パニックマーケット2
PC1:“ナイトスケバン”吼衣不屈(キャラシート)PL:猫口@
PC2:“スナイパー・スケバン”大橋 綺羅星(キャラシート)PL:しお
PC3:“ファルスルーラー”万木 春海(キャラシート)PL:OBAKEra
PC4:“ブリンクブレイド”北条 サイカ(キャラシート)PL:いちま
GM:森田
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:はーいというわけで
GM:突然ですが暗黒同人即売卓です
GM:君たちには秘密組織のエージェントとして
GM:スケベ薄いブックと戦ってもらうからな
GM:準備はいいか!
北条サイカ:任務とあらば全力で挑むまでです
大橋綺羅星:ういーっす
万木春海:ひぃふぅ
吼衣不屈:ういっす!
GM:っしゃ!ではまずは軽い自己紹介から!
GM:PC1、大橋さんどぞ!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7bmy2QIM
大橋綺羅星:はい!PC1!
大橋綺羅星:PC1!?
大橋綺羅星:阿修羅地獄堂女学院スケバン八大天王の1
大橋綺羅星:”スナイパー・スケバン”
大橋綺羅星:大橋綺羅星(すぴか)でーす。
GM:そうだぞ
GM:同人即売会の星になれ
大橋綺羅星:なるそうです。
大橋綺羅星:普段は光のスナイパーライフルを生成して後方支援などしますが
大橋綺羅星:同人即売会では何の役にもたたなさそうなので
大橋綺羅星:とにかくエンジョイしたいです。
大橋綺羅星:即売会ってパーティーみたいで楽しそうだよね。
GM:こ、こみっくパーティ……
GM:古の記憶が呼び起こされそうになりましたが
GM:それはそれとしてよろしくおねがいします
大橋綺羅星:よろしくおねがいします!
GM:では次!そんな大橋さんのバディを務めるのは
GM:おなじみこの人!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYq96TiQMM
吼衣不屈:はい!
GM:PC2不屈姐さんお願いします!
吼衣不屈:PC2の吼衣不屈でーす。通称ナイトスケバン。
吼衣不屈:騎士らしく鎧と槍を装備しています…が…
吼衣不屈:130点コンバートのため槍は神秘性の失われた古ぼけたただの槍になっており結構弱体入ってます。
GM:登場経緯が複雑すぎるんだよな
GM:Twitterの与太話だったスケバン八大天王にTwitterの与太話としてくっころ騎士スケバンが乗っかってきて
吼衣不屈:名前だけは噂されてたけど実働はつい最近でしたね…
GM:どっちも実装された上に大型セッションを通して
GM:大分ちゃんとしたキャラとか設定になってしまった
GM:企画のライブ感を象徴するような女
吼衣不屈:瞬間瞬間を生きる為に頑張るスケバン!
吼衣不屈:性能は器物使いを最大限活用する!以上!
GM:潔すぎる
吼衣不屈:よろしくお願いします!
GM:今回も瞬瞬必生精神で大暴れしてもらいたい。
GM:さて2人の導入について簡単に説明しておくと
GM:君たちの高校、阿修羅地獄堂女学院で
GM:なんとナマモノ同人誌が発見されました。
大橋綺羅星:事件だ
GM:持ち込んだのは君たちの舎弟である下級生たち。
GM:それだけならともかく、その内容の中には
GM:明らかに学校内で起きた事件や会話の内容などが参考にされているような描写が多々あります。
GM:誰かが君たちのプライバシーを覗いている!
吼衣不屈:許せないぜ!
GM:というわけで、その出処を突き止めるべく
吼衣不屈:もっと綺羅星をえっちに描いて貰わないと
GM:N市の同人即売イベント『ジャムケット』へと潜入しにきたというわけです。
大橋綺羅星:こらっ
GM:同行NPCは、スケバンダンジョンにも登場したトリガー・スケバンの茜屋笑
GM:2人のどっちが声をかけたことにしてもいいです。
GM:そうでなかったら、チェンソー・スケバンの澪標の言いつけでついてきます。
GM:どっちにしますか!
吼衣不屈:じゃあこっちから声を掛けて
吼衣不屈:顔を合わせる段階になって「そういえば今回は綺羅星もいるぞ」
吼衣不屈:とアンブッシュ同行させたい
GM:www
GM:巧妙な罠!
大橋綺羅星:いいですねえ
GM:それで行きましょう
GM:では次ー!
GM:あ、まだキャラシもらってなかった!
GM:PC3万木!直接ここに貼って!
万木春海:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7_WN8gIM
万木春海:そい!
GM:っしゃあ!
万木春海:PC3、万木春海です!
GM:では万木!自己紹介をしてやりな!
万木春海:最強を目指す中学生、です!
万木春海:裕福な家庭に生まれチヤとホヤを存分に与えられすくすくと育ってきました
GM:かわいい
GM:マイクロビキニとか興味ない?
万木春海:世の中を若干舐めており、今日も元気に増長中です
万木春海:まいくろ……びき??
GM:かわいいね
万木春海:性能としてはオルクス/ウロボロスのサポーター
万木春海:一家に一台のバッファーです、変身アイテムも持ってるので今回も誰かに変身してもらうことになる、はず!
GM:変身っていうか
GM:同人即売会場だから
GM:コスプレじゃん!
万木春海:最近はなんか引きこもり気味みたいです、どうしたんでしょうね、よろしくお願いします!
万木春海:スーパーコスプレアイテムに!!
GM:どうした万木……
GM:心配になっちゃう
GM:では続いて今回の日替わりお姉ちゃん
GM:第5支部の新メンバーはこちらだ!
北条サイカ:呼ばれの気配!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0crI9gIM
GM:北条サイカ!自己を紹介しな!
北条サイカ:はーい
北条サイカ:"ブリンクブレイド"北条サイカ。13歳JCです。UGNチルドレンやってます。
北条サイカ:小学生の頃から世界の平和を守るために頑張っており、基本的に優等生です。
GM:13!?
GM:JCチームじゃん
北条サイカ:そうなりますわね
GM:万木の方がおねえちゃんだった
北条サイカ:先輩よろしく~
GM:大丈夫なのか万木
北条サイカ:シンドロームはキュマイラとソラリス。キュマイラの因子はサキュバスであり
北条サイカ:以前はこの事を「フーン西洋の悪魔かぁ」くらいの感じで受け止めていましたが、
北条サイカ:最近なんかめちゃくちゃ気になるようになってきました。不思議だね
GM:そう
GM:今回のシナリオにこの上ない適任を引き当ててしまった
GM:まさに天啓
北条サイカ:適任と言われては頑張るしかない がんばります
北条サイカ:戦闘では夢を見せて敵を幻惑し、仲間と連携を取ったりするのが得意です。
北条サイカ:データ的には白兵殴りをしつつちょっとサポートもできる感じ
北条サイカ:所属はさっきまで未定でしたが第五支部という事になったようです。改めてよろしくお願いします!
GM:今日から仲間だ!よろしくおねがいします!
GM:2人についても導入を軽く説明しておくと
GM:ほぼ内容としてはPC1.2と同じですね
GM:UGN関係者を取り扱ったナマモノ同人誌が出回っている
GM:各作者たちの発表やジャンルとしての取り扱いはオリジナル作品となっているものの
GM:明らかにモデルが存在しているという感じ。
GM:しかもこっちは、下手をすれば機密流出に関わるのでよりシリアスだ。
北条サイカ:なるほどマズいですね
万木春海:ヤバい
北条サイカ:非日常の秘匿はUGN的にも超大事 がんばって解決しなきゃ
GM:同行NPCは、第5支部のチルドレンとなった元エネミー
GM:”トマホーカー”こと武富士烽火ちゃんと
GM:くのいちエージェントの上坂シラハさんです。
GM:仲良くしてあげてね
北条サイカ:はーい よろしくね!
万木春海:トマちゃん……!じゃなくなってる!
万木春海:よろしくね!
GM:ではそんな感じではじめていこうと思います!
GM:よろしくぅ!
OP1
GM:まずはPC1と2の合同OPから!
大橋綺羅星:よろしくおねがいしまーす!
GM:侵蝕どうぞ!
大橋綺羅星:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+4[4] → 37
吼衣不屈:1d10+29
DoubleCross : (1D10+29) → 9[9]+29 → 38
GM:ではまずシーンに入る前に
GM:君たちには必須の判定があります。
GM:それはコスプレ変装です。
吼衣不屈:ほうほう
GM:同人即売会の会場に馴染むため
大橋綺羅星:なるほどね
GM:そして、万が一にでもUGNの人員としてバレないようにするために
GM:一石二鳥の策と言えるでしょう
GM:知識:サブカルチャー+調達の値の合計で
GM:判定してもらいましょう
大橋綺羅星:知識!
GM:高ければ高いほど完璧なコスプレになります
吼衣不屈:ここは素振りしよう
GM:まあ合わせて12くらいあれば
吼衣不屈:3dx 知識:サブカル
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[3,7,8] → 8
大橋綺羅星:合計ですね
GM:いっぱしの衣装になるのではないでしょうか
吼衣不屈:2dx+4 調達
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 10[9,10]+9[9]+4 → 23
GM:レッツトライ!
大橋綺羅星:1dx 知識
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7
GM:www
吼衣不屈:31!
大橋綺羅星:1dx 調達
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+2[2] → 12
大橋綺羅星:19!
GM:どっちも高い!
GM:特に不屈さんの方には
GM:カメコが群がりまくりです
GM:ジャンルはどうしますか
大橋綺羅星:さもありなん
GM:魔法少女とか、格闘ゲームとか
GM:自由自在です
吼衣不屈:ボンテージポリス
GM:www
GM:霊衣実装
GM:大橋さんは!
GM:トリガーもそれに習います
大橋綺羅星:じゃあ普通のミニスカポリスで……
GM:普通!?
GM:じゃあ全員同じジャンルになりますね
GM:お色気系青年誌漫画ということにしよう
GM:では改めまして、シーンをスタートします。
吼衣不屈:やったぜ
GM:まずは不屈さんの視点から
第4地区・海浜地帯
イベント会場
GM:ドーム内を埋め尽くすのは
GM:無数の長机と、サブカルチャー趣味……いわゆるオタク系の若者男女たち。
GM:年2回開催される、関東でも有数の同人即売イベント『ジャムケット』の真っ最中である。
GM:スケバンである君たちにとってはあまり馴染みがない場所だが
GM:なんと、君たちの日常を覗き見たような内容の漫画が
GM:この場所で売り捌かれているという。
GM:安寧な学園生活のためにも、情報の出処を突き止めなければならない。
茜屋笑:「おいコラ」
茜屋笑:「ガチャガチャ」
吼衣不屈:「今はガチャガチャしていない。」
茜屋笑:ひときわ不服そうに君を睨む、眼帯姿の少女。
吼衣不屈:キュ、と革の伸びる音。
吼衣不屈:眼帯姿の少女と相対しているのは、
吼衣不屈:警官のような…しかし、およそ治安維持機構の人間がすべきではないほどに露出度の高い、
吼衣不屈:黒い革のボンテージじみた衣装だ。
吼衣不屈:胸はギリギリまろびでないほどに覆われているため、南半球が露わになっている。
吼衣不屈:形の良い臍と細い腰を強調しつつ、
吼衣不屈:下半身は革のホットパンツ、黒のガーターベルトとタイツで肉感的なふとももを魅せている。
茜屋笑:こちらも婦警をイメージしたような
茜屋笑:制服調の衣装だが、明らかに丈は短すぎる。
茜屋笑:短すぎるピンク色のスカートを抑えながら、うめきをもらしている。
茜屋笑:「こないなけったいなとこに呼びつけた上に」
茜屋笑:「なんやこのカッコウわ!!」
茜屋笑:「へ、変態やないけ!」
大橋綺羅星:「まーまー。二人共似合ってるよ~」
大橋綺羅星:間に入るのはこれまた婦警のような
茜屋笑:「おんどりゃ元々変態やからええんかもしれんけどなぁ……!」
茜屋笑:「!?」
茜屋笑:声のする方に振り返る
大橋綺羅星:こちらは青い制服……しかしスカートは短い。
茜屋笑:「お、大橋、お前おったんかい!?ちゅうか」
吼衣不屈:「む、言ってなかったか。」
茜屋笑:「うわーーっ!見るな見るな!見せモンちゃうぞ!」
大橋綺羅星:「ハロウィンみたいで楽しいじゃん、もっとアゲてこ」
茜屋笑:飛びついてがちゃがちゃ目を塞ごうとする
吼衣不屈:「綺羅星も一緒に来てくれたのだ。」
茜屋笑:「ガチャガチャ!何をしれっと……!!」
茜屋笑:「そういうことははよ言えコラ!!」
茜屋笑:顔は真っ赤。
大橋綺羅星:「ふーちゃん言ってなかったの?」
吼衣不屈:「すまない。気が利かずに…。」
吼衣不屈:「つまり…おそろにしたかったのだろう…?」
茜屋笑:「ッ!?」
大橋綺羅星:「一応こっちも合わせようと思ったんだけどねぇ」
大橋綺羅星:「ふーちゃん、スゴすぎ」
GM:このキャラクターは設定上
吼衣不屈:「綺羅星のキャラは交通課で、茜屋のキャラは巡査らしい。」
GM:不屈扮するリーダーの部下ということになり
GM:3人セットの衣装しか用意できなかったのだ
吼衣不屈:「私のキャラは特殊事案対策課…という架空の部署なのだな。」
大橋綺羅星:「とくしゅじあん……」
茜屋笑:「……どうでもええわそんなん。マンガなんか興味ない」
吼衣不屈:「しかし、我々三人のキャラは仲がよく」
茜屋笑:「大橋は、ええんかい。こんな」
茜屋笑:「変態みたいな……!」
吼衣不屈:「こうしたシーンもあるのだ。おそろでは無いが仲良しだぞ。」
大橋綺羅星:「あーし2巻までしか読めてないけど面白いよ」
吼衣不屈:漫画本を開いて見せる。お茶の間では流せないような、肌色の多いカラーページ。
茜屋笑:「!?」
大橋綺羅星:「えっこの先こんな感じになるんだ……超楽しみなんだケド」
茜屋笑:目を白黒させて釘付けになっている。
茜屋笑:「……は!」
茜屋笑:「と、とにかく」
茜屋笑:「ワイは協力せえへんぞ、こんなん!変態みたいな……!」
茜屋笑:「家帰る!」
大橋綺羅星:「え~~~帰るの~~?」
大橋綺羅星:「楽しそうじゃん!行こうよ行こうよ!」
茜屋笑:「当たり前や!こんなとこに未練なんか……!」
茜屋笑:「なんか………」
大橋綺羅星:腕を掴んでグイグイ引っ張る。
茜屋笑:ちらちらと大橋さんの太ももを見ている
吼衣不屈:「だがお前の本もあったという情報もあるぞ。」
茜屋笑:「あ!待たんかい!コラ!」
茜屋笑:「はーなーせー!」
茜屋笑:「パンツ見えてまう!」
茜屋笑:「……はぁ!?」
吼衣不屈:「あくまで上空から遠めに見た程度だが。」
茜屋笑:「例の、アレか……スケバン同士でアレしてるマンガ……」
大橋綺羅星:「あ、そうそう。あーしらの本もあるんだっけ?」
吼衣不屈:偵察を終え飛来した魔鳥が一枚の羽根に戻る。
吼衣不屈:胸元を開き、その羽根を胸の間に収納する。
吼衣不屈:「そうだ。」
茜屋笑:「い、一体誰と……まさか……!」
茜屋笑:顔色がさーっと変わり
茜屋笑:「そそ、そんなもん売らせてたまるか!」
茜屋笑:「行くでコラ!」
吼衣不屈:「やる気が出てきたな。それでこそだ。」
茜屋笑:だーっと人混みに飛び込んでいく。
吼衣不屈:「私も行く。騎士として学園を守るために。」
吼衣不屈:「………ではなかった。」
吼衣不屈:ちゃ、と手錠を手の中で弄る。
吼衣不屈:「子ブタちゃんたちを檻に容れるために、だ。」
大橋綺羅星:「おおー、キマってる~」
大橋綺羅星:「そんじゃ行こ行こ!アガってきた!」
GM:---
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
吼衣不屈:ロイス保留(すぴ姐さんがすでに固定ロイスのため)
大橋綺羅星:茜屋笑/友情○/心配/ で!
OP2
GM:では次のシーン!万木北条OP!
GM:侵蝕どうぞ!
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:30->34)
万木春海:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 5[5]+30 → 35
GM:ではまず
GM:君たちも知識:サブカルチャー+調達をふれい!!
北条サイカ:ウッス
万木春海:おう!
北条サイカ:1dx 知識:サブカルチャー
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル
GM:www
北条サイカ:フフッ
GM:なーんもしらない!
GM:めっちゃ健全
GM:アンパンマンしか観たことないですね
北条サイカ:そっか~
GM:そんな子がサキュバスに目覚めてしまうなんて
万木春海:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 4[2,4,4] → 4
GM:大いなる力には大いなる責任が伴う
北条サイカ:4dx 調達!
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,2,6,9] → 9
GM:万木も全然知らない!
北条サイカ:合計値は10です
北条サイカ:健全シスターズじゃん
万木春海:3dx+1 調達
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[5,5,8]+1 → 9
GM:そこそこ!
GM:ジャンルはどうしますか
北条サイカ:そうですね
万木春海:本人は「暗黒騎士!」と申請した
万木春海:んですが、
北条サイカ:魔女とかかな……一見して丈の長いローブとかで隠せそうなやつ。
北条サイカ:「露出低めだし、これにしよ」と思ってよく見ずにセット衣装を買ったものの
GM:じゃあ大手のストラクチャーゲームですね
北条サイカ:実はローブの一枚下がかなり際どい感じになっていた事に到着してから気付き、だいぶ後悔している
万木春海:これが手早く調達できたからってソシャゲの美少女キャラクターの衣装を手渡されたことに
GM:ソシャゲ!
万木春海:万木は何のゲームかも知らない
GM:ややえっちな方向になってしまったな
北条サイカ:何ならローブの前留められない感じでいきます 達成値も低かったし……
GM:じゃあ元々は18禁ゲーだった大手ソシャゲジャンルにしましょう
万木春海:わーい!(わーい?)
北条サイカ:なるほどね
GM:北条さんはキャスター、万木さんはセイバーです
北条サイカ:それかい!
GM:どのキャスターとかどのセイバーかは自由にしてください
北条サイカ:まああたしは何も知らないが……
万木春海:今wiki読んでるね
第4地区・海浜地帯
イベント会場
GM:君たちもまた、重篤な情報の漏洩を防ぐべく
GM:この第4地区のイベント会場へとやってきていた。
武富士烽火:「おおーーー!」
武富士烽火:「すっげすっげ!ハルミハルミ!」
武富士烽火:「マンガ!マンガいっぱいある!」
武富士烽火:表面積の薄い胸当てに、ビキニスタイルの下半身と毛皮の腰巻き。
万木春海:「あ”ーーーー、おっきい声で話しかけないでください……頭に響く」
万木春海:めちゃめちゃ眠そう
武富士烽火:狂戦士のコスプレで、興味津々に辺りを見回している。
万木春海:大きな手提げかばんを抱えて
万木春海:「えーと、なに、更衣室?どこ?」
上坂シラハ:「向こうでござるな」
北条サイカ:「うわ……すっごい熱気」ショートカットの少女。額の汗を拭う。
上坂シラハ:こちらは割といつもと変わらない
上坂シラハ:忍者装束に鎖帷子
万木春海:万木は2徹でゲームを遊び倒していたところを拉致当然に連れてこられました
上坂シラハ:暗殺者の衣装だ。
上坂シラハ:「万木どの、何やら顔色が優れぬ様子」
上坂シラハ:「そもそも今日の任務のシフトには」
万木春海:曰く「気づいてしまったのです……これなら一般人相手に……最強を競う戦いができる……と」
上坂シラハ:「入っていなかったのでは……?」
北条サイカ:「あ、じゃああたしも着替えてくるね」こちらも大きめのボストンバッグを抱えて
武富士烽火:「ボクが連れてきた!」
武富士烽火:「なんか、ハルミいたほうが楽しいかな—って」
武富士烽火:にこー
万木春海:うーん、じゃあ行ってくる
上坂シラハ:「さ、左様にアバウトな……!」
万木春海:フラフラと更衣室に吸い込まれていき、ややあって
北条サイカ:「へー。二人、そんなに仲いいんだ」にこにこしている
万木春海:「これ!!これ!!!ちがう!!暗黒騎士チガウ!!」
万木春海:ギャアギャアと出てくる、眠気がぶっ飛んだような表情
北条サイカ:「あ、じゃあ行ってくるね」ここで待っててよ、と言い残して
上坂シラハ:「どうなされた!?」
万木春海:「こ、これ、お肌が!!面積が!!」
上坂シラハ:「どうどう……!」
武富士烽火:「あはは!変なカッコ!」
武富士烽火:「おしり見えてるし、おしり!」
万木春海:そう言うもきちんと着替え、その格好を衆目に晒している
武富士烽火:ペシペシ叩いてくる
武富士烽火:こっちも似たりよったり
北条サイカ:「…………えっと」少し遅れて、こちらも出てくる。魔女めいた意匠だが、ややサイズが合っていないのか
万木春海:「こ、これ本当に小学生もやってるような……ゲームなんですよね?」
上坂シラハ:「拙者も実はあまり詳しくなく……」
北条サイカ:際どいミニスカートに、ほとんど下着のようなチューブトップ。胸部の丘陵、その上半分が晒されている。
上坂シラハ:「第11支部の潜入捜査アドバイザーから」
万木春海:己の身体を抱くように腕を回すがビキニアーマの防御力をそれだけ上昇させることには成功していない
上坂シラハ:「言われるままに受け取ったのでござるが」
上坂シラハ:「これは確かに……過激にござるな!」
武富士烽火:「やーいしりまるだしー!ぎゃはは!」
北条サイカ:「これ、マジで……?」
武富士烽火:ぺしぺし。
万木春海:「トマちゃん、お、お、お前!!」
万木春海:「交換して!しろ!!」
武富士烽火:「えーやだ」
武富士烽火:「こっちのが強そうだし」
万木春海:「ってよく見たらそっちも大概じゃないですか……」
上坂シラハ:「どっちも大して変わらんでござるよ……」
上坂シラハ:「しかしこれは」
万木春海:げんなりした表情
上坂シラハ:「如何するにござるか」
上坂シラハ:「やはり着替え直して普段着のままということにも」
北条サイカ:「な、何かの手違いじゃなくて……?」マントめいた上着も、前方で留まらない。腕を前に回してなんとか抑えている。
武富士烽火:「えー!」
武富士烽火:「かっこいいだろーがー!ボクこれがいい!」
北条サイカ:「あ、あたしもそれ賛成!着替え直す!」
武富士烽火:「サイカ逃げんのか!」
武富士烽火:「ハルミはにげねーよな!」
北条サイカ:「これ……こんな、こんなの着て動くのとか、無理だし……!」
武富士烽火:「これ脱いだらサイキョーじゃないぞ、お前」
万木春海:「は?私がトマちゃんから逃げたことあります????」
万木春海:売り言葉に買い言葉、とっさに言ってしまい
万木春海:「(しまった……)」
北条サイカ:「に、逃げる訳じゃないよ……やる事はちゃんとやるから……っ」
武富士烽火:「やったー!これで2ー!」
北条サイカ:「え、ええ……ハルミちゃん……」置いて行かれた犬の目
上坂シラハ:「余り無理をせずとも……サイカどの……」
万木春海:「サイちゃん……」
万木春海:「これは……任務なのです」
万木春海:「どんなに厳しくても、私達は……そこから逃げるわけには」
万木春海:「いかない!!(ビシィ)」
北条サイカ:「……にん、む」
武富士烽火:「そーだそーだ!」
万木春海:こうなりゃやけだ!という表情
武富士烽火:びしびし
上坂シラハ:(道連れを作ろうとしている……)
北条サイカ:「うう……確かに、みんな似たり寄ったりな格好してるし」同僚と、辺りを見渡して
北条サイカ:「ここではこっちがフォーマルなのかも……」
北条サイカ:「わ、分かった……うん」
万木春海:「そうです、郷に入ってはGO、GO!です」
北条サイカ:「無理じゃない、これくらい」
北条サイカ:する、と腕を外して。抑えていた胸の肉が弾む。
北条サイカ:「よし……頑張ろ、シラハちゃん」
武富士烽火:「わ」
武富士烽火:「サイカおっぱいでかいなお前」
北条サイカ:やや不安そうな声音で、しゃんと背を伸ばす。
武富士烽火:「えろだえろ」
武富士烽火:「えろえろだーーー」
北条サイカ:「え、エロじゃないよ……!?」
万木春海:「こら!」
武富士烽火:「ハルミなんかぺっちゃんこなのに」
万木春海:手に持っていた模造剣でべちんと頭を叩く
北条サイカ:「ち、違うって言ってるでしょ……!怒るわよ!」
武富士烽火:「ぺっちゃんこぺっちゃんこ!」
武富士烽火:「いてーー!何すんだばかやろー!」
上坂シラハ:「はぁ……」
上坂シラハ:「ほんとに大丈夫でござろうか」
万木春海:「それ以上言えばこんどこそ決着を付けることになりますよ……」
上坂シラハ:「拙者、不安の巻……」
GM:と、なんやかんやで
GM:君たちは会場内に入っていくことに。
GM:そこで目にする真実をまだ知ることもなく……。
GM:---
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
北条サイカ:万木春海ちゃんに〇連帯感/不安で取ります
万木春海:北条サイカ→◯戦友/不安
GM:では次のシーン。
OP3
GM:合流です。全員登場!
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+3(1D10->3)した(侵蝕:37->40)
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:34->38)
万木春海:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 1[1]+35 → 36
吼衣不屈:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 10[10]+38 → 48
GM:ではまずはスケバン組の視点から。
吼衣家大邸宅
寝室
天鵞絨の滑らかな肌触り。
ダブルベッドの上に、大橋綺羅星の体は
屋敷の主人であり同級生でもある
吼衣不屈の手で、そっと押し倒された。
吼衣不屈:「綺羅星。」
大橋綺羅星:「……いけません、不屈お嬢様」
吼衣不屈:普段は常に冷静な不屈の声が、熱を帯びている。
大橋綺羅星:「まだ仕事が……残っております」
吼衣不屈:弱弱しく言葉を紡ぐその唇を、唇で塞いだ。
吼衣不屈:しばらく重なる影。
大橋綺羅星:普段は使用人として感情を表に表さないようにしている綺羅星の顔に
吼衣不屈:やがて不屈が唇を離すと、つぅ、と銀色のアーチが掛かる。
大橋綺羅星:わずかに紅みがさす
大橋綺羅星:「御冗談を……」
吼衣不屈:「言っただろう。私が”綺羅星”と名前を呼んだら、」
吼衣不屈:「お前はメイドではなく大橋綺羅星なのだ。」
吼衣不屈:強引にメイド服の襟を開ける。
吼衣不屈:その首筋には、不屈の所有物であるという証である首輪がある。
大橋綺羅星:「あっ……」
大橋綺羅星:「おやめください、不屈お嬢……」
吼衣不屈:それを口で器用に外し、首輪の痕に舌を這わせる。
吼衣不屈:「不屈、でいい。」
大橋綺羅星:「やめっ……不屈、さん……」
吼衣不屈:「吼衣家の当主でなく、」
吼衣不屈:「お前をあさましく求める卑しい女。」
吼衣不屈:「それがお前の目の前にいる獣の本性だ。」
吼衣不屈:首に強く吸い付く。
吼衣不屈:首輪の代わりにまた一つ、所有の証が増えた。
大橋綺羅星:「ああっ……」
吼衣不屈:「綺羅星。」
大橋綺羅星:「そんな……そんなことをしなくても……」
大橋綺羅星:「わたしは……あなたのものなのに……」
大橋綺羅星:「不屈……」
吼衣不屈:「私は、あさましいから、」
吼衣不屈:「不安なんだ。」
吼衣不屈:手を下半身へ。
吼衣不屈:大橋のスカートの中、内ももに触れる。
大橋綺羅星:「そ、そこはッ……」
吼衣不屈:「消えない痕を、残してもいいか。」
大橋綺羅星:「……」しばらくの間、不屈の目を見つめ、頷く
するりと
乙女の純潔をまとう薄布が足先を抜けて
その先はただ……。
茜屋笑: パ ァ ン !!!
吼衣不屈:「む」
茜屋笑:開いていた同人誌を閉じ
茜屋笑:「ふーっ……ふーっ……」
茜屋笑:わなわなと肩を震わせている
吼衣不屈:「ダメだぞ、茜屋。」
大橋綺羅星:「スッゴいねー……絵上手」
吼衣不屈:「これらは円卓の方々が丹精込めて作ったものだ。」
吼衣不屈:「大切に扱わねば失礼にあたる。」
茜屋笑:「じゃあっかあしい!!!!」
茜屋笑:パシーン!と見本誌を叩きつけ
茜屋笑:「おいゴルァ!!」
茜屋笑:「おどれか!?おどれが描いたんかい!?」
大橋綺羅星:「あっ売り物は大事に扱わないと」
茜屋笑:がっくんがっくん!
茜屋笑:本の作者の胸ぐらを掴む!
同人作家:「ひっ!ひえ!そうですけど……!?」
茜屋笑:「すぐに中止せえこんボケタココラ!!」
同人作家:「なな、なんで!?」
茜屋笑:「なんでもへったくれもあるか!大橋が、大橋が」
茜屋笑:「大橋がこんな事言うかボケーーーーーーーッ!!!」
茜屋笑:魂の叫び。
同人作家:「つ、つつ」
同人作家:「作り話ですよ!同人誌!」
吼衣不屈:「…………。」思案顔
同人作家:「ネタ元もないオリジナル本です!ギャルが同級生の姫騎士に調教されて」
大橋綺羅星:「確かに言わないかも。どうだろ」
同人作家:「いいなりメイドになってレズセックスを受け入れるっていう……抜群のアイデアだと思って……」
茜屋笑:「口に出して言うな!ゴルァ!」
吼衣不屈:そっと大橋に身体を寄せ、ふとももに手を這わせる。
大橋綺羅星:「ひゃっ」
茜屋笑:「まだとぼける気ぃかいおんどれ、おーおー、ええでええで」
吼衣不屈:吐息が絡むような距離で
吼衣不屈:「消えない痕を、残してもいいか。」
大橋綺羅星:「……」
大橋綺羅星:「今はダメ~」
吼衣不屈:「確かに言わないな。」
茜屋笑:「ぬぁにを」
茜屋笑:「やっとるんじゃボケェアアアアア!!」
茜屋笑:がつーん!
茜屋笑:銃底で不屈さんの後頭部をヒット!
同人作家:「す、すごい」
同人作家:「まさかこんな可愛い女の子たちが」
吼衣不屈:「むぐ」
同人作家:「本の内容を実践してくれるなんて……!」
吼衣不屈:装甲値15なのでノーダメージだ。
茜屋笑:「まだとぼける気ぃかいおんどれ、おーおー、ええでええで」
吼衣不屈:「本当に言わないか試してみた。」
茜屋笑:「ドタマの風通し、よぉしたる」
茜屋笑:カキン。銃口を突きつける。
吼衣不屈:「待て、ダメだぞ茜屋。」
同人作家:「うわっ!?エアガン!?え!?本物……!?」
同人作家:「ひぃいいいい」
大橋綺羅星:「ちょっとエミー、一般人相手だよ」
吼衣不屈:後ろから羽交い絞めにして
同人作家:男は心底に怯えているように見える。
吼衣不屈:「そんなものを持つのはよしてくれ。」
吼衣不屈:「いけない子には、ついおしおきしたくなる。」
茜屋笑:「離せ!離さんかいこら!!」
吼衣不屈:耳元で低い声で囁く。
茜屋笑:「こいつがマンガの出処やろが!」
吼衣不屈:先ほどの同人誌にあった台詞だ。
茜屋笑:「……ひゃっ」
茜屋笑:急に耳元で囁かれ
茜屋笑:ブルッと背筋を震わせる
吼衣不屈:「む。大人しくなった。すごいぞ。」
茜屋笑:「~~~~ッ!」
茜屋笑:「ガチャガチャーーーッ!ころす!」
吼衣不屈:「君の作品の描写は正確なのだな。」本の作者を讃える
茜屋笑:モガモガしつつも
茜屋笑:力の差で抵抗できない
同人作家:「え?は、はあ」
同人作家:「正確……って」
同人作家:「さっきから何の話を……あれ?」
同人作家:「その顔、え?」
同人作家:何かに気付いたように
同人作家:同人誌と君たちの顔を見比べている。
大橋綺羅星:「どしたの?」覗き込む
吼衣不屈:「む、自覚が無かったのか。」
同人作家:「うわあっ1?」
同人作家:「え、な、なんで」
同人作家:「綺羅星と……不屈……?」
同人作家:キョロキョロと2人の顔を見回し混乱しているようだ。
GM:ザッザッザッザッ
GM:君たちが男を問いただすよりも先に
GM:人混みをかき分け、近づいてくる足音。
会場警備員:「そちらの人たち」
会場警備員:「参加者同士の騒ぎは困りますよ」
会場警備員:「マナーは守っていただかないと」
大橋綺羅星:「はーい、すいませーん」
吼衣不屈:「む。すまないことをした。」
茜屋笑:「チッ」
吼衣不屈:「茜屋には言い聞かせておく。」
会場警備員:屈強な会場警備員が君たちを睨みつけている
会場警備員:「もう苦情が入っちゃってるから」
会場警備員:「詳しいことは事務所で、ね」
会場警備員:がしっ
会場警備員:不屈の肩をつかみ、引っ張る。
吼衣不屈:「しかし、今会場を離れては…」
会場警備員:尋常の膂力ではない。機械に挟まれたような感覚。
吼衣不屈:「………ただの人間ではないな。」
茜屋笑:「何……?」
大橋綺羅星:「ふーちゃん?」
吼衣不屈:「捕まるな。二人とも。」
吼衣不屈:「何かがおかしい。」
会場警備員:「……」
会場警備員:ジャキン ジャキン
会場警備員:背後の警備員たちは、折りたたみ警棒を取り出している。
会場警備員:「困りますよ」「困りますよ」
大橋綺羅星:「……」「エミー」
大橋綺羅星:「逃げるよ!」
会場警備員:一斉に君たちを取り押さえようと
会場警備員:襲いかかってくる!
吼衣不屈:「……なるほど、そう来るのなら第二の手を使わざるを得ない。」
茜屋笑:「指図すんな!」
茜屋笑:言いつつもこちらも身を翻して逃げる!
吼衣不屈:胸元を開き、胸の谷間から手錠を取り出し、自分を拘束する警備員を逆に拘束して地面に転がす。
会場警備員:「ぬおっ!?」
会場警備員:転がった警備員につんのめって
会場警備員:一時の足止めとなる。
吼衣不屈:それを確認してから一番最後に逃げる
GM:君たちは人混みをかき分け会場内を逃げる……。
GM:一方。
UGN第5支部
医務室
消毒アルコールの匂いが微かに漂う
ここは超能力秘密組織、UGNの管理する建物の一室。
戦闘員の少女、北条サイカは
自分の中に眠る魔物『サキュバス』の因子によって
誰にも言えない悩みを抱えていた……。
万木春海:消毒液を染み込ませたガーゼをピンセットで摘み、北条サイカの頬をぽんぽんと撫ぜる
万木春海:「どうしたの?なんだか集中できてなかったようですが……」
万木春海:「最近、ずっとそんな感じですね」
万木春海:「うわのそら、というか……」
北条サイカ:「……う」
万木春海:「ほら、動かない」
北条サイカ:気まずそうに俯いて、目の前に座る少女を見据える。
北条サイカ:「ひゃ、はい」
万木春海:端正な顔に擦り傷が出来てしまっている、残念に思う
北条サイカ:「……ごめんなさい」上の空。その通りだ。今度の傷も、自分の行動に迷いがあったから生まれたもの。
万木春海:「そうだ、ハル特製リラクゼーションタイム、体験してみます?」
北条サイカ:「リラクゼーション……?」
万木春海:いたずらっぽく笑いかける
万木春海:「心がちょっとだけ楽になったりするって評判なんですよ、まあ気休め、みたいなものなんですけどね」
北条サイカ:「あ……」その微笑みに、どこか懐かしい安堵を覚えて。
万木春海:「ほら、『楽にして』」
北条サイカ:「えっと、じゃあ……お願い、します」
万木春海:ジワリ、と万木の声が染みてくる
北条サイカ:「は、ひ……」言葉のまま、肩の力を抜く。
万木春海:万木春海の能力、声を媒介し世界を侵食するオルクスの業
万木春海:「最近……元気ないよね、どうしたの、何か悩みでもある?」
北条サイカ:目を閉じる。流れ込んでくる声に、心をゆだねて
万木春海:「『良いよ』『何でも』『話してみて』」
万木春海:「『ほら』『我慢しないで』」
万木春海:「『あるでしょう?』『抱え込まないで』」
北条サイカ:「あ……」
北条サイカ:「あたし、の……この能力……」
北条サイカ:「サキュバス、って言って……えっちな、悪魔の因子が……入ってて……」
北条サイカ:普段なら言い淀むだろう言葉が、すらすらと流れ出ていく。
万木春海:無遠慮に、しかし優しい手付きで言葉が北条サイカの頭の中を撫ぜ回す
万木春海:「(サキュバス??)」
北条サイカ:自分の意識が、どこでもない海を漂っているような感覚。
万木春海:「そうなんだ……悪魔、たいへんだね」
北条サイカ:「それ、で……ずっと、気にしてなかった、けど」
北条サイカ:「なんだか……恥ずかしいって、思うようになって」
北条サイカ:「ひとに、知られたく、なくって……」
万木春海:「『大丈夫』…恥ずかしいことなんて誰にだってあるよ」彼女の手をにぎる
万木春海:「私は笑わないよ」
北条サイカ:「ちから、つかうのも……はずかしく、なって……」
北条サイカ:「ぁ……」
万木春海:「何か……『できることあるかな』『良いよ、』『何でも』」
万木春海:「『我慢しないで』」
北条サイカ:(……そっか 我慢)
万木春海:ほんの少し、心のうちを吐き出させ、スッキリさせる
北条サイカ:(しなくていい、んだ)
万木春海:そのぐらいの気持ちであった
万木春海:サキュバス、がなにかも分からない
万木春海:本当に、軽い善意
北条サイカ:「……へへ」
万木春海:それが何の蓋を開けてしまったのか
北条サイカ:安堵したような微笑みには、どこか艶が混じっていて。
北条サイカ:「ハルミ、ちゃん」
万木春海:握った手が、強い力で
万木春海:「……?」
北条サイカ:「かーわいい……♡」いつになく、蕩けた目をして
北条サイカ:ぐい、と自分の側へと引き倒す。
万木春海:「ッ!?」
万木春海:抵抗はしない、ただ、混乱している
北条サイカ:壊れないように、しかし抜け出す事のできない力で抱き寄せる。
万木春海:「サイちゃん……その、ちょっ、ちから、つよい!」
北条サイカ:「くふっ」甘ったるい笑い声が、耳元でして。
万木春海:遅れて、身をよじる
北条サイカ:「ねえ」獲物を捕らえた捕食者のように、抑え込んで離さない。
万木春海:睫毛が触れ合うほどに近い、距離
北条サイカ:「知ってるはずだよね。ハルミちゃん」
万木春海:薄布を通して北条サイカの鼓動すら伝わる
北条サイカ:赤い舌を見せる。
北条サイカ:「あたしの衝動が、血を吸うことなの」
万木春海:「(なに……え、これ、あ)」
北条サイカ:「それと」
万木春海:「(ヤバい……?)」
北条サイカ:「その気になったあたしには」
万木春海:ここに来てようやく認識
北条サイカ:「君じゃどうやっても抵抗できない事もさ」
万木春海:「う”~~~」
北条サイカ:妖艶に、微笑んで。
万木春海:もがく、まるで意味のない抵抗
北条サイカ:重なるように、更に深く抱き寄せて
北条サイカ:次の瞬間。首筋に、甘い痛みが走る。
北条サイカ:ぞわり、と力の抜けていくような感覚。
北条サイカ:「……ふふ」
万木春海:しぱしぱと、暗闇の中で電流が瞬くかのように視界が点滅する
万木春海:抵抗ーー無駄。
北条サイカ:僅かに力を緩める。痛みが消える。……真紅に濡れたくちびるを、目の前で舐めとって見せて。
北条サイカ:「美味し……♡」
上坂シラハ: パ ッ シ ィン !!
上坂シラハ:万木とサイカの手から見本誌を取り上げる!
北条サイカ:「…………」本を広げたまま、言葉を失っていた。
上坂シラハ:「よ、読んではダメでござる!」
北条サイカ:「はっ」取り上げられて初めて、意識を取り戻したように。
上坂シラハ:「読んではダメでござるこんなの!!」
万木春海:「……?」
万木春海:「わぁ……」
武富士烽火:「なんか」
武富士烽火:「へんなのー」
武富士烽火:よくわかってない
万木春海:「えっと……その」
北条サイカ:「……」まばたき。さっきまでどこか放心状態で読んでいた漫画の内容を、咀嚼するようにして
万木春海:チラチラと横目で北条サイカを伺い
北条サイカ:「な、何よこれ……!?」
万木春海:「我慢してるの?」
北条サイカ:「あっ、あたし……」
北条サイカ:「あ……あたしと、ハルミちゃんだったよね、今の漫画の……!?」
北条サイカ:「え」
北条サイカ:「ち、違ッ……!違うから!」
万木春海:「ちがうの?」
北条サイカ:「あ、あたしは、あんな……ハルミちゃんに、ひどいこととか……し、しないからっ……」
北条サイカ:涙目になって、かぶりをふって
北条サイカ:「違うもん……!」
上坂シラハ:「どぉいう了見でござるか!売り手の方!」
万木春海:「食べたいものが食べられないのは、よくないですので……」なんかちょっと真剣な顔
北条サイカ:「あ、あたしあんなんじゃないもん……! う、う"~~~」
万木春海:「……そっか」
北条サイカ:その場にしゃがみ込んで、両手で顔を覆っている。
上坂シラハ:「こんな年端も行かぬ子供同士で……!」
北条サイカ:ぐすぐすと泣いている。
同人作家:「え、ええっ」
万木春海:「わ、わ、泣かないで」
同人作家:「同人誌ですよ!作り話!」
万木春海:よしよしと背中を撫ぜる
北条サイカ:「うう……」背を撫でられて、少しずつ様子は落ち着いてくる。
万木春海:先程あのようなものを読んでおいて、手付きにためらいは無い
同人作家:「サキュバスの力に目覚めてしまった女の子と、声で相手をコントロールできる女の子の出会い!そしてリバ!」
同人作家:「抜群のアイデアだと思って……」
上坂シラハ:「何をとぼけて……一体どこからこの2人のことを」
上坂シラハ:「……」
万木春海:「絵、すっごい上手だったよ!」
万木春海:ニコニコと
上坂シラハ:「本当に、わかっていない……?」
同人作家:「え?は、はい」
北条サイカ:目元を拭いながら、立ち上がって
同人作家:「あれ……?」
北条サイカ:「た、確かに……絵は上手だったけどさ……!」
同人作家:2人の顔を見比べ
同人作家:「サイカと、春海だ」
同人作家:「なんで……?」
北条サイカ:「上手だからこそ、ダメ……ダメじゃん!あんなのは!」机越しに身を乗り出して
北条サイカ:「な、何?そうだけど??」
万木春海:「……ほんとだ、なんで?お知り合いでしたっけ?」
同人作家:「ひえ!?ご、ごめんなさい」
上坂シラハ:「つまり」
北条サイカ:「そっちこそ、どこであたし達のこと知ったのよ??」
上坂シラハ:「例の情報漏洩、その正体がこれだと」
上坂シラハ:「まずいでござるな、ここまで具体的な形で進んでいるとは、しかも」
北条サイカ:「と、とりあえずこれは没収するから……!」机の上に並べていた漫画を、自分の鞄の中に詰めていこうとする
同人作家:「ああ!待って!売り物!」
GM:ザッザッザッザ
万木春海:「あ、だめだよ、お金払わないと!」
GM:警棒を構えた警備員がやってくる。
北条サイカ:「な、なんでよ!勝手に書いたのはそっちでしょ!?」
GM:「参加者同士の揉め事は困りますよ」
GM:「困りますよ」「困りますよ」
万木春海:「わっ わっ」
上坂シラハ:「まずい!ここで騒ぎになっては……!」
北条サイカ:「だ、だってこの人が勝手に……」
上坂シラハ:「問答は無用!逃げるでござるよ!」
万木春海:「え、逃げ?」
北条サイカ:「あ、わ!」鞄の口を開いたまま、上坂さんに背を引っ張られて。
上坂シラハ:「潜入任務でござる!ああ、もう」
上坂シラハ:「前方へ突撃でござる!」
万木春海:「ぉ、ぉお!よおし」
北条サイカ:「わ、わかったよ……!」名残惜しそうに振り返りつつも、逃げ出す。
上坂シラハ:逆方向へ走り出す!
万木春海:「そこ、『どいて!!』」
上坂シラハ:警備員たちと逆方向へ走り出す。
万木春海:不自然に空いた隙間へと滑り込むように走る
GM:万木の声によって人波はかき分けられ
GM:君たちは突き進むが
GM:反対側からも、進んでくる一段が!
茜屋笑:「うわ!なんや」
茜屋笑:「向こうからも来とるやないけ!」
万木春海:「む、新手!」
北条サイカ:「げ、こっちも!?」足を止めて
吼衣不屈:「む、あれは…」
万木春海:模造の剣と盾を構える
大橋綺羅星:「やば!挟み撃ち!?」
GM:ぐるりと君たちは警備員に包囲される!
会場警備員:「困りますよ」「困りますよ」
会場警備員:じわじわと輪を狭くしていく。
北条サイカ:「こ、この警備員……なんかおかしくない?同じ事ばっか言ってるし……」
上坂シラハ:「確かに、何か……」
茜屋笑:「ち……こうなったら」
茜屋笑:ずず ずぉっ!
北条サイカ:じりじりと環の中心へ逃げつつ、鞄から刀を取り出す。宝石のように赫い刀身の。
茜屋笑:《ワーディング》を展開する!
茜屋笑:しかし……
吼衣不屈:「やはりな」
吼衣不屈:「効いていない。」
会場警備員:警備員たちは身じろぎもしない。
茜屋笑:「なんやと!?」
万木春海:「……!?」
北条サイカ:「じゃあ、この人達は……!」
万木春海:キョロキョロと警備員とスケバンの一団を交互に見比べる
大橋綺羅星:「もしかして結構ヤバい?」
上坂シラハ:「春海どの!サイカどの!烽火どの!」
上坂シラハ:「まずは目の前の状況へ対処!」
上坂シラハ:「そちらお三方、オーヴァードにござるな!」
北条サイカ:「了解……!えっと、そっちのお姉さんたちは」
上坂シラハ:「そちらがどのような勢力であれど、ここは協力し、退路を開くにござる!」
上坂シラハ:「いかがか!」
万木春海:「よしきた!私が相手になるよ!!」
大橋綺羅星:「さんせーい!」
吼衣不屈:「こちらもその意見に賛成だ。」
北条サイカ:「そう、共闘しましょ!同じものに追われてるみたいだし!」
吼衣不屈:そして、徒手空拳の構えを取る。会場内は長物禁止だからだ。
万木春海:長物禁止とか知らないので模造剣を元気にブンブン
GM:---
GM:ではシーン終了。ロイスのみ可能です。
万木春海:現状保留で!
大橋綺羅星:保留で!
吼衣不屈:保留!
北条サイカ:こちらも保留です
ミドル1
GM:では次のシーン、ミドルの続き!
GM:全員登場だ!
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:38->39)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:48->56)
万木春海:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+8(1D10->8)した(侵蝕:40->48)
GM:---
GM:では簡易戦闘です
GM:白兵/射撃/RCの合計達成値で35
GM:回避/交渉の合計達成値で15
GM:行動値順に判定していき、両方が達成された時点でクリアとなります
GM:ではまずは大橋さんから
北条サイカ:完全な理解!
GM:どっちに挑戦するか、どの能力値で判定に挑むか
GM:チョイスしてダイスどうぞ!
大橋綺羅星:エフェクト使用OKですよね
大橋綺羅星:とりあえず射撃で
GM:手番が一巡して未クリアの判定が残っている場合、全員に4d10のペナルティが発生です。
GM:どうぞ!
GM:エフェクトも使用可能!
大橋綺羅星:セットアップで《光の銃》
大橋綺羅星:コンセ+天からの眼
大橋綺羅星:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,4,4,5,6,7,7,8,9,9]+10[1,2,4,5,8]+2[2] → 22
大橋綺羅星:侵蝕48→54
GM:強い!
GM:演出あればどうぞ!
大橋綺羅星:「さすがにここでライフルは出せないよね~」手の中に警察官制式拳銃に似せた光の銃を生成
大橋綺羅星:「遠慮無しでいいよね!」警備員の足を狙って射撃!
会場警備員:びす!!
会場警備員:足先を貫かれるが
会場警備員:「……」
会場警備員:意に介さないように進んでくる。
大橋綺羅星:「ありゃりゃ。聞いてないっぽい?」
上坂シラハ:「やはり何か……この者たちはおかしい!」
GM:では続いて
上坂シラハ:万木の手番!
万木春海:ヘイ!
GM:万木の手番!
万木春海:交渉!、するぜ!
GM:白兵/射撃/RC:残り13
GM:回避/交渉:残り15
GM:レッツトライ!
万木春海:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[2,6,6]+1 → 7
北条サイカ:あ、じゃあバディムーヴ。達成値+3します
GM:ゲェーッ!
万木春海:おー、ヤッタ!
GM:卑怯なの持ってやがる!
GM:残り5!
GM:じゃあ交渉ロールどうぞ!
万木春海:「どりゃ!!」
万木春海:手元の模造剣で斬りかかる、も
万木春海:ポキリと折れる
万木春海:「あ、やっぱだめ?」
万木春海:「しょうがないなぁ……」
会場警備員:「……困りますよ」
会場警備員:ぐあっ!
万木春海:スゥ、と息を吸う
会場警備員:腕を伸ばして掴みかかろうとする
万木春海:「なんでこんなことするんですか?『やめてください』よ」
万木春海:「わたしたち『楽しく遊びに来ただけ』なんです」
万木春海:「その怖いもの『仕舞ってください』よ」
万木春海:声が、周囲を這い回る
会場警備員:「!」
会場警備員:ぐ、ぐ、ぐ
会場警備員:腕を伸ばしたまま、動きが鈍り
会場警備員:そのまま押すも引くも出来なくなる
GM:では続いて不屈さん!
万木春海:にっこり笑って「うん、ありがと♪」
GM:白兵/射撃/RC:残り13
GM:回避/交渉:残り5
吼衣不屈:白兵!《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》!
吼衣不屈:器物使いで槍に融合して判定!
吼衣不屈:8dx7 白兵
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,4,5,5,7,8,9,10]+10[1,5,8,9]+1[1,1] → 21
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+4した(侵蝕:56->60)
GM:つえースケバンつえー
GM:1の判定を突破!
GM:演出どうぞ!
吼衣不屈:ガ チッ
吼衣不屈:胸元から取り出した筒のような器具にスイッチを入れ、足に当てると、
吼衣不屈:筒がそのまま足にすうっと溶け込んでいき、白銀に光り始める。
吼衣不屈:「アッサルランス疑似展開。」
吼衣不屈:「弾数1使用。3、2、1、イグニッション。」
吼衣不屈:「アッサルキック。」
吼衣不屈:グ オッ
吼衣不屈:白銀に光る脚で周囲を薙ぎ払うかのような回し蹴り。
会場警備員:「!」
会場警備員:先頭に飛び出し、警棒を振り上げていた1人が直撃を受ける
吼衣不屈:蹴りを受けた警備員は焼き印のようにアッサルランスの紋章を刻まれ、
吼衣不屈:爆発。
会場警備員:そのインパクトの瞬間、奇妙な感触。
会場警備員:手応えがかるすぎる。まるで軽石の彫像にぶつかったように。
会場警備員:……そして。
会場警備員: バ シャッ !!
会場警備員:警備員の体が内部から炸裂する。
会場警備員:飛び散ったのは血ではなく、真っ黒な液体。
上坂シラハ:「これは……インク……?」
北条サイカ:「……なーるほど」目を細める。
会場警備員:ずず ず
会場警備員:そのまま霞のようになって
吼衣不屈:「ただの人ではないと思っていたが…」
会場警備員:床の上に消える。
万木春海:「……ほんとだ」スンスンと鼻を鳴らし
吼衣不屈:「生き物ですらないのか、あれは。」
北条サイカ:「つまり、加減なくやっちゃっていいと」
大橋綺羅星:「変な感じ!」
吼衣不屈:「後は、頼んだ。」
GM:では続いて
GM:ラスト北条さんの手番
GM:残るは回避/交渉で5。
北条サイカ:回避で判定します。《アドレナリン》使用!
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+3した(侵蝕:39->42)
北条サイカ:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,2,5,6,8,9,10]+7[7]+1 → 18
大橋綺羅星:ヒュウ
GM:お見事!
GM:では完璧クリア!
会場警備員:不屈の倒した一体から
会場警備員:包囲に穴が空く!
北条サイカ:「オッケー」その方向へ向かって、刀を構えたまま走り出して。
北条サイカ:《ワーディング》
北条サイカ:警備員にとってみれば、僅かな眩み。息を吐くに合わせて、
北条サイカ:知覚できないほど薄く、揮発した唾液をこの場に拡散させる。
北条サイカ:彼女のキュマイラとしての特質。自身の体液に触れたものに、
北条サイカ:ごく僅かなあいだ、幻の認識を流し込む能力。(……人形だろうと、視覚でものを見てるなら)
会場警備員:「困ります」「困」「困、り」
北条サイカ:警備員たちの前に切り込もうとしていた、その幻(ゆめ)が崩れる。次の瞬間には、
北条サイカ:一閃、既に斬りはらったあと。視覚・聴覚・痛覚。その一切が、正しい現実へと戻って。
会場警備員:バシャ ッ
会場警備員:更に2体の警備員が墨へと還る。
上坂シラハ:「今でござる!」
武富士烽火:「逃げろ逃げろ—!」
万木春海:「わっははは!ゴー!!」
北条サイカ:「ん。ちゃんと効いたね」振り返って「皆、こっち!」
大橋綺羅星:「みんなやるねー」「行こ!ふーちゃん、エミー!」
吼衣不屈:「よし。行こう。」
茜屋笑:「エミーいうな!」
GM:そして君たちは包囲を抜け
GM:会場の外へと身を隠す。
GM:---
GM:シーン終了。引き続きロイスのみ可能です。
北条サイカ:ここも保留で
大橋綺羅星:まだ保留かなー
万木春海:保留かな!!
吼衣不屈:保留で!
ミドル2
GM:では次のシーン!に入る!前に!
GM:ここで会場で販売されている同人誌の内容を覗いてみよう
阿修羅地獄堂女学院
学生寮 羽鳥七海私室
阿修羅地獄堂女学院八大天王の1人、孤高のスケボー・スケバン風吹リューは
ある事情から、舎弟たちの目を逃れ
ここ、羽鳥七海の私室へと逃げ込むようにやってきていた。
突然頭から、フワフワのかわいい犬耳が生えてしまったのだ!
専門家の第4支部長曰く
日馬美礼:『いやー、これは彼女が嫌というほど』
日馬美礼:『全身をナデナデして愛情表現をしないと解けないレネゲイドの暴走状態だ』
日馬美礼:『じゃあ頼むよ』
ということらしい。
羽鳥七海:「ということなのですかー……」
風吹リュー:「な、な、な………………」耳をぴんと立ててわなわなと体を震わせている・
風吹リュー:「なんでオレはよりによってここに……来ちまって………………」
羽鳥七海:「学校だとちょっと……刺激が強いですからね」
羽鳥七海:「ああいえ、八大天王の権威的に……?」
風吹リュー:「だからってなあ~~~~~!!!!」
風吹リュー:飛び掛かってがじがじと羽鳥さんの上着の裾を齧っている。
風吹リュー:「うわっ……いや違……」
羽鳥七海:「きゃーっ、きゃーっ!」
羽鳥七海:頭を抑えている。勢いで耳元を撫でる。
羽鳥七海:「わ、わっ…………」 思った以上にふかふかだ。
羽鳥七海:そのままかしかしと耳の裏側を撫で始める。
風吹リュー:「ひ、ふわぁあっ…………」
羽鳥七海:「ふふ。あ、……こうでしょうか? それともこっち?」
風吹リュー:背筋をぞくぞくとした感触が走り、かくんと膝をついてしなだれかかる。
羽鳥七海:「よしよし。……そっか。普段は精一杯気を張ってるんですよね」
羽鳥七海:「じゃあ、今日は、たくさん、たくさん」 しなだれかかった背中を持ち上げて支えるように。
風吹リュー:「わかったようなこと……いうなぁっ…………んふっ……」尻尾がぶんぶんと左右に振られている。
羽鳥七海:羽鳥の指がピアニストのように跳ねる。耳元、首筋、背中、肩、腕。
羽鳥七海:くい、と獣の毛のうっすら生えた頬を持ち上げて、目を合わせる。
羽鳥七海:「たくさん、可愛がってあげますから、……ね?」
風吹リュー:「あ、はと、っ~~~~~~!! ──────!!」
風吹リュー:びくんっ……びくびくっ……!
羽鳥七海:こちらの撫でに反応して、跳ねる身体が、可愛らしくて、微笑ましくて。
羽鳥七海:しな垂れかかるのを受け止めて、背中を、つう、と指が通る。
羽鳥七海:そのまま、制服の裾から指を侵入させて、尻尾の付け根に触れる。
風吹リュー:「やっ……ちが…………ちがうからっ。こんな……こんなふうにしてほしいなんて、おれっ……」
羽鳥七海:「はい。とん、とーん」
風吹リュー:「ふーっ、ふーーーっ…………」
風吹リュー:泣きそうな調子で、息遣いを抑えようとしている。
羽鳥七海:「ん、ふっ……」 吹き込まれた潤んだ息が、襟元から滑りこんできて、片目を閉じる。
風吹リュー:それでも、ふさふさの耳と尻尾が、そうされる安心と喜悦を筒抜けにしていて────
羽鳥七海:「ふふっ……」 獣耳の後ろを浅く掻きながら、尻尾の付け根を。くるくると撫でまわす。
羽鳥七海:「いいんですよ。そうしなきゃいけないんですから」
羽鳥七海:そのまま、抱きかかえるように、背後のベッドに倒れる。
風吹リュー:ぼすり。
風吹リュー:気づけば、自分の下に、彼女の感触がある。
羽鳥七海:「リューさんの、したいように」
風吹リュー:「……そう、やって」
羽鳥七海:黒い制服、スカートを沼のように広げて、微笑む。
風吹リュー:自分の中の獣性が刺激されてゆくのを感じる。外ならぬ羽鳥七海にに入念に高められた体が
風吹リュー:このまま終わるのを良しとしない。
風吹リュー:「お前の……せいだ」
風吹リュー:荒く息を吐きながら、焦点の合わない瞳で。
風吹リュー:「七海が……悪いんだからな……」
羽鳥七海:「…………、」たっぷり溜めて、「……?」 小首を傾げて、少しだけ笑みの形を変える。
風吹リュー:ぶつぶつと、支離滅裂なことをつぶやきながら。
羽鳥七海:見上げるように。誘うような。受け入れるような。
風吹リュー:「!」その表情に突き動かされたかのように、彼女の服に手をかけ、そして────
GM:参考になりましたか?
GM:参考になりましたね。
GM:ほんでは続きやってきましょう!
GM:情報収集に入ります。ミドル全員登場!
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:42->44)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:60->63)
万木春海:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 8[8]+46 → 54
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+4(1D10->4)した(侵蝕:54->58)
会場付近・路地裏
GM:会場から脱出した君たちは
GM:一旦身を隠して、今後の方針について話し合っていた。
上坂シラハ:「ふむふむ」
上坂シラハ:「つまりお三方は、自分たちの通う学園のプライバシーを守るために」
上坂シラハ:「この会場へやってきていた」
上坂シラハ:「我々UGNと目的は同じにござるな」
上坂シラハ:「しかしスケバンとはこの令和の時代に面妖な」
茜屋笑:「忍者の恰好してござるござる言うてるやつに言われたないっちゅーねん」
万木春海:「スケバン……あ、ほんとだ!見たことある!」
上坂シラハ:「やや!」
万木春海:ビシィと指指し
上坂シラハ:「万木どのは知っておられるのでござるか?」
北条サイカ:「知り合いなの?ハルミちゃん」
万木春海:「うん、スケバンのおねーさんが知り合いにいるのです」
武富士烽火:「あ、ヨーヨーのやつな」
万木春海:「サイちゃんもそのうち会うかもね」
武富士烽火:「ボクも知ってるぜ!知ってる知ってる!」
万木春海:「ボコボコにされたもんねトマちゃん」
北条サイカ:「そっか」笑って「良かった。仲良く出来そう」
武富士烽火:「ボコボコにはされてねー!全然平気だった!」
北条サイカ:「スケバンって言うともっと怖い人かと思ってたけど……」
北条サイカ:「え……ボコボコに……?」
万木春海:「そんなわけでスケバンとかゾクとか……一時期ちょっと調べたことがあって」
北条サイカ:ずず、と少し後ずさる。
万木春海:「アプリもあるし」ごそごそと端末を取り出す
大橋綺羅星:「あーしら意外と有名なんだねー」
万木春海:「茜屋笑……☆3シューター!」(画面を押し付けてくる)
茜屋笑:「は?」
茜屋笑:「なんや☆3て」
茜屋笑:キョトン
万木春海:「フフフ……スケバンとゾクのメンバーには結構詳しいんですよ私!」
吼衣不屈:「なるほど…放送室で撮ったのはこれだったのか。」
茜屋笑:「ちょい待たんかい」
吼衣不屈:アプリの画面をずいと覗き込む
茜屋笑:「こいつらは☆いくつやねんコラ」
大橋綺羅星:「こんな感じになるんだー」
万木春海:「吼衣さんは☆5だから持ってないの私」(ポチポチ)
北条サイカ:「星5……?」何の話かよく分かっていない。ソシャゲとかやったことないし……。
茜屋笑:「ああ!?ガチャガチャが☆5!?」
万木春海:「大橋さんはこの前のイベントで貰ったからいるよ」(ポチ)
茜屋笑:「大橋は!大橋はどないやねん!」
万木春海:画面には☆4の表記
大橋綺羅星:「あーしイベント報酬なの?ウケる」
吼衣不屈:「次のイベントで出る私は☆4と聞いた。」
茜屋笑:「……」
茜屋笑:「なんでこいつらよりワイがしょぼい扱いなんや—!」
吼衣不屈:「お揃いだな。」真顔で大橋ときゃいきゃいする
上坂シラハ:「計理の武富士どの」
上坂シラハ:「最近夜なべして何をさせられているのかと思えば」
上坂シラハ:「こんなものを作らされていたのでござるな……」
武富士烽火:「でもさでもさ、これあると悪いやつとかいいやつとか覚えられて」
万木春海:「これ叔父さんが作ったんだ?あとでイベント復刻してって言っとこ!!」
武富士烽火:「結構便利だぜ!」
万木春海:「ベンリベンリ」
北条サイカ:「そうなんだ……?あたしもインストールしてみようかな……」
上坂シラハ:「それはともかくとして」
上坂シラハ:「話は戻して我々の目的は同じ」
北条サイカ:「……あっ、そうですね。はい」
北条サイカ:慌てて姿勢を正す。
上坂シラハ:「UGNとして、お三方に現地協力者としての要請をお願いしたいのでござる」
万木春海:「わぁ、スケバンがいたら百人力だね!」
北条サイカ:「ええ、あたしとしても同じ意見で……えっと、どうでしょう?」スケバンたちの反応を伺う。
大橋綺羅星:「あーしは全然オッケー!」
吼衣不屈:「問題ないぞ。」
吼衣不屈:「むしろこちらとしてもありがたい。」
上坂シラハ:「かたじけない!」
北条サイカ:「わ!ありがとうございますっ」
茜屋笑:「……ちっ」
茜屋笑:「おうコラ、そこのガキ」
茜屋笑:「おじさんとか言うんにちゃんというとけ」
茜屋笑:「次はワイを☆6にせえ!」
万木春海:「6はないよ!!」
茜屋笑:「作れ!!」
武富士烽火:「わがままなやつだなーこいつ」
大橋綺羅星:「まーまー、エミーも☆4でいいじゃん。あーしと同じだし」
万木春海:「えー公式掲示板がめちゃめちゃになっちゃうよぉ~~」
茜屋笑:「……くっ、別にお前と一緒なんか」
北条サイカ:(星、っていうのがスケバンさんたちの評価査定なのかな……あたし達が支部長から貰ってるみたいな……)
茜屋笑:「……☆4でも許したる」
北条サイカ:(あっちはあっちで大変そうだ)
GM:そんなこんなで
万木春海:「ん、じゃあ4にしてって言ってたって伝えとくね」
茜屋笑:「絶対やぞ!絶対やぞ!」
GM:君たちはチームアップ!
GM:即売会の真相を突き止めるべく動き出すのだった。
GM:情報収集へと入るぞ!
GM:今回の進行はプライズ式
情報:UGN/噂話
難易度:9
目標進行値:0/9
GM:それでは各々トライ!毎シーンごとに最大値が採用!
北条サイカ:やっていきます 情報:UGNで!
大橋綺羅星:ヤー!噂好きの友人使って噂話!
北条サイカ:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 8[1,2,5,8]+2 → 10 → 成功
大橋綺羅星:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[4,5,9]+1 → 10
吼衣不屈:トライ!自動巡回ソフトと融合して判定。ソフトで+1、器物使いで+3
吼衣不屈:《天性のひらめき》使います。
GM:万木は
GM:導きの花とか味方に撒いてもいいよ
GM:あれはミドルから使えるのだ
万木春海:ナルホド
北条サイカ:あっ先振っちゃった 次から気をつけるね……
吼衣不屈:エフェクトを使って判定するのでUGN戦闘服Ⅱ(ボンテージポリス相当)の効果で+2
GM:もちろん自分で振ってもいい
GM:強い…!
GM:ボンテージポリスのくせに
吼衣不屈:9dx7 噂話
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,3,4,4,5,7,8,10]+10[1,2,9]+10[9]+3[3] → 33
北条サイカ:つよ
吼衣不屈:最大達成値だ!
万木春海:むちゃくちゃやってる
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+4した(侵蝕:63->67)
大橋綺羅星:クソデカ達成値やんけ
GM:つっよ!
万木春海:素振りでいいか! 情報:UGN 3dx+1
万木春海:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[5,7,10]+6[6]+1 → 17
GM:こっちもいい出目
GM:では不屈さんが採用で
GM:プライズは10のくらい+1で、4進みます
メイントピック PP 0/9→4/9
GM:それに伴って、情報も開示!
【プライズ2】
市内のオーヴァードたちらしき人物を描いた同人誌を頒布している作家たちに共通点はなく
本の内容も
成年向けのものから一般向けのものまで様々だ。
彼らは一様に自分たちのアイデアはオリジナルであると主張しており
実際にそれぞれの身元からUGNやFHに繋がるような接点は割り出せていない。
【プライズ4】
君たちが警備員たちと大立ち回りを繰り広げた後も、イベントは何事も無かったかのように続いている。
恐らくは会場自体がなんらかのレネゲイド影響下にあり、人々の認識が阻害されているようだ。
N市民ドーム
楽屋
ミアセラとツグミ、2人の国民的アイドルデュオ『Parallels TWIN』の初ドームライブは
大盛況のままに終わった。
舞台の高揚感のままに見つめ合う2人。その視線にふとこれまで秘めていた熱がこもる……。
木虎ツグミ:「やりましたね、ミアちゃん!大成功ですよ!」
ミアセラ:「うん……ツグミのおかげ」
ミアセラ:タオルで顔を拭く。アイドルらしい可愛らしい衣装も、激しいステージの後ゆえに汗でべったり体に張り付いている。
木虎ツグミ:「そんな……ミアちゃんのお陰ですよ!」
木虎ツグミ:興奮さめやらぬという様子ではしゃいでいる。まともに拭いてもいないせいでその首筋を汗が伝っていく。
ミアセラ:「……」無言のまま、じっとその様子を見つめる。
木虎ツグミ:「今日だって私が間違えちゃったところカバーしてもらって……本当に、ありがとうございます」
木虎ツグミ:「……ミアちゃん?」
ミアセラ:ごくり、と生唾を呑み込み、白い喉が動く。瞳に仄暗い色が灯る。
ミアセラ:「……ツグミはさ」
木虎ツグミ:「は、はい……」
ミアセラ:「今日のお客さん……何人だったか覚えてる?」
木虎ツグミ:何か、不穏な光がその眼に宿っている気がして。無意識に一歩後ずさる。
木虎ツグミ:「え、ええと‥‥…ドームが満席になったそうですから、五万人、とかですっけ?」
ミアセラ:「そう」ぐい、と身体を寄せる。
ミアセラ:「そんなに沢山のお客さんが……私達を……ツグミの為に、ここまで見に来たの」
ミアセラ:「……どう思う?」
木虎ツグミ:「ふえ」
木虎ツグミ:すぐ近くに迫った瞳に慌てたように、少し視線をさまよわせて。
木虎ツグミ:「す、すごく嬉しいなって、思います、けど……」
ミアセラ:「そうだね」囁くように言って。
ミアセラ:ぐい、と体重を掛けて、ツグミを乱暴に壁に押し付ける。
木虎ツグミ:「ひゃ、ミア、ちゃ」
木虎ツグミ:下から見上げるようなその視線に、射抜かれる。
ミアセラ:その胸元に手を這わせて、するり、と流れるように衣装のネクタイを解いて奪う。
ミアセラ:「しぃ……っ……」
ミアセラ:口に手を当てて。
ミアセラ:「ここ、壁薄いから」
ミアセラ:「声出したら、隣のスタッフさんに聞こえちゃうかもよ?」
木虎ツグミ:「そ、そんな」
木虎ツグミ:「じゃあダメじゃないですか。お、お家に帰ってからにしましょう?」
ミアセラ:「駄目。今ここがいい」
木虎ツグミ:懇願するような口調と裏腹に、その瞳と紅潮した頬は期待を孕んでいる。
ミアセラ:有無を言わせぬ瞳。獲物を前にした獣のような。
ミアセラ:「ツグミ。私ね、悔しいんだ」
木虎ツグミ:「悔しい……?」
ミアセラ:「……ツグミが悪いんだよ?だってツグミは」
ミアセラ:「私だけのものなのに」
木虎ツグミ:「……そんなの」
木虎ツグミ:言われるまでもなく。この声も、体も、心も。
木虎ツグミ:「当然」
ミアセラ:少しだけ、背伸びして。
ミアセラ:強引に、自らの所有権を主張するように。言葉を塞ぐように、その唇を────
同人作家:「新刊500円でーす」
同人作家:「はい、おつりでーす」
同人作家:本を受け渡しする作家の前で
同人作家:君たちは見本誌を開いている。
ミアセラ:「……」見本誌を広げ、耳まで真っ赤にして小さく震えながら固まっている。
木虎ツグミ:「……」 同じく真っ赤になりながらも、どうにか本を閉じて。
ミアセラ:「つぐ、ツグミ、わ、わ、私」
ミアセラ:「しっ……しないからね?」
ミアセラ:「こっ……こんな……し……しないからね?」
木虎ツグミ:「え、あ。は、はい!」
木虎ツグミ:「わ、分かってます!分かってますから!」
木虎ツグミ:一瞬唇に目を引き寄せられそうになったのを意識して逸らす。
木虎ツグミ:「そ、それより!任務、任務をしないと!」
ミアセラ:「う……嘘だからね?全部……出鱈目で……」羞恥からか屈辱からか、その目には涙まで浮いて。
ミアセラ:「う、うん……任務……任務しなきゃね……?」
木虎ツグミ:「……大丈夫です」
木虎ツグミ:その眼に浮かんだ涙を見て、一瞬で頭が冷える。
木虎ツグミ:「ミアちゃんが私の嫌なことしないって、ちゃんと分かってます」
木虎ツグミ:「これはあくまでこの本の中のミアちゃんで、ここに居るミアちゃんとは別人ですから」
ミアセラ:「……うん……」こくりと頷いて、涙を拭う。
木虎ツグミ:ですよね、と笑いかける。出来る限りいつも通りに。
ミアセラ:「ありがとう、ツグミ……」
ミアセラ:「ごめんね、驚いちゃって……もう大丈夫だから」
ミアセラ:「じゃあ……ツグミはあっちを探してくれる……?私はこっちを探すから……」
木虎ツグミ:「いえ、私もちょっと慌ててましたし。本は本、私達は私達ですよね」
木虎ツグミ:「分かりました、何かあったらすぐに連絡してくださいね?」
ミアセラ:「うん。それじゃあ、また後で」
ミアセラ:小さく手を振って、ツグミちゃんを見送って。
ミアセラ:「……」
ミアセラ:その背中が遠く人込みに見えなくなるまで確認して。
ミアセラ:「……あの、すいません」
ミアセラ:「新刊一部……お願いします……」
会場内・通路
上坂シラハ:「やはり、作家たちに共通点は見当たらぬでござるな」
大橋綺羅星:「不思議だねえ」
上坂シラハ:「UGNやFHとの接点もなし……何らかの方法で」
上坂シラハ:「無意識に我々の情報を受け取っている」
上坂シラハ:「と、考えるのが妥当にござるな」
茜屋笑:「ああ?」
万木春海:「……洗脳電波?」
茜屋笑:「誰がそんな気色の悪いことすんねん。なんのために」
北条サイカ:「記憶干渉……みたいな感じかな。それも、かなり大規模の」
吼衣不屈:「夢を媒介して精神を操作、あるいは記憶を操作するオーヴァードならば何人かに出会ったが、」
北条サイカ:「あたしもちょっとだけ似た系統の事はできるけど……これだけの数となるとなあ」
吼衣不屈:「ここまで大規模なものは流石に見たことはない。」
万木春海:「え、できるんだ、こんど私にやってみて!」
吼衣不屈:妖魔邪淫ヶ丘高校のゴブリンじみたソラリスのオーヴァードを思い出す。
北条サイカ:「え、だ……駄目だよ、そんな遊びでやるものじゃ」
万木春海:「そっかーー」
大橋綺羅星:「なんのために……うーん」
大橋綺羅星:「……シュミ?」
北条サイカ:(やるとなると、あたしの血とか吸ってもらわなきゃいけないし……)万木さんの顔を見て、さっきの同人誌の内容を思い起こして
北条サイカ:ぶんぶんとかぶりを振る。
万木春海:「好きな漫画を相手に描かせる能力……欲しいか欲しくないかと聞かれると」
武富士烽火:「え!」
万木春海:「めっ っちゃめちゃ欲しい!!」
武富士烽火:「めっちゃ楽しそうじゃん!」
武富士烽火:「欲しい~~!」
北条サイカ:「ちょっと、二人とも……!?」
吼衣不屈:「ほしい」真顔だが頬が紅潮している
吼衣不屈:「騎士の絵本を…描いてほしい……」
大橋綺羅星:「それイイじゃん」
万木春海:「欲しいよね~~」キャイキャイ
北条サイカ:「だ、ダメだよ……そんな事に能力を使って……人を操るなんて……」
北条サイカ:「その人が描きたかった漫画は、もっと別にあるって事でしょ」
大橋綺羅星:「サイちんは真面目だねえ」「まあでもそうだよねー」
北条サイカ:「それは……楽しいのは分かるけど、ダメなことだよ」
上坂シラハ:「サイカどのはお優しいでござるな……その通りにござる」
吼衣不屈:「むむ…それもそうだ。すまない。」
上坂シラハ:「そもそも、無意識にもUGNの情報を得るということは」
万木春海:「ま、それもそうか」(ケロリ)
上坂シラハ:「オーヴァードの世界に関わる危険が増すということ」
上坂シラハ:「本人にとっても危険にござる」
上坂シラハ:「ひとまずは調べを進めるにござるよ」
GM:---
GM:シーン終了!
GM:ロイスのみ可能!
吼衣不屈:ロイス!
吼衣不屈:茜屋笑/〇庇護/食傷/ロイス
大橋綺羅星:北条サイカ/○感服/不安/ロイス で!
北条サイカ:吼衣不屈:〇連帯感/隔意 で取ります
吼衣不屈:北条サイカ/〇好感/不安/ロイス
大橋綺羅星:とりあえず以上!
ミドル3
GM:では次のシーン!ミドルのプライズ続き!
万木春海:ま、まだ保留しとくか
吼衣不屈:出!
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+4(1d10->4)した(侵蝕:67->71)
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+3(1D10->3)した(侵蝕:58->61)
万木春海:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59
GM:シーンプレイヤーは北条さん!
GM:ほか全員登場可能!
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:44->47)
GM:ではプライズの続きよ~
GM:情報:UGN、噂話
GM:難易度:9
GM:進行:4/9
GM:レッツトライ!
大橋綺羅星:噂話!友人!
大橋綺羅星:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,3,4,8]+1 → 9
北条サイカ:そろそろジェネシフトした方がよさそうな機運を感じるのでしていいですか
GM:ええで!
北条サイカ:わぁい。じゃあ3個振ります
北条サイカ:47+3d10
DoubleCross : (47+3D10) → 47+13[2,6,5] → 60
吼衣不屈:ぴったり60!
吼衣不屈:こっちはどうしようかな
北条サイカ:ぴったりDBゲットよ
万木春海:ぴったし!
吼衣不屈:流石に一回節約するか
吼衣不屈:自動巡回ソフトと融合して判定
万木春海:導きのっけます?
吼衣不屈:いいんですか!やったー!
吼衣不屈:くださいませ!
万木春海:あげーる! +4で
吼衣不屈:では判定!
吼衣不屈:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,2,3,7,9,9,10]+1[1]+4 → 15
万木春海:情報:UGN 情報収集チーム使用
吼衣不屈:あ、導き使う場合は
万木春海:あ、ナルホド
万木春海:手番消費なのね
吼衣不屈:メジャーを消費するから判定が出来なくなるよ~
北条サイカ:じゃあこっちも情報UGNでいきます
北条サイカ:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 10[3,4,7,10,10]+5[3,5]+2 → 17 → 成功
GM:あ、そうですね!
GM:トレードオフなのだ
GM:お!いい出目!
万木春海:さっき自分にも使えるて言ってたからこっちだと好きに動けるのかな—思ってた
GM:上乗せあるかい?
大橋綺羅星:頼りになる~
北条サイカ:財産3入れとこう。8->5で達成値20にしたい
GM:強いぞサキュバス
GM:さっきゅばぁす♡
GM:(花守ゆみり)
万木春海:つよサキュ!
北条サイカ:サキュバス関係ないし……
GM:ではプライズが+3!
メイントピック PP 4/9→7/9
GM:情報を開示します
【プライズ6】
会場内で数名のFH構成員と思われる人物が目撃されている。
情報によれば、それぞれ所属は”アビュドス”セル。
芸術家集団を自称する、危険なテロリストの一味だ。
【プライズ7】
会場警備を動かしているのは、アビュドスの”アニメーター”こと、コードネーム”サーカス・ダイナミクス”。
手書きの動画を元に様々な実体を生成するモルフェウス能力の持ち主とされている。
N国・西側
ここはどこにでもある近未来国家。
東と西にわかれて冷戦を繰り広げるこの国に、スパイ活動を繰り広げる1人の令嬢と
彼女と契約した悪魔の執事が存在するという。
影山 夏月:「おやおや……困りましたねえ、お嬢様」
影山 夏月:黒衣の執事姿の青年が、ニコニコと笑顔で少女へと語りかける。
洲崎アカリ:「っ、は……はあっ……」息を切らして、路地裏の壁に背を預ける
影山 夏月:言葉とは対象的に、愉快でたまらないというように。
洲崎アカリ:近くには銃声と足音。……遠ざかる様子はない。むしろ少しずつ、こちらに近付いてくる。
影山 夏月:「ああ、いけない。 あまり急ぐとほら、また転んでしまいますよ?」
影山 夏月:手を差し伸べることもなく、側をゆうゆうと歩きながら。
洲崎アカリ:「っ、貴方……!」かすれる声で、睨み上げて。
影山 夏月:「おやおや、恐ろしい」
影山 夏月:「しかしこれは本当にいけませんね」
洲崎アカリ:「あ、あたしの……契約悪魔、でしょう」スーツ越しに、血の流れる片脚を抑えながら
影山 夏月:「このままでは追いつかれるのも時間の問題だ。貴女の脚と……」
影山 夏月:「その、眼では」
影山 夏月:「ええ、もちろん。しかし私は、あくまで執事でございますから」
洲崎アカリ:「……っ」屈辱と怒りの混じった様子で、唇を噛んで
洲崎アカリ:「だったら」
洲崎アカリ:「力を、貸して」
影山 夏月:「ならば」
影山 夏月:「きちんと、ご命令を」
影山 夏月:「──”おねだり”の仕方はお教えしたでしょう?」
洲崎アカリ:「く、っ……」頬を赤らめて、躊躇いながら
影山 夏月:ニヤリ、と。口角を釣り上げて
洲崎アカリ:スーツの上着を脱ぎ捨て、シャツの胸襟に手をかける。
洲崎アカリ:「分かって、ますよ……ほら」する、と衣擦れの音がして
洲崎アカリ:汗に濡れた、白い肌がはだける。
洲崎アカリ:「お……お願い、します」
洲崎アカリ:何かを受け入れるように、両腕を広げて
洲崎アカリ:「あたしを、助けて……!」
影山 夏月:「かしこまりました。”ご主人様”」
洲崎アカリ:白い吐息を漏らし、羞恥と決意の混じったような眼差し向ける。
影山 夏月:はたげた首筋に顔を近づけ
影山 夏月:白い肌に牙を突き立てる。
洲崎アカリ:「ん、っ……」身構えるように、身体を震わせて。甘い声を漏らす
影山 夏月:白磁が少しずつ朱に染まり
洲崎アカリ:「あ、っ……ま、だ……」終わらないの、と口にしようとして。嬌声に声が途切れる。
影山 夏月:「ああ……美味い」
影山 夏月:「いくら飲んでも飲み足りないよ」
影山 夏月:「このまま吸い尽くしてしまおうか?」
影山 夏月:「君の、全て」
洲崎アカリ:「っ、ふう……う、っ……」
洲崎アカリ:「……っ!?」力の抜けた体で、必死に首を左右に振って
洲崎アカリ:彼ならやりかねないと、分かっているから。
影山 夏月:「冗談だよ」
影山 夏月:「それとも、本気の方が嬉しかったかな?」
洲崎アカリ:「そっ……んな、わけ」切なそうな声で、必死に声を絞り出す。
影山 夏月:「確かめてみようか」
影山 夏月:悪魔が、少女の乱れた上衣に手を伸ばし──
洲崎アカリ:「い、や」その腕から逃れようとするも、力はなく
同人作家:「フフフ」
同人作家:「いいでしょその2人」
同人作家:「私の傑作よ」
同人作家:ゴスロリ姿の耽美作家が、にっこりと君たちに微笑みかける。
影山 夏月:「………………」
影山 夏月:ピクピクと眉が震え、眉間のシワがいっそう濃くなる。
洲崎アカリ:「……あの、どうでした?」傍に立つ青年に向かって訊ねる。白杖をついた、盲目の少女
洲崎アカリ:「表紙があたしと影山くんだって、言ってましたけど」
洲崎アカリ:「どんな内容だったんでしょう。正直、気になります」
洲崎アカリ:「……影山くん?」
影山 夏月:「その……そうですね、なんと言いますか」
影山 夏月:「独創的……でしたね」
影山 夏月:羞恥と憤怒で声が震える。
影山 夏月:「(見ないでくれてよかった、と一瞬でも思ってしまった自分を殺したい……!)」
洲崎アカリ:「独創的……」首をかしげる。
洲崎アカリ:「ちょっとよく分からないな……あっ、音読してもらっても?」
影山 夏月:「勘弁してください!!」
風祭古書店
風祭緋雁:穏やかな午後。陽だまりの中、炬燵でうとうと微睡んでいる。
風祭猪祈:「じゃーん」こたつの上にドサリと音を立てて、食材が詰まったビニール袋が置かれる。
風祭緋雁:「ふが」その衝撃で目を覚ます。
風祭猪祈:「おはよ、いい夢見れた?」
風祭猪祈:「暇ならちょっと手伝いなよ」
風祭緋雁:「何~?緋雁~」くぁ、と大きな欠伸をしながら猫のように伸びをする。
風祭緋雁:「手伝いって~?何買ってきたのさ」むにゃむにゃしながら。
風祭猪祈:飛雁のすぐ左側に座り、脚を炬燵に潜り込ませる
風祭猪祈:「今晩みんなで集まるから、ほら」ビニール袋を広げて中身を取り出す
風祭猪祈:「カニ」
風祭緋雁:「カニ!」目を輝かせる
風祭緋雁:「やったあ。へへ。楽しみだな~」
風祭猪祈:「もう茹でてあるけどねー。店の常連さんが分けてくれたんだ」
風祭緋雁:「でもカニって、美味しいけど食べるのめんどくさいんだよなー」
風祭緋雁:「猪祈やってよ~」
風祭猪祈:「あのね、その面倒くさい作業を手伝えって言ってんの」
風祭緋雁:「うぇえ」顔を顰める。
風祭猪祈:「そのまま食べたらみんな黙っちゃうから、炊き込みご飯にしようと思って」
風祭猪祈:「ほれ」ハサミと箆を渡して
風祭緋雁:「手伝いたいのはやまやまだけど……あたしはこの通り脚が……」
風祭緋雁:「残念だなあ……妹の力になれなくて……ごめん猪祈……」
風祭猪祈:「都合の良い時だけ病人ぶらないの。手を動かせ手を」
風祭緋雁:「むぅーっ」不服そうに頬を膨らませて、嫌々ながら道具を受け取る。
風祭緋雁:「……でも、皆で集まるのもちょっと久々だよねえ」ぎこちなくハサミを動かしながら。
風祭猪祈:「まーね、最近シュウ兄さんも大仕事終えて気が抜けちゃってたからなー」
風祭猪祈:「燃え尽き症候群?みたいな」
風祭猪祈:慣れた手付きで蟹の脚にハサミを入れていく
風祭緋雁:「あたしは別にいいけどね~。またすぐに大仕事やるぞ~、なんて言われたら、たまったもんじゃないよ」
風祭緋雁:「まあでも、どうせその内また何か言い出すんじゃないのー?」
風祭緋雁:「前触れもなくいきなりさー。そういう感じじゃん?シュウって」
風祭猪祈:「ま、そろそろ騒ぎ出す頃合いかもね」
風祭猪祈:「具体的に言うと今夜辺りとか、かなり危ないかも」
風祭緋雁:「うわ~、ヤなこと言わないでよ。ホントになったらどうすんのさ」
風祭緋雁:「あたしはまだしばらくぬくぬくしたいなあ」
風祭緋雁:剥いたカニをつまみ食いする。
風祭猪祈:「緋雁は良いじゃん。どうせやることは留守番のついでにネット漁るだけなんだから。私なんて……」
風祭猪祈:「あっこら!」
風祭緋雁:「いいじゃんかー。働いた分の報酬だもん」
風祭猪祈:「今始めたばっかでしょうが。うちの店では給料前借りは認めません」
風祭緋雁:「ちぇーっ。ケチな雇い主だなあ」
風祭猪祈:「てかそこ、一番身の詰まってる脚じゃん。もう絶対食べちゃダメだかんね」
風祭猪祈:緋雁の近くから特定の部位だけをこちらに避けて「歩人さん用にとっとくやつなんだから」
風祭緋雁:「分かりましたよー。いいもんね、後でその分食べるから」カニの脚を一本取って。
風祭緋雁:「うわ~、彼氏だけ特別扱い。なんて女だ」
風祭緋雁:「姉にはこんなに厳しいのに……」
風祭猪祈:「イイ女ですが何か」ぷいとそっぽを向いて
風祭猪祈:「あと、姉はこっちだから。姉が妹に厳しいのは普通だから」
風祭緋雁:「あはは、ムキになって主張するところがまた可愛い妹だこと」
風祭緋雁:「朔夜も律華も舞も、元気にしてるかなあ」
風祭猪祈:「元気だよ。きっと」
風祭猪祈:「律華ちゃんと舞ちゃん、あの事件の後からちょっと距離感縮まったっぽいし」
風祭猪祈:「舞ちゃんは相変わらずだけど……律華ちゃんの方が少しだけ棘がまるくなったっていうか」
風祭緋雁:「んー。そうだね。そうだといいねえ」表情を綻ばせて。
風祭猪祈:「朔夜は、どうなんだろ」
風祭猪祈:「そろそろ彼氏の一人くらいできてたりして」
風祭緋雁:「え~、そしたらあたしだけ置いてきぼりじゃん!」
風祭緋雁:「あーあ、あたしも彼氏欲しいなあ」
風祭猪祈:「はは、朔夜にまで負けたらいよいよ誰にもお姉ちゃんぶれなくなっちゃうね」
風祭猪祈:「つーか作ればいいじゃん。今時引き篭もりでもほら、なんか色々あるでしょ」
風祭緋雁:「出会い系とか~?やだよ~、そういうの」
風祭猪祈:「ゼータクな奴。そういうこと言ってると一生彼氏できないよ?」
風祭猪祈:「んー、なら近場で済ますとか」
風祭緋雁:「近場?」小首を傾げて「近所に白馬の王子様でも住んでんの?」
風祭猪祈:「こいつ素で自分のことお姫様だと思ってんな……」
風祭猪祈:「そうじゃなくて、身近にいるじゃん。独り身の男が」
風祭緋雁:「……?」
風祭緋雁:「身近……?」
風祭猪祈:「いや……あれ、シュウ兄さん」
風祭緋雁:「は」
風祭緋雁:「いや~……ないないない」ぶんぶん首を振る。
風祭緋雁:「ないでしょ、シュウは」
風祭猪祈:「えーそうかなあ」
風祭猪祈:「緋雁、シュウ兄さんと結構意見合うじゃん」
風祭緋雁:「それはそうかもだけどー……」
風祭緋雁:「や~、だって……」少し口をごにょごにょさせて「そういう感じじゃないっていうか……」
風祭猪祈:「女子の中で"シュウ"って呼び捨てしてるの緋雁だけだし、なんか距離近いっていうか」
風祭緋雁:「う~……」
風祭緋雁:「……いいの!」ぼふ、と頭を猪祈の膝に乗せる。
風祭猪祈:「うおっ」突然のことに驚きつつ
風祭猪祈:「こら、もう休憩かー?」特に拒むこともなく、膝の上の頭を撫でる
風祭緋雁:「ふふん。あたしには猪祈がいるもんね~」えへへ、と笑う。
風祭緋雁:「手ぇベタベタ。拭いてよー、猪祈」子供のように両手を差し出す。
風祭猪祈:「はぁ、そんくらい自分でやれっての。……まあ今回はいいけど」
風祭猪祈:テーブルの脇のタオルを取り、緋雁の手を拭いていく
風祭猪祈:指を一本一本、小指から順に丁寧に拭き取る
風祭緋雁:「ん……」少しこそばゆそうにそれを待って。
風祭緋雁:「……綺麗になった?」
風祭猪祈:「うん、綺麗綺麗」タオルを置いて、緋雁の指をつまんで広げてみせる
風祭緋雁:「えへへ、よし」確かめるようにくるくる表裏して、
風祭緋雁:そのままごく自然な動きで、猪祈のトップスの裾に手を入れる。
風祭猪祈:「あ、親指にマメできてる。アンタまた徹夜でゲームしてたで……」
風祭猪祈:「……コラ」
風祭緋雁:「ん~?」そのまま素肌に指先を這わせる。
風祭猪祈:抗議の視線を投げかけながら「夜まで我慢できないわけ?」
風祭緋雁:「んー……」
風祭緋雁:ずるり、と上体を起こして、しな垂れかかるようにして唇を重ねる。
風祭猪祈:「ん……」
風祭猪祈:その体を支えるように、決して引き剥がそうとはしない
風祭緋雁:「ん……ちゅ……。……ふふ」
風祭緋雁:熱い吐息と共に顔を離す。悪戯っぽい、或いは蠱惑的とすら言える笑みを浮かべて。
風祭緋雁:「いいじゃん……まだ時間あるでしょ?」
風祭緋雁:「しようよ」
風祭緋雁:熱に浮かされたような瞳で、妹を見据える。
風祭猪祈:「ん……む……」顔を顰めながらも、その頬は確かに上気して
風祭猪祈:「……しゃーないなぁ」湧き上がる情欲が溢れるように、瞳に熱が灯る
風祭猪祈:「けど」スンスンと鼻を鳴らし
風祭猪祈:「……カニ臭い」
風祭猪祈:そう言うと、今度は自ら緋雁の唇を奪う。
風祭猪祈:「ん……あむ……。ちゅ……」
風祭緋雁:「……ん……っ……」一瞬だけ、僅かに目を見開いて。すぐに受け入れる。
風祭猪祈:唇の周りに下を這わせ、舐め取るように、何度も唇を重ねる。
風祭緋雁:「ふ、ぁ……! ……」思わず声が漏れたことに、不服そうに顔を顰める。
風祭緋雁:「……キス、好きすぎ」
風祭猪祈:「ん……むぁ……」その声で漸く顔を離して
風祭猪祈:「別に、こっちも綺麗に拭いてあげただけ」潤んだ瞳を三日月形に歪ませる。
風祭緋雁:「むぅ……」
風祭緋雁:「スイッチ入れ過ぎて、皆にバレても知らないからね」
風祭猪祈:「大丈夫大丈夫、ウチの男共どっちも鈍感だから」
風祭緋雁:「女性陣は?」
風祭猪祈:「舞ちゃんと律華ちゃんは……まあ、最悪バレても大丈夫でしょ……」
風祭緋雁:「テキトーだなあ」
風祭猪祈:「朔夜はどうかな……いっそ仲間に入れちゃう?」
風祭緋雁:「うわ、やば~この妹」
風祭緋雁:「スイッチ入りすぎでしょ」言いながら、まるで止める気はないというように、肌に這わせた指を動かす。
風祭猪祈:「ばーか、嘘だよ」その指に合わせて、自らの手を絡ませて
風祭猪祈:「独り占めできなくなっちゃうじゃん」
風祭緋雁:「……生意気」
風祭猪祈:「ね、今度は緋雁の好きなとこにキスしてあげる」耳元で囁く
風祭猪祈:「お姉ちゃんに言ってみ?」
風祭緋雁:「お姉ちゃんなら言わなくても当ててみなよ」
風祭緋雁:「あたしは分かるよ?お姉ちゃんだから」
風祭猪祈:「げー……生意気」
風祭緋雁:「どっちが」
風祭緋雁:そう言ってくすりと笑って、更に深く身体を重ねた。
同人作家:「……」
同人作家:作家は黙々と椅子に座り込んでいる
同人作家:売るつもりがあるのかどうかも定かではないが
同人作家:その目だけはギラギラとした光を放っている
志奈乃鹿折:「…………あの」
同人作家:「……買うの。買わないの」
同人作家:威圧感。
志奈乃鹿折:「いえ、この表紙に描かれている人たち」その威圧感などどこ吹く風で、あくまでマイペースに
志奈乃鹿折:「どこかで見た気がしたものだから……」
志奈乃鹿折:「中を読ませて貰ってもいいかしら?」
志奈乃鹿折:先輩から聞いたジャムケの作法通りに尋ねる。
同人作家:「……子供の読むものじゃないわ」
同人作家:「帰りなさい」
志奈乃鹿折:「む」
志奈乃鹿折:「私は高校生なのだけど。馬鹿に……」
志奈乃鹿折:言いかけて、作家の瞳に宿る並々ならぬ気迫を感じ取る。
同人作家:「……」
同人作家:威圧感!!
志奈乃鹿折:「そう……わかりました」
志奈乃鹿折:ドン!と机の上に五百円玉を置く
志奈乃鹿折:「予約料よ」踵を返して
志奈乃鹿折:「来年、大人になって受け取りに来るわ」
同人作家:「ふ」
同人作家:「……ええ、待っているわ」
同人作家:どこか、『彼女たち』に似ている面影を持つ少女の背中を見送り
同人作家:500円をコインケースにしまった。
会場内・コスプレ広場
上坂シラハ:「会場内で目撃されているのは」
上坂シラハ:「”アビュドス”セルの構成員のようでござるな」
上坂シラハ:「この状況を維持しているのも奴らの仕業と思われるにござる」
上坂シラハ:「しかし未だ目的は判然としませぬ……不気味な」
万木春海:「不気味でござるなーー」
吼衣不屈:「そもそも芸術家セルというものに目的はあるのか…?」
北条サイカ:「そう……でござるね」
武富士烽火:「ござるござる」
大橋綺羅星:「ニンニンみたい ウケる」
万木春海:「”描くことそのものが……俺の目的だ!”」
万木春海:「朝ドラで言ってた!」
吼衣不屈:「そういうことだ。」
北条サイカ:「みたいっていうか、シラハちゃんはホントの忍者なんだけどね」
上坂シラハ:「拙者たちにはなかなか理解しがたいことでござるが」
吼衣不屈:「しかし、FHに与するということは」
上坂シラハ:「奴らはテロ自体を作品、つまり自己表現の一環と捉えている節があり」
吼衣不屈:「その芸術が理解されていないか、」
上坂シラハ:「そうした面々が属するセルのようにござるな」
吼衣不屈:「そう、周囲に害を為すか、だろう。」
北条サイカ:「まあ、欲望のままに行動する連中だからなあ……行き過ぎた創作意欲、って感じか」
大橋綺羅星:「なにそれ!チョー迷惑!」
吼衣不屈:「このような形でレネゲイドの真実を拡散する、ということが目的なら」
吼衣不屈:「それはFHの方針とも合致するし、彼らの自己表現にもなるであろう。」
万木春海:「でも電車にラクガキするおじさんの展覧会がやってるらしいよ?げーじゅつならめーわくかけても多少のことはゆるされる??」
万木春海:「多少じゃないかもうこれは……」自分で自分の言葉に納得するように
茜屋笑:「許されるかい!」
吼衣不屈:「多少で終わらないからこそ問題なのだ。今回の場合はな。」
北条サイカ:「それはちゃんと許可を取ってるんじゃないの?」
茜屋笑:「現にワイらはあんなもん描かれて、たまったもんやない!」
北条サイカ:「そうそう。レネゲイドの秘匿って、あたし達にとってみれば最重要だもん」
上坂シラハ:「正論にござるな」
万木春海:「そうだねー、そうだな~~」
上坂シラハ:「しかし万木どの、そうして相手の立場を想像するというのは」
上坂シラハ:「拙者としては、尊いことだと思うにござる」
上坂シラハ:「肩入れしすぎては元も子もありませぬが」
大橋綺羅星:「はるぴは優しいんだねえ」
上坂シラハ:「戦わずに済ませられれば」
万木春海:「ヘヒヒ、照れるでござるな……」
上坂シラハ:「それが1番にござるからな」
武富士烽火:「うん」
北条サイカ:「ん……そうだね」頷いて
武富士烽火:「ボクもそーゆーののおかげで助かったし」
武富士烽火:「ハルミにありがとーって思うこともある」
武富士烽火:「たまに」
大橋綺羅星:「……そうだねえ。傷つけ合わなくていいなら、それが一番だよ」
万木春海:「おや、おやおや」
万木春海:「もっと言って、普段から言って」
武富士烽火:「えー」
武富士烽火:「めんどくせーからやだ!」
吼衣不屈:「私はちゃんと褒めよう。」
北条サイカ:「ふふ、ホウカちゃん照れてる」
吼衣不屈:「先ほどの調査も手伝ってくれたし、気の利くいい子だな。」
吼衣不屈:万木の頭を撫でる。
万木春海:「そうなの、いい子なの」ニコニコ
北条サイカ:「あっ、じゃああたしも」一緒に頭を撫でにかかる
吼衣不屈:目線が合うと、にこりと笑う
北条サイカ:「さっきは、その……慰めてくれたから」
万木春海:「おお、おおおおおう」
北条サイカ:「お礼言ってなかったなって。ありがとね、ハルミちゃん」
北条サイカ:にこーと笑う。
大橋綺羅星:「ずるい!あーしも!」ナデナデ
万木春海:「どういたしましてぇ~~」頭がぐわんぐわんと回る
茜屋笑:「ち、アホくさい」
吼衣不屈:「………む」
吼衣不屈:「もしかして」
茜屋笑:「さっさと行くで、そのFHの連中の1人でもふんじばれば」
茜屋笑:「マシな情報も手に入るやろが」
茜屋笑:「……なんや」
吼衣不屈:無言で茜屋ににじり寄り、
吼衣不屈:頭を優しくなでる
茜屋笑:「ぬあ」
吼衣不屈:「寂しくさせてすまなかったな。」
茜屋笑:「な、なんや!」
大橋綺羅星:「ん?エミーも頭なでてほしいの~?」
吼衣不屈:「お前の言う通り、敵を探して叩くのが近道に思える。」
茜屋笑:「そないなこと言うとらん!こいつが……勝手に!」
吼衣不屈:「よしよし、偉いぞ。」
茜屋笑:とは言いつつも
茜屋笑:されるがまま
茜屋笑:もじもじと近づく大橋さんを見つめている
吼衣不屈:「では探しに行くか。」
吼衣不屈:「このままな。」
万木春海:「んふほ、ほは、ふはっ……は!」
吼衣不屈:頭を撫でる密着した姿勢のまま歩き出す。
茜屋笑:「!?」
大橋綺羅星:「そのまま!?」
吼衣不屈:「そうだ、綺羅星も入るか?」
茜屋笑:「ごら!ガチャガチャ!何を考えとんねや!このアホ!タコ!」
茜屋笑:もがきもがき
大橋綺羅星:「じゃああーし反対側ね!」スッとエミーを挟む
武富士烽火:「うわー」
武富士烽火:「パンツ見えてる、えろだ」
茜屋笑:「ッ!?」
北条サイカ:スケバンさんたち仲良いんだなあ、とにこにこしながら後に続いていく。
茜屋笑:裾を押さえて身動き取れないまま
万木春海:「うわー」
茜屋笑:挟まれる
北条サイカ:「あっ、ちょっとホウカちゃん」
茜屋笑:「大橋、やめろぉ……」
吼衣不屈:茜屋は二人よりも背は低い。故に、
茜屋笑:「やめんかこらぁ……」
北条サイカ:「そういうのはもっと……さりげなく教えてあげようよ」
吼衣不屈:むち むにゅ
武富士烽火:「えーなんで」
武富士烽火:「パンツはパンツじゃん」
吼衣不屈:ボンテージに包まれた大きな胸と、
茜屋笑:「ひゃ」
北条サイカ:「そ、そうだけどぉ……」
吼衣不屈:警官の制服に包まれた形の良い胸に顔が挟まれてしまうだろう。
万木春海:「おっぱい……」語彙機能失調!
北条サイカ:「す、すごい……」赤面。思わず感想を漏らす。
茜屋笑:心地よい柔らかな感触に声を漏らす。
上坂シラハ:「くっ」
上坂シラハ:「なんたる大質量!」
上坂シラハ:つるぺたーん。
万木春海:「なんか……チームのバランス、取れて無くないです?」
武富士烽火:「北条はおっぱいでかいじゃん」
万木春海:「サイちゃん……あなたがうちらの希望ですよ!!」
北条サイカ:「な、何かな急に!?」
吼衣不屈:「支援型一人に、射撃型一人、白兵型二人。」
武富士烽火:「おーっぱい!おーっぱい!」
吼衣不屈:「バランスはいい方ではないか?」
北条サイカ:「いや、え……無理だよ!何を期待してるのか分からないけどとにかく無理だよ!」
吼衣不屈:むぎゅ むぎゅ
万木春海:「あっちを纏めて倒せるくらい、育ってね!!」
上坂シラハ:「……左様にござるな」
上坂シラハ:「そういうことに……」
GM:---
北条サイカ:チューブトップから零れかけている胸元を両手で隠しながら、ずずと後退る。
万木春海:「『育て!』『育て~~~!!』」手をワキワキと
武富士烽火:「そーだてー」
GM:シーン終了!
GM:ロイスのみ可能です。
吼衣不屈:ロイスは万木春海/〇庇護/不安/ロイス
万木春海:吼衣不屈→ ◯おっぱい/不安
吼衣不屈:以上!
大橋綺羅星:万木春海/○憧憬/不安 で!
北条サイカ:武富士烽火:〇連帯感/羞恥 で取ります。
ミドル4
GM:では次!
GM:ゴールなるか!ミドル3です
GM:シーンプレイヤーは万木!
GM:他全員登場可能
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:60->68)
GM:情報:UGN/噂話
万木春海:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 2[2]+58 → 60
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:71->79)
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+4(1D10->4)した(侵蝕:61->65)
GM:難易度:9
GM:進行値:7/9
GM:トライせえ!
北条サイカ:さっきと同じで情報UGN!
北条サイカ:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 10[4,5,5,10,10]+9[4,9]+2 → 21 → 成功
北条サイカ:あっぐるぐるした
大橋綺羅星:噂!
万木春海:これもう達成しちゃったやつか
大橋綺羅星:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[4,4,6,8,9,10]+6[6]+1 → 17
大橋綺羅星:確定クリアなので節約するが良いよ
GM:やりやがった!
吼衣不屈:では普通に判定しよう
吼衣不屈:情報噂話
GM:あ、じゃあ
GM:北条さん以下には
GM:購入機会を+1しましょう
吼衣不屈:ヤッター
GM:シーン終わりに本来2回もらえるところを
北条サイカ:あっやった!
GM:北条さん以外は3回!
万木春海:一応振っとくかー 情報:UGN
GM:ふらなくていいよ!
万木春海:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[5,6,7,7]+1 → 8
GM:もうクリアしておる!
万木春海:あ、イインダ
万木春海:おけー
GM:最大値参照だからね
GM:21だから10の位+1で
大橋綺羅星:やったぜ
北条サイカ:いえいえい
GM:プライズ+3!
メイントピック PP 7/9→10/9
GM:プライズ達成!
GM:では全ての真実が明かされます
GM:
【プライズ9】
オーヴァードたちをモデルとした同人誌の頒布はアビュドスセルの考え出した作戦ではなく
突然現れたある1人のオーヴァードが彼らに持ちかけたものらしい。
自らを”ネオ・シグナルインテル”と名乗るその女は
あらゆるネットワークに接続する能力を持ち
また、それを介して一部の波長の会う人間に無意識の記憶を刷り込むことも出来るという。
彼女は自分が影響を与えた作家たちの同人誌頒布をサポートすることと引き換えにアビュドスセルへの情報の横流しを確約しているという。
なぜそのようなことをするのかは不明なままだ。
会場裏口付近
FH構成員:「ぐあああーっ!」
FH構成員:「まさか俺の殺人彫刻がこんなやつらに……」
GM:君たちはスタッフに化けたFH構成員を撃破し
GM:情報を聞き出すことに成功した。
吼衣不屈:「無駄な抵抗はやめるんだ子ブタちゃん。」
吼衣不屈:構成員の身体を身動きできないように縛ったうえで
吼衣不屈:背にのしかかって警棒型の鞭で頬を撫でている。
大橋綺羅星:「カツ丼は出ないけどね~」
茜屋笑:「観念せえぼんくら」
北条サイカ:「大人しくしてよねー。したら、優しくするからさ」
FH構成員:「……」
FH構成員:(いい眺めだ……)
万木春海:「こ、こっちも終わった!……ハァ……ハァ……悪魔の旋律……おそろしい相手だった」
上坂シラハ:「ネオ・シグナルインテル……恐るべき能力者にござる」
上坂シラハ:「しかも自分からFHにコンタクトを取り、利用しようとするとは」
上坂シラハ:「とんでもない豪胆さにござるな」
吼衣不屈:「こちらも、」構成員の身体をまさぐる
吼衣不屈:服の内から取り出したのは情報端末だ。
吼衣不屈:「おそらく同じ情報が………あった。」
万木春海:「げーじゅつが、ばくはつしてしまったのですね」
吼衣不屈:「信憑性は高いな。」
茜屋笑:「要するに」
茜屋笑:「そいつをとっ捕まえてぶちのめしたらええんやろ」
北条サイカ:「ふーむ」不屈さんの後ろから画面を覗き込んで
吼衣不屈:「うむ。」
茜屋笑:「おいボンクラ、今どこにおるんやそいつ」
万木春海:「それでこのネオさんにはどこ行ったら会えるの?」
茜屋笑:「ドタマに風穴開けたろかい!」
万木春海:「『知ってる?』『教えて?』」
FH構成員:「あ、ああ」
吼衣不屈:「情報端末を解析してもいいが、時間が惜しい。」
FH構成員:「やつは、この会場にいる」
北条サイカ:「なるほど、これが本当なら放っとけない……あら、知ってるんだ?」
FH構成員:「やつは、この会場で」
FH構成員:「自分の描かせた本を……買い集めること……」
FH構成員:「それも、目的のひとつだと」
FH構成員:「そう言っていた……」
上坂シラハ:「……?」
大橋綺羅星:「やっぱシュミ?」
上坂シラハ:「自分が描かせたものを」
吼衣不屈:「少し手荒な手段で………止めておこう」喋り始めたのでバラ鞭をしまう。
上坂シラハ:「買う?何故わざわざそんな」
北条サイカ:「買い集める……なんだか回りくどい気もするけど」
武富士烽火:「いみわかんねー」
上坂シラハ:「左様にござる」
吼衣不屈:「趣味、としか言いようがないだろう。」
大橋綺羅星:「まあFHって結構イミわかんなかったりするし」
上坂シラハ:「何もかもが迂遠で……なんというべきか」
万木春海:「自分で描けばいいってもんじゃあ、ないのです?」
吼衣不屈:「…………難しいぞ、描くのは。」
北条サイカ:「自分で描かないのは、まあ。技術が足りないとか、手が足りないとかあるだろうけど……」
吼衣不屈:「以前絵本を描こうとしたが………」
万木春海:「まあ……でもおんなじパンケーキでも、色んなお店で食べたほうが楽しいみたいなもんか」
万木春海:「トマちゃんと作ってるマップ、まだ制覇してないもんね」
大橋綺羅星:「どうせなら一流パティシエが作ったもの食べたいトカ」
武富士烽火:「ケーキ大好き!」
吼衣不屈:ぴらっ、と一枚の紙を見せる。右頬がやけに出っ張ったクマか猫かすら分からない哺乳類が描かれている。
吼衣不屈:「うさぎを描いたところで断念した。」
茜屋笑:「なんやこれ」
大橋綺羅星:「ふーちゃん……それ持ち歩いてるんだ……」
茜屋笑:「ナマズ?」
上坂シラハ:「潜水艦では」
万木春海:「うさぎ」
武富士烽火:「カナブンにみえる」
吼衣不屈:真顔のままぷるぷると震えはじめる
北条サイカ:「……言われてみれば……うさぎに見えなくもない、かも」
万木春海:「だ、大丈夫だよ!『可愛いよ!』」
吼衣不屈:「難しい………」
北条サイカ:「だ、大丈夫ですよ……ほら、画風ってやつ?」
万木春海:万木の声が周囲に染み渡り、なんだかちょっと可愛く見えてくる
万木春海:余計なお世話というやつだ
北条サイカ:「そっくりなものを写すだけなら、写真でいいわけで……なんかその、人の手が加わる事の味っていうか」
北条サイカ:「だから、これで良い……と、思うよ。あたしは」
大橋綺羅星:「ちょっとくらい苦手なものがあったほうがカワイイよ!」
吼衣不屈:「あ、ありがとう……ふふ、うさミエール・ギルバートも喜んでいるようだ…。」
茜屋笑:「名前だっさ!」
万木春海:「うさミエール・ギルバート」
北条サイカ:「意外と結構ごつい名前……」
吼衣不屈:「と、ともかく」
吼衣不屈:「万木の推測もあり得るかもしれないが」
吼衣不屈:「ここは本人に聞くのが早そうだ。」
吼衣不屈:そそくさと紙をしまう
北条サイカ:「ん、そうだね」
万木春海:「ふーむ」
大橋綺羅星:「会場にいるって言っても結構広いしなあ……」
上坂シラハ:「さ、左様にござるな!気を取り直していざ!」
茜屋笑:「しゃーないやろが、虱潰しや」
北条サイカ:「本を買い集めてるんだよね?そこら中に顔出してるかも」
万木春海:「ネオさんの目的はスケバンやUGNに関連した内容の本を買うことなんでしょ?」
吼衣不屈:「む、そうだ。」構成員の情報端末を手で弄る
万木春海:「つまりさ、私たちで本を用意したらですよ」
万木春海:「あっちから来るのでは?」
北条サイカ:「聞き込んでいこう。地道だけど、それしか……」「え?」
大橋綺羅星:「はるぴ……」
大橋綺羅星:「天才?」
武富士烽火:「!!」
吼衣不屈:「そしてそれをこの端末から”ネオ・シグナルインテル”に伝えればいい。」
武富士烽火:「それだー!」
万木春海:超・名案!という表情をしている
上坂シラハ:「なるほど!陽動にござるな!」
吼衣不屈:「それなら全員で迎え撃てるな。」うんうんと頷く
上坂シラハ:「それは明暗!」
茜屋笑:「んなアホな」
北条サイカ:「そ、そんな急に用意できるかな……」
武富士烽火:「やろー!やろー!」
武富士烽火:「ボクマンガやりたい!」
万木春海:「んでもほら、あの人なんかコピー用紙をホッチキスでとめて本作ってるよ」
北条サイカ:「いや、それさえできれば……確かに有効な手のような……気はする、けど……」
万木春海:「私たち、ほら、その気になったらすっごいはやく動けるんだよ」指をシュババっと動かす
万木春海:「いけるでしょ!」
北条サイカ:「むむ……」少し考え込んで、
大橋綺羅星:「おもしろそーじゃん」
万木春海:「ほら、道具も全部あっちで売ってるよ」
万木春海:文房具の出張販売所を指差す
北条サイカ:「……分かった。やろう」
吼衣不屈:「うむ。出来る範囲で手伝う。」
武富士烽火:「やったー!マンガマンガ!」
上坂シラハ:「決まりにござるな」
上坂シラハ:「しかして……」
上坂シラハ:「モデルは、誰に……!?」
GM:---
GM:シーン終了。購入判定が北条さん2回、それ以外の3人は各3回
GM:ロイス取得も可能だ!
北条サイカ:ロイスは……保留しとこう
吼衣不屈:購入!一回目!
万木春海:大橋綺羅星→◯優しい/テキトー
大橋綺羅星:とりあえずボディアーマー
吼衣不屈:ブルーゲイル狙います
大橋綺羅星:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[5,6] → 6
吼衣不屈:《天性のひらめき》使用
大橋綺羅星:もう一回!
大橋綺羅星:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[2,10]+3[3] → 13
吼衣不屈:5dx7+4>=20
DoubleCross : (5R10+4[7]>=20) → 10[1,2,3,7,9]+4[2,4]+4 → 18 → 失敗
吼衣不屈:くっ
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+4した(侵蝕:79->83)
北条サイカ:あ、じゃあバディムーヴ
吼衣不屈:ありがとう!
北条サイカ:で不屈さんのを成功に!
吼衣不屈:では購入完了!
吼衣不屈:所持しておきます
北条サイカ:こっちもとりあえず1回目はボディアーマーかな
万木春海:購入判定、とりあえずいつものアレをやります!
大橋綺羅星:ボディアーマー確保、もう一回はどうしようかな
北条サイカ:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 10[4,8,8,9,10]+6[6] → 16 → 成功
北条サイカ:買えた!装着
万木春海:パワーアシストアーマー一発購入!!
大橋綺羅星:マスコネ!
吼衣不屈:では続いてPDW!
GM:でやがった!!
吼衣不屈:《天性のひらめき》!
北条サイカ:おじさん!
GM:ただ今回の場合
吼衣不屈:6dx7+4>=30
DoubleCross : (6R10+4[7]>=30) → 10[5,6,6,9,9,10]+10[2,5,9]+2[2]+4 → 26 → 失敗
吼衣不屈:た、足りねえ!
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+4した(侵蝕:83->87)
GM:パワーアシストアーマーは行動値に干渉するので
吼衣不屈:もう一回!
GM:それが大丈夫かどうかを
GM:各位に確認すべきですね
万木春海:というか誰が着るかもありますね
北条サイカ:どんな性能だっけ
吼衣不屈:こちらはUGN戦闘服が脱げちゃうのできれない…
万木春海:万木は腕力無いので白兵屋に着てほしいのですが
北条サイカ:行動値3なんじゃよなあたし
吼衣不屈:あと動けなくなっちゃう
北条サイカ:一応アクセルは飛ばせるけど
万木春海:ルールブック2、91ですね
万木春海:191
北条サイカ:0になるような装備はそもそもできない……
北条サイカ:ありがたし
吼衣不屈:0未満にはできない、ですね
大橋綺羅星:白兵組がどちらも行動値が
吼衣不屈:着れるのは不屈だけ、ですね
北条サイカ:あっそうだった
万木春海:なんかチャットの挙動が変ですね、一旦入り直します
北条サイカ:あたしは着れないというわけ
GM:おおいってらしゃ
北条サイカ:じゃあ先にブルゲ狙ってみようか
北条サイカ:それで買えれば不屈さんが着ても問題はあんまりなさそうかなって
GM:いや
GM:移動が5mになる
GM:あ、そっか
GM:それをブルゲでフォロー!
GM:頭いいぜ
北条サイカ:そういうこと!
GM:じゃあ先ブルゲトライで
GM:万木は最後に何買うかきめなさい!
大橋綺羅星:ラス1回の購入でホローポイント弾を
大橋綺羅星:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,6,10]+7[7] → 17
大橋綺羅星:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[1,6] → 6
大橋綺羅星:後が正なので失敗
万木春海:マスターズコネクションを使用してPDWを購入、吼衣さんに渡します
GM:きたー!
万木春海:そして判定の方でボディアーマー
万木春海:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[4,4,9,9]+1 → 10
北条サイカ:じゃあやっぱりパワーアシストアーマーは買わない流れになったので……どうしようかな それでもブルゲは買っておこうか
万木春海:ダメデスネ
北条サイカ:5dx>=20 2回目調達 ブルゲ狙い
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 7[3,5,6,7,7] → 7 → 失敗
北条サイカ:全然ダメ おわりです
吼衣不屈:ブルゲ狙います。今度はエフェクトなし
吼衣不屈:4dx+4>=20
DoubleCross : (4R10+4[10]>=20) → 7[1,2,7,7]+4 → 11 → 失敗
万木春海:ポイント2使って購入にします
吼衣不屈:無理!以上
GM:やる!
GM:残りは万木の3回目かな
万木春海:ダメ元ブルーゲイル
万木春海:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,7,10,10]+8[4,8]+1 → 19
GM:つよ!
万木春海:あ、いける
万木春海:ポイント1使い購入です
GM:こいつ!
GM:結構金持ってた!
万木春海:お嬢だぜぇ~~
GM:誰に持たせるのだね
GM:アーマーとブルゲ!
万木春海:いちばんこれ欲しいひとってどなた?
大橋綺羅星:マネーイズパワー
GM:www
GM:あんまりわかってない!
万木春海:アーマーは自分で着る!
GM:まあ誰が持っててもいいものではある
GM:パーティで相談しな
北条サイカ:不屈さんかな?PDWで範囲攻撃だし
万木春海:じゃあ不屈さんで!差し上げ!
吼衣不屈:既に一個持ってるけど
吼衣不屈:もう一個貰っておくね!
北条サイカ:あっそうじゃん ごめん
GM:万木が持ってると
北条サイカ:でも他のアタッカー二人セットアップ空かないな
万木春海:使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使いください
GM:あ、こっちもセットアップ使うな
GM:じゃあ不屈さんにブルゲ2つでオーケー?
万木春海:セットアップ使いますねー
北条サイカ:OKかと!
万木春海:おっけー
大橋綺羅星:皆セットアップ使うな
クライマックス
GM:ではクライマックスへ!
GM:全員登場!
大橋綺羅星:大橋綺羅星の侵蝕を+9(1D10->9)した(侵蝕:65->74)
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:68->76)
吼衣不屈:吼衣不屈の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:87->93)
万木春海:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 9[9]+60 → 69
GM:---
GM:ではまずは
GM:今回の主犯、ネオ・シグナルインテルをおびき寄せるための
GM:同人誌作成判定から
GM:行ってもらいましょう!!
万木春海:わははは
GM:ずばり芸術:同人誌で
GM:判定をどうぞ
GM:難易度はなし
GM:出目が高ければ高いほど
GM:出来のいいコピー本になるぞ!
万木春海:よーしいくぜ!
万木春海:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,4,8] → 8
北条サイカ:ウオオやってやるわよ
大橋綺羅星:芸術だ!
北条サイカ:2dx 芸術:同人誌
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[4,7] → 7
大橋綺羅星:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,5,6,7,10,10,10]+8[1,3,8] → 18
北条サイカ:バディムーヴで春海ちゃんのを達成値+3したいな
万木春海:つよい
GM:大橋絵うまっ
GM:www
吼衣不屈:芸術:同人誌!
北条サイカ:うわすごい
吼衣不屈:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[2,9,10]+4[4] → 14
吼衣不屈:!?
大橋綺羅星:上手いやんけ
GM:不屈パイセンも気合入ってる
万木春海:絵がめちゃめちゃ上手いギャル……
GM:では2人の愛の結晶……もとい
北条サイカ:スケバン組強い……
万木春海:もらっていいのかな!もらっちゃおうかな!
万木春海:「”だからさ、使うね、もう持ってきちゃった!”」
GM:輝ける君たちの同人誌が、誕生した!
北条サイカ:あげる!共同制作だし!
GM:かわいーー
GM:ではちびっこ2人もたくさんがんばったぞ。
ジャムケット会場内
君たちのスペース
上坂シラハ:「おお」
上坂シラハ:「まさか綺羅星どのに」
上坂シラハ:「このような才覚があろうとは!」
万木春海:「”攻撃モード実装したんですよね!?あ、揃ったから切るね!!バーイ!”」
万木春海:「ふぅ……」
大橋綺羅星:「結構楽しいね……ハマっちゃうカモ」
万木春海:「フフフ……しかし」
万木春海:「本だ……」
上坂シラハ:「不屈どのの絵も」
万木春海:「わたしの……」
万木春海:「わたしがつくった……」
上坂シラハ:「見慣れてくると味があるにござるなー」
万木春海:キラキラとした目で眺める
北条サイカ:「へへ、よかったね……ハルミちゃん」ちょっとぐったりしている。
上坂シラハ:「ふふ」
吼衣不屈:「ふふ……ありがとう……。」
万木春海:北条サイカとの合同誌という形態、合計12ページのコピー本
吼衣不屈:「茜屋も仕上げがとてもきれいだな…。丁寧で…。真面目なのだな…。」
茜屋笑:「じゃ、じゃかあしい」
万木春海:「使ってない机占領して描いてたらなんか周りの人が色々いっぱい教えてくれたね……」
万木春海:オタクは教えるのが好き
茜屋笑:「囮にはこれくらいやらな意味ないやろが」
大橋綺羅星:「なんでも本気なのがエミーのいいところだよね」
茜屋笑:「こんなん全然楽しなかったけどな!仕方なくやで!」
茜屋笑:「……ふん」
北条サイカ:「うん、今から作るって言ったら流石にびっくりしてたけど……」
GM:その時
GM:君たちの前へ、からからと
GM:キャリーケースを引いた1つの人影が現れる。
北条サイカ:「みんな親切だったね。このお祭りも、なかなか素敵……」「っ、と」
???:「新刊、あるって聞いたんですけど」
???:「見てもいいですか?」
万木春海:「ほあーーーーー!!お客さん!お客さんだ!!」
吼衣不屈:「どうぞ。」にこりと笑って
???:ぼさぼさとした青白い髪色に、赤縁眼鏡。
北条サイカ:「はーい、ようこそ」笑顔を浮かべつつ、目の前の相手の様子を観察する
???:色白で生真面目な印象を与える少女が本を取る。
???:「…………」
???:パラパラと君たちの見本誌をめくり
大橋綺羅星:「……なんかドキドキすんね」コソコソ
???:「……いい」
???:「いいですねッ!!」
万木春海:「スケバンとゾクの覇権を賭けたバトルアクション、そのプロローグだよ!!」
北条サイカ:「わ」急な大声に、少しびっくりしつつ。
???:「初々しさと情熱と、ひとさじの照れ隠しっ!」
大橋綺羅星:「やったー!」
万木春海:「ぉお~~~~!」
???:「はぁ~~~~ん!このブレンドがたまらないです!まさに同人誌!!」
???:くるくると回転して
北条サイカ:「う、嬉しいな……へへ……」照れている
???:ガバっと顔を上げる。
???:「なにより」
???:「同人誌に目がないこの私を」
???:「同人誌で釣ろうというそのアイデア」
北条サイカ:すっと、その笑顔が引く。
???:「グッドです!非常にグッッッッッッッドです!」
???:親指をずびしと立てる
万木春海:「!?」
吼衣不屈:「看破していたか。一筋縄ではいかないということだな。」
北条サイカ:「……そっか、君が」
上坂シラハ:「やはりおぬしが……!」
大橋綺羅星:「気に入ってもらえたみたいだねえ」
???:「そのとお~~~り!」
???:「N市の闇を赤裸々に暴き出す」
???:「怪人シグナルインテルの後継者!」
???:ぐるぐるぐるぐる
???:びしーーーっ!
???:サイバネティックなボディスーツに身を包んで、変身!
”ネオ・シグナルインテル”:「私こそが、ネオ・シグナルインテル!」
万木春海:「うわあ……漫画怪人……ほんとに漫画みたいなひとだ……」
”ネオ・シグナルインテル”:「万木春海さん、北条サイカさん、武富士烽火さん、上坂シラハさん」
”ネオ・シグナルインテル”:「大橋綺羅星さん、吼衣不屈さん、茜屋笑さん!」
”ネオ・シグナルインテル”:「お会いできて光栄です!たはーーー!」
万木春海:「こ……こちらこそ?」
上坂シラハ:「既にこちらの戦力も把握されているでござるか……!」
北条サイカ:「……うん、それでさ」
北条サイカ:「こっちの策と知ってて来た……みたいだけど」
”ネオ・シグナルインテル”:「当然です。私には全てが見えるし全てが聞こえますから」
万木春海:たじたじ
大橋綺羅星:「まああーしらのこと本にさせるくらいだからねえ」
”ネオ・シグナルインテル”:「皆さんのことも丸裸!ふんすふんす」
北条サイカ:「どう? 大人しく縄につく気はない?」
”ネオ・シグナルインテル”:「ノーサンキューですね!」
”ネオ・シグナルインテル”:「あ」
”ネオ・シグナルインテル”:「もっとえっちな感じで言ってくれたら」
”ネオ・シグナルインテル”:「考えますよ!サッキュバスな感じで、うっふーん」
北条サイカ:「は?」
吼衣不屈:「子ブタちゃんにはブタ箱がお似合いだな。」
北条サイカ:「……あのね、そうやってさ」
万木春海:「ひっ」隣で膨れ上がった北条サイカの怒気に産毛が逆立つ
吼衣不屈:「そしてその眼も。子ブタちゃんには不要だ。」
北条サイカ:「人のデリケートな所、軽々しく玩具にして、勝手に人目に晒して」
北条サイカ:「結構怒ってるんだぜ、あたし」獰猛な笑み。
大橋綺羅星:「こりゃ現行犯逮捕だねえ」
”ネオ・シグナルインテル”:「オギャギャーッ」
北条サイカ:「今すぐぶん殴ってやりたいくらい」
”ネオ・シグナルインテル”:「怒んないでください怒んないでください!」
大橋綺羅星:「乙女の心の進入禁止違反!」
”ネオ・シグナルインテル”:「だって」
”ネオ・シグナルインテル”:「だってですよ!」
北条サイカ:「だって、何?」笑みを張り付けたまま。
”ネオ・シグナルインテル”:「この社会の裏側で繰り広げられる」
”ネオ・シグナルインテル”:「光と闇の戦い!」
”ネオ・シグナルインテル”:「飛び交う美少女美少年!能力バトル!」
”ネオ・シグナルインテル”:「みなさんの英雄譚を誰も知らないなんて」
”ネオ・シグナルインテル”:「こんな最高のネタが誰にも触れられないまま腐っていくなんて」
”ネオ・シグナルインテル”:「あんまりにも!もったいないじゃあないですかーーーっ!」
万木春海:「……一理ある」
”ネオ・シグナルインテル”:「でしょ!」
”ネオ・シグナルインテル”:「私はあくまでも」
”ネオ・シグナルインテル”:「みなさんのファンなのです!」
吼衣不屈:「だが、」
万木春海:「でも……その結果サイちゃんがこうして傷ついたんだから」
吼衣不屈:「私たちは知られるために戦うのではなく、」
万木春海:「やっぱ、ノーですね」
北条サイカ:「……あたしは、英雄になんかなりたくない」
吼衣不屈:「この槍の後ろにいる人を守るために戦うのだ。」
吼衣不屈:「賞賛を求めて戦う者は、英雄ではない。」
大橋綺羅星:「知られなくてもイイことだってあるんだよ!」
北条サイカ:「特別な力を持ってるからって、そうじゃない皆に尊敬されたり……あるいは畏れられたり」
万木春海:「(私は……け、結構なりたい)」
北条サイカ:「そんな風になりたい訳じゃない」
武富士烽火:(バカ考えてそ—)
北条サイカ:「普通の、友達でいたいんだ」
北条サイカ:「……それが嘘っぱちだとしても、さ」
上坂シラハ:「……左様」
上坂シラハ:「ネオ・シグナルインテルどの」
上坂シラハ:「拙者たち、ネタではござらん」
上坂シラハ:「その考え、お縄にかかり改めなされ」
”ネオ・シグナルインテル”:「あんぎゃーーー!仕方ないですね」
”ネオ・シグナルインテル”:「では遠慮なく、やっつけさせていただきます!」
”ネオ・シグナルインテル”:ずずずずずず
”ネオ・シグナルインテル”:少女の背後に、全身からパラボラアンテナが突き出した、異形の怪物が現れる。
”ネオ・シグナルインテル”:「私の毒電波を浴びて」
”ネオ・シグナルインテル”:「リアル二次創作に」
”ネオ・シグナルインテル”:「なっていただきましょーーーー!!」
GM:ぐわんぐわんぐわん
GM:邪悪なワーディングが空間を満たす!
GM:衝動判定、難易度9!
吼衣不屈:思い出の一品と融合
吼衣不屈:意志判定
北条サイカ:2dx>=9 意志判定
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[6,10]+4[4] → 14 → 成功
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+16(2d10->10,6)した(侵蝕:76->92)
吼衣不屈:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 8[1,1,2,2,5,6,7,8]+1 → 9 → 成功
大橋綺羅星:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 5[1,5] → 5 → 失敗
万木春海:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,1,5,10]+3[3] → 13
吼衣不屈:成功!
大橋綺羅星:ぐえ
大橋綺羅星:74+2d10
DoubleCross : (74+2D10) → 74+13[4,9] → 87
吼衣不屈:2d10+93
DoubleCross : (2D10+93) → 9[1,8]+93 → 102
万木春海:2d10+60
DoubleCross : (2D10+60) → 7[1,6]+60 → 67
GM:ではクライマックス
GM:こいつはのこのこと出てきたものの
GM:戦闘面はずぶの素人!!
GM:クライマックス・簡易戦闘に入ります
GM:全員の合計ダメージが120を超えることで戦闘終了
GM:ラウンド終了ごとに6d10のダメージペナルティを受けます
GM:まずはセットアップから!
吼衣不屈:なし!
北条サイカ:そしたら行動値操作はいらんな……なしで。
大橋綺羅星:《光の銃》!
万木春海:力場の形成
”ネオ・シグナルインテル”:エネミーなし!
”ネオ・シグナルインテル”:万木は演出しな!
大橋綺羅星:侵蝕+2で武器生成
万木春海:+8の修正 対象は……じゃあサイちゃんで
北条サイカ:やった!
万木春海:「騎士のスケバンおねーさん!」
万木春海:「(叔父様……いまこそこのちから、了承受けてないけど、使います!使いたいから!)」
吼衣不屈:「むっ」
万木春海:懐から取り出したるは、ブレスレット、素材はプラ、ピンクと黄色を基調とした星の意匠が散りばめられた
万木春海:「って何?!これ」
武富士烽火:(バカ考えてそ—)
吼衣不屈:「これは…」
万木春海:ウロボロスアーマー、万木のウロボロスレネゲイドをベースに研究開発された装着者のレネゲイドと意思に感応して姿かたちを変える
万木春海:はずのものは
万木春海:「なんか……アニメのグッズみたいな見た目に」
吼衣不屈:「一体どこでこのEXレネゲイドを?」
万木春海:この場の影響を受け
万木春海:「ええい、使って!!」
万木春海:そう言ってそれを吼衣不屈へと投げる
吼衣不屈:受け取る。
吼衣不屈:「ありがとう。使わせてもらおう。」
吼衣不屈:ブレスレットを装着する。
万木春海:「新規実装攻撃形態、です!」
万木春海:「パワー、湧いてこいって想いを込めて装着すると、変身、します!!」
大橋綺羅星:「変身!?」
上坂シラハ:「変身!?」
万木春海:(でもあれ……どんなのになっちゃうんだろ……あんな形みたことないよ……)
茜屋笑:「何が変身や……ったく」
茜屋笑:(ホンマに変身すんのか?)どきどき
武富士烽火:「いけーーー!」
吼衣不屈:「変……身ッ!」
吼衣不屈:普段の戦闘態勢と同じく、エギルアーマーが装着されていく。
吼衣不屈:しかし、ブレスレットの効果でさらに装甲圧が増す。
吼衣不屈:顔の周りを兜と頬当てが覆い、肌面積の露出が多かった場所をインナーと鎖帷子が覆う。
吼衣不屈:そして煙が晴れた頃には、
吼衣不屈:白銀の鎧武者はそこに立っていた。
北条サイカ:「す、すごい……ほんとに変身した……」
吼衣不屈:口径の大きい喇叭銃のようなライフルがどこからともなく飛来し、
吼衣不屈:不屈の手の中に納まる。
吼衣不屈:プオォ~~~~~
吼衣不屈:変身完了と共に、法螺貝の音が周囲に響き渡る。
万木春海:「ほ、ほへぇーー」
上坂シラハ:「おおー!」
武富士烽火:「かっけーーーー!」
北条サイカ:「な、なに今の音……!?」
北条サイカ:気を取られつつも、すぐ敵に向き直る。
大橋綺羅星:「これが阿修羅地獄堂八大天王……」「ナイトスケバンだよ!」
茜屋笑:「……ほぉお」
”ネオ・シグナルインテル”:「うひょーー!」
”ネオ・シグナルインテル”:「ここに来ての新フォーム!」
”ネオ・シグナルインテル”:「萌えます!もとい燃えます!」
万木春海:「がっごい”ぃ”!!」
吼衣不屈:「ここは私たちの舞台だ。」
”ネオ・シグナルインテル”:うねうねしている
吼衣不屈:「生半な気持ちで首を突っ込まれては、」
吼衣不屈:「流れ弾に当たっても知らんぞ。」
GM:ではまずは
吼衣不屈:ガチャリ、とライフルを構える。
GM:大橋さんの手番から!
GM:メインプロセスどうぞ!
大橋綺羅星:あ、マイナーで《オプティカルレンズ》を使っても良いでしょうか
GM:いいよ!
大橋綺羅星:んでメジャーでコンセ+天からの眼+光の指先
GM:メインプロセスはマイナーとメジャーの総称なのだ
大橋綺羅星:15dx7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,1,4,4,5,5,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,4,5,7,8]+5[2,5] → 25
大橋綺羅星:ダメージ
大橋綺羅星:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 12[1,8,3]+14 → 26
茜屋笑:勝手に援護します
茜屋笑:4d10
DoubleCross : (4D10) → 26[10,1,6,9] → 26
茜屋笑:同値!!
大橋綺羅星:さっすが~
茜屋笑:う、うんめい
茜屋笑:お嫁にいかれへん……!
”ネオ・シグナルインテル”:52ダメージ!残り68!
”ネオ・シグナルインテル”:演出どうぞ!
大橋綺羅星:「とりあえず……あのアンテナがヤバそうだね」
大橋綺羅星:光のスナイパーライフルを生成、くるくると体の周りを回して……構える
茜屋笑:「せやったら、まとめてぶちおったる!」
茜屋笑:ひゅるるるるっ かしん!
大橋綺羅星:「エミー!コンビネーションだよ!」
茜屋笑:背中合わせにガンスピンから照準を合わせる
茜屋笑:「先手は譲ったる!さっさとせんかい!」
大橋綺羅星:「はいはーい」アンテナの根本を狙い、狙撃!
大橋綺羅星:ダン!ダン!ダン!
茜屋笑:「うらうら!うら!」
茜屋笑:ガンガンガン!!
”ネオ・シグナルインテル”:「ああーーっ!?」
”ネオ・シグナルインテル”:「毒電波くんのアンテナが」
”ネオ・シグナルインテル”:「1つ残らず一瞬のうちに根本からぽっきりと!」
大橋綺羅星:「そんなのなくても、いい本は作れるもんね!」
”ネオ・シグナルインテル”:「これがスケバン流の早撃ちですか!」
”ネオ・シグナルインテル”:「知ってるのと見るのとでは大違い!」
”ネオ・シグナルインテル”:「……イイネ!!」
”ネオ・シグナルインテル”:「だがまだまだ、アンテナはあるんですよぉーーーっ!」
”ネオ・シグナルインテル”:うぞぞぞぞぞ
”ネオ・シグナルインテル”:怪物の全身から次々にアンテナが飛び出す
茜屋笑:「ち!キリないぞ!」
茜屋笑:「さっさと今のうちに」
茜屋笑:「あの女どうにかせえ!」
吼衣不屈:「再生の元を断ち切る必要があるな。」
茜屋笑:弾丸で次々にへし折りながら
茜屋笑:みんなに呼びかける
GM:では続いて
GM:行動値7の万木!
万木春海:導きの華!+4の修正、サイちゃんへ
万木春海:侵食+4
GM:演出はまとめてでいいかい!
万木春海:おっけー
GM:では次!
GM:不屈さん手番!
吼衣不屈:マイナーでPDWを装備、メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《急所狙い》
吼衣不屈:PDWと融合して器物使いの効果発動
吼衣不屈:9dx7 射撃
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,4,4,4,5,6,8,9]+5[1,5] → 15
吼衣不屈:ウッ、ショボイ
上坂シラハ:勝手に支援します
上坂シラハ:達成値+10!
”ネオ・シグナルインテル”:ダメージカモン!
吼衣不屈:ありがとう!
吼衣不屈:3d10+8+9
DoubleCross : (3D10+8+9) → 13[5,7,1]+8+9 → 30
”ネオ・シグナルインテル”:30入って残り38!
吼衣不屈:「アッサルランス、30%疑似顕現。」
上坂シラハ:「忍法・千手縛りの術ッ!」
上坂シラハ:ジャラララララッ!
吼衣不屈:「弾数30使用。」
上坂シラハ:袖口から飛び出した無数の鎖が
上坂シラハ:ネオ・シグナルインテルを縛り付ける!
吼衣不屈:「ウロボロスアーマーとの接続開始。融合係数102%。」
上坂シラハ:「今でござる!」
”ネオ・シグナルインテル”:「いきなり縛りプレイなんてぇーーーっ!」
吼衣不屈:ライフルにアッサルランスの切っ先を装填し、構える。
吼衣不屈:白銀の光が銃口に集まり、
吼衣不屈:「3、2、1。イグニッション。」
吼衣不屈:「アッサルブラスト」
吼衣不屈:ギュ バ ッ !!
吼衣不屈:轟音と共に光弾がネオ・シグナルインテルに着弾する!
”ネオ・シグナルインテル”:「うぎゃあーっ!?」
”ネオ・シグナルインテル”:「そ、そのシークエンスを生で拝めるなんて」
”ネオ・シグナルインテル”:「たまらん……!うひへへへ」
吼衣不屈:「後は頼んだ。」
”ネオ・シグナルインテル”:ところどころ焦げ付きながら、よだれを垂らしている。
GM:では次!最後は
吼衣不屈:ライフルの中ほどを折ると、焦げ付いたアッサルランスの一部が排出される。
GM:北条さんだ!
北条サイカ:はぁい
北条サイカ:マイナーなし、メジャーでブリンクα/《コンセントレイト》《アドレナリン》
北条サイカ:9dx+1+4 命中!
DoubleCross : (9R10+1+4[10]) → 10[1,2,4,5,6,6,8,9,10]+7[7]+5 → 22
北条サイカ:3d10+11+8 ダメージ
DoubleCross : (3D10+11+8) → 12[7,1,4]+11+8 → 31
北条サイカ:うわちょっと足りん
武富士烽火:勝手に支援します
北条サイカ:やった!
武富士烽火:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 17[7,10]+5 → 22
”ネオ・シグナルインテル”:53ダメージ!
”ネオ・シグナルインテル”:ぶっ倒れる!判定クリア!
北条サイカ:やったぜ!
”ネオ・シグナルインテル”:ラスト演出どうぞ!
武富士烽火:「うっりゃーー!」
武富士烽火:べこぉーーっ!
武富士烽火:斧の反対側で思いっきりなぐる!
”ネオ・シグナルインテル”:「べほぉーーーっ!」
”ネオ・シグナルインテル”:「うへへへ、トマホーカーちゃん」
”ネオ・シグナルインテル”:「今は幸せなんだね……かわいいね……」
”ネオ・シグナルインテル”:「第8地区に風芽ちゃんという子がいて……」
武富士烽火:「おらっ!」
武富士烽火:べこぉーっ!
”ネオ・シグナルインテル”:「ほげーっ!」
武富士烽火:「こいつなんか」
万木春海:「うひー」
武富士烽火:「ニヤニヤしててきもい!」
武富士烽火:「ハルミぶっとばして!」
北条サイカ:「君、ねぇ……!」呆れたように、その背後へ詰めている。
万木春海:「サ、サイちゃん!今!チャンス!」
北条サイカ:「そんな風に、勝手な気持ちばっか押し付けて」
北条サイカ:赤い長剣を振りかぶって、上段。斬りつけ──ふわり、とその姿が消える
万木春海:「サイちゃん……貴方は……えっちなんかじゃない!!」
万木春海:「って言ったら嘘になるな……」
万木春海:「で、でもソレ以上に!」
万木春海:「『強くて』『格好いい』よ!」
北条サイカ:"消えた"、ように見えたこと。それ自体がまぼろし──現実が正しく形を結んで、
万木春海:「そのちからは……『出来る』!」
北条サイカ:「これ、でッ!」目の前にいる。刃の腹を、その頭に思い切り叩きつける!
万木春海:「貴方が成りたい貴方を、『叶える!』」
万木春海:万木の声がシュルリ、と北条サイカの全身に巻き付く
北条サイカ:その太刀筋。いつも以上に鋭く、冴えた手応えがあって
万木春海:それは、ほんの少しのあと押し
万木春海:胸を張って、力を振るうための
”ネオ・シグナルインテル”:ばきーん!!
”ネオ・シグナルインテル”:脳天に峰打ちを食らって
”ネオ・シグナルインテル”:ふらふらとよろめく。
”ネオ・シグナルインテル”:「……ぐ、はっ」
”ネオ・シグナルインテル”:「この痛みが……リアル……」
”ネオ・シグナルインテル”:「私は……あなた達のことを」
”ネオ・シグナルインテル”:「上っ面だけで……わかっていなかったのか……」
北条サイカ:「……」戦意が消えた様子を見て、追撃の手を止め。
”ネオ・シグナルインテル”:「……ふふふ」
”ネオ・シグナルインテル”:「ますます」
北条サイカ:「そうだよ」
万木春海:「うおおおーーーートドメーーーー!!」空気を読まずにパイプ椅子で殴りかかる
”ネオ・シグナルインテル”:「ファンになりました……ねぇ……!」
”ネオ・シグナルインテル”:「ぽべら!!」
”ネオ・シグナルインテル”:がいーん!
万木春海:「おりゃーーー!でいでいでいでい!!!」
”ネオ・シグナルインテル”:「あ、ちょ」
”ネオ・シグナルインテル”:「おぼ」
”ネオ・シグナルインテル”:「おはなばたけが」
万木春海:「ハッ!ハッ!成長する……暴力ッ!!」
”ネオ・シグナルインテル”:「…………。」
”ネオ・シグナルインテル”:ぐったり
万木春海:「勝った!!!」
北条サイカ:「ちょっ……やりすぎじゃ……」
”ネオ・シグナルインテル”:スプラッタに気絶!
大橋綺羅星:「……とりあえず、縛っとく?」
茜屋笑:「死んだんかいな」
北条サイカ:死んでないよな……と思いつつ、青髪の少女の傍に駆け寄って
”ネオ・シグナルインテル”:「うへへ……」
”ネオ・シグナルインテル”:気を失ったまま
”ネオ・シグナルインテル”:幸せそうに笑みを浮かべている
北条サイカ:「……なんか、満足そうだし」
武富士烽火:「きも!」
万木春海:へとへとになってボコボコになった椅子を開き、座りだす
万木春海:「ふぅー、フゥー」
北条サイカ:「ほんとに変な子……」
吼衣不屈:「これにて一件落着か。」
万木春海:「チームワークの勝利、だね!」
万木春海:「エヘヘ、やっぱチームって良いね~~」
北条サイカ:「ん。そうだね……ありがと、皆」
GM:ぶーーーーっ
GM:ブザーが鳴る。
GM:「ただいまを持ちまして、夏のジャムケットを終了とさせていただきます」
上坂シラハ:「……」シュバッと着地
上坂シラハ:「既に”アビュドス”の者共は逃げ去ったようにござるな」
北条サイカ:その音を聞いて。ふう、と溜息をついて
万木春海:「!」周囲に合わせてパチパチと拍手
万木春海:「…………」
大橋綺羅星:「おつかれー!」ぱちぱち
北条サイカ:「む……そっか」
万木春海:「あーーーーーー!!?」
万木春海:椅子をガタンと倒す勢いのままに立ち上がる
上坂シラハ:「む!」
万木春海:「こいつの相手してたから……!!本が!!」
上坂シラハ:「いかがされた春海どの!」
万木春海:「一冊も!売れなかった!!!!」
大橋綺羅星:「あー……」
万木春海:「むぎーーーーー!!がんばったのにーーー!!!」
吼衣不屈:「………。」
吼衣不屈:すっと余った本を手に取る
吼衣不屈:「だが、」
吼衣不屈:「この本があれば、今日の思い出をいつまでも思い返すことが出来る。」
吼衣不屈:「私たちが頑張った証だ。」
万木春海:「……うん」
吼衣不屈:本を手渡す。
万木春海:そういって万木も本を手に取る
大橋綺羅星:「そう……それこそがご褒美……みたいな」
北条サイカ:「……ふふ。そうだね」
北条サイカ:その光景を見て。ふと、気を失ったままの青髪の少女を見下ろして
万木春海:「えへへ、大事にしなきゃね……」
北条サイカ:「……抜群のアイデア。なんて、言ってたけどさ」呟くように語り掛ける
吼衣不屈:「私も大事にするぞ。」
茜屋笑:「は、なんやそら」
吼衣不屈:「今日は一緒に戦って、一緒に本を作ってくれてありがとう。」
茜屋笑:言いつつも背中に本を隠した
北条サイカ:「本物のあたし達の絆の方が、やっぱりずっと綺麗でしょ」
万木春海:「わぁ……!」
大橋綺羅星:「そーそー。あーしらもうズッ友だかんね」
GM:君たちは会場のざわめきを後にして
GM:一冊の思い出を手に、帰路につくのだった。
GM:---
GM:バックトラック!全員すぶれ!
吼衣不屈:102→106でした
北条サイカ:あっさっきの増やしてないわ
北条サイカ:北条サイカの侵蝕を+5した(侵蝕:92->97)
吼衣不屈:そして素振り!
吼衣不屈:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-33[1,9,7,9,7] → 73
吼衣不屈:5点!帰還!
北条サイカ:結局100越えてないが……素で振ります
大橋綺羅星:こちらも89→98で
万木春海:71-5d10
DoubleCross : (71-5D10) → 71-16[4,1,3,1,7] → 55
北条サイカ:97-6d10
DoubleCross : (97-6D10) → 97-40[4,10,7,7,6,6] → 57
大橋綺羅星:素振り
万木春海:カエッテキタゼ
大橋綺羅星:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-30[4,6,5,10,5] → 68
北条サイカ:4点で帰還よ~
大橋綺羅星:惜しい、4点
GM:では今回はシナリオ5点いつもの5点で基本点10
GM:不屈さんのみ15!他全員14点!
GM:贈呈ジャイ!
北条サイカ:いただきます~
大橋綺羅星:有難ッス!
万木春海:いただきやす!
吼衣不屈:いただきます!
エンディング
GM:---
GM:後日
GM:---
万木春海:事件の後、万木は再び引きこもりがちになった
万木春海:訓練や講習が終わるとすぐに部屋へと舞い戻り、欠かさず食事は食堂でとっていたのがそれも無い
北条サイカ:コンコン、と
北条サイカ:その部屋に、控え目なノック音がして
北条サイカ:「ハルミちゃん?」
万木春海:それに対して、ゴンっと中でコケるような音
万木春海:しばらくして
北条サイカ:「いるのー?ねえ……」心配そうな声音で、扉を開ける。
北条サイカ:「ちゃんと生きてるかな……わっと」
万木春海:ずるずると何かが這い回るような音
万木春海:ドアが開き
万木春海:「サイ……ちゃん……」
北条サイカ:「はっ、ハルミちゃん……!やっぱりご飯食べてなかったんだ!?」
万木春海:「ちょうど、良かった……です、会いに行こうと、思ってたのだけど……ちょっと気を失ってて」
北条サイカ:差し入れに持って来たゼリー食を取り出し、口元へ押し付ける。ぐいぐいと
万木春海:「こ、これを……」よろよろと寄りかかるようにサイカにしがみついた万木が手渡したのは紙の束
万木春海:「んぐ んぐ んみゃ みゃ」
北条サイカ:「ん……?」その紙束を受け取って
北条サイカ:「これは……」ぱらぱらと見る
万木春海:「つづきを……描いたのです……スケバンとゾクの覇権を賭けたバトル・アクション……」
万木春海:「火線食・オーヴァードライヴ……」
万木春海:「主人公のモデルは……登坂のねーさんで……ヒロインは……サイちゃん……です」
北条サイカ:「えっ……うわ、ホントだ。これ、一人で……?」捲る手を進めて
万木春海:「絵って……漫画って……難しいんですね……ほんと」
万木春海:内容は、ハッキリ言って拙い
北条サイカ:「わ、ほんとだあたし……なんかちょっと照れるな、これ」微笑みながら、頬を赤らめて
万木春海:だが熱、というものが素人目にも伝わってくる、そんな原稿
万木春海:「なんか……もう……何でも使おうって自分で自分に能力描けて『できる』『強い』『絵がうまい』『超面白いよ』って」
北条サイカ:「……」そのまま、じっと読み進めて
万木春海:「あまりに乱用しすぎて実際に面白いのか……そう思い込まされてるのか……自分でもよくわかんなく」ジワリと、涙
北条サイカ:「ん……」その髪にそっと触れて、撫でる
万木春海:「ただ……その、第一話……完成、完成したんです……」
万木春海:「みんなに……読んで……ほしく……て……」
北条サイカ:「……あたし、漫画とかあんまり読まないんだけどさ」
北条サイカ:「ハルミちゃんがこの漫画を、あたしに喜んでほしいって思って描いてくれたの」
万木春海:不安そうに、顔色を伺っている
北条サイカ:「なんか、分かっちゃった。ふふ」自意識過剰かな、なんて笑いながら
万木春海:「ふへっ」
北条サイカ:「だからさ、ありがとうね」
万木春海:気の抜けた笑み、そうして
万木春海:トサリ、とサイカに倒れ込む
北条サイカ:「……って、面白いとかより何より、一番にそう言いたくなっちゃった」
北条サイカ:「おっと」その華奢な体を受け止めて
万木春海:やがて、聞こえてくるのはスゥスゥと寝息
北条サイカ:「そうだね……頑張ったんだね」あやすように撫でる
万木春海:肩越しに見える暗い万木の自室の中身はめちゃめちゃな様相である
北条サイカ:「この感想の続きの話は、起きた後でしようか」
北条サイカ:母親のような笑みで、そう言って……部屋の惨状が目に入り。
北条サイカ:「……の前に、片付けかな……これは……」
GM:---
GM:セッション全行程、終了!!
GM:これにてジャムケット閉会だ!
GM:お疲れ様でした——!!
北条サイカ:わーい!お疲れ様でした!
万木春海:いえーい!
万木春海:おつかれー!ありがとー!
大橋綺羅星:おつかれさまでしたー!