アミリティ・ストリング


PC1:J(キャラシート)PL:うおおお
PC2:アルフレッド・アーチボルト(キャラシート)PL:Hyoga
PC3:神楽 樹(かぐら・いつき)(キャラシート)PL:EXst
PC4:上戸乃亜(うえと のあ)(キャラシート)PL:海野しぃる

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:ではやっていきましょう よろしくお願いします。
アルフレッド:よろしくおねがいします!
神楽 樹:よろしくお願いします
GM:まずはプリプレイ。キャラクターの自己紹介的なやつが発生するのですが
上戸ノア:よろしくおねがいします!
J(ジェイ):なるほど
GM:ここで自分のキャラの生い立ちとか、どんな人間かとか、ゲーム的に何する人なのかとかを喋ってもらう!
アルフレッド:語りフェイズ!
GM:実際に経験者のやつを見てみましょう、ということで
GM:URLを張っていくので、PC番号逆順で自己紹介フェイズだ!
上戸ノア:いぇーっ!
J(ジェイ):わー
アルフレッド:Foooooooooo↑↑↑
J(ジェイ):\ドッ/
GM:なお今回は基本環境なので、他の卓とはキャラ性能などが異なるぜ!
GM:まずはPC4! 上戸ノアさん!
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhc__1wIM
GM:よろしく!
上戸ノア:「大N市、第十一支部の支部長補佐。上戸ノアだ」
上戸ノア:「普段は情報管理及びイリーガルのスカウトや手配を主な業務としているぜ」
上戸ノア:「得意なのは味方の支援と敵の妨害。情報屋さんだからな」
GM:N市の情報拠点! 十一支部!
上戸ノア:「攻撃力を上げたり、ダメージコントロールしたり、面倒な仕事を成功させたり、敵の小細工を封じたり、なんでもござれだぜ~!」
上戸ノア:「大体いつも十一地区の喫茶“アソート”って店に居るから遊びに来てくれよな~!」
GM:あの女装とかに使われるという……
上戸ノア:※今回はDロイスが封じられているので少しだけエフェクトの使用回数や効果量が減っています
上戸ノア:女装……? 知らない記憶ですね……
上戸ノア:まあイリーガルや突発的な事案に対して大量の情報を用いて柔軟に対処する男ですが……さて??????
上戸ノア:自己紹介は以上となります!
上戸ノア:よろしくね!
GM:ご苦労!
GM:そんな頼れる貴方のハンドアウトは~ババン! これ!

PC4:"叡智の番人(スト・テュホン)"上戸乃亜 シナリオロイス:"アミリティ" 推奨感情:任意
N市各地の支部で、散発的に市内のオーヴァードの人格が豹変・ないし行方不明になる事態が相次いでいる。彼らに必ずしもジャーム化の兆候は見られず、ヒントとなるのは沈静化させられた一人が口にしたキーワード"アミリティ"のみ。
近頃N市を騒がす"賢者の泉"とも、"神"の信奉者とも違う。いち早く一連の件に人為的相関を見出した君は、関わりのある人員を招集し、調査へと打って出た。

上戸ノア:「アミリティとか軍荼利菩薩か~~~~~?」
GM:はやいはやい!
上戸ノア:って言っちゃうんですよね、密教系の術師なので。
上戸ノア:おっといかんいかん
GM:十一支部らしくなんかに気付いて対応してもらう!
GM:そんな感じです。よろしくお願いします。
上戸ノア:お任せください、即応調査処理だぜ!
GM:では次、PC3!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlcrp2gIM
GM:神楽樹さん、よろしくお願いします!
神楽 樹:「第六支部所属フォワード、神楽樹」
神楽 樹:「よろしく」
神楽 樹:大N市・UGN第六支部のフロントメンバーを張るチルドレン出身エージェント。20歳、表向きは大学生をしてます。
神楽 樹:チルドレンとしての実働は長く、戦果も相応に上げており。二年前の高校卒業時にエージェントとして大N市へ転属となりました。
神楽 樹:無愛想を絵に描いたような表情筋と喋りをしますが、話しかけるとそれなりに相手してくれると噂。
神楽 樹:賢者の石適合者でもありますが、副作用で少々体に反動がきており。今回は「絶対使うなよ」と釘を刺されたのかと思います。
GM:心配ですからね
神楽 樹:構成は獣化して殴るシンプル構成。《フルパワーアタック》と《神獣撃》の都合80%以降が本領のスロー型なので、ちょっと出足は抑えめですが。
神楽 樹:アタッカーが一人でないのと。上戸補佐になんとか盛ってくれるから多分大丈夫でしょう。
神楽 樹:あとはそうですね。新婚の人妻です。
GM:行ける行ける!
神楽 樹:以上。よろしくお願いします
GM:オッケイ! そんな薄命新婚チルドレンの君のハンドアウトはこれ!

PC3:"焱の欠片(バーンアウト・クリスタル)"神楽樹
シナリオロイス:"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼン 推奨感情:任意
UGNにて討伐された実験体の痕跡を追ってN市に現れたFH"パタラ"セルのエージェント、ダニエル・ノウゼンの捕捉が君に与えられた任務だ。
君は、『完全なる不死』を追及し実験を繰り返しているという"パタラ"の研究成果が目当てと偽ってコンタクトを取り、UGNが持つ情報を餌に彼をおびき出した。
上手く行っていた──はずだった。

待ち合わせ場所に現れた君の前で、彼は自ら命を絶った。

GM:薄命美人を逆手に取った巧妙なアレでFHをおびき出してもらう。
GM:なぜか死ぬけど……。
神楽 樹:そういうの11の仕事だと思うんだけど。まぁ仕事ですので
GM:よろしくお願いします。今回は向こうから接触してきたという感じでなんとか……
GM:では次。
GM:PC2、アルフレッドくん。大丈夫かな?
GMhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY29L84gIM
アルフレッド:いっきますー!
アルフレッド:「第八支部所属、アルフレッド・アーチボルト」
GM:いけ!
アルフレッド:「こっちに来たのは最近だから見慣れない人も多いかな」
アルフレッド:「シンドロームは純血のモルフェウス。僕の砂は刈り取る刃を作り出す」
アルフレッド:「特技は人形繰り、裁縫。こっちは能力じゃない、僕自身の手腕さ」
アルフレッド:「まあ仲良くやっていこうよ。よろしく」
GM:トランプを堂々と切断武器って言うタイプの人だ
アルフレッド:切断武器でしょ_
アルフレッド:構成としては火力に重点を置きつつ、ささやかな補助もできる……かな?といった具合です。
アルフレッド:脆いので遠くからからくりサーカスしてばったばったと切り倒します!
アルフレッド:以上!
GM:はーい。そんな新米遊撃手の君のハンドアウトはこちら!

PC2:"ラクーンクラウン"アルフレッド・アーチボルト
シナリオロイス:"ベザレルサーベル"グウェンドリン・アーチボルト 推奨感情:執着/脅威
君には同時にオーヴァードに覚醒した双子の姉がいる。2人がチルドレンとなり、16歳になった今でも、互いの誕生日に手作りの人形を送り合う、そんな関係だ。日だまりのように笑う、その印象はどこか繊細で儚げで。

そして今は。生体と錬成武器がいびつに融合した──かつて暴走事故で君の両親を殺害した時の姿で、君の前に立っている。

GM:姉がやばくなります。
アルフレッド:これ見た時めちゃくちゃ動揺したよね
アルフレッド:シスコンの本領発揮しなきゃ……
GM:多感な年ごろだとは思うがなんとか頑張ってほしい
GM:そんな感じでよろしく! 次!
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7en64gIM
GM:Jさん! よろしくお願いします。
J(ジェイ):「第六支部所属。名前は……あー、Jって呼んでくれ。」
J(ジェイ):「ま、どこにでも居る戦闘員だ。戦闘以外では頼るなよ」
J(ジェイ):「殴り合いなら任せてくれ。よろしく」
J(ジェイ):重力操作と身体能力強化を組み合わせたインファイトが得意だ
GM:バチバチの殴り合いだ
J(ジェイ):攻撃は最大のなんとやら。狙った相手はキッチリ倒し切るぜ
J(ジェイ):ただそれ以外はからっきしだ。相手の行動値を下げたりは出来るが……あんまり期待するな
J(ジェイ):以上だ
GM:はーい! では君のハンドアウトはこれ!

PC1:"ギロチン"J
シナリオロイス:水無月妙 推奨感情:懐旧/不審
水無月妙は、君の養成所時代の同期であり、互いに踏み込み過ぎない距離感を保つ友人同士でもあった。攻撃一辺倒の戦い方を確立させていく君を見て、時折心配そうな表情を浮かべたりもする、そんな女だった。
遺伝性の病を患っているという彼女は、訓練課程を終えることなく施設を離れ、今は事務処理などの裏方の作業をこなしている。

その水無月が、姿を消したのだという。

GM:友達少なそうだけど
GM:少なそうな友達が行方不明になります。
J(ジェイ):少なくて悪かったな
GM:どうもN市を騒がせる妙な事件と関連がありそう……
J(ジェイ):水無月が……行方不明ねぇ
GM:というわけで捜査に加わってもらうぞ! よろしくお願いします。
J(ジェイ):はい よろしくお願いします
GM:では見学で立ち絵設定の説明とかをしてくれてるうちにトレーラーを貼ろう。

都心ほど近くに横たわる眠らない大都市、N市。
土地の広大さとR犯罪の発生率故に街は13の区域で分割され、
番号(ナンバー)を与えられたUGN支部によって日常は守護されている。
その様を人々はこう呼んだ……『大N市』。


消えた女。幼き日の再演。
とあるセルとの不可解な決着。多発するオーヴァードの暴走。
それは不死の霊薬か、はたまた臥したる隷約なるか。

「聞いて──私の、本当の気持ち」

DX The 3rd Edition
『アミリティ・ストリング』

──ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


OP1

GM:------------
GM:◆OP1:神楽樹◆
GM:神楽さんは登場侵蝕をお願いします。
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+10(1d10->10)(侵蝕率:32->42)
神楽 樹:いきなりだな
GM:重い
GM:------------------
GM:N市・第六地区

GM:十一支部長補佐、上戸ノアから君に宛がわれたUGNの所持するセーフハウスの一つ。
GM:秘匿回線の端末が鳴る。FHエージェント、ダニエル・ノウゼンからの連絡だ。
ダニエル・ノウゼン:「……神楽樹か?」
神楽 樹:「ええ」
ダニエル・ノウゼン:通話の奥で、笑った気配がした。
ダニエル・ノウゼン:彼の名は"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼン。海外に拠点を持つFHセル、"パタラ"のエージェントだ。
ダニエル・ノウゼン:「調べたぜ、どうやら寿命が幾ばくもないってのァ本当らしいな」
神楽 樹:「どうも」
神楽 樹:素っ気ない言葉は端末越しで、尚更に強く感じられただろうか
ダニエル・ノウゼン:「オーケーオーケー。俺達は仲間だ」
ダニエル・ノウゼン:気にする様子もなく、上機嫌な調子で続ける。
神楽 樹:「ありがたい話だけれど。……話は本当に?」
ダニエル・ノウゼン:「前も言ったが、上は"グローリア"の事が知りたくてな。この辺りでちょっくら前に目撃されたっていうジャームだ」
GM:君は知っている。
GM:"グローリア"は、あるFHセルの『永遠の命』を求める実験によって死体を元に作り出されたジャームであり、他者の命を食らって生き続ける化物であり。
GM:そして、既に討伐されている。
神楽 樹:「急かさずとも。用意はしてある」
ダニエル・ノウゼン:「俺達の事は知ってるよな。まぁ平たく言えば」
ダニエル・ノウゼン:「長生きしたい奴の味方なんだ、やり口の差で多少UGNと揉めたりもするが……」
ダニエル・ノウゼン:「バカな金持ちを適当にだまくらかしつつ、自分たちが安穏と暮らすために努力してる」
神楽 樹:「……」
ダニエル・ノウゼン:「俺もまぁまぁ先行きが短くてな……おっと」
ダニエル・ノウゼン:「いけねぇいけねぇ。すぐこんな事を喋っちまうからこういうババみてーな仕事でこんな僻地……」
ダニエル・ノウゼン:「ああ、悪ぃな。あんたのホームをディスってるわけじゃねーよ」
ダニエル・ノウゼン:「んじゃ、約束の場所まで」
ダニエル・ノウゼン:いくつかの確認事項の後、通話は切れる。
神楽 樹:「わかっている。後ほど」
神楽 樹:そう返して連絡が切れる。吐息
神楽 樹:──さて。どこまで食いついてくるか
GM:少なくとも表面上は、ただ迂闊に味方と信じた相手に対し、度を越して脇が甘くなっている青年だ。
GM:ともあれ、君がこの任務に駆り出されたのは、彼が食いつくであろう生い立ちを君が持っていること以上に
GM:突然の戦闘にも対応できるだろうという、経験を信頼されてのことだ。
神楽 樹:皮肉な話ではあるが、使えるものを使っていかなければこの街はどうにもならない
神楽 樹:要請を受諾した副支部長の苦い顔を思い出してしまう。そこまで気を遣わずともよいのだが──
神楽 樹:「……」
神楽 樹:時計を確認。……あまりのんびりもしていられないだろう。
GM:日が落ち、指定された刻限が迫るとともに、君は拠点を後にした。
GM: ---------
GM:第六地区・学生街のはずれ
GM:人通りもまばらな路地を入り込んだところにある、ビルの一室。
GM:そこに彼は居た。
ダニエル・ノウゼン:「………………あ」
ダニエル・ノウゼン:椅子に座って頭を抱えていたが、君が来たのを認めて頭を上げる。
ダニエル・ノウゼン:「あ、あぁ……」
ダニエル・ノウゼン:「こうして顔を突き合わせるのは初めてだな、あんたがそうか」
神楽 樹:「そう。……ダニエル・ノウゼン」
神楽 樹:──普段のスーツとUGNのアーマーコートは外され。デニムのジャケットに軽いブラウスという、大学生めいた衣服
ダニエル・ノウゼン:対するこちらは電話口の態度とはかなり異なる、悄然とした面持ち。
神楽 樹:「……随分、様子がおかしいけれど」
ダニエル・ノウゼン:「……なぁ。やっぱり、あれ、取引の話、なしにしてくれ」
ダニエル・ノウゼン:「……目が覚めた。目が覚めたんだ」
神楽 樹:「……?」
神楽 樹:「話の筋が読めない」
ダニエル・ノウゼン:「俺はあんたの仲間だなんて言ったけど、そんなのは嘘っぱちだ。あんたらが人を救っている裏で、たくさん人を殺してきたし──」
ダニエル・ノウゼン:「ほんとうは、分かってたんだ」
ダニエル・ノウゼン:「──罪を」
ダニエル・ノウゼン:「償わなきゃ」
ダニエル・ノウゼン:懐から拳銃を取り出す。
神楽 樹:──反応したのは経験則からの動作だった。抱えたバッグを投げ、一足で飛ぶ
GM:その銃口は、君に向けられることはなく、まっすぐと自らの脳天へ。
神楽 樹:手はわずかに。彼の銃を抑えるには遅かった
ダニエル・ノウゼン:──銃撃音。
ダニエル・ノウゼン:そのまま、ばったりと倒れる。
ダニエル・ノウゼン:オーバード能力による再生(リザレクト)が始まらない。侵蝕率が境界を僅かに超えているのだろう。
神楽 樹:倒れた体を抱え上げる。脳天を貫通した銃創から漏れ出るものが、衣服を濡らす
神楽 樹:生臭い、命の消える匂いが室内に満ちてゆく
神楽 樹:「…………」
GM:多く言葉を交わしたわけでもない君でも知っているだろう。
GM:ダニエル・ノウゼンは典型的なFHエージェントだ。自身が望むことの為だけに行動し、視野は狭く、目的のために手段を択ばない。
GM:だから、今起きた事は"おかしい"と。
神楽 樹:──薬物の使用に始まる“洗脳(ウォッシュ)”の時限起動や、外部エフェクトの使用。理屈はいくらか付けられる
神楽 樹:こちらの動作を予定してのカウンターであれば、彼の体に爆薬なりを仕込んでおくということも考えられるが──
神楽 樹:いまのところ、そういった動作はない
ダニエル・ノウゼン:安らかな顔で眠っている。
神楽 樹:開いたままの瞼を、指で閉じる
神楽 樹:FHという立場が違えばなどと言うつもりは毛頭ない
神楽 樹:だが、それでも終わりがあるのなら。安らかであるに越したことはないだろう
神楽 樹:遠く、足音が響く。展開した《ワーディング》とマイクから察知した後方部隊の支援だろう
神楽 樹:──これからだ。

OP2

GM:-----------
GM:シーン終了 ロイスのみ可能。一応シナリオロイスが設定されていますが、別に取らなくても良いです。
神楽 樹:では保留でお願いします
GM:OK!
GM:------------
GM:◆OP2:J◆
GM:Jさんは登場侵蝕をお願いします 具体的には
J(ジェイ):ダイス合計:10 (1D10 = [10])
J(ジェイ):29→39
GM:説明させろや!
GM:------------
GM:数年前

GM:UGN・訓練施設

水無月妙:「疲れないの」
水無月妙:休憩所のベンチで、君の友人──水無月妙がくるくると空のペットボトルを玩んでいる。
水無月妙:「あんなに動いてばっかでさ」
J(ジェイ):「疲れてる。訓練なんだから疲れねぇと意味ねえだろ」
J(ジェイ):ベンチに持たれかかり。地面を見つめる
水無月妙:君とは対照的に、あまり体力がない彼女は。最初の半分ほどでへばって音を上げて、あとはぶっ倒れていた。
水無月妙:「なぁる」
水無月妙:「君はなんか、なんで戦うとかさ」
水無月妙:「このまま……ほら。強くなっちゃうと」
水無月妙:「戦うことになる、戦って……」
J(ジェイ):「いつかは死ぬ?」
水無月妙:君の表情を見て、少し踏み込み過ぎたか、と口を噤む。
水無月妙:「……いや……」
J(ジェイ):「私にはさ、無いんだよ。これしか」
水無月妙:「……まぁ、わかるよ」
水無月妙:「私らを助けてくれたのはUGNだけだ」
水無月妙:「後、UGNにも、私らしか居ないしね」
J(ジェイ):「闘うのは好きじゃねえよ。ぶっちゃけ。ただここに居るには闘うしかない。認められるには強くなるしかない」
水無月妙:「はは」
J(ジェイ):「……それに、お前が出来ないんだから私がやるしかないだろ?」
水無月妙:「……」
水無月妙:「すごいこと言うな、キミ」
J(ジェイ):視線を彼女の方へ向け、にやりと悪戯っぽく笑って見せる
水無月妙:「あ」
水無月妙:「あんまり馬鹿にするもんじゃないぞ、あたしだって」
J(ジェイ):「だって?」
水無月妙:「あたしだって得意分野はあるし……Jのこと、守れるし」
J(ジェイ):「へーぇ?」
水無月妙:そういった優秀さを、君の前で見せた事はない。
水無月妙:「いや、まだ上手く使えないだけで、実際……」
水無月妙:また言葉が途切れ、少し遠い目をする。
J(ジェイ):「ま、楽しみにしてるよ」
水無月妙:「──はっ」君の言葉で現実に引き戻されたかのように。
J(ジェイ):残っていた水を一気に流し込み、軽く身体を伸ばす。
水無月妙:「いや、本当だって本当」
水無月妙:「ちゃんとここの訓練課程こなしたらすごい事になるって教官も言ってたし」
水無月妙:「本当に本当」
水無月妙:不承不承と言う感じで立ち上がり、ゴミ箱にペットボトルを投げ込む。
ペットボトル:ゴミ箱の角に跳ね返って、地面に落ちた。
J(ジェイ):苦労しているであろう教官を浮かべながら苦笑いをする
水無月妙:「うぅ……」
GM:それから。暫くして。
GM:水無月妙は君の前から姿を消した。訓練課程をこなしたら──といった彼女の言葉を証明する機会はついぞ失われた。
GM:遺伝性の病なのだという。彼女が前線で戦う事はないだろうと教えられた。
GM:君がエージェントとなった今では、細々と交流がある。
GM:UGNの事務人員として働きつつ、君に会うたびに近況を訪ね、少しばつの悪いような、寂しそうな顔をする女だ。
GM:そして──またある日。
GM:唐突に、彼女が行方不明になったと君に連絡が入った。
J(ジェイ):「は?」
UGN職員:「ええ、はい。そういう事で。貴女の他にそれらしい連絡先がなさそうでしたので」
UGN職員:「どこに居るのか心当たりが──無さそう、ですね……」
J(ジェイ):水無月が?今の仕事に嫌気がさして?いや、ありえない。昔から能力はともかく根性だけは人一倍あった。ましてや彼女が自分の意思で誰にも連絡することなく消え去るなど。
J(ジェイ):「——つまり、誰かに連れ去られたって事かよ」
UGN職員:「貴女がそう判断するのであれば……あるいは」
J(ジェイ):「それで、心当たりは?」
UGN職員:君の言葉に、困ったように首を振る。「一応、調べては見ます。いかにR案件の多い町と言えど」
UGN職員:「前線に出ない者が何の前触れもなく消えることはそう多くありませんから」
UGN職員:消えた者が戻ってくることもそう多くはない、とは言わない。
UGN職員:そんな事は、目の前の人間が一番わかっているだろうから。
J(ジェイ):急かす言葉を喉元で抑えこみ、大きく息を吐く。
J(ジェイ):「何か分かったら、真っ先に連絡してくれ」
J(ジェイ):「この案件は私が貰う。それでいいよな?」
UGN職員:「……ええ」
J(ジェイ):「それじゃよろしく。私は……訓練、してくるよ」

GM:──調査も空しく、それらしい成果は上がらなかった。
GM:数日後、十一支部長補佐、上戸ノアからの連絡が来るまでは。
GM:-----------------
GM:シーン終了 ロイスの取得が可能です。先に言ったように、まだ取らなくても大丈夫
J(ジェイ):勿論取ります!
水無月妙:わくわく
J(ジェイ):懐旧で取得します
J(ジェイ):懐旧/不審  懐旧が表で

OP3

GM:------------------
GM:◆OP3:アルフレッド・アーチボルト◆
GM:登場侵蝕をお願いします。
アルフレッド:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

アルフレッド:32 > 39
GM:ちなみに「1d10+(現在の侵食値)」って打ち込んで回すとシンプルだ
アルフレッド:賢い
サンプル花子:1d10+34 こういう……
DoubleCross : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42

アルフレッド:なるほど~
GM:----------
GM:N市 第八地区

GM:アーチボルト家 アルフレッドの私室

アルフレッド:アルフレッドは自宅で趣味の時間を過ごしていた。午後八時から十一時までの三時間、彼はいつもこうして針に糸を通している。
アルフレッド:編まれる糸の模様は波、それは刺繍そのものが繊細を謳っているかのように。
アルフレッド:十五分に一回はウエットティッシュで手を拭きながら、憩いの時間を過ごしていた。
GM:では、そうして君が安らぎの一時を過ごしていると。
GM:電話が鳴ります。プライベートのもので、姉の学友からかかってきている。
アルフレッド:針を針山に刺し、携帯を手に取る。トーンを落とし、電話に出た。「……もしもし?」
ネヴェア・ブースロイド:「ッ──もしもし!」
ネヴェア・ブースロイド:思ったより切羽詰まった様子だ。
アルフレッド:火急の要件であることを察する。意識を強く傾けよう。
ネヴェア・ブースロイド:彼女はネヴェア。君の姉──グウェンドリンと同じ学舎の中等部に通う女学生であり
ネヴェア・ブースロイド:同時にUGNイリーガルとしても活動している。そちらの用件かもしれない
アルフレッド:「ネヴェア。落ち着いて、手短に、結論から話すんだ」
ネヴェア・ブースロイド:「フレディさま! 今すぐ逃げてください! 彼女が今──いえ、早く! ぐっ」
ネヴェア・ブースロイド:電話口の向こうから、何か硬質なものが打ち合う音が聞こえてくる。
アルフレッド:「ネヴェア!? 今どこにいる!?」逃げる、といった言葉の意味は理解できた。しかし、感情が着いてこない。優先すべきは電話越しの安否。
ネヴェア・ブースロイド:その音は瞬く間に近くなり──否。今耳に届いている音は、現実のそれ。
アルフレッド:二重に聴こえる音、それを認識し————理解した。
ネヴェア・ブースロイド:破砕音とともに君の家の門が崩壊し、庭先に矮躯が投げ出される。
ネヴェア・ブースロイド:ちょうど君の部屋の窓からそれが認識できた。
アルフレッド:「————どうして」
GM:……そこには、懐かしい姿がある。
GM:地に這いつくばり、リザレクトを使用しながら立ち上がるネヴェア・ブースロイドの向こう。
グウェンドリン・アーチボルト:巨躯。
グウェンドリン・アーチボルト:肉体表面のほとんどが、モルフェウス能力の錬成武器とキュマイラの獣化した体組織で覆われている。
アルフレッド:視界に入った瞬間、過去の記憶が掘り起こされる。臓物を握り上げ、引きずり出すように嘔気が沸き起こった。
グウェンドリン・アーチボルト:そこにいるのは君の双子の姉だ。片腕を生成した剣と一体化させる、UGNチルドレンとしてのスタイルではない。
グウェンドリン・アーチボルト:かつて覚醒と同時に暴走し、災厄を撒き散らした。彼女自身すらも覚えていない筈の──
グウェンドリン・アーチボルト:「フレディ」
アルフレッド・アーチボルト:「ウェンド」
グウェンドリン・アーチボルト:その姿で、穏やかな表情で君に語り掛ける。
グウェンドリン・アーチボルト:「私ね、思い出した」
ネヴェア・ブースロイド:「聞いては、なりません!」
ネヴェア・ブースロイド:苦悶の表情で立ち上がる
グウェンドリン・アーチボルト:「本当はずっとこうしたかったんだ。お父さんもお母さんも私が」
グウェンドリン・アーチボルト:「私が、そうしたかったから」
グウェンドリン・アーチボルト:「私ね、本当は────」
グウェンドリン・アーチボルト:「……あれ?」
グウェンドリン・アーチボルト:ぽろりと、その頬を涙が伝う。
アルフレッド・アーチボルト:視界に写った涙。それは、彼の恐怖を洗い流すのに十分な一滴。
グウェンドリン・アーチボルト:「あれ、えっと……まあ、いいや」
アルフレッド・アーチボルト:「ウェンド!」窓から飛び出し、彼女の前に立とうと走り出す!
グウェンドリン・アーチボルト:「だから、私。あなたもそうしてあげたい」
アルフレッド・アーチボルト:駆けながら精製する。偶像は”盾”。モルフェウスのエフェクトは護るために。
グウェンドリン・アーチボルト:じゃきりと、両腕の生体組織の束から爪のように幾本も突き出した刃を煌めかせ、君へ向かって駆ける!
アルフレッド・アーチボルト:「どうしてッ……!」
ネヴェア・ブースロイド:「フレディさま──いえ」
ネヴェア・ブースロイド:「戦うというのなら、私の力も!」
グウェンドリン・アーチボルト:君の盾が大爪の一撃を阻む
アルフレッド・アーチボルト:「ネヴェア、君は下がっているといい。大丈夫、これは姉弟ケンカだから」できるだけ優しく、作り物の笑みを浮かべて語りかける。
ネヴェア・ブースロイド:突如として宙に出現した氷の十字楯が、もう片腕の爪を砕け果てながら減衰させる。
グウェンドリン・アーチボルト:「嬉しいよ。私のしたいこと、全部わかってくれるんだ」
アルフレッド・アーチボルト:「なんのつもりだい、グウェンドリン・アーチボルト」その声は、混乱と不安、心配と恐怖、ネガティブの集合体。
アルフレッド・アーチボルト:「第八支部に僕が一人行ってそう経っていないだろう。まさか寂しくなったのかな?」
グウェンドリン・アーチボルト:「私は」
グウェンドリン・アーチボルト:「寂しくなんてない。ただあなたを」
アルフレッド・アーチボルト:彼は信じている。アレが”まだ”姉であることを。姉でいてくれることに縋っていたいのだ。
グウェンドリン・アーチボルト:巨体が機敏に跳ね、君の背後へ回り込む。
アルフレッド・アーチボルト:「ウェン————」
グウェンドリン・アーチボルト:突き上げた腕の先。モルフェウスの砂が拡散し、見る見るうちに見上げるばかりの大剣が形成された。
グウェンドリン・アーチボルト:──振り下ろす。
グウェンドリン・アーチボルト:ただ一人の弟へ、慈愛に満ちた視線と共に。
アルフレッド・アーチボルト:砂の盾は脆く、幾重に重なろうとその身を守るには至らない。
アルフレッド・アーチボルト:「──どうし、て」
アルフレッド・アーチボルト:その一撃で意識が途絶える? 否、ここで倒れたら誰が彼女を取り戻すのか。
アルフレッド・アーチボルト:砂のエフェクトが司るは構築。手元に錬成するは愛用の大鎌。彼はそれを強く握り、振り上げた。
グウェンドリン・アーチボルト:「!」その反撃に、咄嗟に右腕の獣化をパージ。小盾を作って弾こうとするが──
ネヴェア・ブースロイド:翳そうとした右腕が凍り付いている。ネヴェア・ブースロイドの操る人工精霊の力によって。
ネヴェア・ブースロイド:「──今!」
アルフレッド・アーチボルト:「──姉さん!!!!」
アルフレッド・アーチボルト:凍りついた右腕が、そのまま宙を舞った。
グウェンドリン・アーチボルト:「ッあ……!」
アルフレッド・アーチボルト:「あっ……!」苦痛を浮かべる姉とリンクし、彼もまた表情を歪めた。
グウェンドリン・アーチボルト:片腕を奪われ二対一は不利と悟り、背後に跳ねる。
グウェンドリン・アーチボルト:飛びのきざま、宙を舞う腕を回収し、傷口に押し付けながら。
アルフレッド・アーチボルト:追いかけることはできなかった。なんて声をかければいいか、わからなかったから。
ネヴェア・ブースロイド:「……リザレクト」
ネヴェア・ブースロイド:横たわったネヴェアが、ぽつりとつぶやく。
ネヴェア・ブースロイド:「肉体が、再生の兆候を……そんな。彼女はまだ、ジャームでは……ない?」
ネヴェア・ブースロイド:安堵と言うよりは、戸惑い。ではなぜ、彼女には何が起きたのか。
アルフレッド・アーチボルト:「……姉さん」ポツリと、呟く。手元の得物は砂になって消えていった。
ネヴェア・ブースロイド:「……ごめんなさい」
ネヴェア・ブースロイド:「手を出してしまいました」
アルフレッド・アーチボルト:「……良いんだ。君は君の判断で僕を助けてくれたんだろう?」
ネヴェア・ブースロイド:「……退いてくれて、助かった」
ネヴェア・ブースロイド:「秘密なんですけど、私、ふだん溜めてる力を使い果たすと」
ネヴェア・ブースロイド:「しばらく何も……できなく……」
ネヴェア・ブースロイド:気を失う。
アルフレッド・アーチボルト:「えっ」
アルフレッド・アーチボルト:わたわたとする。
GM:気を失った少女、破壊された門。そして変貌した、姉。
GM:短い時の間に様々なことが起きて途方にくれていることだろう。
GM:ともあれ、君はUGNのエージェントだ。ならば、この事態でやる事も決まっている。
アルフレッド・アーチボルト:「と、とりあえず家に運ぼう。ウェンドの服があるからそれに……いやいや! 彼女はあのバカ姉とは違うだろ! いやでもこのまま寝かせると生地が…………」
アルフレッド・アーチボルト:「ってそれどころじゃない!!
アルフレッド・アーチボルト:最優先事項は支部への連絡。伝えるべき言葉は単純明快。
アルフレッド・アーチボルト:「──もしもし? ああ、僕です。アルフレッドです。すみません、ケンカをしてしまって————」
GM:-----------
GM:シーン終了 ロイスの取得が可能。
アルフレッド・アーチボルト:ネヴェアちゃん取りましょう
GM:そこに来るか……!
アルフレッド・アーチボルト:ネヴェア・ブースロイド ◯好意/不安
GM:以上かな
GM:いや姉のロイス持ってたわ 固定で

OP4

GM:---------------
GM:◆OP4:上戸ノア◆
GM:登場どうぞ!
上戸ノア:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+6[6] → 41

GM:-----------------
上戸ノア:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+6[6] → 41

GM:-----------------
GM:N市 十一地区

GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』

GM:STUDIO TSUKIYO。
GM:歓楽街である十一地区の中でも若者のたまり場の一つであり、
GM:同時に様々な情報が集まる場所である。
GM:君は今、協力者であるとあるフリーランスのオーヴァードと共にここを訪れていた。
ジェーン・ドゥ:「本当にこんな場所で騒ぎを起こす奴がいるのか?」
ジェーン・ドゥ:「と社長が」
上戸ノア:「ところがどっこい、居るんだなあ」
上戸ノア:「確かに、こんなところで騒ぎを起こすのは馬鹿なんだ」
ジェーン・ドゥ:胸元から顔を出す蝙蝠を撫でながら君へと話しかける。
上戸ノア:「だがこの世界は賢くとも愚かでも、平等に『世界を回す権利』が与えられる」
上戸ノア:「だから、回す馬鹿は出るんですよ」
ジェーン・ドゥ:「ふむ、それは……」
ジェーン・ドゥ:「そうですね。うちの社長も、人の事を言えない程度には愚かですし」
上戸ノア:「今回の敵は、そう見せかけているのか、本当にそうなのかは別として、動きに迂闊さがある」
上戸ノア:(バーンアウト・クリスタルに追いかけてもらっているエージェントもそうだ)
上戸ノア:(報告を聞いている限り妙に脇が甘い)
ジェーン・ドゥ:「聞いていますか? 社長。上戸さんのお言葉」
ジェーン・ドゥ:胸元の蝙蝠は嫌そうにしている。
ジェーン・ドゥ:「……と」
ジェーン・ドゥ:「お見事です。本当にいらしたようで」
上戸ノア:「ね?」
暴走エージェント:UGNのデータベースには正規エージェントとして登録されている筈の、青年だ。
暴走エージェント:どこか危うい眼光を湛え、クラブの人波の中心へと歩いていく。
上戸ノア:「……おっと、相手の思考レベルを上方修正しておこう」
ジェーン・ドゥ:「間違いありません。行方不明になっていた彼ですね」
ジェーン・ドゥ:手元の端末を操作しながら
上戸ノア:「ルールはチェスじゃなくて将棋と来たか。取り返しに行くとしましょう」
上戸ノア:ワーディングを発動し、人々を即座に退避させるように動き始める。
上戸ノア:(となると行方不明者は戦死ではなく洗脳・暴走状態にある可能性が高い)
上戸ノア:(確保して聴取が望ましい)
上戸ノア:「殺さぬようにお願いいたしますね、レディ」
ジェーン・ドゥ:にこりと微笑む。
ジェーン・ドゥ:「それだけが取り柄です」
暴走エージェント:《ワーディング》に反応し、即座に懐から銃を抜き放つ。銃撃音。
上戸ノア:残ったのは、既にジェーン・ドゥの主が仕込んだ従者のみ。
上戸ノア:「それは不許可」
上戸ノア:銃撃をそらして自らの肉体で従者たちをかばう。
上戸ノア:「さて、レディ……あとは手はず通りに」
ジェーン・ドゥ:「……あら。紳士なんですね」
ジェーン・ドゥ:そう言いながらも周囲の従者たちが暴走エージェントに群がり、動きを止めようとする。
上戸ノア:「そう思っていただけるなら、安いもんですよ」 血肉の代わりに極小の魔眼が傷口から吹き出し、すぐに傷は塞がる。
上戸ノア:そして暴走エージェントに向けてゆっくりと歩き始める。確保を待つようにゆっくりと。
ジェーン・ドゥ:個々の力は弱く、振り払われるもの、砕かれるものもいるが。即座にその肉体は黒い紐のようにほどけ、僅かずつ肉体に絡みついていく。
暴走エージェント:「上戸ノア……上戸ノアか? なるほど。まさかこんな大物と対面できるとはな」
上戸ノア:「本当かそれ? 言っておくが俺は十一支部最弱の男だぜ?」
暴走エージェント:男の銃口が燐光を纏う。
上戸ノア:腕を交差し、親指と小指をそれぞれの手で合わせる。
暴走エージェント:「ぬかせよ。デカい組織は潤滑油ってのが一番大事だぜ。猿でもわかる」
上戸ノア:「嬉しいねえ。中間管理職の苦悩を分かってくれる訳だ」
暴走エージェント:「だが弱いってのは。そうだって聞いてはいる──本当かどうかは、今分かるってわけだ」
暴走エージェント:無理やり君へと向けた銃口に小さな光が収束し、直後。
上戸ノア:「おん あみりてぃ うん はった」 小さく呟く。
暴走エージェント:轟音と共に巨大な破壊の力が弾け──
上戸ノア:──時間が飛ぶ。
上戸ノア:本来もたらされる筈だった破壊の力は、ノアをすり抜け、壁をすり抜け、空の彼方へと飲まれていく。
上戸ノア:本来直撃する筈だった時間が、破壊を齎すべきだった時間が、吹き飛んだ──
上戸ノア:「レディ。拘束、もう少し強めておいてくれ」
ジェーン・ドゥ:「しかるべく」
上戸ノア:──残ったのは男の微笑みだけ。
暴走エージェント:「──は?」
暴走エージェント:渾身の一撃をわけのわからぬまま往なされた男は、そのまま成すすべなく捕縛される。
ジェーン・ドゥ:「しかし、当初は何故社長に声がかかったのかと思いましたが」
上戸ノア:「適材適所、だよなあ」
上戸ノア:暴走したエージェントの傍にしゃがみ込む。
上戸ノア:「お兄さん、なーんでこんなことしたのさぁ?」
ジェーン・ドゥ:「話の通りですね。より正規人員へ、中核へと、被害が近づいている」
上戸ノア:「イリーガル、エージェント、支部の幹部が狙われたらシャレにならないよねえ」
上戸ノア:「俺、今度プロポーズするんだぜ。死にたくねえよなあ」
上戸ノア:わざとらしくため息をつく。
ジェーン・ドゥ:「それはそれは」微笑
暴走エージェント:「……く」
上戸ノア:「お兄さんを操っている人でもいいぜ。俺は“お話”がしたいんだ。殺し合いじゃなくてさ」
暴走エージェント:「失敗……した」
上戸ノア:「そうだねえ。失敗させた」
暴走エージェント:「すみま……せん。アミ……リティ」
上戸ノア:ひどく、冷たい瞳を見せる。
暴走エージェント:君の言葉に応えず、それだけを口にして、舌を噛もうとする。
上戸ノア:特に自分で止めようとはしない。止めるのは己の仕事ではないし、パートナーが止めるだろうと思っているからだ。
ジェーン・ドゥ:では止めよう。「こら」開いた口に靴先を突っ込む。
ジェーン・ドゥ:「仕事。したんですよ。徒労で終わらせないでください」
ジェーン・ドゥ:「しかし……アミリティ? 英語でしょうか。はて。」
上戸ノア:「……ああ、アミリティってのは聞いたことが有るよ」
上戸ノア:(というより、当たりをつけていた)
ジェーン・ドゥ:「博識ですね。と社長も仰っています」
上戸ノア:「アミリティ、アムリタ、甘露、これは密教における不死の霊薬」
ジェーン・ドゥ:「──おや、専門分野でしたか」
上戸ノア:「そうさ。さっき唱えてたろ? 『おん あみりてぃ うん はった』だ。甘露軍荼利菩薩様だな」
ジェーン・ドゥ:「ああ」ぽん。
上戸ノア:「古くは国の守りを願うご本尊だったりもしたんだがまあ情報の少ない仏様でねえ……」
上戸ノア:「で、今、他所から人材をお借りして追いかけているFHセルはポタラ、狙っているエージェントはクンダリーニ」
上戸ノア:「ポタラは補陀落、観音様のお山」
上戸ノア:「クンダリーニは軍荼利菩薩のお力じゃねえのとか言われている」
上戸ノア:「んまあ~きな臭いでしょ、これ」
ジェーン・ドゥ:「当たりを……ええ」
ジェーン・ドゥ:「流石ですね、支部長補佐。今後とも敵対だけはしたくないところ」
上戸ノア:「へへ、恐悦至極ってね」
上戸ノア:「ポタラから異常行動が、異常行動からポタラが、それぞれ追い詰められる。軍荼利菩薩様と同じくらい謎めいているこの状況を解き明かすことはできそうだ」
上戸ノア:「この後もご協力をお願いするよ、騙名商事の皆様?」
ジェーン・ドゥ:「ええ、ご贔屓に」
GM:----------------------
GM:シーン終了 ロイス可
上戸ノア:では!
上戸ノア:ジェーン・ドゥ 信用◯/美人はおっかねぇ
GM:---------------

ミドル1

GM:◆ミドルフェイズ1◆
GM:全員登場です
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+4(1d10->4)(侵蝕率:42->46)
アルフレッド:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 2[2]+39 → 41

上戸ノア:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+3[3] → 44

:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+9[9] → 48

GM:このシーンではノアさんがみんなを招集し、自己紹介だとか現状と目的の共有などをやってもらいます
GM:俗に集合シーンと呼ばれるやつですね
GM:---------------
GM:N市・十一地区

GM:喫茶アソート

上戸ノア:その喫茶店には幾つも隠し部屋が有る。
上戸ノア:奇妙に捻れたアンモナイトの化石、ここではない何処かの景色が見える窓、そして針が四つ有る柱時計。
上戸ノア:部屋に入ったものはテーブルの上では珈琲が湯気と香りを立てていることに気づくだろう。
上戸ノア:どうみても淹れたてだ。
上戸ノア:「って訳で、ようこそ、正義の砦へ」
GM:それぞれ自身の抱える案件に携わっていた君達は、十一支部長補佐、上戸ノアの招集によってここに集められた。
上戸ノア:「まあかけて、ゆっくり珈琲でも飲んでくれよ。ミルクとか砂糖とか、好きに使ってくれていいからさ」
神楽 樹:そのフレーズ気に入ってるのか? カップを口に触れ、中身を流し込む
神楽 樹:混ぜるのはミルクのみ。評判に違わない味だ、うまい
アルフレッド・アーチボルト:ミルクと砂糖に一瞥を向ける。しかし、クールとはブラックを嗜むものだ。
上戸ノア:(いや~、一度言ってみたかったんだよねえこの台詞……ふふ)
:「随分とご丁寧に、どうも」 ミルクと砂糖を2づつ入れ、かき混ぜている
アルフレッド・アーチボルト:(苦い)
上戸ノア:「今回、三人に集まっていただいた理由は単純。三人が現在直面している事件に関連があるとみられるからだ」
神楽 樹:座っている白い髪の女は招集をかけた11支部の男と。呼ばれた残る二人に視線を送り
上戸ノア:「元々神楽さんには俺が支部で追いかけていた案件を手伝ってもらっていたが、Jさんも、アルフレッド君も、どうやら同じ事件に噛んでいる可能性が高い」
上戸ノア:「どうせ戦うならチームを組んだ方が良いだろ? って訳でこのような運びになったのさ」
アルフレッド・アーチボルト:「事件、ですか」舐めるだけに抑えたマグを置く。
:無言でコーヒーを啜る。
上戸ノア:「ああ、事件。オーヴァードたちの奇妙な行動だな」
上戸ノア:「とは言っても分かりづらいだろう。自己紹介がてら、それぞれどういう案件を追っていたか簡単に説明してもらおうと思っている。どうかな神楽さん?」
上戸ノア:神楽樹の方を見て手を合わせ、微笑む。
神楽 樹:「了解」
アルフレッド・アーチボルト:「それは助かりますね、僕も何分日が浅い」
神楽 樹:「先日より、第11支部より支援要請を受け。第六支部より派兵を請けた」
神楽 樹:「対象はFH"パタラ"セルへの潜入調査」
神楽 樹:「経過は順調であったけれど」
神楽 樹:一息
神楽 樹:「接触の想定日、対象は自殺。機密保護や他構成員による介入かは現状不明」
神楽 樹:「奇妙な点として、人格が変異したと言えるだけの言動の不一致が見られた」
アルフレッド・アーチボルト:自殺。呟かれた強い言葉に眉をひそめ、三者の視線と反応を伺う。
アルフレッド・アーチボルト:視線が自分ではなく神楽さんに向いていることを確認。速やかに砂糖を三つ入れる。
上戸ノア:黙って話を聞いている。よく見れば気づくかも知れない。びっくりするほど感情の波が伺えない。
神楽 樹:「本件としては以上」
神楽 樹:「──上戸補佐」
:コーヒーを飲み終えた。
上戸ノア:「自己紹介はまあ名前とか趣味とかでいいぜ」
上戸ノア:ニッと笑う。今度は楽しそうな感情の色が映っている。
神楽 樹:「そう」
上戸ノア:「ちなみに俺の趣味は喫茶店な!」
アルフレッド・アーチボルト:コーヒーを啜っている。誇らしげに。
神楽 樹:わずかに間を置いて、
:「良い趣味だ。おかわりを貰っても?」
神楽 樹:「──第六支部、神楽樹」
神楽 樹:「前線(フロント)担当。基本的に、呼ばれたのならそういうことになる」
神楽 樹:「……趣味は強いて言えば、散歩」
神楽 樹:ほぼ顔見知りだろうが、これでいいだろう
上戸ノア:「オーケーサンキュー! それでは続いてJさんにお願いしようかな。今思い出したが所属もついでに頼んだよ」
上戸ノア:いつの間にか、サイフォンで淹れられていた珈琲がJのカップの中に移っている。
:「ほい。同じく第六支部所属のフロント担当だ。」
:「趣味は……特に思い付かないな。まぁ運動は大体好きだぜ」
:珈琲の中身が補充されている事に気付く。周囲に軽く視線を移した後、砂糖を3つ入れ、口を付ける。
:「同僚が行方不明になったんで、その行方を探してる。捜査は……あー、得意な奴に任せてたから私も詳しくは知らないな。」
上戸ノア:「成程、大切な仲間って訳だ」
:「とにかく、手掛かりが無くて困ってた所に連絡が来たもんで。それを聞きたい所だな」
上戸ノア:「承った。君の捜索の成功については請け負うよ。うちの支部は『この世に明かされない秘密は存在しない』がモットーだからね」
:大切な仲間、と言う単語に少し固まる。脳の端を過ったかつての約束を、コーヒーを煽る事で消し去った。
:「ま、戦闘なら任せてくれ。以上」
神楽 樹:支部内で少し噂になっていたのは聞いていたが。彼女の関係者とは
上戸ノア:Jと神楽樹の方を見て、なにか知ったような顔で少しうなずいてからアルフレッドの方を見る。
上戸ノア:「最後にアルフレッド君、頼めるかな?」
アルフレッド・アーチボルト:「オーケー」咳払いを一つ。
アルフレッド・アーチボルト:「アルフレッド・アーチボルト。第八支部の新参です。シンドロームは主にモルフェウス」
アルフレッド・アーチボルト:「趣味は裁縫。困ったことが有ったら力になれると思います」
アルフレッド・アーチボルト:「さて、本題ですね。事件……と言っても、僕のは些細な姉弟ケンカが派手に行われた程度」
アルフレッド・アーチボルト:「姉、過激な海外ドラマとか見ると興奮するんですよ。それがエスカレートしてしまったんでしょう」やれやれと行った様子で肩をすくめる
上戸ノア:「あ~姉妹って持つと苦労するよね。分かるよ、分かる」
上戸ノア:「けどまあ、心配だよな」
アルフレッド・アーチボルト:「お二方のような”事件”では無くて恐縮ですが……事実は事実ですので」
アルフレッド・アーチボルト:コーヒーを啜り、暗に自分の番は終わったと告げる。
上戸ノア:「オッケー、では俺も含めたこの四人でやっていこう」
上戸ノア:「ちなみに俺は他人の調査を成功させることが得意なタイプの諜報屋だ。君たちの調査がつつがなく進むことを約束する」
上戸ノア:「上戸ノア、第十一支部、支部長補佐。オルクスとバロールのクロスブリード。それでは改めて──よろしく頼むよ」
アルフレッド・アーチボルト:「よろしくお願いします」ノアを見て、ほんのりと小さく礼をする。
上戸ノア:コポン、とサイフォンの中で音がなった。同時に柱時計の針がほんの少し動いた。
:「こちらこそ」 軽く頭を下げる
GM:--------------------
GM:シーン終了、ロイス・購入が可能です。
神楽 樹:ロイスは上戸補佐に 「〇信用/隔意」
上戸ノア:よし、ではまず神楽さんに 信頼◯/引け目 申し訳ねえが申し訳ねえっていうのも違うよなあ
上戸ノア:そして調達!
上戸ノア:UGNボディアーマー!
神楽 樹:調達なー。まぁとりあえず応急キットでも
上戸ノア:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 10[7,9,10]+10[10]+9[9]+2 → 31 → 成功

上戸ノア:よし、これはまずアルフレッド君にプレゼントしよう
上戸ノア:装甲8なので付けておいて欲しい
神楽 樹:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[4,8]+1 → 9 → 成功

神楽 樹:一つ目調達と
神楽 樹:こちら処理以上
上戸ノア:こちらも以上!
:それじゃあ王宮キット調達で!
:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 7[5,7]+2 → 9 → 成功

GM:お見事。
アルフレッド・アーチボルト:2dx+3 応急キット!
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 7[3,7]+3 → 10

:ロイスは上戸さんに信頼○/隔意で!
:終了
アルフレッド・アーチボルト:あ、取ります!
アルフレッド・アーチボルト:ノアさんに ◯連帯感/猜疑心

ミドル2

GM:----------------------------
GM:◆ミドルフェイズ2◆
GM:情報収集です。シーンプレイヤーは侵蝕逆順でアルフレッド君。他登場可能。
アルフレッド・アーチボルト:一番槍!
アルフレッド:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+9[9] → 50

神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+9(1d10->9)(侵蝕率:46->55)
上戸ノア:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53

:48;1d10
:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+2[2] → 50

GM:はい。では今回のシーンでは情報判定に挑戦してもらいます。
GM:現在調べられる情報は──

▼水無月妙について〈情報:UGN〉難易度6 達成値9で追加情報
▼"ベザレルサーベル"グウェンドリン・アーチボルトについて〈情報:UGN〉難易度7
▼"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼンについて〈情報:UGN〉〈情報:FH〉難易度8
▼一連の暴走事件について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉難易度8

GM:ちなみに判定方法ですが
GM:キャラシの調達欄の下にある「情報:」技能値を使ってもらいます
上戸ノア:じゃあお手本として俺が最初に▼一連の暴走事件について をやりましょう
GM:頼んだ!
上戸ノア:できる支部長補佐仕草をお見せしますよ! 見ててくれ遠里支部長!
上戸ノア:3dx+1 情報:UGN
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,3,9]+1 → 10

上戸ノア:ちなみに達成値が足りなかった場合は財産点を使って足りない達成値を埋めたりできるぞ!
GM:できる男!
GM:ありがたい捕捉!
GM:全員の判定が終わったら情報を開示するぞ
神楽 樹:じゃあ次
GM:ちなみに砂の加護はラウンド一回なので、ここで同時に2人に飛ばすことはできない
上戸ノア:ちなみに調べたい情報は見学タブの雑談で相談すると良いぞ!(今回はもう全員調べる項目決まってるようなものだけど)
神楽 樹:ダニエル・ノウゼンに当たる。こっちはコネ:UGN幹部を使用して+2D
アルフレッド・アーチボルト:なるほど、これが情報収集ラウンド1って解釈ね
神楽 樹:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 6[1,3,4,6]+2 → 8 → 成功

神楽 樹:怪しい出目してるな。抜いた
アルフレッド・アーチボルト:よし、対象:姉! 2dx+2>=8
アルフレッド・アーチボルト:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 8[5,8]+2 → 10 → 成功

アルフレッド・アーチボルト:yes!
:勿論、水無月妙の情報を。
:2dx+2>=6
DoubleCross : (2R10+2[10]>=6) → 8[1,8]+2 → 10 → 成功

:追加報酬だ!
GM:しょうがないなぁ……
GM:情報オープン!
:やったあ!

▼水無月妙について
UGN職員。オルクス/エグザイル能力者。一連の事件に関連があると目されているUGN人員の中で失踪時期が最も早い。Jの訓練生時代の同期。
・追加情報
虚弱体質は遺伝性の病によるものとされるが、資料には不審な点が多い。当時のUGNによる隠蔽が行われた形跡がある。

▼"ベザレルサーベル"グウェンドリン・アーチボルトについて
UGNチルドレン。キュマイラ/モルフェウス能力者。運動能力は優秀で、自身の腕を錬成した剣と一体化させて操る。
過去に覚醒時の暴走で両親を殺害しているが、本人はそのことを覚えていない。
ごく最近、何者かによってUGNの個人データが参照された形跡がある。

アルフレッド・アーチボルト:データ参照? 誰かが覗いたってこと? 姉を?
GM:そうなりますね。誰がアクセスしたのか分からない形で
アルフレッド・アーチボルト:お年頃の女学生のデータを覗くだけでも十分な罪!

▼"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼンについて
不死を追求する"パタラ"セルのエージェントであり実験体。エグザイル/ソラリス能力者。過去N市UGNによって討伐されたジャーム"グローリア"の痕跡を辿ってN市へとやってきた青年。
敵に対しては残忍だが、味方だと思った相手に対しては妙に警戒が甘く、馴れ馴れしい。
UGNのデータへの接触を求めており、神楽樹の他にも誰かに声をかけていた可能性が高い。

▼一連の暴走事件について
一連の事件の被害者は、FHから始まり、末端事務員、イリーガルからチルドレン・エージェントと、よりUGNの実働部隊に近い側へと推移している。
当事者に共通する特徴として、変貌する前なら絶対にしなかったであろう行動を『本来の自分の望み』と言って憚らない。

GM:以上となります。共有メモに情報項目を追加しました。
アルフレッド・アーチボルト:催眠的なアレかなあ>本来の自分の望み
GM:さてさて、ふふ……
GM:-------------------

GM:N市・十一支部

GM:歓楽街のメインストリートから少し外れた場所にある、派手過ぎない外見のオカマバー『ベッラ・ディ・ノッテ』
GM:N市UGN第十一支部の事務所は、その奥にある。
GM:それぞれの調査で得た情報を持ち寄り、再び君たちは四人、集まっていた。
上戸ノア:「さて、情報を聞かせてもらった感じだけど」
上戸ノア:「水無月ちゃんについては体質に謎が残る」
上戸ノア:「グウェンドリンちゃんはデータを覗いた何者かがいる」
上戸ノア:「クンダリーニはUGNの情報を探ってて……」
上戸ノア:「異常行動したオーヴァードたちは本来の望みと言いながら、それまでと全く違う行動をとっている」
上戸ノア:ため息をつく。
上戸ノア:「ところで、俺、異常行動したオーヴァードから大物とか言われて舞い上がっちゃったんだけど、そう考えるとまさか小物って思われたんじゃないか不安になっちゃうよな。傷つくぜ」
上戸ノア:深くため息をつく。
アルフレッド・アーチボルト:(ノアの話を聞き、事件が起きた日のことを思い返す。反復されるのは『私が、そうしたかったから』という言葉)
神楽 樹:「残念」大して残念でもなさそうな声色
神楽 樹:「私以外に声をかけていたとされる相手の特定は?」
上戸ノア:「それは今後の調査……かな?」
神楽 樹:「了解。期待しておく」
アルフレッド・アーチボルト:「データを盗み見た人物に心当たりはありませんか?」
上戸ノア:「都合よく襲いかかってきてくれないか、網は張っているがどうにも動きは無い。まあ地道に調べ続けていこう」
上戸ノア:「それに関してはクンダリーニの協力者がいたんじゃないかと見ている」
:「とにかく、一刻も早く居場所を突き止めないと。」水無月が同じ様に実験の対象にされている事に焦りを感じている
上戸ノア:「例えば、豹変・失踪したオーヴァードの中の誰かがこっそりチェックしていたとかな」
アルフレッド・アーチボルト:「なるほど、神楽さんの事件と繋がりますね」
上戸ノア:「そういうこと」
上戸ノア:ニッコリ笑う。
アルフレッド・アーチボルト:フフンと笑みを浮かべて返す。シニカル。
神楽 樹:「11支部の網でも時間がかかるとなれば、少し面倒か」
神楽 樹:「行方不明になった水無月妙については、こちらでも人を割いてもらっているけれど」
上戸ノア:「なに、今まさに九面ちゃんや房前さんが調べてくれている」
上戸ノア:「時間の問題さ。星は遠からず揃う」
アルフレッド・アーチボルト:「優先順位は──」ノアを見て、目線を動かしてJの方へ。
上戸ノア:「今考えるべきは今後の方針だな。そう、優先順位」
上戸ノア:少し考え込む。
:「……そこの。姉から追うのが良いんじゃないか」
上戸ノア:「ふふ……そういう優先順位もあったな。けど俺が言いたいのは別の優先順位なんだ」
アルフレッド・アーチボルト:眉をぴくりと上げる。怪訝な表情を隠しきれず、Jをじっと見る。
:「別?」訝しむ。
アルフレッド・アーチボルト:「別、ですか」
上戸ノア:「失踪したエージェントたちの安全確保を第一、真相解明を第二、敵勢力撃破を第三って感じの“目標の優先順位”さ」
上戸ノア:「情報と戦況は流れる水の如く、形を変えて手をすり抜ける。だから、出てきた時に何を大事にその情報を見るか、それを考えるのも大事なことさ」
アルフレッド・アーチボルト:「──なるほど」眼を丸くし、視点の高さに感嘆符を打った。
上戸ノア:ふふん、と嬉しそうに鼻を鳴らす。
:「ああ、勿論それで構わない」
上戸ノア:「UGNとして民間人の防衛とか、事件の調査とか、FHの撃破とか、やらなくちゃいけないことは沢山あるんだ」
アルフレッド・アーチボルト:「異論ありません」
上戸ノア:「けどまあ、今回は人道的に仲間の救出を軸にして、事件真相の解明、敵の討伐なんてのは日常を守れるならば極論狙わなくていい」
上戸ノア:「フロントで戦っている面子が多いからちょっと慣れないかもしれないが、まあ今回は俺の指揮ということで、受け入れてもらえると嬉しい」
上戸ノア:そう言って三人にウインクする。
神楽 樹:「任せる」
:「頭脳は任せた。従うよ、リーダー」
アルフレッド・アーチボルト:「Jさん、先程は失礼を致しました。これからはチームとして、協力していきましょう」手をハンカチで拭き、握手の姿勢を取る。
アルフレッド・アーチボルト:「……Jさん?」
:「失礼ってのに覚えはないが。ま、気にするな。よろしく」 握手には答えず空中を見つめている
アルフレッド・アーチボルト:数秒の間が流れる。時計の針が刻む音だけが響いた。
アルフレッド・アーチボルト:「……礼儀を知らないんですかね、親の顔が見てみたい」手を戻し、再びハンカチで拭く。
上戸ノア:「アルフレッド君」
神楽 樹:「……」
アルフレッド・アーチボルト:「なんでしょうか」
上戸ノア:「人間にはそれぞれのスタイルってものがあるんだ。それに、心もね」
アルフレッド・アーチボルト:「……納得しかねますが、この場はそういうことにしておきましょう」
上戸ノア:「だから君がピリッとしてしまった時に少しだけ立ち止まって、目の前の相手のスタイルと心を想像してみると良い。君はできるよ、そういうの」
アルフレッド・アーチボルト:「善処します」
上戸ノア:(──昔、こうだったよなあ俺)
上戸ノア:Jの方を見て手を合わせてウインクする。
:申し訳ない、と言う風に諫めてくれた上戸の方へ軽く会釈をする。
上戸ノア:「うむ、期待するぜ。Mr.アーチボルト」
上戸ノア:少しだけ偉そうに胸を張って、笑顔を見せた。
アルフレッド・アーチボルト:『Mr.アーチボルト』。その響きは、彼にとって悪くないものであった。ふふんと鼻を鳴らし、ほころぶ表情を見せないようにしてそっぽを向く。返事はしない。
神楽 樹:──両者の間に立つ補佐。言葉を受けて、少年の顔が見えなくなったのを確認し
神楽 樹:「先輩」小さく声をかける
:視線だけを神楽の方へ。
神楽 樹:「目線くらいは合わせてもいいかと」気持ちは理解する。それ以上をしろと言うつもりはない
:「別に、仲良しこよしでやってる訳じゃ無いからな」
神楽 樹:「知っています」
:「仕事だから、協力する。それでいいだろ」
神楽 樹:「だから言っている」
神楽 樹:「……不安なのはお互いなのだから」
:「……あー、悪かったよ」と、肩を竦める
神楽 樹:色の異なる双眸が向けられたそれを見つめ返す
神楽 樹:「言葉が過ぎました」
:「いや、間違って無い。少し私も頭冷やしてくる」
:事務所の外へ
GM:----------------------------
GM:シーン終了 ロイス・購入可能
上戸ノア:ロイス!
上戸ノア:一気に二人にとる! トリたい!
上戸ノア:アルフレッド・アーチボルト 連帯感◯/不安 姉妹を持ってると何かと気にかかるよなあ分かる分かる妹が危機を迎える度に斧振り回して暴れてた俺の高校生の頃そっくり~
J 安心感◯/心配 大人って感じだが見た目よりも余裕がねえのかもな……仲間がやられてると特に……

神楽 樹:そうですね、こっちも取りますか
神楽 樹:アーチボルト君に 「長い目で:〇庇護/礼儀知らず」。
アルフレッド・アーチボルト:ロイス J 懐旧/●隔意 知り合い以上敵未満  神楽 樹 ◯誠意/嫉妬 話は聴こえていた。コレが大人だよな……
神楽 樹:Jさんに 「先輩:〇仲間意識/食傷」
神楽 樹:さて調達は……ボディアーマーでも狙うか
神楽 樹:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[3,9]+1 → 10 → 失敗

上戸ノア:あっ、調達!
上戸ノア:ブルーゲイル!
神楽 樹:買ったら補佐着る?
上戸ノア:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 8[4,6,8]+2 → 10 → 失敗

:神楽さんに誠意○/疎外感  アルフレッド君に庇護/悔悟○
上戸ノア:ボディアーマーはノアはたぶんあんまり着ないかな?
上戸ノア:他の面子に行き渡ったら着る!
神楽 樹:残った二人が完全獣化型だからな
アルフレッド・アーチボルト:ボディーアーマーの頭数増やしにいきますか
上戸ノア:HP20は領域の声でかばってもらって確保するから! あ、じゃあ着る!
アルフレッド・アーチボルト:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 10[7,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

アルフレッド・アーチボルト:あ、いけた
神楽 樹:じゃあとりあえず補佐にパス
神楽 樹:財産2点消費ね
上戸ノア:やった!
:購入!ボディアーマー!
:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 5[4,5]+2 → 7 → 失敗

:財産5使います
アルフレッド・アーチボルト:Jさんが外した分僕がダブるので渡しても良いのでは?
アルフレッド・アーチボルト:ボデマ
:あ、ダブってるのか
アルフレッド・アーチボルト:貰ってるからね
神楽 樹:獣化したら外れるけど着ててもいいんじゃないかな
上戸ノア:外れるまでは一発しのげる
:じゃあダブった分を貰おうかな
神楽 樹:はい、こちらも処理終了で
上戸ノア:となるとやっぱ神楽さんに持っててもらおうボデマ
神楽 樹:了解
上戸ノア:ではこれで処理終了
アルフレッド・アーチボルト:処理終了!
:貰って終了で

ミドル3

GM:-----------------
GM:◆ミドルフェイズ3:情報収集◆
GM:シーンプレイヤーはアルフレッドくん。他全員登場可能。
アルフレッド・アーチボルト:なんかめっちゃ呼ばれてる気がする
アルフレッド:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+9[9] → 59

上戸ノア:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58

神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+9(1d10->9)(侵蝕率:55->64)
:50+1d+10
DoubleCross : (50+1D6+10) → 50+2[2]+10 → 62

:なんかミスった
:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+5[5] → 55

GM:新たに調査可能な情報項目が出現しています

▼水無月妙について②〈情報:UGN〉〈情報:FH〉 難易度12
▼"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼンについて②〈情報:UGN〉〈情報:FH〉難易度8
▼一連の暴走事件について②〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉難易度8

GM:以上。判定をどうぞ。
上戸ノア:これ全部開けたら追加の項目とか出たりします?
GM:このシーンでは出ない
上戸ノア:オッケー!
神楽 樹:ではダニエルの2を狙って
神楽 樹:5dx+2>=8 コネ使用
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 10[2,8,8,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

上戸ノア:じゃあひきつづき一連の事件②だ
神楽 樹:よし割れた
上戸ノア:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[1,3,8]+1 → 9 → 成功

アルフレッド・アーチボルト:水無月さん振るだけ振っておこうかな
アルフレッド・アーチボルト:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[6,10]+3[3]+2 → 15

上戸ノア:おお!?
アルフレッド・アーチボルト:行きましたね……
GM:危なげなくいったな
GM:開示!

▼水無月妙について②
正体はかつてFHセル”アキツミカミ”で製造された実験兵器「呪詛爆弾」。複数の呪術が危うい均衡で噛みあい、自らへの攻撃意志を遡行して呪い返しとなる無敵の兵器──を作ろうとした、失敗作である。崩落戦で打撃を受ける以前の"アキツミカミ"の追跡を警戒して、UGNの内部でも情報が伏せられていた。
肉体に宿した呪詛を正しく操ることはついぞできず、訓練課程を中途離脱した段階ではオーヴァードとしての能力使用そのものが不可能になっていたようだ。

▼"クンダリーニ"ダニエル・ノウゼンについて②
自身の肉腫を接触した他者に植え付けて脳へと侵入させることで時代を越えて人格を維持する──というアプローチの実験体。他者を捕食することで生きながらえる"グローリア"の対として開発された、他者に侵入する能力者。
その能力は現状不完全であり、専ら一時的な洗脳能力として使用されていたようだ。

▼一連の暴走事件について②
非常に難解なオルクス能力によって思考欺瞞をかけられていることが分かった。被害者たちは表面上穏やかな者も多いが、その実強いストレスに苛まれており、それが侵蝕率の上昇を招いている。可及的速やかに術者を倒さなければジャーム化の危険がある。
一方で洗脳を受けた者たちに統一された目的のようなものは見られず、必ずしもUGNへの攻撃性を露にするわけではない。前線に立つものほど、レネゲイドの使用によるジャーム化の危険は大きく、故に高い自律心が求められる。あるいは単純に、どれだけ人格を捻じ曲げられるかを試しているようにも見える。

GM:以上!
GM:----------------------
GM:十一支部・資料室

GM:君達や、支部の情報収集チームの手によって、継続して調査は行われている。
GM:そんな最中、J。君はアルフレッドに呼び出しを受けた。十一支部が管理する資料保管庫、その一つ。
GM:FHセルに纏わる情報が集積されている場所だ。
GM:中でも四年前にN市に災禍をもたらした、『崩落戦』に関わった5つのセル。
GM:即ち"ツイーザー""ホスティルアース""エルドラード""イエローコゥト"
GM:そして先日壊滅した呪術セル"アキツミカミ"に関する情報は、幾分か充実している。

:「よう。まさか、お前から呼び出しを受けるとは思わなかった。」
:普段は余り入る事の無い資料室を物珍し気に、見渡している
アルフレッド・アーチボルト:「僕もまさか貴方を呼び出すことになるとは思ってませんでした。が、事情があります」一冊のファイルをひっくり返し、モルフェウスの能力で壁を作って貼っていく。
アルフレッド・アーチボルト:ぺたりぺたり。Jの視界に情報が開示されていく。
アルフレッド・アーチボルト:「”アキツミカミ”のことはご存知ですね? 貴方のご同僚、随分と縁が深いようで」
アルフレッド・アーチボルト:貼り付けられた用紙のうち一枚──「呪詛爆弾」についての情報が記されたページを、砂の手がJの手元へと運ぶ。
アルフレッド・アーチボルト:「知っていたんですか?」
:張り出された資料に目を通していく。もしかしたら、と言う希望を一切持てない程に彼女と組織の実験は密接に関わっていた。
:「知らねぇよ」
アルフレッド・アーチボルト:「そうですか。なら、貴方はシロですね」
:「なんだ、疑ってたのか?それなら──」
アルフレッド・アーチボルト:「それなら?」
:獣の力を開放し、瞬時に距離を詰める。少年を壁に追い込む様に、足を突き出して。
:「こんな人っ気の無い所で二人っきりになるもんじゃないぜ」
アルフレッド・アーチボルト:冷や汗が出る。”見えなかった”という事実により、嫌でも力の差を思い知る。
:「どうやら、第八支部では礼儀しか教えてくれなかったみたいだな?」
アルフレッド・アーチボルト:「御高説、痛み入ります」
:殊勝な態度に思わず拍子抜けする。後輩の言葉を思い出し、少し大人気無かったかと顧みる
アルフレッド・アーチボルト:「では──学んだ作法を披露しましょう」指先より糸が垂れる。突き出された足と自身の体躯に立ちふさがるように、人形が地より這い出した。
アルフレッド・アーチボルト:「ご教授願いますよ、”先輩”」
上戸ノア:《ディメンジョンゲート》
上戸ノア:二人の間の空間が捻じれて、銀色がかったオーロラのベールが展開される。
上戸ノア:58→61
上戸ノア:そのベールの中から現れるのは二人の人影。
上戸ノア:「情報、集めてきたぜ」
上戸ノア:ニコヤカな顔の上戸ノア。
:まずい所を見られた、とばかりに固まる。
上戸ノア:「なあ、神楽さん?」
神楽 樹:場にそぐわぬ明るい声が響いた時。ずる、とアルフレッドの視界に変化が起こる
アルフレッド・アーチボルト:「なっ……!?」
神楽 樹:構築された彼の武器。破壊のための人形が、音もなく腰から崩れ落ちる
神楽 樹:──見慣れた者、隣に立つ11支部の補佐と彼女の同僚なら理解しているだろう
神楽 樹:右の人差し指に生まれた数センチの魔眼。それをスナップと同時に伸張、重力の刃として対象を切断する
神楽 樹:「取り込み中に失礼」
アルフレッド・アーチボルト:裁断された人形を再構築することは容易い。しかし、それが意味を為せるだけの力量は──無い。
上戸ノア:「クンダリーニと暴走事件についてのさらに詳細な情報が入った。相手の居場所は今だつかめないが、被害者の状況については過去のデータからかなり推測ができるようになってきたよ」
上戸ノア:「俺って情報収集能力が低いから何が起きたかは分からんが……」
上戸ノア:アルフレッドの方に一歩近づく。
上戸ノア:「なんで悪い子になっちゃ駄目か知っているかい。Mr.アーチボルト。もしもの時、悪い大人から守ってくれる人が居なくなるからなんだよ」
上戸ノア:「……なーんつってなぁ!」
上戸ノア:わざとらしくニコニコとする。
:「……悪い大人で、すんませんした」
上戸ノア:「本当に悪い大人ならもうとっくにシメてるでしょ」
上戸ノア:「俺はJさんがむしろ結構良いオトナなんじゃねえかな~と思ってますよ」
上戸ノア:「少なくとも、俺よりはね」
上戸ノア:そう言ってウインクする。
アルフレッド・アーチボルト:「…………」足元に転がる人形が砂の粒子になって世界に解けていった。
:「はは、敵わないなあ」
神楽 樹:「ガス抜きは済ませたと、思っておきます」
神楽 樹:「──調査内容として、暴走事件の被害者全体の検査結果」
神楽 樹:「おおよその推測として出てくるのは、作戦行動ではなく実験」
神楽 樹:「自らの能力をどこまで使用可能なのかという、強度試験に近い」
神楽 樹:渡されたコピーをめくり、
上戸ノア:「ま、やっぱ暴走したオーヴァードたちは洗脳されているって線で見て間違いない。第4支部からの検査データもそれを裏付けている。意思を捻じ曲げられたことによるストレスが掛かっている可能性も高いので、引き続き失踪者の居場所を捜索していこう……ってこったな」
上戸ノア:「後こいつは俺の勘だが」
上戸ノア:人差し指を頭に当てて片目をつぶる。
上戸ノア:「実験ってだけあって、洗脳の難易度を少しずつ上げている感じがする」
上戸ノア:「前線に近く、強靭な意思を求められ、抵抗力の強いオーヴァードたちを……少しずつな」
上戸ノア:「ついでに上層部のオーヴァードもねらえりゃラッキーって感じだ」
上戸ノア:「なのでみんな、俺を守ってくれ! 頼んだぜ!」
上戸ノア:そう言って三人の顔を順番に見る。
神楽 樹:視線がかち合い。数秒の間を置いて、
神楽 樹:「──仕事なので」
:力の抜けた表情をした後、顔を引き締めて。
:「それだけが取り柄なんでね」
アルフレッド・アーチボルト:自分の至らなさを悔やみながらも、新たな期待に応えるために胸を張る。
アルフレッド・アーチボルト:「できる限りのことはしますよ」
上戸ノア:「それでは皆さん。らしく、行きましょっか!」
GM:-------------------
GM:シーン終了。ロイス購入可。そして次はミドル戦闘だ!
神楽 樹:ロイス保留。応急キットでも買っておきましょうか
上戸ノア:ロイスはいっぱいなのでメイド服狙うかあ
神楽 樹:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[3,6,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

アルフレッド・アーチボルト:ロイスは埋まってるので保留。応急キット増やしておこう。
神楽 樹:二つ目。処理終了
上戸ノア:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[8,8,10,10]+9[6,9]+2 → 21

上戸ノア:やった!
上戸ノア:メイド服ゲット!
GM:こいつなんなんだ
アルフレッド・アーチボルト:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 10[7,10]+6[6]+3 → 19

上戸ノア:装備します
:ロイスはそのままで。応急キット購入で
:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[8,9]+2 → 11

:買えた

マスターシーン

GM:◆ミドルフェイズ4(マスターシーン)◆
水無月妙:「……何か、用かな」
ダニエル・ノウゼン: 「そう警戒するなよ」
水無月妙:──死ぬかもな、と思った。
水無月妙:訓練された歩きだ。ジャケットの膨らみ方からして、武器を持っているかもしれない。
水無月妙:そして──雰囲気がどうにも、真っ当なオーヴァードじゃない。
ダニエル・ノウゼン:「俺は味方さ。あんた、結構先が短いんだろ」
ダニエル・ノウゼン:「それを解決する手段を手助けしてやろうと思ってさ。取引だよ」
ダニエル・ノウゼン:にやにやと攻撃的な笑みを浮かべながら、距離を詰めてくる。
ダニエル・ノウゼン:威嚇するように、ゆっくりと。
水無月妙:逆方向へ駆け出す。一瞬で回り込まれた。
ダニエル・ノウゼン:「逃げるなって。取って食おうってわけじゃねーんだ。」
ダニエル・ノウゼン:「いや、それはこの先の話次第だが……」
水無月妙:「君は、何?」
水無月妙:どこまで素性を知られているのか。警戒心も露に、目の前の男を睨む。
ダニエル・ノウゼン:「長生き。したいだろ? 俺は長生きしたい奴の味方だよ」
水無月妙:ぎり、と唇を噛む
水無月妙:「君の。言う通り」
ダニエル・ノウゼン:「はは」
ダニエル・ノウゼン:「やっぱりな」
水無月妙:自らの身上を呪ったことは、幾度となくあった。
水無月妙:私が、強かったら。
水無月妙:「──」
水無月妙:懐の銃を抜き放つ。発砲。
ダニエル・ノウゼン:「チッ」
ダニエル・ノウゼン:肉体が紐のように解け銃弾を回避する。
ダニエル・ノウゼン:「そうかい──そういうつもりなら……ちょーっと言う事を聞いてもらうぜ」
ダニエル・ノウゼン:その肉紐のひとつの先端が硬質に尖り
水無月妙:前線に出られたかもしれない。
水無月妙:こいつから逃げられたかもしれない。戦えたかもしれない。
水無月妙:──私が、強かったら。
水無月妙:あの子の傍で、守ってやれたかもしれない。
水無月妙: 
ダニエル・ノウゼン:穿孔するように、水無月妙の額へと撃ち込まれ、そして。
ダニエル・ノウゼン: 
GM:-------------------
GM:アメリカ・ソルトレークシティ

GM:70年以上続く老舗の美術商、ブラックウッド古美術店。
GM:その地下では、"パタラ"セルの本拠地となる研究・実験施設が空間欺瞞と拡張建造を繰り返している。
GM:『永遠の命』の究明。
GM:その命題の需要が尽きることはない。世界各地から金と人材、技術の集まる巨大セル"だった"。
GM:今、その施設内に動くものはない。
GM:喉を掻き切り、胸を突き、首を吊り、あるいはこめかみに銃を突きつけ。
GM:この世の誰よりも生き汚い筈の。
GM:だが、誰もが死んでいる。
GM:──自らの手で。
GM:呪詛爆弾。
GM:攻撃意志を侵襲する、呪詛返しの兵器。
GM:単なる偶然だ。あるいは、彼女が願った奇跡であったかもしれない。
GM:ダニエル・ノウゼンの肉腫が、欠けていた最後のピースを埋めた。
GM:これが、最初の事件が起きる、少し前の事。
GM:----------------------

ミドル5

GM:◆ミドルフェイズ5◆
GM:ミドル戦闘が発生します。シーンプレイヤーはアルフレッド。他登場自由。
上戸ノア:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+9[9] → 70

神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+3(1d10->3)(侵蝕率:64->67)
アルフレッド・アーチボルト:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+2[2] → 61

:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+6[6] → 61

GM:------------
GM:全ての情報項目をオープンしているので、以下のことが分かります。
GM:・"パタラ"セルの壊滅。
GM:・水無月妙が現在、呪術兵器として稼働している事
GM:・及び、その原因。ダニエル・ノウゼンの精神汚染をコピーし、N市に振りまいている事。
GM:また、洗脳被害の推移によって絞り込んだ地点で《ワーディング》を放つことで
GM:水無月からの《ワーディング》を誘発し、彼女の居場所を確定させることができます。
GM:-----------------

GM:N市・第六地区

支部員:『──補佐、上戸支部長補佐』
上戸ノア:「おう、なんだい」
支部員:『裏が取れました。ソルトレーク・シティでの大量自殺』
上戸ノア:「……星が廻ってきたねえ」
支部員:『"パタラ"です』
上戸ノア:小さく、ヨシッと呟く。
GM:現在、君達は。
GM:アキツミカミの呪術兵器としての性質を手にした、水無月妙の潜伏地点に近いと思われる区域へと向かっていた。
GM:《ワーディング》は、オーヴァードが世界を書き換える力、その一端であるから
GM:一定以上の力を持つオーヴァードには効かずとも、『攻撃』であることは間違いない。
GM:カウンターとしての反応があるだろう。
上戸ノア:「まあ大雑把な方法ではあるんだが、なにせ早い。そしてワーディング程度であれば攻撃として致命的にはなりえないがゆえに呪詛があったとしても効果も低い」
上戸ノア:「自動的な呪詛ってのはだから駄目なんだよな。発動誘発からの逆探知、さながら呪詛返しさね」
上戸ノア:そう言って小さく安堵のため息をつく。
上戸ノア:解決の方法が見つかってよかった、という表情だ。
上戸ノア:「なにか質問とかある?」
神楽 樹:「呪詛の手合いは、生憎疎いのだけど」
神楽 樹:ハンドルを握り、口を開く
神楽 樹:「この場合。中心となる術者に関しては、どうなることが多い?」
神楽 樹:つまるところ。止めたところでどうなるか、という問いだ
上戸ノア:「正直な、断定はできん」
:「……」
上戸ノア:「呪術において、命は巨大な資源だ」
上戸ノア:「死後、強まる呪詛もある」
上戸ノア:「単に兵器として見るならば、そりゃ勿論死んでいたほうが良い……とFHは考えるだろう」
上戸ノア:バックミラーでJの様子を見てから言葉を続ける。
上戸ノア:「しかしだ」
上戸ノア:「この呪詛は正しく動作していない。水無月ちゃんが自己を守るために奇跡的に発動させた力だ」
上戸ノア:「だったらさ。多少都合が良くなったっていいじゃねえか」
上戸ノア:そういう未来を信じてUGNやってんだから、とまでは。
上戸ノア:二十代半ばになってしまうと言えない。
アルフレッド・アーチボルト:(ノアさんはああ言いますがきっと方便。東洋のノロイ、マジナイは陰湿……何にせよ、ロクでもない結果が待ってそうで息が詰まりますね)
:「……はは。いいな。それ」
:ぱしん、と頬を叩く。
:「大丈夫だ」
アルフレッド・アーチボルト:Jを横目でチラリと見てから、再び窓の外を眺める。移り変わる景色は心に溜まった靄を払っていくように流れていった。
上戸ノア:「ならよしだ。もし最悪の場合でも……Jちゃん、他のやつに任せずにぶつかりてえだろ?」
:「救えるなら救う。駄目なら……ああ。出来る。」
上戸ノア:「それでいい。救える可能性は捨てずに、最悪の場合も忘れない」
上戸ノア:「できるよな、そんな気がしてたぜ」
アルフレッド・アーチボルト:(最悪の、場合…………)瞼が落ち、瞳が細まる。
上戸ノア:(問題はアーチボルトのぼっちゃんかな)
アルフレッド・アーチボルト:(…………大丈夫だ)誰に言うまでもなく、自分自身に言い聞かせた。
上戸ノア:(まあ俺も正直、妹や彼女がって考えたら冷静じゃいられないが)
上戸ノア:信じて沈黙する。
上戸ノア:「そんじゃ、らしく、行きましょう!」
GM:では全員知覚で判定!
神楽 樹:感覚弱いのよね
神楽 樹:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[10,10]+6[4,6] → 16

神楽 樹:運転手だから気を張ってたらしい
上戸ノア:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[1,4,7] → 7

GM:えらすぎ
上戸ノア:えらい
:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 1[1] → 1 → ファンブル

アルフレッド・アーチボルト:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,1,2,4,7,9] → 9

アルフレッド・アーチボルト:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

GM:ではアルフレッド君は気づきます 神楽さんはめっちゃ気付く。
GM:ビルの上から。落ちてくる。
GM:君たちの乗る車の前方、ボンネットを踏み砕こうとするかのように。
グウェンドリン・アーチボルト:《ヴィークルモーフィング》《インフィニティウェポン》《ハンティングスタイル》
グウェンドリン・アーチボルト:──少女。その肉体を硬質な石灰質の錬成武器が覆っていく。
グウェンドリン・アーチボルト:《コンセントレイト》《獣の力》《カスタマイズ》《ギガンティックモード》
グウェンドリン・アーチボルト:一本一本が大剣の如き爪を、君たちの乗る車へと振り下ろす!
GM:神楽さんはすごい達成値を出したので
GM:対決無しで神業的なドライビングテクを披露して回避して構いません。
神楽 樹:やさしいですね
神楽 樹:──クラッチからのシフトレバー。アクセルは全力。エンジンが悲鳴を上げる
神楽 樹:同乗者三人の体に突然の加速がのし掛かる。同時、ガラス越しに見える凶器の影
アルフレッド・アーチボルト:「──神楽さん! 上ッ!!」
神楽 樹:振るわれる。
神楽 樹:少年の声よりもわずかに反応は早かった。ハンドルが切られ、スキール音
神楽 樹:爪が塗膜をわずかに引き裂く。スピンを数回
神楽 樹:車線は逆走状態。運転手と襲撃者の目線が合う。相対
グウェンドリン・アーチボルト:「──フレディ」
グウェンドリン・アーチボルト:「それに、第六の神楽さんと」
グウェンドリン・アーチボルト:ふ、と笑う。
グウェンドリン・アーチボルト:「お友達が増えたんだね」
神楽 樹:運転席のドアが開かれ。降り立つ
:「友達じゃねーよ」
:同じくドアを開け、飛び出る
上戸ノア:「どうも大きなお姉さん。彼のお友達です」
上戸ノア:ゆっくりと出てくる。
グウェンドリン・アーチボルト:「──なんだか」
グウェンドリン・アーチボルト:「どんどん元気になってるんだ。あの時は2対1で、もう厳しかったけど──」
グウェンドリン・アーチボルト:「今なら。みんな殺して上げられる気がする」
グウェンドリン・アーチボルト:砕けたアスファルトから、足を引き抜く。
アルフレッド・アーチボルト:「ウェンド…………いや、”ベザレルサーベル”。ここで大人しくなってもらうよ」
アルフレッド・アーチボルト:他者の射線から外れた道路の真ん中に立ち、両手を前に出して手のひらを地面に向ける。
アルフレッド・アーチボルト:指先から垂れ下がる糸が地面に沈み込んでいく。彼が握り込むと、ズブズブと音を立てながら道化師が浮かび上がった。
グウェンドリン・アーチボルト:「冷たくなるのは、あなたよ」
アルフレッド・アーチボルト:「『ショウタイム』だ。其れは人形。嘲りの道化師。安らかな眠りと共に──起動せよ『ナイトメア』!」
グウェンドリン・アーチボルト:「私、仲良くなった人を助けてあげたい」
グウェンドリン・アーチボルト:「そうだった──きっと、あのときもそうだったのに」
アルフレッド・アーチボルト:「助けられるのは君の方だよ」
アルフレッド・アーチボルト:「君を僕が助け、この戯曲は終わる」
グウェンドリン・アーチボルト:「──そう」
GM:その視線は、危うい光を湛えている。
GM:侵蝕率も高まっている。ジャーム化まで──およそ長くは無いだろう。ここで沈静化しなければならない。
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下

(J[4]、アルフレッド[13]、神楽[3]、上戸[4])-10m-(グウェンドリン[9]) []内は行動値

GM:グウェンドリンの行動値忘れてた。9です
上戸ノア:うす!
神楽 樹:了解
GM:セットアップ!
アルフレッド・アーチボルト:セットアップなし!
上戸ノア:なし!
神楽 樹:なし
GM:タイミング:セットアップのエフェクトの使用などを宣言してください。無い場合はこんな感じで無しって言ってもらえれば大丈夫です。
:ターゲットロック、灰色の庭で!
:ターゲットロックlv3+灰色の庭Lv2
GM:OK!効果を宣言し、侵蝕率を上げな!
:このシーン中、攻撃力+9、このラウンド中、行動値-6
:61+5=66

(J[4]、アルフレッド[13]、神楽[3]、上戸[4])-10m-(グウェンドリン[3]) []内は行動値

GM:ではイニシアチブ。
GM:あ、灰色の庭の演出とかあったらどうぞ!
:OK
:あ、演出大丈夫です!
GM:理解
GM:行動値13、アルフレッド君の手番。
GM:マイナーアクションで武器を作ったりしてから、メジャーアクションで攻撃を宣言しな!
アルフレッド:マイナー 《ハンドレッドガンズ》 射撃/攻撃力5/射程30mの武器生成。
アルフレッド・アーチボルト:指先よりたわぐ糸に操られ、道化師の人形がゆらりゆらりと踊りだす。左右に振れながら、彼の意のままに進軍する。
アルフレッド:メジャー 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》 C値7でd+1
GM:砂の加護は
アルフレッド・アーチボルト:あ、ここで使っていいのね
アルフレッド・アーチボルト:入れます
GM:そう。錬成の掟も使っていいよ
アルフレッド・アーチボルト:錬成の掟も良いのか!? うめ、うめ
GM:錬成の掟は当たるって決まってから使った方が良い気がするな まあ当たるだろ……
アルフレッド・アーチボルト:当てる当てる
アルフレッド・アーチボルト:では、メジャー続行、オートアクションで《砂の加護》《錬成の掟》。 +3dと武器の攻撃力+5点。
GM:では判定どうぞ その後こちらのリアクションが入り、命中したらダメージロールです。
アルフレッド・アーチボルト:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,4,6,7,7,8,9,10]+10[1,3,8,8,9]+10[5,9,9]+10[1,10]+1[1]+4 → 45

GM:(ダイス数)dx(クリティカル値)+(射撃技能値)だね
GM:めっちゃ回った
GM:ではこちらのドッジですが。
グウェンドリン・アーチボルト:《イヴェイジョン》回避達成値を15に固定
グウェンドリン・アーチボルト:命中します
GM:命中達成値の10の位の数字+1個、1d10を振り
GM:それに武器やエフェクトの攻撃力を合計します。
GM:(命中達成値/10切り捨て+1)d10+(攻撃力)を打ち込んでみてください
アルフレッド・アーチボルト:(45/5)d10+10
DoubleCross : (9D10+10) → 45[6,3,6,5,10,7,1,2,5]+10 → 55

アルフレッド・アーチボルト:こういうこと?
GM:振りすぎ!
神楽 樹:普通に5d10で振ろう
アルフレッド・アーチボルト:了解!
アルフレッド・アーチボルト:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 32[8,4,7,3,10]+10 → 42

GM:いずれにせよでかいな……
GM:ヴィークルの装甲で12点軽減! 立っています。
アルフレッド・アーチボルト:演出行きます!
GM:では使用したエフェクト分の侵蝕率を増加させ、戦闘演出を行ってください。
アルフレッド・アーチボルト:先に侵食率行きます!
アルフレッド・アーチボルト:61+12
アルフレッド・アーチボルト:73になりまして
アルフレッド:『ナイトメア』と呼ばれた道化師の腹が開き、超特大口径のガトリングを模した銃が現れる。
アルフレッド・アーチボルト:「バラバラになってくれるなよ『クラウンシュート』」
アルフレッド:銃口より、五十二枚ものトランプが連続で放たれる。劈くような駆動音と共に、一枚一枚が空を切り裂く!
グウェンドリン・アーチボルト:「ふふ──」
グウェンドリン・アーチボルト:能力で生み出した装甲から、新たな刃が生える。
グウェンドリン・アーチボルト:射出された刃のいくつかを叩き落とし、いくつかを生体装甲が弾く。だが──
グウェンドリン・アーチボルト:「やるじゃない」
アルフレッド・アーチボルト:「ウェンド、君の創造力じゃあ僕の刃は止まらない」
グウェンドリン・アーチボルト:ざっくりと、錬成した体表部が抉り取られている。
グウェンドリン・アーチボルト:「そうかも。私、止めるのより。多分──」
GM:イニシアチブ
グウェンドリン・アーチボルト:《加速する刻》
グウェンドリン・アーチボルト:行動値を無視してメインプロセスを行います。
グウェンドリン・アーチボルト:《インフィニティウェポン》《ハンティングスタイル》
グウェンドリン・アーチボルト:《灰色の庭》によって戦闘移動距離が8mになっているため接敵失敗します。

(J[4]、アルフレッド[13]、神楽[3]、上戸[4])-2m-(グウェンドリン[3]) []内は行動値

グウェンドリン・アーチボルト:メジャー《コンセントレイト》《カスタマイズ》《獣の力》《飛礫》
グウェンドリン・アーチボルト:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

グウェンドリン・アーチボルト:いやそんなわけないだろ アルフレッド君を殴ります。
グウェンドリン・アーチボルト:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[3,4,5,5,5,5,6,6,7,7,8,8]+10[5,8,10,10]+10[6,9,10]+10[6,7]+1[1]+2 → 43

アルフレッド・アーチボルト:うわダイスの出目変えてきやがった!!
グウェンドリン・アーチボルト:リアクションをどうぞ! 回避とガードが選択できます。ちなみにアルフレッド君の武器のガード値は0であり。ガードは実質的なリアクション放棄です。
アルフレッド・アーチボルト:普通にくらったら消し飛ぶので回避!
アルフレッド・アーチボルト:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 3[1,3,3]+1 → 4

アルフレッド・アーチボルト:受けます!!!!!!
GM:5d10+14
DoubleCross : (5D10+14) → 22[6,6,8,1,1]+14 → 36

GM:装甲で8点軽減 28ダメージ
アルフレッド・アーチボルト:キャー
アルフレッド・アーチボルト:リザレクト! 73+1d10
GM:頭に置かないと反応してくれないのじゃ
アルフレッド・アーチボルト:1d10 リザレクト!
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:OK! 演出
グウェンドリン・アーチボルト:「攻める方が得意! だもの!」
アルフレッド・アーチボルト:「──!」
グウェンドリン・アーチボルト:パワードスーツめいた巨体に似合わぬ敏速の跳躍。
グウェンドリン・アーチボルト:大質量の激突が、君達全員に痛打を与えようと迫る、が──
:「おっと」
2:跳躍に合わせて発生した重力場が、パワードスーツへと降りかかる。
グウェンドリン・アーチボルト:「ぐ、うっ……!」
グウェンドリン・アーチボルト:「バロールの──魔眼!? これは──」
グウェンドリン・アーチボルト:戸惑いながらも、その身に襲い掛かる超重力を利用して振り子のように。
グウェンドリン・アーチボルト:肩を起点にして、右腕部の錬成組織を射出する。突き出したいくつもの刃ごと。
アルフレッド・アーチボルト:人形を手繰り寄せるも間に合わず、放たれた凶刃がアルフレッドの身体を貫く。
アルフレッド・アーチボルト:「か、はっ……」
グウェンドリン・アーチボルト:「ふふ、ふふふ……」
グウェンドリン・アーチボルト:「待ってて、もう少しで」
GM:イニシアチブ
GM:行動値4組。どっちかから!
上戸ノア:無論私から
上戸ノア:マイナー→オリジン:レジェンド
上戸ノア:メジャー→死神の瞳
上戸ノア:対象→グウェンドリン
グウェンドリン・アーチボルト:きな!
上戸ノア:侵蝕70→75
上戸ノア:※判定に関係ないのでまとめて先に侵蝕あげちゃってますが本当は別々に上げるべきです
GM:初心者へのすばらしい気遣い
上戸ノア:4dx+17
DoubleCross : (4R10+17[10]) → 7[3,6,7,7]+17 → 24

上戸ノア:あ、RCです
上戸ノア:とはいえ回避するだけだけどなぁ!
グウェンドリン・アーチボルト:《イベイジョン》15 命中します。
上戸ノア:リアクションは基本的に全部回避だぜ!
グウェンドリン・アーチボルト:卑怯な固定値を使いやがって……
上戸ノア:命中! 命中したら次に受けるダメージに+4dだ!
グウェンドリン・アーチボルト:OK! 演出をどうぞ!
上戸ノア:ヒャッハ~! レネゲイドビーイングは固定値で当てるのさぁ!
上戸ノア:「おん あみりてぃ うん はった。排し給え、捉え給え、縛り給え」
上戸ノア:両腕を交差させ、また一瞬だけ時間を吹き飛ばす。
上戸ノア:グウェンドリンの周囲に飛び交う白銀の魔眼。
上戸ノア:「意識する時間だけを吹き飛ばした」
上戸ノア:それは彼女の反撃や抵抗を無為に帰し
上戸ノア:「今だ! 落とせ“ギロチン”!」
上戸ノア:必勝の瞬間を生み出す。
GM:イニシアチブ
GM:行動値4 Jさんの手番
:マイナー:斥力跳躍+破壊の爪+完全獣化lv2
:メジャー:獣の力+
:メジャー:獣の力+コンセントレイトlv2
グウェンドリン・アーチボルト:判定どうぞ!
:9dx8+6
DoubleCross : (9R10+6[8]) → 10[1,2,2,3,7,7,7,7,8]+6[6]+6 → 22

上戸ノア:はい!
上戸ノア:格好良いのでここで妖精の手を宣言します!
上戸ノア:残り回数 2/3
GM:こいつ~!
上戸ノア:侵蝕75→79
:もっけ?もっかいふっていいのか!?
上戸ノア:それではそのダイスの6は10になります
上戸ノア:そこで~
:なるほど
上戸ノア:これ! 1dx8+26 をお使いください!
:助かりすぎる
:1dx8+26
DoubleCross : (1R10+26[8]) → 10[8]+3[3]+26 → 39

グウェンドリン・アーチボルト:はぁ~? 当たるに決まってんだろ!
グウェンドリン・アーチボルト:《イベイジョン》 自動命中
グウェンドリン・アーチボルト:ダメージを出しな。ちなみに死神の瞳でダメージダイスがさらに4個増加するぜ!
:8dx+20
DoubleCross : (8R10+20[10]) → 10[1,2,3,4,5,5,8,10]+3[3]+20 → 33

GM:dxになってる
上戸ノア:おっと
:すまねえ
上戸ノア:今回だと20+8d10とかかな?
GM:今回は8d10の合計値なので8d10+20だね
:8d10+20
DoubleCross : (8D10+20) → 42[4,9,8,4,8,5,3,1]+20 → 62

GM:よくあるよくある 最初の内は特にやる
GM:つよ
:やば
グウェンドリン・アーチボルト:装甲で12軽減します──が
グウェンドリン・アーチボルト:累積80点! ちょうど落ちる!
:ピッタシ!
グウェンドリン・アーチボルト:復活もありません。侵食を上げて演出をどうぞ
:66+14
:「了解、リーダー!」
:地面を思い切り蹴り、羽根の様に軽くなった体で飛び上がる。
グウェンドリン・アーチボルト:「邪魔を──」気づいていない。
グウェンドリン・アーチボルト:飛ばされている。
グウェンドリン・アーチボルト:知覚に纏わる『刻』だけが。
:体重操作を軽減から増加へ変更。既に発生した重力場に合わせて、渾身の踵落としを少女の肩へ叩き込んだ。
グウェンドリン・アーチボルト:ズガァ!
グウェンドリン・アーチボルト:錬成鎧の肩が砕け、腕を覆う部分が粉塵と共に飛散する。
グウェンドリン・アーチボルト:「────え」
:「悪いな、アルフレッド」
グウェンドリン・アーチボルト:何が起きた、と彼女が知覚する前に。
グウェンドリン・アーチボルト:そのまま肩を蹴り抜かれ、轟音と共に地面に叩きつけられる!
:「私も──止めるより、攻める方が得意なんだ」
グウェンドリン・アーチボルト:「──っ」肺の空気全てを絞り出すような、声の無い悲鳴。
グウェンドリン・アーチボルト:半ば肉体が砕けた道路に埋まっている。
アルフレッド・アーチボルト:「──姉さん!!」朦朧とする景色の中においても、その瞳は親愛なる彼女を捉えていた。
グウェンドリン・アーチボルト:「……なんで、どうして」
グウェンドリン・アーチボルト:視線だけで、君の方を見る。
グウェンドリン・アーチボルト:「あなたは…………」
グウェンドリン・アーチボルト:気を失います。
アルフレッド・アーチボルト:駆け出そうとする。不完全なリザレクトのまま、崩れそうな身体を糸で保って近づいていく。
アルフレッド・アーチボルト:表情を確認する。
グウェンドリン・アーチボルト:形のいい眉を苦悶の形に歪めている。
グウェンドリン・アーチボルト:動き出す様子はない。
アルフレッド・アーチボルト:「姉さん、帰ろう」優しく抱えて、ゆっくりと頭を撫でます。幼少の頃、眠れぬ夜を過ごした日々のように。
アルフレッド・アーチボルト:「Jさん」姉を抱えたまま人形に抱えられた状態で顔だけを彼女に向ける。
:「ん?」
アルフレッド・アーチボルト:「……ありがとう、ございました」できるだけ丁寧に頭を下げる。
アルフレッド・アーチボルト:「僕ではグウェンドリンを、彼女を止めることはできなかった」
:「まぁ、気にするなよ」アルフレッドへと振り返り、近づいて行く。
:「友達じゃねえが、私達はチームだからな。必要な事は、その時出来る人間がやればいい」
アルフレッド・アーチボルト:「……そうでしたね、僕たちはチームでした」ふふっと微笑む。
:ポケットから手を出し、握手を求める。パワードスーツの一撃を受けてなお、膝を付かなかった少年に、敬意を込めて。
アルフレッド・アーチボルト:「……ええと、失礼。今、見ての通り両手を塞いでまして」腕の中にはすーすーと、慎ましく寝息を立てるグウェンドリンの姿。
:「なんだ、お前も礼儀知らずだったのか」ぷは、と口から息が漏れる。
アルフレッド・アーチボルト:「ふふっ、礼節はまだ教わってませんので」
:「んなら、生きて帰って貰わねーとな。行くぞ、まだ終わってねえんだ」ポケットへと再度手を突っ込み、車へと歩いていく。
GM:-----------------
GM:シーン終了、ロイス購入が可能。
:ロイス更新 アルフレッド 連帯感○/敵愾心
アルフレッド・アーチボルト:2d10 応急キット
DoubleCross : (2D10) → 6[4,2] → 6

アルフレッド・アーチボルト:2d10 全然足りてないのでもうもう一個も使用!
DoubleCross : (2D10) → 8[6,2] → 8

アルフレッド・アーチボルト:HP 6→20
:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[8,10] → 18

上戸ノア:まあHPは足りそうなので
上戸ノア:ブルゲチャレンジ
上戸ノア:4dx+2>=20
DoubleCross : (4R10+2[10]>=20) → 10[3,4,8,10]+5[5]+2 → 17 → 失敗

上戸ノア:おや、おやおやおや
上戸ノア:財産3使って
上戸ノア:ブルゲ取得
上戸ノア:10→7
アルフレッド・アーチボルト:ロイス変更 J ◯隔意→◯懐旧
GM:お金持ちが!
:伸縮性警棒でも買うか
上戸ノア:アルフレッド君にブルゲをあげます(データは基本ルルブ2を見よう!)
アルフレッド・アーチボルト:3dx+2>=20 ぶるげ
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 8[5,7,8]+2 → 10 → 失敗

:1dx+2>=5
DoubleCross : (1R10+2[10]>=5) → 3[3]+2 → 5 → 成功

アルフレッド・アーチボルト:おん
:警棒買って装備しました
神楽 樹:ロイス保留。購入は…ブルーゲイルで
神楽 樹:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[2,6,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功

神楽 樹:おや珍しい。はい上戸補佐
GM:すご
上戸ノア:うひゃあ!
上戸ノア:いただくぜ!
神楽 樹:こちら処理以上
GM:------------------------

マスターシーン2

GM:◆ミドルフェイズ6(マスターシーン)◆
GM:-----------
GM:第六地区・路地裏

水無月妙:「──あ」
水無月妙:気が付いて、周囲を見回す。
水無月妙:「……」
水無月妙:こんな場所に来た覚えはない。いや
水無月妙:思い出せない。直前に何をしていたのかも。
水無月妙:ざわざわと、胸の奥で──何か。
水無月妙:(頭、いた……)
水無月妙:何かが、うごめいている。
水無月妙:否、声だ。
水無月妙:無数の、呻くような、叫ぶような。
水無月妙:怨嗟の呼び声が聞こえる。聞こえる。聞こえる──
水無月妙:(そうだ、あのとき)
水無月妙:これは、きっとずっと自分の中にあったものだ。
水無月妙:体内で、声を上げていた。私の体を苛んでいた。いくつもの贖われぬ血を以て形作られた、どす黒い闇。
水無月妙:それが、聞こえるようになってしまった。
水無月妙:(まずい)
水無月妙:耳を塞ぐ。鳴りやまない。
水無月妙:ずるずると、壁を背にしてへたり込む。
水無月妙:毒虫のうごめく音、交配を繰り返し原種の分からなくなった獣の断末魔。
水無月妙:奇妙に抑揚なく歌う鳥の声。頭の中の何かがちぎれるような痛みを感じて蹲る。
???:『『『楽になれ』』』
水無月妙:「……違う」
???:声がする。喉を吹き抜ける風の音の混じった、生首が発するようなそれが、幾重にも重なって語り掛けてくる。
???:『『『お前』』』『『『お前がやった事だ』』』『『『全部』』』
水無月妙:「…………違う!」
水無月妙:内なる声を否定しながら、滝のように汗が噴き出す。まずい。そうだ。
水無月妙:力の自由度を探りながら、UGNの記憶処理の記録を、『こいつ』が漁っていたのは知っている。
水無月妙:何故か。
水無月妙:(──宿主の、私の記憶から、干渉しようとしている)
水無月妙:半ば制御を失ったこの体を、完全に乗っ取るために。
水無月妙:思い当たるや否や懐から取り出した拳銃の銃口を咥え、脳天に向けて引鉄を引く。何も起こらない。
水無月妙:自分の意思と関係なく開かれた左手から、バラバラと抜かれた銃弾が零れ落ちる。
???:『『気は』』『『『済んだか』』』『済んだか』『『ヒヒヒヒヒヒヒ』』
水無月妙:──幼い日。
水無月妙:8年と少しの時をかけて蓄積された、アキツミカミの呪詛。それが悪意をもって膨れ上がる。
水無月妙:──────
水無月妙:────
水無月妙:──


『『『今、おまえが感じている』』』『『『苦悩も』』』
            『『『痛みも』』』『『『絶望も』』』
『『『ほんとうのおまえの魂の抱いている感情ではない』』』
    『『『この世界は偽物で』』』      『『『見えているものは全て嘘』』』
『『『おまえはただ運命に翻弄される人形に過ぎない』』』


『『『運命だ』』』 『『『"ほんとう"の世界からの指令が』』』
     『『『糸のようにおまえに絡みつくのを想像しろ』』』
無数の怨嗟による意識への接続、接続、接続接続接続。轟音のように暗示が押し寄せる。
「────いやだ」
僅かな抵抗も、呑み込まれる。
「助け、ジェ」
『『『思い出せ』』』


『『『すべて』』』『『『ほんとうの"意思"だ』』』『『『お前も』』』
『『『やつらと同じになれ』』』
水無月妙の体内に潜み、宿主と成り代わった呪詛。人を呪い、人を支配するもの。
────なにもかもを汚損し凌辱し、人の中で永遠に生きる事を望む、おぞましき悪意の澱。
兵器としての名は捨てた。
新たに名乗るのは、彼らへと永遠への道筋を示した"クンダリーニ"にあやかった名。
「我ら、"アミリティ"」

Double Cross The 3rd Edition
『アミリティ・ストリング』
──ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


クライマックス

GM:◆クライマックス◆
GM:全員登場です。
上戸ノア:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+2[2] → 81

うおおお:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+1[1] → 81

アルフレッド・アーチボルト:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+5[5] → 84

神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+4(1d10->4)(侵蝕率:67->71)
GM:------------------------
神楽 樹:ジェネシフト、2D
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+11(2d10->2,9)(侵蝕率:71->82)
GM:君達は、《ワーディング》の反射を誘発することで、水無月妙の居場所を突き止めた。

GM:第六地区・倉庫街

水無月妙:「──ああ」
水無月妙:「UGNか。残念だったな」
水無月妙:「手遅れだ。俺達は『完成』した」
GM:見た目には、資料に示される平時の彼女と相違ない。
GM:だが、纏う雰囲気が決定的に異なっている。
水無月妙:「──できないぞ」
水無月妙:「俺達を」「殺すことはできない」「最早」
GM:同じ声が、同じ口で喋っているのに、
GM:それは、複数人が代わる代わる喋っているような印象を、君達に与える事だろう。
GM:一人の気配ではない。
上戸ノア:「複数の自我が混濁している。呪いの作成時に消費されたものか、あるいは……」
上戸ノア:それ以上は口にしない。余計な情報は仲間にとって毒ともなる。その毒性を扱うのが呪いというものだ。
上戸ノア:ある意味では、ここもこの男が普段から存在する情報戦の現場である。
神楽 樹:「対応策は」
上戸ノア:「死なない程度に殴って拘束、まずは、な」
神楽 樹:「いつもの手法で」
上戸ノア:「死なない程度に殴る算段は──つけてるからよ」
上戸ノア:軽い調子で言ってニッコリ笑う。
:「優秀な頭脳が居てくれると助かるね」
水無月妙:「ひ」「ひひひひ」「今更」「今更オーヴァード4人ぽっち」
水無月妙:「やってみるか……ああ。そこの女」Jだ
:「あ?」眉を顰める
水無月妙:「おまえには」「個人的な恨みがあるぞ」「個人?」「群衆的な恨み」
水無月妙:「お前がこいつの思考に居座るお陰で」「随分手間取った」「お前は念入りに」「ああ」「そうだ」
水無月妙:「二度と反抗しようなんて思わないように」「殺しておかないとなあ~!」
:「は、はは」
:「なんだ、いるのかよそこに」
水無月妙:「おい」「おいおい」
:──ああ、なら話は簡単だ。
:「引きずり出してやる」
水無月妙:「やめろよ──そういう」「希望を見つけたみたいな顔」
水無月妙:「へし折りたくなるだろ」
GM:戦慄喚起。
GM:"アキツミカミ"の呪術ひとつひとつに織り込まれた無数の死と怨念が渦巻く。
GM:衝動判定です。全員<意思>で目標達成値9の判定を行い、失敗すると暴走状態(カバーリング・リアクション不可に)
神楽 樹:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 7[5,7,7] → 7 → 失敗

神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+11(2d10->4,7)(侵蝕率:82->93)
GM:その後、成功/失敗に関わらず侵蝕率を2d10上昇させてください
アルフレッド・アーチボルト:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[2,4,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

GM:そう、こんな感じに。
上戸ノア:6dx+1>=9 ヒューマンズネイバーあり
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 9[1,2,3,4,4,9]+1 → 10 → 成功

:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,5,7,8] → 8

アルフレッド・アーチボルト:84+2d10
DoubleCross : (84+2D10) → 84+8[3,5] → 92

:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+11[9,2] → 92

上戸ノア:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+10[8,2] → 91

GM:Jさんは暴走! リアクションを放棄して撃つ復讐の刃が使えなくなるぞ
GM:樹さんもだ こちらはあんまりデメリット無さそうだけど
GM:ではエンゲージ!

(J[4]、アルフレッド[13]、上戸ノア[4]、神楽樹[3])-10m-("アミリティ"[0]、水無月妙[6]) []内は行動値

GM:セットアップ!
上戸ノア:セットアップは……なし!
神楽 樹:《フルパワーアタック》。行動0へ
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+4(侵蝕率:93->97)
アルフレッド・アーチボルト:セットアップなし
:《ターゲットロック》《灰色の庭》!
GM:対象は!
:→水無月
GM:いいのか~?そっちで
:えっ
:じゃあアミリティにするか
上戸ノア:ブラフよ!
GM:では
アミリティ:《融合》水無月妙とエンゲージを共有、自身のエフェクトを貸し与えます。
アミリティ:行動済に

(J[4]、アルフレッド[13]、上戸ノア[4]、神楽樹[0])-10m-(水無月妙(アミリティ)[6]) []内は行動値

水無月妙:セットアップなし
GM:イニシアチブ
水無月妙:《加速する刻》を宣言します
上戸ノア:ではイニシアチブ!
上戸ノア:クッ、先手は譲るしかねえ!
アルフレッド・アーチボルト:では……うわでたな《加速する刻》!
GM:凍結したら行動値で勝るノアさんが先に動けるんじゃない
GM:しないなら動きます。
上戸ノア:水無月さん6ですよね? 今ノアはメイドしているので
GM:あっほんとだ!
上戸ノア:オートで脱ぐか……
上戸ノア:メイド服脱衣して《時間凍結》します……

(J[4]、アルフレッド[13]、上戸ノア[7]、神楽樹[0])-10m-(水無月妙(アミリティ)[6]) []内は行動値

GM:了解
GM:では割り込んでノアさんのメインプロセスだ!
上戸ノア:HP25→5 侵蝕92→97
上戸ノア:マイナーでオリジン:レジェンド
上戸ノア:メジャーでコンボ「秘仏開帳・虚空門如来」
→死神の瞳+縛鎖の領域+要の陣形

上戸ノア:対象は水無月+アミリティ
上戸ノア:判定行きます
水無月妙:こい!
上戸ノア:5dx+14 RC
DoubleCross : (5R10+14[10]) → 8[3,3,4,7,8]+14 → 22

上戸ノア:あたるやろ~
水無月妙:《自動触手》
上戸ノア:と思ったが
水無月妙:18ダメージを与える! 死ね!
上戸ノア:ぐわぁ~~~!
上戸ノア:マイナー分で97→99で
水無月妙:そして宣言忘れてた。自動触手の条件としてガード。命中しダメージ増加・放心・重圧を受けます。
上戸ノア:これダメージってメインプロセス終了前に発生だったりします?
上戸ノア:そうするとギリギリリザレクトが……できる!
GM:していいぜ!
上戸ノア:やったー!
上戸ノア:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+4[4] → 103

上戸ノア:103→112
GM:では演出どうぞ。
上戸ノア:ダメージ+5d 放心(判定ダイス-2d) 重圧(オート使用不可、マイナーで解除) 付与!
上戸ノア:では演出
上戸ノア:「術士を離れた呪詛ほど扱いやすいものも無くてな。鍵刺さりっぱなしの車みてえなものなんだ」
大きく手を広げてから合掌、双手の音声が周囲に響き渡る。刹那、彼以外の者の時が止まる。

上戸ノア:「しかも自分から名前まで名乗った。だから運転方法さえ知っていれば、ほら」
両腕を交差する。軍荼利明王印。
左手の上に右手を重ね、親指の先のみを合わせる。禅定印。
手首をひねり、両手の指先を合わせる。虚空門如来印。
両手で作った窓は領域を形成し、アミリティとノア自身を繋ぐ扉となる。

水無月妙:「は」ぼこり、ぼこりと肉体が裂け、銛のような舌のような構造物が迸る。
上戸ノア:「おん あみりてぃ うん はった。なうまく さんまんだ ぼだなん あびら うん けん。いぐなん いぐなん おん とぅふる さばくたん」
ノアの身体から解き放たれた大量の白銀の魔眼が窓を通じて敵対者へと殺到。
見えざる結界で周囲を囲まれているかのように、白銀の魔眼群はアミリティと水無月を包み込み、空間を飽和させ、動きを縫い止める。
それは身口意の三密を以て執行される秘蹟であり、了義未了義の防護を以て行使される魔術でもある。
当世風に解釈すれば、レネゲイドビーイングを本尊とする真言密教の一流派がオーヴァード法師の為に開発した召喚術式。
その効果は高濃度レネゲイドの招来・操作による戦場の支配、敵対者の拘束である。

上戸ノア:(──呪詛返し!)
上戸ノア:直感で、自らへの反撃を予期しながら回避動作は行わない。行えない。
上戸ノア:正しい手順から外れたならば、自爆するのは己なのだから。
水無月妙:それらはいかなる因果によるものか。特別速くはない。だが認識したときには、君の肉体を貫いている。
水無月妙:「俺達がどういうものか」「知らずに来たのか?」「はは」「まさかな」
水無月妙:「──!」
水無月妙:反撃は──つつがなく成った。だが。
水無月妙:"パタラ"を滅ぼしたように、その奥の縁まで呪詛返しが、なぜか及ばない。及んだ感触が無い。
上戸ノア:異形に突き刺されたその箇所が、刹那、銀の魔眼となって散る。
上戸ノア:「かかったなぁ……バケモノ」
水無月妙:「──おまえ」
上戸ノア:「秘仏……開帳! 虚空門如来ッ!」
その獅子吼に呼応し、上戸ノアとアミリティ以外の時間は再び動き出す。
場の大気が重くなったような、奇妙な感覚を覚えたものも居るかもしれない。
虚空の門より来たるが如く、ノアを通じて実体無き“それ”は確かに現れ、そして領域を支配した。

上戸ノア:「地脈、しかといただいたぞ」
上戸ノア:呪詛、そして術士にしか分からぬその攻防は、この男がひとまず勝利した。
水無月妙:呆けた表情は、一瞬。
水無月妙:「なるなよ」「いい気に」「呪い返しを封じたところで」
水無月妙:《加速する刻》が適用され、メインプロセスを行います。
水無月妙:マイナーなし
水無月妙:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《要の陣形》《茨の戒め》《ブレインジャック》
水無月妙:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

水無月妙:対象はJさん以外の全員!
水無月妙:意志または回避で対決、攻撃力11。当たったら硬直&ボスを倒すかシナリオ終了までエネミーに行動を操作されます。
神楽 樹:暴走中につきリアクション不可
アルフレッド・アーチボルト:4dx+1 回避!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,7,10,10]+3[1,3]+1 → 14

上戸ノア:あっ
上戸ノア:判定後と思ってたんだけど
GM:待って、まだこっちの達成値出してない
上戸ノア:時の棺
アルフレッド・アーチボルト:あ、判定が先かごめん
GM:時の棺は判定前だろ!
上戸ノア:そうそう
上戸ノア:あっ、やべぇ~!
上戸ノア:うっかりするところだった!
上戸ノア:《時の棺》!
上戸ノア:112→122
水無月妙:判定失敗。立ち消えます。
上戸ノア:その攻撃は失敗だ!
水無月妙:では演出。
水無月妙:「忘れてるんじゃあるまいな」「そもそも俺達がどうやって」「お前たちのエージェントを操ったのか」
水無月妙:ぼこり、ぼこりと泡立つように音が響き、肉の銛が新たに3本生成される。
水無月妙:先端には、脈打つ腫瘍のようなもの
水無月妙:それが君たちの自由意思を剥奪すべく、凄まじい速度で射出される!
水無月妙:────が。
水無月妙:確かに命中した筈のそれは、皆一様に、ターゲットの後方に突き刺さっている。
上戸ノア:「忘れているのはあんただぜ。既にこの領域は“俺”が握っている」
上戸ノア:「前にも一度、見ただろう?」
水無月妙:「ふ」「ふふふふ」
水無月妙:「面白い」「君」「人じゃないね」
水無月妙:びゅう、と肉の槍を引き戻し、肉体に収納する。
上戸ノア:口元をわずかに緩めるだけ、答えない。
水無月妙:「"そちら側"にとどまっている分際でいつまで凌げるか」「はは」
GM:イニシアチブ
GM:アルフレッド君の手番
アルフレッド・アーチボルト:行きます!
アルフレッド・アーチボルト:マイナー 《ハンドレッドガンズ》《砂の加護》《錬成の掟》 射撃/攻撃力5/射程30mの武器生成、次の判定+3d、武器の攻撃力+5点。 
アルフレッド・アーチボルト:92+10 侵食率
GM:砂の加護は判定の時に使う奴だぜ 今度からメジャーの宣言でやろう
アルフレッド・アーチボルト:了解!
アルフレッド・アーチボルト:メジャー 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《クリスタライズ》 C値7でd+3、攻撃力+12、装甲無視
水無月妙:判定を……しな!
アルフレッド・アーチボルト:13dx@7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,6,7,7,8,8,10]+10[2,2,9,9,10]+10[5,9,10]+10[8,10]+10[5,9]+5[5]+4 → 59

アルフレッド・アーチボルト:ぶんまわった
水無月妙:えっつよ……
水無月妙:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,1,4,4,10]+10[10]+7[7] → 27

上戸ノア:こっちも回った
水無月妙:頑張ったな、だが命中! ダメージどうぞ
上戸ノア:+5d受け取れぃ!
アルフレッド・アーチボルト:10d10+23
DoubleCross : (10D10+23) → 54[6,8,9,4,5,2,3,6,7,4]+23 → 77

アミリティ:いや待ってこれ。こいつがリアクションする奴だったわ
アルフレッド・アーチボルト:アミリティくん!?
アミリティ:ステは同じなのでドッジの結果も同じです
アルフレッド・アーチボルト:あっ……
上戸ノア:放心でドッジも-2dわよ~
上戸ノア:ふははは!
アミリティ:ちゃんと減らしたよ~
アミリティ:で、かなり削れるけどまだ結構生きてます。侵蝕上げて演出どうぞ
上戸ノア:気づかれていたか……
アルフレッド・アーチボルト:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 10[10]+77 → 87

GM:でか!
アルフレッド・アーチボルト:ダブルクロス、俺に優しい……!
アルフレッド・アーチボルト:102+6=108 侵食率
アルフレッド・アーチボルト:「姉が世話になったね。その御礼をたっぷりとさせて頂こう──!」左手を引き、右掌を上向きに掲げる。
アルフレッド・アーチボルト:「見せてあげよう。手繰る『ナイトメア』の主武装、死の形を!」
アルフレッド・アーチボルト:砂が舞い上がり、螺旋を描いて刃となる。体躯を超える大鎌が、眩く命を刈り取らんと創造される。
アルフレッド・アーチボルト:道化師は死を嘲るように構え、嗤う。赤黒く染められた刀身を翻し、肉薄して振り上げた。
水無月妙:ざくり、と上半身が縦に割ける!
水無月妙:「──は」
水無月妙:「はははははは!」「なかなか」
水無月妙:「良い一撃じゃないか」
アルフレッド・アーチボルト:「命が幾つ合っても足りないでしょう。が、残しておいてあげますよ」
水無月妙:無数の肉瘤が形成され、傷を埋め、繋ぎ合わせる。
水無月妙:「命──そんなもの。一つだっていらないさ」
水無月妙:「すべて」「どうせ」「俺達のものになる」
GM:イニシアチブ7 再びノアさんの手番
上戸ノア:では卑劣にも……アミリティを狙い死神の瞳!
アミリティ:卑劣な固定値野郎……どうぞ!
上戸ノア:122→124
上戸ノア:6dx+16 RC
DoubleCross : (6R10+16[10]) → 10[3,5,6,8,10,10]+7[5,7]+16 → 33

アミリティ:5dx ワンチャンあるだろ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,3,4,5,10]+3[3] → 13

アミリティ:当たります……
上戸ノア:次にうける攻撃も+5dしてもらおうかぁ……
上戸ノア:では演出
GM:やめろー! 詐欺だろ!
上戸ノア:「全てがどうせ俺たちのものになる」
上戸ノア:「要らないと言いながら自らのものになるとうそぶくその醜い執着」
上戸ノア:「それこそが貴様らを明王たらしめかつ明王から遠ざける煩悩である」
上戸ノア:「ほら」
上戸ノア:魔眼が飛び交う。
上戸ノア:「ほら」
上戸ノア:魔眼が結びつく。
上戸ノア:「ほら」
上戸ノア:魔眼が縛り付ける。
上戸ノア:「沈むぞ、己の悪業の重みで、なあ」
水無月妙:「は……俺たちの」「俺達を」
上戸ノア:それを見て薄く微笑む。重力という法は、形而上存在たる呪詛すらも縛り付ける。
水無月妙:「理解したようなことを──思っているようだが」
水無月妙:がくりと、膝をつきながら。
水無月妙:「調子に」「今だけだ」「調子に乗っていられるのも──」
GM:イニシアチブ6 水無月妙の手番
水無月妙:マイナーなし
水無月妙:うそ
水無月妙:マイナーで重圧解除します
水無月妙:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲な拳》《妖の招き》《異形の祭典》《対地攻撃》《ジャイアントグロウス》《ブレインハック》対象はPC全員!
水無月妙:10dx7-1
DoubleCross : (10R10-1[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,7,8,9]+5[2,3,5]-1 → 14

水無月妙:は?
上戸ノア:マジ?????
水無月妙:リアクションをどうぞ……
神楽 樹:暴走につき不可
上戸ノア:ドッジ試みるかあ
上戸ノア:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,1,7,10]+3[3]+1 → 14

:暴走!
上戸ノア:あら、回ったわね
アルフレッド・アーチボルト:4dx+1 回避!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,9,10,10]+9[6,9]+1 → 20

GM:クソァ!
上戸ノア:こんなことってある……!?
水無月妙:ではダメージを出します
水無月妙:2d10+22+2d10 さらに命中した対象に上戸ノアへの憎悪を付与
DoubleCross : (2D10+22+2D10) → 10[2,8]+22+11[5,6] → 43

GM:ちなみにこの憎悪というのは自分の手番を一回消費して指定されたキャラクターを攻撃しなければいけないというバッドステータスです
神楽 樹:35点、《リザレクト》
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+1(1d10->1)(侵蝕率:97->98)
神楽 樹:HP1
:アーマー貫通して死んだのでリザレクトを
:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

:のわ
上戸ノア:tips.バッドステータスはタイタス昇華で暴走も含めて全部消せるノア~
GM:こしゃくなtipsを~~~!
GM:では演出
水無月妙:ごぼり、ごぼり、ぐしゃり。
水無月妙:肉体が急激に膨れ上がり、それらの表層に人骨の剣が、腸を弦に張った弩弓が、人革をなめした呪符が
水無月妙:さらにいくつもの、人体を材料とした武器が見る見るうちに形成されていく。
水無月妙:「ハハハハハーッ! 死ね!」
水無月妙:号令と共に。
水無月妙:既に百を超えた武器が君達へと狙いを定め、殺到する!
神楽 樹:剣、鏃、槍、幾多の武具が女に突き立つ。
神楽 樹:しかして女は顔を変えない。ただそこに立ち、見据える
上戸ノア:「残念だが──術くらべなら負けねえよ」
上戸ノア:魔眼が五芒星を描き、内側から巨大で透明な手が現れる。手はノアに向かう武器を握りつぶしたかと思うと、消える。
アルフレッド・アーチボルト:襲いかかる武器の量は無限なれど、一つひとつの挙動は至極単純。
アルフレッド・アーチボルト:「投擲とはこのようにするんですよ」射線上に投げナイフを合わせ、最小限の攻防にてこれを制した。
:襲い来る数多の武器を前に、躱す余地の無い事を悟る。
:防御は──意味を成さないだろう。前に足を踏み込み、全身に攻撃を受けた。
GM:あ、忘れてた、あんまり意味ないけど全員水無月エンゲージに引き寄せです
GM:ごめん妖の招き当たってないからノアノアとアルフレッド君は引き寄せてないです エンゲージ修正
神楽 樹:了解
:OK

(アルフレッド[13]、上戸ノア[7])-10m-(J[4]、神楽樹[0]、水無月妙(アミリティ)[6]) []内は行動値

水無月妙:「ひひ」「ちょーっと弾幕にムラが出ちまったな」
水無月妙:「──で」
水無月妙:攻撃を受けた2人へと、粘ついた視線を向ける。
水無月妙:「何──余裕な顔をしてるんだ?」「受けたな」「俺達を身に受けたんだ」「払え」「代償を」
GM:突如として──J、神楽樹。
GM:君たちの脳裏に、強い攻撃衝動が喚起される。味方であるはずの、上戸ノアへの。
GM:イニシアチブ4 Jさんの手番。
:これノアさんに全力で殴りかかる奴よね
上戸ノア:いいんだよ、ロイスとか使って……
上戸ノア:不利な効果解除して良いんだよ……
GM:そう……だが、さっきノアさんが言ってたみたいに
GM:そうそう。マップに表示されてるタイタスの使い方表を見よう。
GM:というかタイタスの説明が要るなこれ
GM:基本ルルブ1のp221をごらんください
:両親へのロイスをタイタス化し自身の異常を解除します
GM:OK!
上戸ノア:tips.タイタスの使用を昇華と呼びます
:ではアミリティに攻撃します
:マイナー:破壊の爪+完全獣化
:メジャー:コンセントレイト+獣の力
GM:では判定どうぞ!
:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,6,7,7,8,8,10]+10[2,3,6,6,9]+10[7]+4[4]+6 → 40

上戸ノア:おっ
GM:つよい
:ぴったし
上戸ノア:妖精でダイス、回しちゃいます?
:回すとどうなるんです?
上戸ノア:ダメージが増えるかも知れません
:おお~じゃあ回します
GM:増えない可能性に言及していくの、誠実。
上戸ノア:具体的に言うと1dx7+46で命中をもう一度回せます
上戸ノア:補助役の仕事には説明も入るからね!
上戸ノア:じゃあ回すぜ!
上戸ノア:《妖精の手》
上戸ノア:124→128
上戸ノア:どうぞ!
:ほいさ!
:1dx7+46
DoubleCross : (1R10+46[7]) → 10[10]+10[9]+10[8]+2[2]+46 → 78

:ん?
上戸ノア:ギャーッハッハッハ! 大回転したなぁ!
アミリティ:……は?
上戸ノア:これでダメージダイスは8dだぜ~~~~~~~!
アミリティ:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,4,5,10,10]+8[2,8] → 18

:これが絆の力……!
上戸ノア:……ナニコレ
上戸ノア:あたちしらない
アミリティ:当たりますね(スンッ……)
アミリティ:ダメージは
上戸ノア:先程の死神の瞳もあるので
上戸ノア:8d+5dで13dかな……?
:助かります
:ダイス多い
アミリティ:命中(8d10)と素手攻撃力と獣の力とターゲットロックにノアさんの死神の瞳デバフ(5d10)を足した数値になるぞ
:13d10+26
DoubleCross : (13D10+26) → 85[4,3,9,4,10,5,6,4,9,10,1,10,10]+26 → 111

GM:ダメージダイスも高くない?
:こわ
アミリティ:ごっそり減ります。かなり弱ってきた。
アミリティ:ではこのメインプロセスの侵蝕率を増加させ
アミリティ:演出をやっていきましょう
:107+19
:──突如、頭蓋をハンマーで叩き割られたかの様な錯覚。衝撃から数秒、脳がふつふつと沸き上がり、溶けだし、頭から流れ出て行くような感覚。
アミリティ:『なあ』『どこを』『どこを見ている』
:何も考えられない。ここはどこで、自分は何をしにきたのだろう?
アミリティ:『そうじゃ』『ないだろ』『おまえが』『おまえが倒すべきは』
アミリティ:頭の中に声が響く。
アミリティ:『そこの』『そこの男だ』
アミリティ:上戸ノアを殺せと、それが本来のお前のやりたいことだと。いくつもの声が。
:声に従って、顔を上げる。
:笑みを顔に張り付けたかの様な男が佇んでいる。段々と記憶がよみがえってゆく。
アミリティ:『奴だ』『全て』『そいつが諸悪の』『殺せ』『殺せ!』
:ああそうだ。目の前のこの男は、私の友人へと、攻撃を仕掛けていた。
:頭の中の熱が引いていく。そうだ。あの男を、殺さなければ
アミリティ:半ば思考能力を失った頭に濁流のごとく流れ込む声、声、声が君の行動を支配してゆく。
アミリティ:──その中に。
 :『──J!』
GM:君の名を、誰かが呼んだ。
:……これは、誰の声だった、だろう。
 :『……君は』
 :『負けるんじゃ、ない』
:「……誰?」
GM:大きな声ではない。
GM:それは奇妙な程に頼りなく。
 :『君は、強いんだから』
 :『私と違って……強いんだから、さ』
 :『こんなところで、負けたり、しない』
GM:だがそれと同じくらい、確かなものに感じられたかもしれない。
 :『そうでしょ?』
:「ああ……思い出した。君は……」
:「…」
:「いや、お前は──!」
:視界に段々と、光が戻って行く。
 :くすり、と苦笑するような声が聞こえた。
 : 
:振り返り、声のする方を振り返る。だがそこに、声の主は居ない。
水無月妙:「はは」「そうだ」「──殺せ!」
:目の前に居るのは、友人の姿を真似た、気味の悪いナニカ。決して、水無月では無い。
水無月妙:「──? どうし」
:歯列をぎらつかせ、顔を歪めて笑う目の前の敵の顔面へ、蹴りを叩き込む。その顔を蹴る事に、一瞬の逡巡も湧かなかった。
水無月妙:「ごっ────」
■■■■:「がっ……!」
:「いい加減、その顔で喋られるのも、我慢ならなくなってきたぜ」
GM:完全に掌握したという、油断。
GM:そこへ叩き込まれた鋭い一撃────
■■■■:水無月妙の頭部が吹き飛んだかに見えた。否。
■■■■:引きはがされたのだ。彼女の肉体から。
アミリティ:どう人体に貼り付いていたのかという、巨大な肉腫が吹き飛び
アミリティ:ぎょろりと無数の目で君達を睥睨する。
GM:水無月妙へと使用されていた《ブレインジャック》が解除されました。
水無月妙:ふらり。支えを失ったように、倒れる。
アミリティ:「ああ」「ああ」「ああああああ」
アミリティ:「許さない」「許さ」「許さない」「許さない」「許さない」
:倒れる水無月を支え、そっと部屋の端へと寝かす。
:「リーダー。後はあれを倒せば、解決って事で良いんだよな?」
アミリティ:ぼこぼこと、体表が気味悪く泡立っている。犬や毒虫、恐らくは"これ"を作るために犠牲になったいくつもの生命の残滓であろう何かが。
アミリティ:──形作られてはただの肉塊へと戻っていく。人間の貌も多い。
アミリティ:「だが僥倖だ」「俺達は」「まだこうして」「もやは宿主を必要としない」「実を」「実を結んでいる」「俺達の」「ぼくたちの」
上戸ノア:「まあそうなるな」
アミリティ:肉腫にいくつもの裂け目が走り、笑みを形作る。
上戸ノア:「ただ一つ訂正するとすれば倒すでなく──祓う」
上戸ノア:「あれに実《じつ》はない。故に倒れない。存在を認めず、打ち払うのみだ」
上戸ノア:「任せたぜ」
アミリティ:「やれ」「やれ、もう1人」「おまえが」「おまえがいる」「殺せ」「奴らを」
GM:イニシアチブ3 神楽さんの手番。
神楽 樹:マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+9(侵蝕率:98->107)
神楽 樹:メジャー、《Cバロール》《漆黒の拳》《神獣撃》。対象アミリティ
アミリティ:ハハハハハ!
アミリティ:残念! 憎悪だ!
神楽 樹:ああ忘れてました
神楽 樹:アミリティへロイス。「〇憤怒/憎悪」。タイタス昇華、バッドステータス打ち消し
アミリティ:グヌヌーッ!
GM:では判定どうぞ!
神楽 樹:そうですね。判定前に上戸補佐のロイスをタイタス化、昇華。+10D
アミリティ:めっちゃ殺る気やん
神楽 樹:24dx7+9
DoubleCross : (24R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,8,9,9,9,10]+6[3,5,5,5,5,6,6]+9 → 25

上戸ノア:ここで~
上戸ノア:《妖精の手》
神楽 樹:どうも。29スタート
上戸ノア:128→132 残り1回
上戸ノア:やっちまえー!
神楽 樹:1dx7+29
DoubleCross : (1R10+29[7]) → 10[7]+10[8]+4[4]+29 → 53

神楽 樹:10D増やしても大してよろしくないな。53で
アミリティ:5dx ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,1,8,8,10]+8[8] → 18

アミリティ:ダメージどうぞ!
神楽 樹:6d10+4d10+21
DoubleCross : (6D10+4D10+21) → 28[9,3,4,2,1,9]+16[6,1,2,7]+21 → 65

アミリティ:そのダメージは……
神楽 樹:微妙。装甲貫通65
アミリティ:累積263! HP250でした。落ちます。そして
アミリティ:《蘇生復活》HP1で復活。
GM:侵蝕と演出どうぞ!
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+7(侵蝕率:107->114)
神楽 樹:声と攻撃は共に。浮遊する肉塊にひとつ、線が走る
アミリティ:「──────あえ?」
神楽 樹:女の右手。人差し指。中指。薬指
神楽 樹:先端に浮かぶのは数センチの魔眼。
神楽 樹:左手。同じく三指、否。両手十指
神楽 樹:第二関節から折り曲げられる。
神楽 樹:十の刃が肉塊を分解するのに一秒とかからない
アミリティ:始めの斬線から黒い煙が噴き出したのは、さらに無数の斬撃が通った後。
アミリティ:エグザイル・オルクス能力。領域拡張によって水無月妙の体内に収められていた無数の呪い。
アミリティ:それらすべてがこの一瞬で致命傷を受けたなどと、誰が信じられるだろうか。
アミリティ:「その……おまえ。お前のその力──」
アミリティ:滅びの運命は成った。
アミリティ:だが、この怪物はそれを否定するための力を得るために、N市を荒らしまわっていたのだ。
アミリティ:今にも崩れ落ちそうな体を僅かな時、繋ぎ止めて。
アミリティ:君を見ている。君の中にある、『賢者の石(レネゲイドクリスタル)』を

GM:クリンナップ。
アミリティ:放心が回復。
GM:他の処理は無いと思うので省略します。

GM:第二ラウンド
GM:セットアップ
神楽 樹:一応。《フルパワーアタック》
アルフレッド・アーチボルト:なーし
上戸ノア:特に無し!
神楽 樹:神楽 樹の侵蝕率を+4(侵蝕率:114->118)
:じゃあ灰色の庭を!
:127+2
アミリティ:行動値0だけどまあ貰っておこう
:a,
:0か
アミリティ:この後急に加速するかもしれないしまあ撃ちたいなら撃っていいんじゃない
:確かに。売っておきます
アミリティ:なし
GM:イニシアチブ
アミリティ:《加速する刻》メインプロセスを行う
アミリティ:《コンセントレイト》《要の陣形》《茨の戒め》《ブレインジャック》 対象ノアさん以外 攻撃力11 当たったら硬直&ボスを倒すかシナリオ終了までこちらの指示で行動。
GM:演出が入ります。
アミリティ:「そうだ」「俺達は」「俺達は」「"アミリティ"」
アミリティ:「おまえを」「お前たちを食って」「永遠に生きる────」
アミリティ:上戸ノアの魔眼を跳ねのけ、強い憎悪の衝動が君たちのレネゲイドを揺らす。
アミリティ:正真正銘、これが最後の一撃だろう。肉腫の表面が隆起する。無数の肉紐が形成され、君達の視界を埋め尽くすが如く──
 :《隠された世界》《崩れずの群れ》
 :「──なあ」
 :「神楽樹だろ、その力で分かった」
 :ぼこりと、無数の肉瘤の一つが、君、神楽樹へと語り掛けてくる。
 :「取引だ……取引をしようぜ」
 :ごぼごぼと、雑音の混じった声。
神楽 樹:無言のまま、目線が瘤へと向く
 :「お前を少しだけ、生かしてやる。生きたい、だろ?」
 :「だからこの気持ち悪ぃ……死人の塊を、殺せ」
ダニエル・ノウゼン:その声は、少し前に君の目の前で自殺したFHエージェントのものだ。
ダニエル・ノウゼン:「死んだ奴は死んでてくれなきゃ、俺達ゃ商売あがったりだ」
ダニエル・ノウゼン:「だから」ぐしゃり、と。異形の肉瘤のひとつに浮かび上がっていた、ダニエルの顔が潰れる。
ダニエル・ノウゼン:"アミリティ"を形作る呪いのひとつ。洗脳用に撃ち込んだ自我の一部が消滅した音。
アミリティ:触手の動きが束の間、止まる。
神楽 樹:「心配は必要ない」
神楽 樹:「終わりはある」
神楽 樹:伝えるべきはそれだけでいい
GM:イニシアチブ13、アルフレッド君の手番。
アルフレッド・アーチボルト:では、マイナー放棄
アルフレッド・アーチボルト:メジャー 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》 C値7でd+1
アミリティ:判定をしな!
アルフレッド・アーチボルト:13dx+4
DoubleCross : (13R10+4[10]) → 10[1,2,2,4,4,5,7,7,7,8,9,10,10]+10[6,10]+2[2]+4 → 26

アミリティ:ガード《自動触手》
アルフレッド・アーチボルト:げっ
アミリティ:ダメージロールをどうぞ!
アルフレッド・アーチボルト:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 12[6,6]+10 → 22

アミリティ:もう1d10振れるぜ!
アルフレッド・アーチボルト:あれ、また計算間違えた……すまねぇ!
アルフレッド・アーチボルト:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

アミリティ:十の位+1個で覚えよう 切り上げとは微妙に違う 達成値30あったら4個振れるので
アミリティ:29点。死にます──が
アルフレッド・アーチボルト:侵食率 108+2=110
アミリティ:《復讐の領域》
アミリティ:自動触手と合わせて47点のダメージを反射します。
アミリティ:戦闘不能
アルフレッド・アーチボルト:うおおお消し飛んだ!!!!!!
GM:ちなみにここでタイタス復活しなくても
GM:ゲーム処理上問題はない。勝っているからな!
アルフレッド・アーチボルト:あ、じゃあ切りたいロイスも無いので……
GM:でも立ってたかったら立っててもいいよみたいな そんな感じだ
GM:OK!
アルフレッド・アーチボルト:相打ちになってそのまま倒れましょう
GM:あとカスタマイズだけじゃなくてコンセ分の侵蝕も上げな!
アルフレッド・アーチボルト:コンセ侵食あるやん!?
アルフレッド・アーチボルト:110+2=112
GM:では演出どうぞ!
アルフレッド・アーチボルト:「指先の感覚が大事なんだ」人差し指をゆらり宙に這わせ、中指でくいと奥を突く。
アルフレッド・アーチボルト:指先に張られた糸が連動。肉塊を射程に収めた道化師が、およそ人体の可動域を越えた角度へと右腕を引き込む。
アルフレッド・アーチボルト:「こうやって、魂ごと狩り獲るのはさ!」
アルフレッド・アーチボルト:弧を描くは大振りの横薙ぎ。固定された軸足を起点にし、遠心力を纏った死神の刃が襲いかかる!
アミリティ:「お」
アミリティ:「おおお」「おおおおおおお」
アミリティ:「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ────────────────────!!!!!!」
アミリティ:騒音のように、可聴域を超えていく叫び。
アミリティ:領域の制御権を奪い返し、呪詛蟲毒の性質を取り戻す。
アミリティ:すなわち、呪い返し。
アミリティ:実の所、"これ"を倒すのに必要なのは、ただの斬撃であり、打撃であり──そう。複雑な因果関係を必要としない
アミリティ:そういう攻撃だ。
アミリティ:君の肉体へと、ただの斬撃を、返す。
アミリティ:それだけしか、出来ない。
アルフレッド・アーチボルト:(ウェンド、これは君への贖罪。僕も痛みを分かち合おう──)
アミリティ:孤を描くように二つの斬撃が走った。
アミリティ:一拍後。呪霊が爆散する。

GM:N市の広域で被害を呼びながらも、類似の事件が多発するN市において、その実態が謎に包まれていた
GM:"アミリティ"事件は、こうして幕を閉じた。

GM:--------------------------
GM:バックトラック!
GM:ではJさん。ご自身のロイス欄をご覧ください
:はい
上戸ノア:はい
アルフレッド・アーチボルト:はい
GM:オーヴァードは侵蝕率が100%を越えた状態が続くとジャームになってしまうんですが
GM:7つあるロイスのうち、タイタス化していないものの数だけここで1d10を振り、侵蝕率を低下させることができます。
:6つあります!
上戸ノア:実は7つあります
GM:さらにシナリオクリアで配布予定の経験点を2点くらい消費することで、
:ふむふむ
GM:バックトラックで振るダイスを2倍にすることができるぞ! ちょっと危ないかなと思ったらこれがお勧めだ。
上戸ノア:じゃあ念の為2倍でふろうかなあ~!
上戸ノア:侵食132だからなあ~!
GM:君は本当?
:27もあるし二倍でふろうかな!
GM:いや132ならそれくらいがいいか
GM:こわいしな
上戸ノア:ってことでさっそくいきます
アルフレッド・アーチボルト:7個あったら13ぐらい余裕やろ~~~
GM:お手本を見せてくれ!
上戸ノア:132-14d10 俺はこのあと婚約に向かうんだ
DoubleCross : (132-14D10) → 132-74[8,2,6,2,5,3,3,5,5,6,10,7,6,6] → 58

上戸ノア:絶対に生きて帰る意思
:つよい
:では続いて!
:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-65[10,5,8,6,3,3,7,3,5,1,5,9] → 62

神楽 樹:118、ロイス五本二倍。今日は出目が悪い
神楽 樹:118-10d10
DoubleCross : (118-10D10) → 118-38[3,5,2,2,3,6,6,6,1,4] → 80

アルフレッド・アーチボルト:112-7d10 待っててくれる人がいるんだ
DoubleCross : (112-7D10) → 112-45[7,5,7,2,6,8,10] → 67

GM:ちなみに1倍で振って帰ってきた場合は侵蝕率の多寡により経験点がちょっと変わり、p211をご覧ください
GM:「最終侵蝕率による経験点」ってとこですね。アルフレッド君は67なので、侵蝕点は4点です。
GM:倍振りした人は一律3点。
アルフレッド・アーチボルト:ちょっとお得!
GM:さらにセッションに最後まで参加・良いロールプレイをした・ほかのプレイヤーを助けるような発言や行為を行った・セッションの進行を助けた・スケジュール調整に協力してくれたことによる経験点。
GM:通称『いつもの5点』です。
上戸ノア:みんなしっかりやってくれたよなあ~!の五点
GM:シナリオクリア点は放置したらまあまあヤバい事件だったし7点くらいにしようかな(フィーリング)
GM:というわけで最終的な経験点はアルフレッド君が21点、他の方は20点!
GM:いやごめん間違えた
GM:16と15ですね。
:わーい!
アルフレッド・アーチボルト:いえーい!
上戸ノア:いぇー!
GM:GMはこの合計値を3で割って切り上げ。
GM:21点貰う! お疲れさまでした!
:お疲れ様でした!ありがと~~~!!!
アルフレッド・アーチボルト:おつかれさまでした! エンディングだー!
神楽 樹:お疲れ様です
上戸ノア:おつかれ~~~~~~~!
GM:-------------------

エンディング1

GM:◆ED1:上戸ノア◆
GM:--------------
GM:N市 十一地区

GM:クラブハウス『STUDIO TSUKIYO』

GM:"アミリティ"の消滅と共に、洗脳を受けていたオーヴァード達は元の自我を取り戻した。
GM:呪霊の暴走は様々な実害を呼んでおり、また被害を受けたオーヴァード達も心身の療養中な者が多い。
GM:君がここにいるのも、そういった諸々の後処理の一環。協力者へ経過を話しに来た──あるいはそれを口実にした体のいいサボりでもいい。
上戸ノア:「よっこらせっ」
ジェーン・ドゥ:「あ、上戸支部長補佐」
ジェーン・ドゥ:「お疲れ様です」
上戸ノア:「おつかれさまです」
ジェーン・ドゥ:ミステリアスに微笑むのは、蝙蝠をスーツの胸元に入れた妙齢の美女。
上戸ノア:「まあ座ってくださいよ。事件は無事に解決しました」
上戸ノア:そう言ってソファーを勧め、自分も向かい側に座る。
ジェーン・ドゥ:「大変な事件だったみたいで」
ジェーン・ドゥ:会釈をして、勧められるままに座る
上戸ノア:「この町じゃ一日に一件は起きている。ありふれた危機ですよ」
上戸ノア:「まあ大変ではありましたけどね」
ジェーン・ドゥ:「御冗談を、とも言えないのが恐ろしい事ですけど。ふふ」
ジェーン・ドゥ:「社長も気を揉んでいましたよ。こう見えてハンサムな方に弱いので」
ジェーン・ドゥ:蝙蝠は抗議するようにスーツの生地を噛んでいる
上戸ノア:「おや、そいつぁ俺のことかな? ありがたい限りだ」
上戸ノア:「以前、うちの部下が世話になったお礼も兼ねて……といっちゃなんですが」
上戸ノア:「今回の事件のあらましについてご説明しましょう」
ジェーン・ドゥ:「あら?」
ジェーン・ドゥ:「……ふふ。良いんですか? では御言葉に甘えて」
上戸ノア:「今回の事件は複雑怪奇に見えて至極単純だった。暴走した呪術、独立行動するレネゲイドシステムが、片っ端から獲物の願望を反転させていました」
上戸ノア:「これにより、生存を目的とするポタラカセルは壊滅。米国では彼らの本部が壊滅的な被害を受けた」
ジェーン・ドゥ:「呪術、ですか。何かに、かく在れと願うもの」
上戸ノア:「そう、それです」
ジェーン・ドゥ:「誰かに、ですかね。専門外なもので」
上戸ノア:「そういう理解で間違いございませんよ。ただ今回の呪術は主を見失った」
上戸ノア:「もう存在しないセルの残した術が、主さえ無視して暴れた。あまつさえ自ら神を騙った」
上戸ノア:「そんなもの、もうなにものでもありません。なにものでもなくなれば、消えるしかありません」
ジェーン・ドゥ:「呪は神にはならない?」
上戸ノア:「正確に言えば、失敗した呪いは……です」
ジェーン・ドゥ:「なるほど」
ジェーン・ドゥ:「神という言葉、N市ではどうも、外と違う意味を持っているというか」
ジェーン・ドゥ:「ですから後学のために聞きたいですね。どういう条件により失敗したと言えるのか」
ジェーン・ドゥ:「分かる範囲で、いいのですが」
ジェーン・ドゥ:そう社長が。と付け足す。
上戸ノア:「ええ、この町の神には、まだ名前がない」
上戸ノア:「名前がないものには正体がない」
上戸ノア:「今回の失敗した呪術と似て非なる状態です。名前が無いものと、誤った名前をつけられたものと」
上戸ノア:「誤ったものはいい。もはや無力だ」
上戸ノア:「しかし無名である限り、後からいくらでも名付けによって存在を定義できる」
上戸ノア:「恐ろしいのです。この町の神は、何をするやら分からない」
上戸ノア:そう言ってため息をつく。
ジェーン・ドゥ:「……そう」
ジェーン・ドゥ:「"神"は名ではない。存在の定義でもない」
ジェーン・ドゥ:「何も語ってはいないから、神たろうとすれば誤り、そして」
ジェーン・ドゥ:「何も語らないことで、その未来円錐の可動範囲だけを広め続けている……」
ジェーン・ドゥ:「ただ、『声を聞いた』というジャームによってのみ、存在が示唆されているのは」
ジェーン・ドゥ:「直接的な被害をもたらす存在より数段恐ろしく思えてきますね」
上戸ノア:ニコリと微笑む。
上戸ノア:「大丈夫。人は負けませんよ」
上戸ノア:「なにせほら……」
上戸ノア:片目をつぶり、思い描くのは今回の戦いを共にした彼ら。
上戸ノア:そして自らの大切な人々。
上戸ノア:「諦めませんから、彼ら」
ジェーン・ドゥ:「……ふふ」
ジェーン・ドゥ:「ええ。そうなのでしょうね」
上戸ノア:愛おしさを静かににじませ、確かに口にした。
GM:--------------

エンディング2

GM:◆ED2:神楽樹◆
GM:--------------------
神楽 樹: 
神楽 樹:──第六支部の一室
神楽 樹:「以上、報告になります。暫定の書類は送信済みですが」
神楽 樹:「現場判断の処理となったため、副支部長に改めてお送り頂く形になります」
ルイス=クロウ:「構わんよ。それが私の仕事だ」
ルイス=クロウ:女の前。上等な執務机を挟んで座る偉丈夫が答える
ルイス=クロウ:かつて第六支部を率い、現在は河合奏支部長を支える老人の副支部長は。無愛想な女に柔和な笑みを浮かべた
ルイス=クロウ:「ご苦労だった。慣れない任務を渡して申し訳がないな、神楽くん」
神楽 樹:「仕事です」
神楽 樹:短く返す。不機嫌なわけではない、いつもこうだと支部の人間は知っている
神楽 樹:「では──」
ルイス=クロウ:「待ちたまえ」
神楽 樹:「……何か」
神楽 樹:ドアへ向かう足を止め、振り返る
ルイス=クロウ:「ちょうど休憩の時刻だ。少しばかり、老いぼれの話に付き合ってもらえるかね?」
神楽 樹:「…………」
神楽 樹:「お話に相槌を打つだけになっても、よいのなら」
ルイス=クロウ:「なるほど。では、頑張らねば。女性を退屈させるわけにはゆくまい」
神楽 樹: 
神楽 樹: 
神楽 樹:副支部長の雑談に軽い頷きを返しながら、カップの縁を唇に触れさせる。紅茶の香りが心地よい。……詳細はわからないが、高いのだろう
神楽 樹:言った通りの反応に気を悪くした様子を見せない。
ルイス=クロウ:「……さて。不老不死。君にはどう映ったかね?」
ルイス=クロウ:「ある種、人類の夢のひとつ。古来より語られる物語でもある」
ルイス=クロウ:「……もっとも。夢は夢、だからこそと言う人間もいるか」
神楽 樹:吐息
神楽 樹:「私には、必要のないものです」
神楽 樹:カップを置く。
神楽 樹:「いつかの終わりに恐怖するとしても。その恐怖が、いつ来るのか人は理解できないのなら」
神楽 樹:「結局。先が続こうと、短くあろうと」
神楽 樹:「私のすべきことに変わりはありません」
ルイス=クロウ:「故に無価値か」
神楽 樹:「全てがそうあれるとは、思っていませんが」
ルイス=クロウ:「知っているよ。だからこそ君も我々もここにいる」
神楽 樹:穏やかな声。視線を向ける。こちらを見つめる緑の眼。
神楽 樹:「副支部長。質問を許可頂けますか」
ルイス=クロウ:「聞こう」
神楽 樹:「……不老不死が成ったとして」
神楽 樹:「幸せは来ると思いますか」
ルイス=クロウ:「幸せは成るだろう」
ルイス=クロウ:「ただ、それだけだ」
ルイス=クロウ:紅茶を一口。唇を湿らせて
ルイス=クロウ:「“パタラ”セルの追う不老不死が、どういった理由で求められていたかはまだわからん」
ルイス=クロウ:「末端のエージェントは純粋に死から逃れるため、というところだろうが」
ルイス=クロウ:「……仮に、目的としての不老不死であったとすれば。遅かれ早かれ崩壊はあったと私は思う」
神楽 樹:「……完全な命、というものを得ても。でしょうか」
ルイス=クロウ:「完全とは何を以て、という話になるな」
ルイス=クロウ:「肉体か。精神か。だが少なくとも、“人間”の手には余るものだろう」
神楽 樹:「……」
ルイス=クロウ:「我々が超常の力を得たところで人間から脱却することは、とても難しい」
ルイス=クロウ:「そして人間であるのならば。付きまとう問題もまた、数多い」
神楽 樹:「──不老不死は所詮ひとつの形体であり。その幸福とは」
神楽 樹:「我々がいま感じ取れる幸福と、大差は無い」
ルイス=クロウ:「無論、これは暴論に過ぎんよ。真相は調査を進めたこれからだ」
ルイス=クロウ:「暇潰しとしては如何かな、ミズ」
神楽 樹:「充実した時間でした」
ルイス=クロウ:「何よりだ」
ルイス=クロウ:「──さて、では次の仕事を渡そう」
ルイス=クロウ:机の端に置かれていたバスケットを手に取り、差し出す
神楽 樹:質問をすることなく受け取り、
ルイス=クロウ:「J君と水無月君へ、よろしく伝えてくれ」
神楽 樹:了承の言葉を返し、部屋を出る
神楽 樹:──やるべきことは多い。急ぐとしよう
神楽 樹:革靴の足音が響く。

エンディング3

GM:---------------
GM:◆ED3:アルフレッド・アーチボルト◆
GM:------------------------
GM:第十一地区・錦橋総合病院

GM:"アミリティ"との戦いで重傷を負った君は、市内の総合病院に担ぎ込まれた。
GM:可能な限り被害の少ない形とは言え、それを目的とする呪物から呪い返しを全身に浴びたのだ。回復には今しばらくの時間がかかるだろう。
グウェンドリン・アーチボルト:──君の隣のベッドから。
グウェンドリン・アーチボルト:するすると、見舞い品の林檎を剥く音がする。
グウェンドリン・アーチボルト:「……あ」
グウェンドリン・アーチボルト:「起こしちゃった?」
アルフレッド・アーチボルト:「……別に、自然と目が覚めただけさ」うすら模様を拭い、意識を覚醒させていく。
グウェンドリン・アーチボルト:君のように、肉体を傷つけることを目的とした攻撃を受けたわけではない。
グウェンドリン・アーチボルト:回復も早く、ベッドに腰掛ける様子にも問題はなさそうだ。
グウェンドリン・アーチボルト:申し訳なさそうな顔で、君を見ている。
グウェンドリン・アーチボルト:「ごめんね」
グウェンドリン・アーチボルト:枕元には、君に送られた人形が置かれている。
アルフレッド・アーチボルト:「どれのことかな」
グウェンドリン・アーチボルト:どことなく彼女の暴走形態と、シルエットが似ていた。
グウェンドリン・アーチボルト:「えっと」
グウェンドリン・アーチボルト:「……」気後れしたように、口を噤んで。
アルフレッド・アーチボルト:「僕のケガは自業自得、君の救出も僕の意志だ」
アルフレッド・アーチボルト:「さて、それでも謝りたいことがあるのかい?」
グウェンドリン・アーチボルト:「君とかいう……お姉ちゃんに向かって……」
グウェンドリン・アーチボルト:「謝りたい事って言えば全部、そうなんだけど。私」
グウェンドリン・アーチボルト:「なんだか、ずっと苦しかったんだ」
アルフレッド・アーチボルト:「そう」
アルフレッド・アーチボルト:基本的には言葉に耳を傾け、頷き、相槌を打つ。彼女の言葉を一つひとつ拾っていく。
グウェンドリン・アーチボルト:「気付いたらみんな死んじゃってて、私とフレディがUGNに引き取られて、」
アルフレッド・アーチボルト:「『泣き虫ウェンド』。懐かしい仇名だ」
グウェンドリン・アーチボルト:「"犯人"はUGNがどうにかしてくれて、訓練して、チルドレンになって……」
グウェンドリン・アーチボルト:「…………ずっと」
グウェンドリン・アーチボルト:「何かが違うって気がしてた。だから」
グウェンドリン・アーチボルト:「『答え』を提示された時」
グウェンドリン・アーチボルト:「たぶん、楽になりたいって思ったんだ」
アルフレッド・アーチボルト:「そうか、頑張ったんだね。姉さんは」できるだけ優しい声を宙に溶かす。
グウェンドリン・アーチボルト:「頑張ってたのは……」
グウェンドリン・アーチボルト:「アルフレッドだよ」泣きそうな声で。
グウェンドリン・アーチボルト:「もう、思い出したから」
アルフレッド・アーチボルト:「『ごめんね』か」
グウェンドリン・アーチボルト:「私は、レネゲイドの衝動に勝てなかったし、"アミリティ"にも勝てなかった。あなたは、さ」
アルフレッド・アーチボルト:「フレディ」
グウェンドリン・アーチボルト:「うん」
アルフレッド・アーチボルト:「姉さんがくれた名前。忘れないで」
グウェンドリン・アーチボルト:「……うん」
アルフレッド・アーチボルト:「僕は恨んでないし、悲しんでない。そして、姉さんを許せるよ」
アルフレッド・アーチボルト:「だって、僕の太陽は姉さんなんだから」
アルフレッド・アーチボルト:「笑ってくれ、ウェンド」
アルフレッド・アーチボルト:「泣いて泣いて、最後に笑顔を見せてくれ」
アルフレッド・アーチボルト:「それで、貸し借りなしだ」
グウェンドリン・アーチボルト:「…………私は」
グウェンドリン・アーチボルト:「それでも、あなただけに頑張らせたくなんて、なかった」
グウェンドリン・アーチボルト:「…………これからは」
グウェンドリン・アーチボルト:「一緒に、戦ってくれる?」
アルフレッド・アーチボルト:「期待してるよ。”ベザレルサーベル”。僕の最も信頼する剣は君しか居ない」
グウェンドリン・アーチボルト:「う……」
グウェンドリン・アーチボルト:君のその言葉を皮切りに。
グウェンドリン・アーチボルト:「ううう…………」
グウェンドリン・アーチボルト:跪いて、君にすがりついて。
アルフレッド・アーチボルト:「ははは、姉さん。───まったく」
グウェンドリン・アーチボルト:「ごめんね。弱いお姉ちゃんで、ごめん」
グウェンドリン・アーチボルト:「私、強くなるから……」
アルフレッド・アーチボルト:「───うん、待ってるよ」
アルフレッド・アーチボルト:「ずっと、僕たちは二人だから」
グウェンドリン・アーチボルト:「強くなるから……さ……あなたが」
グウェンドリン・アーチボルト:「ずっと頑張らなくても、よくなる、くらい」
グウェンドリン・アーチボルト:「────うん」
グウェンドリン・アーチボルト:暫く、無言の時間が続いた。
グウェンドリン・アーチボルト:君のシーツで、ぐしぐしと涙を拭って。顔を上げる。
グウェンドリン・アーチボルト:「────待ってて」
グウェンドリン・アーチボルト:そう言って、笑って見せた。
アルフレッド・アーチボルト:(ああ、やっぱり僕は───)
アルフレッド・アーチボルト:浮かべる笑みは営業用の作り笑いではなく、護りたいものを守ることができた安堵によって。
アルフレッド・アーチボルト:「あ、そうだ。感極まってるところ悪いんだけど、引き出しを開けてもらってもいいかな? どうにも両手が塞がっていてね」
グウェンドリン・アーチボルト:「……ん」
グウェンドリン・アーチボルト:怪我人にしがみ付いていた自分を恥じる様子で身を離し、視線に示された引き出しを開ける。
アルフレッド・アーチボルト:引き出しを開けた先にあったのは、二つのぬいぐるみ。
アルフレッド・アーチボルト:片やデフォルメされた剣を振るう勇ましい女の子。片やデフォルメされた大鎌を構える知的な男の子。それらが肩を並べ、補い合うように立っていた。
アルフレッド・アーチボルト:「誕生日おめでとう。姉さん」
グウェンドリン・アーチボルト:「……まったく、もう」
アルフレッド・アーチボルト:「来年は、待っていてもいいのかな?」
グウェンドリン・アーチボルト:頬を染めて、彼の作った人形を受け取る。
アルフレッド・アーチボルト:意地の悪い笑みを浮かべる。いつもの彼に戻ったということだ。
グウェンドリン・アーチボルト:「私、こんなに凝ったのは……」
グウェンドリン・アーチボルト:言いかけて。
グウェンドリン・アーチボルト:「……そうね。私だって、いつまでもぶきっちょなままじゃない」
グウェンドリン・アーチボルト:「度肝を抜いてあげるから、来年のお返しは楽しみにしてて」
アルフレッド・アーチボルト:「ははっ、モルフェウスの自覚が出てきたみたいだね。ジャームにも感謝しないとかな」
アルフレッド・アーチボルト:ーーーーされど、彼にとってモノの質は関係ない。一番大切なものはそれに何を込めるかだ。
アルフレッド・アーチボルト:「それじゃあ、楽しみにするとしよう」ツギハギだらけのぬいぐるみに向かって、彼は優しく微笑んだ。

エンディング4

GM:----------------
GM:◆ED4:J◆
GM:---------------
GM:第十一地区・錦橋総合病院

GM:事件から暫く。
GM:洗脳を受けたオーヴァード達は皆本来の自我を取り戻し、UGNによる事件の秘匿・隠蔽工作もつつがなく終了している。
GM:そんな最中、君は十一地区の病院を訪れていた。
:「──なんだ。思ったよりも元気そうにしてるじゃないか」
水無月妙:「J!」
水無月妙:ぱあ、と表情が明るくなる。
水無月妙:検査入院中の友人、幼少から様々な呪術改造を受け、その自家中毒によりあわや死にかけていた"アミリティ"の宿主。
水無月妙:水無月妙だ
水無月妙:「そうなんだよ。どうにも」
:「後遺症とかは、どんな感じなんだ?」
水無月妙:まだ分からない事はあるけど、と前置き。
水無月妙:「『あれ』が抜けてから体の調子が良くてさ。持つべきものは友達だな~って感じ。もしかしたら前線に出て一緒に戦う事だってあるかもね」
水無月妙:君には分かる。調子に乗っている。
水無月妙:体がまともに動くという状態が生きてきて初めてなのかもしれない。
:「それなら、背中を預けられる位強くなって貰わなきゃな」
水無月妙:「ふふっ……」
水無月妙:「…………ありがとう。J。正直さ」
:「ん」
水無月妙:「ほんとに『あっ、死んだな』って」
水無月妙:「ここ暫くだけで5回くらい思ったんだ。それがさ~」
水無月妙:「まさか本当に」
水無月妙:ふー、と息を吐く。
水無月妙:「助かるなんて思ってなかったよ。助けてもらえる、なんて」
:「なんだよそれ。まさか私が見捨てるとでも、思ってたのか?」
水無月妙:「まさか」苦笑
:「まあでも、助けられたのは本当に奇跡、だったんだろうな。私一人の力では絶対に救えなかった」
水無月妙:「そうそう、だってさ。"パタラ"は滅びたんだよ」
水無月妙:「それに、信じられる?」
:「何を?」
水無月妙:「あの時の私、UGNを洗脳して回るのは『Jのためだ』って思わされてたんだ」
:「は?」何を言われたか分からない、と言うような、とぼけた顔。
水無月妙:「先の短い命できみの役に立つには、他人の命を上手く使えるようにならなきゃな~って」
水無月妙:「あんなん、無理だって」
水無月妙:「オーヴァードの力は、意志の力だ」
水無月妙:「意思をぐにゃぐにゃにされちゃったら、勝てない。って思うよ」
水無月妙:「どうやったの?」
:「あ?」
:「覚えて無いのか?」
水無月妙:「……?」
水無月妙:君が、"アミリティ"の洗脳を受けた時の、奇妙な声の事を覚えている様子はない。
:「お前だよ」
水無月妙:「私」
:「訳も分からなくなった所を、お前が止めてくれたんだ」
:「私の名を、読んでくれた」
水無月妙:「──────へ?」
水無月妙:「そ…………」
水無月妙:「そう……なんだ………………」
:「ああ……」
水無月妙:体ごとくるりと、顔を背け後ろを向く。
:部屋のあちこちへと視線を動かし、意を決した様に、言葉を出す
水無月妙:「ふふ……うふふ……」小さな笑い声が聞こえてくる。
:「あのさ」
水無月妙:「ふへへ……何?」
:「怖かったんだ。ずっと。子供の頃、親に捨てられてから。信じた人に捨てられる事が何よりも怖かった」
水無月妙:「おぉ……えっ」
水無月妙:「それ、聞いていいやつ?」
:「いいよ。聞いてほしいんだ」
水無月妙:「そっか」
水無月妙:神妙な表情で姿勢を正し、続きを待つ。
:「どれだけ仲が良くなっても、何か一つ、その人に取っての価値を失う様な事が起こったりしたら、って。」
水無月妙:「…………
水無月妙:「おんなじか~。やっぱりね」
:「ずっと、そういう事ばかり考えてた。」
水無月妙:「わかるよ。不安で、怖くて、君にいなくなってほしくないのに」
水無月妙:「何が起きて君がいなくなるのか、知るのが怖いんだ」
水無月妙:Jの独白は、自分の独白だと思う。
:「……だからかもな。戦闘力を期待されていれば、価値を失った時は死ぬときだ。捨てられる事を私は認識しなくて済むから」
:「闘うのは嫌いだったけど。それだけが、救いだと思ってたんだ」
水無月妙:彼女の言葉によって、自分の罪も雪がれていくような、そんな錯覚を覚える。
水無月妙:「……ふぅん」
水無月妙:少しだけ、口の端を歪める。
水無月妙:「今は違うんだ」
水無月妙:軽く座り直し、身を寄せる。
:「──あの時、お前が名前を呼んでくれた時、さ」
:「嬉しかったんだ。だけど同時に、悲しくもあった」
水無月妙:「悲しい?」
:目を閉じ、彼女からの体重を感じとる。
:「どうして私は、もっと自分を許せなかったんだろうって、思ったんだ」
:「──私の、名前。」
水無月妙:「うん」
水無月妙:気になってはいた。どう考えても、本名ではない。呼ぶのに、不便はしないけれど。
:少し言い辛そうに、何かを喉から押し出す様に、言葉を続ける
:「誰にも、まだ、教えて無い。偉い人は知ってるかもしれないけど。でも、呼ばせてる人は一人も居ない。」
:「あの時、呼んで欲しいって、思ってしまったんだ……」
水無月妙:「わぁ……」口元に手を当てる。
水無月妙:「…………」
水無月妙:「可愛いなぁ~~」
水無月妙:抱き着く。
水無月妙:「ふふ……うふふふ……」
:「ハァッ!?」
:「はなせよ!茶化すんじゃねえ!」
水無月妙:「私にとってJはJだよ。きみを見てる。きみをね」
水無月妙:「ちゃんと…………でも」
水無月妙:「知って欲しいって。呼んでほしいって思ってもらえるのは」
水無月妙:「嫌じゃ………………ない」
:「……」
水無月妙:「こんな簡単なことだったんだ! こんな……ねえ」
水無月妙:「私さ、力になれたんだね」
水無月妙:こてんと、頭を君の肩に預ける。
:「馬鹿」彼女の頭を、わしわしと弄り回す
:「ずっと、助けられてたよ」
水無月妙:「嬉しい」
:まだ過去と向き合う事は出来ない。それでも。少しだけ、少しづつなら、前に進める気がした。
:「誰にも……っ!言うなよ!教えるのは、お前だけなんだ」
:「呼んでくれ。私の、名前は───」
:彼女と、一緒なら。
GM:-------------------------


『アミリティ・ストリング』全行程終了。