World End Juvenile


PC1:“カラードゲイル”渡瀬 弓親(わたせ ゆみちか)(キャラシート)PL:サムトー
PC2:“ポレポレ・コベ”竜田 九楽(たつた くらく)(キャラシート)PL:トリケラプラス
PC3:“ジョニー・ザ・キッド”(キャラシート)PL:タチバナ
GM:モッズ

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ


【今回予告】

オーヴァードとして生まれた子供たち。
特別な能力を持ちながらも、
名前すら与えられることなく、
見ず知らずの者たちの平穏の為に戦う。

彼らは、自由を望んだ。
ゲームを遊び、スポーツに興じ、コーラを飲む。
そんな、ごく普通の若者たちの自由を。

だが、彼らは気づいてしまった。
自分たちは所詮、いつまでも怪物ビーストに過ぎないのだということに。
これは、世界終焉を望む少年少女の物語。

DX3rd「World End Juvenile」
ダブルクロス、それは破滅を呼ぶ自由への悲鳴さけび


GM:【PC紹介&ハンドアウト】
GM:PC1 カラードゲイル/渡瀬 弓親(わたせ・ゆみちか) PL:サムトーさん
GM:(キャラシート)

GM:まずはPC1、チルドレンの弓親くんから!
渡瀬 弓親:はーい!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親(わたせ ゆみちか)です。チルドレン制度が発足した当初からの古株UGNチルドレン。
渡瀬 弓親:幼少期に能力を発現したことで両親に捨てられ、UGNに拾われました。
渡瀬 弓親:が、当時はチルドレンの育成環境やノウハウが整っておらず
渡瀬 弓親:運悪く厳しい環境の施設に送られ、色々とひどい目にあい
渡瀬 弓親:UGNに嫌悪感をつのらせ、無事不良チルドレンに成長しました。
渡瀬 弓親:ご立派なお題目掲げてるけど俺はひどい目にあわされたしー!
GM:かなしいお話
渡瀬 弓親:こういった経験もあって性格は悲観的で皮肉屋なひねくれ者。
渡瀬 弓親:一方割りと理性的な性格をしており、嫌いながらもUGNの必要性は理解しています。
渡瀬 弓親:何かと斜に構えがちな面倒なやつですが、仕事だけはしっかりやりますのでご勘弁願えれば……
渡瀬 弓親:性能は丸太使いの白兵型。ミドルは低侵食でそこそこ火力を出しつつ
渡瀬 弓親:クライマックスではエピックポルター丸太で侵食効率よく高火力を狙います。カバーもあるよ。
渡瀬 弓親:こんなところかな。お手柔らかに。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いしますー!
GM:丸太使い、目にするのは初めて……!固定火力でみんなを勝利に導いて欲しい
GM:そんな弓親くんのハンドアウトはこちら


PC1 渡瀬 弓親(前半HO)
ロイス “ライトニングボルト”桐生嚆矢 P友情/N不安
(今回のあらすじ)
“彼”とは、チルドレン教導施設ホームで出会った。
当時のチルドレン教導施設は組織の発足当時ということもあり手探りの状況で、
中には兵士として、超人としてのオーヴァードの価値にのみ重きを置く、FHのそれと変わりない環境の施設も少なくなかった。
キミと“彼”はそんな施設でコードネームでのみ呼ばれる暮らしの中、互いにヒトとしての名前を付け合った。
キミは“彼”に嚆矢と言う名を。“彼”はキミに現在いまの名を。
その嚆矢が2年前、任務の最中に死亡したという。
キミはその死を信じていない。彼が最後に赴任したという街に着任して以来、その足取りを追っている。



GM:というわけで、消えた同郷を探してもらう!
渡瀬 弓親:まったく何やってんだか……生きてんならさっさと帰ってきなさいよ
渡瀬 弓親:探します アホめ どこ行きやがった

GM:PC2 ポレポレ・コベ/竜田 九楽(たつた・くらく) PL:トリケラ+さん
GM:(キャラシート)
GM:ではもうひとりのチルドレン!竜田さんの自己紹介をお願いします
竜田 九楽:おうよ!
竜田 九楽:「ゆーじーえぬチルドレン、ポレポレ・コベ。竜田九楽だ。オレのことは呼び捨てでいい。前の方でも後ろでも好きに呼べ……」
竜田  九楽:「ちッ、フルネームは止めろ。それは回らねぇんだ」
竜田  九楽:ドリル系のサイドヘアーが特徴的な人相の悪い女子高生1年生。
竜田  九楽:その表情通り荒っぽく男勝りな態度をとっており学校では割と浮いています。でもファンはいそう。
竜田  九楽:生まれたて捨てられてたところをUGNに拾われチルドレンとして教育を受けました。
竜田 九楽:初期段階というのもあって環境は弓親くんほど酷くはないけれどもそれほどよくもないというところでしょう。
竜田 九楽:名もなく、心を通わす仲間もない中で自己として唯一明確に持っていた能力とそれに近しい事象である”回す”という概念を自らの流儀ルールとして定義しており大事にしています。
竜田 九楽:あくまで自分の流儀ルールであって他人に強要はしません。また、他人の流儀ルールが侵されることについては怒りを現すでしょう。
竜田 九楽:能力はズバリ回したものに回した分だけ加速の力を与えるといったもので。ハンタのフィンクスとかイメージ近いカモ?
GM:ナルホドね…
竜田 九楽:元々自分にしか使えなかったものがとある任務の途中強制変異。自分以外のモノにも適用可能になりました(オルクス⇒ウロボロス)。実際のところ正統進化ですし今は自分なりに受け入れてますが流儀ルールを外部から強制的に書き換えられたことに憤慨してます。
竜田 九楽:性能はクリ値を下げて一閃で動きつつ乗り物で殴る!以上。ぶっちゃけそれしか出来ない!
竜田 九楽:リミットリリースと戦闘不能からの復帰時に使える鐘をつかって条件が整えばC5砲を放てるぞ。
竜田 九楽:低いダイスはストライクモービル先生とトゥルースサイトでカバー!
竜田 九楽:戦闘演出的には基本徒手空拳でクライマックスでようやく乗り物に乗るかなって感じです。
竜田 九楽:ぶっこわしてやるぜストライクモービル!その心意気
竜田 九楽:情報系は色々とってるからなんとかなるなる!なってくれ!
竜田 九楽:といったところでしょうか
GM:おす!頼りになるアタッカー2人目!
GM:そんな竜田さんの任務HOはこれ


PC2 竜田 九楽
ロイス “シャドウブレード”黒咲鏡花 P興味/N不快感
(今回のあらすじ)
UGNチルドレンとしてキミが送り込まれたのは、
オーヴァード能力を持つ少年少女の集団“リベレーターズ”への潜入捜査。
一見、自由を謳歌する少年少女のコミュニティにしか見えないが、
彼らには近頃頻発しているUGNチルドレンの失踪事件に関与している嫌疑がある。
潜入活動の最中、キミは周囲の子供たちとひとり異なる雰囲気を持つ少女───黒咲鏡花と出会う。



GM:そういうわけで、内偵をしてもらうことになります。
竜田 九楽:うお~!がんばって馴染むぞ!
GM:そこで何かを見つけたり、見つけなかったり……すべては君の活躍次第だ!期待しているぞ
竜田 九楽:「ところでこれ回していいか?ダメ?」
竜田 九楽:お任せください!

GM:PC3 ジョニー・ザ・キッド/ジョニー・ザ・キッド PL:タチバナさん
GM:(キャラシート)
GM:では最後、エージェント枠のジョニーさん!自己紹介お願いします!
ジョニー・ザ・キッド:「オーラィ 相棒バディ。ようやくミーの出番だな」
ジョニー・ザ・キッド:ウエスタンジャケットにジーンズ、そして滑車付きのブーツ。頭にはカウボーイハット。
ジョニー・ザ・キッド:西部劇の銀幕の中から飛び出したような風貌の男。人呼んでジョニー・ザ・キッド。ちなみにジョニーというのは本名である。
GM:そうなんだ!?豪胆
ジョニー・ザ・キッド:本名をそのままコードネームにしたと豪語している男。生まれはアメリカ・テキサス州との事。
ジョニー・ザ・キッド:英語は流暢という設定だが日本語ではコッテコテのカタカナ交じり日本語で喋る。ので吹き替えもそう表現を統一する。一人称は「ミー」
ジョニー・ザ・キッド:彼もUGNにはかなり早い段階から所属していた人物。自分の"帰る場所"を奪ったFHには並々ならぬ怒りを抱えている。
ジョニー・ザ・キッド:その詳細はおいおい。とにかくUGNアメリカ支部所属を得て自分から積極的に本部案件にさえ顔を出し、颯爽と敵を打ち抜いて帰っていく神出鬼没のガンマン。
ジョニー・ザ・キッド:本人が「ミーは銃をぶっばなすだけが能の男。それひとつだけであらゆる事件を解決してきたんだぜ」と言うだけあって
ジョニー・ザ・キッド:早撃ち、精密射撃はお手の物だがそれ以外はどこか締まらない男でもある。
ジョニー・ザ・キッド:銃を抜かせなければ表面的には陽気でノリの軽い男。アメリカンが服を着て歩いていると言ってもいい人物。
ジョニー・ザ・キッド:性能はエンジェルハイロウ/モルフェウスの射撃特化型クロスブリード
ジョニー・ザ・キッド:クソ長射程のクソ強射撃武器、レッドテンペストを主体にエンジェルハイロウの射撃強化とモルフェウスの瞬間装甲無視強化でブッ放す事に特化している。
ジョニー・ザ・キッド:テキサスの男は痛みに屈しない。1d10ダメージも鼻で笑うのだ。
GM:カッコいい!
GM:では荒野のタフガイに与えられる任務HOはこれ!


PC3 ジョニー・ザ・キッド
ロイス 与儀大輔 P有為/N不信感
(今回のあらすじ)
与儀大輔は、これまで優秀なチルドレンを多く輩出してきた教官である。
チルドレンの失踪が続く中、彼は霧谷と共に捜査を担当するキミのもとに乗り込んできた。
こんな事態の中でも、与儀はチルドレンのケアにしか興味はない。
キミは与儀の態度に、不審なものを感じるのだった。



GM:というわけで、おなじみ霧谷支部長と、チルドレンの教官がやってきてひと悶着あったりします
GM:気にするか気にしないかはともかく、エージェントとして事件を解決するのがキミの役目だ。がんばろう。
ジョニー・ザ・キッド:「心配はいらないぜブラザー。ミーはテキサスの男だ。どんな苦難も乗り越えてやるさ」
GM:すごい自信だ!

GM:ではOPから初めて行きましょう。準備はOK?
渡瀬 弓親:OK!
竜田 九楽:OK!
ジョニー・ザ・キッド:YES!ヒァウィゴー!
渡瀬 弓親:すごい差分だ

GM:【攻略tips】ロイスの取得と昇華は慎重に。思わぬ絆が助けになるかもしれない。

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OP1 与えられた名

GM:シーンプレイヤー 渡瀬 弓親
GM:まずは登場ダイスをどうぞ
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (36 → 46)

GM:■3年前 UGN特殊戦闘訓練施設 “キャンプ・ノクス”

GM:これは、思い出だ。まだキミが、訓練施設に所属していたころの記憶───。
GM:チルドレン養成施設や訓練所で見る顔ぶれは、必ずしも一定とは限らない。
GM:1人増え、2人増え、かと思えば見慣れた顔がいつの間にか去っている。
GM:調整の失敗、過酷な訓練からの脱落、あるいは能力を制御しきれず暴走───
GM:なかには、施設転居ポジティブな理由でいなくなった同期もいる(勿論、当時のキミ達は信じていなかった)が、多くはそんな理由だ。
GM:そんな中、まだコードネームで区別されていた訓練生チルドレンの間では、ある遊びが流行っていた。
GM:お互いに名前を贈り合うという一種の風習。
GM能力せいのうを示すコードネームや数字ではない、本で見るような人間ヒトとしての名前を付け合う、他愛のない遊び……。
GM:その日、キミは現代近接格闘OMAC訓練の休憩中、“ライトニングボルト”に考えて来た名前を披露したことを覚えている。
“ライトニングボルト”:「くそ。与儀のやつ、今日も馬鹿みたいな訓練しやがって」
“ライトニングボルト”:「異形型ジャーム相手に柔道なんかやってる余裕あるかよ。……ま、ナイフ格闘は悪くねえが」
“ライトニングボルト”:毒づきながらロッカールームに入ってきたのはキミの同期生である
“ライトニングボルト”:“ライトニングボルト”だ。
“ライトニングボルト”:「よお、兄弟。そっちはどうだった?」
"ゲイル":「あぁ?見りゃ分かんだろ」
"ゲイル":散々殴られてできたアザを氷で冷やす。
"ゲイル":「訓練っつうかイビリだあんなもん」
"ゲイル":「世界平和の守護者さんはさぞストレスがお溜まりのようで」
"ゲイル":けっ、とつばと血が混じったものを吐き捨てる。
“ライトニングボルト”:「違いない。……そうだ。覚えてるか?」
"ゲイル":「あに」
“ライトニングボルト”:「お互い、名前を考えてくるってやつ。いつまでも“稲妻ライトニング”と“疾風ゲイル”じゃ示しがつかないからな」
"ゲイル":「あ~、あれ?」
"ゲイル":かはっ、と音立てて笑う。
"ゲイル":「いや考えてきたけどさ。お前もこだわるよねえ」
"ゲイル":「名前とか別にいーじゃんなんでもよ」
“ライトニングボルト”:「よかねえだろ。ここの連中が決めた名前ペットネームを、いつまでも使うのは」
“ライトニングボルト”:「俺たちは兵器どうぐじゃない。自分でつけた名前を使うってのは、せめてもの意思表示だ」
"ゲイル":「そういうもんかねえ……」
"ゲイル":この"稲妻"は前々から、こういう妙なところにこだわりだす。
"ゲイル":そんなもん付けたって、兵器どうぐ扱いが変わるわけじゃない
"ゲイル":最悪、目をつけられたらまた殴る理由にされかねないってのに──
“ライトニングボルト”:「俺はちゃんと考えて来たぜ。“弓親”ってやつ。どうだ?」
"ゲイル":「どうっつわれても」
"ゲイル":わかんねえよ。そんないきなりしっくり来るわけねえだろ。
"ゲイル":「ちなみになんて書くん?」
“ライトニングボルト”:「こう書いて、こうよ」
“ライトニングボルト”:電子端末に指を滑らせ、漢字を示して見せる。
弓親:「ふーん……まあ、いいよ。別に」
弓親:「ネタにするような呼び名だったら殴るつもりだったけどな」
“ライトニングボルト”:「ふざけるとこじゃねえだろ?キメるところはキメねえとな」
“ライトニングボルト”:「今後、後輩や同期はその名前でお前を呼ぶんだぜ」
弓親:「マジかよ……クソ教官共のいないところだけにしろよな」
“ライトニングボルト”:「ここを出りゃ、外の連中だってな」
弓親:(ここを出りゃ、ねえ……)
“ライトニングボルト”:「わかってるよ、兄弟」
弓親:こいつはよく夢を語る。
弓親:外に出たら何がしたいだの、どうなりたいだの。
弓親:よくまあ飽きないもんだ。
弓親:(俺は飽きたよ)
弓親:「んじゃ、今後はそういうことでよろしくー」
弓親:立ち上がってロッカールームを去ろうとする。
“ライトニングボルト”:「おいおい。待てよ!俺だけか?」
弓親:「チッ……覚えてやがった」
“ライトニングボルト”:「まさか、考えてこなかったわけじゃないだろな?」
弓親:「じゃねえけどさあ……はあ」
弓親:ため息をついて。
“ライトニングボルト”:「ンだよ、勿体付けやがって!どんなだ?」
弓親:「……"嚆矢"」
弓親:しばし気まずそうな沈黙ののちに答える。
弓親:「漢字は……ああめんどくせえ、"こうし"で検索してろ」
“ライトニングボルト”:「ええっと、なになに?」
“ライトニングボルト”:「“物事の始め”、“開戦の合図”を意味する……か」
弓親:「あと、射ったら音たてて飛ぶ矢な」
“ライトニングボルト”:「いいね。気に入った!音……そうだな。“嚆矢こうや”のがカッコいいな」
嚆矢:「嚆矢こうや。それが今日からの名前か!」嬉しそうに破願して。
弓親:「んじゃそれでいいよ。それっぽいだろ、"音立てて飛んでく矢"」
弓親:「なんかうるさいし、突っ走るし」
弓親:「言い出したら止まんねえし……」
嚆矢:「は、澄ましたツラして先陣切ってくどこぞの誰かさんにはなあ」
嚆矢:軽口で返して、ふ、とロッカールームへ視線をやる。
嚆矢:「ここも随分と静かになった。……上の調子じゃまたすぐ補充されるんだろうが」
GM:ネームプレートの外された、空のロッカーが並んだ様を見て苦々し気に呟く。
弓親:「……いつも言われてんだろ」
弓親:「"転任"だよ」
弓親:「どっかで元気にやってら」
弓親:少しも信じていないことを口にする。
弓親:信じたいわけではない。
弓親:信じたことにしなければここではやっていけない。
弓親:背負いきるには重すぎる。
嚆矢:は、と鼻で笑い飛ばしてから。
嚆矢:「名前のない、造られた化け物ビーストのまま死んでいくのだけは御免だった」
嚆矢:「けど、おかげでその心配だけはなくなったわけだ」
嚆矢:「あいつらが俺たちをどう呼ぼうと」
嚆矢:「俺は嚆矢で、お前は弓親だ。……ありがとうな、兄弟」
弓親:「別に」
弓親:なんとなく気まずい気がして顔を逸らす。
弓親:「っつーか、なんで俺が弓だよ。合わせたみたいでちょいきしょいぞ?」
弓親:「矢の面倒はおまかせしますってか?」
嚆矢:「そっちこそ。後輩チビ読ませてサイコメトリーで被せて来たんじゃねえだろうな?」
弓親:「しねーよそこまで、やってたら俺だいぶきもいだろうが」
嚆矢:「違いねえ」
弓親:「くははっ!」

GM:───その後。施設での訓練を修了したキミたちは、正式に現場要員チルドレンとしての活動を認可されることになり
GM:それに伴って、自らの考えた名前もまた、社会に溶け込むためのIDなまえとして正式に認可された。
GM:その後の3年間は、あっという間だ。
GM:同期生の多くは任務で散り散りになり、キミたちの育った研究所ラボラトリーは凍結・解体されたと風の噂で聞いた。
GM:事情はよく知らない。上層部がその環境を看過できないものとみなしたのか?評議会の権力闘争の結果か?キミにとってはどっちでもいいことだ。
GM:2年前。任務の最中、ある噂を聞いた。
GM:桐生嚆矢が対FHセルの大規模作戦に投入され、消息不明になったというものだ。
GM:その後、日本支部は捜索を行ったが、発見されず……戦死判定を下した、とも。
GM:そして……

GM:■現在
GM:キミは今、かつて“ライトニングボルト”桐生嚆矢が所属していた支部に配属されている。
GM:数週間前から、任務の間に生じる自由時間を使って彼の足取りを追っている。
GM:……というのも、少年少女たちの間で近頃、彼に似た少年の姿が確認されているからだ。
GM:キミは、不良たちがたまり場にしているという路地裏へと、ふと足を向けた。
桐生嚆矢:「よお、兄弟。久しぶりだな」その時、キミの背後から声がかかる。
渡瀬 弓親:「……あ?」
渡瀬 弓親:驚愕とともに振り向く。
桐生嚆矢:「驚いたか?俺だよ!施設を出て暫くぶりだから、3……いや、2年ぶりか?」
渡瀬 弓親:「嚆矢……!」
渡瀬 弓親:2年の間の成長による変化はあっても、わかる。
渡瀬 弓親:「お前……!今まで何してやがった!」
桐生嚆矢:「ちょいと野暮用をな。UGNじゃ、俺は死んだことになってるって?」
渡瀬 弓親:「ああそうだよ!だからわざわざ探しに来てやったんだろうが!」
渡瀬 弓親:あまりにも平然とした様子に苛立ちながらも、安堵する。
桐生嚆矢:「悪い、悪い。いろいろあったんだ」
渡瀬 弓親:「はー、ったく……」
桐生嚆矢:「これでも大変だったんだぜ?……弓親って名前」
桐生嚆矢:「まだ使ってくれてるんだってな。嬉しいよ」
渡瀬 弓親:「あ?お前……そこまで知ってるって、マジで何してたんだよ」
渡瀬 弓親:「まあいいや、帰るぞ」
渡瀬 弓親:腕をつかもうと手を伸ばす。
桐生嚆矢:「おっと。その前に」
桐生嚆矢:「2年ぶりの再会だ。積もる話をいつもの場所UGNで、ってのも味気ねえだろ」
桐生嚆矢:「ちょっと付き合えよ」
渡瀬 弓親:「……まあ」
渡瀬 弓親:それもそうか。と納得する。
渡瀬 弓親:「大人共に質問責めされんのも鬱陶しいしな……」
桐生嚆矢:「だろォ?こっちだ」破願すると、先導するように歩き出す。
渡瀬 弓親:「金持ってんなら奢れよ」
渡瀬 弓親:まったくこいつは。
渡瀬 弓親:心のなかでついたため息は、呆れからか、安心からか。
渡瀬 弓親:なんだっていい。生きてりゃ十分だ。
渡瀬 弓親:(……どうして)
渡瀬 弓親:二年間、行方をくらましていた?
渡瀬 弓親:なぜ自分の近況を知っている?
渡瀬 弓親:──お前は今まで、何をしていたんだ?
渡瀬 弓親:積もる疑問が鬱陶しくて、気づかないふりをした。

GM:シーンカット!ロイスのみ取得可能……なんですが
GM:ありがたいことにすでに固定枠で取ってくれてる!
GM:ので、ここで取れるロイスが……GMからの提示ではねえよお!
GM:なんかとっときたいロイスがあればクリエイトしてくれていいですし
GM:置いておきたいならそれでも良い
渡瀬 弓親:今はいいかな!ありがとうございます
GM:了解!

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OP2 チルドレンの失踪

GM:シーンプレイヤー ジョニー・ザ・キッド
GM:まずはジョニーさんのOPから!登場ダイスどうぞ
ジョニー・ザ・キッド:OH!出番だな
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (32 → 35)
ジョニー・ザ・キッド:まずまずの滑り出し

GM:■UGN日本支部 作戦対策室
GM:現在、キミはUGN日本支部の作戦室デブリーフィングルームへ召集を受けている。
GM:理由はひとつ。
GM:近頃、都内で多発するチルドレンの失踪……その捜索と真相解明を行うエージェントの一人として、キミの力が必要と判断されたからに他ならない。
GM:部屋の扉が開き、二人の人物がやってくる。
GM:ひとりはキミもよく知る人物……近頃、混乱に次ぐ混乱を受けるUGN日本支部を立て直すべく、支部長の座に就任した
GM:“リヴァイアサン”霧谷雄吾その人だ。
霧谷雄吾:「ジョニー、まずは礼を。ありがとう、来てくれたことに感謝します」
ジョニー・ザ・キッド:応接ソファーに両腕を広げて乗せ、足を組んで伸ばして落ち着いた様子で俯く男がいる。
ジョニー・ザ・キッド:霧谷雄吾に顔を上げ、人差し指でウエスタンハットの鍔を上げ、不敵な眼差しで笑い返すその男。
ジョニー・ザ・キッド:「ヘイ、相変わらず勤勉だなユウゴ。最近ちゃんとバケーションは取っているのか?」
ジョニー・ザ・キッド:「睡眠スリープ不足はいい仕事の敵だぜ。……まあ、そういって止まる男ではないのはご存じだがな」
ジョニー・ザ・キッド:……ジョニー・ザ・キッド。アメリカ支部から現UGN本部エージェントへと階級を上げた男。日本支部長の霧谷雄吾とも何度か肩を並べた事のある男だ。
ジョニー・ザ・キッド:「ミーの事をそっちが呼ぶ時は……いつも穏やかじゃない状況だ。どんなデンジャーが待ってるんだ?」
ジョニー・ザ・キッド:「聞かせてもらおうか?ミーは何を撃てばいい?」
霧谷雄吾:「そうですね。順を追って説明しましょう。まずは……」傍らに控えた男性を紹介しようと半身を逸らす。
与儀大介:「……支部長。彼が?」
与儀大介:ジョニーを値踏みするような眼でジロジロと見るのは、
与儀大介:剣呑な目つきをした男だ。
霧谷雄吾:「紹介します。彼は与儀大介氏。以前はチルドレンの教官を務められていました」
与儀大介:「与儀です。……本部でお勤めの経験をお持ちだとか」
ジョニー・ザ・キッド:ピクリ、とかすかに眉を動かすのを霧谷の側からなら見逃すことはなかっただろう。明らかに彼の経歴に反応した様子だ。
ジョニー・ザ・キッド:しかし、その場で立ち上がり、にこやかに笑いかけながら対応に応じる。
ジョニー・ザ・キッド:「風の吹くまま気の向くまま。ミーが向かう先、このブラックホークの弾丸バレットをぶっ放した先にいつも大物がいてね」
ジョニー・ザ・キッド:「気が付いたら……ウップス!本部のメンバーだ。驚きだよな」
ジョニー・ザ・キッド:「そういう訳だから、荒事は全てミーに任せてくれていいぜ。テキサスの男は苦境でこそ輝くのさ」
ジョニー・ザ・キッド:「ナイストゥミートゥ。クールガイ」その手を与儀に向けて、挨拶を求める
与儀大介:キミの言葉に、大きく嘆息で応える。
与儀大介:「支部長。正直に申し上げる。いまどき西部劇ウェスタン被れというのは、信用に値する輩と思えませんな」
与儀大介:「本部からの増援と聞いて、少しは期待していたのですが」
与儀大介:「それも、猟犬ハウンドですらない。ただの戦闘屋ストライカー
与儀大介:「チルドレンの身を任せるに足る人材とは、とても……気を悪くされたなら申し訳ない」
ジョニー・ザ・キッド:ヒューゥ、と不敵に口笛を吹きながら彼はなお不敵に笑いかける。
ジョニー・ザ・キッド:「とんでもない。見返してやりたくなった」
ジョニー・ザ・キッド:「仕事の内容をレクチャー頼むぜ。何が必要かな?」
霧谷雄吾:「説明しましょう。その前に」
霧谷雄吾:「ジョニーの実力は確かです。そこは私が保証しますよ、与儀さん」
与儀大介:「そうですか。結構。では私はチルドレンの様子を見てきます」
与儀大介:「彼らは今、不確かな状況に放り出されている。心細い状況でしょうから。メンタルに不調を抱えていてもおかしくはない」
与儀大介:そう告げると、右腕に固定した杖を付きながら、与儀はその場を後にする。
ジョニー・ザ・キッド:「……ダイスケはどこかの任務ミッションで負傷したのか?ダメージを押して出てくるとはな」霧谷の方に向けて話しかける。
ジョニー・ザ・キッド:「しかし、チルドレン……か。」
霧谷雄吾:「いえ。彼は以前から研究員でして、ラボでの事故によるものと聞いています」
霧谷雄吾:「……与儀さんの態度については申し訳ない。あなたも既に聞いている通り」
霧谷雄吾:「近頃、この街では……厳密には、その周辺も含めて、チルドレンの失踪が相次いでいます。かつての教え子が行方も知らないままというのは」
霧谷雄吾:「彼にとっても気が気でない状況なのです」
ジョニー・ザ・キッド:「失踪ミッシング。……か。そうだな。顔なじみに頼りくらい出しても損はないだろうに、とはミーも思わなくもないが」どこか、含みのある台詞を口にする。
ジョニー・ザ・キッド:「最も、逆に言うならそれくらい告げてくれればどこに行こうと、少年ボーイたちの好きに行かせてやればいいのに、とは思うがね」
ジョニー・ザ・キッド:「……チルドレン。今はそんなに年若いキッドたちを前線に出さなければならないほど戦士ファイターは足りてないのか?」
霧谷雄吾:「レネゲイドウイルスの性質上、彼らにしか任せることのできない任務、というものも多いのですよ」
霧谷雄吾:「多くの発症者は10代前半から半ば。その年頃に、大人に心を開く子供ばかりではないですから」
ジョニー・ザ・キッド:「……まあ、ミーもUGNの一員クルーになったのは16,7頃だ。それくらいの年頃でUGNの一員になる前例はこの通り目の前にいるがな」
ジョニー・ザ・キッド:「決定的に違う所がある。そうだろ?ユウゴ」
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー。彼は10代半ばでUGNの一員になったがその頃から分類はチルドレンではなく"エージェント"だ。
ジョニー・ザ・キッド:彼自身の意志でUGNを名乗る事と、始めからUGNであることを植え付けられるのは違う。
ジョニー・ザ・キッド:そういう理由で、以前からチルドレンというシステムに疑問を示していたのを、霧谷雄吾も知っていた。
霧谷雄吾:「貴方の言いたいこともわかります。我々大人の不甲斐なさを、快く思っていないことも」
霧谷雄吾:「であるからこそ、この件に関して信頼できる人材だと判断しました」
霧谷雄吾:「貴方にお願いしたいことはふたつ」
霧谷雄吾:「ひとつは、“リベレーターズ”という組織が、この件に関与している可能性が浮上しています」
霧谷雄吾:「その真偽の確認をお願いしたい。ですが、それは副次的なものにすぎません。本題を言いましょう」
ジョニー・ザ・キッド:「……一つは"解放者たち"リベレーターズ。オーライ。ネクストを言いな」
霧谷雄吾:「復活した博士コードウェルが、本件に関与しているのではないかという情報が」
霧谷雄吾:「貴方もよく知っている日本副支部長ローズからの提供です。ご存じの通り」
霧谷雄吾:「私と彼女は友人ではありません。が、支部の機能をマヒさせたり」
霧谷雄吾:「組織UGNの停滞や硬直を招くことを善しとしていない、という点では一致しています」
霧谷雄吾:「故に、情報部を通して間接的にですが。彼女らしい」困ったような笑みを溢す。
ジョニー・ザ・キッド:「HA。あのビューティなポーカーフェイスがこっちを睨みつけてるのが今でも目に浮かぶぜ」肩を傾げておどけるように反応する。
霧谷雄吾:「どうでしょう。難しい任務になるとは思いますが、お願いできますか?」
ジョニー・ザ・キッド:ピン、と服の襟元に付けているアクセサリーを右手の人差し指で軽く弾く。
ジョニー・ザ・キッド:彼らUGNのエージェント達に支給されるUGNシンボルのバッジ……を彼が独自に保安官バッジのような装飾を付けて改造した物だ。
ジョニー・ザ・キッド:「ノープロブレム。ミーに任せておきな。ミーはUGNが誇る"保安官"シェリフだぜ?」
ジョニー・ザ・キッド:「コードウェルが出てこようと、ミーはブレない。ミーは未来永劫フォーエバー……FHに迎合する事はない」
ジョニー・ザ・キッド:「ならば、そこの一員を名乗る男には……ただブラックホークからの贈り物プレゼントを差し出してやる。それだけさ」タン、と腰のホルスターに差している銃に指で触れると、彼は霧谷に背を向ける。
ジョニー・ザ・キッド:「すぐに向かおう。ああ、レッツゴー、だ」

GM:シーンカット!ロイスの取得が可能……なんですが
GM:与儀のロイスを……初期で取得している!
ジョニー・ザ・キッド:そう、もう取ってるんだ……これからいっぱい取れるように
GM:霧谷に取りたければとっていいですし、これからを見据えてとらないなら
GM:それもよしです
ジョニー・ザ・キッド:オーライ。今は、よしておくぜ

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OP3 潜入捜査

GM:シーンプレイヤー 竜田 九楽
GM:まずは登場ダイスをどうぞ!
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (37 → 43)

GM:■東京都成子市・立体駐車場

GM:あなたはUGNからの連絡を受けて、停車中の車両へと招き入れられました。
ローザ・バスカヴィル:「“ポレポレ・コベ”ですね?私は“ネーム・オブ・ローズ”。ローズと呼んでください」
ローザ・バスカヴィル:「私の立場と役職については、ご存知かと思います。優秀なチルドレンと聞いていますから」手元の資料を示して。
竜田 九楽:「おう、問題ねー。回りくどいのは好きだが。そりゃアンタらの流儀ルールじゃねーだろ。率直にいってくれていいぜ」
ローザ・バスカヴィル:「では、状況を説明しましょう。知っての通り」
ローザ・バスカヴィル:「昨今、この成子市とその周辺で、チルドレンの失踪が起きています」
ローザ・バスカヴィル:「この件を調査する中で、“リベレーターズ”と呼ばれる組織の関与が懸念されています」
ローザ・バスカヴィル:「貴女には、彼らの内部へ潜入・調査をお願いしたい」
竜田 九楽:「内偵ってやつか。その”リベレーターズ”って組織の詳細はどうなってる?」
ローザ・バスカヴィル:「近頃、非行少年や少女の盛り場で彼らに声を掛けている様子が確認されています」
ローザ・バスカヴィル:「それ以上の情報は不明。正体不明ということです」
竜田 九楽:「んだ。全然情報ねーじゃねーか」不満を誤魔化すように左手で右手首を押さえ回す
ローザ・バスカヴィル:「このヴェールを取り払うことが、貴女の仕事と思ってもらいたい」
ローザ・バスカヴィル:「この件に関しては、貴女に全権をゆだねるというわけではなく」
ローザ・バスカヴィル:「こちらからも通信を踏まえた支援を行わせてもらうわ」
GM:そう告げると、専用の秘匿回線がプログラムされた端末を渡す。
竜田 九楽:「おう」それを雑な手つきで受け取り確認する
竜田 九楽:(監視とかクっっっっっソ面倒だな)と思いながら
ローザ・バスカヴィル:「正直に言いましょう。本件に関して、内側インサイドは信用できない」
ローザ・バスカヴィル:「私は、成子市支部内に内通者ダブルクロスがいると思っている」
ローザ・バスカヴィル:「貴女に依頼するのは、この街に着任して間もないこと、失踪したチルドレン達との交流がないことも理由に含まれます」
ローザ・バスカヴィル:「故に、本件は信頼のおけるチルドレンである貴女と、私。それから、一部のスタッフを除いては、外部の協力者イリーガルを用います」
竜田 九楽:「イリーガルぅ?んなとこに手ぇ回してんのか」
竜田 九楽:正直、UGNの外の戦力に対する信頼はまだない。
ローザ・バスカヴィル:「“ミーアキャット”を名乗る情報屋が、必要になればチームを支援する手はずです」
ローザ・バスカヴィル:「腕は確かです。この件に関しては、裏切りの心配もない」
竜田 九楽:「ネコかよ……あ~、まあ。わーった」自分のコードネームとの捕食関係は……と少し思いを馳せる
ローザ・バスカヴィル:「それと。霧谷支部長が、“ジョニー・ザ・キッド”というエージェントを本部から招集しています」
ローザ・バスカヴィル:「彼も本件の調査に携わることになるでしょう。彼に関しては、積極的な交信・接触を許可します」
ローザ・バスカヴィル:「FHや、敵性組織に内通する可能性の乏しい男ですから」
竜田 九楽:「あー、なげえ名前だな」それがコードネームも同じとは露ほども考えていない
竜田 九楽:「それにキザっぽい名前だ。いや、外の連中は自分で名前つけないのか」
ローザ・バスカヴィル:「会えば名前の由来もわかるでしょう」
ローザ・バスカヴィル:「では、以降は通信を通しての接触になります。よろしくお願いします」
竜田 九楽:「は、テンガロンハットの西部ガンマンでも出て来るってのか?西部劇でもあるまいし」
竜田 九楽:ローザの頼みを聞き
竜田 九楽:「まず、オレはつええ。同年代でオレに勝てるようなやつぁいなかった」
竜田 九楽:すこし文脈がとりずらいことをいいだす
竜田 九楽:「んで、優秀だ。座学もな。最近は高校にもいっている」
竜田 九楽:「ふつーの高校生活ってのを知ってんだ。そういうやつが」
竜田 九楽:「あんたみてーな大物とチーム組んで事にあたるんだ。わかるか?」回りっくどく問うた
ローザ・バスカヴィル:「状況に対して懸念があると?」眼鏡の奥で、微かに瞳を細める。
竜田 九楽:「いや、回りっくどくいったがいいたいことはつまりはこうだ」
竜田 九楽:「この作戦はぜって~成功する」
竜田 九楽:「任せとけや。副支部長さまよ」
竜田 九楽:肩を二、三度回し息をつき
竜田 九楽:「大事なことは回り回って伝える。それが、オレの流儀ルールだ」ふん、と強気に息を吐いた

GM:■数日後/現在/東京都成子市─再開発区域

GM:キミは、ローザから事前に伝えられた作戦レクチャー通り行動し
GM:“リベレイターズ”との接触を取り付けることに成功した。
GM:彼らが指定したのは、成子市の再開発区画。
GM:再開発とは名ばかり、実際はゴーストタウンとして放置されて暫くが経つエリアの一画だ。
GM:そこで待機していると、ひとりの少女がキミへ接触してきた。
“リベレーターズ”の少女:「あなたが、竜田?」
竜田 九楽:「いいな。回ってる……そうだ」
竜田 九楽:一瞬ほう……と己の名前が呼ばれたことに目を細めるがすぐに答える
“リベレーターズ”の少女:中性的で、ともすればどちらの性別にも見えるフード姿の少女が声を掛ける。
竜田 九楽:「そういうお前は?」
“リベレーターズ”の少女→“セヴン”:「“セヴン”。そう呼ばれてる」
竜田 九楽:「……他の呼び方は。ねーのか?」
“セヴン”:「これから行く場所では、外の名前は必要ない」
“セヴン”:「貴女も、何か考えた方がいい。……案内する。ついてきて」
GM:そう告げると、少女は先導して歩き始める。
竜田 九楽:「何か……ねえ」少し遅れてついて歩く。ただし
竜田 九楽:周囲の警戒は怠らない。いつでも能力を発動し。加速を叩きこめるようにはする。何、バレはしない
竜田 九楽:九楽の戦闘に特別な構えは必要ないのだから
竜田 九楽:(ポレポレ・コベは身元がバレっかもだから……なんか別の回文でも考えるか?)
GM:少女に連れてこられたのは、廃棄されたボーリング場だ。
“セヴン”:「ここが私たちの楽園きち
“リベレーターズ”の少年:「おっ、遅かったじゃん。セヴン!」
竜田 九楽:「こりゃまた。結構な場所だな」
竜田 九楽:「こいつは?」少年を指して
“リベレーターズ”の少年→“ゼロデイ”:「新入りさんだね。“ゼロデイ”って呼んでよ。僕のことは」
“ゼロデイ”:ラップトップPCを小脇に挟んだ少年が、はにかみながら名前を告げる。
竜田 九楽:「わかった。ゼロデイだな」
“セヴン”:「ここでは、なにをやってもいい。なにをするのも、自由」
竜田 九楽:「お前がそう呼ばれたいなら。オレはそう呼ぶぜ」
“セヴン”:そう言ってセヴンが指した先では
子供たち:ファッション誌を読みながらマネキンに《万能器具》を使って着せ替えるもの
竜田 九楽:視線をそちらに向ける
子供たち:ボーリング場でゲームに勤しむもの
子供たち:エフェクトを使って電磁ダーツを弄ぶ少年たち
竜田 九楽:(マジでガキが多いな)
子供たち:あるいは、コーラを片手にお喋りに興じるなど、それぞれが思い思いに過ごしている。
GM:……その中で。
黒咲鏡花:ひとり。腕を組んで目を瞑り、壁に背中を預けるに任せるだけの少女がいる。
黒咲鏡花:少女は微かに目を開き、キミと目を合わせると
黒咲鏡花:「新入りか」つかつかと歩み寄って来て、キミに声をかける。
竜田 九楽:(コイツは──なんか、違うな)仲間はずれというよりもむしろ
竜田 九楽:「そうなるな。お前がここの責任者か?」
“ゼロデイ”:「ううん。彼女は“シャドウ”。仲間だよ」
“セヴン”:「ここはみんな、思い思いに集まってるだけ」
“セヴン”:「リーダー、みたいなの。強いて言えば、嚆矢がそう、かな」
竜田 九楽:「嚆矢?そいつは……外の名前を使ってんのか?」
黒咲鏡花:「奴にとっては、それが唯一の名前だからな」
“ゼロデイ”:“シャドウ”の言葉に、困ったようにはにかんだ笑みをキミへ向ける。
“ゼロデイ”:「いろいろあるんだ。嚆矢も、僕たちも。君もそうだろ?」
竜田 九楽:「あ~、なんか。外の名前使うも使わねーのも自由なんだな」
竜田 九楽:「まあ、自由度がたけーのはみりゃわかるが」周囲を回しながら
竜田 九楽:「そりゃそーだ」
竜田 九楽:「誰も彼も、踏まれたくねー領域はあるわな。これ以上は聞かねーよ」
竜田 九楽:「とりあえず今は、な」
黒咲鏡花:「後は私が案内しよう。ご苦労だったな、“セヴン”」
“セヴン”:「ううん。いいの」首を左右に振る。
竜田 九楽:「おう、助かったわ」軽くてを上げ簡易的な礼とする
“ゼロデイ”:「……珍しいね。“シャドウ”が新入りに興味を持つなんて」
“セヴン”:「本当に、珍しい。気に入られた?」
竜田 九楽:「あ?そーなのか?」
黒咲鏡花:「さてな。……来い、案内する」
GM:そう告げると、にこやかに見送る少年たちと距離を離して。
竜田 九楽:「あ~、じゃ、頼むは」軽く少年たちに手をふり着いていく
黒咲鏡花:「歩かされて、喉が渇いたろう。ここは“自由の国”だ」
黒咲鏡花:「好きなものを飲んでいい。ここの連中の好物は“自由の味コーラ”だ」
GM:子供たちが集まる、自販機を指して。
竜田 九楽:「じゃ、その勧めに乗らせてもらうか」
黒咲鏡花:「連中は自由リバティの利益のみを求めてここに来た」
竜田 九楽:勧めに従って自販機の捜査をしつつ
竜田 九楽:耳を傾ける
黒咲鏡花:「その痛みいみ重責かちも知らん、甘たれどもだ」
黒咲鏡花:「お前はそうは見えんが」
竜田 九楽:(こいつ……やっぱ質がちげえな)
竜田 九楽:操作を続けつつも問う
竜田 九楽:「国、国っつったなさっき。ここを」
黒咲鏡花:「そうだ。他の連中も、概ねそう認識している」
黒咲鏡花:「程度に差はあるがな」
竜田 九楽:「……国ならその場所の秩序と自由を守るために。場所の方針を定めるために流儀がある」
竜田 九楽:「ここの”流儀”ってのは。なんだ?」
黒咲鏡花:「察しのいい奴は嫌いじゃない。気に入ったぞ」
黒咲鏡花:ニヤリ、と笑みを浮かべる。
黒咲鏡花:「直に嚆矢が戻ってくる。そうすればわかるさ」
竜田 九楽:「リーダーってやつか。楽しみだ」
黒咲鏡花:「それまでに、考えておけ。ここでの名前をな」
黒咲鏡花:「外の名を使ってもいいが」それも自由というヤツだ。と結んで
黒咲鏡花:「忘れていたな。黒咲鏡花だ。“シャドウ”というのはここでの名前」
黒咲鏡花:「好きに呼ぶと良い」
竜田 九楽:「じゃ、鏡花」
竜田 九楽:「オレは竜田九楽。竜田でも九楽でも好きに呼べ。呼び捨てでな」
竜田 九楽:「わざわざ名前を別に考えるなんてんなたりぃ真似はしねぇからよ」
黒咲鏡花:「そうか。……面白い奴だ」
黒咲鏡花:「九楽と呼ばせてもらおう。これからが楽しみだ」
竜田 九楽:「そりゃ光栄だ。よろしく頼むぜ」
竜田 九楽:集団に潜入したはいいものの
竜田 九楽:オーヴァードの数は膨大
竜田 九楽:中でも統制がとれているわけでもなさそうだと
竜田 九楽:竜田九楽は頭を回転させそう導き出した
竜田 九楽:(こりゃ、目が回る忙しさになりそうだ)
竜田 九楽:その予感、口の端を吊り上げ。笑った

GM:シーンカット!
GM:ロイスの取得ができます
竜田 九楽:ではシナリオロイス
竜田 九楽:鏡花に 〇興味/不快感で取得します
GM:了解!

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ミドル1 再会はコーラで

GM:シーンプレイヤー 渡瀬 弓親(ほか登場不可)
GM:登場ダイスをどうぞ
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (46 → 51)

GM:■成子市郊外

桐生嚆矢:「~~~~~♪」
桐生嚆矢:嚆矢は口笛を吹きながら、ぶらぶらと歩く。
桐生嚆矢:キミの記憶にある姿とは些か異なるが、間違いなく桐生嚆矢本人だ。
渡瀬 弓親:「えらいご機嫌だな」
桐生嚆矢:「そりゃあな。2年ぶりだろ?」
桐生嚆矢:そのまま自販機に近づくと、右手がスパークを呼び起こす。
GM:雪崩のように出て来たコーラの缶を掴むと、1本をキミへ放り投げて寄越す。
渡瀬 弓親:「誰のせいだ」
渡瀬 弓親:受け取って蓋を開ける。誰にも見られてないならいちいち注意するほどお行儀はよくない。
桐生嚆矢:「懐かしいな、その憎まれ口も」
桐生嚆矢:「お前の方は相変わらずみたいだ、はは」コーラの缶をかちん、と鳴らして。
渡瀬 弓親:「今回ばっかりは全うなお怒りでしょうが」
渡瀬 弓親:缶を傾けて一気に飲み干す。
渡瀬 弓親:「なぁにやってたんだよ、2年も。こっちじゃすっかり死んだってことになってたんだぞ」
桐生嚆矢:「は!失踪者死亡判定とは、お粗末な話だ」
桐生嚆矢:「俺があの程度で死ぬかよ。そう見せかけただけだ。邪魔な枷を外すためにな」
渡瀬 弓親:「……UGNから抜けるためか?」
桐生嚆矢:「そうだ。チルドレンの中には、施設から出たことで自由になったと考える奴もいる」
桐生嚆矢:「だが、そんなのは所詮飼い犬の自由だ。本物じゃない」
渡瀬 弓親:「否定はしねえよ」
渡瀬 弓親:「せっまい犬小屋から出られただけで、首輪はついてる」
渡瀬 弓親:とんとん、と自分の首を指で叩く。
渡瀬 弓親:「で、その首輪を外すために一芝居うったと」
桐生嚆矢:「そうだ。だが、脱走こいつは序の口に過ぎない」
桐生嚆矢:「弓親。お前はどうだ?」そこまで口を開くと、話を切り替えるようにキミへ。
桐生嚆矢:「今の環境が飼い殺しに過ぎないことは、お前もわかってるだろう」
桐生嚆矢:「UGNを抜けて、俺と来ないか?」
渡瀬 弓親:「………」
渡瀬 弓親:興奮して語る嚆矢をじろり、とねめつける。
渡瀬 弓親:「とりあえず」
渡瀬 弓親:膝下を力を入れて蹴りつける。
渡瀬 弓親:「先に言うことあんだろ、こら」
桐生嚆矢:「いって!」
桐生嚆矢:「何も言わずに偽装したにげたことは、悪かったよ」
渡瀬 弓親:「おう。拳じゃないだけ良かったと思えよ」
渡瀬 弓親:両の腕を軽く合わせるように叩く。人体とは思えない重く澄んだ音が鳴る。
渡瀬 弓親:「せめて落ち着いたときにでもなんとか連絡よこせよ、ったく……」
渡瀬 弓親:ぶつぶつと小言と愚痴が続く。
桐生嚆矢:「この2年の野暮用が、なかなか面倒でな」
桐生嚆矢:「それに、UGNはマヌケかも知れないが馬鹿じゃない。俺の生存が偽装工作の上にあると知られるのは避けたかったんだ」
渡瀬 弓親:「野暮用ねえ……」
渡瀬 弓親:がりがりと頭をかく。
渡瀬 弓親:「勝算は?」
渡瀬 弓親:「UGNからも、他の面倒な連中からも逃げ切れる勝算」
桐生嚆矢:「逃げ切るなんてチャチなもんじゃない」軽く笑い飛ばして。
桐生嚆矢:「俺たちはついに、真の自由を手にする。そのための準備がこの2年だった」
桐生嚆矢:「デカいヤマだ。世界を丸ごと変えちまう程のな」
桐生嚆矢:「こいつに、お前が手を貸してくれると嬉しいんだがな」
渡瀬 弓親:「あのなあ」
渡瀬 弓親:こいつ変わってねえな。
渡瀬 弓親:「俺は現実的にやれるかどうか聞いてんの!」
渡瀬 弓親:「いくらご立派な目標だろうと、うまくいかなきゃ意味ねーじゃん」
桐生嚆矢:「今回ばかりは、比喩でもないんだがな」
桐生嚆矢:「現実の話だ。上手くやる目算もある」
桐生嚆矢:「お前を信じないわけじゃないが、あまり多くを始める前から喋るわけにもいかないんだ。兄弟」
桐生嚆矢:「コミックの悪役みたいでダセえだろ?そういうのは」
渡瀬 弓親:軽々には話せないこと。世界をまるごと変えるような。
渡瀬 弓親:そしておそらく、UGNに知られてはならないような。
渡瀬 弓親:(ああ、やっべえこと考えてんなまた)
渡瀬 弓親:昔からこの男は。やれるかどうかではなく
渡瀬 弓親:やると決めたらやる。
渡瀬 弓親:リスク度外視でリターンを取りに行く。
渡瀬 弓親:「……ちっ、たくようお前」
渡瀬 弓親:「勧誘としてはくっそ怪しいぞ」
渡瀬 弓親:「"内容は話せないけどめちゃめちゃ儲かるヤマがある"とか、詐欺の手口だかんな?」
桐生嚆矢:「だよなあ!俺がお前でもそう思う」
桐生嚆矢:「警戒は当然だ」からからと笑い飛ばして。
渡瀬 弓親:「で?」
渡瀬 弓親:「詳しい話はいつ聞かせてもらえんだよ」
桐生嚆矢:「協力してくれるなら直ぐにでも、と言いたいところなんだが───」
桐生嚆矢:「お前にも、考える時間は必要だろう。それに」
桐生嚆矢:優れた猟犬が、何かを感じ取るような仕草で人差し指を立てる。
桐生嚆矢:芝居がかった動きで、キミの方へ。
GM:その仕草とぴったりのタイミングで、キミの端末に[CALL]が入る。
GM:発信元は成子支部の支部長からの直通───つまり、一部の正規人員のみを対象とした緊急の連絡だ。
渡瀬 弓親:「……」
桐生嚆矢:「時間切れリミットみたいだしな。俺も、アジトに仲間を待たせてる」
桐生嚆矢:「散歩は終わりだ。また会おう、兄弟」
桐生嚆矢:そう言うと、嚆矢は手を振って歩き出す。
渡瀬 弓親:「嚆矢!」
桐生嚆矢:踏切を越えたところで、キミの呼びかけに応じて立ち止まり、振り返る。
渡瀬 弓親:「まずは確認からだ」
渡瀬 弓親:「手札の確認、障害の確認、目標の確認」
渡瀬 弓親:「全部まとめて、計画を現実的にすんぞ」
渡瀬 弓親:「お前が夢ぶちあげて、俺が修正する」
渡瀬 弓親:「いつものことだ」
桐生嚆矢:その言葉に、笑みを浮かべて拳を掲げる。
渡瀬 弓親:「はっ」
渡瀬 弓親:拳を掲げ返す。いつぶりだろう。
渡瀬 弓親:好きに突っ走れよ。ケツは持ってやる。
渡瀬 弓親:もし本当に馬鹿考えてるってんなら、げんこつだ
渡瀬 弓親:まったく
渡瀬 弓親:「いつものことだねえ」
渡瀬 弓親:諦めたように溜息をつく。これも、随分と久しぶりだった。

GM:シーンカット!
GM:ロイスの取得……は必要なさそうかな?
渡瀬 弓親:大丈夫です!
GM:購入が可能です
GM:コーラを買え……桐生のように
渡瀬 弓親:きりゅう違い
渡瀬 弓親:アームドスーツ!
渡瀬 弓親:1DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (1DX10+3>=15) → 1[1]+3 → 0 (ファンブル) → 失敗

渡瀬 弓親:残念、以上
GM:了解!

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ミドル2 自由に生きる

GM:シーンプレイヤー 竜田 九楽(ほか登場不可)
GM:竜田さん、ダイスをどうぞ!
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (43 → 49)
GM:良い感じの出目

GM:■成子市/“リベレーターズ”のアジト

GM:街外れの廃ボーリング場。
GM:本来なら人気などあるはずのないその場所で、子供たちは思い思いに時間を過ごしている。
“セヴン”:誰とも交わらず、ヘッドホンで音楽を聴きながら黙々と読書をする者もいれば
“ゼロデイ”:周囲の少年たちと談笑しながら、ラップトップPCを弄ぶ者。
少年たち:集まって口々に武勇伝を語りながら、シャツを捲って古傷を見せたり、他愛ない会話に興じる集団もいれば
黒咲鏡花:そんな彼らを遠巻きに眺めながら、マグカップに注いだ珈琲を飲む者もいる。
GM:少年たちの集まりは思い思いに時間を過ごしていたが
GM:わっ、と入り口の方で声が上がると、ひとりの少年が姿を現わし、キミに声を掛ける。
GM:コーヤ、という声からして、彼がこの集団のリーダーだという桐生嚆矢だろう。
桐生嚆矢:「よう。新入りだって?」
竜田 九楽:「ああ、お前がここの……リーダーってやつか」女にしては低めの声で返事をする
竜田 九楽:目つきは悪いが、別に威嚇をしているわけではない
桐生嚆矢:「桐生嚆矢だ。歓迎するぜ」
竜田 九楽:「そいつぁ。どーも竜田九楽だ。上でも下でもどっちでも好きに呼べ」
桐生嚆矢:「よろしくな、竜田。鏡花に気に入られたんだってな?」
竜田 九楽:「どーかは知らんが……。周りの奴らの反応的にはそーらしい」
桐生嚆矢:「いいね。優秀なヤツは大歓迎だ。近く、デカいことをするんでな」
竜田 九楽:「デカいこと?そりゃ面白そうだ。デカいのが回ってたほうが派手だ」
竜田 九楽:「何すんだ。聞かせてくれよ……なぁ?」
竜田 九楽:獣のように歯を見せ嗤った。
桐生嚆矢:「ブッ壊すのさ。今のこの世界を」
桐生嚆矢:笑みを消し、怜悧な表情で嘯いて見せる。
竜田 九楽:「へぇ……」一瞬目を細めた。
桐生嚆矢:「……なんてな!はは、冗談だよ」
竜田 九楽:「ん、だよ。冗談かよ!ちったぁ面白くなったと思ったのによお」
桐生嚆矢:「ヒトと俺たちオーヴァードとの壁を破壊するんだ」
桐生嚆矢:「俺たちがヒトとして生きる為に」
竜田 九楽:(ああ……こりゃどうにも)
桐生嚆矢:「ここに居る連中のうち、チルドレンだった奴らはただ兵器どうぐとして育てられた」
竜田 九楽:(頭に血が回る案件な予感がすんぜ)
桐生嚆矢:「人間らしいことを何一つ教えられずに」
桐生嚆矢:「博士には感謝しているよ。そのことをはっきりと教えてくれたんだからな」
竜田 九楽:チルドレンである自分には彼の語る言葉は実感として伝わるものがあった
竜田 九楽:竜田九楽が現在備える自我は周囲から与えられたものではなくおおよそ生まれ持ってのものと自らがそうあるために掴みとったものだ
竜田 九楽:ゆえにこの場の少年たちの境遇に思いを察することは容易なことではったが、それを許さない言葉があった
竜田 九楽:「博士?せっかくわけーやつらの集まりだと思ってたのになんか大人と繋がりあんのか?」
桐生嚆矢:「大人の言葉を借りれば、清濁なんとやら、だな」
桐生嚆矢:「利用できるものはさせてもらうさ。向こうもそのつもりだろ」
竜田 九楽:博士については誤魔化されたことに内心舌打ちをしつつ
桐生嚆矢:「痛いところをつく。そういう意見を言える度胸もある。気に入ったよ」
竜田 九楽:「なんかお前、大人っぽいな。んで、」
竜田 九楽:「オレらオーヴァードとヒトの壁を壊すって具体的に何やるつもりなんだよ」
桐生嚆矢:「これからの俺たちには、そういう奴が必要に……ああ、方法か?」
竜田 九楽:「そう、ほーほー」
桐生嚆矢:「それは勿論」
桐生嚆矢:「ここのみんなで頑張って、だ!」
竜田 九楽:「…………」
桐生嚆矢:「そのために“シャドウ”、もう少し頼りにさせてもらうぞ!」
竜田 九楽:「お前、詐欺師みてぇだってよく言われねえ?」
黒咲鏡花:声を掛けられた鏡花は、任せろ、とばかりに腕を組んで軽く頷く。
竜田 九楽:いいのかよ……という眼で鏡花を見る
桐生嚆矢:「勿論、お前らにもな!」続けて、他の少年たちに。
“ゼロデイ”:「うん、任せてよ!」嬉しそうに微笑んで応えるもの。
“セヴン”:ヘッドホンをつけたまま、無表情で視線を嚆矢に向け、サムズアップするもの。
GM:口々に嚆矢の名や歓声をあげるもの。反応は様々だ。
桐生嚆矢:「詐欺師プリテンダーとは心外だな。俺は……」
GM:そこまで口を開いたところで、ラップトップを目にしていた“ゼロデイ”の表情が変わる。
“ゼロデイ”:「嚆矢。“ティーチャー”から定期連絡だ」
桐生嚆矢:「そうか。……悪いな、ちょっと外す」
竜田 九楽:(ティーチャー。大人、か。さっきの博士とは別口か?)
竜田 九楽:「そうか。色々話してくれて助かった」
竜田 九楽:「次は、もう少し踏み込んで話してくれると助かるけど……な!」ひんしゅくを買わない程度には不満のある声色をみせていく
GM:“ゼロデイ”と奥の部屋から出て来た少年を併せて、嚆矢はなにやら密談を開始する。
GM:そのすべてを聞いたわけではないが、キミの聴覚にはいくつかの単語が聞こえてくるだろう。
“ゼロデイ”:「君達の言う、霧谷が直接出て来たらしい」
“ゼロデイ”:「“ジョニー・ザ・キッド”?コードネームかな。外部からの協力者も連れてるそうだ」
少年:「マジか!霧谷……それに、協力者って」
竜田 九楽:(日本支部長。直球だな。んで、そんな長ぇコードネームのやついねーだろ)
桐生嚆矢:「本気みたいだな。他には?」
“ゼロデイ”:「支部長は内通者の存在を疑ってるかもしれないと」
“ゼロデイ”:「それから、日本支部を通じて潜入捜査官が送られてるかもしれないってある」
竜田 九楽:(協力しろとは言われてるが……接触方法は考えねーと一瞬でバレるな。回りくで~ことになるかもしれん。いいぞ)
竜田 九楽:(おいおいおいおい)
桐生嚆矢:「なるほどな。連中も結構焦ってるみたいじゃないか」
竜田 九楽:(かなり漏れてんじゃね~かよローザさんよぉ。こりゃバレんのも時間の問題だな)
竜田 九楽:(つか、もう当たりつけられても全然おかしくね~。アジトは掴んだ。脱出の用意しとくか)
桐生嚆矢:「チルドレンが次々離脱してるんじゃ無理もないか。当然の報いだな?」
桐生嚆矢:「とはいえ、流石に手を打ってくるか」
桐生嚆矢:「竜田!ここにスパイが送り込まれてるらしいんだが」密談を打ち切ると、新入りに声を掛ける。
桐生嚆矢:「……まさか、お前ってコトないよな?」
竜田 九楽:「ストレートだなおい!オレはもうちっと回りっくどい方が好みだぜ!」
竜田 九楽:冗談めかして答える。周囲に気を配りながら。不敵に、慎重に答えを選ぶ
竜田 九楽:「んなわきゃねーだろ」
桐生嚆矢:その思考パルスを読むようにじっと真顔でキミの表情を見つめた後。
桐生嚆矢:「…………」
桐生嚆矢:「………冗談だよ!」パン!と大仰に手を叩いて笑って見せる。
竜田 九楽:「つっても。信じるかどうかはお前ら次第だが……っと」
桐生嚆矢:「今日来たばかりの新入りが潜入捜査官?出来過ぎだ」
桐生嚆矢:「信用してるぜ」パン、と軽く背中を叩くと、おどけた素振りで他の仲間へ向かう。
竜田 九楽:「どーもどーも。新人いびりもたいがいにしろよお前」
竜田 九楽:一旦この場で直ぐに襲われるような事態は切り抜けたか。と思う
竜田 九楽:とはいえ。これで疑いが晴れたなどというボケた思考は持ち合わせていない
竜田 九楽:(回りっくどく。探ってくるだろうな。楽しくなってきた)
竜田 九楽:こっちも同じように隠してることを探ってやるだけだ。回すのも回されるのも嫌いではない。
竜田 九楽:とにかく今は先のやりとりを真剣に受け取っていないように見せるためにも
竜田 九楽:「なあ、鏡花。アイツいつもこんな感じなのか?質わりぃぞあれは」ここでの日常に戻っていくことにする

GM:シーンカット!
GM:ロイスの取得と、購入が可能です
竜田 九楽:ちょいとロイスは先の流れをみて保留にしときますか
竜田 九楽:購入はなんか防具いきたいな~
竜田 九楽:安心安全のボディアーマー
竜田 九楽:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

竜田 九楽:ちょっと惜しかった。以上で

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ミドル3 与儀大介の失踪

GM:シーンプレイヤー ジョニー・ザ・キッド(ほか登場可能)
GM:合流シーンになります。次のリサーチからシーンインして合流する手もあるけど
GM:ここは侵蝕率とかと相談しつつ…ですね。
ジョニー・ザ・キッド:とにかく、登場するぜ
渡瀬 弓親:ここは出ましょう
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (35 → 36)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (51 → 60)
竜田 九楽:出るよ~
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (49 → 50)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー、低侵蝕過ぎやろ
GM:PC1とPC3に侵蝕開きすぎ問題

GM:■UGN/成子支部

GM:日本支部から、キミたちは失踪の多発点とされる成子市へと訪れていた。
GM:支部長である御巫から挨拶を受けたのもつかの間。
GM:キミを待っていたのは資料の山、山、山……現場捜査のため支部を外している職員も少なくないという。
GM:どれもが現在の支部の苦しい状況を報せている。
GM:……いや、この支部だけではない。おそらく、都内の多くの支部が、同様の状態にあるのだろう。
ジョニー・ザ・キッド:「OH……ずいぶんと慌ただしいな」
ジョニー・ザ・キッド:「チルドレンの失踪が、よほどクリティカルに響いたのか?なるほど……人員メンバー不足によるリアリィな問題プロブレムに直面というわけだ」
ジョニー・ザ・キッド:「さて、どのメンバーに話を聞くか……」ブーツの音を軽やかにならし、辺りを見回しながら話しかけられそうな人物を探す。
御巫士郎:「本部からの協力者には、見苦しいところを見せてしまったな」
御巫士郎:「それだけ、みな子供たちの行方を心配しているということでもある」
ジョニー・ザ・キッド:「オーライ。連絡が取れなくなるのはそりゃテリブルだよな。察し余りある」
ジョニー・ザ・キッド:(最も、連絡コールを取りたくなくなるくらいの態度がこちら側にもある心当たりは、認めないといけないと思うがね)
御巫士郎:「ジョニー君だね? 霧谷支部長から話は聞いている」
ジョニー・ザ・キッド:「YES。"ジョニー・ザ・キッド"だ。ナイストゥミートゥ」
御巫士郎:「こっちだ。今回の件について、ひとつチームを編成してある」
御巫士郎:そう言うと、握手を交わしたのち、初老の支部長はひとつの作戦室に案内する。
GM:通されたのは、この町の支部長室だ。
GM:既に招集された“カラードゲイル”と“ポレポレ・コベ”が、そこには居た。
御巫士郎:「ここなら、盗聴の心配もない」
御巫士郎:「二人とも、待たせてしまったかな。すまない」
渡瀬 弓親:「どうも……うお」
竜田 九楽:「ああ、待ちくたびれ……なっ、」
御巫士郎:「紹介しよう。こちらは霧谷支部長からの要請で協力してくれる……」
竜田 九楽:僅かな悪態がこの場に入ってきた者の格好で止まる。
渡瀬 弓親:支部長の隣を歩く男を見て眼を見開く。
ジョニー・ザ・キッド:「"ジョニー・ザ・キッド"だ。ジョニーでいいぜ。ここには今レクチャーがあった通りユウゴの招集で本部から足を運んだ」
ジョニー・ザ・キッド:「ナイストゥミートゥ。少年ボーイ達。……いやしかしユー達えらく若いな。ユー達の名は?」
ジョニー・ザ・キッド:(……ミーがUGNに入ったのも、これくらいの年頃だったな。そんなのは希少レア事象ケースであって欲しいんだが)
渡瀬 弓親:「"カラードゲイル"だ。この仕事、変なやつはよく見かけるけどカウボーイは初めてだな」
渡瀬 弓親:「見た目よりは年食ってるっつったら信じるか?童顔は気にしてんだがねこれでも」
竜田 九楽:「竜田九楽だ。呼び捨てで好きに呼べ。コードネームは”ポレポレ・コベ”」
竜田 九楽:「マジか……マジでジョニー・ザ・キッドそのものが出てきやがった。これ、誤魔化すのとか無理だぞ……」頭を抱える
竜田 九楽:「んで、童顔。大丈夫かよ今回の任務」
ジョニー・ザ・キッド:「OH,ソーリー。日本語ジャパニーズも昔よりはうまくなったと思ったが伝わりづらかったか。聞きたかったのは本名トゥルーネームの方だ」苦笑しながら、カラードゲイルと名乗る少年に説明し直す。
渡瀬 弓親:「んだよ、あんたもコードネームしか名乗ってねえだろ?」
ジョニー・ザ・キッド:「そちらのガールのようにな。OK、クラク。以後そう呼ばせてもらおう」
御巫士郎:「いや、“カラードゲイル”。ジョニーは……」
竜田 九楽:「ガキっぽい扱いは苛つくが……いい感じに回ってるな。いいだろう」
ジョニー・ザ・キッド:「HAHAHA,"これ"が本名トゥルーネームのつもりだった。と言ってもそう名乗っただけでは意味が分からないだろう」
ジョニー・ザ・キッド:「ミーの"本名トゥルーネーム"。それは"ただのジョニー"に始まり」そう言うと彼は手の指を一つ折り。
ジョニー・ザ・キッド:「ジョニー・トンプソン。」もう一つ指を折り
ジョニー・ザ・キッド:「……ジョニー・マクフライ。」さらに指を折り。
ジョニー・ザ・キッド:「……現在の書類ライブラリ上に記録されている名前はジョニー・デイビス。ユー達にとって重要なのはラストのネームかもしれないが……」最後に折った指を見せながら
ジョニー・ザ・キッド:「ミーにとってはこの全てが本名トゥルーネームでね。優劣とかオールド・ニューの区別もする気はない」
ジョニー・ザ・キッド:「だから総称して"あの人々の子、ジョニージョニー・ザ・キッド"なのさ。それがそっくりそのままミーのコードネームだ」
渡瀬 弓親:「……なるほど、色々あるわけだ。そりゃ失敬」
渡瀬 弓親:「渡瀬弓親だ。これでいいか」
竜田 九楽:「めっちゃ回りくどいな‥‥いいね。回りくどい奴は嫌いじゃねえ。覚えたぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「OH。ユミチカか。ユミ……”弓”か。アローの事だったな」
ジョニー・ザ・キッド:「いい"本名トゥルーネーム"じゃないか。こちらも今後はそう呼ばせてもらおう。ナイストゥミートゥ、ボーイ」
渡瀬 弓親:「惜しい。アローは矢だな、弓はボウの方さ」
ジョニー・ザ・キッド:「OH~!ボウの方だったか!逆に覚えちまった~!」
竜田 九楽:「しまらねぇなオッサン!?いや、ジョニー!」
渡瀬 弓親:「セットだからあながち間違ってもいねえかもな?」
ジョニー・ザ・キッド:「"日本語ジャパニーズ"は難しいなぁ~、まあ海外の言葉はどれも覚えるのに苦労するがね」
ジョニー・ザ・キッド:「ユミチカ。クラク。ユー達が今回のミーの相棒バディと言う訳だな。……その若さでよくぞ戦場に立つ。いいガッツだ」
竜田 九楽:そういうやちょっと前にあった奴は”矢”だったなぁとぼんやり思い。まあ、関係ないだろと斬り捨てる
ジョニー・ザ・キッド:(……感傷も、あるがね)
御巫士郎:「うむ。さて、皆に集まって貰った理由は他でもない」
御巫士郎:「既にこの成子市に限らず、各地でチルドレンが失踪している今の状況は、知っての通りだ」
御巫士郎:「ジョニー君は、本件に関して霧谷支部長からの要請を受けての参加」
御巫士郎:「竜田くんは……この街に着任してすぐの任務がこのような重大事案となってしまったが」
竜田 九楽:「まあ、気にすんな」
御巫士郎:「実力については日本支部からの肝煎りだ。信頼もできる」
御巫士郎:「渡瀬くんは、この街に残るチルドレンとして、彼らと協力して捜査をお願いしたい」
渡瀬 弓親:「了解です」
御巫士郎:「土地勘という意味では、この中だと君が最も詳しいだろうし」
御巫士郎:「戦闘能力に関しても、引けを取らない優秀な人物となると、限られてくる。まして今の状況では……な」
竜田 九楽:「へえ、つええんだ?」黒髪の少年に挑発的な笑みを向ける
ジョニー・ザ・キッド:「日本には3,4度来ただけで土地勘がなかなか見についてなくてね。道案内があると助かるぜ」
渡瀬 弓親:「あんたよりかは知らないけどな」
竜田 九楽:「くっく」うまく躱されたことに僅かに嗤う
渡瀬 弓親:「しかし、失踪ねえ」
ジョニー・ザ・キッド:(……フフ、丁度これくらいの年頃だったか。ミーもよく周りにツッパッてたな)
渡瀬 弓親:再会したばかりの男の顔を思い浮かべながら。
渡瀬 弓親:「支部長。聞いときたいんすけど」
御巫士郎:「なんだね?」
渡瀬 弓親:「FHやらの企みで誘拐されたとかならそりゃ助けるよな」
渡瀬 弓親:「ジャームになっちまったってんなら処理する」
渡瀬 弓親:「……ただ逃げただけだったらどうする?」
渡瀬 弓親:「連れ戻してまた使うのか」
ジョニー・ザ・キッド:「……ミーの私見だが、退職届を受け取ってもいいんじゃないのかと考えるな」
ジョニー・ザ・キッド:「戦いたくないと意志を示すなら、無理に戦わせる必要はないだろう」
渡瀬 弓親:ハットの男へと視線を向ける。
ジョニー・ザ・キッド:「世界の危機に挑むheart、それを持つものが集まるのが道理だろう……人員不足の問題については、ミーもあまり大きなことは言えないが」
御巫士郎:「もし脱走だったなら……か」
御巫士郎:「ジョニー君の言う通り、無理に戦う必要はない。その場合」
御巫士郎:「この異様な状況だ。経緯の聴取はあるだろうが」
御巫士郎:「必要であれば、後方事務職や一般人として生きることができるよう、手配させてもらうつもりだ」
御巫士郎:「チルドレンにしかできない任務がある。それに」
御巫士郎:「過去、組織としてのUGNの中には彼らに対し、ひどい扱いをしてきた場所も確かに存在する」
御巫士郎:「すべては、我々大人の過ちと責任によることだ」
渡瀬 弓親:わずかに眉をひそめる。
ジョニー・ザ・キッド:「good。いいアンサーだ」満足そうな声色だが、顔は笑っていない。
ジョニー・ザ・キッド:まだ資料で先日確認した段階だが、"ひどい扱い"というのが彼にとって相当見るに堪えないほどのモノであったことを伺う余地があったのを思い出している。
御巫士郎:「いま一番の問題は彼らの行方だ」
御巫士郎:「偽造IDカヴァーで渡る世界には限界がある。技術の問題ではない」
御巫士郎:「心の問題だ。人である以上つき纏う罪悪感」
御巫士郎:「他人を欺くことへの罪悪感や、いつ追手が来るのではないかという恐怖心」
御巫士郎:「もちろん、何事にも例外がある。そうした心理ストレスを感じない素質を持つ者もいるが……」
御巫士郎:「こういったストレスを抱えて送る暮らしが、彼らにとって良いものであるわけがない」
御巫士郎:「いずれはジャーム化するというリスクを悪戯に増やす結果にも成りかねない」
渡瀬 弓親:「オーヴァードである以上、ジャーム化のリスクはつきまとう」
渡瀬 弓親:「戦えなくなったにしても居場所がつかめないのはまずい。いつ事故や事件が起こるかわかったもんじゃない」
渡瀬 弓親:「UGNの観察下で退職、転職手配か。妥当なとこすかね」
渡瀬 弓親:「了解。逃亡者にはそこらの扱い含めて交渉します」
竜田 九楽:「はっ、お優しいこった」嘆息するその提案が、優しさが不服だったわけではない。
竜田 九楽:この穏当な流れがどうもその通りに行きそうにないことに苦々しいものを感じているからだ
竜田 九楽:「そりゃ、奴等が新しい流儀日常を見つけただけってんなら。その心構えでいいだろ~が」
竜田 九楽:「そいつらがこそこそ隠れて赤の他人の流儀日常踏みにじろうってしてたんならどうするよ」
ジョニー・ザ・キッド:「その場合は止める。もちろんそこは譲らないぜ、クラク」即断で、九楽の意見に返答する。
竜田 九楽:「ちゃんと、そういうことは考えてんだろうな。あいつは、ただのガキじゃない」
竜田 九楽:「油断してんじゃねーってんなら。いーけどよ」
ジョニー・ザ・キッド:「そりゃあそうだ。日常に生きるという意志を尊重するべきだが、立場もまた普通なんだからな」
ジョニー・ザ・キッド:「ギルティに手を染めるならば裁きペナルティが必要になる。そこまで含めてが日常の、ただのヒューマンとして生きるという事だからな」
ジョニー・ザ・キッド:「しっかりしてる考えができるじゃないか、ガール」ニコッ、と屈託なく笑みを返してくる
御巫士郎:「“あいつ”というのは……“リベレーターズ”のリーダーか」
御巫士郎:「“リベレーターズ”については、まさしく懸念事項だったところだ」
御巫士郎:「この事件の影で、たびたびその名前が浮上している。まずは君の調査結果を聞きたい」
GM:御巫支部長がそう切り出したところで。
GM:支部の日本支部との直通回線に連絡が入る。
霧谷雄吾:「御巫支部長。……よかった、ジョニーも居ましたか」
霧谷雄吾:「大変なことが。与儀大介が姿を消しました」
御巫士郎:「なんだって!?」
ジョニー・ザ・キッド:「WHAT?……ダイスケがだと?」
渡瀬 弓親:「……与儀?」
竜田 九楽:「何?お前ら知ってんの」
御巫士郎:「元教官だ。現在は一線を退いているが」
ジョニー・ザ・キッド:「……会って間もない男だ。先ほどの、足を怪我した元、"教官ティーチャー"だったか?」
渡瀬 弓親:「昔教鞭を取っていただいたよ、俺。それはそれはお世話になったもんさ」
御巫士郎:「今回の件にあたって、チルドレン達のことを心配してケアにあたってくれている、と聞いたが……」
竜田 九楽:「てぃーちゃー”ティーチャー”……なぁ」
渡瀬 弓親:「心配して?あの与儀がぁ?」
渡瀬 弓親:うげ、と嫌そうな顔をする。
霧谷雄吾:「こちらの動きは、向こうに漏れているようです」
竜田 九楽:「なんか、どうも語る奴によって印象がブレルやつだなオイ」
霧谷雄吾:「“リベレーターズ”と呼ばれる組織に関して、我々はもう少し踏み込んだ調査をした方がいいのかもしれません」
ジョニー・ザ・キッド:「………」弓親の反応に思う所があるように目線を一度向けるが。
御巫士郎:「確かに。……だが、聞いた通りだ」
渡瀬 弓親:「俺は嫌いだからな。偏見が混じってるのは否定しねえよ」
御巫士郎:「相手は我々の先手を取っている。イニシアチブが向こうにある以上」
御巫士郎:「石橋をたたき過ぎる、ということはない」
御巫士郎:「くれぐれも慎重に行動してくれ」
ジョニー・ザ・キッド:「オーライ。要は、必要な情報を入手してからアタックに入った方がいいと言う訳だな」すぐに霧谷たちの方に目線を向けなおして答える。
ジョニー・ザ・キッド:「OKだ、ユウゴ。スピーディなアクションで取り掛かるとしよう」
渡瀬 弓親:「"カラードゲイル"、了解」
渡瀬 弓親:「……んじゃ改めて、よろしくお願いしますよお二人さん」
竜田 九楽:「おう。任せとけ」ぐるりと腕を回して自信ありげに返答する
ジョニー・ザ・キッド:「OH.少なくとも銃をブッ放つ点に置いてだけは十全の期待をしてくれていいぜ。ユミチカ」外套をずらし、腰の大型拳銃を一度見せながらそう豪語した。
渡瀬 弓親:「ごっついなあ、頼りになるね」
渡瀬 弓親:にっと笑う。
渡瀬 弓親:「手っ取り早く済ませようぜ。邪魔はまっすぐぶっ飛ばしてな」
ジョニー・ザ・キッド:「YES!レッツァゴー!」
竜田 九楽:「真っすぐは好きじゃねぇが。まあ、それがお前のやり方なら付き合ってやるよ」
竜田 九楽:「手っ取り早くは同意だしなぁ!」

GM:シーンカット
GM:ロイスの取得・購入が可能です
竜田 九楽:PCロイスはもうちょい絆が深まってからで!
渡瀬 弓親:ジョニー・ザ・キッド 〇P連帯感/N食傷
竜田 九楽:購入は先ほどと同様ボディアーマー
渡瀬 弓親:アームドスーツ!
竜田 九楽:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

渡瀬 弓親:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 4[1,4]+3 → 7 → 失敗

竜田 九楽:ふへへ、全然ダメ
渡瀬 弓親:駄目!以上
ジョニー・ザ・キッド:私もロイスはまだでいいです、購入はシューターズジャケットと言いたい所だけど……今見た通り社会1だと不安だからな
ジョニー・ザ・キッド:狙うのはダイスボーナス乗ってからにしよう、と言う訳で今回はミドルに備えて応急手当キット
ジョニー・ザ・キッド:1dx+3>=8
DoubleCross : (1DX10+3>=8) → 10[10]+9[9]+3 → 22 → 成功

GM:うお
ジョニー・ザ・キッド:シューターズジャケットを買えばよかったよちくしょう!!!
竜田 九楽:すげ~
GM:クリティカル出たので
渡瀬 弓親:あるある
GM:クリティカルボーナスで
GM:応急手当キットの使用タイミングがオートかつ、使用時に味方全員のHPが回復します。
竜田 九楽:やった~!
渡瀬 弓親:わっありがたい!助かります
GM:使い捨てなのは同じ ちょっと高級なキットを買えた
渡瀬 弓親:高級手当キット!
ジョニー・ザ・キッド:これはうれしい特典。GM有難ッス!!!
渡瀬 弓親:改めて全員オッケーかな

【目次へ戻る】

ミドル4 リサーチ

GM:シーンプレイヤー ジョニー・ザ・キッド(他全員登場可能)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (36 → 43)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (60 → 69)
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (50 → 58)

GM:このリサーチフェイズでは
GM:1シーンにつき1人2回まで調査可能です。
GM:また、失敗した場合は
GM:1D10の追加侵蝕コストを支払うことで
GM:ダイスのリロールもしくは、達成値+2のボーナスを得ることができます(1度の判定につき1回だけ)
GM:だめなら次のシーンもリサーチフェイズになります

GM:以上を踏まえて、まずは調査可能な項目を提示

【“リベレーターズ”】
情報─UGN・軍事/裏社会 目標値:7/追加情報目標値10(UGNおよび軍事でのみ追加情報登場)
【桐生嚆矢】
情報─UGN 目標値:8
【“シャドウブレイド”黒咲鏡花】
情報─UGN/噂話 目標値:7/追加情報目標値9(竜田九楽のみ追加情報入手可能)
【与儀大輔】
情報─UGN・裏社会/噂話/ウェブ 目標値:7/追加目標値:10(UGN・裏社会のみ)
【コードウェル博士】
情報─UGN 目標値7/9

GM:以上が現在調査可能な項目になります。
GM:どっかの項目から、新規の項目も増える……かも
渡瀬 弓親:【“リベレーターズ”】行きます 情報:UGN UGN幹部使います
渡瀬 弓親:4DX+1+0@10>=10 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 7[1,2,5,7]+1 → 8 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:与儀大輔を狙います。情報UGN!
渡瀬 弓親:財産2点払って成功に!
GM:成功確認!
ジョニー・ザ・キッド:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 8[8]+1 → 9

渡瀬 弓親:お、出目強い
ジョニー・ザ・キッド:あ、成功してる!
ジョニー・ザ・キッド:追加情報も貰えたぞ
渡瀬 弓親:あ、いや
渡瀬 弓親:追加情報は10以上じゃなかったっけ?
ジョニー・ザ・キッド:しまった、10か……どうしようかな
渡瀬 弓親:財産1入れちゃっていいんじゃないかな?
竜田 九楽:入れていいと思いますよ
ジョニー・ザ・キッド:財産を支払うか、登場による+2で行くか
ジョニー・ザ・キッド:財産にしておこう
竜田 九楽:“シャドウブレイド”黒咲鏡花狙います。UGNで
GM:ゴーゴー!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの財産点を1(→ 1)減少 (8 → 7)
竜田 九楽:どうしよっかな~一気に使っちゃうか
竜田 九楽:要人のコネとUGN幹部のコネをぶっこみます
渡瀬 弓親:コネって同時に複数使えましたっけ?
竜田 九楽:あ、そうか同時使用したことなかった
竜田 九楽:どうなんだろ……
GM:今回はどっちか片方だけでお願いします!
竜田 九楽:じゃあ、まあダイス少ないしガッと行きたいんで要人のコネでぶっこみます
竜田 九楽:4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[2,4,8,10]+1[1]+2 → 13

渡瀬 弓親:ナイス
竜田 九楽:いえーい
ジョニー・ザ・キッド:やったぜ

【“リベレーターズ”】
■開示情報 目標値7

オーヴァード能力に目覚めた少年たちの愚連隊チーム
“解放者”を意味し、己の欲望と能力が赴くまま、自由に生きることを標榜する。
所属する多くの者たちは、単に純粋に自由を満喫しているだけのようであるが、
一部の精鋭は市内外を問わず、その活動が目撃されている。
リーダーは“リベレーター”を名乗る少年・桐生嚆矢。
■追加情報判明

“シャドウブレイド”を筆頭としたリベレーターズの精鋭部隊が、
防衛隊の基地から戦略ミサイルの強奪を計画しているらしい。
彼らの行動の背景には、コードウェル博士の関与があるようだ。
→【防衛隊のミサイル】が調査可能になりました。

【与儀大輔】について
■情報開示
UGN所属の研究員。チルドレンの調整に携わり、多くのチルドレンを輩出してきた過去を持つ。
記録では黒咲鏡花の調整を最後に、チルドレンの調整担当を辞職。
現在はデスクワークを主とする事務方へ移動している。
任務の為とはいえ、チルドレンの感情を抑制して兵器とすることに罪悪感を抱いていた。
その罪悪感は黒咲鏡花に施された“調整”の実態を知った時に決定的なものとなり、研究員の辞退に繋がった模様。
チルドレン達からは“ティーチャー”と呼ばれている。
▽追加情報
UGNには内密で、彼の研究所から防衛隊のミサイル施設を調査していた記録が発見された。

【“シャドウブレイド”黒咲鏡花】について
■情報開示
UGNチルドレン。与儀の調整を受けた最後の世代。
戦闘および工作活動に特化した調整を施されており、彼女もまた対FH任務の最中戦死したものと思われていた。

■追加情報判明
その出自ルーツは、“アビスの遺産ヘリテイジ”と呼ばれるチルドレン。
かつて“ロードオブアビス”長瀬明が対FHの名目で密かに調整を命じていた個体の試験体で、唯一の成功例。
“プランナー”への抑止力および第二の“プランナー”を生み出すことを長期的な目標に生み出されたが
都築京香に比類する個体を生み出す計画は早々に見切りをつけられ、サブプランとして“クイーン・オブ・ブルー”の護衛兵としての調整が進められていた。
しかし、調整の完成以前に長瀬明が死亡したこと、彼がFHの潜入工作員であったことから計画は廃棄。
彼女は散り散りになった研究員の手を介して異なる施設に預けられ、調整を受けることになった。
度重なる調整の過程で、人間的な機能と感情よろこびを殆ど喪失している。
彼女が生を実感するのは唯一戦闘の中であり、それゆえ“リベレーターズ”に加わった。


GM:追加情報が出たのでそっちも載せます

【防衛隊のミサイル】
情報─UGN/軍事 目標値8/10

渡瀬 弓親:よければ【桐生嚆矢】行きます
渡瀬 弓親:UGN幹部使って
渡瀬 弓親:4DX+1+0@10>=8 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 8[3,7,7,8]+1 → 9 → 成功

渡瀬 弓親:よし成功
ジョニー・ザ・キッド:防衛隊のミサイルを情報:UGNで挑みます!
GM:どうぞどうぞ
ジョニー・ザ・キッド:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:うぎゃああああああ
竜田 九楽:うわあ~!!
GM:1Dだと……こういうことも、ある!
ジョニー・ザ・キッド:登場侵蝕でリロールを選択します……これはね……
GM:あ、九楽さんももう振っちゃってください
ジョニー・ザ・キッド:先どうぞ
竜田 九楽:じゃやっちゃいます
竜田 九楽:コードウェル博士UGN
竜田 九楽:コネUGN幹部使用
竜田 九楽:3DX+2
DoubleCross : (3DX10+2) → 8[3,5,8]+2 → 10

渡瀬 弓親:つよい
ジョニー・ザ・キッド:文句なしの大成功だ!
竜田 九楽:ついか分も抜けたかな?
GM:ですね
GM:項目タブで出します
ジョニー・ザ・キッド:では改めて挑むとするか……!再度登場侵蝕!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (43 → 53)
ジョニー・ザ・キッド:ペナルティおもい
渡瀬 弓親:跳ねちゃった
ジョニー・ザ・キッド:ええいままよ
ジョニー・ザ・キッド:改めて情報UGNで行くぜ!
ジョニー・ザ・キッド:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:ぜんぜん……ダメ!振り直しを選択
GM:ちょうど財産点が……7!
渡瀬 弓親:財産全部突っ込めば成功にできますね
GM:防具用に取っておいてもいいですけど
ジョニー・ザ・キッド:いや!侵蝕的にもう一度くらいなら行ける!こっちを選択!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (53 → 63)
竜田 九楽:うわ~!!
ジョニー・ザ・キッド:急激に増えすぎだろ
GM:ボーナス入れて振ってください
竜田 九楽:け、けどダイスボーナスある!
ジョニー・ザ・キッド:いくかぁ……
ジョニー・ザ・キッド:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:よし、1点支払って成功させます
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの財産点を1(→ 1)減少 (7 → 6)
竜田 九楽:やった~
渡瀬 弓親:あ、10で追加情報だから
渡瀬 弓親:3点入れたほうがいいんじゃないかな
竜田 九楽:そうですね
ジョニー・ザ・キッド:確かに。ではさらに支払い!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの財産点を2(→ 2)減少 (6 → 4)

【桐生嚆矢】について
■開示情報
元UGNチルドレン。
チルドレンとしてのコードネームは“ライトニングボルト”。
与儀の調整を受けた一人であり、同期の中では1、2を争うほど優秀なチルドレンだった。
2年前の大規模な対FHセル攻略作戦中に行方不明となり、戦死認定を下されていた。
チルドレンとしての活動時、たびたび自身の扱いについて不満を抱いていた様子が確認されている。
現在は“リベレーター”を名乗り活動。
オーヴァードのために大きい計画がある、と度々仲間たちに語っている。
【渡瀬弓親が呼び出せば、桐生嚆矢と接触が可能】。
→トリガーイベント条件を達成。

【コードウェル博士】について
■情報開示
UGN創設者にしてレネゲイドウイルス研究の第一人者。
既に死亡したと伝えられていたが、生存しており現在はFHにてセルを率いている。
与儀大介、桐生嚆矢に接触し、彼らに何か大きなことをやらせようとしているようだ。
▽追加情報
少年少女のジャーム化プロセスと、彼らがジャーム化した状態でなおロイスを保てるかについて、興味深く研究を行っているようだ。
“リベレイターズ”とその少年少女は、博士にとってはそのための実験台ラットに過ぎない。

【防衛隊のミサイル】について
■情報開示
「より混沌とする世界情勢を鑑みての防衛力強化」の名目で、
極秘裏に三発もの弾道ミサイルを入手し、迎撃のためのデータを集積予定。
厳重なプロテクトが掛けられており、万が一強奪されても発射されることはない。
ミサイルの在処は隠匿されている。
▽追加情報判明
プロテクトを管理するミサイル隊の士官が1名、行方不明となっている。


GM:キミたちの装着した通信デバイスに、[CALL]の文字が浮かぶ。
ローザ・バスカヴィル:「“カラードゲイル”ですね。私のことは“ローズ”と」
ローザ・バスカヴィル:「そちらチームの状況については、こちらで既に把握しています」
渡瀬 弓親:「了解」
渡瀬 弓親:(日本支部長といい、えらい大物が出てきてやがる)
ローザ・バスカヴィル:「“リベレーターズ”について、知っている限りの情報共有を」
ローザ・バスカヴィル:「この通話トークはチーム内に自動で共有されています。チャンネルの操作は必要ありませんので、そのように」
ジョニー・ザ・キッド:「センキュー、ローズ。いつもすまないな。やはり情報収集はユーに任せるのが手っ取り早い」
ジョニー・ザ・キッド:「ミーは基本銃をぶっ放す仕事専門だからな」胸を張って言うことではない
ローザ・バスカヴィル:「ジョニーもいるようですね。霧谷支部長の辣腕に対してはさすがと言うべきでしょうか」
ローザ・バスカヴィル:「話を戻します。“リベレーターズ”は」
ローザ・バスカヴィル:「オーヴァード能力に目覚めた子供たちからなる集団チームです」
ローザ・バスカヴィル:「愚連隊、あるいは不良グループとでも言うべきでしょうか?“ポレポレ・コベ”を通して得た情報によれば」
ローザ・バスカヴィル:「所属する多くの者は、ただ単に自由を満喫するために集まっている、というのが実態のようです」
ローザ・バスカヴィル:「これだけの人数、子供と言えどこから来たのかが問題ですが」
竜田 九楽:「学校みてーにガキがうようようよ。まあ、ウワついてた感じでいたな」
ローザ・バスカヴィル:「送られてきた映像と情報から、多くが失踪したチルドレンと合致しています」
ローザ・バスカヴィル:「そうでない者は、UGNで未把握だった覚醒者が多いようです」
渡瀬 弓親:「逃げた連中と、UGNなりFHなりに見つかる前に加わった連中か」
ジョニー・ザ・キッド:「一般人も含まれているのか……なかなかヘビーだな」
ローザ・バスカヴィル:「とはいえ、一般人彼らの多くはただその場に集まっているだけでしょう」
ローザ・バスカヴィル:「問題は、一部の精鋭とでも言うべき子供たちですね」
ローザ・バスカヴィル:「彼らは成子市に留まらず、都内各地に繰り出しています」
ローザ・バスカヴィル:「目的はまだ不明ですが……少なくとも、ただ“自由を謳歌する”ためではないでしょう」
ジョニー・ザ・キッド:「チルドレンの、"工作活動"を修得したキッズの腕前か」
ジョニー・ザ・キッド:「一般のキッズとチルドレン出身で、目的が食い違ってる可能性もあるかもしれないな」
竜田 九楽:「オレが会った中でじゃリーダーの桐生嚆矢ってのと、黒咲鏡花ってのがまあ、別格だったな」
竜田 九楽:「実際鏡花の奴は呑気に過ごしてるやつらを軽蔑してるようだったしな」
渡瀬 弓親:「……嚆矢?」
ジョニー・ザ・キッド:「コウヤ……キョウカ。……hmm」耳にした情報を頭に焼き付けているところで
ジョニー・ザ・キッド:「……何か気になる事でも?ユミチカ」
竜田 九楽:「んだ……?弓と矢で知り合いだったりすんのか?マジで?」
渡瀬 弓親:「……」
渡瀬 弓親:ため息をつく。
渡瀬 弓親:正直、驚きはない。
ジョニー・ザ・キッド:「そういえば教えてもらったばかりだったな、ヤ、はボウではなくアローの方だったと」
竜田 九楽:「マジかよ。軽い冗談だったんだが」
渡瀬 弓親:「同じ施設の仲間だよ」
ジョニー・ザ・キッド:「ユーと対となる名前ネームの……相棒バディか」
渡瀬 弓親:「兄弟だ」
竜田 九楽:「てーとさっきの与儀とも関連があっか」
竜田 九楽:「兄弟でチルドレン珍しいな」正直、ちょっとうらやましいと思った
渡瀬 弓親:「血が繋がってるわけじゃねえよ。そう呼んでただけだ」
渡瀬 弓親:「俺らにとって家族は」
渡瀬 弓親:「同じ施設の仲間だけだったからな」
ジョニー・ザ・キッド:「ニュアンスは伝わるぜ、兄弟ブラザー。って意味合いは馴染み深い」
渡瀬 弓親:「どうせ隠してもすぐバレそうだから話すけどよ」
竜田 九楽:「男どもの感覚はわからん」そんな仲間はいなかった
渡瀬 弓親:「ついこないだ会ったぜ」
御巫士郎:「なんだって!?それは本当か?」
竜田 九楽:「へえ、どうった?詐欺師みてえな語りくちしてなかったか、アイツ?」
ジョニー・ザ・キッド:「OH。接触して来たのか。やはり兄弟ブラザーと認め合っているともなれば、そういうこともあるか」
渡瀬 弓親:「二年ぶりの再会だよ。UGNから抜けて一緒にやろうぜ、ってな」
渡瀬 弓親:「計画があるらしかったから、話の次第によっちゃ乗ってやろうかと思ったんだが」
渡瀬 弓親:平然と口にしつつ
渡瀬 弓親:「……何企んでんだ、あいつは?」
御巫士郎:「うむ……。だが、“ライトニングボルト”が優秀なチルドレンだったことは疑いようもない」
御巫士郎:「記録上での華々しい活躍の数々。上層部に対しての反抗的な態度という所見を加えてもなお、エージェントへの昇任も時間の問題だっただろう。生き延びていたとしても不思議はない」
ジョニー・ザ・キッド:「バレる前に抜け出す、ではなく今この場でミー達に話す、の方を選んだという事は」
ジョニー・ザ・キッド:「そちらが、ユーの決断と見ていいのかな」
渡瀬 弓親:「……そう怖い顔すんなよ、ジョニー」
渡瀬 弓親:両手を上げる。
ジョニー・ザ・キッド:「ハッハァ、少し脅かしただけだ。……芯が通ってるじゃないか。ユミチカ」
渡瀬 弓親:「正直に言うとな。例えばあいつが一人で逃げ出すってんなら、俺は見逃す気で居たよ」
ジョニー・ザ・キッド:「"こちら"を選択しこう行動した時点で、ユーは信用に値する。すでにミーはそう見ている」
渡瀬 弓親:「あとは……そうだな。仲間を集めてるにしろ、UGNから逃げ出した連中の行き場所を作るとか」
渡瀬 弓親:「そういう穏当な計画なら俺は乗ったね。それなら勝算はあるし、少なくとも交渉の余地はあるだろ?」
渡瀬 弓親:「けど」
渡瀬 弓親:「……そうじゃねえんだろ、多分」
渡瀬 弓親:竜田の方を向く。
竜田 九楽:「アイツは……」
竜田 九楽:「自分たちがヒトとして生きくために」
竜田 九楽:「オーヴァードとヒトの壁を壊すっってたよ」
竜田 九楽:「わかるよな」
竜田 九楽:「事件をおこすにしろ、」
竜田 九楽:「オーヴァードを一般的な存在にするためにウイルスをばら撒きまくるにしろ。手法はあかさなかったが」
竜田 九楽:「要するによ」
竜田 九楽:「今何も知らねーで生きてる奴等の流儀日常はぶっ壊す気でいる。そういうこった」
“ミーアキャット”:「その計画についてだが」
“ミーアキャット”:「耳寄りな情報があるぜ」ボイスチェンジャーで加工された声が、回線に響く。
竜田 九楽:「いってたイリーガルか」
“ミーアキャット”:「アタシは“ミーアキャット”。すっげえ有能な情報屋とだけ覚えてもらえばいい」
“ミーアキャット”:「挨拶は略式で。本題に入ろう」
ジョニー・ザ・キッド:「ワオ、情報屋か。ここぞってところで出てくるとは、盛り上げ所が分かっている奴だな」
“ミーアキャット”:「近頃、防衛隊がこっそりミサイルを購入した」
“ミーアキャット”:「“防衛力強化”の名目で、弾道ミサイルを3発。当然表に出せる代物じゃない」
“ミーアキャット”:「尤も?防衛隊は迎撃のためのデータ集積が目的だったそうだが」
“ミーアキャット”:「そのミサイルを管理する部隊の士官サマがひとり、行方不明だ」
“ミーアキャット”:「プラス、施設のアクセスを調べてたUGNの研究所ラボラトリーがあったらしい。それもUGNウエに内緒で」
渡瀬 弓親:「……誰の仕業だ?」
ジョニー・ザ・キッド:「OH。本当に耳寄りな情報ばかりだ。どれもこれもデンジャーな新情報過ぎる」
“ミーアキャット”:「アクセスコードの使用者は与儀大介。繋がって来そうじゃないか?」
ジョニー・ザ・キッド:「……ダイスケ、ヒィが"リベレーターズ"側として動いていたという事か?」
竜田 九楽:「与儀は教官……んで、あのガキどもに情報送ってたのは”ティーチャー”とかいうやつだったな」
渡瀬 弓親:「待てよ、そりゃ……何のためにだ?」
渡瀬 弓親:「俺たちにとっちゃ嫌な教官だったが、仮にもUGNだろ」
渡瀬 弓親:「金か?脱走チルドレンの集まりにたいした額が出せるとは思えねえんだが」
ローザ・バスカヴィル:「彼の前歴キャリアには汚点がある」
竜田 九楽:「汚点。それがこの心変わりに影響してるってのかい」
ローザ・バスカヴィル:「以前、彼は“ロードオブアビス”の管理下にある研究所に勤めていたことがあるのです」
ローザ・バスカヴィル:「多くの研究員同様、彼もまた長瀬に欺かれていた一人に過ぎません」
ローザ・バスカヴィル:「ですが、彼は“UGNのため”“世界の秩序と正義のため”と信じ」
ローザ・バスカヴィル:「それを利用されたことを恥じていた。自身の任務と信念の純潔に疑いの目が向くことは許せなかった」
ローザ・バスカヴィル:「故に、その後の調整ではより過酷な訓練を課すようになったのかもしれません」
ジョニー・ザ・キッド:「……そこまで聞くと、勝手な奴だという印象を持つな」
ジョニー・ザ・キッド:「心情は察するが……それをただ力を持ってしまっただけの少年ボーイ達にまで強いるのはいただけない」
ジョニー・ザ・キッド:「……ソーリー、続けてくれ」
ローザ・バスカヴィル:「あなたの言うように、勝手な行いです」
ローザ・バスカヴィル:「故に、自分の正当性を証明するために、子供を犠牲にしていることに」
ローザ・バスカヴィル:「罪悪感を覚えたのかも。あるいは」
ローザ・バスカヴィル:「旧知のコネを通して調整を依頼された“アビスの遺産ヘリテイジ”の姿を見て」
ローザ・バスカヴィル:「己の行いを真に恥じたのかも知れません。心代わりの経緯まではなんとも」
ローザ・バスカヴィル:「いずれにせよ、彼にとっては贖罪のつもりなのでしょう」
竜田 九楽:「まー、勝手な奴って印象は変わんねーが」
竜田 九楽:「責任はとろうってわけか。それが、他のやつをまた犠牲にするようなやりかたじゃなきゃあ、よかったんだけどよ」
渡瀬 弓親:「………」
渡瀬 弓親:「遅い、のはまあ、いいとして」
渡瀬 弓親:「反省してやることが極端すぎんだろ……!」
渡瀬 弓親:苛立たしげに頭をかく。
ジョニー・ザ・キッド:「……一人の、UGNに席を置く大人として、改めて言っておかないといけないな」
ジョニー・ザ・キッド:「増してや、チルドレンとして実際にダイスケの指導を受けた側とお見受けするとなるとな」
ジョニー・ザ・キッド:頭を深々と下げ、言葉を継げる。
ジョニー・ザ・キッド:「ソーリー。いや、日本語ジャパニーズでは"ごめんなさい"だったな。……ミー達大人のふがいなさに、ユー達を巻き込んでしまっている」
ジョニー・ザ・キッド:「チルドレンというシステムの短所に、ユーは被害を被ってしまったらしい。そう伺うと……」
ジョニー・ザ・キッド:「最低でも一度謝るくらいの事はしないと、気が済まないからな」
渡瀬 弓親:「あんた……」
竜田 九楽:「困る」
渡瀬 弓親:「……同感」
竜田 九楽:「なんか、大人のやつに、そういうことされると……なんだ、その」
竜田 九楽:「スゲー困る!」
竜田 九楽:いやというわけではない。ただ、なんとなく居心地が悪くなるというか
ジョニー・ザ・キッド:「そうか?大人とキッズの間柄だろうと、ユー達は肩を並べて戦う相棒バディだろ」
渡瀬 弓親:「……なんだ。俺もまあ恨みはあるけどよ」
竜田 九楽:そういう相手と、あまりせっしてこなかったのも影響しているだろう。だから、戸惑う
渡瀬 弓親:「無関係のあんたにぶつけるほど節操なしじゃねえよ」
渡瀬 弓親:「頭上げてくれ」
ジョニー・ザ・キッド:「これくらいの誠意、あって当たり前と思っただけさ……オーライ、ならこの話は一度切り上げる」言われて、頭を上げる
渡瀬 弓親:「……俺らの施設に、あんたみたいな大人が居ればなあ」
渡瀬 弓親:「や、ないものねだりだねこりゃ。失敬」
竜田 九楽:「いたら暑苦しくてかなわねえだろ……」仮定してうんざりとした表情を浮かべている
竜田 九楽:「ま、でも。お前が流儀信念のある奴だってことはよくわかった」
竜田 九楽:「頼りにしてるぜ。ジョニー」
ジョニー・ザ・キッド:「OH~、クラク!キュートな顔してなかなか手厳しいガールだな!……サンキュー。期待してくれ」
ジョニー・ザ・キッド:こくり、と頷いて信頼を実感した。
渡瀬 弓親:「……さて、改めてまとめると、だ」
渡瀬 弓親:「桐生嚆矢率いるリベレーターズが"何か"を仕掛けてる」
渡瀬 弓親:「与儀がそれにおそらく協力していて、防衛隊のミサイルの情報が流れた可能性がある」
渡瀬 弓親:「ひとまずこんなとこか?」
御巫士郎:「その通りだ。これまで入手した情報から浮かぶ像が事実だとしたら」
御巫士郎:「間違いなく第一級の非常事態だ。急ぎ、“リベレーターズ”を止めなくてはならない!」
御巫士郎:「弾道ミサイルの威力については、改めて説明する必要もないだろう」
御巫士郎:「弾頭への装填物しだいでは、街ひとつを灰塵に帰すことも不可能ではない」
御巫士郎:「一度放たれれば、その被害は取り返しのつかないものになるぞ!」
ジョニー・ザ・キッド:「……まさにエマージェンシー、だな。いよいよとなったらミーが着弾前に全部撃ち落さないといけなくなるか……?」
渡瀬 弓親:「撃たせなきゃいい」
渡瀬 弓親:「支部長」
渡瀬 弓親:「嚆矢は間違いなく、もう一度俺に接触してくる」
渡瀬 弓親:「そこで説得します」
竜田 九楽:「やれんのか?」
ジョニー・ザ・キッド:「……ブラザーの言葉にかける、か。ミーは支持する。」
渡瀬 弓親:「……」
渡瀬 弓親:竜田の言葉に一瞬口ごもって、
渡瀬 弓親:「やるしかないだろ」
竜田 九楽:「いいね」
竜田 九楽:「覚悟決まってんならよ。こっちも上手くいくよう邪魔が入らねぇよう手ぇ”回し”まくってやるよ」
竜田 九楽:「だから、ちゃんとキメてみせな」
ジョニー・ザ・キッド:「……任せたぜ、ユミチカ。いざって時はミーがバックアップしてやる。傍にクラクもいる事だしな」
ジョニー・ザ・キッド:「大事なブラザーと、しっかりぶつかって来な。OK?」
渡瀬 弓親:「……頼む」
渡瀬 弓親:焦燥は、思ったほどじゃない。
渡瀬 弓親:再会した時から、こうなるのではないかとどこかで思っていた。
渡瀬 弓親:目標は見えている。障害はわかっている。手札はある。
渡瀬 弓親:(また、とんでもない無茶振りしやがって)
渡瀬 弓親:(……止まれよ、兄弟)

GM:シーンカット
GM:ロイス・購入が可能です
竜田 九楽:渡瀬弓親くんに 連帯感〇/嫉妬 兄弟とかいいな~おいって感じ
渡瀬 弓親:竜田 九楽 〇P連帯感/N隔意
竜田 九楽:ジョニー・ザ・キッド 誠意〇/暑苦しい
竜田 九楽:購入UGNボディアーマー
竜田 九楽:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

渡瀬 弓親:アームドスーツ狙い
渡瀬 弓親:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 1[1,1]+3 → 0 (ファンブル) → 失敗

渡瀬 弓親:二個で出しちゃった
渡瀬 弓親:以上です
竜田 九楽:こういうことも……ある!以上で~
ジョニー・ザ・キッド:ユミチカには 信頼●/罪悪感 クラクには感心●/やんちゃなガールだぜ……を取得
GM:購入はあります?
ジョニー・ザ・キッド:シューターズジャケットを……狙う!
竜田 九楽:華麗な購入術をみせてくれ!
ジョニー・ザ・キッド:2dx+3>=13
DoubleCross : (2DX10+3>=13) → 10[3,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

竜田 九楽:すげ~華麗
渡瀬 弓親:強い
ジョニー・ザ・キッド:またクリティカルがでた!?
GM:やるねえ!
ジョニー・ザ・キッド:このまま装備します
竜田 九楽:これが大人の力……?
竜田 九楽:全員ですかねこれで
GM:ですね 今日はここまで!

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ミドル5 嚆矢の計画

GM:シーンプレイヤー 渡瀬弓親(ほか登場可能)
GM:トリガーシーンになります 登場者はダイスをどぞ
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (69 → 74)
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (58 → 64)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (63 → 70)

GM:■成子市/繁華街のカフェテリア

GM:日差しが照り付ける成子市のカフェテリア。
GM:家族、友人、カップル……それぞれが思い思いに日常を満喫している。
GM:そんな中、嚆矢はキミの呼び出しを受けて姿を現わした。
GM:傍らには、黒咲鏡花もいる。
GM:はた目には、友人グループの集まりのようにしか見えないだろう。
桐生嚆矢:「お~。ここだ、ここだ。よう、兄弟」手を振りながら笑みを浮かべる。
桐生嚆矢:続けて、同席者の姿を認めて
桐生嚆矢:「あらら、お客さんも一緒か」
渡瀬 弓親:「嚆矢……」
渡瀬 弓親:あまりに気楽な調子に、焦りと苛立ちを感じる。
渡瀬 弓親:「人を連れてきた意味、分かってんだろ」
ジョニー・ザ・キッド:ウエスタンハットの鍔を上に上げ、真っすぐ見据える
ジョニー・ザ・キッド:「ハロー。ボーイ。……同席構わないかな?」
竜田 九楽:かったるそうに首を軽く回した後に二人を見据える
竜田 九楽:「OKじゃなくてもオレは勝手に居座るけどな。いいだろ?リーダー、なあ」
桐生嚆矢:「竜田。やっぱりお前がスパイだったか」
桐生嚆矢:「ここまで来てくれたんだ。帰れとは言わねえよ」ジョニーと竜田に。
ジョニー・ザ・キッド:「センキュー。ありがたくそうさせてもらおう」
渡瀬 弓親:「UGNはもうお前らの動きに気づいてる」
渡瀬 弓親:「その上で話をしに来た」
渡瀬 弓親:「……防衛隊からミサイルを奪おうとしてるのはお前らだな?」
桐生嚆矢:「そこまで気づいていたか。流石はUGN、耳が早い」
桐生嚆矢:「そうだ。少しばかりお借りしようと思ってる」
渡瀬 弓親:「何考えてんだ!」
渡瀬 弓親:だん、と卓を叩く。
GM:その音に周囲の耳目がテーブルに集まる。
桐生嚆矢:「おおっと。らしくないな、弓親。冷静に行こうぜ」
桐生嚆矢:なんでもない、という風に笑みを浮かべ、周囲の注意を逸らす。
渡瀬 弓親:「冷静じゃないのはお前だろ」
渡瀬 弓親:「ガキの万引きとは訳が違う。殺されるぞ!」
桐生嚆矢:「ミサイルは、俺たちオーヴァードの存在を社会に認めさせるため」
桐生嚆矢:「有効に使わせてもらう」
桐生嚆矢:「都市のひとつでも人質に取れば、UGNも政府も今までの隠匿路線を取り続けるわけにはいかない」
桐生嚆矢:「もし要求を拒むなら、俺たちが本気だと教えるしかないだろうな」
ジョニー・ザ・キッド:「早急すぎやしないか、ボーイ?それで世界が混乱したら、オーヴァードに対する第一印象が最悪で始まるぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「暴力で牽引する状況なんてゴールは大体想像はつくものだぜ。パニックにより想定外の事態も起きるだろうしな」
竜田 九楽:堂々と他人の流儀日常を踏みつける宣言に。正直に言うとキレかけているを通りこして既にキレている。
竜田 九楽:が、一度任せた交渉の場。自らは深く息を吸い。頭に酸素を回して落ち着かせる。
渡瀬 弓親:「……考え直せ、嚆矢」
渡瀬 弓親:焦燥で声が震える。冷静になれ。これは交渉だ。
渡瀬 弓親:「UGNは逃亡したチルドレンには闘いを強要しないと約束した」
渡瀬 弓親:「もう俺たちは、兵器にも化け物にもならなくていいんだ」
渡瀬 弓親:「……十分だろ?戦わなくていい、適当な場所でそれなりの人生を過ごせるんだ」
渡瀬 弓親:「お前らのことも俺が上に掛け合う。今ならまだ間に合う!」
桐生嚆矢:「残念だが、連中がそう考えたところでもう遅いんだよ」
桐生嚆矢:「その約束で、俺たちは助かるかもしれない」
桐生嚆矢:「だが、その後は?UGNの創った規範システムは続く」
桐生嚆矢:「周りの連中を見てみろ。飼いならされた豚どものマヌケ面を」
桐生嚆矢:「大拡散から10年。こいつらは自分とそれを取り巻く環境が変わったことなど何も知らない。呑気なもんだ」
桐生嚆矢:「その呑気さの影で、何人死んだ?くだらない正義や欲望で、あと何人死ぬ?」
桐生嚆矢:「鏡花」《ワーディング》を展開
桐生嚆矢:「見せてやれ」
黒咲鏡花:「…………」短く鼻を鳴らすと、上着を脱ぎ捨てる。
黒咲鏡花:現れたのは、調整の痕らしい夥しい手術痕だ。
渡瀬 弓親:「……っ」
ジョニー・ザ・キッド:「……OH,SHIT」ぎり、と歯がみしながら零す。
竜田 九楽:「……変えられたのか。捻じ曲げられたのか?お前は」苦々しい目で彼女の姿をみる
竜田 九楽:それは自分が最も忌むべきものごとだ
黒咲鏡花:「第二の都築京香プランナーを生み出す計画」
黒咲鏡花:「その実験体として造られたのが私だ」
桐生嚆矢:「この鏡花は、その結果として心を殺された」
桐生嚆矢:「それだけじゃない。身体もだ。あちこち切り刻まれ、弄り回されてる。屑どもの犠牲者だ」
桐生嚆矢:そこまで告げると、コーラを一口含んで。
桐生嚆矢:「……単刀直入に言う。俺たちと来い、兄弟」
渡瀬 弓親:「………」
桐生嚆矢:「UGNの規範の傘が守るのは俺たちチルドレンじゃない。こいつら何も知らない民衆だ」
桐生嚆矢:「こいつらの目を覚まさせることが、俺たちの自由に繋がるんだ」
桐生嚆矢:「真の自由。その未来にだ」
渡瀬 弓親:「未来のために」
渡瀬 弓親:「未来のためなら、何も知らねえ奴らの犠牲も仕方ないって、そう言ってんのか?」
桐生嚆矢:「何も知らない。それがこいつらの罪だ」
桐生嚆矢:「贖ってもらうしかない。尤も、UGNが俺たちの要求を呑むなら話は別だが」
渡瀬 弓親:「分かってんのか嚆矢」
渡瀬 弓親:「未来の為に、未来の為に、未来の為にっ!」
渡瀬 弓親:「その理屈は!」
渡瀬 弓親:「俺たちが、UGNに使われてきた理屈だろうがっ!」
渡瀬 弓親:「罪がどうのと言い訳したって、お前のやろうとしてることは」
渡瀬 弓親:「UGNが俺たちにやってきたことと同じなんだよ!」
ジョニー・ザ・キッド:「ユミチカ……」先の鏡花の姿を見て、揺らいだ心が再度原点に戻る。
桐生嚆矢:「“クソ喰らえFxxk no”ってことだな。残念だ」
桐生嚆矢:ため息を吐くと、胸ポケットからIDカードを取り出し、テーブルの上に置く。
桐生嚆矢:「名前こいつは返すよ。今から、俺の名前はただひとつ」
“リベレイター”:「“リベレイター”だ。チルドレンの、規範システムからの解放者」
渡瀬 弓親:「ここまで言っても」
渡瀬 弓親:「止まる気はねえのか」
ジョニー・ザ・キッド:「……待てウェイト!……"名前を返す"?……どういう意味だ?」
竜田 九楽:「お前!そいつは……そいつぁ捨てちゃなんねぇもんだろが!」名前を返す。チルドレン同士、さっせられるものがある名付け主それは
竜田 九楽:「ヒトになるために”貰った”もんだろ兄妹から……オレと違って。ヒトになろうってやつがそれを……」
渡瀬 弓親:手で二人を制して、名前カードを受け取る。
ジョニー・ザ・キッド:一瞬驚愕したような顔で九楽の方を見るが、弓親に制され言葉を止める。
渡瀬 弓親:「2年か」
渡瀬 弓親:「たった2年で小賢しいことばっか覚えやがって」
渡瀬 弓親:「いいぜ“リベレイター”」
渡瀬 弓親:「首輪をかけてやらぁ、覚悟しやがれ」
竜田 九楽:「お前……」
ジョニー・ザ・キッド:「………少なくとも"それ"には付き合うぜ、ユミチカ」
竜田 九楽:「マジでつええな!!」久しぶりに気前のいい笑みを見せる
ジョニー・ザ・キッド:「OH,気に入られたみたいだぜ。よかったな」
“リベレイター”:「できるといいな、UGN」
“リベレイター”:笑みを浮かべると、席を立つ。《瞬間退場》
黒咲鏡花:“リベレイター”と共に姿を消す。
ジョニー・ザ・キッド:二人が消えた所で、改めてジョニー・ザ・キッドが弓親に顔を向けて問うてくる。
ジョニー・ザ・キッド:「先ほどの"名前を返す"という言葉。どういう意味だ?コウヤの"本名トゥルーネーム"を……ユーに返すという風に聞こえたぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「……クラクも今聞き捨てならない言葉を口走ったな。HEY。一つ聞かせてくれ」
ジョニー・ザ・キッド:「ユー達の本名トゥルーネーム。どこで得たものだ」
渡瀬 弓親:「昔の話だよ」
渡瀬 弓親:「親にもらった名前なんて忘れちまったからな」
渡瀬 弓親:「兄弟で名付け合うしかなかった」
渡瀬 弓親:「……自分で名前をつけた。決別するってことだろうさ」
渡瀬 弓親:「俺とも、桐生嚆矢ともな」
竜田 九楽:「なーにしょぼくれてんだ。さっきの威勢はどうした、おい」弓親の背を景気づけるように強く叩く
竜田 九楽:「カード名前はお前が回収した。お前はお前でそこにいる。なら、」
竜田 九楽:「もっかい叩きつけてやればいいだろ」
竜田 九楽:「そもそもアイツに解放者リベレイターとか大それた称号が似合うかよ」
竜田 九楽:「詐欺師プリテンダーか……」
竜田 九楽:「桐生嚆矢。それぐらいが丁度いい……だろ?」
渡瀬 弓親:「……誰がしょぼくれるか!」
渡瀬 弓親:きっと睨み返す。
竜田 九楽:「おーおー、そんな目ができんなら十分だ」
ジョニー・ザ・キッド:「いずれにせよ。本名トゥルーネームは返してやらなきゃならないからな。……それは、全ての者たちが持つ原点だ」
ジョニー・ザ・キッド:「どこまでも付き合うぜ、ユミチカ」
ジョニー・ザ・キッド:「それが今、ユー達に必要な事。ミーがやるべき事と見ているからな」
御巫士郎:[CALL]
御巫士郎:「渡瀬くんか?私だ。状況は?」
渡瀬 弓親:「支部長……説得は失敗です」
渡瀬 弓親:「そちらに何か動きは?」
御巫士郎:「そうか……」
御巫士郎:「入手した情報を基に、与儀の足取りを辿ってみた。おそらく、子供たちもそこに居る」
御巫士郎:「君たちに追跡を頼みたい。動けるか?」
渡瀬 弓親:「了解。すぐ向かいます」
ジョニー・ザ・キッド:「ノープロブレム。早速出るとしようか。」
竜田 九楽:「じゃ、まあきーとりなおして」軽く肩を回し
竜田 九楽:「いくか!!」掌に拳を強く打ち付ける!
ジョニー・ザ・キッド:「OK!ヒァウィーゴー!」
渡瀬 弓親:「おう」
渡瀬 弓親:手の中のIDカードをじっと見る。
渡瀬 弓親:あいつは捨てずに俺に返した。
渡瀬 弓親:(未練たらたらなのがミエミエなんだよ、馬鹿野郎)
渡瀬 弓親:もう一度叩き返してやる。

GM:シーンカット
GM:ロイス・購入が可能です
渡瀬 弓親:ロイス保留
渡瀬 弓親:アームドスーツ!
渡瀬 弓親:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 5[5,5]+3 → 8 → 失敗

渡瀬 弓親:失敗!以上!
渡瀬 弓親:なかなか回らない
竜田 九楽:ロイス感情 UGN 〇親愛/不可侵 を 有為/憤怒〇 に変更で
竜田 九楽:購入
竜田 九楽:ボディマ
竜田 九楽:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[5,9]+1 → 10 → 失敗

竜田 九楽:財産がないから~!以上
GM:ジョニーさんはどうかな?アクションありますか?
ジョニー・ザ・キッド:そうだな……ロイスは桐生嚆矢と黒咲鏡花に畏怖/●憐憫 を取ります
ジョニー・ザ・キッド:で、購入は今回は……ブルーゲイルでも狙っておくか
竜田 九楽:あると便利なブルゲだ!
ジョニー・ザ・キッド:2dx+3>=20
DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 10[10,10]+9[7,9]+3 → 22 → 成功

竜田 九楽:すごすぎ
竜田 九楽:何???
渡瀬 弓親:なんかずっと22出してる
ジョニー・ザ・キッド:マジで!?購入うまく行きすぎじゃない!?
GM:購入うますぎマン!
ジョニー・ザ・キッド:ダメ元だったのに
GM:いちばんイニシア高いジョニーさんが持っておきますか?
渡瀬 弓親:それでいいんじゃないかな?
ジョニー・ザ・キッド:ええ、このまま持っておきます
竜田 九楽:いいと思いますよ~
GM:了解!


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マスターシーン 序曲

GM:シーンプレイヤー マスターシーンにつき登場不可

GM:■東京都内/与儀の研究施設

GM:薄暗く埃臭い部屋───
GM:モニターには一見無意味な数字の羅列が並んでいるが、
GM:迷う様子もなく、与儀はコードを入力し続ける。
GM:その作業を見守っているのは、コードウェル博士だ。
GM:彼らの足元には、防衛隊の士官と思しき影が転がっているが、ピクリとも動かない。
コードウェル博士:「なるほど。これでミサイルの発射が可能になったということか」
与儀大介:「ええ、博士。これで、政府に圧力を掛けることができます」
与儀大介:「オーヴァードの存在は公表され、世界は動き出す」
与儀大介:「もう、鏡花や嚆矢のような犠牲者を生み出すこともなくなる」
与儀大介:「私は、これまで自分のしていることが正しいのかどうか、自信が持てずにいました……」
与儀大介:「ですが、これで」
コードウェル博士:「これまで?」
コードウェル博士:「これからも、の間違いではないかな」
GM:コードウェルが与儀の言葉を遮る。
GM:続けて、研究施設には戦闘装備を固めた子供たちが入室してくる。
コードウェル博士:「君は良心の呵責から自分のしてきたことに目を逸らしたかっただけだ。だが、彼らは違う」
与儀大介:「博士……!?それに、お前たち」
与儀大介:「これはどういうことですか!?」コードウェルに喰ってかかる。
コードウェル博士:「君はどうやら、最後まで生徒たちが抱えていた思いに気づかなかったようだな」
“リベレイター”:「甘いよ、先生」
“リベレイター”:「ミサイルを盾にこちらの存在を容認させた程度では、世界は変わらない」
“リベレイター”:「結局、奴らは必要な時に俺たちオーヴァードの存在に甘えるだけだ」
“リベレイター”:「弾頭には、レネゲイドウイルスをたっぷりと混入させる予定だ」
“リベレイター”:「そいつを空中で爆発させる。2000年代の悪夢を再びというわけだ」
“リベレイター”:「たったの三発では狙いにかけるマトは絞られるが」
“リベレイター”:「こいつが空中で爆発すれば、都市ひとつ程度なら感染者で満たすことはできるだろう」
“リベレイター”:「UGNも政府も、ミサイルの狙いまでは探知できない。お得意の隠匿カバーが届く前に、混沌と衝撃は世界に伝わるはずだ」
与儀大介:「そんなことは……!」
“リベレイター”:「させないとでも?それともやめろ、か?」
“リベレイター”:「どっちにしてももう遅い。残念だよ、“ティーチャー”」
“リベレイター”:「あんたも結局、向こう側の人間だったわけだ」磁力誘導ジオキネシスにより抜き放たれたナイフが、与儀の喉を掻ききる。
コードウェル博士:「おめでとう。君たちは復讐のための武器を手に入れた」
コードウェル博士:「これで、一歩前進というわけだな」拍手をして見せる。
“リベレイター”:その頭部めがけて、二本目のナイフを打ち出す。
コードウェル博士:コードウェルは僅かに後ずさり、紙一重でそれを躱す。
コードウェル博士:つ、と頬から血が滴り落ちる。
“リベレイター”:「おおっと!蛇になったつもりだろうが、そうはいかない。博士」
“リベレイター”:「状況を操るのは俺だ。あんたはゲストに過ぎない」
“リベレイター”:「いずれは、敵になるかもな。今はそこで」
“リベレイター”:「指を咥えて黙って見てろ」
コードウェル博士:「ふむ。よかろう」肩を竦める。
“ゼロデイ”:「……嚆矢。その、ここまでやる必要あったのかな」
“ゼロデイ”:「誰もが笑って暮らせる世界を作るんだろう?これは流石に……」
“リベレイター”:「やりすぎか?」
“ゼロデイ”:「……ああ」嚆矢に凄まれ、やや小さく応じると、ふらふらと部屋を出る。
“リベレイター”:「見張りをつけておけ。逃げ出したり、外部に連絡するようなら始末しろ」傍らに控えるチルドレンに指示する。
黒咲鏡花:「いいのか?」
“リベレイター”:「所詮外様だ。腕はよかったが、俺たちとは違う」
“リベレイター”:「理想を手にするまでは、何人だろうと殺してやるさ」
“リベレイター”:「世界が目を覚ますまでは、何人でもな」


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ミドル6 博士の結論

GM:シーンプレイヤー ジョニー・ザ・キッド(ほか登場可能)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (70 → 80)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (74 → 83)
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (64 → 74)
竜田 九楽:ウワー!みんな~!
GM:ぜ、全員出目がデカい!!!!
ジョニー・ザ・キッド:復活にゴリゴリタイタスを持ってかれそうな流れだ、ヤベェ~……

GM:与儀の研究室───
GM:君たちが踏み込むと、既にそこに子供たちの姿は無く。
GM:血だまりの中に倒れ込む与儀大介の死体と
GM:それをつまらなさそうに見る男……コードウェル博士が立つのみだ。
コードウェル博士:「UGNの者だな。見ての通り」
コードウェル博士:「与儀はこの通りだ。もう間に合わんよ」
渡瀬 弓親:「お前は……コードウェル……!?」
竜田 九楽:「博士っつーのはやっぱお前か」警戒を露わに
ジョニー・ザ・キッド:「コードウェル!!」即座にブラックホークを抜き、銃口をコードウェルに向ける
ジョニー・ザ・キッド:「ダイスケをやったのはユーか?……この一件、ユーが裏で糸を引いていたのか!」
竜田 九楽:「ジョニー、ちっと落ち着け!戦闘になるにしろならねえにしろ頭に血”回って”る状態じゃどうにもなんねーぞ」もっとも前者はこの状況では全力で回避せねばならぬ状況ではあるが
コードウェル博士:「彼を殺したのは私ではない。子供たちだ」
ジョニー・ザ・キッド:「……!!"リベレーターズ"の少年ボーイたちがか。……仲間割れかい?」
コードウェル博士:「彼は、自らの手で人形チルドレンを作り出したことに深い後悔の念を抱いていた」
コードウェル博士:「ミサイルによる威力外交で、オーヴァードの存在を世界に認めさせる」
コードウェル博士:「そうすれば、犠牲になる子供たちチルドレンもいなくなる。そう考えていたらしい」
コードウェル博士:「だからだろうな。……子供たちの考えと致命的にずれてしまったのは」
渡瀬 弓親:「……嚆矢に妙なことを吹き込んだのはあんたか?」
コードウェル博士:「桐生嚆矢リベレイターの憎しみは彼自身の物だよ。私は手段を教えたに過ぎない」
コードウェル博士:「その過程で、彼らの心身にどう変化を及ぼすか、興味深く観察させてもらってはいたが」
渡瀬 弓親:「てめえ……!」
コードウェル博士:「子供は賢い生き物だ。利用されていることくらい、簡単に見抜く」
コードウェル博士:「気づかないのはそこに立場の優位を見出す愚か者おとなくらいのものだ」
コードウェル博士:「そういう意味では、お互い目的の為に利用し合う関係だった、と言わせてもらおう」
竜田 九楽:「ま、実際潜入してたときのアイツの口ぶりからもそんな距離感だろうとは思ってたが」
竜田 九楽:「せっかくの”回り”くどい説明だったが。気分よくねぇな。や~な卑怯者おとなだぜお前」
ジョニー・ザ・キッド:「同感だぜ。詭弁もそこまでにしたらどうだい、コードウェル」
ジョニー・ザ・キッド:「手段を用意しなければ起きなかった出来事の責任から逃げるつもりかい?」
ジョニー・ザ・キッド:「UGNとしてもFHとしても……つくづくあんたとは馬が合わないぜ、なあアルフレッド」
コードウェル博士:「ジョン。私に係う猶予はあるのかね?」
コードウェル博士:「子供たちは手段ミサイルを手に入れた」
コードウェル博士:「与儀と違い、憎しみそれを解き放つことに何の躊躇いもない」
コードウェル博士:「理想のためなら、容赦も呵責もなく発射するだろう」
コードウェル博士:「弾頭にはRVウイルスが装填される」
コードウェル博士:「私は構わないが、君たちはそうでないはずだ。違うかね?」
ジョニー・ザ・キッド:「……SHIT!少年ボーイ扱いするなってんだ。もうミーのボスでもないのによ」人差し指で四回転ほど銃を回し、ホルスターにしまいなおす。
ジョニー・ザ・キッド:「急がないとならないという点は頷くしかないがね。……今は構ってる暇はないか」
ジョニー・ザ・キッド:「すぐに動かなきゃならない。いけるかい、クラク、ユミチカ」ウエスタンハットを直し、同行者に問いかける。
渡瀬 弓親:「分かってる!」
竜田 九楽:「おお、たりめーだ!」
渡瀬 弓親:与儀に一瞬目を向ける。
渡瀬 弓親:(悼むのは後回しだ、悪く思うなよ)
コードウェル博士:「急ぎたまえよ。世界の終焉を求める物語ワールドエンド・ジュブナイルの時は近い」
ジョニー・ザ・キッド:「ならば、この愛銃ブラックホークでストーリーの幕を下ろしてやるだけさ。当然いつものようにハッピーエンドでな」
ジョニー・ザ・キッド:(……グッバイ、ダイスケ。ユーを許すことはできないが、その気持ちくらいは汲んでやる)
ジョニー・ザ・キッド:「……ヒァウィーゴー!!」我先にと、ジョニー・ザ・キッドが飛び出していった。

GM:シーンカット
GM:ロイス・購入が可能です。
渡瀬 弓親:ロイス保留
GM:ここからは“リベレーターズ”の追跡に対し、
GM:戦闘が予想されます。ぶっちゃけ次ミドル戦闘!
渡瀬 弓親:購入アームドスーツ、手配師を使います
GM:なので、準備をしておくといい
竜田 九楽:ロイス保留。購入ボデマ
渡瀬 弓親:6DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (6DX10+3>=15) → 8[1,2,2,3,3,8]+3 → 11 → 失敗

渡瀬 弓親:回んねえ~!以上です
竜田 九楽:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

竜田 九楽:回らん!
竜田 九楽:回す女なのに。以上!
ジョニー・ザ・キッド:ロイス保留。購入はアームドスーツを狙う!
ジョニー・ザ・キッド:3dx+3>=15
DoubleCross : (3DX10+3>=15) → 9[6,8,9]+3 → 12 → 失敗

渡瀬 弓親:どんまい
竜田 九楽:今まで凄すぎたからね
ジョニー・ザ・キッド:ちょっと惜しいな、だが、財産点があと4ある
竜田 九楽:あ、いいですね!
ジョニー・ザ・キッド:3支払って手に入れることはできるのだ、行くか!
竜田 九楽:もう判定はないだろうし
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの財産点を3(→ 3)減少 (4 → 1)
ジョニー・ザ・キッド:購入したこのアームドスーツを弓親くんに譲渡!
渡瀬 弓親:わーい!ありがとうございます
GM:お見事!
竜田 九楽:ひゅー!出来るカウボーイだ
渡瀬 弓親:ウェポンケースに入れておきます 以上!
ジョニー・ザ・キッド:最後は財産点に頼りながらも毎回成功させる男……なんだこのガンマン
ジョニー・ザ・キッド:PLもびっくりだ
渡瀬 弓親:全員以上かな
竜田 九楽:ですね


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ミドル7 “ゼロデイ”

GM:シーンプレイヤー 竜田 九楽(ほか登場可能/戦闘発生。全員の登場を推奨)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (83 → 92)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (80 → 86)
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (74 → 84)

GM:■成子市

GM:君たちは与儀の研究所を離れた“リベレーターズ”の足取りを追跡している。
GM:竜田が潜入した廃ボーリング場は既に立ち去った後。
GM:まがりなりにもチルドレンスカウトとしての訓練を受けた精鋭が率いているのであれば、ただ闇雲に探して見つかるものでもないだろう……
GM:《知覚》or《任意の情報》で判定を行い、目標12を達成することで、彼らを見つけることが可能だ。
ジョニー・ザ・キッド:知覚なら任せてくれ
竜田 九楽:頼れる男!
ジョニー・ザ・キッド:8dx+1>=12
DoubleCross : (8DX10+1>=12) → 9[1,1,1,5,7,7,7,9]+1 → 10 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:頼りにならなくなってきたな~……
渡瀬 弓親:情報:UGNで、要人への貸し使います
渡瀬 弓親:6DX+1+0@10>=12 情報(UGN)
DoubleCross : (6DX10+1>=12) → 9[1,2,3,4,9,9]+1 → 10 → 失敗

渡瀬 弓親:財産点使えますか?
GM:使っても……OK!ちょうど2点あるし
竜田 九楽:情報UGNでUGN幹部のコネ使います
竜田 九楽:5DX+2>=12
DoubleCross : (5DX10+2>=12) → 10[3,3,4,7,10]+10[10]+2[2]+2 → 24 → 成功

ジョニー・ザ・キッド:すげー!!
渡瀬 弓親:あ、回してくれた!助かる
竜田 九楽:やっと回す女になったか……
GM:流石シーンプレイヤーだ!

“ミーアキャット”:「よう、スパイガール!いいニュースだ」
竜田 九楽:「お?ミーアキャットか」通信に反応を返す。
“ミーアキャット”:「“リベレーターズ”らしい連中が、脱走者を追ってる。うまく抑えることができれば」
“ミーアキャット”:「奴らのアジトを掴めるかもだ。位置情報を送る。使ってくれ」
竜田 九楽:「サンキュー。おい、今の聞いたか?」
竜田 九楽:「”回り”こんで先に掴むぞ」二人に
渡瀬 弓親:「了解だ。まっすぐ突っきるぞ!」
ジョニー・ザ・キッド:「オーライ。グッドなチャンスが巡ってきたな」
竜田 九楽:「真っすぐは……まあ、それがお前の|流儀《ルール》ならいいだろう」
竜田 九楽:「オレの流儀ルールは”急がば回”せだ。覚えとけ。状況を動かすぞ」目的地にまで突っ走ります
GM:─────
GM:───
GM:“ミーアキャット”から送られた情報を元に向かった先では、
GM:各所に戦闘の痕が残っている。痕跡を辿った先には、ひとりの少年を追い詰める少女たち。
“ゼロデイ”:「待ってくれ。僕らは仲間じゃないのか!」
“ゼロデイ”:「だったら、間違ってることには異議を唱えるべきだって……!」
“セヴン”:発砲。弾痕が床を焦がす。
“セヴン”:「この場合、間違ってるのはあなたになる。それが組織」
“セヴン”:「私の目的りそうの為にも、邪魔はさせない」
“リベレーターズ”の少年:“セヴン”に従う少年のひとりが、君たちに気づく。
“リベレーターズ”の少年:「おい、あいつ……」
“セヴン”:「竜田。貴女も、邪魔しに来た?」
竜田 九楽:「邪魔ぁ?ちげぇなぁ」
竜田 九楽:「仲間が洒落にならねぇとこにいく前に。まだどうにかなる側にひきずり”回し”にきたんだよオレは」
ジョニー・ザ・キッド:向こうの陣営がこちらを発見したその時点で即座に《ワーディング》をしかける。全員オーヴァードで間違いないのかを確かめるためだ。
ジョニー・ザ・キッド:「話を始める前に、まずはそちらの行動を止めなければならない。ソーリー。すぐに手を引いてくれないだろうか」
“セヴン”:「それはできない」
“セヴン”:「リーダーは、裏切者を排除しろと言った。それに、邪魔者が出れば消せとも」
“セヴン”:「邪魔するなら、あなた達も敵になる」
GM:セヴンを含め、《ワーディング》の影響を受けなかった少年少女3人が立ち塞がる。
GM:おそらく、チルドレンとしての訓練を受けた“精鋭”なのだろう。
渡瀬 弓親:「お前ら分かってるのか?」
渡瀬 弓親:「嚆矢はミサイルでレネゲイドウイルスをばらまくつもりだ」
渡瀬 弓親:「どれだけの人間が覚醒することになるか分からない。何千……いや、何万人と死ぬぞ」
竜田 九楽:「自分の流儀理想に忠実な奴は。嫌いじゃねぇぞ。マジで」
竜田 九楽:「オレがそうだしな」親指で自分を指さす
竜田 九楽:「けどなあ。流儀も理想も日常も、よお。別にお前やオレだけが持ってるわけじゃねえだろ」
竜田 九楽:「それを踏みつけにすんのは……よくねぇよなぁ!」歯を見せ。吠える
ジョニー・ザ・キッド:「ユー達の動機の方はもっともだが……行動の方はとてもじゃないが褒められたものじゃない」
ジョニー・ザ・キッド:「エスケープというわけにはいかない。人のライフがかかっている状況ではな」

GM:【戦闘を開始します】

GM:エンゲージ

▼エンゲージ
(“セヴン”[17]、“リベレーターズ”隊員*2[17])
   10m
(“カラードゲイル”[9]、“ポレポレ・コベ”[7]、“ジョニー・ザ・キッド”[11])
[]内は行動値

GM:勝利条件 敵の全滅
GM:敗北条件 全員の戦闘不能

GM:セットアップ
GM:アクションはありますか?
渡瀬 弓親:なし
竜田 九楽:なし!
ジョニー・ザ・キッド:なし!
GM:エネミー側もなし

GM:行動値順の行動を処理します エネミーから
GM:“リベレーターズ”隊員2体から行動していきます
GM:隊員Aの行動
“リベレーターズ”隊員:マイナーなし
“リベレーターズ”隊員:《C:ブラックドッグ》2+《アームズリンク》+《急所狙い》
“リベレーターズ”隊員:対象は竜田九楽
竜田 九楽:ぎええ
“リベレーターズ”隊員:11DX8+4
DoubleCross : (11DX8+4) → 10[1,2,3,4,4,4,4,5,5,9,10]+10[1,10]+10[8]+2[2]+4 → 36

GM:回った
GM:リアクションどうぞ
竜田 九楽:回避ー
竜田 九楽:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[4,7,9,9,10]+9[9]+1 → 20

竜田 九楽:回ったが……
“リベレーターズ”隊員:ダメージ
“リベレーターズ”隊員:9+4D10
DoubleCross : (9+4D10) → 9+14[6,3,3,2] → 23

GM:装甲・ガード有効
GM:普通になんもなくてもHPで受けれる威力!
竜田 九楽:搭乗してないのでそのままくらいま~す
竜田 九楽:生きてる!喋ってる!
竜田 九楽:竜田九楽のHPを23(→ 23)減少 (29 → 6)
GM:続けてリベレーターズ隊員Bの攻撃。まとめて処理後ロールに移ります
“リベレーターズ”隊員:《C黒犬》+《アームズリンク》+《急所狙い》
“リベレーターズ”隊員:対象は渡瀬くん
“リベレーターズ”隊員:11DX8+4
DoubleCross : (11DX8+4) → 10[1,1,1,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,7,9]+4[4]+4 → 28

渡瀬 弓親:ガードします
GM:ダメージ行きます
渡瀬 弓親:あっすいません
渡瀬 弓親:ダメージ前にウェポンケースで
渡瀬 弓親:オートアクションでアームドスーツ装備したい!
GM:いいですよ どうぞ
渡瀬 弓親:ありがとうございます!行動値-2 装甲10です
GM:では防具処理状態でダメージ判定いきます
“リベレーターズ”隊員:9+3D10
DoubleCross : (9+3D10) → 9+6[1,3,2] → 15

渡瀬 弓親:助かった
GM:だ、ダイスが死んでる!
渡瀬 弓親:装甲10、ガード値3 2ダメージ受けます
GM:装甲軽減で5点ダメージかな
GM:2、2点!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを2(→ 2)減少 (35 → 33)
“セヴン”:セヴンの行動。一番防御硬そうな弓親くんの体力をちょっとでも削ろう
“セヴン”:マイナー/《炎の加護》
“セヴン”:メジャー/《C:オルクス》《空間歪曲射撃》《炎の刃》
GM:対象は弓親くん
“セヴン”:11DX7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[3,4,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,3,3,4,7,8,8,9,10]+10[4,4,6,9,10]+2[2,2]+4 → 36

渡瀬 弓親:空間歪曲射撃ならガードは駄目だな!ドッジします
渡瀬 弓親:8DX+1+0@10>=36 回避
DoubleCross : (8DX10+1>=36) → 9[1,1,1,2,4,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

渡瀬 弓親:流石に無理!ダメージどうぞ
GM:ガード値-5だけで
GM:ガード自体はできるからやってくれてもよかったのよ どのみち装甲軽減はあるから同じか
GM:ダメージ
渡瀬 弓親:ガード値3しかないので実質無視されるんですよね……
“セヴン”:9+4D10
DoubleCross : (9+4D10) → 9+19[4,8,1,6] → 28

GM:デカ目!
渡瀬 弓親:装甲で10点軽減して18点!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを18(→ 18)減少 (33 → 15)
渡瀬 弓親:まだ立ってます
GM:では簡単にそれぞれの演出を!

“リベレーターズ”隊員:「裏切りモンが!」竜田に目掛けてサブマシンガンを掃射!
竜田 九楽:「まあ、そうだな。オレはお前らには疵がある」
竜田 九楽:言葉に一瞬の回避挙動をとりやめダラリと構えはせず自然体で立っている。当然凶弾の数々を躱すことなど叶わず
竜田 九楽:数多の疵を受けるが
竜田 九楽:「これでお互いさまっつーことで。遠慮はなしで。いいよぁ?」口元の血を拭い嗤う
ジョニー・ザ・キッド:(ワオ,ずいぶんとガッツが入ってるな。つくづくルールを通すガールだぜ)横で肩をすくませながら内心で感心する。
“リベレーターズ”隊員:「邪魔者を消せば、嚆矢だって喜ぶ!」並び立つ隊員が、続けて弓親を狙う!銃撃!
渡瀬 弓親:両腕を構え、防御態勢を取る。着弾を知らせるのは高い金属音。
渡瀬 弓親:わずかに身じろぎしただけで受け止める。
渡瀬 弓親:その両の腕はいつの間にか、白銀の装甲で覆われている。
渡瀬 弓親:「その程度じゃあ貫かせらんねえな」
渡瀬 弓親:UGNの実験によって体内に埋め込まれた特殊金属。
渡瀬 弓親:渡瀬弓親もまた、改造された人間である。
“セヴン”:「錬成能力者モルフェウス?いや、そうは聞いてない」
“セヴン”:「なんであれ、邪魔はさせない。この世界は五月蠅すぎる」
“セヴン”:「“リベレイター”の計画で、少し静かになってもらう」嘯きつつ、能力を行使。
GM:銃弾が死角から弓親を襲う!
渡瀬 弓親:「ちっ!」
渡瀬 弓親:正面のガードは下げられない。体捌きでかわそうとするが、避けきれずに貫かれる。
渡瀬 弓親:「気をつけろ、あっちのお嬢さんはやりそうだ」
渡瀬 弓親:急所は避けている。まだ十分動ける。
竜田 九楽:「おう、この場の大将ってやつか」
竜田 九楽:「まずは周りから崩していくとしようじゃねぇか。大物は、回りくどくいくに限るぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「オーライ、援護要員を潰してから確実に三人で仕留めよう。……それにしてもユミチカ、その体は……」
竜田 九楽:心配は返さない。チルドレンの精鋭がこの程度で戦闘不能になるとは思っていないからだ
渡瀬 弓親:「アメコミのヒーローみてえだろ?」
竜田 九楽:「割とカッケー。後でよく見せろ」素直にそう思う
渡瀬 弓親:冗談めかして笑う。
ジョニー・ザ・キッド:「……ああ、悪くないセンスだぜ」(年若い少年ボーイに強制的に埋め込んだモノでさえなければなお、良かったがな)

GM:▽イニシアチブ/行動値順の処理を実行します

GM:行動値13!ジョニーさんの行動から
ジョニー・ザ・キッド:OK!
ジョニー・ザ・キッド:マイナーなし、メジャー、コンボ:クイック・ドロウ・ショット〈コンセントレイト:エンジェルハイロゥ〉+〈小さな塵〉+〈光の指先〉
ジョニー・ザ・キッド:目標はリベレーターズの少年A!
GM:どうぞ!
ジョニー・ザ・キッド:9にダイスボーナス+2で11dだ
ジョニー・ザ・キッド:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,2,2,2,2,6,6,7,8,10]+10[2,3,8]+5[5]+4 → 29

ジョニー・ザ・キッド:惜しい、後一つ欲しかった
“リベレーターズ”隊員:《イベイジョン》
“リベレーターズ”隊員:回避達成値は12固定
GM:命中!ダメージどうぞ
ジョニー・ザ・キッド:OK,ダメージロールにレッテン+22、小さな塵で+4
ジョニー・ザ・キッド:3d10+26
DoubleCross : (3D10+26) → 27[8,9,10]+26 → 53

ジョニー・ザ・キッド:回った!
渡瀬 弓親:出目強い!
竜田 九楽:さすが本部エージェント
ジョニー・ザ・キッド:今回、良くも悪くも出目が大きい
竜田 九楽:ほぼ最大値じゃん
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を6(→ 6)増加 (86 → 92)
GM:リベレーターズの隊員はHP40点
渡瀬 弓親:結構タフだな!
竜田 九楽:100行ってない竜田だと削り切れないかもな~!
ジョニー・ザ・キッド:でもワンパンか……?
GM:耐え切れません。ワンパン撃破!
渡瀬 弓親:ナイス!
GM:演出どうぞ!
竜田 九楽:最高

ジョニー・ザ・キッド:ヒュゥゥゥ、と耳寒い風が吹き抜ける。両者の間をなぜか日本に生息していないタンブルウィードの固まりが転がる。
ジョニー・ザ・キッド:理屈はわからない。風がこの男の元に運んで来たとしか言いようがない。
ジョニー・ザ・キッド:「熱くなり過ぎだぜ、リベレーターズの少年ボーイたち。手柄が欲しいとはいえユーが真っ先に狙うべきは……」
ジョニー・ザ・キッド:───レネゲイドによる強化が追いついたモノだけに、"それ"は確認できただろう。
ジョニー・ザ・キッド:ホルスターから引き抜くと同時に左手でシングルアクションアーミーの撃鉄を引き起こし、ほぼ同時にトリガーを引く。
ジョニー・ザ・キッド:ズダァン!ズダァン!ズダァン!ズダァン!耳を破るような轟音とともに放たれるは4つの弾丸!
ジョニー・ザ・キッド:凄まじい速度で少年たちのうち片方の胴体目掛け、4つの風穴を開けに掛かる。見た目通りの荒野のガンマンのクイックドロウである。
ジョニー・ザ・キッド:「この、ミーにしておくべきだったな。ベイビー?」
ジョニー・ザ・キッド:ビシリ、と、発射の反動で指が擦りむけ、腕に罅のようなダメージが走る。
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドのHPを1d10(→ 6)減少 (23 → 17)
ジョニー・ザ・キッド:だがテキサスの男は痛みを恐れない。鋭い眼光でただ敵対者を射抜くのみ。
“リベレーターズ”隊員:「ぐあっ!」
“リベレーターズ”隊員:大口径の4連射を受け、体躯が吹き飛ばされる!壁に叩きつけられ戦闘不能!

GM:行動値7は渡瀬くんと竜田さんが同値ですね
GM:特にどっちから先に動きたいがなければ
GM:PCナンバー順に渡瀬くん→竜田さんでセッション中一括して進行したいと思います。
渡瀬 弓親:私からでオッケーです!
GM:では渡瀬君の手番処理からどうぞ!
渡瀬 弓親:マイナーなし
渡瀬 弓親:メジャーアクション、<コンセントレイト:ハヌマーン>+<一閃>
渡瀬 弓親:全力移動後に白兵攻撃を行います。対象は隊員B

▼エンゲージ
(“カラードゲイル”[7]、“セヴン”[17]、“リベレーターズ”隊員[17])
   10m
(“ポレポレ・コベ”[7]、“ジョニー・ザ・キッド”[11])
[]内は行動値

渡瀬 弓親:対応なければ命中判定!
GM:対応ないです 命中どうぞ
渡瀬 弓親:10DX+2+0@7 (侵食上昇4、侵蝕80~)
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,3,5,6,7,8,8,8,8,10]+10[1,5,5,6,8,9]+4[3,4]+2 → 26

渡瀬 弓親:よし
GM:《イベイジョン》効果で命中!避けらんねえ……
GM:続けてダメージもどうぞ
渡瀬 弓親:3d10+27
DoubleCross : (3D10+27) → 28[9,9,10]+27 → 55

渡瀬 弓親:こっちも回ったな!?
渡瀬 弓親:装甲有効55点です
GM:そのダメージは、一発ノックアウトだ!
GM:ナイスアタック!演出どうぞ

渡瀬 弓親:当人の性格に反して、"カラードゲイル"のスタイルは単純明快だ。
渡瀬 弓親:正面から殴り飛ばす。
渡瀬 弓親:拳を構え、ステップを踏んで間を測る。
渡瀬 弓親:「──ふっ!」
渡瀬 弓親:砕け散ったアスファルトが跳ね上がる。ただ一歩の踏み込みで音速の壁を突破。
渡瀬 弓親:空気の抵抗をハヌマーンの権能で受け流し、一瞬で銃を構える少年の懐へ。
渡瀬 弓親:突進の勢いを乗せたボディブローが突き刺さる!
“リベレーターズ”隊員:「があっ!」猛烈な加速からの一打を受け、少年が崩れ落ちる!

渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を4(→ 4)増加 (92 → 96)
GM:続けて竜田さんの手番!行動どうぞ
竜田 九楽:行きます
竜田 九楽:マイナーでストライクモービルに搭乗
竜田 九楽:メジャーアクション チンパンパンチ  原初の赤:ヘヴィギャロップ 一閃 C:ハヌマーン

▼エンゲージ
(“カラードゲイル”[7]、“ポレポレ・コベ”[7]、“セヴン”[17])
   10m
(“ジョニー・ザ・キッド”[11])
[]内は行動値

竜田 九楽:攻撃はセヴンちゃんに。対応なければ振ります
GM:対応在りません どうぞ
竜田 九楽:8dx7+3
DoubleCross : (8DX7+3) → 10[1,1,1,3,4,7,8,10]+10[1,9,9]+6[6,6]+3 → 29

竜田 九楽:あと1欲しかった
“セヴン”:《幸運の守護》。RCでドッジ
竜田 九楽:ぎええ
“セヴン”:9DX+4>=29
DoubleCross : (9DX10+4>=29) → 10[1,2,2,3,5,8,8,10,10]+9[7,9]+4 → 23 → 失敗

竜田 九楽:こっわあああああ!?!
GM:す、すっげえ回した!コワイね
GM:しかし回避失敗。命中します
GM:ダメージどうぞ!
渡瀬 弓親:あぶなあ
竜田 九楽:3D+10
DoubleCross : (3D10+10) → 19[5,10,4]+10 → 29

竜田 九楽:まあ、ほどほどね
GM:惜しい!
GM:“セヴン”のHPは30……残り1
渡瀬 弓親:お、おしい
竜田 九楽:惜しすぎる……
GM:ただここから継戦して2ラウンド目入ってもセヴン側の敗北は明確+リソースの削りになるだけなので
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を7(→ 7)増加 (84 → 91)
GM:2ラウンド目入れずに君たちの勝利にしましょう。
渡瀬 弓親:ありがたい!
竜田 九楽:ありがたし~!
ジョニー・ザ・キッド:おお、温情だぜ
“セヴン”:竜田さんの攻撃を受けてクリンナップに《瞬間退場》を選択。
“セヴン”:さらに退場時、偽装が解除されます。
GM:演出どうぞ

竜田 九楽:竜田九楽の能力は”急がば回れ”ならぬ”急がば回せ”を体現するもの
竜田 九楽:回し回されたモノにその回数に応じて加速の力を与える。
竜田 九楽:こう書いたところで直感的ではないだろう。では、実際に見て行こうか。
竜田 九楽:「人が準備してる間にガッツリ食いつくしやがってよぉ」気だるげに周りの戦況を見ていう
竜田 九楽:彼女はあくまで自然体に手首を回し、足首を回す。血濡れの制服を除いてはとてもこれから戦闘行動に入るとは思えないだろう。
竜田 九楽:(左の足首18は溜まってるか。この距離ならまあ……十分だろ)
竜田 九楽:思えないが。そんなこととは無関係に。
竜田 九楽:竜田九楽の左足首は何の前触れもなく、唐突に”加速”した。
竜田 九楽:加速点である足首を中心に左脚が前方へ。そしてその”加速”の力は止まらず。竜田九楽の身体を前方へと引っ張り、跳ばしていた。
竜田 九楽:動きの初動を悟らせない無拍子……というにはあまりにもダイナミズムが過ぎる動き。
竜田 九楽:しかし通常人体ではあり得ないその動きは驚きよりも先に竜田九楽という脅威をセヴンの元に運ぶ。
竜田 九楽:左を前にした半身の姿勢。右手は既に振りかぶっており飛距離は十分。
竜田 九楽:拳は閉じ。口は開いた。
竜田 九楽:「よう。ぶっ飛ばされる準備は、できてるか?」
竜田 九楽:38回チャージ分
竜田 九楽:右腕加速
竜田 九楽:ズ バ シ ャ ァ !!
竜田 九楽:ハヌマーンとしてもなお高速の拳が風と音を超え。セヴンの顔面に撃ちだされる
ジョニー・ザ・キッド:(ワーオ、ユーたち自身がクイックドロウ・バレットみたいなものだなもう)
ジョニー・ザ・キッド:(ガンスリンガーのミーとも合いそうだ)
“セヴン”:強烈な打撃を受け、大きく回転し、吹き飛ばされる!
竜田 九楽:「はっはぁ。いい回転だぁ!!」
“セヴン”:「ぐ……う……」
“セヴン”:受け身を取り損ねた右腕がひしゃげ、拳銃を取り落とす。
竜田 九楽:「どーする?その腕で、まだやっか?」
“セヴン”:「純加速能力ハヌマーン……ではなさそうね。理屈が合わない」
竜田 九楽:「ご名答ー。するどいじゃね~か」
“セヴン”:陰気さはそのままに、それまでのボソボソと単語を刻む喋り方と、若干異なる口調。
“セヴン”:「これ以上は私が不利。……続ける意味もない。この街ここでの仕事は終わった」
竜田 九楽:「円環の……回転の力。ウロボロス混じりだ。今はな」
“黒鉄の茨”:「“リベレイター”が作る世界が“静謐なる世界私の欲望”と近ければとも思ったけど」“セヴン”の偽装カヴァーを脱いだ少女は滔滔と語る。
竜田 九楽:「ああ……?お前、一体。何もんだ。チルドレンとも違うな」
“黒鉄の茨”:「貴女たちとは関係のない女スパイクヒールとだけ」
“黒鉄の茨”: 女子中学生カヴァー/FHチルドレンワークス
“黒鉄の茨”:───潜入工作員トリプルクロス
“黒鉄の茨”:「いずれにせよ、もう会うこともないでしょう。さようなら」
ジョニー・ザ・キッド:「OH……!FHのガールとは。アルフレッド一人だけではなかったのか!FH側の介入は……」
竜田 九楽:ここで彼女を取り逃すのは後々を考えると悪手だと直感している
“黒鉄の茨”:短く告げると、僅かに“ゼロデイ”に目を向けて。
竜田 九楽:だが、ここで時間を使うわけにもいかないのもまた、事実だ
“黒鉄の茨”:車道へと一息に飛び出す。はたから見れば、敗北を悟っての自害とも見れるが。
渡瀬 弓親:「待てジョニー……!今は“リベレイターズ”が先決だ!」
“黒鉄の茨”:《瞬間退場》+《見えざる道》
“黒鉄の茨”:その姿が瞬く間に掻き消える。
ジョニー・ザ・キッド:「HORY SHIT!歯がゆいぜ……!!」
竜田 九楽:「歯がゆいのはこっちだ。オレだけ不完全燃焼だぞ」
ジョニー・ザ・キッド:「……ひとまずあのボーイからどうにかしないとな。ヘイ、無事かそこのボーイ!」
渡瀬 弓親:「その分本命で存分に回せよ」
ジョニー・ザ・キッド:そう言いながら"ゼロデイ"の様子を見に行く。
竜田 九楽:「ま、そうだな」弓親くんの言葉にご機嫌になって笑みを見せる
“ゼロデイ”:「助かった……のか……?僕は……」
渡瀬 弓親:「お前、“リベレイターズ”のメンバーか?」
竜田 九楽:「ああ、名前は"ゼロデイ"」
竜田 九楽:「情報系やセキュリティを担当してた。ブルってそうな顔の割りには優秀なやつだったぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「OK。だがこうしてリベレーターズの面々と仲間割れしていたという事は……コウヤの計画に反対したと見ていいのかい?」
渡瀬 弓親:「何か知ってるなら協力してくれ。その代わり、お前の安全は保証する」
“ゼロデイ”:「嚆矢は……それに、他のみんなも友達なんだ」
“ゼロデイ”:「だから……君たちが止めてくれるなら、知ってる限りのことは話す」
“ゼロデイ”:「その代わり、乱暴なことはできるだけしないでほしい」
ジョニー・ザ・キッド:「必要以上のアタックを行う予定はないさ、心配はいらないぜ……彼らの境遇を考えるとそうする気にもならない」
ジョニー・ザ・キッド:「……よく決めてくれた。センキュー。ボーイ。ミーの名はジョニーだ。」
ジョニー・ザ・キッド:「ユーの名は?"ゼロデイ"の方じゃない。"本名トゥルーネーム"の方だ。……認める気になったからこそ聞いておきたい」
“ゼロデイ”:「曲直部。曲直部晴マナベ・ハルだ」
ジョニー・ザ・キッド:「ハル・マナベ。その名、覚えておくぜ少年ボーイ
ジョニー・ザ・キッド:「では早速だが教えてくれるかい。コウヤ達の実行しようとしているオペレーション、その全貌を」
“ゼロデイ”:「わかった。……竜田も気づいてると思うけど」
“ゼロデイ”:「“リベレーターズ”のアジトは分散されてるんだ」
“ゼロデイ”:「ひとつじゃない。何かあっても良い様に、いくつかの基地に別れてる」
“ゼロデイ”:「僕の知ってる限り、ミサイルを隠せるような場所はそれでも限られる」
“ゼロデイ”:「そこのアドレスを教えるよ。彼らはきっと、そこにいるはずだ」
GM:ラップトップに、と告げると、パソコンを拾い上げ、データを君たちへ転送する。
竜田 九楽:「と、きたきた」内容を確認する
竜田 九楽:「へえ、こんなとこに隠れてやがったか。場所は分った」
竜田 九楽:「あとは止めるだけだ。気合いれてこうぜ」
渡瀬 弓親:「……ああ」
ジョニー・ザ・キッド:「すぐに止めに行こうぜ。……センキュー、ハル!後はミー達に任せておきな!」
渡瀬 弓親:「竜田……ジョニー」
竜田 九楽:「ん?なんだぁ?」
ジョニー・ザ・キッド:「どうかしたかい?」
渡瀬 弓親:「俺からも頼む」
渡瀬 弓親:「あいつは……嚆矢は、俺の兄弟だ」
渡瀬 弓親:「こんなことで死なせたくねえ」
渡瀬 弓親:「何が何でも止める。……手、貸してくれ」
ジョニー・ザ・キッド:ニッ、と不敵に笑いかけ
ジョニー・ザ・キッド:「ラジャー!ユーの兄弟ブラザーはミーの兄弟ブラザーも同然。……放っておけるわけがない」
ジョニー・ザ・キッド:「存分に頼ってくれよ、兄弟ブラザー
竜田 九楽:「頼むも何も、こっちゃ元からそのつもりだ」
竜田 九楽:「親もいねえ、仲間もいねえ、友達とかいう存在はもっといねー」
竜田 九楽:「オレはそういうチルドレンだった。だからまあ」
竜田 九楽:「それがどんだけ大事かはわかんねーが。大事だとは思ってる」
竜田 九楽:「安心しな。オレは力全力で回してお前の背押してやるよ」
竜田 九楽:「だからまあ、言いたいことは最後に一つ」
竜田 九楽:「最後まで諦めんな。全力で当たるぞ」
渡瀬 弓親:「……遠回りに回したな」
渡瀬 弓親:ふっ、と思わず笑みを浮かべる。
竜田 九楽:「そりゃ、大事な……話だからな」わずかにばつの悪く居心地が悪そうになっている
渡瀬 弓親:「しかし、友達がいないとか寂しい事言うね」
渡瀬 弓親:「これが終わったら仲間のつもりだったんだがな、お前らとは」
竜田 九楽:「いねーもんはいねーんだから……はぁ!?」
ジョニー・ザ・キッド:「そうだぜクラク、あんまりじゃねえか」
ジョニー・ザ・キッド:「ミーやユミチカがすでにいるというのになぁ?サッドネスな事を言ってくれるぜ……」
ジョニー・ザ・キッド:「それともミー達では不服かい?」パチン、と悪戯っぽく片眼を閉じておどけながら問うてくる。
竜田 九楽:「~~~うっせ!うっせ!」肩を怒らせてずんずんと前にすすみ
竜田 九楽:しばらくしたところで振り返る
竜田 九楽:「……今の言葉。」
竜田 九楽:「これは、回させねーからな」
竜田 九楽:ぼそりと
竜田 九楽:「撤”回”させねーから覚悟しろよお前ら!」突きつけるように大きな声で宣言する
渡瀬 弓親:「ははっ」
ジョニー・ザ・キッド:「Good。いい返事だ」
渡瀬 弓親:「ありがとな。……じゃ、行くか」

GM:シーンカット
GM:ロイス・購入が可能
GM:あとHPの回復とか(回復アイテムがあれば)
渡瀬 弓親:ロイス保留
GM:購入はここが最後!
GM:しっかり準備して戦闘に望みましょう
渡瀬 弓親:購入は応急手当!
竜田 九楽:ロイス変更 ジョニーさんと弓親くんのP感情をそれぞれ 仲間!予定 に
渡瀬 弓親:3DX+3+0@10>=8 調達
DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 10[2,7,10]+3[3]+3 → 16 → 成功

渡瀬 弓親:よし成功。自分に使います
竜田 九楽:そういや
渡瀬 弓親:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+16[8,8] → 31

渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを16(→ 16)増加 (15 → 31)
竜田 九楽:ジョニーさんがめっちゃ凄い応急手当もらってたような
渡瀬 弓親:あ、そうでしたね
渡瀬 弓親:あれ、使用タイミングがオートだから
渡瀬 弓親:戦闘中でも使えるのかな?
竜田 九楽:オートなんだあれ
竜田 九楽:じゃあ、私も応急買って自分につかっておこうかな
ジョニー・ザ・キッド:ロイスは"ゼロデイ"/曲直部晴に 感心●/不安 を取得。これでついにMAXだな
竜田 九楽:3DX+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 10[6,10,10]+10[5,10]+6[6]+1 → 27 → 成功

ジョニー・ザ・キッド:あれっ、よくみたらすでにMAXになってる?
竜田 九楽:ああんこんあんところで回らなくても
竜田 九楽:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[4,3] → 7

竜田 九楽:どうしよっかな~セヴンちゃんに取りたい気もするけど
竜田 九楽:まあ、ここは嚆矢くんに取っておきましょう
ジョニー・ザ・キッド:今からでも嚆矢じゃなくて晴くんに取っていたことにするのは……厳しいか……?
竜田 九楽:嚆矢 〇 仲間の兄弟つまりは仲間/それ名前を捨てるなんてとんでもねえ
竜田 九楽:以上で
GM:別にいいですよ>ロイス差し替え
渡瀬 弓親:あっそうだすいません
GM:はいなんでしょ
渡瀬 弓親:戦闘中に装備したアームドスーツを解除して
渡瀬 弓親:ウェポンケースに入れ直しておきます!
渡瀬 弓親:これで行動値9に
ジョニー・ザ・キッド:ありがとう、修得はもっと慎重にと言われてたんだから気を付けないといけなかったのに
ジョニー・ザ・キッド:温情に感謝します、GM
GM:装備のつけかえも了解しました
ジョニー・ザ・キッド:後は購入、狙うはまたブルーゲイルかな
GM:どうぞ~
ジョニー・ザ・キッド:3dx+3>=20
DoubleCross : (3DX10+3>=20) → 6[3,5,6]+3 → 9 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:流石にもう続かないか~
ジョニー・ザ・キッド:おわり!
竜田 九楽:全員かな~


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クライマックス ワールド・エンド・ジュブナイル

GM:シーンプレイヤー 渡瀬 弓親(他全員登場)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (96 → 102)
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (92 → 95)
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (91 → 98)

GM:■成子市郊外/廃ビル群ゴーストタウン

GM:明け方も近い、市内の廃ビル群。
GM:その場には似付かわしくない大型弾道ミサイルが三基
GM:ビル群に並んで起立していた。
“リベレイター”:君たちの気配を感知し、振り返る。驚いた様子はない。
“リベレイター”:むしろ、微笑みを浮かべてさえいる。
“リベレイター”:「来たか。まさか、街中にミサイルを運び込むとは誰も思わないだろう?」
“リベレイター”:「発射コードは既に手に入れた。直に審判の喇叭が鳴り響く」
“リベレイター”:「放たれたミサイルの衝撃はこの街だけじゃなく」
“リベレイター”:「公然と発生する覚醒現象が、世界中の人間の心身に多大なショックを与えることになる」
“リベレイター”:「博士の計算によれば、人類の50%がオーヴァードになる目算らしい」
“リベレイター”:「そうなれば、これまでの規範ルールは通用しない」
“リベレイター”:「新しい世界が幕を開ける。俺たちオーヴァードの存在を認めざるを得ない新世界が」
渡瀬 弓親:「審判に新世界、ね。随分洒落た言い回しするようになったな」
渡瀬 弓親:「二年間で遅すぎた思春期病でも患ったか?」
渡瀬 弓親:「酔ってるよ、お前は」
渡瀬 弓親:「自分の夢に酔っ払ってる」
“リベレイター”:「実のところを言うとな」
“リベレイター”:「この計算をそこまでアテにしてるわけじゃない」
“リベレイター”:「博士の狙いはUGNの解体と、俺たちを使った新しいセルの土台作り」
“リベレイター”:「そのためのラットに、実証的な数字を吹き込むと信じる程俺は馬鹿じゃない」
渡瀬 弓親:「それが分かってるなら!」
渡瀬 弓親:なぜ止まらない。なぜ止まれない。
ジョニー・ザ・キッド:「……何が、ユーたちをそこまでさせるんだい」
ジョニー・ザ・キッド:「UGNに対する遺恨はわかる。ミーがユーの立場なら、まあ、UGNに戦いを挑むくらいならやってもおかしくはない」
ジョニー・ザ・キッド:「だがそれでも、ただ懸命に生きている人間に牙をむくのは……話が違うんじゃあないのかい」
“リベレイター”:「賢明?真実から目を逸らして、安穏と暮らしている奴らのことか?」
“リベレイター”:「奴らもいい加減、気づくべきだ。自分たちの平和が誰の屍どんなぎせいで成り立ってるかを」
“リベレイター”:「世界の50%も必要ない。都市人口の何割かがオーヴァードになるということは」
“リベレイター”:「単純な計算で、その倍はジャームが生まれるということだ」
“リベレイター”:「そうなれば、日常のヴェールは簡単に崩れ去る」
竜田 九楽:「あ~、弓親にゃわりーがオレ自身はやっぱこいつ好きになれね~な」嫌気がさすように髪を掻いて声をあげる
竜田 九楽:「街にジャームが溢れたとして、当然その対処にゃUGNも動くよなイリーガルもだ」
竜田 九楽:「死ぬよな。一般人もエージェントもイリーガルも、チルドレンも馬鹿な理由で馬鹿みてぇによ」
竜田 九楽:「なくなるよな。そいつの生活も大事にしてたものもその周りにあったもんもよ。オレぁ。そういうことをしようってやから。我慢ならね」
竜田 九楽:「お前がやるべき死を偽造することでも、死を振りまくことでもねえ」
竜田 九楽:「内でもがき回って。回りっくどくチルドレンの立場からUGNを変えることだった」
竜田 九楽:「回りくどくいったが結局いいたいことはこれだ」
竜田 九楽:「そいつぁオレがやってやるから。……テメーは大人しくここでぶったおされて。止まりやがれ!」
ジョニー・ザ・キッド:「人々の営みの"流転サイクル"を、止めるわけにはいかないって訳かい。ユーらしい啖呵だ」
竜田 九楽:「よーくわかってんなジョニー。全ては回転だ!」
ジョニー・ザ・キッド:「ミーも同意見だ。……安穏と生きる事がギルティなはずがない」
ジョニー・ザ・キッド:「あくまでも"ギルティ"を犯しているのは日常を破壊するレネゲイドウイルスで、FHで、そしてユー達に戦わせたUGNだ」
ジョニー・ザ・キッド:「戦わせた、だけならまだマシだ。警察ポリス軍隊アーミー、そうした物が必要となる国が、自国を護るために戦おうと参加するのはあらゆる国で芽吹く意志」
ジョニー・ザ・キッド:「そうした物を、自分の世界を護るために戦う事が必要となって皆戦う。UGNもそういうモノの一つだったのに」
ジョニー・ザ・キッド:「……UGNは、"本名トゥルーネーム"を、この世界の一員である証をユーたちに与えなかったそうだな」
ジョニー・ザ・キッド:「一員である証を与えず、ただ自分のいいように戦わせた。間違っていたとしたらそちらであって、これからミサイルを放とうとしている人々には無関係だ」
ジョニー・ザ・キッド:いつもとは違い、ゆっくりとブラックホークをホルスターから抜く。
ジョニー・ザ・キッド:「ぶつけてこい。ボーイ。その代わり……ユーの企みは、徹底的に挫かせてもらう。OK?」
渡瀬 弓親:「結局、お前のやろうとしてることは」
渡瀬 弓親:「ただの八つ当たりだよ、嚆矢」
渡瀬 弓親:「……大体、知らないことが罪だぁ?」
渡瀬 弓親:「じゃあお前、知ってんのかよ」
渡瀬 弓親:「俺が……俺たちが」
渡瀬 弓親:「二年前、お前が死んだって聞いて」
渡瀬 弓親:「どんな気持ちで今日まで生きてきたのかよ」
渡瀬 弓親:ぎり、と拳を固める。
渡瀬 弓親:「お前が戻ってきたあの時」
渡瀬 弓親:「俺が、どんだけ、嬉しかったか」
渡瀬 弓親:「知ってんのかよ、お前は……!」
ジョニー・ザ・キッド:「ユミチカ……」呟き、その気持ちを傍で汲む。
“リベレイター”:「言ったはずだ。お前の兄弟桐生嚆矢はもういないとな」
“リベレイター”:「ここに来たのは情か?使命か?信念か?」
“リベレイター”:「すべては選べない。2年前、あの作戦で」
“リベレイター”:「お前のよく知る男は死んだんだ」
“リベレイター”:「どれだけ言葉を尽くそうと、既に発射体制に入った鬼火ミサイルを止めることはできない!」
“リベレイター”:「お前にできることは、ここで一緒に花火の打ち上げを祝うか」
“リベレイター”:「力尽くで俺達を止めるかだ。お前はどうする、渡瀬弓親!」
渡瀬 弓親:「はっ。そんなもん」
渡瀬 弓親:ガキン、と。拳を打ち合わせて。
渡瀬 弓親:「決まってんだろ、兄弟」
渡瀬 弓親:「力付くでもてめえを止める」
渡瀬 弓親:「久しぶりに、兄弟喧嘩と行こうや?」

GM:衝動判定!
GM:目標値9です
渡瀬 弓親:6DX+2+2@10>=9 意思
DoubleCross : (6DX10+4>=9) → 7[1,3,5,6,7,7]+4 → 11 → 成功

渡瀬 弓親:よし成功!
渡瀬 弓親:侵食あげます
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (102 → 113)
ジョニー・ザ・キッド:今更だけど精神も低いな~
渡瀬 弓親:まあ期待値
竜田 九楽:5DX>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[2,2,2,6,8] → 8 → 失敗

竜田 九楽:あか~ん
竜田 九楽:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19

ジョニー・ザ・キッド:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 6[4,4,6] → 6 → 失敗

ジョニー・ザ・キッド:アウト……
竜田 九楽:はわわわわわわわ
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を19(→ 19)増加 (98 → 117)
渡瀬 弓親:ひぃーっ
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を2D10(→ 17)増加 (95 → 112)
ジョニー・ザ・キッド:参ったな……
GM:うわあ なんだかすごいことになっちゃったぞ

GM:【エンゲージ】

▼エンゲージ
(弾道ミサイル*3[0])
     20m
(“リベレーター”[8])
      5m
(“リベレーターズ”隊員[17]、“シャドウブレイド”[15])
   5m
(弓親9]、九楽[7]、ジョニー[11])
[]内は行動値

GM:勝利条件 ミサイルの全破壊もしくは敵対者の全滅
敗北条件 ミサイルの阻止臨界点突入/UGN側の全戦闘不能


GM:■第一ラウンド/セットアップ
渡瀬 弓親:私はなし!
竜田 九楽:私はなし
“シャドウブレイド”:《光の剣》+《ミラーコート》
“シャドウブレイド”:武器を作成・装備/回避ダイス+3
ジョニー・ザ・キッド:イニシアチブ、このエンゲージにシューターズジャケットを落としてからブルーゲイル!行動値を+5して18に!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を5(→ 5)増加 (112 → 117)
GM:了解

▼エンゲージ
(弾道ミサイル*3[0])
     20m
(“リベレーター”[8])
      5m
(“リベレーターズ”隊員[17]、“シャドウブレイド”[15])
   5m
(弓親9]、九楽[7]、ジョニー[18])
[]内は行動値


“シャドウブレイド”:虚空に手を翳すと、バチバチと光が跳ね、暗黒で構成された反物質ブレードが姿を現わす。
“シャドウブレイド”:「死ぬのは私か?お前たちか?」
“シャドウブレイド”:「どちらかにとって、これが人生最期の時間になる」
“シャドウブレイド”:「せめて最高の瞬間たたかいにしよう」

GM:■イニシアチブ
“シャドウブレイド”:《異形の転身》
“シャドウブレイド”:戦闘移動を行い、UGN側のエンゲージに移動

▼エンゲージ
(弾道ミサイル*3[0])
     20m
(“リベレーター”[8])
      5m
(“リベレーターズ”隊員[17])
   5m
(弓親9]、九楽[7]、ジョニー[18]、“シャドウブレイド”[15])
[]内は行動値


GM:イニシアチブアクションはないと思うので
GM:行動値順の処理に移行します

GM:ジョニーさんの手番
ジョニー・ザ・キッド:マイナー!《光芒の疾走》を使用!離脱してMAX18m後ろに戦闘移動!

▼エンゲージ
(弾道ミサイル*3[0])
     20m
(“リベレーター”[8])
      5m
(“リベレーターズ”隊員[17])
   5m
(弓親9]、九楽[7]、“シャドウブレイド”[15])
   18m
(ジョニー[18])
[]内は行動値


ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を1(→ 1)増加 (117 → 118)
ジョニー・ザ・キッド:メジャー!コンボ:クイック・ドロウ・ファイア 〈コンセントレイト:エンジェルハイロゥ〉+〈小さな塵〉+〈クリスタライズ〉+〈光の指先〉
ジョニー・ザ・キッド:目標は隊員!
GM:どうぞ!
GM:隊員はミドルと同じく《イベイジョン》12です
GM:命中したらそのままダメージまで続けて振ってOK
ジョニー・ザ・キッド:光の指先も+1してるからその追加分も付与しないと
ジョニー・ザ・キッド:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[2,2,3,4,4,5,7,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,3,3,6,8,9]+10[4,9]+10[10]+3[3]+4 → 47

渡瀬 弓親:回った!
ジョニー・ザ・キッド:いったな~
竜田 九楽:いい回転
ジョニー・ザ・キッド:もちろん命中なのでダメージロール!クリスタライズで+12、小さな塵で+6!固定値は合計40!
ジョニー・ザ・キッド:5d10+40
DoubleCross : (5D10+40) → 28[2,7,1,10,8]+40 → 68

渡瀬 弓親:ダメージでか……
ジョニー・ザ・キッド:スゲェ!今回も前の隊員とHP同じならこれでワンパンかな
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を10(→ 10)増加 (118 → 128)
GM:お見事!一撃KOです
GM:演出どうぞ
ジョニー・ザ・キッド:侵蝕も大分上がったけどな!

ジョニー・ザ・キッド:「これでラストなんて寂しい事を言うなよ、ガール」
ジョニー・ザ・キッド:「終わらせないために、ミーは行動に移らせてもらうぜ!」
ジョニー・ザ・キッド:光を屈折させ、近づいてきた鏡花に不敵に言い返しながら、ジョニー・ザ・キッドも追いつかれぬよう後ろに下がっていた。
ジョニー・ザ・キッド:その最中、撃鉄をもう片手で流れるように引き起こし、すでに銃口を彼らのサポートを狙おうとしていた隊員に向けている。
ジョニー・ザ・キッド:「───ファイアッ!!」
ジョニー・ザ・キッド:ズダァン!ズダァン!ズダァン!轟音が轟く。モルフェウスシンドロームでさらに強化した弾丸が流れるように隊員に飛来する!
ジョニー・ザ・キッド:再び反動で傷を負っているというのに、涼しい表情だ!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドのHPを1d10(→ 6)減少 (17 → 11)
“リベレーターズ”隊員:「うあっ!ぐう……っ!」銃弾が突き刺さり、隊員はその場で頽れる。
ジョニー・ザ・キッド:「イヤッハァー!まずはワンダウンだな!ボーイ達。そう簡単にユー達には掴ませないぜ」
ジョニー・ザ・キッド:フッ、と硝煙漂う銃口を吹く。リボルバーを開けて薬莢を輩出。装填を開始し始めるだろう。

GM:■エネミーターン/シャドウブレイド
“シャドウブレイド”:マイナー《陽炎の衣》隠密状態に突入。
“シャドウブレイド”:メジャー《C:エンハイ》+《光の舞踏》+《見えざる死神》+《オールレンジ》
GM:対象は……しまった、ジョニーさんを追う手もあったな
渡瀬 弓親:ひえ こわい
GM:九楽を狙います。
竜田 九楽:かもーんシナリオロイス。語り合おう
“シャドウブレイド”:12DX7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,2,3,6,6,8,9,9,9,10,10]+10[3,3,3,6,8,8]+4[2,4]+4 → 28

GM:うーん、出目が振るわん!そして隠密だからリカバリができないのだ
GM:リアクションどうぞ
竜田 九楽:一回回避は試みますかね
渡瀬 弓親:暴走してなかった?
竜田 九楽:そうそれ
竜田 九楽:普段暴走対策してるから…・・
ジョニー・ザ・キッド:次のマイナーで解除するしかないな
竜田 九楽:受けます!
“シャドウブレイド”:9+9+3D10
DoubleCross : (9+9+3D10) → 9+9+14[7,1,6] → 32

“シャドウブレイド”:32点、装甲ガード軽減可能です
竜田 九楽:ぐえー!
竜田 九楽:死です
GM:死んだ
竜田 九楽:鏡花のロイスをタイタスにして昇華。復活します
GM:蘇った
竜田 九楽:こうして輪廻は廻るのよ
竜田 九楽:オートアクション使用
竜田 九楽:激情の早鐘
竜田 九楽:次のあなたのメインプロセス終了時まであらゆる判定のクリィティカル値-1 下限-6
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を4(→ 4)増加 (117 → 121)
竜田 九楽:以上です
GM:了解!演出に行きましょう

“シャドウブレイド”:質量を持たない反物質ブレードを手に、影の如くその姿がゆらめき
“シャドウブレイド”:瞬く間に“ポレポレ・コベ”へと距離を詰める!
“シャドウブレイド”:「お前には感謝しているよ。セヴンを追い払ってくれたことに関してな」
竜田 九楽:「なんだ、はなっから気付いてたのかよ。お前」
竜田 九楽:先程と違って既に構えは取っている
“シャドウブレイド”:「次は私を楽しませてくれ。少しはやれるんだろう?」
竜田 九楽:己の回転力を数えて。敵の到達までに算段を練る
“シャドウブレイド”:鋭い斬撃が標的を斬り裂く!
竜田 九楽:「ああ、楽しませてやるよ存分にな!」加速の力を入れる。
竜田 九楽:回避ではなく。前に。敵の攻撃に向って
竜田 九楽:当然。裂かれる。深々と。袈裟斬りの傷を負い。傷口から大量の血が噴き出るが
竜田 九楽:「つ~かまえた。これでちらちら消えても意味ねーな」
竜田 九楽:本来の攻撃発生地点よりも前に出たことで敵のタイミングをずらし、僅かな動揺を狙い腕を掴む
竜田 九楽:遠心力が十分でないなら斬撃も十分な力は発揮できない更には。
竜田 九楽:「おかげさまでよぉ……いい感じに回ってきたじゃねぇか」
竜田 九楽:「全身に血液が回る。回転速度上がってきたぜ。ありがとなぁ!」ニッと笑みを見せる
竜田 九楽:「お望み通り、楽しいバトルにしようや」

GM:続いて行動値9!渡瀬君の手番!
渡瀬 弓親:はい!
渡瀬 弓親:マイナーアクション、<ポルターガイスト>
渡瀬 弓親:神木の丸太を選択。このシーン間、自身の攻撃力を+24 選択した丸太の破壊はエピックの効果で無効
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を4(→ 4)増加 (113 → 117)
渡瀬 弓親:続いてメジャーアクション、<コンセントレイト:ハヌマーン>+<一閃>
渡瀬 弓親:全力移動後に白兵攻撃を行います。対象は同一エンゲージのシャドウブレイド
渡瀬 弓親:対応なければ命中判定!
GM:OK,そのままどうぞ!
渡瀬 弓親:11DX+2+0@7 (侵食上昇4、侵蝕100~)
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,2,4,4,6,6,6,7,8,9,10]+10[1,2,8,9]+6[3,6]+2 → 28

渡瀬 弓親:28!
GM:えーと
“シャドウブレイド”:《イベイジョン》26です
“シャドウブレイド”:ギリギリ命中!
渡瀬 弓親:あっぶなっ!
渡瀬 弓親:ダメージいっていいかな?
GM:ダメージどうぞ!
渡瀬 弓親:あっとその前にオートアクションでアームドスーツを装備!
渡瀬 弓親:行動値-2、白兵攻撃力+3です
渡瀬 弓親:改めてダメージいって大丈夫かな?
GM:どうぞ
渡瀬 弓親:3d10+51
DoubleCross : (3D10+51) → 14[2,7,5]+51 → 65

渡瀬 弓親:ちょっと腐ったか、でも65点!装甲は有効です
GM:そのダメージは……落ちます!
GM:復活もなし
渡瀬 弓親:やった!
竜田 九楽:よっしゃ!
竜田 九楽:流石弓親くーん
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を4(→ 4)増加 (117 → 121)

渡瀬 弓親:相手が誰であろうと、やることは変わらない。
渡瀬 弓親:正面から撃ち抜く。ただそれだけ。
渡瀬 弓親:「ふぅぅぅ……」
渡瀬 弓親:踏み込みはただ一歩。破砕の音が響く前に敵手の眼前へ。
渡瀬 弓親:「──ぶち抜けっ!」
渡瀬 弓親:特殊金属の手甲は、破壊力を増すための装備ではない。
渡瀬 弓親:高すぎる破壊力により自壊する腕を守るためのもの。
渡瀬 弓親:弓親の両腕が異音を発する。空気を斬り裂く高い音。
渡瀬 弓親:超振動を纏った白銀の拳が、“シャドウブレイド”を刳り撃つ。
“シャドウブレイド”:「シィッ!」
“シャドウブレイド”:バ キ ン !
“シャドウブレイド”:抑え込まれた暗黒物質が砕け散るように消失!
“シャドウブレイド”:素早く迫りくる弓親を迎え撃つべく刃を再形成
“シャドウブレイド”:手甲による一撃を迎え撃つが───
“シャドウブレイド”:真っ向受けた刃が粉微塵に砕け散る。
“シャドウブレイド”:それだけでなく、“シャドウブレイド”自身も───
“シャドウブレイド”:「……いい腕だ、チルドレン」
“シャドウブレイド”:「流石はあの男の……」
“シャドウブレイド”:フェイスガードから血が噴き出し、その場に頽れる!戦闘不能だ!
竜田 九楽:ついさきほどまで相対していた鏡花が色づいた風に攫われるのを、見た
竜田 九楽:「あ~!!何やってんだお前!あいつオレのエモノ!」遅れて怒鳴り声を風の主に飛ばす
渡瀬 弓親:「言ってる場合か」
渡瀬 弓親:苦笑交じりに返答する。まだまだやれそうだと安堵しながら。
渡瀬 弓親:「お互い様だ」
渡瀬 弓親:ただ一人のこる敵に視線を向けて。
渡瀬 弓親:「俺の獲物持っていっても文句は言わねえよ」
竜田 九楽:「は、さっきの言葉と合わせて撤回すんじゃねえぞ」すぐに機嫌はなおり歯を剥いて笑う
ジョニー・ザ・キッド:「OH、まったくワールド・エンドが来るか否かの状況で気にするところはそこなのかい?」そういいながら、彼はもう一つのホルスターから白い拳銃を引き抜く。
ジョニー・ザ・キッド:オートアクションで、例の全体回復キットを使います。
GM:どうぞ!
ジョニー・ザ・キッド:装填されてるのは簡易式の緊急治療アンプル。試作品だがリザレクトに応じた侵蝕率を極限まで引き下げられないかと開発された品だ。
ジョニー・ザ・キッド:装填数は丁度3発。彼はまず自分自身に発射!そのまま銃を半回転させて弓親と九楽の負傷部分目掛けて射撃する!
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドのHPを2d10(→ 10)増加 (11 → 21)
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを4(→ 4)増加 (31 → 35)
竜田 九楽:10回復 13⇒23
渡瀬 弓親:「助かった、ジョニー。……気をつけろ」
渡瀬 弓親:「あいつは強いぞ」
竜田 九楽:「サンキュージョニー」
竜田 九楽:「おかげでまだまだぶん回せるわ」
ジョニー・ザ・キッド:「オーライ、全て了解している。だからこそ本部から預かった虎の子のとっておきをユー達に使ったのさ」
ジョニー・ザ・キッド:「もうひと踏ん張りだぜ二人とも。このワールドは終わらせない。……彼らにそんなギルティは背負わせないぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「……行こうか!我が兄弟たちマイ・ブラザーズ!」

GM:エネミーターン
GM:桐生嚆矢の攻撃
GM:行動前イニシアチブ
“リベレイター”:《フルインストール》
“リベレイター”:ラウンド中の全判定ダイス数+9
GM:本人の手番
“リベレイター”:マイナー
“リベレイター”:《雷の加護》 メインプロセスダイス+3個
“リベレイター”:オートで武装:インプラントミサイルを
“リベレイター”:相当品─ナイフ投擲として装備
“リベレイター”:メジャーで
“リベレイター”:▽コンボ─リベル・リベル
“リベレイター”:《Cブラックドッグ》+《アームズリンク》+《雷の残滓》
“リベレイター”:《浸透撃》+《さらなる波》
GM:標的は最も多い弓親・九楽組
“リベレイター”:命中ダイス振ります
“リベレイター”:20DX7+2
DoubleCross : (20DX7+2) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,4,5,5,5,5,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,6,9]+10[7]+10[10]+10[7]+6[6]+2 → 58

GM:うーんデカ目
渡瀬 弓親:ひえっ
渡瀬 弓親:やるだけドッジ!
渡瀬 弓親:9DX+1+0@10>=58 回避
DoubleCross : (9DX10+1>=58) → 10[1,2,2,3,3,6,7,8,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

渡瀬 弓親:頑張ったけど無理!
竜田 九楽:暴走リア不!
渡瀬 弓親:ダメージロール前にオートアクション
渡瀬 弓親:<マグネットフォース>!行動権を消費せずカバーリング、対象竜田さん
GM:なにっ
竜田 九楽:ありがたい!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を2(→ 2)増加 (121 → 123)
GM:了解!
渡瀬 弓親:あらためてどうぞ!
“リベレイター”:12+10+6D10
DoubleCross : (12+10+6D10) → 12+10+37[6,10,8,7,5,1] → 59

“リベレイター”:装甲値と軽減が有効です
渡瀬 弓親:二倍ダメージでどう考えても倒れますねえ!
渡瀬 弓親:黒咲鏡花 P:執着/○N:隔意で取得、タイタスにして復活!
GM:了解!
GM:《雷の残滓》効果で
GM:邪毒ランク3付与が発生します。クリンナップに9点ダメージの処理あるから注意だ!
渡瀬 弓親:了解。復活してHPは16かな
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを19(→ 19)減少 (35 → 16)
GM:ぜんぜん意味ないデバフだなこれ
GM:ともあれ演出!

“リベレイター”:「鏡花をやったか!流石だと言いたいところだが」
“リベレイター”:「あと何発ご自慢の拳を打てるかな!」
“リベレイター”:抜き放った小型のナイフが、磁力を帯びて宙へ浮かぶ。
“リベレイター”:それらに拳を打ち込み、電磁加速付与!
“リベレイター”:「おらよ、スパイもろとも削れな!」
“リベレイター”:ガトリング砲じみた勢いで複数のナイフが打撃射出される!
渡瀬 弓親:(……疾いっ!)
渡瀬 弓親:速さも正確さも、2年前とはまるで違う。
竜田 九楽:(こりゃ全部はよけてらんねーか)
ジョニー・ザ・キッド:(OH!なんて加速だ!ミーのクイック・ドロウにも引けを取らない!)
竜田 九楽:回避を諦め。耐える姿勢をとる。相手の攻撃が止んだ瞬間叩きこむカウンタースタイル
竜田 九楽:痛みへの覚悟を決めた時だったが
渡瀬 弓親:「あほか、下がってろ」
竜田 九楽:「あ?おい!」一瞬にして覚悟は引き戻され気の抜けた声をあげることになる
渡瀬 弓親:腕を引いて己の背後に引き込む。
渡瀬 弓親:腕の白銀が受け止める──否、受け止められない。特殊金属の装甲が紙のように切り裂かれていく。
渡瀬 弓親:だが。
渡瀬 弓親:「流石にぶち抜いて後ろまで……にゃ、ちょいと火力が足りねえな!」
渡瀬 弓親:機関砲の掃射のような射撃に傷つきながらも、不敵に笑う。
渡瀬 弓親:「相変わらず手数ばっかで非力なんじゃねえの、兄弟!」
渡瀬 弓親:喧嘩のときはいつもこうだ。お互いに見栄を張る。
“リベレイター”:「は、よく言うぜ!」

GM:UGNに行動権が移行
GM:続いて竜田九楽の手番が発生します
GM:行動どうぞ
竜田 九楽:いきます
竜田 九楽:まず、マイナーにてストライクモービルに搭乗
竜田 九楽:これにてダイス+4攻撃力10
竜田 九楽:そしてメイン行動行きます
竜田 九楽:オートアクション リミットリリース
クリ値を更に1下げて 5に

竜田 九楽:メイン
竜田 九楽:コンボ 澄んでいけケイデンス
竜田 九楽:原初の赤:ヘヴィギャロップ コンセントレイト 原初の白:オーバーロード 一閃
竜田 九楽:対象は 嚆矢 嚆矢のエンゲージまで全力移動でぶったおしにいきます
竜田 九楽:そして
竜田 九楽:トゥルースサイトを入れますこれで更にダイス+3
竜田 九楽:では、判定いきます
GM:すっげー伸びる!
GM:判定どうぞ
竜田 九楽:13dx5+3
DoubleCross : (13DX5+3) → 10[1,1,3,3,4,4,4,5,6,6,7,8,9]+10[6,7,7,8,9,9]+10[2,4,4,5,6,10]+10[1,6,8]+10[1,6]+1[1]+3 → 54

竜田 九楽:うーん腐り気味だが
竜田 九楽:いきましょう!
“リベレイター”:ドッジ
“リベレイター”:17DX+2>=54
DoubleCross : (17DX10+2>=54) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,7,7,7,7,8,8,10,10,10]+8[1,6,8]+2 → 20 → 失敗

竜田 九楽:こわ
GM:回避失敗!
GM:ダメージどうぞ
竜田 九楽:うっす
竜田 九楽:6D10+20
DoubleCross : (6D10+20) → 21[5,3,3,1,3,6]+20 → 41

竜田 九楽:腐り気味だね~!まあ、後は任せた!
“リベレイター”:《電磁反応装甲》1枚使用
“リベレイター”:20点軽減+装甲値10点軽減
“リベレイター”:11点受けます
GM:流石にまだ立ってます 演出どうぞ
竜田 九楽:「おい、大丈夫か弓親!」背から出てきて被害状況を確認する
竜田 九楽:「あほかっつーけど大分無茶しやがって」とはいえ判断が間違っていたとは思わない
渡瀬 弓親:「問題ねえ、まだ動ける」
渡瀬 弓親:ぐい、と血を拭う。
竜田 九楽:「そーかい、そんなら」
竜田 九楽:「準備運動しながら見てな。オレがいっぱつお前の兄弟に決めてくんのをよ」親指を立てていう
渡瀬 弓親:「あいよ」
渡瀬 弓親:「好きに回してきな」
竜田 九楽:その言葉に笑みを強くする
竜田 九楽:「よっと」竜田の手が虚空を掴む。
竜田 九楽:つかんで、そのまま一気に引き抜く
竜田 九楽:ズ ァ ァ
竜田 九楽:引きずりだされたソレは。竜田の手元で三回転すると地面に突き立てられる
竜田 九楽:「これ、なーんだ」
竜田 九楽:二輪の乗り物それは
竜田 九楽:ロードバイク と呼ばれるものだ
竜田 九楽:「これ、オレの自転車、な。みりゃわかるが」嚆矢に向って冗談めかして話し始める
竜田 九楽:「四月から、通学の時はずっとこれを漕いでる。街の”巡回”の時もな」
竜田 九楽:「オレの力は、”回し”たもの”回され”たモノに”加速”の力を与えることだ……今は、な」
竜田 九楽:「なあ」
竜田 九楽:わかるか?とつぶやいた。
竜田 九楽:「毎日毎日乗り”回し”てんだよ」
竜田 九楽:「”回し”てんだよペダルをよぉ」
竜田 九楽:「ギコギコギコギコギコギコギコギコギコ、なあ」
竜田 九楽:わかってんだろ。この本来何の変哲もないはずのただの自転車が持つ脅威を。
“リベレイター”:「回りくどい御託を並べるのがお前の能力か?その調子でやれば」
“リベレイター”:「退屈で俺を殺せるかもな。その前に、お前の腸をこっちが食い破るが」
竜田 九楽:ただの38”回”で超人を易々と殴り飛ばす加速が得られる。では、常用された。数えるのも馬鹿らしくなるほど”回さ”れてきたコレに貯められた加速の力はどれほどだ。
竜田 九楽:「ああ、長々と回りっくどくいったが結局オレが言いたいのはこれだけだ」
竜田 九楽:回せば回すほど最後に告げられる言葉は価値を持つ。これまでの積み重ねがある分。告げる言葉はシンプルでいい。
竜田 九楽:「今からお前をぶっ飛ばす」
竜田 九楽:乗り込み。解放する。
竜田 九楽:貯められた回転は”加速”になる
竜田 九楽:ハヌマーンを凌駕し、エンジェルハイロウの領域を犯し、到達するわ無限速度。
竜田 九楽:これがポレポレ・コベ。俊兎よりも英傑よりも先を行くカメの速度
竜田 九楽:その衝撃はさていかほどか
ジョニー・ザ・キッド:「オー・マイ・ゴッド……」
ジョニー・ザ・キッド:流石の予想外なとっておきの発動に、思わず感嘆の感情を口から零した。そしてこの虎の子の衝突の行方をただ見守るのみ。
“リベレイター”:ズ ダ ァ ン!
“リベレイター”:衝撃を真っ向から受け止め、土煙が巻き上がる!
“リベレイター”:放たれた衝撃インパクトは“リベレイター”を10数m後退させ
“リベレイター”:衝撃を湛えた地面に深々と轍を刻む!
“リベレイター”:「っつう……惜しいな」
“リベレイター”:「これだけの能力があるのに、選ぶのは飼い殺しの一生とは!」
竜田 九楽:「ちっ、これでも思い出の品ってやつだったんだが……」
竜田 九楽:「は、飼われてやる気も殺されてやる気もねーよ」
竜田 九楽:「オレが。言うこときかせてやんだよ」
“リベレイター”:「後のことは心配しなくていい」
“リベレイター”:「どの道ここで二階級特進殉職だからな」

GM:弾道ミサイルの行動
GM:60m[臨界点]に向けて全力移動。残り120mで着弾・爆発します

GM:クリンナップ処理!
GM:邪毒の9点ダメージ……は、弓親くんだけですね
GM:他の人は特に処理ないはず!ないよね?
渡瀬 弓親:多分大丈夫!9点受けます
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを9(→ 9)減少 (16 → 7)
ジョニー・ザ・キッド:これを自分が受けていたらと思うと少し怖いもんだぜ

GM:▽第二ラウンドへ移行します
GM:セットアップ!何かありますか?
渡瀬 弓親:なし!
竜田 九楽:なし!
ジョニー・ザ・キッド:なし!
GM:エネミーもなしなので

GM:イニシアチブ
GM:加速による差し込みもありません
GM:行動値順の処理で
GM:まずはジョニーさんから
ジョニー・ザ・キッド:OK!
ジョニー・ザ・キッド:マイナーはなし。
ジョニー・ザ・キッド:メジャー!コンボ:クイック・ドロウ・ファイア〈コンセントレイト:エンジェルハイロゥ〉+〈小さな塵〉+〈クリスタライズ〉+〈光の指先〉
ジョニー・ザ・キッド:クリスタライズダメ押しの二発目。ここからでもバッチリとどくぜ、目標は嚆矢!
ジョニー・ザ・キッド:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,3,3,3,4,4,5,6,7,7,7,8,9]+10[1,2,5,7,9]+10[3,9]+1[1]+4 → 35

ジョニー・ザ・キッド:リアクションをどうぞ!
“リベレイター”:もう+9ダイスの加護は受けれない!
“リベレイター”:自力で避けるっきゃないぜ ドッジ
“リベレイター”:8DX+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 9[1,3,5,7,7,8,9,9]+2 → 11

GM:無理!キミの銃撃が見事命中だ
GM:ダメージどうぞ
ジョニー・ザ・キッド:いくぜ装甲無視固定値40の暴力をうけろーっ!
ジョニー・ザ・キッド:4d10+40
DoubleCross : (4D10+40) → 28[6,8,8,6]+40 → 68

ジョニー・ザ・キッド:ヒュー!これはいいダメージだ
“リベレイター”:《電磁反応装甲》2枚切ります 40軽減で28点!
“リベレイター”:普通に痛い!
“リベレイター”:残りの電磁反応装甲は2枚です
ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を10(→ 10)増加 (128 → 138)
“リベレイター”:演出どうぞ

ジョニー・ザ・キッド:ビル街の攻防を行う戦士たちの合間を、吹き抜ける風がタンブルウィードを転がす。
ジョニー・ザ・キッド:装填しなおされた愛銃の改造ブラックホークの照準はすでに桐生嚆矢の胴に狙いを定め終わっていた。
ジョニー・ザ・キッド:「ミサイルはストップさせてもらうぜボーイ!……ファイア!!」
ジョニー・ザ・キッド:引き金を引いては撃鉄をもう片手で起こす動作。洗練されたクイックドロウモーション。
ジョニー・ザ・キッド:九楽のとっておきの一撃を受け、立て直そうとしたところを崩すべく放たれるモルフェウスの貫通弾!
ジョニー・ザ・キッド:ズダァン!ズダァン!ズダァン!ズダァン!ズダァン!ズダァン!その数6発!
ジョニー・ザ・キッド:容赦なく最大装填の全弾を桐生嚆矢の胴を打ち抜く!この技を貫通なるかを見極めるためにも全力の一手だ!
“リベレイター”:「ぐっ……っと!」アーマーピアッシング6連射に対し
“リベレイター”:電磁障壁を生成!障壁を突き破った弾丸が胴体へ喰らい付く!
“リベレイター”:「リボルバーとは酔狂だな、オッサン!」
“リベレイター”:「だが現実は西部劇おとぎ話のようには行かない!」
“リベレイター”:「そいつで俺を殺したところで、俺達の怨嗟は世界を打ち壊す!見ろ!」
“リベレイター”:飛翔したミサイルを指す。
“リベレイター”:「もう誰にも止めることはできない!ジ・エンドだ!」
ジョニー・ザ・キッド:「……それを知ってるから、ミーはいつでも必死に世界を護りに行ってるんだぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「伝統の装いを身にまとい、受け継いだ文化を護る。ミーの愛した物を護る。そのために戦うまでさ」
ジョニー・ザ・キッド:(そのためにUGNの一員を名乗ってるんだからな……ミーが入ったころ、皆誰もがそのために集まった者達ばかりだった)
ジョニー・ザ・キッド:(……だが、いつからこうなってしまったんだろうな。UGNの先人達はユー達を"その世界の一員としての名トゥルーネーム"を持たせずに"世界を護るための者の名コードネーム"だけしか持たぬUGNとして戦わせてしまった)
ジョニー・ザ・キッド:(……ユミチカ。クラク。……コウヤ。自ら勝ち得たユー達のその名前が眩しいとともに、悲しみも拭い去れない。)
ジョニー・ザ・キッド:(その無念に決着をつけるためにも……)
ジョニー・ザ・キッド:「まずは、ミー達が生きるこの世界を……取り戻さなければ何も始まらない」
ジョニー・ザ・キッド:薬莢を排出する。次の弾丸をポケットから探る。
ジョニー・ザ・キッド:「……早急に決着をつけ、ミサイルをブレイクしに行くぞ!」
渡瀬 弓親:「……了解」
渡瀬 弓親:ああ、そうとも。
渡瀬 弓親:「ケリをつけよう」

GM:イニシアチブ
GM:行動ありますか?
渡瀬 弓親:あります!
渡瀬 弓親:イニシアチブ、オートアクションで装備しているアームドスーツを破棄します。
渡瀬 弓親:行動値が2戻って9、装甲値0に。
GM:行動値で……先手を取られる!
GM:いいでしょう。ならばこちらも
“リベレイター”:《マグネットムーヴ》
渡瀬 弓親:なに!?
“リベレイター”:渡瀬弓親を自身のエンゲージへ強制侵入させます
渡瀬 弓親:おおっと
渡瀬 弓親:いいでしょう、動きます
“リベレイター”:真っ向から受けて立つ!来い!
渡瀬 弓親:おうよ!
渡瀬 弓親:マイナーなし
渡瀬 弓親:メジャーアクション、<コンセントレイト:ハヌマーン>+<一閃>
渡瀬 弓親:全力移動後に白兵攻撃を行います。対象は嚆矢!
渡瀬 弓親:対応無ければ命中!
GM:対応はないです ダイスどうぞ!
渡瀬 弓親:11DX+2+0@7 (侵食上昇4、侵蝕100~)
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,6,6,10]+2[2]+2 → 14

渡瀬 弓親:んギャーッ!
渡瀬 弓親:腐りすぎ
GM:う、うそやろ兄弟!?
“リベレイター”:ここは……流石に……ドッジ!
“リベレイター”:8DX+2>=14
DoubleCross : (8DX10+2>=14) → 9[2,2,4,5,5,5,6,9]+2 → 11 → 失敗

渡瀬 弓親:あっぶねー
GM:うそだろ嚆矢
GM:命中です!ダメージカモン!
渡瀬 弓親:2d10+48
DoubleCross : (2D10+48) → 8[5,3]+48 → 56

渡瀬 弓親:56点!
GM:装甲貫通効果とかは特になし?
渡瀬 弓親:なし!
“リベレイター”:《電磁反応装甲》2枚切ります。
“リベレイター”:40点軽減+装甲10点で
“リベレイター”:6点受けます
“リベレイター”:生き延びた!ただしこれで軽減は残り0
渡瀬 弓親:ぎぇーっ
渡瀬 弓親:落ちなかったの厳しいな……
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを4(→ 4)減少 (7 → 3)
渡瀬 弓親:あ、失礼ミス
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を4(→ 4)増加 (123 → 127)

渡瀬 弓親:息をつく。
渡瀬 弓親:両腕を構える。フェイントの必要などない。
渡瀬 弓親:どうせ正面突破しかないのはバレている。
渡瀬 弓親:「行くぞ」
渡瀬 弓親:踏み込む。迎撃の短刀にわずかに足を裂かれる。
渡瀬 弓親:電磁障壁を感知する。触れれば焼かれる。構うものか。
渡瀬 弓親:超振動の拳が、障壁を真っ向から撃ち抜く!
渡瀬 弓親:「おっ……おおぉぉっ!」
“リベレイター”:「ぐうっ!?」
渡瀬 弓親:強烈な電磁力の前に、突進が勢いを失う。
渡瀬 弓親:──障壁を突破するとともに、完全に停止する。零距離。
渡瀬 弓親:考えるより先に身体が動いた。
渡瀬 弓親:装甲を解除。生身の腕が嚆矢の右腕をつかむ。
渡瀬 弓親:掴んだ右手が起点。振り払おうとする嚆矢の力を利用して
渡瀬 弓親:足を踏ん張り、腰から腕へ。外向きに捻るように手首を返す。──投げが成立する。
渡瀬 弓親:嫌でも体に染み付いていた。オーヴァード式現代近接格闘術OMAC
“リベレイター”:視界がひっくり返る!追撃のフットスタンプをローリング回避
“リベレイター”距離ムーヴを取ると、ナイフを構え直して立ち上がる。
“リベレイター”:こちらも教本OMAC通りの動きだ。
渡瀬 弓親:「……んだよ。まあまあ使えんじゃねえか」
渡瀬 弓親:与儀大介 ○P:誠意/N:嫌悪
渡瀬 弓親:「一本だぜ。……なあ」
渡瀬 弓親:「まだ続けんのかよ」
“リベレイター”:「すべては選べない」
“リベレイター”:「俺は未来リバティを取ると決めたんだ」
“リベレイター”:「この世界の根幹システムを破壊し、UGNでも、FHでもない」
“リベレイター”:「すべての個人オーヴァード自由イニシアチブを握る、第三の新世界サードエディションを作り出す」
“リベレイター”:「お前はどうする?俺と来るか?ここで連中と心中するか?」
渡瀬 弓親:「ほんっと、噛み合わねえな。お前とは」
渡瀬 弓親:「俺は、今でいい」
渡瀬 弓親:ままならないことはある。許せないことだって。
渡瀬 弓親:それでもいい。カラード首輪付きに成り下がろうと。
渡瀬 弓親:「……お前らと笑えりゃ。今で十分なんだよ」
渡瀬 弓親:妥協する俺と、妥協できないお前。
渡瀬 弓親:いずれは道が分かたれる。今がどうやらその時らしい。

“リベレイター”:エネミーターン
“リベレイター”:マイナー
“リベレイター”:《雷の加護》
“リベレイター”:メジャー……前にオート!アームブレード相当のコンバットナイフ準備
“リベレイター”:▽コンボ─解放者の雷霆ライトニングブラスト
“リベレイター”:《Cブラックドッグ》+《雷光撃》+《MAXボルテージ》
“リベレイター”:《さらなる波》+《獅子奮迅》
GM:近距離範囲攻撃です。同一エンゲージの二人にまとめて攻撃。
“リベレイター”:11DX7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[3,7,7,7,7,7,7,9,9,10,10]+10[1,2,5,5,5,6,9,9,9,10]+10[2,4,5,8]+2[2]+4 → 36

渡瀬 弓親:やるだけドッジするかあ!
渡瀬 弓親:9DX+1+0@10>=36 回避
DoubleCross : (9DX10+1>=36) → 10[1,4,4,5,6,6,9,9,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

渡瀬 弓親:そら無理!
GM:九楽さんは暴走してるので
GM:このままダメージ算出しちゃいましょう カバリンします?
渡瀬 弓親:ダメージ前に
渡瀬 弓親:オートアクション、<マグネットフォース>
渡瀬 弓親:九楽さんをカバーリング!
竜田 九楽:ありがたい!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親の侵蝕率を2(→ 2)増加 (127 → 129)
渡瀬 弓親:どうぞ!
“リベレイター”:26+9+4D10
DoubleCross : (26+9+4D10) → 26+9+15[1,2,9,3] → 50

“リベレイター”:たぶん普通にダウン入ると思う
渡瀬 弓親:倒れます!与儀のロイスをタイタス化して復活!
渡瀬 弓親:渡瀬 弓親のHPを9(→ 9)増加 (7 → 16)
GM:ごめん気が逸った!では演出!

“リベレイター”:「シイッ!」
“リベレイター”:息を吐くと同時、抜き放ったナイフによる斬撃ライトニングが弓親を襲う!
“リベレイター”:同時に、投擲したはずの貫通ダガーが磁力誘引!
“リベレイター”:インタラプトを狙う竜田を目掛け、背後から飛び掛かる!
竜田 九楽:「ちッ」ここで回避のために加速をつかうと攻撃が更にままならなくなる
竜田 九楽:回転を消費するスタイルであるためそもそも連戦には適性がない
渡瀬 弓親:「さっきから」
渡瀬 弓親:竜田を突き飛ばす。
渡瀬 弓親:「どこ見てんだっつーの、お前は……!」
渡瀬 弓親:全身をダガーで貫かれながら。
渡瀬 弓親:「相手は、俺だろうが」
竜田 九楽:「悪い。また、助かった」突き飛ばされたが今度は不愉快な顔はしない
ジョニー・ザ・キッド:「ユミチカ……とんでもないタフガイだぜ」
渡瀬 弓親:「身体張んのは俺の仕事だ、気にすんな」
竜田 九楽:「礼はこれからぶん回してするわ」回転のチャージを再び溜め。構える
ジョニー・ザ・キッド:(しかし傷が深い。早く決着をつけなければユミチカのライフに関わる……)
ジョニー・ザ・キッド:「ミー達で決めるぞ、クラク!」
竜田 九楽:「おうよ!」

GM:竜田さんの手番です どうされますか?
竜田 九楽:いきます通常のC7で
竜田 九楽:装甲抜けなかったら抜けなかったなりに演出しますわ
ジョニー・ザ・キッド:ではコンセと一閃か
竜田 九楽:マイナーで暴走解除
竜田 九楽:そうです
GM:どうぞ!
竜田 九楽:メジャー コンセ 一閃 +トゥルースサイト
竜田 九楽:今まで散々腐って来たんだからさ
竜田 九楽:そろそろ応えてみせろよ!!
竜田 九楽:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,2,5,6,7,7,9,9,9,9]+10[3,4,7,8,10,10]+10[4,9,9,10]+10[5,5,10]+10[7]+10[7]+5[5]+3 → 68

渡瀬 弓親:ほ、ほんとに回った!
竜田 九楽:おまえー!!
ジョニー・ザ・キッド:OHMYGOD……!
竜田 九楽:その信頼を示してみろ~!!
竜田 九楽:竜田九楽の侵蝕率を4(→ 4)増加 (139 → 143)
GM:出目すっご
“リベレイター”:8DX+2>=68
DoubleCross : (8DX10+2>=68) → 10[1,1,3,4,6,8,9,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗

GM:この出目がさっき出てればな……!
渡瀬 弓親:あぶないあぶない
GM:被弾します!ダメージどうぞ
竜田 九楽:ぶっとばすぞおらぁ!!!
竜田 九楽:7D10-5
DoubleCross : (7D10-5) → 32[2,7,4,4,6,6,3]-5 → 27

竜田 九楽:しゃおら!!!
“リベレイター”:装甲10点削って17点
“リベレイター”:残ライフ9点
“リベレイター”:死にます!復活もなし!
GM:演出どうぞ!

竜田 九楽:「すぅー……」息を深く吸う。怒りを抑えるためだ
竜田 九楽:それは名を捨てた嚆矢への怒り
竜田 九楽:同胞たちを虐げてきたUGNへの怒り
竜田 九楽:そしてなにより
竜田 九楽:自らを”仲間”と呼んだものに二度も庇わせた己の不甲斐なさである。
竜田 九楽:「はぁー……」息を吐く。それらをリセットする。
竜田 九楽:回転は、澄んでいなければならない。
竜田 九楽:「よお、嚆矢。悪いが、これで、キメんぜ」左腕を掲げ言う
竜田 九楽:答えは待たず、構え行く。右足加速
竜田 九楽:日常的にペダルと共に回っていた加速が解き放たれ。身を弓から放たれた矢のように弾き飛ばす。
竜田 九楽:矢と矢が至近で相まみえる。その瞬間に。
竜田 九楽:この戦いでも以前の戦いでも使ったこのない左腕を使う
竜田 九楽:左腕”加速”
竜田 九楽:そして
竜田 九楽:左肩”加速”
竜田 九楽:左手首”加速”
竜田 九楽:左、小指・薬指・中指・人差し指・親指。順次”加速”
竜田 九楽:竜田の左手は多段ブースターのように順に加速をいれ
竜田 九楽:自らの腕の原型を加速の衝撃で崩しながら。
竜田 九楽:確かにそれを最高速度でもって。終着点に届けた。
“リベレイター”:「ぐはっっっ!」
“リベレイター”:多段加速インパクトを真正面から受け止め
“リベレイター”:その場に倒れ伏せる。
“リベレイター”:「……まさか……」
“リベレイター”:「俺の最期がお前とはな……いいさ」
“リベレイター”:床に大の字になり、笑みを溢す
“リベレイター”:「殺れ。お前もチルドレンなら」
“リベレイター”:「わかってるだろ。トドメを刺せ」
竜田 九楽:「アホか」
竜田 九楽:「お前はもう動けねー。ならほっといても構やしねーしな」
竜田 九楽:「なんかしよーとしても先にジョニーが先手をとるだろうし」
竜田 九楽:「オレは確かにお前らを止めにきたが。主なモチベは」
竜田 九楽:「その……仲間の、兄弟喧嘩の仲裁だ」少し言いづらそうだが言い切る
竜田 九楽:「お前負けたんだから。さっさと兄弟に……謝れ。そういうもんなんだろ」
竜田 九楽:「で、リベレイターとかかっこつけすぎたな名前は止めて。ちゃんと戻れ」
“リベレイター”:「いつか」
“リベレイター”:「俺を今日生かしたことを」
“リベレイター”:「後悔するぞ。俺は諦めない」
“リベレイター”:「お前らUGNの都合が良い明日ストーリーには、ならない」
竜田 九楽:「そうか?あんがた災い転じて福となす。回り回って良い結果に繋がるかもしれねーぜ。少なくとも今はそうなった」
渡瀬 弓親:「だから言ったろ」
渡瀬 弓親:「いつかなんて気の長い話、知ったことか」
渡瀬 弓親:「今日が良ければ、明日はもうちょいましだ」
渡瀬 弓親:「そうやって地道にやってくんだよ」
渡瀬 弓親:「……一足飛びすぎだ、お前は」
ジョニー・ザ・キッド:「Good.いい啖呵だぜ、兄弟ブラザーズ。」
ジョニー・ザ・キッド:「……どんな未来が待ってようと、ユー達がいるならば大丈夫そうだな」
ジョニー・ザ・キッド:少年たちを飛び越して、ジョニーが前に出る。そして。
ジョニー・ザ・キッド:耳に響く六発の轟音。改造ブラックホークによって威力・射程距離が共に跳ね上がったその弾丸は
ジョニー・ザ・キッド:エンジェルハイロウエフェクトによって光の速さでミサイルに追いつきミサイル一つに付き2発着弾。
ジョニー・ザ・キッド:キュルキュルと人差し指で愛銃を弄ぶように回転させるとホルスターにしまいなおす。
ジョニー・ザ・キッド:そして、その行方を見届けることなく背を向け、ウエスタンハットを深く被りなおしながら相棒たちの元へと歩き戻ったのだった。
GM:KRA-TOOOOOOOOOON!!!!
GM:背後で盛大にミサイルが爆発!
GM:搭載されていたレネゲイドウイルスも、散布されることなく炎の中へ消え去るだろう。
ジョニー・ザ・キッド:「オール、クリア。ミッションコンプリートだ」
ジョニー・ザ・キッド:「……よくやってくれた、ユミチカ。クラク。これ以上ないほどのグッドジョブだったぜ」
竜田 九楽:「お前の最後の仕事ほどじゃねーよ。オレぁいいとこもってっただけだ」
竜田 九楽:「それも弓親の助けありきだしな~。正直普段からの回しがたりねぇって思ったわ」
ジョニー・ザ・キッド:「助け合うのが仲間チーム相棒バディ兄弟ブラザーの仕事のやり方って奴だろう?」
ジョニー・ザ・キッド:「ミー達はこれでいいのさ、皆最高の仕事ぶりで応えて、次をさらに良い結果を目指そうとする。……むしろいい傾向だぜ」
竜田 九楽:「じゃ、これからそこらへんのことも教えてもらうか」
竜田 九楽:「”仲間”、なんだよな。オレら。これ、終わったんだから、よ」
渡瀬 弓親:「はっ」
渡瀬 弓親:「いちいち確認することじゃねえよ、ばぁか」

GM:【バックトラック】
ジョニー・ザ・キッド:さあいよいよだ
GM:Eロイスが2つです
竜田 九楽:いけるとは思うが……
GM:【ありえざる存在:結合解除】
GM:【ありえざる存在:要の陣形】
GM:【ありえざる存在:堕落の爪】
GM:以上3つです
GM:振ってもいいし振らなくてもいいんだけど
渡瀬 弓親:振ります!
GM:さすがに振った方が良いと思う
ジョニー・ザ・キッド:振りまーす!
渡瀬 弓親:129-3d10
DoubleCross : (129-3D10) → 129-17[4,9,4] → 112

竜田 九楽:振ります!!
ジョニー・ザ・キッド:138-3d10
DoubleCross : (138-3D10) → 138-23[10,5,8] → 115

渡瀬 弓親:112で残り4つか……
渡瀬 弓親:不安なので倍振りします
竜田 九楽:143-3d10
DoubleCross : (143-3D10) → 143-8[1,3,4] → 135

渡瀬 弓親:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-27[9,5,8,5] → 85

ジョニー・ザ・キッド:ジョニー・ザ・キッドの侵蝕率を115(→ 115)に変更 (138 → 115)
渡瀬 弓親:あ、間違えて等倍で振っちゃった!
渡瀬 弓親:ともあれ帰還です!
竜田 九楽:当然倍振りだ~!
GM:倍振りで帰ってこれたから
GM:それでOK
GM:他の人もダイスどうぞ
ジョニー・ザ・キッド:まあよかったじゃないですか
竜田 九楽:135-10d10
DoubleCross : (135-10D10) → 135-65[3,6,5,10,3,10,10,5,5,8] → 70

渡瀬 弓親:ふう
竜田 九楽:せふせふ
ジョニー・ザ・キッド:私今回ロイス全く切ってないんだよな、それで115か、等倍で行けそう
ジョニー・ザ・キッド:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-37[8,6,7,2,7,7] → 78

ジョニー・ザ・キッド:帰還
渡瀬 弓親:よかった!
竜田 九楽:全員帰還めでたい!
渡瀬 弓親:みんなおかえり
GM:全員帰還!

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ED1 夜明けThe Dawn

GM:シーンプレイヤー ジョニー・ザ・キッド

GM:リベレーターズによるミサイル発射は阻止された。
GM:チルドレン達も、ある者は任務へ、ある者は日常へ復帰しつつある。
GM:君が支部へ戻ると、霧谷が現れ、礼を述べる。
霧谷雄吾:「ジョニー。今回はお疲れさまでした」
霧谷雄吾:「各地で失踪していたチルドレン達も」
霧谷雄吾:「徐々に復帰しつつあります。多くの子供たちは、“桐生嚆矢リベレイター”の真意までは知らなかった」
霧谷雄吾:「改めて彼らに意向を聞く必要はありますが」
霧谷雄吾:「それぞれの道へ帰ることになるでしょう。貴方にも感謝を」
ジョニー・ザ・キッド:「…………」
ジョニー・ザ・キッド:「……ノープロブレム。ミーはミーの仕事をしたまでさ。ユウゴ。ユーも細やかなケアをよくやってくれた」
ジョニー・ザ・キッド:「ユーはやはり信頼に値するタフガイだぜ。……ユーはな」
ジョニー・ザ・キッド:そう呟くジョニーの口調はいつも通りの様子。と思いきやその顔つきには笑みはない。
ジョニー・ザ・キッド:「……今回のミッションは。過去最も気分がバッドなミッションだったぜ」
ジョニー・ザ・キッド:「トリガーを引く指が重かった。未だかつてこんなに銃をぶっ放して嫌な気分になったことはない。迷わず引けたのはラストのミサイル相手だけだった」
ジョニー・ザ・キッド:「なぜミーが、ミーの後に続き生きるキッド達を撃たねばならなかったのか……」
ジョニー・ザ・キッド:ハァ、とため息をついた末に。
ジョニー・ザ・キッド:「ユウゴ、今日こうして会いに来たのはミッションの後報告だけじゃない。実はユーに渡したいものがあって足を運んだんだ」
霧谷雄吾:「私に?」
ジョニー・ザ・キッド:「イエス」
ジョニー・ザ・キッド:そういうと彼は……襟元につけた保安官シェリフ仕様に改造したUGNシンボルのバッジをひっつかむと
ジョニー・ザ・キッド:ブチッ!と力任せに引きちぎり、霧谷雄吾の手元目掛けて投げ渡すだろう。
ジョニー・ザ・キッド:「ユーにやるよ。……こいつはもうミーのグッズではないからな」
霧谷雄吾:「ジョニー。……これは」受け取り、神妙な面持ちで彼を見る。
霧谷雄吾:「……ここを去って、どうするつもりですか?貴方は」
ジョニー・ザ・キッド:「UGNを名乗るのをやめる。今日からは"ただの"ジョニー・ザ・キッドになる。それだけの事さ」
ジョニー・ザ・キッド:「ユウゴ。ミーは皆、愛する者達のいるこの世界のために誇りを持って戦ってきた」
ジョニー・ザ・キッド:「そしてその戦いの厳しさもな。……続けていくならばいつの日かミー達の後を継いで戦う者が必要になり、ファイトタクティクスを教えねばならない事も理解している」
ジョニー・ザ・キッド:「だからUGNチルドレンのシステムそのものにまでは今まで口出ししてこなかった。必要だと肌でわかっていたからな」
ジョニー・ザ・キッド:「だが!……今のUGNには超えてはならない一線を越えた者が思った以上に多くいる事を実感した」
ジョニー・ザ・キッド:「"本名トゥルーネーム"を与えずに訓練を課してきた者たちはその最たるものだ!……自分の思うように戦力として動く駒を欲する者でなければこんな発想は出てこない」
ジョニー・ザ・キッド:「違うだろう。UGNが戦うのはただ世界を護るシステムだからではない。護りたい世界の一員である誇りを持つ戦士ファイターたちの一員がUGNのはずだった!」
ジョニー・ザ・キッド:「ダイスケもそりゃあ罪悪感も感じるだろう。コウヤの件。そしてキョウカの件はこの先UGNの一員を名乗るのを誇りに思えなくなるには十分だった!」
ジョニー・ザ・キッド:「この超えてはならない一線を越えてしまったら……それはもうFHと何が違う!……そして」
ジョニー・ザ・キッド:「……ミーは未来永劫フォーエバー。FHに迎合することはあり得ない」
ジョニー・ザ・キッド:今まで堪えていた感情を吐き終えた所で、俯きながら霧谷に背を向けながら呟く。
ジョニー・ザ・キッド:「……ユウゴ。ユミチカ達のホームに監査を入れたのはユー達だったそうだな。」
ジョニー・ザ・キッド:「今更だが、それに関しては礼を言わねばならない。……この世界を護るために考えるべきことを忘れぬモノたちもいる事を思い出せた」
ジョニー・ザ・キッド:「……サンキュー。ユウゴ。」
ジョニー・ザ・キッド:「その行いに敬意を表し約束しておこう。ミーは"ただの"ジョニー・ザ・キッドに戻ろうとこれからもミーはミーのままだ」
霧谷雄吾:「寂しくなりますよ」
霧谷雄吾:「私はこれからも内部ここで戦います」
霧谷雄吾:「貴方の言う通り、UGNの脅威はまだFHだけではない」
霧谷雄吾:「またいつか。“ただの”ジョニー」
ジョニー・ザ・キッド:くすり、と笑顔を浮かべながらエントランスから外へと出る。正面入り口には彼の愛馬が主を待っていた。
ジョニー・ザ・キッド:ひらりとその背中に乗りながら霧谷雄吾に顔を向けて声を張り上げる。
ジョニー・ザ・キッド:「ミーはミーのまま。それはつまり脅威に立ち向かう時、ミーの力が必要なその時が訪れた時。またユー達と戦うためにミーは現れるという約束だ」
ジョニー・ザ・キッド:「誇りのためにUGNの名を捨てても、ミー達は肩を並べて共に戦う相棒バディ。そこだけは変わらない」
ジョニー・ザ・キッド:「グッバイ、ユウゴ!また道が交わるその時、共に肩を並べて戦おう!……ハイ、ヨゥ!」
ジョニー・ザ・キッド:ブヒヒィン!と嘶きを上げてジョニーは太陽の方向へと愛馬を走らせ、去っていく。しばらくその背が霧谷の目にも焼き付いていたが、じき見えなくなるだろう。
ジョニー・ザ・キッド:愛馬を走らせながら、ジョニーは思案する。
ジョニー・ザ・キッド:(さて、これから何を始めるか。まずはミーの原点を見つめなおすために……故郷テキサスにでも顔を出すか)
ジョニー・ザ・キッド:(もう家もなく、生き残ったフレンドも少ないが……顔を見せてやらないと、寂しがるだろうからな)
ジョニー・ザ・キッド:……その後、何度か霧谷のいる日本支部に彼からの便りが送られてきた。まずは故郷テキサスの友人のいる牧場でしばらく休んでいた事。
ジョニー・ザ・キッド:その最中、夏休みの自由研究とかでアメリカ大陸横断に挑戦した御曹司の姉弟と楽しい日々を過ごしたらしい事。
ジョニー・ザ・キッド:そしてそれ以降はUGNイリーガルとして新たな相棒バディと手を組み、度々UGNのいる戦場に助太刀に行くと言う事が何度もあった。
ジョニー・ザ・キッド:ある時は弓親や九楽の新しい戦場にひょっこりと顔を出したり。またある時は一人の頭を割られ死にかけた少女に一体のナノマシンAIを犠牲に命を助けたりなど。
ジョニー・ザ・キッド:次の事件までの5年間を。彼は彼らしいやりかたで過ごしたのだった。

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ED2 明日への戦い

GM:シーンプレイヤー 竜田九楽

GM:君は日本支部にある、副支部長の執務室へと呼び出されている。
ローザ・バスカヴィル:「お疲れさまでした、“ポレポレ・コベ”」
ローザ・バスカヴィル:「“リベレーターズ”は解散。ミサイルの発射も阻止されました」
ローザ・バスカヴィル:「防衛隊との交渉や、今後のチルドレンのケアなど課題はまだ山積みですが」
ローザ・バスカヴィル:「それはこちらで対処します」
ローザ・バスカヴィル:「貴女の協力がなければ、今回の解決はなかったでしょう」
竜田 九楽:「そうだな。今回は内偵に調査、実戦闘。ほうぼう駆け”回され”た」
竜田 九楽:「よく働いたと。自分でも思うぜ、なあ。そんで」
竜田 九楽:「大事件解決したからってただの平チルドレンを副支部長の部屋まで呼んだのは」
竜田 九楽:「なんかあるんだろ?なけりゃ書類ですますアンタはそういう奴だとオレは思ってるぜ」
ローザ・バスカヴィル:「流石ですね」
ローザ・バスカヴィル:「今回の件を受けて痛感しました」
ローザ・バスカヴィル:「まだまだUGNには排除すべき膿が多い、と」
ローザ・バスカヴィル:「特殊な部隊を作ります」
ローザ・バスカヴィル:「今回のように高度な情勢問題を孕み兼ねない状況や」
ローザ・バスカヴィル:「世界の敵となり得る者への対処を行うための専門的な特殊部隊」
ローザ・バスカヴィル:「秘密裏に動き、すべてを未然に処理する影の猟犬部隊シャドウハウンズ
ローザ・バスカヴィル:「その草案を評議会に提出する予定です」
竜田 九楽:「そりゃま、壮大な計画で」少々の驚きは隠せないが大きく動揺するほどでもないこの女ならやると理解しているからだ
ローザ・バスカヴィル:「貴女にもその創設を手伝って欲しい、と言いたいところですが……」
ローザ・バスカヴィル:「やめておきましょう」
竜田 九楽:「ふはっ、そりゃ賢明」思わず吹き出し笑みを見せる
竜田 九楽:「お前のそれは目的を遂げるためにゃ最短距離を突っ走るそういう部隊だろ」
竜田 九楽:「その道の下に何があってもでけえ目的の為になら踏んづけて駆け抜ける」
竜田 九楽:「オレの流儀ルールにゃ合わねえ。よく、理解しわかってんじゃねえか。なあ」
ローザ・バスカヴィル:「ひとつ、個人的な忠告を」
ローザ・バスカヴィル:「組織メカニズムを内から変える為には、相応の戦い方が必要です」
ローザ・バスカヴィル:「貴女や霧谷は厭う手ですが」
ローザ・バスカヴィル:「貴女がしようとしていることは、茨の道です。それだけは心するように」
竜田 九楽:「ご忠告どーも」
竜田 九楽:「でもま、」
竜田 九楽:「オレの流儀ルールが茨の道だっつーけど」
竜田 九楽:「別にお前の道が楽なわけでもねえだろ」
竜田 九楽:「だから、まあ。そっちも頑張れや」目を閉じて頭をかく
竜田 九楽:「オレはオレでやってく。まずは、地方をまわる監査だな」
竜田 九楽:「オレぁいままでシンプルな世界で完結してたがよ。今回だけでも色んな流儀ルールを掲げる奴がいた」
竜田 九楽:「世界の安定を望むやつ、ガキへの贖罪を掲げるやつ、静寂を望むやつ」
竜田 九楽:「闘争を望むやつ、自由を求めたやつ、繋がりを求めたやつ、誇りをかかげたやつ」
竜田 九楽:「あと難しいことばっかならべて肝心なことがわけわかんねーのもいたけど、よ。とにかく色んなやつがいるんだ」
竜田 九楽:「色んなやつの流儀ルールを知らねーと。そいつらの流儀ルールを知らずに侵すことになるってわかった。上にいくほどそうだろ」
竜田 九楽:「だからオレは”巡る”ぜ日本各地世界各地でどういう奴等がどういう思いで世界護ってんのか」
竜田 九楽:「知った上で上ってやる」
竜田 九楽:「螺旋階段みてえにぐるぐる回って登ってやる」
竜田 九楽:「お前よりも高く昇って。んで、変えてやるよ。誰の流儀ルールも侵さねえような。そんな組織にな」
ローザ・バスカヴィル:「そうですか」僅かに微笑んで見せて
ローザ・バスカヴィル:「健闘を祈ります。組織が改善されるというのであれば」
ローザ・バスカヴィル:「望ましいことはありませんから」
竜田 九楽:「おう。任せとけや」
竜田 九楽:「なんかありゃまた呼べよ」
竜田 九楽:「お前とオレは流儀ルールが違うが、違うなら反目するしかねえ。そういうわけじゃねえだろ」
竜田 九楽:「オレの流儀ルールを侵さねえなら。オレは協力する」
ローザ・バスカヴィル:「ええ。覚えておきます」
竜田 九楽:「ああ、その言葉忘れねえぜ」
竜田 九楽:「オレは"ポレポレ・コベ"回すことがオレの流儀ルールだが……」
竜田 九楽:「吐いた言葉の撤”回”だけは誰にもさせねえ!」
竜田 九楽:そういいながら。あの日、二人の仲間から言われた言葉を思い返し。珍しくにこやかに笑った。

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ED3 帰還

GM:シーンプレイヤー 渡瀬 弓親

GM:■UGN/成子支部/支部長室

御巫士郎:「渡瀬くん。今回のことは……」
御巫士郎:「君にとって非常に困難を伴う任務だったと思う」
御巫士郎:「ありがとう。君のおかげで、子供たちは戻ってくることができた」
御巫士郎:「ミサイルの発射阻止も。よくやってくれた」
GM:支部長は応接用の椅子に腰かけるようキミに指示すると、礼を述べ、深々と頭を下げる。
渡瀬 弓親:「どうも。……仕事っすから」
渡瀬 弓親:椅子に腰掛けて、深く息をつく。
渡瀬 弓親:「それよりも」
渡瀬 弓親:「どうなるんですか。あいつらの処遇は」
御巫士郎:「まず“リベレーターズ”についてだが」
御巫士郎:「所属していた殆どの子供は、ヒアリングとメンタルケアを行った上で」
御巫士郎:「彼らの望む道を歩めるよう、支援させてもらうつもりだ」
御巫士郎:「曲直部くん……“ゼロデイ”のように、こちらが接触する前に覚醒した者も少なくない」
御巫士郎:「失踪していたチルドレン達についても同様だ」
御巫士郎:だが、と区切る。
御巫士郎:「組織の中核、精鋭に属していた者については、残念ながら無罪放免にはできない」
渡瀬 弓親:「……」
御巫士郎:「防衛隊の士官と与儀元教官。判明している限りでも2人、死者が出ている」
御巫士郎:「無論、彼らの経緯これまでや現状への認識など」
御巫士郎:「事情は可能な限り汲んだ、公平な判断が下るよう、手は尽くすつもりだ」
渡瀬 弓親:「……お願いします」
御巫士郎:「事情を鑑みて、恐らくは謹慎や査察部による監視がつくことになるだろうが…」
御巫士郎:「元を正せば、今回のことは大人の責任だ。上も乱暴な処分は下せんよ」
御巫士郎:「それくらいの理性と良心は、な」珈琲カップの波紋を眺めて嘯く。
渡瀬 弓親:「良心、か……」
渡瀬 弓親:「俺は、良心のほうが怖いんですけどね」
渡瀬 弓親:思い出す。桐生嚆矢の言葉を。与儀大介の行動を。
渡瀬 弓親:「ジョニーは随分怒ってたし、俺も恨んでないって言や嘘になるけど」
渡瀬 弓親:「この世界の現状を見れば。チルドレンって制度が間違ってるとは俺は思えない」
渡瀬 弓親:「実際、もっとやばいことになってるでしょ。俺たちがいなきゃ」
渡瀬 弓親:「そういう、広く見りゃあ正しいとしか言いようがないことだから」
渡瀬 弓親:「ろくでもないことになってても止められなかった」
渡瀬 弓親:「そして。正しさで止められないことだからこそ」
渡瀬 弓親:「良心ってやつが暴走する」
御巫士郎:「彼らの暴走は良心によるもの、か……」
御巫士郎:「確かに、そうかもしれんな。そして、オーヴァードには」
御巫士郎:「自らの意志egoで現実を変える力を持つ」
御巫士郎:「だからこそ、絆が……客観的な視点を支える他者の存在が不可欠なのだろうな」
御巫士郎:「渡瀬くん。桐生嚆矢についてだが」
渡瀬 弓親:「はい」
御巫士郎:「医療部門ホワイトハンド研究機関Rラボの持つ現状の技術では、侵蝕の安定は難しいということだ」
御巫士郎:「他のジャーム化してしまった者と同様、凍結保存が行われることになる」
御巫士郎:「施設の場所は私も知らない。ごく一部の医官とスタッフ、評議会員のみだ」
御巫士郎:「日常に戻ることになるのは、1年後か、10年後か……」
御巫士郎:「ひょっとすると明日かもしれない。だが、こればかりは誰にも保証できない」
御巫士郎:「我々の歩みが、そこへ到達する日を信じるしかないのが現状だ」
渡瀬 弓親:「……そう、ですか」
渡瀬 弓親:「……」
渡瀬 弓親:しばし目を閉じる。
渡瀬 弓親:「支部長」
御巫士郎:「なにかね?」
渡瀬 弓親:「嚆矢は、オーヴァードが当たり前に生きられる世界を願ってました」
渡瀬 弓親:「自分を隠すこともなく、世界の正しさの犠牲になることもない」
渡瀬 弓親:「自由でいられる世界を」
渡瀬 弓親:「たとえ歪んでいても、それだけは本当だったはずだ」
渡瀬 弓親:「明日……一年後、十年後。どんなに遅くなってもいい」
渡瀬 弓親:「そこを目指してください。でないと」
渡瀬 弓親:「“リベレイター”は、また現れる」
渡瀬 弓親:「……流石に、二度は勘弁してくださいよ。今回みたいなことは」
渡瀬 弓親:分かっている。支部長一人にできることではない。
渡瀬 弓親:それでも、一人でも多くに頼みたかった。
御巫士郎:「そうだな」
御巫士郎:確りと頷く。
御巫士郎:「我々は、本来であればそのための機関であるはずなのだ」
御巫士郎:「私も、今回のような事は二度はごめんだよ」
御巫士郎:「……さて、渡瀬くん。最後に」
御巫士郎:「君自身のこれからについてだが」
渡瀬 弓親:「俺の?」
御巫士郎:「ああ。勿論のことだが、君もチルドレンには変わりない」
御巫士郎:「他の子どもたち同様、選択の権利がある」
御巫士郎:「君はこのシステムは必要な物と肯定したが」
御巫士郎:「君自身がチルドレンであり続けるかどうかは、君の選択だ」
御巫士郎:「望むのなら、市政で一般人として暮らすためのIDを新たに用意することもできる」
御巫士郎:「どうする?答えは今すぐでなくても構わない」
渡瀬 弓親:「はっ」
渡瀬 弓親:「いりませんよ、遠回りの時間なんて」
渡瀬 弓親:常に即断即決。まっすぐに行く。
渡瀬 弓親:「俺は戦う」
渡瀬 弓親:「カラード首輪をつけたのは、もともと俺の意思だ。それに」
渡瀬 弓親:「人に目標目指させておいて俺だけドロップアウトなんて、流石にダサいでしょ」
御巫士郎:「君は強いな」
御巫士郎:立ち上がると、握手を求める。
御巫士郎:「これからも、よろしく頼む」
渡瀬 弓親:「……どうも」
渡瀬 弓親:言葉少なに握手に応える。
渡瀬 弓親:今日も明日も、理想の日は遠い。
渡瀬 弓親:妥協の連続になるだろう。お前はそれが気に入らないんだろうな。
渡瀬 弓親:それでも。妥協が必要になるのは、隣に人がいるからなんだよ。
渡瀬 弓親:誰もいない自由なんて寂しいだけだ。
渡瀬 弓親:しばらく一人で反省して、寂しくなったら起きてこいよ。
渡瀬 弓親:それまで俺が、ちっとはましな世界にしといてやる。
渡瀬 弓親:またな。

DX 3rd
「World End Juvenile/part1 Rise of “Liberator”」

通信機:[CALL]
“黒鉄の茨”:「私です。任務の報告を」
“黒鉄の茨”:「“アビスの遺産ヘリテイジ”は逃亡しました」
“黒鉄の茨”:「搬送先の病院から消えたと。こちらの思惑に気づいたか」
“黒鉄の茨”:「あるいは、最初から……」
“黒鉄の茨”:「こちらからの追跡は不可能でしょう。刺客の編成は、其方の判断に委ねます」
“黒鉄の茨”:「……ええ、はい。指導者はUGNの手に。凍結処理が施されるでしょう」
“黒鉄の茨”:「“イスカリオテ”は彼らの活動で得た情報を基に」
“黒鉄の茨”:「自身の手足となるチルドレンを中核にした機関セルを用いるようです」
“黒鉄の茨”:「“マスターレイス”の称号は、大きく意味を変えることになるでしょう」
“黒鉄の茨”:「既にチルドレンの選定を始めているとも。UGNを離脱した人員にも、目をつけているようです」
“黒鉄の茨”:「“リベレイター”がUGNだけでなく」
“黒鉄の茨”:「FHこちらの勢力も搔き乱すことを期待していた貴女にとって、今回の結果は期待外れかもしれませんね」
“黒鉄の茨”:「春日一族が後ろ盾を失ったことは貴女にとっては追い風でしたが」
“黒鉄の茨”:「これは向かい風となるかもしれません。……失礼、出過ぎた意見でした」
“黒鉄の茨”:「いずれにせよ」
“黒鉄の茨”:「当初の目標は手にしました。コードウェルへの抑止力カウンター
“黒鉄の茨”:「それと、面白い情報も。次の一手には充分でしょう」
“黒鉄の茨”:「貴女の元に届くよう手配してあります。はい。では、またいずれ」
“黒鉄の茨”:「────“マスターマインド”」

coda 永遠に廻り続ける亡霊たちの唄Chant of the EverCircling Phantom call
End theme(Side B)
and
「World End Juvenile/Pt2 Sons of “Liberator”」


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本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
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