すばしこい茶色の狐は、のろまな犬を飛び越える
PC1:“ソウルシスター”東山 朱里歌(キャラシート)PL:DT
PC2:“ルッキィ・ルゥ”大路 理人(キャラシート)PL:さささ
PC3:“アンサラー”真崎 朱音(キャラシート)PL:サムトー
GM:自動
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:ではでははじめていきたいと思います~
東山朱里歌:よろしくおねがいします!
真崎朱音:よろしくお願いします!
GM:じゃあさっそく自己紹介タイムでも PCの数字が若いほうからでいいかな
GM:というわけでPC1の朱里歌ちゃんから、キャラシも貼ってもらえると助かります~
東山朱里歌:はい!
PC1:“ソウルシスター”東山朱里歌
キャラシート:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7vLGqAMM
参考セッション:リプレイ・スタブCase01:回儀うダムアンディ
東山朱里歌:とうやま・しゅりか。千尋沢高校の1年生。
東山朱里歌:サイドテールが特徴的な、明るく快活なタイプの女子。
東山朱里歌:運動も苦手じゃないけどオーヴァードなので帰宅部をやっています。
東山朱里歌:生命活力が過剰励起される能力があり、人に渡すことで回復させることができる。
GM:みなぎってる~
東山朱里歌:親はオーヴァードも診るような大病院の院長ですが、仲は良くない。
東山朱里歌:市民の方々はみんな行くんじゃないでしょうか
東山朱里歌:この間はひと夏の経験をしたりして、心に残る思い出になりました。
東山朱里歌:未だに男性のことはちょっと苦手です。
東山朱里歌:性能はハヌマーン・オルクス・ソラリスのレアなヒーラータイプ。
GM:思い出の…。
東山朱里歌:仲間を回復支援しながら、自分も回復してHP消費の支援を入れていきます。
東山朱里歌:そんな感じ!厳密にはPC初稼働です(?) よろしくお願いしますっ
GM:なぜだろう(?)おねがいしまーす
GM:では東山さんにプレゼント
東山朱里歌:なんだろ~
GM:ハンドアウトです
PC1:東山朱里歌
シナリオロイス:蒲生セツ
推奨感情:P誠意または懐旧/N厭気
あなたはオーヴァードである。あなたはなんらかの理由で親しい老婆、蒲生セツに頼みごとをされる。
それは自分亡きあと、飼っている元・捨て犬たちの行き先を探すことだ。夫に先立たれ、子もいない彼女に頼れるものは少ない。
引き受けたあなたはしばらくして、彼女のもとに来た刺客の存在を知ってしまう。
あなたはこの刺客を退け、セツとの約束を守る必要がある。
東山朱里歌:□
東山朱里歌:しかく……
GM:…というわけです。そういうわけでこのセッションの舞台は平庭市です。
GM:刺客です
東山朱里歌:おばあちゃん、心配
GM:あとセツさんとは親の病院に通ってた関係で知り合った感じです。
GM:おばあちゃんを守ってあげてくださいね!
東山朱里歌:見回りだよ~ うそ 遊びに行ってるだけ
蒲生セツ:遊びに来てねえ
東山朱里歌:おばあちゃん!
GM:フォッフォッフォ ではつぎ
GM:PC2の大路さん!
大路理人:はい
PC2:“ルッキィ・ルゥ”大路理人
キャラシート:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3JOxzgIM
参考セッション:ウォーリアオブライト
大路理人:"ルッキィ・ルゥ"大路理人(おおじ・まさと)。24歳UGNエージェント。スーツ着用一人称僕男子。
GM:たすかる
大路理人:特に深い設定はないんですが、なんかPLの趣味により立ち絵の色素が薄い感じの人です。
大路理人:イージー《代謝制御》により普段は感情をコントールしてほぼ無にしています。対応は塩です。
大路理人:侵蝕が上がるとその辺が行き届かなくなり、だんだん普通になる予定。
GM:どんどんデレる!
大路理人:予定!
大路理人:普段は淡々丁寧語で喋る合理的な人をキープしています。
大路理人:昔何かあったっぽいですが、おいおいノリで出していければいいな(今回出るかはわかんないです)。
大路理人:ピュアノイマンで、Dロイス秘密兵器で取得したフォールンピストルが武器。
大路理人:リアクションのC値上げて、まあ当たるんじゃないかなっていう精密射撃メインでやっていきます。イベイジョン?知らん!
大路理人:80%から《戦闘嗅覚》で攻撃力も上がるよ。
大路理人:撃つ以外にあんまり得意技がないですが、情報:UGNも苦手ではないはず。
GM:できるエージェント!
大路理人:そんな感じで第一印象悪い感じでやっていきたいと思います。
大路理人:よろしくお願いします!
GM:おねがいします!
GM:では大路さんにもハンドアウトをあげましょう
PC2 : 大路理人
シナリオロイス:《ライラプス》
推奨感情:P好奇心/N不快感
あなたはUGNエージェントである。ある日あなたに舞い込んだ情報。それはある地域に、失踪したエージェント《ライラプス》が居るという噂だ。
《ライラプス》はレネゲイドビーイングで、さまざまな犬の姿をとるという。
現地に赴いたあなたは犬を飼っている家を見繕う。その中に一軒、微かなレネゲイドの気配がある。
その家にいた複数の犬たちから、あなたは《ライラプス》を見つけなくてはならない。
GM:というわけで犬がでてきます。
大路理人:犬とか騒がしいので、面倒ですね。
GM:犬は人間の事情とか知らんので寄ってきます
大路理人:しかも複数……
GM:がんばって対処してくださいね~
GM:五匹います
大路理人:冬には温かいですが……
大路理人:もっふもふや
大路理人:頑張って探します。はあ……。
GM:がんばれ~
GM:では最後!PC3の真崎くん
真崎朱音:はい!
PC3:“アンサラー”真崎朱音
キャラシート:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgraf_wIM
参考セッション:雨傘は穴だらけ
真崎朱音:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgraf_wIM
真崎朱音:「新機能追加したんだよ、見てく? 今季の決算なんて気にならなくなるぜ。しないで」
真崎朱音:真崎 朱音(マサキ アカネ)です。 今年で20歳、個人事業主として武器製作をやってます
真崎朱音:あれ、年明けたから21が見えたのかしら。まあいいや
GM:若いのにしっかりしてる!
真崎朱音:それはどうだろう
真崎朱音:若くして覚醒して以来剣士として才能を発揮し、前線でブイブイいわせてたのですが
真崎朱音:高校入学を転機として突然、技術者にジョブチェンジ。
真崎朱音:オーヴァード向け汎用武装の開発を目標とし、試作品をUGN等の組織に売り込んでいます。
真崎朱音:なお肝心の開発品は汎用武装の癖によく故障する、整備が困難、コスパが最悪と評価は芳しくなく
真崎朱音:運用テストと広告で行っている傭兵業が主たる収入となっております。こっちは評判良いんだよね、悲しいね。
GM:向き不向きがね…
真崎朱音:なお傭兵業は副業と自称していますが、強いやつと戦うのは今でも大好きです。おい技較べしねえか!
真崎朱音:性能は固定値白兵型。セットアップのラウンド継続バフを活かしてメジャーの侵蝕を最低限にし
真崎朱音:クライマックスでは低燃費からの連続攻撃を売りにしています。得した気分になれる構築
真崎朱音:最近の調子ですが、売れ行きで自虐したのも今は昔。去年はとうとう大口顧客を獲得! 歴代最高売上を更新しました!
真崎朱音:こりゃもうウチの流れ来てますね。UGN制式武装採用も目前ですよ。
真崎朱音:そんなわけでノリに乗っていこうと思います。よろしくお願いします!
GM:売れてるならいいのかな?おねがいします!
GM:売れてる(ひとり)
GM:では真崎君にもハンドアウトだ!
PC3:真崎朱音
シナリオロイス:《フォクシファイス》
推奨感情:P執着/N敵愾心
あなたはフリーランスのオーヴァードである。あなたはUGNの依頼で、とあるフリーランスのオーヴァードを追っている。
《フォクシファイス》と呼ばれるその男は目立った活動をするでもなく、相手がUGNでもFHでも平等に頼まれた依頼をこなす。
そんな男が、どうやら一般人を襲撃したというのだ。
彼の足取りを追うあなたが辿り着いたのは、一件の古い民家だった。
GM:同じフリーランスが怪しい動きをしているみたい!追いかけてね!
真崎朱音:フォクシファイス……なぜお前がそんなことを……
真崎朱音:初対面だけど。
GM:名前と評判だけお互い知ってる感じね。
真崎朱音:フリーが信用できないなんて評判立っちゃ困るし、頑張らなきゃねえ
真崎朱音:バッチリ確認! 仕事はこなします
GM:がんばれ~ そうだ、あと真崎君はOPで簡易戦闘を演出でちらっとやろうかなと思ってます~
GM:そこもお願いしたいです
GM:ではハンドアウト(お年玉)も配り終えたので
真崎朱音:はーい!
GM:トレーラーを貼って悦に浸るやつをやります
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
そりゃあそうよお、50過ぎてから、時間の流れが早いのなんのって……。
一日終わったのも一年終わったのも、同じくらいに感じるもんよ。
爺さんがあっちに逝ってから、もうどれくらいだかね。
アタシだって、ま、棺桶に片足突っ込んでるようなもんだけどねえ。
まあ。
だからこそ、あんたに頼みたいのさ。
アタシが死んだら。この子たちのこと、どうにかしてやってね。
アタシの可愛い、可愛い。
ワンちゃんたちを。
ダブルクロス The 3rd Edition
『すばしこい茶色の狐は、のろまな犬を飛び越える』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:浸りました!
真崎朱音:グッド
真崎朱音:ナイスな浸り!
大路理人:ひたひた
東山朱里歌:びちゃびちゃーっ
GM:浸水してる
GM:浸食値(まちがい)をあげて はじめていこうとおもいまーす
GM:皆さんよろしくお願いします!
真崎朱音:よろしくお願いします!
大路理人:よろしくお願いします!
東山朱里歌:おねがいしますっ
OP1
GM:ではOPは東山さんから。
GM:セツおばあちゃんの家で世間話などしてもらい、帰りに不審な男を目撃して忠告されるシーンとなります。
GM:なのでおばあちゃんちからはじめていけばいいかなーと思います。
東山朱里歌:はーい
GM:じゃあはじめるね
GM:OP1:東山朱里歌
GM:ところは平庭市。そのうちでもありふれた民家のひとつにあなたは訪れている。
GM:住人はひとり、蒲生セツという老人だ。セツとはあなたの親が経営する病院に通っていた関係で仲良くなった。そして最近では、とある頼み事を受けたためでもある。
東山朱里歌:あっGM!
GM:はあいー
東山朱里歌:あたし、登場したいんですけど
GM:あ!
GM:そんなものもあったな
東山朱里歌:それ~
GM:では登場しんしょくを侵蝕してもらいます ありがとうございます!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (31 → 34)
東山朱里歌:増やした!
GM:このようにGMを支えてくださいね ありがとう~
GM:では気を取り直して、おばあちゃんちにgoですわ!
GM:古い民家。そこそこ広い庭と、そこそこ狭い和風建築。
蒲生セツ:「わざわざすまないね。あんたも暇じゃあないでしょ」冷蔵庫から来客用のみかんジュースを出し、コップに注いで出す。よっこいしょ、と座る。
東山朱里歌:「あはは。暇だよ~ありがと!」
蒲生セツ:「暇じゃないでしょ。あんた何年だっけね、受験とかあるんじゃないの?」
東山朱里歌:「1年生でーす。受験は去年!」
GM:炬燵があり、ホットカーペットもあり、もちろん暖房もある、ぬくぬくの部屋。犬は二匹家にいる。
東山朱里歌:「それにセツばあちゃん、あたしがちゃんと言わないと健診のお知らせ無視するじゃん」
東山朱里歌:「ちゃんと来なきゃダメだよ?」
蒲生セツ:「あれ、まだ一年だっけね…いやあ、時間の流れがね、もうわかんないのよ。歳だから」
蒲生セツ:「こないだ受けた気がする」
蒲生セツ:「忘れるのよ」
東山朱里歌:「忘れちゃダメだよ~」
GM:ポメラニアンがわふわふと寄ってくるのを撫でて、「そうねえ」と言う。
東山朱里歌:傍らのもう一匹を撫でる。「おーよしよし」
GM:そちらは秋田犬だ。歳なので寝ていて返事もしない。
蒲生セツ:「まあほら、そうやって注意してくれるりかちゃんもいるからねえ」
蒲生セツ:「あら、じゃああの子も一年なんだっけね?えーと、ほら、入院してた」
蒲生セツ:「あのお人形さんみたいな…」
東山朱里歌:「みゃーこ?」
蒲生セツ:「そうそう、みゃーこのみやこちゃんね」
東山朱里歌:「みゃーこも一緒だよ!」
東山朱里歌:秋田犬の耳をぽふぽふしている。
GM:ここの犬は五匹。ポメラニアンのマロン、秋田犬のチャコ、コーギーのネネ、レトリーバーの春吉、ダックスフンドのしじみだ。
GM:とてとてとしじみ(ダックス)が帰ってくる。
蒲生セツ:「あの子も元気になってよかったわ」
蒲生セツ:「若い子が入院ばかりなのは、悲しいからね」
東山朱里歌:「そうだねえー。あっしじみ!しじみおいで~」
GM:はっはっとしじみが駆けてくる。若い犬なので。
GM:ウォン!ウォン!短い脚でたしたしする。
蒲生セツ:「しじみも喜んでるわ」
蒲生セツ:「ああ、そうそう。アタシあんたが来たら心配してたことあったんだわ」
東山朱里歌:「わ~っ!」
蒲生セツ:「ああこらこら、おやつあげたでしょ」
東山朱里歌:「うん?何?」
蒲生セツ:「不審者がこの辺いるらしいのよ、うちのまわり」
蒲生セツ:「べつに金持ちの家とかないんだけどねえ~、注意しなさいねえ」
東山朱里歌:「え~、おばあちゃんも気をつけたほうがいいよ!」
蒲生セツ:「男の子とか一緒に来てくれてもいいんだけどね」
蒲生セツ:「アタシは、あー、そうね、アタシも危ないわねえ」
東山朱里歌:「男の子と一緒ならおばあちゃんち行かないし!」
東山朱里歌:「おしゃれなとこでデートするよう」
蒲生セツ:「ええー、あんたねえ!」
蒲生セツ:「アタシが若いころはそりゃあもうもててもてて困ってたのよ!」
東山朱里歌:「ほんとに~?」
蒲生セツ:「源次さんが口説いて口説いてやっと落ちた高嶺の花だったんだから」
GM:そう言ってセツは指をさする。
GM:左手の薬指、古い結婚指輪だ。
東山朱里歌:「……」
東山朱里歌:「……いいね、そういうの」
蒲生セツ:「あんただってこれからでしょ。二十年も生きてないんだから」
蒲生セツ:「アタシの四分の一もないのよ、こないだ生まれたようなもんでしょうに、悟った顔してんじゃないわ」
東山朱里歌:「こないだ生まれたは言い過ぎ!」
蒲生セツ:「あんたも80になればわかる」
蒲生セツ:「……まあ、あんたが考えるのは、悪い男に引っかからないようにってことだけよ」
東山朱里歌:「どういう男が悪い男?」
蒲生セツ:「ええ?」
蒲生セツ:「そうね……」
GM:薬指をさする。
蒲生セツ:「君のためならなんでもできるって、安く言えるような男ね」
蒲生セツ:「真面目が一番よ、なんでも」
蒲生セツ:「ま、一回は引っかかるのも人生だわね」
東山朱里歌:「どっち!」
蒲生セツ:「ほどほどにってことよお」口を開けて笑う。
東山朱里歌:「参考になるんだかならないんだかな~」
東山朱里歌:「とにかくっ」立ち上がる。
蒲生セツ:「ああ、帰るの。長々悪いわね、気を付けて」
東山朱里歌:「健診忘れないでよ」
東山朱里歌:「あと、ちゃんと健康にしてよ?」
蒲生セツ:「ええ、ええ、もちろんね」カレンダーに書き込んでいる。
東山朱里歌:マロンを撫でる。
蒲生セツ:「まだまだ死ぬわけにはいかないからね、この子たちもいるし」
蒲生セツ:「ま、家に帰りたくないときにでもまた来なさいな」
GM:古い時計が鳴り、風がざあざあと吹いた。
東山朱里歌:「はーい!戸締まりちゃんとしてよ?」
GM:「はあいー」との向こうから声。
東山朱里歌:「インターホン鳴ってもすぐ出ちゃダメだよ~」
GM:はあいー、と間延びして、遠ざかる。
GM:では外。蒲生家を出た、冬の道路から再開。
東山朱里歌:そそくさと歩く。別に、最悪、不審者をどうにか出来るかと言っても、
東山朱里歌:わざわざそうしたいわけじゃない。
GM:かさ、と木の葉がこすれる音。
フォクシファイス:「《ソウルシスター》だな」
東山朱里歌:「えっ」
GM:気配なく現れる男。大柄だが軽い動き。
東山朱里歌:「はい……」
東山朱里歌:「あの、どちら様……?」
フォクシファイス:「こういうときは逃げるべきだな」静かに言う。
東山朱里歌:「……」
フォクシファイス:「…要件は一つ」
東山朱里歌:「不審者……?」
フォクシファイス:「忠告だ」
フォクシファイス:「あの老人は俺の標的だ、無力ならさっさと見捨てろ」
フォクシファイス:「それだけだ」
フォクシファイス:《見えざる道》
東山朱里歌:「……えっ?」
GM:光の明滅であなたの視界を一瞬攪乱させ、退場します。
東山朱里歌:「ううっ!」顔を抑えて。
東山朱里歌:しばらくして顔を上げる。
東山朱里歌:「……居ない」
GM:木の葉が風に舞い、あなたの髪に貼りつく。
GM:彼はもういなくなった。だが、あなたがわかることがある。
GM:男の言う老人とは、セツのことだ。
東山朱里歌:「おばあちゃん……」
東山朱里歌:「あっUGN、UGN……!」携帯を取り出しながら。
東山朱里歌:「も、戻んなきゃ……!」
GM:シーン終了です。ロイスの取得ができます。
東山朱里歌:-おばあちゃん/蒲生セツ/庇護:○/不安/ロイス
東山朱里歌:これで!
GM:まもられだ
GM:ありがとうございます!
OP2
GM:では、OP2、大路さん
大路理人:はい!
GM:モブ支部員とお話ししながらライラプスを探し、それらしき気配のある家を発見してもらうシーンです
大路理人:わかりましたー
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (40 → 50)
GM:探知特化のモブ支部員を適当につけておくので塩対応してもらって大丈夫です
大路理人:いきなりかよ……
大路理人:はあい
GM:あ、たすかりです
GM:OP2:大路理人
GM:かつて失踪したレネゲイトビーイングのエージェント《ライラプス》の発見情報が入った。平庭市、この街であなたは、ライラプスの現況と失踪原因を調査し、報告する仕事がある。
支部員:「助かりました。うちの支部、そこまで人材豊富じゃないですから」
支部員:「来ていただいてよかったです」
大路理人:「いえ。任務ですから」
GM:「あは、クールですね」
大路理人:冷静な声。特に視線はそちらにやらない。
GM:「でも、不思議なんですよね」若い女性の支部員だ。戦闘はからきしで、探知に特化した能力特性だという。
大路理人:「不思議とは?」
GM:ふたりで街を歩き、彼女の探知に従う形だ。
大路理人:僕の性格は任務に関係ないだろうに、などと思いながら。
支部員:「ほとんどレネゲイド反応がないんですよ、その人。人……犬?まあ、そのライラプスは。私でやっと、薄く察知したレベルです」
大路理人:「……エージェントとして活動していたはずですが」
支部員:「ええ、そのころにそんな情報はないんですけれどね」
大路理人:「それでその反応とは……そう」
支部員:「その理由を探るのも私たちのお仕事というわけです」
大路理人:「そうですね」
大路理人:あくまで淡々と。
大路理人:「それで、どうですか。探知の調子は」
支部員:「場合によっては、UGNを離反してFHに与して潜伏しているかもしれませんし……」
支部員:「ええ、うーん」
支部員:「うーーーーーーーん……」
大路理人:「何分かかります?」時計を見る。
支部員:それから、沈黙の数分。
支部員:「あ!!!」
大路理人:「……4分と12秒」
支部員:「あ、え、計ってたんですか!?」
大路理人:「他にすることもないもので」
支部員:「え、ごめんなさい・・・」
支部員:「じゃなくて!」
支部員:「ありましたよ、レネゲイド反応!ごくうっすいものですが!」
大路理人:「いえ? 時間は単なる事実ですし」
大路理人:「そう。そちらが重要ですね」
支部員:「は、はい…マイペースだなあ!」
支部員:「ええーと、方角はですねえ」むむむ、と。
支部員:「こっちです!」東のほうを指す。「ついてきてもらっても?」
大路理人:(僕の性格は任務に関係ありますか?とやはり聞いた方がいいだろうか)
大路理人:「当然ですね。向かいます」
支部員:「はいっ!」どたどたと走っていく。
大路理人:「その走り方だと、体力を使いますよ」
大路理人:後ろを早歩きでついていく。
支部員:「そ、そうですね、疲れます!…え、競歩!?」
GM:どたどた、すたこらさっさ。
大路理人:「最終的にはこれくらいの方がいいですよ。さほど怪しまれもしないし」
支部員:(いや怪しいでしょ…)
GM:では、二人で怪しくない移動をして。
GM:たどり着いたところ、そこは。
GM:ありふれた、古い民家だった。
大路理人:「……ここに?」
支部員:「ここ、だと思うんですが」首を傾げる。そこに。
GM:「クゥーーーーーン…ウォン!ウォン!」
GM:「ワフ!ワフ!ワフ!」
GM:犬の鳴き声。しかも、複数だ!
大路理人:「……犬。確かに、情報とも合っていますが」
大路理人:さまざまな犬の姿をとるレネゲイドビーイング、と聞いた。
支部員:「……ふつうに話せるらしいんですけどね」
支部員:「しゃべってくれないみたい」肩をすくめる。
大路理人:「……民家の家の犬に話しかけるのも不審だな」
支部員:「あは、競歩して通りがかるより不審じゃなくないです?」
大路理人:「全速力で疾走するのもどうかと」
支部員:「……たしかに」
大路理人:「整理をしますが。確かにこの家にライラプスは潜んでいる。おそらくは、犬の中に」
支部員:「おお、そうですそうです。……ああ、中にかはわかりませんね」
大路理人:「そこから我々は彼?を見つけ出さねばならない。現状では」
支部員:「ただ、限りなく一般的な犬に近い任意の容姿をとれるみたいです」
支部員:「ええ、そうですね」
大路理人:「なるほど。修正を」
大路理人:「……さて、どうするか」
GM:では、そこで。
蒲生セツ:「あら、お客さんかしら」
GM:家主が庭から現れる。
大路理人:「……いえ」少し考えて。
蒲生セツ:「……あらあ、ずいぶんイケメンさんじゃない」
蒲生セツ:「へえー、ドラマの撮影?」
大路理人:「お宅の犬を少し拝見していました」
大路理人:「犬、好きなので」完全に無表情で。
蒲生セツ:「ああ、かわいいでしょ」
大路理人:(好きだったかな。あまり思い出せないが)
蒲生セツ:「ぽーかーふぇいすってやつねえ。そういう役かしら」
大路理人:「そういう役ですね」話は合わせる。
蒲生セツ:「そこのお嬢さんはスタッフ?」
大路理人:ドラマの撮影、には答えていないので、嘘はついていない。
大路理人:「そうです。今は付き添いで」嘘はついていない。
支部員:「え、あー…」女優に見えないことにショックを受ける。
大路理人:UGNのスタッフだし、付き添いだ。
大路理人:「ともあれ、通りがかりです。失礼しました」
蒲生セツ:「あら、見てっていいのに」
大路理人:ちらりと支部員の方を見る。
蒲生セツ:「お邪魔ならアタシ部屋にいるわよ。寒いし」
大路理人:「よろしいのですか?」
支部員:なんかごまかして調べられませんか?の顔。
大路理人:「では、少々失礼して」
蒲生セツ:「ええ、どうぞ。あら、春吉たちいないわね」
大路理人:「いない?」
大路理人:(ここにいる以外にも犬がいるのか……)
蒲生セツ:「ああ、まだ二匹…お好きなら連れてくるけど」
大路理人:「……ええ、犬、好きなので……」
蒲生セツ:「春ちゃん!チャコちゃーん!」
大路理人:(好きだっただろうか。そういうことにしておくが……)
蒲生セツ:家から出てくるのは大型の二匹だ。吠えるのは小さい犬というありがちな話。
GM:ポメ、秋田犬、コーギー、レトリーバー、ダックス。
大路理人:(全部で五匹。多いな)
支部員:「調べますねえ」小声で。
支部員:うーん、うーん、ううーーーん。
大路理人:「お願いします」こちらも。
支部員:「………」
支部員:「………」
支部員:「………どうしよう」
大路理人:「31、32……」数えている。
大路理人:「どうしましたか?」
支部員:「あ、もうどうせ一緒なんでいいます、わかんないです!」
支部員:「気配は絶対ここなんですけど……特定ができないです……」
大路理人:「1分34秒。そう」
大路理人:「それがわかれば、調査のしようはある」
支部員:「うう。まあ、そうですねえ」
大路理人:「了解しました。では、僕の方も動きますので」
支部員:「先は長いですが、よろしくお願いします……」
大路理人:「ええ。上手く運べばいいですが……ああ」
大路理人:「そうだ。犬が好きなので、撫でますが」
大路理人:そういう役なので。そういう風に動く。
支部員:(そうだって何??)
大路理人:いつも通りに。感情は決して乱さずに。今回もそのつもりだ。
GM:そういう役のあなたに、おそらく犬の役をしているどれかの犬が鳴く。
大路理人:……今のところは。
大路理人:ぎこちなく、手を動かしてポメラニアンの毛並みを撫でた。
GM:「クゥーン?」
GM:「ッワン!」
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得ができます~
大路理人:ライラプスさんに○好奇心のようなもの/不快感かもしれない
大路理人:以上!
GM:かわいい
OP3
GM:OP3:真崎朱音
GM:あなたはUGNから、フリーランスのオーヴァード《フォクシファイス》が一般人の住宅付近に出没しているので調査を依頼されている。彼は一般人の襲撃などはこれまでしたことがないはずなのですが、どうも不審な動きのようだ。
GM:登場侵蝕!だった
GM:おねがいします
真崎朱音:はーい!
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (35 → 43)
GM:平庭市、住宅地。そこにあなたはいる。
GM:冬の暮れ、人通りは(元から)少ない。
真崎朱音:「N市とはまた雰囲気違うなー……当たり前か」
真崎朱音:持参した水筒からコップにお茶を注ぐ。 出先でペットボトルを買う金も惜しいのだ。
真崎朱音:「閑静な住宅街、ってこういう感じなんかねえ。ニュースでしか聞いたことなかったけど」
真崎朱音:きょろきょろと周囲を見回す。右肩に楽器ケースを提げてツカツカと歩く
GM:とくに人影はない。しかし、北風が吹く中。
真崎朱音:「(さあて、この街のどっかに居る……のは間違いないんだよな)」
真崎朱音:「どうやって探したもんかねえ。土地勘なんてねえし」
真崎朱音:フォクシファイスの名は、フリーランスの間で多少は知られている。
真崎朱音:良くも悪くも客を選ばない男、と評判を聞いてはいた。
真崎朱音:そんな男が一般人に襲撃をかけた。 捕らえて欲しい、と依頼を受けたのがつい先日。
真崎朱音:「ひとまずこの街のUGNとは協力できるとして……あとは地道に脚か。情報屋雇う余裕なんてねえしなあ」
真崎朱音:今はとにかく金がないのである。避けられぬ出費であったが、懐が淋しいのはなんとも気分が暗くなる。
真崎朱音:そう、今のこの曇天の空のように。
真崎朱音:「……別に曇ってねえな」
真崎朱音:詩的なことを言おうとして失敗する。
真崎朱音:「馬鹿なこと考えてねえで仕事すっかあ」
真崎朱音:「はー、さくっと町中でバッタリ!とかなら話は楽なんだがねえ……」
GM:では、そこに。
GM:かさ、と木の葉が崩れる音。そして、都合の良い頃合いでの人影。
フォクシファイス:「《アンサラー》」
真崎朱音:「……お?」
フォクシファイス:着地、そして銃を抜く。
真崎朱音:「おいおい」
フォクシファイス:よく使われるような、一般的なピストルだ。「俺を探っていたな。どこの依頼だ?」
真崎朱音:突きつけられた銃口に合わせるように機械剣の切っ先を向ける。
真崎朱音:「話がはええよ、嫌いじゃねえけどさ。よう、フォクシファイス君」
フォクシファイス:「フラガラッハか。ああ、どうした」
真崎朱音:「認知されてるのはありがたいが、そういう場合でもないねえ」
真崎朱音:「聞きたいのはこっちだよ。どこかからの依頼か?」
真崎朱音:間合いを慎重に見極めながら問いかける。
フォクシファイス:「俺の依頼人は秘密主義者でな」
真崎朱音:「あら残念。そっちが教えてくれるならこっちは話しても良かったのに」
フォクシファイス:「…ああ、だが。ひとつ」
真崎朱音:「……?」
フォクシファイス:「腕の立つフリーランスがいると助かる。だから、ここで試してみるか」
真崎朱音:「堂々と二重契約誘ってんじゃねえよ。フリーは自由だからこそ、信頼が命だぜ?」
フォクシファイス:「……は、正しいな」言うが早いか、弾丸。
フォクシファイス:それは一般的な弾丸ではなく、より軽く速く、威力は弱い。
フォクシファイス:光そのものを込めて作られた弾丸だ。
GM:それがあなたを目掛けて放たれる。
真崎朱音:「ああ、だから」
真崎朱音:機械剣の”峰”を向ける。
真崎朱音:噴射口から放たれる影が光の弾丸を飲み込み、そのまま真崎の姿を覆い隠す
フォクシファイス:「ッチ、影も武器か」
真崎朱音:既に真崎の姿は消えている。同時、出現する場所は
真崎朱音:「困るんだよねえ。フリーの仲間があんま悪さしてると」
真崎朱音:声はフォクシファイスの背後。
真崎朱音:「こっちの信頼にも関わってくるから、な!」
フォクシファイス:「っ!」
真崎朱音:影を通して現れた、その先から機械剣を横薙ぎに振るう。
真崎朱音:まずは小手調べ、とはいえ手加減はしない。
真崎朱音:峰から噴射された影の炎を推進力とし、必殺として放たれる。
フォクシファイス:その炎を、光の盾で防ぎ。
フォクシファイス:なお防げぬ分を、腕で受ける。
フォクシファイス:「……」視線を一度、不自然に外へ向ける。
真崎朱音:──止められた。 押しきれぬと一瞬で悟り、引き抜いて再び間合いを取る。
フォクシファイス:「……おまえの腕はわかった」言うが早いか、腕を動かし、そして。
フォクシファイス:ほんの一瞬、あたりが白く明滅する。それが消えて目が慣れるまで数秒。
真崎朱音:「……!」
真崎朱音:目くらまし。不意打ちを警戒。
GM:何も起こらない。
GM:《瞬間退場》。
GM:その間に、彼は消えている。
真崎朱音:「……やろっ!」
真崎朱音:「(逃げやがった……!いや、だが)」
GM:さて、あなたはここで、いまいる場所がわかるだろう。
GM:そして、フォクシファイスが一度見やった方向も。
真崎朱音:手傷は与えた。血痕を残すようなヘマはしていないが、気配の動きから逃げた方角は大体把握している。
真崎朱音:最低限目撃者や周辺の被害がないことを確認し、現場の処理をUGNに連絡。即座にその方角へ走り出す。
真崎朱音:大柄で剣呑な男を追いかけたその先。
真崎朱音:「逃がしたか……?」
GM:それは、ごくありふれた民家の近くであり、その先にはひとり、セーラー服の少女が視認できるだろう。
真崎朱音:「……って、おわっと」
真崎朱音:ターゲットではない誰かの気配を感じ取って、慌てて剣を収める。
GM:彼女はあなたたちの戦闘は目撃していない。フォクシファイスとこの少女に関連があるか、いまこの瞬間には判別できないが。関連性を見出せはするはずだ。そしてUGN現地支部に連絡すれば、彼女もまたオーヴァードであることが分かるだろう。
GM:その家には表札。
GM:「蒲生」と書かれた古い石造りの表札がかかり、犬の声が、楽しげに聞こえてきた。
GM:では、真崎くんにもロイスを取得してもらおう
真崎朱音:はーい!
真崎朱音:《フォクシファイス》 P執着/○N敵愾心
真崎朱音:同業者があんまりやばいことやらかすと仕事しにくくなっちゃうだろ!
GM:そうだね…
フォクシファイス:ごめんね…
真崎朱音:謝られるとやりづらい
真崎朱音:私は以上!
GM:いいのよ
GM:はい、ではOPは終了となります。
ミドル1 「New job: fix Mr. Gluck’s hazy TV, PDQ!」
GM:シーンプレイヤーは真崎さん。みんな登場してねー。登場侵蝕をお願いします。
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (50 → 55)
真崎朱音:はーい!
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (43 → 53)
真崎朱音:落ち着かないぜ
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (34 → 35)
東山朱里歌:安心感
大路理人:落差
真崎朱音:どっしり構えている
GM:UGN平庭支部・第二会議室。
GM:どこか懐かしくこじんまりした部屋に、ウォーターサーバー(お湯も出る)が置かれている。インスタントコーヒーや溶かすレモネードなどがあるので、好きに飲んでいいとのこと。
東山朱里歌:きょろきょろとする。「あれ」
東山朱里歌:「知らない人だ」
大路理人:少し水で薄めた白湯を飲んでいる。味はしない。
大路理人:「ああ、どうも。臨時の任務でこちらに来ました」無表情。
東山朱里歌:「あっどうも、はじめまして~……臨時?」
大路理人:「要は人探しです。こちらにお世話に」
東山朱里歌:「へえ~」クリープの瓶を開けてスプーンでインスタントコーヒーのカップに突っ込む。
東山朱里歌:「大変そうですね。見つかりそうですか?」
東山朱里歌:もうひとさじ入れようとして手を止める。
大路理人:「正確に言うと、犬探しですが」
東山朱里歌:「犬?」
東山朱里歌:「なんか探偵みたいですね」
大路理人:「ええ。目的地を絞ったところで止まっているのが現状です」
大路理人:「探偵ではありませんが」真顔。
東山朱里歌:「いやその、それは知ってますけど……?」
大路理人:「あなたは……ああ。失礼」
大路理人:「"ルッキィ・ルゥ"大路理人です。外部から来たエージェント」
東山朱里歌:スプーンは悩んだ挙げ句瓶に戻す。
大路理人:白湯を一口飲んで。
大路理人:「あなたは? イリーガルの方でしょうか?」
真崎朱音:答えの前にコンコン、と。部屋がノックされる
東山朱里歌:「あたしは……あ。はーい!」
真崎朱音:「どうもどうも、こんにちはー」
真崎朱音:入ってきたのは肩にケースを提げ、へらりと笑う胡散臭い男。
東山朱里歌:「こんにちはー……」
東山朱里歌:「ま、また知らない人だ」
大路理人:「どうも」軽く会釈をする。
真崎朱音:「あらっ」
真崎朱音:「学生さん……に、先生さん?やべっ、部屋間違えたかな」
真崎朱音:「ええっと、人探しの手伝いって呼ばれて来たんですが……この部屋で合ってます?」
大路理人:「先生でも探偵でもありませんので、ご安心ください」淡々と。
大路理人:「それなら合っているはずですね」
真崎朱音:「ああ、なら大丈夫そうだ。俺の方もバイトの大学生とかじゃないですよ、ええ」
大路理人:「正確に言うと、犬探しですが……」二回目だな、と思う。
東山朱里歌:「えっと……あっ」
東山朱里歌:「ロードーコーセーショーの人ですか」
真崎朱音:「そうそう、労厚省の人。正確にはそとから雇われだけどね」
東山朱里歌:「やっぱり?じゃあここで合ってますよ~」
東山朱里歌:「ここが平庭市支部です」
真崎朱音:「改めまして、真崎朱音です。手伝いに来たのと、手伝いされに来ました。どうぞよろしく」
大路理人:「"ルッキィ・ルゥ"大路理人です。外部から来たエージェント」先ほどと全く同じ自己紹介をする。
真崎朱音:「あ、ご丁寧に」 挨拶を返しながら名刺を渡す。
真崎朱音:「改めて確認してもらうとほっとするな。ほんとに塾なんだねえ……」
大路理人:「喫茶店やオフィスのところもありますし、部屋は使いやすい方ですね」受け取る。
東山朱里歌:「あっどうも、あっそうだ」
東山朱里歌:「東山朱里歌です、よろしくおねがいしまーす」
東山朱里歌:「“ソウルシスター”です、イリーガルです、あとえっと、あっ」
東山朱里歌:「そこのウォータサーバーは好きに使っていいって支部の人言ってました」
大路理人:「いただいています」白湯を。
真崎朱音:「はーい、よろしく! あっ、こりゃどうも。助かります」
真崎朱音:一瞬レモネードを取りかけて、インスタントコーヒーを選択。
真崎朱音:「さてさて」
真崎朱音:砂糖を多めに入れて一口飲み、一息ついてから。
真崎朱音:「来るまでに俺もなんとなくは連絡受けたりしてるんだけど」
真崎朱音:「お互いの状況とか目標の確認、大丈夫ですかね?」
東山朱里歌:「あっはい!」立ち上がる。
東山朱里歌:ホワイトボードの前に立ってペンを手に。
東山朱里歌:「やりましょう!」
真崎朱音:「おっ、朱里歌ちゃん早かった!」 何故か大喜利の司会者風に
東山朱里歌:「あっあたしから!?えーっと」
大路理人:「整理していただけると助かります」
真崎朱音:「しっかりものだ。助かる、右に同じく」
東山朱里歌:「セツばあちゃんっていう近所のおばあちゃんが居るんですけど、」
東山朱里歌:「お家に遊びに行った帰りに、変な男の人に声かけられて」
東山朱里歌:「あ、前から不審者が出るよって言われてたからそうかも?」
東山朱里歌:「で、その人がおばあちゃんが標的だって言って」
東山朱里歌:「光ったらいつの間にか居なくなったんですよね」
東山朱里歌:「あ、それからあたしのコード知ってました!」
東山朱里歌:セツばあちゃん 不審者← おばあちゃん狙ってる? 光る コード知ってた!
真崎朱音:「ふむ。本当にただの不審者なら警察の領分になるんだろうけど……」
真崎朱音:「コードなんて知ってるからには、まあこっち側の人間だよなあ」
大路理人:「……セツ」少し考える。表札の名前を思い出す。蒲生セツ。
大路理人:「その方は、もしかして犬を複数飼っていますか?」
東山朱里歌:「えっはい!5匹居ますよ~」
真崎朱音:「心当たりあんの?大路さん」
東山朱里歌:「しじみとチャコとマロンと、ネネと」
大路理人:「春吉」
東山朱里歌:「うん春吉!あれ?知ってるんですか?」
真崎朱音:「マロンに春吉に、しじみ? またえらい独創的な……」
大路理人:「先ほどお邪魔しました。こちらの人……犬探しの目的地がそこです」
東山朱里歌:しじみ チャコ マロン ネネ 春吉
東山朱里歌:セツばあちゃんの下に書く。
東山朱里歌:「あっ犬探してるって言ってましたもんね!」
大路理人:「ライラプスという名のレネゲイドビーイングが、蒲生邸にいる可能性が非常に高いと」
東山朱里歌:オージさん 犬探してる
東山朱里歌:「らい……?」
東山朱里歌:らいまで書いて止める。
大路理人:「ライラプス」
真崎朱音:らぷす、と横に書き足す。 若干字が汚い。
東山朱里歌:「あぅどうもどうも」
真崎朱音:「なるほど……ん、待てよ」
真崎朱音:「場所が分かってて、犬が居るのも分かってて」
真崎朱音:「まだ捕まえてないってことは、まさか……」
大路理人:「絞り込めていないんです。犬に近い姿を取れるらしいですが」
大路理人:「レネゲイドの痕跡がかなり薄いらしい」
大路理人:白湯のおかわりを取りに行く。
真崎朱音:「紛れたと言うか、隠れちゃった……と」
東山朱里歌:「そのらいらぷすを見つけたらオージさんはどうするんですか?」
東山朱里歌:「UGNで保護するのかな」
真崎朱音:「レネゲイドビーイングも人によりけりだからなあ」
真崎朱音:「友好的に話して協力できる相手も居るんだが……そのライラプスさんの場合は?」
大路理人:「不明ですね。失踪したくらいですので」
大路理人:じっとホワイトボードの字を眺め。
大路理人:「まずは発見して、状況を把握するのが目的です」
真崎朱音:「『失踪』ってことは、もともとは協力できてたんですかね」
大路理人:「と、聞いていますが」
大路理人:らいらぷす→失踪中、捜索が必要、と几帳面な文字で書き足す。
大路理人:あと「犬」と書き足して丸で囲む。
真崎朱音:「成程……事情は分からんが、問答無用でぶっぱなしてくるって確率は低そうか」
東山朱里歌:「しないよ!」
東山朱里歌:「みんないい子だよ」
真崎朱音:「ああそっか、会ってるんだっけ。ごめんごめん。 んー、ってなると」
真崎朱音:「ひとまず大問題になりそうなのはこっち、かねえ」
真崎朱音:不審者、のところを赤い丸で囲む
東山朱里歌:いい子!と赤で5匹の名前の下にフキダシ付きで書く。
真崎朱音:「ちょっと二人にも確認なんだけどさ。そのセツおばあちゃんの家って、この辺で合ってる?」
真崎朱音:端末から地図を出して、フォクシファイスを見失った地点をマークする。
大路理人:「ふれあった限りでは、ごく通常の犬ではありましたね」
大路理人:「……ああ。ちょうどこの辺りです」
東山朱里歌:「ですよ」
真崎朱音:「ああ、やっぱりか。石造りの表札のお宅だよね」
真崎朱音:「ここに来る前にちょうどこの近く通ってね。……というか」
真崎朱音:「追いかけてたんだけど、見失ったんだよ。こっちのターゲット。この男」
真崎朱音:端末を操作し、"フォクシファイス"の写真を表示する。
東山朱里歌:スマホで漢字を調べてセツおばあちゃんの前に 蒲生、と書きながら。
東山朱里歌:「あっ」
東山朱里歌:「この人!あたしが会ったの!」
真崎朱音:「朱里歌ちゃん、不審者に声かけられたって言ってたよね……っと、ビンゴか」
真崎朱音:不審者、の下に矢印を付けフォクシファイス、と書き足す。
真崎朱音:「こいつはフォクシファイス。イリーガルと違ってUGN以外からも仕事受ける、まあ所謂なんでも屋でね」
真崎朱音:「仕事を選ばない男だったらしいんだが、どうも最近、一般人を襲い出したって話でさ」
東山朱里歌:「えっ」
大路理人:「厄介な手合いですね」
真崎朱音:「こいつを止めるのが俺のお仕事。 で、ちょうどこの辺で出くわしたんだよ」
東山朱里歌:「あ、あの、セツばあちゃんは……」
真崎朱音:「犬と違って、こっちは一通り話したらぶっ放してきた。話はできるけど、通じるかは難しいな……」
大路理人:「……僕の件とは直接関わりはないようですが、こうも重なるのは妙だな」
東山朱里歌:「セツばあちゃんが標的だ~って!」
東山朱里歌:「あの、どうしたらいい?」
真崎朱音:「標的、ね。 まあこれだけ重なってたら、そうでないほうが不自然なぐらいだったが……」
真崎朱音:「ん、どうしたらいい、か。そうだな」
真崎朱音:「……うん、優先順位は大事だな。朱里歌ちゃんはどうしたい?」
真崎朱音:「とりあえず俺とか大路さんの仕事の話は置いといて、だ」
東山朱里歌:「セツおばあちゃんが安全になるといいです」
東山朱里歌:「あの、でも、あたし」
真崎朱音:「うん」
東山朱里歌:「敵をわーってやっつけるとか出来ないから」
大路理人:「…………」白湯を飲んでいる。
東山朱里歌:「できる人にお願いしなきゃなんですよね」
真崎朱音:「なるほど」
真崎朱音:「ちなみに、俺はまあまあ出来る人だぜ」
真崎朱音:「大路君は?」
大路理人:「……それは、言外で『どうせなら手伝ってあげようよ』と言っています?」
大路理人:「僕は任務でここに来ているのですが。……」
真崎朱音:「えっ、ダメぇ?」
東山朱里歌:「ダメ?」
真崎朱音:「お仕事なのは分かるけどさー、ほら、民間人の保護も務めだったりしない?」
東山朱里歌:「しないんですか?」
大路理人:「……経験則上」
大路理人:「極めて近い範囲で事件が起きた場合、まあ……」
大路理人:「巻き込まれるものと相場が決まっている……」
大路理人:紙コップを潰して、ごみ箱に入れる。
真崎朱音:「巻き込まれてもらっちゃえます?」
大路理人:「別に良心が咎めるとかではないですが、合理的に考えてそうなるんでしょうね」
大路理人:「巻き込みたければどうぞ。僕は目の前のことに対処します」
真崎朱音:「オッケー、良いね合理的。スマートだ」
真崎朱音:「じゃ、俺も巻き込んじゃおう」
真崎朱音:「悪いんだけどさ、朱里歌ちゃん」
真崎朱音:くるっと振り返り
東山朱里歌:「わっ」びっくりして下がる。
東山朱里歌:「はっはい」
真崎朱音:「おっと、ごめんよ。……フォクシファイスの標的がセツおばあちゃんなら」
真崎朱音:「奴はおばあちゃんのところに現れる可能性が高い」
真崎朱音:「ついでに、この件でこれ以上被害を出さないようにするのもおれの仕事だ」
真崎朱音:「おばあちゃんと顔見知りの君が協力してくれると、非常に助かるんだが……」
真崎朱音:「手伝ってもらえる?」
東山朱里歌:「えっ」
東山朱里歌:「こういうのって手伝わないのもあるんですか?」
東山朱里歌:「あたしてっきり当然手伝うのかと……」
東山朱里歌:「あ、その!訓練は受けてます!一応!」
真崎朱音:「ははっ。そう言ってくれるのはありがたい」
真崎朱音:「ま、気分の問題だよ。おれ達が君を手伝って、君がおれ達を手伝う」
大路理人:「手伝わされる……」一応訂正をする。
真崎朱音:「フリーランスはただじゃ動かないのさ。仕事には報酬ってわけだ」
真崎朱音:「まあまあ……そっちの犬探しの件もちゃんと手伝いますんで! 関係ある可能性も高いしね」
真崎朱音:「と、いうわけで」
真崎朱音:「真崎製作所代表、"アンサラー"。フラガラッハの真崎朱音!」
真崎朱音:「協力するので、協力願います。どうぞよろしく」
東山朱里歌:「はい、よろしくお願いします!」ぺこりと頭を下げた。
大路理人:「……よろしくお願いします。そうだ」
大路理人:「蒲生さんのお宅に伺った時、流れでドラマの撮影をやっていることになったので」
大路理人:「もしセツさんが覚えているようなら、適当に話を合わせてもらえますか?」
大路理人:それだけ、という顔で口を閉じる。
真崎朱音:「すげえことに巻き込まれちまったよ」
大路理人:「別にいいんですよ、真崎さんも俳優で」
東山朱里歌:「えっ~……?」
真崎朱音:「演技とか、やれっかなあ……」
GM:シーン終了。ロイス取得と購入ができます。
真崎朱音:ロイス 東山朱里歌 ○P連帯感/N不安
大路理人:真崎さんに○話が早い/不安で取得します
東山朱里歌:真崎朱音/信頼/ちょっと怖い○/ロイス
真崎朱音:大路君にも取っちゃお
GM:こわごわだ
東山朱里歌:大路理人/信頼/何考えてるかよく分かんない○/ロイス
真崎朱音:大路理人 ○Pクール/N天然?
大路理人:リカちゃんには ○積極性がある/不安 で!
真崎朱音:さて、購入 ワンチャン狙ってアームドスーツ
東山朱里歌:買いたいものある人はおねだりしな!
真崎朱音:あっほんと!?
真崎朱音:お姉さん、私アームドスーツほしいなー!
大路理人:わおわお
東山朱里歌:しょうがないなあ
東山朱里歌:アームドスーツ狙います
東山朱里歌:5dx>=15
DoubleCross : (5DX10>=15) → 6[1,4,4,6,6] → 6 → 失敗
東山朱里歌:あっごめん全然ダメ!
真崎朱音:ドンマイ!
真崎朱音:改めてこちらでも狙ってみましょう
真崎朱音:折角だし手配師も使っちゃう!購入ダイス+3!
真崎朱音:4DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (4DX10+3>=15) → 9[1,5,6,9]+3 → 12 → 失敗
真崎朱音:3、3かあ
大路理人:おお
真崎朱音:財産は6ある
真崎朱音:どうしよう、突っ込んじゃって良いですか?
東山朱里歌:いいんじゃない……?
大路理人:よさそうかなあ
大路理人:3あればいけそう
真崎朱音:じゃあ奮発しちゃいます! 財産点3点消費して購入
GM:お買い上げありがとうございます!
大路理人:じゃあボデマかな
真崎朱音:真崎朱音の財産を3に変更 (6 → 3)
大路理人:2dx+1=>12
大路理人:あ、まちがい
大路理人:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗
大路理人:あーー、財産点4
大路理人:いっちゃっていいでしょうか
東山朱里歌:いこいこ
真崎朱音:良いんじゃないかな!
真崎朱音:私も背中押されたし
東山朱里歌:情報だったら
東山朱里歌:導き撒けるよ
大路理人:よし、じゃあ財産点2使用して購入装備。残り2!
大路理人:すごーい
真崎朱音:めっちゃ頼れる
真崎朱音:あ、購入したアームドスーツはウェポンケースに放り込んでおきます。以上!
GM:お買い上げありがとうございました~
GM:では次のシーンかな。
ミドル2 「Waltz, bad nymph, for quick jigs vex.」
GM:ミドル2「Waltz, bad nymph, for quick jigs vex. 」
GM:シーンプレイヤーは大路さん。
GM:出る人は侵蝕をあげてねー
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (55 → 61)
大路理人:ダイボついちゃった
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (35 → 37)
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (53 → 57)
GM:では、ところは蒲生邸。
GM:セツは「へー この街でドラマロケか…」となっており、客人に喜んでいます。
GM:キッチンでお菓子を用意しているので、そのうちやってくることでしょう。
GM:そうだな、ここでちょっと。
GM:とくに進行には関係ないですが、犬のなつき具合を判定してみましょうか。
GM:技能《交渉》で判定してください。
東山朱里歌:なつかれてたいな~~~
真崎朱音:交渉!?
大路理人:交渉!
真崎朱音:なんてこった……
GM:犬に交渉するから…
東山朱里歌:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[2,4,7,7,10]+7[7] → 17
大路理人:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[3,3,10]+8[8] → 18
東山朱里歌:えーズル!
大路理人:勝った
東山朱里歌:なんで~~~
真崎朱音:商店主に交渉技能はねえ!ダイス1個固定値なし!
GM:じゃあふたりはすごいなつかれています
真崎朱音:1DX+0+0@10 交渉
DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+3[3] → 13
大路理人:なんででしょうね……別に僕は懐かれたいわけではないんですが……
真崎朱音:やるじゃん
GM:おお!
真崎朱音:皆けっこう懐かれてる
大路理人:これは
東山朱里歌:みんなめちゃなつかれてる
GM:じゃあみんななつかれ祭りです
大路理人:犬の方が懐きやすいのでは?
真崎朱音:噛まれる覚悟だったんだが……
東山朱里歌:これ犬のほうがなつっこいだけじゃない?
GM:そうかも…
真崎朱音:めちゃめちゃ人懐っこいわんこたちだった
GM:では蒲生邸居間からスタートして、犬を調べる様子見に触ったりいろいろしてみてください。
GM:ちなみにマロンは室内を走り、チャコは丸まってぼんやり、ネネはあなたたちについていき、春吉はガン無視、しじみはテレビに吠えています。
大路理人:「……しかしここの犬は」
大路理人:「全く客人に怯えませんね」
真崎朱音:「めちゃめちゃ人になれてる」
真崎朱音:「主人が客を歓迎してるのが伝わってるのかもなあ」
東山朱里歌:「まあ馴れてるからね。ほらしじみ、静かにして~」
真崎朱音:丸まっているチャコの喉をごろごろとさする。
大路理人:「犬にどの程度人の心理が影響するものかな」
GM:チャコはだるそうに、(まあいいけど…)という感じです。
真崎朱音:「毛並み柔らかっ……ふわっふわするぞこれ、ふわっふわ」
大路理人:ネネを踏みかけてさすがに避ける。
GM:ネネは半分立って大路さんのスーツに毛がつきます。
大路理人:「そこにいられると移動に差し障りが……ああ……」
東山朱里歌:「あはは!毛ついてる!」
真崎朱音:「どうだろうね?犬の気持ちが分かるおもちゃとか昔売ってたよな、あれで分かるんかねえ」
GM:「ワフ!ワフ!」
大路理人:「君が毛だらけなのは生まれつきとわかっていますが、こちらには支障があるんですよ」
大路理人:軽くしゃがんで真面目に話している。
GM:「クゥーーーー??」
大路理人:先ほどより、なんとなく表情が硬くない、ようにも見える。
真崎朱音:「飼い主じゃない人の心理はあんまり通じてなさそうだ」
真崎朱音:「もうちょい意思疎通の努力してみる?」
東山朱里歌:「ボールあるよ!」
東山朱里歌:「昔あたしが買って置きっぱにしてるのこれ!」
東山朱里歌:よだれまみれでよれよれで汚い。
大路理人:「なんとなく予感がしますが」
真崎朱音:チャコの背中の毛並みを撫でる。
大路理人:「多分このスーツ、毛まみれになるんだろうな」
東山朱里歌:「ほらマロン!」コロコロと転がす。
GM:チャコは一度あなたを見て、スーンとなっています。
GM:マロンはおおはしゃぎ。老犬なのですが。
GM:「うぉん!うぉん!」
真崎朱音:「クリーニング代は経費に含まれる?」
大路理人:「どうでしょうね。言い張ればあるいは、ですが」
大路理人:「そこまでするのも面倒だな……」
真崎朱音:「行けるならやるか……」
GM:「うぉーーーん!」ボールを加えて持ってくるマロン。
真崎朱音:まるでこちらを気にしていない春吉に近づき、抱き上げようとして
東山朱里歌:「おーよしよし~!」わしわしわしわし
真崎朱音:「……待てよ?」
大路理人:「ネネくん。僕の足はトンネルなどではないので……」
真崎朱音:「大路君、大切なことを確認し忘れていたんだが」
大路理人:「なんでしょうか」
GM:ふす!ふす!とご満悦のマロン。ネネは大路さんの長い脚を通過。再度通る。
GM:春吉は「?」の顔(に見える)
真崎朱音:「お探しの方、レネゲイドビーイングでしょ?ってことはその……」
真崎朱音:「人の姿にもなるわけよね?」
大路理人:「そうなりますね」
東山朱里歌:「?」の顔
真崎朱音:「……後ろから抱き上げるの、セクハラに当たらない?大丈夫?」
GM:しじみがあなたたちを見て「?」の顔(に見える)
大路理人:「前からならならないんですか?」
真崎朱音:「なるかもしれない……」
大路理人:「どちらにせよ、もし隠れているなら今かなり警戒しているでしょうし」
大路理人:「犬らしい反応をしようとしたがるのでは?」
真崎朱音:「やっべえ、1/5で危険な事態になると思ったら急に怖くなってきた……」
大路理人:「そこに何か違和感があればこちらのものですし。やってみて損はないでしょう」
東山朱里歌:「らいらぷすさんはメスなんですか?」
真崎朱音:「言い方!」
GM:では、ここらであなたたちは気づく。
GM:窓から吹き込む風が偏り、指向性を持つ。それは音が聞こえる方向を調整し、囁くような声が、そこから聞こえるだろう。
ライラプス:《空の楽器》。疑似音声を発生させます。
ライラプス:「UGNが私を捜しに来たのかね」降ってくるような、性別も年齢も感じさせない音そのもののような声。
GM:ちなみに五匹の口元などは動いていません。
大路理人:「!」
真崎朱音:「……おや」
東山朱里歌:「えっ」キョロキョロする。
大路理人:「……あなたは」
大路理人:犬たちを見回し、周囲を確認する。
ライラプス:「ああ、あなたたちはライラプスと呼ぶのかな」
ライラプス:「まあ、そういう存在だ。わざわざすまないね」
大路理人:「いえ。戻る意志などはお持ちでしょうか?」
ライラプス:「……そうだね。まだ、目的が終わっていないから、答えられんな」
ライラプス:「言っておくと、私はあなたがたに敵意はない。」
ライラプス:「だが、警戒する理由があってね。もう少しだけ隠れていることを許してほしい」
大路理人:「そうあっていただけると助かりますが。……」
東山朱里歌:5匹の犬の顎の下を順番にくすぐってみる。
東山朱里歌:「出ておいで~」
GM:全員嬉しそう。
真崎朱音:「敵対するつもりはない、と。それはこちらとしてもありがたいですが……」
真崎朱音:「目的については教えていただけませんかね」
東山朱里歌:「ダメだ分かんない~~~」
ライラプス:「……ひとつだけ約束できるのは」
ライラプス:「蒲生セツを不幸にするものではないと、危害を及ぼすものでもない、と」
ライラプス:「私も犬だ。飼い主のことを愛しく思う心はあるのさ」
東山朱里歌:「あっそうなんだ、よかった~……」
真崎朱音:「……とのことだけど」
大路理人:「……なるほど」
ライラプス:「心配させて済まないね。とくにシュリカ、あなたには」
真崎朱音:「どうする、大路君?」
真崎朱音:「(納得してしばらく様子を見るかどうか、ってのもあるし)」
大路理人:合理的にライラプスをあぶり出す方法として、ひとつ考えていたことがある。
真崎朱音:「(フォクシファイスのこと、伝えるべきかってのも……)」
ライラプス:「セツも世話になっているようだから。子供もいない人だからね。これからもよろしく頼むよ」
大路理人:犬に攻撃を加えることだ。もちろん、他の面倒が起こる可能性は高いが。
東山朱里歌:「んー?セツばあちゃんが安心して暮らせるなら別にあたしはいいよ」
大路理人:「……僕よりはよほどセツさんのことを考えているようだな」
東山朱里歌:「これからもちゃんと見るから」
大路理人:「(様子見はした方がいいと考えます)」
大路理人:「(それから……そうですね。フォクシファイスの件は……伝えましょうか)」
真崎朱音:「(そうだな。話を信じるなら、そっち方面では味方してくれるかもだし)」
真崎朱音:「(万一そのへんの情報の抜けでセツさんに何かあったら大変だ)」
大路理人:「……現在、近辺でセツさんを狙っているという不審者が」
大路理人:「何かご存知ではありませんか?」
ライラプス:「不審者?」
ライラプス:「いや、覚えがないね」
大路理人:「名は"フォクシファイス"」
真崎朱音:「ああ、写真ありますよ。ええっと、どうやって見せれば良いかな……ほら、こっちこっち」
真崎朱音:一匹一匹に端末で表示した写真を見せていく。
大路理人:「もしセツさんを心配する気持ちがあるのであれば、警戒をしていただけると助かります」
ライラプス:「ふむ。ああ、承るよ」
真崎朱音:「犬の手も借りたいみたいな絵面だな、これ」
大路理人:「犬は前足ですね」
ライラプス:「犬の手でも貸せるならね、ええ」
真崎朱音:「お借りしますよ。いや、借りる事態にならないのがベストだけどね」
ライラプス:「……わざわざ来てもらって済まないね」
東山朱里歌:「いいよいいよ~!あたしもみんなと遊びたかったもん」
真崎朱音:「こちらこそ、お邪魔をしたなら失礼」
ライラプス:「おそらく、あといくらか迷惑をかけるかもしれない」
東山朱里歌:「らいらぷすさんは嫌々してる……?犬の真似」
ライラプス:「いや?これがむしろ自然だ」
ライラプス:「ヒトの形をむしろ忘れて長い」
東山朱里歌:「じゃあ良かった。フリだとしてもね」
東山朱里歌:「楽しいといいなって思ったの。それだけ!」
ライラプス:「ふ、優しい子だ」
真崎朱音:「ですねえ」
真崎朱音:「セツさんの警護に関してはこちらでも動きます」
真崎朱音:「何か気づいたことがあったらご協力いただければ」
大路理人:「僕としては、あなたを回収するのが任務ですから」
大路理人:「その間に多少のイレギュラーが挟まろうとも、別に」
ライラプス:「ああ。くれぐれも、これだけは忘れないでくれ」
ライラプス:「セツの不幸を私は望まない。何があってもね」
ライラプス:「……ありがとう」
GM:シーン終了。
GM:ロイスと購入のあれそれができます。
真崎朱音:ロイス保留
大路理人:ライラプスへの感情を○好奇心/不安に変更します。
東山朱里歌:-犬の誰か!/らいらぷすさん/親愛:○/不安/ロイス
真崎朱音:購入、念の為応急手当買っとこうかな
真崎朱音:あ、でもシーン間に癒しの歌とかもらえるんですっけ?
真崎朱音:どちらにしろダメージ受けてからで良いか、ワンチャン強化素材狙っちゃおう
東山朱里歌:できるよ~
東山朱里歌:あたし自分のボディアーマーでも狙おう
真崎朱音:1DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (1DX10+3>=15) → 4[4]+3 → 7 → 失敗
真崎朱音:失敗!
東山朱里歌:5dx>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[4,5,7,7,10]+6[6] → 16 → 成功
真崎朱音:そして助かります
東山朱里歌:買えた!装備します
東山朱里歌:おわり!
真崎朱音:私は以上!
大路理人:じゃあ照準器!
大路理人:3dx+1=>15
大路理人:またやった
大路理人:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 4[2,3,4]+1 → 5 → 失敗
大路理人:失敗! 以上!
真崎朱音:全員オッケーかな
GM:はあい!では次のシーンにいきましょっか
ミドル3 「X’d with zip, flybynight works equal curving jambs.」
GM:シーンプレイヤーは東山さん。しんしょくどうぞー
真崎朱音:良ければ登場を試みます
大路理人:おなじく
GM:あ、そうだみんなでて!
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (61 → 65)
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (37 → 43)
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (57 → 63)
GM:ありがとう!
GM:えー、では、ここではまず、情報収集をしてもらいます。
GM:項目は以下の三つ!
GM:・蒲生セツについて 情報:UGN、噂話 7
真崎朱音:集めます
GM:・ライラプスについて 情報:UGN、噂話 8
GM:・フォクシファイスについて 情報:UGN、裏社会 7
GM:好きなのを調べてね
東山朱里歌:あたし噂好きの友人がいるよ~
大路理人:ライラプスいきたいな……
真崎朱音:ほんとに!じゃあお願いします
真崎朱音:私はフォクシファイス行きましょうか
真崎朱音:皆自分の担当に
東山朱里歌:じゃあおばあちゃんいくね
真崎朱音:お願いします
東山朱里歌:7dx+1>=7
DoubleCross : (7DX10+1>=7) → 10[1,2,3,4,8,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
大路理人:たかい
東山朱里歌:めちゃ知ってる
GM:めっちゃ知ってる
真崎朱音:みゃーこちゃんめっちゃ詳しかった
大路理人:ライラプスについて 情報:UGN コネあり。
蒲生セツ:うれしいね~
東山朱里歌:健康診断の結果も知ってる
蒲生セツ:ウッ
真崎朱音:血圧気をつけてね
大路理人:5dx+3>=8
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 6[1,4,4,4,6]+3 → 9 → 成功
大路理人:ギリ!
蒲生セツ:はあい
真崎朱音:トマトが赤くなると医者が青くなるわ
真崎朱音:ナイス固定値!
大路理人:りんごで医者いらずよ
GM:しゃくしゃく
真崎朱音:私もフォクシファイス調べますか
真崎朱音:コネ:UGN幹部使ってダイス+2、侵食でダイス+1
真崎朱音:4DX+0+0@10>=7 情報(UGN)
DoubleCross : (4DX10>=7) → 4[1,1,3,4] → 4 → 失敗
真崎朱音:ギャーッス!
東山朱里歌:ひ、ひどい
GM:あっ…
真崎朱音:残り3点の財産を突っ込みます
東山朱里歌:なけなしの財産……!
真崎朱音:真崎朱音の財産を0に変更 (3 → 0)
大路理人:ギリいけた!
GM:俺のために…
真崎朱音:フレーバーとおり
真崎朱音:これですかんぴんだよ!
GM:再現
GM:では皆様の苦労と金銭あって、すべてわかりました
真崎朱音:苦労した人と金で叩いた人と……
GM:開示していきますねー。セツ、フォ、ラ順でいきます
☆蒲生セツについて 情報:噂話 7
御年84歳。十年前に夫を亡くし、子供もいないため一人暮らし。足腰は丈夫なので、生活において大きな不便はなく、毎朝元気に何匹もの犬の世話と散歩をしている。
ライラプスらしきレネゲイド反応が発見された家、およびフォクシファイスの現れた家は彼女の家で間違いない。
結婚指輪を大切にしており、肌身離さず身につけている。この指輪から、探知能力に特化した者が触れなくてはわからないほどの微弱な異常が感知された。この指輪はアーティファクトと呼ばれる代物である。
→これにより次の情報項目《蒲生家のアーティファクトについて》が解放されます
☆フォクシファイスについて 情報:UGN、裏社会 7
フリーランス(何でも屋)のオーヴァード。本名は葛木雄介。元はUGNチルドレンだったが、慕っていた教官役の死後、UGNに窮屈さを感じて抜けた経緯がある。
どんな立場からの人間の依頼でも受けるが、一般人の襲撃や殺生はしない。ゆえに今回の蒲生邸への襲撃は異常事態であり、UGNとしては今後の対処のためにも、彼の意図を見極めねばならない。
シンドロームはエンジェルハイロウ/オルクス。
光で生成した弾丸を扱うスナイパーである。本来、直接姿を現しての戦闘は領分ではない。
☆ライラプスについて 情報:UGN、噂話 8
かつてUGNのエージェントとして活動していたレネゲイドビーイング。その姿は犬に酷似しており、様々な犬種に変化することができる。
長く人間社会に適応しており、親UGN的な思想の持ち主だった。エージェント時代は《千日眼》というエージェントとバディを組んでいたが、《千日眼》の死後に行方知れずとなっていた。現在はレネゲイド反応を隠し、ただの犬として蒲生邸に潜伏している。
シンドロームはキュマイラ/ハヌマーン。
※また、レネゲイド反応を抑えている経緯については、次回の情報項目にて解明されます。
GM:項目は以上!
GM:では、このシーンでは情報共有をしてもらい、次にミドル戦闘が発生します。
真崎朱音:出番らしいな
東山朱里歌:がんばって~
大路理人:やるぜ
GM:セツは台所に行って、大変なことに気づいたようだ。醤油がないのである。
GM:彼女お気に入りの醤油を買うため、セツは家を空けることになった。「好きに撮影はしてくれていいからねえ。あ、サインはちょうだい」
GM:そう言い残して。
真崎朱音:「有名人は辛いねえ」
大路理人:「あとで支部にフォローをお願いします」
東山朱里歌:「てか今更気づいたんだけど」
真崎朱音:「ん、なんだい」
東山朱里歌:「おばあちゃん、あたしが出るみたいな話周りにしないかな」
東山朱里歌:「なんかそうなるとハズいんだけど……別になんにもないしさ」
大路理人:「サインの練習をしておいては?」
真崎朱音:「噂になると恥ずかしいし?」
東山朱里歌:「しないから!だってなんか……なんかじゃんか!」
大路理人:「冗談です」真顔で。
大路理人:「その辺りも支部がどうにかしてくれる(はず)と思いますよ」
東山朱里歌:「そ、そうなんだ」
東山朱里歌:「……セツばあちゃん、すごい元気でさ」
東山朱里歌:「今でもああやって、散歩行くんだ」
東山朱里歌:「ワンちゃんの散歩も毎日」
大路理人:「年齢のわりには、健康そうに見えますね」
真崎朱音:「これからも元気で居て欲しいね」
東山朱里歌:「うん。旦那さん亡くなってからも、一人でずっと」
東山朱里歌:「だからね、あたしよく来るようにしてたの」
東山朱里歌:「寂しいかな~?って」
大路理人:「これだけ犬がいれば、問題ないのでは?」
東山朱里歌:「でもやっぱりさ」
東山朱里歌:「好きな人ってのは、特別じゃん」
真崎朱音:「……そうだな」
大路理人:「……そういうものでしょうか」
東山朱里歌:「セツばあちゃんだって、ずっと指輪大事にしてるんだよ」
大路理人:「指輪……ああ」思い当たる。
東山朱里歌:「……あのね?気のせいかもしれないんだけど」
東山朱里歌:「さっき、お菓子貰ったときに、指輪に触ったら、なんか」
東山朱里歌:「変な感じがして。気のせいかな……」
真崎朱音:「変な感じ?」
大路理人:「それは、物理的に? それとも……」
東山朱里歌:「なんか、背筋がぞくってするっていうか……あの、あれ」
真崎朱音:「レネゲイドの方?」
東山朱里歌:「うん。ワーディングだっけ?っぽい感じ……?」
大路理人:「……まさか」
真崎朱音:「遺産……とまで行くかは分からんが」
大路理人:「アーティファクトの類いが、民家に?」
東山朱里歌:「アーティファクト?」
大路理人:「レネゲイドの強力な力を秘めたアイテム、とでも認識しておいてください」
大路理人:「今回は強力、かどうかはわかりかねますが……」
東山朱里歌:「なんでおばあちゃんがそんなの持ってるんだろ」
真崎朱音:「調べたほうがよさそうだな。指輪の出処に、できればこの家のことも」
東山朱里歌:「肝臓の数値変じゃなかったと思うんだけど……」
大路理人:「結婚指輪なら、もっと昔から持っているのでしょうしね」
真崎朱音:「そういうところに影響出るかはものによるなあ」
東山朱里歌:「あれだよね。オーヴァードは肝臓の数字が変になるんだよね?」
真崎朱音:「えっそうなん?おれ普通に知らんかったわ。診断結果とかあんまじっくり見ないし」
東山朱里歌:「うん。うちオーヴァードも来る病院なんだ」
大路理人:「なるほど、詳しいわけだ……」
真崎朱音:「ああ、それで。おばあちゃんともその縁か」
真崎朱音:「でもそうなると、セツさん自身はオーヴァードの確率は低いと」
真崎朱音:「診断の後に覚醒したパターンとかもありうるから、断定はできないが……」
東山朱里歌:「定期検診も先だからな~」
真崎朱音:「ただ、指輪の話聞くと多少は納得いく事も出てきたな」
東山朱里歌:「フォクシーさんがなんでおばあちゃんを名指しで狙ったかってこと?」
真崎朱音:バサッと書類を広げて二人に渡す。
東山朱里歌:「指輪を狙ってるかもってことだよね」
真崎朱音:「そゆこと」
真崎朱音:「フォクシファイス、本名葛木雄介」
真崎朱音:「もともとはUGNチルドレンだったのが足抜けしてフリーに、ってパターンらしいけど」
真崎朱音:「どこからの依頼でも受ける代わりに、外道働きはしない……ってのがこれまでのモットーだったらしい」
大路理人:「なるほど、それならこちらも依頼がしやすいタイプの人材だ」
真崎朱音:「一般人を襲ったりとか、そういうのね。だからこそこれまではUGNからも黙認されてたわけで」
真崎朱音:「その理由も確かめなきゃならんのだが、アーティファクト狙いってのはありうるな」
真崎朱音:「ああ、UGNやらフリーランス側で確認してる戦闘データとかもあるよ。一応確認しといて」
東山朱里歌:「指輪渡しておしまい、も出来なさそうだもんね」
大路理人:「了解です」
東山朱里歌:「はーい」
真崎朱音:「仮に狙いが指輪だとして、何のために必要としてるのか、も不明だからな……」
大路理人:「スナイパーか。面倒な相手ですが……」
大路理人:「それでも、あなた方の前には姿を現したんですよね?」
大路理人:「不可解だ。わざわざ不利を取ってまで」
真崎朱音:「そこも妙な話ではあるよなあ。スナイパーが戦闘仕掛けるまえに姿を見せるなんて」
東山朱里歌:「まああたしは何も出来ないけどさ……」
大路理人:「それならそれで、その場で襲撃を完遂すればいい」
東山朱里歌:「うーん?」
大路理人:「警告に止めたのは……何か考えるところがあるのか」
大路理人:「あくまで推測です」
真崎朱音:「雇い主がどうとか、一応話してはいたんだよな。前出くわした時」
真崎朱音:「ブラフかもしれんが、雇い主の依頼と本人の目的で微妙にズレがあるのかもしらん」
真崎朱音:「ま、これも推測レベルだな。ひとまず敵対することになりそうだし、要警戒ってことで」
大路理人:「了解です」
真崎朱音:「……で、んーっと」
真崎朱音:きょろきょろと周囲を見渡す。犬たちは聞き耳を立てていない。多分。
東山朱里歌:「うん。警戒ね、警戒」
真崎朱音:「……ライラプスさんについてはどう?」
大路理人:「はい」同じく辺りを見てから。
大路理人:「概要は既にお話していたと思いますが」
東山朱里歌:遅れてキョロキョロする。
大路理人:「詳細というか、過去の経緯について支部の方で教えていただきました」
真崎朱音:「元親UGN、犬に変身できる、レネゲイドの気配がやけに薄い……だっけ」
大路理人:「そうですね。失踪に至るまでですが、《千日眼》というエージェントと組んでいたと」
東山朱里歌:「じゃあ、その人に聞けばいいってこと?」
大路理人:「失踪はその死後、ということです」
大路理人:「つまり、もう聞けない」
東山朱里歌:「死後……」
真崎朱音:「……死んだのか」
東山朱里歌:「そうなんだ……」
真崎朱音:「殉職か?」
大路理人:「そこまでは。可能性はそれなりにありますが」
大路理人:「現状は先ほどわかった通りですね。この家に犬として潜伏している」
大路理人:「あとはデータとしてはこちらの通り」
大路理人:オーヴァードとしてのデータや、様々な犬種の写真を見せる。
真崎朱音:「助かる。確認しておく」
東山朱里歌:「う~~~ん」
東山朱里歌:「みんな普通の犬に見えるんだけどな……」
大路理人:「見えますね。今もそうなんでしょう」
大路理人:「特に、どういう理由かレネゲイド反応も薄くなっていますから」
真崎朱音:「変装してるっってより、そっちの姿の方が自然なのかもなあ。キュマイラってことだし」
大路理人:「先ほどの指輪のように、触れてわかるものでもなさそうだ」
東山朱里歌:「うん。みんな撫でても分かんなかった!」
大路理人:「そうですね」スーツはもうだいぶ犬の毛で白くなっている。
大路理人:「コロコロを借りないといけないな……」
東山朱里歌:「その毛調べたらなにか分かるのかな」
東山朱里歌:「DNAとか……」
大路理人:「それもひとつ手ですね。支部の方に回してみますが、ただ」
真崎朱音:「どれがどいつの毛か判断つく?」
大路理人:「それが問題です」
東山朱里歌:「あっ」
東山朱里歌:「わかんないかも……」
真崎朱音:「一応まあ、本人……本犬?たちから直接お借りするのもできるけど」
真崎朱音:「露骨に調べようとすると向こうの機嫌損ねる可能性はあるしなあ」
大路理人:「僕は嫌われても特に気になりませんが」
東山朱里歌:「フォクシーさんを捕まえてからでもいいのかな、じゃあ」
真崎朱音:「味方かもしれない人に嫌われるのは合理的じゃない、ってとこで」
大路理人:「そうですね、優先順位が高くはない」
真崎朱音:「鑑定に回したとしてもすぐ結果出るもんでもなさそうだしな。まずは確実な驚異から対処しよう」
大路理人:軽くこめかみの辺りを掻く。
真崎朱音:「しかし……そうか」
真崎朱音:「相棒が死んだ、か……」
大路理人:「何か?」
真崎朱音:「……ん、いや。すまん」
真崎朱音:「まあ、淋しいよなあっていうか」
真崎朱音:「色々気持ちが変わることもあるか、って勝手に思っただけ」
大路理人:「何事かあるのは察しましたが、今回は別ケースですよ」
大路理人:「集中してください」
真崎朱音:「分かってる。気持ちなんて本人にしか分からねえもんだしな」
東山朱里歌:「うん。それはそうだよ」
東山朱里歌:「だから、あたしたちはあたしたちに出来ることを一生懸命だ」
東山朱里歌:「それでいいんだよね?」
大路理人:「…………」少しだけ眉を動かして。
大路理人:「いいのでは?」肩を竦める。
真崎朱音:「うん、良いと思う。前を向かなきゃ振り返れない、ってな」
東山朱里歌:「じゃあ、そういう感じで頑張ろうね」
東山朱里歌:「前向きに!」にへら、と笑った。
真崎朱音:「ああ。ポジティブ!前のめりで行こう」
真崎朱音:「そうだな、ひとまず優先はセツばあちゃんの指輪の件か。 後は……」
GM:シーン終了。ロイス取得と購入ができます。
大路理人:ロイスは保留!
GM:あ、ロイス変更もできるよ!
東山朱里歌:ロイスは埋まっちゃったからなし
真崎朱音:ライラプス P親近感/○N不安
東山朱里歌:強化素材でも狙おうかな
東山朱里歌:5dx>=15
DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[1,3,4,6,9] → 9 → 失敗
真崎朱音:ありがたい!
東山朱里歌:うーん まだ温存かな財産は……
大路理人:じゃあ照準器
真崎朱音:流石に温存で良いと思います
東山朱里歌:以上で!
真崎朱音:私も強化素材狙おう!
大路理人:3dx+1=>15
真崎朱音:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 8[7,8]+3 → 11 → 失敗
大路理人:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 9[4,6,9]+1 → 10 → 失敗
真崎朱音:無念!以上です
大路理人:ぬー! 失敗で以上
GM:はーい!では終了!
ミドル4 「Cwm, fjord-bank glyphs vext quiz.」
GM:ミドル4「Cwm, fjord-bank glyphs vext quiz.」
GM:シーンプレイヤーは真崎さん。戦うのでみんな出てほしいです、侵蝕もお願いします
真崎朱音:はーい!
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (63 → 68)
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (43 → 47)
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (65 → 66)
GM:さて、ところは続いて蒲生邸。あなたたちはここでとある気配に気づくだろう。
フォクシファイス:《ワーディング》。
GM:それが庭に降り立った人物のものであることも、気づいてもらって構いません。
真崎朱音:「来客だな」
大路理人:「そのようですね」
東山朱里歌:「お客さん?」
東山朱里歌:「UGNの人ってこと?」
大路理人:「比喩的な言い回しです」
真崎朱音:「招かれざるお客って奴」
東山朱里歌:「あ、不審者……」
東山朱里歌:ぎゅっと拳を握る。まだ慣れない。「どうしよう?」
真崎朱音:「俺は寄らないと殴れないからね、迎え撃つ。大路君は?」
大路理人:「銃ですが、この家で隠れて庭を撃てる場所もなさそうだ」
大路理人:一丁の拳銃を取り出す。無骨な形に、少し剥げた花の絵が描かれている。
大路理人:「僕も同じく、向かいます」
真崎朱音:「射程なら向こうの方が上だしな。乱戦に持ち込むか」
真崎朱音:「……朱里歌ちゃんは、」
東山朱里歌:「あ、えっと、あたしは……」
東山朱里歌:「みんなを元気にできます!」
大路理人:「比喩的な言い回しですか?」
真崎朱音:「はは、応援されたら頑張っちゃいそうではあるな」
東山朱里歌:「いや、そうじゃなくて~」
東山朱里歌:「生命賦活?」
東山朱里歌:「なんか、そういう能力なんだって」
大路理人:「なるほど」
真崎朱音:「分かった、怪我したらお願い。治療役が倒れたら大変だから、あんまり前に出ないように」
東山朱里歌:「はーい!」
真崎朱音:「心の準備は?」
東山朱里歌:「大丈夫。慣れてないけど……」
東山朱里歌:「まったく初めてじゃないです」
真崎朱音:「オーケー。大路君は?」
大路理人:「特に必要ありません。そのままいけます」
真崎朱音:「クール。んじゃ、行こうか」
大路理人:(……ただ、この感じだと……)少し、こめかみがちりちりする。
大路理人:(クールを貫けもしないかもしれない)
真崎朱音:「いつまでも待たせるのも、先方に悪ぃからな」
大路理人:「了解です」
GM:では、庭に向かったあなたたちが出会うのは。
GM:おそらく真崎さんと大路さんは予想していた通りの大柄な男。
フォクシファイス:「《ソウルシスター》。忠告はしたはずだが」朱里歌ちゃんを見て。
東山朱里歌:「ちゅ、忠告されたから!」
東山朱里歌:「ちゃんと3人で来たの……ねえ」
東山朱里歌:「なんでセツばあちゃんを狙うの」
フォクシファイス:「狙っているのが彼女自身ではないことは、調べがついたんじゃないのか」
東山朱里歌:「やっぱりそうなんだ……でも」
東山朱里歌:「あれだって、すごい大事なものなんだから」
東山朱里歌:「簡単に手放せないよ」
フォクシファイス:「……そうだろうな。きっと」
フォクシファイス:「だが、俺はあれを壊さねばならない」
真崎朱音:「(さて。向こうのワーディングのお陰で誰がライラプスか見分けられるかもしれんとか考えてたんだが)」
真崎朱音:「(ちょいと目線を切る余裕がないねえ。流石に甘かったな、こりゃ)」
フォクシファイス:「……話すのは得意じゃない。さっさと終わらせたいんだがな」無表情で。
フォクシファイス:懐からピストルを取り出す。
東山朱里歌:それを見てビクリとする。
東山朱里歌:どうしても、直接的な暴力の形をしたものには、まだ慣れない。
真崎朱音:「話が速えなあ、ほんと」
大路理人:「落ち着いて。こちらにもありますから。同じです」
大路理人:自分のピストルを構える。
東山朱里歌:「う、うん……!」
真崎朱音:「ついでにこっちにゃ」
真崎朱音:提げていたケースが分解され、鎧と化し。
真崎朱音:「こいつもある」
東山朱里歌:(花の絵?)それを見て少し安心して。
東山朱里歌:「えっ」
大路理人:「…………」
真崎朱音:左腕に絡繰仕掛けの大剣を構える。 銘をフラガラッハ。
東山朱里歌:「なにそれ……?」
大路理人:「……えっ」さすがに声を上げる。
大路理人:「また大仰な……」
フォクシファイス:「フラガラッハか」
真崎朱音:「うちの商品。名刺にあったでしょ?製作所」
真崎朱音:「どれほどのもんかは今から見せようか。乞うご期待」
東山朱里歌:「真崎さん、鍛冶屋さんなんだ」
東山朱里歌:「あれ?」
東山朱里歌:「戦う専門の人じゃないってこと……?」
真崎朱音:「あ、嬉しいねえその認識! みんな剣士だの趣味人だの認識が偏っててさあ」
真崎朱音:「ま、安心しな」
真崎朱音:「強いよ。鍛冶屋だけどね」
真崎朱音:にやりと少女に、そして敵に向けて笑う。
フォクシファイス:「……ああ、まったく、即席にしては出来の良すぎるチームだ」
東山朱里歌:「ん。分かった。信じる」
大路理人:「カヴァーはなんでもいいですよ、重要なのはここを切り抜ける力ですから」
フォクシファイス:「早く、速く、終わらせる」
GM:ミドル戦闘を開始します。
▼エンゲージ
(フォクシファイス[19])
10m
(大路[10]・真崎[8]・東山[4])
[]内は行動値
GM:すごい広い庭じゃない?という点には目をつぶってくださいね
大路理人:ぎゅっ
東山朱里歌:田舎あるある
真崎朱音:犬が駆け回れる広さだしねえ
真崎朱音:あ、真崎は8です!
真崎朱音:行動値
GM:あ、ありがとう!
GM:こうかな?
真崎朱音:大丈夫です!
GM:はあい!
GM:じゃあはじめますねー
東山朱里歌:はーい
大路理人:はい!
真崎朱音:はい!
GM:1ラウンド開始
GM:セットアップ。なにかありますか?
フォクシファイス:ないよー
大路理人:なし!
東山朱里歌:なし!
真崎朱音:<螺旋の悪魔>+<原初の黄:ソードマスター> コンボ:Stand by
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を6増加 (68 → 74)
真崎朱音:ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃のダメージ+21、決闘者の剣による攻撃の命中達成値+15、暴走を受けます
GM:はーい。演出はしますか?
真崎朱音:さっき装備展開したからオッケーかな!
GM:はあい!
GM:じゃあイニシアチブ。
GM:とくにないなら最速のフォクシファイスがうごきますねえ
真崎朱音:ないんですよねえ
大路理人:ないねえ
フォクシファイス:うごくねー
フォクシファイス:まずマイナーは無し。
フォクシファイス:メジャー:コンボ「クァイトクォーツ」《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》+《空間歪曲射撃》+《光の指先》+《小さな塵》
フォクシファイス:射程を「射程:視界」に変更。この攻撃に対するガード値は-5されます。
フォクシファイス:で、スナイパーライフルで攻撃。対象は東山さん。
東山朱里歌:きゃーっ
真崎朱音:物騒なものを!
GM:えーと、命中判定。
フォクシファイス:15DX7+3
DoubleCross : (15DX7+3) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,6,6,8,8,9,9,9]+10[5,7,7,9,10]+10[2,7,7,8]+10[3,5,9]+10[10]+2[2]+3 → 55
真崎朱音:女子に優しくない出目!
東山朱里歌:殺意高くない……?
GM:……腕っこきのスナイパーだったかも
大路理人:やべえ
東山朱里歌:全自動殺戮マシンじゃんッッ
真崎朱音:オーガに勝てる狙撃
東山朱里歌:一応ドッジ!
東山朱里歌:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 7[7] → 7
東山朱里歌:無理!ダメージください!
フォクシファイス:6D10+19
DoubleCross : (6D10+19) → 27[5,10,5,1,4,2]+19 → 46
GM:装甲有効です。
東山朱里歌:全然無理!リザレクトします
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (47 → 51)
フォクシファイス:ごめんねー
フォクシファイス:速さが、男の仕事の売りだった。
フォクシファイス:弾の装填は不要。
フォクシファイス:光を凝縮させた光速の弾丸を、即座に撃つ。そのまま東山さんへと軌跡を描いて突き刺さる。
東山朱里歌:「ふー……」深呼吸して、集中して力を練り上げようとした矢先。
東山朱里歌:「……えっ」抵抗もなく撃たれる。
真崎朱音:「っ!朱里歌ちゃん!」
フォクシファイス:「……」抵抗がないことに驚く。
東山朱里歌:「うああっ……!」
大路理人:「落ち着いて。リザレクトを」
東山朱里歌:遅れて痛み。「だ、大丈夫!」
東山朱里歌:「まだへーきだから……!」
東山朱里歌:我慢して、力を練り上げ続ける。
東山朱里歌:元気に――我慢強くなれる力でもあるから。
GM:では次、手番的には大路さんかな?
大路理人:そうですね。ここは待機します。
GM:はあい!では真崎さんかなー?
真崎朱音:同じく待機で!
GM:では東山さん、ありますかー?
東山朱里歌:ある!
GM:どうぞー!
東山朱里歌:マイナーなし、メジャーで《導きの華》《風の渡し手》。
東山朱里歌:対象は自分を含むPC3人。
東山朱里歌:効果は、次のメジャーアクションの達成値を+6します。
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を7(→ 7)増加 (51 → 58)
真崎朱音:ありがとう!
大路理人:いただきます!
東山朱里歌:「みんな、お願いしますっ!」
東山朱里歌:手を広げて、賦活の力を風に乗せる。
東山朱里歌:「みんなが、ずっと元気で居られるように」
東山朱里歌:「あたしが祈るから!」
東山朱里歌:空気感を支配する領域操作能力の一種。
東山朱里歌:頑張らなきゃいけないと。きっとそれが出来るはずだと。
東山朱里歌:そういう認識を塗り足す、軽微な操作能力。
真崎朱音:「なるほど。元気にってこういうことね」
真崎朱音:「じゃ、任されますか」
大路理人:「お先にどうぞ。頑張っていただけると」
真崎朱音:「オッケー。突っ込むから援護は任せたぜ」
GM:では、待機していた二人。
真崎朱音:先に行動値が遅い私からかな!
GM:はーい!
真崎朱音:マイナー、念の為エンゲージずらしましょうか。前進してフォクシファイスのエンゲージに侵入
▼エンゲージ
(真崎[8]・フォクシファイス[19])
10m
(大路[10]・東山[4])
[]内は行動値
フォクシファイス:いらっしゃい~
真崎朱音:メジャーアクション、<シャドーテンタクルス> コンボ:Execution
真崎朱音:白兵攻撃、対象はフォクシファイス。対応はありますか?
フォクシファイス:ドッジ~
真崎朱音:の前に命中!
フォクシファイス:そうだった
真崎朱音:朱里歌ちゃんの支援を貰ってダイス5、固定値は24、C値10
真崎朱音:5DX+24+0@10 (侵食上昇1、侵蝕60~)
DoubleCross : (5DX10+24) → 10[3,6,10,10,10]+7[4,5,7]+24 → 41
真崎朱音:調子良いじゃん!回って41です
東山朱里歌:いい数字!
GM:うおおー
大路理人:いけー
フォクシファイス:まずドッジだ
フォクシファイス:4DX+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 6[1,2,6,6]+2 → 8
GM:かわいい数が出たな
大路理人:キュート
真崎朱音:命中したかな?
GM:あ、はい当たった!
GM:ダメージください
真崎朱音:ダメージ前にオートアクションでウェポンケース使用、アームドスーツを装備、行動値-2して6に、装甲10、白兵攻撃力+3
真崎朱音:で、ダメージ。ダイスは5つ、固定値がアームドスーツ込で35
真崎朱音:5d10+35 (アームドスーツ)
DoubleCross : (5D10+35) → 27[1,6,4,7,9]+35 → 62
真崎朱音:ほぼ期待値。62、装甲有効!
大路理人:たかい
GM:うおーーー
東山朱里歌:たっか
GM:あ、いいものがあった
真崎朱音:なぬっ
大路理人:ぬ
フォクシファイス:まず耐え切れずにHP55のため死んで、
フォクシファイス:《蘇生復活》で戦闘不能を回復し、HPを1点まで回復。
フォクシファイス:もっててよかった蘇生復活!
真崎朱音:よし、一回落とした!
大路理人:うおー
真崎朱音:任せます大路さん
大路理人:任されます
GM:演出どうぞ!
真崎朱音:「(能力は確かだが……思った以上に修羅場に慣れてないな。手間取るとまずいか)」
真崎朱音:「あんたの技も興味深いが、わるいね」
真崎朱音:「較べる前に終わらせよう」
真崎朱音:柄のスロットルを握りしめる。最大出力。
真崎朱音:直後。影の炎の軌跡だけを残して、朱音の姿が消失する。
真崎朱音:視覚欺瞞、認識阻害ではない。あるいは狙撃手のように、知覚能力に優れる者ならその姿を追えるだろう。
真崎朱音:修羅は既に、狙撃手の懐へと飛び込んでいる。
フォクシファイス:「っ」即座に追う。だが、もう遅い。
真崎朱音:「奥伝ノ壱──」
真崎朱音:口から流れ出る言葉よりも遥かに疾く。
真崎朱音:「兜割り」
フォクシファイス:「先手を取られるとは」舌打ちですら、遅い。
真崎朱音:絡繰の刃がフォクシファイスを捉える。 手応えは、十分
真崎朱音:しかし。
真崎朱音:「……浅い、か!」
真崎朱音:必殺として放った一撃を受けてなお、敵は健在。
フォクシファイス:光で咄嗟に傷を埋める。細い糸のように。
真崎朱音:矜持を傷つけられ心のなかで僅かに舌打ち。
真崎朱音:「(近寄りゃ楽とはいかねえか。思った以上にやる)」
真崎朱音:認識を修正し、次に備える。
フォクシファイス:「いい剣だが、使い手を選ぶな」
東山朱里歌:「わ……」
真崎朱音:「まさかまさかまさか。汎用武装ですよ」
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1増加 (74 → 75)
フォクシファイス:ふ、と初めて笑いに似た表情を一瞬浮かべてすぐに消える。
GM:では大路さん!
大路理人:はい!
大路理人:マイナー、一応2m下がりましょうか。エンゲージ切ります。
▼エンゲージ
(真崎[8]・フォクシファイス[19])
10m
(東山[4])
2m
(大路[10])
[]内は行動値
大路理人:メジャー!
大路理人:コンボ『順調です』。《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《急所狙い》
大路理人:射程20mの射撃攻撃で対象はフォクシファイス。侵蝕6上昇。
大路理人:で、判定の前に。
大路理人:《フォールンピストル》使用。この攻撃に対するリアクションのC値が+1されます。
GM:ほーん!
フォクシファイス: こまったなー
大路理人:当ててやるぜーー
大路理人:では命中判定します。支援で達成値+6。
大路理人:9dx7+10
DoubleCross : (9DX7+10) → 10[1,2,4,6,6,6,6,7,9]+5[1,5]+10 → 25
大路理人:おまえ……
真崎朱音:20は超えてる!
大路理人:支援もらっててよかった!
東山朱里歌:やったやった
真崎朱音:おかげでダメージダイスも一個増えそうだ
フォクシファイス:いちおうドッジするか
フォクシファイス:4DX11+2
DoubleCross : (4DX11+2) → 10[2,4,9,10]+2 → 12
真崎朱音:10出てる こわい
真崎朱音:ナイスフォールン!
大路理人:こわ
GM:くっ
大路理人:ではダメージ出します
GM:おねがい!
大路理人:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 20[3,7,10]+18 → 38
フォクシファイス:HPは1しかないのよ
大路理人:大路理人の侵蝕率を6(→ 6)増加 (66 → 72)
フォクシファイス:よよよ…
真崎朱音:38回倒れるパンチ!
フォクシファイス:というわけで倒れます。
大路理人:やったー
GM:みんなの勝利だよ!演出もお願いします!
大路理人:絡繰の刃が命中した瞬間。
大路理人:トリガーに指をかける、その瞬間に、既に幾万通りのシミュレーションは完了している。
大路理人:ただ当てるだけなら、さほど難しくはない。一番合理的な動きを少しぶれさせて、確実なところを狙えばいい。
大路理人:UGNチルドレン出の腕利きフリーランスならなおさらだ。研ぎ澄まされた動きは逆に狙いやすいことがある。
大路理人:だが、小さなただの弾丸でより大きな打撃を与えるためには……。
大路理人:(《代謝制御》一段階解除)
大路理人:神経の枷を外すと、抑えていた感情が一部、滝のように流れ出す。
大路理人:視界に、サーモグラフィーのように感情が見える。
大路理人:相手が感じる感情そのものではない。自分が「そうであろう」と思った勝手な共感だ。
大路理人:共感は自分と敵を結ぶ、ただ一本の細い線となってシミュレーション上の視界に在る。
大路理人:そこを、
大路理人:撃つ。
大路理人:破裂音。弾丸が真っ直ぐにフォクシファイスに向かう。
フォクシファイス:それを避けきることができない。
フォクシファイス:それは、戦闘時に保った平静が裂けるような、そういう痛みだった。
大路理人:命中した様を見て、息を吐く。
大路理人:(……例えば、慕っていた相手を失ったこと、だとか)
大路理人:データとしてのみ知っていたフォクシファイスの感情が、淡い水色の光になって今、立ち上っている。
大路理人:(そうすぐに消えるはずはないんですよ、痛みとか、悲しみは)決めつける。
大路理人:(僕がそうだから)
フォクシファイス:痛みをこらえ切れず、そのまま気を失う。
フォクシファイス:ずさり、と糸が切れるように、崩れ落ちる。
GM:戦闘終了。
東山朱里歌:「……終わった」
大路理人:倒れたフォクシファイスを見て、少しぼんやりとしている。
東山朱里歌:「はあ~……」胸を押さえる。
東山朱里歌:「慣れないや」
真崎朱音:「……仕留めたか」
大路理人:「…………え」
大路理人:「あ、ああ。そうです」
大路理人:少し動揺した様子で我に返る。
真崎朱音:「お見事、大路さん。手貸してくれて助かった」
東山朱里歌:「えっと。お疲れさまでした!」
真崎朱音:「朱里歌ちゃんもね。お陰でいつもより良く踏み込めた」
東山朱里歌:「あ、はい!ならよかったです」
大路理人:「いえ。それほどでは……」見えない何かを振り払うような身振りをして。
大路理人:「……助かりました」
東山朱里歌:「後は支部に連絡して、捕まえてもらえばいいのかな……?」
真崎朱音:「そうなるな。でもその前に、怪我は?」
東山朱里歌:「へーき!」にっと笑う。
東山朱里歌:「塞がったよ」
真崎朱音:「ん、良かった。手当はするけど、気分が悪くなったらすぐ言うように」
大路理人:「……あなたのその能力」
真崎朱音:「フォクシファイスはふん縛ってUGNで拘束、ってことで良いかな。あ、支部の連絡は誰が……ん?」
大路理人:「元気になりました。やらなきゃならないと、そう思って……」
大路理人:「…………」少し言い淀んで。「ありがとうございました」
大路理人:「……違う。先にフォクシファイスの方を……そのはずなのに……」
真崎朱音:「大路君、ちょっと雰囲気変わった?」
東山朱里歌:「大丈夫ですか……?」
大路理人:「変わっていません。そう見えるなら、代謝制御を緩めたせいです」
真崎朱音:「いや、悪いことじゃねえけど。俺からもありがと、二人共ね」
真崎朱音:「難しい言葉知ってる。相変わらず頭が良さそうだ」
大路理人:「悪いことですよ」やはりどこかぶすっとして見える。
大路理人:(いろいろ、思い出してしまう)
大路理人:「取り急ぎ、連絡はこちらでやりますので」
大路理人:「後始末はお願いします」
真崎朱音:「助かる、お任せします。……やっぱ戦闘の後は色々あるよなあ、調子変わったりとか」
真崎朱音:「朱里歌ちゃんもしんどかったら無理すんなよ。怪我してるしな」
東山朱里歌:「大丈夫!あのね」
東山朱里歌:GM!《癒しの歌》を使ってもいいですか?
GM:いいですよー
東山朱里歌:じゃあ使お~
東山朱里歌:4d10+2
DoubleCross : (4D10+2) → 35[10,7,8,10]+2 → 37
東山朱里歌:すごい数字
大路理人:めちゃ回復した
東山朱里歌:全回復しました
GM:癒されまくっとる
真崎朱音:凄い癒やし
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を2(→ 2)増加 (58 → 60)
東山朱里歌:「大丈夫なの」
東山朱里歌:そう言うことで賦活が進んでいる。
東山朱里歌:「自分も回復できるから、大丈夫です」
大路理人:「……そうですか」
真崎朱音:「へえ……リザレクトの促進、みたいな感じ?」
真崎朱音:「……能力の為なのはなんとなく理解できるけど」
真崎朱音:「大丈夫って連呼されると、それはそれで心配になるな……」
大路理人:「よかった」小さく言って、ほんの少しだけ口の端を上げる。
東山朱里歌:「えっと、周りの空気を、すぐ治る感じに……」
東山朱里歌:「あっ」
東山朱里歌:「今笑った……?」
大路理人:「笑ってはいません」
大路理人:横を向く。
真崎朱音:「照れなくても良いのに」
大路理人:「照れてもいません」
東山朱里歌:「あの、よかったって笑ってもらう分には」
東山朱里歌:「別にヤじゃないですから」
東山朱里歌:「笑ってないって言わなくてもいいですよ!」
大路理人:「……それは良かったですが、僕が嫌なんです」
大路理人:「…………笑ったり、喜んだり、ほっとしたり」
大路理人:「それが嫌でずっと制御をしているので。今はたまたま戦闘のために緩んでいるだけ。それだけです」
真崎朱音:「頑張ってるんだな、普段」
東山朱里歌:「あの、それ」
東山朱里歌:「あたしたちもあんまりしないほうがいいですか?」
東山朱里歌:「あたし結構すぐ顔に出ちゃうけど我慢します」
真崎朱音:「えっ、それはおれが淋しいし大変……」
大路理人:「あ、いや、その」
真崎朱音:「やれと言われりゃ頑張るけど、落ち着きのない大人だぜ。自慢じゃないが」
大路理人:「これは僕だけの問題なので。好きにしていてください……」
東山朱里歌:「たしかにあんまり落ち着いてない……」
真崎朱音:「肯定されてしまった」
東山朱里歌:「あっそうなんだ! よかった~~~」ホッとした顔。
大路理人:「……真崎さんも。別に落ち着いていなくて構いませんから」
真崎朱音:「はは、じゃあ朱里歌ちゃんにはいっぱい笑ってもらう方向で」
大路理人:「二人とも、急に大人しくなられても困るばかりですし……」
東山朱里歌:「なんかそのいいかただとハズいんですけど!」
真崎朱音:「落ち着いた大人として見てくれても良いんだぜ……?」
東山朱里歌:「笑えって言われて笑うのは難しいよ!」
真崎朱音:「ああ、無理はしなくて良いの良いの!自然が一番!」
東山朱里歌:「言われるとでもこう演技になるというか……!」
真崎朱音:「無理して笑えってのもそれはそれでしんどいからなあ。感情の赴くままに、ってやつで良いだろ」
東山朱里歌:「うん。あたしはあたしのしたいようにしますね」
東山朱里歌:「二人もそうしてください!」
大路理人:「……支部に連絡、します」くるりと背を向けて。
真崎朱音:「はいよ!さて、落ち着いた大人としてそろそろ仕事もしますか」
大路理人:あまり今、どういう顔をしているか見られたくはなかったから。
真崎朱音:「武器取り上げて、とりあえず家の中に運び込むか……」
ライラプス:「待ってくれ」
東山朱里歌:「あれ」
GM:エフェクトを使用していないが、聞き覚えのある声でしょう。
真崎朱音:「おっ?」
GM:その声の主は、焼きたてのパンのようなふかふかの秋田犬。チャコと呼ばれた犬だ。
東山朱里歌:「ライラプスさん?」
GM:口に救急箱を咥えて持ってきている。市販品の安いものだ。
ライラプス:「ああ、雄介。やはりか」
大路理人:「……お知り合い、ですか?」
ライラプス:「大きくなってもひとり合点は変わらんか、ただそれなりのオーヴァードの腕試しで良いといったろうに」
ライラプス:「孫のようなものさ」
ライラプス:救急箱を下ろし、フォクシファイスの傷口を舐める。
東山朱里歌:「チャコがライラプスさんなの?」
ライラプス:「ああ。今はこの…秋田犬になっている」
大路理人:「……なるほど」多少撫でたな、と思い出す。
真崎朱音:「腕試し、ねえ」
ライラプス:「庭を戦場にするのはさすがにやりすぎだ。けがをさせるのも好かないな」
ライラプス:舐めるのをやめる。
真崎朱音:「雇い主の意向がどうこう、とは言ってたけど」
大路理人:「まさか、ライラプスさんのことを……?」
真崎朱音:「あんたが黒幕?……この言い方だとちょっと悪い奴みたいか」
ライラプス:「ああ、いや。私は雇い主ではない」
東山朱里歌:じーっと秋田犬を見ている。
ライラプス:「どちらかというと、共犯か。シュリカ」
ライラプス:「怪我をさせて済まない」
真崎朱音:「ありゃ外しちった。とはいえ、安心したほうが良いのかね」
東山朱里歌:「全然わかんない……うん、ああ」
東山朱里歌:「大丈夫だよ、これくらい……もしかして」
東山朱里歌:「だからあたしに来ないで~みたいな言い方してたの?フォクシーさんは」
ライラプス:「ふ、そんな言い方をしたのか。きっとそうだろう」
真崎朱音:「おれには言ってくれなかった」
大路理人:「僕は初対面でこうです」
ライラプス:「……そう言われても…」
ライラプス:「強かったろう…」
真崎朱音:「悪い悪い、冗談だよ」
真崎朱音:「とりあえずこうして、顔を合わせて話してくれたってことは」
真崎朱音:「色々聞かせてもらえると思って良いのかね?事情とか諸々」
東山朱里歌:「うん。あたしもお話聞きたい」
ライラプス:「ああ。本当は」
ライラプス:「できる限り小規模で済ませたいことだったんだ、これは。UGNにはできるだけ内緒でね」
大路理人:「そうですね、事情があるなら怪我をさせてしまったのは申し訳ありませんでしたし」
ライラプス:「それはこちらこそさ」
ライラプス:「起きたら雄介にも謝らせなくてはな」咽喉をごろごろ言わせて笑う。
ライラプス:「そうだ、まず、彼の一般人襲撃は自分で流した噂だから」
ライラプス:「そこは安心してくれていい。悪い子じゃない」
東山朱里歌:「そっか。そうなんだ」
ライラプス:「シュリカは怒っていいぞ」
ライラプス:「撃たれたんだからな。女性が苦手だから慄くだろう」
真崎朱音:「同業者の愉快なパーソナル情報を手にしてしまった」
ライラプス:「おっと、失敬。黙っておいてくれ」
東山朱里歌:「いやいいよ!てかあたしも男の人苦手だし……」
大路理人:「そうなんですか? 普通に喋っていると思ってましたが」
真崎朱音:「(振り向いた時とかそんな感じだったけど無理して話させちまったかなあ)」
東山朱里歌:「苦手そうにするとグイグイ来る人もいるからさ~」
東山朱里歌:「あんまりそういう風にならないようにしてるんだ。あ、でもね」
東山朱里歌:「二人はへーき!優しい人って分かったからね」
大路理人:「それはどうも」
真崎朱音:「君ほどじゃねえよ」
真崎朱音:いつもよりちょっとぶっきらぼうに。
東山朱里歌:「いまちょっとワルぶった?」
大路理人:「……照れているんでしょうね」
真崎朱音:「そこは認めるので深入りしないでもらえると嬉しい!」
東山朱里歌:「ふふっ」
東山朱里歌:「あっごめん!チャコの話だよね」
東山朱里歌:「じゃない」
東山朱里歌:「ライラプスさん」
真崎朱音:「やりかえされると思ったより恥ずかしいな、ごめんよ大路君」
ライラプス:「チャコでいい」
大路理人:「いえいえ……と」
ライラプス:「この名前のほうが気に入っているんだ。つけてもらったからね」
東山朱里歌:「わかった!じゃあチャコ!」
大路理人:「よほどここがお気に召しているようですね」
ライラプス:尻尾を振る。
大路理人:言いながら、話を聞く姿勢。
ライラプス:「ああ。ここが私の家だからね」
ライラプス:「……そうだな。そこを含めて」
ライラプス:「話をしよう」
ライラプス:「私たちの依頼人、《千日眼》の話さ」
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得変更と、購入ができます
真崎朱音:ちょっと既存ロイスを変更します
GM:どうぞどうぞ1
真崎朱音:ライラプス ○P親近感/Nめっちゃ撫でてごめん
東山朱里歌:あたしは名前だけ変える!
東山朱里歌:-犬の誰か!/らいらぷすさん/親愛:○/不安/ロイスを
東山朱里歌:-らいらぷすさんらしい/チャコ/親愛:○/不安/ロイス
東山朱里歌:こうします
ライラプス:丁寧にありがとう
ライラプス:撫でられるのは好き!
真崎朱音:良かった……
ライラプス:あと、オスです
真崎朱音:オスだった
真崎朱音:犬なら可愛いからオッケー
東山朱里歌:コなのに
真崎朱音:チャ子ではなかった
大路理人:真崎さんのロイス感情を○信頼/不安、リカちゃんの感情を○感謝/不安 に変更!
東山朱里歌:購入は強化素材試すね
真崎朱音:ありがたい!
東山朱里歌:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[1,2,2,4,9,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功
真崎朱音:つよい
東山朱里歌:わ、すごい買えちゃった
東山朱里歌:わたす!
大路理人:おおー
真崎朱音:ありがとう!決闘者の剣に使用します
真崎朱音:攻撃力+1!ブースターの出力をあげました
真崎朱音:じゃあこちら照準器狙いましょう
真崎朱音:2DX+3+0@10>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 4[1,4]+3 → 7 → 失敗
真崎朱音:どうも調達の出目が悪い!以上!
大路理人:あざます……!
大路理人:自分も照準器!
大路理人:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 4[1,4,4]+1 → 5 → 失敗
大路理人:ぜんぜんだな 以上!
真崎朱音:全員終わりかな
GM:はーい!
東山朱里歌:おわり!
大路理人:おわりー
ミドル5 「Ban foul, toxic smogs which quickly jeopardize lives.」
GM:ミドル5「Ban foul, toxic smogs which quickly jeopardize lives.」
GM:シーンプレイヤーは大路さん。みんなでられます(でてほしい)
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (72 → 75)
GM:侵蝕もあげてねー
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (75 → 84)
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (60 → 62)
GM:情報収集と共有のシーンです。項目はみっつ!
GM:・《千日眼》について 情報:UGN 10
GM:・蒲生家のアーティファクトについて 情報:UGN、アーティファクト 10
GM:・蒲生セツについて② 情報or知識:レネゲイド 12
GM:こう!
真崎朱音:セツさんについては
真崎朱音:情報:レネゲイドか知識:レネゲイドってことでしょうか
GM:あ、そう、そうです!
真崎朱音:了解!
真崎朱音:さて、誰がどれ行きましょうか
東山朱里歌:あたしおばあちゃんかな~
東山朱里歌:技能は全部ないし
東山朱里歌:財産持ってるから
大路理人:じゃあ《千日眼》かなあ
真崎朱音:実家が太い
大路理人:どっちかといえば
真崎朱音:じゃあ私がアーティファクト狙いますか
大路理人:お願いしたく
東山朱里歌:では蒲生セツについて②を、情報:レネゲイドで。
東山朱里歌:6dx>=12
DoubleCross : (6DX10>=12) → 10[3,5,5,5,9,10]+2[2] → 12 → 成功
真崎朱音:要人への貸しを使用、ダイス+3、ダイスボーナスが+2で合計+5でダイス6!
大路理人:すごーい
東山朱里歌:あっ普通に成功した わーい
真崎朱音:6DX+0+0@10>=10 情報(アーティファクト)
DoubleCross : (6DX10>=10) → 8[1,2,3,5,5,8] → 8 → 失敗
真崎朱音:足りない!済まねえ!
蒲生セツ:仲良しだからねえ
大路理人:あるあるです
大路理人:《千日眼》について 情報:UGN 10 コネ使用でダイス+2個
大路理人:5dx+3>=10
DoubleCross : (5DX10+3>=10) → 10[1,2,7,10,10]+7[2,7]+3 → 20 → 成功
大路理人:たかいよ
東山朱里歌:すごい
真崎朱音:ばっちり
東山朱里歌:専門家じゃんッ
真崎朱音:申し訳ない、誰か手伝ってほしい
東山朱里歌:GM~失敗した情報項目について
東山朱里歌:あたしもっかい出て挑戦してもいいかな?
真崎朱音:うちの武器はアーティファクトに負けないって言ってたら分からんかった
GM:はい!むしろありがたい!
GM:おねがいします!
東山朱里歌:わーい
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (62 → 67)
真崎朱音:助かる!ありがとう
東山朱里歌:とうっ
東山朱里歌:・蒲生家のアーティファクトについて 情報:UGN、アーティファクト 10
東山朱里歌:これやります!技能はないから素振り。
東山朱里歌:6dx>=10
DoubleCross : (6DX10>=10) → 10[1,3,5,6,9,10]+6[6] → 16 → 成功
東山朱里歌:成功しちゃった!
GM:すごい!
大路理人:すごーい
GM:蒲生家マスターだ!
東山朱里歌:食器の位置もバッチリよ
GM:助かるわ
真崎朱音:助かりました
GM:じゃあ全部みせちゃおう
大路理人:ワオワオ
東山朱里歌:見たーい
真崎朱音:拝見します
☆《千日眼》について
本名は蒲生源次。蒲生セツの夫。かつてUGNエージェントとして在籍。十年前に脳卒中で死去している。
シンドロームはバロール/ノイマン、能力は未来予知。時間に干渉することなく、未来の一部を見ることができた。
攻撃能力を持たないため、ライラプスとバディを組み、共にアーティファクトの捜索任務を行うほか、チルドレンの教官役を担っていた。その中でも最も彼に懐き、家族同然に付き合っていたチルドレンが葛木雄介(フォクシファイス)である。
今回のライラプス・フォクシファイス両名共通の動きは、能力で未来を見越した彼が生前に依頼したものだ。また、UGNに頼ることができなかったのは、彼があるアーティファクトを無断で私物化したからである。
☆蒲生家のアーティファクトについて
蒲生家にあるアーティファクトは、《テウメサの眼》と呼ばれる二つ一組の鉱石である。現在、片方はライラプスの首輪に、もう片方はセツの指輪に嵌め込まれている。
《テウメサの眼》にはレネゲイドウイルスの一時的な治癒作用があり、オーヴァードの能力をワーディングでの探知すら困難なほどに希薄化させることができる。
しかし、その作用には限りがある。数十年ほどレネゲイドを溜め込んだ《テウメサの眼》は、やがて割れてレネゲイドの暴走を引き起こす。
これを止める方法はひとつ。片方を先に割ると、溜まったレネゲイドはもう片方に流れ込む状態となる。それを小出しに放出することで、中をふたたび空にすることだ。ただし、小出しとはいえど、放出の際には過剰なレネゲイドの氾濫が伴う。片方が放出を行えば、持ち主は暴走し、そのまま放置すれば辺りに被害を出してジャーム化するだろう。
☆蒲生セツについて②
蒲生セツはオーヴァードである。正確には『オーヴァードに覚醒しかかった状態で停止させられている』状態である。
彼女の能力は死の予知。人の死を時刻から死因まで明確に視ることができる。一方で、死に触れすぎることにより、セツ自身の精神に大きく作用し、長くないうちに本人が死ぬ、あるいはジャーム化する可能性の高い能力である。
かつて自身の能力でこのことを視た蒲生源次は、当時任務で回収した《テウメサの眼》を無断で持ち出し、使用することで彼女の覚醒を無理やりに食い止めた。
当時は《テウメサの眼》の片割れは源次が所持していたが、死後ライラプスに託され、今に至っている。
GM:また、これらの情報を開けたことにより、アイテムカードが取得されます。
【アーティファクト《テウメサの眼》】
バックトラック時、全員の侵蝕率を-1d10する
GM:以上です。共有する場所はどこでもいいけれど、どこがいいかな?
真崎朱音:ライラプスさんから話聞いてる感じなら
真崎朱音:家かあるいは支部かな
東山朱里歌:おばあちゃんが一回戻ってきた後の
東山朱里歌:散歩連れ出し散歩ルートは?
東山朱里歌:公園とかそういうとこ
大路理人:いいですね
GM:はあい!
真崎朱音:散歩連れて行っとくね!って感じで
GM:しのぶれ自然公園。大きな公園で、犬を散歩するにもうってつけ。
GM:醤油を買ってきたセツは、「家の前で怪我して倒れていた男」をロケスタッフが怪我しちゃったのね…と
GM:和室に寝かせてあげています。
GM:あなたたちはその間、
GM:犬の散歩を引き受ける……という名目で、このしのぶれ自然公園に来ています。
真崎朱音:「流石にあの家でガッツリ話すのは……ってのも確かだけど」
真崎朱音:「離れちゃって大丈夫だったかな」
東山朱里歌:「支部の人に連絡してるから平気!」
大路理人:「へくしゅん」くしゃみ。
東山朱里歌:「交代で見てもらえるって」
大路理人:「……はい。それで大丈夫かと」
大路理人:外は寒いなあ、と今さらのように思っている。
真崎朱音:「ああいや、そっちもだけど。ライラプスさんの方」
GM:ワーディングの効果か、犬たちは眠いようで、おのおのに寝ている。
ライラプス:「私かね」
ライラプス:オーヴァードなので起きています。
東山朱里歌:寝てる子達の背中をよしよしと撫でる。
真崎朱音:「ほら、UGN離れてずっとあの家に居たの」
真崎朱音:「長時間離れてるとまずいとかあんのかなーって」
真崎朱音:「ああ、でもさっきみたいに一人で買い物とかは大丈夫なのか」
ライラプス:「そうだね。この町の中なら、おおむね大丈夫だ」
ライラプス:「この家にいるのは、単に愛着さ。心配もあるがね」
東山朱里歌:「まあ、心配は分かるよ」
東山朱里歌:「健診忘れるし!」
ライラプス:「雑なんだよな、セツは……」
真崎朱音:「あー、はがきとか読んだらすぐ処分して忘れちゃうタイプ?」
ライラプス:「そうだ。源次のUGN所属をごまかす嘘にもあっさり信じていた」
大路理人:「《千日眼》さんですか」
ライラプス:「ああ。懐かしいな、その名前で聞くのは」
真崎朱音:「そっちは……んー。どうなんだろうな」
ライラプス:「気づいていて、騙されてくれていたかは、わからないね」
真崎朱音:「……本人にしか分からんことか」
真崎朱音:「まあ、ともかくだ。それで、そのおじいさんの残した物のことだよな」
ライラプス:「ああ」目を閉じる。寝ている犬のように。
東山朱里歌:「……指輪だよね」
真崎朱音:「あのアーティファクト……ある意味"遺産"か、正しい意味での」
ライラプス:「そうだ。本当はもうひとつ、源次の指輪だったんだが……だれか」
ライラプス:「私の首輪をはずしてくれないか。自分では取れない」
東山朱里歌:「はーい。動かないでね」
東山朱里歌:ガチャガチャしてむいーと引っ張る。結構きつい。
東山朱里歌:「顔大丈夫?」
ライラプス:「く、くるしい」
東山朱里歌:「ごめんもうちょっとだから!」
ライラプス:冬毛が首輪に引っかかって顔がもこっとなっている。
大路理人:「…………」顔にちょっと笑ってしまっている。
真崎朱音:「(真剣な話なんだがなんかほっこりする)」
東山朱里歌:「わっ」すっぽ抜けて尻餅をつく。
ライラプス:「おお……」頭をぶるぶる振る。
大路理人:横を向いて肩をふるわせている。
真崎朱音:「わっ、だいじょぶ?」
大路理人:「……失礼しました。大丈夫でしょうか?」
ライラプス:「うむ、うむ、開放感。その首輪の裏を見てくれ」
真崎朱音:「やっぱ首輪って結構気になるのね……」
東山朱里歌:「大丈夫……裏?」ペロッとする。
ライラプス:裏の生地の合間、褐色の石がはめこまれている。
東山朱里歌:「あと開放感に浸ってる所悪いけどセツばあちゃんのとこ戻るならもっかいつけるからね」
東山朱里歌:「あっこれ」
東山朱里歌:「……似てるかも」
ライラプス:開放感に浸りつつ、「?」の顔に見える顔をする。
真崎朱音:「おばあちゃんの指輪と?」
東山朱里歌:「うん」
ライラプス:「ああ、それが《テウメサの眼》だ」
東山朱里歌:「じゃあこれがあれなんだ」
東山朱里歌:「それ!」
大路理人:「……無断持ち出し、褒められた話ではありませんが」
大路理人:「まあ、今は置いておきます」
真崎朱音:「事情が事情だしなあ……」
ライラプス:「話が分かる者で助かるよ」
ライラプス:「雄介はそれを恐れて、ああも回りくどく動いていたからね」
大路理人:「今はわかる方です。普段に戻ったらわからなくなる可能性もあるので、ご注意を」
真崎朱音:「おれは雇われだしね。そっちの事件にまで手を出す報酬はもらってない、ってことで」
真崎朱音:「信じていただけたならなにより」
ライラプス:ふすふすと鼻を鳴らす。
東山朱里歌:顎を撫でる。「大丈夫だって~」
ライラプス:ごろごろと咽喉を鳴らす。
真崎朱音:「さて、まあそちらの件は言った通り置いておくとして」
真崎朱音:「おれ達が今、これをどうするべきか、って話かね」
大路理人:「下手に扱うと非常に危険ということは理解しましたが」
大路理人:「放出を上手くやらないといけないのですよね」
ライラプス:「そうだ。割るのは私がするが、それ以降の私がどうなるのだか」
真崎朱音:「分かったもんじゃないと。それで保険が欲しかったわけか」
ライラプス:「そうだ。おそらく雄介一人では無理だろう」
ライラプス:「私のほうが強いからな」ふん、と鼻を鳴らす。
東山朱里歌:「どっか遠くで割っちゃダメなのかな」
東山朱里歌:「誰もいないとこでさ」
ライラプス:「遠くで割っても、使用者には流れ込む」
真崎朱音:「使用者……この場合ライラプスさんにってこと?」
東山朱里歌:「む~……うまくは行かないんだ」
ライラプス:「私、あるいはセツだね」
ライラプス:「私の石を割れば、セツに流れる」
真崎朱音:「それは……間違いなくまずいよな」
ライラプス:「そも高齢の人間だしな」
大路理人:「セツさんの方を割れば、ライラプスさんに流れる、か」
ライラプス:「そうだ。それでもなお私なら、しばらくは持ちこたえられるだろう」
真崎朱音:「流れる先をコントロールしたり、複数人に分散したりはできないのか?」
真崎朱音:「例えばその石を一時的に誰かに預けて、別の使用者を認識させる……とか」
ライラプス:「使用者の分割という話かね?それこそひとつの遺産のデメリットを複数人で分け合えた話は、私は聞いたことがない」
東山朱里歌:「あ。そうだよね」
東山朱里歌:「適合者?がいるって聞いたことある」
真崎朱音:「そりゃそうか。そうそううまい話はねえよなあ……」
大路理人:「あなたは、それを承知でずっとあの家に?」
ライラプス:「そうだが」不思議そうに。
大路理人:「……忠犬だな」
ライラプス:「ふ、ふふ! 単純なものだぞ」
ライラプス:「好きな人間、好きな場所にいたいからいただけだ」
ライラプス:「そういう感情は、犬でも人でも同じだろう?」
大路理人:「……そう。本当に居心地がいい場所なんでしょうね」
大路理人:「僕はどうだろうな。忘れてしまったので……」
東山朱里歌:「……うん」
東山朱里歌:「分かるよ」
真崎朱音:「……」
大路理人:「…………」
大路理人:「忘れてしまったので」もう一度言う。
大路理人:「でも、そういうことのようです。人も、犬も」
真崎朱音:「さっき、あんたならしばらくは持ちこたえられるって言ったな」
ライラプス:「ああ」
真崎朱音:「その間にあんたを落ち着かせる。必要なら無力化させてでも」
真崎朱音:「おれらの仕事はそんなとこか?」
東山朱里歌:「あの、あたしも手伝います!」
東山朱里歌:「こう……」わたわたジェスチャーする。「空気を」
東山朱里歌:「いい感じに出来るから、落ち着くやつも出来る。多分」
大路理人:「元気にさせてもらえると、助かります」
東山朱里歌:「あ、それもやります!」
真崎朱音:「んー、あー……」
真崎朱音:ぼりぼりと頭をかく。
真崎朱音:「悪い、一応ちょっと。確認させてもらっていいか」
ライラプス:「好きなだけ」
真崎朱音:「ライラプスさんにとって、朱里歌ちゃんがここに居るのは想定外だよな。多分」
ライラプス:「そうだね。戦闘に向いたものをと思っていた」
真崎朱音:「少なくとも積極的にこの子の力を借りよう、って感じではなかった。それで合ってる?」
ライラプス:「ああ」
真崎朱音:「ん、分かった。……そういうことだからさ、朱里歌ちゃん」
東山朱里歌:「うん?」
真崎朱音:「君は、来ても来なくても良い」
真崎朱音:「来るな、とは言わんし言えん。ただな」
大路理人:「…………」
真崎朱音:「自分が行かないと、って思いで来るなら、よしたほうが良い」
真崎朱音:「さっきのフォクシファイス君のときは、向こうが加減きかせてくれたみたいだからな」
真崎朱音:「あれぐらいじゃ済まない可能性がある」
大路理人:(……ああ、そうか)
東山朱里歌:「……2人は、お仕事だから行くんですか?」
大路理人:(僕は今、とても半端だ)
真崎朱音:「おれたち?」
東山朱里歌:「自分が行かないと、より、お仕事の方がえらいの?」
大路理人:(冷徹に利用することも、一緒に行こうと手を引くこともできないでいる)
真崎朱音:「おれは……そうだな、色々あんね。金もらった分の仕事ってのもあるし」
大路理人:「……僕は……」
真崎朱音:「まあ一番は、後で嫌な気分したくねえからかな」
大路理人:「僕は、仕事ですから」
大路理人:「…………」
大路理人:(《代謝制御》二段階解除)目を伏せる。
大路理人:「僕は」
大路理人:「結構好きなんですよ。犬」
東山朱里歌:「……そうなの?」
真崎朱音:「……はじめて聞いた」
大路理人:「僕も久しぶりに思った」
大路理人:「君は?」朱里歌さんに。
大路理人:「"チャコ"が好きですか」
東山朱里歌:「あのね。あたしも一緒」
東山朱里歌:「チャコが好き。セツばあちゃんが好き。それからね」
東山朱里歌:「後で嫌な気分したくない」
大路理人:「うん」
真崎朱音:「……そうか」
大路理人:「今なら割合、共感できますよ、それ」
東山朱里歌:「なんで、自分から、好きな人が離れてっちゃたんだろうって、知らないとこで、思うの、イヤ」
東山朱里歌:「だからさ。やらなきゃじゃなくて」
東山朱里歌:「やりたいんだ」
大路理人:「……うん」
大路理人:「そういうことのようですよ」真崎さんに。
真崎朱音:「困ったな」
真崎朱音:「そう言われたら止める理由がねえ」
東山朱里歌:「えっと、でも全然慣れないので」
東山朱里歌:「よろしくおねがいします!」ばっと一礼する。
真崎朱音:「OK、そこんとこはよろしくされますよ」
大路理人:「はい。よろしくお願いします」
大路理人:ずっと和らいだ声で。
真崎朱音:「武器と技ならウチから提供できる」
真崎朱音:「そのぶん思いとか、そういうの。貸してもらうぜ」
真崎朱音:「悪かったね。君の覚悟とか気合とか、軽く見たようなこと言った」
東山朱里歌:「ううん。むしろあたし」
東山朱里歌:「軽く見られる方が嬉しいかも。女子だし?」冗談めかして。
真崎朱音:「おっと、そりゃ重ねて失敬」
真崎朱音:「まあ任せときな、力持ちだぜ。お兄さん達は」
大路理人:「僕も抱えるんですか?」
大路理人:「あまり腕力に自信はないですが、まあ」
真崎朱音:「ダメ?」
大路理人:「お姫様一人くらいは」
真崎朱音:「オッケーだって」
東山朱里歌:「うん。ありがと」
ライラプス:「シュリカ」
ライラプス:「君がいつもうちに来て、セツに多くの喜びや元気をくれたのを見ていた」
ライラプス:「それを否定するような結末には、きっとならないと」
ライラプス:「信じてくれ」笑ったように見えたが、もともとそういう顔かもしれない。
ライラプス:クゥン、と鳴いた。
東山朱里歌:「うん。信じる」
東山朱里歌:「あたしが、信じることで、きっと」
東山朱里歌:「そうできるって、あたしは信じてるから」
東山朱里歌:「きっといい結末だって、最後に」
東山朱里歌:「おとぎ話みたいに、めでたし、めでたしで」
東山朱里歌:「そういう風がいい」
GM:シーン終了。ロイスとか買い物とか。
GM:買い物まだしてていいんだっけ…?
真崎朱音:GMが良いと仰るなら!
大路理人:緊急事態とかでなければできる傾向にありますね
GM:していいよ!
GM:すごい服とかかってもいいよ
真崎朱音:交渉が上がるってことは犬にもてるってことだな
GM:ジャーキーでできた服かも
東山朱里歌:照準器ねらってみるね~
真崎朱音:朱里歌ちゃんと大路君のロイスのPを信頼に変更しよう
大路理人:ありがと!
東山朱里歌:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[2,5,8,8,10,10]+10[1,10]+4[4] → 24 → 成功
大路理人:たっかい
真崎朱音:つよい
東山朱里歌:すごい照準器買えちゃった
GM:必中そう
大路理人:すごい照準器をお譲りください……!
大路理人:朱里歌様!
東山朱里歌:渡すよ!
大路理人:やったー ありがとうございます!
東山朱里歌:あと2人のロイスP反転する!
真崎朱音:うれしい
GM:わー!
大路理人:フォールンピストルにセットします。達成値+1
東山朱里歌:2人とも信頼に!
大路理人:うれしいーー
真崎朱音:あ、欲しい物リストで姫が盾を欲しがってる
真崎朱音:ワンチャン狙います、ジュラルミンシールド!
大路理人:こちらはロイス変更は……一枠余ってるな
真崎朱音:3DX+3+0@10>=12 調達
DoubleCross : (3DX10+3>=12) → 4[1,2,4]+3 → 7 → 失敗
真崎朱音:今回ほんとに買い物下手!以上です
大路理人:うーん、ロイス保留。そしてジュラルミンシールド!
大路理人:どうせだし手配師を使います。
東山朱里歌:姫呼ばわりハズ……
大路理人:6dx+1>=12
DoubleCross : (6DX10+1>=12) → 9[1,2,3,5,7,9]+1 → 10 → 失敗
大路理人:あ、財産点2余ってるから使っちゃお
真崎朱音:セレブリティ……
大路理人:残りゼロで、朱里歌姫にお渡しします。
GM:うたひめ
真崎朱音:歌うの?
真崎朱音:ほんとにギターになっちゃう
東山朱里歌:歌姫じゃん
大路理人:癒しの歌だし
東山朱里歌:もらう~!
大路理人:どぞどぞー
真崎朱音:シルフの詩もある
真崎朱音:全員終了かな?
大路理人:うす!
GM:はあい!終了!
ミドル6 「Jackdaws love my big sphinx of quartz.」
GM:ミドル6「Jackdaws love my big sphinx of quartz.」
GM:シーンプレイヤーは大路さん、全員出てくれたらうれしいな~
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (75 → 80)
GM:しんしょくもあげてね!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (67 → 76)
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (84 → 87)
GM:はい、ではこのシーンは三人で話しつつ、指輪の件をセツに話すか決めたり、三人の友好を深めたりなどしていただくシーンです。
GM:場所はどこがいいかな?
東山朱里歌:ご飯とか食べますか
大路理人:もぐもぐしましょうか
真崎朱音:食べますか!
真崎朱音:経費で落ちるかな
大路理人:落としましょう
東山朱里歌:ボトボトーッ
GM:ボテッ
真崎朱音:タンパク質補給チャンス!
GM:ではファミレスとかかな?もっとおしゃれなとこがいい?フレンチ?
GM:ではファミレスにしよう
GM:ところは魅試ショッピングモール、チェーンファミレス「ミシシッピ」。
GM:あなたたちはここで食事を楽しみつつ、セツについての話をすることとなりました。
真崎朱音:「さて。ひとまず方針は定まったし、やるべきことは決まってきたと思うけど」
真崎朱音:経費で落ちるので重いのを頼もうと思ったが、おしゃれっぽい雰囲気に負け鶏肉のトマト煮。
真崎朱音:口元を拭きつつうーむと声を上げる。
真崎朱音:「どうしたもんかな……おばあちゃんには」
東山朱里歌:若鶏のもろみ焼きと小ライスとほうれん草のおひたしとドリンクバー。
大路理人:ハンバーグと小さいパン。
大路理人:ドリンクバーから持ってきたのはオレンジジュース。
大路理人:「別に逐一話さなくても、なんとかなるのでは?」
東山朱里歌:「なんとかなるって?」お茶を飲みながら。
大路理人:「指輪の件ですよね」
真崎朱音:「そう、指輪の宝石。割っちゃうことになるだろ?」
真崎朱音:「その件を話すか、話さないかってこと」
東山朱里歌:「あの。話さないって?」
東山朱里歌:「壊さなきゃダメなんじゃないの?」
真崎朱音:「勿論そこは確定だ。命に関わることだしな」
大路理人:「そうですね」
大路理人:「ただ、別のものにすり替えるとかは可能かと思います」
大路理人:「支部にもモルフェウス能力者はいるでしょうし、作ってもらえば」
真崎朱音:「一見なんの変わりもない、無害な偽物にすりかえる。とか」
真崎朱音:「そういう手もあるってことね」
東山朱里歌:「あー なるほど……」
大路理人:「指輪も、何か理由をつけて話せば貸してもらうくらいはできるのじゃないかと」
大路理人:「幸いドラマの撮影の話をカヴァーにしてますし、小道具が急遽必要になった、とか。適当ですが」
東山朱里歌:「なんか、でも、それ……」
東山朱里歌:「騙してるみたいじゃない?」
東山朱里歌:「あ、いや、あのね」
東山朱里歌:「レネゲイドが~とかオーヴァードが~とか誤魔化してる時点で騙してるんだけど」
東山朱里歌:「そういうことじゃなくてさ……うまくいえないけど」
真崎朱音:「ん、大丈夫。分かってるよ、誠実とは言えないルートだ」
真崎朱音:「勿論、事情をお話して借りる……というか、返せないから譲ってもらうか。それが一番真っ直ぐな話ではある」
真崎朱音:ちら、と大路の方に視線で確認を取る。
大路理人:「……わかります、が」
大路理人:「一番僕らがやりやすい手がこれです」
大路理人:「セツさんの日常は保たれる」
大路理人:「ただ……」
東山朱里歌:「ただ?」
大路理人:「うまくいえないなら、言えるようになるくらいまでなら、待ちますが」
大路理人:「他の手が悪いと思っているわけではないので」
東山朱里歌:「うん。あのね」
東山朱里歌:「似たものでも、やっぱりさ。違うんだと思う」
東山朱里歌:「よく似たやつだからいいとか、そんなの、ないよ」
東山朱里歌:「てか、おばあちゃん、気づくかもなって思う」
東山朱里歌:「どれだけちゃんと作っても。なんかね、そんな気がするの」
真崎朱音:「……そうかもなあ」
真崎朱音:「大事なもんって、形に残るものばかりじゃねえからな」
大路理人:「それを、僕らはこれから壊すんですよ」
真崎朱音:「ああ、確かにそこは譲れない」
真崎朱音:「そうだな、話さない場合のメリットを提示するとだ」
真崎朱音:「レネゲイドとか、その辺の事情をおばあちゃんに話す必要もなくなる」
真崎朱音:「偽物だと気づかれることはあるかもしれんが、それだけなら余計にこっち側を知ることもない」
真崎朱音:「これはこれで間違ってはいないとおれは思う。気分が良いかどうかとはまた別としてだ」
真崎朱音:「朱里歌ちゃんは、ちゃんと話したいか?」
真崎朱音:「多分、どっちが正しいって話でもねえからな。どちらを選ぶにしても」
東山朱里歌:「……うん。偽物はイヤ」
東山朱里歌:「あのね、事情は話して、指輪は譲ってもらって」
東山朱里歌:「でもレネゲイドとかの話しはしなくて」
東山朱里歌:「それで、源次さんが渡した指輪が悪者!ってならないような」
東山朱里歌:「そういう話って出来ないのかな」
真崎朱音:「……難しい話をするね」
大路理人:「……指輪は確かにセツさんを守るためのものだった、が」
大路理人:「今は役目を終えた、と。そういう骨子だけを話すということですね」
真崎朱音:「嘘を交えず、全ては告げず、でもきちんと納得させる」
真崎朱音:「結構骨だと思うぜ?」
東山朱里歌:「……無理かな」
真崎朱音:「少なくとも、楽ではねえなあ」
大路理人:「それは」
大路理人:「ひとつは、あなたとセツさんとの間の信頼が関わってくることですね」
大路理人:「僕らはまだ知り合って日が浅いので、どうしても嘘っぽくなる」
大路理人:「わかってもらえるように話せると思いますか?」
大路理人:朱里歌さんをまっすぐ見て。
東山朱里歌:「頑張る」目をそらさず見る。
東山朱里歌:「わかってもらえるまでやるよ」
大路理人:「……そう」
大路理人:「それなら、試してみてもいいか、とまでは思いました」
真崎朱音:「おっ。良いの?」
真崎朱音:「合理的とは言えないかもだぜ、あるいは」
大路理人:「別に、他の手が悪いとは思ってはいないと……」
大路理人:「僕だって好きでご老人に嘘をつきたいわけではないので、今は」
真崎朱音:「成程、そりゃごもっともだ。同意見」
真崎朱音:「客観的に正しくても、あとで飯がまずくなりかねないしな」
真崎朱音:「大体よく考えたらあれだ」
真崎朱音:「おれ、すっげえ苦手だったわ。『効率的』とか『合理的』とか」
真崎朱音:「やっぱロマン追ってなんぼだよなあ。そう思わねえ?」
東山朱里歌:「えっそれはわかんないけど」
真崎朱音:「勢いで同意してもらえるかと思ったらダメだった……しっかりしてるわ」
東山朱里歌:「えっと、賛成してくれるってこと?」
大路理人:「おおよそは」
大路理人:「ロマンは置いておきます」
大路理人:「僕は合理的でありたいので」
真崎朱音:「ん、おれも賛成。朱里歌ちゃんの方針でうまくいくなら、多分それが一番良いと思うしな」
真崎朱音:「ただまあ、大変なのは間違いねえと思うし」
真崎朱音:「うまく行かなくても君のせいじゃねえし、また皆で別の方針考えよう。そんな感じで良ければ」
大路理人:「……そう言うと、だいぶ行き当たりばったりなんだよなあ……」呟いて、椅子の背にもたれる。
東山朱里歌:「うん。あの、本当に」
東山朱里歌:「ありがとうございます」
真崎朱音:「いやいや、おれこそ。うまくいったらこっちがお礼言わなきゃぐらいだぜ」
大路理人:「君の提案に説得力を感じただけなので」ずるずるしたまま答える。
真崎朱音:「あ、つってもあんま重く考えなくても大丈夫よ? 方法は多分、他にもいっぱいあるしな」
真崎朱音:「おれらもできることありゃ協力すっから、自由に使ってくれ」
東山朱里歌:「うん。でも、いっぱいある中で」
東山朱里歌:「これを選びます」
東山朱里歌:「たくさん迷惑掛けても、これがいい」
東山朱里歌:「何かあったら手伝ってね」
真崎朱音:「あいよ、おまかせ」
大路理人:「手伝いますよ。仕事だし……」
大路理人:「そうしたいので」
真崎朱音:「いいね。おれも義務感よかそっちが好きだな」
大路理人:少し、自棄になった感じでオレンジジュースを飲んでいる。
真崎朱音:「……どした大路君?頑張ったから疲れ気味?」
大路理人:「疲れてはいますね。思うことが多すぎて」
大路理人:「今、制御をある程度解いているので、感情が戻っている状態です」
東山朱里歌:「元気にする?」
大路理人:「整理が追いつかない……」
大路理人:「そこまでではないですが」
大路理人:「本当なら、君たちみたいに自分でどうにかしなきゃならないことを、先送りしているだけなので」
大路理人:「すぐ落ち着きます」
大路理人:「……セツさんの件が片付いたら、きっと」
東山朱里歌:「一個。おすすめの方法あるよ」
大路理人:「おすすめ?」
東山朱里歌:「うん。ごはん」運ばれてくる注文を見て。
東山朱里歌:「食べて回復しよ。そしたら、あとひと頑張りできる」
大路理人:「悪くないな……」
真崎朱音:「んじゃ、腹ごしらえしてやりますか。もうひと頑張り」
大路理人:ジュースを飲み干す。美味しい、と思ったのはいつくらいぶりだろうか。
GM:シーン終了。
GM:ロイスと購入のあれそれどうぞ!
大路理人:朱里歌ちゃんのロイス感情を○信頼/不安に変更!
真崎朱音:ロイス埋まってるし保留かな
真崎朱音:購入、今度こそジュラルミン!
真崎朱音:あれ、ジュラルミン買えたっけ?
真崎朱音:大路さんが勝ってたか
東山朱里歌:もらったよ~
大路理人:あげたよー
真崎朱音:よし、じゃあワンチャン狙いしましょう ブルーゲイル!
東山朱里歌:ロイスは埋まり あたしもブルゲ狙ってみよ
真崎朱音:3DX+3+0@10>=20 調達
DoubleCross : (3DX10+3>=20) → 10[9,10,10]+9[2,9]+3 → 22 → 成功
大路理人:すごい
真崎朱音:やるじゃん
東山朱里歌:えっすご
真崎朱音:私はセットアップ埋まってるので大路君に渡します
真崎朱音:こちら以上!
大路理人:いただきます!
GM:すご
大路理人:自分はどうしようかな……
真崎朱音:朱里歌ちゃんはブルゲ使います?
東山朱里歌:あれば使うかも~
東山朱里歌:もう一個狙っておくか
東山朱里歌:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[5,5,6,6,6,10]+7[7] → 17 → 失敗
東山朱里歌:財産3点使って買おっと
東山朱里歌:自分で持っておきます
真崎朱音:金銭!
大路理人:わー他になんかほしいものあります?
真崎朱音:シルバーハンマーいただければ!
東山朱里歌:知らないやつだ
真崎朱音:マイナー開いてる白兵型で、手数あるので
大路理人:オッケー試します
真崎朱音:マイナー使ってメインプロセスの白兵攻撃力+5です
真崎朱音:二回攻撃だから両方に乗る
東山朱里歌:へ~
真崎朱音:難易度はブルゲと同じ20
大路理人:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 8[5,6,8,8]+1 → 9 → 失敗
大路理人:ぜんぜんだめでした
真崎朱音:ドンマイ!流石に20はつらい
大路理人:以上!
真崎朱音:皆以上かな?
大路理人:はあい
東山朱里歌:いじょ!
GM:ありがとー!
GM:では短いマスターシーンを一度挟んで、次~
Recollection:a
GM:Recollection:a
蒲生源次:「妻のために横領を働くとは、俺もなかなか悪い男と言えるんじゃないかね」
GM:自嘲的に笑う男。彼は《千日眼》と呼ばれている。答えるは、猟犬に似た姿のレネゲイドビーイング。
ライラプス:「別にUGNの資産でもあるまい。バレてどうなるかは知らんが」
蒲生源次:「……おまえや雄介を巻き込むことになってしまった。あとに残される、おまえたちに」
GM:雄介、と呼ばれたチルドレンは仏頂面だ。もともとそういう顔なのだ。
フォクシファイス:「俺だってそこそこやるよ。巻き込まれないほうが嫌だ」
ライラプス:「私が残されなかったことなどないよ。誤差のようなものだ、気にするな」
蒲生源次:「……すまん」
フォクシファイス:「あんたに謝られると変な気分だ」
ライラプス:「謝るな。おまえがしおらしいのはセツの前だけで十分だ」
蒲生源次:「ふ。それは、ああ、まったくもってそうだな」
蒲生源次:「この石が壊れたとき、セツに危険が及ばぬよう」
フォクシファイス:「そして、チャコの命にも危害が及ばないように。」
蒲生源次:「雄介が誰からも罰されぬように」
フォクシファイス:「それはべつにどうでもいい……」
蒲生源次:「よくはない。捨て鉢なことはするなよ」
フォクシファイス:「だって、あまりにも都合のいい話だ」
蒲生源次:「でも、なるさ。ハッピーエンドに」
ライラプス:「視たのか」
蒲生源次:「いや。この結末は、まだ俺にも視えていないがね」
蒲生源次:「知らなくても、信じることはできる」
GM:男が笑う。
蒲生源次:「本当のことを知るよりも、本当を信じることのほうが、俺はずっと好きなんだ」
GM:シーン終了。
ミドル7 「The jukebox music puzzled a gentle visitor from a quaint valley town. 」
GM:ミドル7「The jukebox music puzzled a gentle visitor from a quaint valley town. 」
GM:シーンプレイヤーは東山さん。これがクライマックス前最後になります~。
GM:出る人に侵蝕をあげてもらおう。
真崎朱音:出ます!
大路理人:でまーす
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (87 → 89)
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (76 → 78)
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (80 → 83)
東山朱里歌:やっぱおばあちゃんちみんな落ち着くんだよな
真崎朱音:安心する場所
大路理人:ほっこり
GM:畳の匂いのせいかな
GM:では、ところは蒲生邸としましょう。
GM:セツは炬燵でぬくぬくとネネ(コーギー)を撫でています。
GM:フォクシファイスも見守り(監視かも)でいますが、無口なのであまり話しません。
東山朱里歌:「セツばあちゃん。今、いい?」
蒲生セツ:「うん、どうしたの」
蒲生セツ:「相談?」
東山朱里歌:「うん。あのね」
東山朱里歌:おばあちゃんの前に座る。ネネをちょっと撫でて。
GM:ネネが目を閉じてあくびをする。
東山朱里歌:「撮影って言ったじゃない。あれね。嘘なの」
蒲生セツ:「……そうかもねえって思ってたよ」
蒲生セツ:「リカちゃん、そういうの好きじゃないでしょ、あんまり」
東山朱里歌:「分かるかー。うん……正直ね」
東山朱里歌:「ほんとはね、労働厚生省の……お役所の人なの」
東山朱里歌:「病気についての専門の人達」
蒲生セツ:「へえー。若いのにすごいねえ」驚く。
真崎朱音:「申し訳ありませんでした。騙すようなことをして」
大路理人:「こちらも。あなたとの会話を利用してしまいました」
蒲生セツ:「ええ、別にいいのよ。お客さんが来てくれてうれしかったから」
蒲生セツ:「あの人が死んじゃってから、やっぱりさみしかったから」
蒲生セツ:「この子たちもいるけどね」ネネを撫でる。
東山朱里歌:「えっとね、それでね。いろいろ調べて……」
東山朱里歌:「おばあちゃんの指輪がね。体のよくないものをたくさん集めて」
東山朱里歌:「いっぱいになっちゃって危ないんだって。そのね、だから……」
東山朱里歌:「その……」
東山朱里歌:振り向こうとして止めて向き直る。
蒲生セツ:指輪を見る。しわしわの自分の手を。
蒲生セツ:そして、朱里歌ちゃんを。
真崎朱音:「………」
東山朱里歌:「その指輪を、回収させてください」
東山朱里歌:「あの、代わりにはならないって分かってるけど、代わりのは用意するって」
東山朱里歌:「だからね、その」
蒲生セツ:「いいよ」
東山朱里歌:「その……えっ」
東山朱里歌:「大事なのに?」
蒲生セツ:「……あの人と結婚した時、お金もなかったし、大変な時代でね」
蒲生セツ:「すぐには指輪は買えなかった。ずっと後になって、いきなりあの人が持ってきたの。花と一緒に」
蒲生セツ:「大事な思い出よ。これも、ええ。大事」
蒲生セツ:「でも、大事なのは、あの人がくれたものだから」
蒲生セツ:「それを思い出せるから、アタシはこれが大事なのね」
蒲生セツ:「きっとその、よくないものを集めるために」
蒲生セツ:「あの人がくれて。そして今、アンタたちがおんなじように、アタシを心配してきてくれた」
蒲生セツ:「アタシは幸せ者だよ」
東山朱里歌:「……うん」
蒲生セツ:そして指輪を抜いて、朱里歌ちゃんの手を取る。
蒲生セツ:「ありがとね、りかちゃん」
蒲生セツ:「バンドの人と、俳優さんと……名前、聞いてなかったわね」
真崎朱音:「真崎、朱音です」
真崎朱音:「貴女の旦那さんが」
真崎朱音:「貴女にこれを送った気持ちも、それを今日まで大事にしてきた貴女の気持ちも」
真崎朱音:「おれ達の……この子の言葉を信じて、託してくれた気持ちも」
真崎朱音:「確かに、受け取りました。無駄にしません。必ず」
真崎朱音:「ありがとうございます」
真崎朱音:深く頭を下げる。
大路理人:「……大路理人です。大きい路に理屈の理に人」
大路理人:「……途中からあまり理屈っぽくは動けませんでしたが」
大路理人:「……なんと言えばいいかわかりませんが、でも」
大路理人:「あなたに話した、これだけは本当でした」
大路理人:「僕はどうも犬が好きで」ネネを目を細めて見る。
大路理人:「この子たちがいる、この家も。いつの間にか気に入っていたようです」
大路理人:「ここを守ってきたあなたの力になれるのは嬉しいと、今は思っています」
大路理人:「僕からも、ありがとうを」
大路理人:頭を下げる。
大路理人:温かい気持ちに、胸を焼かれるような気分になって。
GM:ネネがふと目を開けて、あなたたちを見る。よくわからん、という顔で。
蒲生セツ:「やっぱり、アタシは幸せ者ね。子どもはできなかったけど、有り余る気持ちよ」
蒲生セツ:フォクシファイスを見る。「あなたも、あなた、ユウちゃんでしょ」
蒲生セツ:「昔、家に来てた。思い出したわ」
フォクシファイス:「……」大柄な体を丸めて。
蒲生セツ:「あなたもありがとう。ええ、みんな。あの人も、きっとアタシが知らないだれかも」
蒲生セツ:「アタシの毎日のためにがんばってくれてたのね」
蒲生セツ:「代わりの指輪、もらえるなら欲しいわ」
蒲生セツ:「今日のこと、こういうことを思い出せるもの」
蒲生セツ:「……そんなに高くなくていいからね?」
真崎朱音:「3ヶ月分とはいきませんが、ええ」
真崎朱音:「気持ちは込めさせてもらいます。皆で……な?」
東山朱里歌:「うん。うんとすごいのにしよう」
大路理人:「善処します」言いながら少し笑って。
大路理人:(……そうか。僕がずっと仕事で守っているのは)
大路理人:(こういうものなんだな、きっと)
GM:シーン終了。最後のロイスと購入のあれそれができます。
真崎朱音:ロイスは埋まってる! おばあちゃんにも取りたい気持ちがあるが無念!
真崎朱音:購入はシルバーハンマー
真崎朱音:3DX+3+0@10>=20 調達
DoubleCross : (3DX10+3>=20) → 10[6,7,10]+4[4]+3 → 17 → 失敗
大路理人:蒲生セツさんに○尊敬/心配で取得します。これで全部!
真崎朱音:良い出目だが金がねえ!無念!以上!
蒲生セツ:尊敬されちゃったわ~
GM:金がないのはつらい
東山朱里歌:じゃあハンマーしよ
東山朱里歌:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 9[4,5,7,8,8,9] → 9 → 失敗
真崎朱音:ドンマイ!
東山朱里歌:ダメ!お金も足りないや
大路理人:自分もハンマーします
大路理人:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 9[6,6,8,9]+1 → 10 → 失敗
東山朱里歌:あとおばあちゃんのロイス変えよう
大路理人:だめだった 以上
東山朱里歌:P庇護からP尊敬へ。
真崎朱音:皆の気持ちは受け取った!
東山朱里歌:以上です。
真崎朱音:私も以上
蒲生セツ:尊敬うれしいわ
GM:はあい!
GM:では、そうねー、クライマックス前にもう一個のマスターシーン。
GM:そのあとにさいごのたたかいです
Recollection:b
GM:Recollection:b
???:そして、私は夢をみる。これはただの記憶の反復だとわかっている。
???:いまよりも真新しく、傷ひとつない炬燵。
???:セツが茹でた鍋をつつき、源次が焼酎を呑んでいる。
???:雄介が育ったら、ともに酒を酌み交わしたいと言っていたっけ。
???:少年の頃の雄介が、うとうとと目を閉じている。セツが肩を揺すり、炬燵で寝るのは良くないと言う。
???:彼女がひとりのときは炬燵で寝てしまうこともあることを、私は知っている。
???:ホットカーペットの上に私は座り、眺めている。
???:「チャコ」源次が私を呼ぶ。
チャコ:茶色い毛だからチャコだと、最初にあいつは私を呼んだ。
チャコ:茶色い犬はいくらでもいるし、コはどこからきたのか知らないが。
チャコ:「チャコ、そこは寒いぞ」
チャコ:寒くはない、と私は思う。こんなに温かい室内で、なにを言っているのだか。
チャコ:私は夢をみる。眠りにつく夢をみる。
GM:シーン終了。
クライマックス 「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」
GM:クライマックス「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」
GM:全員出てね!
GM:あ、侵蝕も
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (78 → 86)
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (83 → 90)
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (89 → 90)
GM:では、あなたたちは指輪を持ち、ライラプスとともに川辺にやってきました。
GM:フォクシファイスは念のため、セツを見守るために違う地点にいます。
GM:人払いされた川辺は十分な広さがあり、安全度が高いと思われます。
ライラプス:「レネゲイドが暴走したとき、おそらく私の姿はこれじゃなくなる」
真崎朱音:「別の犬になるってことですか?」
ライラプス:「あれが犬なのか、私自身よくわかっていないのだがね。幻想種だとか、そのあたりだったのかもしれん、私は」
ライラプス:「なかなか強いエージェントだったのだぞ」鼻を鳴らす。
真崎朱音:「ははあ、そいつは……手強そうだ」
大路理人:「その辺りの分類は、まだまだ曖昧ですからね」
東山朱里歌:「うん。すごいよ~」
ライラプス:「それにほら、犬が好きなのだろう」大路さんを見る。
ライラプス:「この姿に攻撃するのは心が痛むかもしれん」
大路理人:「……ご配慮ありがとうございます……?」
大路理人:「まあ、そのままよりは少しは気が楽かもしれませんね」
ライラプス:「シュリカ、首輪をはずしてくれ」
ライラプス:取りやすいように下を向いた形で。
東山朱里歌:「うん」
東山朱里歌:今度は手際よく外す。
真崎朱音:「先に言っておきますけどね」
真崎朱音:「出来る範囲で手加減はするんで、うまく耐えきってくださいよ」
真崎朱音:「おばあちゃん、一人は淋しいそうですから」
東山朱里歌:「そうだよ」
大路理人:「全くです」
東山朱里歌:「チャコのこと、大事にしてるんだからね」
東山朱里歌:「よし。取れた」
ライラプス:「……そうだね。ああ、本当に」
ライラプス:「居心地がいい家だからね。元気に帰るさ」
真崎朱音:「オッケー。それを聞けて安心した」
真崎朱音:「お互い全力を尽くしましょう」
GM:では、セツから託された指輪。
GM:これを破壊していただくと、ライラプスが暴走します。以降がクライマックス戦闘になります。
GM:破壊のほうをよろしくお願いします。
真崎朱音:どなたかお願いできますか
大路理人:では破壊させていただきます。
東山朱里歌:おねがい!
真崎朱音:了解!頼みます
大路理人:「……今の僕なら、その辺の処理はどうにか手を尽くす気にはなっているので」花の絵の描かれた銃を取り出す。
大路理人:狙う先は、少し離れた石の上に安置された、小さな指輪。
大路理人:「僕のやる気を無駄にしないよう、元気でいてもらえると、助かります」
大路理人:静止物体相手なら、シミュレーションはさほど必要ない。訓練通りに引き金を引くだけだ。
大路理人:今は抑えられていない、緊張や不安を振りほどく。
大路理人:破裂音、続いて、キン、と金属が弾ける音。
大路理人:「……来ます」
GM:褐色の鉱石が砕け、そして。
GM:《テウメサの眼》に溜め込まれたレネゲイドが溢れ出し、それはあなた達のレネゲイドと共振してゆく。
GM:衝動判定を行います。
GM:〈意志〉で判定。難易度は9。
GM:どうぞ!
真崎朱音:まずは意思!
大路理人:10dx>=9
DoubleCross : (10DX10>=9) → 8[1,3,3,3,4,4,6,7,7,8] → 8 → 失敗
大路理人:うっわ
真崎朱音:6DX+2+0@10>=9 意思
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 9[3,4,5,6,8,9]+2 → 11 → 成功
真崎朱音:あらま
真崎朱音:ひとまず成功、侵食を上げます!
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (90 → 104)
東山朱里歌:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,2,9,9] → 9 → 成功
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を2d10(→ 5)増加 (86 → 91)
大路理人:大路理人の侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (90 → 97)
真崎朱音:高め、まあしかしこんなもんか!
GM:レネゲイドの奔流。
GM:それは皆に等しく、いや、とりわけそのレネゲイドの片割れを担うライラプスへと。
東山朱里歌:「んんっ……!」
ライラプス:「……グルルルル」どこにでもいる犬の唸りが、
真崎朱音:「強烈だな、こりゃ。……来るぞ、構えろ」
ライラプス:「……grrrrrr」奇妙な、嵐のような音へと。
大路理人:憎悪の衝動が湧き上がる。彼のそれは周囲ではなく、相対する者でもなく、
大路理人:自分へと向かう。
東山朱里歌:「……うん」
大路理人:「……了解、です」
大路理人:感情の流れにかき乱されそうになりながら、銃を構える。
ライラプス:それは姿を変え、犬にしてはひどく大きな。狼と言ってもいい大きさに。
ライラプス:褐色の毛並み、鋭い牙、野生に我を忘れた獣。
ライラプス:「grrrrrrrr]
ライラプス:その目はあなたたちを見ていない。
GM:クライマックス戦闘を開始します!
GM:10m先にライラプス暴走形態がいます。図はこう
▼エンゲージ
(ライラプス[12])
10m
(大路[10]・真崎[8]・東山[4])
[]内は行動値
GM:こう!
真崎朱音:了解!
GM:じゃあはじめていきましょうかねえ
真崎朱音:やったります!
大路理人:うおー
東山朱里歌:やるぞ~
GM:1ラウンド開始
GM:セットアップ。
ライラプス:やることがある~
東山朱里歌:なし
真崎朱音:おっ、どうぞ!
ライラプス:やるね
大路理人:あるのかー
ライラプス:コンボ「時よ止まれ」
ライラプス:《野獣本能》でマイナー行動。《完全獣化》+《破壊の爪》+《進化の大爪》
ライラプス:めきめき攻撃力をあげました。
真崎朱音:上がっちゃった!
東山朱里歌:めきめき
大路理人:めきー
真崎朱音:ではこちらも。<螺旋の悪魔>+<原初の黄:ソードマスター> コンボ:Stand by
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を6増加 (104 → 110)
真崎朱音:ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃のダメージ+24、決闘者の剣による攻撃の命中達成値+18、暴走を受けます
真崎朱音:攻撃力と命中達成値をもりもりあげました。
真崎朱音:こちら以上!
大路理人:こちらはなし!
GM:はあーい、朱里ちゃんない?
GM:あ、ないんだった
GM:じゃあおしまい!
東山朱里歌:ないよ~
GM:イニシアチブ。
GM:とくになければ、行動値12のライラプスから。
真崎朱音:こちらなし!
大路理人:なし!
東山朱里歌:ないよっ
ライラプス:じゃあ動きます
ライラプス:マイナー。《オリジン:アニマル》で素手の攻撃力+4
ライラプス:メジャー:コンボ「空よ裂けろ」《一閃》+《獅子奮迅》+《獣の力》+《コンセントレイト:キュマイラ》+《吠え猛る爪》
ライラプス:全力移動。皆さんのエンゲージに入ります。そしてその範囲に攻撃。
▼エンゲージ
(大路[10]・真崎[8]・東山[4]・ライラプス[12])
[]内は行動値
真崎朱音:きゃー、こわい!
大路理人:きたー
真崎朱音:こちら対応ないです
大路理人:こちらも
東山朱里歌:おいで
ライラプス:15DX7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[2,2,2,2,2,3,3,4,6,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,4,10,10]+10[6,8]+3[3]+4 → 37
真崎朱音:ふっ、暴走リア不!
GM:装甲無視です。
東山朱里歌:ドッジ!
東山朱里歌:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[5,6,10]+9[9] → 19
大路理人:こちらも暴走!
真崎朱音:頑張ったけど惜しい!
真崎朱音:全員あたっちゃったかな
大路理人:あたっちゃった
ライラプス:はあい!じゃあダメージ
ライラプス:4D10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 17[2,3,3,9]+24 → 41
ライラプス:装甲無視(二回言う)
大路理人:だめですね。リザレクト。
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (97 → 98)
真崎朱音:死んじゃう!
大路理人:あっおまえ
GM:ここで1
真崎朱音:頑張ってしまった
大路理人:HP1で復活しました
東山朱里歌:りざ!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (91 → 95)
東山朱里歌:そして
東山朱里歌:《救済の調べ》!
真崎朱音:そのエフェクトは!?
大路理人:まっまさか
東山朱里歌:真崎さんをHP1で復活させるよ~
大路理人:伝説の……蘇生エフェクト!
GM:蘇生!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を5(→ 5)増加 (95 → 100)
真崎朱音:なんてことだ、ロイスも使わずに復活しちまった!
真崎朱音:真崎朱音のHPを27減少 (28 → 1)
真崎朱音:ありがとう!おかげで復活、元気!
GM:じゃあ演出しようっと
ライラプス:その脚で地を蹴り、風に乗る。懐かしい感覚だ。
ライラプス:もうだいぶ昔、相棒と駆けたころを思い出す。
ライラプス:敵を屠る。することはそれだけ。
ライラプス:爪で描く軌跡を、風で膨張させ、かまいたちのようにただ、切り裂くのみ。
真崎朱音:「……っ!」
大路理人:「…………」自分への憎悪で忙しい。避けられるはずもない。
東山朱里歌:「チャコ……おすわりっ!」
東山朱里歌:それはあるいは、微力な言霊の力か。
東山朱里歌:そうではない。
東山朱里歌:暴走するライラプス自身への影響力などない。だが。
東山朱里歌:これは、犬と戯れているようなものだと。
東山朱里歌:だから致命的な怪我など負うはずがないと、奮い立たせる、
東山朱里歌:そういう空気を作るためのものだ。
東山朱里歌:だから、大丈夫だ、と。
東山朱里歌:それはかすかに、生命力を高める場を作り上げる。
東山朱里歌:自らが切り裂かれながら。「大丈夫、大丈夫」
東山朱里歌:「怖くないよ。落ち着いて」
真崎朱音:「つぅっ……あっぶねえ」
真崎朱音:その身に纏った流体金属の装甲も、ハヌマーンの操る超振動には意味をなさない。
真崎朱音:初撃から深手を負うところだった。無事立っていられるのは自分の力ではない。
真崎朱音:「いきなり助けられちゃったな。サンキュ、朱里歌ちゃん」
東山朱里歌:「あの、ごめん、あたしこれ」
東山朱里歌:「1回しか出来ないの!」
真崎朱音:「馬鹿言うなよ。十分すぎる」
真崎朱音:「十分にするのがおれらだ。なあ?」
大路理人:「……ええ」
大路理人:ふらつきながらも立つ。
真崎朱音:衝動に立ち向かう男へと、笑みを向ける。
大路理人:力は効かずとも、声は届いていた。
大路理人:軽く、笑みを返す。
GM:では、次の手番は大路さんです。
大路理人:待機をします。
GM:はーい、では真崎さん!
真崎朱音:同じく待機!
GM:ということは東山さん!
東山朱里歌:はーい
東山朱里歌:マイナーはなし
東山朱里歌:メジャー『債務者の嘲笑』:《導きの華》《風の渡し手》《癒しの歌》。
東山朱里歌:対象は自分含む味方3人。
東山朱里歌:次のメジャーアクションの達成値を+8、HPを5d10+2点回復。
東山朱里歌:5d10+2
DoubleCross : (5D10+2) → 28[4,10,1,7,6]+2 → 30
東山朱里歌:30点回復して~
大路理人:最大HP30なので全快しました
真崎朱音:ありがとう!全快!優しさ!
GM:ひー
東山朱里歌:あたしも回復!
真崎朱音:真崎朱音のHPを27増加 (1 → 28)
GM:めきめき戻られていく!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を9(→ 9)増加 (100 → 109)
GM:演出もしちゃってー!
東山朱里歌:「みんな。お願い」手を合わせて祈る。
東山朱里歌:「あたし、これしか出来ないけど」
東山朱里歌:「これはやり通すから!」
東山朱里歌:すう、と息を吸って。
東山朱里歌:「痛いの、痛いの、飛んでけ!」
東山朱里歌:「どーかな!」
大路理人:その言葉には、信頼をもって応えないといけない。
大路理人:「はい。万全です」
大路理人:「……元気になりました」
大路理人:衝動でかき乱されながらも、感情はまだ塗り潰されてはいない。
真崎朱音:「むしろいつもより調子良いや」
真崎朱音:「こちらも張り切って、やり通すとしようか」
真崎朱音:機械剣を握り直し、スロットルを回す。
GM:続いて待機組、真崎さんからどうぞ。
真崎朱音:はい!
真崎朱音:マイナー、一応暴走解除
真崎朱音:先にこっちだ、<セレリティ>。 コンボ:機巧闘争術
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を5増加 (110 → 115)
GM:ギャー
真崎朱音:即座に2回メジャーアクションを行います
GM:ギニャー!そんなことがゆるされるのかー!
真崎朱音:申し子の力だよ。まず一度目、<シャドーテンタクルス> コンボ:Execution
真崎朱音:白兵攻撃、対象はライラプスさん。対応はありますか?
GM:んー、無しで
真崎朱音:では判定。ダイス7、固定値が朱里歌ちゃんの支援込みで29、クリティカル値10
真崎朱音:7DX+29+0@10 (侵食上昇1、侵蝕100~)
DoubleCross : (7DX10+29) → 10[4,4,6,7,7,9,10]+7[7]+29 → 46
真崎朱音:支援のおかげで40乗った。46!
ライラプス:ガードをしてみます
真崎朱音:エフェクトとか特に使わずそのままガードでオッケーですか?
ライラプス:あ、そうでした!受けます
真崎朱音:オッケー!じゃあダメージダイス振って良いですか?
GM:はあい!
真崎朱音:では判定前にオートアクション、ウェポンケースからアームドスーツを装備
真崎朱音:白兵攻撃力+3、装甲10、行動値を-2します
真崎朱音:改めてダメージダイス。ダイス5、固定値が強化素材など込みで39!
真崎朱音:5d10+39 (侵食100~、アームドスーツ)
DoubleCross : (5D10+39) → 26[1,6,9,2,8]+39 → 65
真崎朱音:よし、65点。装甲ガード有効!
ライラプス:はーい、ではここでオートアクション
真崎朱音:むっ
ライラプス:《空蝉》HPダメージを0に。
真崎朱音:ニャニーッ
ライラプス:あってたすかる!
ライラプス:フハハハ~ワワワワン
真崎朱音:しゃあねえな。じゃあ二回目だ
真崎朱音:セレリティの二度目のメジャーアクション
真崎朱音:再び<シャドーテンタクルス> コンボ:Execution
真崎朱音:対象は同じくライラプス。対応はありますか?
ライラプス:なし!
真崎朱音:では命中。固定値は支援ない分21
真崎朱音:7DX+21+0@10 (侵食上昇1、侵蝕100~)
DoubleCross : (7DX10+21) → 9[1,1,5,5,6,8,9]+21 → 30
真崎朱音:ギリギリ乗った。30ちょうど!
ライラプス:はーい
ライラプス:ガードしようかな
ライラプス:どうぞ~
真崎朱音:ではダメージ。固定値同じく39、ダメージダイス4
真崎朱音:4d10+39 (侵食100~、アームドスーツ)
DoubleCross : (4D10+39) → 16[2,1,9,4]+39 → 55
真崎朱音:少し腐ったか。55点、装甲ガード有効!
ライラプス:ワワーン
ライラプス:では装甲ガードで4ひいて
ライラプス:51を喰らいます。まだいきているよ~
真崎朱音:では演出!
真崎朱音:忘れないうちにメジャー分の侵食をあげておきます。シャドーテンタクルス2回で2
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を2増加 (115 → 117)
真崎朱音:先の一撃を元に敵手を分析する。 強いとは聞いていたが、確かに手強い
真崎朱音:「(できるだけ怪我させずに無力化させるとなると)」
真崎朱音:「一振り、一手じゃ厳しいか」
真崎朱音:真崎は本来、仕事に際して機械剣の予備パーツをいくつか準備している。
真崎朱音:万一の機能不全に備える他、必要に応じて二刀、あるいは自律機動を活かしての多刀流を行うためだ。
真崎朱音:しかし今回持ち込んだ予備は二刀をするにも足りない。 つい先日の大きな戦いでパーツが不足している。
真崎朱音:ならばどうするか。
真崎朱音:「仕方ねえ。奥の手だ」
真崎朱音:別の手を使う。
真崎朱音:「シィッ!」
真崎朱音:機械剣を投擲。搭載された演算機関によって自律機動、炎を噴射してライラプスへと迫る。対応させる為の一手。
真崎朱音:止められるだろう。それで良い。次の手で確実に捉える。
ライラプス:避けるという行為を棄て、風を起こす。
真崎朱音:フラガラッハの予備はない。だから代わりになるものを持ってきた。
真崎朱音:懐から抜き放つのは黒塗りの拳銃。
真崎朱音:機械剣と同一の演算機関を搭載し、内蔵されたのは「射手たちの技の記録」。
真崎朱音:近接戦闘用デバイス"フラガラッハ"と対を為す、射撃戦闘用デバイスの試作品。その銘も、
真崎朱音:「行くぜ、"タスラム試製参號"」
真崎朱音:インストールされた技に基づき、地を蹴る。敵へと向かって。
真崎朱音:風は敵ではない。何故ならこれは、ハヌマーンの使い手の技。
真崎朱音:弾丸に疾走の速度を乗せて放つ。あまりの速さから風景を"停滞"させると謳われたチルドレンの得意技。
真崎朱音:「機巧"闘"争術、奥伝ノ肆」
真崎朱音:「──.45 ACP caliber」
真崎朱音:風を斬り裂いた特殊弾が、魔性と化したライラプスを捉える
真崎朱音:命中とともに電磁波を放出。暴走したレネゲイドに干渉し、その活動を阻害する!
ライラプス:炎を消し、機械剣を咥えて受け、棄てる。それゆえに二機目が避けられない。
ライラプス:阻害をもろに喰らい、眩暈に襲われる。
ライラプス:(銃、ああ、あの子を思い出す)
GM:では次。
GM:大路さんお願いします。
大路理人:はい!
大路理人:まずマイナーでジェネシフト。ダイスは1個。
大路理人:大路理人の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (98 → 99)
大路理人:は??
GM:wwwww
真崎朱音:お、大路君
GM:ごめん笑ってしまった
真崎朱音:ここでめちゃめちゃ倹約しちゃった
大路理人:自分も笑っています
GM:抑制が働きすぎている
大路理人:気持ち切り替えてこ!
大路理人:メジャー!
大路理人:コンボ『問題、ありません』。《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《急所狙い》《戦闘嗅覚》
大路理人:射程20mの射撃攻撃で対象はライラプスさん。侵蝕10上昇。
大路理人:判定前に《フォールンピストル》使用。この攻撃に対するリアクションのC値が+1されます。
大路理人:何もなければ判定を。
ライラプス:はーい!こっちは特になし!
大路理人:10dx7+12
DoubleCross : (10DX7+12) → 10[3,3,4,5,5,7,7,7,8,8]+10[3,4,5,6,7]+1[1]+12 → 33
大路理人:なんとか
ライラプス:ガード。
大路理人:ダメージ出します。
大路理人:4d10+26 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+26) → 13[1,6,2,4]+26 → 39
GM:ムム
GM:ムーッ
ライラプス:残り19に装甲ガード4 足りないので死にますが
大路理人:うおお
真崎朱音:結構削れてた!
ライラプス:《魔獣の証》で戦闘不能状態を回復し、HPを30点まで回復。
ライラプス:まだいける
大路理人:ぬおー
大路理人:大路理人の侵蝕率を10(→ 10)増加 (99 → 109)
真崎朱音:やりおる!
大路理人:では演出。
大路理人:花の絵の描かれた銃を構える。高速でシミュレートが開始される。
大路理人:自分の共感が、暖かな黄色の光になって立ち上る。
大路理人:それは、近しい誰かを大切に思う気持ち。
大路理人:自分の中にも確かにあった……今もある感情が、堰を切って流れ出す。
大路理人:(……思い出してしまう)
大路理人:過去のことだ。在籍していた小さな支部がFHの襲撃に遭った。死者多数。ほぼ機能不全になる程の被害。
大路理人:引き金を引いた内通者は、彼がよく組んでいた元FHのチルドレンで、すっかり皆に溶け込んでいたと、そう思っていた。
大路理人:尊敬する支部長も、想いを寄せていた相手も、友人たちも、もういない。
大路理人:ただ、気持ちだけが残っている。いつまでも、いつまでも、心を苛んで止まない。
大路理人:どうして油断して信頼をしたのか。どうして生き残ってほっとしてしまったのか。
大路理人:どうして誰も、そんな自分を責めないのか。
大路理人:だから彼は、共感する力と自分の感情に蓋をした。
大路理人:それが今、解き放たれる。
大路理人:想いが、ライラプスとの間に川の流れのように細い道を作る。
大路理人:その弾道に沿って、弾丸が射出される。静かに。誰も知らない気持ちを乗せて。
大路理人:(僕は知っている。あなたがセツさんを、源次さんを、雄介さんをどれほど大切に思っていたか)
大路理人:(これは決めつけだ。でも、そうでしょう?)
大路理人:(僕みたいな奴には眩しすぎて、持っていてはいけないものだと思う)
大路理人:(でも、あなたにはずっと大事に抱えて守っていてほしい)
大路理人:着弾。
大路理人:器用な真似はできない。だから、一番動きを阻害できる足を狙った。
ライラプス:避けることはない。眩暈の中、光を見た気がした。
ライラプス:(こんな光の灯るところに、いた気がする)
ライラプス:足を撃たれる。それは、まだ行ってはならないと縋られるような。
ライラプス:(まだ、まだ、だが、私は)
ライラプス:堰き止められた時間のまま、動きを鈍らせながらまだ立っている。
ライラプス:(だが、ああ)
ライラプス:(ずいぶんと辛そうに撃つ子だ)
GM:クリンナップ のはず…!
真崎朱音:オッケー!
GM:だよね…?
真崎朱音:そのはず!私はクリンナップ特に無いです
大路理人:こちらもなし!
ライラプス:私もなし~
東山朱里歌:ないよ
GM:はーい、ではラウンド終了!
真崎朱音:オッケー!
GM:2ラウンドめを開始します
GM:セットアップ。なにかあるかなー?
ライラプス:私は《進化の大爪》つかうよー
真崎朱音:<螺旋の悪魔>+<原初の黄:ソードマスター> コンボ:Stand by
真崎朱音:真崎朱音の侵蝕率を6増加 (117 → 123)
東山朱里歌:なしで!
真崎朱音:攻撃力+24と固定値+18!
大路理人:ブルーゲイル使用します。行動値と侵蝕に+5
GM:うおー
大路理人:行動値が15になります。
GM:ということは!
GM:速さで負けるということ!
大路理人:大路理人の侵蝕率を5(→ 5)増加 (109 → 114)
▼エンゲージ
(大路[15]・真崎[8]・東山[4]・ライラプス[12])
[]内は行動値
真崎朱音:頼んだ大路君!
GM:ではイニシアチブ。
GM:行動値15の大路さんが最速となるので、どうぞ!
大路理人:オッケー!
大路理人:まずマイナーで暴走を解除します。
大路理人:メジャー、コンボ『問題ありません!』。《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《急所狙い》《戦闘嗅覚》
大路理人:射程20mの射撃攻撃で対象はライラプスさん。侵蝕10上昇。
大路理人:一応判定前に《フォールンピストル》使用。この攻撃に対するリアクションのC値が+1されます。これで最後!
大路理人:判定いきます。
ライラプス:はあい!こい!
大路理人:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,3,3,4,5,6,7,10,10,10]+10[2,3,5,8]+2[2]+4 → 26
大路理人:なんかこいつ回らんなあ
ライラプス:ガード!
大路理人:ではダメージ出します。
大路理人:3d10+28 装甲ガード有効
DoubleCross : (3D10+28) → 16[9,4,3]+28 → 44
大路理人:よしよし
真崎朱音:良い感じ!
大路理人:大路理人の侵蝕率を10(→ 10)増加 (114 → 124)
ライラプス:えー、10あまりなので、斃れる!
ライラプス:斃れるじゃない倒れる!
GM:復活などはもうありません。
大路理人:うおー
GM:ライラプス(暴走)を倒したため、
GM:勝利となります。
真崎朱音:うおー!
GM:ありがとー!
大路理人:止めた!
GM:演出どうぞ~
大路理人:いきます!
大路理人:(《代謝制御》全段階解除)
大路理人:いつの間にか、目から涙がこぼれていた。
大路理人:「……チャコさん」
大路理人:「帰ってきてくれませんか。どうか」
大路理人:「あそこは優しすぎて、僕に向いた場所ではないけど、あなたのいるべきところだ」
大路理人:「セツさんの傍に、いてあげてください」
大路理人:感情の奔流で、足がふらつきそうになる。だが。
大路理人:もう、狙いを定める必要はないと、そう思った。
大路理人:銃口が向かう先は、空。上に向け、何も狙わずに引き金を引いた。
大路理人:花火のような破裂音。もちろん、空には何も輝くことはないが。
大路理人:わかってくれるだろうと、それは決めつけだ。
大路理人:だが、大路理人はその力を使ってしか戦うことはできないから。
大路理人:「……どうか」
大路理人:頭を下げた。
ライラプス:レネゲイドの奔流の中で、音が聞こえた。
ライラプス:最初は安らぎの感情が、自分でもわからぬままに沸く。
ライラプス: 次に、自分自身の歩いてきた、軌跡が見えてゆく。
ライラプス:雄介の射撃の訓練のあと、こんな音を何度も、何度も聞いた後に。
ライラプス:それはこんな冬の日で、ただ、みんなは鍋を食べていて。
ライラプス:そんな日を見ていたことがある。
ライラプス:目を細めて見つめる。そこに風景はない。だが。
ライラプス:安らぎの中、皆の足音を聞いた気がした。
ライラプス:「grrrrrr……」
ライラプス:「………」
ライラプス:その姿がしぼむように、一瞬掻き消えて、そして。
ライラプス:どこにでもいそうな、蒲生家の秋田犬が、現れる。
東山朱里歌:「チャコ!」ばっと駆けつける。
ライラプス:足を引きずって、頭をあげる。
ライラプス:「シュリカ…」
東山朱里歌:まだ危険が残っているかもしれないが構うものか。
東山朱里歌:ぎゅっと抱きつく。
ライラプス:「怪我をさせたね。すまない」
ライラプス:「ああ、帰ってきたんだな…」
東山朱里歌:「大丈夫だよ~それより」
東山朱里歌:「チャコだって。怪我してる」
ライラプス:「ずいぶんと、手加減をしてもらったよ」
ライラプス:「ま、痛いは、痛いが」咽喉を鳴らす。
東山朱里歌:《癒しの歌》。HPを回復させるよ~
東山朱里歌:「ううん。痛くなくなる」
東山朱里歌:「チャコは強い子だもん」
東山朱里歌:「ずっとずっと、これまで」
東山朱里歌:「頑張ってきた、強い子だから」
東山朱里歌:「きっと痛くないよ」
東山朱里歌:頭の後ろを優しく撫でる。
ライラプス:目を閉じる。暖かい声が降るのがわかる。手のぬくもりも。
ライラプス:(信じられる)
ライラプス:「ああ、不思議だ。痛くない」
ライラプス:「魔法のようだ」
ライラプス:「……ありがとう」
東山朱里歌:「あたしはね」
東山朱里歌:「“ソウルシスター”」
東山朱里歌:「魂の、修道女」
東山朱里歌:「迷える魂の、告解を聞いて、安らぎを与える」
東山朱里歌:「そういうのだって。だから、ゆっくりしてよ」
ライラプス:「ああ、きっと。私の、源次の、雄介の……セツも」
ライラプス:「きっと君に慰められた魂だ」
ライラプス:「私より彼女たちも先に逝くのだろうけど、ああ、それなら」
ライラプス:「いいんだ……」そのまま、眠りに落ちる。
東山朱里歌:「うん。おやすみ、チャコ」
東山朱里歌:「おかえり」
GM:クライマックスシーンを終了します。
GM:バックトラックに入りましょう。
GM:Eロイスはありませんが、アイテムカードが使用できます。
GM:【アーティファクト《テウメサの眼》】
GM:全員の侵蝕率を-1d10することができます。使いますか~
真崎朱音:使いたい!
大路理人:使いたい!
東山朱里歌:使おう~
GM:はーい!ふっていいよー!
東山朱里歌:109-1d10
DoubleCross : (109-1D10) → 109-8[8] → 101
東山朱里歌:1倍振りします
大路理人:124-1d10
DoubleCross : (124-1D10) → 124-8[8] → 116
東山朱里歌:101-6d10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-22[7,1,2,6,5,1] → 79
真崎朱音:123-1d10
DoubleCross : (123-1D10) → 123-2[2] → 121
真崎朱音:出目弱っ!
GM:サムトーさーん!
真崎朱音:朱里歌ちゃんが守ってくれたのでロイスは6個あります
真崎朱音:なので二倍振りします
真崎朱音:121-12d10
DoubleCross : (121-12D10) → 121-58[4,6,2,5,8,3,9,9,3,5,2,2] → 63
GM:さすがだぜ
大路理人:残りロイス6個か……
真崎朱音:無事帰還!
GM:おおー!
大路理人:ちょっと怖くなったので2倍!
大路理人:116-12d10
DoubleCross : (116-12D10) → 116-64[5,1,4,9,3,8,7,9,2,1,8,7] → 52
大路理人:帰還!
真崎朱音:おかえり!ただいま!
GM:わーい!
大路理人:おかえりただいまー
GM:全員帰還かな!
真崎朱音:無事帰りました!
東山朱里歌:そうよ~
大路理人:です!
GM:やったー!!おかえりなさい!
真崎朱音:ありがとうございます!
GM:あ、ちなみにDロイスはふたつありました。
GM:フォクシファイス【光使い】
GM:ライラプス【野獣本能】
真崎朱音:なるほどー
GM:これが経験店の方だっけ、とりあえずここで載せておきます。忘れず…
真崎朱音:はーい!
東山朱里歌:わ~い
大路理人:はーい
GM:EDは明日に持ち越そうかなーと思っています。
真崎朱音:はい!
大路理人:はあい
GM:考えておいてくれると助かりのしゅりです!
真崎朱音:考えのしゅります
大路理人:しゅりー
東山朱里歌:考えのしゅりします
ED1 平庭市支部にて
GM:ED1:平庭市支部にて
GM:事件後、こまごまとした事後処理を終えたあなたがたは、支部で顔を合わせた。
GM:第二会議室、暖房が古いため、ストーブが臨時的に置かれている。
GM:冬のさなかだが、暖かく話すことができるだろう。
東山朱里歌:「うう~寒」
東山朱里歌:ストーブの前で温風を受けている。
真崎朱音:「寒暖の差がありすぎだよなあ」
真崎朱音:カップで熱いコーヒーを啜る。
大路理人:「そこ、傍にずっといると今度は熱くなりすぎますよ」
大路理人:さっきまで近くに座っていたが、足がじりじりしてきたので移った。
東山朱里歌:「んー。大丈夫大丈夫」
大路理人:「僕は少しくらいは冷えてる方がいいんですが、まあいいか」
大路理人:戦闘の時ほどではないが、口調は多少気安い。
真崎朱音:「やけどしないようになー。……さてと」
真崎朱音:「改めて確認して良い?今回関わった皆がどうなるのかとか」
東山朱里歌:「うん。聞きたいや、それ」
大路理人:少し周囲を警戒してから。
大路理人:「まあ、おおむね穏便に片付きそうだとは」
大路理人:「大変だったんですよ……あっちこっち辻褄合わせて」
大路理人:「セツさんは新しい指輪を持ってもらって今まで通り暮らしていけそうですし」
真崎朱音:「はは、お疲れさん……」
東山朱里歌:「よかった」
大路理人:「チャコさんは協力の意思ありということで、一緒に住めそうですし」
東山朱里歌:「あっお疲れさまです」
真崎朱音:「そっかそっか。あの人はイリーガルか、フリーみたいな扱いになるのかね」
大路理人:「そういう形ですね」
大路理人:「石の件は……まあ、そういう感じで」隠蔽しました。
真崎朱音:「皆の秘密、ってことで」
東山朱里歌:「秘密ね」唇に指を当てて。「はあい」
真崎朱音:「(あるいは、偉い人の中の誰かとかが気づいたりしてるかもしれないけど)」
真崎朱音:「(何も言ってこないなら、見なかった、ってことにしてくれたんだろう)」
大路理人:「僕も元に戻れば、素知らぬ顔をできると思いますよ」
真崎朱音:「それもなにより。大路君が割食ったんじゃ意味ねえもんな」
大路理人:「雄介さんも真崎さんの意見を通しましたので、さほど警戒はされずに済むのではないかと」
真崎朱音:「変な噂立っちまったから、暫くは依頼受けるのも一苦労かもだがなあ」
真崎朱音:「ま、そのへんは向こうも承知の上だろうし。腕はあるから多分うまくやんだろ」
大路理人:「ずいぶん人が好い結果になったものだと思いますけどね」
大路理人:言いながら、微笑んでいる。
真崎朱音:「言う割に嬉しそうじゃん」
東山朱里歌:「いいことだよ~」
大路理人:「僕だって、罰される者が少ない方がいいですよ。それは」
真崎朱音:「そりゃそうだ」
大路理人:嬉しいと思うたびに、どうしても自罰的に気持ちが重くなるが。
大路理人:それでも、関わった者の幸せは素直に祝いたいとも思う。今は。
真崎朱音:「それじゃあ、うん。 めでたしめでたし、ってことで良いのかね」
東山朱里歌:「うん。そういうのがいいな、あたしも」
大路理人:「それでいいのでは?」
真崎朱音:「オッケ!うん、良かった良かった!」
真崎朱音:「全部解決して、皆良い方向に丸く収まるならそれが一番だ」
真崎朱音:「ちょいと遠出した甲斐もあったってもんさ」
東山朱里歌:「お二人はもう帰っちゃうんですか?」
東山朱里歌:「あ、いや、そりゃ転属とかじゃなきゃそうなんだけど……」
大路理人:「もう少しだけ後片付けをしたら、ですね」
真崎朱音:「そうだなあ、あんまりねぐらを長く開けるわけにもいかねえし」
真崎朱音:「事後処理とか一通り終わったらそうなるかね」
真崎朱音:「商売の方はダメだったし」
大路理人:「ああ、あの……」
大路理人:「あの銃は、わりと良かったですよ」ぽつりと。
真崎朱音:新製品のプレゼンに用意した資料を手元でヒラヒラと振る。
真崎朱音:「マジで!?」
真崎朱音:「実を言うとまだまだ試作品で自信なかったんだが……そう言われると大分嬉しいな!」
大路理人:「あれは弾の方なのかな。なかなか便利そうだなと」
大路理人:「あと、まあ……」
大路理人:「格好は良かったですね」
真崎朱音:「へへっ。そりゃなにより」
真崎朱音:ちょっと照れたように鼻をこする。
真崎朱音:「言われたからってわけでもねえけどさ」
真崎朱音:「おれから見りゃ二人のほうが格好良かったぜ」
大路理人:「え」
大路理人:「東山さんはわかりますが、僕は……」
大路理人:「僕はだいぶ、恥ずかしいところを見せたような気がしますが……」
東山朱里歌:「えっあたし!?」
大路理人:「はい」
真崎朱音:「恥ずかしいって……ああ、あれか」
真崎朱音:「泣いてたの気にしてんの?」
大路理人:「やっ」
大路理人:「やめてくださいほんとに……」
大路理人:「大体毎回、能力のせいでああなので、別に僕が特別涙もろいわけではなくて……」
東山朱里歌:「別によくないですか?」
東山朱里歌:「泣けない人より、泣いてくれる人のほうがいいなって思いますけど」
大路理人:「まず、お二人がいけないんですよ」
真崎朱音:「え、おれも?」
大路理人:「やり口が優しいから……僕は銃撃しかできないので」
大路理人:「当てられてしまったんです」
真崎朱音:「……涙もろくないってとこに大分疑問符ついてきたな」
大路理人:「うるさい」
大路理人:「……でもまあ、いいと言ってもらえるなら。一応覚えておきます」
東山朱里歌:「うん。覚えててもらえるほうがいいよね」
大路理人:「一旦、忘れるというか……優先順位が低いことにはなると思いますが」
大路理人:「それでも、また泣きたくなったら、思い出しますよ」
真崎朱音:「……大事にしすぎると、頑張るのしんどくなるか?」
大路理人:「元がこうなので、放っておくとすぐ立ち止まってしまうんです。僕は」真崎さんに。
大路理人:「そうですね、しんどくなる。そのために、少し鍵をかける必要があって」
大路理人:「中にはちゃんとしまってあります。いろいろな物を」
東山朱里歌:「でも、それは。中身が大事ってことでしょ」
東山朱里歌:「ずっと見ていることは出来なくても、捨てられないもの」
大路理人:「……そうですね」
大路理人:それは、時に大切すぎて自分を傷つけることがある。そういうものだ。
大路理人:「時が来たら」
大路理人:「多分、大事に取り出せるのだと思っています。たとえば」
大路理人:「セツさんの指輪みたいに」
大路理人:自分で撃って壊した、小さな指輪を。新しい別の指輪を思い出しながら。
大路理人:「今回のことも、しまっておきます。大事に」
東山朱里歌:「うん。鍵って、開けるために付いてるもんね」
東山朱里歌:「開けるつもりがないなら、水に沈めちゃえばいい」
真崎朱音:「二人共、こう」
真崎朱音:「めちゃめちゃ真面目っつうか、頑張りすぎっつうか……難儀な生き方してんなあ」
大路理人:「そうですか?」
真崎朱音:「いろんなことにしっかり正面から向き合ったりとか、大事なことではあるけどさ」
真崎朱音:「ちゃんと肩の力、抜けてる? お兄さん心配っつか、不安になっちゃうぜ」
真崎朱音:「二人見てるとおれ、めっちゃ適当に好きに生きてんな?って気がしてきた」
大路理人:「抜けてたらこんなことにはなっていませんが」肩をぐいぐい回す。
東山朱里歌:「抜けてるよ~」
大路理人:「大体君は僕より年下ですよね?」
真崎朱音:「職的にも大路君のがしっかりしてるしな!」
真崎朱音:「まっ、頑張るってのは立派なことだし、頑張れる君らは凄いけどもさ」
大路理人:「まだだいぶ若いでしょう。別に好きに生きればいいんですよ」
真崎朱音:「おれみたいに、人生おもっきし道楽とか趣味っつわれて生きてる人間もいるわけで」
真崎朱音:「割と気抜いてやっても、案外やれるもんだぜ。そうしろとは言わんけど、覚えときなよ」
東山朱里歌:「うん、それはなんというかね」
東山朱里歌:「友達とか見てても思うわ」
真崎朱音:「良い友だちが居るようでなにより」
大路理人:「参考にはしますよ……言ったでしょう」
大路理人:「格好は良かったと」
大路理人:「別にあれ、銃だけの話ではないですからね」
真崎朱音:「ふふん。格好良くて気さくなお兄さんですから」
大路理人:「東山さんも。チャコさんに元気を渡してくれた時のこと」
大路理人:「良かったです。ありがとうございました。これは、二人ともに」
東山朱里歌:「ううん。あたしがしたいからしただけだよ」
大路理人:「だから、ありがとうございました、ですよ」
大路理人:「したいことをしてくれて、感謝します」笑顔になって。
東山朱里歌:「笑った」小さく。
大路理人:「あ」顔を押さえて。
東山朱里歌:「ふふっ」つられて笑う。
東山朱里歌:「でも、あたし。お別れは笑顔がいいよ」
大路理人:「……少し、気を抜いてしまったかな」それでも微笑んだまま。
真崎朱音:「おっ、じゃあ笑って見送ってもらおうか」
東山朱里歌:「うんっ」
真崎朱音:「なにかあったら名刺の連絡先にどうぞ。真崎製作所、お安くしとくぜ」
大路理人:「……次会う時はきっと前の通りですが。でも、また」
東山朱里歌:「ありがとう、さよなら!またいつか!」
東山朱里歌:そう言って、笑った。
真崎朱音:「ああ、あとそうそう。言い忘れた」
真崎朱音:部屋を出る前、くるりと振り返り。
真崎朱音:「二人共」
真崎朱音:「ほんとによく頑張ったな。おつかれさん」
真崎朱音:「頑張った分の結果が出たんだ。ちゃんと自分のこと褒めてやりなよ」
真崎朱音:「んじゃ、ほんとに失礼!……うーん。まだまだ依包さんのようにうまくは甘やかせねえなあ」
真崎朱音:ぼやきながら、部屋を後にする。
大路理人:「……甘やかされるって歳でもないんですが……」
東山朱里歌:「ふふ。はーい」
大路理人:「本当に、優しい人たちに囲まれて……居心地が悪かったな」立ち上がる。
大路理人:「では。…………」
大路理人:「もし、何かの早とちりでなければ、ですが」
東山朱里歌:「うん?」
大路理人:「君もいつか、自分の大事なものの鍵を開けられるといいなと、そう思いますよ」
大路理人:彼女は何かを考えているな、と時々思うことがあった。それが何かはわからないが。
東山朱里歌:「うん。あたしも、そうありたい」
大路理人:これは共感で、つまり決めつけだ。
大路理人:だから、応えてもらえると、嬉しいと感じる。
大路理人:「それでは、また何かの用事があれば」
大路理人:嬉しいと感じることは、まだ毒だが。それでも外へ。
大路理人:「さようなら」
東山朱里歌:「うん、さよなら!」
東山朱里歌:2人が去った後に。ストーブを切って、電源を抜いて。電気を消して。
東山朱里歌:部屋を出る。会議室の鍵をしめる。
東山朱里歌:レネゲイドの事件で使うところだ。いつでも来たいところじゃない。
東山朱里歌:それでも、思い出したときには、ちゃんと、アクセスできるようにと。
東山朱里歌:それまでは、そのままにしておく。
東山朱里歌:鍵って、そういうものでしょう。
GM:シーン終了。
ED2 真崎朱音
GM:ED2:真崎朱音
GM:桔梗ケ丘大橋そば、喫茶店「汽水域」
GM:仕事の打ち合わせなどに多く使われる、喫煙可の喫茶店。
GM:ときおり怪しげな勧誘なども見られるこの店に、大柄な男と、楽器ケースを背負った男が座っている。
真崎朱音:「久しぶりってほどでもねえな」
フォクシファイス:「処理を色々を任せてしまった。すまん」
フォクシファイス:頭を下げる。
フォクシファイス:「どうも俺の件にもいろいろと口をきいてもらったと聞いた……」
真崎朱音:「初手謝罪かよ。びっくりしたわ」
フォクシファイス:「初手も何も……それは、謝るだろう」
真崎朱音:「初対面で問答無用だったし、もっとこうドライかと思ってたわ。フリーランスだし」
フォクシファイス:「そうあろうとは思っているがな」ため息。
真崎朱音:「……ああ、頑張ってはいるのね。そりゃおつかれさんというか」
真崎朱音:「まああれだよ。報告に関しちゃ別に礼を言われるようなことじゃねえさ」
フォクシファイス:注文したコーヒーにミルクのみ入れて混ぜ、呑む。
真崎朱音:「UGNとしても、実際被害出したわけでもなく話が分かる相手」
真崎朱音:「暫定的に味方にしやすい腕利きを減らすような真似、後を考えりゃマイナスだからな」
真崎朱音:「仕事の範疇ってやつ。おれとしても戦わずに済むならそれに越したこたないしね」
フォクシファイス:「人手不足だろうからな……あんたがいた、N市なんか特に」
真崎朱音:「そうなのよ、ほんとに。なんならアンタも来る?多分めっちゃ歓迎されるぜ」
真崎朱音:「でかい事件が収まったからって、それで平和になるってもんでもねえからなあ。困ったもんさ」
フォクシファイス:「少なくとも、あの家がある限りは離れたくはないな」表情を緩める。
フォクシファイス:「どうも、俺には合わんところだった。UGNは嫌いじゃない、依頼されればどこへでも行くさ」
真崎朱音:「ふん。今後もフリーランスを続ける予定はあると」
真崎朱音:「しかしよう、フォクシファイス。そうなると」
真崎朱音:「今回の件でたった噂、結構厄介になるんじゃねえの?」
フォクシファイス:「だな」気まずそうに。「まあ、マイナスではある」
フォクシファイス:「仕事先はUGNに限らないし、選ぶほどには仕事に溢れた世界だが」
フォクシファイス:「チャコにもさんざん叱られた」
真崎朱音:「そりゃそうだろ。腕利きを集めようって苦肉の策だったんだろうが、無茶しすぎ」
真崎朱音:「UGNも手配そのものは取り消したとは言え、当分は警戒されるかもだし」
真崎朱音:「UGNに好意的な組織からも多少は疑られる。最大手からの仕事口が減るのは結構辛いんじゃねえの?」
フォクシファイス:「ああ」
フォクシファイス:「……その言い方、なにか提案でも?」
真崎朱音:「ほんと、話が早くて助かる。そういうこと、仕事の話だよ」
真崎朱音:「UGNからの依頼の口利き。フリーランス界隈での余計な噂への対処」
真崎朱音:「あとはそうだな。おれが受けた依頼のヘルプとか?報酬は半額ずつで良いぜ」
フォクシファイス:「……ふ」
フォクシファイス:「あんた、商売下手だな。俺が言えたもんでもないが」
フォクシファイス:「割に合わんだろう」
真崎朱音:「商売下手は余計だ!」
真崎朱音:「こほん。つっても、当然ただじゃねえよ」
真崎朱音:「きちんと報酬はいただく。アンタからしかもらえないもんをな」
真崎朱音:バサリ、と紙束を卓に広げる。
フォクシファイス:「……?」
真崎朱音:「"タスラム試製参號"」
真崎朱音:「フラガラッハを知ってるなら、聞いたことねえか?おれの本業は鍛冶屋でね」
真崎朱音:「近接戦用のフラガラッハに続いて開発中の、射撃戦闘用のデバイスの試作品さ」
フォクシファイス:「銃も造れるのか」
フォクシファイス:「いや、銃か……?」
真崎朱音:「ある意味じゃ、銃が本体ではねえな」
真崎朱音:とん、と資料の1ページを叩く。
真崎朱音:「うちの武装のウリは、この記憶媒体と演算機関だ」
真崎朱音:「こいつにおれの知る達人の使う技を記録して、使い手にインストールする」
フォクシファイス:「出力装置は後付けだから、射撃でも構わんということか」
真崎朱音:「そんな感じ。より正確にいや、銃や弓の技を再現するためのバージョンってとこ?」
フォクシファイス:「しかし俺の銃撃は……エンジェルハイロウ能力者ならあるいは、か?」真面目に考え始める。
真崎朱音:「おっ。なんだ、話す前から前向きだな」
フォクシファイス:「いや、それで済むなら安いものだと思った。それに」
真崎朱音:「報酬であんたの技を記録させて欲しい。嫌ならまた別のもんを考える、ってとこだったんだが」
フォクシファイス:「記憶媒体というのが、気に入った」
真崎朱音:「ほう?」
フォクシファイス:「つまりこれは、記録されたオーヴァードが死んでも遺るものなのだろう」
フォクシファイス:「それが、今後をよりよくするようにと」
フォクシファイス:「……だから、いいと思った」
真崎朱音:「……話が分かるね。仲良くなれそうで嬉しいよ、同業者」
真崎朱音:「ただな。2つだけ訂正しとくぜ」
フォクシファイス:「む」
真崎朱音:「まず1つ、安くねえよ。あんたの技の記録もな」
真崎朱音:「技ってのは形がねえ。だからこそ、きちんと正しく記録しなきゃ」
真崎朱音:「アンタがさっき言ったように、使い手と一緒にあっさりと消えていっちまう」
真崎朱音:「で、もう一つ。今後をよりよくするために……まあそういう気持ちも全くないとは言わねえけど」
真崎朱音:「一番はな。おれがただ、なくなると淋しいってだけさ」
フォクシファイス:今度こそ、本当に笑う。
真崎朱音:「比べっ子が大好きな趣味人なもんでね。良いもん見ると、ずっと競争してたくなる」
フォクシファイス:「……ああ」
フォクシファイス:「競争心はわからんが。淋しいというのは、わかるな、とても」
フォクシファイス:「UGNにいたころ、同期や上司がどんどん消えていくのは、堪えた」
フォクシファイス:「付き合うよ、あんたの趣味に」
真崎朱音:「……あんま共感したい気持ちじゃねえけどな、こういうの」
真崎朱音:「交渉成立。頼むぜ、旦那」
フォクシファイス:「共感というものでもないだろう」
フォクシファイス:「普遍的なものではないのか。こんなものは」
真崎朱音:「……そうかもな。こういう仕事じゃなくても、生きてる限りはあることだろうさ」
真崎朱音:「でも、淋しいもんは淋しいんだよなあ……」
真崎朱音:「っと、話が逸れた」
真崎朱音:「とにかく頼むぜ、なにせこっちはまだまだ試作段階だ。データも全然足りてねえからな」
フォクシファイス:「ああ、その剣よりもあるいは、軌道に乗るかもしれん」
真崎朱音:「微妙に複雑! でもまずは売れなきゃ話にならねえ!」
真崎朱音:「あっ、なんならこの試作品持ってくか? パーツ組み換えで狙撃銃にもなるぜ!」
フォクシファイス:「組み換えが複雑でないなら……」素直に受け取る。
真崎朱音:「実戦データ取れたら送ってくれよぉ! あ、でもちゃんと慣らしてから使うように!」
真崎朱音:戦いが終わっても、日常は続く。望んだ未来に向けて、立ち止まったり下がったり、転んだり。
真崎朱音:あるいは届かないかもしれないが。道を選んだのは自分だし。
真崎朱音:先の話をするのは、嫌いじゃない。
真崎朱音:未来が良いものかどうかは──進めば分かることだろう。
真崎朱音:たまに後ろを振り返って、進む力をもらいながら。
真崎朱音:今日も気を抜いて適当に、好きに生きるとしよう。
ED3 大路理人
GM:ED3:大路理人
GM:平庭市、住宅街。狭い道路を歩く。
GM:あの時と同じ道だ。
支部員:「大路さんも今日で帰っちゃうんでしたっけ。お世話になりました」
大路理人:「いえ。こちらこそ」
大路理人:言葉はそっけないが、声音は以前とはどことなく違う。
支部員:「なんか、あれですね。大路さん、人見知りですか?」
支部員:「やっと慣れてくれた感じがしますね」
大路理人:「人見知りというか……普段はセーブしているというか」
大路理人:「慣れると、愛着が湧いてしまうので。しないようにしています」
大路理人:小さな支部。以前いたところよりもさらに小規模だろうか。
支部員:「あはは、転校しまくってる子みたいだ」
支部員:「ま、淋しいですよね。人の入れ替わりも多いですし」
大路理人:「ここもそうですか? やはり」
支部員:「うーん、チルドレンがすごく多いんですよ、うち。東山さんくらいの」
大路理人:学習塾をカヴァーにした建物だ。そうだろうとは思っていた。
支部員:「だから、どうしてもね。大人になるとまた変わりますから、いろいろ」
大路理人:「ああ、でも、そういう理由ならまだ」
大路理人:「生きて、何かやれているなら」
大路理人:若いチルドレンやイリーガルを見ると、いつも思い出す。
大路理人:苦しいのは裏切られたからではなくて、
大路理人:自分の中に残る好意や思い出を、どうしても捨てられないからだ。
支部員:「ですね。元気でいてくれるなら。たまには顔も見たいですけど」
支部員:「大路さんも、近くを寄ったらいつでも来てください。東山さんも喜んでくれるんじゃないかな」
大路理人:「そうですね。そうだといい」
大路理人:「多分、また人見知りをしていると思いますが……」
大路理人:「ここは、いい支部だったと思いますから」
支部員:「よかったです。……」
支部員:「……笑ってる!」
大路理人:「え、ああ……」普通に微笑んでいたのに気づく。
大路理人:「そういうこともあります」
支部員:「あるんだ……」
GM:そのあたりで、前と同じように、あなたたちはたどり着く。
GM:古い民家。広い庭に、何匹か犬がいる。
大路理人:「……ああ」
大路理人:怪しまれない程度に少し立ち止まる。
GM:コーギー、ダックス、秋田犬。
GM:コーギーのネネが、吠え出す。
大路理人:「ネネ、しじみ、……チャコ」呟く。
支部員:「わ!…え、そんな名前なんですか」
支部員:「ばらばらだ…」
大路理人:「はい。ネネには難儀しました」
大路理人:「スーツが大変なことになった」
大路理人:ふっと笑う。今は全力でコロコロをかけたので、綺麗なものだ。
支部員:「ああ、抜け替わってるのかな…」
支部員:「大路さんが毛まみれなの、面白いですね」
大路理人:「面白いですか」
支部員:「なんか。クールな感じだったから」
支部員:「あ、バカにしてないですからね?親近感です!」
大路理人:「クールぶっていても、笑うこともあるし、犬に困ることもあるし」
大路理人:「……人に助けられることもあって」
大路理人:「まあ、いろいろと。覚えておこうと思いましたよ」
大路理人:「あなたに最初、手伝ってもらったことも」
支部員:「……おお」ちょっと照れる。
支部員:「お役に立てて良かったです。私たちも助けられたと思いますよ」
支部員:「本当に、大人も、戦える大人とか、少ないところですから」
大路理人:「それはよかった」庭をちらりと見る。
GM:秋田犬が、ちらりとあなたを見た、ような気がした。
GM:目を細め、その犬は、チャコは鳴く。
大路理人:「頼りになるイリーガルが増えたでしょう」
GM:「ワンッ」楽しげに。
大路理人:「大人よりも大人ですよ」
大路理人:その声に、ほっとしたように目を伏せて。
大路理人:「僕は犬が好きなので、この支部が少し羨ましい」
大路理人:(羨ましいから、いいところだと思うから、だからこそ)
大路理人:(残ってはいけないとも思う)
支部員:「あら、じゃあ遊びに来てくださいよ」
支部員:「犬って、たまに来て餌をくれたり散歩したりする人にやたら懐きません?」
大路理人:「気が向いたら、ですね」
支部員:「そういうポジションになりましょ」笑う。
大路理人:「犬でいいんですか、あなた方は……」
大路理人:「でもまあ、そうですね」
大路理人:「懐いてもらえるなら、悪くはない」
大路理人:もう一度だけ庭を見て。
大路理人:「そろそろ、この辺で。駅に向かいますので」
支部員:「はい、ありがとうございました。気をつけて」
大路理人:「さようなら」くるりと背を向ける。
大路理人:(1、2、3……)歩きながら時計を見て、時間を計る。
大路理人:暖かい場所から遠ざかるまでの時間を。
大路理人:冬の空気は冷たくて、でも、それくらいが自分には合っている。
大路理人:(だけど)
大路理人:(覚えておきます。しまっておきます)
大路理人:(いつか僕が取り出して、自分のものにできる日まで)
大路理人:(どこか先の未来でそれができると、少しだけ思えた気がするので)
大路理人:駅まではあとおよそ七分。
大路理人:身体にはまだほんの少しだけ、ストーブの温もりが残っていた。
ED4 東山朱里歌
GM:ED4 東山朱里歌
GM:蒲生邸、居間。古い炬燵、テレビはつけっぱなしで、連続ドラマの再放送をやっている。
蒲生セツ:指には新品の指輪が嵌まっており、その手でみかんを剥いている。
東山朱里歌:「おばあちゃんこれこたつ弱くない?」こたつに収まりながら。
東山朱里歌:「全然暖まらないよ」
蒲生セツ:「あれ、そういえばそうねえ」
蒲生セツ:「スイッチ切れてるかも。見てくれる?」
東山朱里歌:「んー」めくって手元のスイッチを見る。「切れてるじゃん」
東山朱里歌:「そりゃ寒いよ~」
蒲生セツ:「あら」
蒲生セツ:「リカちゃん、そのスカートじゃ寒そうだしねえ」
蒲生セツ:「冷やさないようにねえ」
東山朱里歌:「ほんとねー。さっむい」
東山朱里歌:「ズボンじゃダメなのかな」
蒲生セツ:「ねえ。見てるほうが寒くなっちゃうものね。ズボンも似合うと思うわ」
蒲生セツ:「あら、でもこないだうちに来た時も…短いスカートじゃなかった?」
東山朱里歌:「お洒落との戦いなの!」
蒲生セツ:「ふふ」
蒲生セツ:「アタシも若いころはリカちゃんに負けないくらい美人だったんだけどねえ」
蒲生セツ:「平庭のマドンナだったんだから」
東山朱里歌:「なんかあんまりかっこよくないね、そのあだ名」
東山朱里歌:「平庭って言葉があんまり綺麗じゃない……」
蒲生セツ:「たしかにね……」
蒲生セツ:「千尋沢のマドンナなら綺麗じゃないかしら」
東山朱里歌:「それはそうかも?」
蒲生セツ:「リカちゃんは千尋沢のマドンナなんじゃないのかしら?」
蒲生セツ:「みゃーこちゃん……は可愛いけれどマドンナって感じじゃないのよね」
東山朱里歌:「うーん。どうだろ……」
東山朱里歌:「きとちゃんとかのほうがそんな感じかも」
蒲生セツ:「きとちゃん?」
東山朱里歌:「あっうん。友達」
東山朱里歌:「今度連れてこよっか?美人だよ~」
東山朱里歌:「あ、犬大丈夫かなきとちゃん……」
蒲生セツ:「あらあら、みんなおいでなさいな。ユウちゃんが来ないときにね」
蒲生セツ:「あの子照れ屋だから、美人さんと上手く話せないみたい」
東山朱里歌:「あっ、そうなの?」
東山朱里歌:「あたし嫌われてるのかと思ってた」
蒲生セツ:「違うと思うけどねえ。心配してたわよ」
東山朱里歌:「そうなんだ。言ってくれればいいのにねえ」
蒲生セツ:「今度来たら言っておくわ」笑う。
蒲生セツ:「あの人と全然似てないけど、そういうところはちょっと似てるわね」
東山朱里歌:「そうなんだ……」そう答えつつ指を見て。
東山朱里歌:「それ。どう?」指輪を指して。
蒲生セツ:「源次さん、たまに変に、こう、意地を張って黙ってる人だったから」
蒲生セツ:「どう」指を見る。「そうね、なんだか」
蒲生セツ:「変な感じね。ちょっと淋しいけど、嬉しいの」
東山朱里歌:「嬉しい?」
蒲生セツ:「だって、いろんな人が来てくれてね」
蒲生セツ:「あんたも、ユウちゃんも、あの人たちも。見ると、その時のことを思い出して」
蒲生セツ:「たまにご近所さんとこにお孫さんが来ると、羨ましかったけど」
蒲生セツ:「でも……リカちゃんが来てくれるようになって、ああいうこともあって」
蒲生セツ:「いい人生だなって、思えるのよ」
東山朱里歌:「そっか。なら、あたしも来る甲斐があるな」
東山朱里歌:手元に来ていたマロンを撫でる。
GM:わふ、わふと短い尻尾を振る。
蒲生セツ:「孫みたいなもんだからね」
東山朱里歌:「あたしもおばあちゃんみたいなものだと思ってるよ」
蒲生セツ:目を細める。たくさんの皺が目じりに寄る。
蒲生セツ:「ありがとねえ」
蒲生セツ:「なにかあったら、いつでもうちにおいでね。なんでも聞いたげる」
東山朱里歌:「やったっ。じゃあ、何かあったらセツばあちゃんに相談する」
蒲生セツ:「あら嬉しい。年の功で答えるわ」
東山朱里歌:ちかり、と蛍光灯の明滅を感じて、左手をかざす。
東山朱里歌:何も身につけていない、白い手。
東山朱里歌:(――いつか、あたしも)
東山朱里歌:(ああやって、指輪をつけるのかな)
東山朱里歌:(そうしたら、きっと、その時は、絶対)
東山朱里歌:(いい人生だって言ってやる)
東山朱里歌:(見てろよな)
GM:これは、それぞれの長い人生のごくわずか、広い世界のごくわずか。
GM:そんな誰かのものがたり。
エンドロール
GM:では、これにて全行程終了です。
GM:みなさんありがとうでした!
真崎朱音:お疲れさまでした!
東山朱里歌:ありがとうございました!
大路理人:お疲れ様でした!
大路理人:ありがとうございましたー!
GM:あれを配りたい
GM:点を
真崎朱音:ありがとうございました!
真崎朱音:経験点!
大路理人:配布されます
GM:配っていい?わーい
GM:まずDロイスを【光使い】【野獣本能】分で2点。
東山朱里歌:配られるよ~
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:無事皆さまに来てもらい、終わりました!ありがとうございます!1点
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:蒲生セツ・ライラプス・フォクシファイスに元気でいてもらい、指輪の件を解決していただきました。なにせ自分の初GMなので、10点あげます~
東山朱里歌:やった~
真崎朱音:わーい!
大路理人:わー!
GM:・最終侵蝕率
GM:えーと、まさまさが3、朱里歌ちゃんが5かな?
大路理人:そのはず
東山朱里歌:です!
真崎朱音:二倍したので3です!
GM:よし
GM:・よいロールをした
GM:勿論ですね!みなさん素晴らしかった……1点!
GM:・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
東山朱里歌:当然!
GM:行ってた!互いへの優しさにも満ちていました! 1点
真崎朱音:うれしい!
大路理人:みちみちていました
GM:・セッションの進行を助けた
GM:言わずもがな、助けられまくりました! 1点
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:自分も頑張った、みなさんも協力していただき、新ツールをバリバリ使いこなしてスムーズ進行!1点
真崎朱音:できてたなら良かったのです
GM:合計の計算を忘れてた
真崎朱音:17+侵食の点数かな?
真崎朱音:私と大路君が20、朱里歌ちゃんが22?
GM:まさまさ20、りかちゃん22か
GM:ではもらってくださーい!
真崎朱音:いただきまーす!モグモグ
大路理人:いただきます!
真崎朱音:GMには確か合計の1/3だったかな?
GM:21かな
GM:もらっとこう。21世紀だし
大路理人:新世紀!
東山朱里歌:わーい
真崎朱音:今世紀の覇者
GM:あと
GM:最後にエンドロールをします
クレジット(敬称略)
PC1:《ソウルシスター》東山朱里歌/DT_
PC2:《ルッキィ・ルゥ》大路理人/さささ
PC3:《アンサラー》真崎朱音/サムトー
立ち絵素材
蒲生セツ:年輪女史メーカー(彩色:自動)
フォクシファイス:アウトローメーカー
ライラプス:素材Good
支部員:鳩の私服女子駅
舞台設定(平庭市):《リプレイ・スタブ》シリーズ
ログ作成:サムトー
ボスデータ作成:すかいはい
全般超協力:めかぶ&缶詰
GM:自動
Double Cross the 3rd Edition
『すばしこい茶色の狐は、のろまな犬を飛び越える』
The quick brown fox jumps over the lazy dog.
all clear!
GM:以上!お疲れさまでした!
真崎朱音:お疲れさまでしたー!
東山朱里歌:お疲れさまでした!
大路理人:お疲れ様でした!
GM:さいしょのGM がこれで本当に良かったです
GM:ありがとうございましたー!