V.S.


PC1:“オーライ・ジョージ”生賴 丈二(おうらい じょうじ)(キャラシート)PL:ワの字
PC2:“マーズ・ポゼッション”家永 千波(いえなが ちなみ)(キャラシート)PL:いちま
PC3:“人使い(メッセンジャー)紺野 瞳子(こんの とうこ)(キャラシート)PL:湊

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

【トレーラー】
いつにもまして、大事件が続くN市。
いずこの支部も人手不足はいや増し、
イリーガルへの負担も増しつつある。

そんな中、第四支部長が突飛な策を実施する。
新イリーガルと正規エージェントのペア研修。
それも、実際の事件捜査をもって行うという。

「名案だとおもうんだけどなあ。どう?」

だが、その話には当然裏があって…。

DX3rd Super Simple Scenario Craft
V. S.

ダブルクロス。
それは、裏切りを意味する言葉。


GM:ということで、さっくり遊びましょうという軽量卓。開始してまいりたいと思います。
GM:GMは里村が務めさせていただきます。
GM:ハンドアウトすらありませんので、イニシアチブ表順に、簡単に自己紹介をお願いできればなと思います。

GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmZX3zQIM
GM:家永さん。おねがいしますー
家永千波:はーい
家永千波:家永千波(いえなが・ちなみ)。高校二年生です。
家永千波:生まれつきのオーヴァードですが、自分の能力で他人を傷つける事を過剰に恐れ、この間までずっと引き籠りをやっていた女子です。
家永千波:UGNに保護された事で、自分の能力と前向きに付き合おうと思うようになり、イリーガルにも登録しました。学校にも通い始めています。
家永千波:性格は極めて臆病で弱々しいですが、割とすぐに気を許す面もあります。
家永千波:基本的に人の役に立ちたい気質なので、弱音を吐きつつも依頼全般に対しては前向きです。頑張ります。
家永千波:データ的にはとにかく単体を殴る事に特化しています。範囲はないしミドルではあんまり頼りにならなさそう。
家永千波:能力はキュマイラ/ノイマンを掛け合わせたオートコンバット。戦闘になると何かに操られるようにして熟練の格闘術を振るいます。
家永千波:そんな感じで、よろしくお願いします。
GM:はい。よろしくおねがいしますー
GM:がんばってください。大丈夫、明るい職場だよ。

GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxYHj4gIM
GM:では、紺野さん。どうぞー
紺野・瞳子:オーケー。
紺野・瞳子:「ふむ。私のような末席にもお呼びがかかるとは、昨今のUGNは随分と手が足りていないらしい」
紺野・瞳子:「妖精もどきの手でよければお貸ししよう。………生憎と、幸運は運んで来ないがね?」
紺野・瞳子:「”人使い”、紺野・瞳子と呼んでくれ。あぁ、君は私と違って有能そうだ」
紺野・瞳子:「これでも”人を見る目”には自信があるのさ」
紺野・瞳子: 
紺野・瞳子:と言う感じの、UGNに協力するレネゲイドビーイングとなります。
紺野・瞳子:人を騙し迷わす妖精「インプ」の伝承から発生した、人を食ったような態度の女性型RB。
紺野・瞳子:非常なものぐさで、事あるごとに自分を無能と称して人を顎で使おうとします。
紺野・瞳子:他人を強制的に動かす能力を持っていますが、体力を極度に消費するので奥の手と言う形で用います。
紺野・瞳子:自堕落ではありますが、今の日常を愉しんでいるらしくN市を脅かす事件には進んで協力する、と言った感じ。
紺野・瞳子:プレイヤーは湊です!よろしくお願いします!
GM:はい。よろしくお願いします!

GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6pmW3wIM
GM:では、最後に。ジョージさん、どうぞ。
生頼丈二:オーライ!
生頼丈二:「呼ばれて飛び出てオーライ・ジョージ!覚えておきな!万難を排す、男の名前だ!」
生頼丈二:自信と自意識が過剰な27歳。
生頼丈二:己がいれば万事快調、あらゆる物事は順風満帆。自身が世界の中心だと信じて疑わない純粋なおっさんです。
生頼丈二:揺るぎなき楽観主義者であり自己評価の高きこと山の如し、とにかく俺は有能で天才なのでどんなことでもなんとでもなるのだ、俺に任せろ。
生頼丈二:手痛い失敗を被っても3歩で忘れるので反省とも後悔とも無縁の人生を送っていきました。
生頼丈二:他人のために自分の能力を使うことを至福としており、とにかく働きたがり褒められたがります。
生頼丈二:英語風の名前の読み方を気に入っているので事あるごとに主張してきます。コードネームに採用する程度にはこだわりがある。
生頼丈二:性能的には高い行動値から範囲攻撃を繰り出すRC屋です。
生頼丈二:一発殴ったらお仕事終了な雰囲気になりますのであとは頼んだ。
生頼丈二:スピードスター、援護の風のおかげでミドルでもそれなりの戦闘力、それなりのダイス数がありおおよそまあまあの判定をそこそこまあまあこなします。
生頼丈二:こんなかんじのお調子者のおっさんです。かわいがってあげてください。
GM:かわいがってあげたいと思います。

GM:では、本編の方開始していきたいと思います。かなりざっくりした進行になると思われますが、よろしくお付き合いを!

OP1

GM:────
GM:OP:1
GM:シーンPC:生賴丈二
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします
生頼丈二:任せな!
生頼丈二:28+1d10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+8[8] → 36


GM:第四支部。
GM:いわゆる大N市十三支部体制のうち、Rラボとホワイトハンドに相当する機能の大半を担う。
GM:担当地域である港湾再開発区の人口の少なさ、また四年前からの再建工事による施設の分散もあり、
GM:規模に反して構成員は研究員等が中心、比較して戦闘要員エージェントの人数は少ない……状態であった。
GM:あなたは、その増員として配属されたエージェントの一人……なわけですが。

GM:第四支部を構成する施設の一つ、N市民健康支援センター。
GM:普段は集団健康診断などに使われる部屋の前の廊下で、あなたは順番を待っていました。
GM:前後には、最初に来たときに十数人の、戦闘可能要員と思しきエージェントの姿がありましたが、いまはだいぶん減っています。
施設職員:「オーライさん、どうぞー」
生頼丈二:「どうもぉ!オーライ・ジョージです!」
施設職員:「はい。どうも、元気で何より……二十七歳?」
施設職員:きつい目つきでおかっぱの職員は、手元のPDAを一瞬睨みつけるようにしますが、すぐに気を取り直して。
生頼丈二:「YES!今をときめく27歳です!よくお若いですねえと言われるんですよ!」
施設職員:「ええ。フレッシュで、すぐにうちの空気にも馴染んでくれそうで何よりです」
施設職員:「それで、あなたにマッチングされたイリーガルなんだけど」
GM:そう。エージェントの新規増員に合わせて、第四支部はまた奇態な施策を打っていたのです。
GM:新人イリーガルとペアで、実際の事件に対処してもらう……という。何を考えているんだというような内容ですが。
生頼丈二:「ほうほう…この有能が服を着て歩いているかのような俺には、どんな問題児があてがわれるんでしょうね?」
施設職員:「諸星さん。入って」
生頼丈二:「いやあ楽しみですなあ!ハッハハハ!」
諸星 しずく:「は、はい……」
諸星 しずく:「あの、問題児の諸星です」
諸星 しずく:入ってきたのは、学生服姿の少女。現地登用のイリーガルでしょう。
生頼丈二:「ヨロシク!聞こえていたようだね、深い意味は無いんだ申し訳ない!」
生頼丈二:手を取って情熱的な握手だ。挨拶の基本は握手!
諸星 しずく:「あっ、大丈夫です、深い意味とかなくても私、けっこうその……」
諸星 しずく:手を握り返します。
諸星 しずく:「はい」
施設職員:「諸星しずくさん。コードネームは"ドロップス"。こう見えて戦闘要員」
諸星 しずく:「諸星しずくです。よろしくお願いします。あの……日本人の方ですよね?」
生頼丈二:「如何にも俺は生まれも育ちも日本、生粋の日本人だよ」
生頼丈二:「だが…俺を呼ぶときは"オーライ"さんと呼んでいただけると、そう」
諸星 しずく:「オーライさん?」
生頼丈二:「個人的に気分が上がるので、そう呼んでいただきたい」
生頼丈二:無駄に流暢なオーライ
施設職員:「本名です。まあ、本当はコードネームを使うのが筋なんだけど」
施設職員:「……誰よ。こんな申請通したのは」ぼそっと。
生頼丈二:「"ジョージ"さんでも構わんよ!」
施設職員:「それで、オーライさんと諸星さんには、……すぐに中央棟に向かっていただきます」
諸星 しずく:「中央棟ですか?」
施設職員:「市民病院の特別病棟。わかる?」
諸星 しずく:「ああ。それならわかります、あの箱みたいな」
生頼丈二:「中央棟ですか、ははあなるほど」
生頼丈二:パチンと指を弾いて
生頼丈二:「つまりそういうことですね?」
施設職員:「どういうことだと?」眉間に皺。
生頼丈二:「支部長が俺にご用命だと…言わせないでください、恥ずかしいなあ!」
施設職員:「まあそうです。変な人だから、気圧されないように……と、言う必要はなさそうですけど」
施設職員:「諸星さんは気をつけなさい。すごく性格が悪いから」
諸星 しずく:「は、はあ……」
諸星 しずく:「……あの、オーライさんは市外から来られたんですよね?」
諸星 しずく:「わたし、場所はわかりますから、案内しますね」
生頼丈二:「そいつはありがたい。いくら俺が有能とはいえ、不慣れなものは不慣れだからね」
生頼丈二:「心遣いに感謝!ありがとう!」
諸星 しずく:「は、はい。よろしくおねがいします……」
諸星 しずく:気圧されて、それでもなんとか笑ってみせます。
生頼丈二:「おっと、少し近かったかな?」
生頼丈二:2,3歩あとずさり、手でノーノーのジェスチャー
諸星 しずく:「あ、ああいえ、そういうわけじゃなくて。私、人よりちょっとその…」
諸星 しずく:「近いの、苦手で。ごめんなさい」
生頼丈二:「悪いね、お前は距離感覚がわかってないとよく言われるんだ」
生頼丈二:「これからは気をつけるよ。さあ行こうか!」
諸星 しずく:いえ、と、肯定とも否定とも取れない声をもらして、少女はうなずきました。
施設職員:「はい。次の人、どうぞ」

GM:シーンカット。便宜上、特に急ぎでない場合、ロイス設定はこのタイミングで行います。
GM:ロイス設定は舞台裏タブの方で宣言お願いしますねー。
生頼丈二:生頼丈二:ロイス取得。諸星 しずく ○尽力/食傷

OP2

GM:────
GM:OP:2
GM:家永千波・紺野瞳子
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします
家永千波:家永千波の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:35->40)
紺野・瞳子:1D10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 2[2]+46 → 48


GM:第四支部、中央棟。ミーティングルーム
日馬 美礼:妙な形に結い上げた髪に眼鏡。白衣。電動車椅子に腰掛けた少女は、第四支部の責任者である日馬美礼。
日馬 美礼:その筋ではとても有名な……悪名でも……人物です。
日馬 美礼:「で、来てもらっていきなりなんだけどさ。"バーサス"って聞いたことあるかな?」
日馬 美礼:「ああ。いっとくけど映画じゃないぜ。あれも嫌いじゃないけどね」
家永千波:「あっ……? い、いえ……」ふるふると、首を振る。
紺野・瞳子:「映画のことな……」
紺野・瞳子:先に言われた。
家永千波:頬に汗、胸元を抑えている。いたく緊張しているのだろう。
日馬 美礼:くふふ。と笑って。
紺野・瞳子:「降参。どういう物なんだい?」お手上げのポーズ。
日馬 美礼:「迷惑と頭痛のタネかな。そういうふうに名乗って、公園で喧嘩してる連中がいるんだよね」
日馬 美礼:「しかし、紺野くんとこにも話が届いてないのか。ちょっとおもしろいね?」
GM:簡単にまとめると、こういう話です。
GM:市内で、「バーサス」と称してのオーヴァードどうしの殴り合い、およびそれを対象にした賭博が横行していると。
GM:まあ、当然そのためには、ある程度広いスペースとひと目の届かなさが必要なわけですが。
日馬 美礼:「うちの管区、公園とイベントホールばっかりだからさあ」
紺野・瞳子:「おまけに目と手は限られている、と。アウトローどもには垂涎の物件だね」
家永千波:「賭け試合のために、勝手に占拠してる……って事ですか」
日馬 美礼:「占拠というか、不法侵入だね。あとは公共物破損とか。芝の補修だって、一晩でやるのは楽じゃないんだぜ?」
日馬 美礼:「で、だ。紺野くんと家永くんには、それのしっぽを追いかけてもらいたいわけだ」
日馬 美礼:「ああ。もちろん、正規のエージェントもつけるよ。あと、イリーガルもおまけしよう」
紺野・瞳子:「大盤振る舞いだね」
日馬 美礼:くふふ。と笑う。第四の実戦要員不足は有名で、これまで仕事を受けた際も、イリーガルのみで動くのはザラだったのですが。
家永千波:「あ。わ、分かりました……じゃあ、ぜんぶで4人、ですかね」
日馬 美礼:「そう。ま、大丈夫だよ。取って食われるわけじゃないから」
家永千波:「は、はい……大丈夫です。私がちょっと、変なだけで」
紺野・瞳子:「殴り合い…ってことは、参加者全員が同意の上って事かな」
家永千波:「UGN(ここ)の人は、みんな良い人だって、分かってるつもり……なので……」
日馬 美礼:「そう、同意の上ってことになる。だからめんどくさいんだけどねえ」
日馬 美礼:「うちからチャンピオン送り込んで制圧するとかも考えたんだけど、いろいろあって却下されたんだよね」
紺野・瞳子:「チャンピオン」鸚鵡返し。チャンピオンの概念から発生したRBでもいるのだろうか。
家永千波:「無関係な人を、直接傷付けてる訳じゃない、のかな……」そこまで凶悪な人達ではないのかな、と思ったり。あくまで比較的、だけど。
日馬 美礼:「代理戦士って意味のほうだね。コロッセオだから」目を細くする。
日馬 美礼:「まあ、傷つけてるわけじゃない。けど、うちが対応しなきゃいけない事件には違いない」
日馬 美礼:「まあ、確かにそうだ。凶悪事件てわけじゃない。変なところに繋がっていなければ、そう危険な話じゃないはずだよ。さて」
日馬 美礼:「受けてくれるかな?」
紺野・瞳子:「だね。ただのチーマーならいざしらず、オーヴァードの荒くれ共を警備員にしょっ引けと言うのは荷が重い」
家永千波:「あっ、それは……もちろん、分かってます」慌てて頷く。
紺野・瞳子:「私は異存はないよ。頼もしい同僚もついていることだしね!」
紺野・瞳子:と言って、家永の肩をぽんぽんと叩く。
日馬 美礼:「よろしい。じゃあ……ああ。ちょうど来たようだ」
家永千波:「え」びく、と少しだけ硬直して。猫背をぴんと伸ばす。
家永千波:「が、がんばります……っ」
日馬 美礼:「お姫様に憧れがあるんだって?」
家永千波:「!?」さらに目を白黒とさせて。
家永千波:「そ、その……はい」
日馬 美礼:くふふ。と笑って。
日馬 美礼:「いいじゃないか。僕はそういうの好きだな。応援してるよ?」
日馬 美礼:「ということで、紺野くんにとってもやりがいのありそうな相棒だろ?」
家永千波:「あっ……ありがとう、ございます……」
家永千波:恥ずかしいような、嬉しいような色を浮かべて。小さく礼をする。
紺野・瞳子:「あぁ、彼女なら盛り立てるのも吝かではないね。私は目にだけは自身があるんだ」
紺野・瞳子:「他は何にも出来ないけどね!だから切に!よろしく!」
紺野・瞳子:自信ありげに、起伏の薄い胸に手を当てて反らす。
日馬 美礼:くふふ。と笑って。
家永千波:「も、盛り立てる……?」何をされるんだろう、と思いながら。
日馬 美礼:「気が合うね。ぼくも、家永くんは大成するほうに賭けてるんだ」
日馬 美礼:「じゃ、残りのメンバーと合流を……ああ。そうだ」
日馬 美礼:ふと、思い出したように付け加えます。
日馬 美礼:「念のため。何か異常を引き当てたら、ぼくまで報告してくれたまえ。いいね?」
紺野・瞳子:「現場の判断、はNGってことだね」
家永千波:「分かりました……ほうれんそう、ですねっ」
紺野・瞳子:ちょっと考え込む仕草の後、頷いて返す。
家永千波:気を張っているのか、何度も余分に頷きながら。
紺野・瞳子:「何事もなければそれが最良だけどね。了解したよ」

GM:ということで、シーンカットです。
GM:ロイス設定は舞台裏タブの方で宣言お願いしますー

家永千波:紺野・瞳子:〇期待されてる……!/隔意 でロイス取ります。
紺野・瞳子:家永千波:親愛〇/無関心でロイス取得。有能な人間は私は大好きだとも。

GM:で、今回のセッション。簡易シナリオクラフトことSSSC使って実施していきたいなあと思っております
GMhttp://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/sssc/ すごく身内の話になってしまいますので、出典はこちら。
GM:ざっくり言いますと「シナリオクラフトの進行判定のルールだけ取り出したもの」です。
生頼丈二:すーぱーしんぷるしなりおくらふと!
GM:シナリオクラフトの進行ルールよくわからない、というかたはおられましょうか?
家永千波:何度か経験しているので、自分は大丈夫かと!
生頼丈二:問題なくいけます
紺野・瞳子:大丈夫です!
GM:OK。では進行条件を提示します!

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
目標値 :9(最大達成値:30)
シナリオフラグ達成PP:8


GM:シーン開始時に、まず登場侵蝕上げた後に進行判定振っていただき、そこからシーン描写を開始する形式となります。
GM:ということで、なにか質問はおありかな!
GM:大丈夫そうならミドルに入っていきます!

ミドル1

GM:────
GM:MD:1
生頼丈二:ありません!オーライ!
GM:合流シーン(全員登場)
GM:────
紺野・瞳子:大丈夫だよ。オーライ。
家永千波:あっこちらも問題なく!おーらい!
GM:ノリがよくて大変結構!

GM:侵蝕率上昇をお願いします
家永千波:家永千波の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:40->50)
生頼丈二:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+4[4] → 40

紺野・瞳子:1D10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 7[7]+48 → 55


GM:ということで、まずは進行判定!
GM:マップの真ん中あたりにあるトラックのマーカーにも内容書いてあるから、こまったら確認してね!
家永千波:では情報:噂話でいきます。使用アイテムとかはなし。
紺野・瞳子:お願いします!
家永千波:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 5[1,5]+1 → 6 → 失敗

家永千波:だめ!
生頼丈二:家永チャン!!!
GM:最大値採用だからみんなもチャレンジするのよ!
家永千波:そうなのよ!
生頼丈二:ならばこの中で一番の社会派エージェントである我に任せてもらおうか
生頼丈二:行くぞ援護の風!力を貸してくれ!
生頼丈二:コネも使用して情報:UGNで振ります
GM:どうぞ!
生頼丈二:8dx10+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[1,3,4,4,7,7,7,9]+1 → 10

生頼丈二:くっ
生頼丈二:この私があああああ!あとはよろしくお願いします!
紺野・瞳子:成功!グレイト!
生頼丈二:侵蝕40→42
GM:現在PP2予定。紺野さんも行くだけいってみます?
紺野・瞳子:そうだね。ダイス一個で3回クリティカルする事もあるかもしれない
紺野・瞳子:私の本気を見せてあげよう!
紺野・瞳子:1DX
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+6[6] → 16

紺野・瞳子:そんなに
GM:めっちゃ回りましたが、進行度は2までですネー。では情報開示します

メイントピック PP 0/8→2/8


深度0:
「バーサス」と呼ばれる、オーヴァードどうしの戦闘を対象とした賭博が横行している。
だだっ広い公園の多い第四地区で多く、かなり迷惑しているんだよ。調査してくれ。(支部長)

深度1:
「バーサス」の闘技者として参加しているオーヴァードはかなり若く、学生が中心。
覚醒者数が非常に多いこの市内でなければ成立しない競技だろう。参加者は、UGNに未登録、かつ攻撃的な衝動を抱えたオーヴァードが中心である。
その衝動を発散する場として、オーヴァード相手の戦闘、はうってつけのものだったようだ。

深度2:
「バーサス」とはいくつもある小さな場の総称であり、特定の組織や胴元を指すものではない。
小さな場の胴元はだいたいが闘技者を兼ねており、儲けも微々たるものらしい。


GM:ということでシーンを開きます。

GM:────
日馬 美礼:「で、こちらが新任エージェントのジョージくん。それとイリーガルの諸星くんね」
諸星 しずく:「よ、よろしくお願いします」
生頼丈二:「はじめましてだな!諸君!」
生頼丈二:「俺が!そう!」
生頼丈二:「東に暴走ジャームが現れたと聞けば行ってこれを成敗し、西に迷える覚醒者が現れれば行ってこれを保護し」
生頼丈二:「北の事務方が足りなければマッハで片付け、南の諜報戦略にも馳せ参じる」
生頼丈二:「万能のユーティリティ・エージェント、オーライ・ジョージだ!」
家永千波:「は、初めまして」声の大きさに、ややびっくりしながら。
生頼丈二:「短い間だがよろしく頼む!」
生頼丈二:どんな仕事も俺があっという間に片付けてしまうからな、とわざとらしく付け足す
紺野・瞳子:「…………」呆気に取られていたが、とりあえず《天使の絵の具》でジョージをそれっぽくライトアップをする。
日馬 美礼:「元気でいいね。うちだとあんまりそういう人いないからさあ」
家永千波:(あ、よかった……すごく頼もしそうな人だ)言葉のまま受け取っている。
日馬 美礼:電動車椅子に背を預けて、目を細め、くふふ、と笑う。
紺野・瞳子:「いやぁ、此処まで自信満々なヒトも珍しいね。それに実力が伴っていれば猶更」
日馬 美礼:「実績は折り紙付きだよ。うちの人手不足解消の有望株さ」
紺野・瞳子:「オーライ、ミスタージョージと…諸星ちゃん。頼もしい限りだ、短い間よろしく」
生頼丈二:「ハッハハー!褒めても成果しか出せませんよお!」
家永千波:「あ、えっと……」自分も名乗らなくちゃ、と思って。
家永千波:「イリーガルで、"マーズ・ポゼッション"の、家永千波です。……未熟ですが、その、頑張ります」
諸星 しずく:「よろしくね、家永さん……」なんかすごく安心したような表情です。
家永千波:「はい、えっと……ジョージさんと、諸星さん……ですねっ」
紺野・瞳子:「あぁ、名乗っていなかったね。”人使い”、紺野瞳子と読んでくれ」
家永千波:(こっちの子、仲良くなれそうかも……)こちらも自分に近い雰囲気を、勝手に感じたりして。
生頼丈二:「如何にもよろしく!家永さんに…紺野さん!大船に乗った気でいなさいよ!」
紺野・瞳子:「まぁ、君達のような天才には比すべくもない凡人だ。数合わせと思ってくれ」
諸星 しずく:「紺野さん、家永さん……」覚えようとするように繰り返して指を折っています。
生頼丈二:ライトアップを一身に受け、「まかせなさい」のジェシチャー
日馬 美礼:「で、話の概要としては資料のとおりだ。だいたい、警らの真似事をしてもらうことになるかな」
家永千波:(ジョージさんは凄腕みたいだし、紺野さんも、私のこと評価してくれてるみたいだし……うん)何とかうまくやれそうかな、などと思っている。
紺野・瞳子:「ツーマンセル?それとも全員でかな?」資料を受け取って捲りつつ、聞きたい部分を先に聞いておく。
生頼丈二:「ほう、巡回ですか。地味だが治安維持には大切な仕事ですなぁ」
日馬 美礼:「できれば全員で。何しろいろいろ物騒な場所に行くわけだろ? ぼくは興味あるけど遠慮したいね」
日馬 美礼:「そう。そういう地味な仕事が重要なんだよ。夜中に出歩いてる子供は、きちんと連れ帰らないと、だ」
諸星 しずく:「子供……」ちょっとだけ目を伏せる
紺野・瞳子:「了解したよ。…うへぇ、なるほど厄介だね」
紺野・瞳子:資料に目を通して渋い顔をする。
家永千波:「そう……ですね」全員、と聞いてややほっとしたような様子で。
日馬 美礼:「流行り物だからねえ。警察に手を回すのも手間なんだよ。住宅街じゃないからまだ助かってるけどさ」
紺野・瞳子:「一連の組織ではなく、小さなグループがめいめいに発生してる。つまり、一つ一つ潰していくしかない訳だ」
生頼丈二:「ンンン……なるほど!そういうことですか!」
紺野・瞳子:「ま、地道にやって行こう。幸い、こちらはスペシャルなファイターが勢ぞろいだしね」
諸星 しずく:「え、あのオーライさん、どういうことなんです?」
家永千波:「……?」ジョージさんの言葉を待つ。
生頼丈二:「ハハハ!今回の主役は君たちだってことさ!」
日馬 美礼:楽しそうな含み笑い。
日馬 美礼:「そういうこと。いかにも、主役は君たちだよ。じゃ、朗報を待ってる」
生頼丈二:「騒ぎの中心は若者なんだろう?なら俺みたいなヤツが割り込んだって話なんて聞いてくれやしない!」
家永千波:「え……えっと? 主役……?」
日馬 美礼:「生賴くんなら、案外馴染むんじゃないの?」
紺野・瞳子:「ノリとしては乱入上等って気もするけど。特にミスタージョージのようにマイクが上手ければね」
諸星 しずく:「主役……」どこか痛むような顔。
生頼丈二:「御冗談を!若者のオッサンを察知する嗅覚をナメちゃいけない!」
生頼丈二:あっはっはと豪快に笑うぞ。でも少し寂しそうだぞ
家永千波:「で、でも……私、友達とか少ないですよ……」思わず口をついて。
諸星 しずく:「私もあんまり……」
家永千波:「いえ、その……それはそれとして、もちろん、努力はするんですけど……」いかにも自信なさげになってきた。
紺野・瞳子:諸星の方を僅かに盗み見て一瞬の思案。気を取り直したように家永の方を向き、鷹揚に笑う。
日馬 美礼:「いいからいいから。いっといで。なんとかなるさ、ねえ?」
生頼丈二:「若者の相手は若者!君たち新米イリーガルの出番というわけさ!俺はオマケ!」
紺野・瞳子:「家永ちゃんみたいに素敵な子なら、友達だってすぐ出来るさ」
生頼丈二:「まあオマケはオマケなりに教導役くらいは努めましょう!任せておきなさい!」
家永千波:「う……」こう断言されては、あながちに否定することもできない。
諸星 しずく:「は、はい、がんばります……」
家永千波:「が、頑張ります……」
紺野・瞳子:「差し当たり、この仕事が無事終わったら……戦友が3人と言う感じかな?」
紺野・瞳子:「さぁ、頑張り給え若人!私は後ろで応援してるからね!」
生頼丈二:「紺野さぁん!君も主役の一人だよ?」
GM:……というあたりで、シーンカット入れさせていただこうかと!
紺野・瞳子:「いやいや、主役は君のような華のある方にお譲りするよ」/
GM
生頼丈二:「有能の化身たる俺が出番を譲ろうと…あっそうなの?いいのかい?」


GM:シーンカット。ロイスの宣言、購入判定は舞台裏でお願いしますー

家永千波:生頼丈二:〇頼もしい/疎外感、諸星 しずく:〇親近感/不安 でロイス取得します。
紺野・瞳子:諸星しずく:庇護/気がかり〇でロイス取得。……ふむ。
家永千波:購入は……ボディアーマーでいいかな
家永千波:2dx>=12 ボディアーマー購入
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 4[1,4] → 4 → 失敗

生頼丈二:紺野・瞳子 ○連帯感/隔意
家永千波:だめ。おわおわりです
生頼丈二:ぼでまちゃれんじいきます
紺野・瞳子:1dx>=12 こちらもボディーアーマー。買えるならお渡ししよう
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 7[7] → 7 → 失敗

生頼丈二:援護の風なしの素振り
生頼丈二:2dx10+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[10,10]+7[5,7]+1 → 18

生頼丈二:なんかスゴイやつ買えた

ミドル2

GM:────
GM:MD:2
GM:────
GM:登場任意になります。ただし、進行判定は登場していないと行えません。
GM:侵蝕率上昇をお願いします
家永千波:家永千波の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:50->57)
紺野・瞳子:1D10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 9[9]+55 → 64

生頼丈二:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43


GM:イエス。では進行判定からお願いします! 現在の累積PPは2!
家永千波:では、特にDBとかは発生してないのでさっきと同じ。噂話いきます。
家永千波:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[2,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

家永千波:がんばった
紺野・瞳子:ナイス!有能な同僚がいると助かるね
生頼丈二:いくぜいくぜ!オーライ・ジョージのお通りだあ!
生頼丈二:8dx10+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,2,3,3,7,10,10]+10[9,10]+7[7]+1 → 28

GM:良い切れ味だ
GM:うおっ!?
家永千波:すごいや
紺野・瞳子:わーお
生頼丈二:君さっきから気合スゴイね?
生頼丈二:財産2使って30にします
生頼丈二:侵蝕42→44
GM:上限+4まで叩きましたね。これは有能エージェントオーライ。

メイントピック PP 2/8→6/8

GM:PP6まで行って……上限値なのでこのまま情報提示しますねー

\ 深度3:
UGNに何度も摘発されているものの、性質上表立って働きかけられず、根絶の目処はたっていない。
なお衝動を持て余していた元参加者は、イリーガルとして登用されているものも少なくない。
現在の人手不足のなかでは、即戦力の戦闘要員としてそれなりに重宝されているらしい。

深度4:
「バーサス」は広く分布しているものの、こうした場が多数、同時に成立することそれ自体がやや不自然だ。
ルールなども、だいたいの賭場で共通している。
直接的な管理者がいないとはいえ、この環境を作り上げた何者かがいる可能性は高い。

深度5:
闘技者として勝ち続けていると、キズだらけの男が接触してくる、という噂が囁かれている。
彼は、さらなる高レート、高いファイトマネーの出る賭場に連れて行ってくれるのだという。
しかし、実際に遭遇したという人間のことは誰も知らない。

深度6:
……ところでここしばらくのあいだ、UGNから情報の流出が起こり、問題となっている。
機密情報というわけではない。実際の作戦展開や、大きな動向の情報などが外に漏れているのだ。
UGN側がそうしようとするよりも、ずいぶんと早く。


GM:ということで、シーンを開いていこうと思います。
GM:────

GM:深夜。第四地区、N市防災記念公園。
GM:あなたたちは、開かれていた「バーサス」の会場をひとつ押さえることに成功しました。
胴元OV(若者):「げえ。マジかよ、こっちの世界にも生活指導みたいなのあんの…?」
生頼丈二:「如何にもそのとおり!あっちもこっちも人の世には変わりない!ルールは当然あるさ!」
紺野・瞳子:「出る杭は打たれる。にしても君、実に手際がいいね」
胴元OV(若者):「手際っつーか……」
生頼丈二:逃げようとした少年の襟首をひっ捕まえ、ぐるぐるに縛ってそちらによこす
胴元OV(若者):アウトドア用のチェアセットで作られた「運営本部」で金の勘定していた少年は頭をぼりぼりかきます。
胴元OV(若者):「こういうのってほら、いっぺんやったやつがいたらできんじゃん? 割と」
紺野・瞳子:「ふむ?では、余所のファイトクラブを真似た、と」小首を傾げつつ。
バーサスファイター:「いやケンジ、普通に話してる場合かよ! おれ縛られてんだけど!」
胴元OV(若者):「知らねえよお前が普通に負けるやつにオレが勝てるわけねえだろバカ!」
紺野・瞳子:「そちらの君も、ミスタージョージに及ばないまでも実に強いファイターだった」
紺野・瞳子:「どうだろう、その力を世の為に存分に使ってみないかね?」
バーサスファイター:「おねーさんに言われて悪い気はしねーけどよお。これ自衛隊の求人みたいなやつじゃね?」
生頼丈二:「そうだぞ!10年前の俺より君は強い!誇り給え!」
胴元OV(若者):「……幾つなんスかあの人?」
紺野・瞳子:「大丈夫大丈夫。自衛隊のこういう組織に比べればうちは天国だよ」
紺野・瞳子:「27らしい。見えないだろ?」
家永千波:「……あの、別に、イヤだったら無理に入らなくてもいいですからね」後ろからぼそっと。
家永千波:「強制とかでは、全然ないので……」
家永千波:現状の構図的に、暴力で脅しかけて仲間になれと言っているようで気が咎めたらしい。
紺野・瞳子:「ま、UGNも就職先として候補には入れておくといい。…話を戻そうか」
諸星 しずく:「そ、そうですよ。あぶないんですよ、この仕事。怪我するし……あと……」
生頼丈二:「まあ、まあ。勧誘はそこそこに。後から然るべき人たちが来るさ。俺は君たちに色々聞きたいことがあってね」
バーサスファイター:「いや、ケガとか、バーサスしてたら普通にするっしょ。すぐ治るし」
胴元OV(若者):「いや、そういう話じゃねえんじゃね。で、ええと……ああ、他のマネって話ッスか?」
家永千波:「……」じ、と何か言いたげにその眼を見て。
生頼丈二:「そう、それだ。そのノウハウ、どこのツテかな?」
紺野・瞳子:「そうそう。君はここの主催だが考案者ではない、と言う話だ」
胴元OV(若者):「そうッスね。おれが最初にバーサス出たのが一ヶ月前くらいで……そんときはもうけっこう、やってたなあ」
胴元OV(若者):「カネ出す話ッスから、だいたい似たような値段のが揉めないじゃないスか。これもそこのマスターやってたやつから聞いたんスけど」
バーサスファイター:「オレも似たような話聞いたなあ。誰が最初、とか、あんまないんじゃねえの?」
紺野・瞳子:「ふー……む」おとがいを摘んで考え込む。
生頼丈二:(初めてバーサスに触れた少年が一ヶ月足らずで独立して胴元になると?かなりペースが早いな、そりゃあ対処が追いつかないわけだ)
胴元OV(若者):「ああ、でもアレだ。ほら、ナワバリ張るやつ。あれの使い方だけはなんかやけに詳しく聞いたな…」
バーサスファイター:「だっておまえ、ジエータイ来るかもとか言われたら覚えるっしょバカでも」
紺野・瞳子:「隠匿が目的だね。道理で、自体が此処まで進行しているわけだ」
紺野・瞳子:ワーディングを集中的に教えられた、と言う言葉に舌打ちする。
生頼丈二:「無軌道に拡大しているように見えて、しっかり裏で手綱を握っているものがいると見たね!」
諸星 しずく:きょろきょろと、薄暗い公園のなかでまだまばらに溜まっている少年少女たちに目線を彷徨わせていましたが。
諸星 しずく:「裏の人……いると思いますか。やっぱり」ちょっとおずおずと。
紺野・瞳子:「探し人かな?」
諸星 しずく:「あ、あっ、いえ、知り合いとかいたら……怖いなってちょっと」
バーサスファイター:「裏の人か。それってけっこうカッコよくね?」
胴元OV(若者):「ばっかおまえ、この人らが裏の人だろすでに。……ああでも、裏の人なあ」
家永千波:「……心当たりがあるの?」
> 胴元OV(若者):「変な噂はあるんスよそういえば。キズ男が来るとかっていうの」
胴元OV(若者):とまあ、傷の男の話についてかくかくと語ってくれます。
生頼丈二:「ほう!キズの男!」
生頼丈二:(ちょっとかっこいいな)
紺野・瞳子:「詳しく聞きたいな」
胴元OV(若者):「詳しくっつっても、おれたちもそれ以上はなあ」
バーサスファイター:「なあ」
バーサスファイター:顔を見合わせて。
紺野・瞳子:「ふーむ…誰も会ったことはない傷の男、か」
家永千波:「……そっか」
紺野・瞳子:「闘技場で勝ち上がれば顔を出す、と言われてもなぁ…あぁ、そうだ」
紺野・瞳子:と、思い出したように端末を取り出して立ち上がる。
胴元OV(若者):「なんスか?」
紺野・瞳子:「支部長に一応伝えておくよ。その男の話」
紺野・瞳子:「正攻法で会うなら闘技場で勝ち上がる必要がある訳だろう?警邏の仕事からは少々外れるからね。確認だ」/
家永千波:「あ、報告……えっと、お願いしても、いいですか」すっかり段取りを忘れていた事に、やや慌てて。
諸星 しずく:「ほうこ……あ、そ、そうですね。しなきゃなんでした」
紺野・瞳子:「あぁ、気にしないで。この位しか手伝えないからね。……それより」
紺野・瞳子:と、家永に肩を寄せて囁き声で続ける。
生頼丈二:「ハッハー!とっくに報告済みだ!ご心配いらないさ!」
紺野・瞳子:「諸星ちゃんの事を見ててあげてくれないか?なにか気がかりがあるようだ」
家永千波:「ひゃ」驚いて肩を震わす。
紺野・瞳子:「ほら、私より年の近い君の方が話せる事とかもあるだろうし」
生頼丈二:会話をリアルタイム打鍵、編集して超スピードで報告書を作成する、生頼丈二の特技の一つである
家永千波:「え…………えっと」小さく頷いて応じる。
紺野・瞳子:顔を離して、ジョージの方へ拍手する。
紺野・瞳子:「じゃ、よろしくね。……さすがはミスタージョージ!全く、私の出る幕はないね!」
家永千波:紺野さんが覚えている違和感の事は、よく分からないけれど。
家永千波:ふと諸星さんの方を見れば、彼女の落ち着かない様子が映ったので。
諸星 しずく:「?」家永さんを見返します。
家永千波:「いえ……えっと、その」目が合った。だけど、何を言うかなんて決めてなかったから、またしても慌てて。
諸星 しずく:「だ……大丈夫ですよ?!」唐突になにか口走る。何が大丈夫なのかわからないですけど。
GM:ではですね。生賴さんの端末の方に、迅速かつ端的な返信が帰ってきます。
家永千波:「そ、そう……なんだ?よかった、でも……えっと、じゃあ!」
日馬 美礼:『状況は把握したよ。諸星くんはどうしてる?』
GM:(あ。メールです、文面)
家永千波:す、と諸星さんの傍に寄って。
諸星 しずく:「ぁい」変な音
家永千波:「わ、私は、その……あんまり、大丈夫じゃないかもしれなくて」
諸星 しずく:「えっ」
家永千波:「調査でも、あまり役に立ててないし……戦う方も、その、不安……で」
家永千波:とにかく何か話さなくては、という一心で。気づいたら、感じていた事をそのまま言葉に零している。
諸星 しずく:「だ……大丈夫ですのですよ?」こっちはこっちで固くて変な口調になっている。
諸星 しずく:「家永さんは、その、……ちゃんとしてるから。大丈夫じゃないかなって」
家永千波:「え……ほんとに、そう見える?」
諸星 しずく:「えっ、うん。見えるよって、私よりずっとだもの」
家永千波:「そう、かな……? それはちょっと、嬉しい…………えっと、じゃなくて」
諸星 しずく:「うん」
家永千波:「その、諸星さんには、そう見えてるかもしれないけど……本当は、不安に感じてるし、あんまり大丈夫じゃないの」
諸星 しずく:「そう……かな。うん、だったら、ごめんなさい……」
家永千波:「あっ、怒ってるんじゃなくてね、その」
家永千波:「それが普通だと思う、から……」
諸星 しずく:「普通……」
家永千波:「傷付け合ったり、人が死んだりするかもしれない仕事だもん。きっとそれが当たり前で……だから、さ」
家永千波:「諸星さんも、本当に大丈夫じゃない時はさ」
諸星 しずく:「うん」
家永千波:「大丈夫じゃない、って言っていい……と思うんだ。って」
諸星 しずく:かなり考えた後に。
諸星 しずく:「ありがとうね。家永さん」
家永千波:「う、ん……」やや照れ臭そうに、頷く。そのまま、会話は途切れて。
生頼丈二:日馬支部長からのメールにちらりと目を通し、イリーガル達を見守りながら返信する
生頼丈二:『ご同輩と楽しそうにやっていますよ』
生頼丈二:『ただ、どうにも集中を欠いている部分があります。要経過観察、といったところでしょうか』

GM:シーンカット。
GM:購入判定とロイスの宣言は、舞台裏タブの方でお願いします。
家永千波:ロイスは変更なし。購入は……今度もボディアーマー買いでいいかな
家永千波:2dx>=12 ぼでま
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[7,9] → 9 → 失敗

家永千波:ダメです。以上!
生頼丈二:家永千波 ○庇護/憐憫 でロイス取得
生頼丈二:ぼでま狙いに行くぞぉ!
生頼丈二:2dx10+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[1,5]+1 → 6

紺野・瞳子:ロイスはジョージ氏に親愛〇/警戒心かな。
生頼丈二:ダメでした
紺野・瞳子:同じくボディーアーマー。
紺野・瞳子:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

紺野・瞳子:んー、後1!失敗だ。

ミドル3

GM:────
GM:MD:3
GM:────

【現在の状況】
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
目標値 :9(最大達成値30)
プライズ:6/8
シーン数:3/6

GM:シーンプレイヤーは諸般の事情ありジョージさんに指定させていただきます。
GM:登場のかた、侵蝕率上昇をお願いします
生頼丈二:オーライ!任せな!
生頼丈二:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+8[8] → 53

家永千波:家永千波の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:57->62)
紺野・瞳子:1D10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 4[4]+64 → 68


GM:では、まず情報収集判定から!
GM:出た結果に関わらず、ちょっとロールシーンを挟んでからの情報開示となります。ご了承ください!
家永千波:じゃあDB入ったのでダイス1個増えまして。情報:噂話でいきます
家永千波:3dx+1>=9 せいっ
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[4,6,8]+1 → 9 → 成功

家永千波:ほどほど!
生頼丈二:ヒューッ!
GM:最低限!
紺野・瞳子:グッド!続こうか。情報:UGNだね
紺野・瞳子:2DX+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 5[3,5]+1 → 6 → 失敗

紺野・瞳子:(お手上げポーズ)
生頼丈二:しょうがねえやってやるか!
生頼丈二:情報UGNで振ります。コネ、援護の風使用
生頼丈二:8dx10+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,3,4,6,7,7,9,10]+9[9]+1 → 20

GM:できる男なのでは?
紺野・瞳子:さっすがミスタージョージ!
家永千波:さ、最強
生頼丈二:ハハハ!この程度造作も無いさ!
生頼丈二:侵蝕53→55

メイントピック PP 6/8→8/8


GM:では、シーンの方を開いていきたいと思いますー

GM:────
GM:第四支部本棟。ペア研修施策のプログラムでは、調査が一段落するたびにここへ戻って、レポート提出するように求められています。
GM:本来ならばここもエージェントに指導させればいいようなものですが、何故か別。イリーガル側は書類専任の教官がついてるとか。
GM:まだ仮設のデスクで、ジョージさんも妙に細かい(処理に時間がかかりそうな)書類を片付けていたわけですが。
日馬 美礼:『オーライくん、書類仕事は一端止めていいから、指定の部屋まで来てもらえるかい』
日馬 美礼:支部長からの連絡が入りました。

GM:地下スペースの汎用室の一つ。指定された部屋は、外から見ると照明が落ちていて、人がいるようには見えません。
生頼丈二:「おやおや全く。突然呼び出しがかかったと思えば」
生頼丈二:「ワクワクする場所に呼び出してくれるじゃあありませんか!俺はワケアリ気味の暗い部屋へ突入するのが大好きなんです!」
生頼丈二:勢いよくドアを開けて中に入ります。何があるかな?
GM:真っ暗い部屋ですが、スライドドアが閉じると同時に、視界が少し明るくなります。
GM:プロジェクターに光が入り、壁の一面をスクリーン代わりの映写が始まったからです。
GM:青字に素っ気ないフォントで、<第四支部私設映像技術部>。
日馬 美礼:「やぁ。早かったね、ところで、ぼくも好きなんだよ、暗いところに踏み込むのは」
GM:ということで、家永さんと紺野さんのおふたりも、"上映会をするから来なさい"と言われてよくわからんまま引っ張ってこられております。
家永千波:縮こまって座っている。薄暗い部屋の壁を、時折きょろきょろと見渡したりして。
紺野・瞳子:何処から調達したのか、ポップコーンを摘みつつスクリーンを眺めている。
GM:青画面に3、2、1、のカウントダウンが表示され、0になったところで画面が切り替わります。
日馬 美礼:「なんならコーラも用意してあるよ。ジンジャーエールのほうがいいかな?」
GM:壁に映し出されるのは、夜の公園。ふたりのラフな格好の若者が対峙しているのを、横から捕らえた映像。
家永千波:「い、いえ……すみません、結構です……」ぱちぱちとまばたきをしながら、スクリーンを見ている。
生頼丈二:「気が効いていますなあ日馬支部長!コーラをいただきましょう。映画にはコーラというのが俺の信条でして!」
GM:一人がカンフー映画風に(それこそ映画風に!)軽くステップを踏んでから踏み込むと、打ち出した右裏拳から電撃が迸ります。
日馬 美礼:「どうぞ。ローカロリーじゃないほうだけどいいかな?」
紺野・瞳子:「至れり尽くせりだね。この支部住み込み枠とか無いのかい?」と言いながらジンジャーエールを取る。
日馬 美礼:車椅子から伸びたマジックアームが、コーラの1.5リットル瓶をサーブしたりします。
日馬 美礼:「レネゲイドビーイング用の住込みはあるけど、あれ、社会生活送れない子向けだからなあ。紺野さん商売持ってるでしょ?」
家永千波:「こ、これって……」普通の状況なら、すごいCGだなあ、なんて思ったかもしれないが。
GM:撃ち込まれた裏拳をさばく左手に、氷の盾が発生。派手な水蒸気が上がり、すぐにおさまります。
生頼丈二:「しょぼいSFXだ、もっといい映像屋を雇うべきですな!リアルすぎてリアルじゃない!」
紺野・瞳子:「ぐぬう。……で、これは誰が撮った映像なのかな?」
生頼丈二:わかっているのかいないのか、ガハハと笑っている
GM:受けた攻撃ごと、殴った側の腕が凍結し始めている。ヤクザキックで強引に引き剥がしにかかって…などと。
日馬 美礼:「そりゃ、君たち以外の担当者だよ」
日馬 美礼:ずず、と、紙カップのコーラをストローで吸って。
日馬 美礼:「まあこりゃ、何かっていったら、調べてもらってた"バーサス"の映像だね」
日馬 美礼:「割と戦闘向けじゃないペアを割り振ると、まあこういうこともある。割と面白いよ」
GM:打ち出される氷の槍をかいくぐり、あるいはリザレクトの再生力任せに耐えて、また距離を詰めようとするシーン。
家永千波:「……」その言葉を聞きながら、じっと映像を見ている。血の赤色に、痛ましそうに目を細めたりして。
生頼丈二:「いけませんなあこんなことでは!もっと派手にエフェクトを効かせないと!今時の観客は目が肥えていますので!」
日馬 美礼:「そうそう。見世物としちゃ、ちょっと地味すぎるよね。ショウビズ向けじゃぁない」
日馬 美礼:「なにしろ素人対素人からスタートだ。周りの目を気にしてる余裕なんてないだろうからね」
家永千波:(……何が、楽しいんだろう……こんなの……)よく正視した上で、やはりそう思う。
GM:……画像処理の成果か、妙にクリアな映像で殴り合っている二人は。遠目にだが、やけに楽しそうだ。
日馬 美礼:「言い換えれば、実践的だってことだ。野良に、OV対OVの戦闘経験を持った少年少女が大発生して、その居所も現行犯でキャッチできる」
日馬 美礼:「……さて、これを補導したUGNは、どういう対応を取るだろうか? はい家永くん」
家永千波:「……え。えっと……」
家永千波:数秒、考え込んで。
家永千波:「……能力の使い方を指導した後、スカウト、する……とか?」
家永千波:実際に、この前の現場ではそういう話が出たし。慢性的な人手不足という話は、そこかしこで聞いているから。
日馬 美礼:「正解。チョコレートとカロリーバー、どっちがお好みかな?」
家永千波:「えっ……えっと、チョコレート……」
日馬 美礼:「はいどうぞ。糖衣錠だから暑い日も安心」
日馬 美礼:薄暗い中伸びてきたフレキシブルアームで、直接チョコの包みを家永さんに手渡しながら。
家永千波:「あっ、ありがとうございます……」咄嗟に答えてしまったけど、ほんとにくれるとは。
紺野・瞳子:軍用レーション……と思いながら発言する。
家永千波:大事そうに両手で受け取っている。
紺野・瞳子:「なるほどね。我々の対応も含めて、まだ見ぬ首謀者の想定通りに運んでいる…ということかな?」
日馬 美礼:「そう。N市UGNは、ちょっと驚くくらいの勢いでイリーガルが増えてるんだね。今」
日馬 美礼:「でだ。問題は……」

深度7:
「バーサス」それじたいが、非常に目立つ“遊び”だ。
広がれば広がるほど、確実にUGNに目をつけられる。
つまり、「バーサス」の参加者であるオーヴァードは、高い確率でUGNにより保護されることになる。
そして、慢性的な人手不足であるUGNは、参加者の一定割合を新規のイリーガルとして登録した。
……彼らのなかに、スパイが紛れている可能性が高い。少なくとも、彼らが要注意組織に関わった前歴はないはずなのだが。


日馬 美礼:「うちの支部はまあ大所帯だしね。四年前の話も含めて、表に出せない情報というのがたくさんある」
日馬 美礼:「支部機能が混乱してるどさくさに紛れて、そのへんを持ち出したいやつがいるんじゃないかなあ、と」
日馬 美礼:「まあ、そういうカマかけで動いてたわけなんだけどさ」きゅる、と小さな音を立てて、電動車椅子が角度を変える。
GM:スクリーンでは、次のペアが戦闘に入っている。
日馬 美礼:「……まあ、ここまで言ったら、オーライくんあたりは気付いてると思うけど」
生頼丈二:「何者かの描いた絵を見破った上で、あえてそれに乗ったと!」
家永千波:「え……」イリーガルの中にスパイがいる、と聞いて。嫌な心当たりが一つ。
日馬 美礼:「そう。今回の研修プログラムに組み込んだ新人イリーガルは、全員、この件の容疑者だ」
日馬 美礼:「だいたい、履歴でいったら家永くんも、ペア組まされてなきゃおかしいだろ? ほんとならさ」
家永千波:「……それは、」
家永千波:「はい……わかります」
日馬 美礼:「自覚的でたいへんよろしい。いや、きみはよくやってると思うよ。お世辞抜きでさ」
日馬 美礼:「話を戻そうか。で、過去に訓練を受けたわけでもない人間だ。自分の後ろ暗いこと調べてたら、挙動不審にもなるよね?」
紺野・瞳子:「このタイミングで我々にだけ暴露したと言う事は」
生頼丈二:「まったくもって、その通り!つまり日馬支部長は」
家永千波:「……」顔色が悪くなる。また一つ、糸が繋がったような。
紺野・瞳子:溶け始めた氷で薄くなったジュースを、ストローで緩く混ぜつつ続ける。
紺野・瞳子:「目星がついたという事かな」
生頼丈二:「諸星しずくさんが怪しいと、そう仰っしゃりたいワケですか」
日馬 美礼:「怪しいというかね。ほぼ確定だよ。彼女、まったくスパイ向きじゃないな」
家永千波:「……そんな」
日馬 美礼:「たとえばさ」
日馬 美礼:「彼女が実は、もとバーサスの参加者だった……なんて話は、現場でも出てきてなかったわけだろ?」
生頼丈二:「聞いておりませんなあ、そんな話は」
日馬 美礼:「組んでもらったエージェントやイリーガルには、わざと渡してなかった情報でねぇ。これ」
生頼丈二:「ハハハなるほど!さすが日馬支部長!前情報の通りだ、実に性格が悪い!」
日馬 美礼:「そりゃぁどうも。褒め言葉だよ」くふふ。と笑って。
日馬 美礼:「普通なら、まぁ慣れた場所だよ。先走るなり固くなるなりして、自分から何かしら言い出そうとするもんだ」
紺野・瞳子:「動きが鈍る不要な情報を渡す道理はないね。いや、人使いが上手い」
日馬 美礼:「実際、ほとんどのペアは観客のフリするなり参加者に偽装するなりして、現場に入り込んでるわけでさ」
家永千波:「…………」言葉が出てこないでいる。
GM:今流れている映像も、その潜入成果……ということなのだろう。
日馬 美礼:「……ということで、改めて作戦指示と行きたいんだけど。いいかな?」
日馬 美礼:人の悪いにやにや笑いを貼り付けたままで。
生頼丈二:「オーライ、喜んで伺いましょう。あなたの下での仕事は実に楽しそうだ!」
日馬 美礼:「たぶん早晩夜遊びに出る、諸星くんを連れ戻してほしいんだ」
日馬 美礼:「ああ。もちろん、やり難いっていうなら別の人員を回すのも不可能じゃない。特にオーライくん以外は」
紺野・瞳子:「私は構わないよ」横の家永をちらと見つつ、首肯する。
日馬 美礼:「モチベーションが高くて大変結構。きみはうちで正規の給料払ってるんだから、しっかり働いてもらうぜ?」
家永千波:「……連れ戻す」やや俯いたまま。
家永千波:「連れ戻して、どうするんでしょうか」顔を上げる。不安そうに、日馬さんの目を見て。
日馬 美礼:「さあね。あとのことは知らないよ」
日馬 美礼:分厚い眼鏡。実に楽しそうなにやにや笑いを浮かべたままで。
日馬 美礼:「特にうちの支部は、個人の意志を尊重するのがモットーでね。彼女がどうしたいかなんかは知ったことじゃない」
家永千波:「……わかり、ました」
家永千波:「私、行きます。……行かせて、ください」
日馬 美礼:「大変結構!」
家永千波:彼女がスパイである事は、きっと本当で。もしかしたら、私が見抜けていないだけで、取り返しのつかない悪人なのかもしれない。
家永千波:それが分かると言えるほどに、長い付き合いがあった訳じゃない。……だから、説得してやる、なんて事は言えないけれど。
紺野・瞳子:「能力ある若者が、未来を棒に振るのも残念だからねぇ」
家永千波:(もし、彼女が、心から望んでした事じゃないのなら……どこかで、大丈夫じゃないって、感じてるのだとしたら)
家永千波:(……私は、私の言葉に責任を取る。きっと、そうする)
生頼丈二:「ふふふ、言質を取りましたよ。支部長があとのことなど知ったことではない、ということは」
生頼丈二:「つまりこの諸星さんの件は俺に任せていただけると!そう仰っしゃりたいワケですね!」
紺野・瞳子:「微力ながら私も手を貸すとしよう。なに、大船に乗ったつもりでいるといい」
日馬 美礼:「もちろん。きみの担当だからね。裁決の判子が緩いことには定評があるんだぜ、ぼくは?」くふふ。と笑って。
生頼丈二:「いい仕事だ、やり甲斐がある!俺が完膚無きまでに解決してみせましょう!」
紺野・瞳子:「なにせ我々には、第四支部きっての有能エージェントがついているのだからね!」
生頼丈二:「あまり褒めなさるな、紺野さん!さすがに配属したててそこまで褒められては、他のエージェントの立つ瀬がないでしょう!」
紺野・瞳子:「おや失敬。では、未来の、と付け加えておこうかな」
GM:ということで、最後のPP情報。

深度8:
諸星しずくは、バーサス経由で保護・スカウトされたイリーガルであり、有力な容疑者である。
現在、彼女は心理的なプレッシャー下にあり、かつ監視を緩めることが予定されている。
事件の原因と、何かしらの接触をする可能性が高い。追跡すれば、相手にたどり着けるだろう。



GM:シーンカット。
GM:購入、ロイス宣言については舞台裏タブの方でお願いしますー
生頼丈二:ロイスは特になし。購入判定でぼでま狙いに行きます
生頼丈二:2dx10+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[4,8]+1 → 9

生頼丈二:ダメ!撤退!
家永千波:ロイスは変更なし。この侵蝕だとボディアーマーもいらない気がしてきたしダメ元でブルーゲイル狙ってみようかな
家永千波:3dx>=20 ブルゲ
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 10[4,4,10]+2[2] → 12 → 失敗

紺野・瞳子:ロイス、日馬 美礼氏に尊敬〇/警戒心。いや、人の上に立つ人間とは面白い者が多いね。
家永千波:だめだった
紺野・瞳子:2dx10 ボディーアーマー。行けるかな?
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9

紺野・瞳子:んー、再び後1!致し方ないね。
GM:PP満了。トリガーへ移行します。

トリガーシーン

GM:────
GM:TRG
GM:────
GM:全員登場。
GM:侵蝕率上昇をお願いします
家永千波:家永千波の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:62->71)
生頼丈二:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+6[6] → 61

紺野・瞳子:1D10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 8[8]+68 → 76


GM:夜の路地を。
GM:少女が、息を乱して駆けていく。
諸星 しずく:「はぁ……はぁ……ぇほっ、けほっ」
諸星 しずく:壁に手をついて、息があがりきったから、苦しそうに咳き込んで。オーヴァードになってもこんなところばかりはかわらない。
諸星 しずく:第四地区の外れ。遺棄された材木倉庫の裏口をくぐる。
GM:がらんとした倉庫の中。遠い街灯の明かりが、ホコリに曇った窓からかすかに差し込んでいる。
諸星 しずく:「……あの、アポディクティス、……さん!」舌を噛みそうな名前を、なんとか言い切って。
諸星 しずく:「ばれちゃいます。だめです、もう。結局、言われてた……カレンダーは私、見つからなかったし」
諸星 しずく:「どうしたらいいんですか。私。……私」
GM:声は、暗い倉庫の中で反響するばかり。応えるものは、ありません。
生頼丈二:いるさ!ここに1人な!
生頼丈二:「いけないな、諸星さん!高校生が用もなく深夜に出歩いては!」
紺野・瞳子:「そういう訳だ。悪い大人が出てくる前に、保護者達が迎えに来たよ」
諸星 しずく:「ひっ」
諸星 しずく:びくっとして振り向きます。顔色はまあ、薄明かりの中ですら見るからに悪い。
家永千波:「……諸星、さん」
諸星 しずく:「……い、家永さん……まで」2、3歩、後退りします。
諸星 しずく:お腹の前に回していた手を、なにか、いけないものを隠すように背中に回して。腰が引けている。
家永千波:「……ねえ」思い切って、口を開く。恐ろしいけれど、訊かなくてはならない。
家永千波:「諸星さんは、どうしたいの」
諸星 しずく:「ど、どうしたい、って……」
家永千波:「わ……私は、あなたを傷付けたくないから、だから」
家永千波:「あなたの、望みを教えて」
諸星 しずく:「……ないよ。そんなのないよ。私、だって」
諸星 しずく:「だって、そんなの持てるわけないじゃない。だって、私……」
諸星 しずく:ひどく言いづらいことが、のどもとでひっかかっているような沈黙。
生頼丈二:家永と諸星をじっと見守る。静観の構え
諸星 しずく:「私、ひと、ひとごろしなんだよ」
家永千波:「それは……」いっそう痛ましい表情になって、それでも目を逸らさず。
紺野・瞳子:(成程。各所のバーサスで、死者に関する話が出なかったのはこれか)内心で独り言ちつつ、二人の会話を聞いている。
家永千波:「……私も、そうだよ」
諸星 しずく:「違う!」
諸星 しずく:即答、悲鳴のような叫び。
諸星 しずく:「家永さんは、……悪い人をやっつけて、それで、だけど私は……」
諸星 しずく:「……特別試合だ、って、連れて行かれて、それで、銃を持ってて……そんなの見るの初めてで……」
諸星 しずく:「いつも通りにしたら……た、たちあがって、こなくて……」
諸星 しずく:「それで……それで、私」
諸星 しずく:「私」
家永千波:「……呪い、なんだ」
諸星 しずく:「…………」
諸星 しずく:「え?」
諸星 しずく:「そんな。だって家永さんは」何か言おうとして。続けられないようで。
家永千波:「私も、そうだった。もう二度と、自分は世界と関わるつもりなんてなかったし」
家永千波:「交わっちゃいけないんだと思ってた。そんな権利はないんだって」
家永千波:「……ずっと昔、友達だったはずの子を、傷付けたんだ」
家永千波:「その時の……私を見る、あの子の目をさ」
家永千波:「今でも覚えてるし、思い出す」
諸星 しずく:「……怖かった?」
家永千波:「……怖いよ。今でも怖い」
家永千波:「自分の能力が怖いし、人を傷つける事が怖い」
家永千波:「……でも、ね。だからこそ、言うよ」
諸星 しずく:「どうして……」
家永千波:「あなたは、未来を望んでもいいんだって」
諸星 しずく:目を上げて、家永さんを見ます。
諸星 しずく:「私……考えても、いいのかな。そういう……」
家永千波:「私も、そうしてるから。……だから、誰がなんて言おうと、私は認めるよ」
家永千波:「あなたが夢を見るなら、その背中を押す。だから……」
アポディクティス:「ダメに決まってんだろ?」
GM:かぶせるように、声が割り込みます。
家永千波:声のした方を見る。
諸星 しずく:諸星ののどから、声にならない息が漏れる。
アポディクティス:「一人や二人が認めようと、ダメに決まってんじゃねえかそんなのは」
アポディクティス:包帯まみれの小太りの男。見た目からすれば、キズの男、といえるかもしれません。
アポディクティス:「家永? だったか? あんたもダメだって、そんだけだなァ。誤魔化すのも大変なんじゃねえの?」
諸星 しずく:「アポディクティス…さん…」
家永千波:「……何を、誤魔化してるっていうの」
アポディクティス:「まともに生きてていいわきゃねえじゃねえか。いや、事故なら仕方ねえかな?」
アポディクティス:「それじゃあ、あんたは特別だ。でもよお、諸星チャン。あんたは違うよなあ。楽しかったんだろ?」
諸星 しずく:「やめて」
アポディクティス:「人間ぶっ壊すのが楽しくて仕方なかったんだろ? ならアウトだよな。ダメだろそんなのは?」
諸星 しずく:しずくは、がっくりと肩を落として、俯きます。直接会話していた家永さんは気づくかも知れません。明らかに様子がおかしい。
家永千波:「……諸星、さん?」
アポディクティス:「だから、それくらいは弁えてんだよ諸星チャンは。もうコッチ側以外は行き場がねえって。なあ?」
アポディクティス:「それにしても、小遣い稼ぎのつもりが、エージェントが二人? にイリーガル一人か。思ったより大漁で弱っちまう」
家永千波:「……大丈夫、だよ。そうだとしても、私の言葉は変わらない、から」諸星さんに。
家永千波:「ダメだって言う奴が一人、良いんだよって言う奴が一人。……後は、あなたがどっちを信じるか」
諸星 しずく:「……私」
諸星 しずく:「私、家永さんを信じたい。信じたいよ。でも……」
アポディクティス:「信じられるわけがねえ。お前のキズはもう癒えねえんだからなァ」
アポディクティス:不揃いの歯を見せて、げらげらと笑う。
アポディクティス:「なあ。そっちの兄さんと姐さん。学者には見えねえが、第四支部の偉いさんだったりしないか?」
アポディクティス:「だったら、首も高くて助かるんだがよう」
紺野・瞳子:「生憎、契約社員だよ。そこの彼は有望株だが」
生頼丈二:「悪いね!新人と外部協力者だ!」
生頼丈二:「君が例の傷の男、諸星さんの裏で糸を引いていた輩…ということであっているかな?」
アポディクティス:「終わった仕事だ、今更隠すこともねえやなァ。いかにもそうよ、このアポディクティスが噂のご本人さまよ」
紺野・瞳子:「”終わった”……?目的は既に達したと?」
アポディクティス:げたげたと、不揃いな歯を見せて笑います。
アポディクティス:「なあ、あんた。今年で世界が終わるつったら信じるか?」
生頼丈二:「ふふふ、信じるとも」
紺野・瞳子:「いやぁ、1999年の7月には生まれてないからなぁ。終末論は疎くて」
生頼丈二:「信じた上で!俺が止めてみせるさ!」
アポディクティス:げらげら笑う。
アポディクティス:「ガキかよおっさんよ」
アポディクティス:「まァ、うちのボスもよ。そいつが知りたくてたまんなかったんだとよ。バカみてえだよなァ」
アポディクティス:「そんなもんのために大仰な仕掛けさせてよ。まァ、仕込みは使うだけ使わせてもらったけどよォ」
アポディクティス:「まあ、そのバカ話のとばっちりでくたばるあんたらは、いい面の皮だわなァ」
アポディクティス:「さて諸星チャン。しっかり働きゃ、すこしはいいとこに口利きしてやるぜ。いいな?」
諸星 しずく:「……ごめん、ごめんなさい」
諸星 しずく:「私……やっぱり、だめなの。……戻っちゃいけないの」
家永千波:「……」その眼を見て。「だったら」
家永千波:「きっと、私が。信じられるようにしてあげる」身の程を知らない言葉かもしれないけど。
家永千波:「私が憧れているのは、そういうモノだから」
生頼丈二:「諸星、しずく!」
生頼丈二:「距離が近いと言われるだろうが、少しだけ俺の話を聞いていけ!」
生頼丈二:「確かに、人を殺すことは人の世で生きていくこととと絶対に矛盾する。それは揺るぎない事実に違いない」
生頼丈二:「だが!君は人殺しを悔やんでいる!その心があるのなら!」
生頼丈二:「まだ、人だ。君にはやり直す権利があるのさ…いや!」
生頼丈二:「絶対に、やり直させてみせるとも!」
紺野・瞳子:「諸星ちゃん。君は1つ、思い違いをしているようだ」
紺野・瞳子:「我々オーヴァードには誰しもそれがある。当人の自我とは関わりない、レネゲイド自体の衝動がね」
紺野・瞳子:ちょっと考え込んで、一つ付け加える。
紺野・瞳子:「…まぁ、私はレネゲイドそのものだから微妙に外れるが。それは置いておいて」
紺野・瞳子:「大事なのは、その衝動は君自身の物じゃない。しかし離れがたく、付き合っていくしかない物ということだ」
紺野・瞳子:「時に抗えず負ける事もあるだろう。だが、君がそれを否定する意志を持ち続ける限り——」
紺野・瞳子:「人の間に居たいと抑える限り、"人間"って言うんだぜ。化物なんかじゃあ断じてない」
紺野・瞳子:「我々UGNは、そういう人間の集まりさ。いつでも君を歓迎しよう」
諸星 しずく:しずくは、はっきりとした声は出さないまま目を伏せて。俯いたまま、自分の手首に爪を突き立てます。ぽたぽたと血液が滴る。
アポディクティス:「御高説は首んなってからやりな。できるもんならなァ!」

GM:一度シーンカット処理をはさみます。(舞台裏なし)

  • クライマックス
  • GM:────
    GM:CMX:戦闘前処理
    GM:────
    GM:侵蝕率上昇をお願いします
    GM:その後、衝動判定入れていきましょうか。
    家永千波:家永千波の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:71->74)
    紺野・瞳子:1D10+68
    DoubleCross : (1D10+68) → 3[3]+68 → 71

    生頼丈二:61+1d10
    DoubleCross : (61+1D10) → 61+3[3] → 64


    GM:では、邪悪で攻撃的なワーディングが、廃棄倉庫に充溢します!
    GM:衝動判定を。目標値は9!
    家永千波:4dx>=9 意志
    DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[2,4,5,7] → 7 → 失敗

    家永千波:暴走します
    家永千波:家永千波の侵蝕率を+10(2d10->4,6)した(侵蝕率:74->84)
    生頼丈二:ダイスボーナスが付きまして、と
    生頼丈二:4d10+1
    DoubleCross : (4D10+1) → 21[5,4,9,3]+1 → 22

    紺野・瞳子:6DX+1 ネイバー+DB1だね。
    DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,1,5,6,10,10]+5[1,5]+1 → 16

    生頼丈二:あっ振り間違えてる
    生頼丈二:4dx10+1
    DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,3,5,10]+6[6]+1 → 17

    生頼丈二:成功!
    紺野・瞳子:2D10+79
    DoubleCross : (2D10+79) → 13[4,9]+79 → 92

    生頼丈二:64+2d10
    DoubleCross : (64+2D10) → 64+8[2,6] → 72

    紺野・瞳子:ま、1リザレクト分はあるかな。DBが2.
    GM:先程のシーンぶん、戦闘開始前に1回ジェネシフト挟んでもよかですよ。
    生頼丈二:めちゃくちゃありがたい!
    生頼丈二:ではジェネシフト、精神分の3で振ります
    生頼丈二:72+3D10
    DoubleCross : (72+3D10) → 72+17[1,9,7] → 89

    家永千波:自分はなしで!
    紺野・瞳子:こちらもなし。
    GM:OK。では配置説明。

    ▼エンゲージ
    (アポディクティ[8])
    (しずく[11])    10m
    (生賴[5]、家永[10]、紺野[8])
    []内は行動値


    GM:────
    GM:ラウンド:1
    GM:────
    GM:戦闘を開始します。
    GM:まずセットアップから!
    生頼丈二:先陣の火とスピードスターを使用します
    紺野・瞳子:なし。不敵に二人を見据えて笑う。
    家永千波:なしで
    生頼丈二:行動値+15、ラウンド間の最初の攻撃に+行動値ぶんダメージ、ラウンド間自身リアクション不可
    GM:げえ。行動20か
    諸星 しずく:セットアップなし。
    アポディクティス:《増加生産》を使用。シーン中のエフェクト判定にダイスボーナス付与。

    ▼エンゲージ
    (アポディクティ[8])
    (しずく[11])    10m
    (生賴[20]、家永[10]、紺野[8])


    GM:イニシアチブプロセス。
    アポディクティス:BOSSなので当然のように《加速する刻》を使用。追加行動。

    GM:(演出追加ぶん)
    生頼丈二:コバルトブルーのスポーツ・サングラスを装着し、ハリのある声で指差し呼称。
    生頼丈二:「足元、よし!距離、そこそこ!体調は……もちろん万全!」
    生頼丈二:「さあて、いっちょやってやりますか!」
    生頼丈二:侵蝕89→96

    アポディクティス:まずは行動前にオートアクションで《マジカル☆リクエスト》。「侵蝕する悪意」を入手する。
    アポディクティス:マイナーアクションで「侵蝕する悪意」を使用。選択バッドステータスは憎悪。メジャーアクション。
    アポディクティス:《コンセントレイト》+《蝕む声》+《絶対の恐怖》。シーン選択攻撃、タゲはPC全員。
    アポディクティス:12dx7+4
    DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,4,6,6,10]+10[10]+6[6]+4 → 30

    GM:ドッジか意志での対決可能。命中すると、このシナリオ中アポディクティスの提案に逆らえなくなったうえ、「憎悪:自分自身」が付与されます。
    生頼丈二:スピードスターの効果でリアクション不可!
    家永千波:リア不です。
    家永千波:暴走中につき……。
    紺野・瞳子:一応、意志で対決しておこう。
    紺野・瞳子:6DX+1
    DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,6,9,10,10,10]+7[2,2,7]+1 → 18

    紺野・瞳子:割と回ったが駄目だね!失敗だ。
    アポディクティス:4d10+5 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+5) → 17[1,8,7,1]+5 → 22

    アポディクティス:ダメージは走らんかったな。装甲無視の22点。
    生頼丈二:だ、誰も死んでない…w
    家永千波:9残って生存。
    アポディクティス:「悪いがオレァものぐさでね。首、差し出していってくれや。な?」
    家永千波:家永千波のHPを9にした(HP:31->9)
    生頼丈二:7点残存。生きています
    紺野・瞳子:6残しだね。ダメージより属性が被っている事の方が問題だ。
    アポディクティス:異様な気配が、包帯男からほとばしる。自分の立っている世界が、揺さぶられるような感覚。
    紺野・瞳子:HP28→6
    GM:属性被りは深刻ですね……ということで、加速による追加行動は終了。

    GM:行動値順にジョージさんですが、とりあえず自分自身への「憎悪」が入っているので。これをどうにかしないと、自分を対象に全力攻撃していただく形になります。
    生頼丈二:なんて凶悪な効果なんだ
    生頼丈二:アポディクティスへのロイスを取って即昇華、不利な効果を全て打ち消します
    生頼丈二:マイナーアクションで戦闘移動、アポさんにエンゲージ

    ▼エンゲージ
    (生賴[20]、アポディクティ[8])
    (しずく[11])    10m
    (家永[10]、紺野[8])

    生頼丈二:メジャーアクションでコンセントレイト:サラマンダー+災厄の炎+援護の風を使ってアポさんを焼きます
    GM:こいやあ!
    生頼丈二:消し炭にしてやるよ!
    生頼丈二:9dx7+1
    DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,6,7,8,9,9]+10[3,3,3,8]+10[7]+10[7]+4[4]+1 → 45

    GM:高ッ!?
    アポディクティス:ええい、《命の盾》+《イベイジョン》で固定値28……でも撃ち抜かれる!
    GM:命中です、ダメージどうぞ!
    生頼丈二:お祈りは済ませたか?ダメージロールだ!
    生頼丈二:5d10+29
    DoubleCross : (5D10+29) → 32[3,5,6,9,9]+29 → 61

    生頼丈二:装甲ガード有効
    生頼丈二:侵蝕96→104
    GM:ろ、ろくじゅ……
    アポディクティス:かろうじてまだ生きてる。が、かなり身体がボロボロになった! 回避型になんてダメージ入れやがるんだ!
    GM:演出どうぞ!
    生頼丈二:「家永さん!紺野さん!」
    生頼丈二:「"大丈夫"か?」
    紺野・瞳子:「”オーライ”、ミスタージョージ。こちらは気にせずやりたまえ」
    家永千波:「っ、あ……」過剰な精神汚染とレネゲイドの励起。返答する余裕はなく、蹲っていた。
    家永千波:しかしその声を聞いて、僅かに面を上げる。
    生頼丈二:「ンッフフフ!俺の名前を、言ってみろ!」
    家永千波:「っ、ああ……」明滅する視界に、その背が映って。「ジョージ、さん……!」
    家永千波:「私、は」ジョージさんへのロイスをタイタス化して昇華。不利効果を打ち消します。
    家永千波:「大丈夫、ですから……!」ゆらり、と立ち上がる。
    生頼丈二:ニヤリと。不敵な笑みを浮かべる。
    生頼丈二:「如何にも!我が名はオーライ・ジョージ!万難を排す、男の名前だ!」
    生頼丈二:「しっかり見ておきなさい。これが」
    生頼丈二:「大丈夫《ALL RIGHT》ってやつさ!」
    生頼丈二:生頼丈二の姿が消失し、同時に彼方から爆炎が上がる。
    生頼丈二:先陣の火を駆る神速。業火と烈風の二重奏。
    アポディクティス:「アア!? 待てや、お前……」何か口走ろうとするが
    生頼丈二:よく響く男の声が、衝撃波と共に遅れてやってくる。
    生頼丈二:「さあ今度は!」
    生頼丈二:「君たちの"大丈夫"を見せてくれ!」
    家永千波:「……はい、っ!」眩い、灯が見えて。
    家永千波:その大きな影に向けて届くように、応じる。
    紺野・瞳子:「お見事。さ、期待してるよ」
    アポディクティス:包帯男が焼き払われ、その下にあった爛れた(焼けただれる以前に)皮膚が顕になる
    アポディクティス:「てめ……えら、なんで効かねえ?! 確かにキズをこじ開けた手応えは…!」
    生頼丈二:「残念だったな!俺はやりたくないことはやらない主義なのさ!」
    アポディクティス:「く、くそ、諸星ィ! 殺せ、あいつらが敵だァ!」焦りのにじむ胴間声を張り上げる。

    GM:ということでしずくの行動です。マイナーで《ブラッドコントロール》。
    諸星 しずく:メジャーアクション。《リミットブレイク》《コンセントレイト》《亡者の爪牙》《紅の刃》《血の宴》。
    諸星 しずく:対象は……できるだけ多く巻き込めるのは……家永さんと紺野さんに。
    諸星 しずく:8dx7+4
    DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,2,6,7,7,7,9,10]+6[3,4,4,5,6]+4 → 20

    諸星 しずく:達成値20です。リアクションをどうぞ。
    家永千波:ドッジ試行します
    家永千波:6dx+1>=20
    DoubleCross : (6R10+1[10]>=20) → 10[1,3,5,5,6,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

    家永千波:おしかった。
    紺野・瞳子:それならタイタス切っても良いかもだね。私もドッジを試そう。
    紺野・瞳子:4DX
    DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,4,7,8] → 8

    家永千波:まあ、100越えてないのでこのまま受けます。
    紺野・瞳子:こちらはどうあがいても失敗。ダメージをくれ。
    諸星 しずく:3d10+32 装甲無視です
    DoubleCross : (3D10+32) → 20[6,10,4]+32 → 52

    家永千波:当然に戦闘不能!リザレクトします。
    諸星 しずく:装甲無視の52点!
    家永千波:家永千波の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:84->90)
    家永千波:家永千波のHPを6にした(HP:9->6)
    紺野・瞳子:高いな!こちらもリザレクト。7以下だといいんだが。
    紺野・瞳子:1D10+92
    DoubleCross : (1D10+92) → 6[6]+92 → 98

    紺野・瞳子:首の皮一枚だね。6点で蘇生。
    諸星 しずく:切り裂いた手首から滴った血が、刃の形をとって襲いかかります。空中で軌道を変えて、適切に急所へ襲いかかります……
    諸星 しずく:本人はほとんど目をつむっているのですが、攻撃が勝手に相手を解体できるポイントを狙っている
    家永千波:「っ、ぐ……ああっ」躱そうとするも、追いつかない。
    紺野・瞳子:「ふむ。素晴らしい力だ……が、本人は辛そうだね」
    紺野・瞳子:身体を刻まれつつ、興味深そうに傷口を眺める。最低限動ける程度に補修。
    諸星 しずく:「……はや、く、たおれてっ……!」
    家永千波:「……そう、だね。アポディクティスは、やっぱり間違ってた……」切り刻まれながら自動再生。立ち上がる。
    アポディクティス:「あァ? 何ぬかしてやがるこの──」
    GM:……次の行動は家永さんだ!

    紺野・瞳子:「となると、どうすればいいのか。聡明な君なら分かっているね、家永ちゃん?」
    家永千波:「そうでしょう。彼女……全然、楽しそうなんかじゃ、ない」
    家永千波:「ええ」頷いて、包帯の男を睨みつけ。
    家永千波:マイナー、戦闘移動。アポディクティスにエンゲージ。

    ▼エンゲージ
    (生賴[20]、家永[10]、アポディクティ[8])
    (しずく[11])    10m
    (紺野[8])

    家永千波:メジャー、コンボ「神懸り」《コンセントレイト》《獣の力》《獣王の力》《コンバットシステム》
    家永千波:対象は勿論アポディクティス
    家永千波:9dx7+2 命中
    DoubleCross : (9R10+2[7]) → 10[1,2,3,4,7,7,7,8,10]+10[3,3,3,4,10]+1[1]+2 → 23

    家永千波:うええ
    アポディクティス:おっと。23ならそいつはドッジが……
    家永千波:流石にタイタス切るのも分が悪いね……このままです
    アポディクティス:なら、《命の盾》+《イベイジョン》で回避だ。で……あ、しまったHPが足らん!?
    家永千波:!?
    紺野・瞳子:…………
    紺野・瞳子:命中では?
    アポディクティス:「抜かすなよ! 力バカのガキがァ!」
    アポディクティス:ああいや。《朧の旋風》撃とうと思ったんですけど10コスト払えなかったよ!
    家永千波:あ、回避自体は成功という事ですね。理解しました
    紺野・瞳子:あぁなるほど。他にも消費系でダイス増やしてるのかと、失敬
    家永千波:「……」応じない。ぶつ、と糸の切れるように。肩から力の抜ける前傾姿勢。
    家永千波:面を上げる。その瞳が朱に染まっている。
    家永千波:ダ ンッ !
    家永千波:強かに、地を踏み鳴らした。我が身を弾き出すようなスプリント。
    家永千波:先程までとは別人のような挙動で、一息に。アポディクティスへと詰めようとするが──
    アポディクティス:「ぃ!?」
    諸星 しずく:横合いから、血流の刃が割り込む。ただしそれは家永さんの身体を傷つけることなく、攻撃の軌道を横から叩いてそらすように。
    アポディクティス:「へ、へへ、でかした諸星ィ! いいとこに口利いてやるぜェ!」
    家永千波:「あ、っ……!?」
    アポディクティス:(周囲の生き物で防御する《命の盾》の演出です)
    家永千波:想定外の介入に、意識が逸れて。能力が途切れる。
    家永千波:息を切らして、立ち止まる。
    家永千波:「っ、ま……まだ……」諸星さんに向けて、宣言するように。
    諸星 しずく:こちらも肩で息をして、ひきつるような声を漏らして。泣きそうな顔で家永さんを見ています。
    家永千波:「諦めないから、私……何度だって……っ」

    GM:……では、紺野さん。どうぞ!
    紺野・瞳子:オーライ、美鳥くんのロイスをタイタス化して不利効果消去に使用。すまない、木材倉庫は今日地図から消えるかもしれない。
    紺野・瞳子:で、相談だが。家永さん、君に再行動して貰っても構わないかな?
    家永千波:ありがたく受け取ります。
    紺野・瞳子:ではその方向で動こう。MINOR:伝承顕現(FOLKLORE)…《オリジン:レジェンドLV5》使用。コスト2
    紺野・瞳子:MAJOR:物を言う瞳(EYE CONTACT)…《リミットブレイクLV3》《原初の虚:ナーブジャックLV3》《原初の灰:蝕命の魔眼》《原初の白:狂戦士》《コンセントレイト:ウロボロス》使用。
    紺野・瞳子:侵蝕値上昇の代わりに18+4D10点のHPを失い、対決に勝利した対象にC値-1/ダイス+2のバフを与えたうえでメジャー行動させよう。
    GM:ウワーッ
    紺野・瞳子:対象は家永ちゃん!判定行くよ!
    紺野・瞳子:6DX7+14
    DoubleCross : (6R10+14[7]) → 10[3,4,6,6,6,10]+4[4]+14 → 28

    家永千波:これは一応対決がいるのかな
    GM:対決しない宣言で大丈夫。
    家永千波:ではしません。
    家永千波:必要になる解釈もありそうだけど、今回はGMがそう言ってくれてるので……そういう感じで!
    紺野・瞳子:「ふむ。あと一息、と言う所だな」
    紺野・瞳子:悠然と立つ女が、赤く光る瞳で家永を捉えている。
    紺野・瞳子:「失礼、少し制御に割り込むよ。あのにやけ面をぶっ叩くために、ほんの少しだけ手を貸そう」
    紺野・瞳子:「少し無茶を強いるが、受けてくれるかな?家永ちゃん」
    家永千波:「え、」一瞬ばかり、躊躇するけれど。
    家永千波:「はい……!」"大丈夫"だ。諸星さんを救う事を、まだ諦めてない──この人を、私は信じられる。
    紺野・瞳子:「オーライ。では、私の眼をそのまま見ていてくれ」
    紺野・瞳子:そう言った女の瞳の赤が、輝きを次第に強くしていく。
    紺野・瞳子:視界の中、周囲の風景はその反対に明度を下げ、やがて暗闇に二つの赤だけが煌々と光るようになり——
    紺野・瞳子:「”君は、私の友人だ”。思いのままに、力を振るい給え」
    紺野・瞳子:告げた声と共に、大量の力が流れ込む感覚。/
    家永千波:見つめ合う中で、その色を写し取ったかのように。
    家永千波:再び、その瞳に赤い灯がともる。
    家永千波:では、ナーブジャックによるメジャーアクションの行動宣言
    家永千波:の前にすみません、さっきの行動分の侵蝕上昇をやっていなかったので、やります
    家永千波:家永千波の侵蝕率を+10した(侵蝕率:90->100)
    家永千波:ちょうど100になったね
    GM:ですね。(ハハハ)
    家永千波:でもってメジャー、先ほどと同様に
    家永千波:コンボ「神懸り」《コンセントレイト》《獣の力》《獣王の力》《コンバットシステム》
    家永千波:対象はアポディクティス。
    GM:どうぞ!
    家永千波:12dx6+2 支援込みで命中
    DoubleCross : (12R10+2[6]) → 10[1,1,2,2,4,4,4,5,5,6,8,8]+10[2,8,9]+10[4,8]+10[6]+10[6]+10[8]+5[5]+2 → 67

    紺野・瞳子:エクセレント!
    アポディクティス:固定値28で……ドッジできねえ!
    GM:ダメージをどうぞ!
    家永千波:ダメージの所で「熒惑」《フェイタルヒット》を使用。
    家永千波:7d10+25+1d10+3d10 ダメージ
    DoubleCross : (7D10+25+1D10+3D10) → 36[5,8,2,10,5,5,1]+25+2[2]+14[9,3,2] → 77

    家永千波:家永千波の侵蝕率を+14した(侵蝕率:100->114)
    アポディクティス:アーマー5! 残りHP……6!
    アポディクティス:耐えられない! さすがにこの回避力に取り巻きまでつけてる以上復活も持ってない!
    GM:倒れます! 演出をどうぞ!
    家永千波:やった!
    紺野・瞳子:オーケー、ついでにHPロスもこのタイミングで計算しておくね。
    紺野・瞳子:4D10+18
    DoubleCross : (4D10+18) → 16[3,10,1,2]+18 → 34

    紺野・瞳子:当然吹っ飛ぶ。このまま倒れておくよ。
    家永千波:では改めて演出
    家永千波:不意に、風が吹いたように見えて、
    家永千波:一瞬の内、既に眼前に居る。先程以上の速度。
    アポディクティス:「なん……?!」
    家永千波:キュマイラの特質が齎す超強度の肉体が、反作用の一切を問題にしない。
    家永千波:一刹那の静止もない連続的動作──疾走の最中より体幹に捻りを加え、自身の速度を乗せた貫手を撃つ。
    アポディクティス:間に合わなかったのか、あるいは割り込まなかったのか。今度は、血の刃による迎撃も行われない。
    家永千波:その一撃が、アポディクティスの意識を刈り取る。
    家永千波:その最後の一瞬、泣き出しそうな少女の顔が見えたかもしれない。
    アポディクティス:意志を捻じ曲げ従えるため、声を発する暇すら与えられなかった。自分のつくりだしてきた犠牲者たちによくにた顔を目に焼き付けて
    アポディクティス:包帯まみれの怪人が、その一撃で完全に轟沈する

    GM:……戦闘終了になりますが、バックファイアダメージもどうぞ!
    紺野・瞳子:「ナイスだ、ヒーロー。いやぁ、楽をしてしまった、な——」
    紺野・瞳子:ばちん、と弾けるような音。鮮血とともに、前のめりに頽れた。/

    GM:……では、まずバックトラック!
    GM:こちらのEロイスは《マジカル☆リクエスト》の1個のみ。侵蝕低下に使用されるかたはどうぞ!
    家永千波:114-1d10 ふっておきます
    DoubleCross : (114-1D10) → 114-1[1] → 113

    生頼丈二:今回は振らずにいきます
    紺野・瞳子:実は98%だからこの時点で確定なんだよな。遠慮しておくよ。
    生頼丈二:残りロイス5、等倍で振りますよ
    GM:はい。では、通常ロイスでの低減を。倍率宣言の上で!
    紺野・瞳子:等倍。流石に倍振りの方が高くなるようなスコアにはならんだろう。
    生頼丈二:104-5d10
    DoubleCross : (104-5D10) → 104-28[6,2,5,8,7] → 76

    生頼丈二:余裕の生還
    紺野・瞳子:98-5D10
    DoubleCross : (98-5D10) → 98-35[3,9,8,7,8] → 63

    家永千波:残るロイスは5個。等倍でいきます
    家永千波:113-5d10
    DoubleCross : (113-5D10) → 113-34[10,5,8,3,8] → 79

    紺野・瞳子:(大仰に肩をすくめるポーズ)
    家永千波:かえってきました。
    紺野・瞳子:1点マイナスだが、まぁ仕方ない。無事帰還だね。
    GM:まずはよかった。おかえりなさい!

    エンディング

    GM:────
    GM:ED:中央棟、ミーティングルームにて
    GM:────
    GM:最初に送り出されるまえと同じ部屋に、四人……生賴さん、家永さん、紺野さん、それに諸星が顔を揃えていました。
    GM:アポディクティスを"回収"したあと、簡単な手当を受けて、こちらの部屋に通されたわけですが……
    諸星 しずく:「…………」
    諸星 しずく:回収車が回ってきたあたりでは覚悟を決めたような表情だったのが、なぜか普通に誘導されるに至ってえらい顔色になっている少女がひとり。
    家永千波:「…………」言葉はなくも、ちらちらと。諸星さんの方へ心配そうな視線を送っている。
    紺野・瞳子:「あー、死ぬかと思った」貰ったガーゼを裂傷部に当てている。
    諸星 しずく:「あの、……」目線をものすごく泳がせて。
    生頼丈二:「いきなり倒れた時は驚いたよ!だが大事には至らず何よりだ」
    諸星 しずく:「オーライさん? 私、ここにいていいんでしょうか……?」
    紺野・瞳子:「貧血気味でねぇ。もっと肉を付けるべきかな」
    生頼丈二:「ハハハ!全く問題ないとも!」
    生頼丈二:「君は被害者だ。少なくとも俺はそう思っているんでね」
    家永千波:「わ、私も……! 同じ意見、です」差し挟むように。
    諸星 しずく:「ぇう」
    紺野・瞳子:「私も同意見だよ。ああいう”人を動かす”力を持ったオーヴァードも少なくはない」
    生頼丈二:「それとも例の包帯男のように"別室行き"がよかったかな?」
    紺野・瞳子:「そう言った者に操られての行動は、まぁ…程度にもよるが、概ね免責される事が多いね」
    GM:がしゅ、と音を立ててドアが開きます。
    日馬 美礼:「そぉいうこと。やぁやぁお待たせしたね。こっちも事務処理が多くってさあ」
    家永千波:「それに……ここの支部長さんは、本人の、個人の意思を尊重すると。そう言って、いましたから……」言葉を切って、そちらを向く。
    家永千波:「あっ。お疲れ様、です」
    日馬 美礼:「うんうん。家永くん、よく覚えてるね。あとでまたチョコレートでもあげようか」
    諸星 しずく:「支部長……さん……」
    家永千波:「あ、ありがとうございます……」恐縮そうに。
    日馬 美礼:「いかにも、ぼくだ。まあ、ともかく皆、お疲れ様」
    日馬 美礼:「ろくでもない事件だったけど、期待以上に働いてくれる人材が見つかって嬉しいよ。ほんとに」
    日馬 美礼:「ここのとこ、みんな休む間もない忙しさだったからねぇ。こうみえてもうち、福利厚生には気を使ってるほうなんだぜ?」
    生頼丈二:「おつかれさまです!日馬支部長!見ましたか?俺の手腕を!」
    日馬 美礼:「レポート含めてしっかりとね。いや、まさにうちが欲しかった人材だよ! こりゃお世辞じゃないぜ? オーライくん」
    日馬 美礼:車椅子からすこし身を乗り出して握手を求める。
    生頼丈二:「ンッハハハ!恐悦至極!」
    生頼丈二:激しく握手!
    生頼丈二:「人手不足?業務多忙?俺が来たからにはそんなもの、瞬きの間に解決してやりますよ!」
    日馬 美礼:「頼りにさせてもらうよ。有言実行、期待してるからね?」にやけ面のまま、握った手をかくかく振る。
    諸星 しずく:「あの、でも、いいんですか。支部長さん。私、操られたわけじゃなくて、その…人を……」おずおずと口を開きますが。
    日馬 美礼:なんとも白けたような顔で諸星さんを見て。
    生頼丈二:「オーライ!任せておいてくださいな!」
    日馬 美礼:「なんだい。せっかくいい話で、君も楽に終われそうだってのに。まだ不満かい? いいかな諸星くん」指を立てる。
    日馬 美礼:「君がやったって相手の死亡届は出ていない。行方不明者にもそれらしい相手はいない。つまり君は何もしてない。OK?」
    諸星 しずく:「はい?」
    家永千波:この人、すごいこと言うな……という目で見ている。
    紺野・瞳子:タヌキだなぁ、と笑顔のままで思っている。
    日馬 美礼:「だいたい何を勘違いしてるのか知らないが、そもそもUGNイリーガルの二割は、きちんと裁けば傷害の前科持ちなんだぜ?」
    日馬 美礼:「そのへん気にしてたら、こんな商売やってられないよ。ねえ家永くん。きみもそう思うだろ?」
    家永千波:「え、えっと」傷害の前科、という言葉にびくりと肩を震わせつつ。
    日馬 美礼:「いま何をしてるかが問題だ。どう生まれて何をしてきたかなんてのは、比較的どうでもいい話だよ」
    日馬 美礼:目を細めて紺野さんを見る。
    紺野・瞳子:「…………全くもってその通りだね。いいかい、重要なのは今の自分がどうしたいかだぜ」
    紺野・瞳子:何かを見透かされたようで、ほぼ同じ事を繰り返す。日馬氏へのロイスを表警戒心に変更。
    家永千波:「そう、ですね……ねえ、諸星さん」
    諸星 しずく:「私……」テーブルの上を無意識に手で探る。家永さんの袖に指が触れてぐっと握ってしまい
    諸星 しずく:その瞬間に声がかかって
    諸星 しずく:「ひゃいっ」
    家永千波:こちらも驚くが。その手を払い除けることはせず、彼女の目を見て。
    家永千波:「罪を犯したから、こうすべきだとか。自分はこうだから、何かを願っちゃいけないとか……」
    家永千波:「そういう、外枠の話ばっかりでさ。あなたの気持ちを、結局まだちゃんと聞けてなかったな、って……」
    諸星 しずく:「……私……あのね、そういうの抜きでも、よくわからない……っていうか、そういうの、ほら、考えたことなくって……」
    諸星 しずく:おずおず、握っていた袖を離して。ちょっと考えて。目線を浮かせて、オーライさんや紺野さん、胡散臭いやつに彷徨わせて。
    諸星 しずく:家永さんを見て。
    家永千波:「……そっか、うん」頷いて。
    諸星 しずく:「でもいまね、ちょっとある気がするんです」
    家永千波:そういう答えが出てくるのも、よく理解できる。自分も長いあいだ、そうだったから。
    諸星 しずく:「できたらですけど。私も、誰かにそういうことを言ってあげる人になりたいな、って」
    家永千波:「……あ」その言葉に、ぱっと顔色が明るくなって。
    諸星 しずく:「あっ」
    家永千波:「ふふ……」微笑む。「それって……素敵だと、思う。とっても」
    諸星 しずく:「あ、あの、ありがとうございますですはい。素敵だと思います私もっ」
    家永千波:「あっ、あの、じゃあ……えっと、私に手伝える事があれば、言ってね」
    家永千波:「応援、したいから……さ」
    家永千波:言いながら、胸が熱くなるような心地がして。
    諸星 しずく:「……はい!」
    生頼丈二:「日馬支部長!その方向性はよくありませんな!」
    生頼丈二:「不慮の事故でも!操られていたとしても!そもそも相手が人間じゃなかったとしても!」
    生頼丈二:「人を殺したという記憶は揺るがない」
    生頼丈二:「法のもとで裁けとはいいません。ですが、なかった事にしてはいけない」
    生頼丈二:「己の中できちんと向き合い、何らかの答えを出すことは必要です。それを踏まえた上で!」
    生頼丈二:諸星しずくの肩を強く掴み、目を真っ直ぐ見据える。
    生頼丈二:「やり直すんだ。今、ここから!」
    生頼丈二:「君には無限の未来が待っている!」
    家永千波:「あ、」やや怯んだようになりつつ、二人の様子を見守る。
    諸星 しずく:「は……え、あー、えーと」
    諸星 しずく:しばらくわたわたしていますが、すっと息を吸って。
    諸星 しずく:「は、はい、オーライさん、がんばります、私!」
    日馬 美礼:「いいね。とてもいいよ、うちが欲しかった人材ズバリだ。よろしく頼むよ、オーライくん」くふふ、と、楽しそうに笑って。
    紺野・瞳子:「その意気だ、諸星ちゃん」軽く笑って言葉を続ける。
    紺野・瞳子:「頑張ってミスタージョージにも負けない活躍をしてくれ。その分私が楽をできるからね!」/
    生頼丈二:「オーライ!安心したまえ!」
    生頼丈二:「何しろ、この俺が付いているんだからな!」

    GM:────
    GM:Double Cross 3rd Edition "Validity Sin", closed.
    GM:────
    GM:ということで、セッション〆させていただきます! お疲れさまでした!
    GM:最後経験点発行まで!
    家永千波:お疲れ様でした~!
    生頼丈二:おつかれさまでした!
    紺野・瞳子:お疲れ様でした!