UGN戦闘シミュレーション.20230710
PC1:“ロード”柏崎 陽愛(キャラシート)PL:立川
PC2:“逆説時計”古後 匠(キャラシート)PL:タヒチ
PC3:“Alt.bride”エルシー・ルクティス(キャラシート)PL:深見
GM:サムトー
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
GM:皆さんお集まりいただきまことにありがとうございます
GM:ダブルクロス3rd『戦闘シミュレーションシステム』
GM:前回はテストだったので、正式運用は今回が初回!
GM:始めていきたいと思います、よろしくお願いします!
GM:まずは参加PCの自己紹介をよろしくお願いします。行動値上から順で!
柏崎陽愛:では、ヒメからですね
GM:ですね!キャラシを貼って自己紹介お願いします!
柏崎陽愛:キャラシート
柏崎陽愛:「い、今のはなかなかクールだったんじゃないですか?」
柏崎陽愛:柏崎陽愛(かしわざき ひめ)16歳です。
柏崎陽愛:ご覧の通り、クールです。
GM:見ての通りクールなやつだ
柏崎陽愛:そうです。ヒメはクールです。
柏崎陽愛:凛とした佇まいとどことなく不機嫌そうな表情から、周囲からはクールビューティーと思われているが、この顔をしている時は大体がテンパっている時です
GM:誤解されがち……
柏崎陽愛:ww
柏崎陽愛:クールと言われると喜びを顕わにします。たくさん言ってください。
柏崎陽愛:幼馴染の年上の青年を兄さまと呼び慕っています。また、クールライバルもいます。
GM:よっ今日も冷えてるね!
GM:そんなギャルゲー主人公みたいな男がいるのか!?
柏崎陽愛:COOL…!
柏崎陽愛:ww
柏崎陽愛:バロール・ノイマンの重力使いです。
柏崎陽愛:時間凍結で最速行動したり、黒の束縛とチェイストリガーで行動値をガンガン操作します。
柏崎陽愛:どうぞよろしくお願いします
柏崎陽愛:以上です
GM:よろしくお願いします!楽しいよね行動値操作
GM:続いて古後さん!お願いします
古後 匠:キャラシート
古後 匠:「唸れ──私のなんかすごいパワー!」
古後 匠:中学生のUGNイリーガル、茶髪と黒い手袋が特徴的。
古後 匠:性格は……普通に明るくて普通にナイーヴで普通に正義感もある、普通の子です。
GM:普通に良い子だ
古後 匠:幼少期に火災で両親と兄を亡くしており、孤独な子供時代を過ごしてきたらしいですが
GM:過酷な過去……
古後 匠:なんか普通に育ちました
GM:普通に立派
古後 匠:能力は過程をすっ飛ばすとかワケわからんこと書いてますが
古後 匠:自分の害にならない程度にしか制御できてないです
GM:結果だけが残る!
古後 匠:普通にお薬撒いてバフ入れたり炎を出したりすることもできて
古後 匠:むしろそれが基本です。
古後 匠:なんかたまにすっ飛ばしちゃう感じ
古後 匠:データはブラムス・バロール/ソラリスのトライブリード。
古後 匠:セットアップでめちゃくちゃバフを入れて、イニシアチブで触媒して、自分も殴ります
GM:恐ろしい暴力 俺も腰抜かしちゃうね
古後 匠:侵蝕が終わってるので本来は160点専用みたいな存在ですが、今回はロスト無いので130に収められてます
古後 匠:こんなとこかな~
古後 匠:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします!安心して暴れて行ってください
GM:それではエルシーさん!お願いします
エルシー・ルクティス:キャラシート
エルシー・ルクティス:「では、仰せのままに」
エルシー・ルクティス:はーい。違法人妻女子高生です。
GM:違法人妻女子高生!?
エルシー・ルクティス:人妻?神妻?まぁ、なんかそんな感じです。
エルシー・ルクティス:元はFHに連なる旧家の生まれで、お嬢様です。
GM:人妻で女子高生の上にお嬢様まで……
エルシー・ルクティス:家族とあまり仲が良くなく、優秀な妹の代わりに遺産の契約者という名の生け贄にされました。
GM:過酷!
エルシー・ルクティス:古くから一族と契約を結んでいる神格との婚姻契約を結ばされてるので人妻です。ちょっかいかけたらだめですよ?
GM:そんな……
エルシー・ルクティス:結構強い神様みたいなので天候操作とかそういう権能も貰える可能性あったのですが、心を捧げてないのでたいした力は使えません。
エルシー・ルクティス:あと、体に他の男に心引かれたりすると激痛が走ります。なので、基本は無表情無感情系でやってます。
GM:重い男……
エルシー・ルクティス:今はなんやかんやで家を離れてUGNにお世話になってます。遺産はそのままなので色々大変ですが
エルシー・ルクティス:データ的には武芸の達人で固定値上げて、攻撃とドッジ。切り札として範囲&攻撃アップのジャイアントグロウズって感じです。
エルシー・ルクティス:今日は試運転も兼ねて頑張っていきます
エルシー・ルクティス:よろしくお願いいたします。
GM:過酷な遺産に加えて命の終着って書いてあるんですが……
GM:よろしくお願いします!運用テストも視野に入ってるシステムです!
GM:ではこの三人でやっていきましょう!よろしくお願いします!
柏崎陽愛:よろしくお願いします!
古後 匠:よろしくお願いします~
エルシー・ルクティス:よろしくお願いいたします。
OP
GM:今回のセッションは特殊ルールにより、登場侵蝕は必要ありません!
GM:──某市 UGN支部 訓練室
GM:君たちは新型の戦闘シミュレーションシステムのテスターとしてここに来ていた。
神埼 ユウキ:「戦闘に伴う侵蝕率の上昇やダメージをデータ化して計測」
神埼 ユウキ:「ただ勝つだけでなく、"全員で帰還する"ことを重視した目標設定」
神埼 ユウキ:「危険を伴うことなく限りなく実際の戦闘に近い訓練を行える画期的なシステム!」
神埼 ユウキ:「……って、開発者は言ってましたよ」
神埼 ユウキ:担当のチルドレンが手元のメモを読み上げる。
柏崎陽愛:「そのテスターとして、ヒメたちが選ばれたのですね」ガコン、と自販機から飲み物が落ちてくる。その温度はもちろん”COOL”だ。
古後 匠:「画期的……画期的なら凄いんですね!」中身のないレスポンスを高らかに
エルシー・ルクティス:「そのようですね」黒髪に緑眼の少女。表情に変化がなくそっけない印象だ。
古後 匠:「でも、私の(よくわからない)すごい力もシミュレートできるんでしょうか……」むむむ、と一人で唸っている
古後 匠:「私にも分かってないのに……そこのところ、どうなんですか?」
神埼 ユウキ:「レネゲイド由来ならできる……はずじゃないかな?そういうとこも含めてのテストですけどね」
古後 匠:「なるほど……」ぶんぶんと納得したように頷く
柏崎陽愛:「測定できるのは、レネゲイドに由来するものだけでしょうか?」
柏崎陽愛:椅子に座ったまま、冷静に少女が訪ねる。立てば芍薬座ればクール、歩く姿は百合の花。
神埼 ユウキ:「というと?ああ、身体能力なんかはちゃんと再現されるはずですが……」
柏崎陽愛:「その人物の、クール度合いなどは計測出来たりは……」
エルシー・ルクティス:「クール度…」
神埼 ユウキ:「してどうすんだよ」
古後 匠:「クールドアイ…って何ですか?」きょとん
古後 匠:「なんかすごい……眼?」
エルシー・ルクティス:「冷ややかな視線のように感じてしまいますね」
柏崎陽愛:(その発想!……なかなかにCOOLですね…)
神埼 ユウキ:「クールド・アイではなさそうかな……」
神埼 ユウキ:困惑したようにツッコミを入れて。
エルシー・ルクティス:あ、ツッコミはこの人がしてくれそうだな…と思います。
古後 匠:「なるほど、クールな眼……クールな眼を測定」
古後 匠:「──は、しても意味無いですね……」たしかに、と一人で納得している
神埼 ユウキ:「それじゃ、こっちは準備してますので。おしゃべりでもしながら気楽にお待ち下さーい!」
神埼 ユウキ:エルシーの視線に気づいて逃げるように機器の操作を始める。
古後 匠:「はーい!」
エルシー・ルクティス:「神埼さま。話が途方もなく転がりそうなのですがいかがすれば……あ」
柏崎陽愛:「……」
古後 匠:「…………」興味津々な視線を機器に送ってます
エルシー・ルクティス:「はあ…」逃げやがりましたね。
柏崎陽愛:「……このような時、どのようなことを話せば良いのでしょう。ヒメは分かりません」
エルシー・ルクティス:「一応、ミーティングとなっておりますが」
エルシー・ルクティス:「各々の役割分担などを話すのはいかがでしょうか」
古後 匠:「まずは自己紹介じゃないですか?」
古後 匠:「私たち、初対面ですよね」
古後 匠:「たぶん……」何故か自信なさげ
エルシー・ルクティス:「失礼いたしました。おっしゃる通りでございます」
エルシー・ルクティス:無礼を詫びるようにきれいに礼を。
古後 匠:「……あ、あわわあわわわわ」あたふた
古後 匠:「そそ、そこまで丁寧にされなくてもっていうか私は別に怒ってはいやでも謝るのはこっちかなと、というか」
古後 匠:謎のテンパりぶりである。小市民なので、極度のお嬢様力を浴びせられると脳機能が著しく低下するぞ
柏崎陽愛:「こほん。それでは、自己紹介から始めましょう」
エルシー・ルクティス:「いえ、こちらが話を急ぎすぎました」
エルシー・ルクティス:「はい」
柏崎陽愛:冷静に話題を軌道修正する。今のはなかなかクールだったんじゃないですか?
柏崎陽愛:「ヒメは柏崎陽愛と言います。高校生です」
柏崎陽愛:古後さんに目配せ。お次どうぞ~
古後 匠:「あ、先輩……でしたか」ようやく落ち着きを取り戻す
古後 匠:「私は古後匠。中3のイリーガルです!」
古後 匠:「柏崎さんはどっちですか?」イリーガルかチルドレンか、の意
柏崎陽愛:「はい。ヒメはイリーガルです」
古後 匠:「あ、一緒なんですね!」にへらと笑い、エルシーさんに視線を。次どうぞ
エルシー・ルクティス:「私はエルシー・ルクティスと申します。UGNの方ではチルドレンとしての籍を戴いております」
柏崎陽愛:ふむふむと頷く
エルシー・ルクティス:「まだ在籍が短く至らぬ点も多いでしょうが、どうぞよろしくお願い致します」ぺこり
柏崎陽愛:「よろしくお願いします。え、と、エルシーさん……も、ヒメたちと同じように普段は学校に通っているのでしょうか?」
古後 匠:「よろしくです!」
古後 匠:「あ、それ私も気になります」
エルシー・ルクティス:「いえ、特定の学校に籍を置かせていただいてはおりません」
柏崎陽愛:ふむふむと頷く
エルシー・ルクティス:「なので、世間知らずな所もあるかと…」
柏崎陽愛:変わらない無表情を眺める。彼女もまたクールだ。
古後 匠:「なるほど……」
柏崎陽愛:視線を彼女の表情から下げていくと、指周りに見つけた”それ”は……
柏崎陽愛:ふむふむと頷kはぁ!?
柏崎陽愛:ガタッ!!
柏崎陽愛:「ごっごごごごごごごおごごごごggggご結婚されているのですか!?!?!?!?!」
古後 匠:「そ、そうなんですか……?」何のことやら理解していない、指にあるモノにも気づいてない
柏崎陽愛:「しっしししssし失礼ですが、ごごごご年齢は!?!?!?!?」
エルシー・ルクティス:大きな音に少し驚いたように肩を揺らすが。小さく息を吐き、平坦に答える。
エルシー・ルクティス:「17になります」
古後 匠:「わ、年上……」
柏崎陽愛:「17歳…!!!!日本の法律は17歳での婚姻は認められていたでしょうか…!?」分からない。アホだからだ。
エルシー・ルクティス:「日本人ではないので何とも言い難いですね」
柏崎陽愛:「そ、そのような年齢で、既に生涯の伴侶of伴侶をお見つけになっているとは……ヒメ、惨敗です……」
柏崎陽愛:orz みたいな体勢になっている
古後 匠:「えーと、2022年度から18歳に引き上げ……」スマホで調べ始める
エルシー・ルクティス:「いつのまに柏崎さまと勝負をしていたのかについては置かせていただきますが」
古後 匠:「それまでに16を越えてたらOK……ぎ、ギリセーフ?」
古後 匠:「それでえーと、なんで結婚の話になったんですか?」マジで何も理解してない
エルシー・ルクティス:「一応、婚姻はしていますね…法に基づいたものではありませんが」違うと言って夫の機嫌が悪くなるのも面倒だ。今認識しているかは知らないが。
柏崎陽愛:古後さんの顔を両手で挟んで、えいっとエルシーさんの指に向けさせる
古後 匠:「わわっ……えっ」
古後 匠:「えっ!!!!??!?」
古後 匠:「そ、それ大丈夫なやつなんですか!?」
古後 匠:「は、犯罪じゃあ…………」
柏崎陽愛:「分かりません…!ヒメには分かりません……! ですが……」
柏崎陽愛:「ヒメは……今、どうしようもなく敗北感を感じています!古後さんはどうですか!?」
エルシー・ルクティス:「お気になさらず。その、レネゲイド関係のものなので…」
古後 匠:「敗北感…………?」ゆっくりと、薄い胸に手を当てて考える
古後 匠:「……………………」
古後 匠:「いや、別に……ないです」
柏崎陽愛:「くっ!!」
柏崎陽愛:(こ、こんなことでどうするんですか柏崎陽愛!負けません!立ち上がりなさい、柏崎陽愛!)
古後 匠:「と、というかレネゲイド関係の婚姻ってつまり」
エルシー・ルクティス:「古後さまも、柏崎さまも結婚を考えるような年齢ではないと思われますが…」自分が言うのも何だが。
古後 匠:「つまり……」何も判ってない
柏崎陽愛:「ど、どの口で…?」
エルシー・ルクティス:「こちらで言うところの、遺産契約者というものです」
エルシー・ルクティス:「…自分でも思いました」目を伏せながら
柏崎陽愛:かわいい。
古後 匠:「遺産と結婚……?」
古後 匠:頭上にハテナマークが幻視できるほどの何も分かってない顔
柏崎陽愛:「それは、つまり……」
柏崎陽愛:「”誓約”により結ばれた婚姻関係、ということでしょうか」
エルシー・ルクティス:「そう、でございますが」「?」
柏崎陽愛:「…………」
柏崎陽愛:「……失礼を承知で尋ねます。……望んだ婚姻ではない、と?」
エルシー・ルクティス:「ああ、なるほど」意を介したように。
エルシー・ルクティス:「そうですね…それについては控えさせていただきます」
エルシー・ルクティス:「外で夫の陰口を言うのも憚れますので」薄く笑みを浮かべながら。
古後 匠:「それって、望んでないってことでしょ?」顔をエルシーにずいと近づけて
エルシー・ルクティス:すこし瞬きし、見つめ返す。
古後 匠:「──違う?」灰色の瞳で、じぃと見つめる
エルシー・ルクティス:少しだけ困ったように眉をゆがめたが、微笑みはそのままで
エルシー・ルクティス:「どうか、ご容赦を」
柏崎陽愛:「……」その言葉から彼女(エルシーさん)の真意を察する。
古後 匠:「……そうですか」エルシーから離れる
柏崎陽愛:遺産との契約―――政略結婚じみたそれは、常に監視されているようなものなのだろう。
エルシー・ルクティス:身体に痛みや…生ぬるい不快感はない。この程度のことは些事と思っているのか。あるいは感知していないのか。
古後 匠:「(パスを断ち切らなきゃ本音も聞けない……?)」
古後 匠:「(厭だな、それは)」
エルシー・ルクティス:ともかくシュミレーション前の不備はなさそうだ。
エルシー・ルクティス:「まあ…」
エルシー・ルクティス:「それほど苦痛ではありませんから。ね」どうやら気を使わせてしまったようだ。申し訳ない。
古後 匠:「それなら、よかったです!」いつもの笑顔を真似て笑う。少しだけ、翳っているけども
古後 匠:「じゃあ、がんばりましょう!」
柏崎陽愛:ぐっと唇を噛みしめて、静かに立ち上がった。
エルシー・ルクティス:「ええ」すこし。柄にもなく笑みを浮かべるなどしてみる。
ミドル
GM:このシーンは戦闘開始前の準備タイムとなります。
GM:まずシーン開始時の共通処理として、皆さん侵蝕値を+50してください
柏崎陽愛:35→85
エルシー・ルクティス:あい
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を50増加(32 → 82)
エルシー・ルクティス:87
GM:OK!
GM:更に全員、ロイスを可能な限り取得した場合の数だけ、特殊アイテム「ロイスパッチ」を取得します。
GM:今回は全員6つですね
柏崎陽愛:6個!
エルシー・ルクティス:うい
古後 匠:いぇーい
GM:この「ロイスパッチ」は、消費することでロイスをタイタス化した場合と同一の効果を得られる他
GM:戦闘後のバックトラックで侵蝕率を下げるためにも使用されます
GM:実際のロイスと同様に大切にしていきましょう
柏崎陽愛:はーい!
エルシー・ルクティス:はーい
古後 匠:はーい
GM:さて、このシーンでは各PCはエフェクトやアイテムの使用など、戦闘開始前の処理を好きなだけ行うことができます。
GM:ただし、エフェクトなどによる侵蝕値の増加は通常通り行ってもらうので注意!
GM:とはいえ、今回は特に戦闘前になにかやるひつようある人居ないかな?
柏崎陽愛:衝動判定&2d10増加はあるんでしたっけ?
柏崎陽愛:ジェネシフトしたいかも
GM:あります!
GM:目標値9の衝動判定と侵蝕は2d10増加です
古後 匠:ジェネシフトしようかな 2D10くらい
GM:ジェネシフトを行いたい方はこのタイミングで、2回まで行うことが可能です。
GM:やっときたい方はどうぞ!
柏崎陽愛:了解です。じゃあ、1D10でジェネシフトしとこう
古後 匠:します
柏崎陽愛:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+1[1] → 86
柏崎陽愛:バカ!
エルシー・ルクティス:ww
柏崎陽愛:もう一回やっておこ
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を2D10(→ 8)増加(82 → 90)
柏崎陽愛:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+3[3] → 89
柏崎陽愛:まあ、うん
古後 匠:もう1D10だな
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(90 → 95)
古後 匠:こんなものでしょう
GM:オッケーかな?
柏崎陽愛:オッケーです!
エルシー・ルクティス:一応一回
GM:了解、どうぞ!
エルシー・ルクティス:87+1d10
DoubleCross : (87+1D10) → 87+5[5] → 92
エルシー・ルクティス:こんなもんか
エルシー・ルクティス:よし
エルシー・ルクティス:おk
GM:OK!
GM:ではこのシーンの最後、調達判定です。
GM:ボスデータ
GM:今回のボスのデータはこちら。
GM:火力や行動値、戦闘時の行動基準も確認できますので
柏崎陽愛:ド、ドラゴン!
GM:何を購入するか、どんな戦術を取るかの参考にしてください!
GM:ガオー ドラゴンだぞ
柏崎陽愛:ならばヒメの究極色気で惑わす手段が有効と見ました…!
古後 匠:ブルゲチャレンジしてエルシーちゃんに渡すか
古後 匠:いやでもボデマかな……
GM:火力はほどほどなので
柏崎陽愛:私、最速で行動してドラゴンの行動値下げるよ
GM:装甲あると耐えられることもあるかもね
GM:そうなんだよな~
古後 匠:戦闘用着ぐるみ狙います 目標14
古後 匠:こっそり要人からすり替えてきたコネ:手配師を使用 ダイス+3
古後 匠:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 7[3,4,5,6,7,7]+2 → 9
古後 匠:だ、ダメ……全然ダメ
柏崎陽愛:じゃあ私も着ぐるみチャレンジしよ
柏崎陽愛:4dx>=14
DoubleCross : (4DX10>=14) → 9[6,6,6,9] → 9 → 失敗
古後 匠:もう一回や! たしか2回出来たはず!
柏崎陽愛:ヒメはダメ
GM:その通り!
GM:各自2回ずつできます
エルシー・ルクティス:じゃあわたしも
古後 匠:6dx+2 もう一つの手配師を使用
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[3,7,8,9,10,10]+4[2,4]+2 → 16
古後 匠:はぁはぁ 購入成功
古後 匠:装甲値が12に、ドッジと行動値が-1
古後 匠:古後 匠の行動値を1減少(11 → 10)
エルシー・ルクティス:着ぐるみ狙ってみるか
柏崎陽愛:もこもこしていこ
エルシー・ルクティス:買えたら君が着るんだよ
柏崎陽愛:ヒメは時間凍結でHPを減らしてしまうから…
古後 匠:ヒメさんももう一回振ってみよう
柏崎陽愛:スポーツカー買おうかな
古後 匠:えっ
エルシー・ルクティス:あ、じゃあ侵蝕操作も兼ねてシルバーハンマー
エルシー・ルクティス:4dx10+4>=20
DoubleCross : (4DX10+4>=20) → 9[1,3,6,9]+4 → 13 → 失敗
柏崎陽愛:じゃあこちらもシルバーチャレンジ
柏崎陽愛:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 8[1,2,3,8] → 8 → 失敗
柏崎陽愛:ヒメはダメな子
GM:よしよし
エルシー・ルクティス:rasuto
エルシー・ルクティス:4dx10+4>=20
DoubleCross : (4DX10+4>=20) → 10[3,6,6,10]+10[10]+4[4]+4 → 28 → 成功
柏崎陽愛:!?
GM:成功しとる!
エルシー・ルクティス:はい
エルシー・ルクティス:100いかなかったらつかお
GM:全員処理終わったかな?
柏崎陽愛:はーい!終わりました!
エルシー・ルクティス:はい
古後 匠:おkです
GM:オーケー!それではクライマックス戦闘に入っていきましょう!
クライマックス
神埼 ユウキ:「さて。皆さん、準備はいいですか?」
柏崎陽愛:こくん。頷く
柏崎陽愛:クールな立ち振る舞いだ。
古後 匠:「いいですよ」
エルシー・ルクティス:「はい」粛々と
神埼 ユウキ:「オッケー。そんじゃ、スタート……っと」
GM:神埼が機器を操作するとともに、訓練室の風景ががらりと変わる。
GM:のどかな田園地帯という印象のオブジェクトが出現。
柏崎陽愛:「随分とのどかですね……」キョロキョロと辺りを見回す。
エルシー・ルクティス:「本物の風景みたいですね」
古後 匠:「心なしか空気も美味しい気がします」
古後 匠:そんなことはない。
GM:だが、田畑のところどころが巨大ななにかに踏み荒らされている。
GM:ずしん、ずしんと重々しい足音が響く。
柏崎陽愛:「……何でしょう?この音は。ヒメには分かりません」
柏崎陽愛:くるり。振り返る。
GM:君たちの目の前に、全身を赤い鱗で覆った巨大な怪物──竜が翼を広げて現れる。
GM:どうやらそれが今回の"ボス"のようだ。
柏崎陽愛:「……??」頭上に??マークが浮かんでいる
古後 匠:「ど、ど、ど…………ドラゴン!!!!!」
古後 匠:「……カッコいい!!!」
柏崎陽愛:「そこは認めますが……」
エルシー・ルクティス:「なるほど」そういう見方もあるかあ…
柏崎陽愛:「神崎さんは何を考えているのでしょう……」ドラゴン好きなのかな
古後 匠:「ドラゴンをスレイするなんて、人生に一度あるかないかですよ!!」
神埼 ユウキ:「いや、これ設定してんの俺じゃねえから!開発者の趣味!」
エルシー・ルクティス:「神崎さまとしてはどうお思いですか?」
神埼 ユウキ:「え?まあ……かっこいいはかっこいいんじゃない……?」
柏崎陽愛:「男性代表として忌憚なき意見を聞きたい。ヒメもそう思います」
エルシー・ルクティス:「…」そういうもんか。表情には出ない
神埼 ユウキ:ごほんと咳払いする。
神埼 ユウキ:「えー、今回のターゲットはキュマイラ、あるいは大型のAオーヴァードのジャームって設定です」
柏崎陽愛:「やはり男性はああいうのが好み……」兄さまもそうなのかな
神埼 ユウキ:「生命力が高くて図体がでかい。タフな上に単純な攻撃ですら脅威になるのが厄介ですね」
神埼 ユウキ:「特筆事項として、ダメージが蓄積……特に手足や尾など部位が破壊されると、攻撃パターンが変化するルーチンが設定されてます」
古後 匠:「なるほど……」
神埼 ユウキ:「先手を取って手数を減らすか、隙ができるまで耐えて一気に畳み掛けるか……」
神埼 ユウキ:「どんな戦術でいくかは皆さん次第ですね」
神埼 ユウキ:「じゃ、後はよろしく!」
GM:開始を予告するアラームが鳴りだす。
古後 匠:「いきなり始まるんですね」わくわく
古後 匠:「気合入れていきましょう!」
柏崎陽愛:「……参考までにですが。耐えて耐えて逆転のチャンスを待つのと、先手必勝で木っ端微塵にする。どちらがお好みですか?」
エルシー・ルクティス:「はい」剣の柄に手を添えながら。
古後 匠:「木っ端みじんです!」元気よく応えます
エルシー・ルクティス:「なるほど。では、仰せのままに」
柏崎陽愛:「とてもクールな回答だと。ヒメは感嘆しました」
柏崎陽愛:そう言ってドラゴンを見やる。戦闘準備は万端だ。
ドラゴン:「グォォォォッ……!」
GM:竜の咆哮が戦闘開始を知らせる。
GM:同時に、システムが擬似的にレネゲイドの昂りを再現する。
GM:衝動判定だ!難易度は9!
柏崎陽愛:7dx>=9
DoubleCross : (7DX10>=9) → 9[1,3,4,6,6,8,9] → 9 → 成功
古後 匠:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 5[2,2,3,4,5]+1 → 6
古後 匠:駄目 暴走
エルシー・ルクティス:5dx10+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[5,5,8,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
エルシー・ルクティス:うむ
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を2D10(→ 14)増加(95 → 109)
古後 匠:派手に上がった
柏崎陽愛:89+2d10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+14[7,7] → 103
エルシー・ルクティス:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+17[10,7] → 109
エルシー・ルクティス:げ
エルシー・ルクティス:でかいな
GM:跳ねちゃった
古後 匠:うひ~
GM:それでは戦闘開始!
▼エンゲージ
(ドラゴン・頭部[8]、ドラゴン・胴体[10]、ドラゴン・尾[5])
10m
(柏崎[12]、古後[10]、エルシー[8])
[]内は行動値
GM:セットアップ。エネミーは行動ありません
GM:なにか動く人は~?
柏崎陽愛:無し~
古後 匠:「因果変転・序」(《鮮血の奏者》+《活性の霧》←《タブレット》《多重生成》を使用)
古後 匠:侵蝕12。対象の攻撃力を+33、ドッジ判定ダイス-2、自身HP2点消費。対象は自分含めた味方全員
GM:えごいこと仰る
柏崎陽愛:ヒエッ
古後 匠:ドッジダイスのマイナスが嫌な人は+21です
GM:妥協みたいなこと言いながら+21するの???
古後 匠:古後 匠のHPを2減少(25 → 23)
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を12増加(109 → 121)
柏崎陽愛:ドッジ不要!いただきます!
古後 匠:最強の力
エルシー・ルクティス:21で
エルシー・ルクティス:多いな
柏崎陽愛:+33で!
GM:オッケーかな。セットアップ終わり!
柏崎陽愛:あい!
GM:イニシアチブ
GM:なにかある人は居るかな~?
柏崎陽愛:はーい♬
柏崎陽愛:《時間凍結》
GM:あるんだよな~……
柏崎陽愛:103→108
古後 匠:やっちゃえ~
GM:はい、イニシアチブ中の行動をどうぞ!
柏崎陽愛:はーい!
柏崎陽愛:マイナーでドラゴンズにエンゲージします
▼エンゲージ
(柏崎[12]、ドラゴン・頭部[8]、ドラゴン・胴体[10]、ドラゴン・尾[5])
10m
(古後[10]、エルシー[8])
[]内は行動値
柏崎陽愛:メジャー。《コンセントレイト(バロール)》+《黒の束縛》+《黒星の門》+《虚構のナイフ》+《因果歪曲》
柏崎陽愛:コンボ:空流。
GM:クール。
柏崎陽愛:YESYESYES
柏崎陽愛:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,3,5,5,7,7,8,9,9,9,10]+10[3,3,4,5,8,8,8]+10[5,8,9]+4[1,4]+4 → 38
GM:イベイジョンは全員15!
GM:命中です。ダメージどうぞ!
柏崎陽愛:では命中ですね
柏崎陽愛:4d10+17+33
DoubleCross : (4D10+17+33) → 26[7,5,8,6]+17+33 → 76
柏崎陽愛:命中時、行動値を-6します
GM:やっぱこのバフやばくないか?
古後 匠:こわ
柏崎陽愛:ヤバイね…
エルシー・ルクティス:ひい
GM:あっと、ただしドラゴン:頭部は胴体と尾が倒れるまで攻撃できません。
GM:対象は残りの2体ですね
GM:まあ……装甲8のHP25なので
柏崎陽愛:あ、そうだった!了解です!
GM:倒れますが……
柏崎陽愛:oh…
GM:これで頭部に攻撃届くね!はええよ!
柏崎陽愛:HP:27→7
GM:演出どうぞ!
柏崎陽愛:「神崎さん?聞こえていますか?神崎さん?」おーい
柏崎陽愛:宙に向かって手を振っています。見えてる~?
神埼 ユウキ:『は?見えてますけど。なんですか?』
柏崎陽愛:「一つ質問があります」
柏崎陽愛:「このシステム」
柏崎陽愛:「壊してしまっても大丈夫ですか?……ヒメは」
柏崎陽愛:「……クールですが、頭に来ています。手加減出来かねない気がしています」
柏崎陽愛:婚姻を強制する遺産なんて。そんなの、乙女にとって怒らないはずがない!
神埼 ユウキ:(この空間はレネゲイドの働きを擬似再現してるだけだから、物理的に壊れることはないはずだけど……)
神埼 ユウキ:まあ、言うのも野暮だろう。
神埼 ユウキ:「お好きにどうぞ、思いっきりやっちゃってください」
柏崎陽愛:その言葉と同時に、竜に向けて腕を振り下ろす。それは、頭を垂れろと命じているかのように。
柏崎陽愛:瞬間、竜を襲うは異次元の超重力。
柏崎陽愛:己が身に押しつぶされた竜は、その肉体をへし折られる。
ドラゴン:「グッ……ギッ、ガッ!?」
ドラゴン:自由に空を舞う翼も、大地を悠然と踏みしめる脚も、重力の軛に囚われ押し潰れていく!
柏崎陽愛:「……失礼しました。これは、単なる八つ当たりです」
柏崎陽愛:「……今のはクールだったんじゃないですか?」
柏崎陽愛:108→120
GM:ではイニシアチブ!
GM:あれ?柏崎さんのターンです……?
柏崎陽愛:あっ
古後 匠:「因果変転・破」(『触媒』使用) 対象はイニシアチブ行動……対象は
古後 匠:エルシーさん動く?
柏崎陽愛:wwww
柏崎陽愛:ずっと俺らのターン!になってるww
エルシー・ルクティス:あ、そうっすね
GM:誰かにターンが回る前にこっちの陣容がえらいことになっとるんじゃが……
エルシー・ルクティス:じゃあ私が
古後 匠:はーい、じゃあエルシーさんを指定
GM:ではエルシーさんのターンです。行動をどうぞ!
エルシー・ルクティス:あい。マイナーで接敵します。
▼エンゲージ
(柏崎[12]、エルシー[8]、ドラゴン・頭部[8])
10m
(古後[10])
[]内は行動値
エルシー・ルクティス:メジャー:コンセ+コンバットシステム+ジャイアントグロウズ 侵蝕+10
エルシー・ルクティス:判定行きまーす
GM:どうぞ!
エルシー・ルクティス:11dx7+13
DoubleCross : (11DX7+13) → 10[2,2,4,5,5,6,6,8,8,9,10]+5[1,2,2,5]+13 → 28
エルシー・ルクティス:しゃべ~~
ドラゴン・頭部:でもイベイジョン15なんだよね~
GM:命中です。ダメージどうぞ!
エルシー・ルクティス:3d10+2d10+10+21
DoubleCross : (3D10+2D10+10+21) → 17[3,8,6]+7[4,3]+10+21 → 55
エルシー・ルクティス:こんなもん
GM:えっと、装甲8点!
エルシー・ルクティス:バフウメエ
エルシー・ルクティス:有効!
GM:47点受けて……もう半分ないんだけど!
GM:はやいよ~ 演出どうぞ!
古後 匠:「行っちゃってください!」手掌をエルシーに翳す
古後 匠:すると、暖かい黄金の光がキミを包み
古後 匠:レネゲイドが強まり、力が湧いてくるだろう
柏崎陽愛:「な、なんですか!?あの光は!」なんだかよく分からない力をなんだかわかってない
古後 匠:「わ、私にもよく……!!」本当は普通にドーピングする予定だった
エルシー・ルクティス:「古後さま。ご厚意、感謝いたします」ぺこり
エルシー・ルクティス:するり
エルシー・ルクティス:身長よりはやや短いか。それくらいの担い手とは不釣り合いな長剣を抜き。
エルシー・ルクティス:地を蹴ってドラゴンとの距離を詰める。
ドラゴン:反応すらままならない。翼と脚が潰れているから?
ドラゴン:いや、例え健在であったとしても。
エルシー・ルクティス:速度はそれほど速くない。むしろ、ゆっくりと感じるほどだ。
エルシー・ルクティス:剣は滑らかに感じるほどにやわらかく軌道を描く。
エルシー・ルクティス:ノイマンの頭脳はあらゆる無駄を省いて動きを計算する。
エルシー・ルクティス:エグザイルの肉体は細胞単位でその計算に沿って理想的な動作を行う。
エルシー・ルクティス:動作から動作への移り変わりにラグがない故の流れるような剣撃。
エルシー・ルクティス:だが、剣舞というよりはどこか機械的で。殺傷に何より向いていた。
エルシー・ルクティス:「倒しきることはできませんか」
エルシー・ルクティス:「お二方、お願いいたします」
ドラゴン:「?」
ドラゴン:身動きとともに、竜の肉体を象るホログラムが大きく乱れる。
ドラゴン:そこでようやっと、斬られたと気づいたように苦悶の叫びを上げる。
GM:イニシアチブ
GM:柏崎さんのターンです!
柏崎陽愛:待機のき!
GM:ようやっとイニシアチブ通りの行動順が来たな……
柏崎陽愛:ヒメが出るまでもありません(COOL
GM:了解!
GM:では古後さんのターンかな
古後 匠:はーい!
古後 匠:マイナーで暴走解除
古後 匠:メジャーで「因果変転・急」(《エクスプロージョン》+《ツインバースト》)ドッジ不可の射撃攻撃。侵蝕6
ドラゴン:対応なしです!命中どうぞ!
古後 匠:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 9[5,6,7,7,9,9]+2 → 11
ドラゴン:ふふふイベイジョンは15……避けりゃアウトに……
ドラゴン:避けらんねえ!
古後 匠:回らぬ者……
柏崎陽愛:ww
ドラゴン:ダメージどうぞ~
古後 匠:2D10+8+6+33
DoubleCross : (2D10+8+6+33) → 16[7,9]+8+6+33 → 63
柏崎陽愛:ヤバ
古後 匠:悔しいが……これが支援屋の力だ
GM:残りHPは33,装甲は8です
GM:固定値の時点で死んでんじゃねえか!?
GM:頭部撃破です!
古後 匠:こんがり
古後 匠:古後 匠の侵蝕率を6増加(121 → 127)
GM:ふふふ、だが
GM:このルールでボスとなるエネミーは
GM:1ラウンド目が終了するまではHP10で復活し続ける!
GM:HP10で復活!
GM:(したほうが辛いのでは……?)
古後 匠:「私も、行きますよぉっ!」大仰に腕を動かし
古後 匠:手掌を目の前のドラゴンに向ける。
古後 匠:すると、黒手袋から──ぼぅ、と霧のように赤い液体が立ち上がり
古後 匠:無数の螺旋を描いて、竜の頭へと殺到
古後 匠:そして、一拍の呼吸を経て──
古後 匠:発火、炎上、爆発。
古後 匠:蒼い火柱が、幾本も立ち昇り
古後 匠:轟音が仮初の地を揺るがした。
GM:訓練である以上、案山子相手では意味がない。回避・防御プログラムは搭載されている。
GM:尋常な攻撃手段に対しては、の話だ。
GM:回避不能。単純極まる結論が結果を生み、竜の顎を粉砕する!
柏崎陽愛:(サラマンダー……?いいえ、彼女のデータはブラムス、バロール、ソラリスのトライブリードのはず)
柏崎陽愛:「先ほどの光と言い……何が起こったのか、ヒメには分かりません」
GM:ダウン、とシステム音声が鳴り響く。
柏崎陽愛:その少女の、なんだかよく分からない力を目の当たりにして、息を漏らした。
ドラゴン:しかし、吹き飛んだ顎がホログラムによって埋め合わされていく。
古後 匠:「おぉ……やりましたね!」
ドラゴン:再生能力は健在。まだ動く。
古後 匠:「ああっ……そういえばそうでした」
古後 匠:「どなたか、もう暫し攻撃してみましょう!」
GM:続けてイニシアチブ、行動値8
GM:PC優先でエルシーさんのターンです
GM:行動どうぞ!
エルシー・ルクティス:うい。
エルシー・ルクティス:コンセ+コンバットシステム+ジャイアントグロウズ 侵蝕+10
エルシー・ルクティス:おんなじやつ
GM:本気だ!
GM:妨害などないので判定どうぞ~
エルシー・ルクティス:11dx7+13
DoubleCross : (11DX7+13) → 10[2,3,3,5,5,7,7,8,9,10,10]+10[2,3,4,6,6,9]+10[9]+1[1]+13 → 44
GM:ひぃ~イベイジョン15です~
GM:ダメージどうぞ
エルシー・ルクティス:5d10+2d10+10+21
DoubleCross : (5D10+2D10+10+21) → 30[5,3,9,5,8]+11[9,2]+10+21 → 72
GM:60点とか70点ってこんなポンポン見るもんだったっけ……?
エルシー・ルクティス:諸々有効
エルシー・ルクティス:ばふきもちい
GM:バフ抜きでも50点入ってるんだよなあ
GM:装甲8抜いて64点、HP10なので倒れる!復活!
GM:ぜえぜえ、演出どうぞ!
エルシー・ルクティス:炎のなか。
エルシー・ルクティス:まだ相手は沈んでおらず。
エルシー・ルクティス:自分も体に問題はない。ので、動いた。
エルシー・ルクティス:尾に足をかけて背中から駆け上がる。
エルシー・ルクティス:鱗も精巧で(本物は見たことがないが)ごつごつと足場にはちょうどいい。
エルシー・ルクティス:移動と同時に手を動かしては健と思わしき部分を断って、断って、断って
エルシー・ルクティス:途中にあった翼も削ぐ
ドラゴン:「ギィ……!」
ドラゴン:振り落とそうとした身じろぎもなんの効果も発揮しない。
エルシー・ルクティス:顔が自分を向いた。
エルシー・ルクティス:目が合う。
ドラゴン:大きく口を開け、
エルシー・ルクティス:切らせてもらおう。
ドラゴン:噛み砕こうと顎が迫、
エルシー・ルクティス:するり。
エルシー・ルクティス:照準はもう合わない。まっすぐ飛んで、頭を超えて地に降りた。
エルシー・ルクティス:剣を鞘に納める。
エルシー・ルクティス:「はぁ…」
エルシー・ルクティス:一息。あー、しんどい。
GM:ずずっ、と。全身を構成していた肉体が地に落ち、溶けて消える。
ドラゴン:「シュガ、ギィィ……!」
ドラゴン:咆哮というには無様な息遣い。
ドラゴン:切り刻まれた全身の再生。ホログラムの像が不安定に揺れ動く。ダメージが大きいとわかるだろう。
GM:イニシアチブ、行動値8
ドラゴン・頭部:ようやく回ってきた敵のターン!
柏崎陽愛:がんばれー!
GM:敵なのに!?
ドラゴン・頭部:このエネミーの行動指針は状況によって切り替わります
ドラゴン・頭部:現在2部位撃破されているので……シーン攻撃だ!
柏崎陽愛:なにぃ!
ドラゴン・頭部:対応はないね?命中判定するよ!
柏崎陽愛:こい!
ドラゴン・頭部:24+1d10
DoubleCross : (24+1D10) → 24+4[4] → 28
ドラゴン・頭部:ちょ、ちょっと低め
柏崎陽愛:ワンチャンドッジ!
ドラゴン・頭部:達成値28でリアクションどうぞ!
柏崎陽愛:4dx+1>=28
DoubleCross : (4DX10+1>=28) → 9[2,3,7,9]+1 → 10 → 失敗
柏崎陽愛:むり
古後 匠:2dx-1 ワンチャンドッジ
DoubleCross : (2DX10-1) → 6[6,6]-1 → 5
古後 匠:あたりまえ
エルシー・ルクティス:よっしゃ
エルシー・ルクティス:リフレ:ノイマン+コンバットシステム+切り払い 侵蝕+6
GM:ひぇ~
GM:判定どうぞ!
エルシー・ルクティス:11dx7+16>=28
DoubleCross : (11DX7+16>=28) → 10[1,1,3,4,5,7,8,9,9,10,10]+10[3,7,8,8,9,10]+10[3,3,5,5,7]+10[7]+1[1]+16 → 57 → 成功
柏崎陽愛:!?
GM:???
古後 匠:こっわ
GM:いや固定値はそら高いが
柏崎陽愛:ダブルスコアじゃん
GM:エルシーさんには……かわされる!
エルシー・ルクティス:いえーい
エルシー・ルクティス:ぴーすぴーす
GM:かわいい
GM:二人は命中ですね!ダメージを出します
ドラゴン・頭部:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 16[4,8,4]+20 → 36
柏崎陽愛:木っ端みじんになります
ドラゴン・頭部:装甲ガード有効の36点ダメージ!
古後 匠:c(36-12)
DoubleCross : c(36-12) → 24
柏崎陽愛:ロイスチケットを使用して復活!
古後 匠:無理です 死んじゃった
GM:あーっ惜しい!2足りない!
古後 匠:ロイス代わりの……あれを切って復活!
古後 匠:古後 匠のHPを11増加(23 → 25)
GM:あれだ!二人は残り5つですね
古後 匠:ミス
柏崎陽愛:desu!
古後 匠:古後 匠のHPを11に変更(25 → 11)
柏崎陽愛:パッチ!
ドラゴン:「グルルゥ……」
ドラゴン:全身を不安定に揺らめかせながら、竜の瞳が君たちを捉える。
柏崎陽愛:「……どう猛な瞳でこちらを睨んでいますね」
古後 匠:「改めて見ると……」
エルシー・ルクティス:「怒るのですね…シュミレーションですのに」
古後 匠:「やっぱり格好いい……!」目がきらきら
エルシー・ルクティス:「……」たまにラグが見えますが
ドラゴン:大きく口を開け、深く息を吸い込む。
ドラゴン:口から烈風の勢いで吐き出された炎が迫る。竜の吐息だ!
柏崎陽愛:万里を焼くと言われる竜の吐息!避けることは叶わない!その余波ですら致命に至る!
古後 匠:「わぁ、ブレスだ!!」目を輝かせたのも束の間
古後 匠:「あれ、これ普通に焼け死……あつつつあれっこんな着ぐるみさっきまでアツっ」
柏崎陽愛:「ぐっ……。ヒメは訂正します。……どう猛どころではなく、ドどう猛です」
GM:攻撃を受けた、と知らせる衝撃がバチリと走る。
エルシー・ルクティス:炎が届くよりも少しだけ速く。風の流れが見える。
GM:警告音が鳴る。ダメージ限界を超えたとシステムが判断すれば、戦闘は強制終了だ。
古後 匠:いつの間にやら自分でも気づかないうちに高性能着ぐるみを纏っていたが、別に意味はなく炎が直撃!
古後 匠:あっという間にダメージは危険域だ!
エルシー・ルクティス:相も変わらずケチ臭い恩恵だ。まあ、使わせてもらいますが…
エルシー・ルクティス:抜刀と同じ速度で身を屈める。そして跳ねる。
エルシー・ルクティス:空気を削ぎ、撹拌させながら走り抜け。
エルシー・ルクティス:タイミングが合う。
エルシー・ルクティス:理屈は異常ではあるが、炎を粉微塵に切り散らして離脱した。
エルシー・ルクティス:「…はあ」疲れる。
GM:イニシアチブ
GM:待機していた柏崎さんのターン!
GM:行動をどうぞ
柏崎陽愛:はーい!
柏崎陽愛:《コンセントレイト(バロール)》+《黒の束縛》+《黒星の門》
柏崎陽愛:省エネ!
柏崎陽愛:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,2,4,5,6,6,6,7,7,7,8]+10[2,3,7,9]+10[5,7]+1[1]+4 → 35
GM:当たる!ダメージどうぞ!
柏崎陽愛:4d10+5+33
DoubleCross : (4D10+5+33) → 17[8,4,2,3]+5+33 → 55
GM:HPは10だからよ……
GM:装甲も8だからよ……
GM:倒れまーす
GM:そしてこれでラウンド終了なので
GM:復活もなし!
柏崎陽愛:やったぜ
GM:おめでとう!君たちの勝利だ!
古後 匠:やったー! 勝ったー!
柏崎陽愛:イエーイ!
柏崎陽愛:静かに手を翳す。まるで華を摘むかのように。
柏崎陽愛:柏崎陽愛。”ロード”の名が冠する通り、その手は過剰すぎる程の重力負荷を竜に与える。
柏崎陽愛:竜の肉体が地面に撃ちつけられる。みしみしと軋んだ不協和音を奏でる肉体は、それでも地面へ強く縫い付けられる。
ドラゴン:「グ、ギギギギ、ガッ……!」
ドラゴン:空を舞うための翼は、すでにエルシーに斬り落とされている。
柏崎陽愛:ド ゴ ン
柏崎陽愛:蜘蛛の巣状にひびの入った地面が割れる。陥没してもなお、重力は増え続ける。
柏崎陽愛:”ロード”の名が冠する通り。王にひれ伏すかのように、竜はその頭を垂れるのみだ。
ドラゴン:抵抗しようと暴れることすら許されない。
ドラゴン:吐息を吐こうにも顎は開くこと叶わず、そのまま砕かれた。
柏崎陽愛:ミシ ミシミシ!
柏崎陽愛:それでもなお加え続けられる重力。ホログラムで彩られた景色が割れていく。
柏崎陽愛:それは、このシミュレーションルームが破壊されていくことを意味する。
神埼 ユウキ:「あっ、やべっ」
GM:計器が危険を知らせる警報を鳴らしだす。
神埼 ユウキ:「か、柏崎さん!ちょっと、それぐらいで……」
エルシー・ルクティス:「へ…」え?
古後 匠:「あっあわわ…」あたふた
GM:バキィッ!
GM:地面から鈍い音がなる。
GM:田園風景がパラパラと崩れ去り、竜もその姿を溶かしていく。
GM:残る景色は見慣れた訓練室──
GM:の、床が、バキバキに砕けている。
柏崎陽愛:「…………」
柏崎陽愛:「……は」
柏崎陽愛:「はしたない女だなんて、思わないでくださいね?」精一杯にクールを演じてみせた。
GM:それでは
GM:バックトラックのお時間です!
柏崎陽愛:ドンドンパフパフー
エルシー・ルクティス:いえーい
GM:今回はシミューレーションなので特殊ルール
GM:ロイスパッチを消費するごとに侵蝕値を-10
GM:それを99以下になるまで繰り返し
GM:残った分のロイスパッチは得点に加算されます!
GM:というわけで侵蝕処理、各自やっていこう!
柏崎陽愛:ヤッター!
柏崎陽愛:あ、浸蝕120→126になります。なりました。
GM:了解!
柏崎陽愛:パッチの残りは5個!で、パッチを3つ使って帰還! あまったのは2個!
古後 匠:3つ使って-30して97! 残り2つです
エルシー・ルクティス:パッチ3つ!99!
エルシー・ルクティス:3つ余ります
GM:OK!全員侵蝕99以下になったので無事帰還成功!
GM:完全勝利だ、おめでとうございます!
柏崎陽愛:いえーい!
古後 匠:勝ちです
古後 匠:対ありでしたドラゴンさん
ドラゴン:どうもどうも
GM:得点計算の時間だ!
GM:計算していきます。
GM:まず今回のエネミー、ドラゴン撃破で150点
GM:1R中のボス追加撃破25点が2回、合計で50点
GM:まさかこのエネミーが1Rで2回も追加撃破されるとは……
柏崎陽愛:ww
GM:残りロイスパッチの数、一つ15点が……三人合計で7枚。105点!
GM:合計して……305点!
柏崎陽愛:つよい!
GM:ハイスコアです!おめでとうございます
柏崎陽愛:ヤッター! new record!
GM:いや初回だからハイスコアなんだけど、このエネミーでこんな点稼がれるとは……
古後 匠:やったー!
GM:というわけで、まずはお疲れ様でした!
柏崎陽愛:お疲れ様でした!
エルシー・ルクティス:おつかれさまでしたー
古後 匠:はーい、お疲れ様でしたわ~
ED
GM:──某市 UGN支部 休憩室
神埼 ユウキ:「本来はあくまで各人の異能を再現したシミュレーションだから」
神埼 ユウキ:「実体に影響を及ぼさないはずなんだけど」
神埼 ユウキ:「思った以上に皆の出力が高くて、オーバーヒートした……らしい」
神埼 ユウキ:「そのへんは試験中のシステムだからね。今後の調整の参考にもなるから気にしなくていいってさ」
柏崎陽愛:「……」小さくなっている。そうは言っても、ねえ
エルシー・ルクティス:よしよし
古後 匠:「確かにすごかったですね、柏崎さんのパワー!」
古後 匠:自分を棚上げしつつ、無垢な刃を突き立てる
柏崎陽愛:撫でられているようだ。……曖昧な表現を使っているのは、視界が完全なる闇に覆われているからに他ならない
柏崎陽愛:「うぐっ」
柏崎陽愛:《言葉の刃》が刺さる
古後 匠:「しかし暗いですね……これ火傷するんじゃないですか?」
古後 匠:目の前にある……あるはずの鍋を見つめて
柏崎陽愛:「……照明もオーバーヒートしたのでしょうか?」
神埼 ユウキ:「お疲れ様会はいいけど、なんでまた闇鍋に……」
エルシー・ルクティス:「時期ではないと思うのですが」
古後 匠:「誰が発案したんだっけ……?」
古後 匠:「……………………大いなる流れ?」
柏崎陽愛:「大宇宙の意思…?」
柏崎陽愛:「……ま、まあ、ヒメは闇鍋というものは初めてです。ヒメはワクワクしています」
神埼 ユウキ:うっかり適当に言ったのが採用されたのは忘れたことにしている。
エルシー・ルクティス:「……」つっこめ、神崎さん
神埼 ユウキ:「こっちに投げられても……」闇の中で視線を感じてぼやく。
古後 匠:「ところで闇鍋ってどう食べればいいんでしょう」手元見えなくないですか? とぼやく
古後 匠:「そもそも食べて大丈夫な中身かも不安ですけど」
柏崎陽愛:(ドラゴンのお肉とか入っていませんよね……?)
エルシー・ルクティス:「…」
エルシー・ルクティス:ぱく
エルシー・ルクティス:「……甘い?」
柏崎陽愛:「勇者…!……お味は……?」
柏崎陽愛:「甘い?」
古後 匠:「えぇ」顔を顰める
古後 匠:「だ、大丈夫なんですか……」言いながらも恐る恐る、ぱくり
古後 匠:「こっちは苦い……………………」
柏崎陽愛:「ヒメもチャレンジします」ぱくり
柏崎陽愛:「……ドライカレーとドラ焼きとドラゴンフルーツ……??」
神埼 ユウキ:「うわあ、闇!」
エルシー・ルクティス:「こわい…」
古後 匠:「うぇえ……」
エルシー・ルクティス:「鍋は、無心で食べることにいたしませんか?」考えないことにしましょう
柏崎陽愛:「……ヒメは賛成します」心を無に。
古後 匠:「そうですね……」仏頂面でぱくぱく。
柏崎陽愛:「ところで」
エルシー・ルクティス:「?」
柏崎陽愛:「ヒメは神崎さんに伺いたいのですが」
神埼 ユウキ:「俺に?なにか?」
柏崎陽愛:「男性は……相手に望まれていないと分かっていても婚姻を強いるものなのでしょうか。」それと、男の子ってやっぱりドラゴンが好きなんですか?
神埼 ユウキ:「あ~……」
神埼 ユウキ:ちら、とエルシーの方を一瞬見て
エルシー・ルクティス:「お気を使わせてしまい…」
神埼 ユウキ:「いや別に?ただ、難しいな」
柏崎陽愛:返答次第では古後ちゃんの何だか分からないパワーが火を吹くぜ
古後 匠:「…………………………」黙りこくる
古後 匠:えっ私?
神埼 ユウキ:「前提として、褒められたことじゃあないとは思う」
神埼 ユウキ:「いい男とは言いづらいんじゃないですかね。ただ」
柏崎陽愛:「ただ?」
神埼 ユウキ:「お互いにそういうふうに思いあえるってのは、結構稀なことでもあるだろうし」
神埼 ユウキ:「そうなっちゃうやつがいるのも理解はできるよ」
神埼 ユウキ:「だからって、やっぱり褒められたことではないし」
神埼 ユウキ:「やられた側はたまったもんじゃないだろ。愚痴ぐらいは言ってもいいと思うけど」
柏崎陽愛:「……」エルシーさんの顔色を伺う。暗闇で見えないけれども、だ。
エルシー・ルクティス:ふむ。なんというか、生真面目な感じの人だと思う。
エルシー・ルクティス:「まあ」
エルシー・ルクティス:「別に一緒に寝食を共にし、生活しているわけでもありませんし」
エルシー・ルクティス:「政略婚と考えればやや規格が大きいだけで、考えられる範疇ではあります」
エルシー・ルクティス:「お互い、愛があるわけでもございませんし。ね」少しだけ皮肉気に
古後 匠:「…………でも、でも、でも」
古後 匠:「可能性が、無いんでしょ」
古後 匠:「将来本当に好きな人が出来ても、結ばれないんでしょ」
古後 匠:「──それは」
古後 匠:「それは、ダメだよ。……きっと」
エルシー・ルクティス:優しい子だなぁ…うーん、どうしたものでしょう。
エルシー・ルクティス:自分としては色恋は結構、という感じだが…ああ、なら
エルシー・ルクティス:「では」
エルシー・ルクティス:闇の中では、はるか遠くの神の視界は濁る。
エルシー・ルクティス:「誰かを好きになることなど想像できませんが、もしそんな殿方が現れるのなら」
エルシー・ルクティス:「私を奪い去ってくれるような方が良いですね…」
エルシー・ルクティス:なんて、言うだけ言ってみる。
柏崎陽愛:……
柏崎陽愛:闇鍋をつつくエルシーさんを見て思う。
柏崎陽愛:暗闇の中、手探りでつついて。いつしかその鍋はぐちゃぐちゃになってしまう。
柏崎陽愛:彼女は言った。心を無にしよう、と。それが、彼女の結婚生活を嫌が応にも想起されてしまった。
古後 匠:「……呼んでくださいね」
古後 匠:「追いかけられて、困ったら」
古後 匠:「頼ってください」
古後 匠:「私は、強いので」
柏崎陽愛:「頼っていただきたい。ヒメも、そう思います」
エルシー・ルクティス:「勿体ないお言葉です」ほんとに、いい子達だ。なんだか申し訳ない。
柏崎陽愛:「奪い去ってくれる殿方……」なんの意味もなく、この場にいる唯一の男子である神崎君に視線を向ける
神埼 ユウキ:「……そうかしこまらなくとも、人の善意は素直に受けていいと思いますよ」
神埼 ユウキ:「ひねくれ者が言うのもなんですがね」
エルシー・ルクティス:「これは性分ですから」
古後 匠:「なら、私のも性分」
古後 匠:「大人しく、助けられてください」
古後 匠:「その時が──来たら」
エルシー・ルクティス:「ええ、お願いいたします」まあ、頑なになることもないか。
エルシー・ルクティス:「まあ、私の話ばかりも何です…」
エルシー・ルクティス:「もう少し明るい恋のお話はございませんか?」聞いてやろう
古後 匠:「私は無いです。残念ながら……」稼働回数が少ない者の宿命…
柏崎陽愛:「なるほど。……明るくハッピーでアッパラパーなお話し、ですか……」
柏崎陽愛:「……古後さん」……先手を打たれてしまった
神埼 ユウキ:(アッパラパーまでは言ってないと思うが……)
柏崎陽愛:「……神崎さん」お願いします
柏崎陽愛:「明るく……ハッピーで……アッパラパーなお話しを……!!」
神埼 ユウキ:「は?!俺に聞きます!?」
エルシー・ルクティス:コイバナありそう。そういう顔してるし。
古後 匠:「私も気になりますね……」
柏崎陽愛:「ヒメも興味津々です」
神埼 ユウキ:「いや、ないっすよ。ないない。生粋の陰なんで見ての通り」
神埼 ユウキ:言ってから。
柏崎陽愛:「からの?」
神埼 ユウキ:なんとなくちょっと、もやもやするような。
神埼 ユウキ:「……ないですって」
神埼 ユウキ:ちょっと語気が弱まる。
エルシー・ルクティス:「お付き合いしてる方などは?」
神埼 ユウキ:「いや、ほんとに……そういうのは……」
神埼 ユウキ:「そういうのは……」
神埼 ユウキ:なんか自分で傷ついてきた。
古後 匠:「これ、なんか“ある”人の雰囲気ですよ!」
エルシー・ルクティス:いじめ過ぎてしまいましたか…この人面白いな。
神埼 ユウキ:「余計なことに気づかない!」
柏崎陽愛:「暗に認めた発言では…」
古後 匠:「大人しく吐いてください。お願いします」
神埼 ユウキ:「そんな誠実に頼み込むところかこれ!?」
柏崎陽愛:(大人しく吐いてください、で、竜の息吹を思い出している)
エルシー・ルクティス:この男女比だとこうなりますよね…無常だ。
古後 匠:「勿体ぶりますね、この人……」何の悪気もないぼやき
神埼 ユウキ:(この男女比なんだからさっさと逃げればよかった……!)
神埼 ユウキ:「俺が悪いみたいに言うな!……え、これ俺が悪いのか?」
神埼 ユウキ:ぼやきながらガリガリと頭をかく。
古後 匠:「わ、悪くはないと思いますけど……す、すみません……」あたふた
神埼 ユウキ:はあ、とため息を付き。
神埼 ユウキ:「大した話じゃないですよ、まじで」
神埼 ユウキ:「モブらしく端っこに居たのを見つけてもらって」
神埼 ユウキ:「優しくされたから、ちょっと勘違いしてるだけ」
エルシー・ルクティス:「……」
神埼 ユウキ:「よくある馬鹿な男の勘違い。それだけでーす」
エルシー・ルクティス:「これはこれは…」あらあら
神埼 ユウキ:「なんすか……」
古後 匠:「へ、へ、へ……」へたれですね、と思ったが、口に出すのは流石に思いとどまった
古後 匠:「へー……そうなんですね」
エルシー・ルクティス:「いえ、神埼さまは可愛らしいところがお有りだと」
エルシー・ルクティス:「まあ、私が何を言ってもどの口で…というものなので控えさせていただきます」ふふふ
神埼 ユウキ:「それ男には褒め言葉じゃないって……分かってて言ってそうだなあ畜生!」
柏崎陽愛:「……神崎さんは、敏感なのですね」
エルシー・ルクティス:かわいいですね
柏崎陽愛:「ヒメの敬愛する兄さまはド鈍感すぎるくらいなので、少し分けていただきたいくらいです」知識:ヒロインでファンブルが出た
柏崎陽愛:「でも」
柏崎陽愛:「……ご自身の中だけで完結せずに。……お相手の意見も聞いてみてはいかがですか?」
柏崎陽愛:こいつもどの口で言っていますが。
古後 匠:「そうですよ! まずは当たってみて、ですよっ!」無責任に背中を押す
エルシー・ルクティス:「それがよろしいかと」言っとけ言っとけ
神埼 ユウキ:「~~~ああーもう、わかりました、わかりましたよ!」
神埼 ユウキ:仕方ないだろ、ちょっとぐらい怖がったって。
神埼 ユウキ:「ちゃんとすればいいんでしょ。……なんで俺の恋愛相談みたいになってんのよ、ったく」
古後 匠:「恋バナってそういうものでは……?」ぽかんとしたアホ面
神埼 ユウキ:「……」
神埼 ユウキ:「ところで、ちなみに?」
神埼 ユウキ:急に表情を誂うように変えて。
神埼 ユウキ:「柏崎さんは、そのド鈍感の敬愛するお兄様には?」
神埼 ユウキ:「そういうのお聞きしたわけで?」
柏崎陽愛:「!?」
柏崎陽愛:「なっ、ばっ、は、はぁ!?」
神埼 ユウキ:「鈍感で気づいてもらえないとかなら」
神埼 ユウキ:「お相手の意見も聞いてみてはいかがです~?」
柏崎陽愛:ぐぬぬぬ!みたいな顔をしている。暗闇で見えないけれども!
古後 匠:「お二人とも、がんばってくださいね!」にこにこ
古後 匠:「応援してます!」
柏崎陽愛:「ヒメは……兄さまにクールと認められてからでないと……それにきらりちゃんもいますし……」ブツブツブツブツ
エルシー・ルクティス:くすくすと小さく笑う。顔は見えない。
エルシー・ルクティス:ああ、でも。久しぶりに悪くない気分だと…そう思う。
GM:暗がりには人も神も視線は届かず。
GM:ただ言葉と、それに乗った思いだけが交わされていた。
GM:UGN戦闘シミュレーション 無事完了
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
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