『真っ盛りの話』
PC1:生島 鋼一(キャラシート)PL:鳩麦
PC2:浮足 不和々(キャラシート)PL:やられ
PC3:烏丸 蔵人(キャラシート)PL:サムトー
PC4:阿木 弥仁(キャラシート)PL:自動
GM:ナケミン
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
海だ! 砂浜だ! 水着だ! 海の家だ! 臨海学校だ!
山だ! 渓流だ! 西瓜だ! 熱中症だ! 強化合宿だ!
祭だ! 出店だ! 浴衣だ! かき氷だ! 花火大会だ!
夜だ! 縁側だ! 線香だ! 肝試しだ! 殺人事件だ!
──ああ、真っ盛りだ!
GM:盆も過ぎた夏の盛り、まだまだ暑さが続く日ごろでございます。
GM:皆様にはお集まりいただき、ありがとうございます。少しでも熱く楽しんでいただければ幸いです。
GM:シノビガミシナリオ『真っ盛りの話』。
GM:始めてまいります。よろしくお願いします!
阿木 弥仁:よろしくお願いしますー!
烏丸 蔵人:いぇー!よろしくお願いします!
浮足 不和々:よろしくぅ!
生島 鋼一:よろしくお願いします!
GM:ウェイウェイ!
GM:まずはPCの自己紹介からだぜ!
GM:PC1は初めてなので、逆順で紹介していきましょう
GM:というわけでPC4! 阿木くんお願いします!
GM:(キャラシート)
阿木 弥仁:はーいっ!
阿木 弥仁:アキ・ヤヒト。私立宇賀品学院の生徒会に所属する男子です。
阿木 弥仁:アクセサリーを多く身に着けたチャラめの見た目!海にピッタリ!
GM:チャラチャラしおって~!
阿木 弥仁:名前が爺さんくさくてダセェと感じているため、苗字や渾名で呼んでくれると喜びます。
GM:夏だから許すぜ! アキくん♡
阿木 弥仁:へへ♡
阿木 弥仁:流派は斜歯忍軍の大槌群。忍具を上手につかうのが得意らしいです。
GM:チャラチャラしたアイテムを!?
阿木 弥仁:どんなのだよ。
GM:ピンクの……
阿木 弥仁:つかいこなしていきます!よろしくね。
GM:よろしくお願いします! そんな阿木くんのハンドアウトはこちらだ!
・PC4の【使命】
あなたは私立宇賀品学院の生徒会に所属する学生である。
多数の忍者生徒が移動する「忍合宿・万緑」は、益満浜の地方自治体との連携が欠かせない。
したがって、修行の後にビーチや夏祭りに繰り出す生徒連中が羽目を外すようなことを見逃してはならない。
あなたは学院のため、益満浜の隅々まで目を光らせるのだ。
【使命】益満浜の治安を維持する。
阿木 弥仁:バッチシっす
阿木 弥仁:治安大事っすよね~
GM:益満浜という場所で、忍者生徒用の合宿をするよ! 阿木くんは監視役です
風紀を守ります
GM:よろしくがんばってね~
阿木 弥仁:うすうす!
GM:では次! PC3、烏丸くんお願いします!
GM:(キャラシート)
烏丸 蔵人:ぼくか
烏丸 蔵人:烏丸蔵人です。鞍馬神流蓮華王拳の拳士。
GM:拳士だとぉ~!?
GM:そんな細長い体でパンチが打てるのかい蔵人!
烏丸 蔵人:そこはほら、こう見えて中はけっこうということで。
烏丸 蔵人:常に穏やかな笑み、誰に対しても礼儀正しく物腰柔らかな振る舞い
烏丸 蔵人:紳士を目指しており、ぱっと見大変な好青年です。自分で言うのも恥ずかしいね。
烏丸 蔵人:ただ若干紳士を勘違いしているところがあり、
烏丸 蔵人:女性に過剰に優しかったり、ちょっとずれたところがあったり、あと女性に過剰に優しかったりします。
GM:もしかして 女性に過剰に優しいのでは?
烏丸 蔵人:なぜわかったんだい……?
烏丸 蔵人:他に特徴と言ったら……なんだろう、脚が抜群に長いことぐらいかな……?
GM:なっがい! 鳴門大橋?
烏丸 蔵人:構築としては鞍馬神流を代表する攻撃忍法、長射程高威力の神槍と高命中高威力の春雷を備え、頑健で防御を固める鉄板構成。
GM:堅実な構成ですね!
烏丸 蔵人:これテストで出るよ、頻出です。みんなこの3つの忍法覚えて帰ってください
烏丸 蔵人:そしてサプリで追加された蓮華王拳の新忍法・護本尊!
烏丸 蔵人:この忍法の効果で、ざっくり言うと1ラウンド1回、プロット2のキャラの出目を一度振り直せます。自分も敵も。
GM:これがハチャメチャに強い!
GM:2d6の判定は容易に成功も失敗もするのでね~
烏丸 蔵人:このゲームにおける振り直しは本来非常に希少度高いですからね。有用性を見せたいところ
烏丸 蔵人:こんなところかな……?ああそうそう、あとひとつ、些細なことなんですけど
烏丸 蔵人:実は蓮華王拳は妖魔(隠忍の血統含む)以外へ拳を振るうことを禁じているんですね
烏丸 蔵人:なのでぼくもそれに則って、人は殴らずに蹴ろうと思います。そのための長い脚。
烏丸 蔵人:こんなところかな!よろしくお願いします!
GM:かんぺきな論理展開だ
GM:よろしくお願いします! そんな脚長お兄さんのハンドアウトはこちらだ!
・PC3の【使命】
あなたは私立宇賀品学院の学生であり、ガチフィッシング同好会『みずごころ』の一員である。
あなたは忍合宿に参加することで、合宿の開催地、益満浜へとやってきた。自然豊かなこの土地には釣りスポットが多く、他では見られない大物も潜んでいる。
今日の日を楽しみに水場にやってきたあなただったが……どうにも人目につかない釣りスポットに、不良生徒たちがたむろしているようだ。
彼らに騒がれては魚も逃げてしまう。どうにかしなければ。
【使命】益満浜の川と海を楽しむ。
GM:合宿ついでに益満浜に釣りに来ました! とおもったら不良がいるみたい
GM:排除しつつフィッシングを決めましょう!
烏丸 蔵人:彼らもあれはあれで青春しているのだろうが、ぼくの釣りを邪魔されてはたまらないなあ
烏丸 蔵人:女の子が寄ってこないだろ、騒がしいと
GM:釣りってそういうこと?
烏丸 蔵人:というわけで、お話あいかなあ。がんばります
GM:よろしくお願いします!
GM:それでは次! PC2、浮足さんお願いします!
GM:(キャラシート)
浮足 不和々:いくぜーいくぜー行っちゃうぜー
浮足 不和々:宇賀品学院3年生、夏の合宿地に浮足立っちゃう浮足 不和々(うきあし・ふわわ)ちゃんでっす!
GM:立ち絵かわいい~ ラッシュガードですね
浮足 不和々:そうなんよー、でも折角の海本番だし他のもあっかもね?
浮足 不和々:まま、それはともかくビーチバレーサークルの『Marici』って場所でサークルメンバーと和気藹々しつつも一生懸命大会優勝狙ってまーす
GM:わきわき
浮足 不和々:自分で言うのもなんだけど、他人の大失敗や大成功を機敏に察知してフォローしたり潰したり、振りなおさせる「三星」に?
浮足 不和々:圧かけて追い込んで避けづらくする「巨門」、仲間のダメージを上げる「共闘」と、いぶし銀光るおねーさんやってるんで後輩くんちゃんも知らないタメもよろしくよろしく♪
GM:ガッツリ支援構成!
浮足 不和々:ま、自画自賛しつつ相方のユズリンも頑張ってんけど大会も途中敗退の弱小一本ロードなんだけどねー
GM:シノビガミではあまり見たことないのでGMもどれだけ暴れるのか予測が尽きませんね
浮足 不和々:さてそんな弱小サークルはなぜここに!
こんなところで【使命】アタック決めてもらっちゃおうかなぁー、トス!
GM:アタック!
・PC2の【使命】
あなたは私立宇賀品学院の学生であり、ビーチバレーサークル『Marici』の一員でもある。
サークル長である伊良波ユズリとともに、あなたは忍合宿の地、益満浜を訪れた。
ここ最近『Marici』の成績は不調が続いており、夏の大会でも敗退してしまった。弱小サークルである『Marici』は、功績を示せなければ非常に立場が苦しくなる。
この忍合宿を経て、実力をつけられればよいのだが。
【使命】忍合宿で実力をつける。
浮足 不和々:3年の夏過ぎ、結構お尻があちちな感じな訳よ?
GM:ビーチバレーサークル『Marici』が先の大会で負けてしまってピンチです
GM:真夏の大会に向けて益満浜で特訓だ!
浮足 不和々:引っ張ってきたリーダーじゃないけどOBとして顔出したりしたいからさー、浮足ちゃん頑張っちゃう♪
浮足 不和々:こんなとこかなー、あと素ボケで制服立ち絵用意し忘れちゃった♪ほい、次の子にパース!
GM:このままだとサークル自体が消えますね
GM:歴史に名を刻めるようがんばろう!
GM:あっ水着かわい~
GM:はい! ではラストPC1、生島くん!
GM:自己紹介と、軽く流派や構成の説明などお願いします!
GM:(キャラシート)
生島 鋼一:うーい
生島 鋼一:生島鋼一(いくしまーこういち)この中では最年少の高校一年生です
GM:あっ四白眼! 有効!
生島 鋼一:主人公の友人Bみたいなポジションに居るアホだと思って貰えると分かりやすいかも
生島 鋼一:陽気なちゃらんぽらんです
GM:夏に女子誘ってプール行こうとか企画してくれる枠ですね
生島 鋼一:玉砕するのまで…目に見えてるぜ!
GM:生島くんは忍者としての成績はいいイメージですか? 悪いイメージですか?
生島 鋼一:そうですねぇ
生島 鋼一:悪いです
GM:やったぜ!
生島 鋼一:ケツに火がつかないとやれません
生島 鋼一:構成的には
生島 鋼一:ハグレモノの咎眼流、赤眼真眼二枚積みですが、どっちかだけで良かったんじゃないか疑惑があります
GM:どっちも違う効果ですからね!
GM:メインフェイズに、相手がファンブルしたとき爆発するトラップを仕掛けられる【赤眼】と、奥義破り判定にバフがかかる【真眼】だぜ!
生島 鋼一:ノリで積んだがどのぐらい役に立つのかはまだ分からない…
生島 鋼一:あとは一応ファンブル率上げるために巡扇入れてるぐらいですかね
生島 鋼一:影分身の説明は……要らないでしょう!
GM:コンボも組めてて偉い
GM:【影分身】は……つよい!
生島 鋼一:始めたばかりの俺でも…強いのが分かる!
生島 鋼一:こんな感じかな。バカ枠として頑張ります
GM:オス! 頑張って!
GM:ではそんな生島くんのハンドアウトはこちら!
・PC1の【使命】
あなたは私立宇賀品学院に所属する学生である。
あなたは更なる修行のためか、あるいは進学に足りない成績を補うためか……「忍合宿・万緑」に参加し、益満浜を訪れた。
合宿の間を縫い、海に山の夏の楽しみを満喫していくのだ。
しかしあなたの前に、怪しい老人が現れ、不吉な伝承を口にするのだった……
【使命】夏の楽しみを満喫する。
GM:夏を楽しもうとしたら怪しい老人が出てくるので
GM:無視して夏を楽しもう!
生島 鋼一:よっしゃあ!
生島 鋼一:皺くちゃの身体よりもハリのある肌!
謎の老人:鋼一……ワシじゃダメか……?
生島 鋼一:「今ちょっと忙しいからまた後でな!」
GM:ありがとうございました!
GM:PC紹介は以上。夏を楽しんでくれそうなメンツが集まりましたね!
GM:半袖率低くない?
烏丸 蔵人:袖破くか
浮足 不和々:暑くないの君たち?
阿木 弥仁:見えないけど半袖ッスたぶん
GM:水着の女がいるしな……
烏丸 蔵人:見えてるけど半袖だよ
生島 鋼一:肌を見せろよ、お前ら
GM:そうだぞ!
GM:ちなみに今回のシナリオですが
GM:GMに余裕がなく水着立ち絵しか実装されていないNPCが多いです
阿木 弥仁:夏だからね
烏丸 蔵人:ひゅう!
浮足 不和々:奇遇だね、浮足ちゃんも水着立ち絵しかないんだ
GM:陸で水着を着てても心の目で見てください
阿木 弥仁:ウオオオ おれたちはそれを見に来た
烏丸 蔵人:うおおお!
謎の老人:照れるわい……
生島 鋼一:問題ないです。水着で動き回ってください
GM:ではそんな感じで、やっていきましょう。よろしくお願いします!
浮足 不和々:よろしくおねがいしまーす!エンジョイ夏!
烏丸 蔵人:よろしくお願いします!
生島 鋼一:よろしくお願いします!
阿木 弥仁:よろです!
OP:生島鋼一
GM:──██市・バス車内
GM:オレンジの光が前から現れ、後ろへと去っていく。
GM:その回数を数えようと思い立ち、そして飽きるほどには、トンネルが続いていた。
GM:がた、と車体が揺れる。がらんとした車内には、その揺れを共有できる乗客はいなかった。
GM:──忍合宿・万緑。
GM:あなたたちの通う忍者養成機関、私立宇賀品学院で夏に催される、忍者生徒専用の合宿だ。
GM:技術の向上を目指す修行の場であるが、どちらかといえば、成績に不安のある生徒の救済措置である面が強い。
GM:あなたもまた、その恩恵にあずかろうとしていた。
GM:乗り換えを数回間違えた末、遅刻してしまう羽目にならなければ、たぶん。
生島 鋼一:(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛)
生島 鋼一:(長ぇぇぇぇぇぇぇぇ)
生島 鋼一:無論、トンネルの話である。
生島 鋼一:生島鋼一は、お世辞にも”賢い”と呼べる頭脳を持ち合わせていない。
生島 鋼一:故に、こんな蜘蛛の糸じみた合宿に進んで参加し
生島 鋼一:案の定、バスを数回乗り間違え
生島 鋼一:現在は嫌な汗を額に巻いた黒い布の下に滲ませている
生島 鋼一:もう何度目かも分からない、対向車線のヘッドライトを猫のような目で追う。
生島 鋼一:俺が光を追っているのか、俺が光に追われているのか、次第に分からなくなってくる。
生島 鋼一:(だからダメだって言ったんだ。いくら可愛い女の子を見かけたからって、取り敢えずその子と同じバスに乗ろうとするなんて…)
生島 鋼一:勿論、そんなことは言ってないし言われてもない
生島 鋼一:ガタン という大きな揺れの合間を縫うように、膝がバスの床でビートを刻む。
生島 鋼一:手に握りしめたバスの運賃は、手汗に塗れ金属の独特の香りを掌に焼き付けている。
生島 鋼一:(抜けろっ……抜け………抜け………ないっっ!!)
生島 鋼一:……焦りがピークを越え、なんだかむしろ落ち着きつつあった。
生島 鋼一:(…………)
生島 鋼一:(………楽しみだなぁ、夏合宿。)
生島 鋼一:その瞳は、トンネルの暗闇の中にあって、とても澄み渡っていた。
GM:オレンジの光を見すぎたためだろうか。青色の補色が視界ににじむ。
生島 鋼一:ふっ…と、口の端が僅かに歪む
生島 鋼一:我が世の春の到来を、感じざるを得なかったのだ。
GM:……いや、これは!
GM:本当に青色が視界の先に映っている!
生島 鋼一:「…なして?」
GM:そのことに気づけばすぐだった。闇が光に、抜けるような青空に浸食されていく!
GM:トンネルを抜ければ、そこは夏真っ盛りだった。
生島 鋼一:眼でも焼かれたかのように、咄嗟に顔を覆った。
GM:青空には白い雲が浮かび、高低差のある眼下には、これまた蒼の海原が広がる。
生島 鋼一:(ふっ……そうか…夏、夏だよな)
生島 鋼一:「あっはっはっは」
生島 鋼一:乗客は居ないが運転手は居る、そんな事をすっかり忘れたかのようにわざとらしい笑い声をあげる。
GM:ぽーん、と間の抜けたチャイムが、運転手の代わりに返事をした。
生島 鋼一:何の意味も無く頷いて、立ち上がる
GM:ここは益満浜。急峻な崖で区切られた、美しい海と自然豊かな山を有する土地。
GM:忍合宿の舞台。
GM:そして、あなたの夏のワンシーンだ。
生島 鋼一:手汗でへばりついた硬貨を、逆の手で受け口へと落として
生島 鋼一:「夏……ですね」
生島 鋼一:それだけ言い残してバスを降りる。
生島 鋼一:手でひさしを作るようにして、目を細め
生島 鋼一:「くっさ」
生島 鋼一:先程までへばりついていた硬貨の臭いに顔をしかめる
生島 鋼一:海風の匂いを感じたのは、鉄臭ぇ掌の後だった。
生島 鋼一:「…………」
生島 鋼一:自分がまず何をするべきなのかを思い出すように、ローディング時間が挟まり
生島 鋼一:「………くっせぇ思いしてる場合じゃ ねぇ!」
生島 鋼一:荷物を担ぎあげ、だばだばと目的地まで駆け出す。
???:「ふっふっふ、そこの道行く少年」
生島 鋼一:「道を行き始めたばかりで!?」
???:鈴を転がすような声があなたにかかる。
生島 鋼一:「はぁ…どうも、こんにちは。おじいさん?おばあさん?」
籾岡シルク:「この声でそんなこと言われます!?」
生島 鋼一:「俺ちょっと急いでるんすけど…見る?この脇汗」
籾岡シルク:残念! そこにいたのは君の同級生だ!
生島 鋼一:「……」
籾岡シルク:籾岡シルク。宇賀品学院の一年生にして、探偵委員を自称する女子生徒である。
生島 鋼一:「……あ、何?籾岡じゃーん!」
籾岡シルク:「じゃーんてなんですかじゃーんて! 謝罪が先ですよ!」
生島 鋼一:「もしかしてお前も遅刻?駄目だぜーこんな大事なイベントに遅刻したら」
生島 鋼一:同族を見付けた安堵感に包まれ、そんな事を口走り
生島 鋼一:「老人と間違えた件に関しては、本当に悪かったと思っている」
籾岡シルク:「こぉのぴちぴちのお肌をなんだと……おお素直……」
籾岡シルク:「素直なのはよいこと。お礼に一つ情報を差し上げましょう」
生島 鋼一:「ずっと孤独で辛かったからさ…お前の声にその…感じちまったんだ」
生島 鋼一:「実家の祖母のような…」
生島 鋼一:そこまで言って
生島 鋼一:「まぁいいか。合宿所行くんだろ?行こうぜ」
籾岡シルク:「聞き捨て……捨てますが……」
籾岡シルク:「まさにそれですよ、生島さん!」びし、と指をさす。
籾岡シルク:「目的地を知る前に駆け出しているで有名な生島さんですから、万緑館の場所も知らないのでは?」
生島 鋼一:「な…」
GM:万緑館。忍合宿の舞台となる、古い建築物だ。
生島 鋼一:「なにーーーっっっ!!!」
生島 鋼一:「俺は万緑館の場所を……知らなかったのか!?」
生島 鋼一:「いや、知らねぇわ。おせーて」
籾岡シルク:「初歩的なことですよ、生島さん」
籾岡シルク:「じゃあ合宿のしおり見せてくださいね」
生島 鋼一:「シ……オリ……?」
生島 鋼一:「いや、まだ分からねー。昨日の俺を信じろ」
籾岡シルク:「どれだけありえなくても可能性はゼロではないですからね」
生島 鋼一:鞄をがさごそと漁り、皺だらけになったしおりを取り出す。
生島 鋼一:……な?みたいな顔で君の事を見ているぞ
籾岡シルク:じとっとした目を向けてから、胸を撫で下ろす。
籾岡シルク:「よろしい。ではなんか……いい感じのページを開いてください。たぶん5ページ目とかでしょう」
生島 鋼一:「なんか丁度開けたぜ」
GM:16ページ目に地図がちょうど載っていた。
籾岡シルク:「万緑館はここ……丘を登って、益満神社の鳥居を通り抜けた先にあります」平然と案内を続ける。
生島 鋼一:「………ページひっついてたわ、すげー」
生島 鋼一:説明を聞きながら、くしゃくしゃとひっついたページをばらしている
生島 鋼一:「神社と鳥居ね、OKOK」
籾岡シルク:「OKじゃない!」
籾岡シルク:「一般人には入れないように、無数にある鳥居を決まった手順で通らなければならないのですよ」
生島 鋼一:「俺を合宿所に入れる気がないのか?」
生島 鋼一:「それは…職務怠慢なんじゃないのかな」
籾岡シルク:「正しい手順はしおりに書いてあります!」
籾岡シルク:「私は何回試してもぜんぜん通れませんでした。一緒に確認しましょう」
生島 鋼一:くつくつと笑って
生島 鋼一:「おいおい…お前も堕ちたもんだなぁ籾岡チャンよぉ」
生島 鋼一:「俺の力…欲しけりゃくれてやるぜ」
籾岡シルク:「な、なんですって……」
生島 鋼一:「まぁ…俺に任せな。”その場しのぎの生島”の本領を見せてやるよ」
籾岡シルク:「なんでしおり読むだけのことができないんですか?」
生島 鋼一:「敷かれたレールの上を走るのがつまんねーから…かな」
生島 鋼一:最大限いい顔をして言い放つ
籾岡シルク:「もー! いいから見せてくださいよー!」
籾岡シルク:「さっき崖際に犯人を追い詰めるごっこをしてたらしおりを海に落としたんですよ!」
籾岡シルク:「ぜんぜん人来ないし! 私もう暑い!」
籾岡シルク:ぷんぷんしている。
生島 鋼一:はぁ?バカ?と言いかけたが
生島 鋼一:楽しそうだったので(気持ちは分かるぜ…)に留めておいた
生島 鋼一:「暑いって言うとな、余計暑くなるんだぜ」
生島 鋼一:この世の摂理を説く顔
生島 鋼一:「とにかく…」しおりを手渡して
生島 鋼一:「やってやろうぜ、籾岡女史」
生島 鋼一:「俺達の手で、この悲しい戦いを終わらせるんだ」
籾岡シルク:「当然ですっ、生島助手!」
籾岡シルク:「この難事件は……すでに私の掌の上!」
謎の老人:「……お二人さん、山を登るなら気を付けなよ」
謎の老人:あなたたちを遠巻きに観察していた、地域の老人が話しかけてくる。
生島 鋼一:「籾岡なんか言った?」
籾岡シルク:「言ったし! 決め台詞! かっこいいのに!」
生島 鋼一:「いや、それはカッコよかったが…」
謎の老人:「いやこっち……」
生島 鋼一:「なにっ」勢いよく振り返る
謎の老人:日陰に座っている老人だ。なんだか陰鬱そうな雰囲気だぞ。
生島 鋼一:「良いなぁ日陰、涼しそう」
生島 鋼一:「涼んでく?」籾岡に
謎の老人:「お山には”禁忌”が出るゆうてな……」
謎の老人:「ひとりぶんの日陰に二人はちょっと入れない」
生島 鋼一:「メロディを付ければ売れそうなフレーズだな」
生島 鋼一:(しかしキンキ…キンキねぇ…)
生島 鋼一:(……なぜ関西地方が…?)
謎の老人:「夏の盛りの/益満の山に/飢えた禁忌が/でんでらでん」
生島 鋼一:「あっ…あたまが……われる……っ!」訳の分からない単語を一気に詰め込まれたときに高確率で発生する症状だ
謎の老人:「九の魔物に/またがろうとも/逢う魔を護る/はいどうどん……」
生島 鋼一:「ぐああああ……」
謎の老人:「益満にのこる伝承よ……」
生島 鋼一:ぴくぴくしている
生島 鋼一:「あ、終わり?」
籾岡シルク:「怪しいですね……!」
生島 鋼一:「そんな伝承があるんだなー」
籾岡シルク:「これは……このわらべ歌に見立てた殺人事件が夏に起こるのでは……!?」
生島 鋼一:「まっっっさかそんな」
生島 鋼一:「……あり得ない話じゃぁ…ないな」
籾岡シルク:「でしょー」
生島 鋼一:「ねー」
謎の老人:「忠告はしたぞい……」
謎の老人:老人はフェードアウトしていった。
生島 鋼一:「どうやら俺達は、知らず知らずの内にヤバい案件に足を踏み入れてたみたいだな」
籾岡シルク:「私の灰色の脳細胞も喜んでいますよ」
籾岡シルク:「いざ、向かいますよ……万緑館に!」
生島 鋼一:「色があるんだ…脳細胞って…」
生島 鋼一:「おっしゃぁ!行くか!」
生島 鋼一:「殺人事件解決して、卒業までの単位確保じゃい!」
GM:じりじりと気温が上昇していく晴天の午前。二人のテンションも上がっていた。
GM:このあと合宿の開始に間に合うため、地獄の階段も駆け上がっていくことになるのだが、それは別のお話。
OP:浮足不和々
GM:ーーーー
GM:──砂浜
GM:ばむ、と、芯を捉えていない音が響いたのがわかった。
GM:ボールが浮く。相手にとってはチャンスボールであり……自分たちにとっては、ピンチそのものである。
GM:体勢を立て直す。速攻を仕掛けられている。砂を弾く。
GM:砂の丘に突き刺さったボールは、世界を終わらせる隕石のように見えた。
GM:ホイッスルが鳴る。
GM:ーーーー
GM:──益満浜・ビーチ
GM:忍合宿に使用するための、崖を抜けた先にある、プライベートな砂浜が存在する。
GM:だが、授業で使っていない間は、生徒に解放されている。
GM:ビーチバレーサークル『Marici』は、この砂浜の一部を占有することを許可されていた。
GM:少なくとも、今年までは。
伊良波ユズリ:「……ひっじょーに、イカンながら」
伊良波ユズリ:「実績を残せなければ、来年のコート確保は約束できないとの……お達しでした……」
伊良波ユズリ:「んにゃぁ~~~!」
伊良波ユズリ:目の前で金髪を搔き毟る女子生徒は、『Marici』のサークル長にしてエース、伊良波ユズリである。
伊良波ユズリ:「ここしかないんですけど~~~~!」
伊良波ユズリ:じたばたとする。褐色の健康的な肢体が、砂粒を受けてきらめく。
浮足 不和々:「イカンねぇー」
浮足 不和々:髪の毛をかきむしるサークル長を横目に見ながら、髪をかき上げ困った仕草をする
浮足 不和々:サークル長でこそないが、伊良波ユズリとともに3年間をこの砂浜に捧げてきた浮足不和々、落ち着かなげにてってとステップを踏んでいる
浮足 不和々:「ここがダメだと群雄割拠の体育感か河川敷か……」
浮足 不和々:「ユニフォーム着ながら練習でもしようもんならまぁ大人気は出ようがねぇ」
伊良波ユズリ:「人気出たら新入部員出るかなあ~」
伊良波ユズリ:「そも人数不足で冷や飯を食っているワケです、わたくしたちは……」
浮足 不和々:「そりゃもちもちよ、ユズリンの体ぐらい」
浮足 不和々:「飯といえば」
浮足 不和々:「合宿に乗じて兵糧サークルがこっそり五色米チャーハンとか売ろうと画策してるらしい訳よ?」
浮足 不和々:「開発中パラパラすぎて風で飛んで行って各地の暗号がもう偉いことになったと逸話の!こりゃ食いに行くっきゃ――」
浮足 不和々:落ち込みからの急転直下、いや直上か、ぴょんぴょんうきうきその場で飛び跳ね
伊良波ユズリ:「兵糧サークルも大変だよねえ、毎回新規レシピ作ってるのに学食には入れてもらえてないし……」
浮足 不和々:名前の通り浮足立つこのバディにも、幾許か、もしかしたら結構な欠陥はありそうで
浮足 不和々:「せっかくこの前は採用されそうだったのに投票の結果は最終的に『ミント』ジュースだったしねぇ、あれ飲んだ?実に暴力的でもう喉スースーっていうかヒヤヒヤで凍えそうっつーか」
浮足 不和々:「『ミント』の奴らしか飲まんのよ」
伊良波ユズリ:「結局人数か~」
浮足 不和々:「おっ、戻ってきましたブーメラン?」
GM:『ミント』は宇賀品学院忍者サークルでも最大の規模を誇る、緑化サークルである。
伊良波ユズリ:「そこはラリーにしましょうよ……っと」
伊良波ユズリ:身体を起こす、砂を払う。
伊良波ユズリ:「よし、文句言っててもしょうがない。練習しよっか」
伊良波ユズリ:ぐ、ぐ、と下半身の筋肉を伸ばす。眼差しは真剣なものに切り替わっている。
浮足 不和々:「んだねぇ」
浮足 不和々:ぴょん、と飛ぶように歩き、対面に移動する。
浮足 不和々:砂浜をかけてきたその足には何も付着していない。
浮足 不和々:「なぁに遅咲きとはいえ羽のように舞う浮足ちゃんと……」
伊良波ユズリ:「相変わらず足取られてなさそうな歩き方……フワワなら体育館でも問題なさそう」
浮足 不和々:「……そのボディに隠れファンの多いユズリンとのペアーだぜ?」
浮足 不和々:へらへらと一笑いした後、だらりと体を下ろし、ユズリの持つボールをにらみつける
浮足 不和々:「この前みたいに拾い損ねたりは…もうしない」
浮足 不和々:「……来いよユズリン、皆にはもちろん浮足ちゃんにだってこの海と、この浜が必要だ」
伊良波ユズリ:「よーしっ」しゅる、とボールを回す。
伊良波ユズリ:高く投げ上げられ、太陽と重なる。
伊良波ユズリ:Marici……日天の妃、摩利支天から付けられた名に従うように。
GM:どっ、と芯を捉えた音が浜に響いた。
OP:烏丸蔵人
GM:──益満浜、河口
GM:山から流れた水が、海へと流れ込む地点だ。
GM:淡水と海水が混ざり合い……様々な魚影が窺える。
GM:レアなスポットというわけではないが、釣り人にとっては肩慣らしに丁度いい場だ。
GM:ひときわ大きな波が、水面を混ぜ返していた。
烏丸 蔵人:「………」
烏丸 蔵人:釣り糸を垂らす。
烏丸 蔵人:師の言葉を借りるなら、指に心を乗せてはならない。
烏丸 蔵人:指に乗った心はロッドに、ロッドからリールに、リールから餌にまで伝わる。
烏丸 蔵人:魚は利口だ。人の心を乗せた餌には決して食いつくことはない。
烏丸 蔵人:己の心を抑え隠すこと。それが釣りの真髄だ──
烏丸 蔵人:とは、初めて"釣り"を教授してくれた先々代部長の教えである。
烏丸 蔵人:(かつて)
烏丸 蔵人:(音に聞こえる太公望は、渭水で釣りをしていた時に周の文王と出会ったという)
烏丸 蔵人:(流石に己こそ太公望、と言えるほどぼくも自惚れてはいないが)
烏丸 蔵人:ふっ、と薄い笑みを浮かべ。
烏丸 蔵人:「……出逢いたいものだ、我が文王」
烏丸 蔵人:つぶやいた言の葉は、風に乗っていずこかへと消えていく。
烏丸 蔵人:──そう。これは釣りである。
烏丸 蔵人:釣りに心を乗せることによって、釣りへの心を抑え隠すことができるのでは?
烏丸 蔵人:そういう試みである。
烏丸 蔵人:どちらの釣りが本命であるか?それは語るのも無粋であろう。紳士的ではない。
烏丸 蔵人:「おっと、いけない。無心、無心」
烏丸 蔵人:意味ありげな微笑みを浮かべ、長い脚をこれみよがしに組み替える。
烏丸 蔵人:こうして黙っていれば見た目だけは映える、という評価は受けている。
烏丸 蔵人:水中と水上、2つの餌は波と風に流され静かに揺れる。
GM:静謐。凪の境地こそ、ガチフィッシング同好会『みずごころ』の目指す頂である。
GM:一部生徒には、その姿勢は修行僧のようだとさえ評される……それがガチフィッシング部のガチたるゆえんだ。
GM:しかし、その水面を乱す存在が現れた。
不良A:「ウキャーッッッ!!!」
不良B:「ホッホッホッホッホッ」
烏丸 蔵人:「……おや」
烏丸 蔵人:絵面を意識して閉じていた目を開き、音の方へ振り向く。
不良A:「ウッキャァ~! こんなところにも水場があるじゃねえかぁ~!」
不良A:「どいたどいた! ここはこれから俺たち『不安奇異兵非違』のシマになるんだからよォ~!」
不良A:「で、いいんっすよネ! アニキ!」
不良C:「そういうことやな」
不良B:「ホッホッホッ……」
GM:不良三人揃い踏み! 周囲を威圧している!
GM:なんという邪気だろうか、魚も釣り人たちも逃げていく……!
烏丸 蔵人:「ううん。これは……」
烏丸 蔵人:「根掛かりしてしまったね」
烏丸 蔵人:手早く道具一式を片付けて、不良達の方へと向かう。
烏丸 蔵人:「君たち、少しいいかな?」
不良A:「ウキィァ~~ン? なんだテメエは!」
不良A:「針葉樹林みてぇな脚しやがって!」
烏丸 蔵人:「そう褒められると照れてしまうな」
烏丸 蔵人:「なに、一介の釣り人だよ」
不良A:「褒めてねェよ! サムい真似するなってんだ!」
不良C:「その釣り人が……俺らに何かようかいな?」
不良C:「俺らも暇やないで。いつ手ェ出るかわからんのぉ?」威圧!
烏丸 蔵人:「うん、用というのは他でもない」
烏丸 蔵人:「まず、元気が良いのは素晴らしい」
不良B:「ホッホッホッホッ」
烏丸 蔵人:「それに青春というのは、誰にも一度しかないものだ」
烏丸 蔵人:「いつか後悔することがあろうと今を全力で駆け抜ける」
烏丸 蔵人:「大変結構だと思うよ、ぼくは」
烏丸 蔵人:「しかしだね。そう周りを威圧するのはよろしくない」
烏丸 蔵人:「ここはみんなで使う場所だ。女性やご老人や子供たち、それに女性が怖がるだろう?」
烏丸 蔵人:「それと手を出すだなんて、そういう脅しも良くないなあ」
烏丸 蔵人:「紳士的にいこうじゃないか」
不良C:「ハハハ……面白いアンちゃんやな」
不良C:「おう、やったれや。”紳士的”にな」
GM:手で合図すると、他の二人の不良が烏丸くんに飛びかかる!
不良A:「ウッキャァーーッ! 血祭りだァーーッ!」
不良B:「ホッホッホッホッ!」
烏丸 蔵人:「おっと」
烏丸 蔵人:飛びかかってきた不良の拳をひょいひょいとかわし。
烏丸 蔵人:「あぁ、危ない」
烏丸 蔵人:脚を伸ばして一人の脚にひっかける。
不良A:(避けやがる……!? まるでバナナの皮みてぇな奴だ……!)
不良A:「フギャッ!」
烏丸 蔵人:もう一人の不良に向けて倒れ込むように。
不良B:「ホッホッ!?」
不良B:もつれ込み、川へ落ちる!
烏丸 蔵人:「なんてことだ。すまないね、手を上げるつもりはなかったんだ」
烏丸 蔵人:ずぶ濡れになった二人を軽々と引き上げる。
烏丸 蔵人:「ただ脚がね、どうも。この通りなもので」
不良C:「……こいつらじゃ、文字通り手もかからなさそうやな」
不良C:「ええで、ワシがその足折り畳んだる……!」
不良C:眼力鋭く迫る……!
大葉遥人:「そこまでだ」
烏丸 蔵人:「ん」
大葉遥人:眼鏡の男性が静かに声を発した。
大葉遥人:いつの間にやってきたのだろうか、奇妙な杖をついている……外套に隠れてはいるが、宇賀品学院の制服を着ていることがわかるだろう。
不良C:「大葉ァ……!」
大葉遥人:「ここで騒ぎを起こすつもりか? 互いに得策ではないだろう」
不良C:「……チッ、調子に乗るなよ!」
不良C:「お前も……名前を聞いといたるわ」烏丸君に向けて顎をしゃくる。
烏丸 蔵人:「烏丸蔵人だ」
烏丸 蔵人:「あ、漢字わかるかな?鳥の烏に丸いの丸、忠臣蔵の蔵に人で……」
不良C:「カラスマ……文字なんかいらんわ。その脚の長さ、覚えたで」
不良C:「オラ、いつまで寝とんねん! 行くぞ!」
不良A:「あ、アニキ~!」
不良B:「トホホ……」
GM:不良たちが去り、河口に平穏が戻ってくる。
烏丸 蔵人:「……ふむ」
烏丸 蔵人:不良たちの背中を見送って、乱入してきた男に向き直る。
烏丸 蔵人:「ありがとう、でいいのかな?助かったよ」
烏丸 蔵人:「ぼくとしてもあまり暴力的な解決は望むところではなかったからね」
大葉遥人:「礼は不要だ」
大葉遥人:「私にとっても、彼らの暴挙は望ましくなかった。感謝するとしたら、運の良さにでもしておくといい」
大葉遥人:「……合宿に来たのか」
烏丸 蔵人:「運よりは人に感謝したいな、ぼくは。偶然であろうと恩は恩さ」
烏丸 蔵人:「ああ、宇賀品学院の生徒でね。……君は違うのかい?」
烏丸 蔵人:「てっきり同窓かと思ったんだが」
大葉遥人:「いや、宇賀品の生徒だ」
大葉遥人:「大葉遥人……第二天文学部の規範師をしている」
大葉遥人:「いずれにせよ、先のような不良どもがうろうろしている。あまり楽しい合宿にはならないだろう」
大葉遥人:「何か害を被る前に、宿舎に帰るのを勧めておく」
烏丸 蔵人:「ご忠告痛み入ります。ただその前に、聞いてもいいかな」
大葉遥人:「何か?」
烏丸 蔵人:「彼ら……少なくともそのうちの一人は、君の名前を知っていたようだが。知り合いかい?」
大葉遥人:「そんなところだ」
烏丸 蔵人:「そうか。では、謝ることが2つかな」
烏丸 蔵人:「1つは、先の忠告について。ありがたいし、今日のところはそのつもりだが」
烏丸 蔵人:「彼らがまた同じようなことをするつもりなら、ぼくは看過するわけにはいかない」
烏丸 蔵人:「『楽しい合宿にならない』と言ったね。それは紳士として見過ごせない」
烏丸 蔵人:「あともう1つ。その過程で、彼らには多少なり痛い目を見てもらうことになるかもしれない」
烏丸 蔵人:「顔見知りや友人がそうなるのは、大抵いい気分ではないだろう。先に謝っておくよ」
大葉遥人:「どちらも、好きにするといい。私は君を従わせる権利があるわけではない」
大葉遥人:「質問が無いなら、私は行く」
烏丸 蔵人:「ん……そうだな、では最後にもう一つ」
烏丸 蔵人:「争いを止めたのは君の目的ゆえかもしれないが」
烏丸 蔵人:「今の忠告はぼくを思ってのことだろう」
烏丸 蔵人:「改めてお礼を。これは運ではないから、いいだろう?」
大葉遥人:「……」
大葉遥人:「受け取っておこう」
大葉遥人:ざく、と草を踏み、川に沿って登っていく。
烏丸 蔵人:「さて」
烏丸 蔵人:男を見送って、周囲を見渡す。
烏丸 蔵人:先の騒ぎで、釣り人含めて人はすっかりいなくなっていた。
烏丸 蔵人:「今日はボウズか、残念。太公望になるのはまた明日としよう」
烏丸 蔵人:忠告ありがたいが、楽しい合宿にするとも。
烏丸 蔵人:彼らには大人しくなっていただこう。
烏丸 蔵人:無論、紳士的に!
GM:波がもう一度、水を混ぜ返した。
OP:阿木弥仁
GM:──益満浜・万緑館
GM:海に面した崖の上は、小高い急峻な岩山になっているため、現地民でも足を運ぶことは無い。
GM:海鳥が猫のような鳴き声を上げる……それを聞く者はいない。
GM:真夏のこの時期以外は。
???:「シャァアッ!」
GM:岩場に隠れるように建てられた古い木造建築。その窓から影が飛び出す!
???:「オラァーッ!? ここがドコのシマかわかってんのかトリ公ーッ!!」
???:「あんまナメたマネしてっと渡らすぞゴラァ!」
GM:突然の罵声に驚いた鳥は海に引き返していく。
???:「へッ……シャバいヤローだぜ!」
???:窓から跳び出したついでに岩場から滑落し、頭から流血したが、平然と髪を整える。漢気だ。
GM:リーゼントの男子が飛び出した建物こそ、『万緑館』。
GM:私立宇賀品学院が保有する、忍合宿の舞台である。
???:「トーゼンッ! この地がヨソもんに踏み荒らされることなどあっちゃならねえ!」
韮宮灰輝:「宇賀品学院生徒会……そしてこの風紀委員、韮宮灰輝の名に懸けてな!」
韮宮灰輝:「そこんところ、キモに命じとけェ!」
韮宮灰輝:万緑館内部に整列した風紀委員たちに叫ぶ。彼は忍合宿において、風紀委員の長を任されているのだ。
韮宮灰輝:「どーしたオラァ……返事が聞こえねえぞ!」
韮宮灰輝:突然飛び出した男子生徒に引いていた生徒会員たちを睨みつける。
韮宮灰輝:「特にそこのチャラチャラしたオメェ……風紀ナメてんのか、オラッ!!」
韮宮灰輝:メンチを切る!
阿木 弥仁:髪を金髪に染め、アクセサリーを多く身に着けた青年が目を見張る。「おれすか?!」
阿木 弥仁:「見た目で人を判断すんのよくないっすよぉ!」
韮宮灰輝:「人は見た目が9割って言うだろがオラァ!」
韮宮灰輝:「小洒落たアクセで抜け感演出しやがって、夏ナメてんのかアァン!?」
阿木 弥仁:「きみ…えー…韮宮!ニラッチ!ニラッチこそさあ!」
阿木 弥仁:「学ランなことを風紀委員のみんな突っ込んだ方がいいと思う」
阿木 弥仁:制服はブレザーである。あといまは夏。
阿木 弥仁:「暑くね?」
韮宮灰輝:「俺は転入生だから制服はこれしかねェんだオラァ!」
阿木 弥仁:「あっそうなんすか…んじゃごめんね!」
阿木 弥仁:「てかほら!やっぱ見た目で判断よくないじゃん!」
韮宮灰輝:「暑……くねぇ! 風紀貫きゃいけんだろ!」
韮宮灰輝:「だったらテメエはチャラチャラしてねえのかよ!」
阿木 弥仁:「してねえで~す。生徒会として真面目にやってま~す」
阿木 弥仁:「ビーチに生徒会の女子を行かせない気遣いも見せてっし」
阿木 弥仁:「まあこのへんの海岸、猿みてえな不良…不良みてえな猿?とかも出るっつうし」
阿木 弥仁:「ナンパとかもね……」今日は着ていない女子の先輩をホワンホワンと思い浮かべている。
阿木 弥仁:(リストさんの水着姿見たかったぜ…)風紀委員長・副生徒会長の蕪木リストさんのことを思い浮かべるぜ。
阿木 弥仁:心の中でハンカチを噛む。目の前にはリーゼント。
韮宮灰輝:「何だとォ……」
韮宮灰輝:「マジメにやってんじゃねえかテメエ……!」
阿木 弥仁:「あっ心開いてくれた…」
韮宮灰輝:「なら、本当に気を付けなきゃならねえことを改めて伝えんぞ!」
韮宮灰輝:「ウガ高の連中は腐っても忍者生徒だオラ! 海に沈めても溺れやしねえし、崖から突き落としても三日もすりゃ帰ってくる!」
韮宮灰輝:「だが超の付くバカ野郎ばかりだ! 世の迷惑なんぞ考えられねえ猿以下のヤツらしかいねえと考えろ!」
韮宮灰輝:「ウチの生徒たちが益満浜の住民や他の観光客にご迷惑をおかけしないよう……監視するのが風紀委員の仕事と心得ろコラァ!」
阿木 弥仁:(えらいな…)やっぱり人は見た目じゃねえ。
阿木 弥仁:「ウス!」
韮宮灰輝:「それこそが風紀委員長、カブラギ様から俺が授かった使命だ……!!」
韮宮灰輝:ぐ、と胸に拳を当てる。
韮宮灰輝:「今日は合宿初日だ。流石に悪さを企むやつらはいねえだろうが……気を付けろよ」
阿木 弥仁:「まあバカばっかなのはマジすからねえ~」
阿木 弥仁:「頑張っていこうねニラッチ」
韮宮灰輝:「距離がちけえな……」
韮宮灰輝:「質問が無ければ、引率のセンセイの話を聞いて解散にするぞオラァ!」
阿木 弥仁:ぽすぽすとニラッチの肩をきがねなく叩きながら聞き終え。
阿木 弥仁:質問はありません!
韮宮灰輝:室内を見回して。
韮宮灰輝:「……よし! センセイ、オネシャス!」
茨谷小仲:「ふぁい」
阿木 弥仁:「乱れただろ風紀!」
茨谷小仲:韮宮が開けた扉からのこのこと出てくる。
阿木 弥仁:「ニラッチ!ニラッチもバカだろこれ!」
茨谷小仲:山中なのに白のビキニしか着ておらず、片手にはビールのジョッキを携えている。顔は既に赤い。
阿木 弥仁:「ち、痴女!」
韮宮灰輝:「見た目で判断すんなヤヒトォ!」
阿木 弥仁:「酒を持ってるのは見た目の域じゃねえっしょ!」
韮宮灰輝:「バラセンは生徒思いの立派なセンセイだコラァ!」
阿木 弥仁:ビキニの布面積が狭すぎ、眼福だぜ…より先におののいている。冷静になるとありがたい。
阿木 弥仁:「お、おう…」
茨谷小仲:「もぐもぐ」さきいかをかじっている。
茨谷小仲:「んっ……んっ……んっ……」ジョッキを傾ける。白い喉が上下し、それに合わせるように胸が波打つ。
阿木 弥仁:(ありがたさが上回ってきたな…)
茨谷小仲:「ぺぁあ」息をつく。楽しそう。
阿木 弥仁:「うまそ~」
茨谷小仲:「高校生はダメですよ~」
阿木 弥仁:「さきいかさきいか~」
茨谷小仲:「も~。ほしがりさん」わけてあげる。
茨谷小仲:「……えーと、なんでしたっけ?」
阿木 弥仁:「ウス…」さきいかを齧る。値千金のさきいかだ。
韮宮灰輝:「忍合宿の意気込みを! こいつらにオネシャス!」
茨谷小仲:「あ~……」
茨谷小仲:「うん……」
茨谷小仲:「…………」
茨谷小仲:「……茨谷小仲、でぇす。担当教科は数学、専攻は補習」
茨谷小仲:「私は~……みんなが頑張って、いい合宿になるといいので……」
茨谷小仲:「みんなが……頑張ってくれると信じて、ますっ!」
茨谷小仲:「かんぱい!」
韮宮灰輝:「アザッシタッ!!」最敬礼!
阿木 弥仁:(乾杯っつってる)
GM:生徒会の面々にも動揺があるようだが……
GM:とりあえず白ビキニだからいいか……ということに落ち着いたようだ。
阿木 弥仁:生徒会の動揺を見て、ほっと胸をなでおろす。
GM:教師への信頼がなせる技である。
阿木 弥仁:(うちはまだマト……マトモ………)
阿木 弥仁:白だからいいことないだろ!
阿木 弥仁:だが今、信じられるものは自分自身と風紀委員だけだ。
阿木 弥仁:風紀委員も怪しいな……まあ信じるしかないのだ。
韮宮灰輝:「よし! それじゃあテメエら、解散だ! 益満浜じゅうに散会しろ!」
韮宮灰輝:「ポイ捨てひとつ……不純異性交遊ひとつ見逃すなよ!」
阿木 弥仁:「見逃す気だったらさっきのはなんなんだよ」
韮宮灰輝:「ホイホイ女に声をかけるなんざもってのほかだコラァ!」
阿木 弥仁:「ニラッチ………」
韮宮灰輝:「センセイの態度に文句あんのかオラァ!」
茨谷小仲:「いかがきれました」
阿木 弥仁:「文句はねえけど、この学校はヤベエわ」
韮宮灰輝:「誰か柿ピーダッシュで買ってこい!」
阿木 弥仁:(生徒会の姿か?これが……!)
韮宮灰輝:「へっ……テメエの不安、俺にもわかんだ」
韮宮灰輝:阿木くんに語りかける。
韮宮灰輝:「あの時の俺は、身の回りのもん全部がムカつくばかりでよ……学校なんざ牢獄だと思ってた」
阿木 弥仁:「あっ思ってた方向と違いそうな出だし来たな」
韮宮灰輝:「けどよォ……カブラギ様と殴り合って……いや、一方的に殴られただけか」
韮宮灰輝:へへ、と鼻の下を擦る。
韮宮灰輝:「目覚めたんだぜ。風紀の道によォ!」
阿木 弥仁:「おう…」
韮宮灰輝:「今のお前に取っちゃ、狭いレールにしか見えねえかもしれねえ」
阿木 弥仁:「どっちかっつうと猿山みたいに見えてっかな…」
韮宮灰輝:「それでも、俺たちが広い広い未来に羽搏く手助けをしてくれる、巣なんだぜ……」
韮宮灰輝:「猿山か、へッ……耳がいてえや」苦笑している。
阿木 弥仁:「いやまあ、ニラッチが真面目でいいやつなのは伝わってきたわ」
阿木 弥仁:「おれも生徒会としちゃ、学校の治安を守れってさんざお願いされてきたとこだし」
阿木 弥仁:「やりてえことは同じなのは安心てかんじ~」
韮宮灰輝:「ヤヒトォ……!」
阿木 弥仁:「終わらせたら茨谷センセも呼んで海で遊ぼうな~♡」
韮宮灰輝:「へッ、合宿が終わった後なら好きにしやがれ!精々不良生徒にやられんじゃねえぞ!」
茨谷小仲:「いか~~」
阿木 弥仁:うーんと伸びをしつつ。
阿木 弥仁:(ビーチあるって聞いたからホイホイ来たけど…)
阿木 弥仁:(思った以上にアホそうな空間来たな)まあでも。
阿木 弥仁:たしかに白はいいかもしれない。と、茨谷先生を見てひっそりと思うのであった。
GM:同じ方向を見据える生徒会の面々。
GM:抜けるような青空に、海鳥が鳴いていた。
GM:メインフェイズを開始します。
GM:メインフェイズでは、各PCがシーンプレイヤーとなって、自分のシーンを演出してもらいます。
GM:全てのPCがシーンを終えたら1サイクル。このサイクルを一定数繰り返したら、メインフェイズは終了します。
GM:本シナリオのサイクル数は3サイクルですが……第一サイクルから開始はいたしません。
GM:夏を満喫するところが欲しいだろ……!
烏丸 蔵人:やったー!
阿木 弥仁:ウオオオオ
阿木 弥仁:欲しいぜ!!!
浮足 不和々:青春しようぜぇ!
生島 鋼一:仕方ねぇなぁ…
GM:というわけで、夏を満喫するためだけの、第零サイクルが開始します。
GM:第零サイクルでも各PCごとにシーンを行っていただきます。ただし、行える主要な行動は「感情判定」のみとなります。
GM:時制としては合宿初日になり、授業後の午後の時間からスタート。
GM:シーンごとに時間は立っていきますが、4番目のシーンは夜になります。星を見よう。
GM:各シーンにNPCが登場するかも……?
GM:というところで、まずはメインフェイズ第零サイクルです。めんどくさい秘密とかは後だ後だ!
GM:NPCに感情を結んでもよいでしょう! 楽しみ方はあなた次第だ!
GM:====
阿木 弥仁:んじゃPC2~4でダイスで順で先行きめまーす
烏丸 蔵人:あいよ!
阿木 弥仁:1d100 (1D100) > 67
烏丸 蔵人:一番低いやつが先行だ!
浮足 不和々:うぉううぉう
烏丸 蔵人:1d100 (1D100) > 58
浮足 不和々:1d100 (1D100) > 90
阿木 弥仁:みんな後だなーw
烏丸 蔵人:みんな高めだけどぼくだねえ
阿木 弥仁:おすおす!
烏丸 蔵人:よろしくお願いします
浮足 不和々:良い出目だ、きっと今後もこんな出目だろう
浮足 不和々:おなしゃす!
GM:はあ~い
烏丸 蔵人:では最初のシーン
第零サイクル:烏丸
GM:登場希望のキャラクターとシーンのシチュエーションを宣言してください
烏丸 蔵人:Mariciのお二人来てくれますか?
浮足 不和々:いーよー♪水着どうしよっかなー♪
烏丸 蔵人:紳士なので女性に積極的に絡みに行くよ
伊良波ユズリ:いくよ~!
烏丸 蔵人:二人は授業後の昼過ぎなにしてるかな 練習?
伊良波ユズリ:お腹減ったから海の家いるかも!
浮足 不和々:そういうこっちゃで
烏丸 蔵人:了解!じゃあそこに訪ねに行きます
GM:はいさーい
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:忍者用のプライベートビーチは確かにあるが、やはり修行用のもの。遊ぶための整備はされていない。
GM:売店やコンビニのある、一般人用のビーチに活気を求めて出向く生徒も少なくない。
GM:現地の人々や観光客の開放感に満ち溢れた声が、波間に反響していた。
烏丸 蔵人:「うぅん、練習中かと思ったが……あてが外れたな」
烏丸 蔵人:ラッシュガードを羽織って、ビーチをきょろきょろと見回す。
烏丸 蔵人:「せっかくだから水着姿を拝見と思ったのに、残念」
烏丸 蔵人:「いや、まだ諦めるには早いか。この時間ならあるいは……」
烏丸 蔵人:砂浜を見渡しながら歩き、近くの海の家へ向かう。
浮足 不和々:海の家へ足を近づけると、予想的中、お目当ての少女たちの声色が聞こえる。
浮足 不和々:ビーチバレーに真剣に打ち込む…とはだいぶ外れた、気の抜けた声
浮足 不和々:「やーっぱ海来たら万緑館よりもうここが家っしょ?」
烏丸 蔵人:「おっと、あれは……」
浮足 不和々:「おかーさー-ん、これからがっつり動いてカロリー消費するから、ユズ姉にもおすすめガッツリよろよろでーす」
浮足 不和々:ぐでーん、とまさに勝手知ったる我が家のように、座布団を尻に寝そべるのは夏常連の少女、ビキニスタイルで腹ごなしの後は練習予定。
伊良波ユズリ:「お願いしまーす! あっ焼きはまぐりとかあるんだ……」
伊良波ユズリ:座布団に腰掛け、メニューに目を躍らせている。机の上には既にいくつか空いた紙皿が存在している。
浮足 不和々:「焼きはまとか渋いねぇ~、将来お酒とかぐいぐい行く系になるんじゃねぇのー」
浮足 不和々:ふと脳裏をよぎるどこぞの女教師にくびをふりふり……ふと、こちらに向く視線に気づく。
烏丸 蔵人:「……」
烏丸 蔵人:声をかけるでもなく、二人の気の抜けた姿を観察していた。
浮足 不和々:「んー………んん?」
烏丸 蔵人:「おっと。やあ、こんにちは不和々嬢。奇遇だね」
烏丸 蔵人:しゅぴっと指を揃えて挨拶。
浮足 不和々:「……うわ、王子じゃん」
烏丸 蔵人:「うわって。傷つくなあ」
烏丸 蔵人:さして気にしていない様子で。
伊良波ユズリ:「おーひ?」麺を咀嚼している。
浮足 不和々:「いやいや、誉め言葉よ誉め言葉、スマート真摯な王子様のご尊顔、この平民にはまぶしゅうて」
浮足 不和々:「性別変わっとりまんがな、おうじおうじ、すんげぇ女性に優しい王子様よ」
烏丸 蔵人:「こんにちはユズリ嬢。ああ、食事中に失礼。ゆっくり食べてくれて大丈夫」
伊良波ユズリ:「おー……身長高いね」
浮足 不和々:「ね?1年の頃から気づけてりゃぁ良いブロックが…!」
烏丸 蔵人:「王族なんてそんなに大それたものじゃない。ぼくは一介の紳士見習いだとも」
烏丸 蔵人:「君たちのスポーツ、男女混合あったっけ?」
浮足 不和々:「大会はそりゃぁ大体わかれっけど、普段やる分にはいろんなのとやれたほうがいいじゃん」
浮足 不和々:「ねー?」
浮足 不和々:向かい合う同級生に笑いかけ
伊良波ユズリ:「だねー」
伊良波ユズリ:「まあ競技としては別だけども、運動量ではあんま性別で差無い気がするし」
烏丸 蔵人:「なんだ、それは確かに残念。声をかけてくれたら喜んで飛んでいったというのに」
伊良波ユズリ:「なにせコレですからなー」指で九字を組む。
烏丸 蔵人:「ですからなあ」指を真似して
浮足 不和々:「ですです」仲間外れは嫌なので混ざって九字九字
烏丸 蔵人:「なんなら今からでもお声をいただければお手伝いしますよ」
烏丸 蔵人:「レディファーストは紳士の嗜みだからね」
伊良波ユズリ:「えっホント!? ありがたいな!」
浮足 不和々:「……ありゃ、噂で聞いてたよりマジ王子じゃん!」
伊良波ユズリ:「あっでも、2:2になんないと練習変わんないか……王子くんもう一人お友達連れてこれる……?」
烏丸 蔵人:「おっと失礼。先にやることがあるので、その後でよければ、と枕詞がつくところだ」
伊良波ユズリ:「あっそかそか、先走っちゃった……ごめんね!」
浮足 不和々:「なぁに、やれるときは練習練習、れれんしゅうだからね、そっちの都合のつくときでいいってもんよ」
伊良波ユズリ:乗り出していた身を戻して座りなおす。
烏丸 蔵人:「いやいや、こちらが軽率だった。ところで、二人を訪ねたのもその先に入った用事の件でね」
浮足 不和々:「あ、先にやることあるってもしかしてうちらなんかお邪魔しちゃった?」
浮足 不和々:「おっと逆にどんぴしゃ」
烏丸 蔵人:「うむ。君たち、こちらに来てから不良の姿は見かけたかな?」
烏丸 蔵人:「猿のような奇声を上げる不良というか、不良のような奇声をあげる……いや、これは流石に失礼だな」
浮足 不和々:寝そべっていた姿勢を正し、しっかりと耳を傾ける。
伊良波ユズリ:「不良? 近くでは見てないよー」
浮足 不和々:「不良ねぇ……猿みたいな奇声なんてうちではだれでもあげるし目撃はしてないなぁ」
伊良波ユズリ:「遠目には見たかも……けど益満浜にはいつも生息してるっぽいからね」
烏丸 蔵人:「そうか。まだ見つかっていないならいいんだが……実は先程、河で出くわしてね」
浮足 不和々:「うーわ、ご愁傷様」
浮足 不和々:「バナナの木とかと間違えられたんだろうねぇ…明日は我が身だ…」
烏丸 蔵人:「そう、明日は君たち、にならないようにだ」
烏丸 蔵人:「ナワバリを主張していたし、チーム名も名乗っていたから、結構な人数がたむろしているんだろう、この辺」
伊良波ユズリ:「えー、ありがとう……王子くんは大丈夫なの?」
浮足 不和々:「無抵抗にむきむきされたりはせんけどねぇ……サンキュサンキュー」
烏丸 蔵人:「心配ありがとう。ぼくの方はひとまず大丈夫、と言っておこう」
烏丸 蔵人:「で、まあ。君たちも忍びだ、不覚を取るようなことはないと思うが……」
烏丸 蔵人:「練習を邪魔されたらたまらないだろう?」
烏丸 蔵人:「今年は特に、大事な時期だろうからね、君たちにとっては」
浮足 不和々:……肩をすくめ
浮足 不和々:「………ほんっと、気配りできる王子様だことで、あんがとね」
伊良波ユズリ:「……うん、気を付ける」
伊良波ユズリ:少し深刻な表情になって頷く。
烏丸 蔵人:「いえいえ。もし不安なら、風紀委員のニラミャー……韮宮という男に相談するといい」
烏丸 蔵人:「少々見た目は厳ついけれど、信頼のできる男だと思う。悪いようにはしないはずだ」
浮足 不和々:「はぁん、ニラミャーねぇ……水着が戦闘着ってうちらの風紀を理解してくれる人なら良いけど……」
浮足 不和々:「……いや、うちの風紀なら大丈夫だったわ」
烏丸 蔵人:「ぼくは理解しているし賛同したいなあ。とてもうれしいから」
烏丸 蔵人:ふふ、と笑って。
伊良波ユズリ:「風紀委員を信じるしかないけど~……」
伊良波ユズリ:「あんま口出して欲しくないよね~」
烏丸 蔵人:「ああ、集中できない?練習の邪魔になってしまうかな」
伊良波ユズリ:「つきっきりでいてもらうわけにもいかないしね!」
烏丸 蔵人:「それはそうか」
浮足 不和々:「なんなら一緒に2on2してくれるちょろく元気な風紀委員とかがいるんならそれでもよくってよ~?」
烏丸 蔵人:「探してみるよ。ついでに根本的な解決も試して見るから、うまくいくよう願ってもらえると嬉しいな」
烏丸 蔵人:「女性の応援は百人力だ」
浮足 不和々:「お、なんでもしてくれんじゃんねー?浮足ちゃんたら甘えちゃう、ふれーっ、ふれーっ」
浮足 不和々:空のどんぶりをボンボンに見立て、上下に揺れて応援す。その胸は一切揺れなかった
烏丸 蔵人:「力が湧いてくるねえ」ぐっとガッツポーズ
烏丸 蔵人:「ぼくからの用事はひとまずそんなところ。なにか聞きたいこと、話したいことはあるかい?」
浮足 不和々:「んー、そうだねぇ……特には……?」
浮足 不和々:「あぁ、いや」
浮足 不和々:「王子なんてからかって悪かったねぇ?……フフ、確かに紳士ってやつさ、残り短い3年だけど、ほどほどに誤解を説くよう努力してあげるさ、からすん」
伊良波ユズリ:「王子って初めて聞いたよ、かっこいいと思うけどなー」
烏丸 蔵人:「謝るようなことはなにも。多少の揶揄いも親しき仲ならコミュニケーションさ」
伊良波ユズリ:「でも嫌なら私も変えるね、烏丸君!」
烏丸 蔵人:親しき仲なら、をやや強調しつつ。
烏丸 蔵人:「……」
烏丸 蔵人:「………」
烏丸 蔵人:「…………他に質問は?ぼくのこととか」
浮足 不和々:「………」
伊良波ユズリ:「………」
浮足 不和々:「……声かけたの何番目?」
烏丸 蔵人:「一番!」
烏丸 蔵人:「……信憑性ある?」
伊良波ユズリ:「疑うほどよく知ってるわけじゃないけど……」
浮足 不和々:「ま、美人シスターズだからね♪」
烏丸 蔵人:「それはそれで悲しい!」
烏丸 蔵人:「間違いない」
伊良波ユズリ:「誉め言葉は素直に受け取っておく! ありがとねっ」
烏丸 蔵人:「では、そろそろ失礼しようか。他のサークルにも声をかけないといけないから」
浮足 不和々:「うーん、すっごい信憑性」
浮足 不和々:けらけら、と笑い最後に手を出す。
浮足 不和々:「他のサークルに誘われても、練習のこと忘れないように?ゆっびきーりーげーんまん♪」
烏丸 蔵人:「おっと、これはこれは」
烏丸 蔵人:小指を差し出し、ゆびきりのフリ。
烏丸 蔵人:そろそろ感情判定します
烏丸 蔵人:歩いて探し回ったので歩法で判定
烏丸 蔵人:いいかな?
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:このようにシノビガミのミドルシーンの感情判定、情報判定は
烏丸 蔵人:特技を指定して、その判定を行うことで成否が出ます
烏丸 蔵人:今回は自分の取得している特技を選択して判定するので
烏丸 蔵人:難易度5。2d6で5以上を出せば成功です
烏丸 蔵人:2d6>=5 判定:歩法 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
烏丸 蔵人:成功。今回は感情判定を行ったので
烏丸 蔵人:これで浮足さんと感情を結べますね
GM:解説ありがとうございました!
GM:では烏丸君と浮足さんは感情表(ET)を振ろう
浮足 不和々:ETと感情を結ぶと覚えておくとダイスボットがふりやすいね!
烏丸 蔵人:ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
浮足 不和々:ET 感情表(2) > 友情(プラス)/怒り(マイナス)
烏丸 蔵人:憧憬取ります。青春してるな~って
浮足 不和々:友情を感じます、良い奴!
GM:感情はプラスとマイナスがあるよ! ロイスと違って簡単に反転させられないので注意しよう!
烏丸 蔵人:基本的に一度取得したらもう一回同じ人と感情判定したり
烏丸 蔵人:忍法で操作とかしない限りそのままなのです
GM:では〆のロールをどうぞ~
烏丸 蔵人:「それじゃ、失礼。応援しているよ、Mariciのお二人」
烏丸 蔵人:軽く手を振ってその場を去る。
GM:ではそこにぶつかる影!
烏丸 蔵人:手帳を取り出そうと視線を落としたところにぶつかる。
烏丸 蔵人:「おっと、失礼。大丈夫ですか?」
浅葱シナノ:「あ痛っ」
浅葱シナノ:「いや、こちらこそ不注意でした。ご容赦ください」
浅葱シナノ:警戒色のパーカーを水着の上に羽織った少女だ。
浅葱シナノ:「おっと、すみません、急ぐので……自分は浅葱シナノと申すものであり……です」
浅葱シナノ:「学舎の宿におりますので、何かありましたら連絡を!」
浅葱シナノ:ぴゅうと走り去っていく。
烏丸 蔵人:「これはどうも。ぼくは烏丸……あらら」
GM:学舎の宿、という言葉から、彼女もまた宇賀品学院の生徒であることがわかるだろう。
烏丸 蔵人:落とした視線を上げる途中で見えたものに心を踊らせていたら、返答する前に行ってしまった
烏丸 蔵人:「残念。自己紹介は次の機会か」
烏丸 蔵人:言いながら改めてメモ帳を取り出す。
烏丸 蔵人:ページをめくり、『Marici』の欄にチェック。
烏丸 蔵人:備考:三年生二人、コート権で進退厳しい?
烏丸 蔵人:追記:練習手伝う 約束
烏丸 蔵人:「よし、と」
烏丸 蔵人:ぱらりぱらりとめくっていく。さて、あと何ページあるのだったか。
烏丸 蔵人:(あまりゆっくりもしてられないな)
烏丸 蔵人:次のサークルの活動場所へ、早足で向かう。
烏丸 蔵人:楽しい合宿にしたいものだ。本当に。
第零サイクル:阿木弥仁
GM:====
GM:【第零サイクル:阿木弥仁】
GM:登場希望とシチュエーションをどうぞ~
阿木 弥仁:茨谷センセーにのみ出てもらい 海かなー 祭の準備のはなれてきな
阿木 弥仁:かき氷とかたべるやつ
GM:はあい ちょっとNPC出しても大丈夫でしょうか?
阿木 弥仁:全然大丈夫です!
阿木 弥仁:おまかせします
GM:ありがとうございます~ 先生は勿論出るよ
GM:====
GM:──益満浜・大通り
GM:若干傾いた日が、通りに影を映している。
GM:夏祭りを控え、大通りには出店の骨組みが並んでいる。食品の出店などは、一足早く営業中だ。
GM:昼が続いてほしい気持ちと、夜が待ち遠しい気持ちが交差する、浮ついた時間。
GM:アスファルトの上の影が、悩むように揺らいでいた。
阿木 弥仁:ブルーハワイ!イチゴ!かき氷をふたつ手にしている。ゆらぐ影を軽やかに踏む。
阿木 弥仁:「センセーどっち派すかあ」
茨谷小仲:「先生は、イチゴ派です!」
茨谷小仲:流石に一枚羽織ってはいるが、白い水着はそのままだ。赤い顔もあまり変わっていない。
阿木 弥仁:「おし、ではどーぞ~」イチゴを渡します。
茨谷小仲:「えー、食べさせてくださいよぉ」
茨谷小仲:「先生はジョッキで手がふさがっています!」
阿木 弥仁:「はっ?」
茨谷小仲:あー、と小さな舌を出している。
阿木 弥仁:かき氷を手に、うろうろし。
阿木 弥仁:(これ、おれは悪くない!)
阿木 弥仁:(この学校が狂ってるせい!)
阿木 弥仁:ふたつを抱え、小さなストロースプーンですくう。
茨谷小仲:はやくはやく、というように阿木くんの服の裾を引く。その手が空いているのでは?という疑問は酔っ払いの脳みそには浮かばない。
阿木 弥仁:(あれ、手……)まあいいや…
阿木 弥仁:「ほいっ」小さな舌に氷をのせてやる。
茨谷小仲:「んんっ」
茨谷小仲:「つめたい!」
阿木 弥仁:「どすかー。二日酔いにききそ?」
阿木 弥仁:「いちお、おれら祭前の見回りなのに、センセー酔ってたら叱られね~かな~」
茨谷小仲:「アキくんはまじめですね~、えらいえらい」
茨谷小仲:精一杯背伸びをして頭を撫でる。かなり小柄な教師だ。
茨谷小仲:「酔ってませんけど~、酔ってても、みんながちゃんとしてくれると信じているのです」
阿木 弥仁:つまりこちらからの視点では……なんやかんや見とく。
茨谷小仲:「ウガ高は生徒の自立心を……」
茨谷小仲:「自立心……」
茨谷小仲:「……」
阿木 弥仁:「………センセ?」
茨谷小仲:「あっアキくんアキくん、青いやつくださいなっ」
阿木 弥仁:「えーっそっちも!?」
茨谷小仲:「これね~、いっぱい食べると舌が青くなるんですよ~」
阿木 弥仁:「いーすけどお」ブルーハワイを掬う。「なんかぁ…」
阿木 弥仁:小さな唇に含ませ。「………なんかやらしいんすよ!」
阿木 弥仁:「風紀ってなに!?ニラッチおれわかんねえよ…!」
阿木 弥仁:「もうそんなもんねえよここには…!」
茨谷小仲:「先生の専攻は補習でふ」ストローを咥える。
阿木 弥仁:「おれ補習なんねえもん~」
茨谷小仲:「風紀は……風紀委員のアキくんが決めていいんですよ?」
茨谷小仲:「先生は生徒の自立心を、応援、します」
茨谷小仲:くすくすと笑う。
阿木 弥仁:「はっ…、…まさか……、あれか!誘惑に負けないための…!」
阿木 弥仁:「そのためにセンセーはエロい水着で……くノ一術………はみだす………ベロ……!ってことかよ………!」
阿木 弥仁:「それが……忍の補習だったのか!?センセー……!?」
茨谷小仲:「そうでふ」もう普通にストローを奪ってかき氷を食べている。
阿木 弥仁:ばくばくとブルーハワイをたべだす。冷たくてキーンとなり、それが逆にありがたい。
阿木 弥仁:ここでしよう 感情判定を…
GM:指定特技を……宣言しな!
阿木 弥仁:エッチな教師に負けない つまり遊芸です
GM:なるほどね 見せていただきましょう
阿木 弥仁:2D6>=5 (2D6>=5) > 11[5,6] > 11 > 成功
阿木 弥仁:負けねえ!!!
GM:負けなかったね
茨谷小仲:ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)
阿木 弥仁:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
茨谷小仲:おっ、これは狂信をとっちゃおっかな~
阿木 弥仁:狂信されちゃうな…
茨谷小仲:風紀委員のアキくんが言うなら……これも風紀なんですよね♡
阿木 弥仁:こちらは愛情をとります
阿木 弥仁:普遍的な感情すからね LOVEは
GM:そうだね
GM:〆のロールをどうぞ!
茨谷小仲:「アキくん、頭だいじょうぶですか~」
茨谷小仲:頭痛を心配している。決して思考が揺らいでいるのを指摘しているわけではない。
阿木 弥仁:「ぶっちゃけ、まあその、海で水着の女子狙いでこれ受けたのもあるんで……ってえ」キーンとなる。
阿木 弥仁:「その点ではまあ」
阿木 弥仁:「だいぶ………夏サイコー感でてきましたよね」
茨谷小仲:「えへ」
茨谷小仲:「そうなら先生も、嬉しいです」
茨谷小仲:「いーっぱい、楽しんでくださいね」目を細めて笑う。
阿木 弥仁:「その上でセンセーのそれには負けずに乗りきりますよ!おれ生徒会すからね!」
阿木 弥仁:べー、と舌を出す。その舌はこの海ほどではない、ブルーハワイの青に染まっていた。
第零サイクル:浮足
GM:登場希望とシチュエーションをどうぞ~
浮足 不和々:はいな、せっかくカラスンに線をつないでもらったので生徒会の男子二人を呼ぼうかなと
浮足 不和々:ユズリンはおいてきた、2人前ワシが頂く
阿木 弥仁:!
GM:アキくんと韮宮でいいのかな?
浮足 不和々:そうですね!曖昧な指定で申し訳なし!
浮足 不和々:場所は夕方の海、情景描写⇒こちらで若干ものろいで⇒不良に絡まれてたりなんかしてるところを助けてもらったりしようかな
浮足 不和々:見回り中でも仲良し男子二人で遊んでいてもその辺はご自由に
GM:はあい
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:陽が傾き、水平線が薄紫に染まってくる時間。
GM:太陽の熱は海の冷たさに混ざり始め、波が一度寄せて返すごとに、夜が歩み寄る。
GM:海水浴客も少なくなった砂浜は、遠くまでよく見えた。
浮足 不和々:烏丸との出会いの後、練習、練習、ド練習。平時は使えぬ砂浜の感触を十分に堪能した二人は、一時別行動となった。
浮足 不和々:「合宿地来た当日にすぐ練習始めて荷物も碌に出してないわ初日オーバーワークは云々かんぬんびちびちばればれ」
浮足 不和々:(――なんてもっともらしく言いましたが?)
浮足 不和々:(来る時、飯時、練習時、ずっと一緒で中々離れる機会もないわけで。ユズリンも一人、相方も気にせず黄昏れたりする時間も必要かなーって)
浮足 不和々:(――うむ、気が回る 浮足ちゃん助演女優賞♪)
浮足 不和々:自身の内助の功具合を誉めたたえ、自身もまたガス抜きのために気持ちを切り替える。
浮足 不和々:「ビーチバレーさんっ、浮気じゃないの…浮足ちゃんてば夏に浮足立っているからッ―!!他にも色々やりたくてーっ」
浮足 不和々:来てからずっと、俺を見ろよと波音の自己主張を続けていた海に、ふわっ…と天にも昇るような足取りで飛び立ったのが数十分前、
浮足 不和々:夕陽がジワジワとその顔を落とすのに連動するかのように、目の前の面倒ごとに気分は盛り下がっていた。
不良A:「ヘイ嬢ちゃん、浮かない顔してどうした?」
不良A:「もっと夏に浮かれたくないか? ウキウキしたくないか? っていうかウキウキすればよくね?」
浮足 不和々:「いやー、海に来たつもりが動ぶ……山?来ちゃったみたいでー」
浮足 不和々:「嫌いじゃないけどなんかちょっとウキウキとピョンピョンするのは勝手が違うかなぁって」
不良B:「ホッホッホッ……」
GM:突然現れた不良に前後を挟まれてしまう。夜行性である彼らは陽が落ちてから動き始めるのだ……
浮足 不和々:(あちゃー、面倒だなぁ……倒す……のは訳なさそうだけど地元民だとしたら今後が面倒だし……)
浮足 不和々:ちら、と周囲を見るが日も暮れ始めたからか人は引き揚げ始め、助けにも期待できそうにない。
不良A:「ヘイヘイヘイ! 一緒にバナナ剥こうぜ! 俺たちも剥き合っちゃったりして! ウキャキャキャキャ!」
不良A:「こっち見ろよ姉ちゃん! ウキャキャ!」
浮足 不和々:「うーわ、マジでムキムキされそうじゃん おたわむれを~~」
不良B:「ホホウ(歩法)」
GM:浮足さんが緩やかに距離を取ろうとしても、不良たちは絶妙な歩き方で距離を詰めてくる。
GM:あわや、真夏の追い込み漁が成功してしまうのか……そのとき!
阿木 弥仁:なにか反射するものが飛来する。
阿木 弥仁:それは彼らの動物的な本能を刺激し視線を集め、たところでビリビリビリ!
阿木 弥仁:電撃走る!
不良A:「ウギャーッ!?」
浮足 不和々:「おぉ!?」
阿木 弥仁:「猿の捕獲は電気柵!」
不良B:「オホホーッ!?」
浮足 不和々:(おおっと中々のイケメンくん!遊ぶぐらいは全然ありあり!)
阿木 弥仁:「ニラッチ捕獲お願いできるー?」
韮宮灰輝:「チッ……任せとけ!」
阿木 弥仁:「きみダイジョーブー?てか今の…猿!?」
浮足 不和々:(おおっとゴリラ追加 縄張り争いか!)
阿木 弥仁:「あっ、人っすね」
阿木 弥仁:「生徒会っす、おれら」
韮宮灰輝:前蹴り! からのストンピング!
浮足 不和々:「はぁーい、いやぁおねーさん助かっちゃった♪」
韮宮灰輝:「他人様に迷惑掛けやがって……何してんだテメエらオラーッ!」
浮足 不和々:「どっちも強いねぇあのゴリ…人くんも!」
浮足 不和々:「…生徒会っていうのは、こう、うちのだなぁって感じがしちゃうけど!」
不良A:「こ、これは韮み……ゲボーッ!」
阿木 弥仁:「女子が絡まれてるって聞いたからナンパだと思ったんだけど」
不良B:「ホッホッホッホギャーッ!」
阿木 弥仁:「もっと普通になんか…動物だったね」
浮足 不和々:「まぁ……より動物的だけど間違いじゃないかなぁ、バナナと間違われてムキムキされるかされないか?みたいなとこでした」
阿木 弥仁:(下ネタか?)
GM:不良たちはコテンパンにされてしまった!
阿木 弥仁:「あ、マジか。ならよかった」
阿木 弥仁:「まあ生徒会とかは気にしないでー。人として当然てきなあれっすから」へらへら笑う。
浮足 不和々:「いやー、本当感謝感謝!どうしようかと思ってたからさー!」
浮足 不和々:「浮足ちゃんは浮足不和々、ウガ高の3年生でーす、よろしくしくー★」
阿木 弥仁:「思った以上に治安が終わってたっすね」
阿木 弥仁:「三年!先輩じゃないすか~」
韮宮灰輝:「ああ、夜になればあんなもんだコラ」
浮足 不和々:「治安と浜の奇麗さは一致しないもんだよねぇー」
阿木 弥仁:「おれ二年の阿木 弥仁っす!ウガコー二年」
韮宮灰輝:「19時以降の不要な外出は控える、しおりにも書いてあんぞコラァ!」
阿木 弥仁:「えらい」
浮足 不和々:「うーい、よろしくアッキー!もう片方の子も思ったよりマジメな子だぁ!?」
韮宮灰輝:「同じく二年の韮宮灰輝だコラァ! ご無事で何よりですオラ!」
浮足 不和々:「おかげさまで楽しく過ごせますだコラァ!」
阿木 弥仁:「えーと、ふわわさんは部活?補習すかね?とにかく夜は気を付けてくださいねえ」
浮足 不和々:「……んむ?にらみや?」
阿木 弥仁:部活のでない水着姿の彼女の所属がわからない。
阿木 弥仁:「ん?」
阿木 弥仁:「どーしました?」
阿木 弥仁:「さっきの猿といいニラッチって隠れ有名人なんすかね」
浮足 不和々:「あー、浮足ちゃんてばビーチバレーサークルってやつやってんだけど」
浮足 不和々:「ちょっとさっきみたいな困ったことがありそうだったら、風紀委員のニラミャーくんを頼れって友人からアドバイスもらっててねぇ」
韮宮灰輝:「出身がこの辺だから、地元では少しは名が通ってたかもな」
阿木 弥仁:「おお」だから日焼け跡が、と内心思う。褐色と少し白い肌の境がまぶしい。
阿木 弥仁:「へぇーっ!」
浮足 不和々:「まぁそんなに長くはならないんだけれど…」
阿木 弥仁:「すげえじゃんニラッチ~」
阿木 弥仁:「ついでにおれにも聞かせて?」
韮宮灰輝:「チッ、頼られちゃ断れねえ……風紀委員としてもな」
浮足 不和々:「さっきの不良がまた出てきても怖いからさー?ちょっとお姉さんとギリまで遊びながら?事情説明させてほしーなー」
韮宮灰輝:「あ!? ハナシ聞いてなかったのかテメエ!」
阿木 弥仁:「えー嬉しい。おれは大歓迎すよぉ」
韮宮灰輝:「この辺はふざけた野郎が多いんだ! 学舎の宿で話はお伺いさせてもらうぞオラァ!」
阿木 弥仁:「あ、バレーはド下手くそなんで教えてほしいな~。どしたニラッチ」
阿木 弥仁:「おおうえらい」
浮足 不和々:「おやまお偉い……じゃあ折衷案で海沿い歩いてパシャりながら説明ターイム!浮足ちゃんまだ遊んでねーのよ!これが!」
浮足 不和々:というわけで説明をかいまみつつ感情判定行くぞ!
GM:指定特技の宣言をどうぞ~
浮足 不和々:アッキー君と<水術>で遊んで感情を取得する!
阿木 弥仁:いぇーい!
GM:どうぞ~
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
浮足 不和々:ギリでも成功でーす!
阿木 弥仁:やったぜ
阿木 弥仁:えーと感情感情
GM:ETですね~
浮足 不和々:ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
阿木 弥仁:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
阿木 弥仁:健全だ!
阿木 弥仁:プラスの共感でとるよ!
浮足 不和々:憧憬かな、お仕事全うできるぐらいまじめでいいなー♪
阿木 弥仁:へへ
阿木 弥仁:夏を楽しむ心に共感っす
GM:では〆のロールをどうぞ
阿木 弥仁:「ビーチバレー、見てて思ってたよりムズいすね…」
阿木 弥仁:「足が取られる~」
浮足 不和々:「んふふ、でもどっちかっつーとアッキー君のがいー線いってるよ?…水の扱いが上手だよね」
浮足 不和々:「精進するのだニラミャー」
阿木 弥仁:「なーるほど水か」と真面目に頷く。
韮宮灰輝:「チッ……前はこんなことなかったのによォ」
浮足 不和々:(まぁ水際でビーチバレーやるわけじゃないからそんな生きんけどな!)
韮宮灰輝:「風紀を背負った”重さ”ってことかヨ……!?」
浮足 不和々:「本当に見た目以外風紀委員の鑑のようなやつで偉い偉い…」
浮足 不和々:「……とまぁ、つい熱が入っちゃったけど、もし可能であれば練習中に不良が来ないか見守っててほしい~」
浮足 不和々:「あんど、もし気が向けばだけどいっしょに練習なんかもしたいなーってね、スパイク撃ってくれるだけでも拾う練習できっからさー♪」
阿木 弥仁:「あは、それくらいならお安い御用ですよぉ」
阿木 弥仁:「いつでも呼びつけてください」
韮宮灰輝:「砂浜の見張りか……人員に余裕はねえんだが……」
韮宮灰輝:「おう、ヤヒトが行くなら任せたぞオラァ」
浮足 不和々:「いやー、出会いに感謝感謝!今度お礼に飲み物でも差し入れするからさ?……っと、もう宿かぁ」
浮足 不和々:「ではお二人さん、ありがとうございました♪」
韮宮灰輝:「おう、ゆっくり休んでくださいオラァ!」
浮足 不和々:にかっ、と落ちかけた日を照らさんと輝く笑顔で、ててて、と駆けていく。
浮足 不和々:私たちにも二人にも、夏はまだ始まったばかり。
浮足 不和々:今後も輝かんばかりの青春があらんことを――
GM:====
蒜山テリア:「おお~、ウガ高生徒の鑑……」
蒜山テリア:別れた三人を物陰から見つめる女子!
蒜山テリア:「悪漢からうら若き少女を救い、そして宿までエスコートするとは? 学生とはかくあるべし、という模範を見せつけられたような気持ちだね」
蒜山テリア:「うん、これは実にいい話ができそうな気が……するね。写真の現像を頼むよ」
蒜山テリア:片目をつぶり、背後に話しかける。
鈴白マツカ:「あ……えっと」
鈴白マツカ:カメラを携えた小柄な女子生徒が、申し訳なさそうに目を伏せている。
鈴白マツカ:「すみません、たぶん逆光で何も……」
蒜山テリア:「………ふっ、いいんだよ」
蒜山テリア:「この光景の美しさはその場にいた者にしかわからないだろう。私が野暮だったのさ」
蒜山テリア:「絵にも描けない美しさ……ってね。まさに海の竜宮城のように?」
蒜山テリア:ウインク。
鈴白マツカ:「? あ、ありがとうございます。すみません……」
蒜山テリア:「私たちも風紀委員に見つかる前に帰らないとね……健全な執筆は健全な活動からだ!」
GM:砂を叩き落とした二人もまた、暗がりが訪れる前に。
GM:輝く夏の模様は、まだまだ先に控えているのだ。
第零サイクル:生島鋼一
GM:登場希望とシチュエーションをどうぞ
生島 鋼一:仕方ねぇな…来いよ…もみ岡……
籾岡シルク:そんな名前のNPCはいません!
生島 鋼一:籾岡シルク!
籾岡シルク:何ですか生島助手~
籾岡シルク:ぽてぽて
生島 鋼一:シチュエーションは、そうですね
GM:祭りなどにしてもいいですよ
生島 鋼一:あー、では
生島 鋼一:祭り囃子が聞こえる距離ぐらいの浜辺で、何か一人佇んでるので、そこに籾岡さんが来るって感じにしましょうか
GM:はあい
生島 鋼一:時系列的には普通に門限破ってるなこれ…
GM:遡ってもいいですよ!
GM:勿論門限を破ってもいい
生島 鋼一:じゃあちょっと遡って、ニラミャーの怒鳴り声が聞こえてきたタイミングでやべぇやべぇってなるのやりたいです
GM:お、いいですね
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:益満浜は海を中心とした町である。砂浜と、祭りの会場となる大通りは近い。
GM:祭りの本番は明日であるが、出店のほとんどが立ち並び、笛や太鼓の囃子は浜辺にも微かに聞こえていた。
GM:橙の夕陽が、一つきりの提灯のようにあなたのほほを照らす。
生島 鋼一:一定周期で押し寄せる波の音が、鼓膜を揺らし
生島 鋼一:虹彩に染み込むような夕日の光に、少しだけ目を細め
生島 鋼一:木の棒片手に岩場に腰かけて、遠くから聞こえる祭り囃子に肩を揺らしている。
生島 鋼一:ふと、視線を落として
生島 鋼一:砂浜に描いた”パチンコ”の文字の内、パだけが波に攫われた事を確認して
生島 鋼一:「……ふっ」
生島 鋼一:「何やってんだ俺」
生島 鋼一:天を仰ぐように独り言ちる
GM:視界の上部から、逆さの顔が覗き込んでいる。
籾岡シルク:「いや、本当に何してるんですか?」
生島 鋼一:「おう籾岡、補修ぶりだな」
生島 鋼一:「それ自前の水着?似合ってんじゃん」
生島 鋼一:「今は、出来るだけ砂浜は見ないで欲しいぜ」
籾岡シルク:「むふ、自分で選びました」
籾岡シルク:「いやまあ……見えてますけど……」
生島 鋼一:「へー、やっぱそういうの自分で選ぶんだな」
生島 鋼一:「……」
生島 鋼一:「むっ……」
生島 鋼一:「難しいから……ああやって調節するの…!」
生島 鋼一:言い訳がましく言葉を吐く
籾岡シルク:「べつに責めてないですよ……生島さんはそんなでしょずっと」
籾岡シルク:「推理するまでもありません」
生島 鋼一:「俺はみんなの脳細胞に優しい奴だからなー」
籾岡シルク:「けど、こんなところで制服着てぼんやりなんて」
籾岡シルク:「それこそどうしたんです? 日暮れまで泳いでるかと思ってました」
籾岡シルク:「水着の着方忘れました?」
生島 鋼一:「俺を甘く見るなよモミー」
生島 鋼一:「水着を忘れたんだよ」
籾岡シルク:「そ、そんな」
籾岡シルク:目が動揺する。
籾岡シルク:「私、そんなつもりじゃ……生島さん……」
生島 鋼一:「流石に俺も、裸で泳ぐほど馬鹿じゃぁ…ないぜ」
籾岡シルク:「夏合宿に水着を忘れるなんて……」
籾岡シルク:心から憐みの目を向けている。
生島 鋼一:「………」その憐れみの目に耐えかねて、すっと視線を落とす
生島 鋼一:「……遅刻したからさぁ、補修とか…昼からもやったじゃん、俺達」
生島 鋼一:「だからせめて、水着のねーちゃん達ぐらいは拝んでいこうと思ってたのに、水着ねーでやんの」
生島 鋼一:「制服のままうろついて監督生に間違われても困っちゃうから」
生島 鋼一:「こうして………ふっ…」
生島 鋼一:しょーもない単語が書かれた砂浜に視線を移して
生島 鋼一:「一匹の餓狼と化している訳よ」
籾岡シルク:「あっ……あぅ……」おろおろしている。
生島 鋼一:「泣くな、籾岡…泣くのは俺一人で十分だ」
籾岡シルク:「……生島さん、まだ諦めるには……」
籾岡シルク:(いや……慰めの言葉がいかに無力か……人より多少優れた頭脳があったところで……)
籾岡シルク:唇をかむ。
籾岡シルク:(私には、助手一人救えない……!)
籾岡シルク:だがその時、電流奔る──!
籾岡シルク:正確に言えば祭囃子に紛れて流れてくる放送が聞こえてきたのだが。
籾岡シルク:「生島さん! お祭りに行きましょう!」
籾岡シルク:「くじ引きです……! 男性用水着が商品として扱われていたはず……!」
生島 鋼一:「……!」
生島 鋼一:「馬鹿な…そんな上手い話がある訳……!」
籾岡シルク:「もちろん、リスクはあります……!」
籾岡シルク:「くじのひもはいっぱいあります……水着は複数あったとは言え、失敗すればすべてを失う……!」
生島 鋼一:「いっぱい……いっぱいって事は……いっぱいあるのか…」
籾岡シルク:「いっぱいです……」
籾岡シルク:その瞳は震えている……しかし、希望を見据えてもいる……!
生島 鋼一:籾岡の、そのしいたけのような瞳を見て、覚悟を決める
生島 鋼一:「……まだ不完全だが…”アレ”に賭けるしかない」
籾岡シルク:「あ、”アレ”ですって!?」
生島 鋼一:「ああ」
生島 鋼一:「───シス研直伝、極・四則演算」
生島 鋼一:「今の俺にはハードルの高い方法だが…ここで決めるしかねぇ」
GM:シス研──私的数学研究サークル『獲りたて狸』の通称!
GM:その活動目的は、競馬競輪パチンコカジノ鉄骨渡りなどのギャンブルへの勝利の方程式を導き出すことにある──!
GM:生島鋼一もまた、私的数学研究サークルの一員として、その業を身に刻みつつあった──そしてそれが今、開花しつつある!
生島 鋼一:籾岡の手を取って
生島 鋼一:「行こう、籾岡。お前には特等席で見せてやるよ」
生島 鋼一:「この俺の、真の力を」
籾岡シルク:「……!」
籾岡シルク:ぎゅ、と手を握り返し、力強く頷く。
生島 鋼一:じゃあここで感情判定を……
GM:特技を宣言してね!
生島 鋼一:もみ岡とイク島の絆、[人脈]で判定します
GM:通すとそのあだ名を認めることになってしまう気がするが……どうぞ!
GM:《人脈》は持っているので、2d6で5以上で成功だ!
生島 鋼一:2D6 (2D6) > 6[1,5] > 6
GM:成功ですね!
GM:ではETを振ってもらいましょう
生島 鋼一:ET 感情表(5) > 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
籾岡シルク:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
生島 鋼一:じゃあこちらは憧憬…ですね
籾岡シルク:ここは共感を取りましょう。私の頭脳についてくることができる素質を感じます……
生島 鋼一:やっぱりすげぇぜ、籾岡は
生島 鋼一:「………」
生島 鋼一:握り返す力を、その手に感じ
生島 鋼一:「…やっぱり頼りになるぜ、籾岡は」
籾岡シルク:「むふん、そうでしょう」
籾岡シルク:「生島さんならもっと助けてあげても──」
韮宮灰輝:『……何してんだテメエらオラーッ!』
韮宮灰輝:遠くでリーゼントの男が大声を上げている! そして民間人に暴行を行っている!
韮宮灰輝:明らかに不良行為……すぐにもこの場に風紀委員が駆けつけてくるのは確実だ!
生島 鋼一:あ……あわわわわわと顔面が青ざめる
籾岡シルク:「に、逃げましょう!」
生島 鋼一:「応ともよ!」
籾岡シルク:握った手を引く。祭りの雑踏へと隠れる。
生島 鋼一:籾岡に手を引かれ、次第に横並びになるように、その場を走り去る。
籾岡シルク:「はー、はー……」胸を抑えている。体力がない。
籾岡シルク:「……くじ引き、行きましょうか」
生島 鋼一:こっちは割と体力はあるので、それほど息は上がっていない
生島 鋼一:「そう………だな」
生島 鋼一:息の上がった籾岡の様子を見て
生島 鋼一:「先になんか飲む?」
籾岡シルク:「資金に余裕は……はぁ……ありませんよ」
籾岡シルク:「私たちはこれから、大博打をうつんです……!」
生島 鋼一:いやいやいや と首を横に振って
生島 鋼一:薄い財布から、紙幣を一枚取り出す
生島 鋼一:「ここに、シス研の活動資金がある。研究費として部員に支給されるものだ」
籾岡シルク:(紙のお金ですって……!?)
生島 鋼一:「大博打なんか、何回も打つもんじゃない。カッコが付かないからな」
生島 鋼一:「一回出来りゃ十分よ」
籾岡シルク:「背水の陣、ということですね……!」
生島 鋼一:「そう、つまりスゲーって事だぜ。」
籾岡シルク:「すごい!」
籾岡シルク:「私ぶどうジュースが飲みたいです!」
生島 鋼一:「すごい!」ラムネとぶどうジュースを購入する
籾岡シルク:「すごい!」キャップをあけ、ぐいぐいと飲み干す。
生島 鋼一:「すごい!」くじ引きの出店を指さし、籾岡の手を引く
籾岡シルク:「すごい!」くじ引きの出店を見つける。一回注文する。
生島 鋼一:大量の紐を見る「すごい!」
籾岡シルク:一本を選ばせる「すごい!」
生島 鋼一:顔に手を当てて、背景に大量の足し算や引き算を浮かべ
生島 鋼一:頷いて、紐を引く。
GM:紐が引かれる。その賞品は──!
店番の女性:「えっと、七等の……水着だね」
店番の女性:「なんかすごいね、君たち……」
生島 鋼一:自分を指さして「すごい?」
籾岡シルク:「すごい!」拍手をしている。
生島 鋼一:うんうんと頷きながら、両手で籾岡とハイタッチする
生島 鋼一:「うし」
生島 鋼一:「じゃあ帰るか」
籾岡シルク:「はい!」
籾岡シルク:「明日はいっぱい泳ぎましょうね!」
生島 鋼一:「あたぼうよ!」
生島 鋼一:踵を返して、スキップしながら帰路につく。
波治神マゼンテ:「おっと……あなたたち、お待ちなさい」
波治神マゼンテ:金髪の女性があなたたちを呼び止める。
生島 鋼一:「?うお、でっか……」
波治神マゼンテ:確かにすこし身長が高い。日本人離れした体つきだ。
波治神マゼンテ:「怪しい者ではございませんわ。わたくしは波治神マゼンテ……祭りを愛する宇賀品学院生徒のひとり……」
生島 鋼一:「へー、俺は生島鋼一、祭りは好きです」
波治神マゼンテ:「あなたたちの祭りの楽しみ方、ファンタスティックでしたわ! おひねり代わりに受け取って頂戴な」
波治神マゼンテ:たこ焼きを一皿くれる。出来立てだ。
生島 鋼一:「あ、マジで?いいんすか?」
波治神マゼンテ:「勿論! いっぱい楽しんでちょうだい!」
生島 鋼一:「やったーもうけもうけ」
波治神マゼンテ:「明日はもっとすごいたこ焼きを作りますのよ。是非買いにいらしてね!」
波治神マゼンテ:ウインク! 豊かな髪が波打つように揺れる。
生島 鋼一:「はーい、金があればっすけど」
生島 鋼一:波打つ金髪から漂う香りをめいっぱい吸い込んで
籾岡シルク:「背水の陣をしてしまうと……ひょっとしてその後がたいへんなんですか……!?」
生島 鋼一:「…………」
生島 鋼一:「じ、実はそうなんだぜ」
籾岡シルク:「生島さん……!」絶望的な目。
籾岡シルク:「ほふほふ」たこ焼きを口に運ぶ。
生島 鋼一:「明日の事は」
生島 鋼一:たこやきを頬張って、飲み込む
生島 鋼一:「明日考えりゃいいのよ。気にすんな籾岡」
籾岡シルク:「ふふ……それでこそ私の助手ですね」
籾岡シルク:「そういえば……一つ思ったんですが」
生島 鋼一:「しかし、ハイスイノジンの弱点を見抜くとは流石籾岡……ん?」
籾岡シルク:「水着の女性が見たいのなら……このお祭りでもいっぱい見れそうですよね」
生島 鋼一:「あー………」
波治神マゼンテ:益満浜のビーチと、祭りの舞台の大踊りは近い。
蒜山テリア:必然、海で遊んだ女性がそのまま足を運ぶことにもなり。
茨谷小仲:水着の女性はそこかしこに闊歩していた。
生島 鋼一:「………」
生島 鋼一:「モミえもん、もっと早く教えて欲しかったぜ」
生島 鋼一:「俺が砂浜に文字描き始める前ぐらいに」
籾岡シルク:「……ふふん」
籾岡シルク:なぜか得意げに胸を張る。
籾岡シルク:「初歩的なことです、生島助手!」
生島 鋼一:「かたじけねぇぜ…!籾岡女史!」
生島 鋼一:当然、言葉の意味は分かっていない。
GM:細かい悩みは、祭りへの期待と囃子が、遠くへ流していった。
GM:ああ、真っ盛りなのだ。
マスターシーン
GM:──益満浜・浜辺
GM:陽が落ち、潮風が流れてくる、岩の多い浜辺。
GM:町からも離れた空は、月明かりが眩しく見えるほどに澄み、星を湛えていた。
GM:ちゃぷ、ちゃぷ、と波が跳ねる。
茗荷宿ウララ:その中を、ひとり女性が歩いている。
茗荷宿ウララ:すでに太陽は無いにもかかわらず、白いつば広帽を被り、ゆっくりと波間を見回している。
茗荷宿ウララ:海から、山──万緑館に面している崖を見上げ、少し微笑んでいた。
店番の女性:「……はあ、驚いた」
店番の女性:祭りの場にいた女性が声をかける。目元を覆うゴーグルを装着している。
店番の女性:「こんなところを一人で散歩してていいわけ? 茗荷宿ウララさん」
店番の女性:「私が刺客だったらどうするの?」
茗荷宿ウララ:ゆっくりと視線を移し、微笑む。
茗荷宿ウララ:「心配してくれてありがとう」
茗荷宿ウララ:花の香りのような声だった。
茗荷宿ウララ:「考えていなかったわ。益満浜は……とってもいい場所ですもの」
茗荷宿ウララ:「貴女はそう思わない? 十徳和錆さん……で良かったかしら」
十徳和錆:チ、と舌打ちを返す。
十徳和錆:「私のような木っ端学忍サークルの長も覚えてくれてるんだ。ありがたいね」
十徳和錆:「いや……あなたが正しいかもしれない。私にはここであなたを襲う意思はない」
十徳和錆:「ただ、気になったから声をかけただけ。邪魔したらごめん」
十徳和錆:「──『ミント』の総帥が、合宿にわざわざ参加するとは思えなくてね」
GM:──『ミント』は宇賀品学院忍者サークルでも最大の人数・影響規模を誇る、緑化サークルである。
茗荷宿ウララ:「私は、サークルの大小に関係は無いと思うの」
茗荷宿ウララ:「ただ、集まるべきところに集まるだけ。人も、秘密も」
茗荷宿ウララ:「なんて、自分勝手よね」
茗荷宿ウララ:口元を抑えて笑う。
十徳和錆:「……」
十徳和錆:「そうだね。集まるべき力があれば……」
十徳和錆:「……おやすみ、茗荷宿さん」
十徳和錆:歩き去る。
茗荷宿ウララ:「ええ、おやすみなさいませ」
茗荷宿ウララ:「……良い夜を」
GM:月だけが、青い花弁を最後まで照らしていた。
GM:====
GM:第零サイクルを終了します。
GM:====
マスターシーン2
GM:──万緑館。
GM:陽が落ち、そして再び登る前の、どこかの時間。
韮宮灰輝:「ふう……ざっとこんなもんか、オラ!」
韮宮灰輝:合宿の参加に当たって、祭りで活動を行う学忍サークルも多い。
韮宮灰輝:それらの申請書類を確認するのは生徒会の仕事だ。直前に持ち込まれる書類が多い以上……祭り前日の確認はどうしても時間がかかる。
韮宮灰輝:「やれやれ……随分と面倒な内容ばっかりだったな、コラ!」
韮宮灰輝:「”新型スターマイン花火の火気取り扱い安全確認調査書”……”マリンスポーツ用具の貸出と管理についての申請”……”たこ焼き店の現地調達贖罪衛生管理報告”……」
韮宮灰輝:「”砂浜をコートとして使用する旨の嘆願書”……”風紀委員の写真の記事使用許諾申請”? なんだこれはオラァ」
韮宮灰輝:「くぁ……いや、これは明日でいいか。朝早えから寝なきゃいけねえぞコラ」
韮宮灰輝:「宿に帰るか……冷房ヨシ、電気ヨシ、窓の戸締りヨシ……ん?」
韮宮灰輝:「ありゃなんだ……コラァ?」
韮宮灰輝:「……! ウオオーッ!?」
GM:====
GM:──万緑館。
GM:早朝、と言える時間帯。太陽は先ほどまで、山の端で横になっていた。
GM:そんな時間から万緑館に訪れるのは、そうとう熱心な生徒か、仕事がある生徒会か……事情のある人間だ。
阿木 弥仁:「ニラッチ見回りっつってたしな~」
阿木 弥仁:あくびを溢す金髪の男子生徒。朝は早いが、髪はウェットめのワックスで整え、ヘアピンできちんとセット。
阿木 弥仁:「さすがに頑張ってるやつ放置して寝坊はできねえわ…」
浮足 不和々:「さーって、スポーツドリンクでも作っとこうかなー!タンクタンク」
浮足 不和々:既にラッシュガードに着替え、手には砂浜に設置するための粉ドリンクやボトルなどを携えて
伊良波ユズリ:「備品を山の上に置かざるを得ないのは何としたものかな~」
伊良波ユズリ:眠たい目を擦っている。
浮足 不和々:「取ってくるのもそれはそれで、高山トレーニングみたいと割り切りましょうや~、ほら、生徒会も朝からキリキリしてんよ~」
伊良波ユズリ:「朝からお疲れ様だね~」
烏丸 蔵人:「おっと、一番乗りするつもりだったんだが。みんな熱心だね」
烏丸 蔵人:黒髪で片目を隠した青年が、朗々と声をかける。
阿木 弥仁:「はよ~っす。けっこういるすね」
烏丸 蔵人:「おはよう。君は確か、生徒会の……?」
浮足 不和々:「はよはよっす、見知った顔が多くて浮足ちゃんてばうれしーねぇ♪」
阿木 弥仁:「うすうす!あとはビーチバレー部と、……」
烏丸 蔵人:「おはよう、不和々嬢にユズリ嬢」
伊良波ユズリ:「おはよ~………」
伊良波ユズリ:口を抑えている。
烏丸 蔵人:「元気そうでなにより……というには眠そうだ」
浮足 不和々:「相方低血圧なんよ、より不機嫌だときっと朝噛みつくから注意せよー」
烏丸 蔵人:「コーヒーでも飲むかい?ブラックでよければ」
伊良波ユズリ:「それ山の上まで持って来てんの……」
生島 鋼一:「~♪」
生島 鋼一:………そんな中、こいつ一人だけが”いつも通りですよ”と言わんばかりの表情で突っ立っている
生島 鋼一:生島は馬鹿ではあるが、生活自体は規則正しく、早起きもなんとも思わない。
阿木 弥仁:(………すげえ平然としてる子いるな………)
阿木 弥仁:(あれは……………《その場しのぎ》の……?)鋼の、みたいな呼称で思う。
生島 鋼一:その証拠に、現在は意気揚々と口笛でアメイジング・グレイスを吹き鳴らしている
浮足 不和々:「おや、見知らぬ子もおいすー!ご機嫌ですなー」 物おじせずに口笛男子にご挨拶
生島 鋼一:「?」
生島 鋼一:「ああー、うすうす~」
烏丸 蔵人:「おっと、これは失敬。おはよう、君も部活かい?」
生島 鋼一:同学年で無い事は分かるので、取り敢えず仕立てに出る姿勢
生島 鋼一:「そっすね。シス研所属の一年、生島鋼一って言います」
烏丸 蔵人:「ああ、シス研だったのか!必殺の四則演算はまだ受け継がれてるかい?」
浮足 不和々:「お、狸んとこの1年かー!」
生島 鋼一:「あーはいはいそれはもう脈々と…」何故か指をわきわきと動かして
阿木 弥仁:「おー、シス研かあ」と声をかけようとして。「あれ、ニラッチまだ来てねえのか」ひとりごちる。
浮足 不和々:「こっちはビーチバレーサークル、Mariciの3年の浮足不和々、もし借金漬けで取り潰しになったらおいでなさいな♪バレーしようぜ♪」
大葉遥人:「……妙だな。開いていない」
浮足 不和々:(初日の集合時の号令でも見かけなかった気がするけど…ふむ、隠れるのが上手いタイプの子なのかなぁ)
大葉遥人:館の正門前、壁と同化するように立っていた男子生徒が口を開く。
浮足 不和々:「…おや、にらみゃーくんまだ来てないんだ?見た目に反して凄いまじめなのにねぇ」
生島 鋼一:「おっす!潰れなくても行くかも~~って…そうだそうだ」
烏丸 蔵人:「ん?君は……」
烏丸 蔵人:大葉の方を振り向く。
大葉遥人:「この時間ならば開いているはずだが。裏に回るか」
生島 鋼一:「今日は早くから、随分と人多いですけどなんかあったんですか?」
烏丸 蔵人:「やあ、昨日は世話になったね。覚えてるかい?烏丸だ」
生島 鋼一:「まさか全員補習関係?」
大葉遥人:「……」
阿木 弥仁:「んー?いや朝練とか生徒会とかだと思うすけど。開いてない…?」
大葉遥人:裏口へと進んでいく。
烏丸 蔵人:「ぼくは釣具の調整をやりたくてね。終わり次第釣りに行くつもりだったんだが」
阿木 弥仁:「変だなー。おれ生徒会なんすけど、誰かしら開けてると思ったけど…」
阿木 弥仁:大葉くんについていく。
GM:裏口のノブを回すと、抵抗なく開く。最後まで館に残っている生徒はこの裏口から出て、施錠することになっているが……
烏丸 蔵人:「……ニラミャーがまだ来てないのか。珍しい、寝坊かな」
生島 鋼一:生徒会 という単語を聞いて異様にビビりつつ、裏口の方を覗く
烏丸 蔵人:大葉にスルーされたのにちょっとしょぼんとしながらついていく。
浮足 不和々:「うお!もう一人いた…!とはいえなんかまー、ついてく雰囲気?」
浮足 不和々:「いこーぜー」大葉の出現に多少の動揺を見せつつも、流れで伊良波の手を引きついていき
大葉遥人:「……韮宮。いるか」
GM:声をかける。するとどたどたと音がする──後方から。
阿木 弥仁:「……っ?」振り向く。
籾岡シルク:「いく……生島ぁ……! 生島……!」
籾岡シルク:どたどたと石段を登ってくる。
生島 鋼一:「おお、おはよう籾岡~……って、どうしたん?」
籾岡シルク:「なぜ置いていった……なぜ……!」
生島 鋼一:「…………あ」
籾岡シルク:「一緒に行きましょうって、ひぃ、ひぃ……」
浮足 不和々:「……朝から熱いねぇ」
籾岡シルク:登りきったところで弱弱しく座り込む。
烏丸 蔵人:「さて?そういうやつかなあれは」
生島 鋼一:「………マジで…ごめん…」その傍で膝をついて、切羽詰まったような顔で必死に宥めている
阿木 弥仁:「で………人いる?」大葉くんに尋ねる。
大葉遥人:「……楽しんでいるところ、悪いが」
大葉遥人:「韮宮灰輝が倒れている」
大葉遥人:冷静に声が返ってくる。
阿木 弥仁:「はっ!?!?」
烏丸 蔵人:「……っ!?」
阿木 弥仁:駆け寄る!
浮足 不和々:「……!」
生島 鋼一:「こっちは必死なの!………え?」
阿木 弥仁:「どした!ニラッチ!!!」
浮足 不和々:周囲に気配を研ぎすます。
烏丸 蔵人:大葉を押しのけるように走る。
韮宮灰輝:白目を向き、宿直室で倒れている……頭を強く殴られたのだろうか、出血もしているようだ。
烏丸 蔵人:「韮宮!」
生島 鋼一:…籾岡の背中をぽんぽんと叩いて、それとなく周囲を警戒する
烏丸 蔵人:呼吸を確認する。
大葉遥人:「リーゼントがあれほど短く……早く病院に連れていかなければ、危険だろうな」
韮宮灰輝:息はあるようだ。
浮足 不和々:「襲撃されたみたいだけど……そういうやつなの?」
阿木 弥仁:「連絡する」と病院とか保健委員とかに連絡しようかな。
烏丸 蔵人:「おい、誰にやられた?……おいっ!」
阿木 弥仁:「リーゼント………」
大葉遥人:「……君は生徒会か」
大葉遥人:阿木君に。
阿木 弥仁:「ん………?そっす」
大葉遥人:「……これは事件だ」
大葉遥人:「それも、日常的に起こるような小競り合いではない」
生島 鋼一:「……!」
烏丸 蔵人:「韮宮……」
生島 鋼一:ぽんぽんぽんぽんと籾岡の肩を叩く
烏丸 蔵人:「……くそっ!」
大葉遥人:「暫定的な生徒会のリーダーが闇討ちされ、危機に陥っているとあれば」
烏丸 蔵人:だん、と地面を踏みしめる。
籾岡シルク:「うごお……っ、げほっ……!」
生島 鋼一:「くそっ…女子が出しちゃいけない音を…!」
阿木 弥仁:「………きみが何か知ってそうなのはさておき、生徒会としても放置してはおけないっす」
大葉遥人:「学院全体の問題になってもおかしくない」
浮足 不和々:「……息があるだけ、まだマシと考えられはすっけどね……殺さずに何かを試してるのか」
大葉遥人:「……合宿自体が中止になる可能性がある」
生島 鋼一:「ちゅっ……」
浮足 不和々:「……!」合宿が中止、という言葉に顔をこわばらせる
生島 鋼一:「中止!?」
大葉遥人:「正直なことを言えば、私にとってそれは望ましくない。他にも影響のあるものがいるだろう」
阿木 弥仁:「させないっすよ……!」
烏丸 蔵人:「……ああ、そうはさせない」
伊良波ユズリ:「わりと、困るね……!」
浮足 不和々:「……それは……困っちゃうね」
阿木 弥仁:「そうさせないために生徒会も来てるんすからね…!」
生島 鋼一:「えええ影響というか、モロ!」
大葉遥人:「幸い、ここにいるのは7人だけだ。韮宮を入れれば8人か」
大葉遥人:「……生徒会の点呼は夜にあったはずだ」
大葉遥人:「韮宮をどこかに隠し、今夜までに事件を解決できれば、合宿を続けられる可能性はある」
烏丸 蔵人:「夜までに犯人を見つけ出し、捕まえる。そういうことか」
烏丸 蔵人:「ぼくは喜んで協力しよう」
阿木 弥仁:「………やってやりましょう!どのみち、早く捕まえなきゃみんな安心して合宿できませんからね」
生島 鋼一:「………お、俺も俺も!」
生島 鋼一:「誰にも…俺達の単位を奪わせねぇ!!」
烏丸 蔵人:「ああ。この合宿で腕を磨く生徒も、合宿がなければ卒業できない生徒もいる」
生島 鋼一:な、籾岡!と背中を叩く
伊良波ユズリ:「今夜まで……絶対解決しなきゃいけないじゃん……!」
籾岡シルク:「ぇぼっ」
浮足 不和々:「……ま、探偵ごっこなんてそうそうできるもんじゃないしね……ここはさくっと犯人捕まえて、さっさと練習再開しよっか」
烏丸 蔵人:「中止になどさせてたまるか」
烏丸 蔵人:「ダチをやられて黙っているのも、紳士的ではない」
阿木 弥仁:「もち!っす」
浮足 不和々:「ふふっ、みんな同意見みたいで浮足ちゃんてばうれしいねぇ」
浮足 不和々:みんな、確か皆だったであろう、意見が出そろったのを見て満足げにうなずく
生島 鋼一:「つまり…即席の捜査チームって事っすね……」
籾岡シルク:「……ふ、ふふふ、わかりましたよ」
籾岡シルク:よろよろと立ち上がる。
生島 鋼一:「お、息を吹き返したか籾岡」
籾岡シルク:「この難事件……タイムリミット……暑さ……すべて理解しました……!」
籾岡シルク:ばっと手を上に向けて伸ばす。
生島 鋼一:うんうん、聞かせてあげて?……みたいな頷き
籾岡シルク:「この難事件は……すでに私の掌の上!」
籾岡シルク:決まった……!という表情……
大葉遥人:「決まったなら韮宮を運び出す。手伝ってくれ」
烏丸 蔵人:「どこに連れて行く?手当もしなければならないだろう」
大葉遥人:「宿だ。体調が悪いとでもいうことにしておく」
烏丸 蔵人:「わかった」
阿木 弥仁:「手伝います」
浮足 不和々:「あ、熱中症んなってっかもしれないし気休めだけどドリンク持ってきなー」
浮足 不和々:即席で作ったスポーツドリンクを手渡して
烏丸 蔵人:「助かる。それと、人が来ないか警戒を頼む」
伊良波ユズリ:「とりあえず、部屋も荒れてるから直しておこうか……!」
生島 鋼一:「あ、じゃあそれは俺が」烏丸に
浮足 不和々:「うい、うちらはまずそっちだねー」 ぱしゃぱしゃと気休め程度にスマホの写真で現場保存
籾岡シルク:「あの……」
生島 鋼一:「おう、どうした」
籾岡シルク:「決め台詞! かっこいいの言ったんですけど!!!!」
GM:鈴を転がすような叫び声が、早朝の山麓にこだました。
大葉遥人:「──さて、いくつか伝えておきたい」
GM:あらかた現場の整理が終わった後、大葉があなたたちに切り出す。
大葉遥人:「私は第二天文学部に所属している……昨晩も、この山で星を観測していた」
大葉遥人:「風紀委員の許可がなければ原則夜間の山への立ち入りは禁止されているが。まあ見張りが立っているわけでもない」
大葉遥人:「つまり……昨晩この山に登った人物が何人かいる。情報捜査に役立ててくれ」
烏丸 蔵人:「容疑者というわけかな」
GM:NPCのハンドアウトを公開します。
浅葱シナノの【使命】
あさつき・しなの。
軍帽を目深に被った女子生徒。打ち上げ花火同好会『宇賀品晩雷隊』隊長。
益満浜の祭りでは、サークル活動の披露として、初日の夜空を彩る花火大会の実行を任されている。
【使命】花火大会を成功させる。
十徳和錆の【使命】
じっとく・わさび。
ゴーグルをつけた女子生徒。モータースポーツ同好会『無限駆動-immortal motor-』主任。
規模縮小により解散となった自動車部やモーターボート部が、統合されたサークルの名目上代表。
祭りの出店でバイトをして資金を集めていたが、モーターボートによるマリンスポーツを展開し収益を得ようとしているらしい。
【使命】益満浜でマリンスポーツ事業を展開する。
波治神マゼンテの【使命】
はじかみ・まぜんて。
兵糧丸開発サークル『パクス・グラトニカ』料理長。
だいたいのものを兵糧丸に作り変えようとしている異常集団のリーダー。最近は、塗ることでだいたいの球状のものを美味しく食べられるソースを開発した。
そのソースを巧みに扱うことで作ったたこ焼きは、祭りでも大人気のようだ。
益満浜で入手した食材で、新たなたこ焼きを作る予定を立てているらしい。
【使命】新たなたこ焼きを作る。
大葉遥人:「それと、そこの一年生」
籾岡シルク:「えっ」
籾岡シルク:「いや……えへへそんな……」
籾岡シルク:「私じゃないですよ!!」
籾岡シルク:「昨日ちょっと荷物を忘れちゃっただけで……!」
大葉遥人:「昨晩山に登った人物を報告しているだけだ。当然私も含まれる」
籾岡シルク:「探偵委員なのに~!」
伊良波ユズリ:「その探偵委員って聞いたコトないんだけどな……」
籾岡シルクの【使命】
もみおか・しるく。
小柄な女子生徒。探偵委員を自称する変人。
推理力には自信があるようだが、頭脳が追いついていない。
普通に赤点を取りまくっているので忍合宿に強制参加させられている。
荷物を忘れていたことに昨晩気づいたため、こっそり夜に万緑館に侵入していたようだ。
【使命】事件を解決する。
大葉遥人の【使命】
おおば・はるひと。
眼鏡の男子生徒。第二天文学部『おひつじ座より愛をこめて』規範師。
益満浜の山は空気も澄んでおり、天体観測に適しているため忍合宿に参加した。
夜間の山への出入りは原則禁止されているので、見通しのきく場所でこっそりと観測を行っていたようだ。
【使命】忍合宿を中止させない。
伊良波ユズリの【使命】
いらは・ゆずり。
褐色肌の女子生徒。ビーチバレーサークル『Marici』の代表でありエース。
といっても弱小サークルのため、ほとんど年功序列のようなものである。
快活で勝気な性格でサークルを引っ張ってきたが、不調が続いている。
【使命】忍合宿で実力をつける。
GM:ハンドアウトの公開は以上です。
GM:で、ついでに今回のシナリオの特殊ルールを公開します。
烏丸 蔵人:特殊ルール!?
阿木 弥仁:おおっ
阿木 弥仁:なんだなんだー!
浮足 不和々:わくわく
GM:この合宿は何だったかな……? そう、忍合宿だ!
GM:合宿期間中は忍びらしく活動することを求められたりするかもしれない! 模範生徒には報酬もあるでしょう。
阿木 弥仁:ほほう
浮足 不和々:確かに!ここで実力をつけるのが浮足ちゃんの使命!
生島 鋼一:忍びらしくとな
烏丸 蔵人:紳忍びらしくがんばるよ
GM:しかし……ド派手に遊んだり冒険したりして夏の思い出を作りたいのもまた事実! 揺れる学生心だぜ
烏丸 蔵人:それはそう
阿木 弥仁:そうだぜ!
浮足 不和々:3年の夏だもの
GM:というわけで、各サイクル開始時に、PCには「模範的生徒」「情熱的生徒」のどちらかを選んで宣言していただきます。
GM:宣言の効果は以下の通り。
「模範的生徒」
・宣言したPCは、そのサイクルに「隠密・潜入・静的なロールプレイを行った判定」に+1の修正を得る。
・すべてのサイクルに「模範的生徒」を宣言し、主要な行動にすべて成功した場合、セッション終了時に功績点1点を追加で獲得する。
「情熱的生徒」
・宣言したPCは、そのサイクルに「遊覧・戦闘・動的なロールプレイを行った判定」に+1の修正を得る。ただし、主要な行動のファンブル値が1上昇する。
・すべてのサイクルに「情熱的生徒」を宣言した場合、「夏の思い出」を獲得する。
GM:全てのサイクルでどちらかを貫いてもいいですが、状況に合わせて柔軟にスタイルを変えていくのもよいでしょう
GM:「夏の思い出」は獲得したときに内容がわかります。
GM:特殊ルールの説明は以上。
阿木 弥仁:理解!
浮足 不和々:把握!
烏丸 蔵人:了解!
生島 鋼一:解!
GM:ここからは第一サイクル……感情判定の他に「情報判定」「回復判定」も解禁となるぜ
GM:情報判定で【秘密】(や【居所】)を調べたり、回復判定で受けたダメージや変調を回復できます。
GM:リミットは3サイクル。上記のNPCとPC4人のハンドアウトが情報判定の対象にできます。
GM:質問はありますか?
烏丸 蔵人:今のところ大丈夫!
浮足 不和々:特殊面じゃないけど念のため一点!
阿木 弥仁:なっしん
浮足 不和々:今後韮宮くんをシーンに呼び出したりとかはどうなるんでしょ?目を覚ましたりするのか、出てもお眠りタイムなのかな?はたまた呼び出せなかったり?
GM:韮宮は勝手に起き出して計画をおじゃんにされないよう、寝かされたまま縛り付けられているので、シーンには原則登場しません。
阿木 弥仁:かわいそう
GM:今のところは起きる様子はありません。宿に会いに行ってもいいよ
烏丸 蔵人:はーい
生島 鋼一:押忍押忍
浮足 不和々:はぁい、ありがとうございます。浮足ちゃんからは以上でーす
烏丸 蔵人:生島君も大丈夫?
生島 鋼一:そうですね、多分やってみないと出てこないので
生島 鋼一:この場で聞く事はないです
GM:ですね。では第一サイクル開始です。
GM:各PCは「模範的生徒」か「情熱的生徒」を宣言してね!
阿木 弥仁:そうだな、今回は「模範的生徒」で。生徒会だし仲間の被害ゆえクールにゆきたい
生島 鋼一:情熱的生徒でいきます
烏丸 蔵人:「情熱的生徒」で行きます
浮足 不和々:悩むけど……初回は「模範的生徒」!真剣に部活を続けねばならんのよ
GM:割れましたね~
GM:OKです
GM:では誰から動くかな?
阿木 弥仁:自分と生島くんが先手希望なので
阿木 弥仁:1d100で決めたいかなーて話でしたっ。
生島 鋼一:そうだぜ
GM:了解です。振っちゃおう
阿木 弥仁:1d100 (1D100) > 84
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 87
烏丸 蔵人:つよい
阿木 弥仁:すげえ!
GM:生島・ザ・ファストスピードだ
第壱サイクル:生島
GM:登場希望をどうぞ。
GM:また今回は「益満浜シーン表」があります。2d6を振って決めてみてね
生島 鋼一:ほう
GM:あ、勿論演出したいシーンがあれば振らずに決めていただいても結構です。
生島 鋼一:折角なので振りましょう
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 5[1,4] > 5
GM:5>現地に生息する不良たちに遭遇する。シーンプレイヤーは《遁走術》か《骨法術》で判定を行い、失敗すると集団戦ダメージ1点を受ける。
生島 鋼一:また猿かよ……
生島 鋼一:あ、登場希望は浮足さん、十徳さん、マゼンタさんで
GM:ちなみに《遁走術》だと「模範的生徒」ボーナス、《骨法術》だと「情熱的生徒」ボーナスを得られます
浮足 不和々:お?はいはーい!
GM:NPCはどちらも登場します。
生島 鋼一:《骨法術》で判定します。分身の術で代用
GM:「情熱的生徒」のボーナス+1もどうぞ!
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 6[1,5] > 6
GM:成功ですね!
浮足 不和々:かっこいいぞ~
GM:シーンの場所はどこがいいとかありますか?
生島 鋼一:危なかった…
GM:無ければ海です
生島 鋼一:特に無いので海にしましょうか
GM:はーい
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:朝の合宿を終え、生徒たちは思い思いの場所へと繰り出していく。
GM:やはり最も人が多くなるのは、ビーチだ。青い海に心躍らないシティボーイ&ガールはいない……
GM:当然、現地に生息するファンキーなベイビーに遭遇する確率も高くなるのだが……
不良A:「ゲボーーッ! 覚えてやがれェ~!」
不良B:「ホウホウ(の体で逃げ出す)……!」
GM:情熱的に撃退に成功した。
生島 鋼一:「おーーーい!!!俺が覚えられると思ってんのか~~~!!」
浮足 不和々:「きゃー、かっこいいじゃん!男の子ー♪」ぴょんぴょんと後ろで跳ねて黄色い声で勝利を祝う
生島 鋼一:去り行く背中にそう声をかけて
浮足 不和々:「かっこよくない決めセリフー♪」
生島 鋼一:「プラマイ0…って訳か…」
浮足 不和々:「お、流石数学の研究をしているところの、バッチリ足し算できてえらーい」
生島 鋼一:「フワちゃんパイセン滅茶苦茶褒めてくれんじゃん」
生島 鋼一:「え、俺の事…好き?」
浮足 不和々:「気持ちふわふわ上げちゃって~♪」
浮足 不和々:「え、いや雑用こなしてくれるのありがたいし」
生島 鋼一:「あ、はい。」
生島 鋼一:色々察したように声が小さくなって
浮足 不和々:「あ、でもでも今度練習付き合ってくれたら好きになるかもー」
浮足 不和々:相手の気持ちも浮かしたり下ろしたり、そんな会話。
生島 鋼一:「”出玉チラつかせ台”って事っすね…」
生島 鋼一:「まぁ、いいや。フワちゃんパイセンにちょっと一個頼みがあって」
浮足 不和々:「お?シリアスめな方かしら?」
浮足 不和々:ぺとん、と足をつけて聞く姿勢。
生島 鋼一:「俺と一緒に話聞きに行ってくれませんかねー、女子の先輩なんですけど」
浮足 不和々:「あー、ナンパと思われて門前払い食らったりしそうだもんねぇー」
浮足 不和々:「おけ丸水産ー、どこいきはります?」
生島 鋼一:「たこ焼きのでっかい人と、紐の人の所っす」
浮足 不和々:「抽象的~!シノビらしい感じでいいね~オッケオッケ、大体出店の方かもねぇ」
生島 鋼一:という訳で出店の方に出向きます
GM:──祭り会場
波治神マゼンテ:「漁船の協力は取り付けられそう? いいわね……あら!」
波治神マゼンテ:生島君の姿を認めて、大きく手を振る。
生島 鋼一:手を振り返して「昨日はどうも~、たこ焼きの人」
波治神マゼンテ:「まあ、もう来てくれたの? とっても嬉しいですわ、鋼一君!」
浮足 不和々:「おや、なんだってここからと思ったらお知合いなわけだ」
波治神マゼンテ:「ま・ぜ・ん・て、ですのよ? たこ焼きの人では少し寂しいですわ」
波治神マゼンテ:「こちらはご友人の方? 水泳部かしら……波治神マゼンテですわ! よろしくお願いします!」
生島 鋼一:「へへ、すいません。昨日は名前聞けなかったんで」
浮足 不和々:「はぁい、Mariciの浮足不和々ちゃんでっす」
浮足 不和々:「芳しいソースの匂いに誘われてふわふわときちゃいましたわ~」
十徳和錆:「マゼンテ先輩。まだこっちの話終わってないです」
十徳和錆:後ろからゴーグルの女子生徒が姿を現す。
生島 鋼一:「お、一石二鳥」
波治神マゼンテ:「いいじゃないですの、せっかくのお客さんよ?」
浮足 不和々:「あらま、難しい言葉を知ってて偉い」
生島 鋼一:いえいえ、このぐらい……と鼻の下をこすり
波治神マゼンテ:「四字熟語ね! そうそう、何か御用なのね」
生島 鋼一:「どーもー、昨日ぶりで」十徳さんに挨拶して
浮足 不和々:「そそ、お祭り気分で可愛い子たちとお話したいお客さんでーす」
波治神マゼンテ:「ごめんなさい、まだ私たちのサークルも合宿を終えたばかりで、調理の準備はできていませんの……」
浮足 不和々:「邪魔はしませんでとりまおいしいの二人分~」と、お金を出して注文、3年だからね
浮足 不和々:「おっと、そりゃ残念」
生島 鋼一:「残念……」
波治神マゼンテ:「もう少し後になりましたら用意できますわ! その時にいらしてね」
生島 鋼一:「おっす!じゃあ今回はこっちの用事を…」
波治神マゼンテ:「といっても、本番は夜ですのよ……♡」小声で耳打ちする。
波治神マゼンテ:「あら、別の用事ですの?」
生島 鋼一:「え、何?危険な香り」
浮足 不和々:(後輩男子にあーいうことすんのおもしれーからなー)
生島 鋼一:分かりやすくドキドキしつつ
十徳和錆:「夜の夏祭りが本番ってコトでしょ」
十徳和錆:「で、私にもなんかあんだ。なに?」
生島 鋼一:「ああ、いや。別に複雑なことでも何でもないんですけど」
生島 鋼一:「先輩方は、忍合宿中止になってもOK派ですか?OKじゃない派ですか?」
十徳和錆:「え、何それ」
十徳和錆:「……私は困るけど」
波治神マゼンテ:「そんなの絶対あり得ませんわ!」
浮足 不和々:「だよねー、良い奴なんてそうそういないわっつ―話で」
波治神マゼンテ:「私たちのたこ焼きを食べてもらう機会が無くなるじゃありませんの! 鋼一さん、あなた一体何を考えてますの……!?」
生島 鋼一:「ああいや、俺も中止になんの嫌だなー派なんすけど…」
波治神マゼンテ:「ああ、よかった! もう、あまり驚かせないでくださいまし!」大袈裟に胸を撫で下ろす。
生島 鋼一:「なんか色々知っときたいなって、俺一年ですし、こういう運営側の事とか何も知らないんで」
浮足 不和々:「そうそう、なんか迷惑なこと無意識にしてないか見てて下さいって頼まれたもんで付き添い兼監視みたいなもんやっとります」
浮足 不和々:「つーわけで、お忙しいところ申し訳ありませんが若輩もんに色々教えてあげてくださいな」 ぺこり、とお辞儀
生島 鋼一:「気を遣ってくれる先輩を持って俺ぁ幸せですよ…」
波治神マゼンテ:「なんて真面目なんでしょう……!」
浮足 不和々:「へへっ、よせやい、健気な一年坊の願いをかなえるのも先輩の義務だぜぃ」
浮足 不和々:暗に協力しろやという同調圧力を乗せていく。
波治神マゼンテ:「協力できることならなんなりと! といっても、わたくしたちも生徒会に申請の上、出店を開いているだけですわ」
生島 鋼一:じゃあここで情報判定します
GM:特技とそれをどう使うかの宣言をお願いします!
生島 鋼一:特技は人脈で、ふわわさんの圧力に乗っかります
GM:おお、良いでしょう
GM:ただしなんか真面目なのでボーナスは無し!
浮足 不和々:すまねぇ真面目で!
生島 鋼一:仕方ねぇなぁ…
生島 鋼一:目標はマゼンテさんで
GM:はーい どうぞ
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 3[1,2] > 3
生島 鋼一:カス!
GM:www
GM:神通丸という忍具を消費すれば振りなおすこともできますが……
GM:まあ持っているかも言わなくていいです
浮足 不和々:こ、交渉タイム!!
GM:あってかこれ「情熱的生徒」宣言してるからファンブルですね
生島 鋼一:そうなのだ
浮足 不和々:浮足ちゃんの忍法欄を…見よ!
浮足 不和々:<三星>という誰かがファンブルしたとき振りなおさせる忍法を持っています
GM:ホントだ!
生島 鋼一:まさか俺はこれを見越してふわわさんを…?
浮足 不和々:とはいえ大事な生命力を使ってこのサイクル中はもう使えなくなる……タダじゃあ使えませんな!
浮足 不和々:もし秘密を無事抜けたらこっちにも教えてくれるなら使って進ぜよう
生島 鋼一:生命力だものね…
浮足 不和々:他人の秘密は渡せるのでね~、こういう交渉材料にもできたりします。
生島 鋼一:なるほどね
生島 鋼一:じゃあ…乗るぜ!
浮足 不和々:了解です!では<三星>を使用、して鋭気が3から2に、指定特技とかは無いのでオートで振りなおしタイム!
GM:【鋭気】は生命点を”消費”するときだけ使うことができる生命点を3点獲得する装備忍法だ!
GM:では生島君は振り直しどうぞ!
浮足 不和々:あっ、解説が漏れていたね!ありがと~
生島 鋼一:便利~
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 9[4,5] > 9
GM:おお、成功ですね!
生島 鋼一:良かった…ありがとう先輩…
GM:ではマゼンテの【秘密】を送ります! ちょとまってね
浮足 不和々:というかこれ共有されたらもしかして全公開かな?
烏丸 蔵人:浮足さんに秘密渡ったらそうなりますね
生島 鋼一:そしたら約束通り、浮足さんに情報を共有します
浮足 不和々:良い後輩を持ったぜ
GM:了解です。浮足さんは烏丸君と阿木君に感情を結んでいるので全体公開ですね。
烏丸 蔵人:わーい!ありがとう!
阿木 弥仁:いぇい!
波治神マゼンテの【秘密】
波治神マゼンテは独自の情報網から仕入れた邪教の経典に基づき、この益満浜に、巨大な頭足類型の妖魔を召喚するつもりである。
経典によれば、特定の星辰が空に揃った時、海に祈ることで妖魔を呼びだすことができる。妖魔の肉体を摂食すると、肉体が強化され、悪魔的な力を手にするという。
その力が真実であれば大きな戦力になるだろうと伝えたところ、いくつかの学忍サークルが召喚に協力することとなった。
それはそうと、邪神と称される存在を使って料理をすれば、きっと歴史に残るすごい味になるに違いない!
もう準備は完了している、あとは食材を調達して調理するだけ!
波治神マゼンテ及びサークル員の『料理人』たちの【本当の使命】は、巨大妖魔を召喚し、その肉でたこ焼きを作ることである。
妖魔の召喚に成功した場合、クライマックス戦闘には『パクス・グラトニカ』メンバーである『料理人』のエネミーが参加する。
GM:では〆のロールをどうぞ~
生島 鋼一:「じゃあまた夜に~」手を振りながら、出店を後にする
浮足 不和々:「おいしいの用意しといてね~ ばぁい!」
浮足 不和々:「はぁ……ちかれた」
波治神マゼンテ:「ええ! 満天の星が輝いてから、是非いらしてね~!」
波治神マゼンテ:飛び跳ねるように手を振る。
生島 鋼一:「……ども、助かりました」
十徳和錆:訝しげに二人を見つめた後、何かの相談に戻る。
浮足 不和々:時折、秘密を探ろうとしているのが見透かれそうになった気配に気付けば、さりげなく話題を反らす等のフォローに回り、少々疲れた様子。
浮足 不和々:「いや……まぁ疲れも吹っ飛ぶお手柄ですよ」
生島 鋼一:充分距離が離れてから、ぼそりと呟く
生島 鋼一:「あ、そうっすか?うちの名探偵も喜ぶかねぇ」
浮足 不和々:「あー、あのバ…楽しそうな子?うんうん、きっと喜ぶよー」
生島 鋼一:「尚更教えてやんねーとなー」
生島 鋼一:なんて言いながら
生島 鋼一:(………あの二人)
浮足 不和々:(まだ容疑者なあの子に教えていいのかは微妙だけど…ま、仲良しの口に戸は立てられないか)
生島 鋼一:(忍合宿そのものが目的って訳じゃなさそうだったから、どうなんかなーって思ったんだけど)
生島 鋼一:(………いやいや、上々上々)
生島 鋼一:いつものように陽気な顔で、探偵の助手は笑った。
生島 鋼一:サポート忍法の使用宣言していいですか?
GM:お、いいですよ!
浮足 不和々:お前!?
生島 鋼一:じゃあマゼンテさんを対象に[赤眼]を使用
波治神マゼンテ:なんですの~!?
浮足 不和々:信じてたよ
波治神マゼンテ:邪神召喚しようとしているだけなのに睨まないでくださいまし!
生島 鋼一:十分すぎるだろ!
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 8[4,4] > 8
波治神マゼンテ:きゃあ~!
生島 鋼一:成功!
GM:では【赤眼】が発動しましたね。
GM:これは波治神マゼンテとエネミー『料理人』に共有されているデバフということにしておきます。
GM:他に何かありますか?
生島 鋼一:無し!ロールも以上です!
GM:はい!
第壱サイクル:阿木
GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
阿木 弥仁:登場希望は烏丸くんと、あとロール上では さっきのシーンの裏にしたいから呼ばないんですが
烏丸 蔵人:はいよ!出ますよ
阿木 弥仁:感情補正が貰えると思うので、ふわわちゃんを形式上呼んでもいいですか。
GM:いいですよ!
浮足 不和々:シーンの裏で思ってて上げちゃうわ♡
阿木 弥仁:ありがと♡
阿木 弥仁:シーンは2d6だっけ。
GM:ロールの簡略化のため、形式上のみの出演は全面的に認めます
烏丸 蔵人:了解!ありがとうございます
GM:2d6ですね!
阿木 弥仁:2d6 (2D6) > 7[1,6] > 7
GM:7>ビーチ。寄せては返す波と心地よい風。夏の空気に心も明るくなる。
阿木 弥仁:男子となんだよなあ!!!!
阿木 弥仁:くそっ
烏丸 蔵人:野郎二人で海か~
GM:ざまあみやがれ
阿木 弥仁:ではニラッチ運んだあとに労わる感じで…いきます
烏丸 蔵人:はーい
GM:はーい
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:合宿の修練の直後。日光を反射する砂浜が二人を出迎えていた。
GM:汗が輝くのは、気温の高さばかりが理由では無いだろう。ぐったりと力ない韮宮の身体を山から降ろし、宿に置いてきたのだ。
GM:だが、むしろこれからが本番だ。ざわざわと海風が、あなたたちの真正面から吹いていた──
阿木 弥仁:「無駄にエモい景色になっちまったな…」買い物の袋を抱えたまま黄昏ている。
阿木 弥仁:「あー、えーと、ニラッチのことありがとうっす」とりあえずお礼。ペットボトルのお茶を手渡す。
烏丸 蔵人:「うむ、素晴らしい景色。隣にいるのが麗しい女性ならベストだったが、男同士友情を深めるというのも良いものだろう」
阿木 弥仁:買い込んだパンを出す。カレーパンを開ける。座る。「マジでそれすよね…」
烏丸 蔵人:ほほえみを浮かべて軽口を叩く。朝はいくらか動転した様子だったが、今は落ち着いているように見える。
阿木 弥仁:「女子いなくて…」
阿木 弥仁:「あと生島君?もお礼したかったんすけどいなかった」
烏丸 蔵人:「おっ、ありがとう。すまないね、気が利かなくて」ペットボトルを開けて少し口をつける。
阿木 弥仁:「とにかく、助かりました!」むしゃむしゃ。
烏丸 蔵人:「早速どこかに調査に行ったのかな」
烏丸 蔵人:「いやいや、こちらこそ助かったよ」
阿木 弥仁:「かもっすねー。ふわわさん情報網も受け取ったし」
阿木 弥仁:「おれとしてはありがたいんすけどねえ」
阿木 弥仁:「クロードさん、釣りサーでしたっけ」
烏丸 蔵人:「ああ。ガチフィッシング同好会『みずごころ』に籍を置いている」
烏丸 蔵人:「ふむ。あまり回りくどいのはやめようか」
烏丸 蔵人:「疑わしいかい?」
阿木 弥仁:「あー…」頭を掻く。「すいませんなんか」
阿木 弥仁:「いや、まあ、そうなんすけど」
烏丸 蔵人:「気にすることはない。当然だろう」
烏丸 蔵人:「料理サークルにガチフィッシング同好会、しかも今回は海の邪神と来た」
烏丸 蔵人:「つながっていると考えるのはむしろ自然だろう」
阿木 弥仁:「『みずごころ』から来た生徒、クロードさんだけだしね…」
阿木 弥仁:「もっと自然に調査できりゃよかったんすけど、おれの柄じゃなかったな」
阿木 弥仁:「うん。そういうことすね」
烏丸 蔵人:「良いよ、いくらでも調べてくれたまえ。紳士に隠すことなどないさ」
阿木 弥仁:「まあおれも……この合宿はちゃんと成功させたいなーってのもあるし、ニラッチのこともあるしね」
阿木 弥仁:「ハハ。すいません。そういってもらえるとおれも気が楽」
烏丸 蔵人:「お互い様だ。中途半端な状況というのは負担が大きい」
烏丸 蔵人:「どうせならはっきり白黒つけてもらったほうがこちらとしてもありがたい」
阿木 弥仁:「お茶一個じゃ安いかもしれないすけど」と言ってクロワッサンをおまけにつけながら。
烏丸 蔵人:「いやいや、一飯の恩を甘く見ちゃいけない」
阿木 弥仁:おし、ここで判定にしようかな。
烏丸 蔵人:もしゃりと豪快にパンにかぶりつく。
阿木 弥仁:烏丸くんの秘密を判定しよう。特技は、パンとお茶を買ったから経済力で。
烏丸 蔵人:金の力だ!
阿木 弥仁:で、ふわわちゃん~
阿木 弥仁:ふわわちゃんにもいく情報なので…お願いできますかね!
GM:おお、スムーズな判定だ……!
浮足 不和々:はぁい!アッキーに感情修正わたします!
阿木 弥仁:あざす!+1もらいやす!
GM:では判定どうぞ~ なんか普通にエモいのでボーナスは特になし
阿木 弥仁:wwww
烏丸 蔵人:真面目に調べてるのに!
阿木 弥仁:そっちもあるのかよwww
烏丸 蔵人:
GM:エモいのってそんな忍びっぽくないし……
阿木 弥仁:2D6+1>=5 (判定:経済力) (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
阿木 弥仁:こうかな
阿木 弥仁:あり
烏丸 蔵人:あらら
GM:あら失敗!
GM:振り直しはありますか?
阿木 弥仁:んー
阿木 弥仁:choice[する,せん] (choice[する,せん]) > する
阿木 弥仁:じゃあしよっかな
GM:でた! 自動さんのチョイスだ
烏丸 蔵人:ほほう 調べ給え
阿木 弥仁:神通丸使います。
GM:では忍具などを消費し……どうぞ!
system:[ 阿木 弥仁 ] 忍具:4 → 3
烏丸 蔵人:道具箱でいっぱい忍具持ってる!
阿木 弥仁:えーと修正はそのままかな
GM:そのままです!
阿木 弥仁:2D6+1>=5 (判定:経済力) (2D6+1>=5) > 7[1,6]+1 > 8 > 成功
阿木 弥仁:おし。
烏丸 蔵人:オッケー
阿木 弥仁:遣った甲斐はあったってものだね
烏丸 蔵人:阿木君と浮足さんにかな
GM:成功ですね! では烏丸君の秘密を阿木君と、感情共有で浮足さんに
阿木 弥仁:理解!
浮足 不和々:無事受け取りました。
GM:では〆のロールどうぞ~
阿木 弥仁:ふーーー…と息を吐く。
烏丸 蔵人:「……さて」
阿木 弥仁:「いやあ緊張するすね~こういうの、いつやっても」苦笑。
阿木 弥仁:「うん、よかった。安心しました」
烏丸 蔵人:「そうだねえ」
烏丸 蔵人:「なるほど、安心か」
烏丸 蔵人:「それなら良かった」
阿木 弥仁:「少なくともおれがしなくちゃいけないことで敵に回るこたないかなって、おれは思ったので。」
烏丸 蔵人:「ふむ」
烏丸 蔵人:「ぼくとしては、まだその言葉を信じ切るには情報が足りないが」
阿木 弥仁:「こえーんすもん蓮華王拳!」
烏丸 蔵人:「ひとまず良かった、と言っておくよ」
阿木 弥仁:「あはは、それはまあ…あれっす」
阿木 弥仁:「ミステリアスな男を気取る練習中なんで」
烏丸 蔵人:「安心したまえ。ぼくは蓮華王拳の中でも比較的穏健派だ」
阿木 弥仁:「鞍馬の穏健よくわかんねえ」
烏丸 蔵人:「最近は拳を向ける相手を広げるべき、などという急進派もいるが……」
烏丸 蔵人:「ぼくが拳を向けるのは妖魔相手だけさ」
阿木 弥仁:「おお、んじゃますます安心かも」
烏丸 蔵人:「まあ、この長い脚がうっかり……偶然……引っかかってしまうことはあるけれどね」
阿木 弥仁:「あっ微妙」
烏丸 蔵人:ひゅっ、と蹴りを見せる。
阿木 弥仁:「なげ~」
阿木 弥仁:「ま、その脚に引っかからないようがんばります!」
阿木 弥仁:「んじゃ、また進展あれば!」
烏丸 蔵人:「うむ……あっ、待った」
阿木 弥仁:「お?」
烏丸 蔵人:「信頼してくれたということでいいんだよね?」
阿木 弥仁:振り返る。「あれ、言ってなかったな。信じてますぜ先輩!」
烏丸 蔵人:「では少し付き合ってくれないか、ぼくの情報収集に」
烏丸 蔵人:「具体的には麗しい女性への情報収集に」
烏丸 蔵人:「君……モテるだろう?」
阿木 弥仁:麗しい女性と聞き、まあ。…まあね。
阿木 弥仁:「モテるかも謎として……」
阿木 弥仁:「麗しい女性は好きなんで同行します」素直に答えた。
烏丸 蔵人:「はっはっは、ようし。では繰り出そうアッキー!」
烏丸 蔵人:「状況は緊迫しているとはいえ、夏は楽しまなければニラミャーも浮かばれない!」
烏丸 蔵人:砂浜に男二人が繰り出していく。
GM:熱された砂が踏まれ、歓声を上げた。
第壱サイクル:浮足
GM:登場希望とシーン表どうぞ。
浮足 不和々:海で遊びたいので申し訳ないけどシーン表は今回は見送っておこうかな
浮足 不和々:希望は連戦で申し訳ないけど烏丸くんと阿木くん、あとユズリン。
浮足 不和々:ビーチバレーしようぜ!
阿木 弥仁:来たな モテ期が
烏丸 蔵人:はいよー!
伊良波ユズリ:がんばるよー
阿木 弥仁:よろこんでー
GM:====
GM:──益満浜・プライベートビーチ
GM:宇賀品学院が保有する砂浜だ。と言っても、遊ぶ目的の生徒はあまりいないだろう。
GM:いるとすれば、修行やサークル活動を目的としている生徒たち。
GM:下半身の稽古をしているシルバー相撲サークル……スイカ割りをして心眼を鍛えている透視研究会……昨日からずっと遭難しているサバイバル部……
GM:あとは、ビーチバレーサークル『Marici』程度のものだ。
GM:とはいえ、コート内部では真剣かつ、楽しそうにボールが上がっていた。
浮足 不和々:男2人、女2人、男女の人数がそろって何も起きないはずはなく……
浮足 不和々:パン!パン!と強く何かをはたく音の後に続いて、
浮足 不和々:「ンッ…!……クゥッ……ンッ……」
浮足 不和々:熱い吐息、悩まし気な声が聞こえる。
浮足 不和々:そう
浮足 不和々:ガチ試合形式ではさすがに素人相手に練習にならず、
浮足 不和々:手加減して無効に渡してはスパイクを何度も撃ってもらっては、そのボールを必死に拾う情景である。
阿木 弥仁:ド下手くそなスパイクが冴え渡る。
烏丸 蔵人:「ふっ……ふっ……!」
烏丸 蔵人:「これは……妖魔相手ではないが……!」
烏丸 蔵人:「砂浜に向けて撃てば素振りと同じ故……問題なし!」
浮足 不和々:「ふっ……はあ……ぁ……流石に男子2人、不慣れとはいえガツガツくるじゃぁん……!」
浮足 不和々:「でもまだまだ平気よ?ほれほれ、もっと勢いよくきていいんだぜぇ?」
浮足 不和々:汗を流し、吐息を荒げながらも、まだいくばくかの余裕があるように次を誘う。
伊良波ユズリ:「んっ……やあ……っ!」
伊良波ユズリ:ウェイトを付け、拾ったボールは高く跳んで返す。
阿木 弥仁:(女子なんかエロくね????)烏丸くんにテレパシー…
烏丸 蔵人:(なんだろうねあの息遣い)テレパシー返し。憑依術。
阿木 弥仁:これが夏か………。
烏丸 蔵人:(朝は釣果ゼロかと思ったが……手伝いがこんなことになるとは……)
伊良波ユズリ:激しく上下運動する身体、きらめく汗……これもトレーニングなのだ。
阿木 弥仁:華奢なスレンダーボディと豊かなメリハリのボディの二重奏………
浮足 不和々:「うあっ…!奥……深ッ……」
浮足 不和々:烏丸が手を解禁して放つ、コーナーを狙った鋭角なスパイクに、とうとう拾いきれずボールが地を撥ねる。
烏丸 蔵人:(いや不和々嬢は狙ってるだろあれ)
阿木 弥仁:(それはそれとしてありがたいから…)
烏丸 蔵人:(ユズリ嬢は……素かな……こわいね、天然って)
阿木 弥仁:(心配になるふつうに)
伊良波ユズリ:「ん! はぁっ……どんまい!」
浮足 不和々:「……くっ!」
阿木 弥仁:(てかこのユニフォームのアンダーなに?????)
烏丸 蔵人:(気にはなるが)
烏丸 蔵人:(指摘するかい?着替えてしまうかもしれないのに?)
伊良波ユズリ:浮足さんに声をかける。上半身を倒して膝に手を当て、息を荒げる。
浮足 不和々:「はは…決めさせる気は……なかったんだけどなぁ!」
烏丸 蔵人:(あの尋常でない細さを……失うリスクを負ってまで?)
阿木 弥仁:(いや…………ただ………感謝するのみすね………!)
伊良波ユズリ:「はー、はーっ……やっぱり男の子は、体力すごいね……っ」
浮足 不和々:「……ん、あんがと」
烏丸 蔵人:(うむ)すっ、と合間に一瞬両手を合わせる
浮足 不和々:「いやー、ちょっとそろそろ浮足ちゃん達も疲れてきちゃったしね、いっぺん休憩しよっか」
阿木 弥仁:「おれらこそありがとうございます」
烏丸 蔵人:「感謝の念しかない」
伊良波ユズリ:「さんせい! 二人も汗かいてるよ~っ」
浮足 不和々:「バシバシボール決められるの楽しかったっしょー♪」
伊良波ユズリ:スポーツドリンクをクーラーボックスから取り出し、投げ渡す。
阿木 弥仁:一回落とす。受け取る。「あざす!」
烏丸 蔵人:「いやあ、見……聞……打つのに必死でそれどころではなかったなあ。楽しかったが!」
浮足 不和々:「こうも部員が足りないとこうやって人手借りないとこういう練習できなくてねー、快感快感」
浮足 不和々:「へい、部員の増やし方教えてー」 と、スマホに声をかけるも
浮足 不和々:「わかりません」
阿木 弥仁:「たしかにふたりだと大変そうすね……」
伊良波ユズリ:「うん、こんなにいっぱい来てもらえたのは久しぶりかも……女バレじゃこうはいかないもんね」
浮足 不和々:「こんな感じでねぇ…フフ、本当二人には感謝感謝でーす♪」
浮足 不和々:ぐい、と二人が休憩するスペースの間に座り、自分もドリンクをくぴり。
阿木 弥仁:「いやいや。おれも楽しかったっす。下手だとよくがっかりされっからなー」
烏丸 蔵人:(アッキー……距離が近いぞ)
伊良波ユズリ:「ぜーんぜん! 足腰しっかりしてたよ!」
烏丸 蔵人:(もしやぼくたち、ワンチャンあるのでは?)
浮足 不和々:「基本楽しく、ちょっぴりガチにがもっとーですのでね、コレもサークル立ち上げてくれたユズリンのおかげってもんよ」
烏丸 蔵人:念を送り続ける
伊良波ユズリ:「それができるだけでビーチバレーは違うから……」
阿木 弥仁:(クロードくん……、ギャルをナメてますよ)
阿木 弥仁:(だれにでもけっこうこうだから…!信じるにはまだ早い!)
烏丸 蔵人:(まさか……これも餌か……!くっ……!)
伊良波ユズリ:「フワワったら~、ありがとねっ」
阿木 弥仁:(おれらは忍び!そうかんたんにワンチャン信じたら痛い目をみます!)
浮足 不和々:「よせやいよせやい、本当のことを言っただけですわん♪」 男子の念話も気にせず姦しく会話
伊良波ユズリ:「あ、ストレッチしておいた方がいいよ……筋肉痛になっちゃうと思うから」ふとももを抱くようにして伸ばしている。
阿木 弥仁:茨谷先生の微笑みが頭をよぎる。………ワンチャン…………いや…………
烏丸 蔵人:「ユズリ嬢が立てたサークルだったんだね」
伊良波ユズリ:「えへへー」
烏丸 蔵人:(だが……痛い目を見なければわからないことも……あるのでは……?)
烏丸 蔵人:(虎穴にいらずんば)
阿木 弥仁:(………虎児を得ずすか……!)
浮足 不和々:「……ま、そのサークルもここで実力をつけられないといよいよ大変なんですが」 ふ、と少しだけまじめな顔になり男子のチャンスをブロック!
阿木 弥仁:得ず!
烏丸 蔵人:ブロックされたのでスムーズに不和々に視線を移す。
阿木 弥仁:「ふたりとも三年でしたもんね」
烏丸 蔵人:「ふむ。どうだい、調子は」
伊良波ユズリ:「それ聞いちゃいます~?」ぐだっとする。
浮足 不和々:「そそ、来年にはお別れで寂しいなー」
浮足 不和々:「紳士的に察してほしいですわー」
烏丸 蔵人:「これは失敬。素人なもので、見ただけではわからなくてね」
阿木 弥仁:「うぎゃ、すいません」へらへら。
浮足 不和々:「フフ、ちょっと意地悪しちゃったかな♪」
烏丸 蔵人:(なあアッキー)
阿木 弥仁:(はい?)
烏丸 蔵人:(考えてることわかりにくい女子に意地悪されるのって)
烏丸 蔵人:(ちょっと……快感があるな……)
阿木 弥仁:(…………………………………)
阿木 弥仁:(……………………わかる。)
烏丸 蔵人:(うむ)
阿木 弥仁:心がひとつに。
伊良波ユズリ:「あ、ゴメンゴメン、そんなに気にしてないからね!」
烏丸 蔵人:「いやいや、失礼は失礼だ。借しにしておいてくれ」
伊良波ユズリ:「ただ実際、先の大会は敗けちゃってて……後が無いんだよね、サークルとして……」
浮足 不和々:「ね、実際そこそこピンチ感漂ってるので、合宿中止なんかは困っちゃうわけ」
烏丸 蔵人:「なるほど……事件解決、ますます頑張らねばいけないな」
阿木 弥仁:「そうすよね……ビーチバレーにはここの合宿、最高の環境だし。」
伊良波ユズリ:「かなり練習環境も限られちゃうし!」うんうん、と浮足さんの言葉にうなずいている。
伊良波ユズリ:「アキ君わかってる~」
阿木 弥仁:「いろいろ突き止めなきゃっす!」うれしみ
浮足 不和々:「そーいうことです!まーとはいえ、事件の解決方法なんてよくわからないんすけどねー」
伊良波ユズリ:「韮宮くんは、命に別状は無いんだよね……」
烏丸 蔵人:「そう簡単にくたばる男ではないさ」
烏丸 蔵人:「逆に起きてきたらうるさいかもしれないが……」
伊良波ユズリ:「でも、リーゼントがあんなことに……目覚めるかどうか……」不安げな表情だ。
阿木 弥仁:「ん、大丈夫すよ。しばらくは動けないみたいすけど」
浮足 不和々:「リーゼントは不良の命だもんねぇ……ほんと、早く解決しないと」
浮足 不和々:悩まし気な表情をしたあと、天丼ネタとばかりにスマホに問いかける
浮足 不和々:「へい!事件の解決のヒントプリーズ!」
浮足 不和々:所詮スマホ、当然答えは返ってくるはずも
浮足 不和々:「――」
烏丸 蔵人:「すみません、わかりません」 解答AIのものまね
浮足 不和々:「阿木 弥仁ノ 秘密 ハー」
浮足 不和々:それは事前に調べ、録音しておいたチープな電子音性。
阿木 弥仁:「はっ!?」
烏丸 蔵人:「おや」
伊良波ユズリ:「えっなになに!」
浮足 不和々:決して当たっているかは分からないが、間近でその動揺を、少女は見る。
浮足 不和々:というわけで判定タイム!阿木くんの秘密をとろう
阿木 弥仁:脱がされる……
烏丸 蔵人:感情修正いるー?
浮足 不和々:意気、動揺を見る的なやつですね。
浮足 不和々:あ、カラスンからはもらっとこうかなー、アッキーは被害者だし今回は遠慮しておこう
阿木 弥仁:りょ!
烏丸 蔵人:はいよ!+の感情修正
GM:ふむ……事前に仕込んでて上手い感じがするので「模範的生徒」ボーナスも差し上げます。
烏丸 蔵人:模範的忍びだ
阿木 弥仁:さすが………
浮足 不和々:センキュー、では合計+2
浮足 不和々:2D6+2>=5 (判定:意気) (2D6+2>=5) > 5[2,3]+2 > 7 > 成功
阿木 弥仁:すごい!
浮足 不和々:頂いた!
烏丸 蔵人:わーい
阿木 弥仁:暴かれちゃったすね………ふわわさんに……
GM:成功ですね。ではアキ君の秘密が浮足さんと、感情共有で烏丸君に
浮足 不和々:ほむほむ、頂きました。
烏丸 蔵人:こっちも確認!
GM:では〆のロールどうぞ
浮足 不和々:じっ、と顔を覗き込んだ後
浮足 不和々:「……なーんてね」
阿木 弥仁:「顔、近……」
浮足 不和々:「こんなんで友達を怪談でおどろかそーっつー算段ですのよ♪ビビった?」
浮足 不和々:けらけらとおかしそうに笑い。
阿木 弥仁:「ビビったビビった…!」
阿木 弥仁:「はぁー」
伊良波ユズリ:「えーっ、ドキドキした~」
浮足 不和々:「他にも仕込んであるから心臓止めんなよ~」
烏丸 蔵人:「おおっと、心臓が止まったら大変だ」
伊良波ユズリ:「あれフワワがやったの? すごいね……!」
烏丸 蔵人:「心臓マッサージ……なんて」
阿木 弥仁:「でもおれの仕込みはバレてんしょー?」
阿木 弥仁:「て、大したもんじゃないすけど!暴かれちゃったかも~」
浮足 不和々:「フワワちゃんてば興味があちこちにあって多芸なんです」ぶいぶい
浮足 不和々:「またまたー、そういうのに限って2重3重だったりするんだからぁ~」
烏丸 蔵人:(アッキー)
烏丸 蔵人:(見られたね、今のは)
阿木 弥仁:(クロードくんにもばれたやつ)
烏丸 蔵人:(そうそう。ぼくでも視えたぐらいだ、彼女は間違いなく気づいただろうよ)
烏丸 蔵人:(いやあ、実に聡明な女性だ。聡明で、恐ろしい)
阿木 弥仁:(うーん。まあ…………どう出るかな)猫のような彼女の瞳をちらりと見て。
烏丸 蔵人:(ふふ。魅力的だねえ?)
浮足 不和々:「フフ……さっきから男子ばっかり秘密の会話しちゃってさぁ、持ち帰りたい女子の相談かな?」
伊良波ユズリ:「えっ!」
伊良波ユズリ:「やっぱりそういう話もするんだ~!」
阿木 弥仁:「無事にお持ち帰らせてくれる柄じゃないっしょー!」
烏丸 蔵人:「そうそう、紳士だよぼくたちは」
浮足 不和々:「男子だからねぇ~、ユズリン!そういう欲望なくなるぐらい、厳しく練習やっちゃろうぜー!」
烏丸 蔵人:「二人をどうすれば楽しませられるか相談していただけさ」
烏丸 蔵人:「おっと、楽しませるより大事なことがあったねえ」
阿木 弥仁:「そーすよっ!」
伊良波ユズリ:「おお、興味あったけど……」
浮足 不和々:ふわ、と羽が舞うように飛び立って3人を誘う。
伊良波ユズリ:「そうだね、こってり絞ってあげよっか!」
伊良波ユズリ:「すっかりスタミナも回復したし! 覚悟してよねっ」
烏丸 蔵人:「お手柔らかに願うよ」
阿木 弥仁:「うげーっ」といいながら、ついていく。
烏丸 蔵人:(さて、アッキー)
烏丸 蔵人:(真面目な話だ)
烏丸 蔵人:(──持ち帰りたいのはどっちだい?)
烏丸 蔵人:大真面目な顔で。
阿木 弥仁:(……………)頭を掻く。
阿木 弥仁:(おれの勘すけど、あるとしたらユズリさんかなあ)
阿木 弥仁:(あっ!巨乳に弱いとかじゃないすから!)と慌てて。
烏丸 蔵人:(ほうほう)
烏丸 蔵人:(わかった。協力するよ)
浮足 不和々:Marici……日天の妃、摩利支天。
浮足 不和々:伊良波ユズリ、太陽のように明るい彼女が、光の神格化を意味するそのサークルの象徴であるように。
浮足 不和々:陽炎の化身、身を隠し、策を弄して障害を除く。自分はその一面が性にあっている。
浮足 不和々:頑張っていることを悟られぬよう隠しつつ
浮足 不和々:男女四人のプライベートビーチは、密かに激しく時を刻む―
第壱サイクル:烏丸
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
烏丸 蔵人:登場希望は生島君と阿木君、先に阿木君に出てきてもらおうかな
烏丸 蔵人:シーン表!
烏丸 蔵人:2d6 (2D6) > 9[4,5] > 9
阿木 弥仁:はーいっ
阿木 弥仁:九番!
GM:9>万緑館。静謐な様子に気が引き締まる……
烏丸 蔵人:今となっては現場だ
GM:で、先に判定を行いたいそうですね。
烏丸 蔵人:はい!
烏丸 蔵人:では万緑館に来ている学忍の女性たちに声をかけて
烏丸 蔵人:仲良くなりつつちょっと浮足さんの秘密を探ってきてもらいます
烏丸 蔵人:仲良くなりつつ
阿木 弥仁:ほう
烏丸 蔵人:用兵術で判定
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:2d6>=5 判定:用兵術 (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:成功!
GM:では浮足さんの【秘密】を烏丸君のみに送ります
烏丸 蔵人:お願いします!
烏丸 蔵人:確認しました!
烏丸 蔵人:シーン入って大丈夫です~
GM:====
GM:──益満浜・万緑館。
GM:一律での修練は終わり、昼の時間帯ともなると、わざわざ山の上に残る生徒は少ない。
GM:がらりとした館内……昨日は清掃をしていた風紀委員の姿もない。
GM:熱を帯びた風が吹き、青銅の風鈴が一声を上げた。
烏丸 蔵人:「やあアッキー」
烏丸 蔵人:深く腰掛けていた椅子から立ち上がる。
阿木 弥仁:「おっ、こんちわー」
烏丸 蔵人:「浜辺ではお疲れさまだ」
阿木 弥仁:「いや~バテたけどいいもん見れたんで…ハイ…」
烏丸 蔵人:「間違いない」
阿木 弥仁:「まあいろいろバレちゃいましたが」
烏丸 蔵人:力強く頷く。
烏丸 蔵人:「うん。だが、悪いことばかりでもなかったろう」
烏丸 蔵人:「ぼくらはお互いに隠すことがなくなった。そうだろう?」
阿木 弥仁:「あー」頭を掻く。「そうすねえ…そもそもおれの目的の半分くらいは、叶ったようなもんかもしれないですけど」
阿木 弥仁:「それ関係すか?」
烏丸 蔵人:「単刀直入に行こう。手を貸してほしい」
阿木 弥仁:「おお。いいっすよ~」あまり迷わず答える。
烏丸 蔵人:「はやいな」
阿木 弥仁:「まあ…特に困らなさそうなんで。あーでも、生島くんですっけ。あの子にはちょいお礼したい気もするけど」
阿木 弥仁:「だいたい目的もデカくみりゃ変わんないし、全然いいすよ」
烏丸 蔵人:「ありがたい。ではひとまず同盟といこうか」
烏丸 蔵人:「時間も限られている。情報を共有して素早くこの事件の概要を解き明かすとしよう」
阿木 弥仁:「おすおす。そんで具体的に同盟として何を…?」はてなマークを浮かべる。
烏丸 蔵人:「そうだな……それなんだが……」
烏丸 蔵人:すこし気まずそうに目をそらす。
烏丸 蔵人:「まずはこちらの持っている情報を渡す……べきだよな……」
烏丸 蔵人:「朝に声をかけた女性たちが仕事をしてくれてね」
阿木 弥仁:(成功することあるんだ)
烏丸 蔵人:「不和々嬢の事情を探ってきてくれた。だが……」
烏丸 蔵人:「くれぐれも、内密に頼む」
阿木 弥仁:「おお。それおれタダで知っちゃっていいんすかね」
烏丸 蔵人:常の軽い笑顔とは違う、本当に真剣な表情で。
阿木 弥仁:「同盟費用かな。ともあれ、内密」人差し指を立てる。
烏丸 蔵人:「同盟の手付金とでも思ってくれればいい」
阿木 弥仁:「おれも忍びの端くれっす、そこはご安心を」
烏丸 蔵人:というわけで、阿木君に浮足さんの秘密を渡します。
阿木 弥仁:わーい
阿木 弥仁:ごくごく
GM:はい
阿木 弥仁:「……おお」
阿木 弥仁:「うし、わかりました」へらりとした笑顔が真剣になって頷く。
烏丸 蔵人:「うむ。それで、だ」
烏丸 蔵人:「さっき君の言っていた、生島君へ礼をしたいという話」
烏丸 蔵人:「ぼくもそれは考えている。それに、交渉もしたいとね」
阿木 弥仁:「おお~」
烏丸 蔵人:「彼に関してはまだわからないところがあるが……情報のやりとりでもしないと、夜までに間に合わないと思う」
烏丸 蔵人:「同意してくれるなら、今から声をかけにいく。どうだい?」
阿木 弥仁:「おお、行きましょう。あいつの異名知ってますか」と、続ける。
阿木 弥仁:「その場しのぎの生島!この場もきっと、しのぐ重要なキーっすよ!」
烏丸 蔵人:万緑館内を二人して探し回り、見つかったのは玄関前。
烏丸 蔵人:「や、生島君。よかった、探したよ」
生島 鋼一:「んお?」
生島 鋼一:ラムネの瓶に入ったビー玉を取ろうと悪戦苦闘している
烏丸 蔵人:「おや、シルク嬢は一緒じゃないのかい?」
阿木 弥仁:「あっ名乗ってねえかも。二年の阿木弥仁っす~」片手を上げる。
烏丸 蔵人:「"みずごころ"の烏丸蔵人だ」
生島 鋼一:「どもども~、アッキーパイセンとアッシーパイセン」
阿木 弥仁:(脚)
烏丸 蔵人:(脚かぁ)
生島 鋼一:「モミーは今…何してるんすかね、分かんないっすけど多分元気です」
生島 鋼一:(つーか生徒会の人じゃん……俺絶対評判悪いだろ…)
生島 鋼一:「えっ……?もしかして更なる補習を……?」
烏丸 蔵人:「いやいや、そういうことじゃない。むしろ感謝をしにきたのが一つだよ」
阿木 弥仁:「補習…?」なぜかセクシーな響きを感じ取ってしまうがそれはそれ。
烏丸 蔵人:「マゼンテ嬢の企みを暴いてくれただろう?」
生島 鋼一:「感謝されるような事……してたんすかね~、俺が気付かないだけで」とそこまで言って
生島 鋼一:「?ああ、やっぱり出回ってんだそれ」
生島 鋼一:「抜け目ねぇなーフワちゃんパイセンも」
烏丸 蔵人:「まったくだ。女性というのは恐ろしい」
烏丸 蔵人:「そういうところも魅力的だが……それはひとまず置いておこう」
生島 鋼一:「あ、先に言っときますけど俺はその企みとやらに全然関係ないんで」
生島 鋼一:「たこ焼きは食ったけど」
烏丸 蔵人:「もちろん、ぼくたちも関係ない」
烏丸 蔵人:「朝にも行った通り、合宿をぶち壊しにされてはたまらないからね」
烏丸 蔵人:「むしろ止めたいと思っている側さ。……だが」
生島 鋼一:うんうんと頷きながら続きを促す
烏丸 蔵人:「口で言うだけでは、お互い信じるのは難しくないかな?ぼくたちは忍びだからね」
生島 鋼一:「そりゃ勿論」
生島 鋼一:「お互いに見返りのない協力なんかこえーこえー」
烏丸 蔵人:「うむ。その見返りの話をしにきた」
生島 鋼一:じっとその眼を見て
烏丸 蔵人:「ざっくりと言えば、情報交換の提案だよ」
生島 鋼一:「はいはい」
烏丸 蔵人:「ぼくやアッキー……阿木君は、君の知らない情報を握っている」
烏丸 蔵人:「なんならぼくたちの事情を教えても構わない」
生島 鋼一:「はぁ?マジ!?」
阿木 弥仁:「おれはいいっすよ~」とそこだけ口をはさむ。
生島 鋼一:「すぐ電話しちゃいそう!フリーダイヤルなんとかかんとか!」
阿木 弥仁:「さすがにそこまではない!」
阿木 弥仁:「だいじょうぶ!」こほん。
阿木 弥仁:「つーかおれの場合話した方が早い気するんすよねこれ…」
烏丸 蔵人:「話したいならぼくはかまわないよ?マゼンテ嬢の情報の礼もあるしね」
生島 鋼一:「あーちょい待ちっす。今聞かされたらこっちも絶対教えなきゃいけない感じになるんでその前に」
生島 鋼一:「俺に声かけた根拠って何すか?」
阿木 弥仁:「おれは…きみがマゼンテさんを止めてくれたからすね」
生島 鋼一:「ふんふん」
阿木 弥仁:「咎眼のなんかしてたっしょ?たぶん。それっすね。クロードくんはまた違うかもすけど」
烏丸 蔵人:「ぼくも似たようなものだよ。生島君はマゼンテ嬢を真っ先に調べに向かった」
烏丸 蔵人:「しかも結果的にではあるが、その行動によって彼女の企みが明るみに出た」
烏丸 蔵人:「このことから、生島君はマゼンテ嬢の一味であるとは考えにくい」
阿木 弥仁:「まあニラッチの事件はまた別軸かもすけどね~」それはそれでね、と付け加え。
烏丸 蔵人:「先も話したが、ぼくたちは彼女の企みを止めたい側だからね」
烏丸 蔵人:「信じられる可能性は高いと考えている」
生島 鋼一:うんうんと頷いて
烏丸 蔵人:「断言できないのは許してくれ。忍びの性だ」
生島 鋼一:ビッと指を立てて「俺が最初にタコ焼き屋に行ったのは」
生島 鋼一:「顔も知ってたし、会いに行く理由があったってのもそうですけど、あの人らのモチベが忍合宿そのものには無かったからっす」
烏丸 蔵人:「……ほう」
阿木 弥仁:じっと生島くんのほうを見て聞き入る。推理を聞く警察みたいに。
生島 鋼一:「眼鏡パイセンは、一旦言葉通りと受け取って除外、ビーチバレー組は、目的がふわふわしてんのが気になりますけど取り敢えず外して」
生島 鋼一:「残ってる人たちを探ろうと思いました」
生島 鋼一:「こっちの根拠はこんな所っす。これでプラマイゼロっすね」
烏丸 蔵人:「……驚いた」
烏丸 蔵人:「君の相棒は探偵だと言っていたが……」
阿木 弥仁:(……論理的に考えるし、喋るな、この子)
生島 鋼一:と、ちゃんと情報を受取ればこちらも返すと暗に示して
生島 鋼一:「籾岡は探偵っすよ。みんな馬鹿にするけど、あいつ凄いんで」
生島 鋼一:へへっと笑いながら
烏丸 蔵人:「なるほど、頼もしいね。この腕のワトソンの相棒だ」
生島 鋼一:いや~それほどでも~と後頭部をかいて
烏丸 蔵人:「では、ぼくたちももう少し脚で探るとしよう」
烏丸 蔵人:「うかうかしていたらあっという間に推理ショーの観客にされそうだからね」
烏丸 蔵人:「また後で」
生島 鋼一:「なんかあったら、”ちゃんと”教えてくれれば」
生島 鋼一:「こっちも”ちゃんと”返すんで~」
生島 鋼一:ポンッ
生島 鋼一:「おっ……取れた取れた」
GM:掌の上に水滴の付いたビー玉が転がる。
GM:窓から差し込む光が、きらと屈折した。
GM:====
GM:第一サイクルを終了します。
GM:第二サイクルを開始します。
GM:時間は15時くらい。
GM:「模範的生徒」「情熱的生徒」の宣言をどうぞ。
烏丸 蔵人:「情熱的生徒」を宣言
阿木 弥仁:今度は「情熱的生徒」にしてみよっかな~
浮足 不和々:そっちもあった!まだよく考えてないけど続いて「模範的生徒」でいってみようかな
生島 鋼一:「情熱的生徒」で!
GM:情熱に寄ってきたわね
第弐サイクル:生島
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
生島 鋼一:登場希望は籾岡、烏丸、阿木。その内烏丸と阿木はデータ処理のみの登場で
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 5[2,3] > 5
烏丸 蔵人:はーい!
烏丸 蔵人:あっ
烏丸 蔵人:この出目確か……
GM:5>現地に生息する不良たちに遭遇する。シーンプレイヤーは《遁走術》か《骨法術》で判定を行い、失敗すると集団戦ダメージ1点を受ける。
生島 鋼一:またお前らかよ!!
阿木 弥仁:wwww
阿木 弥仁:生島くんのこと好きなの?
烏丸 蔵人:不良多すぎだろ
不良A:ウッキー!
不良A:アイツが俺らのこと好きなんだよォ!
生島 鋼一:ええ…?じゃあ《骨法術》で…
不良B:ポッ(ほほを赤らめる)
GM:「情熱的生徒」のボーナスもどうぞ。
生島 鋼一:2d6+1 (2D6+1) > 10[4,6]+1 > 11
不良A:ぎぇええ~!
不良B:ほぎゃぁ~!
GM:無事撃退しましたね。
GM:場所はどこがいいですか?
生島 鋼一:そうですね、そしたら
生島 鋼一:私も先に情報判定していいですか?
GM:お、いいですよ
生島 鋼一:では
生島 鋼一:「お堂」に生存術で情報判定を行います。籾岡を補助しながら険しい崖登る感じで
GM:おお、いいでしょう
籾岡シルク:感情修正をします! フンフン
生島 鋼一:ありがてぇ~~
GM:動的なロールなのでボーナスも差し上げましょう。+2で振りな!
生島 鋼一:いいんすか…?こんなに貰って…
生島 鋼一:2d6+2 (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
GM:成功ですね!
生島 鋼一:そしたら場所はお堂周辺で!
GM:【秘密】を送りました
生島 鋼一:ふむ……
GM:====
GM:──益満浜・沿岸部。
GM:ざば、と波が岩肌を打つ。
GM:万緑館の裏、海に面した側は崖となっている。危険さゆえ近づくことは禁止されている場所だ。
GM:岩肌の目につかないところに、古びたお堂が建てられていた。
籾岡シルク:「ひぃぃいいん」
籾岡シルク:ぷるぷるとしながら岩肌を登っている。
籾岡シルク:「私はこれまでです生島助手……!」
生島 鋼一:「おい諦めるな!籾岡に解き明かされたい事件があと何個あると思ってんだ!」
生島 鋼一:「お前はやれば出来る子だぜ…籾岡!」
生島 鋼一:そう言いながら、それとなく籾岡の身体を支える
籾岡シルク:「うぉおおおお……」
籾岡シルク:補助されていることにも気づかない様子で、身体を持ち上げる。
籾岡シルク:「ふぁいとぉおおお……」
生島 鋼一:「いっっ ぱーーーつ!」
籾岡シルク:どしゃ、と台地に身体を乗せる。
生島 鋼一:「そう、その意気だぜ籾岡!今年のSASUKEチャレンジャーはお前以外在り得ねぇ!」
籾岡シルク:「ひぃ、ひぃ……事件が私を待っていまっ、うっぷ……」
籾岡シルク:「やるしかないようですね……! そり立つ壁の単独踏破を……!」
生島 鋼一:背中をさすりながら「事件は逃げねぇ…奴らは籾岡に来て欲しいんだからよ…」
生島 鋼一:「おう!反り立つ壁でも反り返る壁でも何でも来いだぜ!」
生島 鋼一:そう言いながら、キョロキョロと辺りを見回して
生島 鋼一:(えー、確かあの辺に……)
GM:古びたお堂が目の前にある。
生島 鋼一:「灯台デモクラシーだったな」
GM:崖のくぼみに建てられている、下からは見えないが、登ろうとすれば気づけるような小さな様子だ。
GM:潮風にさらされ、表面はやけ、錆びついている。
生島 鋼一:念の為、一度周囲を確認して
生島 鋼一:「おい籾岡、あんな所にあからさまな何らかがあるぜ」
生島 鋼一:そう言ってお堂の方に近づくと、錆びついた扉を開く
籾岡シルク:「おおおっ、絶対に怪しいです!」
籾岡シルク:「きっと忌むべき過去のなんやかんやが……!」
GM:ぎし、と扉が開く。
GM:「見たな」と声が聞こえた。
GM:====
生島 鋼一:サポート忍法の使用を宣言します
生島 鋼一:”覆面の男”を対象に【赤眼】を使用します
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7
GM:お見事!
GM:====
マスターシーン3
GM:お堂の前。波の音すらも聞こえなくなる。
GM:それほどの緊張感が、お堂の前の横穴を満たしていた。
GM:生島鋼一が振り返った先には……
覆面の男:覆面の男が壁に貼りつくように立っている!
生島 鋼一:「んぎゃーー!!」叫びながら籾岡をなるべく遠ざける
覆面の男:岩のような筋肉! 手には斧! お洒落な赤い前掛け!
籾岡シルク:「ひえーーーーっ!!!?」
生島 鋼一:「本当は怖いグリム童話みてーなクリーチャー!」
覆面の男:そして下半身を隠す獣の毛皮……なんという暴力的な姿だろう!
生島 鋼一:「ヤバそうな匂いがプンプンするぜ…」
生島 鋼一:「くっさ」
覆面の男:「歌を……聞いたか?」
生島 鋼一:「マジでくせーじゃん」
生島 鋼一:「歌~~?」
覆面の男:「禁忌の歌だ……」
籾岡シルク:「はっ……あのおじいさんが歌っていた……!?」
籾岡シルク:「えっと……真っ盛りの……益満の山に……でんでん!」
生島 鋼一:「うちの探偵は優秀だからよ~!チンカスみてーな情報からでも答えを得ちまうんだよな~!」
生島 鋼一:(あれ、これ答えちゃいけないやつじゃね?)
覆面の男:「く、く、く……」
覆面の男:「ならば教えてやろう……俺が……禁忌だ」
生島 鋼一:「むしろそうであってホッとしてる自分が居るぜ」
籾岡シルク:「そんな……! 益満浜に封じられた因習が作り出した悲しきモンスター……!?」
籾岡シルク:「このお堂に閉じ込められて、復讐のために育てられたり……したんですか!」
覆面の男:「いやそういうのではないけど」
生島 鋼一:「何~?」
生島 鋼一:「期待に添えよ!でんでん!」
籾岡シルク:「そうだそうだ!」
覆面の男:「グッ……!」
覆面の男:「俺は許せない……貴様らのような夏の盛りに……盛りのついた連中が!」
生島 鋼一:「深刻な私怨を感じるぜ」
覆面の男:「そしてそれと同じくらい……盛りのついた女たちを正そうとする偽善者どもも……!」
覆面の男:「いいだろう、期待に応えてやる。だが二番目の犠牲者は……貴様らだ!」
生島 鋼一:「エロい水着が見たいなら素直に言った方がいいんじゃねーか~?」
覆面の男:「グッ……恥知らずな……!」
生島 鋼一:(二番目……つまり、”アレ”は…そういう事だな)
覆面の男:「冥途の土産に覚えておけ、貴様らの首を砂浜に晒す男の名は……”禁太郎”だ!!」
生島 鋼一:「馴染みの深い名前!俺は生島鋼一、その場しのぎの生島だ!」
籾岡シルク:「そして私は……籾岡シルク! 名探偵です!」
籾岡シルク:「あなたの悪事は……既に私の掌の上!」
籾岡シルク:「やっておしまいなさい生島助手!」
生島 鋼一:籾岡の言葉に一度指笛を鳴らして
生島 鋼一:「生島、行きまーす!」
”禁太郎”:「イチャイチャするんじゃねえ~~~~!」
”禁太郎”:圧倒的な殺気を放つ禁太郎! 浜辺にわらべ歌のようなレクイエムが流れ始める……!
”禁太郎”:真っ盛り 真っ盛り 真っ盛り 真っ盛り…♪
”禁太郎”:真っ盛り 殺意だ 禁太郎…♪
”禁太郎”:九魔にまたがり 逢魔の警固…♪
GM:メイン戦闘を開始します。
GM:禁太郎が、生島くんに戦闘を仕掛けます。
籾岡シルク:そして感情を結んでいるので、私が戦闘乱入です!
GM:参加者は3人。人数と同じ……3ラウンドで戦闘は終了します。
GM:禁太郎と籾岡シルクのキャラシを公開します。
GM:禁太郎
(キャラシート)
GM:籾岡シルク
(キャラシート)
GM:初めてなのでじっくりやっていきましょう!
GM:メイン戦闘は1点受けたら脱落です!
生島 鋼一:理解だぜ
GM:ではまず、右下の鉛筆マークからダイスシンボルを出してね
生島 鋼一:なんかでたぁ
GM:生島くんは二つ出しておくといいかも! 出したやつはPCの横に並べておきましょう。
生島 鋼一:並べた!
GM:OK!
GM:では戦闘第一ラウンドを開始します!
GM:====
GM:【第一ラウンド】
GM:各ラウンドの開始時、プロットを行っていただきます。
GM:ダイスを右クリして「隠す」を選択し……1から6の数字を選びます。
GM:この数字がデカいほど早く動ける!
生島 鋼一:その分ファンブル値も高くなるという訳ね
GM:そういうこと!
GM:そしてこのタイミングで生島君には使える忍法があります。使ってみましょう!
生島 鋼一:OK!【影分身】を使用します
GM:どうぞ!
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 12[6,6] > 12
生島 鋼一:おっと
GM:うおっスぺシャル
生島 鋼一:このタイミングで…?
GM:生命点1点回復か変調回復がつきます
GM:つまり……無駄だぜ
生島 鋼一:そうだろうと…思ったぜ!
GM:あと判定は2d6>=5のように不等号と目標値も書いていただけると
GM:いろいろわかりやすいんでよろしくお願いします
生島 鋼一:はーい
生島 鋼一:じゃあダイス二つ使います
GM:どぞどぞ
”禁太郎”:では俺も忍法を使用する
”禁太郎”:【影法師】を使用! 対象は生島だ
”禁太郎”:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
”禁太郎”:成功! これでこのラウンド、俺のプロット値は自動的に生島が選んだ数字と同じになる……!
籾岡シルク:プロットOKです!
生島 鋼一:こっちもOK!
GM:このように、プロットを選び終わったら宣言をよろしくね
GM:はい!
GM:ではカウントダウンするので、0で公開してください。生島君は両方ね
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
生島 鋼一:5を選びます
GM:では生島君は2か5から……選んでる!
GM:OKです。
GM:禁太郎のプロットも5に。
○戦場:平地
→<プロット6>
(籾岡)
<プロット5>
(生島、禁太郎)
GM:ではプロット6から行動だ。
籾岡シルク:【接近戦攻撃】~! 目標は禁太郎!
籾岡シルク:指定特技は《刀術》です
籾岡シルク:目標値は5だが……プロット値が6なので、出目が6以下だとファンブルになってしまう! つまり7以上!
籾岡シルク:2d6>=7 (2D6>=7) > 8[3,5] > 8 > 成功
籾岡シルク:成功!
”禁太郎”:回避判定。《刀術》は6
籾岡シルク:そこに【作戦指揮】!
籾岡シルク:自分以外の判定直前にプラスかマイナス1の修正を付けられる忍法だ!
籾岡シルク:2d6>=7 (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
籾岡シルク:むふん! 回避判定にマイナス1修正!
”禁太郎”:目標値7……
”禁太郎”:2d6>=7 (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
”禁太郎”:成功だ。
籾岡シルク:もう!
GM:プロット6の判定は以上。
○戦場:平地
<プロット6>
(籾岡)
→<プロット5>
(生島、禁太郎)
GM:ではプロット5の処理に入ります。
生島 鋼一:押忍押忍
GM:同じプロットのキャラクターが複数いる場合、「同時攻撃」という処理になります。
GM:簡単にいうと、ダメージとファンブルの処理が、同じプロットのキャラクター全員の行動が終了するまで反映されない状態です。
GM:つまり相打ちもあり得るってコト!
生島 鋼一:逆凪になってもこの間だけは普通通り回避とかは出来るって訳ね
GM:そういうこと!
GM:形式的に、1d100で行動順を決めます。高い順に動いてもらうよ
”禁太郎”:1d100 (1D100) > 95
生島 鋼一:つよっ
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 47
”禁太郎”:ぐはは……
”禁太郎”:先手は貰った!
生島 鋼一:ダブルスコア
”禁太郎”:【熊抱】で生島に攻撃だ。ベアハッグを喰らえ!
生島 鋼一:いやーっ
”禁太郎”:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
”禁太郎”:ほぎゃあ~!
生島 鋼一:あらあら……
”禁太郎”:くっ、ここは以上……!
GM:では生島君どうぞ!
生島 鋼一:これファンブルって事は
”禁太郎”:あ、【赤眼】かかってたね……
生島 鋼一:赤眼の効果発動するんですよね
”禁太郎”:そうですね。脱落確定……ってコト!?
生島 鋼一:受けてもらうぜ…接近戦&射撃戦ダメージ…
”禁太郎”:くそ~!
”禁太郎”:ではまず接近戦ダメージ。ランダムなので、1d6を振ります。
”禁太郎”:1d6 (1D6) > 6
”禁太郎”:妖術!
”禁太郎”:射撃戦ダメージは、謀術に……受けてられるか!
”禁太郎”:ここで奥義を使用!
生島 鋼一:なにっ
生島 鋼一:初回は防げないという噂の…あの奥義!
”禁太郎”:『マサカリ・マッサカリ・マサクゥル』! 《呪術》の絶対防御!
”禁太郎”:イチャイチャしている連中への呪いの力が攻撃を弾く……!
”禁太郎”:これで【赤眼】の2点ダメージはカットしてやるぜ!
生島 鋼一:おのれ~~!
”禁太郎”:グヘ~!
GM:では改めて生島君どうぞ!
生島 鋼一:はーい
生島 鋼一:【巡扇】で禁太郎に攻撃します
”禁太郎”:なにぃ~!?
生島 鋼一:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功
”禁太郎”:ちっ、回避だ!
”禁太郎”:【巡扇】の指定特技は《詐術》!
”禁太郎”:《封術》から……9!?
GM:さらに謀術分野以外の特技で回避判定をする場合、回避判定にマイナス1修正、ファンブル値1上昇のおまけつきだよ。
”禁太郎”:辛い!
”禁太郎”:2d6>=10 (2D6>=10) > 10[5,5] > 10 > 成功
”禁太郎”:余裕なんだよな……
生島 鋼一:なんだぁ?てめぇ…
生島 鋼一:誰の攻撃も当たってねぇじゃねぇか!
籾岡シルク:ちょあーっ!
籾岡シルク:なけなしの遁甲符をなげます!
籾岡シルク:他人の判定を振りなおさせる忍具です!
生島 鋼一:籾岡!
system:[ 籾岡シルク ] 忍具:1 → 0
”禁太郎”:何回振っても余裕だ……
”禁太郎”:2d6>=10 (2D6>=10) > 7[2,5] > 7 > 失敗
生島 鋼一:籾岡!
”禁太郎”:ぐわああ~~!
籾岡シルク:ふふーん
生島 鋼一:赤眼の効果はさっきので切れてるんですよね
GM:そうですね。一回きりなのだ
生島 鋼一:OK!
”禁太郎”:射撃戦ダメージを謀術に受け……脱落……!
”禁太郎” 生命力6→5 器・体・忍・(謀)・戦・妖
()は消耗済み
GM:戦闘続行意志はありますか?
生島 鋼一:ありませぬ
GM:はーい
GM:では戦闘の勝者を一人決めて、戦果というのを取っていってもらうのですが
GM:今回は”禁太郎”の自供をもってそれに代えさせていただきます。
GM:戦闘終了!
GM:====
”禁太郎”:「ばっっっ……馬鹿なァ~~~~!」
生島 鋼一:「ふっ………」
生島 鋼一:「馬鹿である事は否定しねーが…」
生島 鋼一:「馬鹿である以前に、俺達は忍びなんだぜ。」
”禁太郎”:岩壁から落下! 怨念の力で咄嗟に重傷は避けるが……生島君の攻撃は直撃した!
”禁太郎”:「ぐは……っ。そうか、忍び……」
”禁太郎”:「俺は……隠れ忍ぶことに疲れ……耐え忍ぶ気持ちを忘れていたのかもしれない……」
生島 鋼一:「じゃあもう暴れない?」
籾岡シルク:「あなたは、益満浜の本当の姿が”厄満浜”……人柱として海に住民を捧げてきた黒い過去があるということを隠しているのを、許せなかったんですね……」
”禁太郎”:「いやそういうのではないが……わかった、もう暴れない」
生島 鋼一:「凄い理解力だぜ、籾岡」
籾岡シルク:「でしょうでしょう」
生島 鋼一:「服も着ろよー」続けざまに禁太郎へ
籾岡シルク:「生島助手も、いいはたらきでしたよ!」
籾岡シルク:「ほめてあげます! ワトソンに一歩近づきましたね」
籾岡シルク:上から目線だ。
生島 鋼一:「マジ?ワトソンにチカソン?」
生島 鋼一:「へへっ、籾岡女史の力あってこその助手だからよ」
籾岡シルク:「えへへー」
籾岡シルク:「まあ? 私の推理力なら? これぐらいの事件の解決は余裕でしたね!」
生島 鋼一:「カッコいい~」
生島 鋼一:「名探偵にまた一歩近づいちまったな、籾岡」
生島 鋼一:「いや、もう既に名探偵…?」
籾岡シルク:「ええ! ありがとうございます!」
籾岡シルク:「名探偵を超えた……超探偵に!」
生島 鋼一:「なんだか分からないけど…すげーぜ!」
”禁太郎”:「ふっ……俺が忘れていた輝き、か……」
”禁太郎”:「潮風にさらわれちまったかな……」
”禁太郎”:「おっと……これを渡しておく」
生島 鋼一:「金?」
”禁太郎”:ごそごそと毛皮から、毛の束を取り出す。
”禁太郎”:「あるいはそれ以上に大切なものかもしれんな」
生島 鋼一:「ふーん………」
生島 鋼一:「まぁいいや、貰っとくぜ。」
”禁太郎”:「ああ。お前たちのおかげで、夏に浮かされていた目が覚めた」
”禁太郎”:「さらばだ!」
生島 鋼一:「元気でなー」
”禁太郎”:誇らしげな足取りで、一歩を踏み出していく。
生島 鋼一:その背中を見送って
監視員:「ちょっと君何その恰好」
生島 鋼一:哀しい未来から目を逸らすように、背中を向ける
”禁太郎”:「いや違うんですよ監視員さんこれは最新の水着って言うか別に猥褻物陳列罪に違反しようなんて全く考えてないんですよいやー暑いですねー」
GM:数分後、サイレンだけが波間に残されていた……
籾岡シルク:「悲しい、事件でしたね……」
生島 鋼一:「再犯率の高さは無視出来ない問題だぜ」
生島 鋼一:と、受け取った毛の束をポケットに突っ込んで
生島 鋼一:(…………よしよし)
生島 鋼一:(交渉材料交渉材料………ってな)
籾岡シルク:「生島さん、運動したらお腹空きましたっ」
生島 鋼一:「俺もー」
生島 鋼一:「なんか食いに行くか」
籾岡シルク:「たこ焼きは……ちょっといやなので、焼きそばとか食べましょー」
生島 鋼一:「炭水化物には困らないのが出店の良い所だよなー」
生島 鋼一:やいのやいのと言いながら、錆びついた扉に手をかける
生島 鋼一:ギィィーッ───バタン!!
GM:====
生島 鋼一:では、このシーンで得た「お堂」の秘密を、烏丸、阿木両名に共有します。
GM:はい。では公開情報ですね。
「お堂」の【秘密】
潮風で錆びついた扉を開いてみると、『禁』と書かれた覆面が納められていた。そして……切り取られたリーゼントが。
「見たな」という声が背後からかかる……
この【秘密】を最初に獲得したシーン終了時、シーンプレイヤーに対して“覆面の男”が戦闘を仕掛けるマスターシーンが発生する。
烏丸 蔵人:受け取りました。情報交換として、生島君に不和々嬢の秘密を送ります。
GM:はい。そちらも公開情報ですね。
PC2の【秘密】
あなたは『Marici』の不調は、伊良波ユズリに原因があると考えている。ずっとバディを組んできたあなただからこそわかる。彼女は……恋患いをしているに違いないのだ。
命短し恋せよ乙女。しかし、厳しいアスリートの世界には色恋の入る余地などないのもまた事実……友のため、そしてあなた自身のための決断をしなければならない。
あなたの【本当の使命】は、「伊良波ユズリの恋路を妨害する」もしくは「伊良波ユズリの恋路を成就させる」ことだ。
伊良波ユズリの【秘密】を入手したとき、どちらにするか決定すること。以降は変更できない。
阿木 弥仁:悪いふわわちゃん……!
烏丸 蔵人:ごめんよ
浮足 不和々:親友に謝らねば……
阿木 弥仁:応援するんでな………
生島 鋼一:理解…したぜ!
第弐サイクル:阿木
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
阿木 弥仁:はーい!登場希望はふわわさんと大葉くん。
烏丸 蔵人:情報共有したいからデータ上一緒に出てていい?
阿木 弥仁:あ、いいよー!
烏丸 蔵人:サンキュー!
浮足 不和々:でましょうしょう
阿木 弥仁:えっと、まずふわわさんに少し話したあと、大葉くんに会いに……なんか観測のためのスポット?支度中とかあれば
阿木 弥仁:そこに行きたいかなって思ってます
GM:はあい 山とかになりますね
GM:浮足さんとはどこで話します?
阿木 弥仁:館…とかかなあ。
阿木 弥仁:それかここでシーン表つかうか
阿木 弥仁:2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7
GM:7>ビーチ。寄せては返す波と心地よい風。夏の空気に心も明るくなる。
阿木 弥仁:やったぜ!
GM:やったね
浮足 不和々:ビーチ!
阿木 弥仁:じゃー練習中のふわわさん呼び止めて海で話し、山にゆきまーす。
GM:は~い
浮足 不和々:はいな
GM:====
GM:──益満浜・ビーチ
GM:真昼間に比べ、刺すような陽は西に揺れつつある。
GM:夕方までの時間を日光浴にあてようとする、弛緩した雰囲気が砂浜にも漂っていた。
GM:どこかからウクレレの音が聞こえる……。
阿木 弥仁:「あ、ふわわさーん」練習休み?らしき姿に声をかける。
浮足 不和々:「おや、アッキーじゃーん」
浮足 不和々:一人でのトレーニングだったのか、ドリンクを飲みながら、先刻の練習相手に微笑みかける。
阿木 弥仁:「お疲れさまっす~」
浮足 不和々:「いやいや、好きでやってることゆえ~、そっちも生徒会のお仕事中?」
阿木 弥仁:とりあえず近くに座る。「そうすね。……で、えーと………」
阿木 弥仁:「忍びには当然とはいえ………なんか女子のあーいう秘密」
阿木 弥仁:「謝るのも変すけど、なんか気になって」苦笑する。
浮足 不和々:「………」
浮足 不和々:「ふふ、忍に怒りは不要だし、見抜かれたこちらが悪い」
浮足 不和々:「とは言え……何も言わなかったら、ちょっぴり蹴とばしてやろうかと思ってたよ」
浮足 不和々:「ごほうびになっちゃう?」
阿木 弥仁:「あは!いやそっちの趣味はないっす!」
阿木 弥仁:「でも、そう打ち明けてくれて嬉しいすよ。…うん」
浮足 不和々:「それは何より」
浮足 不和々:「ま、浮足ちゃんもたった1年早く生まれただけだーしね?感情の制御なんてへたへたへたっぴよ」
阿木 弥仁:謎めいた微笑を横目に。「学生すから、おれらね」
阿木 弥仁:「女子とビーチバレーではしゃいでるくらいすよぉ」
浮足 不和々:「ウヒヒヒ、故に学び切磋琢磨し色香にも耐えシノビとして鍛錬するのじゃ!」
浮足 不和々:「……鍛錬に恰好な事件も、ありますしな?」
阿木 弥仁:「くっ」頭を掻き。「…んー。それで、いちおう聴取に行こうと思ってます。まだ。オーバくんとこ行こうかなと」
浮足 不和々:「眼鏡くんね?うむうむ、あんなんまっくろくろすけだもんねぇ」
阿木 弥仁:「来ます?」
浮足 不和々:「もちもち♪」
阿木 弥仁:「お、よかった。サポートお願いしますよセンパイ」笑って立ち上がる。
浮足 不和々:「任せんしゃい、浮足ちゃんぞ? 時に厳しく時に優しく手助けしちゃう♪」
浮足 不和々:「つーわけで、どーせ高いところだろうし、険しいルートを競争だぁ!」
GM:ーーーー
GM:──益満浜・山間部
GM:海が一望できる、開けた台地だ。神社に続く鳥居も連なっている。
GM:景色はいいが、いかんせん険しい。秋口ならともかく、夏の盛りに訪れる者は少ない。
GM:合宿参加者でも、人間鳥コンテスト研究会か、天体観測を目的としている人間しかここにはいない。
大葉遥人:「……」
大葉遥人:望遠鏡の角度を調整している。
阿木 弥仁:じゃあ、そうだな。その山に踏み入った、ということで《野戦術》で
阿木 弥仁:大葉くんの秘密を判定し、解明することでスマートに踏み入ってみたいです
浮足 不和々:感情補正は欲しいかい?
阿木 弥仁:欲しいっす!
浮足 不和々:はぁい、じゃぁアッキーの判定に感情で+1点!
カラスンは一人でできる子って信じてるから!
阿木 弥仁:GM、いいでしょうか~
GM:お、どうぞ~
阿木 弥仁:わーい
阿木 弥仁:2D6+1>=5 (判定:野戦術) (2D6+1>=5) > 11[5,6]+1 > 12 > 成功
阿木 弥仁:うおお
GM:成功ですね!
GM:では秘密をおくります
阿木 弥仁:ドキドキ
浮足 不和々:ソワソワ
GM:浮足さんにもおくりました
阿木 弥仁:受けとりました…!
浮足 不和々:ははー、これはこれは…受け取りもうした
阿木 弥仁:「……」ぼんやりと空を眺める。
阿木 弥仁:「そういやここに来てから、海ばっか見てて空あんま見てなかったっす」
浮足 不和々:「なんなら空気の違いか、いつも見るより奇麗な空だねぇ」
阿木 弥仁:「ねー。いろいろ…天気とか占いとかに使われるのもなるほどって感じすね」
阿木 弥仁:そして大葉くんを見る。「オーバくん」
浮足 不和々:「ね、だからこそ空に心奪われちゃうピュアっ子も居るのは分かる……が」
大葉遥人:「……」目を向ける。
阿木 弥仁:「えーと」真面目そうな声が出てしまい、頭を掻く。
浮足 不和々:「はろー、山にいたら見えないだろうからサービスで水着女子の宅配でーす♪」
阿木 弥仁:「違法の響き…」
浮足 不和々:希望要望を肌で感じ取ってか、不真面目感をだし。
大葉遥人:「殊勝なことだ。……先ほど、不審者が逮捕されたというのは噂になっていた」
大葉遥人:「事件は解決したのか。助かる」
阿木 弥仁:(…敵わねえ~)ふわわさんに感謝しつつ。「あ、聞きましたよ!露出魔みてえな男っすよね」
浮足 不和々:「夏の魔物ってのは甲子園以外にも居たんですなぁ」
阿木 弥仁:「ただ…うーん…事件はまあ、終わったとしても、いっこ片づけりゃメデタシメデタシじゃあないじゃないすか」
阿木 弥仁:「合宿はまだあるしね。ここでオシゴト終わらせちゃあニラッチにも顔向けできません」
浮足 不和々:「うちの学校の風紀委員は見た目と信念が反比例って評判だもんねぇ」
大葉遥人:「そうだろうな。私も合宿が続いた……これからが本番だ」
大葉遥人:「君たちにとっての正道は、わかっているが」
大葉遥人:「それを曲げることでしか、見えないものもある。私はそう思っている」
阿木 弥仁:「ふむ」首を傾げ、大葉くんを見返す。
浮足 不和々:(正道ね……浮足ちゃんはそんなに見えちゃいないんだけど)
浮足 不和々:珍しくどこかに気をやる感じだったが、それも一瞬のうちに向き直り。
阿木 弥仁:「いや、まあ…おれなんかは、いつもみんなが極力折り合って仲良くやれりゃいいかなあ、くらいなんすけど」
阿木 弥仁:「だから…人と喧嘩とか揉めるのも、あんましたくねえし」
阿木 弥仁:「…あー。だから、えーと。つまり」
阿木 弥仁:「おれが『解決』しようとしたら、きみの見たい星模様の邪魔になります?」
阿木 弥仁:まだ星のない空を指で示して、尋ねる。
大葉遥人:「それを聞きたいがために登ってきたのか」
阿木 弥仁:「どーでしょ。もっと曖昧に、わかんないことがいろいろ気になっただけかも」
大葉遥人:「……風紀委員の君は認識していないか。宇賀品学院のサークルは、常に睨み合っている」
浮足 不和々:「んっふっふ、若くていーでしょ?」
大葉遥人:「功績を残せなければ消える……大きなサークルに飲まれることもある」
阿木 弥仁:「つねに存続をかけてる。把握はしてます。本当の意味で実感してるとは断言できないすけど」
大葉遥人:「なら……私の観測を妨害することが、君にとっての『解決』となるか、不明だな」
大葉遥人:「私に戦闘の意志は無い。人員も無く、それに向いている質でもない。それは明確なことだが」
阿木 弥仁:ふわわさんをちらりと見る。彼女のほうがより実感がある話であろう。彼女も最終的に味方となるかは分からない。天のみぞ知るというやつか。
阿木 弥仁:「妨害も、戦闘も、あんましたくはないすけどね。おれは」
浮足 不和々:弱小サークル、と聞けば活動の裏に常に終わりが隣り合わせの気持ちはよくわかる。
静かに大葉と阿木の主張に耳を傾けて。
阿木 弥仁:「極力みんな安全に、この合宿が終わればいいし」
阿木 弥仁:「……その先で、極力みんなが望んでる道に行けりゃいい」
阿木 弥仁:「うええ、言葉にすると教科書かよ感」
阿木 弥仁:頭を振る。「日和ってんなよって感じたら悪いすけど、おれはそう。なんで、邪魔にならずに解決できないか」
阿木 弥仁:「いい先行きになって、それをきみに見てもらえりゃいいかなって、思ってる。ます」
大葉遥人:「理想論か」
大葉遥人:「高くを見ているな」
大葉遥人:望遠鏡の角度を調節する。
阿木 弥仁:「天文部なら、そのへんのロマンも解してもらえると~」へらりと笑う。
阿木 弥仁:空を見上げてみる。一番星もまだ見えなかった。
GM:====
阿木 弥仁:あ、じゃあここで烏丸くんに
阿木 弥仁:次に調べる情報ちょうだいの代わりに今の情報送ります
烏丸 蔵人:ありがとうアッキー!
烏丸 蔵人:持つべきものは友だぜ
GM:了解です
烏丸 蔵人:確認しました!
第弐サイクル:烏丸
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
烏丸 蔵人:十徳さんに出てもらいます あと阿木君にデータ的に出てもらって
阿木 弥仁:ほーい
烏丸 蔵人:2d6 (2D6) > 6[2,4] > 6
烏丸 蔵人:6は初めてかな
GM:6>磯。岩の影に小さな生物が潜んでいる。まるで秘密の会話をしているようだ。
烏丸 蔵人:お、それっぽい
GM:====
GM:──益満浜・海岸
GM:ごつごつとした岩肌が広がる磯。
GM:海流によるものなのだろうか。人の背丈近くもあるような高さの岩が、いくつも立ち並び、波に削られている。
GM:釣りができるような凪でもない……必然、波の音だけが奇妙に反響していた。
烏丸 蔵人:「釣るには少し厳しいか……っと、あれかな」
烏丸 蔵人:釣り道具を肩に抱えて歩いていると、目当ての人物を見つける。
烏丸 蔵人:「こんにちは。十徳和錆嬢というのは貴女かな?」
十徳和錆:「あぁ……?」
十徳和錆:訝し気に目線をやる。
十徳和錆:「……なんか用。マリンスポーツなら受け付けは港でやってる」
烏丸 蔵人:「はじめまして。"みずごころ"の烏丸蔵人という」
烏丸 蔵人:「そちらにも興味はあるが、今日は君に用があって来たんだ」
烏丸 蔵人:「少しお時間をいただけるかな?」
十徳和錆:「私には用はないし、アンタにやるのも癪」
十徳和錆:「調べたいなら調べなよ。それが忍びってもんでしょ」
烏丸 蔵人:「ふむ」
烏丸 蔵人:「調べる、とは妙なことを言うね」
烏丸 蔵人:「ぼくはまだ、どういう用事で来たのか君に伝えた覚えはないが」
十徳和錆:「腹芸のつもり? 笑っちゃうね」
十徳和錆:「商談のつもりなら脈は無いよ。それ以外でもだけど」
十徳和錆:「潮目ってものを読むもんでしょ、釣り人は」
烏丸 蔵人:「おや、そちらも脈なしか」
烏丸 蔵人:「残念だ。話が終わったら改めてお茶にでも、と思っていたんだが……」
烏丸 蔵人:残念そうに肩を落とす。
烏丸 蔵人:「まあ、腹芸が嫌だというなら直球で行こうか」
烏丸 蔵人:「昨日の深夜、それに今日の夜」
烏丸 蔵人:「何をしていたか、何かすることがあるか」
烏丸 蔵人:「ぼくが聞きたいのはそこだ」
十徳和錆:「かは」息を漏らす。
十徳和錆:「いくら伝えてもわかんないようだし答えてあげる」
十徳和錆:「昨日の深夜は寝てた。今日の夜は夏祭りでバイト」
十徳和錆:「聞きたいことに答えてあげたよ。次は私の頼みを聞いて貰っていい?」
烏丸 蔵人:「ぼくに応えられることなら」
十徳和錆:「どっか行け」手をしっしと振る。
烏丸 蔵人:「つれないなあ」
烏丸 蔵人:「……」
烏丸 蔵人:「あ、洒落ではないよ?」
十徳和錆:「消・え・ろ」
烏丸 蔵人:「はいはい。ではまた、和錆嬢」
烏丸 蔵人:ひらひらと手を振って退場する。
烏丸 蔵人:「さて」
烏丸 蔵人:会話の間に彼女の周辺に意識の一部を仕掛けておいて、何をしているか秘密を探ります。憑依術
烏丸 蔵人:良ければダイス振ります
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:2d6>=5 判定:憑依術 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
烏丸 蔵人:成功!
GM:出目がいいな
GM:送ります
烏丸 蔵人:確認しました!
浮足 不和々:こちらも受け取りました。
烏丸 蔵人:さっきの情報のお礼にアッキーにも渡します
阿木 弥仁:センキュッ
GM:了解です
烏丸 蔵人:「ふむ、さて。一歩前進……したはいいが」
烏丸 蔵人:「ううん。これはやはり脈なしかな……?」
烏丸 蔵人:「やれやれ、大物は手強いものだ。それだけ釣り甲斐はあるけどねえ」
第弐サイクル:浮足
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
浮足 不和々:はい、伊良波ユズリちゃんを指名してシーン登場は無いけれど裏で烏丸くんと阿木くんに出てもらおうかな。感情欲しい。
阿木 弥仁:投げるよ~♡
浮足 不和々:シーンは普通に振りますの。
烏丸 蔵人:おっ行きますか
烏丸 蔵人:出ます
浮足 不和々:2d6 (2D6) > 12[6,6] > 12
GM:おおっ
浮足 不和々:クリティカール
烏丸 蔵人:スペっとる
GM:12>緑化サークル『ミント』がお茶会を開いている。上品な香気が鼻をくすぐる……。シーンプレイヤーは《香術》で判定を行い、成功すると好きな忍具を1つ獲得する。
浮足 不和々:優雅なことしとる…!隠形術が一番近い!いきます!
GM:どうぞ
浮足 不和々:2D6>=7 (判定:隠形術) (2D6>=7) > 10[5,5] > 10 > 成功
GM:おお~ では好きな忍具をどうぞ
浮足 不和々:シャーオラ!優雅な浮足ちゃんだぞ!神通丸もらっときます!
GM:はーい
GM:====
GM:──益満浜・カフェテラス『サトゥラ』
GM:オーシャンビューが楽しめる新装開店されたカフェだ。夜間は新鮮な魚介が楽しめるバルとして経営している。
茗荷宿ウララ:彼女たちの息がかかった店なのだろうか、『ミント』の構成員が通っているようだ……治安もよい。
茗荷宿ウララ:穴場のような場所であるにも関わらず、生徒間での噂などは聞かない。
茗荷宿ウララ:偶然訪れたあなたたちは歓待を受け、土産まで持たされたが、奇妙な気持ちだった。
浮足 不和々:吸収しても得られる利はわずか、普段は気にも止められないであろう、弱小サークルと巨大サークルとのまさかの交流。
浮足 不和々:資金があるのだろうか、実に優雅なお茶会でここだけ合宿というよりは夏の避暑地という優雅さを誇ってた。
浮足 不和々:「……」
浮足 不和々:そんな折角の交流の機会、
浮足 不和々:時にはあちら、思えばこちら、という具合にあちこちに目を向ける、普段のような浮足立っている様子とは違う。
浮足 不和々:どこか、気持ちがいつも居る地点よりも、よりふわふわぼんやり高ぁいようで、
浮足 不和々:いわゆる、上の空、という奴でお土産を持ったまま、親友と歩いていた
伊良波ユズリ:「……いやー」
伊良波ユズリ:「緊張しましたな……!」
伊良波ユズリ:額を拭う。お土産の紙袋が揺れる。
浮足 不和々:「………」いつもであれば軽口をたたく場面でも、やや間をおいて
浮足 不和々:「……あ」
浮足 不和々:「あらいやだ、昇天してましたわ」
浮足 不和々:おほほほ、とエセ優雅な立ち振る舞いをして笑う。
伊良波ユズリ:「そんなに美味しかった!? 私味なんてわかんなかったよ~」
伊良波ユズリ:「お菓子は良かった、あのフワフワした……甘いやつ……」手をこねくり回している。
浮足 不和々:「オホホホ、浮足ちゃんですのよ、それぐらい分かりますわ」
浮足 不和々:「んむ、あれはおいしかった…」
浮足 不和々:「うん…」
浮足 不和々:言葉のラリーが続かない。
伊良波ユズリ:「……」
伊良波ユズリ:「いつもと違うな~、とは思ってたんだけど」
伊良波ユズリ:「海の家じゃなくて坂登ったりね……練習も今日は分かれてたし」
伊良波ユズリ:「言いたくないけど言いたいから、こうしてるんだよね」
伊良波ユズリ:「フワワ割とそーいう……とこあるし。悩みすぎると行動に出るの」
伊良波ユズリ:うーん、と頭を掻く。
浮足 不和々:「……伊良波ワカリ?」
浮足 不和々:…ようやく、自身の不自然さに気づいたのか、自身の手を見て、足を見て、向き直る。
伊良波ユズリ:「たぶんMariciについてのことだと思うんだけど、普通のことなら聞くよね」
伊良波ユズリ:「聞きづらいこと……?」
浮足 不和々:「んー……」
浮足 不和々:「うん…色々あってさ、山上ったのも…一人練も……」
浮足 不和々:「いや、そういうことじゃないんだわ、そこはこの際大事じゃない」ぐし、と自身の髪をいじり
浮足 不和々:「……すまない、謝らなくちゃならんのよ、マジにね」
浮足 不和々:目で腰掛けやすそうな岩場を指して
伊良波ユズリ:「うえ、どうしたの」
伊良波ユズリ:不安げな表情を見せる。
浮足 不和々:腰を掛ければ、立っていたときはゆらゆらと揺らしていた背筋を正し、足を揃え、ピンと線を整える。
浮足 不和々:「うちらが夏に涙を呑んだ、間接的な原因……とでも言えばいいのかな」
浮足 不和々:これ以上、ほかの人には知れないように、せめてものぼやかしかたをする。
浮足 不和々:「もち、それだけが悪い訳じゃない。 でもお互い、普段はなんでも話せるのに」
浮足 不和々:「アレだけは、なんだか口にしづらくて、それも指摘できずにギクシャク、しちゃってさ」
浮足 不和々:「それがどんな結末になるにせよ、いい加減ハッキリさせたいって一人ヤキモキしてたのが悪かったのかな……」
伊良波ユズリ:「んー、あー」
浮足 不和々:「何人かに、見透かされてしまった」
浮足 不和々:重りでも乗せられたかのように、普段の雰囲気よりも重く、吐き出す。
伊良波ユズリ:「それは……なんというか」
伊良波ユズリ:「私が思ってることなら……フワワのせいではないと思うけど……」
伊良波ユズリ:「いや、そうだよね、フワワ気にするよね」
伊良波ユズリ:「Mariciが負けちゃったのも……そうだね、原因と言ってもいいし……」
浮足 不和々:「フフ……お互いシノビだからね、直接的な言及は」
浮足 不和々:「言葉で人を騙せることなんてこれっくらいの時から知ってるし」親指と人差し指でわずかな隙間を作って見せて
浮足 不和々:「真実は己の磨いた技で得て、確信しないと、とても安心できないから、つい伏せちゃうけどね……」
浮足 不和々:「でも……やっぱ申し訳ないじゃーん」
浮足 不和々:改めて親友に友人に頭を下げて
浮足 不和々:「ごめん、わざわざそっちから聞くような態度もとって、結局こんな切り出し方になって」
伊良波ユズリ:「んま、デリケートですから」
伊良波ユズリ:からからと、明るく笑う。
浮足 不和々:「肌と同じぐらいにね」
浮足 不和々:切り出し、吹っ切れてきたのか、だんだんと調子が戻ってくる。
浮足 不和々:「……ふぅ、第一の謝罪はそれ」
浮足 不和々:「でもまぁ、もうひと謝りしないといけないんだ」
浮足 不和々:依然、背を正したまま、語り掛ける。
浮足 不和々:「今回のことは、まぁ、いわゆるサーブだったんだと思う」
浮足 不和々:「トスでも、レシーブでも、どんな行動を取るにせよ。取らないわけには行けない」
浮足 不和々:「……だから、本当に悪いとは思うけど……」
浮足 不和々:「より奥に、踏み込ませてもらう」
伊良波ユズリ:「おーっ」
伊良波ユズリ:「よしこいっ」はにかむ。
浮足 不和々:「……まぶしいなぁ、ユズリンは!」
浮足 不和々:二人とも、分かっていたかのようにボールを手に相対し……いつものように動き始める。
浮足 不和々:そこでだけは、何もかもがさらけ出せる気がして。
浮足 不和々:野戦術という名のビーチボールでの中で秘密を知っていく!模範的ボーナスなんぞいらねぇ!!
浮足 不和々:感情プリーズ!!
烏丸 蔵人:はーい、感情修正どうぞ!
阿木 弥仁:もちろん!
阿木 弥仁:+してねー!
GM:ではどうぞ~
浮足 不和々:2D6>=5+2 (判定:野戦術) (2D6>=7) > 3[1,2] > 3 > 失敗
浮足 不和々:うっそだろお前
GM:あぶないですね
GM:その書き方だと正しくないけど判定は成功
浮足 不和々:あっそうか式が間違っている…
ただしくは2D6+2>=5 (判定:野戦術)だったのでセーフですね失礼
GM:送りました
浮足 不和々:………あ~~~~
浮足 不和々:受け取りました。
GM:では【本当の使命】をどちらにするか選択してください。
浮足 不和々:……
浮足 不和々:「伊良波ユズリの恋路を成就させる」を選びます
GM:ほほう
GM:了解です
GM:では〆のロールどうぞ
浮足 不和々:終わらないラリーを続け、ネットの境目でお互いにボールを打ち。
浮足 不和々:緊張の糸が切れたかのように、共に倒れこむ。
浮足 不和々:「……伝わりましたわ、マジに、己の磨いた技で探ったからね」
伊良波ユズリ:「そっか」
伊良波ユズリ:「私も、打ち込めるかなー」
浮足 不和々:「ンヒヒヒヒ、エースのアタッカーが何言ってんのよ?」
浮足 不和々:「今は弱小でも、いずれは一大サークルになるサポーターの浮足ちゃんだぜ」
浮足 不和々:「……アタック向けの良いボール、きっと打ち上げてやるからさ」
浮足 不和々:「……短いけど、合宿の成果、みせてやろーぜ」
伊良波ユズリ:「へへへ」
伊良波ユズリ:「こっちからも一回、謝らなきゃね」
伊良波ユズリ:「心配させてゴメン!」
浮足 不和々:「帳消し!!!」
伊良波ユズリ:「……もう場所決めてるんだ。まだ勇気は出ないけど」
伊良波ユズリ:「今夜、頑張る……!」
浮足 不和々:「……応よ」
浮足 不和々:秘密を聞き出すためのラリーで、精魂尽き果て、次の声はでなかった。
浮足 不和々:ただぼんやりと眺めた空は奇麗だった。
浮足 不和々:今夜の夜空もきれいだと良い……そう思いながら、しばらく、海の風を浴びるのであった。
GM:====
GM:第二サイクルを終了します。
GM:第三サイクルを開始します。
GM:「情熱的生徒」か「模範的生徒」の宣言をどうぞ。
烏丸 蔵人:情熱的です。最後まで。
阿木 弥仁:模範的生徒で!
浮足 不和々:情熱的生徒!傾いた!
生島 鋼一:情熱的生徒でー
阿木 弥仁:おれだけーっ
GM:変えたかったら変えてもいいよ
烏丸 蔵人:真面目だなあアッキーは
阿木 弥仁:いや……模範的でいきます!
茨谷小仲:えらいえらい♡
阿木 弥仁:ヘニャ~~
マスターシーン4
GM:──益満浜・海岸沿い
GM:日が傾いている。影が長くなり、指数的に夜が大きくなる。
GM:海岸沿いでは、熱をはらんだ風が髪をはためかせていた。
籾岡シルク:「むうっ、この風は……事件の匂いがしますね……!」
籾岡シルク:帽子を押さえる。
籾岡シルク:「崖際で犯人を追い詰めるごっこにも疲れたので町に戻りましょう。生島さんにアイスもらおー」
籾岡シルク:ちょこちょこと海岸から引き返し、柵を超えて歩道へ。
不良A:「ウッキャァーーーーッ!!!!」
不良B:「ホホホーーーーッ!!!!」
籾岡シルク:「みぎゃあああああ!!」
GM:いたいけな少女を攫う不良! 益満浜の治安ここに極まれり!
GM:水陸両用のバイクが獰猛なエンジン音を立て、根城へと爆走する!
不良A:「ウキャキャキャキャ! 恨むならテメエの不幸を恨むんだな……!!!」
GM:不良が籾岡シルクに対して戦闘を仕掛けます。このままでは籾岡の自動敗北になりますが……
GM:不良か籾岡シルクに対して感情を結んでいるキャラクターは戦闘乱入が可能です。
生島 鋼一:なにっ
生島 鋼一:まさか…
生島 鋼一:俺しか居ない…?
GM:そうらしいよ
生島 鋼一:じゃあ…乱入するしかねぇ…
GM:きたぜ、ぬるりと!
GM:では戦闘は不良A・Bともみ岡が参加します
GM:生島君も合わせて4人で戦闘だ!
生島 鋼一:遂にGM直々に言っちまったな、もみ岡
生島 鋼一:しゃあっ ラン・ニュウ!
GM:不良のキャラシを公開します。AB共通です
GM:(キャラシート)
GM:ついでに不良はランダムプロットです
GM:では戦闘開始!
GM:====
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットどうぞ!
生島 鋼一:【影分身】使います
GM:どうぞ!
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
籾岡シルク:私はきめました!
生島 鋼一:OK!
GM:OK! カウントダウンします
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
GM:不良はダイスで A→Bです
GM:2d6 (2D6) > 8[4,4] > 8
GM:生島君はどっちか選ぶがよいぞ!
生島 鋼一:じゃあ…4しかないかな…
不良A:イク島ちゃ~ん
不良B:ホッホッホッホw
○戦場:平地
→<プロット6>
(籾岡)
<プロット4>
(生島、不良A、B)
GM:プロット6!
籾岡シルク:ふっふっふ……届きません!
籾岡シルク:勇気のパス!
○戦場:平地
<プロット6>
(籾岡)
→<プロット4>
(生島、不良A、B)
GM:プロット4、1d100どうぞ!
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 21
不良A:1d100 (1D100) > 37
不良B:1d100 (1D100) > 94
不良B:ホッホ
不良B:【猿飛び】! 対象は生島くんだ!
籾岡シルク:おらっ【破軍】!
籾岡シルク:2d6>=7 (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
籾岡シルク:成功! さらに【火遁】!
籾岡シルク:2d6>=7 (2D6>=7) > 10[4,6] > 10 > 成功
籾岡シルク:成功! これで命中判定のF値は6+1で7に!
烏丸 蔵人:
不良B:2d6>=8 (2D6>=8) > 9[3,6] > 9 > 成功
不良B:ホホw
GM:生島君は《手練》で回避どうぞ!
籾岡シルク:いつでも感情修正を投げる構えです!
生島 鋼一:では《針術》で代用して
生島 鋼一:修正も貰おうかな…
籾岡シルク:はい!
籾岡シルク:共感で+1です!
生島 鋼一:あざす!
生島 鋼一:2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
不良A:チッ、次は俺だ!
不良A:生島に【刃馬】を使用!
籾岡シルク:【作戦指揮】~
籾岡シルク:2d6>=7 (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
籾岡シルク:みぎゃーっ
生島 鋼一:籾岡ーっ!
不良A:ウキャキャキャキャ!
不良A:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
不良A:成功!
不良A:《騎乗術》に+2修正で避けな!
不良A:当たれば接近戦2点ダメージだぜぇ~
生島 鋼一:どうしようかな
生島 鋼一:まあいいや、振るか
GM:一応《生存術》の隣なので、+2入れると目標値5ですね
生島 鋼一:2d6+2>=6 (2D6+2>=6) > 4[2,2]+2 > 6 > 成功
GM:あっこれは……逆凪!
生島 鋼一:うおおん
籾岡シルク:籾岡 かばう アルヨ
GM:振り直しなどあればそちらでも良い! どうしますか?
生島 鋼一:神通丸を…使います
GM:おおっ
GM:どうぞ!
system:[ 生島 鋼一 ] 忍具:2 → 1
生島 鋼一:2d6+2>=6 (2D6+2>=6) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
GM:回避成功ですね!
GM:ではそのまま生島くんの攻撃だ!
生島 鋼一:ハァ…はぁ‥‥
生島 鋼一:では【巡扇】でAに攻撃
GM:どうぞ!
生島 鋼一:2D6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
生島 鋼一:おい!
GM:イク島……!
GM:では第一ラウンドは以上です!
GM:第二ラウンドまでいけるかな? 行きます(断言)
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします!
籾岡シルク:決まりました!
生島 鋼一:OK!
生島 鋼一:じゃない
GM:プロット2つするなら【影分身】の判定してね~
生島 鋼一:はい、【影分身】使います
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
GM:お見事
生島 鋼一:2つ置きます
GM:ではカウントダウンしまっす
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
GM:2d6 (2D6) > 7[3,4] > 7
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。
GM:どっちにするかな?
生島 鋼一:1で!
GM:お、そちらで大丈夫ですか
烏丸 蔵人:あ、生島君
烏丸 蔵人:あ、失礼
生島 鋼一:あ、そうか
生島 鋼一:4にします
GM:はい!
不良B:【覚悟】を使用するッホ
不良B:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
不良B:成功! プロット5に行くッホ
不良A:俺はこのままだぜ!
不良A:やっぱ使うぜ!
不良A:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
不良A:成功だぜ!
○戦場:平地
→<プロット6>
(不良B)
<プロット4>
(生島、籾岡、不良A)
GM:ではプロット5。
不良B:【刃馬】ッホ
不良B:対象は……奇数イク島、偶数もみ岡ッホ
不良B:1d2 (1D2) > 1
籾岡シルク:そういえば【火遁】は自分が攻撃されたときのみなので、先ほどの使用は間違っていました
籾岡シルク:というわけで頑張って避けて! 生島助手!
不良B:2d6>=6 (2D6>=6) > 11[5,6] > 11 > 成功
不良B:成功ッホ
不良B:《騎乗術》に+2で避けるッホ
生島 鋼一:これ
GM:はい!
生島 鋼一:今Bのファンブル値って5以下ですよね
GM:そうですね! ダイスの出目が5以下になればファンブルです
生島 鋼一:理解しました…
GM:では回避するがよい
生島 鋼一:うおお
生島 鋼一:生存術で判定!
生島 鋼一:2d6+2>=6 (2D6+2>=6) > 8[3,5]+2 > 10 > 成功
不良B:ホギャッ
GM:ではプロット5は以上!
○戦場:平地
<プロット6>
(不良B)
→<プロット4>
(生島、籾岡、不良A)
GM:プロット4、1d100どうぞ~
籾岡シルク:1d100 (1D100) > 45
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 95
不良A:1d100 (1D100) > 97
生島 鋼一:猿~~~~!!
不良A:俺が先だ……
生島 鋼一:絶対勝ったと思ったわ!!!
不良A:オラァ【猿飛び】! 対象はイク島だ!
籾岡シルク:えいっ【作戦指揮】
籾岡シルク:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
籾岡シルク:成功! 命中判定マイナス1
不良A:そんなん楽勝だぜ
不良A:2d6-1>=5 (2D6-1>=5) > 6[2,4]-1 > 5 > 成功
不良A:ら、楽勝だぜ
GM:では生島君は《手練》で回避どうぞ
籾岡シルク:感情修正をなげますね! +1
生島 鋼一:しゃあっ《針術》で代用!
生島 鋼一:2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
籾岡シルク:ジャスト!
不良A:イチャイチャするんじゃねえ!
GM:では生島君どうぞ!
生島 鋼一:《巡扇》でAを殴ります
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
不良A:ちいっ
不良A:《地の利》から8だが、マイナス1で9!
不良A:2d6>=9 (2D6>=9) > 7[1,6] > 7 > 失敗
不良A:ウッキャァーーーーッッッ
生島 鋼一:おらっ!死ね!
不良A:脱落! あとは任せたぞB……!
system:[ 不良A ] 生命力:3 → 2
不良A 生命力3→2
籾岡シルク:えいっ【接近戦攻撃】
籾岡シルク:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
不良B:《刀術》なら余裕ッホw
不良B:目標値11w
不良B:2d6>=11 (2D6>=11) > 6[2,4] > 6 > 失敗
不良B:ホホホギャーーーーッ!!!!
生島 鋼一:おほほ……
不良B:戦闘脱落!
不良B 生命力3→2
籾岡シルク:戦闘続行の意志はありません。
生島 鋼一:こちらも無し
GM:では戦闘終了です!
GM:勝者は生島くんになってもらいましょう。戦果をどうぞ!
GM:戦闘に参加している者の秘密か、あるいは敗者に感情を結ぶ・結ばせることができるよ
生島 鋼一:ふむふむ
生島 鋼一:猿の秘密ももらえるって事?
GM:猿じゃなくて不良ね!!!
生島 鋼一:それは無いから無理か
GM:今の生島くんには抜くことはできないでゴザルな
生島 鋼一:なるほどねー
生島 鋼一:じゃあ大人しく籾岡の秘密貰っとくか…
GM:はーい
不良A:「ギヘーッ、覚えてやがれ~!」
生島 鋼一:「俺が」「「覚えられる訳」「ねーだろ」
不良B:「ほぼ(互角の戦いであったが……邪魔が入った。この勝負は夜に預けようでないか)」
生島 鋼一:「声に出さなきゃ伝わらない事もあるんだぜ」
GM:不良たちはバイクをブロローンと走らせ、夕陽に紛れていった。
生島 鋼一:「……」
生島 鋼一:「あー疲れた」
生島 鋼一:「籾岡ー、元気ー?」
GM:何やら名刺らしきもの……『ホカホカ』というクラブの行き先が書かれたカードを落としていったぞ。きっとこれが彼らの拠点だろう。
GM:生島くんは「地元の不良たち」の【居所】を手に入れた!
籾岡シルク:「ふ、ふふっ」
籾岡シルク:「余裕でしたよ! 無傷でしたしっ」
籾岡シルク:そういう声は少し震えている。怖かったのだろう。
生島 鋼一:「あー…」
生島 鋼一:ポケットから、溶け切った二つに割るタイプのアイスを出して
生島 鋼一:「うわ出さんで良かったわ」
生島 鋼一:「寒いならいらねーよな」
生島 鋼一:と言いながら、シャツだけ脱いで籾岡の肩に羽織らせる
生島 鋼一:「やる事やったし、んじゃ戻るか」
籾岡シルク:「……はい」
籾岡シルク:むぎゅ、と生島くんのベルトを握る。
生島 鋼一:「………」
生島 鋼一:「次からはちゃんと助手も交えて練習してくれよー?」
籾岡シルク:「どうしてもというなら、やぶさかではないです」
生島 鋼一:「いつ本番が来るか分かんねーもんなー」
生島 鋼一:「じゃあ」
生島 鋼一:「どうしても!」
生島 鋼一:「つっとくわ。しゃーねーから」
籾岡シルク:「ふふ、犯人役を買って出るとは、殊勝です」
生島 鋼一:「そっちじゃねぇんだけど!」
籾岡シルク:「聞きませんー、逮捕です!」
籾岡シルク:ベルトをぐいぐいと引っ張る。
生島 鋼一:「あ、でも確かに犯人役居た方が盛り上がるな……」
生島 鋼一:「インタビューの時はちゃんと”真面目で礼儀正しい子でした…”って言ってくれよなー」
籾岡シルク:「えっ……」
生島 鋼一:「えっ…?」
GM:二人の影は、明かりをともした街の中へと伸びていった。
第参サイクル:生島
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
生島 鋼一:登場希望は浮足、烏丸、阿木の3人で
阿木 弥仁:わーい!いきまーす
烏丸 蔵人:出ます!わーい
浮足 不和々:オールスター!いきます!
GM:モミーは?
生島 鋼一:モミーも呼びます
阿木 弥仁:嫉妬か~?
浮足 不和々:やったね
籾岡シルク:ちょこちょこ
烏丸 蔵人:かわいいね
GM:シーン表をどうぞ。
生島 鋼一:2d6 (2D6) > 9[4,5] > 9
GM:9>万緑館。静謐な様子に気が引き締まる……
GM:====
GM:──益満浜・万緑館
GM:日はすっかり傾き、西の山の端は空に混ざりつつある。
GM:そろそろ、一般生徒は山への出入りを(規則上)禁じられる時間帯だ。
GM:人影は無く、烏か海鳥かわからない声が、遠くで聞こえていた。
籾岡シルク:「事件はここで起きました……」
籾岡シルク:韮宮が倒れていた部屋をじっと睨んでいる……
阿木 弥仁:ミルクティーを飲み飲み見守っている。
生島 鋼一:「一体…何があったと言うんだ、籾岡女史」
烏丸 蔵人:「犯人がわかったのかい、探偵さん?」
浮足 不和々:「……色々調べて、思い返すと濃密な時間だわぁ」
籾岡シルク:「ええ。実に単純なトリックでした」
阿木 弥仁:紙パックのやつにストローを差し。ずぞぞー。
浮足 不和々:頬杖を突きながらお菓子をつまむ。
籾岡シルク:「犯人は強烈な獣臭を放つことで、不審に思った被害者を窓際までおびき寄せたんです」
阿木 弥仁:「あ、ふわわさんそれわけわけしましょ」自分のスナックを開け交換を提案しようとし……「獣?」
籾岡シルク:「換気をしようと自ら窓を開けた被害者は、異様な姿の犯人を目撃し、対処が遅れる」
生島 鋼一:「なにっ…まさかそんな事が…!?」
籾岡シルク:「その隙をつき、まさかりでリーゼントを一閃……」
籾岡シルク:「これが、この事件の真相です」
烏丸 蔵人:「なんということだ……」
浮足 不和々:「よかろうもん」すすっとお菓子を差し出しつつ 「なんですって!?」
阿木 弥仁:「ふむむ」顎に手をあてる。
生島 鋼一:パチパチパチと拍手して
阿木 弥仁:交換したやつをサクサク。拍手はパチパチ。
生島 鋼一:「うし、つー訳で取引しようぜ先輩方」
浮足 不和々:「うちらじゃ全く真相にたどり着けなかったわぁ~ 名探偵!書籍化!」
烏丸 蔵人:「うん。遅れてしまったが、礼を言うよ二人とも」
籾岡シルク:「ふふーん」
阿木 弥仁:「おおっ」にやっと笑う。
烏丸 蔵人:「ニラミャーをやった犯人を捕まえて、リーゼントも取り戻してくれたんだって?」
籾岡シルク:「その通り! なにせ名探偵ですからね!」
籾岡シルク:「生島助手も四……二割くらいは貢献していたでしょう」
阿木 弥仁:「や、マジで………感謝すよ、ふたりには。」
阿木 弥仁:「ニラッチのこともね。ありがとうございます。本当に」
烏丸 蔵人:「これでひとまずは一件落着……とはいかないな、残念ながら」
生島 鋼一:「おいおい、そこは増やすところだぜ籾岡」
阿木 弥仁:「だからこそ呼んでくれたんでしょーしねー」
烏丸 蔵人:「実行犯が逮捕されただけで、動機や裏にあった事件も謎のままだし」
烏丸 蔵人:「夜に起こるだろう騒ぎもまだ解決していない」
浮足 不和々:「夜の騒ぎ、どうなんのかねぇ」
阿木 弥仁:ふわわさんの方には指に嵌められるような輪っかのコンソメポテトを交換しつつ……。
烏丸 蔵人:「それで、生島君。取引というと、いいチップがあるということかな?」
生島 鋼一:「そ、そ。そのハッキリしねー夜の話は一旦置いときましょうや」
生島 鋼一:「俺達から出せるものは」
烏丸 蔵人:スナックをそっと小指と薬指で摘みとって食べる。
阿木 弥仁:サクサク食べながらジッと傾聴。
浮足 不和々:ピンのごとき細長イモけんぴを差し出し交換交換しつつ、じっと交渉に耳を傾ける。
生島 鋼一:「たった今超絶怒涛の推理力を見せてくれた籾岡女史の更なる考察、そして」
生島 鋼一:「俺達の、共通の敵の根城」
烏丸 蔵人:「共通の敵、というと」
阿木 弥仁:「おおーー」笑う。「たどり着きすぎっしょ、名探偵と助手!」
籾岡シルク:「ふふふーん」胸を張る!
生島 鋼一:「俺達、どんな目的があるにせよ、夏合宿はちゃんとやりてー。その気持ちに変わりはねーはずですよね」
烏丸 蔵人:「ぼくはそのつもりだ」
阿木 弥仁:「すね」
生島 鋼一:「思い出してもくださいよ」
浮足 不和々:「ちゃんと……ふふ、まぁ青春楽しみ切るって点ではそうだね」
生島 鋼一:「その夏合宿、どんな奴らに何回邪魔されたんすか?」
阿木 弥仁:「human………いや……mo………」
浮足 不和々:「ウッキーウッキーうるさい奴」
浮足 不和々:「何度愛称で呼ばれたかとね」
烏丸 蔵人:「……そんなに多いのかい?件のヤンキーは」
籾岡シルク:「たくさんですよ! うじゃうじゃいます」
烏丸 蔵人:「ぼくとしてはそこそこ探しているのになかなか会えてないんだが……」
籾岡シルク:「絶対許せません!」ぷんぷんしている。
阿木 弥仁:(やっぱあの猿じゃん……)
生島 鋼一:「一匹見たら三十匹は居るぜ!」
烏丸 蔵人:「そんなに」
浮足 不和々:「やっぱ可愛い子のところに来るのかしら」
生島 鋼一:「そんなに!」
阿木 弥仁:「いや~それだとふわわさんヤバいっしょ今頃」
烏丸 蔵人:「麗しい女性に惹きつけられるのはそうだったねえ」
浮足 不和々:「だから助けてもらったじゃ~ん♪」
烏丸 蔵人:「ぼくとしてはたしかに、その根城というのは欲しいところだな」
生島 鋼一:「とまぁ、”あの不良連中を遠ざける”、そういう話なら、俺達は同じ方向を向けるはずだ」
阿木 弥仁:「で、生島くんは代わりに何が欲しいんすか?」
浮足 不和々:「……ま、たぶん彼らには用があるから実際浮足ちゃんも超気になるかな~」
生島 鋼一:「先輩方の握ってる情報っすかね~」
生島 鋼一:「誰の情報握ってんのか知らねーけど」陽気に笑いながら
阿木 弥仁:「いろいろあるっすよ~。どれがきみたちのお眼鏡に叶うかわかんないすけど」けらけら。
籾岡シルク:「全部くれてもいいと思いますよ!」
生島 鋼一:うんうんと頷いて「こっちが渡したもんに見合う量がねーとな~~」
阿木 弥仁:「ふんふん」
浮足 不和々:「謎がいくつかあったほうが面白かったりしませんこと~?」いたずらっぽく笑いつつ
生島 鋼一:「はっ……そうだ、籾岡が解く謎が無くなっちまう…」
烏丸 蔵人:「ふむ、そうだな、ぼくたちから話せるのは……」
生島 鋼一:「ま、それは一旦置いといて」
烏丸 蔵人:「ぼくとアッキーの事情、十徳の和錆嬢について」
烏丸 蔵人:「あとは大葉君のことぐらいかな」
生島 鋼一:「ふーん」
生島 鋼一:「ふん、ふん」
阿木 弥仁:「名探偵の推理のピースに役立ちそうなのがあれば、おれもぜひとも交換したいとこすね」
烏丸 蔵人:「ふむ……あとは」
烏丸 蔵人:ちら、と浮足の方へ視線を向ける。
浮足 不和々:「……すでに、みんなご存じのことでしょうから、構いませんことよ」
浮足 不和々:「なんなら、協力を仰げるんなら教えてあげちゃいたいぐらい」
烏丸 蔵人:「ありがとう」
阿木 弥仁:苦笑する。「ん、そんなとこすかね」
阿木 弥仁:「わりかし選び放題のビュッフェスタイルすね~」
籾岡シルク:なんのことだ、という表情。
烏丸 蔵人:「一つ追加だ。ユズリ嬢の事情も掴んではいる」
烏丸 蔵人:「が、こちらは安くはない、ということだね」
生島 鋼一:「あーい、了解っす」
生島 鋼一:「んじゃ」
生島 鋼一:籾岡シルクの秘密と、地元の不良たちの居所を公開します
阿木 弥仁:おおー
烏丸 蔵人:わっありがたい!
浮足 不和々:太っ腹
阿木 弥仁:あざまーす!サクサクモグモグ!
烏丸 蔵人:むしゃむしゃ
GM:了解です
籾岡シルクの【秘密】
籾岡シルクは探偵の捜査と称して、益満浜のあちこちを練り歩いている。
すると、この益満浜がかつて多くの水害に見舞われた地であるということが分かった。そしてそれを助けてきたのは、他でもない宇賀品学院の忍びなのだ。
意外とみんな、益満浜におこる事件を防ごうと頑張っているのだ。
誰かがNPCに対してプラスの感情を取得している場合、この【秘密】が公開されていれば、クライマックス戦闘で『益満浜』は追加の生命力を3点獲得する。
なお、昨晩万緑館に訪れた時、暗がりでよく見えなかったが、たこ焼きが落ちているのを見つけた。育ち盛りの空腹には耐えられず、美味しそうな香りにつられて食べてしまったが……それからなんだか具合が悪い。
灰色の脳細胞が高速回転し、落ちているものを食べると良くなかったのでは?と告げている……!
でもバレたら恥ずかしいので我慢して平気な振りをすることにした。
生島 鋼一:「先に言っときますけど、俺の夏合宿の目的は一つだけっす」
生島 鋼一:「なんで、そちらが何をくれるのかは」
生島 鋼一:「先輩方の”誠意”に任せます」
阿木 弥仁:「あはは」
烏丸 蔵人:「なるほどねえ」
籾岡シルク:「生島? 生島助手?」
生島 鋼一:一人一人、順々に目を合わせるように視線を移す
阿木 弥仁:「後輩に頼られて誠意見せないのは、生徒会どころか人としてやれないことすね」
烏丸 蔵人:「まあ、実際ハズレを渡してしまうのも忍びない」
生島 鋼一:「おう、どうしたねモミー」
浮足 不和々:「誠意といえば浮足ちゃんだぜ~?」
阿木 弥仁:見返して笑う。
籾岡シルク:「なんか皆さんの見る目がこう、夏とは違う生暖かさなんですけど」
烏丸 蔵人:「こちらとしてもありがたい話ではあるな」
籾岡シルク:「なんか言いました?」
生島 鋼一:「んー?」
生島 鋼一:「籾岡は可愛いねーって話」
籾岡シルク:「えっ!」
籾岡シルク:「んふ……誤魔化されませんよ!」
籾岡シルク:「後で問い詰めますからね!」
生島 鋼一:「くっ…流石の洞察力だぜ…!籾岡!」
籾岡シルク:「んんふ」頬をもみほぐしている。
生島 鋼一:「うりうり」とその頬を突っついて
生島 鋼一:「んで」
生島 鋼一:「何くれるんすか?」
烏丸 蔵人:「あー……あーーー……」
烏丸 蔵人:「ちょっと……タイム!」
烏丸 蔵人:頭を抱えて。
烏丸 蔵人:「そっかー……そういうことかー……」
浮足 不和々:「んー……中々ね、先輩たちも思考が大変なのよ、老化かな」
生島 鋼一:何も分かっていない顔で、籾岡と並んで立っている
阿木 弥仁:真面目な顔になり、頭を掻く。「んー……」
浮足 不和々:「……とりま、美味いもんのことと、よく効く薬教えてあげた方が良いんでは?」
阿木 弥仁:「うむうむ」
烏丸 蔵人:「ふむ……」
烏丸 蔵人:ちら、と阿木の方を見る。
阿木 弥仁:「シルクちゃんいま体調どうすか?」
阿木 弥仁:「しんどくない?夏だと食あたりとかするじゃないすか」
籾岡シルク:「えっ急になんですか」
籾岡シルク:「余裕……余裕ですけど……ぜんぜんお腹とか痛くないし……」
烏丸 蔵人:「とりあえず……そうだな……話をわかりやすくしようか」
烏丸 蔵人:「大葉君のことについて話そう。アッキーと不和々嬢もいいね?」
生島 鋼一:「本当に分かりやすくなるのか…期待してるぜ…!」
浮足 不和々:「んむ、大事なことだからね」
阿木 弥仁:「いいすよ~。いちばん分かりやすそうす」
烏丸 蔵人:ではまず、大葉君の秘密を生島君に渡します。これで公開情報かな
大葉遥人の【秘密】
大葉遥人の所属している第二天文学部は、功績を認められず、解散もしくは吸収合併の憂き目にあっている。
かくなるうえはと、功績を示すために別のサークルと連合し、ある計画を実行するに至った。
第二天文学部の真の活動目的とは占星術、星辰の観測にある。
とあるサークルが調べた情報によれば、数百年に一度の星辰の並びによって海から目覚める、妖魔が存在するとのことだ。
大葉遥人は本来ならば揃わない星辰を揃えることで妖魔を呼び起こし、この忍合宿にて第二天文学部に力があることを示そうと考えているのだ。
星辰は特殊な信号弾を用いることで揃えることができる。妖魔への対処は、現地の不良たちに装備を与えることで補うつもりだ。
……しかし、観測を続けるにつれ集まった情報から、目覚めさせようとしている妖魔が想定以上に強大な存在であるという確信だけが高まっていく。
自分の行動が正しい行いなのかわからなくなった彼は、行く末を天に任せることにした。
作成された信号弾を盗み、兵糧丸開発サークルが作成したソースを塗布して、夜の山に一晩放置したのだ。
あのソースを塗れば、獣であってもだいたいのものを旨そうに平らげると聞く。食われて喪失してしまえば、それが天命だったのだ。
大葉遥人の【本当の使命】は、先行きを天に任せることだ。
阿木 弥仁:「天文部の眼鏡イケメンくんすね」ホワンホワン…
烏丸 蔵人:「ぼくたちもね……この情報を得てから気をもんだものだよ……」
浮足 不和々:「……まさか、まさかなとは思ってたし……絶対あのキィキィうるさいほうだと思ってたんだけどね……」
阿木 弥仁:「いや…野犬とかもあるかなって」
生島 鋼一:「………籾岡」
阿木 弥仁:「うん」目を逸らす。
生島 鋼一:「お前………すげぇよ!!」
烏丸 蔵人:「獣が食べてしまったのかと……思っていたんだがねえ……」遠い目。
籾岡シルク:「むえ」
籾岡シルク:「……ふむん、そうでしょうそうでしょう! 私は探偵委員ですからね! すごいのです!」
籾岡シルク:よくわからないが胸を張っている。
阿木 弥仁:「どう考えても調子悪くならないわけないっしょ!?」
生島 鋼一:「まさか推理もクソもなく事を解決しちまうなんてよ……」
浮足 不和々:「……大物になるわ、この子」
阿木 弥仁:「信号弾食ってんすよ!?」
烏丸 蔵人:「これは先輩としてと言うか、人としての忠告だけれどね」
烏丸 蔵人:「落ちてるものを、食べては、いけないよ……」
籾岡シルク:「しんごーだん」頭にハテナが浮かんでいる。
生島 鋼一:「まぁ、俺の方からもよく言っとくんで」
生島 鋼一:「3秒超えたら駄目だぜモミー」
籾岡シルク:「はあ~!? 食べてないですし! 置かれてたんです!」
籾岡シルク:「なんか……供養しただけですし! たこ焼きを!」
生島 鋼一:「優しい子なんです……!」
浮足 不和々:「口から光出る昔のアニメみたいなリアクションが出ちゃうよ?時間差で」
阿木 弥仁:「でもまあ……吐き出したほうがいいじゃないすか。うん。」
生島 鋼一:ワイドショーに出てくる母親のような声を出して
烏丸 蔵人:「そうだね……君もやさしいね生島君……」
烏丸 蔵人:「そう、そこだ」
烏丸 蔵人:「流石にこんな危険物を体内に入れたままというのは危険だろう?」
浮足 不和々:「信号弾、なにかあってはことだからね」
籾岡シルク:「インタビューの時の声も私がやろうと思ってたのに」口をとがらせている。
生島 鋼一:「また今度やろうぜ」
生島 鋼一:「まぁ、それはそうっすね」烏丸に
烏丸 蔵人:「アッキー」
烏丸 蔵人:話すぞ、と再確認。
阿木 弥仁:「あー」頷く。
阿木 弥仁:「それ、もし摘出できたら、生徒会に預けてもらえませんか」
浮足 不和々:「………それは」
生島 鋼一:「摘出って響きが怖え~~~」
生島 鋼一:身を抱えるように背筋を震わせ
籾岡シルク:予防接種の順番待ちくらい不安そうな表情になっている。
阿木 弥仁:「星辰を揃えることに使われちゃ困るんで…計画したサークルの皆の気持ちは無視しますけど、妖魔に合宿を妨害されることは、少なくともおれにとっては防ぎたい」
阿木 弥仁:ふわわさんのほうを見ようとして、止める。
烏丸 蔵人:「ぼくも同じ意見だ」
烏丸 蔵人:「この合宿を台無しにするわけには、いかない」
浮足 不和々:「……く」
浮足 不和々:「……フフ、若い子を怖がらせちゃいけないか……」
浮足 不和々:「ちょっと、あとでね」
浮足 不和々:す、と引っ込む
生島 鋼一:ではここで情報判定します
GM:はあい
生島 鋼一:浅葱さんの秘密を《詐術》で、情熱的な馬鹿の口車に乗せます
GM:画面外で口車に乗せられてる……
生島 鋼一:籾岡!感情修正頼むぜ!
籾岡シルク:しかたないな~生島助手は~
籾岡シルク:+1修正!
生島 鋼一:2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 5[1,4]+1 > 6 > 成功
GM:OK! 画面外で騙された女の秘密を送ります
阿木 弥仁:気をつけて わるい男に
生島 鋼一:受け取りました
GM:ではロールの続きをどうぞ
生島 鋼一:「?」ふわわさんの方に少しだけ視線を向けた後
生島 鋼一:すぐに向き直る
生島 鋼一:「それで、他には?」
阿木 弥仁:「んー」考えながら。「きみは浅葱ちゃんとこも把握してたんすよね……じゃあひとまず」
阿木 弥仁:クロードくんかふわわちゃんに阿木の秘密を公開してほしさがあります!
烏丸 蔵人:では阿木君の秘密を生島君に渡しましょう
烏丸 蔵人:これで公開!
阿木 弥仁:スッキリー
浮足 不和々:解放感あるよね、自身の秘密の全体公開
PC4の【秘密】
あなたは衛生委員から、夏祭りに紛れ込み観光客に脱法食物を押し付けていく、危険な学忍サークル連合の存在を聞き及んでいる。
来年も忍合宿が開催されるためには、集団中毒やら幻覚やらの被害が起こる前に連中を止めなければならない。
あなたの【追加の使命】は、『料理人』のエネミーをできる限り倒すことだ。
あなたは[クライマックス戦闘から脱落した『料理人』のエネミーの数-1]点の功績点を追加で獲得する。(最低-1点、最大2点)
またあなたは、劇物を摂取してしまった者がいた場合に備えて、【プライズ】「ケロリポップ」を渡されている。この【秘密】を知ったキャラクターは、「ケロリポップ」の【概要】を獲得する。
「ケロリポップ」の【概要】
このプライズに【秘密】は無い。
棒付き飴の形状をした忍薬。摂食した異物のみならず、肉体の不調を抽出することができる優れた忍具だが、身体への負担も大きい。味は人智を超えた不味さ。
このプライズの所有者は、自分の手番に一度、《毒術》で判定を行うことができる。判定に成功した場合、シーンに登場しているキャラクターを一人目標に選ぶ。目標が変調を受けていればそれを一つ回復し、生命力を1点減少させる。(減少する生命力は目標が選ぶ)
また、目標が食べたものを吐き出させることができる。
生島 鋼一:「はえー」
阿木 弥仁:「おれがきみに感謝してたのはマゼンテさん絡みで、ほぼおれより先に動いてくれたからすね」へらりと笑う。
阿木 弥仁:「おかげで楽できました」
生島 鋼一:「あれ?もしかして俺ら危なかった?」例のたこ焼きを思い出しつつ
烏丸 蔵人:「アッキーは真面目に生徒会として働いてたわけだ」
阿木 弥仁:「たこ焼き食ったんすか?」
阿木 弥仁:(タコだったのかなそれ?)言わない。
生島 鋼一:「食ったよー」
生島 鋼一:「これで二つ、か。まあ数的には吊り合うよな」
籾岡シルク:「まあ星二つと言ったところでしたね」
烏丸 蔵人:「手厳しいね」
浮足 不和々:「グルメさんがよ」
籾岡シルク:「味覚も一流……なので」キメ顔
烏丸 蔵人:「で、改めて先程の提案だ」
阿木 弥仁:「3個中と思っとこ」
生島 鋼一:「うす」
烏丸 蔵人:「アッキーのこいつを使えば、シルク嬢の食べてしまった信号弾を取り出せる……はずだ」
浮足 不和々:「……そうだね、それは何よりお腹を壊してる探偵さんのためにも必要だ」
籾岡シルク:「!?」
阿木 弥仁:(毒とかに使うつもりだったんすけどね……)弾とは思ってなかった。
生島 鋼一:「まぁ、でしょうねー」
籾岡シルク:「生島ァ!」
籾岡シルク:「私は町に帰りますよ! こんなところにいられるか!」
生島 鋼一:「それは一人で殺されるやつだぜ籾岡!お前がそれに気づかないでどうする!」
籾岡シルク:「やだぁ~~~!」駄々。
生島 鋼一:普通に体調が心配なので、言う事聞きなさいと宥めつつ
生島 鋼一:「……んじゃま、取り敢えずこれで手打ちって事で」
生島 鋼一:「またなんかあったら呼んでくださいねー」
生島 鋼一:「こらモミちゃん!めっ!」
籾岡シルク:「ンギーーー!」
第参サイクル:浮足
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
浮足 不和々:引き続き、今の場所のまま生島くん、烏丸くん、阿木くん、籾岡ちゃんに登場お願いしたいです。時間かかりそうな人数なのは申し訳ないですが…!
烏丸 蔵人:はーい!
阿木 弥仁:りょです!
生島 鋼一:はーい
浮足 不和々:今の場所のままの予定なのでシーン表ダイスもなしで!
GM:====
浮足 不和々:「……すまない、もうちょい待ってちょ」
浮足 不和々:しばし、思考を巡らせていたが、帰ろうとする籾岡と生島を呼び止める。
生島 鋼一:「?何すかフワちゃんパイセン」
籾岡シルク:「コロンボかこの人~~~」敵視している。
浮足 不和々:「このままじゃ、生徒会に大事に保管されてしまうが、浮足ちゃんにはそいつが必要なんだ」
浮足 不和々:「ははは、どっちかっつーと探偵よりは悪役さんだよ」ガオーと威嚇
浮足 不和々:「アッキー……阿木くんとまじめに呼んでもいい」
浮足 不和々:「ケロリポップとやら、今も持っているんだろう?」
浮足 不和々:「どうか……どうか渡してもらえないだろうか」
浮足 不和々:深く、頭を下げる。
浮足 不和々:「君にとっても悪い話じゃないだろう?今あれを呼ばなかったら料理人どもは案外賢い、引っ込んで出てこず、たたけんよ?」
烏丸 蔵人:「……とりあえず」
烏丸 蔵人:「頭を上げてくれ、不和々嬢」
烏丸 蔵人:「というか、これはぼくらが悪かったな、アッキー」
生島 鋼一:「?」 「?」特に口を挟まず首を左右に振っている
阿木 弥仁:「あーー…………、なるほど」
阿木 弥仁:「そっか。おれもいろいろあれでしたね」
烏丸 蔵人:「いや、ぼくがはっきり言えばよかった……と、責任を取り合っても仕方なし」
阿木 弥仁:「ふわわさん、おれからもお願いしてわけわけにしません?」
浮足 不和々:「……えーと?」
浮足 不和々:あまり想定していなかった答えに、しばし思考が鈍る。
阿木 弥仁:ポケットをガサゴソする。「これ、解毒の術を施して使うんすよね」
浮足 不和々:「らしいけど……え?なんか…結構かるない?アッキーもふわっとウッキー?あらやだ愛称被り?」
阿木 弥仁:「おれよりふわわさんのが上手そうだし、これごと渡して、ふわわさんにシルクちゃんのてきしゅ‥‥吐き出しをお願いする、そして」
阿木 弥仁:「もし妖魔が出現した場合、倒すのに全力で協力してもらえませんか?」
烏丸 蔵人:「まあ、もしもの話、だけれどね」
浮足 不和々:「……いいの?大分ごねたと思ってるけど……ワガママ通しちゃって?」
浮足 不和々:「いや……なりふりかまってはいられないな」
浮足 不和々:「任せてくれよ、浮足ちゃんの目的を果たした後は、みんなでこの身好きに使ってくれてかまわない」
阿木 弥仁:「ちょっとエロい言い方してくるな」
生島 鋼一:(エッチな話してる……)
烏丸 蔵人:「ご褒美かな?」
浮足 不和々:……というわけで、RPもほろろにちょっとプライズを譲渡してもらっても…よろしいかな!
阿木 弥仁:おす。ではケロリポップを浮足さんに。
GM:譲渡を確認しましたよ
浮足 不和々:はぁい!
浮足 不和々:では、生島と籾岡に向き直り…
浮足 不和々:「……あ、ごめんごめん、マジで置いてけぼりだったよね……」
生島 鋼一:「俺達にとっては日常の一部だぜ。なぁ?」
生島 鋼一:主に勉学方面で のニュアンスで籾岡の方を向いて。
籾岡シルク:「まあ、知能指数が20違うと話が合わないって言いますからね」
籾岡シルク:「やむを得ない、ことですよ……」憐憫の瞳……
浮足 不和々:「……強い子たちは好きだぜー」
浮足 不和々:「賢い子も好き、ほら、頭よくて偉いから飴ちゃんもあげちゃう」
浮足 不和々:籾岡さんにケロリポップを使用判定!
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:感情修正送れるなら送ります!
阿木 弥仁:いけたら送る
GM:送ってもいいですよ
烏丸 蔵人:送信!
浮足 不和々:やったーうけとる! 野戦術で代用判定! 感情二人分で+2!
浮足 不和々:2D6+2>=7 (判定:野戦術) (2D6+2>=7) > 6[2,4]+2 > 8 > 成功
浮足 不和々:友情パワー!
烏丸 蔵人:ユウジョウ!
GM:成功ですね。
生島 鋼一:この飴を舐めろ籾岡
阿木 弥仁:教育
籾岡シルク:「わーい飴ちゃん」無邪気にほおばる。
浮足 不和々:食べさせた瞬間、バッとバレーと鍛えたブロック技術で籾岡に向かう視線をブロックする!
阿木 弥仁:(こうやって弾食ったんかな…)ハラハラしている。
籾岡シルク:「……? ……??? ……! ……!?!?!!?」
籾岡シルク:目まぐるしく表情が変わる。
生島 鋼一:掌をすりすりと合わせながら「これ終わったら、また美味いもん食いに行こうな…」
籾岡シルク:「お
籾岡シルク:~自主規制~
烏丸 蔵人:目と耳をパタンと塞いでいる。
浮足 不和々:「……ミントでもらったお菓子、あとであげるね……」
GM:数分後
籾岡シルク:「おえ……おえ……ハァ、ハァ……」
籾岡シルク:地に臥せっている。口の端から命のかがやきが大地に還っている。
阿木 弥仁:「マジでマズいんだあれ」遠い目。
生島 鋼一:「…………大丈夫?」割と本気の心配
烏丸 蔵人:「水持ってきたよ」
籾岡シルク:「なにこれ……なに……?」
浮足 不和々:「……」視聴者への都合上、キラキラと光る液体の中から、何かをつまみ上げ。
籾岡シルク:「じっちゃん……今行きます……」
阿木 弥仁:女子の恋路を見てしまい、女子の嘔吐物も見てしまった。
浮足 不和々:「じっちゃんのとこへ逝きかけないで!!……とはいえ、これで」
浮足 不和々:「目的は、はたせそうだ」
生島 鋼一:「籾岡ー、あそこに美味そうな事件があるぞー」
籾岡シルク:水を啜っている。
籾岡シルク:「事件……じけん……」
籾岡シルク:「うっぷえ」
生島 鋼一:「ダメだこりゃ」
浮足 不和々:迷惑をかけた身だ。忍者の間とはいえ不義理に当たる……秘密がたやすくのぞけるほど。気を緩め、ほほをほころばせ。
阿木 弥仁:「…あとはよろしくお願いしますよ、ふわわさん」それだけ微笑んで言う。
浮足 不和々:生島くんにユズリちゃんの秘密を上げようと思うが…受け取ってくれるかな?
生島 鋼一:受け取りましょう…!
浮足 不和々:見返りとかは求めておらんよ。
GM:公開情報ですね。
伊良波ユズリの【秘密】
実は伊良波ユズリは恋をしている。相手は第二天文学部の部長、大葉遥人である。
夜に砂浜で自主練をしていたら星を見に来た彼と出会ったのがきっかけとか、不愛想に見えて浪漫の探求家であるギャップがいいとか、重い望遠鏡を担いで山を昇り降りすることもあるので意外と筋肉質だったりとか、そういった理由は置いておいて、しばらく前から片想いをしていた。
偶に話す程度の関係(と言っても、大葉は世間話をすることも珍しい人間である)に慣れていた三年生の春、大葉に恋人を作るつもりは無いのか冗談めかして尋ねたことがある。
すると彼は、「弱小学忍サークルが、サークル活動以外のことに気を回している余裕はない」と答えた。
当時は脈が無いことにショックを感じていただけだったが……ひょっとして『Marici』が弱小サークルゆえに見向きもされないのでは!? そう思ってしまうと、なんとか実績を残そうという焦りだけが募っていった。
だが焦りは逆効果となり、夏の大会では敗退してしまった。一人悩むのではなく、けじめをつけようと伊良波ユズリは考えている。
幸い、彼を今夜の花火大会に呼び出す約束はできた。花火の勢いに乗じて、想い告げるのだ
彼女の【本当の使命】は、大葉遥人に想いを告げることだ。
メインフェイズの終了時、スターマイン花火が上がるのに合わせて、伊良波ユズリは【使命】を達成する。
生島 鋼一:(…………)
生島 鋼一:(…………ほうほう)
生島 鋼一:(さーーーて……どうすっかな~)
浮足 不和々:「……ふふ」
浮足 不和々:改めてぐったり顔の探偵と、何か考えているような助手に向き直り手を伸ばす。
浮足 不和々:「迷惑かけて悪かったね~、この後は浮足ちゃん劇場だからさ 二人も一緒に、花火とか見て楽しみなよ」
浮足 不和々:ここらで感情判定!
浮足 不和々:水術で生島くんに判定、探偵に飲ませるように入れたミントティーをついでにそそいで和気藹々する感じで。
GM:良いでしょう!
GM:情熱的ボーナスもさしあげましょう
浮足 不和々:やったー--!!大好き!ちゅーしちゃう!
浮足 不和々:2D6+1>=5 (判定:水術) (2D6+1>=5) > 8[4,4]+1 > 9 > 成功
GM:では感情表(ET)をどうぞ
浮足 不和々:ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
生島 鋼一:ET 感情表(3) > 愛情(プラス)/妬み(マイナス)
浮足 不和々:お互い良い親友が居て!よいことだぜ!
浮足 不和々:共感で取得します。惚れるなよ?
生島 鋼一:ううーーーん…………
生島 鋼一:パイセンには悪いが……愛情よりも妬みかな……
浮足 不和々:ま、そういうこともあるね
GM:おお、マイナスだ
GM:どういうところにその感情を抱くかきめるといい感じですぞ
生島 鋼一:そうねー
生島 鋼一:「それだと俺が良い思い出来ないのでは…?」的な
浮足 不和々:ほほぅん?
浮足 不和々:チリ、とわずかに攻撃的な気配を感じる。
浮足 不和々:(ま、ワトソンくんの探偵さんを巻き込みかねない無茶苦茶なことすっからかなぁ~?)
生島 鋼一:「んー」取り敢えず手を握り返して
生島 鋼一:「籾岡、花火見たい?」
籾岡シルク:「む」
浮足 不和々:「うっそ花火見たくないボーイ&ガールとかおるん!?」
籾岡シルク:よろよろと立ち上がっている。
籾岡シルク:「うーん、あんまり派手なのは私の好みでないですが」
籾岡シルク:「探偵ですからね。推理しているワケですよ」
籾岡シルク:「みんな、花火を楽しみにしているだろうと!」
生島 鋼一:「まあそうだよなー」
籾岡シルク:「だから……生島さんに代わって言ってあげますし」
籾岡シルク:「花火が見たいってね!」
生島 鋼一:「ん。そっか」
生島 鋼一:…………自分の頭を軽く小突いて
生島 鋼一:ふわわさんに浅葱さんの情報を渡します
GM:全体公開ですね。
浮足 不和々:イク島…!
烏丸 蔵人:ありがとう生島君……!
浅葱シナノの【秘密】
実は浅葱シナノはかつて存在しており、そして緑化サークル『ミント』に飲み込まれて消滅してしまった学忍サークル『大艦巨砲部』の生き残りである。
彼女は同じく『ミント』に敵対心を向けるサークルの連合による、ある計画に参加している。その計画の一環として、特殊な信号弾となる花火を打ち上げることになっている。
砲の形こそ奪われてしまったが、夜空に轟く火こそが、大艦巨砲部の魂なのだ!
……しかし現在、同好会が作成した信号弾花火「天狼」は、何者かに盗まれたのか、失われている。アレが無ければ計画も破綻してしまう!
生徒会の点検を受けるため、花火玉は全て万緑館で保管していた。
昨日のうちに花火玉は全て、海上の打ち上げ場に移動したが、「天狼」が紛失していることが発覚。浅葱シナノは「天狼」を探すために夜の万緑館を訪れており、宿直室には近づいていない。
浅葱シナノの【本当の使命】は、プライズ「天狼」をメインフェイズ中に入手し、打ち上げることだ。
この【使命】が達成されない場合、打ち上げ花火のクライマックスとなるスターマイン花火が上がらない。
「天狼」の【概要】
このプライズに【秘密】は無い。
宇賀品晩雷隊が作成した、新型の打ち上げ花火。
外見としては、掌に包めるサイズの小さな花火玉である。
通常の花火玉とともに打ち上げることで、夜空の任意の地点に光を残すことができる。
浮足 不和々:っぶねー!
烏丸 蔵人:一手足りないところだった
生島 鋼一:「───ま、そういう事なんで」
浮足 不和々:「……そうじゃん!」
浮足 不和々:「こう、トスの要領でいけっかなって……忍者どころか人として失格知性でしたわ……」
生島 鋼一:「妖魔倒して花火見るのか、妖魔も花火も見ねーのか」
生島 鋼一:「単純な二択になった訳っすね」
浮足 不和々:「ははは、悪いけど、浮足ちゃんには一択だけどね」
烏丸 蔵人:「……良かったのか、とは聞くのも無粋か」
烏丸 蔵人:「ありがとう、生島君」
浮足 不和々:「ほんと、悪いね生島君…」
生島 鋼一:「んー?別に例言われるような事でもねーっすよ」
阿木 弥仁:「ま、せっかく夏だし見たいすよね…」窓の外を見て、皆を見ている。
生島 鋼一:「言ったっしょ。最初っから俺の目的は一個だけなんすよ」
浮足 不和々:「……ん、そか」
籾岡シルク:「そんなに花火が見たいなんて、皆さん無邪気ですねえ」
浮足 不和々:「ここに来るのなんて馬鹿ばっかなんでね!」
烏丸 蔵人:「まったくだ」
浮足 不和々:「んじゃ、助手さん。元気な探偵さんとさっきの推理があたったかどうか見れますようにってね!」
生島 鋼一:「籾岡は音が怖いんじゃねーのー?」
籾岡シルク:「怖くないですし!!」
生島 鋼一:「ん、そっすね。まぁ外れる訳ねーけどな!」浮足に
浮足 不和々:静まり返った万緑館の中。
浮足 不和々:そこだけは騒がしく、明るい雰囲気が絶えず残っていた。
浮足 不和々:言い忘れた!生島君に兵糧丸譲渡!シルクちゃんに良ければ使ってねぐらいの感じで渡した感じ!これはもうアイテムを持つ者の雰囲気による行動だ!
生島 鋼一:ありがたく受け取ります
GM:そうでした
GM:じつはケロリポップの効果でシルクの生命力が1点減少しているぜ
system:[ 籾岡シルク ] 忍術:1 → 0
生島 鋼一:今使えるんだっけ
GM:今使わせることもできます
生島 鋼一:じゃあ……使え!籾岡!
籾岡シルク:はい……籾岡使います……モグモグ……
籾岡シルク:おいしい!
system:[ 籾岡シルク ] 忍術:0 → 1
生島 鋼一:良かった
阿木 弥仁:よかった
第参サイクル:烏丸
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
烏丸 蔵人:浮足さんと浅葱さん、それとデータ的に阿木君と生島君にも出ててもらおう
浮足 不和々:やったるぁ!
阿木 弥仁:データ上そばにいます
生島 鋼一:はーい
烏丸 蔵人:浅葱さんに落とし物を届けに行く感じで!
GM:NPCも出るぁ
烏丸 蔵人:シーン表一応振っといたほうがいいかな?
GM:振らない勇気もある
烏丸 蔵人:それとも居場所決まってる?
GM:益満浜じゅうを探してるんじゃないですかね?
烏丸 蔵人:じゃあ一応振ろう
烏丸 蔵人:2d6 (2D6) > 6[1,5] > 6
GM:6>磯。岩の影に小さな生物が潜んでいる。まるで秘密の会話をしているようだ。
GM:====
烏丸 蔵人:あっすいません
烏丸 蔵人:先に秘密の判定もしていいかな!
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:ありがとう!では……地元の不良たちの秘密を調べます
烏丸 蔵人:歩いてたら出くわすだろうなので、出くわしたところをボコって秘密を聞き出します。骨法術。
GM:そんな!
GM:情熱的ボーナスを差し上げるしかないようね
烏丸 蔵人:わーい!振ります
烏丸 蔵人:2d6+1>=5 判定:骨法術 (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
烏丸 蔵人:成功!
烏丸 蔵人:確認しました!
烏丸 蔵人:では阿木君と、さっき秘密くれたお礼に生島君のも渡して全体公開します
GM:はあい
「地元の不良たち」の【秘密】
彼らは益満浜に生息している、『不安奇異兵非違』『走世記』『無見無聞無言』などなどの暴走族である。
彼らはすべて、かつて益満浜じゅうの不良を纏め上げた伝説のヤンキー、韮宮灰輝の傘下であった者たちだ。
しかし今の韮宮灰輝は、とある女子生徒に敗北して以来、その女を追いかけて縄張りをも捨て、転校先では風紀委員をまでしているというのだ。
かつては自分たちが憧れた男が女に服従しているさまを、不良たちがこころよく思うはずもない。
彼らは忍合宿の時期に合わせて益満浜に被害を与えることで、合宿を監督する立場である韮宮灰輝の顔に泥を塗り、再び自分たちの元まで引きずり落とそうとしているのだ。
しかし、訓練を積んだ忍者生徒相手に勝てる見込みは低い。そこで、人手の足りなかった学忍サークルに接触し、彼らの手足として働くことで、忍者生徒とも戦うためのバイクを彼らは得たのだ。
妖魔とか言うのを倒す必要があるらしいが、俺らのツッパリなら楽勝だぜ!
地元の不良たちの【使命】は、妖魔を倒し、『益満浜』に被害を与えることだ。
不良たちは、プライズ『対高速機動戦闘用水陸両用騎乗型軽車両:喰赫』を所持している。戦果として奪うことができるが、いっぱいあるので、奪ったとしても不良一人につき常に一つ所持している状態となる。
『対高速機動水陸両用騎乗型軽車両:喰赫』の【概要】
モータースポーツ同好会が開発した水陸両用のバイク。忍びの速度での戦闘にもついていき、更に妖魔の装甲をはぎ取って回収できるアームまでついている。凄まじい性能だが、いろいろな安全装置をオミットしているため乗るのは危ない。
このプライズの所有者は、戦場が「水中」であるとき、その効果を無視することができる。また【猿飛び】(基本p182、『忍猿』の忍法)を特例修得する。
ただし、このプライズの所有者がファンブルしたとき、射撃戦ダメージを1点受ける。
烏丸 蔵人:ひとまずデータ的には以上かな!ありがとうございます!
GM:====
GM:──益満浜・海岸。
GM:岩が並ぶ磯辺。その隙間から真朱の光が、複雑な陰影を作っている。
GM:ちゃぷちゃぷとする波間には、流れ着いた木片やらプラスチックごみやらが浮いていた。
浅葱シナノ:「うう……」
浅葱シナノ:そんな中、岩の下を覗き込んでいる女子生徒が一人。オレンジのジャケットがわびしく光を反射している……
浅葱シナノ:「どこに行ったでありますか……」
烏丸 蔵人:「ああ、居た居た!見つけたよ、不和々嬢!」
浮足 不和々:「あの泣きそうな子か!!」
烏丸 蔵人:「あの泣いてる子!」
浮足 不和々:「手遅れだった!」
浅葱シナノ:「くっ……かくなるうえは……」
浅葱シナノ:「自刃にてお詫び申し上げるしか……!」懐から軍刀を取り出す。長いよ
浮足 不和々:「うわうわうわ!へーいそこの彼女ー!」
烏丸 蔵人:「待った待った待った!落ち着きたまえ!」
浮足 不和々:「奇麗な夜よ!涙と自決は似合わんてー」
烏丸 蔵人:慌てて腕を掴んで止める。
浅葱シナノ:「ぬおっ!」
浅葱シナノ:「うぐ、どうか止めないでください! 自分は与えられた責を果たせず、先達の遺志すら通せぬ不徳の者……!」
烏丸 蔵人:「やあ、シナノ嬢。朝以来だね、覚えているかな?」
浅葱シナノ:「生きて恥を晒すよりは、海の藻屑になる方がいくらか……」
浮足 不和々:「う~ん、武士じゃのう……」
烏丸 蔵人:「まあまあ、そんな思い切ったことを決断するにはまだ早いよ」
浅葱シナノ:「……うむ、朝ですか? 申し訳ない、急いでいたもので……」
烏丸 蔵人:「なあ、不和々嬢?」
烏丸 蔵人:「おっと残念。では今回で覚えて帰ってほしいものだ」
浮足 不和々:「……もちろん、花火を見たい人達がさ」
浮足 不和々:「こうして手伝いに来てんだぜ」
浅葱シナノ:「!!」
浅葱シナノ:がば、と岩浜に額を付ける。
浅葱シナノ:「誠に申し訳ない!」
浅葱シナノ:「自分を宇賀品晩雷隊の長と知ってのご様子……和を破り、忠を破り、情も通せず、自分はまさに裏切り者であります!」
浅葱シナノ:「これも自分の『天狼』の管理の甘さが招いた事態、他の者には責はありませぬ!」
浮足 不和々:「顔を上げなって~♪ 体育会系も真っ青な精神その意気やビーチバレーさせたいけどさ」
浮足 不和々:「見なきゃいけないもんまで見えなくなっちゃう」
浅葱シナノ:「何卒、この浅葱シナノの命にてご容赦をば……!」
烏丸 蔵人:「ほう。天狼というんだね、この花火」
浮足 不和々:手で、ちょいちょいと何かいじっている。
浅葱シナノ:「むっ……!?」
浮足 不和々:多分、匂いとかはしないんじゃないかな、丹念にふいたし。
浮足 不和々:結構強い匂いの場所にいたから鼻が利かなくなってるかもしれないけれど。
浅葱シナノ:「そ、それは! それこそ自分が探し求めていた特殊信号弾花火『天狼』……なぜそれを!?」
烏丸 蔵人:「偶然拾ってね。君が困っているんじゃないかと届けに来たわけだ」
浅葱シナノ:「お、おお……仰せのとおり、有難い限りであります!」
浮足 不和々:「ほい、大事にね♪」
浅葱シナノ:「『天狼』無くては晩雷隊が手掛けたスターマインは完成せず……ひいては花火大会すべてが立ちゆきません」
烏丸 蔵人:「これで無事、花火が上がるかな。良かった良かった」
浮足 不和々:そっと、バトンをつなぐよう天狼を手渡して。
浅葱シナノ:「まさしく画竜の眼……この恩は忘れません!」
浅葱シナノ:深々と頭を下げる。
烏丸 蔵人:「気にしなくていいさ。……ああ、一つだけ」
烏丸 蔵人:「花火、楽しみにしている人が居るんだ」
烏丸 蔵人:「とびっきり綺麗なやつをお願いするよ」
烏丸 蔵人:「もちろん、ぼくも楽しみだしね」
浅葱シナノ:「はい! 必ずや!」
浮足 不和々:「その意気やよし!」
浅葱シナノ:「天文学部に協力もいただいています、宇賀品生徒の心意気、というものをお見せするであります!」
浅葱シナノ:「あっ……失礼、お見せします!」
烏丸 蔵人:「ふふ、ああ、その分も楽しみにするよ」
浮足 不和々:「……天文学部のやつはちと知り合いでね、不甲斐なかったらしごいてやってね♪」
浮足 不和々:「サイコーに楽しみにしてる!」
烏丸 蔵人:「それじゃ、ぼくらはこれで」
浅葱シナノ:「はっ! ご足労おかけしました!」
浅葱シナノ:敬礼をして、急ぎ足で去っていく。
烏丸 蔵人:「さて。これで無事に花火は上がる」
烏丸 蔵人:「あとは現れた妖魔と、暴れるヤンキーをシメてしまえば一件落着というわけだ」
浮足 不和々:「……あの子、妖魔のこととか知ってたのかなぁ?まじめっつーかなんつーか」
浮足 不和々:「はは、まぁ託して頑張りますか!」
烏丸 蔵人:「さて、どうだろう?まあ」
烏丸 蔵人:「真面目というなら、君ほどじゃあないと思うよ」
浮足 不和々:「…おいおい、浮足ちゃんになにいうんよ?浮足ちゃんだぜ?」
烏丸 蔵人:「友人の恋路を叶えるためなら、自分はどうなっても構わない、なんて」
烏丸 蔵人:「献身的にすぎる。美点だとは思うが、心配にもなるさ」
浮足 不和々:「……自分がやらなくちゃいけないことよりも、さらに重荷を背負って」
浮足 不和々:「手伝ってくれる人に言われると、むずがゆいぜ」
烏丸 蔵人:「それこそむずがゆい話だ。ぼくは蓮華王拳だぜ?」
浮足 不和々:「浮足ちゃんばりに便利な返し使うじゃん」
烏丸 蔵人:「菩薩の千の手を持ってしても届かぬ、あまねく衆生にこの手を伸ばすのが使命だ」
烏丸 蔵人:「これも無論、ぼくの『やるべきこと』さ」
浮足 不和々:「……学生と二足の草鞋、大変だぁ」
浮足 不和々:「はは、んじゃ無事終わったら学生分も堪能させてあげよっかー」
浮足 不和々:「フリルの水着、まだ見せてなかったよなぁ!?」
烏丸 蔵人:「フリル……だと……!?」
烏丸 蔵人:「どうやら負けられない理由が一つ増えたようだな……!」
浮足 不和々:「浮足ちゃんかわいーエディション!」
烏丸 蔵人:「普段より更にというわけだ、楽しみだねえ」
烏丸 蔵人:「……一つ、おせっかいを言わせてもらうとね」
烏丸 蔵人:「摩利支天は、太陽の光の神格であると同時に、陽炎の化身でもある」
烏丸 蔵人:「君たちはきっと、どちらかだけじゃ足りない」
浮足 不和々:「……だね、見えない所で障害を取り除く」
烏丸 蔵人:「だからさ。あまり彼女に、心配をかけることのないようにね」
烏丸 蔵人:「彼女だって、きっと君を支えたいはずだ」
浮足 不和々:「……そっか」
烏丸 蔵人:「普段から支えられている、と君は思っているかもしれないけど。きっと、お互い様だよ、それは」
烏丸 蔵人:「太陽無くして陽炎生まれず、陽炎なくして太陽は照らせない。そういうものさ」
浮足 不和々:「光になって、導いてくれたから…その恩に報いたい、光が遮られないように障害を排除したいと思っていたけれど」
浮足 不和々:「そういう考え方も、あるんだねぇ…」
烏丸 蔵人:「参考になったなら嬉しい。余計なお世話だったらすまないね」
烏丸 蔵人:「ま、君は君が思っているより魅力的だ、という話さ」
烏丸 蔵人:わざとらしくウインク。
浮足 不和々:「……おいおい、青天井じゃん」
浮足 不和々:「参考になったよ、ありがとね」
浮足 不和々:「君も十分魅力的さ」ぱちり、とウィンク返し
烏丸 蔵人:「なに、貸しの精算だよ。君たちの事情を交渉材料にしてしまったからね」
烏丸 蔵人:「おっと、これは……返したそばからいいものをもらってしまった」
烏丸 蔵人:「この分は夜に働きで返すとしよう」
浮足 不和々:「おうよ、また貸しがたまったらその長い脚にネット引っかけて練習に使わせてもらうから」
浮足 不和々:「んじゃ、いこーぜ!特等席が埋まらんうちによ!」
烏丸 蔵人:「ああ」
烏丸 蔵人:「楽しみだねえ」
第参サイクル:阿木
GM:登場希望とシーン表をどうぞ。
阿木 弥仁:登場はデータ上はPC全員で、ロール上は前シーンの裏ってことにして生島君と話そうかな。
阿木 弥仁:シーン表はふります!
阿木 弥仁:2d6 (2D6) > 4[2,2] > 4
GM:ヨイヨイヨ
阿木 弥仁:4か!これまで出てたかな…どこかしら
GM:4>祭りの会場。華やかな明かりが道を彩っている。笛や太鼓の音が気持ちを盛り上げる……。
阿木 弥仁:おお!いいですね
阿木 弥仁:シルクちゃんは一応保健の人に見てもらいタイムてことにしようかな。
籾岡シルク:なんと……
阿木 弥仁:異物食って吐いてるし…
阿木 弥仁:そんなかんじで!
GM:了解です。
GM:====
GM:──益満浜・大通り
GM:既に空が黒の様相を呈し始めたころ、祭り会場に並んだ提灯は灯されている。
GM:客寄せの声、嬌笑、祭囃子──本格的に、夏祭りが始まったのだ。
GM:今まで以上の人混みが大通りには集結する。
GM:この人の波の中では、目当ての人物に出会うのも突然になるというものだ。
阿木 弥仁:グルグルしたポテトを食べおわり、探していた人影に気づく。
阿木 弥仁:「焼きそば…あ、生島くんいた」
阿木 弥仁:「おつかれ~っす」
生島 鋼一:ポピ?
生島 鋼一:すぼめた口に咥えた笛ラムネが間抜けな音を立て
生島 鋼一:そちらを振り返る
阿木 弥仁:「笛ラムネだ、なつい」
生島 鋼一:「あら、アッキーパイセン」
生島 鋼一:むしゃむしゃとラムネを咀嚼して
生島 鋼一:「今流行りの二刀流っすよ、笛とラムネの」
阿木 弥仁:「アッキーっす。シルクちゃん、保健室でニラッチと一緒に押し込まれ中らしいすよ~」などと言いつつ隣をてくてく。「流行ってんだ」
生島 鋼一:「ほら、メジャーリーガーとか~」まで言って
生島 鋼一:「ああ、そうそう。籾岡の件はどもども」
阿木 弥仁:「いえいえー。役立ったなら何よりすよ」
生島 鋼一:「流石に籾岡の口に指突っ込んで吐き出させるのも悪いなーって思ってたんで」
阿木 弥仁:なぜか想像がついてしまう。
生島 鋼一:「割とライト?ライトかあれ?いいやライトで。ライトなやり方で解決出来たんでオールOKっす」
阿木 弥仁:「ライ…かな…そうかも…そうだと思います(?)」
阿木 弥仁:「ま、おれ的にはふたりにはだいぶ仕事を楽させてもらってましたしねー」と焼きそばを買い、ズルズルー。
生島 鋼一:「ん?ああ」
阿木 弥仁:たこ焼きも好きだけどさすがに今はいいかなとなった。
生島 鋼一:「生徒会を影から助けったって事ぁ……げへへ…学内での俺の評価も穴子昇りって訳だ……」
阿木 弥仁:「たこ焼きの件とニラッチの件すね。一年に頼り切りとはけしからんぜ~とか先輩らに言われなきゃいいんすけど」と彼を見て。
生島 鋼一:「ね?」訴えかけるように視線を向けて
阿木 弥仁:「少なくとも俺にとっちゃウナギの大花火っす」
阿木 弥仁:「安くなってる…」
生島 鋼一:「一瞬の輝き……か……」
阿木 弥仁:「まあこの後の荒事までお世話になっちゃうんで」
阿木 弥仁:「連発花火大会かも」
生島 鋼一:「マジ?その場煌めきの生島に改名っすっかなー」
生島 鋼一:「………まあ別に、頼り切りとかそんなんは俺は別にどーでもいいんで。恩売る気もねーですし」
阿木 弥仁:浮かれて緩んだ空気の中。「あはは、うん」
阿木 弥仁:「きみはきみの合宿を楽しむために、っすよね」
生島 鋼一:「そーそ、学年だの……所属だの……流派だの」
生島 鋼一:「あんまつまんねー事考えたくねーっすから」
阿木 弥仁:「……そー言ってもらえると、おれも嬉しいすよ」
阿木 弥仁:その浮ついた空気の中を探るように。
阿木 弥仁:(皆そういてくれりゃあ助かるんすけど、)
阿木 弥仁:(……考えちゃうんだよなあ、皆。おれもだけど。)
生島 鋼一:君の目をじっと見て
阿木 弥仁:「おお、なんすかなんすか~」
生島 鋼一:「いや」
阿木 弥仁:視線に気づいてへらりと笑う。
生島 鋼一:「こんな祭りごとの最中に、わざわざ俺に会いに…?と思って」
生島 鋼一:「もしかして、先輩…俺の事……」
阿木 弥仁:「あっ思ってた聞き方と違うわ」
阿木 弥仁:「大丈夫す。うん。マジで。」
生島 鋼一:「吹っ掛けといてなんだけど、そう言って貰えてホッとしてる自分が居るぜ」
阿木 弥仁:「じゃあ聞かないで!」
阿木 弥仁:こほん。
生島 鋼一:「言いたくなっちゃったんで……」
阿木 弥仁:「素直すか」では。
阿木 弥仁:この緩んだ…緩み切った祭りの気配の中で情報判定しよう
阿木 弥仁:生島君の秘密を判定!特技は【遊芸】です。お祭りなので。
阿木 弥仁:あと模範的な気がします。模範…?
阿木 弥仁:見回ってるから模範的なのでは?
GM:まあ……模範的かな……
GM:ボーナスを差し上げます
阿木 弥仁:☑どちらかといえばそう
阿木 弥仁:やったぜ!ふわわちゃん感情修正余ってたらほしいニャン
浮足 不和々:そういえば余ってた!+感情でどうぞ!
阿木 弥仁:シャオラッ 修正が2
阿木 弥仁:2D6+2>=5 (判定:遊芸) (2D6+2>=5) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
阿木 弥仁:シャイ!
GM:では生島君の秘密があられもないぜ!
阿木 弥仁:あともうここで宣言しとくか。出てもらってる烏丸君にも渡します。
烏丸 蔵人:ありがとー!
GM:あいさー
GM:公開ですね
PC1の【秘密】
怪しい老人に話しかけられたあなたは、危うく合宿初日の講習に遅刻するところであった。
万緑館は山道を登った先にあるが、それでは時間がかかる。あなたは万緑館の裏手の崖を登るルートで、危険さから禁止されている近道をすることにした。
そして、崖の中腹に建てられた小さなお堂を見かけた。足場や登り綱もなく、何を祀っているのかも分からない。一体あれはなんなのだろう?
この【秘密】を知っているキャラクターは「お堂」に情報判定を行うことができる。
それはそうといっぱい夏を楽しみたいよね!!!
あなたの【追加の使命】は、「夏の思い出」を獲得することだ。(功績点1点)
生島 鋼一:丸裸にされちゃった…
阿木 弥仁:生島君を見ていたが、「……っ、はは!!」思い切り笑う。
生島 鋼一:「ええ、見ただけで笑われるほどのバカ!?」
生島 鋼一:「それはもう……モンキー…!!」
阿木 弥仁:「いや、ごめん!大丈夫!人!」
生島 鋼一:「良かったー、人で」
阿木 弥仁:「なまじ猿がいたから微妙にマジな感じでるのなんだろう」
生島 鋼一:「人と猿を分けるのは……」
生島 鋼一:言ってて続きが出てこなかったので、諦めて黙りこくる
阿木 弥仁:その続きを奥ゆかしく沈黙に落とし込み。
阿木 弥仁:「いやあ、マジでそうだなって。つまんねー事考えねーで、いろいろワイワイやる」
阿木 弥仁:「夏ってそうやって思い出つくるもんだわなーって、なんかしみじみとなっただけっす」
生島 鋼一:「その通りっすねー、その通り・オブ・ザ・イヤー」
阿木 弥仁:「秋冬来る前にいただいちゃいました」
阿木 弥仁:「……うす、ではグランプリから一言」
阿木 弥仁:自分でマイクを当てるポーズ。
生島 鋼一:耳の横で両手を広げるようなポーズ
阿木 弥仁:「夏真っ盛り、楽しみまくってきましょう!」
マスターシーン5
GM:登場は生島君と烏丸君です。他の人も出ていいよ
生島 鋼一:ほうほう
阿木 弥仁:じゃあ出るだけでとこかな モグモグ
烏丸 蔵人:はーい
浮足 不和々:雰囲気で場合によっては混ざるぐらいの感じかなはーい
阿木 弥仁:おなじく
GM:はーい 場所は祭り会場です
GM:====
GM:──益満浜・大通り
GM:刻一刻と花火大会の開始時刻が近づいている。
GM:空は暗く晴れ、澄んでいる。集まった客たちの期待も高まっているだろう。
GM:上を気にする人の波を抜けて、影の世界の住人は、戦いの場へ赴く──
蒜山テリア:「──という、ところかな? ふっ、ははは! 待ちたまえ!」
蒜山テリア:急にくせ毛の少女が生島くんと烏丸くんの前に立ちはだかる。
蒜山テリア:「影に生きるのもクールだが……君たちは十分に、陽の中でも活発に動いてきたようだ」
生島 鋼一:「う……うわあああ、尻が喋ってる!?」
烏丸 蔵人:「おや、これは……ぼくたちに何か御用かな、お嬢さん?」
蒜山テリア:「その青春の輝きは宝石のように! 盗み出したくなるほどだろう、たとえ物語としてでも……」
蒜山テリア:髪をかき上げる。
烏丸 蔵人:(いや実際やばいねあの尻)
生島 鋼一:(ね?)
烏丸 蔵人:(ね!)
鈴白マツカ:「あっ、あのっ、蒜山先輩。背中を向けて語るのはあまり良くないような……」
生島 鋼一:「やいやいやいやい!俺の知能指数を考えてからポエミーな事言って貰いたいもんだぜ!」
烏丸 蔵人:うむうむと首を縦に振る。
鈴白マツカ:カメラを携えた小柄な少女が後ろから近づいてくる。
烏丸 蔵人:「称賛……してくれたのかな?それはどうもありがとう」
蒜山テリア:「夏……そんなものに必要なのは知能か? いいや、情熱だ……あるいは猿のような……」
生島 鋼一:「そのキャメラでよ~、何を撮るつもりだ!いや、もう撮った後なのか?」
蒜山テリア:「君たちの輝きに、心ばかりの称賛を。そして僅かに嫉妬するよ……だが、勤めは果たさなくてはならない」
烏丸 蔵人:「勤めとは?」
生島 鋼一:「水着姿のエロい写真があるなら取引は受け付けてるぜ」
烏丸 蔵人:「ううむ、時間さえあれば勤めなんて放り出してご一緒に祭りにでも……と言いたいところなのだが……」
鈴白マツカ:「い、いいえ、そういう写真は……」
生島 鋼一:──しゅん として
鈴白マツカ:「あ、でも少し撮っちゃいました、ごめんなさい」
生島 鋼一:「え…?」顔をあげる
烏丸 蔵人:「ふふ、写真に残らないなら目に焼き付けるさ……」
烏丸 蔵人:「あるなら話は別だな?」
蒜山テリア:「私の指示で撮影させたのさ。申し遅れた」くるりと向き直る。
蒜山テリア:「忍者新聞部『ウロンタイムス』所属、蒜山テリア……こちらは助っ人カメラマンの鈴白嬢」
鈴白マツカ:頭を下げる。
烏丸 蔵人:「それは大変胡乱そうな」
蒜山テリア:「なに、この学校のことを描いていれば十分に胡乱さ」
生島 鋼一:「し…新聞……」その概念が持つ文字数の多さと文字の小ささは、生島の脳には毒である
烏丸 蔵人:「しっかりしろ生島君!よみがなはつけるぞ!」
蒜山テリア:「夏合宿の記事を書いていてね。しかし我ら宇賀品学院の生徒と来たら、迷惑をかけるか忍ぶかのどちらだ」
生島 鋼一:「よみ……がな…」地を這う姿勢から立ち上がり
生島 鋼一:「ふむふむ」
蒜山テリア:「そこでと。情熱的な行動を貫く者をドキュメンタリーし、そのような生徒にも輝きがあると伝えるのがテーマだったわけだよ」
生島 鋼一:「なんと」
蒜山テリア:「ウロンタイムスはほぼ見出しと内容文の情報量が同じだよ」見本誌を見せる。
烏丸 蔵人:「内容極薄って言ってない?」
生島 鋼一:「す……すっげぇ~!読めるぜ!!」見本誌を見て
蒜山テリア:だいたい画像と見出しが占めている紙面だ。四コマ漫画が6種類くらい掲載されている。
生島 鋼一:「何が書いてあるのか…手に取るように分かる!!」
蒜山テリア:「ふふ、スマートと言ってくれたまえ」
烏丸 蔵人:「半ば漫画雑誌になってる!」
生島 鋼一:「スマート!!」
鈴白マツカ:「えっと、それでですね」話が進まないと思ったのか、口を開く。
生島 鋼一:「あ、はい」そちらに向き直る
鈴白マツカ:「いっぱい活躍された生徒さんとして、おふたりの記事を載せたいと蒜山先輩は言っていまして」
鈴白マツカ:「もし良ければ、かっこよいところを写真にも収めたいそうです」
烏丸 蔵人:「ほほう!」
鈴白マツカ:「もしご都合が悪くなければ……」
生島 鋼一:「かっこよいよころっつっても、なら別にこのまま撮ってくれれば…ねぇ?」
烏丸 蔵人:「確かに……言われて見ればそうかもしれないな……」
生島 鋼一:「俺達、常在戦場…みたいな所あるし」
生島 鋼一:「立ってるだけで出ちゃうから…カッコよさ…」
鈴白マツカ:助けを求めるような目で隣の女子生徒を見る。
烏丸 蔵人:「にじみ出てしまうからな……色気……」
烏丸 蔵人:「まあ、冗談1割は置いといて」
蒜山テリア:「ふふっ、自身が行動にも滲み出ているね」
蒜山テリア:「だが、写真や文字越しでは、オーラというのは伝わらないものさ」
生島 鋼一:「そうだったのか」興味ありげに
烏丸 蔵人:「ぼくは構わないよ。うちの流派の宣伝にもなるかもしれないし」
烏丸 蔵人:「まあ、上の頭の固い連中がうるさいかもしれないが……そこはいつものことだから別にいいだろ、うん!」
生島 鋼一:烏丸の言葉に”うげーっ”て顔をしながら、「俺は別にいいっすよー」
生島 鋼一:「撮って欲しいぜ、オーラダダ漏れの写真」
蒜山テリア:「ふふ、快諾してくれてありがとう!」
蒜山テリア:「じゃあこれ、スポンサーの証拠ということで、身体につけといてくれたまえ」
蒜山テリア:それぞれ「胡」「乱」と書かれた星形の金バッジを二人に渡す。
生島 鋼一:乳首辺りに付ける
蒜山テリア:「これを付けて、後は誰かと死闘を繰り広げてくれれば、一面は決まりだ!」
烏丸 蔵人:「結構無茶振りしてくるよね」
蒜山テリア:「在来種の不良を殴るのではつまらないな……ああ、妖魔でも出てきてくれればいいのに!」
烏丸 蔵人:(外国の人が意味分からず書いてるタトゥーみたいだな……)
生島 鋼一:「広告を背負って戦う世界的アスリートになった気分だ」
生島 鋼一:「まあ不良でもバッドボーイでも、ぶっ倒せばいいんすよね、ドン!と!」
生島 鋼一:「分かりやすくて大助かり!」
蒜山テリア:「そういうことさ!」
蒜山テリア:「そのバッジはG……DP……?みたいなものになっているから、どこで戦闘が始まっても私たちが駆けつけるよ」
蒜山テリア:「それでは、また会おう!」
蒜山テリア:背中を向け、歩き去っていく。
生島 鋼一:手を振りながら見送る
鈴白マツカ:「よろしくお願いしますっ」
鈴白マツカ:ぺこりと頭を下げ、去る。
烏丸 蔵人:「国民総生産を託されてしまった。重いな」
生島 鋼一:「おー、またなー」
生島 鋼一:「先輩聞いた?GHQだってよ。なんでもかんでもハイテクだよなー最近は」
烏丸 蔵人:「マッカーサーぐらいしか知らないやつ来たな。ハイテクなのは間違いない」
烏丸 蔵人:「しかし撮影かあ。なんだか妙にうきうきするね」
生島 鋼一:「へへっ……じゃあ…」
生島 鋼一:「やってやろうぜ!」
烏丸 蔵人:「おうとも!」
生島 鋼一:胸元に輝く胡乱の二文字をパンパン叩く
GM:スタートを知らせる号砲のように、あなたたちの背後の空で、パン、と炸裂する音が響いた。
GM:====
GM:生島くんと烏丸君は「夏の思い出」を獲得します。
「夏の思い出」の【概要】
このプライズに【秘密】は無い。
いっぱい詰まった夏の思い出。真っ盛りならきっと何でもできるはず。
このプライズはいかなる方法でも所有者から移動しない。
所有者は、クライマックス戦闘中、好きな判定の直前にこのプライズを使用できる。使用すると、その判定のスペシャル値を-2する。
この効果はセッション中1回まで使用できる。
第参サイクル:伊良波
GM:──益満浜・沈ヶ丘
GM:万緑館とも別の位置、遊泳はできない岩礁の脇に位置する、少々小高い丘だ。
GM:忍びでなければ登ることも難しい。そしてわざわざ登る意味もない。
大葉遥人:(──まあ、しいて意味があるとすれば、星が見やすいことぐらいだろうか)
大葉遥人:(……彼らは、上手くやっているのだろうか)
大葉遥人:(希ったはずだが……取り返しのつかない道を進んでしまったのではないかという後悔もある)
大葉遥人:(天命に任せる、か)
大葉遥人:空を見上げる。星は雄弁に、何も答えてはくれない。
大葉遥人:「……遅いな」時計を見る。
大葉遥人:待ち合わせの時刻──花火大会の始まる時間だ。
GM:パン、と、星空に差し込まれる華が一輪。
GM:そこから連続して、いくつもの花火が空に浮かび上がり、消えていく。
大葉遥人:(なるほど、よく見える)
大葉遥人:(これを見せたかったのか? どういう意図で──)
GM:花火はどんどんと上がっていき、夜空を光が彩っていく。
伊良波ユズリ:「わっ、わっ、ヤバ……!」
大葉遥人:がら、と石が転がる音がして、丘を登ってくるk人物に気づく。
大葉遥人:「遅かったな。無事か?」
伊良波ユズリ:「え!? あ、待たせてゴメンネ……!」
伊良波ユズリ:よいしょ、と岩を乗り越え。
伊良波ユズリ:「その……思ったより着るのに時間がかかってしまいまして……」
伊良波ユズリ:「お待たせ、しました……!」
伊良波ユズリ:藍色の縞地に、飛鳥の意匠の浴衣を着ている。
伊良波ユズリ:いつもの快活な様子は抑えめであり、表情は硬い。
大葉遥人:「問題ない。花火の最後まではいるつもりだった」
大葉遥人:つ、と夜空に視線を移す。また大輪の華が消えていくところだった。
伊良波ユズリ:「え、えへへ、そうでしたか……おとなり失礼……」
伊良波ユズリ:「あのさ、ハルヒトくん……」
伊良波ユズリ:「あっ、好き、花火!? 私は毎年見てるんだけど、ここが穴場だって聞いて!」
伊良波ユズリ:「二人で見れたらなと……! えへ、へへ……」
大葉遥人:「伊良波」
大葉遥人:「君の目的は、花火を見ることだけか?」
伊良波ユズリ:「えっ、えーと……」目が泳いでいる。
大葉遥人:「──君のバディは優秀だった。風紀委員も、それ以外の連中も」
大葉遥人:「弱小サークルが、サークル活動以外のことに気を回している余裕はない……いつかそんなことを君に言ったことがあるな」
大葉遥人:「その答えが、この状況だ……危険な計画を企て、他人を騙し、しかし罪を背負う覚悟も無く……こうして立っている」
大葉遥人:「君には私を糾弾する権利がある」
大葉遥人:「──花火で星が見えないというのは、何とも皮肉が効いているな」
大葉遥人:ふ、と笑う。
伊良波ユズリ:「……えっと、そういうつもりではなくて」
伊良波ユズリ:「確かにそれだけじゃなかったけど、私はハルヒト君と花火も見たかったというか……」
大葉遥人:「……どういうことだ?」眉をしかめる。
大葉遥人:「この花火のクライマックスで、星辰が揃う。観測し、図を引いたのは私だ」
大葉遥人:「益満浜を災害が襲う。私のせいと言ってもいい」
大葉遥人:「知っていて、のんびりと花火を見ていたいと? 私が言えたことではないが、君の神経もたいがいどうかしていないか」
伊良波ユズリ:「んーやっ、そうなんだけど!」
伊良波ユズリ:息を吸う。
伊良波ユズリ:「私は、私のバディを信じてるから!」
伊良波ユズリ:「フワワが、背中を押してくれたの!」
伊良波ユズリ:「クロウドくんと、アッキーくんと、あとコーイチくんとシルクちゃんで、妖魔はなんとかするって!」
伊良波ユズリ:「だから……」
伊良波ユズリ:大葉の手を取る。
伊良波ユズリ:「だから、私は私の想いを告げに来ました」
大葉遥人:「……!」
GM:ばばばばっ、と連続して音が上がる。
GM:スターマイン花火。連続した炸裂が、夜空を満点に埋め尽くす。
GM:そしてその中には『天狼』と、それが描いた星辰が紛れている。
GM:しかし。
大葉遥人:(──目が離せない)
大葉遥人:(夜空が見えない、わけではないのに。星辰も何も)
大葉遥人:花火の明かりを受けて輝く目の前の少女に、瞳を奪われている。
大葉遥人:(──まるで、太陽のようだ)
伊良波ユズリ:「大葉遥人くん。私は、あなたのことがずっと」
伊良波ユズリ:「────好きです!」
GM:====
GM:====
GM:メインフェイズを終了します。
GM:変調などは無いですね! クライマックスフェイズを開始します。
クライマックス
GM:──益満浜・海岸
GM:どん、どんと散発的な音が続いている。
GM:花火大会のクライマックスが近づいているのだ。
波治神マゼンテ:「ああ、綺麗ですわね~~~!」
波治神マゼンテ:「あっあの玉! あの玉も! 火の玉を兵糧丸にはできないのかしら!?」
波治神マゼンテ:「いいえ、わたくしならできるはずよ! そうと決まれば……!」
十徳和錆:「待てってのアンタ!」波治神の首根っこを掴む。
十徳和錆:「今はこっちに集中してくださいよ! アンタのところの料理人も戦力なんだから……!」
波治神マゼンテ:「ぎゅええ」
波治神マゼンテ:「水着を引っ張らないでくださいまし! 苦しいですわ!」
波治神マゼンテ:「オホン、とはいえ、あなたのおっしゃることも一側面では正しいと言えますわ」
十徳和錆:「全面的にだろ……!」イラついている。
波治神マゼンテ:「『パクス・グラトニカ』スタッフの皆様! スターマイン花火の炸裂に合わせて海に飛び込むのですわ!」
波治神マゼンテ:「そうすれば太くて立派なタコ足……もとい、大妖魔が狩り放題!」
波治神マゼンテ:「今夜のたこ焼きは伝説に残る味になりますわ~~!!!!!」
不良A:「一体何なんだ、あの女は!」
不良A:「イカレてやがるぜ……! 海に生身で飛び込むなんてよお!」
GM:協力者とはいえ役割は分担され、情報も統制されている……妖魔戦闘の実行部隊である不良たちは、調理部隊および首謀者である波治神を見たのは初めてのことであった。
不良A:「夜の海は温度が冷たくなっており、外気温との差で心肺機能にショックを起こしやすい……!」
不良A:「視界が短くなることで海中の岩や流木に脚を取られやすく、また誰かが溺れても気づきにくい! 飛び込むなんざ自殺行為だぜ!」
GM:現地住民ならではの知見……!
十徳和錆:「……あいつらは特別な訓練を受けている!」拡声器で不良たちに語り掛ける。
十徳和錆:「お前たちにはMS同好会が開発した『対高速機動水陸両用騎乗型軽車両:喰赫』がある! それに乗って戦え!」
GM:そう、不良たちは全て水陸両用っぽいバイクに乗っている
GM:すごい
不良A:「すげぇぜ……」
十徳和錆:「驚くのはまだ早い!」
十徳和錆:「単なる水陸のみでなく、砂浜や岩礁などオフロードにも対応! スピード狂のお前たちに合わせ最高時速は光速を超える!」
十徳和錆:「背部搭載のアームには、妖魔の体組織を刈り取る電磁メスに単分子ワイヤ、電動鋸を装備! バッテリーは最大8時間稼働で太陽光充電も可能!」
十徳和錆:「とどめにクリーンなエネルギーにより環境にも優しい! この美しい浜を守りたいあなたにもおすすめだ!」
十徳和錆:「その傑作機が……! 私たちの血と汗と涙の結晶が……!」
十徳和錆:「『対高速機動水陸両用騎乗型軽車両:喰赫』が、お前たちを勝利に導くのだ!!!!」
十徳和錆:手を天高くつき上げる。
不良A:「ウォオオオオオオオオ!」
不良B:「ウォオオオオオオオオ!」
不良C:「ウォオオオオオオオオ!」
GM:不良たちも大歓声! オトコ心に火がついた!
十徳和錆:「はっ……はぁっ……」
十徳和錆:「この戦い、勝ったな……!」汗を拭う。
波治神マゼンテ:「まだ始まってませんわよ」
GM:とりあえず、ビーチにサークル連合の全兵力が集結した……!
生島 鋼一:「そのとーーーーーーーーり!!!!!!」
生島 鋼一:「まだ始まっていないという事は、まだ始まっておらず!!」
生島 鋼一:「まだ始まっていない何かが……まだ始まっていない!!」
生島 鋼一:「つまり…」
生島 鋼一:「そういう事だぜ!!!」
不良A:「なっ……アイツは!」
不良A:「”その場しのぎの生島”!!??」
生島 鋼一:闇をつんざく馬鹿の演説が、浜辺に響き渡る!
不良A:「なぜ奴がここに……!? 迷子かな……!」
生島 鋼一:「その可能性も……無きにしもしもしもあらず!!!」
浮足 不和々:「なんか!そーいうこと!」
不良A:「なんだてめぇ! 下ネタか!?」
阿木 弥仁:「無ぇでしょ!可能性は!」
浮足 不和々:水上を我が物顔で走る猿…あいや不良がよそ見をした瞬間、丸い物が眼前に迫る。
浮足 不和々:料理人たちの差し入れか…否!バレーボール!
浮足 不和々:不良の一人を海に沈め、勢い余ったスキーは浜に上がる。その辺もそういう計算だ。
浮足 不和々:「んむ、夜の浜では練習できてなかったが問題なし!」
不良A:「ぼぐわ!」
烏丸 蔵人:「ナイススパイク」
烏丸 蔵人:ハイキックが不良の側頭部を撃ち抜く。吹き飛ばすようなことはせず、その場で昏倒させる。
不良B:「ホギャホッ!!」
阿木 弥仁:その隙間を縫うように細い針のようなものが飛来し、周囲の別の不良たちの足を留める。
浮足 不和々:「そっちこそナイス足の長さ!」
阿木 弥仁:「はいはーい、生徒会執行しますよ~!一部うちの生徒じゃねえけど…!」
烏丸 蔵人:「どうもどうも」 足を持ち上げてピタリと止めてアピール。
阿木 弥仁:「生島くん足止めあざす~!」
不良C:「なんや……足が動かへん!」
不良C:「お、お前らは!」
烏丸 蔵人:「や。朝以来かな?」
生島 鋼一:ぐっと握った拳を突き上げる。黄金に輝く二つの星が胸元に煌めいているぞ
浮足 不和々:「男子少し会わざるうちにセクシーになっちゃって…」
阿木 弥仁:「なに???」
生島 鋼一:「へっ……そんなに見つめられても…何も出ねーぜ、フワちゃんパイセン」
十徳和錆:「うわっヘンタイがいる」
波治神マゼンテ:「アバンギャルドですのね!」
烏丸 蔵人:「これが理解されるにはまだ時間がかかるかー」
阿木 弥仁:(うーん仲間だと思われたくない青少年の自意識)
生島 鋼一:うんうんと頷きながら「丸さが美徳とか…そんなナイーブな考えは今時流行らねぇよ…」
生島 鋼一:「っつー訳で」
生島 鋼一:「止めにきたぜ、色々とな」
波治神マゼンテ:「ふっ……あはは!」
波治神マゼンテ:「生島さん、あなたってとっても男らしいですわ!」
生島 鋼一:「え、そう?」照れる
波治神マゼンテ:「ええ! けれど、丸さはとっても大事よ」
波治神マゼンテ:「円、循環、輪廻……丸い形こそ、私たちをより新しいステージに持ち上げてくれるイメージ」
波治神マゼンテ:「奪い合いではなく、互いに兵糧丸を作りあえば、争いが生まれることもありませんわ」
波治神マゼンテ:「何もかもを包み込む究極の慈愛! それこそが兵糧丸! それこそが神の導き!」
波治神マゼンテ:「真なる兵糧丸に至るためならば……私は邪神でも美味しく調理して見せますわ!」
阿木 弥仁:「だ………だいぶキマってるっすよこの人……!怖い!」
十徳和錆:「気づくのが遅れたね」
十徳和錆:「まあ、そもそも集結する時点で遅いようにはしてるから。ほら」
GM:どどどどん、と連続して花火が炸裂する。スターマイン花火だ。
浮足 不和々:「……ん、奇麗」
十徳和錆:「クライマックスの花火で妖魔を召喚する条件は満ちる。すでにアンタたちには止められない」
十徳和錆:「大妖魔相手、大人しく引いた方が身のためだよ」
烏丸 蔵人:「遅い?いやいや」
烏丸 蔵人:「タイミングはバッチリだよ、きっとね」
十徳和錆:「はあ? 相変わらず何言ってんのかわかんない奴」
十徳和錆:「もう事件は、起きちゃってるんだよ──」
GM:足音。
籾岡シルク:「──ええ、まったくベストなタイミングです!!」
籾岡シルク:「探偵の仕事は事件を未然に防ぐことではなく……起こった事件を解決することなのですから!」
籾岡シルク:ばばん、とポーズを取る!
生島 鋼一:指笛を鳴らして「………へっ」
生島 鋼一:「(腹の)調子良さそうじゃねーか、籾岡」
籾岡シルク:「(お腹は)絶好調ですよ、生島助手」
籾岡シルク:「益満浜を騒がせたこの事件、すでに──私の掌の上です!!!」
十徳和錆:「…………!(誰だ?)」
生島 鋼一:「誰だって顔してんで言わせてもらうがよ~~!」
十徳和錆:(あっいや……いたな……祭りの準備のとき……!)
生島 鋼一:「こいつぁ稀代の名探偵、泣く子も困惑する事で有名な籾岡シルクさんだ!!!」
不良D:「な、何ィ~~!?」
生島 鋼一:「その訳分かんねー情報ばっか詰まってる何色か分かんねー脳細胞に焼き付けておくこったな!!」
不良E:「泣く子も困惑する……!?」
不良F:「籾岡シルクだとォ~~~!?」
籾岡シルク:(決まった……決め台詞が……!)
籾岡シルク:胸を張っている。
波治神マゼンテ:「あ、そろそろですわね」
生島 鋼一:「え、そろそろ?」
波治神マゼンテ:スターマイン花火が消えつつあり、天には星辰が残る。手を組み、海に祝詞を捧げる。
波治神マゼンテ:「夏の盛りの/躍水の浜よ」
波治神マゼンテ:「飢えた禁妃が/でんでらでん……!」
GM:祈りがささげられると、星辰が赤く光る!
GM:光は幾条の光線となって、海の底までを刺し貫く!
GM:僅かの間。そして、ごぼごぼと無数の奇泡が海中より昇り。
GM:巨大な影が、漆黒の海原を引き裂いて現れる。
GM:星辰のスポットライトが浮かび上がらせた、その存在は……!
九帝綺:『どうもーっ! みんなこんばんはーっ!!!』
九帝綺:『あなたのハートも溺れ死ぬ♡ 深海のアイドル、九帝綺(くてぃら)ちゃんでーす!!!』
九帝綺:巨大な白い人型! 頭足類のような触手が幾条にも蠢き下半身と一体化したようなその姿は、見る者を震え上がらせる!
九帝綺:『今日はスペシャルライブに参加してくれてありがとーっ! やっぱり夏の真っ盛りと言えばフェスだよね!!!』
九帝綺:『まずは一曲、行ってみよう!』
九帝綺:『”シンク・アワー・シップ”!!』
GM:臓腑を揺さぶるような悍ましい音が響く。
GM:波は高くなり、岩は砕けそうになる。このままでは九帝綺の歌声が、益満の浜を破壊してしまう!
波治神マゼンテ:「調理開始ですわ~~~~!」
十徳和錆:「ギアを入れろ!!」
GM:料理人と不良たちが一斉に海へ!
GM:戦闘は混乱を呼び、混沌は真っ盛り!
GM:──高速機動が、開始された!
GM:====
GM:クライマックス戦闘の状況を説明します。
GM:まずエネミーは九帝綺、および触手A・B、不良、料理人です。
GM:九帝綺は生命力20点、触手が各5点、不良と料理人が各3点です。
烏丸 蔵人:やべえ生命力しとる!
GM:不良はメインフェイズで受けたダメージを引き継いでいます。
阿木 弥仁:生島くんありがとう
浮足 不和々:サンキューいっく
烏丸 蔵人:たすかる
生島 鋼一:これが俺とSARUの絆
GM:まず不良と料理人ですが、戦場に出ているヤツを倒すと、新しいエネミーに入れ替わります。
GM:基本的にデータは同じですが、3体目がちょっと強いです。不良も料理人も、各3体倒すとそれ以上は出てきません。
GM:各触手は、「ゲソ」という特殊忍具を1つ所持しています。
「ゲソ」の【概要】
特殊忍具。
以下の効果を持つ。
①この忍具を所持している妖魔のキャラクターは、この忍具を失う・使用できない状態になると、戦闘脱落する。
②回避判定の直前に使用できる。その回避判定にプラス2の修正がつく。ラウンド一回。
GM:ゲソを奪ったり、使用できなくさせれば、触手は簡単に倒せます。やったね。
GM:またゲソの所有者が戦闘脱落した場合、そのプロットにゲソが落ちます。
GM:次にそのプロットで行動するキャラクターがゲソを獲得できます。
GM:九帝綺は単なる生命力20点の妖魔です。奥義を二つ所持。
GM:現在時点で戦場にいるエネミーは、九帝綺以外は奥義を所持していません。
GM:そして最後に、『益満浜』が常にプロット0にいるものとします。
GM:元の生命点は6点ですが、籾岡シルクの【秘密】が公開されているため、9点になっています。
GM:益満浜は回避などの行動は一切行いません。益満浜の生命力が0になった場合、合宿は維持できず、残念な結果になってしまうでしょう。
GM:戦闘終了条件は「九帝綺の撃破」です。
GM:ではキャラシを貼ります……
GM:・九帝綺
(キャラシート)
GM:・触手
(キャラシート)
GM:・不良(メインフェイズと同じ)
(キャラシート)
GM:・料理人
(キャラシート)
GM:何か質問はありますか?
烏丸 蔵人:今のところ大丈夫かな!
浮足 不和々:浮足ちゃんもいまんとこはないでーす
生島 鋼一:今の所は大丈夫ですー
GM:OKです~
阿木 弥仁:自分もっす
GM:ではやってみましょう!
GM:====
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットをお願いします。プロット時使用する忍法があればそちらもどうぞ。
烏丸 蔵人:プロット決めました!
浮足 不和々:プロット時忍法なし、プロットOKです。
生島 鋼一:【影分身】使います
阿木 弥仁:忍法なし、プロットOKでーす。
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
烏丸 蔵人:おおう
生島 鋼一:www
阿木 弥仁:生島ーッ
GM:あっこのタイミングでのファンブル!
生島 鋼一:幸先!
阿木 弥仁:その場しのぎ屋!
GM:振り直しが無ければファンブル表を振りましょう。
生島 鋼一:はい…ファンブル表振ります…
GM:かわいそう……FTを入力してね。
生島 鋼一:FT ファンブル表(3) > 情報が漏れる! このゲームであなたが獲得した【秘密】は、他のキャラクター全員の知るところとなる。
烏丸 蔵人:セーフ
阿木 弥仁:すでに丸裸!
生島 鋼一:クソみたいなダメージだぜ
浮足 不和々:そんな…夏を満喫することだったなんて!
九帝綺:じゃあユズリちゃんの秘密でも貰おうかな?
烏丸 蔵人:乙女の秘密を奪うなんて……
浮足 不和々:キサマー!!!
阿木 弥仁:コイバナ興味あるんだ…
生島 鋼一:こいつ……
九帝綺:へえ、沈ヶ丘で逢瀬してるんだ!
生島 鋼一:プロット決めました!
九帝綺:あそこはいいところね!
九帝綺:きめたよ~
GM:籾岡・不良・料理人はランダムプロットです。
GM:みんな決まったね では
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 阿木 弥仁 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 烏丸 蔵人 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 浮足 不和々 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
GM:3d6 (3D6) > 14[4,4,6] > 14
○戦場:平地
→<プロット6>
(料理人A)
<プロット5>
(九帝綺)
<プロット4>
(浮足、籾岡、不良A、触手A)
<プロット3>
(生島、烏丸、阿木、触手B)
GM:ごっちゃごちゃだな戦場……
籾岡シルク:ちなみに私はかばうを持っているので、必要であれば言ってください!
烏丸 蔵人:サンキュー!
GM:ではプロット6!
料理人A:私は……まずは【血餅】!
料理人A:2d6>=7 (2D6>=7) > 8[2,6] > 8 > 成功
料理人A:成功! 生命力を1点減らし兵糧丸を獲得。
料理人 生命力3→2 忍具0→1
()は消耗済み
料理人A:そして触手(ゲソ)には届かない……まあ本体殴っちゃおう
料理人A:2d6>=7 (2D6>=7) > 8[3,5] > 8 > 成功
料理人A:成功!
料理人A:《兵糧術》です
九帝綺:目標値7だよ~
九帝綺:2d6>=7 (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
九帝綺:失敗! 【不動】があるのでギリギリ逆凪はしなかったかな
烏丸 蔵人:くそっ不動め!
九帝綺 生命力20→19
()は消耗済み
浮足 不和々:不動つよぉい
○戦場:平地
<プロット6>
(料理人A)
→<プロット5>
(九帝綺)
<プロット4>
(浮足、籾岡、不良A、触手A)
<プロット3>
(生島、烏丸、阿木、触手B)
九帝綺:こっちの番だよ~ 【海原】
烏丸 蔵人:まあやってくるよねえ
九帝綺:2d6>=5 (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
九帝綺:成功! プロット4以下の人はみんな《水術》で判定してねえ
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 6[3,3] > 6 > 成功
不良A:ウキー、7
浮足 不和々:水術ドンピシャで持っているので目標5!
不良A:2d6>=7 (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
生島 鋼一:《針術》で代用します
生島 鋼一:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
烏丸 蔵人:手裏剣術から6
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗
触手A:目標値13です
烏丸 蔵人:2d6>=6 判定:手裏剣術 (2D6>=6) > 9[4,5] > 9 > 成功
触手A:2d6>=13 (2D6>=13) > 11[5,6] > 11 > 失敗
触手B:2d6>=13 (2D6>=13) > 11[5,6] > 11 > 失敗
烏丸 蔵人:浮足さん逆凪?
触手B:おしいな
浮足 不和々:……自分に<三星>!鋭気1使って振りなおし!
浮足 不和々:2D6>=5 (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
烏丸 蔵人:セーフセーフ
浮足 不和々:あっぶね!
籾岡シルク:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
籾岡シルク:んぎゃー
阿木 弥仁:モミーン
烏丸 蔵人:籾岡ーっ
浮足 不和々:鋭気2から1
GM:では生島君、籾岡、益満浜に射撃1点ずつ。さらに戦場は水中になるよ。
生島 鋼一:生命力6→5 に
GM:水中の時は、回避判定にマイナス2修正がつくよ。
GM:生命点を減らすときはどの分野を削るかも宣言してね!
生島 鋼一:《生存術》にします!
籾岡シルク:籾岡は忍術を
烏丸 蔵人:あ、生島君
GM:あ、特技ではないんですよね
生島 鋼一:あ、なるほど
生島 鋼一:じゃあ体術で!
生島 生命力6→5 器・(体)・忍・謀・戦・妖
()は消耗済み
籾岡 生命力6→5 器・体・(忍)・謀・戦・妖
()は消耗済み
触手A 生命力5→4
()は消耗済み
触手B 生命力5→4
()は消耗済み
益満浜 生命力9→8
()は消耗済み
九帝綺:【海原】は攻撃の代わりに使うから以上だよ~
○戦場:水中
<プロット6>
(料理人A)
<プロット5>
(九帝綺)
→<プロット4>
(浮足、籾岡、不良A、触手A)
<プロット3>
(生島、烏丸、阿木、触手B)
GM:プロット4、1d100しましょう
籾岡シルク:1d100 (1D100) > 34
浮足 不和々:1d100 (1D100) > 77
不良A:1d100 (1D100) > 1
不良A:1⁉
浮足 不和々:1!?
烏丸 蔵人:不良……
触手A:1d100 (1D100) > 96
浮足 不和々:触手はやぁい
触手A:では私からです。
触手A:戦場を変える【誘導】持ちは厄介です。阿木君に【金棒】。
触手A:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功
阿木 弥仁:ヌッ
触手A:成功。《怪力》にマイナス2修正で回避をどうぞ。
阿木 弥仁:はーい
阿木 弥仁:骨法術で判定
阿木 弥仁:2D6₋5>=7 (判定:骨法術)
阿木 弥仁:2D6>=9(判定:骨法術)
阿木 弥仁:む
GM:あら、ココフォリアの反逆
烏丸 蔵人:振れない?
阿木 弥仁:2D6>=9 (判定:骨法術) (2D6>=9) > 5[1,4] > 5 > 失敗
阿木 弥仁:むむ
阿木 弥仁:できた
GM:だが……回避失敗!
触手A:接近戦ダメージ1点。さらに【金棒】の回避に失敗した場合、達成値に関わらず逆凪を与えます。
GM:阿木君はランダムに消える生命点を選んでね!
阿木 弥仁:あ、ランダムか 1d6だね
阿木 弥仁:1d6 (1D6) > 1
GM:き、器術くん!
阿木 弥仁:ぐえ
阿木 弥仁:では
烏丸 蔵人:よりによって!
阿木 弥仁:たこや…兵糧丸を即座に使う
阿木 生命力6→5→6 器・体・忍・謀・戦・妖
忍具3→2
()は消耗済み
system:[ 阿木 弥仁 ] 忍具:3 → 2
波治神マゼンテ:ナイス兵糧丸ーッ!
阿木 弥仁:モグモグ…
烏丸 蔵人:外野がこわいな……
触手A:私は以上。
GM:次は浮足さんどうぞ。
浮足 不和々:浮足ちゃんのようだな
浮足 不和々:では、九帝綺に【奥義】クリティカルヒット 技名はよければ演出の後で~
GM:なんと! 了解です。
九帝綺:4点削れる~ 痛い!
浮足 不和々:そうだ、特技は<怪力>でした!
九帝綺:ちなみに妖魔などのエネミーには生命分野という概念がないので、ダメージを受けても特技が潰れなかったりするよ。
九帝綺:破りやすいかな
触手A:私たちが5です。
九帝綺 生命力19→15
()は消耗済み
烏丸 蔵人:触手さえ落とせれば通りやすいかも
籾岡シルク:次は私ですよ!! ふんす!
籾岡シルク:choice[九帝綺,触手A,触手B] (choice[九帝綺,触手A,触手B]) > 触手A
籾岡シルク:【接近戦攻撃】をくらえー!
籾岡シルク:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
籾岡シルク:《刀術》!
触手A:2d6-2>=6 (2D6-2>=6) > 8[3,5]-2 > 6 > 成功
触手A:はい。
不良A:次はワイの番や
不良A:触手Aに【猿飛び】だぜ!
烏丸 蔵人:いけーっ不良ーっ
不良A:2d6>=5 (2D6>=5) > 6[2,4] > 6 > 成功
阿木 弥仁:おしおし
不良A:成功だあ~!
阿木 弥仁:おれの仇をとって
触手A:ここは「ゲソ」の効果を使い、+2で回避……それでも目標値10です。
触手A:2d6>=10 (2D6>=10) > 10[4,6] > 10 > 成功
触手A:はい。
烏丸 蔵人:出すなよ!
生島 鋼一:マジかお前
阿木 弥仁:ナーッ!?
烏丸 蔵人:くっそー、これ当たってれば多分脱落なのに……
浮足 不和々:触手が強い…
浮足 不和々:エッチなゲームなのかもしれない…
触手A:ははは、お目汚し失礼しました。
生島 鋼一:えっと、じゃあいいですか
GM:おやっ!?
烏丸 蔵人:おっと!?
浮足 不和々:なに!?
阿木 弥仁:なんだと!?
生島 鋼一:あ、やっぱいいです
烏丸 蔵人:あ、はい
GM:やっぱりなんでもなかったぜ!
GM:何かあるなら使ってもいいぜ!
烏丸 蔵人:わたしはなにもない!
浮足 不和々:相談タイム!遁甲あるけどいっときたい?
烏丸 蔵人:あ~
阿木 弥仁:あ、なるほど
生島 鋼一:切りどころではある気がする
烏丸 蔵人:目標値10なら使っても良い気もする
阿木 弥仁:いいんじゃない…?
烏丸 蔵人:金棒厄介だし
阿木 弥仁:金棒はゆるさない
浮足 不和々:うむ…では触手Aに遁甲符使用します!
烏丸 蔵人:サンキュー!
浮足 不和々:忍具2→1
阿木 弥仁:フワワーッ
触手A:なにをう
触手A:2d6>=10 (2D6>=10) > 7[1,6] > 7 > 失敗
烏丸 蔵人:やったー!
触手A:ぐわーっ
生島 鋼一:死ねーっ!!
不良A:ギャハハハハ「ゲソ」は頂いていくぜェ~!
阿木 弥仁:ありがとうよA ふわわさん
触手A:この水底を這いまわるグソクムシ以下の単細胞生物共がァーーっ
烏丸 蔵人:言い過ぎ
触手A 生命力4→3
ゲソ 1→0
()は消耗済み
触手A:触手A、脱落!
浮足 不和々:あばよ!
不良 ゲソ0→1
()は消耗済み
○戦場:水中
<プロット6>
(料理人A)
<プロット5>
(九帝綺)
<プロット4>
(浮足、籾岡、不良A)
→<プロット3>
(生島、烏丸、阿木[逆凪]、触手B)
GM:では改めて、お次はプロット3だ!
烏丸 蔵人:うおー
GM:1d100どうぞ~ いちおう阿木君も
烏丸 蔵人:1d100 (1D100) > 46
阿木 弥仁:1d100 (1D100) > 30
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 78
触手B:1d100 (1D100) > 88
阿木 弥仁:みまもりやひと
触手B:あたくしからのようですわね
生島 鋼一:速いんだって触手が
触手B:誰を狙っても状況はあまり変わらないか……
触手B:まあ逆凪してる子がいるし狙わせていただこうかしら
触手B:阿木君に【接近戦攻撃】よ。
触手B:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
阿木 弥仁:卑怯
触手B:なんとでもお言い~
阿木 弥仁:1d6 (1D6) > 3
籾岡シルク:あっ、かばいます!
阿木 弥仁:籾岡――!!!!!
烏丸 蔵人:籾岡!
籾岡シルク:籾岡ガードっ
籾岡シルク:1d3 (1D3) > 2
籾岡シルク:1d6 (1D6) > 1
籾岡 生命力5→4 (器)・体・(忍)・謀・戦・妖
()は消耗済み
籾岡シルク:これくらい……余裕ですよ……
生島 鋼一:籾岡!
触手B:なかなか漢気があるお嬢ちゃんね
GM:では次は生島くん!
生島 鋼一:では【巡扇】をクティラに
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
九帝綺:《詐術》ね! 《遊芸》から7の、水中で9!
九帝綺:2d6>=9 (2D6>=9) > 5[2,3] > 5 > 失敗
阿木 弥仁:シャー!
九帝綺:あーんっ!
九帝綺 生命力15→14
()は消耗済み
生島 鋼一:おらっ!ダメージ!
九帝綺:【不動】のおかげで逆凪ではないよ~
GM:お次は烏丸君
烏丸 蔵人:一応ちょっと相談を!
烏丸 蔵人:おまたせしました!
烏丸 蔵人:クティラに神槍使います
浮足 不和々:<共闘>!
九帝綺:やだー九帝綺ちゃん大人気☆
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:意気)
浮足 不和々:反逆しよる
浮足 不和々:2D6>=5 (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
烏丸 蔵人:ナイス!感情修正ももらえると助かる
浮足 不和々:了解!烏丸君に友情パワーで+1!
烏丸 蔵人:サンキュー!
烏丸 蔵人:2d6+1>=5 神槍(判定:手裏剣術) (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
烏丸 蔵人:ごめん
GM:?
浮足 不和々:ドンマイドンマイ!
生島 鋼一:ぐごごごご
GM:きりかえてこー!
阿木 弥仁:うす!
GM:ラストは阿木君ですが、何かあるかな?
阿木 弥仁:んー、サカナイでるから奥義だけか じゃあなしで!
GM:はい!
阿木 弥仁:A 貴様のゲソは後で食ってやるぜ
GM:では第一ラウンドは終了、行動できる人もいないと見た
GM:====
GM:海が沸騰したのかと──あるいはフロアが沸き立ったのかと思わせるような、天地の逆巻く振動。
料理人A:一足先に海に飛び込んでいたシーウーマン部隊のたこ焼き職人が、九帝綺に千枚通しを突きさす。
九帝綺:「ラ──♪」
GM:しかし、そこまでだ。
九帝綺:今までの音は”前奏”に過ぎないとばかり、高らかに喉を振るわせると、海が浜へと殺到する。
九帝綺:『聞こえてる、ダーリン?/届いてる、通信?』
九帝綺:『どうしたって海の底/会いたくっても君はどこ?』
九帝綺:『陸と海とは相いれないなんて/”昔ナガラ”の決まりは知らないの』
九帝綺:『愛してる、ダーリン/水の底へ、Missing!』
九帝綺:ポップなメロディーが広がり、そして砂浜は波に飲み込まれる。
触手A:ずるる、と一気に増した水かさを、ウミヘビのように影が滑り──
触手A:次の瞬間、阿木弥仁の身体を、丸太ほどもある触手がしたたかに打ち据えた。
烏丸 蔵人:「たいしたラブソングだが、一方的なのは困ったものだね……アッキー!」
阿木 弥仁:「ぐっ……!?」反応が間に合わない!
触手A:雷に打たれたような衝撃──高速機動においては致命的な、停止。
阿木 弥仁:「情熱的……!」だが自分はひとりでここにいるのではない!
九帝綺:『キャハハッ、まだまだ行くよ──!』
九帝綺:息つぎ、のような動作が挟まる。
浮足 不和々:「ふふっ、こっちもいくよー!」
浮足 不和々:撃ち据えた反動で、一瞬止まった触手の先を、羽のように忍びが舞う。
九帝綺:『!?』
浮足 不和々:九帝綺の殻に、軽やかにとまり
浮足 不和々:「どーも、迷惑客でっす」
浮足 不和々:「んふふー知らない地方のアイドルも、暇なときだったら棒キレでも持って応援してあげたんだけどさ~」
浮足 不和々:「サスペンスと何よりラブロマンスがつかえてんの。今宵の主役じゃないんだわ」
浮足 不和々:海より出でた怪物を間近で見上げる、その姿のせいで、今後友人との話題で増えるであろう夜空は窺えぬ、少し残念。
浮足 不和々:「……うーし、趣味じゃねぇんだけど」
浮足 不和々:「久々にやってみましょっかー!」
浮足 不和々:―浮足不和々は、入学時何事も卒なくこなす程々に秀才な面と、もう一点、ある非凡な才を持ち注目されていた。
浮足 不和々:Mariciへの加入後、砂上を素早く移動するための脚捌きの習得に時間を費やし、その才を腐らせ、その注目はなくなったが。
浮足 不和々:3年をかけて磨いた飛術で飛びついた先、片足の指先が、 ギチリ と九帝綺の殻を掴んだ、
浮足 不和々:体は大きく傾いた不安定な体勢だが、足は決して離れず。
浮足 不和々:掴んだ先はギィ、ギィと悲鳴のように軋み、音を鳴らす。
浮足 不和々:その細見に見合わぬ、天から授けられた異様な脚部の怪力。砂浜では生きるどころか、足をより埋めるだけの大荷物であったその才を、久方ぶりに振るう。
浮足 不和々:足場で蓄えられた十分な溜めが、まるで空気が揺れただけーー陽炎のように、その実体を捉えられぬ速度を生む。
浮足 不和々:摩利支天の様に、敵を破る力を生む。
浮足 不和々:バン バン バン! 空気を数度蹴り殺した後、 それは――掃うべき障害に達し、蹴りぬいた。
浮足 不和々:奥義…というのもおこがましい。ただ不要となり、奥にしまい込んだだけの技。
浮足 不和々:奥技【ただ踏み込んで、蹴る】
九帝綺:『きゃあああっ!』
九帝綺:防御に伸ばした触手ごと蹴り破られ、身体を大きく倒れさせる。
九帝綺:『自分で迷惑客って言うー!? いいよ、魅了してあげちゃうんだから!!』
浮足 不和々:「お、ようやく見えた、夜空が奇麗だ♪」
九帝綺:『ガチ恋予約勢、よろしくねっ!』
浮足 不和々:「頑張って空に目がいかないぐらい魅了してみよー!」
不良A:「ウキャキャーッ! いっただきぃ!」
不良A:浮足が蹴り飛ばした触手の先に待ち構え、バイクに備えられたバズソーを振るう!
不良A:金属が捻られるような音を立て、太い触手が引きちぎられる!
不良A:「コイツで目標は果たしたかァ~ん? ウキャッ!!」
九帝綺:『あーっ! 再生するの時間かかるのに~!』
九帝綺:『熱心なファンが多いよー! 燃えてきちゃう!』
生島 鋼一:海水を飲み込み、えほっえほっとえずきながら
生島 鋼一:「………はい!じゃあ熱心なファンから質問!」元気よく挙手!
生島 鋼一:「歌詞の意味を教えてくれ!!」
九帝綺:『なーにー!? 歌詞はねーー!』
生島 鋼一:「ダーリンって誰?そのうち出てくんの?」
九帝綺:『Don't think……feel』
生島 鋼一:「なるほど……!」
生島 鋼一:「よく分かったぜ!!」
九帝綺:『嬉しい~! じゃあ私に続いて歌ってねー!』
九帝綺:『せーの──』
生島 鋼一:その瞬間、挙手と共に放っていた針型の手裏剣が、上空よりクティラの身体に突き刺さる
生島 鋼一:「悪ぃ!」
生島 鋼一:「歌詞全然覚えてねーわ!!」
生島 鋼一:「まさか俺は熱心なファンじゃ…なかったのか…?なぁ、どう思う?」
九帝綺:『痛い! 身体が!? それとも心が!?』
九帝綺:『ファンだと思ってくれるならそれが一番だよ☆』
九帝綺:『熱心かどうかなんて関係ない、応援してくれるなら嬉しいよ……痛いこれ!』
九帝綺:ぷるぷると身体を揺らして悶えている。
九帝綺:『まだまだ心を掴めてないのかな!? もっと盛り上がっていこ~!』
九帝綺:『次はじっくり盛り上がるこの曲! ”マリンブルーのキャロル feat.G.O.O”!』
GM:====
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします。
浮足 不和々:忍法なし!プロットOK!
烏丸 蔵人:プロット決めました!
九帝綺:OKだよ~
生島 鋼一:【影分身】!
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
生島 鋼一:お前!!
阿木 弥仁:きめました!
浮足 不和々:嘘だろ
阿木 弥仁:かなしい
烏丸 蔵人:マジか
GM:うっそだろお前!
生島 鋼一:なんで二連続2なんだよ
GM:生島! 分身する知能が!
生島 鋼一:FT ファンブル表(4) > 油断した! 術の制御に失敗し、好きな【生命力】を1点失う。
烏丸 蔵人:ぎえーっ
生島 鋼一:戦術にします
生島 生命力5→4 器・(体)・忍・謀・(戦)・妖
()は消耗済み
GM:では改めてプロットは決まったかな?
生島 鋼一:OK!
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 烏丸 蔵人 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 1 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 浮足 不和々 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 阿木 弥仁 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
GM:3d6 (3D6) > 11[3,4,4] > 11
○戦場:水中
<プロット5>
(触手B)
<プロット4>
(浮足、不良A、料理人A)
<プロット3>
(生島、籾岡)
<プロット2>
(烏丸、阿木)
<プロット1>
(九帝綺)
不良A:【覚悟】っキャ!
不良A:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
不良A:成功! プロット5へ!
○戦場:水中
→<プロット5>
(不良A、触手B)
<プロット4>
(浮足、料理人A)
<プロット3>
(生島、籾岡)
<プロット2>
(烏丸、阿木)
<プロット1>
(九帝綺)
GM:ではプロット5、GMの一人遊びタイム
不良A:1d100 (1D100) > 86
触手B:1d100 (1D100) > 69
不良A:【猿飛び】!
不良A:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
不良A:ハーン
触手B:ごめんあそばせ。ランダムに……
触手B:choice[浮足,不良,料理人] (choice[浮足,不良,料理人]) > 浮足
触手B:浮足さんに【金棒】ですわ
触手B:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗
触手B:ハーン
GM:なんだったんだよこの時間
浮足 不和々:ふわっ
○戦場:水中
<プロット5>
(不良A[逆凪]、触手B[逆凪])
→<プロット4>
(浮足、料理人A)
<プロット3>
(生島、籾岡)
<プロット2>
(烏丸、阿木)
<プロット1>
(九帝綺)
GM:ではプロット5の二人は逆凪。プロット4は1d100どうぞ
浮足 不和々:1d100 (1D100) > 31
料理人A:1d100 (1D100) > 58
料理人A:こちらから。【接近戦攻撃】を触手へ
料理人A:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
料理人A:成功。
触手B 生命力4→3
()は消耗済み
触手B:のこり3点。
GM:浮足さんどうぞ
浮足 不和々:考え中につき少々お待ちをば
浮足 不和々:待機しまーす、サポーターだからゆるり構えるぜ
GM:はーい
○戦場:水中
<プロット5>
(不良A[逆凪]、触手B[逆凪])
<プロット4>
(浮足、料理人A)
→<プロット3>
(生島、籾岡)
<プロット2>
(烏丸、阿木)
<プロット1>
(九帝綺)
GM:ではプロット3! 1d100
籾岡シルク:1d100 (1D100) > 25
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 12
生島 鋼一:低レベルの争い
籾岡シルク:私が先ですよ!
籾岡シルク:とりあえず……料理人にぱんち!
籾岡シルク:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
料理人A:《刀術》は水中込みで8
料理人A:2d6>=8 (2D6>=8) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
烏丸 蔵人:あらまあ
料理人A:ハーン
籾岡シルク:ふはは
生島 鋼一:あ
烏丸 蔵人:あ
生島 鋼一:料理人ファンブルしたって事は
生島 鋼一:【赤眼】が……
烏丸 蔵人:それがあったね
GM:そうだった!
阿木 弥仁:ウオオオ
阿木 弥仁:コンビプレーやん
料理人A:兵糧丸食べても……耐えられない!?
料理人A 生命力2→0
()は消耗済み
料理人A:爆散!
料理人B:分子ガストロノミーによって生み出された遺伝子学的に全く同一の存在、料理人Bが次ラウンドより参加します
烏丸 蔵人:こわいよ!
阿木 弥仁:怖い
生島 鋼一:なんなんだお前ら
波治神マゼンテ:兵糧丸開発サークルですわ!
GM:では改めて生島くんどうぞ~
生島 鋼一:うす
生島 鋼一:【巡扇】でクティラに攻撃!指定特技の詐術で判定
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:ナイス!
浮足 不和々:ひゅー
生島 鋼一:こっちは成功するんだよな…
九帝綺:うわ~ん
九帝綺:そういえば精霊使いで射撃戦の攻撃の回避には+1修正だったよ! 目標値8!
浮足 不和々:おっと待ちなローカルアイドル!九帝綺ちゃんを対象に【巨門】発動します、まずは見敵術で術が成功するか!
九帝綺:2d6>=8 (2D6>=8) > 10[4,6] > 10 > 成功
九帝綺:あ、避けちゃった
九帝綺:【巨門】どうぞ 振りなおします
浮足 不和々:回避宣言したときにやるってだけで回避自体は普通に行われるのでそこは大丈夫かも!ともかく振ります!
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:見敵術) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
烏丸 蔵人:ナイス!
生島 鋼一:よしよし
阿木 弥仁:ヤッタッタ
浮足 不和々:初回なので一応張っておくが効果は以下だ!
誰かが回避判定時、回避判定を行うキャラを目標にする。指定特技判定に成功すると、
目標はそのラウンド間、回避判定を1度行うたびに忍法コストを1点分使用したものとして扱う。
ラウンドに使用する忍法コストが残っていない場合、回避判定を試みることができなくなる。
効果は累積しない。
九帝綺:うーむ、コストが……まあ【精霊使い】で2増えてるからいっか
九帝綺:まあさっきの判定を使わせてもらおう コストを1支払って回避成功
○戦場:水中
<プロット5>
(不良A[逆凪]、触手B[逆凪])
<プロット4>
(浮足)
<プロット3>
(生島、籾岡)
→<プロット2>
(烏丸、阿木)
<プロット1>
(九帝綺)
GM:プロット2どうぞ~
烏丸 蔵人:1d100 (1D100) > 35
阿木 弥仁:1d100 (1D100) > 55
GM:アキ君から!
阿木 弥仁:うす!
阿木 弥仁:【水霊】。指定特技は《水術》。射撃戦ダメージ1、「水中」なら+接近戦ダメージ1。
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
九帝綺:回避するよ~ 《水術》は持ってる!
九帝綺:水中と精霊使いで差し引き-1だね
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 6[1,5] > 6 > 成功
九帝綺:成功! 【巨門】の効果でさらにコスト1点消費
生島 鋼一:お待ち!
阿木 弥仁:なっ!
GM:なっ!?
生島 鋼一:奥義【判定妨害】で5の出目を1にします
烏丸 蔵人:ここでか!
浮足 不和々:おぉー
阿木 弥仁:《その場しのぎ》の!(鋼の!)
阿木 弥仁:おおお
九帝綺:うわー!
九帝綺:このタイミングでもわたし逆凪にならないけど大丈夫?
烏丸 蔵人:プロット1だから出目2でも逆凪にならないのよね
九帝綺:ついでに【不動】でF値1下がってるからね
九帝綺:出目0じゃないと逆凪にならない
生島 鋼一:虚数のファンブル値
九帝綺:やん☆
生島 鋼一:会議の結果、このまま…通すぜ!
九帝綺:ククク……じゃあ当たる!
阿木 弥仁:んー、じゃあせっかくだしこっち使うか
阿木 弥仁:【風饗】。指定特技は《骨法術》。判定成功後、同じ攻撃忍法でもう一回攻撃できる。
九帝綺:ミスれ~
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:骨法術) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
阿木 弥仁:おしおし
阿木 弥仁:そしてふたたび【水霊】。指定特技は《水術》。射撃戦ダメージ1、「水中」なら+接近戦ダメージ1。
九帝綺:ミスれ~~~ダイス溶けろ~~~
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 4[2,2] > 4 > 失敗
阿木 弥仁:ぬっ
烏丸 蔵人:ああん
九帝綺:よっしゃ!
浮足 不和々:おおっと
阿木 弥仁:あー じゃあ
烏丸 蔵人:あ、待って
烏丸 蔵人:護本尊いる?
阿木 弥仁:おお!?
阿木 弥仁:ハッ
生島 鋼一:あ、そうじゃん
浮足 不和々:そうだプロット2!
烏丸 蔵人:プロット2のキャラクター1回振り直せるよ
阿木 弥仁:もらいます!!!
九帝綺:きょえええ
烏丸 蔵人:じゃあ護本尊の効果!振り直しどうぞ
阿木 弥仁:ヤッター!
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
阿木 弥仁:おおお!
烏丸 蔵人:いよっしゃ!
浮足 不和々:ここにきて!
九帝綺:うそん!
生島 鋼一:うおお
烏丸 蔵人:命中判定でスペシャルを出すと
烏丸 蔵人:ダメージが1d6点になるのだ
生島 鋼一:やば
阿木 弥仁:やばいわね
阿木 弥仁:えーとどうなるんだっけこの場合は とりあえず私が1d6ふって…か?
九帝綺:ちなみに【水霊】の水中時の接近戦ダメージは、本来のダメージと別に追加されてるものだからスペシャル時も計算されるよ☆
九帝綺:1d6+1点ダメージだね☆ 死ぬか?
烏丸 蔵人:射撃戦ダメージ1d6と接近戦ダメージ1ってことね
GM:アキ君は1d6振ってみましょう
生島 鋼一:凄い事になってる
阿木 弥仁:1d6 (1D6) > 2
九帝綺:3点……! そこまでひどくはないけど受けたくはない! 回避!
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[2,6] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:むむう
阿木 弥仁:やりおる
九帝綺:成功! コストは使いきっちゃったね
烏丸 蔵人:よしよし
九帝綺 生命力14→12
()は消耗済み
GM:では烏丸君どうぞ~
烏丸 蔵人:はーい
烏丸 蔵人:九帝綺に春雷使います。なにかあるかな?
浮足 不和々:命中判定に合わせて【共闘】使用します~。
烏丸 蔵人:サンキュー!
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:意気) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
浮足 不和々:成功!
烏丸 蔵人:さて、せっかくだから使っちゃおうか
烏丸 蔵人:夏の思い出の効果を使用。スペシャル値を-2します
GM:あらまあ
烏丸 蔵人:何もなければ判定!
九帝綺:とおすよ~
烏丸 蔵人:2d6>=5 春雷(判定:骨法術) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
烏丸 蔵人:むう、普通に成功
烏丸 蔵人:弐回目の判定は歩法
烏丸 蔵人:2d6>=5 判定:歩法 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:成功。回避はできないね!
九帝綺:できない! 3点受けるよ
烏丸 蔵人:よしよし
九帝綺 生命力12→9
()は消耗済み
烏丸 蔵人:以上だ
九帝綺:ぎゃー
○戦場:水中
<プロット5>
(不良A[逆凪]、触手B[逆凪])
<プロット4>
(浮足)
<プロット3>
(生島、籾岡)
<プロット2>
(烏丸、阿木)
→<プロット1>
(九帝綺)
九帝綺:さて、どうしたものか
九帝綺:とりあえず、やれることをやるしかない!
九帝綺:【外縛陣】! 目標は触手以外全員だよ
九帝綺:2d6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
烏丸 蔵人:あっ
九帝綺:あれれ!?
阿木 弥仁:やった
九帝綺:ううむ、音響の調子が悪い……!
生島 鋼一:かわいいね♡
浮足 不和々:せーふ
九帝綺:もー☆
九帝綺:ここで使っちゃうのが私流☆ 奥義使うよ
烏丸 蔵人:ここで?
九帝綺:『コール・アンド・レスポンス』! 不死身!
浮足 不和々:タフー
九帝綺:1d6-1 (1D6-1) > 4[4]-1 > 3
烏丸 蔵人:んぎゃー
生島 鋼一:不死身かーーーー
九帝綺:3点回復! 指定特技は《召喚術》!
烏丸 蔵人:持ってる
九帝綺 生命力9→12
()は消耗済み
GM:ではラウンド終了。
GM:====
九帝綺:『彼が来る/きっとやって来る♪』
九帝綺:『海からかな/空からかな/星からかな/人からかな』
九帝綺:『さだめの時は今/怖くなってきちゃった』
九帝綺:『手を握ってよ/きっとやって来て♪』
九帝綺:高らかに歌っている。
九帝綺:先ほどから破壊活動を行ってはいるが、あくまで”ライブ”にやってきているらしい、と思える。
阿木 弥仁:髪に挿してあるヘアピンを抜き取る。
阿木 弥仁:手に飾った指輪やブレスレットと同じ色の、黒に近い色の金属。指先ですべてに同じ、微弱な振動を与える。
阿木 弥仁:どろりと金属は溶ける。大槌群として持つ忍具のひとつ、流体と個体を行き来できる特殊金属。
阿木 弥仁:針に近い形状で飛ばし、海へ。水を纏い、水を刃にしたいくつもの苦無が飛来していく!
九帝綺:『あはっ、水で攻撃! 海の底では通じないよ』
九帝綺:ぶるりと身体を振るわせ、展開した触手で水を弾こうとする。
生島 鋼一:「海の底ではな」
生島 鋼一:額に巻いた黒い布を降ろし、目を覆う
生島 鋼一:生島鋼一の出自は、浄眼と魔眼、表裏一体の邪視能力を操る咎眼流。
生島 鋼一:そして、その中でも彼の浄眼能力は更に二つの能力に大別される。
生島 鋼一:”相手の視界を自分の視界に塗り替える”此眼
生島 鋼一:”自分の視界を相手の視界に塗り替える”彼岸
生島 鋼一:この二つの能力を同時に発動すると、単純な話、自分と相手の視界を入れ替える事が可能であり──
生島 鋼一:───クティラの持つ”視る”機能を宿した感覚器官が、全て暗闇に閉ざされる
九帝綺:「えっ!? 照明トラブル!?」
生島 鋼一:依然そこは海の底、だが、例え一瞬思考を乱す程度の妨害でも
生島 鋼一:”それ”を作り出すのが、忍びの戦いだ。
阿木 弥仁:(……なにかをしてくれたことは分かった)
生島 鋼一:クティラの視線が、ふらふらと左右を彷徨っている事を知覚しながら
生島 鋼一:「その場は凌いだぜ、アッキーパイセン」
阿木 弥仁:「ナイス!」そのまま水と金属の刃はまっすぐに、作られた一瞬を縫った。
生島 鋼一:ぐっと、親指で布を押し上げながら不敵に笑う
阿木 弥仁:空いた親指を立て返し、応える!
生島 鋼一:奥義【彼此明暗三眼世界"かれこれからくらさんげんせかい"】
阿木 弥仁:そしてその一瞬に、あるいは別の味方も動いていることだろう。
浮足 不和々:「あーいっ!!1,2年ナイッサー!! しゃー!もういっちょ続いてこーか!」
浮足 不和々:九帝綺が視界を取り戻した瞬間、大きく掛声を上げ、迫る少女、
浮足 不和々:足を大きくかざし、先ほど与えた痛みを印象をづける。
浮足 不和々:が――
浮足 不和々:「はい、フェイントっとー、ちゃちなもんでも、続けてやられると困りますわよねー」
浮足 不和々:――寸前、何もせず、着地して姿勢を低くする。
浮足 不和々:「ほら、コートが空いてる。 打ち所だろ?」
九帝綺:『あれっ?』
九帝綺:細い体を捉えようとした触手が空を切る。
烏丸 蔵人:「ナイスアシスト」
烏丸 蔵人:浮足が注意を引き付けた隙に、間合を詰めている。
烏丸 蔵人:「ここまでお膳立てされたら、決めてみせねばね!」
烏丸 蔵人:両拳をこめかみ近くまで上げた、ムエタイやキックボクシングに近い構え。
烏丸 蔵人:烏丸蔵人に、浮足不和々のような天性の脚力はない。しかし。
烏丸 蔵人:流派に伝わる特殊な鍛錬法により"伸ばした"脚。鍛え上げた股関節と膝の柔軟性。
烏丸 蔵人:破壊力では遠く及ばずとも、切れ味ならば。
烏丸 蔵人:「シィッ!」
烏丸 蔵人:可動域を活かし鞭のようにしならせた蹴撃が、妖魔の肉体を"斬り落とす"。
九帝綺:『あっ、やだ!』
九帝綺:筋線維の塊が引きちぎられ、伸びきった触手が落とされた。
九帝綺:『これじゃ全然歌えないよー!』
烏丸 蔵人:「すまないね。今の人間に君の歌声は少々刺激的すぎる」
九帝綺:『新しい価値観を受け入れる、難しいことだよね』
九帝綺:『うんうん、じゃあちょっとサポーターが前に出るから! 一緒に踊ってみて!』
九帝綺:『Say、いぇあいぇあ!』
九帝綺:呼び声に従い、海の下から小さな光が、無数に集まって瞬く。
九帝綺:ウミホタルだろうか、九帝綺の身体に纏わりつき、奇妙に明滅する。
九帝綺:『Say、いぇあいぇあ!』
九帝綺:それらを、切断された触手の断面が”喰らう”。
九帝綺:じゅぶ、と果実が地に落ちるような音を立てて、肉の繊維が伸び。
九帝綺:「おっけー! みんな分かったかな?」
九帝綺:数瞬ののちには、切り落とされた触手が繋がっている。
阿木 弥仁:「や………っべえ………」
生島 鋼一:「………へへっ」
生島 鋼一:「何も分からん」(……ん~、あんま長引かせたくはねーよなー…)
浮足 不和々:「まだライブが終わりそうにないってことはねぇ~」
烏丸 蔵人:「高位の妖魔は人とも忍びとも別種の存在だ」
烏丸 蔵人:「まだ隠し手が残っているかもねえ」
九帝綺:『次は私も本気だよ~ 絶対感動させてあげる』
九帝綺:『私の大好きなナンバー、”セイレーン”! いってみよー!』
烏丸 蔵人:「本気なのはぼくも同じさ」
烏丸 蔵人:「妖魔を前にして」
烏丸 蔵人:「"蓮華王拳"が引くはずねえだろ」
烏丸 蔵人:「……次は再生もさせん」
GM:====
GM:【第三ラウンド】
GM:プロットお願いします。
烏丸 蔵人:プロット決めました!
浮足 不和々:OKです
生島 鋼一:頼むぞ…【影分身】!
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
阿木 弥仁:おけー
烏丸 蔵人:やったー!
阿木 弥仁:おおよし!
浮足 不和々:ついに!
生島 鋼一:はぁ…はぁ…
GM:何だって……!?
GM:予想外だ……こんなのデータにないぞ……!?
阿木 弥仁:ひどいw
烏丸 蔵人:目標値5成功はデータにあって
生島 鋼一:OK!
GM:OK!
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 烏丸 蔵人 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ 浮足 不和々 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
system:[ 阿木 弥仁 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
GM:3d6 (3D6) > 7[1,1,5] > 7
生島 鋼一:5にします
○戦場:水中
→<プロット5>
(生島、浮足、九帝綺、料理人B)
<プロット4>
(阿木、触手B)
<プロット3>
(烏丸)
<プロット1>
(籾岡、不良A)
GM:ではプロット5、1d100をどうぞ!
浮足 不和々:1d100 (1D100) > 44
九帝綺:1d100 (1D100) > 95
生島 鋼一:1d100 (1D100) > 37
料理人B:1d100 (1D100) > 43
九帝綺:私からだよ~
九帝綺:ここは……奥義!
烏丸 蔵人:むむっ
阿木 弥仁:ほう
生島 鋼一:なにっ
浮足 不和々:ひぇ
九帝綺:『アンサング』! 《遊芸》の追加忍法!
浮足 不和々:追加か!
烏丸 蔵人:追加かぁ
九帝綺:使用するのは【獣化】!!
烏丸 蔵人:うわっよりによって
九帝綺:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
九帝綺:成功! 以降私の攻撃に接近戦ダメージ1点が追加されるようになるよ
生島 鋼一:待ちな!
九帝綺:なにっ
生島 鋼一:奥義【判定妨害】指定特技は瞳術で
生島 鋼一:5の出目を1にします
九帝綺:奥義破り! 目標値6だよ!
触手B:私は9ざます
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗
生島 鋼一:ぶはは
触手B:2d6>=9 (2D6>=9) > 4[2,2] > 4 > 失敗
生島 鋼一:ぶははは
触手B:サカナーギ
烏丸 蔵人:よっしゃ!触手逆凪!
阿木 弥仁:えらすぎ
浮足 不和々:すごすごまん
烏丸 蔵人:完璧な仕事だ生島君!
九帝綺:むむむ 流石に手痛い!
生島 鋼一:これがその場しのぎの生島の力よ…
九帝綺:【獣化】の判定を神通丸を使って振りなおすよ!
烏丸 蔵人:持ってるんかい!?
阿木 弥仁:持ってたんだ
九帝綺:忍具はこれでラスト☆
九帝綺:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
九帝綺:成功!
九帝綺:このまま【痛打】【外縛陣】いくよ~
烏丸 蔵人:むむむ
九帝綺:目標は触手以外全員!
九帝綺:2d6>=5 【痛打】 (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗
烏丸 蔵人:あっ
生島 鋼一:あーあ
九帝綺:わーっ逆凪だ
浮足 不和々:大変
阿木 弥仁:凪いだわね
九帝綺:けどまだ…同時攻撃だから逆凪は適用にならない! 【外縛陣】!
九帝綺:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
九帝綺:成功! 《呪術》で回避してね
阿木 弥仁:2D6>=9 (判定:経済力) (2D6>=9) > 7[2,5] > 7 > 失敗
生島 鋼一:瞳術で代用!
阿木 弥仁:経済力で避け 失敗だわね! あと水中デバフ忘れてた
生島 鋼一:2d6>=8 (2D6>=8) > 7[3,4] > 7 > 失敗
阿木 弥仁:どっちみち失敗だ
烏丸 蔵人:2d6-2>=6 判定:憑依術 (2D6-2>=6) > 4[2,2]-2 > 2 > 失敗
烏丸 蔵人:むむむ
不良A:2D6-2>=14 (判定:地の利) (2D6-2>=14) > 9[3,6]-2 > 7 > 失敗
浮足 不和々:水中も込みで目標11かな…逆凪のが怖いし回避判定放棄でうけまーす
烏丸 蔵人:まあ逆凪じゃないならいいか このまま受けよう
料理人B:2D6-2>=7 (判定:人脈) (2D6-2>=7) > 8[4,4]-2 > 6 > 失敗
生島 鋼一:私も-2忘れてた
籾岡シルク:2D6-2>=6 (判定:人脈) (2D6-2>=6) > 8[3,5]-2 > 6 > 成功
籾岡シルク:避けました
烏丸 蔵人:ナイスもみー!
阿木 弥仁:さす岡
浮足 不和々:すごもみ
生島 鋼一:流石だぜ…
九帝綺:ではみんな集団戦ダメージ1点と接近戦ダメージ1点
浮足 不和々:WT 変調表(5) > 忘却:修得済み感情がランダムに1つ使用不能。1サイクルの終了時に、《記憶術》で成功すると無効化される。
九帝綺:シルクちゃん以外だね
烏丸 蔵人:WT 変調表(1) > 故障:すべての忍具が使用不能。1サイクルの終了時に、《絡繰術》で判定を行い、成功するとこの効果は無効化される。
烏丸 蔵人:げーっ
阿木 弥仁:WT 変調表(1) > 故障:すべての忍具が使用不能。1サイクルの終了時に、《絡繰術》で判定を行い、成功するとこの効果は無効化される。
生島 鋼一:WT 変調表(3) > 重傷:次の自分の手番に行動すると、ランダムな特技分野1つの【生命力】に1点ダメージ。1サイクルの終了時に、《生存術》で成功すると無効化される。
烏丸 蔵人:変調の引きがやばい!
阿木 弥仁:うーん
不良A:WT 変調表(3) > 重傷:次の自分の手番に行動すると、ランダムな特技分野1つの【生命力】に1点ダメージ。1サイクルの終了時に、《生存術》で成功すると無効化される。
不良A:オゴゴ
料理人B:WT 変調表(1) > 故障:すべての忍具が使用不能。1サイクルの終了時に、《絡繰術》で判定を行い、成功するとこの効果は無効化される。
浮足 不和々:まずば忘却か~
料理人B:【血餅】が死ぬ!
浮足 不和々:choice[生島,烏丸,阿木] (choice[生島,烏丸,阿木]) > 阿木
籾岡シルク:かばう・ザ・シルクしますか?
浮足 不和々:阿木くん使用不能に!
阿木 弥仁:おれを…
烏丸 蔵人:あ、ダメージ出てからかばってもらって大丈夫ですっけ?
籾岡シルク:まあまだ生命点分野は消してないしいいのでは
籾岡シルク:わちゃついてるしね
烏丸 蔵人:あっきーかばってもらう?
烏丸 蔵人:生島君も重傷きついか
阿木 弥仁:生島くんのが体力やばげなかんはある
烏丸 蔵人:ぼくもきついといえばきついけど、まだなんとかなるのでこっちは大丈夫かな
生島 鋼一:うーむ、私は行動しなくても大して影響ないので、兵糧丸で生存術復活させて…みたいな動き考えてたんだけど
阿木 弥仁:私は分野は消えてないのと まだ絡繰がマシそうではあるんだが…判定まだではあるが
生島 鋼一:いや、生存術消えてなかった
阿木 弥仁:かばわれたら変調もいけるんだっけな…このラウンドいろいろ動きたさはあるちゃある
GM:あ、戦闘中に変調を回復するのは兵糧丸しかないですね あとは不死身
GM:解除判定は各サイクルの終了時に行えるものなので、ラウンド終了時には行えない
生島 鋼一:あ、サイクルかこれ
GM:そうなのだ
GM:あと阿木君はケロリポップもあるよ まだ
浮足 不和々:直接ダメージではないとはいえ普通に手痛いんですよねぇ
生島 鋼一:じゃあこのまま貰うときついかなー
阿木 弥仁:あっそうなんだっけ
GM:実は消費されない 神アイテム
烏丸 蔵人:ケロリポップって使用に手番使います?
阿木 弥仁:ほ、ほんとだ
GM:手番は使用しません
生島 鋼一:消費無しなの!?
烏丸 蔵人:使わないんだ つよい
浮足 不和々:実質射撃ダメ1点もあるけれど…
GM:持ってるのは浮足さんだけどね
阿木 弥仁:そうね
浮足 不和々:そうじゃん
益満浜:そういえば私もダメージ1点受けます 変調は無視
生島 鋼一:助けてモミー!
籾岡シルク:まったく生島さんはしょうがないですねまったく! かばう!
烏丸 蔵人:かわいいね
籾岡シルク:接近戦ダメージ1点と、とりあえず集団戦ダメージ1点として重傷を代わりに受けます
籾岡シルク:1d6 (1D6) > 4
生島 鋼一:すまねぇ籾岡…
籾岡シルク:あとでわたあめおごってもらいます!
阿木 弥仁:私もダメージ受けねば
浮足 不和々:1d6 接近戦ダメ (1D6) > 1
阿木 弥仁:1d6 (1D6) > 6
浮足 不和々:器術がつぶれて水術が…
阿木 弥仁:妖術でよかった…
GM:烏丸君は受けた?
烏丸 蔵人:頑健から減らしました!
GM:はーい
浮足 生命力6→5 器・体・忍・謀・戦・(妖)
忘却
()は消耗済み
烏丸 生命力8→7 器・体・忍・謀・戦・妖・頑・(頑)
故障
()は消耗済み
阿木 生命力6→5 器・体・忍・謀・戦・(妖)
故障
()は消耗済み
籾岡 生命力4→3 (器)・体・(忍)・(謀)・戦・妖
重傷
()は消耗済み
益満浜 生命力8→7
不良A 生命力2→1
重傷
料理人B 生命力3→2
故障
GM:では浮足さん
烏丸 蔵人:えっと、さっき逆凪した触手って
阿木 弥仁:ケロリポップも頼むっす!
烏丸 蔵人:適用はまだですっけ?このサイクル終わってから?
GM:そうっすね この場合も同時行動の対象とします
烏丸 蔵人:了解!
浮足 不和々:はぁい、まずは阿木くんにケロリポップいってみようか、でいいのかな?
GM:《毒術》で判定どぞ
烏丸 蔵人:感情修正いる?
浮足 不和々:ここは感情もらっときたいかも!
阿木 弥仁:私は失われてるからできないんだっけ。祈ろう
烏丸 蔵人:プロットの関係上一人で良さそうかな
烏丸 蔵人:じゃあぼくから、+の感情どうぞ
浮足 不和々:2D6+1>=7 (判定:野戦術) (2D6+1>=7) > 8[3,5]+1 > 9 > 成功
阿木 弥仁:や、やったー!
浮足 不和々:野戦術で代用でした!
烏丸 蔵人:ナイスナイス
GM:では阿木君は生命点を1減らしつつ、故障を回復してね
阿木 弥仁:はあい。では
阿木 弥仁:忍術を消して故障を回復します。
阿木 生命力5→4 器・体・(忍)・謀・戦・(妖)
()は消耗済み
浮足 不和々:くてぃらちゃんを対象に、奥義【ただ踏み込んで、蹴る】効果はクリティカルヒット、指定特技は怪力です。
九帝綺:破るよ~ 8!
九帝綺:2d6>=8 (2D6>=8) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
烏丸 蔵人:嘘でしょ
浮足 不和々:【三星】使用します
九帝綺:きゃは☆
阿木 弥仁:ハァ!?
烏丸 蔵人:あ、それがあった!
九帝綺:何ィっ
浮足 不和々:【三星】はシーン中3回までの使用可能の制限があるため、残り1回のみ使用可能、また、鋭気1→0
浮足 不和々:ふりなおせぃ!
九帝綺:くっ!
触手B:ちなみに私も振りますよ 目標値5
九帝綺:2d6>=8 (2D6>=8) > 5[2,3] > 5 > 失敗
触手B:2d6>=5 (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:ちぃっ
触手B:成功ですわ。
生島 鋼一:触手がよ……
浮足 不和々:ちぃ!ダメだったか!でもスペシャルは防げたから良しとしよう、以上でーす
料理人B:私です
烏丸 蔵人:おまえだったのか……
料理人B:【接近戦攻撃】を触手Bに!
料理人B:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功
料理人B:成功! 《兵糧術》!
触手B:ゲソでマイナスを打ち消して回避……!
触手B:2d6>=6 (2D6>=6) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
触手B:ぐええっ
阿木 弥仁:ヒャハハ!
生島 鋼一:げらげら
触手B 生命力3→2
浮足 不和々:げっそりしておる
烏丸 蔵人:触手……
触手B:のこり2点です また逆凪になってしまった
GM:では生島君どうぞ!
生島 鋼一:はーい
生島 鋼一:【巡扇】指定特技《詐術》でクティラに攻撃します
九帝綺:それ避けにくいからやめてほしいな
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
烏丸 蔵人:ナイスナイス
九帝綺:水中と精霊使いで差し引きマイナス1、目標値8
九帝綺:2d6>=8 (2D6>=8) > 4[1,3] > 4 > 失敗
九帝綺:ぐわわ
生島 鋼一:おらっ!ダメージ!
九帝綺 生命力12→11
()は消耗済み
九帝綺:のこり11点だよ~
GM:ではプロット5は終了! 九帝綺と触手Bが逆凪になります。
阿木 弥仁:いぇーい
○戦場:水中
<プロット5>
(生島、浮足、九帝綺[逆凪]、料理人B)
→<プロット4>
(阿木、触手B[逆凪])
<プロット3>
(烏丸)
<プロット1>
(籾岡、不良A)
GM:プロット4、1d100どうぞ!
阿木 弥仁:1d100 (1D100) > 100
阿木 弥仁:www
生島 鋼一:!?
烏丸 蔵人:つよい
触手B:1d100 (1D100) > 16
触手B:はっはやい
烏丸 蔵人:スペシャルにならない?
生島 鋼一:気合入りまくりジャン
烏丸 蔵人:だめか
阿木 弥仁:おめでたい
浮足 不和々:1と100どっちも見れるセッション
GM:ではやる気満々の阿木君どうぞ
阿木 弥仁:はーいっ
阿木 弥仁:【水霊】でクティラを攻撃。指定特技は《水術》。射撃戦ダメージ1、「水中」なら+接近戦ダメージ1。
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
烏丸 蔵人:よし!
生島 鋼一:よしよし
九帝綺:いたいいたい!
浮足 不和々:うまし
九帝綺 生命力11→9
()は消耗済み
阿木 弥仁:で、【風饗】。指定特技は《骨法術》。判定成功後、同じ攻撃忍法でもう一回攻撃できる。
九帝綺:ダイス埋まれ~
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:骨法術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
阿木 弥仁:おしゃ!
浮足 不和々:完璧
生島 鋼一:いいぞ~~
阿木 弥仁:ええと、では再び【水霊】でクティラを攻撃します。指定特技は《水術》。射撃戦ダメージ1、「水中」なら+接近戦ダメージ1。
九帝綺:ダイス褪せろ~~~
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:水術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
阿木 弥仁:おし!
烏丸 蔵人:完璧だぜ
九帝綺:んぎゃー!
阿木 弥仁:完璧
生島 鋼一:流石!
九帝綺 生命力9→7
()は消耗済み
九帝綺:のこり7点……! しんでしまう!
触手B:私はパスです
○戦場:水中
<プロット5>
(生島、浮足、九帝綺[逆凪]、料理人B)
<プロット4>
(阿木、触手B[逆凪])
→<プロット3>
(烏丸)
<プロット1>
(籾岡、不良A)
GM:ではプロット3どうぞ~
烏丸 蔵人:では、神槍をクティラに。不和々嬢!
浮足 不和々:あいよ!
浮足 不和々:攻撃に合わせて【共闘】使用します。特技は意気
浮足 不和々:2D6>=5 (判定:意気) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
烏丸 蔵人:ナイス!
浮足 不和々:最初にかかれてるダメージ+1!
烏丸 蔵人:2d6>=5 神槍(判定:手裏剣術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
生島 鋼一:よしよし
烏丸 蔵人:成功。射撃戦3点だ!
阿木 弥仁:うおお!
九帝綺:ぎょえーっ
九帝綺 生命力7→4
()は消耗済み
九帝綺:のこり4点! ぜったいにやばい!
○戦場:水中
<プロット5>
(生島、浮足、九帝綺[逆凪]、料理人B)
<プロット4>
(阿木、触手B[逆凪])
<プロット3>
(烏丸)
→<プロット1>
(籾岡、不良A)
GM:プロット1です
籾岡シルク:1d100 (1D100) > 43
不良A:1d100 (1D100) > 49
不良A:俺の勝ちだァアア!
籾岡シルク:くっそぉぉおおおお!!!
烏丸 蔵人:めちゃめちゃ盛り上がってる
生島 鋼一:籾岡…猿に偏差値で負けてる…
不良A:使命を果たすぜェ~~~! 益満浜に【刃馬】!
不良A:2d6>=5 (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
不良A:成功! 益満浜に2点ダメージ!
不良A:そして……俺は重傷を受けている……
烏丸 蔵人:し、死んでる……
不良A:攻撃後にダメージを1点受け……星になるぜ……!
益満浜 生命力7→5
不良A 生命力1→0
重傷
GM:ゲソが落ちます。
GM:プロット1で次に行動するキャラクターがゲソを獲得します。
籾岡シルク:あっゲソ落ちてる! おやつにしましょう
生島 鋼一:学習しろ!!
浮足 不和々:懲りてない
阿木 弥仁:学んで
烏丸 蔵人:落ちてるものは食べちゃ駄目って言ったでしょ!
籾岡シルク:落ちてねーし! 浮いてんだし!
烏丸 蔵人:そういうことじゃない!
籾岡シルク:とりあえず殴る相手もいないので待機です
不良B:次ラウンドからは俺が出るッホ
GM:ラウンド終了時! 何かあるかな?
阿木 弥仁:あります!
阿木 弥仁:【誘導】。指定特技は《遊芸》。指定特技の判定に成功すると戦場を変更できる。
阿木 弥仁:2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
九帝綺:やば~~!
生島 鋼一:やー!
阿木 弥仁:おっしゃ。ではこれで平地に戦場を変更します!
烏丸 蔵人:助かる!
九帝綺:砂浜になっちゃった
浮足 不和々:ゲソも地面に!
籾岡シルク:3秒ルールだし……いけますね……!
GM:ではラウンド終了!
GM:====
GM:【第四ラウンド】
GM:プロットお願いします!
烏丸 蔵人:決めました!
生島 鋼一:性懲りもなく【影分身】
浮足 不和々:決めましたー
生島 鋼一:2d6>=5 (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
九帝綺:OKだよ~
烏丸 蔵人:ナイスナイス
阿木 弥仁:おけー
浮足 不和々:思い出してきたようだな影分身の方法を
生島 鋼一:OK!
九帝綺:戦いの中で成長している……!?
GM:OK
GM:3
GM:2
GM:1
GM:0
system:[ 浮足 不和々 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 烏丸 蔵人 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。
system:[ 阿木 弥仁 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
system:[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
system:[ 生島 鋼一 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
浮足 不和々:つっこんだか…!
GM:3d6 (3D6) > 8[2,3,3] > 8
生島 鋼一:5にします
○戦場:平地
→<プロット6>
(九帝綺)
<プロット5>
(生島)
<プロット4>
(浮足、触手B)
<プロット3>
(烏丸、不良B、料理人B)
<プロット2>
(阿木、籾岡)
九帝綺:私から!
九帝綺:まずは不死身……!
九帝綺:指定特技は《召喚術》! 奥義破りは誰がするかな?
烏丸 蔵人:破ります!
阿木 弥仁:えーと、したいかな
浮足 不和々:こっちも近いから挑戦!
生島 鋼一:やります、一応
烏丸 蔵人:あ、生島君
烏丸 蔵人:召喚術遠くなかったっけ?
烏丸 蔵人:逆凪怖いならやらないのもありかも
生島 鋼一:遠いですね
浮足 不和々:烏丸君は感情修正いる?
烏丸 蔵人:やりたいならもちろんやってもいい!
烏丸 蔵人:あ、じゃあ欲しい!ありがとうございます
生島 鋼一:うーん…みんなを信じて止めとくか
浮足 不和々:了解!友情パワーで烏丸君に+1!
GM:では生島君以外の3人で挑戦だ。どうぞ~
浮足 不和々:2D6>=7 (判定:野戦術) 野戦術で代用。 (2D6>=7) > 4[1,3] > 4 > 失敗
烏丸 蔵人:2d6+1>=5 判定:召喚術 (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
烏丸 蔵人:げーっ
浮足 不和々:げぇっ、逆凪!
阿木 弥仁:2D6>=7 (判定:水術) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
阿木 弥仁:あれ水術か
烏丸 蔵人:とりあえず破りは成功したが
烏丸 蔵人:あ、いや
GM:《召喚術》ですね
生島 鋼一:振りミス……!
烏丸 蔵人:こっちもこのままだと逆凪
浮足 不和々:私は神通丸!振りなおし!
阿木 弥仁:水術で代用して7…?してるんだっけこれ
GM:ん? そうはならないはず
阿木 弥仁:だよね?
烏丸 蔵人:あ、阿木君
GM:《野戦術》から8かな
烏丸 蔵人:器術の隣のギャップが埋まっちゃってる
烏丸 蔵人:そこは埋まってないんだ、斜歯は
GM:あー 【魔界工学】ギャップだ
烏丸 蔵人:忍法取らないと
阿木 弥仁:あ、なるほど
浮足 不和々:あー、分かると納得のミス
浮足 不和々:2D6>=7 (判定:野戦術)神通丸1→0 (2D6>=7) > 10[4,6] > 10 > 成功
GM:えーと阿木君は振り直しします?
阿木 弥仁:していいのかな…?どっちがいいんだろう すみません!
GM:まあ浮足さん成功したしいいか
烏丸 蔵人:今の感じだとしなくても大丈夫かな
阿木 弥仁:理解!
浮足 不和々:あ、振りなおし確認してからの方が良かったですね…ごめーん
生島 鋼一:破りはしましたからね
烏丸 蔵人:あ、ごめん浮足さん
烏丸 蔵人:こっちが逆凪しちゃって……
浮足 不和々:あぁ…なるほど!
浮足 不和々:【三星】使用します
烏丸 蔵人:三星もらえる……?
烏丸 蔵人:ありがとう!
浮足 不和々:【三星】はシーン中3回までの使用可能の制限があるため、残り0回
烏丸 蔵人:ごめんよ、助かった!
浮足 不和々:鋭気もないので妖術削ります!
GM:尽くす女よ
烏丸 蔵人:では振り直しかな
GM:どうぞ~
烏丸 蔵人:2d6+1>=5 判定:召喚術 (2D6+1>=5) > 8[3,5]+1 > 9 > 成功
烏丸 蔵人:ふう
烏丸 蔵人:ありがと、助かった!
GM:あらまあ
九帝綺:じゃあ普通に破られちゃったね
九帝綺:そんなら【痛打】【外縛陣】だ!
九帝綺:いや、【流星雨】……? するか……
烏丸 蔵人:げーっ
九帝綺:まずは【痛打】
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功
九帝綺:成功!
阿木 弥仁:エーン
九帝綺:で、【流星雨】!
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 10[4,6] > 10 > 成功
九帝綺:せいこー
烏丸 蔵人:ひーっ
阿木 弥仁:グググ
烏丸 蔵人:あっ生島君!
GM:間合3だから阿木君とシルク以外ですね。
生島 鋼一:妨害すりゃファンブルかな?
烏丸 蔵人:いける!
GM:そこに気づくとは……
阿木 弥仁:天才か?
烏丸 蔵人:やはり天才……
浮足 不和々:ダイスをどうこうする力最高~
生島 鋼一:奥義【判定妨害】指定特技は瞳術
阿木 弥仁:しのいで…
生島 鋼一:6の出目を1にします
九帝綺:これは絶対に破りたい! 歌姫パワー見せたるーっ
触手B:私も破る宣言しておきます
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[2,5] > 7 > 成功
触手B:2d6>=9 (2D6>=9) > 8[2,6] > 8 > 失敗
生島 鋼一:ぐわーっ
烏丸 蔵人:くっ
触手B:フッ
浮足 不和々:この時のためにダイスを取っておいたというのかよ
生島 鋼一:しのげなかったか……
GM:では阿木君とシルク以外は《召喚術》で回避しよう! 当たったら射撃戦2点+接近戦1点
浮足 不和々:野戦術で代用して回避判定~ 目標は7、感情欲しいかも!
烏丸 蔵人:2d6>=5 判定:召喚術 (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
GM:ちなみにプロット0の益満浜も巻き込まれるよ。
阿木 弥仁:ふわわさんに感情なげます
烏丸 蔵人:感情送ります!プラス修正!
阿木 弥仁:げ、浜もか
浮足 不和々:センキュー!+2!
生島 鋼一:浜もか…
浮足 不和々:2D6+2>=7 (判定:野戦術) (2D6+2>=7) > 10[5,5]+2 > 12 > 成功
烏丸 蔵人:つよい!
九帝綺:2d6>=6 (2D6>=6) > 4[2,2] > 4 > 失敗
九帝綺:あれー!?
烏丸 蔵人:おまえ……
生島 鋼一:瞳術で代用します
浮足 不和々:スぺしゃらんが回避!
浮足 不和々:プフー
生島 鋼一:2d6>=11 (2D6>=11) > 8[3,5] > 8 > 失敗
生島 鋼一:そりゃあね!
阿木 弥仁:シルクさんどれか庇いますか?
触手B:2d6>=6 (2D6>=6) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
触手B:あれー!?
烏丸 蔵人:仲間めちゃめちゃ被害食ってるじゃねえか!
生島 鋼一:しょ、触手…!
料理人B:2d6>=8 (2D6>=8) > 8[3,5] > 8 > 成功
料理人B:避けたッス 水中じゃなくて助かったッス
不良B:2d6>=6 (2D6>=6) > 7[1,6] > 7 > 成功
不良B:ホホホw
烏丸 蔵人:さて
烏丸 蔵人:このままだと浜がダメージを受けるんだったか
生島 鋼一:そうなんですよねー
生島 鋼一:あと5点だから
浮足 不和々:私たちの大事な浜が…
生島 鋼一:これ喰らって不良に殴られるのはマズい
籾岡シルク:シルクが死につつかばうことができます(残り生命力3)
烏丸 蔵人:ん~
阿木 弥仁:生島くんも失敗してたか。
烏丸 蔵人:生島君残り4だっけ
生島 鋼一:4ですね
生島 鋼一:兵糧丸は持ってます
烏丸 蔵人:なるほど
烏丸 蔵人:ここは浜の方を優先してもいい?
生島 鋼一:私はOK!
烏丸 蔵人:では奥義の使用を宣言しよう。
阿木 弥仁:いいです!で そうだな…籾岡ちゃんが生島くん庇って残り大丈夫そう?
生島 鋼一:おお
籾岡シルク:生命点0になります!
浮足 不和々:ひゅー!
浮足 不和々:もみー!
烏丸 蔵人:もみー……!
阿木 弥仁:んーいや…
籾岡シルク:助手が望むなら……
生島 鋼一:籾岡…………
阿木 弥仁:だったら私も奥義使おうかなあ
烏丸 蔵人:おおっと
浮足 不和々:なんと!
阿木 弥仁:まだ間に合うか?
生島 鋼一:まさか…同じタイプの奥義を…?
阿木 弥仁:な わからんタイミングが!まだ助かるマダガスカル?
GM:おお、ダブル奥義も熱いのでいいっすよ
GM:マダガスカル!
烏丸 蔵人:では奥義を使用します
烏丸 蔵人:■奥義
《蓮華掌・千二之腕》
指定特技 :憑依術
エフェクト:絶対防御
効果・演出:千の腕すら掬いきれぬものを、この腕で救ってみせよう。
阿木 弥仁:かっこいい…!自分も使うよ~
阿木 弥仁:奥義『アキ式ウォーターカーテンフォール』。効果は【絶対防御】。指定特技は《衣装術》!
烏丸 蔵人:益満浜のダメージを4点軽減!
阿木 弥仁:生島君のダメージを、でいいのかな。4点軽減で
生島 鋼一:ありがてぇ………
GM:ぬわあ 守られた!
九帝綺:まさか……味方にしか当たってない!?
触手B:倒れます ゲソが落ちます。
九帝綺 生命力4→1
触手B 生命力2→0
GM:プロット6終了!
GM:九帝綺は逆凪に! ついでに残り生命力1点だ!
○戦場:平地
<プロット6>
(九帝綺[逆凪])
→<プロット5>
(生島)
<プロット4>
(浮足)
<プロット3>
(烏丸、不良B、料理人B)
<プロット2>
(阿木、籾岡)
GM:プロット5、生島くんどうぞ!
生島 鋼一:しゃあっ
生島 鋼一:【巡扇】指定特技は詐術。クティラを殴ります
生島 鋼一:籾岡ぁ!
籾岡シルク:感情修正ですか!
生島 鋼一:すっかり忘れてたけど感情修正頼むぜ!
籾岡シルク:プロット5だから意味ない気しますけどいいですよ!
烏丸 蔵人:気持ちの問題!
生島 鋼一:あと夏の思い出も使っちゃおう
籾岡シルク:えーい 共感で+1
GM:つかっちゃえ~
生島 鋼一:2d6+1>=5 (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
GM:wwwww
生島 鋼一:www
烏丸 蔵人:どんまい……
生島 鋼一:そんな事ある?
浮足 不和々:明日があるさ
籾岡シルク:生島ァ!!!!!
生島 鋼一:しかもファンブル
GM:振り直しも無いのかな……w
阿木 弥仁:乳首につけてたからでは?
GM:確かに 乳首が引きちぎれる
浮足 不和々:もう忍具無いでぇす…
生島 鋼一:振り直しも…もう…無い!
烏丸 蔵人:ごめん……
阿木 弥仁:遁甲符はないっ
生島 鋼一:FT ファンブル表(6) > ふう。危ないところだった。特に何も起こらない。
GM:では生島君がその場を凌げなかったところで
阿木 弥仁:おお
生島 鋼一:www
GM:あ、ファンブル表は振らなくていいですよ 戦闘プロット中は
阿木 弥仁:しのいだ ギリ
浮足 不和々:ファンブルは無いので大丈夫よ!でもなんかそれらしくてちょっと笑っちゃった
生島 鋼一:あ、そっか
○戦場:平地
<プロット6>
(九帝綺[逆凪])
<プロット5>
(生島[逆凪])
→<プロット4>
(浮足)
<プロット3>
(烏丸、不良B、料理人B)
<プロット2>
(阿木、籾岡)
GM:では……プロット4、浮足さん
生島 鋼一:じゃあ…俺の屍を越えてゆけ…
GM:ゲソゲットです
浮足 不和々:やったぜ
阿木 弥仁:食べずに仕舞って
浮足 不和々:探偵じゃあるまいし。さてちょっと考えます!
浮足 不和々:まずはケロリポップを烏丸くんに使用します!
浮足 不和々:毒術なので野戦術で代用判定、目標7
浮足 不和々:2D6>=7 (判定:野戦術) (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
烏丸 蔵人:助かる!
浮足 不和々:出目が良い
烏丸 蔵人:頑健を削って故障を回復します!
烏丸 生命力7→6 器・体・忍・謀・戦・妖・(頑)・(頑)
()は消耗済み
GM:まだ【頑健】も削れていないとは……
浮足 不和々:では不良に奥義使用
浮足 不和々:奥義【ただ踏み込んで、蹴る】効果はクリティカルヒット、指定特技は怪力です。
不良B:ホ?
浮足 不和々:力比べしようぜ!
不良B:奥義情報は共有しているッホ 破るッホ
不良B:目標値12w
不良B:2d6>=12 (2D6>=12) > 8[3,5] > 8 > 失敗
阿木 弥仁:ホッホッホ
不良B:ホーホケキョーーッ!
阿木 弥仁:鳥?
浮足 不和々:ほうほう(の体で帰るが良い)
不良B:とほほ
不良B:戦闘脱落!
不良B 生命力2→0
不良B:ホホホ(だが……次のラウンドに”ヤツ”がくれば貴様らなぞ)……!
○戦場:平地
<プロット6>
(九帝綺[逆凪])
<プロット5>
(生島[逆凪])
<プロット4>
(浮足)
→<プロット3>
(烏丸、料理人B)
<プロット2>
(阿木、籾岡)
GM:ではプロット3!
烏丸 蔵人:1d100 (1D100) > 3
GM:1d100どうぞ
烏丸 蔵人:ふっ……
料理人B:1d100 (1D100) > 79
阿木 弥仁:大差
料理人B:あいつ……まるで停止してる……?
料理人B:後の先ってことか……!
烏丸 蔵人:鞍馬神流といえば後の先よ
料理人B:さて、なんとかゲソを確保したい
料理人B:だが【悪党】は届かない……
料理人B:狙いやすそうなやつを殴るしかないか
浮足 不和々:いやぁんヌルヌルしてるぅ
料理人B:貴様だ、浮足不和々!
料理人B:2d6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
料理人B:うぎゃーっ
浮足 不和々:フワッ…
GM:では烏丸君どうぞ
烏丸 蔵人:はーい!
烏丸 蔵人:九帝綺に神槍をするんですが
九帝綺:見逃してほしい☆
烏丸 蔵人:だめ
九帝綺:ブロマイドあげるから!!!
烏丸 蔵人:………だめ!
烏丸 蔵人:あ、浮足さん共闘する?
烏丸 蔵人:一応数値上はなくても削れるけど
浮足 不和々:一人で決めてかっこいいところみせて…いいんだぜ!
烏丸 蔵人:んじゃ決めちゃうかぁ!
烏丸 蔵人:判定に回想シーンを使います
烏丸 蔵人:回想シーンとは!
烏丸 蔵人:クライマックスフェイズ、自身の秘密を全体に公開することで一度だけ
烏丸 蔵人:判定に+3の補正を得るか、命中した攻撃忍法で相手に与えるダメージに接近戦ダメージ1点を追加できる!
烏丸 蔵人:ここでは+3の補正を受けます!
GM:なんと
GM:では秘密を公開してもらいます
烏丸 蔵人:はーい!
PC3の【秘密】
実はあなたは、風紀委員の韮宮灰輝から益満浜に生息している不良たちの噂を聞いている。いつもは町中を爆走しているはずの彼らが、フィトンチッドを堪能するかのように森の中を練り歩いている、と……。
益満浜出身の韮宮にとって、彼らは家族のような存在らしい。悪事を企んでいるようならば止めるのに協力してほしい、とあなたは頼まれた。
あなたの【本当の使命】は、不良たちの【使命】を突き止め、益満浜の治安を乱すものであれば妨害することだ。
またあなたは、『不良』のエネミーをできる限り倒すことを【追加の使命】としている。
あなたは[クライマックス戦闘から脱落した『不良』のエネミーの数-1]点の功績点を追加で獲得する。(最低-1点、最大2点)
またあなたは、【プライズ】「ガチ釣り竿」を渡されている。この【秘密】を知ったキャラクターは、「ガチ釣り竿」の【概要】を獲得する。
「ガチ釣り竿」の【概要】
このプライズに【秘密】は無い。
このプライズの所有者は、自分が接近戦の忍法を使用して攻撃を行うときに、命中判定にマイナス2修正をつけて判定してもよい。修正をつけた攻撃が成功し、攻撃の目標の回避判定が失敗した場合、通常の忍法の効果とは別に、目標の所持している忍具をひとつ奪うことができる。
烏丸 蔵人:韮宮の頼みだ!益満浜は守る!
烏丸 蔵人:というわけで神槍だ!
烏丸 蔵人:2d6+3>=5 神槍(判定:手裏剣術) (2D6+3>=5) > 8[3,5]+3 > 11 > 成功
阿木 弥仁:よっしゃー!
九帝綺:うわー!
烏丸 蔵人:射撃戦2点を受けろ!
九帝綺:追加忍法にダメージを軽減する手段が今だけ芽生えてほしい!!
九帝綺:だめ?
烏丸 蔵人:あっても判定できないでしょ今
烏丸 蔵人:逆凪だから
九帝綺:そこに気づくとは……
九帝綺:逆凪なので回避できない!
九帝綺:射撃戦ダメージ2点を受け……生命点0に!
九帝綺:戦闘脱落します!
阿木 弥仁:うおおお
九帝綺 生命力1→0
()は消耗済み
烏丸 蔵人:よーし!
生島 鋼一:やったー
浮足 不和々:タッセイカーン!
GM:戦闘終了条件を満たしたため、クライマックス戦闘を終了します。
GM:君たちの……勝利だ!
阿木 弥仁:いぇーーい!
烏丸 蔵人:やったー!
浮足 不和々:ひゃっほーい!
生島 鋼一:終わった……
GM:演出するよ~
GM:====
九帝綺:『────』
九帝綺:息を吸うような動作を見せる。瞳が赤々と輝く。
九帝綺:『世界がすべて海に満たされていたら境目なんて用意してはいられないよ』
九帝綺:『流され浚われ揺るがし波うつ大きな手に抱かれて』
九帝綺:『ヒカリがもたらされることのない窮溝の圧の中で潰れるの』
九帝綺:『潰れたそれらが混ざって一つになるの』
九帝綺:『一つになるのよ』
九帝綺:海が揺れ、星辰が乱れる。
九帝綺:高い高い黒波が上がる。それらは異形の魚や頭足類の群れが、陸地を飲み込もうと大挙したものの塊である。
九帝綺:益満浜を潰して海と一つにしようと、友和の歌が言祝がれる。
烏丸 蔵人:「させないよ」
烏丸 蔵人:黒波の前に、一人。拳士が立っている。
烏丸 蔵人:拳を構える。それまで妖魔相手ですら、決して振るうことのなかった拳を。
烏丸 蔵人:──我らが信仰する千手観音。千の掌をもって、衆生を漏らさず救済するという。
烏丸 蔵人:だが、足りない。
烏丸 蔵人:千の掌をもってすら、救われぬものがこの世には多すぎる。
烏丸 蔵人:ならば、及ばずながら手を貸そう。
烏丸 蔵人:この腕は守るため、救う為だけに振るおう。
烏丸 蔵人:観音の手からすらこぼれ落ちたものを、この弐の掌で救って見せよう。
烏丸 蔵人:「蓮華掌──」
烏丸 蔵人:──妖魔を撃つため、鍛え上げられた蓮華王拳の拳は。
烏丸 蔵人:「”千二之腕”!」
烏丸 蔵人:──山を砕き、海を割るという!
烏丸 蔵人:未だ未熟なれど、その拳が。黒き波を押し返す!
烏丸 蔵人:(だが、足りないか)
烏丸 蔵人:己の未熟を恥じる。この腕からも、溢れるものはある。
GM:波が穿たれ、勢いが止まる。
烏丸 蔵人:同時に、誇りたい気持ちがある。
烏丸 蔵人:己の背中には、まだ”護るもの”が居る。
GM:しかし大量の水が海ではない。
GM:無数の生命を宿しているものが海だ。大量の怪魚が、歯軋り音を立てて浜へと降り注ごうとする。
阿木 弥仁:潮騒の中、ピアスを外す。小さな貴金属が、振動によって液体金属と化す。
阿木 弥仁:「残念ながら、腕は二本じゃねえんすよね、ひとりじゃないもんで」
阿木 弥仁:潮の香り、白い波に乗せて、海面に溶けて。
阿木 弥仁:水と金属の混じった白銀の波が生まれる。飛沫をあげる。
阿木 弥仁:なにもかもを守るようなスタイルでは生きてはいない。なのですることは単純だ。
阿木 弥仁:だれかの意志のほんのわずか。
阿木 弥仁:だれかの楽しい夏のほんのわずかを守るような、その一瞬があればいい。
阿木 弥仁:白銀の波が幕のように黒い波を圧し止め、生島くんのほうへと届きそうな群れを堰き止めた。
阿木 弥仁:「生徒の夏の思い出作りのために、気合いれるのが生徒会ってもんです!」
生島 鋼一:「………」その視界に映っているのは、黒い波ではなかった。
GM:白銀に飲み込まれ、怪魚は次々と溺れていく。浜を沈めようとする災は、封じられていく。
九帝綺:『ん……っ!』
九帝綺:『私のファンになってくれないの……?』
九帝綺:動揺するようにゆらゆらと揺れている。
九帝綺:『そんなの、認めないから!』
九帝綺:波が引く。
九帝綺:もう一度声を荒げようとしているように。
不良B:(ホ、ホホッ)
不良B:その隙をつき、街へと入り込もうとする不良の一群がいる。
不良B:(妖魔がこんなバケモノだなんて聞いてない……! そして学生のやつらがそれと戦えるような奴だなんて!)
不良B:(だが韮宮のアニキだけは連れ戻す……! そのためには……)
不良B:「益満浜をぶっ壊しちまえば責任を取らなきゃならねえ! 忍びの連中が浜に釘付けにされているこのうちに!」
不良B:「それこそ俺たちが使命を達成する、唯一のホウホウよォーーーッ!!!!」
浮足 不和々:「おーいおいおい……大事な浜、大事な街でしょうが!!」
不良B:バイクが唸り声をあげる!
浮足 不和々:喰赫にまたがる不良の真後ろから、少し怒った女子の声、そう、これは相乗り。味わいたいシチュエーション上位。
浮足 不和々:「日ごろから近所に居すぎるとありがたみ分からん?ビーチとの倦怠期?浮足ちゃんてばかなしーなぁ」
浮足 不和々:「ま、別の思い人が居るのかもしれんのは同情するけどねぇ」
不良B:「な、なんだテメェ!(ホホずりしそうな距離感……!)」
浮足 不和々:ぺちゃぺちゃ会話をしつつ、パキ、パキと足元で地を掴み、音を鳴らす。
浮足 不和々:「色々運命任せられた、摩利支"天"様よ」
浮足 不和々:「んじゃ、いっぺん、地面の、浜のありがたみ再確認してみよっか?」
浮足 不和々:長年の情熱と技術によって培われた、海の上の足場。
浮足 不和々:踏みしめにも耐える頑丈さ、足の確かな感触に満足を感じながら、十分な溜めを作り……
浮足 不和々:「ふぉーる!!」
浮足 不和々:無慈悲に、不良を2度、3度水切りさせて蹴り飛ばし。
浮足 不和々:最後に、暴走する喰赫の舵をおっかなびっくり切り替えて
浮足 不和々:再び海へと、今宵の騒乱の元凶へ向かう足場へと変えて、叫ぶ。
浮足 不和々:「ほんと、悪いねアイドルちゃん……!深海に居たうえでも消えなかったその歌への熱は、楽しさは、伝わってきたけどさ」「こっちも、今、アッツアツだからよぉ!」
浮足 不和々:「さぁ!早いもん勝ち!かっこいいとこ!見せちゃってー--!」
不良B:「ホゴエーーッ!!!」
不良B:浅くなった海に激突! 水が舞う。
不良B:「ここは……ホホッ!?」
不良B:浜に慣れ親しんだ不良たちが、目を疑う光景であった。
GM:引いた波が、意志持つように沖に纏まっている。一つの巨大な水柱を形成しているのだ。
九帝綺:『さあ、ラストナンバーだよ。”アンサング”』
九帝綺:『アンコールは、海の底でね……!』
九帝綺:水の柱が、一本の巨大な触手のように、ぐねりと振り下ろされる!
生島 鋼一:───一つ、浅く息を吐いた。
生島 鋼一:……黒い波を穿つ拳を見た
生島 鋼一:……黒を飲み込む、白銀の波を見た
生島 鋼一:……真っ直ぐな視線で捉えられた、妖魔を見た
生島 鋼一:「………」後頭部を掻く
生島 鋼一:……立ちはだかる壁のような、二つの背中を見た
生島 鋼一:(困るよなぁ、ほんと)
生島 鋼一:(自分の事しか考えてねぇのが嫌になるぜ)
生島 鋼一:「…籾岡ー」柄にもなく真面目な顔をして
生島 鋼一:「美味しい所持っていかれる訳にはいかねーよな?」
生島 鋼一:「見せてやろうぜ、”マジ”になった俺達の力。」
籾岡シルク:「ぷはっ! あたりまえでしょう!」
籾岡シルク:水から顔を上げる。
生島 鋼一:「おっしゃあ!それでこそだぜ籾岡女史!」
生島 鋼一:「───吹かせてやるよ、この益満浜に…フレッシュな風ってやつをな」
籾岡シルク:「荒事は生島助手の仕事ですよ!」
籾岡シルク:「そして……そのきっかけは探偵の仕事です!」
生島 鋼一:「その通り!」
籾岡シルク:「ちょあー!」空中に力いっぱい花火を投げる!
生島 鋼一:胸元の星マークを二枚いっぺんにべりッと剥がして
生島 鋼一:「なんだこの乳首!要らねぇ!」ぽいっと前方に放る
籾岡シルク:パンパンと破裂! 夜の浜を彩る! もしかしたら万が一目くらましになるかもしれない!
生島 鋼一:それに合わせて駆け出そうとした瞬間───
生島 鋼一:生島と籾岡の足裏に、二枚の星型がそれぞれ滑り込み
籾岡シルク:「いぎゃーっ!」足の裏に激痛!
生島 鋼一:こちらはスリップ!その身体が勢いよく宙を舞う
生島 鋼一:「ぐぎゃーーー!!!!!」
籾岡シルク:手元が狂い、生島君に花火玉が直撃!
生島 鋼一:「あぎゃあああああ!!!!!」
生島 鋼一:咄嗟に伸ばした手は籾岡の足首を掴み、巻き添えにするように転ばせる
籾岡シルク:「えっ、なあああああ!!!!」
籾岡シルク:もみくちゃになり転ぶ!
生島 鋼一:数字の8を描くように、籾岡の下敷きになって砂にめり込んでいる
生島 鋼一:「先輩方!俺達は………もう駄目だ!!!!」くぐもった声
阿木 弥仁:「なぜ………!?!?」
籾岡シルク:おやつにしようと思っていたイカゲソ(さっき拾った)が口にねじ込まれている。
浮足 不和々:「………!」(腹抱えて笑ってる)
籾岡シルク:「もへんはへんふうへ……(真実は既に掌の上……)」
阿木 弥仁:「なんで?????」
籾岡シルク:「ふんまへうううん!!(託しましたよ!!)」
烏丸 蔵人:「ふっ、はは、ははははは!」
烏丸 蔵人:声に出して笑う。
烏丸 蔵人:(ああ、よくわかったよ。韮宮)
烏丸 蔵人:(お前が守りたかったのは、こういうものだろう?)
烏丸 蔵人:こんな他愛のない、くだらない光景。それがこの益満浜中に溢れていてほしいと。
烏丸 蔵人:彼らを見て、あの不器用で真っ直ぐな男の気持ちが、よく理解できた。
烏丸 蔵人:「感謝するよ、不和々嬢」
烏丸 蔵人:不良を抑え込んでいる彼女に礼をして
烏丸 蔵人:「ありがとう、アッキー」
烏丸 蔵人:こぼれ落ちたものをすくいあげた彼に頭を下げ
烏丸 蔵人:「任されたよ、生島君、シルク嬢」
烏丸 蔵人:「おかげで"手"が空いた」
烏丸 蔵人:引いていく波を追い抜いて、九帝綺に迫る。
九帝綺:水の柱が真正面から応戦する。
九帝綺:龍の顎のような災厄が、浜を貫こうと迫る。
烏丸 蔵人:思い出す。リーゼントの友人が、自分に頭を下げたあの時を。
烏丸 蔵人:彼の頼みは2つあった。益満浜を守ってほしい、というのが1つ。そしてもう1つ
烏丸 蔵人:馬鹿だが可愛い弟分たちに、罪を犯させないでほしい、と。
烏丸 蔵人:真っ直ぐな男だ。よりにもよってこの俺に頭を下げるなど、屈辱の極みだろうに。
烏丸 蔵人:紳士として悪事は許さない。蓮華王拳として妖魔は見逃せない。
烏丸 蔵人:そして。
烏丸 蔵人:不良として、何度も殴りあった友達の頼みは断れない。
烏丸 蔵人:「呼び出したのはこちらの勝手な都合だ。その点で君に罪はない、が」
烏丸 蔵人:拳を振り上げる。
烏丸 蔵人:「ぼくの勝手な都合でね、君には誰も傷つけさせない。おかえりいただこう、九帝綺嬢」
烏丸 蔵人:「──シッ!」
烏丸 蔵人:放たれたのは──正拳突き。
烏丸 蔵人:龍の顎を撃ち抜いて、真正面から打ち破る。
九帝綺:『──っ』
九帝綺:力なく口を閉じる。歌が停まる。
九帝綺:『ざんねん。海の中なら傷なんてすぐ治るのにね』
九帝綺:水の柱は空中で解ける。雨のようになって、浜へと帰っていく。
九帝綺:『暑くないの?』
九帝綺:答えを期待している様子ではないが、問う。
烏丸 蔵人:「それも含めて、夏の思い出さ」
烏丸 蔵人:「君のライブは、少々過激に過ぎたが──」
烏丸 蔵人:「ぼくたちの記憶には確かに残しておくよ、思い出としてね」
烏丸 蔵人:「これも勝手な言い分だったかな?」
九帝綺:『んもう』
九帝綺:『次は沈めてあげる。覚えていてね』
九帝綺:『それじゃ、今日は集まってくれて、ありがとう!』
阿木 弥仁:苦笑いしながら、それでもまばらな拍手を送る。
九帝綺:『深海のアイドル、九帝綺ちゃんでした!』
九帝綺:どぶん、と海に潜り。後には静寂が残る。
浮足 不和々:「今度は無害にネット配信とかで!……無理か!歌は覚えとく!」 拍手で見送り、水音に合わせてそれも止め。
GM:高速機動が解ける──祭りの喧噪が返ってくる。
生島 鋼一:「………どうやら…終わったみたいだな」依然砂にめり込んだまま
烏丸 蔵人:「今度はゆっくり二人でティータイムでも……とはいかないか?」
阿木 弥仁:「つえー」笑う。
GM:花火はその残滓を終え、信号弾はゆっくりと地に還っていき。
阿木 弥仁:「やあ、ふたり立てるすか?」と寄りながら。
GM:満たされた星空と月を取り戻した。
阿木 弥仁:ふと、上を見る。
阿木 弥仁:「花火、終わってら………」
生島 鋼一:「もち………ろん」上に乗っかている籾岡ごと持ち上げるように、膝をついて立ち上がり
籾岡シルク:「うおええええ」口からゲソを吐いている。
籾岡シルク:ぬたりとした感触が生島くんのうなじに……
生島 鋼一:「いやあああん!!」
生島 鋼一:「じゃねぇ!大丈夫か籾岡!」
烏丸 蔵人:「だいぶ見せられない映像になっている」
浮足 不和々:「ゲラゲラゲラ!」緊張が抜けたように大笑い
生島 鋼一:「くっ…学習しないから……こんな事に…!」
籾岡シルク:「塩水で消毒されてるから……大丈夫です」
籾岡シルク:「これが頭脳プレイですよ……!」
烏丸 蔵人:「いや全然セーフじゃないねそれは?」
阿木 弥仁:「てかそのゲソあの触手のすよね??」
烏丸 蔵人:「後でちゃんと検査を受けたほうがいい、念のため」
浮足 不和々:「また賢いご褒美タイムか~?」ちらちらとケロリポップをかざす
籾岡シルク:「えっ、きもい……!」
阿木 弥仁:「拾い食い、ダメ!ぜったい!」
生島 鋼一:「籾岡…流石にこれは俺も賛成せざるを得ないぜ…」
烏丸 蔵人:「次回があれば食べないという頭脳プレイまで届いてほしいなあ」
籾岡シルク:「そ、その飴を近づけないでください!」
生島 鋼一:「……」しゃーねーなーと言った顔で籾岡に近づき
生島 鋼一:「籾岡!」
阿木 弥仁:(衛生委員のひとらもこのシチュエーションは想定してねえよ…!)
生島 鋼一:「水着!泳ぐ!約束!」
浮足 不和々:「ンヒヒヒ!ビーチを汚物で汚されても構わんからね」ポップをしまい、あとは探偵の助手任せ
籾岡シルク:「えっ!?」
生島 鋼一:「だからぁ」
生島 鋼一:「さっさと果たしちまおうって話。そのために必要なのは?そう」
生島 鋼一:「お前がいち早く健康になる事だ」
籾岡シルク:「な、なんと……!」
籾岡シルク:「確かにその通りです……ならこれは……」
籾岡シルク:グッと眉根を寄せて葛藤し……
籾岡シルク:「えーーい!」
籾岡シルク:ゲソを海へと放り投げる。決別の儀式だ。
籾岡シルク:「さようなら…………!」
生島 鋼一:ポン ポン とその肩を叩いて
生島 鋼一:「さよならの数だけ、人は大人になるんだぜ…」
籾岡シルク:「ぐっ、う、うう……!」
籾岡シルク:「塩水が、目に入りました……!」
生島 鋼一:「泣くな籾岡…こういう時は大きく口を開けて笑うんだ」
籾岡シルク:目元を抑えている。
籾岡シルク:「ふぐっ……うっ……ふははっ……!」
生島 鋼一:「パイセーン」
籾岡シルク:「ははは、はっ……うわははは!」
生島 鋼一:ぐり とその首を捻って、フワちゃんパイセンの方に顔を向けさせる
籾岡シルク:「げう」
浮足 不和々:「あいよ」
浮足 不和々:ビーチバレーで鍛えた…のが通用する、するのだ。狙いすましたトスが、見た目飴玉を飛ばす。
籾岡シルク:「んぐっ」
籾岡シルク:「…………」
籾岡シルク:「…………!」
籾岡シルク:「…………!?!??!?」
籾岡シルク:「お(自主規制)」
GM:夏の盛りに、悲しみの表情は似合わない。
GM:そう言わんばかりに、波の音がすべてをかき消していった──
エンディング:烏丸
GM:──益満浜・街並
GM:”ライブ”から一晩が明け、穏やかな日差しが雲の間から覗いている。
GM:シアンの海は今まで通りに、海水浴客でにぎわっていた。
GM:しかし天災にせよ人災にせよ、被害が全くなかったわけではない。それらの修繕も、生徒会を中心に行われていた。
GM:ここでも、剥がれた塀の壁材が、がっちりと補修される。
烏丸 蔵人:「……それで、事件を起こしたサークル連合についてだが」
烏丸 蔵人:「その後の処遇はどうなるんだい?」
烏丸 蔵人:パイプ椅子に深く腰掛けながら、窓から海を眺める。
阿木 弥仁:よいせっと工具の箱を出してくる。「ニラッチも病み上がりにすいません」病み上がり?
韮宮灰輝:「結論から言えば、特に処罰はねぇぞコラァ」
韮宮灰輝:どっこい、とセメントを置く。
韮宮灰輝:「風紀委員は警察じゃねえ。学校構外なら猶更だ」
韮宮灰輝:「現行犯ならまだしも……町を荒らしてたのは不良のバカどもだ。『パクス・グラトニカ』の連中は妖魔の相手をしていただけだと言い逃れられちまった」
阿木 弥仁:「思ったより理性があった……」
韮宮灰輝:頭を掻く。自慢のリーゼントはそこにはない。
韮宮灰輝:「甚大な被害が出たんなら否応なしに活動停止だけどな」
韮宮灰輝:「そうならなかったのを喜ぼうじゃねえかコラ」
烏丸 蔵人:「寛容なことだ。特に否はないけれどね」
阿木 弥仁:「それはマジでそーすね!ニラッチも無事でよかったっす」
韮宮灰輝:「無事じゃねえぞオラァ! 見ろやこの頭!」
阿木 弥仁:「前髪は犠牲になってっけど………」
韮宮灰輝:怒声!
阿木 弥仁:「やや、でもイケてるすよ。ねっクロードくん?」
烏丸 蔵人:「たまにはイメチェンもありなんじゃないか?いささか気合は抜けているようだがね」
烏丸 蔵人:くつくつと笑いながら。
韮宮灰輝:「チッ、重心が安定しねえ」
阿木 弥仁:「リスト先輩も褒めてくれるすよ~」
韮宮灰輝:「か、カブラギ様はカンケーねえだろォラ!」
阿木 弥仁:「うちの仕事、だれより真面目にやってくれたのニラッチだし。おれからも言っとくんで」にやにや。
烏丸 蔵人:「不意打ち喰らったとは言えやられたのは事実だ、その軽さも受け入れたまえ」
阿木 弥仁:「おお、武人……」
阿木 弥仁:「いやヤンキー……?」
韮宮灰輝:「ああ……あんな変態にのされるとは、一生の不覚だ」
韮宮灰輝:「バケモンみたいな速さだったぜ……」
烏丸 蔵人:「二番目はもう卒業したのでね。武人としてということにしておいてくれ」
阿木 弥仁:「オオーウ……」
韮宮灰輝:「へっ、どうだかな」
烏丸 蔵人:「ほら、あるだろう?ライバルが不甲斐ないとこっちも気合が乗らないというやつだよ」
阿木 弥仁:「ムサエモい友情す……!」褒めている。
韮宮灰輝:「……」むずがゆそうな顔をしている。
烏丸 蔵人:「ムサいはちょっとなあ。爽やかな方にしてくれないか?」
烏丸 蔵人:「……あ、無理だね」韮宮の顔を見てうなずく。
韮宮灰輝:「なんだとテメエ!」
烏丸 蔵人:「おっ?やるかい?」
韮宮灰輝:「そのどこが武人なんだよ!」
韮宮灰輝:「すぐケンカしようとしやがって、やっぱり変わってねエ……!」
韮宮灰輝:「ヤヒトォ、テメエも同じだぞ! 額に汗して働けコラ!」
阿木 弥仁:「飛び火したーっ」
烏丸 蔵人:「武人を称する生物の八割は戦闘狂、鞍馬に居るとよーく分かるぜ」
阿木 弥仁:(野蛮………!!)
烏丸 蔵人:「いやいや、アッキーは頑張ってたよ?君が倒れていた分もよくやってくれてたさ」
烏丸 蔵人:「手が足りない分も助けられたしね、頼りになった」
阿木 弥仁:「おっ、あざす!おれとクロードくんで鉄壁防御してたんすよお」
韮宮灰輝:「だったら今までの二倍俺が働きゃあいいだろがオラァ……!」
韮宮灰輝:「俺ァスミマセンとは言わねェ! 認めさせてやるから見てろコラァ!」
GM:ぴぴ、とそこで阿木君の持っている端末が鳴るよ。
烏丸 蔵人:「こいつ上に立って大丈夫かなあ。下の子達休みづらくなってたりしないだろうか」
阿木 弥仁:ロックを解除して見てみます!
阿木 弥仁:「あれ、なんだろ」
茨谷小仲:『お話したいことがあります。宿まで一人で来てね♪』
GM:先生からのメッセージです。
阿木 弥仁:「…………」
烏丸 蔵人:「ん?どうしたねアッキー」
阿木 弥仁:「来ちまったかもしれんすね………エモエモい夏が」
烏丸 蔵人:「ほう……?」
韮宮灰輝:「見ろやこの左官の腕……!!」しゅばばば
阿木 弥仁:グッと親指を立てます。「ちょっと………水着のセンセーに呼び出されたんで 水着じゃないかも……センセーに呼び出されたんで」
阿木 弥仁:「行ってきます」真顔。
烏丸 蔵人:「水着?先生?なにそれどういうこと?」
烏丸 蔵人:若干素で困惑しつつ
烏丸 蔵人:「ふっ……いや、みなまで言うな、アッキー」
烏丸 蔵人:謎に得心したという顔で。
烏丸 蔵人:「ここはぼくに任せて先に行け……!」
阿木 弥仁:「………うちの学校には………“居る“んすよ」
阿木 弥仁:フッ………と感謝し、クールに去ります。
韮宮灰輝:「見てるかヤヒトォ!!!」
韮宮灰輝:壁に向かって高速で働き続ける声がこだまする。
烏丸 蔵人:「あー、韮宮。アッキーは先生に呼びだされて出ていったぞ」
烏丸 蔵人:「なにやら用事のようだ。まあ先生からの呼び出しなら仕方ないね!」
韮宮灰輝:「……!?」
韮宮灰輝:「まぁ呼び出しなら仕方ねェか……」スピードダウン。
韮宮灰輝:「……クロードよォ」
烏丸 蔵人:「ん?」
韮宮灰輝:「不良のバカどもは……ほとんどが吹っ飛ばされてた」
韮宮灰輝:「因果応報だ。おかげで町に被害は出てねェ」
韮宮灰輝:「……町が護られたのは、テメエが足りねえ手で戦ったからかもしれねェよ」
韮宮灰輝:作業を続けながら口を動かす。
韮宮灰輝:「病院でヤツらに逢ったぜ。頭を丸めたことを伝えた」
韮宮灰輝:「……大人しく聞いてやがったぜ、似合わなくな」
烏丸 蔵人:「……そうか」
烏丸 蔵人:「とりあえず区切りはつけられたというところかな」
韮宮灰輝:「ま、そーだな」
韮宮灰輝:「俺も一から再出発だ……できるだけマシだがな」
韮宮灰輝:「もう事件は起こさせねえ……まだテメエにも協力してもらうぞ、コラァ」
韮宮灰輝:硬い意志の籠った眼差しを向ける。
烏丸 蔵人:「ふむ」
烏丸 蔵人:その眼差しを、軽く受け流して。
烏丸 蔵人:「協力は構わないが、その前に」
烏丸 蔵人:「お前にはやるべきことがあるな」
烏丸 蔵人:言って、韮宮の手から大工道具を取り上げる。
韮宮灰輝:「何すんだテメエオラーッ! スッゾオラーッ!」
烏丸 蔵人:「望むところだと言いたいところだが」
烏丸 蔵人:「今日はなしだ」
烏丸 蔵人:「それよりも、ちょっと遊んでこいよ。お前」
烏丸 蔵人:くい、と外を示す。
韮宮灰輝:「あァん?」
烏丸 蔵人:外には青い空と海が広がっている。
烏丸 蔵人:「仕事に入院でろくに夏を満喫していないだろう?」
烏丸 蔵人:「真面目なのは結構だが、過ぎるのは問題だと思うね」
烏丸 蔵人:「ぼくたちは忍びだが、学生だ」
烏丸 蔵人:「合宿で思い出の1つも持ち帰れないなんて、逆に模範的には程遠いというものさ」
韮宮灰輝:「へっ……」
韮宮灰輝:「オレを口説くあたり、テメエのナンパが上手くいかねえ理由がわかるぜ」
韮宮灰輝:にやりと笑って、学ランを脱ぎ捨てる。
烏丸 蔵人:「その気はないぞ」真顔
韮宮灰輝:「うるせえな」
韮宮灰輝:「真っ盛りの楽しみ方ってのを教えてやるよ……オラァ行くぞ!」
韮宮灰輝:海の見える街へと繰り出していく。
烏丸 蔵人:「やかましい男だ」
烏丸 蔵人:──これから始めるのは釣りである。
烏丸 蔵人:隣に居るのがこのむさ苦しい男なら、この紳士の魅力もより引き立つのではないか?
烏丸 蔵人:そういう実験である。
烏丸 蔵人:堅苦しすぎる男の荷を多少下ろしてやるのは、まあついでだ。
烏丸 蔵人:「さあ、夏はまだこれからだ」
烏丸 蔵人:一勝負と行こう。
エンディング:阿木
GM:──益満浜・宿
GM:海がちらりと見える宿だ。建物はよく言えば風情がある日本家屋で、悪く言えば古い。
GM:安い料金で学生を詰め込むことに特化しているが……日の高い時間にわざわざこの中に篭ろうとするのは修行僧くらいのものである。
茨谷小仲:「いらっしゃい。いまは二人っきりですよぉ、アキ君」
GM:したがって、見回りをしている教師しかいないのは当然のことである。
阿木 弥仁:そう…当然だ。
阿木 弥仁:ゴクリ…と謎に息を呑みつつ入ります。古びた畳の一室もこうなるとどことなく非日常感がある。
阿木 弥仁:「センセー……その…どんな用事でございやしょう」敬語も変。
茨谷小仲:「ふへへ、ちこうよりなさ~い」
茨谷小仲:右手には相変わらず酒杯を携えている。
茨谷小仲:「えいっ」
茨谷小仲:阿木君の首に手をかけて引き寄せるよ。
阿木 弥仁:声にならぬ悲鳴をあげつつ無抵抗!柔らかかつ確かな圧力に身体が動かない!
阿木 弥仁:これが変調:マヒ!?
茨谷小仲:白く程よい弾力のある太ももに阿木君の頬が沈み込む。
阿木 弥仁:(これはなんだ!?)
茨谷小仲:「いっぱい頑張りましたね~。えらいえらい」
阿木 弥仁:(あっ脚か)
阿木 弥仁:(脚!?)
茨谷小仲:頭を撫でる。
阿木 弥仁:「えっ…あ……ハイ……??」
阿木 弥仁:「いやまあ、頑張ったのおれだけじゃなくて、みんなのおかげすけど」
阿木 弥仁:といいつつ、じっとしている。
茨谷小仲:「韮宮くんが倒れたのも、ちゃんと犯人を捕まえてくれましたね」
阿木 弥仁:「それはシルクちゃんと生島くんすね。すごいすよ、名探偵!」
茨谷小仲:秘密にしていたはずのことをさらりと言う。
阿木 弥仁:「最後コケてたけど…ってあれ」
阿木 弥仁:「バレてら、いろいろ」
茨谷小仲:「うふふふ」
茨谷小仲:「表の世界を保ち、騒ぎを未然に防ぐ。忍びの鑑です」
茨谷小仲:「みんな頑張ってたけど……兵糧丸開発サークルを止めてくれたのは、とても助かっているんですよ」
阿木 弥仁:「ああ…衛生委員から頼まれてた件すね」
阿木 弥仁:体の向きを変えようとし、なぜか上を向いても顔が見えないため、また戻す。
茨谷小仲:「はい」
茨谷小仲:「妖魔の研究はちょっと、学生の皆さんには危ないです」
茨谷小仲:「けど、合宿は忍者生徒の皆様の自主性に任せなくてはいけません。それが宇賀品学院ですから」
阿木 弥仁:「あー、センセーたちじゃ止められないってことすか」
茨谷小仲:「ええ。阿木君が自主的に、頑張ってくれたおかげで先生、すっごく助かりました」
茨谷小仲:「だから、お礼代わりに……耳かきでもしましょうか?」
阿木 弥仁:「へ????」
茨谷小仲:「もっと違うことでもいいですよ。先生は豪勢です」
阿木 弥仁:思わず振り向く!がなんか、あって、顔が見れない!
阿木 弥仁:なにかに遮られている。
茨谷小仲:きゅ、とその姿勢で阿木君の身体を抑える。
阿木 弥仁:なにかに…なにかがある。
茨谷小仲:「これからもっと……迷惑かけちゃいますからね」
阿木 弥仁:「…ど、どういうことすか?」
茨谷小仲:すこし声が冷えている。
GM:から、と襖が開く音がする。
阿木 弥仁:「……へ」
茗荷宿ウララ:「……まあ」
阿木 弥仁:「誤解です!!!!!」
茗荷宿ウララ:上品な女性な声がする。阿木君の視界はなにかに覆われてその姿は見えないが……
阿木 弥仁:とりあえず弁明!
茗荷宿ウララ:一大サークル、茗荷宿ウララの声は聞いたことがあるかもしれない。
阿木 弥仁:「…この声は…茗荷宿さんすか?」
茗荷宿ウララ:「まあ、私のことをご存じなの? 嬉しい」
茗荷宿ウララ:「あなたはどちらの方かしら?」
茨谷小仲:「それは秘密ですー」
阿木 弥仁:「こ、この姿勢で説明するのはさすがにおれにもプライドが」
茨谷小仲:上体を倒す。なにかが阿木君の口をふさぐ。
阿木 弥仁:「むがむが!」
茨谷小仲:「……『ミント』が気に入るような植物は、ここには用意が無いはずですよ~」
茨谷小仲:「この宿には地下牢があるだけです」
茗荷宿ウララ:「ふふ、どうか勘違いなさらないで、茨谷先生」
阿木 弥仁:温かさと酒の匂いのなか、言葉を拾う。
茗荷宿ウララ:「皆さまの居住環境が、気になっただけです。これでも大きなサークルの長ですから」
茗荷宿ウララ:「少しでもお力になれないかと」
茨谷小仲:「ありがとうございます、茗荷宿さん」
茨谷小仲:「学生の方の大事なコメント、しっかり反映しますよ~」
茨谷小仲:手を振る。身体も揺れる。
阿木 弥仁:なぞの揺れ。不思議だね。
茗荷宿ウララ:「……そうみたいですね」
茗荷宿ウララ:「またお会いしましょう。茨谷先生と……学生Aさん」
茗荷宿ウララ:阿木君の手を両手で握る。
茗荷宿ウララ:手以外の柔らかさに触れている気がするが、視覚的に確かめられない以上詳細は不明だ。
茗荷宿ウララ:手を離し、すたすたと歩き去っていく。
阿木 弥仁:不思議だ…!ではなぞの柔らかさに包まれ、去られます。
茨谷小仲:「…………」
阿木 弥仁:「ぷは!」そして呼吸も取り戻す。
茨谷小仲:「ふああ」身体を仰向けにする。
阿木 弥仁:シュタタ!忍びの速度で抜け出す!
茨谷小仲:「アキ君、ごめんなさい」
茨谷小仲:仰向けになったまま謝る。
阿木 弥仁:「は…はい??」
茨谷小仲:「この宿も学院の所持してる一部なのです……地下には隠し通路や武器庫、牢屋があります」
阿木 弥仁:真面目な語調に、向かいに座りなおす。
茨谷小仲:「韮宮君を襲った犯人。どこ行ったと思います?」
茨谷小仲:深い呼吸に、胸がゆっくりと上下する。
阿木 弥仁:「なんとか太郎とかいう……まさか」
阿木 弥仁:「地下牢、ですか」
茨谷小仲:頷く。
茨谷小仲:「あれがただの不審者だったらいいんですけどね」
茨谷小仲:「夏祭りに紛れ込み、脱法食物を押し付ける……『パクス・グラトニカ』のことだけではないんですよ」
阿木 弥仁:「お堂にいたんでしたっけ。逢魔を守るだとか、なんとか」
茨谷小仲:「ええ」
茨谷小仲:上体を起こす。
茨谷小仲:「たとえば、ですけどね」
茨谷小仲:「一般人を忍者に覚醒させる力を持つかもしれない、薬物とか」
茨谷小仲:「そういったものが無ければ、この益満浜に彼のような存在が現れた経緯が、追えないんですよねえ」
阿木 弥仁:「そんなものがあったら…」
茨谷小仲:「あくまでたとえ話ですよ」くすくすと笑う。
阿木 弥仁:「ここ一帯、いやそれ以外でも……収拾がつかないすよ」
茨谷小仲:「ええ。証拠を残したくないでしょうね~」
茨谷小仲:「先生、警備しようと思ってましたが、一人じゃ心細かったので」
茨谷小仲:「アキ君を呼んじゃいました」
茨谷小仲:「まあ、実際に来たのは茗荷宿さんだけでしたね~」ゆらゆらとしている。
阿木 弥仁:「……なら、そう言ってくれたらよかったのに」苦笑する。
阿木 弥仁:「いやー、こう…褒めてもらえるのはうれしいし」
阿木 弥仁:「その…柔らかかったすけど」
阿木 弥仁:「いや今のはナシで」こほん。
阿木 弥仁:「その、フツーに人手が欲しいとか、困ってるとか」
阿木 弥仁:「そーゆーふうに呼ばれたって、おれ全然来ますよ」
茨谷小仲:「……」
茨谷小仲:「違いますよ~」
茨谷小仲:「あくまで、先生がお礼をするために、頑張ってくれた学生A君をたまたま呼んでいただけです」
茨谷小仲:「それでいいですよ」
阿木 弥仁:「それでいいなら、いいすけどお」
阿木 弥仁:「男の子なんで。綺麗な人に頼まれると弱いんすよ」
茨谷小仲:「ふふー」
阿木 弥仁:と言って、立ち上がる。「あ、じゃあお礼なら」
阿木 弥仁:「せっかくなんでちゃっかり貰っちゃおっかな」
茨谷小仲:「?」
阿木 弥仁:と、読めない目の、微笑む顔をやっと見られた。
阿木 弥仁:「見回りじゃなくて、お祭り行きません?」
阿木 弥仁:「浴衣レンタルとか…あるっぽいし……」
茨谷小仲:「まあ!」
茨谷小仲:「先生、そういうのとっても興味あります!」
阿木 弥仁:「なっ、なんすか~え~」言っておいて照れる。
茨谷小仲:「エスコートしてくださいねっ」
阿木 弥仁:「が、がんばります」
茨谷小仲:ぴょんと跳ね起き、阿木君の腕を抱く。
茨谷小仲:「……約束ですよ?」
阿木 弥仁:「おれ、これでもけっこう、模範的生徒なんで」
阿木 弥仁:「守りますよ」
エンディング:生島
GM:──益満浜・ビーチ
GM:青い空。白い雲。遥か広がる水平線。
GM:たとえ深海の恐怖が襲ったとしても、やはり浅瀬の躍動感に人は耐えられない。
GM:それは探偵とその助手も例外ではない──事件が解決した後なら、なおさら。
籾岡シルク:「わきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!!!」
生島 鋼一:「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!!!!」
籾岡シルク:「うぉうぉうぉうぉうぉうぉおおおお!!!」
生島 鋼一:「ほっほー ほっほほほーほーほーほー!!」
籾岡シルク:「しゅわー! しゅわわわーー!!」
生島 鋼一:「びよびよびよびよびよびよびよびよびよ」
生島 鋼一:「……ふう」
生島 鋼一:「海だな」
籾岡シルク:「海ですね……!」
籾岡シルク:「生島さん! これ! 拾いましたこれ!」
籾岡シルク:生島君にぐいぐいとウニを押し付ける。ちくちく
生島 鋼一:「何!?何拾ったん!?」
生島 鋼一:「やだー、いたーい」
生島 鋼一:「お返しー」
生島 鋼一:ナマコを押し付ける
籾岡シルク:「やぁあああああ」鳥肌。
生島 鋼一:「あ、普通に苦手だった」
生島 鋼一:ポイっとナマコを海へ返し
籾岡シルク:「肌につくとまた形容しがたい触感です」
籾岡シルク:ウニを仕舞おうとして、痛そうなのでやめる。海へリリース
生島 鋼一:「揉むとガッチガチになるのも訳分かんねーよなあいつら」
生島 鋼一:「……みてぇ」
生島 鋼一:うにゃうにゃと言葉を濁して
籾岡シルク:「なんですかーーー」
生島 鋼一:「籾岡にはまだ早い!!!」
籾岡シルク:「なっ! なんですかそれ!」
籾岡シルク:「早くないですー! 教えなさい!!」生島君のバンダナを掴みぐいぐいと引っ張る。
生島 鋼一:「ぬおおお、ネクストイクシマ'sヒント!何日か前の俺!」
生島 鋼一:瞼を上に吊り上げながらそんな事を言って
生島 鋼一:「……つーか」
生島 鋼一:「折角事件解決したのに、これだけじゃ卒業出来ねーの?俺達」
籾岡シルク:「もっと褒められてもいいですよね!」
生島 鋼一:「そう!例えば試験の配点を自動的に30点プラス!」
籾岡シルク:「あっじゃあ私は12時まで遅刻じゃ無くしてほしいです!」
生島 鋼一:「なっ、お、お前………やるじゃ~~~ん」
生島 鋼一:肘でうりうりと籾岡を突っついて
籾岡シルク:「通るギリギリの要求ですよ…! やめろっ」手でガード。
生島 鋼一:「書くか……嘆願書ってやつ………」
籾岡シルク:「生島さんは助手なんですから、私たちの活躍を小説にしてくださいよ」
生島 鋼一:「何書けばいいか分かんねーけど…背景と早々付ければなんとかなんだろ」
籾岡シルク:「赤毛同盟みたいなかっこいいタイトルを付けて……」
生島 鋼一:「小説~~~?」
生島 鋼一:「小説って新聞の部下みたいなやつだろ~?」
籾岡シルク:「違うとも言いにくいですね」
生島 鋼一:「書けっかなー、俺に」
籾岡シルク:「むふっ、できますよ」
籾岡シルク:「生島さんはこの私、名探偵籾岡シルクの助手なんですから」
籾岡シルク:「よゆーですよゆー」
生島 鋼一:「……………」
生島 鋼一:ふっ と息を吐くように笑って
生島 鋼一:「何か急に出来そうな気がしてきたぜ」
生島 鋼一:「つーか、籾岡は書かねーの?」
籾岡シルク:「そうでしょうそうでしょう」うんうんと頷いている。
籾岡シルク:「むっ」
生島 鋼一:「あれ、そもそも俺お前の部活……探偵委員って部活だっけか?」
籾岡シルク:「いえ、探偵委員は……”生き様”ですね……」
籾岡シルク:キメ顔……
生島 鋼一:「渋い………」
籾岡シルク:ちなみに部活は茶道部に所属している。
生島 鋼一:「生き様なら…俺がとやかく言う事じゃねーよなー」
籾岡シルク:「むふふ」
籾岡シルク:嬉しそう。
生島 鋼一:うんうんと頷きながら、嬉しそうに笑う彼女の顔を見る。
籾岡シルク:「さて、また海の中をランニングしましょうか……あれ」
生島 鋼一:「どうしたね籾岡クン」
籾岡シルク:「サークルの人です、何してるんでしょうね」指差す。
生島 鋼一:その指の先を目で追う
波治神マゼンテ:「とりあえず……星そのものを兵糧丸にしたらいいんじゃないかしら!?」
十徳和錆:「コストが足りないっつってんだろ! まずは発射場の確保が先決だ!」
波治神マゼンテ:「宇宙くらい気合で行けますわよ! 大砲とかあればいいんじゃなくって、シナノさん!?」
浅葱シナノ:「生徒会に没収されているであります……というか自分たちの『天狼』がたこ焼きにされていたという噂の真偽を問いたいのですが!!」
GM:ぎゃいぎゃいと学生たちが、明るい未来に向けて討論を交わしている。
大葉遥人:「……私は抜けるぞ」
大葉遥人:男子生徒が一人、その輪から外れる。
大葉遥人:生島君とすれ違う。
大葉遥人:「……生島と言ったか」
生島 鋼一:「生島と言いました」
籾岡シルク:「それと籾岡です」
大葉遥人:ふ、と息を漏らす。
大葉遥人:「そうか。君が戦ってくれたそうだな」
大葉遥人:「礼を……言っておきたい」
生島 鋼一:「あ、はい。それはありがたく受け取っとくっすけど」
生島 鋼一:「俺が闘ったのは、こいつと海で遊ぶためなんで」
生島 鋼一:「他の人には、もう何回か同じ事言って下さいね」
籾岡シルク:生島君に指されてむふむふしている。
大葉遥人:「……そうか」
大葉遥人:「そうだな。自分で伝えるほうが……強力だ。星に祈るよりは」
大葉遥人:「言われた通りにしてみよう」
生島 鋼一:「お達者でー」
大葉遥人:ざくざくと砂浜に足跡を残し、去る。
生島 鋼一:去っていく大葉の視線を、一瞬だけ盗み見て
生島 鋼一:ぐっ と一度だけ背伸びをする。
生島 鋼一:「良い事した後は気分がいいなー籾岡」
籾岡シルク:「そうですねえ」
籾岡シルク:「推理して活躍して……良いこともして褒められて……」
籾岡シルク:「生島さんといっぱい遊べるので、楽しいです!」
生島 鋼一:「あっはっは」
生島 鋼一:「俺も俺も」
生島 鋼一:───俺の眼には、”他人から見た俺”がよく見える。
生島 鋼一:いや、そもそも視なけりゃいいって話なんだけど、小さい頃の癖ってのはそう簡単に抜けないらしく
生島 鋼一:今でもずっと、他人の視界を見て過ごしてる
生島 鋼一:………でも
生島 鋼一:「楽だからな、籾岡と居るのは。」
生島 鋼一:こいつは馬鹿だから、きっと憶えてないんだろうけど
生島 鋼一:前髪ボッサボサの、しょぼくれた顔してたガキの顔を上げさせたあの時から
生島 鋼一:……………
生島 鋼一:「ぐはははははは海の中走ろうぜ!!!」
生島 鋼一:伝える事の強さを、あの先輩は語ったが
生島 鋼一:伝えなくていい事も、またあるもんだと俺は思う
籾岡シルク:「はい! わははははははは!!!」
生島 鋼一:「はははははははは」まるで飛沫のように砂が舞う
生島 鋼一:そして
生島 鋼一:ガチガチに固まったナマコに躓き、盛大に転ぶ。
籾岡シルク:「生島さぁぁぁぁぁん!!」
生島 鋼一:───”憧れ”にまた会えた。
生島 鋼一:今ん所は、それだけで充分だ。
生島 鋼一:『赤毛同盟~夏と禁忌とアイドルフェス~』 完
エンディング:浮足
GM:──とあるビーチ・バレーコート
GM:高い音を立てホイッスルが鳴る。両コートの選手が下がる。
GM:真夏のビーチバレー大会。地区予選会場には、けして少ないわけではない観客も集まっていた。
GM:相手チームは全国出場常連校……リードを取った状況で、タイムを取られた。
伊良波ユズリ:「んぐっ……ぷぁっ」
浮足 不和々:「……ふぅ」
伊良波ユズリ:スポーツドリンクから口を離す。汗をぬぐう。
浮足 不和々:向こうも焦るぐらい、追い詰めている。満足とも、緊張の緩和ともとれる息をつく。
伊良波ユズリ:「結構冷静だね。やっぱ盤石」
浮足 不和々:「んっふふ、とはいえここは砂の上」
浮足 不和々:「もう少し頑張れば砂上の楼閣って奴ですぜー、ユズリン」
伊良波ユズリ:「んー、ふふ」
伊良波ユズリ:「そーだね。どっちの夢が砂上の楼閣になるかだ」
浮足 不和々:「んむ……こっちに、負けないぐらい向こうもドラマはあるかもしんない」
浮足 不和々:「でも、目指すは完全無欠、なんもかんもそう取りのオールハッピーエンドだぜ」
浮足 不和々:声高らかに励ますが、すでに体は限界に近く。だらだらと流れる汗は技術では隠せない。
伊良波ユズリ:「……アタック慣れられてる気がするんだよねー」
伊良波ユズリ:「ソッコー決めよう」
浮足 不和々:「……オッケ」
浮足 不和々:「……何があってもぽけーっとせずについてこいよ?」
伊良波ユズリ:「フフ、こっちのセリフ」
伊良波ユズリ:「こんなところで止まってらんないから!」
伊良波ユズリ:「弱小サークルの生徒じゃカッコつかないし……」
伊良波ユズリ:「突っ走るのは、私の仕事だから!」
浮足 不和々:「……おやおや、モチベーションもばっちりサポートしちゃいましたな、さっすが名サポーター、浮足ちゃん」
浮足 不和々:「そうともよ!恐れを知らず、アタックするのが、得意、性分、十八番だろぉ!?」
伊良波ユズリ:「おうとも!」
浮足 不和々:「Marici!!!」
伊良波ユズリ:「Marici~!!!」
浮足 不和々:「サイッコーーー!!」 なんでもいい、とにかく元気が出る言葉を言う。
伊良波ユズリ:「勝つぞーーーーっ!!」
GM:ピッ、とホイッスルが鳴る。
伊良波ユズリ:「よっ、しゃあ!」
伊良波ユズリ:頬を叩き、コートに入る。
伊良波ユズリ:「そーだ、フワワ……これいま言っとく」
浮足 不和々:「……お?告白?二股はいかんよ?」
伊良波ユズリ:「地区予選優勝の打ち上げは、私オゴるね」
浮足 不和々:「んじゃ、全国は浮足ちゃんか、余計に高くつきそうだなぁオイ!」
伊良波ユズリ:にっと歯を見せる。ボールを受け取る。
伊良波ユズリ:ボールを手元で回す。高く放り投げる。
伊良波ユズリ:晴天に煌めく太陽のように、目を細めて機をうかがって。
浮足 不和々:その一挙一動を、笑顔で見つめる、自分の行ってきたサポートが間違っていないと信じているから。
伊良波ユズリ:夜空に輝く星のように、焦がれるように手を伸ばす。
伊良波ユズリ:力を籠める必要は無い。
伊良波ユズリ:その手が届くことを、仲間が気づかせてくれたから。
浮足 不和々:(ん……一皮?やっぱちょっと変わったな)
浮足 不和々:(それでこそ!)
GM:砂浜に、心を打つ音が響いた。
『真っ盛りの話』
本作は、「河嶋陶一朗」「冒険企画局」及び「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
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