情共有でアザミさんが獲得。
GM:〆どうぞ~
室尾 錠:落ちてきた賽子を見て、笑う。
室尾 錠:「ああ、悪くない悪くない」
如月 伊織:「……なにか」
如月 伊織:「仕掛けたな、お前?」
室尾 錠:「何もないよ」その言葉が嘘か真かは不明。
如月 伊織:呆れたように、愉快そうに、笑う。
室尾 錠:「ただねえ、あんまし深入りは避けた方がいいってこともある」
室尾 錠:「俺が安心とは言わんが」
如月 伊織:「心配させてしまったか」
室尾 錠:「してるともさ」
室尾 錠:「ずっとだよ。お前が土壇場で駄々こね出した時もね」
室尾 錠:言いながら、顔は常のように笑っている。
如月 伊織:「……それに関しては、なにも言えんなあ」
室尾 錠:「いや、あれは良かったな。ああいうとこは……」
室尾 錠:「憧れる。うん、それだ」
如月 伊織:「この我儘をか」
室尾 錠:「そうよ。格好いいじゃん?」
室尾 錠:「我を貫いていこうぜ。俺はその結果比良坂。お前は隠忍」
室尾 錠:「けど」
室尾 錠:「また会おう。また会って一緒に、こうして話そうぜ」
室尾 錠:壁に寄り掛かったまま、満足げに笑みを漏らす。
如月 伊織:「また我の通し合いになるかもな」
如月 伊織:「次は騙されんぞ……と言いたいところだが」
如月 伊織:「騙されるかもしれんな。お前はおれの純真を好ましいと言ったが」
如月 伊織:「おれもお前の騙し方は心地よいよ」
室尾 錠:「そういうところだよ、如月伊織」
室尾 錠:「ま、気持ちよく騙されてくれ。俺も……」
室尾 錠:「俺を上手く騙してやっていくさ」
如月 伊織:「……おれは曲がらないのではなく」
如月 伊織:「曲がることができなかった。望みを聞くものとしてな」
如月 伊織:「他者の願いを己の心で測り、良し悪しを決めだせば、必ず歪む」
如月 伊織:「そう信じていたからな」
室尾 錠:「お、これからはもうちょっと柔軟に?」
如月 伊織:「さて。それはおれ自身にも分からん。が」
如月 伊織:「信じ、祈っているよ。わが友。室尾錠」
如月 伊織:「お前がお前自身を騙そうと」
如月 伊織:「いくらその道が曲がりくねろうと」
如月 伊織:「今のように、歪むことなく進むものであると」
室尾 錠:「……ふ」
室尾 錠:笑おうとして、止まって。
室尾 錠:ほんの一瞬、顔をしかめた。
室尾 錠:それが嘘か真か。それは、誰にもわからない。
室尾 錠:……あるいは、室尾自身にも。
如月 伊織:「さて。呪いになってしまったかね」
室尾 錠:「ずるいことを言うなよ。そんなもの」
室尾 錠:「すり抜けてやっていくさ、この通り!」
GM:====
GM:第一サイクルを終了します。
GM:メインフェイズを終了します。

【目次へ戻る】

クライマックス

GM:====
GM:【クライマックスフェイズ】
GM:──████市・篠伏町・オフィス街。
GM:高層ビルが並ぶ。「三足アートマイル」という企業が、あなたたちの目的地であり、斜歯忍軍の拠点の隠れ蓑であった。
石竹ミナヲ:「……ついに、着いちゃいましたね」
GM:ビルを見上げた少女が、小さな声で言う。
石竹ミナヲ:「長かったようで、短かったようで……」
狗炉金:「そうだな、でも戦いは……終わった」
狗炉金:「でも終わりじゃ……ない」「俺たちの絆ってのは、きっと」
石竹ミナヲ:「ええ。そうですね、ここから……」
石竹ミナヲ:エントランスの自動ドアの前に立つ。警報が鳴る。
石竹ミナヲ:「ひいん」
石竹ミナヲ:「……あ! く、車で入るには手続きが必要なんでした! 私ちょっと、行ってきます!」
如月 伊織:「ははっ、気をつけてな」
世良アザミ:「最後まで愉快なお方」
室尾 錠:「いってらー」
GM:石竹ミナヲは守衛室へと慌てて走っていく。後にはPC達6人が残された。
GM:これで……この自動ドアが開いた時には、もう終わりなのだ。
旭・慎:「……」
GM:忍びに休息などない。次の任務を持っている者もいるだろう。
高松シンジュ:「ついでに遊びに来た時顔パスにする手続きしてきてほしいな」
GM:先延ばしにしてきた関係に、清算をつけなければならない時が、来たのだ。
如月 伊織:「さて」
室尾 錠:「終わりじゃない、ってか。そうだといいねえ」
狗炉金:「…………」
旭・慎:「……次に進むために必要なのは」
如月 伊織:「この先も続いていく……というのは、おれも同感ではあるがね」
旭・慎:「ケジメかな」
如月 伊織:「やはり、必要か」
旭・慎:べぇ、と口を開けて舌を出し
旭・慎:口内から
旭・慎:手裏剣が落ちる
世良アザミ:「"護送任務"は完了いたしました故」
狗炉金:「なんとなく……だが」
世良アザミ:「此処から先は。あくまで、我ら個人の流儀に従うまで」
狗炉金:「俺たち……同じこと考えてるのかもな」
如月 伊織:「区切り、というやつをつけるには」
如月 伊織:「ここできっちりやっておかねばならん」
如月 伊織:「……と、思っているのはおれだけではないか?どうかね」
室尾 錠:「最後の清算は大事だよな。この先のためにもな」
室尾 錠:「俺も別に、いいよ。やる気だ」
狗炉金:「俺はみんなが好きだ」
室尾 錠:ポケットに手を突っ込んで揺らす。
狗炉金:「だから命は取らない……でも、手を抜くつもりもないぞ」
高松シンジュ:「…………?」
狗炉金:自然体、だがどんな攻撃にも対応できる状態に
高松シンジュ:「…………!」
高松シンジュ:「スポーツ」
高松シンジュ:「最強決定戦」
高松シンジュ:「なるほど」何かに納得するかのように頷いている。
狗炉金:「シンジュも……戦うか?」
高松シンジュ:「私が強くて、かっこいいところ、見せる」
高松シンジュ:「また会ったら、頼りになるって思ってもらいたいから」
室尾 錠:「……いいね、見せてみなよ」
世良アザミ:「わたくし、とっても楽しみでございます」
世良アザミ:「こうして一戦、交えるのは。悲しくもありますが」
世良アザミ:「全力で、皆様と手合わせをする機会など」
世良アザミ:「この先、きっと。ありませんでしょうから」
如月 伊織:「では、祈ろうか」
如月 伊織:「みなが、みなの心に残れるように」
如月 伊織:「鮮烈に記憶に刻まれるように」
旭・慎:「ワタシはワタシの心を守るよ」
如月 伊織:「無論、おれが一番強烈に刻まれるつもりだがね!」
GM:夕陽の赤が後ろに伸びる。スペクトラムが置き去りにされる。
GM:高速機動が、開始された。
GM:====
GM:クライマックスの勝利条件は、全員の戦闘続行の意志が無くなるまでです。
GM:便宜上、戦闘脱落していないPCの一人が勝者となります。
GM:勝者は戦果を獲得できます。
GM:また、「縁切り道祖」の効果の宣言を行えるのも、勝者となります。
GM:ラウンド制限はありませんが、6ラウンド目から戦場が”禁息”として扱われます。
GM:これは長時間の連続高速機動により、肉体に負荷がかかっている状態を指し、通常の戦場とは別に、同時に存在しているものとなります。
GM:効果は「極地」と同じです。
GM:質問はありますか?
世良アザミ:縁結び地蔵の解除方法は
世良アザミ:2人脱落した時点で
世良アザミ:即座に全員に公開される情報、ということでよろしいでしょうか
GM:そうですね。
GM:脱落となったタイミングで全体に公開されます。
世良アザミ:ありがとうございます。わたくしは以上です
狗炉金:俺はないぞ!
高松シンジュ:私も今のところへーき!
GM:では、戦闘を開始しましょう。
GM:====
GM:【第一ラウンド】
GM:PCの皆様はプロットを行ってください。
世良アザミ:プロット前忍法はありません。プロットOK
高松シンジュ:プロット前忍法なし、プロットOK!!
如月 伊織:プロットオーケー、プロット前なし
室尾 錠:OKOK!
旭・慎:OK
狗炉金:プロット完了!プロット前無し
GM:今回はプロット前忍法ある人はいなさそうですね。まあ追加忍法とか出してくる狂人はいそうだが……
世良アザミ:そんなやつおるか?
旭・慎:おりゅ?
室尾 錠:いるかなあ
GM:ではカウントダウンで、0で公開してください。
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 高松シンジュ ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 如月 伊織 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

○戦場:
<プロット5>
(狗炉金、シンジュ、アザミ)
<プロット4>
(錠)
<プロット3>
(慎、伊織)

GM:それでは、プロット5から!
GM:1d100を振ってください。高い順から行動です
世良アザミ:1d100 (1D100) > 65
高松シンジュ:1d100 (1D100) > 21
狗炉金:1d100 (1D100) > 25
世良アザミ:うしうし。
GM:ではアザミさんから、行動どうぞ。
世良アザミ:はい。
世良アザミ:奥義を使用します。
如月 伊織:いきなり!?
GM:来るか……
高松シンジュ:何か忍法?
世良アザミ:「Heartache Debug」効果は【追加忍法】。
高松シンジュ:セラピーにいこうね
室尾 錠:マジで追加じゃん!!!
GM:追加忍法じゃねーーか!!!!
如月 伊織:ちょっと!
世良アザミ:いかな~い
GM:いきなさい!
世良アザミ:追加忍法は【魔界転生】。
如月 伊織:怖すぎんのよこの世界のtier
如月 伊織:うわっそれがあった!
室尾 錠:あっ
世良アザミ:器術を減らします。
狗炉金:うわ~~~~~~っ
system:[ 世良アザミ ] 器術:1 → 0
GM:判定どうぞ!
世良アザミ:で、判定に成功したらドラマシーン領域展開ですね。
世良アザミ:イクゾッ!!
世良アザミ:2d6+1>=6 (2D6+1>=6) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
世良アザミ:はじまるよ☆
GM:お見事。即座にドラマシーンに入りましょう
GM:====
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
世良アザミ:はい。
世良アザミ:登場希望は如月伊織さんのみ。
如月 伊織:うわっ私か!
世良アザミ:回想シーン表を振りたいんですが
GM:振りな~
GM:というか回想シーン表しかないぜ……
世良アザミ:あれ なんて出れば出るんでしたっけ
GM:KSTで出るよ~
世良アザミ:すみません、お手数おかけします。
世良アザミ:KST 回想シーン表(8) > きらきらと輝く笑顔。今はもう喪ってしまった、大事だったアイツの笑顔。
世良アザミ:死んでねえか?
GM:じゃあ誰か死んだことにしますか
世良アザミ:あ~~~~
如月 伊織:なんてこったい
世良アザミ:思いついたのがありますので、はい 大丈夫です
GM:は~い
GM:====
世良アザミ:遡る。遡る。
世良アザミ:時制は。"月帝"との決戦前。
世良アザミ:月の光の下。生暖かな風が肌に当たる、町の外れで。
世良アザミ:女が、男に語っている。
世良アザミ:「私は」
世良アザミ:「かつて、人間でした」
世良アザミ:「とある妖魔の手にかかり。命を落とす筈だった」
世良アザミ:「気まぐれに、我が主に見初められ」
世良アザミ:「あろうことか。血族の一員にまで、席をお許しいただけました」
世良アザミ:「身に余る光栄でございます」
世良アザミ:「主の……主命は、わたくしたちのような、者たちにとって、それは絶対です」
世良アザミ:その命に挟む余地も、迷いも。持たざるべきではない。
世良アザミ:それが当然だから。
世良アザミ:暦の上。睦月の次に来るのは如月であることに、疑いを持たないように。
世良アザミ:「主が死ねと仰るのであれば。わたくしは迷いなく命を絶つ」
世良アザミ:「主が、皆様を……殺せと、仰るのであれば」
世良アザミ:「わたくしは……きっと……ええ」
世良アザミ:「でも」
世良アザミ:「きっと、今のわたくしでは」
世良アザミ:「その命に、疑いを持ってしまう」
世良アザミ:「何故?どうして?」
世良アザミ:「と」
世良アザミ:「わたくしは……弱く、なってしまったのでしょうか」
世良アザミ:「伊織様」
如月 伊織:「……」
如月 伊織:「あるいは、そうかもしれんな」
如月 伊織:「仕えるものとして、叶えるものとして」
如月 伊織:「弱くなったと。そう言えるのかもしれん」
如月 伊織:「だが」
如月 伊織:「おれはお前のその弱さ」
如月 伊織:「いいや」
如月 伊織:「優しさを、好ましく思うよ」
世良アザミ:「………」ふ、と笑い。
如月 伊織:「その優しさは、あるいはお前自身を切りつけることになるやもしれんが」
如月 伊織:「それでも、祈ってくれるのだろう」
世良アザミ:「貴方様のお言葉ですと、とても、含蓄が……」
世良アザミ:ふらりと体勢を崩す。今にも地に倒れようと。
如月 伊織:手をのばす。
世良アザミ:「あ」
世良アザミ:「も、申し訳ございません」
世良アザミ:「………」
世良アザミ:「その」
世良アザミ:「不躾ながら」
世良アザミ:「お願いがあるのです」
如月 伊織:「……今のおれに叶えられるものかな」
世良アザミ:「………普段は、その……。摂取しているのですが」
世良アザミ:「此度は……想定より、長く……あの」
如月 伊織:「血か」
世良アザミ:頬に朱が差し、息が荒くなる。口元には牙。
世良アザミ:こくりと頷く。
如月 伊織:「……そうだな」
如月 伊織:「では、呪いと交換だ」
如月 伊織:「その弱さに、蓋してくれるな」
世良アザミ:「………!」
如月 伊織:「お前のその心、凍らせるには惜しい」
如月 伊織:「その燃料になるなら、持っていけ」
世良アザミ:「はっ、……い」
世良アザミ:一度。ぶるりと身を震わせたのち。大きく口を開けて。
世良アザミ:ごくり、と喉を鳴らし。
世良アザミ:男の鍛え抜かれた首筋に、牙を突き立てた。

世良アザミ:感情判定を行いたいです。
GM:どうぞ~
如月 伊織:こっちもかな
世良アザミ:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
世良アザミ:あ、指定特技は呪術!
GM:はあい 
世良アザミ:では
GM:では感情を決めよ
世良アザミ:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
如月 伊織:et 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
世良アザミ:なるほどね……
世良アザミ:まあ……
世良アザミ:愛情で……
如月 伊織:こっちは憧憬に上書きするよ
世良アザミ:で、相談
世良アザミ:今から奥義を使用したいのですが
如月 伊織:はいはい!
如月 伊織:えっ!?
世良アザミ:手持ちの忍具をあげます故
世良アザミ:奥義破りをしていただかないことは
世良アザミ:可能でございましょうか?
如月 伊織:この場合の交換した忍具って
世良アザミ:あ、先程書き忘れていたのですが
如月 伊織:クライマックス戦闘の状況にも引き継がれるっけ?
世良アザミ:奥義の指定特技は《伝達術》になるます
GM:引き継がれますね
GM:あくまで過去なのはシーンの時制だけなので……でいいよね
如月 伊織:まあ破れんことはないけど
如月 伊織:無粋だからやんないよ!
世良アザミ:おそらく……
GM:あくまで過去なのは演出上でゲーム的な処理は通常通り行うって書いてあった
世良アザミ:伊織さんの使命の不都合には……ならないはず
如月 伊織:あいよ!
世良アザミ:なったら土下座します
如月 伊織:そんときゃ爆笑しよう
如月 伊織:やりな!
世良アザミ:では、奥義 【Heartache Debug】。
世良アザミ:追加忍法は【邪視】。
世良アザミ:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
世良アザミ:成功。
世良アザミ:伊織さんが持っている
世良アザミ:錠さんへの感情の消去を希望いたします
如月 伊織:ははあなるほど
GM:ではそう致します。
如月 伊織:おれの感情めちゃくちゃにされてるな!
GM:如月さんは錠さんへの憧憬を失います。
世良アザミ:では
GM:褐色男性の精神は操作されまくりでもうボロボロ
世良アザミ:神通丸をあげます。
system:[ 世良アザミ ] 忍具:2 → 1
如月 伊織:じゃあ……受け取ります
system:[ 如月 伊織 ] 忍具:1 → 2
世良アザミ:ありがとうございました~~~!

世良アザミ:ちくりとした痛みのあと。男の身体に、甘い痺れが広がってゆくだろう。
GM:あっ感情決めてないよ
世良アザミ:ほええ?
高松シンジュ:消去をえらんだからそれでおわりじゃないのん?
GM:あっ決めてた ごめんなさい
世良アザミ:いいぜ!
GM:ありがとうございます~
世良アザミ:ちゃちゃっと済まします! お時間いただいてもうしわけない

世良アザミ:「(あ、ぁ)」
世良アザミ:「(温かい……)」
世良アザミ:「(美味しい……っ!)」
世良アザミ:こくりこくりと真白い喉を小動物のように鳴らし、口を離す。
世良アザミ:はっと我に帰り。唇に付いた、赤い甘露をちろりと舐め。
世良アザミ:燃えるように赤い、その瞳で。
世良アザミ:呪いをかける。
世良アザミ:数刻も経てば。今宵の一幕は。彼の頭から、夢幻のように消え失せるだろう。
世良アザミ:しかし─────

世良アザミ:戦闘の火蓋が切って落とされた刹那。燃える瞳が、辺りの空気を奮わせる。
世良アザミ:彼の秘めたる目的を探る。
世良アザミ:己には。そちらの選択肢もあった。
世良アザミ:狙いが分かれば、共闘という択も生まれるかも知れぬ。
世良アザミ:「けれど」
世良アザミ:しかし。それでも。
世良アザミ:「こんな、想いは。おそらく」
世良アザミ:「初めてです」
世良アザミ:「わたくし、一人だけが」
世良アザミ:「貴方様から、信を置かれていない、等ということは」
世良アザミ:「申し訳ございません、錠様」
世良アザミ:「些か───」
世良アザミ:「堪えました故」
世良アザミ:「伊織様への矛先を。変えられるのはね」
GM:====
GM:では……次は狗炉金さんですね。行動どうぞ
狗炉金:うん!《土竜吼》!
GM:ボエ~
狗炉金:目標は……如月伊織!
如月 伊織:ぎえーっ
GM:判定どうぞ
狗炉金:掘削術で判定
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
如月 伊織:おっと
GM:あ、逆凪ですね
狗炉金:げ
GM:振り直しなどなければ失敗です
狗炉金:いや流石にそれは避けたい!
狗炉金:神通丸使います!
GM:振り直しどうぞ
system:[ 狗炉金 ] 忍具:2 → 1
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
如月 伊織:ひえっ
狗炉金:よっし!
GM:如月さんは《掘削術》で回避どうぞ
如月 伊織:刀術から8で回避します
如月 伊織:2d6>=8 判定:刀術 (2D6>=8) > 9[3,6] > 9 > 成功
如月 伊織:かわした!
GM:やる
GM:攻撃が命中はしてないので狗炉金さんのプロットはそのまま。
GM:では高松さんどうぞ。
高松シンジュ:はあい!
高松シンジュ:奥義を使用します。
GM:!?
狗炉金:なんだなんだ
如月 伊織:みんなスロットルがすごいね
高松シンジュ:奥義『バイバイ、バカな世界』/追加忍法/指定特技は憑依術。
高松シンジュ:使用忍法は勿論【魔界転生】!!!!!!!!!!
如月 伊織:こ、こいつら
室尾 錠:君ら
GM:なんでなんだよ
高松シンジュ:見てるか追加忍法セラピー?これが現代医学の敗北だよ!
世良アザミ:シンジュくん!!!病院に戻ろう!!!!!!
GM:見てらんないよ
GM:判定どうぞ
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:憑依術) (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
高松シンジュ:振りなおすに決まってるよね!!!
高松シンジュ:神通丸!
system:[ 高松シンジュ ] 忍具:2 → 1
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:憑依術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
GM:成功ですね
高松シンジュ:はあはあはあはあ
GM:では生命点を減らしていただいて
GM:ドラマシーンに入ってまいります
高松シンジュ:忍術!へらします
system:[ 高松シンジュ ] 忍術:1 → 0
GM:====
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
高松シンジュ:登場希望は錠さん!
高松シンジュ:シーン表は回想ですよね
室尾 錠:そんな気はしていました
GM:おおっ そうですね
高松シンジュ:KST 回想シーン表(9) > 恐るべき一撃! もう少しで命を落とすところだった……。しかし、あの技はいまだ見切れていない。
高松シンジュ:これ、さっきの縁日の続きにしたいと思ってて
高松シンジュ:射的とかで遊んでていいですか?
GM:いいですよ!
室尾 錠:わー
GM:====
高松シンジュ:「む、外した」
高松シンジュ:地蔵を取り巻く縁日。
高松シンジュ:射的で景品を狙っている。
高松シンジュ:恐ろしく速い銃弾!当たったら死ぬかもしれない。
高松シンジュ:「……私ばかり遊んでる気がする」
高松シンジュ:「さっきも、たくさん私の話を聞いてもらった」
高松シンジュ:「今度は錠の話が聞きたい。好きな言葉とか」
室尾 錠:「そりゃ、遊びは子供の仕事……つうか、特権……」
室尾 錠:「好きな言葉ねえ……」
室尾 錠:「『いいカモ』」
高松シンジュ:「鳥、可愛い」頷いている。
室尾 錠:「かわいいよな、かわいがってやるとうなだれたりして」
高松シンジュ:「うなだれる……なでてほしくて?」
室尾 錠:「もう散々撫でてやったからなあー」
室尾 錠:「服従の印?」
高松シンジュ:「服従」
室尾 錠:「……っと」
高松シンジュ:「錠は服従されると嬉しい?」
室尾 錠:「あー、いや。子供に聞かすもんじゃないな。忘れた忘れた」
高松シンジュ:「忘れるのは難しい」
高松シンジュ:「みんなの言葉、みんな大事」
室尾 錠:「…………そうな」
室尾 錠:「ずーっと聞いて、お勉強してたもんなあ」
高松シンジュ:頷く。
高松シンジュ:「新鮮。みんな物知り」
室尾 錠:「つってもね。たまにこういう、悪いことを教える大人が出てくる」
室尾 錠:「気をつけなよ」
高松シンジュ:「悪いこと……」
室尾 錠:「……なんだかな。俺、純真に弱いのかね……」ぶつぶつ言っている。
高松シンジュ:「でも、知らないと、もっと悪いことになるかもしれない」
高松シンジュ:「だから、悪いことでも、教えてもらえると嬉しい」
室尾 錠:「はあー!? いや、そりゃそうだが」
室尾 錠:「……反面教師とか、そういうのにしなね。俺みたいなのの言葉は」
高松シンジュ:「錠は優しいから」
高松シンジュ:「教師にして大丈夫」
室尾 錠:「優しかねえよ。最悪だよ」
室尾 錠:「そのうち最悪なことして、もっと悪いやつにさらに食いもんにされるさ」
高松シンジュ:「ふーん……」
高松シンジュ:「私は故郷に帰ったら、人間共を食い殺しにくるかもしれないから」
高松シンジュ:「そのときには錠を食べるね」
室尾 錠:目を細める。
室尾 錠:「そら、こっちは抵抗するぜ」
高松シンジュ:「うん」
高松シンジュ:「そういうこと」
高松シンジュ:「錠に悪いことされそうになったら、私も抵抗できる」
室尾 錠:「……そだな。君が強いのはよーく知ってる」
室尾 錠:「抵抗もお互い大変になるだろうよ」
室尾 錠:「大ゲンカだな!」愉快げに笑う。
高松シンジュ:「ふふ……」少し微笑んで。
高松シンジュ:「……でも、本当は錠を頭からバリバリ食べたくない」
高松シンジュ:「だから……そうだな」
高松シンジュ:「錠は、ヨーヨー釣り得意?」
高松シンジュ:「とってくれたら、帰る時も持ってく」
高松シンジュ:「それ見て、錠を食べちゃダメって気持ちを強くする」
室尾 錠:「ほー、じゃあ頑張ってみるか」
室尾 錠:「シンジュちゃんが腹壊したりしないように、ね」
高松シンジュ:こくこく頷く。
高松シンジュ:ヨーヨー釣りの屋台をじっと見つめている。
高松シンジュ:実はちょっと力を使ってヨーヨーが釣りやすいように水を操っている。
高松シンジュ:というところで感情判定をしたいと思います。
高松シンジュ:指定特技は水術!
GM:どうぞ!
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
高松シンジュ:こわすぎ~~~~
高松シンジュ:でも成功!
室尾 錠:うおー
高松シンジュ:感情表をふります!
高松シンジュ:ET 感情表(4) > 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
室尾 錠:ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
高松シンジュ:忠誠!錠好きって言ってたからちょうどいい
室尾 錠:憧憬で取ります、やっぱり純真への憧れがあるな……
高松シンジュ:釣りやすいようにがんばって水を操りながら真剣にヨーヨーの入ったプールを眺めている。
高松シンジュ:「……がんばって」
室尾 錠:「おうよ」糸を垂らす。
室尾 錠:何か、があるのはなんとなく気付いていて、気付かないふりをしている。
室尾 錠:「……取れた」
室尾 錠:真珠色のヨーヨーを引っ張り上げる。
高松シンジュ:「……!!!」
高松シンジュ:「……すごい。ありがとう」
高松シンジュ:「綺麗……」
室尾 錠:「そうだろそうだろ。すごいのよ、俺は」
室尾 錠:まあるいヨーヨーを、手渡してやる。
高松シンジュ:「大事にする」
高松シンジュ:ぽよぽよと手で遊ぼうとして慌てて止める。
高松シンジュ:「破裂したら大変」
高松シンジュ:「大事に、もってく」
高松シンジュ:「ずっともってる」
室尾 錠:「おう、これで大ゲンカはなしで」
室尾 錠:「せいぜい、最強決定戦ってくらいになったかな」
高松シンジュ:「最強決定戦……?」
室尾 錠:どこか、憧れるような目で見て。
室尾 錠:「そ。恨みっこなしのやり取りだよ。それくらいがいい」
高松シンジュ:「……なるほど。甲子園とか、スポーツみたいな」頷いている。
高松シンジュ:「みんな夢中になってる。やったらきっと楽しい」
室尾 錠:「……うん。楽しい。楽しいといいな」
高松シンジュ:「そのときこそ、故郷の力を借りる」
高松シンジュ:「みてて」
高松シンジュ:地面に手をかざす。
高松シンジュ:地面が光り、黒い『何か』がゆっくりと顕現する。
チュートリアルマスコット:「地獄の召喚処へようこそ……」
チュートリアルマスコット:現れた黒い鳥のような何かが厳かに口を開く。
チュートリアルマスコット:「ここでは地獄のヒヨコを召喚することが出来る……何が現れるかはランダムだが」
チュートリアルマスコット:「今回は特別に召喚石を使うことなく召喚させてやろう……」
高松シンジュ:「さっきのチュートリアルマスコットは反抗的だったからアンインストールして呼び直した」
高松シンジュ:「今度こそSSRを引く」
高松シンジュ:というわけで贈物を使用します。
GM:振るがよいですよ~
高松シンジュ:2D6>=6 (判定:異形化) (2D6>=6) > 3[1,2] > 3 > 失敗
高松シンジュ:もうだめだこのガチャ
高松シンジュ:潰れろ!!
GM:ふふ
室尾 錠:おつかれ……
GM:振り直しは……しなさそうですね
高松シンジュ:はい、ふります、ファンブル表を……
GM:ではファンブル表どうぞ
高松シンジュ:FT ファンブル表(4) > 油断した! 術の制御に失敗し、好きな【生命力】を1点失う。
高松シンジュ:戦術で……
GM:シンジュちゃん……
system:[ 高松シンジュ ] 戦術:1 → 0
室尾 錠:あの、元気だしてね
高松シンジュ:「ああーーーっ!?」チュートリアルマスコットがみぞおちを殴る!!
室尾 錠:「まっまた!」
高松シンジュ:「ガチャは……ダメかも……」
室尾 錠:「む、無理すんな、ほんと……」
高松シンジュ:「ギャンブルは……いけないということ……」
高松シンジュ:「これが……反面教師……」
室尾 錠:はっはっは、と笑う。
室尾 錠:「いけないから楽しいんだぜー」
室尾 錠:「反面教師、な」
高松シンジュ:「錠は……腹を殴られるのが楽しい……?」
室尾 錠:俺は殴る側、と言おうとして少し考え。
室尾 錠:「……わたあめ、買ってやっから」
室尾 錠:肩をぽん、と叩いてやる。
高松シンジュ:「!わたあめ」
高松シンジュ:「……うんっ」お腹を抑えながらも、ニッコリ微笑んだ。
GM:====
GM:ではプロット4。錠さんどうぞ。
室尾 錠:はい!
室尾 錠:【巡扇】指定特技は詐術。対象はアザミさんかな……
世良アザミ:まあそうだよな……
GM:どうぞ~
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
室尾 錠:うそん
如月 伊織:おっと
世良アザミ:ファンファンファファファ
GM:あらまあ
室尾 錠:うーん、神通丸
system:[ 室尾 錠 ] 忍具:2 → 1
室尾 錠:振り直します
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功
室尾 錠:よしよし
如月 伊織:アザミさん感情修正いる?
世良アザミ:アザチュウ避けます
如月 伊織:R一回だけど
世良アザミ:え~~と
世良アザミ:目標6なんで
世良アザミ:大丈夫かな
如月 伊織:はいよ
世良アザミ:2D6>=6 (判定:対人術) (2D6>=6) > 11[5,6] > 11 > 成功
世良アザミ:ワハハ
室尾 錠:ちーー
如月 伊織:大丈夫だった
GM:お見事
室尾 錠:以上です
狗炉金:強い
GM:ではプロット2、1d100どうぞ
如月 伊織:1d100 (1D100) > 87
旭・慎:1d100 (1D100) > 35
旭・慎:ぐえー
如月 伊織:こちらからかな
GM:そうですね。如月さんどうぞ!
如月 伊織:まずは獣化を使います
如月 伊織:2d6+1>=5 獣化(判定:異形化) (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
世良アザミ:感情修正……あっ
如月 伊織:いい加減にせい
如月 伊織:どっちにしろいらなかった この値なら
世良アザミ:ウス
如月 伊織:もらった神通丸!
system:[ 如月 伊織 ] 忍具:2 → 1
如月 伊織:2d6+1>=5 獣化(判定:異形化) (2D6+1>=5) > 4[1,3]+1 > 5 > 成功
如月 伊織:あぶないのよ
如月 伊織:そろそろ良くなれ?
GM:集中が……生きた!
如月 伊織:シーン間私の攻撃忍法のダメージに接近戦+1
如月 伊織:接近戦攻撃。対象は旭さん
GM:どうぞ~
旭・慎:なんでそんなことするの
如月 伊織:2d6+1>=5 接近戦攻撃(判定:呪術) (2D6+1>=5) > 5[1,4]+1 > 6 > 成功
如月 伊織:ぎりぎりなのよ
如月 伊織:呪術で回避どうぞ!
GM:運を無駄遣いしてないんだよ
GM:旭さんは《伝達術》から目標値7ですね。
旭・慎:うす
旭・慎:2d6>=7 (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
旭・慎:うーん
旭・慎:奥義切ろう
如月 伊織:なにっ
GM:おお
旭・慎:虚栄逢引心中
旭・慎:効果は絶対防御、判定は意気
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
GM:あ、奥義は振らなくていいんですよ
旭・慎:あ、そうなんや
旭・慎:ありがとうございます
GM:指定特技は、奥義破りする人が使いますので
GM:では接近戦2点は防がれた!
GM:奥義の演出をしていただきましょうか
GM:====
如月 伊織:「さて、どうやら」
如月 伊織:「区切りはお前とだな、慎!」
如月 伊織:突き出した右腕から、呪を帯びた雷撃が放たれる。
旭・慎:男を手玉に取るという矜持のため、多くを学んで実行した。
愛を偽って、見せかけて、魅せて、騙した
愛を学び、恋を学び、実行するために人の心が見えなくなる
自分の心の形すら

旭・慎:敵意を、殺意を、その心を愛と偽った
旭・慎:「ワタシを見てくれるんだね……」
旭・慎:それが愛になると信じていた
旭・慎:何度も、何度も、何度も、偽って、謀って、誤魔化して
旭・慎:全部、全部、全部、全部、全部、全部
旭・慎:「あは」
旭・慎:「あはははははははは!」
旭・慎:受け止めて飲み込めば
旭・慎:本当の愛は見つかるかな
旭・慎:「もっと!」
GM:====
GM:第一ラウンド終了。
如月 伊織:あ、まって!
如月 伊織:旭さんの手番がまだです
GM:完全に忘れてた ごめんなさい
GM:では旭さんどうぞ!
旭・慎:あの、高松さんさ
旭・慎:戦闘不能になりたくないタイプ?
高松シンジュ:なりたくないタイプですね
旭・慎:次のラウンドさ、奥義使ったりしてもいいと思ってるんだけど
高松シンジュ:!ほんとう!?
旭・慎:だからさ、如月クン倒す手伝いして欲しいなぁ
如月 伊織:そうくるかぁ
高松シンジュ:なるほど!おっけ~!
高松シンジュ:一緒に甲子園いこうね!
GM:共闘ですねえ!!
如月 伊織:シンジュ君それ
如月 伊織:最終的な勝ち見えるか?
高松シンジュ:???
GM:まあ乗るなら乗るで
GM:旭さん行動どうぞ
如月 伊織:このお姉さんいうて私優先的に狙うでほっといても
高松シンジュ:頑健と災雷の時点で
高松シンジュ:私にも伊織を殴る理由がある……
如月 伊織:まあ噛み合わせ悪いからな~
如月 伊織:しゃーないか
旭・慎:じゃあ凶手 判定は骨法術
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
旭・慎:クリティカルー2
GM:いいですねえ
旭・慎:旗魚、対象は如月さん。指定は九ノ一の術
旭・慎:クリティカルは9
GM:【爪紅】でコストは足りてるぜ! どうぞ
旭・慎:2d6
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
旭・慎:あ、クリじゃない
GM:普通の成功ですね。如月さんは《九ノ一の術》で回避どうぞ
如月 伊織:はいはい!
如月 伊織:遊芸から6
如月 伊織:2d6>=6 判定:遊芸 (2D6>=6) > 7[1,6] > 7 > 成功
如月 伊織:よし
GM:おっ上向いてきたか……?
旭・慎:ふぐー
GM:ではいいかな?
旭・慎:OK
GM:ラウンド終了、終了時は、行動無さそうですね。
GM:====
system:[ GM ] がダイスシンボルを2 に変更しました。
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットどうぞ
世良アザミ:プロOK
高松シンジュ:プロ前なしプロットOK!!
室尾 錠:OKOK
狗炉金:プロット完了!プロット前無し
旭・慎:OK
如月 伊織:オッケー!
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 如月 伊織 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 高松シンジュ ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

○戦場:
<プロット4>
(狗炉金、慎、錠、アザミ)
<プロット3>
(シンジュ、伊織)

世良アザミ:密です!
室尾 錠:ぎゅうぎゅう
高松シンジュ:牛牛
GM:ではプロット4,1d100どうぞ
世良アザミ:1d100 (1D100) > 75
室尾 錠:1d100 (1D100) > 15
狗炉金:1d100 (1D100) > 36
旭・慎:1d100 (1D100) > 66
世良アザミ:わたくしですね。
GM:ではアザミさんどうぞ
世良アザミ:錠さんに提案します。
世良アザミ:大変心苦しくはありますが
世良アザミ:頑健持ちのクロちゃん、ないし伊織さん(こちらは錠さんは元々狙わないかもだけど)
世良アザミ:の
世良アザミ:頑健、ないしある程度生命点が削れるまで
世良アザミ:お互い、殴らないのはいかがでしょう。
室尾 錠:ほほう
世良アザミ:断る場合、接近冷血2点の雨がふりそそぎます。
世良アザミ:呪術です。
室尾 錠:なるほどね♡
室尾 錠:殴らないだけでいいのね?
室尾 錠:アザミさんを
世良アザミ:なんか意味深だな…
世良アザミ:まあでも、そうですね。お互い攻撃忍法で狙わない感じがのぞましいかな
室尾 錠:頑健メンツの生命点ある程度削れるまで、了解
世良アザミ:ウス
GM:纏まったかな?では殴り合え!
世良アザミ:では【接近戦攻撃】を、そうだな~~~狗炉金さんだ!ごめんなあ!
世良アザミ:指定特技《呪術》!
世良アザミ:2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
狗炉金:アザミィ……
世良アザミ:冷血は通らないので、接近1点ですね。
世良アザミ:すまんのう……
狗炉金:判定します暗号術で9
狗炉金:2D6>=9 (2D6>=9) > 7[2,5] > 7 > 失敗
GM:接近戦1点ですね
狗炉金:頑健1点削れるぜ!
世良アザミ:では
世良アザミ:【吸精】を使用。
世良アザミ:2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 5[2,3]+1 > 6 > 成功
世良アザミ:指定特技死霊術でした。器術回復。
system:[ 世良アザミ ] 器術:0 → 1
世良アザミ:手番終わりです。
system:[ 狗炉金 ] 頑健:2 → 1
system:[ 狗炉金 ] 頑健:2 → 1
GM:では旭さんどうぞ。
旭・慎:凶手 骨法術
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
旭・慎:OK
旭・慎:旗魚、九ノ一の術
旭・慎:対象は交渉(ゆすり)したし如月さん
如月 伊織:こわいよー
GM:どうぞ!
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
如月 伊織:げーっ
旭・慎:これはクリ
GM:お、スぺ
高松シンジュ:クリティカル!
世良アザミ:スペちゃああああん!!!
高松シンジュ:スペシャルだった 呼び名が
旭・慎:回復するとこないけどな
GM:クリティカルだとクリティカルヒットと混同しちゃうからね
世良アザミ:感情修正いる?
如月 伊織:とりあえずダメージ見てから
如月 伊織:やばかったらほしい
世良アザミ:ウス
GM:そうですね、旭さんは1Ⅾ6どうぞ
旭・慎:1d6 (1D6) > 3
世良アザミ:痛いねえ!
如月 伊織:もらえるかなー
旭・慎:ねぇ、アザミ……
GM:射撃3点! 強そうだね
世良アザミ:なあに
旭・慎:アザミさぁ……
旭・慎:まぁいいや、回避かな
如月 伊織:はーい
世良アザミ:すまんのう
世良アザミ:+1や
如月 伊織:遊芸かな
如月 伊織:2d6+1>=6 判定:遊芸 (2D6+1>=6) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
如月 伊織:かわした!助かる!
GM:当たらなければスぺシャルもしていないのと同じね
旭・慎:遁甲符
GM:なんと
如月 伊織:もう一回か!
世良アザミ:なるほどねえ!
system:[ 旭・慎 ] 忍具:2 → 1
如月 伊織:2d6+1>=6 判定:遊芸 (2D6+1>=6) > 12[6,6]+1 > 13 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
如月 伊織:はっはっは
世良アザミ:草
旭・慎:なんで!
GM:すごい!
旭・慎:アザミィ……
世良アザミ:ニャン……
GM:アザミさん関係ないw
如月 伊織:全快なので回復はなし
GM:では次だ! 狗炉金さんどうぞ
狗炉金:手番、《裏コード!》
如月 伊織:わーん
狗炉金:喰らえ、伊織!
GM:判定どうぞ
狗炉金:暗号術で
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
如月 伊織:成功しちゃったか 器術削ります
system:[ 如月 伊織 ] 器術:1 → 0
GM:狗炉金さんは続けて行動どうぞ
狗炉金:ピピっ
狗炉金:《土竜吼》、対象は……こっちも伊織だ!
狗炉金:掘削術で判定
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
如月 伊織:回避!
如月 伊織:2d6>=8 判定:刀術 (2D6>=8) > 6[3,3] > 6 > 失敗
如月 伊織:ううむ、無理か
如月 伊織:頑健一つ!
system:[ 如月 伊織 ] 頑健:2 → 1
GM:お、命中
GM:では狗炉金さんは如月さんのいるプロット3に移動。
狗炉金:プロット3になったらまた手番になる!
GM:そういうこと。
GM:では次ですね。室尾さんどうぞ
室尾 錠:はい。【接近戦攻撃】指定特技は手練。対象は……悪いがシンジュちゃんで
高松シンジュ:ぴえ~
室尾 錠:集中はつかないんだよな。判定します
室尾 錠:2D6>=5 (判定:手練) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
如月 伊織:ふえっ
世良アザミ:!?
室尾 錠:ここで
世良アザミ:錠……
高松シンジュ:エーン
世良アザミ:そういう……性癖……だったのか?
旭・慎:女殴るときに本気出すな
室尾 錠:さんざんだな
室尾 錠:えーと、1d6ですか?
GM:そうですね!
室尾 錠:1d6 (1D6) > 2
室尾 錠:接近戦3ダメージ
GM:やっぱり少女を殴るときには本気なんだよな……
高松シンジュ:こわすぎ~~回避します
室尾 錠:風評……
高松シンジュ:錠修正くれない?
室尾 錠:なんで?(素)
高松シンジュ:女が殴られたら可哀想だから……
高松シンジュ:避けます
高松シンジュ:2D6>=8 (判定:水術) (2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗
高松シンジュ:えーん
旭・慎:いる?
高松シンジュ:いる~~!
旭・慎:じゃあ、ワタシのこと愛してね
旭・慎:虚栄逢引心中
高松シンジュ:シンのことも大好きだよ♡
GM:奥義破り参加する方は先宣言どうぞ 指定特技は意気です
旭・慎:二番じゃヤだ!!!!
室尾 錠:破ります
如月 伊織:破ります
高松シンジュ:勿論やぶらない!
世良アザミ:あ~~~~~
世良アザミ:破るか……
高松シンジュ:みんな女が殴られて興奮するタイプ?
世良アザミ:そげなことは……
狗炉金:ここはやめておこう
GM:では判定どうぞ!
世良アザミ:2D6>=8 (判定:死霊術) (2D6>=8) > 11[5,6] > 11 > 成功
室尾 錠:2D6>=5 (判定:意気) (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
如月 伊織:2d6>=7 判定:言霊術 (2D6>=7) > 3[1,2] > 3 > 失敗
如月 伊織:おうちっここで
GM:逆凪ですねえ!
高松シンジュ:成功すな~~~!
旭・慎:ごめんね……
高松シンジュ:ううん、ありがとう!
旭・慎:これが火術なら……
GM:とりあえずシンジュちゃんは接近戦2点どうぞ。
高松シンジュ:2d6 (2D6) > 11[5,6] > 11
如月 伊織:あ、妖術消えた
高松シンジュ:戦術と妖術……妖術ぅ!?
世良アザミ:はわわ……
GM:はわわ……
室尾 錠:ではここでなんですが
高松シンジュ:戦術は消えてるのでぇ……器術かな
system:[ 高松シンジュ ] 器術:1 → 0
system:[ 高松シンジュ ] 妖術:1 → 0
室尾 錠:奥義使用します。
如月 伊織:うおっ
室尾 錠:『弦の上で踊れ(フィドル・ディー・ディー)』効果は追加忍法。
室尾 錠:使用する忍法は【天眼】。指定特技は詐術。
GM:なんだってえ
GM:奥義破りできるのは、如月さんとアザミさん!
GM:します?
世良アザミ:あれ
世良アザミ:わたくし見たっけ?
GM:感情共有
室尾 錠:感情で伝わってるはず
如月 伊織:感情で流れた
世良アザミ:あ~~~~~
如月 伊織:私は破らない
室尾 錠:でも、そんなメリットあります?
世良アザミ:ごめん天眼のデータ見ていい?
室尾 錠:対象の情報を抜けます
GM:攻撃成功時対象の秘密獲得
室尾 錠:秘密
世良アザミ:あ~~~~ね
世良アザミ:え~~とそうですね
世良アザミ:破りません。
室尾 錠:じゃあ通しかな、判定します。対象はシンジュちゃんの秘密で
GM:どうぞ~
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 4[1,3]+1 > 5 > 成功
室尾 錠:あぶね
世良アザミ:あ
GM:凪
世良アザミ:出目4?
室尾 錠:あ
GM:はい
高松シンジュ:ナギナギしてきた
室尾 錠:はいはーい
室尾 錠:お疲れ様でしたーーー以上です!
GM:振り直しは無さそうですね……
GM:ではプロット4終了。
GM:室尾さんと……如月さんは逆凪に。
如月 伊織:厳しいねえ!
GM:ではプロット3、1d100どうぞ!
高松シンジュ:1d100 (1D100) > 33
狗炉金:1d100 (1D100) > 90
如月 伊織:あ、ごめん!私もか!
如月 伊織:1d100 (1D100) > 4
如月 伊織:1d100やぞ?
GM:2d6振るな
GM:では狗炉金さん!
狗炉金:では《交叉》を!
狗炉金:対象はもちろん逆凪の伊織~!
狗炉金:刀術で判定
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
如月 伊織:マジかよ
高松シンジュ:私以外出目よすぎない?
世良アザミ:PC1け?
GM:ええ!?
GM:では狗炉金さんはまず【頑健】1点回復してもろて……1Ⅾ6をどうぞ。
狗炉金:ウオオオオ!
system:[ 狗炉金 ] 頑健:1 → 2
狗炉金:1D6 (1D6) > 5
如月 伊織:流石にそりゃきつい
GM:接近戦5点ヤバ
如月 伊織:奥義を使用します。
狗炉金:やはり……!
如月 伊織:■奥義
《龍神降臨》
指定特技 :呪術
エフェクト:絶対防御
効果・演出:本性を表す。龍の鱗を貫けるものなどない。

如月 伊織:絶対防御。4点軽減して1点
system:[ 如月 伊織 ] 頑健:1 → 0
狗炉金:1点通せただけ上出来か!
GM:上出来すぎる
GM:では高松さんどうぞ!
高松シンジュ:はい!
高松シンジュ:まずは兵糧丸で妖術を回復。
高松シンジュ:そして奥義!
如月 伊織:げげっ
高松シンジュ:奥義『バイバイ、バカな世界』/追加忍法/指定特技は憑依術。
高松シンジュ:使用忍法は【痛打】!
高松シンジュ:特技は水術。
system:[ 高松シンジュ ] 妖術:0 → 1
GM:破る人手あげて!
如月 伊織:たすけて~
旭・慎:ワタシ破ったら嘘つきになるからしない
高松シンジュ:シン……♡
世良アザミ:しょうがねえな~~~
旭・慎:愛してくれる?
世良アザミ:破っチャオ
高松シンジュ:シン大好きだよ~♡
室尾 錠:凪だった
狗炉金:破ってみるか!
高松シンジュ:マジ!?痛打行く先如月さんだよ!?
GM:とのことですが
狗炉金:じゃあやめとこ……
如月 伊織:狗炉金~
GM:ではアザミさんどうぞ
世良アザミ:ソロカツ!はじまります
世良アザミ:2D6>=6 (判定:呪術) (2D6>=6) > 3[1,2] > 3 > 失敗
世良アザミ:クソなの
如月 伊織:どんまい!
GM:縄無くて良かったね
GM:ではシンジュちゃんどうぞ!
高松シンジュ:でも実は……スペチェなんだよね
高松シンジュ:2D6>=12 (判定:毒術) (2D6>=12) > 7[1,6] > 7 > 失敗
如月 伊織:ああ、だいぶ削れてるから
世良アザミ:ああ……
GM:えっ謀術残ってないの
高松シンジュ:だがまだ痛打がやられただけ!本行動はここからよ
高松シンジュ:その毒術でふったの!
GM:ん?待って待って
世良アザミ:追加忍法だから
世良アザミ:憑依術じゃない?
高松シンジュ:あ!?
GM:奥義の指定特技《憑依術》ですよね
高松シンジュ:追加忍法にわかだから
世良アザミ:精進せよ
GM:妖術回復してたからふれると思うよ!
高松シンジュ:じゃあ成功してる!
GM:追加忍法ニュービーには優しくしてやろう
高松シンジュ:アリガト……成功で平気?
如月 伊織:どうぞどうぞ
GM:許してくれてるからいいよ!
高松シンジュ:ありがと♡優しく殴るね
高松シンジュ:【血旋渦】対象は如月さん!
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:異形化) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功
高松シンジュ:はあはあ成功!
如月 伊織:接近戦2点受けます
如月 伊織:六面2つ!
如月 伊織:2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7
GM:ボコボコになってる……
如月 伊織:うえー、厳しいとこを
system:[ 如月 伊織 ] 体術:1 → 0
system:[ 如月 伊織 ] 戦術:1 → 0
高松シンジュ:以上です!このプロットの行動はね
GM:では、如月さん行動ありますか?
如月 伊織:ないよ!
GM:じゃあ絶対防御の演出だけお願いします。
GM:====
狗炉金:あらゆる忍具をハッキングするコードで敵の動きを止め
狗炉金:爆筒により攻撃しながら地中に潜り
狗炉金:背後から苦無を突き立てる……機械化された、最高率のコンボを、如月伊織に向ける
如月 伊織:──鋭い。
如月 伊織:狗炉金という男の刃。味方にすれば頼もしかったが、敵に回すとこれほど恐ろしいか
如月 伊織:いや、あるいはこれも、思いの力というものか。
如月 伊織:彼の祈りが、これほどまでに鋭く刃を磨き上げたか。
如月 伊織:その願いが叶ってほしいと。思うと同時に
如月 伊織:負けられぬと、心から思うことがある。
如月 伊織:「……ああ」
如月 伊織:『狗炉金と慎に蹴られるのは、嫌だ』
如月 伊織:……それだけか?己の中にあるのは
如月 伊織:「だけでも、ない、なぁ!」
如月 伊織:苦無が、背中に突き立つ。──驚くほど、浅く。
如月 伊織:破けた羽織から、地に濡れた浅黒い肌と
如月 伊織:銀の鱗。龍神の鱗。
如月 伊織:「──ははっ!本気で本性を出して、貫かれるのは久しぶりだ!」
如月 伊織:「見事、と。称えるが……ああ」
如月 伊織:「おれも、少々……いや」
如月 伊織:「多大に、一番とやら。興味があるなあ!」
如月 伊織:楽しそうに、嬉しそうに、叫ぶ。
GM:====
GM:ラウンド終了。何か行動ある方は!
高松シンジュ:はい!
高松シンジュ:誘導!!
世良アザミ:まちな
高松シンジュ:なにっ
如月 伊織:おっと
GM:なにっ
世良アザミ:痛打ってコストないの?
GM:1ですね
如月 伊織:あ、そっか
世良アザミ:で、血旋やってたよね?
高松シンジュ:つ……追加忍法のプロ!
高松シンジュ:本当じゃん!
世良アザミ:誘導のコストは……2!
高松シンジュ:ダメですね!ひっこんでます
如月 伊織:さすがプロだ 違うなあ
世良アザミ:足りないぜ~~~!! ケヒャ~ッ!
GM:流石追加忍法のプロ! ありがとうございます!
狗炉金:追加忍法メイド…!
GM:じゃあ……何もなしかな
高松シンジュ:なし!すみません!
GM:は~い
GM:ラウンド終了
GM:====
system:[ GM ] がダイスシンボルを3 に変更しました。
GM:【第三ラウンド】
GM:プロットお願いします。
世良アザミ:プロOK
旭・慎:OK
高松シンジュ:OK!!
如月 伊織:オッケー!
室尾 錠:OK
狗炉金:OKOK!
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 高松シンジュ ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 如月 伊織 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

○戦場:
<プロット4>
(狗炉金、慎、シンジュ)
<プロット3>
(錠、アザミ、伊織)

GM:では、プロット4、1d100どうぞ!
高松シンジュ:1d100 (1D100) > 58
旭・慎:1d100 (1D100) > 20
狗炉金:1d100 (1D100) > 66
GM:出目いいですね 狗炉金さんどうぞ
狗炉金:いくぜ、まずは裏コード!
狗炉金:対象は……慎!
狗炉金:暗号術で
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
旭・慎:なに
system:[ 旭・慎 ] 器術:1 → 0
旭・慎:いいよ、ワタシの器術、あげるね……
狗炉金:ピピッ
system:[ 高松シンジュ ] 忍具:1 → 0
狗炉金:では《交叉》で攻撃 対象は諸事情により慎だ……
旭・慎:いいよ……受け止めてあげる……
狗炉金:刀術で
GM:事情~
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
GM:どうぞ!
GM:出目いいね!?
旭・慎:骨法からで6
狗炉金:戦いにおいてはやっぱり優秀なのだ
GM:回避どうぞ!
旭・慎:2d6>=6 (2D6>=6) > 4[1,3] > 4 > 失敗
如月 伊織:おっと
旭・慎:ふ、は、はははは
狗炉金:凪!
世良アザミ:ああ~……!
旭・慎:いいよぉ
狗炉金:接近戦ダメージ2点!
高松シンジュ:私たぶんもう伊織さん殴れないから
旭・慎:2d6 (2D6) > 8[2,6] > 8
高松シンジュ:好きに絶対防御とか使ってね!
旭・慎:体術と妖術かな
GM:使わないようですね。
GM:そうですね、体術と妖術
system:[ 旭・慎 ] 体術:1 → 0
system:[ 旭・慎 ] 妖術:1 → 0
GM:で、プロット4終了時に逆凪なので、まだ行動はできます。
GM:だが先に動くのはシンジュちゃんだ!
高松シンジュ:へへっ
高松シンジュ:まずは奥義!
高松シンジュ:奥義『バイバイ、バカな世界』/追加忍法/指定特技は憑依術。使用忍法は【痛打】!
高松シンジュ:破られなかったりするかしら
室尾 錠:破りますね
世良アザミ:破りましょう。
高松シンジュ:錠さんを殴る予定でいます
狗炉金:破らずにいよう
如月 伊織:……破るか!
室尾 錠:しってる……
世良アザミ:かわうそ……
如月 伊織:あ、ちょっとまって
旭・慎:助けてもらったから見逃すね
如月 伊織:指定特技何ですっけ
世良アザミ:憑依術?
高松シンジュ:憑依術!
GM:《憑依術》ですね
如月 伊織:憑依なら近いか 振ります
GM:3人かな?どうぞ!
世良アザミ:2D6>=6 (判定:呪術) (2D6>=6) > 10[5,5] > 10 > 成功
室尾 錠:2D6>=7 (判定:瞳術) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
如月 伊織:2d6+1>=6 判定:呪術 (2D6+1>=6) > 12[6,6]+1 > 13 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
如月 伊織:ははは
高松シンジュ:しょ、しょんな
世良アザミ:ゆり戻ってない?
GM:揺り戻しえぐいな
如月 伊織:極端なのよ!
高松シンジュ:どこ回復する?
如月 伊織:体術を回復します
system:[ 如月 伊織 ] 体術:0 → 1
GM:はーい
高松シンジュ:じゃあ本行動!
高松シンジュ:【血旋渦】対象は錠さん!
GM:どうぞ~
高松シンジュ:2D6>=5 (判定:異形化) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗
高松シンジュ:???????????????????
室尾 錠:おつ
世良アザミ:シンジュちゃん……
如月 伊織:あらら
GM:し、シンジュちゃん……
高松シンジュ:ク~ン……凪って終了
GM:では旭さんどうぞ!
旭・慎:うーん
旭・慎:とりあえず凶手
旭・慎:の、前に
旭・慎:兵糧丸で体術回復
system:[ 旭・慎 ] 体術:0 → 1
system:[ 旭・慎 ] 忍具:1 → 0
旭・慎:凶手 骨法
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
旭・慎:旗魚 如月さん……倒せなさそ~
GM:どうぞ!
旭・慎:指定は九ノ一の術
旭・慎:2d6>=5
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
旭・慎:クリった
如月 伊織:げー、また!
GM:うおっスぺ
旭・慎:器術を回復
高松シンジュ:スペシャル!
世良アザミ:やるな~~~~!
GM:クリティカルじゃないって! スペシャルね!!
旭・慎:スペちゃんか
旭・慎:1d6 (1D6) > 5
GM:回復していただいたところで、1Ⅾ6どうぞ
世良アザミ:ワハハ
GM:つっよ
如月 伊織:君等殺意高いよ!
如月 伊織:感情修正お願い!
GM:如月さんは5点喰らわないといけないさだめなんか
system:[ 旭・慎 ] 器術:0 → 1
世良アザミ:あげませ……あげます!
世良アザミ:+1どうぞ
室尾 錠:これ自分からはあげられるんですっけ
旭・慎:アザミ……キミモカイ……
如月 伊織:くれるの!?
高松シンジュ:感情消されたからダメじゃない?
室尾 錠:そっかあ
GM:そうだね
室尾 錠:だめだってー
世良アザミ:ごめ~んピ☆
如月 伊織:気持ちだけでもありがたいよ
如月 伊織:2d6+1>=6 判定:遊芸 (2D6+1>=6) > 2[1,1]+1 > 3 > ファンブル
世良アザミ:?
高松シンジュ:あっ
如月 伊織:お前……
GM:本人認証
如月 伊織:絶対防御を宣言。呪術!
世良アザミ:極端か?
高松シンジュ:本人認証笑った
GM:破る人!
高松シンジュ:やぶっちゃお~~~!!!
高松シンジュ:まだ凪じゃないから~~!
狗炉金:よかった ちゃんとサムトーさんだった
旭・慎:破る破る破る
如月 伊織:流石にこりゃきつい
世良アザミ:コレ通ったら死にますね。
世良アザミ:いっそ破っちゃおうかな
世良アザミ:うそです。しないです。
室尾 錠:呪術はちょっと遠めだな……
GM:他は?
高松シンジュ:しかも回想つけちゃお~~~!何故ならもう死にそうだから 私が
狗炉金:こんなに破るなら……しなくていいか
旭・慎:伝達で7
室尾 錠:自分はなし
GM:じゃあ二人で、シンジュちゃんは回想使用ですね
高松シンジュ:はい!
旭・慎:2d6>=7 (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
如月 伊織:ぐえーっ
高松シンジュ:2D6+3>=6 (判定:憑依術) (2D6+3>=6) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
旭・慎:スぺちゃん
GM:ゴリゴリいくやん
世良アザミ:グッドファイト
高松シンジュ:ん、スペシャルではない……よね?
如月 伊織:5点ダメージ!
旭・慎:スぺではない
如月 伊織:残った忍具使っても耐えられないね!倒れます!
如月 伊織:見事!あとは任せた!
GM:お見事でした
世良アザミ:わたくしのかつとこみてて
如月 伊織:見てるよ
GM:では、プロット4終了。シンジュちゃんと旭さんが逆凪。
GM:回想の演出をしていただきます
GM:====
高松シンジュ:高松シンジュ。それは人間共のつけた名前。
高松シンジュ:本当の私の名前は、バフォメット。
高松シンジュ:種族名。個体を識別する必要はない。
高松シンジュ:私たちは一であり全。全であり一。
高松シンジュ:『私たち』にかけられた呪いを解くために、人間共の世界に来た。
高松シンジュ:騙されてる事なんて知らないで、パパもママも優しくて。
高松シンジュ:いずれは人間共の敵になるのに、みんな私に優しくて。
高松シンジュ:バカみたい。
高松シンジュ:バカみたいに……好きになってしまった。
高松シンジュ:しばらくは、帰らなくていいかもしれないなんて。
高松シンジュ:そう思いながらも、故郷の力を使ってしまう。
高松シンジュ:だって、最強決定戦は、全力でやらないと楽しくないから。
高松シンジュ:妖魔の力も持っているのが、高松シンジュだから。

PC3の【秘密】
今回の任務は厳しく、何度も命の危機があった。
だからこそ、障害を突破する戦闘力に明晰な頭脳、他者のフォローも忘れない気遣い、そして悪を打ち倒した正義心……”アイツ”が背中を預けるに足る忍びであるということも確信となったのだ。
”アイツ”とは今後も、流派の垣根すら超えた戦友になりたいとあなたは考えている。
────のだが、任務後半は怒涛の展開すぎてぜんぜん話す暇がなかった。このままでは任務が終了して解散になってしまう!
”アイツ”の方はと言えば焦っている様子が無いのも気に食わない。
自分こそが一番の戦友であると認めさせてやる!

あなたはメインフェイズの開始直前にPCを一人”アイツ”として選ぶ。
あなたの【本当の使命】は、”アイツ”と互いにプラスの感情を結んでいる状態でセッションを終了することだ。
ただし、セッション終了時に”アイツ”があなた以外にプラスの感情を結んでいる場合、【使命】は不達成となる。

高松シンジュ:錠の最高の戦友は、私。
高松シンジュ:真珠色のヨーヨーが頭の中で跳ねる。
高松シンジュ:「……全力」
高松シンジュ:自分で呟いた言葉は己の心の錠を外す。
高松シンジュ:高松シンジュの姿が本来の妖魔のものへと変化する。
高松シンジュ:そして睨む。竜の力で己の身を守ろうとする如月伊織を威圧する!
如月 伊織:「……ふ、はっ」
如月 伊織:笑みがこぼれた。
如月 伊織:小さな神と崇められ、龍である男が。
如月 伊織:背筋に走った怖気に、笑った。
如月 伊織:それは、致命的な硬直。
如月 伊織:その隙を、見逃す者たちではない。
如月 伊織:「……ははっ」
如月 伊織:今度は、呵呵と笑ってみせる
如月 伊織:「ああ、やはり」
如月 伊織:「お前たちは、すごいなあ……!」
如月 伊織:龍が、墜ちる。
GM:====
GM:プロット4、1d100どうぞ
世良アザミ:1d100 (1D100) > 27
室尾 錠:1d100 (1D100) > 71
GM:室尾さんからどうぞ!
室尾 錠:はあい
室尾 錠:【接近戦攻撃】指定特技は手練。対象はシンジュちゃん
高松シンジュ:錠……やっぱり自分を慕う女を殴るのが趣味なんだ……
室尾 錠:あ、まちがえた
室尾 錠:【巡扇】指定特技は詐術。対象はやっぱりシンジュちゃん、こっち!
室尾 錠:こっちじゃないと集中が乗らなかった
GM:どうぞ~
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 4[2,2]+1 > 5 > 成功
室尾 錠:あぶな
高松シンジュ:凪だからあたるよ!
GM:集中が……活きてる!!!
世良アザミ:持っててよかった集中
室尾 錠:では射撃戦、揺らしの分含めて2ダメージかな
GM:では絶対防御などなければ 射撃2点
高松シンジュ:チラッ……
高松シンジュ:チラッ……
室尾 錠:エニグマ、解除しよ?
高松シンジュ:絶対防御とか……チラッ
室尾 錠:そっちじゃない? 先は
高松シンジュ:まあなさそうなので受けます。脱落!
GM:はあい
system:[ 高松シンジュ ] 謀術:1 → 0
system:[ 高松シンジュ ] 妖術:1 → 0
室尾 錠:お疲れ様!
世良アザミ:グッドファイト
GM:ではアザミさんどうぞ
世良アザミ:二人脱落したので
世良アザミ:地蔵の解除条件をおきかせねがいたいです
GM:まだ同プロットだから……
GM:厳密には脱落してません
狗炉金:なるほどね
世良アザミ:あ~~~なるほど同プロ
世良アザミ:う~~~ん
世良アザミ:【鎌鼬】を……狗炉金くんにかな。
世良アザミ:《縛術》です。
旭・慎:アザミ……!
世良アザミ:2d6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
狗炉金:縛られてしまう!
世良アザミ:-1修正で回避どうぞ~
旭・慎:すごいよアザミ!
世良アザミ:ウフフ
GM:狗炉金さんは回避どうぞ
狗炉金:やってやる!掘削術で代理判定
狗炉金:2D6>=12 (2D6>=12) > 6[3,3] > 6 > 失敗
世良アザミ:ワハハ!射撃戦1ダメです。
狗炉金:だめだやっぱ!
狗炉金:1D6 (1D6) > 4
世良アザミ:あっ頑健じゃないんだ
GM:射撃戦なので好きなところ選んで
狗炉金:頑健が削れます
世良アザミ:ぺちっ
system:[ 狗炉金 ] 頑健:2 → 1
GM:クソ雑魚がよ……
世良アザミ:グスグス
GM:さて、プロット3終了ですね
GM:シンジュちゃんは戦闘脱落になりまして、脱落者が二名になりましたので、【エニグマ】の解除条件が公開されます。

「縁結び地蔵」の【解除条件】
《解除条件:人身御供》
”縁結び地蔵”は人を結びつける本当の神通力を持っていた。しかし力を利用しておきながら、他ならぬ”縁結び地蔵”は大事に祀られもせず、独りのままだ。地蔵は荒神”縁切り道祖”と化して、あなたたちの妬みの感情を増幅させているのだ。
あなたたちの中に倒れたものがいることで、少し気を良くしているが、彼または彼女に寄り添う物がいなければ怒りが鎮まることは無い。

戦闘から脱落していないキャラクターはいつでも「人身御供になる」ことを宣言できる。宣言したキャラクターは弱点【異端】(基本p125)を獲得する。(功績点も獲得できる)
誰かが「人身御供になる」ことを宣言した場合、この【エニグマ】は解除される。

またこの【エニグマ】が解除されている場合、【秘密】に「セッション終了時に(特定のキャラクター)があなた以外にプラスの感情を結んでいる場合、【使命】は不達成となる。」という記載があるキャラクターは、その記述を削除することができる。

GM:ラウンド終了。
GM:====
system:[ GM ] がダイスシンボルを4 に変更しました。
GM:プロットお願いします。
狗炉金:プロット前なし、プロット完了!
旭・慎:OK
世良アザミ:プロOK
室尾 錠:OK
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

<プロット4>
(狗炉金)
<プロット3>
(慎、錠、アザミ)

狗炉金:4は俺だけだな!
GM:ではプロット4、狗炉金さんどうぞ
狗炉金:じゃあ《裏コード》を
狗炉金:アザミに!
世良アザミ:ギャピ~ッ!
狗炉金:ピピッ
狗炉金:器術を失ってね
世良アザミ:判定して♥
狗炉金:暗号術で!
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
GM:では通りましたね。続いて行動どうぞ。
世良アザミ:ひ~ん
system:[ 世良アザミ ] 器術:1 → 0
狗炉金:《土竜吼》、これもアザミに!
狗炉金:掘削術で
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
世良アザミ:ん~ スペチェックだな……
世良アザミ:凪怖いんで回避放棄します。
世良アザミ:1d6 (1D6) > 6
世良アザミ:妖 術
system:[ 世良アザミ ] 妖術:1 → 0
狗炉金:ではプロット3に移動
GM:はい。
GM:ではプロット3,1d100どうぞ。
世良アザミ:1d100 (1D100) > 95
狗炉金:1d100 (1D100) > 97
室尾 錠:1d100 (1D100) > 58
旭・慎:1d100 (1D100) > 76
GM:狗炉金さんどうぞ
狗炉金:次も俺のターン!
狗炉金:《交叉》で……アザミを!
世良アザミ:オイオイオイ
GM:出た! クロガネさんの必殺ラッシュだ!
狗炉金:刀術で!
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
世良アザミ:っぶね~~~ッ
GM:おおっと
狗炉金:くっ……揺り戻しが来たか 凪ってはいない
狗炉金:失敗!
狗炉金:以上です
GM:ではアザミさん!
世良アザミ:は~~い
世良アザミ:【接近戦攻撃】で狗炉金さんですね。は指定特技は《呪術》なんですが
世良アザミ:潰れてるんで《伝達術》で代用判定。
世良アザミ:2D6>=7 (判定:伝達術) (2D6>=7) > 6[2,4] > 6 > 失敗
世良アザミ:おしまいで~~~す
GM:あらら
GM:では旭さんどうぞ!
旭・慎:凶手 骨法
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
旭・慎:よし、旗魚。クロガネさん狙い
狗炉金:ひ~ん
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
旭・慎:スペちゃん
世良アザミ:また!?
GM:めっちゃスぺ出すやん!!
system:[ 旭・慎 ] 妖術:0 → 1
旭・慎:1d6 (1D6) > 6
世良アザミ:ええ……
旭・慎:OK
狗炉金:ぎゃ~~~~~っ
GM:殺意たっっか
室尾 錠:まじで
GM:《九ノ一の術》で回避どうぞ
狗炉金:暗号術で代理!
狗炉金:2D6>=8 (2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗
GM:6点じゃな……
狗炉金:仕方ない……ここは奥義を切ります!
GM:おおっ
旭・慎:なーんで!
狗炉金:斜歯具足・Mk-Ⅶ/絶対防御
GM:追加忍法じゃ……ない!
世良アザミ:カッチカチやぞ!
狗炉金:4点軽減!
GM:それでも2点貫通なので減らしてください
旭・慎:アザミ……アザミ……
狗炉金:ウン
世良アザミ:どうしようもねえよ!
旭・慎:これ僕が選ぶんでしたっけ
GM:受けた側ですよ~
狗炉金:頑健が1つ削れて
system:[ 狗炉金 ] 頑健:1 → 0
狗炉金:妖術を減らします!
system:[ 狗炉金 ] 妖術:1 → 0
世良アザミ:あれ接近ダメよね?
世良アザミ:射撃か!
世良アザミ:失礼
GM:いえいえ
狗炉金:射撃って書いてあった!
GM:射撃です
GM:では室尾さんどうぞ!
室尾 錠:はい
室尾 錠:【巡扇】指定特技は詐術。対象は狗炉金くんかな
狗炉金:俺ってもててるのかな
GM:強いから狙われてるんだよ
狗炉金:えへへ
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功
狗炉金:避けるぞ!調査術で代理!
狗炉金:2D6>=6 (2D6>=6) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
GM:おおっと
GM:振り直しはないかな?
狗炉金:ビガガ……アリマセン……
GM:では射撃1点喰らいな
狗炉金:1D6 (1D6) > 6
室尾 錠:自分でえらべるよー
GM:射撃は受けた側が任意!
高松シンジュ:接近はランダム、射撃は好きに選べる
狗炉金:そうだった 申し訳ない!
狗炉金:忍術で!
system:[ 狗炉金 ] 忍術:1 → 0
室尾 錠:では、奥義使用します。
GM:はいな
GM:おお
狗炉金:なにっ
室尾 錠:『弦の上で踊れ(フィドル・ディー・ディー)』効果は追加忍法。【天眼】特技は詐術
室尾 錠:秘密をいただきたく
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 7[1,6]+1 > 8 > 成功
室尾 錠:はい
GM:奥義破りマンはおらんのか
室尾 錠:あっ
室尾 錠:ごめん!
狗炉金:破る!
室尾 錠:ぼんやりしてました。先やってね
GM:旭さんは?
旭・慎:スルーします
GM:では狗炉金くんは詐術どうぞ
狗炉金:調査術で代用
狗炉金:2D6>=6 (2D6>=6) > 4[2,2] > 4 > 失敗
GM:はい
狗炉金:ドウゾ……
GM:では奥義は通りまして、さっきの成功でいいね
GM:秘密を送ります~
室尾 錠:ありがとうございます、順番気をつけますね
室尾 錠:受け取りました。以降狗炉金くんへのダメージに+1
室尾 錠:こちら以上です
GM:では、狗炉金さんの奥義演出かな!
GM:====
旭・慎:分かってるんだ。こんなことしたってしょうがないって
旭・慎:分かってるよ、分かってる、分かってるって
旭・慎:「ウチが……なりかわられへんとか……さぁ!」
旭・慎:それでも、この武器を投げる
旭・慎:情のままに
狗炉金:「…………!」
狗炉金:視覚、聴覚、嗅覚
狗炉金:五感の一部を強化し、攻撃の気配を察知するセンサーが、狗炉金には複数埋め込まれている
狗炉金:だがそれらを潜り抜ける速度で飛来する針に、脇腹を抉られる
狗炉金:「すごい……すごいぞ慎」
狗炉金:寸でのところで身を翻したが、出血が止められない
狗炉金:「それで……こそだ!」
GM:====
GM:ラウンド4終了。
GM:====
system:[ GM ] がダイスシンボルを5 に変更しました。
GM:【第5ラウンド】
室尾 錠:すみません、ここで宣言したいんですが
GM:おおっと!
室尾 錠:人身御供、なります
世良アザミ:錠……錠!?
室尾 錠:戦闘は継続する
狗炉金:錠……!
旭・慎:え……
GM:了解しました。
GM:室尾さんが「人身御供」になったことで、【異端】の背景を獲得します。
室尾 錠:いただきます
GM:同時に「縁切り道祖」の効果は失われます。戦闘終了時、感情を強制で失わせる効果は働きません。同時に、任意に失わせることもできなくなります。
GM:代わりに、【秘密】に「セッション終了時に(特定のキャラクター)があなた以外にプラスの感情を結んでいる場合、【使命】は不達成となる。」という記載があれば、削除できます。
GM:処理は以上です。勝利条件などには変更ありません。【本当の使命】に従い、戦闘継続希望であれば、戦闘は続きます。
室尾 錠:了解です。自分は継続希望
GM:では、継続。
GM:プロットお願いします。
旭・慎:Ok
世良アザミ:プロOK
室尾 錠:OK
狗炉金:プロットOK!
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。

<プロット5>
(慎、アザミ)
<プロット4>
(狗炉金)
<プロット3>
(錠)

GM:では、プロット5、1d100どうぞ
世良アザミ:1d100 (1D100) > 22
旭・慎:1d100 (1D100) > 41
GM:では旭さん!
旭・慎:凶手 骨法術
旭・慎:2d6>=6 (2D6>=6) > 6[3,3] > 6 > 成功
旭・慎:旗魚 九ノ一の術、対象はクロガネさん
旭・慎:2d6>=6 (2D6>=6) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
世良アザミ:???
GM:素で出すな!!!
旭・慎:凶手もいらない!
狗炉金:??????????
旭・慎:1d6 (1D6) > 3
GM:狗炉金さん回避してください
狗炉金:暗号術で代用!
狗炉金:2D6>=8 (2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗
GM:あらまあ 射撃3点ね
狗炉金:流石に……奥義使う!
GM:指定特技は何ですか~
狗炉金:絶対防御!特技は火術!
旭・慎:破ります
GM:破る人は宣言どうぞ
世良アザミ:破りません。
室尾 錠:ちょっと遠いので破りません
GM:では旭さんどうぞ 遠かったら回想する手もあるよ
旭・慎:じゃあ回想します
GM:じゃあ演出は後にしてもらうので
GM:修正+3で判定どうぞ!
旭・慎:秘密は今公開でいいです?
GM:演出時かな
旭・慎:OK
旭・慎:盗聴からで11
旭・慎:2d6>=8 (2D6>=8) > 4[1,3] > 4 > 失敗
旭・慎:ああ!
GM:あらら 逆凪ですね
GM:遁甲符とかもないかな?
狗炉金:無いなら4点減らして……無傷!
旭・慎:忍具使いきっちゃったっピ
GM:では先にアザミさんの行動!
GM:どうぞ
世良アザミ:は~い
世良アザミ:【接近戦攻撃】します。対象は慎さん。
GM:あらそっち
世良アザミ:2D6>=7 (判定:伝達術) (2D6>=7) > 3[1,2] > 3 > 失敗
世良アザミ:神通丸。
system:[ 世良アザミ ] 忍具:1 → 0
世良アザミ:2D6>=7 (判定:伝達術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
世良アザミ:ナギナギの実の全身ナギ人間になって手番終わりです。
GM:あ、アザミさん……
GM:ではラウンド終了。
GM:ラウンドじゃないや プロット5
GM:旭さんの回想演出どうぞ。
GM:====

PC2の【秘密】
今回の任務は厳しく、何度も命の危機があった。
だからこそ、障害を突破する戦闘力に明晰な頭脳、他者のフォローも忘れない気遣い、そして悪を打ち倒した正義心……”アイツ”が背中を預けるに足る忍びであるということも確信となったのだ。
”アイツ”とは今後も、流派の垣根すら超えた戦友になりたいとあなたは考えている。
────のだが、任務後半は怒涛の展開すぎてぜんぜん話す暇がなかった。このままでは任務が終了して解散になってしまう!
”アイツ”の方はと言えば焦っている様子が無いのも気に食わない。
自分こそが一番の戦友であると認めさせてやる!

あなたはメインフェイズの開始直前にPCを一人”アイツ”として選ぶ。
あなたの【本当の使命】は、”アイツ”と互いにプラスの感情を結んでいる状態でセッションを終了することだ。
ただし、セッション終了時に”アイツ”があなた以外にプラスの感情を結んでいる場合、【使命】は不達成となる。
”アイツ”→世良アザミ

旭・慎:愛して欲しかった、誰かにいつだって
旭・慎:飲んだ紅茶が美味しかったからでいい、微笑んだ顔が素敵だったからでいい、妖しい目が欲しかったからでいい
旭・慎:ただ、それだけで、いいんだ
旭・慎:いいんだよ……
旭・慎:雨も降ってないのに体が冷たくて、日が昇っているのに行く先が分からない
旭・慎:傷付いて、傷付いて、気付いて、その上に築きたいものは
旭・慎:報われていたいものは
旭・慎:今も、目の前に
旭・慎:「……愛してくれるよねェ」
GM:====
GM:プロット4、狗炉金さんどうぞ
狗炉金:うん!
狗炉金:え~っと《裏コード》!慎に!
狗炉金:暗号術
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗
GM:凪
GM:同プロットに誰もいないので即逆凪かな
狗炉金:ぐわー!
狗炉金:手番は行えますか?
GM:即逆凪かな。
GM:同プロットに誰もいないので。
狗炉金:ビガガ……リョウカイ……
GM:プロット3、室尾さんどうぞ!
室尾 錠:はーい……どうすっかな
室尾 錠:まあ、【接近戦攻撃】指定特技は手練。対象は狗炉金くん
室尾 錠:2D6>=5 (判定:手練) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
GM:逆凪なので回避は自動失敗。
狗炉金:うわ~~~!
GM:接近戦1点をランダムに決定して、射撃1点と合わせて受けてね。
狗炉金:1D6 (1D6) > 3
狗炉金:忍術はもう削れてる
狗炉金:1d6 (1D6) > 4
GM:削れてたら任意でいいですよ~
室尾 錠:射撃2点扱い
狗炉金:謀術と……戦術かな
system:[ 狗炉金 ] 護術:1 → 0
system:[ 狗炉金 ] 戦術:1 → 0
室尾 錠:こちらは以上!
GM:ではラウンド終了。
GM:====
system:[ GM ] がダイスシンボルを6 に変更しました。
GM:【第6ラウンド】
GM:これより”禁息”となります。戦場は疑似的に極地として扱われ、参加者全員はラウンド終了時接近戦ダメージ1点を受けます。
GM:プロットお願いします。
世良アザミ:プロOK
旭・慎:OK
室尾 錠:OK
狗炉金:プロットOK
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 狗炉金 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。

<プロット4>
(アザミ)
<プロット3>
(狗炉金、慎、錠)

GM:ではプロット4,アザミさんどうぞ!
世良アザミ:慎さんに【接近戦攻撃】。指定特技は呪術。
世良アザミ:2D6>=7 (判定:伝達術) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
世良アザミ:Foo~!
GM:旭さんは回避どうぞ。
旭・慎:なんでそういうことするの? 
旭・慎:ワタシのこと嫌い?
世良アザミ:これがわたくしの愛です。
旭・慎:伝達からで7
旭・慎:2d6>=7 (2D6>=7) > 8[2,6] > 8 > 成功
世良アザミ:くすん
GM:なるほどね。
世良アザミ:終わりです。
GM:ではプロット3! 1d100どうぞ
狗炉金:1d100 (1D100) > 81
室尾 錠:1d100 (1D100) > 29
旭・慎:1d100 (1D100) > 83
GM:では旭さんから!
GM:どうぞ
旭・慎:凶手 骨法
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功
旭・慎:旗魚 クロガネさん
旭・慎:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
旭・慎:スペちゃんならずやね
GM:スペシャルではないね
GM:狗炉金さんは《九ノ一の術》で回避どうぞ
狗炉金:では刀術!
GM:回想も使えますよ
狗炉金:いや、まだ無しで
GM:なるほど 振りな~
狗炉金:2D6>=11 (2D6>=11) > 7[2,5] > 7 > 失敗
狗炉金:絶対防御!特技は火術です
GM:破る人手あげて!
室尾 錠:破りません
世良アザミ:ん~~~
世良アザミ:いや破りません。
GM:旭さんは?
旭・慎:破ります
GM:では判定どうぞ!
旭・慎:盗聴から11
旭・慎:2d6>=11 (2D6>=11) > 9[3,6] > 9 > 失敗
旭・慎:クウーン
GM:惜しいですね。
狗炉金:4点減らした!
GM:では狗炉金さんどうぞ
狗炉金:まず裏コード!錠に!
室尾 錠:こっちくんの!?
室尾 錠:俺の器術は飾りだが……
狗炉金:暗号術で判定……の直前に
狗炉金:忍具兵糧丸で戦術を回復させます
system:[ 狗炉金 ] 忍具:1 → 0
GM:なるほど。
GM:では判定どうぞ~
system:[ 狗炉金 ] 戦術:0 → 1
狗炉金:暗号術!
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
室尾 錠:成功するし……
室尾 錠:器術が削れますね
狗炉金:ピピッ
system:[ 室尾 錠 ] 器術:1 → 0
GM:行動もどうぞ。
狗炉金:《交叉》!刀術で
狗炉金:2D6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
室尾 錠:あ、対象は?
狗炉金:錠です!
室尾 錠:だと思った
室尾 錠:接近2か、経済力で9
室尾 錠:よし、回想を使い+3、集中も乗るので+1かな
GM:集中は乗らないですね
GM:体術分野の特技の判定なので
室尾 錠:乗らなかった。じゃあ+3ですね
室尾 錠:2D6+3>=9 (判定:経済力) (2D6+3>=9) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
室尾 錠:はい
狗炉金:ぬぬぬぬぬ~!
狗炉金:手番終わり!
GM:では室尾さんどうぞ!
室尾 錠:【巡扇】指定特技は詐術。対象は狗炉金くん
室尾 錠:2D6+1>=5 (判定:詐術) (2D6+1>=5) > 10[4,6]+1 > 11 > 成功
室尾 錠:回避判定を謀術以外で行った場合-1、ファンブル値+1
GM:狗炉金さんは回避どうぞ。
GM:《暗号術》から代用して12かな
狗炉金:暗号術で!
狗炉金:2D6>=12 (2D6>=12) > 7[3,4] > 7 > 失敗
GM:では射撃2点。絶対防御はもうないね
狗炉金:ウス
GM:どこ減らすか宣言してくださいね
狗炉金:器術と戦術で!
system:[ 狗炉金 ] 器術:1 → 0
system:[ 狗炉金 ] 戦術:1 → 0
室尾 錠:こちらは以上です
GM:では、ラウンド終了時。
GM:”禁息”が発動。ラウンド6なので、確定で全員に接近戦ダメージ1点。
system:[ 狗炉金 ] 体術:1 → 0
世良アザミ:1d6 (1D6) > 3
室尾 錠:1d6 (1D6) > 3
system:[ 世良アザミ ] 忍術:1 → 0
世良アザミ:忍術が死!
system:[ 室尾 錠 ] 忍術:1 → 0
室尾 錠:同じく忍術
狗炉金:体術が削れる!防ぐものも無いので……ここで退場だ!
GM:旭さ~~~~ん
狗炉金:頑張れ……みんな!
室尾 錠:お疲れ……!
GM:あなたもダメージですよ~~~~
世良アザミ:おつかれさまでしたわ。 強かったですこと!
室尾 錠:ナイスファイトだったよー
旭・慎:1d6 (1D6) > 1
system:[ 旭・慎 ] 器術:1 → 0
旭・慎:申し訳ない!
GM:いいよ
GM:では室尾さんの回想!
GM:====
狗炉金:みんな優しくて、いいやつで、ミナヲと、慎と、シンジュと、錠と、アザミと、伊織と……
狗炉金:みんな……好きなんだ でも、だからこそ!
狗炉金:「負けたくない……”1番”に……なりたい!」
狗炉金:最大側で接近、腕全体を大型の刀に変形し、錠に凶刃を振るう!
室尾 錠:ちりん、と音がして、コインが刃に弾かれた。
室尾 錠:たったそれだけの小さな衝撃と、一歩の後退。
室尾 錠:刃が目の前を薙ぐ、瞬間。少しだけ考える。
室尾 錠:(……わかんねえな)
室尾 錠:それは、目の前の相手に関係あることでもあり、ないことでもあり。
室尾 錠:……どうして信じたのか。どうして信じて欲しいと思ったのか。
室尾 錠:いつも嘘ばかりつき通しの男が。
室尾 錠:どうして、呼ばれて嬉しかったのか。どうして、呼びたくなったのか。
室尾 錠:せめて一人くらいは心に入れてやってもいいと、そう思っていたはずが。
室尾 錠:いつの間にか、二人。それから、その周りにも。目の前の奴だってそうだ。
室尾 錠:(どうにかしたくなった? 俺が? 嘘だろ)
室尾 錠:自分にまで嘘をついて、ついて、ついて、それが。
室尾 錠:(こんな時に戻ってくるんだなあ……!)
室尾 錠:(自分でびっくりしてるよ、おい)
室尾 錠:(一緒にいてやるよ)
室尾 錠:(一緒にいよう)
室尾 錠:(……………………)
室尾 錠:(みんなで)
室尾 錠:あの縁日で見かけた、古い地蔵。その憑物があるというのなら。
室尾 錠:(お前も、来いよ)
室尾 錠:大きく、手を広げた。

PC3の【秘密】
今回の任務は厳しく、何度も命の危機があった。
だからこそ、障害を突破する戦闘力に明晰な頭脳、他者のフォローも忘れない気遣い、そして悪を打ち倒した正義心……”アイツ”が背中を預けるに足る忍びであるということも確信となったのだ。
”アイツ”とは今後も、流派の垣根すら超えた戦友になりたいとあなたは考えている。
────のだが、任務後半は怒涛の展開すぎてぜんぜん話す暇がなかった。このままでは任務が終了して解散になってしまう!
”アイツ”の方はと言えば焦っている様子が無いのも気に食わない。
自分こそが一番の戦友であると認めさせてやる!

あなたはメインフェイズの開始直前にPCを一人”アイツ”として選ぶ。
あなたの【本当の使命】は、”アイツ”と互いにプラスの感情を結んでいる状態でセッションを終了することだ。
ただし、セッション終了時に”アイツ”があなた以外にプラスの感情を結んでいる場合、【使命】は不達成となる。

”アイツ”→如月伊織

”縁結び地蔵”:何か、石のような大きくて重いものが、抱きつくような感覚がある。
”縁結び地蔵”:それは噓を空けた、生身の心に重みだけを残し、消えていく。
GM:あなたたちの心を満たしていた、強い嫉妬心。”一番”でなくてはならないという、敵愾心が和らいだように思えた。
GM:====
GM:ラウンド終了。
GM:戦闘続行意志がある方はいますか?
室尾 錠:続行します
世良アザミ:慎さんが続行するのであれば 続行します。
GM:旭さんは続行されますか?
旭・慎:やる
GM:じゃあ仕方ない やりな!
GM:====
GM:【第7ラウンド】
GM:プロットお願いします。
旭・慎:OK
世良アザミ:プロOK!
室尾 錠:OK
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 世良アザミ ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 室尾 錠 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 旭・慎 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。

<プロット5>
(慎)
<プロット3>
(錠、アザミ)

GM:ではプロット5 旭さんどうぞ
旭・慎:凶手、骨法
旭・慎:2d6>=6 (2D6>=6) > 6[2,4] > 6 > 成功
旭・慎:旗魚 九ノ一 アザミさんに
世良アザミ:こいや!
旭・慎:2d6>=6 (2D6>=6) > 11[5,6] > 11 > 成功
世良アザミ:オホホw
旭・慎:スペちゃん
system:[ 旭・慎 ] 器術:0 → 1
旭・慎:1d6 (1D6) > 4
GM:ではアザミさんは《九ノ一の術》で回避どうぞ
世良アザミ:対人術で代用判定、回避。回想入れます。+3修正かな。
世良アザミ:2D6+3>=7 (判定:対人術) (2D6+3>=7) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
世良アザミ:よけました。
GM:おお
GM:ではプロット3、1d100どうぞ
世良アザミ:1d100 (1D100) > 88
室尾 錠:1d100 (1D100) > 8
室尾 錠:なんだこれ
GM:差がデカいな
世良アザミ:888
GM:ではアザミさんどうぞ
世良アザミ:え~~と
世良アザミ:脱落宣言いたします。
世良アザミ:失敬、
世良アザミ:待機に変更。
世良アザミ:錠さんの手番どうぞ。
室尾 錠:自分も待機を選択します
GM:ではラウンド終了。戦闘続行意志がある方はいますか?
世良アザミ:しません。
室尾 錠:ありません
旭・慎:ない
GM:では戦闘終了とします。便宜上勝者を一人決定してもらい、その人物は戦果を獲得してください。
世良アザミ:わたくしは錠さんに票をささげま~す
室尾 錠:アザミさん……
旭・慎:錠
旭・慎:アザミが言ってるし
世良アザミ:いい子♥
GM:じゃあ室尾さん! 戦果をどうぞ
室尾 錠:慎ちゃん……
室尾 錠:いただきます。ありがとうございます!
室尾 錠:では、如月さんから自分への感情を得たいと思います
GM:はあい
GM:感情の種類は何にしますか?
室尾 錠:感情は……友情で
GM:はあい 如月さんは室尾さんへの友情を獲得します。
如月 伊織:します!
GM:では……クライマックスフェイズは終了!
GM:EDに入ります。
GM:====

【目次へ戻る】

ED1:それは感想戦の空想のような

GM:【ED:それは感想戦の空想のような】
GM:高速戦闘が終了した。沈む直前だった赤い夕陽は、まだそこにあって。
GM:ただ倒れているものと、立っているものがいた。
石竹ミナヲ:「──皆様、お待たせしましたっ!」
石竹ミナヲ:走りながら護衛対象が戻ってくる。
石竹ミナヲ:「どひゃあ!」と惨状を見て叫んだ。
世良アザミ:「おや」
世良アザミ:「おかえりなさいませ、ミナヲ様」
旭・慎:「やぁ」
石竹ミナヲ:「なっななな、なにが……」
室尾 錠:「あーっと、これは……その」
室尾 錠:「あれよ。最強決定戦」
室尾 錠:「お友達同士の、恨みっこなしのコミュニケーション、てさ」
旭・慎:「ふふふ……」
旭・慎:恥ずかしそうに手を頬に当てて
石竹ミナヲ:「こんなところで……?」
旭・慎:「沢山愛してもらったよ……」
世良アザミ:「此度は、錠さまに軍配が上がったようです」
世良アザミ:己もまた、満身創痍の体にも関わらず。傍の救急箱から消毒液とガーゼを取り出し、負傷者の元へ。
室尾 錠:「そういうこと。俺がナンバーワン……」
室尾 錠:「いや」
室尾 錠:「みんな一緒にゴール、かな?」
室尾 錠:倒れている如月を、ちょいちょいと靴の尖った爪先で蹴っている。
石竹ミナヲ:「ほへえ」
石竹ミナヲ:「あの……目的地、そこなんですけど」
石竹ミナヲ:「三人ほど、動けなさそうですね……」
旭・慎:「ごめんねぇ……傷は縫ってあげるからさ」
室尾 錠:「また重そうなのが二人いるしな。シンジュちゃんは軽そー」
世良アザミ:「このまま、というわけにも参りません」
世良アザミ:「申し訳ございませんが……」
石竹ミナヲ:「……いえ、わかりました! 皆さんは、そこで応急処置をお願いします!」
旭・慎:(多分、二人とも担げるけど黙っておこう……)
石竹ミナヲ:「ここまで、護衛してくださってありがとうございました! 私、皆さんとの任務、忘れません!」
石竹ミナヲ:「それでは!」
石竹ミナヲ:手を振りながら、ビルに入っていく。エレベーターに入り、消えていった。
GM:====
GM:──篠伏町・伽藍大橋。
GM:篠伏町を東西に横切る川に掛かる橋だ。
GM:あなたたちは、そこで体を休めていた。
GM:日は見えないが、まだ空は淡い。
GM:帳が降りる忍びの時間までは、あなたたちには休息が与えられた。
狗炉金:大の字になって夕焼けの空を見つめている
高松シンジュ:「やっぱりみんな強い」
高松シンジュ:傷だらけながらも体を起こし、満足そうに頷いている。
高松シンジュ:「みんなに会えてよかった」
室尾 錠:その辺に斜めに寄り掛かり、ちょっと目を細める。
狗炉金:「すげーよな」「最強決定戦にふさわしーぜ……」
如月 伊織:「……何か」
如月 伊織:「仕掛けたな、お前?」
如月 伊織:呆れたように、悲しそうに、錠へ向けて笑う。
室尾 錠:「あん?」
室尾 錠:「なんにもー……ってのはまあ、あれだが」
室尾 錠:「呼んだだけよ。来たのはあっち。先に会ってたからねえ」
室尾 錠:自分の中にのし掛かる重みを感じながら、答える。
世良アザミ:「呪いには。わたくしも一家言ございます」
世良アザミ:「………錠様、ひとりが背負いになるなど」
如月 伊織:「……おれが」
如月 伊織:おれが、呪いをかけたせいか。
如月 伊織:そう言いかけて、やめる。
如月 伊織:この男は、そんな呪いなどなくとも。
如月 伊織:騙しても、曲がっても、歪まない男だと。
高松シンジュ:「…………」
高松シンジュ:「あんまり、よくわからないけど」
高松シンジュ:「錠が、私の気持ちを大事にしてくれたことは、わかる」
高松シンジュ:「だから、ありがとう」
高松シンジュ:「私の気持ちを大事するなんて変わった人間」
室尾 錠:「なんかなー、湿っぽいっつうか」
室尾 錠:空を見る。
旭・慎:「そういうのが嫌いなら、サッパリさせようか」
室尾 錠:「俺が大事にしたのは俺の気持ち。結果シンジュちゃんがいいことあったなら、そりゃ良かったよ」
室尾 錠:「サッパリ?」
旭・慎:「キミはいい男でいい格好してくれた。それ以上、ワタシは言うことなんてないさ」
旭・慎:「……しまった、首輪の持ち合わせがないや。まぁ、比良坂には必要ないか! あっはっはっは!」
室尾 錠:「く、ははは!」
室尾 錠:「アクセなんてなくても、いい男だろ?」
高松シンジュ:「湿っぽい?負い目は感じていない。感謝はしてるし、嬉しいけど」
高松シンジュ:「でも、みんななかよしがいいと思った。みんな大好きだから」
高松シンジュ:「錠のおかげで、みんな仲良くできる。それがとても嬉しい」
室尾 錠:あのヨーヨーは、多分すぐ萎むし、もしかしたらもうこの子には必要がないのかもしれない。
室尾 錠:それでも、あれをあげられたことはどうやら、嬉しいようだ。そう思った。
狗炉金:「錠……なんか重たい時はさ」
狗炉金:「俺がおんぶしてやるから……言えよ」
室尾 錠:「はあ!? いやいやいや、男におんぶとかそりゃ……俺は子泣きじじいかって」
室尾 錠:「その」
室尾 錠:「比喩的にな、比喩的に」
室尾 錠:「ありがとよ」
狗炉金:「……へへ!」
如月 伊織:「ふ、ははは!」
如月 伊織:「……本当に、いい男どもめ」
室尾 錠:「バーカ」
高松シンジュ:「いい男は、おんぶ」頷いている。
室尾 錠:「バーカバーカバカだなあ、お前、お前さあ」
室尾 錠:「お前もじゃねえか!」
世良アザミ:くすくすと笑う。
如月 伊織:「ふはは、そうか!」
如月 伊織:呵呵と笑う。
旭・慎:「……背負ってあげたら? アザミ」
室尾 錠:あの時の嫉妬心はどこかへ行って、本当にバカなことをしたと思ってはいるが。
室尾 錠:それを許したこの男には、今でも憧れている。きっと。
世良アザミ:「おや、どなたを?」
世良アザミ:「錠様?それとも……」
世良アザミ:悪戯めいた表情を浮かべ、じっと慎さんの瞳を覗く。
旭・慎:「?」
狗炉金:「…………」その様子をドキドキしながら見ている
世良アザミ:微かに笑い、ふぅ、と息を吐いて。
世良アザミ:「わたくし、酷く痛感いたしました」
世良アザミ:「皆様と手を合わせる中で……」
世良アザミ:「隠忍のこの身体には、もう少し」
世良アザミ:「冷たい血が流れている、と思っておりましたが」
世良アザミ:ちらり、と。伊織さんを見やって。
世良アザミ:「確かに」
世良アザミ:「情に弱い、女のようです」
世良アザミ:「不思議と」
世良アザミ:「……それを、皆様に知られていただくのは」
世良アザミ:「恥ずべきことではない。そう思えるのです」
世良アザミ:短いようで、これ以上なく、長い日々だった。
世良アザミ:数々の眼を見た。
世良アザミ:汚れた世をまるで知らないような無垢、然し確かな強さを持った、きらきらとした瞳。
世良アザミ:艷やかな赤炎が宿るその奥に、恐怖と寂寞を忍ばせた青き瞳。
世良アザミ:何が飛び出してくるのか、わからない。玩具箱のように不思議で、楽しみに満ちた、幼子のように丸々とした瞳。
世良アザミ:飄々と枯れた色の奥に。今は確かに見える、決意と覚悟の色。
世良アザミ:気高く、穏やかで。どこまでも暖かで。生まれ落ちた"我"を通す強き黄金。
世良アザミ:我らは忍びである。
世良アザミ:己が使命のために、耐え忍び、本懐を成すが定め。
世良アザミ:これから先、また。此度は、命を賭けて刃を交えることになるかも知れぬ。
世良アザミ:しかし。
世良アザミ:今は。
世良アザミ:皆、同じ目線で。同じものを見ている。
世良アザミ:雲間から差す、この暖かな夕景色を。
世良アザミ:私は、きっと忘れることは、無いだろう。
世良アザミ:彼らも、きっと。
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GM:『竹取り馬の話』 了
GM:〈功績点配布〉
GM:狗炉金→3
旭慎→6
高松シンジュ→7
室尾錠→6+2(【異端】)
世良アザミ→7
如月伊織→6




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”傘を差した忍び”:「……ふうむ、それで」
”傘を差した忍び”:「仲良くおしゃべりして、帰ってきたと」
石竹ミナヲ:「はい!」
GM:オフィスビルの一室。石竹ミナヲと、室内で傘を差す、小柄な人影が会話している。
石竹ミナヲ:「皆さんとっても良い人でした! また会えたらいいなあ~と、思いました!」
石竹ミナヲ:「以上です!」
”傘を差した忍び”:「そうかそうか、うふふ」
”傘を差した忍び”:「えい」針を石竹の腿に突き刺す。
石竹ミナヲ:「ぎにゃーっ!?」と叫ぶ。
石竹ミナヲ:「な、なにを! 何をするんです師匠!」
”傘を差した忍び”:「……”水魚の交わり”、という言葉を知っているかな」
”傘を差した忍び”:「知っているね、ミナヲ? 他でもない君の名前の由来なのだから」
”傘を差した忍び”:「古くからの長く、親密な付き合い。刎頸の交わり、もしくは……竹馬の友」
”傘を差した忍び”:「つまり、君にはそうあってほしいということだ」
”傘を差した忍び”:「私のように捨てるのではなくね。君は大切にするといい」
石竹ミナヲ:「はぁ…?」腿をさする。
石竹ミナヲ:「ええと、つまり……?」
”傘を差した忍び”:「また会えたらいいな、では会えないんだよ、ミナヲ」
”傘を差した忍び”:「これより石竹ミナヲ、君の呪術兵器『石姫』としての任を解く。これからはただの一忍びになるんだ」
”傘を差した忍び”:「いくつかの特権と安全の保障は失われるよ。ただ……」
”傘を差した忍び”:「好きな時に外に出るといい」
”傘を差した忍び”:「ここは何百億という階層の迷宮では無いからね」
石竹ミナヲ:「……!」
石竹ミナヲ:「は、はい! 石竹ミナヲ、呪術兵器の任を解かれます! 中忍として、外出してまいります!」
石竹ミナヲ:「行ってきます! まだいっぱい、話したい人がいるんです!」
石竹ミナヲ:部屋から飛び出していく。
GM:闇が入ってくる部屋に、傘だけが白く浮いている。
GM:満足げに、星を見るように上に傾いたかと思うと、傘は閉じて、消えた。
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GM:『竹取り馬の話』

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本作は、「冒険企画局」が権利を有する『シノビガミ』の二次創作物です。