『懸り火の話』


PC1:六合 大海(りくごう ひろみ)(キャラシート)PL:猫口@
PC2:卯ノ宮 祇乱(うのみや ぎらん)(キャラシート)PL:りっとく
PC3:叶 倖人(かのう ゆきと)(キャラシート)PL:サムトー
PC4:(にのまえ) とどめ(キャラシート)PL:みつ
GM:ナケミン

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

───────
夏の京都。比良坂機関は暑禍を鎮めるために、神事「懸り火」の実施を決定する。
しかし古都である京都は、比良坂に敵対する勢力も多く潜伏する、流派同士の争いの最前線だ。
神事を護衛するために実力のある忍びが集められ、対抗する者もまた動き始めていく。
──京の夜に、影の住人が跋扈する。
忍術バトルRPG シノビガミ
『懸り火の話』
───────
GM:シノビガミ、始まります!
GM:まずはPC紹介から! 今回は上忍セッション、珠玉の強者たちが揃っているぞ!
GM:最初はPC①、六合さん! よろしくお願いします!
GMキャラシート
六合大海:はーい
GM:う うわあ あああ でかい
六合大海:鞍馬神流の六合大海、上忍です。
六合大海:砲術を中心に色々取ってます。
GM:鞍馬の上忍! 中忍がそのままデカくなったみたいなデータだ……
六合大海:裏柳生の中でも異端の火砲技術を受け継いでおり、
六合大海:弟子を取ったりして現代に細々と受け継いでいます。
GM:火砲使いだ! お弟子さんも大変でしょうねえ
六合大海:鞍馬の中だと肩身が狭いのよ~
GM:身を寄せ合って生きていくしかあるめえな
六合大海:性能は万華鏡(砲術指定)に裏柳生の月影や後の先やらを乗せて
六合大海:4点ダメージを撃つだけのささやかな感じ
GM:ささやか~
GM:ささやかか?
六合大海:あと風餐でもっかい撃つだけ。ささやか。
GM:ささやかかもしんねえ……
GM:背景など言っておきたいことはありますか?
六合大海:背景もあったわ!
六合大海:末裔は説明した通りですね。家宝は110年くらい前から代々受け継いだ自動拳銃。
六合大海:ささやかだけど教官とか師範をやってるので影響力なんか持ってます。
GM:110年前からあったんだ自動拳銃!
GM:これは忍具をいっぱい持ってそうだ!
GM:家宝(火砲)は加速の効果を指定しているので、回避にマイナス1修正をかけられますね。つよい!
六合大海:というわけで以上!よろしくお願いします!
GM:お願いします! そんな六合さんのハンドアウトはこちら!

・PC1の【使命】
あなたは神事「懸り火」の警備の統括を、比良坂機関より命じられた忍びである。
夏の京都、五山の送り火に偽装する形で行われる「懸り火」は、火の神を鎮めて暑禍を抑制するための儀式だ。
国益を守るためにも、この神事は必ず成功させなくてはならない。

あなたの【使命】は、「懸り火」を成功させることだ。


GM:「懸り火」という神事を護衛しよう!
GM:なぜなら……猛暑を抑制するためだ!
六合大海:暑いもんなー
GM:他にも警備の忍びが比良坂機関から集められているようですが
GM:六合さんは一応リーダー的立ち位置になりますね。責任だけ増えるぞ
六合大海:まあ師匠だからね
GM:かっこいい……
六合大海:やったります!
GM:よろしくお願いします!
GM:それでは次、PC②、卯ノ宮さんお願いします!
GMキャラシート
卯ノ宮 祇乱:はあい!
卯ノ宮 祇乱:斜歯の指矩班所属、卯ノ宮 祇乱(うのみや・ぎらん)と申します
卯ノ宮 祇乱:戦いよりもおしゃべりと料理が好きなフレンドリーお兄さんです。こわくないよ
卯ノ宮 祇乱:普段はバーテンダーをしつつ表社会・裏社会問わず情報収集をしているぜ
GM:これはイケてるお兄さんだ!
GM:ぜったいこわい! チャラいよ!
卯ノ宮 祇乱:いやほんとチャラいって思われがちなんだけどそんなことないから(笑)
卯ノ宮 祇乱:とか言う男です チャラいですね
GM:夏っぽいですね
卯ノ宮 祇乱:チャラ男は夏の季語だから
卯ノ宮 祇乱:性能的のコアとしては博識+忍法学+爪穿のコンボで奥義をたくさん封じたいのがひとつ
卯ノ宮 祇乱:かつ、浮足で自分だけ悠々としていたいぜという目論見です
GM:なんと……絶対防御と判定妨害の奥義破りに+4修正!
GM:くらましが付いていても楽々破れちまうぜ
GM:ついでに奥義破りが成功したときに【爪穿】でちくちくしてくるのがいやらしいですね
卯ノ宮 祇乱:つんつん
卯ノ宮 祇乱:背景は末裔(乱波)、双子、政治的対立
卯ノ宮 祇乱:双子とは言うもののきょうだいがいるわけではないようです
卯ノ宮 祇乱:あと政治的対立があるので下手をすると死にます。
GM:バーテンなのに政治的対立が……
卯ノ宮 祇乱:中立でいたいよ~
卯ノ宮 祇乱:PLはりっとくです、ビガミはひよこだし上忍環境はもっとひよこですが楽しくチャラくやっていきたい所存です よろしくお願いします~!
GM:よろしくお願いします! そんな卯ノ宮くん(32)のハンドアウトはこちらだ!

・PC2の【使命】
あなたは比良坂機関に召集され、神事「懸り火」の護衛を任された忍びである。
あなたは神事を実行する巫女「篝火アロア」の友人でもある。
比良坂機関の巫女を敵対視する勢力は多い。
篝火アロアが苦しまないよう、助けることが神事の成功には重要だろう。

あなたの【使命】は、「懸り火」を成功させることだ。


GM:比良坂に呼ばれて、儀式を護衛することになったぞ!
GM:儀式を行う巫女はお友達らしいです。守ってあげよう!
卯ノ宮 祇乱:アロアちゃんお久~~~
卯ノ宮 祇乱:守護ります
篝火アロア:おひさ~~~~
卯ノ宮 祇乱:ウワッッッッッッッ
卯ノ宮 祇乱:待ってください
卯ノ宮 祇乱:PLのド好みの女子出てきた
篝火アロア:ホント~? じゃあちゃんと守ってな(笑)
卯ノ宮 祇乱:守ります(迫真)
GM:では頑張ってね!
GM:続いてPC③! 叶さん! 自己を紹介せよ!
GMキャラシート
叶 倖人:はい!
叶 倖人:叶 倖人(かのう ゆきと)です。斜歯忍軍直属の忍びです。
叶 倖人:両親が他流派からの転向組の二代目。二代目にして上忍にまで上り詰めた俊英。
叶 倖人:研究者気質という名の変人も多い斜歯においてわりかし常識的に話が通じる人間であり
叶 倖人:中忍への忍務説明などめんどくさがってみんながやりたがらない仕事をよく任されています。
GM:イケメンだ!
GM:隙あらば苦労性
叶 倖人:いや~ 照れる
叶 倖人:苦労性は照れない
GM:二人目の斜歯だ そのメカニックは一体……?
叶 倖人:また斜歯の忍びでありながら生身の肉体に固執しており、負傷を強く恐れている節があることから
叶 倖人:若い子とか機忍にはそれはもう舐められていると思われます。
GM:生身とかダッセ~よな~!
叶 倖人:あんまりメカってない。
叶 倖人:まったく最近の機忍は
叶 倖人:優しくしようとしてるつもりなのに……こんな若くして管理職の大変さなんて知りとうなかったよ……
叶 倖人:今回も多分政治とか厄介な類の話を任されているのではないか。頑張ります
GM:【政治的対立】か…?
叶 倖人:データ的には【末裔】や【他流派の血】で取ってきた大量のサポート忍法を使います
叶 倖人:プロットの読み合いやろうぜ~!
GM:プロットに罠を仕掛ける忍法が二つも! 危険ですね
叶 倖人:設定どおり機忍はありません。生身でやってるよ
叶 倖人:ひとまずこんなところかな……?
叶 倖人:あとなんかガシャコンガシャコン【変形】するみたいです、主に武器が
GM:真の戦法は戦うまで秘密というワケか…
叶 倖人:コンセプトの忍法錬成ちゃんと決まるかな~ よろしくお願いします!
GM:一応言っておくと六合さんと同じ【影響力】持ちですね。忍具をたくさん持っているかもしれないぞ
叶 倖人:あっとそうだった 【影響力】あります 上忍だからね
GM:マイナス背景の【不忍】があるので同じシーンに登場した人は居所を取れるぞ。戦闘を仕掛けやすい!
GM:よろしくお願いします! そんな叶さん(25)のハンドアウトはこちらだ!

・PC3の【使命】
あなたは比良坂機関に召集され、神事「懸り火」の護衛を任された忍びである。
京都はあなたにとって縁深い土地だが、平安の頃より忍びが暗躍する、影の世界の最前線でもある。
表の世界を守るために、あなたの経験が必要な場面があるかもしれない。

あなたの【使命】は、「懸り火」を成功させることだ。


叶 倖人:さっきからその年齢表記はいったい
GM:あなたは「懸り火」の護衛に駆り出された……京都の土地勘を頼って!
叶 倖人:京都なら任せてください
GM:送り火の祭り自体が破壊されたら表の世界にとっても大変です。ちゃんと護衛をしよう!
叶 倖人:護らねば……
GM:よろしくぜ!
叶 倖人:よろしくお願いします!
GM:では最後、PC④! 一さんお願いします!
GMキャラシート
一とどめ:はあい
一とどめ:一(にのまえ)とどめ、鍔鑿組の機忍です
GM:三人目の斜歯!?
GM:京都に集まりすぎだろ、斜歯忍軍
一とどめ:パット見は奇抜な格好の女です
一とどめ:結合双生児として生まれて、両親が死んで、斜歯に拾われてニコイチになったという過去があります
GM:さらっとすごい過去を話されますね…
一とどめ:機忍の過去と忍法枠はいくらでも盛っていい
一とどめ:くだらないものこそを愛するという思考ルーチンがあります
一とどめ:戦闘になると重機忍としての姿を表し、たくさん暴れます
GM:重機忍! いっぱい装甲や武器を積んでいそうだ
一とどめ:ということで、データ的にも【換装】とか【重装】の鍔鑿組斜歯ブック盛り盛り仕様
一とどめ:戦闘系機忍の必修科目な【獣化】も当然搭載し、パンチは強いはずです
GM:忍法が本当に多い……
一とどめ:メインでは【闇神楽】を使って情報アドバンテージを取ったりし、怪しい少女と仲良くせざるを得なくしていきます
GM:情報をダシにするとは……戦略的
一とどめ:設定的にも背景は当然双子、あとついでに独自コード 裏コード以外にも刺さるんすねこれ へっへっへ
一とどめ:弱点背景は死者の声 一人にすると勝手に独り言で会話を始めるかもしれない
一とどめ:という感じです 仲良くしてね
GM:【独自コード】は斜歯の一部のサポート忍法を妨害できる効果……かなり強いですね
GM:斜歯が多いから刺さるかもしれない……さてどうなる!
GM:そんな一さんのハンドアウトはこちら!

・PC4の【使命】
あなたは、比良坂機関が実施する神事「懸り火」を妨害することを、隠忍の血統から依頼された忍びである。
依頼人は目的を明かさなかったが、とにかく比良坂を妨害したいのだろう。
あなたとしても、依頼の達成に特別な執着はない。自分の意思で戦うだけだ。

あなたの【使命】は、「懸り火」を失敗させることだ。


GM:隠忍の血統から「懸り火」を妨害するよう言われています!
一とどめ:ふぅん、実にくだらなくて良いね
GM:他三人とは対立しているような状況です……!
一とどめ:まとめて相手をしようか
一とどめ:というわけでよろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします!
GM:キャラクター紹介は以上!
GM:それでは改めて、シノビガミ始めていきます。よろしくお願いします!
一とどめ:よろしくおねがいします!
卯ノ宮 祇乱:よろしくお願いします~!!
叶 倖人:よろしくお願いします!
六合大海:よろしくお願いします!

【目次へ戻る】

OP:護衛

GM:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(10) → 静かな竹林。凛とした気配が漂う。

GM:──京都・とある竹林
GM:青々とした竹が立ち並ぶ竹林。わずかに舗装された道は、竹の葉で敷き詰められ音を立てる。
GM:林の果てが見えないほど先へ続いているが、その道は暗くはない。
GM:葉に遮られてなお、ぎらぎらと照りつける太陽が、熱気とともに道を明らめていた。
比良坂の忍び:「─ふゥ。全くかないませんねェ」
比良坂の忍び:ハンカチで汗を拭きながら、先導していた比良坂の忍びが声を上げる。
比良坂の忍び:「ここも昨年は涼やかな避暑地だったんですよォ。居心地が悪くなるばかりです」
六合大海:「であれば室内で伝達すればいいものを。」
六合大海:「何故ここに連れてきた。」
六合大海:比良坂の忍びに続いて歩く女が非難する。
比良坂の忍び:「改めて説明するまでもないでしょうが」
比良坂の忍び:「ここ京都は、遥か平安からの都。忍びの最前線です」
比良坂の忍び:「秘密の会合をするには、それなりの場所というのが必要なのですよォ」
比良坂の忍び:ざく、と地面を踏む。
GM:すると、ぼやりと、道の端に庵が現れる。
比良坂の忍び:「さ、お入りください」
比良坂の忍び:「他の護衛の方も集まっています。顔合わせは重要ですよ」
六合大海:「………。」
六合大海:言われるままに庵に入る。
GM:庵の中には二人の人影がある。
GM:どちらも若い男だ。
比良坂の忍び:「お待たせしましたァ。こちらが今回、警備の統括をしていただく六合さんです」
比良坂の忍び:「稀代の火砲の使い手。実力は比良坂の折り紙つきですよォ」
比良坂の忍び:「そして、こちらのお二人が……」
叶 倖人:「はじめまして、叶 倖人です。……ええと、斜歯忍軍の」
叶 倖人:茶髪にトレンチコートの青年が椅子から立ち上がり、少々気まずそうに礼をする。
六合大海:「斜歯忍軍……?」
卯ノ宮 祇乱:「同じく斜歯忍軍の指矩班はひとり、卯ノ宮 祇乱でぇす」へらり、と軽薄に笑って手を振る
六合大海:「比良坂の。」
六合大海:「私とこの二人を引き合わせてどうするつもりだ。」
六合大海:比良坂の忍びに視線を向ける。
比良坂の忍び:「いやはや、睨まないでください」
叶 倖人:「いや、本当に違うんですよ。妙な意図はありません」
卯ノ宮 祇乱:「あらー。警戒されちゃってるよ叶さん」
比良坂の忍び:「我々も任務に最適な方を集めましてェ…」
叶 倖人:「そりゃそうでしょ。ぼくらだって逆の立場だったら疑いますよ」
叶 倖人:忍法や忍器の管理を宗とする鞍馬神流と忍法の蒐集を目的の一つとする斜歯忍軍は折り合いが悪い。
比良坂の忍び:「叶さんは京都の土地に詳しい方です。卯ノ宮さんは…多少縁がありまして」
卯ノ宮 祇乱:「僕はそんなに拘りないけどねえ」指矩班にありがちなふんわり認識
叶 倖人:事実、鞍馬の忍びと争ったことも一度二度ではない。あちらも同じだろう。
比良坂の忍び:「適正と、今回の護衛の重要性に応じた能力。それを兼ね備えた方を選んだまでです」頷いている。
叶 倖人:「個人的な好悪じゃ動けないのが我々でしょうが」
叶 倖人:ふわふわした卯ノ宮にため息をつきながら。
叶 倖人:「六合さん、でしたね。あなたが不審に思われるのもごもっともです」
叶 倖人:「ただ、我らとしても鞍馬神流と必要もなくことを構えるつもりはありません」
叶 倖人:「少なくともぼくらと僕を選んだ上の人間は」
叶 倖人:「今回の忍務は鞍馬との確執を置いておく価値と必要がある、と考えています」
六合大海:「”懸り火”だろう。」
卯ノ宮 祇乱:特に何も説明することなく叶くんにうんうんと頷いている。
六合大海:「火の神を鎮めて暑禍を抑制する儀式…それなら利害は一致する。」
六合大海:「どの勢力もこんな暑さは厭うだろう。…隠忍の血統は知らんが。」
比良坂の忍び:「では、挨拶も無事に済んだようですので」
比良坂の忍び:手を叩き、何事かぶつぶつと唱える。
叶 倖人:(一触即発だったが)
比良坂の忍び:そして壁に手を翳すと、扉が現れる。
比良坂の忍び:「肝心かなめ。”懸り火”を行う巫女の顔合わせもさせていただきましょう」
比良坂の忍び:扉を開く。
篝火アロア:「ん?」
篝火アロア:横になっている女性がいる。上半身は薄布一枚を纏い、褐色の肌が覗く。
比良坂の忍び:扉を閉じる。
比良坂の忍び:「んんっ……オホン」
叶 倖人:「連絡は」通ってるんだよね?という目で
比良坂の忍び:「”懸り火”を行う、巫女のォ……顔合わせもさせていただきましょう……!」
卯ノ宮 祇乱:「なかったことにしたね」
比良坂の忍び:扉を開く。
篝火アロア:「やっほ」
篝火アロア:身体を起こして座っている女性がいる。
篝火アロア:先ほどと違う点を挙げるとすれば、半身に上着を被っているところだろう。
比良坂の忍び:「スゥー……」
比良坂の忍び:「篝火アロアさん、です」
卯ノ宮 祇乱:「やっほーアロアちゃん、お久~」
篝火アロア:「待たせ過ぎだよ~、あっ、ギランじゃん!」
叶 倖人:こら、と肘で卯ノ宮を小突く。
卯ノ宮 祇乱:「あいて」小突かれた
篝火アロア:「護衛来てくれたの? 上がるじゃん!」
篝火アロア:立ち上がり卯ノ宮さんに近寄る。
篝火アロア:装束らしき上着は色とりどりに汚れており、あまり巫女らしい印象はないかもしれない。
卯ノ宮 祇乱:「うぇーい」ハイタッチ
卯ノ宮 祇乱:「はい、こちら篝火アロアさんです。じゃーん」
篝火アロア:「よろしくな!」
叶 倖人:「なんでそっち側に回ってるんですか……」呆れたように
六合大海:「………で、」
六合大海:「任務はこの巫女の護衛か。」
篝火アロア:「おわっ……すごいおっぱいでかい人いる!」
篝火アロア:六合さんを見て目を剥く。
六合大海:「似たような大きさだろう。」
篝火アロア:「そう? 気が合うかもね~」
叶 倖人:(気まずい)
卯ノ宮 祇乱:「お嬢さん方、さっそく意気投合はいいけど野郎がいることも考慮してもらえます?」
比良坂の忍び:「……ハイ、六合さんのおっしゃる通り」
卯ノ宮 祇乱:「叶さん泣いちゃうよ」泣かない
比良坂の忍び:「篝火さんも、護衛していただきます」
叶 倖人:「あなたもちょっとは泣いてくれません?」
叶 倖人:「さっきからずっとなかったことにしてるこの人。も、というと」
比良坂の忍び:「”も”、というのは、巫女でなく神事自体を襲撃しようとする勢力もいるからですね」
比良坂の忍び:「五山の送り火は、それぞれの火が神聖な力を持ちます」
比良坂の忍び:「それらを占領されないよう、管理していただく……それもあなた方の使命でェす」
卯ノ宮 祇乱:「アロアちゃんがいないと成り立たないけど、アロアちゃんだけで成り立つもんでもないもんねえ」
GM:ここで今回のシナリオの特殊ルール、〈占領戦〉を説明します。
叶 倖人:特殊ルール!?
一とどめ:なんだって
GM:簡単に言うと、5つの送り火にはハンドアウトがあり
GM:誰も持っていない送り火に対して《火術》で判定すると、管理者になることができます
GM:誰かが持っている送り火は、〈挑戦〉という戦闘を仕掛けることで、勝てば奪うことができます。
GM:送り火には番号と特殊効果があります。一番小さい番号の送り火の管理者は、サイクル終了時に「お金」を貰えます。
一とどめ:不労所得だ
GM:比良坂の支援……?(あいまい)

〈占領戦〉
神事「懸り火」は、五山の送り火に偽装する形で行われます。
5つの送り火はそれぞれが儀式忍法であり、送り火の管理者はその恩恵を受けることができます。
5つの送り火はハンドアウトがあり、①~⑤の番号が割り振られています。
送り火の管理者となるには、以下の二つの方法があります。

①〈管理〉
自分がシーンプレイヤーであるドラマシーンに、誰も管理者になっていない送り火一つを目標にして行うことができる。
《火術》の判定に成功すると、目標の管理者となる。
ただしこの判定には、[4-送り火のハンドアウトの番号]だけマイナス修正がつく。(最低0)
判定に失敗すると射撃戦ダメージ1点を受ける。
〈管理〉はシーンに一度のみ行うことができ、手番を消費しない。

②〈挑戦〉
送り火のハンドアウトに対して、【居所】を持っているかのように戦闘を仕掛けることができる。この戦闘を仕掛けたキャラクターを挑戦者とする。
誰も管理者になっていない送り火であれば、挑戦者は送り火の管理者になる。
誰かが既に管理者になっている送り火であれば、管理者との戦闘になる。
この戦闘は必ず二ラウンドで終了し、決着がつかなかった場合、挑戦者は接近戦ダメージ1点を受ける。
挑戦者が戦闘に勝利した場合、新たな送り火の管理者となる。


また各サイクルの終了時、最もハンドアウト番号が小さい送り火の管理者は「お金」を1個獲得する。

〈送り火の効果〉
送り火①「如意ヶ嶽・大文字」
「大」の字を象る送り火。
疾病快癒の逸話が伝えられ、五山の送り火の顔とでも呼ぶべき威容である。

この送り火の管理者は、セッション中1回自分の手番に、シーンに登場している人物を好きな数選び、生命力1点か変調一つを回復することができる。
〈挑戦〉に敗北してこの送り火の管理者でなくなった場合、ランダムな変調一つを受ける。


送り火②「松ヶ崎・妙法」
「妙」「法」の二字に分かれて象られる送り火。
二字はそれぞれ字体が異なり、生まれた時期に違いがあるとされる。

この送り火の管理者は、自分の攻撃の回避判定のファンブル値を1上昇させることができる。


送り火③「万灯籠山・船形」
帆掛け船を象る送り火。
先祖の霊を遠い地へ送る精霊流しの逸話がある。

この送り火の管理者は、自分が仕掛けた戦闘か、クライマックス戦闘の開始時に、戦場を好きな場所に変更することができる。


送り火④「大北山・左大文字」
「大」の字を象る、もう一つの送り火。

この送り火の管理者は、回復判定に成功したとき、追加で生命力を1点か変調一つを回復できる。


送り火⑤「曼荼羅山・鳥居形」
鳥居を象る送り火。
篝火でなく松明に灯される炎は、通常より橙の強い色合いである。

この送り火の管理者は、セッション中1回、自分の攻撃が成功したとき、攻撃の目標に「火達磨」の変調を与えることができる。

卯ノ宮 祇乱:あっすごいいろいろバフ書いてある
GM:とはいえ、細かいところは実際にメインでやっていきましょう。
叶 倖人:はーい!
比良坂の忍び:「……と、いうわけで」
比良坂の忍び:「私はこのあたりで失礼しまァす。戦闘は専門ではないのでね」
比良坂の忍び:花の匂いを残し、庵から立ち去ります。
篝火アロア:「うん……それじゃあ」
篝火アロア:「送り火は明日の夜、まだ時間はあるし」
篝火アロア:「とりあえずみんなで飲みにでも行こか?」
卯ノ宮 祇乱:「あ、じゃあ僕の店来る? 売り上げに貢献してよ」
卯ノ宮 祇乱:「僕バーテンやってんだよね」シェイカーを振るジェスチャー
六合大海:「叶、と言ったか。」
叶 倖人:「申し訳ありませんが既に忍務中ですので……はい?」
六合大海:叶に声をかける。
六合大海:「あの情は任務の妨げになるか?それとも助けになるか?」
六合大海:二人の様子を見ながら尋ねる。
六合大海:「親交がある程度ならいい。連絡を取りやすく、護衛で傍に張り付くのも抵抗がない。」
六合大海:「が、情にかまけて任務に障りが出てはいけない。」
六合大海:「お前の目から見て、どうだ。」
叶 倖人:「最初に仰った通り、護衛対象との信頼関係は重要です」
叶 倖人:「障りですか……あー……」
叶 倖人:「障りがまったくないとは言えないかと」
叶 倖人:「そのうえで」
叶 倖人:「多少の鈍りは実力でねじ伏せるからここに立っています」
叶 倖人:「上はそういう判断でしょうし、ぼくらもそう考えます」
六合大海:くすりと笑う。
六合大海:「詮無い問いだったな。」
六合大海:「忍者とはそういう生き物だということを、つい忘れていた。」
叶 倖人:「いえ、当然の疑問かと。不信感はあれ自身が晴らすでしょう」
叶 倖人:できなければ倒れるだけだ。
六合大海:「ふ。……お前、いいな。」
六合大海:前傾して叶の顔を覗き込む。
叶 倖人:「……なにか?」
叶 倖人:近づいていくる迫力に内心戸惑っている。
六合大海:「緩衝材として務めてはいるが、その実中身は硬い。」
六合大海:「生身だろう。」
六合大海:叶の耳元に囁く。
叶 倖人:「流石に鞍馬の方だ。肉と機械の差は誤魔化せませんか」
六合大海:「斜歯には珍しい。どういうこだわりかは知らんが…」
六合大海:「機械に近づきすぎると心を失う。」
六合大海:「心を失えば痛みを失う。」
叶 倖人:肉の肌に吐息と声を感じる。平気な顔をしているがすっごい焦っている。
六合大海:「痛みは生命の警鐘だ。感じなければ重大な見落としをするやもしれん。」
六合大海:「私の前に斃れた斜歯の忍びよりも些か頭は回るらしい。」
六合大海:す、と離れる。
六合大海:「飲みに付き合ってられん。私は作戦を練る。」
六合大海:「お前たちは好きにしていろ。」
六合大海:京都の地図を広げる。
叶 倖人:「お褒め、に預かり光栄です……了解」
叶 倖人:ほうっ、と息をつく。
叶 倖人:(篝火さん距離近そうだし卯ノ宮このひと今みたいなのずっとくらってんのかな……)
叶 倖人:卯ノ宮に若干尊敬の感情を獲得する。一方的に。
卯ノ宮 祇乱:横で全然「てかアロアちゃんネイル変えた~?」みたいな話してた。
叶 倖人:「ああ、土地のことなら多少は情報出せますよ。もともとそのために呼ばれたことでもあるので」
篝火アロア:「まとまった? じゃあ三人で飲みいこっか!」
篝火アロア:叶さんを引きずり、庵から出ていきます。
卯ノ宮 祇乱:「お~」反対側から叶さんを引っ張って出ていく
叶 倖人:「いやぼくらもお断りしたのに!?強制!?」
───────
GM:篝火アロアと……あとエニグマのハンドアウトを公開しますね。

・篝火アロアの【概要】
かがりび・あろあ。
比良坂機関に所属する巫女。
快活で活動的な人物だが、神事への信仰も確たるものである。

篝火アロアの【使命】は、「懸り火」を成功させることだ。


・反乱勢力の【偽装】
京都の町に潜む、比良坂機関に敵対的な勢力。
勢力間でも目的が異なり、連携が取れているわけでもない。
とはいえ数が多く、任務達成の障害となるだろう。



【目次へ戻る】

OP:妨害

GM:JBST
ShinobiGami : 神社仏閣シーン表(9) → 八坂神社。祇園さんの名前で知られるにぎやかな神社。舞妓さんの姿もちらほら。

GM:──八坂神社。平安の頃より鎮座する古社である。
GM:京都の町の彩りとして、舞妓の姿もあり賑わう中。
GM:一つ建物の影、暗がりで密かに囁く声がある。
ホクラ:「チッ……注意力散漫な人間どもめ」
ホクラ:夏場にも関わらず、影と一体化するような暗色の衣装を纏った男が不満を漏らす。
ホクラ:表情は陰鬱としており、帽子の上を鼠がちろちろと動いている。
ホクラ:一目で表の世界の人間ではないとわかる、男はホクラと名乗っていた。
一とどめ:「ぼくはあまり詳しくないんだけれど」
一とどめ:「神社ここに入っててもいいんだね、きみたち」
ホクラ:「チッ、チッ。この国には八百万柱の神が在わす」
ホクラ:「神は我々など眼中にない。うざったいのは駐在している神主だけだ」
一とどめ:「なるほど。言われてみればそうかも知れない」
一とどめ:ツートンカラーの髪色をした少女が、何食わぬ顔で座っている。
ホクラ:「しかし我々の中核人員の中に、神性を苦手とする者がいるのも事実」
ホクラ:「中忍や頭が付いた程度では数合わせにならぬ……」
一とどめ:「不便だね」
ホクラ:「チッ……その折衷案が、比良坂に与さぬ実力者を雇う事というわけだ」
ホクラ:「難しい話ではない。送り火を侵略し、巫女を誅殺する」
ホクラ:「貴様が上忍通りの実力者なら、躊躇なくやれる仕事だろう」
一とどめ:「スペックは十分にある、ってさ」
ホクラ:「……」三人称的な話し方に違和感を覚えながらも、口にはしない。
一とどめ:「一応さ、聞いておいてもいいかい。隠忍のきみ」
ホクラ:「何か忠言でも?」
一とどめ:「『なんでそんなことするの?』って」
一とどめ:「純粋な疑問だ。ぼくもそう思った」
ホクラ:「チッ、チッ」舌を鳴らす。笑っているのだろうか。
ホクラ:「依頼主の胸中を探るのは賢くないぞ、絡繰り」
ホクラ:「だが……あえて註釈するのならば」
ホクラ:「奴らが我々を害虫と呼び、我々が奴らを蛆虫と見なしているからだ」
一とどめ:「ふうん。……『よくわかんない』か。ぼくには少しわかるかもしれない」
一とどめ:「まあ、いいや。よくあることだからね」
ホクラ:「フン。神事…”懸り火”が行われるのは明日夜だ。一昼夜で片が付く」
ホクラ:「中途連絡は不要だ。我にも忠実なしもべがいるのでな……別に動け」
一とどめ:「好きにやっていいんだ。助かるなあ」
一とどめ:「京都、いい街だって聞いてたから。人が多くて面倒だけど」
一とどめ:「ああ、つまりね」唐突に、小さい子供に語りかけるような口調で話し始める。
一とどめ:「よくあることだよ。そう、比良坂と隠忍の争いだ」
一とどめ:「ぼくたちはそのコマの一つをやるってわけだ。いいかな」その目はどこも見ていない。
一とどめ:「……いい子だね」
一とどめ:「さて、どうしようか。ぶち壊しにするのは得意だけれど」
一とどめ:「まあ、そうだね。それがいい」
一とどめ:納得したようにつぶやくと、もうそこに姿はない。
───────
GM:ホクラのハンドアウトを公開します。

・ホクラの【使命】
隠忍の血統の忍び。
比良坂機関に敵対しており、PC4に神事の妨害を依頼した。
単に神事を失敗させるだけでなく、五山の送り火を破壊することで表の世界に事件を起こそうとしているようだ。
ホクラの【使命】は、五山の送り火を破壊することだ。


───────
GM:それでは、オープニングは以上。
GM:公開したハンドアウトの他に、勿論PCの【秘密】も調べられます。
GM:メインフェイズは3サイクルです。
GM:なにか質問はありますか?
叶 倖人:こちらは今のところ大丈夫かな!
卯ノ宮 祇乱:ホクラさんの帽子のおねずみに名前はありますか?
六合大海:六合のバストは110くらいなんですけどアロアちゃんも同じでいいですか?
GM:ねずみに名前はないです! 好きに呼んであげてね!
一とどめ:110
叶 倖人:でか
卯ノ宮 祇乱:デッカ
卯ノ宮 祇乱:おねずみはかわいい ありがとうございます
GM:ではそれよりすこし小さい位で…
GM:108
卯ノ宮 祇乱:ヤバ
一とどめ:とどめも盛ればよかったかもしれん
GM:これは煩悩の数を言っただけですが……
GM:とどめちゃんも【重装】しよう
一とどめ:追加生命4
GM:つよい……
GM:ではシナリオに関する質問は特になかったところで
GM:メインフェイズを開始します。
───────
GM:第一サイクルを開始します。
GM:行動順決定のため、PC全員は1D100を振ってください。
一とどめ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 20

卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 45

六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 7

叶 倖人:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 83

叶 倖人:ふっ
卯ノ宮 祇乱:やる気溢れてる
一とどめ:もりもり
GM:では叶→卯ノ宮→一→六合の順で

【目次へ戻る】

第一サイクル:叶倖人

GM:登場希望とシーン表をどうぞ
叶 倖人:じゃあ一さんに出てもらいたいな
一とどめ:おやおや
一とどめ:出ましょう
叶 倖人:ありがとう。ではシーン表!
叶 倖人:京都シーン表お借りしちゃっていいのかな?
GM:どうぞどうぞ~
叶 倖人:ありがとう!では
叶 倖人:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(7) → 「神社仏閣シーン表(JBST)」で決定。

叶 倖人:なるほど
叶 倖人:JBST
ShinobiGami : 神社仏閣シーン表(7) → 三十三間堂。荘厳な本堂に立ち並ぶ千一体の千手観音像は圧巻。

叶 倖人:こうか
GM:なるほど…
───────
GM:──三十三間堂。
GM:正式名称を蓮華王院本堂。南北に伸びる堂内には、無数の立像が並ぶ。
GM:今のところは、暑禍に苦しむ者を千手が救済することは無いようだ。
一とどめ:暑苦しい格好で、ひとつも汗をかいていない少女が像をぼんやりと眺めている。
一とどめ:目立つ格好で佇んでいるが、観光地だというのに不自然なほど人は周りにいない。
叶 倖人:静寂な本堂に軽い足音が響く。
叶 倖人:忍び足を取らぬことで目当ての少女に来訪を知らせる。
一とどめ:「ああ、ユキくんだ」
叶 倖人:「こんにちは、一さん。……その呼び方子供みたいで気恥ずかしいんですが」
叶 倖人:ぽりぽりと頬をかいて、額の汗を拭う。
一とどめ:「いいじゃない、ぼくの方が子供なんだから」
叶 倖人:「大人に対する敬意とか……すいません心にもないことを言いました」
叶 倖人:年功序列など年に比例した功績を立ててこその言葉である。
叶 倖人:実力と功績、同じだけ評価されたから立場は同じ。シンプルな話。
叶 倖人:「何しておられたんですか?」
叶 倖人:周囲の立像を見渡しながら。
一とどめ:「京都旅行」
一とどめ:「……なんて、そんなわけないよね」
一とどめ:一とどめは、表の顔を持たない。外に出ている時点でそれは即ち、忍務ということだと、彼女を知る人間なら薄々察しはつくだろう。
一とどめ:「意外と仕事熱心なんだよ、ぼくは」
叶 倖人:「とぼけないでくださって助かります。話が早いので」
叶 倖人:「ネズミ男・・・・
叶 倖人:端的に単語を上げて。
叶 倖人:「彼からの依頼ですか?……ああ、女性だったら失礼だったかな」
一とどめ:「そこまで知ってるんだ」
一とどめ:「もしかしてぼくのこと好きだったりする?」
叶 倖人:「が多いので」
叶 倖人:色の違う両目を細めて。
叶 倖人:「好きですよ。ご存知ありませんでした?」
一とどめ:「わあ」
一とどめ:「……ふふ、わかってるよ。等分だよ、等分」目を閉じながら呟く
叶 倖人:「斜歯忍軍うちの上忍なんて会話通じない相手多いじゃないですか」
叶 倖人:「仕事熱心でこうしてお話のできる方とは仲良くさせていただきたい次第で」
一とどめ:「苦労してるんだね、ユキくんは」
一とどめ:「でも、多分その苦労を増やすのもぼくだよ」
叶 倖人:「……」
叶 倖人:「そーれ、言っちゃうんだぁ……」
叶 倖人:堅苦しくしていた雰囲気を崩してはぁ、と溜息ついて。
一とどめ:「どう転んでも、苦労は増やすよ」なぜか自慢気に
叶 倖人:「いやだって、あなた。斜歯の人間じゃないでしょあれ。僕のチェック忘れとか義体でなければ」
叶 倖人:「他所からの仕事受けちゃったんですかぁ……?」
一とどめ:「ぼくに銘じられたコードに従ってるだけだよ」
一とどめ:「存在意義スペックの証明は大事でしょう?」
一とどめ:特に機忍であれば、と付け加える。
叶 倖人:「……好きじゃないです、そういう言い方」
叶 倖人:本当に機械になったみたいで。などとは、言えないが。機忍の前で。
一とどめ:「ぼくは意外と気に入っているよ。簡単なことでみんなが喜んだり」
一とどめ:「苦虫を噛み潰したような顔をしたりする」
叶 倖人:「後者!いや前者も微妙に引っかかるけども……!」
叶 倖人:「ってか今の僕ですか、それ」噛み潰しているだろうか、苦虫。
一とどめ:「んふふ」
叶 倖人:「笑ってるし……」
叶 倖人:がくりと一度肩を落とし。
叶 倖人:「ぼくらも忍務です」
叶 倖人:「流石に内容までは明かせませんが……いや別に明かしても大して問題なさそうだな?この人絶対簡単に調べつくじゃん」
一とどめ:「よくご存知で」
叶 倖人:「一応組織人の義理として明かしませんが忍務です。なんらかの」
一とどめ:「そっか。じゃあデートはお預けだ」
叶 倖人:「でまあ、この辺誰が来とるんじゃいと一帯を探ってたらこの通りのバッティングの気配なわけですが」
叶 倖人:「……引きませんよね?」
一とどめ:「うーん」顎に指をあてる
一とどめ:「一緒にどこかに行ってくれるなら考えてもいいかも」
一とどめ:「北海道なんかどうかな」
叶 倖人:「考えるだけのやつ!」
叶 倖人:「暑いですからねえ」
叶 倖人:置き去りにする気かな、と失礼なことを考える。
叶 倖人:「……できれば血生臭いデートにならないことを祈りますよ」
一とどめ:「んふ。誰かの血は流れるよ」
叶 倖人:「確定してんなら護衛とか索敵じゃないじゃないですかー。襲撃の類ー」
叶 倖人:「まあぼくら襲撃そっち側かもしれませんけど」
一とどめ:「なんせ、ぼくだからね」一とどめの実績・評価とは、作ってきた地獄の数。
叶 倖人:「ともあれ、挨拶です。敵ならお手柔らかに。できれば味方であることを祈ってますよ」
叶 倖人:「ぼく、あなたとはやりたくないので」
一とどめ:「んふふ。ぼくは、そうだなあ。……ああ、どちらでも歓迎だってさ」
叶 倖人:「それは喜んでいいのかどうか」
叶 倖人:というところで、感情判定します!
叶 倖人:途中ちらっと機忍話も出たし絡繰術でもいいかな?
一とどめ:えっち
一とどめ:いいよ
叶 倖人:なんで!?
叶 倖人:いやこれGMに聞いてるやつだから!
GM:あっどうぞ
叶 倖人:はーい!
叶 倖人:sg+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

叶 倖人:やけに高い出目出たな 成功!
GM:おみごとさん
GM:では感情表をどうぞ!
叶 倖人:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)

叶 倖人:侮蔑はないな 忠誠で
一とどめ:ET
ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)

一とどめ:憧憬やね
叶 倖人:わ~い プラスだ
叶 倖人:「それじゃあ、ぼくらはこのへんで」
一とどめ:「んふふ。また会えるね」
叶 倖人:「ええ、また」
叶 倖人:どちらかが斃れなければ。
叶 倖人:そんな互いにわかりきっていることは、口にするまでもないが。
叶 倖人:「………」
叶 倖人:一度踵を返したのを振り向いて。
叶 倖人:「死なないでくださいね」
一とどめ:「……」
一とどめ:にこり、と笑う。
叶 倖人:「もう御存知の通り、好きな人に死なれるとぼくは悲しいです」
叶 倖人:「では」
叶 倖人:焦りがあるかのように早足で去っていく。
一とどめ:「……優しいね。ユキくん」
一とどめ:「ああ、そうだね。……ぼくも楽しみだよ」
一とどめ:数歩分だけ足音をたて、そのまま消えていく。

叶 倖人:このようにデートの話をしている裏で仕事も頑張っています
叶 倖人:管理判定を行いたいです。
叶 倖人:これは目標を宣言して行うでいい感じですかね?
GM:そうですね。送り火を宣言して行ってください
叶 倖人:では送り火③を目標にします!
GM:なるほど ③船形を対象に!
GM:では《火術》にマイナス1修正をつけての判定です。どうぞ~
叶 倖人:ちなみにとどめさん感情修正くれるならうれしいのですけど
叶 倖人:流石にこっちの秘密わかんないから駄目かな?
一とどめ:いいよ
一とどめ:地獄を作ろうね
叶 倖人:わっありがとう!
叶 倖人:それは約束できないけど……
叶 倖人:では《絡繰術》で代用判定、目標値6に-1修正の集中:器術で器術目標の判定に+1、感情もらって+1
叶 倖人:sg+1+1-1>=6 判定:火術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功

叶 倖人:よし、成功!とどめさんありがとう!
GM:危なげないですね。
叶 倖人:では送り火③は私の管理下に入りました、でいいかな!
GM:そうなります!
叶 倖人:こちらは以上で!
GM:戦場を変更できる効果は今後戦闘を仕掛けるときに有利に働いてくれるでしょう。
叶 倖人:うむうむ

【目次へ戻る】

第一サイクル:卯ノ宮祇乱

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
卯ノ宮 祇乱:はーい
卯ノ宮 祇乱:六合さんに出てもらいたいな~
六合大海:でまーす
卯ノ宮 祇乱:やったあ
卯ノ宮 祇乱:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(7) → 「神社仏閣シーン表(JBST)」で決定。

卯ノ宮 祇乱:JBST
ShinobiGami : 神社仏閣シーン表(6) → 鹿苑寺――通称、金閣寺。室町前期の北山文化を代表する建築である。鏡湖池に映る逆さ金閣には、強力な「魔」を封印していると言うが……?

卯ノ宮 祇乱:斜歯、神社仏閣大好きか?
GM:金閣寺だ!
───────
GM:──鹿苑寺。
GM:金張りの壁が湖面に反射している──温度の高い湖面は、どこかぎらぎらとした光を浮かべている。
GM:気温の高さのせいか、観光客もまばらだ。
卯ノ宮 祇乱:「流石にここまで暑いと観光する気も失せるよねぇ~」
卯ノ宮 祇乱:ねぇ~、のところで傍らの女性に顔を向ける。
六合大海:「この寺は──」
六合大海:「一度燃やされたことがある。」
卯ノ宮 祇乱:「ほう」
六合大海:「くだらない社会への反抗心と反骨心から起きたアプレゲール犯罪だよ。」
卯ノ宮 祇乱:「あー、美術館の絵にジュースぶちまけるみたいなやつ」
六合大海:「ふと、思うことがある。」
六合大海:「どうして燃やされなければならなかったのか。」
六合大海:「動機をこう解いた人間もいた。」
六合大海:「美への憧れと反感だと。要は嫉妬だな。」
卯ノ宮 祇乱:「なるほど?」
卯ノ宮 祇乱:「可愛さあまって憎さ百倍……じゃないけど」
卯ノ宮 祇乱:「好ましく思うからこそ、自分と比較して嫌になると。人間だねえ」
六合大海:「私に言わせれば、恨む対象を間違えている。」
六合大海:「自らに害を為す者にこそ、恨みは抱き、応報すべきなのだ。」
六合大海:「そちらの方がよほど生産性がある。」
卯ノ宮 祇乱:「んはは、違いない」
卯ノ宮 祇乱:「意外。六合さん、僕ともこういう世間話付き合ってくれんだね」
卯ノ宮 祇乱:「世間話にしては重い話題だけど」笑って付け加える。
六合大海:「世間話?」
六合大海:くす、と笑う。
六合大海:「”世”を忍び”夜”を往く我らの世間はどこにある。」
卯ノ宮 祇乱:「あらま、一本取られました?」
六合大海:「占領は進んでいるか。」
六合大海:「妨害集団(アプレゲール)どもに後れは取れまい。」
卯ノ宮 祇乱:「言い回しがおしゃれ~」
卯ノ宮 祇乱:「まーぼちぼち。今んとこ遅れてはいないから許してって感じだけど」
卯ノ宮 祇乱:「ほらぁ、斜歯ウチには叶さんっていう生真面目優秀仕事忍がいるからぁ~」
卯ノ宮 祇乱:「僕はこう、ムードメーカーっていうの? 場がヒリつきすぎないようにする役目ってことで」
卯ノ宮 祇乱:へらへらしている。
六合大海:「叶は万灯籠山を獲ったらしい。」
卯ノ宮 祇乱:「いいねえ、地の利だね」
卯ノ宮 祇乱:「……もしかして僕、ちゃんと働くのかってまだ疑われてる?」
六合大海:「いいや?」
六合大海:「なにせ、お前は私の銃を注視しつつ、」
六合大海:「周囲への警戒も怠っていない。」
六合大海:「そんなに疑いを払拭したいなら───」
六合大海:「抜いてやる。」
卯ノ宮 祇乱:「わー! そういうのナシナシ!」ばばばっと手を振る
六合大海:「………ふ」
六合大海:ショルダーホルスターに掛けた手を下ろす。
卯ノ宮 祇乱:「うわ~テスト前に俺全然勉強してないんだよって言いながらちゃんとやってる奴みたいなの見抜かれてんのダサすぎ……!!」
卯ノ宮 祇乱:大仰な仕草で顔に手を当てる。
六合大海:「で、どこを狙う。」
卯ノ宮 祇乱:「ん~、今んとこ松ヶ崎」
卯ノ宮 祇乱:「万灯籠山もいいなと思ってたけどね」
六合大海:「高野川の西岸か。」
卯ノ宮 祇乱:「そそ。二文字あるのが派手でいいなって」どこまで本気か分からない理由を述べる
卯ノ宮 祇乱:「ちな六合さんも決まってる感じ?」
六合大海:「曼荼羅山だ。」
卯ノ宮 祇乱:「即答だ。いいね、今んとこ喧嘩もしなさそうじゃん?」
卯ノ宮 祇乱:というところで
六合大海:「………今のところは、な。」
卯ノ宮 祇乱:お互いの狙ってる山の情報を交わしたし、調査術で判定をして感情を結びたいです!
GM:よいですよ~ 判定どうぞ!
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:調査術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功

卯ノ宮 祇乱:よしコミュ強設定えらい!
GM:コミュ強だ
GM:では互いに感情表(ET)をどうぞ~
卯ノ宮 祇乱:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)

六合大海:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)

卯ノ宮 祇乱:侮蔑ではないので忠誠かな
六合大海:忠誠かな
卯ノ宮 祇乱:なかよしだ
卯ノ宮 祇乱:六合さんもRPの方が大丈夫ならぬるっと管理判定に移らせていただきたく~
六合大海:どうぞ~
六合大海:表は以上です!
卯ノ宮 祇乱:あざます!
GM:ほいさっさ
卯ノ宮 祇乱:では送り火②「松ヶ崎・妙法」を目標に管理判定を行います
卯ノ宮 祇乱:六合さんが感情修正入れてくれたりすると~~~うれしいけどな~~~~(チラッチラッ)
GM:では4-2で、マイナス2修正をつけて《火術》で判定ですね。
卯ノ宮 祇乱:無理にとは言いません 仇敵だし……
六合大海:じゃあ感情修正付けちゃう!
卯ノ宮 祇乱:優しい~~~!!!
卯ノ宮 祇乱:ありがとうございます 4-2+1だ!
GM:目標値は6ですね。
卯ノ宮 祇乱:2D6>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 8[4,4] → 8 → 成功

卯ノ宮 祇乱:よおし
GM:お見事。②松ヶ崎・妙法が卯ノ宮さんの管理になりました。
GM:自分の攻撃の回避に対するファンブル値が1上昇する、なかなか強い効果です
卯ノ宮 祇乱:いぇい
六合大海:いぇーい
卯ノ宮 祇乱:では自分の手番以上で!ありがとうございました~

【目次へ戻る】

第一サイクル:一とどめ

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
一とどめ:卯ノ宮さんにご登場願いましょう
一とどめ:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(7) → 「神社仏閣シーン表(JBST)」で決定。

一とどめ:7しかないんか?
一とどめ:JBST
ShinobiGami : 神社仏閣シーン表(6) → 鹿苑寺――通称、金閣寺。室町前期の北山文化を代表する建築である。鏡湖池に映る逆さ金閣には、強力な「魔」を封印していると言うが……?

卯ノ宮 祇乱:おそろだ
卯ノ宮 祇乱:六合さんと解散したあとにとどめちゃんが来たのかもしれない
GM:そうなりそうですね
───────
GM:──鹿苑寺
GM:日が傾き始め、朱い光で金閣寺は輝いている。
GM:黄昏に浮かぶ逆さの金閣は、どことなく不吉な様相を思わせる。
卯ノ宮 祇乱:六合さんとの会話の後、裏で一仕事済ませてきたのでのんびり景色を見ている。もっとちゃんと仕事しろ。
一とどめ:「お仕事は順調なのかな」
卯ノ宮 祇乱:「あれ? とどめちゃんじゃん」ひらっと手を上げる
一とどめ:少女機忍がゆらり、と現れる。
一とどめ:「そろそろこんばんは、になるのかな」
一とどめ:「まあ、それはいいか。お久しぶりだね、ぎらんくん」
卯ノ宮 祇乱:「はいはい、こんばんはアンドお久しぶり」
卯ノ宮 祇乱:「お仕事は今んとこ順調かな~」
卯ノ宮 祇乱:「とどめちゃんのお仕事はどう?」
卯ノ宮 祇乱:当然「仕事」で来ているのだろう、という前提の発言。
一とどめ:「んー」顎に指をあてる
一とどめ:「今取り掛かるところ……って言うのが正しいかもしれない」
卯ノ宮 祇乱:「ほほう」
一とどめ:「今の今まで、ちょっと観光をしていたから」
一とどめ:「役得って言うんだっけ」
卯ノ宮 祇乱:「出張先だけどせっかくだし現地のおいしいもの食べに行こう的なね」
卯ノ宮 祇乱:「良いと思うよ」
一とどめ:「んふ」
一とどめ:「でも、そうだな。京都はなんというか」
一とどめ:「人が多くて面倒だね」
卯ノ宮 祇乱:「……や~、この暑さだからねえ? 観光客とかは少ない方だよ?」
一とどめ:「ふうん。いつもなら、もっと面倒ってわけだ」
一とどめ:「みんな同じものを好きになるんだね」
卯ノ宮 祇乱:「まあ万人受けしないと観光地にはならないからねえ」
卯ノ宮 祇乱:「とどめちゃんのお眼鏡にはかなわなかったかな」
一とどめ:「ゆっくり見るには、あまりに忙しない街だから」
一とどめ:「……もしかしたら、滅茶苦茶になるかもしれないし、ね」
一とどめ:「見ておこうかなって」
卯ノ宮 祇乱:「……なるほど」
卯ノ宮 祇乱:「とどめちゃんの今回の仕事がそっちだったら、僕はお手伝いできなさそうだけど……」
卯ノ宮 祇乱:「まあ……とどめちゃんも別に、僕の手伝いしたいわけでもないか」
一とどめ:「ああ、ユキくんと同じ組なんだね」
一とどめ:「一緒に遊びたい気持ちはあるよ」
一とどめ:こっちも、と自分の胸に手を当てる
一とどめ:「んふふ」
卯ノ宮 祇乱:「おや、そいつは僥倖。光栄ですよ」芝居がかった調子で一礼
卯ノ宮 祇乱:「じゃあまあ、いつも通りかな」
卯ノ宮 祇乱:「一緒に遊べそうなら遊ぶ。そうじゃなかったら――」
卯ノ宮 祇乱:「遊びじゃなくなるだけだ」
一とどめ:「好きだよ」
一とどめ:「わかりやすくて」
卯ノ宮 祇乱:「きゃあ照れちゃう」
一とどめ:「わかりやすいのが一番いい。難しいことはよくわからない……って言ってるから」
一とどめ:「だから、そうだな。単純にしてしまうのが、第一歩。そうぼくは決めてる」
一とどめ:という感じで、反乱勢力でも抜きに行っちゃおっかな
GM:エニグマですね! 指定特技を宣言して判定どうぞ~
一とどめ:指定特技は《絡繰術》
一とどめ:イクゾー
一とどめ:SG>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

GM:成功ですね。みんな出目いいなあ
GM:では反乱勢力はエニグマなので、情報は公開されます

・反乱勢力の【真実】
【反乱】
解除判定:計画判定《用兵術》
各サイクル終了時、好きなキャラクターを目標に選び、目標は忍術分野からランダムで選んだ特技で判定を行う。
判定に失敗すると、目標は射撃戦ダメージ1点を受ける。

このとき、PCは自分以外の目標一人を「防御」することを宣言してもよい。
防御を宣言した場合、目標の代わりに、マイナス2の修正をつけて判定を行う。
判定に失敗した場合は、防御を宣言したPCがダメージを受ける。

GM:解除は計画判定のため、手番を消費します。厄介ですね。
一とどめ:なるほどなあ
一とどめ:情報が抜けたのでそのまま【闇神楽】を宣言します
GM:きたわね
GM:どうぞ~
一とどめ:生命1消費で、コスト1なのでファンブル値が上がってて……
一とどめ:SG#3>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

一とどめ:ふう、これで情報判定できるな
GM:危なげないぜ。
GM:では次はだれに情報判定するんだ~い
一とどめ:ククク……アロアちゃんでも抜きに行くかァ
GM:なるほどねっ
一とどめ:こっちは《死霊術》で判定します
一とどめ:SG>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

一とどめ:ウッソでしょ
GM:1ゾロだァーーーっ
GM:紅に 染まった この俺を
一とどめ:流石に使っとくか、もう
GM:なにっ
一とどめ:神通丸食べて振り直します
GM:OKです
一とどめ:忍具3→2
一とどめ:SG>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

一とどめ:あぶないあぶない
GM:OK!
GM:では篝火アロアの【秘密】を送ります~
GM:感情共有が発生するので、叶さんもゲットですね。
叶 倖人:ありがとう!
GM:おくりましたん
一とどめ:ありがとう~
叶 倖人:確認しました!
GM:では〆のロールをどうぞ~

一とどめ:「……そう、単純にしてしまう方がいいんだ」会話している間にも、二重の情報収集を走らせる。
一とどめ:街に巡るネットワークに電脳霊を入りこませる、電子的・霊子的な二重捜査。
一とどめ:「ふうん、なるほどね」
一とどめ:卯ノ宮さんの方を見る。
卯ノ宮 祇乱:「……その『なるほどね』はヤダなぁ~」
卯ノ宮 祇乱:「なんか拾えちゃった顔してるもん」
一とどめ:「んふふ」
一とどめ:「気になっちゃったから。一体どうするんだろうって」
一とどめ:「まあ、いずれわかることだよね」
卯ノ宮 祇乱:わしわしと頭を掻く。
卯ノ宮 祇乱:「どう転ぶかはまだ分かんないよ、僕にもとどめちゃんにもね」
卯ノ宮 祇乱:「でもまあ、なるべく笑顔の多い結末がいいと僕は思ってるから」
卯ノ宮 祇乱:「そこのところ、ご理解よろしく」
一とどめ:「善処はしようか。できる限り」
一とどめ:「ぼくにできることは、限られてるだろうけど。」
一とどめ:んふふ、と冗談っぽく笑う。

一とどめ:どうやら1が空いてるようなので、1を取りに行こうかな
一とどめ:リスクがでかいな だいぶ
GM:おお ①如意ヶ嶽・大文字ですね
GM:管理の判定をする場合マイナス3修正になりますね
一とどめ:火術だからマイナス4か
GM:どうしますか?
一とどめ:まあ追加の生命力がまだまだ余ってるさかいにな
一とどめ:ここはドーンと行ったろっちゅうわけで、行きます
GM:すご! バトルジャンキーだ
GM:では判定をどうぞ!
一とどめ:SG-3>=6 (判定:絡繰術、指定特技:火術)
ShinobiGami : (SG-3@12#2>=6) → 7[3,4]-3 → 4 → 失敗

一とどめ:クゥーン
GM:しゃーなし!
GM:振り直しが無ければ終了ですね
一とどめ:一点くらっておしまいです
GM:〈管理〉に失敗したので射撃戦ダメージ1点ですね。
一とどめ:のこり生命9→8……もうだめぽ
一とどめ:以上です
GM:かたい

【目次へ戻る】

第一サイクル:六合大海

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
GM:KYSTを振ると京都シーン表を振れますよ。
六合大海:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(3) → 京都駅ビル。その屋上は、京都市で最も高く、周囲を一望できる。

六合大海:駅ビルだ
GM:あの内部の空間がすごいやつ
GM:誰か登場させますか?
六合大海:ウーン、どうしようかな~
六合大海:叶くん呼ぶかな。
叶 倖人:あっはーい!
叶 倖人:行きます
GM:OK
───────
GM:──京都駅ビル。ガラス張りの構内は機能美があるが、日射を受けて熱が高まっている。
GM:既に日は傾き、僅かながらに室温がマシになってきたというところだろう。
六合大海:人が行き交う京都駅を、京都駅ビル内のホテルの一室から見下ろす。
六合大海:「──報告、ご苦労。」
六合大海:叶から万灯籠山制圧の報を受けている。
六合大海:ホテルの室内はクーラーのお陰で快適だ。
六合大海:冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、グラスに注いで差し出す。
叶 倖人:「どうも」
叶 倖人:グラスを受け取って一息つく。
叶 倖人:「卯ノ宮さんも動いたみたいですね。松ヶ崎」
六合大海:「ああ。」
六合大海:「態度はああだが、動けば優秀な男だ。」
叶 倖人:「あの場所、地理とか諸々考えて厄介そうだったから」
叶 倖人:「正直どう守るか悩んでたんですけど。先に動いてくれて助かりました、こちらも」
叶 倖人:「そのへんは気の回る人だと思います」
六合大海:ホルスターから銃を抜く。
六合大海:硝子のテーブルに布を敷き、その上で銃を分解し始める。
叶 倖人:「ちょ、ちょっと」
六合大海:「どうした。」
叶 倖人:「あなた、仇敵はすばの前で……」
六合大海:「やればいいじゃないか。」
六合大海:「隙だと思うのなら。」
六合大海:「我々は比良坂の…まあこの点も気に食わんが…一応は同じ命を受けた者同士だろう。」
六合大海:「お前こそ、」
六合大海:「よく仇敵の女の部屋になぞ来たものだ…そうは思わないか?」
叶 倖人:「それを言われると、まあ……」
叶 倖人:「最悪ここで僕があなたにやられても、卯ノ宮さんに裏切りそれは伝わる」
叶 倖人:「その程度ですかね」
六合大海:「もう一人。」
六合大海:「伝わる人間はいるんじゃないか?」
叶 倖人:「もう一人……?」
六合大海:「…………まあいい。」
六合大海:いつの間にか銃を組み立て終えている。
叶 倖人:「……眼の前で獲物の分解しだすのは信頼の証かと思ったし」
叶 倖人:「実際そうなのかもなんですが」
叶 倖人:「小さすぎる、隙」
叶 倖人:呆れたように。
叶 倖人:「大体の話、あなた。やればいいじゃないかって」
叶 倖人:「銃抜きでやってもあなた強いでしょ」
叶 倖人:「身のこなしが斜歯ぼくたちとはものが違う」
六合大海:銃をホルスターに納め、身体から外す。
六合大海:黒いノースリーブのワンピースセーターの裾を摘まみ、
六合大海:脱ぐ。
六合大海:白い肌と赤い下着が露わになる。
叶 倖人:「……六合さん?」
六合大海:「シャワーだ。」
六合大海:「汗をかいたからな。」
六合大海:「早く終わって欲しいものだ。この酷暑も。」
叶 倖人:唖然とした顔をして、ぐしゃぐしゃと頭をかき。
叶 倖人:「あの」
叶 倖人:「流石に怒りますよ……?」
六合大海:「なんだ。」
六合大海:「お前もそんな顔が出来るのか。」
六合大海:「脱いだ甲斐があったな」
叶 倖人:「あったなじゃないなあ!」
叶 倖人:だいぶ混乱している。これは誘われているのか?それとも天然なのか?
六合大海:「背中を流しに来るか?」
六合大海:くすりと笑って
叶 倖人:「あっこれ普通にからかってんな!?結構です!」
六合大海:タオルと着替えを持って浴室へ。
叶 倖人:はーっと大きく息をついて、椅子に深く腰掛ける。
叶 倖人:「……やっば」
叶 倖人:記憶から色々消去するのに時間がかかりそうだ。
六合大海:というわけで、叶くんの【秘密】を探ります。
叶 倖人:きゃー
六合大海:自らの隙を晒して罠に掛けようとしたので
六合大海:罠術で判定したいです。
GM:なるほど、あえて隙を見せていたというわけか! 判定どうぞ~
六合大海:2d6>=5 罠術
ShinobiGami : (2D6>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

六合大海:!?
GM:www 効果覿面
叶 倖人:隙だらけです
GM:むっつりボーイがよ…
GM:叶くんの【秘密】を六合さんに送ります。感情共有で卯ノ宮さんにも回りますね。
卯ノ宮 祇乱:やったあ
GM:送りましたん
卯ノ宮 祇乱:受け取りました~
六合大海:受けとりました~
叶 倖人:バレちゃった~
六合大海:ではそのまま判定しようかな。
六合大海:管理判定の方
GM:了解です。どの番号を狙いますか?
六合大海:5の曼荼羅山で
GM:了解です。ではマイナス修正は無しで、《火術》で判定どうぞ!
六合大海:砲術で代用。
六合大海:感情は…そういえば卯ノ宮くんいないんだった。
六合大海:そのまま判定しよう。
六合大海:2d6>=6 火術(砲術で代用)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

六合大海:グラサイか?
叶 倖人:マジで言ってる?
GM:すご
GM:もしかして師匠って…最強なのか…?
GM:では⑤曼荼羅山・鳥居形が六合さんの管理下になりました。
GM:セッション一回ですが火達磨をぶち当てていけ!
六合大海:やったぜ!
GM:それでは〆のロールをどうぞ~

六合大海:部屋で待っている叶の耳に水の流れる音が聞こえてくるだろう。
六合大海:やがてそれが止まる。
六合大海:浴室から出てきたのは、バスタオル一枚を纏っただけの六合。
六合大海:金糸のような髪は濡れてより艶やかに。
六合大海:白い肌は紅潮し、湿り気を帯びている。
六合大海:「ああ、そうだ。」
六合大海:「曼荼羅山は落としたぞ。」
六合大海:「お前が来る前にな。」
叶 倖人:「ごめんなさいその格好で仕事の話されても全然集中できないんですけど!?」
叶 倖人:「なんか……もうちょっと……頼りになるもので隠して!」
叶 倖人:別に着ててもまあまあ眼に毒だが。
六合大海:「仕方ない。」
六合大海:再び浴室に。
六合大海:今度は布擦れの音が聞こえる。
叶 倖人:(羽でもついてんのかってぐらい足音残さない人がこの音隠せないわけないだろ……)
叶 倖人:絶対わざとだと思っている。
六合大海:布擦れの音が止まり、
六合大海:「何か」
六合大海:いつの間にか、裸の六合が叶の座る椅子の背後に立っている。
六合大海:身体を前に傾ける。
六合大海:豊満な胸が肩に触れる。
六合大海:「不満そうな顔だな。」
六合大海:「見たかったのか?」
叶 倖人:「だとしても言わないですねえ……」
六合大海:「そうか。残念だ。」
六合大海:「私はしばらくここにいる。出撃する際には連絡しよう。」
六合大海:「着替えるから外に出てくれるか?」
叶 倖人:「了解です……あと次回は最初からそれを言っていただければうれしいなあ」
叶 倖人:椅子から立ち上がって部屋の扉の前へ。
叶 倖人:立ち止まり。
叶 倖人:「六合さん」
叶 倖人:「曼荼羅山でしたよね」
六合大海:「ああ」
叶 倖人:「如意ヶ嶽にも動きがありました」
六合大海:「どうなった?」
叶 倖人:「幸い落とされてはいません。あちらも様子見だったのかも」
叶 倖人:「下手人は不明ですが、心当たりならば一人」
六合大海:「…………。」目を細める。
叶 倖人:「一とどめ。斜歯忍軍鍔鑿組の上忍」
六合大海:「それを」
六合大海:「先の話で出さなかったのはなぜだ?」
六合大海:「私は言ったな?私が裏切れば、卯ノ宮の他にもう一人知る人間がいるのではないかと。」
叶 倖人:「ああ、すいません」
叶 倖人:「六合さんの裏切りを仮定した話の途中でしたから」
叶 倖人:「その可能性見ると一さんの情報を下手に出したくないな、と迷っていました」
叶 倖人:「が、意味ないなと」
六合大海:「信頼してくれた、と見ていいのか?」
叶 倖人:「それぼくらも聞きたいんだけどなあ」
叶 倖人:くす、と笑って。
叶 倖人:「能力的には文句なく。人格面は……」
叶 倖人:「からかわれるのは困ります」
六合大海:「本気にさせる、と口説いてくれないのか。」
六合大海:くす、と笑う
叶 倖人:「若造に無茶を仰る」
叶 倖人:「……敵対することになるなら気をつけた方が良い」
叶 倖人:「ぼくらと卯ノ宮さんと彼女、同じ斜歯の上忍でもそれぞれ戦法や強みは違いますが」
叶 倖人:「本領を発揮した時の最大値では一とどめが断トツだ」
六合大海:「………警戒しておこう。」
六合大海:「報告が終わりなら出ろ。着替えを手伝う気があれば話は別だが。」
叶 倖人:「失礼しました」
叶 倖人:するりと扉から出ていく。
六合大海:扉が閉まった後、
六合大海:着替えを済ませて、隠し持っていた愛銃をホルスターにしまう。
六合大海:先ほどまで分解して見せていたのは予備の銃だ。
六合大海:それを再び分解する。
六合大海:罠の類いは、ない。
六合大海:組み立てて、それもホルスターへ。
六合大海:「隙を見せても襲って来なかったな。」
六合大海:「よほど慎重か、害意がないか、」
六合大海:「よほど初心か、だな。」
六合大海:「出来れば三番目であって欲しいものだが──」
六合大海:ぴらり、と紙片を開く。
六合大海:「………──」
六合大海:「■■■。」
六合大海:からん、とグラスに残った氷が音を立てた。

【目次へ戻る】

第一サイクル:マスターシーン

GM:──如意ヶ嶽
GM:篝火の土台が設置されている山肌。常人では近づけない、人避けの結界が張られているが──
ホクラ:「チッ、チッ」
ホクラ:「山中入らずの禁、それなりの術であるが」
ホクラ:「教科書通りといったところか、中和は容易い」
ホクラ:手を翳すと、黄昏の空間にひずみが生じる。
ホクラ:「チッ、チッ。進駐せよ」
獣の妖魔:ホクラの声に応じて、のっそりと影が動く。
獣の妖魔:獣のような形の怪物が、篝火の中央に陣取り、妄、と鳴いた。
GM:獣の妖魔が①如意ヶ嶽・大文字に対して〈挑戦〉を行いました。
GM:誰も管理者になっていないため、獣の妖魔が自動的に管理者となります。
───────
反乱勢力:「あ~ハメを外してぇな~!」
反乱勢力:「ハメを外しちまいましょうよ!」
反乱勢力:「ハメ外すかぁ~~~~!」
GM:エニグマ【反乱】が発動します。
GM:2D6
ShinobiGami : (2D6) → 6[1,5] → 6

GM:指定特技は《腹話術》。
GM:目標はPC全員と、篝火アロアになります。
GM:PCは判定を行ってね。
六合大海:歩法で代用判定。
叶 倖人:《詐術》から7!
叶 倖人:感情修正って飛ばせますか?
GM:うーん シーン出てないから無しにするか…
叶 倖人:了解!
六合大海:じゃあガンバるぜ!
六合大海:2d6>=7 歩法
ShinobiGami : (2D6>=7) → 9[4,5] → 9 → 成功

六合大海:成功。
卯ノ宮 祇乱:2D6>=7 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 5[1,4] → 5 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:ぎゃーっ
一とどめ:防御ってどうすんだっけ
叶 倖人:sg>=7 判定:腹話術
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 8[4,4] → 8 → 成功

叶 倖人:よし成功
GM:防御は宣言すればいいですよ!
叶 倖人:あっそっか
叶 倖人:これそれぞれ判定するんじゃなくて
叶 倖人:防御を宣言してから一回判定振るのか
一とどめ:流石に遠いから防御はなしだな
GM:あー、自分の判定と別に
GM:防御を追加で振る形になりますね
叶 倖人:あっなるほど!了解です、ありがとうございます!
一とどめ:SG-3>=10 (判定:毒術、指定特技:腹話術)
ShinobiGami : (SG-3@12#2>=10) → 6[2,4]-3 → 3 → 失敗

GM:ちなみに篝火アロアの判定は自動失敗となります。
一とどめ:いてえ
六合大海:うのみやくんがダメージ受けちゃったし
叶 倖人:このままだとアロアさんに飛ぶのか
六合大海:こっちが代わりに防御しようかな
卯ノ宮 祇乱:たのむーっ
叶 倖人:自分のと防御判定失敗したら2点ダメージってことかな
GM:そういうこった
六合大海:じゃあ判定します
叶 倖人:なるほど!了解しました ありがとうございます!
六合大海:2d6-2>=7 歩法
ShinobiGami : (2D6-2>=7) → 6[1,5]-2 → 4 → 失敗

GM:あらっ
六合大海:うーん無理。ダメージ喰らいます。
GM:では叶さん以外全員は射撃戦1点ですね…!
GM:中々厄介な反乱勢力だったようです。
六合大海:追加生命点を減らします
卯ノ宮 祇乱:同じく追加分を減らします
一とどめ:7点になっちゃった
GM:並んだね
篝火アロア:ヒロミちゃん…! 私のために……!
篝火アロア:ありがとね~♡
GM:ではエニグマの処理は以上。
GM:最後に占領戦の効果で……獣の妖魔が「お金」を1個獲得。
獣の妖魔:モ~
───────
GM:第一サイクルを終了します。
GM:第二サイクルを開始します。
GM:行動順決定です。PC全員は1D100をどうぞ!
一とどめ:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 99

卯ノ宮 祇乱:ウワ
卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 50

六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 7

叶 倖人:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 57

六合大海:出目!
卯ノ宮 祇乱:とどめちゃんの気合が違う
GM:では 一→叶→卯ノ宮→六合 の順ですね!

【目次へ戻る】

第二サイクル:一とどめ

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
一とどめ:ユキくん♡
叶 倖人:はい
一とどめ:出てもらいます
叶 倖人:はい……
一とどめ:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(5) → 鴨川のあたりを歩いている。カップルが均等に距離を置いて座っているのが面白い。

GM:あら
───────
GM:──鴨川
GM:町の明かりが反射した川は、どこか幻想的だ。
GM:等間隔に座るカップルが蒸発したのも日が高い時間帯の話──再び一つになった人影が立ち並び始めていた。
一とどめ:「……」三角座りで川を眺めている
一とどめ:「それが間違いだったとは思わないけどもね。……うーん、難しいな」
一とどめ:「損ねちゃったんだ、機嫌」
一とどめ:「でもね、駄々をこねちゃいけないよ。お仕事なんだからね」
一とどめ:「ほら、そろそろ来る頃だから。機嫌なおしてよ」
叶 倖人:土を踏む軽い足音。
叶 倖人:「こんばんは」
一とどめ:「ね?……こんばんは、ユキくん」
叶 倖人:座りもせずに直ぐ側に立っている。
一とどめ:「目立つよ、立ってると」
一とどめ:ぽんぽんと横の床をたたく
叶 倖人:「だめかあ」
叶 倖人:大人しく示した場所に座る。
一とどめ:「……」
一とどめ:「余計にへそを曲げちゃったか」
一とどめ:「理由は薄々察しが付いたかも」
一とどめ:顔を少しだけ近づける
一とどめ:「ユキくん、モテるのかな」
叶 倖人:「はぁ……?」
叶 倖人:常より若干低い声。
叶 倖人:「こんな仕事やってて艶っぽい話もないですよ……」
叶 倖人:「アプローチかけてきた相手の目的考えてる時点で駄目ですもう」
一とどめ:「大変そうだね」
一とどめ:「なんだろう、ほんの少し」
一とどめ:「……火薬かな、これは」
叶 倖人:「……」
叶 倖人:「あの、もしかして」
叶 倖人:「たしかに忍務仲間の女性とは会いましたが」
叶 倖人:「お怒りで……?」
一とどめ:「ああ、やっぱり女の人だったんだ」
一とどめ:「通りでへそを曲げるわけだ」
一とどめ:くすくすと笑う
一とどめ:「はっきり言葉にされるとなんだか、ぼくも少し腹が立ってきたかもしれない」
叶 倖人:「なにゆえ」
一とどめ:「んふふ」
叶 倖人:「また笑ってごまかす……ずるいなあ」
一とどめ:「腹立ちついでに、ひとつ探りを入れてみちゃおうか」
一とどめ:ということで師匠の【秘密】を調べる判定を九ノ一の術でやっちゃうか
一とどめ:ここに修正もらっちゃおうかな ユキくんも知りたくないかい?
叶 倖人:じゃあ修正おくります!
一とどめ:SG+1>=5 (判定:九ノ一の術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功

一とどめ:成功
GM:おっ成功している
叶 倖人:ナイスゥ
GM:では六合さんの【秘密】を送ります 叶くんにも共有
一とどめ:【闇神楽】も使っちゃうか
一とどめ:追加生命を削って判定
一とどめ:SG#3>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

GM:そんな……一ャンクス! 追加生命力が!
一とどめ:安いもんだ 重装と頑健くらい
一とどめ:情報が無事で良かった
一とどめ:で、何を調べるかだが……
一とどめ:ユキくんのことも調べちゃうか
GM:いろいろ残ってますね
叶 倖人:私の秘密もう流れてるから
GM:PCを探っていくぅ
叶 倖人:交換とかで取れるよ?
一とどめ:それもそうだ
一とどめ:ホクラくんを取りに行こう
GM:ほいさっさ
一とどめ:かと思ったけど
一とどめ:なんか気になるな ユキくんが
叶 倖人:ひえ
GM:ドキッ……
叶 倖人:大したことちゃうて!手番大事やで!
一とどめ:九ノ一の術でユキくんの【秘密】を抜きに行くか
一とどめ:一応見かけ上1vs3だから、味方がいるならはっきりさせてえところはあり
一とどめ:そして全部ユキくんに流れるのもなんかちげえなと思うので、ユキくんを調べるぞ
GM:なるほどね
叶 倖人:くっ
叶 倖人:どうぞー
叶 倖人:私には止める術もないしな……
GM:判定どうぞ~
一とどめ:SG>=5 (判定:九ノ一の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

一とどめ:ふう
GM:恐怖! 二手番連続色仕掛けに会う男
叶 倖人:これで私の秘密公開情報かな?
GM:では叶くんの【秘密】は全体公開になりますね。
叶 倖人:きゃー

・PC3の【秘密】
京の警戒を続けていたあなたは、今回の事件に「狸」が関わっていると知った。
「狸」は遥か昔から、京の都の影で糸を引く妖怪である。彼らは言葉巧みに人間を操り、人間社会に不利益を与えることを目的としている。
あなたもまた「狸」に陥れられた屈辱を覚える人間の一人である。
対抗策は、会話をせずに一刀のもとに切り伏せる、それしかないのだ。
あなたの【本当の使命】は、「狸」(協力者がいればそちらも含む)の【使命】達成を妨害することだ。

一とどめ:かわいいね
GM:狸に化かされたことがあるみたい
叶 倖人:たぬき はたけあらす てき
GM:というところで情報は以上
一とどめ:探りを入れると言うや否や、自然と肩に手を回す。
叶 倖人:「なにを……」
一とどめ:その様は、鴨川によくいるカップルの一組にしか見えない。
一とどめ:「六合大海」耳元でささやく
叶 倖人:「……」
一とどめ:「図星だ。んふふ」
叶 倖人:「隠すの苦手なもので……」
一とどめ:「そっか、あの人が来てるんだね。なるほどなるほど」
一とどめ:「……で、そうか」
一とどめ:顎を掴んで顔を向けさせる。
一とどめ:金と銀の目でじっと見つめる。
叶 倖人:青と緑の目が泳ぐ。
一とどめ:「……んふふふ」
叶 倖人:「呼び出したの、これが理由ですか?」
一とどめ:「どうだろう。正解かもしれないし、不正解かも」
一とどめ:「会いたかっただけかもしれないしね」
一とどめ:「でも、そうだな」顔をぐっと近づける。
一とどめ:「収穫はあったよ」
叶 倖人:「ぼくらは敵の間は会いたくなかったんですけど……」
叶 倖人:「それ、こっちにとっては朗報と悲報とどっちでしょうね」
一とどめ:「んふふ。血が流れはじめればわかることだよね」
一とどめ:「ぼくは楽しみにしているよ」
一とどめ:近づけていた顔を離し、また川面に目を向ける。
叶 倖人:「そこは気が合わないなあ」
叶 倖人:釣られて川の方へ目を向ける。
叶 倖人:「こちらからも一ついいですか?」
一とどめ:「なあに?」
叶 倖人:「篝火アロアさんのことご存知ですよね」
一とどめ:「そうだね」
叶 倖人:「ぼくらより詳しく探ろうとしておられるようだったので」
叶 倖人:「止めようなかったから相乗りを」
叶 倖人:「というわけで、彼女の事情を知る人間がこちらとそちらになります」
叶 倖人:「で、もうとっくにこっちの人員ぐらいはご存知だろうと期待して聞くのですが」
叶 倖人:「卯ノ宮さんの事情をご存知だったりなどはしませんかね」
一とどめ:「んー」顎にゆびをあてる仕草。
一とどめ:「指矩班サシガネにしてはいい人」
叶 倖人:「まだですかあ」
叶 倖人:あちゃあ、という顔をして。
一とどめ:「なあに、調べてくれるのかな」
叶 倖人:「相乗りさせていただいた情報、正直こちらがわ一人だと扱いかねるので」
叶 倖人:「さっさと共有したいんですが……あの人まだ読めないもので」
叶 倖人:「みんなぼくらぐらいぶちまけてくれたら楽なのになあ。忍びとしては駄目なんだろうけど」
一とどめ:「ぼくは好きだよ」
叶 倖人:「ありがとうございます。愚痴になってしまった」
一とどめ:「こっちの機嫌も直ってきたみたいだし」
叶 倖人:「なによりです」
一とどめ:おもむろに立ち上がる。
一とどめ:「その時が来たら、遊ぼうね」
一とどめ:トントン、と少しの足音だけを残して、消える。

一とどめ:管理判定しとくか 空きを作ってるとまずそうなので
GM:はいさい
GM:誰も管理者になっていないのは…④左大文字!
一とどめ:4番が空いてるっぽいのでそこに突ります
GM:オーケーです マイナス修正は無し
GM:《火術》で判定どうぞ
一とどめ:SG>=6 (判定:絡繰術、指定特技:火術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗

GM:あらまあ
一とどめ:ひぃーん
叶 倖人:つらい
一とどめ:ここに投げてもらうべきだったか
GM:失敗で終了するとダメージですが……?
一とどめ:逆に次回復判定したら元取れるな
一とどめ:いっそ使うか
GM:なんやて工藤
一とどめ:空き山出てるほうがヤバそうな気がするにつき
一とどめ:神通丸2個めぱくぱく
GM:すごい気迫だ!
GM:では振り直しどうぞ~
一とどめ:SG>=6 (判定:絡繰術、指定特技:火術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗

一とどめ:おわりです
叶 倖人:つらすぎる
GM:Oh……
一とどめ:何だお前
GM:射撃戦ダメージ1点をどうぞ……!
一とどめ:忍術に食らって以上です……

【目次へ戻る】

第二サイクル:叶倖人

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
叶 倖人:卯ノ宮さんととどめさんにお願いします
一とどめ:んふふ
卯ノ宮 祇乱:ふふん
叶 倖人:斜歯トークだ
叶 倖人:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(11) → 祇園。時折、しずしずと歩く舞妓さんとすれ違う。雰囲気のある町並みだ。

叶 倖人:ぎおん!
GM:舞妓Haaaaaan!
一とどめ:ギオーン(祇園の擬音)
───────
GM:──祇園
GM:京都の代表的な繁華街であり、夜間であっても人通りは多い。
GM:じわりと熱がこもっているが、舞妓さんは汗をかいていないように見える……
叶 倖人:「すごいなあれ。慣れとか修練でなんとかしてるんだろうか」
卯ノ宮 祇乱:「舞妓さんって忍者に向いてるって話あるよね」
叶 倖人:「そうなんですか?」若干疑いの目を向けている。
卯ノ宮 祇乱:「叶さんも言ったように、この暑い時期にあれだけ着込んでて汗をかいてないこと」
卯ノ宮 祇乱:「演技力が高い、で片付けるにはちょいと人間離れしてるじゃない?」
卯ノ宮 祇乱:「あと暗器隠しやすい格好だし、舞妓さんと接する人間ってたいてい観光中、つまりリラックスしてる状態でしょ。不意を取りやすいよね」
卯ノ宮 祇乱:すらすらとほんのりそれっぽいことを並べる
叶 倖人:「なる……ほど……?」
叶 倖人:絶妙に嘘なのか本当なのか判断がつかない!
卯ノ宮 祇乱:「まあ今考えたんだけど」
叶 倖人:「やっぱ嘘じゃないですか!」
叶 倖人:「まーたこの人は適当なことを……」
卯ノ宮 祇乱:「嘘かどうかは分かんないよ? 実は舞妓さんの元締めはどっかの秘密結社でさ……」まだ言う
卯ノ宮 祇乱:「そりゃ僕はもう、適当なこと言って飯食ってるみたいなとこあるからね」
叶 倖人:「忍びは隠し騙すものって言ってもこういうことじゃないと思うんだよな」
叶 倖人:「しかし、今は落ち着いてますね。この辺」
叶 倖人:先程は暴動に近いものが起きたりもした。
叶 倖人:「落ち着くのが早すぎる。やっぱり扇動だったのかな」
卯ノ宮 祇乱:「あ、適当じゃないこと言ってる」
叶 倖人:「ぼくらはたまにしか言わないんですよ、適当なこと」
叶 倖人:「御存知の通り本家の苦労忍枠ですので」
卯ノ宮 祇乱:「そうだねえ」
卯ノ宮 祇乱:「叶さんみたいなしっかり者がいてくれるから、僕みたいなちゃらんぽらんでもなんとか生き残ってるってわけ」
叶 倖人:「卯ノ宮さんはやればできるからでしょ。生き残ってるのは」
叶 倖人:「面倒見なきゃ生き残れない人までいちいち相手してられませんよぼくら
卯ノ宮 祇乱:「んはは、買ってもらってるねえ」
叶 倖人:「買っといたほうが真面目に働いてくれるかなーって」
叶 倖人:「効果確認」視線を向ける。
卯ノ宮 祇乱:「……なんかさあ、六合さんにもちゃんと評価されちゃっててさあ、僕」
卯ノ宮 祇乱:「適当なお兄さんでいさせてほしいんだけど……な~ッ」ちらっ
叶 倖人:「適当で良い状況ならそれでもいいんですけどねえ」
叶 倖人:「今そうでもないからなあ」
一とどめ:「もっと適当でもいいんじゃないかな」しれっと、隣を歩いている
卯ノ宮 祇乱:「ま~息抜けるときは抜いてもいいと思うよねえ」当然のように会話する
叶 倖人:ではここで
叶 倖人:判定します。
叶 倖人:卯ノ宮さんの秘密を抜きに行きます!
卯ノ宮 祇乱:きゃっ
叶 倖人:《絡繰術》!一さん感情修正くれるとうれしい!
GM:来たわね 判定どうぞ~
一とどめ:いいよ♡
叶 倖人:ありがとう!
叶 倖人:sg+1+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+2@12#2>=5) → 7[2,5]+2 → 9 → 成功

叶 倖人:よし、成功!
卯ノ宮 祇乱:きゃー
GM:成功ですね。では卯ノ宮さんの【秘密】を叶さんと一さんに送ります。
叶 倖人:わーい
卯ノ宮 祇乱:えっち!
GM:送りました!
一とどめ:んふふ
GM:他に行動はあるかな? 管理とか…
叶 倖人:左大文字か~
叶 倖人:2つの場所を管理することはできるんですっけ
GM:できますよ~
GM:PC4人に対して5個あるしね…
叶 倖人:じゃあ……行く……かなあ
叶 倖人:あっと待って 今誰も管理してないの送り火④「大北山・左大文字」だけで合ってますよね?
一とどめ:そうだね ぼくが取りそこねた山だね
叶 倖人:1が牛、2が卯ノ宮さん、3が叶、5が六合さん うむ
叶 倖人:かなしい
GM:そうですね!
叶 倖人:では……取りに行きましょう 最悪ホクラ陣営に盛ってかれるのもなんかこわいし
叶 倖人:sg#+1>=6 判定:火術
ShinobiGami : (SG@12#1>=6) → 6[3,3] → 6 → 成功

GM:おお 危なげない
叶 倖人:あっ+1できてないけど成功!
卯ノ宮 祇乱:さす叶
叶 倖人:では管理します
GM:では④大北山・左大文字 が叶さんの管理下におかれました
GM:回復判定がお得になるよ。
叶 倖人:やらずに済むなら越したことはないが
叶 倖人:処理はオッケーかな!では話の続きいいかな?
GM:では〆のロールをどうぞ~

叶 倖人:卯ノ宮祇乱は少しも乱れていない。
叶 倖人:だが、当然その注意は突如現れた一とどめに向けられている。
叶 倖人:「失礼」その思考の間隙にするりと入り込み。卯ノ宮の眼前に絡繰を放る。
叶 倖人:ただ光を発するだけの、単純なそれ。
叶 倖人:光は瞼を透過し、卯ノ宮の眼へ。
叶 倖人:そしてそこから放たれた"視線"を叶の魔眼が捉える。
卯ノ宮 祇乱:きぃ、と瞳孔が開いて、ほとんど脊髄反射で絡繰を叩き落とす。
卯ノ宮 祇乱:「…………」
卯ノ宮 祇乱:「……ユキくんのえっち」
叶 倖人:「苦労忍って言ったの、すいません。たまにの適当うそです」
叶 倖人:「この通りそこそこ悪いやつでした」
叶 倖人:両手を上げて攻撃はしない、と表する。
一とどめ:「ふうん」
一とどめ:意味深に笑っている
卯ノ宮 祇乱:「悪い男~。とどめちゃん、こういう男についてったらだめだからねぇ」わざとらしくひそひそ(大声)する
叶 倖人:「どうせ一さんこのひと居たら隠し事なんてできそうにないし」
叶 倖人:「ぼくらも卯ノ宮さんのこと知りたかったので、つい」
叶 倖人:「卯ノ宮さんに言われるとダメージでかっ」
一とどめ:「ぼくは結構気に入ってるんだけどな」
叶 倖人:「一さんもすいません、勝手にこっちの手に組み込んじゃって」
一とどめ:「見てよぎらんくん、ユキくんはここで謝るようないい人だよ」
卯ノ宮 祇乱:「そうだねえ、苦労忍なのも別に嘘ではないと思うし」
卯ノ宮 祇乱:「……で」に、と口角を上げて
卯ノ宮 祇乱:「の秘密はお気に召したかい?」
叶 倖人:「笑ってるのにこわぁ」
叶 倖人:「そうですね、気に入ったといいますか……」
叶 倖人:「卯ノ宮さんが来て良かったと思いましたよ」
卯ノ宮 祇乱:「見なよとどめちゃん、ユキくんはこうやって誰のことも口説いていくんだぜ」
叶 倖人:「交渉できそうなので」
叶 倖人:「おや、意図のすれ違いがあったな?」
卯ノ宮 祇乱:「んははは」楽しそうだ
叶 倖人:「ぼくらと一さんから情報買いません?」
叶 倖人:「対価はこの件に関わってる誰かの情報一つで。後払いで構いませんから」
叶 倖人:「あ、こっちの知ってる情報は買い取れませんけど」
卯ノ宮 祇乱:「え~? ずいぶんと優しい取引じゃない?」
卯ノ宮 祇乱:「僕がお代払わず逃げたらどうすんの」
叶 倖人:「え?その時は本家に報告して指矩の上様から締め上げてもらいますけど」
一とどめ:「こわーい」
卯ノ宮 祇乱:「めちゃくちゃしっかり社会性のある対処でウケる」
叶 倖人:「ぼくらが死んだ程度なら反撃の一発は用意してあるので……」
卯ノ宮 祇乱:「はいはい、冗談冗談。こちとら明朗会計でおなじみの指矩班よ?」おなじんではいない
一とどめ:(おなじみ……?)
卯ノ宮 祇乱:「僕的には特にデメリット感じないからね。乗ろう」
叶 倖人:「話はやくて助かります」
叶 倖人:「こちらの出す札は」
叶 倖人:「篝火アロアさんです」
叶 倖人:というわけで、卯ノ宮さんに篝火アロアさんの秘密を渡したいです!
GM:はーい。感情共有がされるので全体公開になりますね。

・篝火アロアの【秘密】
篝火アロアは、「懸り火」を実行する巫女には代償があると知っている。
暑禍をすぐに解消するには、代償として視力を失うことになる。
代償を受けることは、巫女として覚悟してきたことだ。
彼女の【使命】は表の【使命】と同じである。

篝火アロアはストリートアートに没頭してきた。
制作者を公開せず、作品だけが衆目に評価される芸術は、影の世界に生き、死んでいく自分が残せる人生の証だと思ったからだ。
視力を失えば、それも叶わなくなるだろう。
篝火アロアの【夢】は、ストリートアートを描き続けることだ。

優秀な護衛には、彼女が町のあちこちに描いた暗号を教えてくれる。任務遂行の役に立つだろう。
篝火アロアを「防御」したPC(複数いる場合、最も達成値が高いPC)は、次のサイクル中のあらゆる判定に+1修正がつく。

卯ノ宮 祇乱:ウワーーーーーッ
GM:えーそして、このタイミングでアロアの【秘密】を知ったので
GM:六合さんはこのサイクル中の以降の判定に+1修正を得ますね
叶 倖人:おお
卯ノ宮 祇乱:なるほど
叶 倖人:なるほど!そうなるんだ 了解しました~
GM:他に処理はありますか?
一とどめ:師匠の護り……
叶 倖人:こちらには処理ないかな?
卯ノ宮 祇乱:処理はないです PLは動揺していますが大丈夫です
GM:ではシーンを〆ますよ
叶 倖人:はーい!

【目次へ戻る】

第二サイクル:卯ノ宮祇乱

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
卯ノ宮 祇乱:アロアちゃんと六合さんに出てもらいます!
卯ノ宮 祇乱:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(8) → 新京極でお買い物。アーケードには、新旧様々な店が建ち並ぶ。

卯ノ宮 祇乱:しょっぴんぐ
───────
GM:──新京極商店街
GM:南北に伸びるアーケード街である。夜という事もあってか、開いている店舗では酒気の販売も多い。
GM:がやがやとした街並みはやはり、明日に控えた送り火の話題が多いようだ。
卯ノ宮 祇乱:「これは……誘惑が多いなあ」
卯ノ宮 祇乱:「流石に今日は飲まないけど。飲みません」アピール
篝火アロア:「えっそうなの?」
篝火アロア:ビールの缶を開けている。
卯ノ宮 祇乱:「わあ早い」
六合大海:二人に前方から近づく影。
六合大海:「護衛は順調か。」
篝火アロア:「あっあそこねー、イカ焼き売ってるよ」
六合大海:六合だ。
篝火アロア:「……デカい人!」
卯ノ宮 祇乱:「六合さんお疲れ様ー。見ての通りだよ」ひょいっとアロアちゃんの手からビールを取り上げる
六合大海:浴衣で浮かれた観光客や、店の呼び込みに比して色味の少ない黒のノースリーブワンピース。
卯ノ宮 祇乱:卯ノ宮はアロハみたいな服を着ています。暑いからね
卯ノ宮 祇乱:「ほら。二日酔いするような飲み方は当然しないにしても、明日に備えておきなってアロアちゃん」
卯ノ宮 祇乱:どこからともなくオレンジジュースの缶を出してきて渡す
篝火アロア:「ビールは水だよ!」
六合大海:「………。」
六合大海:ちらりとアロアを見やり、
篝火アロア:「ごくごく! うまい!」オレンジジュースを飲んでいる。
卯ノ宮 祇乱:「素直でよろしい」
六合大海:やがて何かを感じ取ったようにゆるりと顔を人込みの方に向ける。
六合大海:「少し、離れる。」
六合大海:す、と目立つはずのその姿が人込みに消える。
卯ノ宮 祇乱:「あーい」ひらひら手を振る
篝火アロア:「またあそぼ~ね~」けらけらと笑っている。
篝火アロア:どことなく足取りが覚束ない。酔っているらしい。
卯ノ宮 祇乱:「あーあー言わんこっちゃない」
卯ノ宮 祇乱:「まっすぐ歩いて~? この年でおてて繋がれたくないでしょ~?」
卯ノ宮 祇乱:ぽんぽんと軽く背を叩く
篝火アロア:「なんだよも~」
篝火アロア:「いいじゃん、せっかくの祭りの前夜だ」
篝火アロア:周囲を見渡す。
篝火アロア:「楽しまないと損だよ。明日は忙しいんだしさ」
篝火アロア:「……それに、ギランが護ってくれるんでしょ?」
卯ノ宮 祇乱:「…………」
卯ノ宮 祇乱:「あは、ズルい女」
卯ノ宮 祇乱:「そんな言われ方したらねえ~? 護らせていただきますよそりゃあねえ」
卯ノ宮 祇乱:「もうね、なんならアロアちゃんの代わりに神事やるまであるね。影武者的な感じで」
篝火アロア:「言ったな~、聞きましたからね~!」
篝火アロア:「そんならちょっと酔っぱらっても、かばうぐらいはしてもらわんと」
篝火アロア:「ギランは巫女服着るには……怪しすぎるけどね」
篝火アロア:「それはアタシがやるさ」ケラケラと笑う。
卯ノ宮 祇乱:「大丈夫大丈夫、僕は何着ても怪しいって言われるから逆にいける」
卯ノ宮 祇乱:「……ねえ、アロアちゃん」
卯ノ宮 祇乱:「巫女のお勤め、楽しい?」
篝火アロア:「え~」
篝火アロア:「……これは、オフレコなんだけども」声を落とす。
卯ノ宮 祇乱:耳を寄せる。
篝火アロア:「チョ~面倒くさいよ! 礼儀とかしきたりばっか!」
篝火アロア:「誰に感謝されるでもないし、楽しいと思ったことない!」
卯ノ宮 祇乱:「んはははは! 上の人に絶対言えないやつ~」
篝火アロア:「巫女失格がいるとしたらアタシのことだね、アハハ」
篝火アロア:「けど、まー。お勤めじゃん」
篝火アロア:オレンジジュースの瓶を傾ける。
篝火アロア:「すっげー月並みだけど、誰かがやらなきゃいけないこと」
篝火アロア:「アンポンタンな生き方してるからには、お願いされたことくらいは……やらんとなーって」
篝火アロア:「そう思うわけさ、アロアちゃんは」
篝火アロア:「忍者のギランくんも同じじゃろ?」
卯ノ宮 祇乱:「ん~」
卯ノ宮 祇乱:「まあ、僕も見ての通りアンポンタンな生き方しつつ社会の歯車やってるわけだし」
卯ノ宮 祇乱:「分かんなくはないよ」
卯ノ宮 祇乱:「でもねえ、アロアちゃんより僕がもっと駄目であるポイントを教えてあげよう」
卯ノ宮 祇乱:同じように声を潜めて。
卯ノ宮 祇乱:「僕はね、お願いされてないことも勝手にやるぜ?」
篝火アロア:吹き出す。
篝火アロア:「そりゃ駄目だ!」
篝火アロア:「仕事をやってからにしなよ~、趣味に生きるのはさ」
卯ノ宮 祇乱:「してるしてる、仕事もしてるからほんと」
卯ノ宮 祇乱:――今も。
卯ノ宮 祇乱:周囲に気を配り、警戒し、「鼠」が紛れ込んでいないか。
卯ノ宮 祇乱:《調査術》でホクラさんの秘密を狙いたいです。
卯ノ宮 祇乱:六合さん感情修正いただけるとうれし!
GM:オーケーです 判定どうぞ~
六合大海:感情修正投げるぜ!
卯ノ宮 祇乱:ありがたいぜ!
卯ノ宮 祇乱:2D6+1>=5 (判定:調査術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功

卯ノ宮 祇乱:あぶねっ
GM:成功ですね~
GM:ではホクラの情報は公開情報です。
卯ノ宮 祇乱:わーい

・ホクラの【秘密】
公開情報。
ホクラは自分は前に出ず、特殊な結界で捕えた中級妖魔「妄獣」(基本194p)を操り、送り火を襲撃するつもりである。

各サイクルの終了時、「妄獣」はサイクル数と同じ番号の送り火を対象に〈挑戦〉を行う。
さらにこの「妄獣」は結界の効果により、奥義を一つしか使用できない代わりに、生命力を減少させられてもメインフェイズの戦闘から脱落しない。
一度「妄獣」の生命力が0になるとホクラは撤退し、それ以降のサイクルでは襲撃は発生しない。

また、比良坂と敵対する反乱勢力の情報を集める間に、あるハグレモノの情報を掴んでいる。
この【秘密】が調べられると、ハンドアウト「カトウダンゾウ」が公開される。

妄獣:妄獣です
六合大海:ミノタウロスの余り!
GM:妄獣のキャラシートを公開します。
GMキャラシート
GM:では、カトウダンゾウについては軽くロールプレイをします。

GM:二人が会話をしていると、商店街の先から騒ぎがします。
反乱勢力:「ぎえーっ」「なんだあの女は!」
反乱勢力:「銃で撃ちぬかれちまった!」「ちょっと神事を妨害した程度で……血も救いもねぇ!」
反乱勢力:「だ、だがカトウさんさえいれば!」
反乱勢力:「あの人さえ逃げ切れば、神事の妨害は確実よォーッ!」
反乱勢力:「ここは俺たちに任せて行ってくれ! カトウダンゾウーッ!」
GM:その騒ぎから抜け出すように、人影が走ってきます。
???:「ハーッハーッハーッ!」
???:「反助……! 乱丸……! 勢力子せりょこ……!」
???:「お前たちの犠牲、忘れない!」
???:妙に露出の多い白髪の女性だ。オーバーサイズの上着を纏っている。
???:「しかしあの金髪女から逃げきれさえすればこっちのものよグエヘヘヘ……アッ!?」
篝火アロア:「?」
???:「み、巫女だァ~ッ! 横にいるのは護衛!!?」
???:「この私が挟み撃ち、されただと~っ!?」
卯ノ宮 祇乱:「……あ、はい。護衛です」様々なツッコミどころを飲み込んでアロアちゃんを背に庇う
卯ノ宮 祇乱:この分ならば六合さんもすぐに来るだろう。
篝火アロア:「敵なの? やべ~じゃん!」
卯ノ宮 祇乱:「やべ~です。だからアロアちゃんは後ろにいてね」
篝火アロア:「はあい」
六合大海:「貴様が、カトウダンゾウとやらか。」
六合大海:ざり、と地を踏みしめて銃口を白髪の女性に向ける。
???:「ヒーッ……こんな上忍に追っかけられるなんて!」
???:「ちょっと宝物プライズを比良坂から盗んで反乱勢力を扇動しただけなのに!」
???:「だが、捕まるのは今ではない……!」
???:「まだアツい夏を終わらせるわけにはいかない!」
夏藤暖蔵:「この私……夏藤暖蔵の名に懸けてな!」
六合大海:引き金を引く。
卯ノ宮 祇乱:別の意味でやべ~のが来たなと思っている。
夏藤暖蔵:「どわーっ! 夏遁・夏分身!」
夏藤暖蔵:ばぁん、と赤い液体が飛び散る。
GM:しかし弾け飛んだのは女の肉体ではなく……スイカだ!
六合大海:「空蝉……!」
GM:夏藤暖蔵の姿は無い。……が、スイカの果肉が点々と残っているよ。
GM:というわけでハンドアウトを公開します。

・夏藤暖蔵の【使命】
かとう・だんぞう。
白髪の女性。露出が多く、体を夏にすることが得意。
比良坂から奪ったプライズをもって、反乱勢力を率いていたようだ。

夏藤暖蔵の【使命】は、アツい夏を続けることだ。


GM:そして夏藤暖蔵の背景【不忍】の効果で、
GM:卯ノ宮さんと六合さんは夏藤暖蔵の【居所】を獲得します。
卯ノ宮 祇乱:わあい筒抜け
GM:演出は以上です

卯ノ宮 祇乱:「……ちょっと夏で開放的になりすぎちゃったお嬢さんだったなあ」
卯ノ宮 祇乱:「アロアちゃん大丈夫? スイカ飛んでない?」
卯ノ宮 祇乱:まあ叶さんへのお代にはなったか……と思いつつ。
篝火アロア:「大丈夫だけど……」
篝火アロア:「なんか盗んだとか言ってたよね、ヤバいのかな…」
卯ノ宮 祇乱:「ん、そのへんもこっちで探っとく」
卯ノ宮 祇乱:「……大丈夫、アロアちゃんは自分のことに集中してな」
卯ノ宮 祇乱:「護らせてくれるんでしょ?」
篝火アロア:「おお、言うじゃない……」
篝火アロア:「うん、護ってもらうね。任せた!」
篝火アロア:「信じてるぞ~、ギラン!」背中を叩く。

【目次へ戻る】

第二サイクル:六合大海

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
六合大海:登場は………うのみやくんと叶くんにしようかな。
六合大海:トドメちゃんごめんね…!
一とどめ:いいよ♡
卯ノ宮 祇乱:お呼ばれ
叶 倖人:はーい!
六合大海:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(11) → 祇園。時折、しずしずと歩く舞妓さんとすれ違う。雰囲気のある町並みだ。

六合大海:うーん。被りですけどどうします?
GM:シーンが変わっていない!
GM:振り直してもいいですよ~
六合大海:じゃあ振り直そう
六合大海:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(3) → 京都駅ビル。その屋上は、京都市で最も高く、周囲を一望できる。

六合大海:これも被りじゃん!
GM:www
卯ノ宮 祇乱:ホテルに男を二人連れ込んで!?
叶 倖人:あらま
六合大海:もう一回振っていいですか!
GM:ホテルを領域にする女
GM:いいですよw
六合大海:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(5) → 鴨川のあたりを歩いている。カップルが均等に距離を置いて座っているのが面白い。

六合大海:www
六合大海:まあ流石に8回も振ってたらどっかで被るか
叶 倖人:まあ結構もう色々出てはいるんだね……
GM:まあシーン表も無限ではないからね
六合大海:鴨川にしましょう
GM:はーい
───────
GM:──鴨川
GM:東の空が白み始めている。鴨川といえ、日の出を身を寄せて迎えようとするカップルはいないらしい。
GM:川風がわずかな凉を運ぶ。その空気は晴天を予感させた。
六合大海:「叶。卯ノ宮。」
六合大海:「付近に一般人はいないな?」
六合大海:風に金髪を靡かせながら対岸を見やる。
卯ノ宮 祇乱:「ん」指でまるを作る
叶 倖人:「機械的な索敵では見当たりません」
六合大海:「叶。カトウダンゾウについての報告は受けているな。」
叶 倖人:「六合さんと卯ノ宮さんが出くわしたと。口走った話は冗談みたいに聞こえますが……」
六合大海:「反乱勢力の首領と思しき女だ。」
卯ノ宮 祇乱:「僕だけの証言だったら信じてもらえてなさそうな内容」
六合大海:「奴を捕らえる。生死問わずだ。」
叶 倖人:「そういうタイプを見たことがなくもないから困る」
叶 倖人:「斜歯うちにも居るんですよね。悪ふざけ言ってるように聞こえて全部本当にする輩……生死問わず」
六合大海:「故にまずは手足となるならずものどもを潰す。」
卯ノ宮 祇乱:「穏やかじゃないねえ。ここで穏やかでもびっくりするけど」
叶 倖人:「確かに、有象無象とはいえ放置しておくと厄介だ」
六合大海:「夕方に襲撃があっただろう。」
六合大海:「放置するには少々…有害すぎる。」
卯ノ宮 祇乱:「それは同感」
六合大海:「作戦を説明する。」
六合大海:「奴らのアジトは飲食店の居抜きだ。」
六合大海:「我々から見て対岸の……」指をさす。
六合大海:「のぼりのない店。あれだ。」
六合大海:「当然入口は警戒されているが……」
六合大海:「我々は渡河し納涼床から建物に侵入。」
六合大海:「不意を突いて奴らを潰す。」
六合大海:「1階を強襲し、奴らを逃げ場のない2階に押し込んで、」
六合大海:「一人も逃がさず仕留める。」
六合大海:「渡河するのは私と叶。卯ノ宮は合図と同時に対岸、建物一階の正面玄関から突入しろ。」
叶 倖人:「……もう算段まで全部つけてたんですか?」
卯ノ宮 祇乱:「さすがにここまで仕事が早いと、まあ僕そんな仕事してないな……の気持ちになるね」
六合大海:「あくまで私の算段だ。他に意見は?」
叶 倖人:「ひとまずぼくらには異論ありません。というか、ここまでお膳立てしていただけたならちょっとは仕事しないと」
卯ノ宮 祇乱:「僕も大丈夫~」
卯ノ宮 祇乱:「何使おっかなー」アロハの内側から針的なものをじゃかじゃか出し始める。
六合大海:「では、」銃を抜く
六合大海:「作戦開始だ。」
六合大海:というわけで、事前に《見敵術》で敵の居所を掴んでましたよ~という感じで
六合大海:反乱勢力の解除に臨みたいです
GM:OKです!
六合大海:《用兵術》を《見敵術》で代用判定だぜ~
GM:+1修正も付きますよ!
GM:感情修正はいいかな?
六合大海:あと、感情投げてくれるとありがたいぜ~
卯ノ宮 祇乱:プラスの感情を受け取って~~~
六合大海:ありがとう!
六合大海:では解除判定…
六合大海:2d6+1+1>=7
ShinobiGami : (2D6+1+1>=7) → 10[4,6]+1+1 → 12 → 成功

叶 倖人:つよい
卯ノ宮 祇乱:無敵
六合大海:成功!
GM:達成値12しか出さない女
叶 倖人:助かりすぎ~
GM:では反乱勢力は解除されました!
叶 倖人:ありがとう……
卯ノ宮 祇乱:やった~~~
GM:サイクル終了時のわちゃわちゃの一つは発生しなくなります よかったね

GM:──茶屋(偽装)『裏切り者の舞踏会』
GM:──店内
反乱勢力:「あ~、ハメを外してぇなぁ~!」
反乱勢力:ガラの悪い男たちがたむろしているよ。
反乱勢力:「夜明けが本番だからって、詰め所で待機とはなぁ!」
反乱勢力:「しかしいくら優秀な忍びであっても、『裏切り者の舞踏会』は難攻不落」
反乱勢力:「二重の柵…”ダブルクロス”によって接近には容易に気づけるってわけよ!」
反乱勢力:「ハメを外すことを考えて身体を休めるぜぇ~!」
卯ノ宮 祇乱:「うーん、賑やかだ」
卯ノ宮 祇乱:ひょいひょいと仕掛けを抜け、扉越しに中の様子を伺い。
卯ノ宮 祇乱:ノックをするかどうか少し考えて。
卯ノ宮 祇乱:「……ま、いっか。先にお行儀悪いことしてきたのはあっちだし」
卯ノ宮 祇乱:ば こ ぉ ん !!
卯ノ宮 祇乱:扉があっさりと蹴り破られる!!
反乱勢力:「グワーッ!」巻き込まれて数人が吹き飛ぶ!
卯ノ宮 祇乱:吹き飛ぶ扉の後ろから、ひゅん、と飛んでいくダーツのような影。
卯ノ宮 祇乱:とすっとすっとすっとすっ。
卯ノ宮 祇乱:反乱勢力たちの額にまっすぐ命中!
卯ノ宮 祇乱:「ど? 最近開発した新作の毒なんだけど」
卯ノ宮 祇乱:「大丈夫、幻覚見るだけで死なないやつだから。多分」
反乱勢力:「ま、まさか”ダブルクロス”を突破して来たって言うのか……!」
反乱勢力:「ええい、者ども、かかれ!」
反乱勢力:運よく無事だった反乱勢力たちが手に武器を持ち、立ち上がる。
卯ノ宮 祇乱:「あらら、ほんと数だけは豊富なことで」
卯ノ宮 祇乱:へらへら笑って、すっとホールドアップ。
卯ノ宮 祇乱:全員の意識がきちんとこちらに向いていることを確認して、うん、と満足げに頷く。
叶 倖人:轟音。
叶 倖人:それは銃音でも炸裂音でもなく。
叶 倖人:ただ重く、大きな金属が高速で衝突した音。
叶 倖人:後ろに控えていた何人かが壁に激突する。
叶 倖人:「多分今の音でわかっていただけたと思うんですが」
叶 倖人:「そっちのお兄さんの針と違ってすごく痛いですよ、これ・・
叶 倖人:鍔に回転式機関銃の砲身が組み込まれた異形の大型機械剣。
卯ノ宮 祇乱:「うわかっこよ。後で制作者教えて」
叶 倖人:「高いですよ?制作者まさきさんなら大喜びで売ってくれそうですけど」
反乱勢力:「うっ、ウワーッ!」
反乱勢力:半分以上の勢力を失い、戦慄している。
反乱勢力:「あれはまさか無痛銃!? 被弾した者は痛みを感じる前に穴だらけになって絶命していると噂の……!」
反乱勢力:「おい、お前行けよ!」「俺にできるのはハメを外すことだけだよ!」
反乱勢力:ざわざわ……
反乱勢力:「…こうなっては分が悪い! 全員撤退だ!」
反乱勢力:「二階に籠城するんだ!」
反乱勢力:ドタドタと二階に逃げていく。階段にマキビシも撒いているぞ!
卯ノ宮 祇乱:「いやあ、すごいね。何がすごいって籠城でなんとかなると思ってるところが」
叶 倖人:「崩しちゃってもいいですけど……そこまでしなくても大丈夫か」
叶 倖人:「後はお任せしましょう」
六合大海:反乱勢力が二階に立て籠もり、一階からの追撃を警戒しているところを、
六合大海:明け方の薄闇を映すガラス窓からじっと見ている影がある。
六合大海:影は二丁の銃を抜き、引き金を引く。
六合大海:複数の銃声。強化ガラスの窓が難なく割れ、
六合大海:破片を踏みしめながら、影が室内に踏み入る。
六合大海:「開けゴマ、だ。」
反乱勢力:「なんだってーっ!?」
反乱勢力:「何者だこの女!」「ランプの魔人さんかよォ!」
反乱勢力:武器を構えて取り囲む!
六合大海:「ごきげんよう、反乱勢力諸君。」
六合大海:「そしてさよならだ。」
六合大海:二丁拳銃が火を噴く。
六合大海:反乱勢力の群れの中心で回転しながら拳銃を撃ち、薙ぎ倒していく。
六合大海:馬賊撃ち、である。
六合大海:轟音。
六合大海:それが止むと、沈黙が部屋に訪れ、
六合大海:キン キン
六合大海:と薬莢が床に落ちる音が小さく響いた。
六合大海:もう動かない反乱勢力を見やりながら、
六合大海:静かにリロードする。
六合大海:「終わったぞ。」
六合大海:マキビシを足でどけながら一階に呼びかける。
卯ノ宮 祇乱:「お疲れ様ー」毒ダーツをブッ刺されて倒れた奴の様子を見ていた。研究材料だと思っている。
叶 倖人:「お疲れ様です」
叶 倖人:斃れている者たちの傷を見ている。
叶 倖人:「流石にスムーズでしたね。上忍3人居たからそりゃそうなんですが」
叶 倖人:「内部構造も連中の動きも読み通りでしたし」
卯ノ宮 祇乱:「そういやカトウダンゾウちゃんはいなかったね」
卯ノ宮 祇乱:「まああの子は足取り辿りやすいからいいっちゃいいけど」不忍!
叶 倖人:「今回は手足を潰すのが狙いでしたし、当初の目的は達成してますよ」
六合大海:「ああ。」
六合大海:「あとは…山を襲う輩に対処する必要があるな。」
叶 倖人:「とはいえ、向こうは変幻自在の妖魔です。現状では迎撃以外の手がぼくらには……」
六合大海:「だが来る位置は分かっている。」
六合大海:「松ヶ崎……卯ノ宮。お前の管轄だ。」
卯ノ宮 祇乱:「えー」えーじゃない
卯ノ宮 祇乱:「ちなみにお手伝いしてくれるよっていう親切な人は?」
六合大海:「私が行く。」
卯ノ宮 祇乱:「あっ思ってた5倍話が早い」
六合大海:「叶は巫女の護衛に当たってくれ。そちらに何者かが襲撃を掛ける可能性もある。」
叶 倖人:「……いいんですか?お二人とも御存知の通り、ぼくらには懸り火以外に目的がある」
叶 倖人:「そのために色々動いています。敵かもしれない相手と相乗りしたりね」
叶 倖人:「肝心要のところで目的のために裏切るかもしれませんけど」
六合大海:「だが、今裏切っても益はないだろう?」
六合大海:「お前の目的が情報通りなら。」
卯ノ宮 祇乱:「そうだねえ、今のところは僕や六合さんのことを敵に回さない方が叶さん的にもやりやすそうだと思うし」
卯ノ宮 祇乱:「あと裏切るかもよ?って言っててマジでこの後裏切ったらだいぶ面白い男になるなって……」
叶 倖人:「笑ってる場合ですかねそれ」
六合大海:「質問は終わりか?」
六合大海:「では行動開始だ。ここの後始末は比良坂に任せる。それぞれ、為すべきを為せ。」
六合大海:銃をホルスターに納めて、走り出す。
六合大海:二階の窓から跳躍。
六合大海:納涼床を経由して水面を跳ね、対岸へ。
六合大海:黒い風となって、一路、松ヶ崎へ。

【目次へ戻る】

第二サイクル:マスターシーン

GM:──松ヶ崎
GM:──大黒天山
妄獣:「ブルッ、ぶるるる……」
GM:のしのしと偶蹄目を模した怪物が姿を現す。
GM:一声唸ると、結界を突き破り始めた。
GM:妄獣が②妙法に〈挑戦〉を仕掛けます。
GM:管理者である卯ノ宮さんとの戦闘になります!
卯ノ宮 祇乱:うおーっ
GM:この戦闘には感情での乱入が可能です。
GM:乱入者はいるかな~
六合大海:いるぜ!
GM:いたわね
GM:では戦闘参加者は3人! 〈挑戦〉のルールにより、二ラウンドで終了になります
───────
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットをお願いします!
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけです!
妄獣:オッケーだモ~
六合大海:OK
GM:ではオープン!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「5」です。
卯ノ宮 祇乱:届かねえ!
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「2」です。
GM:では……卯ノ宮さん!
GM:なんか届かないとか言ってるけど
六合大海:ガンバッテー
GM:まさか上忍が間合2の攻撃手段を持ってないわけないしなあ……
卯ノ宮 祇乱:口笛ぴょろ
卯ノ宮 祇乱:でもせっかくなので牛を対象に浮足使いたいです。ここ極地じゃないよね?
GM:平地です! 判定どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

六合大海:うまいねー
卯ノ宮 祇乱:良い出目だ
卯ノ宮 祇乱:足元がふわふわになりました
卯ノ宮 祇乱:以上です!
GM:OK
GM:ではプロット3、妄獣!
妄獣:【万華鏡】を卯ノ宮さんに撃ちます!
妄獣:2D6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

妄獣:草
卯ノ宮 祇乱:踊っちゃお
妄獣:逆凪です……
妄獣:こいつは妖魔なので忍具などという高尚なものは無いのだ
六合大海:Oh………
GM:ではプロット2、六合さん!
六合大海:では【万華鏡】で妄獣を撃ちます。
妄獣:ヤメテー
六合大海:卯ノ宮さん感情修正貰っていい?
卯ノ宮 祇乱:あげるよ~
六合大海:では振ります
六合大海:2d6+1>=5
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功

六合大海:サカナーギでしたね
六合大海:もうじゅうくんは
妄獣:そうですね…
六合大海:では射撃戦2点ダメージに、【後の先】【月影】でさらに+2点。
妄獣:ひょ?
六合大海:合計4点です
妄獣:こんなの受けてらんないぜ! 奥義を使用します!
卯ノ宮 祇乱:なにっ
妄獣:『猛走突牛』! 《怪力》の絶対防御/破り(謀術)/防御低下!
妄獣:破りは指定した特技分野のサポート忍法の無効化に使えるという奥義改造ですね。
妄獣:そして防御低下はダメージを軽減できる値が1減少する
妄獣:3点軽減して……1点受ける!
妄獣:そして不思議な結界の効果により、メイン戦闘で1ダメージ受けても脱落しません!
妄獣:残念だったな~!
六合大海:えーと、
六合大海:妄獣に対するサポート忍法は使えないって認識でいいんですかね?
GM:いや、そういうわけではないですね。
GM:謀術分野の指定特技のサポート忍法を誰かが使ったときに
六合大海:なーるほど
GM:「そのサポート忍法の効果を無効化する」という効果の奥義として絶対防御を使用できるという効果です。
六合大海:それに対しても奥義を放てると
GM:そゆこと!
六合大海:でも謀術じゃないからいいもんね~【風餐】!
妄獣:ギョエ~!
六合大海:骨法術に成功したらもう一回攻撃できます。
六合大海:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

六合大海:成功。
妄獣:なんだそのインチキ……上忍専用忍法か…?
GM:ではもう一度命中判定どうぞ!
六合大海:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

妄獣:逆凪なのでよけれま10!
六合大海:そのまま受けたら4点ですね
妄獣:はい……受けます……
妄獣:一発目と合わせて5点減少。
六合大海:肉に届いたね~
妄獣:よけれま5になっちゃった
卯ノ宮 祇乱:焼肉だー
妄獣:HP:10→5
GM:ではラウンド終了。
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけ!
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
妄獣:OK!
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
六合大海:OK!
GM:ではオープン!
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「4」です。
六合大海:逃げるな卑怯者~!
卯ノ宮 祇乱:届かねえ!!!(2度目)
妄獣:やかまし~!
妄獣:プロット6の俺からだ!
妄獣:【万華鏡】を卯ノ宮祇乱に!
妄獣:2D6>=7
ShinobiGami : (2D6>=7) → 4[2,2] → 4 → 失敗

妄獣:わあ 1ゾロの次は2ゾロね
六合大海:この子牧場から無理やり連れてきたの?
卯ノ宮 祇乱:牛くんかわいそう
妄獣:平和を愛する牛です
妄獣:逆凪 寝てます
卯ノ宮 祇乱:すや牛
GM:プロット4、卯ノ宮さん
卯ノ宮 祇乱:チャンスだと思うじゃないですか
卯ノ宮 祇乱:何もできないんですよ僕
GM:なんだこの上忍……
卯ノ宮 祇乱:へへっ(鼻の下をこする)
GM:戦場でふわっとして終わったぞ……
GM:プロット2の六合さんも届く攻撃はなさそうですね。
六合大海:チャンスだと思うじゃないですか
六合大海:万華鏡届かないんですよ
GM:間合4あったら強すぎるから……
GM:ではラウンド終了。
GM:既定の二ラウンドが終了したため、戦闘終了。
GM:勝者は無し! 〈挑戦〉を仕掛けた妄獣は接近戦ダメージ1点を受けます。
妄獣:HP:5→4
卯ノ宮 祇乱:ただただ牛くんが怪我して終わった……
───────
GM:──戦闘後
GM:堅牢ながらも鈍重な肉体に、六合さんの放った銃弾が突き刺さる!
妄獣:「ブモーッ!」
妄獣:走りながら撤退していく。
六合大海:「………。」
六合大海:銃をしまう。
六合大海:「トドメは刺せず、か。」
卯ノ宮 祇乱:「いや~この短時間でだいぶ削れてたよ、さっすが六合さん」
六合大海:「……次は別の山に行くかもしれん。」
六合大海:「叶に警戒させないとな。」
六合大海:「奴は山の2/5を管理している。」
卯ノ宮 祇乱:「シンプルに当たる確率高いもんねえ」
卯ノ宮 祇乱:「…………」
卯ノ宮 祇乱:「お前なんもしてなかっただろって怒らないの?」
六合大海:「お前の真価は手ではない、ということだろう。」
六合大海:ちらりとその瞳を見つめながら言う。
卯ノ宮 祇乱:「んへえ……」
卯ノ宮 祇乱:そっぽ向く。
六合大海:「次にあの獣と当たる時はお前の目が必要になるだろう。」
六合大海:「……まぁ」
六合大海:「その時も味方であるとは限らない、がな。」
六合大海:「行くぞ。」
卯ノ宮 祇乱:「やだなぁ~もう、六合さんがかっこよすぎて何も言えることねえじゃん」
卯ノ宮 祇乱:「はーいはいっと」後に続いて歩き出す
───────
GM:第二サイクルを終了します。
GM:第三サイクルを開始します。
GM:第三サイクルでは、皆様に了承いただき
GM:PCの手番は任意の順番にします!

【目次へ戻る】

第三サイクル:一とどめ

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
一とどめ:師匠……出てくれませんか?
一とどめ:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(12) → 一般公開された京都御所の中を歩く。昼間だというのに人通りはあまりなく、何だか少し寂しい気持ち。

六合大海:出ますぜ
一とどめ:やった~
───────
GM:──京都御所
GM:古来の内裏を保存した施設が展示されている。
GM:朝日が差し込む施設内では、人影は少ないだろう。
GM:しかし何者かの気配がするのは、やはり京都が影の世界の最前線だからだろうか…
一とどめ:汗一つかかずにたたずむ。
一とどめ:「ふーん、向こうのみんなは面白そうなことをやってたんだ」
一とどめ:「仲間外れって寂しいね」
一とどめ:「んふふ、気にしてないの?そっか」
一とどめ:独り言を呟く少女。
六合大海:気配が色濃くなる。
六合大海:「それは、」
六合大海:「私に言っているのか?それとも……ああ」
六合大海:「そういう手合いか。」
一とどめ:「んふふふ」
一とどめ:「会ってみたかったんだよね」
一とどめ:「お祭り、ぼくも参加したかったけど」
一とどめ:「まあ、もっと派手なのが起きるんだから」
一とどめ:「お楽しみを取っておくくらいはできるよ」
六合大海:「………何を知っている。」
一とどめ:「滅茶苦茶になる、とだけは」
一とどめ:「確実に言えるかな」
六合大海:「隠忍どもに味方するか。私の前でよくほざいたものだ。」
一とどめ:「んふふ、んふふふ」
一とどめ:「どうする?今ここで……ぼくをどうにかする?」
六合大海:「…………いや。」
六合大海:「お前とやれば、周りを巻き込む。」
六合大海:「そしてお前はそれを些かも躊躇しない。」
六合大海:「その点で私は不利だ。」
一とどめ:「……んふふ」
一とどめ:「いいね、ぼくは好きだよ。そういうの」
一とどめ:「……壊れていくのは惜しい、と思うけどね。躊躇する意味はないから」
六合大海:「………。」とどめの手や足を注視する。
六合大海:こちらから仕掛けない。が、
六合大海:あちらから仕掛けて来れば迎撃せざるを得ない。
一とどめ:あくまで自然体。だが、元来の意味での自然と言うには、明らかに異質。
一とどめ:耳をすませば、かすかな駆動音が常に聞こえてくるだろう。ほとんどを絡繰に置き換えた肉体。
一とどめ:常に、臨戦態勢。
六合大海:(機忍か。それにこの駆動音。)
六合大海:音も無く、いや、音より速く。
六合大海:ホルスターの銃に手を掛ける。
一般人:「ガヤガヤガヤガヤ」
一般人:緊迫した空気が読めない、一般の観光客が姿を現す。
六合大海:彼らは展示室の隅に、二人の女がいるのを見つけるだろう。
六合大海:手を取り合い、密着して抱き合っているように見える。
六合大海:背の高い金髪の女が、壁にもう一人の赤と白の髪の女を押しやり、
六合大海:睦み合うように視線を交わしている。
一般人:「アラマ…!」
一般人:「オサカンネェ…」「マダアサナノニ…!」「ナツダカラネ…」
六合大海:さらさらとした赤白の髪に頬を当てながら、その耳に囁く。
六合大海:(利き手を読んだか。)
六合大海:六合の右手は抑えられている。
一とどめ:「ああ、当たったみたいだよ」誰に言うでもなく、小さく
一とどめ:「んふふ、安心して。運任せじゃない」
一とどめ:「人の二倍考えることができるだけ」
六合大海:「お前は……いや、」
六合大海:「お前”たち”と言うべきだったか。」
一とどめ:にこり、と笑う。
六合大海:空いた左手でとどめの胴に触れる。
六合大海:それ以上危害を加えることはできない。またさりげなく抑えられているからだ。
六合大海:しかし、
六合大海:「鼓動は一つ。」
六合大海:「機忍というのは……好きになれんな。」
一とどめ:「ぼくは案外、気に入ってる」
一とどめ:「いいものだよ、こんな身体でも」
一とどめ:「自分の足で歩けるのだもの」
一とどめ:ふと、右手を抑えていた力が抜ける。
六合大海:観光客たちの足音が消える。どうやら歩き去ったようだ。
六合大海:身体を離す。
一とどめ:「折角会えたのだから、一つ、知って欲しいことがあるんだ」
六合大海:「………?」
一とどめ:卯ノ宮くんの【秘密】を渡します
GM:了解です。
GM:全体公開になりますね。
卯ノ宮 祇乱:きゃーっ

・PC2の【秘密】
あなたは篝火アロアが、ストリートアートを中心とした芸術活動を行っていることを知っている。
彼女の情熱的な筆致は、一都市に収まらない以上の才能だ。
しかし巫女という立場に人目を引く行動は望ましくない。いずれ比良坂から活動の停止を命じられるだろう。
神事を成功させれば、彼女が夢を追うに足る実績を与えられないだろうか。

あなたの【本当の使命】は、篝火アロアの夢を守ることだ。

あなたは篝火アロアから、火を取り扱う神事の手順等を教わっている。
あなたはセッション中に一回、《火術》の判定にプラス3の修正を受けることができる。

六合大海:「儀式と夢………奴ならば、後者を取る。」
六合大海:「そう言いたいわけだな?」
一とどめ:にんまりと笑う。
一とどめ:「それと、もう一つ」
一とどめ:六合さんと感情を結ぶ判定をします
GM:指定特技を宣言して判定どうぞ!
一とどめ:相手に憑依するが同時に無防備になる憑依術で
一とどめ:SG>=5 (判定:憑依術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

一とどめ:ふう
六合大海:憑依されちゃった
GM:成功ですね。 感情表(ET)をどうぞ~
六合大海:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)

一とどめ:ET
ShinobiGami : 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)

一とどめ:プラスで
六合大海:うーーーん
六合大海:忠誠で。人前で暴れなかったところに一応の誠意を感じたので。
GM:一応プラスだ!
六合大海:プラスですね
一とどめ:暴れなくてよかった~
GM:では〆のロールをどうぞ~

一とどめ:駆動音は、静けさに飲まれるほどに小さくなる。
一とどめ:金と銀の目がほんの一瞬、虚ろになり、”何か”が精神に入り込んで来ようとするのを感じるだろう。
一とどめ:だが、それは、あまり敵対的なものではないということも。
六合大海:「う、あ…………」悩まし気に吐息を漏らす
一とどめ:「ねえ。次にお祭り戦闘があるのならさ」
一とどめ:「今度はぼくも呼んでね」
六合大海:「お前たち、は……」
六合大海:脳の、柔らかい部分を刺激されるような甘い痺れが走る。
六合大海:「はぁっ」
六合大海:「敵、として、か……………っ?」
一とどめ:「んー、それは」
一とどめ:「その時にわかる……かもね」
一とどめ:「じゃあね、ヒロちゃん」
六合大海:「んんっ」
六合大海:体の中から、何かが引き抜かれるような感覚。
六合大海:それと同時に、精神に入り込んだ何かが消える。
一とどめ:赤と白の少女は、笑顔で手を振りながら去っていく。
六合大海:「………奴は、一体…………。」

【目次へ戻る】

第三サイクル:叶倖人

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
叶 倖人:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(5) → 鴨川のあたりを歩いている。カップルが均等に距離を置いて座っているのが面白い。

叶 倖人:また鴨川来てる
叶 倖人:登場希望はPC3人で!
GM:全員集合というわけね
卯ノ宮 祇乱:出ちゃうぜ
───────
GM:──鴨川
GM:気の早いカップルたちが等間隔に場所を取り、送り火を待っている。
GM:しかし時は炎天下。早起きも得にはならず、ばたばたと倒れる者が出始めているようだ。
叶 倖人:会話に入っていく前に
叶 倖人:夏藤暖蔵の秘密を調べます。《絡繰術》
叶 倖人:とどめさん感情修正とかいただけます?
一とどめ:いいよ~
叶 倖人:ありがとう!+1もらいます
叶 倖人:sg+1+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+2@12#2>=5) → 5[1,4]+2 → 7 → 成功

GM:成功している~
叶 倖人:よし、成功
GM:では夏藤暖蔵の【秘密】を叶さんと一さんに送ります
叶 倖人:いただきます!
GM:送りましたん
一とどめ:もらいっ火

叶 倖人:「二人共ご無事でよかったです……」
叶 倖人:死にそうな顔でぐでーっと茶屋の机にへたり込んでいる。
卯ノ宮 祇乱:「うん、お疲れ様なんだけどね。叶さんだけなんか疲労のレベル違くない?」
卯ノ宮 祇乱:叶くんと六合さんの前にペットボトルのお茶を置く。
叶 倖人:「あざす……」口調が崩れるレベルで死にかけている。
卯ノ宮 祇乱:「叶倖人の貴重なラフシーンだ」
卯ノ宮 祇乱:頭つんつんしちゃお。やめろ
六合大海:「それで、」
六合大海:「我々を呼んだのは報告を聞くためか?」
六合大海:「それとも、自分が報告するためか?」
叶 倖人:「後者です。ちょっと……いえ」
叶 倖人:「果てしなくまずいことになっています」
叶 倖人:もらったお茶を飲んで(ありがとう)体勢を立て直す。
叶 倖人:「お二人が山を守っている間に」
叶 倖人:「あの夏藤という忍びについて探りを入れました」
六合大海:「居場所ならすぐにわかるだろう。隠す気もなさそうだ。」
叶 倖人:「居場所は・・・・ね」
叶 倖人:「問題はそっちじゃない。あの女の目的です」
卯ノ宮 祇乱:「夏を続けたい的なやつの裏側?」
叶 倖人:「本来なら」
叶 倖人:「この情報、おいくらで買います?と商談を仕掛けるところなのです、が」
叶 倖人:「このあとの貸し・・にさせてください」
叶 倖人:「そのうえで……情報を受け取ってもらったあとで、僕からの提案があります」
叶 倖人:「まー結局、そちら側の判断次第ですので。無理にとは言えませんけどね」
叶 倖人:「まずは提案のための判断材料です。どうぞ」
叶 倖人:夏藤暖蔵の秘密をお二人に渡します。
叶 倖人:これで公開情報になるかな?
GM:了解です。公開情報になりますね。

・夏藤暖蔵の【秘密】
夏藤暖蔵は、比良坂機関から強奪した「焔珠」(えんじゅ)と呼ばれるプライズを所持している。
「焔珠」は神事「懸り火」の結果を変えることができる道具であり、彼女はその力を使って、逆にアツい夏を永久に続けようとしているのだ。
夏藤暖蔵が【使命】を達成した場合、PC全員の【使命】は不達成となる。
この【秘密】を知ったPCは、プライズ「焔珠」の【概要】を獲得する。

この【秘密】を最初に獲得したPCは、即座に夏藤暖蔵と戦闘を発生させることができる。
一度戦闘に敗北すると、夏藤暖蔵はシナリオから退場する。

・プライズ「焔珠」の【概要】
このプライズに【秘密】はない。
炎のような赤色の宝石。
祈りを込めると高熱を発し、神事「懸り火」の門火を起こすのに使われる。
所有者の祈りを神に伝える法具であり、神事の結末や代償を変えることができる。

クライマックスフェイズ終了時にこのプライズを所持しているキャラクターは、「懸り火」で発生する結果を変更できる。(「懸り火」自体は気温に関わる神事なので、発生しうる結果もその範囲内にとどまる)
結果が変更されれば、巫女が支払う代償も増減する。
この効果が用いられた場合、「懸り火」は失敗したものとして扱う。

また、このプライズの所持者がクライマックス戦闘で「第七ラウンド終了時に脱落していない」状態であれば、即座に戦闘を終了し「懸り火」を実行することができる。

卯ノ宮 祇乱:「…………」
卯ノ宮 祇乱:「……………………しっかりしてくれ比良坂ァ~~~」頭を抱えた。
叶 倖人:「わかりますか……?これをここまで一人で抱えてた絶望感……」
叶 倖人:「国の未来がかかってる神事をなんで一人のアホに引っ掻き回されにゃならんのだ」
六合大海:「奴が焔珠を持っていると全員が不利益を被る。」
六合大海:「ここまではいい。が、」
六合大海:「問題は誰が奪還するか、だ。」
叶 倖人:「そういうことです」
叶 倖人:「正直、黙っているのも選択肢には入れていたんですが……」
叶 倖人:「牽制のにらみ合いで夏藤に漁夫の利を取られるのを最悪と判断しました」
六合大海:「正しい。」
六合大海:「で、いつ獲る。」
叶 倖人:「今、すぐ」
叶 倖人:「このあとで仕掛けます」
六合大海:「手助けは要るか?」
叶 倖人:「本来なら欲しいところなんですが……」
叶 倖人:「複数人で動くと気取られる可能性があります」
叶 倖人:「仕掛けるのは僕一人か」
叶 倖人:「あるいはもう一人・・・・で二人がかり、になるかと」
叶 倖人:ここに居ないもう一人の上忍。
六合大海:「一とどめ……。」
叶 倖人:こくりと頷く。
叶 倖人:「ここで問題があります」
叶 倖人:「六合さん。卯ノ宮さん」
卯ノ宮 祇乱:顔を上げる
叶 倖人:「お二人、どちらかでも彼女の狙いがなにかわかりますか・・・・・・・・・・・・・・・?」
卯ノ宮 祇乱:「……分かってたらもう聞かれる前に言ってる、流石に」ため息
六合大海:「全く。」
叶 倖人:「ですよね」
叶 倖人:「ここから先ほど言った話です。お二人に提案したいこと」
叶 倖人:「僕も彼女の狙いまでは読めない。が」
叶 倖人:「十中八九で当たりをつけていることも有る」
叶 倖人:「彼女は狸だ。あるいはその協力者」
叶 倖人:「……外れていてくれればいいなあ、とは思っていますが。ほぼ間違いないと思ってます」
叶 倖人:ため息を付いて。
卯ノ宮 祇乱:「……なるほど?」
卯ノ宮 祇乱:「でもそれなら、叶さん的にはとどめちゃんと共闘すんの良くないんじゃないの」
叶 倖人:「最終的に決裂はほぼ確定と見ています。問題は」
叶 倖人:「おそらく彼女にとっても、夏藤暖蔵はイレギュラーだ」
叶 倖人:「本人以外の関係者の誰にとっても不利益にしかならない札。それを排除するまで」
叶 倖人:「一時休戦、という可能性はある」
六合大海:「ではこうしよう。」
六合大海:「私が”狸”の裏を取る。」
六合大海:「今貰った秘密の代価としてその情報を渡そう。」
卯ノ宮 祇乱:「あれ? 僕めっちゃ不利になってないこれ?」
叶 倖人:「六合さんの提案ももちろんわかります。そのうえで、ぼくらの提案です」
叶 倖人:「まず僕はこのあとすぐ、夏藤に仕掛けます」
叶 倖人:「一さんが参戦してくる可能性がある。そして」
叶 倖人:「その場でぼくらが負けて、一さんに焔珠を奪われたら」
叶 倖人:「二人がかりで一さんから焔珠を奪ってください」
叶 倖人:「その後焔珠をどちらが持っているかは……お二人の相談や決裂した結果次第というのは」
叶 倖人:「今全員にとって最悪なのが、夏藤が願いを叶えること」
叶 倖人:「その次に怖いのが、狙いのわからない一さんが焔珠を確保すること」
叶 倖人:「無論ぼくらとしては、一さんの狙いを阻みたい気持ちもある」
叶 倖人:「こちらの考えはこんなところです。いかがでしょうか」
叶 倖人:このあと六合さんと卯ノ宮さんで二手番あるから
叶 倖人:二人で一さんの【居所】調べてからの
叶 倖人:強襲かけられるんじゃないか?ということですね
卯ノ宮 祇乱:なるほどね
卯ノ宮 祇乱:「んー」指先でとんとんと顎を叩く
卯ノ宮 祇乱:「僕は概ね賛成かな。最悪パターンとその次の最悪パターンには同意だし」
卯ノ宮 祇乱:「『お二人の相談や決裂した結果次第』のところは……叶さんもそういうこと言うんだって感じ」
叶 倖人:「というと?」
卯ノ宮 祇乱:「比良坂じゃないけどさ、叶さんはちゃんと国益のため~とかも考えてるタイプだと思ってたから」
卯ノ宮 祇乱:「あ、そこ任せてもらっていいんだ、みたいな」
卯ノ宮 祇乱:「僕は助かるけどね」
叶 倖人:「そこを理屈や道理で話して通じるなら」
叶 倖人:「卯ノ宮さん、ここに居ないでしょう」
卯ノ宮 祇乱:にこっとする。
六合大海:「私は反対だ。」
六合大海:二人に割って入るように声を上げる。
六合大海:「狙いを明らかにしてでも遅くはない。」
六合大海:「要は、」
六合大海:「自分と狙いの違う持ち主を全員殺せばいいのだ。」
六合大海:「その機会はいくらでもある。」
六合大海:「ああ、安心しろ。」
六合大海:「叶。おそらくお前とは狙いは近い…というより、」
六合大海:「干渉し合わない。」
六合大海:「居所を明かして戦端を開くよりも、」
六合大海:「狙いを明かして敵味方を鮮明にしてから、」
六合大海:「殺し合った方がやりやすい。」
六合大海:「そうは思わないか?」
叶 倖人:「なんかさらっとめっちゃ怖いこと仰ってたような……鞍馬ってコワイ」
卯ノ宮 祇乱:「殺し合うことが大前提の話し合い、かなり前衛的」
叶 倖人:「ん~……そうですねえ……」
叶 倖人:正直な話、蹴ることは可能ではある。
叶 倖人:というか、このあと仕掛けるかどうかなど完全にこっちの裁量次第だ。
叶 倖人:が、実際問題。
叶 倖人:(一さんの動きが読めない……)
叶 倖人:戦闘に乱入してくる、というのはあくまで可能性の話。
叶 倖人:二人の動きを警戒し、夏藤の対処をこっちに任せて静観の可能性も十分にある。
叶 倖人:(最悪、二人が夏藤を逃がして土壇場で3すくみの可能性……)
叶 倖人:(考えすぎても仕方ない、か)
叶 倖人:「……わかりました。ぼくらはそれでも構いません」
叶 倖人:「いずれにせよ一さんの狙いを知りたかったのは同じですし」
叶 倖人:「まあ結局」
叶 倖人:「その場合でも最終的にお二人のどちらが焔珠を確保するかは」
叶 倖人:「お二人次第ですが……」
卯ノ宮 祇乱:「まあそこはそうか」
卯ノ宮 祇乱:「叶さんがいいならそっちでいいよ~」ぐでんと机に溶ける
叶 倖人:「ではそういうことで。このあと頼みますよ、お二人共」
叶 倖人:足早に立ち上がり、茶屋を去っていく。
叶 倖人:「……そういうことになったので」
叶 倖人:どうせどっかで聞いてるでしょ、と呟く。
叶 倖人:「お手柔らかにお願いしますよ」
叶 倖人:「……これ、間抜けな勘違いだったらいいなあ」
一とどめ:んふふ、と。聞き覚えのある笑い声が聞こえた。
叶 倖人:わっかんね、と顔をしかめた。

GM:それでは夏藤暖蔵の【秘密】が公開されているので確認しますが
GM:叶さんは即座に夏藤暖蔵に戦闘を仕掛けますか?
叶 倖人:仕掛け……ません!
叶 倖人:お二人を信じる!
GM:了解です。

【目次へ戻る】

第三サイクル:六合大海

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
GM:【居所】を持っている相手に戦闘を仕掛けることも可能でございます。
六合大海:登場希望はとどめさんと卯ノ宮くんです。
六合大海:KYST
ShinobiGami : 京都シーン表(9) → 大学が近くにあるのかな? 安い定食屋や古本屋、ゲームセンターなどが軒を連ねる学生街。京都はたくさん大学があるなぁ。

一とどめ:んふふ
叶 倖人:アッ待って 私いないと情報受け渡せないかも
六合大海:じゃあ全員登場だ
卯ノ宮 祇乱:わいわい
GM:たのしいね
───────
GM:──学生街
GM:浮かれた表情の若者が行きかっている。付近の大学では送り火に合わせて祭りを主催するところもあるようだ。
GM:人混みによって、一層の熱が籠っているのを感じる。
六合大海:学生街の路地裏。
六合大海:そこから野良猫がてくてくと歩いて表通りに出てきた。
六合大海:それに続き、虫の群れは側溝から這い出て、鴉も飛び出した。
六合大海:しかし、道行く人間は気にも止めない。
六合大海:許可された生物以外を遠ざける、鞍馬の結界術である。
六合大海:「それで、」
六合大海:「お前を呼んだわけだ。一とどめ。」
一とどめ:「んふ」
六合大海:ここにいるのは4人の忍び。
六合大海:「単刀直入に言う。秘密を明かせ。」
六合大海:赤と白の髪の少女を、
六合大海:上背のある金髪の女、生真面目そうな黒髪碧眼の男、軽薄そうな銀髪の男が囲んでいる。
一とどめ:両腕を広げ、笑顔で首を傾げる。
一とどめ:「好きなように開いていいよ。ぼくの口からは出ないけど」
叶 倖人:「直で行くんだ……」
卯ノ宮 祇乱:「事案かな?」
一とどめ:「口を自ら割らせるよりも、腹を割いたほうが早い」
一とどめ:「だよね?」
叶 倖人:「めっちゃ怖いこと言ってる……」
六合大海:「ああ、そうだな。」
六合大海:「ではその黒い肚を裂くとしよう。」
六合大海:真言を唱え、左手の二本指で右腕をなぞると、
六合大海:黒く変色する。
六合大海:鞍馬の呪術。自らの身体を”思考を読み取る刀”に変じさせる忍法である。
六合大海:鞍馬は足で情報を稼ぐのではなく───
六合大海:力で稼ぐのである。
六合大海:一とどめさんの秘密を探ります。
六合大海:あ、感情修正欲しいな~
卯ノ宮 祇乱:あげるよ~
GM:指定特技を宣言してくださいね~
六合大海:ありがとー!
六合大海:指定特技は呪術です!
一とどめ:あげてもいい
GM:OKです。判定どうぞ!
GM:ダブル修正だと
六合大海:いいのかい
一とどめ:いいよ♡
六合大海:じゃあ+2?
GM:ですね!
六合大海:2d6+2>=5
ShinobiGami : (2D6+2>=5) → 6[1,5]+2 → 8 → 成功

六合大海:成功!ありがとう!
GM:では一さんの【秘密】を六合さんと卯ノ宮さんに。
GM:送りましたんぐ
六合大海:さっきの代価として叶さんに秘密を渡します。
叶 倖人:ありがたい!いただきます
GM:では一さんの【秘密】が全体公開に。

・PC4の【秘密】
任務を受けたあなたと、密かに連絡を取る声があった。
なんとその正体は、糺の森に暮らすちいさな化け狸の親子だ!
彼らは猛暑で生活もままならず、たとえ比良坂の手であっても、温度が下がるなら願ったりなのだという。
隠忍への義理があるため逆らえない彼らは、あなたに神事を成功させることを頼み込んだ。
お人よしであるあなたは執着無く、彼らを助けることを約束した。

あなたの【本当の使命】は、「懸り火」を成功させることだ。

六合大海:ぞ ぶ
六合大海:手刀が少女の身体を袈裟斬りにする。
六合大海:断面から溢れるのは血ではなく、情報である。
六合大海:「………なるほど。」
六合大海:上忍ならば零れ落ちる情報の断片を繋ぎ合わせることが出来るだろう。
六合大海:「対価は払った。」
一とどめ:「……んふふ」
六合大海:「これでいいな?叶。」
六合大海:「そしてすまない。」
六合大海:「私はこちらに付く。」
六合大海:とどめの傍に寄る。
叶 倖人:「……」
叶 倖人:ガリガリと髪をぐしゃぐしゃにする。
叶 倖人:「あ~~~……」
叶 倖人:へたりと力なくしゃがみこむ。
六合大海:「尤も、お前たちが今からでも神事を成功させようと思うのなら、」
卯ノ宮 祇乱:「叶さんが情報を膝に受けちゃった……」
六合大海:「この場は平和に終わる。」
六合大海:「元々そういう任務だったはずだ。」
六合大海:「さぁ、どうする?」
叶 倖人:「色々はっきりさせたいので」
叶 倖人:「卯ノ宮さんにもお話していいですか?」
叶 倖人:「ま、駄目ならあとでこっそりになりますけど」
六合大海:「いいぞ。」
卯ノ宮 祇乱:「お伺い取ってんのおもしろ」
六合大海:「この結界は強固だ。ここで話しても知るのは我々のみ。」
叶 倖人:「そういえばこっそりって口に出してる時点でこっそりじゃない気がするな」
六合大海:「だから」
六合大海:「話すならここで話せ。」
六合大海:「むしろここ以外では許さん。」
叶 倖人:「了解です」
叶 倖人:では卯ノ宮さんに六合さんの秘密を送ります。
GM:了解です。では六合さんの【秘密】も全体公開。

・PC1の【秘密】
あなたは比良坂機関から神事に関する機密情報を伝えられている。
それは、「懸り火」の点火に用いるプライズ「焔珠」(えんじゅ)が、比良坂機関の保管庫から強奪されているということだ。
強奪犯の名は「カトウダンゾウ」。京都のどこかに潜伏しているという。
「焔珠」は単なる儀礼用の道具ではない。神事が始まる前に、何としても奪還しなければならない。

セッション開始時、あなたは「焔珠」の【概要】を獲得する。

卯ノ宮 祇乱:「――ほおん」
卯ノ宮 祇乱:「愉快な班分けになってきたじゃん、ねえ?」
六合大海:「旗幟は鮮明になったが、カトウダンゾウ殺しには協力してやる。」
叶 倖人:「その後はまた別のお話……と」
六合大海:「そうだ。その方が全員都合がいいだろう?」
叶 倖人:「そうなりますね……」
叶 倖人:「ところで、一さん」
一とどめ:「なあに」
叶 倖人:「ぼくらの目的はとっくにご存知ですよね」
一とどめ:「……そうだね」
叶 倖人:「ぼくらはそいつがあなたを騙していると思っています」
叶 倖人:「……って言っても」
叶 倖人:「仕方ないですよね、多分」
一とどめ:「んー」
一とどめ:「騙されてるかどうかは、大事なことかな」
一とどめ:「ぼくは、ぼくの性能証明のためにそれが必要だと思ったから」
一とどめ:「ね?」
叶 倖人:「ほんとうに?」
一とどめ:「んふふ。なんせぼくは鍔鑿組の機忍」
一とどめ:「感情程度で御せるだなんて」
一とどめ:「まさか思ってはいないよね?」
叶 倖人:「どうですかね」
叶 倖人:「ぼくは体を機械に入れ替えれば感情がなくなるなんて思ってないので」
叶 倖人:「まあでも……いいか」
叶 倖人:「言うとおりだ。騙されてるかどうかは大事じゃあない」
叶 倖人:そこで。
叶 倖人:へにゃっ、と顔を崩して。
叶 倖人:「あなた・・・は優しい人だった」
叶 倖人:「そう騙されることにします」
一とどめ:「……」
一とどめ:「へんなの。……んふふ」
叶 倖人:「六合さん」
叶 倖人:「あなたにも同じことを聞きます」
叶 倖人:「狸がこの儀式を成功させようとしているなら……そこには裏がある可能性がある」
叶 倖人:「それでも、決意は変わりませんか」
六合大海:「………ふむ。」
六合大海:「私に言わせれば、その時はその時だ。」
六合大海:「これは比良坂の任務だ。相応の裏取りもなされているだろう。」
六合大海:「第一、儀式が悪しきものなら隠忍どもが何故邪魔をする。」
六合大海:「陽動か?ふん、それもあり得るな。しかしだ。」
六合大海:「もう一度言う。”その時はその時だ”。」
六合大海:「隠忍は殺す。カトウダンゾウは殺す。」
六合大海:「儀式が謀りなら比良坂を殺す。狸も殺す。」
六合大海:「これが私の答えだ。」
六合大海:「………なに、狸が真にお前の言うような存在だったら、」
六合大海:「お前に代わって殺してやる。だから安心しろ。」
叶 倖人:「……はは、は!」
叶 倖人:強い。強すぎる。鞍馬とはこんなに強いのか。
叶 倖人:いや、強いのは──
叶 倖人:「あなたが言うと心強すぎる」
叶 倖人:「その時はお任せしますよ」
卯ノ宮 祇乱:「あ、話まとまった?」壁にもたれていつの間にか焼き鳥を食ってる。
叶 倖人:「なにくつろいでんねん」
卯ノ宮 祇乱:「んはは、レアな口調もらった」
卯ノ宮 祇乱:「だって僕のやりたいことももうバレてるしさ~」
卯ノ宮 祇乱:「そんで叶さんからしたら僕とその問答をする必要はないし」
卯ノ宮 祇乱:「じゃあ小腹空いたなって」ぎ、と串から最後の肉をかじりとる。
六合大海:「なんだ、食いたいのか?」
六合大海:銃を上空に向けて撃つ。
六合大海:鴉が落ちてくる。
六合大海:「焼くと意外といける。」
六合大海:結界は生物以外は通す。
卯ノ宮 祇乱:「……僕、六合さんのそういうとこ嫌いじゃないんだよなあ」鴉には悪いけど、と呟く
六合大海:鴉の首根っこを捕まえて叶に差し出す。
卯ノ宮 祇乱:「まあ~ね、とどめちゃんも言ってたけど」
叶 倖人:「今のだけでも敵に回るの怖すぎるんですけど……」受け取りながら。
卯ノ宮 祇乱:「感情程度で御せたら苦労はしないわけだ」
六合大海:「鳥を食ったら行くか。」
六合大海:「カトウダンゾウを殺しに。」

【目次へ戻る】

第三サイクル:卯ノ宮祇乱

GM:登場希望とシーン表をどうぞ!
GM:もしくは……戦闘をしかけてもよい
卯ノ宮 祇乱:カトウちゃんに戦闘を仕掛けたいです!
GM:了解です。居所を持っていた甲斐がありましたわね
卯ノ宮 祇乱:不忍なんだよな
GM:乱入希望者はいますか?
六合大海:乱入希望です
GM:OKです
GM:場所を決めるか
GM:JBST
ShinobiGami : 神社仏閣シーン表(11) → 化野念仏寺。無数の石塔、石仏が立ち並ぶ景色は、どこか荒涼としている……。

───────
GM:──化野念仏寺。
GM:無数の石塔が並ぶ「西院の河原」は、無縁仏を祀ったものと言われている。
GM:中央の十三重の塔を除き、装飾もない風景は、真夏であっても寒々しい。
夏藤暖蔵:「ぎょへーーっ!!!」
GM:ついでに、無縁仏になりそうな忍びが一人逃げ込んできていた。
六合大海:「一応、勧告しておこう。」
六合大海:「盗んだものを出せ。」
六合大海:「そうしたら悪いようにはしない。」
六合大海:「最悪でも楽に殺してやる。」
夏藤暖蔵:「し、死にたくない!」
夏藤暖蔵:「だが『焔珠』を渡すのも……ヤダ!」
夏藤暖蔵:「だって、夏をもっと楽しみたいモン!」
夏藤暖蔵:地団太を踏んでいる。
六合大海:「だ、そうだ。」
六合大海:隣の男に視線をやる
卯ノ宮 祇乱:「元気があり自分勝手、大変よろしい」
卯ノ宮 祇乱:「じゃあ僕らも自分勝手にやろっか」
卯ノ宮 祇乱:にこ、と普段と変わらない様子で微笑む
夏藤暖蔵:「やむをえな~~!」
夏藤暖蔵:「絶対に逃げ切ってやる!」
夏藤暖蔵:戦闘態勢!
───────
GM:夏藤暖蔵のキャラシートを公開します。
(キャラシート) GM:ハグレモノの中忍頭です。【空吹】というファンブルした判定を成功にする忍法を持っているよ。
GM:通常のメイン戦闘なので1点受ければ脱落。
GM:また、参加者と同じ数……3ラウンド経過した場合も戦闘終了になります。
GM:勝者は戦果として敗者のプライズを奪うことができるよ。
GM:では、始めていきましょう
───────
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
夏藤暖蔵:プロット完了!
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけ!
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
六合大海:OK
GM:では……オープン!
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(3 → 3)
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「5」です。

○戦場:平地
→<プロット6>
(夏藤)
<プロット5>
(卯ノ宮)
<プロット3>
(六合)

GM:プロット6、夏藤暖蔵から!
夏藤暖蔵:当然、間合に入るやつを狙う!
夏藤暖蔵:卯ノ宮を対象に【必中】!
夏藤暖蔵:この攻撃の回避は、命中判定の出目以上でないと失敗になるぞ!
夏藤暖蔵:2D6>=7
ShinobiGami : (2D6>=7) → 3[1,2] → 3 → 失敗

六合大海:Oh……
夏藤暖蔵:ぎゃーっ! ファンブル!
夏藤暖蔵:しかし……ここで装備忍法【空吹】の効果を使用!
夏藤暖蔵:神通丸か遁甲符を一つ消費して、ファンブルした判定を自動成功に変更する!
卯ノ宮 祇乱:なるほどなあ
夏藤暖蔵:神通丸を使うよ。
夏藤暖蔵:忍具:2→1
夏藤暖蔵:さて、思うであろう
夏藤暖蔵:「あれ?自動成功にしたら、【必中】の達成値ってどうなるの?」
夏藤暖蔵:答えは……達成値10として扱われる!
卯ノ宮 祇乱:なんらかのズル~~~~
夏藤暖蔵:ギャハハ ルルブにも書いてある効果だもんね~
夏藤暖蔵:というワケで回避判定の目標値は10だ!
夏藤暖蔵:自動成功だから振り直しもさせられないぞ! 避けてみやがれ~
卯ノ宮 祇乱:2D6>=10 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6>=10) → 7[2,5] → 7 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:ワーッ
夏藤暖蔵:や、やったッ!
夏藤暖蔵:上忍を倒したぞ~ッ!
GM:振り直しや何らかの対抗手段が無ければ
GM:卯ノ宮さんは脱落ですが……?
卯ノ宮 祇乱:神通丸食べます!
GM:10を出すのにかけますか かなり攻めますね
GM:出してやるよ! という意気があるなら振ってね~
卯ノ宮 祇乱:ちょっと待ってね GMにご相談こそこそします
GM:はいよ
卯ノ宮 祇乱:すみません、神通丸は一旦戻します
GM:しまった
卯ノ宮 祇乱:奥義を発動。
GM:何ッ!
卯ノ宮 祇乱:【ブラッドハウンド】絶対防御/流し/防御低下
夏藤暖蔵:絶対防御~!?
夏藤暖蔵:防御低下はともかく……流しは射撃戦ダメージを軽減したとき、間合い3以内の相手に代わりに射撃戦ダメージ1点を与える効果!
夏藤暖蔵:私の【必中】の射撃戦ダメージを流すつもりだっていうのか!
卯ノ宮 祇乱:そう、そして流した先は――
卯ノ宮 祇乱:夏藤暖蔵、君自身だぜ!
夏藤暖蔵:ゲゲーッ!
夏藤暖蔵:ということは……流しのダメージは回避もできないから……
夏藤暖蔵:奥義で対抗する手段もない……戦闘脱落!
卯ノ宮 祇乱:シャオラッ
夏藤暖蔵:ダメージはとりあえず体術に受けておきます
GM:卯ノ宮さんは奥義の指定特技を言っておいてね
卯ノ宮 祇乱:身体操術でございます
GM:OKです。

○戦場:平地
→<プロット5>
(卯ノ宮)
<プロット3>
(六合)

GM:ではこのままプロット5、卯ノ宮さんの手番です。
卯ノ宮 祇乱:とりあえず足元をふわふわにしておくか……万華鏡使えるようになりてえな……
卯ノ宮 祇乱:浮足を使用します
GM:判定どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功

卯ノ宮 祇乱:さっき出せよ
GM:ははは
GM:では続けて行動はありますか?
卯ノ宮 祇乱:な……い!六合さんは僕からの回避と僕への奥義破りにマイナス1もらっておいてください
卯ノ宮 祇乱:現場からは以上です
六合大海:ハーイ
六合大海:では動きます。

○戦場:平地
<プロット5>
(卯ノ宮)
→<プロット3>
(六合)

GM:ではプロット3、六合さんどうぞ!
六合大海:万華鏡しまーす。対象は卯ノ宮くん
六合大海:砲術で判定
六合大海:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

六合大海:回避に-2でございます
GM:卯ノ宮さんは回避どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:2D6-2>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6-2>=6) → 9[3,6]-2 → 7 → 成功

GM:出てる
卯ノ宮 祇乱:ハアッハアッハアッ
六合大海:ウーン強い
六合大海:当たってないから風餐もできないか
GM:ですね。行動は以上かな
六合大海:以上です
GM:では第一ラウンド終了!
───────
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけ!
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
六合大海:セット
GM:では……オープン!
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「3」です。

○戦場:平地
→<プロット3>
(六合、卯ノ宮)

GM:同プロットだ!
GM:では同時行動なので1D100を振ってください
六合大海:後の先が乗らないぜ
六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 70

卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 63

六合大海:よし
GM:六合さんから
卯ノ宮 祇乱:うぐぐぐ
六合大海:卯ノ宮さんに万華鏡を使います。
六合大海:砲術で判定
六合大海:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

六合大海:回避修正-2でーす
GM:さあ躱せるか!
卯ノ宮 祇乱:2D6-2>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6-2>=6) → 4[1,3]-2 → 2 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:さっきしまった神通丸!!!!!!
GM:あーっと! 振り直しだ!
GM:どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:2D6-2>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6-2>=6) → 8[3,5]-2 → 6 → 成功

卯ノ宮 祇乱:はあはあはあはあはあ
GM:足りた!
六合大海:ウーン、つよい
GM:では続けて卯ノ宮さんのターン
卯ノ宮 祇乱:六合さんに接近戦攻撃します
GM:来たわね
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

六合大海:ウーンつらい
卯ノ宮 祇乱:回避判定マイナス1です
六合大海:2d6-1>=8 砲術で代用判定
ShinobiGami : (2D6-1>=8) → 8[4,4]-1 → 7 → 失敗

六合大海:うわー!
卯ノ宮 祇乱:うおおおおおお
GM:出ない!
GM:振り直しや対抗手段が無ければ脱落だ!
六合大海:ここは撤退だ。
卯ノ宮 祇乱:浮足が効いてる!!!!!
GM:あらっ撤退
GM:よろしいですか?
六合大海:追加生命点減らして撤退です。
GM:OKです!
六合大海:決着はまた次だ
GM:では勝者は卯ノ宮祇乱!
GM:戦果を選んで獲得しましょう~
卯ノ宮 祇乱:カトウちゃんから焔珠を回収します!!!返しなさいっ そして僕がもらいます
夏藤暖蔵:ヤダーー
───────
夏藤暖蔵:忍びの高速機動、その戦端を切ったのは白髪の女だった!
夏藤暖蔵:「先手必勝! くらえ、夏遁・三十一哀手!」
夏藤暖蔵:一手のうちに三十以上(※実際は10発程度)の射撃を繰り出す!
夏藤暖蔵:その凶弾が向かうさきは、卯ノ宮祇乱!
卯ノ宮 祇乱:普通に回避、は間に合わない。
卯ノ宮 祇乱:――奥義なら間に合う。そう考えて、今ここで手の内を明かすことのリスクを考えて――
卯ノ宮 祇乱:「……今をしのげなかったら、先も何もないか」
卯ノ宮 祇乱:すうと瞳が細められ、同時にばさりと上着を放る。
卯ノ宮 祇乱:ルーズに羽織りっぱなしだった裾の長い上着は、宙でぐるんと回転……いや、展開する。
卯ノ宮 祇乱:柔らかな布地であったはずのそれは、装甲のように硬く広がり、金属光沢すら宿す。
卯ノ宮 祇乱:――きぃん、きぃん、きぃんきぃんきぃん!!!
卯ノ宮 祇乱:表面を弾が滑り、流れ――跳弾する!!!
夏藤暖蔵:「えっ? ンギャーッ!」
夏藤暖蔵:「痛いだろ! 何するんだーっ!」
六合大海:「………”流し”か!」
夏藤暖蔵:「三十一哀手が通じないなんて、上忍はなんて恐ろしいんだ……!」
六合大海:乱反射する弾丸を躱すも、それを隠れ蓑にして飛来する針に身体を貫かれる。
夏藤暖蔵:「『焔珠』は渡すから見逃してくれ~っ!」赤い宝石を置いて逃げ出す。
六合大海:「かっ……」
六合大海:血を流しながらも反撃。
六合大海:弾丸をあえて卯ノ宮の上着に向けて射撃。
六合大海:意図を持って反射した弾丸は、卯ノ宮の忍具を破壊する。
六合大海:「……これが限界か…」
六合大海:「やるな、卯ノ宮祇乱」
六合大海:印を組む。自らの存在を希薄にする結界術。
卯ノ宮 祇乱:「あっぶね! 技術屋にとってのガジェットは命なんですけどっ」
卯ノ宮 祇乱:「……いや、だからか。合ってる」はは、と笑う。
六合大海:「次は、」
六合大海:「脳天だ。」
六合大海:ざあ、と風が吹いた。
六合大海:この場に立っているのは一人だけ。
卯ノ宮 祇乱:「こえ~~~……」
卯ノ宮 祇乱:上着をぶんと振る。先ほどまでの様子が嘘のように、ふわんと布地に戻ったそれを羽織り直す。
卯ノ宮 祇乱:置いていかれた宝石を拾い上げ、日の光にかざして。
卯ノ宮 祇乱:「……さて」
卯ノ宮 祇乱:「こっからは防衛戦だ」

【目次へ戻る】

第三サイクル:マスターシーン

妄獣:送り火の③、船形に〈挑戦〉を仕掛けます!
妄獣:モ~
叶 倖人:来ちゃうかあ
叶 倖人:受けて立ちます
GM:戦闘乱入はありますかね?
GM:感情を結んでいるのは一さんだけですが
GM:なさそうかな
───────
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:アッすいません!
叶 倖人:そういえばの質問なんですけど
GM:はい
叶 倖人:もうわかっちゃったけどぼくらいちおう、懸り火成功するとまずいわけじゃないですか
叶 倖人:こいつらが懸り火破壊したら一応懸り火できなくなりそうだけど
叶 倖人:流石にそれで懸り火失敗とはならない?
GM:そうですね~
GM:懸り火の失敗と五山の送り火は別
GM:送り火が失敗すると叶さん的にもよくないです
叶 倖人:なるほど 了解しました
叶 倖人:失礼しました やりますか
妄獣:プロットはOK
叶 倖人:あっしまった
叶 倖人:プロット前忍法色々あるんだこいつ
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:まずは羅眼を使用します。このタイミングでいいのかな
叶 倖人:あ、いや
叶 倖人:あ、うん このタイミングでいいよね?
叶 倖人:お互いにプロット決定して、公開前
GM:全員のプロット決定後ですね
叶 倖人:こちらもプロット決まった!
叶 倖人:で、オッケーなら【羅眼】と【サトリ】を使用します!
GM:どうぞ~
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功

叶 倖人:成功。
GM:出目強い
叶 倖人:対象は妄獣で、1~6の数字をそれぞれ指定
叶 倖人:その数値が隊商のプロット値と同じならそれぞれ効果を発揮します
叶 倖人:サトリは5、羅眼は4にしておきましょう
叶 倖人:こちらはオッケーかな
GM:OK
GM:では、オープン!
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
叶 倖人:よし、【羅眼】当たり!
妄獣:【羅眼】が当たってしまったモ~
叶 倖人:このラウンド、ぼくらの攻撃に対して対象は回避判定を行えません
妄獣:こまった

○戦場:
→<プロット4>
(妄獣)
<プロット3>
(叶)

叶 倖人:改めてプロット4からかな?
GM:ですね、プロット4、妄獣
妄獣:先に倒せば問題ない!
妄獣:【万華鏡】を叶倖人に!
妄獣:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

妄獣:seikou
叶 倖人:矢止めの術を使用します。
妄獣:ぎゃー
GM:射撃戦の攻撃忍法の命中判定を失敗させる忍法ですね。
叶 倖人:はい!プロット差分-判定つくけどね
GM:ではどうぞ~
叶 倖人:sg+1-1>=5 矢止めの術(判定:衣装術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

妄獣:強い……!
叶 倖人:食らってないんだよなあ珍しく
叶 倖人:ともかく成功。失敗にします
妄獣:失敗だモ~

○戦場:
<プロット4>
(妄獣)
→<プロット3>
(叶)

叶 倖人:では僕の手番
叶 倖人:まずは【変形】を使います。
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功

叶 倖人:成功。あ、しまった 確認忘れてた
叶 倖人:GM!
GM:はい
叶 倖人:【変形】で自分の忍法を書き換えて新しい攻撃忍法を習得するわけですが
叶 倖人:例えば自分の【万華鏡】を消して新しく【万華鏡】を習得して
叶 倖人:指定特技だけ変更することってできますか?
GM:できるという裁定にしましょう
叶 倖人:ありがとうございます!
叶 倖人:じゃあひとまず接近戦攻撃を消して【万華鏡】を取得します。《瞳術》にしておきましょう
叶 倖人:改めて、取得した【万華鏡】で攻撃。
叶 倖人:sg>=5 万華鏡(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

叶 倖人:成功、【羅眼】の効果で回避判定はできません!
妄獣:《瞳術》遠いな~とか考える暇もないか……
妄獣:では奥義!『猛走突牛』!
妄獣:《怪力》の絶対防御! 破り(謀術)/防御低下
妄獣:叶さんはこの奥義は見ていないので破れないモ~
叶 倖人:奥義情報もらうの忘れてたんだよねえ ちょっと私も抜けてたわ
GM:では行動以上かな
叶 倖人:このあと何もなければプロット終了時に行動があります
GM:そうですね。
妄獣:だがラウンド終了時に行動があるのはこちらも同じ
叶 倖人:プロット順でそっちからかな?
妄獣:プロット値が高いこちらから動かせてもらおうか
妄獣:【飛燕】を使用! ラウンド終了時、同プロットに他キャラクターがいなければ使用できる!
妄獣:2D6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

妄獣:判定成功! 生命力を1点消費して
妄獣:このラウンド使用していない忍法で攻撃できる!
妄獣:【接近戦攻撃】かな。
妄獣:2d6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

妄獣:成功、《兵糧術》で回避せよ!
叶 倖人:鳥獣から6。
叶 倖人:sg>=6 判定:鳥獣術
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功

妄獣:生命力は3になりました。
叶 倖人:よし、成功。
叶 倖人:改めて僕の方の行動いいかな?
妄獣:当たらなすぎ……
GM:どうぞ!
叶 倖人:【忍法錬成】を使います。
叶 倖人:sg+1>=5 忍法錬成(判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功

叶 倖人:成功。
妄獣:な、なんだぁっ
叶 倖人:任意目標に射撃点ダメージ2点を与えます。
叶 倖人:対象は妄獣
妄獣:回避も無しで2点は強すぎるだろ~!
叶 倖人:他の人の構築見て言ってくれ
GM:3つの流派の忍法をラウンド中に使わなければならないという発動条件があるんだよ。
妄獣:へ~そうなんだ
妄獣:生命力:3→1
妄獣:痛い!
叶 倖人:【末裔】で取得した【羅眼】、【他流派の血】で取得したサトリ、【変形】で合計三流派!
叶 倖人:こっちは以上かな
GM:では改めてラウンド終了!
───────
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:オッケー、プロット決めました
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
妄獣:OK
叶 倖人:では再び
叶 倖人:【羅眼】とサトリを使用。
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 7[2,5] → 7 → 成功

叶 倖人:オッケー、成功。
GM:安定感あるな…
叶 倖人:さっきと同じでいいかな。【羅眼】4,サトリ5
叶 倖人:こっちはオッケー
GM:OK
GM:ではオープン!
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。

○戦場:
→<プロット4>
(妄獣)
<プロット3>
(叶)

妄獣:安定択取るよね~
妄獣:だが、ここで一矢報いてやる!
妄獣:う~~ん 【土竜吼】にしてみるか
妄獣:【土竜吼】で攻撃!
妄獣:2D6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

妄獣:成功! 《掘削術》で回避どうぞ
叶 倖人:sg+1>=6 判定:壊器術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功

叶 倖人:成功。
妄獣:あたりゃしねえ

○戦場:
<プロット4>
(妄獣)
→<プロット3>
(叶)

GM:では叶さんどうぞ!
叶 倖人:では【変形】を使用します。
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功

叶 倖人:成功。【万華鏡】を《瞳術》から《鳥獣術》に変えておこう
叶 倖人:で、【万華鏡】で攻撃。
叶 倖人:あ、いや待って
叶 倖人:どうしようかな
叶 倖人:失礼、【万華鏡】は《絡繰術》でいいかな?
GM:どうぞ~
叶 倖人:ありがとうございます!では《絡繰術》の【万華鏡】で攻撃。
叶 倖人:sg+1>=5 万華鏡(判定:《絡繰術》)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

叶 倖人:成功。【羅眼】で回避判定は振れないね!
妄獣:絶対防御! 《怪力》!
叶 倖人:奥義破り狙います
妄獣:失敗してくれ~!
叶 倖人:sg>=7 判定:壊器術
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 5[2,3] → 5 → 失敗

妄獣:生きてるぅ~
叶 倖人:失敗か。これはそのままにしましょう
GM:ではラウンド終了時。
妄獣:まずは送り火①の効果を使用!
叶 倖人:うわっそれあった
妄獣:生命力を1点回復します!
妄獣:そして回復した生命力をリソースに【飛燕】を発動!
妄獣:2D6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

妄獣:成功! 生命力は1です
妄獣:当たれ……【接近戦攻撃】!
妄獣:2D6>=5
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

叶 倖人:鳥獣から6。
叶 倖人:sg>=6 判定:鳥獣術
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 4[1,3] → 4 → 失敗

叶 倖人:ううむ
妄獣:おおっ
叶 倖人:悩みどころだなこれ……
叶 倖人:ちょっと質問したり相談タイム!
GM:はーい
叶 倖人:えっと、この攻撃受けた場合って
叶 倖人:私は戦闘脱落になるのかな?
GM:なりますね
叶 倖人:忍法錬成は撃てます?
GM:脱落しないのは牛くんだけなので
GM:あ~
GM:いや、これは同時行動じゃないし
GM:行動順処理で行かせてもらうか
叶 倖人:了解です~
GM:撃てません!
叶 倖人:あ、あとこれ私が勝った場合って
叶 倖人:戦果とかメリットありましたっけ 牛は撃退できるけど
GM:牛くんにマイナスの感情結んでもいいよ
叶 倖人:う、う~ん
GM:いちおう手番使って仕掛けてますからね…〈挑戦〉を
叶 倖人:牛君の管理してる送り火も奪えるわけではない?
GM:奪えない
叶 倖人:むむむ ちょっと……ちょっと待ってね!
叶 倖人:できれば晒したくなかったけどしゃーない
叶 倖人:奥義を使います。
GM:何ッ!
叶 倖人:《浄眼始動おきろじょうがん、アブソリュート》
指定特技:《瞳術》
効果  :絶対防御/護り/防御低下
演出  :生まれ持った未来予知の青き眼。

叶 倖人:ダメージ軽減。
妄獣:防がれた……!
妄獣:ホクラさん……俺……奥義を暴くところで精一杯でした……
妄獣:受け取って……ください……
叶 倖人:では僕の番なら【忍法錬成】を使います!
叶 倖人:sg#+1>=5 忍法錬成(判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#1>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

叶 倖人:あっなんか確認とか聞く前に振っちゃったし+1入ってない すいません
叶 倖人:対象は妄獣君です
妄獣:特に対抗とかは無いです
妄獣:2点を受け、脱落します!
叶 倖人:ふぅ
GM:叶さんが勝者です!
GM:戦果として牛くんに感情を結んだりできます
叶 倖人:ほんまに奪えるもんなんもない~?
叶 倖人:お金は持ってたと思うけど
GM:送り火は管理してるだけなので奪えません
GM:忍具って専用の忍法が無いと戦果として取れないんだよね
叶 倖人:ジャンプしてくんないか~ 別に勝っても忍具奪えないもんな
叶 倖人:じゃあオッケーです!
叶 倖人:お疲れ様でした
GM:OKです
───────
妄獣:「ブモーッ…!」
妄獣:ガクリ、と巨体が膝をつく。
妄獣:肉体には全方位から傷が与えられている……いかなる攻撃がこの妖魔を討ち倒したというのか!
叶 倖人:カラカラと機関銃の砲身が回る。
叶 倖人:「手間取ったなあ。切らされた・・・・・
叶 倖人:「タネまではバレてないと思うけど……まぁったく」
叶 倖人:「忙しいんだよ、今。横入りはやめてくれ」
叶 倖人:不機嫌そうに。
叶 倖人:夏藤を狙った戦闘もある程度の戦況は把握できている。
叶 倖人:改めて思い知らされるのは、あの恐るべき鞍馬の忍び。
叶 倖人:卯ノ宮が切り札を切らされて、なおギリギリ。実力の底どころか水面に触れた気すらしない。
叶 倖人:それに加えて一とどめ。条件が揃えば斜歯の三忍で最強。
叶 倖人:「卯ノ宮さんあのひとが本気なのは分かるけど……」
叶 倖人:のらりくらりとかわし、本気を見せないあの男がこの段階で隠し札を使った。
叶 倖人:計算か焦り故か、いずれにせよ今までみたことのない本気マジだ。
叶 倖人:「頼らせてくださいよ……ぼくらだけじゃあ手に余る」
叶 倖人ぼくらはせいぜい、中級妖魔を手玉に取る・・・・・・・・・・のが限度。
叶 倖人:それじゃ足りないのがこの上忍達せんじょうだ。
叶 倖人:忍びの戦に負けて良いものなどない。そんなことは常識だが。
叶 倖人:「負けたくねえなあ」
叶 倖人:いつものようにぼやいた。

GM:戦闘を山の尾根から監視している影……
ホクラ:「結界で強化した中級妖魔程度では妨害にもならんか…」
ホクラ:「上忍の力量も測れた。実行中の計画にも修正が必要だな…」
ホクラ:「しかしここでの作戦は中断するとしよう。精々争うがいい……」
ホクラ:笑い声を残して姿を消す。
───────
GM:第三サイクルを終了します。
GM:妄獣がシナリオから離脱したため、①大文字は管理されていない状態になります
GM:そして、最も番号の若い……②妙法の管理者、卯ノ宮さんが「お金」を1個獲得します。
GM:特に変調を受けてる人はいないかな。
GM:では、メインフェイズを終了します。

【目次へ戻る】

クライマックス

GM:──とある寺社
GM:日も落ちた寺社内は、しかし篝火によって明々と照らされている。
GM:その中央に立つのは、篝火アロアである。
篝火アロア:「京の天上に 神留り坐す」
篝火アロア:「荒震る火之神に 畏み 畏み 申す──」
篝火アロア:祝詞を挙げながら、神楽を舞う。
篝火アロア:手には松明を持ち、大幣のように火が闇を嘗め付けていく。
篝火アロア:熱が籠る。神楽が終わったとき、人等の儀式は結果を残すだろう。
篝火アロア:「──」
篝火アロア:天を見上げる。
篝火アロア:星一つ無い、暗闇が巫女を見下ろしている。
───────
GM:──とある山地
GM:京を囲むある山に、門火を迎えるための小さな祠が存在している。
GM:隠匿されたこの場所こそ、『焔珠』によって生じた火を捧げるための、『懸り火』の肝心である。
GM:暗がりの中に、なお影のような存在が浮かび上がる。
卯ノ宮 祇乱:「さあて」
卯ノ宮 祇乱:「お祭りもクライマックスだ。調子はどう、叶さん?」
叶 倖人:「戦場に立つ以上は絶好調です」
叶 倖人:「不調だったからだの、準備が整ってないだの」
叶 倖人:「何を言っても仕方ない。でしょ?」
卯ノ宮 祇乱:「違いない!」
六合大海:祠の前。暗闇で何かが蠢く。
六合大海:篝火が揺れ、そこが照らされると、
六合大海:蠢いた影が二人の女であると分かる。
六合大海:「来たか。」
一とどめ:「んふふ」
卯ノ宮 祇乱:「はあい、来ました」ひらと手を振る
六合大海:「持ってきたか?」
叶 倖人:「きました?」
卯ノ宮 祇乱:「なんで叶さんにまで疑われてんの僕」
叶 倖人:「日頃のなんらか」
卯ノ宮 祇乱:「えー、いちお見せとく?」ひょい、と袖口から『焔珠』を出して。
卯ノ宮 祇乱:「はい回収」ひょい、としまい込む。
六合大海:「いいだろう。」
六合大海:「では、やるか。」
一とどめ:「いいね。話が早くて」
六合大海:「もう言葉は尽くした。あとは、刃と弾で語り合う。」
六合大海:「それが忍びだろう。」
叶 倖人:「やだ向こう気が合っちゃってるわ。どうしましょ」
卯ノ宮 祇乱:「じゃあ僕らも友情パワーで対抗するしかないなあ」
叶 倖人:「あれ、相手とわかり合うためじゃないと真の力出ないらしいですよ?」
卯ノ宮 祇乱:「え~? じゃあ……なんか……いい感じのパワー出しといて」
叶 倖人:「はいはい」
叶 倖人:絡繰刃を構える。
叶 倖人:「そっちこそ、いい感じに頼みますよ」
一とどめ:「ああ、楽しくなってきたなあ。やっと」
───────
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:戦闘終了条件は、参加者全員の戦闘続行意思が無くなること。
GM:ただし、『焔珠』を所持している卯ノ宮さんは、第七ラウンド終了時に生存していれば即座に戦闘を終了させられます。
卯ノ宮 祇乱:うおお
GM:それ以外に特別なルールはありません。勝者は『焔珠』を用い、『懸り火』の結末を操作できます。
GM:戦場は「平地」となりますが……
叶 倖人:オッケーです
GM:叶さんは③船形の効果により戦闘開始時に戦場を変更できます。しかし平地のままでよいですね。
叶 倖人:はい!
GM:了解です。
GM:では、戦闘開始。
───────
GM:【第一ラウンド】
GM:プロットお願いします。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:一とどめがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
六合大海:OK
卯ノ宮 祇乱:おけ!
一とどめ:おっけ
叶 倖人:ちょっと待って
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
一とどめ:あっプロット忍法いっぱいある人だ
叶 倖人:オッケー!
叶 倖人:プロットみんな決まったなら忍法あります!
GM:どうぞー
叶 倖人:【羅眼】!対象は六合さん
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

叶 倖人:成功。数字は2。
叶 倖人:つづいてサトリ。
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功

叶 倖人:よし、成功。これも2。
叶 倖人:こちらはオッケー!
GM:【サトリ】の対象も六合さんですか?
叶 倖人:あっはい!六合さんで!
GM:了解です。
GM:それでは、プロットオープン!
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:一とどめがダイスを公開しました。出目は「2」です。
叶 倖人:ほう
卯ノ宮 祇乱:ギュッてなってる
叶 倖人:ハズレですね
GM:割と固まったねえ
六合大海:ウワー固まってる!
一とどめ:ヒヤッとした
六合大海:だがプロット忍法は避けたぜ!
叶 倖人:ちぃっ
GM:ではプロット3! 1D100振ってください
叶 倖人:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 100

卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 1

叶 倖人:極端
六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 4

GM:極端w
卯ノ宮 祇乱:?
叶 倖人:極端!
一とどめ:そんな極端なことある?
GM:6面ダイス振ってる奴が二人いるな
GM:では叶さんどうぞ!
叶 倖人:はい!
叶 倖人:まずは【変形】を使用します。
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 8[3,5]+1 → 9 → 成功

叶 倖人:よし、成功。忍法を一つ消去して代わりに指定した忍法を習得します。
叶 倖人:【万華鏡】を習得します。指定特技は《鳥獣術》
叶 倖人:続いて【万華鏡】を使用。対象は六合さん
GM:これは【万華鏡】を消して【万華鏡】を修得したということですね
叶 倖人:あっそうです!失礼しました
GM:では命中判定どうぞ
叶 倖人:sg>=5 判定:鳥獣術
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

叶 倖人:あぶね、成功です
六合大海:目標値8かー
六合大海:がんばろ、やります。
GM:感情修正なども使っていこうね
一とどめ:感情修正ほしい? とっとく?
六合大海:ほしいです!
一とどめ:いいよ♡
GM:差し込むのは大変だから貰う側の人が提案するとよいとされているぞい
六合大海:すいません!これからそうします!
六合大海:2d6+1>=8 罠術で代用
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 6[3,3]+1 → 7 → 失敗

叶 倖人:よし!
六合大海:ギャー
卯ノ宮 祇乱:あたり!
GM:射撃戦ダメージ2点ですね。
一とどめ:いてえ~
GM:六合さんはどの分野を削るか宣言してください~
六合大海:器術と忍術つぶします
GM:オス
叶 倖人:こちらは以上!
GM:では六合さんどうぞ~
六合大海:万華鏡を卯ノ宮くんへ
六合大海:2d6>=5 砲術
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

六合大海:回避達成値-2です
叶 倖人:矢止めの術を使用します。
六合大海:ヴッ
卯ノ宮 祇乱:叶さ~ん!
一とどめ:いやらしユキくん
GM:妄獣戦でも使用していた、射撃戦の命中判定を失敗させる忍法ですね
叶 倖人:sg+1>=5 矢止めの術(判定:衣装術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功

叶 倖人:成功。命中判定を失敗にします
六合大海:チクショー
六合大海:以上です
卯ノ宮 祇乱:頼もしすぎ
GM:攻撃者とのプロット差がマイナス修正になるが、今回はプロット差ゼロ!
GM:同じサポート忍法は1ラウンド1回しか使えない点が攻略の糸口になるか!
GM:では続けて卯ノ宮さんの手番です。
卯ノ宮 祇乱:まずは浮足、対象は六合さんととどめちゃん
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル

卯ノ宮 祇乱:お前!!!!!!!!
卯ノ宮 祇乱:バカ!!!!!!!!
一とどめ:ああーっ
叶 倖人:こういうことはある
GM:w
六合大海:ワオ
GM:振り直しはあるかな~
卯ノ宮 祇乱:ない!座ります
GM:漢らしい
叶 倖人:あっ
GM:同時攻撃なので即座に凪にはなりません
叶 倖人:ちょっと待って
叶 倖人:ないのか そうか ううむ
GM:おっと
叶 倖人:難しいとこだな……
卯ノ宮 祇乱:神通丸をね 六合さんに破壊されてるからね
叶 倖人:そうなんよね~
卯ノ宮 祇乱:かなしみだぜ
GM:メイン戦闘が響いている
叶 倖人:あっそっか 即座に凪にはならんから
叶 倖人:この後行動はできるのか
GM:そうですね 攻撃は行える
一とどめ:ぼくからの攻撃は素通しってわけ
叶 倖人:失礼 なにもないです
GM:了解です
卯ノ宮 祇乱:あい!じゃあ双子をここで発動したいです
卯ノ宮 祇乱:開眼なんてなかったんだ
GM:あ、開眼は使えますよ 判定いらないので
GM:体力温存したいから使わないってことならそれは大丈夫です
卯ノ宮 祇乱:あ、あーそうか
GM:双子止めてもいいですがどうしますか?
卯ノ宮 祇乱:…………
卯ノ宮 祇乱:すみません双子ひっこめます
GM:はーい
GM:即座に凪ではないので攻撃は行えます どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:あい!接近戦攻撃を六合さんへ
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

六合大海:また8か!厄介な!
六合大海:2d6>=8 砲術で代用
ShinobiGami : (2D6>=8) → 5[1,4] → 5 → 失敗

六合大海:ウーン、ダメージください
GM:何もなければ接近戦1点ですよい
GM:ランダムに消える分野を決めてね
GM:1D6振って、消えてる分野と被ったら好きなところを潰していいです
六合大海:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 1

GM:器術なので被ってますね
六合大海:戦術…ですがここで兵糧丸使います。
六合大海:戦術を回復
GM:了解です 即食べですね
六合大海:はい
GM:ではプロット3は終了
GM:プロット2、一さんどうぞ
GM:このタイミングで卯ノ宮さんは逆凪になるよ。
卯ノ宮 祇乱:><
一とどめ:うーん、もう切っちゃうか
叶 倖人:あ~なるほどね
GM:なるなる
一とどめ:奥義
GM:何ッ!?
一とどめ:《六道機巧・羅無間落(リクドウキコウ・ラムゲンラク)》
指定特技:絡繰術
効果  :不死身/定め・目覚め/回数制限・生命限定(功績点-2)

GM:不、不死身だァ~
一とどめ:4点回復し、目覚めの効果で全ての攻撃に接近戦ダメージが1点追加されます
GM:これは二重改造というやつですね
GM:功績点を2点追加で支払うことで奥義改造を二回施しているぞ!
卯ノ宮 祇乱:くっ 斜歯っぽいぜ
一とどめ:二重改造、だいすき♡
一とどめ:で、【秘翼】を使用します
GM:どうぞ~
一とどめ:SG>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

GM:《飛術》を修得していないキャラクターは一さんの攻撃に対する回避マイナス1です
GM:つまり全員やね
一とどめ:んふふ
GM:この効果は戦闘中永続!
六合大海:すげー
一とどめ:そしてそうね、ここは【外縛陣】を使っちゃおう
叶 倖人:そう来るか!
一とどめ:対象は叶くんと卯ノ宮くん
GM:判定どうぞ~
一とどめ:SG>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

一とどめ:さて回避は-1だぞ♡
GM:卯ノ宮さんは自動的に命中ですね
叶 倖人:鳥獣からかな。回避します
卯ノ宮 祇乱:み”-
叶 倖人:sg-1>=8 判定:鳥獣術
ShinobiGami : (SG-1@12#2>=8) → 5[2,3]-1 → 4 → 失敗

叶 倖人:まあ仕方ない
GM:変調表は受けた側に振ってもらいましょうか WTです
卯ノ宮 祇乱:WT
ShinobiGami : 変調表(5) → 忘却:修得している【感情】の中からランダムに一つを選び、その【感情】を持っていないものとして扱う。この効果は、修得している【感情】の数だけ累積する。各サイクルの終了時に、《記憶術》で行為判定を行い、成功するとこの変調はすべて無効化される。

叶 倖人:WT
ShinobiGami : 変調表(1) → 故障:すべての忍具が使用不能になる。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《絡繰術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。

叶 倖人:最悪
一とどめ:イ~ッヒッヒッヒ
GM:故障ヤバ
GM:忍具5個もあるのに
一とどめ:ついでに接近戦1点もあげるね
叶 倖人:これはもう仕方ない
卯ノ宮 祇乱:叶さーん!
叶 倖人:卯ノ宮さんは絶対防御忘れずね
叶 倖人:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 5

卯ノ宮 祇乱:僕は感情持ってるのが六合さんだけなので特に何も起こらないです
卯ノ宮 祇乱:そして絶対防御をするぜ
GM:じゃあ六合さんへの感情を忘却してくださいね。
叶 倖人:しかも潰れるのは戦術か……
六合大海:これって見てたっけ
六合大海:奥義
GM:見てますね。
六合大海:じゃあ奥義破り判定かな
一とどめ:そして感情でもらってるね
GM:えーっと感情共有があったはずだからとどめさんにもいくね
卯ノ宮 祇乱:【ブラッドハウンド】絶対防御/流し/防御低下:身体操術です
GM:奥義破りする人は宣言お願いします
叶 倖人:しません!
GM:宣言した人は全員振ってね
一とどめ:ヒロちゃん、感情修正ちょうだい♡
一とどめ:します
卯ノ宮 祇乱:しなくてもいいんだよ♡
六合大海:感情修正投げます
六合大海:とどめちゃんガンバッテ!
一とどめ:SG+1>=9 (判定:骨法術、指定特技:身体操術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=9) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功

六合大海:2d6>=6 歩法で代用
ShinobiGami : (2D6>=6) → 4[1,3] → 4 → 失敗

一とどめ:抜いちゃった
卯ノ宮 祇乱:とどめちゃんのえっち!!
GM:ダイス乗ってるな…
一とどめ:クライマックスになった途端元気になってきた
GM:では卯ノ宮さんも接近戦1点!
GM:【頑健】あるからそこからかな。
卯ノ宮 祇乱:あい、頑健から1減らします
GM:OK
卯ノ宮 祇乱:おしまい!
GM:一さんも行動以上ですかね
一とどめ:いじょう!
GM:OK!
GM:ではラウンド終了時……何かある奴はいるかい!
叶 倖人:ラウンド終了時行動あります
叶 倖人:【忍法錬成】を使用します。対象は六合さんと一さん
一とどめ:独自コードは使えない距離か
六合大海:回避できないんでしたっけ
GM:そうですね! 回避とかないやつです
叶 倖人:オッケーなら判定!
六合大海:ドウゾー
一とどめ:いいよ~ 嫌だが……
叶 倖人:sg+1>=5 忍法錬成(判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功

叶 倖人:成功!
叶 倖人:二人に射撃戦2点です
GM:のってるぜ
卯ノ宮 祇乱:つよいぜ
一とどめ:ぎええ
一とどめ:重装と頑健1点ずつ分へらします いたいよ~
六合大海:戦術と謀術を潰し、兵糧丸で謀術を回復
GM:即食べだ
GM:温存しても大丈夫ですよ~ 一応ね
六合大海:そういうのも出来るのか
叶 倖人:こちらは以上!
GM:できます~
六合大海:でも一回宣言しちゃったんでこれで
GM:処理おおいので
GM:戦闘中の判断の即座に取り下げぐらいはアリにしてますよ
六合大海:じゃあ温存で。すいません。
GM:了解です。
GM:ではラウンド終了!
───────
GM:【第二ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:こちらプロットおっけー、全員オッケーになったら忍法あります
卯ノ宮 祇乱:おけです
六合大海:OKです
Tekey:一とどめがダイス目を変更しました。(秘匿)
一とどめ:おっけー
叶 倖人:ではまず【羅眼】を使います。対象六合さん
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

叶 倖人:成功。数字は2。
叶 倖人:続けてサトリ。これも六合さん
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

叶 倖人:っしゃぁ!
GM:うおっ
六合大海:きさま~!
一とどめ:こいつーっ!!
GM:振り直しとかなければ回復だ!
六合大海:いや、ここは
六合大海:でもうーん、ちょっとキャラシみます
GM:はい
六合大海:や、潰そう
叶 倖人:でしょうね
六合大海:神通丸使います。
叶 倖人:ん?
六合大海:振り直す!
叶 倖人:神通丸は
叶 倖人:自分の出目を振り直すのにしか使えない!
六合大海:あれ、間違えた遁甲符だ
叶 倖人:あっと あったか 了解!
一とどめ:やった~~~~
GM:はい、遁甲符ですね 所持してます
叶 倖人:では振り直しかな?
GM:では叶さんは振り直しです
六合大海:ゴメンネ!
卯ノ宮 祇乱:叶さんがんばれーっ
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 7[3,4] → 7 → 成功

叶 倖人:成功。
卯ノ宮 祇乱:成功でえらい
一とどめ:だが……故障は据え置きだぜ
叶 倖人:遁甲符一つ消費させたと考えます。数値は2。
叶 倖人:こちら以上!
GM:OK
GM:それでは……プロット公開!
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:一とどめがダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「3」です。
六合大海:ウワー!両手に華だよ~!
GM:ほとんど前ラウンドと同じ構図
GM:しかし違うのは一さんのポジションですね。
GM:ではプロット5、一さんどうぞ。
一とどめ:ぼっちだよ~
一とどめ:【獣化】
GM:でたわね
叶 倖人:それがあるのよね
卯ノ宮 祇乱:キュマイラだ
GM:自分の攻撃に接近戦1点を追加する効果です しかも戦闘中永続!
一とどめ:上振レディよ 思い知らせてやる
一とどめ:SG#5>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#5>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

卯ノ宮 祇乱:上振レディ!
GM:つ、つよい
叶 倖人:上振れてるなあ
GM:あなたが上振レディ……
一とどめ:そして【獣化】は【換装】で修得しているので、こいつを消して忍具に変換します
一とどめ:どうやら……バフは消えないらしいのでな
叶 倖人:なるほどね
GM:一度発動したサポートによるバフデバフは
GM:元の忍法が消えても効果が継続するという裁定です。
一とどめ:というわけで、神通丸になってもらおう 獣化よ
GM:【換装】は忍法を中に入れられるうえ、その忍法がいらなくなったら忍具に変えられるというお得な装備忍法ですね。
一とどめ:せっかくだからここで双子も切っちゃうか
GM:大盤振る舞い!
一とどめ:【重装】【闇神楽】【換装】を未修得に、【土竜吼】【修羅】【風饗】を修得します
一とどめ:【修羅】は《死霊術》で修得
GM:了解です。
一とどめ:で、土竜吼したかったけど、コストが足りてないのでしかたなく外縛陣しますか
GM:双子は事前に選んだ忍法三つを、好きなタイミングで自分の忍法三つと交換できる背景だぜ!
一とどめ:なんか接近2点乗ってるけど外縛陣
叶 倖人:嫌すぎる
卯ノ宮 祇乱:こっわ
GM:目覚め不死身と【獣化】で+2点になってますね。
一とどめ:対象は斜歯男子コンビ二人だ
一とどめ:SG#5>=5 (判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG@12#5>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

一とどめ:回避-1だぞ♡
卯ノ宮 祇乱:2D6-1>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6-1>=6) → 11[5,6]-1 → 10 → 成功

叶 倖人:ちょっと撃たざるをえないか
叶 倖人:あ
卯ノ宮 祇乱:あ
卯ノ宮 祇乱:振っちゃった
GM:巻き戻していいっすよ
一とどめ:避けられちゃった……
GM:回避も無かったことになるがな…
叶 倖人:まあ……結果見てからやっぱなしもあれなので 使います
GM:何が出てくるんだァ~
叶 倖人魔眼起動ひらけまがん、ディスターブ
指定特技:《詐術》
効果  :判定妨害/驚き/増幅装置
演出  :兄より譲り受けた読心の緑の眼。

叶 倖人:驚き、【増幅装置】の判定妨害。4を1にします。
GM:判定妨害だ!
一とどめ:やーん
GM:驚きの改造があるので、神通丸や遁甲符で振り直せないですね~
叶 倖人:これで見せちまったなあ
GM:【増幅装置】は器術の生命力が失われているとその奥義が使えない、という弱点です
GM:では……一さんは逆凪ですね
一とどめ:しゅーん……
一とどめ:まあこれで
GM:オーバーヒートしてしまったようね。
一とどめ:完全体ではある
GM:ヤバイわよ
GM:ではプロット3、1D100お願いします!
叶 倖人:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 46

卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 29

六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 91

GM:おっと、では六合さん手番どうぞ!
六合大海:では行きます。と言ってもどーしよっかなー
六合大海:何しても矢止めされるぜ
GM:【接近戦攻撃】は矢止めされませんよ?
一とどめ:そうだぜ
六合大海:や、もっといいことがあるぜ~
六合大海:奥義使いマース
叶 倖人:なに!?
GM:何ィ~!?
一とどめ:やった~~~
六合大海:叶君にクリティカルヒット/断ち/回数制限
叶 倖人:断ちぃ!?
卯ノ宮 祇乱:クリヒ!?
GM:殺意、すごし
GM:奥義名と指定特技は何でしょうか!
一とどめ:これが鞍馬や
六合大海:【三百三十三段撃ち】で指定特技は砲術です。
叶 倖人:とりあえず卯ノ宮さん絶対防御願います……
一とどめ:凪っているから応援しかできない
卯ノ宮 祇乱:うおおお
卯ノ宮 祇乱:叶さんに絶対防御を……したいぜ!
六合大海:奥義破り判定~
一とどめ:感情修正あげる♡
六合大海:とどめさん感情修正ください
六合大海:お、ほぼ同時。以心伝心。
六合大海:では判定します。
GM:どうぞ~
六合大海:2d6+1>=6 歩法で代用
ShinobiGami : (2D6+1>=6) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功

叶 倖人:感情分か……
GM:《身体操術》ですね…ぴったり成功か
六合大海:ありがとう感情
卯ノ宮 祇乱:感情ッ……!
叶 倖人:こちらも奥義使います!絶対防御 浄眼始動おきろじょうがん、アブソリュート!
叶 倖人:こっちはPLは知っててもPCは情報を知らない!
GM:そうだぜ!
卯ノ宮 祇乱:やったぜ!
六合大海:そうだった!
六合大海:うしくんに感情結んでれば…!
一とどめ:やっぱ出とくべきだったか……
叶 倖人:他に誰か絶対防御ない?
GM:誤算だったようね・・・
GM:絶対防御のおかわりはあるのか!
六合大海:あってもあげない!
一とどめ:おなじく!
GM:なさそうですね。
叶 倖人:ではダメージかな
GM:ですね。
六合大海:4点に接近戦1点ですね
叶 倖人:3点軽減してランダムな生命力減少が2つ
叶 倖人:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 6[3,3] → 6

叶 倖人:忍術と体術を減らします。
叶 倖人:きつい~~
GM:特技は残った……
六合大海:運がいい
GM:では叶さん、どうぞ!
叶 倖人:故障の時点で運は良くないよ!
叶 倖人:まずは【変形】を使用します
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 9[3,6]+1 → 10 → 成功

叶 倖人:成功。【万華鏡】を消して【万華鏡】、鳥獣術から壊器術に。
叶 倖人:続いて【万華鏡】。対象は六合さん
叶 倖人:sg+1>=5 万華鏡(判定:壊器術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 3[1,2]+1 → 4 → 失敗

叶 倖人:最悪……!
GM:あらっこれは…
GM:逆凪か…!?
一とどめ:アアッ
叶 倖人:卯ノ宮さん遁甲符とかない……!?
六合大海:サカナーギ
卯ノ宮 祇乱:ない……ごめん……
叶 倖人:了解、ではこれで終了
GM:厳しい状況
GM:では卯ノ宮さんの手番です。
卯ノ宮 祇乱:えーと
卯ノ宮 祇乱:まず浮足リベンジ、対象は女性陣
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

卯ノ宮 祇乱:はあはあはあ
GM:卯ノ宮さんの攻撃の回避と、奥義破りにマイナス1修正ですね。
GM:これも戦闘中永続(戦場が変わるまで)
卯ノ宮 祇乱:ここで開眼!
GM:来たわね
卯ノ宮 祇乱:悩んだけど死霊術を取ります
GM:修羅対策だ!
GM:では生命力を2点消費していただいて
一とどめ:くう~ん……
GM:卯ノ宮さんは以降《死霊術》を修得。キャラシを更新しておいてね。
卯ノ宮 祇乱:忍術と謀術を潰した上で、兵糧丸を一個食べて謀術を回復しておきます
卯ノ宮 祇乱:そして双子発動
GM:ここで切ったか!
卯ノ宮 祇乱:【浮足】【開眼】【頑健】を消して【万華鏡】【爪穿】【武器破壊】を取得します
GM:【浮足】も戦闘中継続だぜ やったね
GM:【万華鏡】の指定特技は双子で修得したタイミングで決定してくださいね~
卯ノ宮 祇乱:あっあと万華鏡の特技だそうだ
卯ノ宮 祇乱:経済力で!
GM:《経済力》!? 持ってない特技で!
卯ノ宮 祇乱:あっ
卯ノ宮 祇乱:持ってないわ
GM:持ってない特技を選んでもいいですよ。勿論命中判定は失敗しやすくなりますが。
卯ノ宮 祇乱:うそうそ
卯ノ宮 祇乱:兵糧術にします。美味しい万華鏡だよ。
GM:了解です。
GM:では攻撃があればどうぞ~
卯ノ宮 祇乱:六合さんにゲットしたての万華鏡だ!
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:兵糧術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

叶 倖人:ぐええ
卯ノ宮 祇乱:お金!!!!
叶 倖人:それがあった
GM:おおっ!
卯ノ宮 祇乱:さっきの経済力は伏線だったってわけ
GM:上手い切りどころだ
一とどめ:なるほどね
GM:では六合さんは回避お願いします~
六合大海:兵糧術か…
六合大海:兵糧丸使って謀術を回復。
GM:回避にはマイナス1修正ですよん
六合大海:罠術で代用判定。
六合大海:2d6-1>=9
ShinobiGami : (2D6-1>=9) → 4[1,3]-1 → 3 → 失敗

叶 倖人:よしっ
卯ノ宮 祇乱:よしっ
六合大海:うん、無理だろうね
GM:では射撃2点ですね
六合大海:奥義使います。
GM:何ッ
叶 倖人:あるか……
六合大海:【万象隠れの術】絶対防御/くらまし/防御低下 指定特技は呪術
叶 倖人:くらまし【防御低下】!
GM:くらまし絶対防御……つよい!
GM:防御低下で防げるのは3点までですが、しかし【万華鏡】は弾かれましたね
卯ノ宮 祇乱:ぐぬー
叶 倖人:十分、斬らせた。情報もわかった
GM:他に行動はないですね。
卯ノ宮 祇乱:おしまいです!
GM:了解です、ラウンド終了時も叶さんが動けないのでなし。
叶 倖人:はい
GM:ラウンド終了です。
───────
一とどめ:「んふ、んふふふ」
一とどめ:「そうだね。そう。やっとだよ。待たせたね」
一とどめ:「ああ、もう。そんなに」
一とどめ
一とどめ:「拗ねてないもん」
一とどめ:「ユキくんが呼んでたのに、行くなって言ったのそっちでしょ」
一とどめ:「にゃはは」
一とどめ:「でも、待ちわびた分」
一とどめ:雰囲気が変わる。一とどめの纏う雰囲気だけではなく
一とどめ:戦場そのものの空気が。
一とどめ:戦闘機構開放。
一とどめ:「ちゃんとぼくを楽しませてね」
一とどめ:「『六道機巧・羅無間落』」
一とどめ:絡繰でできた爪が、鎧が、全身にまとわりつく。
一とどめ:「地獄をつくりに来たんだから」
一とどめ:少女は、笑う。
卯ノ宮 祇乱:「うーん。とどめちゃんが格好良くなっちゃった」
叶 倖人:「あれの脅威はご存知でしょうに」
卯ノ宮 祇乱:「敵対してなければかっけぇ最高!!って言えたんだけどなあ」
叶 倖人:「じゃ、終わらせた後に言いましょう」
一とどめ:「ね。ね。みんなも楽しんでよ」
一とどめ:「この地獄をさ……!」
一とどめ:呼び起こされるは無数の死霊。
一とどめ:地獄の体現。
一とどめ:それこそが、六道機巧が地獄道。
一とどめ:一とどめ。
一とどめ:死霊が二人に殺到していく。
卯ノ宮 祇乱:「うお」頭では彼女の性能を理解していても、正面から受けるとなるとまた違う。
卯ノ宮 祇乱:「かなえも~ん」
卯ノ宮 祇乱:ちらっと傍らの同胞を見やる。
叶 倖人:「しょうがないなあ、卯ノ宮君は」
叶 倖人:思わずくすりと笑いながら、冗談めかして。
叶 倖人:「まあぼくはどっちかっていうと」
叶 倖人:「兄貴分の猫型じゃなくて弟ですけど、ね」
叶 倖人:──兄が居た。
叶 倖人:優しい人だった。仲は良かったと思う。
叶 倖人:覚えているのは、まっすぐに自分を見つめる綺麗な翠の眼。
叶 倖人:今はぼくの左目に収まっている。
叶 倖人:瞳だけではない。腕、脚、重要な臓器のいくつか。
叶 倖人:兄がくれたものだ。共に事故に遭い死んだ兄。
叶 倖人僕の体の半分は兄だ・・・・・・・・・
叶 倖人:だから機忍になんてなれない。
叶 倖人:兄が命がけでくれた身体を要らないなんて、口が裂けても言えるわけがない。
叶 倖人:兄がくれた細胞がとっくに入れ替わって、僕のものになっていたとしても。気分の問題。
叶 倖人:「あいにく、二人・・なのはぼくらもなんだ」
叶 倖人:翠の瞳が瞬く。左の瞳は読心の魔眼。
叶 倖人:斜歯忍軍鍔鑿組の技術の結晶、六道機巧が地獄道に放たれたのは時代遅れの一発の手裏剣。
叶 倖人:ただしそれが、完全に意識の外。不自然なほどに死角を通り続けて一とどめに迫る。
一とどめ:当然、虫を振り払うように手裏剣を弾く。
叶 倖人:「意識が一瞬でも逸れると」
叶 倖人:「制御、乱れますよね?ましてや死霊それはどう見ても斜歯の技じゃない」
叶 倖人:「機械的制御を一度噛ませればその分反応速度リアクションは落ちる」
叶 倖人:二人の上忍は一瞬で安全圏に離脱している。
一とどめ:「にゃは。よく知ってるんだね」
一とどめ:「さすがユキくんだぁ」
叶 倖人:「確かに機忍ではないですけどね」
叶 倖人:「結構言われるんですよ、ぼくら
叶 倖人:「有り体な褒め言葉ですけど」
叶 倖人:「"天才"」
叶 倖人:抱えた大型絡繰刃が一瞬で形を変える。
叶 倖人回転式機関砲ガトリングガン
叶 倖人:「忍法、ガトリングトランプル」
叶 倖人:ガルルル、とすさまじい轟音をたてて弾幕を張る。
叶 倖人:それだけならば、実に凡庸な攻撃。
叶 倖人:それだけならば。
叶 倖人:「忍法、トリシューラ」
叶 倖人:変形。手裏剣ランチャー。
叶 倖人:直線的な銃弾とは違う。弧を描く軌道の手裏剣が逃げ場を塞ぎ。
叶 倖人:「忍法──ビーストヴォルテックス」
叶 倖人:変形。鞭のようにしなるブレードが、回避先を限定された二人の忍びに叩きつけられる。
六合大海:刃が命に迫る。
六合大海:「二歩、手前だ。」
六合大海:致命的な臓器への損傷を避けるように体を捻る。
六合大海:「だが、ここまで来られたのは久方ぶりだな。」
六合大海:「生きてるか、機忍。とどめなのか別の誰かなのか知らんが。」
一とどめ:「にゃはは。助かった」
一とどめ:「大丈夫だよ、ヒロちゃん。ぼくもとどめだ」
一とどめ:「ぼくはふたつで一人だから」
一とどめ:「命だってふたつ分持ってる」
叶 倖人:斜歯忍軍は無数の忍法を記録している。いつか統一流派へ至るため。
叶 倖人:だが、記録できたところでそれを実用できるかは別の話だ。
叶 倖人:術理の違いすぎる無数の忍法を一人で運用することなど現実的ではない。
叶 倖人:叶倖人にはそれができる。
叶 倖人:凌がれたことに声をあげるようなことはない。その必要もない。
叶 倖人:もう一人が見逃すはずがないと知っている。
卯ノ宮 祇乱:――まったく、全員格好よくて強くて困る。日陰者は肩身が狭いというものだ。
卯ノ宮 祇乱:卯ノ宮祇乱に血縁らしい血縁はいない。名前だって自分でつけた。
卯ノ宮 祇乱:それを悲しんだことはないし、人生を謳歌している自信はある。
卯ノ宮 祇乱:それでもへらへらしているばかりではやっていけないのがこの世界なので――
卯ノ宮 祇乱:「――ポチっとな」
卯ノ宮 祇乱:とん、と指先で己の首の後ろを叩く。
卯ノ宮 祇乱:ただそれだけ。何も仕込んでいない、何の意味もない動作。
卯ノ宮 祇乱:卯ノ宮はそれ・・を、己のスイッチにしている、というだけだ。
卯ノ宮 祇乱:「的には何か仕込んでもいいと思ってるんだけどさ~、やっぱいざ自分に搭載するとなると悩んじゃってね」
卯ノ宮 祇乱:まるで接客の途中のように、そんなことを話しながら。
卯ノ宮 祇乱:両腕を広げる。上着が空気を纏って広がる。その内側から、
卯ノ宮 祇乱:じゃらじゃらじゃら、と耳をつんざくような金属音と共に、ダーツが飛び出していく。
卯ノ宮 祇乱:六合大海の元へ、雨あられと降り注いでいく。
六合大海:「物量作戦か。」
六合大海:弾丸がダーツを撃ち落とす。
六合大海:「私にもできる。」
六合大海:銃の弱点は何か。
六合大海:それは弾が無くなったら装填しなくてはいけない、という点である。
六合大海:古来からこの致命的な隙を埋めるべく、銃手たちは知恵を凝らした。
六合大海:戦国武将は射手の射撃、装填を別々の人間に担当させることでマッチロック式銃の隙を埋めた。
六合大海:俗に三段撃ち、と呼ばれるものである。
六合大海:弾丸がダーツを撃ち落とす。
六合大海:三人は、異変に気付く頃だろう。
六合大海:射撃が、止まらない。
六合大海:弾丸がダーツを撃ち落とす。
六合大海:弾丸がダーツを撃ち落とす。
六合大海:弾丸がダーツを撃ち落とす。
叶 倖人:「な……に?」
六合大海:ず  ずず
叶 倖人:ありえない。あの銃の構造で、あれほどの弾丸が弾倉に入るわけが──?
六合大海:六合の身体から、無数の銃を持つ手が生えている。
卯ノ宮 祇乱:「わお。人手不足解消されてる」
六合大海:銃の長所は何か。
六合大海:素人でも人を殺すことが出来る点。
六合大海:大量生産が可能な点。
六合大海:つまり───数だ。
六合大海:「長篠の三段撃ちから、徳川の一部の武士は銃を磨いた。」
六合大海:「今や───」
六合大海:「三百三十三段だ。」
卯ノ宮 祇乱:「そうはならんでしょ!?」
叶 倖人:「人手だけに、なんて言ってる場合か──!」
一とどめ:「にゃは、すっごいんだ」
六合大海:ダーツは全て弾かれ、銃口は叶に向けられる。
叶 倖人:射撃の相殺は得意だ。
叶 倖人:だが。
叶 倖人:機関銃と拳銃──ただし三百三十三丁。
叶 倖人数が違う・・・・
六合大海:「我が名は六合大海。」
六合大海:「そして、杉谷善住坊が末裔。」
六合大海:「”杉谷千手坊”。」
六合大海:一斉射撃。
叶 倖人:「ぐっ……おぉぉぉぉ!」
叶 倖人:叶倖人の青い右眼は未来を視る。
六合大海:「その魔眼は未来視か?石化か?矢避けか?」
六合大海:「どれでも好きなようにやってみろ。」
六合大海:「この数相手にな。」
叶 倖人:その先読みと本人の火力を持って、生半可な射撃は届かない。必ず安全圏へと逃れきる。──普通なら。
叶 倖人:どんな未来を視ても──逃げ場が、ない。
叶 倖人:変形。回転式機関銃から、ブレードへ。
叶 倖人:刃を立てて、盾とする。
叶 倖人:「がっ……!」
叶 倖人:致命は避ける。かろうじて。しかし。
叶 倖人:「うわっ、さいっあく……」
叶 倖人:盾とした絡繰刃はボロボロだ。仕込んだ忍具は消し飛んだ。あとどれだけの変形に耐えうるか。
叶 倖人:「一人相手に過剰火力もいいとこでしょ」
六合大海:「過少火力の間違いだ。」
六合大海:「現にお前は死んでない。」
叶 倖人:「過大なご評価どうも……!」
卯ノ宮 祇乱:「うーん、やっぱ強いなあ」じゃらじゃらじゃら、とダーツを装填しながら
卯ノ宮 祇乱:「でも見た・・
卯ノ宮 祇乱:に、と不敵に口角を上げて見せた。
───────
GM:【第三ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:六合大海がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけ!
Tekey:一とどめがダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:全員オッケーになったらあります
一とどめ:よし~
GM:六合さんオッケーかしら?
六合大海:OKです
叶 倖人:では六合さんに【羅眼】
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

叶 倖人:ムウ、失敗
叶 倖人:続いて六合さんにサトリ
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 10[5,5] → 10 → 成功

六合大海:ずっと狙われるよ~
叶 倖人:成功。2にしておこう
GM:ではオープン!
Tekey:一とどめがダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:六合大海がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
六合大海:後の先がずっと封じられてる!
GM:とどめちゃん以外動かない戦場だな…
GM:相手もそのように動きますからね…
GM:ではプロット3、1D100どうぞ!
六合大海:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 93

叶 倖人:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 22

卯ノ宮 祇乱:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 19

卯ノ宮 祇乱:極端なんだよな
GM:六合さんからですね
六合大海:ウーン…
六合大海:接近戦攻撃しても変わんないな
六合大海:打点重視。万華鏡を叶君に。
六合大海:いや
六合大海:矢止めがあるのか
一とどめ:ありますね
GM:思い出していてえらい
六合大海:叶くんに接近戦攻撃。
六合大海:判定は骨法術
GM:判定どうぞ~
六合大海:2d6>=5 骨法術
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

叶 倖人:ん~
叶 倖人:目標値9か……
叶 倖人:妨害しても破られる可能性高いかなあ
叶 倖人:どうせならここで使うか。回想シーンを使います
叶 倖人:達成値+3
GM:秘密を公開することで達成値を+3する、回想シーンの力だ!
GM:判定前に使用できるぞ。もう一つ攻撃成功時にダメージ1点追加する効果もあるので覚えておこう
叶 倖人:ということで振って良いかな?
GM:どうぞ!
叶 倖人:sg+3>=9 判定:壊器術
ShinobiGami : (SG+3@12#2>=9) → 8[3,5]+3 → 11 → 成功

叶 倖人:良し!
叶 倖人:なければ1足りないだ あぶないあぶない
六合大海:ウーン、攻撃が当たらない。
一とどめ:師匠や……
GM:これは仕方ない 回想ってつよいから
GM:では特になければ
六合大海:あ、そういえば言い忘れてたけど回避-2だった
六合大海:でも成功だね。
叶 倖人:あ、回避-2はこれ入れてます
叶 倖人:壊器術から7を-2して9ですね 失礼しました
六合大海:あ、そうだったんだ。失礼しました。
叶 倖人:いえいえこちらこそ!
GM:それでは叶さんの手番です!
叶 倖人:はい!ではまずは【変形】
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功

叶 倖人:よし、成功。【万華鏡】を消して【万華鏡】、指定特技は壊器術
叶 倖人:【万華鏡】、大将は六合さん
叶 倖人:sg+1>=5 万華鏡(判定:壊器術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 4[1,3]+1 → 5 → 成功

叶 倖人:あっぶね、集中:器術でギリ成功です
GM:ほう 集中が活きたな…
六合大海:回避したい。とどめさん感情ください。
一とどめ:あげます~
六合大海:2d6+1>=7 骨法術で代用判定。
ShinobiGami : (2D6+1>=7) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功

六合大海:成功。回避。
叶 倖人:むむむ、こちらは以上
一とどめ:やった~~
GM:では卯ノ宮さんどうぞ!
卯ノ宮 祇乱:はあい
卯ノ宮 祇乱:こちらも万華鏡を六合さんへ
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:兵糧術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

叶 倖人:まじかあ
卯ノ宮 祇乱:お前さあ
卯ノ宮 祇乱:お金がもうない!
叶 倖人:つら
GM:出ないときは出ないね…
卯ノ宮 祇乱:おわりです
GM:了解です。
GM:ではプロット1、一さんどうぞ!
一とどめ:はあい
六合大海:やってくれー!
一とどめ:【外縛陣】
一とどめ:対象は男子ーズです
叶 倖人:六合さんだけ仲間はずれにするんですか?
一とどめ:ヒロちゃんは後で♡
叶 倖人:後でやるの
卯ノ宮 祇乱:後でやるんだ
一とどめ:SG>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

叶 倖人:奥義を使います。
叶 倖人魔眼起動ひらけまがん、ディスターブ
指定特技:《詐術》
効果  :判定妨害/驚き/増幅装置
演出  :兄より譲り受けた読心の緑の眼。

GM:破る人は宣言お願いします!
六合大海:奥義破り判定します
叶 倖人:私は破らない
一とどめ:破るので感情修正ちょうだい♡
卯ノ宮 祇乱:破らないよお
六合大海:あげる♡
一とどめ:やった~
GM:では一さんと六合さんどうぞ!
卯ノ宮 祇乱:ガールズがいちゃいちゃしておる
六合大海:じゃあこっちは普通に
六合大海:2d6>=7 罠術で代用
ShinobiGami : (2D6>=7) → 6[2,4] → 6 → 失敗

一とどめ:SG+1>=8 (判定:九ノ一の術、指定特技:詐術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=8) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

叶 倖人:くっ
六合大海:破った!
卯ノ宮 祇乱:出目がいい~~
GM:出目強
卯ノ宮 祇乱:上振レディめ
一とどめ:さあ回避は-1だぜ
GM:では【外縛陣】の命中判定は成功になりますね。
GM:男子二人は《死霊術》で回避してね
卯ノ宮 祇乱:2D6-1>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (2D6-1>=5) → 5[1,4]-1 → 4 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:こいつ!!!
叶 倖人:sg-1>=10 判定:瞳術
ShinobiGami : (SG-1@12#2>=10) → 7[2,5]-1 → 6 → 失敗

叶 倖人:とりあえず絶対防御ですね
卯ノ宮 祇乱:なんのためにさっき死霊術取ったんだお前!!!!(自PCに掴みかかる)
叶 倖人:先に私から使おう
一とどめ:集団戦1、接近戦2です
叶 倖人:怒っても仕方ない!どんまい
卯ノ宮 祇乱:かなえもん冷静だぜ……
GM:絶対防御破る人~
叶 倖人:指定特技:《瞳術》です
一とどめ:やっぶる~
卯ノ宮 祇乱:やぶるな~
六合大海:やぶる
GM:ではお二人どうぞ!
一とどめ:SG>=7 (判定:憑依術、指定特技:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 11[5,6] → 11 → 成功

叶 倖人:くぅ
一とどめ:つよくないか
卯ノ宮 祇乱:上振レディ……
叶 倖人:ってかとどめさんが上振レディしとる
GM:ノってんな~
六合大海:2d6>=7 見敵術で代用
ShinobiGami : (2D6>=7) → 3[1,2] → 3 → 失敗

一とどめ:上振レディよ 出目で破壊よ
六合大海:あっ
叶 倖人:あっ逆凪
六合大海:サカナーギ
一とどめ:そんな……
GM:まあここの凪は
GM:あんまり関係ない…?
卯ノ宮 祇乱:じゃあ俺も絶対防御いいすか
叶 倖人:お願いします
卯ノ宮 祇乱:身体操術です
一とどめ:やぶるわよ
一とどめ:-1修正かかってるんだっけね確か
GM:六合さんもこれは同タイミングなのでまだ振れるはず
叶 倖人:-1修正ですね!
卯ノ宮 祇乱:浮足で-1だ!
叶 倖人:【浮足】の分
GM:手を挙げないなら奥義破りはしないものとみなすぜ!
六合大海:やぶりまーす
一とどめ:ウオオ
六合大海:特技確認してた
GM:はーい判定どうぞ~
一とどめ:SG-1>=9 (判定:骨法術、指定特技:身体操術)
ShinobiGami : (SG-1@12#2>=9) → 5[2,3]-1 → 4 → 失敗

一とどめ:がにさす
六合大海:2d6-1>=6 歩法で代用
ShinobiGami : (2D6-1>=6) → 5[2,3]-1 → 4 → 失敗

六合大海:む
叶 倖人:よっしゃ!
卯ノ宮 祇乱:よっしゃあ!
六合大海:使うか
叶 倖人:げ
六合大海:神通丸。
卯ノ宮 祇乱:なにっ
一とどめ:おおっ
一とどめ:やった~~
GM:ここまで残していたか…!
六合大海:振り直します
GM:これは切りどころが上手い。判定どうぞ!
六合大海:2d6-1>=6
ShinobiGami : (2D6-1>=6) → 7[1,6]-1 → 6 → 成功

叶 倖人:くう
一とどめ:うおおお
卯ノ宮 祇乱:ぐわ~
六合大海:よしよし、破りました。
一とどめ:師匠大好き 結婚しよ
六合大海:ケコーン
一とどめ:というわけで集団戦1と接近戦2をあげるね
GM:変調表WTを振ってね。
卯ノ宮 祇乱:WT
ShinobiGami : 変調表(3) → 重傷:命中判定、情報判定、感情判定を行うたびに、接近戦ダメージを1点受ける。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《生存術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。

卯ノ宮 祇乱:うわ
叶 倖人:WT
ShinobiGami : 変調表(4) → 行方不明:メインフェイズ中、自分以外がシーンプレイヤーのシーンに登場することができなくなる。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《経済力》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。

叶 倖人:接近戦2点
叶 倖人:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 4[2,2] → 4

一とどめ:大当たりとはずれか
卯ノ宮 祇乱:2d6
ShinobiGami : (2D6) → 4[2,2] → 4

叶 倖人:器術を残します
卯ノ宮 祇乱:なかよし
六合大海:ゾロ目好きすぎでしょ
GM:確かに仲が良いかも
卯ノ宮 祇乱:体術と謀術潰して、んー
卯ノ宮 祇乱:ん~~~~
卯ノ宮 祇乱:あい。奥義いいすか
叶 倖人:このタイミング?
叶 倖人:なんだなんだ
一とどめ:なるほどな
GM:何ッ
GM:いいですよ~
卯ノ宮 祇乱:【モーニンググローリーフィズ】不死身/目覚め/回数制限
GM:目覚め不死身だあああああああ
叶 倖人:定め無しの不死身……
一とどめ:やったああああああ
GM:では1D6-1で回復量を決定してくださいね。
卯ノ宮 祇乱:はあはあはあはあはあ
一とどめ:一番脳がしびれる瞬間
卯ノ宮 祇乱:1d6-1 回復量決定!
ShinobiGami : (1D6-1) → 6[6]-1 → 5

叶 倖人:ナイスすぎ
卯ノ宮 祇乱:っっっしゃおら!!!!
GM:最大値だ!
一とどめ:つよすぎ~~~
卯ノ宮 祇乱:全快でございます 頑健は双子で消しちゃったのでちょっともったいなかった
GM:ついでに変調も回復です。
卯ノ宮 祇乱:むん!
叶 倖人:あっ消しちゃったのか!
GM:消してたね。
一とどめ:くっ、生命力を1しか上回れていない
卯ノ宮 祇乱:今ダイスを振ってから頑健を消していたことを思い出しました へへ
叶 倖人:かなしい
卯ノ宮 祇乱:まあいい、重傷は引きずりたくなかったし
卯ノ宮 祇乱:まだ分からんぜ!
GM:それではラウンド終了時
叶 倖人:あります
GM:どうぞ!
叶 倖人:【忍法錬成】、対象は六合さん
GM:六合さんのみとは、考えたわね、サム……!
一とどめ:くっ独自コードで消せねえ 卑怯なり
GM:【独自コード】で無効化できるのは、自分が目標になったサポート忍法のみ……!
六合大海:みんながいじめるよ~
叶 倖人:sg+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功

一とどめ:師匠まけないで
六合大海:奥義:万象隠れ。絶対防御/くらまし/防御低下 します。
叶 倖人:よし、成功。射撃戦2点です。
叶 倖人:奥義破り!
GM:この射撃戦2点……消せるか!?
一とどめ:やぶらないぜ
GM:破る人は宣言どうぞ~
卯ノ宮 祇乱:やぶるぜ!
GM:ではお二人、判定どうぞ!
叶 倖人:回想シーンどうする?
六合大海:指定は呪術よ~
GM:卯ノ宮さんは博識忍法学の修正を忘れずに。
叶 倖人:私はもう使っちゃった
卯ノ宮 祇乱:博識忍法学で+4、くらましでー2、伝達術代用で8
叶 倖人:6以上か 微妙
卯ノ宮 祇乱:微妙だな……
GM:どうするってんでい てやんでい
卯ノ宮 祇乱:いや、目覚めたから勢いが来ているはず
叶 倖人:私はスペシャルだけ
叶 倖人:了解
卯ノ宮 祇乱:回想なしでいきます!
卯ノ宮 祇乱:2D6+2>=8 (判定:伝達術)
ShinobiGami : (2D6+2>=8) → 10[4,6]+2 → 12 → 成功

叶 倖人:sg>=12 判定:壊器術
ShinobiGami : (SG@12#2>=12) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)

叶 倖人:っしゃぁ!
卯ノ宮 祇乱:わっははははは
六合大海:ふざけんな!!
GM:ワ!?
一とどめ:てめえーっ
卯ノ宮 祇乱:叶さん最高!!!!
叶 倖人:故障を回復します!
GM:ダイスが……乗ってるよっ!?
一とどめ:これはかなりマズくなっちまったぞぉ
叶 倖人:卯ノ宮さん、ここだ!奥義を破った!
GM:絶対防御は破られましたね
卯ノ宮 祇乱:ここだ!!
六合大海:謀術、呪術を潰します
卯ノ宮 祇乱:爪穿を使用!奥義を破った際、判定成功でその相手に接近戦1だ!
GM:きたぜ…!
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

卯ノ宮 祇乱:コロンビア
叶 倖人:ナイス!
GM:通った!
六合大海:ウーン
一とどめ:そんなあ
六合大海:ここで落ちる…そのまま倒れます。
GM:落ちた!!
GM:それでは、第三ラウンド終了。
───────
GM:【第四ラウンド】
GM:プロットお願いします!
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:あい!
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:あと4ラウンドに至ったため【飢渇】が発動します。
Tekey:一とどめがダイス目を変更しました。(秘匿)
叶 倖人:失礼、ミスりまくった こちらオッケー
卯ノ宮 祇乱:攻撃成功時に射撃戦ダメージ+1が入るぞ
GM:そうでした! 【飢渇】がのりのりね
叶 倖人:全員オッケーなら行動あります
一とどめ:オッケー いやだ~
叶 倖人:兵糧丸を使用、妖術を回復。残り忍具4
叶 倖人:【羅眼】を使用します、対象とどめさん
GM:忍具潤沢マン
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

叶 倖人:成功。数字は……2にしておこうか
叶 倖人:続けてサトリ。これもとどめさんへ
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功

叶 倖人:成功。数字は1。
一とどめ:ひぃ~ん
GM:では……オープン
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:一とどめがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「4」です。
叶 倖人:む、ハズレか
一とどめ:囲まれたよ~
卯ノ宮 祇乱:たまには動いてみた
GM:ではプロット4、卯ノ宮さんからどうぞ
卯ノ宮 祇乱:はーい
卯ノ宮 祇乱:とどめちゃんに万華鏡!
一とどめ:やだ~
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:兵糧術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:こいつ。
GM:あっ
卯ノ宮 祇乱:凪だしよお!
叶 倖人:高プロ行かないほうがいいよやっぱ
GM:サカナーギ
卯ノ宮 祇乱:はい……
一とどめ:たすかった
卯ノ宮 祇乱:座りました
GM:ではプロット3、一さんどうぞ!
一とどめ:はい
GM:卯ノ宮さんは逆凪だ。
一とどめ:うーん
一とどめ:やるか
叶 倖人:なに?
卯ノ宮 祇乱:なにをだっ
一とどめ:【修羅】 対象は男子組二人
卯ノ宮 祇乱:来たわね
一とどめ:SG#3>=5 (判定:死霊術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

叶 倖人:奥義を使います。
叶 倖人魔眼起動ひらけまがん、ディスターブ
指定特技:《詐術》
効果  :判定妨害/驚き/増幅装置
演出  :兄より譲り受けた読心の緑の眼。

叶 倖人:4を1に
一とどめ:破ります
卯ノ宮 祇乱:破りませんっ
GM:どうぞ~
一とどめ:SG#3>=8 (判定:九ノ一の術、指定特技:詐術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗

一とどめ:うーん
卯ノ宮 祇乱:うおおおお
一とどめ:ここだな さっき換装で手に入れた神通丸使用
GM:驚き!
卯ノ宮 祇乱:もものき!
一とどめ:できなかった
GM:いやごめんできます
一とどめ:ちきせうだぜ
叶 倖人:奥義破りは振りなおしできるからね
一とどめ:あっそうだぜ破る方だからできるぜ
GM:奥義破りに対しては神通丸仕えたぜ
一とどめ:なので使います
GM:失礼しました
一とどめ:SG#3>=8 (判定:九ノ一の術、指定特技:詐術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=8) → 11[5,6] → 11 → 成功

一とどめ:ふっ
叶 倖人:遁甲符を使用します。
卯ノ宮 祇乱:う、上振レディ!
叶 倖人:残り忍具3
GM:う、上振レディ
一とどめ:ちぃ~
GM:振り直しに勝てるかな~
一とどめ:SG#3>=8 (判定:九ノ一の術、指定特技:詐術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=8) → 3[1,2] → 3 → ファンブル

叶 倖人:よし
一とどめ:ちくしょ~~~~
卯ノ宮 祇乱:はあはあはあ
GM:では終了かな
一とどめ:ですやね
GM:プロット2、叶さんどうぞ!
叶 倖人:まずは【変形】。
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

GM:出目が極端だな…場が荒れておる
叶 倖人:よし、成功。【万華鏡】を消して【万華鏡】、指定特技は《衣装術》
叶 倖人:【万華鏡】でとどめさんを攻撃
一とどめ:よけられにゃん……
叶 倖人:sg+1>=5 万華鏡(判定:《衣装術》)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

GM:出目すご
叶 倖人:成功。射撃戦2点
一とどめ:ゆるせねえ
一とどめ:追加と忍術にもらいます
叶 倖人:手番の行動は以上
GM:ではラウンド終了時
叶 倖人:行動あります。【忍法錬成】!
叶 倖人:対象はとどめさん
GM:独自コードも使えないぜ~
叶 倖人:sg+1>=5 忍法錬成(判定:絡繰術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功

一とどめ:ちぃっ
叶 倖人:射撃戦2点!
一とどめ:戦術と体術切っちゃうか
叶 倖人:こちらは以上!
GM:特になければ
GM:ラウンド終了。
───────
GM:【第五ラウンド】
GM:プロットお願いします。
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:叶 倖人がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイス目を変更しました。(秘匿)
卯ノ宮 祇乱:おけ!
Tekey:一とどめがダイス目を変更しました。(秘匿)
一とどめ:これで
叶 倖人:オッケー!全員オッケーなら動きます!
GM:オッケーだって~
叶 倖人:【羅眼】、対象とどめさん
叶 倖人:sg>=5 羅眼(判定:瞳術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

叶 倖人:これは失敗でいいや
一とどめ:くっ
叶 倖人:続いてサトリ、これもとどめさんへ
叶 倖人:sg>=6 サトリ(判定:千里眼の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功

叶 倖人:成功。数字は2にしておこう
叶 倖人:以上!
GM:では……オープン
Tekey:叶 倖人がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:一とどめがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:卯ノ宮 祇乱がダイスを公開しました。出目は「2」です。
卯ノ宮 祇乱:ちょっとずつズレてる
GM:ではプロット4、とどめちゃんどうぞ~
一とどめ:ここはそうだな
一とどめ:叶くんに【接近戦攻撃】
叶 倖人:こっちにだけか!
GM:ほほう
一とどめ:SG#4>=5 (判定:九ノ一の術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

一とどめ:回避は-1、当たれば3点だ
叶 倖人:判定妨害!指定特技《詐術》!
一とどめ:当然破りにいく
卯ノ宮 祇乱:破らないよお
GM:判定どうぞ~
一とどめ:SG#4>=8 (判定:九ノ一の術、指定特技:詐術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=8) → 6[3,3] → 6 → 失敗

一とどめ:ち~っ
叶 倖人:よし、5を1にします
卯ノ宮 祇乱:はあはあ
GM:では……回避判定が逆凪に!
一とどめ:なにもないぜ
叶 倖人:僕の手番かな
GM:そうですね。叶さんどうぞ~
叶 倖人:まずは【変形】を使用
叶 倖人:sg+1>=6 変形(判定:仕込み)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=6) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功

叶 倖人:成功。【万華鏡】を【万華鏡】に、指定特技は《衣装術》
叶 倖人:【万華鏡】でとどめさんを攻撃
一とどめ:なぐらないで……
GM:どうぞ~
叶 倖人:sg+1>=5 万華鏡(判定:《衣装術》)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

叶 倖人:成功。射撃戦2点
一とどめ:器術謀術切って
一とどめ:仕方ないから奥義使うか
GM:来たわね!
一とどめ:《六道機巧・羅無間落(リクドウキコウ・ラムゲンラク)》
指定特技:絡繰術
効果  :不死身/定め・目覚め/回数制限・生命限定(功績点-2)

一とどめ:さっきのやつです
叶 倖人:奥義破りします!
卯ノ宮 祇乱:します!
一とどめ:やぶらないでなのだ
GM:奥義破りどうぞ~
叶 倖人:sg+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 3[1,2]+1 → 4 → 失敗

卯ノ宮 祇乱:2D6>=6 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 11[5,6] → 11 → 成功

一とどめ:たすかっっってない
叶 倖人:む……
叶 倖人:ちょっと待ってね 考えどころ
卯ノ宮 祇乱:お
GM:逆凪ですね このままだと
卯ノ宮 祇乱:そうか、出目は3か
叶 倖人:とどめさんも逆凪してるからリスクはない ラウンド終了時の【忍法錬成】は飛ばせない
叶 倖人:いや、ここは攻めよう 神通丸使います
叶 倖人:残り忍具2
一とどめ:ちきしょ~~
叶 倖人:sg+1>=5 判定:絡繰術
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=5) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功

一とどめ:大人しく凪っておれば~~~~
卯ノ宮 祇乱:おお~
GM:では2点を受けて……
卯ノ宮 祇乱:爪穿します!
GM:来たわね 【爪穿】!
叶 倖人:いけーっ
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

卯ノ宮 祇乱:よおしよし!
叶 倖人:ナイス!接近戦1!
GM:決まってる~
GM:一さんは接近戦1点です
一とどめ:最後の生命点が削れるときに
一とどめ:奥義発動します
一とどめ:《六道機巧・裏・華咲止(りくどうきこう・り・はなさきとどめ)》
指定特技:憑依術
効果  :不死身/目覚め/回数制限

叶 倖人:ここまで温存してたからやはりか……!
GM:これは…不死身二枚!?!?!?!
卯ノ宮 祇乱:やはり不死身二枚か……
一とどめ:しかも目覚め2枚だ
卯ノ宮 祇乱:ひえ~~~
叶 倖人:これ【目覚め】も二重に載る裁定ですか?
卯ノ宮 祇乱:ラスボスのスペックだよ!
GM:はい 目覚めの奥義が二つあれば2点累積する裁定にしています
叶 倖人:了解です!
一とどめ:運命の瞬間
一とどめ:1d6-5
ShinobiGami : (1D6-5) → 5[5]-5 → 0

叶 倖人:-5になってる
一とどめ:あっぶな
卯ノ宮 祇乱:びっくりした
GM:草
叶 倖人:5で4かな
一とどめ:4点回復だ
GM:そうですね~
GM:では生命力を4点になるまで回復してもろて
一とどめ:じゃあ妖術謀術体術器術を回復します
GM:しかし手番は
GM:プロット2、卯ノ宮さんに回ります
卯ノ宮 祇乱:うおーーー
卯ノ宮 祇乱:とどめちゃんに万華鏡!!!
一とどめ:うたないで~
卯ノ宮 祇乱:2D6>=5 (判定:兵糧術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

卯ノ宮 祇乱:あっぶね
叶 倖人:ナイス……!
GM:5が出たよ!
卯ノ宮 祇乱:貴重な5だ!
叶 倖人:卯ノ宮さん回想シーン残ってる!?
卯ノ宮 祇乱:残ってる!
叶 倖人:撃っちゃっても……いいかも!
叶 倖人:今火力4点でしょ
一とどめ:こわいこと言ってる
卯ノ宮 祇乱:あそうか、とどめちゃん回避できないんだ
GM:【万華鏡】目覚め【飢渇】で4点ですね
GM:逆凪なので回避不可ですね
叶 倖人:そう 今逆凪してるから
卯ノ宮 祇乱:元よりダメージソースとして切ろうと思ってたぜェーッ!!回想を切ります!!
卯ノ宮 祇乱:接近戦+1!
卯ノ宮 祇乱:合計で射撃3の接近2だ!
一とどめ:ぎっ ぎいっ
一とどめ:5点は兵糧食べてもしにますね
GM:では、一さんは戦闘脱落!
GM:ラウンド終了時、戦闘続行意思のある人はいますか?
叶 倖人:私はない!
卯ノ宮 祇乱:じゃ、じゃああります
卯ノ宮 祇乱:うおお
卯ノ宮 祇乱:でいいんだっけ
GM:あっじゃあバトる感じで?
卯ノ宮 祇乱:あっバトりません
卯ノ宮 祇乱:えっと
一とどめ:せっかくだからバトってくれてもいいのに
卯ノ宮 祇乱:るるぶを見てきます……
GM:戦闘終了条件は「全員の戦闘続行意思が無くなったら」です
卯ノ宮 祇乱:あっじゃあないですないです
卯ノ宮 祇乱:座ります
卯ノ宮 祇乱:すみません
GM:はーい
GM:それでは、クライマックス戦闘を終了します。
───────
六合大海:「では、」
六合大海:千本の銃、千本の腕が蠢く。
六合大海:「とくと味わえ。」
六合大海:接近戦に際し、銃が姿を変える。
六合大海:射程は短くなるが、散弾を発することでより避け辛く。
六合大海:三百三十三段撃ち・千片蛮火
六合大海:叶の視界が一瞬黒く染まるだろう。
六合大海:眼を覆うのは無数の弾丸。どれも致命の一射である。
卯ノ宮 祇乱:上着を放り投げるように広げる。六合はそれが装甲の役割をしていることを既に知っているだろう。
卯ノ宮 祇乱:――そして、その程度の装甲では足りないことも。
卯ノ宮 祇乱:豪雨がトタン屋根に打ち付けるように、ばらばらばらと絶え間なく音がして。
六合大海:「横入りか!無粋だな、卯ノ宮!」
卯ノ宮 祇乱:「あいにく気の利かない男でして、ね!」
卯ノ宮 祇乱:銃弾の雨に撃たれ、装甲はぼろぼろと剥がれて穴が開いていく。
卯ノ宮 祇乱:万事休す、に見える。実際、自分が傍からこの戦場を見ていたら、可哀想にと思うだろう。
卯ノ宮 祇乱:「――――」それでも卯ノ宮祇乱は、笑った。
卯ノ宮 祇乱:ピアスが不自然に光った次の瞬間、それは弾丸の波を逆流して六合へ飛来した。
卯ノ宮 祇乱:当たったとてかすり傷だろう。それでよかった。
卯ノ宮 祇乱:「一瞬でも気が逸れれば……なんだっけ、叶さん?」
叶 倖人:「『意識が一瞬でも逸れると』」
叶 倖人:「『友情パワーで対抗できる』、だったかな?」
叶 倖人:耐えることを諦めた。相殺など考えるだけ無駄。
叶 倖人:火力で戦ってはならない。真っ向勝負などもってのほか。
叶 倖人:勝負するべきは別のポイント。鞍馬の強みを止めようがないなら、斜歯の強みを押し付けて押し切るまで。
叶 倖人:「手数では敵いそうにないな、千手坊殿。けど」
叶 倖人:「こっちは手札・・が千なんでね……!」
叶 倖人:弾幕が放たれる。六合のそれと比べればあまりにも頼りない、しかし
叶 倖人:「──忍法、クエイクビート!」
叶 倖人:放たれるのは音の衝撃波。地面・・に突き刺さった弾丸が、空気中より遥かに早い振動を六合へと集中させる。
叶 倖人:一瞬でいい。動きを止めて──今。
叶 倖人:零距離。
叶 倖人:「──あぁァァァっ!」
叶 倖人:絡繰刃を叩きつける。斬撃と同時に引き金を引く。
叶 倖人:火薬を炸裂させ、衝撃を増す。
六合大海:銃剣の爆裂音と共に、
六合大海:あれほど周囲を圧していた千の銃声が止む。
六合大海:「か ふっ」
六合大海:袈裟掛けに斬られ、腹部には絡繰りによる銃痕が残る。
六合大海:「まさか、あの中を突っ切るとはな。」
六合大海:「それでいて、一発も当てられないとは……」
六合大海:「…………いや、」
六合大海:叶、卯ノ宮。両者ともに致命の弾雨を浴びせたはずである。
六合大海:卯ノ宮の懐に光るのは、
六合大海:弾丸を受けた篝火アロアからの贈り物。
六合大海:あの祭りの前の夜に見かけた品だ。
六合大海:卯ノ宮と篝火。そのやり取りに対してさしたる感慨を抱かなかった。
六合大海:忍びには不要な感情だからだ。
六合大海:「く、ふふ。」
六合大海:「萬松寺の干し餅、か………。」
六合大海:ぐら、と態勢が揺らぎ
六合大海:仰向けに倒れる。
叶 倖人:「……忍法、ムーンライト」
叶 倖人:月虹の名を持つ鞍馬秘伝中の秘伝。概要すらわからないそれの、威力再現を試みた技だが。
叶 倖人:「話にならないな、これは」
叶 倖人:劣化版というのも烏滸がましい。
叶 倖人:真の鞍馬はここまで強い。
叶 倖人:「あなたと戦うのは、二度と御免被る」
叶 倖人:強い人だ。優しい人だ。
叶 倖人:理でも情でもやりたくねえ。
叶 倖人:刃を上げ、構え直す。まだ終わっていない。
卯ノ宮 祇乱:「叶さんナイッス~」へら、といつも通り笑って見せる。が、視線は残る一人の少女に向いたままだ。
卯ノ宮 祇乱:「さて。味方が減ったよ、降伏するかい? ……とかいう台詞がここまで合わない子もなかなかいない」
一とどめ:「にゃは、まさか」
卯ノ宮 祇乱:「うん、知ってた」懐に手をやる。
卯ノ宮 祇乱:篝火アロアに「色が似てるから」という簡潔な理由で渡された、緑色のブローチ。
卯ノ宮 祇乱:翡翠を模しただけのイミテーションだが、作りはしっかりしていて頑丈だ。
卯ノ宮 祇乱:「念のためと思って、一応象が踏んでも壊れないくらいに改造しといてよかったなあ」
卯ノ宮 祇乱:寝る前に明日の準備をしておいてよかったなあ、というくらいの気安さでそんなことを言って。
卯ノ宮 祇乱:「じゃ、地獄の窯を閉めようか?」
一とどめ:「やだ」
一とどめ:「だって」飛ぶ
一とどめ:「これから」
一とどめ:「もっと面白くなるんだから」
一とどめ:速度域を自在に変える、変則的な高速機動。
一とどめ:「だからね」
一とどめ:「ぼくともっと遊んでよ」
一とどめ:「くだらないなんて言わせないで」
一とどめ:怨霊の乱舞と、鋼鉄の爪撃の波状攻撃。
一とどめ:かすりでもすれば、忍であろうとひとたまりもないであろうそれ。
一とどめ:破壊の跡が、その地に刻まれていく。
卯ノ宮 祇乱:「……こーれは、都市のひとつやふたつ消えるなあ」
叶 倖人:「再確認。一人倒して、ようやく勝負になった・・・・・・だけですね」
叶 倖人:「どっちが残っても一人で二人倒せる」
卯ノ宮 祇乱:「怖すぎるんだよな」
叶 倖人:話しながらも必死をこいて逃げ回っている。時間さえ稼げば卯ノ宮の焔珠が使える──だが。
叶 倖人:「凌ぎきれない。攻め潰します」
叶 倖人:「どうにかして動き止めるので、あとよろしく」
卯ノ宮 祇乱:「マ?」こちらも軽口を叩きながら、紙一重で躱す「だけ」で精いっぱいだというのに。
叶 倖人:「マ!」
叶 倖人:答えて、返答も待たずに飛び出していく。
一とどめ:「いいね。そうこなくっちゃ」
一とどめ:「ね!」
一とどめ:絡繰の鉄爪が死霊の束と同時に放たれる。
叶 倖人:青と翠の眼が輝く。同時に、どうでもいい思考が止められない。
叶 倖人:(本当にこれが最善手だったのか?)
叶 倖人:結局これも一か八かの賭け。自分が落ちれば卯ノ宮もそう耐えられないだろう。
叶 倖人:そもそも自分はなぜ、一とどめの秘密を調べなかったのか。
叶 倖人:怪しいだろう、一番。
叶 倖人:結局のところ。
叶 倖人:『そうであってほしくなかったから』。
叶 倖人:だから、ほっとした。秘密が知れた時。
叶 倖人:まったく、どうしようもない。ぼくら彼女かのじょたちは違うというのに。
叶 倖人:だからまあ、これも私情なんだろうな。
叶 倖人:「耐久戦より」
叶 倖人:「思っきり暴れたほうが──楽しいよね?」
叶 倖人:死霊。鉄爪。おびただしい死と舞踏する。
叶 倖人:予測でかわし、読心でかわし、捌いて、捌いて、
叶 倖人:捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて捌いて──
叶 倖人:飛翔する彼女の眼前。
叶 倖人:「今回は」
叶 倖人:「僕たち・・・の勝ち」
叶 倖人:既にボロキレとなった絡繰刃を捨て、両腕は動かない──頭から突っ込む、体当たり。
一とどめ:「……っ」笑顔が消え、目を丸くする
一とどめ:違う、これは。
一とどめ:「こっちじゃない」
卯ノ宮 祇乱:「あたり」
卯ノ宮 祇乱:上着はもう使えなくなった。虎の子のピアスも撃ってしまった。
卯ノ宮 祇乱:なんにもないな、と思う。昔からそうだった。
卯ノ宮 祇乱:男には名前がなかった。家族がなかった。目的がなかった。夢がなかった。
卯ノ宮 祇乱:ただ手先は器用だったし、知識を得ることは楽しかったから、それが生かせるところに収まった。
卯ノ宮 祇乱:別にそれでよかった。なんとなくの人生で、悪くないと思っていた。
卯ノ宮 祇乱:あの子の瞳を見るまでは。
卯ノ宮 祇乱:――初めて会った日も、篝火アロアは酔っていた。
卯ノ宮 祇乱:きっと日ごろは赤裸々にしないであろう、夢を語って聞かせてくれた。
卯ノ宮 祇乱:ほとんど一方的に聞かされていた、と言った方が正しいが……さておき。
卯ノ宮 祇乱:得意とか、楽しいとか、好きとか、そういうのではなくて、もっと単純に。
卯ノ宮 祇乱:「綺麗だったんだよ」
卯ノ宮 祇乱:何を隠す隙間もないはずの袖から、針が飛ぶ。それは空中で発火して、爆ぜて、一とどめに注がれる。
卯ノ宮 祇乱:「誰にも何も頼まれてない。ただの俺のわがまま」
卯ノ宮 祇乱:「綺麗なものがなくなるのが、嫌なだけ」
卯ノ宮 祇乱:適当な言葉で煙に巻いて、本心を見せないのが常の男は。
卯ノ宮 祇乱:何の飾り気のない台詞と共に、笑った。
一とどめ:「は……」
一とどめ:地獄の口火を切った少女は、炎にまかれ、飲み込まれていく。
一とどめ:その表情は誰にも見えないまま、
一とどめ:焼け跡だけを残し、消えていった。
───────
GM:それではクライマックスフェイズ終了時。
GM:『焔珠』を所持している卯ノ宮さんは、『懸り火』の結末を宣言することができます。
GM:どのような結末を望みますか?
卯ノ宮 祇乱:巫女さんが代償を払わなくていい結末を望みます
GM:何も代償を払わないような結末ということですね……
GM:了解しました。
GM:クライマックスフェイズを終了します。


【目次へ戻る】

ED:残夏

GM:──鹿苑寺
GM:戦いの翌日。
GM:晴天は青く、立っているだけで汗が滲むような暑さが身体を刺す。
GM:金閣を映した湖面は、ぎらぎらと影の住人たちを苛んでいた。
六合大海:「結局、」
六合大海:「この暑さは残ったままか。」
六合大海:「お前たちのせいで、なあ?」隣の男に視線を送る。
叶 倖人:「思いの外直球の嫌味来たな……」
叶 倖人:額の汗を拭いながら。
叶 倖人:「ええ、ぼくらに責任があるのでそこは否定しませんよ」
六合大海:「で、比良坂にどう伝える。」
六合大海:「特に卯ノ宮は立場が危ういやつだろう。」
六合大海:「このままだと、契約不履行で刺客を差し向けられるかもな。」
一とどめ:「それじゃあさ」
一とどめ:「どうかな。ぼくのせいにするのは」
一とどめ:ゆらり、と現れる。
叶 倖人:「もう動けるんですか……二人共だけどさ」
六合大海:「……まだ戦い足りないのか?」
一とどめ:「んー、気持ちはそうだけど」
一とどめ:「身体が追いつかないね。ざんねん」
一とどめ:「でも、比良坂あちらが知らない忍は」
一とどめ:「この中だとぼくだけだし」
六合大海:「もっといい方法があるぞ。」
一とどめ:「いい方法……なあに?」
六合大海:「鼠か狸のせいにしてしまえばいい。」
六合大海:「ホクラという隠忍の輩がいただろう。お前の依頼主だ。」
六合大海:「”妨害があったが下手人の情報は掴んだ”と言えば、」
六合大海:「まだ扱いはマシになるだろう。」
六合大海:「お前は叶と卯ノ宮が手配した草の一人、ということにしてしまえ。」
叶 倖人:「実際、ぼくらの目的は狸の逆張り……この言い方なんか嫌だな?もとい、狸の目論見の阻止ですから」
叶 倖人:「あながち間違いでもないですがね」
六合大海:「それと、儀式の妥当性についても並行して調査すべきだな。」
六合大海:「叶の言う通りならば儀式になんらかの絡繰りが仕込まれていた可能性がある。」
一とどめ:「わあ、それってさ」
一とどめ:「比良坂の面子が滅茶苦茶になるんじゃない?」笑顔で
叶 倖人:「ぼくらは一向に構いませんけど」笑顔で
六合大海:「まとめると、こうだ。」
六合大海:「”儀式はホクラという隠忍の忍びの手によって妨害された。”」
六合大海:「”奴を追い、調査した結果”」
六合大海:「”儀式は当初の目的とはかけ離れた邪悪なものであり、”」
六合大海:「”黒幕に狸の妖魔がいることを突き止めた”」
六合大海:「”幸運にも比良坂を敵対視した隠忍の手で儀式が妨害されたおかげで、”」
六合大海:「”最悪の結果だけは免れた。”」
六合大海:「どうだ?」
叶 倖人:「んー……ぼくらは問題ありません、けど」
叶 倖人:「一さん、大丈夫ですか?」
一とどめ:「んー」
一とどめ:「いいと思うよ」
一とどめ:「ぼくのことは、話の通じない機忍だとでも報告しておいてよ」
叶 倖人:「今の内容だと」
叶 倖人:「悪者になっちゃいますけど、狸」
一とどめ:「だから、まあ」
一とどめ:「今度またたぬきちゃんに頼まれたら」
一とどめ:「戦争だよね」
一とどめ:んふふ、と笑いながら。
六合大海:「もしこのでっち上げが真実だったらその狸を見限れ。」
叶 倖人:「戦争かあ……」
一とどめ:「ヒロちゃんと戦れるなら、見限らなくてもいいかも……ってさ」
一とどめ:「ぼくは考えておくけれど。意見が割れてるかも」
一とどめ:「よっぽど楽しかったみたい」
六合大海:「ふん。物好きだな。」
六合大海:「そういう輩は早死にするか、」
六合大海:「技を極めるかだ。」
一とどめ:「どっちになるかな。楽しみだね」
叶 倖人:「あれぇ!?君たち戦闘前とか結構息あってなかったっけなあ!?」
叶 倖人:「止める側の心臓も考慮していただきたい。替え効かないんですよこちとら」
一とどめ:「ということなので、あとは二人でなんとかしてね」
六合大海:「なんだ、もう帰るのか?」
一とどめ:「ぼく、話し合いとかそういうの、嫌いだから」
六合大海:「それなら、こいつはいただいてしまおう。」
六合大海:叶の腕に自分の腕を絡める。
叶 倖人:「待って、戦利品じゃないんですけど」
一とどめ:「あっ」
一とどめ:「ずるい」
六合大海:「お前も来るか?」
一とどめ:「むー……」
一とどめ:叶くんの顔をじっと見る
叶 倖人:「な、なんですか……」
叶 倖人:青と翠の瞳がひどく動揺して揺れる。
一とどめ:「ユキくんはどっちなの。来てほしいのかほしくないのか」
叶 倖人:「は、はぁ!?」
叶 倖人:(いや、どう答えるのが正解だよこれ)
一とどめ:じぃーっ
叶 倖人:青と翠の瞳は輝かない。こういう時に心を読んだり未来を視るのは失礼な気がする。
叶 倖人:(いや、でも)
叶 倖人:帰りたいなら帰ってるよな、この人。
叶 倖人:「来て……ほしい……かな……」
一とどめ:「……」
叶 倖人:こういう質問をしてる時点で、答えは固まっている。気はする。
一とどめ:「にゃは、半分正解」
叶 倖人:「意見割れました?」
一とどめ:「言い淀んだのが減点だってさ。乙女だよね~」
六合大海:「では、言い淀まなくなるように仕込んでやるか?」
六合大海:「涼しい場所で。ちょうど私の部屋がある。」
六合大海:「とどめ、もう片方を頼む。」
六合大海:ぐい、と引っ張っていく
一とどめ:「はぁい」同じように
叶 倖人:「ちゃんとついてくから引っ張らんでください。逃げないから。逃げようないから」
叶 倖人:ずるずると引きづられながら怪しい足取りでついていく。
叶 倖人:(結局)
叶 倖人:(どの程度本気だったのかな、比良坂は)
叶 倖人:護衛に上忍3人、といえば聞こえはいい。だが比良坂と関わりの深い鞍馬から六合、はともかく
叶 倖人:他の二人を鞍馬や比良坂じぶんところから出さずにわざわざ、鞍馬と折り合いの悪いぼくらや卯ノ宮さんを引っ張ってきた意味。
叶 倖人:顔合わせした時の六合の懸念は当たっていた。比良坂がそれを見過ごすだろうか?
叶 倖人:(仲間割れ上等で他流派の手札晒させるのが目的だったりとか)
叶 倖人:(割と考えてそう、比良坂れんちゅうなら)
叶 倖人:確証のない推測だ。的外れの可能性もある。
叶 倖人:(どっちでもいいか)
叶 倖人:”その時はその時”。
叶 倖人:黒幕気取りで謀をしている連中がいるなら分かり次第殺すだけ。
叶 倖人:どうせ自分も謀は得意じゃない。そういう割り切りは彼女たちから学ぶとしよう。
叶 倖人:授業料がいくらになるかは……
叶 倖人:未来を視る目を閉ざしておいた。

【目次へ戻る】

ED:緑秋

GM:──新京極商店街
GM:人混みのある商店街。
GM:行きかう人々は額に汗を浮かべ、一刻も早くとクーラーの効いた空間へ歩みを進める。
GM:しかしその人の流れには、僅かな滞りがあった。
GM:カラカラカラカラ────
篝火アロア:人垣の中心に立つのは、巫女衣装を着崩した女性である。
篝火アロア:スプレー缶を振り、壁に吹き付ける。
篝火アロア:大胆な赤が形作っていくのは、火の意匠だ。
篝火アロア:袖口はインクで汚れ、熱で疲労を浮かべているが。
篝火アロア:表情は楽しそうに緩んでいる。
GM:カラカラカラカラ────
卯ノ宮 祇乱:「お、やってるやってる」ひょい、と人込みから一歩抜け出す男。
卯ノ宮 祇乱:「どうもー、差し入れでーっす」手にはよく冷えたジュースのペットボトルがふたつ。
篝火アロア:「んお、ぎら~ん」
篝火アロア:「オレンジのやつ! まだ売ってたんだ…」
篝火アロア:ありがと、と空いた手で受け取りつつ、スプレーを吹きかける。
篝火アロア:「ちょーどいいところに来たよ。やめどきがわかんなくてさ」
篝火アロア:「今日はこれで……店仕舞いにしとこう、っと!」
篝火アロア:シュシュ、と白い四角を描き、スプレーを片付けていく。
卯ノ宮 祇乱:「熱中症とかまだ怖いしね~、水分は取りなよ」
篝火アロア:「ハハ、そーだね」
篝火アロア:「まだ暑いからなあ」
篝火アロア:キャップを回す。空気が抜ける音がして、一息に喉に放り込む。
篝火アロア:「ッあ”~~~………」
篝火アロア:「キマるぜ!」
卯ノ宮 祇乱:「ビール飲んでるくらいのテンションだなあ」
卯ノ宮 祇乱:「元気でなにより」
篝火アロア:「のどごしのどごし。同じようなモン」
篝火アロア:「元気も何も、昨日の今日だよ? 過保護だなあ」
篝火アロア:くつくつと笑う。
篝火アロア:「──付き合ってもらえる? 物置いて来るから」
篝火アロア:色汚れの付いた鞄を掲げ、裏路地へと歩みを進める。
篝火アロア:「歩いて話そうや、ぎらんクン」
卯ノ宮 祇乱:「はいはいよ」普段通りへらへらしながらついていく。
GM:細い路地には、強く白い光が差し込んでいる。
GM:さまざまな遮蔽が影を作るが、その境界はじわりと滲んでいる。
篝火アロア:「……てかさ。すごい驚いたことがあるんだけど」
卯ノ宮 祇乱:「何だろう」
篝火アロア:「アロアちゃんねぇ、『懸り火』を成功させたら」
篝火アロア:「もう何も見るつもりが無かったからさ」
篝火アロア:「しかもいた場所が寺。神主とか坊主のおじさんばっかで、空は真っ暗!」
篝火アロア:「だからさ、めっっっっっちゃ、持ってた火を見てたのよ」
篝火アロア:「目を閉じても思い出せたらなって」
卯ノ宮 祇乱:静かに聞いている。
篝火アロア:ジュースを飲み干す。ペットボトルをゴミ箱に放る。
篝火アロア:「それが……」
篝火アロア:「儀式終わったら、全然目ェ見えんじゃん!」
篝火アロア:「ってなって! うわ~~~ってなってたのに!」
篝火アロア:「困ってるおじさんの顔しかなくて火のこと忘れたわ!」
篝火アロア:からから、と笑う。
卯ノ宮 祇乱:「んっふふふ」
卯ノ宮 祇乱:「まあ色々あったからねえ。叶さんたちが今まとめてくれてるんだけどさ」
卯ノ宮 祇乱:どう考えても自分もその会議に参加するべきなのだが、していないのがこの男だ。
卯ノ宮 祇乱:「アロアちゃん的にはどう?」
卯ノ宮 祇乱:「儀式うまくいかんかったじゃんヤダ~って感じ?」
篝火アロア:「……」
篝火アロア:「そりゃあ、ね」
篝火アロア:顔を上げる。目を細める。
篝火アロア:「暑いっしょ。それでめっちゃ多くの人が困ってんだからさ」
篝火アロア:「残念失敗、で良いわけないだろ、って感じ」
卯ノ宮 祇乱:「まあそれはそうだ」
卯ノ宮 祇乱:「みんな困ってるからなんとかしよう~って大勢の人が頑張ってたわけだしね」
卯ノ宮 祇乱:「アロアちゃんを筆頭に」
篝火アロア:「ああ」
篝火アロア:「だからアタシは、この失敗を忘れない」
篝火アロア:「アタシは巫女だから……神様を信じてる」
篝火アロア:「失敗を覚えて次回に活かすとか、そういう事じゃない」
篝火アロア:「これはそういう思し召しだったってことだ」
篝火アロア:「だから、誰を恨むでもない。怒る気もないよ」
篝火アロア:「忘れないだけさ、祇乱」
卯ノ宮 祇乱:「なるほどねえ」
卯ノ宮 祇乱:空を見上げる。相変わらず太陽は憎らしいほど輝いている。
卯ノ宮 祇乱:「……じゃあ祇乱くん的な感想なんだけど」
卯ノ宮 祇乱:「僕は巫女じゃないし、神様もたぶんそんなに信じてない方だけど」
卯ノ宮 祇乱:「いや、なんなら自分のこともそんなに信じてないんだけどさ」
卯ノ宮 祇乱:「アロアちゃんのことは信じてるよ」
卯ノ宮 祇乱:その瞳の美しさを。その魂の強さを。
卯ノ宮 祇乱:ただ勝手に、我儘に、一方的に、信じている。それだけ。
篝火アロア:「……ぎら~ん」
篝火アロア:肩を叩く。
篝火アロア:「見る目あんじゃんかよ~!」
卯ノ宮 祇乱:「でしょお?」
篝火アロア:べしべしと叩く。
卯ノ宮 祇乱:「あっ痛い、ちゃんと痛いですアロアさん」
篝火アロア:「んじゃ、神様よりも上のアロアちゃんに奉杯することを許す!」
篝火アロア:「一つ作ってよ。でっかい火の前でさ、浮わっついてもキリっと立ってるような」
篝火アロア:「そーいうお酒のイメージが浮かんじゃってさ」
篝火アロア:「さっきグラスだけ描いてきたんだけど。やっぱ実物見て勉強しないと」
卯ノ宮 祇乱:「お! いいねえ」ぱっと顔が明るくなる
卯ノ宮 祇乱:「キリッと、あと神秘性もほしいからやっぱリキュールメインかな……火の表現はどうしよう、ブラッドオレンジとか添えてもいいか」
卯ノ宮 祇乱:「時間あるなら今から店でやろっか、カクテル作成会」
卯ノ宮 祇乱:「あっつい真昼間からキンキンに冷えた酒! いいじゃないですかあ」
篝火アロア:「よっしゃ~!」
篝火アロア:「それでこそアタシの騎士様! 大好き!」
篝火アロア:「ほら、さっさと行くよ!」
篝火アロア:裏路地を抜け、陽光の照らす大通りへ出る。
篝火アロア:「もたもたしてたら、夏が終わっちゃうからさ!」
卯ノ宮 祇乱:――ああ、と息を吐く。
卯ノ宮 祇乱:彼女は自身を影に生きるものだと言った。それは正しい。シノビとはそういうものだからだ。
卯ノ宮 祇乱:だけど今、汗が噴き出すほどの強い、熱い光を浴びて笑う彼女は。
卯ノ宮 祇乱:(これが一番、似合うと思うんだよなあ)
卯ノ宮 祇乱:オリジナルカクテルを作る傍ら、個人的に彼女に酒を奉納させてもらってもいいかもしれない。
卯ノ宮 祇乱:それこそ、モーニンググローリーフィズあなたと明日を迎えたい、とか。
卯ノ宮 祇乱:自分の選択は世の為にならなかったし、たくさんの人に迷惑をかけたし、巫女本人をしょげさせもしたけれど。
卯ノ宮 祇乱:誰かがやらねばならないことなら、彼女でなくたっていい。
卯ノ宮 祇乱:この輝きを生み出すのは彼女にしかできないのだから、そちらを優先するべきだ。
卯ノ宮 祇乱:そう、思っている。
卯ノ宮 祇乱:何せ卯ノ宮祇乱は、あんぽんたんな生き方をしているから。
卯ノ宮 祇乱:「じゃあ、急ごうか。昼から酒場でダラダラと」
卯ノ宮 祇乱:「俺と一緒に駄目人間になろうぜ、アロアちゃん」
卯ノ宮 祇乱:――熱に浮かされる日々は、もう少し続くらしい。



『懸り火の話』



【目次へ戻る】



本作は、「河嶋陶一朗」「冒険企画局」及び「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C) Adventure Planning Service/SHINKIGENSHAh Co.Ltd.