「to the Moon and Back」


PC1:“ジャックフロスト”五郷 遼馬(いさと りょうま)(キャラシート)PL:鳩麦
PC2:“ウェザーメイカー”朝倉 輝晃(あさくら てるあき)(キャラシート)PL:サムトー
PC3:“マルチプライヤー”軽賀 重久(かるが しげひさ)(キャラシート)PL:有限無限
GM:モッズ

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ


【今回予告】
ある日、UGNチルドレン・五郷遼馬が出会った神秘的な少女“カグヤ”。
「月から来た」と語る少女を狙い襲い来る、FHの始末屋たち。
ひとりの少女の身柄を巡って繰り広げられる戦いの裏で蠢く、FHの謎めいた計画。

月の見せる幻は、優しい夢か、裏切りへの誘いか。

DX3rd「to the Moon and Back」
それでも、人は夢を見る



GM:【PC自己紹介&ハンドアウト】

GM:PC1 五郷 遼馬/PL:鳩麦さん
GM:(キャラシート)
五郷 遼馬:うすうす
五郷 遼馬:五郷 遼馬(いさと-りょうま)、見ての通り頭が良くて融通が利かない男です
五郷 遼馬:この前GMやった卓のNPCがプレイアブル実装された感じで
五郷 遼馬:その時はエネミーに両手両足ぶった切られて、シナリオロイスなのに計3シーンぐらいしか出てきませんでした。悲しいね
五郷 遼馬:幸い手足はくっついたので、リハビリ期間を経て今回が復帰直後…みたいな感じ、かな?
GM:リハビリで治る怪我でよかった~~~~
五郷 遼馬:オーヴァードだからネ…?
GM:すごいぜ……オーヴァード!
五郷 遼馬:昔から知ってる同期のチルドレンの背中を追い越すために今日も不器用に頑張ります
五郷 遼馬:性能的にはサラマンダー変異種のコキュートス使いで
五郷 遼馬:先手取ってシーン攻撃で相手の行動値下げる…みたいな戦い方です
GM:シーン全体を狙えてかつデバフも飛ばせる、チーム戦ならではの戦いが光る戦法だ
五郷 遼馬:七里靴でエンゲージ管理も楽々、カバーやバデムも搭載してます。
GM:隙が無い!
五郷 遼馬:小器用とも…言うぜ!
五郷 遼馬:まぁそんな感じで!頑張ります1
GM:OK!
GM:そんな五郷くんの今回のあらすじはこれ
GM:(今回のあらすじ)
GM:ある夜のこと。
GM:キミはひとりの少女と出会う。

彼女は自らを月から来たと名乗り、帰るために協力して欲しいと言う。
にわかには信じ難い話だが、彼女を追う刺客の存在を認める限り、ただならぬ事情があることは確かだ。
キミはチルドレンとして、彼女を保護することにした。


五郷 遼馬:早速怪しいぜ
GM:というわけで、月から来たカグヤ姫的な女の子を悪いやつらから保護してもらいます。頑張ろう!
五郷 遼馬:月に知的生命体が居るというのか…
五郷 遼馬:頑張る…しかない!
GM:活躍に期待だ!

GM:では続きまして、“ウェザーメイカー”朝倉くん!自己紹介お願いします!
GM:PC2 朝倉 輝晃/PL:サムトーさん
GM:(キャラシート)
朝倉 輝晃:うっす!
朝倉 輝晃:朝倉輝晃(アサクラ テルアキ)、(自称)エリートUGNチルドレンです。
朝倉 輝晃:気軽にテルテルと呼んでいただければ喜んでワンワン鳴きます。テルテル言うな!
朝倉 輝晃:昔は臆病でこれといった取り柄のない典型的落ちこぼれだったのですが、
朝倉 輝晃:UGNが開発した疑似遺産と適合して以来成績を伸ばし、今ではそれなりに使いやすいコマとして便利使いされています。
朝倉 輝晃:巷では「あの疑似遺産、ただの偽薬だったらしいよ」という悪質な噂もありますが、そんなことあるわけないね!
朝倉 輝晃:自分をスーパーエリートと言ってはばからないお調子者、女の子が大好き
朝倉 輝晃:またエリートなので、当然想定外の事態には弱いです。
GM:エリートゆえの弱点というわけね
朝倉 輝晃:エリートだからね……隙がないとね
朝倉 輝晃:根っこは小心者なので適度におもちゃとしてかわいがっていただければと思います
朝倉 輝晃:性能としては攻撃力、行動値、範囲攻撃、カバーリング、達成値支援などを一通り揃えた上で燃費も程々のバランス型
朝倉 輝晃:どこをとっても専門家には及ばないレベルなので、うまいこと隙間産業をやっていくつもりです
GM:なんでもできる万能チルドレン、エリートじゃん
朝倉 輝晃:そうだって言ってるじゃん!
朝倉 輝晃:あと特筆すべき点として、何故かDロイスが遺産継承者ではありません。不思議なこともあるものですね
朝倉 輝晃:どんな事件かしらないけど俺に任せとけば大丈夫! でも不安だから誰か一緒についてきて!という感じでよろしくお願いします
GM:よろしくお願いしますー そんな朝倉くんの今回の任務はこちら

ある夜のこと。
《ワーディング》の発生を観測したキミ達は、発生源を探り哨戒していたところ、恐るべき惨状を目の当たりにする。
多くの少年たちが息絶えた地獄絵図の中、かろうじて息のあった少年がキミに囁く。
「“カグヤ〟を助けて欲しい」
キミは彼らの最期の願いを叶えることにした。


朝倉 輝晃:いきなり地獄絵図なっとる……
GM:というわけで、同期のチルドレンと捜索中に、びっくりするような光景に遭遇します。やっぱ怖いっスねレネゲイド案件は
朝倉 輝晃:事情は知らんが願いは受け取ったぜ
朝倉 輝晃:叶えるぜ同期!
“SSS”御巫美弥子:ちなみに頼れる相棒のウチは直接戦闘はからきしなので、鉄火場はテルテルにお任せするっす
朝倉 輝晃:うそぉん!?がんばります!
朝倉 輝晃:あとテルテルいうな!
GM:早速頂きました 感謝…

GM:では最後に”マルチプライヤー”軽賀重久さん!
GM:PC3 軽賀重久/PL:有限無限さん
GM:(キャラシート)
GM:自己紹介おねがいしまっすー
軽賀重久:「まあ、軽く済ませようか。軽賀重久だ」
軽賀重久:くたびれた雰囲気が漂うUGNエージェント。『重い』『軽い』が口癖。
軽賀重久:10代の頃からイリーガルとしてUGNに協力、その後エージェントになる。普段は軽い態度を取っているが、その反面、任務には重い覚悟を持って挑む。
軽賀重久:物体の重量を何十倍にも、何十分の一にもできる、重量操作の能力を持つ。
軽賀重久:能力の有効範囲となる”領域”も、長年のレネゲイドコントロール訓練により広大なものになっている。攻撃も支援もでき、優秀。
GM:いろいろ応用が利きそうな能力だ
軽賀重久:ラーメンの大盛が、重たく感じてきた年頃。
GM:具体的
軽賀重久:性能はバロ/オルのRCアタッカー!
軽賀重久:妖精の手と力の法則でサポートもこなせるぞ
軽賀重久:黒の咆哮で自分の火力も上げつつ、守護天使でダイス減少を打ち消していく
軽賀重久:そして社会が3もある!大人だから……
軽賀重久:「以上だ。重たくなかったかな……?」
GM:ちょうどいいウェイトよ

GM:そんな頼れる大人の軽賀さんに与えられた今回の任務はこれ

ある夜のこと。
キミの所属する支部に、統合戦略部所属のエージェント“クレイボーン”が現れる。
彼女の言によれば、現在FHは複数都市で実験的に謎めいた作戦を実行しており
その一端と思われる計画がこの街で展開される情報を取得したのだという。
その名も「エクリプス計画」。
今回のキミの使命はこの謎多き作戦の実態を掴むこと。
そして、これを阻止することだ。


GM:その通り、重要事態です。
軽賀重久:何やら重要事態のようだね……?
軽賀重久:ま、軽く解決してやるとも……うら若い”クレイボーン”ちゃんのためにもね
GM:スマートに解決してほしい!

GM:では悪の野望を打ち砕く三人の最強UGN戦士の自己紹介も済んだところでOPシーケンス、行っていきましょう…!

【目次へ戻る】

OP1

GM:シーンプレイヤー 五郷 遼馬(ほか登場不可)
GM:侵蝕ダイスをドーゾ!
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D3+3(→ 5)増加 (35 → 40)
五郷 遼馬:ミスってた
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (35 → 43)
GM:ホットスタート

GM:ある夜のことだ。
GM:キミが所属するK市支部より、《ワーディング》の観測報告がキミの通信端末へ届いた。
GM:観測はほんのわずか、2分にも満たない短時間であったが
GM:レネゲイドの反応から交戦の可能性あり。当該地域付近のチルドレン・エージェントは
GM:臨戦態勢で周囲を捜索せよ、というのが支部から発令されたオーダーであり
GM:キミは偶々……あるいは運悪く……その当該地域の近くに居合わせた、というわけだ。
“SSS”御巫美弥子:『いやあ、りょーまパイセンもなかなかツイてないっすねえ。退院してすぐ戦闘リスクありの哨戒っすか』
五郷 遼馬:「……むしろ、構わない」
五郷 遼馬:「いい加減、単に動き回るのにも飽きてた所だ。この辺で少しぐらいは、戦闘勘を取り戻しておきたい」
“SSS”御巫美弥子:『おっと。けっこう乗り気っすね』
五郷 遼馬:小難しい顔をして、ぶっきらぼうにそう言い放つ。これが五郷遼馬のデフォルトだ。
“SSS”御巫美弥子:『今のとこ、ウチの猫感センサーには反応ナシ。テルテルも異常は発見してないっすけど』
GM:通信機越しに、テルテル言うな!との少年の声が響いてくる。
五郷 遼馬:「みたいだな。」無駄口を叩くのならそうなのだろう、のニュアンスで簡素に答えて
五郷 遼馬:「だとしたら俺の方に何かあるのかもしれないと思ったが」
“SSS”御巫美弥子:『なはは、そんな歩けば棒に当たる程カンタンに行ってくれるならいいんすけどねえ』
五郷 遼馬:一旦高所から見下ろそうと、塀伝いに建物の屋根の上まで登って
五郷 遼馬:「俺は犬じゃないぞ」
“SSS”御巫美弥子:『すっすね。とはいえ、支部からのアラートがレッドだった以上、お互い気をつけて───』
GM:───屋根に登ったキミの眼に、ひとりの少女の姿が映る。
“カグヤ”:少女は何をするというでもなく、ただひとり
“カグヤ”:空に浮かぶ満月を見つめている。
五郷 遼馬:「─────美弥子」
“SSS”御巫美弥子:『おう今みゃーこ……じゃねえな。セーフ!なんすかパイセン』
五郷 遼馬:「何かが居る。女だ。年はお前と同じぐらいかな。」
五郷 遼馬:「俺は接触を図りたい。お前の意見を聞かせて欲しい」
“SSS”御巫美弥子:『女の子っすか?そうすね』
“SSS”御巫美弥子:『民間人なら保護っすし、問題ないかと』
五郷 遼馬:通信機ごしに見える筈も無いのに頷いて
五郷 遼馬:「じゃあ行ってくる」
五郷 遼馬:少女の方へと歩み寄ります
“SSS”御巫美弥子:『っす!ウチとテルさんもすぐ向かうんで、気をつけて!』
“カグヤ”:少女はキミの接近にも無警戒だ。
“カグヤ”:月を見上げ、微かに笑みを浮かべていたが
五郷 遼馬:「………」
“カグヤ”:歩み寄る足音に気付き、振り返る。
五郷 遼馬:(参った、近づいたはいいもののどう話しかけていいのか分からない。)
“カグヤ”:「まあ」
五郷 遼馬:(今更美弥子に相談する訳にもいかないしな…)
“カグヤ”:「このお家の方かしら。ごめんなさい」
五郷 遼馬:「…………ああ、いや。そういう訳じゃないんだけど」
五郷 遼馬:(…良かった)
“カグヤ”:「あまりにも故郷がよく見えるものですから、ついお借りしてしまいました」
五郷 遼馬:「……ここの生まれ?」
五郷 遼馬:(……もしかして年上だったのか?今からでも敬語に戻すか?いや、それはそれでいやらしい奴じゃないか)
GM:奇妙な風体の少女である。身に着けているシャツとフレアスカートは随分と高級そうだが、その上から羽織った上着は薄汚れ、褪せている。
“カグヤ”:「いえ。生まれはあそこです」
“カグヤ”:くすり、とほほ笑んで、月を指差す。
五郷 遼馬:指の先に視線を向けて
“カグヤ”:「あの星。わたくし、月から来たのです」
五郷 遼馬:「…ああ、そうなんだ」
五郷 遼馬:(ああ、そうなんだ?何が?)
“カグヤ”:「ええ。そうなのです」やや自慢げに。
五郷 遼馬:「月にも人が居たんだな。初めて知った」(取り敢えず話を合わせた方が良さそうだ)
“カグヤ”:「皆様、そう言って驚かれるのです」
“カグヤ”:「確かに、ここからは都までは見ることができませんものね」
五郷 遼馬:「……裏側が、都なんだ」
“カグヤ”:「わたくし、初めて知りました。確かにこれでは、人がいる、と言っても信じてもらえませんね」
“カグヤ”:「はい。……申し遅れました」
五郷 遼馬:「そうだな。何か、月で使ってる身分証明書とかがあれば話は早いんだけど」
“カグヤ”:「“カグヤ”と申します」
“カグヤ”:「身分ですか。困りました」
“カグヤ”:「ここに来るときに、船は壊れてしまって」
“カグヤ”:「なんとか着の身着のままで降りたものの」
“カグヤ”:「そういった類のものは皆従者に任せていましたし……」
五郷 遼馬:「………」一旦眉間を押さえる よっぽど堂に入った妄想なのか、それとも本当にそうなのかの判断がつかなくなりつつある
五郷 遼馬:「船、と言うと」
“カグヤ”:「こちらの国ではろけっと、と呼ぶと聞きました」
“カグヤ”:「宇宙船、とも呼ぶそうですね。船は宇宙を行くためのものなのに」
五郷 遼馬:「ああ、やっぱり。エンジンで動くやつか」
“カグヤ”:くすくす、と心底おかしそうに笑う。
“カグヤ”:「えんじん、ですか?」きょとん、とする。
五郷 遼馬:(俺は何か間違ったことを言ったのか?)
五郷 遼馬:「エンジン、だけど」
“カグヤ”:「それはどういった身分の方なのでしょう」
“カグヤ”:「わたくしの郷では、聞いたことのない漕ぎ手の呼び方です」
五郷 遼馬:「漕ぎ手という意味では間違ってないかもしれないけど、エンジンは人じゃない」
“カグヤ”:「そうなのですか!?」興味深そうに瞳を輝かせる。
五郷 遼馬:「熱や電気を原動力にして、エネルギーを継続的に発生させる機関の事で……」
五郷 遼馬:言いながら(これ、マジなのか?)と思い始めている
五郷 遼馬:「……まぁ、とにかく」
“カグヤ”:「はい」
五郷 遼馬:「夜も更けてきた。季節柄比較的暖かい気候だとは言っても、いつまでも外に居るのはあまり感心しない」
“カグヤ”:「そうですね」
五郷 遼馬:「鬱陶しい物言いかもしれないけど、今住んでる場所まで送っていくから、今日はもう寝なさい。」
“カグヤ”:「有難うございます。ただ───」
“カグヤ”:「実はその……笑わないでくださいね?」
GM:やや気恥ずかしそうに、少女は言葉を紡ぐ。
五郷 遼馬:本当に笑うつもりは無いので、頷いてから言葉を待つ
“カグヤ”:「わたくし、“ぷち家出”中なのです」
“カグヤ”:「最初にこの星で会ってくれた人々がその……あまりにひどい方たちで」
“カグヤ”:「おともだちの力を借りて、なんとかここまで来たのです」
五郷 遼馬:その言葉端からニュアンスを受け取って
五郷 遼馬:「”親と喧嘩して”という意味ではないんだな」
“カグヤ”:「ええ、はい。お父様とお母様からは、お許しを頂いて訪れています」
“カグヤ”:「いえ……父は少し反対していたかもしれません。そうなると、二重に“ぷち家出”ということになるのでしょうか?」
五郷 遼馬:(つまり、親が居ない訳でもない。”この星で会ってくれた”か、元々友好的な関係を築いていた人間が地球に居たという事か?)
五郷 遼馬:「そのおともだちと言うのは、今どこに?行動を共にしている訳じゃないのか?」
“カグヤ”:「そう。おともだち!」
“カグヤ”:「彼らについて、丁度お話をしようと思っていたの」
“カグヤ”:「よければ、一緒に会ってくれませんか?彼らも、きっとあなたのことが気に入るはずです」
五郷 遼馬:(複数形。思ったより大所帯みたいだな)
“カグヤ”:「皆さんとてもいい方たちなの」
“カグヤ”:そう言ってたおやかに微笑むと、キミの手を取る。
GM:───その握った手に、ぬるりと、湿った感触がある。
五郷 遼馬:反射的に手を引っ込めようとする。
GM:引っ込めようとした手を見れば、気づくだろう。キミの掌が、赤く血に濡れている。
GM:キミの手から流れたものではない。
GM:目の前の少女から出たものでもない。
“カグヤ”:「ああ。ごめんなさい!……あら……?」
“カグヤ”:手を眺め、こびりついた赤に目を見開く。
“カグヤ”:「あ───」
“カグヤ”:血を見たことで、元から白い肌がさらに色を失う。
“カグヤ”:ぱたり、とショックで気を失う。
五郷 遼馬:平静を装いつつ、目の前の少女との距離を目算する。怪我が治ったとはいえ、近接戦闘に対する精神的抵抗は未だに根深い───が
五郷 遼馬:敵か味方か、そもそも何者なのかもわからないが、この少女からは敵意を感じない。であれば話は別だ
五郷 遼馬:額に手を当てた後、脈と呼吸を確認する。地球でのやり方がこの娘に通用するのかは分からないが、出来る事はしなくちゃならない
GM:触れれば、脈拍も呼吸も確かに存在が確認できます。どうやら、生体反応は地球人と同じか……あるいは、似た種族の様です。
五郷 遼馬:「……美弥子、今大丈夫か。」他の場所に異常は無いか?の意味も込めて、そう尋ねる
“SSS”御巫美弥子:『パイセン!よかった、無事すか!?』
五郷 遼馬:「無事すぎるぐらいには無事だ。でも、一つ問題を抱えてしまった」
“SSS”御巫美弥子:『大変す、今テルさんと発生地点と思しきポイントに……なんです!?』
五郷 遼馬:「発生?…まぁいい、俺から話す」
五郷 遼馬:「例の女子だが、たった今気を失って倒れた。月の裏側出身で、地球にはプチ家出で来たらしいが、真偽はまだ分からない」
“SSS”御巫美弥子:『……なんです?』
五郷 遼馬:「言動は胡乱だが、民間人である可能性は捨てきれないから、このまま保護して身柄を一旦与かろうと思う」
“SSS”御巫美弥子:『了解っす。こっちは大規模な交戦跡を確認したっす』
五郷 遼馬:「”カグヤ”と言うらしい。ある意味憶えやすくはあるな」と、そこまで言って
五郷 遼馬:「交戦跡?最近出来たものか?」
“SSS”御巫美弥子:『っす。ウチとテルさんで急ぎ合流するんで、その子を連れてポイントβまで……』端末上に合流地点を送信して。
“SSS”御巫美弥子:『カグヤ?そう言いました?』
五郷 遼馬:(K市で交戦跡と言えば例のクレーターだが、それとはまた別のものか…直近のものだとしたら、何で誰も気付かなかったんだ…?)
五郷 遼馬:「?ああ、そう言った。」
“SSS”御巫美弥子:『パイセン、急いで───』ザッ
GM:通信が乱れる。
五郷 遼馬:「………」
GM:砂嵐は一瞬のものだったが、そのノイズに紛れて迫りくるものを、キミの五感は確かに感じ取った。
GM:敵意を秘めた複数の足音が、闇に紛れて忍び寄ってくる────
五郷 遼馬:通信が乱れるや否や、カグヤと名乗った少女を、頭を動かさないように背におぶる
五郷 遼馬:(───言われなくても急ぐさ)
五郷 遼馬:(”間に合わない”は、もうたくさんだ。)
五郷 遼馬:移動補助具でもあるシューズのソールに、水蜘蛛のように魔眼を展開し
五郷 遼馬:───  ス ッ
五郷 遼馬:そのまま、地面を滑るようにしてポイントβへと向かう。
五郷 遼馬:急いで向かう、その上で、背におぶった少女に負荷はかけない。五郷遼馬はそういう男だ。

GM:シーンカット/ロイス取得のみ可能です
五郷 遼馬:カグヤ:〇庇護/不安 で!
GM:了解です!

【目次へ戻る】

OP2

GM:シーンプレイヤー 朝倉 輝晃
GM:準備が整い次第振りたまえ!登場侵蝕ダイスを……
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (32 → 39)

GM:ある夜のことだ。
GM:キミは所属するK市支部より《ワーディング》の観測報告を受けた。
GM:発生はごく僅かな時間ではあったものの、発生時のレネゲイド反応から戦闘があった可能性ありということで
GM:キミは現在、同世代のチルドレンである“SSS”御巫美弥子と共に、周囲を捜索している。
“SSS”御巫美弥子:「テルさんテルさん」
“SSS”御巫美弥子:「りょーまパイセンが、女の子を見つけたって話っす」
朝倉 輝晃:「女の子!?かわいい!?」
“SSS”御巫美弥子:「場所はここからちょい先。民間人かもってことなんで……」
“SSS”御巫美弥子:「うわ……」ドン引き。
朝倉 輝晃:「いやそこまで引かんでも……つって、冗談言ってる場合でもねえか」
朝倉 輝晃:「わり。で、民間人なら一旦下がって保護か?」
“SSS”御巫美弥子:「すっすよ(訳注:そっすよ)。いくら出会いが乏しい職場だからって……」
“SSS”御巫美弥子:「いや、けっこう多い気がするな?」
朝倉 輝晃:「職場内でもなきゃ理解を得づらいお仕事ですからねえ」
“SSS”御巫美弥子:「すっす。戦闘反応があった場所からそう離れてないって、危なすぎますし」
朝倉 輝晃:「了解。……しかし、こんな時間に女の子が一人で、ねえ」
朝倉 輝晃:んー、と呻きながらすこし首を傾ける。
“SSS”御巫美弥子:「家出少女っすかね?そんなら警察の仕事っすけど」
朝倉 輝晃:「ならいんだけどな。この騒ぎの関係者……ってのは、流石に短絡的すぎか」
“SSS”御巫美弥子:「悪い職業病っすねー」
“SSS”御巫美弥子:「まあ、距離も近いし疑いたくなる気持ちもわかるっすけど」
朝倉 輝晃:「一応五郷の方も注意しといて。連絡つながってんだろ?」
“SSS”御巫美弥子:「回線オンライン。電波状況にも異常ナシっす」
“SSS”御巫美弥子:「ついでに、ウチの猫ちゃんセンサーでも今んとこパイセンの周りはなんとも……」
朝倉 輝晃:「オッケ。こっちは俺の方で警戒しとく……」
“SSS”御巫美弥子:「……え?なに、これ……」少女の顔が青ざめる。
朝倉 輝晃:「向こうになんかあったら静かに連絡頼むぜ?急に大声出すとびっくりする……」
朝倉 輝晃:「……御巫?どうした?」
“SSS”御巫美弥子:「テルさん。こっから5mもしない地点でナナさんが異常を感知」
“SSS”御巫美弥子:「……たぶん、ここが発生地点っす」
GM:ナナさん、というのは彼女がとりわけ可愛がっている猫の名前だ。
朝倉 輝晃:「……!了解」
朝倉 輝晃:声を潜める。
GM:小動物と意志を疎通させ、使役するオルクス能力者である彼女は、その性格も併せて飼い猫が多い。
朝倉 輝晃:「状況は?」
“SSS”御巫美弥子:「敵性反応はなし……というか」
“SSS”御巫美弥子:「処理班を呼んだ方がいいっすね。正直ここまでやばいのは初めて見た」
GM:美弥子の案内に従って歩くうちに、彼女の言葉がウソではないことが実感できる。
GM:まだ涼やかな夜風に流れてやってくるのは、血と、饐えたような死臭。
朝倉 輝晃:「……う」
GM:この季節の夜とは思えない、異様な熱気が、周囲を満たす。
GM:美弥子は震える猫を抱え、口元を抑える。
朝倉 輝晃:片腕で御巫の視界から隠そうとする。
GM:───そこには、地獄が広がっていた。
GM:路地裏一帯にぶちまけたような赤。
GM:手足があらぬ方向へ吹き飛び、あるいは重要器官を切断され、頽れた少年たち。
GM:そして、機械、だろうか?血とは異なる、べたつく粘液と、くず鉄のような部品が無数に散乱し、さながら台風の直撃地点を悪趣味な色で染めたような惨状が広がっている。
少年:「う……あ……」
少年:「誰か……いるのか……?」
朝倉 輝晃:「……!御巫、下がってていい。応援呼んでてくれ」
朝倉 輝晃:かすかな声の方へと駆け出す。
GM:壁に背をつき、頽れた少年の1人が、微かに声を漏らす。
“SSS”御巫美弥子:頷くと、無線のチャンネルを切り替え応援を呼ぶ。
朝倉 輝晃:「……おい、しっかりしろ。すぐに救援呼ぶから」
朝倉 輝晃:言いながら、傷の様子を診る。
GM:少年は……首から胸元まで深々と、袈裟掛けに致命的斬撃を受けており、どう見ても致命傷だ。
GM:ほかにも細かい斬撃痕が全身を走り、《リザレクト》すらできずにいる。
GM:再生限界を超えて抵抗を試みたのだろう。
少年:「おれは……いい……」
少年:「きっと……もうだめだ。それより……」
朝倉 輝晃:「喋るな、傷が……」
朝倉 輝晃:「……いや、分かった。聞く。なんでも言え」
少年:既に眼も見えていないのだろう。あらぬ方向へ手を伸ばす。
少年:「“カグヤ”を……頼む」
少年:「あの子を助けてくれ……」
朝倉 輝晃:伸ばされた手を見て、
朝倉 輝晃:力いっぱいその手をつかむ。
少年:「あの子は悪くないんだ……あの子には……なにも……」
朝倉 輝晃:「おう」
朝倉 輝晃:「わかった。任せとけ」
少年:「───ああ」心から安堵した、という風に息をつく。
少年:乱れた呼吸に、微かに熱が灯って。
少年:「………ありがとう」
GM:その言葉を最期に、少年から熱が失われる。
朝倉 輝晃:「……」
“SSS”御巫美弥子:「……テルさん!応援と現場保持、救急と一緒にすぐ来るっす!」
朝倉 輝晃:熱を失った手を話して、血まみれになった自分の手を見つめる。
朝倉 輝晃:あまりにも小さい。
朝倉 輝晃:「……ああ。サンキュ」
朝倉 輝晃:知った事かと、強く握りしめる。
“SSS”御巫美弥子:「それと、日本支部から戦略部の人がこっちに来てるとかって……」
“SSS”御巫美弥子:キミと、力尽きた少年を見て口を噤む。
朝倉 輝晃:「日本支部からね。ま、そっちの細かいことは葛西支部長たちに任せとけばいいだろ」
“SSS”御巫美弥子:「っす。その子、最期に何か言ってました?」
朝倉 輝晃:「“カグヤ”」
朝倉 輝晃:「“カグヤ”って子を頼む……そう言ってた」
朝倉 輝晃:「聞き覚えあるか?」
“SSS”御巫美弥子:「生存者……っすか。ここから逃げて、無事って信じ難いっすけど……」
朝倉 輝晃:「分かんねえけど、探す」
“SSS”御巫美弥子:周囲の光景を振り返って溢す。
“SSS”御巫美弥子:「ウチも協力するっすよ。カメラの届かない場所でこそ、ウチの出番っすから」
“SSS”御巫美弥子:頷いて。……端末を取る。
朝倉 輝晃:「……無理すんなよ。お前戦闘は苦手だろ」
“SSS”御巫美弥子:「それでも、UGNっすから」その言葉には、この光景を見せられて黙っていられないという感情が込められている。
“SSS”御巫美弥子:「……パイセンからコールっす」
GM:なるはやで連携します、と端末を取る。
朝倉 輝晃:「……危なくなったらちゃんと逃げろよ」
朝倉 輝晃:「お前が逃げねえと俺も逃げそこねっからな!」
朝倉 輝晃:背中に声をかけて、惨状を再び見渡す。
“SSS”御巫美弥子:「大変す、今テルさんと発生地点と思しきポイントに……なんです!?」
“SSS”御巫美弥子:「…………なんです???」
“SSS”御巫美弥子:「テルさん」振り返って、キミに声を掛ける。
朝倉 輝晃:「どした?向こうでなんかあったのか?」
“SSS”御巫美弥子:「パイセン、宇宙人捕まえたって」
朝倉 輝晃:「はぁ?」
朝倉 輝晃:「いや、なに?さっき女の子がどうとか言ってなかったっけ?」
“SSS”御巫美弥子:「その民間人が月の裏側から地球にプチ家出とかなんとか……」
朝倉 輝晃:「月の裏側からくるようなやつぁ民間人じゃねえだろもはや!」
“SSS”御巫美弥子:「あ、あー!っすよね、妄言かもっすよね」通信しながら
GM:キミと通信機越しの五郷の言葉に、二重に頷いて見せる。
朝倉 輝晃:「家出娘の適当な冗談真に受けでもしたのか?五郷君真面目すぎっぽいしなー……」
朝倉 輝晃:「わりぃけどなるたけ早く送り届けてもらって、こっちに救援来てもらおう。人手が欲しい」
“SSS”御巫美弥子:二言三言状況を確認する言葉を交わしつつ
“SSS”御巫美弥子:((了解。パイセンにも合流してもらうようポイント送付するっす))ハンドサインをキミに送る。
“SSS”御巫美弥子:「……“カグヤ”?」その会話が、通話機の向こうから出た単語に凍りつく。
朝倉 輝晃:「……なに?」
“SSS”御巫美弥子:「テルさん、パイセン“カグヤ”って───ッ」通信機に走ったノイズに眉を顰める。
朝倉 輝晃:「御巫、向こうの位置!」
“SSS”御巫美弥子:「っす!ポイントβに向けて走行。……この反応」
“SSS”御巫美弥子:「いつから……?いや、そんなことより」
“SSS”御巫美弥子:「パイセンを追って所属不明のR体反応複数!まずいっす、包囲狙ってる!」
朝倉 輝晃:「了解、急いで合流する!お前は……」
“SSS”御巫美弥子:「私は!?」
朝倉 輝晃:迷う。間違いなく戦闘になる。連れていくのは危険か?だが、一人にするのも……
“SSS”御巫美弥子:「あーもー、気にしない!言ったでしょ?これでも同じチルドレンっすよ!」
朝倉 輝晃:「……」
朝倉 輝晃:ひどく、難しい顔をして。
“SSS”御巫美弥子:腰のホルスターに備えたハンドガンを抜く。神城製/9mm/標準採用の自動拳銃。
朝倉 輝晃:「走れるか?」
“SSS”御巫美弥子:「訓練じゃ、これでも結構いいスコア出してる方っすよ」
朝倉 輝晃:「全力で行く。遅れたら担いでくかんな、気張れよ!」
朝倉 輝晃:言って、弾かれたように駆け出す。
GM:駆けだしたキミに遅れまいと、美弥子もまた続く。
GM:目指すはポイントβ。“ジャックフロスト”との合流目標地点だ───
朝倉 輝晃:「(同じチルドレンだから、不安なんだっつの)」
朝倉 輝晃:嫌でも思い出す。自分の小さな手からこぼれ落ちていった少女を。
朝倉 輝晃:頭を振り払う。悪い考えを消し去るように。
朝倉 輝晃:俺はウェザーメイカー。空に輝く太陽の化身。
朝倉 輝晃:「(ああ、助けてやるよ。月からのお姫様一人照らすぐらい余裕だっての)」
朝倉 輝晃:遠くなっていく惨状にわずかに振り向いて。
朝倉 輝晃:「(任せて、ゆっくり休めよ)」
朝倉 輝晃:それだけ心のなかでつぶやき、前を向いた。

GM:シーンカット/ロイスのみ取得可能
朝倉 輝晃:御巫美弥子 ○P:連帯感/N:心配
朝倉 輝晃:以上!

【目次へ戻る】

OP3

GM:シーンプレイヤー 軽賀重久
GM:登場ダイスどうぞ!
軽賀重久:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+5[5] → 37

GM:侵蝕軽めだ
軽賀重久:重くもなく軽くもなく……
GM:しかし単体で見れば中間か!

GM:UGN・K市支部の一室。
GM:ブリーフィングルームとして利用されるその部屋には、既に先客が訪れている。
GM:金色の髪をポニーテールに纏め、怜悧そうな瞳の下に微かに隈を浮かせた女性。
GM:彼女こそ、日本支部からこのK市へある任務を帯びてやってきたオフィサー・エージェントだ。
GM:名を“クレイボーン”という。
“クレイボーン”:「“マルチプライヤー”。よく来てくれた」
軽賀重久:「これはこれは、御多忙な中どうも……”クレイボーン”」
“クレイボーン”:「これが仕事だからな。単刀直入に言おう」
軽賀重久:「貴方が来たということは、重い案件だと思っていますが……さて」
“クレイボーン”:「現在、防諜部がある作戦を追っている」
“クレイボーン”:「FHが主導で動いている作戦だ。暗号名は“鳥かご作戦”」
“クレイボーン”:「このコードを我々が探知したのは少し前だが」
“クレイボーン”:「東京都内だけでなく、日本各地でこの暗号が利用されている。南は九州から北の道内まで」
軽賀重久:「日本全体が、鳥かごの中にあると?」
“クレイボーン”:「問題はそこだ」
“クレイボーン”:「連中がその籠を使って閉じ込めようとしているものが何なのかすら、現状では不明だ」頭が痛そうに──実際に痛むのだろう。眉を顰める。
“クレイボーン”:「RBか?遺産か?あるいは別の何か──我々UGNや、市民を目標としているのか?」
“クレイボーン”:「忌々しいことに、それさえわからん」
“クレイボーン”:「ひょっとすると、何らかの言葉遊びに過ぎず」
“クレイボーン”:「実際には我々をありもしない作戦で踊らせるのが目的かもしれん、と言うものもいる」
軽賀重久:「何を閉じ込めて、何をするかも分からない、……そもそも存在しないかもしれない」
軽賀重久:「ふわふわと軽く……でも脳裏に重くまとわりつくような」
軽賀重久:「やな存在ですね、それは」
軽賀重久:コーヒーを啜る
“クレイボーン”:「そうなんだよ!強硬派は諜報員を使った長期潜入をしろとか、ハウンドでセルをひとつ摘発して探りを入れろとか言うが───」
“クレイボーン”:「どっちにしても危険すぎるし!かと言ってなにもしないわけにもいかないしさあ!」
GM:一瞬、彼女の“素”とでも言うべき人格が顔を出すが、すぐにコーヒーを飲んで我を取り戻す。
軽賀重久:「っ!」意外な一面を見れて、得したような気分
“クレイボーン”:「ともかく、我々としても困りあぐねているというのが現状だったわけだ」
“クレイボーン”:「ところが」
軽賀重久:「……ところが?」
“クレイボーン”:「12時間前、防諜部がひとつ情報を入手した」
軽賀重久:興味深く身を乗り出して聞く
“クレイボーン”:「このK市で、“鳥かご作戦”に連なるプランを実施するとの情報だ」
“クレイボーン”:「“エクリプス計画”。連中はそう呼んでいて」
“クレイボーン”:「ほんの数分間、UGNが関与しない《ワーディング》がこの街で観測された」
“クレイボーン”:「………正直、雲を掴むより怪しい線だというのはわかっている」
“クレイボーン”:「だが、ここで尻尾を掴めなければ、本件に関しては我々は翻弄されたままだ」
“クレイボーン”:「つまりだな。キミには今、この街で起きている騒ぎがこの“エクリプス計画”に関連しているものなのか、調べて欲しい」
軽賀重久:「月食(エクリプス)……FH(やつら)は大きな作戦には、仰々しい名前を付けるものです」
“クレイボーン”:「それが頼みたいことの一つだ」
軽賀重久:「計画の名前を隠さなくなったことも、秘匿を続ける必要がなくなったということであり」
軽賀重久:「計画は進行しているが、同時に、それを止める最後のチャンスというわけだ」
軽賀重久:「どんなに軽い、雲のような手がかりだろうと……ええ、必ずこの手に引き寄せてご覧に入れよう」
“クレイボーン”:「ああ。もうひとつ頼みたいことがある。……この手掛かりの入手先だ」
“クレイボーン”:「防諜部の連中がこの暗号を入手する上で、妨害があった」
軽賀重久:「ほう」
“クレイボーン”:「妨害者の名前は“ハーフ・ワイルド”。私たちが把握しているヤツの名だ」
“クレイボーン”:「元イリーガルだよ。とはいえ、動いていたのは10年以上前で」
“クレイボーン”:「私の辿れる記録だと、既に戦死認定が出ている」
“クレイボーン”:「それが今になって、“裏切者”として出てきた。私がこの作戦の実在を信じる理由のひとつだ」
軽賀重久:「死者の蘇り……か」
“クレイボーン”:「あるいはこの10年、闇に隠れていたのか。いずれにせよ」
軽賀重久:「月食ってほら……絶好の儀式日和と言いますし」
軽賀重久:「黄泉返りの線もありますね」
“クレイボーン”:「いるはずのない超人がいて、あるかどうか定かではない作戦の存在が日本中を飛び回っている」
“クレイボーン”:「この状況に関してだけは、派閥を問わずどうにかしたい、と評議会も考えてる」
軽賀重久:「想像以上に重たい案件だったようだ……」
“クレイボーン”:「そうなる」
“クレイボーン”:「イリーガルからエージェント。UGNと、そうでない立場」
“クレイボーン”:「そのどちらからもこの世界を見てきたキミの経験と、実力を頼りにしたい。できるか?」
軽賀重久:「期待も重いときた」
軽賀重久:「ですが……ええ、軽くとはいかないかもしれませんが」
軽賀重久:「かならず解決しますとも」
軽賀重久:「貴方を、この重たい案件から早く解放してあげたいですし」
軽賀重久:そう言って席を立つ

GM:シーンカット/ロイスの取得のみ可能です
GM:ちなみにシナリオ想定ロイスは「エクリプス計画 P興味/N脅威」
GM:になっています
軽賀重久:エクリプス計画 〇興味/脅威 で取ります!
GM:了解!

GM:では本日はここまで!夜遅くまでお疲れさまでした!

【目次へ戻る】

ミドル1

GM:シーンプレイヤー 五郷遼馬(他登場可能)
GM:登場者は1D10をドーゾ
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (43 → 48)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (39 → 40)
軽賀重久:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+1[1] → 38

軽賀重久:軽いぜ……
GM:登場巧マンの集まりか~~~~?

GM:K市郊外
GM:現在キミは、“カグヤ”を名乗る少女を背に、仲間と合流すべく疾駆していた。
GM:その背を追うように屋根上から、背後から、複数の足音が迫る。
GM:追跡者は一様にトレンチコートにソフト帽、アンチワーディングマスクを装備していることを除けば
GM:さながら古いマフィア映画に出てくるギャングスターのような姿だ。……尤も。
GM:覆面の向こうに見える素顔は、人間のそれではない。
五郷 遼馬:(───思ったより多いな。これが例の”おともだち”か?いや、それにしては…)
五郷 遼馬:僅かに後方に視線を向けて
GM醜悪な異形(ジャーム)の貌に、制御機構らしきなんらかの機械装置が混ざり合うように組み合わせられている。
五郷 遼馬:(雰囲気がものものしい。”ひどい方たち”の方かもしれない)
五郷 遼馬:スピードスケートのようなフォームで、一定の距離を保つように逃げる
合成兵士:「…………」
五郷 遼馬:(俺の能力は乱戦向きだけど、一人じゃ流石に分が悪い。早いとこ輝晃と合流しなきゃな)
合成兵士:追跡者たちは逃亡に徹するキミに対し、上空からの奇襲や飛び掛かることで態勢を崩そうと狙うが
合成兵士:そのいずれも失敗に終わり、攻めあぐねたように距離を測り直すことを余儀なくされる。
五郷 遼馬:地面から僅かに浮いたフロート状態を保ったまま、それでいて地面に張り付くような重力制御で
五郷 遼馬:障害物や壁もお構いなしに、立体的な動きで逃げ回る
五郷 遼馬:(……この調子じゃ、あと何人潜んでるのか分からないな)
五郷 遼馬:(ポイントβまでは…)
五郷 遼馬:頭の中に地形図を浮かべながら、おおよその経路と所要時間を想定する。
GM:端末を確認する。“SSS”が示した合流予定を差す光点まではあと僅かの距離だ。キミならばものの5分とかからず到着できるだろう。
GM:ここで知覚で判定してください。目標は5。失敗してもペナルティはありません。
五郷 遼馬:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 7[3,7] → 7

GM:お見事!
GM:敵は一向に距離を詰めず、かといって攻撃に転じるには不安定な要素が多い。どうすべきかキミが思案していると───
GM:背後に迫る、空気の色が変わった。
GM:これまでの、思考の波が読めない無機質な物とは異なる気配。血に飢えた殺戮者のものだ。
GM:それは一息に距離を詰め───
“ハニーバジャー”:「なァにチンタラやってんだ、よッ!」
“ハニーバジャー”:背後で距離を詰めていた追跡者をバラバラに引き裂き、
“ハニーバジャー”:キミへ肉薄する!
“ハニーバジャー”:「ヘェルォ~~~~~!……誰だ、お前」
“ハニーバジャー”:「見ないツラだな?こっちじゃねえな?UGNかァ!?」
五郷 遼馬:声と共に血の臭いが濃くなる。背後に迫る死の気配は、まるでアナフィラキシーショックのように肉体へ危険信号を走らせる。
“ハニーバジャー”:「なんでもいいや、とっとと荷物を置いて失せな!でねえと細切れにしちまうぞってな!キシシ!」
五郷 遼馬:バック走へと切り替え
“ハニーバジャー”:腕の側面から伸び出た、鎌状のブレードを見せつけ、獰猛に笑う。
五郷 遼馬:「さあ、どうだろうな。身分を明かすつもりもないし、これを置いていくつもりもない。そもそも彼女は荷物じゃない、偶々会った人間だ(そう言う事にしておこう)」
五郷 遼馬:話を引き伸ばすようにそう返しながら、彼我の距離、得物、性格、戦い方、そういったものにアタリをつける
五郷 遼馬:(…刃物。でも扱い方が独特だ。それだけ懐に飛び込む技術や能力があるのか、それとも射程を補う術を持っているのか…)
“ハニーバジャー”:「へェ~、そう……んじゃ、ミンチ確定!」
“ハニーバジャー”:女の瞳孔が獣のように収縮し、残忍な光を帯びる。
五郷 遼馬:(───来る)
“ハニーバジャー”:人ならざる重心に構えを取り、イタチ科動物めいた俊敏な軌道でキミに接近!
“ハニーバジャー”:身体を捻ると、小型の竜巻が如き回転斬撃で襲い掛かる!
五郷 遼馬:相手の挙動よりも早く、ピタ っと移動を止めると、地面に掌をあてる
五郷 遼馬:薄く円を広げるように展開した魔眼が、一息に収束すると同時
五郷 遼馬:まるで熱が引くように、”ハニーバジャー”の攻撃挙動から運動性が失われる
五郷 遼馬:「悪いけど」
五郷 遼馬:「相手をするのは、もう少し待って欲しい」
五郷 遼馬:吸い上げた熱を、自身の運動エネルギーへと変換して、再び距離を開けるように逃走。
“ハニーバジャー”:「ンだ今の、エフェクトか!?」攻撃が空回りし、距離を開けたキミを睨みつける。
五郷 遼馬:「さあ、どうだろうな。」
五郷 遼馬:「同じ質問を、もう一人にもしてみるといいんじゃないか。」
朝倉 輝晃:「追いつい……」
朝倉 輝晃:「たぁぁっ!」
朝倉 輝晃:横合いから炎の巨腕が、“ハニーバジャー”へと薙ぎ払われる。
“ハニーバジャー”:「ッ!」炎の巨腕による一撃を受け、体躯が軽々と宙を舞う!
朝倉 輝晃:「おおっと、っととぉ!」
朝倉 輝晃:勢い余って何歩か通り過ぎてから、五郷に並ぶ。
“ハニーバジャー”:ワイヤーアクションのように吹き飛ばされ、激突直前で受け身を取り、壁へ着地!
朝倉 輝晃:「わり、遅れた!……って、全然手応えねえし!」
五郷 遼馬:「気にするな、どちらかと言うと遅れたのは俺の方だから。」
“ハニーバジャー”:「熱ィな、オイ!それに痛ェぞコラ!」焦げ付いた黒装束についた煤を払い、威嚇するように歯を見せる。
朝倉 輝晃:「真面目か!で、女の子は無事?」
五郷 遼馬:頷いて「美弥子は?戦闘に入るなら、先にこの子を預けておきたいんだけど」
朝倉 輝晃:「飛び込む前に降ろしてきた。すぐ来るはず……」
“SSS”御巫美弥子:「すぐに来るはず……じゃないっすよ!」
“SSS”御巫美弥子:「急に降ろしたかと思ったら駆け出して……パイセン、無事で何よりっす」
朝倉 輝晃:「戦りあってんのが見えたんだから仕方ねえじゃん!悪かったって!」
五郷 遼馬:「怪しい連中に追われてたけど、何故かあいつが全員ぶっ殺した。こっちの状況はそんな感じ」
“SSS”御巫美弥子:「お、おう。見るからにヤバそうな適性反応が増えたと思ったんすが、あれっすか」
朝倉 輝晃:「敵の敵だったにしろ、やっぱ敵だわな」
“SSS”御巫美弥子:「了解っす。グヤさんは自分が保護するんで。支部からの増援と救護班も来てるし、そっちと合流します」
朝倉 輝晃:「任した。まだ別働隊いるかも、気をつけろよ」
五郷 遼馬:(グヤ……?まぁいいや、後で聞こう)「了解。頼んだ」
“ハニーバジャー”:「させると思うか?おめでてェぞ!」復帰すると、両足側面からもブレード展開!
朝倉 輝晃:「(ありゃブラックドッグか?他になんか見えてることある?)」五郷にのみ聞こえるよう声を潜めて
五郷 遼馬:「移動と攻撃がセットになってる。好きに動かせると防戦一方になるかな」
“ハニーバジャー”:身を低く屈め、奇妙な構えを取る。
朝倉 輝晃:「(オッケイ、なんとか殴り合いで足止めてみる)」
合成兵士:戦闘態勢を取る“ハニーバジャー”を支援するように、闇から数体の合成兵が再度出現する。
GM:両者の間に一触即発の空気が発生し、一瞬の睨み合いが生じる。
GM:どちらが先に動くか───
軽賀重久:先に動いたのは、合成兵士たち
軽賀重久:ただし、自らの意思ではない
軽賀重久:巨大な力に引きずられるようにして、一つの塊となり、無力化される
軽賀重久:「手がかりが見つかるかと思って来てみたら」
軽賀重久:「なかなかヘビーな戦場になってるじゃねえの」
軽賀重久:5階建てのビルの屋上から、優雅に地面に降り立つ
朝倉 輝晃:「な、なんだ……!あんたは……!?」
軽賀重久:周囲を見渡し
軽賀重久:「安心しろ、K市のUGNだ」
五郷 遼馬:(なら、増援か。良かった)
“ハニーバジャー”:「くそ、使えねえ!」ひとまとめに圧縮された合成兵士を尻目に毒づく。
軽賀重久:「K市支部の顔触れは頭に叩き込んできたはずだが……一人知らないのがいる」“ハニーバジャー”を指差し
軽賀重久:「アレが敵でいいんだな?」
軽賀重久:朝倉と五郷に対し、軽い口調で訊く
朝倉 輝晃:「OKっす!身軽そうだから気をつけて!」
“ハニーバジャー”:キミ達3人のそれぞれ見据え、値踏みするような眼で思考。
五郷 遼馬:頷いて「敵か味方かの決定的な判断を下すのは早い気がするけど、危険性があるのは間違いないです」
“ハニーバジャー”:不利を悟ったか、ギリリ、と歯噛み。
“ハニーバジャー”:「ここは退いてやる!だがテメエら顔は覚えたからなァ!」
朝倉 輝晃:「し、慎重!明らかに殺意あるっぽいぞ向こう!?」
“ハニーバジャー”:「覚えてやがれ!」露骨な捨て台詞!
軽賀重久:「いや、退くみたいだ」
“ハニーバジャー”:《瞬間退場》を発動すると、その姿が夜闇へ掻き消える。
朝倉 輝晃:「はやっ……!追いかけ……るのは、あぶねえか」
朝倉 輝晃:「御巫と女の子置いてくわけにもいかねえし、戦力分けんのはやべえよな」
五郷 遼馬:「向こうも完全な考え無しって訳じゃないみたいだし、今深追いしても多分メリットはないと思う」
軽賀重久:「軽い気持ちで深追いしちゃ駄目だな……」
朝倉 輝晃:「了解。んじゃ一旦御巫と合流して、状況整理すっか」
朝倉 輝晃:「えっと、お兄さんは……」
軽賀重久:「おじさん呼びじゃなくて安心したぜ」
軽賀重久:「俺は”マルチプライヤー”軽賀重久。こっちに来たてのエージェントだ」
朝倉 輝晃:「ども、朝倉輝晃です。コードは"ウェザーメイカー"!」
五郷 遼馬:「初めまして。”ジャックフロスト”五郷遼馬です。さっきは助かりました」
朝倉 輝晃:「そうそう、お礼言うの忘れてた!助かったっす!」
軽賀重久:「へっよせよせ……君らが先に来てたおかげで女の子を守れたんだろ?」
軽賀重久:「こっちこそ、ありがとな」
朝倉 輝晃:「だって」
五郷 遼馬:「…まぁそれは、成り行きに依る部分が大きいですし」
五郷 遼馬:「実際あのまま戦闘を続けてたら、どの程度被害が出てたのか分からなかった訳なので」
五郷 遼馬:「助かったレベルは…多分こっちの方が大きい、かと」
朝倉 輝晃:「結果守れたんだから素直に受け取っときゃいいのに~」
五郷 遼馬:無駄に目上を立てようとする
軽賀重久:「そうだぞ~、見た感じまだ十代だろ?素直に褒められな」
五郷 遼馬:「………じゃあ、いぇーい」
軽賀重久:「んじゃほら、女の子待たせるわけにもいかねえし、行こうか」
朝倉 輝晃:「い、いぇーい?……いぇーい!」
五郷 遼馬:”賞賛を受けるのはまだ早い”という考えが根底にあるからか、ぎこちなくそう答える。
朝倉 輝晃:「おっと、了解っす。こっちからも話したり聞きたいこと色々あるからな」
五郷 遼馬:頷く。取り敢えずは、彼女が本当に宇宙人なのかどうかを早い所ハッキリさせなきゃならない。

GM:シーンカット! ロイス取得と
GM:後続班からの物資補給と言う形で購入判定もできます 金取るのかよ!?
朝倉 輝晃:何狙おっかな~
五郷 遼馬:ロイスは保留で
五郷 遼馬:購入は取り敢えず応急
朝倉 輝晃:ロイス 五郷 遼馬 ○P:連帯感/N:堅い
五郷 遼馬:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 8[4,8]+1 → 9

五郷 遼馬:成功!以上!
軽賀重久:禁じられた応急キットを
軽賀重久:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 5[1,2,5]+1 → 6 → 失敗

朝倉 輝晃:あ、じゃあ
朝倉 輝晃:バディムーブ!
軽賀重久:くそっ失敗かよ!?
朝倉 輝晃:+3どうぞ
GM:さすエリ
軽賀重久:あっテルテルサンキュー!
朝倉 輝晃:みんな防具なにがほしいです?
軽賀重久:応急ゲット!
軽賀重久:みんな攻撃がRCだし
軽賀重久:アルティメイド服とかいいかもしれない
朝倉 輝晃:みんなメイド服か
朝倉 輝晃:じゃあ狙えるだけ狙い続けてみますか アルティメイド服
朝倉 輝晃:どうせ私もほしい
五郷 遼馬:《援護の風》で朝倉君の判定ダイス+3します
朝倉 輝晃:1DX+6+0@10>=20 調達
DoubleCross : (1DX10+6>=20) → 6[6]+6 → 12 → 失敗

五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (48 → 50)
朝倉 輝晃:あっごめん!先に振っちゃった
GM:あくなき挑戦が今始まる……!
朝倉 輝晃:そっか援護の風あるんだ!
GM:振り足していいですよ
朝倉 輝晃:ありがとうございます!
朝倉 輝晃:3DX+6+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10+6) → 10[6,7,10]+8[8]+6 → 24

GM:有能チルドレンズ
朝倉 輝晃:回った!ありがとう五郷君!
軽賀重久:!?
朝倉 輝晃:一着目!誰着る?
朝倉 輝晃:とりあえず自分のぶん着ちゃっていいかな
五郷 遼馬:一番(行動値の)影響が少ないのは軽賀さんかな…?
朝倉 輝晃:あ、なるほど
軽賀重久:そっか2人は速さが売りだもんね
朝倉 輝晃:じゃあ軽賀さんに渡します どうぞアルティメイド服
朝倉 輝晃:こちら以上!
軽賀重久:着こなせる……大人だから
GM:そういう問題なんだ?
軽賀重久:装備して以上!
朝倉 輝晃:全員以上かな

【目次へ戻る】

ミドル2

GM:シーンプレイヤー 朝倉 輝晃(ほか全員登場可能)
朝倉 輝晃:出ます
GM:振りな!1D10を
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (40 → 49)
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (50 → 54)
軽賀重久:俺の腰は重くないぜ?
軽賀重久:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+8[8] → 46

軽賀重久:重いな……
朝倉 輝晃:どんまい
軽賀重久:メイド服がストレスに……?
GM:そんな……

GM:K市支部/ブリーフィングルーム
GM:キミ達はそれぞれ、支部へと帰投し、状況の確認と整理を兼ねて一同に会している。
GM:この場にいるものはキミ達を含め、“クレイボーン”と“SSS”。
GM:そして、“カグヤ”と名乗る少女だ。
GM:簡易検査によりひとまずは敵性存在ではないことを証明された上で、監視と保護が必要ということでこの場にいる。
“SSS”御巫美弥子:「宇宙人かどうかまではわかりませんでしたけどね」
朝倉 輝晃:「検査してわかるもんなん?それ」
“SSS”御巫美弥子:「そう思い込んでるRBとかそっちなのかもまだ不明ってことで。精密検査の準備は医療スタッフにしてもらってるす」
“SSS”御巫美弥子:「いやわかるかどうかはグレーすけど……」
“カグヤ”:「まあ!“宇宙人”ですか」
五郷 遼馬:「”地球人かどうか”なら分かるかもな」
五郷 遼馬:「ともかく、命に別条が無くて良かった」
“カグヤ”:「面白い言葉ですね。わたくしから見れば、皆様が“宇宙人”になるわけですよね」くすくす、と。おかしげに笑う
“カグヤ”:「先ほどは申し訳ございません。いきなり気を失ってしまうだなんて…」
朝倉 輝晃:「(宇宙人かはともかく、空気の独特な子だな……)」
五郷 遼馬:「いいよ、別に。生きてるんだ、そういう事ぐらいはある」
五郷 遼馬:「(この子の手に付着してた血の検査は?)」小声で美弥子に尋ねる
“SSS”御巫美弥子:「((とりあえず、精神操作とかスパイツールの類はないとのことっす))」テルさんに小声で語り掛ける。
“SSS”御巫美弥子:「((それなんすけど……))」顔を曇らせて。
五郷 遼馬:カグヤの方をチラリと見て「(……彼女がここに居ると話し辛い?)」
“SSS”御巫美弥子:「(……っすね。あまり知らせていい話でもないし…)」コクリ、と頷く。
五郷 遼馬:「分かった、なら後で。」の意味を含んだ首肯を見せて
軽賀重久:(常人離れした雰囲気の子だが……重たい事情は、あるに決まってるか)
五郷 遼馬:先にこちらの話を聞こう と、”クレイボーン”へと視線を向ける
“クレイボーン”:「ああ、すまんな。私は日本支部側の任務でここに来た」
“クレイボーン”:「FHが実行中の疑いがある陰謀の捜査だ」
“クレイボーン”:「それと、10年前に死んだはずのイリーガルが“裏切者”としてFH側に在籍している疑惑が浮上してる」
五郷 遼馬:「FH」単純に考えれば、あの獣めいた女性を疑うべきなのだろうが…。
“クレイボーン”:「この二つの状況を解決する上で、エージェント・軽賀に協力を依頼するためにここへ来たんだ」
GM:“エクリプス計画”の真偽を捜査・追跡していることも、簡単にまとめた資料を通してキミ達に共有されます。
軽賀重久:「そういうことだ」手をひらひらとさせる
軽賀重久:「”鳥かご計画”に、”エクリプス計画”。キナ臭い話ばかりだろう」
朝倉 輝晃:「さっきのワーディングが、それに関係してるってことですか?」
“クレイボーン”:「その可能性に懸けたい、というところだ」
軽賀重久:「手がかりは少ない」「どんな小さな手がかりだって、重大なんだ」
“クレイボーン”:「防諜部の連中がFHの計画を掴んだことを察知し、奴らが焦って尻尾を見せてくれたと信じたい。でなければ……」
“クレイボーン”:「命を賭けて情報を送ってくれた連中に、申し訳が立たんよ」
朝倉 輝晃:「……なるほど。えっと、そのワーディングの現場のことですけど」
朝倉 輝晃:「俺と御巫の遭遇した状況は送った報告の通りです。ワーディングの発生を確認、現場に急行」
朝倉 輝晃:「戦闘の跡を見つけました。現場は処理班が動いてくれてます」
朝倉 輝晃:「そこに居た彼ら……彼は、“カグヤ”を頼む、と。そう言っていました」
朝倉 輝晃:「その後で追われてた五郷と合流、所属不明の敵と交戦……ってとこです」
“カグヤ”:「ああ、きっと“おともだち”です。この星に来てから、手を貸してくれた親切な方たち」
“カグヤ”:「どこにいるのかしら。お会いできますか?」
五郷 遼馬:「……”大規模”って言ってたけど、ワーディングの発生から発見まで、大した時間は経ってないはずだ」朝倉君に
五郷 遼馬:「そんなに派手な跡だったのか?」
“SSS”御巫美弥子:「観測記録は2分弱っすね」補足するように。
朝倉 輝晃:「……ひでえ状況だったよ」言葉少なに。
五郷 遼馬:「………そうか」
“カグヤ”:「………では」
“カグヤ”:「わたくしに手を貸してくれた彼らはもう、いないのですね」
朝倉 輝晃:「……」
五郷 遼馬:「───今からでも、やれる事はやる。」
“カグヤ”:「やれること、ですか?」
五郷 遼馬:「何故彼らは”頼む”と言ったのか、”何を意図して頼んだ”のか」
五郷 遼馬:「カグヤが追われる理由がそこにあるなら、さっさとそれを見付けて、解決する。鳥かご・エクリプス計画との繋がりがあるのかはまだ分からないけど」
五郷 遼馬:「もしあるのなら、尚更だ。」
“SSS”御巫美弥子:「っすね!情報不足なんで、これからリサーチが必要なとこも多いっすけど」
朝倉 輝晃:「任されちまったからな。俺もやれるだけやるよ」
軽賀重久:「良いな、そういう真っすぐさ」
五郷 遼馬:「…少なくとも、頭を抱えているだけで解決するような事じゃない。だから」
五郷 遼馬:「……ごめん、カグヤの抱えてる辛さには、まだ寄り添う事が出来ない」
“カグヤ”:「ありがとうございます」
“カグヤ”:「遼馬さまは、誠実でいらっしゃるのですね」
“カグヤ”:「そのように思うままを言葉にしていただけただけで、嬉しく思います」
五郷 遼馬:「………そうでなきゃ」
五郷 遼馬:「全部過ぎてから後悔しても、遅いから。」
五郷 遼馬:「言える事もやれる事も、先に済ませておきたいんだ。」
“クレイボーン”:「……よし。そうなると今後の方針だが」
“クレイボーン”:「まずは市内で起きた大規模戦闘の痕と、犠牲者の身元確認」
“クレイボーン”:「それと、“ジャックフロスト”達を襲った武装勢力の足取りから追うことにしよう」
“クレイボーン”:「今は確実に追えそうなところから少しでも情報が欲しい。異論は?」
五郷 遼馬:「ありません」
朝倉 輝晃:「なし!」
軽賀重久:「流石、仕切りが上手い」「勿論、異論なしで」
“クレイボーン”:「バックオフィサーだぞ?実働に出れん以上、こういう仕事はな」
“クレイボーン”:「現場調査は任せるぞ。“ジャックフロスト”と“ウェザーメイカー”にもな」
朝倉 輝晃:「了解!」
五郷 遼馬:頷く

GM:シーンカット!ロイス・購入判定が可能です
朝倉 輝晃:ロイス保留
朝倉 輝晃:購入はこのままアルティメイド服狙おうかな
GM:購入に挑んでいけ……!
朝倉 輝晃:せっかく持ってるので手配師使います、調達ダイス+3
五郷 遼馬:《援護の風》
朝倉 輝晃:ありがとう!
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (54 → 56)
朝倉 輝晃:7DX+6+0@10>=20 調達
DoubleCross : (7DX10+6>=20) → 9[2,4,5,5,6,8,9]+6 → 15 → 失敗

朝倉 輝晃:回らなかった!
五郷 遼馬:バデム!
GM:隙を生じぬ二段構え!
軽賀重久:残り2……!
五郷 遼馬:達成値+3します
朝倉 輝晃:ありがとう!財産点2点入れて購入します
朝倉 輝晃:財産残り8
GM:2着目だー!
GM:これは誰が装備しますか?
朝倉 輝晃:これは自分用にしとこうかな 五郷君は行動値重要だし
朝倉 輝晃:ウェポンケースに入れておきます、以上!
五郷 遼馬:こちらもロイス保留にして
五郷 遼馬:ブルゲでも狙っとこうかな
五郷 遼馬:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 3[3,3]+1 → 4

五郷 遼馬:無理!以上!
GM:了解!

朝倉 輝晃:あ、軽賀さんがまだ
GM:おっとごめんなさい!軽賀さんはどうしますか?
軽賀重久:ロイスは何もせず、応急を備えておこう
軽賀重久:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 7[2,7,7]+1 → 8 → 成功

朝倉 輝晃:ばっちり
軽賀重久:ギリギリ成功!
軽賀重久:持っておきます
朝倉 輝晃:改めて全員以上かな
軽賀重久:以上!
GM:了解!ではリサーチフェイズに移動するドン!

【目次へ戻る】

ミドル3

GM:シーンプレイヤー 軽賀重久
GM:リサーチフェイズだドン!
GM:全員登場できるドン!
朝倉 輝晃:出ます!
GM:ダイスを振るドン!
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (49 → 59)
朝倉 輝晃:おおん
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (56 → 66)
GM:ワッザ!?
朝倉 輝晃:やっぱ1d10ってこわいわ
軽賀重久:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+1[1] → 47

朝倉 輝晃:大人の余裕
軽賀重久:ふたりとも重すぎるだろ
GM:登場ウマーマン

▽調査可能な情報項目
・“カグヤ”について 1 技能:<情報:UGN>/<知識:医療>/<知識:レネゲイド>で目標値9
※五郷 遼馬が調査する場合、達成値+3
・死亡した少年たち 技能:<情報:UGN><情報:警察><情報:裏社会> 目標値8
※朝倉 輝晃が調査する場合、達成値+3
・襲撃者たちについて 技能:<情報:UGN><情報:裏社会><情報:FH> 目標値7/9
※軽賀重久が調査時、達成値9に到達で追加情報発生

GM:現段階で調査可能な項目は以上の3つとなります
軽賀重久:襲撃者たちについては任せてもらおう
朝倉 輝晃:死亡した少年たちについては私が!
軽賀重久:達成値9、軽く出してやるぜ
五郷 遼馬:カグヤについて を情報:UGNで。コネ使ってダイス+2
朝倉 輝晃:死亡した少年たちについて、情報:UGNで調べます コネ:UGNも使って
五郷 遼馬:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 8[4,5,6,7,8]+5 → 13

軽賀重久:情報:UGNで判定、コネ:UGN幹部使用
朝倉 輝晃:3DX+2+3@10>=8 情報(UGN)
DoubleCross : (3DX10+5>=8) → 7[1,7,7]+5 → 12 → 成功

軽賀重久:5dx+1>=7
DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 9[2,2,7,9,9]+1 → 10 → 成功

朝倉 輝晃:成功!
朝倉 輝晃:みんなオッケーかな
軽賀重久:ふっ、軽いぜ……
軽賀重久:追加情報までゲットだ!
GM:やるねえ!では情報を開示して……ゆくぜ!

【調査報告/“カグヤ”について/K市支部医療班】
・検査対象は自身を“カグヤ”と名乗り、月の都から来たと語る。年齢はおよそ15~16歳と推察。
・簡易検査キットおよび《ワーディング》の結果から、体内のRウイルスは覚醒状態……すなわち、オーヴァードである。
ただし、レネゲイドは極めて微弱な励起しか確認できず、エフェクトの自由行使は不可能と思われる。詳しくは更なる検査を要する。
・彼女の言(月に存在する都市からの来訪者、異星人である)を信用するならば、地球圏外にもRウイルスが存在する、ということになる。評議会への報告が必須[付記:報告不要、との評議会からの回答]
・レネゲイドビーイングないし、それに相当する概念存在の可能性については、現段階では不明。詳細はより精密な身体検査が必要。
→身体検査を含めた精密検査の承認が下されました。
【“カグヤ”について 2】を調査可能になりました


【死亡した少年たち】について
・現場から回収された遺体は3名。いずれも欠損や損傷がひどい状態であるが、遺体の反応からオーヴァードであると確認。
・また、“カグヤ”が“ジャックフロスト”と接触時に付着していた血液は犠牲者の一人のものと一致。
救命活動ないし負傷に対する処置反応を施そうとしたところ、犠牲者のエフェクトにより交戦地帯から転移・脱出したのではないか、と推察される。
・“ウェザーメイカー”の接触した被害者は比較的損傷が少なく、身元を特定することに成功した。
コードネーム“アイスブランド”。S市にて過去に活動が確認されたFHチルドレンと身体的特徴が一致。同一人物と思われる。
また、残る2名も遺留品に存在した偽造ID等から、FHチルドレンないしマーセナリーの可能性が高い。
・レネゲイドの残留痕から、死亡した少年たちはいずれも《マーキング》を施されていたと確認される。
→トリガー項目調査成功。【“アイスブランド”について調べる】ことが可能になりました。
このトリガーイベントを実行時、ミドル戦闘イベントが発生します。


【追跡者について】
・追跡者のうち、数体は交戦現場に散乱していた死体とDNA構造が多数一致。合成兵士と呼ばれる人造レネゲイド兵器の類と思われる。
・“ジャックフロスト”“ウェザーメイカー”“マルチプライヤー”と交戦した敵性オーヴァードはコードネーム“ハニーバジャー”の名で知られるFHチルドレンである。
シンドロームはキュマイラ/ハヌマーン。ラーテルの特性を備えた獣化能力者。
完全獣化能力者ではなく、ラーテルに由来する獰猛性、瞬発力と言った特性遺伝を持つに留まる。出力が高まると部分的な獣化反応を生ずる事例が確認済み。
近年、FHセル内部で強化兵士増産計画に被検体として志願した、との情報あり。警戒要。
/ここまで情報項目達成値7時の開示、以下、追加報告

・「プロジェクト:アルファオメガ」と呼ばれる機械的・技術的なオーヴァード強化計画に志願。第四世代(デルタモデル)として機械的な強化を受けている。
これにより、ブラックドッグの性質を含めたトライブリードへ派生している。手足および背部にチタン合金製ブレードをインプラントし、歯も同種の格闘武器へと置換済。
皮下の一部に流体金属製の衝撃反応装甲を注入するなど、極めて高コストの身体改造を受けている。
・これらの計画は【“ロスト・グレイス”】と呼ばれるFHセルが主導で研究を行っており、その関係で現在は同セルの下級構成員兼被検体という立場にある。
→【“ロスト・グレイス”セル】について調査可能になりました。


GM:現段階で開示される情報は以上となります。

“SSS”御巫美弥子:「さて」
“SSS”御巫美弥子:「りょーまパイセン、さっきのことなんすけど」
五郷 遼馬:「うん」
GM:“カグヤ”には詳細な検査を受けてもらう、ということで医療スタッフに預けた後、美弥子は五郷に話を振る。
“SSS”御巫美弥子:「あの血、ウチらが交戦現場で見た被害者のものと見るのが妥当って話っす」
“SSS”御巫美弥子:「言うてもグヤさんがやったわけじゃなくてすね、先生がたの見立てだと血を塞ごうとしたんじゃないかって」
“SSS”御巫美弥子:こう、と止血の真似をして見せる。
朝倉 輝晃:「あの現場のこと、カグヤさんにはまだ話さないほうが良かったかな……悪い」
五郷 遼馬:「…知るのが早いか遅いかの話だ、気にしてもいいけど、カグヤの前でそれを表には出すなよ。輝晃」
“SSS”御巫美弥子:「しゃーないすよ、状況の整理するならその話はどの道でるし」
五郷 遼馬:「しかし……それなら、少なくとも現場から離れようとしないものだと思うけど」
朝倉 輝晃:「……ん、りょーかい」
“SSS”御巫美弥子:「ああ、それと」
“SSS”御巫美弥子:「医療スタッフの先生がた、頼まれてたことについて結果を送ったって言ってたっすよ」
五郷 遼馬:「ああ、それなら確認済みだ」
朝倉 輝晃:「頼まれてたって……カグヤさんの検査のことか?」
五郷 遼馬:頷いて
軽賀重久:「聞かせてもらおうか」今しがた調べ物を済ませてきたところだ
五郷 遼馬:「彼女はオーヴァードだ。でも、オーヴァードとして特筆すべき能力を持ち合わせてる訳じゃない」
五郷 遼馬:「彼女は”おともだちの力を借りて現場から離れた”と言っていた。なら、彼女がその場から離れたのは彼女の意志や、能力に依るものでもなく」
朝倉 輝晃:「あの被害者のうち誰かの能力だろうな」
五郷 遼馬:「そう考えるのが妥当だろうな」
朝倉 輝晃:「多分当たってるよ。例の現場の被害者もな、みんなオーヴァードだったってよ」
朝倉 輝晃:「一人は身元も割れた。コードネーム"アイスブランド"」
朝倉 輝晃:「S市での活動記録がある。FHチルドレン……らしい」
軽賀重久:「FHだったのか?」
朝倉 輝晃:「ああ。他に二人居たけど、そっちもおそらくは……」
朝倉 輝晃:「あと特筆すべきは……ええっと?」
朝倉 輝晃:手元の報告書を確認して、
朝倉 輝晃:「御巫、御巫。この《マーキング》ってなんだっけ?」
“SSS”御巫美弥子:「エフェクトの一種っすね」
“SSS”御巫美弥子:「ウチも猫ちゃんとか、簡単な無機物相手なら使えるんすけど」
朝倉 輝晃:「『レネゲイドの反応から、被害者は《マーキング》を施されていた』……」
“SSS”御巫美弥子:「大体は、レネゲイド由来の発信器とか、そんな感じっす」
朝倉 輝晃:「あ、なるほどそういうこと。……こいつらの居たセルが施してたのかね」
“SSS”御巫美弥子:「うわ。最初から狙われてる感じじゃないっすか」
五郷 遼馬:「それか、管理目的とか」
朝倉 輝晃:「どっちにしろあんまいい気分はしない話だな……ともかく、こっちの報告はそんなとこ」
軽賀重久:「逃げ出しても、こうして始末できるように……とかな」
“SSS”御巫美弥子:「うわー……おっかないすね」
軽賀重久:「人の命を軽く見すぎだぜあいつらは」
朝倉 輝晃:「あ、そうだ。話戻すけど」
朝倉 輝晃:「カグヤさんが言ってた、月から来たって話?あれは結局どうなったん?」
五郷 遼馬:「不明なままだ」
朝倉 輝晃:「そういう起源のレネゲイドビーイングとか、その可能性もあるかもってのは聞いたけど……」
朝倉 輝晃:「不明か。わかる範囲では肯定も否定もできないってわけね」
“SSS”御巫美弥子:「その辺り含めて調べてみましょってことで、今検査受けて貰ってるっす」
五郷 遼馬:「でも、上がその報告を必要なしと判断してるって事は、推して図るべしって事なんだろう」
軽賀重久:「軽々しく断定はできないわけだ……」
“SSS”御巫美弥子:「ここに来てすぐの時は簡単なR検(レネゲイドウイルス検査)と、心理検査だけっすからねえ」
朝倉 輝晃:「あ、上はそんな重要視はしてない?ってこと?」
五郷 遼馬:「額面通りに受け取るなら、そうなるかな」
“SSS”御巫美弥子:「どうっすかねえ。衛星支部とかあるらしいし」
“SSS”御巫美弥子:「案外、宇宙人の存在を知ってるから黙殺してる、とかもあるかもしれないっすよ」
朝倉 輝晃:「それだけ聞くと陰謀論みてえだな、ありえなくもないけど」
朝倉 輝晃:「ともかくそっちは追加の検査の結果待ちかぁ」
軽賀重久:「俺はこの事態を重く見てる。手をこまねいている場合でもないと思うがな……」
“SSS”御巫美弥子:「っすねえ」
朝倉 輝晃:「って言っても、あとの手がかりは……あの追手?の連中ぐらいですかね」
“SSS”御巫美弥子:「ん?シゲさん、何かわかった感じっすか?」
軽賀重久:コピー用紙が数枚纏まった資料を君たちの手元へと飛ばす
五郷 遼馬:受け取ってペラペラと捲る
朝倉 輝晃:「おっ、バッチリの気配!ええっと……?」
軽賀重久:「まず大量に居た追手だが、いわゆるクローン人間……人造のレネゲイド兵器だ」
軽賀重久:「全員のDNAが一致してやがる」
朝倉 輝晃:「うへ……いきなりろくでもない話」
軽賀重久:「そして俺たちが対峙したアームブレードの女も、体を弄ってる」
五郷 遼馬:「”いくらでも補充が効く”と受け取っていいんでしょうか」そうであれば、あの女が躊躇いも無く兵士を殺した理由に合点がいく
軽賀重久:「だろうな」「あの女のコードネームは”ハニーバジャー”。『プロジェクト:アルファオメガ』って計画の第四世代なんだと」
朝倉 輝晃:「結構代重ねてんな。体を弄ってるってーと、強化兵士計画とかですか?」
軽賀重久:「腕だけじゃなく、皮下の装甲とか……歯も武器にしてる」
“SSS”御巫美弥子:「ほとんどロボットっすね」
軽賀重久:「戦うためだけに人間らしさを捨てたタイプだ。ありゃ」「舐めてかかると、足元を軽く掬われるぞ」
五郷 遼馬:「…その計画と、エクリプス計画や鳥かご計画との繋がりはどうでしょうか。」
朝倉 輝晃:「あ、そもそもあいつらどこのセルの連中なんです?その辺は掴めました?」
五郷 遼馬:「セルの名前でも分かれば、その辺りも洗い出せる気がするんですけど」
軽賀重久:「“ロスト・グレイス”」
軽賀重久:「まだ名前しか掴んじゃいないが、この件に繋がりはあることは確かだと思ってる」
“クレイボーン”:「…………」苦虫を口いっぱいで嚙み潰したような表情。
朝倉 輝晃:「ロスト・グレイス……なるほど、頭に入れときます」
“クレイボーン”:「エージェント・軽賀はその情報をどこで……?」
朝倉 輝晃:「"アイスブランド"ももしかしたら関係者なのかもな。その辺深く調べてみても……?」
朝倉 輝晃:クレイボーンの方を振り向く。
軽賀重久:「人の体に好き勝手するようなやつらだ、絶対ロクでも……どうした、”クレイボーン”?」
“クレイボーン”:「マジか……“ロスト・グレイス”……LGマターかぁ!」
“クレイボーン”:はぁ~~~~~~~、と社会人らしからぬ大きなため息を吐く。
朝倉 輝晃:「な、なにかご存知なんすか?すっげー嫌な予感……」
五郷 遼馬:その様子を見て「…何か情報があるのなら、共有をお願いしたいです」
“クレイボーン”:「悪魔のような連中だよ」
軽賀重久:「知ってるみたいだな、レディ」
“クレイボーン”:「FHの擁立してる実験・研究機関のひとつで、主に兵器とか、軍事作戦の実験運用を担当してる」
“クレイボーン”:「悪の組織ってわかるか?ほら、最近はそうじゃないらしいけど、日曜朝の特撮みたいな」
朝倉 輝晃:「はぁ、そりゃ……多少は見たことありますけど、そういう番組」
五郷 遼馬:「目的と結果だけを見るなら、分かり易いセルではありますね」
“クレイボーン”:「あれがやりそうなことを全部冗談なしでやるような連中だよ」
“クレイボーン”:「そっか……LGかあ……じゃあ“在る”んだなあ鳥かご作戦……」
朝倉 輝晃:「全部……えぇ……」
軽賀重久:「軽く言うと……最悪な悪党ってことでいいか?」
朝倉 輝晃:「言われてみりゃクローン戦闘員量産とかサイボーグとか、やりそうだけど……」
“クレイボーン”:「そうなる」
“クレイボーン”:眉間にしわを寄せて、物凄くイヤそうな表情で軽賀の言葉に同意する。
“クレイボーン”:イヤそう、というか、イヤなんだろう。
“クレイボーン”:「具体的な繋がりも、計画の内容も不明だが」
“クレイボーン”:「“エクリプス計画”とやらも、連中が運用してる実験のひとつという可能性は十分ありそうだな」
五郷 遼馬:「………」
“クレイボーン”:「というかここまで来たら、偽旗か、あるかの二択だ」
朝倉 輝晃:「一気に現実味が増してきたと……ん、どした五郷?」
軽賀重久:「倒すべき目標(ターゲット)がいると分かったのは朗報だがな」
五郷 遼馬:「……自分の中で情報を整理して、カグヤについて、気になる事が一点」
五郷 遼馬:「例え話だけど」
五郷 遼馬:「”救おうとした誰かの手で、逆に自分が助けられた時”」
五郷 遼馬:「みなさんはどうする?何を思う?」
軽賀重久:「急に重たい話を……」
朝倉 輝晃:「……きっついとは思う。想像しかできねえけど」
朝倉 輝晃:「今のカグヤさんがそういう状況だって?」
五郷 遼馬:首を横に振って「もうちょっと前の話だ」
五郷 遼馬:「俺が彼女と会った時、彼女はそんな事をおくびにも出さなかった」
五郷 遼馬:「それどころか、俺が”おともだち”の事について聞いてようやく思い出したように、彼らの事を話した」
五郷 遼馬:「……そんな事、あるのか?」
朝倉 輝晃:「んっと……あー、つまり、あれか」
朝倉 輝晃:「あの状況から助けられて逃されて」
朝倉 輝晃:「お前と話してる間、普通にしてたのが変……って話?」
軽賀重久:「…………」
五郷 遼馬:頷く
朝倉 輝晃:「確かに……そんな事態にあった直後なら」
五郷 遼馬:「精神的な負担から身を守る為に、無意識のうちに記憶を欠落させた、なんて可能性もあるけど」
朝倉 輝晃:「逃げ出そうとするなり、動揺するなり……すくなくとも、のんびり話なんてしてられないよな」
五郷 遼馬:「FHが関係してるなら、そう穏便な話では終わらない気がするんだ」
朝倉 輝晃:「記憶欠落、にしても、一時的なショックからとかじゃないなにかがあるかも」
朝倉 輝晃:「あるいは別の原因とか理由があるかも……ってことか」
“SSS”御巫美弥子:「簡易検査じゃ、エフェクトを使った心理操作や精神汚染の影響はなかったそうすけど」
“SSS”御巫美弥子:「念のため、精密検査の際に注意してもらうよう、連絡してみるっす」
朝倉 輝晃:「エフェクトに頼らない機械的ななにか、とかかもしれないしな……」
軽賀重久:「謎は増えるばかり、か───」
五郷 遼馬:(……それこそ、”彼女自身も実験体で、そういう機能が備わっていた”とかな)
朝倉 輝晃:「クローン兵やらサイボーグ作れるセルなら十分ありうる」
“クレイボーン”:「そうでもないぞ。“アイスブランド”のことだが」>軽賀さんに対して
軽賀重久:「おっ」
“クレイボーン”:「FHチルドレンが逃走する時は悲惨だ。あいつら、公的な身分証明は全部セルか、組織を経由した形で握ってる偽造品の場合が多いからな」
“クレイボーン”:「どういう意図かはまだ不明だが、《マーキング》を部下にするような連中がその辺りの手綱を緩めるとは考えにくい」
“クレイボーン”:「となると、逃走には正規のFH以外で、手引きをした業者がいるはずだ」
“クレイボーン”:「それも、市を跨いで逃亡するルートを組めるような奴になると、限られてくる」
“クレイボーン”:「そいつを探して締め上げれば、少しはわかることもあるんじゃないか?」
“クレイボーン”:「どうするかは、お前らに任せる」
朝倉 輝晃:「了解!ありがとうございます!」
軽賀重久:「謎は増えたが……手がかりも増えたと」
GM:引き続き調査を行ってから動くか、早速“アイスブランド”を経由して謎を追うか。どうすべきだろうか?

GM:シーンカット/ロイス・調達可
朝倉 輝晃:ロイスひとまず保留
朝倉 輝晃:調達はまた三着目のアルティメイド服行きますか
五郷 遼馬:ロイス保留!
GM:三つ目のアルティメイド服が……揃うというのか!?
五郷 遼馬:うす、《援護の風》を朝倉君に
軽賀重久:メイドトリニティ!
朝倉 輝晃:あ、侵食大丈夫ですか?
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (66 → 68)
朝倉 輝晃:きつそうなら無理はしなくても大丈夫と思うけど
五郷 遼馬:大丈夫だとは思う
朝倉 輝晃:了解!ではありがたくいただいて
朝倉 輝晃:4DX+6+0@10>=20 調達
DoubleCross : (4DX10+6>=20) → 10[2,2,6,10]+1[1]+6 → 17 → 失敗

朝倉 輝晃:お、この数値なら
五郷 遼馬:バデム!
朝倉 輝晃:ありがとう!20ぴったり!
GM:財産点すら失うことなく……揃えたというのか!?
朝倉 輝晃:五郷君遅くなってすまないね、メイド服だよ
軽賀重久:我らメイド3人衆
五郷 遼馬:着させてもらおうじゃないか
朝倉 輝晃:というわけで五郷君に譲渡して以上!
五郷 遼馬:メイド服着て、ではこちらはブルゲを
五郷 遼馬:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 7[2,4,7]+1 → 8

五郷 遼馬:無理!以上!
軽賀重久:ブルゲ行くか!大人の購入を見せてやる
軽賀重久:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 4[3,4,4]+1 → 5 → 失敗

朝倉 輝晃:どんまい
軽賀重久:これもまた大人だ……
GM:哀しみ
朝倉 輝晃:全員以上かな
軽賀重久:ロイスを
朝倉 輝晃:あっとロイスがあった
軽賀重久:”クレイボーン” 〇尽力/同情 で
GM:おす!では一時中断!

【目次へ戻る】

マスターシーン

GM:K市内、どこかの路地裏───
“ハニーバジャー”:「ああああああ!!!!くっそ!!!!」
“ハニーバジャー”:ゴシャッ!
“ハニーバジャー”:苛立ち交じりに蹴り飛ばしたゴミ箱が、派手な音を立てて転がり込む。
“ハニーバジャー”:「なんなんだあいつ等!なんであんな邪魔が出てくる!?」
GM:傍らに控える合成兵士はその問いに答えることはなく、また微動だにせず直立不動だ。
GM:それもそのはず。こいつらは所詮、第一世代(アルファモデル)の技術を基に造られた粗悪な量産兵士に過ぎない。
GM:“マルチプライヤー”が推測したように、第一世代の強化兵士はクローンだ。ただし、人間のような高コストの生物ではない。
GM:より人造培養が簡単な生物……蚯蚓やネズミと言ったもの……を人為的にジャーム化させ、人型兵器として機械制御・量産したもの。それが第一世代の正体だ。
GM:第二世代はより高度かつ複雑な知性体をベースにし、第三世代になってようやく、人体への機械化が開始された、と聞いている。
GM:第四世代である“ハニーバジャー”は、それらの技術の結晶体。
GM:第一~第三で得た技術をフィードバックして造られた、高性能なワンオフ機、というのが第四世代の特徴だ。
GM:同時に、第五世代以降の開発へのテストヘッドとしての役割も備える。
GM:つまり。
“ハニーバジャー”:「回収できなきゃ“ホープ”に怒られるのはアタシなんだぞ!それどころか……」
“ハニーバジャー”:[廃棄処分]の文字が脳裏に浮かび、奥歯がガチガチと震える。
GM:チルドレンであるが、同時に被検体でもある彼女は、兵器としての有用性・価値を示せねばそのような末路もあり得るのだ。
“ハニーバジャー”:「あー……クソ。なんとか手を考えねェと……」
“ハニーバジャー”:腰を下ろすと、傍らに控える第一世代を恨めし気に睨みつけ、端末を取り出す。
“ハニーバジャー”:暫し端末を眺め、あれこれ確認していたが、閃いたように顔を上げる。
“ハニーバジャー”:「……そっか。これなら……」
“ハニーバジャー”:「……キシシ」獰猛な笑みが再び表情に戻る。
GM:追跡者は立ち上がると、疾風のように夜闇へ姿をかき消す。
GM:路地裏は何事もなかったように静まり返り。
GM:後には、ひしゃげたスチール製のごみ箱だけが、ぽつりと残された。

【目次へ戻る】

ミドル4

GM:シーンプレイヤー 軽賀重久
GM:登場者は1D10振り給え……!
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (68 → 72)
軽賀重久:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+8[8] → 55

朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (59 → 60)
軽賀重久:重めだな でも五郷くんがすごいことに
GM:すごいことになってきた

GM:キミ達は現在、K市内でFHと繋がりのある組織、あるいは裏のルートでR犯罪と関係を持つ犯罪者を捜査している。
GM:“クレイボーン”の読みが正しければ、そうした犯罪者の中に、S市からこのK市へ“アイスブランド”たちの逃走を補助した者がいるはずだ。
GM:そうした人物を捕まえることができれば、彼らと“ロスト・グレイス”セルや“エクリプス計画”の繋がりを知ることもできるかもしれない。
GM:……ただし、相手はそう言った犯罪を生業にする連中だ。
GM:素直に問いかけて、答えてくれる親切な相手ばかりとは限らない。中には抵抗を示す者もいるだろう。
GM:判定/<交渉>ないし<意志>を使い、目標値7でダイスロール
GM:チーム全員で目標値を超えるダイスの合計数が10になると、ノーダメージで成功
GM:合計が10以下の場合は、[10-合計数]点のHPダメージを受ける。
朝倉 輝晃:意思か!得意です
五郷 遼馬:総計と言うよりダイス自体の出目な訳ね
GM:です!
五郷 遼馬:4個振ったらその中に7以上が何個あるかみたいな
軽賀重久:ほう!普通とは違う判定だ 気が重いぜ
GM:その通り!
朝倉 輝晃:私の場合、意思固定値が2あるから
GM:こういう場所で
朝倉 輝晃:5以上の出目がいくつあるかで数えるのかな?
GM:交渉や相手の無力化に使えそうなイージーエフェクトがあれば
GM:固定値にボーナスしましょう
GM:そうですね!固定値は目標から引いてダイスロールしてくれて構いません。
五郷 遼馬:なるほどね
朝倉 輝晃:暗号解読と真相告白あります
朝倉 輝晃:ちょっとむずかしいか
五郷 遼馬:私はよさげなイージー無いからお二人に任せましょう
GM:真相告白で固定値ボーナス+1しましょう
朝倉 輝晃:あ、わーい!ありがとうございます!
朝倉 輝晃:あ、ちなみに
朝倉 輝晃:バディムーブで目標値に届いてない出目にピンポイントで達成値足すってできます?
GM:そうですね~ ダイス一個の出目に+3できるものとして扱いましょう
軽賀重久:《魔王の玉座》で浮いて威圧とかどうでしょうか(ダメ元)
朝倉 輝晃:ありがとうございます!
五郷 遼馬:ふむふむ
GM:非オーヴァードのクズはキミの威圧的なオーラに屈して失禁してしまうかもしれません。 +1ボーナスを付与しましょう。>魔王の玉座
朝倉 輝晃:やったー!
軽賀重久:そ、そんなつもりは……
軽賀重久:ボーナスは受け取るけどな!
朝倉 輝晃:威圧していっちゃいましょうよ旦那……
朝倉 輝晃:私からはこんなとこかな?皆さん良かったら振っていきます
軽賀重久:やってみよう
五郷 遼馬:取り合えず振りましょうか
五郷 遼馬:失敗しても大したデメリットではないし
朝倉 輝晃:では真相告白の固定値+1もらって、固定値3の意思で判定
朝倉 輝晃:7DX+2+1@10>=7 意思
DoubleCross : (7DX10+3>=7) → 10[1,2,2,3,7,9,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

朝倉 輝晃:達成値自体は高いんだけど!3つか……
五郷 遼馬:こちらは固定値1の意志で判定
五郷 遼馬:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[2,4,4,7,8]+1 → 9

GM:3個成功・2個成功で半分まで減らしましたね!
軽賀重久:交渉で
軽賀重久:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 10[1,3,10]+10[10]+3[3]+1 → 24 → 成功

朝倉 輝晃:五郷君の4の出目にバディムーブ打って一つ成功にしておきます
軽賀重久:うおっなんかすごいことになった
朝倉 輝晃:達成値はすごい!
五郷 遼馬:あざます!
GM:3・2・3成功にバディム追加で+1 合計成功数9ですね
GM:それではキミ達はR犯罪者たちを取り締まり、ひとりの情報屋を捉えることに成功しました。 おみごと!
GM:途中で抵抗にあったものの、掠り傷程度で確保に成功します。
軽賀重久:軽かったぜ!
GM:1点ダメージだけ減少させておいてください。
朝倉 輝晃:はーい このぐらいなら必要経費……
五郷 遼馬:五郷 遼馬のHPを1(→ 1)減少 (26 → 25)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃のHPを1(→ 1)減少 (28 → 27)

GM:ガシャッ!ドサッ!
GM:キミ達に追い詰められ、情報屋はたまらず尻もちをつく。
情報屋:「ひいっ!か、勘弁してくれ!別にUGNに盾突こうなんて考えちゃいない!」
情報屋:「連中だって、この街に住みつかせるとか、そんなんじゃなくて……ここを通過して、別の街に連れてく手筈だったんだ!」
軽賀重久:「ならなんで抵抗なんてしたかねえ……」
五郷 遼馬:「別の街で同じ事が起きるのなら、何も変わらないだろ」
軽賀重久:エフェクトにより浮遊しながら、情報屋を見下ろしている
朝倉 輝晃:「その別の街ってのは?あいつらの向かってた先は知ってるのか?」
情報屋:「S市の“ブラックスミス”ってセルからの脱走者だよ」
朝倉 輝晃:「(S市……アイスブランドの活動してた街だな)」
情報屋:「どこを目指してたかまでは知らねえ……FHの手が届かない遠くまで亡命するんだと」
軽賀重久:「”ブラックスミス”……鍛冶屋か」
情報屋:「海の向こうにはそういう連中を匿う物好きなセルもいるって噂だからな……」
軽賀重久:「その脱走者って何人いた?」
情報屋:「4人だよ。チルドレンと……マーセナリーもいたかもな」
情報屋:「ガキばかりだ。あそこはチルドレンの養成施設だからな。マーセナリーもいたかもしれんが、歳はそっちの二人とそう変わらねえよ」朝倉くんと五郷くんを指して。
五郷 遼馬:「……輝晃、お前が発見した遺体は、確か3人分だったよな」
朝倉 輝晃:「損傷はひどかったけど、それで合ってる」
朝倉 輝晃:「(カグヤさんを含めるなら数は合う、か?)」
五郷 遼馬:(だとすると、残り一人は…)
五郷 遼馬:「……《マーキング》をしたのは”ブラックスミス”セルと見るべきか」
朝倉 輝晃:「順当に見ればそうなるかね。自分とこのチルドレンの脱走防止……かな」
軽賀重久:「うーん……情報屋くん、”ロスト・グレイス”って知ってるか?」
朝倉 輝晃:「だとすると、あいつらをやったのもそこからの追手ってことになるけど……例の連中とのつながりがまだ分からんな」
軽賀重久:ここに来てまた新たなセルの名前。てっきり”ロスト・グレイス”からの脱走者と思っていたが、そう単純でもないらしい
情報屋:「他にセルが噛んでるかまでは知らねえよ!おれはガキどもから逃げる手伝いをしてほしいって頼まれただけで……」
“ハニーバジャー”:『教えてやろうか?』愉しげな声が、キミ達の頭上から羽音と並んで聞こえる。
“ハニーバジャー”:Bzzzzzzz……
“ハニーバジャー”:見上げた先には、小さな鳥型のドローン爆弾!
五郷 遼馬:(”ブラックスミス”が素体を集め、”ロスト・グレイス”へと提供していた って話なら、二つのセルが関わってる事についても筋が通るか)
情報屋:「な……」
朝倉 輝晃:「!やべっ、逃げろ!」
五郷 遼馬:情報屋の首根っこを掴んで、明後日の方向に放り投げる
軽賀重久:重力波を放ち、ドローンを跳ね返そうと試みる
“ハニーバジャー”:ドローン爆弾……通称“ハニーガイド”と呼ばれる自律兵器……が、情報屋目掛け飛び込む。
GM:キミの投擲によって、情報屋はドローン爆撃を避け、明後日の方向へ投げ飛ばされる!
GM:カッ!
GM:壁に激突したドローン爆弾が熱と衝撃を周囲にまき散らし、壁を吹き飛ばす。
“ハニーバジャー”:「ヘェェルルオ~~~~~!」
朝倉 輝晃:「あっぶねっ……!おい、無事か!?」
五郷 遼馬:両掌でその熱を吸い上げながら、体勢を立て直す
朝倉 輝晃:「この声、さっきのヤツ……!」
“ハニーバジャー”:「ったく、景気よく花火をブチ上げてやろうとしたってのに、邪魔しやがって。無粋なヤツだなァ!」
軽賀重久:「フットワーク軽いなあ、こんな場所にまで」
五郷 遼馬:(爆発の瞬間、軌道が僅かに逸れた…狙いは情報屋みたいだな)
“ハニーバジャー”:爆炎の向こうから、数体の合成兵士を引き連れて姿を現したのは“ハニーバジャー”だ。
五郷 遼馬:「花火ってのは打ち上げるもんだろ」
五郷 遼馬:「人に向かって飛ばすもんじゃない」
軽賀重久:「ははっ正論だ」
“ハニーバジャー”:「真面目かァ!?」
朝倉 輝晃:「品行方正なのよ、こちとら」
五郷 遼馬:「ああ、真面目だ。それしか取り柄が無いからな」
“ハニーバジャー”:「まァいいや。こうしてガキどもが接触した相手にアタリをつけてりゃ、会えるって信じてたぜェ」
“ハニーバジャー”:「最後通告だ。なんだっけ、あのガキ……“カグヤ”だ!」
朝倉 輝晃:「!」
“ハニーバジャー”:「そいつをこっちへ返しな。テメェらが持ってたところで意味のねえモンなんだよォあいつは」
朝倉 輝晃:「(やっぱり、こいつらの狙いはカグヤさん……意味がない?どういうことだ?)」
軽賀重久:「俺も会えて嬉しいよ、だから今夜はもう帰さないからな」
五郷 遼馬:「………」
五郷 遼馬:傍から見る分には分かり辛いが、眉間の皺がいつもより増える
朝倉 輝晃:「あんなかわいい子のこと指して持つだの意味がないはねぇだろうよ」
朝倉 輝晃:「断るっつったらどうすんだい?」
“ハニーバジャー”:「ガキどもにしたのと同じように、寸刻みにしてブチ撒けてやるよ」
“ハニーバジャー”:「お前には借りもあるしなァ……」
朝倉 輝晃:「っ、あいつらをやったのも、お前か……!」
五郷 遼馬:(……例の惨状はこいつの仕業で確定。”ブラックスミス”の問題に、何故”ロスト・グレイス”が出張って来るのかってことについては)
GM:“ハニーバジャー”の瞳孔が収縮し、頭頂近くにイタチ科生物のそれに似た耳が出現する。精神の高揚に伴う獣化現象だ。
五郷 遼馬:(こいつに直接聞けばいいか)
軽賀重久:「思い知らせてやるよ、軽々しく命を奪うことの罰」
朝倉 輝晃:「仇討ちなんて言えるほど、あいつらのこと知ってるわけじゃねえけどな」
軽賀重久:「その重みをな」
朝倉 輝晃:「任されたぶんやるこたやってやる。あの子は守るし、あんたはぶっ飛ばす!」

GM:状況を開始します。

▼エンゲージ
(ハニーバジャー[11]、合成兵士タイプ1*2[7]、合成兵士タイプ2[8])
   10m
(“ジャックフロスト”[10]、“ウェザーメイカー”[13]、“マルチプライヤー”[4])
[]内は行動値

GM:エネミーは全員同一エンゲージです。

GM:▽round1/セットアップ
GM:エネミー側のセットアップエフェクトはありません
朝倉 輝晃:<原初の黄:活性の霧> コンボ:夜明けの煌き
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を3(→ 3)増加 (60 → 63)
五郷 遼馬:《先陣の火》行動値を5増加
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (72 → 74)
朝倉 輝晃:ラウンド中攻撃のダメージ+15、ドッジダイス-2。対象は自分、以上!
軽賀重久:俺はセットアップは動かない

▼エンゲージ
(ハニーバジャー[11]、合成兵士タイプ1*2[7]、合成兵士タイプ2[8])
   10m
(“ジャックフロスト”[15]、“ウェザーメイカー”[13]、“マルチプライヤー”[4])
[]内は行動値

GM:Hayai

GM:▽round1/イニシアチブ
GM:エネミー側のエフェクト宣言はナシ
GM:従って行動値順の処理に移行していくぜ!

GM:▽round1/メインプロセス/“ジャックフロスト”
五郷 遼馬:うす
五郷 遼馬:マイナーで10m後方に戦闘移動

▼エンゲージ
(ハニーバジャー[11]、合成兵士タイプ1*2[7]、合成兵士タイプ2[8])
   10m
(“ウェザーメイカー”[13]、“マルチプライヤー”[4])
   10m
(“ジャックフロスト”[15])
[]内は行動値

五郷 遼馬:メジャーで『極点支配(”ジャックフロスト”)』《C:バロール》《黒の束縛》《コキュートス》オートで《援護の風》対象はエネミー全員。ダメージ通ったらラウンド間の行動値-6します。
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (74 → 76)
五郷 遼馬:何も無ければ判定いくぜ
GM:妨害はないぜ!
GM:判定を頼むぜ!
五郷 遼馬:9dx7+6
DoubleCross : (9DX7+6) → 10[2,4,4,4,6,6,7,8,10]+10[2,5,10]+5[5]+6 → 31

GM:いい出目だ!
GM:合成兵士どもは……《イベイジョン》でドッジが固定されているぜ!
GM:タイプ1は回避値12固定、タイプ2は回避値8で固定。ともに防御能力なし
“ハニーバジャー”:イニシアチブにK2チタニウムブレード“鎌鼬”を展開・装備
“ハニーバジャー”:ガードを選択。
“ハニーバジャー”:防御に沿った特殊なリアクション能力はありません。
五郷 遼馬:ではダメージ
五郷 遼馬:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 17[2,4,10,1]+11 → 28

五郷 遼馬:諸々有効です
“ハニーバジャー”:ハニーバジャーはまだピンピンしています
GM:合成人間は全員瀕死!次範囲殴りが来たら死ぬカモ!
GM:でもそんなことないだろ~~~~!
GM:行動値へのバステは全員受けます
朝倉 輝晃:やったぜ~
五郷 遼馬:しゃあっ
GM:ハニーバジャーは行動値11→5/合成兵士タイプ2は行動値2/タイプ1は行動値1まで低下!
GM:攻撃演出をどうぞ!
五郷 遼馬:片足のみに魔眼を展開し、接地を無くす。もう片方の足で地面を蹴り、反作用で滑るように敵との距離を取る。
五郷 遼馬:その最中に、両掌を地面につける。そこから展開されるのは、円状に薄く広がる巨大な魔眼。
五郷 遼馬:発生した重力場は、円の中にある物質全てに、指向性を持った運動エネルギー…即ち"振動"と"熱"を与える。
五郷 遼馬:──そして、たった今生まれたエネルギーを呼び水に、魔眼内にある人、物体、空気に至るまで、その全ての振動と熱を、魔眼の収縮と共に五郷遼馬の掌が奪い尽くす。
五郷 遼馬

静寂が周囲にこだまして

五郷 遼馬:まるでそこだけが、荒涼たる季節に閉ざされたかのように、吹き荒ぶ冷風が肌を切り付ける。
五郷 遼馬:絶対零度にすら作り出せない、完全なる"停止"の世界。五郷遼馬の持つ、極点を操る変異種の力。
五郷 遼馬:《快適空間》
五郷 遼馬:朝倉と軽賀の周囲を取り巻く大気だけが、常温へと戻る
五郷 遼馬:「──一時的だけど足は止めた、追撃は任せます。」
朝倉 輝晃:「ナイス!オッケ、任せろ!」
“ハニーバジャー”:「ぐ……あ……!チィーッ」熱や冷気を感じない神経強化された身体とは言え、それはあくまで感覚的な防御力に過ぎない。
“ハニーバジャー”:身動きを縫い留められた合成人間と、自身の肉体が鈍化しつつある事実に舌打ちを溢す。
軽賀重久:「へえ、能力をこんな風に使うのか」「面白い」
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を8(→ 8)増加 (76 → 84)

GM:▽round1/メインプロセス/“ウェザーメイカー”
朝倉 輝晃:マイナーアクションで戦闘移動、敵四体のエンゲージへ

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13]、ハニーバジャー[5]、合成兵士タイプ1*2[1]、合成兵士タイプ2[2])
   10m
(“マルチプライヤー”[4])
   10m
(“ジャックフロスト”[15])
[]内は行動値

朝倉 輝晃:メジャー、<コンセントレイト:ウロボロス>+<原初の赤:災厄の炎> コンボ:不滅の太陽
朝倉 輝晃:範囲(選択)でRC攻撃。対象は敵4体!
朝倉 輝晃:対応なければ命中判定行きます!
朝倉 輝晃:っと、その前に
GM:合成兵士はカバーリング技能ナシ、ハニーバジャーはカバーリングする気がありません。
朝倉 輝晃:オートアクションでウェポンケースのアルティメイド服を装備!行動値-3、RCの達成値+3します
GM:妨害もなし!命中どうぞ
朝倉 輝晃:では改めて判定!
GM:来たか……アルティメイド服!
朝倉 輝晃:7DX+12+0@7 (侵食上昇7、侵蝕60~)
DoubleCross : (7DX7+12) → 10[1,1,3,6,6,8,10]+10[1,10]+3[3]+12 → 35

朝倉 輝晃:35!
GM:安定してドデカイ出目を出すぜ!合成人間は一様に命中する!
GM:ハニーバジャーも……凍りついた空間の中で、防御に徹するのが精いっぱいだ!ガードを選択!
GM:ダメージどうぞ
朝倉 輝晃:ダメージ出します。固定値30、破壊者でダメージダイス1つ増やして合計5つ
朝倉 輝晃:4d10+1d10+30
DoubleCross : (4D10+1D10+30) → 24[10,9,1,4]+2[2]+30 → 56

朝倉 輝晃:56点の装甲ガード有効!
GM:ぎょえええ~~~~
GM:でっけえダメージ!
GM:合成兵士は耐えられません 実は残りHP2と3だったんだ……
朝倉 輝晃:虫の息!
GM:ハニーバジャーはまだ耐える!
GM:演出どうぞ~

朝倉 輝晃:「さぁて、そんじゃ」
朝倉 輝晃:己の影から眩い光球を空へ飛ばし、戦場の夜を照らす。
朝倉 輝晃:「うっし、準備オッケー!」
朝倉 輝晃:"ウェザーメイカー"のルーティーン。闇を照らす太陽ある限り、負けることはない。
朝倉 輝晃:光源によって強まった影を右腕に集め、燃料として炎へと変換する。
朝倉 輝晃:「おら、行くぜぇっ!」
朝倉 輝晃:炎の右腕で力の限り大地を叩き、跳躍。
朝倉 輝晃:上空から炎を推進剤として、突撃。単純な攻撃、対処するのはたやすい──
朝倉 輝晃:──その前に、地面から影の刃が突き立つ。跳躍のためと見せ、地中に放っていた第一手。
朝倉 輝晃:単純な絡め手も、五郷の停止の中ではかわせない。
朝倉 輝晃:「おおっ……りゃぁぁっ!」
朝倉 輝晃:二重に動きを縫い止めたところに、渾身の一撃が放たれる。
“ハニーバジャー”:「ぎあっ!?ンの野郎がァ~~~ッ!」
“ハニーバジャー”:地面から突き出た影の刃が、クロスガードを跳ね上げる!
“ハニーバジャー”:続け様に放たれた一撃を受け、地面を転がる!
“ハニーバジャー”:凍りついた地面をK2チタニウムブレードが削り取るようにブレーキを掛け急停止!
朝倉 輝晃:「まだ浅いか……!わり、任せます!」
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を7(→ 7)増加 (63 → 70)

GM:▽イニシアチブ
GM:行動値6でこのままだとハニーバジャーが先手を取ります。装備を脱げば攻守交替しますが、どうしますか?
朝倉 輝晃:先手取ります?
軽賀重久:俺は……脱ぐ!
五郷 遼馬:脱衣宣言
朝倉 輝晃:メイド服からの卒業
軽賀重久:装甲は失うがこれで身軽になったぞ!
軽賀重久:行動値7になる

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13]、ハニーバジャー[5]、合成兵士タイプ1*2[1]、合成兵士タイプ2[2])
   10m
(“マルチプライヤー”[7])
   10m
(“ジャックフロスト”[15])
[]内は行動値

GM:オーケー!

GM:▽round1/メインプロセス/“マルチプライヤー”
軽賀重久:では行こうか
軽賀重久:マイナーでジェネシフトさせてもらおう
GM:ゴーゴー!
軽賀重久:55+2d10
DoubleCross : (55+2D10) → 55+4[2,2] → 59

朝倉 輝晃:か、軽い男
朝倉 輝晃:まあ上がりすぎるよりは……
軽賀重久:なんで1足りないんだよ!!!
軽賀重久:もっと重くてよかったのによお!!!
五郷 遼馬:まぁ5ならダイス二個で足りると思うよね…
軽賀重久:……怒りを力に変えつつメインプロセス
軽賀重久:《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》
軽賀重久:Dロイス:守護天使の効果を1回使い、ダイス+5個 残り2回
軽賀重久:判定行くぜ
GM:カモン!
軽賀重久:8dx7+3
DoubleCross : (8DX7+3) → 10[1,1,2,2,6,7,10,10]+10[4,6,9]+10[9]+2[2]+3 → 35

朝倉 輝晃:ナイスナイス
GM:命中の出目がいいな!
軽賀重久:ふふ……回す才能さえあればダイスボーナスなどいらなかったのだ
GM:ハニーバジャーはガード選択!ダメージをどうぞ
五郷 遼馬:バディムーブ重ね掛けで40いきますねこれ
朝倉 輝晃:あ、重ねがけいけます?
軽賀重久:もらってもいいか五郷くん!
GM:同じデータの発動は効果重複しないんじゃなかったかな
朝倉 輝晃:おっと了解!
五郷 遼馬:エンブレムでも同じ事か…
朝倉 輝晃:じゃあこのまま行きますか
GM:すまぬ いまの数字でダメージどうぞ!
軽賀重久:いいさ、これで倒してしまえば同じこと!
軽賀重久:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 16[4,5,1,6]+10 → 26

GM:そのダメージは……!
朝倉 輝晃:黒の鉄槌LV5なら10+2で固定値12じゃないかな?
軽賀重久:そうだった
“ハニーバジャー”:“ハニーバジャー”のHP96
“ハニーバジャー”:ガード値3で残りHP18でした
“ハニーバジャー”:死にます!再生もない!
朝倉 輝晃:倒したー!ナイス!
GM:キミ達の怒りが、敵に何もさせることなくパーフェクトゲームを達成したぞ!お見事!
朝倉 輝晃:やったー!ありがとうございます!
GM:……あ
GM:何もさせずにではない。1個できることがあった。
朝倉 輝晃:おっと?
軽賀重久:なにっ
五郷 遼馬:命乞いなら聞いてやるぜ
“ハニーバジャー”:《自爆装置》が作動します。
朝倉 輝晃:げーっ
五郷 遼馬:碌な改造してねぇ!
“ハニーバジャー”:同じエンゲージにいる朝倉くんに4D10点ダメージ!
朝倉 輝晃:ひぃーっ
“ハニーバジャー”:4D10
DoubleCross : (4D10) → 28[8,10,5,5] → 28

軽賀重久:やめろーっ
朝倉 輝晃:装甲は効きます?HPダメージだから無理?
GM:これ攻撃じゃなくてHPダメージ扱いだから
朝倉 輝晃:あ、了解!じゃあ倒れる!
GM:防具突き抜けるんだな~ ギリギリ倒れる!
朝倉 輝晃:戦闘終了だったらリザせずに倒れててもいいかな……?
GM:大丈夫ですよ~ 戦闘終了だ!
GM:演出どうぞ

軽賀重久:「最近の子は絵面が派手で羨ましくなるなあ」
軽賀重久:おもむろに右手をかざし、能力を行使する
軽賀重久:”ハニージャバ―”にかかる重力が3倍になる
“ハニーバジャー”:「なっ……ぎ……!」
軽賀重久:「苦しい?」
“ハニーバジャー”:頭を低く構えた、鼬科動物めいた構えから跳躍以降前に重力の枷を受ける。
“ハニーバジャー”:「ざけんな……バラバラにしてやらァ……!」憎まれ口を叩きながら、前進を試みるが
“ハニーバジャー”:「が……ぎィ……!」重力波の強撃は、抵抗を許さぬ!
軽賀重久:「じゃあ……自由にしてあげよう」右手の人差し指を動かすと
軽賀重久:“ハニーバジャー”にかかる体重は五十分の一になる
軽賀重久:重力に抗おうとしていた自身の力によって、“ハニーバジャー”の体は宙を舞うことになる
“ハニーバジャー”:「うぎゃあッ!?」踵を滑らせると、反動で大きく宙を舞う!
軽賀重久:「空中遊泳……楽しいだろう?」
“ハニーバジャー”:「ふざけンな!ここから降りたらテメエ、真っ先に八つ裂きにしてやる!」
軽賀重久:「……楽しみにしておくよ」右手を広げ、上空に掲げると
軽賀重久:それを閉じ、振り下ろす
軽賀重久:次の瞬間、“ハニーバジャー”の肉体はアスファルトの地面に埋まるように叩きつけられていた
“ハニーバジャー”:「あ……が……!」
“ハニーバジャー”:地面へ高速で振り下ろされ、大質量打撃を受けた“ハニーバジャー”のフレームが歪む。
“ハニーバジャー”:白目を剥き、意識を喪失!
軽賀重久:「ちょいと、お仕置きには重すぎたか」
軽賀重久:「状況終了……でいいか?」
GM:───時に。
GM:第四世代強化手術の目的は、ワンオフ機としての強化兵士の製造および、次世代へのテストヘッド。
軽賀重久:侵蝕+3 62に
GM:その身体強化には……必然、敵による鹵獲・技術解析を防護するための機構も内蔵されている。
GM:ピシ……パキ……
朝倉 輝晃:「……!二人とも、下がれ!」
“ハニーバジャー”:「……はッ!や、やばい!」意識を取り戻した“ハニーバジャー”が青ざめる。自爆機構作動!
GM:体幹から裂けるように肉体が内側から爆ぜ、一瞬の内に燃え上がり、砕け散る!
朝倉 輝晃:「ぐっ……ぁぁ!」
朝倉 輝晃:右腕を盾にするが、近すぎる。まともに爆風を浴びてふっとばされる。
五郷 遼馬:「───輝晃!」
軽賀重久:「……っ!」
“ハニーバジャー”:「う……げ…あ…」
五郷 遼馬:朝倉の方へと駆け寄り、吸熱。これ以上の余計な炎症を防ぐ
“ハニーバジャー”:数拍遅れて、キミ達の足元に半ば以上砕け、金属の骨格が顕になった頭部パーツが転げ落ちる。
朝倉 輝晃:「づぅ……だいじょぶ、だ……多分、なんとか」
朝倉 輝晃:「あいつ、は……」
五郷 遼馬:その後、”ハニーバジャー”へと目を向け
五郷 遼馬:「………」首を横に振る
朝倉 輝晃:「そか……くそっ」
五郷 遼馬:「まだ意識自体はあるようだけど、長くはない。聞きたい事があるなら今の内に言え」
軽賀重久:「してやられたな……」服の袖が少し焦げた程度だ
朝倉 輝晃:「……お前も聴きたいこと、あんじゃねえの?」
五郷 遼馬:「……それもそうだ」
五郷 遼馬:「おい」”ハニーバジャー”へと呼びかけて
五郷 遼馬:「お前と”ブラックスミス”に、何の繋がりがある。何故所属外のお前が動いた」
“ハニーバジャー”:「あ!?なんでアタシがお前らに……いや、いいか……」
“ハニーバジャー”:「知りたきゃ教えてやる。逆だよ」
“ハニーバジャー”:「連中がアタシたちに協力してたんだ……」
軽賀重久:「協力して何を……」
“ハニーバジャー”:「“鳥かご”が捕まえるのは誰だと思う?枷を嵌めるのは?」
“ハニーバジャー”:「せいぜい“カグヤ”を守り抜くがいい……あれの実態を知れば」
“ハニーバジャー”:「お前らもわかるはずだ。あんなもんには何の価値も……」
五郷 遼馬:「違う」
五郷 遼馬:「彼女の価値を決めるのは、お前でも俺達でもない」
“ハニーバジャー”:「……なに?」微かに目を瞬かせる。
五郷 遼馬:「……外付けで付与された価値が消えたぐらいで、”意味が無い”とか、そんな訳がないだろ」
五郷 遼馬:「お前だってそうだ」
五郷 遼馬:「お前は死ぬ。間違いなく……このままだと無意味に死んだはずだ。」
五郷 遼馬:「でも、気紛れだかなんだか知らないけど、お前はこうして俺達に情報を残した」
五郷 遼馬:「このまま事件が解決すれば、お前は晴れて”捜査協力者”の一人だ」
五郷 遼馬:「──お前自身で得た、価値だ。」
五郷 遼馬:こんな事を話すより、もっと聞き出すべき事がある。分かっている、分かっているのだが
五郷 遼馬:どうにも、言わずにはいられなかった。
五郷 遼馬:”外付け”によって死を定められた者を、俺は近くで見てきたから。
“ハニーバジャー”:「……そうかよ」
“ハニーバジャー”:「“ホープ”は私なんかよりずっと強い」
“ハニーバジャー”:「お前らがどうやるか……あの世で見ててやるよ……」キシシ、と歪んだ笑いを立てて。
“ハニーバジャー”:それきり、“ハニーバジャー”は停止する。
朝倉 輝晃:「……」
五郷 遼馬:「…………ごめん。優先順位を間違えた……いや、分かってて…無視した」
五郷 遼馬:機能の完全停止を確認して、そう口を開く
朝倉 輝晃:「別に?“鳥かご”と繋がってんのは聞けたし、十分だろ」
朝倉 輝晃:「ね、軽賀さん?」
軽賀重久:「遼馬君は間違ってない……人としてな」
朝倉 輝晃:「最後、笑ってたしな。むかつく笑い方だったけど」
朝倉 輝晃:「絶望して死んだ目でいかせちまうよりは良かったんじゃねえの」
軽賀重久:「人殺しだったが……だからといって命を軽々しく扱っていいわけがないんだ」
“ホープ”:「そうか」いつの間に現れたのか。
“ホープ”:ひとりの男が、建物の入り口からのんびりとした様子でキミ達を伺っている。
朝倉 輝晃:「……!?誰だっ……ぐっ」
朝倉 輝晃:構えようとして、傷を押さえてうずくまる。
五郷 遼馬:朝倉の前に立つようにして
“ホープ”:崩したスーツに、死んだ目。いかにもカタギではない、と言った風体の男だ。
“ホープ”:「そこのガラクタを拾いに来ただけだ」
“ホープ”:「教えてなかったか?“ホープ”だ」落ち着いた足取りで転がる頭部へ歩み寄る。
軽賀重久:「そんな重苦しい風体で、何が希望(ホープ)だよ」
軽賀重久:”ホープ”の進路に立ち塞がる
“ホープ”:「よく言われるよ」鼻で笑う。
“ホープ”:「それで」
“ホープ”:「こいつ、どこまで話した?」
五郷 遼馬:「……どこまで?基準が分からないな」
“ホープ”:言葉通り、キミ達には一切感心を寄せることなく、キミ達を通り過ぎ、“ハニーバジャー”の下へ。
“ホープ”:「いろいろ言ってたろう。計画についてベラベラと……まあいい」
五郷 遼馬:「こちらは、お前たちの全容を知ってる訳じゃないから。”どこまで”とか聞かれても答えようがない」
軽賀重久:「”全て”知っちゃったかもなあ」
“ホープ”:「それもそうだな」脚を軽く上げると。
“ホープ”:ごしゃり。一切表情を変えず、“ハニーバジャー”の頭部を踏み砕く。
朝倉 輝晃:「……っ!」
“ホープ”:「喋り過ぎだ。愚図め」脚を上げると、うんざりとした表情を浮かべる。
五郷 遼馬:「………」
“ホープ”:「靴が汚れた。信じられるか?一足15万だぞ」
五郷 遼馬:「……じゃあ、踏むなよ。簡単な話だろ、何で分からない」表情は変わらないが、その語気には明らかに苛立ちの色が見える
朝倉 輝晃:「てめぇ……人の生き死に、どんだけ安く見てんだよ……!」
“ホープ”:「そうだな。教訓にしよう。“情報漏洩は高くつく”。機密保持も」
軽賀重久:「軽く言ってくれるなあ……!」右手をかざし、10倍の重力をかけようとする
“ホープ”:「それで、そうだな……全部知られたとなると、俺はお前たち全員を痛めつけて、他に知ってる奴がいないか調べないといけない」
“ホープ”:「あと、“カグヤ”か。あれの回収に拘る理由も今更ないと思うが……上は状況のエスカレーションについてどこまで必要か、データ取りをしたがってる」
“ホープ”:「まったく、うんざりだ。どこに行っても、俺達はイヌのように同じところをぐるぐる這い回るのが仕事と来てる」
“ホープ”:そこまで語ると、大きく息を吐き、肩を竦める。
“ホープ”:「まあいい。ひとまずは帰らせてもらう」《瞬間退場》を使用する。
軽賀重久:「おい……おい!」姿を消した虚空へと叫ぶ
朝倉 輝晃:「……行った?」
五郷 遼馬:「………少なくとも、”向こうに戦う気が無くて幸いだった”と見るべき…かな」
朝倉 輝晃:「悔しいけどな……まだまともに動けねえ、悪い」
朝倉 輝晃:「好き放題してきやがって……胸糞悪ぃ、くそっ」
五郷 遼馬:「…………それには、同意。」
軽賀重久:「……一度支部に戻るぞ」
五郷 遼馬:……《凍結保存》で砕けた”ハニーバジャー”の身体の破片をいくつか保存し、持ち帰る
朝倉 輝晃:「うす。このままじゃ終わんねえぞ、ぜってー……!」
軽賀重久:「奴の尻尾……必ず掴んで」「重い責任、取らせてやる」

GM:シーンカット/ロイス・購入が可能です!
朝倉 輝晃:ロイス 軽賀重久 ○P:連帯感/N:驚異
朝倉 輝晃:調達はブルーゲイルチャレンジでいいかな
朝倉 輝晃:あ、そうだ すいません手当キット分けていただければ助かります!
五郷 遼馬:使いな(譲渡します)
朝倉 輝晃:ありがと~ 使います!
軽賀重久:食べな食べな!(受け渡し)
朝倉 輝晃:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 11[5,6]+1 → 12

朝倉 輝晃:朝倉 輝晃のHPを11(→ 11)増加 (1 → 12)
朝倉 輝晃:ふたりともありがと!
朝倉 輝晃:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 13[7,6]+12 → 25

五郷 遼馬:朝倉輝晃:〇連帯感/不安 で取得して
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃のHPを13(→ 13)増加 (12 → 25)
朝倉 輝晃:これで大体だいじょぶかな
五郷 遼馬:ブルゲチャレンジで
五郷 遼馬:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 10[3,8,9,10]+7[7]+1 → 18

朝倉 輝晃:おっとこれは
朝倉 輝晃:バディムーブ!
朝倉 輝晃:達成値+3どうぞ
五郷 遼馬:絆の力で買える!
朝倉 輝晃:こちらもブルーゲイルチャレンジします
軽賀重久:ロイスを 五郷 遼馬 〇関心/嫉妬 で! 嫉妬は派手でいいな……の嫉妬です
五郷 遼馬:軽賀さんに渡しときましょうか
朝倉 輝晃:2DX+6+0@10>=20 調達
DoubleCross : (2DX10+6>=20) → 9[6,9]+6 → 15 → 失敗

五郷 遼馬:バデム、達成値に+3
朝倉 輝晃:ありがと!2点入れて購入します
朝倉 輝晃:残り財産6 これは五郷君に渡しときましょうか、2R目用に
軽賀重久:ブルゲもらうぜ
五郷 遼馬:じゃあこちらも貰おう
朝倉 輝晃:私はセットアップが活性で埋まってるから大丈夫
朝倉 輝晃:あ、装備したアルティメイド服をウェポンケースに戻しておきます。これで以上かな!
GM:了解!では本日はここまで~~~

【目次へ戻る】

ミドル5

GM:シーンプレイヤー 朝倉 輝晃
GM:ほか登場可能 リサーチフェイズパートトゥーです
朝倉 輝晃:出ます
軽賀重久:もちろん出るとも
軽賀重久:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+9[9] → 71

五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (84 → 91)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (70 → 72)
軽賀重久:遼馬くんっ
五郷 遼馬:上振れしかしない男
GM:常に高みを目指していくというわけね

GM:先にリサーチ可能な情報を出しちゃいましょう
GM:▽現在調査可能な項目
GM:【“カグヤ”について 2】 〈情報:UGN〉10
※五郷遼馬リサーチ時、ボーナス+3

GM:【“ロスト・グレイス”セルについて】<情報:UGN><情報::裏社会><情報:FH>9
GM:以上の二項目が調査可能です
軽賀重久:【“ロスト・グレイス”セルについて】に行かせてもらおう
軽賀重久:情報:UGNで、コネUGN幹部も使用だ
五郷 遼馬:ではカグヤについてを情報:UGNで。コネ使ってダイス+2
軽賀重久:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[2,4,5,6,6,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

五郷 遼馬:6dx+5
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[1,2,2,4,5,10]+1[1]+5 → 16

軽賀重久:ふっ軽いもんだぜ……
GM:ぶち抜くな~~~~~
GM:有能エージェント共が 世界の未来は明るいね♡

【調査報告/“カグヤ”について/K市医療スタッフ】
・結論から述べると、彼女はFHにより“調整”を受けた元一般人であると思われる。
・精密検査の結果、RBないし類似の概念存在に確認されるレネゲイドの反応なし
・対象の全身、複数個所から手術痕を確認。人為的な整形・脳改造手術の痕跡あり。
・聴取および精密検査の結果として、彼女が語る“月から来た宇宙人”というストーリーは一種の偽装譚(カバーテイル)と判断。ただし、本人は完全に信じ切っている。
度重なる聴取・検査の結果、すべてがつじつま合わせのように後出しの反応として繰り出されることが確認済み。
また、矛盾点の指摘がキャパシティを超えた際にはパニック反応を誘発。
鎮静のために薬剤を投与するが、薬剤への耐性が確認されたためエフェクトにより睡眠を誘発・鎮静化。
・取り乱した際、平時の人格とはまったく異なる反応を確認。おそらくはこれが本来の人格と思われる。
前述の脳手術は本来の人格を抑制・封印するため、レネゲイドの反応による探知を防ぐための技術的措置の可能性大。
・FHセルが行った“調整”に関してはすべて確認可能。ホワイトハンドの設備および、上級医療エージェントによる治療が可能と判断。
……問題は、これらの“調整”がいずれも戦略的・戦闘能力的には無意味・無価値なものであり、意図が不明なことである。
所感としては、極めて悪意に満ちた非人道的行為であり、医療技術を学んだ人間にとって行うべきでない、唾棄すべき行為であると断じるものである。
→医療班からの検査報告が完成しました。【“エクリプス計画”について】の調査を行うことで、追加の情報が出現します。

【“ロスト・グレイス”セルについて】
規模:中規模
セルリーダー/“シャーデンフロイデ”エドゥアルド・テラー
FHに籍を置く実験・研究機関。
オーヴァード・非オーヴァード問わず多数の研究スタッフを擁し、オーヴァードからなる作戦実施部門、下級構成員らの処理班によって構成される。
日本では“マスターマインド”天船巴の麾下にあり(彼女にとっては出資先のひとつ程度に過ぎないが)、心理作戦面の研究を依頼されている。
現在は“鳥かご作戦”と呼ばれる大規模な心理作戦を“マスターマインド”承認のもと遂行しており、各FHセル内で密かに暗躍する。
“ホープ”および“ハニーバジャー”は作戦遂行のために派遣された管理要員である。
→【“エクリプス計画”あるいは“鳥かご作戦”について】調査可能になりました。


GM:【“エクリプス計画”あるいは“鳥かご作戦”について】<情報:UGN>12 <情報:FH>を持つ場合25に変化
GM:以上の項目が調査可能です
朝倉 輝晃:では私が調べましょうか
軽賀重久:任せた!
朝倉 輝晃:情報(UGN)で、UGN幹部使います
朝倉 輝晃:4DX+2+0@10>=12 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10+2>=12) → 9[3,3,8,9]+2 → 11 → 失敗

五郷 遼馬:バデム
朝倉 輝晃:助かる!
五郷 遼馬:達成値を14にするぜ
GM:ナイスアシスト!
GM:では情報を開示します

【“エクリプス計画”あるいは“鳥かご作戦”について】
鳥かご作戦(operation-Birdcage)”は、FHエージェントおよびチルドレンを対象とした心理掌握作戦。
作戦承認者は“マスターマインド”。提案機関“ロスト・グレイス”セルより案件管理者として上級構成員“ホープ”および彼のチームを派遣。
その実態は、FHセル内部に潜む“裏切者”の摘発および潜在的なリスク保持者の炙り出しである。
調査プロセスとして、研究対象となったセル内部にカバーストーリーを帯びた人員を派遣。
チルドレンやエージェントがこの対象に同情や興味・関心を示し、絆を結んだ場合、監視対象として作戦を実行。
段階的にカバーストーリーの開示、ないしは露呈を行うよう誘導。
実体を知ったチルドレンおよびエージェントが組織に恭順を示さなかった場合、処理部隊として管理チームから“ハニーバジャー”を派遣。処理を行う。
本プロセスはFH組織内における欲望ー組織の両輪をいかに高度に維持できるか、そして
“マスターマインド”にとっては組織全体にどの程度自分の敵に成り得る存在がいるか、
潜在的な脅威の認識および有力な“駒”の確認のために実子承認が行われたものと思われる。
なお、“エクリプス計画”に用いられる派遣人員(コードネーム“カグヤ”)についてはコスト面の観点から
FH管理下の商業施設にて有力な一般人を拉致・誘拐して“調整”することで調達されており
同様の被害者は他にも多数いると推察される。
(情報は以上)


GM:▽K市支部
“SSS”御巫美弥子:「りょーまパイセン!それと、テルさんシゲさん」
軽賀重久:「その呼び方、ちょっとオッサンぽくない?」
朝倉 輝晃:「御巫、どした?」
“SSS”御巫美弥子:「じゃあガッさんで……って、そんなことより!」
“SSS”御巫美弥子:「大変なんすよ、グヤさんが!」
朝倉 輝晃:「え?」
“SSS”御巫美弥子:「検査中にパニックを起こして、ワーッてなって!」
五郷 遼馬:「容体は?」
五郷 遼馬:食い気味に尋ねる
“SSS”御巫美弥子:「今はセンセが処置して、ぐっすりっす」
“SSS”御巫美弥子:「でも今度はそのセンセが顔色変えたかと思ったら怒り出して」
朝倉 輝晃:「何があったんだ?」
“SSS”御巫美弥子:「それがさっぱりすよ。クレさんと一緒に支部長室行って、今は日本支部と会議中みたいだし」
“SSS”御巫美弥子:「あ、でも」
“SSS”御巫美弥子:「これを置いてってくれたっす。りょーまパイセンは知っといた方がいいだろうって」
GM:検査結果を収めた封筒を差し渡す。
五郷 遼馬:受け取って、中を改める。
五郷 遼馬:「…………」その表情は、相変わらず変わらない。
五郷 遼馬:手にした資料がわずかに音を立ててひしゃげただけだ。
朝倉 輝晃:「……何て書いてあった?」
五郷 遼馬:「……カグヤは────」
五郷 遼馬:開示された情報を話しました
朝倉 輝晃:「……」
朝倉 輝晃:「なにか、ろくでもない調整でも受けてるかもとは思ってたけど、ここまでなんて……」
“SSS”御巫美弥子:「はあ!?なんすかそれ!」
“SSS”御巫美弥子:「人のことをなんだと……!」憤慨し、目尻には涙が浮かんでいる。
五郷 遼馬:”ハニーバジャー”や”ホープ”の口振りを思い出し
五郷 遼馬:「人だと思ってないからだよ」
軽賀重久:「……奴らにとっては、モノでしかない、か」
軽賀重久:「長くエージェントやってるが、ここまで人の尊厳を軽く扱う奴はなかなか見ない」
朝倉 輝晃:「冗談じゃねえ。許してられるかよ、こんなん……!」
軽賀重久:表情は大きく変えないまま、手にした紙コップが握り潰されている
五郷 遼馬:「ああ、その通りだ。じゃあ、その矛先をどこに向けるべきかって話になるけど」
五郷 遼馬:いつにも増して口早に、話を先に進めようとする。やるべき事を早く見定めるために
“クレイボーン”:「……管理責任者を叩くのが一番、だろうな」
“クレイボーン”:眼の下の隈を深くした“クレイボーン”が、ブリーフィングルームへ帰投して一言。
朝倉 輝晃:「“クレイボーン”さん!管理責任者、って……」
“クレイボーン”:「最良を言えば“マスターマインド”を引きずりだしてギッタギタにしてやりたいが」
“クレイボーン”:「勝てない勝負はしない女だ。狙われると知れば全力で逃げるだろう」
“クレイボーン”:「となると、この作戦を実際に管理してるエージェントを潰すのが最善だ。遭遇したと聞いたが」
“クレイボーン”:「どんな奴だった?」
軽賀重久:「”ホープ”……そう名乗る男でした」
朝倉 輝晃:「死んだ目ぇしたおっさんです。外見の特徴は──」
朝倉 輝晃:覚えている限りの身体特徴を伝える。
朝倉 輝晃:「能力は不明ですけど、相当やばそうでした。倒した“ハニーバジャー”も、自分よりずっと強いと」
軽賀重久:「人を壊すこと、命を奪うことに全くの躊躇いが無かった」
軽賀重久:「そういう精神の持ち主は、その能力も自ずと凶悪な方向に傾くものだ」
“クレイボーン”:「もしかして……こいつか?」
“クレイボーン”:朝倉くんから聞いた情報を基に、1枚の写真を取り出す。
“クレイボーン”:画質は粗いが、そこには確かに“ホープ”と名乗った男の姿がある。
五郷 遼馬:「はい」
朝倉 輝晃:「こいつです!……すでになにか情報が?」
“クレイボーン”:「……なんてこった」
“クレイボーン”:「話してた裏切者だよ。“ハーフ・ワイルド”がUGN側で認識してるコードネームだ」

▽情報開示─“ホープ”について
FH“ロスト・グレイス”セル上級構成員。
元UGNイリーガルで、当時のコードネームは“ハーフ・ワイルド”。
“ロスト・グレイス”の上級構成員は喪失した感情や概念などを通例としてコードネームとして名乗ることから、現在のコードを用いる。
シンドロームはキュマイラ。単一症状発症者で、灰色狼の獣化能力者。
戦闘においては特異な事象介入や法則操作は用いず、シンプルな技巧と身体能力に由来する白兵戦を展開する。
(判明した情報は以上です)


“クレイボーン”:「そういうわけで、記録にある通りなら、単純な技巧と獣化能力で戦うタイプ……のはずだ」
朝倉 輝晃:「強いですか」
“クレイボーン”:「10年間どうしていたかは不明だが、今も生きている以上そう考えるのが妥当だろう」
“クレイボーン”:「向こうは作戦活動の遂行に侵蝕の制限もないと聞くし…」
朝倉 輝晃:「了解。……気合入れてぶちのめします」
朝倉 輝晃:ぱしりと拳で掌を叩く。
軽賀重久:「……ああ」
五郷 遼馬:「………その為にこれから俺達がやるべき事は、なんですか」
“クレイボーン”:「向こうは何が何でも“カグヤ”を回収する気でいるんだろう?」
“クレイボーン”:「だとしたら、そこを迎え撃つ……のが的確ではあるんだが」
“クレイボーン”:「正直。あの子を囮にするようなのはな……」
“クレイボーン”:「あとは……そうだな。この街にいることがわかってる以上、こちらから潜伏先を探し出すか」
軽賀重久:「俺としては、リスクは避けておきたい」
軽賀重久:「それに、やっと敵のしっぽを掴めたんだ」
朝倉 輝晃:「ここで向こうが警戒して撤退でも始めたら、また仕切り直しになっちまう」
朝倉 輝晃:「なんとかこっちから見つけ出しましょう!」
軽賀重久:「ああ、今は腰を重くしている場合じゃない」
五郷 遼馬:(……全員で打って出て、もし入れ違いに”ホープ”が支部への襲撃をかけてきたら)
五郷 遼馬:(それなら、始めから迎撃の準備をしていた方がリスクという意味では軽いんじゃ───)
五郷 遼馬:(…………)
五郷 遼馬:(…それじゃ納得出来ないよな。俺だってそうだ)
五郷 遼馬:「────分かりました。それでいきましょう」
“クレイボーン”:頷く。

GM:最後の情報項目が出現します。
GM:【“ホープ”の潜伏先について】〈情報:UGN〉合計達成値30
GM:全員の出した達成値を合計して30以上ならクリアになります 卑劣な悪漢を見つけ出して
GM:ボッコボコにしてやりましょう
朝倉 輝晃:情報:UGN!
朝倉 輝晃:UGN幹部使って振ります!
朝倉 輝晃
軽賀重久:情報:UGN、コネ使用!
軽賀重久:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[3,4,5,8,8,10]+9[9]+1 → 20

朝倉 輝晃:強い
朝倉 輝晃:続いていっていいかな?
軽賀重久:2/3クリアだぜ
五郷 遼馬:バデムで軽賀さんの達成値+3します
朝倉 輝晃:残り7!
朝倉 輝晃:4DX+2+0@10 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[1,2,6,10]+9[9]+2 → 21

朝倉 輝晃:なんか強かった
五郷 遼馬:振るまでもなかったな
朝倉 輝晃:やってやったぜ!
GM:最強のチーム

GM:情報開示

【“ホープ”の潜伏先】
活動拠点として、建設作業が中断されている小規模なビルを簡易基地として利用しているようだ。
夜間であれば、周囲の目につくこともなく奇襲を仕掛けることができるだろう。
 →トリガー踏破。 クライマックス戦闘が発生します。


GM:……こうして、キミ達による“ホープ”の捜索が始まった。
“SSS”御巫美弥子:美弥子も街中の猫に伝令を下して総動員で探しているようで、その額には微かに汗が滲んでいる。
朝倉 輝晃:「わりぃな御巫、無理させてるか?」
朝倉 輝晃:一帯のレネゲイド反応の探知。自分には特殊な探知能力がない以上、装備の力を借りて地道に調べていくしかない。
“SSS”御巫美弥子:「これくらいなんてことないっすよ」
五郷 遼馬:「……美弥子の能力が頼みの綱なのは確かだ。その負担を軽視する訳じゃないけど、今この瞬間だけでも多少の無理は通して欲しい。」
“SSS”御巫美弥子:「代わりってわけじゃないすけど」
“SSS”御巫美弥子:「ウチのぶんまでそのホープっておっさん、ブッ叩いてくださいね」
朝倉 輝晃:「そっちはバッチリ任せとけ!」
五郷 遼馬:頷く
朝倉 輝晃:ニカッと笑って返す。
軽賀重久:「重い一発、くれてやろうじゃない」
軽賀重久:領域を最大限に広げ、領域内のレネゲイドの反応を探知している
朝倉 輝晃:「……五郷、おまえもだいじょぶか?焦ってねえ?」
五郷 遼馬:「……焦ってなんか、ない」
五郷 遼馬:「…………腹が立ってるだけだ」
五郷 遼馬:「でもそれはみんな同じだろ、だから別に大したことじゃない。気も遣わなくていい」
朝倉 輝晃:「まあそりゃな。俺も怒ってるよ」
朝倉 輝晃:「でもなんつーか……お前の場合」
朝倉 輝晃:「自分の方にも怒ってそうだから、ちょっとな」
五郷 遼馬:「………」
朝倉 輝晃:「お前真面目だからさ、もっとできたはず、とか、なにかできたんじゃ、とか思ってねえ?」
朝倉 輝晃:「俺の見当違いならいんだけどさ」
五郷 遼馬:「……”手遅れ”が嫌なんだ。昔から、ずっと」
朝倉 輝晃:「……手遅れ」
五郷 遼馬:「後悔をしたくないから、やれる事は全部やるし、考えられる事は全部考える。みんなが言う”真面目”って、多分その事。」
五郷 遼馬:「……でも結局、何をやっても、何を言っても、後悔ってのはついて回る」
朝倉 輝晃:「そりゃあな」
朝倉 輝晃:「できること全部やったって、手の届く範囲は限られてる」
朝倉 輝晃:「悔しいけど……届かないことも、ある」
朝倉 輝晃:「やれること増えてったほうが、後悔も増えてくもんかもな」
五郷 遼馬:「……俺は、それに納得出来ない。」
五郷 遼馬:「………納得させたいだけなんだよ、自分を。」
朝倉 輝晃:「自分の納得か。そりゃ強敵だ」
朝倉 輝晃:「あんま抱え込みすぎんなよ……つっても、無理だよな、それじゃ」
軽賀重久:「重すぎだよ……ったく」
朝倉 輝晃:「ま、うまく周りにも頼れよ」
朝倉 輝晃:「今回も、間に合わなかったこともあるけどさ。まだ間に合うこと、色々あるみたいだし」
朝倉 輝晃:「その分ぐらいは手伝うぜ?支部の先輩でエリート様が!」
五郷 遼馬:「歳はお前の方が下だけどな」
朝倉 輝晃:「淡々と事実を述べおって……!」
五郷 遼馬:「……まぁ、でも…ありがとう。黙ってるよりは話した方が楽でいい」
朝倉 輝晃:「だよなぁ、俺も。緊張してるときはやっぱ喋んねえと、脚固まるわ」
五郷 遼馬:…オーヴァードになったのは、両親が死んだあとだった。遅かった 手遅れだった 両親を殺したジャームは、覚醒直後の自分でも倒せるぐらい、弱い存在だったのに
五郷 遼馬:それからずっと…自分の価値を探してる。救えなかった自分が、今もこうして生きている理由に、自分自身で納得するために。
五郷 遼馬:自分に連なる人たちを、今度は一人でも多く救えるように。
五郷 遼馬:(……”自分の方にも怒ってそう”って言ったけどな、輝晃。)
五郷 遼馬:(自分に真剣に怒ってやれるのは……結局の所自分だけだと俺は思うぞ)
軽賀重久:「なんかまた、重たいこと考えてる顔だなあ遼馬君」
五郷 遼馬:(………お前がどう思ってるのかは、分からないけど)
五郷 遼馬:「そんな事ないですよ」
軽賀重久:「……でも俺そういう重さ、嫌いじゃないからな」
五郷 遼馬:(そんな事ないって言ってるのに…)
軽賀重久:「自分でそう思ってないところもな……さて」
五郷 遼馬:少しだけ複雑そうな顔を浮かべる
軽賀重久:領域の中で、異質な存在に気づく
軽賀重久:「テルテル君……あのビル」
朝倉 輝晃:「軽賀さん、こっちも反応ありっす!」
朝倉 輝晃:視線の先には、建設作業中の小さなビル。
朝倉 輝晃:「いかにもってとこだな。……UGN側の登録なし、当たりか?」
“SSS”御巫美弥子:「………みたいっすね。こっちもニャーさんで確認とれたっす」
“SSS”御巫美弥子:猫の視界を通して確認した映像を、空間にプロジェクト投影する。
GM:建設作業用の塀を開閉し、こっそりと忍び入る影。
軽賀重久:「周囲からは内部が見え辛い、隠れ家にはもってこいだが」
GM:帽子や衣服、サングラスでその姿を一般人に擬態させてはいるが、合成兵士の姿だ。
軽賀重久:「逆に、入ってくる奴にも気づきにくい……そんな場所だ」
朝倉 輝晃:「あれは……!間違いねえ、あいつらだ!」
朝倉 輝晃:「どうする、すぐに踏み込むか?いや、まだ日が高いし騒ぎが大きくなるか……?」
五郷 遼馬:「……俺達の存在はまだ勘付かれてない。なら、先手を取って仕掛けよう」
軽賀重久:「仕掛けるなら、夜だろう」
軽賀重久:「そこで、確実に仕留める」
朝倉 輝晃:「オッケー、了解です」
五郷 遼馬:「分かりました」
軽賀重久:「万が一周辺で騒ぎになれば、”ホープ”がどう出るか分からないからな……」
“クレイボーン”:「頼むぞ。これ以上、連中に勝手をさせるわけにはいかん」
“クレイボーン”:「それと……五郷」
五郷 遼馬:「?」
“クレイボーン”:「“カグヤ”が目を覚ましたら、話をしてやってほしいそうだ」検査を担当した主任医官からの要望だ、と続ける。
五郷 遼馬:……彼女の精神状態 バランスを崩すトリガー 認識の齟齬 そんな、あらゆる面を考慮した上で
五郷 遼馬:「………いいんですか、俺で。」そう聞き返す
“クレイボーン”:「お前が最適だと聞いているし……」
“クレイボーン”:「今の状況で、この場に居るものという事であれば、お前しかいないだろう。私の考えだが」
五郷 遼馬:「………」
五郷 遼馬:首肯して返す

GM:シーンカット/ロイス・調達が可能
GM:調達はこのシーンが最後になります ほしいものあったら買ってね!
朝倉 輝晃:何か欲しい物あります?
朝倉 輝晃:なかったら追加のブルーゲイルでいいかな
五郷 遼馬:軽賀重久:〇誠意/お節介 で取得して
五郷 遼馬:そうねぇ
五郷 遼馬:特に無さそうだからブルゲにするか
朝倉 輝晃:あいよ!
朝倉 輝晃:2DX+6+0@10>=20 調達
DoubleCross : (2DX10+6>=20) → 6[3,6]+6 → 12 → 失敗

五郷 遼馬:バデム、達成値+3
GM:最強エンブレム!
朝倉 輝晃:財産5点入れて買います!
朝倉 輝晃:これで財産残り1
五郷 遼馬:こっちもブルゲを
五郷 遼馬:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 6[3,4,5,6]+1 → 7

五郷 遼馬:無理!以上!
朝倉 輝晃:こちらも以上
軽賀重久:ブルゲ!
軽賀重久:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 9[6,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

軽賀重久:財産が残り6なので
軽賀重久:バデムが有っても足りない……無念
軽賀重久:ロイスを 朝倉輝晃 〇信頼/嫉妬 で!
軽賀重久:以上

【目次へ戻る】

ミドル6

GM:シーンプレイヤー 五郷 遼馬
GM:登場ダイスを振る必要は……ない!
GM:ふしぎな力がはたらいて、登場侵蝕は1固定になります
GM:侵蝕率だけ上げて 登場してね
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1(→ 1)増加 (91 → 92)

GM:K市支部 医務室
GM:キミが面会のために赴くと、少女は嬉しそうにキミへ視線を向け、笑みを浮かべる。
“カグヤ”:「まあ」
“カグヤ”:「会いに来てくれたんですね。嬉しいです」
五郷 遼馬:「そっか。そう言ってくれるなら、俺も会いに来た甲斐があるよ。」
五郷 遼馬:ベッドの脇に腰かけて
“カグヤ”:「ごめんなさい。お医者様に診て頂いていたのだけれど」
“カグヤ”:「気を失ってしまったみたいで。……まったく、お恥ずかしい限りです」
五郷 遼馬:(……”何を聞いたのか”までは憶えてない、か。投与されたのは睡眠薬だったよな。つまり、記憶を失うのはそういうセーフティ機能…か)
五郷 遼馬:「いいよ。医者も気にするなって言ってたから。それで、気分はどう?」
“カグヤ”:「ええ。おかげで、幾分かは」
“カグヤ”:「……実は、さっきまで夢を見ていたんです。不思議な夢を」
五郷 遼馬:(……本来の記憶に関わる話だろうか)
五郷 遼馬:「……良かったら、聞かせて欲しい。どんな夢だった?」
“カグヤ”:「故郷とは違う場所で目覚めて」
“カグヤ”:「そこで暮らす夢。そこは……」
“カグヤ”:「なんと申せばよいのでしょう。きっと、誰かのお家だったと思います」
五郷 遼馬:「うん」
“カグヤ”:「そこは、わたくしのお家でもあるのです」
“カグヤ”:「ただ、夢のわたくしにはそう思えなくて……」
“カグヤ”:「遠く。どこか遠くへゆきたいと、そう願う夢」
“カグヤ”:少女はそこまで語ると、遠くを見るように目を遣って。
“カグヤ”:「……可笑しいでしょう?今は、帰りたいと願っているのに」
GM:……それは、おそらくは“調整”以前の記憶。
GM:発作とセーフティの作動によって、偶発的に呼び起こされたフラッシュバックだったのだろう。
GM:振り返る少女は、変わらずたおやかな笑みを浮かべている。だがその瞳からは一筋、涙が自然と流れていた。
五郷 遼馬:…咄嗟に、その涙を拭い上げるように、指をカグヤの頬に添える。
五郷 遼馬:───零すのは、駄目だ。彼女の涙を、元に戻らない覆水にはしたくない。
五郷 遼馬:「……どっちが綺麗だった。その夢と、月は」
“カグヤ”:「おかしな夢」
“カグヤ”:「知らないはずの場所なのに、匂いまで思い出せて」
“カグヤ”:「月の都よりもずっと、懐かしく感じました」
“カグヤ”:「……綺麗な場所とは、言えなかったのだけれど」くすりと笑う。
五郷 遼馬:「……そっか」
五郷 遼馬:「……”かぐや姫”って童話があるんだ。正確には竹取物語って言うんだけど」
五郷 遼馬:「竹から出てきた女の子が、成長して、大人になって」
五郷 遼馬:「最終的に、”元々生まれた場所だから”って、月に帰らなきゃならなくなる話。」
“カグヤ”:「そのような物語があるのですか」
“カグヤ”:「なんだか、不思議です。今のわたくしにそっくりで」
五郷 遼馬:頷いて「俺、この話が好きじゃないんだ」
五郷 遼馬:「育ての親も、想い人も、かぐや姫自身も、”別れるのが嫌だ”って感情は一致してるのに」
五郷 遼馬:「たった一つの、よく分からない根拠で、それが蔑ろにされてるみたいで。」
五郷 遼馬:「……まぁ、そういう文学的な技法なのかもしれないけど」
五郷 遼馬:「────誰にでも、過去があって未来がある」
五郷 遼馬:「過去を引きずって生きる者も居れば」例えば、自分のように
五郷 遼馬:「未来にを、その終わりまで見据えて生きてる者も居る」例えば、あの同期の少女のように
五郷 遼馬:「でも、ただ一つ決まっているのは」
五郷 遼馬:「過去から未来 その形でしか、時間は流れて行かない事だ」
五郷 遼馬:「カグヤは家出をして地球に来た。親の反対なんかもあったらしいけど、これはもう終わった事だ、変えようがない」
五郷 遼馬:「でも、君がこれから何を選んで何をするのかは、君の自由だ。」
五郷 遼馬:「かぐや姫みたいに、帰る場所に帰る義務なんかない」
五郷 遼馬:「遠くに行きたいと思うのなら、それを止められる筋合いはない」
五郷 遼馬偽装譚(カバーテイル)でも幻想譚(フェアリーテイル)でもない、これは
五郷 遼馬:「これは、カグヤ自身の物語だ」
“カグヤ”:「わたくしの……」
“カグヤ”:「わたくし……私、は」
五郷 遼馬:「……一人じゃ無理なら、助けるよ」まるで輝晃の受け売りだな、と思いながら
“カグヤ”:「行きたい、です」
“カグヤ”:「許されるのなら、あの場所へ、もう一度」
“カグヤ”:「助けて」キミの腕に、縋りつくように手を伸ばす。
五郷 遼馬:「当り前」その手に、自分の手を添えて
五郷 遼馬:「────”おともだち”ってのは、そういうもんだ」そう言って、下手くそに笑って見せる
五郷 遼馬:……真実を告げてしまえば、この子の為になったのだろうか。
五郷 遼馬:誰かのために嘘を吐き続けた、とある医者を思い出して
五郷 遼馬:縋りつくカグヤに悟られぬよう、何かをすればするほど増えていく後悔を
五郷 遼馬:喉元のため息と共に、腹の底へと押し戻した。

GM:シーンカット/ロイスのみ取得可能(シーン未登場PCも取得宣言可能です)
朝倉 輝晃:こちらはロイス保留で、以上!
五郷 遼馬:カグヤのロイスを 〇庇護/不安 から 〇庇護/悔悟 に変更します

【目次へ戻る】

マスターシーン2

“ハーフ・ワイルド”:“ハーフ・ワイルド”。
“ハーフ・ワイルド”:能力に目覚めてすぐ、接触を受けたUGNのチルドレンから貰った名前だ。
“ハーフ・ワイルド”:なんでも、当時は獣化能力者に“ワイルド”の単語を誂えるのが流行りだったらしい。
“ハーフ・ワイルド”:ワイルド・カードに準えてのものだというが……
“ハーフ・ワイルド”:今にして思えば、お似合いの名前だ。
“ハーフ・ワイルド”:切り札になり損ねた、カス札には。
“ハーフ・ワイルド”
“ハーフ・ワイルド”:喪ってばかりの人生だった。
“ハーフ・ワイルド”:覚醒したとき、助かったのは自分だけだった。
“ハーフ・ワイルド”:FHのテロ攻撃に巻き込まれ、生存したのは覚醒した俺一人。
“ハーフ・ワイルド”:護ろうとした友人は、腕の中で炭化していた。それが始まり。
“ハーフ・ワイルド”:その後は……怒っていたのだろう。FHの横暴や、それを許す世界に。
“ハーフ・ワイルド”:UGNに協力すれば、世界がよくなると信じて戦い続けた。
“ハーフ・ワイルド”:月日が経つのはすぐだ。
“ハーフ・ワイルド”:一か月が一年に、一年が二年に、それが五年に。
“ハーフ・ワイルド”:何度も、何度も、何度も何度も何度も。
“ハーフ・ワイルド”:誰かが死んで、誰かを守って、また誰かが傷つく。
“ハーフ・ワイルド”:そんなことも繰り返していれば、次第に慣れっこになってくる。
“ハーフ・ワイルド”:世界は変わったか?よくなったか?死んだ連中は?
“ハーフ・ワイルド”:生きてる連中の誰一人でさえ、報われてなんかいない。
“ハーフ・ワイルド”:……そう思うと、実にくだらないことに思えた。
“ハーフ・ワイルド”:くだらない日常。くだらない世界。くそくらえだ。
“ハーフ・ワイルド”:───それである日、死んでみることにした。
名無し:世界というのはよくできている。
名無し:俺ひとりが努力したところで何も変わらないのと同じ。
名無し:俺ひとりが消えたところで、気に留める人間などどこにもいない。
名無し:そこからは───結局、いつも通りだ。
FHエージェント:河岸を変え、新しい世界秩序とやらの為に戦ってみたが。
FHエージェント:結局、どこへ行っても同じことで。
“ホープ”:今では女衒と殺し屋の真似事で、糊口を凌ぐ有様だ。
“ホープ”:だが───おかげでひとつ、学んだこともある。
“ホープ”:こいつらは、犬だ。
“ホープ”:どんな理想や名分を並べようが、尾を追い回して、同じことを繰り返すだけの、犬ころと同じ。
“ホープ”:そんな連中に配慮することが、どこにある?
“ホープ”:そんな連中の世界を護ることに、何の価値がある?
“ホープ”:そんなものは、ない。
“ホープ”:全員、このくだらない世界ごと墜ちて来ればいい。───どこまでも。

【目次へ戻る】

クライマックス

GM:【クライマックス】
GM:全員登場
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (72 → 80)
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (92 → 101)
軽賀重久:71+1d10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+10[10] → 81

軽賀重久:みんな重いぜ

GM:K市/建設中の小ビル/“ロスト・グレイス”仮説前線基地
GM:キミ達の夜襲は、端的に言うと実に見事に成功した。
GM:合成人間たちがするどい鉤爪や、携行火器を取り行く手を阻もうと抵抗するが───
GM:キミ達にとっては、ものの敵ではない。軽々と蹴散らされていく。
朝倉 輝晃:「どけぇっ!」
朝倉 輝晃:炎と化した右腕を薙ぎ払う。
五郷 遼馬:前衛は朝倉に任せ、後衛から敵の動きを止める。
軽賀重久:遠隔から攻撃してくる手合いを重力で捻じ伏せる
GM:合成人間たちは次々に動きを凍てつかされ、炎になぎ飛ばされ、あるいは重力波によりねじ伏せられ、うち倒されていく。
軽賀重久:「こんな奴ら軽く片付けて、急ぐぞ」
朝倉 輝晃:「了解!最速であのおっさんを見つけて叩く!」
GM:合成人間たちの守りを突破し、突き進み───地上5階層。
GM:いまだ建設途中ゆえ月が覗くその部屋に、“ホープ”はいた。
“ホープ”:「来たか。手間が省けて助かる」
“ホープ”:首元を緩めると、ボタンを二つ外す。
“ホープ”:「ひとつ聞きたい。なぜそこまでする?」
“ホープ”:「あの人形……“カグヤ”を連れてきて交渉のテーブルにつく道もあったろうに」
五郷 遼馬:「……お前たちが、そうやって」
五郷 遼馬:「彼女を”人形”だと呼ぶからだ」
“ホープ”:「絆されたか?くだらんぞ」鼻で笑い飛ばす。
“ホープ”:「あれはそうやって愛想を振りまくためだけの装置に過ぎんというのに」
朝倉 輝晃:「そうさせようとしたのはあんたらだろうが!」
“ホープ”:「心外だな。どこにも居場所のない哀れな子供に、新しい居場所をくれてやったんだ」
“ホープ”:「福祉事業だよ。希望を与えてやったと言ってもいい」
“ホープ”:そう言って口元を歪める。その笑みは、どこまでも諧謔的なものだ。
五郷 遼馬:「なら、それだけで終わればいい話だろ。必要のない改造を施して、頼んでもない機能を増やして」
五郷 遼馬:「愛想を振りまくためだけ?よく言うよ。人に取り入る為の愛嬌を、人間嫌いそうなお前達がわざわざ必死に考えたのか?」
五郷 遼馬:「逆に聞くけど、何でそこまでするんだよ。どう考えても向いてないだろ。くだらねー事ばっかりしやがって」
五郷 遼馬:抑えられない感情が、言葉となって口をつく
“ホープ”:「聞き分けのない犬をしつけたことはあるか?」
“ホープ”:「ある日突然、信じられないような力に目覚めて、自分が世界の王になったと勘違いした、バカな犬のしつけを」
“ホープ”:「簡単だよ。特別な力、特別な出会い、特別な物語。与えてやればいい」
“ホープ”:「そうして自分が物語の主人公だと思い上がったところで───教えてやればいいのさ」
“ホープ”:「用意された玩具に、ちんけな超能力。所詮はどこにでもいる“平凡”のひとりだと」
“ホープ”:「大抵、そうやって頭を抑えつければガキは素直になる」
朝倉 輝晃:「……ずいぶんと」
朝倉 輝晃:「実感のこもったお言葉だね」
朝倉 輝晃:「あんたもそうして折れたのか?狼さんよ」
“ホープ”:不快げに眉を顰める。
“ホープ”:「学んだのさ。所詮、この世は弱肉強食だと。お陰で、頭を踏みつける側に回れた」
軽賀重久:「2人とも」
軽賀重久:「ああいう大人になっちゃだめだぞ」
軽賀重久:「同じ大人として、見ててほんっと……ムカつくぜ」
“ホープ”:「これから死ぬお前たちには、不要な心配だな」影が獣の形を取る。
朝倉 輝晃:「生憎だな」
朝倉 輝晃:「あんたの絶望には、付き合えねえよ!」
軽賀重久:「重~い罰、くれてやる」
五郷 遼馬:「────良かったじゃないか。一回だけでも、物語の主人公側に回れたんだろ、お前は。」
五郷 遼馬:「俺には」
五郷 遼馬:「その経験すら、無かったよ。」

▼エンゲージ
(“ホープ”[10])
   10m
(“ジャックフロスト”[10]、“ウェザーメイカー”[13]、“マルチプライヤー”[4])
[]内は行動値

GM:▽round1/セットアップ
GM:……の前に!衝動判定!
GM:目標値9!
朝倉 輝晃:おっとと
朝倉 輝晃:8DX+2+0@10>=9 意思
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 10[4,6,6,7,9,10,10,10]+5[1,1,5]+2 → 17 → 成功

GM:このタイミングでのEロイス発動はありません。
五郷 遼馬:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 9[5,7,7,7,7,8,9]+1 → 10

朝倉 輝晃:成功!侵食上昇!
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2D10(→ 13)増加 (101 → 114)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を2d10(→ 5)増加 (80 → 85)
朝倉 輝晃:えらい落ち着いてるな!?
軽賀重久:戦闘開始前にアルティメイド服を着用
軽賀重久:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[8,8,9,10,10]+4[3,4] → 14 → 成功

軽賀重久:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+11[10,1] → 92


GM:▽round1/セットアップ
“ホープ”:Dロイス“野獣本能”発動/《完全獣化》LV3発動。
朝倉 輝晃:<原初の黄:活性の霧> コンボ:夜明けの煌き
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を3(→ 3)増加 (85 → 88)
朝倉 輝晃:ラウンド中攻撃のダメージ+15、ドッジダイス-2
“ホープ”:背中から膨れ上がり、鈍灰色の褪せた経路を持つ獣人に変身。月に吠える!
軽賀重久:セットアップは無し
五郷 遼馬:ここは…無しで!
GM:OK!

GM:▽round1/イニシアチブ
GM:イニシアチブタイミングに使用するエフェクトはUGN側にはないはず!なので
朝倉 輝晃:ない!こちらには!
GM:行動値順の処理に移行します。最速は……!?

GM:▽round1/メインプロセス/“ウェザーメイカー”
朝倉 輝晃:おっと私か!
朝倉 輝晃:ではマイナーアクション、戦闘移動してホープに接敵

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13]、“ホープ”[10])
   10m
(“ジャックフロスト”[10]、“マルチプライヤー”[4])
[]内は行動値

朝倉 輝晃:メジャーで<コンセントレイト:ウロボロス>+<原初の赤:災厄の炎> コンボ:不滅の太陽
朝倉 輝晃:RC攻撃、対象はホープ、対応無ければ命中!
GM:対応なし!命中判定どうぞ
朝倉 輝晃:8DX+12+0@7 (侵食上昇7、侵蝕80~)
DoubleCross : (8DX7+12) → 10[1,3,3,4,5,5,7,8]+5[1,5]+12 → 27

朝倉 輝晃:あ、7!
軽賀重久:バデムチャンス!
五郷 遼馬:バデム!達成値+3!
GM:達成値30か~~~~!回避できるか怖いな
朝倉 輝晃:ありがとう!これで30!
“ホープ”:ガード。ガード時《ピンポイントガード》使用
“ホープ”:ガード値+25
朝倉 輝晃:むむむ
GM:ダメージどうぞ!
朝倉 輝晃:ダメージ!
朝倉 輝晃:4d10+1d10+30
DoubleCross : (4D10+1D10+30) → 11[2,3,3,3]+5[5]+30 → 46

朝倉 輝晃:ああん、ダメージ腐った!46点装甲ガード有効!
GM:25点引いて21点ダメージになった時点で
“ホープ”:Eロイス《拒絶の結界》により、無効化されます
朝倉 輝晃:んげーっ!
朝倉 輝晃:なんてものを
GM:Eロイス開示─《拒絶の結界》30点以下のダメージをすべて無効化/31点以上に到達したダメージはすべて通り、効果は解除される。
五郷 遼馬:クソ野郎!
軽賀重久:気分が重たいぜ!
GM:演出あればどうぞ!

朝倉 輝晃:光球を飛ばす。空を照らすものが現れる。
朝倉 輝晃:「先手、もらったぁっ!」
朝倉 輝晃:炎の鉤爪を振るう。相手は単純な獣化能力、熱に対抗する術は限られるはず──!
“ホープ”:繰り出された炎の鉤爪を、ショートフックで弾き飛ばす!
朝倉 輝晃:「ぬ、おっ!?」
朝倉 輝晃:「マジかよ、焼けねぇ……!ただの獣化だけじゃねえぞ、気をつけろ!」
朝倉 輝晃:体勢を整え、再び構える。

GM:▽round1/メインプロセス/“ジャックフロスト”
GM:行動をドーゾ!
五郷 遼馬:マイナーで11m後方に戦闘移動

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13]、“ホープ”[10])
   10m
(“マルチプライヤー”[4])
   11m
(“ジャックフロスト”[10])
[]内は行動値

五郷 遼馬:メジャーで『極点支配”ジャックフロスト”』《C:バロール》《黒の束縛》《コキュートス》オートで《援護の風》対象は”ホープ”。ダメージ通ったらラウンド間の行動値-9します。
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (114 → 116)
GM:行動値ダウンの数値も上がっている!?
GM:命中判定カモン!
五郷 遼馬:12dx7+6
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,1,1,1,3,5,7,8,8,8,9,10]+10[2,2,4,4,6,9]+10[7]+6[6]+6 → 42

朝倉 輝晃:回った!
GM:でっけえ
軽賀重久:《妖精の手》!侵蝕+4で96に
五郷 遼馬:あざます!
軽賀重久:最期の6の目を……10に!
五郷 遼馬:1dx7+46
DoubleCross : (1DX7+46) → 1[1]+46 → 0 (ファンブル)

朝倉 輝晃:大丈夫47!
朝倉 輝晃:そしてバディムーブ!達成値+3!
五郷 遼馬:これで…50!
GM:なにっ 達成値が50になるというのかあっ
“ホープ”:ドッジ。
“ホープ”:17DX+5>=50
DoubleCross : (17DX10+5>=50) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,5,6,6,8,8,9,10,10,10]+8[2,7,8]+5 → 23 → 失敗

朝倉 輝晃:こわっ
朝倉 輝晃:肉体えぐい数値
五郷 遼馬:ではダメージ!
GM:完全獣化で+5されてるからね…!
GM:カモン!
五郷 遼馬:6d10+14
DoubleCross : (6D10+14) → 29[8,3,1,9,7,1]+14 → 43

朝倉 輝晃:よし、超えた!
GM:グワーッ!?
GM:そのダメージは……装甲・ガード有効でも30点以下にならない!
五郷 遼馬:諸々有効です
GM:ダメージ全適用と同時に《拒絶の結界》が解除されます
軽賀重久:よし!
GM:以後、30点以下のダメージも適用される!
五郷 遼馬:良かった良かった
GM:さらに行動値が下がって……なんてこった!1になってしまった!
朝倉 輝晃:助かったー!ナイス!
GM:演出どうぞ~!

五郷 遼馬:(───ただ攻撃しても弾かれる。それに狼は恒温動物、下限値に重点を置いた攻撃じゃ大したダメージにはならない…なら)
五郷 遼馬:バックステップと共に、両手を地に広げる
五郷 遼馬:フロア全てを収めるように広がった円状の魔眼が、”ホープ”の肉体に負荷をかける
軽賀重久:「”重み”を増してやるよ」
軽賀重久:五郷遼馬の魔眼に重ねるようにして、重力を増幅させる
軽賀重久:「出し惜しみ無しで……潰そう」
五郷 遼馬:そうして生まれた多大なエネルギーが、魔眼の収縮と共に、”ホープ”の身体から消え失せる
五郷 遼馬:───魔眼による重力操作でエネルギーを与え、それを掌から吸い上げる事で運動機能を簒奪し、一時的な凍結状態を付与する。
五郷 遼馬:それが、五郷遼馬の持つ三種複合の変異種能力。
五郷 遼馬:そして、多くのサラマンダー能力者が熱と冷気を両方操れるように、五郷遼馬の能力にも”裏”と言うべき別側面がある。
五郷 遼馬:"エネルギーの放出"
五郷 遼馬:吸い上げたエネルギーは、普段であれば自身の運動機能の強化に充てられ、外に放出される事はない。”足止めの後はフォローに回る”、集団戦における自身の役割は”そういうもの”だと理解しているからだ。
五郷 遼馬:───しかし、レネゲイドコントロールは精神の力。
五郷 遼馬:五郷遼馬がそれを望めば、吸い上げたエネルギーを炎熱へと置換し、攻撃として放出する事も可能である。
五郷 遼馬
     ゴ
               ォ ッ

五郷 遼馬:喧噪が周囲にこだまして
五郷 遼馬:まるでそこだけが、終末の世界に閉ざされたかのように、赫灼たる業炎が全てを焼き焦がす。
五郷 遼馬:焦熱地獄を彷彿とさせる、果てなき”鳴動”の世界。五郷遼馬の持つ、極点を操る変異種の力。
五郷 遼馬:「───これで………どうだッッ!!」
“ホープ”:「ぐ……ぬ……あああaaaaaarrrrrrrrggggg!」炎の渦に呑まれ、苦悶に表情を歪める!
“ホープ”:焦熱地獄により、体毛が自然に発火・炎上!さらに呼気が炎熱に灼き潰される。
五郷 遼馬:「──重久さん!!」
五郷 遼馬:「追撃を!!!」
軽賀重久:「任せとけって!」

GM:▽round1/メインプロセス/“マルチプライヤー”
GM:追撃チャーンス!攻撃どうぞ!
軽賀重久:マイナーアクションはなし
軽賀重久:メジャーアクション『マルチプライヤー』
軽賀重久:《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》+《黒の咆哮》
軽賀重久:守護天使使用、ダイス+5個してダイス減少効果を受けない 残り1回
軽賀重久:判定!
軽賀重久:10dx7+6+3
DoubleCross : (10DX7+9) → 10[2,4,4,5,5,5,5,7,8,8]+10[6,6,10]+10[8]+10[9]+6[6]+9 → 55

朝倉 輝晃:回った!
GM:でっけえ数字ね♡
“ホープ”:ドッジ
軽賀重久:出し惜しみなし!《妖精の手》
GM:先に振り足しどうぞ
軽賀重久:侵蝕+4して100に 判定ダイスの最後の6を10にします
軽賀重久:1dx7+59
DoubleCross : (1DX7+59) → 4[4]+59 → 63

“ホープ”:17DX+5>=63
DoubleCross : (17DX10+5>=63) → 10[1,2,2,3,3,3,4,5,6,7,7,7,7,7,8,9,10]+9[9]+5 → 24 → 失敗

GM:回避失敗!
GM:ダメージどうぞ
軽賀重久:侵蝕が100になったのでエフェクトのレベルも上がってる!
軽賀重久:7d10+14+16
DoubleCross : (7D10+14+16) → 44[4,7,2,8,10,8,5]+14+16 → 74

軽賀重久:なかなか重いダメージだろう?
GM:重いダメージ!
GM:しかし160点ボスなのよね まだ倒れ……ない!
GM:演出どうぞ!

軽賀重久:右手をかざし、人差し指と中指を曲げる
軽賀重久:「お前の経歴は調べさせてもらってな」
軽賀重久:「いろいろあったんだと思うと、少しは同情もするわけ」
軽賀重久:因子を手元へと集める
軽賀重久:領域は狭まるが、出力は増大する
軽賀重久:「でも、容赦はしない」
軽賀重久:一瞬、空間が歪み
軽賀重久:”ホープ”の全身を圧縮するかのように、全方位から重力波が襲った
“ホープ”:「aarrrrgggggg!!!」炎に染まった世界が圧縮され、死が押し寄せる!
“ホープ”:骨格が軋み、全身から噴血!

GM:▽round1/エネミーターン/“ホープ”
GM:ここからこいつ3回行動するんで、まとめて処理優先で動かしていきますね
朝倉 輝晃:3回!?
“ホープ”:マイナー《破壊の爪》LV2
“ホープ”:メジャー《C:キュマイラ》《獣の力》《神獣撃》
“ホープ”:対象は同エンゲージの“ウェザーメイカー”
朝倉 輝晃:ひぃーっ
“ホープ”:17DX7+8
DoubleCross : (17DX7+8) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,9,9,10,10]+10[3,3,4,5,7,7]+3[2,3]+8 → 31

GM:リアクションどうぞ
朝倉 輝晃:活性の霧と破壊者含めてガードもドッジもできない!
朝倉 輝晃:ダメージどうぞ
“ホープ”:10+10+9D10
DoubleCross : (10+10+9D10) → 10+10+40[2,5,2,4,8,3,6,1,9] → 60

朝倉 輝晃:余裕で倒れる!リザレクト
“ホープ”:60点・装甲G有効
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃のHPを1d10(→ 9)に変更 (25 → 9)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を7(→ 7)増加 (95 → 102)
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を2(→ 2)増加 (102 → 104)
GM:行動終了後、イニシアチブに
“ホープ”:《加速する刻》
“ホープ”:第二メインプロセス
“ホープ”:マイナー《完全獣化》+《ハンティングスタイル》
“ホープ”:離脱し10m移動。“マルチプライヤー”とエンゲージ。
朝倉 輝晃:あ、GM ホープさんの行動値
朝倉 輝晃:1になってるから、移動力6mじゃないかと!
GM:あ~~~~!そうだったな!となると
“ホープ”:移動はしません。引き続きメジャーコンボ
“ホープ”:《C:キュマイラ》《獣の力》《神獣撃》
“ホープ”:対象は“ウェザーメイカー”
“ホープ”:17DX7+8
DoubleCross : (17DX7+8) → 10[1,1,1,3,4,5,5,5,5,6,6,6,8,9,9,10,10]+10[4,4,5,8,9]+5[2,5]+8 → 33

朝倉 輝晃:ドッジガードできないダメージどうぞ!
“ホープ”:20+9D10
DoubleCross : (20+9D10) → 20+46[9,1,8,1,10,4,6,3,4] → 66

GM:また66点出た
朝倉 輝晃:不吉。再び倒れる!“ホープ”にP:執着/○N:隔意でロイス取得してタイタス化して復活!
GM:あ
朝倉 輝晃:あ、やべ
GM:これでお前とも縁が出来たな!
朝倉 輝晃:しまったー!Eロイス警戒するべきか!
“ホープ”:《定まりし殺意》
“ホープ”:4D10点追撃が発生します。
“ホープ”:4D10
DoubleCross : (4D10) → 26[6,6,10,4] → 26

朝倉 輝晃:死ぬぅ!
“ホープ”:26点ダメージ受けてもっかい倒れてもらう!
朝倉 輝晃:軽賀さんのロイスタイタス化して復活!
GM:それはEロイスでどうこうできないな!
GM:演出

“ホープ”:「aaaaaaaaaaaa!!!!」咆哮!
“ホープ”:炎に包まれた肉体が縄のように膨れ上がり、空間の拘束を突き破る!
“ホープ”:弾丸じみた勢いで圧縮される炎の地獄を飛び破る。
“ホープ”:冷気の楔によりその飛距離は大きく制約されるが……
“ホープ”:「お前たちの!血を!見せろ!」
“ホープ”:鈍灰色の弾丸が、疾走跳躍衝撃を載せた半月蹴りを“ウェザーメイカー”へ繰り出す!
朝倉 輝晃:「ぐっ……!がぁぁっ!」
朝倉 輝晃:“ウェザーメイカー”の体がくの字に折れる。そのまま吹き飛ばされ──
朝倉 輝晃:吹き飛ばされない。かぎ爪を地に突き立てて、踏みとどまる。
朝倉 輝晃:「げほっ……はぁっ、まだ、まだ……!」
朝倉 輝晃:震える脚に拳を叩きつけて、立ちふさがる。
“ホープ”:「いい腕だ。が、浅はかな選択をしたな」
“ホープ”:踏み止まった“ウェザーメイカー”にパウンド距離でさらに連続ショートフックをねじ込む!
朝倉 輝晃:「ごえっ……!」
“ホープ”:「お前のその行動は、いかにもUGNらしい」
“ホープ”:「他の連中が殺される時間を僅かに引き延ばしただけだ。徒労に終わる」
朝倉 輝晃:血反吐を吐く。骨が砕ける感覚がする。
朝倉 輝晃:──下がらない。
朝倉 輝晃:「わずかに……?はっ、十分じゃねぇか」
“ホープ”:「不快だぞ」不愉快気に吐き捨て、睨みつける。
朝倉 輝晃:「徒労なんかなもんかよ」
朝倉 輝晃:「少しだけ、ほんのちょっぴり」
朝倉 輝晃:「それだけの平穏が欲しくてやってんだろうが」
朝倉 輝晃:「明後日とか明々後日とか知るかぁ!そん時の俺がどうにかすんだよ!」
朝倉 輝晃:「頭、抑えつけてみろよ。……俺は問題児だぜ、そうそう言うこと聞いてやると思うなぁっ!」

GM:▽クリンナップ
朝倉 輝晃:なし!
GM:必要な処理はなしのはずなので
GM:このまま第二ラウンド突入!このラウンド中にやれるか!

GM:▽round2/セットアップ
朝倉 輝晃:<原初の黄:活性の霧> コンボ:夜明けの煌き
朝倉 輝晃:朝倉 輝晃の侵蝕率を3(→ 3)増加 (104 → 107)
朝倉 輝晃:ラウンド中攻撃のダメージ+18、ドッジダイス-2。以上!
軽賀重久:セットアップ無し
GM:野獣本能は1シーン1回なんだ……(スゥーッ)
GM:というわけでエネミーはセットアップ行動できません
五郷 遼馬:そういう事ならこちらも無し!

GM:▽round2/イニシアチブ/
“ホープ”:《加速する刻》。
GM:次は先手を貰う!
朝倉 輝晃:ひぎゃーっ!どうぞ!
軽賀重久:身軽だなおい!
“ホープ”:マイナー/《完全獣化》+《ハンティングスタイル》
“ホープ”:10m移動して“マルチプライヤー”のエンゲージに移動

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13])
   10m
(“マルチプライヤー”[4]、“ホープ”[10])
   11m
(“ジャックフロスト”[10])
[]内は行動値

“ホープ”:メジャー《C:キュマ》+《獣の力》+《神獣撃》
軽賀重久:いいぜ、来い!
“ホープ”:17DX7+8
DoubleCross : (17DX7+8) → 10[2,2,2,3,3,4,6,6,7,8,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,4,4,5,7,7,10,10]+10[2,4,7,9]+10[3,8]+6[6]+8 → 54

GM:わあっ
GM:リベンジに燃えてる
GM:対応どうぞ
軽賀重久:僅かな可能性に賭けたドッジ!
軽賀重久:4dx+1>=54
DoubleCross : (4DX10+1>=54) → 9[1,3,4,9]+1 → 10 → 失敗

軽賀重久:知ってた!ダメージ来い
GM:20+11D10
DoubleCross : (20+11D10) → 20+43[1,7,3,4,5,6,1,5,7,3,1] → 63

GM:さっきまでとあんまり変わらないダメージ!対応どうぞ
GM:装甲・ガードは一応有効です
軽賀重久:メイド服の装甲でもブチ抜かれてHP0
GM:では軽く演出

“ホープ”:再度獣の姿に転じた“ホープ”が、色付きの風と化す。
“ホープ”:鈍灰色の弾丸は“マルチプライヤー”に接近!
“ホープ”:「借りは返すぞ」
軽賀重久:「クーリングオフは受け付けてねえよ───」
“ホープ”:万力のごとき力で、肩口を掴むや否や───杭打ち機めいた衝撃が“マルチプライヤー”を襲う!瞬時に投げ飛ばしたのだ!
軽賀重久:受け身も取れず、骨の砕ける音を聞く
軽賀重久:「……こんなんもん」
軽賀重久:「軽いんだよ……ただ、何かを傷付けたいって暴力なんてのはよ」
軽賀重久:エクリプス計画へのロイスをタイタスに
軽賀重久:昇華してHP11で復活
“ホープ”:「皆最初はそう言う。最期にはどうなるか、見ものだぞ」

GM:▽round1/メインプロセス/“ウェザーメイカー”
GM:朝倉君の攻撃から始動だ!
朝倉 輝晃:オッケー!
朝倉 輝晃:マイナーで戦闘移動、軽賀さんとホープのエンゲージへ

▼エンゲージ
(“ウェザーメイカー”[13]、“マルチプライヤー”[4]、“ホープ”[10])
   11m
(“ジャックフロスト”[10])
[]内は行動値

朝倉 輝晃:メジャー、<コンセントレイト:ウロボロス>+<原初の赤:災厄の炎> コンボ:不滅の太陽
朝倉 輝晃:対象はホープ、対応なければ命中判定!
GM:命中ドーゾ!
朝倉 輝晃:9DX+12+0@7 (侵食上昇7、侵蝕100~)
DoubleCross : (9DX7+12) → 10[2,4,5,7,7,7,8,8,9]+6[1,2,3,3,4,6]+12 → 28

“ホープ”:ドッジ!
朝倉 輝晃:おっと 8か
朝倉 輝晃:あ、ちょっとまって!
五郷 遼馬:妖精入れます?
GM:なにっ
朝倉 輝晃:バディムーブは最低でも入れていいと思うけど、妖精も入れましょうか?どうしましょう
軽賀重久:妖精……行っちゃおう!
朝倉 輝晃:了解、ありがとう!
軽賀重久:《妖精の手》侵蝕+4で111に
朝倉 輝晃:ではありがたく再回転!
軽賀重久:1の出目を10に!
朝倉 輝晃:1DX+32+0@7
DoubleCross : (1DX7+32) → 10[10]+10[10]+6[6]+32 → 58

朝倉 輝晃:伸びたぁ!58!
五郷 遼馬:バデム
軽賀重久:跳ねた!
五郷 遼馬:達成値に+3
朝倉 輝晃:ありがとう!これで61!
GM:避けらんねえ……!
“ホープ”:ガード選択しましょう
GM:ダメージどうぞ!
朝倉 輝晃:軽賀さん法則どうします!
軽賀重久:全部乗せでいこう!
軽賀重久:《力の法則》 侵蝕+4で115に
軽賀重久:ダメージ+5D10だ!
朝倉 輝晃:ありがとう!ダメージダイスが命中分7、破壊者で1、力の法則で5、合計13に固定値36!
朝倉 輝晃:7d10+1d10+5d10+36 (侵食100~)
DoubleCross : (7D10+1D10+5D10+36) → 48[7,10,7,8,8,7,1]+7[7]+24[2,1,9,10,2]+36 → 115

朝倉 輝晃:うおーっ装甲ガード有効115点ダメージだーっ!
GM:3桁ダメージ!!??
GM:そのダメージは……倒れる!
朝倉 輝晃:よっしゃーっ!
“ホープ”:《蘇生復活》
GM:HP1点で再起!
軽賀重久:しぶといぞタフガイめ!
GM:演出どうぞ

朝倉 輝晃:「……軽賀さんっ!あいつの動き、止めてくれ!」
朝倉 輝晃:「でかいの一発、ぶちかますっ!」
軽賀重久:「軽いもんだぜ、テルテル君はパワーを出すことだけ集中しな」
軽賀重久:広げた左手をゆっくりと閉じ
軽賀重久:”ホープ”の脚と腕を重力により拘束する
“ホープ”:「……!?」
軽賀重久:「さあ、重いのを入れてやれ!」
朝倉 輝晃:「あいよぉっ!」
朝倉 輝晃:朝倉輝晃のレネゲイドはムラが激しい。その能力の限界は精神状態によって大きく変動する。
朝倉 輝晃:だから、思い込め。信じ込め。強く願え。
朝倉 輝晃:特別じゃない?平凡のひとり?知ってるさ。それがどうした。
“ホープ”:「ぐっ……!」重力の枷から脱するように、身を捩らせる。
朝倉 輝晃:俺は太陽。みんなを照らす光。選ばれなくったって、そうあるんだよ。
朝倉 輝晃:──こんなところで負けてたまるか!
朝倉 輝晃:「おおおぉぉっ!」
朝倉 輝晃:恐怖を振り払うように叫ぶ。右腕の炎が勢いを増す。
朝倉 輝晃:強く、巨大に……太陽のごとく。
朝倉 輝晃:「吹っ……飛べぇっ!」
朝倉 輝晃:夜明けを告げる焔が、灰狼を呑み込む。
“ホープ”:「aaaarrrrrrrrrgggggggg!」炎の奔流を受け、狼の肉体が赤に染まる!
“ホープ”:身体の半分は焼け落ち、白骨が覗かせているが、まだ倒れぬ!

GM:▽round2/メインプロセス/“ジャックフロスト”
GM:ウルフハントだ!トドメヲサセー!
五郷 遼馬:うす
五郷 遼馬:マイナー無し
五郷 遼馬:節約しても死にそうだが…ここは出し惜しみ無しでいくぜ
五郷 遼馬:メジャーで『極点支配”ジャックフロスト”』《C:バロール》《黒の束縛》《コキュートス》オートで《援護の風》対象は”ホープ”。ダメージ通ったらラウンド間の行動値-9します。
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を2(→ 2)増加 (124 → 126)
五郷 遼馬:12dx7+6
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,3,4,4,5,6,6,7,8,10,10,10]+10[2,7,7,8,10]+10[1,2,7,8]+10[3,7]+10[8]+10[8]+3[3]+6 → 69

五郷 遼馬:回るねぇ…
朝倉 輝晃:回った!
朝倉 輝晃:バディムーブ入れる!
朝倉 輝晃:これで72!
五郷 遼馬:あざす!
軽賀重久:いけー!
GM:避けらんねえ……!(2回目)
GM:しかし残りHP1だ、ここは7回クリティカルするしかねえ!
“ホープ”:12DX+5>=72
DoubleCross : (12DX10+5>=72) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,4,5,10,10]+7[5,7]+5 → 22 → 失敗

GM:避けらんねえ………!
GM:命中です!フィニッシュヒム!
五郷 遼馬:ダメージ!
五郷 遼馬:8d10+14
DoubleCross : (8D10+14) → 50[3,4,6,7,7,6,10,7]+14 → 64

五郷 遼馬:諸々有効!
五郷 遼馬:五郷 遼馬の侵蝕率を8(→ 8)増加 (126 → 134)
GM:HP1では……耐えられない!復活エフェクトもなし!
GM:完全勝利だ!
GM:演出どうぞ~

五郷 遼馬:朝倉の一撃によって生まれた多量の熱が、一気に消えて
五郷 遼馬:その直後、”ホープ”の視界に影が落ちる
五郷 遼馬:五郷遼馬の手から投擲されたそれは、鈍色に光る小さな氷の礫────
五郷 遼馬:───”ハニーバジャー”の身体の破片
五郷 遼馬:放熱により宙で溶解したそれは
五郷 遼馬:流体の金属となり、”ホープ”の目へと降りかかる
五郷 遼馬:────その直後に、吸熱。
五郷 遼馬:一気に冷え固まり、皮膚と一体化したそれは、”ホープ”の視界を奪う銀幕となる
五郷 遼馬:「借りは返すぞ」
“ホープ”:「小賢しいぞ……!」溶接された銀幕の向こうから血を流しつつ、カウンターの構えを取る。
五郷 遼馬:片手に携えた最後の破片を、指で撃ち出すような仕草で構えた。
五郷 遼馬:(……”ホープ”。いや、”ハーフ・ワイルド”)
五郷 遼馬:円状に広がっていた魔眼が収束し、球体となって手元に現れる
五郷 遼馬:(俺は、お前みたいな奴にはなれない。)
五郷 遼馬:背中に追い風を受ける
五郷 遼馬:(思想の善悪の話じゃない。俺は…お前みたいに、器用に諦める事なんて出来ない)
五郷 遼馬:”ホープ”に 同情/〇憤怒 でロイス取得します
五郷 遼馬:(同情するのと同時に、少しだけ羨ましくもあるよ。でも────)
五郷 遼馬:高速で回転する魔眼が斥力を生み、指先に構えた鈍色の破片を弾き出す
五郷 遼馬:(でも)
五郷 遼馬:破片は追い風を受けて更に加速し───
五郷 遼馬:「……お前の過去に!!これ以上あの子の未来を付き合わせるな!!!」
五郷 遼馬:弾丸じみて射出されたそれが、灰色の大狼の胸を貫いた。
“ホープ”:飛来物の接近を感知し、砕いたコンクリ片を投射する。
“ホープ”:しかし、カウンターの射撃は見えざる重力の手に、熱の渦に溶かされ
“ホープ”:「が……ご、ぼ……っ」胸に巨大な風穴を開ける。大量瀉血!
“ホープ”:「俺が……ガキどもに……」信じられない、というように胸に開いた穴に触れ。
“ホープ”:「………ははっ」最後には、己自身を嘲笑うように。
“ホープ”:皮肉げな笑みを浮かべ、その場に頽れる。

GM:▽戦闘終了

GM:▽バックトラック
GM:《拒絶の結界》
《定まりし殺意》*2
《否定の壁》
《盾砕きの毒》*2
否定の壁が1つで2個換算なので、合計7個振れます

朝倉 輝晃:全部使います!
GM:Eロイスは以上です!振った方がいい人が結構いると思う
五郷 遼馬:振らいでか!
朝倉 輝晃:114-7d10
DoubleCross : (114-7D10) → 114-39[10,5,2,3,7,7,5] → 75

朝倉 輝晃:よし確定
五郷 遼馬:134-7d10
DoubleCross : (134-7D10) → 134-46[3,1,6,10,6,10,10] → 88

朝倉 輝晃:よっしゃ確定!
五郷 遼馬:ロイス6,等倍で
朝倉 輝晃:ロイス4つの等倍
五郷 遼馬:88-6d10
DoubleCross : (88-6D10) → 88-50[7,8,10,10,6,9] → 38

五郷 遼馬:なんだその出目
朝倉 輝晃:75-4d10
DoubleCross : (75-4D10) → 75-28[8,2,9,9] → 47

朝倉 輝晃:バックトラックも上ぶれしてた
五郷 遼馬:3点帰還です
朝倉 輝晃:同じく3点!
軽賀重久:Eロ分振ります!
軽賀重久:115-7d10
DoubleCross : (115-7D10) → 115-44[10,6,5,5,9,5,4] → 71

軽賀重久:等倍振り
軽賀重久:71-5d10
DoubleCross : (71-5D10) → 71-19[8,4,3,3,1] → 52

軽賀重久:4点!
GM:全員帰還!オメデト!
軽賀重久:タダイマ!
GM:経験点はもろもろの10+帰還+ロイス7つです
GM:20点と21点かな?
朝倉 輝晃:いただきます!もぐもぐ
五郷 遼馬:いただきます!
軽賀重久:ずっしり重いぜ

【目次へ戻る】

ED1

GM:“ロスト・グレイス”セルとの戦いから数日後。
GM:物理的な事後処理や報告書の提出と言った細々とした後処理も終了し
GM:本件は完全に終了した、という判断と報告を兼ねて、キミ達は再び“クレイボーン”に招集を受けていた。
朝倉 輝晃:「お疲れ様っす!」
朝倉 輝晃:ぴしりと背を正して敬礼。
“クレイボーン”:「ご苦労だった。……ほんっっっとうによくやってくれた」
朝倉 輝晃:「いや~それほどでも……ありますが……」
朝倉 輝晃:へっへっへ、とだらしなく笑う。
五郷 遼馬:「いえ、別に。それが任務でしたから。」
軽賀重久:「後輩二人が頑張ってくれたんでね」
朝倉 輝晃:「ちょ、クールにされるとこっちが恥ずかしくなる!」
“クレイボーン”:「作戦管理者が死亡したことと、計画が露見したことで、連中もこれ以上この作戦を進めるわけにもいかなくなるだろう」
朝倉 輝晃:「……ってことは、例の鳥かごもご破産ですか?」
“クレイボーン”:「…………そっちについてだが」
“クレイボーン”:「あちこちから、連中の拉致被害者と思われる少年少女を保護したとの報告が上がってきている」
“クレイボーン”:「本当にあちこちの支部からだぞ?中には、投降を申し出るチルドレンとセットだった連中も珍しくない」
“クレイボーン”:「完璧に計画を放棄した、と考えるのが妥当だろう」
“クレイボーン”:言葉とは裏腹に、“クレイボーン”はやや複雑そうな面持ちだ。
五郷 遼馬:「………”手遅れ”は増えなかった訳ですね。それは……良かった」と珍しく安堵の声を漏らして
五郷 遼馬:「例によって、悪いニュースでもありますか」
軽賀重久:「表情が重いねえ」
朝倉 輝晃:「そりゃ……助けられたのはなによりで、ほんとうに良かったと思いますけど……」
朝倉 輝晃:「投降した連中の扱い含め、事後処理、大変そうすね」
“クレイボーン”:「そこだよ。助かった子供たちが多いのは嬉しい。嬉しいが」
“クレイボーン”:「“マスターマインド”のやつ、そうやって生かして返せばこっちは保護せざるを得ない、と踏んで返したんだと思うとなあ……」
“クレイボーン”:「治療・保護にかかるコストも全部こっち持ち、それどころか評議会の中には爆弾やバックドアを疑って」
“クレイボーン”:「今後の処遇で揉める声もあるし……あ~~~~、もう!腹が立つ!」
朝倉 輝晃:「あー、そういうこと……実際可能性が0じゃないなら警戒やら対応は必要だしなあ……」
朝倉 輝晃:「ある意味こっからもう一勝負ってことすか……」
軽賀重久:「そういう面での”攻撃”に利用してくるか」
軽賀重久:「抜け目なくて……腹立つ」
“クレイボーン”:「子供たちは全員、日常に帰れるようにする」
“クレイボーン”:「“カグヤ”……じゃないな。伊藤弓枝というらしい」
“クレイボーン”:「彼女についても、ホワイトハンドと日本支部の“腕利き”が何とか治療してくれてな」
“クレイボーン”:「リハビリが終わり次第、安全な生活が送れるよう手配する運びだ」
五郷 遼馬:「……全部知ったんですね、自分の事を。」
五郷 遼馬:「いや、思い出したって言った方が正しいかな」
朝倉 輝晃:「元の生活に戻れるんですか?」
“クレイボーン”:「戻すさ。そのためのUGNだ」
“クレイボーン”:「……大人としてそれくらいは、な」
軽賀重久:「頼もしい言葉だ」ほっと胸を撫で下ろす
朝倉 輝晃:「そっか……!良かった!」
“クレイボーン”:「自分の事を思い出したというか、取り戻したというか……」>五郷くんの言葉に、どう表現したものか悩んだような顔。
“クレイボーン”:「ああいう状況にあった子を、こういうのはひどく不適切な気がするんだが……」
五郷 遼馬:(?何を言い含める事があるんだ)
“クレイボーン”:「……びっくりするぞ。本当に別人で」
五郷 遼馬:「まぁ、名前からして違いますしね」
“クレイボーン”:「FHの連中の横暴ぶりにはゾッとするよ」
“クレイボーン”:「個人的にも礼が言いたいと言ってたからな。リハビリが終わってからでも会うと良いだろう」
“クレイボーン”:面会許可が出次第、ドクターも許可すると思う、と付け足す。
五郷 遼馬:(元々お転婆なきらいはあったし、多少それが弾けたぐらいだろ)
五郷 遼馬:「分かりました。任務の合間にでも会いに行きます。」
朝倉 輝晃:「それじゃひとまず、一件落着……」
朝倉 輝晃:「……や、これからが大変なこともいっぱいあるのは分かりましたけど。ともかく事件は落ち着いたってことですかね?」
“クレイボーン”:「ああ。最後の最後で噛みついて来たが……」
軽賀重久:「『謎の作戦、エクリプス計画』は終わった……ということだ」
“クレイボーン”:「連中の計画は頓挫。これ以上苦しめられる子供たちが増えることも、首輪をつけられる子供たちもいない」
“クレイボーン”:「そういう意味では、私たちの勝利だな」
朝倉 輝晃:「うん!それがなにより!良かった良かった!」
“クレイボーン”:「みんな、改めてご苦労だった。いや本当ご苦労だった」
五郷 遼馬:「ご苦労さまでした。」”クレイボーン”に向かって
五郷 遼馬:「後々言う機会もなさそうなので、先に言っておきます。」
朝倉 輝晃:「お疲れ様でした! ……あと、この後もおつかれさまっす」
軽賀重久:「……今日くらい、ちょっと休んでみるのもいいんじゃないです?」
“クレイボーン”:「そうだな。うん。それじゃ、映画でも見てコーヒーでもしてくるか」
“クレイボーン”:「有給、消化しろって上からせっつかれてるし……」
“クレイボーン”:「すまんな。ここにはケータリングを呼ぶよう手配してるから」
“クレイボーン”:「お前たちも今日この後は、自由にして構わんぞ」
軽賀重久:「そりゃ食べ盛りの2人には嬉しい話だな?」
朝倉 輝晃:「いんすか!?」
五郷 遼馬:「嬉しいのは嬉しいですけど、俺はほどほどにしときます」
軽賀重久:「遠慮はよくないぜ?」
朝倉 輝晃:「え、なんで?もしかして遠慮しないとだめなやつだった?」
朝倉 輝晃:「あ、違った」
五郷 遼馬:「遠慮とかじゃなくて…元々そんなに食べないんですよ、俺。」
五郷 遼馬:(こういう時に脇目も振らずにがっつくの、何かダサいし…)
朝倉 輝晃:「じゃあその分も俺もらっちゃおっかな~……」
朝倉 輝晃:脇目も振らずがっついている。
五郷 遼馬:(………ダサいよな、やっぱり。うん。)
朝倉 輝晃:「軽賀さんも食いためしときましょうよ!せっかく奢りですし!」
軽賀重久:「…………」逡巡し、一度重たい表情になって
“SSS”御巫美弥子:「どんどんあるっすから、遠慮せず食べてってくださいねー」カートのひとつを運んでくる。
軽賀重久:「だな、食おう食おう」
軽賀重久:「俺もまだまだ若いからな!」
軽賀重久:そう言いつつ、脂っこいものは少なめに皿に置いていく
朝倉 輝晃:「サンキューっ!いっただっきまーす!」
五郷 遼馬:持ち替えれるものだけ先に鞄に詰めて、一口で食べられるようなものから手を付けていく
“SSS”御巫美弥子:「おお。りょーまパイセン、ストイックすね……」
“SSS”御巫美弥子:「我が家のママさんを思い出す堅実さ。節約の達人っすか?」
朝倉 輝晃:「あっ、その手が!俺もタッパ持ってくりゃよかった……!」
五郷 遼馬:「別にそういうんじゃ……」うげっ見られた みたいな声でそう答えて
五郷 遼馬:「……だから、いつも言っているだろ、備えがあれば憂いは無いんだよ」
朝倉 輝晃:「と、そだ。五郷」
五郷 遼馬:「何だ?」
朝倉 輝晃:「ちっとは納得できたか?」
五郷 遼馬:「……」何が?と聞き返そうとして、止める
五郷 遼馬:「まぁ…」
五郷 遼馬:「”今は”な。」
朝倉 輝晃:「良かったじゃん」
朝倉 輝晃:「次も納得しようぜ、うん」
朝倉 輝晃:それだけ言ってから、肉にかぶりつく。
五郷 遼馬:「でも分からないぞ、後になったら”ああやっぱり”って思うかもしれないし、むしろ今後悔してた方が良かったって事もあるかも」
五郷 遼馬:付け加えるように、早口で捲し立てて
五郷 遼馬:「その時は、また力を貸してくれ。」
朝倉 輝晃:「ん」
朝倉 輝晃:口の中のものを飲み込んで。
朝倉 輝晃:「おう、任しとけって!」
朝倉 輝晃:へっへ、と笑って見せる。
五郷 遼馬:そっぽを向いて、再びもそもそとケータリングを口に入れる。
五郷 遼馬:勝手に動こうとする表情筋を押さえ込んで、食べ辛そうに飲み込んだ。
軽賀重久:「悩んだり後悔したり、当たり前のことだってのに重いんだよ」
軽賀重久:「ま、今のうちにたくさんしておきな」「人生の糧ってのになるぜ」
“SSS”御巫美弥子:「さすが大先輩!含蓄あるっすね」
五郷 遼馬:「言われなくても」
五郷 遼馬:「その当り前こそが、俺達にとって大事なものですから。」

【目次へ戻る】

ED2

GM:……それから、暫く後のこと。
GM:ある日、キミは一人の少女に会うことにした。
GM:名は伊藤 弓枝。L市公立高校に通う学生で……FHにより、“カグヤ”へと造り替えられていた少女。
GM:医師の言うところによると、彼女のリハビリは順調に進み、退院の日も近いらしい。
GM:キミが病室に向かうと、少女は顔を上げ、ややぶっきらぼうに口を開いた。
伊藤弓枝:「……来てくれたんですね。ありがとうございます」
五郷 遼馬:「久しぶり。元気そうで何よりだ。」
五郷 遼馬:いつもと変わらぬ表情に、いつもと変わらぬ声のトーン
伊藤弓枝:「おかげさまで、退院も近いそうです」
伊藤弓枝:「レネゲイド……の励起ですか。あれも私はもともと適性がなかったそうで」
伊藤弓枝:「血中の薬物濃度が下がれば、完全にではないですがほぼ一般人と同じ状態になるだろうと言われました」
五郷 遼馬:「────そっか。ちゃんと帰れるんだな、良かった。」
伊藤弓枝:「そのことについては……その」
五郷 遼馬:「?」
伊藤弓枝:「感謝しています。すごく。お前には、相当助けられたみたいですね」
五郷 遼馬:「………」
伊藤弓枝:「なんですか。こういうの、慣れていないんですよ」
五郷 遼馬:「そうだな。自分で言う事でもないかもしれないけど、俺達は君を助けるために動いた」
五郷 遼馬:「感謝はありがたく受け取るけど、引け目は感じないでくれ。俺達は俺達の仕事を全うしただけなんだから」
五郷 遼馬:「そういえば、学校にも通ってるって聞いたぞ。」
伊藤弓枝:「は?感じてませんが?謝意しかありませんが???」
伊藤弓枝:「シャイなのでうまく謝意を伝えることに慣れていないだけですが???」
五郷 遼馬:「友達の一人でも出来………」
五郷 遼馬:「…………」
五郷 遼馬:(………ふぅ)
五郷 遼馬:(誰???????)
伊藤弓枝:「……まあ、はい。以前はあんなところ通っても意味ないと思ってましたけど」
伊藤弓枝:「それでひどい目に遭ったわけですし。いまは……ちょっとは楽しいです」
伊藤弓枝:「って、なんですかその表情は。鳩がケツバット喰らったみたいな顔してますよ、お前」
五郷 遼馬:(正直向こうから声かけてくれなきゃ気付けないぐらい見た目変わってて、”ああなんだ。話してみたら意外と…”って思うようにしてたけど)
五郷 遼馬:(結局”誰?”だよ)
五郷 遼馬:「鳩にケツバットは流石に動物愛護団体が黙ってない。もう少し柔らかい表現に変えた方が良い」
五郷 遼馬:「それに、別に俺は表情を変えていないはずだが?」
伊藤弓枝:「顔に出さなくても空気に出ていますよ」
五郷 遼馬:「出ちゃってたか…」
伊藤弓枝:「はい。出ちゃっています」
五郷 遼馬:「まぁ、楽しそうで何よりだ」強引に話題を切り替える
伊藤弓枝:「……まあ、お前が驚くのも無理はありません。少し前の私はその」
伊藤弓枝:「720度くらい違うキャラをしてたようですから」
五郷 遼馬:「二周回って同じ場所だな」
五郷 遼馬:「少なくとも、俺の腕に縋りついて助けを求めていた時とはまるで別人だ」
伊藤弓枝:「私も根はプリンセスだってことです」
伊藤弓枝:「………それを言いますか」薄っすらと赤面する
伊藤弓枝:「正直、ほとんどの事は記憶にないんですが」
伊藤弓枝:「その辺りは私の意識というか記憶にある部分なんですよ」
五郷 遼馬:(………しまった…覚えていたとしても意外と笑い飛ばしてくれるタイプだと思って、言葉の選択を誤った)
五郷 遼馬:(デリケートな部分に触れてしまったかもしれない……すぐにでも謝った方がいい…かな…)
五郷 遼馬:「……ごめん、変な事を思い出させてしまった」
伊藤弓枝:「……いえ」
伊藤弓枝:「思い出すと恥ずかしいのは事実ですが」
伊藤弓枝:「あの時、私の声を拾ってくれて、嬉しかったのも事実です」
GM:少女はベッドから立ち上がると、軽く伸びをする。
GM:もう既に点滴も外れており、運動にも問題はないらしい。退院するとなると、レネゲイドに関する記憶は抹消され、一般人として暮らすことになる。
五郷 遼馬:「………」自分があの時何を言っていたのかを思い出す。かなり小っ恥ずかしい事を言っていた気がする。
五郷 遼馬:制止するように掌を前に差し出して
五郷 遼馬:「こっちまでむず痒くなるから、その話は…その辺で。」
伊藤弓枝:「わかりました。痛み分けということにしましょう」
伊藤弓枝:「私も貸し借りとか、そういうのは苦手な性分ですから。ところで」
伊藤弓枝:「仕事だから助けた、って言ってましたね。お前」
五郷 遼馬:…僅かに間があって、首肯する
伊藤弓枝:「なら、定時……とかあるか知りませんが。業務の外で同じような状況を見たら、どうしますか」
五郷 遼馬:「見たら、そこから業務時間だ。」
五郷 遼馬:あくまでも毅然とそう告げる
五郷 遼馬:「そういう世界の中で俺達は生きてる。」
伊藤弓枝:「成程。つまり、相手が誰であっても同じような状況なら助ける、と」
伊藤弓枝:「…………」
伊藤弓枝:「ちょっとびっくりするくらいカッコいいじゃないですか。お前」
五郷 遼馬:「……………ん?…うん?」
五郷 遼馬:「ああ……そう?」
五郷 遼馬:急に飛んできた直球の賛辞に、思わずスカした態度を取る
伊藤弓枝:「そうです。アイドルだったら単推し待ったなしですよ。チェキいいですか」
五郷 遼馬:「肖像権とか、ちゃんと守ってくれるなら」
五郷 遼馬:(……何だ、何か凄いムズムズする。これが育だったら罵倒の一つや二つや三つ飛んできてもおかしくないのに)
伊藤弓枝:「守りますよ。同担拒否するタイプなので」
五郷 遼馬:「……じゃあ……どうぞ…」
五郷 遼馬:と言ってもどう撮られればいいのかなど分からないので、取り敢えず背筋を伸ばして休めの姿勢を取る
GM:スマートフォンをインカメに切り替えると、ツーショットを撮るため並び立つ。
五郷 遼馬:「え、そっち?」
伊藤弓枝:「不服ですか。ツーショットはオプションが要るタイプです?」
五郷 遼馬:「分からない事を分からない概念で説明されても……」
五郷 遼馬:「……いや、もう、いいよ。それでも」
伊藤弓枝:「なら、黙って撮られてください」
五郷 遼馬:「先に言っとくけど、俺こういう顔しか出来ないから」
伊藤弓枝:「私も先に言っておきます」
伊藤弓枝:「誰にでもこういうこと、するわけじゃないですから」
五郷 遼馬:「ふぅん…………ん、それどういう意味?」
伊藤弓枝:シャッターが鳴る直前。唇を君の頬に寄せる。
五郷 遼馬:問い質そうと君の方に顔を向けようとしたが、首の動きが途中で止まる
GM:柔らかい感触が、君の頬に触れる。シャッター音。
伊藤弓枝:「お前にとっては特別でもなんでもない仕事のひとつかもしれませんけど」
伊藤弓枝:「私にとって、命がけで私を助けてくれたお前は、特別な存在だってことです」
伊藤弓枝:「好きと言い換えてもいいでしょう。愛情の方ですよ」
五郷 遼馬:「…………ぉ、おう…そう、なんだ」
伊藤弓枝:「……まあ」
伊藤弓枝:「この記憶も記録も、ここを出る時には消されるんでしょうが」
伊藤弓枝:「私なりの悪あがきです。不意打ちをしたのは悪かったですね」
五郷 遼馬:「…………」
五郷 遼馬:「…弓枝。弓枝でいいよな、弓枝」
五郷 遼馬:「歳、いくつだっけ」
伊藤弓枝:「15歳です。高校一年生ですね」
五郷 遼馬:そっか と頷いて
伊藤弓枝:「そうえば、私はまだお前の名前も聞いていませんでしたね」頬を僅かに膨らませて。
伊藤弓枝:「アンフェアなので、情報の開示を要求します」
五郷 遼馬:「────あれ…そっか、言ってなかったんだな…」
五郷 遼馬:考えるように、顎に手を当てて
伊藤弓枝:「そうですよ。医者に聞いてもあいつら、守秘義務とかで教えてくれませんでしたし」
伊藤弓枝:「あの……なんでしたか。金髪で、目の下に隈が浮いてる。あいつも本名まではとかなんとか、躱されました」
伊藤弓枝:押しには弱そうに見えたのに、意外です。とかなんとかボヤいてる。
五郷 遼馬:「………友達と仲良くしろよ。」おもむろに喋り始める
五郷 遼馬:「先生の言う事は面倒かもしれないけどちゃんと聞くように」
五郷 遼馬:「あと勉強もしっかりな」
五郷 遼馬:「短絡的な判断に身を委ねたらいつか絶対後悔するから」
五郷 遼馬:「頑張れるだけ頑張れ。”備えあれば憂いなし”だ」
伊藤弓枝:「全員集合のカトちゃんですか、お前は」
五郷 遼馬:矢継ぎ早に言葉を投げる。繋がりを失ったままだった彼女が、この世界で満足に生きていけるように
五郷 遼馬:今の自分が伝えられる事を、伝えられるだけ
伊藤弓枝:「……ですが、ええ。そうですね」
伊藤弓枝:「これまで面倒な事と思って来ましたが、私なりに頑張ってみます」
五郷 遼馬:「ちゃんと聞けよ、”五郷遼馬先輩”の言葉だ」
五郷 遼馬:「あとは……そうだな…」
五郷 遼馬:片手を差し出して
五郷 遼馬:「また、いつか。」
五郷 遼馬:「次会う時までに、ちゃんとした敬語ぐらいは憶えてくれよ。」
伊藤弓枝:「任せてください。次会う時はマナー講師に教えを請わせて見せますよ」
伊藤弓枝:「また会いましょう。五郷先輩」
五郷 遼馬:「………ああ。それは楽しみだ」
伊藤弓枝:「これは後輩としての私からの別れの挨拶です。それと」
伊藤弓枝:「次会うときは、答えを貰えると嬉しいです。遼馬から」
伊藤弓枝:「私だけ告白して、応答なしって恥ずかしいじゃないですか」
伊藤弓枝:「勝手に私が言った体ですけど……応えてくれるにせよ振るにせよ」
伊藤弓枝:「いや、振られたらもう1回記憶を無くすくらいショックですが」
伊藤弓枝:「今度会う時は、直接遼馬の口から聞かせてください」
五郷 遼馬:自覚的にはぐらかしていた所を突かれ
五郷 遼馬:「………」
五郷 遼馬:複雑そうな顔を浮かべる
伊藤弓枝:「なんですか。鳩がポテトキャノンで発射されたみたいな顔してますよ。お前」
五郷 遼馬:「…………ちゃんと柔らかくなったな」
五郷 遼馬:自分の気持ちの所在を確かめるように、言葉に詰まって
伊藤弓枝:「いや。残忍さで言えばこっちの方が上だと思いますが……まあ、ファンシー度は上がったかもしれませんね」
伊藤弓枝:「ともあれ、いきなりこんな風に迫られても、困るだけでしょう」
伊藤弓枝:「だから、次会ったときで良いです」
伊藤弓枝:「私もいま答えがノーだと流石にショック過ぎて退院まで泣きまくることになりますし」
伊藤弓枝:「イエスだと嬉しすぎてこれからこの施設を3周くらい走り回って奇声をあげかねません」
五郷 遼馬:「………気を遣わせて、ごめん。ダセぇよな、こういうの。」
伊藤弓枝:「気にしないでください。私は推しの時折見せる弱さにもメチャクチャ萌えるタイプです」
五郷 遼馬:「何だよそれ」せめて笑って別れようと、下手な笑顔を浮かべて
伊藤弓枝:「お前は私にとって特別な存在ってことですよ。二度目ですが」
伊藤弓枝:「そうですね。ヒーローと言っても差し支えありません」
五郷 遼馬:「んな大げさな…………………」
五郷 遼馬:「………いや、うん。ありがとう」
五郷 遼馬:気を遣わせた、情けない所を見せた、俺はまだ、高説垂れる立場でもない半端者だ。
五郷 遼馬:ならせめて、”彼女のヒーロー”として、ちゃんと胸を張っておきたい。
五郷 遼馬:「………頑張るから、俺も。」
伊藤弓枝:「はい。次会う時も、また笑顔で会いましょう」
伊藤弓枝:「私は初対面の人間が笑顔でぐいぐい来るとドン引きするタイプですが」
伊藤弓枝:「先輩なら思い出させてくれると期待しています」
五郷 遼馬:「………うん。」
五郷 遼馬:「期待して待っててくれ」
五郷 遼馬:そう言って、菓子折りの箱を置いて
五郷 遼馬:「じゃあ、達者でな。」
伊藤弓枝:「はい。……遼馬こそ、元気で。応援してます」
伊藤弓枝:そう言って、少年を見送る。
五郷 遼馬:───扉が閉まった後も、その奥に居る伊藤弓枝に頭を下げるように、数秒間立ち尽くして
五郷 遼馬:出口に向けて歩を進める
五郷 遼馬:(…………)彼女の唇が触れた頬に手を添えて
五郷 遼馬:(…………ごめん…)
五郷 遼馬:唇を噛む
五郷 遼馬:(…………………………ごめん……)
五郷 遼馬:…”出来る事”が増えても、”やるべき事”の優先順位が変わる訳じゃない。
五郷 遼馬:”彼女との再会よりも先に、俺にはやるべき事がある”
五郷 遼馬:────そんな事を考えてしまった自分が、ひどく不義理で、不純なものに思えてしまって
五郷 遼馬:(…それでも………俺は…)
五郷 遼馬:足早にその場を後にする。
五郷 遼馬:白昼にも関わらず、灰色の姿を空に映すその衛星から目を逸らすように 足早に 足早に
五郷 遼馬:───辛うじて、胸は張れている。

DX3rd To the MOON & BACK   Fin.

【目次へ戻る】



本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.