リプレイ・ルーティーン:ジュブナイル 『プロティオン・ブルーの激情』


PC1:“多層鏡面(レイニーブーツ)桜木 御調(さくらぎ みつぎ)(キャラシート)PL:ミハエル
PC2:“アルターヴィルゴ”綾女 亜紀(あやめ あき)(キャラシート)PL:切子圭
PC3:“フォースブレイド”時崎 蒼也(ときさき そうや)(キャラシート)PL:サムトー
GM:深見

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:そだち支部セッションやってくよ!
桜木 御調:いえいいえい、よろしくお願いします
時崎 蒼也:よろしくお願いします!
綾女亜紀:よろしくお願いします!
GM:じゃあHO1組、桜木君から自己紹介お願いします
GM:(キャラシート)
桜木 御調:はい
桜木 御調:桜木御調です、平和とお茶とお菓子を愛する風紀委員長です。
桜木 御調:オーヴァードになった記憶はありません。
桜木 御調:校内に侵入してきた不届きものをエフェクト込みでシバキ回してたらUGNに連れてかれました。
桜木 御調:性格は風紀委員長にしてはぼんやりしてます。順法意識もそれに準じてふわふわです。
桜木 御調:怖くないよ。
桜木 御調:性能
桜木 御調:オルクスとハヌマーンのクロスブリードです
桜木 御調:縮地L4で接敵してぶん殴るだけのシンプルな白兵です
桜木 御調:マイナー空いてるし一閃もあるのでエンゲージにはあんまり困らないです
桜木 御調:以上。イリーガル歴大体1か月くらいです。よろしくお願いいたします
GM:はやいぜ
GM:ペースが
GM:ではお次!時崎くん!
GM:(キャラシート)
時崎 蒼也:はーい!
時崎 蒼也:時崎 蒼也(ときさき そうや)です。高校一年生、剣道部所属。
時崎 蒼也:最強の剣士です。
時崎 蒼也:……と、周囲に恥ずかしげもなく嘯くお調子者。
時崎 蒼也:根は小心なので、突っ込まれるとすぐヘタれやすいか弱き生き物です。
GM:さいきょ!
時崎 蒼也:サイキョー!
時崎 蒼也:なお実態はと言うと、普通に歩いてるだけで度々転ぶレベルのとんでもない運動音痴。
時崎 蒼也:幼少期から武術の世界で特に目立った結果を残せたことはありません。悲しいね。
時崎 蒼也:早逝した兄は本物の大天才で、兄を超えるのを目標にしたら最強を目指すしかなくなったとか。まったく難儀なもんで。
時崎 蒼也:出涸らしとか言われようとめげずに最強目指して頑張ります!
GM:がんばだよ~
時崎 蒼也:応援ありがとう!
時崎 蒼也:性能はバロオルの高速シーン攻撃型。IAで超強化されたダンシングシミターの火力を雨粒の矢でばらまきます。
時崎 蒼也:妖精の手は基本自分の命中に使うけど、回数余ったら皆の補助にも回せるかなといったところ。
時崎 蒼也:剣士っぽくない?言わないでよ気にしてるんだから!
時崎 蒼也:こんなところかな!初稼働なので先輩達に甘えてきます、よろしくお願いします!
GM:では二人へのハンドアウト

HO1:逸史支部に所属するオーヴァード シナリオロイス:《プロティオン》綾崎蒼太朗

君は夜間のパトロール中にFHセル『カンヴァス』の一員《プロティオン》と遭遇する。普段は軽口の多い印象の人物だがどうにも様子がおかしい。そんな中、放たれた言葉は『街を壊す』という物騒な宣言であった。


《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ぶっこわす」
桜木 御調:どしたの
時崎 蒼也:物騒!
時崎 蒼也:なんか知らんが止めなければならんようだな……
桜木 御調:学校壊れちゃいそうだから普通に風紀執行するね?
時崎 蒼也:味方もまあまあ物騒そう 正しいけども
GM:暴vs暴
時崎 蒼也:暴に武をぶつけるかあ!やったらあ!
GM:ではつぎ!君も過去に傷が!綾女君!
GM:(キャラシート)
綾女亜紀:はい
綾女亜紀:どうもこんばんは、綾女亜紀(あやめ あき)UGNチルドレンです。
綾女亜紀:ゾディアックウェポン"ヴィルゴ"の使い手であり
綾女亜紀:特殊な因子、スターアリズンの覚醒者でもあります。
GM:つよすぎ
綾女亜紀:そんなこんなで色々なトコ行ったりしています。
綾女亜紀:強いです、とても
綾女亜紀:しかし過去には
綾女亜紀:所属していた支部長に背後から襲われた経験があり、それが傷になってたりもします
GM:酷い支部長もいるぜ
綾女亜紀:大多数の支部長がいい人なのは知っています!
綾女亜紀:きっとここの支部も
GM:うちではソンナコトナイヨ!支部長あんま出てこないし
綾女亜紀:お会いできるでしょうか……
綾女亜紀:ともあれ性格は誰に対しても丁寧に、優しくをモットーにやらせていただいております。
綾女亜紀:性能としてはゾディアックウェポン前提のコアアイテムスターアリズンで強化した
綾女亜紀:砂塵霊を使って攻撃していくスタイルです
綾女亜紀:援護にも使えます、Dロイスが起源種なので自分に使うかもしれないけど
GM:でかつよジャン…
綾女亜紀:そんなわけで、"アルターヴィルゴ”として頑張っていきたいと思います、よろしくお願いします!
GM:うす!
GM:ではハンドアウト

HO2:逸史支部の一員、あるいは他所のオーヴァード シナリオロイス:《フィーヴァー》

君は逸史支部に所属する(あるいは他所の)オーヴァードだ。市外の作戦行動において、複数回の交戦をしたFHエージェントである《フィーヴァー》が逸史に向かっているとの情報を得る。《フィーヴァー》は戦闘能力だけではなく工作や奸計にも長けた人物だ。すぐに対処する必要がある。


GM:綾女くんは他所からの応援でいいのかな?
《フィーヴァー》:「おっす、よろしく」
《フィーヴァー》:こんな顔
綾女亜紀:「よろしくお願いいたします」
綾女亜紀:精悍な顔つき、危険なにおい……
GM:ではトレーラー

何故だ、どうしてだ。
わからないし、納得がいかない。
気に食わない。
俺の世界は弱く、脆く、つまらない。
一度でもそれに気づいてしまったのなら、この思いは止められない。
苛立ち、渇き、諦観。混ざりあった激情が濁流のごとく溢れだし────世界を壊す。

「俺を、満足させてくれ」
少年の叫びが、虚しく溶ける。

ダブルクロス the 3rd edition
リプレイ・ルーティーン:ジュブナイル『プロティオン・ブルーの激情』



GM:よろしくお願いします!
桜木 御調:よろしくお願いします!
時崎 蒼也:よろしくお願いします!
綾女亜紀:よろしくおねがいします

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OP1

GM:桜木君と時崎君 登場お願いします
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(28 → 32)
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(39 → 45)

GM:UGN 逸史支部
GM:特に予定もない日であったが、君たちはたまたま支部で顔を合わせていた。
桜木 御調:「こんにちは、1年3組の時崎君」
桜木 御調:にこにこ、とした雰囲気を崩さない青年が支部の空きスペースに座っていた。
桜木 御調:服装は君と同じ高校の制服で、腕には赤い腕章。
桜木 御調:君が少しでも校内の噂に詳しければ、校外でも腕章を外していないところから十中八九風紀委員長だと推測できるだろう。
時崎 蒼也:「お?」
時崎 蒼也:長い黒髪を後ろで結んだ少年。
時崎 蒼也:顔立ちは整っていると言えなくもないが、顔に浮かべた表情は幼さを際立たせる。
時崎 蒼也:「あ、ちはっす!えーっと、風紀委員長の……」
時崎 蒼也:呼ばれて反射的に返事をしてから顔を見て名前を思い出そうとする。あまり上手くいっていない。
桜木 御調:「2年11組(特進クラス)桜木御調です。よろしくお願いします」
時崎 蒼也:「うおっこれはご丁寧に。1年3組、時崎蒼也です」
時崎 蒼也:ぺこりと頭を下げてから。
時崎 蒼也:「……あれっ、知ってた?なんで?」
時崎 蒼也:特別に面識あったっけ、と首を傾げる。
桜木 御調:「校内生徒は全員把握してますから」
時崎 蒼也:「えっ、すげっ!てかこわっ!悪いことぜってーできねえじゃん!」
桜木 御調:何てこと無いように言って自分の鞄を漁り
桜木 御調:「お菓子とか食べます?まだ支部の人来てないみたいですから」
桜木 御調:どん、と卓上に置かれるのはパウンドケーキ。
時崎 蒼也:「えっ……なっ……!?」
時崎 蒼也:卓上の圧倒的"質量"に目を奪われる。
桜木 御調:21㎝型で焼かれた奴を丸ごと持ってきている。
時崎 蒼也:「な、なんて背徳的な……!砂糖の暴力だよこんなん!」
時崎 蒼也:ひぃーっ、と本気で怯えた声を上げる。
時崎 蒼也:「えっ、てか丸ごと?よく崩れなかったね!?」
桜木 御調:「暇があったので土日に家で作った奴を持ってきました」
桜木 御調:「意外と冷めると崩れないんですよねこれ」
時崎 蒼也:「オシャレかつ実益のある趣味!モテそー!」
時崎 蒼也:かーっと天を見上げ。
時崎 蒼也:「っつか……マジで……」
時崎 蒼也:ケーキに目を戻し。
時崎 蒼也:「いいんスか……?」
時崎 蒼也:ごくりとつばを飲む。
桜木 御調:「ええ、どうぞ」
時崎 蒼也:「マジかー!じゃあありがたく!いただきますありがとういただきます!」
時崎 蒼也:ひゃーっと対面の席に座る。
桜木 御調:先ほど給湯室から拝借したナイフでケーキを切る
桜木 御調:「どれくらいの厚さにします?今僕と君だけですしとても分厚くしてもいいと思います」
時崎 蒼也:「い、いや……流石にそんないっぱいもらうわけには……!」
時崎 蒼也:「あと体重調整あっから食いすぎるとやばい……」
時崎 蒼也:大分未練の有りそうな目をしつつ遠慮する。
桜木 御調:「あ、そうか剣道部でしたね」
桜木 御調:「いつもお疲れ様です。」と言いつつじゃあとほどほどの大きさに切っておく
時崎 蒼也:「いえいえ、桜木先輩こそいつもおつかれっす。風紀も合気も」
桜木 御調:「ありがとうございます。とはいえ校内に関しては生徒指導の先生に任せるべきなのでさほどやってませんけどね」
桜木 御調:二切れ切った。これでいいかな
GM:こんこんノックの音
GM:&
苑原 そだち:「おいしそうなもの食べてるね~~」
時崎 蒼也:二切れいっちゃうか。と、ありがたく口に運んだところで
桜木 御調:「お疲れ様です苑原さん、食べます?」
時崎 蒼也:「むぐっ……苑原先輩っ!ちはっす!」
苑原 そだち:「たべる~」
苑原 そだち:「二人ともおつかれさま~」小さく手を振る
桜木 御調:「お疲れ様ですー」
時崎 蒼也:「苑原先輩こそおつかれっす!……これリピートになったな」
桜木 御調:苑原さんの分も切る。ちなみに中身はプレーン生地に林檎のシロップ漬けだ。
苑原 そだち:「ありがと~」
苑原 そだち:むしゃむしゃ。おいしそうだ。
苑原 そだち:「じゃなかった!」
時崎 蒼也:「なかったのか……えっ、めっちゃ美味くないすか?」
苑原 そだち:「ケーキはおいしかったです」
桜木 御調:「ありがとうございます」
苑原 そだち:「二人にお願いがあって」
桜木 御調:「はい。」
桜木 御調:聞く姿勢。
時崎 蒼也:「お願い……あ、支部の方の仕事っすか?」
苑原 そだち:「うん…といっても、事件とかじゃなくて」
苑原 そだち:「今日のパトロール担当が行けなくなっちゃって、代わりを頼みたかったの」
苑原 そだち:「用事があったら全然断って良いからね~?」
桜木 御調:「特にないので大丈夫ですよ」
時崎 蒼也:「ははあ、なるほど……ちょっち失礼!」
時崎 蒼也:携帯端末を取り出し、微妙に危うい手付きで両親にメール。
苑原 そだち:「はい」待ち!
時崎 蒼也:あまり待たずに返信が来る。
時崎 蒼也:「よし、オッケーもらった!行けます!」
苑原 そだち:「ごめんね~」「ありがと~!」
苑原 そだち:ふやふや
桜木 御調:門限かな?大変だなあ
苑原 そだち:「わたしも行けたらよかったんだけど、今日はちょ~~っと大事なお仕事があって」
時崎 蒼也:「大事な仕事?なんか会議とかっすか?」
苑原 そだち:「偉いところから連絡がきて」
苑原 そだち:「支部長不在だからわたしが受けないといけないんだ」
桜木 御調:「大変ですね……」
苑原 そだち:今月も支部長代理
桜木 御調:といいつつも表情が変わってない
時崎 蒼也:(苑原さんが支部長の次に偉い人なの未だにびっくりだな……)
時崎 蒼也:苑原さんが支部長の次に偉い人なの未だにびっくりだな、という顔をしている
GM:持ち回りなんだけどそだち率が高いのでよく勘違いされる。他の大人も別に訂正しない。
GM:そだちの回によく事件が起こるのだ。
苑原 そだち:「じゃあ、お願いね~」「飲み物とか買ったらレシート持ってきてくれれば建て替えるからね~」
桜木 御調:「了解しましたー」
時崎 蒼也:「了解っす!すげえ!経費で落とすってやつだ!」
桜木 御調:「こう言ってのけられるのすごいですよね、塾の売り上げとかから出してるんでしょうか」
桜木 御調:といいつつケーキと包丁を片づけている
苑原 そだち:「いろいろだよ~」いろいろだ
時崎 蒼也:「いろいろか……」なるほど、と納得する。
桜木 御調:「いろいろ……」
桜木 御調:「あ、巡回ルートってどの辺ですか?」
苑原 そだち:「うんとね、今日は倉庫街の方かな」
苑原 そだち:「オーヴァード関係なくやんちゃな子がいたりするからそこも気を付けてね」
桜木 御調:「はーい」軽く言ってるけど暗黙のうちにいたら〆ますという意味が含まれている
時崎 蒼也:「だいじょぶだいじょぶ、俺こう見えて最強ですから!」
時崎 蒼也:「……こう見えてっつーと弱っちく見えてるみたいだな?見ての通り最強ですから!」
桜木 御調:「おお、頼もしい」
苑原 そだち:「うんうん」「頼もしいよ~」
苑原 そだち:「じゃあ行ってらっしゃい」「なにもなかったらメールだけお願いね」
桜木 御調:「でしたら遠慮なく頼らせていただきます。よろしくお願いします。」
桜木 御調:「メールの件も了解です。行ってきます」
時崎 蒼也:「へっへっへ……っとぉ、了解!よろしくお願いします!」鼻をこすりながら。

GM:倉庫街、人気は少ない。
GM:途中で、不良グループが集まっていると聞いていたのだが、その気配もない。
GM:少し妙だ。
時崎 蒼也:「なんか静かっすね、今日はヤンキー居ねえのかな?」
桜木 御調:「変ですね、ここいつもは誰かいるのに」
時崎 蒼也:「インフルエンザでも流行ったとか?」
桜木 御調:「いえ、缶とかペットボトル、あんまりよくないけど吸い殻も落ちているんで人がいたとみることはできます」
桜木 御調:「ここ、割とそれがすぐわかるくらいには掃除がまめだったはずなので」
時崎 蒼也:「おおっすげ、探偵みてえ……!と、いうことは?」
桜木 御調:「……掃除された、でしょうか」
時崎 蒼也:「……」
時崎 蒼也:落ちてる吸い殻などを見て。
時崎 蒼也:「これ落としてった奴のほうが」
時崎 蒼也:「って、ことですよね」
桜木 御調:「はい。わかりにくくてすみません」
時崎 蒼也:「や、俺でもわかったんでだいじょぶっす」
時崎 蒼也:表情を引き締める。
桜木 御調:「外の様子的にどこかにひとまとまりにされていそうです。どこか大量の人を隠せる箇所があれば優先して向かいたいですが……」
時崎 蒼也:「人がいっぱい入れる場所……」
時崎 蒼也:見回す。
時崎 蒼也:「ありますね。そこらに」
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:「倉庫内、通常なら施錠されているので入れないのが常ですが」
GM:扉は、開いている。
桜木 御調:「……開いているのがありますね」
桜木 御調:「僕ちょっとそういうの苦手なんですけど時崎君ってこの先に人がいるかどうかってわかったりします?」
桜木 御調:ちょいちょいと空いている倉庫を指して
時崎 蒼也:「俺も得意ってほどじゃないすけど。ちょっとやってみます」
時崎 蒼也:偏差把握って使えるでしょうか?
GM:つかえます
時崎 蒼也:ありがとうございます!では使用して倉庫の中の様子を確認してみます
GM:はい
GM:中には十数人の人間が纏まっていることがわかります。
GM:そのほとんどが地面に倒れていることも把握していいでしょう。
時崎 蒼也:「……結構な数居ますね。大体が倒れてる」
桜木 御調:「おっと」
桜木 御調:「となると」
桜木 御調:「実際に踏み込んで人数と傷の具合を確認し、医療機関の手配。ですかね」
桜木 御調:「倒れている人しかいない場合ですが」
時崎 蒼也:「そっすね。こっち側・・・・が居なければ」
桜木 御調:「念のため先に連絡はしておきますね」
桜木 御調:スマホを開いて人が数十人まとまって倒れているという話と今後やるつもりのことを書いて送り
桜木 御調:「じゃあ、行きましょうか」
時崎 蒼也:「うっす!」
桜木 御調:念のため録音起動してスマホをポケットに突っ込んだ
GM:扉を開く
不良:「うおおおおおおお!!!」
GM:目に飛び込んできたのは大柄な少年が叫びながら拳を振るう姿。
GM:そして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
GM:その一撃が、虚しくいなされ。蹴りの一発で崩れ落ちる瞬間だった。
不良:「がはっ…俺が、こんな、かんたんに」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……チッ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:つまらなそうに吐き捨ててから、君たちに視線を向ける。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:足元には同じように倒れ伏せた不良たち。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「お前らか…」
時崎 蒼也:「……綾崎?」
時崎 蒼也:「何やってんだ、お前」
時崎 蒼也:訝しげに顔見知りの少年に問う。
桜木 御調:「こんにちは綾崎君」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「見てわかんねーのかよ」「喧嘩だ、喧嘩」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「何も面白くなかったけどな」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「売ってきたのはこいつらだぜ?」
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:辺りを見回す、あ、知った顔(一高生)いる
桜木 御調:でも証言的に彼らから仕掛けたんだよなあ
桜木 御調:これで完全に向こうが悪かったら即奇襲かけるつもりだったけどそれを表情にも出さず
時崎 蒼也:「それにしたって」倒れた人数を見て「やりすぎじゃねえの」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ははっ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「コイツがよ」先ほど蹴りを入れた不良を踏みつぶしながら。
時崎 蒼也:「おい!」
時崎 蒼也:流石に眉をひそめる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「『自分はここらへんで一番喧嘩が強い』だってよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「はは、な訳ねぇだろ……!」君たちの方に蹴り飛ばす。
桜木 御調:「おっと」怪我が追加で増えないよう受け止める。
桜木 御調:怪我の具合はどうだろう
GM:ボッコボコ、ですが命に別状はない。
時崎 蒼也:「……そういうもんだろ」
時崎 蒼也:桜木の受け止めた少年の様子を横目で確認しながら。
時崎 蒼也:「俺が強い、俺が最強」
時崎 蒼也:「痛い目見るまで、あるいは死ぬまで」
時崎 蒼也:「言い続ける馬鹿は居る」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「そうか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「それはかんがえかたの問題だろ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「実際にソイツが弱いのは」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「俺たちと一緒じゃないからだ」「ちがうか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:オーヴァードではないから。そう言っている。
桜木 御調:「……うーん」
桜木 御調:「本当なら」
桜木 御調:「この後この人たち病院に送ったりとか後始末する宛てはあるんですかって僕聞きたかったんですけど」
桜木 御調:「ちょっと予定変えますね」
桜木 御調:「何がしたいんですか?」
GM:あきらかに、様子がおかしい。
GM:普段から好戦的な人物ではあるが、それでもこの男は今までにオーヴァード以外の人間に手を出したことはなかった。
GM:そして気性も。普段とは異なり落ち着いている・・・・・・・
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「壊したい」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「むかつくんだよ、全部」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「気に食わないんだよ、何もかも」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:絞り出すように
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ああ、いや」「壊そう・・・
時崎 蒼也:「……おい?」
桜木 御調:「なるほど」
桜木 御調:次の発言を待たず、たん、と地を蹴る音がして御調の姿が消える
時崎 蒼也:「ちょ、桜木先輩……!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:動かない
桜木 御調:ひゅぱぱ、と数か所に明滅するような影を作りながら接近し
桜木 御調:そのまま、背後から踵落としの要領で足を振り下ろす
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:刹那
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:《プロティオン》の姿は消え去り。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:君の全身に痛みが襲い掛かる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:痛い、否。熱い。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「…それで?」
桜木 御調:「あはははは、熱い」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:数メートル離れたところに、移動している。
時崎 蒼也:問う綾崎と笑う桜木の間。
時崎 蒼也:両手に二振り。宙に二振り。
時崎 蒼也:四刀。いつの間にやら割って入った蒼也が、抜いた素振りも見せずに構えている。
桜木 御調:「いや、正直もうこれ以上聞いても実利なさそうなんでとっつかまえて支部に尋問してもらった方が早いかなーって思ったんですが」
時崎 蒼也:「……戦ってる時、喋るの苦手なんだけどさ。色々ずれる・・・から」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「お前らが?俺を?」
桜木 御調:能力を行使して、灼熱にさいなまれているというのに何の気も無しにしゃべってる
時崎 蒼也:「俺はまだ戦いにしたくねえんだ」
時崎 蒼也:「今のも正当防衛か?綾崎」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「できんのかよ・・・・・・
桜木 御調:「あらまあ」
時崎 蒼也:「必要ならやる・・だろ」
時崎 蒼也:「けど、やりたかねえ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「うぜえ」
時崎 蒼也:「先に手出したのがこっちだってんなら謝っからよ」
時崎 蒼也:「この辺にしとかね?あんまり問題起こすと苑原先輩が困るぞ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「蒼也、お前のそーゆーオリコウな言葉むかつくし」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「そだちが来たらもっとめんどくせえ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「もういいわ」「邪魔だ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:再び、姿が消える。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:瞬きの後
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:────冷たい。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:時崎の前に現れ。鳩尾に蹴りを叩きこんだ。
時崎 蒼也:「──っ」
時崎 蒼也:やはり戦いで口を開くものじゃない。反応が遅れた。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「勝手に伝えろ」「俺はやるぞ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「この街をぶっ壊しても、俺は」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:何か言おうとして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「…じゃーな」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:三度、姿を消した。
時崎 蒼也:「──────」
時崎 蒼也:言葉も返さず、反撃の一刀。必殺のつもりで放った剣閃は、僅かなズレで無様に空を切っている。
桜木 御調:「あーやっと収まった」
時崎 蒼也:そのズレは打撃を受けたことによるものか、あるいは躊躇いか。
桜木 御調:ニコニコしながらよろよろと起き上がる
時崎 蒼也:「……桜木先輩、怪我は?」
桜木 御調:「あ、あーっと」
桜木 御調:そこで初めて自分の状態を確認する。
GM:少しのやけど。オーヴァードなら問題はないだろう。
桜木 御調:「まあこれくらいなら大丈夫ですね」スマホも無事っぽい。録音は切る。
時崎 蒼也:「一応、帰ったらちゃんと治療受けてください。にしても……」
時崎 蒼也:「何考えてんだ、あいつ」
時崎 蒼也:焦り、怒り、いろんな感情がないまぜになる。困惑が一番大きい。
桜木 御調:「……とりあえず綾崎君はいなくなっちゃったので」
桜木 御調:「彼らを病院に送りません?」
桜木 御調:あっけらかんと
時崎 蒼也:「……っすね」
時崎 蒼也:一先ず刀を納め。
時崎 蒼也:「あの、桜木先輩」
桜木 御調:「はい」
時崎 蒼也:「こっち・・・来てどれぐらいでしたっけ」
桜木 御調:「1か月くらいですね」
時崎 蒼也:「っすか。じゃあ一応、業界では先輩として一つ」
時崎 蒼也:「今回は綾崎が悪いです。本人曰く正当防衛だとしても暴れ過ぎだし、こえーこと言ってるし」
時崎 蒼也:「……でも、先輩が手出すのもちょっと早かったと思います」
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:「証拠は出そろったから行ってもいいかなと思いましたが確かに」
桜木 御調:「こっちから手を出したら場合によっては相手をする口実を作らせてしまいますね、失念してました。」
時崎 蒼也:「いや、そういうことじゃ……そういうことでもあるんですけども」
時崎 蒼也:ううん、と頭をかいて。
時崎 蒼也:「割り切り早いのはいいことでもあるけど、早すぎるのも危ないみたいな?」
時崎 蒼也:「人同士のことは、多少諦め悪くしとくのも大事だと思うんすよ。特にオーヴァードおれたちは」
時崎 蒼也:「……ま、諦められなくて大惨事もやばいからケースバイケースっすけど!すんません、偉そうに」
桜木 御調:「いえいえ、参考にさせていただきます。ちょっと実感するまでにはお時間いただきそうですが」
時崎 蒼也:「うっす!じゃ、支部への連絡とかお願いします。手当とか俺やっとくんで!」
桜木 御調:「了解ですー」スマホを動かし文面での連絡と録音を添える
桜木 御調:画像を取れれば良かったけど流石に撮影はリスクだったなあ
GM:数分後、小さな支部長代理の大きな声が電話口から響くことになったがここでは割愛する。

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OP2

GM:綾女くん、登場お願いします
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(33 → 41)

GM:数か月前、とあるFHセルの基地。
GM:半壊した建物で、君はとある魔術儀式を行っていたセルのリーダーと対峙し
GM:打ち倒した。
綾女亜紀:影から伸びたような黒リボンが空中を踊り
綾女亜紀:着地と同時に金色の粒子が舞う
綾女亜紀:「___ふぅ」金色の双眸がリーダーの方に向けられる、倒したからといって油断はしていない。
GM:亡骸は動かず。その代わりに
《フィーヴァー》:「アッハ~」「まさかこの爺さんまでやっちまうとは」
GM:拍手を鳴らしながら、金髪褐色の男が近づいてくる。
綾女亜紀:スッと半身を引き、声の方に向く。
《フィーヴァー》:「流石だな」「ヴィルゴの坊ちゃん」
GM:知った顔だ。
綾女亜紀:銀髪黒づくめの少年が、金髪の男と相対する
綾女亜紀:「……これはこれは、フィーヴァー様でしたか」
GM:いくつかのR案件において実働、暗躍問わず行動を起こしているFHのエージェント
《フィーヴァー》:「そうだ、俺様フィーヴァー様。だ」ニタニタと薄い笑み。
綾女亜紀:「このような場所でお会いするとは思ってもみませんでした、どのような御用向きで?」こちらも薄い笑みを浮かべたまま、言葉を返す
《フィーヴァー》:「今回は結構大がかりだったんだぜ?」
綾女亜紀:「……この儀式自体があなたの仕込みでしたか」
《フィーヴァー》:「頭の固い大魔術氏の一族を、遺産とフレッシュな人脈、そしてSNS経由での術の拡散」
《フィーヴァー》:「諸々で盛り上げてやったんだけど」
《フィーヴァー》:「この様だ」「自信なくすぜ」
綾女亜紀:「通りで……妙に整理された案件だと思いました」
綾女亜紀:「その調子で、自信を無くして投降などしていただけると、こちらとしては助かるのですが」
《フィーヴァー》:「やだね」
《フィーヴァー》:「お宅のせいでこっちは欲求不満なんだ」
《フィーヴァー》:「気持ちのいい熱狂が、冷めちまった」
綾女亜紀:「それは失礼いたしました、冷や水をかけるのが私の仕事でして」
《フィーヴァー》:「今夜。お宅と盛り上がってもいいんだが、流石に相手が悪い」
《フィーヴァー》:「バトルのは苦手でね」
綾女亜紀:「そうですか? 私はお相手するのも満更ではありませんが」
綾女亜紀:そう言って、手の中で金糸を伸ばす
《フィーヴァー》:「お宅みたいなかわいい子に口説かれるのはそそるが……遠慮するぜ」
綾女亜紀:「それは残念ですね、逃がす気もございませんが」
《フィーヴァー》:『契約の不履行を確認』
《フィーヴァー》:呟いて
GM:倒れていたセルリーダーの体が動き出す。
綾女亜紀:無言で息を吐き、静かに構える。
《フィーヴァー》:「文字通りの死に体だが、時間稼ぎは頼むぜ」
《フィーヴァー》:『執行』
綾女亜紀:「また随分、面倒な手を」
綾女亜紀:「死人の手も借りる、といった所ですか」
GM:魔術の暴走。死体を処理しなければ辺りに被害をまき散らすだろう。
《フィーヴァー》:「今回はダメだった」「なら、次だ」
綾女亜紀:次の瞬間、金色の糸がセルリーダーの身体を拘束し
綾女亜紀:「今回も止めました」「そして、次も」
《フィーヴァー》:「セカイは楽しみにあふれてるぜ?」
《フィーヴァー》:「まだまだ遊べる、面白いことだらけだ」
綾女亜紀:「ええ、ですが」
綾女亜紀:「セカイを楽しむのは只人に許された権利でしょう」
綾女亜紀:「面白けれども、あなたの遊び道具ではありません」
《フィーヴァー》:「違うな」
《フィーヴァー》:「セカイを楽しむのは、誰にとっても自由だ」
《フィーヴァー》:姿が消えていく
《フィーヴァー》:「じゃあな」
綾女亜紀:「ええ、さようなら」
《フィーヴァー》:「また会おう」
綾女亜紀:「ええ、次がさいごになりますよう」
綾女亜紀:するりとすり抜け、暴走するセルリーダーの死体の背後に立っている。
綾女亜紀:そして
綾女亜紀:空気の揺れる音と共に、金色の軌跡が振り抜かれ。
綾女亜紀:死体を両断する。
綾女亜紀:「反応ロスト……逃がしましたか」指で唇の端を撫でて。
綾女亜紀:任務終了の旨を通信で送る。
綾女亜紀:巨大儀式の阻止成功。ただし、首謀者逃走。
GM:それから、数か月後。
GM:調査チームの努力もあり、長らく潜伏していた《フィーヴァー》の足取りを掴むことができた。
GM:曰く、複数のセルとの取引を済ませ。かつて騒乱の起こった地、逸史市へと向かっていると。

GM:逸史支部 応接室
苑原 そだち:「と、遠いところお越しいただき…」
苑原 そだち:小さな少女に迎えられる。
綾女亜紀:「いえ、こちらこそ」
綾女亜紀:「わざわざチルドレン一人にお出迎えいただき、光栄の至りです」
苑原 そだち:「いえいえ」
苑原 そだち:(エリートさんだよぉ~~)
綾女亜紀:ゴシック調の衣装にショートパンツをあわせた、少女とそう体格のかわらない少年。
綾女亜紀:綾女亜紀は、いつも通りの笑みでもって言葉を返す。
苑原 そだち:「今回、緊急の案件とのことですが」いつもよりキリッとした声色
綾女亜紀:応接室というのも慣れない、普段は饗す側であるだけに……とりあえず帽子を取って
綾女亜紀:「ええ、概ねのデータは先にお送りした通りですが」
綾女亜紀:「何度も遭遇事例のある超常事件請負人として知られたオーヴァードが、この街に来ているようです」
苑原 そだち:「《フィーヴァー》…こちらも名前は耳にしています」
苑原 そだち:「数か月前の、複数都市間での事件を起こしたエージェントでしたよね?」
苑原 そだち:「……まさかそんな人物が」
綾女亜紀:「ご存じでしたか、流石支部長代理を務められるだけの事はある」
綾女亜紀:「ええ、要注意に足る危険人物です」
GM:逸史は外部のFHが来ることは少ない。
苑原 そだち:「い、いえいえ~~そんな」
苑原 そだち:おちつけ。語尾が伸び始めてきてるぞ。
綾女亜紀:線の細い顔がニコリと笑みを浮かべる
苑原 そだち:(か、かわいい…)
苑原 そだち:きゃ~、となりそう。だめだぞ
苑原 そだち:「ええと、いまのところ市内で不自然な事件は起きていませんが」
苑原 そだち:資料を見せつつ。
綾女亜紀:「はい、普段から警邏が行き届いているようですね、素晴らしい事だと思います」資料に目を落とし
苑原 そだち:「支部員たちが頑張ってくれているおかげです」柔らかく笑う。
綾女亜紀:「優秀な支部員さんたちのようだ、羨ましいです。」
綾女亜紀:「後で挨拶もしないといけませんね」
苑原 そだち:「ふふ、皆緊張しちゃうかも」
綾女亜紀:「と」しまった、と、耳にかかった髪の毛のかき上げ
綾女亜紀:「この状況はつまり、これから何かが起きる可能性が高いということでもあります」
苑原 そだち:「はい」
綾女亜紀:「警邏人員や支部の警戒度についての諸々は、どうやら私が口を出すまでもなくお任せして良さそうなので」
綾女亜紀:「私もいち戦闘単位として数えていただけると幸いです」
苑原 そだち:「ええ、その際はよろしくお願いします」
苑原 そだち:とはいえ、いきなり何かが起こる可能性は低いだろう。
苑原 そだち:こういう時は、何かしら予兆が
GM:メールが届く。
綾女亜紀:「む……失礼します」確認する。
苑原 そだち:「あ、すみません」「わたしの方です」
綾女亜紀:「おっと……どうぞ」
苑原 そだち:ちょこちょこ、とスマホを確認
苑原 そだち:(音声データ?)
苑原 そだち:「あ」ポチ
綾女亜紀:「はい?」
GM:《プロティオン》綾崎 蒼太朗:『ああ、いや』『壊そう』
GM:《プロティオン》綾崎 蒼太朗:『勝手に伝えろ』『俺はやるぞ』
GM:《プロティオン》綾崎 蒼太朗:『この街をぶっ壊しても、俺は』
苑原 そだち:だらだらと冷や汗が
苑原 そだち:「・・・・・・」
苑原 そだち:「失礼します」
綾女亜紀:「どうぞ、どうも早速のようですね」
苑原 そだち:一言断って、電話を入れる
苑原 そだち:「もぉーーーー!二人ともこれどういうことーーー~~!」
苑原 そだち:響いた。
綾女亜紀:わぁ、とその姿に驚きつつも
綾女亜紀:盗み聞きも悪いだろうと、つとめて意識を逸らしつつも一応話の内容は聞いておく。
綾女亜紀:この街でも"はじまった"ようだから。
綾女亜紀:胸元の十字架飾りをピンと弾く。

GM:シーンカット
GM:オープニング1の二人もまとめて
GM:ロイスのみ収得可能です
時崎 蒼也:ロイス 綾崎 蒼太朗 P:共感/◯N:困惑
時崎 蒼也:以上!
桜木 御調:綾崎蒼太朗 〇一応の心配/面倒なことになったなあ
桜木 御調:これで
綾女亜紀:ロイス 《フィーヴァー》 P:共感/〇N:阻止

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ミドル1

GM:全員登場推奨
GM:登場ダイスお願いします
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(45 → 50)
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(41 → 42)
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(32 → 38)

GM:逸史支部 休日 昼
GM:今回の事件に対応すべく、君たちは会議室に集められた。
苑原 そだち:「こちら応援に来てくださったチルドレンの」
綾女亜紀:「綾女、亜紀と申します」
綾女亜紀:「よろしくお願いします、お二方」帽子を取ってひらりとお辞儀をすると、腰のリボンがふわりと揺れる
苑原 そだち:「こちらは逸史支部のイリーガルの」
時崎 蒼也:「うお、ご丁寧にどうも」
時崎 蒼也:丁寧な態度に思わず頭を下げる。
桜木 御調:「こんにちは、桜木御調です」
時崎 蒼也:「イリーガルの時崎蒼也です!よろしくお願いします」
桜木 御調:「よろしくお願いしますね」と頭を下げる。にこやかな顔だ
綾女亜紀:ニコリと笑みを返す
時崎 蒼也:(めっちゃ丁寧対決してる……!敵わねえ!)
苑原 そだち:「なんか慄いてるけど」
時崎 蒼也:「び、びびってねっすよ!?」
綾女亜紀:「驚かせてしまったようなら、失礼いたしました」
苑原 そだち:「はい、じゃあ注目」
苑原 そだち:ホワイトボードを取り出す。
桜木 御調:「はい」苑原さんの方を向く
綾女亜紀:「はい、よろしくお願いします。支部長代理」そだちさんの方を見て
時崎 蒼也:「っす」注目する。
苑原 そだち:白版にはまず
苑原 そだち:《フィーヴァー》外部FHエージェント(潜伏中)危険 テロ活動 目的・手段 不明
苑原 そだち:とイラスト付きで描かれており
苑原 そだち:その横に
苑原 そだち:《プロティオン》 カンヴァスセル 敵対宣言? 暴れる フィーヴァーとの関連?
苑原 そだち:と描かれている。
時崎 蒼也:「《プロティオン》……は確か、綾崎のコードでしたよね。《フィーヴァー》……?」
綾女亜紀:「おや、大変お上手な絵ですね」
綾女亜紀:「はい、それについてはこちらから」
桜木 御調:「お願いします」
苑原 そだち:丸い絵だ
綾女亜紀:「《フィーヴァー》は、私が追ってきたFHエージェント」
綾女亜紀:「直接の戦闘はもとより、奸計にも長けた要注意人物です」
綾女亜紀:トントンと指を鳴らすと、その指の点から白が広がり、薄く金の混じった資料の書かれた紙を生成される。
綾女亜紀:それをホワイトボードに貼り付け、全員が確認できるようにする。
桜木 御調:「おお」
時崎 蒼也:(さらっとやったなあ)仕草を記憶しつつ、資料を確認する。
桜木 御調:くすみパステルカラーのかわいらしい文房具でノートを取りながら
苑原 そだち:「すごく悪いエージェントだからね~」
時崎 蒼也:「それがこの街に来てる?」
綾女亜紀:「ええ、そうです」
苑原 そだち:「この街で出てくるようなFHと一緒にしちゃだめだよ~」
桜木 御調:「いつもの綾崎君みたいな?」
時崎 蒼也:「その綾崎が問題になってますけどね」
苑原 そだち:「そう……あの子何やってんの~~」
時崎 蒼也:「っと、そうだ。こっちからも綾女君に説明しないとっすね」
苑原 そだち:もおーーーーと言いながら突っ伏す
時崎 蒼也:「《プロティオン》について……えーっと」
時崎 蒼也:説明を始めようとしてうーんと唸り。
時崎 蒼也:「苑原先輩お願いします!」
綾女亜紀:「そうですね、お聞きできると幸いです」華奢な印象を受ける胸板に手を当てて
苑原 そだち:「努力はみとめます」
桜木 御調:「僕も録音以上の情報知らないのでお願いします」
苑原 そだち:「カンヴァスセルは逸史で長く活動しているFHセル」
苑原 そだち:「セルといっても構成員は10名以下じゃないかな」「活動を続けているメンバーは五人もいないかも」
綾女亜紀:「小規模な集団なのですね」
苑原 そだち:「主な活動内容は、レネゲイド製の変な装置の実験や、変な生き物の実験とか」
苑原 そだち:「そういう……」
桜木 御調:「で〇じろう先生みたいな?」
時崎 蒼也:「そもそもこの辺が今、そんなにおっきいセルがいない……で、良かったですっけ?」
綾女亜紀:「典型的な……FHと言っていい活動内容ですね」
苑原 そだち:「《プロティオン》は…定期的にうちを襲ってきたり」
苑原 そだち:「ないねえ」
綾女亜紀:「ふむ……」時崎と苑原の言葉に相槌を打つ。
苑原 そだち:「基本的に一般人への殺傷等の被害は出さないことになってるんだけどね~」
綾女亜紀:「そんな中で《プロティオン》は活動的な部類であったと」
時崎 蒼也:他んとこよく知らないんでいまいち比較ができねえけど、と小声で相槌つつ続きを聞く。
桜木 御調:「確かに」
桜木 御調:「いつもはなんか喧嘩しようぜーって支部に入って絡んできてましたからね」
桜木 御調:「僕一回しか見たことないですけどいつもの彼」
苑原 そだち:「《プロティオン》とセルリーダーの《ダストシューター》が主に活動してる感じだよ」
苑原 そだち:「ううう、外部の方にはあまり聞かせたくないな…」
苑原 そだち:「癒着ではないです…。」
綾女亜紀:「なるほど……」口元に指を当てて、少し考え
綾女亜紀:「いえ、支部の判断なら日本支部もそれを優先するでしょうし」
苑原 そだち:「一応話は通ってるので…」
綾女亜紀:「告げ口なども、する気もありませんので、どうぞ自由に語らっていただければ幸いです」
綾女亜紀:(話が通ってるなら私が気にする問題でもないか)
苑原 そだち:「そうだ、そうだよ」
苑原 そだち:「流石に独断で行動してたら止められるはず…」
綾女亜紀:「ふむ? 何か気がつかれました?」
苑原 そだち:「今回の破壊予告に関してはセル関係ない《プロティオン》の独断の可能性が大きいかも」
桜木 御調:「というと?」
苑原 そだち:「暴走?」
時崎 蒼也:「そんな感じはする、確かに」
時崎 蒼也:実際顔を合わせたときのことを思い出しながら。
苑原 そだち:「その理由はわからないけど、もしかしたら…」
苑原 そだち:チラリと綾女君に視線を
時崎 蒼也:「チンピラボコって居合わせた俺らにその勢いで宣戦布告とか、どう考えても計画的な感じしねえしな……」
綾女亜紀:「《フィーヴァー》が関係している可能性が考えられる、という事ですか」
桜木 御調:「なるほど?」
苑原 そだち:「騙されそうだしなあ…」
時崎 蒼也:「なんか余計なこと吹き込まれたとか……ってことですか?」
苑原 そだち:「かも」
綾女亜紀:(敵なのに妙に詳しい、それだけ距離が近いという事か)
綾女亜紀:「普段をご存じの苑原様がそうおっしゃるなら、ありえそうな話ですね」
綾女亜紀:「《フィーヴァー》は言葉を巧みに操った扇動も得意としていましたから」
桜木 御調:「扇動」
桜木 御調:「うーん」
苑原 そだち:「じゃあ、まずはそこら辺を調べてみようか」
苑原 そだち:「ん、どうかした?」
桜木 御調:「市外のエージェントが綾崎君を狙う動機がいまいちつかめませんが」
桜木 御調:「まあ、ここでしゃべってても仕方ないですね」
綾女亜紀:「そうですね、詳しい所は調べてみて分かる事でしょうし」
桜木 御調:「一通りの情報共有はできましたし、この後は調査行きます?」
苑原 そだち:「そうだね」
時崎 蒼也:「了解です。面子はここに居る四人で?」
苑原 そだち:「一応動ける面子は先に調べてもらってるから」
苑原 そだち:「何かあったらすぐに連絡がいくと思う!」
時崎 蒼也:「了解!しかし、扇動か……それはちょっと」
時崎 蒼也:ピシ、と持っていたシャーペンで頭を軽く叩き。
時崎 蒼也:「むかつくっすね」
時崎 蒼也:……若干勢いを強くしすぎてジンジンする頭をさする。
綾女亜紀:「大丈夫ですか?」
桜木 御調:「大丈夫?」
時崎 蒼也:「べ、別に痛くないし大丈夫大丈夫……!」
苑原 そだち:「なにやってんの~」
時崎 蒼也:「だってえ!」
綾女亜紀:立ち上がり、スッと時崎のでこに触れようとする
時崎 蒼也:「利用する方もムカつくし、むざむざ利用されてるなら綾崎にもムカつく!」
桜木 御調:「あまり痛むようなら冷やしてくださいね」
時崎 蒼也:「まだ実際のとこわかんねえし、早とちりかもですけど……のわっ」
苑原 そだち:「まあ、けどなあ…」もごもご
綾女亜紀:ふわりと澄んだ香りがし、時崎のおでこに冷たい手が触れて
綾女亜紀:「ええ、痛むようなら医務室に……はい?」
時崎 蒼也:「いやほんと大丈夫なんですんません……苑原先輩?」
時崎 蒼也:流石に恥ずかしくなって視線を横に向けると、苑原に目が向く。
綾女亜紀:前かがみの姿勢のまま苑原の方を見る
桜木 御調:「皆さん本当に大丈夫ですか?」ぽいぽいとすでに荷物を鞄に詰めて調査に行く気でいる
苑原 そだち:「いや、ちょっと…」
苑原 そだち:何かを言いかけて
GM:下の階から声が響く
GM:『おれはぜってーーー!あやまらねからなーーー!!』
GM:反響
時崎 蒼也:「……なんの騒ぎ?」
苑原 そだち:「!?」
綾女亜紀:「おや?」首を傾げる
桜木 御調:「ふむ」瞬間移動しようかなあとちょっと考えて
桜木 御調:普通に階段を下りていく
GM:下は学習塾のスペースだ
時崎 蒼也:「じゃあ行こーぜえいえいおーの流れだったと思うんすけど……無視すんのもだよなあ」
桜木 御調:鞄にはすでに必要なものは詰めた
時崎 蒼也:「あっ桜木先輩待って待って!この人行動早いんだって!」
時崎 蒼也:「二人も行きましょ!」
苑原 そだち:「うん!」
綾女亜紀:「はい、そういたしましょう」時崎から離れて、頷き
綾女亜紀:そして、そっと二人の後ろにつく
GM:下には、一人の小学生が立ち尽くしながら窓を眺めている
GM:やれやれ、といった様子だ。
桜木 御調:「あら」
小学生2:「あ」
桜木 御調:「お久しぶりです、どうかされましたか?」
桜木 御調:近づいていって目線を合わせる
小学生2:「風紀委員長さん」
桜木 御調:「はい。風紀委員長です。何かあったのが聞こえてきたので話を聞きにきました。」
小学生2:「先生に」「蒼也兄ちゃんも」
綾女亜紀:「お知り合いでしたか」
時崎 蒼也:「よっ!なんか騒いでたけどだいじょぶか?」
小学生2:「そっちの兄ちゃん…?は知らないな」
時崎 蒼也:へらへらと笑いながら。
小学生2:「いや、ケンチが」
綾女亜紀:「はじめまして、綾女亜紀アヤメアキと申します」恭しく礼をする。
GM:カヴァーである学習塾に通ってる小学生の一人だ。サコやんと呼ばれている。
GM:ケンチは同じく通っている少年。
小学生2:「こんにちは」おじぎ
綾女亜紀:「大変礼儀正しいお子さんですね」手を合わせて
綾女亜紀:「おっと、遮って失礼しました」
綾女亜紀:「ケンチ様が、どうされたのですか?」
小学生2:「うん。聞いてくれよ…ケンチ、最近友達と喧嘩してさ~」「おれが自分から謝ったほうが良いっていったら・・・」
小学生2:「キレていなくなっちゃった」
時崎 蒼也:「あ~……」
時崎 蒼也:ポリポリと頭をかく。
桜木 御調:「怒っちゃったんだ」
綾女亜紀:「なるほど」
小学生2:「兄ちゃんたちさ~」「なんかいい感じになだめてくんねぇ?」
綾女亜紀:(消去法で)先生の方を見る
苑原 そだち:も~~~の顔
小学生2:「今俺が言っても上から目線とか言ってきかねーんだよ」
桜木 御調:「なるほど」
小学生2:「こーいうのは高校生くらいが言うのがいいんじゃね?」
時崎 蒼也:「お前、えらいなあ……」
時崎 蒼也:真剣に感心している。
時崎 蒼也:「でもどうかな~、喧嘩してる時って大体」
小学生2:「下の兄弟がよくケンカしてて…」
時崎 蒼也:「どっちも相手の方が悪いって思ってるっつーか」
時崎 蒼也:「そう思わないとしんどいのもあっからなあ」
小学生2:「まあ、そうなんだよ」
桜木 御調:そうなんだって目で時崎君を見ている
綾女亜紀:「お詳しいのですね」
綾女亜紀:目を丸くして時崎の方を見る。
時崎 蒼也:「俺も兄ちゃんが居たからたま~にな。大体向こうが折れてくれたんだけど」
小学生2:「とりあえず、ちょっと頼んでいいかなあ」
桜木 御調:「ふむ」
小学生2:「俺塾なんだよ」
綾女亜紀:「なるほど、お兄様が……と、どういたしましょう?」
桜木 御調:「僕は得意ではないですけどそれでも良ければ」
時崎 蒼也:「どうします、先生。やれっかな」
苑原 そだち:「おお、もう」
苑原 そだち:「んーーーとりあえず、(事件について)調べつつ(ケンチを)見つけたら連絡ちょうだい」
桜木 御調:「わかりましたー」
時崎 蒼也:「了解っす。綾女君には後でケンチの写真とか送るわ、どっかあったはず……」
綾女亜紀:「ありがとうございます、助かります」
GM:ケンチが逆立ちしてる写真があった
綾女亜紀:時崎にも礼をして
時崎 蒼也:「手伝ってもらって助かんのはこっちだって~」
綾女亜紀:写真を見て、ぐいと身体と頭を傾がせて
綾女亜紀:数秒した後、元のぴんとした姿勢に戻って画面をひっくり返して見ている。
綾女亜紀:「いえ、これもお役目ですからね」
綾女亜紀:「両方できるかぎりはやってみましょう」
桜木 御調:二人ともすごく真面目なんだなあ
時崎 蒼也:「おうよ!」変な写真しかなくてすまんな、と内心謝りつつ。
桜木 御調:とニコニコした顔を崩さないままに思った
時崎 蒼也:「あ、サコ。喧嘩宥めようと頑張ってくれたんだよな、あんがと!」
小学生2:「まあ、友達だからな」
時崎 蒼也:「はは、お前が一番えらいよ。今度ジュースでも奢ったる!」
小学生2:「じゃあ頼んだぜ!俺も遅刻するから行くね!」
綾女亜紀:「良い友に恵まれているのですね、ケンチ様は」
桜木 御調:「はい、いってらっしゃい」
綾女亜紀:「行ってらっしゃいませ」後姿にひらひらと手を振りながら
時崎 蒼也:「焦ってこけんなよ!」
苑原 そだち:「じゃあ…追加任務も出来ちゃったけど」
苑原 そだち:「解決に向けて、頑張るよ~」
時崎 蒼也:「了解!」
綾女亜紀:「了解いたしました。」
桜木 御調:「はーい」

GM:シーンカット
GM:ロイス購入可能
桜木 御調:綾女亜紀 〇連帯感/無関心
桜木 御調:とりあえずこれで
時崎 蒼也:ロイス 桜木 御調 ◯P:信頼/N:脅威
時崎 蒼也:購入!購入大事!
時崎 蒼也:桜木君も武器は購入でしたっけ
桜木 御調:時崎 蒼也 〇助かるなあ/なんとなく彼といると浮くなあ
桜木 御調:これも
桜木 御調:武器は購入しないと無いですね
時崎 蒼也:浮いちゃうかあ
綾女亜紀:時崎 蒼也 〇P:信頼/N:猜疑心
桜木 御調:とりあえず警棒買います
桜木 御調:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 6[2,3,6] → 6

桜木 御調:買えた
綾女亜紀:時崎様、他に欲しい物などは?
時崎 蒼也:とりあえず斧かな~ 回数制限ないし
時崎 蒼也:桜木君はあったら助かる武器あります?
桜木 御調:威力高くて命中落ちにくい武器ならなんでも助かります
時崎 蒼也:じゃあとりあえず日本刀あたりがいい?
桜木 御調:ですね、お願いします
時崎 蒼也:了解!日本刀狙います
時崎 蒼也:3DX+4+0@10>=11 調達
DoubleCross : (3DX10+4>=11) → 8[2,3,8]+4 → 12 → 成功

時崎 蒼也:オッケー成功!
綾女亜紀:では斧ちゃれんじと参ります
時崎 蒼也:桜木君に渡します。以上!
桜木 御調:受け取りますー
綾女亜紀:1dx>=11
DoubleCross : (1DX10>=11) → 3[3] → 3 → 失敗

綾女亜紀:ムリでございます
綾女亜紀:以上です
時崎 蒼也:狙ってくれただけで嬉しいよ~ありがとう
時崎 蒼也:全員以上かな!
GM:うし

【目次へ戻る】

ミドル2-1

GM:情報収集シーン
GM:全員登場推奨
GM: 登場ダイスお願いします
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(38 → 46)
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(42 → 47)
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(50 → 59)
GM:まず情報項目

《プロティオン》の動向について UGN7
《フィーヴァー》の目的と行動 UGN9
 ケンチの居場所と喧嘩について 噂話8or交渉6

GM:ではどうぞ
時崎 蒼也:ではケンチ君のところに行きます!
時崎 蒼也:情報収集チームを使ってまでお前のところにたどり着いてやるぞケンチ
時崎 蒼也:3DX+3+0@10>=8 情報(噂話)
DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 10[1,4,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

時崎 蒼也:完璧に居場所を探り当てた
綾女亜紀:流石でございます
時崎 蒼也:情報収集チームは残り2回!
桜木 御調:かんぺきー
桜木 御調:じゃあ蒼太朗君の動向見ます
桜木 御調:「雨琴」(援護の風L3)判定ダイス+3、コスト2
桜木 御調:これ使って
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(59 → 61)
桜木 御調:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[2,5,5,6,8,9,10]+8[8] → 18

桜木 御調:よし
時崎 蒼也:かんぺき~
綾女亜紀:では《フィーヴァー》の目的と行動、コネUGN幹部を使って
綾女亜紀:【β=Zavijava】《砂の加護》
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(47 → 50)
綾女亜紀:7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[2,4,5,6,6,10,10]+8[3,8]+1 → 19 → 成功

時崎 蒼也:かんぺき!
GM:つよすぎ
GM:ちょこちょこ貼ってきますお待ち

《プロティオン》について 
数日前からセルリーダーの《ダストシューター》を始めとするカンヴァスセルのメンバーは各々の理由で逸史を離れており、その間に《フィーヴァー》と接触したと考えられる。

少し前から、今まで考えたこともなかったオーヴァードと普通の人間の違いについて悩み始めていたところ《フィーヴァー》の話を聞き行動を共にすることにしたようだ。なお、セルである自宅からは深夜に隠れて抜け出しているためセルメンバーにはバレていない。

《フィーヴァー》の目的と行動 
逸史は過去にUGNとFH、その他の組織を含む大規模な抗争があった。抗争の内容については明らかになっていない部分が多いが、なんらかの希少な物品、情報があるのではないかと予想し、行動を始めた。《フィーヴァー》本人の戦闘力は低いため、手駒として使えそうな《プロティオン》に目を付け、レネゲイドウイルスを格納したミサイルによる感染爆発を餌に誘い出した。
なお、本人の真の目的は『熱狂を起こし、それに身を任せる』である。目的のための手段ではなく、手段のための目的なのだ。

ケンチの居場所と喧嘩について 
公園のブランコにいる。月末のスポーツ大会のことで友達と喧嘩したらしい。


GM:いじょう
時崎 蒼也:確認しました!
綾女亜紀:確認いたしました。
綾女亜紀:フィーヴァーは殺さねばなりません
時崎 蒼也:殺意!頼もしい
桜木 御調:頼もしい

GM:Side 桜木&綾女
GM:逸史市 市街地
GM:休日というのもあり人はソコソコ多い。
GM:無作為に探しても見つけることは難しいかもしれない。
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:「とりあえず市外に出てみたはいいけれど、少し人が多いですね」
綾女亜紀:「そうですね……未知の街というのは好奇心が躍りますが、それはそれとして」
綾女亜紀:「少々人探しするには難易度が上がっているように感じますね」
綾女亜紀:コツ、コツ、と飾りのついた革靴を鳴らしながら
桜木 御調:「朱音さん……綾崎君のお姉さんに電話を掛けたところ」
桜木 御調:「家族はここ最近忙しく出払っているので行方はつかめていないとのことでした」
綾女亜紀:「家族まで掴んでいるとは、驚きです。 しかし、一番近い人も分からないとなると、これは大変に事情が拗れてきますね」
桜木 御調:(まあうちの高校で綾崎さんと言ったら一人だったのでこの前の身内に手を出すなと言われているという文言と合わせて当たったらビンゴだったわけですが)
綾女亜紀:「__? どうかしましたか?」
桜木 御調:「あ、いえ、すみません。静かでした?」
桜木 御調:……桜木御調は
綾女亜紀:ふいと体を曲げて、覗き込む仕草
桜木 御調:支部に来てからずっとそのニコニコした表情を変えていない
綾女亜紀:「いえ、別にそれは構わないのですが、何か考えてらしたように見えましたので」
桜木 御調:す、と目をのぞき込むと、それは硝子玉のようだった
桜木 御調:「ああ、それですか」
桜木 御調:「僕割としゃべるの苦手なだけです」
綾女亜紀:「そうだったとは……奇遇ですね、私もです」
桜木 御調:近づかれているというのに、動揺が顔に出ることは無い
綾女亜紀:「それでは、あまり話しかけない方がよろしいでしょうか?」
桜木 御調:「いえ、気にせず綾女さんのペースで話していただいて構いませんよ」
綾女亜紀:「そうですか、ではそのように」体勢を戻し
綾女亜紀:「あまり表情が変わられないものですから、何か気に障ってしまったのではないかと心配でしたが」
綾女亜紀:「そのようであれば、問題にするべきではありませんでしたね」
桜木 御調:「ああ……この顔ですか」
桜木 御調:「なんだかたまに怖いって言われるんですよね」
綾女亜紀:「そういった印象を受けられる方もいるでしょうね」
桜木 御調:「正直心に響いているかと言われたら全然そんなことは無いですが」
桜木 御調:ははは、と笑う彼はどこか空虚な印象を受ける
綾女亜紀:「あまり、自分を嗤われませんよう」
綾女亜紀:「私には、とても支部の方に頼りにされている桜木様と、その表情が印象に残っておりますので」
綾女亜紀:「まぁ……性格とめぐり合いはどうしようもない所がありますが」
桜木 御調:「笑ってるように見えていましたか……そんな気は無かったんですけれどね」
桜木 御調:「でもまあ、気楽に頼られるのは申し訳ない反面少しうれしいですね」
桜木 御調:彼らには、と言おうとしたところで振り向く
桜木 御調:道路橋の真下から、ぽっかりと二つの目が何かを見ている
綾女亜紀:一歩遅れてそちらに振り返る
《フィーヴァー》:ぱち、ぱち。と
《フィーヴァー》:拍手の音が響く。
《フィーヴァー》:「よう。息災かいヴィルゴの坊ちゃん。それにそっちは逸史ここのUGNかな」
《フィーヴァー》:金髪褐色、軽薄な笑みの男が見上げている。
桜木 御調:「……ホストの昼勤?」
綾女亜紀:「自分から姿を現されるとは、よほど自信がおありのようですね」
綾女亜紀:「《フィーヴァー》」
桜木 御調:「あらまあ」
桜木 御調:「お名前通りと言いますかなんと言いますか」
《フィーヴァー》:「はっ、生憎傅くのはガラじゃねえな」「貢がせるのは悪くねえが」
綾女亜紀:「なんとも、あなたらしいとは思いますが」
《フィーヴァー》:「自信についてはまあまあだ、綱渡りだな」
《フィーヴァー》:「細い線をたどってというやつ、楽しいねえ」
桜木 御調:「楽しそうな人生を送っているようですね」
《フィーヴァー》:「人生なんて楽しまなきゃ損だろ?」
桜木 御調:「そうでしょうか」ニコニコ
《フィーヴァー》:「そうさ」
《フィーヴァー》:「そして、思うようにいかないのも人生だな」
綾女亜紀:(やれやれ……)
《フィーヴァー》:「こっちのキッズが宣戦布告しちまったらしいじゃねーか」
《フィーヴァー》:「参ったぜ」「サプライズが台無しだ」
桜木 御調:「あ、あれ思春期特有の全て壊すんだじゃなかったんですね」
桜木 御調:「ここで言わなかったら普通に気づかなかったのに」
綾女亜紀:「おかげ様で、色々と先んじて調べさせていただきましたよ」
《フィーヴァー》:「まじ?」「不味ったな」
《フィーヴァー》:「あらら、流石に仕事が速いねエリート少年」
綾女亜紀:「一応、UGNに身を置かせていただいておりますので」
綾女亜紀:「この街でまた、傍迷惑な爆発を起こそうとしている事などは、わかっています」
《フィーヴァー》:「じゃあ、こっちの手の内もバレてるかい?」
《フィーヴァー》:「ま、いいや。もうこっちも電撃戦に切り替えだから隠さなくてもいいんだけどな」
桜木 御調:「さあ、僕は別に綾崎君の友達でもなんでもないですからねえ」
《フィーヴァー》:「花火は、好きか?」
《フィーヴァー》:笑う
綾女亜紀:「只人が楽しむようなものであれば。しかしあなたが口にするそれは、素直に天の花ではないでしょう」
桜木 御調:「線香花火のようなしみじみした物なら」
《フィーヴァー》:「趣味が合わねえな」
《フィーヴァー》:「とある伝手で最新式のおもちゃミサイルをもらってな」
《フィーヴァー》:「数はないが、中身は面白いぜ」
桜木 御調:「へええ」
《フィーヴァー》:「オーヴァード俺たちにはおなじみの』
桜木 御調:「おなじみの?」素直に聞いている
《フィーヴァー》:「レネゲイドウイルスさ」「運が良ければ…悪ければ、か?この街は世にも希少なオーヴァードのびっくり箱に早変わりってわけ」
《フィーヴァー》:「タイミングは最高、今のこの街には面倒な連中がすくねえ」
綾女亜紀:「……なるほど」
《フィーヴァー》:「混乱が広まったら…おたから探しでもしてみるか」
《フィーヴァー》:へらへらと、ただ楽し気に
桜木 御調:「えー」
桜木 御調:「それはちょっと素直に困りますねえ」
綾女亜紀:「いつもの事ながら、底の抜けた瓶のように洗いざらい語るのですね、あなたは」
《フィーヴァー》:「ああ、俺はアドリブ上等だね」「シナリオ道理に事が進むのも好きだが、生の『熱』はそれにしかねえ良さがある」
《フィーヴァー》:「まあ、楽しければいいのさ」
綾女亜紀:「度し難い難中毒者リスクジャンキーですね」
《フィーヴァー》:「今回、手駒がアホなガキ一人ってのが不安だが」
桜木 御調:「あらあら」
桜木 御調:「意思疎通くらいは普通にした方がいいんじゃないですか?」
《フィーヴァー》:「縛りって考えりゃそれも上々」
《フィーヴァー》:「俺はスクールカウンセラーじゃないんでな」
《フィーヴァー》:「甘ったれたガキの話なんて興味がないね」
綾女亜紀:「そうですか」
《フィーヴァー》:「アイツはアイツの意志で俺の手を取った」「悪い大人に騙されるのは、本人の過失だろ」
綾女亜紀:「あなたらしいといえば、らしいですが……」
桜木 御調:「なるほどなるほど」
桜木 御調:「よくわかりました」
桜木 御調:「あ、話まだ続きそうですか?僕ちょっと飲み物買いに行きたくなっちゃって」
桜木 御調:「綾女さんも行きます?ちょうど近くに安いお店あるんですよ」
綾女亜紀:(……マイペースな方だ)
綾女亜紀:ふぅ、と息を吐いて
綾女亜紀:「そうですね、ソレも悪くないですが」
《フィーヴァー》:にやにや
綾女亜紀:「しかし、そうですね……あなたは面倒な連中が少ないと言っていましたが」
綾女亜紀:「少ないであって無いではなかったのは良い見立てですが」
綾女亜紀:「少ないと見積もるには少々、この方たちを侮っておられるかと」
《フィーヴァー》:「へえ」
《フィーヴァー》:「楽しみだぜ・・・・・
綾女亜紀:「あなたにとっては、そうでしょうね」微笑を浮かべて
綾女亜紀:口の端を指でなぞる。
桜木 御調:「……終わりそうです?」
綾女亜紀:「ええ、終わりそうです」
綾女亜紀:ヒュン、と、風を切る音がした。
桜木 御調:「お」
綾女亜紀:次の瞬間、金色の糸がフィーヴァーを取り囲んでいる。
綾女亜紀:「本番まで待たないのも、方法の一つではあるでしょう?」
綾女亜紀:ぐいと力を込めて、糸を引き絞る。
桜木 御調:「攻めますねえ」
桜木 御調:特に止める様子は無い
《フィーヴァー》:「おっと」
《フィーヴァー》:フィーヴァーの姿が、霧のように消える。
桜木 御調:「あっ消えた」
《フィーヴァー》:桜木はある違和感を感じるかもしれない。
《フィーヴァー》:昨夜戦った《プロティオン》の能力と似ていると
《フィーヴァー》:「馬鹿なガキだが、能力はなかなかだな」
桜木 御調:「……ウロボロス?」
綾女亜紀:「やはり単独で現れた以上、仕掛けはありましたか」残念そうに息を吐き
桜木 御調:確かコピー能力を持っていたと聞いていたシンドロームの名前を口にする
《フィーヴァー》:「『契約延長』…さてどうだろうな」
《フィーヴァー》:「流石に長くいるとやられるんでな」
《フィーヴァー》:「この辺で失礼するぜ」
桜木 御調:「はい、さようなら」
桜木 御調:「また後程」
《フィーヴァー》:「ああ、後程」言って、ふっと消える。
綾女亜紀:「ええ、また後で」礼をするように糸を散らすと、金色の粉が空中に舞って消える。
桜木 御調:「……」
綾女亜紀:「……さて」
桜木 御調:いなくなったのを確認して録音を切り、即座に支部に転送する
桜木 御調:「……享楽的で、邪魔が入っても気にしなさそうな点は気になりますが」
綾女亜紀:「おや、お仕事が早くて助かります」
綾女亜紀:その様子を見て
桜木 御調:「相手が電撃戦に持ち込んできそうなこと、そして場所がミサイルが発射可能な位置に絞られることくらいまではわかりましたね」
桜木 御調:「その他も色々ありますが……まあ録音聞いた人に洗い出してもらいましょう」
桜木 御調:「僕ですね」
綾女亜紀:「そうですね、持ち帰って検討するのが良いかと」
綾女亜紀:「はい」
桜木 御調:「戦うの、あんまり好きじゃないんです」
桜木 御調:「ずっと平和にお菓子焼いたりお茶飲んだりしてなーんにも考えないようにしたいんです」
桜木 御調:「だから」
桜木 御調:「最短の手間で片づけますよ」
綾女亜紀:「なるほど。明確で素晴らしいスタンスかと思いますよ」笑顔でそう返す
桜木 御調:メールを送る。要点はまとめた。
桜木 御調:警戒度は少し上げてしまったかもしれないけど、電撃戦なら僕の政治的立ち位置と能力から逆算すれば十分有利が取れる
桜木 御調:「お茶、買いましょう。ちょっとしゃべりながら作戦練ってたら疲れてきちゃいました」
綾女亜紀:「ええ、そういたしましょう」
綾女亜紀:随分と実戦向きの考えをしている人間をわざわざイリーガルにしているんだな、この支部は、と思った。

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マスターシーン

《フィーヴァー》:「ふふふ」
《フィーヴァー》:未契約のアパートの一室。帰り道にコンビニで買った菓子パンを食べながら思案している。
《フィーヴァー》:(敵戦力はヴィルゴの坊ちゃん、この街のUGN)
《フィーヴァー》:(味方は)ちらりと横を見る。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「…なんだよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:苛立ちを隠さない。ソファに寝ころびながら睨む。
《フィーヴァー》:(ソコソコ戦闘のできるFHチルドレン。あとはミサイル)
《フィーヴァー》:(7:3でこっちが不利かもな)
《フィーヴァー》:ため息をついてから。ニヤニヤ笑い始める。
《フィーヴァー》:(その方が熱い)
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:君が悪そうに見てからそっぽを向く。
《フィーヴァー》:(カンヴァスのほかの面子が敵になる可能性も、このガキが手に入らない可能性もあった…そう考えると上々だぜ)
《フィーヴァー》:(それに)
《フィーヴァー》:この街を遊び場にできるのも今だからこそだ。
《フィーヴァー》:抗争最盛期の逸史にはUGN側には派遣されてきた凄腕が、FH側には複数のセルに加え
《フィーヴァー》:(三人のマスターエージェント。さすがに難易度がハードじゃ済まねえな)
《フィーヴァー》:だからこそ、抗争の理由も気になるが。今は己の祭りが優先だ。
《フィーヴァー》:「楽しくなるといいねえ」
《フィーヴァー》:そう言って笑う。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ついには、部屋を出た。

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ミドル2-2

GM:Side:時崎
GM:君は怪しい人物がいないかを捜索しつつ
GM:子供が行きそうな場所も巡っていた。
GM:結果としては、両方とも進展なし。そんなとき
時崎 蒼也:「居ねえなー、どっちも……」
時崎 蒼也:きょろきょろとそこらを見回りながら心当たりをぐるぐる歩き回っている。
時崎 蒼也:「怪しいやつ発見!鏡!俺でした!」
時崎 蒼也:「……反応する人もいね~」
時崎 蒼也:むぐぐ、と苦悩を声に出す。
GM:軽快な音が君のスマホから響く。
時崎 蒼也:「お?」
時崎 蒼也:「とっとっとぉ!」
時崎 蒼也:懐から取り出そうとして落としそうになりお手玉する。
時崎 蒼也:「っぶねぇ」なんとかキャッチして番号を確認。
GM:メッセージアプリには地図と住所、マップが載っていた。
時崎 蒼也:「……?地図?なに?」
時崎 蒼也:「ってか、誰?」
GM:宛名を見ると「せんぱい」とだけ表示されている
時崎 蒼也:「せんぱい……先輩……?」
時崎 蒼也:「苑原先輩……は違うな、別に連絡先ある……」
GM:一人思い浮かぶ人物。
GM:君がオーヴァードの世界こちら側に来た際に知り合い、UGNを紹介してくれた同じ学校の謎の先輩だ。
GM:連絡先を交換した覚えはないが
時崎 蒼也:「……まさか」
時崎 蒼也:確証はない。が、もしかしたらという期待がある。
時崎 蒼也:「ここに来い……ってことか……?」
時崎 蒼也:ただの悪戯かもしれないし、あるいは最悪罠かも。
時崎 蒼也:「……うーん、うーん」
時崎 蒼也:口では悩みながらも指は動き、端末で苑原に状況の連絡を入れている。
苑原 そだち:okのスタンプ
時崎 蒼也:「ありがとうございます、行ってきます!」
時崎 蒼也:頭を下げて地図の示す方へ走り出す。
時崎 蒼也:危機感を期待が上回った。
GM:町はずれの小さな公園
GM:その中…ではなく近くの茂み
GM:セーラー服に白衣を纏った一人の少女が隠れて────君に気づき
少女:手招く
時崎 蒼也:「……!」
時崎 蒼也:「せ、せんぱっ」
時崎 蒼也:口にしながら駆け出し、2歩目で転ぶ。
時崎 蒼也:「ぐえっ」
少女:人差し指を口元でたてる
少女:「ちょっと…」
少女:隠し隠し
時崎 蒼也:「す、すいません……だいじょぶだいじょぶ……」
時崎 蒼也:指示通り声を落とし。
少女:「君、相変わらずだね」
時崎 蒼也:「お恥ずかしい……」
時崎 蒼也:恥じるように肩を小さくする。
せんぱい:「いいけど…あ、ちがうちがう」
せんぱい:「あれ見て」ブランコの方を指さす
時崎 蒼也:「あれ……?」指差す方を向く
小学生1:しょぼんとした小学生が虚しくブランコを漕いでいる
せんぱい:「探してたんでしょう?」
時崎 蒼也:「ケンチ……!」
時崎 蒼也:"せんぱい"の言葉にこくこくと頷く。
せんぱい:「そだちさんから連絡貰ってて…ふらついてたら、たまたまね」
時崎 蒼也:「あ、苑原先輩から……なるほどそれで」
時崎 蒼也:どうして探してたのを知ってるのだろう、と疑問だったが。
せんぱい:「あ、いきなり連絡来てびっくりしたよね」
せんぱい:「ごめんなさい」
時崎 蒼也:「いやいやいや!」
時崎 蒼也:ぶんぶんと頭を横にふる。
時崎 蒼也:「びっくりはしましたけど、もしかしたらって思ったし」
時崎 蒼也:「もしかしてが当たって嬉しかったんで!」
時崎 蒼也:「ありがとうございます、せんぱい!」
せんぱい:「それなら、よかった」小さく笑って
せんぱい:「じゃあ、僕はこれで」
せんぱい:「イリーガル、がんばってね」
時崎 蒼也:「はい!」
せんぱい:茂みに隠れてコソコソっと離れる。
GM:本当に善意の応援だったらしい
時崎 蒼也:離れていくのを見送って。
時崎 蒼也:「……あっ、やっべ」
時崎 蒼也:「また色々聞いたり言ったりすんの忘れた……!」
時崎 蒼也:名前とか、お礼とか、それ以外にも色々と。
時崎 蒼也:「しまった……また舞い上がってしまった……」
時崎 蒼也:割りと毎度のようにこうな気がする。自分が勝手にから回っているのか向こうが望んでいるのかはわからないが。
時崎 蒼也:「……切り替えだ。次、次」
時崎 蒼也:次は必ず。これも毎度の決意の気もするが。
時崎 蒼也:「折角助けてもらった分、しっかりせにゃな」
時崎 蒼也:茂みを出て少年へと近づいていく。
小学生1:「はあ…」
時崎 蒼也:「よっ」
時崎 蒼也:片手を上げて声をかける。
小学生1:「蒼也兄ちゃん?」
時崎 蒼也:「探したぞー、ケンチ」
時崎 蒼也:「元気ねえな」
小学生1:「探したって、なんだよ」
小学生1:ふてくされてる
時崎 蒼也:並んだブランコに座る。
時崎 蒼也:「喧嘩したって聞いたから。とある筋から」
時崎 蒼也:「お前、落ち込んでんじゃねえかなーって」
小学生1:「……もしかしてサコやんかよ」「はなすことなんてねーよ!」はなれようとする
時崎 蒼也:「ああ、一応言っとくけど。怒ったりしに来たわけじゃねえぞ?」
小学生1:「……」
時崎 蒼也:「お前が誰かを一方的に虐めた、とかだったらそら怒るけどよ。俺はお前がそんなやつだとはおもわねーし」
時崎 蒼也:「喧嘩したってんなら、相手の言ったこととかやったこととか」
時崎 蒼也:「なんかがお前には許せなかったってことじゃねえの?」
小学生1:小さく地面を蹴り、ブランコが揺れ始める。
小学生1:「…友達が」
時崎 蒼也:続けて口を開こうとして、止める。
小学生1:「スポーツ大会のリレーで、アンカー同士で最後に戦うんだけど」
小学生1:「アイツ、手ェ抜いてんだ」
小学生1:「本気だったら俺より早いはずなのに」
小学生1:「最後、手ぇぬいてる」「みんなは気づいてないけど」
小学生1:「俺は、わかる」
時崎 蒼也:「……分かっちゃったんだ、お前には」
小学生1:「わかるにきまってんだろ!」
小学生1:「…友達なんだから」
小学生1:ブランコが大きく揺れ始める。
時崎 蒼也:「その友達には聞いたのか?」
時崎 蒼也:「なんで手を抜いたのか、って」
小学生1:「聞いたよ」
小学生1:「けど、理由言わねーし」「誤魔化すんだ」
小学生1:「何でだよ」
小学生1:「言ってくれりゃ、俺だって………」
小学生1:地面を強く蹴る
時崎 蒼也:「ケンチは」
時崎 蒼也:「今、その友達の何が許せない?」
小学生1:「………」
時崎 蒼也:「本気で勝負してくれなかったことか?」
時崎 蒼也:「理由聞いても教えてくれないことか?」
時崎 蒼也:「それとも」
時崎 蒼也:「そいつがなんの理由もなく、お前を馬鹿にするような奴だったんだって」
時崎 蒼也:「そんなふうに思っちまったか?」
小学生1:「そんなことねーよ!!」
小学生1:「あっ」
時崎 蒼也:「ねーよな、そんなこと」
時崎 蒼也:「だって、お前の友達なんだもんな」
時崎 蒼也:「きっと良い奴だ。理由もなくそんなことしねー」
小学生1:「………うん」
時崎 蒼也:「でもさ。悔しいよな」
時崎 蒼也:「リレーのアンカー、すげーじゃん」
時崎 蒼也:「頑張ったんだろ、ケンチ」
小学生1:「俺、走るの好きだから」
小学生1:「リレーも」
小学生1:「ソイツ、すごいヤツだから………負けるかも知んないけど」
小学生1:「本気でやりたかった」
時崎 蒼也:「うん」
小学生1:唇を噛んでいる
小学生1:「けど」
小学生1:「一番悔しいのは」
小学生1:「『言っても、お前にはわかんねー!』って言われたんだ」
小学生1:「それが、悔しい」
小学生1:「おれ、そんなに頼りないのかな」
時崎 蒼也:「"友達"なのに、か」
小学生1:「うん」
時崎 蒼也:「なんていうかさ」
時崎 蒼也:「友達で……しかも、勝負するライバルだと思ってるやつとはさ」
時崎 蒼也:「対等でいたいよな」
小学生1:こくり
時崎 蒼也:「どっちかが上とかじゃなくて、それがわかんねえから競うっつーかさ」
時崎 蒼也:「そうだなあ。友達相手に」
時崎 蒼也:「そういう"上から目線"みてーの、されたら嫌だよな」
小学生1:「うん」
小学生1:「負けたくねーよ、勝てなくても」
小学生1:「最初から負けるなんて思いたくねーよ」
小学生1:「このままじゃ」「勝っても負けても」
小学生1:「俺、ふまんだよ」
小学生1:君の目をしっかりと見る。
小学生1:「結局、どうすればいいかわかんねーけど」「俺、おれ………」
時崎 蒼也:「スポーツ大会は終わっちまったのか?」
小学生1:「明後日、月曜日」
小学生1:うつむく
時崎 蒼也:「じゃ」
時崎 蒼也:「本気出させるしかねえな、そこで」
時崎 蒼也:とん、と軽く地面を蹴る。
小学生1:「アイツ、来るかな………」
時崎 蒼也:「今俺に話したようなこと、ちゃんとそいつに言ったか?」
小学生1:「………言ってない」
時崎 蒼也:「じゃ、ちゃんと伝えてみようぜ。まずはそっからだ」
小学生1:「うん」
小学生1:「明日、アイツん家行ってくるよ」
小学生1:大きく地面を蹴って
時崎 蒼也:「うん。……そいつだってさ」
時崎 蒼也:「手を抜くのも、それで負けるのも。きっと悔しいと思うんだよ」
時崎 蒼也:「勝負だもん。友達相手だったらなおさらだ」
時崎 蒼也:「きっとなんか理由がある。それを解決できて、本気で勝負できたらそれでいいし」
時崎 蒼也:「それでも話してくんないようだったら……」
小学生1:「………」
時崎 蒼也:「みんなに泣きつけ」
小学生1:「!」
時崎 蒼也:「サコやん、心配してたぞ」
時崎 蒼也:「とーちゃんとかかーちゃんとかにーちゃんとか」
時崎 蒼也:「学校だったら先生もいんだろ?」
小学生1:「………うん」
時崎 蒼也:「またなんかあったら俺も聞くしよ」
時崎 蒼也:「苑原先輩だって、ああ見えて頼りになる人だかんな。ああ見えて!」
時崎 蒼也:くくっと、子供っぽく笑う。
小学生1:「わかった………兄ちゃんは」「ちょっと頼りにならないかもだけど」
時崎 蒼也:「失敬なー!」
時崎 蒼也:大きく蹴り出して、勢いに振り回される。
小学生1:「あはは!」
小学生1:ブランコから跳ぶ
時崎 蒼也:「"せんぱい"を笑うなー、こんにゃろ!」
時崎 蒼也:並んで飛び出す。着地が怪しく、三歩ほど前に勢い余る。
時崎 蒼也:「そういうことだからよ」
時崎 蒼也:「きっちり勝負つけてきな」
小学生1:「おう!」
時崎 蒼也:「……あ!一つだけ!」
時崎 蒼也:「お叱りすることが見つかりました!」
小学生1:「なに?」
小学生1:「げ!」
時崎 蒼也:がっしと首根っこを掴む。
時崎 蒼也:「"本気だったら俺より早い"とか、"勝てなくても"とか!」
時崎 蒼也:「勝負する前から弱気なこと言ってんじゃねえよ!」
時崎 蒼也:「そいつのことライバルだと思ってんなら」
時崎 蒼也:「ぜってー勝つ!ぐらい言っとけ!」
時崎 蒼也:「それぐらい自信満々に言われりゃ」
時崎 蒼也:「向こうも悔しくて勝負しにくるさ!」
小学生1:「おう!」
小学生1:「ぜってー勝つ!」そう言って、走り出す
時崎 蒼也:「おう、勝ってこい!」
GM:少年の姿が離れていく。その背中に、もう陰りはなかった。
時崎 蒼也:手を振って、少年の背をずっと見送る。
時崎 蒼也:「本気だったら、か……」
時崎 蒼也:本当に。本気で勝負できたらいいと、心から願う。
時崎 蒼也:俺は結局最期まで、勝負の土俵にすら立てなかった。
時崎 蒼也:言ってることは、俺が誰より分かってるつもりだったんだけど。
時崎 蒼也:「頼りないってよ、兄ちゃん」
時崎 蒼也:まだまだ、追う背中は遠いらしい。

GM:シーンカット
GM:ロイス購入
桜木 御調:ロイスは……いいかな
桜木 御調:購入何か欲しいのあります?
時崎 蒼也:斧か圧縮ガスナイフあたりあると嬉しい!
桜木 御調:それぞれ難易度を聞いてもいいですか?
綾女亜紀:桜木 御調 〇P:共感/N:猜疑心
時崎 蒼也:斧が11、圧縮ガスナイフが13!
桜木 御調:じゃあ
綾女亜紀:斧いきます
桜木 御調:「雨琴」(援護の風L3)判定ダイス+3、コスト2
桜木 御調:これ使って圧縮ガスナイフ
時崎 蒼也:助かる!
綾女亜紀:【β=Zavijava】《砂の加護》
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を3増加(50 → 53)
桜木 御調:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,3,7,8,10,10,10]+8[3,7,8] → 18

綾女亜紀:5dx>=11
DoubleCross : (5DX10>=11) → 9[1,4,6,7,9] → 9 → 失敗

時崎 蒼也:つよい
時崎 蒼也:惜しい
桜木 御調:買えた、どうぞ
時崎 蒼也:ありがとう!
綾女亜紀:ダメデシター
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(61 → 63)
時崎 蒼也:どんまい!斧はこっちで買おう
時崎 蒼也:3DX+4+0@10>=11 調達
DoubleCross : (3DX10+4>=11) → 4[1,1,4]+4 → 8 → 失敗

時崎 蒼也:財産3払って成功!
時崎 蒼也:いただいた圧縮ガスナイフと斧を所持しておきます。以上!
GM:あいよ!

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クライマックス プロティオン・ブルーの激情

GM:全員登場推奨
時崎 蒼也:出ます!
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(46 → 55)
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(63 → 73)
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(53 → 56)

GM:逸史支部 深夜
GM:フィーヴァーの武器らしきミサイルは数機発見された。しかし
苑原 そだち:「普通のミサイルなんだよね~」
時崎 蒼也:「普通のミサイル とは」
綾女亜紀:「レネゲイドを積載したものではない、と」
苑原 そだち:「そゆこと」
時崎 蒼也:「あー、そう言われると分かっけど。異常だな普通のミサイルって単語……」
桜木 御調:「普通のものだと解体手順は変わるんですか?」
苑原 そだち:「いろいろ変わるね~」「けど、そっちはプロがやってくれるから安心!」
桜木 御調:「なるほど」
桜木 御調:「然らば、僕らがやることは周囲の安全を確保し、解体に必要な環境を提供することでしょうか」
GM:背景で作業着のエージェントがやつれている。
時崎 蒼也:(安心……)ぺこりと頭を下げる。
苑原 そだち:「いや」「それよりも」
桜木 御調:「お疲れ様ですー」作業員の人にのんきに頭を下げて
桜木 御調:「?」
苑原 そだち:「攻撃が開始されたときの素早い対処かな」
綾女亜紀:「そうですね、ミサイルへの対処を進めなければ」
桜木 御調:「敵戦力は録音から推測するに2人でしょうが、警戒する点はありますか?」
苑原そだち:「そうだね」
苑原そだち:「優先すべきはミサイルだけど………発射妨害をしようとすると絶対蒼太朗が出てくるはず」
苑原そだち:「フィーヴァーについては不明点が多いけど」
綾女亜紀:「ふむ……」
苑原そだち:「あの子の能力はこっちも把握済みだからね………その上で厄介なんだけど」
綾女亜紀:「彼についてはこちらの領分ですね、と言っても直接戦闘はあまりしてこなかったのですが」
桜木 御調:「え、それ知りたいです」
苑原そだち:「あれ!?言ってなかった!?」
桜木 御調:「正直熱いくらいなら強引に突っ切れないことも無いですけどそれで勝てるかって言われたら自信無いですから」
苑原そだち:「えぇ~~!ごめんねーー!」
時崎 蒼也:「割りと支部じゃ周知の事実みたいになってたもんな……」
桜木 御調:「まだ僕これで3件目くらいなので……」
苑原そだち:「も、もうしわけない」
綾女亜紀:「支部長代理が謝られるような事でもないかと」
苑原そだち:「あの子の能力はね」
苑原そだち:「~~~~」「………というわけなの」
桜木 御調:「……なるほど」
綾女亜紀:「なるほど……」
時崎 蒼也:「なるほど~」
時崎 蒼也:知っていたはずの男が一番うんうん頷いている。
苑原 そだち:「面倒だけど、無敵じゃないから」
苑原 そだち:「というか、エフェクトというより武術とかが有効なんじゃないかな?」
苑原 そだち:「間というか、なんというか…」
綾女亜紀:「助言痛み入ります、役立てさせていただきます」
時崎 蒼也:「んなら任しといてくださいよ」
時崎 蒼也:「最強ですんで、俺」
苑原 そだち:「まかせます!」びし!
桜木 御調:「よろしくお願いします。強い人がいると安心できますね」
綾女亜紀:「最強?」
時崎 蒼也:「あ、いや、まあ、最終目標としましてはそんな感じを目指してるといいますか?いや今現在でもチョー強いっすけどね?」
時崎 蒼也:「とにかくそんな感じ!」
綾女亜紀:「なるほど、素敵な目標ですね」ニコリと微笑み、時崎の方を見る
時崎 蒼也:「……へへっ、だろ!」
時崎 蒼也:笑われなかったのが嬉しく、ニヤリと笑う。
綾女亜紀:「では、そんな最強の方に悖らぬように、こちらも努力するといたしましょう」
苑原そだち:「ん、それから………」少し言いづらそうに
綾女亜紀:「どうかしましたか?」
綾女亜紀:指を立てたまま、首をこてんと倒し
桜木 御調:「?」
苑原そだち:「あんまりUGNとFHでこういうの良くないんだけどね………しかも、あっちは宣戦布告やらかしてるし」
苑原そだち:「なんというか」
苑原そだち:「甘ったれてるの、蒼太朗は」
桜木 御調:「甘え?」
綾女亜紀:「なるほど」
綾女亜紀:「彼を殺さず済ませたいという事ですか?」
綾女亜紀:結論だけを言う
苑原 そだち:「う…」
桜木 御調:「それはいいですよ」
綾女亜紀:「別に、良いのではないでしょうか」
桜木 御調:「もとより殺すつもりなんて僕は無いですし」
桜木 御調:「手早く制圧できればそれで充分です」
綾女亜紀:「勝負の場の事です、確約はできませんが」
綾女亜紀:「支部長代理がそうされたいのであれば、ええ、そうしましょう」
苑原 そだち:「申し訳ない…」しょぼ
綾女亜紀:「いえ」しょぼくれるそだちさんの前に立ち
綾女亜紀:ふわりとその手を取って
綾女亜紀:「どうぞ、良きに計らえと言ってくだされば」
苑原 そだち:「おお…」
綾女亜紀:「私はそのように、成しましょう」
苑原 そだち:「…あの子はさ」
苑原そだち:「生まれたときからオーヴァードだけど、家族がFHってのもあって子供の時から特にトラブルを起こしてなかったし………奇襲はするけど」
時崎 蒼也:「いい子だったんだ、アレで」
苑原そだち:「なんだかんだセルの言うこと聞いてUGNのオーヴァードしか喧嘩ふっかけてこないし」
苑原そだち:「暴れれば満足だから、そんな大それたこともしない………まぁ、良い子ちゃんだったんだよねぇ………あれで」
桜木 御調:「あらまあ」
苑原そだち:「けどまぁ、何でこんなことやり始めたのかはわかんないけど」
綾女亜紀:「彼なりに一線があったというわけですね……おっと、失礼」軽く握っていた手の、柔らかな感触が離れていく
苑原そだち:「今回のは流石に大事だよ」
苑原そだち:「だから、なんというか」
苑原そだち:「容赦してとは言ったけど」「キツイのを入れてきて」
苑原そだち:特に逸史の二人に向けて
苑原そだち:「綾女くんには色々と配慮して貰って、ありがとう」
時崎 蒼也:「大事にしなきゃいい」
時崎 蒼也:「綾崎が喧嘩ふっかけてきて、俺らが返り討ちにする」
時崎 蒼也:「いつものことでしょ?あいつがちょっといつもより機嫌悪ぃだけで」
時崎 蒼也:「そういうことっすよね?」
桜木 御調:「なるほど?」
桜木 御調:「正直顔見るのも2回目の人間にどうこう言うのは気が引けるしどうしたものかと思っていますが」
桜木 御調:「厳しめの粛清が必要であれば、為しましょうか」
桜木 御調:「まあ、僕1か月とかそこらなので加減とかできる立場ではないと思うから」
桜木 御調:「駄目だったら皆さんよろしくお願いします。」
綾女亜紀:「私はこれがお役目ですので、お気になさらず」
苑原 そだち:「うん、ありがとう」
GM:一拍おいて
GM:ひゅう
GM:という音が、かすかに聞こえる。
GM:ナニかが、空を裂く音だ
苑原 そだち:「!」
桜木 御調:音のする方を見る
GM:非現実的な代物
GM:ミサイルだ
綾女亜紀:「……どうやら、はじまったようですね」
苑原そだち:「みんな!」
苑原そだち:「これは………何とかする」「三人は発射元に急いで!」
時崎 蒼也:「了解!」
桜木 御調:「はい、行ってきます」
桜木 御調:言い終えたあたりで、姿がかき消えた
綾女亜紀:「了解いたしました。」帽子を取って、ふわりと礼をする。
綾女亜紀:「おや、手が早い」
時崎 蒼也:「だからはえーんだって桜木先輩ーっ!……任せたんで、お願いします!」
時崎 蒼也:苑原に言い残して駆け出す。
綾女亜紀:「ええ。 では時崎さん、我々も参りましょう」
苑原そだち:「みんな………がんばってね」
綾女亜紀:二人に続いて、最後に出ていく
苑原そだち:皆が居なくなった部屋で、窓の先を見る。
苑原そだち:ミサイルが街に落ちる直前で、淡い色彩の円が広がり
苑原そだち:その中に落ちたミサイルは───なにも、起こさなかった
苑原そだち:「………はぁ~~~~っ」
苑原そだち:「よかった………けど二発目は無理だから三人とも頼むよ~~!」

GM:逸史市 山中
GM:そこは支部のメンバーによって一度調査が行われた場所であった。ミサイルの発射台が隠されていた形跡はなかったはずだが…
《フィーヴァー》:「残念、よくわかんねーが不発だわ」
《フィーヴァー》:「『契約終了』くそ、一度ッきりの奇襲がおじゃんだ」
《フィーヴァー》:「つーわけであとは臨機応変に、おっと」
《フィーヴァー》:「来るぜ?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
桜木 御調:す、とフィーヴァーの首筋に手刀が回され、止まる
桜木 御調:「まさか」
桜木 御調:「根から締めるに決まってるじゃないですか」
《フィーヴァー》:「おやぁ?」
桜木 御調:「一応すぐに絞め技しないのは、投降時間を稼いでいる慈悲だとお思い頂ければ」
《フィーヴァー》:「オーケー」
《フィーヴァー》:「いらねえな」
桜木 御調:「あら、今度は意見が合いましたね」
桜木 御調:「でもまあ僕に必要じゃなくても彼らには必要らしいです、ほら」
時崎 蒼也:「ぜーっ、ぜーっ」
時崎 蒼也:走り続けて息をおおいに荒げている。
綾女亜紀:「大丈夫ですか? 水、飲まれます?」
時崎 蒼也:「だ、だいじょぶ……それより前、前!」
綾女亜紀:「おっと、それでは必要そうなので一応一言」
綾女亜紀:「投降の意思はありますか?」
綾女亜紀:「私の知る限り、あなたにあった試しはありませんが」
《フィーヴァー》:「心が通じてうれしいぜ」
綾女亜紀:「なるほど、いつも通りですか」
綾女亜紀:「しかし、今日はいつも通りには終わらせませんよ」
《フィーヴァー》:「ああ」
《フィーヴァー》:「俺が勝つ」
《フィーヴァー》:絶体絶命でありながらもへらへらとした様子を改めない。
綾女亜紀:「ええ、では……私たちが勝ちます」
時崎 蒼也:「バチバチしてんなあ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
時崎 蒼也:ようやく呼吸を整えて。
時崎 蒼也:「こっち・・・はいつも通り終わらせたいんだけど」
時崎 蒼也:綾崎を見る。
桜木 御調:「どうぞ」
桜木 御調:終わるまでは待ちますという意思表示
時崎 蒼也:「綾崎、お前」
時崎 蒼也:「どうしてこんなことやってんだ?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「アァ?」
時崎 蒼也:「こないだケンチともだちとも話したんだけどよ」
時崎 蒼也:「喧嘩するときってのは大体、相手の何か・・が許せなかったときだ」
時崎 蒼也:「聞かせろよ。時間稼ぎたいのはお前の方だろ」
時崎 蒼也:「お前は今、何が許せない?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「くだんねえ…」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「なにが許せねぇだと…」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:声が荒ぐ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「何もかもだ…」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「思い通りにならねえすべてが許せねぇんだよ…!」
時崎 蒼也:「……思い通り?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「なあ、お前はオーヴァードになってどれくらい経つ?」
時崎 蒼也:「……」
時崎 蒼也:「5年は経ってねえな」
時崎 蒼也:「お前は……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「たしか、剣道やってたよなあ?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「他の奴ら…普通の奴ら・・・・・に混ざって遊んでて」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「楽しいか?」
時崎 蒼也:「………」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「本気でやってるっていえるか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「歩幅は合わせられるよな」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「けど虚しくはなんねーのか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「それとも武道家ってのは他人なんてかんけーねーのか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「答えろよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:絞り出すように、言い放つ。
桜木 御調:「…………」時崎君の答えを待ちながら、黙ってフィーヴァーに手刀を突き付けている
時崎 蒼也:「綾崎」
時崎 蒼也:「お前」
時崎 蒼也:「随分調子乗ってんな・・・・・・・・・
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「なんだと…」
時崎 蒼也:「歩幅を合わせる?」
時崎 蒼也:「俺が?冗談言うなよ」
時崎 蒼也:「まさかとは思うけどさあ、お前」
時崎 蒼也:「オーヴァードは非オーヴァードより無条件で強いとでも思ってんのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
時崎 蒼也:「んなわけねえだろ・・・・・・・・
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「んだと…」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「なにわけのわかんねえこと言ってんだっ」
時崎 蒼也:「そりゃ部活じゃあ本気は出せねえよ。レネゲイドは秘密だかんな、それがUGNの方針だ」
時崎 蒼也:「申し訳ねえと思うことはある。知ったら怒るだろうな皆、本気出せって」
時崎 蒼也:「でも」
時崎 蒼也:「だから俺が上だ、なんて思えるほど俺は自惚れちゃいねえ」
時崎 蒼也:「俺は、オーヴァードじゃなかろうと今の俺の十倍強い人を知ってる」
時崎 蒼也:「目が良いとか、背が高ぇとか。オーヴァードかどうかなんてその程度・・・・の差だよ」
時崎 蒼也:「自分がオーヴァードで、だから競い合う相手が少ねえ、なんて思ってんなら」
時崎 蒼也:「調子乗ってるとしか言いようねえだろ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ギリ。歯を軋ませて。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「うるせえ……」
時崎 蒼也:「……まあ。こんなこと言ってもお前が納得できるかどうかは別か」
時崎 蒼也:「その人を今すぐ連れてこれるわけでもねえしな」
時崎 蒼也:「その、代わり」
時崎 蒼也:音もなく。
時崎 蒼也:いつの間にか、両手に二刀。空に二刀。
時崎 蒼也:抜刀も見せずに構えている。
時崎 蒼也:「本気の勝負がしたいってんなら」
時崎 蒼也:「相手になるぜ。もっとも」
時崎 蒼也:「俺がぜってー勝つ・・・・・・
時崎 蒼也:ふ、と笑って。
時崎 蒼也:「お前が俺の歩幅についてこれる・・・・・・かは、別の話だけどな!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ふざけやがって……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「俺は、おれは……!」
桜木 御調:「……引き返せるでしょう?」
桜木 御調:「正直ですね、うらやましくてならないですよ君は」
桜木 御調:「きっと、ここまで涙も心も愛も犠牲にして人でなしになる必要なんてなかったんでしょうから」
桜木 御調:「僕、引き返せるようないい人は嫌いだし好きですよ」
桜木 御調:「だからこそ」ぐ、と手刀に力が入る
桜木 御調:「善なる者を冒涜するような人は、許せないかなあ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「引き返す…?」
桜木 御調:「あ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「そんなことしても、変わらねえ…何も」
桜木 御調:「言い訳はお二人とも地獄でしてくださいね?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「変えてぇんだよ…俺は!」
桜木 御調:「僕そんなに手加減できるほど余裕無いし」
桜木 御調:「今回はちゃんと人から許可取ってるので」
《フィーヴァー》:「くく、ははは」
《フィーヴァー》:「いいねえ!良い熱狂・・だ」
《フィーヴァー》:「じゃあ盛り上げていきますかあ!」
GM:カチ
《フィーヴァー》:「発射台をオートに変えたぜ」「いや、ランダムか」
《フィーヴァー》:「街に行くか、それともここに落とすのもできるかなあ!」
《フィーヴァー》:手刀がはじかれる
綾女亜紀:「それはまた、随分と面倒な事をなさりましたね」
桜木 御調:「わあ」
《フィーヴァー》:膂力ではない、何らかの能力。
桜木 御調:「こんなに人のこと嫌いって思ったの久しぶりかもしれない」
桜木 御調:そんなことを言ってのけながらも、表情は笑顔のままだ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「俺は変える」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「この脆くて詰まらねー世界が変わって……その先で!!」
GM:苛立ち、渇き、諦観。混ざりあった激情が叫びとなって、溢れだす。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「俺は、満足したいんだ」

GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:まず、衝動判定
GM:難易度9
桜木 御調:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[4,6,9] → 9

時崎 蒼也:3DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[3,6,9] → 9 → 成功

桜木 御調:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[8,7] → 15

時崎 蒼也:よし!
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を015増加(73 → 88)
時崎 蒼也:侵蝕は2d10で大丈夫かしら?
GM:あい
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を2D10(→ 7)増加(55 → 62)
時崎 蒼也:了解!
綾女亜紀:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[8,9] → 9 → 成功

綾女亜紀:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[6,10] → 16

綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を16増加(56 → 72)
GM:セットアップ!
時崎 蒼也:なし!
桜木 御調:無いよ
綾女亜紀:ナシ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:なし
《フィーヴァー》:《競争の旋律》
《フィーヴァー》:《プロティオン》の攻撃力+12
時崎 蒼也:野郎っ
桜木 御調:熱狂をばらまいてる
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:暴走します
綾女亜紀:自分にはつかわないのか!
時崎 蒼也:範囲(選択)だからねえ
ミサイル:ないです

GM:イニシアチブ15 PC優先時崎君
時崎 蒼也:はい!
時崎 蒼也:マイナーなし
時崎 蒼也:メジャーで<雨粒の矢>+<ダンシングシミター> コンボ:無双に並ぶ業
時崎 蒼也:対象:シーン(選択)でRC攻撃を行います。対象はプロティオン、フィーヴァー、ミサイル
綾女亜紀:オートアクション宣言
時崎 蒼也:ダンシングシミターの使用武器は神木の丸太、パイルバンカー、斧の3つです
綾女亜紀:【α=Spica】《砂の加護》+《砂塵霊》
綾女亜紀:ダイス+4個 攻撃力+24
桜木 御調:「雨琴」(援護の風L3)判定ダイス+3、コスト2
時崎 蒼也:えっありがたいけど大丈夫!?
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(88 → 90)
桜木 御調:どうせ守護天使あるし
綾女亜紀:どの道このターンはフルで動けないので
綾女亜紀:こっち命中回らなかったら手ヨロ
時崎 蒼也:ありがとう!コンセないからそんな跳ねるかわからんが!
時崎 蒼也:他何もなければ命中振ります!
GM:ねえわけねーだろ!
GM:やれ!
《フィーヴァー》:うい
《フィーヴァー》:《盲目の羊》ダイスー7
時崎 蒼也:ひ~っ
時崎 蒼也:ダイス支援もらえてめっちゃ助かった
《フィーヴァー》:あの、これ他の奴らにやった方が…
時崎 蒼也:+7と-7で差し引き0かな?他に何もなければ命中判定!
GM:っせーな!GMも打ってる途中で思ったよ!」
GM:どうぞ
時崎 蒼也:4DX+14+0@10 (侵食上昇6、侵蝕60~)
DoubleCross : (4DX10+14) → 10[3,10,10,10]+10[4,6,10]+1[1]+14 → 35

時崎 蒼也:おっしゃあ素で回った!
桜木 御調:ナイス
《フィーヴァー》:ぼけーー!
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:なにやってんだ!
ミサイル:ほんま…
時崎 蒼也:ダメージいっていいかな?
ミサイル:ミサイルはドッジで決まぜん
時崎 蒼也:あっそっか リアクションあるわ 失礼
《フィーヴァー》:領域の守護
《フィーヴァー》:あ、前のデータだ
《フィーヴァー》:カバーディフェンス
《フィーヴァー》:ミサイルを守る
時崎 蒼也:ミサイルを!?
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:暴走
GM:どうぞ
時崎 蒼也:はーい。ダメージダイスが4つに破壞者で1つで5つ
時崎 蒼也:固定値が丸太とパイルバンカーの効果で+20して自前で31に綾女君のバフ乗せて+24!
時崎 蒼也:4d10+1d10+31+24
DoubleCross : (4D10+1D10+31+24) → 15[3,2,3,7]+10[10]+31+24 → 80

時崎 蒼也:斧の効果を発動!
時崎 蒼也:ダメージダイスを一つ振り直します。2だったダイスを振り直し!
時崎 蒼也:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 3[3]+78 → 81

時崎 蒼也:よし1点伸びた。 81点装甲有効です!
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を6増加(62 → 68)
《フィーヴァー》:ぎゃあああああ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:仕方ねーな
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:まずフィーヴァーに《デモンズウェブ》
《フィーヴァー》:81-7d10
DoubleCross : (81-7D10) → 81-33[1,1,6,10,6,2,7] → 48

《フィーヴァー》:96・・・
時崎 蒼也:あっダメージ軽減効果はカバーリングの2倍の後じゃなかったっけ……?
《フィーヴァー》:あっと
《フィーヴァー》:129
《フィーヴァー》:死にそう
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:《氷雪の守護》
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:81-5d10
DoubleCross : (81-5D10) → 81-34[2,5,8,10,9] → 47

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:元気
時崎 蒼也:めちゃめちゃ軽減持ってんなこいつ!
GM:同じく15!フィーヴァー!
《フィーヴァー》:しゃあ!!借りを返してやらあ!!
《フィーヴァー》:ナーブジャック+熱狂 対象プロティオン
時崎 蒼也:ナ!?
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:暴走なのでリアクションなし
《フィーヴァー》:まって
《フィーヴァー》:間違えた
《フィーヴァー》:メジャーアクションだからプロティオン行動できないじゃん
《フィーヴァー》:あ、あの~~
《フィーヴァー》:ミサイルに変えてもいいっすかね…?
桜木 御調:というか
桜木 御調:直前で蒼太朗君に異形の転身なりなんなり使わせるのはどうでしょ
桜木 御調:もしエンゲージ移動が絡んでるんだとしたらですが
GM:氷の回廊マンなんだ
桜木 御調:あー
桜木 御調:ならミサイルでも
《フィーヴァー》:すいません
時崎 蒼也:いいよ~
《フィーヴァー》:ありがとう…!
ミサイル:オッス、じゃあ行くぜ
時崎 蒼也:こないで~
ミサイル:コンボ:普通のミサイル
ミサイル:アタックプログラム+MAXボルテージ
ミサイル:武器はロケットランチャー
ミサイル:判定
ミサイル:13DX10+12
DoubleCross : (13DX10+12) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,6,6,6,7,10]+9[9]+12 → 31

時崎 蒼也:一応回避!
時崎 蒼也:2DX+1+0@10>=31 回避
DoubleCross : (2DX10+1>=31) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

時崎 蒼也:さすがに!
桜木 御調:ドッジしてみようかな
桜木 御調:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 7[1,6,7,7]+1 → 8

桜木 御調:うん
綾女亜紀:あ、これ対象全員か
綾女亜紀:3dx+1 ドッジ
DoubleCross : (3DX10+1) → 4[2,4,4]+1 → 5

GM:やば、ガバしてたので後でブックオブジエンドします
GM:対象を選び直します…
GM:上から
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:桜木君
桜木 御調:はーい、ドッジの値はこのままでいいですか?
GM:うい
GM:あと、かなしいことに
GM:MAXボルテージ回数制限あったわ
桜木 御調:ほなアタックプログラムだけかあ
ミサイル:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 33[10,10,3,10]+12 → 45

桜木 御調:殺意高くない?
ミサイル:装甲無視
桜木 御調:黙ってリザレクト
桜木 御調:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を4増加(90 → 94)
桜木 御調:HP4
ミサイル:一擲のミサイルにも5リットルの魂
GM:イニシアチブ8 綾女君!
綾女亜紀:はーい
綾女亜紀:マイナーで5m移動してプロティオンくんとエンゲージ

▼エンゲージ
(フィーヴァー[15]、ミサイル[0])
   10m
(綾女[8]、プロティオン[3])
   5m
(時崎[15]、桜木[6])
[]内は行動値

綾女亜紀:メジャー【γ=Porrima】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:電光石火》
綾女亜紀:対象プロティオンくん、判定行きます
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:来い!
綾女亜紀:6dx8-1
DoubleCross : (6DX8-1) → 10[1,4,5,7,9,10]+4[1,4]-1 → 13

時崎 蒼也:入れます?
綾女亜紀:相手暴走してるし今回はパスで
時崎 蒼也:あ、了解!
GM:ダメージどうぞ
綾女亜紀:3d10+11
DoubleCross : (3D10+11) → 21[3,9,9]+11 → 32

綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を6増加(79 → 85)
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を2増加(85 → 87)
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:まだ、元気
綾女亜紀:1d10 電光石火の反動
DoubleCross : (1D10) → 3

綾女亜紀:HP25点
GM:イニシアチブ6 桜木君!
桜木 御調:マイナー
桜木 御調:「止水」(縮地+バックスタブL4)移動箇所任意に、次回メインのATK+20、コスト2
桜木 御調:100mくらいフレーバーで下がって
桜木 御調:メジャー
桜木 御調:「雲揚」(一閃+コンセントレイト:HnL3)C値-3、移動しながら攻撃、コスト4
桜木 御調:綾崎君に突っ込んで攻撃します

▼エンゲージ
(フィーヴァー[15]、ミサイル[0])
   10m
(綾女[8]、桜木[6]、プロティオン[3])
   5m
(時崎[15])
[]内は行動値

桜木 御調:そして
桜木 御調:「風紀執行」(守護天使)判定ダイス+5、シナリオ3回
桜木 御調:これ追加
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(94 → 96)
桜木 御調:妨害あります?
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ない
桜木 御調:9dx7-1
DoubleCross : (9DX7-1) → 10[1,3,3,5,5,5,7,8,9]+10[4,5,7]+2[2]-1 → 21

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:リア不
桜木 御調:はい
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:暴走邪魔やなあ…
桜木 御調:3d10+20+5
DoubleCross : (3D10+20+5) → 14[2,9,3]+20+5 → 39

桜木 御調:装甲ガードは有効
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を4増加(96 → 100)
桜木 御調:こっちの処理は終わり、生きてる?
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:あ、ギリ生きてる
桜木 御調:元気だね
GM:イニシアチブ3 プロティオン
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:マイナーで《骨の剣》 攻撃力+13
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:メジャー コンボ:融解するアクアリウム コンセントレイト:サラマンダー+炎神の怒り+煉獄魔神+ジャイアントグロウズ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:対象は桜木綾女
桜木 御調:どうぞ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,1,1,3,3,3,4,4,5,7,9,9,10]+10[2,3,7,10]+10[5,9]+1[1]+4 → 35

桜木 御調:ドッジ
桜木 御調:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[1,2,4,8,8]+1 → 9

桜木 御調:はい
GM:綾女君はどうする?
綾女亜紀:あれ
綾女亜紀:あ、私もでした
綾女亜紀:失礼、ドッジで
綾女亜紀:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 8[3,6,7,8]+1 → 9

綾女亜紀:ダウン、リザレクト
綾女亜紀:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:4d10+12+13+12+2d10
DoubleCross : (4D10+12+13+12+2D10) → 28[5,5,9,9]+12+13+12+11[8,3] → 76

綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を19増加(87 → 106)
桜木 御調:死ぬって
桜木 御調:フィーヴァーに 自由ですね/〇嫌い
桜木 御調:これで取って即タイタス昇華
桜木 御調:HP12
GM:イニシアチブ0 ミサイル
ミサイル:いくでいくで
時崎 蒼也:元気だなあ!
ミサイル:マイナー:オリジンサイバー
ミサイル:特に意味はない
ミサイル:メジャー:レネゲイドウイルスミサイル
ミサイル:フラッシングプラズマ+雷の槍+ハザードコール
ミサイル:PC全員に攻撃命中したら侵蝕+11
ミサイル:ダメージはないよ
ミサイル:7dx10
DoubleCross : (7DX10) → 7[2,4,4,4,7,7,7] → 7

ミサイル:やっべ
桜木 御調:……ドッジしますね
《フィーヴァー》:ちゃんとRC鍛えて来いっていったろ!!!
時崎 蒼也:ドッジ!
時崎 蒼也:2DX+1+0@10>=7 回避
DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 9[8,9]+1 → 10 → 成功

綾女亜紀:原初の赤:電光石火
桜木 御調:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 9[4,4,5,6,9]+1 → 10

桜木 御調:ふう
綾女亜紀:6dx+1>=7
DoubleCross : (6DX10+1>=7) → 6[2,3,4,4,5,6]+1 → 7 → 成功

綾女亜紀:あっぶな
綾女亜紀:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を4増加(106 → 110)
ミサイル:くっそ~~
《フィーヴァー》:お前、ここまででいいわ
ミサイル:え?
時崎 蒼也:見切られた
GM:クリンナップ
GM:エネミーなし
時崎 蒼也:私はなし!
桜木 御調:ない
綾女亜紀:なし!

GM:ラウンド2

▼エンゲージ
(フィーヴァー[15]、ミサイル[0])
   10m
(綾女[8]、桜木[6]、プロティオン[3])
   5m
(時崎[15])
[]内は行動値

GM:セットアップ
時崎 蒼也:セットアップなし!
桜木 御調:セットアップ無しです
綾女亜紀:《原初の白:限界突破》
綾女亜紀:《砂の加護》を2回使用可能にします
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を5増加(110 → 115)
《フィーヴァー》:スタートダッシュ+一声散開き
時崎 蒼也:ここで!?
《フィーヴァー》:自分は移動しないが、ミサイルを移動
桜木 御調:突然オリチャー発動した走者みたいなことしてる
ミサイル:なし
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:無し

▼エンゲージ
(フィーヴァー[15])
   10m
(綾女[8]、桜木[6]、プロティオン[3]、ミサイル[0])
   5m
(時崎[15])
[]内は行動値


GM:イニシアチブ15時崎君!
時崎 蒼也:はーい!マイナーなし
時崎 蒼也:メジャー、<雨粒の矢>+<ダンシングシミター> コンボ:無双に並ぶ業
時崎 蒼也:対象:シーン(選択)でRC攻撃を行います。対象は綾崎君、フィーヴァー、ミサイル
桜木 御調:判定前
桜木 御調:「忘れ傘」(援護の風L4)判定ダイス+4、コスト2
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(100 → 102)
時崎 蒼也:使用する武器は丸太、パイル、斧!さっきと同じ!
綾女亜紀:【α=Spica】《砂の加護》+《砂塵霊》
時崎 蒼也:命中判定前にパイルバンカーの効果を使用。この攻撃の攻撃力を+10します
綾女亜紀:ダイス+6個 攻撃力+32
時崎 蒼也:支援助かる!妨害何かあるかな?
GM:全員無し
時崎 蒼也:では命中!
時崎 蒼也:14DX+14+0@10 (侵食上昇6、侵蝕60~)
DoubleCross : (14DX10+14) → 10[2,3,5,6,6,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[2,9,10,10]+10[9,10]+3[3]+14 → 47

時崎 蒼也:おっ回った
桜木 御調:手、いっちゃえば?
時崎 蒼也:行っちゃうかあ
時崎 蒼也:妖精の手を使用!ダイスを10にして振りたし!
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を4増加(68 → 72)
時崎 蒼也:1dx+54@10
DoubleCross : (1DX10+54) → 9[9]+54 → 63

時崎 蒼也:よし!63です!
《フィーヴァー》:ドッジ
《フィーヴァー》:4dx10+1>=63
DoubleCross : (4DX10+1>=63) → 9[4,5,5,9]+1 → 10 → 失敗

綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を6増加(115 → 121)
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:リア不
ミサイル:ナニも出来ん
時崎 蒼也:ダメージいいかな?
GM:どうぞ
時崎 蒼也:7d10+1d10+31+32
DoubleCross : (7D10+1D10+31+32) → 33[3,7,6,2,8,5,2]+5[5]+31+32 → 101

時崎 蒼也:斧の効果を使用!
時崎 蒼也:2のダイスを振り直します!
時崎 蒼也:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 1[1]+99 → 100

時崎 蒼也:くそっ減った!
時崎 蒼也:ちょうど100点です
《フィーヴァー》:倒れまーす HP130
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ここは倒れる、が
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:もえる魂㏋40で復活
時崎 蒼也:大分高い値で復活したな!
桜木 御調:しかも軽減残したか……
桜木 御調:ミサイル君は?
ミサイル:死にます《自爆装置》
桜木 御調:ぎえ
ミサイル:範囲に4d10のダメージ
ミサイル:4d10
DoubleCross : (4D10) → 22[7,4,8,3] → 22

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:《氷雪の守護》
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:5d10
DoubleCross : (5D10) → 30[1,6,8,10,5] → 30

綾女亜紀:自爆装置って無差別だからプロティオン様も巻き込むけど……そのダメージじゃ落ちないか
GM:そのための復活
桜木 御調:まあ僕は死にます
桜木 御調:綾崎君へのロイスタイタス化。理由は後で。
綾女亜紀:フィーヴァーへのロイスをタイタスにして復帰、HP13
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を6増加(72 → 78)
時崎 蒼也:こっちは以上かな!
GM:イニシアチブ8 綾女君…ですが
綾女亜紀:あら?
桜木 御調:なんだなんだ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:エンブレム 加速する意思
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:タイタス昇華でイニシアチブにメインプロセスを行う
時崎 蒼也:なにーっ
桜木 御調:やってくれる
綾女亜紀:あら……
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:タイタスはお前だ蒼也!!
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:マイナーで氷の回廊
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:時崎君にエンゲージ

▼エンゲージ
(綾女[8]、桜木[6])
   5m
(時崎[15]、プロティオン[3])
[]内は行動値

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:メジャー コンボ:融解するアクアリウム コンセントレイト:サラマンダー+炎神の怒り+煉獄魔神+ジャイアントグロウズ
時崎 蒼也:こいやおらっ!
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,2,4,4,4,5,7,7,8,10,10,10,10]+10[1,2,2,6,8,8,9]+10[2,5,8]+10[8]+10[8]+10[10]+10[7]+10[7]+10[10]+4[4]+4 → 98

時崎 蒼也:出してんじゃねえか 本気をよ
時崎 蒼也:ドッジ!
時崎 蒼也:2DX+1+0@10>=98 回避
DoubleCross : (2DX10+1>=98) → 7[3,7]+1 → 8 → 失敗

時崎 蒼也:紙一重か
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:10d10+12+13+2d10
DoubleCross : (10D10+12+13+2D10) → 58[2,3,4,9,10,1,9,7,6,7]+12+13+8[4,4] → 91

時崎 蒼也:倒れます。リザレクト!
時崎 蒼也:時崎 蒼也のHPを1D10(→ 10)に変更(25 → 10)
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を10増加(78 → 88)
GM:イニシアチブ8!綾女君!
綾女亜紀:はーい
綾女亜紀:マイナーで
綾女亜紀:プロティオンくんとエンゲージ

▼エンゲージ
(桜木[6])
   5m
(時崎[15]、綾女[8]、プロティオン[3])
[]内は行動値

綾女亜紀:メジャー【γ=Porrima】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:電光石火》
綾女亜紀:【α=Spica】《砂の加護》+《砂塵霊》
綾女亜紀:判定行きます
GM:どぞ
綾女亜紀:13dx7-1
DoubleCross : (13DX7-1) → 10[1,1,4,4,4,5,5,7,8,8,8,9,10]+10[2,2,3,6,7,9]+10[5,8]+10[7]+2[2]-1 → 41

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:リア不
時崎 蒼也:ナイス!
桜木 御調:GOGO
綾女亜紀:余裕あったら妖精いただけます?
時崎 蒼也:あ、どうぞ!
時崎 蒼也:<妖精の手> コンボ:女神は強者に微笑む
時崎 蒼也:出目の一つを10に変更します。振り足しどうぞ!
時崎 蒼也:時崎 蒼也の侵蝕率を4増加(88 → 92)
綾女亜紀:1dx7+49
DoubleCross : (1DX7+49) → 3[3]+49 → 52

綾女亜紀:7d10+11+32
DoubleCross : (7D10+11+32) → 27[4,3,3,7,1,6,3]+11+32 → 70

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:《デモンズウェブ》
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:70-7d10
DoubleCross : (70-7D10) → 70-32[4,2,2,8,6,1,9] → 38

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:生きてる!!
桜木 御調:生きてるし!!!!
時崎 蒼也:食いしばるなあ!
桜木 御調:このまま倒れてたら僕普通に帰ってたよ!!
GM:イニシアチブ6 桜木くん!
桜木 御調:もー
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:こいや!!!
桜木 御調:マイナー
桜木 御調:「止水」(縮地+バックスタブL4)移動箇所任意に、次回メインのATK+20、コスト2
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を2増加(102 → 104)
桜木 御調:メジャー
桜木 御調:「雲揚」(一閃+コンセントレイト:HnL3)C値-3、移動しながら攻撃、コスト4

▼エンゲージ
(時崎[15]、綾女[8]、桜木[6]、プロティオン[3])
[]内は行動値

桜木 御調:「風紀執行」(守護天使)判定ダイス+5、シナリオ3回
桜木 御調:妨害無いよね?判定するよ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:うん
桜木 御調:10dx7-1
DoubleCross : (10DX7-1) → 10[1,3,4,5,7,8,9,9,10,10]+10[3,3,3,4,7,9]+10[5,9]+6[6]-1 → 35

桜木 御調:ダメージ振っていい?
GM:よい!
桜木 御調:4d10+20+5
DoubleCross : (4D10+20+5) → 21[4,9,4,4]+20+5 → 46

桜木 御調:装甲ガード有効
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:残りHP
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:2
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:倒れます
GM:戦闘終了、あなた方の勝利です。
時崎 蒼也:勝ったぞ!
綾女亜紀:勝利です、やりましたね。
桜木 御調:お疲れ様でした
桜木 御調:桜木 御調の侵蝕率を4増加(104 → 108)


《フィーヴァー》:「さあて」
《フィーヴァー》:「生憎、俺は諸々の準備でジリ貧なんでな」
《フィーヴァー》:「バチバチにバトれはしねえが、契約分は払うさ」
《フィーヴァー》:「奇跡契約証マグス=シン。プロティオンに返礼を」
《フィーヴァー》:懐から数枚の紙を取り出し、宙にかざす。
《フィーヴァー》:すると
《フィーヴァー》:空に巨大な双眼の模様が浮かび上がり、紙を覗き込む。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「あ?なんだ…」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:レネゲイドの出力が増加。身体もいくらか軽い。
《フィーヴァー》:「まあまあの支払いだな」
《フィーヴァー》:遺産、奇跡契約証マグス=シン。
《フィーヴァー》:契約に応じて対価のやり取りを行う代物。その判定は遺産契約者ではなく、遺産の遺志ともいえる双眼が行う。
《フィーヴァー》:「じゃあ、たのむぜ」「暴れてくれや」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「チッ」
時崎 蒼也:四刀を構える。
時崎 蒼也:時崎蒼也の常を知るものが初めてその構えを見れば、異常を感じることだろう。
時崎 蒼也:恐ろしいほどに──堂に入っている。
時崎 蒼也:時崎蒼也には才能がなかった。
時崎 蒼也:誰が見ても分かる。致命的に運動センスが足りていない。
時崎 蒼也:まっすぐ走ることにも難儀する身で剣を極められる筈がない。
時崎 蒼也:時崎蒼也の脳に、人間の五体からだを動かす才能はなかった。
時崎 蒼也:「──────」
時崎 蒼也:走り出す。音という力の分散を発生させることもなく。
時崎 蒼也:時間・空間・斥力操作。あるいは力そのものの増幅。
時崎 蒼也:その踏み出しに、バロール/オルクスの能力は使われていない。
時崎 蒼也:だというのに──疾すぎる。
時崎 蒼也:呼吸の間もなく、綾崎を剣の間合に捉えている。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「チッ…めんどくせえ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:構えもせずに、そのまま受ける。
《フィーヴァー》:「おいおい、これはまずいか?」
時崎 蒼也:時崎蒼也には才能があった。
時崎 蒼也ただ一人の天才ときさきこうだけが分かった。蒼也の肉体は不完全だ。
時崎 蒼也:動くのに難儀しない筈がない。腕が二本も足りないのだから・・・・・・・・・・・・・
時崎 蒼也:両の腕で二本、足らぬ腕の代わりに因子によって更に二本の剣を操り。
時崎 蒼也:重力操作によって、自身の肉体に足らぬ二本の腕に等しい負荷をかける・・・・・・・・・・・・・・・・・
時崎 蒼也:普通に考えれば無駄どころか、明らかな足枷。
時崎 蒼也:その枷によって始めて、時崎蒼也の七体にくたいは完成する。
時崎 蒼也:天才がただ一人、己に伍すると信じた怪物。
時崎 蒼也:時崎蒼也の脳には、四本腕の肉体いぎょうを動かす才能があった。
時崎 蒼也:──その天賦を持ってなお。天才だけ・・・・では届かない。
時崎 蒼也:感じ取る。この剣戟はこのままでは通らない。
時崎 蒼也:だから、手放した。なんの変哲もない剣の投擲。
時崎 蒼也:ただの悪あがきを、悪あがきで終わらせるはずがないと。仲間を信じた。
桜木 御調:"手から離れたのであれば"
桜木 御調:……十分だ。存分に送りだそう
桜木 御調:バックステップで刀と並走し、重なる鏡を通過し続ける
桜木 御調:行先は、あなたの後ろに。
綾女亜紀:(なるほど、これは……理合を超えた剣ですか)
綾女亜紀:踏み出して投擲された剣の動きを視線で追いながら
綾女亜紀:指を一本立てて、トンと眼前の空間をつつく。
綾女亜紀:一点から広がった線が、次の線を作り出し、点を成し、星の集いを作り出す。
綾女亜紀:時崎の投擲し、桜木が転移させた剣が。 蒼也が振るった刃が。
綾女亜紀:金色のまたたきを帯びて、鋭さを増す
綾女亜紀:今の一瞬で理解できる範囲のできる支援は多くはなかったが
綾女亜紀:それが剣であるなら、輝く金色の砂がその一撃を高めるだろう。
《フィーヴァー》:「~~~~~っ、クソがよ!」笑いながら、悪態をつく。
《フィーヴァー》:「マグス=シン、契約更新だ!対価を後払いでプロティオンから引きだぜ!」
《フィーヴァー》:双眼が許可。プロティオンの能力の一部をさらに適用する。
GM:そして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「やってみろよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:知覚域にも、死角にも逃げ場がないことを直感が理解する。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:それでもなお、ブレない。
時崎 蒼也:転移させた剣と、手元に残して振るった刃。
時崎 蒼也:プロティオンとフィーヴァーをそれぞれ切り裂く。
《フィーヴァー》:「くっそ…」
《フィーヴァー》:「死ぬわ、マジで…」
《フィーヴァー》:防御は自身ではなくミサイルの発射台に
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「こんなもんか・・・・・・?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:無傷。ではない、全身に傷は負っている。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:しかし、急所の傷が見当たらない。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:君は思い出す。プロティオンに攻撃が届く直前。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:白銀の髪の毛先から、一粒の雫が滴り落ちていたことを。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:汗?雨?あるいは血液?
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:違う

苑原 そだち:「あの子の能力はね」

《プロティオン》綾崎 蒼太朗:その姿がブレる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:水面ごとく、流水のごとく。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:エグザイルの肉体変化能力。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:身体に水/液体の性質を与える。それこそプロティオンのエフェクトだ。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:(速すぎた。無傷は無理か。くそ!)
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:急所を液状化させ凌いだが、それでもなお。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「こいよ、まだやれんだろ?」
時崎 蒼也:二人の力を借りた。会心の初撃だった。
時崎 蒼也:それでなお、有効打は一撃たりとも。
時崎 蒼也:それでも。
時崎 蒼也:「そんなもんか・・・・・・?」
時崎 蒼也:焦りなど見せてやるものか。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「言ってろ…!」

《フィーヴァー》:「おいおい、勝手に楽しむなよ」
《フィーヴァー》:「まぜろや」「くくく!」
《フィーヴァー》:「マグス=シン」
《フィーヴァー》:「契約履行!」
ミサイル:ミサイルが、装填された状態に変化する。
ミサイル:発射!
ミサイル:射程上には……桜木がいる。
桜木 御調:発射、速度……逃げたいと思ったが、逃げられない
ミサイル:ダメージは大きい。しかし
《フィーヴァー》:「ああ?」
ミサイル:通常の弾頭だ。
《フィーヴァー》:「チッ…対価不足か」
桜木 御調:諦めて食らう。ここで喰らっても爆風に紛れて次撃に移れば何ともない。
桜木 御調:熱で咽頭が焼け、体が上げる悲鳴をぼんやりと聞く

綾女亜紀:爆発に巻き込まれた桜木が立て直すのを横目に、星座を背負ったまま駆け出す
綾女亜紀:「遥かに巡る宇宙ソラの果て」星座の中央に手を差し入れ
綾女亜紀:「煌めく欠片よ、今ここに」星々の中から金色の線が走る機械大剣を引き抜く。
綾女亜紀:(自身の身体を他の物質への転化能力)引き抜いた勢いを活かし、地面に叩き付け
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「!」
綾女亜紀:噴き上がる砂埃と風を、腰のリボンで受け止めながら跳躍
綾女亜紀:そのまま真っ向から、落下速度を活かした叩き付け……
綾女亜紀:が、一瞬止まる。腰のリボンを使って空中で制動ブレーキを無理やりにかけたためだ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:斬りこまれる瞬間に液状化を試みて
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:タイミングがずれる。
綾女亜紀:プロティオンの水への転化がおさまった後、ワンテンポ遅れて剣が叩き付けられる
綾女亜紀:「水は揺蕩い形を変えるもの、混ざっても大事だ」
綾女亜紀:「だから攻撃を受ける瞬間にのみあなたは能力の使用タイミングを絞っている……ように、見えましたので」
綾女亜紀:リボンがふわりと風に揺れる
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:バックステップ。距離を取った────が
桜木 御調:直後、後ろから掌底が入る
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ぐ…!」
桜木 御調:君の耳に、バリン、と鏡の割れる音が響く
桜木 御調:摂氏12度、100hpa、上方に12N
桜木 御調:摂氏5度、70hpa、右方に1N
桜木 御調:摂氏35度、200hpa、下方に0.7N
桜木 御調:一枚割れるたびに、温度が、気圧が、重力が、世界が目まぐるしく変わっていく
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:気分が悪い。
桜木 御調:右に落ちたと思ったら、今度は下に、その次は上。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:感覚が狂う。
桜木 御調:移り変わる世界の重力に振り回されながら君は落ち続ける
桜木 御調:桜木御調は
桜木 御調:……あの正常な世界にいるのが嫌だったのだ。
桜木 御調:全てから逃げたいと願い、全てを放棄したいと願ってしまった。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:変幻自在の動きが可能ゆえに、細密な操作が必要な液状化にとって感覚器が乱れることは致命的だ。
桜木 御調:「ねえ」
桜木 御調:並走して落ちながら悠々と話しかけてくる
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「アァ!?」
桜木 御調:「まだ帰りたく無いですか?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「────なんなんだよ、テメーはっ!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「まだ、終われるか!」
桜木 御調:「そうですか」背中を追加で蹴りだす。ここは客観からすれば地獄のような場所だろうが、それでも人を長くここに置いておきたくない。
桜木 御調:正しく、最後に君は真下に落ちるだろう
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:地面に落ちる直前で、姿が消える。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:重力も、気圧も狂いに狂った最悪の時だったが
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:唯一。温度だけは、変わりゆく世界でも一定を保てた。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:至近距離にいた二人は、感じるだろう。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:周囲が熱い・・
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:刹那、少し離れたところに。プロティオンが現れる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:その姿に、違和感が。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:片腕が、無い。
桜木 御調:「……ああ、そういうことですか」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「小学生でも知ってるぜ?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:沸点と融点と凝固点
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:液状化した肉体は、それらを自在に設定でき
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:サラマンダーは温度を自在に操る。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「氷柱のシャワーだ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:君たちの頭上に、無数の氷刃が降り注ぐ。
桜木 御調:何か言う暇もなく、刃が空から落ちてくる
桜木 御調:背骨や首筋が切り落とされるような音を聞いた気がする、見たくない
綾女亜紀:鋭利な刃が、まだ幼さを残す少年の肉体を切り裂き、蹂躙する。
綾女亜紀:(急激な温度変化技術と自身の肉体操作の合わせ技)
綾女亜紀:言葉を発する暇もなく、その洒落っ気を見せている衣装も穴だらけになり
綾女亜紀:なんとか回復を間に合わせるも、うなじからひとすじ、血が流れ落ちる。
綾女亜紀:(素晴らしい)
綾女亜紀:敵手としてではなく、素直な亜紀の感想だった。
《フィーヴァー》:「……クソ、見誤ったな」
《フィーヴァー》:「あのガキ、当たりだ」「払いが間に合わねえ」
《フィーヴァー》:「切り替えるか……とりあえずもっぱついけ!」
ミサイル:起動
ミサイル:弾頭は空高く上り
ミサイル:レネゲイドの雨を降らせた。
《フィーヴァー》:「どーだか」
桜木 御調:ぱしゃり、と音を立てて跳ねる
桜木 御調:雨であれば、弾いて歩ける
時崎 蒼也:浴びれば侵蝕が跳ね上がる。
時崎 蒼也:剣閃が一つ──足らず、二つ、三つ。
時崎 蒼也:都合三度の剣戟、その風圧が安全圏を作り出す。
綾女亜紀:「素晴らしいお手前で」
綾女亜紀:「それでは……少し、お借りします」
綾女亜紀:大剣を無理やり振り上げ
綾女亜紀:時崎の剣閃をなぞるように、三発の金の軌跡が風圧を生み出し
綾女亜紀:レネゲイドの雨を拭き散らす
綾女亜紀:「ふぅ……」唇の端に指を一本当てて、息を吐く
《フィーヴァー》:「は~~~」
《フィーヴァー》:「切り替えるか…」
《フィーヴァー》:「マグス=シン」
《フィーヴァー》:「契約解除だ」
《フィーヴァー》:数枚の紙が塵になって消える。
《フィーヴァー》:「そして」
《フィーヴァー》:「俺との契約・・・・・も切れ」
《フィーヴァー》:「キャッシュバックだ!!」口を三日月にゆがめて、笑う。
綾女亜紀:「随分と、スリルに魅了されていらっしゃるようで」
綾女亜紀:その様を見て、笑いもせずに
《フィーヴァー》:何かを起こそうとしている。時間を与えるのは悪手だ。
桜木 御調:(二人の能力は大体わかった)
桜木 御調:(綾崎君は身体の水への変化、応用性は高く、並大抵の攻撃は致命傷にならない)
桜木 御調:(フィーヴァーの方は今リソースを回収しているところ、どこからかはわからないけど、このままここに置いておくのはまずい)
桜木 御調:(……うん)
桜木 御調:「時崎君、ちょっと待ってね」
桜木 御調:確か、オルトライン君とか愛月先輩の言う通りだったらこうすればいいのかなと思案しつつ
桜木 御調:《ワーディング》
桜木 御調桜木御調は逃れたかった・・・・・・・・・・・
桜木 御調:必然、彼の《ワーディング》は3次元世界の表面上に現出する領域ではなく
桜木 御調:己を、対象を放棄することをトリガーとして発生するランダムに存在する"裏側"への逃避行である。
桜木 御調:(できる限り、何もない、狭いとこ)
桜木 御調:同時に、桜木御調は現実に尊い感情があることは理解している
桜木 御調:故に、それを守るためであれば何の手段も躊躇いなく行使するだろう
桜木 御調:さて。
桜木 御調:あなたたちはおよそ8畳程度の何もない世界に飛ばされた。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「はあ!?」
《フィーヴァー》:「……」初めて、冷や汗が出る。
桜木 御調:リソースは無い、逃げ場も無い、この8畳の空間は文字通りその世界の全てだ
桜木 御調:「人を連れてくるのは初めてなんですけどね」
桜木 御調:「そういうわけで時崎君、お待たせしました」
時崎 蒼也:返事も待たずにやっといて待たせたもクソもあるか、とか。
時崎 蒼也:まあ言いたいことは置いといて。
時崎 蒼也:一つに集中する。ここなら届く・・・・・・
綾女亜紀:「……これはまた、凄い業の持ち主が多いのですね、この支部は」
綾女亜紀:「さて、驚いてばかりでもいけません」
綾女亜紀:「私も、できる事をしませんと」
綾女亜紀:「嘗ての在りし日、人が天宮の星々に形を見出したように」
綾女亜紀:「有り得ざるものは、あり得るものと表裏一体であり」
綾女亜紀:「形なきものは、形あるものになる」
綾女亜紀:水が氷になるように。
綾女亜紀:ゾディアックウェポンの背を撫で、傷ついた身体から金色の粒子が流れ出る
綾女亜紀:それらは時崎に触れると、彼から伸びる金色の腕を薄ぼんやりと浮かび上がらせる。
綾女亜紀:「さあ」
綾女亜紀:「満天彩る星辰ホシとなれ」
綾女亜紀:幼さの残る双眸が、見えざるものを捉え、形を与えていく。
《フィーヴァー》:「……くくっ」
《フィーヴァー》:「おれは、熱を見逃さねえ」
《フィーヴァー》:そう呟いて、君たちを見る。
時崎 蒼也:「参ったな」
時崎 蒼也:綾女の支援を受けて、苦笑する。
時崎 蒼也:傷ついた二人がこれだけ魅せてるなかで。
時崎 蒼也:「俺一人だせえマネはできねえ」
時崎 蒼也:敵手に向き直る。
時崎 蒼也:「綾崎」
時崎 蒼也:「本気になりたいんだろ?」
時崎 蒼也:「勝負してえんだろ?」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:言葉は返さない。しかし、瞳は君を映す。
時崎 蒼也:「だったら邪魔だろ。あいつも」
時崎 蒼也:フィーヴァーを。
時崎 蒼也:「あれも」
時崎 蒼也:今まさに発射されんとするミサイルを指し。
時崎 蒼也:「俺たちの・・・・勝負にゃ余計な横槍だ」
時崎 蒼也:「先に片付けるぜ」
時崎 蒼也:例えば二刀流だからといって、手数が倍になるだろうか?
時崎 蒼也:そんなことはありえない。
時崎 蒼也:片腕では剣速が落ちる。肉体の構造上、同時に剣を振るうこともできない。
時崎 蒼也:四刀流なら四倍になるなど、もっと荒唐無稽な話──
時崎 蒼也:「小学生でも知ってるぜ・・・・・・・・・・?」
時崎 蒼也:賢しげに物を言うなよ、誰だって習うだろう小学二年生で。
時崎 蒼也:「1×4=4いちかけよんはよんだ」
時崎 蒼也:動く度に発生する抵抗。その抵抗という力を
時崎 蒼也:余さず己の肉体の中で流し・・加速に利用する。
時崎 蒼也:時崎蒼也の四刀は、ありえない四倍に限りなく近い。
時崎 蒼也:1×4≒4の魔剣。
時崎 蒼也:魔剣フォースブレイド。
時崎 蒼也:──嵐をも飲み込む魔剣の乱舞が、邪魔者を残らず切り捨てる。
《フィーヴァー》:「か、は…」
《フィーヴァー》:崩れ落ちる。
時崎 蒼也:切り捨てたフィーヴァーに一瞬向き直り
時崎 蒼也:「余計な真似はここまでだ。その代わり」
時崎 蒼也:「こっから燃えるぜ」
時崎 蒼也:向けた剣先は綾崎蒼太朗へ。
時崎 蒼也:いまだ致命を避け続ける恐るべき敵手へと。
時崎 蒼也:「余熱でよけりゃくれてやる」
《フィーヴァー》:「ああ、そうかい」
《フィーヴァー》:《フィーヴァー》は倒れた。
《フィーヴァー》:遺産との契約も解除された。
《フィーヴァー》:しかし
《フィーヴァー》:プロティオンへの支払いはまだ残っている。
《フィーヴァー》:『後払いだ』
《フィーヴァー》:担い手がなくとも、審判は必ず行われる。
ミサイル:戦闘の余波で、暖冬が暴発
ミサイル:レネゲイドが溢れ、空間が少しだけ乱れ、広がる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:その瞬間を、逃さない。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「うおおぉぉオオオオオオッ!!!!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:時崎 蒼也 憧憬/敵愾心〇で取得
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:タイタス昇華
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:足元を液状化
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ジェット噴射の勢いで加速
時崎 蒼也:「……!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:腕を液状化。温度変化。長剣の付いた氷の籠手が作られる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ぜってぇ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「勝つ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:振り下す
時崎 蒼也:思わず、笑みが漏れる。
時崎 蒼也:「ぜってー」
時崎 蒼也:「勝つ!」
時崎 蒼也:迎え撃つ
GM:衝突
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「オオオオオオッ!!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:突破する。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:しかし、四刀を蹴散らした代償は大きく。
時崎 蒼也:四刀による四重の防御。迎え撃った斬撃の衝撃を流し、流し
時崎 蒼也:──流し切れずに、押し切られた。
時崎 蒼也:「ガァァァッ!」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「これで…っ」
時崎 蒼也:深く切り裂かれ、血と息を吐く。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:────身体が、重い。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:生まれて初めてといっていい全力の行使に、肉体が追い付いていない。
時崎 蒼也:受けた四刀、刃が折られた。加えて一撃で再生が追いつかぬほどの負傷。
時崎 蒼也:だが、まだ立つ。奴より先に倒れてなるものか。
時崎 蒼也:(似たようなもんだろ、お前も)
時崎 蒼也:痛い。苦しい。なのに何故俺たちはこうなのか。わかんねえな。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「まだ…まだ、俺は」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:折れたく、無い。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:これで満足してしまえば、終わってしまう気がして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:暴走する意思は、無理やり肉体をとどまらせる。
綾女亜紀:踏み止まるプロティオンに、背後から踏み込み
綾女亜紀:無防備な背中を___通り過ぎ
綾女亜紀:回り込みながら、ゾディアックウェポンを構え
綾女亜紀:二人の少年がぶつかり合い、そして離れた一瞬を見計らい
綾女亜紀:横薙ぎを見舞い
綾女亜紀:……振り抜かない
綾女亜紀:チルドレンの腕力では振り回すのがやっとな重量が、プロティオンに突き刺さり
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「…う」「あ」
綾女亜紀:星の如き蒼い輝きが、その体内へと流れ込み
綾女亜紀強制的に肉体を固体化させる・・・・・・・・・・・・
綾女亜紀:物質合成、モルフェウスの初歩の初歩
綾女亜紀:「それでも一撃を"いなされ"ましたか……賞賛に値する技量ですね」フッと吹き抜ける風のような笑みを浮かべ。
綾女亜紀:片手を突き刺さったままのゾディアックウェポンから放し
綾女亜紀:「キツイの・・・・いきますよ」
綾女亜紀:素手で、完全に無防備になった綾崎 蒼太朗を殴りつける。
綾女亜紀:「苑原支部長代理からの分です、効いたでしょう」
綾女亜紀:そう言ったまま、ゾディアックウェポンを突き入れ続ける。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「くそ……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:痛いと感じる。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:倒れそうだ。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:それでも、ここを超えれば
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:どこかに行けそうで────
桜木 御調:……3人とも、ボロボロなのにどうしてあんなに楽しそうな顔をしているのだろうか。
桜木 御調:……羨ましい、痛い、苦しい、帰りたい。
桜木 御調:既に対価として捨てたものが、また胸の内に蘇って、何度目かもわからないけれど心が折れそうになる。
桜木 御調:頬が熱い、嫌だなあ、まだ綾崎君の能力の影響下なのかなあ。
桜木 御調:「……立たないと」
桜木 御調:「委員長、だから」小さい声でそう言い置く
桜木 御調:立ち上がるたびに雫が地面に落ちる。また『捨てないと』立てないかな。
時崎 蒼也:「……」
時崎 蒼也:「桜木先輩」
桜木 御調:「何でしょう」
時崎 蒼也:どうにもまだ体が動かないが、声は出せる。
時崎 蒼也:「俺、頭悪いんで」
時崎 蒼也:「ここで何あってもどーせすぐ忘れますから」
時崎 蒼也:「的外れだったら申し訳ないっすけど」
時崎 蒼也:「我慢してんなら、無理しなくていいっすよ」
時崎 蒼也:「泣いても、怒っても」
桜木 御調:「……」
桜木 御調:「……ごめんね」
桜木 御調:「ただ、ちょっと羨ましくなっただけなんだ」
桜木 御調:「二人とも何だか楽しそうだし、強いし」
桜木 御調:「……僕はすごく苦しい」
桜木 御調:「なんなら楽しそうにしている君たちが一周回って許せなくなってきている」
桜木 御調:「僕をほっといて何楽しそうにしてるんだろうって」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「じゃあ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「なんで……」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:コイツはここにいるんだろう。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:分らない。自分には、分からなかった。
桜木 御調:「……いつもはさ」
桜木 御調:「誰かを守らないと、苦しんでいる誰かをどうにかしないと、って思うだけで全部捨てられる」
桜木 御調:「僕が手遅れなことくらい自分で分かってるんですよ」
桜木 御調:「だから僕さえどうにかすれば傷つく人は減るんだって」
桜木 御調:「今日はなんか駄目みたい」
桜木 御調:「どうしても自分の気持ちが先に来ちゃう」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「…なのかよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「それじゃあ…ダメなのかよ」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:何処か白昼夢のような浮ついた気持ちがなぜか冷えて。
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:ただ、ひとつの激情怒りが胸に浮かぶ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:自分の気持ちなんてどうでもいい
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:それがどうしても許せなくなって
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:それを認めたら自分も全部間違ってるような気がして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:叫んだ
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:叫んで、駆けだして
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:拳を振るって
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:そして
桜木 御調:……ああ、
桜木 御調:そうされても当然だ。
桜木 御調:拳は、甘んじて受けた
桜木 御調:殴られたところから、そっと拳の上に手を置く
桜木 御調:「……ねえ、綾崎君」
桜木 御調:「今日のこと、忘れてくれませんか」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:「ふざ、けんな」
《プロティオン》綾崎 蒼太朗:そう言って、崩れ落ちる。
桜木 御調:崩れ落ちたところを受け止められずに、そのまま下敷きになる
桜木 御調:返事、聞けなかったな


GM:バックトラック
GM:Eロイスなし
綾女亜紀:苑原そだち 〇P:信用/N:猜疑心
綾女亜紀:倍で振ります
桜木 御調:ロイスフル、残4、等倍します
桜木 御調:4d10
DoubleCross : (4D10) → 21[1,10,8,2] → 21

綾女亜紀:121-10d10
DoubleCross : (121-10D10) → 121-68[6,10,3,10,7,9,1,10,9,3] → 53

桜木 御調:87%で帰還
綾女亜紀:あ、最後の攻撃の分増やしてなかった
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を6増加(53 → 59)
綾女亜紀:綾女亜紀の侵蝕率を6増加(59 → 65)
時崎 蒼也:綾女亜紀 ◯P:連帯感/N:隔意
時崎 蒼也:せんぱい ◯P:感謝/N:不安
時崎 蒼也:92!等倍で振ります!
時崎 蒼也:92-6d10
DoubleCross : (92-6D10) → 92-43[5,6,9,9,7,7] → 49

時崎 蒼也:ただいま!
桜木 御調:みんなおかえり
時崎 蒼也:よかったよかった
GM:シナリオ+いつもので10点
《フィーヴァー》:遺産継承者 制約の瞳 +1点
GM:後は帰還点
時崎 蒼也:14点かな!いただきます!
時崎 蒼也:もぐもぐ
桜木 御調:15点拝領します
綾女亜紀:13点いただきます

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ED1

GM:二人が倒れ、当たりの空間は初めにいた山奥に戻る。
GM:辺りには瓦礫となったミサイルの発射台が散らばっているが、破壊による火災などは起きてないようだ。
時崎 蒼也:「……桜木先輩!綾崎!」
時崎 蒼也:重なるように倒れた二人に駆け寄る。
綾女亜紀:「片付きましたが……さて」
綾女亜紀:ゾディアックウェポンを影に収納しながら
綾女亜紀:フィーヴァーにとてとてと駆け寄る
《フィーヴァー》:「よう」
《フィーヴァー》:先に倒れたはずが、いつの間にか意識を取り戻している。
綾女亜紀:「早いお目覚めで」
《フィーヴァー》:「まあ、ちょっとした手品だ」
《フィーヴァー》:「種も仕掛けもあるから喋る気はないけどな」
綾女亜紀:「それはこれから、ゆっくりとお聞きするとしましょう」
《フィーヴァー》:「そうなるか」
綾女亜紀:「そうなります」
《フィーヴァー》:「まあ面白い話はなさそうだけどな」
《フィーヴァー》:「どのみち、いま手札を切ってもどうしようもならねえ」
《フィーヴァー》:「時間がかかりすぎた」「考えが甘かったな」
《フィーヴァー》:小さく笑う
綾女亜紀:「少々、桜木 御調と時崎 蒼也を甘く見すぎましたね」
《フィーヴァー》:「それだけじゃねえよ」
《フィーヴァー》:「プロティオンも想定外だ」「何だよモー、俺の計画今回大外れだな」
《フィーヴァー》:「まあ、しかたない」
綾女亜紀:「そのようですね」
《フィーヴァー》:「次の機会を待つさ」
綾女亜紀:「次があるとでも?」
《フィーヴァー》:「人間、いつだって希望を持つべきだぜ?」
《フィーヴァー》:「そして、俺たちは普通より手札が多い」
綾女亜紀:「前向きで何よりですが、それで出す被害の事も計算に組み込んでいただきたいものですね」
綾女亜紀:シュルと手の中で布が広がり
綾女亜紀:それを撫でると、一本金色の入った縄になる。
綾女亜紀:「ともかく、拘束させていただきます」
《フィーヴァー》:「あいよ」
《フィーヴァー》:「っま、トークはこの後ゆっくりしようか」
綾女亜紀:「ええ、たっぷりと」パッと縄の片方を放すと
《フィーヴァー》:「まあ、獄中生活と楽しいトークで、ペナルティはトントンにするさ」
綾女亜紀:それは意思を持った生き物のようにフィーヴァーに巻き付いて、拘束する。
GM:完全に拘束し終えた。そのとき
???:「じゃあ。こっちからもペナルティ追加、いいか?」
???:フィーヴァーの肩がぽんと叩かれる。
《フィーヴァー》:「!」
綾女亜紀:「……!」
???:そして、その人物は時崎たちの方に向かっていく。
桜木 御調:誰だか知らないけど綾崎君重いからどけてほしいなあ
???:それの思いに応じるように。重みがどけられ
???:「うわ……重てえ」
時崎 蒼也:「あんたは……」
桜木 御調:「ありがとうございます」声になってないのでほぼ口パクだ
GM:顔と、名前は資料で確認済みだ。
???:「いや、こっちこそすまねーな…うちのガキ・・・・・が」
《ダストシューター》:「あーーー流石にやらかしがでかすぎる」
《ダストシューター》:「埋め合わせどうすっかね…」
GM:カンヴァスセル、セルリーダー《ダストシューター》
時崎 蒼也:「親父さん……! 帰ってたんですか!」
《ダストシューター》:「……高速乗って帰ってきたわ」
綾女亜紀:「この街のFHのリーダーの方でしたか、さて……」
桜木 御調:流石に戦闘も終わって心理的負担も減ったし綾崎君もどいたので何とか起き上がる
《ダストシューター》:「え~とそっちのお嬢…少年?」
《ダストシューター》:「え、どっち」小声で時崎に聞く
時崎 蒼也:「少年」
《ダストシューター》:「少年にそこのクソボケの始末はしてもらう感じでお願いします……」
《フィーヴァー》:クソボケ
綾女亜紀:「なるほど、賢明な選択に感謝を」そっと礼をする
《ダストシューター》:「いやいや。礼とかいいから…敵対者同士でそういうのはね?」
《ダストシューター》:どの口
《ダストシューター》:蒼太朗を背中に背負って
《ダストシューター》:「とりあえず、諸々の処理についてはここの支部とやり取りして」
《ダストシューター》:「終わり次第敵対するから…」
《ダストシューター》:おずおずと
綾女亜紀:「それはまた」
綾女亜紀:「お疲れ様です、と言うべきでしょうか」
桜木 御調:「でしたら苑原さんにその旨は直接言っていただければ……」
桜木 御調:立って帰れるかなと思考錯誤してる
《ダストシューター》:「うぐ…」
《ダストシューター》:あの子の発言痛いんだよな…とこぼしてから
《ダストシューター》:「……あと」
《ダストシューター》:「まあ、なんだ」
《ダストシューター》:「こういうのを言うのはセルリーダーとしてはよくないんだろうが」
《ダストシューター》:「息子の相手をしてくれて……ありがとう」
桜木 御調:「ですって」時崎君へ
時崎 蒼也:「俺に対してだけじゃねえと思うけど」
時崎 蒼也:頭をかいて。
時崎 蒼也:「とりあえず、次喧嘩するときは」
時崎 蒼也:「もうちょいしがらみなくやろうやって言っといてください」
《ダストシューター》:「ああ」
《ダストシューター》:「ゴホン……ではUGNの諸君、また会おう」
綾女亜紀:「ええ、次も平穏でありますよう」
《ダストシューター》:なんか違ったな。と聞こえないくらいに零して君たちのもとを去る。
桜木 御調:「……ところで」二人がいなくなったところで
桜木 御調:「僕らは自由解散ですか?それとも支部に帰って報告書上げてからですか?」
綾女亜紀:「自由解散したとして家まで歩いて帰れるなら問題ないのですが」
時崎 蒼也:「解散なわけないでしょ」
時崎 蒼也:「まず病院!」
綾女亜紀:「そういたしましょう」
桜木 御調:「ギリギリ歩いて帰れなくもないので帰ろうと思ってはいたのですが」
桜木 御調:「そういうことなら」
綾女亜紀:「それを、世間一般では重症患者と言います」
綾女亜紀:「どうか自分の身体を大切になさってくださいね」
時崎 蒼也:「我慢してもろくなことねえからな」
時崎 蒼也:「まずは怪我治して、そっからだ」
GM:君たちの端末に連絡が
苑原 そだち:『もしもし!みんな無事~~??』
綾女亜紀:「無事です」
桜木 御調:「桜木です、無事です」
綾女亜紀:「《プロティオン》の方も、万事よきかなに進みました」
時崎 蒼也:「無事だけどけが人多数~!」
苑原 そだち:『…そっか』『ありがとう、皆』
苑原 そだち:『今山のふもとまで来てるから待ってて』
苑原 そだち:『安全運転で急ぎます~』
GM:まもなくして、君たちは無事病院へと向かうことができただろう。
GM:ただ、要入院者が一人だけ。

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ED2

GM:UGN逸史いつふみ支部 休憩室
GM:諸々の事務処理を終えて、君はようやく休憩をとることにした。
GM:《フィーヴァー》についてはいくつかの余罪が残っているのだが、尋問での応対の面倒さもありなかなか進んではいないらしい。本人は君を所望しているとか。
GM:また、特筆すべき点が一つ。
GM:確保後に《フィーヴァー》の身体検査を行ったところ、本人の習得していたエフェクトの大半を失っていることが判明。これについても調査が必要らしい。
綾女亜紀:「まだ調べる事は多そうですね」事務処理を終え、乱れたタイを結び直しながら思考を巡らせる
綾女亜紀:(フィーヴァーが能力を失っていた件、遺産の効果かあのFhセルリーダーの技か)
綾女亜紀:「分からない事だらけだ」
GM:そう思案していると
苑原 そだち:「おつかれさまです~」
苑原 そだち:紅茶とお菓子をもった苑原そだちが現れる。
綾女亜紀:「ん……あ、お疲れ様です」丁度上着のチョッキを脱いで上がシャツだけ
綾女亜紀:少年と言うにもやや無理があるほっそりとした身体のラインが出ている。
苑原 そだち:「おたべ~」
苑原 そだち:そろそろ遠慮がなくなってきた対応でお茶などを並べる
綾女亜紀:「ありがとうございます。しかしこれは打ち上げ用の物資なのでは?」
苑原 そだち:「んー桜木君が入院しちゃったからちょっと伸びるかな~ということで豪華なお茶菓子になりました」
苑原 そだち:「見つからないうちにどうぞ~」
綾女亜紀:「そうですか、ではありがたく」と、上着を着て
苑原 そだち:「いえいえ」「今回はお世話になりました」
綾女亜紀:小さな口で菓子をいそいそと食べる。
綾女亜紀:「いえ、こちらこそ、支部長代理の支援があったからこそできた事ですから」
綾女亜紀:「入院者が出た事も含めて、前衛に関しては支部のお二人に任せすぎたのもあるかもしれませんし、そこは反省ですね」
苑原 そだち:「う、それはこちらの判断もあるから…」
綾女亜紀:「いえいえ、支部長の判断は正確でしたよ」
綾女亜紀:「あのタイミングでFH側から使者が来るのも含めて、この支部ならではの天秤の動かし方であったかと」
苑原 そだち:「そうかなあ~?」
苑原 そだち:「そういってもらえるとありがたいけど」
綾女亜紀:「そうですよ、外部から来た私から見たら曲芸めいたバランス感覚に見えます」
苑原 そだち:「まあ、この支部に長くいるからね」
苑原 そだち:「他の支部との連携が必要な時がこわい…いやいや、代理なんだしそこまでは」
綾女亜紀:「それはその時にならないと分かりませんが、ええ」
綾女亜紀:「なるようになるかと」
苑原 そだち:「おおう…」
綾女亜紀:「私も、いれば手をお貸ししますから」
苑原 そだち:「あ、ありがたい…」
苑原 そだち:「もしもの時はお願いします~」
苑原 そだち:「あ。そうだ」
綾女亜紀:「はい、何でしょうか」
苑原 そだち:「もし落ち着いたら、桜木君のお見舞いに行ってもらってもいいかな~?」
苑原 そだち:「暇してるかもだし…私が事務処理で行けそうにないし…」
綾女亜紀:「はい、お任せください」
綾女亜紀:「私としても、今回のお礼をしなければいけないと思っていた所ですから」
苑原 そだち:「じゃあ、おねがい!」
苑原 そだち:「そだちも行きたがったてたと伝えといてね~!」
綾女亜紀:「ええ、しっかりとお伝えしておきます」
綾女亜紀:「支部長代理も、あまりお仕事に根を詰めすぎませんよう」
綾女亜紀:一礼して、桜木の入院している病院へと向かう

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ED3

GM:逸史総合病院 特別病室
GM:病院内でも限られたレネゲイド関係のエリアだ。
GM:となれば、自然と待合室も狭く。人も少ない。
GM:顔見知りがいればすぐに気づくだろう。
時崎 蒼也:「おっ?綾女君」
綾女亜紀:「おや、時崎様」
綾女亜紀:「そちらもお見舞いですか?」
時崎 蒼也:「様付けなれね~」
時崎 蒼也:苦笑しながら。
時崎 蒼也:「ん、桜木先輩のとこにね。綾女君も?」
時崎 蒼也:片手にフルーツの詰め合わせを提げている。
綾女亜紀:「はい、桜木様へ……今回の一件でお世話になりましたので」
綾女亜紀:と、支部長代理からもらってきた菓子を見せて
GM:お大事に!というイラスト付きだ
時崎 蒼也:「あ、苑原先輩の絵だ。まだ後片付け忙しいんだな~」
綾女亜紀:「ええ、お見舞いもいけるかどうかといった様子でしたので、代理の意味もあります」
時崎 蒼也:「じゃ、折角だし一緒行きますか」
綾女亜紀:「ええ、そういたしましょう」
綾女亜紀:と、時崎の二歩程度後ろについて
GM:そうして、病室へと向かっていく。

桜木 御調:目が、覚めてしまった。
桜木 御調:日は高い、慌てて時計を見たらすでに11時半。
桜木 御調:これだけ寝坊するなんて不覚を取った。直ぐに連絡しないと、と慌てて鞄を覗いたところで
桜木 御調:……そういえば入院中だったことを思い出した。
桜木 御調:母親からの通知を確認する。とても心配されている。
桜木 御調:医者から確認取れたらすぐに戻るねとだけ返信して、スマホを枕元に置いた
GM:コンコン。とノックの音が響く。
桜木 御調:「どうぞ」
桜木 御調:静かな声
時崎 蒼也:やや控えめに扉を開ける。
時崎 蒼也:「こんにちはー」
桜木 御調:「こんにちは」
時崎 蒼也:ひょこっと顔を出す
時崎 蒼也:「ども!おかげんいかがですか、桜木先輩」
綾女 亜紀:「失礼いたします」
綾女 亜紀:「お見舞いに参りました」
桜木 御調:「……あら」
桜木 御調:「ありがとうございます、傷の方は特になんともなく。」
綾女 亜紀:時崎のうしろからひょこっと顔を出す
時崎 蒼也:「あ、そこで偶然一緒になって」
時崎 蒼也:「順調そうならよかった!」
綾女 亜紀:「残る傷が無いようでしたら、何よりです」
時崎 蒼也:部屋に入って行って二人分椅子を並べる。
綾女 亜紀:「ありがとうございます」
綾女 亜紀:「こちら、支部長代理からのお見舞いになります」と、菓子の入ったバスケットを出す
桜木 御調:「ありがとうございます」
綾女 亜紀:表には支部長代理作のかわいらしい絵が
桜木 御調:恐る恐る受け取って中身を見る
時崎 蒼也:「あ、これ俺から」果物の詰め合わせ。
桜木 御調:「あらあら、これもありがとうございます」
桜木 御調:どこに置こうかと視線をさまよわせながら
桜木 御調:「……すみません、こういうのもらうの慣れてなくて……」
綾女 亜紀:「慣れていらっしゃっても困りますが、これだけ信頼されているという事かと思いますよ」
時崎 蒼也:「それはいいでしょ、お見舞いもらいなれるほうが大変だし」
桜木 御調:「そういうものですか……」
時崎 蒼也:「とまれ、改めてお疲れ様でした!」
時崎 蒼也:「ひとまず街がやべーことにはならなかったし、一件落着でいいんじゃねえかな?」
時崎 蒼也:「苑原先輩たちはまだ忙しそっすけどね」
桜木 御調:「お疲れさまでした」
綾女 亜紀:「ええ、お疲れ様でした」
桜木 御調:「お二人も相当激しい戦闘してたのに僕だけ病院というのも申し訳無いですね……」
綾女 亜紀:「桜木様が一番苛烈に攻撃を受けては返しをしていらしたということですから、仕方が無いかと」
桜木 御調:「なるほど……?」
時崎 蒼也:「名誉の負傷ってことで、気にすることないない!」
綾女 亜紀:「頑張りましたという事です」支部長代理作の絵のキャラクターを左右に揺らして見せて
時崎 蒼也:「こいつも褒めてくれてるみたいです」
桜木 御調:「あはは……ありがとうございます」
桜木 御調:力なく笑う彼は、どことなく褒められ慣れてもいなさそうだ
時崎 蒼也:「それはそれとして、早く治ってほしいですけど。まだしばらくかかりそうですか?」
桜木 御調:「えーっと」
桜木 御調:窓際に医師が置いていったカルテを見直す
桜木 御調:侵蝕、問題なし。傷、激しいがリザレクトを経由すれば自然治癒。2日あれば退院は可能。
桜木 御調:その下に
桜木 御調:問診の結果、本人の自覚と傷病度合が明らかに嚙み合っていないと思われる。精神的に強いストレスを抱えている恐れあり。
桜木 御調:と赤字で書かれている。
桜木 御調:「2日あれば退院はできるみたいですね」
桜木 御調:赤字を丸無視してカルテを置きなおす
時崎 蒼也:「なら良かった!でもあんま無理しないでくださいね」
時崎 蒼也:「早く治って欲しいっつっといてなんですけど、無理してほしいって言ったつもりはないですから」
綾女 亜紀:「ええ、そうですね」
綾女 亜紀:「戦闘を見ていても、桜木様は少々無理をなさりすぎるように見えましたから」
桜木 御調:「そうですか?」
綾女 亜紀:「あくまで私見ですが、敵と相打ちじみて病院に担ぎ込まれ入院までするのは……」
綾女 亜紀:「無茶をなさるなと思いました」
綾女 亜紀:そう呟いた後、ガーターベルトをなおして
桜木 御調:「僕個人としては必要だからやってるだけなんですよね……」
桜木 御調:「実際痛いかどうかで言われたらそんなに痛くないですし」
桜木 御調:「むしろ入院って言われてびっくりしたくらいです」
綾女 亜紀:(たまにいる、自分の痛みや命について鈍感であれてしまうタイプ……なのか)
綾女 亜紀:「それだけの怪我だったという事です、今後はお気をつけてくださいね」
桜木 御調:「はあい」
綾女 亜紀:「ええ、私はお説教をしに来たわけでもないのでこの辺りで、どうぞ時崎様」
時崎 蒼也:「顔に出さねえからなあ、桜木先輩」
時崎 蒼也:「えっ俺!?」
時崎 蒼也:「どうぞと言われても、何言えばいい?」
綾女 亜紀:「思った事をおっしゃればいいかと?」首をこてんと傾げる
時崎 蒼也:「今日はまじでお見舞いのつもりだからそんな準備してねんだけど……」
時崎 蒼也:「思ったこと~?」
時崎 蒼也:んー、と頭を傾ける。
桜木 御調:「聞きますよ」
桜木 御調:傾聴の構え
時崎 蒼也:「んー、つっても無茶はほどほどにねーって話は綾女君が言ってくれたしなー……」
時崎 蒼也:「あ、そだ」
時崎 蒼也:「綾女君っていつ頃までこっちに居んの?」
綾女 亜紀:「いつ、ですか?」
綾女 亜紀:「そうですね、今回の一件の後処理が片付いて、その後すぐに移動でもなければ……」
綾女 亜紀:「最低でもひと月はこちらにいるかと」
綾女 亜紀:「色々と特殊な状況になった事件でありましたので」
時崎 蒼也:「そっかそっか!」
時崎 蒼也:「んじゃ、先輩元気になったらみんなでご飯でも食い行こうぜ!」
時崎 蒼也:「綾女君の歓迎会と事件の解決祝いと桜木先輩の快気祝いと……まあ諸々で!」
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:「いいですよ、特に予定も無いですからね」
綾女 亜紀:「ご飯ですか」両手をあわせて
綾女 亜紀:「いいですね、是非」
綾女 亜紀:「皆さんとゆっくりお話しできる機会も欲しいと思っていた所でしたので、ありがたいです」
時崎 蒼也:「オッケオッケ!苑原先輩とかにも連絡しとこ」
綾女 亜紀:(万事そつがないお方だ)
桜木 御調:「ありがとうございます」
時崎 蒼也:「桜木先輩はそれ、今回言われる側っしょ」
時崎 蒼也:「もうちょい威張っていいですって。入院するぐらい頑張ったんだから」
時崎 蒼也:「頑張るのが当たり前になっちゃうとしんどいっすよ?」
桜木 御調:「…………」
時崎 蒼也:「がんばった分のありがとうも含めてっすから、それ。嫌いなやつあったらごめんなさいですけど」
時崎 蒼也:持ってきた詰め合わせを指して。
桜木 御調:「……いえ、そうじゃなくて」
時崎 蒼也:「?」
桜木 御調:「そういわれるの、お二人が初めてだったので」
時崎 蒼也:「初めて?」
桜木 御調:「これ、綾女さんには言ったんですけど」
桜木 御調:「僕実はあんまり戦うの好きじゃないんですよ」
綾女 亜紀:「ええ、少しですがお聞きしましたね」
桜木 御調:「でも、ちょっと立場上…も変だな、なんかやらなくちゃいけないことに戦うことが多くて」
桜木 御調:「それについて何かを言われたことなんて無いし、それで構わないと思っていたんですけど」
桜木 御調:「二人にありがとう、って言われると、ちょっと、説明できない感情が出てきてしまって……」
時崎 蒼也:「……桜木先輩は」
時崎 蒼也:「もーちょい感謝されるのには慣れといたほうがいいかもっすねそれは」
時崎 蒼也:「入院には慣れなくていいけど」
桜木 御調:「……そう、かもしれません」
綾女 亜紀:「桜木様がされている事に、感謝される方もいらっしゃるでしょうからね」
桜木 御調:「……ちょっと、落ち着いて考えてみます」
桜木 御調:「幸い、時間はありそうなので」
時崎 蒼也:「なんか役に立てたなら良かった!」
時崎 蒼也:「真面目に自分へのご褒美とか大事ですよ?我儘って溜め込むと破裂したときがやっべーから。経験談」
時崎 蒼也:「ちなみに俺の場合、今回の件でちょっといいとこの焼肉を解禁しています。摂取カロリーは後で考える!」
時崎 蒼也:ふはは、と笑う。
綾女 亜紀:「良いですね、自分へのご褒美」ふふ、と微笑む
桜木 御調:「綾女さんは何か考えているんですか?今回の分」
綾女 亜紀:「私ですか?」
綾女 亜紀:「そうですね……月並みですが」
綾女 亜紀:「皆さんの笑顔が、最大のご褒美ですよ」
時崎 蒼也:「え、え~……?」
時崎 蒼也:ちょっと疑わしそうな目で綾女を見る。
時崎 蒼也:「いい子すぎて不安になる……大丈夫?体型維持のために飯我慢したりしてない?」
綾女 亜紀:「あら? 何か変な事を言ってしまいましたか」目を丸くして
綾女 亜紀:「そもそも小食な方なので……」好きな部位、鳥のササミ。ローカロリー食選びがち
綾女 亜紀:「あ、でも他の方に力負けしているつもりはないですよ」
桜木 御調:「……天然物、なのでしょうか」小声
時崎 蒼也:「……これ見て先輩不安になんねえ?それが先輩見たときの俺の気持ちっすよ、割と」
桜木 御調:「……少しわかった気がします」
綾女 亜紀:「何かの比較対象にされている気がしますが、良い方に向いたのなら好とします。」
綾女 亜紀:「えっと……桜木様もなさるようでしたら、もっと器物的なものになさった方が良いと思いますよ」
綾女 亜紀:「自分へのご褒美」
桜木 御調:「ふむ」
桜木 御調:「実はそこまで無欲でもないので欲しいものはそれなりにあった気がします」
桜木 御調:「この機会に何か一つでも購入を考えてみましょうか」
時崎 蒼也:「良いじゃないっすか!俺らまだ学生だもの」
時崎 蒼也:「やること終わったらご褒美もらって遊んで、ぐらいでちょうどいいっしょ」
時崎 蒼也:「ま、とりあえず。本格的なお疲れとありがとうはまた飯のときにでもってことで」
時崎 蒼也:「今日言いたいのはこんなもんかな?ありがとうございました、っと!」
綾女 亜紀:「ええ、ありがとうございました」
綾女 亜紀:「どうかお大事に」
桜木 御調:「こちらこそ、お見舞いありがとうございました。」
桜木 御調:二人を見送る

綾女 亜紀:「そういえば、時崎様」
時崎 蒼也:「ん?」
綾女 亜紀:三歩後ろを歩きながら、時崎に話しかける
綾女 亜紀:「また、体調が万全になってからで良いのですが」
時崎 蒼也:振り向いて後ろ向きのまま歩こうとしてこけそうになり、素直に立ち止まる。
綾女 亜紀:「是非、一手御指南のほどをお願いしたいのですが」
綾女 亜紀:「時崎様のあの剣……」
綾女 亜紀:「剣術、とても独特な技巧でしたから」
綾女 亜紀:少々剣かどうか言い淀む程度には、その点に関しては自分も他人にとやかく言えないが。
時崎 蒼也:「……指南って偉そうなことできる立場じゃねーけど」
時崎 蒼也:「試合ならいつでも、喜んで」
時崎 蒼也:「聞いたし、見たぜ。綾女君、めちゃくちゃ優秀なんじゃん」
時崎 蒼也:「こっちこそ、お手柔らかに……」
時崎 蒼也:言ってから、違うな。と頭を振って。
時崎 蒼也:「思っきし相手してくれよ」
綾女 亜紀:「私は、与えられたモノ役割に悖らぬようにしているだけですが……」
綾女 亜紀:「ええ、全力で相手させていただきます。ありがとうございます」ぱぁぁと明るく微笑む
綾女 亜紀:そして数歩戻り、付き従うように時崎の後ろで歩きだす。
綾女 亜紀:後ろにいれば、後ろから斬られる事はないから。

GM:二人がいなくなり静かになった病室。
GM:その直後に、近くのベッドからガサゴソと物音が響く。
桜木 御調:ぱちん、と電気ケトルの電源を入れた後その音に気づき
桜木 御調:「……ごめんなさいね、騒がしくしてしまい」
綾崎 蒼太朗:「……」
綾崎 蒼太朗:布団の隙間から蒼い瞳が君を見る。
桜木 御調:「お茶、飲みます?少しお時間はいただきますが」
綾崎 蒼太朗:体を起こし。あくびをしてから頷く。
綾崎 蒼太朗:「のむ」
桜木 御調:押し込んだケトルのスイッチが上がるのを確認して、一緒に母さんから送られたカップ2個にお湯を注ぐ
桜木 御調:「紅茶とほうじ茶と緑茶と烏龍茶ありますけど、どれにします」
綾崎 蒼太朗:「砂糖ある?」
綾崎 蒼太朗:ベッドの上で胡坐をかいて、携帯ゲーム機をいじる。
桜木 御調:「……ありますね」僕は入れて飲まないけど同封してくれたのは、気遣いだろうか
綾崎 蒼太朗:「じゃあ紅茶」
桜木 御調:「はい」いつも飲んでるあまり高くない紅茶のティーバッグを二つ入れて、程よく色づいたところでポリ袋に入れる
桜木 御調:片方に砂糖を溶かして渡す「どうぞ」
綾崎 蒼太朗:「ん」
綾崎 蒼太朗:「あんがと」
綾崎 蒼太朗:此方のテーブルの上にもお菓子やスポーツドリンクなどが置いてある。
桜木 御調:「…………」何を言おうか若干迷って
綾崎 蒼太朗:「部屋」
桜木 御調:「部屋?」
桜木 御調:聞き返す
綾崎 蒼太朗:「一緒だと思わなかった」
綾崎 蒼太朗:「普通分けるもんじゃねーのか」
桜木 御調:「そうですね」
桜木 御調:「そもそも入院するとも思っていませんでしたが」
綾崎 蒼太朗:父ちゃんがケチったせいだ……とこぼして
綾崎 蒼太朗:「俺も思ってねーよ」
綾崎 蒼太朗:「くそ」
綾崎 蒼太朗:「負けちまった」
桜木 御調:「時崎君にですか?」
綾崎 蒼太朗:「…お前らにだよ」
桜木 御調:「あら」
綾崎 蒼太朗:「蒼也には借りを返すって言っといて」
綾崎 蒼太朗:「それとあの、ひらひらした服の」
桜木 御調:「正直僕に関してはほぼ共倒れ若干僕が戦意喪失早かったんで勝ちにしてもいいと思いましたが……」
桜木 御調:「綾女さんですかね」
綾崎 蒼太朗:「も、次はぶったおす」
桜木 御調:「はい」
綾崎 蒼太朗:「お前は、もういい」
綾崎 蒼太朗:飲み干して、寝転がる
桜木 御調:「まあそうですよね」
綾崎 蒼太朗:「なんだか」
綾崎 蒼太朗:「イジメみたいだ」
綾崎 蒼太朗:「つまらねえ」
桜木 御調:「……被害者ぶったと言われれば返す言葉もございませんね」
桜木 御調:「……あの」
桜木 御調:「忘れてくれたりは…………」
綾崎 蒼太朗:「……」
綾崎 蒼太朗:「しらねえ」
綾崎 蒼太朗:布団をかぶる。
桜木 御調:「……ごめんなさい」
綾崎 蒼太朗:この話はするつもりがないらしい。
綾崎 蒼太朗:「だからしらねえ」
桜木 御調:遅れて、話題を変えてほしいのかもしれないということに気づき
桜木 御調:「……楽しかったですか?あ、僕以外の二人の話です」
綾崎 蒼太朗:「…べつに、負けたし」
綾崎 蒼太朗:「けど」
綾崎 蒼太朗:「すげー、疲れた」「だから、いい」
綾崎 蒼太朗:少しは、満足したらしい
綾崎 蒼太朗:「………」
桜木 御調:「……なるほど」
綾崎 蒼太朗:「もう、寝る」
桜木 御調:「はい、おやすみなさいませ」
綾崎 蒼太朗:「明日まで入院してらんねえ」
綾崎 蒼太朗:今日中に退院するつもりらしい。
桜木 御調:「……なるべく静かにしていますね」
綾崎 蒼太朗:「………」
綾崎 蒼太朗:ごめん
綾崎 蒼太朗:それは、何に対してか。
桜木 御調:静かにスマホを開けて、もう一回時間と……曜日を確認した
桜木 御調:休日だった。
GM:少したって、再びお見舞いの人物が来るが。
GM:それについては、語るべきではないだろう。

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ED4

GM:休日が明けての、月曜日。その夕方。
GM:君は部活を終えて帰路についている。
時崎 蒼也:竹刀袋を担いで夕暮れの道を歩いている。
時崎 蒼也:(そういや、月曜って言ってたっけ)
時崎 蒼也:さて、勝負はできたのかどうか。
GM:たったったった
時崎 蒼也:「お?」
GM:駆け足の音が聞こえる
小学生1:「あ!」
時崎 蒼也:「ケンチ!」
時崎 蒼也:よっと手を上げる。
小学生1:「蒼也兄ちゃん!」
時崎 蒼也:「うむ、兄ちゃんであるぞ」
小学生1:よ、っと手を上げる。
時崎 蒼也:「どした、走って。なんか急ぎか?」
小学生1:「うん。これから遊びに行く」
時崎 蒼也:「友達んとこ?」
小学生1:「うん。友達んち」
時崎 蒼也:「おー。今からか」
小学生1:急ぎのように足だけその場でダッシュしてる。
時崎 蒼也:「で」
時崎 蒼也:「大会はどうだった?」
小学生1:「うん」
小学生1:「おれさ~~」
GM:緊張感
小学生1:「負けちゃったよ~~~~~~~!!!」
時崎 蒼也:「……そっか~」
小学生1:くやしい!と跳ぶ
時崎 蒼也:「強かったかあ、友達は」
小学生1:「けど」
小学生1:「お互い全力でやった!」
小学生1:「だからボロ負けしたんだけど……」
時崎 蒼也:「そっか!……ボロだったか」
小学生1:「アイツも、ぜってー勝つって」
小学生1:「本気だって言って」
小学生1:「負けた~~~!!」
時崎 蒼也:「悔しいなあ」
小学生1:「くやしい!」
小学生1:「けど、仲直りはできた」
時崎 蒼也:「それが一番だ」
時崎 蒼也:「良かったな、ケンチ」
小学生1:「この後、ゲームでは勝つ!」
小学生1:「うん!」
時崎 蒼也:「その意気だ」
時崎 蒼也:「しっかりリベンジかましてこい!」
小学生1:「うん!」
小学生2:「おーーーーい」
小学生2:「ケンチ~~!」
時崎 蒼也:「おっ、サコやん」
小学生2:「早く来いよ~」「アイツ先行っちゃうよ!」
小学生2:「あ、蒼也兄ちゃん」
時崎 蒼也:「よっ」
小学生2:「おう」
時崎 蒼也:「今から遊んでくるんだって?向こうの親御さんによろしくな」
小学生2:「うん」
小学生2:「そんな怒られないと思うけど…」
時崎 蒼也:「仲良くやってりゃ大丈夫だよ」
時崎 蒼也:はは、と笑って。
小学生1:「アイツんちねーちゃんがな」
小学生1:「あ、やべ」
小学生2:「そうだ、追いかけないと」
時崎 蒼也:「おう、行ってこい行ってこい!楽しんできな」
小学生1:「うん!」
小学生2:「うん」
GM:たったったったと駆けていく
時崎 蒼也:「っと、そうだ。ケンチ!」
時崎 蒼也:走っていく背中に。
時崎 蒼也:「本気で勝負させたお前はえらい!頑張った!」
時崎 蒼也:「今度ジュースでも奢ってやる!」
時崎 蒼也:「以上!」
小学生1:ふりむいて
小学生1:ブイサインで笑う
時崎 蒼也:サインを返して笑う。
時崎 蒼也:──勝負は終わらない。
時崎 蒼也:決着がついたって、互いにその気がありゃ何度でも。
時崎 蒼也:燃え尽きるまで続けていくしかない。
時崎 蒼也:歩調なんて合わせてやんねえ。だって、誰かがきっと並んでくる。追い抜いていく。
時崎 蒼也:全力で走り抜く。それしかなくて、それが一番楽しいだろ?
時崎 蒼也:次の競争がいつになるかわからない。あるいは長く焦らされるかもしれないが。
時崎 蒼也:せいぜい牙を研ぐとしよう。
GM:・・・・・・・・・・・・
GM:・・・・・・
GM:・・・
GM:・
小学生1:「足はや!」
小学生1:「病み上がりかよホントに~!」
小学生2:「体のつくりが違うんだろ」
小学生2:「ケンチ、よく競う気になったな」
小学生1:「ゲームは負けねえ…!」「あ」
小学生1:「いた!」
小学生3:「おせーーよ」
小学生1:「お前が速いんだって!」
小学生3:「うっせ!」「つーか早くしねーと姉ちゃんが帰ってくる!」」
小学生3:「行くぞ」
小学生1:「おお!」「俺今回兄ちゃんに裏技教えてもらったから!」」
小学生2:「ケンチの兄ちゃん嘘ばっかつくじゃん」
小学生3:「ケンチの兄ちゃん嘘ばっかつくじゃん」
小学生1:「なんだとー!」
GM:そう、少年たちが笑いながら駆けていく。
GM:一瞬の激情。
GM:少年の思いがすべてを壊していたかもしれない。けど、そうはならなかった。
GM:それを守った者たちがいた。
小学生1:「まけね~!」
小学生3:「ぜってぇ、負けねー」
GM:そう、だからこそ。
GM:日常は続いていく。


ダブルクロス the 3rd edition
リプレイ・ルーティーン:ジュブナイル『プロティオン・ブルーの激情』



GM:お疲れ様でした!
桜木 御調:お疲れ様でした!!!!
時崎 蒼也:お疲れ様でした!
綾女 亜紀:おつかれさまでしたー!

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本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.