Three Bullet shoot the monster
PC1:“十赫官”絢辻 雪(キャラシート)PL:タヒチ初号機
PC2:“シルバーバレット”銀 隆也(キャラシート)PL:しんごろ
PC3:“ヴァルマ・カライ”琴城 マリエ(キャラシート)PL:いーさにうむ
GM:モッズ
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:シナリオ開始のその前に
GM:簡単にPCの自己紹介からやってもらいましょう
絢辻雪:では私から
絢辻雪:(キャラシート)
GM:お願いします!
絢辻雪:絢辻雪、UGN支部長。28歳。
絢辻雪:支部長格の構成員ではありますが、この前統括する支部が爆発して消し飛んだので今はフリー。
GM:支部が!大変なことだ
絢辻雪:まあ職員の人は大体生きてるのでそこまで深刻な悲劇ではないのですが
絢辻雪:若いのに支部長になったりして調子乗ってた本人が自信を喪失するきっかけにはなっています
絢辻雪:まあそういうわけで今はモチベが落ちて休職中。決してPLが支部長出しづらいな……と思ったわけではないです
絢辻雪:しかし腐ってもUGNなので善性の人物ではあります
絢辻雪:キャラシには卑屈で面倒くさがりとか書いてありますが、卓になるような鉄火場じゃ流石にやる気出すと思うので多分ナーフされます
絢辻雪:あとなんかカヴァーで小説家をしています。だから何だろうね
GM:小説家だ!サインもらっちゃお
絢辻雪:いぇい
絢辻雪:データは感覚10でキリングハウスをばら撒き、アンダーテイカーとかいうゴミで射撃するだけです
絢辻雪:こんな感じかな
GM:了解!今回は唯一のUGN枠なので いろいろ頼りにさせてもらいやす!よろしくお願いします~
絢辻雪:よろしくお願いします!
GM:では続いて、銀さんに自己紹介お願いしてもよろしいでしょうか
銀 隆也:は、では!
銀 隆也:(キャラシート)
銀 隆也:銀 隆也(しろがね・たかや)、小さなバー「シルバーバレット」を経営しつつ、同じコードネームで武器商、そして荒事屋として活動する男。
銀 隆也:家は代々、とある資産家一族に仕えて後ろ暗い仕事をしていましたが、その家が没落したためフリーランスに。
銀 隆也:仏頂面の裏に、悔悟とおそらくは生来の責任感と面倒見の良さを隠しており、今では時おり裏社会以外の頼みごとを聞いたりするハメになるとかなんとか。
GM:アウトローのおじさま!
銀 隆也:立ち位置的にはシティハンター的なアレです。よってDロイスは守護天使。
銀 隆也:データ的にはブラックドッグ/モルフェウスの射撃型。《ライトニングリンク》で割と頻繁に死にます。
GM:出た、強Eロイスだ
GM:いいエフェクト持ってますね 火力への備えは十分というわけだ……
銀 隆也:あとはカバーリングしたり、それなりにある報酬点でリサーチを頑張ったりしていきます。
銀 隆也:自己紹介としては以上で!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~ 全方位対応型!こいつは頼りになりそうだぜ
GM:ではお待たせしました
GM:最後になりましたが琴城 さんの自己紹介お願いします~
琴城 マリエ:はーい♡
琴城 マリエ:(キャラシート)
琴城 マリエ:"ヴァルマ・カライ" 琴城 マリエ(きんじょう・-)。女子高生をやったりやらなかったりしながら、裏社会で傭兵をやってまーす♡
琴城 マリエ:大体のお客様はUGNでもFH。仕事に見合ったお金を弾んでくれるなら従順にお仕事します。
琴城 マリエ:偶然適合した遺産の力を存分に振るって、主にターゲットの無力化や金の折り合いが付けば暗殺なんかもやってるよ。
琴城 マリエ:その代わり、深入りはあんまりしません。めんどくさいでしょ?
GM:シビアだなあ
琴城 マリエ:実家がいいトコで、所謂お嬢様育ちだったりしたのですが、時代の流れもあって没落気味。ていうか実際割とカツカツ。
GM:裏社会で生きるもの特有のクレバーさと言ってもいいかもしれない
GM:アサシネイトお嬢様!?
琴城 マリエ:『昔は良かった』って嘆くばっかりの両親に嫌気が差して、「アタシは自分の力で生きていく!」って出奔した家出歴あり。継続中だよ
琴城 マリエ:それもあってあんまりお仕事選んでません。
琴城 マリエ:勝ち気で自信家、己の有利に物事を運ぶことに快感を得る質。反面、形勢が不利になると一気に弱気になる面も。
琴城 マリエ:ガン攻め姿勢を崩さないためにからかったり煽ったりみたいなこともやったりしがちです
琴城 マリエ:データ的にはウロボロス/ソラリスの必中の弓デバッファー。
琴城 マリエ:行動値を上げて敵にガード値と装甲値のデバフを付けつつ、固定値を活かしてそこそこダメージを入れていく構成。
琴城 マリエ:よわよわになっちゃえ♡ 紙装甲♡ ざぁこ♡
琴城 マリエ:ということです。
琴城 マリエ:以上でーす。よろしくおねがいします!
GM:必中の弓で……デバフ付与を!?
GM:恐るべきシナジーだ
GM:よろしくお願いします~
GM:では早速OPに行きたいんですが
GM:雑談でもお話した通りプロットが一個死んでしまってるので
GM:最強ツール・シナリオクラフトを使って
GM:今からこの場でパッと生み出します これができるのが『シナリオクラフト』の強みだ
琴城 マリエ:最強!最強!最強!
GM:ジャームハントかアイテムチェイス GMが1D100振って出目のデカい方でやりましょう
GM:ジャームハント!
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 83
GM:アイテムチェイス!
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 40
GM:ジャームハントです
GM:折角だし
GM:皆さんでNPC作って行こうかな
GM:まずヒロインから
銀 隆也:ほうほう
GM:自己紹介順やってもらった順番に
GM:プレサージ振ってもらいましょう
GM:というわけで絢辻さん、6D10お願いしてもいいですか?
絢辻雪:6D10
DoubleCross : (6D10) → 28[3,1,4,4,10,6] → 28
GM:不良学生/UGNチルドレン/無表情/戦いに疲れている/PCのジャーム化/恐怖
GM:最後2つ
GM:「敵」じゃないか?こいつ……
琴城 マリエ:本当に……ヒロイン……?
銀 隆也:理想がPCのジャーム化、ヤンデレか……?
GM:やばそうなら部分picにしますが
GM:ひとまずは上の要素の全て或いはいずれかを持ってるヒロインがいるというわけ
銀 隆也:なるほどね。
GM:不良学生というのは 今回のシナリオだとPC間の繋がりを生むのに丁度いいかもですね
GM:つづいてライバル!
GM:銀さん、6D10オナシャス
銀 隆也:押忍!
銀 隆也:6d10
DoubleCross : (6D10) → 37[6,8,9,6,4,4] → 37
GM:研究者/防衛隊員/人ならざる怪物的な
GM:異性に目がない/世界制覇/憎悪
琴城 マリエ:らいば……る?
GM:やばそうな奴ばかりダイスから出てくるよォ~~~~~!?
銀 隆也:あっ、性格の6は「全てはゲーム感覚」みたいです先生!
銀 隆也:どっちにしろヤベエ
絢辻雪:すごいことになっている
GM:異性に目がないではなく「すべてはゲーム感覚」了解しました
GM:最後に協力者!
GM:琴城さん、6D10をお願いします!
琴城 マリエ:6d10
DoubleCross : (6D10) → 23[3,7,3,3,1,6] → 23
GM:UGNエージェント/カヴァーと同じ(つまり、エージェント)/ねむたげな眼差し
GM:常にビジネスライク/一攫千金/嫉妬
GM:お、ここはまとまりがある感じ
琴城 マリエ:ま、まだ大丈夫そう……!
絢辻雪:まだまし
銀 隆也:(比較的)まとも。
GM:じゃあ
GM:名前はこっちでパッと決めていきます D100で
GM:ヒロイン
GM:名前
GM:2D100
DoubleCross : (2D100) → 78[18,60] → 78
GM:伊藤ルミコ
GM:UGNなのでコードネームも
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 80
GM:“普遍存在”!
銀 隆也:ジャーム化させたがる"普遍存在"、怖いよ!
GM:やっぱ「敵」じゃない?こいつ……
GM: さておき、ライバル!
GM:2D100
DoubleCross : (2D100) → 56[15,41] → 56
GM:久保田 トウヤorハルカ
GM:どっちにするかはちょっと保留です
GM:防衛隊員(現状)なので、コードネームも
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 5
GM:“究極の支配者”!!!!????
GM:デカすぎ、コードネームの重みが
絢辻雪:気が早い
GM:最後に協力者
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10
GM:竹内 一郎or美弥子
GM:竹内一郎がいいな 竹内一郎になりそう
GM:コードネームはッ
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 34
GM:“雷鳴呼ぶ音色”!
GM:強そうだなこいつ
銀 隆也:真っ当に強そう
絢辻雪:コードネームチャートぜんぶつよそう
琴城 マリエ:普通に強そう
GM:ではNPCも決まったところで
GM:ハンドアウトもダイスが決めます
琴城 マリエ:全てを……ダイスが……
GM:ここではすべてがダイスで決まる、ダブクロ界のアスティカシア学園
銀 隆也:ダイスイズ神。
GM:それが『シナリオクラフト』です
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 3[2,1] → 3
GM:できました
【今回予告】
突如として現れ、暴走しながら「無差別に殺人を繰り返す」という凶行を繰り返す
強大な「暴走ジャーム」
そのジャームの傍に佇む謎めいた“普遍存在”
ジャームを追う防衛隊。
“エペタム”はジャームの目的を突き止めれば居場所が類推できるというが……。
DX3rd・シナリオクラフト
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉
GM:▽▽▽
GM:こんな感じで、かなりそれっぽくなったのではないでしょうか。それっぽくなりましたね?なりました。
GM:では、やっていきたいと思います。よろしくお願いします。
琴城 マリエ:よろしくお願いしまーす
絢辻雪:よろしくお願いします!
銀 隆也:よろしくお願いします!
GM:さて、OPに行く前に
GM:OPをやるための便宜上のPCナンバーを決めたいと思います
GM:それぞれOPの大まかな流れとして
GM:「PC1/ジャームに襲われたところをヒロインに助けられる」
GM:「PC2/ライバルに目標は俺/私達のモンだぜ~~~~!お前には渡さん!と挑発される」
GM:「PC3/協力者から調査を依頼される」
GM:というとこなんですが
GM:この枠が動きやすいなあ、とか
GM:自分ここがやりやすそうッス!とかありますか?
銀 隆也:個人的には2か3かな……?
GM:特に強い要望がなければこっちでサヴァッと決めさして頂きやす
絢辻雪:こっちは1がそれっぽいかな
琴城 マリエ:2か3かな~?
GM:ほう!そう来ましたか……。
GM:いいでしょう。では、オープン・ザ・ゲーム!
OP1
GM:OP1
シーンプレイヤー 絢辻雪
GM:登場ダイスをどうぞ
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (33 → 40)
GM:ある日のこと。
GM:絢辻さんは現在半ばニートということですが、普段どうしてますか?外出とか
絢辻雪:普通にしてます
絢辻雪:貯金を切り崩してダラダラしてる高等遊民(意味あってる?)です
GM:セレブだ!流石は支部長だぜ
GM:すっかりそんな暮らしも昨日と同じ今日になってしまった頃。
GM:あなたが帰宅に向けて歩いていると
GM:フッ
GM:と、空気の質が一変します。あなたの体内を駆け巡るレネゲイドが、戦いに備えて感覚器官に警告を与えます。
GM:《ワーディング》発生の気配。
絢辻雪:「……はぁ」気だるげな吐息と共に、思考が切り替わる。
絢辻雪:音もなくリボルバーを取り出す、どうせ咎める者は皆意識がない
絢辻雪:「……教えとくか」最寄りの支部に連絡するべく、片手でスマートフォンを取り出します
GM:キミがスマートフォンを取り出したのと同時、壁が弾け飛び
GM:既に人ではなくなった異形が姿を現す!
ジャーム:「オオオオオッ!」人狼めいた異形──おそらくはキュマイラ発症者!
ジャーム:キミの姿を認めた瞬間、凄まじい勢いで鋭い爪を繰り出す!
絢辻雪:……反射的に後退。
絢辻雪:(屋内にいた?)(キュマイラ?)(これはジャームか)思考がノイマンばりの速度で展開されるが、役立ちはしない。
絢辻雪:絢辻は射撃タイプの戦闘者である、不意を討たれてこの距離では為すすべもなく。
絢辻雪:必然的に爪は、彼女の身体に深々と突き刺さる。噴き出す鮮血。
絢辻雪:どう見ても致命傷、だが目までは死んでおらず。
絢辻雪:「……御盾殺陣」傷口から、極大のレネゲイドが励起する
“普遍存在”:《領域の盾》
“普遍存在”:それは、どちらの攻撃を庇ったものなのか
GM:一瞬のことで判然としなかったが、
GM:0距離に肉薄していたキミと怪物の間合いが突如として分断され
ジャーム:「……う、うぅううううう!」怪物は頭を振り、姿を消す。
ジャーム:《瞬間退場》だ。
“普遍存在”:「駄目ですよ」
“普遍存在”:「あなたは、こんなところで死んでしまっては」それも、どちらに向けた言葉なのか。
“普遍存在”:今一つ判別の難しい、曖昧な呟きであった。
絢辻雪:「UGN?」簡潔に尋ねる、傷口は瞬く間に修復されている
“普遍存在”:「チルドレンです。初めまして」
“普遍存在”:「“普遍存在”。そう名乗っています」
“普遍存在”:「“十赫官”の高名は聞いています」
“普遍存在”:「コネ入だとうわさする人もいますけど」
“普遍存在”:「そんな人が生きてるわけないですよね。あれだけのことがあった後で。部下もまったくと言っていいほど無事。優秀な人です。貴女は」
絢辻雪:「……そう」表情を歪めながら緩める
絢辻雪:「口がよく回るようね」
絢辻雪:「さて、支部に寄らせてもらうよ」
絢辻雪:「そっちにとっても、有難いでしょ」
“普遍存在”:「そうしてください。私は追います。」
“普遍存在”:「また会えるといいですね。恐いですけど。恐い人です。貴女は。」
絢辻雪:「は?」
絢辻雪:「………………はぁ」
“普遍存在”:「人格の話ではなく。実力のある超人が、私は恐いんです。」
絢辻雪:「そっちじゃない」
絢辻雪:「あんた、本気で一人であれを追い回すっての?」
絢辻雪:「私を置いて?」
“普遍存在”:「はい。追跡は得意ですから。」
“普遍存在”:「はい。恐いですから。同類といるのは」
絢辻雪:「知らないよ、そんなこと」
絢辻雪:「あんたをはいそうですかと見送って数時間以内にあんたが八つ裂きにされたらさあ」
絢辻雪:「私の胸が痛むのよ」
絢辻雪:「あんたの選択肢は二つに一つ」
絢辻雪:「私と一緒に支部まで帰るか、私と協力してアレを探すか」
絢辻雪:「どっちかだよ」
“普遍存在”:「それは」
“普遍存在”:「命令ですか?もし違うなら」
“普遍存在”:「“命令”してください。いま」
“普遍存在”:「気絶寸前なので」
“普遍存在”:「命令なら、納得できます。チルドレンですから」
絢辻雪:「いや、私はあんたの上司じゃないから。そんな権限ないない」
“普遍存在”:「……なんですか。気絶しますよ」
“普遍存在”:「貴女は憧れなので、かなり無理して話していますが」
絢辻雪:「選ぶのはあんた。私は付いてくだけ」
絢辻雪:「……ファン?」
“普遍存在”:「苦手なんです。人と話すのも、つるむのも」
“普遍存在”:「書いてますよね?小説」
絢辻雪:「ああ、サインなら後で上げるよ」
絢辻雪:「で、どうすんの」
絢辻雪:「別に一緒に話せとは言わないから、さっさと決めてくれる?」
“普遍存在”:「……………」あなたの目と
“普遍存在”:去って行ったジャームの方を交互に見て、逡巡の後
“普遍存在”:《不可視の領域》+《ディメンジョンゲート》。
“普遍存在”:足元に広がった影が超自然のポータルを生む。
“普遍存在”:「サインは結構。嬉しすぎて止まりますので。心臓が」
“普遍存在”:「握手だけお願いしてもいいですか。これから“追跡”します。貴女と私で」
絢辻雪:「いいよ、じゃあそういうことで」
絢辻雪:折角なので《不可視の領域》発見対決したいんですが、どうですか
GM:いいですね!やりましょう
絢辻雪:では
絢辻雪:10dx+1
DoubleCross : (10DX10+1) → 10[1,1,2,2,5,7,7,8,10,10]+10[2,10]+8[8]+1 → 29
GM:つ……強い!
“普遍存在”:3DX+5
DoubleCross : (3DX10+5) → 8[1,3,8]+5 → 13
“普遍存在”:流石ですね
GM:では、少女の足元。影の向こうに無数の路が浮かんでは消える、特殊な領域をあなたは見ることができます。
絢辻雪:「変わったゲートだね、それ」握手しながら、何気なく呟く
“普遍存在”:「数少ない取り柄ですから。ありがとうございます。」
“普遍存在”:「一生洗いません。こっちの手は」
“普遍存在”:影が広がり、秘密の追跡路へあなた達を導く。
“普遍存在”:「洗うくらいなら、切って飾ります」
“普遍存在”:「ありましたね。そういう著作、先生のやつに。好きですよ。特に“裏窓”を連想させる中盤の展開からの捻りが」
“普遍存在”:「………ファングッズみたいで素敵ですね。他の人にはしないでくださいね」
絢辻雪:「まあ、切っても生えてくるかもだけどさ」ツッコミを諦めた
GM:シーンカット。“普遍存在”に対するロイスの取得が可能です。
絢辻雪:今は保留 力をためる
GM:了解!
OP2
GM:シーンプレイヤー 銀 隆也
GM:登場ダイスをどうぞ
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (35 → 45)
銀 隆也:グワーッ
GM:ぐえーっ
GM:大丈夫、まだ慌てるような数字じゃない
GM:キミがオーナーを営む“シルバーバレット”には、今日も今日とてトラブルが舞い込む。
GM:営業開始前。キミがカウンターで準備をしていると
GM:店舗に通じる階段を、ずかずかと踏み入る足音が聞こえてくる。
GM:団体客。一般人や酔客ではない。統率されたリズム。軍靴の響きだ。
GM:その中にふたつ。響きの異なる音があることも、君は察知するだろう。
GM:ひとつは、他の足音より遥かに重く、歪。もうひとつは逆に、軍人にしてはあまりに軽やか。靴もパンプスだ。
GM:ドアがやや乱暴に開かれ、店内に複数の兵士が侵入する。
GM:いずれも野戦服と装備。防衛隊のものだが、正規戦部隊ではないことはあきらかだ。
銀 隆也:「……団体の予約は入ってないんだが。客なら、もう少し品のある入り方をしてもらいたいもんだ」
銀 隆也:カウンターの中。眠たげな仏頂面で、流し読みしていた新聞を畳みながら。
久保田ハルカ:「それは失礼。ただ、こちらも任務でねえ」
久保田ハルカ:兵士をかき分け、白衣にピンヒールの女が顔を出す。
銀 隆也:「後ろ暗いことがないわけじゃあないがね。それを叩くのは警察の仕事だろうに」
久保田ハルカ:「まったくだ!私も、キミが普段どんな仕事をしているかはまあ……別に取り沙汰したいわけではないが」
久保田トウヤ:「この女はお前のとこの使い走りだろう」
久保田トウヤ:女の背後から、歪な足音の主が姿を現し
久保田トウヤ:琴城マリエの写真をカウンターに置く。
久保田トウヤ:男の身長は2m近い。身体の内からは、人とはことなる鉄の呼吸音。義体化兵士だ。
銀 隆也:「……使いっ走りでも、ましてや従業員でもない。だがまあ、関係がないわけじゃあない」
銀 隆也:「──話は聞いてやる。だがな、まずは──」
銀 隆也:連中を一瞥。ひのふの、と心の中で人数を数えて。
銀 隆也:「ここは酒を飲む場所だ。せめて一杯飲んでいけ。……代金は要らんさ」
銀 隆也:丁度人数分。ショットグラスに度の強い無色透明の液体を注ぎ、カウンターの上を滑らせる。
久保田ハルカ:「気持ちは有難いが、遠慮させてもらうよ。職務中は」
久保田ハルカ:「遊びにこそ力を入れないと。これは私のモットー」
銀 隆也:「そうかい。まあいいさ、社交辞令のようなもんだ。……で」
銀 隆也:「どうやら愉快な話じゃあなさそうだが」
久保田トウヤ:「ここへは」
久保田トウヤ:ハルカを追い越し、カウンターへ。ショットグラスを一気に煽ると
久保田トウヤ:キミを睨むように見据える。
久保田トウヤ:「警告に来た。あの女」
久保田トウヤ:「"ヴァルマ・カライ"。そいつがUGNと組んで追っているモノから」
久保田トウヤ:「手を引くように伝えておけと」
銀 隆也:「……確かに仲介はしたな。いつものように、詳細はUGNが直接伝えるという話だった」
銀 隆也:「あんたらの装いを見れば、まあ割の合わない仕事なんだろう。……ああ、聞いた話は伝えよう。だがな」
銀 隆也:手つかずのグラスはそのままに、新しくもう一つ。グラスに同じ液体を注ぎ、一息で煽って。
銀 隆也:「一度手を付けた仕事から引くか、続けるか。それを決めるのはあいつ自身だ。そして、あいつが手を引かないなら──」
銀 隆也:「──俺は、厄介な仕事を押し付けた側として、最後まで責任を取るつもりだ」
久保田トウヤ:「そうかい。……後悔するなよ」肩を怒らせつつ、一度視線を切って、二の句を継ぐ。
久保田ハルカ:「流儀を貫く。悪くない選択だ。後悔のないようにね」肩を竦め、ふ、と息を漏らす。
“アウトクラトール”:「「もし問題を起こすことがあれば“アウトクラトール”がお相手しよう」」男と女から、異なる声音でまったく同音の言葉が、同時に発せられる。
久保田ハルカ:「……おっと!」悪戯がバレた子供のように微笑むと、ウインクをひとつ。
銀 隆也:「──それがアンタの、いや。アンタたちの名か。助かるよ、ジョン&ジェーンからの伝言じゃあ締まらない」
久保田ハルカ:「よくできてるだろう?これ」
久保田ハルカ:「ハードウェアは米軍からの贈り物でね」こつこつ、と男の義体化された身体をノックする。
久保田トウヤ:不愉快気に女を睨む。
久保田ハルカ:「脳は同じだよ。7割がたは」
久保田ハルカ:「身体が違うとどの程度精神が変わるか。シンドロームに影響は?ちょっとしたお遊び……」
銀 隆也:「……税金は世のため人のために使ってもらいたいもんだ」
銀 隆也:はあ、と酒臭いため息を吐いて。頭痛を堪えるように眉間を親指で強く抑える。
GM:兵士たちは告げるべきことは告げたとばかりに、撤収します。
銀 隆也:カウンターの上、自分の分と合わせて二つだけ空になったグラス。そして、"客"が残して行った写真。
銀 隆也:それらを少しの間、ぼんやりと眺めて。
銀 隆也:「……責任ね。どの口が言うのやら、だが──」
銀 隆也:「請け負った以上は最後まで、だ」
銀 隆也:それはたった今の伝言のことなのか、厄介なことになっている"仕事"のことなのか。自分でも判然としないまま、またため息を吐いて。
銀 隆也:なんとなく、飲み足りない気がして。空にしたばかりのグラスに手を伸ばした。
GM:シーンカット!ライバルの
GM:久保田ハルカもしくはトウヤ、それか“アウトクラトール”に
GM:ロイスを取得できます 一気に3つ埋めてもいいぜ!(PC間ロイスもあるから選択は慎重に)
銀 隆也:では、究極の支配者に「興味/■脅威」、この1つで!
OP3
GM:シーンプレイヤー 琴城 マリエ
GM:登場ダイスをどうぞ
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (35 → 42)
GM:“シルバーバレット”の元へ防衛隊の一隊が訪れる少し前のこと。
GM:あなたのもとに、一人の男が訪れていました。UGNエージェントである彼が、今回の仕事の依頼人です。
竹内一郎:「キミが"ヴァルマ・カライ"?」
竹内一郎:名前を尋ねると、答えより先に大きなあくびをひとつ。
竹内一郎:「ごめん、夜型で。さっきまで寝てたもんで……」
琴城 マリエ:「マジ不健康じゃん」
琴城 マリエ:手元まである袖を弄りながら、桃色の瞳を細めてケラケラと少女が笑う。
琴城 マリエ:「そーだよ。アタシが"ヴァルマ・カライ"」
琴城 マリエ:肩出しの白いニットと、サスペンダーで吊られた艶のある素材のミニスカート。黒タイツ越しに惜しげも無く晒された脚を組んで、挑発的に笑む。
琴城 マリエ:「アタシを訪ねてきたってことは、お仕事だよね? 所属はどこ? ……いや、待って。当ててみるから」
琴城 マリエ:じぃー、と眠たげな瞳や、ぼさっとした髪、アイロンの掛かってないシャツ……なんかをひとしきり見て、
琴城 マリエ:「UGNでしょ」
竹内一郎:「ご明察」肩を竦める。
竹内一郎:「“エペタム”。雷鳴を呼ぶ音色という意味で、仕事の時はこう名乗るようにしている」
竹内一郎:「僕を呼ぶときにはぜひ、そう呼んで欲しい」
琴城 マリエ:「あはっ。勘が当たっちゃった」
竹内一郎:「締まらないだろ?竹内一郎。昭和か!って感じで」
琴城 マリエ:「ええ~? カワイくない?」
琴城 マリエ:「イチローくんって悪くないと思うけどな~」
琴城 マリエ:「ま、でもコードネーム呼びはリスク管理のキホンだもんね。おっけーおっけー」
琴城 マリエ:脚を組み直す。「それで? どういうお仕事かとー、あとどれくらい報酬出せるかとー」 指折り。
琴城 マリエ:「その辺詳しいこと教えてよ」
竹内一郎:「“シルバーバレット”からも大まかな説明はあったと思うけど」
竹内一郎:「ある“ジャーム”を追っている」
琴城 マリエ:「あ~、うん。ジャームハントってゆーのは聞いてる」
竹内一郎:「そいつはFH傘下の研究施設から逃げ出したモノで」
竹内一郎:「連中は“ザイゴート”と呼んでいた。それがコードネーム」
琴城 マリエ:「ふんふん」
竹内一郎:「そいつを見つけてハントして欲しい」
琴城 マリエ:「あはっ。シンプルでいいじゃん」
琴城 マリエ:「生死問わず? 殺しちゃった方がいーのかな。ジャームだし」
竹内一郎:「危険なジャームだ。こいつは施設逃走からこっち」
竹内一郎:「無差別に、出くわした人間を片っ端から殺している。判断は委ねるが」
竹内一郎:「凍結保護は不可能と判断しても、責める者はいないだろうね」
琴城 マリエ:「え~、超ヤバいヤツじゃん」 愉しそうにころころと笑う。
琴城 マリエ:「殺しちゃってもいーならそっちのが楽だし、アタシは大歓迎~」
琴城 マリエ:「いいよ、請けたげる。って言いたいとこだけどさー」
琴城 マリエ:「肝心な話。まだしてないじゃん」
竹内一郎:「報酬だろ?わかってるよ」
琴城 マリエ:「そーそー。アタシにいくら出せるかってとこが超大事だから」
竹内一郎:「まず、これが前金」
竹内一郎:懐から封筒を取り出すと、テーブルの上を滑らせるようにキミへ差し出す。
竹内一郎:「成功時の報酬は、活躍次第だけど」
竹内一郎:「そうだな。最低でも相場の倍は出そう。……条件がひとつ」
琴城 マリエ:封筒を手に取り、中身を早速確認する。「へー、ふぅん~。結構いいじゃん」
琴城 マリエ:「条件?」
竹内一郎:「討伐の報酬は君に譲るよ。首尾よく運べば全額譲ってもいい」
琴城 マリエ:目を細める。「めっちゃ気前いいじゃん」
竹内一郎:「功績はこちらが貰う。僕が実際に手を貸すかどうかは別として」
琴城 マリエ:「あー、そゆこと? 手柄だけ欲しいってワケ」
竹内一郎:「僕は堅実派でね」
竹内一郎:「君への報酬と、僕の金銭的有益性は、それでつり合いがつく」
竹内一郎:「あくまで計算上は」
琴城 マリエ:「アタシは報酬さえもらえたらそれでいーし。いいよ、その条件も呑んだげる」
琴城 マリエ:(裏がなくもなさそーだけど、まっ、約束反故にしてきたらそん時考えよっと)
琴城 マリエ:「アタシはいっぱいお金もらえたほーが嬉しいし」 これは本当。
琴城 マリエ:「じゃ、さっそく」 立ち上がってスカートを手で直す。
琴城 マリエ:「依頼にかかるから。なにかあったら連絡よろしく~」
竹内一郎:「任せたよ。約束は守る。これでもUGNだからね」
琴城 マリエ:「えー、なに? 心読める系?」
琴城 マリエ:「勝手に覗いたらセクハラだかんね」
竹内一郎:困ったように笑って、キミを見送る。
琴城 マリエ:待ち合わせ場所だった店を抜け、うーんと伸びをしながらあれこれ考える。
琴城 マリエ:(銀さん経由で話来たってことは、なにか掴んでるかな~。調べるのだるいし、先聞いてからにしよ)
琴城 マリエ:ポシェットに入れた封筒の重みはなかなかのものだ。成功報酬も悪くない。
琴城 マリエ:「あー、アタシ生きてるって感じする~」
琴城 マリエ:独り言ちながら、スマホを取り出し。馴染みのオジサマへの文面を指が叩いた。
GM:シーンカット!
GM:依頼人である竹内へロイスを取れます
琴城 マリエ:"エペタム"(イチローくん) ◯有為/警戒 で取得~
琴城 マリエ:いじょ
GM:あ、次のシーンに移る前に
GM:琴城さんは、報酬に関する話を振ってくれたボーナスで
GM:竹内から前金を得ることに成功しました。
琴城 マリエ:やった~♡ イチローくんマジ助かる
GM:具体的にはセッション中に使える財産P3点を入手します。
琴城 マリエ:美味しい~ そしたら手持ちと合わせて財産点5点になる! めもめも
GM:また、今回の任務では
GM:NPCカードで“エペタム”(シンドローム:ハヌマーン/ブラックドッグ)を使うことができます。
GM:ただし、竹内一郎が戦闘に参加するごとに、必要経費として琴城さんの成功報酬が減額されていきます。
琴城 マリエ:有料NPCカードじゃん
GM:具体的には財産点があれば2ポイント、なければ配布経験点が-2点されます。協力無くても倒せるので
GM:無課金を推奨します。
琴城 マリエ:無課金縛りやっちゃお せっかくのお金減らしたくないし~
琴城 マリエ:でも生きて帰ってナンボだから困ったら頼る♡
GM:了解!
ミドル1
GM:【ミドルシーンフェイズ】
GM:シーン1
GM:シーンプレイヤー 絢辻雪(ほか登場可能)
GM:絢辻さんと伊藤が暴走ジャームを追っているところに他の人が合流するフェイズです。
GM:登場者はダイスをお願いします
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (42 → 44)
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (40 → 41)
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (45 → 51)
GM:シーンインの前に、ヒロイン邂逅チャート
GM:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1
GM:[目標]を少しだけ鎮めてくれた
GM:暴走するジャームを、一時的に鎮静化させて撤退させました。
GM:キミと“普遍存在”は影のポータルを介し、その向こうに広がるエネルギー帯の通路を通って、標的を追跡する。
GM:空間上には無数の光景が浮かんでは消えを繰り返しているが、“普遍存在”は迂闊に触らないように警告する。
GM:いわく、
“普遍存在”:「バラバラなんです。ここでは。時間も空間も」
“普遍存在”:「連続性はありません。その窓の先に繋がっているのが私たちの知る現代とは限りませんし」
“普遍存在”:「同じ世界ですらないかも。ここを自在に移動して、安全に通行できるのは」
“普遍存在”:「私だけです。精神衛生上のテンションに左右されるところはありますが」
絢辻雪:「ちょっと、不安になること言わないでよ」
絢辻雪:「というか空間はともかく時間や世界線までごった煮って……」
絢辻雪:「あんた本当にただのチルドレン?」
絢辻雪:「知られたら色んな組織が欲しがるわよ、こんなの」
“普遍存在”:「複合発症ですから。バロールとの」
“普遍存在”:「私などは、どこにでもいる普通のオーヴァードですよ。この能力も」
“普遍存在”:「完全に制御できているとは言えませんし、だからこそ“こう”なんです」
“普遍存在”:「基本は地点AとBを繋ぐトンネルのスクリーンに、役に立たない情報が浮かんだり消えたりする。それだけです。これは」
絢辻雪:「役に立たないってことはないでしょ」
絢辻雪:「あんた一人じゃ活かすのが難しいのは本当かもしれないけど」
絢辻雪:「制御できないだけでタイムスリップも世界線移動も一応可能なんでしょ、その言い方じゃ」
絢辻雪:「あんた絶対これから他人に見せちゃダメだからね、こんなすごいもの」
絢辻雪:「実験台にされても知らないわよ」
“普遍存在”:「はい。原則、ここに来れるのは私だけですから」繋いだ手を振って見せる。
“普遍存在”:「これがないと、他の人は入ってこれないです。それと」
“普遍存在”:「役立つかどうかですが……そうですね。たまには。ほら」
“普遍存在”:指し示した先の窓には、君たちが追うジャーム“ザイゴート”の姿。
“普遍存在”:「居ました。1分後の光景ですが、場所と時間がわかれば充分」
“普遍存在”:「お先にどうぞ」
GM:窓を拡げると、先に出るように示す。
絢辻雪:「はいはい」能力の都合があるかもしれないので、素直に従う。
GM:ぐりん、と。
GM:世界が裏返るような感覚と共に、キミは見慣れた街の一角へ姿を現す。
絢辻雪:「うぇ……吐きそう」こみ上げる悪心を当然の如く捻じ伏せ、“ザイゴート”の姿を捕捉
“ザイゴート”:キミを襲った人狼じみた姿。
“ザイゴート”:その爪が、一般人に目掛けて振り下ろされかけたその時
“普遍存在”:振り上げた腕の先に、窓が広がる。
“普遍存在”:「キャッチ」
“普遍存在”:空間をでたらめに拡げると、“ザイゴート”の手足を取り込み、能力を解除。
GM:空間ごと切断されたジャームの半身が、虚無へと放逐される!
絢辻雪:「やるじゃない」リボルバーを構え、間合いを測る
“ザイゴート”:「!!!!」苦悶の咆哮をあげると、でたらめに残された腕を振り回し───
“普遍存在”:「がはっ」
“普遍存在”:反撃を受けた“普遍存在”の身体がくの字に吹き飛ぶ。
“普遍存在”:停車していた無人車両に激突!その身体が、鉄の車体をクッションに沈み込む!
“普遍存在”:「苦手です。これだから戦闘は……」
絢辻雪:「普遍存在ッ!!」彼女に代わって一般人の盾となるべく、敵の下に駆け寄らんと踏み込む
絢辻雪:走りながら一発、二発と撃ち込み、ダメージは与えるが一顧だにされず
“ザイゴート”:両断された半身が、更なる異形を備えた姿で再生する。
“ザイゴート”:自身へ向けての銃撃を認識すると、そちらへ向けて攻撃を繰り出そうと、異形の腕を───
琴城 マリエ:弾着。 ──遅れて、微かな銃声。
琴城 マリエ:振り被ろうとした異形の腕から力が抜け落ち、重力に従ってだらりと下がる。
琴城 マリエ:続けざまに、ニ発。両膝裏に着弾。
琴城 マリエ:生まれたばかりの脚もろとも、地面に膝を付く。
琴城 マリエ:「あっは♡ 大したことないじゃん」
琴城 マリエ:艶消しの愛銃を構えた金髪の少女が、異形を見据えて嘲るように笑んだ。
銀 隆也:少女の放った銃弾に、遅れること2秒。もうひとつ、今度は雷鳴と銃声が合わさったような轟音。
銀 隆也:「勝ち誇るのはいいがな、こういう場合──」
銀 隆也:「トドメを刺した後に笑うもんだ。まあ奴さん、この程度でくたばる相手じゃあなさそうだが」
銀 隆也:何の変哲もない──大型で、それなりの手が加えられているものの──拳銃から放たれた弾丸は。獣の頭蓋を撃ち抜き、纏った雷撃がその脳髄を焼く。
琴城 マリエ:「また小言~? そーいうとこ、オジサンっぽいって言われない?」
絢辻雪:「……助かったよ、お二方」
絢辻雪:「あなたたちもUGN側……でいいのかな」言いながらリボルバーを素早くリロード
琴城 マリエ:「UGNから依頼受けて来ました~。"ヴァルマ・カライ"でーす」
銀 隆也:「……UGNの"十赫官"、絢辻さんだな。"シルバーバレット"でも銀でも、好きなように呼んでくれ」
銀 隆也:いちおうイリーガルとして登録はあるはずだ、と。少女からのオジサン呼ばわりに、仏頂面の皺を深めつつ。
絢辻雪:「そう。ま、助けてくれたんだからFHだろうが今は気にしないけど」
銀 隆也:「大らかで助かる。……まあ、今言った通り。助かったかどうかは分からんが」
銀 隆也:「──相当な厄ネタだぞ、そいつは」
琴城 マリエ:「頭ブチ抜かれててまだ動いてんだけど……キモ……」
琴城 マリエ:明らかに異形の動きを見せる怪物の挙動に、あからさまに厭そうな顔をする。
絢辻雪:「この人数でダメなら本部エージェントでも持って来いって話よ」
“ザイゴート”:頭を打ち抜かれた“ザイゴート”が
“ザイゴート”:痙攣したかと思うと、身体がちりぢりに捲れ上がり、
“ザイゴート”:分裂した肉体のひとつが、排水溝へと潜り込み、姿を消します。《瞬間退場》。
GM:残された身体のいくつかは、レネゲイドによる結合を失ったのか
GM:その場にこてり、と機械部品のような無機質さで転がり込む。
琴城 マリエ:「このっ!」 異形の動きに反応して一発撃ち込むも、その部位だけが千切れて残っただけに終わった。
絢辻雪:「めんどくさいやつだ……」
琴城 マリエ:「サイアク。また探し直しじゃん」
絢辻雪:「普遍存在!! 生きてる!?」チルドレンに呼びかける
銀 隆也:「そう嘆くものでもない。こうしてまずは追いついたはいいが、奴に関しちゃわからないことだらけだ」
銀 隆也:「……なぜか巻き込まれてる支部長殿と、その連れらしい子のこともな」
銀 隆也:面倒くさい、とでも言いたげな声色で。それでも、現状を淡々と述べながら。やはり面倒くさそうに、拳銃を背広の懐に仕舞う。
琴城 マリエ:「ここで仕留められたら一番速かったのは確かだし~」 膨れっ面で残った部位を足でつんつんしている
“普遍存在”:「生きてますよ。オーヴァードです。これでも」
“普遍存在”:「とりあえず。力を貸してくれると有難いですが。」
絢辻雪:「この人らはUGNに雇われたって話だし、そこは問題ないでしょ。……だよね?」
“普遍存在”:「ああ。いや。追跡の件ではなく」
“普遍存在”:「物理的にですね。私の力では」埋まった車体を指して
“普遍存在”:「出れませんので。ここから」
琴城 マリエ:「ウケる」
絢辻雪:「えー……私、膂力は微妙なんだけど」
絢辻雪:「誰かキュマイラとか持ってる?」
琴城 マリエ:「そんなの」 ちらと後ろを見る 「適役がいるじゃん」
琴城 マリエ:「ほらオジサマ~。がんばれ♡がんばれ♡」
銀 隆也:「そうなると思ったよ。……手を貸そう、何はともあれ──」
銀 隆也:「一度、現状を整理して相談しなきゃ話は進まないだろうからな」
銀 隆也:盛大にため息を一つ吐いて。するりと上着を脱いで、肉体労働に従事し始めた。
絢辻雪:「はあぁぁ……また面倒なことになってきた」
絢辻雪:「ちくしょう……こんな状況で傍観できるほど私の心が腐っていれば、な」
GM:シーンカット 固定シーンなのでロイスだけ取得可能です
琴城 マリエ:“ザイゴート” 執着/◯キモ で取得
絢辻雪:“普遍存在” 〇庇護/警戒
銀 隆也:琴城さんに「庇護/■不安」、絢辻さんに「■誠意/同情」で!
ミドル2
GM:シーン2
GM:ここからは一番侵蝕率低い人がシーンプレイヤーになります
GM:今回のプレイヤーは
GM:……2連続絢辻さんだ!
GM:他の人も登場可能です
銀 隆也:出ましょう!レッツリサーチ。
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (51 → 60)
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (44 → 53)
銀 隆也:わあい
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (41 → 43)
絢辻雪:きみたち……
琴城 マリエ:ちょっと高ぶっちゃってえ♡
GM:まず
GM:情報収集のテンプレートを出します
■情報収集テンプレート
難易度9(UGN/裏社会/噂話)
アドヴェント シーン数:7
GM:シナリオフラグ発生条件のプライズポイントが
GM:デフォルトだと10なんですが、これは5人チームを想定した数字なので
GM:引き下げて
GM:プライズポイント6で発生とします。 達成値10以上を3回
GM:20以上を2回出せばクライマックス突入というわけ
琴城 マリエ:それなら全然いけそ~
銀 隆也:全てを理解!
GM:あと今回のシナクラでは
GM:イベントチャートでエネミー戦闘が発生した場合、実際に戦闘進行にせず
GM:フレーバーか簡易戦闘で処理します。
琴城 マリエ:おっけー。時間掛かるもんね
GM:ではまずイベントチャート
GM:どうしようかな
GM:折角だしシーンプレイヤーに回してもらおう。絢辻さん2D10振ってもらっていいですか
絢辻雪:2D10
DoubleCross : (2D10) → 8[5,3] → 8
GM:5→ライバルの活動 3→妨害/エネミーチャートへ
GM:いきなり襲ってくる!!!!
琴城 マリエ:急展開!!!
銀 隆也:ウワーッ襲撃!
GM:まあシナリオ上アーミーが襲ってきたことにして ここはフレーバーとしましょう。
GM:情報調査しているあなた達の元に、防衛隊からの妨害が来るということで
GM:戦闘進行は発生なしなので、情報収集も振ってもらおうかな
GM:上のテンプレートから特異な情報技能があればそれを使って、社会でデカい目が出たヒトの数字を採用です。どうぞ
銀 隆也:了解デース。では噂話で!
銀 隆也:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[3,6,9]+1 → 10 → 成功
銀 隆也:10に乗ったので自分はこれで!
琴城 マリエ:じゃ、裏社会でいこっかな~ 情報収集チーム使っちゃお
琴城 マリエ:2dx+1+3>=9 裏社会
DoubleCross : (2DX10+4>=9) → 6[5,6]+4 → 10 → 成功
絢辻雪:情報:UGN 要人への貸しを一つ返してもらってダイス+3
琴城 マリエ:びみょー まあ10にのったしこれで!
絢辻雪:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 9[3,6,8,9]+3 → 12
絢辻雪:ふつう
GM:では一番でっかい支部長の数字をとって
GM:PP2/6ですね
GM:情報チャート!
GM:1D10
DoubleCross : (1D10) → 3
GM:3:ヒロインと強い繋がりを持っている
GM:そうなんだ……!?
琴城 マリエ:まさかジャーム化する前は……
絢辻雪:なるほどね
銀 隆也:エモの香りがする……
GM:キミ達が場所を移そうとすると、《ワーディング》が発生する。
“アウトクラトール”:「「おや、おや、おや!」」
久保田ハルカ:「不審な反応を追って来てみれば、早速とはねえ」
久保田トウヤ:「警告したはずだぞ?店主」
琴城 マリエ:(うぇー。あからさまに悪役って感じじゃん)
琴城 マリエ:「え~何? めんどくさいタイプの客?」
絢辻雪:「誰?」端的に
銀 隆也:「ああ、実に面倒な客だよ。……こいつらがさっき言った厄ネタ。真ん中の二人はともかく、他の連中の装備を見て分かる通り──」
銀 隆也:「我が国が誇る防衛隊の皆様だ。どこの所属かまでは分らんが」
琴城 マリエ:「ヤバ。さっき言ってたやつかぁ」
絢辻雪:「ふぅん……ストレンジャーズかな。それとも別口?」
久保田ハルカ:「初めまして。私は“究極の支配者”」
久保田ハルカ:「お察しの通り、防衛隊に雇われていてねぇ。“被検体N-18”は」
久保田ハルカ:「我々としても非常に興味深い存在だ。確保に関してはこちらに一任してもらえると」
久保田ハルカ:「お互い、苦労が少なく済んで有難いのだが?如何かな。UGNの人」絢辻さんに。
絢辻雪:「いや、私にそういう権限ないんで」
絢辻雪:「そうしたいなら、ここの支部長に話通してもらえます?」
絢辻雪:「ぶっちゃけ今から支部で相談する予定だったから、こう」
絢辻雪:「今の段階で言われても困っちゃうなって」
久保田ハルカ:「キミに判断する権利はないと。成程、成程」
久保田ハルカ:「対戦相手でさえないと言うなら、残念だが仕方ないな」
久保田ハルカ:「後のことは、私に一任するよ」トウヤを見上げて一言告げると、その場を去る。
久保田トウヤ:「了解。……こちらコマンドα-6。ジャームを発見」キミ達を見据えて、何処かへと無線で連絡する。
琴城 マリエ:(感じ悪~。ま、ここの支部がどう動くにしても、アタシは手引かないけど)
久保田トウヤ:「対象は“被検体N-18”からの感染と推測される。滅菌処理の許諾を要請する」
GM:トウヤの言葉に併せて、フル装備の兵士たちが銃口をキミ達に向ける。戦闘態勢!
琴城 マリエ:「は? 意味わかんないんだけど」
琴城 マリエ:「どーいうつもりか知らないけど、アタシは手引くつもりないから」
“普遍存在”:「ここで。この人たちの相手をしても仕方ありません。」
“普遍存在”:「退きましょう。戦ってもいいですが。」
“普遍存在”:「あくまで“ザイゴート”です。追うべきは。」
銀 隆也:「道理だな。それに──女の方が言っていただろう。雇われた、と」
絢辻雪:「そうだね、ロボと下っ端じゃ情報源にもならなそうだ」
銀 隆也:「禍根を断つには、あのジャームを狩るのが最速最短だ」
琴城 マリエ:「ターゲット先に取った方が勝ちなんだし」 銃を構える。最前列の兵士の胸に向けて、一発発砲。
琴城 マリエ:「そりゃもう、逃げるに決まってるっしょ!」 命中。装甲に阻まれて人体に重篤な損害が出るほどではない──が。
琴城 マリエ:まるでスイッチを切られたように、命中した兵士が昏倒する。
琴城 マリエ:「じゃねっ!」 そそくさと撤収の構え。短いスカートを翻して走り出す!
銀 隆也:「そいつが正解だ……!」
銀 隆也:牽制程度と理解しつつも、雷撃を纏う弾丸を、駆け出す兵たちの足元に打ち込みながら。ためらいなく退路へ走る。
絢辻雪:「殿はまかせなさい」
絢辻雪:「砂、砂、砂──三つ併せて、丘と為す」
絢辻雪:「──砂界丘」
絢辻雪:言葉と共に、周囲の建造物が砂と風化し、目くらましと障害物を兼ねた壁となる
絢辻雪:「じゃあね、また会わないことを祈ってるわよ」捨て台詞と共に退いていった
久保田トウヤ:「チィ……!」
久保田トウヤ:「奴らに先にアレを捕らせるわけにはいかん!追え、追え!」
GM:兵士たちが追跡を開始する中、君たちは一路撤退する。
GM:目指すは“ザイゴート”だ。防衛隊より先に、見つけ出し、確保ないし撃破せねばならない。
GM:シーンカット ロイスの取得と購入が可能
琴城 マリエ:ん~ここは保留かな
銀 隆也:自分もロイスは保留で!
絢辻雪:ロイス保留 購入はボデマ
絢辻雪:1dx+4 目標12
DoubleCross : (1DX10+4) → 10[10]+1[1]+4 → 15
絢辻雪:ちょろいぜ
銀 隆也:購入はホローポイント弾を狙ってみましょう。
銀 隆也:3dx10+3>=10
DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 7[6,7,7]+3 → 10 → 成功
琴城 マリエ:シューターズジャケット狙お~っと
琴城 マリエ:3dx>=13
DoubleCross : (3DX10>=13) → 10[1,9,10]+5[5] → 15 → 成功
琴城 マリエ:よゆー♡
銀 隆也:成功、マイナー空いてるみたいだしマリエさんにお渡ししときましょう。(マイナーで射撃武器での攻撃力+3,使い捨て)
琴城 マリエ:余ってるウェポンケースにしまっておきまーす
琴城 マリエ:あっマジ? じゃあもらっちゃお~
琴城 マリエ:さんきゅー、オジサマ♡
銀 隆也:出せる人が大火力を叩き込むのは定石!定石だから!
GM:購入も終了!では次シーン
ミドル3
GM:シーン3
シーンプレイヤー
GM:侵蝕率順だとまた絢辻さんですねこれ 侵蝕ダイスの差が激しいぜ……!
GM:というわけで絢辻支部長はシーンプレイヤー、他は任意に登場可能です
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (43 → 44)
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (53 → 63)
琴城 マリエ:でっか……
GM:登場がウマすぎる
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (60 → 68)
絢辻雪:み、みんな……
銀 隆也:登場ど下手マンです。
GM:どんどん侵蝕率の差が拡がっていくよォ~~~~~~!?
■情報収集テンプレート
難易度9(UGN/裏社会/噂話)
アドヴェント シーン数:7
シナリオフラグ PP2/6
GM:イベントチャートは、つぎ琴城さんに振ってもらいましょうか
GM:2D10どうぞ
琴城 マリエ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[5,2] → 7
GM:ライバルの活動/共闘を申し出る
GM:こいつ情緒めちゃくちゃか?
絢辻雪:ええ……
琴城 マリエ:情緒不安定すぎる
GM:いや、やれるな。整いました。
琴城 マリエ:すご……
銀 隆也:落ち着けライバル!
GM:とりあえず情報収集先にやってしまいましょう。
GM:PPは2/6です
GM:ここで40出せれば一気にクライマックスですが
GM:まあ普通に10出せば全然成功圏内でしょう。どうぞ
琴城 マリエ:また裏社会でいきまーす 情報収集チーム使ってー
琴城 マリエ:3dx+1+3>=9
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 5[2,3,5]+4 → 9 → 成功
琴城 マリエ:ぎゃっ
琴城 マリエ:もーサイアク~ 残り二人の様子見ます
銀 隆也:押忍、では噂話で!
銀 隆也:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[7,8,9]+1 → 10 → 成功
銀 隆也:今回もピッタリ。
絢辻雪:さっきと同じように情報:UGNで要人への貸しを使用
絢辻雪:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 9[2,7,7,9]+3 → 12
絢辻雪:変わらず
GM:流石支部長だぜ!
GM:PPは4/6!
GM:情報収集チャート、どうしようかな……
GM:1D10
DoubleCross : (1D10) → 5
GM:オーヴァードを狙っているらしい。
GM:フム……
琴城 マリエ:普遍存在ちゃんが危ない
GM:では
GM:ここまで出てる情報でちょっと項目っぽくまとめてみましょう
▽“ザイゴート”について
情報1 FHの研究施設から逃亡したジャーム。
秘められた“ある性質”からUGNのみならず防衛隊からも追跡されている。
なお、収容していたセル自体はUGNのアタックと“ザイゴート”逃亡時の混乱により壊滅済み。
情報2 “普遍存在”伊藤ルミコは本来、追跡と調査を得意とし
戦闘行動を含む作戦への参加は消極的であるが、
本件に関しては自ら第二陣……つまり、逃走する“ザイゴート”の追跡および確保・撃滅を志願している。
情報3 当初は無軌道な逃亡と殺人を繰り返していると思われた“ザイゴート”であるが
その襲撃対象には特定の“パターン”が存在することが、これまでの行動から判明した。
犠牲者はいずれもレネゲイドウイルスとの適合比率が高い……即ち、“オーヴァードへの覚醒確率が高い”人物である。
襲撃の生存者に関しては現在、衝撃による不安定なジャーム化への転移を懸念し、ホワイトハンドによる確保・一時的な隔離措置が取られている。
また、死傷者に関してはその身体の一部もしくは全体が、“ザイゴート”により持ち去られていることが確認できた。
GM:以上が、現段階で判明している情報です。
GM:情報共有も兼ねて、一時的に……そうですね。折角なので
GM:シルバーバレットに集まっていることにしますか? もし希望のロケーションがあれば
GM:そちらにしましょう
銀 隆也:こちらとしては店を提供することに問題はなく!
琴城 マリエ:いいんじゃない? 折角だし~ フリードリンクだし~
絢辻雪:いいと思います
銀 隆也:飲んだ分だけ仲介料に上乗せするか……
GM:バー“シルバーバレット”
GM:防衛隊の追手から逃れた君たちは、銀 隆也の経営するこのバーへと退却している。
GM:タイミングを見計らったように、琴城マリエの携帯端末に着信が入る。
GM:発進主は“エペタム”。キミに依頼をしたUGNエージェントだ。
琴城 マリエ:「ん……」 通話を取る。ハンズフリーで。
琴城 マリエ:「もしもーし?」
竹内一郎:「どういうわけか」
竹内一郎:「防衛隊が動き出したのを確認したけど。そっちの首尾は?」
竹内一郎:「声の感じじゃ、無事そうだけど」
琴城 マリエ:「あったりまえじゃん、アタシがミスるわけないし」
琴城 マリエ:「防衛隊なら、さっきちょっかい掛けてきたけど」
琴城 マリエ:「置いて逃げてきちゃった。なんか趣味じゃないし、別に目的なわけじゃないし」
竹内一郎:「賢明な判断だ。流石と言うべきかな」
竹内一郎:「“ザイゴート”の方は、どうなってるかな」
琴城 マリエ:「それも逃げた。今から皆でその相談するとこ~」
竹内一郎:「既にチームも結成済みと。君を雇ったのは正解だったな」
竹内一郎:「ところで。さっきから音が響いてる気がするけど、そっちハンズフリーにしてる?」
琴城 マリエ:「んふふ、わかってんじゃーん。……ん? してるよ。銀さんもいるし」
琴城 マリエ:「なんで? してたら不味いの?」
絢辻雪:「…………」会話を静観している
竹内一郎:「できれば遠慮願いたいね。万が一だけど、君がチームにUGNの人員を入れてたりすると……」
“普遍存在”:「……竹内?」スピーカーフォン越しに聞こえる声に、ピンと来たように。
“普遍存在”:「昼行灯。支部から居なくなったと思ったら、人任せですか。いい御身分ですね」
竹内一郎:「…………こういうことがあるからさ」
琴城 マリエ:「あちゃー」
銀 隆也:「(……手遅れか)」 沈痛な面持ちで、絢辻さんにそっと暖かいコーヒーをサーブ。
琴城 マリエ:「それはさ、イチローくんが怒られるよーなことしてるからじゃない? アタシ悪くないよね?」
絢辻雪:「ありがと」コーヒーに口をつける
絢辻雪:(竹内……UGNの動きも一枚岩じゃない?)
竹内一郎:「ひとつ弁解しておくと、僕は仕事をサボっているわけじゃない」
竹内一郎:「正面からジャームを相手に斬った張ったするだけが、戦いではないということだ」
竹内一郎:「適切な人員を適切な問題に配備し、対処する。これもひとつの戦術であり、立派な戦い方だということは、胸に留めておいて欲しいね」
琴城 マリエ:「御高説アリガト~」
絢辻雪:「じゃあ、ここの支部長に伝えても問題ないのね?」
琴城 マリエ:「銀さーん、アタシカクテルがほしーい」 カウンターに両肘をついて、掌で顎を支えてにこにこ。
銀 隆也:「割り込み失礼。……琴城が依頼を引き受けた条件については聞いている。それについてと、想定外の介入についてはとやかく言うつもりはないが──」
銀 隆也:「その手の手配が仕事と言うなら、情報収集の手伝いくらいは期待しても構わないか?」
銀 隆也:露骨に嫌そうな顔をしながらそう告げつつ。酒類を求める声に対して、タンブラーにオレンジジュースを注いで突き出す。
琴城 マリエ:「ちぇー」 ぶすーっとしながらオレンジジュースをちまちま。
竹内一郎:「ああ、勿論。というか、今まさに」
竹内一郎:「その支部と提携のある病院に来ている。ここにはRラボ所属の検死官がいるからね」
竹内一郎:「こっちで得た情報を送ろう。やつの行動にはどうやらパターンがあるらしい」
琴城 マリエ:「やった。超助かるぅ」
琴城 マリエ:端末に今まさに送られてきた情報データを開く。
琴城 マリエ:「へー、無差別じゃなかったんだ」 端末を机に置いて、それぞれ見れるように回す
銀 隆也:「襲われた連中は隔離済み。これは有難いが……」
銀 隆也:その続き、朗報とは言えない情報に眉をひそめる。
絢辻雪:「一般人のレネゲイド適合比率……そんなものを感知できて、しかもその死体を集めている」
琴城 マリエ:「適合比率ってさー、簡単に分かるモンなの?」
絢辻雪:「簡単に分かったら毎日のようにバスを爆破するアホどもも少しは減るんじゃないかな」
琴城 マリエ:「そんな連中いるの? ヤバすぎ」 ケタケタ笑う。「そっかー。なら先立ってホゴとかはできなさそうだね」
絢辻雪:「防衛隊、というかどこの組織も動けるオーヴァードは欲しいものだし」
絢辻雪:「連中が欲しいのも判らなくもないね」
絢辻雪:「コピー系の能力者がいれば、適合比率を見る力だけもらって戦力を簡単に増やせる」
琴城 マリエ:「はー。なるほどねぇ」
琴城 マリエ:「でも、なんだって適合比率が高い人を襲うんだろ?」
銀 隆也:「体を持ち去っているところに鍵がありそうだが、ジャーム、ましてや獣の如き言動の相手では、本人から聞き出すわけにもいかない」
銀 隆也:「──この辺りも、防衛隊……"アウトクラトール"たちが握ってはいそうだが」
琴城 マリエ:「その辺りどーなの、イチローくん? 分かんない感じ?」
竹内一郎:「それについては……そうだな」
竹内一郎:「おそらくはだが、羆のようなものだ。人肉の味をしめた」
竹内一郎:「“ザイゴート”を研究していたセルは、やつの脱走時に壊滅している。“普遍存在”からその辺りのことは?」
絢辻雪:「いや、聞いてないわ」
絢辻雪:「そうなの、普遍存在?」
琴城 マリエ:「なにか知ってる系?」 1席分"普遍存在"に近付いて距離を詰める。
“普遍存在”:「はい。奴は脱走の際、管理にあたっていた研究員と、セキュリティの責任者だったFHエージェント」
“普遍存在”:「それらを捕食しています。それから、こちらのアタックチームに所属していた人員も、犠牲に」
絢辻雪:「……あなたの同僚が?」気遣いを悟られないよう、自然な声で問う
竹内一郎:「幸い、こちらのエージェントは軽い負傷で済んでいるが。普通の人間なら死んでた」
“普遍存在”:「いずれにせよ。エージェントとしては再起不能も同然です。」
琴城 マリエ:「再起不能って、なんで? ただ怪我したってワケじゃないの?」
“普遍存在”:「奪われたんです。能力を。レネゲイドの制御機能も喪失しています。」
“普遍存在”:「竹内はちょっとした、と言っていますが」
琴城 マリエ:「え……めちゃくちゃヤバいじゃん、それ」 流石に表情が引き攣る。
“普遍存在”:「放っておけば早晩、自分のレネゲイドに喰われてジャーム化するか、死ぬでしょう。」
絢辻雪:「……危険だね、それは」コーヒーをもう一口。
銀 隆也:「対抗種……なんてものじゃあないな。ウロボロス発症者の捕食に似てるが、あれはあくまで一時的なものだろう」
琴城 マリエ:「マジの厄ネタじゃん~~~」
琴城 マリエ:「てかさっき、思っきし殴られてなかった? ヘーキなの?」
絢辻雪:「私は今のところ問題ないけど」
絢辻雪:「潜伏期間のようなものがあるの?」
“普遍存在”:「幸い、私も“十赫官”もアレ本来の姿に襲われていませんから」
“普遍存在”:「支障はないはずです。問題は、奴の触腕による捕食行動」
“普遍存在”:「それが命中するか、肉体を取り込まれると、能力を剥奪されるようです」
琴城 マリエ:「捕食だけは絶対避けなきゃってことね~」
絢辻雪:「殺せば戻る……みたいな都合のいい能力ならいいんだけれど」
絢辻雪:「期待はしない方がいいでしょうね」
竹内一郎:「不謹慎な物言いになるけど、こっちの負傷者はまだ運が良い」
竹内一郎:「そういう生還の可能性もあるわけだから。問題は……」
竹内一郎:「……君たち、夕食は?」
竹内一郎:「これは“ちょっと吐くかも”って話の前振りという意味だよ。念のため」
絢辻雪:「私はそこまでヤワじゃない、続けてくれる?」
琴城 マリエ:「言われたらお腹空いてきちゃったなー」 なにか食べたいよアピール。
銀 隆也:「話の後に食欲が残ってたなら考えてやる。……で、どういう話だ」
竹内一郎:「“ザイゴート”は、捕食した生き物の器官を取り込むと」
竹内一郎:「その機能も丸ごと吸収するようでね。つまりその、脳みそを食った場合の話になるが……」
竹内一郎:「記憶や情報をそこから吸い出して共有できるらしい」
竹内一郎:「FHの連中がこれを完成させてどう使うつもりだったのか」
竹内一郎:「想像しただけでゾッとするよ」
絢辻雪:「OK、こっちの情報も抜かれてるかもってことね」
琴城 マリエ:「うへー」
銀 隆也:「なんとも便利な手駒を作ったもんだ。……まあ案の定、制御しきれず今に至る、ということになるんだろうが」
竹内一郎:「不幸中の幸いに、君たちに関してはその心配はないだろう」情報漏洩に関して
絢辻雪:「どうだか。今日会った人、全員私の顔とコードネームまで知ってたわよ」
竹内一郎:「……まあ、そういう人を拾い食いしないことを祈るしかないな」
銀 隆也:「そいつについては、蛇の道は蛇ってやつだ。フリーでやるとなると、それなりに強かでないといけない」
竹内一郎:「僕としても、あいつがこの街をバイキング会場か何かと勘違いし始める前に仕留めてもらえると非常にありがたい」
銀 隆也:「……まあ、強かすぎるのも考え物だが」
銀 隆也:この話を聞いてもけろっとした顔をしている少女に、適当なつまみ──クラッカーとチーズを皿に乗せて差し出しながら。
琴城 マリエ:「あっこれアタシの好きなやつじゃん~。ありがとー♡」 オレンジジュースと交互にチーズのせクラッカーをつまみ始める。
竹内一郎:「それじゃあ、また後で定時連絡を。それまでは……」
竹内一郎:竹内の背後で、扉の乱暴に開かれる音。軍靴が床を蹴る音が響く。
竹内一郎:「……まずいな。君たちの客が、こっちに来てる」
琴城 マリエ:「とにかく急がないとマズいってことはよーく分かったし……えっヤバいじゃん」
銀 隆也:「……ああくそ。そうだな、琴城のことを知ってるなら、そっちも当然か」
絢辻雪:「何とか逃げ延びなさいよ」
絢辻雪:「死なれたら、私の目覚めが悪くなる」
琴城 マリエ:「やられて報酬払えません~とか承知しないからね!」
GM:暫し、スピーカーに乱闘音。沈黙が奔る。
久保田ハルカ:「死なせる?そんな乱暴な真似はしないさ」
琴城 マリエ:「げっ」
久保田ハルカ:「連絡先を知らなかったからね。電話を借りただけ」
絢辻雪:「役に立たなかった分身の尻拭いってわけね」
銀 隆也:「うちを出禁にしたわけでもないんだがな。……まあ、連絡の取り方はいい。わざわざそうする以上、ただ話をしたいというわけじゃあないだろう」
久保田ハルカ:「話が速い。“被検体N-18”のことは?どこまで聞いたかな」
絢辻雪:「今聞くところだったわね。悪いけど教えてくれる?」情報のすり合わせを試みているぞ
久保田ハルカ:「とぼけているのか、本当か……まあいい。端的に言うと」
久保田ハルカ:「あれは捕食した生物の機能を取り込む能力を持っている」
絢辻雪:「わぁ、びっくり。他には情報無いの?」
久保田ハルカ:「……わかってないな。情報の価値というものは」
久保田ハルカ:「そこに何を見出すかだ。あのジャームは」
久保田ハルカ:「自己という極小単位の中に、ひとつの生態系を収める機能を有している、ということさ」
久保田ハルカ:「レネゲイドがオーヴァードという生命を生み出して以来の傑作」
久保田ハルカ:「生物として見た時、一つの理想、完成形と言えるだろう」
琴城 マリエ:(あのキモいのが傑作って、趣味悪ぅ)
絢辻雪:「そんなことを伝えに連絡先を確保しに来たの?」
絢辻雪:「悪いけど時間ないのよ、さっさと本題に入りなさいよ」
久保田ハルカ:「さっきも言ったように、ザイゴートは実に理想的な生命のプールを有する存在だ」
久保田ハルカ:「私と政府としては、その細胞片が欲しい。研究で得られる情報は、値千金のものになるだろうからねえ」
久保田ハルカ:「同時に。私個人としては、私以外の研究者がそういうものを作り出したことに」
久保田ハルカ:「非常に不愉快な気持ちがある。わかってもらえるとは思わないが」
琴城 マリエ:「うん。びっくりするほど分かんない」
久保田ハルカ:「私は私個人の研究に関しては、協力の余地が一切ないんだ。少なくともよその団体とは」
久保田ハルカ:「そこでだ!君たちに共闘の申し出をしたい」
久保田ハルカ:「君たちがあれを始末するか、凍結して未来に送るか」
久保田ハルカ:「いずれにせよ、政府の手が届かないところにやってくれると約束するなら」
久保田ハルカ:「こちらで把握した座標情報を横流ししてもいい」
銀 隆也:「──最初にうちに来た時から薄々思ってはいたが。とんだ狂人だ、アンタは」
絢辻雪:「思ったより易しい条件なのね」
絢辻雪:「人質盾にしてクソみたいな難題押し付けるかと思ってたわ」
久保田ハルカ:「私はこの任務、お遊び気分でやってるし」
久保田ハルカ:「部下もあくまで仕事だからねえ。すまじきものは宮仕えとはよく言ったものだよ」
久保田ハルカ:「そういうわけで。ここで君たちを敵に回してのPvPより」
久保田ハルカ:「PvEに切り替えた方がお互い、有意義なんじゃないかと考えたところなんだが、どうかな?」
琴城 マリエ:「マジでその条件なら、悪くないと思うけど~」
琴城 マリエ:(気分的にはすぐにでも電話切ってやりたいとこだけど!)
銀 隆也:「確かにな。悪い条件じゃない。襲う相手に条件があるとはいえ、居場所を絞るのは骨が折れる」
絢辻雪:「そうね。特に不利な条件ではないわ」
絢辻雪:「普遍存在はどう思う?」
“普遍存在”:「こちらをジャームと見做し攻撃し、竹内を盾にしている以上。信用できるか怪しいですが」
“普遍存在”:「正確な情報を本当に頂けるなら。迅速な対応に繋がるのは事実です。皆さんの判断に任せます。」
久保田ハルカ:「信用しろとは言ってない。お互い利用し合おう、と言ってるんだ」尤もな指摘にケタケタと愉快そうに笑って。
銀 隆也:「──もう一度確認するが。殺害するか凍結処分とするかは、こちらの判断に委ねる。間違いないな?」
久保田ハルカ:「そこは全く、君たちの判断に委ねよう」
久保田ハルカ:「レネゲイドの研究に関して、私より先に誰かが頂きを取ることは許せない。それだけは真実だ」
琴城 マリエ:「ねー、イチローくんは無事なんだよね? そうじゃなきゃちょっと色々考えちゃうんだけど」
久保田ハルカ:「無事だとも。聞かせようか?」受話器をごそごそと動かす音。
竹内一郎:「ああ。心配ない。ちょっと歯が折れたけど、こっちは無事だよ。生きてる」
竹内一郎:「任務でたまに、攫われた一般人助けることあるけどさ。囚われた側の気持ちがよくわかったよ」
琴城 マリエ:「いい経験したじゃん~」
琴城 マリエ:「それなら、その話。承けることでいーんじゃない?」
銀 隆也:「ああ。……ここにいるUGN側の人間で、職階が最上位なのはアンタだ、絢辻さん」
銀 隆也:「最終的な判断は、アンタに委ねたい」
絢辻雪:「ええ、受ける方向で行きましょう」
絢辻雪:「でも、こちらも一つ確認。」
絢辻雪:「……究極の支配者」
絢辻雪:「ザイゴートを私たちが首尾よく倒したとして、こちら……UGN側の研究施設に放り込まれる可能性は考えているの?」
絢辻雪:「言っとくけど、上でそう決まったら私程度じゃ止められないからね」
久保田ハルカ:「そうだねえ。君たちも一枚岩じゃない」
久保田ハルカ:「けど、アダムカドモンの件でそちらは懲りてるだろうし」
久保田ハルカ:「人道に配慮して手を出さない可能性に懸けてみるよ。もし違ったら」
久保田ハルカ:「また別の手を考えよう。すべては遊戯だ。楽しまなくっちゃあね」
絢辻雪:「そう。ならいいわ」
絢辻雪:「条件を呑むから、さっさと座標を送りなさい」
久保田ハルカ:「グッド!」
久保田ハルカ:「直ちに座標を共有しよう。ええと……この機種、どうするのかな」
久保田ハルカ:「ここ?あ、こっち?有難う」
GM:しばらくまごついた気配が受話器越しに君たちにも伝わってくる。
琴城 マリエ:(なんか調子狂うなあ)
GM:やや気まずい沈黙を経て、"ヴァルマ・カライ"の端末に、共有データが送られてくる。
久保田ハルカ:「これで情報は共有できた。彼のことも恙なく解放しよう」
久保田ハルカ:「それでは、良い狩りを!」
銀 隆也:ハンズフリー通話が終わったのを画面から見てとって、何度目かのため息をひとつ。
銀 隆也:「……悪かったな絢辻さん、役目を押し付けて。最後のもそうだが、ああいう手合いは調子が狂う」
琴城 マリエ:端末を慣れた動作で弄りながら、座標を確認している。
絢辻雪:「いや、どちらにせよイリーガルに交渉の手綱を握らせることはないわ」
絢辻雪:「信頼してないってわけじゃないけど、線引きはしておかないとね」
琴城 マリエ:「判断投げられても困るし、助かる~」
銀 隆也:「信用があれば十分だよ、仕事の上ではな。もちろん、信頼もあるに越したことはないが」
絢辻雪:「信頼と信用の違い、私はすぐ忘れちゃうから気にしなくていいわ」
“普遍存在”:「念のため。見に行きましょうか。竹内の様子」
“普遍存在”:《ディメンジョンゲート》を開いて。
琴城 マリエ:「あの様子なら大丈夫じゃない? ってうわ、便利」
絢辻雪:「いえ、まだあいつらが残ってるかもしれない」
絢辻雪:「あの時点で生きてたのだから、気にしなくていいと思う」
絢辻雪:「それより、標的に動かれる前に動き出さないと」
琴城 マリエ:「今すぐ繁華街って感じの場所じゃないけど、動かれたらヤバいかもね」
琴城 マリエ:「誘導かなんかしたのかな? 分かんないけど、場所的には人気も少なめだし、都合良さそ」
銀 隆也:「相手が相手だ、最低限の情報が揃ったなら動くべきだろう。……戦術のすり合わせは移動しつつ、だな」
絢辻雪:「では、行くとしましょうか」立ち上がり、外套をばさりと羽織った
琴城 マリエ:「ごちそうさま~」 キレイに食べ尽くされたお皿とグラスをぐいと押し遣って立ち上がる
GM:シーンカット/ロイス・購入が可能です
絢辻雪:"ヴァルマ・カライ" 〇有為/不安
“シルバーバレット” 〇連帯感/不安
銀 隆也:ロイスは1枠残しで保留しつつ。調達は自分用のホローポイント弾狙い!
銀 隆也:3dx+3>=10
DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 8[1,8,8]+3 → 11 → 成功
琴城 マリエ:"アンダーテイカー" ◯有為/隔意 で取得~
銀 隆也:成功して所持!
琴城 マリエ:ニ発目のホローポイント弾買おっかな~
琴城 マリエ:4dx>=10
DoubleCross : (4DX10>=10) → 6[1,1,5,6] → 6 → 失敗
琴城 マリエ:うへ、だめ。失敗で以上~
絢辻雪:ホローポイント弾 目標10
絢辻雪:1dx+4
DoubleCross : (1DX10+4) → 4[4]+4 → 8
絢辻雪:雑魚が……
絢辻雪:失敗です
ミドル4
GM:シーンプレイヤーはクアドラプル絢辻さん
琴城 マリエ:侵蝕の差がすごーい
GM:他も登場可能です 登場ダイスどうぞ!
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (44 → 53)
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (63 → 65)
絢辻雪:やっと増えた
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (68 → 69)
琴城 マリエ:スンッてしてる
銀 隆也:やっと上手に登場できた!
琴城 マリエ:うまいうまい♡
銀 隆也:くっ……謎の敗北感……!
GM:先にシーンチャート振っちゃいますか 最後は銀さん 2D10どうぞ
銀 隆也:2d10
DoubleCross : (2D10) → 4[3,1] → 4
GM:やった!ついにライバル以外が出た!
GM:ヒロインチャートの1!目標を探し回る!
琴城 マリエ:過干渉情緒不安定ライバルの時間も終わりだ!
GM:状況にもぴったりだ
琴城 マリエ:ぽいじゃんぽいじゃん
銀 隆也:ヒロイン頑張ってる!
絢辻雪:ジャーム化狙ってるヒロインが頑張ってる
■情報テンプレート
難易度9(UGN/裏社会/噂話)
アドヴェント シーン数:7
シナリオフラグ PP4/6
GM:情報収集はあと1回10が出ると……出るぜ!ジャームとの戦闘が!
銀 隆也:では……振るぜ!噂話!
絢辻雪:情報:UGNで最後の要人を消費するぜ
銀 隆也:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功
絢辻雪:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 10[3,6,7,10]+6[6]+3 → 19
銀 隆也:要人ーッ!!
琴城 マリエ:流石だ……
琴城 マリエ:情報収集チームからの裏社会~
絢辻雪:要人をいっぱい積むと強い
琴城 マリエ:3dx+1+3>=9
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 7[5,6,7]+4 → 11 → 成功
琴城 マリエ:ヤーッ!(誤差)
GM:全員10以上を出してきた!
GM:これでPP6/6達成ですね 最後に明かされる情報は!
GM:1D10
DoubleCross : (1D10) → 2
GM:2……ヒロインに執着しているらしい
GM:そうなの!!??
銀 隆也:ふたりにいったい何が!?
絢辻雪:そうだったとはね
GM:そして
GM:プライズが全部明かされたので、真相も提示します。
GM:すべて『ととのい』ました…… ちょっとテキスト形にするので待ってね
▽“ザイゴート”について
情報4 竹内一郎が『肉の味を覚えた羆』と形容したように、
“ザイゴート”は人間の脳に限らず、取り込み、自身のものにしたレネゲイドからも情報を摂取することができる。
それはDNAの吸収・自己同一化にも似る。
結果として、数度の接触、攻撃を受けることで“普遍存在”の情報を入手した“ザイゴート”は、その能力とレネゲイドの性質を好み、捕食しようとしている。
仮に“普遍存在”の能力が奪われた場合、絢辻雪が懸念したように
広大な時空や並行世界。そのすべてに対して、邪悪かつ貪欲な捕食者の食指が拡がることになり、世界は致命的な傷を得て更なる変貌を遂げることになるだろう。
───君たちは昨日と同じ今日を護る為にも、このジャームを倒さなくてはならない。
真相─“ザイゴート”
正式名称 被検体N-18
症例 エグザイル/ウロボロス併合発症型
能力
・遺伝子情報およびレネゲイドの吸収/解析/模倣
・驚異的な生命力
・肉体操作(本来存在しえない器官や身体部位の精製など)
【真相】オーヴァードを狙う→覚醒したばかりのRBである。
被検体N-18……通称“融合体”は、FHにより造られた人造のレネゲイド・ビーイングである。
その目的は遺伝子情報およびレネゲイドの吸収/解析/模倣能力を利用した
諜報・破壊工作員の製造にあった。しかしFHには制御しきれず
脱走した“ザイゴート”は、研究施設を破壊。大規模なR反応を感知し到着したUGNのアタックチームと交戦後
これの追撃を振り切り、市街へ逃亡。現在に至る。
“ザイゴート”自身には殆ど人間的な自我はなく、野性動物に近い心理状況である。
ただし、捕食したFHエージェントや、取り込んだ情報などから人間を真似するなどの行動は散見され、
知能は高いものと思われる。人間とは相入れない生き物であるだけ。
▽追加情報─“普遍存在”の志願理由について
彼女が“ザイゴート”の追跡に名乗り出たのは、UGNアタックチームに所属していたチルドレンが負傷し、入院中であることからだ。
彼女と当該チルドレンは、同じ訓練施設の出身である。
それ故に、彼女は“ザイゴート”が許せず、自ら追跡と撃滅の任務に志願した。
GM:防衛隊が付与した標的を目指し、君たちが向かう道中。
“普遍存在”:“普遍存在”は
“普遍存在”:落ち着かない素振りで
“普遍存在”:君たちの後を続きながら
“普遍存在”:時折自身の影に潜り
“普遍存在”:能力で周囲を探査しては、浮上するを繰り返している。
琴城 マリエ:「なぁんかさ」
琴城 マリエ:「あの子、ミョーに落ち着きなくない?」
絢辻雪:「……そうかもね」
銀 隆也:「任務に熱心……というだけでもなさそうに見えるが。絢辻さん、何か聞いているか?」
絢辻雪:「いや、特には」
絢辻雪:「でも同僚の件かもしれないわね」
絢辻雪:「聞いてみる? 私はそこまで深入りする気ないけど」
琴城 マリエ:「絢辻さんが訊かないと変じゃない? アタシはまだしも……」 ちらっ
琴城 マリエ:「下手したら案件じゃん」
銀 隆也:「……仏頂面なのは自覚してるが、そこまで怪しくはないだろうが」
琴城 マリエ:「どうかなあ~」
絢辻雪:「私は別にどっちでもいいけど、そうね……」
絢辻雪:「気になることもあるし、少し話しましょうか」
銀 隆也:「すまない。……こいつの言うことはともかく、あの子、アンタには随分懐いてるようだしな」
絢辻雪:「……普遍存在。ちょっと話しましょう」ゲートからちょうど現れた彼女に、呼びかける
“普遍存在”:「はい。話ですか。」
絢辻雪:「うん。単刀直入に訊くわ」
絢辻雪:「あんた、まだ何か言ってないことない?」
絢辻雪:「流石に落ち着きが無さすぎるわよ」
“普遍存在”:「…………」
“普遍存在”:「そうですね。話しておきましょう。」
“普遍存在”:「竹内が言っていた、襲われた人員の中には」
“普遍存在”:「私の同期がいました。同じ施設育ちです」
“普遍存在”:「彼女は今、能力を奪われ、傷も回復しない」
“普遍存在”:「レネゲイドの操作も定かでない状態で、ホワイトハンドの監督下にいます」
“普遍存在”:「私が“ザイゴート”を追う理由です。」
絢辻雪:「……そう。辛いことを言わせちゃったね」
絢辻雪:「………………」少しの沈黙。
絢辻雪:「……これは、冷静になって聞いてほしいのだけど」
絢辻雪:「あのジャームは喰った相手の能力を取り込むって話だよね」
絢辻雪:「私たちが負けた時、あなたが取り込まれた時のリスクを、我々は許容できない」
絢辻雪:「約束して。あれとの戦闘には参加しないこと、私たちが負けたら真っ先に逃げることを」
“普遍存在”:「約束ですか。」
“普遍存在”:「………わかりました。約束します。先の接触で」
“普遍存在”:「アレは私の能力を知ってしまった。当然、警戒するでしょうから。無理はしません。」
絢辻雪:「うん、ありがと」努めて、何気ない調子で
絢辻雪:(私としても、力づくでってのは避けたいところだったし)
琴城 マリエ:「まっ、『私たちが負けたら』はないけどね~」
琴城 マリエ:「その能力が取り込まれたら激ヤバだから、それだけは勘弁してほしーけど」
銀 隆也:「その点に限って言えば同意見だ。仲介人としての責任ってのはもちろんあるが──」
銀 隆也:「負けられない理由が出来たなら、勝利以外の結末は御免だ」
“普遍存在”:「皆さんのような強い人に、言うべきことではないかもしれませんが。」
“普遍存在”:「もし。もし仮に」
“普遍存在”:「ある日、私や、“十赫官”や、“シルバーバレット”や、"ヴァルマ・カライ"が」
“普遍存在”:「レネゲイドの力を制御しきれず。あるいは、強い悲しみや渇望とレネゲイドが嚙み合って」
“普遍存在”:「ジャームになったとします。それは、とても恐ろしい事です。」
“普遍存在”:「人でなくなることは勿論。強いオーヴァードがジャームになった時に生じる反動が齎す影響は」
“普遍存在”:「何よりも恐ろしい。でも」
“普遍存在”:「それがもし、自然にあったことなら。なるべくしてなったこと。自らの選択でもありるのなら。私は別に、いいと思うのです」
“普遍存在”:「自らの選択や、自然の成り行きで墜ちること。その結果として死ぬことは」
“普遍存在”:「生きたという証明でもあります。」
“普遍存在”:「“人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。」
“普遍存在”:「“人間は生き、人間は墜ちる。そのこと以外の中に、人間を救う便利な近道はない。”」
“普遍存在”:「坂口安吾です。『堕落論』。名著ですね。」
“普遍存在”:「私の同僚は違う。彼女は墜ちる自由さえもなくしてしまった。」
“普遍存在”:「私にはそのことが。なにより許せない。」
“普遍存在”:「長々と独り言を呟いてしまいましたが。」
“普遍存在”:「私には、皆さんにもそうなって欲しくはない。勝ってください。絶対に。」
琴城 マリエ:「………………そ、そのつもりだけど」 若干どころかだいぶ引き気味の表情。
銀 隆也:「中々情熱的に語ってくれたが、そうだな。……がんばれ、という意味だとシンプルに受け取っておこう」
銀 隆也:こちらも少し引き気味の、けれど楽しそうな苦笑い。
絢辻雪:「──“堕落は、所詮終わりの一形態に過ぎない”」
絢辻雪:「“恐ろしいことであるかは、君次第だけれど”」
絢辻雪:「“特別無上に素晴らしいものとは、僕には思えないね”」
絢辻雪:「私の言葉よ。受け取っておきなさい」
絢辻雪:「読んだでしょ? 『夜叉の境』」
絢辻雪:「ああ、それと──」
絢辻雪:「その思想、あんまり上の人に言わない方がいいわよ」
“普遍存在”:「そうですか。以後、気を付けます。」大真面目に、君の忠告を受け取る。
銀 隆也:「……そうだな。オーヴァードも──オーヴァードだから、生きてこそだ」
琴城 マリエ:「別にやることが変わったわけじゃないしね」
琴城 マリエ:「倒してハッピー。生きて帰って、アナタもアタシもハッピー」
琴城 マリエ:「それだけでしょ。うん、変わんない」 言い聞かせるように。
絢辻雪:「……そうね」
絢辻雪:「面倒ごとは、さっさと終わらせるに限るわ」
絢辻雪:言葉とは裏腹に──その瞳は、かつての意志を取り戻していた
GM:シーンカット!
GM:ロイス・購入が可能です
銀 隆也:ロイス、”ザイゴート"に「執着/■嫌悪」で!これでロイス満杯。
絢辻雪:ザイゴート 同情/〇殺す
琴城 マリエ:"プロパテール" 同情/◯隔意 で取得。
銀 隆也:購入はホローポイント弾!
銀 隆也:3dx+3>=10
DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 8[1,7,8]+3 → 11 → 成功
琴城 マリエ:アタシもホローポイント弾狙お~
琴城 マリエ:4dx>=10
DoubleCross : (4DX10>=10) → 10[1,2,9,10]+4[4] → 14 → 成功
絢辻雪:購入はホローポイント弾
琴城 マリエ:2個目~
絢辻雪:1dx+4
DoubleCross : (1DX10+4) → 1[1]+4 → 0 (ファンブル)
銀 隆也:成功、行動値の早い絢辻さんに渡しておきます。
絢辻雪:おい!
銀 隆也:10分の1!
絢辻雪:あ、ありがとうございます
銀 隆也:購入も終わって以上で!
GM:了解!本日はここまで!お疲れさまでした!
銀 隆也:お疲れ様でしたー!
クライマックス
GM:全員登場
GM:登場ダイスをどぞ!
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (65 → 73)
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (69 → 76)
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (53 → 63)
琴城 マリエ:最後の最後でようやく!
銀 隆也:絢辻さんが燃えている……
絢辻雪:帳尻があってきた
GM:防衛隊の座標が示す先。
GM:そこには、廃墟に誘導された“ザイゴート”の存在がある。
久保田トウヤ:「UGN!それと、傭兵ども。うまく始末をつけてくれるんだろうな?」防衛線を保持する義体化兵士が、すれ違いざま、君たちに問いかける。
銀 隆也:「そういう約束だからな。──正直、アンタらとやり合うことにならなくてほっとしてるところだ」
銀 隆也:こちらはしがない自営業だ、と。ため息交じりに応えながら。
琴城 マリエ:「誰に物言ってるのよ、あったりまえじゃない」 巨躯の後ろから顔を覗かせる。
絢辻雪:「黙って見てなさい」
絢辻雪:「そっちこそ流れ弾にビビって逃げないよう歯ぁ食い縛ってるといいわ」
久保田トウヤ:鼻を鳴らし、君たちを見送る。
GM:-------------------
GM:----------------
GM:--------------
GM:廃墟ビル内部の闇に、蹲るように「それ」はいた。
GM:君たちが初めて見た時点では、“外殻”を纏っていたそれは
GM:今では本体を軸に、乱雑につなぎ合わせた犠牲者の身体を外骨格のように纏う異形へ変貌している。
“ザイゴート”:異形は君たちを複数の眼で捉えると
“ザイゴート”:「Scrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!」
“ザイゴート”:吻部らしき器官を開き、威嚇の叫びを上げる!
琴城 マリエ:「き…………キモチワルっっっ!!!」
琴城 マリエ:「あれダメでしょ……犠牲者が出るとかそーゆー以前に、人に見せちゃダメなやつだってぇ……」
銀 隆也:「それでいい。……ああいう奴に嫌悪感を覚えなくなったら、人として大事な物を失くしてるってことだからな」
銀 隆也:「もちろん俺もな。……あの様を見て確信したよ。あいつを世に出さないためなら、呉越同舟だろうが何だろうが躊躇っちゃいられない」
絢辻雪:「ま、処分するしかないね」あくまで動じず、撃鉄を起こす
絢辻雪:「コレは放っておけない。守護者としても、一市民としてもね」
琴城 マリエ:「ほんとさぁ……完璧~とか理想~とかいうなら、もうちょっと美意識みたいなのも学んでほしいし」
琴城 マリエ:「いっそ腹立ってきた! ゼッタイアタシが勝つ」
琴城 マリエ:影からずるりと愛銃を取り出し、怪物に向けて構える。
GM:▽エネミーと接触しました。戦闘を開始します。
▼エンゲージ
(“ザイゴート”[16])
10m
(“十赫官”[21]、“ヴァルマ・カライ”[10]、“シルバーバレット”[7])
[]内は行動値
GM:勝利条件─“ザイゴート”の撃破
敗北条件─全員の戦闘不能・死亡
GM:■衝動判定
GM:目標値─9
“ザイゴート”:Eロイス《原初の恐怖》
GM:衝動判定の侵蝕上昇が2D10ではなく
[覚醒で決定した侵蝕率]+1D10となる。
琴城 マリエ:ヤメローッ
琴城 マリエ:4dx>=9 衝動判定
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[4,4,9,10]+9[9] → 19 → 成功
琴城 マリエ:フンッ
絢辻雪:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[1,9] → 9
琴城 マリエ:73+14+1d10
DoubleCross : (73+14+1D10) → 73+14+6[6] → 93
絢辻雪:余裕ですね
銀 隆也:2dx+2>=9 衝動判定!
DoubleCross : (2DX10+2>=9) → 6[2,6]+2 → 8 → 失敗
銀 隆也:グワーッ!
琴城 マリエ:意志よわよわ♡
絢辻雪:おいカバー持ち!
銀 隆也:純然たる事実だから言い返せねえ……!
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (63 → 64)
琴城 マリエ:最後まで省エネ
銀 隆也:1d10+76+15
DoubleCross : (1D10+76+15) → 6[6]+76+15 → 97
絢辻雪:+18で侵蝕は82に
銀 隆也:衝動判定すら下手過ぎる。
GM:▽round1/セットアップ
GM:ありますか?
絢辻雪:なし
銀 隆也:自分は無し!
GM:あ、そうだ 使わないと思うんですけど
GM:竹内一郎のNPCカード情報をサブタブで出しておきますね
▽NPCカード/“エペタム”竹内一郎
《電撃の檻》LV2/対象のエンゲージに特殊な電磁力場を張る。
エンゲージから離脱・移動を行った標的のHP-2D10
銀 隆也:わあい、行動値増加いただきます!
絢辻雪:イニシアチブ……26!
GM:全員早なった!
琴城 マリエ:よく考えたらする意味なくない?(クロックフィールド)
琴城 マリエ:順番変わんないもんね
絢辻雪:それはそう
GM:それも……そうかも!
GM:とりさげます?リザワンチャン2回出来るかもだし
琴城 マリエ:取り下げしちゃいまーす ごめんね
GM:了解!チャットから削除しといてください
絢辻雪:イニシアチブが21に下がっちゃった……
GM:どっちにしても速いんだよなあ……(困惑)
銀 隆也:ドゥン(デバフ音)
GM:▽round1/イニシアチブ
GM:加速エフェクトはありません。
GM:従って、行動値順の進行が発生します……が
“ザイゴート”:《異形の転身》使用。
“ザイゴート”:戦闘移動を行い、10m移動して君たちのエンゲージに侵入!
▼エンゲージ
(“十赫官”[21]、“ヴァルマ・カライ”[10]、“シルバーバレット”[7]、“ザイゴート”[16])
[]内は行動値
GM:▽round1/メインプロセス/“十赫官”絢辻雪
GM:行動お願いします
絢辻雪:マイナーでホローポイント弾を使用
絢辻雪:メジャーで「密質殺陣」(《コンセントレイト:モルフェウス》+《ペネトレイト》)を使用 侵蝕5
絢辻雪:対象はもちろんザイゴート
“ザイゴート”:ガードを選択。ちなみに今現在ガード値はありません。
GM:ダメージまでどうぞ!
絢辻雪:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,3,3,3,5,7,7,8,9,9]+6[5,5,5,5,6]+4 → 20
絢辻雪:3D10+15+1D10
DoubleCross : (3D10+15+1D10) → 15[5,2,8]+15+7[7] → 37
絢辻雪:装甲値無視
GM:ひょえ~~~~っ、な、なかなかいいダメージ!しかも装甲無視!
GM:受けます。
GM:ガード時
“ザイゴート”:《自動触手》LV5 15点のHPダメージ
“ザイゴート”:加えて
“ザイゴート”:《餓鬼魂の使い》発動。
“ザイゴート”:HPを失った対象に邪毒LV3を付与。
絢辻雪:あ、すいません ホローポイント弾使ってたからダメージ+3で40でした 失礼
絢辻雪:なるほどなあ
GM:ダメージ40点了解!序盤からでっけえダメージ
GM:演出あればどうぞ~
絢辻雪:「まずは一発、後は流れで」
絢辻雪:──言い残して、アクロバットに跳ぶ。
絢辻雪:電光石火・変幻自在と呼ぶべき身体駆動、弱点を見極めんと踏み込む
絢辻雪:そして反撃の尽くを躱す、或いは弾丸を以て迎撃
絢辻雪:「……此処かな」
絢辻雪:数秒の熾烈なやり取りを経て、見出したるは──外殻の、僅かな隙間
絢辻雪:殊更に大きな銃声が一発響き、その部位が大きく穿たれる
絢辻雪:否、それだけではなく──傷口を起点に砂と風化していく
“ザイゴート”:「Aaaaaaaaaaarrrrrrrrgggggg!!!」
“ザイゴート”:エフェクトによる分解反応を拒絶するように
“ザイゴート”:悲鳴を上げながら“ザイゴート”内部の闇が爆ぜ
“ザイゴート”:周囲360度へ触手による反撃を放つ!
絢辻雪:「くそっ……」
絢辻雪:流石に密度が大きすぎる、避けきれない。被弾
絢辻雪:数瞬、苦痛に顔を歪める
琴城 マリエ:「ちょっと……! 触手はヤバいんじゃなかったっけ?!」
絢辻雪:「……傷はリザレクトするほどじゃない、レネゲイドも今は正常」
絢辻雪:「毒っぽいのが入ってる感じはするけど、まだ戦える」
琴城 マリエ:「……なら、早めにケリ付けないとね!」
銀 隆也:「無理はするな……と俺が言えた義理じゃあないか。……やってやろうじゃないか」
絢辻雪:「さっきの動きが戻るまでには少しかかるけど、援護はできるから」
絢辻雪:「頼むわよ」
GM:▽エネミーターン
GM:マイナー 《形状変化:柔》《ありえざる存在:アーマークリエイト》《影の武具:破壊の爪》
GM:メジャー 《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》+《ありえざる存在:獣の力》+《原初の赤:雷の牙》+《ジャイアントグロウス》
“ザイゴート”:15DX7+8
DoubleCross : (15DX7+8) → 10[1,1,1,1,2,3,5,6,7,7,7,9,9,10,10]+10[2,3,3,8,9,10,10]+5[1,3,4,5]+8 → 33
GM:範囲攻撃で敵対者3人(つまり君たち全員)を対象。かつ
GM:雷の牙の効果で、リアクション側はダイス-3です
絢辻雪:ガードという名のリア不です
琴城 マリエ:ドッジ……ってえええ?! ダイス残んないじゃん!
琴城 マリエ:ガードガード!
GM:隆也さんは?
銀 隆也:あっ、暴走中で…リア不!
GM:そうだった
GM:ダメージ……行くぞっ
GM:ザイゴートはシナリオクラフト専用Eロイス【乾いた魂】で
GM:ミドルシーンの数に等しい攻撃力増加を得るんや
GM:その数………4点
銀 隆也:最短で駆け抜けたのに…ッ!
GM:8+4+8+6D10
DoubleCross : (8+4+8+6D10) → 8+4+8+32[10,5,1,9,4,3] → 52
GM:やっぱ強いぜ……ジャイアントグロウス!
GM:装甲ガード有効です
銀 隆也:素通りで52点……戦闘不能、リザレクト!
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (97 → 105)
絢辻雪:死にました リザレクトガチャの時間だ
絢辻雪:絢辻雪のHPを1D10(→ 4)に変更 (8 → 4)
銀 隆也:まあ超えるよね!
絢辻雪:侵蝕……91!
琴城 マリエ:1d10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 10
琴城 マリエ:ギャーッ! 侵蝕103に!
“ザイゴート”:「u,ggggg、ぐ」
“ザイゴート”:「“エ、ヌ、1、8”」声帯の可聴息を絞ると
“ザイゴート”:「“ク、ク、ククク”」犠牲者の脳から抽出した末期の記憶から、自己の肉体と能力を再構成する!
“ザイゴート”:「“クタバレ、コノ化物ガ”!!」肉体が変形し、即座にキュマイラ能力者じみた姿に変貌!
“ザイゴート”:人狼じみた鉤爪に、稲妻が灯る!
琴城 マリエ:「まだ変化するの?!」
“ザイゴート”:空気が金切り声を上げ、爪が周囲一帯事きみたちを薙ぎ払う!
琴城 マリエ:「ぐ、ぅ…………っ! こ、の!」 振り下ろされた爪を避け切れずに身を裂かれるが、即座に弾丸を撃ち込んで威嚇。後退。
銀 隆也:「最後の最後まで変わり続けるんだろうよ!──ああ、まったくもって──とんだ化物だ!」
銀 隆也:銃を握るのとは逆の腕を盾にするように、雷爪の斬撃を受ける。爪が肉を、骨を断つ瞬間、それ自体が纏う雷とは別に火花が散る。
絢辻雪:「厄介ね、さすがに」砂を脆弱な盾とするが、当然防ぎきれない
絢辻雪:首から鮮血が噴き出し、即座にリザレクトした
GM:▽round1/メインプロセス/"ヴァルマ・カライ"琴城マリエ
GM:ゴーゴー!
琴城 マリエ:じゃ、マイナーでホローポイント弾使用。攻撃力+3!
琴城 マリエ:メジャー、"ヴァルマ・カライ" 《C:ウロボロス》《影縛りの魔弾》《腐食の指先》 侵蝕[+6]
琴城 マリエ:命中時、ラウンド間対象のガード値[-9] シーン間、装甲値[-15]
琴城 マリエ:対象は"ザイゴート"。妨害はある?
絢辻雪:「キリングハウス」を二つ使用 攻撃力+20
GM:妨害はありません 削らないでくださーい!
GM:ダメージどうぞ!
琴城 マリエ:うおおおキリングハウスヤッター!
GM:ダメージの前に命中だ
GM:命中どうぞ
琴城 マリエ:(4+3)dx7+11+4+3
DoubleCross : (7DX7+18) → 10[2,3,4,5,7,7,10]+10[4,10,10]+10[2,7]+6[6]+18 → 54
GM:でっけええ~~~
琴城 マリエ:ふふーん。なかなかでしょ
“ザイゴート”:ガードを選択。形状変化の影響でガード値上がってますが
GM:腐食の指先効果で-9されます。
GM:ダメージどうぞ
琴城 マリエ:ガード値は影縛りの魔弾の方!結果一緒だけど!
琴城 マリエ:6D10+11+1D10 装甲-15、ガード値-9
DoubleCross : (6D10+11+1D10) → 31[6,8,7,1,6,3]+11+9[9] → 51
琴城 マリエ:ここにキリングハウスで+20で合計71!
絢辻雪:でっか……
銀 隆也:ヒエッ……
GM:えーと、ちょっと待ってね
GM:70点喰らいます
GM:累計ダメージ110!まだ倒れないぜ!
琴城 マリエ:タフ~
“ザイゴート”:HPが半分以下になったので
“ザイゴート”:領域展開します。
銀 隆也:なんだとぅ
絢辻雪:なっ……自動触手はラウンド1回ではなかったのか
琴城 マリエ:そうだぜ その制限を突破していないとダメージを受けないから餓鬼魂も発動しないぞ
GM:そうだった 自動触手取り下げます!もう片方のギミックだけ
“ザイゴート”:Eロイス【暴食の胃袋】
“ザイゴート”:シーン中、“ザイゴート”への攻撃に対する命中ダイス-2
琴城 マリエ:うぎゃーッ!
“ザイゴート”:クリンナップに1D10ダメージ発生
“ザイゴート”:以上です
GM:演出どうぞ
琴城 マリエ:荒ぶる爪の射程から退避し、愛銃を流れるように構える。
琴城 マリエ:(姿かたちはデタラメだけど、アイツは"生きてる")
琴城 マリエ:生けとし生きるものには全て、その身体に"生命"の流れがある。
琴城 マリエ:それは、血管、神経──或いは、経絡と呼ばれる。
琴城 マリエ:(だったら、止められない理由なんて何一つないっしょ)
琴城 マリエ:桃色の瞳が一際大きく見開かれる。"ザイゴート"の身体全てをその目に映す。
琴城 マリエ:『射竦める瞳孔』。本来見えないものを見抜く瞳が、人外の構造の内側に一点を"視た"。
琴城 マリエ:ブラフの銃弾を1発、2発撃ち放つ。庇おうと身体が反応する。
琴城 マリエ:「────そこ、だッ!」
“ザイゴート”:「“ぎ、ギイイイイイイッ!!!”」
“ザイゴート”:悲鳴を上げ、レネゲイドビーイングがのたうつ!
琴城 マリエ:頭部の根本と左右の腕部の中間地点。
琴城 マリエ:出鱈目な構造の一点──怪物の"肩井穴"を、確かに少女の銃弾は射抜いてみせた。
琴城 マリエ:「ほーら。力、入んなくなっちゃったでしょ?」
琴城 マリエ:「いくら身体ガチガチにしても無駄なんだから♡」
“ザイゴート”:「ィ、ィイイイイイ」
“ザイゴート”:身体をぶるぶると蠕動させると、関節部から泥のように闇がこぼれ出る!
“ザイゴート”:零れた闇は、オルクス能力のように空間を侵し、君たちを包囲!
“ザイゴート”:空間そのものを蝕むように、レネゲイドをじわじわと取り込み始める!
GM:長時間の継戦は危険だろう。一刻も早く、決着をつけねばならない!
GM:▽round1/メインプロセス/“シルバーバレット”
GM:というわけで、銀さんのターンです
銀 隆也:ヤー!念のためマイナーで暴走解除。
銀 隆也:メジャー、《コンセントレイト/アームズリンク/ライトニングリンク/ペネトレイト》でザイゴートに射撃攻撃!
絢辻雪:「キリングハウス」を一つ使用 攻撃力+10
銀 隆也:ありがたい…!では判定!
銀 隆也:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,2,3,4,6,7,8,9,9,10]+10[1,1,2,3,8]+6[6]+3 → 29
銀 隆也:くっ、惜しい。達成値29となります。
GM:あれっ
GM:しゅ、守護天使切りました……?
銀 隆也:あっ…!
GM:いいですよ
GM:+5Dしても
銀 隆也:しまった。遡りOKなら、+5個分使わせてもらいます!
GM:どうぞ
銀 隆也:最初の判定に乗るので、ダイス5個で判定!
銀 隆也:5dx7+3
DoubleCross : (5DX7+3) → 5[1,1,3,4,5]+3 → 8
銀 隆也:おのれダイス!!
GM:合計37かな
銀 隆也:ああいや、29ですね。最初の判定で振ってなかった5個分、ということに。
銀 隆也:というわけで、達成値29で確定!
GM:了解
GM:うーむ 狙ってみるか“ドッジ”……
“ザイゴート”:12DX>=29
DoubleCross : (12DX10>=29) → 10[1,3,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10]+8[5,8] → 18 → 失敗
銀 隆也:こわいこわい
GM:きわどいっすねえ しかし失敗だ!
GM:君の攻撃はみごと命中!ダメージをどうぞ
銀 隆也:ではダメージ!
銀 隆也:3d10+21+10
DoubleCross : (3D10+21+10) → 11[3,7,1]+21+10 → 42
銀 隆也:装甲無視、42点!
銀 隆也:そしてこちらはHPを5点失って3に。侵蝕は+11
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を11(→ 11)増加 (105 → 116)
琴城 マリエ:あっ侵蝕上げ忘れてたのでアタシも上げまーす
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を6(→ 6)増加 (103 → 109)
GM:累計152点ダメージ!
GM:HPは総合134なので
GM:戦闘不能になり
GM:【暴食の胃袋】が解除されます。クリンナップ前に!
“ザイゴート”:《原初の虚:魂の錬成》
“ザイゴート”:戦闘不能を解除して、復活します。
GM:演出どうぞ!
銀 隆也:倒したと思ったら、おのれ……!では!
銀 隆也:二重三重に連なる銃声の中。ゆらりと脱力して──しかし、作り出された弱点を正確に狙い、右腕が動く。
銀 隆也:敵を見据える視線。それがふと、爪撃を受け一時使い物にならなくなった左腕に落ちる。
銀 隆也:──化物。自分も、そして先んじてこれと対峙した誰かも、これをそう呼んだ。では己を顧みれば、どうか。
銀 隆也:鍛錬の末、肉体の一部──骨や神経系を機械に置き換えてでも、目的を達しようとする。果たしてそれは、人と呼べるのか。
銀 隆也:──愚問だ。答えなど、とうの昔に出している。
銀 隆也:「悪いな、化物。──アンタと違って、こっちは」
銀 隆也:「人間のまま、やるべきことをやらなきゃならない」
銀 隆也:肉と鋼が飛び交う中、たった一発。嵐の隙間を縫うように、雷を纏う銃弾が放たれ──
“ザイゴート”:銃弾が命中!空間を覆う闇を祓うように、“ザイゴート”に大きな風穴が穿たれる!
“ザイゴート”:「“ア、ア、アアアアアアア”!!!!」無数の声帯が重なり、怪物が苦悶の声を上げて暴れ回る!
GM:致命の一撃。そう呼んで差し支えのない一撃であったが───
“ザイゴート”:異形は生命活動を僅かに停止したのち、機械が再起動するかのようにその巨躯を震わせ、再び起き上がる!
GM:攻撃が効かなかったのか? ……いや、そうではない。最期の力を振り絞っているに過ぎないということは
GM:キミには明確にわかります。おそらく、あと1合か2合。それで決着がつく。
GM:ここからが正念場だ!
GM:というところでクリンナップ。
GM:Eロイス効果はないので
GM:絢辻さんが喰らった邪毒だけですね。9点ダメージ入ります
絢辻雪:死!
絢辻雪:リザレクト!
絢辻雪:絢辻雪のHPを1D10(→ 3)に変更 (4 → 3)
琴城 マリエ:リザが上手すぎる
GM:リザレクトうますぎ支部長か!?
絢辻雪:侵蝕94 あと1殴りしても99です
GM:“無敵”か……?
銀 隆也:継戦能力が高い……
GM:▽round2
GM:▽round2/セットアップ
銀 隆也:ありま……せぬ!
GM:特に宣言はない……かな?クロックフィールドも
GM:順番変わらないし
絢辻雪:無し寄りの無し
琴城 マリエ:なしで~
GM:了解!
GM:▽round2/イニシアチブ
GM:行動順の処理が発生します。
GM:▽round2/メインプロセス/“十赫官”絢辻雪
GM:行動宣言どうぞ!
絢辻雪:マイナー放棄 ホローポイント無くなっちゃった
絢辻雪:メジャーで「密質殺陣」(《コンセントレイト:モルフェウス》+《ペネトレイト》)を使用 侵蝕5 対象は無論ザイゴート
絢辻雪:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,3,5,5,8,9,10,10,10,10]+10[1,4,4,5,5,10]+3[3]+4 → 27
絢辻雪:普通だ リアクションどうぞ
GM:うーむ ここは大人しくガードを選択しましょう。
“ザイゴート”:《自動触手》による反撃を実行します。再び15点ダメージだ!
GM:その前に
GM:ダメージディールと行きましょう
GM:ダメージロールをどうぞ
絢辻雪:3D10+15+1D10
DoubleCross : (3D10+15+1D10) → 15[8,3,4]+15+4[4] → 34
絢辻雪:びみょい
GM:お、惜しい!
GM:エネミーの残りHP6!
絢辻雪:かなしいぜ
琴城 マリエ:生き汚い怪物め~
絢辻雪:絢辻雪の侵蝕率を5(→ 5)増加 (94 → 99)
銀 隆也:タフ……!
絢辻雪:で、15点喰らって死ぬのでリザレクトします
GM:リザ了解!どうぞ
絢辻雪:絢辻雪のHPを1D10(→ 4)に変更 (3 → 4)
絢辻雪:侵蝕103 遂にリザれなくなってしまったぞ
GM:了解。では演出どうぞ
絢辻雪:「後もうちょい、ってところかな」レネゲイドが、励起する。
絢辻雪:「砂、砂、砂、砂──四つ併せて漠と為す」
絢辻雪:「我が弾丸は砂塵、砂塵こそ我が弾丸」
絢辻雪:「凡てを統べて、掌に」
絢辻雪:銃口を敵手に向けて、宣言。
絢辻雪:「かくして、砂はあなたを呑み込むだろう」
絢辻雪:「──砂墳漠」
絢辻雪:紡がれる言葉が齎すは、放たれた弾丸を起点とした──肉体の砂化。
絢辻雪:先の銃撃と原理を同じくし、しかし威力は天地ほど異なる。
絢辻雪:“十赫官”絢辻雪の、一つの切り札である。
“ザイゴート”:魔弾が炸裂し、“ザイゴート”を覆っていた肉の鎧が塵化する!
“ザイゴート”:「“ヒ、ィイイイイイイイイ”!!!」悲鳴を上げ、異形が苦悶にのたうち、暴れ回る!
GM:▽エネミーターン
“ザイゴート”:武器作成済みにつきマイナーなし
“ザイゴート”:《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》+《ありえざる存在:獣の力》+《原初の赤:雷の牙》+《ジャイアントグロウス》
GM:対象は範囲内の敵対者全員!最後のジャイグロだ
“ザイゴート”:15DX7+8
DoubleCross : (15DX7+8) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,4,6,8,8,9,9]+10[6,7,9,9]+6[2,4,6]+8 → 34
GM:普通の出目
GM:対応どうぞ!
絢辻雪:これリアクションダイス減ってるんだっけ
銀 隆也:3個減りますね。
琴城 マリエ:でっか……でも今回はドッジダイスが一つだけ……ある!
琴城 マリエ:1dx>=34 ドッジ!
DoubleCross : (1DX10>=34) → 4[4] → 4 → 失敗
銀 隆也:こっちもワンチャン……ドッジ!
琴城 マリエ:スンッ
銀 隆也:3dx>=34
DoubleCross : (3DX10>=34) → 10[4,5,10]+10[10]+8[8] → 28 → 失敗
銀 隆也:頑張った。
絢辻雪:つらいぜ まあガード値なんてものはないのでワンチャンドッジ
琴城 マリエ:め、めちゃくちゃがんばってる……
絢辻雪:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 7[7]+1 → 8
絢辻雪:それはそう
GM:銀さんの出目すご!
銀 隆也:そしたらダメージロール前に、《マグネットフォース》で琴城さんをカバーリングしましょう。
銀 隆也:削れるロイスを少しでも……減らす!
GM:なにっ
絢辻雪:やさしい
琴城 マリエ:オジサマ~♡
銀 隆也:銀 隆也の侵蝕率を2(→ 2)増加 (116 → 118)
GM:ぐぐぐ、範囲カバーリングは二倍ダメージよ!
“ザイゴート”:8+4+8+6D10
DoubleCross : (8+4+8+6D10) → 8+4+8+21[5,3,1,2,8,2] → 41
GM:だ、ダメージもなんか1R目よりしょんぼりしとる!!!!
GM:装甲ガード有効 とはいえ耐え切れまい!
銀 隆也:十分に死わよ!戦闘不能になるので、"ザイゴート"のロイスをタイタス化、昇華して復活!
絢辻雪:死にました まあ復活しとくか……ザイゴートのロイスを切ります
絢辻雪:絢辻雪のHPを11(→ 11)に変更 (4 → 11)
“ザイゴート”:乱暴に振り回す無数の触手に、雷が灯る。
“ザイゴート”:空気に悲鳴が混ざり、雷撃を帯びた触手が
“ザイゴート”:鋭利な杭爪へと生体変化!
“ザイゴート”:空間内の敵対者全員を刺し貫かんと暴威を振るう!
琴城 マリエ:「さっきより速い!」
琴城 マリエ:変化の速度も、そこから放たれる刺突の速度も格段に上がっている。
琴城 マリエ:(こうも頻繁に形が変わっちゃ、見えるものも見えないじゃん……っ!)
銀 隆也:──それでも。"速いだけ"なら、彼女の目は追いつく。そう確信している。
銀 隆也:だから、自分がやるべきことは。"速さ"以外のもの──痛みを引き受け、追いつくための時間をかせぐこと。
銀 隆也:だから、躊躇いなく。少女と異形の間へと身を躍らせる。
銀 隆也:「……ッ、ぐ……!」
銀 隆也:黒地の背広もシャツも、それ以上に赤黒いものに染めて。それでも、背後を振りむくことはせず。
銀 隆也:──当たり前だ。確信しているものを改めて確かめる必要を、この男は感じていない。
琴城 マリエ:「……ばっかじゃないの」 その背中に、悪態をつく。
琴城 マリエ:「わざわざそんな時間もらわなくたって、しくったりしないし」
琴城 マリエ:振り向かないことも分かっていたから。
琴城 マリエ:(……ありがと) 唇だけ、その形を作った。
絢辻雪:「なかなか、応えるわね」此方もまた、三度被弾して血塗れだ
絢辻雪:「"ヴァルマ・カライ"!」守られた少女に呼びかける
絢辻雪:「……頼むわよ?」
琴城 マリエ:「言われなくたって」
琴城 マリエ:その視線は、この戦いが始まって以来。異形から、一度たりとも離れていない。
琴城 マリエ:「ちゃんと"視てる"」
GM:▽round2/メインプロセス/"ヴァルマ・カライ"琴城 マリエ
GM:攻撃ドーゾ!
琴城 マリエ:シャイッ!
琴城 マリエ:絶対に斃すという強い意志を持ってマイナーで2個目のホローポイント弾をSET
琴城 マリエ:メジャー、"ヴァルマ・カライ" 《C:ウロボロス》《影縛りの魔弾》《腐食の指先》 侵蝕[+6]
琴城 マリエ:妨害なければ判定!
GM:妨害はありません 命中どうぞ!
琴城 マリエ:そして1ラウンド目で忘れてたシューターズジャケットをウェポンケースから取り出して……着る!
琴城 マリエ:(4+3+1)dx7+11+4+3
DoubleCross : (8DX7+18) → 10[1,2,3,3,7,8,8,10]+10[1,2,9,10]+5[2,5]+18 → 43
琴城 マリエ:ダイス数が全てではないということだな……
“ザイゴート”:12DX>=43
DoubleCross : (12DX10>=43) → 10[2,3,4,4,5,6,9,10,10,10,10,10]+9[2,5,8,9,9] → 19 → 失敗
GM:流石にその出目は……無理!
GM:ドッジ失敗。命中します
GM:ダメージどうぞ!
琴城 マリエ:5D10+11+1D10+3 ガード値[-9]、装甲[-15]で算出
DoubleCross : (5D10+11+1D10+3) → 25[2,3,6,10,4]+11+2[2]+3 → 41
GM:残りHP6!流石に耐え切れないので
GM:死にます。復活エフェクトもありません!
琴城 マリエ:琴城 マリエの侵蝕率を6(→ 6)増加 (109 → 115)
GM:フィニッシュ演出どうぞ!
琴城 マリエ:怪物の体内を行き交う生命の流れ。
琴城 マリエ:普通のヒトとは異なる。複腕に、関節の多い脚。心臓は視える限りで3つある。
琴城 マリエ:その全てを生命は流れ、怪物の身体を支えている。動かしている。
琴城 マリエ:──だが、その規格外の身体にも、一つだけ。
琴城 マリエ:(……見つけた)
琴城 マリエ:殆ど身体にめり込んで、一見しただけでは推察できない"頭部"。
琴城 マリエ:生けとし生きるモノの生命を司るその部位は、全ての経絡が集中する一点でもある。
琴城 マリエ:「今度こそ、逃さないんだから」
琴城 マリエ:男の巨躯の影、未だ蠢き此方を狙う杭爪の斬撃嵐から身を隠し、
琴城 マリエ:ただ、一発の弾丸を。
琴城 マリエ:「────百会射ち!」
琴城 マリエ:過たず放たれた必殺の弾は、生命の死穴たる部位に吸い込まれていった。
GM:必殺に一撃は
“ザイゴート”:崩壊しつつも尚、抵抗を続ける嵐の中心点を射抜き
“ザイゴート”:その生命の終わりを、決定的なものとする!
“ザイゴート”:「───────!!!!!」弾けるような金属音が空気を震わせ
GM:歪な人工生命体は、大気に断末魔の叫びを残し爆発四散した!
GM:戦闘終了、君たちの勝利だ!
GM:【バックトラック】
GM:Eロイスが3つ4つあります
GM:《乾いた魂》
GM:《暴食の胃袋》
GM:《ありえざる存在》
GM:3つでした 振ってもいいし、振らなくてもいい 振らない場合は手持ちのロイスで頑張って帰って来てくれ!
琴城 マリエ:振らないで大丈夫でしょ~ 残りロイス6個で素振り!
銀 隆也:我は万が一に備えるため……Eロイス分を振るぜ!
琴城 マリエ:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-41[6,6,6,3,10,10] → 74
絢辻雪:振らないで5つ素振りします
銀 隆也:118-3d10
DoubleCross : (118-3D10) → 118-20[9,7,4] → 98
絢辻雪:103-5D10
DoubleCross : (103-5D10) → 103-22[6,5,4,2,5] → 81
銀 隆也:そしてここからロイス5つ!
琴城 マリエ:オッケー5点で帰還!
銀 隆也:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-26[4,2,9,2,9] → 72
銀 隆也:こちらも5点!
絢辻雪:5点かな
GM:うす、全員5点圏内で無事帰還!
GM:ではそこに諸々の経験点10点を足して
GM:15点を全員の経験点としたいです
ED1
GM:シーンプレイヤー 銀 隆也/琴城 マリエ
GM:開店前のバー“シルバーバレット”。
GM:その閑散とした店内に、二人の人物がいた。
GM:ひとりはこの店舗の主である銀 隆也。
GM:そしてもうひとりは、今回の件の報酬を受け取ったばかりの琴城 マリエである。
GM:その懐には、札束がぎっしりと詰まった封筒が収められている。
琴城 マリエ:カウンターチェアに脚を組んで座り、封筒を取り出して中身の数を数えている。
琴城 マリエ:「~~~♪」 小さく鼻歌を歌うほどにはご機嫌だ。
琴城 マリエ:「こーいうオイシイ話、UGNは後出して引っ込めて来ないから好き~」
銀 隆也:「懐が潤ったようで、仲介者としても喜ばしいよ。……防衛隊が噛んでるとなった時には、正直胆を冷やしたが」
銀 隆也:「あいつらも律儀なもんだ。今のところ、こっちにちょっかいをかけてくる気配はない」
琴城 マリエ:「なんかヘンな感じ。そろそろ乗り込んでくるかと思ってたのに~」
銀 隆也:「客として来るなら歓迎するさ。ここは酒か銃か仕事、そのどれかを頼む場所だからな」
琴城 マリエ:「ここ、フツーのお客さん来てるの?」
琴城 マリエ:「あんまり見たことなーい」
銀 隆也:「酒も飲めない年の誰かさんが入り浸ってる時間は、かき入れ時より随分前ってことだ。……まあ実際──」
琴城 マリエ:む、と唇を尖らせる。自称18歳、お酒は自称の年齢でもまだだ。
銀 隆也:「仲介料で随分楽はさせてもらってるが。……ああくそ、真っ当な稼ぎも増やそうかと思った途端に今回の騒動だ」
琴城 マリエ:「ねー、あれ頂戴よー。お酒の匂いのするチョコレート~」
琴城 マリエ:「それならイイでしょ?」
銀 隆也:「あのな。菓子だろうが酒は酒だ、こんな店とはいえ堂々と出すワケには──」
銀 隆也:ため息を堪えているような──実際堪えているのだが──顔で、カウンターの向こう。実年齢より大人びて、自称の年齢より幼く見える少女と視線が合う。
琴城 マリエ:「いいじゃん、ケチー」
琴城 マリエ:カウンターの下で脚をぱたぱたぶらつかせる。
銀 隆也:堪えきれず、ため息を一つ。諦めの色が濃いそれに、ある種の懐かしさのようなものを滲ませて。
銀 隆也:「……1個だけだぞ、お嬢」
琴城 マリエ:「もー。早いとこその呼び方忘れてよね」
琴城 マリエ:「アタシはただの『マリエ』として生きてくんだから」
銀 隆也:「生き方を決めるような年じゃあないだろう。……まあ俺も、絢辻さんも、おそらくは"アウトクラトール"もイチローもそんな年じゃあないんだろうが」
銀 隆也:カウンターの下から、銀紙に包まれた小さなチョコレート菓子をひとつ。皿には乗せず、天板の上に置く。
琴城 マリエ:夕日色のネイルが施された爪で摘み上げ、手早く包みを剥がして口に放り込む。
琴城 マリエ:「銀しゃんはさぁ」 もごもごさせながら、舌っ足らずな声で。
琴城 マリエ:「なんれ……ん、ぐ。わざわざ、"真っ当な稼ぎ"にこだわるの?」
琴城 マリエ:噛み砕いて飲み下して、舌先が唇に残ったチョコレートを舐め取る。
銀 隆也:──疑問は当然だ。事実として、店の稼ぎなど銃器の売買、そして荒事屋としての儲けに比べれば微々たるもの。
銀 隆也:それでも、真っ当な──人としての生活に執着するのは何故か、と問われるならば。
銀 隆也:「──当たり前だと思っていた日常は、あっという間に消えて失せる。それはお嬢もよく知っているだろう」
銀 隆也:「それを取り戻したい、とは言わないが──」
銀 隆也:少女が食むものと同じ菓子を一つ取り出して。自分もそれを口に放り込む。
銀 隆也:口内の熱で柔らかくなったそれを、奥歯で噛み潰して。広がる酒精の香りを取り込むように、小さく、そして深い呼吸をひとつ。
銀 隆也:「きっと、人間のままでいたいんだよ、俺は」
琴城 マリエ:「ふーん」 両腕をカウンターに寝かせ、その上に顎を置いてべたーっとなりながら。
琴城 マリエ:「なーんか、オジサンっぽーい」
琴城 マリエ:「アタシには、わかんな…………ふ、ぁあぁ~……」
琴城 マリエ:大きくあくびを一つ。上体を突っ伏して、うとうとと瞼を閉じかけたり開いたり。
銀 隆也:「そっちが普段、散々オジサン呼ばわりするからだろうが。……まったく」
銀 隆也:黒い背広を脱いで、半ば放り投げるように、少女の肩にそれを被せる。
琴城 マリエ:勝ち気な笑みが取れてしまえばすっかり年相応、或いはそれよりも幼く見える少女が、小さく寝息を立て始める。
銀 隆也:その吐息が、どうやら穏やかなものであることを確認して。
銀 隆也:そのままカウンターを出て。決して広くはない店内を横切り、入り口の扉を開けて。そこに下げられてた、営業中を示す看板を裏返す。
銀 隆也:──どうせ彼女が言うとおり、普通の客が来ることなど稀なのだ。一日ぐらい臨時休業にしたって、大して変わりはない。
銀 隆也:「お互い、稼ぎはあったわけだしな。……よくやったよ、本当に」
琴城 マリエ:「……んぅ…………むにゃ…………」
銀 隆也:寝顔を目にして零す笑みは、普段、客にも見せることのない柔らかなもの。
銀 隆也:そして、少女にかける言葉もまた。
銀 隆也:「──おやすみ、お嬢。良い夢を」
銀 隆也:いつかのどこか、遠い日と場所を思い出すような──
ED2
GM:シーンプレイヤー 絢辻雪
GM:───事件から数日後。
GM:キミはこの街の支部に呼び出され、本来の管区外であるにも関わらず状況解決への協力を行ってくれたこと等への感謝を支部長から述べられます。
GM:また、ジャームの討伐について特別賞与が降りるという話もありますが、これは受け取ってくれても、拒否してくれても構いません。
GM:いずれにしても、その帰り。あなたの前に、“普遍存在”が現れます。
“普遍存在”:「お疲れ様です。長かったでしょう。支部長の話」
絢辻雪:「知ってる? 肩書が同じ人間の無駄話は聞かなくてもいいのよ」
絢辻雪:「ま、賞与も結構弾んでもらったし、しばらくフラフラするかな」うぅん、と体を伸ばしながら
絢辻雪:「あんたも少しは休んで、見識を広げなさい」
絢辻雪:「私みたいな休み方は好くないけどね」
“普遍存在”:「休みですか。考えたことありませんでした。」
“普遍存在”:「私のことより。今日はお礼を。“ザイゴート”の死亡と同時に」
“普遍存在”:「同僚を蝕んでいたレネゲイドの解除が確認されましたので。エージェントとして復帰できるかは微妙ですが。」
“普遍存在”:「昨日今日死んだり、ジャームになるということはなくなりました。感謝します。」
絢辻雪:「へえ、良かったじゃない」
“普遍存在”:「“十赫官”は」
“普遍存在”:「また、支部長をやることはないんでしょうか。」
絢辻雪:「あるかもね」
絢辻雪:「でも、当分はイリーガルみたいな感じで過ごすわ」
絢辻雪:「この立場も、世渡りには結構便利なのよ」
“普遍存在”:「そういうものですか」
絢辻雪:「私からすればね」
絢辻雪:「そうだ、本当にサインはいいの?」
絢辻雪:「次会う時までに死んでないとも限らないわよ、お互い」
“普遍存在”:「そうですね。実は先日」
“普遍存在”:「握手して貰った手をついうっかり洗ってしまいました」
“普遍存在”:「怖いですね。衛生習慣は。」
絢辻雪:「あんまりホワイトハンドの連中を困らせるんじゃないわよ」
“普遍存在”:「ですので。もしよろしれけば」
“普遍存在”:「頂いてもいいですか?サイン。」
“普遍存在”:そう言って、君に一冊の大判本を差し出す。
“普遍存在”:『夜叉の境』初版発行本。購入時の帯を含めて綺麗に保管されたそれは
“普遍存在”:彼女のエフェクトによるものなのだろう。大事に扱っているらしいことが見て取れた。
絢辻雪:「あら、覚えててくれたんだ」
絢辻雪:「絢辻、雪……っと」ペンを懐から取り出し、さらさら。
絢辻雪:「宛名はどうするの? 普遍存在にしてほしい?」
“普遍存在”:「名前……。」
“普遍存在”:暫し、逡巡するように考えて。
伊藤瑠美子:「よろしければ。“伊藤瑠美子”へ宛て貰ってもいいでしょうか。」
伊藤瑠美子:「本名です。公的には。自分でつけた名前なので、どちらもあだ名と言われれば、そうですが。」
絢辻雪:「誰に付けられようが変わんないわよ」
絢辻雪:漢字を確認し、慣れた様子でサインを終える。
伊藤瑠美子:「ありがとうございます。永久保存にします。」
伊藤瑠美子:サイン本を受け取ると、エフェクトによる保存効果をかけ直す。
絢辻雪:「どうも。……あんたの思想」
絢辻雪:「私も少し考えてみたんだけどね」
絢辻雪:「やっぱり、堕落ってのは良くないことだから堕落って云うのよ」
絢辻雪:「あんただって、恐ろしいと思うって言ってたわよね」
“普遍存在”:「はい。通常の死ほど、安らかではありませんから。」
絢辻雪:「……別に絶対にそうだと決めつけるわけじゃないけど」
絢辻雪:「防衛機制って判る?」
絢辻雪:「人がストレスに晒された時、精神が取る防衛術」
絢辻雪:「その中に合理化ってのがあるわけ」
絢辻雪:「ストックホルム症候群とか言われてるやつもその一種ね」
絢辻雪:「ま、あんたがそれに該当してるかは知らないけれど」
絢辻雪:「もし思い当たる節があるなら、心療内科に行きなさい」
絢辻雪:「オーヴァードと云っても、心は普通の人なんだから」
“普遍存在”:「心の頑丈さには自信があるのですが。」
“普遍存在”:「折角ですので。一度心理ケアの担当官と話をしてみることにします。」
“普遍存在”:「訓練施設を出てからは、一度も受けたことありませんでしたので。」
絢辻雪:「それがいいわ」
絢辻雪:「ああ、話をする時は連絡を頂戴」
絢辻雪:「正直に話して問題になっても、少しは味方になってあげるわ」
絢辻雪:「こっちも、あんたに世話になったしね」
“普遍存在”:「いいんですか。そこまでしてもらうほど。貢献した覚えはありませんが。」
絢辻雪:「いいよ、どうせヒマだし」
絢辻雪:「それに、ファンには優しくしないとね」微かに口角を上げる
絢辻雪:「こういう草の根活動が、作家生命を分けるのよ」相変わらず無愛想に、しかし明らかに照れ隠しであった。
DX3rd
「Three Bullet shoot the monster」
case end.
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.