ダブルクロスFGOキャンペーン 第零特異点「特級英雄工廠アーカムシティ~黎明のカリヨン~」


PC1:“スリーピングデーモン”別天(べってん) ネムレ(キャラシート)PL:藤(肉球)
PC2:“彷徨する者(ストレンジャー)”モモ(キャラシート)PL:つける
PC3:メイ(キャラシート)PL:みつ
GM:海野しぃる

メインログ雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:それでは!
GM:ダブルクロスFGOキャンペーン 第零特異点「特級英雄工廠アーカムシティ~黎明のカリヨン~」
GM:これより開始です! よろしくおねがいします!
”彷徨する者”モモ:よろしくおねがいします!
メイ:よろしくおねがいしまーす
別天ネムレ:よろしくお願いします!
石刀八里:よろしくお願いいたしますわ~!
GM:まずはPCとPLの自己紹介から入りましょうか
サブで時々入っていただくことになるので月さんにも八里さんを紹介してもあろう
八里さんも、FGOで言えばゴッフやロマニのあたりのポジション(良いこと言う大人担当)を一部担う故に……

石刀八里:オッケー!頑張るわね!
GM:では自己紹介、まずはPC1からだ! キャラシを貼って戦闘スタイルやキャラの過去、ついでにPL自身のあれそれも紹介してね! どうぞ!
別天ネムレ:(キャラシート)
別天ネムレ:「〝スリーピング・デーモン〟別天(べってん)ネムレ。新米ヒーロー。誰かを救ったことは、まだない」
別天ネムレ:「すまないが、自己紹介は苦手なんだ。語れるような昔のことなんて、特にないから……強いて言えば、海外留学していたとか、そんなところかな」
別天ネムレ:別天ネムレ、記憶喪失。海外留学という経歴もまた嘘偽り。その正体は〝輪廻の獣〟を宿すゆえ、「観察」されていたオーヴァード。
別天ネムレ:過去について分かるのは、「別天ネムリ」という生き別れの姉妹がいるということ。そして、かつて〝パラディン〟に命を救われたことだけ。
別天ネムレ:「おれがヒーローになったのは、パラディンみたいに誰かを救いたい、なんて子どもじみた憧れだけど。それをたどっていけば、自分のことが分かるかもしれないという希望もある。自分探しでヒーローしてるなんて悪いけど、今はこれしかない」
別天ネムレ:「そんな空っぽのおれだけど、何か埋め合わせていけるものがあるなら。よろしく頼む」
別天ネムレ:プレイヤーは藤(肉球)。のっけから重たい自己紹介になりましたが、ウロボロス・バロール・輪廻の獣、ついでになぜか裏切りの真名を搭載した厄い感じのPCです。ダイスとか不安さがありますが、そこは堂々と相方のモモちゃんに甘えていくぜ!
別天ネムレ:基本は黒の鉄槌で殴るRC型で、レネゲイドディゾルバーによる妨害とかもしていくスタイルです。
GM:マシュ味が強いぐだおだ……!
別天ネムレ:よろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします!
GM:そんなあなたのハンドアウトはこちら!

PC1:別天ネムレ(PL:人食い藤)
シナリオロイス:石刀八里 推奨ロイス→親愛/食傷
貴方は輪廻の獣をその身に宿し、高い時空転移適正を持つ新人ヒーローである。
その才能を見込まれ、時空異変調査隊“アルス・マグナ”のリーダーに任命された。今日は大事なミーティングだ。
ところが与えられたアジトは喫茶店。司令官は喫茶店のマスター。チームメンバーはなんだかゆるふわな女の子。
あまりにアットホーム過ぎて面食らっているあなただったが、あなたの親代わりであり、
雇い主でもある石刀八里も出席する以上、格好悪いところは見せられない。
そう思っていた矢先、ミーティングの現場がヴィラン“Mr.コバルト”に襲撃され、まんまと石刀八里を攫われてしまう。
エマージェンシーオーダー。
これはあなたが家族を守る戦いである。


GM:という訳で、恩人パラディンの仇であるMr.コバルトとかいうヴィランに社長が攫われます! 助けに行こう!
別天ネムレ:挽肉にしてやる!
石刀八里:助けて~!
GM:素晴らしい殺意だ!
GM:では次!
GM:PC2! モモ! つけるさん!
GM:どうぞ!
”彷徨する者”モモ:(藤さんの自己紹介なかったけど良いのかな)
GM:しまった……藤さんには修正で追加しておいてもらおう……
メイ:宣伝もしよう
別天ネムレ:おっと、キャラと混ざって抜けてしまった。申し訳ない……
GM:とりあえず藤さんのPL自己紹介→つけるさんの自己紹介まとめて
って流れでいこうか

”彷徨する者”モモ:おいっす
別天ネムレ:では改めて
別天ネムレ:藤(肉球)もとい人食い藤です。ダブクロを中心にTRPGやって早……えーと7年ぐらい? 長年立ち絵でお世話になっていたセルフィが、FLASH終了と共に作れなくなって悲しみを覚えているよ!
別天ネムレ:恐れ多くもPC1とか拝命したけれど、はたして最後まで格好良くヒーローしきれるのか。普段ラージナンバーが多いけれど、全力出し切ってぶつかっていくぜ! よろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします!
GM:では今度こそつけるさん!
”彷徨する者”モモ:(キャラシート)
”彷徨する者”モモ:「あたしは、モモ。何処から来たのか、ううん。わからないの、でも何処へ向かうべきかはわかっているわ。この世界(ゆめ)も歩ききってみせるわ!」
”彷徨する者”モモ:フォーリナーとして現れた少女。
ミヒャエル・エンデの著作「モモ」の主人公としての情報を持っているが細かな差異がある。(そもそもモモは黒人)

”彷徨する者”モモ:世界の果てで眠る途方もない存在の失われた知性の粒子が、か細い幻の姿と情報で以って生まれた存在。
彼方で眠りこける自分と今ここで歩いている自分という二つの視点を持ち合わせている。

”彷徨する者”モモ:公園で子供と遊んでいたと思えば、ホームレスの酒盛りの隅に座っている。
神出鬼没で自由奔放、天衣無縫。狭い所で寝るのが好き。
見覚えのある知らない誰かに「おとうさん」呼ばわりされたりもする。そうかな、そうかも。

”彷徨する者”モモ:とりあえず、みんながしあわせならいいなあという極まってぼんやりした願いで生きている。
”彷徨する者”モモ:出来る事は支援、以上!
ノイマンオルクスでメジャーとセットアップで色々します

”彷徨する者”モモ:攻撃は一切できません。
あとみんな大好き妖精の手
倒れたら世界樹の葉で「おきてー」します
みんなを全力で動かして、全力でダイスを増やします

GM:ふふふ、可愛いですね
GM:今回は情報収集ミドルが地獄のような事になっているのでちょうど活躍できるはずです
”彷徨する者”モモ:パパ(として)活(動することになってしまっている)少女
別天ネムレ:ぢごく
”彷徨する者”モモ:略してパパ活少女です
別天ネムレ:語弊がひどいよその略称!?
GM:素晴らしい
GM:この世界の父というべき存在の化身ですからね
GM:可能性に満ちています
”彷徨する者”モモ:PLはつけるです
普段からろくすっぽ外で遊ばない意識低い系PLです
大規模企画にも参加せず何も生産せず消費しながらイキてます
名古屋のTRPGコンベンション「とらいあど」の末席に座らせていただいてます
今度、別口でブラッドパスオンリーコンでGMするのでブラッドパスやりたいひとは来てください

”彷徨する者”モモ:代表作とかないタイプのなまもの
”彷徨する者”モモ:何故此処に居る?
”彷徨する者”モモ:わからん
GM:大事ですね、宣伝
別天ネムレ:ブラッドパスいいよね
GM:とらいあどの皆様にもFGOキャンペーン宣伝しておいて❤
GM:という訳でハンドアウト出すよ
別天ネムレ:つけるさんは楽しいプレイヤーなので自信もっていこう!
メイ:そうよそうよ
GM:それは本当にそう
石刀八里:ワクワクわね!

PC2:“彷徨する者”モモ(PL:つける)
シナリオロイス:上戸ノア 推奨ロイス→使命/隔意
あなたは人間ではない。この世界の外からレネゲイドを通じて仮初の命を得た存在に過ぎない。
「世界を守れ」
「別天ネムレを守れ」
あなたを召喚した魔術師、上戸ノアは、あなたとそんな契約を交わした。
会社だの世界の命運だの、そんなことは分からない。
それでもあなたは契約に従って別天という男についていってみることにした。
そうしなければならないという直感はあった。Mr.コバルトは、あなたと同じ世界の外から力を得ている。
それ以上に、そうしてみたいという興味があった。別天ネムレは、あなたの眠れる力を刺激する何かを持っている。
エマージェンシーオーダー。
これはあなたが世界を正す戦いである。


上戸ノア:はい、あなたは悪い魔法使いに召喚されてしまいました
上戸ノア:悪い魔法使いはこの世界に生きる人の営みを愛しているので共通の利益の為に戦ってほしいと思っていますし、一応衣食住と戸籍は保証するので手伝ってください
上戸ノア:オーケー?
”彷徨する者”モモ:「はーい」
”彷徨する者”モモ:良い返事
GM:それでは次! みつさん!
メイ:はぁい
メイ:(キャラシート)
メイ:「私は見ての通り、なんの変哲もない謎のお姉さんですよ。うふふ」
メイ:なんの変哲もないわけがない謎のお姉さん、ロキの関係者であることだけとりあえず明らかです。
Mr.コバルト:「本当かぁ……?」
メイ:常に足元に黒い靄を漂わせています。いわゆる美人オーラというやつですね。
Mr.コバルト:「うーん……こっち側の(ジン)種だわ……」
メイ:とにかくまあ、いろいろな事情から地雷を踏まれ、召喚してきたMr.コバルトに反旗を翻すことになります。
Mr.コバルト:「どうしてそういうことするのかなぁ……」
メイ:「自分の胸に手を当ててください」
メイ:性能はセットアッププロセスに味方を行動させるクソコンボと
メイ:従者を両立するというなんかもうよくわからない構成です
GM:正気の沙汰ではない
”彷徨する者”モモ:狂気
別天ネムレ:こわ
メイ:メモリーくらい取るべきだったなと今後悔していますが、まあもう遅いですね
GM:ヒーロークロス上げるから生きて帰ってきて
メイ:あとで書き加えとくね……
石刀八里:うわぁ……
メイ:従者はわんちゃん型です かわいいね
メイ:というわけで、今回はまだ真名を隠しております。みんなも考えてみよう
メイ:従者はできる限りカバーに回すワン
メイ:で、PLはみつといいます
メイ:特に宣伝することもないです。みんなよろしくね
GM:はーい!
GM:それではハンドアウト!

PC3:????(PL:みつ)
シナリオロイス:Mr.コバルト 推奨ロイス→興味/殺意
あなたは死んだはずのヴィラン“Mr.コバルト”によって呼び出された歴史に名を刻んだ英雄である。あなたは自らが持つ特別な力が多くの人間に共有される奇妙な時代に呼び出された上に、Mr.コバルトによる洗脳を受ける……筈だった。
だがそうはならなかった。理由は単純、あなたと共に召喚され、Mr.コバルトと合一した神格“ロキ”が、あなたにとっては不倶戴天の敵だったからだ。
矛盾螺旋(タイムパラドクス)によって身を守るMr.コバルトと“敵”を倒す為、あなたは一先ず現代を生きる少年少女たちに力を貸すことにした。
見れば彼らはまだ真の力に目覚めていない。彼らが真の力に目覚めたならば、Mr.コバルト/ロキを守る矛盾螺旋(タイムパラドクス)の防護を貫くこともできる。
――で、あれば。今の歴史を生み出した先達の一人として、超越的な力を振るう仲間として、彼らを導くのもまた一興というものだ。


GM:ロキと敵対する理由のある女神……何者だ……?
メイ:うふふ……
GM:さて、ラストに今後もNPCでスポット参戦してもらう予定の石刀八里社長も軽く紹介してもらおう! 用意は良いかな?
石刀八里:ハァイ!任せておいて!
石刀八里:「ラピスフィロソフォルム社マネージャー兼スポンサー兼社長代理、石刀八里と申しますわ。」
石刀八里:「居場所がない?元ヴィランだから社会保障が不安?大丈夫!……とまで言えるほど私も有能ではないけれど。」
石刀八里:「あなた達の帰る場所を用意する位は出来るわ。出向中の社長兼夫が帰ってきた時もよろしくね!」
石刀八里:石刀八里!旧姓玻璃上!二児育成中のおかーさん!
GM:異世界からのヴィラン襲撃! 国連からの指導! 更に世界をまたいだ秘匿作戦の委託受注! いろいろなトラブルを乗り越えている肝っ玉お母さんだ!
石刀八里:現在異次元からやって来たクソ同位体野郎の所業の責任を取って社会奉仕活動中の夫の代わりに、社を切り盛りしているCEO代理わよ!
石刀八里:今回は世界を焼き尽くすクソ野郎どもを消し飛ばしてもらう人たちの支援依頼を受けているわ!何だか知らないけどネムレ君も大変ね~
石刀八里:しっちゃかめっちゃかの忙しい中なので子供たちも託児しがち。早く帰って来て自由さ~ん!!!
GM:という訳で今回はPCたちのママにもなってもらう!
石刀八里:ここにモモちゃんも追加と来たらもう腹括るしかないわね!自棄にならない程度にあたしがママになってやらァ!!!!!
”彷徨する者”モモ:「ママってなに?」
”彷徨する者”モモ:孤児には親がわからぬ
石刀八里:以上!実を言うと攫われることで若干の休暇になるかもしれない気がして来たけど、頑張るわね!
GM:という訳でPC三人、それに月さんにゲストをお願いして頑張るわよ!
”彷徨する者”モモ:はーい
石刀八里:中の人は黄色の月と申します。FFSとTRPGが最近の趣味です。
GM:よろしくね!
石刀八里:ほぼ初めましての方同士という事でドキドキですが、NPCらしく盛り上げて行ければ幸いです!
改めてよろしくお願いいたしますー!

別天ネムレ:よろしくお願いします!
”彷徨する者”モモ:よろしくおねがいします!!!
メイ:よろしくおねがいしまーす
GM:ではトレーラーです
音声に気をつけてね


■トレーラー

「Carry on my wayward son
For there'll be peace when you are done
Lay your weary head to rest
Now don't you cry no more」

RW(レネゲイドウォー)
超常の能力を持つヒーローたちが公然と跋扈し、安寧を巡って争う『オーヴァードたちの時代』。
その歴史が今、侵略されようとしていた。
舞台は摩天楼広がるメガロポリス“アーカム・シティ”。
ヒーロー事務所“ラピス・フィロソフォルム”の力により紙一重で平和を保つヒーローとヴィランの激戦区である。
“ラピス・フィロソフォルム”の新人ヒーロー“別天ネムレ”は新たなるヒーローチーム“アルス・マグナ”のリーダーに抜擢され、初のミーティングに臨んでいた。

「こんにちは、あたしはモモ」

ところがチームメイトといえばヒーローらしからぬ少女がたった一人。
互いのこともよく知らない状態のまま発生する事件。巻き込まれる二人。北欧神話の神と融合して復活したのは、かつて討伐された筈のヴィラン“Mr.コバルト”。
「忘却の彼方からこんにちは~! ヒャア、思ったとおりだ! この時代の人間に俺は傷つけられねぇ! ロキ様サマってなぁ!」
ロキと融合したコバルトは、その力を以て“ラピス・フィロソフォルム”の社長を誘拐してしまう。
ところがこの窮地の中でコバルトを裏切るオーヴァードが現れ事態は混迷を極めることとなる。
「思わぬ形での初陣を許してくれ。“スリーピングデーモン”別天ネムレ、“ストレンジャー”モモ、ヒーローチーム“アルス・マグナ”の指揮官として、叡智の番人が君たちに出撃命令を下す」
これは語られざる物語。七つの特異点を巡る大偉業の、小さな小さな前日譚。二人の出会いの物語である。

DOUBLE CROSS the 3rd edition
「GRAND JOUNEY」
第零特異点“特級英雄工廠アーカムシティ~黎明のカリヨン~”

作戦内容は闘争。
目覚めよ、戦いの鐘が鳴る。
子らよ、旅立ちの時だ。


GM:という訳で始めていきたいと思います
改めてよろしくおねがいします!

”彷徨する者”モモ:よろしくおねがいします!
メイ:よろしくおねがいします!
別天ネムレ:よろしくお願いします!!!
石刀八里:よろしくお願いいたします!

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OP1:メイ 「呼び醒まされし過去」

GM:ではさっそくPC3のOP
メイ:シャッ
メイ:1d10+47
DoubleCross:(1D10+47) > 9[9]+47 > 56

GM:【OP1「呼び醒まされし過去」】
Mr.コバルト:「この地球に刻まれしレネゲイドの記憶よ。連綿と続く神話の意伝子よ」
Mr.コバルト:「時は今、始まるは今、黎明に闘争の鐘を鳴らせ。真なる言葉(ルーン)にて世界に刻む。これより、北欧の大神ロキの名において、生存競争を開始する」
Mr.コバルト:道化の衣装を着た男が、煌々と燃える炎で描いた魔法円の中心で瞑想していた。
Mr.コバルト:誰も居ない廃工場ではパチパチという炎の爆ぜる音だけが響き、それが却って場の静けさを引き立たせた。
Mr.コバルト:「……なんて、柄じゃねえか」
Mr.コバルト:振り返る。
Mr.コバルト:「なあ、我が妻、アングルボダよ」
Mr.コバルト:その視線の先に、女が居た。
メイ:足音もせず佇む、一人の女。
メイ:その視線は、氷の如く冷たい。
Mr.コバルト:「まあ俺も人のこたぁ言えないがさぁ~ちょっと雰囲気変わってない? イメチェン?」
Mr.コバルト:「俺もまあ~この男と融合しているせいで人間臭くなっちゃったけどさぁ? 俺ちゃん心配だなあ~」 炎を飛び越えてスススと近づいてくる。
メイ:「……」視線は絶対零度のままだ。
メイ:それもそのはず、この女、今まさに凄まじく不機嫌なのである。
メイ:「貴方はどうやら、自分がなにをやらかしたのか、よくわかってはいないようで」
Mr.コバルト:「急に呼んで怒っちゃった? でもいいじゃんいいじゃんラグナロクを乗り越えて仮初の復活とは言え遥かな未来にこうして二人でやって来ることができたんだしさぁ~! もう一度愚かな人類を右往左往させて楽しく愉快に仲睦まじくやろうぜぇ? なぁ? 子育てとかもしてさぁ~憧れてたんだマイ神殿パパ~」
Mr.コバルト:キョトンとした表情で目の前の相手を見る。
Mr.コバルト:「え?」
メイ:「……いや、まあ、ええ。こんなことする(ひと)なんて貴方くらいだろうと思ってましたけど」
メイ:「案の定でしたね、全くもう」
Mr.コバルト:「あ~ハンハンハン、惚れ直したかマイレディー? 嬉しいこと言ってくれるじゃないの~!」
Mr.コバルト:肩をパンパンと叩く。
メイ:不機嫌さがどんどんと加速していく。
Mr.コバルト:「現代の知識については、ゼノス? とかいう奴らのエージェントから提供されたデータをインストールしている。俺が試した範囲では嘘は無かった。安心して現代を楽しもうぜ~!」
メイ:「……」
メイ:黒い靄がにわかに範囲を広げる。
メイ:《赤色の従者》+《血の絆》×3
メイ:侵蝕+8を3回
system:[ メイ ] 侵蝕:56 → 80
Mr.コバルト:「そうそう、三体。お前は生み出すものだ。だが折角の遊び場を滅ぼしたりなんてするなよ? あと、今度はドラ娘じゃなくて可愛いモンスターにしてくれるとすごく嬉しい」
Mr.コバルト:男はニコニコしながらその創造を見守っている。
メイ:「……もしかして、わざとやっておられます?」
Mr.コバルト:「え?」
メイ:「ええ、ええ。貴方が私のことをどう思っていたのかが」
メイ:「よぉ~~~~~~くわかりました」
Mr.コバルト:「……アングルボダ?」
従者:「グルルル」
Mr.コバルト:「あらかわいいワンちゃんでちゅね……」じりじりと後ずさる。
Mr.コバルト:「お、おい、アングルボダ。こいつは何の冗談だ……? 俺がネコ派だってばらしたんじゃないだろうなぁ?」
メイ:「はっきりと、言いましょう」
メイ:「この地上に生きる者など、私には割とどっちでもいいです。正直な所」
メイ:「ですが!」
メイ:「……貴方は私とその役目を、愚弄し、そのことに気づいてすらいない」
Mr.コバルト:「……おい、おいおい、おいおいおいマジかよ。ですがもよすがもありゃしねえってんだ。なんだいそりゃあ今更の熟年離婚かと思いきや……そっちか? まさかそっちか?」
Mr.コバルト:Mr.コバルトの中のロキが、思わず怯んだ。
Mr.コバルト:もしも彼の推測が的確ならば、目の前の相手は――
Mr.コバルト:「なんでお前がここにいやがる!?」
メイ:「……さあ、あの男を追い払いなさい」従者に命じる。
Mr.コバルト:魂が、肉体が、記憶が。このシチュエーションに最適の言葉を導き出す。
従者:「がるるるる」従者……”番犬”が遅いかかり
Mr.コバルト:問題は勝てるか否かではない。戦う意味がまるでないというポイントだ。何をすべきかなど決まっていた。
Mr.コバルト:その牙が喉笛を引き裂く寸前で身をかわし
Mr.コバルト:「おとなしく!」
Mr.コバルト:転がり
Mr.コバルト:「パパの言うこと!」
Mr.コバルト:カサカサと這い回ってから
Mr.コバルト:「聞きなさい!」
Mr.コバルト:思い切り屋根まで跳躍した。
Mr.コバルト:そして眼下の女神に人差し指を向ける。
Mr.コバルト:「勝負は預ける――覚えてろよ?」
Mr.コバルト:《瞬間退場》
Mr.コバルト:目にも留まらぬ逃げ足の速さで、一陣の風とともに姿を消した。
メイ:「……っ」その光景を見送りながら。
メイ:「何がパパですか全く。人の仕事の邪魔した挙げ句、今度は人の許可なく……!」
メイ:「全く……全く!」
メイ:「……」
メイ:とはいえ、そもそも戦う力など持たない。
メイ:宣戦布告をしてしまった以上、起きた戦いに便乗……もとい協力する他ない。
メイ:「……全く」インストールされた知識に沿って、現代的な装いに変化する。
メイ:「見つけるしかありませんね、現代の勇士を」番犬たちを撫でながら、呟く。
メイ:「勇士……はあ、苦手分野もいいところですが。ねえ」
従者:「わふ……」

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OP2:モモ 「世界の守護者」

GM:【OP2「世界の守護者」】
GM:モモちゃん、登場侵蝕どうぞ!
”彷徨する者”モモ:1d10+40 DoubleCross:(1D10+40) > 9[9]+40 > 49
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:40 → 49

上戸ノア:「世の理を夢見るものよ」
上戸ノア:「久遠に眠る知性無き創造者よ」
上戸ノア:「その眠りを永久とする為に我希わん」
上戸ノア:「いあ えいああ やあ ふたぐん いぐない ふたぐん」
上戸ノア:「秘匿されし症候、混濁の至天、遠き魔王の玉座より来たれ」
上戸ノア:「汝の、名は――」
GM:静かな月明かりの下。古式ゆかしい祭壇を前に一人の男が両手を掲げる。
GM:祭壇は月光を集め、青く輝き、その中心にレネゲイドの渦を形成した。
GM:そしてその渦の中心に、一人の少女の姿が構築される。
上戸ノア:「おはよう」
”彷徨する者”モモ:「?」
”彷徨する者”モモ:「?????」
”彷徨する者”モモ:きょろきょろと見回す。
”彷徨する者”モモ:「はじめまして」
”彷徨する者”モモ:「あたしは、モモ。あなたは?」
上戸ノア:「俺は……上戸ノア。ノア=ウェイトリーと呼ぶ者もいる」
上戸ノア:「訳あって、このレネゲイドウォーの時代に君を呼ばせてもらった」
”彷徨する者”モモ:聞く姿勢
上戸ノア:「俺が持つ文献によれば、かの神の残滓を受け継ぐ君には、歴史を再編する力があると伝わっている」
上戸ノア:「そして、この世界は今、歴史の改変という形での侵略の危機に瀕している」
上戸ノア:「君にとっても、世界の崩壊は避けたい事象の筈だ。共に戦ってもらえないだろうか?」
”彷徨する者”モモ:「うん」
”彷徨する者”モモ:こっくり
”彷徨する者”モモ:快諾
上戸ノア:「ありがとう。モモ。この世界では、レネゲイドの力を持つものはヒーローとして世界各地で戦っている。君にもヒーローとしての地位を用意する。他のヒーローと共に戦い、できれば……守ってあげて欲しい」
”彷徨する者”モモ:「うん、ウェイトリーがそういうならそうするわ」
上戸ノア:緊張した面持ちが緩む。
上戸ノア:「助かったよ。そのヒーローというのは、別天ネムレという名前の少年だ。まあ中々凶悪な力に恵まれてしまった子だが……うん、まあ、悪い子ではないはずだ。きっと、君も気にいると思う」
”彷徨する者”モモ:「それは、会ってみないことにはわからないわ」
”彷徨する者”モモ:「でも、貴方はそのひとを気遣っているのね」
「良い子なのね、ウェイトリー。あたしもその人を好きになれるように頑張るわ」

上戸ノア:「ああ、それはありがたい話だ……さて」
上戸ノア:「こんな祭壇で立ち話を続けるのもなんだ。部屋の中に戻るとしよう。温かいコーヒーも淹れてある」
”彷徨する者”モモ:「やったあ」
ぴょんこ

”彷徨する者”モモ:「お砂糖はあるかしら。あたし、甘いほうがいいわ」
上戸ノア:「ああ、俺も甘いものの方が好きさ」ニッと笑みを浮かべる。
上戸ノア:それから、屋上から室内に続く扉を開く。
上戸ノア:「さあ、どうぞ」
”彷徨する者”モモ:「ありがとう!」
”彷徨する者”モモ:先に入って、待ってる
上戸ノア:「……俺がそうであったように」
上戸ノア:小さく呟く。
上戸ノア:「願わくば、君の旅路にも良き人との出会いがあらんことを」
上戸ノア:扉は静かに閉ざされた。

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OP3:別天ネムレ 「誕生《アルス・マグナ》

GM:【OP3「誕生《アルス・マグナ》」】
GM:別天さん! 登場ダイスをどうぞ!
別天ネムレ:1D10 DoubleCross:(1D10) > 6
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:33 → 39

GM:ジリジリと目覚ましが鳴る。朝だ。
GM:その日は少し早めに準備をして、会社から指定された場所へ向かった。
GM:ヒーローという言葉は、かつては自由なものだったらしい。
GM:だがこの時代《RW》のヒーローというのはともすればある種の会社員。
GM:だから、朝からよく知らない喫茶店に呼び出されようと、そこに会社の社長が待っていようと、胡散臭い男がニヤニヤしていても、そこで話を聞くのがヒーローというものなのだ。
別天ネムレ:(ぼくは試されているのだろうか……?)
石刀八里:店舗に入って来る貴方を目にし、軽く手を振る。
別天ネムレ:だが考えこんでも仕方がない。石刀に手を振り返し、入店する。
別天ネムレ:「おはようございます、ミス石刀」
石刀八里:「ハァイ、ネムレ君!」ニコニコと笑顔で返す。
石刀八里:「今朝からの急な呼び出しになっちゃってごめんなさいね」
別天ネムレ:「いえ、大事なお話とうかがってますので」
別天ネムレ:何食わぬ澄ました顔だ。
上戸ノア:針の4つある柱時計。得体のしれない虫が閉じ込められた琥珀。炭焼き珈琲の匂い。テレビで流れるヒーロー番組。
上戸ノア:少し変わった雰囲気だが、ただの喫茶店だ。
上戸ノア:「ふふふ、秘密基地だよ秘密基地」
別天ネムレ:くせのある長い黒髪に、紅茶のような色をした大粒の瞳。ともすれば女性とも間違われる顔を、せいいっぱいキリリと引き締めている。
上戸ノア:「ねえ社長?」
上戸ノア:喫茶店のマスターそのものといった姿の男がにやりと笑う。
別天ネムレ:「こちらの方は?」ノアについて石刀さんに聞いてみる。
石刀八里:「フフ。今回の依頼主♪」
別天ネムレ:「初めまして」ぺこり。長い髪がふわりと揺れる。
別天ネムレ:「スリーピングデーモン、別天ネムレ。まだ新米ですが、よろしくお願いします」
別天ネムレ:きびきびと挨拶する。
別天ネムレ:大きな瞳に、「ヒーローとしての仕事!」という期待感の星が、きらりと舞った。
石刀八里:「改めて石刀八里と申しますわ。本日はこちらのネムレ君共々よろしくお願いいたします」
石刀八里:共にお辞儀をする。
上戸ノア:「それではこちらも自己紹介を。“叡智の番人”上戸ノア。本日付でラピスフィロソフォルムにUGNから出向したエージェントです」
上戸ノア:「まずはおかけになってください。今回、我々が進めている任務について、改めてご説明いたしましょう」
上戸ノア:そう言って、新しく来た別天ネムレの分も淹れたての珈琲を出す。
石刀八里:既に(任意の適度な上座)に座っている。
別天ネムレ:「いただきます」砂糖二つだ。
別天ネムレ:ズズ……
上戸ノア:「事の始まりはヴィラン“マルチバース”、そしてUGN及び国連に接触した“湖の女王”モルガン」
上戸ノア:「彼らがもたらした“異なる歴史”という可能性は、この世界に新たなる危機を提示した」
石刀八里:「……」くい、と適度な温度になったコーヒーを口にする。
上戸ノア:「そしてMr.コバルトとパラディンの事件。その最終局面で起きた継承種の暴走」
上戸ノア:「ああ、そうそう、この街でも皆さんの事務所“ラピスフィロソフォルム”が異世界からの侵略を受けていたそうですね」
別天ネムレ:コバルトとパラディン、その名前が出た時、ほっそりした眉を寄せて深いしわを作った。珈琲の黒い水面がゆれる。
石刀八里:「……ええ。共に痛ましい事件でしたわ」
石刀八里:『当事者』としても、そういう言葉が自然と零れる。
別天ネムレ:「パラディン……」
別天ネムレ:かの一件は、まだ心に整理がついていない。
石刀八里:何処かの私が、私の代わりに彼を止めてくれた。
上戸ノア:「お二人とも大事な人が被害に遭ったことは聞き及んでいます。こういった悲劇を二度と繰り返さぬ為に、UGNはラピスフィロソフォルムと提携し、ここに新たなるヴィラン討伐作戦を提案します」
石刀八里:その事に関しては、未だに複雑な気分を抱えていた。
別天ネムレ:「新たなヴィラン討伐作戦?」オウム返しに聞く。
上戸ノア:「ええ、異世界から来た自分とよく似た者に成り代わるヴィラン。膨大な情報の流入により暴走するオーヴァード。そういったものに対抗する為の作戦です」
上戸ノア:そう言って、パッとホログラムを展開する。歴史年表だ。
上戸ノア:「異なる世界、異なる歴史、そういったものが我々の住む日常に近づく為には足がかりが必要となります」
石刀八里:「──ほほう?」
石刀八里:自然と画面へ目をやる。
別天ネムレ:珈琲を飲みつつ、画面の年表をじっと黙読。
上戸ノア:「現在観測されているのは、時系列が測定不能な古代ギリシャ、2000年代初頭の東京近郊、そして18世紀ニューヨーク。他にもその“足がかり”だと思われる点が4つほど確認されています」
別天ネムレ:「……時代すら異なる? タイムスリップでもするんですか?」
別天ネムレ:目をしばたかせ、きょとんと小首をかしげた。
石刀八里:「そんなに、と恐れるべきか。それだけ、とつかの間の安堵をすべきか」
上戸ノア:「そう。タイムスリップだ」
上戸ノア:パチリと指を弾く。
別天ネムレ:「そんな軽く出来るようなものです??」
上戸ノア:「我々は、これらに共通するレネゲイド反応が“特異点”と呼ばれるオーヴァードが持つ力に近似することを発見。便宜的に同じ“特異点”という呼称をしています。この特異点に耐性を持つのは、時代や場所を問わずレネゲイドのみで己の存在を確定させる“輪廻の獣”と呼ばれるオーヴァードのみだという仮説を立てています」
上戸ノア:ネムレの方を見て目を細める。
上戸ノア:「別天ネムレ君。君にならできるかもってことさ」
石刀八里:「成程」「故に、ネムレ君」
上戸ノア:頷く。
石刀八里:そっと、彼に目を向ける。
別天ネムレ:「……ッ」その名前に、ぎゅ、と唇の両端を引き結ぶ。
別天ネムレ:口の中に広がった珈琲の味が消え失せて、カラカラに乾いていく心地がした。それは、自分にとって決して好ましい物ではない。
別天ネムレ:「なるほど」そう言うのでせいいっぱいだ。
別天ネムレ:((嫌な気分? なぜ、嫌なの? そんなことないんじゃない?))
上戸ノア:「君にとっては呪われた力だが、それは同時に人類にとって望まれる力でもある。そういう話だ」
別天ネムレ:妹がいたなら、そう言うだろうか。いつからか作り上げた、イマジナリーフレンドの明るい声。
別天ネムレ:(そうだ、これはチャンスだ)
別天ネムレ:「ええ。おれにとっては気持ちの良い話ではないけれど、これがヒーローとして、有効な切り札になるなら。それは、きっと希望のある話です」
別天ネムレ:「ヒーローは、ピンチをチャンスに変えると言いますし」
石刀八里:「そして」「ラピスフィロソフォルム社において、現在登録されている”輪廻の獣”カテゴリヒーローはネムレ君のみではありますが。」
別天ネムレ:にこり、無理やり作った笑顔は、少し不自然に型崩れしていたけれど。
上戸ノア:「まあそもそも輪廻の獣なんてものを宿すヒーロー、そうそう見つかりませんよ。それにこんな儲けにも宣伝にもならなさそうな無茶を言えるようなヒーロー事務所もね」
石刀八里:「ええ。下手な民間企業ならむしろ騒ぎがデカくなった後が稼ぎ時……とか言う所もあるかもしれませんわね。」
上戸ノア:「ラピスフィロソフォルムにはこのアーカムシティのNo.1ヒーローを始めとして、優秀なヒーローが多数在籍しているとは聞いていますが……ともかく、輪廻の獣を宿していなければ話にならんのです」
石刀八里:「でも。私たちの会社は『そう言う事(シチュ)』で絶対に妥協しないことがウリですから」
上戸ノア:「ありがたい話だ」
石刀八里:「とはいえ、そちらからも支援があれば嬉しい所ですわね?」
別天ネムレ:「さすがに、おれ一人でということはないと思っていいんですよね?」
上戸ノア:「ええ、勿論。ヒーローチーム“アルス・マグナ”にはネムレ君というヒーローを支えるサイドキックが必要だ」
石刀八里:ニコニコと微笑む。少しだけ気配強く。
別天ネムレ:もしかしたら、他にも輪廻の獣持ちがいるのだろうか。出会ってみて、仲良く出来るかというと分からないが。と、少しドキドキしてきた。
別天ネムレ:とはいえ、獣持ちがそうそう他にいるわけもなかろう、という気持ちもある。
石刀八里:(やっぱりベテランヴィジランテかしら……それともまさかの同年代ヒーロー?ドキドキするわねェ)
別天ネムレ:(わからない……サイドキック、一体どんな人が来るんだろう)
上戸ノア:「モモ、入ってくれ」
上戸ノア:モモちゃんはOP二度目なので侵蝕は振らなくて良いです
”彷徨する者”モモ:「はーい」
ひょっこりと扉を開けて顔を覗かせる

別天ネムレ:(なんだか可愛い名前だな)
”彷徨する者”モモ:三角巾にモップ
”彷徨する者”モモ:お掃除をしていたのだ
別天ネムレ:「……?」ことり、小首をかしげる。
別天ネムレ:可愛い名前から、想定以上に可愛らしい少女が、なんかほんわかお掃除ルックで出てきた。一瞬ニューロンが混乱する。
石刀八里:「あら?従業員さん?」
上戸ノア:「ええ、当喫茶店のバイト……」
石刀八里:「確かにこのお店の雰囲気に合ってそうなかわいい子でしたけど……」
上戸ノア:首をかしげる。
別天ネムレ:「えっと、サイドキックではなく?」
上戸ノア:「……実力は確かです。本当に、ええ、本当に」
別天ネムレ:ということは、もしかして。
別天ネムレ:「彼女と、おれが、チームを?」
石刀八里:「まあまあ」
上戸ノア:「ああ、彼女も君と同じ特別な力を持っている」
”彷徨する者”モモ:モップをよいしょと立て掛けて
「そうよ、あたしがモモよ」
とことこ近づいてくる

石刀八里:「まあまあまあまあ……!」
別天ネムレ:「こんにちは。別天ネムレだ」
”彷徨する者”モモ:「あなたが」
じーーーーー。

別天ネムレ:椅子を立って、握手を求める。
別天ネムレ:(めちゃくちゃ見られてる……)
別天ネムレ:手を出したまま硬直。
”彷徨する者”モモ:「なるほど」
ぎゅっと手を握る。

別天ネムレ:(研究者にはよく見つめられたけど、こういう女の子からは慣れないな……)
別天ネムレ:「どうも、よろしく」
”彷徨する者”モモ:「ええ、これからよろしくね」
”彷徨する者”モモ:「なんて呼べばよいかしら?」
別天ネムレ:(あ、笑うとますますふにゃっとして可愛い)
別天ネムレ:「ネムレでかまわない」
別天ネムレ:「きみは、モモ以外の名前はないのかな」
石刀八里:「モモちゃん!すっかり油断しちゃってたわ……!」
石刀八里:「ネムレ君の保証人をしてる石刀です。今回はよろしくね!」こちらも立ってモモちゃんに握手を求めるぞ。
”彷徨する者”モモ:考える、あるといえばある。
その名前は好きだけど(”むすこたち”はみんなそう呼ぶ)
きっと今はふさわしくない

”彷徨する者”モモ:「だめ、かしら。あたしはこの名前が好きなの」
石刀八里:「あらあらあら……」微笑ましい二人を眺め、握手を一旦引っ込めてマスターに囁く
別天ネムレ:「いや、無理に聞こうとは思わないよ。モモという名前も、きみに似合ってていいと思う」
石刀八里:(上戸さん。早速いい雰囲気みたいですけど、彼女がネムレ君の支援役/サイドキックという事になるのよね?)
”彷徨する者”モモ:「じゃあ、そう呼んで」
「石刀、夫人っていうのだったかしら」
「夫人もよろしくね!」

上戸ノア:(ええ、それが最も生存率の高い組み合わせでした)
上戸ノア:喫茶店の主だけあってヒソヒソ話すのは得意である。
別天ネムレ:店主技巧だ
石刀八里:(OK)(時空の分野において貴方はプロで、我々は素人)
石刀八里:(その『経験』を信じますわ)
上戸ノア:ニッコリと笑って頷く。
石刀八里:「──ありがと~モモちゃん!一緒に頑張りましょうね!」モモちゃんにも笑みを返す!
上戸ノア:「……ところで、石刀婦人。貴社に出向してきた身で差し出がましいのですが、信頼ついでにもう一つお願いがあるのです」
石刀八里:「あら、私にもですか?」
上戸ノア:「少々トラブルが起きますが、できる限り静かに救助を――」
GM:次の瞬間。
Mr.コバルト:「3!」
Mr.コバルト:店の壁が吹き飛んだ。
Mr.コバルト:「2!」
店の屋根が吹き飛んだ。

Mr.コバルト:「1!」
石刀八里:「えっ」開いた口は、飛来する壁に塞がれ。
Mr.コバルト:ヒーローたちの足元が吹き飛んだ。
石刀八里:爆風を浴びて吹き飛びながら、空いた片手で『紙』鉄砲を取り出し。
別天ネムレ:「……!」とっさにモモを床に引き倒そうと試みる!
Mr.コバルト:「ハッハー! こ れ に て ゼロでございますっ!」
石刀八里:舞う様に──振り下ろそうとした。
”彷徨する者”モモ:「ネムレ、夫人!」
ああ、そうか。
そのためにあたしは来たんだっけ。

Mr.コバルト:光が膨らむ。
Mr.コバルト:嘲り笑う声と共に、ヒーローたちの視界は閃光に包まれた。
別天ネムレ:くすくす、くすくす。誰かが笑う声が聞こえる。小さな女の子の笑う声。モモじゃない。もっと小さな、いもうとの声。
別天ネムレ:((ほら、ほら、ヒーロー。早く起きなきゃ、大変だよ。寝てるヒマ、ないんじゃない?))
別天ネムレ:((眠るのは、あたしたちじゃなくて。あたしたち以外がみんな、眠るのよ))
別天ネムレ:くすくすくす、くすくすくす。妹の声がぐるぐるとこだまし続ける。
別天ネムレ:(ああ、まったく。早く起きないと――)
別天ネムレ:遠のく意識で、必死に目覚めて、動こうとする自分が、ひどく滑稽だった。

Mr.コバルト:シーン終了です
ロイスを結んでね!

別天ネムレ:石刀八里 ●P信頼/N不安(旦那さんのことで日々大変だから、体調を崩されないといいんだけど)
”彷徨する者”モモ:別天ネムレ ○P好奇心 N不安
まだ好奇心

別天ネムレ:モモ ●P好意/N不安(女の子に可愛いって言いすぎると失礼かな……)
別天ネムレ:上戸ノア ●Pビジネス/N不信感(どこから輪廻の獣のことを……)
別天ネムレ:以上!
上戸ノア:それでは今日はここまで! おやすみなさい!
”彷徨する者”モモ:おやすみなしあー
別天ネムレ:おやすみなさい!
メイ:お疲れさまでした~
石刀八里:お疲れさまでしたァ!
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:3 → 5

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ミドル1「神代の襲来」

GM:【ミドル1「神代の襲来」】
GM:登場PC→全員
GM:登場ダイスどうぞ
別天ネムレ:1D10 DoubleCross:(1D10) > 6
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:39 → 45
”彷徨する者”モモ:1d10 DoubleCross:(1D10) > 6
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:49 → 55
メイ:1d10 DoubleCross:(1D10) > 10
system:[ メイ ] 侵蝕:80 → 90
GM:さて、用意は良いな野郎ども
”彷徨する者”モモ:はーい
GM:ではスタート

GM:閃光が消えた後、あなたたちはオーヴァードならではの回復力でなんとか視力を取り戻す。
GM:そこに映るものは崩壊した喫茶アソート。そして、気絶した石刀八里。それに彼女を小脇に抱えた道化。
Mr.コバルト:「ごきげんようヒーロー諸君! 我が名はロキ。巨人たちの賢者にして、神々の参謀。しかして正体は、混沌と破滅を司るレネゲイドビーイングだ!」
Mr.コバルト:錫杖を高々と掲げて、ケラケラと笑う。吹き飛ばされたネムレ、モモ、ノアを嘲笑う。
”彷徨する者”モモ:がばりと起き上がり、一目散にコバルトに向かって突進します
??????:すると、モモの進行方向に浅黒い肌の背の高い女が立ちふさがる。
別天ネムレ:「コバ、ルト……ロキ?」戸惑っている間に、モモの背中を目にする。
別天ネムレ:「危ないっ!」
別天ネムレ:少女にそう声をかけながら、身を起こして武器をたぐり寄せようとする。
”彷徨する者”モモ:「むぎゅ」
やわらかい

??????:「……可愛いものですね、ロキ様。持って帰っても良いかしら」
??????:突っ込んできたモモの首根っこを掴んで持ち上げる。
別天ネムレ:「人を物みたいに運ぼうとするのはやめてもらおうか。はしたないぞ」
”彷徨する者”モモ:猫のように持ち上げられる
別天ネムレ:起き上がって、レイジングアークをつきつける。
”彷徨する者”モモ:「だめよ、何処に連れて行く気!
 夫人を返しなさい!」

上戸ノア:(不味い……モモに直接戦闘力は無い……!)
”彷徨する者”モモ:「っていうか、お店を壊したらダメじゃない。どうして入り口から入れないのかしら。そういう感じの世界からきたの……?」
”彷徨する者”モモ:だったらしょうがないかも……という顔
??????:「……思ったよりうるさいのでやっぱり無しで」
別天ネムレ:「きみは礼儀正しいな」モモに対して一瞬表情を柔らかくし、また顔をひきしめる。
??????:モモをネムレに向けて投げつける。
別天ネムレ:「……睡魔よ」ぶわ、と魔眼を呼び出そうとして。「うわっ、とと!?」
別天ネムレ:慌てて両手でキャッチします。
”彷徨する者”モモ:「わっ」
キャッチされる。

Mr.コバルト:「ぬるいなあ。ぬるいぜ諸君。戦いの作法もなっていない」
別天ネムレ:「入店の作法を守ってから言え!」
別天ネムレ:顔が赤いのは怒りのせいか、それとも。
別天ネムレ:すうはあと深呼吸し、そっと受け止めたモモを降ろす。
”彷徨する者”モモ:「そうよ、そうよー!」同調
Mr.コバルト:「あはははは! そいつは言えてる! ああ~おい笑いすぎて腹が痛ぇなあ! なんかの呪いか?」
別天ネムレ:今度こそレイジングアークを構え、魔眼を呼び出す。
Mr.コバルト:ゲラゲラ笑いながら自分の倍近い身長の女の背中をパカパカ叩く。
Mr.コバルト:「おっと」ネムレに杖を向ける。
Mr.コバルト:「別天ネムレ、スリーピングデーモン。一つ、大事なことを忘れちゃあいないかいぃ?」
Mr.コバルト:そう言って小脇に抱えた石刀八里を見せびらかす。
別天ネムレ:「入店作法の次は人質作法の講釈までさせる気か? 要求ぐらい言え」
別天ネムレ:「段取りが悪いな、再生怪人野郎!」
Mr.コバルト:「ああ、再生怪人。まあそうだな。この身体は一度死んだ男のもの。精神、記憶、肉体。今話す俺はそこに誰かが潜入(ダウンロード)させただけの情報(データ)に過ぎない」
別天ネムレ:(よりにもよって、コバルトを選ぶとは……!)
Mr.コバルト:「故にMr.コバルトと俺の連名で宣告しよう」
Mr.コバルト:「ラピスフィロソフォルムのヒーロー諸兄。君たちの愛する女社長は預かった。返してほしくば貴社の技術開発部門が保有する賢者の石を寄越せ」
Mr.コバルト:「さもなくばこの女は死ぬ。俺が殺す。そして――」パチッと指が鳴る。
Mr.コバルト:Eロイス《神性圏界》発動

神性圏界《ドミニオン》】
常時/-/自身/至近/オリジン:レジェンドを所持するRB専用
あなたの発した《ワーディング》は、通常のものよりもはるかに影響範囲が広く、また強力だ。
あなたの《ワーディング》を以下のように書き換える。
タイミング:オートアクション
技能:- 難易度:自動成功
対象:効果参照 射程:効果参照
侵食値:- 制限:Eロイス
効果:まつろわぬ神としてその地に君臨するエフェクト。いつでも使用できる。GMの指定した地域に存在するキャラクターはオーヴァード/非オーヴァードを問わず、
あなたにロイスを持つPC、そしてGMの指定した人物を除いた全てがエキストラとなる。また、地域外からこの異常を観測することはできない。
あなたは『この効果中、その地域は災害によって隔離され、外部との通信も不能となる』としてもよい。


Mr.コバルト:外部への救援要請は不可能となります
別天ネムレ:なんてこった
Mr.コバルト:そして別天ネムレ、モモ、メイ以外のキャラクターはエキストラ扱いになります
”彷徨する者”モモ:はわ
Mr.コバルト:「――今この時を以て、ここは俺の遊び場(ドミニオン)だ」
Mr.コバルト:「神たる我に刃向かう勇士を除いて、我が戯れを知ることすらできず、人々は仮初の日常を謳歌する」
Mr.コバルト:「助けを呼ぼうなどと夢にも思うなよ?」
??????:「さすがですわロキ様!」
??????:フリフリの服を着た背の高い女は、コバルトの隣で嬉しそうにぴょんぴょんしている。
”彷徨する者”モモ:可愛そうなものを見る目
別天ネムレ:「オレたちだけで決着付けようぜ! とは、おまえも案外と浪花節だな」
別天ネムレ:「別にかまやしない。面倒な事務手続きの手間が減るだけだ。おれのやることは、変わらないからな」
”彷徨する者”モモ:(可哀想に……他のお友達と遊んだことがないのね。あたしがお友達になって構ってあげないとならないわ、その前に夫人を返してもらわないとだけれど……)
Mr.コバルト:「ああ、それなんだがねえ。ほら、無傷で『え~ん社長を攫われちゃいました~!』って言ったら君等も格好がつかんだろう?」
Mr.コバルト:「だからほら、アングルボダ! 少し遊んでやってくれ!」
アングルボダ:女が、一歩前に踏み出す。
別天ネムレ:ため息をつく。「そういう親切心は身を滅ぼすと学んでいないのか?」
”彷徨する者”モモ:「ネムレ、乗ったらダメよ。ああいう人って、自分が気持ちよくなるためならなんだってするんだから」ちょっとしがみついて様子見を促そう
アングルボダ:「極寒の進撃」:《獣の力》+《獣王の力》+《コンセントレイト:キュマイラ》+《増腕》
別天ネムレ:「ああ、ありがとう」
モモを見て、ふっと微笑む。清涼な風に吹かれる心地だ。

別天ネムレ:しかし今は和んでいる場合ではない。眼前の脅威をキッと見据える。
アングルボダ:「ごめんなさい。本当にごめんなさい」
アングルボダ:収束したレネゲイドは純粋な膂力へと変換される。
アングルボダ:純粋な膂力は破壊を生み出す。
アングルボダ:一柱にて世界を焼き尽くす巨人を三柱生産したその圧倒的な耐久力は、常にレネゲイドをその限界を越えた過剰励起で振るうことを可能とする。
アングルボダ:振り抜いた拳で大気が圧縮。瞬時に圧縮された大気は熱を帯び、光を放ち、爆音と共に炸裂する。そんな拳打が瞬時に六発。
アングルボダ:先程の爆発の正体とは即ち――
アングルボダ:「死んでください」
アングルボダ:――断熱圧縮。
アングルボダ:パラパラと拳から霜が落ちる。
アングルボダ:大気を一瞬で圧縮するほどの高速で振り抜いた拳は、同時に発生した真空/断熱膨張による低温で生じた霜を纏う。
アングルボダ:それ故の“霜の巨人”である。
Mr.コバルト:「はは! やったか! 素晴らしい! 不完全な召喚でも十分な威力じゃあないか! ニュービー共を吹き飛ばすには十分だったようだな!」
Mr.コバルト:煙立つ眼前の光景を見ながら、コバルトはカラカラと笑う。
アングルボダ:「…………」拳を構えたまま、静かに残心を取る。
アングルボダ:煙の、彼方には――。
従者:獰猛に牙を剥く、3頭の番犬。
アングルボダ:「どうやら、まだのようで」
Mr.コバルト:「馬鹿な! お前の攻撃を耐えられる奴が!? それにあの白くてモコモコで賢そうなワンちゃん! まさか!?」
メイ:「……騒がしい場所を探せば、当然行き着く」
メイ:「好きですものね、そういう所が」
Mr.コバルト:「神であれ、人であれ、大いに戦ってそして死ぬ。命の幸せとはそういうものさ。まあ最後までヒリつけなかったお前さんにはわからんかもしれんがな?」
Mr.コバルト:シルクハットをツィと上げてシニカルに微笑む。
Mr.コバルト:「そんなガキ二人庇ったところで何になる?」
メイ:「さて、何になるでしょう。私にもわかりかねます。……しかし」
メイ:「少なくとも彼らは、貴方と対峙する理由があるようですから」
メイ:「……そして、私にも」
メイ:番犬たちが足元を守るように立つ。
”彷徨する者”モモ:コバルトたちとメイを交互に見る
”彷徨する者”モモ:メイと同じくらい前に進み出る
別天ネムレ:モモと共に並び立つ。
”彷徨する者”モモ:「それでも、あなたが決めることではないわ」
別天ネムレ:「どうやら味方が一人増えた、と思っていいのかな。助かりました」
別天ネムレ:「おれはスリーピングデーモン、別天ネムレ。新米ヒーローですが、そこの男には火急の用があります。一緒に戦っていただけますか、レディ」
”彷徨する者”モモ:「あたしはモモ! ………モモ!!!」
他に言うべきことが思いつかなかった
「あの人たちを叱って夫人を返してもらわないとならないの」

メイ:「……うふふ。話の早い方達で助かりました」
メイ:「あの人には、あと百度は痛い目にあってもらわねばなりません」
アングルボダ:「ああ、ああ、なんであなたがそちらにいるのでしょう」
別天ネムレ:「憎まれっこなんとやら、と言いますが。やれやれ」
アングルボダ:メイよりもよほど子供らしい見た目の女はシクシクと泣くような素振りを見せる。
アングルボダ:「帰ってきなさい。そんな人間どもに加勢して何になるんですか」
メイ:「お言葉ですが。私は人間に加勢したつもりなどありません」
メイ:「あなた達に敵対するつもりだけがあります」
アングルボダ:「……そうですか、では殺します」
アングルボダ:拳から霜がパラパラと落ちる。それと同時に、体の一部が光の粒子になって崩れ始める。
別天ネムレ:「ごめんなさいなどと取り繕うより、その方がよほど清々しい」
別天ネムレ:「やれるものなら、やってみろ……!」
メイ:「むしろ、お兄様方でなかったことに安堵してもらいたいものです」
”彷徨する者”モモ:「だ、だめだめ!!」
右往左往

別天ネムレ:薄っぺらな虚勢だけれど、無為にやられるつもりなどない。
上戸ノア:別天ネムレがその覚悟を見せた瞬間。
上戸ノア:三人の足元にのたうつ蛇のような文字が浮かび上がり、光り輝きながら周囲の空間を覆う。
上戸ノア:アクロ語、今は失われた神々の授けた文字によるレネゲイド統御。オルクスの因子が周囲に満ちる。
Mr.コバルト:「……ふむ、そういえば術師の本陣だったか」
Mr.コバルト:ネムレ、モモ、そしてメイの三人を順番に見た後、アングルボダのスカートの裾をまるで子供のように引っ張る。
Mr.コバルト:「退くぞ。同じ神同士の戦いを、相手の陣地でやることはない」
アングルボダ:「私を案じているのですか」不服そうだが一歩下がる。
Mr.コバルト:「言わせるんじゃあねえよ、マイハニー」
Mr.コバルト:《瞬間退場Ⅱ》
Mr.コバルト:次の瞬間、その場に居た全員が、Mr.コバルトとアングルボダを『意識できなくなった』。
GM:あとに残されたのは、静寂のみである。
別天ネムレ:「去った……のか?」
メイ:「……逃げ足は本当に早いですからね」
”彷徨する者”モモ:「というより、居るけどいない……みたいなことかもしれないわ」
別天ネムレ:「ぞっとしないな。油断はできなさそうだ」
”彷徨する者”モモ:「認識の外に行ったっていう意味なら、去ったっていうは正しいけれど」
不満げ

上戸ノア:「俺の構築したオルクスの魔法陣には反応していない。少なくとも離脱はしていると見て良いと思う」
別天ネムレ:「説明ありがとう、モモ」
上戸ノア:周囲をキョロキョロと見回す。他にもオルクスのシンドロームを持つものならば分かるかも知れない。大きなストリートにつながる道だけ、僅かなレネゲイドの“ほつれ”が感じ取れることだろう。
”彷徨する者”モモ:こくんと頷く。
別天ネムレ:「さて。すぐにでも社長の奪還に動きたいところだが……」
別天ネムレ:メイに向き直る。
別天ネムレ:「共同戦線を張るべく、お互い話し合いといきませんか?」
メイ:「話し合い……ふむ」
メイ:「……確かにそうですね、必要かもしれません」
上戸ノア:「そうだな。そこのお嬢さんなら、あのロキってやつについても知識がありそうだ」
上戸ノア:「北欧の神々についての知識ならば俺も多少はあるが、できればこちらの二人や俺に事情を教えて欲しい。あんたの事情をな」
”彷徨する者”モモ:ほあーという顔
別に自己紹介とかいるのかな?もう仲良しみたいなもんでは?と思っている

上戸ノア:モモの顔を見て楽しげに笑う。
上戸ノア:「段取りが必要なのさ。人間にはね」こそっと囁く。
メイ:「……とりあえずの事情としては」
メイ:「あの(ひと)……ロキが、超えてはならない一線を超えて」
”彷徨する者”モモ:「成程ー」納得
メイ:「私がブチ切れた、という話です」
別天ネムレ:「(ざっくりした説明だなあ)なるほど」キリッ
メイ:「おわかりいただけたようで」にっこりと笑う
”彷徨する者”モモ:「それは、怒るべきところね!」
一緒に怒る

別天ネムレ:「ひとまずレディはロキと関係のあるレネゲイドビーイングのたぐいで、敵対する理由がある、ということでよろしいですか?」
メイ:「ええ、そうですね。纏めるとそうなります」
別天ネムレ:「それでは、以後は我々と協力して連中を追い詰め、共闘するということで異論ありませんか?」
別天ネムレ:「できれば、敵の人質になっている石刀八里の安全について考慮していただければ助かります」
”彷徨する者”モモ:静かに犬をモフる
メイ:「ええ、異論はないです。……と、なるほど」
従者:「わふん」
別天ネムレ:(犬……可愛い……)
別天ネムレ:モフりたい気持ちを抑える。
メイ:「この子たちに言い聞かせておきましょう」
別天ネムレ:「ありがとうございます」ほ、と安堵のため息。
別天ネムレ:「それではおれのことは、ネムレでも別天でもお好きに呼んでください。レディのことは、なんとお呼びすれば?」
メイ:「ネムレくん……ふむ、ネムレくんとお呼びしましょう」
メイ:「私のことはそうですね……」番犬達をさっと眺める
メイ:「……メイ、とでもお呼びくださいな」
別天ネムレ:「では、メイさんと」
”彷徨する者”モモ:「よろしくね、メイ」
別天ネムレ:モモは呼び捨てだけれど、彼女は何となく年上のような印象を受けて、ついさんづけを選んだ。
上戸ノア:「ああそうそう。俺はUGNの上戸ノアだ。そして悪い。早速だがメイさんに聞きたいことがある」
”彷徨する者”モモ:「あ、あなた達もよ?」
犬に話しかける
(ドクタードリトル)

上戸ノア:スッと目つきが鋭くなる。
従者:「わん」「わふふ」「きゃうん」
メイ:「聞きたいことですか。いいでしょう」
上戸ノア:「あんたたち、この世界の存在じゃないよな?」
上戸ノア:そう言ってからネムレとモモを見る。
別天ネムレ:「さっき話していた世界の危機が、向こうからやってきた……ってことですか」
上戸ノア:ネムレの言葉に静かに頷く。
”彷徨する者”モモ:「探す手間は省けたわね」
メイ:「……端的に言えば、そうです」
メイ:「特に私など、”本来ここにいるべきではない”」
上戸ノア:「分かった。それだけ聞ければ十分だ。俺は貴方の事情を詮索しない」
上戸ノア:それから、ネムレとモモの方に顔を向ける。
上戸ノア:「これから、君たちの旅路においては、彼女のように悪意を持った存在に立ち向かうオーヴァードと手を組むことも多いだろう」
上戸ノア:「期せずして、今回の戦いは君たちが立ち向かう戦いに非常に類似した形となりそうだ」
上戸ノア:「この戦いを第零号作戦として規定し、ヒーローチーム“アルス・マグナ”としての最初の活動に認定する」
上戸ノア:「思わぬ形での初陣を許してくれ。“スリーピングデーモン”別天ネムレ、“ストレンジャー”モモ、ヒーローチーム“アルス・マグナ”の指揮官として、叡智の番人が君たちに出撃命令を下す」
上戸ノア:それから少し沈黙した後。
上戸ノア:「面倒事は俺が引き受ける。この街の人々、そして石刀さんを助けてあげてくれ」
上戸ノア:と、付け加えた。
”彷徨する者”モモ:「わかったわ、任せて」
「みんなを必ず助けるわ」

別天ネムレ:「スリーピングデーモン、了解」

GM:それではこれよりミドルフェイズの調査に入ります
GM:今回のミドルフェイズはシナリオクラフトに近いプライズポイントの蓄積によってクライマックスシーンに近づく形式となっております
別天ネムレ:ほほう
GM:以下の情報項目の全てを開示して、ミドルの3シーンが経過するまでのクライマックスへ到達しましょう。
GM:到達できなければアドヴェント表です!
メイ:ぎえーっ
”彷徨する者”モモ:リミットあるのか……
別天ネムレ:アドヴェントやだなあ
別天ネムレ:社会1! 交渉はレイジングアークで4D! 情報能力は皆無だ。
GM:では項目 目標値はいずれも9 最大達成値は30です

目標値9 最大達成値30 ●Mr.コバルトの追跡
情報:ヒーロー、噂話、裏社会
PP0/8

●Mr.コバルトの正体 
情報:ヒーロー、噂話、オカルト、ヴィラン 
知識:神話、レネゲイド
PP0/6

●Mr.コバルトの計画 
情報:ヒーロー、裏社会、ヴィラン
PP0/4

●メイの正体(メイには調査不可能) 知識:レネゲイド
PP0/2


GM:調べなきゃいけない項目は4つあります、やったぜ
”彷徨する者”モモ:ぐえ、レネビで作ったからUGNがないのキツイな
GM:従者と要の陣形持ち支援役が居て本当に良かった
別天ネムレ:うーん、メイの正体は気になるが、コバルトが最優先だなあ。
GM:まあどのみち全部開けないと死なので思う存分あけてください
別天ネムレ:あとGMとメイさんに相談があるんですが。メイさんに審判の眼(セットアップタイミング)を使用した上で、情報判定は可能ですか?
別天ネムレ:ふむふむ
GM:せっかくなので審判の目を使ったら、メイの正体についての判定の達成値を+3してさしあげましょう
メイ:私はいいですよ~
別天ネムレ:審判の眼は使用すると相手の衝動が分かるアイテムです。
別天ネムレ:おお~。じゃあ後でメイさんの正体探る時に使わせていただきます!
GM:メジャーアクションの支援エフェクトは自らの手番を使用した調査の代わりに使用できるものとします
GM:さあ、雑談で良い感じに誰が何を探るか相談してくれ
GM:相談終わったらみんな宣言していってね
判定も宣言したらバンバン振ってね

”彷徨する者”モモ:ほい
GM:ではまずセットアップでやりたいことある人!
”彷徨する者”モモ:はーい
別天ネムレ:はい!
”彷徨する者”モモ:全員に《戦術》
別天ネムレ:メイさんにユニークアイテム「審判の眼」を使用。衝動を明らかにします!
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:45 → 48
”彷徨する者”モモ:メジャーのダイスを私以外+5個
”彷徨する者”モモ:更に、ハイドアウト
”彷徨する者”モモ:みんなダイスを更に+1個
別天ネムレ:おお、6D
メイ:衝動は飢餓です!
別天ネムレ:了解! メイさんの正体探る時にロールしていくわよ
GM:※戦術については正直情報では怪しいと思ってますが活躍して欲しいし敵の追跡というフレーバーにおいて戦術が役に立つと思うので今回はありにします
”彷徨する者”モモ:ありがとう!
GM:さあでは調査よ!
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:55 → 61
GM:セットアップは終わったので好きに宣言なすって!
別天ネムレ:ありがたし
”彷徨する者”モモ:メジャーの支援も蒔いちゃっていいでしょうか
メイ:蒔いて蒔いて
GM:行け!
”彷徨する者”モモ:導きの華+アドヴァイス+要の陣形
を従者にかけます

”彷徨する者”モモ:次に行うメジャーの達成値+10、C値-1、ダイス+5個
従者:かけられます
”彷徨する者”モモ:わんちゃんず
別天ネムレ:わんちゃんのもふもふに磨きがかかる
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:61 → 72
GM:こいつら無敵か?
”彷徨する者”モモ:「みんな、頑張って」 わんこにも激励
GM:まあ演出は
GM:後でやろう
従者:「わふっ」「わおん」「わん」こころなしかキリッとしている
別天ネムレ:侵蝕がどんどん開いていく
GM:今やるとわちゃわちゃするからな
GM:可愛い❤
”彷徨する者”モモ:それはそう、了解です
別天ネムレ:さて、コバルトは気になるけど、私はメイさんの正体から探っていきたいわね!
別天ネムレ:さっきと言っていたことが違うが、そこはそれ、これはこれ!
別天ネムレ:他の方はよろしくて? 判定しちゃうわよ!
メイ:ふふふ、来なさい
GM:いいぞいいぞ!
別天ネムレ:(5+0+6)dx+2+3@10 <知識:レネゲイド> DoubleCross:(11DX10+5) > 10[1,1,2,2,3,4,4,4,6,7,10]+1[1]+5 > 16
別天ネムレ:んー、もうちょい奮って欲しかったが、抜けました。
GM:よし!
GM:情報の開示はまとめてやるので次々振ってくれ
メイ:計画について調べるか
メイ:わんこが
従者:ファーストわんこ、行きます
別天ネムレ:がんばれわんわん!
従者:16dx9+10=>9
従者:16dx9+10 DoubleCross:(16DX9+10) > 10[1,2,2,3,3,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[3,5,9]+5[5]+10 > 35
”彷徨する者”モモ:つよくて草
従者:わん
GM:まじかよ
別天ネムレ:もふもふ最強
GM:じゃあ計画は丸裸です
”彷徨する者”モモ:犬えらいぞ
GM:ほらこいセカンドワンコ!
従者2号:わんわん
従者2号:正体行くね
従者2号:16dx9+10 DoubleCross:(16DX9+10) > 10[1,1,2,2,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[3,3,8,8,10]+3[3]+10 > 33
”彷徨する者”モモ:えらいワンコ
別天ネムレ:わんこかしこい
メイ:うちのこたちです
別天ネムレ:モモのDロイスがここで……!
GM:さすわん!
GM:ラストワンコゴー!
”彷徨する者”モモ:ラストワンコごーごー!
メイ:これは追跡のプライズ稼ぐかね!
従者3号:わわんがわん
別天ネムレ:いぇいいぇい
従者3号:16dx9+10 DoubleCross:(16DX9+10) > 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,7,7,7,9,10,10]+8[3,3,8]+10 > 28
従者3号:くぅーん……
”彷徨する者”モモ:もふ……
従者3号:妖精あるとうれしいなの顔
GM:妖精チャンスって訳❤
”彷徨する者”モモ:了解
別天ネムレ:ちらっちらっ
”彷徨する者”モモ:妖精の手!
従者3号:犬は喜び庭駆け回ります
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:72 → 76
従者3号:1dx9+30 DoubleCross:(1DX9+30) > 7[7]+30 > 37
従者3号:なんか拾ってきた
別天ネムレ:えらいえらい
GM:オーケー

●Mr.コバルトの追跡
PP0/8→4/8

●Mr.コバルトの正体 
情報:ヒーロー、噂話、オカルト、ヴィラン 
知識:神話、レネゲイド
PP0/6→4/6

●Mr.コバルトの計画 
情報:ヒーロー、裏社会、ヴィラン
PP0/4→4/4

●メイの正体(メイには調査不可能) 知識:レネゲイド
PP0/2→2/2

GM:それではメインに今の情報を纏めます

●Mr.コバルトの追跡
PP2/8
石刀八里は誘拐された後も手がかりを残していた事がわかる。Mr.コバルトが現在潜伏しているのは、アーカムシティ東の霊園だと思われる

PP4/8
手がかりを追いかけると霊園には誰も居ないことがわかる。類似の手がかりが街の中の様々な場所で見つかっている。Mr.コバルトは地下と地上を移動して回っていることが発覚する。

●Mr.コバルトの正体 
PP2/6
北欧神話の神、ロキに憑依されている。二人の精神は非常に似通っており、もはや同一人物とでも言えるレベルで合一している。
Eロイス“矛盾螺旋(タイムパラドクス)”を保持する。

矛盾螺旋(タイムパラドクス)
常時/-/自身/至近
あなたはこの時代に存在しないものだ。
存在しないものはまた滅びることもない。
あなたが滅びることで本来存在した歴史が大きく変わってしまうが故に、あなたより未来を生きる存在にあなたを殺すことはできない。

PP4/6
北欧神話の神、ロキはこの歴史に実在するレネゲイドビーイングだった。しかし、今この世界を訪れている彼は、コバルトの死体に憑依した情報生命体とでも言うべきレネゲイドビーイングである。モモのDロイス『怪人』が発動することで、一時的にアーカムシティの人々の記憶からロキの存在を否定すれば、その間はEロイス“矛盾螺旋(タイムパラドクス)”の効力が落ちることが推測される。

●Mr.コバルトの計画 
情報:ヒーロー、裏社会、ヴィラン
PP2/4
奇妙なヴィランの目撃証言が続いており、PCたちがそれを確認するとMr.コバルトだったことが分かる。しかし奇妙なことに街の人々はMr.コバルトを見つけても何も気づかない。かつての仲間すらも、Mr.コバルトをMr.コバルトとして認識しない。
→これまでの行動と証言からロキとコバルトはラピスフィロソフォルムの技術部門に保存されている賢者の石が目当てだと分かる。彼女は石刀八里を人質にしてこの賢者の石を奪い取ろうとしている。

PP4/4
また、蘇ったばかりで仲間が十分に集まっていない。ロキとコバルトをおびき出せば石刀八里の救出は容易となるだろう。
→賢者の石を囮としてMr.コバルトをおびき出す作戦を立てることができる。石刀八里の救出判定が可能となる。

●メイの正体(メイには調査不可能) 知識:レネゲイド
PP2/2
ロキはアングルボザと呼んでいたが、その正体は北欧神話の神「・・・・ ・ ・-・・」である。
彼女は死を司る神であり、幾度も死す怪物たる輪廻の獣と呼ばれる存在の力を引き出すことができる。
だが現在、彼女の力は大幅に弱まっており、魂の形が良く似ていた人間の亡骸に憑依して行動することしかできないでいる。
これ以降、PC3のRHOを公開することが可能となる。


GM:今の段階では「石でおびき寄せて社長を助けても勝てない」という状況です
GM:それではシーンを一度切ってロイスと調達をお願いします!

別天ネムレ:UGNボディアーマーってこの世界でも買えたっけ……RWの買い物になれてないや。
メイ:私は何も買えません
メイ:神なので……
”彷徨する者”モモ:私も何も買えません
別天ネムレ:なんということだ……
別天ネムレ:じゃあ二人にコンビニのプリンでも……いやドミニオンだから買えない……?
”彷徨する者”モモ:ロイスはメイさんに取ります
○P親近感 N悔悟

メイ:逆に買えると思う
別天ネムレ:そうだ、ノアさんにデザートの一つでも出してもらおう! ネムレがおごるから
別天ネムレ:逆に
メイ:一般人には「何も起こってない」のと同じなので
別天ネムレ:なるほど
system:[ ”彷徨する者”モモ ] ロイス:4 → 5
別天ネムレ:さておきロイス
GM:ボデマは買っていいよ!
メイ:別天ネムレ/勇士候補○/隔意/ロイス
別天ネムレ:Mr.コバルト P執着/●N敵愾心(確実に倒すぞこの再生怪人野郎)
別天ネムレ:ありがとうございます!
system:[ メイ ] ロイス:3 → 4
別天ネムレ:メイ ●P共闘/N不安(果たして何者?)
別天ネムレ:七枠埋まりました。
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:5 → 7
別天ネムレ:よし、ボデマ購入します
別天ネムレ:(1+0)dx+1@10 <調達> DoubleCross:(1DX10+1) > 8[8]+1 > 9
別天ネムレ:ダメです。
メイ:お姉さんは自動失敗するので
従者:ものひろいチャレンジ
従者:5dx DoubleCross:(5DX10) > 8[1,2,3,5,8] > 8
従者:くぅ~ん
”彷徨する者”モモ:私もやろう
”彷徨する者”モモ:4dx DoubleCross:(4DX10) > 8[2,6,8,8] > 8
”彷徨する者”モモ:はい
従者2号:ゆけっ いぬセカンド
従者2号:5dx DoubleCross:(5DX10) > 9[1,6,9,9,9] > 9
従者2号:きゃいんきゃいん
従者3号:ラストいぬ
従者3号:5dx DoubleCross:(5DX10) > 9[2,3,4,5,9] > 9
メイ:情報収集頑張ったから基地で寝ていなさい
メイ:いじょ!
GM:ではこれで今日は終了! お疲れさまでした!

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次回予告

GM:次回予告行くわよ!
GM:音声注意だ!

■次回予告
ついに明かされるモモの能力。
その支援を受けたメイの手で、次々と明かされるMr.コバルトの恐るべき計画。
だが一つ、ピースが欠けている。
神は何故遠い未来を侵略すべく動いたのか。
それはいかなる方法によって為されたものか。
その答えを知るのに求められるものとは至ってシンプル。
神々の闘争に赴くに足る勇気を示すこと。
女神はいつの時代も勇者を歓迎するものなのだから。

次回「勇士の資格」
黎明の鐘が鳴る。
闘争の時は今。


GM:という訳でお疲れさまでした!
GM:明日も夜九時から!
別天ネムレ:お疲れ様でした! たーのしーい!
メイ:おつかれさまでしたーー

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ミドル2「スピークイージー」

GM:【ミドル2「スピークイージー」】
GM:全員登場だ! ダイスを振りな!
メイ:1d10+90 DoubleCross:(1D10+90) > 8[8]+90 > 98
メイ:ひぃーん
system:[ メイ ] 侵蝕:90 → 98
”彷徨する者”モモ:1d10+76 DoubleCross:(1D10+76) > 10[10]+76 > 86
別天ネムレ:1D+48 DoubleCross:(1D6+48) > 4[4]+48 > 52
GM:ほらほら、ミドルを爆破しないとジャーム待ったなしだぞ❤
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:76 → 86
別天ネムレ:あっと失礼
別天ネムレ:1D10+48 DoubleCross:(1D10+48) > 5[5]+48 > 53
”彷徨する者”モモ:っていうか、あれで情報全部じゃないんですか……
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:48 → 53
メイ:プライズ判定をたくさんやるという対従者型システム
メイ:コバルトの正体が4/6、追跡が4/8ね
”彷徨する者”モモ:メイさんが闇落ちしてしまう
GM:そのとおり
GM:それではまずはシーン描写をしていきましょう

GM:繁華街の一角にある雑居ビルの地下。
GM:昼間には誰も集まらない静かなバーのカウンターにあなた達は座っていた。
上戸ノア:「ひとまずここなら安全な筈だ。まだUGNの高官と俺しか知らない場所だからな」
別天ネムレ:「痛み入ります、マスター」
別天ネムレ:軽く会釈し、黒髪を揺らす。
上戸ノア:「調査用の端末、この町のデータ、警備情報なんかも集まっている。俺も手伝うからぼちぼち調査を始めてもらおうか」
”彷徨する者”モモ:「おおー」きょろきょろ
上戸ノア:トン、とカウンターに丸い氷を浮かべたレモンソーダが三人分出てくる。
上戸ノア:「此処から先は、任せたぜ」
メイ:「なかなか雰囲気がいいですね、落ち着けます」薄暗さにどことなく居心地の良さを感じている。
”彷徨する者”モモ:「しゅわしゅわする」><
上戸ノア:そっとウェルチ(ぶどう)を混ぜたカルピスも出す。
”彷徨する者”モモ:「ありがとう、ウェイトリー」
「炭酸も平気になりたいわ」ごくごく

別天ネムレ:(モモは炭酸が苦手……と)
別天ネムレ:ネムレは学習した!
別天ネムレ:「いただきます」と自分もレモンソーダをいただく。すっきりした果汁の味わい。「クエン酸が疲れに良さそうだ」
メイ:にこにこと二人の様子を眺めている。
メイ:グラスは眺めるだけで、口をつけることはない。
”彷徨する者”モモ:「飲む……?」
おずおずとカルピス

メイ:「まあ、ありがとうございますモモさん。でも、いいのですよ」
別天ネムレ:警戒しているのか、あるいは――飲食の必要がないのか。彼女の態度はまだ測りかねる。
別天ネムレ:だから、今のうちにハッキリさせておこうと思った。
別天ネムレ:「メイさん」
メイ:「うふ、なんでしょうかネムレくん」
別天ネムレ:「先ほどはああ言いましたが、前言を撤回する失礼をご容赦ください。見たところ、あなたの力(レネゲイド)は非常に昂ぶっており、危うい線に近づいておられる」
別天ネムレ:「仮に、あなたが力に呑まれた時のためにも。今一度、メイさんの正体について詮索することをお許しください。この」
別天ネムレ:左眼をまたたかせる。
別天ネムレ:「〝審判の眼〟で」
上戸ノア:(レネゲイドを見通す魔眼か……珍しいものを持っているな……)
”彷徨する者”モモ:おおーという顔
別天ネムレ:なぜその義眼が自分の眼にはめられているのか、それはネムレ自身も知らない。レネゲイドの衝動を、オーラのように知覚するこれが、何のために己に与えられたのかも。
メイ:「……」目を少し閉じ、微笑む。「ええ、いいでしょう」
別天ネムレ:分かるのは、失われた自分本来の左眼は、おそらく妹のもとにある、ということだけ。
別天ネムレ:「寛容なお言葉、ありがとうございます」
別天ネムレ:深々と一礼。だらりと、長くうねる黒髪がとばりのように垂れる。顔を上げ、とばりの向こうを見透かせば、メイを取り巻くレネゲイドの影。
別天ネムレ:ゆらめき、かつえ、飢えたる魂の衝動――飢餓。
メイ:それは、死する者と最も近くにあった衝動。
”彷徨する者”モモ:ネムレくんが集中できるようにじっと息を潜めています。
メイ:──光景が浮かぶ。
メイ:それは、荒涼とした地。
メイ:それは、陽の光の届かぬ地の底。
メイ:それは、生命を冷たく拒絶する世界。
メイ:北欧神話における、九つの世界の最も深き場所。
メイ:「ヘルヘイム。それが私の故郷の名であり」
ヘル:「私の治める国の名です」
別天ネムレ:「では、貴女は……」
ヘル:「ええ、私の名はヘル」
ヘル:「冥界の女王、です」にっこりと笑う
”彷徨する者”モモ:「女王様!」やんや
別天ネムレ:「貴女は神話ではロキとアングルボダの娘だったはずでは?」
ヘル:「ええ、そうです。私はあの神の娘です。そこは間違いありません」
ヘル:「ですが……そう。先程も言った通り、”私はここにいるに相応しくない”」
ヘル:「あの(ひと)は、新たに得た権能で死者をいたずらに蘇らせただけでなく」
ヘル:「あろうことか、この私を現世に蘇らせてしまったのです」
ヘル:「冥界の女王たる私を!生者達の世界に!」
別天ネムレ:「確かに……それは冒涜以外のなにものでもない」
”彷徨する者”モモ:「落ち着いて」どうどう
別天ネムレ:「正義は様々ですが、生と死は善悪をはかる大きな軸になる。それを司るあなたが死を無下に扱われては、お怒りもごもっとも」
別天ネムレ:「心底納得しました。貴女は確実に、ロキの敵だ。おれたちは心置きなく、貴女と共に戦うことができます」
別天ネムレ:「このような屈辱、言葉にするのも厭わしいことでしょうに。お手をわずらわせました」
別天ネムレ:深々とまた一礼する。
ヘル:「……いえ、許しましょうとも。緊急事態であることもありますし、それに」
ヘル:「私はあなた方の他に、賭ける相手が居ないのですから」
”彷徨する者”モモ:「あの結界のこと?」
上戸ノア:「ああ、町を覆う認識阻害のことか」
ヘル:「……そうですね。この時代にも、戦う力を持つ者が多くいることは知っていますが」
ヘル:「どうにも、お父様のことを知覚できない……と」
上戸ノア:「実際、Mr.コバルトが歩き回っていても『またヴィランが出た』って認識に留まっているみたいだしな。アレだけの大物なのに、誰も驚きやしない」
上戸ノア:良いんだか悪いんだか、と、わざとらしく肩をすくめる。
別天ネムレ:「奴の前では強がってみせましたが、他の協力は得られそうもない。苦々しいことです」
”彷徨する者”モモ:「どうしましょう」
良いアイデアが浮かばないので溶ける

上戸ノア:「どうだヘル様。あなたの権能でなにか分かったりしないかい?」
上戸ノア:「ここに居るモモは、他者のレネゲイドの力を一時的に賦活することもできる。現世で力を十分に発揮できなくとも、多少は力を発揮できると思いますよ」
別天ネムレ:「なるほど、それがモモの力なんですね」
別天ネムレ:すごいなあ、という眼でモモちゃんを見つめます。
上戸ノア:ニッと笑う。
上戸ノア:「まあ本質はもっと別にあるが……そこは今後の冒険次第だな」
別天ネムレ:「社長の命がかかっているんですよ、マスター」
ヘル:「……なるほど、わかりました。ガルム達に追わせていますが」
ヘル:「あの子達に力を渡せれば、手早く済むかもしれません」
別天ネムレ:(あのふわふわの可愛い犬たち、そういえば地獄の番犬なんだな……)
ヘル:「追い払うことは慣れてますが、追いかけることは不慣れですからね、あの子達」
上戸ノア:「不要な発言が未来を歪めることもあるのさ。信じてくれよ、別天ネムレ」
”彷徨する者”モモ:「犬くんたちに……成程」
あんまり自分が知っている犬と違うなあとほわんほわんする

別天ネムレ:「……まあ、そういうことにしておきましょう」とマスターに。
”彷徨する者”モモ:「ううん……」
さて、モモには他人に力を渡すという行為がよくわからぬ

別天ネムレ:「モモ、大丈夫かい?」
上戸ノア:「手を繋ぐのさ。そして、応援すれば良い」
”彷徨する者”モモ:「ええ、大丈夫よ」
別天ネムレ:「おれも人に力を渡すなんて、やったことないから特にアドバイスできないが……」
別天ネムレ:「手を」
別天ネムレ:すっとモモに手を差し出す。
上戸ノア:「モモの力は、それだけでも十分成立する」
”彷徨する者”モモ:「手、……手?」
別天ネムレ:(あ、うん、ぼくじゃないな)あわてて手をひっこめた。
ヘル:「お詳しいのですね。とても頼りになります」
別天ネムレ:背中に両手を回して、手なんて出してませんけどー? という顔。
”彷徨する者”モモ:「そっか」
あの世界にないものがあった。
きっとそれがいるのだ。

”彷徨する者”モモ:ぎゅっと握った手から、一輪
”彷徨する者”モモ:花が咲いた
上戸ノア:「ほら、できた」
”彷徨する者”モモ:何処にもない美しい花
”彷徨する者”モモ:「はい、女王様!」
”彷徨する者”モモ:はやくはやく急かす
ヘル:「……ふふ、お花ですか」
ヘル:そっと受け取る。
”彷徨する者”モモ:「すぐなくなっちゃうけど、此処にしかない花だから。きっと、力になるわ」
別天ネムレ:「キレイだな」
ヘル:「……ええ、とてもきれい。ありがとうございます」
ヘル:花なんて、この目で初めて見たのだ。
ヘル:「……あの子達も、どうやら成すべきことを理解したようで」遠くで駆けるガルム達を知覚する。
ヘル:「どうにも、今この世界にいるお父様は」
ヘル:「この世界に、この時代に根を下ろしているわけではないと」
ヘル:「生きているようで生きていない」
ヘル:「……なんと言えばよいのでしょう、記憶の塊のような?」
別天ネムレ:「実体のある幽霊、のような?」
”彷徨する者”モモ:「本人、本神ではないってことね」
上戸ノア:「データをインストールしているのか、コバルトの身体に」
上戸ノア:「情報だけならば時間移動の負荷は零に近いからな」
上戸ノア:ポン、と一人だけ納得したように手を打つ。
ヘル:「でーた……いんすとーる……こほん」
ヘル:「そういうことですね」
別天ネムレ:「ふむ」
”彷徨する者”モモ:「自分がないなら、身軽だものね」
上戸ノア:「レネゲイドってのは人の思念、特に神ならば人からの信仰・知名度に影響を受けるが、そういう状態ならその影響は更にデカイ……かもな?」
上戸ノア:「そこんとこどうなんだい? ヘル様?」
ヘル:「……人々の記憶や記録から消えることは、伝承の死と言えます」
ヘル:「けれど、そんなことが可能なのですか?」
ヘル:「北欧神話(私達の世界)の話は、この時代の方々もよくご存知のはずですが」
別天ネムレ:「それを消すとなると……いくらUGNの記憶処理でも無理がありますね」
”彷徨する者”モモ:「ううん……」
「できるかも」

”彷徨する者”モモ:「あまり、やりたいことではないけれど」
ヘル:「なんと」
別天ネムレ:「できるのか、モモ」
上戸ノア:「本来、モモは時間に干渉するヴィランたちと戦うための最終兵器だ」
別天ネムレ:「合理的ですね」
上戸ノア:「詳しいことはモモの気が向いたら話してもらうが、まあ、期待はしても良いと思うぜ」
上戸ノア:「ともかく、俺たちは見た目以上に勝ち筋がある。コバルトたちも少人数で行動しているお陰で、こちらが数の力で圧殺されることはそうそう無い」
上戸ノア:スッと町の三次元マップを出す。
上戸ノア:「アーカムを動き回る奴らをおびき寄せ、その間に社長を取り返しつつ、合流しておびき寄せた敵を倒す。そういう流れが良いと思うね、今の所」
別天ネムレ:「異論ありません」
上戸ノア:「それは何より。次はその準備をするって前提であのワンちゃんたちを動かしてもらえれば、もう少し状況の補足が進むと思う。二人はどうだい?」
”彷徨する者”モモ:「うん、大丈夫」
こくんと頷く

ヘル:「ええ、引き続きガルム達に探らせましょう」
上戸ノア:「よし、それじゃあアーカムシティ解放作戦……本格的に開始だ」
上戸ノア:ちょうどその時、店の柱時計が黄昏時を告げた。

GM:シーンはこれで終了ですが残りの調査の判定を振ってしまってください
別天ネムレ:はーい
GM:それが終わったらロイスと調達だ
別天ネムレ:えーとあと残ってるのは……
GM:コバルトの追跡&正体!
別天ネムレ:追跡振ろうかな
ヘル:正体2点、追跡4点かな
別天ネムレ:あ、今回私はセットアップなしです
ヘル:実はクライマックスで要の陣形あんま使わないと思うから
ヘル:わんわんに投げてくれていいと思う
”彷徨する者”モモ:戦術って範囲選択だから、全員にかけられるかと思ったけど。ガルムくんたちは視界にないな…
GM:居ることにしていいよw
ヘル:一回戻ってきて戦術かけてからガルムゴー
”彷徨する者”モモ:では戦術
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:86 → 92
”彷徨する者”モモ:他になければメジャーの支援も撒きますが
ヘル:こちらはセットアップなしです
”彷徨する者”モモ:ではメジャー支援
「要の陣形」+「導きの華」をガルムくんたちに

ガルム1号:わんわん
”彷徨する者”モモ:此方は以上です
GM:行くのよガルムくん! 他の誰でもないもふもふのために!
ガルム1号:コバルトの正体を探るわん
別天ネムレ:もふん
ガルム1号:乗ってるのは導きの華わん?
”彷徨する者”モモ:導きの華と戦術です
ガルム1号:アドヴァイスはなし了解
”彷徨する者”モモ:ごめんね…
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:92 → 99
ヘル:大丈夫大丈夫、ガルムちゃん達は優秀
ガルム1号:10dx+10 DoubleCross:(10DX10+10) > 10[1,3,4,4,5,7,7,8,8,10]+4[4]+10 > 24
ガルム1号:正体ブチ抜けたわんね
”彷徨する者”モモ:いいこ
GM:ぶちぬかれたわんね
ガルム2号:追跡するわんよ
ガルム2号:10dx+10 DoubleCross:(10DX10+10) > 10[3,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+7[7]+10 > 27

●Mr.コバルトの正体
PP6/6
この時代で、既に死んでいる筈のロキが死ぬことは『ありえない』。 故にロキでもあるMr.コバルトが殺されることは『ありえない』。 しかし、モモによる『怪人』が発動したシーンの間に限り、輪廻の獣である別天ネムレならば 矛盾螺旋(タイムパラドクス)を無視して攻撃を行うことができる。 終わりなき輪廻の中に生きる者だけが矛盾する螺旋を超克する。

別天ネムレ:私が殴ればいいのか!
GM:はい!
ガルム3号:追跡ラスト行くわんやったるわん
別天ネムレ:トドメを刺せー! ってことでいいのかな
”彷徨する者”モモ:ですね
ヘル:ちょうど殴れるのはネムレくんだけですしね
GM:そういうことです
ガルム3号:ではラスト追跡の判定行くわん
GM:さあ追跡で30出しな
ガルム3号:10dx+10 DoubleCross:(10DX10+10) > 10[2,6,6,6,6,7,7,8,9,10]+6[6]+10 > 26
ガルム3号:くぅ~ん
Mr.コバルト:おやおやぁ~?
”彷徨する者”モモ:妖精の手
別天ネムレ:あー! こんな時妖精さんがいてくれたらなー! 
別天ネムレ:あっ♪
Mr.コバルト:ぬぁにぃ~!?
ガルム3号:喜び街を駆け回る
ガルム3号:1dx+30 DoubleCross:(1DX10+30) > 1[1]+30 > 0 (ファンブル)
ガルム3号:振り足しなのでセーフ
ヘル:セーフですセーフ
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:99 → 103
Mr.コバルト:ちぃっ
ヘル:冥府の女王権限でセーフ
Mr.コバルト:では情報開示

●Mr.コバルトの追跡
PP6/8
Mr.コバルトはロキの力を借りて人々の意識をすり抜けながら石刀八里を連れ回している。
コバルトを街の中で見つけても異常事態だと思えないように、ロキの力で人々の意識が改ざんされているのだ。
危険だと判断すればそもそも他者を自らに近づけないようにすることも可能だろう。
→Eロイス“神性圏界”を解除しない限り、メイ以外のPCがクライマックスシーンに登場することはできない。

PP8/8
石刀八里は基本的にMr.コバルトが操縦する地中潜航型コバルトヴィークルの中に拉致されている。
彼らが不在の間にコバルトヴィークルの位置を発見、破壊できれば彼女の救出は可能である。
→クライマックスシーンへの移行を宣言できる。

GM:ロイスと調達どうぞ!
GM:ジェネシフトもいいよ!
別天ネムレ:ロイスは七枠埋まったので
別天ネムレ:メイさんへのN不安(果たして何者?)をN不安(神さまの扱いは慣れないな……)に変更します。
ヘル:神様の扱い、慣れてるほうが少ないですから大丈夫です
”彷徨する者”モモ:石刀八里 ○P親近感 N不安
system:[ ”彷徨する者”モモ ] ロイス:5 → 6
system:[ ”彷徨する者”モモ ] ロイス:6 → 8
system:[ ”彷徨する者”モモ ] ロイス:8 → 7
ヘル:モモ/感謝○/隔意/ロイス
system:[ ヘル ] ロイス:4 → 5
別天ネムレ:ジェネシフトします!
別天ネムレ:5D10+53 DoubleCross:(5D10+53) > 23[10,8,1,3,1]+53 > 76
別天ネムレ:まだちょっと足りないな~
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:53 → 76
GM:では何もなければ次シーン行くわよ良いかしら
別天ネムレ:一応ぼでまに挑戦!
別天ネムレ:(1+1)dx+1@10 <調達> DoubleCross:(2DX10+1) > 10[1,10]+10[10]+6[6]+1 > 27
別天ネムレ:????
ヘル:つよ
別天ネムレ:買えました。
GM:素晴らしい
”彷徨する者”モモ:戦術分のせました?
別天ネムレ:載せてない!
”彷徨する者”モモ:(メジャー判定で使えるよ)
GM:調達はシーン外なので戦術はなし!
”彷徨する者”モモ:だよね!成功したからよし!
別天ネムレ:そっか!
ヘル:わんわんに調達させる
ヘル:ぼでぃーあまー
ガルム1号:5dx DoubleCross:(5DX10) > 7[1,3,3,4,7] > 7
ガルム1号:くぅーん
ガルム2号:わんわん
ガルム2号:5dx DoubleCross:(5DX10) > 9[5,5,5,8,9] > 9
ガルム2号:くぅーん……
ガルム3号:5dx DoubleCross:(5DX10) > 10[5,6,8,8,10]+4[4] > 14
ガルム3号:かえた!
別天ネムレ:いいぞ!
ガルム3号:くわえてきました
ヘル:モモちゃんに着てもらおう
”彷徨する者”モモ:わーい
別天ネムレ:安全!

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ミドル3「勇士の資格」

GM:【ミドル3「勇士の資格」】
GM:全員登場よ! ダイス振りな!
”彷徨する者”モモ:1d10+103 DoubleCross:(1D10+103) > 4[4]+103 > 107
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:103 → 107
別天ネムレ:1D10+76 DoubleCross:(1D10+76) > 1[1]+76 > 77
別天ネムレ:すくなっっっ
ヘル:1d10+98 DoubleCross:(1D10+98) > 1[1]+98 > 99
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:76 → 77
ヘル:踏みとどまってる
system:[ ヘル ] 侵蝕:98 → 99
”彷徨する者”モモ:ヘルさんより先に100越えました
GM:じゃあ始めるよ

GM:更に調査を重ね、行動の方針がある程度まとまったその時、地下の秘密基地に設置された黒い固定電話のベルがジリジリと鳴り響いた。
上戸ノア:「……とりあえず取っておくか」
上戸ノア:通話と同時に、黒電話から立体映像が投影された。
Mr.コバルト:「ハロハロー、お電話番号合ってますかねぇ~こちらラグナロク実行委員会総本部~!」
別天ネムレ:(なんて即座に切りたくなるコールだ……)
Mr.コバルト:「あっ、映像見えてる? そっち元気?」
上戸ノア:「ああ、こっちの映像は見えない設定にしているから安心してくれ」
”彷徨する者”モモ:(カメラに向かってこんなに元気に喋れるのはすごいわねえ)
上戸ノア:「なんでここの番号を知っているのかは分からんがな……」
ヘル:「……」微笑んでいるが目の奥は絶対零度。
Mr.コバルト:「高度な科学技術、即ちインターネッツってやつは俺たちの魔法とそう変わらないんだよ。魔術師のお兄ちゃんも、ヒーローの二人も、我が最愛の娘も、そこらへん分かってくれると嬉しいなあ」
Mr.コバルト:「ま、ざっくりいうと身代金の要求をしにきたわけだ」
別天ネムレ:「賢者の石、か」
Mr.コバルト:「そう、それ!」
Mr.コバルト:「そちらの社長さんと賢者の石。等価交換と行こうぜ?」
Mr.コバルト:「あ、よかったらシャッチョさんの無事とか確認する? 良いぜ良いぜ取引のためなら俺ちゃん誠意見せちゃうからさぁ~」
Mr.コバルト:立体映像が楽しそうに手を叩いている。
”彷徨する者”モモ:珍しく不機嫌
ヘル:同じく不機嫌
別天ネムレ:「……まずは社長の安否を確認させてもらおうか」
Mr.コバルト:「オーラィ!」
Mr.コバルト:「レディ、お子さんが心配なさってますよぅ?」
石刀八里:(任意の椅子に縛り付けられている姿)で、彼女にカメラが移る。
石刀八里:「ごきげんよう」「足手まといになっちゃって御免なさいね……」
Mr.コバルト:後ろでグッとガッツポーズをしつつ号泣している。
Mr.コバルト:「立派な母親ぶりじゃあないのさシャッチョさんよぅ……」
別天ネムレ:「ミス石刀……!」
石刀八里:「とりあえず私からもダメ元で交渉してみて、大体分かったけど。」
”彷徨する者”モモ:映像を黙ってみている。
膝の上においた拳をギュッと握りしめる。

石刀八里:「……コイツ自体は、『変われない』クソヴィランの類だわ」
Mr.コバルト:「あ、現代人の言うジャームのこと? やだねえ今どきの若いもんは。レネゲイドのなんたるかを知らなくて……あれは神の叡智に近づくための重要な過程なんだぜ?」
Mr.コバルト:「……っと、ふふ、喋りすぎたな。ふふふ……」
石刀八里:「ま、そういう感じね」
「皆なら大丈夫だとは思うけど。考えなしにコバルトの要求に応えるようなら、私が全員ブチのめしますので」

Mr.コバルト:勝手に腹を抱えて笑っている。
石刀八里:「そこんとこ理解(ワカ)ってるわよね♪」
別天ネムレ:「ええ。おまかせあれ、です」
ヘル:「……ふふ、なるほど。お強い方なのですね」
”彷徨する者”モモ:「わかっているわ、ええ」
Mr.コバルト:「哀れだよなあ……神の結界の中じゃあ、あんたたちは刃向かうことすらできねえってのに」
Mr.コバルト:帽子を目深に被りながらケラケラと笑う。
Mr.コバルト:「素直に受け入れろよ、要求を、来たる神々の戦争を」
別天ネムレ:「先にそちらがお手本を見せたらどうだ? 神々の御世は、はるか昔に終わったのだ、ということを受け容れろ」
”彷徨する者”モモ:「……あたしはやりたくない」
ヘル:「……」
Mr.コバルト:「受け入れるのは敗者の義務だ。勝者たるこの俺が何故折れねばならん?」
Mr.コバルト:「戦いは、もう終わってるんだぜヒューマン?」
石刀八里:「フフ……苔むしたロートル共はこれだから困るのよねぇ。」
別天ネムレ:「勝手に勝利宣言か……」
ヘル:「ふふ、ふふふ」
Mr.コバルト:「気に入らないなら殴りに来いよ。来れるもんならな」
石刀八里:「思い返すだけで嫌になるような悪あがきの歴史を積み重ねて出来たのが、今の人類ですから。」
”彷徨する者”モモ:カウンターのやたら高い椅子からよいしょと降りる。
(まだ行かないだろうけど一足先に降りておく)

Mr.コバルト:「己のエゴ一つで世界と向かい合う。そういうのってヒリつくじゃねえか」
別天ネムレ:「勝者を言い張るなら、せめて殴られる礼儀ぐらいはわきまえてもらおうか。〝首を洗って待って〟いろ」
Mr.コバルト:「良いねえ~~~~~~~~~! それだよ! その言葉が聞きたかった!」
石刀八里:「千羽鶴でも折って待っているわ。『ご令嬢』にもよろしく言っておいて頂戴ね」
Mr.コバルト:「待ってるぜ少年ン。遥か彼方の神の座でな」
別天ネムレ:「千羽折りきる前には、お迎えにいきますよ、ミス
ロキをスルー!

Mr.コバルト:「ああ、そうそう」
Mr.コバルト:モモを一瞬見て、ニヤリと笑う。
Mr.コバルト:「我が娘よ、それに父上よ」
Mr.コバルト:「あんたたちが来てくれるなら大大大歓迎だ。思う存分、殺し合おうぜ」
”彷徨する者”モモ:やっぱりって顔している
”彷徨する者”モモ:「ええ、貴方のところに行くわ」
別天ネムレ:「父上……?」小首をかしげる。
”彷徨する者”モモ:「いっぱいお説教してあげる」
ヘル:「そうですね、ふふふ」
ヘル:「……お父様、せっかくですから宣戦布告いたしましょう」
ヘル:「私の勇士が、貴方を討つと」
ヘル:「角笛の音をお待ちになって」
Mr.コバルト:「……ヒリついてきやがった」
Mr.コバルト:そう呟くと、通話は唐突に終わった。
上戸ノア:「……もしかしてさ」
ヘル:「……ふふ、私の勇士」小さな声で、確かめるように
上戸ノア:不思議そうに首を傾げる。
上戸ノア:「あいつ、賢者の石で釣り上げなくても宣戦布告したら現れてくれるのか?」
別天ネムレ:「……なるほど。……なるほど!?」
上戸ノア:「いやまあその間に社長助けたりとか、色々やらにゃならねえけどさ……結構そういうノリじゃん?」
上戸ノア:「ジャームについて別天君も知識があるみたいだし、分かると思うが、あいつらはほら、欲求に素直だろう?」
上戸ノア:「戦いをふっかけられたら我慢できない……かもな」
ヘル:「……ただ、より大きな戦いを求めるなら」
ヘル:「その火種となるものを優先する……かもしれません」
上戸ノア:「となれば、やはり賢者の石は必須か」
別天ネムレ:「そこは外せないか……仕方ないですね」
上戸ノア:「まあそれは俺が会社からお借りしてくるとして、だ」
上戸ノア:「ぶっちゃけ、何処で戦いたいとかあるか?」
”彷徨する者”モモ:「それってリクエストできるものなの…?」
上戸ノア:しばらく考え込んでから
別天ネムレ:「戦いたい場所ですか。人を巻き込まなくて、開けた場所……埠頭とか、スタジアムとかでしょうか」
上戸ノア:「最善は尽くす。司令官としてな」
上戸ノア:「スタジアムなら仕込みも楽だし、やつもノッてきそうだな。候補に入れておこう」
”彷徨する者”モモ:「あたしも、人が居なければ何処でもいいわ」
上戸ノア:「ふふ、やるきだなあ。モモ」
”彷徨する者”モモ:「ん、んーーー」自分のほっぺを挟む
”彷徨する者”モモ:「違うわよ?」
”彷徨する者”モモ:「あたしは、みんなの手助けをするだけだもの」
別天ネムレ:「モモは優しいな」
別天ネムレ:ふふっと微笑む。
上戸ノア:「勝ったら美味しいケーキを作ってあげよう」
別天ネムレ:「モモも、なにかやりたいことがある時はおれに言ってくれ。全力で手伝うよ」
上戸ノア:「みんな、無事に帰ってくるんだよ」
”彷徨する者”モモ:「ありがとう、ネムレ。ウェイトリー。」
”彷徨する者”モモ:「女王様、あたし絶対頑張って力になるわ」
ヘル:「……ありがとう」
ヘル:「私の勇士達」
ヘル:最初で最後の、私の勇士達よ。

GM:ロイスと調達!
別天ネムレ:ロイスはなし。調達は……どうしようかな。
”彷徨する者”モモ:新たな取得はなし、メイちゃんをヘルに変更して
Pで尊敬にします

別天ネムレ:私は名前メイさんのままにしておこうかな
別天ネムレ:アイテム……
ヘル:石刀八里/感服○/隔意/ロイス
system:[ ヘル ] ロイス:5 → 6
別天ネムレ:すたう゛ぇいとDはユニークアイテムだな……
別天ネムレ:アイテムは特になし。ジェネシフトいきます!
別天ネムレ:3D10+77 DoubleCross:(3D10+77) > 19[4,9,6]+77 > 96
別天ネムレ:おっ、良い感じじゃない?
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:77 → 88
GM:良いねえ
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:88 → 95
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:95 → 96
ヘル:マイナーでオリジン:レジェンド
system:[ ヘル ] 侵蝕:99 → 101
ヘル:メジャーで《赤色の従者》《血の絆》
ガルム4号:わんわがわん
system:[ ヘル ] 侵蝕:101 → 109
GM:天才冥府動物園か?
GM:では今日はここまでかな
ガルム4号:犬のうち最高のものだから
別天ネムレ:もふりたい……
”彷徨する者”モモ:もふしたい
GM:すぺりおるどっぐ!
GM:それでは今日はここまでお疲れさまでした!

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【次回予告】  2/18(木曜)21:00~


■【次回予告】
神々の戦を再演しようとする混沌のトリックスター“ロキ”。
それは図らずもレネゲイドウォーの激化を意味する最悪の計画の始まりだった。
レネゲイドを用いた神々の争い、ラグナロクの正体とは、北欧で発生した古代レネゲイド文明におけるレネゲイドウォーと同じ治安の悪化。
そしてその引き金を引いたものこそがロキ。
神話の真実が明かされ、その再演が始まろうとしている。
ヒーローよ、世界を守れ!

次回、ダブルクロス3rd「ギャラルホルン、あるいは黎明のカリヨン」


GM:乞うご期待!
GM:次回は18日!

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クライマックス「ギャラルホルン、あるいは黎明のカリヨン」

GM:【クライマックス「ギャラルホルン、あるいは黎明のカリヨン」】
GM:登場PC→ヘル
登場可能PC→神性圏界の効果持続中はなし

GM:それでは登場ダイスをどうぞ
ヘル:1d10+96 DoubleCross:(1D10+96) > 2[2]+96 > 98
ヘル:ちがうな
ヘル:1d10+109 DoubleCross:(1D10+109) > 3[3]+109 > 112
ヘル:よし
別天ネムレ:1D10+96 DoubleCross:(1D10+96) > 9[9]+96 > 105
別天ネムレ:ここへ来て急に……w
system:[ ヘル ] 侵蝕:109 → 112
”彷徨する者”モモ:1d10+107 DoubleCross:(1D10+107) > 1[1]+107 > 108
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:107 → 108
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:96 → 105
ヘル:おちつきモモちゃん
”彷徨する者”モモ:キレすぎてて落ち着いてきた
別天ネムレ:一番怒らせちゃいけないやつじゃん
GM:素晴らしいじゃないか
GM:それではスタート

GM:アーカムドーム。
GM:野球、音楽イベント、ヒーローショー、そういった様々なイベントが執り行われるアーカムシティの大規模娯楽施設。
GM:休館日だったことを幸いに、そこを借り切ってコバルト迎撃作戦は行われることとなった。
Mr.コバルト:「待たせたなあ~ラピスフィロソフォルムの諸君! ……って言おうとしたんだが」
Mr.コバルト:「ヘ~ル、なんでお前が一人で俺たちを待ち構えているんだぁ?」
Mr.コバルト:「まさか感動の親子再会ショーか?」
Mr.コバルト:「パパがほっぺにチューしてやりゃあいいのかぁ?」
ヘル:「ふふ、まさか」
ヘル:「それで満足もしなければ、止まりもしないでしょう」
アングルボダ:「そうですね。折角復活した今、パパのチューは私が独占します」
ヘル:「そのまま帰ってイチャコラしてればいいのに……」
Mr.コバルト:二人の女性を交互に見ながら大げさに肩をすくめる。
Mr.コバルト:「帰ってイチャコラ。実に良いね。俺はそういうの大好き」
Mr.コバルト:「けどね、神生(じんせい)って甘いだけじゃあ味気が無いのよ」
Mr.コバルト:耳に手を添えて瞳を閉じる。
Mr.コバルト:「聞こえてこないか。戦の声、血しぶきが道を叩き、エフェクトが家を焼く、神々の時代から変わらず行われてきた命の営みが」
Mr.コバルト:「戦乱、混沌、凄惨、聖餐、争いあって奪い合って喰らいあって、俺たち神は星海の果てを目指す」
Mr.コバルト:「あるいは、星海の果てより“呼び醒ます”」
ヘル:「……」
Mr.コバルト:「この時代は、この歴史は、良い。俺たちの時代の再来を告げるのに非常に――良い」
Mr.コバルト:「ここには神代と変わらぬレネゲイドの躍動があり、神代と変わらぬ俺という自我がある。ならば為すことは一つ。俺は混沌と策謀の神として、最高の闘争(エンターティメント)を用意しよう」
Mr.コバルト:「じゃないとほらぁ――虚無(シャバ)いだろ? 世界なんて」
ヘル:「……ああ、なるほど」
ヘル:「貴方の言い分は聞きました。そして、一つわかりましたよ」
ヘル:「お父様、貴方とは」
ヘル:「──ひとっつも、趣味が合わない」
ヘル:「そんなくだらないことのために、グニパヘリルを大渋滞させるおつもりなら」
ヘル:「私も黙ってはいられない」
Mr.コバルト:「どうする? お前一柱でのこのこ現れて勝てるのか?」
Mr.コバルト:「どうせあの人間どもを見限ってここに先回りしたんだろ?」
ヘル:「ふ、ふふふ」
ヘル:「お父様、貴方はやっぱり」
ヘル:「”打ち倒される”側ですね」
Mr.コバルト:「なぁにぃ?」
アングルボダ:巨人の女はクスリと微笑んだ。
アングルボダ:二人の繰り広げる難しい会話のことは分からなかったが、それはひどく見慣れた光景だったから。
アングルボダ:「では、どのように、打ち倒すのでしょう」
ヘル:「簡単ですよ」
ヘル:ここでRHOを公開したいんですがいいかな
GM:承認!
ヘル:じゃ貼るわね
ヘル:■Rハンドアウト
PC3:メイ
情報項目において正体が開示され、なおかつあなたがPC1・PC2を勇士であると認めた時、公開する。
あなたは北欧における死の女神“ヘル”である。
父であるロキが自らの領分である冥府を犯し、いかなる手段によってか存在しない時代へと出現したことを察知したあなたは、彼を追って時代を越えることに成功した。
そしてあなたは母である女巨人アングルボザの振りをして近づいたことで、当初、ロキは大いに油断していた。
だが本来存在しない筈の時代において、あなたの力は大幅に弱まっている。
それを補う為には賢者の石が必要だ。
あなたが賢者の石を手に入れた場合、宣言によりEロイス“神性圏界”の解除を行うことができる。

Mr.コバルト:「その気配、まさか……!」
ヘル:「”思い出して”いただくだけです」
ヘル:「貴方達にも、”死”が平等に降りかかることを」
Mr.コバルト:「おい、なんでお前が、この世界で……本来の力を扱える!?」
Mr.コバルト:「ありえない。いくら神としてのレネゲイドが残っていたところで、それを作動させるだけの燃料が無い……そんなもの、おまえ、まさか」
ヘル:胸元から、何かを取り出す。
ヘル:「約束通り、お持ちしましたよ。賢者の石と、闘争を」
Mr.コバルト:「適性も無しにそいつを利用するなんて、Mr.コバルトの知識と俺の技術が無ければ無理な筈だ! 強制的に力を引き出せば……死ぬぞ……?」
ヘル:「冥府の女王に対して、死を脅しに使おうと?」
Mr.コバルト:「……なんてやつだ」
Mr.コバルト:錫杖を向ける。
Mr.コバルト:「大した力だ。だが、お前は一柱。可愛いワンチャンをいくら従えたところで、勝ち目は無いぜ?」
ヘル:「ふふ、ふふふ。ええ、ええ、そうでしょうね」
ヘル:「ですが」
ヘル:「貴方を倒しに来たのは、私だけではありません」
ヘル:「──この時代にて、私が選んだ」
ヘル:「最初で最後の私の勇士達」
Mr.コバルト:「――ッ!」
ヘル:「冥府の女王、ヘルの名の下に命じます」
ヘル:「──”スリーピングデーモン”、”彷徨する者”」
ヘル:「死を弄した者に、等しき裁きを」
Mr.コバルト:Eロイス《神性圏界》が解除されます。
Mr.コバルト:全てのPCがアーカムドームの座標を認識できるようになりました。
”彷徨する者”モモ:「はい」
てこてこと出ていこう
スタジアムって広いなあ
きょろきょろ

別天ネムレ:ざんっ、と足音高くスタジアムに入り、長い髪を風に遊ばせる。
別天ネムレ:大きな瞳で辺りを見回し、敵の姿を認めて。
別天ネムレ:「スリーピングデーモン、別天ネムレ推参。……モモ、気をつけて」
別天ネムレ:なんか緊張感ないなあ、と少し相方が心配になったのであった。
”彷徨する者”モモ:「大丈夫」
”彷徨する者”モモ:「心配しないで、ネムレ」
”彷徨する者”モモ:「だから、今からすることを」

「覚えておいて」

”彷徨する者”モモ:「あたしのことを決して赦さないで」
別天ネムレ:「え……?」
別天ネムレ:戸惑いと不安。なぜ赦さないで、などと。
Mr.コバルト:「……んん? なんだ、まさか……?」
別天ネムレ:「……それがなんであれ、オレはちゃんと眼を開けて、見ているよ」
Mr.コバルト:「――いかんっ!」
別天ネムレ:「それだけは、約束する」
”彷徨する者”モモ:一歩進み出る。
Mr.コバルト:とっさに錫杖を生成してモモに向けて投げつける。
別天ネムレ:彼女から目をそらさない。そう決意した。
別天ネムレ:そして。
別天ネムレ:「エンターティナーなら、無粋というものを心得ろよ」
別天ネムレ:レイジングアークを振り、生みだした魔眼と共に錫杖を受け止める。
Mr.コバルト:「ちぃっ!」
別天ネムレ:十数個の黒い目玉が、コバルトとロキをにらんだ。
”彷徨する者”モモ:途方も無い時間を独りで眠り続けた"なにか"
腐って溶けきったぐずぐずの塊から垂れた脳漿が、ひとしずく。

それが、”モモ”だ。

”彷徨する者”モモ:「ごめんなさい」

「今から貴方にひどいことをするわ」

”彷徨する者”モモ:「『閉ざす者』を閉ざす、『終わらせる者』を眠らせる」
「あたしは、貴方よりもずっとずっと悪い神様だから」

Mr.コバルト:「――よもや、ここまで」
Mr.コバルト:自らの想像以上に、あれは“本体”たる神に近い。
Mr.コバルト:失策に気づく。だがもう遅い。
”彷徨する者”モモ:あらゆる悲劇を冒涜する
「盲目にして」

”彷徨する者”モモ:愚昧のうちに全ての悪を為す
「白痴」

”彷徨する者”モモ:遍くものを蹂躙する暴君
「遥かなる王」

”彷徨する者”モモ
だから。
ほうっておいて。
名前を呼ばないで。
ひとりぼっちでいさせて。
誰も起こさないで、眠らせて、なにもさせないで。
誰も私のところに来ないで。

”彷徨する者”モモ:「『■■■■■■■■』」
”彷徨する者”モモ:「忌まわしい我が名において」
”彷徨する者”モモ:「忘却の彼方、星界の果て、暗澹たる玉座から命ずる」
”彷徨する者”モモ:「"ロキ"」

「お前に罰を与える」

”彷徨する者”モモ:スタジアムに声を響かせる
Mr.コバルト:「情報干渉能力……だが、なんだ、こいつは……!? 力が抜けていきやがる……!」
”彷徨する者”モモ:「安心して、ネムレ!」
別天ネムレ:「モモ……」
”彷徨する者”モモ:「全部、あたしのせいだから」

「何も心配しないで」

”彷徨する者”モモ:この優しい人に、女王陛下に
誰も傷つけさせやしない

別天ネムレ:何が起きたのか、自分は何を観たのか。何かが見えたのに、何も見えない異様な感覚の中、少女の柔らかな声だけが。夢の中で目覚めをうながすように、はっきりとこだまする。
別天ネムレ:だから、「ああ」と。力強く彼女にうなずいて返すのだ。
”彷徨する者”モモ:「えへへ」
”彷徨する者”モモ:ちょっとかっこつけてしまった
Mr.コバルト:消えていく。
Mr.コバルト:書物から、電子媒体から、記憶から。
Mr.コバルト:ロキという名の神が持つ情報が。
Mr.コバルト:彼を意味する名が消えていく。
Mr.コバルト:アーカムシティ全体を一時的に「ロキの存在しない歴史」へと塗り替えた。
Mr.コバルト:“怪人(スプーキーカインド)”モモの力は、すなわちそういうもの。
Mr.コバルト:今、この時、この場所において、ロキを形成するレネゲイドを支える『オリジン』は限りなく零に消えた。
Mr.コバルト矛盾螺旋(タイムパラドクス)も行方知れず。そもそもロキなど居ないのだから、矛盾と知る人もこの場にはなし。
Mr.コバルト:「やってくれたなあ! えぇおい?」
Mr.コバルト:「これじゃ俺、死んじまうかも知れねえよ」
ヘル:「言ったでしょう、ミスター。死を思い出していただくと」
Mr.コバルト:「神話の死! しゃれてるじゃあねえか!」
アングルボダ:「けど、名前は失われても、私たちがここに居たという事実は変わりません」
アングルボダ:「戦うだけですよ、ロキ」
Mr.コバルト:「ああ、無論! それに、だ!」
Mr.コバルト:Mr.コバルトが提供した超技術の産物。衝動増幅装置。
Mr.コバルト:ジャーム化薬品の理論を元に作られたそれは、ヘル、モモの二人のレネゲイドを浴びて既に起動状態に移行していた。
Mr.コバルト:「こんなこともあろうかと、備えておいたものもあるからなあ!」
別天ネムレ:「こすからい仕掛けには事欠かない奴らだな」
Mr.コバルト:強制的にレネゲイドを活性化させられます。難易度9の衝動判定です。
Mr.コバルト:「エンターティナーと呼んでくれよ?」
別天ネムレ:「ああ、ド三流のな」
”彷徨する者”モモ:「他の人を傷つける冗談しか言えないのって」

「よくないんだよ……?」

ヘル:「それでは、貴方に道化になっていただくとしましょうか」
別天ネムレ:思い出の一品、なし! だって記憶とかないから!
”彷徨する者”モモ:私もない!
別天ネムレ:(5+3)dx+1@10>=9 <意志> DoubleCross:(8DX10+1>=9) > 10[1,3,4,7,7,8,8,10]+1[1]+1 > 12 > 成功
別天ネムレ:余裕
”彷徨する者”モモ:8dx+1>=9 DoubleCross:(8DX10+1>=9) > 9[2,2,3,4,7,7,8,9]+1 > 10 > 成功
”彷徨する者”モモ:成功
ヘル:一品とかナイヨー
ヘル:でもヒューマンズネイバーがある
ヘル:3dx+1>=9 DoubleCross:(3DX10+1>=9) > 10[4,4,10]+7[7]+1 > 18 > 成功
ヘル:えらーい
Mr.コバルト:Eロイス《原初の恐怖》!
Mr.コバルト:侵蝕値上昇を覚醒+1d10にしな!
別天ネムレ:えーとつまり、ライフパスの覚醒に書いてある初期侵蝕のあれプラス1D10か
ヘル:112+18+1d10 DoubleCross:(112+18+1D10) > 112+18+8[8] > 138
ヘル:ふふふ……
別天ネムレ:1D10+96+17 DoubleCross:(1D10+96+17) > 4[4]+96+17 > 117
ヘル:神パワーの高まりを感じますね
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:96 → 117
”彷徨する者”モモ:108+1d10+18 DoubleCross:(108+1D10+18) > 108+4[4]+18 > 130
system:[ ヘル ] 侵蝕:112 → 138
Mr.コバルト:では戦闘開始
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:108 → 130

▼エンゲージ
(ロキ[9]、アングルボダ[9])
   10m
(別天[9]、モモ[6]、ヘル[9]、犬1~4[9])
[]内は行動値

Mr.コバルト:それではセットアップ開始!
Mr.コバルト:行動値9のPCども! 叫びな!
ヘル:コンボ:黄昏への船出(ナグルファル)
ヘル:《血色の花嫁》《紅のベーゼ》《鮮血の奏者》《原初の虚:融合》
ヘル:対象は別天ネムレくんへ
別天ネムレ:はい。ネムレは効果を拒否しません。
ヘル:では、まず《血色の花嫁》と《鮮血の奏者》から処理します
ヘル:HPを4点消費して攻撃力を+12します。そのHP消費を肩代わりしてもらいます
system:[ 別天ネムレ ] HP:27 → 23
ヘル:次に《原初の虚:融合》《紅のベーゼ》を処理します。ネムレくんはHPを50点失ってもらい、ヘルの最大HP及び現在HPを+50します
ヘル:この時、ネムレくんのHPが0になり、融合しているため《原初の黒:ラストアクション》が使用できます
system:[ 別天ネムレ ] HP:23 → 0
ヘル:使用しますか?
別天ネムレ:します!
ヘル:では、メインプロセス発生直後に《原初の虚:融合》の効果を解除するので
ヘル:あとはよろしくおねがいします
ヘル:行動をどうぞ!
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:117 → 122
別天ネムレ:《原初の黒:ラストアクション》を使用します。
system:[ ヘル ] 侵蝕:138 → 145
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:122 → 124
Mr.コバルト:どうぞ
Mr.コバルト:メインプロセスです
別天ネムレ:マイナーでレイジングアーク使用。
別天ネムレ:メジャー|睡魔の眼>《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》+レイジングアーク 侵蝕5
別天ネムレ:対象、アングルボダ
別天ネムレ:(5+3+0+3)dx+1@7 DoubleCross:(11DX7+1) > 10[1,2,3,3,4,5,6,6,6,7,7]+2[1,2]+1 > 13
別天ネムレ:んんんん?
”彷徨する者”モモ:妖精の手
Mr.コバルト:ナイス妖精
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:130 → 134
ヘル:ちなみに攻撃には+12されてるわよ
別天ネムレ:あ、火力こっちも伸びてるんだ
別天ネムレ:1Dx7+21 DoubleCross:(1DX7+21) > 5[5]+21 > 26
別天ネムレ:ぐうっ、どうだ!
アングルボダ:ガード!
別天ネムレ:よっし、ではダメージいきます
アングルボダ:固いぞこの娘は
別天ネムレ:3D10+19+12 もろもろ有効! DoubleCross:(3D10+19+12) > 14[6,1,7]+19+12 > 45
別天ネムレ:ありがとう女王……
アングルボダ:あれっ
アングルボダ:あっ、マイナー使ってないから装甲ゼロか?
ヘル:メタがすごい
アングルボダ:究極獣化してねえし破壊の爪も一角鬼も使ってない!?
別天ネムレ:ああ、まだセットアップ前だもんね
”彷徨する者”モモ:そうだね、セットアップだね
別天ネムレ:おお
アングルボダ:素通しじゃねえか!落ちるわ!
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:124 → 129
別天ネムレ:な、なんだって――!?

▼エンゲージ
(ロキ[9])
   10m
(別天[9]、モモ[6]、ヘル[9]、犬1~4[9])
[]内は行動値

Mr.コバルト:生き残ったMr.コバルトはヴァイタルアップを使用
Mr.コバルト:最大HPを+90します
system:[ ヘル ] 侵蝕:145 → 165
Mr.コバルト:モモちゃんセットアップどうぞ
”彷徨する者”モモ:あっはい
”彷徨する者”モモ:あっけにとられてしまった
別天ネムレ:そりゃあな
”彷徨する者”モモ:コンボ「北辰の光」
〈戦術〉+〈ファンアウト〉

”彷徨する者”モモ:パワーソースデーモン使っちゃうか
”彷徨する者”モモ:自分以外戦闘移動、メジャーのダイス+8個
Mr.コバルト:では融合した二人はどこに動くのかな?
別天ネムレ:やったー!
ヘル:融合は解除されているから
ヘル:ばらばらにうごけるよ
別天ネムレ:その前に私、戦闘不能で倒れますね。起きなきゃ。
ヘル:そうだった
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:134 → 144
Mr.コバルト:こわっ……
別天ネムレ:メイさんのロイスをタイタス昇華して復活します。もはや謎の女性では無く神さま以外の何物でも無いので……
ヘル:えへん
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:7 → 6
Mr.コバルト:ではイニシアチブ入ります
Mr.コバルト:イニシアチブ9組、なにかありますか
ヘル:《触媒》とか欲しい人……いる?
別天ネムレ:うーん、今度こそコバルロキに真名ぶつけて、触媒もらって追撃したいかなあ
”彷徨する者”モモ:私はイニシアチブないです
ヘル:ネムレくんか、あるいはモモちゃん触媒で動いてもらって
ヘル:ちゃっちゃっと支援ぶっかけるか
”彷徨する者”モモ:支援ぶっかけがよさげですかね
ガルム1号:我々は待機だわん
別天ネムレ:あ、支援もらえるなら助かります
ヘル:んじゃ《触媒》をモモちゃんに
Mr.コバルト:なるほどニャン
”彷徨する者”モモ:はーい
”彷徨する者”モモ:マイナーなし
”彷徨する者”モモ:コンボ
「解決策は貴方自身が知っている」

”彷徨する者”モモ:要の陣形+導きの華+アドヴァイス
”彷徨する者”モモ:ヘルちゃんとネムレくんと……余ったからワンコ一号で
ヘル:ヘル様は行動済みだから
”彷徨する者”モモ:次に行うメジャーの達成値+12、C値-1、ダイス+6個
ヘル:わんこ1と2だとちょうどよいかも
別天ネムレ:つよつよ
”彷徨する者”モモ:ではネムレくんとワンコのいち号に号
”彷徨する者”モモ:次に行うメジャーの達成値+12、C値-1、ダイス+6個
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:144 → 155
Mr.コバルト:はい、それではネムレ君はイニシアチブなにかあるかな!!!!!
別天ネムレ:おす! 裏切りの真名をコバルロキにぶっ放します!
別天ネムレ:メジャーではないので支援は載りません
Mr.コバルト:おらこい!侵蝕は160だ!
別天ネムレ:8D10+16 DoubleCross:(8D10+16) > 47[6,6,9,7,5,7,2,5]+16 > 63
別天ネムレ:この攻撃に命中判定はなく対象はリアクション不可、HPダメージです。
Mr.コバルト:えげぇっ
Mr.コバルト:ヴァイタルアップしてなきゃ死んでたわ
別天ネムレ:4D10+129 DoubleCross:(4D10+129) > 21[6,10,1,4]+129 > 150
別天ネムレ:おぼぅっ
”彷徨する者”モモ:これって
”彷徨する者”モモ:妖精のりますって言おうとしたらHPダメージか
ヘル:そうよ
Mr.コバルト:なのだな
別天ネムレ:命中判定ないから妖精も使えないのだな
Mr.コバルト:ではコバルトは《加速する刻》を発動
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:129 → 150
Mr.コバルト:マイナー無し
メジャーは
地を揺らす毒:《ブレインハック》《うごめく弾丸》《異形の祭典》《オウガバトル》《コンセントレイト:ノイマン》

Mr.コバルト:対象は犬1,2、ネムレ、モモ、ヘルの五体
別天ネムレ:ではDロイス「輪廻の獣」を宣言、判定を失敗させます。
Mr.コバルト:ではこの攻撃は無し!
Mr.コバルト:PCの行動値9組の本来の手番です!
別天ネムレ:あ、コストで支払うタイタスはコバルトで!
Mr.コバルト:はい!
system:[ 別天ネムレ ] タイタス:1 → 2
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:6 → 5
Mr.コバルト:ネムレ君の手番だな、どうぞ!
別天ネムレ:はい!
別天ネムレ:マイナーでレイジングアーク
別天ネムレ:メジャー|睡魔の声>《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》+レイジングアーク 侵蝕5
別天ネムレ:対象コバルト
別天ネムレ:(5+3+0+3+14)dx+1+12@6 DoubleCross:(25DX6+13) > 10[1,1,1,1,1,2,3,3,4,4,5,6,7,7,7,7,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,4,5,5,5,5,7,7,7,8,10,10]+10[1,3,4,7,7,8]+10[3,4,7]+10[10]+3[3]+13 > 66
Mr.コバルト:ガード!
別天ネムレ:いいのかい? ガードで……
”彷徨する者”モモ:妖精の手
”彷徨する者”モモ:いります?
別天ネムレ:やっちまうかい……
”彷徨する者”モモ:ではラストフェアリー!
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:155 → 159
Mr.コバルト:おらこい!
別天ネムレ:1Dx7+73 DoubleCross:(1DX7+73) > 4[4]+73 > 77
別天ネムレ:ガードですね? ダメージいくわよ!
Mr.コバルト:恋!
別天ネムレ:8D10+19+12 DoubleCross:(8D10+19+12) > 54[10,9,5,3,3,10,4,10]+19+12 > 85
別天ネムレ:どうだ!
Mr.コバルト:ガードと装甲で10点軽減
Mr.コバルト:デモンズウェブを使用
Mr.コバルト:75-3d10 DoubleCross:(75-3D10) > 75-17[3,10,4] > 58
Mr.コバルト:累計ダメージ121 かなり削った
別天ネムレ:ちっ、まだ生きてるか
Mr.コバルト:おや、手番はこれで終わりかな?
ヘル:もしやこれ
別天ネムレ:触媒はモモちゃんに使ったので……
”彷徨する者”モモ:ですね
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:150 → 155
ヘル:わんわんパンチが……?
”彷徨する者”モモ:わんちゃん!
ヘル:素手だが……
Mr.コバルト:嘘だろwwwwww
別天ネムレ:犬の餌エンド
Mr.コバルト:わんわんパンチワンチャンですね
Mr.コバルト:ほらこいよワンコ共
ヘル:じゃあ支援を受けたわんこ1号で
ガルム1号:行くワン
ガルム1号:マイナーでコバルト氏に接敵

▼エンゲージ
(ロキ[9]、犬1[9])
   10m
(別天[9]、モモ[6]、ヘル[9]、犬2~4[9])
[]内は行動値

Mr.コバルト:クッ、可愛いな……
ガルム1号:メジャー、素ぱんち
ガルム1号:21dx9+12 DoubleCross:(21DX9+12) > 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10]+2[1,1,2]+12 > 24
Mr.コバルト:ま、まあガードします
別天ネムレ:いいぞいいぞ
”彷徨する者”モモ:おおい
”彷徨する者”モモ:C値-1だよ
”彷徨する者”モモ:ダイス+14個、達成値+12
Mr.コバルト:-1されてるされてる
ガルム1号:してるわんよ あんしん
”彷徨する者”モモ:あ、9ってそこか
Mr.コバルト:ダメージ出しな!
ガルム1号:3d10-5 わおーん DoubleCross:(3D10-5) > 16[4,9,3]-5 > 11
ガルム1号:しょっぱいわん
Mr.コバルト:1点通ったわ…・・・
system:[ Mr.コバルト ] HP:-121 → -122
ガルム1号:くぅーん
別天ネムレ:ぐぬぬ
Mr.コバルト:ホラニ号! 頑張れ!

▼エンゲージ
(ロキ[9]、犬1、2[9])
   10m
(別天[9]、モモ[6]、ヘル[9]、犬3,4[9])
[]内は行動値

ガルム2号:やってやろうじゃねえかよこの野郎!
ガルム2号:21dx9+12 DoubleCross:(21DX9+12) > 10[1,1,1,2,2,2,4,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+8[6,7,8,8]+12 > 30
Mr.コバルト:ガードだ!
ガルム2号:4d10-5 素手修正痛すぎるわんね DoubleCross:(4D10-5) > 21[10,4,3,4]-5 > 16
Mr.コバルト:6点通ったぞ!
ガルム2号:わんわん
system:[ Mr.コバルト ] HP:-122 → -128
Mr.コバルト:じゃあコバルトの本来手番行くね
別天ネムレ:おす
ヘル:あい
”彷徨する者”モモ:うい
Mr.コバルト:では接敵されているので移動は無し
Mr.コバルト:《闘争の渦》で異形の祭典の回数を回復
ヘル:許せねえ
Mr.コバルト:腸のしずく:《うごめく弾丸》《異形の祭典》《オウガバトル》《コンセントレイト:ノイマン》→ダメージを受けた相手は《餓鬼魂の使い》によって邪毒Lv5付与
別天ネムレ:ゲエーッ
Mr.コバルト:対象はネムレ、モモ、ヘル、動き終わったワンコ1,2
Mr.コバルト:10dx7+4 射撃 DoubleCross:(10DX7+4) > 10[1,1,2,3,5,6,7,8,8,9]+2[1,2,2,2]+4 > 16
Mr.コバルト:こんなことあるか……?
別天ネムレ:ふはは!
ヘル:なんだこれは
Mr.コバルト:《妖精の手》
Mr.コバルト:1dx7+24 DoubleCross:(1DX7+24) > 10[9]+10[10]+6[6]+24 > 50
別天ネムレ:ぬあにい
Mr.コバルト:さあリアクションしてくれ
ヘル:ふざけるんじゃあないぞ!
Mr.コバルト:Mr.ロキルトはちゃんと強いんだぞw
別天ネムレ:(1+3)dx+0@10 <回避> DoubleCross:(4DX10) > 9[5,6,6,9] > 9
Mr.コバルト:バランス調整で一部消えた技はあるけどw
別天ネムレ:はい
ヘル:ドッジに賭けるぜ
別天ネムレ:あ、すいません! ドッジ取り消して、《迎撃の魔眼》いいですか!
別天ネムレ:どうせ避けられないのは最初から目に見えてるし
”彷徨する者”モモ:6dx DoubleCross:(6DX10) > 10[2,3,5,8,8,10]+6[6] > 16
”彷徨する者”モモ:あたった
ヘル:3dx DoubleCross:(3DX10) > 9[5,9,9] > 9
ヘル:ataimo
Mr.コバルト:ではダメージ
ヘル:いぬはめんどいのでガードです
Mr.コバルト:迎撃は勿論オッケーです!
Mr.コバルト:残りのドッグでカバーはしなくてオッケー?
ヘル:あっ、カバーはする
Mr.コバルト:オーケー、宣言どうぞ
ヘル:これ迎撃するネムレくんをカバーってできたっけ
Mr.コバルト:あー、一応できるんじゃないかな? リアクション放棄してるだけだし
ヘル:じゃあそうさせてもろて……
ガルム3号:ネムレくんをカバーわん
ガルム4号:モモちゃんカバーするわん
Mr.コバルト:ではダメージ行きます
別天ネムレ:はい
Mr.コバルト:16+6d10 装甲ガード有効 邪毒LV5付与 DoubleCross:(16+6D10) > 16+42[10,2,8,5,9,8] > 58
ヘル:ヘル様、ベーゼのおかげで生存
Mr.コバルト:信じられん娘だ
system:[ ヘル ] HP:77 → 19

▼エンゲージ
(ロキ[9])
   10m
(別天[9]、モモ[6]、ヘル[9])
[]内は行動値

別天ネムレ:わんわの、ありがとう……
ヘル:わんわんカバーしてるわん
別天ネムレ:打ってから気づきました、すいません
Mr.コバルト:では反撃ダメージを出してくれぃ
ヘル:いいわんよ
”彷徨する者”モモ:わんわんえらいわん
別天ネムレ:いぇす!
ガルム3号:きらきら
ガルム4号:しゅいーん
別天ネムレ:(5+3+)dx+1@7 DoubleCross:(0DX7+1) > 自動失敗
別天ネムレ:あ、ちょっとバグってるなこれ
ガルム4号:+の後に数字入ってないからぽいですな
ヘル:冥界におかえりなさいっ
別天ネムレ:9Dx7+1 DoubleCross:(9DX7+1) > 10[1,4,4,5,6,7,8,9,10]+10[2,4,8,9]+10[2,7]+10[10]+3[3]+1 > 44
別天ネムレ:わお
別天ネムレ:対象リアクション不能なのでダメージ出します。
Mr.コバルト:こい!
別天ネムレ:5D10+14 DoubleCross:(5D10+14) > 27[6,9,2,8,2]+14 > 41
別天ネムレ:どうだーっ!
Mr.コバルト:倒れます
Mr.コバルト:《リヴァイブセル》
別天ネムレ:よっし……お
Mr.コバルト:HP20で復活します
別天ネムレ:クソァ!
”彷徨する者”モモ:小癪な!!!
ヘル:許せねえ!
Mr.コバルト:更に《分割思考》
Mr.コバルト:行動値0で再行動します
”彷徨する者”モモ:マジか
別天ネムレ:ラスアクじゃなくてそっちかい
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:155 → 162
Mr.コバルト:トライブリードだし……
別天ネムレ:あー
Mr.コバルト:って訳でモモちゃんの手番
”彷徨する者”モモ:んーここできってもいいとおもいますけどね
”彷徨する者”モモ:煩雑な処理終わりましたし
ヘル:確かに
別天ネムレ:ですね。24時で一旦切るはずが。
Mr.コバルト:じゃあここで今日はおやすみ!
別天ネムレ:お疲れ様!
ヘル:お疲れ様~
”彷徨する者”モモ:おつかれさまー
GM:ではモモの手番です
”彷徨する者”モモ:あい
”彷徨する者”モモ:さて
”彷徨する者”モモ:迎撃で殺しきれない可能性があるんだよな
”彷徨する者”モモ:要いらないかな……?
ヘル:いらない説ある
”彷徨する者”モモ:コンボ「灰色の憧れ、愛しい光」
導きの華+アドヴァイス

”彷徨する者”モモ:勿論ネムレくんに!
別天ネムレ:うおおお力が溢れる
”彷徨する者”モモ:次に行うメジャーの達成値+12、C値-1、ダイス+6個
system:[ ”彷徨する者”モモ ] 侵食:155 → 163
Mr.コバルト:ではこちらのターン
Mr.コバルト:再びメジャーでコンボ
Mr.コバルト:地を揺らす苦悶:《うごめく弾丸》《神機妙算》《オウガバトル》《コンセントレイト:ノイマン》→ダメージを受けた相手は《餓鬼魂の使い》によって邪毒Lv5付与
Mr.コバルト:対象は一まとまりのヘル、モモ、ネムレくん!
別天ネムレ:ああっ
Mr.コバルト:それでは命中判定
ヘル:メイとヘルは同一人物定期
Mr.コバルト:不思議なことが起きて修正されました
”彷徨する者”モモ:はい
ヘル:はい
Mr.コバルト:当たったら重圧・邪毒Lv5です
Mr.コバルト:10dx7+4 射撃 DoubleCross:(10DX7+4) > 10[2,2,2,3,4,6,7,8,8,10]+10[2,5,6,9]+4[4]+4 > 28
Mr.コバルト:妖精の手
Mr.コバルト:1dx7+34 DoubleCross:(1DX7+34) > 4[4]+34 > 38
Mr.コバルト:さあリアクションどうぞ
”彷徨する者”モモ:6dx DoubleCross:(6DX10) > 10[1,8,9,9,9,10]+3[3] > 13
”彷徨する者”モモ:あたりました
ヘル:3dx DoubleCross:(3DX10) > 6[2,3,6] > 6
ヘル:いやん
Mr.コバルト:じゃあ邪毒重圧うけておいてね❤
別天ネムレ:オート|夢を喰らう>《迎撃する魔眼》侵蝕7
別天ネムレ:9Dx7+1 オラッ倒れろ――ッ! DoubleCross:(9DX7+1) > 10[2,2,2,3,3,4,7,8,9]+6[3,4,6]+1 > 17
別天ネムレ:ひどい
”彷徨する者”モモ:3たりねーーーーーー!!!!
Mr.コバルト:達成値だよ
ヘル:バディムーヴを……バディムーヴをくれ……
Mr.コバルト:待ってみんな、疲れてるよ、これ達成値だから
ヘル:ほんとだ
”彷徨する者”モモ:そうだっけ(ぼんやり)
別天ネムレ:うん、まだダメージ出してない。
Mr.コバルト:コバルトはどうせ暴走してるから当たるから
”彷徨する者”モモ:妖精がたりない!!
Mr.コバルト:そしてダメージは鮮血の奏者ものるし20くらい越えるから
”彷徨する者”モモ:ちょいまち
別天ネムレ:ダメージ! いくぜ! あ、そうか、奏者まだ続いていたわ
ヘル:続いてるわよ
別天ネムレ:あと侵蝕160越えたので、レイジングアーク抜きでも黒の鉄槌は固定値16
”彷徨する者”モモ:ちょっとまって
別天ネムレ:はいな
”彷徨する者”モモ:んーむ大丈夫です
別天ネムレ:ではダメージ!
別天ネムレ:2D10+16+12 DoubleCross:(2D10+16+12) > 15[9,6]+16+12 > 43
別天ネムレ:ふっふー♪
”彷徨する者”モモ:二回死ぬダメージ
ヘル:いえーい!
Mr.コバルト:死にました
Mr.コバルト:《復讐の領域》
別天ネムレ:てめえwww
ヘル:てめえ~~~
Mr.コバルト:というわけでネムレ君は二回ロイス削られてくれ
別天ネムレ:ギエエエエエ
ヘル:大人しく死になさってお父様野郎~~~~!!
system:[ 別天ネムレ ] 侵蝕率:162 → 169
system:[ 別天ネムレ ] タイタス:2 → 4
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:5 → 3
”彷徨する者”モモ:おとなしく死なない男すぎるだろ
Mr.コバルト:というわけでロイス処理しようね
Mr.コバルト:あっ、ネムレ君は二回目は倒れててもいいっすよw
Mr.コバルト:一人残っていれば勝利扱いなのでw
Mr.コバルト:モモちゃんが立ってさえ居れば勝利扱いになります
system:[ 別天ネムレ ] タイタス:4 → 3
system:[ 別天ネムレ ] ロイス:3 → 4
別天ネムレ:ではパラディンをタイタスにして復活し、それからまた倒れるということで!
Mr.コバルト:はい!
Mr.コバルト:ヘルちゃんも良いんですよ、床ペロして……
ヘル:じゃあペロる
”彷徨する者”モモ:私はディアボロスを切って立ってます
system:[ ”彷徨する者”モモ ] ロイス:7 → 6
Mr.コバルト:では生存者モモちゃん一名で戦闘終了
Mr.コバルト:PC勝利です
ヘル:やった~~~!
Mr.コバルト:それでは演出を始めていきましょう

ヘル:「……さて、私の勇士達」
ヘル:足元の黒い靄が、嵩を増す。
ヘル:「弱体化していたとしても、彼らはヨトゥンに連なるもの」
ヘル:「本気を出されてしまっては、一気に泥仕合になってしまいます」
ヘル:「そうなれば、──人の身のままではいられなくなることでしょう」
ヘル:黒い靄が、更に嵩を増す。より濃く、より広く。
ヘル:「故に」
ヘル:靄がガルム達と、ネムレ、モモをゆっくりと飲み込んでいく。
ヘル:「それより前に叩きます。覚悟をしておいてください」
別天ネムレ:「お力添え、感謝いたします、女王」
”彷徨する者”モモ:「わかったわ、女王陛下」ぐっと身構える
別天ネムレ:ぞわぞわと体を包みこむ靄からは、皮膚の下に何かがもぐりこんでくるような違和感がある。それを耐える――というよりは、進んで受け容れる心持ちを整えた。
Mr.コバルト:「はっ、何を馬鹿なことを――もう既に準備は整えた」
Mr.コバルト:自らに、Mr.コバルトの開発したレネゲイド強化剤を打ち込みながら、アングルボザの方を見て――
別天ネムレ:(く……思ったよりきついな、これは。冥界の力と生きている人間、相性がよいはずもないだろうが)
別天ネムレ:「やってみせるさ」コバルトに、あるいは己に向かって。
ヘル:黒い靄に、完全に飲み込まれる。
ヘル:──それは、極寒の荒野。
ヘル:──それは、色のない地の底。
ヘル:──眼下に広がるのは、冥界・ヘルヘイム。
ヘル:「ようこそ、冥府へ。かりそめの死を受けた、生ける者」
ヘル:全てが死でつくられるこの世界にて、時すら意味を為しはしない。
ヘル:──そして、その地より出航する、一艘の船。
ヘル:「さあ、船首に立って。私の勇士」
ヘル:「この船の征く先は黄昏。……神の世の終焉」
ヘル:「聞きなさい、戦を知らせる角笛の音を!出航を祝う鐘の音を!」
ヘル:「──”黄昏への船出(ナグルファル)”!」
ヘル:黒い靄が晴れ──
別天ネムレ:「おれの力(レネゲイド)は一時の眠りだが。死は永遠の眠りと言うならば、僭越ながら冥府の力、借り受ける」
別天ネムレ:「冥府の女王・ヘルの勇士、スリーピングデーモン。睡魔の鉄槌を下す!」
別天ネムレ:黒い靄を穿つように、漆黒の球体が泡立つように現れ。ぎゅる、ぎゅる、ぎゅると、ねじれるような音を立てて「眼」が開く。
別天ネムレ:「さあ、夜寝所(よんのおとど)に還りたもう!」
別天ネムレ:無数の魔眼、睡魔の視線が、物理的な圧を持ってアングルボダに〝眠気〟を叩きつける!
アングルボダ:「――ッ」
アングルボダ:まだ、力を発揮することもなかった。
アングルボダ:レネゲイド強化薬を使うこともなく、臨戦体勢に入ることもなく。
アングルボダ:そんな状況で、突如攻撃が、邪視が彼女の全身を貫いた。
アングルボダ:何が起きたかもわからずに、その剛力を極めた肉体は崩れ落ちる。
Mr.コバルト:――見た。
Mr.コバルト:隣に立つ女が無抵抗で倒れた姿を。
Mr.コバルト:――聞いた。
Mr.コバルト:黎明を告げる鐘を。
Mr.コバルト:――知った。
Mr.コバルト:ラグナロクにおいてついぞ明かされなかった。女神ヘルの奥の手を。
Mr.コバルト:「そういう……ことかっ!?」
ヘル:「お気づきになられましたか。さすが、聡い方」
Mr.コバルト:思わず吹き出してしまった。
ヘル:靄が覆い、晴れるまで。その時間は、現世において瞬く間。
Mr.コバルト:「さすがは俺の娘だ! 賢者の石だけじゃない! 命まで、現代の連中からせしめやがった! 馬鹿なのかそいつらは! 会ったばかりのお前を何故底まで信じる! おめでたい! 平和ボケした連中だなあ!? えぇおい?」
ヘル:時すら死せる冥界を航行し、現世と座標を合わせることで──
ヘル:現世時間を完全に無視した、文字通りの”理不尽な死”。
ヘル:不完全であるがゆえ、勇士の存在を借りての発動であった。
ヘル:「闘争ボケした貴方と相対するに、丁度いいとは思いませんか?」
ヘル:「……ねっ」二人へ微笑みかける。
”彷徨する者”モモ:「女王陛下が言うならそうだと思うわ!」
別天ネムレ:「力添えを得ている以上、おれから文句をつけるなど滅相もない」肩をすくめてウィンク。
Mr.コバルト:「悲しいなぁ……パパにも笑顔を見せたことねえのによぉ……!」
Mr.コバルト:「すぐに、ママのところに送ってやるよ。ヘル……!」
ヘル:「帰るかどうか決めるのは私ですよ、ミスター」
Mr.コバルト:懐から取り出したナイフで腹を切り裂く。
Mr.コバルト:ひた、ひた、ひた。
Mr.コバルト:臓腑からこぼれ落ちる赤い血は、それが滴る度にグラウンドの芝を腐らせ殺す猛毒の一滴。
Mr.コバルト:「痛め、傷め、悼め――そして狂え」
Mr.コバルト:四方八方を覆い尽くすように、臓物は伸長し、全方位からネムレたちを縛り上げようと襲いかかる。
Mr.コバルト:「地を揺らす毒(ヨルムンガンド)
Mr.コバルト:毒を防げばうねる臓物に足を取られ、臓物を避ければ理性をかき消す苦痛を与える毒霧をまともに吸い込む。
Mr.コバルト:逃げ道は――無い。
別天ネムレ:…… 、  、  、くす
別天ネムレ:くす、くす、くす、と。笑う声が聞こえる。否、それはネムレ自身にだけ聞こえる無邪気の声。形のない、ここにいない妹のまぼろし。
別天ネムレ:(ほらほら、みんな死んじゃうよ? いいのかな? いいのかな?)
別天ネムレ:(世界を眠らせるのは誰? あんなカビの生えたまがいものなの? 違うでしょ?)
別天ネムレ:「……分かっているさ」そう応える自分の声が、ひどく寒々しい。
別天ネムレ:白い仮面、血色の相貌、二足で歩き回る獣のイメージが脳裏をよぎる。
別天ネムレ:「輪廻の獣(アルマ・レグナム)
別天ネムレ:ネムレが抱いた獣のイメージは、一瞬、巨大な影となってその場の全員が目の当たりにした。暗転。そして、あとには何もない。
別天ネムレ:コバルトがまろびだした臓物が、跡形もなく、唐突に消えていた。まるで別々の場面のフィルムをつなぎ合わせでもしたように。
Mr.コバルト:「矛盾螺旋(タイムパラドクス)の力……!?」
Mr.コバルト:すっかりふさがった腹の傷を抑え、驚愕する。
別天ネムレ:ぎり、と唇を噛みしめる。「あまりやりたくないんだがな……」
Mr.コバルト:「……面白いもの持ってるじゃねえか、ヒューマン」
Mr.コバルト:ヒリつく感覚。口角が上がる。
別天ネムレ:その表情に気づき、嘆息する。「……度しがたい」
”彷徨する者”モモ:「む」
”彷徨する者”モモ:むむむ。
”彷徨する者”モモ:黒い獣が去った後、モモはちょっと口をへの字に曲げて。
”彷徨する者”モモ:きっと、彼は苦境に立たされれば立たされるほどテンションが上がるタイプだ。
そういうのあちょっとやりにくい。
いや、いけない。
自分がもっとたのしいことを考えなければ。

”彷徨する者”モモ:親切な掃除夫、背の高い詩人、たくさんの子供達、大いなる時間の番人、おっとりした亀。
そして。
「モモ」
ちいさな少女。
その子は継ぎのあたった服を着ていて。

”彷徨する者”モモ:時間の花、どこにもない花が。
時間の潮流にとらわれない船から溢れるほどに咲いていく。
「大丈夫よ、ネムレ」
「大丈夫よ、女王陛下」

”彷徨する者”モモ:「何時も”答え”っていうのはね」

「貴方とともにあるものよ!」

”彷徨する者”モモ:そして、自分はその背をほんの少しだけ押すだけだ。
別天ネムレ:後ろに助けてくれる誰かがいる、という実感はなんと頼もしく温かいものだろう。獣の力を使ったことで、冷え切った臓腑がぬくもりに満たされる。
別天ネムレ:(いや、気持ちの問題だけじゃない。体にあふれる力、これは……)
別天ネムレ:「モモ、ありがとう」レイジングアークを再び構える。
別天ネムレ:本来なら、まだ次弾を撃てる体勢ではない。だが今ならやれる!
別天ネムレ:「いにしえの神よ! 睡魔の鉄槌をうけてあれ!」
別天ネムレ:沸き立つ魔眼の群れ群れ。ぎょろりぎょろりと向く闇のまなこが、重たい眠気でもって神の頭を殴りつける。
Mr.コバルト:「その程度で、俺の痛みが消えるものかよ。生ぬるいぜヒューマン! 戦え、切り刻め、撃ち抜け、殺せ、殺されろ! この程度でっ!」
Mr.コバルト:悪鬼のごとく吠えたける。
Mr.コバルト:意識が急速に剥奪され、暴力的なまでの勢いで意識を汚染されようと、闘争は止まらない。
ガルム1号:猟犬のごとく牙を剥き、飛びかかる。
Mr.コバルト:腕を抑えられ――
ガルム2号:その牙は、”現世に居てはならぬ者”へ突き立てられる。
Mr.コバルト:足を抑えられ――
Mr.コバルト:痛みが無いことに恐怖する。
Mr.コバルト:確実に、自らも意識を刈り取られているのだ。
Mr.コバルト:だが。
Mr.コバルト:ゾル、と手足の傷から血管が飛び出す。
Mr.コバルト:それはまとわりつく二匹のガルムを弾き飛ばし、奥で控えるネムレたちへと再び伸びる。
Mr.コバルト:先端からは例によって発狂物の苦痛を与える毒液。
Mr.コバルト:直撃すればまともにたたかうこともできぬまま、じわじわと弱っていく代物。
Mr.コバルト:自らを殺した、蛇の毒。
Mr.コバルト:放出の度に感じるヒリツク痛み。その感覚に薄く微笑む。
ヘル:「──っ!」死者に痛みはない。だが、それは効かないことを意味しない。
ヘル:ふらり、と姿勢を崩し、膝を折る。
ヘル:「──ガルムッ!」
ヘル:発声できるうちに、しもべ達へ命令を飛ばす。
Mr.コバルト:「パパは優しいからさぁ。お前に痛みは与えねえよ」
Mr.コバルト:「――落ちろ、我が血族よ」
Mr.コバルト:ヘルに一撃で意識を刈り取る毒を噴霧しつつ、ネムレとモモをも射出した血管によって狙う。
Mr.コバルト:しかし、立ちふさがる者が居た。
ガルム3号:女王の命を受け。
ガルム4号:その身を呈して守る。
ガルム3号:毒を受けた番犬達は、
ガルム4号:黒い靄に包まれ消える。
Mr.コバルト:「俺は猫派だが、犬が大好きなんだぁ……よくもやってくれたなあ」
Mr.コバルト:「ゆるせねえよなぁ……ハハハハハ!」
Mr.コバルト:全身から露出した血管をうねらせながら高らかに笑う。
別天ネムレ:「許せなかったら、なんだ?」
別天ネムレ:ぎょろり――何十という魔眼が一斉にいにしえの神をねめつける。
別天ネムレ:「ふらふら居眠りしながら、寝ぼけ半分で恨みごとは格好がつかないと思わないか? 睡魔の鉄槌!」
別天ネムレ:消えゆくガルムの影を惜しみながら、体にたたき込まれた動きで迎撃の一手を見舞う。
別天ネムレ:本来なら捨て身の戦法だが、冥府の猟犬が身代わりとなった。
Mr.コバルト:「非殺傷性の拘束攻撃。効率は……良いよ」
別天ネムレ:「女王、ありがとうございます――!」
Mr.コバルト:直撃したことで、足元がふらつく。
Mr.コバルト:膝から崩れる。
別天ネムレ:(やったか!?)
Mr.コバルト:頭が後ろへと落ちていくが――
Mr.コバルト:――踏みとどまる。
Mr.コバルト:「終われねぇ~~~~~~」
Mr.コバルト:甲高い声で叫ぶ。
Mr.コバルト:「ねみぃよぉ~眠くて眠くて死んじまいそうだよぉ」
Mr.コバルト:「俺はよぉ……こんなぬるい死に方するくらいなら、地面の底で永遠に拷問でもされていたほうがまだいいぜえ……だってよぉ」
Mr.コバルト:つま先だけで体重を支えながらまず膝を持ち上げる。
Mr.コバルト:次に身体をゆっくり起こす。
Mr.コバルト:そしてピョンッと飛び上がって着地する。
Mr.コバルト:まるで酒にでも寄ったようにフラフラになりながらも。
Mr.コバルト:「夢の中で戦うなんて面白くもなんともねえからなあ!」
Mr.コバルト:「死ぬかも知れないから――」
Mr.コバルト:全身のレネゲイドが、その内側からコバルトを、ロキを食い荒らす。
Mr.コバルト:「――楽しいんだよぉッ!」
Mr.コバルト:「痛くて痛くてわらえてくるぜぇああああああっ!」
Mr.コバルト:グチャッ
Mr.コバルト:自分の肉体の大部分を爆破・飛散させることで、意思を持った弾丸として血肉を操り、再びネムレとモモへと襲いかかる。
Mr.コバルト:これが今の彼の全てだ。そして、最後だ。
”彷徨する者”モモ:「ネムレ!」
今、ここでは導きの星(カシオペイア)は見えない

”彷徨する者”モモ:だから、私が。
”彷徨する者”モモ:「あの光を目指して!!」
”彷徨する者”モモ:有り得ない星の光が、目標を指し示す!
別天ネムレ:「ああ――綺麗な、星だ」
別天ネムレ:まばゆさに眼を細めながら、しかとそれを見据える。先ほどからの連続攻撃で、体にはずいぶんと負荷がかかっているのが分かった。それでも、あの星の前に意識は澄み渡り、疲労や迷いのよどみはどこにもない。
別天ネムレ:次が、おそらく最後だ。そんな確信があった。
別天ネムレ:獣の影も、あの星を目指す限りは追いつけない。同時に,そんな風にも思う。
別天ネムレ:モモだからか。彼女の力だからなのか。それは、今はまだせんないこと。
別天ネムレ:「閉ざす者、終わらせる者、ヨトゥンの血を引きし者。いにしえの神よ! 夜寝所(よんのおとど)に、還られたし」
別天ネムレ:「睡魔の鉄槌!!」
別天ネムレ:意識を刈り取り、引きずり下ろし、目覚めを拒絶させる。物理的な打撃を感じさせるほどの、眠気。
別天ネムレ:それはいわば、地の底から伸びる鎖のようなものだ。重力のように、死のように、目を開けているものにあまねくまとわりつく、その力をネムレは利用する。
別天ネムレ:眠らぬものなどいないのだから。
別天ネムレ:「見果てぬ夢ならば、夢も見ない眠りの果てに、次の目覚めが探すがいい」
Mr.コバルト:全ての意思持つ肉片が動きを止める。
Mr.コバルト:そしてその最奥で、骨とこびりついた血肉ばかりになった男はニィと笑う。
Mr.コバルト:「酔生夢死と洒落込むか」
Mr.コバルト:「別天ネムレ、この世に眠らぬものは無い。だがこの世に目覚めぬものはある」
Mr.コバルト:「お前を殺すのは――そういうものだ」
別天ネムレ:「最初から寝ているなら、眠ることもない、か。シャレが効いている」
Mr.コバルト:「せいぜい、貴様の悪夢を見るとしよう」
Mr.コバルト:まぶたを閉じる。
別天ネムレ:「ああ、ゆっくりな」
Mr.コバルト:同時に、その姿が淡く光る粒となり、次第に薄れていく。
アングルボダ:隣で倒れていた女と共に。
Mr.コバルト
Mr.コバルト
ロキ:「ヌルい、終わりだ」
そんなつぶやきとともに、男が一人、風に吹かれて消えた。


GM:とりあえずバクトラだ
ヘル:恐怖のバクトラタイム
”彷徨する者”モモ:ぬあー!
GM:ではまずEロイス
GM:・神性圏界
・矛盾螺旋
・原初の恐怖

GM:これだけですね……?
別天ネムレ:三つか……とりあえずEロイスいただきます!
ヘル:もらうわね
別天ネムレ:3D10-169 DoubleCross:(3D10-169) > 16[4,4,8]-169 > -153
別天ネムレ:あんまり減らねえ…………
”彷徨する者”モモ:163-3d10 DoubleCross:(163-3D10) > 163-21[7,6,8] > 142
ヘル:165-3d10 DoubleCross:(165-3D10) > 165-15[10,2,3] > 150
GM:あっ、メモリーとかクロスとかも今使っちゃおう
別天ネムレ:あっ、そうでしたそうでした!
GM:君たちにはヒーロー特権がある
別天ネムレ:ヒーローズクロス! そしてメモリー「双子の妹」! -20%!
ヘル:クロスついぞキャラシに書き加えるの忘れてたけど
GM:いいよ、お前はヒーローだ
別天ネムレ:現在133%! 残りロイス四つ!
ヘル:賢者の石のあれこれでクロスと替えさせてもらう
”彷徨する者”モモ:私もヒーローズクロスとメモリー「空の向こうのわたし」を使用します
ヘル:これで140
”彷徨する者”モモ:のこり132

ヘル:2倍振りします
ヘル:140-12d10 DoubleCross:(140-12D10) > 140-58[5,4,9,1,1,10,1,3,6,6,3,9] > 82
ヘル:出目こわ
別天ネムレ:二倍ぶりいきます。
別天ネムレ:8D10-133 DoubleCross:(8D10-133) > 38[6,4,3,10,7,2,2,4]-133 > -95
”彷徨する者”モモ:私も倍ぶりします
別天ネムレ:おっしゃ帰還!!!!
”彷徨する者”モモ:132-10d10 DoubleCross:(132-10D10) > 132-50[2,9,3,1,5,6,10,1,3,10] > 82
”彷徨する者”モモ:ただいまー!
別天ネムレ:全員帰還! やったぜ!!!
GM:モモちゃん122まで下がっているはずなので72だわね
”彷徨する者”モモ:72だった
”彷徨する者”モモ:いえーい
GM:おし、それでは共通EDだけやるか
ヘル:わーいわい
GM:ヘルちゃんきらしゅわです
ヘル:きらしゅわしましゅ
GM:戦闘が終わるので思う存分キラ手話れ

【目次へ戻る】

共通ED「そして泡影と消えて」

GM:【共通ED「そして泡影と消えて」】
GM:戦いは終わった。
GM:もう、為すべきことはない。
GM:ただ、交わしたい言葉があるばかりだ。
別天ネムレ:「目覚めないもの、か……。いいさ、それなら夢の中でも、眠らせてやるだけだ」最後の言葉にひとりごちて、ヘルに向き直る。
別天ネムレ:「女王、こたびは重ね重ねのお力添え、ありがとうございます。貴女の猟犬は、二頭台無しにしてしまいました」
別天ネムレ:ぺこり、頭を下げる。砂埃と血のついた黒髪は、重く、帳のように揺れた。
ヘル:「……ふふ、よいのです。あの子達も在るべき場所へ還っただけ」
ヘル:「冥界で元気に駆け回っていることでしょう」
別天ネムレ:「それはよかった。いつかまた会うことがあったら、あの見事な毛並みを堪能したいものです」顔を上げ、にこりと笑う。
”彷徨する者”モモ:「じゃあ、ありがとうって言っておいてくださいね。女王陛下!」
ヘル:「ええ、伝えておきましょう」
ヘル:「……そして、私も」
ヘル:足元から、淡い光の粒となって、ゆっくり解けていく。
ヘル:「在るべき場所へ還る時、ですね」
別天ネムレ:「お時間ですか」
”彷徨する者”モモ:「女王陛下………」
別天ネムレ:「まいったな、餞別の花ひとつもご用意できないなんて」
”彷徨する者”モモ:「もっと、一緒におはなししたかった……」
ヘル:「……ありがとう、私の勇士」
ヘル:「私との別れを惜しんでくれて」
ヘル:「……私は冥府の女王。藁の死を遂げた者に、無をもって安寧を与える存在」
ヘル:「ですから……」少し目を閉じる
ヘル:「……もう、会うことはないでしょう」
別天ネムレ:「ふふ。じゃあ、次がもしあれば、奇跡をことほぎましょう」
”彷徨する者”モモ:逆のことを言おう。
「きっともう会えないけれど」
「出会いは永遠よ、女王陛下」

別天ネムレ:「一期一会、か」
”彷徨する者”モモ:「忘れないで」
「貴方だけの孤独だけれど」
「孤独なのは、貴方だけじゃないわ」

ヘル:「……ふ、それは」
ヘル:「嬉しい言葉を聞けましたね」
ヘル:微笑み、二人に背を向ける。
ヘル:「さようなら。最初で最後の、私の勇士達」
ヘル:「これから貴方達は、いくつもの出会いと別れ。生と死を見ることになるでしょう」
ヘル:「ですが、そう。モモさんの言う通り、出会いは永遠」
ヘル:「私との出会いも。お父様やお母様との出会いも」
ヘル:「貴方達、生きる者を繋ぐ絆となるのでしょう」
ヘル:淡い光に包まれ、
ヘル:にこりと微笑む。
別天ネムレ:こちらも微笑み返す。
ヘル:「貴方達は知っている。黄昏の次には夜明けが来ることを」
”彷徨する者”モモ:「元気で、女王陛下……ヘル!」手をぶんぶん振る
ヘル:「……ええ、お元気で」
ヘル:そう言って、消える。

GM:あとに残るのは風の音。


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ED1「神々の黄昏」

GM:【ED1「神々の黄昏」】
GM:登場PC→ヘル
GM:夢が、終わる。
GM:短くも、暖かく、鮮烈な色彩をくれた夢が。
GM:あなたの意識が元の世界に引き戻されゆく中で、誰かの声がした。
GM:あなたはゆっくりと目を覚ます。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:目の前に居たのは白い帽子の男だった。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:黒いコートを着て、赤く染まった凶暴な目つきとは裏腹に、どこか愉快そうな男。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:0と1の数列が浮かんでは消えていくこの幻のような空間で、男はあなたの前に立っていた。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「死の女神よ、良い夢は見られたか」
ヘル:「……」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:0と1の文字列のみによって構築される空間は、この世界にヘルが訪れる時に通った道であり、それは同時に。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「ここは俺の領域だ。道を借りたんだから通行料くらい払えばどうだ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:男は嗤う。
ヘル:「お父様にツケておきます。使ったのはあの(ひと)ですから」
ヘル:「違いますか?」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「……まあいい。そういうことにしておこう」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「あの男は十分に働いたし、お前の生き死には今後の物語に関係ない。息災に暮せば良い」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:それに、と彼は思う。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:美しいものを見た。
ヘル:「息災に、ね」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「ああ、死の女神は、ただ二人だけ、自らとともに戦う勇士を遥か未来に得て、元の世界に戻って幸せに暮らしましたとさ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「XYZ《めでたしめでたし》」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「けど、一つ謝っておきたいと思ったのさ。君のような良い子にこれから悲しい思いをさせる」
ヘル:絶対零度の視線を、目の前の男へ向ける。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「彼らは俺が殺す。彼らは戦って死ぬ。彼らは君には二度と会えない」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:瞳は灼熱の恒星の如く、赤々と輝く。
ヘル:「何を言うかと思えば」
ヘル:「ふ、ふふ」
ヘル:「謝罪の必要はありませんよ、帽子の君」
ヘル:「二度と会えない覚悟など」
ヘル:「出会った時からしていましたから」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「良いね、良い女だ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:胸が熱くなっているのが、はっきりと分かる。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「俺はゼノスエージェント、”パルプ・フィクション”有葉緑郎」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「覚えておくと良い。ロキを唆し、あんたの冥府を荒らした男だ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「縁が有ったら遊んでくれ」
ヘル:「……それはそれは随分と」
ヘル:「大それた罪を犯した御方」
ヘル:「ですが、宣戦布告したい相手は、私ではないのでしょう?」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「……ああ、本命はあの二人。だが、ああ、そう」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「逃げ隠れが嫌いで、美人が好きなんだよな」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:パッと両腕を広げる。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「俺はあんたの敵だ。縁が有ったらよろしく頼む」
ヘル:「まあ、情熱的だこと」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「そうとも、特に神様は大好きだ」
ヘル:「……次会う事があるならば」
ヘル:「エーリューズニルで迎えましょう」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「That is not dead which can eternal lie, And with strange aeons even death may die.」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:まるで愛を謳うように、情熱を込めて。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「信仰は死を越える。死の城さえも、踏み越えてみせるさ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:そして、0と1に包まれた空間がチリチリと焦げ付くように赤く染まり始める。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「時間だな。サーバーの冷却が間に合わない」
ヘル:「貴方とのお喋りは、そう悪くはなかったですよ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:「ありがとう。お帰りはあちらだ。奴らが運良く七つの特異点を越えたら、今度はもっとゆっくり遊んでくれ」
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:空間に丸く穴が開く。0と1の文字列がそちらへとゆっくり吸い込まれていく。
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:男は、女神に背を向け
”パルプ・フィクション”有葉緑郎:炎の彼方へと歩き出す。
ヘル:「ご丁寧にどうも、帽子の君。良い報せが届くことを待ちましょう」
ヘル:「私、待つのは得意ですから」
ヘル:丸く空いた穴の向こう
ヘル:極寒の荒野へ歩き出す。
GM:色のない荒野。
GM:それが彼女の帰る場所。
GM:だが、そこが不思議と華やいだように見えたのは気の所為ではないだろう。
GM:待つことに離れている。
GM:けど、希望を胸に待つことは、彼女にとって――。

ヘル:彼女の館には、たった一輪だけ、永遠に枯れぬ花が飾られているという。

GM:本日はここまで! お疲れさまでした!
GM:明日はPC1,2のED!
GM:午後一時でいいかな!
”彷徨する者”モモ:いいよー
藤(肉球):了解!
ヘル:頑張ってね勇士達
”彷徨する者”モモ:がんばりましゅ……
藤(肉球):がんばりますっ

【目次へ戻る】

ED2「身も心もスイーツに」

GM:【ED2「身も心もスイーツに」】
GM:登場PC→別天ネムレ、モモ
GM:事件は無事に解決した。
GM:君たちはヘルが身を挺してロキたちをひきつけた間に社長の救出に成功したし、事件そのものもそれほど大きな問題としては扱われなかった。
GM:神性圏界の効果によって認識の改変が起きていた為に、極めて普通のヴィランによる誘拐事件としてしか捉えられなかったからだ。
別天ネムレ:いいのか……
GM:そして、そんな事件をヒーローが解決するのは当たり前。
GM:ヒーロー番組が新人二人の活躍を番組のピックアップコーナーで取り上げて、それであとはこともなし。
上戸ノア:「この通りだ。大いなる戦いの予兆なんて、誰も気づかないわけさ」
上戸ノア:そう言って、復活した喫茶”アソート”のカウンターに、パフェが二人分並べられた。
別天ネムレ:桃パフェ。缶詰ではない皮をむいた丸ごとの白桃と、桃のシャーベットがどんと乗った豪華なパフェ。白いホイップとシフォンが交互に挟まれ、ウェハースと刻んだ黄桃、ミントの葉がかざられている。甘くて美味しい。
”彷徨する者”モモ:憂い顔のノアを余所に
メッチャニコニコのモモ

別天ネムレ:「分かっていても、妙な感じがしますね。すべてがなかったことになる、というのは」
”彷徨する者”モモ:「凄いわ、すごいわ! こんなにいっぱいクリームのはいったデザート」
”彷徨する者”モモ:「あたし、はじめてみた!!」
別天ネムレ:「店がもう復活しているのは、まあ喜ばしいのですが」
上戸ノア:「全てが消えたわけじゃないさ。街の人の笑顔とか、それに」
上戸ノア:嬉しそうにパフェを食うモモを見て、幼子を見る親のような顔をする。
”彷徨する者”モモ:おいしい!!!
上戸ノア:「って訳だ。今日もうまい飯が食える。まあ女神様ともご一緒したかったが、そこはやむなしだな」
別天ネムレ:モモの様子にニコニコしながら、まるごと入った桃周りからホイップをすくう。美味しい。
上戸ノア:「モモ、ヒーロー活動はどうだった?」
”彷徨する者”モモ:「楽しかったわ」
単純な感想

上戸ノア:「続けられそうか?」
”彷徨する者”モモ:「女王陛下に会って、ガルムたちと会って」
「アングルボダや、ロキにも会ったわ」

”彷徨する者”モモ:「あたし、こんなに沢山お友達が出来てしあわせよ」
”彷徨する者”モモ:「ええ、勿論よ」>続けられるか否か
上戸ノア:「……そうか、ならばよかった」
上戸ノア:安心して胸をなでおろす。
上戸ノア:「きっと、君の旅路にはこれからいくつもの出会いがあるだろう」
上戸ノア:「その果てに、今と同じように旅路の全てを是と笑えるように、俺も力を尽くすとしよう」
上戸ノア:「ネムレくん、君もだ」
上戸ノア:「この先の仕事は、華やかなヒーローとしての活動ばかりにはならない」
上戸ノア:「それでも、胸を張って戦えるように俺たちも頑張るからさ。モモ共々、よろしくね」
別天ネムレ:「おれはアイドルか何かのつもりで、ヒーローを目指したわけじゃありません。華やかかどうかなんて、関係ありませんよ」
別天ネムレ:「今回のことだって、奇妙な感じだけれど、〝世はすべてこともなし〟ならそれに越したことはありませんからね」
別天ネムレ:そして、と眼を伏せる。長いまつげが影になった。
別天ネムレ:(あのコバルトを倒した、というのは。少し気持ちの整理がついた、気がする)
別天ネムレ:パラディン。かつての英雄、自分の恩人。彼はコバルトによって――
別天ネムレ:「これからも。どうぞよろしく、モモ、マスター」
別天ネムレ:顔を上げて、にこりと微笑んだ。
”彷徨する者”モモ:じっとネムレを見つめて
”彷徨する者”モモ:椅子に膝立ちして頭を撫でた。
”彷徨する者”モモ:なでなで。
別天ネムレ:「え、えっと、その」
別天ネムレ:まさかそんな行動に出られるとは思わず、どぎまぎしてしまう。恥ずかしい。でも。ちょっと心地良い。
別天ネムレ:(う、うーん。まあ、好きにさせておこう)
別天ネムレ:それに、彼女はなんというか、気を遣ってくれているのだろうし。
上戸ノア:クスリと微笑んで静かに頷く。
別天ネムレ:「……ありがとう」答える顔は、少し赤くなっていた。
”彷徨する者”モモ:「大丈夫よ」
「あたしもウェイトリーもいるのだもの」

”彷徨する者”モモ:「独りで抱え込まないでね、ネムレ」
別天ネムレ:「うん。頼もしい相棒が出来て、嬉しいよ」心の底から。
”彷徨する者”モモ:どや顔
”彷徨する者”モモ:「あたしも頑張るわ!」
GM:アーカムシティに迫る危機はひとまず去った。
GM:だが訪れた平和は次なる戦いの前の小休止の時に過ぎない。
GM:今こうしている間にも、彼らの時間は失われようとしている。
GM:そしてそれを見逃す彼らではない。かくて、ヒーローたちは零からスタートを開始した。互いに、心強い、仲間を得て。

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【ED3「Carry on my son」】

GM:【ED3「Carry on my son」】
GM:登場PC→別天ネムレ
GM:今後のことについてアソートで話した後。
GM:報告とお見舞いの為に、ネムレは入院していた社長の下を訪れていた。
別天ネムレ:シュークリームでもお見舞いに持ってきましょう。カットされて桃が挟んでいるやつ。
GM:病室には花、それにこの街のNo.1ヒーローユニット”ソード&シールド”の新曲のCDが置いてあった。
石刀八里:「──あら、ネムレ君?」
石刀八里:白いベッドの中に寝ころび、彼女は体を休めていた。
別天ネムレ:「こんにちは。お加減はいかがですか?」
石刀八里:「二人が頑張ってくれたおかげで怪我も無し。検査が終わり次第、すぐにでも復帰できそうね!」
石刀八里:「モモちゃんやマスターも元気そうでよかったわ。」
別天ネムレ:「ええ、喫茶でごちそうになりました。こちら、マスターがご用意してくださった、桃シュークリームです」
別天ネムレ:「大事なくて、何よりでしたが、ちょっとした休暇がわりにごゆっくりなさってもいいのでは?」
石刀八里:「そうねぇ」「これから先、もっと偉い騒ぎに……は、なりづらいんだっけ。」
石刀八里:そう言いつつ、桃のシュークリームを1つ手に取り、頬張る。
石刀八里:「厄介な相手だわ」
別天ネムレ:「そういえばこれからは、時を超えた戦いになるんでしたね」
石刀八里:「今回は私たちのホームグラウンドで迎え撃てたけど、次はそうもいかないでしょうね。」
別天ネムレ:紙コップの紅茶を出しながら。
石刀八里:「私も羽を伸ばしておかないとだわ……あ、ありがと」
別天ネムレ:「アウェイの戦いか……まあ、だからって弱音を吐くわけにはいきませんが」
石刀八里:コップに口を付け、唇を濡らす。
別天ネムレ:「何しろ、頼もしい相棒の前では、格好付けたいですからね」
別天ネムレ:ふふ、と無意識に笑みがこぼれた。
石刀八里:(フフ。若さね……)
石刀八里:「やる気十分で嬉しいけれど……懸念としてはもう一つあってね。」
別天ネムレ:居住まいを正す。
石刀八里:「今回はコバルト野郎が私たちに干渉してきた『だけ』だったけれど」
石刀八里:「──次からは、私たちも他の時代に干渉する側になる」
石刀八里:「私やマスターも全力でサポートはするけれど……」
別天ネムレ:「そうか、タイムスリップするということは。どんなささいな行動が、時間を大きくゆるがすか分からない。蝶のはばたきが、嵐を呼ぶように」
別天ネムレ:「あるいは、コインを落としたコップ。水がいっぱいになったその中に、コインを取ろうと手を入れれば、水があふれてしまうように」
別天ネムレ:「おれたちが、世界を破壊してしまうのかもしれない」
石刀八里:「ええ」「最終的にその世界の命運を決める者は、現地へ立つあなた達に『託されてしまう』わ」
石刀八里:「だからこそ」「あなた達の心が問われてくる」
別天ネムレ:「とんだ侵略者ですね」肩を落として嘆息。
石刀八里:「ま、手をこまねいていたらもっと酷いことになりますからね。」
石刀八里:傍らにある、“フォローウィンド”のフィギュアを手に取る。
石刀八里:「『彼』も……そういうとばっちりに巻き込まれたから」
別天ネムレ:「……大変な事件でしたね」
石刀八里:「ええ……」枕元にフィギュアを戻し。
石刀八里:「ネムレ君。貴方達に託すことしかできなくて、ごめんなさいね」
石刀八里:それは。ある意味で二人きりでしか言えない言葉だ。
別天ネムレ:「託されるのは、ヒーローの本懐のようなものですよ」
別天ネムレ:ヒーローの語源は自己犠牲だとか、そんな話を聞いた覚えがある。
別天ネムレ:けれど、自分はただ一方的に犠牲になるつもりはない。
別天ネムレ:「おれにとって、あの〝獣〟は忌まわしい物です。けれど、それがこうして役に立つ道があることは嬉しいし、モモにも出会えました」
別天ネムレ:引け目に感じないで欲しい、と言っても難しいし、それを口にすることはまた傲慢であるとも思う。
別天ネムレ:「それにですね、ミス。……こんな大冒険、なかなかできないし、ワクワクするじゃないですか」
別天ネムレ:にこっと、年相応の少年のように、とびきりの笑顔。
別天ネムレ:「これが危険なことは分かっていますし、おれがそんな風に、ちょっとワクワクしている……なんてのは、秘密にしていただけると、助かります」
別天ネムレ:しー、と。口に立てた指をあてて真顔になった。
石刀八里:「……ぷふっ」
石刀八里:「そうねぇ。ハネムーン代わりに私も自由さんと一緒に殴り込みたかったわ~」
別天ネムレ:「ふふ、早く帰ってこられるといいですね」
石刀八里:「世界中の歴史家がひっくり返るような大冒険をかわいいモモちゃんと二人っきりですもんね!」
石刀八里:「そりゃワクワクするのも致し方なしっと」ニコニコと微笑んでいる。
別天ネムレ:「そ、そんな完全にバケーションみたいなっ」鼻からぱっと赤くなってしまう。
石刀八里:「流石に冗談(ジョーク)混じりですけどね」「楽しいことにも目を向けられないのはもったいないのも間違いなし。」
石刀八里:「確かにこれはお互いの秘密にしておかなくっちゃ、ね?」
別天ネムレ:「ええ、ぜひとも」
石刀八里:「フフ……それじゃ、最初の調査までモモちゃんと仲良くしてあげる事!」
別天ネムレ:「それは、もちろんです!」
石刀八里:「それとネムレ君」
別天ネムレ:モモは他人のことを快く助けようとしてくれる。良い子だ。けれど、彼女自身がやりたいことがあれば、自分はそれを助けたい。今回は彼女個人の思いはあまり聞けなかったような気がするから、今後そういう話もできればな、と思った。
別天ネムレ:「はい」
石刀八里:「さっきの仕草」「機会があったらモモちゃんにもやってあげてね?」
石刀八里:「きっと喜ばれるわよ~?」
別天ネムレ:「時がきましたら……」
石刀八里:そう嘯く彼女は、愉しそうに笑みを浮かべていた。
別天ネムレ:その笑顔を見ながら、今回の戦いの終わりを改めて実感する。
別天ネムレ:これからの戦いは、先ほど話し合ったように、自分たちが世界の破壊者にもなりうるものだ。それは、どんな敵よりも恐ろしいことかもしれない。
別天ネムレ:(マスターはそれを見越して、モモを連れてきたんだろう)
別天ネムレ:彼女の力。世界につじつまを合わせるあれが、時の矛盾を押しとどめる抑止力なのだろう。それは間違いなく、自分たちの切り札だ。
別天ネムレ:その力に、ネムレ自身が裁かれることすらも、あるのかもしれない。
別天ネムレ:輪廻の獣。ここではない時、ここではない場所で、あの獣に堕さないためにも。
別天ネムレ:(ぼくは、最後まで彼女の隣で〝別天ネムレ〟として立ち続けよう)
別天ネムレ:獣の輪廻に世界を巻き込まず。矛盾の螺旋を打ち破り。
別天ネムレ:時を超えて、世界を救う旅へ。

GM:それでは以上をもって、DXFGOキャンペーン「GRAND JOURNY」第零特異点「特級英雄工廠アーカムシティ~黎明のカリヨン~」を踏破!
GM:改めてDXFGOキャンペーン「GRAND JOURNY」の開幕を宣言いたします!
GM:お疲れさまでした!
別天ネムレ:お疲れ様でしたー!
石刀八里:お疲れさまでしたァ!
GM:Carry on,
you will always remember
Carry on,
nothing equals the splendor
Now your life's no longer empty
Surely heaven waits for you

GM:覚えていてね
別天ネムレ:カリヨンそこかけてたのか
GM:そだよ!!!!!
別天ネムレ:いぇーい
GM:経験点計算ですが17+(侵蝕)でお願いします
別天ネムレ:もらえるのか! ありがてえ
別天ネムレ:じゃあ一話前のリビルドにも使えるなあ……
GM:まあみんな倍振ってるし20点ね!
別天ネムレ:倍振り3点なので20です!
”彷徨する者”モモ:私も20点だ!
”彷徨する者”モモ:おつかれさまでしたー!

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次回

第一特異点“断絶膨張魔宮ラビュリントス~純恋アイロニー~”