L4宙域からの脱出


PC1:水上(みかみ)クロウwith"St.409c パッチワークウルフ"(キャラシート)PL:しんごろ
PC2:八谷(はちや)レイトwith"St194l-C 刀神-"赤炎""(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC3:志築(シヅキ)アオイwith"XCV-03F ヘルカイト"(キャラシート)PL:サムトー
PC4:アンネ・フランケンシュタインwith"OVG-05S ファタール・ツークンフト"(キャラシート)PL:粘土
GM:モッズ

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ


【今回予告】
平和なスペースコロニーに、突如襲い掛かる謎の軍隊。
それは反連邦主義を掲げる武装集団・ノイエヴォルフの強襲部隊「シュバルツリッター」であった。
連邦軍を狙った大規模な襲撃により、崩壊するコロニー。
難民を守って戦う君たちは、安全な宙域へと脱出できるだろうか?
メタリックガーディアンRPG「L4宙域からの脱出」
鉄の腕で、闇を砕け!


GM:【PC自己紹介&ハンドアウト】
GM:PC1─水上クロウ(PLしんごろさん)
GM:(キャラシート)
GM:(今回のあらすじ)
GM:キミはある日、路地裏でひとりの少年と出会った。
GM:何者かに追われていた彼を匿った君だが、直後、コロニー内部へ複数のカバリエ級ミーレスが侵攻を開始する。
GM:キミは少年と共に、安全な場所を求め脱出を測ることにした。
水上クロウ:「飼い主のいない猟犬に、生きる意味はあるんだろうか。…そんなことばかり、考えている」
水上クロウ:とあるコロニーに隠れ潜むように暮らす少年。以前は、某傭兵団の最年少構成員だった。
水上クロウ:とある作戦にて敗北を覚悟した隊長たちに機体と共に逃がされ、コロニーに辿り着き、今に至る。
水上クロウ:フォーチュン社員としての籍は保持しているものの、機体も自宅地下に封印し、戦いから遠ざかって無気力に過ごす日々。
水上クロウ:…が、心の奥には仲間の遺志が宿った機体で戦いたいという願いと、戦火を広げたくないという想いが渦巻いている。
水上クロウ:■機体解説 St.409c "パッチワークウルフ"
水上クロウ:ライトニング級グレイハウンドがベースの現地改修機、という名の共食い整備のなれの果て。
水上クロウ:純正パーツは殆ど残っておらず、特に左腕のパイルバンカーが異彩を放つ。
水上クロウ:機体を構成するパーツはすべて、かつての仲間たちが遺したもの。
水上クロウ:戦闘BGMは電脳戦記バーチャロンフォースより、「Cry For Your Lost Rainbow」でお送りします。
水上クロウ:ひとまず以上ですかね!
GM:イメージBGMまで!ありがたいことだぜ
GM:パイルバンカーで敵を貫け!よろしくお願いします~
GM:続いてPC2のハンドアウト!
GM:【PC2】八谷レイト(PL:紅井寿甘さん)
GM:(キャラシート)
GM:(今回のあらすじ)
GM:キミはジャンク屋としての仕事で立ち寄ったコロニーで、未知のカバリエ・ミーレスの侵攻と遭遇する。
GM:その肩にはキミもよく知る狼(ヴォルフ)のしるし━━反連邦組織ノイエヴォルフの一部隊であることを記すエンブレムが刻まれていた。
GM:キミは乗機を駆り、崩れ行く市街地を駆ける。

GM:/というわけで、自己紹介をお願いいたしますわ~
八谷レイト:おう!
八谷レイト:「よっしゃあ! それじゃあこの場は、俺が預かるぜ!」
八谷レイト:八谷レイト(はちや・-)、20歳。鳳市内に本拠を構えるジャンク屋。
八谷レイト:ひょんなことから刀神のカスタム機、「赤炎」を手に入れ、リンケージとしての才能を花開かせることになった過去があります。
八谷レイト:それ以降は炊飯器からビームライフルまでなんでも扱うジャンク屋兼平和を愛する一市民としてフォーチュンにも積極的に協力しています。
八谷レイト:形あるものはいつかは壊れる。けど今、壊す理屈が分からない。戦争と破壊を止めるためなら、自ら戦うことも厭いません。
八谷レイト:【機体解説】
八谷レイト:St1941-C 刀神・"赤炎"(トウジン・セキエン)
八谷レイト:イヅモ防衛軍が市街地専用に開発した近接戦闘用ガーディアンの改修機。
八谷レイト:刀神のサムライ風装甲は一般的なカバリエ風に換装され、赤色の特殊コーティングがされた内部フレームが特徴です。
八谷レイト:主武装はビームライフルと実体カタナが一本の近接型。寄って斬るだけが能です。
八谷レイト:戦闘用BGMは元ネタそのまんま、「ジャンク屋:赤い一撃」で。
八谷レイト:以上、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~
GM:初期レベル2ストライカー……それは神属性20Dを意味する言葉!
GM:フフ、怖い
GM:では次にPC3~4枠!こちらは以前提示したハンドアウトから少し変更となりますので、先に各自自己紹介から
GM:まず
GM:PC3 志筑アオイ(PL:サムトーさん)
GM:(キャラシート)
志築アオイ:はい!
GM:MHIの御曹司でリンケージということで聞いています。もう少し色々教えてくれると……嬉しいな!(というわけで自己紹介お願いします!)
志築アオイ:「テストパイロットの志築だ。嫌いなものは浪漫のゴリ押しで費用の肥大化した請求書だ」
志築アオイ:志築アオイです。イヅモ特別区出身のフォーチュン隊員。
志築アオイ:フォーチュンにも加盟している工業企業MHIの社長の息子、で順当に会社を継ぐつもりだったのですが
志築アオイ:リンゲージとしての才能が認められたことでフォーチュンに出向。
志築アオイ:企業とフォーチュンのパイプを務めながら、開発中の機体の性能審査を行うテストパイロットの任に着いています。
志築アオイ:戦争とか戦闘とかは本音を言うと好きではないので、開発にも関わってる今の任務は結構気に入ってますが
志築アオイ:何か巻き込まれそうな雰囲気ですね……
志築アオイ:性格は効率とか合理的とかが大好きな堅物です。頭が堅い。
志築アオイ:その他、新入りとか年下を見ると兄貴ぶる性質があります。
志築アオイ:搭乗機体はXCV-03F ヘルカイト。
志築アオイ:実家のMHIで開発中の新型で、対高機動型を意識して機動力を重視した設計です。
志築アオイ:その代わり火力と射程はないので、遠距離と大型は任せた!
志築アオイ:以上かな、よろしくお願いします!
GM:高い命中率と回避力を備えた高機動型カバリエ……!これは活躍に期待できますね!
GM:よろしくお願いします!
GM:PC4 アンネ・フランケンシュタイン(PL:粘土さん)
GM:(キャラシート)
GM:続いてはヴォルフ共和国出身の強化人間さん!自己紹介よろしくお願いします~
アンネ・フランケンシュタイン:「任務了解。より良き明日のために刃を振るとしようじゃないか」
アンネ・フランケンシュタイン:アンネ・フランケンシュタイン。ヴォルフ共和国のスターゲイザー研究者にしてリンケージ。 
アンネ・フランケンシュタイン:外見的特徴は青白い肌と髪、いかにも寝不足という目の隈ぐらいかな 
アンネ・フランケンシュタイン:(たゆん)
アンネ・フランケンシュタイン:20代のころ、スターゲイザーとガーディアンに関する研究をしていたところ、第二次大戦が勃発。(そうそう、今は32歳だ) 
アンネ・フランケンシュタイン:後のオーバーロード級に繋がる技術開発と……人造スターゲイザー、いわゆる強化人間の開発に携わることとなった。
アンネ・フランケンシュタイン:その実験体である己自身(当たり前だね)と少年少女からなる強化人間部隊は最前線を戦い抜いた。 
アンネ・フランケンシュタイン:連邦軍の強化人間や"アードバーク"の面々との交戦を通じて己の罪を深く認識し、今では世界を危機に陥れる技術=奈落と戦うことを誓っているよ。 
アンネ フランケンシュタイン:クラスはスイーパー1レベル/オーバーロード2レベル。加護はオーディン/ガイア/アカラナータ。
アンネ フランケンシュタイン:機体はOBV-05S ファタール・ツークンフト、共和国が開発したオーバーロード級最新型、ファタールの専用機だ。
アンネ フランケンシュタイン:大型実体剣と12基のブレードイグニスによる遠近対応の大型ガーディアン。それなりの対応力はあるだろう。
アンネ フランケンシュタイン:大戦中に使っていたフォートレス級の運用法を流用していて、巨大なスカート部分が特徴だ。女王蜂のようだとも言われたね。 
アンネ フランケンシュタイン:まあ、動き自体は鈍重だ。協力して生き延びよう。よろしく頼む。 
GM:よろしくお願いします!
GM:PC3~4ハンドアウト
GM:(今回のあらすじ)
GM:キミたちはフォーチュンに所属する傭兵だ。

GM:L4宙域のコロニーに「アルノルディー」と呼ばれる奈落兵器が持ち込まれたとの情報を手に入れたキミたちはコロニーに向かうが、

GM:時を同じくして、コロニーはノイエヴォルフの襲撃を受ける。

GM:果たして、キミたちは奈落兵器の脅威から人々を護ることができるだろうか?
志築アオイ:テストパイロットとはいえ流石に奈落兵器は放っておけないな……任務了解!
アンネ フランケンシュタイン:なるほど、どちらもまさしく私の使命らしい。任務了解。 

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OP1

GM:【OPシーン】
GM:OP1/水上クロウ(他登場不可)
GM:地球圏の騒乱からは遠く離れたL4宙域コロニー。
GM:キミはここで一人、未だ止むことのない戦いの火種を避けるように暮らしている。
GM:そんなある日のこと。
GM:それを目にしたのは、本当に些細な偶然と言えるような出来事だった。
GM:人々の雑踏に逆らうように歩く、一人の少年を視界の端に捉えます。
GM:キャスケット帽とマフラーで顔を隠すようにして、足早に駆ける少年。
GM:その数mほど後ろを離れて、およそこのコロニーでは見ない類の雰囲気を放つ男たちが彼を尾行している姿をキミは確認します。
水上クロウ:背を丸めて…という程ではないにせよ、目立たぬようひっそりと歩いていて。その光景を目にして。
水上クロウ:「…………」 無視して帰宅する。そしていつものように何もせず、一日が終わるのを待つ。そうしても、よかったのだけれど。
水上クロウ:買い物帰りの荷物、バゲットが突き出した紙袋を抱えたまま。
水上クロウ:少年を追う男たちの後を、そっと追うように踵を返す。
GM:キミが男たちを尾行すると、彼らは少年を追って路地裏に向かいます。
水上クロウ:「……なにを」 その言葉は、誰かに投げかけたものではなくて。
水上クロウ:「しているんだ、俺は」 小さく呟いて、歩みを進める。
GM:歩みを進めたところで、ばたり、と誰かにぶつかる。
GM:ぶつかった相手は、男たちが追っていたはずの少年で。
少年:「な……」他の尾行がいるとは思っていなかった様子で、声を挙げる。
少年:それから、自身を尾けていた男たちが歩いて行った方向を振り向いて、もう一度キミを見る。
水上クロウ:「……待て、違う。いや、何が違うと言われると困るけれど」
GM:キミたちの騒ぎに気付いたのか、尾けていた男たちも少年とキミの姿をとらえます。
尾行していた男:「見つけたぞ!」「捕まえろ、約束の時間までもうすぐそこだ!」男たちは口々に叫ぶと、キミたちに向かって駆け出す。
少年:「まずい。……キミ、ここの人?」
少年:「走って!早く!」
水上クロウ:「越して来てそんなに長いわけじゃないけど、一応は。……ひとつだけ、教えてくれ」
水上クロウ:「キミが捕まると、ええと、ああ。……良くない、のか」
少年:少年は素早く頷く。それから、話をしている時間も惜しい、というようにキミの手を引いて。
少年:「土地勘があるなら、隠れそうな場所を……路地のことでもいい、教えてくれ!」
水上クロウ:「わかった。なら……」
水上クロウ:捕まれた方とは逆の手、抱えていた紙袋を。
水上クロウ:追手の男たちに向けて投擲!
GM:男たちは思わぬ妨害に身動ぎする!
水上クロウ:「……こっちだ!」 その隙に、自分の手を引く少年のそれを、こちらから掴み直して。
水上クロウ:来た道を戻る─のではなく。怯んだ男たちの横をすり抜けて走る、走る。
GM:追手をみるみる内に追い剥がし……居住区の、やや離れに位置する一軒の家の中に。
少年:「助かった。……それから、巻き込んで済まない。ここは?」
少年:大きく息を吐いていたが、しばらくして落ち着いてから。
水上クロウ:「俺の、家だ。殆ど人も寄り付かないから、すぐには見つからない……と、思う」
水上クロウ:こちらも息は乱れていたけれど、さすがに落ち着くのは随分と早くて。
水上クロウ:「何か飲むか。……勝った食べ物はさっき投げてしまったから、インスタントコーヒーとクッキーくらいしかないけど……いや」
水上クロウ:「……その前に、自己紹介か。俺は、クロウ。水上クロウ。ここで……暮らしている」
水上クロウ:それ以上に、今の己を語る言葉はなくて。あまりに薄っぺらい自己紹介に、我関せず表情が緩む。
少年:「ボクは……」
クリス:「クリス。ただのクリスだ」
水上クロウ:「クリス。クリスか。……よろしく、と言って合っているか分からないけれど……」
水上クロウ:「……うん。挨拶はきちんとしろと、皆にも言われていたから」
水上クロウ:さっきまで、やや乱暴にクリスの腕を掴んでいた手を、今度は。
水上クロウ:「改めて、よろしく。……困っているなら、やれるだけのことはやる」
水上クロウ:他にやることもないのだから、と。言葉にはしないまま。握手を求めて、手を差し出す。
クリス:差し出された手と、君の顔を何度か見つめて。少しの間をおいてから握手を交わす。
クリス:「クロウ。突然のことばかりで悪いんだけど、ここから一番近い避難シェルターと、宇宙港の位置がわかれば教えて欲しい」
水上クロウ:「ああ、それくらいならいくらでも。歩いて行けない距離ではないけれど、案内も兼ねて送って─」
水上クロウ:いこうか。そう、尋ねる声を発しかけて─。
GM:その声を遮るように、聞きなれた音が外から響いてくる。
GM:人々の悲鳴と共に聞こえてくるのは、スラスターによる飛行音と粒子ライフルによる銃声。
GM:続いて、砲撃音と、ローラーダッシュが地を駆ける音。重量のある機体が墜とされる音。
GM:キミたちは即座に気付くだろう。ガーディアン同士が、このコロニー内部で戦闘を始めたのだ。
水上クロウ:「……何だ!?」 慌てた声を漏らしたものの、それが何かなど、分かり切っている。
水上クロウ:─たたかいのおとが、する。
GM:---------------------------------------------------------------------------------------------
GM:コネクションの取得が可能です
GM:対象はクリス/興味もしくは庇護で取得するといいかもしれない
水上クロウ:では庇護で!
GM:ありあとあす!

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OP2

GM:【OP2】八谷レイト
GM:他登場不可です。八戸くんは登場宣言のみどうぞ
八谷レイト:登場します!
GM:---------------------------------------------------------------------------------------------
GM:キミがこのコロニーに訪れたのは全くの偶然で。
GM:強いて言えば、付近の暗礁宙域から前大戦期の艦船のパーツが流れ着いた為、デブリ回収に赴いて居たためで。
GM:ガーディアンを持ち出していたのも、その作業に必要であったからだが、それがキミの命を救うことになったのは、運命の皮肉のようなものを感じざるを得ない。
GM:──L4コロニー。普段は騒乱と程遠い辺境の新規開拓コロニーであるはずのこの地は今、戦火に包まれていた。
八谷レイト:「おいおいおい、どうなってんだよ、こりゃあ!?」スラスターを吹かして乱気流をいなしながら、コロニー内の『空』を飛ぶ。
八谷レイト:眼下、街を襲撃する機体を目にして。
八谷レイト:「こんにゃろ!! 俺の前で物ぉ壊すんじゃねぇよ!!」えーとエネルギーは大丈夫だよな、と頭の片隅で算盤を弾きながら、眼下の機体のコクピットを外してビームライフルを発射。
GM:眼下では、連邦のファルコンが雷剛・ブレイズと編隊を組んで黒いミーレスと応戦している。
GM:キミに接近した編隊の一機が、ライフル射撃を受けてマニピュレータを吹き飛ばされる。
八谷レイト:どっちが味方かは子供でも分かる。「まだ使えるものを壊す奴は悪」だ。
GM:襲撃機のボディには見覚えがある。共和国製のザードを彷彿とさせるものだ。
GM:頭部装甲はキミたちのよく知る単眼型ではなく、ツインアイ式の物に変更されており、身体の各部には金色のエングレーヴィング加工。
GM:肩には、ヴォルフ主義賛同者であることを示す、狼の意匠を全面に出した部隊章。そのエンブレムに、キミは見覚えがある。
GM:ノイエヴォルフ。主に宇宙圏で暗躍する、反連邦武装勢力のものだ。
八谷レイト:「あいつら……!」ツインアイセンサーがその印を捉える。ズーム。間違いない。
八谷レイト:「おい、連邦のあんたら! 加勢するぜ! 手ぇ多い方が良いだろ!?」オープンチャンネルで呼びかける。
連邦兵士:「フォーチュンか!?感謝する!」
八谷レイト:「おう! こちとら一応PMC加盟の、怒りに燃える一般市民だ! 物を大切にできないやつらに説教するなら手を貸すぜ!」
連邦兵士:「すまない!避難民が現在、宇宙港に殺到しているという情報が入っている」
連邦兵士:「そちらの保護を頼めるか!」
八谷レイト:「合点!」スラスターを再度吹かして浮上。経路に居るノイエヴォルフ機の影をロックしながら推進する。
八谷レイト:(わざわざこんな辺鄙なトコに……なんの理由があるのやら、っと)全速前進。モノは壊れても最悪直せる。……だが、ヒトはそうはいかない。急がねば。
GM:-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:レイトくんはコネクションに
GM:ノイエヴォルフに対して 興味・敵意あたりを推奨感情で
GM:取得可能です
八谷レイト:ノイエヴォルフ/敵意 で取得!

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OP3

GM:-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:【OP3】アンネ・フランケンシュタイン/志筑アオイ
GM:ロールの準備ができて登場宣言OKになれば、開始します
志築アオイ:登場します!
アンネ・フランケンシュタイン:登場しよう 

GM:鳳市・フォーチュン支部
チトセ・W・ナスカ:「二人とも、よく来てくれたわね。ご苦労様」
アンネ・フランケンシュタイン:「チトセくんもお疲れ様。今日は一段と勤勉なようだね」
アンネ・フランケンシュタイン:のっそりと猫背気味の、眠そうな顔である。
アンネ・フランケンシュタイン:「うん、珍しいことだ」
志築アオイ:「……嫌味ですか、博士」
GM:キミたちを出迎えたのは、この支部の責任者を務めるチトセ・ウィル・ナスカ。
アンネ・フランケンシュタイン:「感心はしているかな」
アンネ・フランケンシュタイン:「それに警戒もだ。よくない気配というやつだね」 
志築アオイ:目の前の上官が面倒な実務をサボりがちなのは知られている話である。
GM:第二次大戦期にはアードバーク隊の旗艦であるアードバークの艦長を務めた人物で、普段のだらしない姿からは想像もつかないが、れっきとした前大戦の英雄的人物のひとりでもある。
志築アオイ:ただの怠け者ではない、というのもまた、多くの人が知る所だが。
チトセ・W・ナスカ:「あんまりのんびりもしていられない情報が入ってね」
アンネ・フランケンシュタイン:その時期以来の顔見知り、それもかつては敵として矛を交えた仲だ。
志築アオイ:「情報……それほどの、ですか」
アンネ・フランケンシュタイン:当然その技量は人一倍買っている。背筋を伸ばして耳を傾ける。
チトセ・W・ナスカ:「突然で悪いんだけど、あなた達二人には宇宙に上がってもらいます」
志築アオイ:「宇宙に……?ヴォルフ共和国ですか?」
チトセ・W・ナスカ:「当たらずとも遠からずというところね。今回あなた達に行って貰いたいのは、L4宙域」
チトセ・W・ナスカ:「知っての通り、あそこは前大戦の締結からここ数年で復興が始まったばかりの新植民地だけれど」
チトセ・W・ナスカ:「デスティニーの地上部隊が、貨物に偽装して宇宙にあるものを上げた、という情報が入ったのよ。」
GM:デスティニー。キミたちフォーチュンや連邦と長らく対立を繰り返すテロ組織だ。
志築アオイ:身構える。あるものとは、ミーレスか、ガーディアンか、それとも。
アンネ・フランケンシュタイン:「……ふむ」
アンネ・フランケンシュタイン:「L4は暗礁宙域の近くだからな……ノイエヴォルフらが潜伏するにももってこいだ」
チトセ・W・ナスカ:「荷物の正体までは不明。ただ、打ち上げ時の暗号から<アルノルディー>という名前で呼ばれるそれが、奈落兵器である可能性は高いわ」
志築アオイ:「それは……」
志築アオイ:「なるほど、のんびりもしていられない。……それに、宇宙の味方に任せた、と投げるわけにも行きませんな」
アンネ・フランケンシュタイン:「……イオタフレームで構築されたコロニーは、現在のガーディアン技術による破壊は困難」
アンネ・フランケンシュタイン:「されどその中身は別であるし、奈落兵器の運用ともなれば」
チトセ・W・ナスカ:「ええ。ただし、アビスで汚染されれば話は変わってくる」
アンネ・フランケンシュタイン:「最悪、コロニー落としの再来すらも可能となろうな」
アンネ・フランケンシュタイン:「なるほど、最優先で処理すべき案件だね」
チトセ・W・ナスカ:「……これは私の予測だけど」
チトセ・W・ナスカ:「荷物と一緒に、デスティニーは人員も宇宙に送っているの」
アンネ・フランケンシュタイン:「……ほう?」
チトセ・W・ナスカ:「一番可能性が高いのは、荷物を操縦できるリンケージ。……ナヴァグラハがアートマと呼ぶ強化人間ね」
志築アオイ:「……強化人間」
志築アオイ:知識としては知っている。新人類……スターゲイザーを人為的に模倣するため調整された人間。
志築アオイ:「となれば、相手はオーバーロード級……」
アンネ・フランケンシュタイン:「……地球の重力井戸から脱却するのはガーディアンや奈落技術を以てしても骨が折れる大仕事だ」
アンネ・フランケンシュタイン:「なれば少数の精鋭を送り込むのが効果的。奈落獣然り、アートマ然り」
アンネ・フランケンシュタイン:「うん、その運用法の適切さは私が保証しよう」
アンネ・フランケンシュタイン:「私のファタールが当たるべきであるし、アオイくんのヘルカイトはその鈍臭さを補助してくれるだろう」
アンネ・フランケンシュタイン:「ロジカルな人選だね。私も同じ手を打つだろう」
志築アオイ:「少数精鋭には同じく精鋭で、ということですか。 私が精鋭に数えられているのは些か困惑するところですが」
志築アオイ:「こんな形で実戦テストとはな。あまり歓迎すべき事態ではないが……」
チトセ・W・ナスカ:「ええ。今の予測が外れていたとしても、宇宙に上がった兵器が使われれば被害は免れない」
チトセ・W・ナスカ:「デスティニーの宇宙部隊が使うにせよ、他勢力へ譲渡するつもりにせよ、可能な限りこれを阻止しなくてはいけないわ。……大変な任務だけど、お願いね」

GM:こうして、キミたちはフォーチュンの高速船により乗機と共にL4コロニーへの最短経路を航行することになった。
GM:そこで待ち受けていたものは、黒いカバリエ級ミーレスによる襲撃。
GM:襲撃が発生したのは、キミたちが入港手続きを開始してすぐのことだった。
GM:幸い、キミたちは即座にガーディアンで港を抜けることに成功したが、居住区や連邦の駐屯区画も、既に襲撃を受けていることが確認できる。
志築アオイ:「到着そうそうこの騒ぎとはな……!」
アンネ フランケンシュタイン:「……周囲の被害状況、収集。データを送る」 
志築アオイ:「感謝します。防衛軍に助勢して敵機体の掃討を……」
アンネ フランケンシュタイン:「市街地は小回りの利く機体に任せるとして、将兵は何処かな……」
GM:見慣れない改修が施されたザードを率いた、特殊戦仕様らしきアハゲリスが編隊を率いているのが散見されます。
GM:いずれの指揮官機も、頭部にブレード型のツインアンテナを装備し、狼(ヴォルフ)を思わせるシルエットを帯びています。
志築アオイ:「あの意匠……ノイエヴォルフか。デスティニーではないようですね」
アンネ フランケンシュタイン:「MGB-1028……そう見られる戦力ではないな」
志築アオイ:「こちらの一件に関係しているのか、それとも……いや、考えるのは後、か」
アンネ フランケンシュタイン:「ビーム兵器に気を付けろ。火力面はヘルカイト以上と思え」
志築アオイ:「問題ありません。火力はセールスポイントではありませんので」
志築アオイ:「露払いは請け負います。大型は任せました」
アンネ フランケンシュタイン:「うむ。こちらで気を"引く"。一気に詰めてくれ」
アンネ フランケンシュタイン:巨大なスカート型スラスターを翻し、白き巨体が空に浮かび上がる。
アンネ フランケンシュタイン:(──!)薬物投与とサイバネティクスが増強した脳量子波を展開、敵リンケージの脳に直接圧力を押し付ける。
GM:指揮官機らしきアハゲリスの動きが微かに止まる。
アンネ フランケンシュタイン:頭上を見上げた者達は、金色の光を纏った巨大な花が不気味に輝く様を見るだろう。 
GM:警戒した指揮官機を援護するように、僚機のザード二機が前に出る。決して低い練度ではない。だが。
ヘルカイト:メインスラスターを噴射、加速。射撃の間合いの外から一瞬で接近。
ヘルカイト:青い光の軌跡を残し、相対した敵軍を一瞬で抜き去る。交錯の瞬間にマシンキャノンが唸りを上げ、弾丸を叩き込む。
ヘルカイト:即座に180度急旋回、強烈なGに顔を歪ませながら再加速。
ヘルカイト:捕捉の隙を与えず、弾丸の雨を振らせながら急速離脱する。
GM:キャノン砲の直撃を受けたミーレス二機が、なすすべ無く沈む。
志築アオイ:「……何機か残したか。動きが良いのが居るな」
志築アオイ:「お任せします」
アンネ フランケンシュタイン:「ああ、もう済む」
アンネ フランケンシュタイン:ギラリ、地を這うような軌道で鋭い光が飛ぶ。 
アンネ フランケンシュタイン:建造物の隙間から飛び出した刃、ヘルカイトの強襲と同時に撒かれていたブレイドイグニスの群れが標的を寸断する。
アンネ フランケンシュタイン:そしてチカチカと光を反射しながら、巨大なスカートに戻ってゆく。 
GM:空中で四肢を切断されたアハゲリスが、あっけなく沈む。
アンネ フランケンシュタイン:「やはり良い性能だね。悪くないスコアだ」 
アンネ フランケンシュタイン:「引き続き上手くやろう、アオイくん」
志築アオイ:「了解。なんとか一般人の避難が完了するまでは保たせなければ……」
GM:ノイエヴォルフのミーレスから連邦のカバリエや民間人を庇いながら交戦していると、キミたちに通信が入る。
緊急通信:「あー、あー。聞こえますかー?」

緊急通信:「連邦軍およびフォーチュンの緊急時回線を借りて放送しています」
志築アオイ:「! 通信?」
アンネ フランケンシュタイン:「避難中の民間人か、あるいは……」 
九重イツキ:「こちら、連邦軍統合宇宙艦隊第15方面部所属、演習艦“リトル・ノア”」
九重イツキ:「自分は艦長代行の九重イツキ大尉です。現在、連邦の第三宇宙軍港から発信しています」
九重イツキ:「本艦は現在、避難民の救助作業にあたっています。幸い、こちらは敵の封鎖がまだ追い付いておらず、外部宙域へ離脱が可能です」
アンネ フランケンシュタイン:(代行……しかし手際が良いね) 
九重イツキ:「従って、本艦はこれより脱出を敢行したいと思います。……もし付近に避難が遅れている民間人がいれば、急ぎ第三ポートまでの誘導を願います」
九重イツキ:「繰り返します!こちらは“リトル・ノア”、本艦はこれより1300に本コロニーを脱出し、外部宙域への救援要請を敢行します。避難が遅れている民間人がいれば……」
志築アオイ:「博士、第三ポートに向かいます。構いませんね?」
アンネ フランケンシュタイン:「ああ、暫くは戦いが続きそうだ。無理はしないように」 
志築アオイ:「こちらの任務の件もあるが、まずは避難民の誘導だ」
志築アオイ:「いずれにせよ、この状況では調査も掃討もままならない……」
志築アオイ:「了解しました。博士も無理はなさらず」
アンネ フランケンシュタイン:「……状況は依然困難だ。未だ敵の隠し種は影も掴めていない」
アンネ フランケンシュタイン:「だが……悪いばかりでもないな」
アンネ フランケンシュタイン:「想定以上のガーディアン反応数を検知……昂ってはいるが、義憤の類い」
アンネ フランケンシュタイン:「友軍だ……中々の傑物が揃っているらしいぞ。この地には」
志築アオイ:「それは重畳。貴女のように頼れる仲間が居れば良いのですがね」
志築アオイ:「期待しておくとしましょう」

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合流フェイズ

GM:【合流フェイズ】
GM:勝利条件
・敵の全滅
・第三ポート(逃マークの地点)への到達

GM:敗北条件
・リンケージいずれかの撃墜
・4ターンの経過


GM:L4コロニー・第三ポート付近
GM:コロニー居住区での連邦とノイエヴォルフとの戦闘は既にこの区画まで拡大しており、
GM:キミが辿り着いた時点では既に各地で戦闘が繰り広げられている。
GM:急いで第三ポートへ向かう必要がありそうだ……
八谷レイト:「さて! 宇宙港の近くまで辿り着いたはいいが……」
八谷レイト:赤いフレームに白い装甲。全高18mのカバリエ・タイプがコロニー床面に着陸して。
八谷レイト:「ノイエヴォルフの連中、うじゃうじゃいやがる! ……一直線に港に突っ込むか、数を減らすか……ちょっとだけ冷静に算盤弾かねえとだな……!」
リッター・ザード:ガスマスクじみた不気味な双眼バイザーがキミの機体を捉える。
ノイエヴォルフ兵士:「イヅモのガーディアン!?……フォーチュンの機体か!」
八谷レイト:機体の肩にはフォーチュンのエンブレムと、「ジャンク屋 はちや」という屋号が刻まれている。
アンネ フランケンシュタイン:「ならば計算尺に2機追加しておきたまえ」 
アンネ フランケンシュタイン:オープン回線を用いていたわけでもないの独り言を聞いていたかのような、妙な通信が入る。フォーチュン機の通信回線だ。
八谷レイト:「新手……いや、この回線は……味方か! 助かるぜ! こんなとこで会えるなんて、俺の悪運もまだまだ捨てたもんじゃないな!」
アンネ フランケンシュタイン:「イズモ特別区、鳳市基地から上がって来た。先の通信も受け取っているね?」
アンネ フランケンシュタイン:「敵機を撃退しつつ、"リトル・ノア"での合流を目指そう」
八谷レイト:「あぁ!」
アンネ フランケンシュタイン:「高速戦闘においてはこちらの随伴機が頼りだったが……きみのカバリエにも切り込み役を期待させてもらおう」 
アンネ フランケンシュタイン:薄く微笑む。技術者として、リンケージとしての見識が彼らを高く評価している。

GM:L4コロニー居住区/水上クロウ宅・地下室
クリス:「驚いたな。地下シェルターがあったなんて」
クリス:「キミ、いったい何者……」その問いを言い切る前に、外から響いてきた機動戦の音に身を竦ませる。
GM:外からは耐えず機動兵器同士の戦闘音と振動が響いている。頑強なつくりとはいえ、個人用のシェルターではどの程度もつかは不明だ。
水上クロウ:「俺が用意したんじゃない。この家も、この場所も、全部貰い物なんだ」
水上クロウ:聞き慣れた音、そして久しぶりに聞く音に、どこか懐かしさのようなものを感じながら。
水上クロウ:「……そして、こいつも」
水上クロウ:シェルターの片隅、と呼ぶには大きすぎるスペースを占める「それ」を覆うシートに、手をかけて。一気に引き剥がす。
水上クロウ:直立すれば4m弱、降着姿勢を取っている今はその半分ほどだろうか。
水上クロウ:規格品のみで構成されたその機体に、しかし統一感は無い。頭部も、ボディも、四肢も継ぎ接ぎで出来た、ライトニング級ガーディアン。
クリス:「ライトニング級……!?整備はされてるみたいだけど、動くのか!?」

クリス:異形のシルエットに息を呑む。
水上クロウ:「ああ、手入れは一日も欠かしてない。このまま戦場にだって出られる」
クリス:「これで戦場を……」
水上クロウ:「……クリス」
水上クロウ:「これで、君を逃がす。狭い所は、平気か?」
クリス:「……わかった。他に手はなさそうだ。キミに任せるよ」
クリス:大丈夫、と短く応える。
水上クロウ:「ああ、それじゃあ……」
水上クロウ:─これまで聞こえていた音に混じって、何かが空気を裂くような音が聞こえる。
水上クロウ:「……急ごう。すまないが、時間は」
水上クロウ:手慣れた体捌きで、コックピットに滑り込んで。シートに身を沈める前に腕を伸ばす。
水上クロウ:「なさそうだ」
水上クロウ:そして、街中を走っていた時と同じように、クリスの手を掴んで引っ張り上げて。
クリス:少年の手をしっかりと握り返し、操縦席に乗り込む。
GM:直後。市街で連邦のミーレス目掛けて射出されたグレネードが、クロウの家へと。
GM:榴弾が着撃し、家屋が炎に包まれる。
水上クロウ:ハッチが閉じる間際、いつものそれよりも─人の頭ひとつ分─狭い視界の向こう、シェルターの天井が崩れるのが見えて。
水上クロウ:一瞬、真っ暗になるコックピット。計器に光が灯るまでの、僅かな合間に。
水上クロウ:「……ただいま、みんな」
水上クロウ:そう呟いて─。
水上クロウ: 
水上クロウ:─そして。少し前まで家屋だった、積み重なったがれきを吹き飛ばしながら。
水上クロウ:小さな巨人が、コロニーへと飛び出した。
志築アオイ:「……! 新たな機影を確認。このサイズは……ライトニング級か」
アンネ フランケンシュタイン:「……居住区から飛び出してきた?信号は友軍のものだが」 
志築アオイ:「そちらのライトニング、聞こえるか? 青いカバリエと白のオーバーロードだ」
志築アオイ:通信回線を開き、呼びかける。
志築アオイ:「我々はフォーチュン。先の通信を受け取ったなら協力を頼みたい」
水上クロウ:「ああ、聞こえる。こちらは──」
水上クロウ:機器の不調か、音声のみが返って来る。所属を名乗りかけた言葉は、しかし。
水上クロウ:「──こちらも、フォーチュン所属。水上クロウだ。ポートまで向かう中でということになるが、敵機を排除しないと脱出もままならない」
水上クロウ:「こちらからも、頼む」
水上クロウ:そう、短く硬い言葉で締めくくる。
志築アオイ:名前を検索し、確認する。フォーチュン隊員、水上クロウ。機体は"パッチワークウルフ"
志築アオイ:「了解した。自己紹介が遅れて失礼、志築アオイだ」
志築アオイ:「これより援護する、よろしく頼む。君から見て北の赤いカバリエも友軍だ、留意してくれ」
水上クロウ:了解、という言葉はやはり硬くて、けれど。僅かに安心したようでもあった。
アンネ フランケンシュタイン:「敵機は全てミーレスなれど数的劣勢は否めない。援軍が必要なものは走破性の高いアオイくんに救難を求めたまえ」
アンネ フランケンシュタイン:「目前の敵に拘らず、全員で生還することを第一に……それでは各機、戦闘開始!」
GM:【交戦開始】


地形情報
障……障害物。飛行・潜地状態のユニットのみ通行可能
難……移動困難。飛行状態以外のユニットは通過に移動力2消費
水……水地。飛行・疾駆状態以外のユニットはリアクション達成値-5/通過に移動力2消費

【エネミー情報】
MBM-1012F2Cu リッター・ザード
LV:3(モブ・ミーレス)
・シュバルツリッターの運用するミーレス・ザードの改修機。
マシンガンとパイルバンカーの複合兵装・ショットランサーが最大の特徴。
行動値7 回避・防壁ともに13

MBM-1028XC アハゲリス・リッター
LV4(ミーレス)
・シュバルツリッターが運用する、MBM-1028アハゲリスの指揮官用改修機。
ビーム兵器で武装するほか、試験兵装のビームシールドを装備。
行動値13 回避14/防壁1

GM:▽第一ラウンド/セットアッププロセス
アンネ フランケンシュタイン:今回は無し
GM:エネミー側は3小隊。各小隊ともにアハゲリス・リッターが指揮官機
GM:リッター・ザードが僚機となります。
志築アオイ:セットアップ、特になし!
GM:アハゲリス・リッター1~3は<指揮能力2>を使用。
水上クロウ:こちらはセットアップ、なし!
八谷レイト:セットアップもイニシアチブも無い!
GM:指揮下のリッター・ザードはラウンド中、あらゆる判定の達成値+2。
志築アオイ:固定値!
GM:▽ラウンド1/イニシアチブ
GM:特技の使用がなければ、行動値順の処理。
アンネ フランケンシュタイン:なし
志築アオイ:なし!
八谷レイト:ないぜ!
GM:エネミー側は使用宣言なし
水上クロウ:ヤー、こちらもなし!どうぞ!
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/ヘルカイトの行動
志築アオイ:はい!
志築アオイ:まず先にムーブアクションかな
GM:はい。
志築アオイ:二つ上のスクエアに移動します、Rザードと接敵する位置へ
GM:ムーヴ→マイナー→メジャーアクションごとの宣言になります
GM:各タイミングで使える特技は1つずつになりますので、その点はご注意ください。
志築アオイ:了解しました!
志築アオイ:マイナーアクション、近接主装備を変更します。ビームライフルから連装マシンキャノンに
志築アオイ:メジャーアクション、ツインアームズを使用。
志築アオイ:さらに対象選択前にマルチロックを使用!
system:[ 志築アオイ ] HP:20 → 13
志築アオイ:攻撃スクエアはアハゲリスの居る地点、マルチロックの効果で攻撃範囲は範囲2
志築アオイ:攻撃対象はアハゲリス・リッターとリッターザード二体!
GM:判定どうぞ!
志築アオイ:2d+14 命中 MetallicGuardian:(2D6+14) > 6[1,5]+14 > 20
志築アオイ:20、まあ十分か!
GM:エネミーは全員<イベイジョン>持ち。
GM:リッター・ザードは回避13、アハゲリス・リッターは回避14
GM:リッター・ザードが<割り込み>を宣言。同エンゲージのアハゲリスをカバーアップ。
GM:ダメージどうぞ!
志築アオイ:むっ、カバーか。
志築アオイ:ダメージロール前に全弾発射の使用を宣言。
志築アオイ:遠隔武装として装備しているグレネード二つの弾数を0に、ダメージを+2d6します
GM:了解です。ダメージどうぞ
志築アオイ:ムーブアクションで移動したので位置取りとムーブ&ファイアの効果で更にダメージ+2d6
志築アオイ:6d6+19 連装マシンキャノン(殴) MetallicGuardian:(6D6+19) > 20[2,2,3,3,4,6]+19 > 39
志築アオイ:殴属性、39点ダメージ!
GM:リッター・ザードの<殴>防護点は4
GM:35点ダメージ。FP28で撃墜されます!
志築アオイ:よし、露払い成功!
GM:演出あればどうぞー
志築アオイ:「さて、仲間が頼れるかどうかの前に……」
志築アオイ:「私も仕事はきっちりこなさねばな」
ヘルカイト:メインスラスター噴射。同時に、脚部で地面を蹴る。
ヘルカイト:ヘルカイトに飛行能力はない。しかし
ヘルカイト:高出力のスラスターによる、跳躍速度は一級品だ。
ヘルカイト:敵機の上を取って射角を確保、右肩のグレネードを射出。同時に、左腕のマシンキャノンで指揮官機を狙い撃つ──
ノイエヴォルフ兵士:「データにないカバリエ……フォーチュンの機体か!?」
ノイエヴォルフ兵士:「こちらの照準が追い付かない……うわあっ!」
GM:機動戦で後れをとったザードにグレネードが直撃。機体が炎上・墜落する!
志築アオイ:2機の撃墜を確認しながらも、表情は渋い。
志築アオイ:「……盾になったか。流石に、有象無象ではないな」
志築アオイ:速度を緩めず離脱しながら弾倉を交換。 一網打尽、とはいかないようだ。
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/刀神・赤炎
GM:レイトくんの手番どうぞー
八谷レイト:はいな。ムーブアクション。
八谷レイト:《アサルトチャージ》。全力移動8マス後、行動終了にならずメインプロセス継続。
system:[ 八谷レイト ] HP:19 → 14
八谷レイト:右、下、右、右、上、上、左。
GM:あ、座標出し損ねてるこっちの不手際なんで申し訳ないんですけど
GM:経路申告ありがたいです!
八谷レイト:敵2体と同一エンゲージに突入。
八谷レイト:マイナーアクションは……なしでいいや。
八谷レイト:メジャーアクション。「メタルソード」でリッターザードに白兵攻撃。
八谷レイト:2d6+12 命中 MetallicGuardian:(2D6+12) > 7[2,5]+12 > 19
GM:命中!
志築アオイ:ナイス!
GM:ダメージロールステップ!
GM:特技あれば宣言のうえダイスまで振っちゃってください
八谷レイト:ダメロ直前、《アタックブースター》。
system:[ 八谷レイト ] HP:14 → 12
八谷レイト:3d6+15 MetallicGuardian:(3D6+15) > 12[1,5,6]+15 > 27
八谷レイト:27点、斬属性!
GM:リッター・ザードの<斬>耐性は6。21点受けて、そのダメージは……ギリギリ耐える!
八谷レイト:ぬーっ 軽く演出!
八谷レイト:「ポートまでの道は行かせねぇぞ!!」スラスターを吹かして、大回りで敵に近づく。
八谷レイト:そのまま実体剣……イヅモ式のカタナを抜刀。
八谷レイト:「喰らいやがれぇ!!」ザードに切り込む!
GM:ガシャッ!ガキィッ
GM:リッター・ザードが斬撃をシールドで受ける。合金製のシールドが軋みを上げ、斬撃の勢いに圧し負けて引き剥がされる!

リッター・ザード:「し、シールドがなければ堕とされていた!」
八谷レイト:「ちぃ、浅かったか……」カタナを掲げ、残心する。
GM:アハゲリス・リッターの行動ですね
GM:右端のアハゲリスから。
志築アオイ:こっちに近い方か!
アンネ フランケンシュタイン:こいつ……動くぞ!
アハゲリス・リッター:ムーヴなし/マイナーなし/メジャーでビームライフルによる攻撃。
アハゲリス・リッター:対象は射程内のヘルカイト。
アハゲリス・リッター:<攻撃力上昇2>が常時特技としてついているため、命中時は+2D6ダメージスタートです
志築アオイ:来るか!
アハゲリス・リッター:命中判定
アハゲリス・リッター:12+2D6 MetallicGuardian:(12+2D6) > 12+5[1,4] > 17
志築アオイ:防御判定前にダミー射出の使用を宣言!
GM:オーケー!リアクションどうぞ!
志築アオイ:弾数を1消費して判定の達成値に+2
志築アオイ:2d+11+2>=17 回避 MetallicGuardian:(2D6+13>=17[12,2]) > 3[1,2]+13 > 16 > 失敗
志築アオイ:なっつかしいなあ、この感覚~
志築アオイ:さあてちょっとまってくださいね
GM:惜しい!振り直しするかい?
アンネ フランケンシュタイン:《ブロウビート》使用。3HP消費して判定を振りなおしたまえ。
system:[ アンネ フランケンシュタイン ] HP:21 → 18
GM:待ったまった!削除して!
GM:ごめん、こっちが命中値参照する数字間違えてた!
志築アオイ:あら
GM:アハゲリスの命中固定値10です。なので達成値15
志築アオイ:あ、良かった避けた!
アンネ フランケンシュタイン:やったねアオイくん
GM:ヘルカイトが回避しています。なので振りなおす必要なし!
志築アオイ:助かりましたー
GM:軽く演出!
アハゲリス・リッター:「連邦のコバンザメが!落ちろ!」
アハゲリス・リッター:ギュオッ!唸りをあげて、ライフルからAL粒子の光が放たれる!
志築アオイ:計器が警告を鳴らす前に、ペダルを踏み込む。
ヘルカイト:サイドスラスターを噴射。同時に地面を蹴って軌道をずらす。
ヘルカイト:粒子ビームがわずかに逸れて外れる。
志築アオイ:「(……スラスターだけなら喰らっていたか)」
志築アオイ:背中に冷たいものが流れるのを感じ、戦闘機動を再開する。
GM:続いてマップ右下部のアハゲリス。
GM:特技<ミサイル:8>使用。左肩部に装備した三連グレネードランチャーで攻撃します。
GM:対象はアンネさんの乗るファタール。
アハゲリス・リッター:8+2D6 MetallicGuardian:(8+2D6) > 8+7[3,4] > 15
GM:砲撃なので、防壁で回避判定を試みてください
アンネ フランケンシュタイン:高いな……私には、だが
アンネ フランケンシュタイン:8+2d6>=15 MetallicGuardian:(8+2D6>=15) > 8+6[1,5] > 14 > 失敗
GM:惜しい!
アンネ フランケンシュタイン:ふむ、こうなってから欲しくなるアブストラクションだが
アンネ フランケンシュタイン:期待値で回避できる。振りなおしてみよう
アンネ フランケンシュタイン:《ブロウビート》使用。3HP消費して判定を振りなおします。
GM:オッケー!振り直しどうぞ!
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:21 → 18
アンネ フランケンシュタイン:8+2d6>=15 MetallicGuardian:(8+2D6>=15) > 8+10[4,6] > 18 > 成功
アンネ フランケンシュタイン:よし
志築アオイ:ナイス!
GM:成功!
アハゲリス・リッター:「これで落ちろ!」
アハゲリス・リッター:ガシュッ!ガシュッ!ガシュッ!
GM:肩部にマウントされた砲身から、次々にグレネードが発射される!
アンネ フランケンシュタイン:「狙いは正確、だが……」
ファタール・ツークンフト:スラスターが急加速。
ファタール・ツークンフト:くるりとフリル翻して踊るプリマのように、一回転しながら攻撃をすり抜ける。
ファタール・ツークンフト:「遅い。データが足りんのは仕方のないことだが……」 
アハゲリス・リッター:「躱した!?」
GM:最後のアハゲリスの行動。
GM:レイトくんの刀神に対してビームサーベルで攻撃を敢行。
アハゲリス・リッター:10+2D6 MetallicGuardian:(10+2D6) > 10+9[3,6] > 19
GM:対応どうぞ!
八谷レイト:回避を慣行!
八谷レイト:2d6+11>=19 MetallicGuardian:(2D6+11>=19[12,2]) > 11[5,6]+11 > 22 > 成功
志築アオイ:すげえ!
水上クロウ:おおー…!
八谷レイト:機甲騎士でクリティカル! 完全回避!
志築アオイ:やるぅ
GM:おおっ、クリティカル回避!
アンネ フランケンシュタイン:クール!
アハゲリス・リッター:バイザーの下に隠されたモノアイが不気味な音を立てて発光。
アハゲリス・リッター:腰にマウントされたサーベルを引き抜くと、AL粒子刃を形成し、赤炎を狙う!
八谷レイト:「俺にチャンバラで挑もうなんざ……十年早いぜ!」カタナで応戦! するりと動いて小手を打つようにすりぬけ、回避!
アハゲリス・リッター:「接近戦でアハゲリスが圧されただと!?」
アハゲリス・リッター:後退し、警戒した様子でフォーメーションを再編する!
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/パッチワークウルフ
GM:お待たせ!行動どうぞ!
水上クロウ:ヤー!ムーブアクションで《アサルトチャージ》、全力移動6マス!
水上クロウ:レイトくんとアハゲリス、ザードがいるマスの右下へ。
system:[ 水上クロウ ] HP:19 → 14
水上クロウ:マイナー、《心の渇き》。メインプロセスでの与ダメージ+1D6
system:[ 水上クロウ ] HP:14 → 12
水上クロウ:メジャー、ガトリングランチャーでアハゲリスとザードを素殴り!
GM:どうぞ!
水上クロウ:ナナメ1マス上なので、射線は通っている!では判定!
水上クロウ:2d6+13 MetallicGuardian:(2D6+13) > 4[1,3]+13 > 17
水上クロウ:イベイジョンは抜けた…はず!
GM:ガトリングは射撃なので……命中ですね
GM:砲撃でも命中している!
GM:ザードはHP少ないのでカバーアップなしで。
GM:ダメージロールどうぞ!
水上クロウ:押忍!
水上クロウ:ダメージ直前、《アタックブースター》!
system:[ 水上クロウ ] HP:12 → 10
水上クロウ:2d6+1d6+1d6+11+3 MetallicGuardian:(2D6+1D6+1D6+11+3) > 7[2,5]+4[4]+6[6]+11+3 > 31
水上クロウ:殴31点!最後の+3は《巨人殺し》の修正です。相手がMサイズ以上ならこれが乗る。
GM:相手はカバリエ級なので機体サイズMですね。
水上クロウ:ヤー、ではそれぞれに殴で31点!
GM:通ります。それぞれの防御力ですが
GM:リッター・ザードは<殴>耐久4/アハゲリスは5
GM:双方最大FP28。ただしザードはFP7点なので撃墜!
GM:アハゲリスも大破です。残りFP1!
志築アオイ:あともうちょい!
水上クロウ:わあい!では軽く演出!
水上クロウ:瓦礫が転がるコロニー市街地を、一機のライトニング級ガーディアンが駆け抜ける。
クリス:「前方敵機三……抜けた!」
水上クロウ:「ああ。このまままっすぐ行けば─」
クリス:「次目の前、味方の識別と、敵が二機。やりあってるよ!どうする?」
水上クロウ:安全運転と呼んで差し支えない機動でも、カバリエ級を振り切ることくらいは出来る。
水上クロウ:─交戦中の機体を無視すれば、このまま。目的の場所に飛び込むことも、できる。
水上クロウ:「…………」 葛藤は、一瞬。
水上クロウ:「すまない、クリス」
水上クロウ:「─少し、揺れる」
水上クロウ:機体の片足、踵部分から短金属杭が打ち出され、急制動。
水上クロウ:『──そこの赤いカバリエ!』
水上クロウ:『上手く避けろ、射撃は得意じゃないんだ……!』
水上クロウ:ボディの両脇に設置されたガトリングとミサイルランチャーが、3機の混戦に向けて鉄と火薬を吐き出す!
八谷レイト:『うおっ!? 合点!!』スラスターで急制動。直前までやりあっていたアハゲリスの影に隠れるように動く。
リッター・ザード:「銃撃!?……機体が持たない!」炸裂音が響き、銃撃が装甲を押し破り、機体が爆発!
アハゲリス・リッター:「うわっ!なんだ、あの機体は……棺桶にやられたのか!?」スラスターに被弾し、炎を上げて高度が落ちる。
水上クロウ:「…………」
水上クロウ:「棺桶にして、たまるものか」
水上クロウ:再び脚部のローラーが回転、アスファルトを削って機体は走りだす。
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/ファタール・ツークンフト
アンネ フランケンシュタイン:よし。差し当たっては……
アンネ フランケンシュタイン:ムーブアクションで《疾風蓮華》2HPを消費して戦闘移動。左2進んで移動困難マスへ。こうして中心を取れば仕事がしやすい。
アンネ フランケンシュタイン:特技の効果によりこのメインプロセス中は種別:砲撃の武装を使用可能だ。
アンネ フランケンシュタイン:マイナーで《AL粒子展開》。ENを3消費してシーン終了まで与えるダメージ+6。
アンネ フランケンシュタイン:ENを4消費してブレードイグニスで範囲1(選択)遠隔攻撃。攻撃力は<斬>+21+6。
アンネ フランケンシュタイン:《マルチロック》使用。3HP消費して対象範囲を範囲2(選択)に拡大。
アンネ フランケンシュタイン:攻撃対象は……マップ下方の小隊全てだ。
GM:来るか!イグニス!
GM:命中判定どうぞ!
アンネ フランケンシュタイン:当たれ!
アンネ フランケンシュタイン:9+2d6 MetallicGuardian:(9+2D6) > 9+8[2,6] > 17
志築アオイ:良い値!
GM:固定値でよけれるわけがない!命中!
GM:ダメージロールステップです!
GM:特技による押し込みあればどうぞ
アンネ フランケンシュタイン:固定値勝負なんだな、これが
アンネ フランケンシュタイン:27+2d6 <斬> MetallicGuardian:(27+2D6) > 27+7[2,5] > 34
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:18 → 13
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] EN:34 → 27
GM:これ+6修正込みの数字ですか?
アンネ フランケンシュタイン:です!
GM:<斬>はカバリエもそこそこ耐久が高い……!
GM:フハハ、ザードの<斬>耐久は6ある!
GM:29点ダメージで撃墜!
志築アオイ:やった!
水上クロウ:堕ちとるー!?
GM:アハゲリスの<斬>耐性は7だ!落ちる物かよ!
GM:FP28点です。堕ちた!
アンネ フランケンシュタイン:上々の戦果だ
GM:ん、いや
GM:アハゲリスは1点で耐えるな!
志築アオイ:食いしばり!
アンネ フランケンシュタイン:やるね
GM:耐えました。
GM:演出どうぞ!
ファタール・ツークンフト:回避行動そのままの動きで高層建築物の上へ降り立つ。スラスターの微調整により、短時間なれば崩落もしない。
アンネ フランケンシュタイン:「……カバリエにライトニングは、そのように動くか」
アンネ フランケンシュタイン:回り込むような動きで逃走経路を抑える武者に、小さな機体で同じく共闘へ飛び込むものたち。
アンネ フランケンシュタイン:「……では、その背後を守るとしようか」 
アンネ フランケンシュタイン:きらりと眩い光が、ブレイドイグニスがスカートから射出。
アンネ フランケンシュタイン:上空から見下ろせば花開くような軌跡で戦闘領域に広がって
ファタール・ツークンフト:獰猛なまでに一直線に、気高き狼を追撃する黒騎士たちを奇襲する! 
アハゲリス・リッター:「イグニスだと!?」ビームシールドを展開すると、スラスターを噴射して対覚醒武器の距離を取る。
リッター・ザード:「機体の制御が追い付かない!や、やられる!」死角からの急襲を受け、次々に機体が切断される。
アンネ フランケンシュタイン:「……やはり手練れが揃っている。大戦以来の古強者か」 
GM:シュバルツリッターの機体も抵抗するが、こと三次元的な空間把握能力において、感覚を強化された君に及ぶべくもない。
GM:次々に機体へ喰らいつく刃を前になすすべもなく撃墜!
アハゲリス・リッター:「スターゲイザーとでも言うのか、化け物め!」大破した機体がかろうじて静動を保ち、君の機体を睨みつける様に見上げる。
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/Rザード
GM:うーん、どうしよう。せっかくだからショットランサー狙うか、マシンガンで銃撃するか
GM:銃撃狙おう。
GM:ムーヴでアハゲリスと赤炎のエンゲージに移動
GM:56mmリニアマシンガンでパッチワークウルフを攻撃
水上クロウ:こっちか!カモン!
リッター・ザード:10+2D6 MetallicGuardian:(10+2D6) > 10+6[2,4] > 16
GM:判定どうぞ!
水上クロウ:では回避で振りましょう!
水上クロウ:2d6+12 MetallicGuardian:(2D6+12) > 5[1,4]+12 > 17
水上クロウ:OK、成功!
志築アオイ:ナイス回避!
GM:うまい、避けた!
リッター・ザード:「重力にしがみつく蟻が、こそこそと!」
リッター・ザード:銃剣じみた機構でパイルバンカーと複合されたリニアマシンガンが、地を駆ける機体を狙い、銃撃を仕掛ける!
水上クロウ:「…………」 アスファルトを、建物を瓦礫に変える弾丸の雨。それを、紙一重で避けていく。
水上クロウ:狙ってそうしたわけではない。技量は仲間に遠く及ばず、身を削るような無茶が出来る状況ではない。それでも。
水上クロウ:「……大丈夫だ。死にはしない」
水上クロウ:自分も、君も、と。対象を明言することは、ないけれど。
クリス:「うん。機動力はこっちが勝ってる。足回り、気を付けて」
水上クロウ:「……ああ」 速度を落とすことなく。そして、細かく軌道を修正しながら、走り続ける。
GM:▽クリンナッププロセス/
GM:エネミー・PCともに処理なし/2Rへ移行
GM:【ラウンド2/戦闘継続】


GM:▽セットアップ
志築アオイ:私はなし!
GM:左上のアハゲリスが<指揮能力2>を使用
八谷レイト:なし!
GM:他の2部隊は……部下残ってねえ!
GM:アンネさんはディレイ使いますか?
アンネ フランケンシュタイン:Ja
アンネ フランケンシュタイン:《プロセスディレイ》使用。5HPを消費して下アハゲリスの行動値をラウンド中2D6軽減します。
GM:おっ!対象はどれにします?
アンネ フランケンシュタイン:2d6 MetallicGuardian:(2D6) > 12[6,6] > 12
GM:でっか……
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:13 → 8
GM:ファタールの下にいるアハゲリスは行動値1になります
アンネ フランケンシュタイン:onakasuitan
志築アオイ:ナイスアシスト!
水上クロウ:わあい!ナイス!
アンネ フランケンシュタイン:上空から睨みを利かせているぞ。ふはは怖かろう
GM:なんだこのプレッシャーは!?
GM:▽ラウンド2/イニシアチブ
GM:特に双方差し込みはないはずなので、行動値順の処理を順次実行
GM:▽ラウンド2/メインプロセス/ヘルカイト
志築アオイ:はい!
志築アオイ:ムーブアクション、1マス下へ移動します!
志築アオイ:カバリエは止まったら死ぬ!
GM:機動戦術がカバリエの華だぜ!
志築アオイ:その通り!マイナーアクションで主武装変更、連装マシンキャノンからビームライフルへ
志築アオイ:メジャーアクション、ツインアームズ。右上のアハゲリスへ攻撃!
system:[ 志築アオイ ] HP:13 → 9
志築アオイ:対応はありますか!
GM:なし!命中判定回しちゃえ!
志築アオイ:了解、命中!
志築アオイ:2d+14 命中 MetallicGuardian:(2D6+14) > 4[1,3]+14 > 18
志築アオイ:腐ったが多分ヒットかな!
GM:命中ですね!ダメージどうぞ!
志築アオイ:よし、ダメージ!位置撮りとムーブ&ファイアでダメージ+2d6!
志築アオイ:4d+19 ビームライフル(光) MetallicGuardian:(4D6+19) > 7[1,1,2,3]+19 > 26
志築アオイ:なんか……予測はしてた!
志築アオイ:ここで出目腐り……!
志築アオイ:光属性26点です……
アンネ フランケンシュタイン:アオイくん……
水上クロウ:Oh……
GM:<光>属性の耐久はミーレスなので高くない。でも…2点残りますねえ!
志築アオイ:ギョエーッ
GM:ドンマイドンマイ!
志築アオイ:レーダー上で敵機の反応が次々と消失する。
志築アオイ:「どうやら、本当に頼れるようだ」
志築アオイ:友軍の頼もしさにわずかに顔を緩め。
志築アオイ:「さて、露払いが本領とはいえ」
志築アオイ:向けた銃口の先には、敵指揮官機。
志築アオイ:「一機を相手に負けるわけにはいかんな」
志築アオイ:マシンキャノンで牽制射撃。ばらまいた実弾が敵の回避コースを制限。
志築アオイ:誘導したその先へと、本命の粒子ビームが放たれる
アハゲリス・リッター:「なに!?しまった!」粒子ライフルの直撃を受け、装甲が熱を帯びて爆ぜる!
アハゲリス・リッター:シールドを内蔵した左腕部が、付け根から損壊!
志築アオイ:「……ちっ、遠いか。やはり接近せねば一撃とはいかんな」
GM:▽ラウンド2/メインプロセス/刀神・赤炎
八谷レイト:おう!
八谷レイト:ムーブ・マイナーを破棄。メジャーでアハゲリスに「メタルソード」での白兵攻撃。
GM:カモン!
八谷レイト:2d6+12 MetallicGuardian:(2D6+12) > 4[1,3]+12 > 16
GM:命中!
八谷レイト:ぐ……あ、当たるか! 良かった!
八谷レイト:ダメージ!
八谷レイト:2d6+15 MetallicGuardian:(2D6+15) > 6[2,4]+15 > 21
八谷レイト:斬属性、21点!
GM:21点ダメージですね~
GM:アハゲリスの<斬>耐性は7あり……14点ダメージではなあ!
GM:落ちますね。
アンネ フランケンシュタイン:キンボシ!
志築アオイ:蓄積ダメージがでかかった!
八谷レイト:さっと演出!
GM:残りFP1なのであった…
八谷レイト:「さっきは楯にして悪かったなぁ! 悪いついでに……こいつも喰らえ!」大上段に実体カタナを振り上げる。そのまま、袈裟斬りに。一応コクピットブロックだけは外す起動で、振り下ろす。
アハゲリス・リッター:ガキィッ!
アハゲリス・リッター:大質量の一撃を受け、機体のメインフレームが大きく軋みを上げる。
アハゲリス・リッター:「くそっ……機体が持たない!脱出する!」
GM:コロニーの「空」から沈むように、火花を上げてアハゲリスが墜ちる。
八谷レイト:「一丁上がり! さぁて、お次はどいつだ!」くるりとカタナを返して。
リッター・ザード:「隊長までやられた!?……くそ、こちらも離脱する!」
リッター・ザード:僚機と指揮官機の撃墜を経て、不利を悟った機体が戦線からの離脱を敢行する。
GM:▽ラウンド2/アハゲリス組の行動/
GM:……とはいえ、残ったアハゲリスも各機大破状態なんですよね。
GM:よし、2D6振ってファンブルなら継戦
GM:2D6 MetallicGuardian:(2D6) > 11[5,6] > 11
GM:離脱!
GM:小隊の壊滅を確認した残り2部隊も、素早く離脱戦に移行する。
GM:……ひとまず、この局面においては敵機を退けることに成功したようだ。
GM:ともあれ、本格的な進撃が続いている以上、他の部隊がこちらへ攻撃を仕掛けてくる可能性もある。
GM:キミたちの損耗も少なくない以上、ここは一度退いた方がよいだろう。
クリス:「退けた……のか?」撤退を開始したリッター改修機体たちを見て。
志築アオイ:「敵機は撤退に移るようです。追撃は……不要でしょうね」
水上クロウ:「そう、らしい。……なんとか、安全なところに辿り着くことは出来そうだ」
水上クロウ:「─問題は、その先、だけれど」
アンネ フランケンシュタイン:「こちらも突発的な連戦で消耗しているからね……」
アンネ フランケンシュタイン:「各機、港へ向かうとしよう」
八谷レイト:「合点承知、っと」カタナをカバリエサイズの鞘に収納し、スラスターを吹いて飛び上がる。
志築アオイ:「了解。 赤いカバリエ、それに……パッチワークウルフ、水上君」
志築アオイ:「協力感謝する。このまま合流して港へ向かいたい。良いか?」
水上クロウ:「了解、さっきのアナウンスは俺も聞いていた。……ありがとう、おかげで助かった」
八谷レイト:「あぁ! こっちこそ、あいつら追っ払ってくれた礼が言いたいしな!」
水上クロウ:「……そうか。フォーチュン、か」
水上クロウ:自分以外の3機が発する識別信号が示すものを、改めて確認して。
アンネ フランケンシュタイン:(……あまり余裕はないが、顔を合わせるのが少し楽しみだね) 

GM:シーンカット
GM:コネクションの取得が可能です。
GM:あとPC各位には次のシーンのあと個人ミッションが渡されます。
志築アオイ:指令が!
水上クロウ:押忍!
八谷レイト:はいな!
GM:特にこの段階でコネクション取得なければ
GM:次シーン行きます!
八谷レイト:コネクションの取得は合流後の次シーンでいいかな……
志築アオイ:コネクションって取得数に制限とかあるんですっけ
アンネ フランケンシュタイン:ではアオイくんに興味で取っておこう。
志築アオイ:きゃっ
GM:特に取得数に制限はないですね。確か。
水上クロウ:では、PC間コネクションとしてレイトくんに「感心」で。他の皆には次で…!
GM:オッケー、では次シーン言って大丈夫?
八谷レイト:PC間だけ取りましょうか、志筑アオイ/感謝で取得。以上で!
志築アオイ:PC間でアンネさんにビジネスでコネクション取得、以上!
アンネ フランケンシュタイン:ではクロウくんにも好意で取っておこう。PC間ロイスだ
水上クロウ:わーい!
水上クロウ:こちらは以上であります!
志築アオイ:こちらも以上!
アンネ フランケンシュタイン:以上!


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ミドル1

GM:【ミドルシーン1】
GM:シーンプレイヤー……全員登場
GM:合流後の初顔合わせシーンなので全員登場になります。

GM:第三ポート付近に襲撃を掛けていたノイエヴォルフの機体を撃破したキミたちは
GM:無事、“リトル・ノア”へ着艦することができた。
九重イツキ:「いやー、どうもどうも!先ほどはありがとうございます!」
九重イツキ:ブリッジに案内されたキミたちを待ち受けていたのは、一見ティーンエイジャーに見紛う童顔の女性であった。
九重イツキ:朗らかな笑みを浮かべた彼女は連邦軍の士官服に身を包んでおり、肩の徽章は大尉の尉官を示している。

【NPC情報】
九重イツキ
・連邦軍大尉。24歳。

・7年前の第二次世界大戦時はガーディアン「マルコシアス」のリンケージとして、アードバーク隊に所属していた。
・その後も連邦軍に残っていたが、アーディティヤの姿勢に反発した影響で左遷を受け、適正の低い艦船指導者としての研修を受けていたところ、襲撃に遭遇した。


▽艦船情報─リトル・ノア
連邦軍の飛行巡洋艦。大気圏突入機能を備えており、地球圏でも運用可能。
武装は主砲となるAL粒子砲・副砲である連装式レーザー砲・CIWS等……であるが、本シナリオの機体はL4コロニー周辺での航行演習を想定していた為、艦砲の類は使用できない。


志築アオイ:「いえ、こちらこそ。助かりました、九重艦長」
アンネ・フランケンシュタイン:「なるほど。通りで聞き覚えのある声だった」 
九重イツキ:声からして、先ほどの緊急通信の主であるらしい。
志築アオイ:「博士はお知り合いでしたか」
アンネ・フランケンシュタイン:「この役職についてるとは思わなかったから意識から弾いていたね。恥ずかしい限りだ」
九重イツキ:「いやあ、どうもアンネさん!お久しぶりです!」
九重イツキ:「意外なところでお会いするものですね!壮健なようでなによりです!」
アンネ・フランケンシュタイン:「アードバーク隊の最も獰猛な牙の一人だったよ、彼女は」
水上クロウ:「……人のことを言えた義理ではないけれど」
水上クロウ:「みんな。随分、若いんだな」 自分以外の皆を、あまり興味なさげに、けれど不愛想という程でもない視線で見回して。
志築アオイ:「アードバーク隊……なるほど、それで」
八谷レイト:「おう、まだバリバリのハタチだぜ!」少年の言葉にわっはっは、と笑って返す。
九重イツキ:「リンケージに覚醒する方は10代の少年少女が多いと聞きますからね!」
志築アオイ:「不安にさせたならすまないな。とはいえ、これでも正規の訓練は受けているよ」
水上クロウ:「ああ、いや、こちらこそすまない。不安だとかじゃないんだ」
水上クロウ:「……頼りになる人たち。信じられる人たちだというのは、さっきの戦闘で十分理解した」
志築アオイ:「それはこちらも同じだ。存分に頼らせてもらう」
アンネ・フランケンシュタイン:「……ふむ」じぃ、と眠たげな瞳で水上を見つめる。 
志築アオイ:「まあ、頼りにする事態にならないならそれが理想ではあるんだが……」
水上クロウ:「……? フランケンシュタイン博士、だったか。……俺の顔に、何か……?」
アンネ・フランケンシュタイン:「いや、きみ一人か……と思ってね」
アンネ・フランケンシュタイン:「先のライトニング級、St.409cパッチワークウルフだったか」
アンネ・フランケンシュタイン:「少し、なにか混ざっている感覚があったが……」
水上クロウ:「…………それは」
クリス:「……ボクも同乗していた。操縦も戦闘も、彼一人の力量だけど」
水上クロウ:「……そういうこと、だ。……もしあなたが、他にも何か「混ざっている」ように感じたなら」
水上クロウ:「……それは、俺にとって。喜ぶべきことなのだろうと思う」
志築アオイ:「………?」
アンネ・フランケンシュタイン:「……なるほど」
アンネ・フランケンシュタイン:「確かに、うん。悪いものではないのだろう」 
八谷レイト:「? よく分かんねぇけど、良いものだったなら良かったな!」
アンネ・フランケンシュタイン:「そういうことだ。いや余計な話をしてすまないね」 
水上クロウ:「……ああ。ありがとう」
志築アオイ:「まあそうなんだろうが、直球だな、君は……」
水上クロウ:「……あなたには、特に助けられた。奴らの進路に割り込んでくれなければ、無茶をして推し通らなければならなかっただろうから」
水上クロウ:「改めて、礼を。……おかげで、こうしてクリスをここまで連れてこれた」
水上クロウ:赤いカバリエ。その印象に違わない、熱い言葉を口にする青年に向けて。
八谷レイト:「いやいや、正直俺の攻撃よりそっちのがよっぽど効いてたしな! ま、感謝はいくら受け取ってもいいもんだ、貰っとくよ」にっと笑う。
水上クロウ:「……本当に、真っ直ぐな人だ」 先にそう評したアオイさんに同意するように、目を丸くする。
志築アオイ:「……失礼、少々話が逸れましたね」
志築アオイ:「九重艦長。この後の方針についてお聞かせ願えますか」
九重イツキ:「そうですね!まずは現状の説明と、これからのお話をしましょう!」
九重イツキ:「当艦は皆さんの協力もあって、無事コロニーを離脱。現在はL4宙域の、ちょうど地球とL2方面、どちらも目指せる位置を取っています!」
九重イツキ:「コロニーの襲撃に関してですが、襲撃犯はノイエヴォルフの一派を名乗っています」
九重イツキ:「宣告によれば、これは連邦政府およびそれに追随するヴォルフ共和国への示威の一環と考えられますね!」
アンネ・フランケンシュタイン:「……私とアオイくんはイズモから上がって来たんだが」
アンネ・フランケンシュタイン:「目的はテロ組織デスティニーの追跡だ。恐らくは連中へ戦力を提供しているものと思われる」
九重イツキ:「デスティニーですか!また厄介な絵図が浮かびますね!」
クリス:きゅ、と。
クリス:目を逸らし、クロウの影に隠れるように。自身の服の袖を強く掴む。
志築アオイ:「タイミングを考えれば、無関係とは言えないでしょうね……」
志築アオイ:「ラーフとノイエヴォルフは事実上の同盟関係、という話もありますし。必ずしも目的が一致するわけではありませんが」
水上クロウ:「……関係あるかどうかは、分からないけれど」
水上クロウ:「あのコロニーでは、あまりいない類の連中が、この子を……クリスを追っていた」
水上クロウ:「……保護、というわけではないけれど。この子が安全に過ごせるようにも、してやりたい」
志築アオイ:「それは……勿論、民間人の保護は任務に含まれるが……」
アンネ・フランケンシュタイン:(……最悪の線を考慮すれば、うん)
九重イツキ:「なるほど!……初めまして。ちゃんとした自己紹介がまだでしたね!私はこの艦の艦長を務めることになった九重イツキと申します!」
九重イツキ:ずずい、と朗らかな笑顔をクリスに近づける。
九重イツキ:「あなたのお名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
クリス:「クリス。……ただのクリスだ」
九重イツキ:「そうですか!よろしくお願いしますね、クリスさん!」
水上クロウ:「……圧が強いけど、悪い人じゃない。と思う」
水上クロウ:「……だよな?」 クリスに向けてそう言った後、旧知らしきアンネさんに、確認するように。
アンネ・フランケンシュタイン:「……善人であることは保証しよう」
志築アオイ:「クリス君。一つ良いだろうか」
クリス:「……よろしく」
クリス:「なに?ボクにわかることなら、答えるけど」
志築アオイ:「先程、水上君は『君が追われていた』と話していたが……」
志築アオイ:「その理由について、何か心当たりはあるか?」
志築アオイ:「個人的で話したくない事情だというなら無理にとは言わない……が、」
志築アオイ:「今回の一件に関係している可能性があるなら、知っておきたい」
クリス:「それは……」
クリス:「……ごめん。言いたくない。今は、まだ」
志築アオイ:「……そうか」
水上クロウ:「……気遣い、ありがとう。あなたも、いい人だな」
志築アオイ:「気遣い?」
水上クロウ:「子供に無理強いをしない人は、いい人だ」
志築アオイ:「無理に聞き出した話など、どこまで信用できるかも疑わしい」
志築アオイ:「非効率だからしないだけさ。そこまで私は優しくないよ」
アンネ・フランケンシュタイン:「御覧の通り彼は良い奴なんだ」
水上クロウ:「そうか。……うん。こうして理由を教えてくれるんだから、やはり、いい人なんだと思う」
アンネ・フランケンシュタイン:「レイトくんもそう思うよね」
八谷レイト:「あぁ。素直に受け取っときゃいいのになぁ」なぁ?とクロウ君とクリスに向けて。
九重イツキ:「あはは。それも一理ありますね!ただ、この状況下で理性的に振舞えるあなたは、充分良識的な人物だと思いますよ!」
志築アオイ:「博士……全く君たち、あまりからかっても面白くないぞ、私は」
九重イツキ:「クリスさんは、慣れない戦闘に巻き込まれてお疲れでしょう!避難民の皆さんには、可能な限り船室を用意しています。あなたも後でご案内しますね!」
クリス:「……ありがとう」
水上クロウ:「ああ、世話になる。…………」
志築アオイ:「連中から追撃が放たれる可能性がある。こちらは機体の整備と補給を進めておきます」
水上クロウ:九重艦長に、やはり律義に礼を述べてから。少しの間、考えこむような仕草。
九重イツキ:「助かります。このリトル・ノア、ご覧の通りの航行練習艦で、艦砲の類は期待できませんからね!……戦闘を避けれるなら、それが一番なのですが!」
志築アオイ:「ええ。私も戦闘が起きないよう、願っておきますよ」
アンネ・フランケンシュタイン:(嵐の獣を島流しとは、なんとまあ勿体のないことを……)
志築アオイ:「奴らはまだ戦争が終わっていない、などと言っているようだが……」
志築アオイ:「戦争も戦闘も、起こらないならそれに越したことはないんだ」
水上クロウ:「……クリス」
水上クロウ:皆が率直に─少なくとも、自分はそう感じた─意志を述べるのだから。
水上クロウ:「俺が君をここまで連れて来たのは、俺がそうしたいと思ったからだ」
水上クロウ:「……何があったとしても、それは変わらない。これだけは、言っておかないといけないと思う」
水上クロウ:言いたいと思ったことは、言える間に。伝えられる間に、伝えておかなければ。
水上クロウ:そういった思考を言語化するより早く、想いが口から零れた。
クリス:「うん。ありがとう、クロウ」
クリス:それまでやや硬かった表情がふわり、と。花のように和らいで、微笑みを浮かべる。
クリス:「キミには、感謝してる」
水上クロウ:「そうか、なら」
水上クロウ:「─よかった」
水上クロウ:少しばかり早すぎる安堵に、僅かだけれども。鉄面皮を緩めて。

GM:コネクションの取得が可能ですー
GM:舞台裏処理はありませんが、全員リトル・ノアへの着艦と同時に
GM:機体のFP/EN/弾数およびリンケージのHPが全開します。
志築アオイ:購入はまだできない感じですかね!
アンネ・フランケンシュタイン:やったね
志築アオイ:あっ回復!助かります!
system:[ 志築アオイ ] HP:9 → 20
GM:このゲームの購入はですね!舞台裏に入らないとできないんですね!
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:8 → 21
八谷レイト:補給助かる!
志築アオイ:なんとぉ!
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] EN:27 → 34
system:[ 八谷レイト ] HP:12 → 19
水上クロウ:ありがたい…!
志築アオイ:シーンに出ている限り買えない!なんてこったい
GM:つまり、シーンに登場しないPLだけが購入判定に挑める感じですね
アンネ・フランケンシュタイン:九重イツキに「懐旧」で取得して以上。
水上クロウ:コネクションはアオイさんに「感服」、アンネさんに「信頼」、九重艦長に「誠意」で!
志築アオイ:まあ追加弾倉二つあればとりあえず大丈夫か……
アンネ・フランケンシュタイン:レイトくんにも「信頼」で取っておこう
八谷レイト:アンネさんに「興味」、クロウ君に「友情」、九重さんに「誠意」で取得しましょう
八谷レイト:以上で!
志築アオイ:クロウ君に「誠意」、レイト君に「興味」、九重さんにも「誠意」かな
志築アオイ:以上で!
水上クロウ:こちらも以上となります!
GM:あと個人ミッション追加!
志築アオイ:あっそうだ!ミッション!
GM:PC1:水上クロウ【ミッション:クリスを助ける】
GM:PC2:八谷レイト【ミッション:リトル・ノアを守護する】
GM:PC3-4:志筑アオイ/アンネ・フランケンシュタイン
GM:【ミッション:アルノルディーを撃破する】
アンネ・フランケンシュタイン:任務了解! 
志築アオイ:了解!
水上クロウ:受領!
八谷レイト:合点!
GM:オーケー!

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マスターシーン

GM:【マスターシーン】
GM:リンケージ達が“リトル・ノア”と共に脱出を果たした、同時刻。
GM:L4コロニー・連邦政府大使館。
GM:ノイエヴォルフにより制圧されたこの施設は、押収された設備と共に、コロニー内部での活動拠点の一つとなっていた。
???:「……失礼します」
GM:将校の集まる作戦会議室に、一人の若い女が入室する。
GM:薄紫の髪に、怜悧な目鼻立ち。20代半ばと思われる女は、旧ヴォルフ公国の意匠を引き継いだ黒い士官服に身を包んでいる。
GM:肩の徽章は特務大尉。機動部隊の指揮を執る、小隊長の身分を示すものである。
マリア・ユングフラウ:「シュバルツリッター、マリア・ユングフラウ。ここに」室内に入ると、将校に敬礼をして見せる。
ゲゼフ中佐:「大尉。よく来てくれた」
ゲゼフ中佐:「このコロニーの制圧に際しても、貴君の隊は特によく働いてくれたと聞いている」
マリア・ユングフラウ:「いえ。そのためのシュバルツリッターであります」
GM:敬礼を崩さぬマリアの答えに対し、ゲゼフは満足げに笑う。
ゲゼフ中佐:「その働きを見込んで、大尉にはもう一つ頼まれてほしいことがある」
マリア・ユングフラウ:「任務でありますか」
ゲゼフ中佐:「そうだ。……我々が<アルノルディー>と呼んでいるものがある」
ゲゼフ中佐:「ノイエヴォルフが連邦の連中に確たる姿勢を示すためには、大事な代物だ」
マリア・ユングフラウ:「その<アルノルディー>が、何か?」
ゲゼフ中佐:「うむ。兵器自体は無事入手したのだがな。あろうことか核となる部品を、連邦に奪われたというのだよ」
ゲゼフ中佐:「大尉とシュバルツリッター隊には、その奪還を務めてもらいたい」
マリア・ユングフラウ:「奪還ですか。……その荷物とは、どういう物なのです?」
ゲゼフ中佐:「それを知る人物を、君の隊には同行させてもらいたい」
マリア・ユングフラウ:「協力者」そこで、マリアは将校の傍に控えた人物に目をやる。
ゲゼフ中佐:「うむ。紹介しよう。……さ、名乗りなさい」
GM:ゲゼフが手招きすると、傍らに控えた少年がマリアの前にやってくる。
GM:少年は微笑んで見せると、マリアに握手を求める。
カスパル:「初めまして、大尉どの」
カスパル:「カスパル。……カスパル・ナヴァグラハです」
カスパル:「短い付き合いになると思いますが、道中よろしくお願いします」


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ミドル2

GM:【ミドルシーン2】
GM:シーンプレイヤー 八谷レイト(他全員登場可能)
GM:登場するシーンプレイヤー以外のプレイヤーは
GM:ここから登場判定が必要になります。
GM:幸運B+2D6で9以上出すしかない!
アンネ・フランケンシュタイン:そんな~
志築アオイ:結構たいへん!
GM:この場面にいそうなNPC(九重イツキ・クリス・シーンPC)へのコネクションがあれば
GM:固定値が+2されます。
水上クロウ:幸運Bは高くても4!コネがないと大変だぜ!
アンネ・フランケンシュタイン:4+2d6>=9 九重くんへのコネを使おう MetallicGuardian:(4+2D6>=9) > 4+10[4,6] > 14 > 成功
水上クロウ:4+2+2d6>=9 ではクリスへのコネ込みで。 MetallicGuardian:(4+2+2D6>=9) > 4+2+7[1,6] > 13 > 成功
志築アオイ:イツキさんやレイト君へのコネで固定値+2
志築アオイ:2d6+3+2>=9 MetallicGuardian:(2D6+5>=9[12,2]) > 5[2,3]+5 > 10 > 成功
志築アオイ:あぶなっ!
志築アオイ:持つべきものはコネ……
GM:ほう…全員登場ですか やりますね(眼鏡クイッ)
GM:ではまず皆さんにはリサーチを行ってもらいます。
GM:【判定方法】
GM:【理知】もしくは【知覚】
GM:目標値 10
GM:PP入手方法 一番大きい達成値を出したリンケージが1D6点取得

GM:ここまでは通常のシナリオクラフト通り。
GM:さて、シナリオクラフトだと目標PPが16点なのですが
水上クロウ:結構多い。
GM:遠い!ので、試験的な機能として
GM:一番目標値が多いリンケージ以外にも
GM:【達成値を出した人数】点のPPが追加されるものとします。
志築アオイ:やったー
水上クロウ:イヤッター!
アンネ・フランケンシュタイン:なるほど、そこは成功数x1と
GM:達成値へ到達すればするほど有利!
八谷レイト:やっほう!
志築アオイ:あ、私隠れ家持ってます
志築アオイ:シーンに登場してるキャラクターの情報収集判定に+1なんですが、使えますか?
GM:オッケーとします
志築アオイ:やった!ありがとうございます
水上クロウ:ありがたい…!
アンネ・フランケンシュタイン:さて、それでは判定に入ろうか 
GM:やっちゃえー!
アンネ・フランケンシュタイン:6+1+2d6>=10 【理知】で判定しよう。 MetallicGuardian:(6+1+2D6>=10) > 6+1+4[2,2] > 11 > 成功
水上クロウ:ですね。ではこちら、能力値Bが6の知覚にて!
水上クロウ:6+1+2d6>=10 MetallicGuardian:(6+1+2D6>=10) > 6+1+7[1,6] > 14 > 成功
志築アオイ:はーい、知覚も理知も4に隠れ家で+1!
志築アオイ:2d6+4+1>=10 MetallicGuardian:(2D6+5>=10[12,2]) > 6[3,3]+5 > 11 > 成功
志築アオイ:ふう。
八谷レイト:【知覚】で判定!
八谷レイト:2d6+5+1>=10 MetallicGuardian:(2D6+6>=10[12,2]) > 7[1,6]+6 > 13 > 成功
水上クロウ:イエーイ!!
志築アオイ:皆えらい!
アンネ・フランケンシュタイン:ばっちりだね
志築アオイ:一番高いのはクロウ君かな?
GM:情報将校の集まりかな?
GM:一番高いのはクロウ君ですね!さすが!
GM:1D6振り給え……
水上クロウ:1d6 MetallicGuardian:(1D6) > 4
GM:つっよ
アンネ・フランケンシュタイン:良い出目
八谷レイト:さすが
GM:PP7/16ですね!
志築アオイ:優秀
水上クロウ:OKOK、いい感じ!
アンネ・フランケンシュタイン:既に半分近く分かってしまった
GM:このシナリオではPP4点達成するごとに、トリガー的にイベントが発生し、シナリオが進行します
水上クロウ:ほうほう。
GM:PP4……“リトル・ノア”がL4宙域のラグランジュポイントに到達。一行は地球と月、目指す先を選択することになる
GM:【リトル・ノア/ブリーフィングルーム】
GM:L4コロニーを脱出して数時間。キミたちは一時艦内の避難所や格納庫などでそれぞれの時間を過ごしていたが
GM:再び九重イツキによってブリーフィングルームへ召集を受ける。
九重イツキ:「さて!改めて現在の状況をご説明しますね」
アンネ・フランケンシュタイン:ゼリー状の栄養食を片手に話を聞く。
九重イツキ:「本艦は現在、当初の予定通りL4宙域のラグランジュ点付近に到達しました」
九重イツキ:「こちらの航図をご覧いただければおわかり頂けるように、ここから地球へと月へは、凡そ直線で似たような速度で到達が可能です」
志築アオイ:「ルートは二つ……どちらに向かうべきでしょうか」
水上クロウ:「どちらも等距離なら、より安全な方へ……というのが定石だろうけど」
水上クロウ:「……どちらが安全かなんて、今は分からないか」
九重イツキ:「その点を踏まえて、それぞれのメリットとデメリットを説明しましょうか!」
アンネ・フランケンシュタイン:「月方面へ向かう場合は暗礁宙域への接近が必要かな……」
アンネ・フランケンシュタイン:「こちらはノイエヴォルフ、地球方面はデスティニーの勢力が強まるだろうか」
九重イツキ:「アンネさんの仰るように、地球圏へ向かう場合は」
九重イツキ:「ノイエヴォルフ派の追撃の手が弱まる点に期待ができますね!」
志築アオイ:「それが地球へ向かうメリットであると。ではデメリットは?」
九重イツキ:「そうですね。これは連邦という組織の問題点でもあるのですが」
九重イツキ:「地球圏の人々もまた、ノイエヴォルフが地上まで手を出すことは滅多ということを重々知っています。つまり、救援の類は一切期待できないということですね!」
九重イツキ:「また、このルートは細々とした補給路こそあるものの、月方面ほど大きな拠点地域が存在する航路でもありませんので」
九重イツキ:「途中で襲撃を受けるとちょっと面倒かもしれません!」
九重イツキ:「以上が、大気圏への降下を目標にした場合のメリットとデメリットですね!」
アンネ・フランケンシュタイン:「滅多な事態があれば不利、イニシアチブを握られる形になるね」
八谷レイト:「個人的な話をするなら地球に帰りたいけどな。店閉めっぱなしってのも困るしよ」本業は鳳市のジャンク屋なのだ。
志築アオイ:「ほぼ自力のみでの脱出になると……」
アンネ・フランケンシュタイン:「私とアオイくんも鳳市から上がってきているしね」
八谷レイト:「でもまぁ、月へ向かう方の話も聞いとかないとな!」
九重イツキ:「月方面への進行ですが」
アンネ・フランケンシュタイン:(連中の作戦目標は未だ不明瞭。この船に襲撃する理由があるかという話になるが……)
九重イツキ:「こちらの宙域にはスターゲートがあります。連邦宇宙艦隊の統合本部ですね!」
九重イツキ:「また、共和国の防衛隊も多数駐屯しています。つまり、L4コロニーとは比にならない防衛戦力が揃っている、ということです」
九重イツキ:「ここまで到達できれば、彼らも手出しはできないでしょう」
アンネ・フランケンシュタイン:「その分向こうの攻め手が緩むことはない……一層苛烈になると予測できるね」 
九重イツキ:「はい。また、デメリット……となるかどうかは半々ですが」

九重イツキ:「皆さんもご存じの通り、こちらには暗礁宙域が存在します」
九重イツキ:「いざとなればこちらが逃げ込むこともできますが、敵もゲリラ戦は得意とするところですからね!」
九重イツキ:「襲撃地点の想像がつきやすい、という点ではメリットかもしれません」
水上クロウ:「この艦に、俺たちの機体以外に戦力がないのなら。備えができるのは、大きなアドバンテージだ」
志築アオイ:「敵の狙いをある程度限定できる……と」
九重イツキ:「はい。鳳市から来てくださった皆さんは、勿論最終的には鳳市へ降りて頂きますので、その点はご安心を!」
九重イツキ:「この艦で地球へ不時着するか、L1宙域で正規のシャトルで降下していただくかの違いですね!あはは、全然些細とは言えませんね!」
水上クロウ:「……昔から、こういう人なのか」 あまり変化のない表情に、頭痛を堪えるような色を滲ませて、アンネさんに尋ねる。
志築アオイ:「この状況でそのジョークで笑えるのは、剛毅と安心して良いものかどうか……」
アンネ・フランケンシュタイン:「明るくて良い子だろう?」 
八谷レイト:「湿っぽいよりはよっぽどいいぜ! 気に入った!」
志築アオイ:「博士、年下には全員それ言うわけじゃないですよね……?」
水上クロウ:「そうか……うん。みんな色んな意味で凄い人だというのは、よく分かった」
水上クロウ:淡々とそう口にする声に、不快な感情は無い。
アンネ・フランケンシュタイン:「しかつめらしくして、状況が好転するわけでもないからね」
アンネ・フランケンシュタイン:「逆はそうでもなかったりする……さて」
志築アオイ:「まあ、それは確かに」
アンネ・フランケンシュタイン:「私は月ルートに一票といったところかな」
アンネ・フランケンシュタイン:「不確定要素は神経を削る。宇宙では特にね」
水上クロウ:「同じく、月がいいと思う。……ゲリラ戦なら、仕掛けるのも仕掛けられるのも慣れているし」
水上クロウ:「フランケンシュタイン博士の言う通り。不確定な……不安な要素は、あまり好ましくない」
水上クロウ:意識を向けるのは、自分の内側ではなく。ブリーフィングに出席している、もう一人の逃亡者。
クリス:「……そうだね。ボクも同意見」
クリス:頷いて見せる。
志築アオイ:「八谷君、君の意見は?」
八谷レイト:「ま、最終的に鳳に戻れるんなら、多少の誤差は気にしないさ。店に来たらシャッター下りてる商店街の皆には地球に帰った後謝ろう」
八谷レイト:「ジャンクの事はジャンク屋に、戦闘の事は戦闘屋に聞くのが一番だ。その専門家が月に行くべきっていうんなら、俺は従うぜ」
志築アオイ:「特に反論はなし、と。……大きく意見が割れなかったのは喜んで良いところかな」
志築アオイ:「一応私の考えも述べておくと、そもそもノイエヴォルフの目的が分からない」
志築アオイ:「彼らの目的がコロニーの確保、あるいはコロニーの中の何かにあるのなら」
志築アオイ:「そもそも、我々への追撃はそれほど熾烈にはならないだろう」
志築アオイ:「コロニーの制圧を置いてもこちらを追ってくるというなら、どちらのルートを取っても危険は同じだ」
志築アオイ:「なら、ある程度タイミングを予測できる月に向かったほうが良い……と、考える」
九重イツキ:「そうですね。こちらは軍艦とはいえ現状は避難船なわけですし」
九重イツキ:「彼らが襲撃を掛けないならそれに越したことはありません。……というか、非武装船に攻撃を掛けるなんて、非人道的行為は勘弁願いたいところですね!」
九重イツキ:「ただ、アオイ君の言うように彼らのそもそもの狙いが一切不明な以上、襲撃の可能性もやはりある程度は想定すべきでしょうね」
九重イツキ:「……何と言いますか、以前の経験がいやに重なるもので!いやなデジャヴなんですが!」
志築アオイ:「前回があって、上手く切り抜けたなら今回も上手くいくでしょう」
アンネ・フランケンシュタイン:「前は攻め手側だった私もいるしね」
志築アオイ:「藪蛇だったようだ」
水上クロウ:「……先達の知恵と経験を頼りにできるなら、ありがたく頼らせてもらう」
九重イツキ:「チトセさんもこういう心境だったんでしょうか!いやー、柄にもなく緊張しますね。あはは!」
九重イツキ:「さて。それでは本艦はこれより、月方面へ向けて進路を決定します!」
九重イツキ:「万が一の場合はフォーチュンの皆さんの力をお借りすることになるかもしれません。できれば交戦は避けたいところですが、その時はよろしくお願いしますね!」
九重イツキ:「では、各自解散ということで!」
志築アオイ:「了解。よろしくお願いします」
アンネ・フランケンシュタイン:「各自しっかり休んでおくようにね」白衣のポケットから新しい栄養食を抜き取りながら部屋を後にする。
八谷レイト:「あいよっ、そんじゃあな!」
水上クロウ:「ああ。……じゃあ、また」

GM:コネクションの取得くらいしかできることがないんですが
GM:特に取得必要な方はいらっしゃらない……?
アンネ・フランケンシュタイン:いらないかな
八谷レイト:コネクションは既にいっぱいとったので大丈夫かな
志築アオイ:大丈夫かな
水上クロウ:ですね、こちらは取れる分は取ってるはず!
GM:では次シーンへ!

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ミドル3

GM:【ミドルシーン3】
GM:シーンプレイヤー……水上クロウ(他登場可能)
GM:※PP8到達で戦闘が発生します
八谷レイト:登場判定しましょう! クロウ君にはコネ取ってある!
アンネ・フランケンシュタイン:難易度は相変わらず9かな
志築アオイ:登場判定しましょうか、必ずしも登場できるとも限らないし……
八谷レイト:2d6+6>=9 MetallicGuardian:(2D6+6>=9[12,2]) > 4[1,3]+6 > 10 > 成功
アンネ・フランケンシュタイン:4+2d6>=9 アンネ、いきまーす!クロウくんのコネ使用 MetallicGuardian:(4+2D6>=9) > 4+8[3,5] > 12 > 成功
志築アオイ:2d6+3+2>=9 MetallicGuardian:(2D6+5>=9[12,2]) > 7[3,4]+5 > 12 > 成功
志築アオイ:成功!
GM:リサーチ!
GM:現在PPは7/16
GM:引き続き理知/知覚で目標値10です
水上クロウ:いえーい!では引き続き知覚に、アオイくんの隠れ家も乗せて!
志築アオイ:どっちでも4だ!隠れ家効果で+1!
水上クロウ:6+1+2d6>=10 MetallicGuardian:(6+1+2D6>=10) > 6+1+10[4,6] > 17 > 成功
アンネ・フランケンシュタイン:6+1+2d6>=10 【理知】で判定 MetallicGuardian:(6+1+2D6>=10) > 6+1+7[1,6] > 14 > 成功
八谷レイト:【知覚】で判定!
志築アオイ:2d6+4+1>=10 MetallicGuardian:(2D6+5>=10[12,2]) > 4[2,2]+5 > 9 > 失敗
水上クロウ:がんばりました。
志築アオイ:おっふ
八谷レイト:2d6+5>=10 MetallicGuardian:(2D6+5>=10[12,2]) > 5[1,4]+5 > 10 > 成功
アンネ・フランケンシュタイン:さすがクロウくん
志築アオイ:すまねえ……すまねえ……
八谷レイト:ええんやで
GM:まあ……そういうこともある!
志築アオイ:まあ隠れ家分仕事はしている
アンネ・フランケンシュタイン:隠れ家ありがとうね!
志築アオイ:ありがとうー
水上クロウ:ありがてえですよ本当に…。ではPPも振ってしまいますね。
水上クロウ:1d6+2 MetallicGuardian:(1D6+2) > 3[3]+2 > 5
GM:振っちゃえー!
水上クロウ:よしよし。
アンネ・フランケンシュタイン:これで12点か
GM:12ですね!
志築アオイ:残り4!
GM:ではそれぞれのイベントを事前に公開しちゃいます
GM:PP8……マリア・ユングフラウ及びカスパルの部隊が接触。
GM:PP12……クリスの脱走未遂。正体が露見。
志築アオイ:クリス君!?
八谷レイト:クリス!?
水上クロウ:未遂!
アンネ・フランケンシュタイン:さて、正体とはどうなるかな
アンネ・フランケンシュタイン:総じて穏やかではなく、わくわくするね
GM:【L4宙域~月方面航路/リトル・ノア艦内】
GM:キミたちがそれぞれ思い思いに、艦内で待機していたころ。
クリス:「クロウ。ちょっといいかな」
クリス:真剣さを帯びた、やや切り詰めたような表情で、待機中のクロウを呼び止める。
水上クロウ:「うん。何だろう。……世間話、というわけではないか」
クリス:「うん。みんなにも話すつもりだけど、まずはキミに聞いてほしい」
クリス:「ボクは……」
GM:クリスが何事かを言いかけたその時、艦内にけたたましい警報音が鳴り響く。
水上クロウ:「っ……」
GM:傭兵としての活動経験があるキミはわかるだろう。警戒態勢への移行警報。
リトル・ノア副長:「こちらリトル・ノアブリッジ。識別不明の機体接近をレーダーが感知」
リトル・ノア副長:「艦内のクルーは第一種戦闘配備。避難民を安全区画へ移動のうえ対応急げ」
リトル・ノア副長:「フォーチュン所属の傭兵各員は、至急作戦室へ召集願います」
水上クロウ:「クリス。すまないけれど、話は─」
クリス:「……そうだね。また後で。」
クリス:「クロウ。……気を付けて」悲痛そうな、申し訳なさそうな表情で、キミを送り出す
水上クロウ:「うん。また、後で」
水上クロウ:そう、当たり前の返事を返して。足早に歩みを進めて─。
GM:【リトル・ノア/ブリッジ・作戦指令室】
GM:キミたちがブリッジの様子をうかがうと、そこは非常に緊迫した空気が漂っている。
リトル・ノアクルー:「接近機体の識別確認。MBM改修型、L4で見たやつと同じタイプです!」
リトル・ノアクルー:「それから……追加の識別確認。一機は黒いアハゲリス、もう一機は……ヴィクラマ!?」
アンネ・フランケンシュタイン:「アビスミーレスは少数……主体はノイエヴォルフのようだが」艦内自動販売機で購入したハンバーガーを食べながら。 
九重イツキ:「アオイくんたちの懸念が現実になりましたね。……発艦演習用のサンダーボルトがありましたね?各機のジェネレータを艦の主砲用と接続してください」
九重イツキ:「整備班長は前大戦への参加歴がありますから、彼はやり方を知ってます」
九重イツキ:「それから、フォーチュンの皆さんにも出撃準備を……おや、既にお揃いでしたか!」
水上クロウ:「ああ、こっちはいつでもいける。……コロニーで戦った奴らだけじゃない、というのは」
水上クロウ:「明らかにこっちを狙ってきている、ということでほぼ確定、か」
志築アオイ:「色の違うアハゲリスは指揮官機でしょうね。ヴィクラマ、は」
志築アオイ:「やはりデスティニーが関わっていた。水上君の言う通りこれで確定、だろうな」
アンネ フランケンシュタイン:「アートマ……ラーフ帝国製の強化人間が搭乗していると思われる。艦に取り付かせないよう警戒してくれ」
アンネ フランケンシュタイン:「……ところでクリスくんの所在は把握しているかな?」クロウくんへ。 
水上クロウ:「……?ああ、つい先ほど会ったばかりだ。話をしようとしたところで、警報が鳴って、俺はここに」
水上クロウ:「……また後で話をしよう、と言って別れたけれど……」
アンネ フランケンシュタイン:「……そうか。それはまた、間の悪いことだったね」
志築アオイ:「では、話の続きを聞くためにも」
志築アオイ:「そうそうに撃退せねばならんな」
八谷レイト:「おう! 小難しい話がないんなら、いつでも出れるぜ! 整備は万全だ!」
アンネ フランケンシュタイン:「心強い限りだ……宇宙戦に不慣れな者は艦の位置を忘れないよう心がけること」
アンネ フランケンシュタイン:「何かあってもまずは落ち着いてレーダーを頼るように」
九重イツキ:「こちらもミーレスを砲台にして牽制射撃で支援します」
水上クロウ:「ああ。……戻る場所を見失っては、何にもならない。気を付ける」
九重イツキ:「出力は比べ物になりませんが、当たれば足止め程度はできますので!」
志築アオイ:「頼らせていただきます。オーバーロードとはいえヴィクラマならば、こちらも仮想敵だ」
志築アオイ:「稼働テストにはちょうど良い。結果を出させてもらいましょう」
リトル・ノア通信士:「艦長!接近中の敵機アハゲリスから通信です!」
九重イツキ:「繋いでください。皆さんは格納庫へ。通信は皆さんの端末と双方向性にしておきます」
アンネ フランケンシュタイン:「うむ」ハンバーガーの包み紙を突っ込んだ白衣を脱ぎ捨て、パイロットスーツになって格納庫へ。 
マリア・ユングフラウ:「連邦の船へ告ぐ。自分はシュバルツリッターのマリア・ユングフラウ」

【NPC情報】
<戦乙女>マリア・ユングフラウ
ノイエヴォルフの特殊機動戦部隊「シュバルツリッター」を率いる若き女軍人。
〈ティラネウスの海竜〉イゾルデ・フォン・グリューニングの麾下に属し、若くして特務大尉として機動部隊の中隊長を務める。
任務であれば過激な手段も辞さないが、イゾルデ同様に奈落兵器の使用には否定的。
ユングフラウ(乙女)というのは若輩ながら機甲騎士として活躍する彼女を嫌う敵対派閥からのやや皮肉の籠った通り名であったが、彼女自身の働きと併せて現在ではノイエヴォルフの黒い戦乙女、黒騎士などと呼ばれる。
7年前は学徒兵であり、大戦末期の混乱の中でイゾルデ率いる艦隊に回収されて以来ノイエヴォルフに所属している、と周囲に語るが、その経歴には謎も多い。
最も、大戦末期の混乱の中で生まれた経歴の不透明なテロリストなど機甲歴においては(悲しいことに)さほど珍しいことでもないのだが。


GM:パイロットの名乗りに、ブリッジがにわかにざわつく。
リトル・ノアクルー:「ヴォルフの黒い戦乙女……エースじゃないか!」
マリア・ユングフラウ:「貴艦への要求は二つ。ただちに停船し、そちらの船にある荷物を我々に返していただきたい」
九重イツキ:「あはは、どーもどーも!なかなかに物騒な姿勢でのお申し出、恐縮です!」
水上クロウ:「……?何か積み荷があったり、コロニーで回収したなんて話は……」
水上クロウ:なかったはずだ、と。出撃準備を進めながら、首を傾げる。
アンネ フランケンシュタイン:「打ち上げたものはアートマ、機体。それから奈落獣と思しきコード……」
九重イツキ:「一応お伝えしておきますが、こちらは避難民を載せた救助船です!そちらの仰るような荷物には心当たりがありませんね!」
志築アオイ:「さて。荷物というのが物のことか、あるいは……」
アンネ フランケンシュタイン:「……アビスシード」 
八谷レイト:「……つまり、誰か、ってことか? そんなのぽいぽい渡せるもんかよ!」
マリア・ユングフラウ:「要求を拒否するならそれもよし。だが、その場合我々は貴艦を攻撃させていただく」
マリア・ユングフラウ:「こちらとしても民間人が乗った船を攻撃するような真似は避けたい。荷物については、貴艦の停船後、我々の同行者が改めさせていただく」
マリア・ユングフラウ:「積荷がなければそれで結構。我々は貴艦には手出しせず、そのまま引き上げるだけだ。だが抵抗するようであれば、相応に痛い目を──」
アンネ フランケンシュタイン:「詳細を知るはデスティニー側のみといったところかな──」
GM:リトル・ノアとシュバルツリッターの間で睨み合いが発生しつつあったその時。
志築アオイ:「ノイエヴォルフは必ずしも、奈落兵器に肯定的ではありませんからね」
GM:随伴していたデスティニーの機体が急動。リトル・ノアに目掛け強襲機動を仕掛ける!
マリア・ユングフラウ:「───カスパル中尉!交渉中だぞ!」
カスパル・ナヴァグラハ:「特務大尉どのはまどろっこしいんですよ!」
カスパル・ナヴァグラハ:「荷物を確かめるなら、もっと確実な方法があるでしょう?邪魔な箱など、壊してしまえばいいんですよ!」
GM:ヴィクラマの改修機を筆頭とする、デスティニー所属と思われる機体が先行をかける。
八谷レイト:「……てめぇ、そんなことしたらどうなると思ってやがる! 交渉ならともかく、黙って殴られるのだけは勘弁だ! 俺は出るぜ!!」
九重イツキ:「足並みが取れていないのでしょうか。はた迷惑なことです!」
志築アオイ:「やはり一枚岩ではないか。あちらは問答無用のようだ……!」
九重イツキ:「皆さん、発艦を急いでください!避難民を危険に晒すわけにはいきません!」
アンネ フランケンシュタイン:「……この感覚は!」脳に響く苦痛に頭を抑えつつ、何処かを睨む。
志築アオイ:「八谷君に同感だ。自分から殴るのはごめんだが、殴られたら殴り返されると教えてやらねばな」
九重イツキ:「砲撃班、機動隊のダミー射出を!こうなってしまっては仕方ありません!」
志築アオイ:「博士?」
GM:アンネさんは、ヴィクラマの改修機から、粘つくような、突き刺すような悪意が放たれていることを感じ取るかもしれません。
アンネ フランケンシュタイン:「開戦は避けられなさそうだ、ということだよ」
GM:エゴを強化された兵士特有の、邪悪な気配ですね。
水上クロウ:「……ああ。こちらも出る。この艦を、やらせてなるものか……!」
志築アオイ:「……了解」
志築アオイ:「志築アオイ、ヘルカイト、出ます」
八谷レイト:「八谷レイト、赤炎! 出るぜ!!」
アンネ フランケンシュタイン:頭痛の原因はこの身に伝わる脳量子波、人造強化人間の垂れ流す剥き出しの敵意だけではない。
アンネ フランケンシュタイン:かつてそれらを生み出した己の罪、同類が今なお犯し続ける業を突き付けられているのだから。
アンネ フランケンシュタイン:「故にこそ、私が斬らねばならん」 
アンネ フランケンシュタイン:「アンネ、ファタール・ツークンフト。出る!」

GM:【交戦開始】


【宇宙空間:地形情報】
密集宙域:通行不能。【部分遮蔽】を提供
※部分遮蔽……このスクエアを挟んで射撃・砲撃で攻撃する場合、リアクション側の達成値+2。イグニスはこの地形効果を無視可能。

【エネミー情報】
雷剛 行動値13 機体サイズS/モブ・ミーレス
リッター・ザード 行動値7 機体サイズM/モブ・ミーレス
アハゲリス・リッター(マリア専用機) 機体サイズM/カバリエ
※本戦闘では加護は使用しない
ヴィクラマ・ディヴァーナ(カスパル機) 機体サイズM/カバリエ?/アビスミーレス
※本戦闘では加護は使用しない


GM:▽ラウンド1─セットアップ
アンネ フランケンシュタイン:このラウンドではなし。
志築アオイ:こちらはなし!
八谷レイト:ない!
マリア・ユングフラウ:<指揮能力2>を使用。指揮下のRザード全員の判定値+2
マリア・ユングフラウ:独断専行を掛けたカスパルを、苦々し気に見つめる。 
水上クロウ:こちらもなし!
マリア・ユングフラウ:「アートマという兵士、扱いにくいとは聞いていたが……ゲゼフめ、面倒な案内人を用意する」
マリア・ユングフラウ:(アルノルディーという兵器、それほどのことをしても抑えたいものということか? ……これは、状況を一度見据える必要があるな) 
マリア・ユングフラウ:発艦したガーディアンを目に、再度不敵な笑みを浮かべる。
マリア・ユングフラウ:「フォーチュンのガーディアンか。敵の艦長はなかなかの食わせ者と見た」
マリア・ユングフラウ:「各機、警戒しろ!……ひとつ、我が隊の運勢を占ってもらうとしよう!」
GM:▽Round1/メインプロセス/ヘルカイト
志築アオイ:はい!イニシアチブに何もなければ動かせてもらいます
GM:イニシアチブ行動はないですね!
志築アオイ:ではムーブアクション、D-4へ移動します
志築アオイ:マイナーアクションで装備をビームライフルから連装マシンキャノンへ変更
志築アオイ:メジャーアクション、ツインアームズ。対象を決定前にマルチロック
system:[ 志築アオイ ] HP:20 → 13
志築アオイ:範囲2攻撃、対象スクエアはB-4
志築アオイ:敵全員に攻撃します、対応なければ命中判定!
GM:判定どうぞ!
志築アオイ:2d+14 命中 MetallicGuardian:(2D6+14) > 9[4,5]+14 > 23
志築アオイ:よし、良い出目だ!
GM:Rザード、雷剛は<イベイジョン>で固定値持ち。
GM:雷剛・Rザード共に回避13固定。命中!
志築アオイ:よし!
GM:ライバル二人はネームドなので回避判定を行います
志築アオイ:むむっ
カスパル・ナヴァグラハ:11+2D6 MetallicGuardian:(11+2D6) > 11+9[3,6] > 20
マリア・ユングフラウ:10+2D6 MetallicGuardian:(10+2D6) > 10+8[2,6] > 18
志築アオイ:なかなか高いが命中したかな!
GM:双方命中!
GM:ダメージロールへ移行します。
志築アオイ:ではダメージロール前、全弾発射の使用を宣言
志築アオイ:装備したグレネード二発の残弾を0にダメージに+2d6します
志築アオイ:さらに位置取りとムーブアンドファイアの効果でダメージ+2d6
志築アオイ:締めてダメージ+4d6、命中分合わせて6d6、固定値19。判定!
志築アオイ:6d+19 連装マシンキャノン(殴) MetallicGuardian:(6D6+19) > 12[1,1,2,2,3,3]+19 > 31
志築アオイ:ひ、低い!
志築アオイ:31点、殴ダメージです……
マリア・ユングフラウ:マリアは機体の特殊技能<試作ビームシールド>を使用。シーン3回まで、神/雷/氷を除く全属性の耐久値に+3してダメージ軽減。
マリア・ユングフラウ:残りシーン2回
志築アオイ:むっ、シールドか
マリア・ユングフラウ:アハゲリス・リッターの<殴>耐性7と併せて10点軽減。21点被弾
カスパル・ナヴァグラハ:カスパルのヴィクラマは<殴>耐性8、23点被弾。
GM:雷剛2機は<殴>耐性3のFP14なので、キミの攻撃で落ちます。
志築アオイ:よし!
GM:Rザードも大打撃を受けますね。<殴>5点軽減して26点受けます。
志築アオイ:落ちはしないか!惜しい
志築アオイ:「さて、では……ご挨拶と行こうか」
ヘルカイト:スラスターを噴射する。先行して特機の露払いをするのがこの機体の役目。
ヘルカイト:距離を詰め右肩からグレネードを発射。弾速は遅い。高機動のカバリエやライトニングに直撃させるのは難しい
ヘルカイト:地上戦ならば地面に炸裂させ、爆風を狙うことはできる。だが、大地なき宇宙では。
ヘルカイト:当然、対策済みだ。 なにもない宙空で、ひとりでにグレネードが炸裂する。
ヘルカイト:宇宙戦闘用に弾は入れ替えておいた。 発射時に入力した距離で自動炸裂する弾へと。
志築アオイ:「チェック。……そこだ!」
ヘルカイト:砲撃で陣形を崩したところへ、マシンキャノンが唸る。装甲が薄いライトニングが相手ならば……
デスティニー兵士:「装甲が持たない!……だ、脱出を!」重機関銃の直撃を受け、機体が呆気なく爆ぜる!
デスティニー兵士:「機動戦でライトニングに勝つのか!?」呆気にとられた刹那、機銃が直撃し機体が爆散!
志築アオイ:「カバリエ相手には少々火力が足りんか。……戻ったら調整を具申するとしよう」
カスパル・ナヴァグラハ:「何のための随伴機だよ!……くそ、しつこいなあっ!」 
カスパル・ナヴァグラハ:機動を振り切るも、装甲に被弾する。
志築アオイ:「こちらもそのための機体なのでね。手間取るわけにはいかんよ」
志築アオイ:「(流石にあの2機は動きが別格だ。こちらもどこまでやれるか……)」
マリア・ユングフラウ:「改修機とはいえ、ミーレスの装甲では抜かれるか!」ビームシールドを展開し、被弾個所を軽減。
志築アオイ:「頼らせてもらうぞ、僚機」
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/赤炎
GM:……は、待機されますか?
八谷レイト:はい、待機で。
GM:ではエネミー二人の行動ですね。どうしようかな……
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/アハゲリス・リッター
GM:ムーヴでB-5に移動
GM:戦闘移動になります。
GM:マイナーなし。メジャーで<ミサイル8>使用。
志築アオイ:ぎゃっ砲撃!
水上クロウ:出たなド直球命名のエネミー特技!
GM:あ、すいません移動箇所訂正。(修正済)
志築アオイ:おっと、B-5ですね 了解しました
GM:三連装グレネードでパッチワークウルフと刀神・赤炎を攻撃。
マリア・ユングフラウ:9+2D6 MetallicGuardian:(9+2D6) > 9+7[2,5] > 16
GM:達成値16。防壁で回避判定して、命中した場合は<炎>8+2D6ダメージですね
GM:クリティカルはなし!
志築アオイ:回避ファイト!
GM:防壁で
志築アオイ:あ、この位置部分遮蔽は利いてるでしょうか?
水上クロウ:押忍押忍!そして中心線が遮蔽をかすっている場合の扱いは…
GM:スクエアの中心点から直線で遮蔽マスが通過してればですね
GM:掠ってるんで部分遮蔽有効とします
水上クロウ:はあい、では+2で!
八谷レイト:厳しいが振るしかあるまい。10出たら回避なんでバルカン打つ必要は無し! 素で回避に臨む!
八谷レイト:2d6+8>=16 MetallicGuardian:(2D6+8>=16[12,2]) > 8[4,4]+8 > 16 > 成功
水上クロウ:8+2+2d6>=16 MetallicGuardian:(8+2+2D6>=16) > 8+2+5[1,4] > 15 > 失敗
八谷レイト:部分遮蔽ありがとう……
水上クロウ:お、惜しい!
GM:ぱ、パッチワークウルフ~ッ!
水上クロウ:まあ一撃で落ちることはたぶん…ない!
GM:炎は防護点6あるしヘーキヘーキ!(たぶん)
マリア・ユングフラウ:8+2D6 MetallicGuardian:(8+2D6) > 8+9[3,6] > 17
GM:エースの数字出すなあ
水上クロウ:《ライトニングシールド》でダメージ軽減!
system:[ 水上クロウ ] EN:34 → 33
GM:どうぞ!
水上クロウ:2d6+3 MetallicGuardian:(2D6+3) > 6[1,5]+3 > 9
GM:待った!
水上クロウ:軽減で9、防護点で6、合計15差し引いて2点いただきます。
水上クロウ:む!
GM:シールドの固定値はキャラクターレベルじゃなくてクラスレベルなんで
GM:ライトニング2LVなら固定値2で8点すな
水上クロウ:おっとそうだった!では被ダメージは2点!
水上クロウ:もとい3点。
GM:ですね~ 硬い!
志築アオイ:まだ大丈夫そうかな
水上クロウ:FPは19へ!
マリア・ユングフラウ:「ライフルは届かんか。敵にとって有利な戦場で仕掛ける羽目になるとはな……!」
マリア・ユングフラウ:アハゲリスの肩部から、グレネードが連続射出される。
マリア・ユングフラウ:放たれた榴弾はヘルカイトの機動を抜けて、後方に控える二機へ!
志築アオイ:「! 警戒!」
水上クロウ:元より気休め程度にしか聞かないレーダーと、"ヘルカイト"から飛ばされた声。それらを頼りに、デブリを盾に、時に足場にグレネードを回避するも。
水上クロウ:「ッ……!」
水上クロウ:1発が着弾。軽装甲のライトニング級を一撃で爆散せしめるかと思われたそれは、しかし。
水上クロウ:グレイハウンドには本来搭載されていない、トゥーレ製のシールドユニットが受け止めた。
マリア・ユングフラウ:「当たったが……浅いな。あの継ぎ接ぎのマシン、なかなかやる」
八谷レイト:「うわっとと!?」 こちらに向かうグレネードがデブリにぶつかり爆ぜる。抜けてくるのは1発のみ。それをすんでのところで躱す。
八谷レイト:「ったく、キズが付いたら弁償もんだぞ、この!!」
マリア・ユングフラウ:「避けておいて、よくも言う!」
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/ディヴァーナ
GM:ムーヴ/戦闘移動/C-3
GM:マイナーなし/メジャー<特殊武装:サイコ・グラインダー>でファタールを狙う。
GM:範囲1(選択)だけど一人しかいないので関係なし!
アンネ フランケンシュタイン:来るか!
志築アオイ:博士ー!
カスパル・ナヴァグラハ:設定上は白兵武器だけど、データ上は射撃属性扱い。
カスパル・ナヴァグラハ:命中判定行くよ! 
カスパル・ナヴァグラハ:12+2D6 MetallicGuardian:(12+2D6) > 12+4[1,3] > 16
アンネ フランケンシュタイン:回避!
アンネ フランケンシュタイン:7+2d6>=17 MetallicGuardian:(7+2D6>=17) > 7+4[1,3] > 11 > 失敗
アンネ フランケンシュタイン:このまま命中で行く、ダメージどうぞ!
志築アオイ:ちょっとこの値だと振り直しても厳しいか……!
GM:10+2D6 <炎> MetallicGuardian:(10+2D6) > 10+5[1,4] > 15
GM:炎属性15点ダメージです
アンネ フランケンシュタイン:5FPか2HPか……
アンネ フランケンシュタイン:《インターセプト》使用。ダメージを2D6+クラスレベル軽減する
アンネ フランケンシュタイン:15-10-1-2d6 《炎》装甲は10点 MetallicGuardian:(15-10-1-2D6) > 15-10-1-10[4,6] > -6
アンネ フランケンシュタイン:ノーダメージだ
志築アオイ:かたぁい!
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:21 → 19
カスパル・ナヴァグラハ:「このディヴァーナは、犬っころのザードやできそこないの雷剛どもとは違うんだよ!」
カスパル・ナヴァグラハ:ヴィクラマの両腕に内蔵されたロッドが展開。先端に取り付けられたヒートバズソーが赤熱し、デブリ越しにファタールへ襲い掛かる!
アンネ フランケンシュタイン:「軌道は悪くない、遮蔽越しによく動かす……だが」
ファタール・ツークンフト:スカートの内側から延びる有線式重粒子砲がデブリを爆破。
ファタール・ツークンフト:砕け散った残骸がロッドを強かに打ち伏せる。
カスパル・ナヴァグラハ:「こいつ……サイコ・グラインダーの軌道を読んだのか!?」 
アンネ フランケンシュタイン:「直情的に過ぎる。機体制御のみにかまけていては通じんよ」
アンネ フランケンシュタイン:「……手本を見せてやる」
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/パッチワークウルフ
水上クロウ:押忍!そして確認なんですが、リッター・ザードは高機動状態または飛行状態でしょうか。
GM:いいえ、特に封鎖・制圧などはかけていません
水上クロウ:了解です。ではムーブアクション、ワイヤーランチャーを使用。
水上クロウ:飛行状態(かつ高機動状態)で戦闘移動、ディヴァーナのいるエンゲージに侵入。
水上クロウ:マイナーで《心の渇き》、メジャーで《ヘビーストライク》!パイルバンカーで白兵攻撃!
system:[ 水上クロウ ] HP:19 → 15
GM:命中判定どうぞ
水上クロウ:13+2+2d6 MetallicGuardian:(13+2+2D6) > 13+2+7[1,6] > 22
水上クロウ:この+2はワイヤーランチャーによるもの。ディヴァーナが飛行状態であれば、達成値は20となります。
GM:飛行状態ではないので20ですね。こちらは回避を試みます
水上クロウ:あ、すみません逆!(「飛行状態でないならば+2」なので、22)
カスパル・ナヴァグラハ:11+2d6 MetallicGuardian:(11+2D6) > 11+7[2,5] > 18
GM:どっちにしても回避失敗!ダメージどうぞ
水上クロウ:ではダメージ直前、《アタックブースター》!ダメージ+1D6!
system:[ 水上クロウ ] HP:15 → 13
水上クロウ:19+2d6+3d6 MetallicGuardian:(19+2D6+3D6) > 19+6[1,5]+10[2,2,6] > 35
水上クロウ:刺で35点!
system:[ 水上クロウ ] EN:33 → 31
カスパル・ナヴァグラハ:ディヴァーナの<刺>耐性は4点。31点のダメージを受けるから…… 
カスパル・ナヴァグラハ:累計ダメージ54点!ミーレスでは耐えれない! 
カスパル・ナヴァグラハ:コクピットブロックから脱出ポッドが作動し戦線離脱します。覚えてろ!
水上クロウ:ヤッター!
水上クロウ:グレネードの爆炎から、小さな金属塊が飛び出す。
水上クロウ:炎も熱も冷めきらぬただ中から飛び出したワイヤー付きフックが、デブリをがしりと掴んで。
水上クロウ:「─気を」
水上クロウ:そこを支点に。継ぎ接ぎだらけのライトニング級が、デブリを掻い潜って。
水上クロウ:「取られたな……!」
水上クロウ:ファタール・ツークンフトへ向けた敵意の隙間から、ディヴァーナの背後を文字通り、「一刺し」して。
カスパル・ナヴァグラハ:「後ろを取られた!?この僕が!?」
水上クロウ:電磁加速した杭が。そこから伝わる衝撃が。一回り大きな機体を─。
水上クロウ:「もう遅い」
水上クロウ:それよりも更に大きなデブリに向けて、吹き飛ばす。
アンネ フランケンシュタイン:「自力に頼って出来ることなど、たかが知れている」
アンネ フランケンシュタイン:「デブリでも味方でも、使えるものは全て使えということだ」
カスパル・ナヴァグラハ:「ぐああっ!……く……こちらカスパル。脱出する!」
カスパル・ナヴァグラハ:「くそっ、フォーチュンめ……!だけど、大事なことは今の棺桶が教えてくれた!」
水上クロウ:「……なに?」
カスパル・ナヴァグラハ:「棺桶のパイロット!帰ってクリス・ナヴァグラハに伝えるがいい!」
カスパル・ナヴァグラハ:「お前のようなアートマの成り損ないがなくともアルノルディーは動かせること、証明してやるとな!」
水上クロウ:「……!」 告げられた名に、動揺を─表情に出にくいものではあるけれど─露に。
マリア・ユングフラウ:「ナヴァグラハの案内人が落ちたか。……各機、撤退の準備を!」
マリア・ユングフラウ:「脱出装置を回収次第、この戦域から離脱する!」
シュバルツリッター隊員:「荷物はどうするんですか?」
マリア・ユングフラウ:「当の本人が不要と言っているのだ。放っておけ」
マリア・ユングフラウ:(強化兵士を2人も必要とする兵器など、ろくなものではあるまい。イゾルデ閣下はこのこと、知っているのか……?) 
GM:シュバルツリッターの機体は次々に撤退戦に移行し、機銃やビームライフルで威嚇射撃を繰り返しながら宙域を離脱する。
水上クロウ:「……フランケンシュタイン博士」
水上クロウ:「追う必要は、ないと思う。それよりも─」
水上クロウ:返事を待たず、進路を母艦に向けながら。
リトル・ノア通信士:「敵機、次々に撤退を確認!艦長、この後は!?」
アンネ フランケンシュタイン:「ああ……クリスくんの元に戻らねばならない」
九重イツキ:「こちらもリンケージの回収を。追う必要も余裕もありませんからね!」
志築アオイ:「どうやら、これ以上の配慮は難しいか。詳しい事情を聞く必要がありそうだな」
アンネ フランケンシュタイン:「今は、クロウくんが必要だと思うから」
九重イツキ:「回収が完了次第、この宙域を離脱しましょう。皆さんも、ご苦労様でした!」
水上クロウ:「……ああ。水上機、帰投する」
水上クロウ:リトル・ノアへと急ぐ。後付けの、宇宙空間では頼りなさすぎるブースターを、目一杯吹かして。

GM:シーン終了
GM:コネクションの取得のみ可能
八谷レイト:マリア・ユングフラウ/敵意 で取得。
アンネ フランケンシュタイン:カスパル・ナヴァグラハに「罪悪感」で取得して以上。 
志築アオイ:マリア・ユングフラウ/敵意で取得
水上クロウ:カスパル・ナヴァグラハに「不快感」にて!
志築アオイ:以上で!
八谷レイト:こっちも以上で!

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ミドル4

GM:【ミドルシーン4】
GM:シーンプレイヤー 水上クロウ(ほか任意登場可能)
アンネ フランケンシュタイン:4+2d6>=9 クロウくんのコネを使おう MetallicGuardian:(4+2D6>=9) > 4+5[1,4] > 9 > 成功
志築アオイ:クロウ君へのコネを使って登場判定
志築アオイ:2d6+5>=9 MetallicGuardian:(2D6+5>=9[12,2]) > 7[3,4]+5 > 12 > 成功
志築アオイ:ふう。
八谷レイト:こっちもクロウ君のコネ使って登場判定!
八谷レイト:2d6+6>=9 MetallicGuardian:(2D6+6>=9[12,2]) > 7[3,4]+6 > 13 > 成功
GM:たぶん最後のリサーチ!
GM:引き続き理知/知覚での判定です
GM:目標値10/ 現在のPPは12/16
志築アオイ:引き続き隠れ家の効果で+1!
八谷レイト:【知覚】で振るぜ!
八谷レイト:2d6+5>=10 MetallicGuardian:(2D6+5>=10[12,2]) > 4[2,2]+5 > 9 > 失敗
アンネ フランケンシュタイン:7+2d6>=10 【理知】で判定 MetallicGuardian:(7+2D6>=10) > 7+11[5,6] > 18 > 成功
志築アオイ:2d6+4+1>=10 MetallicGuardian:(2D6+5>=10[12,2]) > 7[1,6]+5 > 12 > 成功
志築アオイ:あ、レイト君
志築アオイ:隠れ家の+1足してます?
水上クロウ:ではこちらも、知覚にて!
水上クロウ:6+1+2d6 MetallicGuardian:(6+1+2D6) > 6+1+6[3,3] > 13
水上クロウ:目標値入れ忘れましたが成功!
八谷レイト:足してなかった! 成功だ!
アンネ フランケンシュタイン:では足そう
アンネ フランケンシュタイン:1d6+3 MetallicGuardian:(1D6+3) > 2[2]+3 > 5
アンネ フランケンシュタイン:なんとかリサーチ達成かな
水上クロウ:ですね、総計17!
GM:リサーチ成功!
GM:16……カスパルがアルノルディーを起動。リトル・ノアへ強襲を掛ける。
GM:ただこのイベントはこの後なので、
GM:まずは先のイベント!
水上クロウ:押忍!
GM:【月方面へ移動中の“リトル・ノア”艦内】
GM:艦内は戦闘の緊張から解き放たれた安堵感からか、先ほどより心なしか和らいだ雰囲気と、
GM:次また敵が襲ってきた場合を想定しての緊張が半々、といったムードに包まれている。
GM:キミたちが帰投すると、格納庫では九重イツキ大尉が。
九重イツキ:「皆さん、お疲れさまでした!まずは撃退に成功しましたね!」
志築アオイ:「ええ、ひとまずは……といったところですね」
アンネ・フランケンシュタイン:「次の襲撃が本命になるだろう。向こうの損耗も少なかったしね」 
九重イツキ:「先ほどアーディティヤの部隊がL4方面へ向けて派遣された、という情報をキャッチしました」
九重イツキ:「戦闘はそちらが引き受けてくれると有難いのですが……なんでしょう、あなたの第六感と経験則からは、不穏な響きを感じますね!」
水上クロウ:「ああ。それに、奴が……撃墜した方のカバリエのパイロットが、妙なことを言っていた」
水上クロウ:「……九重艦長。クリスは、今どこにいるだろうか。会って、話さないといけないことがある」
九重イツキ:「クリスさんですか?先ほどすれ違いましたね。医務室から、あちらの方へ……」
アンネ・フランケンシュタイン:「クロウくん、早く行ってあげなさい」
水上クロウ:「……すまない。補給や整備は、任せても?」
アンネ・フランケンシュタイン:「艦長への説明は私からしておこう」 
八谷レイト:「あぁ。相手が仕掛けてくるかもしれない……とか、そんなの抜きだな! 急げよ、クロウ!」
アンネ・フランケンシュタイン:「任されても良いのかね?」
志築アオイ:「任されましょう」
水上クロウ:「ああ。皆……志筑さんも、フランケンシュタイン博士も。八谷さんも」
水上クロウ:「ガーディアンを、ものとして扱う人でないことは、理解したつもりだ。……あいつを。俺を、頼む」
水上クロウ:頷いて、九重艦長が示した方へと歩き出す。

クリス:艦内移動用の宙間リフトを通して移動。
クリス:クルーの目がない場所に来たことを確認し、帽子とマフラーを目深に被る。
クリス:非常用の脱出ポッドまで、あと少しだ。
水上クロウ:─そうして、最後の扉に手をかけた時。
水上クロウ:「……クリス!」
水上クロウ:それとは逆の手を、掴む手があった。
クリス:「……っ、クロウ」
クリス:「離してくれ。これ以上ここにいれば……ボクは」
水上クロウ:「……奴らの目当ては自分だから、迷惑がかかる。そう言いたいのか」
水上クロウ:「クリス・ナヴァグラハ」
水上クロウ:皆が推測した彼の目的を。彼から告げられたその名を、言葉にする。
クリス:「そうだ」
クリス:「それがボクの正式名称だ。……カスパルから聞いたんだね」
クリス:「その名前が何を意味するのか、キミもフォーチュンの傭兵ならわかるだろう」

【NPC情報開示】
クリス・ナヴァグラハ
・ナヴァグラハ研究所により調整を受けたアートマの一人。
元来スターゲイザーとしての素質があったのか、高い感受性を示した半面、
その優しすぎる性質(皮肉にも、その性質はティプトリーが提唱したスターゲイザーの理想像そのものである)は兵器としては不向きとされ、失敗作の烙印を押されていた。
空間把握能力とイグニスの制御には優れたスコアを示した為、カスパルの牽制役兼火器制御役としてアルノルディーのコ・パイロットを任命されていたが
強化調整が不十分だったこともあり、シャトルがL4コロニーに到着した時点で脱走。以来、デスティニーとノイエヴォルフから逃亡していた。


水上クロウ:「ああ。推測は出来たし……素性についても、フランケンシュタイン博士たちが調べてくれた」
クリス:「奴はボクを生かして逃がすつもりはない。アルノルディーを使うなら、性能試験と併せて始末するだろう。ここにはいられない」
水上クロウ:「……彼は、君がいなくても動かせると言っていた。それは、単に不要だという意味ではなく」
水上クロウ:「君の存在自体を認めない。そういう、ことか」
クリス:「そうだ。カスパルにとっては、アートマとして自らの実力を示すことがすべてだ」
クリス:「その彼にとっては、ボクのようなものの助けが必要と判断されたことも、あまつさえ逃げ出した上で退けられるようなことも屈辱なんだよ」
水上クロウ:「…………」 何かを屈辱に感じる。恥じる。生きてこそという日々の中で、そんな感情に至ることはあまりなかったが。
水上クロウ:「なら、クリス。俺にとっては」
水上クロウ:「君をこのまま見送ることは、耐え難い」
クリス:「いいのか?艦を……何より、キミ自身を危険に晒すことになる」
水上クロウ:「九重艦長には、皆が説明をしてくれるそうだ。……艦長は、一度抱え込んだことを投げ出すような人ではないと思う」
クリス:「ボクは……これ以上、罪もない人が戦いで死ぬのを見たくない。感じたくないんだよ。キミのような人なら猶更だ」
水上クロウ:「─ああ、なら大丈夫だ。俺は─」
水上クロウ:「俺たちは、死なない。……こう見えてもな、生き残ることには自信がある。それに」
水上クロウ:「俺は……"元"がつくにしろ、傭兵だ。そして傭兵は」
水上クロウ:「一度結んだ契約を。一度頼まれたことを。なかったことにされるのを、一番嫌うものだ」
水上クロウ:「……避難シェルターはどこか。宇宙港はどこか。そう尋ねたということは、つまり。君にとって、そして皆にとって安全なところに行きたいと。そういう意味だと、俺は受け取った」
水上クロウ:「俺の仕事は、まだ終わっていない。……何より」
水上クロウ:─ああ、つまるところ。
水上クロウ:「─逃がされた先に"何もない"のは、よく知っている。だから、君を行かせたくない」
クリス:「クロウ……」
クリス:「わかった。ボクはもう逃げない。キミに……」
クリス:「キミを信じるよ」 
水上クロウ:「……ああ。ありがとう、クリス」
水上クロウ:信じる。─兵士にとって、否、人にとって、それが大事なことなのだと。
水上クロウ:地球から、戦場から遠く離れたこの場所で。戦いを「よくないもの」と思う誰かから、改めて伝えられたことを。
水上クロウ:「これで、俺は。また、戦える」
水上クロウ:嬉しく、頼もしく感じて。小さく、笑みを浮かべた。

GM:シーンカット!
GM:特にコネクション追加もないはずなので中断セーブ
アンネ・フランケンシュタイン:そうだ
アンネ・フランケンシュタイン:このタイミングで装備を組み替えるとかってできます?
GM:と言いますと?
アンネ・フランケンシュタイン:オプションの補助コンバーターを外して戦闘開始したいな~とか思ってみたり
GM:ふむふむ
GM:オッケーですよ。母艦にいるし、取り外したということにしちゃいましょう
アンネ・フランケンシュタイン:ありがとうございます~
アンネ・フランケンシュタイン:リミッター解除!
アンネ・フランケンシュタイン:イニシアチブ→12
志築アオイ:加速!
GM:高機動型の速度に合わせてきた!

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マスターシーン2

GM:【マスターシーン2】
GM:【月方面暗礁宙域・グナイスト級万能戦艦】
GM:ノイエヴォルフの将校・ゲゼフ中佐率いる機動艦隊は、既にカスパルからの報告を受けてこの宙域に部隊を展開していた。
GM:連邦の避難艇やそこにいるというアートマに興味はないが、L4コロニーという餌をぶら下げられたアーディティヤは、必ず報復的な鎮圧作戦に出るだろう。
GM:そこを<アルノルディー>で叩くことで、ノイエヴォルフの戦力は、連邦政府と対等以上であると示すことができる。少なくともゲゼフはそう考えていた。
GM:ゲゼフの乗艦するグナイストに、一機のカバリエ級ガーディアンが接近する。
GM:神話の戦乙女の冠とも、狼の頭部ともとれるツインアンテナと、モノアイを隠すバイザーゴーグルを装備した専用のガーディアン・アハゲリス。マリア・ユングフラウの専用機だ。
マリア・ユングフラウ:「ゲゼフ中佐。これはどういうおつもりか!」艦橋への通信回線が繋がるや一声。
マリア・ユングフラウ:「暗礁宙域での連邦艦隊へのゲリラ戦など、我が隊に知らされてないことであれば」
マリア・ユングフラウ:「連邦の船が奪った貨物が人間だったなどと、なぜ秘匿したのです!」
マリア・ユングフラウ:「あまつさえ、私に無断で部下を駆り出すなど、いかに上官といえども納得のいく話ではない!」
ゲゼフ:「大尉。高潔な在り方を良しとする君やイゾルデには理解できぬこともあるだろう」
ゲゼフ中佐:「だが、そうして手を選んでいる内にも連邦の増長はコロニーを食い潰そうとしているのだ!」
ゲゼフ中佐:「私はラーフの連中と握手をしてまで、アルノルディーを作った。あれには前大戦で共和国が培った技術も少なからず利用されている」
ゲゼフ中佐:「あれさえあれば、連邦の怨念返し部隊など物の数ではないことを、ノイエヴォルフの怒りはこけおどしではないことを連邦に知らしめてやることができるのだ!」
マリア・ユングフラウ:(中佐め……結局は、怨念返しのための攻撃というわけか!)
ゲゼフ中佐:「私の作戦に不服というのであれば、君は下がっていたまえ。アルノルディーの戦功を、イゾルデに伝えれば、彼女も少しは考えを改めるというものだ」
マリア・ユングフラウ:「よく理解しました。自分は部下と共に後方より支援に務めさせて頂く!」
マリア・ユングフラウ:随伴する僚機を連れて、アハゲリスが戦線より下がる。その際、ブリッジに立つ少年とカメラ越しに視線がすれ違った気がした。
マリア・ユングフラウ:(ナヴァグラハの人形……老人の怒りをたきつけて、何が狙いだ?)
カスパル・ナヴァグラハ:「いいんですか?彼女を下がらせて」
ゲゼフ中佐:「構わん。無理強いしたところでどうとなるものでもない」
ゲゼフ中佐:「それより、期待しているぞ。君とアルノルディーにはな」
カスパル・ナヴァグラハ:「お任せください。そのためのアートマです」慇懃に微笑んで見せる。 
カスパル・ナヴァグラハ:「重力にしばられた蟻などは物の数ではないこと、閣下の目にもしかと示して差し上げますよ」
カスパル・ナヴァグラハ:敬礼を示すと、艦橋を後に、小型艇で<アルノルディー>へと向かう。
カスパル・ナヴァグラハ:(老いぼれの妄念に興味はないが……僕の実力をもう一度示す機会だ。せいぜい利用させてもらうさ)
GM:それぞれの思惑を抱え、この日。宇宙に巨大な怪物が放たれた。

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クライマックス

GM:【クライマックス:宇宙に咲く妖花】
GM:シーンプレイヤー:全員登場
アンネ・フランケンシュタイン:マスターシーン舞台裏処理、HP回復に使おう。
アンネ・フランケンシュタイン:最低値で全回保証。コンディションALLグリーンだ。
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:19 → 21
志築アオイ:私も舞台裏で回復しましょうか。2d6かな?
アンネ・フランケンシュタイン:キャラクターレベルD6さ
志築アオイ:なら3d6か!ありがとうございます
志築アオイ:回復!
水上クロウ:では、こちらも舞台裏でHP回復!
志築アオイ:13+3d6 MetallicGuardian:(13+3D6) > 13+15[3,6,6] > 28
水上クロウ:3d6+13 MetallicGuardian:(3D6+13) > 14[3,5,6]+13 > 27
志築アオイ:ほっ、全快。
水上クロウ:OK全快!
system:[ 志築アオイ ] HP:13 → 20
アンネ・フランケンシュタイン:ダイスを振ってはため息を吐くアオイくんをうろんな目で見つめる
志築アオイ:な、なんですか……
アンネ・フランケンシュタイン:疲れているのか……?
八谷レイト:購入で予備弾倉を狙って志筑さんにトスしよう。
志築アオイ:出目にはね……
志築アオイ:わっ、ありがたい!
八谷レイト:というわけで【幸運】判定! 難易度は2!
八谷レイト:2d6+4>=2 MetallicGuardian:(2D6+4>=2[12,2]) > 9[4,5]+4 > 13 > 成功
八谷レイト:問題なく買えたので志筑さんにトスしましょう。
志築アオイ:ありがたい、助かります! 弾一杯使うからね……
アンネ・フランケンシュタイン:グレネード扱いかな
志築アオイ:そうですね、グレネードの残弾として確保します。
志築アオイ:これで三発
アンネ・フランケンシュタイン:では、これにて終了。作戦を開始しよう。
水上クロウ:了解…!
志築アオイ:了解
八谷レイト:合点!
GM:【クライマックス:宇宙に咲く妖花】(改めて。上のシーン提示部分は舞台裏処理に名目変えておいてもらえれば……)
GM:シーンプレイヤー:全員登場
GM:“リトル・ノア”船内。
GM:敵の襲撃を退けたあと、キミたちは無事L4宙域権を離脱し、月方面へと向かう宙域付近を航行していた。
九重イツキ:「いやあ、一度はどうなることかと焦りましたが!連続しての襲撃はなくて何よりです!」
九重イツキ:「とはいえ、まだL1宙域への到達は時間がありますからね。派遣されたアーディティヤの艦隊とも遭遇しませんでしたし、油断は禁物ですよ!」
志築アオイ:「早めに合流したいところですね。この緊張状態は、我々もですが民間人には負担が大きい」
アンネ・フランケンシュタイン:「連中としてもここが狙い時。周囲に異変がないか気を配らなければね」 
アンネ・フランケンシュタイン:「……少なくとも一人、諦めていないものが向こうに居る以上は」
水上クロウ:「ああ。奴は……あのカバリエのパイロットは」
水上クロウ:「必ず、来る。……俺にはスターゲイザーのような力はないけれど。それだけは、断言できる」
九重イツキ:「クリスさんのことですね。……大丈夫ですよ!」
八谷レイト:「勘だな!! 勘は大事だぜ、ことこういう時にはな」クロウ君に同調して。
九重イツキ:「この艦に乗る以上、彼女もまた避難民の一人であり、私が庇護すべき民間人です!ので、私もできる限り抵抗させていただきますよ!」
志築アオイ:「理屈の上では難しいところですが……そこは実際に相対した水上君の言葉を信じましょう」
九重イツキ:「ですので、後のことは任せてください!アーディティヤから面倒な追及があったときは、こちらで上手いことナシをつけておきます!」
志築アオイ:「了解。とはいえ、しっかり見張っておいてくださいね」
アンネ・フランケンシュタイン:「九重くんが己の信念を曲げるなど、私がラーフに下る程度にはありえないからね」
志築アオイ:「また勝手な行動を取られてはこちらも困りますから」
アンネ・フランケンシュタイン:「まあ、使える人員も少々限られるが問題はなかろう」
水上クロウ:「そこは……うん。大丈夫だと思う」
九重イツキ:「あはは。それは勿論!」
水上クロウ:「信じているからな。……クリスも、皆も。だから、大丈夫だ」
水上クロウ:何の理屈も通っていない、しかし自信に満ちた言葉。
八谷レイト:「クロウが大丈夫だってんなら、きっとクリスの方は平気だな! ……後は、俺らが信頼に応える番だ」
志築アオイ:「なら良いんだが。君からもきちんと言っておいてくれよ、水上君」
志築アオイ:「私が言うよりはそのほうが通じるだろうし」
志築アオイ:「……相手のことを思っての行動が、相手の望ましい結果を生むとは限らないからな」
水上クロウ:「……ああ。やれることを、やれる限り」
水上クロウ:ふたりの男に、頷いて。
“リトル・ノア”クルー:「艦長。前方、AL粒子の反応大。……戦闘反応です」
九重イツキ:「噂をすれば、でしょうか。これはアンネさんの予感が的中したみたいですね!」
GM:“リトル・ノア”の艦橋からも、二勢力の戦闘の光が視認できる。
志築アオイ:「戦闘……アーディティヤも既にここまで来てくれていましたか」
アンネ・フランケンシュタイン:「私のは大層に有難がるようなものじゃない。単なる予測の範疇だよ」
アンネ・フランケンシュタイン:白衣を脱ぎ捨て、パイロットスーツに。 
GM:アーディティヤのマスカレードを主軸としたカバリエ部隊が、ミーレス・ザードを中心としたヴォルフ系カバリエの部隊と機動戦を展開している。
アンネ フランケンシュタイン:「……戦乙女の手勢は幾らか引いたか?」
GM:その光景の中に、キミたちが見かけた黒いザードもチラホラと混じっているのは見えるが、コロニーでの襲撃ほどの数は見受けられない。
水上クロウ:「……交戦しているのは、どちらもミーレスだけ……か?」
志築アオイ:「あの指揮官機も見当たりませんね。別行動を取っているのか、あるいは……」
“リトル・ノア”クルー:「エース級のガーディアンもいくつかは混ざっているようですが、ミーレスが主軸のようですね。……ん?」
“リトル・ノア”クルー:「なんだこれ……?艦長!レーダーに妙な反応が!」
九重イツキ:「モニターに出してください」
“リトル・ノア”クルー:「了解。これです。暗礁宙域から接近していますが……大きさ的にはデブリか岩礁のように見えます」
“リトル・ノア”副長:「戦闘の余波で、船の破片でも流れてきたか?」
アンネ フランケンシュタイン:「……違うな」ぞわりと、悪寒が走る。
九重イツキ:「いや。速すぎます。それに、これは生きた動きですよ」

志築アオイ:「デブリにしては動きが妙だ。……これは」
GM:艦の観測用カメラを通して、戦場に流れ着いた漂着物がモニターに映し出される。
GM:───それは、一見してクルーの言うように艦船の残骸のように見えた。
GM:戦闘の余波で足場を求めたマスカレードの一機が、迂闊にも残骸に近づく。その瞬間。
GM:不気味な機動音と共に、偽装が解除され、花弁に似たマルチ・バインダーが展開される。
GM:バインダーすべてに単眼式センサーの光が灯る。直後、機体から放たれた触手状の機構が、マスカレードの胴体を横薙ぎに切断して見せた。
水上クロウ:「あれは……!」
アンネ フランケンシュタイン:「……大規模奇襲用フォートレス!外観偽装に空母の真似事か」
アンネ フランケンシュタイン:「大戦末期の亡霊……いや、私たちの落とし子というべきか」
志築アオイ:「……いずれにせよ、あれの相手はミーレスでは困難だろうな。艦長!」
九重イツキ:「はい。皆さんは戦闘配備を。準備が整い次第、発進してください!」
九重イツキ:「整備班は砲撃機の準備を。何度も使う手ではありませんが、あれはおそらくこちらにも来ます。可能な限り撃退しなくてはなりません」
八谷レイト:「合点! ……とんでもねぇのが出て来ちまったなぁ……!!」
水上クロウ:「全くだ。けれど─やれるさ。俺たちなら、やれる」
志築アオイ:「だが、あれを落とせば良いパーツがいただけるかもしれないぞ?」
八谷レイト:「おっ、その気にさせるのが上手いじゃねぇか! 一丁宇宙の大掃除ってか!」
志築アオイ:「私もついでにデータを取らせてもらうさ。フォートレス級相手など、なかなかテストもできんからな」
アンネ フランケンシュタイン:「……なんだか急に年を取った気分だね」 
九重イツキ:「あはは。スオーさんの手でも借りたい気分ですねえ」
九重イツキ:「すいませんが、あれを退けない限り私たちに生還はあり得ません。頼みましたよ、皆さん!」
アンネ フランケンシュタイン:「暗礁宙域に待ち伏せしている機体も多い。迂闊に突っ込むことは推奨できないね」
アンネ フランケンシュタイン:「……なので、露払いぐらいは努めようかな」
志築アオイ:「ご一緒しますよ。あいにく、私の機体も射程が短いもので」
志築アオイ:「見えていても突っ込むしかありませんがね」
水上クロウ:「……それは、俺や八谷さんへの嫌味か」 鉄面皮のまま、冗談めかして。
水上クロウ:「けれど、悪くない。……背中を誰かに見られながら突き進むというのは、ああ」
水上クロウ:「きっと、気持ちがいいんだろうな」
志築アオイ:「おっと、これは失礼。突貫に付き合うから許してもらえるかな」
水上クロウ:もちろん、と。不自然に緩んだ頬は、笑みを浮かべようとしたものか。
八谷レイト:「全員一蓮托生だからな。許すも何も、信じてるぜ!」死地に臨んで、にっかりと笑う。
アンネ フランケンシュタイン:「……ジャイアントキリングを期待しよう。剣と槍持つ守護者たちには」
アンネ フランケンシュタイン:「怪物退治が、お似合いだからな……」

GM:【戦闘開始】
GM:▽Round1/セットアップ


【クライマックス戦闘・地形情報】
密集宙域:通行不能。【部分遮蔽】
暗礁宙域:移動の際には移動力2マス消費。リアクション達成値-5

【エネミー情報】
▽敵機体情報
CGDX-75 アルノルディー 機体サイズ:XL(100m超) 種別:アビス・ガーディアン(フォートレス級) 行動値12
ミーレス・フリーガ 種別:無人ミーレス(ライトニング級相当) 機体サイズ:S 行動値12 
ミーレス・ザード/リッター・ザード いずれも前衛型ミーレス。 機体サイズM 行動値7


アンネ フランケンシュタイン:今ラウンドはなし、だ。
志築アオイ:私はなし!
八谷レイト:なし!
GM:エネミー側はあります。
GM:混乱する戦場に、キミたちのガーディアンが乗り込む。
水上クロウ:こちらなし!
GM:遠方、戦線の外ではアルノルディーの無法な行いを見ていたマリアがキミたちの姿を確認する。
マリア・ユングフラウ:「ゲゼフめ。一方的な殺戮のための機械を、怒りの化身などと!」

マリア・ユングフラウ:「あれは……L4宙域で見たリンケージか!これは、戦況が動くかもしれんな」
GM:同じく、戦場でも脳量子波によってその姿を確認する者が。
カスパル・ナヴァグラハ:「来たか。クリスを庇ったリンケージ!」
カスパル・ナヴァグラハ:「だが、お前たちの虫けらのようなガーディアンでは、このアルノルディーの足元にも及ぶまい!」 
カスパル・ナヴァグラハ:<接近困難>を展開。
カスパル・ナヴァグラハ:自身の存在するスクエアを制圧。全力移動以外での侵入を禁止。
GM:▽ラウンド1/イニシアチブ/
アンネ フランケンシュタイン:割り込み、構わないかな? 
GM:いいですよ~
アンネ フランケンシュタイン:加護【アカラナータ】を宣言。射程0~5、範囲2(選択)に10D6の神属性ダメージを与えよう。
アンネ フランケンシュタイン:そして《マルチロック》使用。3HP消費して対象範囲を範囲3(選択)に拡大だ。
水上クロウ:いえーッ!!やっちまえ博士!
志築アオイ:きゃー、博士ー!
アンネ フランケンシュタイン:目標座標はE-4、ダメージ対象は下方のミーレス<フリーガ>x2、リッター・ザードx2、ミーレス・ザードx2!
GM:やるんだな……今ここで!
アンネ フランケンシュタイン:露払いを務めると言った!
GM:どうぞ!打消しはありません
アンネ フランケンシュタイン:10D6 えいやっ MetallicGuardian:(10D6) > 28[1,2,2,2,3,3,3,3,4,5] > 28
GM:<神>属性でなければな~~~~っ
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:21 → 18
GM:下振れしてても神属性には耐えれまい!全機沈黙・撃墜!


志築アオイ:さすがぁ!
GM:演出どうぞー!
ファタール・ツークンフト:暗黒宇宙を白き鋼兵が飛ぶ。敵機と比べれば二回りも小さいが、それでもなお怪物の如き威容。
アンネ フランケンシュタイン:「DIVAINE起動。コード:アカラナータ」 
アンネ フランケンシュタイン:高貴なる者のドレスのように、女王蜂の如くに膨れ上がったバインダーに鋭い金色の経絡が走る。
アンネ フランケンシュタイン:チカチカと輝く刃が展開し、花開くように広がって。
アンネ フランケンシュタイン:超高度なAL粒子干渉技術がそれら刃に満ち満ちて、高速で散開。
アンネ フランケンシュタイン:「それは忌まわしきものだ。この世に災禍を広げるものだ」
アンネ フランケンシュタイン:「故に、私が。罪深き同類が沙汰を下す」
アンネ フランケンシュタイン:「ファタール・ツークンフト……明日を斬り拓く!」
アンネ フランケンシュタイン:暗礁宙域を、過密な残留物に隠れた敵機たちを。
GM:闇を裂くように光が瞬き、刹那の後。
アンネ フランケンシュタイン:眩く照らして、引き裂いた。
GM:蕾が花開くように、次々と敵機が爆発する。
カスパル・ナヴァグラハ:「イグニスの光……サイコ・グラインダーを防いだリンケージだな!」
カスパル・ナヴァグラハ:「受けた屈辱は、倍にして返すよ。フォーチュン!」
カスパル・ナヴァグラハ:<加護:ミューズ>をイニシアチブタイミングに使用。即座に行動を実施。
GM:加速する刻ですけど、オーディンかけます?
GM:あと加護5枚くらいあるけど……
アンネ フランケンシュタイン:一旦様子見かな
志築アオイ:さて、まだ見ますか
水上クロウ:自分からの対応は無いですね、今のところ。
八谷レイト:対応できる加護が自分にはないので……
志築アオイ:こちらもなしで
GM:ミーレス<フリーガ>1体を動かします。
GM:▽ラウンド1/ミーレス<フリーガ>
GM:ムーヴ・戦闘移動で3マス移動
GM:暗礁宙域に。マイナーなし。メジャーで中型ミサイルポッドによる砲撃。
GM:射程3~4/範囲1(選択)のため、数が多いファタール・刀神のスクエアを狙い砲撃します。
アンネ フランケンシュタイン:こちらか、来い!
八谷レイト:来な!
GM:2D6+7 MetallicGuardian:(2D6+7) > 9[3,6]+7 > 16
志築アオイ:むっ、なかなか出目が強い
GM:防壁でドッジどうぞ!
GM:命中した場合は<炎>10+2D6です
志築アオイ:二人共ファイト!
八谷レイト:2d6+6>=16 MetallicGuardian:(2D6+6>=16[12,2]) > 7[1,6]+6 > 13 > 失敗
アンネ フランケンシュタイン:これなら受けてもそう痛くはない
八谷レイト:ダメ!
アンネ フランケンシュタイン:2d6+8>=16 MetallicGuardian:(2D6+8>=16[12,2]) > 10[5,5]+8 > 18 > 成功
アンネ フランケンシュタイン:回避だ
志築アオイ:ナイス回避!
GM:避けた!
GM:レイトくんは受けますか?振り直しますか?
八谷レイト:受けましょう
ミーレス<フリーガ>:10+2D6 MetallicGuardian:(10+2D6) > 10+9[3,6] > 19
八谷レイト:〈炎〉耐性は6! 13点貰った!
ミーレス<フリーガ>:蠅のような不気味な姿の機体から、連続して小型のミサイルが射出される!
system:[ 八谷レイト ] FP:29 → 16
アンネ フランケンシュタイン:「面妖な……奈落獣を模してみせるか!」
八谷レイト:「くっそ、数が多い……!!」スラスターを吹かしてステップのような回避機動。しかし、何発かを避けきれずに被弾する!
アンネ フランケンシュタイン:くるりと回転しながらブレイドを展開。ミサイルを的確に迎撃する。
カスパル・ナヴァグラハ:「そうとも!そしてこのアルノルディーは、僕の脳量子波によって完璧なコントロールを見せている!失敗作のクリスなど、最初から必要ない!」
アンネ フランケンシュタイン:「私に当ててから、言ってみせるべきだな」
アンネ フランケンシュタイン:「君は未だ怪物には至れず、ヒトの一人で為しうることは少ない!」
カスパル・ナヴァグラハ:「敵に対して、知ったようなことを!」
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/ヘルカイト
GM:正規の行動プロセス実施!
志築アオイ:よし、では手番いただきます!
志築アオイ:ムーブアクション、4マス戦闘移動。D-5へ
志築アオイ:マイナーアクション、ビームライフルからマシンキャノンへ主武装を変更
志築アオイ:メジャー、ツインアームズ。対象選択前にマルチロック
system:[ 志築アオイ ] HP:20 → 13
志築アオイ:対象スクエアはC-4、目標は敵機2体。対応なければ命中判定!
GM:対応はなし!命中判定どうぞ!
志築アオイ:密集宙域を挟んでるから命中に-2でしょうか
GM:ですね!
志築アオイ:了解、では-2しまして
志築アオイ:2d+14-2 命中 MetallicGuardian:(2D6+14-2) > 5[2,3]+14-2 > 17
志築アオイ:む、イマイチかな……!回避判定あります?
GM:この敵……イベイジョンです……
GM:固定13です。命中!
GM:ダメージをどうぞ!
志築アオイ:よし、命中!ダメージ前に全弾発射、グレネード二発を使用して+2d6に位置取りとムーブアンドファイアで更に+2d6!
志築アオイ:6d+19 連装マシンキャノン(殴) MetallicGuardian:(6D6+19) > 23[2,2,3,5,5,6]+19 > 42
志築アオイ:やっと良い値が出てくれた。42点の殴ダメージ!
GM:でっけえダメージね♡
GM:ライトニング級サイズの小型機が耐えれるわけないだろ!全機沈黙!
GM:演出どうぞ~
志築アオイ:「八谷君、損傷は!」
八谷レイト:「フレームまではイカレてねぇよ、心配いらねぇ!!」
志築アオイ:「了解した、信じよう。博士!」
志築アオイ:「『人の一人では為しうることは少ない』。……貴女もお忘れなきよう」
アンネ フランケンシュタイン:「……安んじている覚えはないよ」 
アンネ フランケンシュタイン:「見せてくれたまえ、肝煎りの性能を。評価してあげる」
志築アオイ:「勿論、すぐにでも。……水上君」
志築アオイ:「こちらの機体はあの大型が相手では弾数が不安でな」
志築アオイ:「サイズ差が大きいが、主攻を任せても?」
水上クロウ:「ああ。……そちらが弾数不足と言うのなら、なってやるさ」
水上クロウ:「俺が、銀の弾丸に」
志築アオイ:「狼がシルバーバレットとは。因果なものだ……さて、それでは」
志築アオイ:「露払いと行こう」
志築アオイ:戦場を俯瞰する。残る機体はあの小型機……動きからしておそらく無人の端末。
志築アオイ:「なるほど動きにくそうだ、あの宙域……だが」
志築アオイ:メインスラスターを噴射し、あえて暗礁宙域に飛び込む。
ヘルカイト:迎撃の射撃をかわし、残留物を盾としてしのぎ、
志築アオイ:「弾が落ちているのはありがたい」
ヘルカイト:僅かな隙に、デブリを蹴り飛ばす。敵機に向けて一つ二つ三つ、立て続けに
志築アオイ:「弾薬は節約させてもらおう。……もらった!」
ヘルカイト:飛ばしたデブリで動きを制限し、その影からマシンキャノンの弾丸が穿つ。
GM:すれ違い様に放たれた銃撃が、フリーガを次々に爆散させる!
カスパル・ナヴァグラハ:「展開していたフリーガの群れを一瞬で!?」
カスパル・ナヴァグラハ:「だが、まだいくらでも蠅はいる!」 
GM:アルノルディーの根本というべき艦船部分からは、絶えず無人機の射出が続いてる。
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/刀神・赤炎
八谷レイト:手番を貰ったのなら、動くのみ!
八谷レイト:ムーブアクション、《アサルトチャージ》! 全力移動で8マス分移動! 移動先は暗礁宙域を抜けて、E-3!
system:[ 八谷レイト ] HP:19 → 14
八谷レイト:マイナーアクションは、まずはナシで行ってみるか……
八谷レイト:メジャー!「ショートビームライフル」による射撃攻撃!
八谷レイト:命中判定の直前に《バルカン》使用! C値-1で10まで!
system:[ 八谷レイト ] FP:16 → 16
system:[ 八谷レイト ] HP:14 → 12
志築アオイ:C10だ!
アンネ フランケンシュタイン:ウォーッ!
八谷レイト:なんかなければ判定行きます!
GM:判定どうぞ!
八谷レイト:2d6+12 MetallicGuardian:(2D6+12) > 7[2,5]+12 > 19
八谷レイト:ふつう!
水上クロウ:だが相手はフォートレス…!
志築アオイ:さて、回避はどうだ……!
カスパル・ナヴァグラハ:2D6+9>=19 MetallicGuardian:(2D6+9>=19[12,2]) > 3[1,2]+9 > 12 > 失敗
カスパル・ナヴァグラハ:命中!
志築アオイ:ナイス!
八谷レイト:よっしゃ!
GM:ダメージどうぞ
八谷レイト:ダメージ直前、《アタックブースター》。ダメージ+1D6。さらに加護使用!「トール」で属性を〈神〉にして+10d6!
system:[ 八谷レイト ] HP:12 → 10
八谷レイト:対応なければ《パニッシャー》も乗せてダメージかな
GM:ダメージどうぞ
八谷レイト:15d6+9 MetallicGuardian:(15D6+9) > 48[1,1,1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,6]+9 > 57
志築アオイ:上々!
八谷レイト:〈神〉属性、57点!
GM:<神>属性に限っては軽減できない……!直撃します!
GM:まだ倒れません。演出どうぞ~
八谷レイト:「さぁて、露払いをお任せしちまったんだから……一丁カッコイイ所、見せねぇとなぁ!」
八谷レイト:スラスター全開。宙をかけ、暗礁をすり抜け、敵の間近まで一足飛びに突っ込んでいく。
八谷レイト:「今日はエネルギーの事なんか忘れて撃ちまくってやる!! 還元大セールだ、ありがたく喰らっとけ!!」AL粒子全開。電光纏う重粒子の光弾をこれでもかと浴びせかける!!
GM:アルノルディーの巨大な花弁の上で、次々と重粒子の爆ぜる光が上がる!
カスパル・ナヴァグラハ:「こっちの装甲を抜けてくるか!……蚊トンボが吠えたところで!」
八谷レイト:「へっ、俺ぁいくらでもバカにしていいけどよぉ……次に吠えるのは蚊トンボじゃなくて、狼だぜ!!」
水上クロウ:では、行動値12組…のイニシアチブで《ヘルモード》!
水上クロウ:打ち消し無ければ、アルノルディーの存在するマスに移動します。
GM:打消しないです。どうぞ!


GM:ちょっと邪魔だから機体サイズ小さくするね……
水上クロウ:では続いて自分の行動に!ムーブなし!
水上クロウ:マイナー、《心の渇き》。メジャー、《ヘビーストライク》。パイルバンカーによる白兵攻撃!
system:[ 水上クロウ ] HP:19 → 15
水上クロウ:判定参ります!
水上クロウ:2d6+13 MetallicGuardian:(2D6+13) > 4[2,2]+13 > 17
水上クロウ:うぬ、微妙な……!
志築アオイ:むっ、これは
志築アオイ:どうしようかな
GM:とりあえずドッジしてみましょう
志築アオイ:あ、その前に
志築アオイ:ヘイムダルってこのタイミングですかね?
GM:あ、振りなおします?
志築アオイ:あとブロウビートなどの振り直し
GM:このタイミングいけますね。判定直後なんで
水上クロウ:あ、そうですね。ヘイムダルは判定直後…!
GM:ブロウビートやってみて、不安だったらヘイムダルもありですね
八谷レイト:判定直後に加護使用!「ヘイムダル」! その判定をクリティカルに、またリアクションは加護を使用しなければ自動失敗に!
水上クロウ:ありがたい……!
GM:うむ。通しましょう
GM:ダメージロールステップ!思いっきりやってくれ!
水上クロウ:では、ダメージロールに《アタックブースター》、そして《トール》!神ダメージ化!
水上クロウ:打ち消しありますか!
GM:ないです
水上クロウ:押忍、では…!
水上クロウ:16+3+3+4d6+5d6+10d6 MetallicGuardian:(16+3+3+4D6+5D6+10D6) > 16+3+3+14[1,2,5,6]+20[3,3,3,5,6]+51[2,5,5,5,5,5,6,6,6,6] > 107
水上クロウ:神属性、107点!
GM:入りましたね!100点ダメージ!
カスパル・ナヴァグラハ:甘んじて受け止めますよ。なぜならまだアルノルディーは動けるので!
水上クロウ:は、では演出!
水上クロウ:─ライトニング級ガーディアンの例に漏れずこの機体も、技術への信頼性と引き換えに、AL粒子の扱いは他のガーディアンに一歩も二歩も譲る。
水上クロウ:数多のパーツの寄せ集め、パッチワークの狼であるなら、尚更だ。─故に。
水上クロウ:「……では」
水上クロウ:粒子そのものを出力に転化するのではない。散布した粒子が、あやふやで不確かながらも─
水上クロウ:「行こう、みんな」
水上クロウ:大地なき宇宙空間に描き出した、一筋の「道」を。軋むローラーを最大速度で回転させて。
水上クロウ:狼が、駆け抜ける。
カスパル・ナヴァグラハ:「突貫なんかしたところで!棺桶程度では、アルノルディーのいい餌食だ!」 
水上クロウ:描く機動は複雑怪奇。昇り、下り、曲がりくねって。
水上クロウ:「─俺たちを餌扱いするのは構わない。だが」
カスパル・ナヴァグラハ:嘲笑うようなカスパルの叫びに応えるように、無人機からの銃撃が、触手から放たれる奈落粒子の光線が、行く手を阻む。
水上クロウ:機械の触手を、迎撃する奈落の光を掻い潜り。
水上クロウ:「─俺たちの牙は、折れはしない……!」
水上クロウ:─アルノルディーの「花弁」の付け根。母艦機能を有するそこに、勢いのまま「衝突」。
水上クロウ:纏うAL粒子により、辛うじて自壊を免れた機体は、そのまま。左腕を─金属杭の先端を、フォートレスに押し付けて。
水上クロウ:─無音の宇宙空間に。巨大な金属塊が穿たれ、ひしゃげる音が響く。
GM:放たれた一撃は、さながら雷霆の如く。
GM:宇宙の静寂を貫いて、アルノルディーの本体とリンクしていた艦船部分を穿ち、破壊する!
マリア・ユングフラウ:「爆発……あのライトニング級がやったのか!?」
水上クロウ:「─いいや。俺じゃない」
水上クロウ:「俺たちだ」
マリア・ユングフラウ:遠方から観測していたマリアでさえも、神業じみた一撃に驚嘆の声を挙げる。
カスパル・ナヴァグラハ:「化け物め……っ!不愉快なんだよ、棺桶の分際でっ!」 
水上クロウ:─どこからか聞こえたような気がした声に、応えるように見上げる先には。
カスパル・ナヴァグラハ:機体を通して放たれる不可視の力に怯んだように、歯噛みし、呻くように吐き捨てる。
水上クロウ:まるで僚機のように、自分と共に駆け抜けた光の操り手。赤いカバリエの姿があった。
八谷レイト:「へへっ、キメたな、クロウ!」コクピット内で、また笑みながら。
GM:ここでイニシアチブ順だとPC優先でファタールの手番なのですが。なのですが
アンネ フランケンシュタイン:ふむ……?
水上クロウ:むっ…!
カスパル・ナヴァグラハ:あんまり温存もしていられませんね!<瞬発行動1>! 
志築アオイ:むむっ
志築アオイ:来たか!
アンネ フランケンシュタイン:動くか!
カスパル・ナヴァグラハ:ムーヴなし
カスパル・ナヴァグラハ:マイナーなし
カスパル・ナヴァグラハ:メジャーで<狙撃3>。イグニスミーレスで攻撃。
カスパル・ナヴァグラハ:対象選択時に<加護:ネルガル>起動。
水上クロウ:し、シーン攻撃!
志築アオイ:来たか、ネルガル……!
カスパル・ナヴァグラハ:射程を視界/対象を範囲5(選択)に変更
カスパル・ナヴァグラハ:スクエアはE-5を起点に範囲5マスを選択。
カスパル・ナヴァグラハ:これで邪魔なリンケージ全員を対象に攻撃できる!
GM:雑談の作戦会議を参照して、ここは通しで判定へ移行していいですか?
アンネ フランケンシュタイン:ここは……通そうか
志築アオイ:オーケー、通します!
水上クロウ:ヤー、どうぞ!
カスパル・ナヴァグラハ:11+2D6 MetallicGuardian:(11+2D6) > 11+9[3,6] > 20
水上クロウ:後乗せはあるかな?
GM:うーん……<加護:ヘイムダル>で。
志築アオイ:では
志築アオイ:<加護:オーディン>の使用を宣言。ヘイムダルの効果を打ち消します
GM:わかりました。ではここはこれ以上の宣言ありません!
GM:回避する場合は防壁で、加護で潰す場合は加護の宣言を願います
水上クロウ:OK、ではその判定の結果が確定する前に!
水上クロウ:《エーギル》。達成値を-20します。
GM:失敗ですね!
水上クロウ:いえーい達成値丁度ゼロ!
志築アオイ:ナイス!
カスパル・ナヴァグラハ:「アルノルディーの脳量子制御には、こういう使い方もある!」
カスパル・ナヴァグラハ:花弁が展開し、周囲に向けて奈落粒子を媒介に大規模な悪意の波を放つ。
アンネ フランケンシュタイン:「く、ぅぅぅぅ……!」
GM:放たれた悪意の波に絡めとられるように、フリーガが、宙を舞う半壊した機体が、まだパイロットが閉じ込められている友軍の機体すらもお構いなしに、
GM:強引に制御権を奪い取り、敵機に向けて強引な攻撃行動をとらせる!
マリア・ユングフラウ:「なに!?……くっ、各機下がれ!ミーレスでは呑まれるぞ!」安全域に離れていてなお、機体が微かに戦場に引きずられそうになる様子を確認し、素早く僚機を後退させる。

アンネ フランケンシュタイン:剥き出しの悪意を受信して、叩きつけられて、手が震える。イグニスはおろか機体の制動もままならぬ。
マリア・ユングフラウ:「ゲゼフの妄念は、味方のマシンを金縛りにするのか!?」
志築アオイ:「ちぃっ……!」
志築アオイ:手持ちの装備を確認。 放たれた奈落粒子によってか、武装の反応がおかしい
志築アオイ:今十全に使用できる武装は──
志築アオイ:「………使わざるをえん、か!」
志築アオイ:毒づきながら、装備を変更。
ヘルカイト:蒼いカバリエが、ハードポイントに装備されたダガーを抜き放つ。
ヘルカイト:通常のカバリエ級に装備されるダガーは、弾薬や機体のエネルギー量に左右されずに使用できる武装
ヘルカイト:すなわちフェイルセーフとして装備された最低限の武器である場合が多い。
ヘルカイト:しかし。 MHIの新型、ヘルカイトに装備されたダガーは違う。
ヘルカイト:ガーディアンの新たな汎用近接武装として開発された、この機体の切り札である。
志築アオイ:「無駄に堅い情報防壁がここで役立つとはな……頼んだぞ」
志築アオイ:「目標設定。パターン入力。MGA……起動!」
ヘルカイト:瞬間。ダガーから、青い光が迸る。
ヘルカイト:峰に搭載されたスラスターが唸りを上げ、機体にさらなる加速をもたらす。
ヘルカイト:武闘家のごとき舞うような挙動。それは、志築アオイ自身のものではない。
ヘルカイト:ダガーに搭載された記録端末に記憶された、凄腕たちの技の記録──
ヘルカイト:MGA……機巧刀争術を、使い手にもたらす刃。
ヘルカイト:蒼い燐光を放つ刃が、奈落によって制御された敵機を次々に切り裂いていく。
カスパル・ナヴァグラハ:「あははははは!見たか!足手まといの補助などなくとも、これだけの数の機体を制御して見せることができる僕の実力を!あはははは───」
カスパル・ナヴァグラハ:「なに!?」宇宙を翔ける燐光を前に、哄笑が止まる。
水上クロウ:─使用者の驚愕故か、戦場に─自分の思考に侵蝕する悪意が薄れた、その瞬間に。
水上クロウ:「……これで二度目だ。また、気を取られたな…!」
水上クロウ:左手が操縦桿から離れて、コックピット内の1点。数々の計器、スイッチ類のうちひとつを、握った拳が幾度も叩く。
水上クロウ:─ライトニング級は「枯れた」技術の塊だ。故に、こうした干渉を受け難く、そして。
水上クロウ:─ALTIMAの力に依らず、「手動で」動作させることも不可能ではない。そう。
水上クロウ: ガツン
水上クロウ:  ガツン
水上クロウ:    ガツン
水上クロウ:─幾度も、幾度も。妖花を金属杭が撃って。
水上クロウ:─その先端に僅かに纏ったAL粒子が。悪意を、食いつくしてゆく。
カスパル・ナヴァグラハ:「くそっ、纏わりつくな!」テンタクル・ロッドが蠢き、継ぎ接ぎの狼を引き剥がそうと試みる。
GM:意識を削がれた影響で、宇宙を包む悪意の波が次第に収束を迎えていく。
水上クロウ:「っ、ぐ……!」 ロッドの一本に絡みつかれ、引き剥がされる。しかし、声に苦しみ、痛みはあれど、悔いはない。
水上クロウ:─成すべきことは成した。ならば、きっと。
水上クロウ:─彼女も、成してくれるだろうと確信して。
志築アオイ:「止んだか……!助かった、水上君!」
志築アオイ:「博士、動けますか!?」
アンネ フランケンシュタイン:「……、ふっ」すっと痛みが引いてゆく。モニターに映るのは青き剣光、耳を打つは撃槍の駆動。
アンネ フランケンシュタイン:「心配をかけたようで、すまないね」飛刃が周囲の機群を切り払う。
アンネ フランケンシュタイン:「XCV-03F、良い機体だ。一流のリンケージにはね」 
志築アオイ:「……この武装は制式には入りそうにないので、評価から省いていただければと」
アンネ フランケンシュタイン:「秘伝を負うか……君らしくないね」
アンネ フランケンシュタイン:何かに感づいたように、ふふっと笑みをこぼしてから臨戦態勢へ戻る。
GM:▽ラウンド1/メインプロセス/ファタール・ツークンフト
アンネ フランケンシュタイン:ムーブアクションで《疾風蓮華》2HPを消費して戦闘移動。座標はE-6。 
アンネ フランケンシュタイン:特技効果によりこのメインプロセス中は種別:砲撃の武装を使用可能。
アンネ フランケンシュタイン:マイナーで《AL粒子展開》。ENを3消費してシーン終了まで与えるダメージ+6。
アンネ フランケンシュタイン:ENを4消費してブレードイグニスで遠隔攻撃。攻撃力は<斬>+21+6。
アンネ フランケンシュタイン:対象はアルノルディーだ。
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:18 → 16
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] EN:34 → 27
アンネ フランケンシュタイン:さて、判定良いかな?
GM:どうぞ!
アンネ フランケンシュタイン:9+2d6 MetallicGuardian:(9+2D6) > 9+3[1,2] > 12
アンネ フランケンシュタイン:《ブロウビート》使用。3HP消費して判定を振りなおす。
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:16 → 13
アンネ フランケンシュタイン:9+2d6 MetallicGuardian:(9+2D6) > 9+10[4,6] > 19
アンネ フランケンシュタイン:良し
カスパル・ナヴァグラハ:防壁で回避判定
カスパル・ナヴァグラハ:8+2D6 MetallicGuardian:(8+2D6) > 8+10[4,6] > 18
志築アオイ:危ない!
アンネ フランケンシュタイン:ギリギリ……!
カスパル・ナヴァグラハ:い、1足りない……
カスパル・ナヴァグラハ:こんなことに使うのは癪だけど、<加護:バルドル>
カスパル・ナヴァグラハ:達成値+20
志築アオイ:むむっ!
GM:なにもなければ達成値38で避けます
アンネ フランケンシュタイン:ならば、こちらも<加護:オーディン>だ
アンネ フランケンシュタイン:そのバルドルを打ち消そう
GM:では命中!
GM:ダメージステップどうぞ!
アンネ フランケンシュタイン:レイトくん、頼めるかな? 
水上クロウ
志築アオイ:八谷君!
水上クロウ:いけーッ!
八谷レイト:もってけ、「トール」! これにて加護はカンバンだ!
アンネ フランケンシュタイン:雷神の力を借りて!いま必殺の!
アンネ フランケンシュタイン:27+2d6+10d6 MetallicGuardian:(27+2D6+10D6) > 27+9[3,6]+37[1,2,2,3,4,4,4,5,6,6] > 73
アンネ フランケンシュタイン:<神>属性でドーン!
GM:そのダメージは……落ちますねえ!
アンネ フランケンシュタイン:ふむ
志築アオイ:よっし!
GM:残りFP36点です。
アンネ フランケンシュタイン:《直観》を使用。GMに質問します。
GM:イドゥン?エネミーが積んでるわけないでしょ!
GM:なんですか?
アンネ フランケンシュタイン:《ガイア》の使用によってアルノルディーの爆散からカスパルくんを救出する……
アンネ フランケンシュタイン:みたいなことは出来るかな?
GM:あ~~~なるほど!うーーーーん、どうしよっかな
アンネ フランケンシュタイン:どきどき
GM:完全にここで殺す気で使ってたからなあ……
GM:ま、いいでしょう!加護の効果を優先して、可能とします。
アンネ フランケンシュタイン:奇跡をありがとう!
志築アオイ:ありがとうございます!
アンネ フランケンシュタイン:では代償を2つ支払おう
system:[ アンネ・フランケンシュタイン ] HP:13 → 11
アンネ フランケンシュタイン:そして<加護:ガイア>。爆散するフォートレスから少年を救出します。
GM:ただし、奈落に汚染されてるから廃人に……みたいな方向にもっていってもいいんですが
GM:アンネさんの望みって、そういうことじゃないんでしょ?ついでに奈落の汚染も回復したものとして見做してもいいですよ!
アンネ フランケンシュタイン:それならそれで面倒は見るが……ありがとうございます!
アンネ フランケンシュタイン:優しいGM……(とくん)
GM:とりあえず、撃墜からの演出やりますか!
GM:演出からですね。どうぞー
アンネ フランケンシュタイン:無数の破壊痕が増え続けてゆく戦闘宙域を。 
アンネ フランケンシュタイン:遅れを取り戻すかのように、突っ切る白の鋼兵あり。
アンネ フランケンシュタイン:「レイトくん!一太刀浴びせてもらったところ恐縮だが」
アンネ フランケンシュタイン:「追加パーツを送る、役立てて頂きたい!」
八谷レイト:「よくわからねぇけど……わかったぜ!!」呼応して。
アンネ フランケンシュタイン:機体より後方へと放たれて、すぐさま追い越す飛刃の群れ。
アンネ フランケンシュタイン:自律金属細胞ALTIMA、ガーディアン共通の材より生成されたブレイドたちが、赤炎の剣へ集って行く!
八谷レイト:「っはは、こりゃあすげえ!!」見る間に長大に変貌していく己が愛刀を高く掲げ。
アンネ フランケンシュタイン:白金色の輝き、次いで赤き灼熱の色が暗黒空間に燃え輝く。
アンネ フランケンシュタイン:「突貫工事ながら、一振りは保たす」
アンネ フランケンシュタイン:「……頼んだよ!」
八谷レイト:「おう! 赤炎、AL粒子全開だ! カンバン承知の大サービス!! ここでキメなきゃ名が廃るぜ!!」
八谷レイト:「必殺! サンライト・ストレート、一文字斬りィィィッ!!」ぐおん、と。どこまでも果てしなく伸びるかのような刃が、振り下ろされる。
八谷レイト:的がこれだけデカければ外しようもない。真っ二つにせんと刃が食い込む!!
カスパル・ナヴァグラハ:「馬鹿な……カバリエなんかに!?」
GM:剣戟を防がんと射線上に躍り出た無人機の群れごと、鮮やかな太刀筋が妖花を切り裂く!
GM:それはまさしく、一刀両断。旧時代の絵巻物に伝わる妖怪退治の逸話の如く。
GM:灼熱の一閃が、醜怪な悪意を両断して見せる!
カスパル・ナヴァグラハ:「くそ……化け物め!だが、こんなところで終われるものか!」悲鳴を上げ崩れ行く機体の操縦席で、尚も毒づきながら足掻こうと試みる。
カスパル・ナヴァグラハ:「脱出さえできれば、まだ手は……」コクピットブロックの分離を試みるが、既に崩壊を始めつつあるアルノルディーの機構では、脱出装置の作動さえままならない。
アンネ フランケンシュタイン:「……!」 
ファタール・ツークンフト:相次ぐ爆炎、伴う閃光、力場荒れ狂い捩じれるそこへ。
ファタール・ツークンフト:白き守護者が躊躇なく突っ込んでゆく。
カスパル・ナヴァグラハ:「くそ……まだだ、まだ僕は────」
カスパル・ナヴァグラハ:自分が不良品ではないことを証明できていない。自分が何者かを示せていない。機会を与えられず、鉄の殻で死んで堪るものか。
GM:悔恨の声が、爆炎と閃光に包まれる。
アンネ フランケンシュタイン:「──カスパル!」
アンネ フランケンシュタイン:過剰放出したAL粒子を通じて、その姿を捉える。
アンネ フランケンシュタイン:鋼を、残骸を、嘆きを、彼の周りにあるものすべて。
アンネ フランケンシュタイン:高密度に圧縮された粒子纏って、穏やかに金光纏う大剣が一閃。
アンネ フランケンシュタイン:宇宙に漂う二人、その間を阻むすべて。
アンネ フランケンシュタイン:両断されて、切り離されて、視線が合う。言葉が届く。
アンネ フランケンシュタイン:誰も……こんなところには。 
アンネ フランケンシュタイン:「きみがいる場所は!そこでなくて良い!」 
アンネ フランケンシュタイン:「この手へ、伸ばせ。カスパル!」
アンネ フランケンシュタイン:白い鋼が、巨大で、何もかもを破壊する力持つ巨人が。
アンネ フランケンシュタイン:手を差し伸べる。ただ一人の少年に向けて。
GM:暗闇で蹲り、悲嘆にくれる少年がキミの手へ目を向ける。
アンネ フランケンシュタイン:ひとを怪物に変えて、屍増やす罪深きこの手であっても。 
アンネ フランケンシュタイン:いま、ここで。救いの手たらんとすることは出来る。力持つ者の傲慢に違いないが。
アンネ フランケンシュタイン:望み叶える力を、出し惜しみすることなどできないのだから。
カスパル・ナヴァグラハ:降り注ぐ陽光のような暖かい光を感じ取り、顔を上げて。
カスパル・ナヴァグラハ:「僕は……そっちへ行ってもいいの……?」 
アンネ フランケンシュタイン:「……きみに見せたいものがある」 
アンネ フランケンシュタイン:「わたしのエゴだよ。ああ、そうだ」
アンネ フランケンシュタイン:「きみが来てくれると……私は嬉しい」 
GM:僅かに逡巡したのち、少年がキミに向けて手を伸ばす。
GM:昏い水底から引き上げるように。キミの手が、少年を宇宙の闇から確かに掴み上げ、そして───
アンネ フランケンシュタイン:「──敵フォートレス、撃破」 
アンネ フランケンシュタイン:「みんな……お疲れ様」胸の中のものを、大切そうに抱きかかえて微笑む。 
九重イツキ:「こちらでも目視できています!各機の収容、および負傷者の回収準備、クルーの皆さんは急ぎお願いします!」
八谷レイト:「よし! これにて一件落着、だな!」かちりと愛刀を鞘にしまい込み、かんらと笑う。
志築アオイ:「……さて、どうかな。クリス君のこともあるし、他にも色々と事後処理は残っている」
志築アオイ:「ここからも戦いだよ。……命が失われないなら、まだ楽な部類ではあるがね」
水上クロウ:「……ああ。だが、それでも─」
水上クロウ:「なんとかなる。……何故だろうな、根拠は全くないけれど」
水上クロウ:「そう、思えるよ」
水上クロウ:フォートレスの爆発から生まれた、小さく、そして優しい光を。眩しそうに、見つめて─。

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マスターシーン3

GM:---------------------------------------------------
GM:【マスターシーン3】
GM:暗礁宙域から突如として出現した大型アビス・ガーディアンの攻撃により、
GM:混乱に陥った戦場であったが、フォーチュンのガーディアンによる活躍を受け
GM:アビス・ガーディアンが撃墜された今、戦場は再び連邦の優勢を取り戻しつつあった。
GM:双方の勢力も、先ほどのように積極的な抗戦姿勢を見せるわけではなく、
GM:《ガイア》の光が見せた奇跡に触発されたのか、中には敵味方関係なく、負傷・戦闘不能になった機体を回収・救援に当たる部隊の姿も見える。
GM:……その一方で、尚も徹底的な抗戦の姿勢を見せようとする物も少なからずあった。
GM:【ゲゼフ艦隊旗艦・グナイスト級万能戦艦】
ゲゼフ中佐:「馬鹿な……アルノルディーが沈むなどと」
ゲゼフ中佐:「アルノルディーのメモリーキューブを回収するよう伝えろ!動けるものは一人でも多く連邦の機体に喰らいつけ!」
ゲゼフ中佐:「この程度で我らが負けてなるものか!……何もない暗闇に4年。4年我々は耐えたのだぞ!連邦とその飼い犬のガーディアンに、これ以上大きい顔をさせてなるものか!」
GM:艦橋においていまだ、抗戦の意志を示すゲゼフ。彼の麾下に、その意思を否定するものはいない。
GM:皆ここで死のうとも、連邦に一矢報いる姿勢であった。そのために、ラーフと手を組んでなお、アルノルディーを完成させたのだから。
GM:その艦橋を。何処かの方向より、一筋の光芒が刺し貫く。
GM:反応などできるわけもなかった。艦橋を貫いた重粒子の光により、ゲゼフを含めたその場にいたクルーは即死する。
GM:司令部が破壊された艦船からは、次々に脱出艇や残された機動部隊が脱出を試みる。
GM:こうして、ゲゼフ艦隊は壊滅を迎えた。
GM:………その光景を後方より確認した黒いアハゲリスが、構えたロングレンジ・ライフルの銃口を降ろす。
マリア・ユングフラウ:「ゲゼフ中佐は名誉の戦死を遂げられた」
マリア・ユングフラウ:「シュバルツリッターは当宙域より生存者を救出後、イゾルデ閣下の艦隊へ合流の為離脱する!」
マリア・ユングフラウ:(……アルノルディーのことは、私が知らされていなければ、イゾルデ閣下も存じ得ぬことだった。組織としては、これで体裁がつくだろう)
マリア・ユングフラウ:未だ光を放つ、妖花の爆発跡と、そこを中心に繰り広げられる、ささやかな奇跡へと目を遣る。
GM:黒いアハゲリスが宙域を離脱するリトル・ノアへ視線を向けていることを確認した部下が問う。
リッター・ザード:「追撃しますか?」
マリア・ユングフラウ:「あれは避難船だ。我々がアルノルディーの真似事をやる必要はない。そうだろう?」
マリア・ユングフラウ:「フォーチュンのリンケージ。我々にとっては、必ずしも凶兆とは言い切れん……か。それにスターゲイザー」
マリア・ユングフラウ:「新人類など、ディプトリー主義者の世迷い事と思っていたが……」
マリア・ユングフラウ:「人の心の光、か」 
マリア・ユングフラウ:マリア・ゲルトルート・マリアムはコクピットの中でかすかに笑みを浮かべると、僚機を率いて宇宙の闇を救助のために駆け出た。
GM:……この後、宇宙で放たれた奇妙な光と、双方が交戦を中止し宙域より離脱した珍事は暫く後にL4コロニーの鎮圧と併せてニュースで語られることになるが、それは別の話。

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ED

GM:【エンディング】
GM:▽L1宙域コロニー“ウォルソール”
GM:L4宙域を離脱した“リトル・ノア”は、その後敵戦力と遭遇することもなく無事に
GM:連邦の勢力域に存在する安全なコロニーへと到達することができた。
九重イツキ:「いやあ、本当にありがとうございました!」
九重イツキ:「皆さんのおかげで、避難民の方々も怪我することなく無事到着することができました!」
九重イツキ:「一時はどうなることかと思いましたが、流石はフォーチュンの傭兵ですね!」
志築アオイ:「こちらこそ。おかげさまで無事任務を達成できました」
アンネ・フランケンシュタイン:「うん。随分と助けられてしまったね」 
アンネ・フランケンシュタイン:「貸しはアーディティヤ宛でなく、九重くんにひとつということで」 
八谷レイト:「傭兵、って響きには慣れないが……ま、困ったときはお互い様だろ!」
志築アオイ:「避難民の方々も、無事に済んだなら何よりです。何事も後味が良いに越したことはありませんからね」
水上クロウ:「……そう、だな。平穏無事とは言えない旅路だったけれど……」
水上クロウ:「皆とここまで来れて、よかった」
九重イツキ:「あはは!そう言っていただけると幸いです。」
九重イツキ:「地球から来られた皆さんは、この後鳳市へお戻りになられるんでしょうか?」
八谷レイト:「おう! 店を閉めっぱなしにしとく訳にもいかないからな……」
アンネ・フランケンシュタイン:「帰るなら一日で済むが……遅らせてしまった分、チケットは社で確保済みだよ」
志築アオイ:「そうですね。私も戻ったら、色々とやることがありますから」
志築アオイ:「今回の戦闘で色々と改善点も見えました。また調整しなくては……」
水上クロウ:「そうか……3人には、これからも」
水上クロウ:「やるべきことが、あるんだったな」
志築アオイ:「……水上君はどうする?」
九重イツキ:「そうですか!寂しくなりますね。鳳市に戻ったら、チトセさんにもよろしくお伝えください!」
志築アオイ:「L4コロニーにもすぐに戻るのは難しいだろうし。しばらくはこのコロニーに?」
水上クロウ:「…………」 僅かな間、考え込んで。
水上クロウ:「志筑さん。八谷さん。フランケンシュタイン博士」
アンネ・フランケンシュタイン:「なんだい?」 
志築アオイ:「む?」
八谷レイト:「どうした? 改まって」
水上クロウ:「あなたたちの街に、傭兵の仕事は……戦いは、あるだろうか」
志築アオイ:「……戦い、か」
志築アオイ:「ううむ」複雑そうな顔で
八谷レイト:「喜ぶべきか、悲しむべきか。毎週のようにあるな……」
アンネ・フランケンシュタイン:「そうだね、山ほどある」
水上クロウ:「毎週。山ほど」 予想以上の返答に、目を丸くする。
アンネ・フランケンシュタイン:「ただ仕事を求めるというなら、他のやりようもあるだろうが……」
志築アオイ:「……そうだな。確かに君が傭兵なら、仕事を求めるのは当然のことだろうが」
アンネ・フランケンシュタイン:「君の場合、戦うことに意味があるのだろうね」
志築アオイ:「……そういうもの、ですか」
志築アオイ:「君の腕なら、他の仕事もできると思うがね」
志築アオイ:「私のようなテストパイロットでも、教え子を導く教官でも」
志築アオイ:「あるいはクラッシャーバトルの選手、なんて道もある。少々狭い門だが、ライトニング級のクラスもあるにはあるからな」
志築アオイ:「……戦いが、必要かい?」
水上クロウ:「ありがとう。……うん。俺は、やっぱり戦いたい。……出来ることなら」
水上クロウ:「平和のために。誰かが泣かないために。そういう戦いもあると、学ぶことができたから」
志築アオイ:「そうか。……君は、そういう戦いを選ぶ、か」
八谷レイト:「クロウがそういうなら、俺ん家のバイトを増やす計画はナシだな。……戦争のため、破壊のために戦うんじゃなきゃ、それでいい」
アンネ・フランケンシュタイン:「なんだ、レイトくんもそう考えていたか」
アンネ・フランケンシュタイン:「ふふ、年上に可愛がられる星に生まれてきたといったところかな」
志築アオイ:「ライトニング級のテストパイロットは別で探すとするか……」
水上クロウ:「……なんというか、その、すまない。色々と期待を裏切ってしまったようで」
志築アオイ:「そんな本気で気にするな。冗談だよ、半分はね」
八谷レイト:「いんだよ、自分がやりたい事に対しては、堂々と胸張ってりゃあな!」
志築アオイ:「まあとはいえ、だ」
志築アオイ:「いずれ君の言う、誰かが泣かないための……守るための戦い」
志築アオイ:「その為の戦士すら暇するようになったら、うちの門を叩いてくれて良い」
志築アオイ:「さっきも言ったが、仕事はいくらでもあるぞ。テストパイロットなり、選手なりね」
アンネ・フランケンシュタイン:「ま、鳳に向かってもよろしくね。鬱陶しく感じたら言ってくれ」
アンネ・フランケンシュタイン:「ここに居る以外にも世話焼きは山ほどいるぞ」
水上クロウ:「それは、ああ。……楽しみだ、とても」 少しの不安と、大きな安堵を覚えて頷く。
水上クロウ:─そして。
水上クロウ:「……ところで、だ。……クリス」
クリス:「聞いたよ。地球に降りるんだって?」
水上クロウ:「ああ。……そしてだな。彼は……カスパルはもう大丈夫だと、フランケンシュタイン博士に聞いたが、それでも」
水上クロウ:「宇宙は、まだ君にとって危険な場所……だと、思う」
クリス:「うん」 
水上クロウ:「よければ、君も来ないか。暮らしについては、フォーチュンに相談できると思う。……いや」
水上クロウ:「……傭兵の稼ぎがどれほどか、まだ見積もれてはいないが。男の子一人をしばらく養うくらいは、なんとか─」
クリス:「いいよ。……フォーチュンが仲介するって言っても、個人事業になるんだろうし」
クリス:「キミ一人でやるより、優秀なオペレーターがついてた方が安心でしょ?」
水上クロウ:「……正直。数字のことも、さっぱりだ。何せ、学校にきちんと通ったことも……いや、それはともかく」
水上クロウ:「すまない。苦労をかけるが……ああ」
水上クロウ:あの家で、最初にそうしたように。
水上クロウ:「これからもよろしく、クリス」
水上クロウ:握手を求めて、右手を。
クリス:「うん。……よろしく」 
アンネ・フランケンシュタイン:「……ほう」
アンネ・フランケンシュタイン:「なるほどな……」
水上クロウ:「……フランケンシュタイン博士、何か?」
アンネ・フランケンシュタイン:「いや、個人的に喜ばしい話へ進んだと思ってね」
アンネ・フランケンシュタイン:「私は少し本国の研究所に用があるから……そうだね」
アンネ・フランケンシュタイン:「シャトルまでしばらく掛かる。餞別代りに、クリスくんの服でも買いに行こうか」
アンネ・フランケンシュタイン:「クロウくんは分からんだろうしね」
クリス:「……そうだね。ありがとう、博士」 
水上クロウ:「……?いや、俺だって服の買い方くらいは」 わかるぞ、と。少し拗ねたように─。
志築アオイ:「……み、水上君?本気か?」
志築アオイ:「なかなかにその……難行だと思うぞ……」
水上クロウ:「それは……確かに、服飾のセンスがあるかと言われれば……」
水上クロウ:「………………」
水上クロウ:「……すまない。俺はひょっとして、何か見当違いをしているんだろうか」
アンネ・フランケンシュタイン:「うん?」
アンネ・フランケンシュタイン:「まあ、自分好みを選ぶか楽しみに待つかは君次第だろうが」
アンネ・フランケンシュタイン:「私としては後者を推奨する。見違えるようなおめかしをするよ」
クリス:「知らないよ。……もう」 
クリス:クロウの問いに、やや突き放すように短く返す。心なしかその顔はほんのりと赤い。
クリス:「早く行こう、博士」
アンネ・フランケンシュタイン:「ふふ、お姫様は乗り気だね」
アンネ・フランケンシュタイン:「魔法使いとして一仕事してこようじゃないか」 
水上クロウ:「……おひめ、さま」
水上クロウ:「……え、あ……え?」
水上クロウ:─つい先ほど交わした握手、その感触を思い返してみれば。
水上クロウ:─柔らかくて、暖かなそれは。おそらくは年下だろうと、そんな認識以上のなにかで─。
水上クロウ:「……!?!?!?!?!?!?」 ぱくぱくと開閉する口は、何かを音にしようとしてし損ねたものか。
志築アオイ:「あっ……あー。そういう、ことか……」
志築アオイ:「いきなり『男の子一人養える』とか言い出すから」
志築アオイ:「『養ってください』みたいで、ヒモ宣言かと思って困惑してたんだが……」
八谷レイト:「っはは、まぁ宇宙は広い、色々あらぁな! 大事にしろよぉ? 新しい相棒も、旧い相棒もな」
志築アオイ:「私が性別問わず君付けで呼ぶから余計に紛らわしかったかな……すまん」
アンネ・フランケンシュタイン:「?」首を傾げている。 
水上クロウ:「……いや。いやいや。うん。大丈夫、大丈夫だ」
水上クロウ:─"再出発"は、決して平穏ではなく。これから先のことも不安だらけで。
水上クロウ:─勘違いと呼ぶのも恥ずかしい何かに、思わずあの家に帰りたくもなったけれど。
水上クロウ:─それでも。
水上クロウ:「……戦う、と言ったからな。一度交わした約束は、守る」
水上クロウ:「もう、逃げるのは無しだ。……どこまでだって、走り続ける」
水上クロウ:─仲間たちとの。相棒との。出会いと旅立ちに。心からの、感謝を。

GM:メタリックガーディアンRPG
GM:「L4宙域からの脱出」End
GM:以上で全行程終了!お疲れさまでした!
GM:ここまで楽しんでくれたみんなには、経験点を12点進呈する!
GM:これで新たな力を身に着けてやってくれ!
志築アオイ:お疲れさまでした!
アンネ・フランケンシュタイン:ありがとうございました!とても楽しいメタガデビューでした 
八谷レイト:お疲れさまでした~~! すっごい楽しかった……!!
志築アオイ:やったー経験点!モグモグ!
アンネ・フランケンシュタイン:わあい! 
八谷レイト:いただきます!!
志築アオイ:良いデビュー戦飾れました!ありがとうございます!
水上クロウ:いえーいいただきます!ありがとうございました、楽しかった…!
GM:今回は単発セッションのつもりだったんですが
GM:皆さんの活躍のおかげでいろいろとまた見たいシチュエーションなんかも広がってきましたし
GM:もしかするとどこかで関係のある話をやったりするかもしれません
GM:その時はよろしくお願いします~
志築アオイ:楽しみにしてますー!
八谷レイト:是非に!
水上クロウ:わーい、楽しみにしております!
水上クロウ:立てる卓で、他の卓の出来事にさらっと触れたりするクロスオーバー、やっていきたい。
GM:いいですね~
志築アオイ:楽しい
アンネ・フランケンシュタイン:是非是非!わたしもGMやっていきますね~
アンネ・フランケンシュタイン:ゆるいクロス~
GM:GMをやるぞ!という人が増えてくれると
志築アオイ:おかげさまで大分慣れたと思うので
GM:自分としても立てた甲斐があります!
志築アオイ:ドンドンやってきたい 楽しみです
八谷レイト:おれはやるぜ おれはやるぜ
アンネ・フランケンシュタイン:紅井寿甘さんは明日頑張って~
水上クロウ:タイマン覚醒卓!
八谷レイト:チュートリアルメタガを明日からやります
志築アオイ:行ってらっしゃい~
GM:楽しみにしてます~

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