リトルシニア・ラストゲーム


PC1:天城康介(あまぎ こうすけ)(キャラシート)PL:しんごろ
PC2:興津和沙(おきつ かずさ)(キャラシート)PL:中村
PC3:氷室錬(ひむろ れん)(キャラシート)PL:嗣子

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

【トレーラー】

変わらないものがあると思っていた。
ずっと同じ夢を見れると思っていた。

あれからほんの少し時が過ぎて。
もう、手が届かないことを知る。

連続する、UGN施設襲撃事件。
犯行チームは、まだとしわかい、
十代半ばの少年少女たちだった。

凶行を食い止めるべく動く君たちは、
ごくごくささやかな悲劇に辿り着く。

当たり前の、どこにだってある悲劇。
だからきっと、悪いのは僕らの方で。

再会はまた、あの原っぱで。

ダブルクロス3rd 大N市ステージ
「リトルシニア・ラストゲーム」

ダブルクロス。それは裏切りを意味する言葉。

GM:では、PCナンバ順にハンドアウトを流しますので、かんたんな自己紹介などお願いします。一人持ち時間長くて10分程度……で。

PC1:天城康介
シナリオロイス:朝隈洋司(小学生時代の友人)

君にはむかし、友人がいた。友達くらいいたのだ。四年より前のことだ。
彼はリトルリーグのエースで、来年はシニアで活躍すると息巻いていた。
四年より前のことだ。崩落する町並みは、何もかもをこわしてしまった。

行方不明になっていたはずの彼と、きみはある日、偶然にも再会する。
ひさしぶりの会話はUGNからの緊急呼び出しで打ち切られてしまったが、
近いうちにまた会うことができる。そんな予感が、なぜかしていた。

GM:ということで、天城くん。どうぞ。
天城康介:押忍!
天城康介:「康介、天城康介だ。面白みのない名前だけど、俺はまあ、気に入ってる」
天城康介:「なんせ、親がつけてくれた名前だからな。生きてたら、由来とかも聞けたんだろうけど」
天城康介:「……いつの間にか、姉さんよりも年上になっちまったし。ほんと、時間が経つのは…いや、まあ」
天城康介:「結局のところ、なるようになる……いや。しなきゃならない、ってことだろ」
天城康介:星辰館高校に通う学生かつ、UGNイリーガルエージェント。4年前の、崩落戦のとある現場におけるただ一人の生存者。
天城康介:奇妙な強運を引き寄せることから、UGN等からは“特異点”のひとりと見られている。
天城康介:ここのところ、色々ありまして。陰を感じさせつつも、前向きになったのだとか。
GM:ははあ。
天城康介:ええ。色々と。さておき。
天城康介:シンドロームはキュマイラ/オルクス。低行動値なので開き直って《フルパワーアタック》で殴ります。
天城康介:有射程(《一角鬼》で5m)、カバーリング持ちと、多少は小回りの効く仕様となっております。
天城康介:あと意外と社会性(リサーチ力)もあるぞ!
天城康介:ロイス等はOP後かな。ひとまず、以上で!よろしくお願いします!
GM:それは頼もしい。では、よろしくお願いします!

PC2:興津和沙
シナリオロイス:"ナンバー19"(襲撃現場で出会い、別れた少女)

施設襲撃の対応で駆り出された君は、ひとりの少女と遭遇する。
どうも襲撃者側らしい彼女は、ひどくぼろぼろの様子で施設内を彷徨っていた。
腰の引けた彼女へ事情を問う君だが、帰ってくる反応は泣き声混じりの拒絶だけ。

私は幸せになってはいけないんだ。
そう繰り返す彼女の姿が、相手の逃げてしまったあとも、なぜか頭から離れない。

GM:では、興津さん。よろしくお願いします!
興津和沙:はーい
興津和沙:PC2の興津和沙です。
興津和沙:星辰館高校でお姫様やってます。
興津和沙:本当です。嘘じゃありません。
興津和沙:負けて…!負けてねえから!黒川梓には負けてねえから!!
興津和沙:心が折れねえ限り負けてねえから!!
興津和沙:コードネームもホントに"姫"になったし!こっからだから!!
興津和沙:こんな感じの子です。
興津和沙:あと持ってる槍がでかい。
GM:でかいですね。何メートルでしたっけ
興津和沙:柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどある。
GM:中国怖いな!
興津和沙:唐代に纏められた酉陽雑俎に記載されてる由緒のある記述
興津和沙:性能としてはレジェンダリーでウェポンカスタイズなでけえ槍で殴る!それだけです!
興津和沙:以上です。よろしくおねがいします。
GM:はい。ありがとうございます! 今回は……うまいことあてがきが届くといいんですけども。

PC3:氷室錬
シナリオロイス:"コールドスナップ"(昔会った"医者"、襲撃事件の関係者)

君がまだ、姉や父親と暮らしていた頃の話だ。好きではなかった来客がいた。
たびたび訪ねてくるお医者様だ。父からは、コールドスナップ、と呼ばれていた。
彼は家に訪ねてくるたび、君や姉に何か薬を処方したり、いろいろな処置をしていった。
あなたたちを治すため、といっていたが、何をされていたのか今では知れない。

UGNからの依頼で出た荒事の現場。彼と再開したことには、妙な納得感があった。

GM:ラスト。氷室錬くん、どうぞ!
氷室錬:はい!
氷室錬:「氷室・錬(ひむろ・れん)。”春の訪れ(ヘパティカ)”で、今は…イリーガル兼居候になるのかな?」
氷室錬:元どこかのセルの量産体で、現在コープなみかぜの住人です。
氷室錬:…家賃払ってるかな…?ま、まあ払ってるだろ……
GM:どうなんでしょうね。まあ問題にはなってないとは……続きどうぞ。
氷室錬:今はなみかぜのみんなのお手伝いをしたり、イリーガルでバイトみたいなことしつつ生活しています。
氷室錬:そんな風に馴染んできましたが、ここで過去が来ると聞いてどきどきしています。
氷室錬:データ的には熱光学迷彩による無料隠密単体殴り!
氷室錬:範囲はハンドグレネードを買わせてくれ……!
氷室錬:以上!
GM:はい。ありがとうございました!
GM:今回、GMはSATMRAこと里村邦彦が務めさせていただきます。よろしくお付き合いお願いいたします!
GM:では、さっそくOPのほうから、始めさせていただければと思います。
GM:基本PCナンバー順ですので、天城くんから。

OP1

GM:────
GM:OP:1 子供の時間
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
天城康介:天城康介の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:33->43)
天城康介:オッフ

GM:それは、冬休みも明けた、小学六年生の春のことだ。
GM:川沿いの原っぱ(遊水地とかなんとか)で、君は友人とキャッチボールに興じていた。
GM:そろそろ夕暮れ時だ。
朝隈 洋司:「よっ、と」
朝隈 洋司:ピシュ!
天城康介:「おわっ…!?」
朝隈 洋司:小学生とはいえ、地元のリトルリーグチーム、ハミングバーズのエースピッチャーだ。
天城康介:バスン、と。子供が投げる球にしては、やけに重い音。
天城康介:キャッチした、というよりは。相手がそこを狙って投げてくれた、と言う方が正しい。そんな、素人丸出しのキャッチング。
朝隈 洋司:本格的に……彼が5年生になって、チームの方に打ち込み始めてから……やらなくなる前とは、比べ物にならない。
朝隈 洋司:「と。(わり)、大丈夫か?」
朝隈 洋司:特徴的なあざのある額をかきながら、少しばつが悪そうに、そう言う。
天城康介:「くそっ、手加減すんなって言ったのはぼくだけどさ。ほんとに手加減なしで投げるやつがいるかばーか」
天城康介:言葉遣いはぞんざい。けれどそれも、気安さからのことで。
朝隈 洋司:「だれがバカだよ! だいち、おれが本気で投げたらこんなもんじゃねーからな!」
朝隈 洋司:にっ、と笑う。ユニフォーム姿ではなくて(最後の大会はとっくに終わってるのだから、当然ではある)ごく普通の私服。
天城康介:「マジか!?ああくそ、見てみたいけど受けきれないだろうなあ……」
朝隈 洋司:「たりめーだ。……もうちっと続けたいけど、そろそろ球も見えなくなっちまうなあ」
朝隈 洋司:「ちぇ。そういや、夕方練習のときは、あそこの照明ついてるんだっけ、忘れてた」
天城康介:「仕方ないだろ、まだ夏じゃないんだし。……でもまあ、うん。ぼくも、そろそろ帰らないと、姉さんが」
朝隈 洋司:「お前前からそれだよな。そのうち姉ちゃんとケッコンしちまうんじゃねーの?」
朝隈 洋司:グローブを丁寧にスポーツバッグにしまって(ランドセルとは別に持ち歩いています)、歯を見せて笑う。
天城康介:「ばーか、きょうだいだぞ。そんなこと、もししたくてもできないっつーの」
天城康介:自分も同じように、大きく口を開けて笑って。
天城康介:「……あ、そうだ。聞いたぞ洋司」
朝隈 洋司:「なんだよ」
天城康介:「もう、シニアのチームから声かかったんだって?」
天城康介:声には、微かに羨望の色。
朝隈 洋司:「あったりまえだろ。康介。だって、そのためにわざわざ、中学は別の学区まで行くんだぜ」
天城康介:そうだよなあ、と。半分納得したように、頷いてから。
朝隈 洋司:ざん、と土を踏んで、スポーツバッグを背負って。
朝隈 洋司:「もうケッコー会えないからよ。だから今日誘ったんだよ」
天城康介:「おかげで、長いコト使ってなかったグローブを探し回るハメになったしな」
天城康介:ようやく柔らかさが戻って来たばかりの、かつての愛用品。それを名残惜しそうに、ナップサックに放り込む。
朝隈 洋司:「まだ卒業式にははやいけど、康介とはきちんとしときたかったんだよ。ゆるせよ」
朝隈 洋司:拳をつきだす。
朝隈 洋司:「三年だけだぜ」
朝隈 洋司:「どうせ、高校は星辰館だろ? だったら、甲子園の応援には来てくれよ」
朝隈 洋司:「いいだろ。な」
天城康介:「……しかたないな。洋司の、甲子園でのウィニングボール。サイン入りだ」
天城康介:「そいつで、ゆるしてやる」
天城康介:泣くのを堪えるような、くしゃっとした笑顔で。拳をぶつける。
GM:……それが、彼との最後の思い出です。
GM:このとしに、あの大事件が起きて。街はめちゃくちゃになって。
GM:そして、朝隈洋司は行方知れずになりました。

GM:現代。
GM:駅前の人だかり。あなたは、それをぼんやりと眺めています。
GM:誰かとの待ち合わせかもしれませんし、買い出しで休憩中なのかもしれません。
天城康介:─色々。色々だ。4年と少しの間、本当に色々あって。
天城康介:ようやく、(みらい)のことを考えて生きる決心はついたけれど。それは、それとして。
天城康介:「…………」
天城康介:こうして、ふとぼうっと、暮らし慣れた、けれど見慣れない街並みを眺めることがある。
GM:……そこに。
GM:もういないはずの姿を、見つけます。
朝隈 洋司:すっかり伸びた背。がっしりした体格。しかし、顔のおおきなあざと、それを隠そうともしない振る舞いは。
朝隈 洋司:あの頃のままで。
朝隈 洋司:大きな荷持を持っているわけでもなく、かといってどこかの帰りというわけでもなさそうで。
天城康介:「……!?」
天城康介:─後から考えてみれば。その辺りも、気にするべきであったのだろうけれど。
天城康介:「洋司!」
天城康介:思考が回るよりも先に、その名前が音になって飛び出す。
朝隈 洋司:「!」
朝隈 洋司:彼は立ち止まって、たしかに目があって。
朝隈 洋司:「お前……康介か?」
天城康介:「ああ、そうだよ!お前……お前なあ!あの後一体」
天城康介:どこで何を、と。そう、問いかけようとして。
朝隈 洋司:「ああ。(わり)、そのな……」
天城康介:「……あ、いや、俺の方こそ悪い。……無事、だったんだな」
朝隈 洋司:「ああ。あれで、巻き込まれて……」言葉を探している様子で。
朝隈 洋司:「記憶喪失……だな。で、今の勤め先……で、世話んなってた」
朝隈 洋司:「嘘みたいだろ。この街戻ってきたら、思い出したんだぜ」
朝隈 洋司:「けっこ、変わっちまってるのにさ」
天城康介:「……そう、か。うん。本当、色々変わっちまったけど─」
天城康介:「良かったよ。お前が、生きててくれて。……お帰り、洋司」
朝隈 洋司:「ああ。ただいま、だよな」
朝隈 洋司:「にしたってすげー偶然だな。このあとよければメシでもどうだ?」
天城康介:「もちろん。覚えてるか、駅裏の喫茶店。あそこ、まだドカ盛りやってんだぜ」
天城康介:「そこでゆっくり、話を─」
GM:と。
朝隈 洋司:「大丈夫だ、今んとこ、金だけは多めにくれるから、こう見えてもけっこ懐は…」
朝隈 洋司:ピピピ、ピピピ、と、愛想のない電子音が洋司の懐から聞こえる。
朝隈 洋司:今どき珍しいポケットベルを取り出して、ディスプレイを見て、顔をしかめる。
天城康介:それに重なるように、こちらの懐からも。
朝隈 洋司:「……(っそ)だろ、なにもこんなときに」
天城康介:「……悪い。こっちも……ええと、バイトの呼び出しだ」
朝隈 洋司:「んだよ。せっかく高校生なのにバイトかよ」
朝隈 洋司:苦笑いらしいものを浮かべて。
朝隈 洋司:「まあ、しばらくは俺もさ、こっちいるからさ。また会おうぜ、康介。じゃーな!」
天城康介:「食い扶持、自分で稼がないといけなくなったからな。……まぁ、うん。積もる話は─」
朝隈 洋司:くるりと踵を返して、いかにもスポーツマンらしい見事な走り方で駅前広場の反対に消えていきます。
天城康介:「ああ、またな、洋司!……あ、うちの場所変わってるからもし来るなら……って、ああ」
朝隈 洋司:ろくに声をかける暇もない。まあ、あなたの知っている彼らしい話です。
天城康介:「……はは。ほんと、動き出したら一直線な奴」
天城康介:苦笑い。せめて、こちらの電話番号だけでも渡せばよかったか、と。……ああ、けれど。
天城康介:「……まあ、こうして会えたんだ。二度目だって、きっと──」
天城康介:そんな、根拠のない確信を抱きながら。ふと。
天城康介:「……あいつ」
天城康介:ボールを握ることまで、忘れてしまっていたんだろうか、と。そんな風に考えると。
天城康介:なぜだか、とても、さみしくおもえて。

GM:シーンカット。ロイス宣言などは舞台裏でお願いします。
天城康介:ロイス。朝隈洋司に「■友情/嫉妬」で。


OP2

GM:────
GM:OP:2 一回の表
GM:シーンPC:興津和沙
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
興津和沙:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 6[6]+35 → 41

興津和沙:たー!
GM:興津さんのOPですが、やや荒っぽいですけども、ハンドアウト通り。UGNの施設が襲撃されている、という状況。
GM:近場にいたイリーガルが緊急で呼び出されて対応にあたっている、という場面からですね。
興津和沙:おっす
GM:では、参ります。

GM:施設内には、とぎれとぎれのアラートが響いています。
GM:市内に複数分散されたUGNの活動拠点のひとつ。ここは、イリーガルにも利用可能な訓練場……だということです。
GM:興津さん本人は使ったことはなかったかもしれませんが、しかし訓練の場だったはずのここは、今や本物の戦場と化しています。
興津和沙:「うわー、とても訓練場にはみえねー」
GM:通路に累々と倒れた人々。飛び散った血痕、破壊された壁材。息のないものも、当然混ざっています。
興津和沙:オペレーターさんとかはついてくれますか?
第四支部オペレーター:『無駄口叩いてないで。悪いけど、見ての通り緊急事態なの』
第四支部オペレーター:『背景だけ簡単に説明すると、ここのところ頻発してる施設襲撃と同一犯だと思われます』
興津和沙:「無駄口ぐらい叩かないと怖くてやってらねえんですよ。」
第四支部オペレーター:『それは失礼。そうね、イリーガル相手だってことは確かに……まあいいわ。できるだけ簡潔に』
興津和沙:「で、私は何をすればいいんで?要救護者の介護?それとも敵に突っ込めばいい?」
興津和沙:「あんまり多くのことは言わないでね、私、あんまり器用に出来てはねえから。」
第四支部オペレーター:『施設の下層にあるメインフレーム……一番大事なコンピュータね。そこへ向かって。敵がいたら排除』
第四支部オペレーター:『本格的な救援が来るまで拠点防衛。ただし固定の中継機がやられてるから、地下に入ると通信が切れます』
第四支部オペレーター:『質問は?』
興津和沙:「何時間持たせればいい?」
興津和沙:敵の数とかは聞かない。自分に期待される仕事だけを確認し、それを全うしようとする。
第四支部オペレーター:『一時間は取らせない。現在の状況だとおよそ二十五分』
興津和沙:「了解。じゃあ、全力で突っ走っても大丈夫だね!」
興津和沙:「案内よろしく!」
第四支部オペレーター:『了解。元気で大変けっこう』
GM:……戦闘じたいはほとんど終結していたから、というのもあるように見えましたが
GM:あなたは数分たたず、施設の地下へと入ります。通信は途切れましたが、道としてはほぼ一直線。
GM:迷いようはありません。……その最後の扉の前に。
GM:傷だらけで血まみれの少女がひとりいたこと以外は、大きな障害もありませんでした。
ナンバー19:「ひっ!」
興津和沙:「はい、こんにちわー」
ナンバー19:全身傷だらけ。よくよく見ればボディアーマーの肩に"19"とナンバリングが入っています。
興津和沙:「怯えないでね。あんたはUGN側?それともこの施設を襲った側?」
ナンバー19:ひどく怯えた様子で、視線は定まらず、見るからに腰が引けています。
ナンバー19:「あ……あなっ、あなた、UGNで……わ……わたしは……」
ナンバー19:目線が激しく揺れています。もはや自白しているようなものでしょう。
興津和沙:「イエス、私はUGNの増援。」
ナンバー19:「わたしは……あの、あなたの、敵で……」
ナンバー19:ぷるぷると身体をふるわせながら、室内に何かを探すように目線をさまよわせています。
ナンバー19:「あっ、あのっ、やめ、やめませんか。もう……違うんです、ほんとは終わってるはずで」
ナンバー19:「ごめんなさい、むしがいいのはわかってるんです、でも私……私きょう帰れれば……」
興津和沙:ブオン!と巨大な槍が風を切る音がし
興津和沙:ピタリ、と少女の目の前で朱槍が止まる。
ナンバー19:「ひいっ!」
ナンバー19:調子の外れた笛のように喉がなりますが、攻撃動作の間だけは、興津さんから目線を離しません。
興津和沙:「そう言われて返すわけにはいかねえんだよね。」
興津和沙:「あんたら、他のとこも襲いまくってんだ。これからも襲撃を続けねえって保証はねえ。」
ナンバー19:「や……やめましょう、よ、もう、もうやる気は……ないんです……」
ナンバー19:「……今日は」
興津和沙:「なら、ここで捕まえて後顧の憂いを絶たねえとさ。」
興津和沙:「あんたがおとなしく捕まってくれたらこっちも手荒な真似はしねえよ?」
ナンバー19:「UGNに……」
ナンバー19:ふらり、と手を差し出そうとして……攻撃動作には見えませんでした……ぶんぶんとかぶりを振ります。
ナンバー19:「だ、だめです。そんなの。捕まったら……私なにも。それに、もしも、万が一……うまく……だめ」
興津和沙:「おい、もっとわかりやすく言ってくれねえかな。」
ナンバー19:「うまくいっちゃだめ。幸せになんてなっちゃだめ。幸せになんてなっちゃだめなんだ。私……私は」
興津和沙:「おい、どうした?あんた。」
ナンバー19:「怯えてるんですようっ!」
ナンバー19:見るからに様子がおかしいですが、目線は寒骨白から外しません。
興津和沙:「んなもん、こっちだってこええわ!訓練場こんなにしたやつらの一人と対面してんだぞこっちわ!」
ナンバー19:「ひいっ!」
ナンバー19:がたっと腰が引けます。
興津和沙:舌打ちをして、槍を手元に戻す。
ナンバー19:腰が抜けそうな勢いで肩を落とします。
興津和沙:「わかった、わかった。脅すような真似して悪かったよ。」
ナンバー19:「は、はい、その、み、みのがしては…」
興津和沙:警戒心を持ったまま、少女に歩み寄ります。
興津和沙:「それは出来ねー」
興津和沙:「その代わりと言っちゃ何だけど。」
ナンバー19:「は、はひっ」
興津和沙:「大人しくここで捕まってくれるなら。」
興津和沙:「あなたに出来るだけちゃんとした待遇を与えるように私からもお願いする。」
興津和沙:「少なくとも、幸せになっちゃダメだなんて思うことねえように協力してやる。」
ナンバー19:「っっっっっっっ!」両手で顔を覆ったまま、どたっと尻もちをつきます。
ナンバー19:そのまま上体までぶっ倒れそうなものですが、体幹がしっかりしているのか尻もちで済んでいます。
興津和沙:「面白い動きしてんな、私の話聞いてんのか?」
ナンバー19:「ダメなんです。わたし、そんなのはダメなんですよ。こんな……私みたいなのが」
ナンバー19:「この施設のひとにひどいことしました。たくさん殺して、殺すためにここへきて、そんなのが幸せになって」
ナンバー19:「幸せになっていいわけないじゃないですかあ」
興津和沙:「そりゃ、そうだ。」
興津和沙:「そのままてめえだけ幸せになっていいわけがねえよ。」
ナンバー19:「だったら」
興津和沙:「だから、悪い事したならちゃんと罪を償って」
興津和沙:「反省して、その上で幸せになろうとしろよ。」
興津和沙:「幸せになっちゃいけねえって考えて、自暴自棄になってたらいつまでも同じことの繰り返しだろうが。」
興津和沙:「だから、大人しく捕まっとけって、な?」
ナンバー19:「そんっ……なのお……」
ナンバー19:ひゅう、と声が漏れた、その直後。
ナンバー19:彼女の背後に、ふいに、ばっくりと黒い空間が口を開けます。
興津和沙:「……こんにゃろ!」
興津和沙:距離を取るか、詰めるか。一瞬迷った末に前に出ることを選択する。
???:闇の中から腕がぬう、と伸びて、へたりこんだ少女の襟元を掴みます。
???:「19番、延長は事故だ。大丈夫だ、引き上げていい」
ナンバー19:「ひゅっ」
興津和沙:「オラッ!逃がすか!」
興津和沙:槍を前に突き出す。
興津和沙:ただそれを敵を穿つためではなく
興津和沙:少女にそれを掴ませるために前に出したように見えた
ナンバー19:闇の中に引きずり込まれながら、興津さんの踏み込みに合わせて片足で床を踏んで
ナンバー19:"差し出された"槍を、蹴り上げるようにして軌道を反らします。むろん、重量100kgを超えるそれを蹴り上げるなど、尋常の人間にできることではありません。
興津和沙:「チッ!!」
ナンバー19:……振り払ったまま、少女の姿は闇に飲まれ、そのまま暗闇は口を閉ざします。あとには何も残りません。
興津和沙:ガアン!!
興津和沙:蹴り上げられた槍を力づくで押さえつけ反撃をしようとするが
興津和沙:寒骨白は空を切り、床に叩きつけられる
興津和沙:「とりあえず、メインフレームの防衛は」
興津和沙:「ちゃんと、出来たよな。」
GM:……少なくとも、緊急依頼の目的は果たせたと言っていいでしょう。
興津和沙:胸になにか支えったような、そんな不快感を覚えながら、そうつぶやく
GM:しばらく経ち、救援がやってくるまで、新たな闖入者はなく。
GM:この実績が目に止まってしまったのか、何故か連続襲撃事件への対応班を頼むとの連絡が入ったのは、少し後のこと。
興津和沙:引き受けるよ!
GM:はい。では、シーンカットです!
GM:ロイスの設定は舞台裏タブのほうでお願いしますー
興津和沙:ロイス。襲撃犯/19番?/庇護/脅威○

OP3

GM:────
GM:OP3 一回の裏
GM:シーンPC:氷室錬
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:38->41)
GM:興津さんと同時、施設の地上部分での話になります。
氷室錬:はいっ
GM:第一第二第四の境界付近に設けられた訓練施設の防衛に、たまたま近くにいたあなたが呼び出された格好ですね。
GM:では、シーンを開いていきます。

GM:破壊痕の生々しい通路に、累々と死体が横たわっています。
GM:けが人も混ざっているでしょうが、区別はつきません。少なくとも、今のあなたの"敵"は、死ぬまで向かってきました。
GM:だから、あなたが打ち倒した相手が死んでいることは、まず間違いがありません。
氷室錬:血に塗れたナイフを一振り。
氷室錬:周囲の状況を一瞥しつつ、再度また周囲の意識から消え失せようとする。
コールドスナップ:「おや」
氷室錬:追撃や増援を警戒していた。そして、その声に。ゆるりと振り向く。
コールドスナップ:「……"ブラックトパーズ"のところの娘かね? 珍しいところで、珍しい相手に会うものだ」
コールドスナップ:見覚えのある、相手でした。
氷室錬:「……今日は嫌なことを聞くし、嫌な相手と会う日ね」
コールドスナップ:印象に残らない顔立ちの、中背の男。……あなたが、むかし。"家族"と暮らしていたころ、偶に訪ねてきていた相手。
氷室錬:緊急コールだったから、銃器は用意していない。わずかに苛立ちが指に乗った。
コールドスナップ:「医者嫌いは関心しないよ。確か……そう、氷室錬くん」
コールドスナップ:「27番、36番。7番も死んだのか、これは弱ったな、なんと説明したものか」
氷室錬:「患者に施術の説明も碌にしないのをどう信用しろって?……」す、と番号を呼ぶ声にわずかに瞳孔が窄まる。
氷室錬:「あなた」左のナイフを突きつけつつ、そちらに意識を偏向させ。右の後ろ手に抜くナイフを隠す。
コールドスナップ:"コールドスナップ"。"黒欧泊(ブラックトパーズ)"と親交があった、おそらくは、FHエージェントです。
コールドスナップ:「何かね。物騒な話は勘弁して欲しいのだが」
氷室錬:「こんなとこに来てる時点でなにもないでしょう。一個だけよ、聞きたいのは」
コールドスナップ:「内容によっては、答えようか」
氷室錬:「コレ、貴方も関わってる?」血と死体で満ちた通路を差しながら。
コールドスナップ:「ご想像にお任せするよ」
コールドスナップ:「……しかし、ふむ。UGN側についていたのか。悪くないな」
コールドスナップ:「氷室銘くんは健勝かね?」
氷室錬:攻撃の算段を整えていたが。
氷室錬:一瞬止まって。「――――八つ当たりなのは分かってるけど」
氷室錬:「ここで死んでおきなさい」上半身を乗り出し、前に踏み込むように見せ。
氷室錬:床を蹴った反動で跳び、右のナイフに纏わせた燐光が爆ぜ飛ぶ。
GM:ぶおん、と、彼との間を遮るように、闇の壁が発生します。狭い通路ゆえ、ナイフの軌跡が遮られる。
GM:エフェクトどうしの相互干渉で、火花が散るような感覚が走りますが、闇の壁じたいは健在です。
氷室錬:そのまま弾かれる勢いを乗せ、端から何度か斬りつける。強度の確認。
コールドスナップ:「ご苦労。予定通りだ、全員回収しなさい。なに、少しばかりボーナスも考えるよ」
GM:闇の壁の向こうから、誰かに話しかけているような調子の声が聞こえます。
氷室錬:ぎり、と。
氷室錬:無意識に、奥の歯を噛み締めた音がした。
コールドスナップ:「……氷室くん。近いうち、また会いに行くことになるかもしれないな。そのときは、よろしく頼むよ」
氷室錬:「また、何かをするつもり?」弾かれたナイフを手の内で回しつつ。
コールドスナップ:「ご想像にお任せするよ」
GM:ふつり、と闇の壁が消えます。
GM:その向こうには、誰の姿もありません。
氷室錬:「…………くそっ」
氷室錬:逃がした。全く持って言い訳も出来ない。
GM:しかし、拠点地上の敵の排除、という依頼の指示じたいは果たしたことに違いはありません。
GM:……このあと、あなたのもとには、襲撃事件の対策班に加わるよう要請がやってくるわけですが。
氷室錬:ぎり、と胸元を握り締める。
氷室錬:勿論受けます!あの野郎何やってんだ今度は!
GM:はい。ご協力ありがとうございます。では、ここでシーンカット。
GM:ロイスの設定は舞台裏タブでお願いします。
氷室錬:ロイス。"コールドスナップ" 〇怒り/不安 で。憶えてないけど何されてたんだわたしは。


GM:で、次からミドルに入ります。きょうはミドルの1シーン目まで……かな。
GM:ボードをご覧になっていただければ分かる通り、今回は、おなじみ(になってるといいな)のSSSCルールを使用した卓となります。
天城康介:はぁい!
氷室錬:はーい
興津和沙:おっす!

判定使用技能:
情報UGN、情報裏社会、情報噂話、情報FH
達成値上限30(PP+4まで)
シナリオフラグPP:8

GM:で、サブトピックがひとつ設定されています(よくわからなければ見学タブの方でご確認を!)
GM:『コールドスナップ』です。こちらの上限はPP2。調べると、あのおっさんの簡単なプロフィールが出てきます。
氷室錬:おお。技能はメインと同じです?
GM:はい。同じ技能になりますー
氷室錬:了解ですっ
興津和沙:ういっす!
GM:で、次はミドルのひとつめ。合流シーン相当のものになります。
興津和沙:おっす!

ミドル1

GM:────
GM:ミドル:1
GM:全員登場
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:41->47)
天城康介:天城康介の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:43->51)
興津和沙:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 1[1]+41 → 42

興津和沙:やたー

GM:最初にリサーチを振っていただいてから、メインを開いていこうと思います。
GM:ということで、誰がメイン(サブ)に行って判定するかガリガリ振ってくんねえ!
氷室錬:はーい。
天城康介:うす!メインは自分か興津さんで叩くのが良いかしら。
興津和沙:じゃあメインいきまーす
氷室錬:おねがいしますっ
興津和沙:コネUGNを使って
興津和沙:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[8,8,8]+2 → 10

興津和沙:ゾロ目!!
興津和沙:末広がりだぜ!
天城康介:なんつー確立を引き当てるのか。
GM:はちーぞろォー(魚河岸声で)
氷室錬:中々ないw
氷室錬:じゃあわたしサブいってみますねー。
GM:20超え期待してメインもう一回叩いてもいいのよ。(いいのよ)
氷室錬:マイナーで完全熱光学迷彩起動。ミドルに+3d。
GM:あいよ。こいな!<サブ
氷室錬:裏社会で。
氷室錬:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[5,5,7,8]+1 → 9

氷室錬:ひどい
天城康介:ああ、ではこちらでサブを行ってみましょう。噂話でコネ込みの…。
天城康介:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,4,4,6,8]+1 → 9

天城康介:ナカーマ
天城康介:財産点1突っ込んで10だ!
興津和沙:おっけおっけ
氷室錬:わあいお金持ち!
GM:おっと。上限まで割りましたね? おーらい。ではメイン+2のサブ+2、DPは合計+2されて。
GM:2の2の2のこっちもゾロ目だ。幸先がいいやな。じゃ、項目出したらシーン描写はじめますのでー

メイントピック PP 0/8→2/8 DP 0→1
  サブトピック PP 0/2→2/2 DP 1→2

深度0
N市のUGN管理下にある施設で頻発している襲撃事件。
襲撃者は十代前半から中盤の少年少女、二十人前後のチーム。
度重なる戦闘で、襲撃者側にも多数の死傷者が出ている。
尋問は成功しておらず、興津和沙の接触が唯一の類似例だ。

深度1
今のところ、襲撃者たちの足取りは掴めていない。
リーダーと思しき少年の《ディメンジョンゲート》で撤退するためだ。
背後関係からの調査もうまくいっていない。
N市UGNの敵は多く、襲撃されている施設にも一貫した意図が見られない。
利害関係がどこにあるかが、まずはっきりしないのだ。

深度2
施設の襲撃は、常に「施設の重要な目標への攻撃」を目的としている。
内情についてある程度の調査は済んでいるようだが、成功例は一つもない。
ある程度被害が出ると、襲撃者たちは撤退してしまうためだ。
つまり作戦は失敗しているように見えるが、にも関わらず継続している。
戦闘の勝利以外に、なにか目的があるのかもしれない。

GM:メイントピックの情報は以上になります。
GM:続いてコールドスナップのプロファイル。

【コールドスナップ】
深度1
記憶操作、なかでも「特定のエピソード記憶を消す」ことに長けたFHエージェント。
この才能を用いて、様々なセルに出入りし、チルドレンの調整などに関わっていた。

深度2
現在は、「リトルリーグ」と呼ばれるセルのリーダーに収まっている。
ただしこのセルについては、詳細な情報はよくわからないままだ。
これはエージェントの雇入などを行わず、内部の育成戦力のみで賄っているからだ。
これは、若く規模の小さいセルとしては異例のことだ。

GM:サブトピックの内容は以上になります。
GM:では、シーンの方を開いて行きましょうか。
興津和沙:おっす!

GM:第四地区の内陸側、第一・第二・第三・第四の境界付近にある小さな貸し会議室。
GM:ここも、UGNの拠点の一つになっています。
第四支部員:「……ということで、うちからも対策人員を出すことになりました」
第四支部員:「全員がイリーガルっていうのは情けないけど。内部戦力を抱えてないうちの支部長の方針のせいね」
興津和沙:「その分、今回みたいに市内の設備に無差別に襲う奴らには」
興津和沙:「柔軟な対応が出来るってことでいいんじゃないですか?」
興津和沙:「私らにはそんな縄張りに意識もないしね」
興津和沙:「じゃねえ、ありませんですしね。」
天城康介:「それに、確か……元々研究所みたいな役割だったんだろ、ここ。いいんじゃないか、やれることをやって、助け合うのが俺たち(UGN)だろ」
氷室錬:ちょこんとすこし離れたところに座っている。資料を見つつちらちら周りを観察中。
第四支部員:「そう言ってもらえるとありがたいけど」不機嫌そうな支部員は眉間を揉んで続けます。
氷室錬:「えっと、はい。わたしもお仕事があればあるだけ嬉しいですし…」
第四支部員:「ともかく、お姫様と"ヘパティカ"さんは既に接触している縁。で、"モノケロス"くんは縁起物ね」
氷室錬:「縁起物」
興津和沙:「だるまかなんか?」
天城康介:「俺は魔よけの人形かなんかか!?」
氷室錬:「え、拝むとなんかご利益があるんですか?」素の反応である。
第四支部員:「相手の正体が不明だからね。偶然が集まりやすい体質をしている……と、資料ではあった」
天城康介:「ねえよ!あってたまるか!あと最近、ちょっと自分の運の働き方が……なんか妙な具合になってる気がするから、拝むのだけはやめてくれホント……」
興津和沙:「妙な具合って何さ」
氷室錬:「…”特異点”…。あ、やっぱり本当にそうなるんだ。久しぶりに見たなあ」
天城康介:「いや、よかれと思って贈ったものがなんか知らんけど……って、そういう話はいいんだよ今は!」
第四支部員:溜息をついて、眉間を揉みます。
氷室錬:「あ、はいごめんなさい。話を続けましょう」
興津和沙:「そうだねー。まずは自己紹介しようか。」
興津和沙:「私は興津和沙。コードネームは"姫"!よろしくねっ!」
第四支部員:「本当に、正式登録が姫ね。念の為」補足するように。
天城康介:「姫」
天城康介:真顔。
寒骨白:「何を念を押すことがあろうか。なあ主よ」
氷室錬:「おおー。どこぞのやんごとなき家系とかなんでしょうか」
興津和沙:「偽証の疑われてる前提で話さないでほしいな」
興津和沙:「魂の在り方がね。お姫様なんだよ、私は」
氷室錬:「たましい」鸚鵡返し。
天城康介:「なんかよく分からないけど、「本気」ってことだけは強く伝わってくる…そんな気がする…!」
天城康介:半ば慄くように、ごくりと唾を飲み込む。
興津和沙:「いつだって、本気だからね。私は」
氷室錬:「すごい、いずれどこかの王国とかに輿入れするのかな…」
天城康介:「……そうか。凄いんだな、興津は……」
興津和沙:「というわけで今回の仕事も本気で行くからよろしくね。」
氷室錬:「はい、よろしくお願いしますっ」ぺこり。
興津和沙:「はい、そっちの二人も早く自己紹介。ハリーハリー」
天城康介:「ああ、よろしく。じゃあ……」
氷室錬:首を傾げつつ、どちらでもいいですよ、という風情。
第四支部員:「迷う時間は無駄ね。氷室さん、よろしく」
天城康介:小さく頷いて、先を促す。
氷室錬:「はい。わたしは氷室錬。最近イリーガルになりました」
氷室錬:「コードネームは…”春の訪れ(ヘパティカ)”です。能力形式としては隠密行動、ある程度の銃器の扱いが出来ますね」
氷室錬:こんな感じです、と抜き取った一円玉を動かさないまま、透明にする。
興津和沙:「うわー、すげー
興津和沙:と言いながら一円玉のあったところに手を伸ばしてみる
天城康介:「……生身でステルス、かあ」
天城康介:感心したように、けれど表情は眉間に皺を寄せて。
興津和沙:見えないが、たしかにアルミの感触がある
興津和沙:「手品とかじゃないんだ。便利だねこれ。」
氷室錬:「まあ実体はあるので防ぐのは出来ないですけど。斥候とかそう言うのは得意です」
氷室錬:「便利ですよ。逃げたり隠れたりするのにも、戦うのにも」ぴいん、と見えないまま澄んだ音を立てて一円玉を弾く。
興津和沙:「隠すのも隠さないのも、自在ってか」
第四支部員:「活躍を期待するわ。……頼まれていた資料、用意しておいたから」
第四支部員:「じゃあ、最後天城くん」
氷室錬:「ありがとうございます」ぺこりと頭を下げる。
天城康介:「確かに便利で、頼りになりそうだ。……って、ん……?……氷室……氷室……錬……」
天城康介:何かを思い出すように小さく唸っていたけれど。
氷室錬:「?」こてんと首を傾げている。
興津和沙:「どこかであったことある?」
天城康介:「っと、ああ。……天城。天城康介だ。コードネームは”特異点の魔獣(モノケロス)”。……まあ、力いっぱい殴るだけが取り柄だよ」
興津和沙:「なんて古典的なナンパここでするのは勘弁してよ?」
天城康介:「たぶん、ふたりとも会うのは初めまして、だ。……でも、知ってることは知ってる。興津は、星辰館だろ」
氷室錬:「火力はわたしだと出せないので、頼りにします。おお、姫都君や皆が通ってるとこ」
興津和沙:「うん、そうだよ。じゃねえ、そうですわ」
天城康介:「……例の「乱」の話は、うん。有名っちゃ有名だからさ……」
天城康介:どことなく、生暖かい視線を、興津さんに。
興津和沙:「うん、あははは、そこらへんのことは忘れていただきたいんだけど。」
氷室錬:「興津さんを巡っての争いなのかな…」乱、でお姫さま、と聞いたのでそう言う風に連想する。
興津和沙:「まあ、受け入れよう。自分のやらかしたことだしね!もしかして天城さんにもその時迷惑かけた?」
天城康介:「いいや、俺が関わってたら、多分もっと面倒なことに……まあ、楽しいくはないけどいい思い出ってことでいいのかな、興津にとっては」
氷室錬:二人の会話に、やっぱり学校って楽しいのかなー、と思いつつ聴いています。
興津和沙:「いい思い出なわけねえでしょうが。」
天城康介:そりゃ悪い、と小さく笑って応じてから。
興津和沙:「ただ、お姫様ってのはいいことだろうがわりぃことだろうがてめえのやらかしたことから逃げねえもんなの」
氷室錬:「おお…器…」
天城康介:「で、そっちの氷室とは、正真正銘初対面だけど。やっぱり、幹久んトコの子だったんだな」
天城康介:「あいつ、たまにぽろっと名前漏らすからさ」
氷室錬:「あ、姫都くんの。そういえば前道成寺さんと話してた時に名前が出てた」
氷室錬:「…ううむ…なんて言われてるか気になるけど、こういうのは本人に聞くべきだな…」
第四支部員:ぱんと手を打つ。
興津和沙:「友達の友達みたいな繋がりが」
興津和沙:「で、天城さん」
興津和沙:「さっきからあんた自分のこと喋ってねえけど」
興津和沙:「とりあえず『縁起物』って認識でオッケー?」
天城康介:「……いやほんと、話せるネタがあんまないんだよ俺……」
氷室錬:「…む。横から茶々入れてしまいましたね…すみません」こっちもそれでいいのかな…って眼で見ている。ちょっと手が合わせる前みたいな形に。
興津和沙:「あはは」
氷室錬:「いえいえそんなことを言わず。自分では大したことがなくても、他人からすると面白いってことはありますよ」
氷室錬:実体験だ。
興津和沙:「ま、なんとなく人となりは伝わったかな。」
第四支部員:「滞りなく話がまとまったようで何より。じゃあ、資料の共有。手元に用意してあるから」
天城康介:「まあ、戦える縁起物って思ってもらって構わないけどさ。……ともあれ、よろしく頼む」
氷室錬:「はい。よろしくお願いします」
興津和沙:「あとは仕事で評価してくれってことでしょう。よろしくね。」
天城康介:決して悪い感情ではない苦笑いを浮かべて、もう一度、小さく頷く。
興津和沙:言いながら、資料を見ます
天城康介:「……で。UGNの施設への襲撃、だったっけ。興津と氷室も対応に出たっていう」
氷室錬:「そうですね。主に10代で、20人ほど。今まで、その相手とは碌に接触も出来ていませんでしたが…」
興津和沙:「私は19番って子とちょっと話したよ。」
第四支部員:「興津さんが唯一の接触を、と。でも報告からすると、ろくに話が通じなかったということだけど」
興津和沙:「うん、終始怯えてて」
興津和沙:「根性はなさそうな子なんだけど。」
興津和沙:「降伏しろって言っても絶対しなかった。」
興津和沙:「あれは、私だけに怯えてた…ッテ感じゃなさそうだったな」
氷室錬:「怯えてる…ってことは。何か強い誰かが強制してる、とかがよくあるパターンですけど」
第四支部員:「直接見た目を信じましょうか。……で、もうひとつか。氷室さんが遭遇したっていう相手の話」
天城康介:「……うん。会って話さなきゃ分かんないもの、ってのもあるし、な」
興津和沙:「私からはこれ以上は特に詳しいことは言えないかなー。氷室さんどうぞ」
第四支部員:「直接戦闘がないから足取りがつかみにくくてね。集められるだけのネタは集めた。けど…」
氷室錬:「はい。”コールドスナップ”ですね。記憶操作に長けていて、チルドレンの調整に良く関わっていたFHエージェントです」
氷室錬:「セルを渡り歩いていたので、わたしもされたことありますけど、よく覚えてないんですよね…」
興津和沙:「さらりと重いこと言われちゃった。」
天城康介:「そうか、氷室も……って、うん?」
天城康介:「ああ、なんか凄いことをさらっと言ったよな今」
氷室錬:「…あれ?わたし元FHの量産体…って…あー。ごめんなさい、言ったつもりになってました」
氷室錬:「一応これは解決済みですし元のセルはもう4年前に滅んでるので、あまり気にされないでください」
興津和沙:「ま、自分でそれぐらい受け入れられてるなら。」
興津和沙:「私達も受け入れるしかないよね。外野からはガタガタ言わないさ」
第四支部員:「大丈夫よ。身元調査は済んでるから」淡々と。
天城康介:「……そっか。うん。氷室がそう言うなら。……今度はこっちが水を差したな。悪い」
氷室錬:「すみません、きちんと言わないで。此方こそごめんなさい」ぺこり。
興津和沙:「で、その調整屋さんがどうしたの?」
天城康介:「……4年前。そうか」
氷室錬:「今は、そんな流れのエージェントから、セルリーダーなんてしているみたいで」
天城康介:納得したような、逆に何か納得しかねるような小さな呻きを漏らしてから、用意された資料に目を─。
天城康介:「……リトルリーグ?」
天城康介:目を落として、見えた名前を思わずつぶやく。
第四支部員:「そう。リトルリーグ。まあ、セル名とかコードネームなんて、いい加減なものよ」
興津和沙:「リトルリーグって、これ?」
興津和沙:バットを振るような仕草をする
氷室錬:「はい。新興のセルですが、外部戦力でなくすべて自前で育成した戦力を運用してるみたいですね」そこからでしょうか、と言いつつ。
天城康介:「ああいや、由来とかを探ろうってワケじゃないんだ。ただ……」
興津和沙:「気になることはがんがん言っちゃっていいよー」
天城康介:「俺も昔……って言っても、リトルリーグのそのずっと前、友達と一緒に遊びみたいなもんだけど」
興津和沙:「今、ホトンド情報がないから、何がきっかけで捜査が進むかわからないからね。」
天城康介:「やってたんだよ。野球。……で、つい最近、その頃の友達とまた会ったから」
天城康介:「ちょっと、思い出しただけだ。……ありがとな、興津」
興津和沙:どういたしまして、と言うように笑う
興津和沙:「その野球やってた子ってのは、どんな子なの?」
天城康介:「……ほんとに、野球一筋って奴でさ。小学校最後の春に、シニアのチームに入るんだっていうそいつと、キャッチボールをして─」
天城康介:そう、尋ねられたからかもしれない。
興津和沙:「シニア、すごいねー。エリートじゃん。」
天城康介:「……なあ。もしも、もしも余力があったらで構わないんだけど」
天城康介:資料の用意等をしてくれた、支部員へ。
興津和沙:「うん?」
天城康介:そして、共に動く仲間たちへ。
氷室錬:「はい」
第四支部員:「何を言い出すか察しはつくけど。必要ならね」
天城康介:「……朝隈洋司。4年前、この街で起きた崩落戦で行方不明になったはずの、俺の友達」
天城康介:「ついさっき、また会ったばかりの、そいつのことを─」
天城康介:自己紹介の時と比べて、聊か、不安が表に出がちな声で。
天城康介:「洋司が、何をしていたのかを。俺は、知りたい」
興津和沙:「オッケー」
氷室錬:「わかりました。一緒に居た人のことなら、知りたいですもんね」
興津和沙:「『縁起物』のあんたがそういうなら」
興津和沙:「良縁にせよ悪縁にせよ、なんかある…可能性が高いってことだよね。」
氷室錬:「出来れば良縁であってほしいです。拝みますので」
興津和沙:「ナンマンダー、ナンマンダー」
天城康介:「やめろぉ!?」
興津和沙:氷室さんに言葉に合わせて拝むムーブをする
第四支部員:「冗談は置いといて。よろしく頼みます。可能な限りバックアップはするからね」
GM:カット入れます。なにかあれば。
GM:<シーンカット:進行セーブ>
GM:購入判定、ロイスの宣言は舞台裏タブでお願いします。
興津和沙:ボデマー
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

興津和沙:ダメ!
興津和沙:同行者/氷室錬/有意○/不安
氷室錬:フラググレネード先に挑戦してみよう。
天城康介:ロイス。興津さんに「■信頼/不安」、錬ちゃんに「■仲間意識/不快感」で。
天城康介:では、こちらでぼでまチャレンジ!調達できたら興津さんに。
興津和沙:同行者/天城康介/信頼○/不安
氷室錬:マイナー完全熱光学迷彩起動。隠密してー
氷室錬:4dx+1=>12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 7[1,2,4,7]+1 → 8 → 失敗

天城康介:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[1,9,10]+3[3] → 13 → 成功

氷室錬:ぐええ。失敗。
天城康介:買えた。どうぞ姫。
氷室錬:姫都くんの友達/天城康介 〇好感/郷愁 同じセルにも特異点さんいたなーというアレ。
氷室錬:同行者/興津和紗 〇好感/不安 で。ちょっとお姫さまなのに大丈夫なのかな…鉄火場とか。。
天城康介:こちら以上で!
氷室錬:此方も以上。
興津和沙:あざす!
GM:そこまでで、きょうは中断。再開は明日の21時でお願いしようかと。
天城康介:押忍、了解デス!<水曜21時

ミドル2

GM:────
GM:MD:2
GM:シーンPL:興津和沙
GM:────
GM:登場する方は侵蝕率上昇をお願いします。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:47->53)
天城康介:天城康介の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:51->55)
興津和沙:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

興津和沙:きゃっきゃっ
GM: 
GM:はい。では、進行判定のほうトライお願いします!
興津和沙:コネUGN
興津和沙:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 6[1,1,6]+2 → 8

興津和沙:ぎゃん
氷室錬:今はメインだけでしたっけ。マイナーで完全熱光学迷彩起動。隠密して裏社会。
氷室錬:4dx+1 えいっ
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 3[1,1,1,3]+1 → 4

天城康介:はあい、ではコネ込み噂話!
氷室錬:こんなことある???
興津和沙:で、でた!隠密使いのよくわかんない挙動だ!
天城康介:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[4,5,6,9,9]+1 → 10

天城康介:や、やった!
興津和沙:おっけい
GM:OK。10が最大ですねー
天城康介:イエスイエス。
GM:進行トラック4まで。蓄積しているDPは3になりました。

メイントピック PP 2/8→4/8 DP 2→3

GM:情報開きますねー

深度3
一連の襲撃事件での唯一の共通点は、防衛チームとの戦闘が発生したことだ。
ここまで足取りを掴ませていないのに、奇襲を受けて対応が取れなかったケースはない。
最初の事件では、わざわざ周囲施設を大きく破壊し、時間をかけて侵入している。
まるで、戦闘自体を目的としているようだ。
深度4
※次の襲撃事件の捕捉に成功。次はクエストイベントシーンとなる。※

GM:ということで、近場で襲撃の報が入るところまでの短い調査シーンとなります。
興津和沙:うっす
氷室錬:はいっ
天城康介:イェア!
GM:襲撃が起こるのは夜、8時過ぎとかそれくらいですので、かなり遅い時間帯に顔を突き合わせているシチュになります。
興津和沙:不良っ
GM:では
GM: 
GM:第二地区。南側の繁華街。
GM:依頼を受けてから数日。具体的な戦果は上がっていないところではありますが
GM:夕食を兼ねて、簡単な報告など行っている最中だと思ってください。
GM:店はどうしますかね。ファストフード店かな。シーンPCの興津さんに聞いてみましょうか
興津和沙:じゃあ、サイゼ的な店で。
GM:はい。ではサイゼ的な店で。
GM:テナントの窓際、道を見渡せるけれど声は通らない席。頼んだメニューはとうに揃っており、店員の目もありません。
興津和沙:チキンステーキ的なものを喰らっている。
興津和沙:こういう時は肉を食わなきゃ力が出ない。
興津和沙:間違い探しは…いいよ…どうせわかんないから…
氷室錬:スパゲティをくるくる巻きつつ食べています。あまり外食の経験がない。
興津和沙:「しっかし、あの人ら何がしたいのかねー。」
氷室錬:「確かに。今までの事例だと、必ず発見されて戦闘になっています」
天城康介:「"リトルリーグ"の奴ら、だよな。……興津や氷室が見たとおり、パッと逃げられるんなら、そもそも」
興津和沙:「見つからねえように侵入することだって」
興津和沙:「出来ねえことはねえよな。」
天城康介:ドリア的なものを、口にすることなくスプーンで突き続けて。もう、半ばおかゆのようになったそれを、まだかき混ぜている。
氷室錬:「見つかったとしても対応できなくさせるのだって、出来ますしね」
興津和沙:「……えっと、ごめんね?飯屋に集合!なんて言っちゃって」
興津和沙:「もしかしておなかすいてなかった?」
氷室錬:凄いかき混ぜてるけど納豆とかそう言う料理なのかな…?という目で見ている。
興津和沙:可哀想な形になってしまったドリアをみながらいいます
天城康介:「……ぁ、いや……」
天城康介:はっと、気付いたように。
天城康介:「……悪い、また気を遣わせた。そういうわけじゃあないんだ、ただ……」
興津和沙:「ダチが心配で飯を食う気分じゃないってんなら」
興津和沙:「無理にでも食べときな。」
天城康介:どう言葉にするべきか迷いながら、また皿の中身をかき混ぜているうちに。思っていた通りのことを言い当てられて。
興津和沙:「いざっていう時に力を出すにはやっぱ飯だぜ、飯。」
氷室錬:「はい。これからもまた不規則に動かざるを得ないかもしれないですから。エネルギーは必要です」こっちも揉む揉む食べている。
興津和沙:「ああ、腹を切った時に見苦しいものを見せたくないっていう覚悟でやってるなら、それはそれで止めないけどね。武士の作法的に」
天城康介:「参った。気持ちのいい奴だな、興津は。……俺も、氷室を見習うことにするよ」
天城康介:小さく笑って応えてから、ゆっくりと少しずつ、スプーンを口に運び出す。
興津和沙:「うん、そっちも物分りが良くてよろしい。」
興津和沙:「わかってくれなかったらお供え物って言って勝手に追加注文するとこだったよ」
興津和沙:『縁起物』と言われる少年に向けて冗談めかしていいます
天城康介:「だから地蔵扱いはやめろっつてんだろ!?」
興津和沙:そのツッコミを受けて楽しそうにくひひと笑う
氷室錬:「御供え物だと後からみんなで食べないといけないから大変だ…」小分けにしたものをぱくぱく。
氷室錬:「元気、出たみたいでよかったです」
興津和沙:「いいんだよ。こういうのは気持ちなんだから」と氷室さんに
天城康介:「おかげさんで、な。……ああ、そうだ。さっきの話、続けていいか。ええと、"リトルリーグ"の連中だけど」
興津和沙:「うん。お願い」
天城康介:こくりと、口の中のものを飲み込んでから。
氷室錬:こくこくと興津さんに、見た目より幼い感じにうなずきつつ。
天城康介:「ちょっとツテを辿って、事件の記録を分析してもらった。……最初っから、やっぱりおかしかったんだ」
天城康介:「連中、やっぱり、わざわざ見つかるようにやってやがる。……最初の事件なんて、特に、だ」
興津和沙:「っつーと」
興津和沙:「やっぱ、揺動ってことかな。」
氷室錬:「ふむ。ふむ…となると、もしくは、戦闘そのものでしょうか」
興津和沙:「襲撃に意識を向けてさせて別のところで悪さするってのは、まあ、わかるぜ。」
興津和沙:「え、戦闘そのものってどういうこと?」
氷室錬:「「”リトルリーグ”セルは、全てセル内で人員を調達しています。つまり、」
氷室錬:「実戦を経験することで人員を錬成する。もしくは戦闘データそのものを集める」
天城康介:「……練習のつもりだ、ってのか」
興津和沙:「ああ、実戦で調練をしてるってことね。」
氷室錬:「FHというのは、結構研究者がやってるとこが多いので。戦術的というより、研究としてみると分かりやすいかもしれません」
氷室錬:「トライ&エラーは、基本ですから」
興津和沙:「それもわかる。訓練と実戦はまた違うからね。」
興津和沙:「実際に戦ってみて、初めて見えるものはたしかにあった。」
天城康介:「そりゃ、そうだ。練習と練習試合、そして試合じゃあ、得られるものも違う。……でも」
天城康介:「怪我人も、死人もいるんだぞ」
天城康介:己でも知らぬうちに、声が冷たく沈む。
興津和沙:「ああ。」
氷室錬:「まあ、そういうところです。FHというのは」
興津和沙:「向こうが訓練のつもりでも」
興津和沙:「こっちにとっちゃ生き死にがかかった真剣勝負だ。」
興津和沙:「だから、止めなきゃならねえ。」
氷室錬:少しまぶしいものを見る様に、二人を見て目を細めて。
興津和沙:「それに」
興津和沙:「その訓練を望んでなさそうなやつもいるしね、向こうにも」
天城康介:「……そう、だな」
氷室錬:「…ふふ。そう言うのを引き出すの、興津さんお上手そうですもんね」くすりと笑って、ナプキンで唇を拭った。
天城康介:頷く声は、いまだ硬い。─もしも、もしも奇縁というものが自分にあるとして。
興津和沙:「お姫様は人の話をよく聞くものなので」
天城康介:再会の予感が、このままカタチになったとしたら、あいつは。─そんな考えが、ぐるぐる回って。
GM:そこで、興津さんの携帯電話が鳴ります。
興津和沙:「はい、もしもし」
第四支部員:『こちら第四。手短に』
第四支部員:『また出た。悪いけど、対応に向かって。場所は──』
GM:どういう偶然か、ごく近所です。そう時間もかかりません。
興津和沙:「了解。」
興津和沙:「30秒で支度して」
興津和沙:「ヤツらが出た。」
氷室錬:「噂をすれば影が差す、でしょうか。早速答え合わせと行きましょう」聞いていたのか、既に片付け終えている。
天城康介:「……分かった。いつでもOKだ」
興津和沙:「私が会計済ましとくから、とりあえず外で待っててね。」
興津和沙:席から離れて
天城康介:錬ちゃんからはやや遅れて。それでも、やるべきことは分かっている。そう、視線で応じて。
興津和沙:「あ、奢りじゃないからね!お金はあとで払うように!」
氷室錬:「大丈夫ですよう…」苦笑しながら先に。
天城康介:あいよ、と。楽しそうに苦笑いを浮かべて、席を立つ。
GM: 
GM:ロイスの宣言、購入判定は舞台裏タブでお願いします。
興津和沙:ロイスは保留ー
興津和沙:応急手当
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

興津和沙:ダメ!
天城康介:ロイス保留!
氷室錬:ロイスなし、購入は…スラッグショットガン狙いますか。
氷室錬:毎度のマイナー隠密して購入!
氷室錬:4dx+1=>11
DoubleCross : (4R10+1[10]>=11) → 6[2,3,5,6]+1 → 7 → 失敗

氷室錬:グエーッ
氷室錬:以上です……
天城康介:フラググレネードを狙います。
天城康介:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 8[7,8,8] → 8 → 失敗

天城康介:おごーッ!以上です!
GM:次のシーンはクエスト・イベント(疑似FS)になります。その判定後にシーン描写を開いていきます。

ミドル3

GM:────
GM:MD:3 五回の裏
GM:────
GM:登場する方は侵蝕率上昇をお願いします。
GM:先にQEの中身を出しておきますか。

<クエスト・イベント:襲撃者たちを迎撃せよ>
命中判定。合計進行度6。判定した場合、3d10点のダメージを受ける。

GM: 
GM:失敗した場合、でないのに注意してくださいね。
興津和沙:ファックですわ
氷室錬:なるほどなー
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:53->58)
天城康介:なるほど。乱戦。
天城康介:天城康介の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:55->63)
興津和沙:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

興津和沙:全然あがりませんわ!!
GM:おファックでしてよ!
GM: 
GM:全員出揃ったところで、QE行ってみましょうかあ。
GM:今の蓄積ポイントは0。あと6点、進行判定と同形式での判定が必要です。
GM:判定は、「命中判定」です。さあ誰からいく。
天城康介:はぁい!では早速参りましょう。
氷室錬:わあい。武器のペナルティとかも加算してきます?
GM:はい。すべて加算します(ダメージ計算は行いません)
氷室錬:了解ですーっ!
興津和沙:じゃあ一番侵蝕の低い僕から
氷室錬:ではまずわたしから。
氷室錬:あっと。じゃあお願いします
天城康介:うす、お願いします…!
興津和沙:〈コンセ:ブラックドッグ>+〈アタックプログラム〉
興津和沙:寒骨白はケースにしまったままにしておこう
興津和沙:5dx7+9
DoubleCross : (5R10+9[7]) → 10[3,4,5,6,7]+1[1]+9 → 20

クエスト・イベント 0/6→3/6

興津和沙:まあまあ!
興津和沙:侵蝕が50に
天城康介:+9が頼もしい。
氷室錬:固定値の力!では続きまして。
氷室錬:マイナーで完全熱光学迷彩起動。隠密。
GM:一気に+3。では先にダメージを!
興津和沙:31-3d10
DoubleCross : (31-3D10) → 31-18[5,8,5] → 13

GM:はいな。錬くんもどうぞっす
氷室錬:ごめんなさい先走りました!
氷室錬:メジャーコンボ:サーカムゼニタルアーク:≪コンセントレイト:エンジェルハイロゥ≫≪見えざる死神≫。
氷室錬:7dx7+3 オートで手裏剣装備して。
DoubleCross : (7R10+3[7]) → 10[1,1,6,6,9,9,9]+5[1,5,5]+3 → 18

クエスト・イベント 3/6→5/6

氷室錬:これはひどい
興津和沙:十分十分!
天城康介:進行が、3+2の5かな。
氷室錬:あ、あと今気付いたけど
GM:あ。はい。
氷室錬:姫のダメージロール、マイナスになってるからアレかな…?
氷室錬:一応こっちもダメージロールを。
GM:ん、いや、値は合ってるのでは?(現在値から減算)
天城康介:あ、HP31に3d10のダメージ、ですね。判定後のバックファイアだと思います。
天城康介:<姫のダメージダイス
氷室錬:あ、そっか!
GM:はい。錬くんもバックファイアをどうぞ。
天城康介:攻撃によるダメージロール自体はない、とのことで。
氷室錬:御免なさい勘違いしてました(攻撃判定のダメージだと思ってた
興津和沙:自分にダメージっすよね。
GM:そうです。
氷室錬:ごめんなさい!
氷室錬:26-3d10 えいっ
DoubleCross : (26-3D10) → 26-18[4,4,10] → 8

氷室錬:ギャーッ
興津和沙:持ってかれた!!
天城康介:ダメージの出目が二人ともでかい!
天城康介:では続いて!《C:キュマイラ/獣の力》!
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:58->62)
GM:どうぞ!
天城康介:5dx7+4
DoubleCross : (5R10+4[7]) → 10[3,6,9,9,9]+10[2,2,9]+10[10]+10[7]+10[10]+6[6]+4 → 60

クエスト・イベント 5/6→6/6

天城康介:まって。
GM:おめでとう。きみたちの勝利だ
GM:それはそれとしてHP減らしてね。
興津和沙:いった
天城康介:アッハイ。
氷室錬:流石特異点
天城康介:29-3d10
DoubleCross : (29-3D10) → 29-21[9,7,5] → 8

天城康介:げはーっ
天城康介:天城康介の侵蝕率を+4した(侵蝕率:63->67)
興津和沙:ダメージも言った
GM:激戦ですね! よろしいよろしい。
GM:ではシーンを開いていきます。
GM: 
GM:UGNの資材倉庫。
GM:十三の支部を動かす動脈の一つであり、表立っては動かせないが大きな価値もない物資……大量の弾薬など……を貯蔵しておく場所です。
GM:重要な拠点ではあるものの、平時であれば、態々狙われるような場所でもありません。
GM:しかしいま、そこは戦場と化していました。
GM: 
GM:みなさんは、かなりの数の「襲撃者」を突破して、先行した敵を追っています。
GM:興津さんと錬さんにはわかりますが、今回の敵は、何か妙です。練度がまばらなのです。
GM:人数は合計20人程度、というところだけは守られていますが、あからさまに不慣れな人間が混ざっている。
GM:前回よりも、ひとまわり仕上がっていない印象を受けます。それはそれとして攻撃は苛烈でしたが。
興津和沙:「ねえ、氷室さん。」
氷室錬:「はい」答えつつ、ナイフを投擲している。
興津和沙:「ヤツらの目的は、調練。或いは戦闘データの取得の可能性が高いんだよね。」
氷室錬:「少なくとも、戦闘をすることが重要ではあるはずです」
興津和沙:「オーケー、なら私は目立ってヤツらを引きつける。」
氷室錬:その刃への対応も、どこか違いがある。
氷室錬:「了解です。サポートは任せて下さい」
興津和沙:「お願い。」
天城康介:「……妙だ、ってのは分かる、けど」
天城康介:3人の中でも、一際多い傷。何故だか、妙に手強い─あるいは向こう見ずな連中にばかり当たったのだ。
氷室錬:「前回より」透明化というより、気配というものが融けてあぶれてしまうような消え方。
興津和沙:「遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ!!」
氷室錬:「妙に、慣れていない人員が混ざっています…練度に統一が無い」
GM:ざわ、と揃いのプロテクターをつけた子どもたちが反応します。露骨に、慣れていない。
興津和沙:「我こそは、こ大蛇を斬り伏せ、悪魔の山羊を調伏し、霊すらも切り払った星辰の姫なるぞ!」
天城康介:「ルーキーが多い、ってことか。……うん、考えるのは後だ。今は─」
興津和沙:「腕に覚えに自信があるものはあ」
興津和沙:「我が首取ってみよ!!」
氷室錬:「天城さんは、揺れて脆くなったところを」その声を最後に、星のように目を引く彼女と裏腹に、氷室錬の姿が消える。
興津和沙:倉庫内どころから街中に響き渡るような大声を上げ
興津和沙:敵陣に突っ込んでいく!
興津和沙:槍は脅しのように使うだけで、実際に攻撃に使うのは素手やケリだ!
氷室錬:反撃を狙う敵の手足を狙って斬りつけ、援護と散らしを狙う。
GM:立ちふさがろうとした、あるいは資材棚の影から奇襲を仕掛けようとした子どもたちが、みるみるうちに蹴散らされていきます。
天城康介:矢面に立つ者。潜む者。それぞれが己のやるべきことを、やっている。だから。
天城康介:同年代の、少年少女。脳裏を過る、縫い止められた瞼を振り切るように。
天城康介:「……そこを、どき、やがれ……!」
天城康介:騒ぎの横合いから、乱入するように突っ込んで。ただひたすらに、暴れ回る。
GM:そこに。
???:ピシュ!
興津和沙:「…ッ!」
GM:ごう、と空気を裂いて、漆黒の球体が飛来します。天城くんへ直撃する。
興津和沙:「天城さんっ!」
天城康介:集中していた、というのはある。守りを疎かにしたのは、自分だ。でも。
天城康介:「……ぁ」
天城康介:いつか味わったような、けれど何倍も大きく、かつてのそれとは目的が違う─。
GM:黒い球体……バロールの"魔眼"の帯びた高重力が、身体に打ち込まれます。
天城康介:受け止めるためではなく。貫くための球を受け止める技量は、自分にはなく。
天城康介:「……おま、え」
天城康介:キレイに腹部を貫いて霧散した"球"ではなく。その発射点を、ガクリと膝を突きながら凝視する。
???:「そこまでにしてくれよ」
朝隈 洋司:「なあ……康介。糞(ッソ)、冗談だろ、こんなの」
朝隈 洋司:黒いボディアーマー。肩には、18の刻印。
天城康介:「……冗談じゃあないよ。残念だけど、マジだ」
天城康介:再生も半ば、口と腹からぼたりぼたりと血を垂らしながら。ゆっくりと立ち上がって。
天城康介:「……興津。氷室。悪い。ちょっとだけ、待ってくれ。……頼む」
朝隈 洋司:「そうか。……UGNにいたのか、お前。また会おうって言ったけどよ、そりゃ」
興津和沙:「…待ってる余裕は!ねえよ!こっちで精一杯!!」
氷室錬:飛来した方向を見据え構えたまま。追撃があるならカットに動くつもりで。「……はあ。カバーにも限度はあるので、其処は承知して下さいね」
興津和沙:「わりいがそっちでなんとかしてくれ!」
天城康介:ふたりに応える代わりに。激しいたたかいのおとから少しだけ、目を反らすように俯いてから。
朝隈 洋司:「お前、本当(んっと)変わんねえな。いまの状況わかってんのかよ康介」
興津和沙:四方八方からの攻撃を交わしながら一人ずつ迎撃をしていく。興津の技は多対一に向いてはいない。
天城康介:「分かってるよ。お前は"リトルリーグ"の……ああ、
氷室錬:その隙間を、どこからか降る銀光が埋めている。
天城康介:"ナンバー18",ka.
興津和沙:少しずつ、だが着実にダメージは蓄積している。具体的にはHP18分ぐらい
GM:重症ですね、HP18。
天城康介:「分かってるよ。お前は"リトルリーグ"の……ああ、"ナンバー18"、か。そして、俺はUGNのイリーガルで」
GM:不慣れな人間も混ざっている様子ながら、襲撃してきた「子供たち」は、付かず離れずでどうにか交戦しています。
GM:ただ、素手で叩きのめされて気絶する人間もぼちぼち出てきている。
朝隈 洋司:「そこまで知ってんのか。なら……」
天城康介:「……いまが、命のやり取りの真っ最中だってことも、分かってる」
朝隈 洋司:「……ああ」
朝隈 洋司:「そうか、お前。ここにいるのに」
朝隈 洋司:「怖くねえんだな」
天城康介:「洋司は、怖いのか」
天城康介:試す、嘲る、挑発する。そんな意志とは、最も遠い気持ち。
天城康介:─なぜ、という疑問が、そう言葉を変えて。
朝隈 洋司:「怖いよ。決まってるだろ。ああ、そうだよな……」
朝隈 洋司:ぎゅら、と、掲げた掌の上に、黒い魔眼が出現する。
朝隈 洋司:「お前には、きっともう、わかんねえよ」
朝隈 洋司:クイックモーション。振りかぶりから、流れるように投擲。発射。
朝隈 洋司:大きく弧を描いた異様な軌跡で、周囲のラックをなぎ倒しながら、魔眼が荒れ狂う。
天城康介:─ふたりが周りを押し留めてくれている。なら、自分が彼と相対して、すべきことは。
天城康介:前へ。
興津和沙:「天城さん!そいつはやべえ!よけ……がっ!!」
天城康介:「ッ、あ……!」
天城康介:右肩に直撃。何かが砕ける音がする。
興津和沙:あまりの圧力に、意識が思わず奪われた。その瞬間に、"リトルリーグ"の兵士の一撃が脇腹に入る
朝隈 洋司:「っれでも、前に出てくんのかよ……! 頼む!」
氷室錬:「つっ……!」見えていたのに。その兵士へ前蹴りを叩き込み、興津さんを抱える。
天城康介:前へ。前へ。砕け、ひしゃげ、潰れる音がして、それ以上距離が縮まらなくなっても。
天城康介:「……分からないよ。分かってたまるかよ。なんも知らないのに」
天城康介:「分かる、もんか……!」
天城康介:倉庫の冷たい床に転がっても。目は、前を─友人を、捉え続けて。
ナンバー19:「だった……ら、何も言わないで!」
ナンバー19:物陰から飛び出してきた少女が、脚を止めてなお下がろうとしない天城くんを殴り飛ばします。
天城康介:「ぐあッ……!?」
朝隈 洋司:「悪い」
朝隈 洋司:どちらに言ったともしれない声。
興津和沙:「って、め!」
天城康介:交戦で砕けた残骸に、ひしゃげた四肢が埋まって。身動きは取れず。
ナンバー19:「きゃ、キャップ、あいつ、来ます、すごく強いです、指示をっ…」興津さん見て視線が揺れている
興津和沙:「サンキュー、氷室さん。私は大丈夫だ。」
朝隈 洋司:「間に合わねえやつらはそのままでいい。そっちのがいい。引き上げる!」
氷室錬:「興津さん、無理はしないで…!わたしがカバー入ります!」今度は、敢えて身を晒す。
興津和沙:「ああ、頼む!」
興津和沙:一つ、呼吸を入れて再び自分の足で立つ。
朝隈 洋司:では、脚の止まった興津さんと錬さんのほうに、さらに魔眼を叩きつけて。ほんのひととき、行く手を遮る壁のように、黒い魔眼が旋回する。
朝隈 洋司:「……康介。」
興津和沙:「じゃ、ま!すんじゃねえ!!」
朝隈 洋司:「近いうちまた会おう。たぶんな。」
興津和沙:大槍で振り回し、壁を壊そうとあがく。しかし
氷室錬:「わああ、だから無理は…!」その魔眼をナイフで逸らし、突き破る前に。
GM:……打ち返される直前に、18番の少年は動作を終えている。
朝隈 洋司:《ディメンジョンゲート》。またも、黒い空間の裂け目が、それも複数同時に出現する。
ナンバー19:「どうして……」と。興津さんを見て、黒い壁の向こうで、かすかに呟いた。そう見えましたが。
GM:届くより先に、少年少女たちのうち動けるものは、空間の裂け目の向こうに姿を消してしまいます。
GM:……破壊された倉庫と、累々と倒れた子どもたちと。かろうじて立っているあなた達だけが、残されました。
興津和沙:「………」
興津和沙:スマホを取り出し、第四支部に連絡を入れる。
天城康介:「……ああ、くそ」
天城康介:かは、と。息と血煙を吐き出しながら。
氷室錬:「……退きましたね」周囲を確認し、周囲の子たちを整えつつ。
興津和沙:「興津です。"リトルリーグ"は撤退しました。」
興津和沙:「戦闘員を数名確保してます。治療と彼らの収容をお願いします。」
第四支部員:『了解。……そちらも、一度戻ってもらっていい? ちょっとした情報筋が捕まった』
興津和沙:「了解。応援要員の到着を確認次第、帰投します。」
GM: 
GM:……ということで、ですね。進行判定、あらためて行きましょうか。
興津和沙:おっす!
天城康介:イェア!!
氷室錬:はあいっ
天城康介:では、コネ込みの噂話で。ダイスも増えるよ!やったね!
天城康介:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,1,6,9,10,10]+6[4,6]+1 → 17

天城康介:頑張りました。
興津和沙:わーい
氷室錬:こちらも毎度のマイナーで完全熱光学迷彩起動、隠密裏社会っ。
氷室錬:強い…
氷室錬:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[3,5,7,7,8]+1 → 9

興津和沙:コネUGN
興津和沙:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[2,3,8]+2 → 10

氷室錬:今回ダメだな錬くん!?
興津和沙:きゃっきゃっ
GM:では、17最大でいいですかな。
興津和沙:ですね
氷室錬:ですっ
天城康介:うす!

メイントピック PP 4/8→6/8 DP 3→4

GM:では、進行に伴う情報を提示しましょう。

深度5
戦闘での撤退の遅れから、数名、捕縛者が出た。捕まった子供たちは、他と比べて練度が低い。
彼らは襲撃チームの「ベンチウォーマー」だったという。そのまま予備要員、ということだ。
聞き出せた範囲では、彼らは「マネージャー」に約束された報酬のため、戦っているという。
報酬の内容については口が重い。金銭的な内容ではないらしい。

興津和沙:野球であることを全く隠してこない。
氷室錬:分かりやすいが……
天城康介:マニー……

深度6
捕まった「子どもたち」の持ちもののなかから、予定表が見つかった。
襲撃日時について一覧になっており、これまでの事件とすべて内容が一致している。
まだ予定は残っており、その中には、UGNとは無関係と見える施設の名前まで混ざっている。
最後には、星辰館高校。そして、その少し前に、コープなみかぜ。
…また、襲撃者たちの目的について、最近捕縛されたFHエージェントから情報が提供された。

GM: 
GM:というところでシーンを切りましょう。
GM:ロイスの設定や購入判定は舞台裏のほうで。
興津和沙:応急手当ー
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4

興津和沙:死……!!
興津和沙:ロイスは保留で
氷室錬:ロイス保留!そろそろショットガンかフラグレが欲しい…。フラグレ!
氷室錬:マイナーで完全熱光学迷彩起動。
氷室錬:5dx+1=>12
DoubleCross : (5R10+1[10]>=12) → 10[2,3,8,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

氷室錬:よっしゃあ!!ウェポンケースに。
天城康介:おお。
氷室錬:以上!
天城康介:じゃあロイス保留で、ショットガン(スラッグ)を狙ってみましょう。
天城康介:4dx>=11
DoubleCross : (4R10[10]>=11) → 10[1,4,10,10]+4[3,4] → 14 → 成功

天城康介:買えた。命中に補正がないから、そのまま装備してもらって大丈夫かな。錬ちゃんに。
天城康介:(どうぞー)
氷室錬:あ、ありがとう…!!コレで敵を撃っていきますね!手裏剣持っておいてスラッグ装備!
天城康介:以上で!
GM: 

ミドル4

GM:────
GM:MD:4 スコアラーかく語りき
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
興津和沙:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 10[10]+50 → 60

GM:進行判定より前に、シーン内容から入ります(変則ですが)。
興津和沙:やっと上がりましたわ
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:62->69)
GM:60ジャストはいい位置ですねー。
興津和沙:うふふ
天城康介:天城康介の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:67->70)
GM: 
GM:第四支部地下区画。独房。……というのも、悪い冗談のようなエリア。
GM:ほとんどビジネスホテルの一室にしか見えない部屋に、あなたたちは通されました。
GM:情報提供者が、そこにいる、捕らえられている、ということで。
興津和沙:「牢屋にしては随分設備が…福利厚生…?」
血原 紘:「ええ。支部長さんの趣味らしいですよ。捕まっているほうとしてはありがたいですけど」
血原 紘:「大勢で、おつかれさまです。氷室さんには、この間はお世話をおかけしましたね」
興津和沙:「お知り合い?」
興津和沙:氷室さんに声をかける
血原 紘:「ええ。少しばかり破壊活動を」
血原 紘:「先日まで、FHでセルリーダーをやっていました。血原と申します」
氷室錬:「まあ、わたしは黒子で。知り合いのひとがケリを付けた事件の人ですね」
天城康介:「にっこり笑ってする挨拶じゃねえよそれ」
天城康介:四肢と腹に雑に巻かれた包帯を、鬱陶しそうに触りながら。毒気を抜かれたように、ため息。
興津和沙:「なるほど、悪い人ね。」
氷室錬:「……いやわたしが言うのもなんだけど無駄に明るいなあ…」
興津和沙:「蛇の道は蛇ってわけだ。」
血原 紘:「そうです。とても悪い人ですね。札付きなので、ここに捕まっています」
血原 紘:「あなたがたが追っているセルの件、少し思い当たるところがあると言ったら…いきなり直接は、少し驚きました」
興津和沙:「で、なんでその悪い人がわざわざ私達にご協力を?」
血原 紘:「司法取引的なものと思っていただければ結構です」
血原 紘:「うちの子たちについても、多少は便宜を計っていただけるということなので」
興津和沙:「そっちにもちゃんと利があるってことね。」
血原 紘:「…それと」
氷室錬:「協力的だった方が色々融通効くものね。そう言う思惑なら分かりやすいや…む」
血原 紘:「"彼ら"のやり口は、個人的に、あまり好きではありませんから」
興津和沙:「氷室さん、リラックス、リラックス」
興津和沙:「あんまり敵意むき出しにしてると却って足元すくわれるぜ」
血原 紘:「大丈夫ですよ。ちゃんと首輪もつけていただいていますし、いきなり噛み付いたりはしませんとも」
氷室錬:「…むう」興津さんになだめられたので眉根を下げる。
興津和沙:「こういう手合が相手だと特にさ。」
天城康介:「いや、なんかこいつは…こう、あんまり信用すると痛い目見る気がする…」
興津和沙:「ん、よし、そっちのが可愛いよ。」
血原 紘:「どういう意味かしら。お姉さんすこし傷ついちゃうんですけど」
氷室錬:「…分かっててもどうにも。なので、ちょっとわたしは下がりますね」
氷室錬:「そう言うところでは?」
血原 紘:「あらあら」
天城康介:「……まあ、感想はともかく」
血原 紘:「……『リトルリーグ』セルのことですよね?」
氷室錬:純粋にただそう思ったからという声を出しつつ下がり、メモを取り出します。
天城康介:「ああ。……好きじゃあないって言えるんなら、知ってるんだろ」
血原 紘:「私、こう見えても芸能関係者だったんですけど」
興津和沙:「うん。」
血原 紘:「彼らはその分野で、知る人ぞ知る……少しばかりお高いサービスを提供している人たちだったんですね。新興の」
興津和沙:早く続きを話してね、ぐらいの気持ちで相槌を打つ
血原 紘:「彼ら、というより、彼、と言ったほうがいいかしら。スタッフも少ないと思いますし」
興津和沙:「サービス?あれが?」
氷室錬:「記憶の編纂ですか」
血原 紘:「いえ、もっと身も蓋もなくて、もっと多くの人からお金を取れること」
血原 紘:「動画配信ですよ。最近流行りの」
天城康介:「……うん。うん?」
血原 紘:「賭博もやっていたみたいですね。まあ、せっかくならくらいの感覚なんでしょうけど…」
氷室錬:「…………えっ」眼を丸くしている。
興津和沙:「"リトルリーグ"で、動画配信?」
血原 紘:「はい」
興津和沙:「え?なに?プロ野球みたいに興行でもしてたの?」
氷室錬:「……ああ、なるほど」
興津和沙:「試合してその動画配信して、ついでに勝敗でギャンブルを?」
血原 紘:「そうです。興行ですね。ただし、趣味の悪いリアリティ・ショーのたぐいですけど」
興津和沙:「ただの野球じゃあ、ねえと」
血原 紘:「野球といったら、日本ではいちばん成功したスポーツ興行ですからね。あやかりたかったんでしょう」
血原 紘:「……要するに彼らは、子どもたちによる本物の戦闘を売り物にしているんです」
氷室錬:「現代でコロッセオですか。またなんとも」
興津和沙:「………あ?」
天城康介:「……じゃあ、なんだ。あいつらが襲ってる場所、ってのは」
天城康介:UGNの施設。星辰館高校。そして、友人が住まう家。
血原 紘:「場所それ自体に意味はないでしょうね。反撃してくれればそれでいいはずですから」
興津和沙:その言葉を、聞いて一瞬怒りで目が眩みそうになる。ガキを使って、命をかけさせて、それを利用して利益をあげようとしてるやつがいる。
氷室錬:「……ふむ」メモを取りつつ。「…………ふむ」
血原 紘:「ただ、より派手で、画面映えするようなロケーションのほうが、顧客も喜ぶでしょうから…」
興津和沙:目を閉じ、深く呼吸をして無理やりその怒りと、憎悪を押し込める。
血原 紘:「この街なら、そうね。学校とか、……あなたのご自宅あたりもそうなんじゃないですか? 氷室さん」
氷室錬:「……。…………」一瞬ペンが止まって。
興津和沙:「なるほどね。」
氷室錬:「……………あの」ぼそり、と黒々と何かが蜷局を巻くような。
氷室錬:ばぎり。
氷室錬:ペンが砕ける。
天城康介:「……氷室?」
興津和沙:「ヤツらが気に入らねえってだけじゃなく」
天城康介:ぞわりと、背筋に何かが走る。
興津和沙:「私達のこういう顔がみてえから、わざわざ情報を教えてくれたわけだ。」
氷室錬:「…………二度も、やろうとするわけか。……ふうん」
興津和沙:血原さんに、というよりも氷室さんに声をかけるように言葉を放つ
氷室錬:「………うん、はい。大丈夫です。今ここにはいないですしね。うん」
血原 紘:「私はそこまで意地悪じゃありませんよ。これは、あくまで善意の情報提供です」
氷室錬:握り潰したペンを払い捨てて、新しいものを取り出しつつ。
血原 紘:「……本気で怒ってほしかった、というのは、願望としてはありましたけどね」
天城康介:「……なあ、血原さん」
興津和沙:「悪い人を楽しませてやる趣味はないんだよね。」
天城康介:一瞬感じた怖気を、誤魔化すように。
血原 紘:「何ですか」
天城康介:「"リトルリーグ"が何をやってるか、ってのは分かった。……つまり、あいつらは、選手なんだ」
天城康介:「なら、契約が……いや、報酬があるはずなんだ。捕まった連中も、そんなことを言っていた。けど」
天城康介:「……あいつらは、何のために、こんなゲームに出場してるんだろう」
血原 紘:「さあ。私は、そこまではさすがに知りません。といっても……色々とありますからね、人を縛り付ける手は」
血原 紘:「薬、親族や恋人の命。病気の治療、それに……」指折り
興津和沙:「自由ってのも、あるな」
血原 紘:「そうですね。とても大事なことです」真面目くさってうなずく。
興津和沙:「コロッセオってんなら、それが一番の報酬だ。」
血原 紘:「……興津さん、ですよね。一度、ゆっくりお話させてもらいたいです。自由の身になれたら」
興津和沙:「え、やだよ。私、清廉潔白なお姫様目指してっから悪い人とは仲良くしたくないもん」
氷室錬:ちょっと悪いけど良い気味かも……という感じで、少し落ち着いた表情で見つめている。
血原 紘:「あら。ふられちゃった。やっぱり、翔華さんみたいにうまくはいかないわね」
興津和沙:「これ以上のことを教えてくれるってんなら考えてもいいけど。」
興津和沙:「それはあんたの趣味じゃねえんだろ?」
血原 紘:「残念ですが、逆さに振ってもこれ以上は出てこないんです。お茶くらいなら出しますけど」
興津和沙:「冗談。それこそもっと気心がしれてからじゃねえとな。」
血原 紘:「それでは、またあとで。……これだけは、信じてほしいんですけど」
血原 紘:「私。好きじゃないんです、子供が死ぬの。だから、頑張ってくださいね」
興津和沙:「安心な。それが好きなやつはこの場にはいねえよ。」
興津和沙:安心しな
天城康介:「…………」
天城康介:沈黙と首肯を、同意として。
天城康介:「……一応、礼は言っとく。教えてくれてありがとう、血原さん」
氷室錬:その言葉だけは、今迄の中で一番に真に迫っていたから。
氷室錬:「…もっとそんな風にしてたら、刑期も軽くなると思う。情報は貰っていきます」ぺこりと一礼。
血原 紘:「ええ。お気をつけて。ご家族に、どうぞよろしく」
GM: 
GM:ということで、最後になるかな、のリサーチです。
GM:現在値6。あと2点! うまくいったら、次のシーンがトリガーになります。
天城康介:ヤー!では引き続きコネ込み噂話!
興津和沙:オラー!シネー!
興津和沙:コネUGN
興津和沙:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[1,3,8,9]+2 → 11

天城康介:ウラー!ウラー!
興津和沙:きゃっきゃっ
天城康介:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[4,6,7,7,8,10]+9[9]+1 → 20

天城康介:(ぐっ)
興津和沙:まわすー
氷室錬:つよい
氷室錬:うおおーっ。マイナーで完全熱光学迷彩起動!裏社会だ-っ
GM:がっつり届かせよった
氷室錬:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,3,5,8,9]+1 → 10

氷室錬:ふっ…(震え声
興津和沙:イレトレ…
GM:うむ。最大値20、でよろしいですね。では、PP8達成、DP+2されて6になります。

メイントピック PP 6/8→8/8 DP 4→6

GM:最後の情報まで、届きます。開示します。

深度7
捕縛された子供たちから、情報を引き出せた。彼らが受け取る報酬は、「記憶」だ。
彼らはみな昔の記憶をなくしており、「マネージャー」は戦果に応じてそれを取り戻させてくれるのだという。
これまでほとんど完全な形で記憶を「支払われた」人は少なく、生き延びているのはキャプテンと19番だけ。
ただし、ここのところ「マネージャー」の支払いが良くなっており、記憶を取り戻す人数は増えているという。
問題は、記憶を取り戻したもののほとんどが、直後の戦闘で死んでいることだ。

深度8
天城康介あてに、発信者不明の連絡が入る。
※トリガーシーンが発生する※

GM: 
GM:次がトリガー。扱い上は最後のミドル(今回と合わせて購入は2回)になります。
興津和沙:ファックですわ
氷室錬:はいっ
GM:その言葉が聞きたかった。
天城康介:イェア!野郎オブクラシャァァァァァッァ!
GM:ロイス処理と購入は、舞台裏タブのほうでお願いします。
天城康介:装備は行き渡ったので、念のための応急手当キットかな。調達できたら自分に使います。
氷室錬:あ、それなら
興津和沙:情報提供者/血原 紘/信用/隔意○
氷室錬:特異点使う予定ないなら医療トランクで回すか、ブルゲ狙います?
興津和沙:ブルゲっちゃえ!
氷室錬:もし戦闘で使うならスルーで大丈夫ですっ
興津和沙:僕は応急手当
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[7,10]+8[8] → 18

天城康介:錬ちゃん用のブルゲか。アリですね…。
興津和沙:無駄周り
氷室錬:わたしも応急を。
氷室錬:マイナーで完全熱光学迷彩起動。
興津和沙:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+15[6,9] → 28

氷室錬:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[5,6,6,9,10]+4[4]+1 → 15

興津和沙:いい応急手当だ
氷室錬:このやろう。
氷室錬:天城くんのが耐えられるかな…?
天城康介:めっちゃ治ってらっしゃる。
氷室錬:天城君にパスしておこう。どうぞ。
天城康介:うす、ありがとうございます。
氷室錬:以上!
天城康介:では、特異点を使用。ブルーゲイルを狙います。
天城康介:4dx+20>=20
DoubleCross : (4R10+20[10]>=20) → 9[3,6,7,9]+20 → 29 → 成功

天城康介:おくすりどうぞ、錬ちゃん。
氷室錬:特異点ってすげー
氷室錬:わあいありがとうございます!おくすりげっと!
天城康介:以上で!
GM:はい!
GM: 
GM: 

ミドル5

GM:────
GM:トリガーシーン 選手呼び出し
GM:────
GM:シーンプレイヤーは天城くんになります。
天城康介:天城康介の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:70->74)
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:69->72)
興津和沙:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 4[4]+60 → 64

GM: 
朝隈 洋司:『……UGNに連絡すりゃ、繋がるかもと思った。これ、通じてるんだよな?』
GM:電話口の向こうから、あまり音質の良くないマイク越しの声。聞き覚えがある相手、です。
天城康介:「ああ。ばっちりだ。……酷い声だぞ、お前」
天城康介:乾いた血が張り付いた喉で、しわがれた声を絞り出しながら、小さく笑う。
朝隈 洋司:『(っだ)よ、高かったんだぜ、このケイタイ』
GM:支部へ連絡があった形なので、スピーカーホン状態です。いちおう、おふたりにも聞こえている。
天城康介:「今時、ポケベルなんて持ってる方がよっぽどレアだよ。……で」
天城康介:「……ガジェット自慢のためじゃあ、ないんだろ」
氷室錬:メモを持ちつつ、控えています。
朝隈 洋司:『……聞いてもいいか? 誰が生きてる? 28番と、41番は?』
天城康介:「……生きてるよ。41の子は、まだ目が覚めちゃいないけど」
朝隈 洋司:深い溜め息が聞こえます。
朝隈 洋司:『……起きてるやつから、話は聞いたか?』
天城康介:「…………」
天城康介:「まだ"支払い"を受けてないんだ、って。泣いてた」
朝隈 洋司:『……そうか』
朝隈 洋司:『なあ。ひとつ、頼みたいことがあんだ』
天城康介:「なんだよ。……婆ちゃんとこの奢り、ってのは却下だぞ」
天城康介:声色と同じように、軽口は乾ききっている。
朝隈 洋司:『止めてくれ』
天城康介:「……悪い」
天城康介:痛恨の極み。そんな、苦み走った表情で、眉間に皺を刻む。
朝隈 洋司:『どっち(っち)がだよ』
朝隈 洋司:『お前になら頼める。もうこれ以上、仲間が死ぬのを見たくねえ』
天城康介:「……受けられるかは、分からない。でも」
天城康介:「聞かせてくれ」
朝隈 洋司:『難しい話じゃねえよ。要するに、そっちから来てくれりゃいい。逃げられるのは俺だけだ。だから…』
朝隈 洋司:『次は二日後。時間は守るだろ、だから、明日の夕方』
朝隈 洋司:『最後にキャッチボールした場所、覚えてるか』
天城康介:お前の方こそ。そんな言葉を。
天城康介:「忘れるわけ、ないだろ。……ああ、でもな。道は随分変わったよ」
天城康介:「道だけじゃない。いろんなものが、変わった」
朝隈 洋司:『あそこもな。調べたら、びっくりするぜ。たぶん』
朝隈 洋司:『……じゃあな。康介』
天城康介:「……ああ。またな、洋司」
天城康介:─お前は、一体何を失くしたのかと。そう問いかけることは、ついぞ。
GM:それきりで、通話は切れます。
第四支部員:「罠かもしれないけど」
第四支部員:不機嫌そうな(いつもそうです)支部員がぼそりとつぶやきます。
第四支部員:「行くなら止めない。うちの上司もそういう判断だろうしね」
興津和沙:「罠だってんなら」
興津和沙:「一人じゃ行かせられないよね」
氷室錬:「わたしも、手伝いますよ」
天城康介:「……悪い。俺の勝手で、周りを巻き込んでるってのは分かってる。でも」
天城康介:「行かなきゃならないんだ。絶対に」
興津和沙:トン、と拳で天城くんの胸を叩きます。
天城康介:電子音だけが小さく流れる端末を、じっ…と見つめていた視線を。
興津和沙:「バッカ」
天城康介:驚きの色に変えて、興津さんに。
興津和沙:「あんたは悪いことしてねえだろ。」
興津和沙:「ダチを助けに行くのが悪いことだ、なんて言うやつがいたら、お姫様がぶっ飛ばしてやるよ。」
興津和沙:「だから、胸張って、堂々としてりゃいいんだよ。じゃねえ、いいんですわよ。」
興津和沙:子供のように、快活に笑いながらそう言い放つ
天城康介:「怪我をさせたろ。興津にも、氷室にも。……女の子なんだぞ、ふたりとも」
氷室錬:「自分が一番怪我してるじゃないですか」ちょっと呆れた風に。
氷室錬:「だから、謝るんじゃなくて。ありがとう、の方がいいんですよ」そう教えてもらいました、とふわりと笑って。
興津和沙:「そ、氷室さんいいこと言うね!お礼を言うのは大事です!」
天城康介:ああ、と。ほっとしたような息を、ひとつ吐いて。
天城康介:「それは……うん。とても大事で、素敵なことを、教えてもらったんだな」
天城康介:そう、少し羨ましそうに言ってから。
天城康介:「……興津。氷室」
興津和沙:「なに?」
氷室錬:「はい」
天城康介:そして、ここまで世話をしてくれた支部員の名を呼んで。
天城康介:「ありがとう」
天城康介:なぜだか、泣きたくなるような気持ちで。小さく、けれど明るく、はっきりと。
GM: 
GM:シーンカット。
GM:ロイスと購入の処理は舞台裏タブでお願いします。
天城康介:ロイスは保留、購入前に先ほど頂いた応急手当キットを使用します。
氷室錬:ロイス保留かな。
天城康介:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 5[4,1]+8 → 13

氷室錬:悪い奴だったか……
興津和沙:不良品…
天城康介:なあに、ありがたいありがたい…。
氷室錬:あとは応急でいいかな。応急狙います
氷室錬:マイナーで完全熱光学迷彩起動。
氷室錬:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,4,8,8,10]+7[7]+1 → 18

氷室錬:何なの急に
氷室錬:天城くん!もう一つよ!
氷室錬:以上
天城康介:わあい!つかうつかうー!
天城康介:2d10+13
DoubleCross : (2D10+13) → 12[10,2]+13 → 25

天城康介:めっちゃ治った。
氷室錬:今度はちゃんとしたのだ!
天城康介:あとは…興津さんの槍に強化素材とか、狙います?
興津和沙:狙っちゃおう
興津和沙:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[1,10]+2[2]+1 → 13

興津和沙:おしい
天城康介:ではこちらでも!
興津和沙:終わり!
天城康介:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 9[2,3,4,9] → 9 → 失敗

天城康介:おごーッ、失敗!以上です!
興津和沙:以上で!
GM:はい!
GM:次がクライマックス。これが最後のミドル処理になります。

GM: 

クライマックス

GM:────
GM:クライマックス
GM:九回裏
GM:全員登場
GM:────
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:72->76)
興津和沙:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 5[5]+64 → 69

天城康介:天城康介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:74->80)
GM: 
GM:かつて、かわらの原っぱだった場所。
GM:大震災後の再整備で地下遊水地に組み替えられ暗渠となったそこには、コンクリート色の無機質な管理施設が聳えていました。
GM:施設の外れ。整備用資材の収められているはずの倉庫。
GM: 
コールドスナップ:「しまったな。UGNの調査能力を侮っていたか」
GM:がらんとした倉庫内には、複数の人間が出入りしていた痕跡があります。
GM:しかしいまそこにいるのは、印象の薄い顔立ちの男が一人と、少年が一人と、少女がひとり。
興津和沙:「ちっげえよ。」
ナンバー19:「えっ…」
興津和沙:「てめえがナメてんのは、そんなチャチなもんじゃねえ」
興津和沙:コールドスナップを睨みつけたあと
興津和沙:「よっ、また会ったな」
興津和沙:と少女へ声をかける。
ナンバー19:「どうして……ち、がいますよね。違いますよね」
ナンバー19:「わたしたちのこと、殺しに……来たんですよね?」
興津和沙:「いや。」
興津和沙:「止めに来た。」
興津和沙:「そんで、あんたが望むなら、助けにも、だ」
ナンバー19:「助けに……って……そんなの」
天城康介:「……分かってるよ。こっからは、どう足掻いても命のやりとりだ。でも」
ナンバー19:「そんなの、だめです、むりですよ。だって私、私たち、許され……ゆるされるわけが……」
天城康介:「死ぬのは、嫌だ。……そんなの当たり前だ。当たり前で……難しいことだ」
氷室錬:「……そう言うの、まずは置いてさ」
氷室錬:「どっちがいいの」
天城康介:「だからって、はいそうですか、で終わらせたくない。……そうだろ」
朝隈 洋司:「……マネージャー。逃げるには(にゃ)、あいつらをなんとかしないとなりません」
氷室錬:独りだけ剣呑に、コールドスナップをねめつける視線、少しだけ外して。
コールドスナップ:「どちらが、とは? どういうことかな、氷室くん」
氷室錬:「簡単だよ」
氷室錬:かちゃり、と右手のナイフと、空の左手を広げて。
氷室錬:「剣か握手か。もしくは、死ぬか生きるかかもだけど」
コールドスナップ:「ここまで来て捕まる気はないね。放映できないのは残念だが」
朝隈 洋司:「強いですよ。あいつら」目線は、天城くんに。
氷室錬:「本当に」吐き捨てるような口調で。「そういう最悪なとこ、アレとそっくり」
コールドスナップ:「構わない。君たち二人は、チームの中でも優秀だ。すべて終わったあとは、採用先も決まっている」
コールドスナップ:「盛り上がりそうな興行もまだ残っているんだ。早々に済ませてしまおう」
興津和沙:「そうだな。さっさとケリつけようぜ。」
氷室錬:「そうね。もう、カーテンコールの時間。アンコールは受け付けないわ」
興津和沙:ぴとり、と槍を構え
興津和沙:「私は、興津和沙。」
興津和沙:「この街で生きる人のために、ここに共に立っているダチのために。」
興津和沙:「クソヤローに利用されてる、てめえらを止めるために槍を振るうお姫様だ。」
興津和沙:少女に向けて声を放つ
興津和沙:「アンタの前で名乗ってなかったからね!今更だけど自己紹介!」
ナンバー19:「め……」唇をすこし引きつらせて。目線を泳がせて。
ナンバー19:「十九番……」
朝隈 洋司:「十八番。もう知られてるよな、朝隈洋司だ。言っておく(っとく)が、負けねえぞ」
朝隈 洋司:前には出ない。後方で、ざん、と倉庫の床に薄く積もった砂を踏む。
天城康介:「……9回裏。ツーアウト。泣いても笑っても、これがラスト」
天城康介:「……終わらせよう。5年ぶりのキャッチボールだ」
天城康介:「負ける、ものか」
天城康介:拳を握り、弓を引き絞るように引く。固めたそれを、真っ直ぐ撃ち出すかのように。
GM: 
GM:攻撃的なワーディングが資材倉庫内を満たします。
GM:衝動判定。目標値は9。侵蝕率上昇処理のあとに、DPの使用(1点使用してさらに+2侵蝕上げることができる)が可能です。
氷室錬:3dx=>9 えいっ
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[5,5,8] → 8 → 失敗

氷室錬:一足りねえ……!暴走します。
天城康介:3dx+2>=9 うおーッ!
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 6[2,5,6]+2 → 8 → 失敗

興津和沙:2dx+1=>9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+11(2d10->2,9)した(侵蝕率:76->87)
興津和沙:全員暴走w
天城康介:げはッ!
興津和沙:2d10+69
DoubleCross : (2D10+69) → 11[5,6]+69 → 80

天城康介:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 11[8,3]+80 → 91

興津和沙:ちょうど80!
氷室錬:みんなどうしたの!?あ、DP使用しません!
天城康介:DP使用無しで!
興津和沙:なしで!
GM:はいな!
GM: 
GM:戦闘配置。

(天城[3]、興津[5]、氷室[9])-5m-(コールドスナップ[4]、19番[6])-5m-(朝隈[6]) []内は行動値

GM: 
GM:ということで、戦闘開始と参ります!
GM: 
GM:────
GM:ラウンド1
GM:────
GM:セットアップ。
コールドスナップ:《先陣の火》。
朝隈 洋司:自分に《赤方偏移世界》。
氷室錬:ウゲーッ
GM:行動値はそれぞれ、14の16に。
天城康介:《フルパワーアタック》。行動値0に。
興津和沙:なし
天城康介:侵蝕は95に!
氷室錬:ここは…一応天城くんに貰ったブルーゲイルを飲んで行動値+5.14に。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+5した(侵蝕率:87->92)

(天城[0]、興津[5]、氷室[14])-5m-(コールドスナップ[14]、19番[6])-5m-(朝隈[16])

GM: 
GM:では、行動値順に処理が入ります。朝隈から。
興津和沙:こいや
天城康介:ドーゾ…!
氷室錬:うおお
朝隈 洋司:マイナーアクション。バイオレットエフェクトを使用。シーン中のRC攻撃のダメージを+1d10。
朝隈 洋司:メジャーアクション。
朝隈 洋司:《コンセントレイト》《黒の鉄槌》《黒星の門》《覇皇幻魔眼》
朝隈 洋司:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[2,3,3,6,6,6,9,9,9,10,10]+10[1,4,5,6,7]+10[10]+10[8]+10[10]+6[6]+4 → 60

朝隈 洋司:達成値60の射撃攻撃。タゲはPC全員!
天城康介:ぐわーッ、暴走リア不!
氷室錬:暴走リア不!こいやーっ
興津和沙:リア不!
朝隈 洋司:8d10+30 装甲有効、命中時にターン中全判定-3dを付与
DoubleCross : (8D10+30) → 50[6,8,5,4,9,7,9,2]+30 → 80

朝隈 洋司:「……らあっ!」
朝隈 洋司:ピシュ!
興津和沙:死!リザレクト!
興津和沙:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 10[10]+80 → 90

興津和沙:上がってきたぜ!
朝隈 洋司:空気を裂く音とともに、おそろしい速度の曲線を描いて魔眼が飛来する。
氷室錬:死にますね…リザレクト。
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:92->100)
天城康介:死!リザレクト!
天城康介:天城康介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:95->102)
天城康介:オッフ。
氷室錬:「ぅ、ぐ…!」予測が極めて難しいそれ。自分の身体よりも、戦闘を続けるために武器を庇う。
天城康介:「ッ、が……あ……!」
天城康介:かろうじて塞がっていた傷、それと同じ位置に、寸分違わず叩き込まれる球。無論、痛く、苦しく、けれど。
興津和沙:「ッッ!!」
天城康介:彼が"本気"であることが。何故か嬉しくて。歪んだ唇が、笑みの形をつくる。
興津和沙:「な…に、笑ってんだよ。天城さん!」
興津和沙:「まさか諦めたんじゃねえだろうなっ」
興津和沙:痛みを吹き飛ばすように声を上げる
天城康介:「ばか、やろう」
天城康介:「……笑うんだよ。こんな時だからこそ、俺は。笑って、前をむいて、戦うんだ」
興津和沙:「はっ」
興津和沙:「ならばよしっ!」
GM:魔眼球が制圧した直後、さらに、"コールドスナップ"が動こうとする。……が。その前に錬くんの行動だ。
GM: 
氷室錬:はい!ではいつもの通りマイナーで完全熱光学迷彩起動、隠密して。
氷室錬:オートでフラググレネードを装備。メジャーコンボ:サーカムゼニタルアーク:≪コンセントレイト:エンジェルハイロゥ≫≪見えざる死神≫で、スナップのエンゲージへ攻撃します!
氷室錬:うーん、ここはペナも食らってるし、こうしよう。
氷室錬:ロイスをナンバー19ちゃんに取得。 〇共感/苛立ち で、昇華。ダイス+10!
GM:来いや!
氷室錬:これでダイスが差引+7!
氷室錬:18dx7+1 えいっ
DoubleCross : (18R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,5,7,7,7,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,6,7,7,7,9]+6[1,3,6,6]+1 → 27

氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
氷室錬:30いかないのかなしい
氷室錬:リアクションどうぞ!
ナンバー19:《マグネットフォース》。ガードして、コールドスナップをカバーリングします。
GM:ダメージをどうぞ。
氷室錬:はい!
氷室錬:3d10+5+8+2d10 装甲有効。
DoubleCross : (3D10+5+8+2D10) → 14[8,1,5]+5+8+11[4,7] → 38

氷室錬:辛い…38点装甲有効ダメージです。
GM:38点だと、装甲とガードを引いて倍にして……まだ立ってます。
氷室錬:ぬう。では演出!
氷室錬:二人の姿と声が、痛みが走る中でも聞こえた。
氷室錬:それが、とても綺麗なものに見えたから。だから、
氷室錬:(少しくらいは、先に…!)首筋に押し当てたシリンジから強心剤が叩き込まれ、痛む身体を叩き起こす。
氷室錬:一歩。踏み込む。二歩、脚先から霞み。
氷室錬:三歩からは、そこにあるはずなのに”わからない”。
氷室錬:気付けば、”コールドスナップ”の足元に手榴弾が転がり、ピンが抜け落ちた音がする。
ナンバー19:「……!」
ナンバー19:白い骨でできたような棒杖を構えて、破片と爆風に割り込む。
ナンバー19:「い、ぎっ……」全身傷だらけ。それでも、吹き飛ばされることもなく、倒れてもいない。
コールドスナップ:「ご苦労、19番。さて」
氷室錬:「……む。正直言うけど、そいつに何かしてもあまり報われないと思うわよ」
ナンバー19:小刻みに首を振る。
GM: 
GM:さて、コールドスナップが動きます。
天城康介:こぉい!
コールドスナップ:8dx7+9>=20 《狂戦士》《タブレット》《さらなる力》《コンセントレイト》
DoubleCross : (8R10+9[7]>=20) → 10[1,2,2,3,4,6,9,10]+10[2,7]+4[4]+9 → 33 → 成功

コールドスナップ:成功。対象は朝隈。
朝隈 洋司:マイナーなし。行くぜ、もう一発だ。
朝隈 洋司:《コンセントレイト》《黒の鉄槌》《黒星の門》《因果歪曲》。
朝隈 洋司:19dx6+4
DoubleCross : (19R10+4[6]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,3,4,5,6,8,10,10]+10[2,3,6,9]+10[3,6]+2[2]+4 → 46

朝隈 洋司:達成値46の範囲攻撃。全員暴走中だからこのままダメージ。
朝隈 洋司:6d10+10 装甲有効
DoubleCross : (6D10+10) → 43[7,7,2,10,7,10]+10 → 53

天城康介:うごごー…!!為すすべなく死…!
興津和沙:暴走リア不!死!
興津和沙:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 10[10]+90 → 100

興津和沙:テンション上がってきたぜ!!
氷室錬:死ぬわ!!ここは、友達なんだし頑張れ天城さんってことで天城さんのロイス昇華!復活!
GM:ジャスト100。いいとこですねえ
天城康介:コールドスナップに「好奇心/■憤懣」でロイスを取得!タイタス化、昇華して復活!
コールドスナップ:「……ほう。まだ動くのか、思ったより優秀だね。やはり撮影できていないのが悔やまれるところだ」
氷室錬:「………」すっごくイラッとした顔になっている。「二人とも、大丈夫ですか!?」
天城康介:「……は。監督気取りも」
天城康介:「寝言で言いやがれ、外道……!」
天城康介:ばきりばきりと。砕けた骨が、無理矢理繋がる音と共に。減らず口を叩いて、気遣う言葉への返答とした。
ナンバー19:ナンバー19の通常イニシアチブは、待機を宣言。行動値処理マイナス6まで飛ばします。
GM: 
GM:……ということで、興津さん。ターンです!
興津和沙:槍を支えに立ち上がりながら
興津和沙:「ああ、まだまだこっからだぜ。じゃねえ、こっからですわ!」と吠えます
興津和沙:マイナーで5M移動、接敵

(天城[0]、氷室[14])-5m-(興津[5]、コールドスナップ[14]、19番[6])-5m-(朝隈[16]) []内は行動値

興津和沙:メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉
興津和沙:対象はナンバー19
ナンバー19:ひっ
興津和沙:8dx7+9
DoubleCross : (8R10+9[7]) → 10[1,3,3,4,5,9,10,10]+10[8,8,9]+10[6,7,9]+10[5,9]+10[9]+5[5]+9 → 64

興津和沙:ぶん回った!!
氷室錬:つっつよい
ナンバー19:6dx8+15 《復讐の刃》
DoubleCross : (6R10+15[8]) → 10[1,3,7,8,9,10]+5[2,3,5]+15 → 30

ナンバー19:ダメージ、振り合いましょうか
興津和沙:いくぞー!
興津和沙:7d10+33
DoubleCross : (7D10+33) → 26[4,3,4,5,1,3,6]+33 → 59

興津和沙:腐った!!
ナンバー19:4d10+9 装甲有効 HP4回復
DoubleCross : (4D10+9) → 16[2,8,2,4]+9 → 25

ナンバー19:装甲有効の25点。回復入れても59とかは耐えられない……ので……《自動体内式除細動器》! HP1で再起動!
GM:攻撃演出あればどぞー
興津和沙:血原さんのロイスを切って復活
興津和沙:「オ、ラア!!」
興津和沙:ダン!!と大地が揺れたと錯覚するが如くに強く踏み込む
興津和沙:ズン!!と己が体を天に真っ直ぐ伸びる大木のように軸とし
興津和沙:柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)の大槍を、ぶん回す!
ナンバー19:ひゅ、っと。息を吸い。打ち払いの内側に最短距離で飛び込んで……骨杖で、興津さんの胴を強く打つ。
ナンバー19:心臓の真上を一度殴りつけて、そのまま、当然のように槍の大質量に弾き飛ばされる。
ナンバー19:無理矢理身体を捻って着地、震えながら目線を上げて
ナンバー19:「なんでまだ立ってるんですか」
興津和沙:「ガッッ」
興津和沙:空気の塊が肺から喉をへと抜け出していく
興津和沙:それを取り戻すように呼吸をして、少女を見据える
興津和沙:「止めに来たって言ってんだろ。」
興津和沙:「助けに来たって言ってんだろ。」
興津和沙:「助けてえって言ってんだよ。」
ナンバー19:「…………」答えはない。震えた声も発しませんが、興津さんの顔を、じっと見ている。
興津和沙:ペッと血反吐を地面へと吐き出す。
ナンバー19:油断なく、という様子ではありませんが……
興津和沙:「まだどっちも為せてねえのに、倒れるわけには行かねえだろうが。」
興津和沙:「お姫様は有言実行するもんなんだよ。」
興津和沙:「あんたはなんで立ってるんだ?」
興津和沙:「倒れりゃ楽になるだろうに」
ナンバー19:ひゅ、っと喉が鳴って。
ナンバー19:「…………たから」
ナンバー19:「……殺したから」
ナンバー19:「たくさん殺してしまったから!」
興津和沙:「殺したから。」
ナンバー19:「わたしが楽に倒れていいわけないじゃないですかあっ!
興津和沙:「バカ野郎。」
興津和沙:「だからこそ、倒れていいわけがねえんだよ!!」
興津和沙:「楽に倒れちゃいけえから、苦しんで倒れてやろうだなんて」
興津和沙:「甘ったれんじゃねえ!」
ナンバー19:両手で骨杖を構えたまま、奥歯を噛んだ、見せたことのない表情で、興津さんの顔をじっと見ています。
興津和沙:「やらかしたもんはしっかり受け止めて、立ち続けろ。」
興津和沙:「じゃねえと、てめえはいつまで立ってもラクにはなれねえぜ。」
ナンバー19:「あなた、強い……んですね。私は……私は……」
朝隈 洋司:「19番。構えろ、次来るぞ(くっぞ)!」
GM: 
GM:ということで、天城くん。どうぞ!
天城康介:はぁい!マイナーで《完全獣化/一角鬼/ハンティングスタイル》、素手のデータを変更しつつ戦闘移動。
天城康介:移動距離は5m、移動先は興津さん・コールドスナップ・ナンバー19がいるエンゲージとは別のエンゲージ。

(氷室[14])-5m-(天城[0])、(興津[5]、コールドスナップ[14]、19番[6])-5m-(朝隈[16])

天城康介:メジャー。《C:キュマイラ/獣の力》でナンバー19を攻撃。ダイスペナ3つは受けたまま!
GM:どうぞ!
天城康介:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[3,5,6,7,9,9,9,10]+10[1,3,6,7,10]+10[2,9]+10[7]+4[4]+4 → 48

天城康介:達成値48!
ナンバー19:射程があると復讐も届かない……ガード!
天城康介:ダメージ!
天城康介:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 20[8,3,5,1,3]+25 → 45

天城康介:装甲ガード有効、45点…!
ナンバー19:それは……耐えられません。倒れます!
天城康介:ではさくりと!
天城康介:拳を固めたまま、身を沈める。跳躍の予備動作。そして、踏み切り宙を舞った身体は。
天城康介:ほんの一瞬、この世の何処からも消え失せて─。
天城康介:男と少女の真上。歪な騎士甲冑めいた姿。頭部装甲の奥で輝く瞳が、狙いを定めて。
天城康介:馬上槍のような形状に変化した右腕が。少女の体を、穿つ。
ナンバー19:「っ!」その挙動にも反応する。骨杖で、ヤリのような一撃を捌こうとするが……傷ついた身体では、果たせない。
ナンバー19:骨杖が折れて、ほそい身体が倉庫の砂まみれの地面に叩きつけられる。そのまま、動かない。
天城康介:意識を断つその一撃は、しかして、命を刈り取ることはなく。
天城康介:「─いいんだな。これで」
天城康介:返答を求める声ではない。
天城康介:砂埃を巻き上げながら着地。見据えるのは、魔眼(たま)を手にした─。
朝隈 洋司:答えはない。まだないが……
朝隈 洋司:頷かわりに、次のセットポジションに入る。
GM: 
GM:クリンナップ処理なし。
GM: 
GM:────
GM:ラウンド2
GM:────
朝隈 洋司:セットアップ。《赤方偏移世界》、自分に。行動値16まで。
氷室錬:セットアップはもうありません!
GM:コールドスナップは、シーン1回を使い切っているため、ありません。行動値4まで落ちます。
興津和沙:なし!
天城康介:こちらもなし!
GM
天城康介:……じゃないな!《フルパワーアタック》継続!
GM:OK!

(氷室[14])-5m-(天城[0])、(興津[5]、コールドスナップ[4])-5m-(朝隈[16])

GM: 
朝隈 洋司:なら、狙うのは……こっちだな。勝つために動かせてもらう。
朝隈 洋司:マイナーなし。セットポジションからもう一発、因果歪曲抜いた通常コンボ。錬くんにだ。
朝隈 洋司:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,7,7,9,10,10,10]+10[4,4,6,8,10,10]+10[1,6,7]+10[10]+10[9]+3[3]+4 → 57

朝隈 洋司:達成値57。暴走中なので直撃だよな。
氷室錬:ひどい!当たります。
朝隈 洋司:7d10+10 ダイスペナルティ-2を付与
DoubleCross : (7D10+10) → 31[7,4,2,1,8,2,7]+10 → 41

朝隈 洋司:装甲有効の41点。
氷室錬:そのダイペナが地味に辛い!!
氷室錬:今度は興津さんのロイス昇華!起つ!
朝隈 洋司:「言っとくが、まだ手は残ってるぜ……!」
朝隈 洋司:手から放たれ、大きくカーブした魔眼が、ほとんど背後から襲いかかる。
氷室錬:「…つ、う…!」右は銃を握っている。左腕を敢えてぶつけるようにして被害を限定する。
GM: 
GM:そしてそのまま錬くんの行動だよ!
氷室錬:はいな!マイナーで完全熱光学迷彩起動、隠密。
氷室錬:メジャーコンボ:サーカムゼニタルアーク:≪コンセントレイト:エンジェルハイロゥ≫≪見えざる死神≫!コールドスナップ!お前だ-!
氷室錬:武器は使用済みのフラグレを捨ててスラッグショットガン。
氷室錬:ダイペナ2個入って。
氷室錬:9dx7+4 えいっ
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,4,4,6,6,7,9,9,10]+10[2,4,4,7]+6[6]+4 → 30

氷室錬:リアクションどうぞ!
氷室錬:氷室錬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:104->108)
コールドスナップ:ち……!
コールドスナップ:7dx+2>=30 《命の盾》
DoubleCross : (7R10+2[10]>=30) → 9[1,2,4,6,6,8,9]+2 → 11 → 失敗

コールドスナップ:ダメだ、命中!
氷室錬:こわ…ダメージ行きます。
氷室錬:4d10+5+8+12+2d10 装甲有効。
DoubleCross : (4D10+5+8+12+2D10) → 23[1,6,6,10]+5+8+12+14[6,8] → 62

氷室錬:62点装甲有効ダメージです。
コールドスナップ:ぐ、それは……ダメだ、倒れる!
コールドスナップ:「ち、馬鹿な! ナンバー19、私を……」
氷室錬:「もう無理だよ。分からない?」
氷室錬:「散々っぱら他人様の記憶とか身体とか弄ってきたでしょう。無理はね、いつか利かなくなるの」
氷室錬:「あんな身体にも精神にも負担ばかり掛ける戦い方をして。環境も碌でもない。こうなるのはね、”コールドスナップ”」
氷室錬:「貴方の今までしてきたことの成果よ。ほら」あざけるように笑って。
氷室錬:「誇ってみなさいよ。さぞかしご立派な題目くらい、有るんじゃないの?」
興津和沙:「氷室さん、落ち着いて。」
氷室錬:「…………む」
氷室錬:「………はしたないところをお見せしました」
興津和沙:「端ないとこなんて私だってたくさん見せてるよ。」
コールドスナップ:散弾を受けて、うずくまる。死んではいないようだが、戦闘はもはや続行できまい。(戦闘不能になります)
興津和沙:「けど、わざわざヤツらと同じとこまで落ちてやる必要はねえや」
氷室錬:「……それもそうですね…ダメだな。どうにも口が悪くて…」
GM: 
GM:イニシアチブ。
興津和沙:「あはは、でも、聞いててスッキリしたぜ。ありがとね。」
朝隈 洋司:……《時間凍結》!
氷室錬:頬を染めて。「……なんだか、すごいわたし子供っぽいですね…!もう!興津さんこそ、やっちゃってください!」
興津和沙:バカ!!
氷室錬:やめてくれカカシ。その術は俺に効く…
コールドスナップ:「ナンバー18! まだ動けるだろう、排除しろ! お前の能力なら、この数の差でも」
朝隈 洋司:「ああ」
天城康介:ひえッ
朝隈 洋司:範囲化は最後の一発だ。行くぜ。《コンセントレイト》《黒の鉄槌》《黒星の門》《因果歪曲》。
朝隈 洋司:対象は、興津さんと"コールドスナップ"。「とどめを刺す」。
朝隈 洋司:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,3,4,4,5,8,8,8,9,10]+10[2,4,6,8,9]+10[5,9]+10[8]+6[6]+4 → 50

天城康介:……!
興津和沙:回すなこいつ!
氷室錬:トドメを…!
GM:ということで、対応をどうぞ!
興津和沙:行動放棄カバーしていいです?スナップを
GM:お。どうぞ!
興津和沙:戦術的に、大丈夫ですかね。PLも
天城康介:押忍。お願いして、いいですか。
興津和沙:じゃあ、する!
氷室錬:どうぞ!したいようにしてくださいっ
興津和沙:メジャーを放棄してコールドスナップをカバーリング!!
GM:あいよ!
朝隈 洋司:7d10+10 装甲有効
DoubleCross : (7D10+10) → 36[3,2,2,3,6,10,10]+10 → 46

朝隈 洋司:装甲有効の46点!
興津和沙:死亡!!
朝隈 洋司:ごう、と。一直線に、強烈な"重さ"をまとった魔眼が撃ち込まれる。……味方、上官であるはずのコールドスナップを巻き込んで!
興津和沙:氷室さんのロイスきって復活!
興津和沙:(こいつは……!)
興津和沙:自分だけを狙ったものじゃない。かといって天城さんや氷室さんを巻き込むものでもない。
興津和沙:(私ごと、"コールドスナップ"を殺す気か!?)
興津和沙:その殺意を理解した瞬間、考えるより先に体が動いた
興津和沙:自分の身を呈して、死に体となったコールドスナップを守ろうとする
氷室錬:「興津さんっ!?」
興津和沙:「ぐ・・・ああああっっ!!?」
GM:着弾。爆縮。
朝隈 洋司:「まいったな。そうか」
興津和沙:背中から体全体に衝撃が突き抜ける。重力の重みで地面に突っ伏しそうになるのを必死に堪える。
朝隈 洋司:異常加速からの行動で、全身の毛細血管が弾け飛んでいる。赤い汗が垂れ落ちる。
朝隈 洋司:「守るのか、それでも。おまえらは」
天城康介:「ああ。……こういう奴なんだ、こいつは。こういう道を選んだんだ、俺たちは」
興津和沙:体が動かない。声も出せそうにない。戦線に復帰するには、少し時間がかかりそうだ。
朝隈 洋司:「ああ。正直言ってよ。羨ましいぜ」
氷室錬:「興津さん、無茶しないで…」そっと支えようとしています。
朝隈 洋司:興津さんを見ている。それを支えようとしている錬くんを見ている。
興津和沙:それでもなお、一切衰えぬ眼光を。一切欠けぬ信頼を。天城くんに向ける。
朝隈 洋司:「……みんな、おれたちは、耐えられなかったからよ」
GM: 
GM:ということで、天城くんの行動だ!
天城康介:押忍!マイナー、戦闘移動!5m移動してナンバー18、いやさ朝隈くんにエンゲージ!

(氷室[14]、)-5m-(興津[5])-5m-(天城[0]、朝隈[16])

天城康介:メジャー、《C:キュマイラ/獣の力》で攻撃!
GM:来いよ!
天城康介:メジャー前に、興津さんのロイスをタイタス化、昇華。ダイス+10個…!
天城康介:21dx7+4
DoubleCross : (21R10+4[7]) → 10[2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,10]+10[1,2,4,8,9,9]+6[1,4,6]+4 → 30

天城康介:のびぬ!
朝隈 洋司:ドッジ!
朝隈 洋司:5dx+2>=30
DoubleCross : (5R10+2[10]>=30) → 9[1,5,6,9,9]+2 → 11 → 失敗

GM:ダメだ。ダメージを!
天城康介:うおおーッ!
天城康介:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 23[5,7,3,8]+25 → 48

天城康介:装甲有効、48点……!
朝隈 洋司:残りHP6! 耐えられない! 倒れる!
天城康介:では…!
天城康介:前から、後ろから。視線を受けながら。がしゃり、がしゃりと、一歩ずつ。
天城康介:「─俺は」
天城康介: ─ぼくは。
天城康介:「お前が羨ましかったよ、洋司。夢に向かって走り出したお前が」
天城康介: ─はなればなれになってしまった、きみが。
天城康介:「羨ましかった」
天城康介: ─さみしかった。
朝隈 洋司:足元を狙った"牽制球"。床面が弾け飛ぶ。
天城康介:重力場に巻き込まれ、右足が歪む。身体が傾く。それでも、また一歩、一歩。
天城康介:「……でもな、洋司。俺も、見つけたよ。─俺には、夢がある」
朝隈 洋司:胸元を切り裂く軌道のカーブ。殴り飛ばされるような圧がかかる。
朝隈 洋司:「ああ。今じゃ、すっかり逆だ。康介」
天城康介:剣槍と化した右腕を残し、上半身の装甲が吹き飛ぶ。露になった表情は。
天城康介:「そうだな。……でも」
天城康介:血塗れで、傷だらけで。けれど、落ち着きと闘志を兼ね備えて。
天城康介:「……俺の夢は、街を守ることだ。大切なひとたちを、幸せにすることだ」
朝隈 洋司:手を止める。血まみれの顔を、拳と袖口で拭う。
天城康介:力なく握った左の拳を、伸ばす。
GM:……その一撃は、それでも。限界まで能力を行使し続けた少年を打ち倒すには、十分なおもさを帯びていた。
天城康介:「──ああ。勝手な夢だ。ガキの戯言だ。けど」
天城康介:崩れ落ちる友人を、異形の刃と化した右腕が、そうっと抱き止めて。
天城康介:そのまま、自分も。朝隈洋司と重なるように、仰向けに倒れて。
天城康介:「……いいだろ。夢の続きを、見たってさ」
GM: 
GM:戦闘終了です。
GM:バックトラックに入りましょうか。
天城康介:はぁい1
氷室錬:はいっ
GM:Eロイスは、なし。通常引きさげの前に、DP1点につき1侵蝕率引き下げるアクションが可能です。
GM:下げる場合は、使用点数宣言のうえ、残り本数とバックトラック倍率宣言して振ってくださいな。
天城康介:最後のメジャーで、侵蝕は124に。DPを6点使って、118まで引き下げ。
天城康介:残りロイス4本、まずは等倍!
氷室錬:もしピンゾロでもいいように6点使用して108→102に。残ロイス3本、一倍で。
氷室錬:102-3d10
DoubleCross : (102-3D10) → 102-14[4,4,6] → 88

天城康介:118-4d10
DoubleCross : (118-4D10) → 118-20[1,1,10,8] → 98

天城康介:おいダイスてめえ!!
氷室錬:5点で帰還ですっ
氷室錬:こっわっ
興津和沙:えーっと
天城康介:怖い怖い。5点で帰還!
興津和沙:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-16[7,6,1,2] → 91

興津和沙:ただいま!
天城康介:オ カ エ リ ナ サ ト
氷室錬:よかったー
GM:おかえりなさい!
GM:よし。ひとまず全員無事帰還。おかえりなさい!
GM:で、経験点算出まで。いつもの5点、シナリオ達成5点に、エネミーの持ってたDロイス(邪眼、装着者、記憶探索者)を足して基礎13点。
GM:ここに全員5を足して18ですね。お受取りください!
天城康介:イタダキマス!
氷室錬:ありがとうございます~!
興津和沙:ごっつぁんです!
GM: 

エンディング1

GM:────
GM:エンディング 1 氷室錬
GM:────
GM: 
GM:第四支部、地下、面会室。コールドスナップは、能力封印用の枷を埋め込まれた状態で拘束されています。
コールドスナップ:「私に面会とはね。どういうつもりかな、氷室くん」
氷室錬:「正直わたしも、あの時でもう終わりだと思ってたんだけど」
氷室錬:「興津さんが庇ってくれて、生きてるんだから。聞いておきたいことくらい、聞いておこうと思ったの」
コールドスナップ:「聞きたいこと?」
コールドスナップ:印象の薄い顔に、怪訝そうな表情が浮かびます。
氷室錬:「ん。二つあるけど、まずはひとつめ」
氷室錬:「わたしと銘姉さまに、何を目的としてどんな施術をしてたのか、ってこと。憶えてないの、気持ち悪いから」
氷室錬:流石に脳内爆弾とか行動制限装置とかは仕込まれてないと思うが。あの時の…父親が使わない理由もないし。
コールドスナップ:「ああ。それなら単純な話だよ。私のことは調べているんだろう?」
氷室錬:「ええ、チルドレンの調整屋。記憶系に強い渡り鳥ってとこくらいは」
コールドスナップ:「君たちから、不都合な記憶を消していたんだ。黒翁泊は完璧主義者だったからね」
コールドスナップ:「……拘束さえとければ、なんなら、戻してあげることもできるが」
氷室錬:「……いいえ。わたしのそれなら、勝手に解けるのを待っているとする」
コールドスナップ:「そうか」どこかつまらなそうに言って、拘束具に体重を預ける。「2つ目は?」
氷室錬:「どうしても解きたい人はもういないし、貴方に記憶を覗かせるのはごめん」
氷室錬:「ああ、ただの好奇心よ。渡りのエージェントだった貴方が、どうして今回のようなことをしたの?」
コールドスナップ:「そちらも単純だ。渡りは実入りが良くない」
氷室錬:「なるほどね。その金は何に使うかも聞いても?」
コールドスナップ:「自分のためだ。他に何がある?」
コールドスナップ:「安定して収入が得られるビジネスを模索していたんだ。そろそろ次のモデルをと思ったところで、この有様さ」
コールドスナップ:特段重いこととも考えていないだろう、世間話のような口調だ。
氷室錬:「……ふーん」なるほど、と話を脳内で咀嚼して。
氷室錬:我ながら。何か有るのを期待していたのだろうか。
氷室錬:金を稼いで、自分を高めて、何か為したいことがあるのだとか。
氷室錬:居場所を作って、誰かを強くして、そうして送り出すのだとか。
氷室錬:「…うん。正直、予想が全然外れてなくて、まあそうだろうなって言う気持ちと」
氷室錬:「なぜか、残念だなって気持ちがあるわ」
GM:単純に。夢や希望や、何か美しいものや、そういうものがなくても、人は生きていける。
氷室錬:それはそうなのだろう。
氷室錬:そうやって、心臓を動かすことはできる。パンさえあれば、人は生きられる。
コールドスナップ:「そうかね。……残念だ、君を手元においておければな」
氷室錬:それを、氷室錬は知っている。
コールドスナップ:評価している、というだけの意味の言葉。それにあなたは。
氷室錬:「ああ」
氷室錬:「その台詞、4年も前に聞き飽きたの」
氷室錬:でも…。それでも、パンだけでは足りないのだと、そういうものがあるのだと。
氷室錬:「わたしを口説きたいのなら…せめて、もう少し心に響く言葉を言って欲しい」
氷室錬:今は、なんとなく。おぼろげにだけど、知りはじめたから。
GM:面談室の扉が閉まる。
GM: 

エンディング2

GM:────
GM:エンディング 2 興津和沙
GM:────
GM: 
GM:第四支部。談話スペース。
GM:コンベンションホールとして建てられた建物の中庭に面した、ガラス張りから陽光が差し込む趣味のいい喫茶室だ。
ナンバー19:「…………あのう」
興津和沙:「なに?」
GM:特に拘束されるでもなく、君の向かいにかけた少女は、やや居心地悪そうにしている。
ナンバー19:「およ……およびだしというのは……」
興津和沙:「そんな中学生がヤンキーの先輩に呼びされたみたいな反応しないでよ」
興津和沙:「傷つく」
ナンバー19:「ひぅ」
興津和沙:「いや、怒ってないからね!?」
ナンバー19:「……り、『リトルリーグ』のやってきたことは、係の人に全部話しましたよ……?」
GM:関係したイリーガルとして、希望すれば事件記録を閲覧することもできるはずだ。
興津和沙:「うん、それは聞いた。」
ナンバー19:「じゃあ、他にいったい何を……」
興津和沙:「『リトルリーグ』したこともあんたのしたことも聞いた。」
興津和沙:「でも、まだ『これから』のことを聞いてないからさ。」
興津和沙:「『した』ことじゃなくて『したい』こと。」
興津和沙:「……まだ、なにもないままかな?」
ナンバー19:「……はい」
ナンバー19:「思いつかないんです。だって、ずっと……あそこのお……じゃない。仕事しかしてこなかったから……」
興津和沙:「そっか。」
興津和沙:ちょっと、寂しそうに笑う。
ナンバー19:「生きてるのも……正直、あまりわからないというか……洋司くんは、なんとかするって。前から言ってたけど……」
興津和沙:「……」
興津和沙:「じゃあ、これは私のわがままだな。」
ナンバー19:「ひぇ?」
興津和沙:「それでも、生きてて欲しい。」
興津和沙:「わからなくても、辛くても。」
興津和沙:「それでも、いつかは幸せになりたいって願えるようになって。」
興津和沙:「そして幸せになってほしい。」
興津和沙:「私もさー、色々やらかしてさー。UGNの人とかに結構迷惑かけたこともあるんだけどさー」
ナンバー19:「…………」
興津和沙:「まあ、ホントあんまり言いたくないぐらい暴れてはっちゃけちゃったんだけど」
興津和沙:「それでも、ちゃんと前を向いていいって言われたんだ。」
興津和沙:「確かに。あんたらはひどいことをしたよ。あのおっさんに使われてたって言っても、全部が全部あのおっさんのせいには出来ないと思う。」
ナンバー19:「はい」肩を落とす。
興津和沙:「でも、だからこそ、ちゃんとその罪と向き合ってほしい。」
興津和沙:「向き合って、その後、前を向けるようになってほしい。」
ナンバー19:「……できるんでしょうか。私に」
興津和沙:「そうなりたいって思ってくれるなら。」
興津和沙:「きっと出来る。私も出来る限りのことはする。」
興津和沙:「お姫様は、友達を見捨てたりしないのです。」
ナンバー19:だいぶ考えた後に。
ナンバー19:「……すてき、ですね」
氷室錬:そこに、二人へかかる声がひとつ。
興津和沙:「でしょう?」
興津和沙:子供のように無邪気に笑って
興津和沙:「あ、氷室さん、おつかれー」
氷室錬:「はい!こっちの用はサクッと終わったので!」
氷室錬:「お二人はお話されてたんです?お邪魔したなら申し訳ありません」
興津和沙:「ん。そんなことないよ」
氷室錬:「それなら良かった」にぱ、と笑っている。
興津和沙:「まあまあ、氷室さんもよかったら座りなさい」
興津和沙:さりげなく氷室さんの分の椅子を引く
氷室錬:「あ、ならお邪魔しますね」エスコートされるまま座ります。
ナンバー19:「あ、ど、どぞ…」引きかけて手を止めて。
氷室錬:「お気遣いありがとうございます」ナンバー19ちゃんにもにこりとお礼を言って。
興津和沙:「あー、えっとさ。氷室さん。」
氷室錬:「はい、なんでしょう興津さん」
興津和沙:「ちゃんと謝らなきゃって思ってたんだけど。」
興津和沙:「ごめんね。」
氷室錬:「…………?」ぜんぜん分かってない顔。
興津和沙:「あの時、あいつのこと、庇っちゃってさ。」
氷室錬:「え、っと。あ、あー……」
興津和沙:「多分、氷室さんにとっては憎いやつだったろうに。」
氷室錬:「……興津さん、優しいひとですねえ」
ナンバー19:「わ、わりと普通なんじゃないかしらって…」
興津和沙:「それはもう、お姫様なので」
氷室錬:「そりゃ、正直気に入らないやつではありますよ。今ものうのうと目の前にいたらぶん殴っておきたいくらいには」
氷室錬:「でも」
興津和沙:「うん」
氷室錬:「興津さんが、庇いましたよね」
興津和沙:「はい」
氷室錬:「だったら、わたしがもうどうこう言う気はないんです。別に死んでも生きてても、わたしとしてはどちらでも構わない」
氷室錬:「…んー。むしろ、どうして庇ったのかを聞きたいかも?」
興津和沙:「…ドライだなー」
興津和沙:と少し冗談めかしていって
興津和沙:「理屈はさ。いくらでもつけられると思うんだ。」
ナンバー19:じっと興津さんの顔を見ています。
氷室錬:「はい」純粋なまでに透き通る、赤色の眼で見つめる。
興津和沙:「これ以上、あの子に手を汚してほしくなかった、とか。生かした方が、事件の収拾には利がある、とかさ。」
氷室錬:こくこくと、挙げられる理由ひとつひとつに頷いている。
興津和沙:「実際に、あの時多分そういう考えはあって。」
興津和沙:「でも、それ以上に、目の前で人が死んでほしくなかったんだと思うんだ。」
氷室錬:「ほわー…………」
興津和沙:化け物になった友だちを殺したことがある。
興津和沙:目の前で、自分を助けようとしてくれた人たちが殺されるのを見たことがある。
興津和沙:自分の幸せを祈ってくれた少女を、葬ったこともある。
氷室錬:「やっぱり。興津さんは、優しいひとですね。わたしが見てきた中で、トップクラスに」
興津和沙:「人が死ぬのって、悲しいからさ。」
ナンバー19:「……わかるきが、します」
ナンバー19:ぽつりとつぶやきます。
興津和沙:「いや、多分我儘なだけだよ。私が悲しい気持ちになりたくなかっただけだもん」
興津和沙:と言って
興津和沙:19番ちゃんの方に顔を向ける
氷室錬:「それで、自分で確り動けるのは…優しいってことですよ」
氷室錬:こちらも視線を。
ナンバー19:「っ、ははひ?」
ナンバー19:引きつった笑顔
氷室錬:「あっ…ご、ごめんなさい。なにか言いたいことあるのかなって…!」わたわたしつつ。
興津和沙:「おなじくー」
興津和沙:とちょっと楽しげに笑う
ナンバー19:「いっ、いえ、わかる気がするなって、つらいのは……そ、それだけ……で」
ナンバー19:身体をどんどん小さくして
興津和沙:「ふふ」
興津和沙:「ありがと」
興津和沙:「ちょっと前まで刃を向け合ってた子にそういってもらえるのは。」
氷室錬:くす、とこちらも自然と柔らかく微笑んだ。
興津和沙:「うん、お姫様冥利に尽きるな」
興津和沙:「こうやって皆と仲良くなるのがお姫様なので」
興津和沙:「というわけで」
興津和沙:「仲良くなった証にそろそろお名前教えてくれない?」
興津和沙:「いつまでも19番とかあんたじゃ…寂しいしさ?」
ナンバー19:「あ」
ナンバー19:一瞬ぽかん、として。それから、おそるおそるといった様子で口を開きます。
ナンバー19:「めぐみです。石丸めぐみ……」
興津和沙:「石丸さんね、うん、改めてよろしくっ」
興津和沙:太陽の下で金色の髪を輝かせながら
興津和沙:嬉しそうに少女の名前を呼びます。
ナンバー19:「はい。よろしく、おねがいします」
ナンバー19:彼女は、こんどだけはどもらずに、はっきりと答えました。
GM: 

エンディング3

GM:────
GM:エンディング 3 天城康介
GM:────
朝隈 洋司:「世話かけちまったな」
朝隈 洋司:彼は両腕を拘束された状態で、それでも、どこか気鬱の抜けたような様子でした。
天城康介:「ほんとにな。……引っ越しの話といい、今といい。急すぎんだよ、お前は」
天城康介:両腕は勿論のこと。首、腹、その他全身各所。包帯やらギプスやらで固められては、いるけれど。
天城康介:浮かべる笑みは、穏やかで。
朝隈 洋司:「仕方(っかた)ねえだろ、あれは……」
朝隈 洋司:「……ほんとにさ」
朝隈 洋司:「帰ってきたんだな。あの街に。いろいろ変わっちまってるけど」
天城康介:「そうだよ。……あの原っぱが、もうなくなっても。大好きだった誰かが、もういなくても」
天城康介:「俺たちは。この街は、生きてるんだ」
朝隈 洋司:「生きてる……か」
朝隈 洋司:「なあ。康介。正直言ってさ、俺、お前が羨ましかった。言ったろ」
朝隈 洋司:「今もだ」
天城康介:「何がだよ。俺が羨ましがられることなんて、なにも」
朝隈 洋司:「正義の味方、だろ。UGNは」
GM:それこそ小学生のようなセリフ。
天城康介:─そうだ、と即答するには。正義とは程遠い記憶も、あるけれど。
朝隈 洋司:「だからだよ」
朝隈 洋司:「好きなこともできないかもしれない。誰かを殺しちまったかもしれない。それでも……」
朝隈 洋司:「……誰かのために戦えたって、思えるんだろ?」
天城康介:「……ああ。殴り合うだけじゃない。俺たちは、いろんな形で戦って、そして」
天城康介:「誰かの、なんでもない幸せを守れていたなら。……そう、思うよ」
天城康介:日常の盾、と。大切な人が常に口にする言葉を、小さく呟く。
朝隈 洋司:「おれたちは……俺も、めぐみも、死んじまった皆も、がまんができなかったんだ」
朝隈 洋司:「自分が誰なのかもわからないまま戦って。自分が誰なのか思い出したら……」
朝隈 洋司:「ほんとに、誰のためでもない。何のためでもない人殺しを、ずっとやってきたんだってことに」
朝隈 洋司:「……八つ当たりだとは思ってるよ。すげー大変なんだろ」
天城康介:「……いいよ。八つ当たりでも、憂さ晴らしでも。ワケの分からないことに巻き込まれるのは、俺なら慣れっこだ」
天城康介:「でも」
天城康介:柔らかかった視線に、硬さが混じって。
天城康介:「なあ、洋司。あの時、あの子が……興津が、身体を張って止めなかったら」
天城康介:「きっと、俺はお前を殺してた。……そのつもりだったろ、お前」
朝隈 洋司:「……めぐみの名前、聞いちまったからさ」
朝隈 洋司:「おまえらが来たんだ。生き残ったやつがいたら、助けてくれるだろうと思ってた」
天城康介:「……馬鹿野郎」
天城康介:「思い切りが良すぎるんだよ。お前の、お前の球も」
朝隈 洋司:「それが身上だからな」
朝隈 洋司:「……なあ。康介」
天城康介:「なんだよ」
朝隈 洋司:「UGNって、実業団野球みたいなのやってねえの?」
天城康介:「星辰館(うち)に、元エースのイリーガルはいるけどな。……あと、昔やった支部対抗野球大会がえらいことになったって噂も……」
天城康介:「……って、お前なあ!」
朝隈 洋司:「なんだよ」
天城康介:「ボールとグローブとバットさえあれば他はいい、みたいな顔しやがって。……ったく。処遇もまだ確定出ちゃいないってのに」
天城康介:「……なあ、洋司。次に、ゆっくり話せる時でいいからさ」
朝隈 洋司:「ああ?」
天城康介:「聞かせてくれよ。お前が、死なせたくなかった子たちのこと」
天城康介:「俺も─」
天城康介:─4年間のこと。楽しかったこと。苦しかったこと。大切な人のこと。
天城康介:「話したいことが、山ほどあるんだ」
朝隈 洋司:「ああ」
天城康介:言葉は短く。お互い、笑い合う顔は、もう子供とは言えなくて。
天城康介:俺たちは─ぼくたちは─少しずつ、大人になっていく。
天城康介:─たとえ、もう同じ夢は見れなくても。
天城康介:変わりながら、忘れながら、思い出しながら。この街で、生きていく。
GM: 
GM:Little-senior last game, closed.
GM: 
GM:────
GM:以上で全日程終了とさせていただきます。お疲れさまでしたー!
天城康介:お疲れ様でしたー!楽しかった…!
氷室錬:おつかれさまでしたっ!楽しかった~~~!
興津和沙:ありがとうございました!