屠竜大戦


PC1:“アコロン”影山 夏月(かげやま かづき)(キャラシート)PL:サムトー
PC2:“自由人形(オートマーダー)三井 只人(みい ただひと)(キャラシート)PL:缶詰
PC3:“夢幻の拳(インディフィニット・ホログラム)河合 奏(かわい かなで)(キャラシート)PL:今日日
PC4:“焱の欠片(バーンアウト・クリスタル)神楽 樹(かぐら いつき)(キャラシート)PL:EXst
GM:すらい
サブGM:いちま

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

竜。『悪』の象徴。憤怒を司るもの。混沌の権化。あるいは
最強の生物

インリークォの最後の企み『戴冠計画』
その一体が第六地区に羽ばたく。
一挙手一投足にて万象を壊し、傲岸不遜の振る舞いにてこの世を我が巣と言外に宣う。それは最も強靭なる冠生物。

無論、君たちは黙っていない。
この市にて最も勇猛なる者達、大N市UGN第六支部。
その牙は竜に劣らず鋭く、
その足は竜に怯まず進み、
その目は竜を過たず睨みつける。

『死ぬまで殺せ。殺せば死ぬ』
『けれど忘れるなかれ。我ら、全てを守るために』

神あって神話ならず。人あって神話あり。
紡げ。善なる市を。人ある世を。健全なる命を。


12:3
竜はしるしと共に降り立つ

Double Cross The 3rd Edition
『屠竜大戦』
──ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。


GM:では
GM:まずは、PC1の自己紹介、のちにOP1をやっていきましょう
GM:PC1!
GM:影山 夏月!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7_7v-AIM
影山 夏月:はい、では少々お時間をいただきます。
影山 夏月影山 夏月(かげやま かづき)と申します。 神城グループ所属の執事です
影山 夏月:神城エージェントと第三支部エージェントで2足のわらじの18歳。
影山 夏月:冷静で落ち着いた雰囲気の完璧な執事……を目指して格好つけてる、割と不器用な男子高校生です。
GM:贅沢な取り合わせ
影山 夏月:幼少期から執事やったり弟の世話を焼いていた関係で、同年代や年下にお節介を焼きまくる悪い癖がありますが、
影山 夏月:最近は周囲が色んな意味で上手く行っていることもあり、逆に世話を焼かれる立場になっております。
影山 夏月:見守っている場合ではなかった……
影山 夏月:スペックは砂の加護で執事らしい万能さを演出しつつ、水晶の剣で強化された聖剣をエピックポルターして暴力。
影山 夏月:200点ということで装甲無視、メモリー、複数対象攻撃など積んで来ました。痒いところに手を届かせたいところ
影山 夏月:今回は何か……大変なことが起きそうな気配が……ありますが……
GM:そうだね
影山 夏月:なんとかやり抜きたいと思います。よろしくお願いします
GM:君にとっても街にとっても大変なことが起きます
GM:打点が高くて困っちゃうわね!
GM:というわけでハンドアウト

PC1 影山夏月
シナリオロイス:洲崎さん
ある日。空が蜥蜴の翼で覆われた日。
君はワイバーンの群れがただ一人の少女に向けて進んでいることに気づく。
君にとっても唯一人のその少女を守るべく、君は飛竜の群れに立ちはだかるが…

GM:がんばってね(ねっとりボイス)
影山 夏月:本当に大変だよ!
影山 夏月:ちょっとマジで何やってんの飛竜
影山 夏月:がんばります!本当に!
GM:戦わなければ生き残れない

マスターシーン


まだ森のいきものたちがひととおはなしが出来ていた頃のお話です。
さる国の、木々が一本もはえていない山には、それはそれは大きくてつよいドラゴンが住んでいました。
(ドラゴンとは、とかげのようなうろこをもち、へびのようなしっぽ、とりのようなつばさを持つ伝説のいきものです。)
そのつよさたるや、はく息は山を平地に変え、羽根のひとはきで空の星をすっかり落とすほどです。
ドラゴンは、うつくしいものが大好きで、いびつなものがきらいでした。
なので、王様が人々から、多すぎるねんぐ(住む代わりにさしだす必要のあるおかねのことです)を取っていれば宮殿からさらったり、
どれいをらんぼうにあつかう貴族がいれば夕ご飯として食べてしまうのでした。
(その頃は、どれいをやとうことは仕事につくこととあまり差がありませんでした。)
そういうことを繰り返してきたドラゴンは、けれども人々に理解をされずにおそれられ、嫌われていました。
そんな ある日

OP1

GM:PC1 OP
GM:登場侵蝕をどうぞ
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:31->35)
GM:----------------------------
GM:第六地区
GM:---------------------------------
GM:空が斑に翳る
GM:風が建物を薙ぎ、《ワーディング》によって人々は殆ど活動出来ない
GM:ここは第六地区。現在、大量のワイバーンが空を旋回していた。
GM:ワイバーン?成程、大N市のオーヴァードにとってはさほど大した脅威でもない。数がいようと、殲滅に特化したオーヴァードならば、数刻とかからず片付くだろう。
GM:ましてや、ここは第六地区。大N市UGNの刃の切っ先。
GM:そのようなエージェントが不足しているはずはない。……そう、“いつものワイバーン”程度なら。
影山 夏月:蛇腹剣と化した砂の刃が、空を舞う蜥蜴の胴を斬り裂く
影山 夏月:飛ばした砂の短剣が付けた翼に付けた傷から、斬撃を直接送り込む
GM:手応えが違う
強化ワイバーン:「GRRRR!」
強化ワイバーン:明らかに強度や粘りが違う。そこらのワイバーンの強度ではない
影山 夏月:「くっ……ならば!」
影山 夏月:影と砂で足場を作り、強化した踏み込みで空中を駆ける。
影山 夏月:長剣と化した砂の刃が胴体に切り上げ、切り下ろし、薙ぎ払い。
強化ワイバーン:「GRRRAAAAA」
影山 夏月:「しつこいっ……! 落ちろ!」
影山 夏月:聖剣の柄が輝く。光の刃が飛竜の頭部を消し飛ばす。
強化ワイバーン:強化されども、所詮は飛竜……幾重もの斬撃に、ついには力尽きる。
影山 夏月:「……はあっ」
影山 夏月:動かなくなったことを確認し、ようやく1つ息をつく。
影山 夏月:「なんだ、この飛竜達は……?これまでの個体とは違いすぎる……!」
影山 夏月:数や厄介な特性はともかく、ここまで手こずる相手ではなかったはずだ
影山 夏月:空を見上げる。青いはずの空は、晴れない。
GM:君は気づくだろう。空を駆ける飛竜の編隊は、地上のある一点めがけて集中している。
GM:地上に、明らかに飛竜が目的とする対象がいるはずだ。
影山 夏月:「集まっている?あれは……」
影山 夏月:あの方角、あの場所は
???:"地上のある一点"、それは少しずつ移動している。飛竜の骸を後へと遺しながら。
???:集るように迫る魔獣を貫くのは、深い黒色の刃だ。翼や鱗を容易に引き裂いて
???:炸裂を繰り返す。血が飛沫きあがる──集る群が僅かに晴れた傍から、また飛竜が押し寄せて。
???:であればそこには、逃げ続けている何者かがいるのだろうと分かる。
影山 夏月:「っ、今のは……!」
影山 夏月:飛竜が集うその一点へ走り出す。 今の刃、今のエフェクト。
影山 夏月:違和感はある。だが、見間違うはずもない、あれは──
影山 夏月:「洲崎さんっ……!」
影山 夏月:彼女が、戦っている。
???:「っ、あ────」飛竜の影の向こう。一瞬、驚いたような声を漏らして
洲崎アカリ:「影山、くん」遮るものを、闇が薙ぎ払った。その向こう、姿が見える。
GM:——君なら、薄々気づいてておかしくはないだろう
GM:彼女の戦闘スタイルは
GM:“後の先”だ。
GM:“先に当てる”には、誰かの補助が必要なはずだ。何故か?何故なら
GM:そう
GM:『目が見えないから』
GM:そもそも、それでも各個撃破が主眼の戦い方のはず。飛竜の群れを薙ぎ払う程の出力は、明らかに過大。
GM:——無論、気づいているだろう。
GM:だから
GM:充分にわかるだろう
GM:彼女の顔の上半分を覆う、真っ黒い鱗を見れば、充分答え合わせになってしまうだろう。
影山 夏月:「洲崎……さん」
影山 夏月:その姿を、呆然と見つめる
洲崎アカリ:「や、えっと……はは」瞳のない顔を向けて。口元だけで笑う。
洲崎アカリ:殺戮する手は止めないまま。
影山 夏月:彼女の顔が、こちらを向いた。
洲崎アカリ:「助かりました。一人じゃここ、切り抜けれそうになかったので……」
影山 夏月:「……っ!」
影山 夏月:止まっていた脚を動かし、駆け出す。 砂の刃が光を纏い、飛竜を切り払う
影山 夏月:彼女のもとに駆け寄って
影山 夏月:「今……」
影山 夏月:「見えて、いるんですか」
洲崎アカリ:両腕を広げる。足元から、黒い結晶体が雨のように湧いて出る。
洲崎アカリ:それらが一斉に疾り、背後を狙う飛竜どもを一息に仕留めて。
洲崎アカリ:「……ええ」血と肉が弾ける。その死を背にして答える。
洲崎アカリ:「色はなくて、モノクロなんですけど……なんか、一応」
影山 夏月:「一体、何が」
影山 夏月:「いや……いや、違う。それよりも」
影山 夏月:「洲崎さん、一度下がりましょう。奴らは貴女を狙っている」
影山 夏月:「それに……その姿と、力のことも……」
洲崎アカリ:「ああ……助かりますね。私もそう提案しようと思っていた」
洲崎アカリ:「すみませんね。色々、困惑させちゃって……気持ち悪いものも見せちゃって」目のあった辺りに触れながら
影山 夏月:「謝らないでっ!」
影山 夏月:思わず。声を荒げる。
洲崎アカリ:「包帯とか巻きたいな、これ……もちろん検査もしなきゃいけないし」
洲崎アカリ:「……おっと」
影山 夏月:「……すみ、ません。でも」
影山 夏月:彼女の手を取って、握る。強く。
洲崎アカリ:反射的に、いつものように握り返して
影山 夏月:「なんとかする。なんとかします。だから、」
洲崎アカリ:エスコートは結構ですよ、と出かかった言葉を飲み込んだ。
洲崎アカリ:「……」この人が、いつもあたしを心配しているのは知っていたけど。
洲崎アカリ:こんな、痛そうな表情をしていたんだな。
影山 夏月:「こんなときぐらい、頼ってください。……何もできなくても、側に、居ますから」
洲崎アカリ:「……ふふ。頼もしいね」また誤魔化すように笑って。
洲崎アカリ:「それじゃ、お願いしましょうか。支部への案内」
影山 夏月:「っ、」
影山 夏月:その笑顔に、胸を引き裂く痛みを感じて。
洲崎アカリ:「ほら。案の定と言いますか、道の覚えにあんまり自信ないんですよね」
洲崎アカリ:「この街に来てからはずっと、人に連れてってもらうばっかりだったので」
影山 夏月:「……はい、急ぎましょう。また集まってくる前に」
影山 夏月:手を引いて、走り始める。
影山 夏月:──医師に聞いたことがある。
影山 夏月:「彼女の視力は、治る見込みはあるのか」、と。
影山 夏月:『洲崎アカリの瞳は既に、眼球とは別の器官として発達している』
影山 夏月:その回答を、思い出す。
影山 夏月:「(……何が、起きている)」
影山 夏月:思考がまとまらない。 確かなのは、手から伝わる体温だけだった
GM:--------------------
GM:シーンカット
GM:シナリオロイスのみ可能です。洲崎さんもロイス可能です
GM:おや?
影山 夏月:固定ロイスです……
GM:どうやら偶然にもPC1は固定ロイスにシナリオロイスを取っているようですね
影山 夏月:偶然だね
GM:洲崎さんもロイスを取っていいですよ
洲崎アカリ:こっちも固定欄そのままでいいかな 〇信頼/罪悪感 です
洲崎アカリ:まちがえた
GM:はーい
GM:どうやらこちらも偶然ロイスを取っていたようですね。
GM:では、ロイスを大事にして下さい。
GM:----------------------

OP2

GM:続いて、PC2のOPとなります
GM:そのまえにPC2自己紹介!
GM:三井只人!キミだ!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYm4mxvAIM
三井只人:はーい
三井只人:「三井只人。15歳。男子高校生やってまーす」
三井只人三井 只人(みい ただひと)です。高校では特に部活に打ち込むでもなく、のらりくらりと男子高校生一年生してます。
三井只人:シングルマザーの母親と妹と自分。女性が強い家族で育ちましたので、できれば女子との争いを避けたいと思いつつ、普通に思春期男子してます。
三井只人:医者の母に影響されて将来の夢は医者を目指してます
三井只人:過去、事故に巻き込まれた時に父親に庇われて自分だけ生還しました。
GM:理想の高い子だ
三井只人:理想を抱いていこうね。
三井只人:その影響で、人助けに自己犠牲になると相手の重荷になるのでNG、という思いがあります。
三井只人:人の命は一人分しか背負えないぞ、って感じで一つ
三井只人:趣味は軽い人助け。日課は鏡で前髪を整えることが増えてきました。
三井只人:あ、最近白萩雪さんという年上の先輩彼女が出来ました。幸せですね。
三井只人:Dロイス「奇妙な隣人」により、自称最強のドラゴンの「センセイ」と共存しています。
センセイ:「我だよ」
GM:今回のキーの方ですね
GM:キードラゴンさんです
三井只人:そうらしい。色々と謎の深いセンセイです。
三井只人:肉体も射撃も低いですが、オリジンレジェンドで精神達成値を上乗せ、「生き字引」「コントロールソート」でミドルもメインも精神で判定を行っていきます。
三井只人:バロール・ノイマンですが、センセイがノイマン担当のイメージ。
三井只人:バロールの魔眼を利用してセンセイが意思を表しているので、もう七割型センセイの力な気がします。
三井只人:そんな感じの普通の男子高校生。世間を斜に構える感じのニヒルさを目指してますが、妙に斜めになる暇がありません。
三井只人:今回も何やら大変そう?頑張っていこうと思います。
三井只人:よろしくおねがいします
GM:宜しくおねがいします!
GM:今回は、ストーリーの外枠で最重要の人になります!キミの同居人たるセンセイの過去が…明らかに…?!
GM:というわけでハンドアウト

PC2 三井只人
シナリオロイス:センセイor“竜”
君の中に棲む“センセイ”が妙に落ち着かない。
思い切って彼の言う方角に足を進めると、地震と共に巨大な竜が地面の裂け目から現れる様を目撃する。
“センセイ”は言う。
『あれは…かつての私の体』だと。

三井只人:センセイ!また厄介事呼び込んで!
センセイ:今回我悪くないと思う
三井只人:そうか?そうかなぁ…?
三井只人:まぁ……アンタほどの竜がそう言うなら…
センセイ:そゆことそゆこと
センセイ:じゃあ今回も言ってみよう、我が英雄!
GM:--------------------
GM:PC2OP
GM:登場侵蝕をどうぞ
三井只人:三井只人の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:32->36)
GM:-----------------------
GM:大N市 海
GM:-----------------------
GM:夏 快晴
GM:海開きも終えて、海岸に陽炎が立ち昇る
センセイ:「うーん」
センセイ:「東洋の夏、暑すぎないかね!?」
センセイ:「ジメジメもするし…地中海性気候を見習いたまえよ!」
センセイ:君を住まいとする“センセイ”が呻く。
三井只人:「安心しなよセンセイ。28℃と38℃で同じ夏って呼ぶの明らかにおかしいから、多分夏じゃねぇよコレ」
センセイ:元はと言えば、君をここまで引っ張ってきたのもこのセンセイが『何かを感じる…』と拗らせた厨二病のようなセリフを繰り返したからである
三井只人:片手でひさしを作りながら、うんざりと海岸を眺めている。
センセイ:「我が英雄……理のある発言だな。さすがは医師を志そうとする者だ。」
センセイ:「ここは…地区としては、第六の近くだな。ピリピリと感じる何かが、あの海の奥から……」
センセイ:水平線をにらむ
GM:海を見れば、きれいな青の水平線が広がっている。
三井只人:「お褒めに預かりどーも。そろそろ、四季なんて収まりのいい呼び方やめて五季とか呼ぶべきじゃないかなぁ。語感最悪だけど。」
三井只人:水平線に目を向ける。
GM:…きれいな青だ。たまに見るのは気分転換になるだろう
GM:…きれいな青だ。そろそろ飽きたんじゃないだろうか
センセイ:「むう……気のせいというには随分遠くまで連れてきてしまったが…」
GM:とまあ、益体のない会話で全てが終わりそうになった
GM:その、矢先
???:Eロイス《????》発動
???:…………空気が、塗り替わる
???:見える景色が変わったわけではない。なのに、うだるような暑さも今この瞬間だけはさっと引いて
???:自分が、まるで遠い異国にいるかのような感覚に陥るだろう
三井只人:「………………いや、センセイ。」
三井只人:「気の所為なら良かったんだけどな、本当に。」
センセイ:「…………」
センセイ:無言だ。
三井只人:扇風機のモーターを止め、耳を澄ませる。
センセイ:多弁、雄弁。むしろ静かにしてほしいと思うレベルで喋る君のセンセイが、押し黙る
三井只人:「………センセイ?」なにかがある、と言っていた水平線に目を向けたまま
???:やがて
GM:海の陽炎が更に揺らぎ、存在しなかった島が立ち昇る。地理的にそこには特に陸地はなかったはず
巨竜:その島の上に居座るは…いや、“座る”は。巨大な、巨大な、龍
巨竜:蜥蜴の鱗。蛇の尻尾。鳥の羽根。
巨竜:距離感を使っただまし絵のように、巨大な龍
三井只人:「………………は。」
三井只人:眼を見張る。疑う必要はない。
巨竜:    吠える
巨竜:ごう っ っ 
巨竜:ただの音が、ここまでの圧を持つわけがない。聞いたものが反射的に逃げる体勢を作り出しそうな、ものものしい圧
巨竜:直感的に分かる。とてつもない怪物。とてつもない悪意。とてつもない……ジャームだ。
センセイ:「……我が英雄。」
三井只人:音とは空気の振動であるということを、いやでも理解させてくる、圧。
三井只人:「……なにかね、センセイ」
センセイ:「UGNに連絡をしたほうが良い。急いで最寄りの支部で向かうぞ」
センセイ:「あれはまずい。我の知る限り、あれが感じる悪意のまま飛んでくるならば、この街が滅びる。」
センセイ:「急ぐぞ。急ぐんだ。」
三井只人:「……あいよ。」言う間に右手は携帯端末を取り出している。足も同時に。
三井只人:「知る限り、つったね。つまりは知り合いってことかい、アレは。」
センセイ:焦り。冒涜的怪物を前にしても狼狽えなかった、君の同居人から得られなかった手応え
センセイ:「………あれは」
センセイ:「我の……肉体だ」
三井只人:コール音を聞きながら。その竜から目をそらさずに。
三井只人:相棒の声を、納得とともに受け入れる。
三井只人:「…………なるほど」
三井只人:その威容。その異様。どおりで。
三井只人:「見覚えが────いやさ、憧れ覚えがあるはずだ」
三井只人:三井只人。普通の高校生。竜を宿すだけの少年が、ほんの一瞬、理想を胸に。
三井只人:再現するべき、竜の姿
三井只人:眼を見張る必要も、目を疑う必要もない。
三井只人:アレは普段から。心の奥底で。
三井只人:ずっと傍にあったのだから。
三井只人:「………………ええい」
三井只人:物語の主人公なら、ここで巨大な敵にワクワクして、おもしれーことになったと嘯くのだろうけど。
三井只人:「あーあ!」
三井只人:「つまらなくなってきやがった!」
三井只人:やけくそ気味に叫んで、コール音と足音だけが響いた
GM:-----------------
GM:シーンカット。巨竜がシナリオロイスとなっております。名前が後から出るので保留でもOKです
三井只人:じゃあ保留で。もっとお互いを知ってからにしようね。
センセイ:う、うん///
巨竜:がおー
三井只人:何やってんだ僕は。
GM:---------------

OP3

GM:では、ちょっと順番が変わってPC4の自己紹介!
GM:第六メインアタッカー、神楽樹さん!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYp4uj-AIM
神楽 樹:はい
神楽 樹:「第六支部所属フォワード、神楽樹」
神楽 樹:「今回は、私も休んでいる場合でもないと」
神楽 樹:「……よろしくお願いします」
神楽 樹:大N市・UGN第六支部のチルドレン出身エージェント。20歳で表向きは大学生。また貴重? なオーヴァード同士の既婚者です。
神楽 樹:チルドレンとしての実働は長く、二年前の高校卒業時にエージェントとして大N市へ転属。無愛想を絵に描いたような表情筋と喋りをしますが、話しかけるとそれなりに相手してくれると噂。
神楽 樹:第六支部のフォワードとして任務にあたっていましたが、自身の賢者の石が体を蝕みつつあり残り時間が少ない身。
神楽 樹:それでも時限爆弾を抱えて戦い続けることを選び、今に至ります。やることが残っているなら最後まで走りきるべきだ。
GM:揺るがぬ意志。第六支部に相性がいいですね
神楽 樹:とはいえ上から言われて前線任務を少なくしていましたが、今回は出動先で謎の女と遭遇。夫が世話になったというインリークォと関わることになりましたが……
神楽 樹:いいだろうお礼参りだ。最近は突然娘が現れたりして、大変だけど母は頑張ります。
神楽 樹:構成は獣化して殴るシンプル構成。ベースは《フルパワーアタック》と《神獣撃》の80%構成だったので、今回は《獣王の力》でミドルの火力不足を補います。
神楽 樹:燃費は死にました
神楽 樹:あとはチルドレンのお供、バディムーブを装備。ちょっとだけ手伝いが出来ます
神楽 樹:以上。よろしくお願いします
GM:今回はEロもしっかり用意したのでブッパなしてくだされ!
GM:宜しくおねがいします。ハンドアウトはこちら

PC4 神楽樹
シナリオロイス:“ティアティラ”
膨大な量の妙なワイバーンを従える女と君は戦っていた。
一体一体がワイバーンにしては妙に強い。そして君自身も良く知る力を彼女は振るっている。
女の名は“ティアティラ”。彼女は黒須叶の遺作を受け継ぎ、“戴冠計画”を執行すると宣い姿を消した。
竜が降り立つ前日の夜だった。

GM:“ティアティラ”というサイコに因縁をつけられます
GM:目論見を打ち砕いてあげて下さい
神楽 樹:私ノンケなんでぶん殴りますね
GM:ボコボコにしてあげて下さい
GM:でははじまり!
GM:-------------------------
GM:PC4OP 登場侵蝕をどうぞ
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:32->33)
GM:----------------------
GM:第六地区 夜
GM:------------------------
GM:鱗が街頭の灯りを反射して流れていく。夥しい数の飛竜が、君と対峙していた。
神楽 樹:──連絡から、実動員が足りないということで出動がかかり。辿り着いた先
神楽 樹:さながら幼少期にページをめくったファンタジー小説の一片だ。いくらか相対はしているが、
神楽 樹:それでも。現代の空に、こんなものが群れを成している光景は。あまり認めたくない
神楽 樹:「──」
神楽 樹:数匹、こちらを目視したか。鳴き声を上げ飛翔するもの
神楽 樹:指先に魔眼が点る。
神楽 樹:ひとつ、二つ。弾くように指が宙空を踊って
強化ワイバーン:「GRRRR」
神楽 樹:女の足下。アスファルトに刃が走る。長方形へカット、圧縮、浮上
神楽 樹:両の手を広げ。浮かび上がるのは、刀剣の形に切り出された構造体
神楽 樹:二刀を以て、こちらを獲物と勘違いする翼竜の頭部へ質量を叩き込む
強化ワイバーン:3DCGかのように,拍子抜けするほど重みなく,真二つに分かたれる。
神楽 樹:一匹が墜ちれば次へ、二匹、三匹、踊るように回りながら。コートの裾を翻し、墜とす。墜とす。墜とす。
強化ワイバーン:君の微細な感覚を持ってすれば、いつものワイバーンよりも強度が高いことが分かるかもしれないが
強化ワイバーン:些事に過ぎた。
強化ワイバーン:「GRRRRR………」残りの個体は警戒して、君の頭上で攻めあぐねている
“ティアティラ”:「アーアーアーアーア!!ダメダメダメダメ!!カット!!!」
“ティアティラ”:白衣の、顔中に絆創膏を貼り付けた女が、8ミリフィルムカメラを構えて君を撮影している
神楽 樹:──視線も向けず。否、女は声の聞こえた方角を思考に入れ。反転(ターン)
神楽 樹:振り向きの加速を載せて。重力制御、構造体の巨大刀を投げつけた
“ティアティラ”:「『第六支部の精鋭、神楽樹。その魔眼の切れ味は今宵も絶好調。しかし何かがおかしい。ただのワイバーンがこうも強いわけがない……』というシーンなんだよ!」
“ティアティラ”:手近なワイバーンに触れる。透明な燐光が走り、ワイバーンが脈動
強化ワイバーン:「GRRRR……SHAAAA!!!!」
強化ワイバーン:………竜息!炎を出す器官はないが、爆裂で異質な突風を放ち、構造体の軌道を逸らした
GM:…スカァン!地面に構造体が突き刺さる
“ティアティラ”:「ああ~!今のは、いい。」
“ティアティラ”:「とても映える映像だ。いいよ、演劇の経験ある?」
神楽 樹:「見る側」
GM:透明な燐光は、君も見覚えがあるはずだ
GM:何しろ、君自身に宿る力だから
強化ワイバーン:「GR…GRR……」
神楽 樹:「……」眼をわずかに細める。忌まわしく、しかし己の力の源
神楽 樹:「……適合者の割には、珍しい力の使い方をする」
強化ワイバーン:竜息を放ったワイバーンは、肉体が不自然に沸き立ち崩れ落ちる。己の肉体にも関わらず、バランスの取れない成長と破壊が体内で起き、拒絶反応が起きているのだ
“ティアティラ”:「だが君ほど侵蝕は食わない。こいつらが食うからね」
“ティアティラ”:フィルムカメラを放さない
神楽 樹:「いい性格をしている。嫌いな方」
“ティアティラ”:「いいね…その目つき。悪役が格好悪い作品は宜しくない。むしろ正義の味方らしければらしいほどいいんだ」
神楽 樹:右手には再び、いくつかの魔眼。動けば即座に切断をかけられるが
“ティアティラ”:「モノクロなんだが、君のその目は特に良い。澄んでいて、生気がない。まるでフィクションだ」
“ティアティラ”:「とてもいい。人類が滅びた世界に残すべき作品だね。」
GM:……この女は、“ティアティラ”
GM:先程、君に『私はインリークォの“ティアティラ”。映画を撮らせてもらう』といきなり言い出し、君にワイバーンをけしかけた張本人である。
“ティアティラ”:「フー、……こんなもんかな!後は編集…すなわち、私の腕の見せ所ということだ。良い映像にしてあげよう。」
“ティアティラ”:懐にフィルムカメラをしまう
神楽 樹:「肖像権も知らないようで」
神楽 樹:「珍獣販売からレッドカーペットを目指すというなら、悪くない冗談で済ませるけれど」
“ティアティラ”:「肖像権はね、親告罪なんだよ」
“ティアティラ”:できの悪い生徒に言い聞かせるように、指をタテて
“ティアティラ”:「第六地区が明日消えるのに、そんなことを気にしなくても良い」
神楽 樹:「──明日?」
“ティアティラ”:「ねえ、神楽樹。君の旦那さんからなんにも聞いてないだろうけど。」
“ティアティラ”:「君の旦那さんが殺した『黒須叶』という子。私の知り合いなんだよね。」
“ティアティラ”:「いや、さあ?別に?弔い合戦?……じゃないんだけど?さあ。」
神楽 樹:「……何が言いたい」
“ティアティラ”:「…最後にさあ、私に紙切れ一枚寄越してくるもんだから。引き継いじゃったんだよね、『戴冠計画』」
“ティアティラ”:「もうUGN全体に通達が入ってるでしょ。」
GM:『戴冠計画』…インリークォ最終計画と称される、一連の計画
GM:生物種7つを追求した個体を“冠動物”とし、それを以て“神”を殺す計画だという。
“ティアティラ”:「いーい」
“ティアティラ”:「とってもいーい子が出来たからさあ……明日、楽しみにしてなよ。ねえ。」
“ティアティラ”:「最高のカットが取れると思うんだよね。晴れるし」
神楽 樹:「なら、」
神楽 樹:右手。人差し指、中指。収束、伸長。思考と動作のタイミングを重ね
神楽 樹:「──ここで、切断(カット)
神楽 樹:振るう。神楽樹の本領、魔眼を用いた重力刃
神楽 樹:視界の届く限り、装甲は意味を解さない切断攻撃。それを躊躇いなく眼前の女へと伸ばす
“ティアティラ”:「あっ」
“ティアティラ”:咄嗟に
“ティアティラ”:カメラを斬撃の外に逃がして、体はスッパリ切られてしまう。吹き出す体液
“ティアティラ”:…その体液が、瞬時に結晶化する。
“ティアティラ”:「……やってくれるじゃんねえ」
“ティアティラ”:ずれ込んだ肉体がじりじりと戻り、断面の結晶がパラパラと散る。
“ティアティラ”:見れば分かるだろう。明らかに一線を超えかけている
“ティアティラ”:長くない。君よりも。
神楽 樹:「世迷い言とエンターテイメントは違う」
“ティアティラ”:「世迷い言のようなことを一生懸命やるからエンターテイメントになるんだよ」
“ティアティラ”:「もういいよ!今日は充分アクション撮ったからね!」
“ティアティラ”:改めて懐にカメラをしまう
“ティアティラ”:「最後の晩だしさあ、旦那とべったりしときなよぉ。それじゃあね!」
神楽 樹:素直に返すと思うか。追撃動作、第2の刃を飛ばすも──
“ティアティラ”:上空に待機していたワイバーンにまたがり、急上昇。何匹ものワイバーンが盾になれば、壁にならずとも視界は塞がれる
“ティアティラ”:そのまま闇夜に消えていく…
神楽 樹:血風が舞う。辺りの残ったのは無数のワイバーンの亡骸と、漂う血の匂い
神楽 樹:「……」
神楽 樹:服の内に押し込んでいたチェーンを引っ張り出す。繋がれている指輪に触れて、
神楽 樹:「最後の晩は、まだ先の予定」
神楽 樹:「──止める。それが、第六(わたしたち)の役目だ」
GM:生ぬるい夜風が、血の匂いを少しだけ和らげた
GM:-----------------
GM:シーンカット。ロイスのみ可能です
神楽 樹:ではティアティラに 「打倒/〇生かしてはおけない」
神楽 樹:以上で
GM:OK!
GM:------------------

OP4

GM:ではラスト!PC3自己紹介です
GM:第六支部の…トップ!河合奏支部長!!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY56utowIM
河合 奏:「第六支部支部長、河合奏だ」
河合 奏:「支部長と言いながら、その実一戦闘員のようなものだが」
河合 奏:「この力、人々を守るために振るおう」
河合 奏:ご紹介に預かった通り、第六支部のトップ河合奏です。
河合 奏:トップと言いつつ普段は地区のあちこちを飛び回り悪を殴り倒しているワンマンアーミー。
GM:マサルダイモンもびっくり
河合 奏:支部に居る時間は少ないくらいですが、人々の日常を守るための最善を尽くしている故です。
河合 奏:まあ部下とか姉代わりとかには叱られますが。それで曲げれるものじゃないからな。
河合 奏:折れず曲がらない信念の人。そういう塩梅でやらせていただいてます。
河合 奏:性能としてはエンハイ/エグ/ハヌのトライブリード。感覚で殴る白兵型。
河合 奏:ミドルは死招きで固定値稼いで、クライマックスは戦いの予感+スピードスターで固定値稼ぎます。
河合 奏:とかく速く強く殴るだけに特化した女。一応範囲などは持ってるけど殴る以外は苦手。
河合 奏:そんな感じです、よろしくお願いいたします。
GM:押忍!第六支部の理念の具現!
GM:なんですが、今回は
GM:支部長として、コマンダーになってもらいます(無慈悲)
GM:王将がいきなり殴りに言っては駄目だぞ
河合 奏:人を動かすのは得意じゃないんだがな、仕方ないか。
GM:というわけでハンドアウト

PC3 河合奏
シナリオロイス:“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬
その日、UGN神禍討滅局"エトランゼ"所属と名乗る一人の髭面の男が支部にやってくる
「大規模な【神性圏界】の微動を検知した。活動局の垣根を取り払い、対処をせよとのこと」
続いて入ってくる膨大な入電。
大量のワイバーンが第六地区を襲撃。超広域《ワーディング》が市を包囲。発声地点とされる山岳地帯より巨大なブーゲー異常。巨大生物の可能性濃厚。
第六支部総力を上げた未曾有の災禍と猛攻が始まる。

GM:UGN神禍討滅局"エトランゼ"、来訪
GM:変なおじさんがアドバイザーとしてやってきます
河合 奏:こないだの査察といい来客が多いな
近嵐蒙恬:よろしくね
GM:--------------
GM:PC3OP 登場侵蝕をどうぞ
河合 奏:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40

GM:----------------
GM:第六支部
GM:-------------
GM:…その日は、最初から慌ただしい始まりだった
GM:大量のワイバーンが空を覆う。普段よりも妙に強い。前日も妙なエージェントが襲撃していたという報告。
GM:君も当然前線で大量のワイバーンを殴り殺しているだろうが、流石に事後処理の書類に手を付ける時間を確保せねばなるまい。
GM:というか確保しろ。と支部員がせっついてる。
薬師寺和光:「ボディアーマー300着、ブルーゲイル50アンプル、応急手当キット250セット、予算見積もり終わりました。はんこを頂くだけとなっております」
薬師寺和光:ドサッ
薬師寺和光:「続いてカバーストーリーの用意、ガス会社への連絡概要、日本支部への報告書」
薬師寺和光:ドサッ
薬師寺和光:「第6地区で起きた事件記録、11支部から送られてきた情報資料、第四支部にて我々のエージェントが協力した実験の記録」
薬師寺和光:ドサッ
薬師寺和光:「そして公的機関から寄せられたR案件と思しき事件の通報」
薬師寺和光:ドサァッ!
薬師寺和光:「支部長、裁可を……」
薬師寺和光:申し訳無さそうな顔で頭を下げる。
河合 奏:「……ああ、分かってる」
河合 奏:ようやく少なくなってきた書類の横に新たに出来た山を見て、一つ溜息。
ルイス=クロウ:「申し訳ありません、河合支部長」
河合 奏:ひとまず期限が近いものとR案件であろうものを優先で目を通し捌いているが、さて終わるのはいつになるか。
薬師寺和光:「支部長か副支部長にハンコをいただかねばならぬものが……どうしても多く……!」
薬師寺和光:沈痛な面持ちである。
ルイス=クロウ:「バックアップで大分減らしはしましたが、限界もあるもので」
ルイス=クロウ:その隣。くすんだ金髪を撫でつけた老人、副支部長ルイス=クロウは淡々と事実を告げる
薬師寺和光:(副支部長が居なければ……本当に危なかった……!)
河合 奏:「それも勿論承知してます。ですが」
河合 奏:「流石にこの量を見ると嫌にもなると言いますか」
河合 奏:元々書類仕事は苦手だ。一応最低限はこなしているが。
河合 奏:やらずに済むならそれに越したことは無いと常々思っている。
ルイス=クロウ:「ふふ。私は毎朝眺めているがね」少しだけ意地の悪い言葉が飛ぶ。
薬師寺和光:「本来ならば支部長には前線でお力を奮っていただきたいのですが……」 ツートップを前にしてパリッパリに緊張している。
河合 奏:「……いつもありがとうございます」
薬師寺和光:端末を操作して、残ったタスクを確認する。
河合 奏:「人手も足りてるとは言えんからな。この有様でなければ飛び出しているところだ」
薬師寺和光:「それと、なのですが」
薬師寺和光:言いにくそうに。
河合 奏:先ほど目を通した書類を思い返す。普段であれば前線からは離れている神楽樹の交戦記録。
薬師寺和光:「この忙しい時に、UGN神禍討滅局からの面会の申し出も来ておりまして……」
ルイス=クロウ:「……ほう?」
河合 奏:本来であれば彼女を戦闘に駆り出す訳にもいかないのだが、と。心中で僅かに眉をしかめる。
河合 奏:「神禍討滅局?」
薬師寺和光:「神禍討滅局の権限を考えれば、申し出というよりは実質命令……なのですが、本日中に来るということ以外はまだハッキリとしない状況です」
薬師寺和光:「私も詳しくは知らないのですが強力な対RB部局ということでしたが……」
薬師寺和光:「副支部長、ご存知ですか」
河合 奏:「また随分と一方的な話だが」 先日の査察騒動を思い返して少し苦い顔。
ルイス=クロウ:「先日の査察と重ねて、随分なものがきたものだ」
ルイス=クロウ:「とはいえ、だ。詳しい話は」
ルイス=クロウ:「当人から聞くとしようではないか」
ルイス=クロウ:なぁ、と。独り言のようで。しかし呼びかけるように
近嵐蒙恬:まるで聞きつけたかのように、ドアを無遠慮にあけて支部長室へ入ってくる男
近嵐蒙恬:ガラッ、ガラッ、と。下駄だ。しかも一本足。足の長さと長身が合わさって結構な体躯に見える。
近嵐蒙恬:「や、や。皆様方。御機嫌よう。第六の支部長さんはどちらさんかな?」
近嵐蒙恬:ボサボサの頭とヒゲをかいて
河合 奏:「……私だ。そちらは神禍討滅局の人員か?」
近嵐蒙恬:君たちを値踏みするようにジロジロと見る
近嵐蒙恬:「ああ…どうも、失敬。見た目が変わるという情報を聞きつけてたものでね。」
近嵐蒙恬:「情報が古かったかな?ハハ!上には言っておこう。宜しく…いかにも。俺が神禍討滅局の近嵐」
近嵐蒙恬:「“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬。」
近嵐蒙恬:「早速だが、もうすぐここは戦場になるぜ。」
河合 奏:「……なるほど、一方的な訪問とは思っていたが」
河合 奏:「事態の緊急性故、ということか」
近嵐蒙恬:「そういうこと!ハハ。俺達は大体予兆が出たら派兵されるワケ。現場対応。」
河合 奏:「そうなると、現在この地区を騒がせている飛竜もそれ絡みか」
近嵐蒙恬:「慣れたとこならもう察してるぜ。俺達が誰か来たのなら、もうそれは嵐の一歩手前だ。」
近嵐蒙恬:「飛竜?そうだな。ハハ。初期微動みたいなもんだ。」
近嵐蒙恬:「とはいえ、俺一人で出来るレベルも限界がある。波児みたいなコネクションも無いしな。知恵を貸すから、頼むぜ第六支部」
近嵐蒙恬:「あんたらと俺で、被害を最低限にしねぇとな。」
河合 奏:「了解した。察するに、専門知識が必要な類の相手なんだろう」
河合 奏:「こちらからもよろしく頼む」
近嵐蒙恬:「理解が速い。」両指を指して
近嵐蒙恬:「助かるよ~。権限のある人間は勿体ぶるのが大事って思ってるヤツもいるからねえ。」
河合 奏:「元より短気な性質でな。ましてや」
河合 奏:「人命がかかった事態の中で無駄な時間を使いたくない」
河合 奏:「ついては、早速知恵とやらをご教授願いたいところだが」
近嵐蒙恬:「ハハ。教師には向いてないから、都度聞いてくれ」
近嵐蒙恬:手を開いて
近嵐蒙恬:「俺たちが扱うのは、“神”のレベルに達しているジャーム共だ」
近嵐蒙恬:「神話に出るようなオリジン:レジェンド種のRBがジャームになると、特異な《ワーディング》が展開される。例えると、そうだな………」
巨竜:……Eロイス《神性圏界》発動
GM:……一瞬で空気が塗り替わる
近嵐蒙恬:「……こんな感じ。」
近嵐蒙恬:「来たな、早速」
薬師寺和光:「な、なんだ!?」
薬師寺和光:慌てふためく。
薬師寺和光:「地区内各拠点から報告が届いております! 現在観測される異常な《ワーディング》が地区全体に発生中です!」
近嵐蒙恬:「通常の《ワーディング》とは異なる。超々出力だ。空間を限り、内部にいる人間はオーヴァードですら災害のようにしか感じない事例だってある。」
近嵐蒙恬:「“第六地区に沿うように”ワーディングが展開されている。ここの地区を、地図から消すつもりだぜ、あれは」
近嵐蒙恬:「見てくるか?あんた、足が超速いって聞くぜ」
河合 奏:「この地区を狙い撃ち、という訳か」
ルイス=クロウ:「ふむ」顎に手を当て。一息
近嵐蒙恬:「…だが、特殊なヤツでもない限りあんたですら災害にしか見えないだろう。スーパーセルとかかな、今回の見た目は。」
近嵐蒙恬:「だから、俺がいる。」支部長の机に手を置く
河合 奏:「つまり?」 その瞳を見つめ返す。
近嵐蒙恬:「支部員及び、関係者全員が神格ジャームを知覚出来るよう手を回す。手始めにな。そこでちゃんと信頼してもらおう。」
近嵐蒙恬:異常事態でもなお、薄ら笑いを崩さず目をらんらんと輝かす
近嵐蒙恬:異常が日常…いや、異常に反応することを止めた目
河合 奏:「……なるほど、ならまずは私に頼めるか」
近嵐蒙恬:「まずは2秒で信用してもらう。そこからじゃないと、マジで一瞬で滅びるからな。」
河合 奏:「”神”とやらの顔を拝んでくる」
近嵐蒙恬:「良いね…相手を舐めちゃいない」
近嵐蒙恬:右手が腰から鉄筆を引き抜き、左手が竹の墨壺を取り出す
近嵐蒙恬:「右手を出しな。」
河合 奏:黙って右手を差し出す。
近嵐蒙恬:「ハハ。戦う人間の手だ。」
河合 奏:節々が硬く、皮が厚くなった手。殴ることに慣れた手。
近嵐蒙恬:鉄筆を滑らせ、赤い印をしたためる。サンスクリットで書いているのか、すぐには読めないだろう
近嵐蒙恬:「オーケー。」
近嵐蒙恬:「行ってきな。死なない程度に」
河合 奏:「勿論。まだ死ぬわけにはいかない身だからな」
河合 奏:「後を頼みます」 そうルイスへと言い残し。
ルイス=クロウ:「承った」
河合 奏:支部長室の窓を開けて足をかけ、飛び降りる。
河合 奏:同時に、その身体は光の粒子へと変換され。
河合 奏:ビルの隙間を縫うように駆けていく。
GM:------------------
GM:洋上
GM:---------------
巨竜:竜が、吠える
巨竜:空間を圧す、圧倒的エネルギー密度。
巨竜:およそこの世に、逆らう生物を想起させない畏怖を持つ存在だ。
河合 奏:咆哮による圧を、周囲に満ちるエネルギーを、佇まいによる畏怖を。
河合 奏:一切頓着しないように。ただ真っすぐに駆け抜ける一筋の光。
河合 奏:それはまさしく瞬きの間に竜の懐へと潜り込み、同じく瞬きの間に姿を変える。
河合 奏:駆け抜けた勢いもそのままに竜を殴りつける人影は、随分と小さい。
河合 奏:まだあどけない顔に鋭い眼差しを備え、その体躯に見合わぬ膂力と拳を振るう。
河合 奏:河合奏、そのひとだった。
GM:小気味の良い、けれども強烈な音と閃光が洋上に走る
GM:ミサイルの直撃と大して変わり無いだろう
GM:威力はそれ以上だが
GM:だが、でも
巨竜:首が3度ほど曲がって、それで終わりだ。
巨竜:衝撃に気づくのに3秒。
巨竜:そこから0.5秒もかかれば、君になんらかの致命の攻撃を放つであろうことが0.2秒で想定できる
GM:無論
GM:君の速度の前には悠長にすぎる
河合 奏:「チッ」
河合 奏:残した舌打ちが響くより早く、その身は既に光へ還元されている。
河合 奏:そして気づけば。巨竜より程遠く、だけど目視のできる距離へと離れた後だ。
巨竜:0.2秒
巨竜:太陽が隣に現れる
巨竜:否。竜だ。ブレスだろう。
河合 奏:「……なるほど」
巨竜:平然と、原子のレベルで揺さぶるエネルギーを吐き出してくる。
河合 奏:「一筋縄で行く筈もない、か」
河合 奏:呟いて再び粒子化。自分が当たるのは勿論、この規模のブレスを連発されれば山火事もあり得る。
河合 奏:一度姿を完全に消すしかないと判断し、支部へと撤退する。
GM:----------------
GM:第六支部
GM:----------------
近嵐蒙恬:「やあ、お帰り。」
近嵐蒙恬:勝手に紅茶セットを組んで、茶をしばいている
近嵐蒙恬:勝手にテーブルを使って、和紙に多量の印を書き付けている。どうやら支部員全員に手早く回すためのものらしい
河合 奏:「例の”神”とやらに一撃入れてきた」
近嵐蒙恬:「ハハ!ホントに支部長さん?血気盛んもいいところだね」
近嵐蒙恬:「で?おっちんでたなら幸いだけど。そうもいかないよね。」
河合 奏:「ああ。入れた、と言えるほどダメージが入った様子もなかった」
近嵐蒙恬:「フザケてんだよ、連中は。」
河合 奏:「一人で相手出来るものではないと判断して、こうして帰って来たわけだ」
近嵐蒙恬:「バカにしている。尋常の自然法則を。生物の理を。“神”ってのはどいつも似たりよったりさ。」
近嵐蒙恬:「俺はそういうのを殺すのを仕事にしてきたってわけ。やってこうぜ、『神殺し』。」
近嵐蒙恬:「最悪の禁忌とも言うやつがいるが、何、大したこたない。」
近嵐蒙恬:「一番神を殺してるのが今世界最大の宗教だ。」
河合 奏:「『神殺し』、か」 つい先ほどまで目にしていた巨竜の威容を思い浮かべ。
河合 奏:「何、問題ない」
河合 奏:「相手が神だろうと何だろうと、その程度臆すものか」
河合 奏:「それが日常を脅かすなら。人々を傷つけるものなら」
河合 奏:「なんであろうと殴り倒す」
河合 奏:不敵に笑う。その右腕には、第六を象徴する腕章。
河合 奏『Kill the enemy until die.Enemy will die if you kill』(死ぬまで殺せ、殺せば死ぬ)
近嵐蒙恬:「最高だな。」
近嵐蒙恬:「良いぜ。この支部の総力…いや、この市の総力を使ってでも、あれを滅ぼしてやろうじゃあないか」
近嵐蒙恬:「俺はさ、そういうの…悪いけどさ、ハハ」
近嵐蒙恬:「興奮するんだ」
GM:-------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能です
河合 奏:近嵐に〇信用/呆れで取ります
河合 奏:そういう人っぽいのは分かったけど基本不躾だな

OP5

GM:--------------
GM:合流フェイズ
GM:全員登場!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:35->37)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:33->43)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+9(1d10->9)した
三井只人:三井只人の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:36->40)
GM:--------------
GM:第六支部 会議用広間
GM:------------
GM:神禍討滅局来訪を皮切りに、第六支部は非常に騒々しくなった。
GM:大量のワイバーンが現在街に襲来し、戦闘人員の殆どが出払って対応している。
GM:海に現れたジャームは現在接近するものを迎撃するのみで目立った行動はしていない。 この2点が要約した現在の状況だ。
GM:洲崎アカリの容態は、現在未詳。人間とは違う視覚を手に入れていることのみが判明している。
矢ヶ崎朱華:「……以上が、暫定状況の要約になります。」
矢ヶ崎朱華:“カタラガマ”矢ヶ崎朱華。彼女もワイバーン狩りに適した人材ではあるが、後詰めとして現在は支部で事務作業に当たっている。
神楽 樹:「……ありがとう、朱華」
洲崎アカリ:「……」一通りの検査と治療を受けた後、この場への着席を許された。頭には目元を覆うように包帯が巻かれている。
近嵐蒙恬:「あのクソでかいドラゴン、【神性圏界】を使っている。神格に相当するジャームってことを指してるわけだ。」
影山 夏月:「そのジャーム……ドラゴンが、この異変の原因である……ということですか?」
近嵐蒙恬:「まあそうなる。ハハ。インリークォってのは面白いきものセルだろ?イチから神話を作った、だなんてのは遺産を扱うセルとかの仕事に近い。」
影山 夏月:「ならば、そのドラゴンを打倒すれば……!」
三井只人:「ま、執事センパイも落ち着いて落ち着いて。」
三井只人:「そのためにどうするか、って話でしょう」
影山 夏月:「……分かってる。すまない、三井君」
神楽 樹:「支部長。一度、件のものと相対したとお聞きしました。感覚としてはどうでしょうか」
河合 奏:「……規格外、だな」
河合 奏:「私の一撃が通らなかったのは良い。その程度ならまだよくある話だ」
河合 奏:「条件を整えなければ攻撃が通らない、特殊なレネゲイドでなければダメージを与えられない」
センセイ:「そうだろうそうだろう!何しろ我の元あった肉体だ!」
河合 奏:「そういったジャームも多い。だが、あれは」
河合 奏:「単純に耐久値が馬鹿高い。そういった敵だと見た」
河合 奏:「私一人の手に負えんどころか、普段組ませる人数のチームでも足りんだろうな」
神楽 樹:「…………」顎に手を当てる。一番面倒なタイプだ。
影山 夏月:「人数が……しかし、今のこの状況では……」
洲崎アカリ:「損傷を与える為の条件探し……それ自体はまあ、先例のある話ですが」呟く。
洲崎アカリ:「単純に規格外の生命力か。……まあ、何せ神格だもんな」
三井只人:「つまり、ものすごい打たれ強いってことですねぇ……この頭にして身体あり、というか」
三井只人:「その辺、どうなんだいセンセイ。自分の弱点とか知らないのかい」
センセイ:「うむ。堅きこと……例えられるものがないな。我は我以上に硬いものを知らない故に」
センセイ:「そもそも、我がどう死んだのか…そこの辺り、記憶にないのだ。」
近嵐蒙恬:「ハハ。お手上げ。……なんてのも言ってられない。そのために俺がいる。」
影山 夏月:「突破口があるんですか?」
三井只人:「おっ、専門家のお方。なにか心当たりが?見ての通り、生前の記憶はアテにできそうにないので」
近嵐蒙恬:「神性圏界ってのは、エリアを指定して、その地におわすまつろわぬ存在になる能力と表現出来る」
洲崎アカリ:(神禍討滅局……話にしか聞いたことがなかったけれど)近嵐の方を"見る"。何らかのレネゲイド作用によって発生したらしい視覚は、目元を覆った所で損なわれていない。
影山 夏月:「……」
近嵐蒙恬:「だが、やんごとなき存在ってぇのは、何の後ろ盾も無くなれるわけじゃない。ハハ。祠に社に立て札。」
近嵐蒙恬:「幸いにして、単に死ぬほど丈夫ってタイプなら二正面作戦が通用する。神性を生み出す仕組みを破壊するか、それとも大火力で攻撃するか。」
近嵐蒙恬:椅子にふんぞり返る
近嵐蒙恬:「俺はそのどっちにも対応している。」
影山 夏月:「神性を生み出す仕組み……」
三井只人:「そりゃ頼もしい。」
洲崎アカリ:「あら。じゃあ、あれくらい一人でも始末できる……って事ですか?」冗談めかして
近嵐蒙恬:「ん~…ぶっちゃけ現状無理。」
河合 奏:「だろうな。可能と言われたら私の立つ瀬もなくなるところだ」
近嵐蒙恬:「今回、その“後ろ盾”が面倒なんだよな。インリークォは生物兵器セル。そういう条件を100%複雑怪奇にしてるはず。」
近嵐蒙恬:「防御能力だってバカにならないしな。」
影山 夏月:「では、まず必要なのは……その条件の解明、でしょうか」
近嵐蒙恬:「そう。あいつのプロフィールをお調べすること。幸いにして、元主人サマがいるみたいだからすり合わせはラクそうだね。」
近嵐蒙恬:「そんでもって攻撃そのものも欠かしちゃいけない。倒せなくても、怯みゃあ時間が稼げるし、行けるならそのままブッ殺す」
近嵐蒙恬:「これは“防衛戦”だ。構造的には有利だが、その分手段を絞るのは上策じゃあない。」
洲崎アカリ:「なるほど、ひとまずはその二つがあたし達の仕事と」
近嵐蒙恬:「ハハ。そういうことになる。いいねえ嬢ちゃん。えらいとこの出?」
洲崎アカリ:「ふふ、むず痒いですね。いや全然」首を振る。「学校なんて、潜入任務でしか行った事がない」
センセイ:「何にせよ、途轍もない試練となろう……我が英雄、頼んだぞ」
矢ヶ崎朱華:「……」携帯端末を確認して「支部長。報告です。“ティアティラ”と名乗る対象が支部にオープンで連絡を入れてきました。」
河合 奏:「ティアティラ、と言うと」 報告書を思い出し、神楽へと目線を送る。
洲崎アカリ:「そいつは……」さっきの報告に出た名前だ。へらへらした笑みが消える。
三井只人:「本人……本竜が立ちはだかりながらとてつもない試練って、めっちゃ面倒な師匠キャラっぽいな……」
三井只人:「まっ、死なない様に全力を尽くすよ。僕より偉い人もいっぱい居るしね」
神楽 樹:「はい」支部長へ短く返す。
神楽 樹:「インリークォのエージェントです」
影山 夏月:「この状況で……なんのつもりだ……?」
河合 奏:「言動からして、今回の件に関与してる可能性も高い」 神楽の言葉に頷いた後続けて。
三井只人:「……宣戦布告とか?」
河合 奏:「繋いでくれ。逆探知も頼む」
矢ヶ崎朱華:「分かりました……と言っても、探知そのものは済んでしまっております」
矢ヶ崎朱華:「自分の居場所を、彼女は隠しておりません。あの巨大ジャームの隣から、中継しております。」
GM:部屋が一段階暗くなり、モニターが点灯する
“ティアティラ”:『やあやあ、UGNの皆さん。』
“ティアティラ”:羽ばたきの音が大きく聞こえる。どうやらワイバーンの背に組んだスペースから通信を飛ばしているようだ
影山 夏月:「……」
影山 夏月:拳を固く握りしめる。
“ティアティラ”:『簡潔に行こう。私は“ティアティラ”。武力による交渉をしたいと思って連絡したよ』
河合 奏:「言葉を繕う必要はない。要は脅迫だろう」
“ティアティラ”:『うん。そうだね。』
“ティアティラ”:まあ分かってるよね、といった様子
“ティアティラ”:『別に研究のためのおはなしとかじゃないから、複雑にしたくはないんだよね。だから簡潔にしたいんだ。』
“ティアティラ”:『こっちの要求は…そうだな。神楽樹を無力化して提出してください。それで、今回は下がってあげようかな。』
神楽 樹:「……」片眉がわずかに持ち上がる
影山 夏月:「(……『提出』。この女は)」
“ティアティラ”:『神楽和樹とセットでもいいなあ!そしたら愛玩用ワイバーンをセットであげよう!』
河合 奏:「こちらがそれを飲まなければ?」
“ティアティラ”:『どう?たった一人の犠牲で被害がゼロ!悪くない交渉だろう?どうせ永くない命なんだからさあ……』
洲崎アカリ:「……ふうん」わざとらしく首をかしげて
“ティアティラ”:『飲まなければ………うん?ああ、丁度いいデモが今から見れると思う』
“ティアティラ”:打鍵音が響くと、モニターの画面が切り替わる
三井只人:「…………」モニターを見続ける。
GM:打って変わって、引きでドラゴンごと洋上を移すカメラ。その近くに、今度はまた別の巨大な存在が映っている
“ティアティラ”:『ハハハハ!』
“ティアティラ”:『どうやら君ら以外にも、第六地区に潜伏してる勢力は私のドラゴンが気に入らないみたいでさあ…』
“ティアティラ”:『えーと?他のセル、ギルドのいち勢力、SoGのバカ共、その他大勢……今回はどこ?……“アウズンブラ”セル?最近大N市にやってきたおのぼりさんみたいだね』
GM:竜の隣には……これまた、巨大な牛型の生物が写り込んでいる。海上を歩いて移動出来ることから、巨大さは推して知ることが出来るだろう
GM:牛の背には人工的な居住スペースが存在する。どうやら“アウズンブラ”セルはここを拠点とするFHセルらしい。
“アウズンブラ”セルリーダー:『ふっざけんなよアマがァ!!!わざわざ大N市くんだりまで秘蔵の牛っ子連れてきて……なんだぁそのトカゲはぁ!?俺たちごと焼くつもりか!?』
“ティアティラ”:通信が元に戻る『あ、混線しちゃった?あのチョウシなんだよね』
“ティアティラ”:『ま、見てなよ。……爬虫類の冠(エルペト・ダイアデム)“ゲブラー・ケセド”。デモンストレーションさ』
“ゲブラー・ケセド”:ぎ
“ゲブラー・ケセド”:息を2秒ほど吸い込んで、吐く。太陽を再び生み出す
GM:カメラが白飛びし、音声が途切れる。機材が壊れないようミュートにしたのだろう
GM:……数秒後。画像が戻る。膨大な湯気の中……牛は、まだ存在している
“アウズンブラ”セルリーダー:『…………ブ、ハァ…!!へへへ!!クソバカが!どうせ火でも吐くんだろうと、こいつは耐火性能を死ぬほど上げたんだよ!バーカ!!!』
“ティアティラ”:『ええ……困るなあ……』
GM:炎に耐えた牛は、歩を進める。登場人員のレネゲイドを取り込み、極大化する機能を持つ相互作用型ジャーム。それが“アウズンブラ”
“ティアティラ”:『デモで効かないの見せるのは…駄目でしょ。予告編だぞ!?』
“ティアティラ”:『ハ~ッ!!!!』
“ティアティラ”:『つまんね!!いいよ。30秒編だ』
“ゲブラー・ケセド”:鱗がざわめき、波立つ
“ゲブラー・ケセド”:数秒後、竜はその姿を変える。背に多数の突起を生やし、鳥のような4枚の翼をたくわえた威容に
“ゲブラー・ケセド”:口から迸るは、雷霆。海水に直撃し、爆鳴気に分解され引火・水蒸気爆発
矢ヶ崎朱華:「……海岸は既に避難指示を出しております……」
矢ヶ崎朱華:表情を変えず、されど苦々しい口調で添える
GM:……牛は、海上に浮かぶ巨大な炭クズと化した。
“ティアティラ”:『おまたせ・こうなるよ。』
“ゲブラー・ケセド”:バリバリと、ほぼ炭クズと化した残骸を貪る映像が、残りの時間を埋めた。
“ティアティラ”:『はいっ、じゃー早速聞こう!交渉に乗る、イエスかノーか!一回しか聞かないよ!』
“ティアティラ”:口元で笑いを噛み殺した顔
洲崎アカリ:「……」小さく歯軋りをして。深呼吸ひとつ。
洲崎アカリ:「あの」
洲崎アカリ:「この身体。知らない内に、何かしてくれちゃったみたいですけど」するり、と包帯を解く。
洲崎アカリ:素顔が露になる。目玉はなく、鱗のような皮膚が覗く。
洲崎アカリ:「"あたし"には興味ないんですか?」
影山 夏月:「っ、何を……」
影山 夏月:「何を、言ってるんですか……!」
“ティアティラ”:『ん?……あ~~~』
“ティアティラ”:『あ~~~~~!!!!』激しくうなずく
“ティアティラ”:『いいよ。』
“ティアティラ”:『良かったね!!目が見えるようになって!!!イイコトして私も気分がとってもウキウキ!』
“ティアティラ”:『だから、君は許してあげる。』
影山 夏月:「おまえ」
影山 夏月:「おまえ、いま、なにを言った……!」
洲崎アカリ:「ええと……許す?」
“ティアティラ”:『これで地獄から蜘蛛なり君なりが助けに来てくれるんでしょ?世界は優しいなあ』
洲崎アカリ:("イイコトした"ね……やっぱり、奴らが何かした影響なのか)
“ティアティラ”:『うん?かんたんな話だよ』
“ティアティラ”:『その子の目を見えるようにしたどころじゃない。人間以上の視覚をプレゼントしたよ!なんか副作用ですっごい攻撃が出来るようになったみたいだけどね』
“ティアティラ”:『あんまりやると、侵蝕が爆上がりするからオススメしませ~ん!』
洲崎アカリ:「ふ、ふふ……そりゃ、ご忠告どうも」皮肉めいた笑みを浮かべて。
影山 夏月:「て」
影山 夏月:「て、めえぇぇぇっ……!」
洲崎アカリ:「……今は刺激しないで」影山くんの耳元で
影山 夏月:「……!」
影山 夏月:柄へと伸ばしかけていた手を、止める。
“ティアティラ”:『おやおや……不評のご様子。ヒロインがいびつながらも失ったものを取り戻すのはアツい展開なのになあ』
“ティアティラ”:『ま、いっか。私としてはいい絵が撮れたので大満足!じゃ、支部長に話を戻そっかな』
“ティアティラ”:『イエスかノー!』
河合 奏:「ノーだ」 即答。
神楽 樹:言葉はなく。支部長へ視線を向けて
“ティアティラ”:『ノー?』
矢ヶ崎朱華:支部長の言葉に深くうなずく
“ティアティラ”:『……そう。』
河合 奏:「ああ」 決然とした眼差しで画面の先の彼女を睨みつける。
河合 奏:「脅迫だろうと交渉だろうと」
河合 奏:「お前らの要求をおめおめ飲んだ事実を残すわけには行かん」
河合 奏:「だから、そうだな」
河合 奏:「ご自慢のそいつと、第六(私達)で」
河合 奏:「全面戦争と行こうか」
“ティアティラ”:頬を引きちぎらんばかりに口角を釣り上げて
“ティアティラ”:『バカだね~~!』
“ティアティラ”:『全部潰してあげるよ』一瞬で平易な調子に
センセイ:「我からも言うことがあるぞ、学者よ」
センセイ:「我の体、そう容易く御したと思い込んだ時が運の尽きだと思え。我が英雄は、増長した悪意を決して許さんからな。」
“ティアティラ”:『……誰?ウザ。』
矢ヶ崎朱華:「……通信、切れました。」
近嵐蒙恬:「イカれてるな。」
洲崎アカリ:「……はあ」溜息。包帯を巻き直す。
近嵐蒙恬:紅茶をすする。
神楽 樹:「どちらが?」
近嵐蒙恬:「ノーコメントで。ハハ。」
影山 夏月:「あの女は」
影山 夏月:「イカれてるとか、そんなんじゃない」
影山 夏月:「クソだ」
近嵐蒙恬:「俺は大好きだけどな。あんな調子にのった神気取りをブッ潰せるから」
近嵐蒙恬:「何にせよまともじゃあない。」
洲崎アカリ:「交渉を呑む体で引っ掛ける……みたいなのもあるかと思って大人しくしてたんですけど。我慢し損だったな」
洲崎アカリ:「些か第六(ここ)を見くびってたようだ。申し訳ない」
近嵐蒙恬:「とはいえ、調子に乗って映像を見せてきたお陰で解析がしやすそうだ。軍事は下手くそらしい。」
河合 奏:「引っかけたとして、神楽一人で潜入させるには荷も重いからな」
洲崎アカリ:「随分と自信作みたいでしたねえ……竜の威を借る、とでも言うのかな」
河合 奏:「何より、あの手合いは無限に増長するタイプだろう」
河合 奏:「表面だけでも思惑に乗らない方が良い」
洲崎アカリ:「……違いない」
矢ヶ崎朱華:コメントはしないが、首肯を繰り返す。どうにも感情を隠さないところがある
矢ヶ崎朱華:何しろ身内ばかりなので安心しているのだ
影山 夏月:「河合支部長」
河合 奏:「影山だったな。何か?」
影山 夏月:「改めて、協力させてください。 先程平静を失った身で、不安に思われるかもしれませんが」
影山 夏月:「この戦いだけは、どうしても譲れない。必ずお役に立ってみあせます。 ……お願いします」
河合 奏:「それなら、こちらから頼もうとしていたところだ」
河合 奏:「この状況では何より人手が欲しい。戦える人材なら尚更だ」
河合 奏:「平静を失うのは、それだけのものがかかっているからだろう」
洲崎アカリ:「あたしも、意欲は十分……なんですけども」
影山 夏月:「待ってください。洲崎さん、貴女は今……!」
影山 夏月:先の戦いで見せた力は、確かに強大だった。
影山 夏月:だが、力には代償がつきまとう。 今の状態で、力を振るえば──
洲崎アカリ:「ええ、分かってます」
洲崎アカリ:「今の自分の状態を制御できると……言い切ったらまあ、嘘になる」
洲崎アカリ:「そういう"前科"もありますしね」自分がそもそも視覚を失う原因となった暴走事故のこと。
影山 夏月:「っ……」
洲崎アカリ:「ですが」
洲崎アカリ:「その上で必要を請われれば、ええ。やる覚悟はあります」河合支部長の反応を伺う。
河合 奏:「なら、情報収集についての手伝いを頼む」 語調はやや柔らかく、宥めるものに近い。
洲崎アカリ:「ん、了解しました」頷く。
影山 夏月:「……河合支部長」
影山 夏月:一瞬、恨むような視線を向けて、すぐに頭を振る。
河合 奏:「ああ」 彼へと向き直る。
影山 夏月:「いえ。……ありがとうございます」
河合 奏:「……さっきも言ったが、この戦いは君にとって大事なものがかかってるんだろう」
河合 奏:「人間は、守るものがあるときが一番強い」
河合 奏:「君の助力に感謝し、期待している」
河合 奏:「よろしく頼む」
影山 夏月:「……守る、もの」
影山 夏月:その言葉を、噛みしめるように繰り返して。
影山 夏月:自分にとって、それは。 無辜の誰かではなく。
影山 夏月:「はい。……必ず、護ってみせます」
影山 夏月:自分が守るのは、この人達で……何よりも一人だと。
影山 夏月:強く決意して、言葉を返した。
センセイ:「……た、啖呵を切ってしまった。我が英雄。どうしよう。」
三井只人:「………センセイ。センセイ」クイクイ、とモニタに向かって気炎を吐く影の竜に手招き
三井只人:「あ、やっぱ何も考えてなかった」
センセイ:「我が英雄。この後は頼むぞ。何、戦い方はいつものとおりよ」
三井只人:「はぁー」ため息。
三井只人:「相変わらずメンタルは最強だ。で、いつもどおりね。いつもどおり」
三井只人:「で、センセイから見て、どうよ。あの体」
三井只人:「ぶっちゃけ全盛期とだったら、どっちが強い?」
センセイ:「う、うむ。なんか雷とか吐いてたが……我、雷とか吐けたか?」
センセイ:「何やら、得体のしれない仕込みがある……いや、全盛期の我と比べたらまあまあ程度だ!まあまあ程度……まあ、全力でまあまあだな」
センセイ:「とにかく、よく分からんふうに体をいじくってるなあれは。」
三井只人:「生前のことは知らねぇ………!!」(いや、前に夢を見た気がする。その時にはどうだった?わかんねぇや、知らねぇ。)
三井只人:「で、まぁ。全盛期プラスαか……」
三井只人:先程の火炎と雷を操る竜の姿を思い出し。
三井只人:「なるほどね。そりゃ、なんというか……」
センセイ:「いや待て。我ももしかしたら知らんだけで雷とか全盛期の頃吐いてたかもしれん。そうだ。やろうと思えば火や雷やオレンジジュースのひとつふたつみっつくらい吐けても……」ブツブツ
神楽 樹:「苦労する相棒を持ったようで」
神楽 樹:会話に割り込む氷点下を思わせる声
三井只人:「うおっと」影の竜の口をギュッと絞る。「いや、ははは」
三井只人:「騒がしくてすみません」
センセイ:「むぎゅう」
神楽 樹:「気にしなくてもいい。自由人形(オートマーダー)
神楽 樹:「……ひとつ聞いておきたいことがあって」
三井只人:「はい、何でしょう」
神楽 樹:「アコロン、……いや」
神楽 樹:後ろ。河合支部長と言葉を交わす姿をちらりと見やり
神楽 樹:「あなたは、影山とは親しい?」
三井只人:「そうですね。プライベートでは学校の先輩で、任務としても、何度か。」
三井只人:「……ただまぁ、アレほど感情豊かになってるのはちょっと珍しい……かな?」(任務の間は。)
神楽 樹:「なら。私個人としてのお願いを貴方に」
神楽 樹:「出来る範囲で、彼を見ておいて欲しい」
三井只人:「……影山先輩を?」パチパチ、と瞬き。
神楽 樹:「そう」
神楽 樹:「……支部長が承認をした以上、私は異を唱えるつもりはない」
神楽 樹:「それだけの実力も、気概も。十二分だと考える」
三井只人:「はい」言葉を聞く。
神楽 樹:「だからこそ保険をかける。杞憂で終わればそれでいい。私よりも、親しいだろう貴方であれば効果も出る」
神楽 樹:「誰かの“眼”が向いていると意識させるだけで、思考は変わる」
神楽 樹:「……受けてもらえる?」
三井只人:「……あぁ、だから僕に。」
三井只人:「なるほど、分かりました。」「そういうことなら否やはありません。引き受けますよ」
神楽 樹:「ありがとう」
三井只人:「………………しかし、神楽さんでしたっけ。」
三井只人:「クールに見えて、結構優しい人なんですね。」
神楽 樹:「……」
神楽 樹:「きっと、そう見えるのなら」
神楽 樹:「それは貴方が優しいから」
神楽 樹:表情は変わらない。ただ、先ほどよりも少し。声が柔らかく感じただろうか
三井只人:「はは……それは照れ隠しとして受け取っておきます。褒められて悪い気はしないので。」
三井只人:「僕の……親しくしてる方も似たような人が居るので、ちょっとやる気が出ました」
三井只人:そして樹さんの視線を向けていた先。影山さんと河合支部長の方に歩み寄って。
三井只人:「河合支部長。自由人形(オートマーダー)、三井只人です。僕からも。」
三井只人:「今回の件、情報提供はもちろんですが。戦闘要員としての協力も希望します」
河合 奏:「ああ、先も言った通り人手は多くて困ることは無い」
河合 奏:「こちらこそ、よろしく頼む」
三井只人:「はい、全力を尽くします。宜しくおねがいします。」ペコリ、と頭を下げて。
三井只人:思い出したかのように、影の竜の口を離す。
三井只人:「…………どうやら、今回は。『身内』の不始末のようですし」
三井只人:厚みの無い影絵の竜、そして先程モニターの中で暴威を奮った、強大なドラゴンの姿を思い出す。
三井只人:神話(レジェンド)に語られる偉容。ブレスを操り空を飛ぶ、全盛期にして生前の力に匹敵する、悪の竜。
三井只人:「新人(ルーキー)としては、御老体(ロートル)にはとっとと引導を渡すのが、役目みたいですから」
GM:-------------------
GM:シーンカット
GM:ロイスのみ可能です
影山 夏月:ロイス 河合 奏 ○P:信頼 N:劣等感
神楽 樹:三井君にロイス。 「〇信頼/憐憫」
影山 夏月:以上で!
神楽 樹:こちら以上
河合 奏:神楽さんに〇信頼/心配で取得、以上!
洲崎アカリ:河合支部長にロイス。〇尽力/隔意 で!
洲崎アカリ:以上です。
三井只人:「先達 “ゲブラー・ケセド” P対抗心/○Nやれやれ」、神楽さんに「○P親近感/N心配」で!
三井只人:以上です。
GM:----------------

ミドル1

GM:ミドルフェイズ
GM:それでは、今回のセッション用にミドルフェイズの説明を致します
影山 夏月:よろしくお願いします!
GM:ミドルフェイズでは、巨竜の進行に対抗するべく4つの行動が出来ます。PCは1シーンにつき1つの行動を選択・実行できます。

①情報収集
 主に巨竜に関する情報を収集出来る。直接巨竜に影響を及ぼすものではないが、重要なデータが得られたりする。

②住民避難誘導
 第六地区の住民を安全地帯に避難させる。巨竜側の行動によるマイナス修正を無くし、万全の状態で戦闘を進めることが出来る。
 (避難が済んでない状態で巨竜が街に到着した場合シナリオ点が0になります)

③戦力交渉
 地区外の大N市UGN戦力からUGNの管理する対巨大存在用兵器、ストレンジャーズ等の渉外戦力まで、交渉をすることによって戦力に加わってもらう。
戦力に加わった
 非常に大きいダメージを算出可能。主に巨竜の体力を削る手段になると想定される。

④迎撃指揮
 UGN戦闘員を直接出撃させ、巨竜を出来る限り消耗させ、あるいは地区への攻撃を反らしてもらう。
 巨竜へのダメージの他、地区への接近速度を低下させる効果もあり、防衛には非常に重要なコマンド。
 ※必要時に選択肢として出現します。
巨竜“ゲブラー・ケセド”は第六地区に対して6マス単位離れており、自分のフェイズが来ると1マスずつ接近してきます。特定の距離まで接近した際にはイベントが発生し、巨竜やその周囲が
様々な行動を起こし、次のPCフェイズの行動に影響を及ぼしてきます。
十分な消耗をさせずに第六地区に“ゲブラー・ケセド”が到着した場合、拠点たる第六支部はおろか地区そのものが悉皆滅亡。ゲームオーバーとなります。

影山 夏月:地区ごと吹っ飛ぶ
河合 奏:おっかねえ……
三井只人:やばいのだ
神楽 樹:やーねぇ
GM:基本的にどの選択肢も最終的に巨竜に対する妨害に繋がります。また、迎撃指揮は可能なタイミングでのみ出現します。
GM:ちなみに
GM:河合支部長は支部長であります。権限によりイリーガルや支部員よりもスムーズにことを進める手練手管を所持した立場であります。
GM:よって、行動権を+1します。2回行動してくださいね
河合 奏:やったー!
三井只人:支部長すごーい!
GM:また、④迎撃指揮を河合支部長が行った場合、エンブレム効果を使用することも可能です。
影山 夏月:支部長権限!
GM:また、洲崎さんも参加可能ですが
影山 夏月:が……?
GM:②住民避難誘導への参加は、ワイバーンとの戦闘が避けられないため侵蝕を考慮し、シナリオ1回のみです。
洲崎アカリ:あ、1回はやっていいんだ
三井只人:ミドル戦闘だ
影山 夏月:言うと思った!
河合 奏:まあ基本避けてもらう形にしましょう
洲崎アカリ:他は制限ない感じかな 了解です
GM:④迎撃指揮も同様の理由により、参加不能です。
河合 奏:情報収集しててくれ
影山 夏月:避けてもらいます
洲崎アカリ:あ、OKです
影山 夏月:お願いします……
洲崎アカリ:うっす……
洲崎アカリ:まあ今なら事務仕事でもお役に立てますからね へへへ……
GM:というわけで、
GM:---------------------
GM:フェイズ1
GM:“ゲブラー・ケセド”現在エリア1
GM:特に判定に影響無し。
GM:シーンプレイヤー 影山夏月 ほか自由です
影山 夏月:あっとすいません!シーンイン!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:37->47)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+7(1d10->7)した
三井只人:三井只人の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:40->45)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:43->51)
GM:グヘヘ
GM:ではリストを提示します

①情報収集
・“ゲブラー・ケセド”について1 情報:UGN FH 8
・洲崎アカリの状態について1 知識:レネゲイド 情報:UGN 9
・“ティアティラ”について 情報:裏社会 情報:UGN 7
・戦力交渉に応じてくれそうな勢力について 任意の情報 6

②住民避難誘導
知覚 及び白兵で判定。難易度9。プライズ方式で、ポイントは現在4。最大達成値10。イージーも応相談。

③戦力交渉
現在はこちらが応じてくれます。
・第四支部兵器開発・運用課 交渉7 交渉して1ターン後から使用可能。収蔵している兵器を使用します。
・“ブラックドワーフ” 自動成功 即時使用可能。NPCカードになります。 また、“ブラックドワーフ”は行動権利を消費しません

④迎撃指揮
 現在は不可能。現地の第三勢力と混戦になった場合の被害がひどくなる可能性大

GM:では一人ずつ行動を示して、それの処理を行ってから次を行う形にしようと思います
GM:誰から行くかな
河合 奏:では私から
GM:河合支部長、1回目!
影山 夏月:お願いします!
河合 奏:まずは知覚で避難誘導!軽功の補正こみ!
河合 奏:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[1,2,6,6,9,10,10]+4[2,4]+3 → 17

GM:大成功!
GM:プライズ2/4
GM:地区に群がるワイバーンをあらかた片付け、まだ残っていた住民を殆ど避難区域まで誘導できました
GM:次のフェイズの④迎撃指揮で、参加メンバーに対する不利修正が消えます
GM:ではネクスト!
河合 奏:じゃあ次は”ゲブラー・ケセド”について情報収集
河合 奏:コネ:UGN幹部使用
河合 奏:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 7[1,3,7]+1 → 8 → 成功

河合 奏:おし、足りた
GM:OK
GM:情報は逐次開示します
河合 奏:あ、あとブラックドワーフも使用したいです
GM:OK!

“ブラックドワーフ”矢ヶ崎藍華のNPCカード
“ブラックドワーフ”:ミドルフェイズ中1回のみ。“ゲブラー・ケセド”に対してフルコンボを行使する。使用することで大ダメージを算出し、近嵐蒙恬の刻印が行使出来るようにする。

河合 奏:ひゅー
河合 奏:流石藍華ちゃんだ
影山 夏月:頼りにさせてもらいます……
GM:矢ヶ崎姉に「連絡よろしくね」と言っておいたことになりました。好きなフェイズで起動可能です。
河合 奏:助かる
GM:では“ゲブラー・ケセド”の情報開示

■“ゲブラー・ケセド”について1
爬虫類の冠(エルペト・ダイアデム)“ゲブラー・ケセド”
神代に存在したとされる“竜”を使った個体。大量のワイバーンに竜の因子を注入して交配を繰り返させ、遺伝子を濃縮することで完成された肉体。
その肉体から旧来の臓器を組み換え、体内に12の“虚数竜炉”を搭載している。
この心臓は生体“エンプティハート”の機能があり、大量のオーヴァードを濃縮したペーストをそれぞれ投入することで竜の肉体に本物の心臓を超える膨大なエネルギーを供給している。
まさしく竜の心臓部である。
現在のゲブラー・ケセドのHP……12万
・・・近嵐蒙恬のNPCカードが使用可能になりました。
効果:戦力交渉でダメージを与えたフェイズに使用可能。“ゲブラー・ケセド”の“虚数竜炉”数個に対して呪術刻印を行使。レイド戦闘におけるPCのダメージを100倍にし、“虚数竜炉”の破壊を可能にする。

影山 夏月:ひゃく
GM:このダメージは、算出された最終ダメージが100倍になります
河合 奏:えっげつな
三井只人:百倍。
影山 夏月:えっと、使用回数は!
GM:フェイズ1回につき1度です。その際呪術刻印出来る数は1度に2個です
影山 夏月:成程
GM:この効果は暫定であり、今後条件が変われば効果が変化する可能性があります
GM:では、次の人!
影山 夏月:洲崎さんの状態について判定します。情報:UGN、コネ:UGN幹部使用
影山 夏月:あ、すいません!
影山 夏月:今のタイミングで皆に水晶の剣使っても良いですか?
GM:フェイズ終わりに全部やってもらっていいですよ
GM:侵蝕を載せたいのかな
影山 夏月:あ、そっちですね
GM:じゃあ今やんなさい
影山 夏月:ありがとうございます!
影山 夏月:<水晶の剣>を使用します。 コンボ:真如の月
影山 夏月:対象は私の聖剣の王者、河合支部長の素手、三井君の決闘者の剣。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+12した(侵蝕:47->59)
影山 夏月:さらに自分の判定前に砂の加護
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:59->62)
影山 夏月:改めて判定!
影山 夏月:8DX+0+0@10>=9 情報
DoubleCross : (8R10+0+0[10]>=9) → 10[1,2,3,5,7,9,10,10]+6[3,6] → 16 → 成功

影山 夏月:成功!
GM:お見事
GM:では情報開示です

■洲崎アカリの状態について1
ウロボロスシンドロームの出力が異常に上昇しており、ワイバーンの群れ規模なら労せず、オーヴァードとしても相当強大な規模に達している。体内の心臓付近にある不明器官が原因と思われる。
また、余剰出力がどういうことか感覚器を模倣しているようであり、洲崎アカリの失われた視覚を限定的ながら再現している。
色覚の面はまだ殆どサポートはされておらずモノクロの世界に見えるがだんだんと色彩も再現されつつある。
視覚を失った原因であるシンドロームが、本人の意識なく出力の増大でこのような発展をする事例は無いわけではないが、状況が状況のため、さらなる検査が必要。

GM:以上
洲崎アカリ:じゃあ次は自分が
GM:あ、ちょいとお待ち
洲崎アカリ:あ、はい
GM:ゲブラー・ケセドについて2 情報:UGN 知識:レネゲイド 11 が追加されました。こちらには追加情報項目がついております。
洲崎アカリ:おやおや……
GM:次回シーンから調査可能
洲崎アカリ:なるほどね。では今はこのままティアティラの調査を
洲崎アカリ:技能は情報:UGN、コネ使用で3dx+1
洲崎アカリ:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 10[3,3,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:OK、成功

■“ティアティラ”について
インリークォの“根”の研究者。“ゲブラー・ケセド”の開発者であり、その体内には賢者の石が融合している。
セルリーダーである“マスターアダム”の手によって入れ込まれたものらしい。その影響で本人は短命だが、強力な力を手に入れたことで喜んでいるようだ。
映画撮影が趣味で常に8ミリフィルムのカメラを持ち歩いている。

洲崎アカリ:はえ~本人も強力なオーヴァードなのねえ
GM:特に追加効果は暫定では発生しません
GM:いや、あったな…忘れがちだ
GM:ティアティラについて2 情報:UGN 10 が追加されました。次回シーンから調査可能
GM:今度こそ以上!ではネクストターンです
洲崎アカリ:三井くん動いた?
影山 夏月:三井君と樹さんがまだですね
洲崎アカリ:あ、ターンね すいません間違えた
神楽 樹:残った勢力探しを当たります
神楽 樹:任意なのでコネ:UGN幹部含めてUGNで判定。OKでしょうか
神楽 樹:4dx+2>=6
DoubleCross : (4R10+2[10]>=6) → 6[3,3,5,6]+2 → 8 → 成功

神楽 樹:怪しい数字出すなぁ
GM:では交渉可能戦力を発見しました!

・防衛隊戦力 ストレンジャーズ オーヴァード軍隊が絨毯爆撃を実行します。避難誘導が完了していない場合使用不可能。
 交渉 知識:レネゲイド 感覚 11 全部に財産点使用可能

三井只人:では次、手番いただきます。
GM:どうぞ!
三井只人:戦力交渉。ターンが必要な第4支部に対して交渉!
三井只人:《紡ぎの魔眼》判定ダイス+3個
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:45->46)
三井只人:5dx>=7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 9[4,6,6,6,9] → 9 → 成功

三井只人:ヨシ!
河合 奏:ナイス!
影山 夏月:助かる……
GM:流石ね
GM:ではホットラインにより、第四支部の兵器開発・運用課に連絡完了

SoGから接収したソドムICBMを使用可能になりました。

影山 夏月:ヤバイもん持ってますね!?
河合 奏:何それこわい
三井只人:すごいの来た
GM:フェイズ2から使用可能になります
GM:全員行動終了ですね!
GM:---------------------
GM:第六支部 会議用広間
GM:---------------------
GM:ドラゴン迎撃に向け、第六支部は現在フル回転である
GM:ドラゴンの様子は支部の一部のモニターで常に観察出来るようになっている。君たちのいる広間でも様子が見れるだろう
神楽 樹:一時席を外していた神楽が、端末をしまい込み。会議室へ戻ってくる
神楽 樹:「報告します。現時点、各組織へ後方部隊が文を投げ込んだ結果。ひとつ返答がありました」
神楽 樹:「ストレンジャーズより、場を設けると。あちらも遅れてはいますが、十二分の速度かと」
神楽 樹:コートを手頃な椅子の背に投げ込み。自らも腰を下ろす
影山 夏月:「ストレンジャーズが……有り難い。 彼らなら数も統率も申し分ないでしょう」
河合 奏:「ああ、火力で言えばトップクラスだからな」
河合 奏:「周囲に被害が出ない範囲を計算する必要はあるが……避難も進めてはある。タイミングはあるだろう」
河合 奏:そう話す彼女自身、実際に街を駆けまわり避難指示を手伝ってきた直後だ。
影山 夏月:「河合支部長。周囲の避難の状況はどうです?」
河合 奏:「ワイバーンの掃討は概ね済んだ。後は残党狩りだな」
影山 夏月:「ありがとうございます。あれだけ巨大な相手との戦いだ、どうあがいても周辺への被害は避けられない」
河合 奏:「住民もほとんどは避難区域へ移動した。誘導漏れの確認は要るだろうが」
影山 夏月:「まずは一般人の避難をすすめて、戦える状況を整えなければ……」
河合 奏:「あとは奴の動きに合わせて、と言ったところだ」
神楽 樹:「行程としては五割を完了。支部長の通り、イレギュラーを除けば順調です」
洲崎アカリ:「流石、手際が良いや」素直に感心した様子で。
三井只人:「ほんと、流石皆さん。プロって感じ」
三井只人:「んじゃ、僕からも。第4支部の方からの連絡です。兵器開発の方で。」
三井只人:「ちょいと時間は掛かりますが、役に立ちそうなものを送ってくれるみたいです。ミサイルですかね?」
影山 夏月:「第4支部から……兵器、ですか?」
三井只人:「詳しくは資料参考、とのことで」資料を配りつつ。
影山 夏月:「み、ミサイル……!? ありがとうございます、ええと」
影山 夏月:「第4支部から、内容は──」
影山 夏月:1つ1つ、読み上げようとして。
影山 夏月:──口を閉じる。
洲崎アカリ:「……ははあ」同じく、資料に目を落として。
洲崎アカリ:「まあ、今度の相手にやりすぎはない……って判断なんでしょうね」
河合 奏:「……まあ、あいつが許可を出したということはそうなんだろうな」
河合 奏:軽く溜息をついて。
三井只人:「……あぁ、よかった。これ、当然受け入れられたらどうしようかと。」
神楽 樹:「これで止まる相手なら。苦労はしないのですが」ぱらり。文字列へ目を落とす。大陸間弾道ミサイル
三井只人:「うん、そういう反応になりますよね」
影山 夏月:「流石にこの状況ですからね。使えるものは使わなければ」
神楽 樹:「心中、お察しします」支部長へ
三井只人:「というわけで、僕からは以上です。」
河合 奏:「精々使い時を誤らないよう配慮しよう」
三井只人:「今のところ、これでドラゴン対策はひとまずとして……別の所の話もですよね?」
河合 奏:「ああ。例の神について多少の調べがついた」
河合 奏:「あれは通常のワイバーンに竜の因子を注入し、交配によって濃縮した肉体に」
河合 奏:「“虚数竜炉”という動力源を12搭載することであの火力を実現した代物らしい」
洲崎アカリ:「動力源……人工の心臓みたいなものと考えればいいのかな」
影山 夏月:「品種改良、のようなものですか。しかし、“虚数竜炉”……?」
三井只人:「それがエンジンってわけですか。……どういう代物なんです?」
河合 奏:「性能としては”エンプティ・ハート”と同等のものだ」
河合 奏:「大量のオーヴァードのレネゲイドを束ね、一つのエネルギーとして供給する」
影山 夏月:「エンプティ・ハート……!? それは、確か」
洲崎アカリ:「あ……じゃあ、十二個って」
神楽 樹:「…………」
河合 奏:「ああ。攻撃が炎から雷へ切り替わったのもそういう絡繰りだろう」
洲崎アカリ:エンプティ・ハート。同系統のオーヴァードの能力を吸い集め、増幅させる。前第三支部長が引退する切欠となった事件で目にしたもの。
洲崎アカリ:「もしかして、ほぼ全てのシンドローム分類を……?」
影山 夏月:「同じシンドロームのレネゲイドを束ねて、強化するアーティファクト……」
影山 夏月:「12個。 炎がサラマンダー、雷がブラックドッグ……だとすれば」
影山 夏月:「あの竜は、12のシンドロームの力を扱える……それも、とんでもない出力で。そういう、ことでしょうか」
河合 奏:「その可能性が高い」
三井只人:「……っはー、センセイの生前の能力ってわけじゃなかったんだ」
三井只人:「デタラメなことしてきますね、奴さん」
洲崎アカリ:「はあ……よくもまあ、そんなものを」呆れと感心が混ざったような。
近嵐蒙恬:「……その資料、これ?」紙を支部長に向けて掲げる
河合 奏:「ああ、体内のどこにあるかはまだ解析の途中だが」
洲崎アカリ:「何か分かったんですか?専門家さん」
近嵐蒙恬:「何、心臓ってのが良い……俺のやり口と相性がいいんだ。」ぺらぺらと読み進める
近嵐蒙恬:「さっきも神格の根拠になる何かがあるって話はしたんだが、こいつの体の構成で一番比重がかかっているのがこの“虚数竜炉”っていうオモチャなんだろ」
影山 夏月:「仰っていましたね。神性を生み出す仕組みを破壊する……」
近嵐蒙恬:「俺の思惑通りならば。仮に、一撃で殺せなくともヤツに大きいダメージを与えてスキが作れれば、そのスキを大きく出来る」
近嵐蒙恬:「さっき言った爆撃なんか、上等だな。ダメージで傷を負わせてくれれば、俺の介入が効く。上手く行けば人間単位での白兵戦でこの炉を潰せる。」
三井只人:「10を100に出来るタイプってわけですか。」
近嵐蒙恬:「ハハ!いいぞ、良いぞ!興奮してきた。」
近嵐蒙恬:「ああ、そうだ。神がふんぞり返る椅子の脚にノコギリを入れられるのが、俺だ。」
影山 夏月:「ありがとうございます。……攻略の手順は、見えてきましたね」
近嵐蒙恬:「今後とも、そういうスゲー兵器があればバンバンやつにかましてくれ。俺が仕掛けやすくなるからな。」
近嵐蒙恬:「で?その…ストレンジャーズの爆撃ってのはすぐ出来る?なんなら今からでも俺は出るぜ」
河合 奏:「爆撃は後になるだろうが、その前に出番がある」
河合 奏:「うちの秘蔵戦力に一撃暴れてもらう予定だ」
洲崎アカリ:「第六の秘蔵……?そりゃまた、凄そうな」
近嵐蒙恬:「へえ。」
三井只人:「おぉー。秘密兵器だ」
影山 夏月:「秘蔵戦力……? 第6支部にも高火力のオーヴァード部隊が?」
神楽 樹:「いる。部隊ではないけれど」
河合 奏:端末を取り出すと同時、部屋に備えられたモニターに”ゲブラー・ケセド”が映る。
影山 夏月:「部隊ではない……では、第4保有のミサイルのような……?」
神楽 樹:「見ていれば、わかる」
河合 奏:「まあ、百聞は一見に如かずだ。近嵐、君の能力に必要な条件はあるか?」
近嵐蒙恬:「んにゃ。」席を立つ
近嵐蒙恬:「用意は全部俺自身でしてある。そもそもが単独での討滅をこなせる人員でなけりゃあ“エトランゼ”じゃあない」
近嵐蒙恬:「準備が出来たら、端末に入れろ。コトが済んだらまた戻ってくる。また出やすい場所で待機しておくからここにゃ戻らんがな」
近嵐蒙恬:簡易の袈裟を羽織って荷物を背負い、会議室から出ていった。
矢ヶ崎朱華:「では、支部長。」
矢ヶ崎朱華:「藍華ちゃんを送ってきますね」《旅する魔獣》
河合 奏:「ああ、頼んだ」
矢ヶ崎朱華:羽根を生やし、会議室の窓から羽ばたく。
神楽 樹:「気をつけて」
河合 奏:「では、準備が整うまで情報整理の続きと行こうか」
洲崎アカリ:「ああ……そうだ。その、虚数竜炉なんてものを12個も作った」
洲崎アカリ:「インリークォの研究者の事を調べてました。……つまりまあ、あの"ティアティラ"なんですけど」
洲崎アカリ:「彼女、賢者の石の適合者でもあるようです」
影山 夏月:「……! それは」
洲崎アカリ:「何でも、セルリーダーである"マスターアダム"から分け与えられたって話で」
洲崎アカリ:「ですから、単独でも戦力としてそれなりに強力と考えた方が良いかと」
神楽 樹:「……出所が不明だったけれど。セルリーダー、であれば納得は行く」
三井只人:「戦える研究者、ですか。」
洲崎アカリ:「その影響で短命ですが、本人は全く気にしていない様子。刹那主義者というか、後をあまり考えないというか」
洲崎アカリ:「まあ、迷惑な人種……なんて、それは今更言うまでもない話か」
影山 夏月:「流石にあのドラゴンと比較すれば、まだ与し易い相手だと思いたいですが……」
河合 奏:「確か、神楽と交戦した際にはワイバーンに力を分け与えるような素振りをしていたんだったな?」
三井只人:「……なんとまぁ。太く短く、やりたいことだけ。って言うと素敵な人生ですが。」
影山 夏月:「研究者というなら、単純な戦闘屋以上に手筋が広い。 警戒は、必要でしょうね」
神楽 樹:「私のように、直接的な火力へ変換するタイプではありませんでした」
河合 奏:「そうなるとますます厄介だな。例の神を強化でもされたら手が付けられん」
河合 奏:「影山の言うとおり、こちらも十分に警戒して当たるぞ」
三井只人:「了解です。何してくるかわかんない、ってのが一番怖いですしね。」
影山 夏月:資料にもう一度目を通す。12個の“虚数竜炉”……エンプティハート。シンドローム。
影山 夏月:「……河合支部長。竜の持つ、エンプティハートのことですが」
影山 夏月:「12個、なんですよね」
河合 奏:「ああ」
影山 夏月:「12個のエンプティハートがそれぞれ、心臓のような役目を果たしている」
影山 夏月:エンプティ・ハートは、同一シンドロームのオーヴァードの力を結合し、束ねる。
影山 夏月:「もしも」
影山 夏月:「12の虚数竜炉がそれぞれ、別のシンドロームの力を有しているとしたら……」
影山 夏月:「1つ、足りない」
洲崎アカリ:「……足せない、のかもしれませんね」
三井只人:「足せない?」
洲崎アカリ:「ウロボロスの性質は、他のシンドロームの吸収ですから」
洲崎アカリ:「あの場に13個目として収める事が、不可能だったのかも」
河合 奏:「他のシンドロームと不具合を起こしかねないということか」
神楽 樹:「食い合わせが悪いと」
三井只人:「あぁ……バカでかいウロボロスの力が、折角作った他の12個を食べちゃったら台無しですもんね」
洲崎アカリ:「ただの空想ですけどね。あたしは研究者じゃありませんし」
影山 夏月:「洲崎さん」
三井只人:「そうでなくとも、12個ぜんぶ使えるなら、13個めを作るコストは無駄かも……ですしね」
影山 夏月:「貴女の検査結果について、私も聞きました」
洲崎アカリ:「何にしても、要調査って事で……うん?」
洲崎アカリ:「ああ、そうだ。後で聞きに行こうと思っていたんだった」緊張もなく笑って。「どうでした?」
影山 夏月:「ウロボロスシンドロームの出力の異常な増大……それに」
影山 夏月:「心臓付近に存在する、不明器官が原因だ、と」
洲崎アカリ:「……へえ」
影山 夏月:「……私の考えすぎなら、それで良い。けど」
影山 夏月:「この状況での、異常な出力の増大。それに飛竜は、明らかに貴女を狙っていた」
洲崎アカリ:「……」しばし、考え込むように腕をついて。
影山 夏月:「正確な検査結果は出ていませんが……無関係とは、思えない」
洲崎アカリ:「……まあ、不安じゃないって言ったら嘘になりますが」
影山 夏月:「これは河合支部長にもお願いすることになりますが……前線での行動は、避けてほしい」
洲崎アカリ:「いまいち説明が通らないな。なんで敵側であるあたしの身体を使うのか、とか」
河合 奏:「そうだな。元より、こちらは洲崎嬢を前線での戦力として使うつもりはない」
河合 奏:「状態が不透明すぎる。出来る限り侵蝕を上げないよう、後方での支援に努めてもらう予定だ」
影山 夏月:「ありがとうございます」
洲崎アカリ:「ええ。それが賢明だと思います」
洲崎アカリ:「……それと、もし可能なら」
洲崎アカリ:「監視役を付けてほしいです」
影山 夏月:「……監視役?」
洲崎アカリ:「やあ、その。リスクを踏まえて……と言いますか」
三井只人:「ナースコール……的な感じですか?」
洲崎アカリ:「……少し前の話なんですがね」
洲崎アカリ:「インリークォの連中に、肉体を弄られた同僚がいました」
洲崎アカリ:「一見して異変はなく、正常な会話も可能な状態だったんですが」
影山 夏月:「……!」
影山 夏月:思い出す。かつて技を教わった師の姿を。
影山 夏月:彼女がその後、どうなったのか。
洲崎アカリ:「しかし一瞬の内に、制御不能なジャーム兵器へ変質したと」
三井只人:「ご自分も同じく、その追加臓器なりが悪さしないとも限らないから、と。」「そういう監視ですか」
洲崎アカリ:「……まあ、そういう事ですね」
河合 奏:「……懸念に関しては了解した。こちらから人員を手配しておこう」
洲崎アカリ:「どうも、ありがとうございます」落ち着いた様子で、そう述べて
影山 夏月:「……私が」
影山 夏月:「監視が必要なら、私がやります」
三井只人:「影山先輩。」
三井只人:「ホントに出来ます?『監視』」
影山 夏月:「……」
影山 夏月:1つ、息をついて。呼吸を整える
影山 夏月:「ありがとう、三井君」
洲崎アカリ:「……」黙って彼の言葉を聞いている。
影山 夏月:「でも、私が言い出した懸念だ。……それに」
影山 夏月:「もしもその時、その場に居なかったら、一生後悔しますから」
影山 夏月:「お願いします、河合支部長。洲崎さん」
影山 夏月:深く、頭を下げる。
三井只人:「………そですか。」
三井只人:「ま、人事に口を挟むのは僕の役目でもないですしね」
河合 奏:「……分かった。ただし」
洲崎アカリ:「あたしは……」何か諌めるような言葉を吐きかけて、言葉を切って。また少し迷って。
河合 奏:「戦場に出る際には洲崎嬢を同行させるわけには行かない。片時も離れない、というわけにはいかないのは了承してくれ」
影山 夏月:「承知しています。 ……ありがとうございます」
河合 奏:影山へ頷いたのち、一瞬だけ神楽へと視線を送る。
神楽 樹:──スーツのポケット内で通話状態になっていた端末を切る
神楽 樹:特に具体的な言葉を出されたわけではないが──副支部長であれば、意図には気付いてもらえるだろう
洲崎アカリ:(……もしも、最悪の結果になった時。あたしじゃなくなったあたしを)
洲崎アカリ:「……信じてますからね」終わらせてくれるってこと。
洲崎アカリ:少しだけ震えた声で、それだけ言って
洲崎アカリ:またいつものような笑みを作る。
影山 夏月:震えた声を聞いて、答えは返さない。
GM:やがて、竜の映るモニターがにわかに騒がしくなる
GM:----------------------
矢ヶ崎朱華:「というわけで」
矢ヶ崎朱華:「一発宜しくおねがいしますね、藍華ちゃん」
GM:海上を羽ばたく竜の、更に上
矢ヶ崎朱華:孔雀の羽根を生やした“カタラガマ”矢ヶ崎朱華が、竜の頭上に一人を落とす
矢ヶ崎藍華:「ひゃっほ~~~!!!……いや、ひゃっほーじゃないよね。普通紐なしバンジーって死ぬやつじゃん……」
矢ヶ崎藍華:「……死ぬわけにはいかない、けどね!!旦那様悲しんじゃうし!!!」
矢ヶ崎藍華:「そんじゃ一丁、かましてやりましょうか!!!」
矢ヶ崎藍華:“ブラックドワーフ”矢ヶ崎藍華。
矢ヶ崎藍華:市井のイリーガルにして、本部エージェントを吹き飛ばした実績を持つ単独のオーヴァード
矢ヶ崎藍華:頭上の灯火を飲み込み、その全身から爆発的に影が噴出!
“ゲブラー・ケセド”:頭上の陰りに気づく。息を吸い込んで迎撃体制!
矢ヶ崎藍華:最終コンボ【ネガ・ノヴァ・ネメシス】
矢ヶ崎藍華:《コンセ:ウロ》+《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《原初の赤:紅蓮の衣》+《原初の黒:プラズマカノン》+《原初の白:マシラのごとく》+《オーバードーズ》
矢ヶ崎藍華:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,7,10]+10[2,5,8,8]+10[8,9]+4[1,4]+2 → 36

“ゲブラー・ケセド”:ガード
矢ヶ崎藍華:ダメージ!
矢ヶ崎藍華:4d10+153
DoubleCross : (4D10+153) → 20[2,1,8,9]+153 → 173

矢ヶ崎藍華:目の前の巨竜の影を肉体に写し、全身が漆黒の竜頭を象る
矢ヶ崎藍華:大空に浮くあぎとが開き、天から怒涛のごとく降り注ぐ真っ黒い火焔が“ゲブラー・ケセド”に殺到!!
“ゲブラー・ケセド”:負けじと、口腔から災害級の火焔を吐き返す!衝突!
GM:白と黒の焔がぶつかりあい、世界の終焉のような光景が第六地区の海岸を彩る。
矢ヶ崎藍華:そして“ブラックドワーフ”は撃ち負けない。能力の本質は、爆縮。相手の能力を模倣し、その上で圧潰する性質を付与することでぶつかり合いに一方的に勝つ
矢ヶ崎藍華:「はァッッ!!!」
矢ヶ崎藍華:そして
GM:巨竜の頭部が、黒焔に飲まれる
GM:メキメキと、巨竜の鱗や肉体が圧潰する音が響く。これでもこの巨竜の体力と比べれば微々たるものになってしまう……が。
矢ヶ崎藍華:「ま……マジか……こんなに消耗しない敵、初めてだよ……」
矢ヶ崎朱華:「いえ。藍ちゃんは充分やってくれました。これ以上は侵蝕が持ちませんからね……帰って休憩をしましょう」
矢ヶ崎朱華:落下する妹を回収し、支部へと戻る。そう、充分だ。何故ならば
近嵐蒙恬:「ハハ!!メチャクチャだな、あの嬢ちゃん!」
“ゲブラー・ケセド”:黒焔が這い回り、肉体の全てを包まんとするが…膨大なレネゲイド出力が焼いた端から再生をしていく。途方も無い生命力
近嵐蒙恬:海上を、朱色の巨大な梵字が滑る。
近嵐蒙恬:その上に乗るは、法衣に身を包んだ髭面の男。
近嵐蒙恬:「お陰で……隙だらけだぜェ、神様よぉ!!!」
近嵐蒙恬:海から梵字が跳ね上がり、男は巨竜の背に取り付く
近嵐蒙恬:コードネーム“メラナイズ・スミス(黒炭鍛冶)
近嵐蒙恬:神格を、保管しておいた忌まわしきジャームの血で染め、堕落させる。
近嵐蒙恬:描くはただの筆ではない。ジャームの血を密教護摩の火によって三日三晩浄化し作った鉄。それを鉄筆にしたもの。
近嵐蒙恬:「不生不滅!不垢不浄!不増不減!」
GM:かつて日本に伝来した密教より組み立てられし、密教鍛冶の秘伝。七扇に使えし分家・近嵐の家が秘匿し、現代まで残した技術
GM:蒙恬は、その末裔である。
近嵐蒙恬:「お前らの本質は、無だ。無が何我が者顔でのさばってやがる。」
近嵐蒙恬:「ガキの頭ん中で粋がるのが仕事だろうが。トカゲ。サッサと、堕ちろ!!」
近嵐蒙恬:黒焔が竜の動きを止める、ギリギリまで粘り…体内の深奥にある“虚数竜炉”2つに刻印を刻みつけた
近嵐蒙恬:「……っと、これが限界かよ!ハハ!じゃあな!」
“ゲブラー・ケセド”:身を激しく揺すり、己の体にすがりつく蚤を落とそうとするが…既に、影も形もない。逃げられた
近嵐蒙恬:「……ハハ。さすがにデケぇ。……もうちょい行きてえな」海に落下して離脱した。海水に濡れた髪をかきあげる
近嵐蒙恬:「ま、爆撃なんかもあるだろうし、いけるだろ……ハハ。じっくりいこうじゃねえの…」
GM:---------------------
GM:ミドルフェイズ1 終了!
GM:全員ロイスと購入!洲崎さんも買っていいよ
神楽 樹:ロイス保留
洲崎アカリ:あっそうとは
洲崎アカリ:ロイスは保留で
GM:良い忘れてたけど、洲崎さんは侵食率補正を受けられません。NPCだからね
影山 夏月:はーい!
影山 夏月:ロイス 三井只人 ○P:信頼 N:不安
影山 夏月:購入はアームドスーツ
洲崎アカリ:あっ確認してはなかったけどここまでの判定もそれでやっていました 了解です
影山 夏月:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2R10+3+0[10]>=15) → 9[6,9]+3 → 12 → 失敗

河合 奏:ロイスは保留、購入はボデマチャレンジ!
影山 夏月:流石に足りない、以上
三井只人:ロイス保留、アームドスーツ。判定前に紡ぎの魔眼。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:46->47)
三井只人:5dx+4>=15
DoubleCross : (5R10+4[10]>=15) → 9[2,6,7,7,9]+4 → 13 → 失敗

河合 奏:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 6[6]+2 → 8 → 失敗

河合 奏:失敗!以上!
三井只人:2点入れて購入。
神楽 樹:ボディーアーマー調達
神楽 樹:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[2,6] → 6 → 失敗

洲崎アカリ:じゃあ私もボデマいっとこうかな
三井只人:三井只人の財産を-2した(財産:10->8)
神楽 樹:失敗、以上
洲崎アカリ:1dx+4>=12
DoubleCross : (1R10+4[10]>=12) → 7[7]+4 → 11 → 失敗

洲崎アカリ:あかんわ 以上です
三井只人:自分で装備して以上!
影山 夏月:あ、すいません忘れてた!
影山 夏月:バディムーブ!
三井只人:洲崎さんの方が成功かな。財産ないし。
神楽 樹:そういえば余ってたか
影山 夏月:私も12なので貰えれば成功になるかな
影山 夏月:ボデマかアームドスーツか
洲崎アカリ:アームドスーツの方が欲しくない?私はボディマしたから
影山 夏月:じゃあよければいただけるでしょうか
三井只人:高いしね。影山くんかな。
洲崎アカリ:影山くんの成功がよさそう
神楽 樹:間に合えば影山さんの調達にバディムーブ。+3で
影山 夏月:ありがとうございます!
影山 夏月:ではウェポンケースに入れておきます、以上!
影山 夏月:改めて全員以上かな
GM:OK!
GM:----------------

ミドル2

GM:ではミドルフェイズ2になります
GM:【イベント発生】
GM:--------------
GM:第六地区 海岸
“ゲブラー・ケセド”:山に比肩する巨体が、海を渡りきり
“ゲブラー・ケセド”:海岸へと着地。その四肢を本土へと置く
“ゲブラー・ケセド”:そして
“ゲブラー・ケセド”:その首を天頂へ向け、深く息を吸い始めた
GM:竜のモニターを続けている調査班は記録に変化が出たことに気づくだろう。竜内部に膨大なエネルギー反応が発生し、際限なく膨らみ続けている
GM:直感的に誰もが想像するだろう。竜の息(ブレス)が放たれる前兆。
“ティアティラ”:「やっぱりさあ!!モンスター映画は怪獣のブレスが華だよねえ~!」
“ティアティラ”:「さあ、溜めて溜めて!第六地区をバースデーケーキの灯みたいに吹き消しちゃうんだ!」
GM:--------------
GM:巨竜“ゲブラー・ケセド”ブレス準備開始
GM:このフェイズで巨竜の行動を妨害できない限り、フェイズ終了時に“ゲブラー・ケセド”はエリア6(第六地区中心地)へ到達したものとして扱います。
GM:即ち、第六地区の滅亡です。
GM:これに際し、④迎撃指揮が開放されました。
GM:--------------
影山 夏月:止めなきゃ……
河合 奏:ではまた私からいいですか

①情報収集
ゲブラー・ケセドについて2 情報:UGN 知識:レネゲイド 11(追加項目あり)

・ティアティラについて2 情報:UGN 10
・戦力交渉に応じてくれそうな勢力について2 任意の情報 7

②住民避難誘導
知覚 及び白兵で判定。難易度9。プライズ方式で、ポイントは4。最大達成値10。イージーも可能。
達成した場合、特定のフェイズで不利な補正がつかなくなる。

③戦力交渉
現在はこちらが応じてくれます。
・防衛隊戦力 ストレンジャーズ オーヴァード軍隊が絨毯爆撃を実行します。避難誘導が完了していない場合使用不可能。
 交渉 知識:レネゲイド 感覚 11 全部に財産点使用可能
④迎撃指揮
 [可能]

GM:シーンプレイヤー 三井君 他自由
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:62->65)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:51->52)
三井只人:三井只人の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:47->51)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+10(1d10->10)した
河合 奏:ではまず私の手番から

現在交渉済み未使用戦力
・第四支部兵器開発・運用課
・SoG接収 ソドムICBM

影山 夏月:お願いします!
河合 奏:まずは③戦力交渉で、ストレンジャーズに交渉!技能は感覚!
河合 奏:8dx=>11
DoubleCross : (8R10[10]>=11) → 8[1,2,2,3,4,5,6,8] → 8 → 失敗

河合 奏:ちょっと腐ったけど財産点で足りるな
河合 奏:もしくは誰かバデム投げて貰えます?
影山 夏月:どうしましょう
三井只人:こっちは同じく難易度11でも財産とか有るしここで切っても良さそう。
神楽 樹:三井君が安定なので切ってもいいかと
影山 夏月:じゃあお願いします!
神楽 樹:バディムーブ。+3で11の成功
河合 奏:ありがたく!ではこれで成功!
河合 奏:そしてもう一回の手番は迎撃指揮!
GM:OK!
影山 夏月:迎撃指揮は宣言だけで良い感じでしょうか
GM:奏支部長の用意してあるエンブレム効果がセットアップに発動します
影山 夏月:それなら樹さんかな?
GM:そうですね。迎撃指揮は宣言のみ!自動成功です。
GM:また、指示した人は初撃をフリーで決められる権利があります
GM:あってもなくてもOK!侵蝕を節約するならしないのも充分に選択肢に入ります。
河合 奏:よし、入れる気で居よう
影山 夏月:お願いします!
神楽 樹:こちら行動宣言
神楽 樹:白兵で住民避難
影山 夏月:お願いします!
神楽 樹:6dx+4>=9
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 10[2,3,4,6,9,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

影山 夏月:強い!
三井只人:さすが!
神楽 樹:支部長がやってくれたお陰で楽が出来ました。10叩いて達成
河合 奏:しっかり足りた!
影山 夏月:これでプライズは足りたかな?
三井只人:そのよう。

メイントピック PP 2/4→4/4

GM:プライズ満了!4/4
GM:君たちが探せる限界まで住民は避難完了しました。
影山 夏月:よし、これで
洲崎アカリ:あとは情報わね
GM:街を占拠していたワイバーンも殲滅。これで決戦まで邪魔は入りません。少なくとも今のままならば
影山 夏月:ストレンジャーズの使用条件も満たしたかな!
河合 奏:満たせましたね
影山 夏月:情報、ゲブラーについては三井君にお願いしますか
河合 奏:これで次回までは一回ずつ入れ続けられますね
三井只人:ですね。
三井只人:手番貰って宜しければゲブラー2やっていきましょう
影山 夏月:私は大丈夫、お願いします
三井只人:《C<ノイマン>》《生き字引》情報UGNを意志で判定。《紡ぎの魔眼》判定ダイス+3個
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:51->52)
三井只人:8dx7>=11
DoubleCross : (8R10[7]>=11) → 10[3,4,4,5,7,7,8,8]+10[5,6,10,10]+3[2,3] → 23 → 成功

三井只人:三井只人の侵蝕を+3した(侵蝕:52->55)
三井只人:凄くわかった
影山 夏月:バッチリ!
GM:とってもわかったわね
GM:では情報開示

■“ゲブラー・ケセド”について2
 体内に存在する“虚数竜炉”の数は現在12個。本来は13個のはずだが、1つ外されているらしい。
それぞれのシンドロームに対応した能力を使うために肉体を変化させる。現在近嵐が呪術刻印出来るのは、1度に2個。都合6回行えば全部刻印出来るが、竜がその前に力尽きる可能性も高い

GM:追加情報
GM:洲崎アカリと“ゲブラー・ケセド”について 情報:UGN 9 が開放されました
GM:今からでも判定できます
三井只人:おぉ。
影山 夏月:はい
影山 夏月:えー、では
影山 夏月:洲崎アカリと“ゲブラー・ケセド”について判定します
GM:どうぞ!
影山 夏月:コネ:UGN幹部使用、砂の加護
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:65->68)
影山 夏月:8DX+0+0@10>=9 情報(UGN)
DoubleCross : (8R10+0+0[10]>=9) → 10[2,3,4,6,8,9,10,10]+8[7,8] → 18 → 成功

影山 夏月:成功しました
三井只人:やる気がすごい
河合 奏:流石に気合入ってる
GM:すごいわね
GM:じゃあ情報開示

■洲崎アカリの肉体について2
 体内を更に精査したところ、“ゲブラー・ケセド”と同じ“虚数竜炉”が埋め込まれている事がわかった。
これにより濃縮されたウロボロスの力を受け継いでいるようだ。しかしこれには肉体を補う機能そのものは見当たっておらず、何故視覚を補っているのか不明。

GM:以上です
GM:ネクストターン!
影山 夏月:はい……
洲崎アカリ:では勢力の調査いきます。情報はUGN。コネ使用で判定
洲崎アカリ:3dx+1>=6
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 5[1,1,5]+1 → 6 → 成功

GM:あ、ごめんなさい。情報に抜けがあった
洲崎アカリ:こっちにしといてよかったわね
影山 夏月:あ、はい

完全に体内組織と混合癒着しており、摘出はほぼ不可能。“マスターアダム”の能力によるものと思われる。

GM:以上
河合 奏:最悪の追加情報
影山 夏月:以上?
影山 夏月:以上なんですか?
GM:以上ですね
影山 夏月:情報項目の追加とか
洲崎アカリ:そっか~
GM:はて…?
三井只人:わぁ。
影山 夏月:はい
影山 夏月:えっと、洲崎さんもう判定はしましたか
影山 夏月:財産入れてもらったほうが良いかな
洲崎アカリ:しましたわよ
洲崎アカリ:あ、6じゃないじゃん!
三井只人:7ですね
洲崎アカリ:見間違えてた 1足りないわね
洲崎アカリ:財産は丁度1あるから……
洲崎アカリ:これを入れます
影山 夏月:ありがとうございます!
洲崎アカリ:無一文の女になった
神楽 樹:養ってもらいなさい
GM:OK!では追加情報
三井只人:働いてますからね。
GM:こちらの勢力とコネクションを撮れました

・ゼノス “プランナー”の狡猾なプランの下、RB戦力が竜を消耗させます。交渉したPCは侵食率が+2上昇。
 RC 交渉 7

影山 夏月:パーフェクトなプラン!
影山 夏月:ひとまず今回の行動はこれで全部でしょうか
GM:全員できたかな~
影山 夏月:オッケーです
洲崎アカリ:ですです
三井只人:です
河合 奏:です!
神楽 樹:終了
GM:-----------------
GM:第六地区 海岸
GM:----------------
“ゲブラー・ケセド”:天頂を向き、空気を吸い込み続けている。竜息に向いた複数の炉に向けて吸気し、全力の吐息を準備し続けている
GM:完全に吸気しきって放てば、第六地区はおろか大N市を横断しうる程の竜息が、充填されている。
GM:最早、この地区の運命は風前の灯火と思われた、刹那
河合 奏:竜が見据える第六地区。その彼方から。
河合 奏:光が降ってくる。
GM:エンジェルハィロウ 最も純粋な破壊に適したシンドローム
河合 奏:白く瞬く燐光。その輝きが一直線に竜の鼻先へと届いて。
河合 奏:「……悪いが」
河合 奏:燐光を纏ったままの拳が。速度を存分に乗せた質量が。河合奏が。
河合 奏:その口を無理やり閉じさせるように、鼻先を上から殴りつける。
河合 奏:「そいつは撃たせない」
河合 奏:エンブレム:ユニークコード!シーン中任意PCのメジャーダイス+2!
河合 奏:救援組のダイスを+2します
河合 奏:マイナーで骨の剣Lv4+死招きの爪Lv3、素手を支援込みで攻撃力30、命中-1に
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+7した
河合 奏:そしてメジャーで光の舞踏Lv1+コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv3
河合 奏:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[1,1,2,3,6,9,9,10]+10[6,6,10]+3[3]+2 → 25

“ゲブラー・ケセド”:チャージ中により無防備!
“ゲブラー・ケセド”:よって自動命中します。ダメージどうぞ
河合 奏:ダメージは
河合 奏:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 20[9,9,2]+30 → 50

GM:ではそれが100倍になり
GM:50000ダメージとなります
GM:5000ダメージだった
河合 奏:刹那、彼女は海岸の奥に立っている。
河合 奏:殴打の衝撃が表れるのはその後だ。白い燐光が盛大に舞って。
河合 奏:竜の鼻先を、その体勢を。明らかに崩すほどの威力が爆ぜる!
“ゲブラー・ケセド”:奔る閃光。強制的にあぎとが閉じられ、中途半端に吸気された体内の律動が…暴発する
GM:…その日、神性圏界をはみ出た陽光は、後に消されるものとして人工衛星に撮影された。
GM:日中であるにも関わらず、地上の星の如く光が見えたという
“ゲブラー・ケセド”:……蓄積していたエネルギーが破裂した。中途半端であるが故にリチャージを行えはするが、竜炉に傷が入っている……幾度も攻撃を受ければ、ただでは済まない
河合 奏:「……さて」
河合 奏:「ここから先は、君たちの番だ」
河合 奏:自身の後ろに並ぶ”彼ら”へ振り返り、笑いかける。
河合 奏:「遠慮も躊躇も出来るような相手じゃない。だから」
河合 奏:「暴れられるだけ暴れていけ」
GM:-------------------
GM:レイド開幕
GM:全員登場
”教授”:85+1D10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+6[6] → 91

阿笠勇希:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+6[6] → 91

蘇我 文彦:蘇我 文彦の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:85->95)
蔵馬屋敏樹:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+9[9] → 94

GM:----------------

レイド1


PC:“悪路王(キング・オブ・モンスター)蔵馬屋 敏樹(くらまや としき)(キャラシート)PL:海野しぃる
PC:“ファフニール”阿笠 勇希(あがさ ゆうき)(キャラシート)PL:メガ大仏
PC:“ブーキィ”蘇我 文彦(そが ふみひこ)(キャラシート)PL:ハーゴンニンジャ
PC:“Dr.DR”“教授”(キャラシート)PL:北白河

GM:海岸に並ぶ4人の人影
GM:小山の如き巨竜の威容を前にして微塵も臆さぬ兵ども
GM:彼らこそが、対巨竜迎撃班として緊急編成されたチームである。
蔵馬屋敏樹:「俺ァ馬鹿だからよくわかんねえけどよ~」
蔵馬屋敏樹:「こいつを……ぶっ潰せば良いんすよねぇ~?」
蔵馬屋敏樹:拳をゴキリと鳴らした。
蘇我 文彦:「いや…これ? 正気か? 今からこれとやり合うのか?」
”教授”:「うむ、正しい。」にこやかな笑み。
蘇我 文彦:「帰っちゃ駄目か!?」明らかに臆している。
蔵馬屋敏樹:「やったぜ! 博士が言うんなら正しいってこったな!」
阿笠勇希:「それは良い。シンプルで結構だ」
”教授”:「竜種共通の弱点は強い暴力じゃ」「ゆえに、正しい」
蔵馬屋敏樹:「大丈夫だよ蘇我ァ! 博士はドラゴンの事何でも知ってるからな~!」 馴れ馴れしくバシバシと肩を叩く。
蘇我 文彦:「この博士、SNSのbot垢みたいなこと言いだしてんだけど!?」
”教授”:「しかも、今回は殺すところまでやらなくてもいいときている」「あくまで、全力をもって止めるまで」
蘇我 文彦:「痛ッ…痛い! 逃げないから叩くな蔵馬屋!!」
”教授”:「肉体の破損を克服できる、我々向きの楽な仕事じゃ。」
阿笠勇希:「妙なギミックも無し。真っ向からの暴力でねじ伏せれば良いと来る」
阿笠勇希:「ああ、楽な仕事だ」
蔵馬屋敏樹:「へっへっへ。今の俺なら……一人くらいは守れますからね。みんなしんどかったらバンバン言ってください」
蘇我 文彦:「しくじったら、うまく命が助かっても借家と家財が消し炭になるんだもんなぁ…」
”教授”:「頼りにしておるよ、諸君」「単騎で殺るのはさすがに今の年では厳しいからな」
阿笠勇希:「引退後に龍殺しとは因果なものだが」
阿笠勇希:「やってやろうじゃないか、バルムング」
"ゲブラー・ケセド":河合奏の打撃により、己がブレスの反動を受けた巨竜。だが空前絶後の生命力は、自滅をそうそう招くわけもない
"ゲブラー・ケセド":やがて身を起こし、甚大なる敵意を放つ君等四者を認め
"ゲブラー・ケセド":吠える。それだけで常人はおろか、軍隊だろうと吹き飛ばしうる圧の咆哮
GM:猛烈なるレネゲイド圧!衝動判定!
GM:難易度、10!
蘇我 文彦:6dx+2>=10
DoubleCross : (6R10+2[10]>=10) → 8[2,2,4,4,6,8]+2 → 10 → 成功

”教授”:6D10+1>=10
DoubleCross : (6D10+1>=10) → 25[3,4,1,2,7,8]+1 → 26 → 成功

阿笠勇希:4dx+3>=10
DoubleCross : (4R10+3[10]>=10) → 9[1,4,4,9]+3 → 12 → 成功

”教授”:あっ
蘇我 文彦:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+6[2,4] → 101

”教授”:6DX+1>=10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 10[1,2,7,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

阿笠勇希:91+2d10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+9[6,3] → 100

蔵馬屋敏樹:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,6,9]+1 → 10

”教授”:91+2D10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+8[5,3] → 99

蔵馬屋敏樹:成功!
蔵馬屋敏樹:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+6[2,4] → 100

GM:では、セットアップに入る前に
GM:巨竜“ゲブラー・ケセド”の状態を説明します。
GM:“ゲブラー・ケセド”はEロイス【究極存在】を所持しております。こちらによって通常ではまともなダメージを入れられず、たとえ入れられても回復してしまうのですが
GM:現在神禍討滅局の“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬により心臓部の“虚数竜炉”12個のうち4つに呪術刻印がなされており、皆さんのダメージは(皆さん由来のものであれば)最終的に100倍になって算出されます。
GM:同時に、“ゲブラー・ケセド”は【究極存在】のもう一つの効果により、様々な影響から逸脱しております。
GM:所有シンドローム数制限、所有シンドローム数によるエフェクト取得制限、レベル制限、衝動由来のEロイス取得制限が該当します
GM:現在の“ゲブラー・ケセド”は、これにより4つのシンドロームをクロスブリード程度の制限で所持しており、ものによってはレベル上限の制限まで無視しております。気をつけられて下さい。

▼エンゲージ
(“ゲブラー・ケセド”[10])
   10m
(蔵馬屋[3]、阿笠[7]、蘇我[11]、”教授”[8])
[]内は行動値

GM:では
GM:セットアップ!河合奏の使用したエンブレムにより、PC一行はシーン中判定ダイス+2個!
蘇我 文彦:行動値11。
蘇我 文彦:《原初の黄:狂騒の旋律》蘇我 文彦の侵蝕を+5した(侵蝕:95->100)
"ゲブラー・ケセド":なし。君たちを睥睨しております
”教授”:なし!
阿笠勇希:活性の霧+タブレット+多重生成
蘇我 文彦:侵蝕106。対象は自身、阿笠勇希、蔵馬屋敏樹の3人
蔵馬屋敏樹:フルパワーアタック! 侵食104!

▼エンゲージ
(“ゲブラー・ケセド”[10])
   10m
(蔵馬屋[0]、阿笠[7]、蘇我[11]、”教授”[8])
[]内は行動値

阿笠勇希:PC全員とゲブラー・ケセドを対象。攻撃力+24。ドッジダイス-2個。拒否可能
蘇我 文彦:暴走、ラウンド中攻撃力+18。拒否可能。わたしは狂騒も霧も拒否しない!
"ゲブラー・ケセド":いただいちゃうわね
"ゲブラー・ケセド":ズズーッ、ズルズルーッ
蔵馬屋敏樹:バフはどちらもいただきます!
”教授”:活性の霧だけいただき!
阿笠勇希:おあがりよ!
蘇我 文彦:ウオオオオ暴走! ラウンド中攻撃力+42、ドッジダイス-2!
阿笠勇希:旋律は受けます
GM:では
GM:イニシアチブ
蘇我 文彦:行動予告。「自身の手番の直後に蔵馬屋敏樹に触媒を試用」
"ゲブラー・ケセド":《ブリッツクリーク》
蘇我 文彦:イニシアチブ行動があるのはPCでは私だけのはず
GM:では行動値優先により
GM:蘇我君の触媒が通ります
蘇我 文彦:あっ
蘇我 文彦:自身の手番の直後なのでゲブラーくんお先にどうぞ!
蘇我 文彦:イニシアチブのたびに触媒を使うかどうか確認しなくていいように宣言しただけなので
GM:では使用は控えるということですね?
GM:OKです
蘇我 文彦:まだ使いません。
"ゲブラー・ケセド":ではマイターン
"ゲブラー・ケセド":マイナーなし、メジャーで《破壊神顕現》を使用。この戦闘終了までに一時的撃破されない限り、第六地区が消滅します
"ゲブラー・ケセド":空間が震え、少しずつ体内の“虚数竜炉”が臨界へ近づきつつある。戦闘態勢であるとともに、この地区を吹き飛ばすための準備でもある
"ゲブラー・ケセド":どのようなオーヴァードからでも感じたことのない、巨大な圧を感じることだろう
GM:ではイニシアチブ
GM:蘇我君のターン!
蘇我 文彦:マイナーで戦闘移動。クソデカドラゴンにエンゲージ。メジャーでRC攻撃

▼エンゲージ
(“ゲブラー・ケセド”[10]、蘇我[11])
   10m
(蔵馬屋[0]、阿笠[7]、”教授”[8])
[]内は行動値

蘇我 文彦:《飢えし影》《コンセ:ウロボロス》蘇我 文彦の侵蝕を+3した(侵蝕:106->109)
蘇我 文彦:10dx7+7 対象はゲブラー・ケセド。
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,9,9,9,10]+10[2,3,6,9]+5[5]+7 → 32

"ゲブラー・ケセド":ガード。《氷盾》、《スタンシールド》!
蘇我 文彦:"ゲブラー・ケセド"にSロイスを取得、即BL効果で昇華。装甲ガード軽減値無視。
蘇我 文彦:感情は いい手柄/〇不倶戴天
GM:何ィ!?
蘇我 文彦:4d10+49
DoubleCross : (4D10+49) → 25[8,6,4,7]+49 → 74

GM:じゃあこのガード値は通用しない!
"ゲブラー・ケセド":それはそれとしてスタンシールドは受けてもらいます
蘇我 文彦:2dx7 ユニークコード!
DoubleCross : (2R10[7]) → 10[3,10]+10[8]+10[10]+10[10]+1[1] → 41

GM:ダメージに+1d10しなされ
蘇我 文彦:増えやがった。ダメージロールを1d追加
蘇我 文彦:74+1d10
DoubleCross : (74+1D10) → 74+8[8] → 82

"ゲブラー・ケセド":では8200点喰らう!
蘇我 文彦:ダメージと放心を受けます。
蘇我 文彦:《巨人の影》蘇我 文彦の侵蝕を+3した(侵蝕:109->112)
"ゲブラー・ケセド":スタンシールドはレベル上限が無視されているため数字が大きくなっております
"ゲブラー・ケセド":20点ダメージ+放心
蘇我 文彦:原初の黄:狂騒の旋律を指定。 レベルが9に。攻撃力バフが27に上昇
蘇我 文彦:残りHP8。演出行きます。
GM:どうぞ!
蘇我 文彦:「ああ畜生、ここ1年いろいろ働いて、ちょっとは文明的な暮らしもできるようになったってのに…」ふらふらとした足取りで前方に飛び出す。
蘇我 文彦:「町ごと吹き飛ばすとかどういう神経してんだ! あの牛だとか他のセルの迷惑も考えろよ!」足元、ブレスの射角の僅か外。爪を伸ばせば準備姿勢を崩し、尾撃は届かない位置。
蘇我 文彦:「ふざけた規模のものをおもちゃにするとどうなるか教えてやる…!」河合支部長の負わせた刀傷の周辺の、レネゲイドの境界をにじませる。
"ゲブラー・ケセド":鱗が波打ち、肉体が変性する。電撃の形態
蘇我 文彦:「外」と「内」の圧の差を押し留めにくくしただけだ。しかしそれは、気球に空いた穴の繕い跡に穴を空けるに等しい!
"ゲブラー・ケセド":凶悪なレネゲイド圧に瑕疵を貼り付けられては、竜炉も持たない。出血のようにドス黒いレネゲイドが、空間に吹き出される
"ゲブラー・ケセド":だが、近寄ってきた君もタダでは済まない。吹き出したレネゲイドが雷撃に転じ、近寄る生命を焼き焦がす!
蘇我 文彦:「…!!」迸り来る弧電に全身を焼かれる!
蘇我 文彦:「…大丈夫だ、効いてる。 もうこれで、動くたびに空気が抜けてくようなもんだ」呟く声色は静かだ。
GM:では、イニシアチブ
蘇我 文彦:触媒を使用。
蘇我 文彦:蔵馬屋敏樹を指定。 弧電に偽装され、還元したレネゲイドエネルギーが蔵馬屋敏樹との間に道を作る!
GM:では蔵馬屋君のターン!
蔵馬屋敏樹:うす!
蔵馬屋敏樹:マイナー! スーパーランナー!
蔵馬屋敏樹:接敵します

▼エンゲージ
(“ゲブラー・ケセド”[10]、蘇我[11]、蔵馬屋[0])
   10m
(阿笠[7]、”教授”[8])
[]内は行動値

蔵馬屋敏樹:メジャー!
蔵馬屋敏樹獣王無尽(キングオブモンスター):コンセ+獣の力+獣王の力+パワースイング
蔵馬屋敏樹:対象はゲブラー・ケセド
蔵馬屋敏樹:判定いきます
蔵馬屋敏樹:13dx7+4 白兵
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,4,4,5,6,7,8,8,9,10]+10[3,4,6,7,8]+10[1,8]+6[6]+4 → 40

蔵馬屋敏樹:いい数字だ
"ゲブラー・ケセド":ガード!《氷盾》
蔵馬屋敏樹:ダメージ行きます
GM:どうぞ
蔵馬屋敏樹:143+5d10 ガード装甲有効
DoubleCross : (143+5D10) → 143+27[4,2,2,9,10] → 170

"ゲブラー・ケセド":ゲ!?
蔵馬屋敏樹:処理オッケーになったら演出行くぜ!
"ゲブラー・ケセド":ええと、《氷盾》で20削って、《電磁反応装甲》5回で合計120点防御!
蔵馬屋敏樹:ッシャア!
"ゲブラー・ケセド":まだ《電磁反応装甲》は残ってます
"ゲブラー・ケセド":残った50点が5000点になる!グワーッ
蔵馬屋敏樹:演出行きます!
蔵馬屋敏樹:「今回の相手はドラゴンだけどよぉ~」
GM:ゴー!
蔵馬屋敏樹:ジュラシックレコードには46億年の間に育まれた生物の記憶が宿る。
蔵馬屋敏樹:「ドラゴンに勝てる生き物ってなんなんだろうなあ~」
蔵馬屋敏樹:滅びた生き物、勝利した生き物、保有者当人の意思とは無関係に46億年の記憶は彼にこの極限状況で生存する為の生物種の因子を与えていた。
蔵馬屋敏樹:敏樹は人類の特権たる二本の足で大地を捉えて跳んだ。目指す先は蘇我文彦の形成した“道”。
蔵馬屋敏樹:「俺ァ馬鹿だから分かんねえしよぉ~! 事前に教えてもらったんだぜぇ~!」
蔵馬屋敏樹:腰から上の上半身の撥条で手近に転がっていた石を亜音速で“投擲”した。それから弧電に偽装され、還元したレネゲイドエネルギーの道を走り出した。
蔵馬屋敏樹:投石は相手の意識を逸らす為の囮。
蔵馬屋敏樹:本命は──
蔵馬屋敏樹:龍の頭部へと飛びかかり、握りしめ、頭を振り下ろす。
それはキュマイラとしての身体能力の全てを込めた“ただの頭突き”だ。

"ゲブラー・ケセド":巨躯が再び波打ち、今度は極低温の壁によって身を守る
"ゲブラー・ケセド":サラマンダーの二面性により、1つの竜炉が2つの形態を収めているのだ
"ゲブラー・ケセド":生半可に触れれば、低温によって触れたものが彫像になりかねない!
蔵馬屋敏樹:構わずに叩き込み、再生力任せですぐに態勢を立て直す。
蔵馬屋敏樹:(通った。殺せる)
蔵馬屋敏樹:「ハハッ、頭使った甲斐があったみてえだなあ!」
蔵馬屋敏樹:「俺ァ馬鹿だから詳しいことは分からねえけど、人間は化物(《ドラゴン》)特効(《つ》)えー……らしいぜ!」
蔵馬屋敏樹:ゲプラ—・ケセド→強敵/獲物◯
蘇我 文彦:「寒っ…いやホント寒ッ…!」冷気に凍える!
蘇我 文彦:「あれで凍り付かないってどういう体してるんだ…!?」
蘇我 文彦:蔵馬屋敏樹 〇信頼/脅威
"ゲブラー・ケセド":張り付いた空気が割れ飛び散る!
"ゲブラー・ケセド":堅牢極まりない龍鱗の奥、刻印をされた竜炉が悲鳴を上げる…!熾烈なる打撃!
GM:では、イニシアチブ
GM:ゲブラーのターン
"ゲブラー・ケセド":マイナーなし、メジャーで
"ゲブラー・ケセド":《コンセ:エンハイ》+《光の手》+《氷の塔》+《増加の触媒》+《雷の槍》
"ゲブラー・ケセド":+《雷の剣》!至近エンゲージに攻撃!
蘇我 文彦:《原初の紫:孤独の魔眼》蘇我 文彦の侵蝕を+5した(侵蝕:113->118)
蘇我 文彦:対象は蘇我文彦になります。
"ゲブラー・ケセド":ヌウウでは君だ
"ゲブラー・ケセド":10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[3,3,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[5,7,7,8]+6[4,5,6]+10 → 36

蘇我 文彦:暴走リア不です!
"ゲブラー・ケセド":ではダメージ!
"ゲブラー・ケセド":4d10+47
DoubleCross : (4D10+47) → 22[3,7,9,3]+47 → 69

蘇我 文彦:なすすべもなく死! 房前のロイスを昇華して復活!
"ゲブラー・ケセド": 
"ゲブラー・ケセド":体勢を切り替え、接近してくるアリ2体に対して裂光を吐き出す!
"ゲブラー・ケセド":先進光と呼ばれる光だ。未来の時間軸から伸びる光線は、浴びたもののエネルギーを急速に奪い凍りつかせる!
蘇我 文彦:「…来たな!」予備動作を見るや、レネゲイドを引き寄せる黒い重力圏を展開。逃げるどころか寧ろ前方に体格からは想像もつかない速度で突進!
蔵馬屋敏樹:「蘇我ッ!?」
蔵馬屋敏樹:蘇我 文彦 信頼◯/心配 で取得
蘇我 文彦:狙いはブレスによる自傷! ブレスの射角調整のために踏ん張られた前肢の間を隙なくかいくぐるが…
"ゲブラー・ケセド":分厚い龍鱗は温度の上下に極めて強い。自傷ダメージはほぼ微細なものとしてとどまるだろう
蘇我 文彦:「…ウソだろ!?」こちらはブレスを回避したにもかかわらず、竜の体からの放射冷却だけで顔や髪が汗で凍り付いている。 全身に深刻な凍傷。
”教授”:「よい発想じゃ。ただし、多くの龍は自らのブレスに対して耐性のある鱗を持っておる」
”教授”:「それがわかれば、対策は可能じゃよ」「安心して続けなさい」
”教授”:蘇我 文彦 有望○/手がかかる
阿笠勇希:「良い度胸だ、気に入った」
阿笠勇希:「それは決して無駄にはならんさ」
阿笠勇希:蘇我 文彦 信頼○/不安
GM:というわけで
GM:イニシアチブ、
"ゲブラー・ケセド":《加速する刻》
蘇我 文彦:おいでなすったな…!
"ゲブラー・ケセド":マイナーなし
"ゲブラー・ケセド":《コンセ:エンハイ》+《光の手》+《プラズマカノン》+《増加の触媒》+《雷の槍》+《マスヴィジョン》+《オーバードーズ》+《ポイズンフォッグ》+《アウトブレイク》
GM:あ、雷の槍があると自分のエンゲージ殴れないわね
GM:雷の槍のみ無し!
"ゲブラー・ケセド":対象全員です
"ゲブラー・ケセド":10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,3,4,5,6,7,7,8,10,10]+10[3,3,5,5,8]+6[6]+10 → 36

蘇我 文彦:リア不!
阿笠勇希:リア不!
”教授”:ガードを選択。
蔵馬屋敏樹:リアふ!
”教授”:のうえで、崩れずの群れで阿笠さんをカバーリング!コスト3で102に。
阿笠勇希:有難く!
"ゲブラー・ケセド":ではダメージ!
"ゲブラー・ケセド":4d10+110
DoubleCross : (4D10+110) → 27[9,3,9,6]+110 → 137

蘇我 文彦:ぐえーっ戦闘不能!蔵馬屋くんのロイスを昇華して復活!
”教授”:カバーリングで274ダメージを受けて戦闘不能。ゲブラー・ケセドに対してロイスを取得し、昇華します。
蔵馬屋敏樹:まあ戦闘不能ですよゲブラー切って復活
”教授”:このタイミングで原初の黒:鏡の盾を宣言します。
”教授”:レベルは13。260点のHPダメージをゲブラー・ケセドに。
"ゲブラー・ケセド":グエエエ~!?
"ゲブラー・ケセド":《電磁反応装甲》の残りを全部切って
"ゲブラー・ケセド":しめて16000ダメージを受けます…グワーッ
”教授”:コストが11で、113。
"ゲブラー・ケセド":烈火 雷電 氷結 陽光 大気中に特定種のレネゲイドを撒き終えた。準備完了
"ゲブラー・ケセド":虫のような羽根を持つ形態に。空間のレネゲイド因子を散布した薬品で束ね、己に集約
"ゲブラー・ケセド":全てを吸い込み…竜炉・並列起動!
"ゲブラー・ケセド":口腔から純粋無比なエネルギーの奔流が放たれ、海岸に巨大なきのこ雲が生み出された
"ゲブラー・ケセド":オーヴァードだろうと、原子単位でチリに成りうる出力。万事休すか…!
”教授”:———時は少し前に遡る。
”教授”:「…あれは、ブレスの予兆じゃな。しかも大型の」
”教授”:「阿笠くん、伏せているといい。可能な限り、姿勢を低く保つことじゃ」
”教授”:「私は、それで済むようにしてくる」
阿笠勇希:「……ああ、了解だ。教授、アンタはどうするつもりだ?」
”教授”:「傾向が分かれば、対策が取れる」「そういうことじゃよ」
”教授”:たん、と跳躍。オーヴァード特有の動きで、龍の口元に飛び込む。
”教授”:誰にともなく喋りだす。「…龍種のブレスは、その龍の鱗の耐性を知るのに最適というのが定説じゃ」
”教授”:「これは実は厳密には正しくなくてな。鱗だけでなく、粘膜や皮膚もおおむね同じ耐性を持っておる。さもなくば、ブレスの際に自らの口も焼いてしまうからな」
”教授”:洞窟のごとき口腔内を駆ける。「ブレス成分は個体差もあるが体内の袋で生成されたのち、肺からの排気で体外へと放出される」
”教授”:喉の奥、臨界寸前の炉の前で大ぶりのナイフを構える。「つまり、この龍の体内の中で唯一ブレスが入り込むことが想定されていない場所…」
”教授”:気道に穴を開ける。「それが肺じゃ」
”教授”:数瞬後、行き場を失った肺内の空気がブレス成分とともに教授の体を焼く。
”教授”:…その龍の呼吸器すべてとともに。
"ゲブラー・ケセド":気道の奥が灼けつく感触を感じた瞬間、電磁防壁によって肺を守る…が、体内に意識を回せるような生物はほぼいない!
”教授”:遠く市街地すら焼き焦がすはずだったブレスは、そのまま至近距離の海岸に叩きつけられる。滞りなくキノコ雲は起こるが…わずかに離れていた阿笠には届かない。
阿笠勇希:「……見事なものだよ、"Dr.DR"」
阿笠勇希:その力と狂気に、ファフニールは敬意を示す。
阿笠勇希:"教授"に尊敬○/恐怖 で取得
”教授”:塵も残さないはずのブレスの跡から、這い出てくる。「…このようにして、対策は取れる」
"ゲブラー・ケセド":竜息によって肺は焼け焦げ、身悶えも弱く倒れ込む…膨大な体力を持つ竜とて、限界は存在するのだ。
阿笠勇希:「一応言っておくが、アンタ以外には無理だ」まるで呆れたように
”教授”:阿笠勇希にロイス取得。 阿笠勇希 教え子○/隔意
”教授”:「十分な精度のリザレクトとオーヴァードの身体強化があればだれでも出来るぞ」「やってみるか?」
阿笠勇希:「気持ちだけで頼む。私には私のやり方があるんでな」機械仕掛けの大剣を取り、担ぐ
GM:では、イニシアチブ
GM:教授のターン
”教授”:マイナーで移動。ケセドに接敵。

▼エンゲージ
(“ゲブラー・ケセド”[10]、蘇我[11]、蔵馬屋[0]、”教授”[8])
   10m
(阿笠[7])
[]内は行動値

”教授”:メジャー。原初の赤:ブレインハックのみ。コスト11で124。
”教授”:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[3,4,5,5,7] → 7

”教授”:当たれば憎悪!
"ゲブラー・ケセド":ゲヘヘ、ドッジ!
蘇我 文彦:《原初の黒:時の棺》蘇我 文彦の侵蝕を+12した(侵蝕:118->130)
"ゲブラー・ケセド":あえ!?
蘇我 文彦:当たって下さい。
"ゲブラー・ケセド":回避失敗!
”教授”:では。
”教授”:1D10+27-5
DoubleCross : (1D10+27-5) → 5[5]+27-5 → 27

”教授”:27点。
"ゲブラー・ケセド":2700ダメージを受けて
"ゲブラー・ケセド":憎悪対象は誰!
”教授”:"ゲブラー・ケセド"で。本当は飼い主のほうにしたいけど、シナリオ的にその…
GM:OK
”教授”:「もう少し、かかるな」焦げた白衣の襟を整え、呟く。
”教授”:「蘇我くん」「君は非常にいい視点を持っておるな」ケセドの腹の穴を指す。
蘇我 文彦:「えっ急に何を…!?」
”教授”:「実力で勝る相手に対して、『今倒す』ではなく、継続的に肉体に負荷を与えることを選んだ」
”教授”:「その視点が重要じゃ。今殺せないなら、弱らせて明日殺せばいい」「…もっとも、今回は明日まで待つ時間はないが」
”教授”:「もう一つ重要なことがあってな」
”教授”:「相手の嫌がる手を、打ち続けることじゃよ」
”教授”:またも、跳躍。狙いは、先ほど蘇我が開けた腹の穴。
蘇我 文彦:跳躍を見ると同時、背後の竜の脚に向けてノールックで全レネゲイドを放出。
蘇我 文彦:更に、竜の口の近辺に開いた喫茶アソート裏直通のゲートからドラム缶が投下される。ダニエル書補遺、バビロニアの竜を殺した硫酸ピッチと髪と油の捏ね菓子。
蘇我 文彦:『畳みかけろ』と言う指示だと判断した。
”教授”:「いい(もの)を持っておるな」ちらりと見たまま、穴近辺にナイフを突き刺してぶら下がる。
”教授”:懐から小さな機械を取り出す。「できるところまでやろうか」
”教授”:腹に空いた穴の中に放り投げる。「実は魚類には明敏な聴覚があってな」
”教授”:「だが、爬虫類有鱗目へと進化する過程で、多くの生物は貴重なそれを失っているんじゃ。しかし一つだけ保持したままのグループがおってな」
”教授”:機械が、耳障りなジャミング音波を放ち始める。「それがお前さんことトカゲ亜目じゃ」
”教授”:「不快感に耐え切るか、身ごと掻き出すか。好きなほうを選ぶといいぞ」そのままナイフを抜いて着地する。傷はごく浅いが、それよりもさらに質の悪いものを残した。
"ゲブラー・ケセド":咆哮。圧は変わらないが、明らかに焦燥が混ざっている
"ゲブラー・ケセド":肉体の中に猛烈な掻痒感。獲物に対する憤怒は増せど、まともな活動を阻害されている。
"ゲブラー・ケセド":生物として身の安全を取ってしまう以上、これは耐え難いものなのだ…!
GM:では、イニシアチブ
GM:阿笠さんのターン!
"ゲブラー・ケセド":龍は呼吸器を損傷し、尚且つ体内への異物により消耗している。
"ゲブラー・ケセド":好機!
阿笠勇希:「蔵馬屋が言っていたな。竜は人間に強いらしい」
阿笠勇希:「ああ、良い言葉だ。気に入った」
阿笠勇希:蔵馬屋 敏樹 信頼○/不安 でロイス取得
阿笠勇希:「勝負しよう、ゲブラー・ケセド。人と竜。どちらの力が上回るか」
阿笠勇希:ゲブラー・ケセド 竜殺し○/脅威 でロイス取得
阿笠勇希:"教授"のロイスを昇華。暴走解除
阿笠勇希:マイナーアクションで聖剣起動。C値-2。
阿笠勇希:メジャーアクションでコンセントレイト+アドレナリン+タブレット
阿笠勇希:ここで蔵馬屋、蘇我
阿笠勇希:ゲブラー・ケセドのロイスをタイタス昇華。C値-3します
阿笠勇希:これでC値は2
GM:ヒエ~ッ
阿笠勇希:13dx2+2
DoubleCross : (13R10+2[2]) → 10[3,4,5,6,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[2,2,3,5,5,5,6,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,8,9,9]+10[1,3,3,4,4,5,7,9,10,10]+10[1,3,4,5,6,6,6,6,8]+10[1,2,2,3,4,5,8,10]+10[1,2,4,7,9,10,10]+10[1,3,5,7,8,9]+10[1,2,2,2,6]+10[6,7,7,8]+10[3,6,9,10]+10[2,7,7,8]+10[2,3,4,9]+10[2,4,6,8]+10[2,4,6,6]+10[1,7,10,10]+10[8,8,10]+1[1,1,1]+2 → 183

阿笠勇希:リアクションどうぞ!
"ゲブラー・ケセド":アバババババ
"ゲブラー・ケセド":ガード!《氷盾》!
阿笠勇希:ダメージロール!
阿笠勇希:19d10+15+24+27
DoubleCross : (19D10+15+24+27) → 103[8,6,9,9,9,4,1,3,7,2,5,7,5,7,4,10,2,4,1]+15+24+27 → 169

阿笠勇希:装甲ガード有効
GM:ええと、ガード点引いて
GM:144点
GM:14400点ダメージ!!!!
"ゲブラー・ケセド":吹き飛ぶ!!!!!戦闘不能!
阿笠勇希:「Balmung ver 0.8起動。戦闘コード『悪竜伝承(Das Nibelungenlied)』」
阿笠勇希:機械仕掛けの大剣が青白い光を放ちながら変形する
阿笠勇希:カバラ数秘術回路駆動。レネゲイドクリスタル強制活性化。刀身に莫大な熱量が収束を開始。
阿笠勇希:疑似遺産兵装試作機『Balmung ver 0.8』
阿笠勇希:『カテゴリ:聖剣の王者』現代科学と西洋神秘学の結晶たる人造遺産
阿笠勇希:レネゲイドの熱量変換を繰り返し、指向性を持たせて射出する光学兵装
阿笠勇希:聖剣の極光はシンドロームの垣根なく、凝縮された「破壊」として押し寄せるものである
阿笠勇希:『何故竜殺しの剣を銘に選んだか。そんなの簡単なことだよ』
阿笠勇希:『竜くらい、撃ち落とせなきゃ話にならないからね』
阿笠勇希:開発者たる友は語った。その言葉が脳裏に蘇り、笑う
阿笠勇希:「しっかり見てろ。お前が望んだ力比べだ」
阿笠勇希:掲げ、構え、そして振り下ろす。
阿笠勇希:「穿て、Balmung ver 0.8」
阿笠勇希:極光の解放。切り離せぬ因果を清算するが如く、ゲブラー・ケセドへ放たれる。
"ゲブラー・ケセド":流石なるかな龍
"ゲブラー・ケセド":いかな生命として臨終たる損耗だろうとも、敵意に対して暴力を返すのが生命規範
"ゲブラー・ケセド":極光に返すは極光。
"ゲブラー・ケセド":龍息を、硬質に殺到する光に対して放ち返す!
阿笠勇希:「真っ向から来るか!! 結構だ、このまま押し返す!!」
GM:———激突
GM:極光同士がぶつかり合い、星の境界線がこの場に作られる
阿笠勇希:レネゲイドクリスタル限界駆動。周囲のレネゲイドを掻き集め、無限の熱量を生み出し、
阿笠勇希:——やがて、均衡は崩れる
阿笠勇希:一時といえど、それは人が龍に挑み、打ち勝った瞬間であった
GM:神話の一幕が確かにここにあった
"ゲブラー・ケセド":一方の光が龍の憤怒を切り裂き、堅き龍鱗を超えて、体内の“虚数竜炉”をチリと帰す
"ゲブラー・ケセド":全てではない。だが、少なくとも今、この時竜の肉体を構成する分は全て破壊した。故に
"ゲブラー・ケセド":……最早、口腔からは煙の一つも出ない
GM:戦闘終了。君たちの勝利だ
蔵馬屋敏樹:「っしゃあ! やったみてえだなあ!」
阿笠勇希:「……ああ、そうみたいだ」
蔵馬屋敏樹:明確にダメージを負ったゲブラー・ケセドを見て快哉を叫ぶ。
蔵馬屋敏樹:「たいしたもんだぜ! 聖剣のねーちゃん! これ、このままトドメとか刺せねえかな……?」
”教授”:「どうじゃろうな」変わらぬ笑みを浮かべたまま、ぽつりとつぶやく。
蔵馬屋敏樹:「どうじゃろうって……どういうことだよ博士?」
”教授”:「『炉心』が生きておる」「あれは人造…というより、」
”教授”:「脳まで龍に堕した者が作ったものじゃろ?」「ならば、野生のものと違って何らかの再生手段も積んでいると考えるのが自然じゃ」
”教授”:「奴らは龍に全てを与えすぎる傾向にあるからな」
蔵馬屋敏樹:「ああ~、なるほどな?」
蔵馬屋敏樹:「よく分からねえが、あいつらしぶといからな……嫌ってほど……味わったわ、ああ」
蘇我 文彦:「…どうする。追撃するか、深追いを避けるか」
蔵馬屋敏樹:「特攻(ぶっこ)むぜ、俺は」
蔵馬屋敏樹:分厚い陶片、ジュラシックレコードを構えながらゆっくりと龍へと近づいていこうとする。
”教授”:「あれを真に砕くのは竜殺しよりも神殺しの仕事になるが」「死なない程度にやってきなさい。気分がいいからのう」
蘇我 文彦:阿笠勇希 〇連帯感/噂
蔵馬屋敏樹:「ま、物は試しってやつだよなあ~!」
蔵馬屋敏樹:教授 感謝(アリガテ)ェ!◯/畏怖(コエ)ェ! 取得!
阿笠勇希:「気をつけろよ、また起き上がって暴れ出すとも限らん」
蘇我 文彦:”教授” 〇驚嘆/恐怖
”教授”:蔵馬屋敏樹 若い○/蛮勇
阿笠勇希:「FHの姿が見えんのも不気味だ」
蔵馬屋敏樹:「なに、俺ァスタミナだけなら自信があるんで……」
蔵馬屋敏樹:阿笠勇希 感謝〇/不安
GM:やがて、喧騒の静まった海岸に、いつの間にか屈強なワイバーンが集結しつつある
“ティアティラ”:「UGN………」
蔵馬屋敏樹:「……あぁん?」
蔵馬屋敏樹:来たか、と言わんばかりに、わずかに表情を歪めた。
“ティアティラ”:ひときわ巨大なワイバーン……ドレイクと呼ぶべきか。それに鞍をつけ跨るは“ティアティラ”。“ゲブラー・ケセド”の開発者だ
蔵馬屋敏樹:「インリークォの連中かてめぇ……?」
“ティアティラ”:「黙れよ、浅学。お前映画見なさそうだな。」
“ティアティラ”:見るからに苛立っている。
蘇我 文彦:「来たか。 黒須叶の後釜の、"ティアティラ"だな?」
“ティアティラ”:「竜炉は…4つイカれたか。まあいいや。データはあるし、全部終わったら再び移植してやろう…」
”教授”:「ふむ」「龍、じゃな」
“ティアティラ”:(例え全て壊れても……)
阿笠勇希:「あいつが、か?」
蔵馬屋敏樹:「……」
蔵馬屋敏樹:「何言ってるか分かんねえから」
”教授”:「うむ」「敵じゃ」
“ティアティラ”:「起きろ!“ゲブラー”!」
蔵馬屋敏樹:陶片に変換したジュラシックレコードをフリスビーのように投げつける。
蔵馬屋敏樹:狙うはティアティラの頭部。
蔵馬屋敏樹:「殴ってから話は聞く」
“ティアティラ”:周囲を飛んでいたワイバーンが陶片を防ぐ「ああん!?」
“ティアティラ”:「帰れよ!お前らの仕事は終わっただろうが!」
蔵馬屋敏樹:「おい怪物オタク……」
“ティアティラ”:「役者がズルズル残ってんのはクソ映画だろ!」
蔵馬屋敏樹:「輝き鳩かナグモって奴の事は知ってるか」
“ティアティラ”:「ああ!?“鳩”のジジイ!?どうでもいいね!」
“ティアティラ”:「古臭ェやつさ。おおかたインリークォの前身のセルリーダーだった実績だけで残ってたんだろ!」
“ティアティラ”:「ナグモなんちゃらも知らねえよ。“枝”か?」
蔵馬屋敏樹:弾かれた陶片が回転しながら蔵馬屋敏樹の肘と融合し、そこから彼の肉体の一部が進化を始める。
蔵馬屋敏樹:モンハナシャコの粒子・気泡生成と高速拳打によるプラズマ発生。
蔵馬屋敏樹:それを、絶滅種である古代の巨大鰐デイノスクスのアギトで行使し──
蔵馬屋敏樹:「そうかよ、じゃあ」
蔵馬屋敏樹:──放つ。
蔵馬屋敏樹:プラズマを纏う音速の牙を。
蔵馬屋敏樹:「そいつらへの怨みだ」
蔵馬屋敏樹:「食らってけ」
“ティアティラ”:幾重もワイバーンが壁となる。字義通りの肉癖
蔵馬屋敏樹:爆発物を用いたかのように、身体能力と動物特性模倣のみで巨大な火柱が上がる。
蔵馬屋敏樹:「……チッ」
“ティアティラ”:いくら雑種とはいえ、竜の因子が混ざったワイバーンの肉体を多重に重ねた。造作もなく抜けるわけではない……が
“ティアティラ”:その拳は、奥の“ティアティラ”の顔を確かに削り取っている
“ティアティラ”:「気が」「済んだら」ピキ ペキ 崩れた顔が結晶化している。“賢者の石”の侵蝕による肉体の無機物変容
“ティアティラ”:「帰れ」
蔵馬屋敏樹:「セルリーダーに伝えておけ。この町は、てめえらを絶滅させるってな」
“ティアティラ”:「知るかよ」
“ティアティラ”:「セルがどうなろうが、知ったこっちゃない」
“ティアティラ”:「お前らを滅ぼすのが、私の全てだ」
"ゲブラー・ケセド":やがて
蔵馬屋敏樹:「思い知るさ。死ぬ前にな」
"ゲブラー・ケセド":Eロイス【究極存在】【不滅の妄執】
"ゲブラー・ケセド":潰れた竜炉を吐き出し、残った竜炉が肉体を再活性化。
"ゲブラー・ケセド":まるで一片の傷も残さず、竜は姿を変えて立ち上がる。
“ティアティラ”:「まだやるかよ」
“ティアティラ”:「お前の原子一粒までも焼くまで繰り返してもいいんだぞ」
”教授”:「せんよ」「次に炉心が砕けるようになるまではな」
蔵馬屋敏樹:「……ッ!」
蘇我 文彦:「…スライムに盗品を食わせて遊んでた奴の引継ぎとは思えないな。びっくりだよ」懐の端末で撤退用のディメンジョンゲートの合図の通信を送る。
”教授”:「忘れがちじゃが、今さっき勝てたのは近嵐くんのおかげで状況が整っておったからじゃ」「勝てる勝負しかするな」
蔵馬屋敏樹:「……悪い、皆」
蘇我 文彦:(…こいつが1から10まで作ったなんて話は信じられない。"黒須白檀"が動いてるのか…?)
”教授”:「そのうえで——」「相手の嫌がる手を、打ち続けるんじゃ」
“ティアティラ”:「………」
“ティアティラ”:“教授”を睨む
”教授”:「龍がすべてを滅ぼしたいなら、滅びなくすればよい」「対策は可能じゃ」
蔵馬屋敏樹:頷く。体力だけは自信がある。それを活かす為に、ここは。
蔵馬屋敏樹:「サンキュー、教授」
“ティアティラ”:「お前は……」
“ティアティラ”:敵意。開発者としてそれを滅ぼすものに感じる強烈なる感情
蔵馬屋敏樹:大切な人の仇、そして生存競争における勝利のため、仲間の下まで退いた。
栂野繁:「G大理学部生体学科教授。畸形爬虫類研究室長。”Dr.DR”栂野繁」
栂野繁:「お前の敵じゃよ」
“ティアティラ”:「…お前みたいなのが映画に出ると、いつもご都合的な流れで怪物を殺してしまう」
“ティアティラ”:「最悪の敵だ。お前は念入りに滅ぼす」
"ゲブラー・ケセド":羽ばたく。竜息は潰された。次の手を使うのならば、さらなる接近が必要になる
栂野繁:「やってみるがいい。ご都合的に殺して差し上げよう」
栂野繁:「…とはいえ、それがわしの手によるものかは何とも言えんが」
“ティアティラ”:下品なサインを最後に、跨ったドレイクが羽ばたいて離脱していく
栂野繁:「お前は敵を作りすぎた」
蘇我 文彦:「…ブレスによる大規模破壊の阻止、じゅうぶんな時間の足止め。作戦目標は達成だ」
蘇我 文彦:「息を吹き返す前に、帰ろう」
阿笠勇希:「そう、だな」
栂野繁:「そう、しようか」「だいぶ無理をした。老体には堪えるのう」
阿笠勇希:全身を脱力感が支配する。無茶に無茶を重ねた限界駆動。身心は疲弊しきっている。だが、
阿笠勇希:「"教授"」
阿笠勇希:「採点してくれよ、私の『龍殺し』」
栂野繁:「相手だけ殺せたのならば、満点じゃ」「いや、名前が良かったから少し加点じゃな」
阿笠勇希:「なるほど、そうか」
阿笠勇希:「ならば満足だ」


屠龍大戦第一回『咆火絢爛』 了
竜炉:ブラックドッグ 絶縁 サラマンダー 平衡 エンジェルハィロゥ 消灯 ソラリス 失活
残り竜炉 8


GM:では
GM:バックトラックになります
GM:Eロイスは、残るレイドもあるため詳細を伏せますが、6個
蘇我 文彦:振っておきます。
GM:少なくとも【究極存在】【不滅の妄執】【破壊神顕現(使用済み)】が見えました
蘇我 文彦:メモリーで130→120
GM:振るも振らぬも自由!
蘇我 文彦:120-6d10
DoubleCross : (120-6D10) → 120-31[6,3,4,9,8,1] → 89

阿笠勇希:一応振ります
蘇我 文彦:1倍振り、残りロイス3!
蔵馬屋敏樹:ふっとくかなあ
阿笠勇希:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-35[10,5,9,5,1,5] → 83

蘇我 文彦:89-3d10
DoubleCross : (89-3D10) → 89-22[9,8,5] → 67

蔵馬屋敏樹:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-44[7,9,9,8,10,1] → 71

蘇我 文彦:4点!
栂野繁:メモリー三つで-30。94。
阿笠勇希:1倍振り、残ロイス2個
蔵馬屋敏樹:二倍振り!
栂野繁:Eロイスは降らず。2倍降り。
阿笠勇希:83-2d10
DoubleCross : (83-2D10) → 83-3[1,2] → 80

蔵馬屋敏樹:71-10d10
DoubleCross : (71-10D10) → 71-60[2,1,3,9,6,9,10,8,5,7] → 11

栂野繁:94-10D10
DoubleCross : (94-10D10) → 94-65[9,8,1,4,4,10,3,9,7,10] → 29

栂野繁:3点いただきます。
蔵馬屋敏樹:下がり過ぎそうなので二倍振り三点固定でいただきです
阿笠勇希:5点頂きます
GM:シナリオ点2点+Eロイス点5点+いつもの5点
GM:しめて12点+侵蝕点が皆さんの分でございます
蘇我 文彦:16点いただきます!
阿笠勇希:17点頂きます!!
栂野繁:15点いただきました。
蔵馬屋敏樹:15!!
GM:GMは21点!
GM:お疲れ様でした~
阿笠勇希:お疲れ様でした!!
蘇我 文彦:お疲れ様でした、ありがとうございました!
蔵馬屋敏樹:お疲れさまでした!!!!
栂野繁:お疲れさまでした!

ミドル2-後編

GM:竜の体勢変化の一報も入る中、君たちは引き続き対策と情報収集を行っていた
神楽 樹:──会議室に響く水音×人数分のカップ。縁からぶら下がるパックの紐を揺らして、それらが机の上に置かれてゆく
三井只人:「というわけで。先行した戦闘担当の方の情報や分析情報を纏めてもらってきました。」
洲崎アカリ:「あ、どうもです」会釈して一礼、受け取りながら
影山 夏月:「あっ……ありがとうございます。 すみません、私がやるべきところを」
神楽 樹:言葉に一礼。当人はなんの色もついていない──白湯のカップを取って一口。
三井只人:こちらも頭を下げつつ。
影山 夏月:「ありがとう、三井君。 足止めしてくれている間に、こちらも対応を進めなければな……」
三井只人:「あの竜……ゲブラー氏の身体に埋め込まれてる虚数竜炉……でしたっけ。」
影山 夏月:神楽の白湯のカップが視界に入り、少し首をかしげつつ、考える。
河合 奏:「ああ。近嵐が対応するとのことだったが」
影山 夏月:「話にあった竜の心臓、でしたね」
河合 奏:砂糖幾つかを溶かしたコーヒーを啜る。
三井只人:「そうです、それそれ。それぞれが特性を持ってるとかいう、デタラメなエンジン。」
三井只人:「事前の情報通り、やっぱり12個ほど埋め込まれてるようです。で、こっちが追加情報として。」
三井只人:「メインエンジン…って言い方で良いのかな?つまるところ、その特性に応じて身体も変化していくんだとか。」
影山 夏月:「逆に言えば……常に12の特性、全てを使うことができるわけではない、ということか」
洲崎アカリ:「使う武器に合わせて肉体も変わる……みたいな話かな?」
洲崎アカリ:「そういう感じの敵なら、幾つか覚えがある。流石に、スケールは幾段と違うけれど」
三井只人:「ですね。道具に合わせて最適化されてく…というと便利ですが。一個ずつ壊していけば弱体化はさせられそうです。……その前に倒せるかもですけど。」
三井只人:「………で、最後に補足情報。」
三井只人:「どうやらこの虚数竜炉、本来は13個あるらしいです。あのゲブラー氏は使ってないようですが。」
影山 夏月:「……やはり、ですか」
河合 奏:「とすれば、最後の一つはウロボロスだろうな」
神楽 樹:「……だとして。ひとつだけ外されたそれは、どこに」
洲崎アカリ:「ふうむ。……13個目、ねえ」
三井只人:「全部終わった後の隠し玉……ってぇのが、定番の一つではありますけどね」
神楽 樹:「あれの好きそうな話ではある」
三井只人:「"こんなこともあろうかと"、ですね」
影山 夏月:「……」
三井只人:「? どうしましたか、影山先輩」
影山 夏月:端末に、連絡が届く。 第六支部の医療チームから。
洲崎アカリ:「……」カップを両手に持つ。熱くて真っ黒な水面に、一口つけて。
影山 夏月:内容を確認し、奥歯を噛みしめる。
影山 夏月:「13個目」
影山 夏月:「確認が、取れました」
洲崎アカリ:「えっと、じゃあ。あたしの方ですが……って」影山くんの方を見やり。「そういう感じでもなさそうですね。何ですか?」
影山 夏月:声が震えるのを自覚する。
影山 夏月:「予想が……当たっていた、ようです」
影山 夏月:メールを開いた端末を卓に置く。
影山 夏月:『洲崎アカリの身体には、“虚数竜炉”が埋め込まれている』、と。
洲崎アカリ:見た。……もう一度、コーヒーを啜る。口元が隠れる。
洲崎アカリ:喉を、苦い熱が通っていって
洲崎アカリ:「そうですか」カタ、と音を立ててカップを置く。
洲崎アカリ:「……はあ、わからない事するもんですねえ。ふつう大事な切り札なら、自分の手元に置いておくでしょうに」
影山 夏月:「……ひとまず」
影山 夏月:一見、冷静そうに見えるその姿に、叫びだしそうな痛みを堪えて。
影山 夏月:「今すぐに、命に別状が出るということはないようです。 ただ」
影山 夏月:「あのゲブラーに近づいたら、何が起こるか分からない。 接触は避けるべきだと思います」
洲崎アカリ:「……」
河合 奏:「なら、方針としては当初と変わらんな」
三井只人:「ま、そうですね。結局前線に出て問題が起きても。ってぇ話でしたし」
洲崎アカリ:やや、躊躇があって。「……どうかな」
影山 夏月:「そうなりますね。 近嵐さんの仕掛けが通ることも確認できましたし、続けて奴に隙を作って……」
洲崎アカリ:「敢えて敵陣の中に放り込んだんだ。ゲブラーとの接触がなくたって」
神楽 樹:「……何か?」
影山 夏月:「……洲崎さん?」
洲崎アカリ:「それ単体で作用する物である可能性の方が高いと思います」
影山 夏月:「それは……」
洲崎アカリ:「たとえば、そう。"門"だとか……"爆弾"だとか」
影山 夏月:「……!」
洲崎アカリ:(……客観的に。そういう可能性に、誰かが言及する必要があった。なら、それはあたしの義務だろう)
影山 夏月:「現時点では、あくまで可能性です」
影山 夏月:「引き続き検査を続けて、もしもの時は……」
影山 夏月:「私が止めます。……それで、良いでしょうか」
洲崎アカリ:「分かってます。ただの可能性で……だけど、無視できないリスクだ」
河合 奏:「ああ。仮に向こうが罠を仕掛けてきたのだとして」
河合 奏:「それは洲崎嬢をこのタイミングで切り捨てる理由にはならない」
河合 奏:「ならない、というよりはさせないと言うべきか」
影山 夏月:「させない、ですか」
河合 奏:「リスクはこちらで背負える。そうだな、影山」
河合 奏:彼の眼を見据える。あるいは、背負えるだろうと問うように。
影山 夏月:「……はい。約束しましたから」
影山 夏月:「契約は、違えません」
河合 奏:「……とのことだ、洲崎嬢」
河合 奏:「引き続き、後方支援を頼む」
洲崎アカリ:「……分かってます。分かってますよ。それが、きっと正しい」あるいは後悔するかもしれない、という思いを飲み込んで
洲崎アカリ:「拾える命は届く限り拾う。そういう組織だから、あたしもずっとUGN(ここ)にいるんだ……分かってます」頷いて
洲崎アカリ:「ああ……あの。話、変えますね。報告の途中でしたし」
河合 奏:「ああ、頼む」
三井只人:「あぁ、そうでしたね。お願いします」
洲崎アカリ:「先程、ゼノスからの接触がありました。あの竜にぶつける戦力の用意があると」
三井只人:「援軍のお話だ。有難いことですね」
影山 夏月:「ゼノスから……彼らにとってもこの事態は見過ごせない、ということでしょうか」
洲崎アカリ:「ついては……交戦による損耗の補填、その他に7項目の協力条件を提示してきています」
洲崎アカリ:「いずれもまあ、常識から逸脱した内容ではありませんが……誰かが向かい、話を纏める必要はあるでしょうね」
河合 奏:「了解した。条件に関してはこちらで精査しておこう」
河合 奏:「援軍と言えば、ストレンジャーズとの協力体制がまとまった」
影山 夏月:「ゼノスとの交渉となると、私と洲崎さんは避けたほうが良いかもしれませんね」
河合 奏:「避難誘導もどうにか済んだところだ。被害を気にせず暴れてもらうとしよう」
神楽 樹:「支部長が先陣を切った分、後方への伝達が楽に済みました」
神楽 樹:「現時点、ワイバーン種の影も消えています」
影山 夏月:「あとはこのまま、虚数竜炉を一つ一つ破壊していく……」
影山 夏月:「あとの問題は、ティアティラでしょうか」
三井只人:「ですねぇ。次々攻撃を加えるのはいいですが、追い詰めたら奴さんも何か手を打つかもですし。」
三井只人:「そっち方面も調べたほうが良いでしょうね」
影山 夏月:「当の本人も無視できない戦力だ。 最重要はあの竜の打倒として、あちらの方も無視はできない」
洲崎アカリ:「こちらの対応がひとまず順調に進んでる……というのは、向こうにしてみれば何か手を打つべき理由ですからねえ」
影山 夏月:「流石にゲブラーほどの戦力はもうない、と思いたいですが……ともあれ、警戒は続けましょうか」
神楽 樹:「それでは。現時刻の共有は以上」
神楽 樹:「各自。他部署への確認、報告を行い。再度指定時刻に集合を」
神楽 樹:白湯のカップを空にし、テーブルへ置いた。響く音が議論の終了を告げる槌の音のように鳴る
三井只人:「はい、了解です。」
影山 夏月:「了解しました。それでは、また後ほど」
洲崎アカリ:「はい。お疲れ様でした」
洲崎アカリ:「……」ぐ、と伸びをしてから。自らの胸に触れる。
洲崎アカリ:尋常に非ざるこの視力は、肌と骨に包まれた内側をも視る事ができる……心臓の近く、不明器官と呼ばれたもの。
洲崎アカリ:うすぼんやりと、頭の中に。"それ"が蠢いているのが映って見える。
影山 夏月:「……洲崎さん?」
洲崎アカリ:「ん」やや驚いたように、視界のフォーカスをずらす。声の主へと当て直す。
洲崎アカリ:「影山くんか」
影山 夏月:「はい。皆さん動いておられますし、我々も行きましょう」
影山 夏月:「お付き合いします。 ……監視役、ですから」
洲崎アカリ:「……ええ、ではよろしく」一人で立ち上がる。
洲崎アカリ:危なげのない足取りで、真っ直ぐに廊下を歩く。いつものように、手を引いてもらう必要はない。
洲崎アカリ:そんな状況だからとばかりに数歩、影山くんの先を歩いて。
影山 夏月:取る必要のない手を取る。
影山 夏月:「一人で先に行くと、危ないですから」
洲崎アカリ:「……」やや驚いたように、握られた手を見返して。
影山 夏月:適当な理由を付けて、先に行こうとする彼女に並んで歩き出す。
洲崎アカリ:「監視役……って、子ども扱いするって事じゃないと思うんですけどね?」
影山 夏月:「……そうですね。本当は」
影山 夏月:「ただ私が、怖かっただけです」
洲崎アカリ:「……ああ」
洲崎アカリ:「じゃあ、なんだ」足を止める。廊下の端の方へ、ぐいと引き寄せて
影山 夏月:「えっ」
洲崎アカリ:「あたしが聞きますよ、不安でも不満でも、何でも」
洲崎アカリ:「ほら。後方支援って、そういうのもあるでしょう」
洲崎アカリ:「ね」窓から差す光を背に、口元だけで笑って。
影山 夏月:「……貴女、は」
影山 夏月:分からない。分からない。分からないことが、苦しい
影山 夏月:「どうして、笑ってるんですか」
影山 夏月:「不安とか、不満とか、怖いとか、苦しいとか」
影山 夏月:「感じていないわけじゃ、ないんでしょう……!?」
影山 夏月:自分を信じるとそう言った時の、震えた声が消えてくれない。
洲崎アカリ:「そりゃ、そうですよ」あっさりと、肯定して。
洲崎アカリ:「だから、そうだな。こうやって笑ってるのは」
洲崎アカリ:「あたしなりの、現状への抵抗です」
影山 夏月:「……抵、抗」
洲崎アカリ:「意地と言ってもいい。……子供っぽい話だけれどね」
洲崎アカリ:「知ってました?あたしって、結構かっこつけなんですよ」
影山 夏月:「知ってますよ」
影山 夏月:「知ってます。意地っ張りなのも、かっこつけなのも」
洲崎アカリ:「そっか」
影山 夏月:「だって、貴女」
影山 夏月:「俺達の前で一度だって、泣いてくれないじゃないですか」
影山 夏月:「泣き叫んで助けを呼ぶって、そう言ってたのに」
影山 夏月:「俺たちの前じゃ、泣けないんですか」
影山 夏月:「近末さんの時だって……!」
洲崎アカリ:「……初めてじゃありませんから」
洲崎アカリ:「自分の身体がおかしくなるのも。ともだちを失うのも」
洲崎アカリ:「君だって堪えてないはずないでしょうに」
洲崎アカリ:「そんな君に泣き縋るなんて、本当の本当に最終手段というか」
洲崎アカリ:「まだそこまでは行ってないよって話です」
影山 夏月:「俺は、」
影山 夏月:「自分が辛いときに縋られるのは、良いんです。 俺も、沢山の人に頼ってる」
影山 夏月:「今こうして貴女の側に居るのも、皆が俺を助けてくれたからで……だから、」
影山 夏月:「頼りにしてもらえないほうが、ずっと辛い」
影山 夏月:「洲崎さん。俺に助けられるの、悪いって思ってるなら」
影山 夏月:「必要ないですから、そんなの。俺は全部、自分のためです」
影山 夏月:「貴女の側に居るのも、助けたいって思うのも、全部」
影山 夏月:「貴女が、誰より好きだからです」
影山 夏月:「俺も、好きな人の前で格好つけたいだけで……だから」
洲崎アカリ:「……やめて」
洲崎アカリ:「止めて、ください……今の、あたしは」
影山 夏月:「今の貴女は、なんですか」
影山 夏月:「勘違いじゃ、ありませんよ」
洲崎アカリ:「いつまで、あたしで居られるかも分からない。数秒後にも、皆を死なせるかもしれない」
洲崎アカリ:「そんな奴に、絆されるのは……」
影山 夏月:「いつか言っていたな」
洲崎アカリ:「あたしが、地獄に落ちるとして……君を引きずり下ろしたくはない、から」
影山 夏月:「『自分の好きなように世界を見ている』、と」
影山 夏月:「俺も同じだ。俺の世界は俺のもので、見える景色は俺だけのものだ」
影山 夏月:「俺は、綺麗だと思ったんだ」
影山 夏月:「その思いだけは嘘をつけない。たとえ君でも、譲れない」
洲崎アカリ:「……だから、」つくづく、あたしはひどいやつだ。心からそう思う。
洲崎アカリ:「迷惑だと、言ってるんです」掴んでいた手を、強引に振りほどいて
影山 夏月:「……」
洲崎アカリ:その傍をすり抜けるようにして、背を向ける。
洲崎アカリ:足音が遠のいていく。
洲崎アカリ:(……結局、あたしが一番怖いのは)
洲崎アカリ:(誰かと、取り返しのつかないほど深く、結びついてしまう事で)
洲崎アカリ:(そんな風に感じてしまうのは)
洲崎アカリ:(あたしのどこかが、取り返しのつかない壊れ方をしてしまっているからなのだろう)
影山 夏月:遠のいていく背中を見つめ、振り払われた手を握りしめる
影山 夏月:「ご存知か知りませんけど」
影山 夏月:「俺も意地っぱりで負けず嫌いの、ガキなんですよ」
影山 夏月:「諦めませんから」
GM:-------------
矢ヶ崎朱華:「フ~。」
矢ヶ崎朱華:「支部長、“カタラガマ”及び“ブラックドワーフ”、作戦行動終了して参りました。」
河合 奏:「ああ、ご苦労だった」
矢ヶ崎朱華:妹を回収した矢ヶ崎朱華はその後、支部まで二人で帰投。藍華のほうは侵食率の兼ね合いもあり、作戦終了までクールダウンとなる。
矢ヶ崎朱華:「私は引き続き周辺警邏、及び近嵐さんのサポートに回ります。…というわけで、早速近嵐さんからの連絡です。」
矢ヶ崎朱華:端末を手渡しつつ「離席して欲しいとのことでしたので、私はこれで。」
矢ヶ崎朱華:一礼して去っていく
河合 奏:「ああ、藍華にもよくやったと伝えておいてくれ」
GM:聞いたか聞かずか。ともかくとして端末からは近嵐の声がする
近嵐蒙恬:『ハハ。見ての通りだ。口先だけじゃないとこを発揮出来てよかったぜ。』
近嵐蒙恬:『今後もチャンスと見りゃ、どんどん刻印をしていくからな。そこは頼むぜ』
河合 奏:「頼まれた。援軍は切らさないよう手配していくつもりだ」
近嵐蒙恬:『ああ、ああ。いい流れになってきたな…。だから、今のうちだ。処遇ってのはハッキリしたほうが良いと思ってな。』
近嵐蒙恬:『単純に聞こう。洲崎の体内にあるブツ、どうする?』
河合 奏:「どうする、か」
近嵐蒙恬:『俺は外科医じゃあねえから。切除とかレディに適した扱いは無理だぜ』
河合 奏:「……詳細が分からん以上、今触れるわけにはいかないだろうな」
河合 奏:「第四辺りなら摘出できる人材がいるかもしれんが」
近嵐蒙恬:『いるならいるに越したことはないねえ。それはそうだ。無論な』
近嵐蒙恬:『だが俺は神禍討滅局だ。』
近嵐蒙恬:『仮に。あれがそういう類のブツだとした時。やってもいいのか?』
近嵐蒙恬:『今だ。今ハッキリさせねえといけない。』
近嵐蒙恬:『大人の仕事だろ?こういうのはさ。』
河合 奏:「……そうだな」
河合 奏:神禍。神によって齎される災い。彼女に埋め込まれた異物が、そういう類のものだとして。
河合 奏:「二つ、条件を出させてくれ」
近嵐蒙恬:『ほうほう』
河合 奏:「まず一つ。これは大前提として、あれが害を為すものだと断言できること」
河合 奏:「現状ではあれは周囲に害を出してない。その可能性が高い、と言うだけだ」
近嵐蒙恬:『まあ、そうだな。』
近嵐蒙恬:『聞いてる限り、あれはジェネレーター。制御を本人が出来ているうちは問題ねえ』
河合 奏:「もう一つ。あれが周囲に被害を及ぼすものだとして」
河合 奏:「それでも、君が手を下すのは最終手段にさせて欲しい」
河合 奏:「こちらでも無害化に向けて尽くせる限りの手を尽くす。その時間をくれないか」
近嵐蒙恬:『よくある言説だね』
近嵐蒙恬:『責任は全て取る~、までがセットのやつ。』
近嵐蒙恬:『無論、時間はやるよ。俺はシリアルキラーじゃあない。そういうジャームが一番イヤなだけだ。』
近嵐蒙恬:『だが、最終手段だからってあんたのキューを待つとは限らない。だめだと思ったら勝手にやるぜ。それでもいいかい?』
河合 奏:「勿論。私一人が何を言って何をしたところで出た被害は巻き戻らない」
河合 奏:「責任なんてのは取りようがない。なら、被害を出さないのが最優先だ」
河合 奏:「君は君の判断で、被害を最小化してくれ」
近嵐蒙恬:『オーケー。最高だな』
近嵐蒙恬:『ハハ。悪いね。並べて全部平穏ならそれにこしたこたない。』
近嵐蒙恬:『じゃ、引き続き。調べてほしい情報も送っといたから、後で見てくれ。』
GM:通話が切れます
河合 奏:「……」 一つ、息をつく。
河合 奏:普段が普段だからか、支部長らしい振る舞いという物にはどうにも慣れない。特に、人を動かすことには。
河合 奏:自分の一挙一動に人の命が乗っている。一言で誰かの生死が決まりかねない。
河合 奏:そう思うと酷く息が詰まる。……だけど。
河合 奏:「……まだまだ、ここからだ」
河合 奏:やむを得ない犠牲なんて、無い方が良いに決まっている。
河合 奏:子供染みていようが夢物語だろうが。人を死なせないために、私達はここに居るのだから。
河合 奏:コップの底に残ったコーヒーを飲み干して立ち上がる。
河合 奏:まだ、止まるわけにはいかない。
GM:---------------
GM:シーンカット
GM:“ゲブラー・ケセド”撃破ボーナス。支部長の侵食率が−3D10されます
河合 奏:ありがたい
河合 奏:77-3d10
DoubleCross : (77-3D10) → 77-9[1,6,2] → 68

GM:それが終わったら購入・ロイス!
GM:全員分ですね
神楽 樹:ロイス保留
影山 夏月:ロイス保留
三井只人:ロイス保留。
影山 夏月:購入、皆防具は整ってきましたっけ?
神楽 樹:購入はUGNボディアーマー
河合 奏:ロイスは保留で、購入はボデマ
三井只人:いや、僕のアームドスーツ以外は失敗だったかと。
神楽 樹:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 2[2,2] → 2 → 失敗

神楽 樹:失敗。以上
河合 奏:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 4[3,4]+2 → 6 → 失敗

影山 夏月:じゃあ防具行きましょうか、アームドスーツとボデマどっちが良いとかあります?
河合 奏:こちらも失敗で以上!
洲崎アカリ:ロイスは影山くんへのロイスをN罪悪感に変更で
影山 夏月:神楽さんはフルパワーでどうせ行動値0になるならアームドスーツの方が良いか
三井只人:支部長だと行動値下がるともったいないからボディアーマーかな。
洲崎アカリ:アームドスーツは望み薄いのでボディアーマー買います
影山 夏月:というわけでワンチャンアームドスーツ狙い
影山 夏月:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2R10+3+0[10]>=15) → 7[2,7]+3 → 10 → 失敗

影山 夏月:足りないか!以上です
洲崎アカリ:1dx+4>=12 ボディアーマー
DoubleCross : (1R10+4[10]>=12) → 10[10]+2[2]+4 → 16 → 成功

影山 夏月:すげえ!
洲崎アカリ:あっ買えたわね
三井只人:こちらもアームドスーツ狙います。紡ぎの魔眼。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:55->56)
三井只人:5dx+4>=15 アームドスーツ
DoubleCross : (5R10+4[10]>=15) → 10[3,5,6,9,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

三井只人:わぉ。
影山 夏月:イケてるやん!
GM:やるな
河合 奏:連続大回転
影山 夏月:じゃあボディアーマーが河合支部長で
影山 夏月:アームドスーツが樹さんかしら
三井只人:影山さんか樹さんかな。樹さん持ちますか?
神楽 樹:三井君着るんじゃないの
洲崎アカリ:じゃあ支部長にボディアーマー渡しますね
神楽 樹:ああ持ってたか…
影山 夏月:あ、私はアームドスーツ買えてるので大丈夫です
洲崎アカリ:こちら以上で
影山 夏月:バディムーブで届かせてもらった
河合 奏:ではありがたく!
三井只人:あ、私と影山さんはもう持ってるか
三井只人:じゃあ樹さんにアームドスーツをどうぞ!
神楽 樹:私スーツが弾けるんで着るならボディアーマー
影山 夏月:私も以上で!
三井只人:あ、そうだったとは。
三井只人:じゃあ買うもの間違えたな、ボディアーマーで良かったね
影山 夏月:あっしまったな、ごめんなさい
三井只人:まぁ装甲が高いので一応持ってもらっておきます…?
神楽 樹:ひとまずボディアーマー拝領します。ありがとう
神楽 樹:…じゃあアームドスーツで
三井只人:ごめんね…
神楽 樹:もらえるものは頂きます。ありがたく
三井只人:装甲10を活かしてね。わぁい。

ミドル3

GM:フェイズ3
GM:②住民避難誘導完了。選択肢より消えます。
GM:近嵐蒙恬独自の調査により、“センセイ”および“ゲブラー・ケセド”の拠り所となる物語の手がかりがつかめました
GM:これにより②物語の解読作業 が選択肢に追加されます。
GM:“ゲブラー・ケセド”高高度飛行による接近により④迎撃指揮は今回不可能です。(ダメージが入れば近嵐のNPCカードは引き続き使用可能です。)
GM:また、話を聞きつけた、本来は敵対的な勢力についても協力を申し出ているところがあるようです。
GM:勢力の内訳:SoG,ギルド、他のFHセルなど
GM:彼らは迎撃が可能な状況になった場合、自らの判断で攻撃に出ます。
GM:これは海岸での迎撃によるボーナスの一環になります。2回目の迎撃が完了した場合、更に協力勢力が加担しやすくなります
GM:というわけで

①情報収集
・ティアティラについて2 情報:UGN 11
・戦力交渉に応じてくれそうな勢力について3 任意の情報 7

②センセイの古文書読み解き
 知覚 知識:レネゲイド 情報:学問 9
0/4

③戦力交渉
現在はこちらが応じてくれます。
・第四支部兵器開発・運用課 交渉7 収蔵している兵器を使用します。/交渉済み。使用可能
・ゼノス 情報収集1を解放後選択可能。“プランナー”の狡猾なプランの下、RB戦力が竜を消耗させます。交渉したPCは侵食率が+2上昇。 RC 交渉 7
④迎撃指揮 現在不可能。

GM: 
GM:シーンプレイヤー 神楽樹 ほか自由
GM:あ、古文書の読み解きは最大達成値10です!記載しそこねてた
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:52->58)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+4(1d10->4)した
三井只人:三井只人の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:56->60)
影山 夏月:侵蝕上がってきたのでこのシーンはやすみます!
GM:OK
GM:では
GM:早速判定どうぞ!
神楽 樹:ひとまず、ティアティラについて当たります
神楽 樹:判定。コネUGN使用で+2D
神楽 樹:4dx+2>=10
DoubleCross : (4R10+2[10]>=10) → 7[1,2,3,7]+2 → 9 → 失敗

神楽 樹:財産点1消費で10に。成功
GM:OK
GM:開示します

■“ティアティラ”について2
同じくインリークォエージェント“金色の冥王”黒須叶のことを親友のように思っていたらしい。今回の目標を第六地区、及び神楽樹に定めたのは
「黒須叶を討った神楽和樹への憎悪と弔い合戦」という私情が多分に含まれている。そのため、神楽樹を足掛かりに神楽和樹に対する嫌がらせをするのが本題。
自らに賢者の石を移植したのもそれ以降。

GM:以上。
GM:ではネクスト。
三井只人:じゃ、僕がセンセイの古文読み解きを。
GM:OK!
三井只人:マイナーで《オリジン:レジェンド》シーン中【精神】判定+4
三井只人:三井只人の侵蝕を+2した(侵蝕:60->62)
三井只人:《生き字引》情報を意志で判定。判定前に《紡ぎの魔眼》判定ダイス+3個
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:62->63)
三井只人:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,10,10]+10[9,10]+3[3]+4 → 27

三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:63->64)
三井只人:よくわかった!
GM:すごくよくわかってる
GM:プライズ成功です!2/4

メイントピック PP 0/4→2/4

GM:では
GM:センセイの物語が開帳されていきます


まだ森のいきものたちがひととおはなしが出来ていた頃のお話です。
さる国の、木々が一本もはえていない山には、それはそれは大きくてつよいドラゴンが住んでいました。
(ドラゴンとは、とかげのようなうろこをもち、へびのようなしっぽ、とりのようなつばさを持つ伝説のいきものです。)
そのつよさたるや、はく息は山を平地に変え、羽根のひとはきで空の星をすっかり落とすほどです。
ドラゴンは、うつくしいものが大好きで、いびつなものがきらいでした。
なので、王様が人々から、多すぎるねんぐ(住む代わりにさしだす必要のあるおかねのことです)を取っていれば宮殿からさらったり、
どれいをらんぼうにあつかう貴族がいれば夕ご飯として食べてしまうのでした。
(その頃は、どれいをやとうことは仕事につくこととあまり差がありませんでした。)
そういうことを繰り返してきたドラゴンは、けれども人々に理解をされずにおそれられ、嫌われていました。
ある日、ドラゴンをおそれた人々は、いけにえに少女をひとり山へとおくりました。
少女を見てドラゴンはたいへんにいかりました。少女は目が見えなかったのです。
ひどいことをする村をドラゴンはほろぼそうと羽根を広げますが、少女はそれをとめ、言いました。
「村のおおぜいのひとたちはこわくてこのようなことをしたのです。」
ドラゴンは、はたと気づいてしまいました。


GM:内容をつかめたのはここまでです
GM:プライズを進めれば更に内容が開示されていきます。但し、状況が状況のため、プライズが全て開示されても物語が完成しない可能性が高いです。
三井只人:なるほどな
GM:以上!
GM:ネクストです
河合 奏:じゃあ残った勢力についての情報収集を
神楽 樹:よろしくお願いします
河合 奏:コネ:UGN幹部使ってダイス+2
河合 奏:4dx+1=>7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[1,2,5,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

河合 奏:それと戦力のミサイルも使用します
GM:OK!
GM:では、追加戦力を発表します

・“ネクベト”ホットライン。 交渉して1ターン後から使用可能。レドリック派が動き、“天の火”が放たれます。避難誘導が完了していない場合使用不可能。極めてダメージが高いです。
 交渉 知識:レネゲイド 感覚 18 全部に財産点使用可能。全員の財産点を共有使用可能。

GM:以上!
GM:支部長は2回めの行動が可能です
GM:行動が余ったら購入に回したりも出来ます
河合 奏:うーん、侵蝕的にもゼノスとの交渉は洲崎さんに頼みたいんだよな……
河合 奏:購入に回そうかな
河合 奏:とりあえずもし出来るなら先に洲崎さんに交渉挑んでもらいたいのですが、いかがでしょう
GM:問題なしです!
洲崎アカリ:ではそういう感じで
洲崎アカリ:ゼノスとの交渉に行きます。技能はRCで
洲崎アカリ:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 5[2,2,3,5]+1 → 6 → 失敗

洲崎アカリ:そう来たか。
神楽 樹:バディ余ってるし切りますか
三井只人:ですね。
洲崎アカリ:問題なさそうならいただきたく!
神楽 樹:バディムーブ。+3で成功に
洲崎アカリ:わぁい
GM:お見事!
GM:では侵食率は上がりますが
GM:NPCなので影響なし!
洲崎アカリ:そういうこと!
GM:本当?影響が無い?どうだろうね…ふふふ…
河合 奏:なにそれ怖い
GM:ではゼノスがNPCカードとして使用可能になりました。
GM:このターンはミサイルが使用されたため、次回から使用可能です。
洲崎アカリ:影響はない(大本営発表)
GM:あと近嵐のNPCカードも使用されますか?
河合 奏:使用します
GM:OK!
GM:では行動が余ってる奏支部長は、購入に回すことが出来ます。
GM:今のタイミングでどうぞ!
河合 奏:じゃあ強化素材狙おうかな
河合 奏:2dx+2=>15
DoubleCross : (2R10+2[10]>=15) → 7[2,7]+2 → 9 → 失敗

河合 奏:普通に失敗!以上!
GM:そういうこともある…
GM:---------------
GM:第六支部 屋上
GM:---------------
GM:“ゲブラー・ケセド”は形態を変化させたまま、今度は高高度飛行によって市へと接近している
GM:通常ならば数分で到着し暴れるはずだが、一つの抵抗勢力と化した様々な組織が迎撃の準備を構えているため真っ直ぐには迎えないようだ。
GM:UGNと普段は協力的とは言えない組織ではあるが、今の瞬間だけは多少信用出来るようだ
GM:君たちもまた、支部で用意された望遠鏡を用いることで“ゲブラー・ケセド”が確認できる
神楽 樹:「……」望遠鏡を通し、確認するその姿は。いままで目にしたものとは比べものにならない
神楽 樹:なるほど、龍だ。ワイバーンなどと呼べるものではない
神楽 樹:「確かに骨が折れる」
三井只人:「…………なんとまぁ。現実味があるやらないやら。」
三井只人:「共通の敵が現れることで、普段いがみ合っていた組織が……ってのは王道ではありますけどね」
三井只人:こちらも望遠鏡を通してみている。
神楽 樹:「問題は。それが終わった後、誰がどこを出し抜いてくるか。それが残る点」
GM:望遠鏡を通して眺めていると、ちらほら爆発が竜の周りで発生している様を見とれるだろう
GM:抵抗勢力による攻撃のようだ。竜には大したダメージが入っている様子も無いが、進行を遅らせているのも確かである
神楽 樹:「交渉に立っているのは生き残るためであり、同時に次の攻勢へ打ち込む楔」
神楽 樹:遠く、音が聞こえる。暴力の証である炎の華が咲いて見える
三井只人:「エンドクレジットを打ってめでたしめでたし、で区切れないのが人生ですねぇ。」
三井只人:「センセイも見ておかなくて大丈夫かい?自分の活躍とかめったに見れないぜ?」
神楽 樹:「……それで、三井」
三井只人:「あぁ、はい」
神楽 樹:「さっき籠もっていた件は、どうなった。調べ物と聞いていたけれど」
三井只人:「えぇ。なんか古い文章みたいで。センセイに頼ってなんとか解読中ですね。」
三井只人:「内容としては童話……で、良いんですかね?奇麗好きなドラゴンのお話っぽいです」
三井只人:「つっても、まだ半分ぐらいですけど。序破急でいうと破あたりで。一応途中まで資料は纏めておきました。」
センセイ:「うむ。どうやら我の武勇伝のようだからな!気合も入ってしまった。」
センセイ:「我の全盛期、義賊みたいなことをしてたとはな。」
神楽 樹:「ありがとう。後でこちらも確認させてもらう」
三井只人:「センセイが覚えてりゃ楽でしたけどね。まぁ、今は昔話でありつつ、目の前の脅威への参考ぐらいにはなるかと」
三井只人:「ひとまず、後半も引き続き読んでくか、手が空いたら誰かにやってもらうつもりです。」
三井只人:「神楽さんの方はなにかわかりました?」
神楽 樹:二人分揃っていれば調べ物は向いているか、と。少し考えて
神楽 樹:「……わかった、というよりは」
神楽 樹:「現状の確認に近い」
三井只人:「こっちは現状どころか過去の確認ですからね。」
三井只人:「となると、敵さんについてでしょうか」
神楽 樹:頷いて
神楽 樹:「“ティアティラ”そのものへの動機、にある程度の確信は得た」
三井只人:「おぉ。」
三井只人:「何するかわかんないのが一番怖いですからね。どんな感じでした?」
神楽 樹:少しだけ、口ごもる様子が見えただろうか。しかしすぐに消えて
神楽 樹:「みっともない話ではあるけれど。身内が関わってる」
三井只人:「身内ですか。」
神楽 樹:「……」
三井只人:「触れちゃまずいところだったりします?」
神楽 樹:「いや」
神楽 樹:「──少し前。黒須叶、という“インリークォ”のエージェントと私達の方で交戦があった」
神楽 樹:「関わったのは第六支部より朱華と、十二支部のチルドレン、イリーガル二名」
神楽 樹:「……その一人が、神楽和樹」
神楽 樹:すぅ、と。小さく呼吸を置いて
神楽 樹:「私の夫が、黒須叶を殺した」
三井只人:「………ご主人が、ね。なるほど。」
三井只人:「黒須氏とは、僕も一度会ったことがありますよ。擁護をする気分には……まぁ、ならないタイプの人でしたが。」
神楽 樹:「誰にとっても繋がりはある。私達も、相手にも」
三井只人:「そうですね。」
三井只人:黒須叶というエージェントを捕獲したさい、その場に居たのが自分だ。そして。
三井只人:敵対する相手とは言え。その命を奪わなくて済むことに安堵したことも覚えている。
三井只人:「……その黒須氏に手を下したことが、ここに出てくるということは。」
三井只人:「ティアティラ氏の目的は仇討ち……でもある。ってことですかね」
神楽 樹:「あの時に私を名指しした理由も見えてくる」
神楽 樹:「大方。こちらを餌に和樹を呼ぶつもりなのだろう」
三井只人:「なるほど」「それは効果的だ。嫌になりますね。」
三井只人:「それを聞いたら余計に、差し出して終わりというわけには行きませんねぇ」
神楽 樹:「生贄にされるほどの可愛げもない」
神楽 樹:遠く。攻撃の音が響く
三井只人:「あぁ、良いですね、そういう考え。」
三井只人:「絶対に犠牲にならないぞ。というスタンスは、割と性に合います」
神楽 樹:「貴方の相手もそういう手合い?」
三井只人:「そうですね。そういう手合いかと。多分。だったら良いなぁ。」
三井只人:「生き残るぞ、という意欲が強い方なので。そこは安心してるかなぁ……」
矢ヶ崎朱華:「……こちらにいらっしゃったのですね。樹先輩」
矢ヶ崎朱華:通信端末を持って、屋上のドアから現れる
神楽 樹:「朱華」振り返り、迎えて
神楽 樹:「……良い報せの方だと、いいけれど」
矢ヶ崎朱華:「そうですね…不快な方とは思いますが」
矢ヶ崎朱華:「情報を引き出せるチャンス、と。私情を挟まなければ言えるかと。はい」
矢ヶ崎朱華:そろそろ結構な付き合いになってきた君なら、矢ヶ崎の無表情からも読み取れる思いめいたものもあるだろう
神楽 樹:「……」
矢ヶ崎朱華:「…“ティアティラ”から。樹先輩に対しての直通通信です」
神楽 樹:後輩の顔を見て。
神楽 樹:「応対する」
神楽 樹:手を伸ばし、端末を受け取る
“ティアティラ”:『………』
“ティアティラ”:いつもの浮かれ調子めいたテンションは鳴りを潜め、不気味な沈黙が通信機から聞こえる
神楽 樹:「こんにちは。先ほどの元気は売り切れ?」
“ティアティラ”:『…情報を、掴んだようだね』
神楽 樹:「お陰で」
“ティアティラ”:『そうだよ。黒須。まあ、悪いやつじゃあなかった。』
神楽 樹:「わざわざ和樹の名前まで出されれば」
“ティアティラ”:『なら話は速い』
“ティアティラ”:『もう分かっただろう。お前達のやっていることをそっくり返してるだけなんだよ、これは。』
“ティアティラ”:『正義のため、人間との調和のためと言ってれば聞こえは良いだろうね。』
“ティアティラ”:『だがお前達が雇う大概のイリーガルにとっては、生活を維持するための手段だったりする』
“ティアティラ”:『日銭を稼ぐために死んでいく私達の仲間の一人が黒須叶だったりする。』
“ティアティラ”:『悪いとか言える立場じゃあない?そうだね。君たちは。だから、同じことをしてあげようと思ったんだ』
“ティアティラ”:『…でもね。神楽和樹よりもお前を優先したのは、そういうことじゃあない。』
神楽 樹:「……」
“ティアティラ”:『残り少ない命のお前が!まだ前線に立って!それを支えてやるって顔で神楽和樹が動いてるのが気に食わないってんだよ!!』
“ティアティラ”:『なんだ?それ。自己犠牲のつもり?』
“ティアティラ”:『病人が出しゃばって、それを支えるって大義で夫がますます張り切って、私の友達が死んだんだ。』
“ティアティラ”:『迷惑なんだよ…お前。そうやって活動してわざわざ命を縮めて。』
“ティアティラ”:『命を張るってのはねえ、その実誰でも出来るんだよ!尊いことでもなんでも無い!』
“ティアティラ”:『だから私は“マスター”に頼んで、お前と一緒になったんだよ。証明のためにね!』
“ティアティラ”:『そんなに死にたいのならさあ、私の憂さ晴らしのために来いよ、こっちに!ドラゴンを引っ込める大義名分も出来るだろ!?』
“ティアティラ”:『お前の、そのつまらん意地は…どこまで張るつもりだ!?』
神楽 樹:「…………」
神楽 樹:端末越しの絶叫。これについては、間違いなく本心だろう
神楽 樹:彼女は絆を失って。そして問いかける
神楽 樹:答えは決まっている
神楽 樹:「──御託は終わりか」
神楽 樹:淡々とした。何も含ませない、怜悧な言葉が口から零れる
“ティアティラ”:『………』
“ティアティラ”:『そうだよ…返事は』
神楽 樹:「貴方が言ったのでしょう。そちらまで行けと」
神楽 樹:「なら私も、“つまらん意地”を張って出向いて伝える」
神楽 樹:「そこで待っていればいい。上から私を見下ろして」
神楽 樹:「しっかりと返事をしてあげる」
“ティアティラ”:『…………へえ。』
“ティアティラ”:『生きてれば、いいね。』
“ティアティラ”:『…誰だっけ。“オートマーダー”だったかな。』
三井只人:「神楽さん。」通信機を指してパスパス、とジェスチャー。
神楽 樹:ノールックで端末を投げ渡す
神楽 樹:「終わったら切ればいい」もはや伝えることはないと三井へ
三井只人:「はーい」受け取りつつ「あー、あー。もしもし。お電話代わりました。ティアティラさん?」
“ティアティラ”:『ああ、こんにちは。君も黒須と面識があるんでしょ。』
“ティアティラ”:『君でいいとかはないけど。何?』
“ティアティラ”:『君の中のドラゴンは有効活用させてもらってるよ。』
三井只人:「あぁ、ご存知でしたか。じゃあ前置きは良いや。」
三井只人:「その点も含めて、あー、なんていえばいいかな。そうそう」
センセイ:「……」君に会話を預けている。
三井只人:「─────人の死は免罪符にも、大義名分にもならないよ、ティアティラさん」
三井只人:「黒須叶さんについてはお悔やみ申し上げます。その上で。」
三井只人:「アンタは僕たちに負けるんだ」
“ティアティラ”:『根拠は』
“ティアティラ”:『研究者はね、根拠を大事にするんだ。』
“ティアティラ”:『医師志望だっけ。それくらいは分かってるでしょ』
三井只人:「根拠?ははは、当たり前過ぎて言ったつもりになってたよ」
三井只人:「貴方は、自分の行動を他人のせいにした。」
三井只人:「じゃあ、その行動が他人のせいで挫かれるのは当然だよな。」
三井只人:「安心して傍観してなよ。アンタが何を言おうと。」
三井只人:「自分の責任で動けないやつが、何かが出来るはずないだろう?」
三井只人:「あぁ、せっかくだ。センセイの首は遠目に見てもだいぶんデカそうだからな」
三井只人:「念入りに洗って待っててくれ」
“ティアティラ”:『………』
“ティアティラ”:通話が一方的に切れます
三井只人:「ありゃ」
三井只人:端末を神楽さんに返します。「切られちゃいました。」
神楽 樹:「気が済んだのならいい」
三井只人:「済みました。まぁ、あとは面と向かっていうだけですね」
神楽 樹:「言い残しは後で伝えればいいのだから」
神楽 樹:さらに端末を朱華へ返して
矢ヶ崎朱華:「流石です先輩!」
矢ヶ崎朱華:ふんふん
神楽 樹:「……ありがとう」
神楽 樹:腕時計を確認。……さて、支部長と“カーテンフォール”が戻るにもよい時間のようだが
矢ヶ崎朱華:「あんなのに負けてはいられませんからね」
三井只人:「同感です。そのためにも、ぼちぼち動きませんと、って感じですね」
河合 奏:神楽の推測を肯定するように、ガチャリと扉が開く。
神楽 樹:「お疲れ様です」視線を向けるより先に声を飛ばす。
河合 奏:「ああ、そちらもご苦労。通信が入ったと聞いたが」
洲崎アカリ:「どうも、お疲れ様です」その背後に続いて影。
神楽 樹:「気合の檄文はサーバーに録音済みです。……もっとも、趣味には合わないと思います」
神楽 樹:「……良好の様子、と見ますが」
河合 奏:「なるほど、確認はしておこう」
河合 奏:「ああ、こちらは順調だ。とはいえ少々業腹な連中の手を借りることにはなるが」
神楽 樹:「……“アズラエル”の件が済んで、乾かないうちに。アッシュ派と繋ぐことになるとは」
神楽 樹:「副支部長も顔を硬くするものです」
河合 奏:「繋ぐライン自体も前に一悶着あった相手だからな」
矢ヶ崎朱華:「…とはいえ。交渉そのものは比較的スムーズに済んで良かったですね…」
矢ヶ崎朱華:「まさか藍華ちゃんがコネクションを持ってるとは思いませんでしたが…」
河合 奏:「全くだ。例の一撃といいよく働いてくれる」
神楽 樹:「姉妹揃って助かる」
洲崎アカリ:「こちらも……つまり、ゼノスの方ですが」
洲崎アカリ:「あたしが出てったんで、多少嫌味は言われましたけど。一応話は纏まりました」
洲崎アカリ:「後は支部長の号令一つで動いてくれるそうで」
神楽 樹:「お疲れ様」
河合 奏:「後方支援の一環とはいえ、君一人に任せる形になってしまってすまない」
洲崎アカリ:「ええ、ありがとうございます」
神楽 樹:「……」
神楽 樹:答弁の中に小さな違和を覚える。気のせいか、と流してしまうにも十分なもの
神楽 樹:……ただ己には踏み込めない。おそらく、支部長でも後ろの少年にも
神楽 樹:「……戻りましょう。竜より、太陽に負ける前に」
神楽 樹:面白くもない冗談で。場を終えるしかなかった
GM:…夏の陽気が占める屋上だったが
GM:少し、風が出てきていることに君たちは気づかなかったかもしれない。
GM:----------------------
神楽 樹:──屋上より離れ。第六支部、一室
神楽 樹:置かれた簡素なスピーカーから流れていたのは。先ほど、自らが聞いた女の怒りだ
神楽 樹:わずかな空白から、三井とのやり取りを終えて。データの再生は終了する
神楽 樹:「……以上が、記録になります」
河合 奏:「……また、ずいぶんはっきり喧嘩を売ったものだな」
河合 奏:呆れたような言葉と裏腹に、その表情は薄く笑んでいる。
神楽 樹:「申し訳ありません」返す言葉もどこか形骸めいたもので
神楽 樹:この人であれば、そう返すだろうとわかった上の応酬
河合 奏:「いいや。それでこそ、だ」
河合 奏:笑ったままそう漏らしたうえで、しっかりと神楽へ向き直る。
河合 奏:「——一度、改めて聞かせてもらおうか」
神楽 樹:「……はい」
河合 奏:「神楽、君の容体は深刻だ。結晶化は体内の大半を侵食しなおも進んでいる」
河合 奏:「打てる手立ても少ない。侵蝕を抑えることは出来ても根本的な治療法はまだ見つかっていない」
河合 奏:「そして君が戦うほど侵蝕は進む。当然、浸食が進むほど死も近づく」
河合 奏:「それでも、君はまだ戦い続けることを望むか?」
神楽 樹:「はい」
神楽 樹:躊躇いはなく。迷う暇を挟まず、言葉を返して
神楽 樹:「……我が侭を押し通すこと、申し訳ないと思っています。支部長」
神楽 樹:「病人が出しゃばる、という一言については。事実でもあります」
河合 奏:軽く頷いて、その先の言葉を待つ。
神楽 樹:「……命を張ることも。私以外にだってできる。“私にしかできない”ものは、きっともうありません」
神楽 樹:後続のチルドレン、エージェント達は優秀だ。多くの武器を持ち、それらを自ら以上に使いこなす
神楽 樹:爆弾を抱えたエージェントを好き好んで使うべきではない
神楽 樹:「ただ、ここで。私はあれに殺されてやるわけにはいきません」
神楽 樹:「奥に下がって、静かにしていることも」
神楽 樹:「……あそこまで言われて」
神楽 樹:「黙っているつもりもない」
神楽 樹:ぎしりと。拳が鳴った
神楽 樹:「──どうか。この件については、最後まで」
神楽 樹:「私に戦わせて下さい。……お願いします」
神楽 樹:眼を伏せ。眼前の支部長へ、頭を下げる
河合 奏:「ああ」
河合 奏:「私だって、自分が出来もしないことを他人に強要するほど厚顔でも無い」
河合 奏:真面目腐った顔を崩すように、好戦的な笑みを浮かべて。
河合 奏:「見せてやれ、神楽。お前を病人と侮るあいつに」
河合 奏:「お前の矜持と力は、竜も穿てる刃だと」
神楽 樹:顔を上げる。
神楽 樹:「……支部長に、そう言われるのはこそばゆいですが」
神楽 樹:「了解しました」
神楽 樹:「……竜を殺すモノは」
神楽 樹:聖剣であり。願いであると多くは語られるなら
神楽 樹:「ひとつではないと。証明します」
神楽 樹:この怒りは。殺すための刃となるだろう
GM:-----------------
GM:シーンカット
GM:ロイスと購入!
神楽 樹:固定ロイスの河合支部長の感情変更。「〇感謝/謝罪」。
神楽 樹:購入は強化素材
河合 奏:神楽さんにはもう取ってるし、ロイスは保留。
河合 奏:購入はこっちも強化素材チャレンジ!
神楽 樹:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 10[6,10]+7[7] → 17 → 成功

三井只人:ロイスはとりあえず保留。購入は強化素材狙いましょう。
河合 奏:2dx+2=>15
DoubleCross : (2R10+2[10]>=15) → 4[3,4]+2 → 6 → 失敗

河合 奏:無理!以上!
三井只人:紡ぎの魔眼。+3個
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:64->65)
三井只人:6dx+4>=15
DoubleCross : (6R10+4[10]>=15) → 8[3,4,4,5,8,8]+4 → 12 → 失敗

神楽 樹:こちらは買えたので三井君に渡します
神楽 樹:三井君の達成値にバディムーブで+3します
三井只人:じゃあ貰いまして攻撃力を+1しまして。
三井只人:こっちで買ったものを影山先輩にパスということで。次のシーンとかで渡したんだと思います。
三井只人:ロンダリングして以上。
影山 夏月:ありがとうございます!
神楽 樹:こちらも処理終了
洲崎アカリ:じゃあ一応ブルゲチャレンジします
洲崎アカリ:1dx+4>=20
DoubleCross : (1R10+4[10]>=20) → 7[7]+4 → 11 → 失敗

洲崎アカリ:無理!おわりです
GM:----------------

ミドル4

GM:フェイズ4
GM:【イベント発生】
GM:----------------
“ゲブラー・ケセド”:第六地区高高度上空
“ゲブラー・ケセド”:上陸の時とは一転、巨竜は直立姿勢で羽ばたいている。
“ゲブラー・ケセド”:オーヴァードならば充分に分かるだろう。
“ゲブラー・ケセド”:竜を中心として、空間内の大気にねじれが蓄積していく。
“ゲブラー・ケセド”:同時に、竜そのものから霧が発生し、瞬く間に積乱雲を形成。
“ゲブラー・ケセド”:着実に巨大なスーパーセルが構成される。
“ティアティラ”:「本命はこっちだ。」
“ティアティラ”:「空中戦を有効に戦えるオーヴァードはUGNも多くは抱えていない。」
“ティアティラ”:「迎撃兵器共もこの状況ではまともに近寄れない」
“ティアティラ”:「全て潰れた肉塊から、お前だけは回収してやるよ…神楽樹ィ!!」

巨竜“ゲブラー・ケセド”スーパーセル準備開始
このフェイズで巨竜の行動を妨害できない限り、フェイズ終了時に“ゲブラー・ケセド”はエリア6(第六地区中心地)へ健在状態のまま到達したものとして扱います。
これに際し、④迎撃指揮 及び
⑤救急支援が開放されました。この選択肢は自動成功です

GM:---------------

①情報収集
・“ゲブラー・ケセド”の目的 情報:UGN 知識:レネゲイド ⑬


②センセイの古文書読み解き
 知覚 知識:レネゲイド 情報:学問 9
2/4

③戦力交渉
・“ネクベト”ホットライン。 交渉して1ターン後から使用可能。レドリック派が動き、“天の火”が放たれます。避難誘導が完了していない場合使用不可能。
 交渉 知識:レネゲイド 感覚 18 全部に財産点使用可能

④迎撃指揮
[可能]。但し⑤救急支援が必要

⑤救急支援
緊急事態により、他支部から支援が飛びます。

GM: 
GM:シーンプレイヤー 神楽樹 ほか自由です
GM:なお“ネクベト”ホットラインは登場者全員の財産を使用することが出来ます
影山 夏月:出ます!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:68->78)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:58->59)
三井只人:三井只人の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:65->68)
GM:では
GM:誰からいくかね!
影山 夏月:戦力交渉に向かいます!
GM:OK!
影山 夏月:判定前に自身に砂の加護を使用。
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:78->81)
影山 夏月:ダイスボーナス上がって+2、感覚で判定
影山 夏月:ダイス9個、固定値なし、目標値18
影山 夏月:9DX+0+0@10>=18 感覚 戦力交渉
DoubleCross : (9R10+0+0[10]>=18) → 6[1,2,3,3,4,5,5,5,6] → 6 → 失敗

影山 夏月:マジで言ってるのお前?
三井只人:マジのようです
神楽 樹:じゃあ財布かき集めるか
影山 夏月:すいません……!
GM:露骨に影山君動揺してるじゃん
神楽 樹:ひとまず仮宣言としてバディムーブと財産2払って+5できる
三井只人:財産で+8出来ます
影山 夏月:私財産3あります!
影山 夏月:届かせることはできるとして、既に判定した私が先に全部突っ込んだ方が良さそうだ
影山 夏月:というわけでとりあえず財産点3消費します、これで9
影山 夏月:影山 夏月の財産を0した(財産:3->0)
神楽 樹:正式に宣言。バディムーブと財産点2、+5します
影山 夏月:ありがとうございます、14!
三井只人:じゃあ僕が残り4点財産出しましょう。
影山 夏月:お手数おかけしました……
三井只人:三井只人の財産を-4した(財産:8->4)
三井只人:絆と財布の力で無事成功だ!
GM:3人の資産が一つに(戦隊もの後半タイトル)
GM:では第六支部の事務班も頑張ったりして
GM:どうにかこうにかレドリック派の交渉を成功させました!
GM:NPCカード:天の火が使えます。
影山 夏月:衛星砲ゲットだぜ!
GM:天の火:超高出力衛星レーザーにより竜を焼く。この攻撃が直撃した場合、ダメージにより4つの竜炉に近嵐が刻印出来る。
影山 夏月:一気に4つ!
河合 奏:強い!
GM:1ターン後使用可能。住民避難誘導が完了していないと使用不可能
GM:というわけで、ネクスト!
GM:良い忘れてましたが、ゼノスのNPCカードは使用可能です!
影山 夏月:もう使っちゃって良いかな?
河合 奏:使っちゃいますか
三井只人:使いましょう。
神楽 樹:手札溜めても現状ではね
影山 夏月:じゃあお願いします!
影山 夏月:レッツプラン
GM:OK!プランが起動します
GM:同時に近嵐も出撃します
神楽 樹:あとは、三井君お願いします
三井只人:ではゲブラーについて行きます。情報UGNで
三井只人:《オリジン:レジェンド》シーン中【精神】判定+4、《C<ノイマン>》《生き字引》情報を意志で判定。判定前に《紡ぎの魔眼》判定ダイス+3個
三井只人:三井只人の侵蝕を+2した(侵蝕:68->70)
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:70->71)
三井只人:9dx7+4>=13
DoubleCross : (9R10+4[7]>=13) → 10[2,3,4,4,5,6,7,8,10]+10[6,9,9]+10[4,10]+4[4]+4 → 38 → 成功

影山 夏月:強い
三井只人:なんとかわかりました
三井只人:三井只人の侵蝕を+3した(侵蝕:71->74)
河合 奏:分からないことなさそう
GM:メチャクチャ分かるやんけ
GM:では成功!
三井只人:やったね!
GM:では開示

■“ゲブラー・ケセド”の目的 情報:UGN 知識:レネゲイド
 “ゲブラー・ケセド”の体内にあるオーヴァードペーストは膨大なエネルギー量ではあるが有限である。最終的に第六地区を吹き飛ばした後、“ゲブラー・ケセド”は
星辰館跡地から“深淵”に至り、賢者の石の鉱床を掘り当てるつもりだ。これを摂取すれば無尽蔵の出力を得て、“ゲブラー・ケセド”は地球に依存することなく活動ができる。
同じように、賢者の石に適合した人体を摂取することでも、同じく万能存在へと近づく。神楽樹を狙うもう一つの理由はこれである。

影山 夏月:ゲーッ!
神楽 樹:人のことを触媒扱いしよる
河合 奏:マジで厄物だなこのドラゴン
三井只人:人を次元連結システムみたいに…
GM:以上
GM:ネクスト!
洲崎アカリ:じゃあ自分は迎撃指揮できないはずなので
洲崎アカリ:救急支援に行きましょう
GM:そうなります
GM:救急支援は宣言するとOKです。
神楽 樹:なら残った迎撃指揮を担当します
GM:なので

♪~
『たたかえ! メカワイバーン』一番
空に黒雲湧き上がり
手強い悪が巣食う街
翼はばたき宙を舞う
鋼の竜が見参だ

こころは持たないその瞳(ヤー)
映すは秩序か混沌か
凛々しく戦え
ぼくらのメカワイバーン

GM:第十支部より
GM:メカワイバーンを提供していただきました
影山 夏月:ヤッターー!
河合 奏:テーマソング付きだ
三井只人:航空戦力!
洲崎アカリ:おお!
影山 夏月:メカワイバーン君と一緒に対空戦闘だ!
GM:NPCカード:四型機竜 ペイロード強化型
GM:パッシブ効果:レイド参加PCは高度空域に存在するキャラクターに対して攻撃が可能になる。
河合 奏:熱い!!
影山 夏月:カスタムされてる!
GM:アクティブ効果:各ラウンド1回、オートアクション。対象PCのダメージロールに+3D10ダメージ
GM:また、⑤救急支援を行使したことで④迎撃指揮が可能になります。
GM:樹さんがやるということでOKでしょうか
神楽 樹:私が担当します
GM:OK!
GM:では迎撃者は先制攻撃及び、レイド終了後侵食率が−3D10されます
GM:--------------
GM:空が一気に翳る。黒雲が垂れ込め、徐々に風音が鋭さを増していく
GM:未曾有のスーパーセルが形成されていく前兆だ。放っておけばこの街の万象を吸い上げ微塵に砕くだろう。
近嵐蒙恬:『ハハ。こりゃメチャクチャやられちまったな。』
近嵐蒙恬:『空に向かうのは多少は出来るつもりだが、あの規模の竜巻に単身飛び込むのはほぼ無理だな。』
近嵐蒙恬:『迎撃担当にとっても似たようなもんだろ…今度は、どうする?』
影山 夏月:「レドリック派はなんとか取り付けました。ですが……」
三井只人:「その協力でなんとかなりそうです?あの竜巻」
影山 夏月:「いえ、何分ものがものです。稼働準備に時間がかかる。あの竜巻の対処は、それを待ってる余裕はないでしょう」
洲崎アカリ:「協力というと……もう一つ、こっちから。第十より航空戦力の支援があるそうです」
三井只人:「まぁ、でしょうねぇ……レーザーって。確かに空飛んでる相手を叩き落とすには充分だけど、まずは先手とられちゃうか」
神楽 樹:「この竜巻に使える戦力、となると」
洲崎アカリ:「四型機竜……こんなもの用意してたんすねえ」簡易な機体資料を提示しつつ。
影山 夏月:「第十……阿久津支部長から? 航空戦力、ですか?」
三井只人:「ヘリとかかなー」資料を見つつ。
三井只人:「…………………」
影山 夏月:「これは……!」
三井只人:「ロボだわ」
影山 夏月:「ロボですね。メカとも言いますか。しかし、まあ……」
矢ヶ崎朱華:「メカワイバーン……噂に聞いてましたが、これとは」
神楽 樹:「……ああ」以前、確か雪がはしゃいで何かを言っていた覚えがあったけれど。もしや
センセイ:「鋼の飛竜か…!しかしあの規模の竜巻に対抗出来るのか?」
影山 夏月:「夢物語のつもりだったのに、本当に実現させてしまうとは。 凄いな、あの方も」
三井只人:「………あ。やっぱこれ正規UGN的にもそういう反応でいいんですね?いいんですね?」
三井只人:「まぁ、そこだよなぁ。竜を模してるけど、突破できるのかしら」
洲崎アカリ:「あたしもこういうタイプは初めて見ますねえ」
神楽 樹:「できるかどうかの話は後で考える」
三井只人:「……そうですね。ともかく、空に届くならなんとでもなるか」
神楽 樹:「使えなければ町が吹き飛ぶなら、“する”しかない」
洲崎アカリ:「理論上、現在の風速下でも戦闘航行は可能との事ですが……」
洲崎アカリ:「そう……その先は、やるしかないという話だ」
三井只人:「ごもっとも」頷く。
三井只人:「で、その何とかする相手の話ですが。」手持ちの資料を広げる。
影山 夏月:「阿久津支部長と、開発班の力を信じましょう」
影山 夏月:「ゲブラーですね。 何か分かりましたか?」
三井只人:「“ゲブラー・ケセド”。あの竜のエネルギーは膨大です。積んでるエンジンがエンジンですからね。」
三井只人:「ただ、それでも無限ではないそうです。……膨大な数を溜め込んでるから、そのまま膨大なだけで。」
三井只人:「使い切ったら枯渇する。そういう当たり前の話だそうで」
三井只人:「なので、向こうさんとしてはその補給。……どうにも、動きからするとこの街の地下とか、そのあたりにアテがあるようです」
洲崎アカリ:「……鉱床か」
影山 夏月:「エネルギー切れが欠点、ということですか? この街の地下、というと……」
神楽 樹:「N市地下に位置する賢者の石の鉱脈か」
三井只人:「そう。どうやら、そんなのがあるらしいですよ。たんまりと賢者の石を溜め込んでる……んじゃないか、とか。」
影山 夏月:「馬鹿な……! 既にあれほどの脅威なんだ、そんなものを吸収されたら……!」
三井只人:「そこからたっぷり吸い上げたら、今度こそエネルギー切れを気にせず大暴れ。まさに我が世の春ってわけですね。」
三井只人:「…………んで。こういう大掛かりな仕事には、次善の策もつきものってわけで。」
三井只人:「たっぷりと賢者の石を取り込めるのが理想。……そうでなくとも。」
神楽 樹:「……」
影山 夏月:「彼の春の代わりに、この世は終わりですよ。 ……させるわけにはいかないとして、次善、というと」
三井只人:「一個でもあれば必要十分。ということですね。それが次善。……相手にとってですよ?」
三井只人:「自分に歯向かってくる賢者の石の適合者を取り込めれば、まさに鴨がネギ。と考えてると推測できます」
影山 夏月:「……神楽さんを狙っているのは、そういう理由ですか」
神楽 樹:「どこまでも都合のいい思考」
洲崎アカリ:「……逆に、そのいずれも果たさせなければ、燃料切れの目もある訳ですか。一応」
三井只人:「そうですね」洲崎さんに。
影山 夏月:「持久戦ですか。 確かにあれだけの大質量に高出力です、消耗は激しい筈」
三井只人:「あの巨体で、あんなに派手に動いてるんです。エネルギーはどんどん減っていくでしょう」
三井只人:「なので、その出鼻をくじき続ける。後の先、ってやつですね」
三井只人:「今回は、まずはあの竜巻をどうにかする……って所に戻ってきます。」
神楽 樹:「本来の体の持ち主から意見は。……アテにはならないか」後半は小さく口の中で納める
三井只人:「『君なら出来る』系の応援が色んな語彙で来ると思いますよ」
神楽 樹:「相棒に苦労させられてるようで」
センセイ:「うむ」
影山 夏月:「ま、まあまあ。センセイさんも、文献の解読で頑張ってくださってますし」
影山 夏月:「あ、そっち?」
センセイ:「そもそも我の全盛期ならば、羽根の一掃きで隕石を招くことも出来るはずだからな」
センセイ:「このくらいならばまだこなせるはずだ、我が英雄!」
三井只人:「…………」ね?という目。
影山 夏月:「ついこの間隕石が落ちかけたことを考えると、洒落になりませんね……」
三井只人:「ま、こなせるはずだ。じゃなくてやるしかないんだよねぇ。じゃあ、どうにかしちゃおう。」
神楽 樹:「そういうことになる」
影山 夏月:「話を戻しますか。接近事態は機龍でなんとかなる。問題は嵐だ」
三井只人:「というわけで。頼りになる皆さんにアテがあれば聞きたいです。」
三井只人:「メカで空には上がれるとして、あの竜巻を誰か、どうにか出来るか。ってやつ」
神楽 樹:「……」
影山 夏月:「第三にハヌマーンの強力な能力者が居ます。 あるいは彼女たちに協力を頼むのも……」
神楽 樹:「それについて、アテはある」
洲崎アカリ:「恐らくはハヌマーンの竜炉由来の力……正攻法で言えば、同系統の能力で出力を上回る事でしょうが」
影山 夏月:「神楽さん。アテ、ですか?」
三井只人:「お、さすが神楽さんです。そのアテとは?」
洲崎アカリ:「無数のオーヴァードの力を凝縮させた出力装置だ。中々そういう訳にも……あら?」
神楽 樹:「さっき貴方が言った。“一個でもあれば必要十分”な出力の持ち主」
神楽 樹:自らの胸元。埋まった石を服の上から、指で叩き
神楽 樹:「私が嵐に対処する。その後、衛星攻撃と同時に第二陣へ動いてもらう」
影山 夏月:「神楽さん……! でも、それは」
三井只人:「…………なるほど。」
神楽 樹:「私一人で可能な範囲については、不明だけど。……最低限の仕事はこなす」
洲崎アカリ:「……不安はある提案だけれど、そうまで言い切られちゃな」
三井只人:「神楽さん。こういうこと聞くの、もしかしたら失礼かもしれませんけど。」
三井只人:「その行動って、『私はどうなっても』とか、『コレで終わっても』みたいな、そういう動機じゃないですよね?」
影山 夏月:「三井君……」
神楽 樹:「……」
神楽 樹:「本気で言っているわけでない以上。聞き逃しておく」
神楽 樹:一瞬だけ、眼の奥が細まり三井を射貫いて
神楽 樹:「──正規の理由が必要なら。河合支部長がクールダウンに入った以上、第六支部としては私が応対する」
三井只人:その視線をまっすぐ受け止めて。
三井只人:「……や。すみません。実力を疑うつもりとかないですし、そんなこと言ってる場合じゃない。ってのはわかってますとも。」
三井只人:「ただ、『貴方達が幸せなのは私が死んだおかげ』……ってなる可能性も、一旦聞いといたほうがいいなと思いましてね。いやぁ、すみません。」
三井只人:真面目になっていた顔を、にぱっと解して。
三井只人:「喧嘩を売られたから、殴り返す。これってそういうシンプルな話ですもんね。余計なことを言いました」
三井只人:少し頭を下げる。
神楽 樹:「……気遣いは受け取っておく。私も、言葉が過ぎた」
神楽 樹:資料を置き。一息
三井只人:「えぇ。………出来ると言うなら、期待してます」
三井只人:「大人の仕事、勉強させていただきますね」
影山 夏月:「河合支部長の許可……は、もう得ておられるんですよね」
影山 夏月:「正規の理由があるなら、止められる権限は私にはない……それに、」
影山 夏月:「感情的な理由ならなおさらだ。 これまで随分、私の我儘を許して、助けて頂いてますから」
影山 夏月:「信じて待ちます。 ……どうか、ご無事で」
洲崎アカリ:「まあ、何です。……命の危険があるって言うなら、UGN(あたしたち)のやってる事は大体全部がそうだ」
洲崎アカリ:「だから、心構えだってそう変わりない……死ぬかもしれないが、役目は果たすし、その上で何とか生きて帰る」
洲崎アカリ:「そういう意味じゃここにいる皆、同じ事だ」
洲崎アカリ:いや、あたしは今ちょっと特別扱いを受けてますけど……と、最後に申し訳なさそうに笑って付け加えて。
神楽 樹:「……わかってる。そちらも、任せた」
神楽 樹:変わらず平坦に言葉を返して。置いていた上着を掴む
神楽 樹:部屋を出て行く途中。洲崎の横を通り過ぎる時、
神楽 樹:「言われた以上、帰ってくる」
神楽 樹:「私だって──死ぬのは怖い」
洲崎アカリ:「……」言葉はなく。ただ小さく、頷いて返す。
神楽 樹:聞こえたかどうかは定かではなく。微かな空耳と感じるような音を残して、足音が遠のいてゆく
センセイ:「ところで我が英雄よ…我の英雄譚はやる余裕がなかったようだが」
センセイ:「大丈夫だろうか?その…悪い予感が少しするのだが。」
三井只人:「…………」確かに。あの古文書の解読は進んでおらず。続きも気になるけど。
三井只人:「センセイ。そういう時はいい考えがある。」
三井只人:「例えば、センセイの英雄譚を先にして、今の身体の方の情報を後回しにしたとして───」
三井只人:「───どうせ同じ予感がしてたよ。うん、きっとそうだ。」
センセイ:「ふむふむ」
三井只人:「なので、気にしないでいこう」
センセイ:「成程な!“悩む選択肢が2つの場合どちらを選んでも後悔する”というやつだな!」
三井只人:「うんうん。そういう時は最初の選択肢がだいたい正解なんだよ。」
センセイ:「そう言われると些末なことに感じて良いな!流石我が英雄!」
三井只人:「迷って不正解だとショックなんだから」
三井只人:「センセイが見た目通り翻すのが得意で助かったよ」
影山 夏月:「……はは」
センセイ:「うむうむ…それだとまるで我が薄っぺらいようではないか?」
影山 夏月:一人と一匹の緩い雰囲気に、わずかに心が軽くなる。
影山 夏月:「おっと、あまりゆっくりもしてられないか。洲崎さん、他支部からの支援についての交渉は……」
三井只人:「柔軟ってことだよ。褒め言葉褒め言葉」
洲崎アカリ:「ええ、今やっています」その傍ら、黙々と連絡用の端末を操作している。
影山 夏月:「私にできることはありますか? アッシュ派との交渉は片付きましたし」
洲崎アカリ:「……」そのまま言葉は切れる。肘をついて、深呼吸ひとつ。
洲崎アカリ:「……できる事はそりゃ、いくらでもあると思いますが」
洲崎アカリ:「敢えて貴方にやってもらう必要のある事となると、あたしの方には回って来てないと思いますね」
洲崎アカリ:エフェクトを使う必要もない、連絡調整役だ。特にこの言葉に偽りはない。
洲崎アカリ:「それに、そもそも」
洲崎アカリ:「あたしは今、貴方に指示を出す立場ではありませんし」
洲崎アカリ:通常の第三支部内での作戦であれば、そういう動き方をする事も多かったけれど。
影山 夏月:「……そうですか」
影山 夏月:「では私も、他の案件のカバーにまわります。 必要になったら呼んでください」
洲崎アカリ:「……ええ」顔はモニタの方へ向けたまま。
影山 夏月:「指示でなくとも、協力しますから」
洲崎アカリ:「……」返答はない。……自分は今、彼を突き放そうとしている。その好意を理解した上で。
洲崎アカリ:残酷な真似だと分かっている。でも、今のあたしは冷静で、これは恐らく必要なこと……そのはずだ。
洲崎アカリ:長い時間を彼と共に過ごした。あたしが危ない目に遭うと、一際心の乱れる人物だ。
洲崎アカリ:よく知っている。これまでにも何度も、そういう姿を見てきた。
洲崎アカリ:可能な限り、そういう心配をさせないように振る舞って来た。強がって見せるのは、自分の取り柄だったから。
洲崎アカリ:でも、もう無理だろう。そのやり方で、彼の心を守ろうとするのは。その限界が、さっき証明された。
洲崎アカリ:(だから、きっとこれでいい……今のあたしは、あたしの無事を保証できない)
洲崎アカリ:……甲高い電子音。手にした端末が、緊急性の高いメッセージの到着を知らせるもの。
洲崎アカリ:そこで初めて、自分の思考に気を取られて、手が止まっていた事に気付く。
洲崎アカリ:(呆れた話だ。他人にはあんな偉そうに言っておいて)
洲崎アカリ:「少し、出てきます。数分で戻るので」
洲崎アカリ:暗に、監視役は不要と言い含めて
影山 夏月:「……承知しました」
洲崎アカリ:席を立ち、静かな足取りで部屋を出ていく。
三井只人:「…………」
三井只人:その背中を見送る。二人の内、一人が去って、一人が残る。
三井只人:傍らの影絵の竜の口を上下につまんで塞いでおきつつ。
三井只人:「あー」
三井只人:「影山先輩?」
三井只人:そこでようやく、存在を思い出したように声を出す。
影山 夏月:「ああ。 ……すまないな、三井君」
三井只人:「いえ、良いんですけどね。二人の世界に……っつうわけでも無さそうですが、まぁ。」
三井只人:「何か怒らせたんですか?」
影山 夏月:「そうですね。喧嘩、みたいなものです」
三井只人:「なるほど。」
三井只人:「ぶっちゃけ聞きますけど、手助けは必要で?」
影山 夏月:「さっきの三井君のような心配をして、私は退けなかった……そんな感じかな」
三井只人:「あぁ」出撃していった神楽さんの顔を思い出しつつ。「そりゃ、根深いや」
影山 夏月:「……少し、相談はしたいかな」
三井只人:「よござんしょ」自分の膝をパンと叩く。「聞きましょう。カウンセリングも僕の仕事だ。」
影山 夏月:「ありがとうございます、ドクター」
影山 夏月:「なあ、三井君」
三井只人:「なんでしょう先輩」
影山 夏月:「誰かの為に傷ついてしまう人が居るんだ」
影山 夏月:「その人に傷ついてほしくないって、私は思う」
影山 夏月:「でもそのことが……私が彼女を思うことが、却って彼女の重荷になってしまうかもしれない」
三井只人:「ふむ。」
三井只人:「そりゃ難儀な話ですね」
影山 夏月:「君なら、どうする? 自分が大切に思うことが、その人の重荷になってしまうとしたら」
三井只人:「そうですねぇ。……多分これ、参考になりませんよ?」
三井只人:「それでも聞きます?」
影山 夏月:「聞かせてほしい」
三井只人:「じゃあ、そうですね。僭越ながら。」こほん、と一息。
三井只人:「大事に思ってる人が居て、傷ついて欲しくなくて。でもそれが重荷になってしまうのなら。」
三井只人:「遠慮なく背負わせちゃえば良いんじゃないですか。その重荷。」
影山 夏月:「……」
三井只人:「放って置いたら傷付くんでしょ?重荷でも縛り付けて止めておけば良いんじゃないですか」
三井只人:「まずですね。影山先輩。傷ついて欲しくなくて、重荷も背負わせたくない、といいますが」
三井只人:「貴方は、その人を傷つけたくないのか。それとも、重荷を背負わせて嫌われたくないのか」
三井只人:「そこからじゃないですかね」
影山 夏月:「……ああ、そっか」
影山 夏月:ふっと、気の抜けた声が漏れる。
影山 夏月:「……自分のやりたいことは分かってたんだ。傷ついてほしくなくて、大事に思ってて、大事にしたくて」
影山 夏月:「なのにどうして、悩んでるんだろうって。 自分でも分からなかったんだが」
三井只人:「はい。」
影山 夏月:「……嫌われるのが怖かったのか、俺」
三井只人:「そりゃそうでしょ。」
三井只人:「大事な人に嫌われるの、コワイですもん」
影山 夏月:「そっか……そうだったんだなあ」
三井只人:「でもですね、先輩」
三井只人:「大事な人が居なくなるのって、それ以上に怖くありません?」
影山 夏月:「全くだ」
影山 夏月:「背負える以上のもの背負って倒れられるなんて、本当に最悪」
三井只人:「そうそう。」
三井只人:「どうにかしたいなら、こっちから先に背負わせちゃうしかないですよ。」
三井只人:「どうせ、押し付けてきた相手の事が嫌いなら、そんなもん捨てるんですから」
影山 夏月:「捨ててでも前に出られたら困るな。 しがみつくとするか」
影山 夏月:「ありがとう、三井君。 色々すっきりした」
三井只人:「そりゃよかった。最近、進路相談をされることも多いもので。」
影山 夏月:「本当に」
影山 夏月:「ありがとう。 君はきっと、良いドクターになるな」
三井只人:「そりゃどうも。何よりの励みです。」
影山 夏月:「……自分が傷ついて誰かを守る人が居て、彼らは本当に凄い人たちだけど」
影山 夏月:「自分が傷つかずに誰かを守れる。 君はきっと、そういう男なんだろう」
影山 夏月:「俺の目指してるところはそういうところでね。 ……うん。君が先達なら、追いかけがいもある」
三井只人:「そりゃいいや。……自分が傷つかずに、ってどちらかと言うと悪役ポジですけどね」はは、と笑いつつ。
三井只人:「んじゃあ、すっきりした所でついでにも一つアドバイスとか送っときましょうか。」
三井只人:「放っといたら居なくなって、構ったら荷物を背負わせちゃうって言ってましたけど。」
三井只人:「重そうなら、無理矢理にでも背負うの手伝えばいいんじゃないですか。」
三井只人:「そういうお節介、得意でしょ。」
影山 夏月:「……余計なおせっかいか。得意、なら良いんだが」
三井只人:「余計なおせっかいが得意じゃない人はですね、先輩」
三井只人:「人のデートを尾行しない。」
影山 夏月:「ぐっ……! 何故それを!?」
三井只人:「………」
三井只人:「………………………………」
三井只人:「いまのはいわゆる、「そこまではしてないよ」待ちだったんですけど」
三井只人:「マジで何やってるんですか、先輩」
影山 夏月:「………」
影山 夏月:目を逸らす。
影山 夏月:「お節介を焼いてしまったので」
影山 夏月:「もしまずいことになったらフォローをと思ってだね」
影山 夏月:「毎度やってるわけではないんですよ。本当に」
三井只人:「……………」
三井只人:「………じゃあ、今回。僕もお節介を焼いたので。」
三井只人:「マジで先輩が嫌われたら、お疲れ様会でもやりますか」
三井只人:「元々、そういうつながりでしたしね、僕ら」
影山 夏月:「ははは。今度は見守られる側か」
影山 夏月:「そうだな。その時は皆に慰めてもらうが」
影山 夏月:「そうならないように、しっかりやってくるさ」
影山 夏月:「ああ。私は……お節介焼き、らしいからな」
GM:-----------------
GM:第六地区 上空
GM:-----------------
“ゲブラー・ケセド”:うねる黒雲の中心にて、静かに羽ばたく
“ゲブラー・ケセド”:攻撃動作と呼べるものではないかもしれない。己が身を中空に留めるための運動。だが竜が意志を持ってすれば、それは超常の破壊的自然現象たりうる
“ゲブラー・ケセド”:それは矛にして盾。一切をすり潰す無慈悲な臼たる竜巻は、外的要因をも轢き潰す堅牢さを内包する
“ティアティラ”:「………」遠巻きにスーパーセルを眺める。流石にワイバーンに騎乗した状態で隣にいることは危険過ぎる
“ティアティラ”:「来いよ。」
“ティアティラ”:「来いよ!!!」
“ティアティラ”:目の前にいない相手に向かって、虚空に吠える
“ティアティラ”:上手く行ってるはずだ。そのはず
神楽 樹:ジェネシフト、2Dで
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+13(2d10->10,3)した(侵蝕:59->72)
神楽 樹:セットアップなし。マイナー、“解除”《完全獣化》《破壊の爪》
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+9した(侵蝕:72->81)
神楽 樹:メジャーで《Cバロール》《漆黒の拳》《獣の力》《獣王の力》《神獣撃》
神楽 樹:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,5,7,9,9,9,9,10]+10[2,2,3,6,7,7]+2[1,2]+4 → 26

GM:そのままダメージOK!
神楽 樹:では
神楽 樹:4d10+23+3d10
DoubleCross : (4D10+23+3D10) → 25[6,8,8,3]+23+21[6,5,10] → 69

神楽 樹:69で装甲貫通
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+12した(侵蝕:81->93)
GM:では近嵐の効果により
GM:6900ダメージです!
神楽 樹:──その暴威へ突き進む無謀な影が、女には見えただろうか
神楽 樹:機龍の上、暴風に晒されながらもしがみつき空を進む。計器が鳴らすアラートすら聞こえない
神楽 樹:「…………」
神楽 樹:「──証明か」
神楽 樹:ティアティラの語った声が蘇る。同じものになったと、叫ぶ声。
神楽 樹:──なら。ここで確かめるといい
神楽 樹:身の内側より隆起する結晶体、二の腕半ばから精製/膨張
神楽 樹:破砕音/腕を形作る/精製/圧縮/成型/二度の破砕/完了
神楽 樹:女の右腕だったものは消える。生み出されるのは水晶で作られた巨人の腕。小さな体躯に似合わぬ異形。
神楽 樹:立ち上がる。手を伸ばす。視界の先、雲を掴むように重なって。
神楽 樹:魔眼構築:拡大二重=巨大な魔眼をひとつ/青を注ぐ/圧縮+圧縮+圧縮+圧縮+圧縮+圧縮
神楽 樹:「第一種」
神楽 樹:「──斬戟昇華」
神楽 樹:全身を用いた右腕のスイング。同時に球体の魔眼が刃の如く伸び、
神楽 樹:重力の刃は。視線の先にて暴れ続ける、黒雲を斬り裂いて──空がズレた。
GM:空を拝んだ人は、確かに見えたはずだ
GM:霹靂の音も無く雲が避け
GM:真っ青な線が、竜巻を分かつ
GM:一つの完成された美術画のような澄んだ一閃を持って、内部にいる巨竜まで瑕は到達する
“ゲブラー・ケセド”:君の目でも確かに見える。巨大な、今度は鳥の羽根のような翼をたくわえた竜が
GM:同時に
GM:その間隙を待っていたと言わんばかりに、空間そのものが固化する。ゼノスの加勢。オリジン:レジェンドによる限定的な天候掌握
GM:竜巻が運動量を残したまま停止するという異常現象。
近嵐蒙恬:「ハハ。噂には聞いてたが、ヤバいな第六支部。」
近嵐蒙恬:「あんたがあの支部でもトップクラスなのかい?」君の傍らにいつの間にかいる。巨大な梵字の上に乗り、中空を漂っている
神楽 樹:「所詮は曲芸」右腕がひび割れ、破片を散らす。視線は向けず言葉を返して
近嵐蒙恬:「曲芸がスーパーセル割れる業界、怖すぎでしょ。」
近嵐蒙恬:「何にせよ、俺は俺の仕事やってこないとな。」
近嵐蒙恬:スーパーセルの間隙に向けて飛び込んでいく。刻印を済ませれば、後は編成されたチームが巨竜を倒す段取りが立つ
神楽 樹:「後を任せる」その背を見送って。
神楽 樹:視線を向けた。先には何も見えない。あるいは、“アレ”からは見えているだろうか
神楽 樹:「──」
神楽 樹:首を戻すと同時。足下の機龍が軌道を変える。……いまの私の仕事は終わりだ
神楽 樹:空から大地へ。蒼の残滓を残しながら女が降りてゆく
神楽 樹:侵蝕低下、-3D10
神楽 樹:93-3d10
DoubleCross : (93-3D10) → 93-14[9,1,4] → 79

GM:---------------
GM:シーンカット
GM:ロイスと購入が可能です。
洲崎アカリ:ロイスそのまま。ブルゲチャレンジします
洲崎アカリ:1dx+4>=20
DoubleCross : (1R10+4[10]>=20) → 4[4]+4 → 8 → 失敗

影山 夏月:ロイス 神楽 樹 ○P:信頼 N:不安
神楽 樹:ロイス保留、調達ブルーゲイル
洲崎アカリ:おわおわり。
影山 夏月:購入ブルゲチャレンジ!
影山 夏月:3DX+3+0@10>=20 調達
DoubleCross : (3R10+3+0[10]>=20) → 8[1,2,8]+3 → 11 → 失敗

神楽 樹:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 10[2,3,10]+9[9] → 19 → 失敗

影山 夏月:ダメでした!以上
神楽 樹:惜しい、財産点尽きてる
影山 夏月:すまねえ……!
三井只人:ロイス保留のブルゲ。紡ぎの魔眼使用。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:74->75)
三井只人:6dx+4>=20
DoubleCross : (6R10+4[10]>=20) → 10[1,4,4,4,8,10]+2[2]+4 → 16 → 失敗

影山 夏月:バディムーブ入れてもらえば財産1で買える?
神楽 樹:入り用ならバディ切って財産入れますか
三井只人:あ、そうだ。
三井只人:一応買っときましょう。
神楽 樹:ではバディームーブ+3
三井只人:影山くんの前にいい感じに露払いできるかも知れない。
三井只人:財産点1入れて購入!
三井只人:三井只人の財産を-1した(財産:4->3)
三井只人:以上!
神楽 樹:処理以上
GM:支部長は今回休みでしたね。OK
GM:-----------------------

レイド2


PC:“模倣犯(コピーキャット・クライマー)東雲 銀(しののめ ぎん)(キャラシート)PL:メガ大仏
PC:“スローモーター”珠手 浪(たまて ろう)(キャラシート)PL:黄色の月
PC:“アルビレオL”佐藤 茂(さとう しげる)(キャラシート)PL:海野しぃる
PC:“アルビレオR”日蔭 仄香(ひかげ ほのか)(キャラシート)PL:嗣子
PC:“頭無し”日寺 創(にちじ はじめ)(キャラシート)PL:鮪アケパロス

GM:では
GM:今のうちに、第二回レイドメンバーの事前購入回をしましょう。
日蔭仄香:わーい。よろしくお願いいたします。
GM:このレイドの状況を説明します
佐藤茂:おねがいします!
日寺創:よろしくお願いします。
東雲銀:よろしくお願いします!
GM:・レイド参加者は侵食率85でスタート。登場ダイス及び衝動判定は別途行う。
珠手 浪:よろしくお願いしまーす♪
GM:・現在“ゲブラー・ケセド”およびほかエネミーは全て飛行状態となっている。
GM:・また、同時に高度空域状態にもなっており、後述するNPCカードの効果なしでは干渉不可能
GM:・NPCカード“メカワイバーン ペイロード強化型”が使用可能。 パッシブ効果:PC達は高度空域にいるエネミーに攻撃が可能(エンゲージ射程は通常通り扱う。)
佐藤茂:ヤー!
GM:アクティブ効果:ラウンド1回使用可能。ダメージロールダイス+3D10
珠手 浪:(ヤー)
GM:彼の詳細は『機動飛竜兵器メカワイバーン』 にて http://sasasa.genin.jp/TRPG/mecha/mecha_main.html
日寺創:ヤー!
GM:・プリプレイとして、レイド参加者は購入判定をそれぞれ2回行うことが可能。
GM:第1回は普通にミスです…ごめんね…
GM:大事なこと書きそびれていた
GM:・神禍討滅局“エトランゼ”より派遣された“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬の呪術刻印により、“ゲブラー・ケセド”に与えられる最終的なダメージは100倍となる。
日蔭仄香: 
日蔭仄香:第二回レイド 購入
日蔭仄香: 
日蔭仄香:1回目
日蔭仄香:というわけで。先に相談していました通り、まずグレラン狙います。
佐藤茂:第一回目、ヘビーマシンガン狙います
佐藤茂:7dx>=24
DoubleCross : (7R10[10]>=24) → 10[3,3,5,6,9,9,10]+8[8] → 18 → 失敗

日蔭仄香:3dx+2=>13
DoubleCross : (3R10+2[10]>=13) → 10[4,6,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

佐藤茂:よし
日蔭仄香:成功!やった。これで範囲で殴れる。ウェポンケースに仕舞います。
佐藤茂:財産点6点使用で残り七点!
佐藤茂:今日のイチャイチャプレゼントだ!
日蔭仄香:ありがとね!
日蔭仄香:装備。
佐藤茂:あたりまえさ……
珠手 浪:大槌かパイルバンカーで迷ったけど大槌買いまーす!
日寺創:がんばれ~
珠手 浪:3dx+2>=14
DoubleCross : (3R10+2[10]>=14) → 10[5,9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

珠手 浪:うおお、買えちゃった!ウェポンケースに付け替えておきましょ
東雲銀:購入判定1回目:対空ミサイル狙います
日寺創:おめでとう!
東雲銀:コネ手配師仕様
東雲銀:6dx+6>=18
DoubleCross : (6R10+6[10]>=18) → 9[3,3,6,6,7,9]+6 → 15 → 失敗

東雲銀:ダメ!
佐藤茂:狙うぜ対空! 購入二回目!
日寺創:対空ミサイルチャレンジ
佐藤茂:7dx>=18
DoubleCross : (7R10[10]>=18) → 10[1,1,2,4,5,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

日寺創:3dx>=18
DoubleCross : (3R10[10]>=18) → 9[1,8,9] → 9 → 失敗

佐藤茂:財産点6ぶっこみます!
日蔭仄香:ブルゲとか買わないの!?w
佐藤茂:東雲くん! これをつかえーっ!
佐藤茂:ブルゲよりも浪漫を……w
東雲銀:受け取ったーっ!!
日蔭仄香:じゃあいいや、わたし一応チャレンジするよw
日蔭仄香:3dx+2=>20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 5[1,2,5]+2 → 7 → 失敗

日蔭仄香:無理。以上!
東雲銀:二回目はブルゲを
東雲銀:6dx+6>=20
DoubleCross : (6R10+6[10]>=20) → 10[4,6,6,7,7,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

日蔭仄香:かえてる
佐藤茂:やるぅ!
東雲銀:せいこうしてしまった
珠手 浪:凄いぜ!
日寺創:すごい!
日蔭仄香:あ、そうだ
珠手 浪:余った手番となりましたが、何買いましょうかね……
日蔭仄香:やっぱりグレラン手持ちにして、へヴィマシをウェポンケースに仕舞っておきます。
珠手 浪:じゃあ余ったしダメもとで自分もブルゲ!
珠手 浪:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 6[4,6,6]+2 → 8 → 失敗

日寺創:ダメ元ブルゲ!
珠手 浪:ダメダメ!2回調達分は以上です
日寺創:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[5,6,9] → 9 → 失敗

日寺創:二回分、自分も完了しました。
GM:-----------------------
GM:第六地区 上空
GM:-----------------------
GM:神楽樹の一撃によって断ち割れた黒雲の渦は再び接合し、暴力的な風圧と共に君たち4人を睥睨する。
GM:傍らに控えるのは第十支部の擁する“四式機龍”。君たちの足場となり、時に矛となる兵器だ。
GM:彼らこそが、対巨竜迎撃班として緊急編成されたチームである。
佐藤茂:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+4[4] → 89

東雲銀:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+3[3] → 88

珠手 浪:珠手 浪の侵蝕を3増加しました(侵蝕:85->88)+3(1d10->3)
日寺創:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+5[5] → 90

日蔭仄香:日蔭仄香の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:85->92)
佐藤茂:「やー、これが秘密兵器(メカワイバーン)か。第四支部から派遣された秘密兵器組としてはちょっと対抗心が湧いちゃうな」
佐藤茂:くるりと振り返り微笑む。
佐藤茂:「ねえ、仄香」
日蔭仄香:「何言ってるの…」呆れた顔でためいきひとつ。
佐藤茂:幸せそうである。
日蔭仄香:「秘密兵器、なんて柄じゃないでしょ。このっ」
日蔭仄香:と、一度小突いてから。
日蔭仄香:「こんばんは?でいいのかな。真っ暗だけど、どうかよろしく。”アルビレオR”、日陰仄香です」皆に向かって。
佐藤茂:「アルビレオL……佐藤茂だ。よろしくね」
珠手 浪:「珠手浪と言いますー。浪ちゃん、って呼んでくださいねぇ」
珠手 浪:「何やら凄いことになってますけど、足を引っ張らないよう頑張っていきますよー!」
日寺創:「こんばんわ、日蔭さん。佐藤君。秘密兵器が二つ来たとなれば僕らも心強い、かな。」緊張しながらも微笑む
東雲銀:「コピーキャットクライマー、東雲銀。第九支部所属だ」
東雲銀:普段とは異なり、大掛かりな装置を背負う
日蔭仄香:「秘密というほどじゃあないんだけど……」溜息。「それいうなら、正規人員の東雲君のがそうじゃない?」
日蔭仄香:「ほら。なんかすごそうなの背負ってるし」
日寺創:「僕は”頭無し”日寺創さ。…色々化け物退治はしてきたつもりだったんだけどこんなのは初めてだからね」
東雲銀:「今回は特別にね。何せ今回は四式機龍もいる」
珠手 浪:「私もなんですよねぇ……見る事乗る物初めてだらけでー……」
佐藤茂:「大技使いのRB。聖剣使いの秘密兵器。ふむふむそれに変身特化」
東雲銀:「こいつは一時期第九支部預かりになってたんだ。その関係で色々と準備している」
珠手 浪:「ちょっとワクワクもしちゃってたりー?」
佐藤茂:「尖った面子だ……良いねえ。大物狩りにはもってこいだ」
日蔭仄香:「あまり飛ばし過ぎないでよ?」
佐藤茂:「君を泣かせない程度にするさ」
佐藤茂:「春日のお嬢にも怒られたしな」
珠手 浪:ニコニコと微笑んでいる。
東雲銀:「……こんな時に見せつけてくれるな」
日蔭仄香:「分かってるならいいけどね…っと、ごめんなさい」
東雲銀:「いいや、その余裕が頼もしい」
日寺創:「この二人…熱い!ドラゴンのブレスの如く!」
珠手 浪:「ふふー。ヤケちゃいますねぇ」
佐藤茂:「愛だよ、愛だ……」
日蔭仄香:「大体二人ペアの方が多かったからね。どうしても…はぁ」受け入れて貰えてるのでちょっと肩すかし。
日蔭仄香:でこぴん。
日蔭仄香:「調子乗らない」
日寺創:「いいじゃないか。大切な人がそばにいるって素敵なことだよ」
佐藤茂:額を抑えてキューと鳴いている。
日寺創:「…おかげで少し緊張もほぐれたしね。ろーちゃんも今回のお仕事、頼んだよ。」
日寺創:「今度はドラゴンを沈めちゃおうか!」と笑顔
珠手 浪:「ええ。ハジメ君とも久しぶりの任務ですしー──」
珠手 浪:「ぱっぱっと終わらせて、皆で帰るとしましょうか!」
東雲銀:手元の聖剣を優しく撫でてみせる
東雲銀:「『戴冠計画』。機会がもう一度こんなに早く来るとは思わなかったが」
東雲銀:「止めてやろう。僕ら聖剣使いの出番だ」
GM:五者一機がそれぞれの戦闘態勢を取る間。黒雲の渦の前に巨影が4つ飛来する
"ゲブラー・ケセド":ブラム=ストーカーによる血の眷属の力。色濃く竜の血を注がれ数多くのワイバーンが拒絶反応で斃れる中、生き残った個体
"ゲブラー・ケセド":ただの交雑に非ず
"ドラゴンブリッド":遺伝率50%。“ドラゴンブリッド”。4匹
GM:5対5。天災と超人の決戦
"ゲブラー・ケセド":甚大なる敵意を放つ君等5者を、黒雲の奥に控える巨竜が認識するや
"ゲブラー・ケセド":膨大なる膜放電が閃き、一層のレネゲイド圧が君たちをダウンバーストの如く押し潰す!
"ゲブラー・ケセド":衝動判定!難易度10!
日蔭仄香:6dx+5=>10
DoubleCross : (6R10+5[10]>=10) → 9[5,7,7,7,9,9]+5 → 14 → 成功

東雲銀:10dx+1>=10
DoubleCross : (10R10+1[10]>=10) → 10[1,3,7,8,8,9,9,9,10,10]+9[3,9]+1 → 20 → 成功

日蔭仄香:日蔭仄香の侵蝕を+8(2d10->5,3)した(侵蝕:92->100)
日寺創:3dx=>10
DoubleCross : (3R10[10]>=10) → 9[7,9,9] → 9 → 失敗

東雲銀:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+3[1,2] → 91

日蔭仄香:ぐっ…リザレクトできないか。
佐藤茂:4d+1>=10
DoubleCross : (4D6+1>=10) → 13[3,2,2,6]+1 → 14 → 成功

日寺創:90+2d10
DoubleCross : (90+2D10) → 90+10[3,7] → 100

日寺創:ぐわあああ!
佐藤茂:89+2d10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+9[6,3] → 98

珠手 浪:4dx+4>=10
DoubleCross : (4R10+4[10]>=10) → 8[1,7,8,8]+4 → 12 → 成功

佐藤茂:ンッ ごめんろーちゃん活性飛ばせない!
GM:茂君なんかへんだぞ
珠手 浪:85+2d10
DoubleCross : (85+2D10) → 85+3[1,2] → 88

GM:衝動判定DXになっとらん
佐藤茂:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 10[4,9,10,10]+10[1,10]+2[2]+1 → 23 → 成功

佐藤茂:成功!
珠手 浪:こっちも低いー!長期戦の予感ですねぇ
珠手 浪:浸食88へ!
佐藤茂:なんでxでなく6となったか……
日蔭仄香:浪ちゃん、登場侵食振った…?
珠手 浪:あっ……そっちが3増加でした!
日蔭仄香:登場で88だから、+3で91だね
珠手 浪:つまり……合わせて91!
GM:ではイニシアチブ表に書き込んでもろて
珠手 浪:ありがとうございますぅ……
GM:巨竜“ゲブラー・ケセド”の状態を説明します。
GM:“ゲブラー・ケセド”はEロイス【究極存在】を所持しております。こちらによって通常ではまともなダメージを入れられず、たとえ入れられても回復してしまうのですが
GM:現在神禍討滅局の“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬により心臓部の“虚数竜炉”残り8個のうち4つに呪術刻印がなされており、皆さんのダメージは(皆さん由来のものであれば)最終的に100倍になって算出されます。
GM:同時に、“ゲブラー・ケセド”は【究極存在】のもう一つの効果により、様々な影響から逸脱しております。
GM:所有シンドローム数制限、所有シンドローム数によるエフェクト取得制限、レベル制限、衝動由来のEロイス取得制限、所持していないD・Eロイス由来のエフェクト取得制限等が該当します
GM:現在の“ゲブラー・ケセド”は、これにより4つのシンドロームをクロスブリード程度の制限で所持しており、ものによってはレベル上限の制限まで無視しております。気をつけられて下さい。
珠手 浪:ひええ−……
GM:初期位置を示します

▼エンゲージ
(ゲブラー・ケセド[10]、ドラゴンブリッド[7])
   10m
(東雲[10]、珠手[6]、佐藤[4]、日蔭[16]、日寺[7])
[]内は行動値

GM:PC一行-(10m)-“ゲブラー・ケセド”・"ドラゴンブリッド"×4
GM:では
GM:セットアップ
日蔭仄香:なし。
"ゲブラー・ケセド":《特異領域》+《ブラッドコート》。HP−14
"ゲブラー・ケセド":ガード値+14されます
東雲銀:《螺旋の悪魔》。ウロボロスエフェクトで攻撃時に攻撃力+15。暴走。浸食+3。
日寺創:なしです
珠手 浪:〈加速装置〉使用!

▼エンゲージ
(ゲブラー・ケセド[10]、ドラゴンブリッド[7])
   10m
(東雲[10]、珠手[18]、佐藤[4]、日蔭[16]、日寺[7])
[]内は行動値

佐藤茂:あるよセットアップ!
佐藤茂:触媒秘匿開放“輝け二重星、と我らは願った”
活性の霧(タブレット+多重生成)
98→106
(タブレット使用回数 残り3回)

珠手 浪:侵蝕93にしてイニシアチブを+12!合計18まで加速します
佐藤茂:対象は仄香、東雲くん、日寺くん!
日蔭仄香:ありがたく受け取る。効果量は!
佐藤茂:ラウンド中18点の打点プラスです!
東雲銀:受け取ります!
日寺創:受け取ります!
佐藤茂:では軽く
佐藤茂:「さて、行くよ」
佐藤茂の能力は“因子知覚よる因果律の理解”である。
因果律そのものを見るその測定は、本来ならば測定結果を変えられないタイプの測定である。
故に、彼がソラリスの薬物を用いて脳神経へ干渉し“意図的に良い結果を見る”ことで。
敵対する相手へ、傷は深く、鋭く、的確に刻まれるべく、この世界の形は“歪む”。
忘れてはならない。本質的に、彼は竜と相対するに足る“悪魔”である。

佐藤茂:外した眼鏡をもう一度しまい、薄く微笑む。
佐藤茂:世界が、わずかに動いた。
GM:ではイニシアチブ
"ゲブラー・ケセド":《加速する刻》
珠手 浪:ゲェーッ!!!
日寺創:ぐわあああ!
佐藤茂:おやおやまあまあ
東雲銀:おのれ
"ゲブラー・ケセド":マイナーで《ライトスピード》
日寺創:ええええ
"ゲブラー・ケセド":メジャー1回目
"ゲブラー・ケセド":《尽きせぬ力》使用。使用済みになっていた《破壊神顕現》を復活させ、《破壊神顕現》使用
"ゲブラー・ケセド":この戦闘終了までに一時的撃破されない限り、第六地区が消滅します
"ゲブラー・ケセド":スーパーセルの回転速度は刻一刻と増していく。台風の威力は天然の破壊兵器と何ら変わり無い。君たちならば知っている通りの天災そのもの
"ゲブラー・ケセド":1体の生命が起こす現象の規模とは到底思えないことだろう
"ゲブラー・ケセド":メジャー2回目
"ゲブラー・ケセド":《サイレンの魔女》。対象PC全員
佐藤茂:おやおやおや
佐藤茂:《隠された世界》
佐藤茂:対象を一人にしてもらおう
"ゲブラー・ケセド":グエーッ
佐藤茂:106+1d10
DoubleCross : (106+1D10) → 106+4[4] → 110

佐藤茂:侵食110だぜ
日寺創:ありがたや~!
"ゲブラー・ケセド":では最も侵食率の低い珠手さんに対象を取ります
"ゲブラー・ケセド":9DX+50
DoubleCross : (9R10+50[10]) → 10[1,1,3,6,8,9,9,9,10]+1[1]+50 → 61

"ゲブラー・ケセド":対応せよ
珠手 浪:おのれー!ドッジ!
東雲銀:暴走リア不
珠手 浪:4dx+1>=61
DoubleCross : (4R10+1[10]>=61) → 7[1,3,3,7]+1 → 8 → 失敗

珠手 浪:まあ無理でしたねぇ。ダメージどうぞ!
GM:東雲君にはあたらぬでよ
GM:《隠された世界》だからね
"ゲブラー・ケセド":ダメージ
東雲銀:あっすみません!
"ゲブラー・ケセド":《サイレンの魔女》の現在レベルは10です
"ゲブラー・ケセド":7d10+30 装甲無視
DoubleCross : (7D10+30) → 41[8,5,2,9,5,8,4]+30 → 71

珠手 浪:ギョエーッ死!リザレクト—!
珠手 浪:珠手 浪の侵蝕を2増加しました(侵蝕:93->95)+2(1d10->2)
珠手 浪:HP2、侵蝕95へ!
"ゲブラー・ケセド":自然の鉄槌。
"ゲブラー・ケセド":竜巻は上昇気流によって構成されるが、内部で落下する水分により発生する下降気流との均衡が発生することがある
"ゲブラー・ケセド":その均衡が崩れることで、破滅的な下降気流が直下の空間に叩きつけられる。それがダウンバースト
"ゲブラー・ケセド":この巨竜の場合は、それをオルクスとモルフェウスの領域分子操作によって極限まで釣り上げられる
"ゲブラー・ケセド":特定存在に向けて放たれる、気圧の暴力が解き放たれる
珠手 浪:「みなさん!私の後ろに−!」
珠手 浪:メカワイバーンの機首に捕まって風を読み、埒外に収束する暴圧を切り抜けていく!
珠手 浪:(──おかしい。あの風圧。明らかに私たちを潰す物だ)
珠手 浪:機竜の胴としがみつく少女の体が、見る見る切り刻まれていく。
珠手 浪:(──この程度の『傷』で済むわけがないのに)
珠手 浪:傷が再生する中、ちらと眼鏡が似合う青年に目を向けた。
佐藤茂:ニッ、と笑って手を合わせる。
佐藤茂:(悪い!)
佐藤茂:「被害は抑える! 進んでください!」
珠手 浪:「──オッケーですよーっ!!!」
GM:ではイニシアチブ
GM:珠手さんのターンです
珠手 浪:やりましょうか!
珠手 浪:マイナー無しでメジャー!
珠手 浪:コンセ3アームズリンク3風鳴りの爪3獅子奮迅かまいたちクロックアップ!/コンボ:いりゅーじょん!
珠手 浪:視界範囲対象でドラゴンエンゲージを攻撃だ!
珠手 浪:12dx7+3 これでいいはず!
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,8,8,8,9,10]+10[3,4,6,8,10]+10[2,9]+4[4]+3 → 37

GM:OK
"ゲブラー・ケセド":ガード
珠手 浪:リアクションどうぞ—!
"ドラゴンブリッド":4体はイベイジョン17で命中します
"ゲブラー・ケセド":珠手さんのダメージロール前に《ディスマントル》。ダメージ−15点。
東雲銀:ディスマントルに対して原初の紫《デビルストリング》起動
GM:OK!打ち消されます
東雲銀:浸食102
GM:素のダメージが通ります
GM:ダメージどうぞ
珠手 浪:うおーっ
珠手 浪:4d10+12 エフェクト分はプラマイゼロなのだ
DoubleCross : (4D10+12) → 25[3,9,8,5]+12 → 37

珠手 浪:ここで3,5の目を振り直しまーす!
珠手 浪:29+2d10
DoubleCross : (29+2D10) → 29+10[6,4] → 39

珠手 浪:ちょっと上がった!39で決定です−!
"ゲブラー・ケセド":では
"ゲブラー・ケセド":ガード値で25点まで削減。
"ドラゴンブリッド":1が《波紋の方陣》。“ゲブラー”のダメージを減らします
"ドラゴンブリッド":25-3d10
DoubleCross : (25-3D10) → 25-18[5,7,6] → 7

"ゲブラー・ケセド":最終ダメージ7。100倍で700点ダメージが通ります
珠手 浪:かすり傷にー!?侵蝕111へ!
珠手 浪:「むむ−…………」くるりくるりとステッキを回す。
珠手 浪:幸いにして、集める雷の素はそこら中にある。
珠手 浪:いい機会だ。抑えながら戦う方法、ここで試してみよう
珠手 浪:速度を上げて回るステッキの残像が、だんだんと濃くなっていき。
珠手 浪:帯電を始めた。
珠手 浪:「『珠手流瞬速マジックショー、新シーズン。』」
珠手 浪:「とくと御覧じろ」
珠手 浪:パッと手を放して飛び出す杖が、一つ、二つ。さらに増え──
珠手 浪:チャクラム状に帯電リングを描く分身した『杖』達がドラゴンを貫くべく、次々と放たれていく!
"ドラゴンブリッド":攻撃に反応した個体が、飛来する帯電杖に対しベクトル減衰を仕掛ける
"ドラゴンブリッド":そもそもが膨大な雲の壁。速度を減衰されれば威力を殺される
"ドラゴンブリッド":"ドラゴンブリッド"は本能的に“ゲブラー・ケセド”を護る。血族の長たるものを保存する社会性の盾だ
"ゲブラー・ケセド":わずかに電流が肉体を走る。それさえも近嵐の刻印によって威力を増幅され、竜炉にダメージが入るが、膨大な体力の前には殆ど大した瑕にならない
GM:イニシアチブ
GM:日蔭仄香さんのターン
日蔭仄香:はい。
日蔭仄香:まずメインプロセス開始前に。コンボ:”満るは天光”≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)
日蔭仄香:攻撃力+5.マイナーで装備しているグレネードランチャーの効果起動。範囲へ。
日蔭仄香:メジャー。グレネードランチャーで射撃。
日蔭仄香:9dx+34
DoubleCross : (9R10+34[10]) → 10[1,1,2,2,4,6,8,9,10]+2[2]+34 → 46

日蔭仄香:対応を。
"ゲブラー・ケセド":ガード
"ドラゴンブリッド":イベイジョンで命中。
GM:ダメージどうぞ!
日蔭仄香:5d10+8+5+18
DoubleCross : (5D10+8+5+18) → 31[6,5,6,9,5]+8+5+18 → 62

日蔭仄香:良い出目。
日蔭仄香:62点装甲有効ダメージ。
佐藤茂:っシャア!
"ドラゴンブリッド":2,3,4が《波紋の方陣》。2は“ゲブラー”に。残り2体が互いに発動します
日寺創:つよ~い!
"ドラゴンブリッド":38-5d10 ゲブラーの方
DoubleCross : (38-5D10) → 38-21[3,5,3,9,1] → 17

珠手 浪:むむーっ
"ドラゴンブリッド":62-5d10 3のほう
DoubleCross : (62-5D10) → 62-26[4,8,7,6,1] → 36

日寺創:厄介だ
日蔭仄香:38…?
日蔭仄香:ガード値14だよね…?
GM:計算ミス!
日蔭仄香:あ、ならよかった。何かエフェクト会ったのかと思って…w
GM:48ですね
GM:27点ダメージ
"ドラゴンブリッド":62-3d10 4のほう
DoubleCross : (62-3D10) → 62-21[6,7,8] → 41

日蔭仄香:出目いいね君達……w
"ドラゴンブリッド":41-2d10 ごめんあと2d10分ある
DoubleCross : (41-2D10) → 41-14[10,4] → 27

GM:ええと
日蔭仄香:ゲブラー27、3が36、4が27かな
"ドラゴンブリッド":1・2は死亡!
"ドラゴンブリッド":ほか2体生存ですね
日蔭仄香:はい。では演出へ。
日蔭仄香:耳に付けたヘッドセットを通じて、既に伝達している。
日蔭仄香:周辺の気圧。風速。磁界。レネゲイド散布状況。敵手のエフェクト。
日蔭仄香:それらすべてを加味し咀嚼して。その未来を見通した。
日蔭仄香:「弾着——3、2、1、今」
日蔭仄香:地表の臼砲から射出されていた、炸裂弾が薙ぎ払う。
"ゲブラー・ケセド":再びベクトル減衰によって臼砲の威力は削れている、が…着実に刻印の影響とダメージは出ている。黒雲の乱れが君たちにも見とれるだろう
日蔭仄香:最後の最後だけ、己の電磁波誘導で調整をいれた。こうした範囲を薙ぎ払うのは、この一回だけだ。
日蔭仄香:「−−撃墜2つ。敵眷属体。続けての行動を」
"ドラゴンブリッド":互いに防御網を張ることでダメージを防ぐが…既に減衰効果を使い果たした個体は、地に落下していく
"ドラゴンブリッド":完全なる竜ではない。天の支配者に足らぬものが、彼らの生死の境目となった
GM:ゲブラーへのダメージは100倍になり2700ダメージとなります
GM:イニシアチブ
佐藤茂:なにもなければ
佐藤茂:《触媒》
佐藤茂:対象はろーちゃん!
GM:OK
珠手 浪:うおーっイニシアチブパワーがみなぎって来るぞい!
GM:では珠手さんのセカンドターン
佐藤茂:ではそのまま手番どうぞ!
佐藤茂:「可能性は……一つじゃない」
佐藤茂:重ね合わせの風景。もう一つの可能性。
佐藤茂:それの後をなぞるように、珠手浪の身体は起動を開始する。
珠手 浪:「──!」この感覚に、覚えがある。
珠手 浪:(……重なるときは重なるものなんですねぇ)
珠手 浪:(因縁って)
珠手 浪:メインプロセスに入ります!
珠手 浪:マイナー無しでメジャー!
珠手 浪:コンセ3アームズリンク3風鳴りの爪3獅子奮迅かまいたちクロックアップリミットリリース!/コンボ:いりゅーじょん!
珠手 浪:引き続き視界対象でドラゴンを墜としますー!
GM:リミットリリースはオートなので
GM:宣言分けて表現してくださいね~(今回は分かるので置いておきます)
GM:あと対象は正確にお願いします!
珠手 浪:失礼しました!対象はドラゴンブリッド残り2体とゲブラーケセド!
珠手 浪:判定前に改めて〈リミットリリース〉!ロイスは斬らないでC5スタートだ!
珠手 浪:14dx5+3 オート分で侵蝕117に移行!
DoubleCross : (14R10+3[5]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,6,9,9,9,9]+10[1,1,2,3,5,6,7,8,8]+10[2,6,7,10,10]+10[3,4,5,9]+10[2,9]+10[7]+10[6]+4[4]+3 → 77

珠手 浪:妖精(クリティカル)お願シャス!
日寺創:はい、妖精の手~!
日寺創:侵食+4(104)
珠手 浪:えーっと……83から再回転!
珠手 浪:1dx5+83
DoubleCross : (1R10+83[5]) → 2[2]+83 → 85

珠手 浪:あううー…………85でリアクションどうぞ!
"ゲブラー・ケセド":ガード
"ドラゴンブリッド":イベイジョン命中!
GM:ダメージどうぞ!
珠手 浪:はーい!
珠手 浪:9d10+12 オラーッ!
DoubleCross : (9D10+12) → 57[7,1,7,9,8,8,5,8,4]+12 → 69

珠手 浪:1,4,5の目を振り直し!
珠手 浪:3d10+59
DoubleCross : (3D10+59) → 12[3,3,6]+59 → 71

珠手 浪:桁上がり!装甲ガード有効で−す
"ゲブラー・ケセド":57点を100倍して5700点ダメージ受けます!
珠手 浪:侵食は117→133へ!
"ドラゴンブリッド":残り2体、死亡!
珠手 浪:やったー!
日寺創:「ろーちゃん!まかせた」指を噛み出血を因子に変換。浪を支援する。
珠手 浪:散らされて行った杖たちが雲へと潜り込み──『残像』の滞空限界を迎え、消えていく。
珠手 浪:ハヌマーンの変異種として珠手浪に宿った力は、速さの他にもう一つあった。
珠手 浪:文字通り『遅く(スローモート)』させる力。
珠手 浪:その力が自身の生み出した残像が『消えるまでの時間』にも使えると知ったのは。
珠手 浪:──彼女が家を飛び出した後の事だ。
珠手 浪:消えゆくステッキより離れた帯電が雲に溶け、その端から黒ずんで行く。
珠手 浪:「『珠手の紫電』。借り受けし力もまた、預けられる信頼の証。」
珠手 浪:「あなた達にそれがあるかは、これより分かる事だ」
珠手 浪:紫電五閃。
珠手 浪:飛び消えた筈の雷鳴が──残る三竜に向け、再び放たれるッ!
"ドラゴンブリッド":最早打つ手はない。紫電に打たれた交雑竜は全て地に堕ちる
"ゲブラー・ケセド":黒雲に囲まれた巨竜も、もはや軽視出来るダメージではなくなってきた
"ゲブラー・ケセド":巨大なる存在が、黒雲の渦の奥で鎌首をもたげる。ここからが本番となるだろう
GM:イニシアチブ
"ゲブラー・ケセド":巨竜のターン
"ゲブラー・ケセド":マイナーなし
"ゲブラー・ケセド":メジャー、《赤色の従者》
"ゲブラー・ケセド":《声なき者ども》により2体呼ばれます
"ゲブラー・ケセド":ごめんなさい、最大でね!1体従者が出ます

▼エンゲージ
(ゲブラー・ケセド[10]、嵐血の属竜[12])
   10m
(東雲[10]、珠手[18]、佐藤[4]、日蔭[16]、日寺[7])
[]内は行動値

"嵐血の属竜":黒雲が朱を含み、翼を広げる
"嵐血の属竜":竜血。忌まわしき生命を事象にすら与えうる超自然の活力を与える。
佐藤茂:「竜は……二匹居ただと!?」
佐藤茂:「俺の観測を越えるとは……!」
日蔭仄香:「…いや…血液反応があった。あれは…」
佐藤茂:「なら、あいつは……!?」
珠手 浪:「──随分な難産だったみたいですねぇ。」
日寺創:「あれは…竜血!こんなこともできるだなんて!」ブラムの直感で理解する
日寺創:「あれは従者さ。────それも規格外の!」
東雲銀:「やはりか! 生態系を塗り替える、冠生物の特性……!!」
佐藤茂:「従者──だとっ!?」
GM:では、イニシアチブ
GM:東雲君の手番です
東雲銀:はい
東雲銀:マイナーアクション:対空ミサイル起動。射撃攻撃の命中判定達成値を+5します。
東雲銀:メジャーアクション:コンセントレイト+無形の影+虚ろなる軍団+原初の黒《マスヴィジョン》
東雲銀:NPCカードのメカワイバーンも起動し、ダメージロールダイス+3Dします
東雲銀:対象はゲプラー・ケセドのエンゲージ全員
東雲銀:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[1,2,3,3,6,6,7,8,10,10,10]+10[3,4,6,7,9]+10[7,10]+10[5,10]+4[4]+7 → 51

"ゲブラー・ケセド":ガード
"嵐血の属竜":《虚空の残影》
"嵐血の属竜":確定ドッジします
"嵐血の属竜":《朧の旋風》ドッジに成功したので行動します
"嵐血の属竜":マイナーなし、メジャー。《サイレンの魔女》
"嵐血の属竜":達成値は《愚者の兵装》:従者の回路によって強化済み
"嵐血の属竜":9DX+10
DoubleCross : (9R10+10[10]) → 10[3,3,4,5,7,8,9,9,10]+5[5]+10 → 25

東雲銀:暴走リア不
日蔭仄香:コンボ:結ぶは稲魂:≪ゲットダウン≫。射撃で回避します。
日寺創:暴走リア不
日蔭仄香:7dx+36=>25
DoubleCross : (7R10+36[10]>=25) → 10[1,2,7,7,7,10,10]+6[2,6]+36 → 52 → 成功

日蔭仄香:成功。
日蔭仄香:日蔭仄香の侵蝕を+2した(侵蝕:100->102)
珠手 浪:ダメ元回避ー!
珠手 浪:7dx+1>=25
DoubleCross : (7R10+1[10]>=25) → 10[3,4,4,7,8,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

佐藤茂:まあ
佐藤茂:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,2,3,7]+1 → 8

佐藤茂:回避ダメです
日寺創:7dx+1=>25
DoubleCross : (7R10+1[10]>=25) → 10[2,3,5,7,7,8,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

日蔭仄香:コンボ:”天の門は我が前に”≪マグネットフォース≫。
珠手 浪:あううー……
日蔭仄香:茂君カバーかな。
佐藤茂:おねがいします!
日蔭仄香:日蔭仄香の侵蝕を+2した(侵蝕:102->104)
GM:ではダメージロール!東雲君からお願いします
東雲銀:了解しました!
東雲銀:6d10+15+18+18+20+2d10+3d10
DoubleCross : (6D10+15+18+18+20+2D10+3D10) → 26[2,10,3,3,3,5]+15+18+18+20+10[6,4]+20[7,8,5] → 127

東雲銀:装甲ガード有効
東雲銀:浸食118
"ゲブラー・ケセド":グエエーッ!!
"ゲブラー・ケセド":メチャクチャ喰らいました。11300点ダメージ!
"嵐血の属竜":こちらのダメージ
"嵐血の属竜":3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 24[10,5,9]+30 → 54

"嵐血の属竜":装甲無視
珠手 浪:死んじゃいますーっ!誰か助けてぇ~!
東雲銀:受けられない! 戦闘不能になります
佐藤茂:よし、死んだみんな! 手を上げて!
佐藤茂:四人だな!
佐藤茂:じゃあギリギリ間に合う!
佐藤茂:触媒疑似開放“天頂孤に輝く”
奇跡の雫(タブレット+多重生成)

佐藤茂:対象は茂以外の四人!
佐藤茂:おらっ! 復活品!
日蔭仄香:ん。復活です。HPは?
佐藤茂:HPは10だぜ!
珠手 浪:きゃー!佐藤君すごーい♪
日蔭仄香:ありがと。
佐藤茂:110→121
珠手 浪:HP10で復活!
東雲銀:助かった!
日寺創:佐藤君ありがとう!
東雲銀:佐藤茂 信頼○/バカップル で取得します
珠手 浪:佐藤茂:〇好奇心/アツアツでい−ですねぇ…… で取得!
日寺創:佐藤茂  〇羨望/嫉妬で取得します
佐藤茂:タブレット残り二回です!
東雲銀:では演出参ります
GM:ゴー!
東雲銀:背負っていた装置を下ろし、手早くコードを解除する。
東雲銀:持ち込んだのはゲプラー・ケセドに撃ち込むために調整された、文字通りの『対空兵器』
東雲銀:対航空ジャーム地対空短距離誘導弾『Nothung-X02』
東雲銀:起動し、弾頭が放たれる。それに合わせて聖剣を振るう
東雲銀:展開されたのは数にして十を超える赤黒い影
東雲銀:ウロボロスにて質量を持った影弾頭を生成し、サラマンダーにて点火し射出する
東雲銀:コピーキャットクライマーの本懐『対空ミサイルの模倣』。本物に威力は劣るが、その分は数で補う。
東雲銀:「ゲプラー・ケセド。妄執で造り出されたお前達にこの空は渡さない」
東雲銀:いくよ、と呟いて号令を告げるかのように聖剣を振り下ろす
東雲銀:「吹っ飛ばせ、ノートゥング」
東雲銀:全弾フルバースト。マッハ1.9にて飛翔する高質量の鉄槌が龍を墜とすべく次々と放たれる。
東雲銀:そして、ここにはまだ「彼」がいる
東雲銀:「頼む! メカワイバーン!」
メカワイバーン:ジェネレーターが唸りを上げ、嵐天に鋼の翼が舞う!
メカワイバーン:その口から増幅された怪音波が放たれ、ミサイルと共にスーパーセルを乱すのだ!
GM:聖剣の威光を込めたミサイルと、鋼の竜の攻撃がスーパーセルに次々と着弾!ドラゴンに到達し、竜炉に相当なダメージを与える!
"嵐血の属竜":だが…その眷属に関してはそうもいかない。
"嵐血の属竜":黒雲が肉体の素であるこの眷属。肉体を緩めれば容易く攻撃を無に帰すことが出来てしまう
"嵐血の属竜":同時に、身に受けたエネルギーを取り込んで己の攻撃の糧としてしまう…見よ!強烈な羽ばたきによって、第二の嵐が君たちを攻め苛む!
日蔭仄香:「−−敵従者からの攻撃。対応を」足元に触れ、そこに仕込んだキャパシタから電磁シールドを展開。
日蔭仄香:彼の周囲を覆う。
佐藤茂:「ありがとう」
佐藤茂:「これで」
佐藤茂:眼鏡を外す。
佐藤茂:「よく見える」
佐藤茂:「日陰仄香」
己の半身、愛する人よ。君は立つ。俺は見た。

佐藤茂:「東雲銀」
聖剣を担う、世界の守り手、俺はその勇気を見た。
信頼◯/隔意 ロイス取得

佐藤茂:「珠手浪」
大切なものを胸に抱く、俺に少し似たところがあると見た。
共感◯/心配 ロイス取得

佐藤茂:「日寺創」
ただ一芸を突き詰めた先にあるものがなにかを、君も見たのだろう。
連帯感◯/執着 ロイス取得

佐藤茂:「君たちの倒れるべき場所は」
佐藤茂:佐藤茂の瞳が一瞬だけ黄金に輝く。
佐藤茂:彼は、彼の持つ因果を写し撮るその眼球に、彼の輩が倒れる姿を──。
佐藤茂:【ここではない!】
佐藤茂:──見ない。
佐藤茂:レネゲイド活性、メカワイバーンの位置取り、気候条件。全ての偶然が、幸運が、彼らを活かすべく落ちてきた奇跡の一雫。
佐藤茂:そういうものだと“確定した”。
佐藤茂:「ここからが本番だ。続けてくれ、みんな」
GM:イニシアチブ
GM:日寺君のターン
日寺創:はい
日寺創:マイナー、《赫き剣》 HP−4、侵食+3。攻撃力14の武器を作成(侵食107)(HP6点)
日寺創:メジャー 
日寺創:鮮血の一撃+伸縮腕+鮮血の一撃+コンセ+渇きの主+朱色の大斧
日寺創:使用時HP2消費、命中時HPを20点回復、ダメージを与えた場合シーン間白兵攻撃を20点分上昇、装甲無視
日寺創:ロイス:仮想R:レネゲイドをタイタスにしてバステを解除
日寺創:対象を"ゲブラー・ケセド"に指定して
日寺創:白兵攻撃
GM:判定どうぞ
日寺創:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,3,4,5,5,6,8,9,10]+10[3,4,9]+10[9]+3[3] → 33

"ゲブラー・ケセド":ガード!
日寺創:32+4d10
DoubleCross : (32+4D10) → 32+24[4,9,10,1] → 56

"ゲブラー・ケセド":42点を100倍で4200点ダメージ!
"ゲブラー・ケセド":めっちゃ削れてる
佐藤茂:活性の霧のバフも計算されてるかな?
佐藤茂:大丈夫だった!
日寺創:《赫き剣》を生成。しかし、それ以上に目立つのは
日寺創:創の制服に隠れている右腕が
日寺創:明らかに関節を無視し、蠢いている
日寺創:「準備はいいだろう。」自分の腕を一瞥
日寺創:「これでも食らえ羽トカゲ!」
日寺創:パ ン!
日寺創:瞬間、日寺の右腕が赤く爆発
日寺創:爆音とともに伸ばされた”それ”は竜目掛けて飛び、その身に刃を突き立てようと駆動
日寺創:竜に確実な傷を負わせる。
日寺創:「エグザイルの真髄」
日寺創:「腕を捩じって捩じった上での回転撃だぁ!」
日寺創:「これでも、この仕事の声がかかったときからずっと準備してたんだ。」
日寺創:「この話を聞いた時からブリーフィングの時」
日寺創:「ろーちゃんとお話した時も」
日寺創:「ずっと幸せでいて欲しい人達《アツアツカップル》がいちゃつくのに嫉妬してた時も」
日寺創:「東雲くんの武器に憧れてた時も」
日寺創:「今に至るまで」
日寺創:「僕はずーっと仕込んでいた。」
日寺創:体質をゴムに特化し過ぎて本来使えるデバフや範囲攻撃は使用不能となっているのはご愛敬である
日寺創: 
日寺創:「そして、これがブラムの真髄。」
日寺創:「この血があれば僕も一時的にせよ頭を潰される前の力を手に入れられる、かな。」
日寺創:「…死んじゃう可能性のほうが大きそうだけど」
日寺創:「どっちにせよ今は皆を守るために」
日寺創:「奪わせてもらう。その力」
日寺創: 
日寺創:削岩機のようになった剣を引き抜いてたっぷり吸い取った血を飲み干す
日寺創:元より古いオーヴァードの血を使った実験で超人になった創にとって自然なことではあるが
日寺創:当たり前だが、正気の沙汰ではない。
日寺創:彼は”そういう調整”を受けたオーヴァードではないのだから
日寺創: 
日寺創:「っっ!!?」
日寺創:悲鳴を上げようとしてももう遅く。
日寺創:愚か者の身体は溶けて頭は崩れ去る
日寺創:しかし頭が無くて動けぬのならば何のための”頭無し”だろうか
日寺創:「‥‥」
日寺創:「まだ、僕は見えている。」
日寺創:異形が立ち上がる
日寺創:創は頭のないまま
日寺創:心臓を肥大化させ
日寺創:頭部の代わりにし
日寺創:全身を血液と血管、心筋で構成された
日寺創:心臓の怪人と化していた。
"ゲブラー・ケセド":打ち出された肉体が竜へと突き刺さる
"ゲブラー・ケセド":竜血といえば猛毒だ。それを吸い上げる対象がどうなるかは推して知るべしといったところだが
"ゲブラー・ケセド":今回の相手は一味違うようだ…特に、消耗の面でも
日寺創:コンボ名:蛇纏う心臓の召喚 でした。侵食+16で120%へいきます
日寺創:もちろんアージ:ねじれた腕も使用。再行動可能にします
日寺創:日寺創、再行動込み込みで最終侵食+127%
珠手 浪:日寺君に〇感服/しんぱいでロイス取得!
GM:ではイニシアチブ
GM:茂君のターン
佐藤茂:触媒限定開放“星よ、愛しき人を導け”
流血の胞子+さらなる力

佐藤茂:対象は仄香ちゃん!
日蔭仄香:はーい。リアクション放棄。
佐藤茂:2dx+2 命中しろ~!
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[3,10]+6[6]+2 → 18

佐藤茂:あ~これは命中~!
日蔭仄香:ん。邪毒のlvは?
佐藤茂:121→128
佐藤茂:蛇毒はLv2です
日蔭仄香:はいはい。では行動権を獲得します。
佐藤茂:愛する人に毒を流したがるプレイですね
日蔭仄香:こら。
佐藤茂:演出は任せる! ごー!
日蔭仄香:了解。ではわたしの行動を。
日蔭仄香:メインプロセス開始前。コンボ:”満るは天光”≪アフターライフ:ムーンドック≫攻撃力+5(重複可)。合計+10.
日蔭仄香:マイナーなし。ウェポンケースからへヴィマシンガンを装備。
日蔭仄香:メジャー。ゲブラー・ケセドへ射撃。
日蔭仄香:9dx+33
DoubleCross : (9R10+33[10]) → 10[2,4,4,5,5,7,9,9,10]+9[9]+33 → 52

日蔭仄香:回るね、今日は。
佐藤茂:良いぞ良いぞ!
日蔭仄香:リアクションを。
"ゲブラー・ケセド":ガード!
日蔭仄香:了解。ダメージロール。
日蔭仄香:6d10+12+18+10
DoubleCross : (6D10+12+18+10) → 34[10,3,5,1,5,10]+12+18+10 → 74

日蔭仄香:74点装甲有効ダメージ。
"ゲブラー・ケセド":オギャーッ
"ゲブラー・ケセド":6000ダメージ通ります
佐藤茂:「仄香、まずは日寺くんの切り札の為に時間を稼ぐ!」
佐藤茂:スゥ、と腕を伸ばす。
日蔭仄香:「了解」そういって、彼の前に立って。その腕を受け入れる。
佐藤茂:「面制圧!」
日蔭仄香:この巨体に対して、個人携行可能な程度の小火器だけでは有効打足り得ない。
日蔭仄香:「−−状況修正。データは先のαからα3へ。照準をW3、N2移動」
日蔭仄香:「ファイア」地上からの砲撃——はすでに見せている。
日蔭仄香:だから、それは囮だ。
日蔭仄香:足場の輸送機搭載の、40ミリ機関砲が火を噴いた。
日蔭仄香:派手な効果も、特別なエフェクトもない。
日蔭仄香:けれど、それは確かな殺意と確かな長き手による誘導を受けて。
日蔭仄香:日蔭仄香に、聖剣のようなきらめきはない。
日蔭仄香:時間を歪め、きえゆく影を確かなものとすることもできない。
日蔭仄香:他者を取り込み、己の力を高め続けることも。
日蔭仄香:だけれど。
日蔭仄香:「−−効果確認。あと数度かな」
日蔭仄香:戦闘兵器として。鋼を操る兵士としてならば。
日蔭仄香:此処に立つ誰よりも、その切れ味と蛮用に耐える強度に勝る。
日蔭仄香:ロイスを取得。
日蔭仄香:東雲銀 〇信用/執着
日蔭仄香:珠手浪 〇好意/執着
日蔭仄香:日寺創 〇庇護/執着。
日蔭仄香:以上。
"ゲブラー・ケセド":炎の華が黒雲に咲く
"ゲブラー・ケセド":…気づくだろう。纏う黒雲が切れ切れに先細っている
"ゲブラー・ケセド":弱っている。いかな強大存在のように振る舞っていても限界はたしかにあるのだ
珠手 浪:あ、日蔭仄香:〇憧憬/羨望 でロイス取得しまーす。
東雲銀:日蔭仄香 敬意○/隔意 で取得します
日寺創:日蔭仄香 〇羨望/嫉妬でロイス取得します
GM:ではイニシアチブ
GM:未行動化した佐藤君のターンです
佐藤茂:ノー! 日寺くん!
日寺創:ありがたや~
GM:ミス!日寺君のターンです
佐藤茂:それが終わったら覚醒する秘薬でPARTY始めます
日寺創:PARTY(直球)
日寺創:マイナー放棄、メジャー 鮮血の一撃+コンセ+伸縮腕 侵食+6 (133)  コンボ名:蛇纏う心臓の一撃
日寺創:対象は"ゲブラー・ケセド"!
日寺創:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,7,8,9]+10[4,6,8]+10[7]+5[5] → 35

"ゲブラー・ケセド":ガード!
日寺創:50+4d10
DoubleCross : (50+4D10) → 50+20[7,1,3,9] → 70

"ゲブラー・ケセド":ええと
"ゲブラー・ケセド":死ぬる
日寺創:やったぜ!
日寺創:「みんな、変身特化の僕でも戦力に数えてくれて」
日寺創:「こんな姿になっても態度を変えなくて」
日寺創:「ありがとう」
日寺創:「僕も僕にできる精一杯を、込める!」
日寺創
全身の血管や心筋、或いは腕であったものを高速で伸ばし、竜へ突き刺す

日寺創:それだけでも、竜血で変異した彼のそれは小さな災害のような衝撃をもたらす!が、まだ足りない。
日寺創:「まだ僕には、見えている!」
日寺創:異形となった創は”変身”の異能がなければそもそも一瞬で崩れ去るほど不安定なもの
日寺創:彼はそれを悪用する。
日寺創:「まだ、僕には見えている!!」
日寺創:そのままでは崩壊する事を悪用し竜血を吸い刃を分岐させ再生
日寺創:再生時の衝撃で流血を吸いさらに再生
日寺創:この繰り返しを一瞬の斬撃の中で無限に起こす。
日寺創:ドラゴンの臓器へ侵入しその血を吸い、刃を増やし
日寺創: 
日寺創:心臓へ辿りつけば…
日寺創:瞬間。
日寺創:竜の全身から幾つもの巨大な赫い枝が爆弾のように生え・・・その衝撃はスーパーセルを大きく揺るがす!
日寺創:「これが…僕らの力だ!」
"ゲブラー・ケセド":天蓋に垂れ込める黒雲が、破裂する
"ゲブラー・ケセド":4つの竜炉、その接続経路が全て断たれ、本体そのものもズタズタにされた。最早この形態を維持できる能力は残っていない
"ゲブラー・ケセド":必然、雲を止め置く回転モーメントは霧散し…蒼天が一瞬で開かれる!
"嵐血の属竜":雲と竜血が素である以上、司るシンドロームの竜炉が潰れれば脆いもの
"嵐血の属竜":煙が見せる幻のように、風がその身をたやすく散らしていく
"ゲブラー・ケセド":そして、残った死に体の竜は、自ら登った高みから墜落し…地面へ叩きつけられる
GM:戦闘終了
日寺創:珠手 浪 〇友達/心配で取得
日寺創:東雲銀 〇感服/疎外感で取得
佐藤茂:ゲブラー・ケセド 懐旧/憐憫◯ ロイス取得
佐藤茂:「FHの実験体なんて、終わってみれば哀れなものだったな……」
日蔭仄香:「……撃墜、かな?少なくともさっき稼働してたレネゲイド反応4つは消えてる」
佐藤茂:そう言って眼鏡をかける。
日蔭仄香:「なにそれ。自虐?」
珠手 浪:「おお~~~っ!」急変動した気圧を制動させつつ、メカワイバーンの軌道を安定させている。
佐藤茂:「自虐じゃないさ。もう、違うんだからな、俺達は」
東雲銀:「1回目の迎撃でも同じ反応が見られてたな。これで成功か」
日蔭仄香:「ん。そういうつもりじゃないならいいけどね」
珠手 浪:〈亀のお礼参り完了!〉ゲブラー・ケセドへ脅威/〇敵愾心でロイス取得。
日蔭仄香:「で。追撃…は無理なんだっけ。あくまで刻印されてたから通っただけ、って話だし」
佐藤茂:「今の俺たちは──“普通の高校生”だよ」
珠手 浪:「たしかー……あと四つでしたっけぇ?」
日寺創:「全力を出し過ぎたな。あれ以上だと帰ってこれなかったかも。」
日蔭仄香:ふ、と茂君のその言葉には笑うだけで応えない。
東雲銀:「ああ。復活も時間の問題らしい。僕達は撤退だ」
日寺創:「そうだね。町を、隣人を守るために僕らのすべきことはもう終わった。」
日寺創:「あとは、担うべき人たちがすべきことをする時間で」
日寺創:「あと、僕にできる精一杯は笑顔で応援することさ!」
日蔭仄香:「そもそものクールダウンが必要だしね、みんな」
珠手 浪:「そうですねぇ。今回は頑張ってセーブしたんですけど……」
近嵐蒙恬:「最近の若い子は割り切りがいいな。」法衣を纏った人間が近づいてくる。神禍討滅局所属メンバー、“メラナイズスミス”。
日寺創:「うん。そもそも前準備の時点でだいぶ体を酷使してしまった」
佐藤茂:「おや、近嵐さん」
近嵐蒙恬:「だがそのとおりだ。ご苦労様だったな若人諸君」
佐藤茂:「ええ、今回も助かりました」
東雲銀:「こちらこそ。貴方がいなければ成立しない作戦です」
日蔭仄香:「こちらでは撃墜と、推定”竜炉”反応4つの消失確認済みです。ありがとうございました」
近嵐蒙恬:「まあまあ。持ちつ持たれつってところだ…そして下がったほうが良い。消耗してはいるが、そのドラゴンはまだまだ健在だよ」
珠手 浪:「とんでもないですよぉ。私もこういう機会を待ってたりしたので−」
"ゲブラー・ケセド":Eロイス【究極存在】【不滅の妄執】発動
"ゲブラー・ケセド":潰れた竜炉が再び吐き出される。4つ
日寺創:「僕も、こういう機会を待ってたので」自分の手を見つめ広げて、閉じる
日寺創:「ああ、あれが竜炉。あの熱の正体」
日蔭仄香:「……実際見ると、これはまた随分…しぶといというか」どこか呆れさえ籠った声で。
日寺創:「とても悲しい命だった。今も生きているけど」
日寺創:「血を吸った僕にはわかるよ。あれは、誰かが止めなきゃいけない」
近嵐蒙恬:「膨大なオーヴァードを濃縮して作られたシステム。神話と技術の融合体があの竜だよ」
"ゲブラー・ケセド":根本とする炉が変わったことでその姿が変わる
日蔭仄香:「神話なんて、ただの古代の人間認識の集積にしか思ってなかったけど」
珠手 浪:「そういう意味では、あれもインリークォらしい発想だったんですねぇ。」
"ゲブラー・ケセド":これまでのどの姿とも似ていない。形容し難い玉虫色の光を放つ美しい竜に変貌する
日蔭仄香:「……ちょっとは、見直した方がよさそうだね」カメラを向けて、その姿を撮影している。
珠手 浪:「……酷いことしますよ。本当に」
近嵐蒙恬:「ほう。素になる遺伝子の姿が出てきたな。竜炉の個性が弱まっている証拠だ。」
日寺創:「言い換えればそれは、より本来の性質が出ているってことだよね。」
日寺創:「ここまで追い詰めた、ともいえるけど。」
佐藤茂:(あいつと俺とで、何が違うと言うんだ)
日寺創:「あの姿にしてしまった、ともいえるかもしれない」
佐藤茂:仄香に一歩だけ近づく。
日蔭仄香:「茂くん」戦闘も終わったせいか、どこか柔らかな。
近嵐蒙恬:「ハハ。良いねえ。殺しがいがある。……ひとまずは、下がるべきときだ。頃合いを見て離脱してくれ」
佐藤茂:「?」
近嵐蒙恬:飛去するようにこの場を離れていく
日蔭仄香:「気にし過ぎない。わたしとあなたは、確かに似ているのかもだけど」
日蔭仄香:「例え至った後で、元からすでにかけ離れていたとしても−−」
日蔭仄香:「だからこそ、二人で今ここにいるんだからね。否定はしないで」
日蔭仄香:そう言うと、少女はにこりと笑って、君の手を取った。
佐藤茂:「……ああ、否定はしない。愛している」
佐藤茂:君と、俺と、今の日々を。
GM:快晴。事態の収束を意味するかのように。
GM:だが巨竜はまだ行きている
GM:全てはまだ終わらず、始まってもいない
GM:巨竜の命脈を断つまでは


屠龍大戦第二回『嵐影怒涛』 了
竜炉:ハヌマーン 停滞 オルクス 閉園 ブラム=ストーカー 枯渇 モルフェウス 無用
残り竜炉 4


GM:ではバックトラックのお時間です
GM:Eロイスは6個!本編が続いてるのでまだ空かせません
GM:いや全部出てるか…ともかく6個です。
GM:振るも振らぬも自由!ロイス取りそこねてるなら今取りなさい!
日蔭仄香:振らないですー。一倍。
東雲銀:振ります
日蔭仄香:104-6d10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-39[7,4,8,7,6,7] → 65

佐藤茂:よし!まずはフル!
東雲銀:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-30[10,5,3,3,5,4] → 88

珠手 浪:振りまーす!
佐藤茂:メモリーで128→118
日蔭仄香:ありゃ。4点で帰還。
佐藤茂:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-41[9,7,9,3,8,5] → 77

日寺創:133-6d10
DoubleCross : (133-6D10) → 133-32[4,10,2,5,4,7] → 101

東雲銀:ロイス4個。等倍
珠手 浪:133-6d10
DoubleCross : (133-6D10) → 133-28[8,2,3,10,2,3] → 105

佐藤茂:二倍振り!
東雲銀:88-4d10
DoubleCross : (88-4D10) → 88-13[2,3,5,3] → 75

佐藤茂:77-10d10 三点確定!
DoubleCross : (77-10D10) → 77-45[4,8,3,1,4,6,10,1,5,3] → 32

珠手 浪:メモリーはなしで行けますね!等倍振り!
東雲銀:5点帰還です
珠手 浪:105-6d10
DoubleCross : (105-6D10) → 105-37[10,6,10,1,4,6] → 68

珠手 浪:おしい−……4点!
日寺創:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-22[5,2,8,1,6] → 79

日寺創:5点帰還
日蔭仄香:全員帰還かな…?
日蔭仄香:茂くん3点、仄香と浪ちゃんが4点。日寺くん銀くんが5点
GM:OK
GM:シナリオ点2点+Eロイス点5点+いつもの5点
GM:しめて12点+侵蝕点が皆さんの分でございます
珠手 浪:16点!
佐藤茂:15点!
日蔭仄香:16点です。
東雲銀:17点!
日寺創:17点!
日蔭仄香:合計81÷3+1で
日蔭仄香:GMが28点だね
GM:やったあ
GM:ではレイド終了!お疲れ様でした~
日蔭仄香:皆様、お疲れ様でした!
佐藤茂:お疲れさまでした!!!!
東雲銀:お疲れ様でした!!
日寺創:お疲れ様でした!
珠手 浪:お疲れさまでした—!

トリガー1

GM:フェイズ5
GM:【迎撃フェイズ条件満了】
GM:“ゲブラー・ケセド”に充分なダメージを与えたこと
GM:現在所持しているNPCカード:“天の火”及び近嵐蒙恬が揃い、使用することで“ゲブラー・ケセド”の所持する全ての竜炉に刻印が完了すること
GM:市内近くに“ゲブラー・ケセド”が入ってきたこと
GM:この三条件が満たされました。【トリガーシーン】となります
GM:天の火と近嵐蒙恬のNPCカードは自動的に使用されます。
GM:全員登場
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+4(1d10->4)した
三井只人:三井只人の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:75->83)
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:81->83)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:79->85)
GM:-----------------------
GM:第六地区
GM:-----------------------
GM:敬虔な信徒でなくとも、ソドムとゴモラという都市の名と末路を知っている人間はそう少なくはない。
GM:神の審判の絶対性が現れているそのエピソードは創作でも多く用いられてきた。
GM:今
GM:“再演”がなされている。
“ゲブラー・ケセド”:息を詰められ、翼を手折られた竜は。それでもその逞しき脚で、尋常ではない速度で市に迫ってきていた。
“ゲブラー・ケセド”:人間の傲慢さによって現代に蘇ったこの竜は
“ゲブラー・ケセド”:人間の業によって作られた星からいかずちを墜とされる
“ゲブラー・ケセド”:柱。蒼穹の遥か彼方より伸びる光芒が、地を焦がす。
GM:“天の火”。アッシュ・レドリックの持つ“交渉手段”。ジャーム殲滅用衛星兵器の咆哮である
“ゲブラー・ケセド”:万全ならば受けられたかもしれない。だが竜炉の3分の2を停められた上、執拗な大火力に晒されてきた身は辛うじて中身を護り切る程度にしか受けられていない
近嵐蒙恬:「いいねいいねェ!」
近嵐蒙恬:「みすぼらしくなっちまってまあ!神サンよぉ!」
近嵐蒙恬:半ば融解したアスファルトの上を梵字にのった男が滑るように移動していく
近嵐蒙恬:「臥竜に点睛を入れるってかァ!ハハ!ハハハハ!」
近嵐蒙恬:「入れるのは”けり”だよ!」筆が、奔る。残った竜炉の全てに、神性を堕する刻印が書き込まれる
近嵐蒙恬:「…さ。終わりだ。」
近嵐蒙恬:「最期は、耐えきった人の手で滅ぶ。神らしい死だろ?」
近嵐蒙恬:踵を返す。後は、第六支部の仕事だと言わんばかりに
“ゲブラー・ケセド”:龍鱗は爆ぜ焦げ、脱落も目立つ。肉も炭化し、骨が見えるところまである
“ゲブラー・ケセド”:それでも尚生命を維持している。脅威という他ない
河合 奏:かつん、かつんと。
河合 奏:革靴が荒廃した地面を叩く。
河合 奏:その鋭い眼差しで竜を見据え。ただ真っすぐに歩んでいく。
河合 奏:仲間を引き連れるゆえか、粒子化は使っていない。
河合 奏:人の姿で。地を踏みしめて。その眼前へと立つ。
河合 奏:「……ああ、ここらで仕上げだ」
河合 奏:息吹は奪った。翼は捥いだ。そして、刃は研ぎ揃えられた。
河合 奏:「わざわざ見せ場を譲られたんだ。私達の手で終わらせるぞ」
河合 奏:三人へと振り返り、笑いかける。とびきり好戦的に。
神楽 樹:その一人は白い女だ。
神楽 樹:無機質な顔で、率いる長と竜を見る
神楽 樹:ぎし、と。作られた右拳が鳴り。──胸元の奥、心臓とは異なる鼓動を打つものがある
神楽 樹:「はい」
神楽 樹:「──防衛の刃、第六支部として」
神楽 樹:ざり。革靴がアスファルトを踏みしめ、大気が微かに震え出す。
神楽 樹:「立たせてもらいます。支部長」
影山 夏月:黒の男が続く。
影山 夏月:剣の残骸を手に、付き従うように静かに、しかし確かな足取りで。
影山 夏月:「承知致しました。 我が剣をもって応えましょう」
影山 夏月:砂の刃が象られる。瞳に宿した決意の光を宿したように輝いて。
影山 夏月:「ああ……それに」
影山 夏月:「最強の竜なら今、共に肩を並べている。 負けられませんね」
影山 夏月:以前にも口にした、信頼を込めた言葉をこぼす。
三井只人:カチ、カチ、カチ。
三井只人:時計の秒針が静かに進む。
三井只人:合わせて履き慣れた靴音がカツコツと響いて。
三井只人:「はは。『ご家族の方が到着されました』……ってね」
三井只人:パチン、と。手にした懐中時計の蓋を閉じる。
三井只人:迫りくる威容。欠けて滅び、生命がこぼれ出る異様を眺めて。
三井只人:「なんとまぁ、なんて有様だよ」
三井只人:「ともあれ」
三井只人:変哲のない鋼の剣を構える。
三井只人:「消灯時間だよ。夢遊病(パラソムニア)」
“ゲブラー・ケセド”:4人。三度迫る脅威に、さしもの竜もかすかな動揺が走ったかに見えた………その、時
“ゲブラー・ケセド”:空から、赤い線を引いて落下してくるものがある
GM:……人間の腕だ。
GM:血が蒼穹をバックに線を引き、結晶化してキラキラと輝く。場違いな前衛芸術のような、人間の腕が巨竜の頭上に落ちてくる
“ティアティラ”:「ハァッ……ハァッ……」千切れた左手の箇所は結晶化し、皮肉にも止血はいらない状態
“ティアティラ”:「かけた保険が効くのは良いが……燃料切れか。“ゲブラー”。」
“ティアティラ”:「起きろォ!お前の“物語”は継続中だ!!!」
“ゲブラー・ケセド”:【神性顕界】
“ゲブラー・ケセド”:既に張られている《ワーディング》の異質感が、更に増す。
近嵐蒙恬:「……このヒリつき……嘘だろ。」
近嵐蒙恬:「ヤバい。ヤツの神性はまだ堕落しきっちゃあいねえ。」
“ゲブラー・ケセド”:その言葉の通り、
“ゲブラー・ケセド”:投げ落とされた腕を胃に収めるが同時、時間を巻き戻すかのようにその肉体が潤いを取り戻していく
近嵐蒙恬:「フザけるなよ…!竜炉は全部確かに刻印した…!いかな神話をベースにしていようと、竜が為した以上はその身を堕とせば終わりのはず…」
影山 夏月:「させるか! 再生が終わる前に……!」
影山 夏月:聖剣の最大出力。 砂の刃が輝きを放ち、巨大な光の刃を形成する。
影山 夏月:「斬り……裂けぇっ!」
影山 夏月:肉体を取り戻していく竜へと向けて、渾身の一撃を振り下ろす
GM:迸る聖剣の輝き。巨竜が二度出会い、その刃に幾度も挫かれたもの
GM:その、刃が
“ゲブラー・ケセド”:剣の樹林を思わせる、あぎとの間に入り
“ゲブラー・ケセド”:ばきり、と
“ゲブラー・ケセド”:月のように欠け、砕ける
影山 夏月:「……なっ、」
“ゲブラー・ケセド”:否
GM:剣身 茎 鍔 握り 柄頭
GM:およそ、剣を構成する材料全てがバラバラに砕け散る
GM:影山夏月のDロイス:遺産継承者【聖剣の王者】が消失し、所有する聖剣の王者が破壊されました。
影山 夏月:握りしめていた剣の柄。 藤峰荘司から受け継ぎ、自らのものとした導きの聖剣。
影山 夏月:影山夏月を戦士たらしめていたものが、その手から砕け散る。
影山 夏月:砂の刃も、放たれていた輝きも失われ──
影山 夏月:「──まだだっ!」
影山 夏月:柄の砕けた破片を砂がつなぎとめる。
影山 夏月:折られた刃を放棄。新たに砂の大剣を構築し、むき出しの胴体へと斬り返す!
“ゲブラー・ケセド”:最早、その鋭さは再生する竜に通用するものではない
“ゲブラー・ケセド”:鱗にがきりとぶつかり、徹すには至らない
影山 夏月:「ちぃっ……!」
影山 夏月:弾かれて、剣を構え直す
影山 夏月:その手の輝きは失われても、瞳の光は消えていない
GM:折れても折れぬ姿勢。それに呼応するかのように
GM:どこに控えていたのか…多数のオーヴァードが、再生する竜に向かって殺到する…!
SoG:「うおおお!SoGバンザーイ!!!」
ギルド:「……掃射」
FH:「悔しいが、ここで一番対策を打てるのはUGNの連中だ…!街が吹っ飛んぢまったら元も子もねえ!!!」
FH:「あの竜を潰せ!!!UGNのために時間を稼がせる!!!」
“ゲブラー・ケセド”:全身に爆発の華が咲く。
かふんちゃん:ガラリ、と。崩れたアスファルトの罅から押し上げるように植物の根が伸びていく。
かふんちゃん:竜の足へと巻き付いて、その体勢を崩し締め上げる。それを少し竦みながらも強い眼差しで見据えるのは一人の少年。
かふんちゃん:「もう、これいじょう。このまちは、こわさせ、ない!」
“ゲブラー・ケセド”:巨竜の体勢が傾ぐ。龍鱗の強度が仇となり、足首を締め上げられれば竜血も絞られていく
氷上 透矢:「──ヒィィィィヤッハァァッァー!」
氷上 透矢:その隙を見逃さず。空気を震わす叫びと共に、氷の装甲を纏った白髪の男が突貫する。
氷上 透矢:「おうおうおうでけえなおい!ピヨ公もびっくりじゃねえか、食い甲斐ありそうだ!」
氷上 透矢:「一旦引けや支部長っ! この喧嘩、俺らが預かったぁっ!」
氷上 透矢:狂喜の笑みを浮かべながら、喧嘩屋が氷の拳を叩きつける
“ゲブラー・ケセド”:打撃が新たな瑕を生み出せば、当然のことながら万全には程遠くなる
ルイス=クロウ:「──ふむ」
ルイス=クロウ:蘇りつつある巨体を、レンズ越しに見つめる。
ルイス=クロウ:老体が乗るのは魂のかたち。インクリボンの髪を揺らし、ペン先の指よりインクの血を滴らせる異形の人型。
ルイス=クロウ:「終わらぬか。あれはああ言っていたが、おそらく……」
ルイス=クロウ:いかん、と首を振る。思考を振るべき時を誤るな
ルイス=クロウ:支部長達は指定の場所にいるはずだ。先ほどの攻撃で察しはつく。
ルイス=クロウ:「では──三陣、直接射撃支援の要請」
ルイス=クロウ:五指が文字を綴り、射手を導く装飾詞が担い手の元へと飛んで行く。
日高ぼたん:その応えがすぐに来た。
日高ぼたん:空気の層が爆発し、ドーナツ状の雲が残る。
日高ぼたん:1つ、2つ、3つ。加速とともに白い軌道が描かれる。
日高ぼたん:その先端、まっすぐに飛ぶのは一つの弾丸。
日高ぼたん:風と光を置き去りに。神話を殺す銃弾が、聳え立つ龍に届く。
日高ぼたん:巨人の拳に匹敵する一撃を以て、弾丸が龍を殴りつけた。
日高ぼたん:ズ ダァン!
日高ぼたん:遅れて届く銃声はまさに、その一撃を見舞う巨人の咆哮。
日高ぼたん:その方向を発した黒い鉄から煙を吹き上げ、小さな狙撃手が着弾を確認する。
日高ぼたん:跳ね上げた銃身をそのまま、片手を上げて。後続への合図となる。
“ゲブラー・ケセド”:それは確かに、神をも穿った弾丸
“ゲブラー・ケセド”:それもまた一つの神話だ。ただの攻撃とは異なる文脈が刺さり、間違いなく竜を消耗疲弊させる
氷見 須晴:次の追撃に音は無く、瞬き一つの合間に数条の白銀が竜に迫り
氷見 須晴:さくり、さくりと縫い付けるように 鋼鉄のように枝が固い鱗に刺さる
氷見 須晴:「全く、『腹に収まれば大体同じ』とはいっても、これはなかなかに骨が折れるなあ」
氷見 須晴:射線の元には蘇った竜を傲慢にも食べると暗に述べた青年、否、一輪の花であると自らを定義する異邦人(エイリアン)
氷見 須晴:ぱきり、ぱきりと蝕むように 枝が竜に根を張り、残らず吸い上げ枯らそうと伸びる
“ゲブラー・ケセド”:竜血の毒も、神性も、それは言ってみれば地球文化圏のものだ。異星のことわりを阻むには些か話が違う
阿笠勇希:「起動しろ、Balmung ver 0.8」
阿笠勇希:その一言をトリガーとして機械仕掛けの聖剣は唸り声を上げる。
阿笠勇希:「また会ったなゲプラー・ケセド!!」
阿笠勇希:カバラ数秘術回路駆動。レネゲイドクリスタル強制活性化。刀身に莫大な熱量が収束を開始。
阿笠勇希:聖剣の極光が、今一度解き放たれる
阿笠勇希:「こんなもので倒せるとは思ってないさ」
阿笠勇希:「だが、ここにはまだ聖剣使いがもう一人いる」
阿笠勇希:「後は託す。必ず勝て」
GM:光の柱。二度目のそれは、人間の可能性を想起させる輝きに満ちている
阿笠勇希:この光を若き聖剣使いへのエールとしよう
“ゲブラー・ケセド”:竜が、防御態勢を構える。
“ゲブラー・ケセド”:明確な脅威だと認識しているからだ。“それ”の存在を
"教授":「さっきは龍炉の破壊、今は足止め」《原初の黒:時の棺》。「近嵐くんは人使いが荒いのう」《レネゲイドディゾルバー》。
"教授":「とはいえ、腐っても神性」《ナーブジャック》。「ここで殺すことはできんじゃろう」《原初の灰:世界の敵》。
"教授":「が、負けないことだけはできる」《破壊の渦動》。「人間のみができる」《原初の虚:ハイブリーディング》
"教授":「神ならぬ人間ができることと言えば」。《原初の黒:時の棺》「粛々と、できることを続けるのみじゃよ」ロイス:龍種をSロイスに指定,即座にタイタス化し昇華。
"教授":「敵の嫌がること、をな」《原初の黒:時の棺》
"教授":「頼んだぞ、人間たる諸君」エフェクトなし、武器のみで攻撃。
“ゲブラー・ケセド”:最適解。
“ゲブラー・ケセド”:人間の可能性は光ばかりではない。底意地の悪さ。諦めの悪さ。その全てが、竜を的確に阻害する
“ゲブラー・ケセド”:ここに集まった人間の総力を持って、山の大きさたる巨竜は機能をほぼ停止させられていた
近嵐蒙恬:「ヒャア、助かるなこりゃ…諸君、今のうちに一旦下がろうぜ」
近嵐蒙恬:「竜の野郎の再生時、神性圏界が一層濃くなった。ありゃなんらかの物語に絡んだ再生だ」
影山 夏月:「このまま押し切る……ことは、できませんか」
神楽 樹:「それで出来ると」粉砕された聖剣の残骸を見つめ
近嵐蒙恬:「あの性悪女がそう容易く突破出来るような仕込みをしちゃあいねえだろ……」
影山 夏月:「……」
三井只人:「気持ちはわかりますがね、先輩」
近嵐蒙恬:「俺たちがやるべきことは、物語を解明し、それを白紙に戻す。」
三井只人:「突っ込むつもりなら、首根っこ捕まえることになりますよ」
三井只人:「そうそう。始めたことを一旦止めるのも勇気です。」
影山 夏月:「大丈夫。ただの確認です」
影山 夏月:「攻めきれないなら一度下がって、対策を練るしかない。……みなさんが稼いでくれた時間を、無駄にはできませんから」
三井只人:「冷静で助かります。この場で、僕らが一番アレのことを調べてて。」
三井只人:「そして一番、消耗が少ない。……だから、やるのは僕たちだ。」
三井只人:「ですよね、支部長?」
河合 奏:「ああ。まずは一度支部まで戻る」
河合 奏:「三井が調べていた文献があったな。あれを当たるのが先決だろう」
神楽 樹:「了解」
センセイ:「うむ……その、すまぬ。我のやったことが原因だというのに、記憶が無いという体たらくとは」
影山 夏月:「お気になさらず。力を貸していただければ十分です」
影山 夏月:「とはいえここから詰めるには、お二人の力が必要になる。頼みます、三井君、センセイさん」
三井只人:「ま、了解ですよ。それにセンセイも。珍しく殊勝なのは良いが、後にしてくれ。」
三井只人:「いつもどおり楽観的に。最終的に勝ちに行くことにしよう」
センセイ:「…うむ。我が英雄がそういうのならば。」
センセイ:「我が始めたことだ。どういう物語であれ、ケリをつけるのは我なのかもしれん。」
GM:人と竜が争う。黙示録の一場面の如き戦乱をよそに
GM:君達一行は支部へと戻る。無論、勝つために
GM:-------------------------
GM:では
GM:登場PC全員が、古文書解読を行えます

②センセイの古文書読み解き
 知覚 知識:レネゲイド 情報:学問 9
PP 2/4

GM:誰からでもどうぞ
影山 夏月:三井君行きます?
影山 夏月:問題なければ知識:レネゲイドで判定
影山 夏月:4DX+0+0@10>=9 知識(レネゲイド)
DoubleCross : (4R10+0+0[10]>=9) → 6[1,2,2,6] → 6 → 失敗

影山 夏月:あっ全然ダメ!ごめんなさいお願いします
河合 奏:では次は私が知覚で判定
河合 奏:8dx+1=>9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,6,7,7,7,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

影山 夏月:バッチリ
三井只人:すごい。
河合 奏:OK!
GM:素晴らしい
GM:プライズ満了4/4

メイントピック PP 2/4→4/4

GM:では



まだ森のいきものたちがひととおはなしが出来ていた頃のお話です。
さる国の、木々が一本もはえていない山には、それはそれは大きくてつよいドラゴンが住んでいました。
そのつよさたるや、はく息は山を平地に変え、羽根のひとはきで空の星をすっかり落とすほどです。
ドラゴンは、うつくしいものが大好きで、いびつなものがきらいでした。
なので、王様が人々から、多すぎるねんぐ(住む代わりにさしだす必要のあるおかねのことです)を取っていれば宮殿からさらったり、
どれいをらんぼうにあつかう貴族がいれば夕ご飯として食べてしまうのでした。
(その頃は、どれいをやとうことは仕事につくこととあまり差がありませんでした。)
そういうことを繰り返してきたドラゴンは、けれども人々に理解をされずにおそれられ、嫌われていました。
そんなある日、ドラゴンをおそれた人々は、いけにえに少女をひとり山へとおくりました。
少女を見てドラゴンはたいへんにいかりました。少女は目が見えなかったのです。
ひどいことをする村をドラゴンはほろぼそうと羽根を広げますが、少女はそれをとめ、言いました。
「村のおおぜいのひとたちはこわくてこのようなことをしたのです。」
ドラゴンは、はたと気づいてしまいました。
かれが美しい世界を取り戻すためにやってきたことは、むしろ大きいゆがみをうみだしてしまうこともあったのです。
ドラゴンはうんうんとうなり、太陽が何回も海に沈むほどに考え、そして少女にいいました。
「おもいやりのある少女よ。わたしよりもものを見ることの出来るそなたに、わたしの目をあげよう。これからはもっとたくさんのものを見て、世界のきれいなところをみんなにつたえてほしい」
かくして、ドラゴンは目が見えなくなり、少女は空飛ぶたかのはねの数まで見える目を手にしました。
少女は言葉に尽くせないほどのお礼をドラゴンにつたえて少女は村に帰りました。
少女は村人達にドラゴンは心配ないと伝えましたが、人々は長い間あれくるったドラゴンを信用できません。
そうして、人々はつぎつぎと不自由なところがある人を山へとおくりました。
ドラゴンはそのたびに、自分のからだを分けあたえました。足が不自由な人のために、自分のたくましい足を。手足があってもうごけない人のために、その翼を。息をすることすらたいへんな人に、じまんのといきを。
余ったうろこは山へと捨てられました。くろぐろとしたうろこの色は大地にかえり、豊かな土に。最後には美しいぬけがらのみが残りました。のちのしらかばの樹は、ここから生まれます。
そうしてすっかり自分のからだを分けあたえたドラゴンは、こころだけが残りました。
すべてが欠けたいびつなからだになったドラゴンは、それでもまんぞくそうでした。こころがなんだかみちみちたきもちになったからです。
ドラゴンは人の前にとうとう現れなくなり、山は豊かな森に代わりました。
村人たちはすっかりドラゴンにいけにえを出すこともなくなり、全て忘れてしまいましたが、助けられた人たちはこの話をずっと子どもたちにいい伝え続けることをしています。
めでたしめでたし



GM:シーンを終了します
GM:ロイスと購入が可能です
神楽 樹:ロイス保留。
三井只人:ロイス保留。
影山 夏月:ロイス、Dロイスを消失しました
神楽 樹:調達…ブルーゲイルもうひとつ狙うか
神楽 樹:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 8[2,3,7,8] → 8 → 失敗

神楽 樹:失敗して終了です
影山 夏月:購入、一応武器買っときましょうか。
河合 奏:こちらもロイス保留ワンチャンブルゲ狙い!
影山 夏月:西洋剣狙います
三井只人:あぁ、武器。じゃあそっちが失敗したらこっちでも狙います
河合 奏:2dx+2=>20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 2[2,2]+2 → 4 → 失敗

影山 夏月:3DX+3+0@10>=11 調達
DoubleCross : (3R10+3+0[10]>=11) → 10[2,8,10]+4[4]+3 → 17 → 成功

河合 奏:全然ダメ!終了!
三井只人:じゃあブルゲ狙い。
影山 夏月:こんなときに頑張りすぎてしまった!装備しておきます、以上
三井只人:紡ぎの魔眼。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:83->84)
三井只人:6dx+4>=20
DoubleCross : (6R10+4[10]>=20) → 10[4,5,6,7,8,10]+4[4]+4 → 18 → 失敗

三井只人:おぉ……
影山 夏月:いや
影山 夏月:樹さんお願いできますか!
神楽 樹:バディムーブ、+3
影山 夏月:ありがとうございます!
三井只人:購入!2つ目!
三井只人:影山さん持っておきます?
影山 夏月:もらいます!ありがとう!
三井只人:じゃあ渡して判定以上!

トリガー2

GM:トリガー2
GM:シーンプレイヤー、影山夏月。
GM:全員登場
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:83->85)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+5(1d10->5)した
三井只人:三井只人の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:84->88)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:85->93)
GM:------------------------------
GM:第六支部
GM:------------------------------
GM:膨大な紙の束。モニターに映る古文書の数々
GM:その中心に、法衣を来た男は立っている
近嵐蒙恬:「………そういうことか!」
近嵐蒙恬:「してやられた。間違いなくこれは竜の神話だが、それだけじゃない。“竜と少女の神話”だ!」
近嵐蒙恬:「ロジックとしてはこうだ。竜が肉体を全て分け与える神話をベースにする。その竜が、肉体の全てを誰かに捧げない限り、残った肉体が不全になるのを防ぐ!」
近嵐蒙恬:「潰れた肉体を与えたって何の意味もないからな…!ロジックエラーを起こさないよう、物語が竜を再生させるんだ。」
近嵐蒙恬:「俺の呪術刻印が効かねえのもこれが原因だ…。切り離されたものには刻印出来ねえし、やったところで無駄だ。」
近嵐蒙恬:「何しろ既に“与えられてる”からな…!」
洲崎アカリ:「……はあ、つまり。こいつが」コンコン、と。自分の目元を覆う硬質の鱗を、包帯越しに叩いて。
三井只人:「死に方が決まってるから物語の途中では死なない、と。」
センセイ:「………」
近嵐蒙恬:「そういうことだな。」
影山 夏月:「物語に矛盾を起こさないように、と……なら、どうすれば倒せます?」
近嵐蒙恬:「……性質上、俺のロジックハックは通用しない。となると」
近嵐蒙恬:「1つ目。神話通りに全部捧げさせる。ほぼほぼ不可能だな。」
近嵐蒙恬:「2つ目。…いいか。可能性としての提示だからな。」
近嵐蒙恬:「物語は終わりだけじゃねえ、始まりがある。」
近嵐蒙恬:「物語を始まる前まで戻せば、神話の加護とやらも消滅するわけだ。」
近嵐蒙恬:「即ち。洲崎アカリ。」指を差す
近嵐蒙恬:「その身を竜に取り込ませる。」
洲崎アカリ:「……」
近嵐蒙恬:「そうすれば、竜炉が全て揃ってその加護がパアになる。」
洲崎アカリ:「"貰った"のをなかった事にすると」
近嵐蒙恬:「…一応、この方法は洲崎を助ける手段でもある」
近嵐蒙恬:「そういうことだ。視力は惜しいか?まあそれどころじゃあないんだが」
影山 夏月:「他に」
影山 夏月:「他に、何か、方法は?」
近嵐蒙恬:「……ああ。最後まで聞いてくれ」
近嵐蒙恬:「言ったとおりだ。洲崎自身を救う手段でもあると」
洲崎アカリ:「いやあ、どうでも良……くはないですが」「得体のしれない力を抱えっぱなしのリスクに比べれば、迷う事でもない」
近嵐蒙恬:「竜炉はあのドラゴンのもともと持ってたブツだ。洲崎自身よりも早くあいつ自身の肉体に融合するべく、洲崎から切り離される」
近嵐蒙恬:「そっから、洲崎自身が“虚数竜炉”に吸収されるまでにはラグがある」
近嵐蒙恬:「このラグの間に、あのドラゴンをぶっ殺せば、洲崎は無事に帰ってこれる。竜炉も剥がれてな。万々歳だ」
洲崎アカリ:「……ええと」
洲崎アカリ:「それ、どこまでが希望的観測なんです?」
近嵐蒙恬:「…ああ。」
近嵐蒙恬:「取り込まれる前に、洲崎の竜炉そのものにも刻印はしておくが……ぶっちゃけ、相当厳しい」
洲崎アカリ:「はは、やっぱり?」
近嵐蒙恬:「竜炉が戻るってことは、あの竜の心臓が1個増えるってことだ。体力はかなり復活する。」
近嵐蒙恬:「その上あの性悪が、腕のもう一本でも放り込めば更に回復だな」
影山 夏月:「……タイムラグの間に、倒しきれなければ」
近嵐蒙恬:「…終わりだな。」
影山 夏月:「…………」
近嵐蒙恬:「……あと、一つ」
近嵐蒙恬:「可能性の高い方法が、ありはする。」
三井只人:「ほう。」
三井只人:「その方法とは?」
近嵐蒙恬:「簡単に言えば、自爆特攻だ。」
近嵐蒙恬:「洲崎が竜炉を暴走させて、取り込まれる。」
近嵐蒙恬:「ウロボロスはレネゲイドを喰らうレネゲイドだ。それが暴走しちまえば、あのドラゴンは内部から破裂して死ぬ。刻印で調整出来るから、確実性は高い」
近嵐蒙恬:「無論、洲崎は死ぬ」
洲崎アカリ:「……なるほど」
センセイ:「……我では!」
センセイ:「それは、我では駄目なのか!」
近嵐蒙恬:「元家主さんかい?厳しいな。もう体の組成も弄くられている。意識は別ものだ。」
洲崎アカリ:髪に指をやり、くるくると巻いて。じっと考え込むような様子。
近嵐蒙恬:「悪いが、ご期待には答えてやれない」
センセイ:「ぐぬ……」
洲崎アカリ:「……それが、専門家さんの出した解法ですか」
近嵐蒙恬:「そうだ」
近嵐蒙恬:「俺の職権と、経験と、知識と。全霊を絞って考えて出した方法だ。」
洲崎アカリ:「信用しましょう。……いえ、失礼」
洲崎アカリ:「他にもっと良い手があるかも、なんて考えてしまった。少しだけ」苦笑いを浮かべて。
洲崎アカリ:「大丈夫……大丈夫です、あたしは」半ば自分に向けて、呟く。
洲崎アカリ:「ちゃんと、選べます」
近嵐蒙恬:「そうかい」
近嵐蒙恬:「すまない。」
近嵐蒙恬:頭を下げる
近嵐蒙恬:「どっちにしろ、あんたにとっちゃ酷な願いだ。」
洲崎アカリ:「……謝らないでください。あたしは」
洲崎アカリ:「あたしは、そんなこと求めてません、から」
GM:-------------------------------
GM:近嵐の見立てでは、「巨竜が予想以上に抑え込めており、多少の作戦検討猶予がある。俺もギリギリまで出来る手立てを探しておく」とのことだった。
GM:君たち二人は、作戦内容の最終決定を検討するべく、会議室に詰めている
神楽 樹:ひどく喉が渇いて。ミネラルウォーターのペットボトルを呷った
神楽 樹:ばらまかれるように散乱する資料に、ろくなことは書いていない。いま必要なデータも、道筋も
神楽 樹:あの男が言った二つのプランだけが会議室のホワイトボードに殴り書きされ。選べと圧をかけてくる
河合 奏:こちらも手元のコーヒーを呷る。その目元はやや険しい。
河合 奏:苦味を飲み干して、息をつく。
神楽 樹:「二択。選べと言うには簡単です」
神楽 樹:「……何度もそうしてきました。でも」
神楽 樹:「慣れることは決してない」
神楽 樹:空のボトルが投げられ、ゴミ箱に収まる
河合 奏:「ああ、全くだ」
河合 奏:二つの選択肢が目の前にあって、その両方に人の命がかかっている。
河合 奏:数千と、たった一人と。そして。
河合 奏:どちらを選ぶか——彼らが生きていけるかどうかは。自分たちが握っている。
神楽 樹:「……どちらを選ぼうと。洲崎は頷くでしょう」
神楽 樹:「支部長」
河合 奏:「ああ」 彼女の眼差しを受け止め、真っ直ぐに見返す。
神楽 樹:「──“アコロン”は、まだ折れていない」
神楽 樹:「聖剣は砕けた。戦力としては、下から見てもいい」
神楽 樹:「……それでも。終わっていない」
神楽 樹:「やれると、思いますか」
神楽 樹:「彼はまだ。騎士であると思いますか」
河合 奏:「……やれるかどうか、と聞かれれば分からんな」
河合 奏:現実的に見れば、神楽の言う通り現在の影山は戦力としては下から数えた方が早い。
河合 奏:その力の礎であった聖剣は砕かれ、予備として用意された西洋剣では普段の動きは難しいだろう。
河合 奏:「だが」
河合 奏:「やってやろう、とは思っている」
神楽 樹:「…………」
河合 奏:「そもそも、だ」
河合 奏:なるほど、洲崎が特攻すれば勝率は高いのだろう。たった一人の命で数千人を救える。
河合 奏:効率的で効果的だ。やむを得ないと判断する者も、最善策と呼ぶ者も居るだろう。
河合 奏:それでも。
河合 奏:「私達が手早く片付ければ済む話だろう?」
神楽 樹:──難題をそう語る上司に。眼を丸くするものはきっと、ここにはいない
河合 奏:最善を尽くすその前から、犠牲を認めてたまるものかと。
河合 奏:全てを護り抜くためにこそ、我々は戦っているのだと。
神楽 樹:己の腕を見る。腕章に描かれた刃の意匠、重ねられた#6
神楽 樹:戦闘能力に優れた者が集うのであれば。五、七、八、十二。いくらでも支部の名は挙げられる
神楽 樹:なればここは如何なる場所か。それこそ最初に広がる最大の防壁。N市を守る最前線
神楽 樹:「──はい」
神楽 樹:「余計なことを聞きました。申し訳ありません」
河合 奏:「いや。余計なんてことはない」
河合 奏:悩まないわけではない。恐れが皆無とも言わない。
河合 奏:自分たちがしくじれば、町の一部が丸ごと消し飛ぶのだから。
河合 奏:それでも。自身の拠り所とも呼べるだろう聖剣を失った彼が諦めていないのだ。
河合 奏:砕かれたその瞬間に、それでも立ち向かってみせたのだ。
河合 奏:それを見た上で、『安全に人を救うために君には死んでもらいたい』だなんて言葉が吐けるものか。
河合 奏:「私がこの道を選べるのは、彼らやお前達が居るからだ」
河合 奏:剣を砕かれてなお折れない騎士の前で、護り手が弱音を吐くものか。
河合 奏:「お前達となら出来ると、そう信じられるからなんだよ」
神楽 樹:「……」
神楽 樹:「二度目ですね」
神楽 樹:ぽつりと言う。
河合 奏:「何がだ?」
神楽 樹:「──私はその時、あの場所にはいませんでしたが」
神楽 樹:「“エンプティ・ハート”を前にした時と。きっと、支部長は同じだったんだと。そう思います」
神楽 樹:知っているのはデータだけだ。そこにいた支部長達が何を語ったかまで知ることは出来ない
神楽 樹:しかし守るために。無茶をした。そして、ねじ伏せて。いま私達はここにいる
神楽 樹:「なら、負けることはない。そう信じます」
河合 奏:「ああ。勿論」
河合 奏:鬼に金棒、虎に翼。そして。
河合 奏:「第六に竜と聖剣が揃ってるんだ。負けはしないさ」
河合 奏:「私達に喧嘩を売ったことを後悔させてやろう」
GM:-----------------------------------
GM:近嵐の見立てでは、「巨竜が予想以上に抑え込めており、多少の作戦検討猶予がある。俺もギリギリまで出来る手立てを探しておく」とのことだった。
GM:作戦決定のため、第六支部の二人は作戦室へ移動した。
GM:君は休憩室に待機し、出撃のための最後の休憩を取る形となる
三井只人:壁際の長椅子に背を預けて、砂糖が多めの珈琲の缶のプルタブを開ける。
センセイ:「………」雄弁極まりない竜は、ことここに及んで口を噤んでいる
三井只人:半分ほどを一気に呷った後、後頭部を壁に押し付けるように一息つく。
三井只人:「医者ってのは」
三井只人:「どんな状況でも眠れるのが不可欠らしい」
三井只人:「その点でいうと僕は半人前だな」
三井只人:ベタつく口内を感じながら声を出す練習のように独り言をつぶやく。
センセイ:「それでもいい…」
センセイ:「感情を殺して眠るようなことは、本当は無いほうがいいに決まっているのだ、我が英雄。」
三井只人:「はは。」
三井只人:「感情を殺さないために眠るんだってさ、センセイ」
三井只人:「寝不足の頭で、大事な決断をするわけにも行かないからね」
センセイ:「…そうか。」
三井只人:半分ほど中身の残った缶を、円を描くように回す。
センセイ:「教えられているようでは、先生ではないな…」
センセイ:「…思えば、今回もそういう形だった。」
三井只人:「コレを教えてくれたのも、"先生"だからねぇ。お医者さんの。」
三井只人:「……」
センセイ:「治すのは、我の専門外。」
センセイ:「だから、分け与えることが一番だと思ったのだろう、あの時の我は。」
センセイ:「おそらくは、自分への戒めのつもりでもあったに違いない。」
センセイ:「……だが、しかし。結果として。」
センセイ:「一人の少女を救ったつもりが、今、一人の少女を死に追いやろうとしている………」
三井只人:「治せないなら、代わりの何かを、か」
三井只人:「実際、出力としては過分に満たしてたんだろうけどね。今の洲崎センパイみたいに」
センセイ:重みも厚みも無い影が、耐えかねるように首をうなだれさせる。
三井只人:「センセイは今、後悔してんのかい」
センセイ:「後悔は……出来ないのだ。」
センセイ:「何しろ、我はその時の記憶が無いからだ。」
三井只人:「そりゃそうだ。」
三井只人:「あれだって言い伝えだもんな」
センセイ:「想像で悔やむことほど虚しいものもあるまい。」
三井只人:「確かにね。」
三井只人:「僕だって赤子の頃の失敗なんて覚えちゃいないし、今になって本気で悔やんだりもしないだろう。」
センセイ:「うむ…。」
三井只人:「当事者として感想を抱けるのは覚えてることだけだよ。良いことも、…悪いことも」
三井只人:「だから……まぁ。考えるのは、今まさに当事者である、今の事情なんだろうなぁ」
センセイ:「我が英雄…」
三井只人:「借りたものを返して、お釣りをもらうか……過分に返しつけるか。」
三井只人:コツン、と缶の天面を人差し指で叩く。
三井只人:「洲崎センパイは……どっちを選ぶだろうな」
三井只人:天井を見上げる。
センセイ:「どう、なんだろうな。」
センセイ:「我が英雄…我に出来ることは、案ずるのみなのだろうか。」
三井只人:「そうだよ。センセイ」
三井只人:「僕らに、他人の命は背負えない。」
三井只人:「たかだか、事件の当事者で。たかだか、その生命を脅かす加害者というだけで。」
三井只人:「僕らは洲崎センパイにとっての、他人なんだから。」
三井只人:「最終的に決めるのはあの人の……命を背負う覚悟が、ある人だけなんだよ」
三井只人:明るい電灯の光に目を細めつつ、言葉だけは淀みない。
センセイ:「…それも。“先生”に習ったのか?」
三井只人:「いいや。……いや、そうなのかな。あれも先生か。人生のね。」
三井只人:「いまのは、"親"に習った」
三井只人:忘れたことに後悔ができないというのなら、その感情は覚えている。
三井只人:自分を守る誰か。とても苦しい中で、血を流して、自分の代わりに死ぬ誰か。
三井只人:────その光景が、現実なのか。幼い心に刻みついたイメージなのかも判然としないけど。
三井只人:「知ってるかい、センセイ」
三井只人:「あんな巨体から見たら想像もつかないかもしれないけどさ」
三井只人:「人間の命って、重いんだぜ」
センセイ:「……ああ。」
三井只人:「他人の命の使い方にとやかく言うってことは、その命を。少しでも背負うってことなんだ」
センセイ:「重みで、頭が上がらんよ」
三井只人:「頭を垂れたくなるね、まったく」
三井只人:ゴリゴリと頭を壁に押し付けて、顎を上げながら。
センセイ:「ならば」
三井只人:「うん」
センセイ:「せめて。我が英雄よ。我よりも多くを学び続けるそなたに…今度は、差し出すことはしない。」
センセイ:「これ以上、命を誰かに背負わせることはしない。」
三井只人:「………あぁ、そりゃいい。いい考えだ。」
センセイ:「だが、それが重いのならば…共に、運んでゆこう。」
センセイ:「我の出来ることで、これが最善だと思う。」
三井只人:「………相変わらずセンセイは、頭がいいや」
三井只人:「僕がそれに気付くのには、数年掛かった。」
三井只人:「誰かを守るために。誰かのために死ぬってことはさ。」
三井只人:「とっても美しくて、それはなるほど、物語のようだけど。」
三井只人:「『私はお前のために死んだのだから』」
三井只人:「『お前は私より、素晴らしい人間にならなければいけない』────なんてさ」
三井只人:「誰も強制してないのに、生き残った方はプラスマイナスの収支を求めてしまうんだ。」
三井只人:「子供の頃の僕には、それは無理だった。……一緒に、あの人を背負うことを決めた母さんは、今もそうしてるかもしれない。」
三井只人:「だからさ」
三井只人:「そんな重いものを背負わされるなんてまっぴらごめんだと。」
三井只人:「僕は何かを救うために差し出される命に、NOと言わなきゃ行けないんだよな」
三井只人:くぴ、と。缶の中に残った半分を飲み干す。
センセイ:「うむ」
三井只人:「洲崎センパイを暴走させて差し出して確実に事態を収めるか。洲崎センパイを取り込ませて、制限時間内にケリをつけるか」
三井只人:「僕にとっちゃ最初から、一択なんだ。こんな問答」
三井只人:「『確実に洲崎センパイを助けて。問題も大団円に終わらせる』」
三井只人:「現状で満足なんか出来ないし……理想は常に、一番高くないとね」
センセイ:「うむ。」
センセイ:「それこそが、今の“英雄”なのだろう。」
三井只人:「はは、そりゃもちろん。」
三井只人:「誰か一人を犠牲にして。世界を救うか、一人を救うか……みたいなの。」
三井只人:「流行ったの、僕が生まれる前だぜ」
センセイ:「そうだな。」
センセイ:「古くて古くて……調べるのに手間がかかるほど、だったな。」
三井只人:「苦労したもんだねぇ。」
三井只人:「つーわけで、センセイ。神話に語り継がれる大ドラゴンには悪いけど。」
三井只人:「主役交代だ。あるいは、世代交代かな」
センセイ:「うむ!」
三井只人:「古臭い神話を塗り替えて、ゼロから始めることにしよう」
三井只人:「頼んだぜ?前作主人公」
センセイ:「その立場が出張って喜ぶのもまた古い人間だからな。」
センセイ:「きちんと、今の英雄が勝ち取っていくのを拝ませてもらうとしよう」
GM:…ノックが響く。
三井只人:「どーぞー」
近嵐蒙恬:「よぉ、俺だ。」
近嵐蒙恬:法衣に、大荷物を背負った状態で現れる。
三井只人:「華がない空間になってきましたねぇ。なにか御用です?」
近嵐蒙恬:「なあ、聞いてくれるか。チャンスが来た。チャンスが来たんだ」
近嵐蒙恬:「ハハ!すっかり忘れちまってた。俺が誰で、誰がここにいるかってのを。」
三井只人:「おや、朗報のような気配ですね」
三井只人:「どんなチャンスが来たのです?」
近嵐蒙恬:「ああ。詳細は後で伝えるが。影山のブチ壊れた聖剣を直せる」
近嵐蒙恬:「そのためには。三井。センセイ。二人の協力が必要ってわけだ。」
近嵐蒙恬:「ちょいと大変だが。ハハ。やってくれるか?」
三井只人:「そりゃ………朗報ですね。」
三井只人:「それに。そんな事を聞かせて、詳細を言う前に言質を取ろうとするんだから。コレだから大人って油断ならないんだ」
三井只人:口元を緩めつつ。
三井只人:「オーケー。僕はもちろん問題ありません。なにせ、今度の相手はあれ程の巨体ですからね」
三井只人:「切除手術なら、切れ味の良いメスが欲しかったところです」
三井只人:「それも、信頼を置けるやつをね」
近嵐蒙恬:「ハハ!ハハハハハ!!」
近嵐蒙恬:「良いぜ。とびっきりのを作らねえとな!」
近嵐蒙恬:「久々に近嵐背負うんだ。とびっきりの真打ちを拵えてやろうじゃねえの!」
三井只人:「こちとらドラゴンですからね。キンキンキラキラ、きれいなお宝が増えるに越したことはありません。」
三井只人:「ブレスはまだまだ未熟ですが。やれることがあるなら息巻いて見せますよ」
三井只人:中身のなくなった缶をゴミ箱に放る。
三井只人:腰を落ち着けていた長椅子から立ち上がって。
三井只人:んー、と。伸びをするように体をほぐす。
三井只人:(…………と、言っても。)
三井只人:(あの、真面目そーな洲崎センパイが、私一人の命で助かるなら……なんて)
三井只人:(ヒロイックかつ冷静な計算を言い出したり、それが受け入れられるムードになっても、困るわけなので)
三井只人:想像する。その意見を変えるためにどんな口出しが出来るか。
三井只人:あるいは力づくであの人の前に立ちはだかり……支部長や神楽さんや、執事服のセンパイを相手取る場面を脳裏に描いて。
三井只人:ブルリ、と身震い。
三井只人:(はー、ドラゴンより怖えー)
三井只人:だから、
三井只人:「…………ちゃんと頼みますよー、影山センパイ」
GM:-----------------------
GM:近嵐の見立てでは、「巨竜が予想以上に抑え込めており、多少の作戦検討猶予がある。俺もギリギリまで出来る手立てを探しておく」とのことだった。
GM:作戦決定のため、第六支部の二人は作戦室へ移動した。
GM:君たちは休憩室に二人で待機し、出撃のための最後の休憩を取る形となる
影山 夏月:「どうぞ」
影山 夏月:机にことり、と。缶コーヒーを置く。
影山 夏月:「こんなときでなければ、紅茶でも煎れるのですが……御存知の通り、あまり上手くない手並みですけど」
洲崎アカリ:「……どうも」どこかぼんやりした様子で、受け取る。
影山 夏月:自分の手元の缶を開け、口をつける。 ……苦い。
洲崎アカリ:「そういうものなんですか」
洲崎アカリ:「あたし、お茶の味とか分からないので」
影山 夏月:「実を言うと、私もです」
影山 夏月:「どうも細かな味の違いとか、分からなくて。 雑な味だと、弟にもよく笑われています」
影山 夏月:微かに苦笑する。
洲崎アカリ:「……」会話が途切れる。開いた缶に口をつけるでもなく。
影山 夏月:「洲崎さん。私は、決めました」
洲崎アカリ:「…………何をです」
影山 夏月:「もしも貴女が、近嵐さんの作戦を実行されるなら」
影山 夏月:「助けます。必ず」
洲崎アカリ:「……それは、決めたとは言いませんよ」
影山 夏月:「そう、ですかね」
洲崎アカリ:「助けられるものなら、手の届く限り助けようとする」
洲崎アカリ:「あたし達は皆、いつだってそのつもりだ」
洲崎アカリ:「そのつもりでいて、届かない事がある。取りこぼすものがある」
影山 夏月:「……」
洲崎アカリ:「決意さえあれば、覆せた結果なんて」
洲崎アカリ:「その中の、ほんの一握りでしょう」
影山 夏月:「……そうですね」
影山 夏月:「いくら思っても、願っても、届かないものはある。零れ落ちるものも」
影山 夏月:「それでも」
影山 夏月:「それでも、俺は、貴女の命を諦めない」
洲崎アカリ:「……諦めない。ああ、それなら」
洲崎アカリ:「幾分と、現実的だ。いや」
洲崎アカリ:「君はきっと、そうするんだろう。最後の最後まで、あたしに手を伸ばそうとして」
洲崎アカリ:「……わかりますよ、あたしだって。そうしたいというのも、それが理想だというのも」
洲崎アカリ:「でも。ここに懸かってる命は、あたしと君だけじゃない」
影山 夏月:「……」
洲崎アカリ:「あたしが死に損ねるだけじゃない。街の全部の命を、秤にかけて」
洲崎アカリ:「失敗すれば全部、落っこちる」
影山 夏月:「洲崎さんは、決めたんですか」
影山 夏月:「自分に尽くせる、最善を」
洲崎アカリ:「……あたしが一番怖いもの」
洲崎アカリ:「何だかわかります?」
影山 夏月:「……いいえ」
洲崎アカリ:「自分が傷つく事とか、恐ろしいものに立ち向かうとか」
洲崎アカリ:「知っての通り、そういうのは、どうとでもなるんだ。ただ……」
洲崎アカリ:「……君が、あたしの心配をして。何かと手を貸してくれるようになって」
洲崎アカリ:「あたしなんかが傷つくたびに、君が心を割いてくれる事が分かって」
洲崎アカリ:「こうして目が見えるようになって、あんな表情をしていたんだと分かった」
洲崎アカリ:「この先、あたしがこの命を落としたら」
洲崎アカリ:「君にどんな思いをさせる事になるのか」
洲崎アカリ:「あたしは」
洲崎アカリ:「あたしの好きな人を傷つけることが、一番怖い」
洲崎アカリ:「……なんて、随分うぬぼれたこと言ってますよね」苦笑して。
影山 夏月:「いいえ」
影山 夏月:「俺もきっと、同じです」
洲崎アカリ:「そっか」
洲崎アカリ:「……だから、後悔してるんです。今」
洲崎アカリ:「君と、もっと距離を置いておくべきだったのかな、なんて」
洲崎アカリ:「あたしがいなくなっても、取り返しがつくくらいのうちに」
影山 夏月:「ずっと不安だったんです」
影山 夏月:「俺が側にいることで、貴女の重荷になるんじゃないかって」
影山 夏月:「俺も、うぬぼれかと思ったんですけど……手遅れ、だったんですね」
影山 夏月:「でも、俺は。後悔なんてしてませんよ」
影山 夏月:「貴女と出会って、貴女の側に居て、貴女から大切なものを沢山貰って」
影山 夏月:「ずっと嫌いだった自分が、俺、やっと好きになれたんです」
影山 夏月:「昔の俺ならきっと。 貴女を助ける、そう決めた、なんて言えなかった」
影山 夏月:「そう言える自分に変われたことを、後悔なんてしない。 昔の自分に戻りたいなんて思わない」
洲崎アカリ:「……だからですよ」
洲崎アカリ:「何万人、死なせるかもしれない。あたしの命と、それを諦められない君の気持ち一つで」
洲崎アカリ:「そんなもの君に背負わせる事になっちゃったんだ」
洲崎アカリ:「後悔の一つくらいしちゃいますよ」
影山 夏月:「沢山の命を背負うと言うなら、今ここで貴女を犠牲にしても、同じことです」
洲崎アカリ:「それも」
洲崎アカリ:「重荷になるんじゃないか、なんて」
影山 夏月:「貴女が自分の命で皆を救う道を選べば、これから立ち向かう難局で」
影山 夏月:「同じ道を選ぶ人が必ず現れる」
影山 夏月:「──『彼女はやってみせた』、『彼女の犠牲を無駄にはできない』、と」
影山 夏月:「そうして優しい人達が、強い人達が、次々に犠牲になって」
影山 夏月:「生き残った人たちがまた、その生命を背負って傷ついていく」
影山 夏月:「そんなの、悲しすぎるでしょう?」
影山 夏月:「だから今、全員救われる道を選ぶ。 それに、ね」
影山 夏月:「たとえ重荷になると、貴女が思ってしまうのだとしても、俺は、貴女を背負いたい」
洲崎アカリ:「……あのね」
洲崎アカリ:「たとえ、じゃないですよ」
洲崎アカリ:「重荷になるに決まってるじゃないですか。そこまで言われちゃ」
影山 夏月:「そう……ですか」
影山 夏月:「ご迷惑、でしたか?」
洲崎アカリ:「……迷惑ですよ。ええ、迷惑だ」
洲崎アカリ:「そんなに強く想われたいだなんて、あたし一度も言ってません」
洲崎アカリ:「……ただ、まあ」
洲崎アカリ:「君にそういう迷惑をかけられるのは、悪くない」
洲崎アカリ:「今はそう思ってしまっています」照れ臭そうに、髪をかきながら。
影山 夏月:「……本当に、いつも」
影山 夏月:「貴女には一方的に、聞いてもらってばっかりだ。俺の我儘を」
洲崎アカリ:「……ええ、そうですね」
洲崎アカリ:「まああたしもその分、好きにさせて貰ってますけど」
洲崎アカリ:「今度に関しては、そういう感じで行こう。今、決めた」
洲崎アカリ:「君のしたいようにして」
洲崎アカリ:「あたしはそれに、全面的に協力するし」
洲崎アカリ:「その結果、何が起きても。君と一緒に背負ってあげます」
洲崎アカリ:「そういう風に、決めました」
影山 夏月:「分かりました。……それじゃあ」
影山 夏月:手を取って、彼女の『瞳』をまっすぐに見据える。
影山 夏月:「俺、意地を張ります。必ず助けます。 だから」
影山 夏月:「見ていてください」
洲崎アカリ:答えに代えて、静かな微笑みを返す。
洲崎アカリ:(……ああ、あたしも)
洲崎アカリ:(随分、取り返しのつかないところに来てしまった)
洲崎アカリ:この先にある変化を恐れて、ずっと足踏みしていた自分は。
洲崎アカリ:今、地を離れて飛び降りたところ。
洲崎アカリ:……落ちた先に何があるのかは、分からないけれど。
洲崎アカリ:(ふ、ふ……何。一切開き直ってみれば、随分と気持ちのいいもんだ)
GM:----------------------------
GM:第六支部 会議室
GM:----------------------------
GM:河合奏 神楽樹 影山夏月 洲崎アカリ 三井只人 “センセイ” 近嵐蒙恬
GM:6人と1体が揃う中、最後の作戦決定が通知される時が来た
河合 奏:「……さて」
河合 奏:「改めて、今回の作戦を発表する」
河合 奏:そして全員の顔を見渡したのち、洲崎へと向き直り。
河合 奏:「洲崎嬢」
洲崎アカリ:「……はい」
河合 奏:「君の命を、一度我々に預けてほしい」
洲崎アカリ:「……実は、あたしとしても」
洲崎アカリ:「そうお願いしようと思っていました」
洲崎アカリ:「……どうしても、死ねない理由の方が、あたしの中では大きかったので」
洲崎アカリ:ちら、と影山の方を見遣り。
影山 夏月:こくり、と頷く。
洲崎アカリ:「……皆さんも」そのまま、この場の一人一人を見渡して
洲崎アカリ:「どうか、協力していただけますでしょうか」頭を下げる。
洲崎アカリ:自分の為に、多くの人の命を危険に晒す選択をしろと言っている。どうにも、頭を下げなくては気が済まなかった。
影山 夏月:「私からも……お願いします」
三井只人:「…………」
三井只人:その下げられた頭を見、言葉を聞いて。
三井只人:「ふぅーーーーー…………」
三井只人:胸のつかえが下りるように長い息を吐いた。
三井只人:「良かった」
三井只人:「見殺しにしろ、って言われなくって。」
近嵐蒙恬:「ああ全く。全く全くだ。」
近嵐蒙恬:「というわけで。影山の夏月君。良いお知らせがあります。」
近嵐蒙恬:いつものヘラヘラとした笑いが復活している。背には大荷物。
影山 夏月:「近嵐さん? 良い知らせ……私に、ですか?」
近嵐蒙恬:「いやあ、すっかり忘れちまってたんだが。俺の本業。」
近嵐蒙恬:「鍛冶なんだよ俺は。それも退魔の家の。」
影山 夏月:「鍛冶……?」
近嵐蒙恬:「後生大事に取っといてるだろ?ブッ壊れた剣。全部打ち直してやるよ」
影山 夏月:「打ち直す……!?」
近嵐蒙恬:「西洋剣はまあ初だが、知識はある。柄から刀身、鞘まで鍛えてやろうじゃねえの」
影山 夏月:「刀身に、鞘……」
影山 夏月:砕けた聖剣の柄。 取り出して、じっと見つめる。
影山 夏月:──聖剣が打ち直される。 再び、完全な形に。
影山 夏月:「(……違う)」
影山 夏月:「近嵐さん」
影山 夏月:「ありがたいお話ですが……1つ、お願いが」
近嵐蒙恬:「どうした?お代の兼ね合いか?」
近嵐蒙恬:「俺はあの竜をブッ殺してくれりゃ満足だぜ。」
影山 夏月:「いいえ。打ち直す剣について、です」
影山 夏月:「柄を直してください」
影山 夏月:「刃でも、鞘でもない。今できる全てをかけて、私に聖剣の柄を打って欲しい」
影山 夏月:「それが私の聖剣です。 お願いできますか?」
近嵐蒙恬:「?」
近嵐蒙恬:「柄?」
近嵐蒙恬:「刀身の無い剣って、何だ?肝心な部分じゃないのか?」
影山 夏月:「刀身の無い剣、それで良いのです」
影山 夏月:「私が父から受け継いだ聖剣はそういうものだ。それに」
影山 夏月:「師に教わりました。刃とは、『斬るべきを斬り、斬らぬべきを斬らぬもの』だと」
影山 夏月:「聖剣の刃たるは私自身。それを正しく振るう為の柄が、私には何より肝心なんです」
影山 夏月:「……無茶を言っていると思いますが、お願いできますか?」
近嵐蒙恬:「……三井の只人君。君、仲良かったよね。」
近嵐蒙恬:「彼、緊張でおかしくなってたりはしない?」
三井只人:「………」顎に手。
三井只人:「おかしなことを聞きますね、近嵐さん。」
三井只人:「顔の良い執事なんぞ、多少おかしなところが会ってトントンみたいなもんでしょう」
影山 夏月:「酷くないか三井君!?」
三井只人:「冗談です。」
三井只人:「まぁ、小粋なジョークは置いておいて。そう望むなら、そこに全力を尽くしてくれて大丈夫だと思いますよ、近嵐さん」
三井只人:「なにせ、竜退治です。型破りな方がそれっぽいでしょ?」
近嵐蒙恬:「はあ…」
近嵐蒙恬:「ま、イケるってんなら問題なしだ。」
近嵐蒙恬:OKサイン
洲崎アカリ:「……彼、モルフェウスなんです」一応、補足する。
洲崎アカリ:「刃に関しては、自分のエフェクトで編んだものが一番いいらしくて」
近嵐蒙恬:「へえ」
近嵐蒙恬:「いかにも長い間付き合ってきました!って感じのコメント有難う」
洲崎アカリ:「どこに着目しているんですか……」
近嵐蒙恬:「鍛える時間については、三井の只人君と“センセイ”がバロールだろ?専用のシステムがあるから、それで力を使ってもらえば充分間に合う」
三井只人:「そうそう。そういうセリフを僕が取っちゃうのは悪い気がしたので。今考えましたけど。」
三井只人:「じゃ、僕としてはその補助っつーわけですね。了解了解」
洲崎アカリ:「こっちはこっちでなんか勝手に納得してるし……」
影山 夏月:「改めて、よろしくお願いします。3人とも」
近嵐蒙恬:「じゃ、支部長にお付きの神楽の樹さん。お時間取りますが宜しいかい?」
河合 奏:「ああ。こちらとしても戦力の補強は有り難い」
河合 奏:「幸い、時間にも辛うじてだが余裕はある。特急で頼む」
神楽 樹:「それまでに、こちらも用意を進めます」
近嵐蒙恬:「いいね。ノッてきた。最高だ。」
近嵐蒙恬:荷物を担ぎ直す。中には大量の護摩木。場を清め、炎に不純な成分を減らす、密教鍛冶のための材料
近嵐蒙恬:「ここが最後だ。思い上がったあの巨竜をブチのめそう」
GM:-------------------
GM:シーンカット
GM:購入、最後です
影山 夏月:ロイス保留、購入は強化素材
影山 夏月:3DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (3R10+3+0[10]>=15) → 6[4,5,6]+3 → 9 → 失敗

影山 夏月:ダメ!以上!
河合 奏:ロイスはそうですね、洲崎さんに〇尽力/不安で取ろうかな
河合 奏:購入は強化素材チャレンジ
河合 奏:3dx+2=>15
DoubleCross : (3R10+2[10]>=15) → 9[3,6,9]+2 → 11 → 失敗

河合 奏:財産点ぶっこみで足りるな?ぶっこんで買います
河合 奏:そしてすでに装着!
三井只人:ロイス保留。購入はブルゲ狙いで。紡ぎの魔眼使用。
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:88->89)
三井只人:7dx+4>=20
DoubleCross : (7R10+4[10]>=20) → 9[1,1,2,2,4,5,9]+4 → 13 → 失敗

三井只人:ダメでした。
三井只人:判定は以上。
神楽 樹:ブルーゲイル調達
神楽 樹:4dx>=20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 10[1,7,10,10]+7[7,7] → 17 → 失敗

神楽 樹:失敗で終了
洲崎アカリ:自分もブルゲいきましょ
洲崎アカリ:1dx+4>=20
DoubleCross : (1R10+4[10]>=20) → 3[3]+4 → 7 → 失敗

洲崎アカリ:おわりです。
影山 夏月:全員以上かな?
河合 奏:以上!
神楽 樹:以上です
GM:OK!
GM:----------------------

クライマックス 『屠龍大戦』

GM:クライマックス
GM:『屠龍大戦』
GM:全員登場
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:85->88)
河合 奏:河合 奏の侵蝕を+4(1d10->4)した
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:93->101)
三井只人:三井只人の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:89->91)
GM:------------------------------
GM:第六地区
GM:------------------------------
GM:一生分の花火大会を今この場で行ったかのように響く爆発音。
GM:その中心でうずくまる竜は、だがしかし。神話の如きしぶとさで肉体を再生し続けている
“ゲブラー・ケセド”:首を振り、取り付いているオーヴァード達を吹き飛ばす。最早活動を再開できる程に肉体を蘇らせたのだ。
“ティアティラ”:「さあ…終わりだ。」
“ティアティラ”:「長々とみっともなくしがみつくシーンは、私の映画にはいらない」
“ティアティラ”:「消えろ有象無象!消えて、花火の一つとして映像になれ!!」
“ゲブラー・ケセド”:巨竜が、息を吸い込む…!竜息のためのシンドロームが消えても、基礎機能であるそれは完全に失ったわけではない!
FH:「何でだよ……!!ここまでかよ!!!」
FH:「UGNは……あのクソ野郎共は、こんな程度で終わらせる連中だったのかよ!?」
河合 奏:刹那。
河合 奏:目に留まるかどうか。そんな速度で閃光が駆け抜けて。
河合 奏:気づけばそこに彼女がいる。
河合 奏:丁度、前のリフレインのように。竜の鼻先を殴りつけて叩き伏せ。
河合 奏:その事実さえ一瞬前に置き去って、河合奏が立っている。
河合 奏:「まさか。何も終わらせない』
河合 奏:「そのために私達が居る」
影山 夏月:「そう。『私達』だ」
影山 夏月:その隣に、聖剣使いが並び立つ。
影山 夏月:「終わらせはしない。私達をここに立たせてくれた、全ての力にかけて」
影山 夏月:「貴様らを止めに来た。 竜殺しの再演を始めよう」
三井只人:「だーめだぜぇ、ゲブラー氏」
三井只人:雨上がりに傘を持つように、鉄の剣を担いだ少年が靴を鳴らす
三井只人:「駄目だ駄目だ、全然だめだ」
三井只人:「神話に謳われる竜ってのはさ、圧倒的じゃないと。」
三井只人:カツ、カツ、カツと。先に進んだ者たちに並び立つ
三井只人:「さぁ」
三井只人:「一般人の僕に手が届いちゃだめだぜ、ケブラー氏」
三井只人:「圧倒して見せてくれよ?」
三井只人:「────最強の、ドラゴンならさ」
神楽 樹:こつん。革靴の音と共に、ひとつの気配。最後に一人が姿を見せる。
神楽 樹:竜の羽撃きにコートの裾が翻る。白の髪がなびく。
神楽 樹:金と蒼白の眼が竜を射貫く。
神楽 樹:女は何も口を開かず。ただ眼前の脅威を見上げて
神楽 樹:無造作にポケットへ突き入れていた両手を外に。
神楽 樹:指先に灯る魔眼が、かすかに空気を揺らした
洲崎アカリ:後に連なる。戦闘服に身を包み、包帯に目元を覆い隠した少女。
洲崎アカリ:口元には弧を描いて。静かに巨体を見据える。
洲崎アカリ:一呼吸。風が髪を揺らし、口を開く。「長話は好きじゃないんだ」
洲崎アカリ:「ただ、結論を伝えましょう」
洲崎アカリ:「……"ゲブラー・ケセド"。伝承の影法師」
洲崎アカリ:「貴方如きにくれてやれる命は」
洲崎アカリ:「この街に一つだってない」
“ゲブラー・ケセド”:鼻柱を打擲され、大いに逸らされた竜息は雲に大穴を穿つ。
“ゲブラー・ケセド”:その後、少女に視線を向けた。己が心臓を持つもの。共振するレネゲイド。
“ゲブラー・ケセド”:「          」
“ゲブラー・ケセド”:吠える
“ゲブラー・ケセド”:最早超然たる神ではない。生物として。それでも空間を揺らす程の咆哮
近嵐蒙恬:「いよいよだなあ…洲崎。」
洲崎アカリ:「ふ、ふ」
洲崎アカリ:「脅してるつもりなんですか。随分と、原始的だ」
洲崎アカリ:「……ええ」
“ゲブラー・ケセド”:冥府の門の如くあぎとが開き、一足のもと噛みつきに入る。
“ゲブラー・ケセド”:喉奥に入ればいかな罪人だろうと文字通りの地獄に送れるであろう、凶悪極まりない咬合が、少女に迫る
影山 夏月:そのあぎと、巨竜の牙に月光が差し込む。
近嵐蒙恬:「そうだ。見せてみろ」
洲崎アカリ:既に、走り出している。その下を潜るような軌道──無論、オーヴァードとしては並程度の機動力しか持たない彼女がそれを躱し切れる道理はないが。
洲崎アカリ:その牙が届くことはないと、確信した上でのこと。
影山 夏月:先の戦いでなすすべなく打ち砕かれた砂の刃。それが
影山 夏月:彼女へと迫る牙を、今度は真っ向から押し返す
GM:硬質なものが打ち合う盛大な異音が、可視化されるほどの衝撃波と共に響き
“ゲブラー・ケセド”:…牙と、拮抗する……!
影山 夏月:「また、後ほど。必ず」
洲崎アカリ:ただ、疾走を以て応じる。
“ゲブラー・ケセド”:万象を噛み砕いてきたその牙が
“ゲブラー・ケセド”:ただ一本の、相対的に見れば爪楊枝とすら言えるサイズの剣一本に
“ゲブラー・ケセド”:抑え込まれている…!
洲崎アカリ:それが十分な間隙となった。前脚を潜り抜けて、懐へと迫っている。
洲崎アカリ:地をしたたかに蹴りつけ、跳ね上がる。同時、
洲崎アカリ:心臓から背中へ、熱の走るような感覚。
洲崎アカリ:ばぎ めきっ
洲崎アカリ:竜炉の中で沸騰するエネルギーを、僅かに解き放った。茨めいて伸び出した影が、竜の身体に食い込んで。
洲崎アカリ:それを引き寄せる要領。一息に駆け上がる──竜の、胸先。近嵐に教えられた部位へと。
“ゲブラー・ケセド”:竜の胸に漆黒の茨が食い込み、少女を体内へと引きずり込んでいく
洲崎アカリ:「さあ。これで」
洲崎アカリ:飛び込むようにして、その身を押し付けた。
洲崎アカリ:……その身を融合、侵蝕されていく感覚。手足と肌の感覚が薄れて。
“ゲブラー・ケセド”:肉体の境界が曖昧になっていく。自分と竜の違いは、その意識しかない
GM:そうして、さざなみの如く影の茨は波紋となって消え
“ゲブラー・ケセド”:竜炉を取り込んだ巨竜は、全身を脈打たせる。
洲崎アカリ:薄れていく視界の中で、遠く。竜と相対する者達の姿が映った。
洲崎アカリ:(──後は何とかしてくれるんでしょう、主人公)
洲崎アカリ:その意識も微睡み、絶える。
“ゲブラー・ケセド”:——神話の防御は消えるが、やっている行為は心臓を一つ返すこと。利的行為に他ならない。
“ゲブラー・ケセド”:炉心が5つ。集中形態最多の数。
“ゲブラー・ケセド”:キュマイラ 隆盛 エグザイル 如意 ノイマン 全知 バロール 降魔 ウロボロス 無限
“ゲブラー・ケセド”:“ゲブラー・ケセド”龍の形態。
“ティアティラ”:ただ一人。味方の、それも最大戦力の強化を欠片も喜んでいない人間がその傍らにいる。
“ティアティラ”:「神楽……樹………!!!!」
神楽 樹:「……」
“ティアティラ”:「それが、お前の応えかァ!!!!!」
“ティアティラ”:「お前一人が犠牲になれば全て済んだものを……他の女にすり替えて…………」
“ティアティラ”:「それが……正義の味方UGNのやり方かァ!?!?!?!?」
神楽 樹:「……」
神楽 樹:「抜かせ」一言。ただ短く、言葉を返し
神楽 樹:「監督と言うなら最後まで見ておけばいい」
“ティアティラ”:「演者の暴走を止めるのも監督の努めだよ、神楽樹ィ!!」
神楽 樹:「……なら言い換える」
神楽 樹:女の絶叫。竜の暴風。それを受けてなお、女は顔を崩さず
神楽 樹:「私達は貴方の物語に乗るつもりはない」
神楽 樹:「だから、私達の物語を始める」
“ティアティラ”:「………!!!!」
“ティアティラ”:「…ッお前らが監督兼役者ってわけだ……」
神楽 樹:「出鱈目を入れ。陳腐を加え。私達は意思を持ってかき混ぜた、誰かにとっては甘ったるいもの」
神楽 樹:それを表する言葉、
神楽 樹:「夢物語を始めよう。“ティアティラ”」
神楽 樹:「見るに耐えない、子供の描いた落書きのような、都合のいい物語」
神楽 樹:「UGN(私達)が追いかけ続けるものを」
神楽 樹:「ここに成す」
“ティアティラ”:「思い上がった大根役者上がりが……知った風な口を聞きやがって……」
“ティアティラ”:ガリガリと、千切れた左腕の痕を掻きむしる。血は出ず結晶のみが覗き、爪が割れていく
“ティアティラ”:「消えろ…消えろ消えろ!!!竜の手で……消え失せろ!!!!」
GM:クライマックス戦闘 開始
GM: 
GM:では
GM:戦闘に入る前に、戦闘状況を説明致します
影山 夏月:はい!
GM:“ゲブラー・ケセド”はEロイス【究極存在】を所持しております。こちらによって通常ではまともなダメージを入れられず、たとえ入れられても回復してしまうのですが
GM:現在神禍討滅局の“メラナイズ・スミス”近嵐蒙恬により心臓部の“虚数竜炉”の全てに呪術刻印がなされており、皆さんのダメージは(皆さん由来のものであれば)最終的に100倍になって算出されます。
GM:同時に、“ゲブラー・ケセド”は【究極存在】のもう一つの効果により、様々な影響から逸脱しております。
GM:所有シンドローム数制限、所有シンドローム数によるエフェクト取得制限、レベル制限、衝動由来のEロイス取得制限、所持していないD・Eロイス由来のエフェクト取得制限等が該当します
GM:現在の“ゲブラー・ケセド”は、これにより5つのシンドロームをクロスブリード程度の制限で所持しており、ものによってはレベル上限の制限まで無視しております。気をつけられて下さい。
GM:そして、最終決戦においては2つのNPCカードが使用可能です
GM:NPCカード:近嵐蒙恬
シナリオ1回。オートタイミングで5d10ダメージ。Eロイス一つ解除。(ただし判明していないEロイスと【究極存在】は適用不能。)

GM:NPCカード:矢ヶ崎朱華
ラウンド1回。リアクション時に使用可能。任意のPC1人のダメージをカバーリングする。

河合 奏:朱華ちゃん!
影山 夏月:頼らせていただきます
GM:では
GM:セットアップ
影山 夏月:あ、いえGM
影山 夏月:衝動判定!
GM:そうでした
“ゲブラー・ケセド”:猛烈なレネゲイド圧が、君たち一行を煽る。衝動判定
“ゲブラー・ケセド”:難易度 12
影山 夏月:12!?
神楽 樹:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[5,6,8,9] → 9 → 失敗

影山 夏月:やっべ
神楽 樹:普段なら通ったんだけど
影山 夏月:自身の衝動判定に砂の加護!
河合 奏:3dx=>12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[3,4,10]+5[5] → 15 → 成功

影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:88->91)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+18(2d10->10,8)した(侵蝕:101->119)
河合 奏:2d10+85
DoubleCross : (2D10+85) → 11[1,10]+85 → 96

三井只人:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 10[1,1,7,9,10]+9[9] → 19 → 成功

影山 夏月:8DX+4+0@10>=12 意思
DoubleCross : (8R10+4+0[10]>=12) → 10[2,3,5,6,6,8,10,10]+5[1,5]+4 → 19 → 成功

三井只人:三井只人の侵蝕を+13(2d10->5,8)した(侵蝕:91->104)
影山 夏月:負けねえぞおらぁ!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+13(2d10->3,10)した(侵蝕:91->104)
GM:初期配置

▼エンゲージ
(ゲブラー[10]、ティアティラ[5])
   10m
(影山[8]、三井[5]、河合[15]、神楽[3])
[]内は行動値

GM:では
GM:セットアップ
“ゲブラー・ケセド”:最後のEロイス起動
“ゲブラー・ケセド”:《孤高の超人》。PC達の侵食率によるレベルボーナス及びダイスボーナスを無効化
影山 夏月:なにがっ
影山 夏月:ぎゃーっ
河合 奏:うわ面倒くせえ!
影山 夏月:えっとこれ、制限エフェクトが使えなくなるわけではないんですよね?
影山 夏月:あくまでボーナスがなくなるだけだから
三井只人:ボーナスだけですからね
GM:そうですね
GM:では他セットアップ宣言どうぞ
“ティアティラ”:なし
影山 夏月:ティアティラの行動値いくつでしょうか
河合 奏:戦いの予感Lv2+スピードスターLv1 
河合 奏:行動値+30、攻撃力+45、侵蝕値7上昇で効果が上がるのでこう!
影山 夏月:あ、孤高の超人の効果でエフェクトレベルの上昇が
河合 奏:あ、そうなんだった
GM:5です
神楽 樹:こちら《フルパワーアタック》
影山 夏月:了解!では私はなし!
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+4した(侵蝕:119->123)
河合 奏:行動値+20、攻撃力+35、侵蝕値7上昇 じゃあこっち!
三井只人:こちらはセットアップなし。

▼エンゲージ
(ゲブラー[10]、ティアティラ[5])
   10m
(影山[8]、三井[5]、河合[35]、神楽[0])
[]内は行動値

GM:OK
“ゲブラー・ケセド”:猛烈なレネゲイド粒子を撒き散らす。竜は存在するのみで他を圧倒し、まぐれを許さない
GM:では、イニシアチブです
GM:NPCカードの宣言はありますか?
影山 夏月:宣言お願いします!
影山 夏月:近嵐さんの効果でEロイス破壊とダメージお願いできますか!
GM:OK!
GM:どのEロイスを破壊しますか?
影山 夏月:孤高の超人で!
GM:OK!
近嵐蒙恬:5d10
DoubleCross : (5D10) → 21[1,9,4,6,1] → 21

近嵐蒙恬:2100ダメージが通り、孤高の超人が解除されます
GM: 
近嵐蒙恬:「さあて。若人共に手向けでもさせてもらおうかねえ!」
近嵐蒙恬:鉄筆を取り出す。密教鍛冶によって鍛えられし、退魔のくろがね。
近嵐蒙恬:竜爪の一撃をのらりくらり躱し、胸部へ鉄筆を突き立てる
近嵐蒙恬:「椅子に座ったまま戦うつもりか?」
近嵐蒙恬:「地べた這いずり回って、血反吐を吐きながら戦えよ…!ケダモノ!!」
近嵐蒙恬:ザグアァッ!!
近嵐蒙恬:鉄筆が走り、竜の胸に直接傷で梵字の呪印を叩き込む
近嵐蒙恬:呪い。神性を堕落させ、全員にかかる負担を消滅せしめたのだ。
近嵐蒙恬:「ひとまずはこんな感じ…よっと!」
近嵐蒙恬:「さ、ガンガンやってけ!!」
GM:というわけで
GM:イニシアチブ
“ゲブラー・ケセド”:《加速する刻》
河合 奏:やっぱり来るか!
影山 夏月:そりゃあるよね!どうぞ!
“ゲブラー・ケセド”:マイナー、《完全獣化》+《巨神獣化》!
“ゲブラー・ケセド”:《破壊の爪》+《形状変化:柔》も!
“ゲブラー・ケセド”:HP+50 攻撃力+200 ダイス+7個 ガード+6 ドッジ不能
影山 夏月:こっちまでクソデカダブルクロス始めてきた
河合 奏:頭悪い数値してる
“ゲブラー・ケセド”:メジャー、《コンセ:バロール》+《漆黒の拳》+《伸縮腕》!
“ゲブラー・ケセド”:対象は
“ゲブラー・ケセド”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

“ゲブラー・ケセド”:影山ァ!
影山 夏月:おや、私ですか
“ゲブラー・ケセド”:18DX7+8
DoubleCross : (18R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,3,3,3,5,8]+10[10]+2[2]+8 → 40

“ゲブラー・ケセド”:対応せよ
影山 夏月:ガードとか不可能でしょうね。ドッジします
影山 夏月:6DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (6R10+1+0[10]) → 10[3,6,6,8,9,10]+5[5]+1 → 16

“ゲブラー・ケセド”:ダメージ!
影山 夏月:命中です。ダメージをどうぞ
“ゲブラー・ケセド”:ダメージ時に《フェイタルヒット》。ダメージダイス+50d10します
影山 夏月:なるほど、やりますね
“ゲブラー・ケセド”:55d10+203
DoubleCross : (55D10+203) → 261[3,8,8,8,8,10,2,3,1,4,5,10,4,1,1,1,1,10,10,6,8,6,3,9,4,8,1,5,1,1,10,4,1,4,2,6,2,6,4,3,4,9,1,4,6,6,2,3,6,1,6,5,2,4,10]+203 → 464

“ゲブラー・ケセド”:装甲無視464点ダメージ
影山 夏月:倒れます。 “ゲブラー・ケセド”に対してロイス取得
影山 夏月:ゲブラー・ケセド P:執着 ○N:敵意 タイタスとして昇華、復活します
影山 夏月:影山 夏月に15のダメージ!(HP:28->13)
“ゲブラー・ケセド”:竜の、生命としての真の脅威
“ゲブラー・ケセド”:それはひたすら生命として強く、ひたすらに丈夫であるということ。
“ゲブラー・ケセド”:その巨大な体躯を持ってすれば、10mの距離などあってなきが如き。
“ゲブラー・ケセド”:そうして、竜爪が、少年に向かって振り下ろされる。
影山 夏月:僅かにかすめただけ。それだけで、木の葉のごとく吹き飛ばされる。
影山 夏月:「ガッ……!」
影山 夏月:牽制とすら言えない、ただの身動きひとつ。それが致命だ。 人の身では。
影山 夏月:生物としてのあまりの桁の違い。 それでも。
影山 夏月:「我が聖剣。導きの月光よ」
影山 夏月:打ち直された剣の柄。 太陽と星の光を受け、その輝きを返すもの。
影山 夏月:星を覆い隠す夜を照らすことこそが、その在り方なれば。
影山 夏月:「行くぞ。闇を払う時だ」
影山 夏月:自らの半身たる剣と共に、立ち上がる。
GM:ではイニシアチブ
GM:河合支部長のターンです
河合 奏:はい!Eロイス解除でただいま行動値45!
河合 奏:攻撃力も+45スタートです!
河合 奏:まずはマイナーで骨の剣Lv5+死招きの爪Lv4、素手の攻撃力が水晶の剣込みで36!
河合 奏:そしてメジャーが光の舞踏Lv1+コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv3+一閃Lv1+獅子奮迅Lv1!

▼エンゲージ
(河合[45]、ゲブラー[10]、ティアティラ[5])
   10m
(影山[8]、三井[5]、神楽[0])
[]内は行動値

“ゲブラー・ケセド”:きませい
影山 夏月:あっと、
河合 奏:ティアティラとゲブラー両方殴る!
影山 夏月:強化素材の攻撃力上昇は足していますか?
河合 奏:あっとそうだ、強化素材で更に+1だ
影山 夏月:それともう一つ
影山 夏月:私の侵蝕も100を超えていますので、水晶の剣のレベルが上がっています
影山 夏月:神の落とし子込でLV6、攻撃力+12です
河合 奏:なら45+30+12+1で88かな
河合 奏:では判定!
河合 奏:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,4,4,6,8,9,9,9,9,10]+10[3,4,5,5,7,10]+10[2,7]+10[9]+10[10]+6[6]+2 → 58

GM:ゴー
“ゲブラー・ケセド”:ガード
河合 奏:よっしいい回転!
“ティアティラ”:ドッジ
“ティアティラ”:4DX-3
DoubleCross : (4R10-3[10]) → 8[5,6,7,8]-3 → 5

“ティアティラ”:クソ雑魚!命中!
影山 夏月:あっとすいません!
GM:ダメージどうぞ
神楽 樹:切りいいしバディ出しますか
影山 夏月:お願いします!
河合 奏:ありがたい!貰ったら61!
神楽 樹:使いどころだ。+3
河合 奏:7d10+88 ダメージ!
DoubleCross : (7D10+88) → 41[4,8,7,6,8,3,5]+88 → 129

影山 夏月:ダメージも回った!
“ティアティラ”:《雲散霧消》
“ティアティラ”:二人共30ダメージ減少…!だけど……マジか。
“ティアティラ”:死んでまう!
影山 夏月:よっしゃぁ!
河合 奏:ワンキル!
“ゲブラー・ケセド”:《原初の紫:蒼き悪魔》
“ゲブラー・ケセド”:18点ダメージを支部長に与えます
影山 夏月:野郎
“ゲブラー・ケセド”:そして
“ゲブラー・ケセド”:エネミーエフェクト《原種暴走》
“ゲブラー・ケセド”:シーン中攻撃の対象を範囲(自分以外)に修正します
河合 奏:「さて」
河合 奏:怒り狂う彼女と吠え猛る竜を前に、普段通りの自然体で立つ。
河合 奏:「あいつに任せてやるべきかとも思うんだが」
河合 奏:「生憎、短気な性質でな。出来ることを後回しにするのも気に食わん」
河合 奏:「だから」
河合 奏:一拍。呼吸の間。
河合 奏:同時に。光が六ケ所で弾ける。
河合 奏:ブゲラーに刻まれた五つの刻印の上、そのそれぞれと。
河合 奏:ティアティラの眼前で。拳を既に振り終えた彼女がそこに居る。
河合 奏:「初手から全力だ」
“ティアティラ”:備えぬ愚か者などここにはいない
“ティアティラ”:だから、対レネゲイド障壁を肉体から放出してはいた。
“ティアティラ”:それでも
“ティアティラ”:研究者の虚弱な肉体が枯れ木の如く砕け
“ティアティラ”:膝から崩れ落ちるのは、当然の道理とすら言えた
“ティアティラ”:「………?……?…?」
“ティアティラ”:理解すら出来ていない。
“ゲブラー・ケセド”:……無論、巨竜は巨竜である
“ゲブラー・ケセド”:肉体が複雑な色彩を放つと、衝撃に即座に反応して影の茨を放つ
“ゲブラー・ケセド”:もともと持っていた素養ではない。吸収した個体の持っていた能力
河合 奏:「……」 崩れ落ちたティアティラの姿に内心少し嘆息する。
河合 奏:(機会を奪ったか?いや、しかし)
河合 奏:(手を抜ける訳もないからな)
河合 奏:ゲブラー相手は勿論。……散々、仲間を侮辱したティアティラ相手に。
河合 奏:かける情けがあろうはずもない。
GM:では、イニシアチブ
“ゲブラー・ケセド”:本来の手番です
“ティアティラ”:「ゴ……ゲボッッ」
“ティアティラ”:すり潰された内臓と血液の混じり合った体液を口から吐き出す
“ティアティラ”:それも全て結晶になる。今際の際である
“ティアティラ”:「な…なんて、ザマだ……」
“ティアティラ”:「…いや。これでいい。」
“ゲブラー・ケセド”:爪を器用に潰れた“ティアティラ”に引っ掛ける
“ティアティラ”:「私の意志は…私と黒須の傑作が、遂げる!」
“ゲブラー・ケセド”:そのまま、あぎとの奥へと、ボロ雑巾が落下する
“ティアティラ”:「ゴボッ、ハハハ!アーッッハッハッハ!!!!消えろ!おまえら、全員、消え」ガギッ、ゴリッ
“ゲブラー・ケセド”:…失礼。手番。
“ゲブラー・ケセド”:マイナーなし
“ゲブラー・ケセド”:メジャー、《コンセ:バロ》+《漆黒の拳》+《伸縮腕》!対象、影山エンゲージ!
三井只人:ではその判定に
三井只人:《時の棺》判定を失敗
三井只人:三井只人の侵蝕を+10した(侵蝕:104->114)
“ゲブラー・ケセド”:グエーッ失敗します!
影山 夏月:ありがとう三井君……!
“ゲブラー・ケセド”:河合奏のレネゲイドを吸収したことにより、巨体に見合わぬ挙動の素早さが開花する
“ゲブラー・ケセド”:爪の一撃…否。連撃。人ひとりを殺すのにあまりにも過大な攻撃を、何度も。
“ゲブラー・ケセド”:絶望の具現の如く、休み無く攻撃が繰り出される…!
三井只人:カチリ、と。
三井只人:秒針の音が響く。
三井只人:チ、チ、チ。
三井只人:吸収した速さの中では、もはや認識することのほうが難しい、緩慢な一秒。
三井只人:それを告げる時の針。
三井只人:パチン、と懐中時計を閉じた。
三井只人:「元気がいいなぁ、ゲブラー氏」
三井只人:爪の連撃の向こうから声が聞こえる。
三井只人:一撃、いやそれが届く風圧ですら木っ端に砕ける少年が其処にいる。
三井只人:その足元から、否
三井只人:静かに佇む少年の影はもはや、人一人分だけではない。
三井只人:ぞるり
三井只人:影が立ち上がる。
三井只人:厚みのない影が立ち上がる。
三井只人:角を、羽を、牙を、爪を、足を
三井只人:神話に語り継がれる竜の姿をかたどって、影絵の竜が立ち上がる。
三井只人:──────三井只人は凡人だ。
三井只人:彼には、神話に語り継がれる竜と拮抗するほどの出力はない
三井只人:彼には。
三井只人:「だから、」
三井只人:「借りてるぜ、ケブラー氏」
三井只人:眼前の巨竜。その巨躯に
三井只人:『ドラゴン』を顕現させる、無尽蔵のエネルギーがある
三井只人:影絵の竜が巨躯を晒す。
三井只人:目の前のドラゴンを模倣するように
三井只人:【コンボ:簒奪する邪竜】
三井只人:目の前のドラゴンが、一撃を繰り出すほど
三井只人:影はそれに追随し
三井只人:─────絶望の具現の如く、休み無く攻撃が繰り出される…!
“ゲブラー・ケセド”:鏡。
“ゲブラー・ケセド”:まさに悪夢だ。己が強大であればあるほど、同じように強大な存在が目の前に立ち上り、相争わざるをえない
“ゲブラー・ケセド”:さしもの竜も、手を停めた。この存在に対抗するためには…
三井只人:「どしたい、ゲブラー氏」
三井只人:三井只人は動かない。ただその影だけが不定形に蠢いて。
三井只人:「ドラゴンが、奪ったお宝で振り回されて。」
三井只人:「みっともないぜ、そんなんじゃ」
GM:では、イニシアチブ
GM:影山君の手番!
影山 夏月:では、手番いただきます
影山 夏月:マイナーアクション、<原初の黒:ポルターガイスト> コンボ:明星に捧ぐ色
影山 夏月:自身の聖剣の王者を指定、その攻撃力分シーン中私の攻撃力を上昇させます。エピックで聖剣の破壊は無効
影山 夏月:水晶の剣、強化素材の効果で現在聖剣の攻撃力は37、よって攻撃力+37です
影山 夏月:さらにオートアクションでウェポンケースのアームドスーツを装備。 行動値-2、白兵攻撃力+3
影山 夏月:オートアクション、<砂の加護> コンボ:砂漠の月
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+6した(侵蝕:104->110)
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:110->113)
影山 夏月:メジャーアクション、<コンセントレイト:ウロボロス>+<シャドーテンタクルス>+<ペネトレイト> コンボ:再鍛の聖剣
影山 夏月:対象はゲブラー・ケセド、対応なければ判定を行います
GM:どうぞ!
影山 夏月:では判定。ダイス10、固定値6、C値7
影山 夏月:10DX+6+0@7 再鍛の聖剣(侵食上昇6)
DoubleCross : (10R10+6+0[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,4,7,9]+10[5,8]+10[10]+6[6]+6 → 42

影山 夏月:よし、悪くない。達成値42です
“ゲブラー・ケセド”:ガード
“ゲブラー・ケセド”:《魔人の盾》
“ゲブラー・ケセド”:ダメージカモン!
影山 夏月:ではダメージ。ダイス5,固定値77
影山 夏月:5d10+77 (侵食100)
DoubleCross : (5D10+77) → 28[6,7,6,4,5]+77 → 105

影山 夏月:105点、ペネトレイトによって装甲無視です
“ゲブラー・ケセド”:盾の防御力は50点!
“ゲブラー・ケセド”:なので引き算して…100倍、4900点貫通!
“ゲブラー・ケセド”:結構喰らった!
影山 夏月:三井只人が動きを止めた竜へと、まっすぐに視線を向ける
影山 夏月:その手に握るは”月光”。 三度生まれ変わった再鍛の聖剣
影山 夏月:握りしめたその柄から、かつてとは比較にならぬ力を感じ取る、 ──今なら、やれる
影山 夏月:思い描く。自らの見た英雄達、その輝かしき姿を。
影山 夏月:「投影、多重接続」
影山 夏月:強化された踏み込みが大地を砕き。視界誘導によって竜の瞳から逃れ
影山 夏月:地面から生えた蛇腹の刃が竜の動きを一瞬拘束。再生中の右腕の握力は柄に縛り付けた影で補う
“ゲブラー・ケセド”:その光は、脅威そのもの。本能的に学習している。
影山 夏月:自身の憧れた人々の技を次々に借り受け、間合の中。
影山 夏月:「おおおぉっ……!」
“ゲブラー・ケセド”:故に防御を高める。鱗の強度が重力によって補強され、絶望的なまでに堅牢なる鱗を作り上げる
影山 夏月:裂帛の気合と共に放たれた逆袈裟の剣閃。 竜鱗に阻まれ致命には浅い、だがまだ終わらない
影山 夏月:斬撃とともに傷口に残した砂を再構成。体内に直接作り出すのは──”砲身”。
影山 夏月:「弾っ……けろっ!」
影山 夏月:影山夏月の知る最大の火力──”赫灼牡丹”の模倣が、鱗で阻むことのできぬ零距離で放たれる!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+6した(侵蝕:113->119)
“ゲブラー・ケセド”:竜血が爆ぜ溢れ、地面に黒い酸蝕の染みを作る。超人にとっては取るに足らぬ罠程度でしかない。
“ゲブラー・ケセド”:だが、苦痛に竜は呻く。“呻く”?そう。尋常の生命のように。間違いなく君たちの牙はこの竜の生命を脅かしつつあるのだ。
“ゲブラー・ケセド”:逆に言えば、警戒をしている。死があるから生きるのに必死になる
“ゲブラー・ケセド”:君たちと同じ土台に、ようやくこの竜は立てたのだ
GM:イニシアチブ
GM:三井君の手番です
三井只人:はーい
三井只人:マイナーで《オリジン:レジェンド》+《斥力跳躍》シーン中【精神】判定+6、飛行状態(非飛行に進路を妨害されない)、戦闘移動
三井只人:ゲブラー・ケセドにエンゲージ。

▼エンゲージ
(三井[5]、河合[45]、ゲブラー[10])
   10m
(影山[6]、神楽[0])
[]内は行動値

三井只人:三井只人の侵蝕を+3した(侵蝕:114->117)
三井只人:メジャーで《C<ノイマン>》《コントロールソート》、判定前に《紡ぎの魔眼》
三井只人:三井只人の侵蝕を+1した(侵蝕:117->118)
“ゲブラー・ケセド”:妨害無いです!どうぞ
三井只人:ゲブラー・ケセドに白兵攻撃。では判定
三井只人:12dx7+12
DoubleCross : (12R10+12[7]) → 10[2,3,4,4,5,7,7,8,8,9,9,10]+10[2,5,6,7,7,9,9]+10[1,9,10,10]+10[3,9,9]+2[1,2]+12 → 54

“ゲブラー・ケセド”:ガード!もう魔神はない!
影山 夏月:【影山支援】 水晶の剣:攻撃力+12
三井只人:では命中時に《フェイタルヒット》で+4d!
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:118->122)
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:122->126)
“ゲブラー・ケセド”:ガード!
三井只人:6d10+11+4d10+12+1+3
DoubleCross : (6D10+11+4D10+12+1+3) → 29[4,7,2,1,9,6]+11+16[4,3,8,1]+12+1+3 → 72

三井只人:装甲有効。
“ゲブラー・ケセド”:グワーッ!
“ゲブラー・ケセド”:6600ダメージ受けます。辛い
三井只人:動きを止め、影の竜は静かに折りたたまれる。
三井只人:その後に。なにもない空間に少年が一人立っている。
三井只人:厚みのない影を足場にして、当然のように宙を闊歩する。
三井只人:折りたたまれた巨竜の影は手にした剣にするすると吸い込まれて、白銀が黒に塗りつぶされている。
三井只人:すべてを圧倒する影の質量がただ一つの剣を成す
三井只人:「──────」
三井只人:すぅ、と深呼吸
三井只人:『理想』を燃やせ。
三井只人:三井只人は凡人だ。
三井只人:運動は得意でなく、頭の回転も自慢できず、秀でた一芸もなく。
三井只人:その身に埋めた炉はなく。
三井只人:ただの一人の平凡にすぎず。
三井只人:目の前の困難に対し、その身に一つ。
三井只人:ただの意志だけを以て対峙する
三井只人:目の前の存在は圧倒的な膂力を持ち、全ての宝を蹂躙し、空すらも制覇する。
三井只人:目の前の存在はあらゆる神話の中で、人の手の届かぬ絶望を象徴する。
三井只人:彼の絶望の名はドラゴン。
三井只人:「偽竜顕現(ドラゴンズレイヤー)——」
三井只人:彼が憧れ
三井只人:「————形態(システム)
三井只人:彼が塗り替える、理想の名
三井只人:「————英雄(ドラゴンスレイヤー)
三井只人:影が煌めく
三井只人:十字に奔流する黒の光が
三井只人:真正面からドラゴンに叩きつけられた
“ゲブラー・ケセド”:十字の傷——傷と称するには、些か甚大に深いが——まず自然界の生命がつける傷の種類ではない。
“ゲブラー・ケセド”:紛れも出鱈目も一切ない。間違いなく。
“ゲブラー・ケセド”:只の人だと名にある少年が、神話の怪物に刻んだ牙の証明だ。
センセイ:「うむ。それでいい」
センセイ:「生徒の最上の誉とは。師を超えることだ。」
三井只人:「そりゃいいや」
三井只人:「僕がセンセイを、超えて、さらに」
三井只人:「頼れる仲間まで居るんだから」
三井只人:「────万が一にも、負ける気がしない」
GM:では、イニシアチブ
“ゲブラー・ケセド”:《ブリッツクリーク》
影山 夏月:ゲーッ!
“ゲブラー・ケセド”:マイターン
三井只人:挑発しちゃったから…
影山 夏月:ユアターン
“ゲブラー・ケセド”:マイナーで《原初の黒:ライトスピード》
“ゲブラー・ケセド”:1回目。自分のエンゲージの敵相手に《裏切りの真名》
“ゲブラー・ケセド”:5d10
DoubleCross : (5D10) → 33[4,10,10,2,7] → 33

“ゲブラー・ケセド”:33+(自分の現在の侵食率÷10)のHPダメージを受けてもらいます
河合 奏:33+12で45かな,死ぬのでゲブラーに〇尽力/敵愾心でロイス取ってタイタス昇華!
三井只人:45!死にました。「河合 奏 ○P尽力/N心配」で取得して復活!
三井只人:三井只人に-16のダメージ!(HP:27->11)
GM:OK、では2回目
“ゲブラー・ケセド”:2回目。離れたエンゲージの方に《黒星粉砕》
“ゲブラー・ケセド”:15d10
DoubleCross : (15D10) → 80[2,7,8,9,8,8,7,2,8,2,4,1,7,5,2] → 80

GM:NPCカード対応ありますか
影山 夏月:黒星粉砕で出して良いダメージじゃない
影山 夏月:神楽さんを庇ってもらいますか!
神楽 樹:こちらに朱華さんのカバーをもらいたいけど。他の人の承認は
GM:OK
影山 夏月:私はメモリーもあるしまだ大丈夫です
三井只人:OKですよー
矢ヶ崎朱華:NPCカード発動。カバーリングします
GM: 
“ゲブラー・ケセド”:脅威が増えれば、無論対応する。
“ゲブラー・ケセド”:接近してくる存在は、強力に励起されたレネゲイドを持っている…ならば利用しない手はない。
“ゲブラー・ケセド”:竜は狡猾である故に
“ゲブラー・ケセド”:接近している二人のレネゲイドを強制的に暴走させ、大気中に因子を大量噴出させる。それを吸い上げ…
“ゲブラー・ケセド”:離れた二人に対して、圧縮レネゲイドを放出!超々密度によるレネゲイドは重力を持ち、空間ごと二人を押し潰さんとする!
矢ヶ崎朱華:「先輩!カバー入ります」
矢ヶ崎朱華:影の刃が円周を組み、巨大なラウンドシールドを形成。竜との間に割って入る
矢ヶ崎朱華:《軍神の守り》
神楽 樹:言葉はなく。ただ動きを阻害せぬよう歩を下げて、護りを受け入れる
矢ヶ崎朱華:竜の一撃に無事で済むわけもない。巨大なラウンドシールドを抜けて、肉体はどんどん損傷していく。
矢ヶ崎朱華:…だが、“織り込み済み”だ。“カタラガマ”は割り切った防衛と再生能力の管理によって味方との生存率を高めることが出来るチルドレンである
矢ヶ崎朱華:「…問題ありません。次の攻撃に備えます…攻撃をお願いします」
矢ヶ崎朱華:飛び下がる。
影山 夏月:極大の重力。 影が魔眼を模倣し、重量を和らげて対抗する
影山 夏月:打ち消しきれぬ重さを背負いながら、膝はつかない。
影山 夏月:背負うと決めた。 この程度、耐えきってみせる。
三井只人:先程『奪った』出力、更には自身のレネゲイドまで根こそぎを奪われ吐き出しながら、こみ上げた血を嚥下する。
三井只人:「────やったら、やり返されるって」
三井只人:「自分でやられたのは初めてだな!ったく!」
三井只人:「参考になるよ!」
河合 奏:レネゲイドの暴走により、その体から更に光が溢れ出す。
河合 奏:燐光の輝きが段々と強まり、その輪郭すら滲ませるほどになっていく。
河合 奏:極光へ、近づいていく。
“ゲブラー・ケセド”:人類が語る最古に近い話から、竜は既にいた。
“ゲブラー・ケセド”:物語の最古の住人にして、人類の宿敵。一分の油断も許さない
GM:イニシアチブ
GM:神楽樹さんのターンです
神楽 樹:はい
神楽 樹:マイナーアクション、“解除”《完全獣化》《破壊の爪》
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+9した(侵蝕:123->132)
神楽 樹:メジャー、“第一種亜式”《Cバロール》《漆黒の拳》《フレイムタン》《神獣撃》
神楽 樹:判定前に賢者の石キック。C値-2
神楽 樹:訂正。ゲブラー・ケセドへ白兵攻撃
GM:OK!どうぞ
神楽 樹:14dx5+4
DoubleCross : (14R10+4[5]) → 10[1,1,3,5,5,5,5,7,7,9,9,10,10,10]+10[1,3,4,6,6,7,7,8,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,4,10,10]+10[1,10]+4[4]+4 → 48

“ゲブラー・ケセド”:ガード!
三井只人:《勝利の女神》達成値+12
GM:ダメージどうぞ
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:126->130)
神楽 樹:24+4d10+7d10
DoubleCross : (24+4D10+7D10) → 24+23[6,9,1,7]+40[6,5,6,5,6,9,3] → 87

神楽 樹:装甲貫通で87
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+9した(侵蝕:132->141)
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:141->151)
三井只人: 
三井只人:奪った力、奪われた活力、与えた傷
三井只人:あちらとそちらを行き来した所に、もともと僕と彼の力は『とても近い』
三井只人:「だから、」
三井只人:その巨躯を巡るレネゲイドに干渉し、滞らせる。外からの刺激で起爆する『爆弾』の瘤とする。
三井只人:「こんな悪さも、出来るんだよね!」
三井只人:出来ると信じる。そしてやる。
三井只人:故に、そうなった。
三井只人:流れを淀ませる干渉は、その巨躯の動きすらを鈍らせる。
神楽 樹:後ろへ下がった後輩へ、わずかに片手をあげ応えて。脅威へと歩む。
神楽 樹:ひとつ歩を進めるのに合わせ、全身の血管を取り外すように意識をずらす。配線が切り替わる。
神楽 樹:繋ぐ先は内の心臓ではなく、胸に輝くもうひとつへ。胸の鼓動は遠く。静かに。呼気を整え。眼は前を。
神楽 樹:がちり、と。あるはずのない音が脳に響いた。同時に血潮へ代わり全身を破壊の熱が巡る。
神楽 樹:変異が始まる。
神楽 樹:彫像のように細い、文字通り透き通る四肢から噴き出す炎。熱から身を守るために肥大化し、装甲めいて皮膚を突き破り生まれる結晶。
神楽 樹:白の髪が蒼に染まる。否、変異によりワイヤー状の鉱物と化した長髪からの放熱。光が歩みで揺れる様は鬣のように。
神楽 樹:そして女の背後に。右腕がある。
神楽 樹:彼女の意の形。脅威を砕き、悪意をねじ伏せる、鎧を纏う巨人の右腕。賢者の石を媒介に顕れる“獣化”の根源。
神楽 樹:左手を伸ばす。右腕が従う。向ける先にあるものを呑み込もうと、二つの掌に生まれる魔眼。
神楽 樹:踏み込み。足の裏から噴き出した炎の推進力と重力操作による前方への落下。体は竜へ迫る。
矢ヶ崎朱華:「………」その技はどう肉体に影響があるのか。心配がないわけではない
矢ヶ崎朱華:だが、頑固な先輩である。やるときにやる人でもある。
矢ヶ崎朱華:それを妨げるのは、その人の本当にやりたいことを妨げるのと同じなのかもしれない。
“ゲブラー・ケセド”:レネゲイド励起を認める。異常値だ。致命に繋がりうる
“ゲブラー・ケセド”:故に、叩く。巨体が、驚くほど静かに宙へ舞い、竜爪が隕石の如く空から叩きつけられんとする…!
神楽 樹:見えている。止まらない。必要がない。最短を駆ける。殺意が見えて、
神楽 樹: 
?? ??:「──直撃(ブルズアイ)
神楽 樹: 
神楽 樹:破壊音と共に竜の顎門が跳ね上がった。後方に支援部隊はいない。長距離からの飛翔物──質量弾の直撃。
神楽 樹:振り返らない。前だけで十分。近付く──届く。
神楽 樹:「第一種亜式」
神楽 樹:突き出した双掌の魔眼が竜へと触れて。
神楽 樹:「双撃昇華(デュアル・インパクト)
神楽 樹:賢者の石より生成された熱量を流し込み、圧縮し続けたものが至近距離で炸裂。
神楽 樹:轟、と風の音が聞こえた瞬間に。破壊は終わる。
“ゲブラー・ケセド”:エネルギーの通過した波紋。物質の並びによって可視化される力の流れ。
“ゲブラー・ケセド”:構成材料は、竜血とその肉。爆ぜて、同心円状の崩壊が肉体に刻まれる
“ゲブラー・ケセド”:吐血。仮に同じ構造の生命体がいたとしたら不十全に即死するであろう傷。竜炉とて最早万全ではない。
“ゲブラー・ケセド”:…だが、まだ生命は終わっていない。出鱈目なのだ。出鱈目が生命になっている。
GM:ダメージ、ガード分引いて100倍、8100ダメージ!
神楽 樹:割れた視界──眼球の亀裂を通して。自らの一撃を確認する
GM:HP半分を切りました
神楽 樹:「繋ぎます」
GM:では、クリンナップ
GM:そのままセットアップ!
“ゲブラー・ケセド”:もはやなし
神楽 樹:《フルパワーアタック》
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕を+4した(侵蝕:151->155)
三井只人:ブルーゲイルを使用。行動値は10に。
影山 夏月:セットアップ、ブルーゲイル使用!
三井只人:三井只人の侵蝕を+5した(侵蝕:130->135)
影山 夏月:行動値+5、11です
河合 奏:エンブレム:ユニークコード。PC全員のダイス+2!
影山 夏月:助かります!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+5した(侵蝕:119->124)
神楽 樹:ありがとうございます、支部長

▼エンゲージ
(三井[10]、河合[15]、ゲブラー[10])
   10m
(影山[11]、神楽[0])
[]内は行動値

GM:では、イニシアチブ
“ゲブラー・ケセド”:《加速する刻》
影山 夏月:グエーッまだあるんかい!
河合 奏:動くか!
“ゲブラー・ケセド”:これがラストの加速じゃい
“ゲブラー・ケセド”:マイナーなし、メジャーで遠いエンゲージに《コンセ:バロール》+《漆黒の拳》+《伸縮腕》!
“ゲブラー・ケセド”:18DX7+8
DoubleCross : (18R10+8[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,9,10]+10[3,4,5,8,8]+10[6,9]+6[6]+8 → 44

影山 夏月:高い!やれるだけドッジ!
神楽 樹:暴走につきリアクション不可
影山 夏月:6DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (6R10+1+0[10]) → 10[1,2,2,6,10,10]+9[7,9]+1 → 20

影山 夏月:地味に頑張ったけど無理です!ダメージどうぞ!
GM:OK
“ゲブラー・ケセド”:ダメージ時に《フェイタルヒット》。ダメージダイス+50d10します
“ゲブラー・ケセド”:55d10+203
DoubleCross : (55D10+203) → 292[3,1,2,1,4,2,4,9,5,4,7,10,6,9,5,3,2,8,9,3,3,8,4,1,7,7,10,7,6,8,6,7,2,8,7,3,5,5,8,6,1,3,1,8,5,10,1,10,10,3,5,4,7,7,2]+203 → 495

影山 夏月:50回ぐらい死ぬダメージ!
矢ヶ崎朱華:NPCカード起動。神楽樹さんをカバーします
影山 夏月:河合支部長のロイスをタイタス昇華して復活します。 ロイス残り3!
GM:そして
???:NPCカード起動。影山くんへのダメージを反射します。
影山 夏月:えっ?
影山 夏月:えっ
影山 夏月:あっ
“ゲブラー・ケセド”:反射ダメージ量は100点。そのまま受けます
“ゲブラー・ケセド”:勿論100倍されて、10000ダメージになります…死に近づいてきた
GM: 
“ゲブラー・ケセド”:思えば原始的な攻撃だ。多数の生物が、前腕に備えた鋭利な部位で敵を攻撃する。
“ゲブラー・ケセド”:人間ですら、強固な骨を使って打突を行う。
“ゲブラー・ケセド”:つまり、生命としての強さは、その強度の差なのだ。
“ゲブラー・ケセド”:呆れるくらいにそれを繰り返せえば、いかな超人と言えども…
???:……意思による制御ではない。反射的に、染みついた動きを再現するように。繰り出した腕の一本が反り返った。
???:自らの喉をかき切るような動き。その先端は鏃のように輝いて。闇色の鏃めいた結晶体を纏っている。
???:切先は貪欲に一切を取り込み、周囲の熱と光を吸い上げる。研ぎ澄まし、刃へと錬り鍛えて
???:すなわち、この場に生ずるは
???:一瞬の、暗転
???:それは、彼の少女の二つ名の由来となった攻撃風景。
???:"カーテンフォール"と呼ばれている。──その幕が上がった時にはいつも
???:「報復」は完了している。
“ゲブラー・ケセド”:逆鱗、怒りを買うことの代名詞たるそのパーツは、まず触れられぬ場所たる喉にある。
“ゲブラー・ケセド”:呼吸のパイプであるそこを、自らの爪が裂く。流血と共に、漏れる呼気が盛大な虎落笛を響かせる
“ゲブラー・ケセド”:…死を。感じている
???:……その腕が、すぐにだらりと垂れる。力を失う。少女は依然、取り込まれたまま。意識はなく。
???:力を取り戻した訳でも、自らの精神力によって拘束を抜け出した訳でもない。
???:つまりは。ただ、この竜は毒を喰らったというだけの話だ。
???:何万回と。仲間を守るために研ぎ澄まし、身に刻み込んだその技を。故に、こうなった。
影山 夏月:「……今の、は」
影山 夏月:知っている。その刃を、その技を。
影山 夏月:自分の眼を捉えて離さない、何よりも美しいものを。
影山 夏月:彼女も、戦っている。
影山 夏月:「本当に……貴女は、こんな時まで」
影山 夏月:どうしようもなく優しくて、負けず嫌いで、意地っ張りで。
影山 夏月:──そんな姿を、綺麗だと思って。それでも、見続けたくはないから
影山 夏月:「届けます。必ず」
影山 夏月:ありったけの力を振り絞って、剣を構え直す。
矢ヶ崎朱華:「……先輩。あと、少しです。」竜の消耗を見て取る。
矢ヶ崎朱華:「後少しで、殺せます。」
神楽 樹:「見えている」まだ視力は消えていない。戦闘に関する部分は後回しになるのは、どういう都合か
神楽 樹:「防御を任せる」
矢ヶ崎朱華:「はい」無表情。だが、その言葉には熱気が籠もっている
矢ヶ崎朱華:第六支部のチームとして。戦闘において大事なのは、とどめのタイミングだ。
矢ヶ崎朱華:我らの威信にかけて。好機は見逃さない
神楽 樹:信頼の証明も感謝の言葉もいまは必要ない。ただそれだけだ。いつもの通りに。
神楽 樹:正しく砕く
GM:イニシアチブ
GM:第六支部 支部長の手番
河合 奏:マイナーなし、メジャーで光の舞踏Lv1+コンセントレイト:エンジェルハィロゥLv3
河合 奏:対象は勿論ゲブラー。素手で白兵攻撃します。
“ゲブラー・ケセド”:こい
河合 奏:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,8,8,10]+10[2,3,9]+6[6]+2 → 28

“ゲブラー・ケセド”:ガード!
河合 奏:バデム投げて貰ってもいいですか
神楽 樹:キリが良い。では支部長、+3を渡します
河合 奏:ありがたく受け取り、これで31!
河合 奏:4d10+43
DoubleCross : (4D10+43) → 25[4,5,9,7]+43 → 68

“ゲブラー・ケセド”:6200点!もう……ほぼ体力が残ってない!
河合 奏:光に包まれながら、巨体を見上げるように睨みつける。
河合 奏:影山の一閃を見届けた。彼の踏み越えてきた戦場を、その経験を伺わせる太刀筋だった。
河合 奏:三井の一閃を見届けた。影となるその前の出力を、そしてその先を歩む彼の意志が見える一振りだった。
河合 奏:そして、神楽の一撃を。否、二撃を見届けた。
河合 奏:例え死が迫ろうと。人としての生を失おうと。歩みを曲げぬとそう決めた彼女の決意が見えた。
河合 奏:彼女の歩みに寄り添うと決めた彼の決意が見えた。
河合 奏:「ああ」
河合 奏:「確かに受け取った」
河合 奏:拳を握る。光が瞬く。
河合 奏:——現に。神楽の結晶化や侵蝕の上昇は限界に達しつつある。
河合 奏:中に飲み込まれた洲崎嬢の
河合 奏:中に飲み込まれた洲崎嬢の意志も同様に。
河合 奏:例え竜を倒せたとしても、長引けば犠牲が出かねない状況には変わらない。
河合 奏:だから。
河合 奏:鱗に刻まれた円状の罅。その中心、破壊の爆心地。
河合 奏:そこへもう一度。衝撃が刻まれる。
河合 奏:「生憎だが」
河合 奏:「お前が奪える命など、この街に一つもありはしない」
河合 奏:『我ら、全てを護るために』
“ゲブラー・ケセド”:竜に比べれば、余りにも小さい人間の拳が
“ゲブラー・ケセド”:今や、竜の生命を潰しにかかっている
“ゲブラー・ケセド”:幾人ものオーヴァードの力を束ね、それを5機積んだ。
“ゲブラー・ケセド”:神話の怪物を現代に蘇らせた
“ゲブラー・ケセド”:その強大さですら、今や潰えようとしている
河合 奏:誰一人欠けずに護りきる。それを実現するために。
河合 奏:「第六(私達)がここに居る。……その上」
河合 奏:「竜と聖剣まで付いてきた」
河合 奏:後ろへと視線を投げる。そうだろう、と投げかけるように。
GM:イニシアチブ
GM:影山君の手番です
影山 夏月:では、手番いただきます
影山 夏月:マイナーアクション、<聖剣の王者>の効果を使用。メジャーアクションのC値を-2します。 コンボ:星に返す光
影山 夏月:オートアクション、<砂の加護>。直後の判定のダイス+5。  コンボ:砂漠の月
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:124->127)
影山 夏月:メジャーアクション、<コンセントレイト:ウロボロス>+<シャドーテンタクルス> コンボ:再鍛の聖剣
影山 夏月:対象はゲブラー・ケセド、対応なければ判定を行います
“ゲブラー・ケセド”:ゴー!
影山 夏月:判定、ダイス13、固定値6、C値5!
影山 夏月:13DX+6+0@5 再鍛の聖剣(侵食上昇3)
DoubleCross : (13R10+6+0[5]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,8,9,9,9,10]+10[1,2,4,5,10]+10[5,9]+10[2,6]+4[4]+6 → 50

影山 夏月:ピッタリ50!
三井只人:《勝利の女神》達成値+12
三井只人:三井只人の侵蝕を+4した(侵蝕:135->139)
影山 夏月:ありがとう、三井君
“ゲブラー・ケセド”:うおおおおおお
GM:ダメージどうぞ!
影山 夏月:ダメージ! ダイス6、固定値77!
影山 夏月:6d10+77 (侵食100)
DoubleCross : (6D10+77) → 27[1,4,4,7,7,4]+77 → 104

影山 夏月:104点!
“ゲブラー・ケセド”:ガードにより9800点通って………
“ゲブラー・ケセド”:HP………0!
影山 夏月:しゃあっ!
“ゲブラー・ケセド”:戦闘不能!復活エフェクト無し!
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を+3した(侵蝕:127->130)
GM: 
“ゲブラー・ケセド”:出し抜けに、翼を開き巨体が宙を舞う
“ゲブラー・ケセド”:形態に注力していないだけで、竜はその機能を失ったわけでもない。空を飛べもするし……ブレスも、十全に使える
影山 夏月:間合いが遠い。ましてや飛行している。自分一人では届かない。
三井只人:「────うん、そう来るよな」
三井只人:その宙に、同じ高みに。
三井只人:重力の軛から解き放たれた少年がいる。
三井只人:親しみを込めて話しかけるように、一瞬、トンと足をおろして。
三井只人:三井只人が触れる足元から、同じく竜に流れるレネゲイドが呼応する。
三井只人:普段通りに、いつもどおりに。
三井只人:少年の思う『理想の動き』を行うように、その身体に、新たなレイヤーを重ねていく
三井只人:たった一人の少年を、竜に近づける力。
三井只人:それが、竜の体に流れ込み。
三井只人:「───────真竜征服(ドラゴンズレイヤー)
三井只人:逃走ではない。振り返らない。元よりそのつもりもないように。
三井只人:竜は理想通りに。
三井只人:ソレだけと、対峙する
三井只人:とん、と少年が飛び、落ちる。
三井只人:そこに、その先に。
三井只人:「————形態:真竜(システム:■■■)
三井只人:竜は光を見るだろう。
影山 夏月:「本当に。頼りになる男だよ、君は」
影山 夏月:彼ならやってくれると信じてられた。だから何の迷いもなく、瞳は既にその一点を見据えている
影山 夏月:だがその瞳の先にあるものは、暴威を誇る竜などではなく。
影山 夏月:「返してもらうぞ」
“ゲブラー・ケセド”:理想通りに。竜は、最大の武器を使う。息を吸い込み、全てを塵に還す吐息を吐かんとする。
影山 夏月:──影山夏月は知っている。砕けても輝き続ける光があることを。
影山 夏月:──影山夏月は知っている。燃え尽きてもなお瞬く星が、何よりも美しいのだと。
影山 夏月:──影山夏月は知らない。光を失い倒れ伏して尚、立ち上がった者への強い想い故に。
影山 夏月:聖剣・導きの月光は、『一度砕かれ鍛え直された時』にこそ、真の輝きを灯すのだと。
影山 夏月:「アクセス──”カーテンフォール”!」
影山 夏月:導きの月が光を喰らう。 斬撃現象が光をも斬り裂き、周囲を漆黒へと染め上げる。
影山 夏月:だが月は、光を奪うものではない。 受けた輝きを返すもの。
影山 夏月:暗闇を斬り裂き、聖剣が輝きを放つ。斬り裂いた光をも自らの力へと変えて。
“ゲブラー・ケセド”:暁光——滅びの光が放たれる
影山 夏月:下段に構えた剣を迷うこと無く斬り上げる。 その斬光は、滅びではなく
影山 夏月:星の光を、星に返すために。 竜の吐息も、その巨体も、一瞬で飲み込む
影山 夏月:その刃は過つことなく、星を覆う闇だけを切り払う
“ゲブラー・ケセド”:覆う鱗 爪 牙 目 翼 胴体 その全ての肉が刃のもと崩れ去り
“ゲブラー・ケセド”:残る、5つの炉。そのうち4つに亀裂が走り吹き飛び散る
“ゲブラー・ケセド”:一番最後の炉。儚く昏い色をしたそれだけは、優しく解けて
“ゲブラー・ケセド”:一人の少女を無傷のまま残し、世界に溶け消えていく。神話の通りに
“ゲブラー・ケセド”:………竜は、これをもって、消滅した。
GM:戦闘終了
GM:君たちの
GM:否
GM:人間と、その隣人達の、勝利だ


屠龍大戦 完了
キュマイラ 絶滅  エグザイル 禁錮  ノイマン 無為  バロール 払暁
ウロボロス      到達
竜炉 全停止 屠龍 完了

GM:バックトラック
GM:Eロイスは7つ
影山 夏月:まずメモリーで-10
影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を-10した(侵蝕:130->120)
三井只人:Eロイス分振ります。139から。
影山 夏月:さらにEロイス全部振ります
三井只人:139-7d10
DoubleCross : (139-7D10) → 139-44[2,8,6,7,8,10,3] → 95

影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を-42(7d10->8,10,4,6,10,1,3)した(侵蝕:120->78)
神楽 樹:E振ります
河合 奏:まずはEロイス分
影山 夏月:よし、帰還確定!ロイス3つで素振り!
神楽 樹:155-7d10
DoubleCross : (155-7D10) → 155-30[3,2,2,8,1,4,10] → 125

三井只人:確定しちゃった。残り4ロイス素振りです。
三井只人:95-4d10
DoubleCross : (95-4D10) → 95-28[9,8,4,7] → 67

影山 夏月:影山 夏月の侵蝕を-11(3d10->5,3,3)した(侵蝕:78->67)
河合 奏:125-7d10
DoubleCross : (125-7D10) → 125-39[9,6,1,1,3,9,10] → 86

三井只人:おそろい。4点です。
河合 奏:残ロイス4を素振り
影山 夏月:一緒だ!4点!
神楽 樹:影山君と洲崎さんにロイス結んで6。信用ならないので二倍で
河合 奏:86-4d10
DoubleCross : (86-4D10) → 86-24[10,5,8,1] → 62

神楽 樹:125-12d10
DoubleCross : (125-12D10) → 125-59[4,6,5,2,5,4,10,8,6,5,2,2] → 66

河合 奏:私も4点でお揃いかな
GM:OK
GM:究極存在 不滅の妄執 神性顕界 破壊神顕現(2回使用) 尽きせぬ力 孤高の超人
神楽 樹:3点で終了
影山 夏月:良かった!おかえりなさい!
GM:あとティアティラの賢者の石
GM:シナリオ点7点+いつもの5点+D・Eロイス8点
GM:しめて20点に侵蝕点を足して今回の点数になります
影山 夏月:24点!
三井只人:24点!
神楽 樹:23点
河合 奏:24点!
GM:ではGMは32点もらいます
GM:お疲れさまでした!
河合 奏:お疲れさまでしたー!
影山 夏月:お疲れさまでした!
神楽 樹:お疲れ様です
三井只人:お疲れさまでした

エンディング1

GM:------------------------
GM:ED
GM:神楽樹・河合奏
GM:------------------------
GM:趨勢は完全に決した
GM:否。敵勢力と呼ぶべきものはほぼ単一だった。協力していた他勢力も、戦闘による消耗はあれどみな一様に何もせず去っていった。
GM:後は、避難していた市民が戻るまでに破壊された箇所をできるだけ修復するのみ。それも事後処理班が手配している。
GM:即ち、残ったメンバーは打ち上げが出来るということである
GM:そういうわけで
矢ヶ崎朱華:「…というわけで、最後に支部長から開会のご挨拶を。」
矢ヶ崎朱華:「宜しくお願い致します」マイクを回す
河合 奏:「……あー、そうだな」 マイクを受け取った後。
河合 奏:「全員、今日はよくやってくれた」
河合 奏:「前線に出たものは勿論、後方も今日はまさしく戦場だっただろう。この勝利はお前達全員の健闘のお陰だ」
河合 奏:「後のことは考えなくていいから好きなだけ食って騒げ。以上」
河合 奏:「乾杯!」
矢ヶ崎朱華:「かんぱーい」
矢ヶ崎藍華:「かんぱーい!」
神楽 樹:「乾杯」
神楽 樹:周囲に倣いグラスを掲げて。成人組ということで、有無を言わさずビールが注がれている
神楽 樹:「……ひとまず。お疲れ様、朱華」
近嵐蒙恬:「ハハ。酒は久々だな。」
矢ヶ崎朱華:「万事、作戦通りです。やりきりました」
矢ヶ崎藍華:「支部長さん、私はー?」姉によりかかって上目遣いで覗き込んでくる
河合 奏:「ああ、藍華もご苦労だったな。一撃だけでなくパイプ役までこなしてくれるとは思わなかった」
河合 奏:「報酬には少し色を付けておく」
矢ヶ崎藍華:「へっへっへ。ヤツには色んな貸しがあるもんでね…」悪い笑み
神楽 樹:「姉妹揃って優秀だと、私も楽が出来る」
矢ヶ崎朱華:「私の知らないところであいちゃんが悪い子になっていく…よよよ」無表情
神楽 樹:グラスに一口。炭酸の刺激は嫌いではない
神楽 樹:「素直すぎるよりはいい」朱華さんのコップにソフトドリンクを注いで
矢ヶ崎朱華:「姉って大変なのですよ……よよよ」
神楽 樹:「支部長はどちらに」アルコールにするかどうか、と
矢ヶ崎朱華:注いでもらう。上の立場が沢山いるので受け取りはしっかり出来る
河合 奏:「そうだな。たまの機会だし、酒にするか」
河合 奏:流石にこの後仕事と言い出す気は無い。どうせ止められるだろうし。
神楽 樹:「では」用意したものを手渡して
河合 奏:「ああ」 ビールの注がれたグラスを受け取って。
神楽 樹:軽くグラス同士を触れあわせる。涼しげな接触音
神楽 樹:「今回も、無理を聞いてもらいました。ありがとうございます」
河合 奏:「普段は私が我を通している方だからな。この程度なんでもない」
神楽 樹:「そう仰るなら。甘えることにします」
河合 奏:「そうしてくれ」
河合 奏:一度言葉を切り、隠された右目を見て。
矢ヶ崎朱華:妹の首根っこを掴んで撤収する。さりげない気遣い…流石は優秀チルドレンですね
河合 奏:「……目の具合は?」
神楽 樹:「様子見です。再生は進んでいますが」
神楽 樹:「しばらくは、見苦しくなってしまったもので」
神楽 樹:自身は気にしていないが。割れたままの眼球、というものは見ているものの気分を害すものだろう
神楽 樹:「顔を出していいものか悩んだのですが」
神楽 樹:「いない方が逆に気を遣うと」
河合 奏:「まあ、今日の主役格だからな」
神楽 樹:「恐縮です」
河合 奏:「もし居なければ、それこそ朱華辺りが騒ぐだろう」
神楽 樹:「本当に」
神楽 樹:「……仲間には恵まれました。そこは、私の幸運に数えられます」
河合 奏:「奇遇だな。私もだ」
河合 奏:少し表情を崩して。
河合 奏:「ともあれ、回復はしているようなら何よりだ。一応後で医療班に診せて来ると良い」
神楽 樹:「はい」
神楽 樹:つまみのチーズを口に
神楽 樹:「支部長」
河合 奏:「何だ」
神楽 樹:「どうか、今後もよろしくお願いします」
河合 奏:「……どうした、急に」
神楽 樹:「思ったことは貯めない方がいいと」
神楽 樹:「──まだ死ぬつもりも。殺されるつもりもありませんので」
河合 奏:「……なら良かった。死ぬつもりがあると言われたら殴ってるところだ」
河合 奏:「よろしくと言うのはこちらの方だ。まだまだ働いてもらうぞ」
河合 奏:「しばらくはまた後方で大人しくしてもらうが」
神楽 樹:「残念ですが。承知しました」
神楽 樹:「支部長が判子を押す仕事よりは、楽かと思いますので」山のように積まれた紙束を思い出す
河合 奏:「……」 同じ景色を思い浮かべて思わず顔を顰めて。
河合 奏:「……そう言うなら、一度試してみるか?」
神楽 樹:「副支部長が代理人を認めて下さるのであれば」ないのがわかっている物言いだ
河合 奏:「まあ、無理だろうな」 諦めまじりに頷いて。
神楽 樹:小さく頷き、
神楽 樹:「……前に居座ろう、という気持ちは。当たってはいますが、正しくもありません」
神楽 樹:残っていたビールを少し呷る。
河合 奏:「……」 こちらも手元のビールを呷り、目だけで先を促す。
神楽 樹:「私にとって得意なものが荒事であり。それを最大限活かしてきた。その結果です」
神楽 樹:「自己犠牲でも。命を張ることに何かを感じるわけでもなく」
神楽 樹:「それが選んだ“仕事”だから、こうしてきた。というだけです」
神楽 樹:イリーガルの日銭稼ぎ。言われたことを思い出す。
神楽 樹:否定はしない。人々がそれぞれ抱えるものはひとつではなく。
神楽 樹:しかし、少なくとも彼らもまた日々を守るために力を使っていることに変わりはない
神楽 樹:金を稼ぐだけならUGNに協力する理由はない。FHだろうと、SoGだろうと、もっと金払いのいいものも多いだろう
神楽 樹:例え戦う理由が如何様でも。UGNの理念を否定せず、戦いを選べるのなら
神楽 樹:少なくとも私達は。あの言葉が指すようなものにはならない
神楽 樹:「──世界を守る仕事、というなら。少しは格好がつくでしょうか」
神楽 樹:「夢物語と言われても。私はそのためにここへ、立っています」
神楽 樹:「……後ろでの仕事も、遠くはありますが。同じことです」
河合 奏:「……勿論」 思わずというように笑みを漏らす。
河合 奏:世界を守ることを仕事として選び、そのための手段として戦うことを選んだ。
河合 奏:理由はただ、それが自分に出来る最善だから。
河合 奏:言語化してしまえば、あまりに単純で。そして自分とそっくり同じで。
河合 奏:手を屋上の柵の先へ向ける。眼下に広がるのは街に灯る数多の明り。
河合 奏:「あの夜景も。この宴会も。お前の決意と拳が守ったものだ」
河合 奏:「お前が守った世界そのものだ」
神楽 樹:「……」
河合 奏:「お前の仕事に感謝と敬意を。”バーンアウト”」
神楽 樹:自らの先に立つ、支部長と同じものを見る。
神楽 樹:地に広がる星の色。我々の守る道を照らすものだ
神楽 樹:──残り少ない命を振り回すことを、よく思わない者と会ったこともある
神楽 樹:限りあるものだから、大切に使えと。それもひとつの答えだ
神楽 樹:だが──私にとってこの命が長くとも、短くとも。関係のないことだ
神楽 樹:できることを見据え、やるべきことをやる。ただ自らの足下と、ほんの少し先を見ていればいい
神楽 樹:後ろを見れば足が止まる。前を見れば、できることを見失う
神楽 樹:ゴールが少しだけ短いことを知っていても。変わることはない
神楽 樹:その人生を燃え尽きるまで走りきること。誰しもができることを、貫くのみだ
神楽 樹:「──ありがとうございます」
神楽 樹:流し込んだビールが、“美味しい”と感じられたのは錯覚だろうか
GM:第六地区は、時間に似つかわしくない静けさが、日光で漂白された街を満たしていた。
GM:じきにぎやかになるだろう。今回のことは災害警報としてしか認識されていないのだから。
GM:それが、竜を屠った人々への何よりの報酬となるのであった。

エンディング2

GM:-------------------------
GM:ED
GM:影山夏月・洲崎アカリ
GM:-------------------------
GM:第六地区での騒動後、洲崎アカリは、第四支部管轄の病院にて経過観察を行われていた。
GM:異常レネゲイドアイテムとの癒合。ジャームに吸収される。等々、およそリスクのある行為を繰り返してきたのだ。当然と言える
GM:幸い、肉体的には騒動以前のものに戻っていた。
GM:元の、闇を覗く目に
影山 夏月:部屋の前でぴしりと姿勢を整え、控えめにノック。
洲崎アカリ:「はい、大丈夫ですよ」
影山 夏月:「失礼します。 こんにちは、洲崎さん」
洲崎アカリ:夕陽の差す白い個室。ゆったりした病衣を纏い、ベッドから半身を起こしている。
洲崎アカリ:「やっぱり、君ですか」その声に微笑んで。
影山 夏月:「やっぱり、って……私だと分かっておられたんですか?」
洲崎アカリ:「ノックの音」
洲崎アカリ:「君、そういう所きっちりしてるじゃないですか。いつも変わらない叩き方をする」
洲崎アカリ:「なんとなく覚えたんですよね。耳が」
影山 夏月:「そう……なんですか。 自分でも、気づきませんでした」
洲崎アカリ:「……なんか気持ち悪がられそうだな、これ。すいませんね」
影山 夏月:「いえ、そんなことは」
洲崎アカリ:「別に探偵ごっこをするつもりも、付き合わせるつもりも……そう、ご用件はなんです」
洲崎アカリ:「体調の事であれば、この通り。へらへらと無駄口を叩く余裕がある程度には無事です」
影山 夏月:「お元気ならなによりです。 ……でも、暫くはきちんと静養なさってくださいね」
影山 夏月:ベッドの近くの椅子に腰掛け、卓上に見舞いの品を置く。
洲崎アカリ:「言われずとも、勝手に訓練に出てったりしませんよ」
影山 夏月:「それが冗談として成立するのが大分危険だなあ」
洲崎アカリ:「そういう奴なもんでね」
影山 夏月:「そうですね、ええ。分かっています」
影山 夏月:「貴女のそういうところ、良くないところかもしれませんけど。俺は好きですから」
洲崎アカリ:「……知ってますけども」困ったように息を吐く。
洲崎アカリ:「君も大概、しょうがない人だな。こんなのを好きになるなんて」
影山 夏月:「こんなの、って言われるとちょっとへこむな」
洲崎アカリ:「どうかな。目の事は抜きにしてもだ」
洲崎アカリ:「勝手に傷つきに行く危なっかしい奴だし。だからこうして心配もかけるし」
洲崎アカリ:「何より、君と」
洲崎アカリ:「ちゃんと向き合う事を、ずっと避けてきた」
影山 夏月:「………」
洲崎アカリ:「その結果が、先日の醜態で……ああ、言ってて自分に呆れてきたな」
影山 夏月:「向き合うのを避けてきたのは、お互い様です」
洲崎アカリ:「他は否定しないんですね」冗談めかして笑う。
影山 夏月:「まあ……心配してるのも、見てて危なっかしいのも、事実ですけどね」
影山 夏月:「『勝手に傷つきに行く』って。貴女はただいつもどおり、それが自分にできる最善だからやってるだけ、なのかもしれませんが」
影山 夏月:「俺にはとても、できないことだ。 自分のできる『最善』に、自分が傷つく選択肢を選ぶなんて」
洲崎アカリ:「……それしか能がないんだ」
洲崎アカリ:「戦って、上手く戦って、生き残る。そればかりを覚えて、実行して来た」
洲崎アカリ:「それが、誰かを守る事になるから。……あたしには、それしかなかったんだ」
洲崎アカリ:どこか遠くを見るように、首を上へ向けて。
洲崎アカリ:「ただ、人を撃ち殺すのが上手いだけの奴が」
洲崎アカリ:「そのための目を亡くしたらさ。何が残る?」
影山 夏月:「……戦えなくなったら」
影山 夏月:「自分に何も残らない、って」
影山 夏月:「ずっと、そう思っていたんですか」
洲崎アカリ:「……今は、もう少しマシになったけどね」
洲崎アカリ:「人にものを教える事もできると気付いたし。君の他にも、慕ってくれる人達はいる」
洲崎アカリ:「ただ、この街に来た頃のあたしが」
洲崎アカリ:「必死になってたのは、そういう理由で」
洲崎アカリ:「そういう気持ちは、今も完全になくなった訳じゃない」
洲崎アカリ:「人の役に立ちたい。誰かを守る者でありたい。その立場から、離れたくない」
洲崎アカリ:「子供のような意地ですよ」
影山 夏月:「俺は」
影山 夏月:「洲崎さんが戦うことしかできないなんて……そうすることでしか誰かを守れないなんて、思いません」
影山 夏月:「だって、貴女は」
影山 夏月:「俺たちをずっと、『見て』くれているじゃないですか」
影山 夏月:「貴女だけに見える世界で、俺たちのことを見守って」
影山 夏月:「困っていたら声をかけてくれて、手を差し伸べてくれて」
影山 夏月:「沢山の人の心を、守ってくれている」
影山 夏月:「少なくとも俺は、そうして貴女に救われたんです」
洲崎アカリ:「……どうかな」
影山 夏月:「……信じられませんか?」
洲崎アカリ:「君にとってはそうかもしれないけど。そこまで持ち上げられるほど、あたしは大した人間じゃない」
洲崎アカリ:「何とやらは盲目、ってやつ」
洲崎アカリ:「……だから、さ。些か中途半端じゃないですかね」
影山 夏月:「……半端?」
洲崎アカリ:「『俺たちが』、じゃ口説き文句になりませんよ。ってこと」意地悪そうに笑って
洲崎アカリ:すっと、その手を重ねてくる。
影山 夏月:「……っ」
洲崎アカリ:「最初からそうでしょう。ここにいない人たちの話なんてしていないし」
洲崎アカリ:「あたしはあたしの気持ちを吐いてただけだ」
影山 夏月:重なった手を握り返す。
影山 夏月:「洲崎さん」
影山 夏月:「俺は、貴女が好きです」
洲崎アカリ:「ええ」
影山 夏月:「貴女にずっと、俺のことを見ていて欲しい」
洲崎アカリ:「なるほど」
洲崎アカリ:「……なら、あたしのお願いも聞いてくれますか」
影山 夏月:「……はい」
洲崎アカリ:「ずっと考えてたんだ」
洲崎アカリ:「あたしはきっと、戦えなくなるまで戦い続けるし」
洲崎アカリ:「……今回はたまたま上手く行ったけれど」
洲崎アカリ:「いつ何があってもおかしくないって事だ。それは」
洲崎アカリ:「だから……ずっと、なんて約束はできない」
洲崎アカリ:「きっと、いつか君を置いていなくなる」
洲崎アカリ:「悪い冗談、なんかじゃない」
洲崎アカリ:真剣な眼差し。その目は何も映さないが
洲崎アカリ:戦場に立つ者の命が、どれほど軽いものか。何度も、何度も見てきた色。
洲崎アカリ:「そう言い切る事が、君に対する誠実さだと思う」
洲崎アカリ:「……だから」
洲崎アカリ:「もし、そうなったら。笑って、仕方のない奴だったって、許してくれないかな」
洲崎アカリ:「それで……あたしを置いて、前に進んでほしい」
洲崎アカリ:「そういうお願いだ」
影山 夏月:その言葉が、どこまでも。真剣で、真実を語っているのだと分かる。
影山 夏月:「……笑えるかは、分かりませんけど」
影山 夏月:「私は、自分の為にしか生きられない男です」
影山 夏月:「きっと貴女のためであっても、俺は俺の命を捨てられない」
洲崎アカリ:「……ん。それは結構」微笑んで
洲崎アカリ:「ほら、言ったでしょう。あたしが一番怖いのは、自分のせいで好きな人を傷付ける事だって」
洲崎アカリ:「だから、うん。君がそう言えるんなら」
洲崎アカリ:「この命がある内は、君の希望に応えましょう」
影山 夏月:「……命が、ある内は」
影山 夏月:「洲崎さん」
影山 夏月:「戦えなくなるまで戦い続ける……そうおっしゃいましたけど、もしも」
影山 夏月:「もしも……この街が、この世界が平和になったら」
影山 夏月:「戦うことを、やめてくれますか」
洲崎アカリ:「……はは」
洲崎アカリ:「そんな、戦闘狂に見えます?」
洲崎アカリ:「……いや。これも、ちょっと冗談にならないかもだな」
影山 夏月:「俺も……夢みたいなこと、言った自覚はありますけど」
洲崎アカリ:「そうですね。夢物語だ」
影山 夏月:「貴女が少しでも長く、幸せに生きてくれるなら」
影山 夏月:「そんな夢を目指すのも、悪くないかな」
洲崎アカリ:「好きにするといい」
洲崎アカリ:「夢物語であることは、諦める理由にはならないからね」
影山 夏月:「好きにやらせていただきます。私も、諦めは悪いですから」
影山 夏月:「貴女が生きている限り、俺を見てくれているなら」
影山 夏月:「それが俺の夢で、願いです」
洲崎アカリ:「……ええ」するり、と手を解く。「ところで、その。悪いけど」
影山 夏月:「……はい?」
洲崎アカリ:「そろそろ、回診の時間が」カチカチと、時計の針が鳴る音を聞いている。その数を数えるのは、無意識の習慣と化している。
影山 夏月:「あっ……申し訳ない。 もうこんな時間か」
洲崎アカリ:「人目を気にするって訳じゃありませんけど。……流石に、ね」
影山 夏月:外を眺めれば夕陽ももう沈み、夜になりかけている。
影山 夏月:「そう……ですね。それでは……」
洲崎アカリ:「ちゃんと、休んでたふりしとかないと」布団をかぶり直して。「ええ、それでは……」
影山 夏月:椅子から立ち上がり、荷物をまとめる。少し重い足取りで、
影山 夏月:「おやすみなさい、洲崎さん。 ……また来ます」
洲崎アカリ:去っていくその背を見て、
洲崎アカリ:(──ああ、いや)それから、思い出す。どうにも、肝心な事を言っていない。
洲崎アカリ:「おやすみなさい。あたしも」
洲崎アカリ:「君の事、好きですよ」その言葉が、扉の締まる音に重なって。
洲崎アカリ:そのまま、少女の世界には静寂が戻る。
洲崎アカリ:……布団が重苦しくのしかかって、脈が速い。熱く、胸を打っている。
洲崎アカリ:こんな自分にも、女と呼べるような部分があったんだなあ、なんて思って
洲崎アカリ:深く吐いた吐息が、冷たい夜の冷気に溶けていく。
洲崎アカリ:(……ああ。やっちゃった)
洲崎アカリ:後悔はない。今の所は。自分なりに、考えて吐いた言葉だった。
洲崎アカリ:人は必ず死ぬ。戦場に立ち続けるのならば、尚のことよく。
洲崎アカリ:大切な人とただ生を全うしたいなら、今すぐにでも、こんな前線を離れるべきで。
洲崎アカリ:しかし自分は、そうではない道を選んだ。
洲崎アカリ:それをいつか、悔いる日が来るのだろうかは、まだ分からないけど。
洲崎アカリ:(そう、だな……少しでも、長く)
洲崎アカリ:微睡む中で、思う。この幸福が続いて行けばと。

エンディング3

GM:---------------------
GM:ED
GM:三井只人
GM:---------------------
GM:かくして、君の相棒の胸騒ぎから始まった騒乱は決着を迎えた
GM:無論、活躍をみせた君に対しての報酬はしっかり発生した。学生の身には過分なものだが、命をかけたと思えば幾許のものだろうか。
GM:ともあれ、報酬を手に、夏の陽気に焼けた道を帰ることになるのであった
センセイ:「なんという熱気だ……」
三井只人:「伝説の竜のブレスより、1℃上がった気温の方がゆるーくながーく驚異だったりするんだよねぇ」
三井只人:ぶおんぶおん、とハンディ扇風機で首筋を冷やしている。
三井只人:通帳……は持ち歩いていないので、証書としての明細を検めた後、ポケットに突っ込む
三井只人:「センセイ、真っ黒だから暑そうだよな」
センセイ:「熱を溜め込む実体も無いから、空間に満ちる気体の温度のみが暑いのだ。」
センセイ:「我の全盛期であったならば、溶岩の風呂にすら入れただろう。」
三井只人:「うーん。別に羨ましくはないな。入りたいとは思わないから……」
センセイ:「うむ…上がったら体の表面で固まりそうだし……」
三井只人:「溶岩風呂ってそういう意味じゃ岩盤浴なのかね。文字通りだけど」
三井只人:「……しかし、まぁ。さっきまでは命のやり取りスレスレをしてたってのに」
三井只人:「終わったらこうやって、気温の方が強敵だっていうんだから人間ってのは不思議だ」
センセイ:「生きている限り、常に悩み苦しむ事柄はついてくる。どのような生命であってもだ。」
センセイ:「どれだけ矮小な問題であっても、当人にとっては重大なことだったりする。」
三井只人:「神話に謳われるドラゴンを使役しながらその実、友人の仇討ちメインだったり、」
三井只人:「そのドラゴンを向こうに回しつつ、それより側にいる相手との会話に頭を悩ませたり、ねぇ」
センセイ:「良いではないか。我が英雄」
センセイ:「大したことはなさそうなことで悩めるというのは、余裕があるということだ」
センセイ:「どれだけ強くても余裕の無い生き物は、余裕のある生き物に本質的には勝てん。」
センセイ:「余裕のある生き物が主役になるべきなのだ…我のような、過ぎ去った時代の生き物よりはな。」
三井只人:「さすが最強、含蓄のあるお言葉」
三井只人:「良いんじゃないかねぇ。その『自分じゃなくても良い』って態度は、ある種の余裕だし。」
三井只人:「それにほら、なんだ」
三井只人:「見様に寄っちゃ、他人にとっては大したことのない、本人的には重大な悩みってやつに寄り添うのが」
三井只人:「医者の仕事ってやつでしょ。しらんけど」
三井只人:「はっはっは。大したこと無い、って言いきっちゃうとめっちゃ怒られそうだけどねー」
センセイ:「フワフワしているな…」
センセイ:「そういう意味では、尊い職業なのだろうな。人に余裕を与えるのだ。」
三井只人:「そうだぜー」
三井只人:「医者ってのはスゲー職業だよほんと。見上げる首が痛くなるぐらいだ」
センセイ:「まさしく現代の英雄というわけだな。」
センセイ:「真の英雄たらんとする我が英雄に対し、我のやるべきことは露払いなのだろう。」
三井只人:「ま、よろしく頼むよ……って、センセイセンセイ」
三井只人:「このクソ暑いときに会話がマジメな方向に行ってるよ」
三井只人:「このままだと進路相談になっちまう」
センセイ:「えっ、そういう流れではないのか」
センセイ:「全部終わった後は感傷的な会話をし、次回の糧とする。」
センセイ:「大概の英雄譚はそう〆られるものだが…」
三井只人:「そういうマジメなのは僕には向いてない」
センセイ:「では、分かりやすい方向で行こう…」
三井只人:「いや、吝かではないんだけど、今回はそのへんはクソ真面目な執事パイセンが関わってるときにやっても仕方ないしな…」
三井只人:「あぁ、うん。わかりやすい方向ね。なんだい?」
センセイ:それとなく前を…指はないので、顔で指す
三井只人:促されて目線を向ける。
白萩雪:「…すれ違わずに済んで良かったよ。三井君。」
白萩雪:大きい麦わら帽子を被ってはいるが、陽炎揺蕩う道路の先に、君の知る人影が立っている。
センセイ:「『英雄は戦利品と共に、最愛のものが待つ場所へと帰還する。』うむ、王道は良い!わかりやすい!」
センセイ:「ほれ、言ってやれ。何よりの報酬だろう?」ぐつぐつと笑う
三井只人:「…………なんつーか、あれだなー。良いようにコントロールされた気がするなー」
三井只人:「便利だなぁ、ノイマン」ふぅ、と軽い口調で言って。
三井只人:人影のもとに歩んでいく。
三井只人:「ただいま、白萩さん」
白萩雪:「うん……お帰りなさい。」
三井只人:「暑かったでしょ。支部の方まで迎えに来てくれる感じだった?」
三井只人:隣に並ぶようにして、ハンディ扇風機の風をそちらに向ける
白萩雪:「そうだよ!君が公共交通機関などを利用していたのならば、涼しく帰りやすかったのだけど…う゛ぇ~」扇風機に声を出しつつ、帽子を抑える。
白萩雪:「君も夏の日によく道路を歩くようなルートを選んだものだね…」
三井只人:「やー、そこは僕も、文明の恩恵に預かりたいんだけどね?」
白萩雪:汗拭きシートを出して君の顔を拭いてあげる。ひんやり
三井只人:「高校生の身で家計簿とか見ると、ついつい節約が身に沁みちゃうんだなぁ」
三井只人:拭いてもらった箇所が涼しくなる感覚にくすぐったさを感じ、少し目を細める。
白萩雪:「イリーガル報酬も結構な額になっているとは思うが…」
白萩雪:「は……早く帰って、うちで涼もうじゃないか。文明というのならば、それがいいだろう……」
三井只人:「ん………」
白萩雪:「(よし……自然な流れでボクの家に誘えたぞ…これだけ長く付き合えばボクだって自然な誘い方を学ぶのだよ)」
三井只人:あまり残高を確認してないが、それなりに溜まっている。自分のためにお金を使う習慣があまりない。
三井只人:「………」ちょっと思案
三井只人:「そですね、一刻も早く涼しいところに行きたいですので……お邪魔しようかと」
三井只人:「今日、妹も母も出かけてて、僕の家は蒸し風呂でしょうし」
三井只人:「つーわけで……迷惑じゃないです?」
白萩雪:「仕方ないなあ!!」仕方なくはない
白萩雪:「さ、そうと決まればこのようなところで往生してる場合じゃないな!焼けてしまう。急いで帰ろう」
白萩雪:目を合わせながら君の手を控えめに引っ張って、来た道を引き返し始める
三井只人:「っと、そうですね。優しい先輩を持てて、ぼかぁ幸せモノです」
三井只人:熱を持つ手でその小さく白い手を握りつつ。
三井只人:「あ、そうだ白萩さん。さっきの、公共交通機関の話ですけど」
三井只人:「誰かと遊びに行く時ぐらいは、時間優先して乗ったりもするんですよね、僕」
三井只人:少し急く歩幅に足を合わせて
三井只人:「なので、」
三井只人:「落ち着いたらそのうち、プールでも行きませんか?」
白萩雪:「ぷっ、プール…!!」
白萩雪:「………良いよ!?仕方ないからね!!暑いからこそだものね!!」
白萩雪:「(そ、そうだな…!ボクの意見だけ通してもらうのもおかしい!そう、これは妥当な交換条件…!ああでも水着は学校用のしかない…どうしよう……買いにいかねば…)」
三井只人:「えぇ、えぇ。暑いですからね。なので」
三井只人:きゅ、と少しだけ手を握って。
三井只人:「楽しみにしてますね、白萩さん」
白萩雪:「そう…だね。うん」
白萩雪:赤くなった顔を帽子で隠しつつ
白萩雪:あとは、君の手を引っ張って、帰路につくのであった


ダブルクロス The 3rd Edition『屠竜大戦』
fin.