GM:残りのミッションは
☆ミッション:悪党成敗(8/10)
☆ミッション:外部組織を牽制せよ(0/4)
GM:のふたつです。
GM:シーンプレイヤーは晩翠さん!
晩翠凍衿:晩翠凍衿の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:79->85)
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+3(1d10->3)(侵蝕率:81->84)
朝霧鏡花:ここは“見”に回らせてもらおう
ミシェール・レイ:同じく!
GM:残りはこちら!
☆ミッション:悪党成敗(8/10)
詳細:白兵、射撃、RC、交渉のどれかで攻撃の判定を行う。難易度8、最大達成値30。進行度の上限は10。
☆ミッション:外部組織を牽制せよ(0/4)難易度7 1シーン最大3
購入で判定を行う。進行値が4に達した場合ミッションクリア。
御厨柴門:購入の方かなー
晩翠凍衿:チームレベル12だもんなあ
晩翠凍衿:最後まで悪党を成敗しましょう
GM:成敗のプロ!
晩翠凍衿:エフェクト使わず素手で命中判定!
御厨柴門:外部組織の牽制は購入だからナカヨシパワーは乗らないですよね
GM:のりません……
GM:彼らはナカヨシではない
晩翠凍衿:6dx+14+12
DoubleCross : (6R10+14+12[10]) → 10[2,3,4,8,10,10]+10[4,10]+8[8]+26 → 54
御厨柴門:?
GM:かわいそう……
晩翠凍衿:ボコボコにしちゃった
御厨柴門:強くない?
朝霧鏡花:何だこいつ……
朝霧鏡花:さっきあんだけ怪我してたのに?
GM:町は平和になったのだった…・…
御厨柴門:外部組織の牽制やろう
御厨柴門:4dx+5>=7
DoubleCross : (4R10+5[10]>=7) → 8[1,2,4,8]+5 → 13 → 成功
御厨柴門:とりあえず成功で
☆悪党成敗 進行度 8/10→10/10 チームレベル 12→15
☆ミッション:外部組織を牽制せよ0/4→2/4チームレベル 15→17
御厨柴門:追加でなんか出ます?
GM:☆ミッション:悪党成敗 をクリアしました。じつは☆ミッションにも存在したクリアボーナスにより、チームレベルが+3されます。
晩翠凍衿:ということはチームレベルが……17に……?
ミシェール・レイ:ワオ……
GM:☆ミッション:外部組織を牽制せよ の進行値が2に達したため、追加の項目が現れます。
・情報 ”毒竜”について UGN 難易度20
GM:またトリガーシーンでもあり、進行値が2になったことで、このシーンでは”毒竜”と会うことになります。
ミシェール・レイ:じゃあ出て"毒龍"の情報抜きます!
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:92->98)した
ミシェール・レイ:情報:UGN コネ使用
ミシェール・レイ:5dx+18>=20
DoubleCross : (5R10+18[10]>=20) → 7[2,4,4,6,7]+18 → 25 → 成功
GM:危なげなし!
・毒竜について
"イエローコゥト"セルの事務担当。名を「林 桃花(リン タオファ)」。
FHによって人工的に精製された融合型レネゲイドビーイング。
複数の強力なオーヴァードや古代種RBの因子をかけ合わせて作られている。
異なる因子を干渉させることでRB本来の意識形成を阻害し、宿主の自己同一性を損なわずに不死の肉体を手に入れる研究『封神計画』の被検体。
生まれつき呼吸器に特殊な疾患があり、長時間体を動かすことができない。
ミシェール・レイ:同類じゃん!
ミシェール・レイ:そんな所におったんか!
GM:きみたちは車に乗り、FHとコンタクトの取れる地点へ向かっていた。
GM:街中はこれまでのN市に戻ったように見える。ひとまずは単なるあほんだらどもの鎮圧が終わったのだ。
ミシェール・レイ:「晩翠さん、傷はもう大丈夫?」
晩翠凍衿:「うん」
晩翠凍衿:「さすがに完治ではないけど。動く分にはもう問題ないよ」
ミシェール・レイ:「よかった、今回もぼくの分残ってなかったのは残念だけど」
御厨柴門:「無理はしないでくれよ」
御厨柴門:「無茶して本戦に出れなくなるとか、そういうのはナシだからな」
晩翠凍衿:「ええい。平気だっての」制服の袖をまくらないまま、力こぶを作るボーズ。
晩翠凍衿:「競争なんでしょ?寝てらんないよ」実際あほんだらどもの残党を掃討するくらいには元気だ。
御厨柴門:「元気ならいいさ」
御厨柴門:「心配事が減るのはいい」
ミシェール・レイ:「紫門くんは心配性だよね~。それも安全運転の秘訣ってやつ?」
ミシェール・レイ:「この国の教習では"かもしれない運転"っての教えるんでしょ」
御厨柴門:「いざと言うときにマシントラブルで車が動けないなんて事がないようにメンテをするのは当然って話だ」
御厨柴門:「君達だって武器の手入れは怠らないだろう」
御厨柴門:「ここぞと言うときに最大のパフォーマンスを発揮する為には」
御厨柴門:「不確定な不安要素は出来る限り潰す」
御厨柴門:「今やってるのもソレさ」
御厨柴門:「だいぶ金をばら撒いたから」
御厨柴門:「あとでちゃんと予算がでないとしばらくは趣味の車のカスタマイズもできやしないぞ」
御厨柴門:「成果はまあまあって所だな。ある程度の組織とは話をつけられそうだ」
晩翠凍衿:(そんなに車ばっかり見てて飽きないのかな……)
ミシェール・レイ:「さっすが紫門くん!」
ミシェール・レイ:「これから向かうのもその一つってわけだね」
晩翠凍衿:「……なんだっけ。毒竜?」脇道に逸れかけた思考を引き戻して。
御厨柴門:「そういう名前らしいけど、どういうヤツなんだ?」
ミシェール・レイ:「ああ、"イエローコゥト"のメンバーで、事務担当」
ミシェール・レイ:「まさか師匠の古巣にいるとはね……」
晩翠凍衿:「話、乗ってくれそうなんだよね?」
ミシェール・レイ:「乗ってくれると思うよ。なんたってぼくの同類だ」
ミシェール・レイ:「『封神計画』の生き残りは皆、何かしらの理由で師匠を追っているはずさ」
ミシェール・レイ:「人のままRBの不死性を手に入れる計画。後半は師匠のせいでしっちゃかめっちゃかにされちゃって、本来の目的は達成できなかったけどね」
晩翠凍衿:「そこが不安なんだよなー!」
晩翠凍衿:「敵対はともかく、手合わせ感覚で襲ってきたりしない……?」
晩翠凍衿:「鏡花ちゃんもいないしさあ」報告のために残った彼女の姿を、窓の外に流れる光景に浮かべて。
佐藤 鳴:『すいません。朝霧さんには、いろいろと報告をしてもらっていて……』
佐藤 鳴:『あっ! もうすぐ目的のポイントですよ!』
ミシェール・レイ:「多分、いきなり襲われることはないと思うよ。"毒龍"が一人ならね」
ミシェール・レイ:「"毒龍"には生まれつき呼吸器に疾患があった。結局、RBになっても治らないままの……」
御厨柴門:「相手には来訪の意図は伝わっているのかい?」
佐藤 鳴:『はい。あちらは伝令役として”毒竜”のみを送っているとの事です』
ミシェール・レイ:「なら、ひとまずそれを信じようか」
GM:到着した先は古びた外観の小さなコインランドリー。看板も出ていないが、ガラスの向こうにはいくつか旧式の洗濯機とパイプ椅子に座る少女が見える。
GM:偶然を装って会うのに適した場所だ。
晩翠凍衿:「……行きますか」表情を真剣なものに変え、車を降りる。
晩翠凍衿:周囲の警戒はするが、黒塗りの箱は車内に残した。
御厨柴門:「話の解る相手だと良いんだけど」
ミシェール・レイ:「よーし、交渉開始だ!」意気揚々と扉に手をかけ
リン・タオファ:『来たか……』
リン・タオファ:ざっくばらんに切った短めの黒い髪と、やや不健康なまでに白く華奢な肉体。口元には非透明の人工呼吸器をつけ、背中の機器につながっている。
リン・タオファ:『”イエロー・コゥト”の”毒竜”、リン・タオファだ。よろしく』
晩翠凍衿:「UGN、“スワッシュバックラー”。……晩翠凍衿」やや間を空け、コードに追加で名乗る。
御厨柴門:「”スカボロー・フェア”」
ミシェール・レイ:コインランドリーの中に入り、少女の向かい側の壁際に据え付けられた椅子に座る。
ミシェール・レイ:「久しぶり、桃花。元気そうで良かった」
ミシェール・レイ:「"紫螭吻"……いや、雷紫苑と言った方がわかるかな」
リン・タオファ:『おまえ……クソ、こんな変なやつ、無視しようと思っていたのに。紫苑か……!』
リン・タオファ:『なんでUGNなんかやっているんだ……!』
ミシェール・レイ:「あはは、変なやつはお互い様だろ」
ミシェール・レイ:「自分の格好見てみなよ。だいぶ怪しいから」
リン・タオファ:『うるさい……!! いや、すまない。”スワッシュバックラー”、”スカボロー・フェア”』
リン・タオファ:『話をしたくないわけではないんだ』
晩翠凍衿:「うん。まあ、ルーツの話は多少聞いてる」ミシェールくんを一瞥し。
晩翠凍衿:「びっくりしたけど、本題は同窓会じゃないってことでいい?」
リン・タオファ:『それであってる』
リン・タオファ:『仕事の話をしよう。お互いのために、手短に』
リン・タオファ:『……単純な話なんだ。バカに余計なことをされると困るし、計算が狂う。そう思っているのはUGNだけじゃない』
ミシェール・レイ:「それじゃあ、"イエローコゥト"はこの件に不可侵……むしろ協力してくれるってことかな?」
リン・タオファ:『……まぁ、お前たちもおおっぴらにFHと手を組むのは良くないだろ。大陸じゃあるまいし』
リン・タオファ:『私たちが約束するのは2つだ。ひとつは不可侵』小さくせき込みながら。『お前たちとは少しの間だけ、協力も敵対もしない』
ミシェール・レイ:「大陸だっておおっぴらに組んでるとこは少ないよ。少なくとも香港は区別してないだけさ」
ミシェール・レイ:「なるほどなるほど」
リン・タオファ:『もうひとつは、別組織への干渉。お前たちからの金はギルドに握らせるか、爆弾でも買ってステイト・オブ・グレイスの施設にぶん投げておく』
リン・タオファ:『”スカボロー・フェア”。あんたからの手付はだいぶ効いてる。同じくらいのがもう一回あれば十分だ』
御厨柴門:「解った。何とかしよう」
晩翠凍衿:「……メッセージカードにはそっちの名前を書いてよ」小さくため息をつく。
御厨柴門:「FHと組むのは僕も好みじゃないからな」
御厨柴門:「金でカタが付くならそれでいい」
リン・タオファ:『ありがとう……分かってる。私たちだって、この街のFHじゃ新参なんだ。まだまだ真面目に悪いことしてなきゃいけない』
晩翠凍衿:「…………」
ミシェール・レイ:「別に悪いことにこだわる必要なくない~?」
リン・タオファ:『UGNとコッソリ会ってたなんて知られたら、こっちも面倒だからね……ゴホッ』
リン・タオファ:『強くなるっていうのは、暴力を振るってことでしょ。それだけが目的なんだから、最初から善悪になんて関係ない』
リン・タオファ:『まあ、ウチのセルがそうでも、よそは全然違うから面倒なんだけど……』
リン・タオファ:『とにかく、こっちでもやることはやる。あんたたちは』顔をしかめて。『殺して。あのクソ野郎を』
ミシェール・レイ:「ああ、なるほど」ぽんと手を叩いて
ミシェール・レイ:「君は師匠に死んでほしいのか」
リン・タオファ:『当たりまえでしょ……あいつが生きてていいことある?』
ミシェール・レイ:「世の中的にはなんにもないけど、ぼくはほら」
ミシェール・レイ:「強いやつとは何度でも戦いたいもんでしょ」
リン・タオファ:『そもそも、FHにとっても迷惑なの。何回ちゃんとFHの仕事をしたの? そもそも本人にFHの自覚すら……』
リン・タオファ:『私は全然そんなこと思わない。紫苑がそうしたいのは勝手だけど』
ミシェール・レイ:「そっか……じゃあ勝手にやるよ」
ミシェール・レイ:「でも、桃花は数少ないあの頃の仲間……姉弟みたいなもんだからね」
リン・タオファ:『……』
ミシェール・レイ:「その気持も、ちょっとは尊重したい。桃花もさ」
ミシェール・レイ:「他人に任せるんじゃなくて、自分の手で殺したいと思わない?」
リン・タオファ:『……なにが言いたいの』
ミシェール・レイ:「いや、多分そんな余裕ないし、約束は全然できないんだけど」
ミシェール・レイ:「もしぼくが師匠に勝てたら、必ず君の前に師匠を連れて行く」
ミシェール・レイ:「君の手でも止めを指せるくらいに痛めつけて、ちゃんと見届けてあげる」
リン・タオファ:『適当なこと言わないで。紫苑はそうやって、上手くいったときのことばっかり』
リン・タオファ:『……あんたに連れてきてもらうくらいなら、私が勝手に行く』
ミシェール・レイ:「えーいいじゃん!成功のイメージは大事だよ!」
ミシェール・レイ:「……そっか」にこりと笑って
・NPCカード『毒竜』
【ハーメルンの笛】:シーンに登場しているキャラクターすべてのドッジのクリティカル値を+1する。
GM:受け取ることも受け取らないこともできます。
ミシェール・レイ:受け取ります!
リン・タオファ:コンゴトモヨロシク……
ミシェール・レイ:「師匠を連れてくる代わりに"腐尸星"の跡目を継いだっていう新頭目と立ち会わせて欲しかったんだけど」
ミシェール・レイ:「君がそう言うなら仕方がないね。残念無念」
リン・タオファ:『ちゃっかりしている奴だ』少しだけ表情が動いた……気がする。
晩翠凍衿:「……UGNとしては」
晩翠凍衿:「元から“荒天龍”の討伐が第一。あなたたちとの関係があってもなくても、そこは揺るぎません」
晩翠凍衿:発言の意図をぼかしてそう付け加える。
リン・タオファ:『ああ、聞こう。私たちだけで盛り上がって、それで済む話でもない』
リン・タオファ:『……できるだけ遠くから、機動力を奪う毒のようなものを薄く散布する。現場まではいかない』
リン・タオファ:『作戦の詳細も聞かない。こっちで勝手に網を張って、勝手に一人でやる』
リン・タオファ:『それで十分だ。私なんかに”荒天龍”が足を引っ張られるなら、十分愉快だからな……』
晩翠凍衿:「頭には入れておく」頷く。
ミシェール・レイ:「交渉成立、かな」両隣の二人に顔を向けて
御厨柴門:「好きにしたらいいさ」
リン・タオファ:そこで激しくせき込む。『少し話し過ぎた。妙なことになって悪いが……当初の協力は手はず通りに頼む』
晩翠凍衿:「あんまりそういう言い方はしたくないけど」交渉成立、に対して。「お互い頑張るってことで。有意義なお話ができました」
ミシェール・レイ:「ああそっか。うん、それじゃあお互い勝手に頑張ろう」
ミシェール・レイ:拳を胸の前で合わせて
ミシェール・レイ:「健闘を祈るよ。桃花」
リン・タオファ:同じく拳を胸の前で合わせる。
GM:ロイスと購入が可能!
御厨柴門:ロイスは保留で
御厨柴門:戦闘用着ぐるみを狙います
晩翠凍衿:同じくロイス保留。購入はみたび強化素材を
御厨柴門:4dx+5>=14
DoubleCross : (4R10+5[10]>=14) → 8[1,5,8,8]+5 → 13 → 失敗
晩翠凍衿:4dx+2>=15
DoubleCross : (4R10+2[10]>=15) → 10[4,7,8,10]+10[10]+7[7]+2 → 29 → 成功
御厨柴門:財産1点使って購入します
晩翠凍衿:やった。ゾディアックウェポンの攻撃力を+1します
ミシェール・レイ:林 桃花 懐旧◯/食傷 で所得
GM:みんなして強くなっていく……
ミシェール・レイ:一応範囲武器買おうかな。フラググレネード狙います
ミシェール・レイ:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 7[2,5,7]+1 → 8 → 失敗
ミシェール・レイ:財産点4突っ込んで購入!以上!
ミドル6
GM:Middle シーンプレイヤーは御厨くん
GM:登場する方は侵蝕ダイスを同時!
GM:どうぞ!
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+2(1d10->2)(侵蝕率:84->86)
御厨柴門:ま、とりあえず一人で判定してみようか
☆ミッション:外部組織を牽制せよ(2/4)
GM:残りはこれだけ!
御厨柴門:外部組織の牽制 調達で判定します
御厨柴門:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 8[2,4,8,8]+5 → 13
御厨柴門:そいや
朝霧鏡花:流石……
GM:危なげなし!
☆ミッション:外部組織を牽制せよ 2/4→4/4 チームレベル 17→20
GM:パパオワー ミッションがすべて達成されたので、クライマックスフェイズに移行します
GM:また、☆ミッションをクリアしたのでチームレベルも+3されました。皆様の購入以外に追加される達成値は20です。
朝霧鏡花:ヤバすぎる
御厨柴門:つよー
GM:ムキムキ
ミシェール・レイ:狂気
GM:このシーンはこれで終わり!
GM:購入をどうぞ
御厨柴門:ハードコート
御厨柴門:4dx+5>=9
DoubleCross : (4R10+5[10]>=9) → 9[1,4,7,9]+5 → 14 → 成功
GM:ど、どんどん固くなる
御厨柴門:カッチカチだぞ
御厨柴門:以上で
クライマックス
GM:Climax
GM:全員登場!
晩翠凍衿:晩翠凍衿の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:85->95)
朝霧鏡花:95+1D10
DoubleCross : (95+1D10) → 95+1[1] → 96
朝霧鏡花:ヨシ
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+1(1D10->1)(侵蝕率:98->99)した
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+4(1d10->4)(侵蝕率:86->90)
ミシェール・レイ:今更!
佐藤 鳴:「お疲れ様です。皆様を始め、様々なチームの皆さんが迅速な対応をしてくださったおかげで」
佐藤 鳴:「N市の治安は通常の状態にまで回復しました。いよいよ、”荒天龍”と戦う手はずが整いました」
GM:作戦会議室に君たちは集合していた。ホワイトボードの前に立って佐藤が説明をしている。
朝霧鏡花:「皆さん……佐藤さんも、ここまでお疲れさまでした」
朝霧鏡花:“荒天龍”との遭遇に関しての報告を済ませてきた。
朝霧鏡花:「とはいえ……本番はここから、ですが」
晩翠凍衿:「……こっちとあっちの体勢は?」
晩翠凍衿:協力者たちの準備や、“荒天龍”の位置が捕捉できているかどうかの問い。
佐藤 鳴:「朝霧さんもご報告ありがとうございます。”荒天龍”に関しては」
ミシェール・レイ:「もちろんぼくらは準備万端ですけどね!先の遭遇戦の傷も完治済みです」
佐藤 鳴:「やはり……ターゲット一名のみ。そしてこれまでの行動や報告も合わせて考えると」
佐藤 鳴:「我々と戦闘に発展すること、それ自体が目的だと思われます」
ミシェール・レイ:「つまり、ここまでは師匠にとっても思惑通りというわけですね」
佐藤 鳴:「そこで、”荒天龍”に対する作戦が立案されました。晩翠さんのご質問にへの回答にもなるかと」
晩翠凍衿:黙って頷く。
佐藤 鳴:「まず、あのような高速移動能力を持つ対象に対して、拠点で防衛戦等を行う、というのは考えられません」
佐藤 鳴:「どこからでも攻められてしまうからです。ですので、むしろ攻めることが重要になります」
ミシェール・レイ:「第三支部防衛戦の時はさんざん引っ掻き回されたって聞きますもんね」
佐藤 鳴:頷く。
朝霧鏡花:「攻勢に出て相手の選択肢を縛ると……いいですね。理に適っていますし、性に合います」
朝霧鏡花:「具体的なプランが聞きたいですね」
御厨柴門:「それで、どう攻めるんだ?」
佐藤 鳴:「はい。本作戦では、”荒天龍”を誘い込む分隊と、戦闘区域にて戦う本隊に分かれます」
佐藤 鳴:「我々の強みは、数と連携です。流石に市街地などで大規模戦闘に発展するわけにもいきませんし…」
GM:プロジェクターに画像を投影しながら説明を続ける。
佐藤 鳴:「私たちのチームは本体に配属されます。分隊のチームが、ここを拠点としている”荒天龍”と、こう……」
佐藤 鳴:地図上に線を表示しつつ。
佐藤 鳴:「移動させます。向こうもこういった遊びには乗ってくる可能性が高いですし、この仕事にあたるのも皆様と同じ精鋭のチームです」
佐藤 鳴:「そして同時に、我々本隊も戦闘予定地点に向けて移動を開始します……このときに、ある積み荷を載せてほしいのです」
御厨柴門:「モノは何だい?」
佐藤 鳴:「外観はは一辺2mの黒い立方体。名を、ええと……『ローディーズ・ドア試作再現型改弐』……?」
ミシェール・レイ:「あんまり大きいと狭くなって嫌だなあ、ただでさえ皆大荷物なのに」
ミシェール・レイ:「へえ、"ローディーズ・ドア"……」
ミシェール・レイ:「……って、何だっけ?」
佐藤 鳴:「第四支部を始めとしたアーティファクト解析班による、大規模転移装置となります」
佐藤 鳴:「使い切りで燃費も悪く転移距離もそう長くないため、ハッキリ言って二度と作られないものだそうですが」
佐藤 鳴:「一度に転移できる人数と安全性だけは保障されています」
朝霧鏡花:「……今回の使用目的は?転移するのは我々ですか?」
佐藤 鳴:「いえ、違います」
御厨柴門:「まさか、”荒天龍”を飛ばすつもりなのか?」
佐藤 鳴:「”スカボロー・フェア”はこの『ローディーズ・ドア試作再現型改弐』とチームメンバー3名を載せ戦闘予定地点に移動」
佐藤 鳴:「戦闘開始時刻と同時に、こちらで装置を起動させます。そして、」
佐藤 鳴:「その地点に分隊による”荒天龍”の移動と、あなたたち本隊によるローディーズドアの移動が完了しているという前提で」
佐藤 鳴:「この荒天龍対策本部より、あなたたちのバックアップとしてUGNの大部隊を展開します」
ミシェール・レイ:「あ、なるほど!入り口ではなく出口として使うわけですね」
御厨柴門:「兵力の展開に使うって事か」
朝霧鏡花:「数は?」
佐藤 鳴:「総勢148名。彼らの支援が万全に発揮できるかどうかが」
佐藤 鳴:「時間通りに計画を実行できるかどうか……”キャラバンサライ”の実力にかかっています」
朝霧鏡花:薄く笑みを浮かべる。「流石……この街のUGNは優秀ですね。全力の出しどころというのが分かっている」
ミシェール・レイ:「いよいよ怪獣映画見たくなってきたなあ。映画だと大抵やられ役だけど」
ミシェール・レイ:「けど、怪獣対超人と言うなら話は別だ」
佐藤 鳴:「……はい。実際、多くのエージェントを投入したところで。どれほど効果があるのかはわかりませんが」
佐藤 鳴:「これが我々UGNの、全力です。負けるわけにはいきません」
ミシェール・レイ:「数の力は明確に師匠が持っていない"強さ"だ。軽んじていると言ってもいい」
ミシェール・レイ:「それに負けるようなことになったら、うん」
ミシェール・レイ:「とっても面白いとぼくは思いますね!」
晩翠凍衿:「……とは言え」
晩翠凍衿:「龍を網の中に捕らえただけじゃ、食い破られて終わりだ」
晩翠凍衿:「最終的にはあたしたち次第ってわけね」
佐藤 鳴:「そう、ですね。し、しかし! 別の特別チームも最低限の予備選力をのぞき、本隊に同行してくれます」
佐藤 鳴:「前回のように、分身をすべて皆様だけに充てるような余裕を与えることはありません」
晩翠凍衿:「…………」
晩翠凍衿:「……そこは全部あなたたちにかかってますって言ってくれていいと思う……」
佐藤 鳴:「えっ、あ、え!? そ、そうですよね! すみません……」
朝霧鏡花:少し笑って。「頼りにしていますよ、晩翠さん」
晩翠凍衿:「燃えるじゃんそっちの方が!助けはありがたくいただきますけど!」
晩翠凍衿:「任せて。やられた分はきっちり返してやるから」朝霧さんへ笑って返す。
朝霧鏡花:「やりましょう、我々で」
朝霧鏡花:「嵐雲の荒天に座す龍を、我々で地面に引きずり下ろす」
ミシェール・レイ:「うん、龍退治もいよいよ大詰めだ」
ミシェール・レイ:「"荒天龍"とUGNの一騎打ちと行こう」
御厨柴門:「やる気なのは良いけど命は無駄にしないでくれよ」
御厨柴門:「帰りの便の客がいないと予定が狂うからな」
御厨柴門:「死体運びの仕事は願い下げだ」
GM:──目標地点は、海沿いの再開発地域。だだっ広い平坦なエリアそのものが合流地点に設定されている。
GM:その中心が理想的な合流ポイントではあるが、そううまくいくとも限らない。カーナビには広い円が表示されており、
GM:分隊による誘導に応じて、予想合流ポイントである円が狭まっていく。
GM:最終的な合流地点を目指して、街を近道し、あるいは回り道をして時間を調整しつつ、時刻通りの到着を目指さなければならないのだ。
御厨柴門:「時間にルーズな客に合わせるのは面倒だけど」
御厨柴門:「相手が、相手だからな。仕方ない!」
御厨柴門:状況の変化に合わせて最適のルートを選択し車を走らせる。
御厨柴門:ナビはあくまで連絡と参考程度でしかない。
御厨柴門:大規模転移装置を搭載した大型トレーラーが街中を走り続けている。
ミシェール・レイ:「うわーすごいなあ。交通規制も間に合ってないのに全然信号に引っかからないや」
朝霧鏡花:「流石は“キャラバン・サライ”……評判以上ですね」
朝霧鏡花:「佐藤さん。誘導は順調ですか?被害程度は?」
佐藤 鳴:『は、はい! 誘導は現在──……を……』ノイズが入り、
”ダンシング・クイーン”:『”スカボロー・フェア”!! そっちは順調なんだろうな!』破壊音と共にノイズ交じりの声。
GM:トレーラーへの無線。”キャラバン・サライ”が使う通信回線だ。
御厨柴門:「チッ…トラブルか!?」
御厨柴門:「ああ!こっちは問題ない!そっちは大変そうだな”ダンシング・クイーン”!」
”ダンシング・クイーン”:『ハッ!! こんなのトラブルじゃあないね!! 船乗りっていうのは嵐との付き合い方を分かっているものなんだ』
”ダンシング・クイーン”:『しかしめちゃくちゃだ。一刻も早く仕事を追われせて我が愛機を修理に出したいものだよ』
”モッキングバード”:『だああうるせぇ!! 喋ってる暇があったらもっとその愛機とやらにケツを振らせてヤツを誘導しろ!!』
”モッキングバード”:『”スカボロー・フェア”!! 目標の誘導は順調、なにも気にせず理想ランデブーポイントに直行しろ!!』
GM:合流地点が近づきつつある。夜空には半壊して煙を上げた武装ヘリが奇跡的な飛行を続けながら、何かを追い立てるように銃弾をバラまいているのが窓から見える。
御厨柴門:「了解だ、”モッキングバード”。時間の調整はこっちでやる」
御厨柴門:「丁度の時間に引き継いでやるさ!」
晩翠凍衿:「……」厳しい顔で座席からナビを睨む。画面上、台風の進路予想めいた円が、落ち着かないペースで脈動しているのが見える。
御厨柴門:「さて、ちょっと揺れるぜ」
御厨柴門:「舌を噛まないように気を付けてくれ」
晩翠凍衿:「……オーケー」その未来を測れる者がいるのならば、それは。「任せる。“スカボロー・フェア”」
ミシェール・レイ:「ん!」口を開かず、歯を食いしばって運転手に親指を立てる
御厨柴門:アクセルを全開、広範囲にばら撒かれている流れ弾を回避しつつ合流地点に突っ込んでゆく。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:激しく揺れる車内、無意識に柄頭に手が伸びる。幼少から染みついた、精神安定のルーティン。
”スリラー”:『……こちら”スリラー”』その嵐を反対の方向から潜り抜けつつ、更にもうひとつの嵐を誘導している装甲車がひとつ。
”スリラー”:『”スカボローフェア”。幸運を祈る』それきり、”キャラバン・サライ”の通信は途切れる。
佐藤 鳴:『……──御厨さん! 合流時刻まであと30秒です!』
御厨柴門:「ああ、そっちも最高の走りを楽しんでくれ」返事はなくても通信を送る
御厨柴門:「カウントダウンだ!戦闘準備は良いかい!?」
晩翠凍衿:「いつでも!」
ミシェール・レイ:「どんとこい!」
朝霧鏡花:「勿論」
佐藤 鳴:『接触します! 10、9、8……』
GM:嵐の中心。三方向から銃撃、矢、各種レネゲイドの砲撃を受けながらそのすべてをいなし、生身で移動する男がいる。
佐藤 鳴:『7、6、5、4』
御厨柴門:「何の冗談だよ…最悪か!」
御厨柴門:「急停車するからな!衝撃に備えろ!」
GM:ヘリがついに墜落し、コンクリートを泳ぐ小型船が座礁する。
佐藤 鳴:『3! 2! 1!』
晩翠凍衿:「……」かすかに歯を覗かせて笑う。
GM:ガギャギャギャギャギャ!!
御厨柴門:ブレーキをかけドリフトしながら慣性を殺す。
GM:大型トレーラーと装甲車がお互いに急ブレーキをかけながらスレスレのところを交差する! 理想合流地点、その座標ど真ん中。
御厨柴門:手元のスイッチを操作して転送装置を起動。
佐藤 鳴:『アーティファクト展開!』
朝霧鏡花:即座に車外に飛び出し、脇差のひとつを“荒天龍”に投げ放つ。
GM:それは音もなく。
GM:交差するタイヤ痕の中央に、”荒天龍”が立っている。そこは既に探照灯によって照らされ、幾重にも武装したUGNエージェントに包囲された地点。
”荒天龍”:「んん……?」少し首をかしげる。その手には殺意をもって投げられた脇差を自分の物のように持つ。
佐藤 鳴:『作戦第一段階、成功しました。あとは……』
ミシェール・レイ:「定刻通り、包囲網完成」
ミシェール・レイ:「あとは、ぼくらの出番だね」
朝霧鏡花:「……ええ」息を吐く。元より捨てるつもりで放った。
朝霧鏡花:名匠による良業物級の代物だが、この状況で数秒を稼げたのならば、働きは十分に過ぎる。
”荒天龍”:「すごいな。移動する気配もなかったのに、これだけの人数が……」
御厨柴門:「運び屋の意地さ」
御厨柴門:「どうだ?目的地に届けられた気分は」
御厨柴門:「荷物としてさ」
”荒天龍”:「ハハハ……いいね、すごくいい。別に拳法が世界一えらい技術ってわけじゃないからね」
”荒天龍”:「極めてる奴のテクニックを見るのは、けっこう気分がいいもんだよ」
”荒天龍”:「それで。運んでもらったからには、当然受け取ってもらいたいんだけど……大丈夫かな?」
晩翠凍衿:「異論ないよ」
晩翠凍衿:車外へ飛び出した跳躍から降り立つ。その手には既に抜き身の大鎌。
晩翠凍衿:「“荒天龍”。あなたはUGNが貰い受けます」
”荒天龍”:「できるの? ほんとに?」
朝霧鏡花:「言ったでしょう」
朝霧鏡花:帽子を目深に被り、口端を歪める。風に翻る外套の内には、装填された弾丸めいて並ぶ、大量の式符。
朝霧鏡花:「退屈はさせないと」
”荒天龍”:「これでもさ……へへ。かなり期待してるんだよね……」
朝霧鏡花:恐怖でなく明確な殺意を湛えて、“荒天龍”を見据える。
ミシェール・レイ:「もっと期待してくれていいですよ」
”荒天龍”:「ハハハ……! マジで?」いけ好かないくらいにこやかな人物だが、ここまで明確に笑顔を作っているのは初めてかもしれない。
ミシェール・レイ:背後のトランクケースが開き、幾つもの武器、呪符の類が開陳される
ミシェール・レイ:「天を征く者が龍なのではない。天を目指すものこそが龍なんです」
ミシェール・レイ:「たった一人で全てを極めたあなたに、ぼくたち全員で、あなたが捨てたものの力を証明する」
”荒天龍”:「そう? 言葉遊びや心構えに意味なんてないと思うけどな。龍なんて目指さなくても勝手になっちゃうものだしね」
”荒天龍”:「でもその……フフ! 全員の力っていうのは、本当に楽しみなんだよね」
”荒天龍”:「だってそうだろ!? レネゲイドってやつは、ここ20年くらいで広まった代物さ」
”荒天龍”:「それ以前にあったと言っても、今よりオーヴァードの数は明確に少なかった! そんなんじゃ集団戦のノウハウなんてたかが知れてる」
”荒天龍”:「しかも、いつジャームになるかもわからないような不安定な力だ。それを——」
”荒天龍”:「UGNはかなりいい線いってる。多くのオーヴァードを集めて、組織的に運用して、集団戦をずっと続けてるわけだ」
”荒天龍”:「そんな真面目な事、他の奴らにはできないよ。おまけに数がどんどん増えたことで……」
”荒天龍”:「俺より数段劣るくらいの、まあ十分強い奴らもいっぱい出てきた。昔だったらお山の大将やって人の言うことを聞かないような力の奴らさ」
”荒天龍”:「それが! ちゃんと! 周りと足並みをそろえて集団で戦闘できる!」
”荒天龍”:「……歴史の中でもそうそうないことだぜ? しかもこの量と質だ。実際、君達って最強だと思うんだよね」
”荒天龍”:「俺がいなければの話なんだけどさ」
”荒天龍”:「へへへ……! だから君たちみんなに、かなり期待してるんだよ。楽しくなればいいよなぁ」
”荒天龍”:「それじゃあ……一手ご指南頼むよ、UGNの諸君」
GM:”荒天龍”の体から、爆発的な闘気と共にレネゲイドの高まりが放出される。
GM:衝動判定。難易度は25。
朝霧鏡花:3DX+20>=25
DoubleCross : (3R10+20[10]>=25) → 10[4,5,10]+4[4]+20 → 34 → 成功
晩翠凍衿:3dx+26>=25
DoubleCross : (3R10+26[10]>=25) → 9[4,5,9]+26 → 35 → 成功
ミシェール・レイ:《ヒューマンズネイバー》ダイス+1
朝霧鏡花:96+2D10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+15[5,10] → 111
ミシェール・レイ:7dx+21>=25
DoubleCross : (7R10+21[10]>=25) → 10[1,2,7,7,7,9,10]+10[10]+6[6]+21 → 47 → 成功
御厨柴門:3dx+21>=25
DoubleCross : (3R10+21[10]>=25) → 9[2,8,9]+21 → 30 → 成功
御厨柴門:友情の力だ
ミシェール・レイ:99+2d10
DoubleCross : (99+2D10) → 99+8[5,3] → 107
晩翠凍衿:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+11[1,10] → 106
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+11(2d10->1,10)(侵蝕率:90->101)
御厨柴門:100超えちゃったか
GM:よろしおす!
GM:エンゲージはこちら
▼エンゲージ
(”荒天龍”[15])
10m
(ミシェール[8]、御厨[7]、晩翠[10]、朝霧[3])
[]内は行動値
GM:セットアップから!
ミシェール・レイ:なし!
晩翠凍衿:怨念の呪石使用。暴走してダメージ+2D!
朝霧鏡花:コンボ【雷霆万鈞】≪フルパワーアタック≫+≪雷神の降臨≫ 行動値0に。侵蝕率111>121
晩翠凍衿:晩翠凍衿の侵蝕率を+3した(侵蝕率:106->109)
御厨柴門:怨念の呪い石を使用します。
御厨柴門:暴走してダメージ+2D。
”荒天龍”:エネミーエフェクト《高速分身》。7体”荒天龍”が増え、合計8人になりますが…… 別の主力チームたちが半分受け持ってくれます。
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+3(侵蝕率:101->104)
ミシェール・レイ:ありがとう特別チーム!
朝霧鏡花:優秀~
御厨柴門:飢餓の変異暴走でダイス-5個になりますがリアクションは可能です
御厨柴門:「リミッターを外す!多少運転は荒くなるからな。巻き込まれないようにしてくれ」
御厨柴門:飽くなきスピードへの飢えが御厨の中から湧き上がる。
GM:
NPCカード『毒竜』【ハーメルンの笛】:シーンに登場しているキャラクターすべてのドッジのクリティカル値を+1する。
は使用しますか?
朝霧鏡花:使用でいいですかね?
晩翠凍衿:使っていいですよね
ミシェール・レイ:使いましょう!
GM:了解! もわわ~と適応されました。
GM:風邪かなぁ
”荒天龍・雷”:エネミーエフェクト《ブレイクウインド》
”荒天龍・雷”:エネミー4人が全員君たちのエンゲージまで移動してきます。
朝霧鏡花:何てことしやがる
ミシェール・レイ:ギャッ!
▼エンゲージ
(ミシェール[8]、御厨[7]、晩翠[10]、朝霧[0]、”荒天龍”[15]、”荒天龍・雹”[15]、”荒天龍・嵐”[15]、”荒天龍・雷”[15])
[]内は行動値
晩翠凍衿:風邪を移しにこないで
御厨柴門:密ですよ
御厨柴門:ソーシャルディスタンスに気を使え!一人で8人とか感染しろ!
”荒天龍・雹”:《波紋の城塞》ラウンド中の”荒天龍”たちは移動しない限り装甲値+18です。
”荒天龍・雹”:バリアーッ
朝霧鏡花:ギェーッ
ミシェール・レイ:こいつら~
GM:セットアップは以上。イニシアチブ!
朝霧鏡花:無……し!
晩翠凍衿:無!
御厨柴門:ナイヨー
ミシェール・レイ:リニアキャノン×2を装備!
GM:ではこちらの行動から
”荒天龍”:本体は待機
”荒天龍・雹”:こいつも待機
”荒天龍・嵐”:こいつは行動!
”荒天龍・嵐”:《獅子奮迅》《コンセントレイト:ハヌマーン》
GM:対象はもちろん君たち四人全員だぜ~!
晩翠凍衿:ヒエーッ
朝霧鏡花:来やがれクソ野郎!
”荒天龍・嵐”:13dx7+40
DoubleCross : (13R10+40[7]) → 10[1,2,2,2,2,4,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,3,5,6,6,9,9]+6[4,6]+40 → 66
御厨柴門:固定値が高いねェー
晩翠凍衿:暴走リア不!
ミシェール・レイ:ふざけてやがる
御厨柴門:装甲とか有効な感じ?
御厨柴門:カバー要る?
ミシェール・レイ:カバー欲しいな……
GM:装甲は有効です!
朝霧鏡花:じゃあこっちが颪さんのカバー貰おうかな
御厨柴門:範囲だから一人だけ
晩翠凍衿:カバーどうぞ。たぶんミシェールくんの方が侵蝕重いので
朝霧鏡花:とりあえず自分は≪復讐の刃≫ 侵蝕率121>129
御厨柴門:では《崩れずの群れ》を使用します
GM:OK!それではダメージ
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+2(侵蝕率:104->106)
GM:7d10-5
DoubleCross : (7D10-5) → 34[3,8,2,9,4,7,1]-5 → 29
御厨柴門:素手か
朝霧鏡花:こいつ素手か……!
ミシェール・レイ:舐めプ~!
晩翠凍衿:ナメやがって……!
晩翠凍衿:でも死ぬ!
御厨柴門:装甲で8点ガードで12点弾き
御厨柴門:赤河の支配者を使用します
晩翠凍衿:“荒天龍”へのロイスを昇華して復活!
御厨柴門:9-3d10-4
DoubleCross : (9-3D10-4) → 9-14[9,4,1]-4 → -9
御厨柴門:無傷です
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+2(侵蝕率:106->108)
朝霧鏡花:≪復讐の刃≫
GM:流石!
GM:こいや!
朝霧鏡花:14DX8+20
DoubleCross : (14R10+20[8]) → 10[2,2,3,3,5,5,6,6,6,6,7,8,9,9]+10[1,9,10]+10[5,10]+3[3]+20 → 53
朝霧鏡花:リアクション不可!ダメージ!
GM:あわわわ……
朝霧鏡花:6D10+15+3D10+40
DoubleCross : (6D10+15+3D10+40) → 41[6,9,10,1,5,10]+15+20[6,7,7]+40 → 116
晩翠凍衿:ワオ
ミシェール・レイ:すんげえ
GM:ヒエーッ
御厨柴門:つよー
GM:18点はじいて98点入る!
朝霧鏡花:ダメージ通ったなら
GM:98点!?
朝霧鏡花:≪血染めの獣≫侵蝕率129>133
朝霧鏡花:このシーン間白兵ダメージ+10
GM:まだ強くなるのかよ!!
晩翠凍衿:バーサーカー
”荒天龍”:「それじゃあ行ってみようか!」
”荒天龍”:風を巻き起こし”荒天龍”が迫りくる。数は4
”荒天龍”:いくつかは散開している。別のチームとの戦闘に入ったのだ。
”荒天龍”:そして君たちの前に降り立った”荒天龍”のうちの一人が軽やかに回し蹴りを繰り出す。
御厨柴門:「クソッ…早い!」
”荒天龍”:優雅な見た目に反し、当たればオーヴァードでも痛烈なダメージになる…!
晩翠凍衿:「ぐ……っ!」
ミシェール・レイ:「っ!元より一発食らうのは織り込み済み!」
朝霧鏡花:「…………」“荒天龍”を見据え、刀に手を掛ける。車両によるカバーは届かない位置。相打ち覚悟で斬らんとする体勢。
ミシェール・レイ:腕を交差させ蹴りに耐えようとする
晩翠凍衿:弾き飛ばされ膝を突く。
GM:そのとき。
”颪”:「むん…!」物陰から姿を現し、朝霧さんをかばってモロに攻撃を喰らう。
御厨柴門:転移装置を乗せてきた移動用のトレーラーを分解しつつミシェールの前に飛ばす
ミシェール・レイ:「颪さん……!流石、あの蹴りにびくともしてないや」
朝霧鏡花:「……! “颪”さん!」
御厨柴門:「それを壁に使え!戦闘用は別に作る!」
ミシェール・レイ:「ありがたく!」
”颪”:「こちらは気にするな……! 一撃でも多く、彼に攻撃を浴びせるのがよい」
ミシェール・レイ:トレーラーの影に潜り込む
朝霧鏡花:「はい!」
朝霧鏡花:“颪”の防御によって生まれたその隙を見逃さず、刀を振るおうとする、が────
朝霧鏡花:「……クソ……!」
朝霧鏡花:顔を歪める。
朝霧鏡花:朝霧の身体能力はシンドロームとしての性質であり、式神の使役は呪術師としての技術だ。
朝霧鏡花:朝霧本人の異能は、斬撃そのもの。朝霧自身が『斬れる』と認識したものに、過程を経ずして切断という結果を与える。
朝霧鏡花:だが。
朝霧鏡花:目の前の男を、斬れると思えない。どんな巨大で分厚い壁よりも、“荒天龍”は遥かに巨大で、堅固に感じられる。
朝霧鏡花:自分自身の弱さに心中で毒づく。だが、それならば方法を変えるまでだ。
朝霧鏡花:(使いたくはなかったが……)
朝霧鏡花:朝霧の本差である大太刀、その刀身が、蠢く。
朝霧鏡花:朝霧家の妖刀の刀身に纏われ、大太刀として刃を形成する、液体金属のゾディアックウェポン。
朝霧鏡花:それが姿を変え、さらに巨大な刃を成す。
朝霧鏡花:「参刃」
朝霧鏡花:筋繊維が千切れる異音。
朝霧鏡花:攻撃を阻まれた“荒天龍”に向け、全力の袈裟斬りを振り下ろす!
”荒天龍”:「きみも使いにくい武器が好きなの? 変わってる人たちだな。体に合ってないよ……っと」
GM:ズバン。と、以前よりも明確に深く断ち切られた自分の体を見ながら。
朝霧鏡花:「……滄海」
朝霧鏡花:朝霧の呟きと同時。
朝霧鏡花:“荒天龍”の血を、その強力無比なレネゲイドに反応し、露出した妖刀が不吉な蒼白の光を放つ。
”荒天龍”:「ふ……ははは! 俺の見込み違いだったかな。きみ、戦いはそこまで好きじゃなくても、負けるのは死ぬほど嫌いなんだね」
朝霧鏡花:鳴り響く、女の悲鳴のような甲高い不協和音。
朝霧鏡花:「当然」
朝霧鏡花:「それに、これは」
朝霧鏡花:刃に映った自分の顔を見て。
朝霧鏡花:「気に入ってるんですよ」
”荒天龍・雷”:次はこっち!
”荒天龍・雷”:《吠え猛る爪》《超振動閃》《怒涛の旋風》《コンセントレイト:ハヌマーン》
GM:HPを7消費し、攻撃力を+21.当たったらラウンド中のダメージ+15です
”荒天龍・雷”:対象は御厨くん!
御厨柴門:装甲無視ですね?
御厨柴門:ガードは有効?
GM:こっちはそうです!
GM:有効です!
御厨柴門:ガードします
”荒天龍・雷”:13dx7+40
DoubleCross : (13R10+40[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,6,8,9,9,9,10]+10[2,3,5,6,10]+4[4]+40 → 64
御厨柴門:ダメージをください
GM:7d10+16
DoubleCross : (7D10+16) → 38[7,2,10,2,9,4,4]+16 → 54
御厨柴門:ガードで12点引きます
御厨柴門:42
御厨柴門:コンボ《デッドマンバザール》を使用
御厨柴門:赤河の支配者&デモンズウェブ&異形の加護
御厨柴門:異形の加護の効果で 赤河の支配者とデモンズウェブの効果値がそれぞれ3D上昇
GM:ひょ?
御厨柴門:屍人の効果で2D 赤河で4D+4 デモンズで6D
御厨柴門:12D+4ダメージを軽減します
御厨柴門:42-12D-4
DoubleCross : (42-12D6-4) → 42-37[2,2,6,3,5,2,1,1,4,3,2,6]-4 → 1
御厨柴門:おしい~
GM:や……やったっ!!
GM:どどんとふが忖度してくれた……
GM:御厨くんはこのラウンド中、ダメージ+15です。
GM:あ、ああ~!
GM:よく見たらd6で振ってる
御厨柴門:あ
御厨柴門:ホントだ
GM:d10にして振り直してもいいことにしましょう
GM:今よりいい出目が出るんならね…!!
御厨柴門:すいませんSWの癖で2d6で振りがち
御厨柴門:42-12d10-4
DoubleCross : (42-12D10-4) → 42-67[8,5,6,8,8,3,1,1,10,3,8,6]-4 → -29
御厨柴門:無傷でした
GM:ギャボ!!
ミシェール・レイ:まあ……そうなるな
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+8(侵蝕率:108->116)
朝霧鏡花:かたすぎる
”荒天龍・嵐”:「次は……こう!」
”荒天龍・嵐”:回し蹴りの直後。その影から躍り出て、素早く貫手を御厨くんに突き刺そうとする。
御厨柴門:「チッ!」
御厨柴門:「喰らい尽くせ!デッドマン!」
御厨柴門:影から排気ガスの塊のようなモノが吐き出され御厨を覆う
”荒天龍・嵐”:構わず貫手を突き刺すが、その勢いが加速度的に鈍り……停止する。
御厨柴門:「僕の車は燃費が悪くてね…よそからパワーを貰わないとフル稼働できないんだ」
御厨柴門:「君達みたいな強さは無いが、こうやって使えば中々のモンだろ!?」
御厨柴門:「その力、使わせてもらうぜ」
御厨柴門:運動エネルギーが影の中に吸い込まれていく。
”荒天龍・嵐”:「ヒュウ」素早く手を抜き、隙をさらす前に引く。「全くその通り、なかなかのもんだよ……まだ手品の種があるのかい?」
御厨柴門:影から響くエンジン音が力を増した。
晩翠凍衿:「……君達みたいな強さは無い」苦笑する。「よく言うね」
御厨柴門:「僕からしたら、お前の戦い方も手品とそう変わんないぜ」
GM:では次からPCの手番です。晩翠さんから!
晩翠凍衿:はい!
晩翠凍衿:マイナー無し。メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》《風鳴りの爪》《浸透撃》《ジャイアントグロウス》。
晩翠凍衿:全荒天龍にゾディアックウェポンで攻撃!
GM:ダイス+5とC値-1を忘れずにね!
晩翠凍衿:17dx6+31
DoubleCross : (17R10+31[6]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,6,6,7,8,8,10]+10[1,3,3,5,7,7]+5[4,5]+31 → 56
晩翠凍衿:ガー不!
GM:あわわ
”荒天龍”:全員ドッジじゃ~!
”荒天龍”:《切り払い》
”荒天龍”:13dx11+40
DoubleCross : (13R10+40[11]) → 10[1,2,2,4,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+40 → 50
”荒天龍・嵐”:《切り払い》
”荒天龍・嵐”:13dx11+40
DoubleCross : (13R10+40[11]) → 8[1,1,1,3,3,4,5,5,5,5,5,8,8]+40 → 48
”荒天龍・雹”:《切り払い》
”荒天龍・雹”:13dx11+40
DoubleCross : (13R10+40[11]) → 8[1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,6,7,8]+40 → 48
”荒天龍・雷”:《切り払い》
”荒天龍・雷”:13dx11+40
DoubleCross : (13R10+40[11]) → 9[2,3,3,3,4,4,5,6,7,8,9,9,9]+40 → 49
GM:全員ダメ!
GM:風邪かな……
GM:ダメージお願いします!
晩翠凍衿:6d10+12+6d10
DoubleCross : (6D10+12+6D10) → 52[9,10,10,9,4,10]+12+19[1,2,7,5,1,3] → 83
晩翠凍衿:1,1,2,3を振り直し
GM:や、やばい
晩翠凍衿:76+4d10
DoubleCross : (76+4D10) → 76+21[4,2,8,7] → 97
晩翠凍衿:装甲有効!
GM:グギギギ……
GM:装甲で-18してのこり79×4
”荒天龍・雹”:《波紋の方陣》
”荒天龍・雹”:”荒天龍”本体へのダメージを減らします!
”荒天龍・雹”:79-8d10
DoubleCross : (79-8D10) → 79-43[2,5,9,3,9,7,6,2] → 36
GM:えーですので……
GM:79×3+36で
GM:273点!
GM:273点!?
朝霧鏡花:C2アタックでもしたのか……??
ミシェール・レイ:これは死んだだろ~
晩翠凍衿:違……あたしそんなつもりじゃ……
GM:めちゃめちゃギリギリでいきてます
ミシェール・レイ:生きてた!
朝霧鏡花:死ね!
晩翠凍衿:演出行きます!
GM:はい!
晩翠凍衿:(……速さ。速さだ)
晩翠凍衿:“荒天龍”。単身が、もはや単身ではない。超常の速度一つだけで、数の優位を覆してくる。それほどの真似はできないとしても。
晩翠凍衿:(あたしだって、それを持ってる)
晩翠凍衿:……光速を戦闘に用いるエンジェルハイロウ。時間流そのものを操るバロール。
晩翠凍衿:それらを差し置いて、ハヌマーンは最速のシンドロームと呼ばれる。何故か。
晩翠凍衿:かの敵を見れば明白だ。ハヌマーンが速いのは、剣を振り下ろす一挙動だけではない。回避から攻撃に移る一連の流れだけでもない。
晩翠凍衿:戦闘そのものを、“常に最速”で行うことができる。そういう力。
晩翠凍衿:では、そうだとして、その優位性が活きるのは何時か。
晩翠凍衿:「……みんな。あたしが合わせる」
晩翠凍衿:──それは、例えばこのような局面だ。
晩翠凍衿:「仕掛けて」
朝霧鏡花:「────」
朝霧鏡花:返事もせずに、踏み込む。
朝霧鏡花:“荒天龍”に向け、大上段から大太刀を振り下ろす。
”荒天龍”:朝霧鏡花の高速の踏み込みに対し、片手で刀を白刃取りする。速度を完全に見切っている。
戦闘チーム:支援射撃が飛び交う。きみたちの戦闘を阻害せず、かつ”荒天龍”の退路を塞ぐように。
ミシェール・レイ:その瞬間、朝霧鏡花の背後より飛び出し
ミシェール・レイ:「よっ」
ミシェール・レイ:震脚。電磁加速を乗せた踏み込みが大地を踏み抜く
ミシェール・レイ:地面が砕けて盛り上がり、周囲の分身たちを巻き込んで足場を崩す
”荒天龍・雹”:白刃取りをしていた分身は跳躍回避をせざるを得ず、二人目の分身が相殺する周波の震脚を起こし足場の崩壊を止める。
御厨柴門:トレーラーの残骸が寄り集まり”荒天龍”にまとわりつく
”荒天龍”:最後の分身が風のごとく動き、残骸をすべて叩き落とす。
”荒天龍”:そして本体は、晩翠さんの方へ向かっている!
晩翠凍衿:こちらへ向かう“荒天龍”とすれ違うように。跳躍した者の更に頭上に。残骸を叩き落とした者の背後に。地を踏みつけて止まった者には正面から。
晩翠凍衿:全て同時。現れる影は、仙人の繰り出すそれに比すれば、遥かに朧で、僅かな間しか保たない。されど。
リン・タオファ:──そしてその戦場の遠くで、一人の少女が呼吸器を外す。その喉が震え呼吸をするだけで周囲を阻害する、奇妙な疾患。
”荒天龍”:「…!!」目を見開く。
”荒天龍”:「巧い」晩翠さんに。一瞬の交錯、そのチームプレイに舌を巻く。相手が実際にそう動くより前に分かる。
晩翠凍衿:脇腹を抉る。地へ打ち落とす。背を真横に断つ。袈裟懸けに切り裂く。
晩翠凍衿:赤い光で描かれた大鎌の軌跡は、確かな結果を後に残す。
”荒天龍”:「ヒ……ヒヒヒ!!」血を噴き出しながら笑う。「楽しいね」
晩翠凍衿:「……全員の力。試食の味は気に入った?」
晩翠凍衿:龍の背後で“一人”に戻り、振り向く。
晩翠凍衿:「これからお腹がはち切れるまで食べさせてあげる」
晩翠凍衿:晩翠凍衿の侵蝕率を+16した(侵蝕率:109->125)
”荒天龍”:「そりゃもう。こういうのを味わってみたかったんだ!」
GM:次はミシェールくん……なのですが
”荒天龍・雹”:イニシアチブに《スピードフォース》。行動します。
朝霧鏡花:ギャッ
ミシェール・レイ:ギャー!
晩翠凍衿:ミーッ
”荒天龍・雹”:《風の渡し手》《癒しの歌》
御厨柴門:範囲回復w
ミシェール・レイ:あ、こら!
御厨柴門:回復量も4倍だ
朝霧鏡花:マジかこいつ
晩翠凍衿:この野郎!
”荒天龍・雹”:”荒天龍”4人を対象に、5d10+5回復します。
”荒天龍・雹”:いくぜ~っ
”荒天龍・雹”:5d10+5
DoubleCross : (5D10+5) → 21[3,2,10,3,3]+5 → 26
GM:あれ……?
ミシェール・レイ:おかわいい数値
朝霧鏡花:舐めプか~?
GM:とりあえず合計で104点回復しました。九死に一生……
ミシェール・レイ:くっそ~~
”荒天龍”:一人の”荒天龍”が深く息を吸い、吐く。それだけで、深々とつけられた傷がふさがり始める。
”荒天龍”:「腹いっぱい食わせてくれるんだろ? フフ……早く次が見たいね」
GM:今度こそミシェールくん!
ミシェール・レイ:マイナー『電影封神・大羅仙中壇元帥』《オリジン:プラント》《シャインブレード》《ポルターガイスト》大槌の攻撃力を+18し破壊。シーン中攻撃力+30 感覚達成値+4
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+12(侵蝕率:107->119)した
GM:我が弟子、怖っ
ミシェール・レイ:メジャー『閃勁・乾坤圏』《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》リニアキャノン×5で荒天龍本体へ攻撃!
ミシェール・レイ:14dx6+20
DoubleCross : (14R10+20[6]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,4,6,6,7,8,10,10]+10[1,1,2,3,7,9]+10[4,10]+2[2]+20 → 52
ミシェール・レイ:よーし
GM:クソーッ
”荒天龍”:ドッジさせていただく
ミシェール・レイ:ドッジダイスは-10だぜ
”荒天龍”:ダイス-10! 3つしか触れない……
”荒天龍”:《切り払い》
”荒天龍”:3dx11+40
DoubleCross : (3R10+40[11]) → 3[1,3,3]+40 → 43
”荒天龍”:3dx11+40
DoubleCross : (3R10+40[11]) → 10[2,4,10]+40 → 50
GM:あっ2個出しちゃった
GM:どちらにせよなぜか回らないんですが……壊れてる?
GM:ダメージお願いします!
ミシェール・レイ:桃花ちゃんありがと~!
ミシェール・レイ:6d10+70
DoubleCross : (6D10+70) → 32[1,3,7,8,5,8]+70 → 102
ミシェール・レイ:諸々有効!
GM:いたい!!
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(侵蝕率:119->128)した
GM:装甲を差し引いてもかなりズタボロです。あと一押し!
ミシェール・レイ:「そうこなくっちゃ。まだ倒れてもらっちゃ困りますよ師匠」
ミシェール・レイ:「この日のために磨いた技、まだ半分も出してないですからね」
ミシェール・レイ:開いたままのトランクケースから、大量の呪符が周囲に散らばる
”荒天龍”:「紫苑。戦闘中にお喋りできるくらいには、呼気からちゃんと功夫積んでるのかい?」
”荒天龍”:「見せてみなさい」
ミシェール・レイ:「望むところ!」
ミシェール・レイ:天に指を掲げると同時に、稲妻がその身を貫く
ミシェール・レイ:それは大地を伝って周囲の呪符に蓄積し、電撃の方陣を形成する
ミシェール・レイ:「そしてこっからが奥の手!」
”荒天龍”:「いいね。そういう小手先の積み重ね、嫌いじゃないよ」呼応するように身構える。
ミシェール・レイ:視界を塞いでいた布を外す。翠玉の瞳が変化し金色に輝く
ミシェール・レイ:同時にミシェールの背後に呪符が集まり、雷の腕を形成する
ミシェール・レイ:その数左右3対、合わせて6本
ミシェール・レイ:八臂の修羅と化した腕のそれぞれに、トランクケースから飛び出した武器が握られる
ミシェール・レイ:以前目にした朝霧鏡花の式を参考に作り上げた、決戦術式
朝霧鏡花:「……!」その様に僅かに目を見張り、交戦の最中、一瞬だけ苦笑する。
ミシェール・レイ:「覚悟せよ悪しき龍。これよりは大羅仙中壇元帥が誅を下す……なんてね!」
”荒天龍”:「いい貪欲さだ。」頷く。「師匠がいいんだろうな」
ミシェール・レイ:「いっくよー!」
ミシェール・レイ:背後の六臂を一斉に振りかぶる
ミシェール・レイ:「鬼哭啾啾(グイクージゥジゥ)」
ミシェール・レイ:如意七節棍。抉りこむような回転を加えて突き出された棍棒が20m近く伸展し、更に七つに分解。竜巻の如く周囲を巻き込みながら"荒天龍"へ迫る
ミシェール・レイ:「晨星落落(チェンシンルゥルウ)」
ミシェール・レイ:風火輪。左右に放たれた円形の刃は、弧を描く軌道で"荒天龍"の側面に回り込む
ミシェール・レイ:「天網恢恢(テンウァンフィフィ)」
ミシェール・レイ:百八節鞭。鉄の輪で繋がれた百八本の金属棒。左右に握られたがそれが双頭の蛇の如くうねりながら"荒天龍"の周りを旋回し逃げ道を塞ぐ
ミシェール・レイ:そして背後から鋭利な刃の付いた切っ先を向け、"荒天龍"へ襲いかかる
ミシェール・レイ:前後左右からの逃げ場のない挟撃。完全に同一のタイミングで、"荒天龍"に食らいつく!
”荒天龍”:鬼哭啾啾にはより猛き嵐の連撃で。
”荒天龍”:晨星落落にはより鋭き火花散る手刀で。
”荒天龍”:天網恢恢にはより柔軟で幻惑する手さばきで。
”荒天龍”:そして背後からの追撃には、より力強い踏み込みで応える!
ミシェール・レイ:「さっすが!ならやっぱり君の出番だ!」
ミシェール・レイ:生身の両腕に鎖を握る
ミシェール・レイ:その鎖が繋がれた先は、地中
ミシェール・レイ:「一心一意(イーシンイーイー)!」
ミシェール・レイ:"荒天龍"が3つの武器を捌いた一瞬の硬直、その刹那に、地中から飛び出した流星錘が足元に絡みつく
ミシェール・レイ:「せーのっ!」
ミシェール・レイ:鎖を一息に引き抜き、荒天龍の体を宙に跳ね上げ
ミシェール・レイ:「墜ちろ!」
”荒天龍”:「!」
ミシェール・レイ:返す一手、地面との間に磁力を発生させて荒天龍ごと叩き落とす!
”荒天龍”:わずかに受け身を取りきることができず、地面にたたきつけられる。
”荒天龍”:体についていた傷はいえ切っておらず、六臂との攻撃の応酬で手足をじわじわと削られていたのも効いた。
”荒天龍”:
GM:御厨くんの手番!
御厨柴門:マイナーでヴィークルモーフィング
御厨柴門:モーフィングカーⅡを作成し搭乗
御厨柴門:メジャーで巨匠の記憶&コンセ
御厨柴門:”荒天龍”にアタック
GM:こいやー!
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+2(侵蝕率:116->118)
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率を+4(侵蝕率:118->122)
御厨柴門:10dx6+23
DoubleCross : (10R10+23[6]) → 10[1,3,4,6,6,6,6,7,9,9]+10[2,3,3,5,7,7,8]+10[4,4,6]+10[8]+10[8]+1[1]+23 → 74
GM:アギャーッ
”荒天龍”:回避! 《切り払い》
”荒天龍”:13dx11+40
DoubleCross : (13R10+40[11]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,4,6,7,7,8,10]+40 → 50
GM:避けれるわけねーだろ!
御厨柴門:10d10+12
DoubleCross : (10D10+12) → 67[7,10,1,10,10,10,1,6,2,10]+12 → 79
御厨柴門:出目が良いぞう
GM:!!?
GM:そのダメージは……
御厨柴門:やったか?
”荒天龍”:戦闘不能!
朝霧鏡花:やったー死んだ!
晩翠凍衿:なんて苦しい戦いだったのかしら……
GM:ですが…
ミシェール・レイ:勝った!龍退治、完!
”荒天龍”:エネミーエフェクト《蘇生復活》。HP1で立ち上がります。
朝霧鏡花:死んでくれ~
ミシェール・レイ:しぶといぜ~
GM:一回しか復活してないでしょ!
御厨柴門:遠くからエンジン音が響く
御厨柴門:「こい!オアシスロード!ブチかますぞ!」
御厨柴門:影が盛り上がり赤いスポーツカーを形作って御厨を包み込む
”荒天龍”:「最高だ」その音を全身で浴びながら。「さっきのドライバーたちの仲間なんだろ?」
”荒天龍”:「きみの速さも見せてくれよ」
御厨柴門:「仲間?そう思ってるかは知らない、それぞれが自分の走りの事しか考えない身勝手な連中さ」
御厨柴門:「だけど、随分と世話になったみたいだから」
御厨柴門:「お前の武術の極みみたいな所に乱入するのは悪いけど」
御厨柴門:「受けれるもんなら受けてみろよ!」
御厨柴門:壊れた船やヘリを一瞥し
”荒天龍”:「関係ないね。強けりゃなんだっていいのさ……!」
御厨柴門:一気に最高速度にまでエンジンを回転させて”荒天龍”に突っ込む
”荒天龍”:「そして、楽しければね!!」同時に走り出し、正面から突っ込む!
御厨柴門:「理屈は要らない!デカい質量と速い速度があれば!それで破壊力は十分だ!」
”荒天龍”:運転席に向けて矢のように飛び蹴りを放ち、激突!!
御厨柴門:高速で大質量がぶつかる
GM:周囲は方位部隊による銃弾の嵐。引いてそちらに引っかかるより、カウンターを狙った。
御厨柴門:蹴りで弾き飛ばされるが”荒天龍”も反動で吹き飛ばして瓦礫に叩きつける
”荒天龍”:瓦礫の山に落ちる。むき出しになった鉄筋が胸に突き刺さっているが。
GM:探照灯が油断なく”荒天龍”を照らす。
”荒天龍”:「ハハ……ワハハハハハ!!」
”荒天龍”:口から血を垂らしながらふらりと立ち上がる。
御厨柴門:「くそ、何でこっちも吹き飛ぶんだ!?おかしいだろ!」
”荒天龍”:「ただデカくて速けりゃいいってもんじゃない……やっぱりうまく当てなきゃね。いい腕してるよ……」
GM:朝霧さんの番!
朝霧鏡花:はい!
朝霧鏡花:まずさっき対抗種分のロストを忘れてたのでHPが19>16
朝霧鏡花:マイナーで≪ポルターガイスト≫
朝霧鏡花:エンチャント:エピック付きのゾディアックウェポンを指定してシーン間攻撃力+15 侵蝕133>137
朝霧鏡花:メジャーで≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫
朝霧鏡花:対象荒天龍!
GM:こいや”
GM:!
朝霧鏡花:17DX6+20
DoubleCross : (17R10+20[6]) → 10[1,3,5,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,10,10,10,10]+10[1,1,3,4,4,6,6,6,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,5,6,7,7,8,10,10]+10[2,3,6,9,10,10]+10[1,5,6,8]+3[2,3]+20 → 73
GM:ヒエーッ
”荒天龍”:ドッジします。
”荒天龍”:《切り払い》《真空返し》
”荒天龍”:13dx11+40+24
DoubleCross : (13R10+40+24[11]) → 10[1,2,2,3,3,4,5,6,6,6,8,9,10]+64 → 74
”荒天龍”:回避に成功。
朝霧鏡花:何……!?
ミシェール・レイ:ふざけんな!
晩翠凍衿:ここに来て……!
”荒天龍”:《朧の旋風》。メインプロセスを行います。
朝霧鏡花:ちょい待ち!
GM:おっと!
朝霧鏡花:ミシェールくんへのロイスをタイタス昇華して達成値上乗せ!
朝霧鏡花:73+1D10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+3[3] → 76
朝霧鏡花:あぶねえ……
GM:ギャアーッ
GM:ダメージを……どうぞ!
朝霧鏡花:侵蝕率137>143
朝霧鏡花:ダメージ!
朝霧鏡花:8D10+15+15+40+10+3+3D10
DoubleCross : (8D10+15+15+40+10+3+3D10) → 46[7,8,6,7,10,3,2,3]+15+15+40+10+3+22[4,9,9] → 151
御厨柴門:なにそれw
ミシェール・レイ:ヤバすぎ
朝霧鏡花:HP16>13
GM:めちゃくちゃだよ
御厨柴門:過剰では
ミシェール・レイ:HP1だぞ
朝霧鏡花:どうだ……?
”荒天龍”:《空蝉》。HPダメージを0に。切り札をふたつも切らされた!
晩翠凍衿:コンセ+アームズリンクでこれ
朝霧鏡花:ギャーッこいつ!
ミシェール・レイ:あっこら!
朝霧鏡花:血染めもできない!
GM:血染めはもういらないでしょ!
朝霧鏡花:「きみ、戦いはそこまで好きじゃなくても、負けるのは死ぬほど嫌いなんだね」」
朝霧鏡花:ああ、そうだ。認めるのは癪だが、その通りだ。
朝霧鏡花:好き好んで戦うような人種の考えは、理解に苦しむ。
朝霧鏡花:自分は戦いたくなど、ない。本当はもっと平和で穏やかな、普通の人間としての人生を歩んでいたかった。
朝霧鏡花:だが、そうだ。負けるつもりなど、無い。
朝霧鏡花:普通の人間としての生き方を捨て、得たものだからこそ。これまでの自分の全てを、否定などさせはしない。
朝霧鏡花:そうだ。だからこそ────。
朝霧鏡花:「……ムカつくなぁ……!」
”荒天龍”:「フフ……」ほどけて垂れた髪の隙間から朝霧鏡花をみて。「そうかい?」
”荒天龍”:笑っている。心底楽しそうに。
朝霧鏡花:外套から大量の式符を投げ放つ。それは空中で蒼白く燃え上がり、ひとつひとつが巨大な霊体の掌を形作る。
朝霧鏡花:無数の腕が、朝霧の腰から大量の刀を抜き放つ。現れるのは、阿修羅が如き威容。
朝霧鏡花:「ええ。心底ね」
朝霧鏡花:「ミシェールさんは、あなたが可哀想だと言うんですよ」
”荒天龍”:「不思議なことを言うね、あの子は」
朝霧鏡花:「退屈。孤独。頂点ゆえの悩みというやつですか?まあ、僕の知ったことじゃあない」
朝霧鏡花:「僕はそうは思わない」
朝霧鏡花:無数の式神達が展開し、“荒天龍”を取り囲むように、巨大な円形を作って包囲する。
”荒天龍”:「というと?」ぶらりと立っているままだ。
朝霧鏡花:「武術の到達点。心技体の極み」
朝霧鏡花:「あらゆる武術家が求め、そうあれかしと焦がれ、時に他者に強いてきたそれが……」
朝霧鏡花: ず る り
朝霧鏡花:柄を握り、異様な前傾姿勢を取る。抜刀術の構え。
朝霧鏡花:「お前みたいなムカつく奴だなんて、認めない」
朝霧鏡花:朝霧と式神の姿が、消える。
朝霧鏡花: ガ キン !!
朝霧鏡花:全方位から放たれる、完全に同期した神速の抜刀撃。
朝霧鏡花:躱せる者などいない。血飛沫が噴き上がる────
朝霧鏡花:はず、だった。
”荒天龍”:対して、《荒天龍》の姿は消えない。
”荒天龍”:どころか、ほとんど動いているようには見えない。ときおりゆらりと体を揺らし、そのほとんどを回避する。
”荒天龍”:「そもそも俺は、別に武術とか最強とかどうでもいいんだけど:
”荒天龍”:「というか、そもそもなにもかも意味なんてないからね。本当に意味があるのは」
”荒天龍”:「自分がなにに意味があると思いたいかだけだよ。俺は楽しければいい」
朝霧鏡花:「……クソッ……!」すれ違いざまに斬り付けた遥か後方、舌打ちをして。
朝霧鏡花:「自分探しなら他所でやれ!!」
朝霧鏡花:普段の冷静さもかなぐり捨てて、怒りと共に叫ぶ。
”荒天龍”:「君の攻撃も素晴らしいけど」かなしそうに。「本当に惜しい。ほんのあと一手……」
”荒天龍”:「君の方がかわいそうだ。”勝利”、”最強”
”荒天龍”:「そういうものって、基本的に手に入らないことの方が多いからね。大変そうだなと思うよ」
”荒天龍”:「だからそうやって気を乱すことになる」
GM:待機していた荒天龍本体の手番です。なお、一回倒れてるので分身は消えています。(アナウンスわすれ)
”荒天龍”:《コンセントレイト:ハヌマーン》《獅子奮迅》《マシラのごとく》《リミットリリース》
ミシェール・レイ:すんごいの来た
”荒天龍”:対象は全員!
朝霧鏡花:やめてくれ
”荒天龍”:8dx5+40
DoubleCross : (8R10+40[5]) → 10[2,3,6,8,9,9,9,10]+10[2,4,4,7,8,8]+10[6,8,9]+3[1,2,3]+40 → 73
御厨柴門:ガード
ミシェール・レイ:ガード!
御厨柴門:カバー要ります?
晩翠凍衿:暴走!
ミシェール・レイ:こっちはいりません!ラスアクするので!
晩翠凍衿:じゃあこっちいただいていいですか
晩翠凍衿:朝霧さんは颪さんに守ってもらうとして
御厨柴門:《崩れずの群れ》を使用
御厨柴門:晩翠さんをカバーリングします
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+2(侵蝕率:122->124)
晩翠凍衿:ありがとうございます!
朝霧鏡花:私は颪さんにカバーリングしてもらいつつ
朝霧鏡花:≪復讐の刃≫ 侵蝕率143>151
”荒天龍”:《崩れずの群れ》に《ゴッドウィンド》
”荒天龍”:打ち消し!
”荒天龍”:四人仲良く喰らうがいい
晩翠凍衿:お前ーッ
朝霧鏡花:なんてことしやがる……!
御厨柴門:このやろー
ミシェール・レイ:ちくしょうめー!
GM:ではダメージ!
GM:8d10+75
DoubleCross : (8D10+75) → 37[2,10,3,3,3,5,9,2]+75 → 112
御厨柴門:装甲とガードは?
GM:どっちも可能!
御厨柴門:では112点から装甲で26 ガードで12引いて74
晩翠凍衿:死!御厨くんのロイスを昇華して復活!
御厨柴門:コンボ《スーク・アル・カマル》 赤河の支配者&異形の捕食者&異形の加護
御厨柴門:屍人とあわせて14D+4点軽減します
御厨柴門:攻撃力の上昇があるので捕食者分の8Dを先に振りますね
GM:おおいおおい!
ミシェール・レイ:死亡!HP0に
御厨柴門:74-8d10
DoubleCross : (74-8D10) → 74-28[3,1,4,5,5,3,5,2] → 46
御厨柴門:出目が悪い
御厨柴門:攻撃力は28点増えました
GM:めっちゃ悪い……
御厨柴門:だいぶ腐ったなー
御厨柴門:残り赤河と屍人の分
御厨柴門:46-6d10-4
DoubleCross : (46-6D10-4) → 46-48[8,9,7,10,7,7]-4 → -6
御厨柴門:こっちは良好
御厨柴門:無傷です
朝霧鏡花:こっちはすごい出目
ミシェール・レイ:こっちはめっちゃ伸びた
GM:しのぎ切った!
朝霧鏡花:硬すぎ…………
朝霧鏡花:復讐の刃!
朝霧鏡花:15DX8+20 リアクション不可
DoubleCross : (15R10+20[8]) → 10[1,1,1,2,3,3,5,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[7,8,8,10]+10[4,5,10]+10[10]+10[8]+3[3]+20 → 73
朝霧鏡花:ヨッシャ!
GM:ヒエーッ
GM:ダメージをお出し
朝霧鏡花:ダメ?ジ!
御厨柴門:御厨柴門の侵蝕率+12(侵蝕率:124->136)
朝霧鏡花:8D10+15+15+40+10+3+3D10
DoubleCross : (8D10+15+15+40+10+3+3D10) → 47[1,9,4,9,10,5,4,5]+15+15+40+10+3+20[10,9,1] → 150
ミシェール・レイ:過剰
GM:その攻撃は……!
朝霧鏡花:その攻撃は……?
ミシェール・レイ:どうなんだい!
”荒天龍”:二度目の《空蝉》。《アフターライフ:エンジェル》で入手したものです。
朝霧鏡花:はい~~????
朝霧鏡花:HP13>10
ミシェール・レイ:ではHP0のタイミングで《ラストアクション》
ミシェール・レイ:メインプロセスを行います
GM:こいや!
ミシェール・レイ:マイナー《シャインブレード》リニアキャノン(一心一意)の攻撃力を+18
ミシェール・レイ:さっきのはポルターでぶっ壊したからもっかい使えるドン
ミシェール・レイ:メジャー『閃勁・乾坤圏』《マルチウェポン》《コンセントレイト:ノイマン》リニアキャノン×2で攻撃
ミシェール・レイ:色ロイスって使えますか?
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:128->134)した
GM:使えます!
ミシェール・レイ:deha郭冰
ミシェール・レイ:では郭冰のYEロイスを昇華。リアクション達成値を0にします!
GM:悲しい……
ミシェール・レイ:15dx6+6+20
DoubleCross : (15R10+6+20[6]) → 10[1,4,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,10]+10[1,2,2,5,5,5,7,8,8,9,9,10]+10[5,7,7,8,10,10]+10[1,3,3,8,10]+10[3,9]+1[1]+26 → 77
GM:リアクション達成値は0! ダメージを出して!
ミシェール・レイ:8d10+16+48
DoubleCross : (8D10+16+48) → 53[1,9,10,5,6,6,10,6]+16+48 → 117
”荒天龍”:そのダメージは……
”荒天龍”:今度こそ死ぬ!
”荒天龍”:その他エフェクトもなし!
ミシェール・レイ:よっしゃ~!
朝霧鏡花:倒した……!
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+5(侵蝕率:134->139)した
”荒天龍”:ぶらりと立っていた荒天龍が、急激に動く。
”荒天龍”:静から動。気まぐれな風のように、これまでよりもさらに激しく。
”荒天龍”:打撃の嵐。それは誰かを攻撃するというより、ただ動きたいように動いているようにも見える。
ミシェール・レイ:6対の武器でその乱打を迎え撃つ
ミシェール・レイ:「ぐっ……」
晩翠凍衿:「ぐ、あ…………ッ!!」声を出せたのも始めの内だけだ。竜巻に呑まれた木の葉のように打ちのめされる。
ミシェール・レイ:嵐の前に、一つ、また一つと武器が砕けていく
御厨柴門:排気ガスが”荒天龍”の攻撃エネルギーを吸収していく
御厨柴門:そして車を回転させ晩翠さんの前に出ようとする
御厨柴門:「くそッ、耐えろよ」
”荒天龍”:だが。
”荒天龍”:さらに打撃の回転数が上がる。エネルギーが吸収されるさまを面白がるかのように打ち込み続けているのだ。
御厨柴門:「いくらオアシスロードが大食いでもこれは…!」
御厨柴門:移動する余裕がない
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:避けようとも、防ごうともしない。それはこの刹那の攻防において、致命的な遅れとなる。
朝霧鏡花:そして何より、自らを守る者がいると、知っているから。
”颪”:ゴ 。とその全身を大きく広げ、全身で朝霧さんをかばう。
朝霧鏡花:「ありがとうございます」
朝霧鏡花:撒き散らされる破壊の渦に、自ら足を踏み出す。
朝霧鏡花:無数の式神が、刃が展開し、“荒天龍”の乱打と正面から打ち合い始める。
朝霧鏡花:晩翠凍衿の戦術を思い出す。
朝霧鏡花:仲間と呼吸を合わせ、“荒天龍”に深手を負わせた、彼女の戦術を。
朝霧鏡花:御厨柴門の言葉を思い出す。
朝霧鏡花:運び屋でありながら“荒天龍”と真正面から打ち合った、彼の言葉を。
朝霧鏡花:(『デカい質量と速い速度』────)
朝霧鏡花:(それもいい。いや、それがいい)
朝霧鏡花:朝霧が本差を振るい、式神達が脇差を振るう。
朝霧鏡花:斬撃は次第に速く、重くなっていく。
朝霧鏡花:式神と共に、一歩、また一歩と“荒天龍”に近付いていく。
朝霧鏡花:最早剣術と呼ぶのもおこがましい乱舞。振るわれる斬撃の嵐。放たれる刃の雨。
朝霧鏡花:「“荒天龍”」
”荒天龍”:「はは……! そういうのも悪くないよね!」
朝霧鏡花:「仙人ぶった高説もいいが、僕もひとつ教えてやる」
朝霧鏡花:刃を振るう。振るう。振るい続ける。
朝霧鏡花:自分と剣の境目も曖昧になるほどに、全身全霊で刃を振るい、式神を使役し続ける。
朝霧鏡花:「人は他の人間の手を取って、徒党を組み、知恵を絞って、自分よりずっと強大な獣を狩って、生き延びてきた」
朝霧鏡花:「お前は龍になって、それを忘れた」
”荒天龍”:「だって人に合わせるの、楽しくないんだもの」
朝霧鏡花:手足の感覚が無い。そこまでして放つ決死の攻撃も、全てが難なく受け止められて。
朝霧鏡花:それでも、刃を振るうのは止めない。
”荒天龍”:むしろこちらの動きはより滑らかに、より華麗になっていく。身勝手にふるまうほど、独創的に、新たな武芸が生まれていく。
朝霧鏡花:「それなら、お前はもう、とっくに獣なんだ」
朝霧鏡花:「龍なんて、神でも怪物でもない。ただの羽根の生えた蛇だ」
朝霧鏡花:「だから────」
朝霧鏡花:「僕たちが勝つ」
”荒天龍”:「フフ! 羽の生えた蛇って。普通に考えても結構珍しくない?」
”荒天龍”:そして振り返る。
ミシェール・レイ:「そうですね。だからこそ」
”荒天龍”:「ああ。紫苑」」
ミシェール・レイ:振り返った先に、今まさに頸を放とうとする小柄な人影
ミシェール・レイ:「だからこそ、師匠は一人でいちゃいけなかったんですよ」
ミシェール・レイ:二本の鎖が伸びる。荒天龍を素通りし、空中へ
”荒天龍”:「不思議なことを言うね
ミシェール・レイ:一対の鉄球に先の乱打で破壊された武器の残骸がまとわりつき
ミシェール・レイ:一つの巨大な、まさしく星の如き鉄塊へ姿を変える
ミシェール・レイ:「師匠、今楽しいですよね」
”荒天龍”:「ああ。久しぶりにね」
ミシェール・レイ:「これからもっと楽しくなりますよ」
”荒天龍”:「ふぅー……ん」
ミシェール・レイ:「天を目指すものが龍であるのなら」
ミシェール・レイ:「人間こそが"龍"だ」
ミシェール・レイ:「何百年ぶりに……!」
ミシェール・レイ:遠当ての要領で頸を放つ。荒天龍ではなく、朝霧へ向けて
ミシェール・レイ:間もなく訪れる破壊から離脱させる
朝霧鏡花:「!」
ミシェール・レイ:「思い出せ!馬鹿師匠!!」
朝霧鏡花:即座に意図を理解し、式神に攻撃を任せて飛び退く。
ミシェール・レイ:続く踏み込み。震脚が地を割り、その衝撃が減衰することなく身体を伝って掌へ
ミシェール・レイ:同時に磁力が頭上の鉄塊を掴み、文字通り流星の速度で飛来する。
ミシェール・レイ:巨大な速度と質量。電磁発勁が荒天龍の正中に炸裂し
ミシェール・レイ:流星に向けて、その身体を弾き飛ばす!
”荒天龍”:人間こそが龍。その言葉と、紫苑の渾身の打撃を受けてニヤと笑う。
”荒天龍”:そしてその体は吹き飛び……
ミシェール・レイ:「これで……終わり!」勢いよく鎖を手繰り寄せる
ミシェール・レイ:引き寄せられるのは鉄塊ではなく、ミシェール自身
ミシェール・レイ:流星の質量に引き寄せられ、荒天龍を追うように天へ飛翔し
ミシェール・レイ:渾身の蹴りを放ち、荒天龍ごと星を蹴り砕く!
晩翠凍衿:「……」地に伏せた姿勢から顔を上げて、それを見た。
晩翠凍衿:“荒天龍”。武の極地に至って仙人となり、はるか昔から生きているとまことしやかに噂される人物。それが。
晩翠凍衿:「……はは」強いて笑う。「やる」
”荒天龍”:……龍は、堕ちた。
GM:バックトラック!
GM:まずEロイスが不死英雄と予告された終焉×2
GM:なので-3dだ! ほしい人は振ってください
朝霧鏡花:振ります!
御厨柴門:136-3d10
DoubleCross : (136-3D10) → 136-21[10,4,7] → 115
朝霧鏡花:151-3D10
DoubleCross : (151-3D10) → 151-20[9,5,6] → 131
ミシェール・レイ:振る振る!
晩翠凍衿:振り!
晩翠凍衿:125-3d10
DoubleCross : (125-3D10) → 125-14[4,5,5] → 111
ミシェール・レイ:144-3d10
DoubleCross : (144-3D10) → 144-21[9,2,10] → 123
GM:”颪”の瞑想シリーズも使いたい方は使っておくれ
晩翠凍衿:で、すみません、取り時を逸してたんですが
晩翠凍衿:ミシェールくんにロイスを取ってもいいですか……?
GM:どうぞどうぞ
晩翠凍衿:ごめんなさい!感謝!
御厨柴門:まあ、一倍でいけるでしょう
晩翠凍衿:ミシェール・レイ 〇尊敬/対抗心 で!
御厨柴門:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-27[8,9,1,2,4,3] → 88
朝霧鏡花:瞑想しっかりコース辺り頂こうかな~
晩翠凍衿:でもってうーん。1倍振りで行ってみよう
晩翠凍衿:111-4d10
DoubleCross : (111-4D10) → 111-23[6,6,5,6] → 88
ミシェール・レイ:こっちもさっぱりコース頂こうかしら
晩翠凍衿:帰還!
朝霧鏡花:20下げて111、で1倍振り
朝霧鏡花:111-5D10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-24[4,1,9,8,2] → 87
朝霧鏡花:ただいま~
ミシェール・レイ:113から1倍振り
ミシェール・レイ:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-28[10,2,9,2,5] → 85
ミシェール・レイ:帰還!
GM:全員5点で帰還!
GM:じゃあいつもの5点とEロイスで3点、セッションの目的を達成は7点で切りよく15点です
GM:全員20点かな?
朝霧鏡花:いえーい
ミシェール・レイ:イエス!
晩翠凍衿:ワオワオ
GM:じゃあGMは3で割って27点もらっちゃお
エンディング1
GM:Ending 朝霧鏡花・晩翠凍衿
受付員:「ですからお客様、機内への生き物の持ち込みは……」
”颪”:「むぅ……」服を揺すると小動物が出るわ出るわ。
GM:戦いからしばらくして。街は日常に帰りつつあり、集まった人々もまた、元の場所へと帰りつつあった。
朝霧鏡花:「どこでもその調子なんですか……?」右往左往するヤマネを掌で拾い上げて。
”颪”:「……ああ、きみは」
朝霧鏡花:「“颪”さん。何も言わずにいなくなってしまうのですから、驚きましたよ」
朝霧鏡花:「もう数日待っていていただければ、UGNから予算も降りますのに」
”颪”:「そのために居座るというのもな」頭をかいて。
”颪”:「……
晩翠凍衿:「お礼くらいさせてくださいよ。こっちにも面子があるんですから」
晩翠凍衿:朝霧さんとは別の方向から、やや呆れ顔をして現れる。
”颪”:「む。そういうものか。それはすまない」
”颪”:「しかし……都会にいるのも、なかなか座りが悪くてな。やはり私は、山の中で暮らすのが合っているよ」
朝霧鏡花:「それは……そうでしょうね」動物まみれの様子を見て、少し笑って。
朝霧鏡花:「では、せめてその前に、改めてお礼を言わせてください」
朝霧鏡花:「お世話になりました、“颪”さん。“荒天龍”討伐を成せたのは、あなたの尽力のお陰です」
晩翠凍衿:「本当に。ありがとうございました」
”颪”:「微力でも力添えができたなら良かった」
朝霧鏡花:「これからどうなさるご予定ですか?また山籠もりに?」
”颪”:「うむ。そうなるかな」
晩翠凍衿:「……」
”颪”:「やはり私はまだまだ弱い。自分の力や心を制御していられる気がせんよ」
晩翠凍衿:「……UGN所属じゃなければ、日本の山はどうですか、とも言えたんですけどね」難しい顔をする。
”颪”:「はは。心遣いはうれしいが、向こうにも知己がいる。それに」
”颪”:「いずれ、今度は気軽に遊びにでもこの国に来るとしよう」
朝霧鏡花:「ええ。是非、ゆっくり観光でも。その時は歓迎しますよ」
晩翠凍衿:「うん。あたしとしても、またお会いできると嬉しいです」
”颪”:「ああ。それでは」
”颪”:大きな両の掌にこんもりと乗せた小動物を床に下ろす。
”颪”:小動物たちがつったかたかと空港のロビーを出口に向けて走り出すのを確認すると、
”颪”:一度君たちに大きく手を振って、空港の奥へと消えて行った。
朝霧鏡花:軽く手を振ってそれを見送って。「……さて、行きますか。晩翠さん」
晩翠凍衿:「はーい」
GM:----
GM:N市 第10地区 ケーキ屋『スリーウェイ』
朝霧鏡花:「事後処理もそろそろ一段落、というところですかね」
朝霧鏡花:店内のイートインスペース。ぼんやりと窓の外を眺めながら、チーズケーキを口に運ぶ。
晩翠凍衿:「そうだねえ」こちらはチョコケーキの皿を前に、紅茶を飲んでほう、と息を吐いて。
晩翠凍衿:「……なんか本当に、嵐だったみたいな感じ」
晩翠凍衿:「あんだけ慌ただしくて、色んな人が出てきて、戦って」
晩翠凍衿:「んで、今は過ぎ去って元通り」
朝霧鏡花:「まあ……この街では元通りといっても、台風一過、平穏の晴天とは言い難いのがつらいところですが」
朝霧鏡花:そう言って苦笑する。
晩翠凍衿:「あー。そこはまあ」顔を顰める。
朝霧鏡花:「この街そのものが、いつも嵐の渦中のようなものですからね」
朝霧鏡花:「ただ、まあ。しばらく羽を伸ばしたいですよ」
晩翠凍衿:「同意見。色々思い出すのはもうちょっと後でいいよ」
晩翠凍衿:「なんたって、あの“荒天龍”を倒したんだし」
晩翠凍衿:「……倒したんだよね? あたしたちで」
朝霧鏡花:「貰ったじゃないですか、勲章」
晩翠凍衿:「貰った……」
晩翠凍衿:「でも、未だに現実感が無いっていうかさ……」
朝霧鏡花:「倒したんですよ、我々で」
朝霧鏡花:「100対1でも、1000対1でも、勝ちは勝ちです」チーズケーキを食べる。
晩翠凍衿:「そうなんだよなー…………」懐から当の勲章を取り出し、ぼんやりと眺める。
晩翠凍衿:「まさか」
晩翠凍衿:「現代に生まれて龍退治ができるとはね。びっくりする」
晩翠凍衿:勲章を仕舞い、こちらもチョコケーキを一口。
晩翠凍衿:「あ、美味しい」
朝霧鏡花:「美味しいですよね、このお店」コーヒーを啜って。
朝霧鏡花:「変えてもらいますか?コードネーム。“ドラゴンスレイヤー”とか」
晩翠凍衿:「…………」一瞬、何の気なしであろうその提案に惹かれかけるが。
晩翠凍衿:「いや、やめとく」双尾を揺らして首を振る。「決めたのはあたしじゃなかったしね」
晩翠凍衿:脳裏に浮かぶのは、かの龍の弟子だという少年の一撃。
朝霧鏡花:「え、本気で悩んでました?今……冗談だったんですが……」
晩翠凍衿:「えっ」
晩翠凍衿:「いや、良くない?ドラゴンスレイヤー。名乗っていいもんなら名乗りたいよ」
晩翠凍衿:きょとんとした表情。
朝霧鏡花:「……。……そうですね……」
朝霧鏡花:「しかしまあ、そうですね。仮に龍殺しを名乗るとすれば、間違いなく他ならぬ彼でしょう」
朝霧鏡花:「それに、もしそんなコードを名乗ったら、今回のような名を上げようとする輩がダースで襲ってきますよ」
朝霧鏡花:「いや……あの人なら喜ぶかもしれませんが……」
晩翠凍衿:「ありそう。どっちも」
晩翠凍衿:「……ドラゴンスレイヤースレイヤーか……」腕を組んで思案する仕草。
朝霧鏡花:(本気で考えている……)コーヒーを飲みながらそれを眺める。
朝霧鏡花:「……あの」
晩翠凍衿:「はいはい?」
朝霧鏡花:「一つお聞きしたいことがあるんですが……いいでしょうか?」
晩翠凍衿:「どうぞ」
朝霧鏡花:「今回の戦闘。お見事でした」
晩翠凍衿:「あら。どうしたの急に」おどけた様子で向き直る。
朝霧鏡花:「晩翠さんが纏めて分身に痛打を与えたあの一撃。あれが討伐戦の分水嶺だったと僕は考えています」
晩翠凍衿:「……」
朝霧鏡花:「本当に素晴らしい活躍でした。それを前提として、聞いて頂きたいのですが」
朝霧鏡花:「……」やや気まずそうに。
朝霧鏡花:「あの武器……」
朝霧鏡花:「ゾディアックウェポン……」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「……使いづらくないですか……?」
晩翠凍衿:「…………」
晩翠凍衿:緩みかけていた口元を引き結び、真顔で。
晩翠凍衿:「思った……」
晩翠凍衿:「なんで鎌なの……?」
朝霧鏡花:「ええ……」真顔。
晩翠凍衿:「え、っていうか何? そういう風に言うってことは」
晩翠凍衿:「鏡花ちゃんのもそうなの? あっ刀だ、使いやすそうでいいなー、って思ってたんだけど。密かに」
朝霧鏡花:「僕のは……本来刀ではなく液体金属なので……」
朝霧鏡花:「しっかり意識を向けてレネゲイドを保っていないと、すぐにダメになってしまって……」
晩翠凍衿:「えっ面倒臭……」
朝霧鏡花:「疲労と負荷がすごいです」真顔。
朝霧鏡花:「いえ……名誉なことなんですけどね。託して頂けるというのは」
朝霧鏡花:「こんなことを言うのは失礼極まりないと、分かってはいるのですが……」
晩翠凍衿:「でも渡された直後から内心ちょっと思ってたんだよな……!」
晩翠凍衿:「体よく押し付けられただけじゃないかって……!」
朝霧鏡花:「そ……そんなことは無いでしょう……!世界に12本の武器ですよ……!」
朝霧鏡花:「これ以上無い名誉の勲章のようなもので……」
朝霧鏡花:言って、はたと気付いて、“荒天龍”討伐の勲章を取り出す。
朝霧鏡花:「…………」
晩翠凍衿:「勲章……」
朝霧鏡花:「……まあ……」
朝霧鏡花:「勲章が頂けるより、まとまった休みを頂けたほうが有難いですが……」
朝霧鏡花:「……晩翠さんは、いつから次の任務ですか?」
晩翠凍衿:「……」
晩翠凍衿:「怪我が治ったら復帰」もうほとんど癒えてしまっている。
朝霧鏡花:「……僕もです」
朝霧鏡花:顔を見合わせて。
朝霧鏡花:「龍退治の英雄になっても、穏やかな余生とはいかないようですね……」
晩翠凍衿:「……あたしたち強いからなぁ~」
晩翠凍衿:大きく溜息を吐いた。
朝霧鏡花:「……頑張りましょう、お互いに」
朝霧鏡花:溜息を押し殺して、一気に残りのコーヒーを飲み干した。
GM:----
GM:
エンディング2
GM:Ending ミシェール・レイ 御厨柴門
GM:??? 路上
GM:どこかを、車が走っている。
GM:その車は”オアシスロード”。操るものは”スカボロー・フェア”。
GM:今日の乗客は、1名。目的地は──
ミシェール・レイ:「討伐戦の時に陸を泳いでる船も見かけたけど」
ミシェール・レイ:「紫門くんの車も、本当にどこでも走れるんだね」
御厨柴門:「走ろうと思えば、だけど」
御厨柴門:「海では普通に船に形を変えるさ」
ミシェール・レイ:目隠しをしたまま、頬杖をついて外を眺めながら
ミシェール・レイ:「あ、そうなんだ。車の時と乗り心地が変わらないから気が付かなかった……」
御厨柴門:「今は急ぎじゃないからね」
御厨柴門:「客に快適に乗ってもらえるようにしてる」
御厨柴門:「しかし、良く許可がでたね」
御厨柴門:「そうそう行ける場所じゃない」
ミシェール・レイ:「それを言ったら、当然のように行き方を知ってる紫門くんもびっくりだけどね」
御厨柴門:「こういう仕事は僕らに回ってくるんだ」
ミシェール・レイ:「UGNの要職クラスでも知ってる人は限られてるらしいのに」
御厨柴門:「乗客に行き先を悟らせないのも運転の技術ってヤツさ」
ミシェール・レイ:「ははぁなるほどな~」
御厨柴門:「実際、今地面を走っているのか空を飛んでいるのかも解らないだろ?」
ミシェール・レイ:「うん、実際その通り。長いこと視覚を閉じて来たけど、ここまで足元が覚束ないのは初めてかも」
御厨柴門:「君の感覚を誤魔化せたなら、まあ満足だな」
ミシェール・レイ:「ぼくもまだまだ功夫が足りないや」
御厨柴門:「ハハッ、あの龍を倒したヤツが随分と謙遜だね」
ミシェール・レイ:「倒したと言っても、ぼく自身はまだまだ頂には程遠いさ」
ミシェール・レイ:「"荒天龍"を倒したのはUGNだよ」
御厨柴門:「そんな事を周りが認めてくれると思うのかい?」
御厨柴門:「世界中のロクでもない奴がこれから君を狙ってくるぜ」
御厨柴門:「龍を倒したという事実は変わらないんだ」
ミシェール・レイ:「それはほら……」
ミシェール・レイ:「願ったり叶ったりってやつだね」
ミシェール・レイ:「強いやつが向こうから来てくれるなんて夢みたいだ」
御厨柴門:「ソレ…マジで理解できないね、僕にはさ」
御厨柴門:「休日にバイクで遠出して、海沿いのダイナーで珈琲を飲んだりもできやしない」
ミシェール・レイ:「そうかな~」
御厨柴門:「たまにはゆっくりと眠りたい日があってもそれも許されなくなる」
御厨柴門:「それこそ、あのクソ野郎みたいな他人の迷惑を顧みない仙人の域にでも達しない限りは」
御厨柴門:「それを喜ぶってのは…。いや、客の事情は僕には関係ないか」
御厨柴門:「君が楽しいなら、それで良いのかもね」
ミシェール・レイ:「そうそう、ぼくは楽しいんだ」
ミシェール・レイ:「人が磨き上げたものを見るのも、それをぶつけ合うのも」
ミシェール・レイ:「もしかしたらこれは、元々のぼくじゃなく師匠が持っていたものかもしれないけどね」
御厨柴門:「いや、どうかな」
御厨柴門:「元々がどうだったとしても」
御厨柴門:「それは今や君の持物さ」
ミシェール・レイ:「………」運転席の方を向いて
ミシェール・レイ:「ふふ、ありがと」
ミシェール・レイ:「ぼくもそう思ってたとこ」
御厨柴門:(むしろ同じにならないでくれよ。見知った奴を倒さなきゃいけないなんて、僕は嫌なんだ)
御厨柴門:(そんな事は一度で沢山だからな)
ミシェール・レイ:「けど、忙しくなるのは紫門くんだって一緒だと思うよ?」
御厨柴門:(君が悪龍になるか、良き龍でいるかは未知数だけど…)
御厨柴門:「何でだよ」
ミシェール・レイ:「自分で喧伝しなくても、人の口に戸は立てられないからね」
ミシェール・レイ:「ぼくたちは四人で、"荒天龍討伐チーム"なんだから」
御厨柴門:「は!馬鹿馬鹿しい!ただ客を乗せただけだぞ僕は!」
御厨柴門:「ゾディアックウェポン使いの精鋭と龍の弟子だ」
御厨柴門:「斃したのは君達さ。面倒事には巻き込まないで欲しい」
御厨柴門:「僕の仕事はバトルじゃないんだ」
御厨柴門:「迷惑だ!」
ミシェール・レイ:「そう説明して帰ってくれる物分りの良いやつばっかりだと良いけどね~」
御厨柴門:「クソ!だから嫌なんだ!変な案件に首を突っ込むと碌な事が無い」
御厨柴門:「イエローサブマリンの判断は正しかったんじゃないのか」
ミシェール・レイ:「あ、じゃあ紫門くんの分もぼくが食べちゃおうかな」
御厨柴門:「ああ、そう願いたいね。そういうヤツがきたら丁重に君にお譲りさせてもらうよ」
ミシェール・レイ:「いいよ~、今までの運賃代わりにじゃんじゃん請け負ってあげる」
御厨柴門:「そういうからには、まだ暫くはこの街に残るのかい?」
御厨柴門:「この街に来た目的は師匠だったんだろ?」
ミシェール・レイ:「そうだね。初めはそのつもりだったけど」
ミシェール・レイ:「せっかくだしもう少し残ってみるよ。今のここは香港より滅茶苦茶で楽しそうだし」
ミシェール・レイ:「戦いたい奴ならまだまだいるからね」
ミシェール・レイ:「それにほら」
ミシェール・レイ:「僕だって、休日に友達と遊びたい時くらいある」
ミシェール・レイ:「あっちに少ないんだよね、一人ぐらいしか……」
御厨柴門:「ま、良いんじゃないか」
御厨柴門:「その向こうの友達も呼んでやれば」
御厨柴門:「観光で良ければ乗せてやるさ」
御厨柴門:「ヒマな時で良ければね」
ミシェール・レイ:「あ、いいね!けど休日まで乗せてもらうのはなんか悪いなあ」
ミシェール・レイ:「そうだ」
ミシェール・レイ:「バイク教えてよ」
御厨柴門:「…免許は?」
ミシェール・レイ:「折角の休みなんだから、助手席に乗るより並んで走った方が気持ちよくない?」
ミシェール・レイ:「免許……?」
御厨柴門:「悪くない案だけど」
ミシェール・レイ:「………いるの?」
御厨柴門:「警察の世話にならない自信があるなら構わないけど」
御厨柴門:実際、御厨は自動車免許を持ってはいない
ミシェール・レイ:「警察に追いつかれなきゃいいんでしょ。いけるいける!」
御厨柴門:「そういうのは、相当な腕のヤツが言うセリフだよ」
御厨柴門:「まあ、気が向いたら教えてもいい」
ミシェール・レイ:「やった!」
ミシェール・レイ:「これで紫門くんはぼくの運転の師匠だね」
御厨柴門:「…嫌だ」
御厨柴門:「君の師匠の枠に入るのは、絶対に断る!」
ミシェール・レイ:「そんな~!後悔させませんから~!」
御厨柴門:「君の師匠なんて相当に図太くないと無理だ!」
ミシェール・レイ:「ちゃんと最終的に師匠を超えるよくできた弟子だよ僕は!」
御厨柴門:「絶対に交通法規を守らないだろ!」
御厨柴門:「友人としてなら、まあ良いけど。師匠なんて責任は負わないからな!」
御厨柴門:「素直に自動車学校で免許取れ!」
ミシェール・レイ:「えーめんどくさーい!」
御厨柴門:「ほら!もうすぐ到着だ!」
御厨柴門:「門の前からは一人で行く事になる」
ミシェール・レイ:「っと、うん、ありがとう」
ミシェール・レイ:僅かな反動で、車が停車したことを確認する
御厨柴門:扉を開く
御厨柴門:「降りたら真っ直ぐだ」
御厨柴門:「門は自動で開く」
御厨柴門:「行けるよな」
ミシェール・レイ:「当然」
御厨柴門:「そりゃそうだな」
ミシェール・レイ:「よっと」座席から飛び上がり静かに着地する
御厨柴門:「そこで何をするかは知らないけど」
御厨柴門:「じゃあ、またな」
ミシェール・レイ:「うん」振り返って
ミシェール・レイ:胸の前で、右拳を左の掌で包む
ミシェール・レイ:「また会おう。御厨紫門」
御厨柴門:「なるほど、それが君の流儀か」
御厨柴門:「君の旅路に良い風が吹く様に」
御厨柴門:「グッドラック」
御厨柴門:そう言って軽快にエンジンを鳴らし走り去ります
ミシェール・レイ:「………」エンジンの音が聞こえなくなるまで見送り
ミシェール・レイ:踵を返して、まっすぐ歩きだします
ミシェール・レイ:向かう先は、重犯罪オーヴァード秘密収容施設『炎の河』(プレゲトン)
GM:----
GM:『炎の河』 面会室
”荒天龍”:「や。よく来たね、紫苑」
GM:強化ガラスの向こうで、拘束衣に包まれている。
ミシェール・レイ:「なーんか元気そうですね師匠」
ミシェール・レイ:「ちゃんと殺すつもりで蹴ったんですけど」
”荒天龍”:「いやあ、普通に死んだと思ったんだけどね。どうも生き残ってしまったみたいだなぁ」
ミシェール・レイ:「個人的には嬉しいけど、桃花に知られたらまずいなあ……」
ミシェール・レイ:強化ガラスを挟んで向かい合う。
”荒天龍”:「はは。こっぱFHがここの情報を知れるわけないでしょ」
”荒天龍”:「というかあの子、大丈夫なの? UGNがあんな手助け感知できないわけないし」
”荒天龍”:「在野の協力者と言っても、多分俺がやられた辺りですぐ捜索されてるでしょ。普通につかまってたりしたらウケるよね」
ミシェール・レイ:「そこはほら、仮にも師匠の血を受けた僕の同類ですから」
ミシェール・レイ:「あれで抜け目のない人ですよ、桃花は」
”荒天龍”:「ふぅん? まあどっちでもいいけど」
ミシェール・レイ:「師匠が面白がるようなことには死んでもなりたくないでしょうしね」
”荒天龍”:「そりゃそうだ。頭の固い子だからね」くつくつと笑う。
”荒天龍”:「それで、今日はどうしたんだい?」
ミシェール・レイ:「弟子が師匠の容態を心配してお見舞いに来たって言ったら信じます?」
”荒天龍”:「ええ~ほんとぉ?」
ミシェール・レイ:「うそでーす」
”荒天龍”:「えーじゃあ何しに来たのさ」
ミシェール・レイ:「ぼく、師匠に勝てたらどうしても聞きたいことがあったんですよね」
”荒天龍”:「うん? なんだい」
ミシェール・レイ:「もちろん加減する余裕なんてないから、運良くお互い生き残ったらって考えてましたけど」
ミシェール・レイ:「そしたら本当に運が味方してくれたんで、無理して来ちゃいました」
ミシェール・レイ:「ねえ、師匠」
ミシェール・レイ:「……ぼくたちに負けて、今どんな気分ですか?」
”荒天龍”:「え? そりゃ負けたら悔しいけど」
ミシェール・レイ:「お遊びじゃない、本気の戦いで正面から負けた気分は」
ミシェール・レイ:「どんくらいです?」
”荒天龍”:「戦ってる最中は楽しかったんだけどねー。やっぱ負けたらムカつくよね……そうだな」
ミシェール・レイ:「どんくらい悔しいです?めっちゃムカつきます?」
”荒天龍”:「まあそうだね。めっちゃムカついてるかなぁ」
”荒天龍”:「あ、言われてたらなんか腹立ってきたぞ……今すぐここを飛び出したいかも」
ミシェール・レイ:「え、それは駄目です。もっともっとそのムカつきを育ててくれないと」
ミシェール・レイ:「そうですね、具体的にはぼくがおじいちゃんになるくらいまで」
”荒天龍”:「言われなくても、君達がくたばるくらいまではじっとしてるつもりだったけど……」
”荒天龍”:「なにさその、ムカつきを育てるっていうのは」
ミシェール・レイ:「今回の戦いで、僕たちUGNは師匠に勝ちました」
ミシェール・レイ:「僕たちはあなたにないものを使って、あなたができないことをして勝利した」
”荒天龍”:「そうだね。本当だったら来月くらいにもっかいやりたいけど」
ミシェール・レイ:「何度やっても同じだと思いますよ~。組織は学習するものですから」
ミシェール・レイ:「一度勝ち筋を見つけた組織は強いです」
ミシェール・レイ:「けど、ぼくはやっぱり」
ミシェール・レイ:「いつか一対一であなたに勝ちたい」
”荒天龍”:「よくばりだな、君も」
ミシェール・レイ:「ぼくはあなたのなり損ないですから、一ヶ月や一年じゃそんなに強くなれません」
ミシェール・レイ:「死ぬまで研鑽を積んで、色んな人と闘ったり出会ったりして、漸く届くかどうか」
ミシェール・レイ:「だからそれまで、ぼくのことを覚えていて欲しいんです」
ミシェール・レイ:「言っとくけどこれハンデじゃありませんからね」
”荒天龍”:「楽しみにしておけ、ってことね」
ミシェール・レイ:「堀の中にいた方が、師匠も動画やゲームに現を抜かさずに修行する気になるでしょ」
”荒天龍”:「ていうかここ、どうも圏外っぽいんだよね。いま西暦何年だと思ってるんだろう」
ミシェール・レイ:「そして、ぼくがぼくの人生でこれ以上ないってくらい強くなったら」
ミシェール・レイ:「その時に、もう一度闘ってください」
”荒天龍”:「うん」
”荒天龍”:「……そうだね」
”荒天龍”:「けど気を付けるんだね。 もしかしたら俺は仙人でもなんでもなくて、きみが爺さんになるころにはぽっくりくたばってるかもしれないぜ」
”荒天龍”:「だから、なるべく早く来るように。楽しみに待っているから」
ミシェール・レイ:「今日はその約束をしてもらいに来たんです」
ミシェール・レイ:「そうですね!実はぼくの方が不老不死で100年経ってもこの姿のままかもしれないですし!」
”荒天龍”:「そうだよ。きみ、一応レネゲイドビーイングだからね?」
ミシェール・レイ:「ちゃんと師匠が死ぬ前に、引導を渡してあげますから」
ミシェール・レイ:びし、と正面の相手を指差して
ミシェール・レイ:「首を洗って待っていてください!」
”荒天龍”:「引導、ね。はいはい」
”荒天龍”:「仕方ないな。覚えていてあげましょう。俺がモノを憶えるなんてめったにないんだぜ」
”荒天龍”:「これも可愛い弟子の頼みだからね」
ミシェール・レイ:にこりと笑って
ミシェール・レイ:「はい、約束です!お互いに違えることのなきように!」
”荒天龍”:「分かった分かった」こちらも笑って。
”荒天龍”:「ところで君、俺の見立てだとめっちゃ頑張ってもだいたい俺より二枚劣るくらいのところに落ち着きそうだから」
”荒天龍”:「本当に死ぬ気で功夫積んでね?」
ミシェール・レイ:「もー!そういう所が嫌われるんですよ!!」
ミシェール・レイ:「師匠こそ、恨みを持ってる人はそこら中に居ますからね!」
ミシェール・レイ:「外に放り出されて鮫の餌にされても助けてあげませんから!」
”荒天龍”:「あ、そうなの? じゃあいっぱい向こうから遊び相手が来てお得じゃん」
”荒天龍”:「サメなんかに絶対負けないし」
”荒天龍”:「俺は陸海空どこでも戦えるし、頭だけじゃなくて全身分身出来るからね。絶対サメより俺の方が強いよ」
ミシェール・レイ:「遅れてますね師匠。最近のサメは地上も歩けるし自分で進化して甲羅作ったり触手生やしたりしますよ」
ミシェール・レイ:「当然ぼくは勝ちますけど」
”荒天龍”:「ええー!? なにそれ」
”荒天龍”:「じゃあまあ、きみもサメのようにメキメキ成長しなさいということで」
ミシェール・レイ:「言われなくてもそうします!」
ミシェール・レイ:「それじゃあ、ぼくはメキメキ強くなるのに忙しいので、師匠にかまってあげる時間はこれっきりです!」
”荒天龍”:「えー」
ミシェール・レイ:「帰ります!」
”荒天龍”:「まあしょうがないか。気を付けて帰りなさい」
”荒天龍”:「今の師匠っぽくない?」
ミシェール・レイ:踵を返し、出口へ向かおうとして
ミシェール・レイ:「どっちかと言うと近所のおじいちゃんとかじゃないですか?まあいいや……」
ミシェール・レイ:「あ、そうそう、最後にもう一個言っとかないと」
”荒天龍”:「うん?」
ミシェール・レイ:扉の前で振り向いて"荒天龍"に顔を合わせる
ミシェール・レイ:「勝利宣言です。みんなを代表して」
ミシェール・レイ:すう、と息を吸い込んで
ミシェール・レイ:「暗雲は晴れ、嵐は去った!」
ミシェール・レイ:「これにて一件落着とする!」
ミシェール・レイ:「龍たる人よ、いずれまたどこかの頂で」
ミシェール・レイ:「再見!!」
ミシェール・レイ:叫ぶと同時に扉が閉まる。
GM:そして、龍は海の底に封じられ。
GM:しばしの眠りについた。
GM:ダブルクロスthe3rdセッション
GM:『嵐呼暗雲 龍叫戦乱』
GM:これにて終了です。ありがとうございました!
ミシェール・レイ:ありがとうございました!!
朝霧鏡花:お疲れさまでした!
晩翠凍衿:お疲れ様でしたー!
御厨柴門:お疲れさまでしたー