月下残響:破


PC1:真堂啓介(まどう・けいすけ)(キャラシート)PL:しんごろ
PC2:黒瀬 直(くろせ・なお)(キャラシート)PL:粘土
PC3:パイライト(キャラシート)PL:EXst
PC4:風眼 灯道(かざめ あけみち)(キャラシート)PL:黄色の月

メインログ雑談ログ

関連セッション

月下残響:序


目次

プリプレイ

【これまでのあらすじ】
 
4年前、UGNとFH双方の大規模な衝突により発生した<崩落戦>により、13の区画に再編された首都近郊に聳える大都市・N市。
そのなかでも屈指の戦闘力を誇る第12支部を擁する12地区に、全面抗争を仕掛ける敵あり。
“インヴィジブル・ハンズ”。
かつてこの街で幾度となく再編前の第9支部および、真堂・黒瀬両家と刃を交えた暗殺者集団。
当主である“レイス”の敗走を機に緩やかに破滅への途を辿ったと思われた彼らは、しかし静かに爪を研ぎ、再起せんと闇の中で息を潜めていたのだ。
幹部である五凶手は、N市にて暗躍する旧第9支部副支部長・東雲隆夜を客将とし、
彼の率いる犯罪組織“星隆会”の手引きを経てN市へ潜入。
 
こうして区内へ潜り込んだ<闇の仕手>は、新たなる主“女皇蜘蛛”ナクアの秘技“蜘蛛の巣”の展開を狼煙に宣戦布告。
12地区を守護するUGN、フリーランス達により結成された“レジスタンス”、市内にて共同戦線を展開するストレンジャーズ第10小隊の同盟軍と、
六凶手率いる“インヴィジブル・ハンド”との血戦は、かくして火蓋を切ることとなった。
果たして長い夜の果て、生き残るのはどちらか───

ミドル8

GM:シーンプレイヤー 真堂啓介(ほか登場可能)
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:52->57)
GM:まずは戦況の確認・情報収集の再開を行うパートになります
真堂啓介:真堂啓介の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:31->36)
パイライト:パイライトの侵蝕率に+10(1d10->10)(侵蝕率:73->83)
黒瀬直:ギャー
風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を6増加しました(侵蝕率:43->49)
GM:-------------------------------------------------------------------------------
GM:N市12地区 七原駅

GM:君たちは六凶手“魔宮蝣主”の死後、本来のターミナル駅としての姿を取り戻した七原駅を臨時の拠点として再集合している。
GM:六凶手“鋭牙潜影”の迎撃に向かった黒瀬直・パイライトの両名も健在だ。
GM:ひとまず、君たちは無事最初の戦いを生き抜くことができた。
真堂啓介:「まずは一手、仕遂げたといったところかな。……皆、無事で何よりだ」
真堂啓介:羽織は血と砂埃で汚れてはいるが、五体満足で。力の抜けた薄い笑みも、普段通りに。
パイライト:「助けも来てくれたので」
風眼灯道:「こちらにも援軍が来ていました。有難い限りです」
風眼灯道:拠点設営の際に着替えと予備の箱鞘を持ってきてもらっている。
真堂啓介:「ああ。こちらには、天ヶ瀬くんと……"ストレンジャーズ"から、アラタくんがな。指揮官不在ながら、務めを果たしてくれているようだ」
黒瀬直:「こちらには一条さんと桑畑くん。それから"血風景刃"が来た」
黒瀬直:「私の妹分と交戦したそうだ。よくやってくれているようだね」
真堂啓介:そうか、と小さく頷いて。
真堂啓介:「"メテオフォール"ともな、交戦…いや、邂逅、と言うべきか。接触があったと聞いている」
真堂啓介:「蕎麦を食べに来ていたそうだ。……本当に変わらんなあ、そういうところは」
黒瀬直:「そうか」第12支部の制服?である巫女服を捨て、紅白の礼服に衣替えしている。昔使っていた戦装束だ。
パイライト:「師匠の知り合いらしいというか」
風眼灯道:「……魔宮蝣主以外の六凶手も、それぞれ活動の準備を進めているようですね」
真堂啓介:「……ああ。皆の、そして黒瀬とパイライトくんのおかげで、俺と風眼くんは目的を果たすことができた。しかし」
真堂啓介:「あと、4人。討ち果たすべき凶手は残っていて、そして。伸びる腕はそれだけとは、限らない」
黒瀬直:「インヴィジブル・ハンドはもちろんのこと。星隆会戦力も活発に動いてると聞く」
黒瀬直:「手が回りきらんのは、やはり歯痒いものだな」
パイライト:「……みんな無事だといいけれど」
真堂啓介:「無事さ、きっとな。……自分に出来ることをやっている限り、人というのは、そう簡単にはくたばらん」
真堂啓介:「俺の部下は、仲間たちは。皆、それが出来る者たちだと信じている」
パイライト:「……」腰の短刀へわずかに触れて。頷く
風眼灯道:「……そして、俺たちにできることをするのがみんなにとっての助けになるはず。」
黒瀬直:「畢竟、出来ることしか出来んからな。故に私たちがすべきこと……」
風眼灯道:得物を確認している。直接触れないようにしながら。
黒瀬直:「真っ直ぐ行って首級を取る。そのために動くとしよう」

GM:【戦況確認】
GM:12支部の現状況─健在。“焔羅王”一条凛太や“コルヴァズの剣”天ヶ瀬アマタが帰投。
GM:“レジスタンス”から一部戦力が合流。近隣住民の避難対応や付近の防衛に専念中。

GM:ストレンジャーズ第10小隊─なおも分断中。小隊長である<ドグマ95>は星隆会の陽動により区外へ。
GM:“蜘蛛の巣”の影響により部隊は離散状態であり、残された非オーヴァード隊員が民間人の救助・ライフライン維持に専念。
GM:オーヴァード戦力は星隆会や<闇の手>との交戦を散発的に繰り返しつつ、各地で転戦。
GM:現在、12地区内で活動中の部隊員はオーヴァード・非オーヴァード双方含め
GM:6D10 最大30人
DoubleCross : (6D10) → 27[7,6,2,3,4,5] → 27

GM:同部隊の全隊員60人のうち、27名が活動中。

GM:“レジスタンス”─12地区こと七原町全域で活動中。
GM:フリーランスの傭兵やバウンサーの中で親UGN派のものや地域土着の呪術師、UGNイリーガルを筆頭に横のつながりで構成された抵抗勢力。
GM:“蜘蛛の巣”により通信網が分断される中、各地で草の根的に星隆会や<闇の手>と戦闘。
GM:一部のイリーガルは民間人の救出や保護に奔走している。
GM:現在“レジスタンス”に合流し活動中のオーヴァード人数
GM:(1D3)*100 最大300人
GM:1D3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:最大値出た。300人います。
GM:……とはいえ、これだけの人数をもってしても尚、かろうじて互角の状況を維持できているというのが現状だ。
GM:今後12地区内における勢力がどちらの優勢に傾くかは、君たちの活躍に託されている、と言っても過言ではないだろう。

GM:【調査項目】
GM:以下の項目が調査可能
GM:▼六凶手
GM:【“女皇蜘蛛”】【“老鷹”】【“血風景刃”】【“星堕し”】
GM:について
GM:以上の4つから調べて、挑戦権を得ることができるぞ。
黒瀬直:わたしは血風景刃かな。やはり。
風眼灯道:ここで全部抜いておきたいところですね。
GM:【“血風景刃”】については<情報-UGN>で12/黒瀬直は9/真堂啓介は10で挑むことが可能です。
パイライト:“老鷹”に行こうか
風眼灯道:じゃあ“女皇蜘蛛”を。
GM:【“老鷹”】については<情報-UGN>で達成値11となります。
GM:【“女皇蜘蛛”】は<情報-UGN>で達成値10
黒瀬直:判定難しいな、という人は言ってね
パイライト:財産点あるから行けるかな
黒瀬直:砂の加護を飛ばす。こちらは財産でまあまあ
真堂啓介:押忍。こちらは大丈夫。目標値が高いのを当たろうと思います。
GM:真堂さんは先に三人の動きを様子見ますか?
真堂啓介:あ、【“星堕し”】については目標いかほどでしょう。>GM
GM:【“星堕し”】に関しては目標値12/真堂さん・黒瀬さんが調査する場合は9ですね
風眼灯道:コネオンリー財産0だとちょっと不安なので援護あると嬉しいですね……
黒瀬直:《砂の加護》を使用。侵食+3して風眼くんのダイス+6
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+3した(侵蝕率:57->60)
真堂啓介:押忍。ではこちら、漏れたのを埋めに行く感じでいこうかと思います。
黒瀬直:これで私もダイスボーナスというわけよ
GM:やる ねェ
風眼灯道:ウオーッ砂の加護パワーがみなぎって来るぞい
黒瀬直:【“血風景刃”】コネ:UGN幹部、情報:UGNで判定。
GM:はい。
黒瀬直:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 7[3,4,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

黒瀬直:財産1で成功。残り4
風眼灯道:<情報-UGN>で【“女皇蜘蛛”】に挑戦!コネ使用してさらにダイス+2!
風眼灯道:10dx+1>=10
DoubleCross : (10R10+1[10]>=10) → 9[1,2,3,3,5,6,6,7,8,9]+1 → 10 → 成功

真堂啓介:ヒューッ!
風眼灯道:セフセフ
パイライト:よかった
パイライト:“老鷹”を当たります。コネ:UGN幹部使って
パイライト:5dx+1>=11
DoubleCross : (5R10+1[10]>=11) → 9[1,2,7,7,9]+1 → 10 → 失敗

パイライト:財産1点消費、成功に
パイライト:残り10点
真堂啓介:では、残った【“星堕し”】を。《C:ノイマン/生き字引》で。
真堂啓介:7dx7+3+1
DoubleCross : (7R10+3+1[7]) → 10[1,1,1,4,5,9,9]+5[1,5]+4 → 19

真堂啓介:問題なく!
真堂啓介:真堂啓介の侵蝕率を+3した(侵蝕率:36->39)
黒瀬直:さすが
パイライト:危なげも無い
風眼灯道:これがノイマン……
GM:各情報を開示します

【六凶手─“血風景刃”】
“インヴィジブル・ハンド”所属の暗殺者。六凶手の一員であり、エグザイル/モルフェウスの複合能力者。
“インヴィジブル・ハンド”に残存する“レイス”の高弟では数少ない生き残りであり、幾度となく黒瀬直および真堂啓介と渡り合った狂剣士。
能力により自身に流れる血のひと雫、髪の毛ひとつまでも刃に変換することが可能。
この能力を防御転用することにより、肉体への攻撃を複数の刃で束ねて受け止めるほか、全身を一気に剣へと変換・展開することによる殺人的な剣圧の発生で周囲の敵を瞬間的に切り刻むなど、異形の剣技を操る。
機械の身体を得たあとの“レイス”と共に編み出した四刀流と併せて、攻防ともに高い実力を誇る。
また、特殊な技法により自身の獣としての側面と人としての側面を巧みに使い分けることができ、この技法によりジャームでありながら暗殺者としての判断能力は未だ健在。
▼挑戦に関して─“血風景刃”に血戦を挑む場合、黒瀬直は強制出撃となる。ほかのメンバーは任意に選出・救援募集可能。
▼行動─1D10を振って7~10が出た場合(ほかの六凶手が死亡後は4以上が出た場合)戦闘を開始。
“レジスタンス”“ストレンジャーズ”“UGN”のいずれかと交戦する。
三勢力のいずれかが1D10(UGNは2D10)を振って7以上が出た場合はネームドが交戦。1D3ラウンドの足止めに成功。
7以下が出た場合は非ネームドのみでの戦闘となり、2D6人(最低保証3)人中、1D6人が死亡。
▼“女皇蜘蛛”への挑戦時に健在の場合、“女皇蜘蛛”の戦闘に助成する。
また自身がフリーの状態で黒瀬直が戦闘に参加した場合、これを強襲する。

【六凶手─“老鷹”】
“インヴィジブル・ハンド”六凶手のひとり。バロール/ブラックドッグ複合能力者。
現在12地区へ襲来する“インヴィジブル・ハンド”幹部の内では最古参。
第一次世界大戦・第二次世界大戦の二度の戦争を中華民国軍および解放軍の超人兵士として参加。
戦後の混乱期にFHへと参入。その後FHエージェントとして活動する中で“レイス”と邂逅。
その後いかなる心境か彼の軍門へ下り、“インヴィジブル・ハンド”を成す双璧の一つとして暗躍を繰り返した。
“インヴィジブル・ハンド”加入以前のFH内部でのコードネームはタロン。あるいはマスター・タロン。
マスターとしての位階は“インヴィジブル・ハンド”参入時に返上しているが、その拳技は健在である。
根っからの戦闘狂で、自らと互角に戦える者を絶えず渇望するそのさまは“メテオフォール”に通ずるものがある。
▼挑戦に関して─最終血戦を除き、単独への挑戦不可。このシナリオの最終難関である。
▼行動─“女皇蜘蛛”健在時、彼女の護衛として常に行動を共にする。
【特殊行動─“女王蜘蛛”からの分断】を実施時、判定に成功することで同盟勢力および12支部による決死の作戦で引き剥がすことが可能。
“老鷹”は“女皇蜘蛛”健在時は彼女の傍に控える必要があるため、ほかの“六凶手”への救援に向かうことはない。

【六凶手─“女皇蜘蛛(オーバーロード)”ナクア】
“インヴィジブル・ハンド”六凶手のひとり。能力はエグザイル/ウロボロス複合型。
現在第12地区で活動する“インヴィジブル・ハンド”の旗頭として用意された少女。
“レイス”の血を引いており、それゆえに当主なき後の“インヴィジブル・ハンド”を率いる。
12地区への侵攻に際し、“レイス”を滅ぼしたUGNが自身を、ひいては“インヴィジブル・ハンド”を打倒することを望んでいる。
“老鷹”だけはそれを承知であり、この勝負はナクアと彼との対決でもある。
彼女の秘技“蜘蛛の巣”は展開した領域を外部と完全に隔離する無敵の障壁であり、いかなるオーヴァードであっても破壊・越境は不可能である。
また、内部の空間・時間も歪曲状態に移行し、展開領域内ではオーヴァード以外は異常を知覚することさえ不能。
僅かな時間の遮蔽に留まれば異常はないが、長時間この時空間異常の影響に晒された場合はその限りではない。早急に撃破する必要があるだろう。
▼解除方法─“女皇蜘蛛”ナクアの撃破。
▼挑戦─“女皇蜘蛛”ナクアへの挑戦は、彼女へのロイスを持つものがいる場合強制出撃となる。
戦闘には六凶手が存命の場合、存命する六凶手全員が結集する。心せよ。(メンバーの分割などにより【分断】することは可能)
▼行動─運命を厭う女皇は、自ら積極的に行動することはない。ただ己の最期を、玉座にて待ち望むだけである。

【六凶手─“星堕し”】
“インヴィジブル・ハンド”に客将として招かれた男。UGN旧第9支部副支部長。
“メテオフォール”“アビューズ”など複数のコードネームを持ち、都度使い分ける。本名は東雲 隆夜。
シンドロームはキュマイラ/バロール/エンジェルハイロゥ。
極限まで磨き抜かれた戦闘技能と、オーヴァードとしての異能。その拳は時に星さえも引き寄せ、打ち砕く。
かつては真堂・黒瀬両名と肩を並べた朋友であり、かつての“インヴィジブル・ハンド”や“レイス”とも幾度となく対峙した。
<崩落戦>発生時もUGN側として参戦し、FH側に属するオーヴァードの多くと交戦・撃破に寄与している。
豪放磊落で鷹揚な人物であり、同時にどこまでも自らの利に聰い。虎の剛さと狐の強かさを備えた、獣性の体現者。
UGN再編時には第12支部の支部長へ移行した真堂啓介に代わり、第9支部長の座を継ぐという案も出ていたが、
直前になってUGNへの背任行為の嫌疑を受け、支部長就任は取り消され、本人も拘束された。
 
その後は複数の背任に対する嫌疑──<崩落戦>の予兆を察知しながら黙認していた、自らと対等に渡り合うオーヴァードを生み出すためにFHへ便宜を図っていたなど複数の黒い噂があるが、いずれも真偽定かではない─から、
本部への移送・裁判を経て凍結あるいはジャームとしての処分が定まっていたが、直前に“刺青の男”あるいは“蜥蜴”と呼ばれる超越存在の接触を受けた部下がこれを妨害。脱走することになる。
脱走後はかつての旧第九支部から自らを慕ってついてきた部下や、FHからの離脱者を集め犯罪組織・隆星会を結成。
接触者ではないものの、彼らの中から自らと渡り合う者が生まれる可能性かれこれを支援、ある時は“アビューズ”として、
またある時は星隆会の会長である東雲隆夜として、レネゲイドの裏社会にて暗躍を繰り返した。
▼挑戦に関して─最終血戦を除き、単独への挑戦不可。このシナリオの最終難関である。
“メテオフォール”への挑戦は“剣匠卿”真堂 啓介が強制出撃となる。
▼行動-六凶手が全員存命中は、12地区を回遊し自ら攻撃に出ることはない。
六凶手から戦死者が出た場合、行動開始。
1D10を振り10-(撃破済みの六凶手*2)以上の数字が出た場合,戦闘開始。
“レジスタンス”“UGN”のいずれかと戦闘する。
2D10を振って,20が出た場合はネームドを交えて戦闘。1ターンの足止めに成功する。
それ以外の場合は1D10の非ネームド戦闘員(最低保証3)と戦闘し、2D10人を殺傷する。
▼“メテオフォール”はあくまでビジネス以上に“インヴィジブル・ハンド”に肩入れする気はない。
が、客将としての立場上、最低限の仕事はせねばならない。そのため、“女皇蜘蛛”への挑戦が発生時、これの救援を行う。

GM:◆情報は以上となります
GM:【特殊行動─女皇からの分断作戦を決行する】が可能になりました。
GM:【“女皇蜘蛛”】【“血風景刃”】への挑戦が可能になりました
GM:-----------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆質問に関しての補足説明
GM:次回の挑戦時に【特殊行動】で女皇からの分断を実施した場合、
GM:最大3人を分断可能です(老鷹に関しては自動的に同盟勢力と12支部が引き受ける形になるため、実際に戦闘を行うことになるのは最大2+1人のボスエネミーとなります)
GM:--------------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:【出撃選択】
GM:現在、大きな案としては以下の二つがありますね
GM:1.“血風景刃”の撃破に専念。
GM:【救援要請】なしでまずは“血風景刃”に挑み、撃破後に“女皇蜘蛛”の討伐に向かう案です。
GM:“メテオフォール”は1T野放しになりますが、確実に敵を討ち取る可能性が高い選択肢……かも、しれません。
GM:2.“女皇蜘蛛”と“血風景刃”を分断。
GM:パイライト・風眼の二人と黒瀬さんがそれぞれ固定出撃となりますが、
GM:同盟勢力に救援要請を発信することが可能なため、パーティーの戦力が増強される可能性もでる案です。
GM:さらに【特殊行動】に成功すれば、“老鷹”を分断することができるので、2体同時撃破という1戦目に並ぶ快挙が期待できる!
GM:……かもしれません。
GM:3つ目の選択肢として、ちょっと考えたんですけど
GM:【特殊行動】もしくはPT分割で“老鷹”ではなく“メテオフォール”を分断する、という手もありますね
GM:遊撃型エネミーの戦況行動で被害者を出す確率は“メテオフォール”の方が高いので
GM:こちらを先に分断して時間稼ぎつつ、“女皇蜘蛛”討伐を急ぐ、という方法です。
真堂啓介:PCで分断…なるほど…。
GM:【特殊行動】と併せて分断する場合、ナクアから“老鷹”“メテオフォール”のふたりを取り除いて
風眼灯道:ふむふむ
GM:ある程度シンドロームと攻撃手段の予想がつく“血風景刃”と“ナクア”の二体
GM:これを相手取る形で行動ができるのが利点です。
GM:ただし、先にデメリットを申し上げますと
GM:“メテオフォール”はデータ特性上、最終血戦以外でほぼダメージが通らない仕様になっています。
風眼灯道:なっ
真堂啓介:ヒェッ……。
GM:なので、PCが出撃した場合、2R前後の耐久戦になります。
黒瀬直:うわあ
パイライト:うーむ
GM:メリットは相手の攻撃手段が見えることですね。
GM:また、【特殊行動】で“メテオフォール”を分断した場合、決死の作戦となりますので
GM:NPCは高確率で戦死します。
風眼灯道:持久戦の場合、倒したわけでもないからクールダウンも受けられない感じですかね?
GM:そうですね。通常のバックトラックは可能です。
GM:また、明確化しておくと「破」のクリア条件は“女皇蜘蛛の撃破”なので
GM:ナクアの撃破時点で全員の侵蝕率が100以下になればPL的にも安心でしょう。
風眼灯道:返答ありがとうございます!
真堂啓介:確認を。メテオフォールの分断は「特殊行動でNPCを動員して」かつ「PCが戦闘で2ラウンド生き延びる」となりましょうか。
GM:いえ。「特殊行動でNPCを動員して分断する」か「PCがPT分割して戦闘で2ラウンド生き延びるか」ですね
真堂啓介:は、ありがとうございます!
GM:ただPT3分割するとその分のカット進行がどえらいことになりそうなんで
GM:メテオフォールをPC使って分断する場合はそうですね。通常の戦闘を行わずに簡易判定戦闘にしましょうか。

◆出撃決定
血戦─“血風景刃”VS“デモン・ストレイト”
血戦─“女皇蜘蛛”VS“不諦刀”“銘無き黄鉄石”
血戦─“星堕し”VS“剣匠卿”

GM:-------------------------------------------------------------------------------------------------------
真堂啓介:「……“魔宮蝣主”と“鋭牙潜影”は斃れ、ひとまず、大規模な破壊は落ち着いたと見ていい」
風眼灯道:「残る凶手は4人、ですね」
真堂啓介:簡易拠点の卓上に広げられた地図、その上の二つのコマを、かたんと倒す。
パイライト:「……残りが簡単だとは、口が裂けても言えないけれど」
黒瀬直:「残る4人の方針は二つに別れる。待機か遊撃か、だ」
真堂啓介:「"女皇蜘蛛"には、こちらから仕掛ける他ない。……あちらも、それを望んでいるような素振りさえ見える」
パイライト:「……」
風眼灯道:「…………」
パイライト:「殺しに来い。誘いとしては直接的だ」
真堂啓介:「誘いに乗るのは、不服かね」
パイライト:「どうだろう。でも」
パイライト:「誘われたなら応えるべきだと思うよ。……まぁ」
パイライト:「少しばかり。望む答えを返せるかは、不安だけど」
風眼灯道:「一人であれば……存分に文句も言いましたが。」
風眼灯道:「ここまで大規模にやられたなら、適当に受け流すのは侮辱となるだけでしょう」
風眼灯道:「どう終わるにせよ、俺は一度穿つとします」
真堂啓介:「この街を離れろ。最初の邂逅でそう告げたのだったか、彼女は。……なら」
真堂啓介:「その真意を今一度確かめるのも、ああ。君らの役目なのだろう」
真堂啓介:少しだけ、申し訳なさそうに目を伏せてから。
真堂啓介:「……さて。では黒瀬」
黒瀬直:「うむ」
黒瀬直:「各々、行くか」
真堂啓介:「ああ。そちらは任せる。風眼くんやパイライトくんと併せて、救援が回れるよう手配しよう」
真堂啓介:「無論、屋敷の面々に声をかけてもらっても構わん」
黒瀬直:「ああ、"血風景刃"。彼女とも随分長い付き合いになった」
黒瀬直:「……失ったものは、互いに多かったが」
黒瀬直:「今度こそは。確実に仕留めてこよう。啓介は逸るなよ」
真堂啓介:「心得ているとも。……奴はこちらの思惑など見通しているだろうがね。それならそれで、やりようもあるさ」
真堂啓介:「……さて、というわけでだ。風眼くん。パイライトくん」
風眼灯道:「──はい」
パイライト:「はい」
真堂啓介:「"老鷹"への陽動は、協力してくれている面々に依頼しておく。"女皇蜘蛛"への道は拓かれるだろう」
真堂啓介:「"血風景刃"には黒瀬と、こちらも協力者を募る。……仕遂げてくれるだろう、きっと」
真堂啓介:「そして、"星堕し"……"メテオフォール"は、うむ。俺がなんとかする。おそらく仕留めるまではいかんだろうが……」
真堂啓介:「なに、君らの邪魔はさせんよ。それだけは約束する」
風眼灯道:「……」
風眼灯道:「ありがとうございます、真堂さん」
風眼灯道:ぺこりと頭を下げる。
パイライト:「……そこは信じます」
パイライト:「果たして、みせます」
真堂啓介:「団地に向かっているという……爆撃部隊、か。それについては、心配は要らんよ」
真堂啓介:つい先刻もたらされた、にわかには信じ難い話に。さも当たり前のように。
真堂啓介:「声を上げ、立ち上がってくれた者がいる。……先ほど、皆が助けてくれたように」
真堂啓介:「俺たちは決して独りではない。……いいな?」
真堂啓介:皆に、そして自分に、念を押すように。
風眼灯道:「無論」
風眼灯道:僅かに頷く。それだけでいい。
パイライト:腰、柄に触れる。与えられたものは数多い。そのうちのひとつ
パイライト:忘れたことはない。だから、頷くだけだ
黒瀬直:彼女らとの戦いで、長年の戦いで。
黒瀬直:たとえ多くを失っても、私たちの足跡はそれだけではないから。
黒瀬直:「まったく、心強いものだよな」
真堂啓介:ほんとうに、と。頷く顔は、どこか満足そうで。
真堂啓介:「さて。では早速─」
真堂啓介:行こうか、と。得物を手に、羽織の砂埃を払う。
パイライト:各々の役目を背負い、動き出す。
パイライト:立ち上がり、静かに進む背に声をかけた
パイライト:「師匠」
真堂啓介:「うん?」
真堂啓介:視線は、前に据えたまま。いつか、少年だった姿で、そうしていたように。
パイライト:「心配はしてないけれど」
パイライト:「どうか無事に。まだ夜は長い」
パイライト:横に立つ。白の羽織が並ぶ
パイライト:「古馴染みと呑んで潰れても。迎えにいく余裕はない」
真堂啓介:「……言うようになったなあ、きみも。うむ、ではせいぜい」
真堂啓介:「黒瀬に小言を食らう程度にするよう、努めよう。……皆もな」
真堂啓介:「また、後で」
真堂啓介:白と黒、剣持つ手と未だ剣ならざる者。ふたり、合い切らない歩調で歩き出す。
GM:-----------------------------------------------------------------------------
GM:◆シーン8カット/ロイス・購入可能
風眼灯道:少女のロイス感情を更新!
黒瀬直:マイナーでスーペリアルネットワークの対象をエグザイルに変更
真堂啓介:ロイス、パイライトくんに「■期待/隔意」、風眼くんに「■信頼/憐憫」で取得。
パイライト:黒瀬さんへロイス。「あの人とは違うけれど:〇安心/不安」
パイライト:少女へのロイス変更。「〇応えるよ/脅威」
真堂啓介:風眼くん用のナノメディカルスーツ、狙ってみましょう。
真堂啓介:2dx+3>=18
DoubleCross : (2R10+3[10]>=18) → 8[5,8]+3 → 11 → 失敗

黒瀬直:前回戦闘で取り忘れていた愛し子:パイライト/P幸福感:N罪悪感〇 取得
真堂啓介:足りぬ…!以上です。
風眼灯道:自分もナノメディカルスーツに挑戦!その後応急セットも使っておこう
風眼灯道:〈傷を付けてしまうな〉ナクア:穿つ/〇不快感で取得!
風眼灯道:2dx+1>=18
DoubleCross : (2R10+1[10]>=18) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗

風眼灯道:だめだわ。続けて応急セットの回復!
風眼灯道:3+2d10
DoubleCross : (3+2D10) → 3+3[2,1] → 6

黒瀬直:購入、ナノメディカル・スーツ。《砂の加護》を使用。侵食+3してダイス+6
風眼灯道:ひくい……まあ3点分は確保できたしヨシ!以上です
黒瀬直:9dx+1>=18
DoubleCross : (9R10+1[10]>=18) → 8[3,4,4,5,6,7,8,8,8]+1 → 9 → 失敗

パイライト:折角だ、こちらもナノメディカルスーツを
風眼灯道:みんな……ありがとう……!
パイライト:ちょっとしんどいので加護は抜きだが
パイライト:3dx>=18
DoubleCross : (3R10[10]>=18) → 9[5,8,9] → 9 → 失敗

パイライト:うーんー。情報は全て割れてるけど
パイライト:ええい、やったれ。財産9点吐く、持っていって
風眼灯道:ありがとう!こちらが出せる者はこの着ぐるみくらいしかないが……
風眼灯道:良ければ使ってほしい
パイライト:防具あるから誰か着る?
黒瀬直:私も着てるしね
真堂啓介:行動は−1か。頂いても?
風眼灯道:どうぞです!
真堂啓介:ありがたい!
風眼灯道:ナノメディカルスーツに装備変更して以上!
GM:-----------------------------------------------------------------------------
GM:【戦況推移】
GM:“魔宮蝣主” “鋭牙潜影”討伐により同盟軍の士気が向上!
GM:“レジスタンス”の効果が[被害者総数-20人]から[2D10]*10人の民間人保護に変化。
GM:“ストレンジャーズ”の効果が[2D10]*20人の民間人保護に強化
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+3した(侵蝕率:60->63)
GM:UGN第12支部に“焔羅王”一条凛太および“コルヴァズの剣”天ヶ瀬アマタ到着。12支部は以下の支援効果を取得。
GM:【戦況推移】ごとに[1D6]*10人の民間人保護
GM:【医療班】の活躍により、“血風景刃”および“メテオフォール”との交戦から死者発生時、全滅ではない場合死傷者数-1

GM:▼同盟軍行動
GM:“レジスタンス”の活躍
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[3,7] → 10

GM:七原町全域より、100人の民間人保護に成功!
GM:“ストレンジャーズ”の活躍
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 11[3,8] → 11

GM:七原町全域より、民間人220人の保護に成功!
GM:▼UGN第12支部の活動開始
GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 4

GM:七原鹿島神社付近の民間人40人を、支部にて保護。

GM:▼“インヴィジブル・ハンド”行動開始
“女皇蜘蛛”ナクア:“女皇蜘蛛”は虚なる玉座にて挑戦を待つ。
“老鷹”:“老鷹”は傍らで盤面の推移を見つめている。
“血風景刃”:“血風景刃”は……
“血風景刃”:1D10
DoubleCross : (1D10) → 2

“血風景刃”:“血風景刃”は仇敵の到来を感知。闘いの時に備えている。
“メテオフォール”:“メテオフォール”は……
“メテオフォール”:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4

“メテオフォール”:“メテオフォール”は退屈そうにあくびをしている。
GM:--------------------------------------------------------------------------------------------

ミドル9

GM:--------------------------------------------------------------------------------------------
GM:【シーン9】
GM:シーンプレイヤー 真堂啓介/黒瀬直
真堂啓介:真堂啓介の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:39->44)
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:63->68)
GM:--------------------------------------------------------------------------------------------
GM:───君たちは、今でも思い出す。永きに渡る闘い、その瞬くような結末を。
GM:“レイス”と呼ばれた剣鬼と、先代の真堂家当主との死闘は、まさしく一瞬の出来事で。
GM:まばたきをする間に重なり合うように繰り出された幾千、幾万の剣閃の果て。勝利を収めたのは───
“レイス”:「がっ───」
“レイス”:肺の中に残った空気を絞り出すように、盛大に血を吐く。
“レイス”:潰れた胸、裂かれた腕、足元に転がる砕かれた剣。致命傷は誰の目から見ても明らかであった。
GM:キミの父が、“レイス”に刃を向け、何事か言葉を投げかける。
GM:“レイス”はその言葉に幾度か答えを返し、そして。
GM:隔り世の幽鬼じみた面の下から覗く残された眼が、しっかりとした眼光で敵を睨み据える。
GM:キミの父は、剣鬼にトドメを刺さんと刃を振りかざし───。

GM:結論から言えば、君たちはこの時、“レイス”を逃すこととなった。
GM:介錯の一撃を放とうとした真堂家当主目掛けてインタラプトを繰り出した“老鷹”と、
GM:血濡れの形相で、半死半生にも関わらず師を救うために駆けつけた“血風景刃”によって。

GM:だが、この時の君たちにとっては逃がした、というよりも助かった、という実感の方が強かったかも知れない。なにせ。
東雲隆夜:「よお、生きてるか?」
東雲隆夜:君たちに負けず劣らず、ボロボロの有様となった東雲が声を掛ける。
真堂啓介:「なんとかな。……生きているだけ、とも言うが……」
真堂啓介:全てが終わる一瞬を、どこか遠くを俯瞰するように見ていた。そんな意識が、現実に引き戻される。
真堂啓介:「……勝ったのか。俺たちは」
東雲隆夜:瞑った左瞼には生々しい刀傷の痕。
東雲隆夜:「応。少なくとも、負けちゃいねえよ」
黒瀬直:「……まだだ」
黒瀬直:「まだ勝ったわけでも、負けたわけでも、終わったわけでもない」
黒瀬直:「30分くれ。それだけあれば追撃に移れる」
黒瀬直:4割ばかり刻まれた肉体を修復。否、再構築中。
黒瀬直:無論、無茶なことだ。そのように動いていたなら、今頃生きてはいなかっただろう。
真堂啓介:「……そう、だな。まだ続きがある。だが」
真堂啓介:「直。それは、今じゃない」
黒瀬直:「好機だ。奴が死に体なんだ。またとないことだ」
黒瀬直:「連中を今度こそ、仕留めるには」
黒瀬直:昏く光る瞳に映るのは、もうここに居ないもの達の姿。
黒瀬直:「……逃すべきだと、思うか?」
黒瀬直:だが、返答を窺う時は。彼の瞳を逸らさずに。
真堂啓介:「……もちろん、それは否だ。ああ、だが」
東雲隆夜:「追って殺せりゃ、そいつが一番だろうがなァ」
東雲隆夜:ポケットをまさぐって、煙草のパッケージを取り出す。中身が無事であることを確認し、しめしめという顔。
真堂啓介:向けられた視線を、己の視線で受け止めて。そして、その視線を─。
真堂啓介:─パキン、と。あっけなく、限界を迎えた鋼が砕ける音がする。
真堂啓介:その音の元。半ばで砕けた愛刀に、一瞬だけ向けた視線を、再び旧友たちへ向けて。
真堂啓介:「死ねば終わり。それは、俺たちも同じだ。……親父殿もきっと、そう言うだろう」
東雲隆夜:「おれも啓介も、正直なところ今日はガス欠だな。行ってこれ以上真堂のオヤジさんに世話掛けるこたァねえよ」
東雲隆夜:「それより、悪い。火ィあるか?」壊れたオイルライターを見て毒づいてから。
真堂啓介:「隆夜ほど切り替えが早いのもどうかと思うぞ、俺は」
真堂啓介:苦笑いを浮かべて。懐から使い捨てのガスライターを取り出して、放って寄越す。
黒瀬直:「……命だけ抱えて、満足せねばならんか」
東雲隆夜:「へへ、こいつぁ重畳」紙巻タバコに火をつけて一服。
東雲隆夜:「勝ったわけじゃねえが、負けたわけでもねえ。お前が言ったことだぜ」
東雲隆夜:「そいつあ向こうも一緒だろ。あそこまで必死な連中を見たことあったか?」
黒瀬直:「次はより狡猾に、研ぎ澄まされてくるということだ」
黒瀬直:「強くならねばならん。面倒だ」立ち上る煙を見つめて、ぽつりと呟く。
真堂啓介:「ああ。奴らよりも強く。……そして」
真堂啓介:「自分たちだけでは、駄目だ。……育てねばならん。次を。次の次を」
東雲隆夜:「次があるのは俺たちも一緒だ。こちとらケツの青い育ち盛りよ」
東雲隆夜:「くたばりかけの爺どもよりよっぽど、伸び代ってもんがあるだろうさ。そうだろ?」
真堂啓介:「……ああ、そうだなあ。まずは、自分たちが強く在らねば始まらんか」
東雲隆夜:「おう。伸び代があるぶん、俺らの勝ちと考えようや」
真堂啓介:「うむ。……そういうわけだ。すまんな、直、隆夜」
真堂啓介:「ここで奴らを追い詰めたとて、ふたりに死なれては、俺が困る。……まあ、その場合、おそらく俺も揃ってくたばることになるだろうが」
黒瀬直:「……謝るな」僅かに、初めて不満げに。拗ねたような口ぶり。
黒瀬直:「啓介がそう言うのならば、そうなんだろ。私は従う」
東雲隆夜:「決まりだな。あとはお前んとこのオヤジさんやお偉方に任せようぜ」
東雲隆夜:「あいつらもあのナリじゃ、派手な動きはできねえだろ」
東雲隆夜:「……にしても」君たちの顔を見つめて、堪えきれないといった様子で噴き出す。
真堂啓介:「何だ」
東雲隆夜:「なに、お互い散々やられたなと思ってな」
真堂啓介:手の中で弄んでいた、刃の砕けた得物を。仏頂面で鞘に納めながら。
東雲隆夜:「あとで鏡見てみろよ。ひっでえツラしてやがるぜ」
真堂啓介:「お前もな。……まあ、それを言えば、一番手酷くやられたのは直だが」
真堂啓介:実際、ここまで傷を負ったのは─この後、更に酷いいくさは数多くあるのだが─初めてのことで。
黒瀬直:「趣味の良いことだ。理解に苦しむ」
真堂啓介:「……皆、強かった。"血風景刃"に至っては……ああ、妄念というものが形を取れば、きっとああなのだろう」
黒瀬直:撥ねつけるような物言いだが、戦の後に笑い飛ばせるその振る舞いは。
黒瀬直:私にはない陽性で、好ましいとも思っていた、
黒瀬直:「彼女は、諦めんだろうな」
黒瀬直:「絶対に、最後まで。その刃を伸ばし続けるのだろう」
東雲隆夜:「あそこまで本気の奴は初めて見たかもなあ」
東雲隆夜:「その次が、連中にあればいいがね。ご当主様があのナリじゃ、昨日今日とはいかねえだろ」
真堂啓介:「それでも、きっと諦めはしないだろう。因縁というのは、そういうものだ」
真堂啓介:「……故にな。俺たちは備える。次の戦。その次の戦。そのまた次のため」
真堂啓介:「そのために、俺たちは守護者(ガーディアン)の看板を掲げたんだ」
東雲隆夜:「守護者ねえ……」煙草の火を揉み消して。
東雲隆夜:「ダメだ。頭痛えわ。気の長い話はまたにしようぜ」
東雲隆夜:これもうちょっと深けりゃ目ン玉持ってかれてたもんなあ、などと人ごとのように笑い飛ばして。
真堂啓介:「……ああ。全くだ。全くもって、血が足りん」
東雲隆夜:「おれァ腹も減った」
真堂啓介:「あとはあれだな。消毒を念入りにしないと」
東雲隆夜:「勘弁してくれ。こんくらい、放っときゃ治るだろ」心底イヤそうに。
黒瀬直:「……支度はさせてある」
黒瀬直:「食いたければ、治療も素直に受けてゆけ。不浄のままで卓に入れると思うな」
真堂啓介:「うむ。ついでに、体の内側の消毒もしていくといい」
東雲隆夜:「こういう時はホント仲いいよなあ、お前ら」
黒瀬直:「仲は常に良いが」
東雲隆夜:「特にってことだよ」
東雲隆夜:面倒くせえなァ、などとボヤきながら、待機する医療班の方に向かっていく。
真堂啓介:「確かに、付き合いは……まあ、それこそ生まれた時からになるからな」
真堂啓介:「……こうして、また無事に生き延びたんだ。少しくらい気も緩もうというものさ」
黒瀬直:「ふむ」気を緩める。なるほど。それは私の苦手分野だが。
黒瀬直:啓介や隆夜と語らう時は、そうなのだろう。一人勝手に頷きながら後を追った。
東雲隆夜:「へいへい。そんじゃ、とっとと治療でも何でも片して飯に行こうぜ」
東雲隆夜:「もうすでにカレーうどんの気分なんだよ、おれは」

GM:めいめいに騒ぎながら、君たちは死闘を経て、日常へと歩みだす。
GM:君たちは今でも思い出す。この日の死闘を。そして、友たちとの語らいを───
GM:-----------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆シーンカット/ロイスのみ取得可能
真堂啓介:は、ロイス取得なしで!
黒瀬直:腐れ縁:東雲隆夜/P友情:Nメテオフォール〇 で取得

ミドル10

GM:【シーン10】
GM:シーンプレイヤー 真堂啓介
真堂啓介:真堂啓介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:44->51)
GM:-----------------------------------------------------------------------------------------
GM:N市 七原黒門町~七原鹿島間にある町外れの国道にて
東雲隆夜:紫煙をくゆらせながら、退屈そうに町を覆う天蓋を眺めている。
東雲隆夜:君の到着を認めると、視線をそちらへ向け、鷹揚な笑みを浮かべる。
真堂啓介:「すまんな、待たせた」
真堂啓介:おそらくは、自分も似たような、けれど彼から見れば牙の抜けたような笑みを浮かべているのだろうと。
真堂啓介:そんな想いが、ますます笑みを深くさせる。
東雲隆夜:「いいさ。おれとお前の仲だ」
東雲隆夜:「しかし……何だな。しばらく見ねえうちに、随分と面白くなったな、ここの連中は」
真堂啓介:「ああ。……特に若い子はな。レネゲイド、という枠組みに最初から触れているというのもあるんだろうが」
真堂啓介:「こちらが思う以上に強かで、そして柔らかい。……あの子らが、あの頃に傍にいてくれれば、と思うよ」
東雲隆夜:「はは。まるで父親だな。……まあ、似たようなモンか」
東雲隆夜:「さて」葉巻の火をくしゃり、と握りつぶす。
“メテオフォール”:「そんじゃ、やるか」
真堂啓介:「うむ」
真堂啓介:反対に、懐から出した未開封の紙巻煙草。その封を切り、一本咥え。使い捨てライターで火を付ける。
真堂啓介:呼吸ひとつぶんだけ、煙を吸い込んで。
真堂啓介:「……ああ、何年かぶりだが。美味い」
真堂啓介:ぽとりと、足元に落とし。ブーツの靴底で踏み消して。
真堂啓介:「続きは、全て終わった後の楽しみにするとしよう。では─」
真堂啓介:かちりと。左手、鞘を持つ手元で音がする。
“メテオフォール”:みしりと。大気が歪む。

【血戦:1戦目】

UGN───“剣匠卿”



六凶手─“星堕し”

【血戦開始】

GM:-------------------------------------------------------------------------------
GM:【メテオフォール戦/簡易戦闘進行】
GM:以下のルールで戦闘を実行する
GM:・双方互いに基本能力値1つを選ぶ
GM:選んだ基本能力値に侵蝕ボーナスぶんのDBを足した個数が、簡易戦闘中の擬似HPとなる。
GM:例として、真堂支部長は[精神]が6あるので
GM:現在の能力値だと6点が擬似HPになります。
真堂啓介:なるほど。そして侵蝕39なので、ダイスボーナス分の加算なし。疑似HP6のまま、と。
GM:そのとおり!同時に、侵食DBが0なので
GM:任意の「基本能力値」をもうひとつ選んで、精神と合計した数のサイコロを簡易戦闘で使用可能です。
GM:[精神+社会]の場合は1ラウンドに最大8個振れるわけですね。
GM:このサイコロを攻撃と防御に振り分けて使ってもらいます。
真堂啓介:重複不可であれば、社会の2を加えて8、が良さそうですね。ではそれで。
GM:ぶっちゃけニンジャスレイヤーTRPGの判定進行ですね。
GM:ラウンド中に攻撃・回避に使うサイコロの数を事前に決めてもらって
GM:あとは互いにその数に従ってサイコロを振ってもらいます。
GM:DXらしく10面ダイスを使ってもいいんですけど、その場合どうなるか検討も付かないので、6面ダイスを使いましょう。
真堂啓介:なるほど。目標値を設定して、それに適ったダイスの数を数える、という感じですか。
GM:そうですね。そんな感じです。
GM:1ラウンド目の目標値は互いに攻撃・防御ともに5です。
GM:で、6面じゃなくで10面ダイスを使いましょう。DXですから。
真堂啓介:ヤー、了解です!
GM:例えば、僕が真堂支部長として
GM:攻撃に8個あるダイスのうち、4個使うとします。
GM:この4個は4つ使って強烈な一撃にかけてもいいですし
GM:2/2や1/3,あるいは1/1/1/1のように
GM:振り分けてくれても結構です。このうち、5以上の出目が出たものは命中扱いとします。
GM:命中した攻撃はすべて1点ダメージとして扱います。
GM:例外的に10の出目が出た場合はクリティカルの発生!です。強烈な一撃により、敵の擬似HPに2点ダメージを発生させます。
真堂啓介:「複数使って確実に当てにいく」か「出目を信じて数を打つ」か、と。
GM:そうなりますね。ここまでは問題ありませんか?
GM:実際に降ってみると、僕が真堂支部長として、2/2に分けて4D10をふってみます。
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 20[10,10] → 20

GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 13[3,10] → 13

GM:とんでもねえことになっちゃったな。
真堂啓介:なるほど。この場合、2点が2回の合計4点、と。
GM:そうなりますね。
真堂啓介:OK,理解できたと思います。
GM:ただし!当然、防御側も判定を行います。
GM:例えば、僕が真堂支部長だとして(真堂支部長が二人に増えてるのはこの際目をつむってください)
GM:8Dある自由に触れるダイスから,5Dを使います
GM:防御側も、手持ちダイスから使えるサイコロは自由に選べます(攻撃に使ったダイスは防御転用できません)
GM:最初の攻撃に3/続く攻撃に2 や最初の攻撃に4/後に1、あるいは最初に5使って後ろは食らう、などですね。
真堂啓介:ふむふむ。
GM:出目10の攻撃は強力かつ冴えた一撃となるので
GM:リアクション側も通常より回避難度が+1上がります。現段階では目標値6ですね
GM:3D10
DoubleCross : (3D10) → 21[5,7,9] → 21

GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[9,1] → 10

真堂啓介:避けとる
GM:なんと!真堂支部長は、真堂支部長の繰り出した攻撃を見事防御あるいは回避しました。
GM:達人は達人を知る、というわけですね。
GM:この殺伐とした簡易戦闘ラリーを繰り返して
GM:先に擬似HPを0にするか、もしくは
GM:2R(つまり4度の攻防)をくぐり抜けた場合は、戦闘終了となります。
真堂啓介:うす、理解…!
GM:-------------------------------------------------------------------------------
GM:▼簡易進行による判定を実施します。
GM:勝利条件は2Rの耐久もしくはエネミーの擬似HP破壊
GM:敗北条件は自身の擬似HP全喪失です。
GM:この戦闘では擬似HPを用いる都合、双方ともに【死亡することはありません】。
真堂啓介:うす…!
GM:◆ここでボーナス情報
GM:もしも1~2Rの間に“メテオフォール”の擬似HPを破壊により勝利した場合、ボーナス戦果として
GM:黒瀬直あるいは風眼・パイライト組との合流が可能になります。
真堂啓介:ぬぅっ……!
GM:ただし、擬似HPの全喪失により敗北した場合、“メテオフォール”の足止めに失敗した扱いとなり
GM:“メテオフォール”は“女皇蜘蛛”への救援に向かいます。
GM:完全なダイス勝負となりますので
GM:当たればラッキー、程度で把握しておいてください。
GM:▼ラウンド1/行動値の決定
GM:どちらが先行をとるかについてですが、1D100を互いに振って
GM:大きい出目が出たほうが、ラウンド先行側としましょう。
真堂啓介:了解です!
“メテオフォール”:1D100
DoubleCross : (1D100) → 94

真堂啓介:1d100
DoubleCross : (1D100) → 27

真堂啓介:戦意高いなメテオフォール。
GM:では、ラウンド1はエネミー先行となります。
GM:▼戦闘能力値の決定
GM:戦闘能力値の決定を行います。
GM:真堂支部長はDB実装前なので、任意の能力値を二つ選んで合算したものを能力値とするか
GM:もしくは、ジェネシフトを使用したのち、任意の能力値1つを選んで能力値としてください。
真堂啓介:は。では、精神6と社会2を足し、8としましょう。
“メテオフォール”:メテオフォールは【肉体】を選択。能力値9が擬似HP・能力値となります。

GM:▼ラウンド1/先行手/“メテオフォール”
GM:……その前に。戦闘に関してですが、回避にひとつアップデートを追加しましょう。
真堂啓介:ほほう…。
GM:もし回避ダイスに使用したサイコロの回避成功数が、攻撃者側の目標値成功数を上回っていた場合は
GM:[カウンター攻撃]が発生します。相手に1点ダメージを与えることができるわけです。
GM:攻撃側はこれに対応して回避を行うことも可能です。ただし、[カウンター攻撃]では10が出ても2点ダメージは発生しません。
GM:現在の【攻撃・防御】目標値は5です。
“メテオフォール”:“メテオフォール”は小手調べの牽制攻撃を実施。
“メテオフォール”:攻撃に4D使用。
“メテオフォール”:ラウンド中の残り反応ダイス数5個
“メテオフォール”:2/2での使用を宣言。
“メテオフォール”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 9[1,8] → 9

“メテオフォール”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 12[10,2] → 12

真堂啓介:いい目を出してくる…!
GM:両方成功。さらに後者は[クリティカル]ですね。回避難易度とダメージが+1されます。
GM:両方受けると3点ダメージ。
真堂啓介:では、それぞれに2つずつ割り振りましょう。残りダイス、4つ。
真堂啓介:2d10
DoubleCross : (2D10) → 20[10,10] → 20

真堂啓介:2d10
DoubleCross : (2D10) → 3[2,1] → 3

真堂啓介:ぐ、片方はカウンターしたけども…!
GM:クリティカル打撃が命中扱いとなりますね。ただし、後者は回避成功かつ、カウンター攻撃に成功しました。
GM:メテオフォールはカウンターに対し回避を実施しません。
GM:真堂啓介 残り擬似HP6/メテオフォール 残り擬似HP8

“メテオフォール”:とっ、と軽やかに地を蹴って。
“メテオフォール”:次の瞬間には、キミの眼前。獰猛な笑みを浮かべると、鋭く、一直線に拳を繰り出す。
真堂啓介:「……!」
真堂啓介:咄嗟、逆手に握った刃を振り抜く。鋼と生身がぶつかったとは到底思えない、硬質な音がひとつ、ふたつ。
真堂啓介:手応えがあったのは、ひとつ。初手は捌き切り、返す刃を差し込む余裕すらあった。しかし─。
“メテオフォール”:強烈な掌打がキミの頭を捉え、打ち据える。
“メテオフォール”:並みのオーヴァードであれば、その一撃で頭をもぎ取られ、絶命していたであろう。
真堂啓介:勢いが乗り切る前に。掌打に頭突きをぶつける。無論、みしりと首の骨が軋み、意識が飛びかけるが。
真堂啓介:力の作用点は、頭の僅か後ろ。うなじを掠めて、空間が爆ぜる音がする。
真堂啓介:「……は」
真堂啓介:額からあたたかいものを流しながら浮かべる笑みは、やはり。眼前の旧友と、どこか似通っていた。
“メテオフォール”:「は!は!は!いいねえ!」
“メテオフォール”:対等に渡り合う存在を前に、獰猛な笑みを浮かべる。

GM:▼ラウンド1/後攻/真堂啓介
GM:エネミーは現在、保有ダイス5。さて、どう仕掛けますか?
真堂啓介:悩ましい所ですが、一太刀に賭けてみることとしましょう。
真堂啓介:残り4つを1回の攻撃に使用。
真堂啓介:4d10
DoubleCross : (4D10) → 28[5,5,8,10] → 28

真堂啓介:成功数4!
GM:そうなると、エネミー側も一括回避しかできない形になりますね。そしてクリティカルが発生しているので、難易度上昇。
“メテオフォール”:5D10
DoubleCross : (5D10) → 27[4,7,7,1,8] → 27

GM:防御成功。ただし、目標値6となるので成功数は3。カウンターは発生しません。

真堂啓介:OK、では軽く!
真堂啓介:鞘に納めた刃、それを再び抜き放つ─ことは、せず。
真堂啓介:鞘を握る左手、それを最短距離で突き出す。狙うは、"メテオフォール"の鳩尾。そこへ、金属で覆われた柄頭を叩き込まんと。
“メテオフォール”:距離を測り合い、互いに次の一手を警戒するような張り詰めた空気から、瞬間。
“メテオフォール”:フェイントから繰り出された急所への不意の一撃を、確りと防いでみせる。
“メテオフォール”:「ハハァ!焙ねえ、焙ねえ!」
真堂啓介:「通じんか、やはり。いやあ、残念だ」
真堂啓介:よくぞやってくれた。発した言葉は、まるでそう讃えているようで。
“メテオフォール”:「手癖の悪さも変わらねえか!ったく、油断も隙もありゃしねえ、なあ!」
“メテオフォール”:革靴が空を切り、先端が対手を両断せんと蹴り上げられる。
真堂啓介:つま先が、一瞬の攻防で乱れた前髪を数本掠めて。
真堂啓介:「どの口が言うかね、それを」
真堂啓介:足運びは軽く。仕切り直しと言わんばかりに、間合いを取る。

GM:▼ラウンド2/戦闘準備
GM:行動順の決定前に、ジェネシフトが可能です。
真堂啓介:は。とはいえ、80%までいかないと、現状を超えることがないので。このままでいきます。
GM:ただし、侵蝕DBの数に併せて目標値も+1ずつ上昇するため、ご留意ください
GM:わかりました。
GM:では能力値も現在のままですね。
真堂啓介:は、それで!
GM:能力に使うダイス数が問題なければ、真堂さんの握るダイスの数は再度8個まで回復します
GM:エネミーも変わらず肉体を使用。
GM:▼行動順決定
GM:1D100を互いに振りましょう。
“メテオフォール”:1D100
DoubleCross : (1D100) → 33

真堂啓介:1d100
DoubleCross : (1D100) → 96

真堂啓介:今度は…逆!
GM:攻守逆転!

GM:▼ラウンド2/先行/真堂啓介
真堂啓介:……先手、なのですが。これ、先手を譲る(待機する)ことはできますか?
GM:可能です。
GM:後の先を狙う、というわけですね。どうぞ。
真堂啓介:押忍。相手にボーナスとか、こちらにペナルティがかからないのであれば、後を取る!
GM:特にボーナス/ペナルティは存在しません。……いや。敵の攻撃に備える、というアドバンテージを得るので
GM:真堂さんはこのラウンド、攻撃・回避の成功目標値が-1されます。
真堂啓介:やった…!
GM:クリティカル発動の出目も真堂さんは10ではなく9~10になるので、留意してくださいね。
真堂啓介:了解です。

GM:▼ラウンド2/後手→先手/“メテオフォール”
“メテオフォール”:こうなると、全力勝負は分が悪いな。なら
“メテオフォール”:先と同様の連続攻撃を繰り出します。使用ダイスは4個。
“メテオフォール”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 2[1,1] → 2

“メテオフォール”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 8[7,1] → 8

GM:初撃は失敗。二発目は成功1です。
真堂啓介:では、2回目に…ダイス3個で回避!
真堂啓介:3d10
DoubleCross : (3D10) → 7[1,3,3] → 7

真堂啓介:あっ、失敗してる!
GM:惜しい……!
真堂啓介:これで…被ダメージは1点!
真堂啓介:(このラウンドの被ダメージ)
GM:残り擬似HP 真堂啓介 5点
“メテオフォール”: 
“メテオフォール”:「そんじゃ、こういうのはどうだ」
“メテオフォール”:得物を抜かせじと、一気に距離を詰める。
“メテオフォール”:円を描くように、緩やかに、しかし軽快な足捌きでゼロ距離に肉薄し、至近距離での連続短打を展開する。
真堂啓介:─その手は正しい。拳士と剣士、密着状態でどちらに分があるかなど、今更確認するまでもない。
真堂啓介:だからこそ。牽制のような連打をかろうじて受け流し、見出した一瞬の隙に。
真堂啓介:「……ぬ」
真堂啓介:しまった、と感じたのは。柄に仕込んだ小型の刃物─小柄を抜き"メテオフォール"に突き立てんと、手を動かした直後。
“メテオフォール”:ニィ、と笑みを浮かべる。
“メテオフォール”:抜き放たれた腕を掴み、刺突を逸らすと、そのまま腕を起点に、キミの身体が宙を舞い、地面へと背中から叩きつけられる。
真堂啓介:「がッ……!?」
“メテオフォール”:トドメとばかりに頭部目掛けて繰り出されたスタンプはしかし、
“メテオフォール”:咄嗟に振りほどかれ、躱される。地面に亀裂。
真堂啓介:軋む、というレベルではない。例えでもなく、全身の骨が砕け、レネゲイドの生存本能が辛うじてそれを繋ぎ。
真堂啓介:振りほどいた勢いのまま、中空で身を捻って。クレーターのような亀裂の縁に立つ。
“メテオフォール”:「距離を詰めた時点でおれの勝ちかと思ったんだが───」
“メテオフォール”:「ガキの頃みたいにゃいかねえか!」
真堂啓介:「自分で言っただろう。面白いのが増えた、と。俺も鍛えられたのさ、彼らにな」
真堂啓介:血混じりの、否。殆どどす黒く変色した血を吐き捨てながら、笑う。
“メテオフォール”:「は、なるほど!そういうとこ、親父さんに似てきたんじゃあないか」

GM:▼ラウンド2/先行→後攻/真堂啓介
真堂啓介:は。では……ええ、やりましょうか。ダイス残り5個、2個3個に分けて攻撃。
真堂啓介:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[5,5] → 10

真堂啓介:3d10
DoubleCross : (3D10) → 19[7,8,4] → 19

真堂啓介:成功数2、3となります。それぞれ回避を!
GM:はい。ではエネミーも残りダイス5個。
GM:うーん、どうしたものか……
GM:よし。
GM:正々堂々、正面から行きましょう。
GM:こちらも2D/3Dに振り分け。
“メテオフォール”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 8[4,4] → 8

“メテオフォール”:3D10
DoubleCross : (3D10) → 16[1,9,6] → 16

GM:後者は防御成功。しかし……前者は命中!1点の自発ダメージ!
GM:“メテオフォール”残り擬似HP7
GM:そしてこの時点で作戦目的[2Rの耐久達成]となります。
真堂啓介:なんとか…耐えた!
GM:はい。では演出どうぞ!
真堂啓介: 
真堂啓介:父親に似てきた。そう言われたからか、思い出すのは、あの日見た一太刀。
真堂啓介:亡霊を─仕留めきれなかったとはいえ─斬り伏せた一撃。ああ、しかし。今必要なのは。
真堂啓介:─円状に抉れたアスファルトの縁を辿るように、先ほど"メテオフォール"がそうしたように、ゆったりとした軌道で距離を詰める。
真堂啓介:そのまま、半ば前のめりに倒れ込むように身を鎮めながら。刃を抜き、狙うは"メテオフォール"が己を支える足先。
真堂啓介:王道ならぬ、介者剣術の類。肉を裂き、しかし骨に至らぬその斬撃は、おそらくは躱すまでもなく。
“メテオフォール”:「はは、エグいことするなあ!」
“メテオフォール”:愉しげに笑うと、軸足狙いの剣戟を応戦するようにショートキックで迎え撃つ。
真堂啓介:「なに、やれることは全てやらねば、俺たちは立ち行かんのでな」
真堂啓介:手の中で柄を半回転。その蹴りを峰で受け、ギィン、と重苦しい音が響く。
真堂啓介:そのまま、下方から突き上げるように身を沈めたまま、切っ先を"メテオフォール"へと向け─。
真堂啓介:「─例えば、こんな風にな」
“第10小隊員”:「標的確認。射線、よし!構え!……総員、放て!」
“第10小隊員”:ちかり、ちかり、と闇の奥で噴煙が瞬いて。
“第10小隊員”:スモークグレネードが戦場に向けて投擲される。
真堂啓介:「うむ、というわけだ隆夜!……俺はな」
真堂啓介:「─俺は、UGN第12支部長。"剣匠卿(ソードビート)"真堂啓介」
真堂啓介:分厚い煙の向こう側、まだそこにいるであろう男に向けて。
“メテオフォール”:下から突き上げるように放たれた一閃が、頬を掠める。
真堂啓介:「この街を。街に生きる皆を。─人を斬るしか能のない、俺を信じてくれた皆を」
真堂啓介:「護るため、剣を持つ者だ。……ではな。また会おう、"メテオフォール"」
真堂啓介:激しく血を流しながらも。足取りは軽く、速く。
真堂啓介:点々とアスファルトに遺る血痕も、やがては消え失せて。
“メテオフォール”:「────行きやがったか」
“メテオフォール”:煙が晴れた先。刃が掠めた頬を、親指で拭って。
“メテオフォール”:「雑魚どもも……いねえな、こりゃ。オルクスでも連れてたかね?」
“メテオフォール”:シガレットケースから葉巻を取り出すと、視線を空へ。
“メテオフォール”:天蓋の先。虚ろなる玉座で刃を躱す少年少女を眺めて。
“メテオフォール”:「なんだ、“老鷹”の爺さん。いねえじゃねえか」
“メテオフォール”:暫く、少女の傍らに控えているはずの老拳士の不在に、目を丸くする。
“メテオフォール”:やがて、旧友が一対一で自らに挑んできた、その真意を悟り。
“メテオフォール”:「はっはっはっは!一杯食わされたってわけだ!」
“メテオフォール”:愉しげにひとしきり笑うと、面倒くさそうに頭の後ろを掻いて。
“メテオフォール”:「しかし……さて。こりゃ間に合うかねえ」
“メテオフォール”:踵を返すと、言葉とは裏腹にのんびりとした足取りで、天蓋を目指す。


GM:-------------------------------------------------------------------
GM:【戦況報告】
GM:UGN第12支部長“剣匠卿”、“メテオフォール”と交戦。
GM:標的の足止めに成功。第10小隊の援護を受け、交戦区域より離脱。
GM:▼血戦進行中
GM:六凶手はいずれも敵対者と遭遇・交戦開始。エネミーは自由行動不能

GM:▼“レジスタンス”の作戦行動
GM:[2D10]*10の民間人救出・保護に成功(2シーンぶん、2回実行)
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 6[1,5] → 6

GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 9[7,2] → 9

GM:60人+90人。合計150人の民間人を救出・保護に成功しました。

GM:▼“ストレンジャーズ”の作戦行動
GM:(2D10)*20人の民間人を救出・保護
GM:こちらも2回実行。
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 4[2,2] → 4

GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 15[6,9] → 15

GM:合計380人ですね。

GM:▼第12支部の作戦行動
GM:(1D6)*10人の民間人を救出・保護
GM:こちらも2回!
GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 2

GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 5

GM:合計70人の保護・救出に成功!
GM:この2ラウンドでのUGN・“レジスタンス”・第10小隊の救護人数は合計
GM:600人!
GM:「月下残響:破」全体での救助人数はこれで合計
GM:なんと……
GM:960人になります!
GM:-----------------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆女皇討伐ボーナス
GM:“女皇蜘蛛”ナクアを倒し、“蜘蛛の巣”を解除すると、以下の選択肢が解放される。
GM:◆外部への脱出
GM:・君たちは避難民や生存するレジスタンス参戦PC・第10小隊のPC人員と共に外部へ脱出する。
GM:第12地区は“インヴィジブル・ハンド”および星隆会の手に落ち、新しい秩序のもと統治されることになるだろう。
GM:そこは暴力と不正に満ち、能力の無い者は生きてゆけぬ無法地帯となる。
GM:ただし、君たちは生き延びることができる。それは決して敗北ではない。命がある限り、次の戦いに挑むことができるのだから。
GM:(シナリオ終了。バッドエンドとなりますが、PCは全員生還し、経験点が支給されます)
GM:◆避難民を外部へ脱出させる
GM:同盟軍が救出した避難民を、“レジスタンス”が複数ルートから12区外へ脱出させる。
GM:さらに区外への脱出経路が生じることで、12区に住む全住人の区外への大規模避難が可能になる。
GM:犠牲者を増やすことなく、より安全に戦いに専念することが可能になるだろう。
GM:(シナリオ継続確定。さらに民間人の大規模避難が開始されます。)
GM:◆外部からの救援を要請する
GM:“蜘蛛の巣”が消滅することにより、これまで外部から“蜘蛛の巣”を破壊しようと試みていたUGNやイリーガル、フリーランスおよび
GM:外部で状況打破に備えていた面々を救援に招くことが可能になる。
GM:【最終血戦時、以下の背景を持つキャラクターへの救援要請が可能となる】
GM:・他地区に所属するUGNチルドレン/エージェント/支部長
GM:・他地区で活動中のイリーガル、フリーランス
GM:以上のボーナスが解放されます
GM:◆外部への脱出以外の選択肢に関しては同時選択も可能です
GM:-------------------------------------------------------------------------------

ミドル11

GM:【ミドルシーン11】
GM:シーンプレイヤー 黒瀬直
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:68->76)
GM:-------------------------------------------------------------------
GM:N市 第12地区 七原麓苑館 庭園

GM:七原麓苑館は明治時代、さる華族が祖国の欧米化の中で建てた別荘である。
GM:旧い歴史を持つ親UGN派の一族により長年管理してきたが、現在は第12支部が管理を委託され、文化遺産として一般公開されている。
GM:その中庭に、ひとりの女が佇んでいる。
GM:女は空を覆う白磁の檻と、そこから覗く朧月を趣深く眺めていたが、君の訪れを察知し、目をそちらへとやる。
黒瀬直:「待たせたかな」その身に纏うは懐かしき戦装束。
“血風景刃”:「やあ。黒瀬直」
“血風景刃”:「いいや。君なら来てくれると信じていたからね」戦装束を目にして、ふ、と笑みを浮かべる。
“血風景刃”:「懐かしいな。その姿でこの場に立つきみを見ると、初めて会った日を思い出すよ」
黒瀬直:「君の方は随分様変わりしたものだ。私はどうだか知らないが」
“血風景刃”:「進化する(かわる)とも。ぼくのシンドロームを知っているだろう?」
“血風景刃”:「適応・変化・改良。それまで他人の身体を遣ってやってきたことだ」
“血風景刃”:「自分に用いることは造作もない。多少の研鑽は要ったけどね」
GM:過去、初めて遭遇した際の戦いの記憶が、君の中に蘇る。
黒瀬直:「──ああ、よく知っているとも」
GM:かつての彼女は、その能力を用いて他人の肉体を剣へと造り変え、破壊し、簒奪する恐るべき攻防一体の狂剣を遣う殺し屋だった。
黒瀬直:「君の腕も、その業も。実に見事で凄まじい。その錬磨は尊敬している」
黒瀬直:「故に、今宵は問おう」堂々と、刃のように怜悧な声を投げかける。
黒瀬直:「鋼を交わし血を流し、己の力も歪めて鍛え、流浪の旅よりこの街へ戻って」
黒瀬直:「その手で何を掴まんと欲する?」
“血風景刃”:「ぼくの願い(いのり)はひとつだけだよ」
“血風景刃”:天蓋へと視線を向けて。
“血風景刃”:「君のことだ。もう彼女のことは知っているだろう」暗に女皇蜘蛛を示して。
“血風景刃”:「彼女の刃であることだ」
“血風景刃”:「だが、願い(よく)を言わせて貰うなら───」
“血風景刃”:「ただの一度。君に勝ちたいな」
黒瀬直:「そうか」視線、天蓋へ向けることなく。
黒瀬直:「分かる。若い者に使われるのは、悪くないものだ」目の前のひとへ、意識を向け続ける。
黒瀬直:「そういうものが残っていないと、甲斐がないしな」
黒瀬直:「そして、もう一つ頷こう」
黒瀬直:「私もな。君に勝っておきたい」
黒瀬直:「今度こそ、確実にね」
“血風景刃”:「嬉しいな。君とはどうあっても最後の一線で意見が合うことはないと思っていたけど」
“血風景刃”:「ここに来て、同じ想いとはね」
黒瀬直:「譲る余地が無いというのは哀しいことでもあるが」
黒瀬直:「君と私に関しては今更だからな。悪くない」
“血風景刃”:腰に佩いた二刀の鉈剣を抜く。同時に、刃によって構成された異形の二腕が、細裂剣を構える。
黒瀬直:輝ける華金弓が展開、微かな月明かりの元で煌びやかにその身を顕す。
“血風景刃”:「それじゃあ、やろうか」
黒瀬直:「うむ」

UGN─"貫く邪眼(デモン・ストレイト)



六凶手─“血風景刃”

決闘開始

GM:真堂支部長が“メテオフォール”との戦闘で実行したものと同じく、擬似戦闘ルールによる戦闘を行います
GM:まず、黒瀬さんは任意の[基本能力値]ひとつを選んでください。そこにDBを足したものが、擬似HPになります。
黒瀬直:疑似HPは感覚+DBで5。
GM:血風景刃は全力かつ対等の勝負を望みます。擬似HPに[肉体]を選択しHP8。
GM:同時に、黒瀬さんの擬似HPも8になります。
黒瀬直:ほほう
GM:続いて、任意の[基本能力値]を2つ選択してください。その合計数を、攻防に使用可能なダイス数とします。
黒瀬直:肉体2と感覚4を選択、合計は6です。
GM:あ、真堂さんはDB載ってない数値だったので特に何も無しでしたが
GM:黒瀬さんはDB入ってるので現在の基準で換算して8ですね
黒瀬直:なるほど、了解です
GM:血風景刃は肉体を選択。攻防ダイス数は8。

▼戦闘条件
勝利─敵の擬似HPを4以下にする/2ターン目の終了
敗北─自身の擬似HPが4以下になる/

GM:▼手番決定
GM:1D100を互いに振って,数字が大きいほうが先手です。
黒瀬直:1d100
DoubleCross : (1D100) → 12

GM:先手が待機した場合は[後の先]となり、目標値が-1されます。
“血風景刃”:1D100
DoubleCross : (1D100) → 35

“血風景刃”:先手だね

GM:▼第一ターン/先手/“血風景刃”
“血風景刃”:まずは様子見と行こうか。4Dを攻撃に使用するよ
“血風景刃”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 6[3,3] → 6

“血風景刃”:2D10
DoubleCross : (2D10) → 12[6,6] → 12

GM:目標値は5なので初撃は自動失敗。続く攻撃が成功扱いとなります。
GM:黒瀬さんは回避に使用するダイス数を選択してください。
黒瀬直:では、防御に2D振るとしよう
GM:どうぞ。回避側の目標値も5でし
GM:です
黒瀬直:では後ろに集中
黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[7,9] → 16

GM:成功ですね。成功数は同値なのでカウンター発生はなし。しかし、この攻撃はいなします。

“血風景刃”:「シッ───!」短く鋭い呼吸と共に、細裂剣を振るい、飛ぶ斬撃を繰り出す。
黒瀬直:「ふむ」金弓を縮小しながら手首で振るう。この程度ならば小手調べといったところ。
黒瀬直:互いに殺し手は千変万化。さてどう来る──
GM:捌かれた斬撃の軌道は左右に振れ、鹿苑館の庭石を砕き割る。
“血風景刃”:斬撃への対応に併せて、流水の如きしなやかさと、剛さを備えた動きで、双つの鉈剣が黒瀬直に襲いかかる。
“血風景刃”:鉈剣とフランベルジェが交互に跳ね、目まぐるしい剣戟が踊り咲く。
黒瀬直:「っ……」背筋に寒気。一手受ければ復帰に二手三手と必要になる。
黒瀬直:"血風景刃"の死の舞踏を受けながらともなれば、その数手を得るにも並みのジャームの数倍の労苦は必須。
黒瀬直:故に、万が一にも受けることがあってはならない。
黒瀬直:「殺ァッ!」黄金弓に刃奔らせ、襲い来る剣戟に合わせる。合わせる。合わせる。
“血風景刃”:師である“レイス”が失われた身体機能を再現すべく編み出した、機械の身体による異形の四刀流。
“血風景刃”:その剣技と打ち合う手段として、新たな一手を模索する術として、己が異能により生み出した四刀。
“血風景刃”:身体の操作性と剣の冴えは、師に勝るとも劣らぬという自負さえ芽生える領域に達しつつある。
“血風景刃”:その技に互角で応じて見せる好敵手の存在。声に感嘆と喜悦が混じる。
“血風景刃”:「なるほど。この街を離れて幾年月」
“血風景刃”:「きみにとってもひと方ならぬ研鑽の日であったというわけだ」
黒瀬直:「好ましい事では無かったがね」

GM:▼第一ターン/後手/“貫く邪眼”
GM:どうぞ。
黒瀬直:残りダイスは6。2/2/2で行きます。
黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[1,6] → 7

黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[7,8] → 15

黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[2,10] → 12

黒瀬直:悪くない
GM:全打命中!そして最後の一撃はクリティカルですね。これ全部通すと勝ちになりますな
“血風景刃”:残りダイスは4
“血風景刃”:最初の二打は受けよう。
“血風景刃”:残りのクリティカルに対して4D使用。
“血風景刃”:4DX=>6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 6[1,2,4,6] → 6 → 成功

“血風景刃”:危ない危ない。二点ダメージ。

黒瀬直:鋭い刃音と眩い閃光、足捌き。寸分の乱れが死を招く共同芸術の決着、未だ定まらず。
黒瀬直:(──少し慣れた、仕掛けるか)
黒瀬直:"血風景刃"の異能の核、エグザイルの力が生体の適応・変化・改良であるならば。
黒瀬直:この身に宿るモルフェウスは器物への適応、変化、改良。
黒瀬直:支配下に置いた華金弓を通じて触れ合えば、彼女の得物を識ることも可能。
黒瀬直:そしてその剣気より、彼女の一手掴むことも不可能ではない。研ぎ澄まされた武を以てすれば。
黒瀬直:「殺ァッ!」僅かに後退しながらの剣戟。
黒瀬直:紙一重、刃をずらして腕を切り裂く。瞬時に刃を伸長させて、一方的に攻める間合いを作り出した。
“血風景刃”:「くッ!」
“血風景刃”:極限下での技と技の激突。拮抗していた力の流れが、僅かに黒瀬直の側へと傾いた。
GM:そして、ほんの僅か。一瞬の綻びが、達人同士の戦いでは致命的な一手へと容易く変じ得る。
黒瀬直:僅かな好機、更に後退。矢を形成、必殺の一矢をその腹に打ち込もうとするが。
“血風景刃”:(誘われた、か───!)
“血風景刃”:腹部から身体が刃へと変じ、解け、怪物の牙のように大きく開く。
黒瀬直:金光一閃、夜闇を裂いて。無数の刃に呑まれて消えた。
黒瀬直:「流石」
“血風景刃”:「君こそ。相変わらず容赦がない」
黒瀬直:「……欲しいか?」
“血風景刃”:ジッパーが閉じるように、ジャケットを合わせるように、解れた身体が元の肉体へと。
黒瀬直:両足を大きく開き、右手を後ろに構える。口元には僅かに微笑みを見せる。
“血風景刃”:再び刃を構え、酷薄に微笑む。
“血風景刃”:「勝ち取るとも」
黒瀬直:「やってみせろ」

GM:▼第二ターン/先攻後攻決定
GM:1D100。振り合いましょうか……尋常に……
“血風景刃”:1D100
DoubleCross : (1D100) → 45

黒瀬直:1d100
DoubleCross : (1D100) → 69

GM:先手を取った!

GM:▼第二ターン/現在黒瀬直の擬似HP……8/血風景刃の擬似HP……6

GM:▼第二ターン/先攻/“貫く邪眼”
黒瀬直:それでは全力で行こうか
黒瀬直:攻撃にダイスを全て使おう。2/2/2/2だ。
黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[10,2] → 12

黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[9,9] → 18

黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[5,3] → 8

黒瀬直:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[5,3] → 8

黒瀬直:さて、どうするかな?
GM:全打必中!やりますね
GM:二打目[9.9]を受けます
GM:1打目に3D/3打目に2D/4打目に2D
“血風景刃”:3D10=>6
DoubleCross : (3D10>=6) → 21[5,9,7] → 21 → 成功

GM:成功数2/カウンター発生確定(全判定後)
“血風景刃”:2D10=>5
DoubleCross : (2D10>=5) → 8[1,7] → 8 → 成功

“血風景刃”:2D10=>5
DoubleCross : (2D10>=5) → 18[8,10] → 18 → 成功

GM:成功数2/カウンター発生確定
GM:1点ダメージを受けて擬似HP5/カウンターで3点ダメージ
GM:違う 2点ダメージ
GM:▼双方の擬似HPは 黒瀬直 擬似HP6 “血風景刃” 擬似HP5

GM:回避ないですし、先に血風の攻撃も振ってしまいましょうか。
黒瀬直:はーい
“血風景刃”:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

“血風景刃”:ファンブル!それはそうだよね

黒瀬直:弓弦に手を掛け、爪弾く。ぶうん 夜の庭園に音が響く。
黒瀬直:切り結ぶ中で欠けた刃、弾かれた矢、鞭として振るい切り断たれた弦。
黒瀬直:つまり、仕込みは十分。華金弓によって増幅された波動が、手元を離れた黄金を再び麾下へと迎え入れる。
黒瀬直:「その欲、その祈り、勝ち取りたいと願うならば」
黒瀬直:「我が包囲殺箭陣。凌いで剣、届けて見せろ」
黒瀬直:"血風景刃"を包み込むように散った黄金の欠片たちが、総じてその姿を矢へと変える。
“血風景刃”:「応とも。黒瀬直」
黒瀬直:狙いは彼女へ、正確にはその身に先ほど収められた必殺の金光。
“血風景刃”:「今宵こそ。その首貰い受ける───!」
黒瀬直:その願い阻まんと超高速で迫る、無数の輝きたち!
“血風景刃”:構えを正し、四刀を手に地を蹴り、“貫く邪眼”目掛け駆ける。
“血風景刃”:致命打となる先の一矢を、双つの鉈剣が受け止め、逸らし、弾き飛ばす。
“血風景刃”:剣風が空を駆ける刃と化し、攻防一体の返し刃と成る。
“血風景刃”:二手。光の矢を受け、体勢が僅かに傾ぐ。しかし、勢いは依然揺がぬ。
“血風景刃”:金矢に射抜かれ、大勢が揺らぐことで、頭部を射抜かんと迫る矢を紙一重で避ける。三手。
“血風景刃”:四手。金の包囲を潜り抜け、再度肉薄。刃が打ち合う。
黒瀬直:「……っ!」一太刀浴びるも視線逸らさず、本命の一振りも凌がれる。
“血風景刃”:再度の拮抗。武と武、技と技の打ち合いが、僅かな間、再度取り交わされる。
“血風景刃”:首を狙って振るわれた致死の一閃を、細裂刃が絡め取る。
黒瀬直:「……ふ、ふ」不味いな。これは失態だ。
“血風景刃”:そのままぐい、と刃を滑らせると、鍔迫り合うまま距離を刻み、返す刀が女の白く細い首へと───
“血風景刃”:ぴたり。振りかざされた刃が、既のところで止められる。
“血風景刃”:「これで勝負は引き分け、と言いたいところだけど」
“血風景刃”:「紙一重のところで、またもきみの勝ちらしい」
黒瀬直:「私としては負けた気分なんだがな」首筋に光沢。既に金属転換済み。
黒瀬直:そのまま刃走らせれば、少しは得物を傷付けることもできたのだが。
黒瀬直:「刃を振るう、他者を傷つける、それを私は好まんが」
黒瀬直:「君との逢瀬は、僅かに楽しかった。そちらに呑まれた心地だよ」
“血風景刃”:「よく言うよ」首の光沢を見てふ、と目を細める。
“血風景刃”:刃を引き、好敵手へと背を向け二、三歩歩んだところでぴたり、と歩を止める。
“血風景刃”:「さて。いつまでそうしているつもりだい?君たち」
????:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+4[4] → 74

????:「美人の間に挟まるのは、英国紳士の趣味じゃあねえんだ」
“血風景刃”:「出てきたまえよ」朗々と、旧い友人に語りかけるような口ぶりで。
????:吸っていた煙草をパチリと宙に上げ、携帯灰皿の中にストンと落とす。
????:《世界の注視》
黒瀬直:同じく背を向け、数歩歩いて。
????:夜風に揺れる金の髪、深い蒼緑の瞳、夜を纏うようなカソック。
????:「レイスの忘れ形見に決着をつけに来た」
????:周囲の視線を浴びながら不敵に笑う。
ジョージ・ブースロイド:「英国教会軍騎士、MI6諜報員、ジョージ・ブースロイド。幽鬼殺しの魔剣使いだ」

乱入者:“魔断騎士(ゲオルギウス)”ジョージ・ブースロイド/英国教会軍騎士・MI6諜報員(キャラシート)PL:海野しぃる

黒瀬直:「では、隣に並び立ってくれれば嬉しい。ジョージー坊ちゃん」
ジョージ・ブースロイド:坊っちゃん、と言われて肩をすくめる。
ジョージ・ブースロイド:「付いてこいよ、ナオ。俺はあの頃よりちょいと強いぜ」
ジョージ・ブースロイド:剣を低く構えて、黒瀬直より一歩だけ前へ出る。
“血風景刃”:「師が世話になったようだね」
ジョージ・ブースロイド:「ああ、ありゃあ良い男だった。お前さんはどの程度のものか、一手ご指南いただきたい」
“血風景刃”:「ふ。実に、黒瀬直の友人らしい物言いだ」
“血風景刃”:「彼女の首はもちろんのこと、ぼくを女皇のもとへ行かせる気も毛頭ないらしい」
????:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+3[3] → 73

????:暗闇に琥珀色の輝きが灯る。
????:最早忍ばず。コツリ、コツリと靴音を響かせて。琥珀の主はその姿を現す。
????:それは、焔色の髪の少女。
????:赤い薔薇の刺繍を添えた、戦装束を身に纏った。
????:細い右腕に不釣り合いな、夜の帳を思わせる漆黒の手甲を身に着けた。
????:一人の少女が、月下に身を晒す。
????:「──先生。微力ながら。あたしも、共に参ります」
黒瀬直:「よろしく頼む、光莉くん」
黒瀬直:「聞いての通り、私の弟子だ」
????:「真剣なるいくさの場。名乗っておきますか」
天乃光莉:「“貫く邪眼”が直弟子。名を、“貫く流星”」
天乃光莉:「穿ち、貫きに参りました。お手合わせ、お願いします」

乱入者:“貫く流星(スターピアース)天乃光莉(あまの ひかり)/UGN第十二支部チルドレン(キャラシート)PL:かあねりあん

“血風景刃”:「ふふ。威勢のいいお嬢さんだ。似るものだね、師弟というのは」
“血風景刃”:「随分と、昔のきみにそっくりじゃないか」
黒瀬直:「あまり似て欲しくはないんだがね」
黒瀬直:「いや訂正しよう。全く似て欲しくない」
ジョージ・ブースロイド:(まあナオはもっとお転婆だったしな)
“血風景刃”:「こちらも名乗らねば不躾、というものだね」
“血風景刃”:「初めまして。“貫く流星”。ぼくは<闇の仕手>が六凶手“血風景刃”」
“血風景刃”:「短い付き合いになるだろうけど、よろしく」
天乃光莉:「つよいひとだと、見知っています。あたしの全てをもって、お相手、つかまつる」
天乃光莉:がしゃん、と音を立て、黒き手甲の一部がせり上がる。
天乃光莉:これこそが少女の弓たる『流星雨』。天に満ちたる星を降らせる、光の弓。
天乃光莉:いざ。未熟の身なれど、血戦へ。
????:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+1[1] → 71

????:「素晴らしい技の応酬でしたので、叶うならばずっと見ていたかったのですが」
????:雪のような白髪、蜂蜜の肌、紫水晶と見紛う瞳。気だるげとも、妖艶とも取れる表情の女性。
????:細身のスーツに身を包んでいるが、変わったところがあるとすれば─。
????:──ひらひらと中身の無い袖が風に揺れているところだろうか。
????:「立場上、そうもいかず。失礼致します」
????尊敬すべき先達(黒瀬直)愛すべき後輩(天乃光莉)の護りとなるように、金髪の美丈夫(ジョージ・ブースロイド)の隣に並び立つ。
????:「それで直さん」
黒瀬直:「どうした近衛くん」
????:「──“手”はご入用ですか?」
黒瀬直:「君の腕は、特に高く買っているつもりだ」
黒瀬直:「いつも通り、頼む」
????:「それは、少々照れますが」
????:虚空より呼び出されるは漆黒の腕。それが、一、二、三と増え続ける。
????:「必要とあらば、幾らでも」
????:そう言って、艶やかに微笑む。
九重近衛:「九重近衛、お相手になりましょう」

乱入者:“百の手”九重近衛(ここのえ このえ)/UGN第十二支部エージェントキャラシート)PL:ゆげたろ

“血風景刃”:「これはどうも。お初にお目にかかる」
“血風景刃”:「しかし、嘆かわしいな。きみといい、黒瀬直といい」
“血風景刃”:「オールドであれば、その血に課された才と歴史を知ってるはずだろう」
“血風景刃”:「どうして自らを排する者の味方をするのか。理解に苦しむよ」
九重近衛:「我等を排しようとする事が、その方々を護らぬ理由とはなりませんので」
“血風景刃”:「ふふ。この程度の言葉で揺らぐわけもなし、か。いいね」
九重近衛:「はい、失礼ながら。その程度の言葉で揺らいでは、盾足りえませんので」
九重近衛:「これより先は、言葉ではなく。己が行動をもって示させて頂きます」
“血風景刃”:「相変わらず、縁に恵まれているようだね。黒瀬直」
黒瀬直:「ああ、良い子たちだろう。私が戦う理由の一部だ」
黒瀬直:「そして、私が勝ってきた理由の大なるものだ。今宵もそう」
黒瀬直:「私たちは、勝つ。今日こそは、これからも」
黒瀬直:「──付き合ってもらうぞ、諸君」
ジョージ・ブースロイド:「Yes, I will do it right now, Baby!」剣を構えていない左手で十字を切る。
天乃光莉:「はい、先生」右腕を“血風景刃”に向け、眼光で射抜く。
九重近衛:「存分に。ロックンロールと参りましょう」ひらり、と黒腕を寄り添わせ。

UGN─“貫く邪眼”“百の手”“貫く流星”
MI6─“魔断騎士”



六凶手─“血風景刃”

【血戦開始】

ミドル12

GM:【シーン12】
GM:シーンプレイヤー 風眼灯道・パイライト
GM:登場ダイスをどうぞ
パイライト:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 7[7]+83 → 90

風眼灯道:風眼灯道の侵蝕を10増加しました(侵蝕率:49->59)
風眼灯道:侵蝕59へ!
GM:-------------------------------------------------------------------------------
GM:第12地区 鹿島緑庵通り交差点付近

GM:“蜘蛛の巣”の直下にあたり、七原・鹿島両町をつなぐ国道沿いの大規模な十字路交差点を望む地で、
GM:少女は傍らに老拳士を控え、無感情に空を眺める。
“老鷹”:「第九の……いや、今は十二の長か」
“老鷹”:「魔蝣を下し、鋭牙も討たれた様ですな。なかなかどうして、侮れんものです」
“女皇蜘蛛”ナクア:「………そう」
“老鷹”:「貴女の望みに一歩近づきましたな。……おや」
“老鷹”:「ふむ。我らが女皇よ。どうやら敵は大勝負に出たようです。こちらも誘われている」
“老鷹”:こきり、と指を鳴らす。「少し、席を外してもよろしいかな?」
“女皇蜘蛛”ナクア:「好きにすればいい」
“老鷹”:「では、そのように」たおやかに笑むと、その姿は色つきの風と化し、その場から掻き消える。
“女皇蜘蛛”ナクア:「…………」少女はその後ろ姿を無感動に見送った後、君たちに語りかける。
“女皇蜘蛛”ナクア:「“老鷹”は行った。くればいい。今なら、私ひとり」
パイライト:ざり、と。アスファルトをブーツの底が踏みしめる音
パイライト:腰に差した短刀に左手を置き。肩掛けの羽織と金の髪が歩みに揺れる
風眼灯道:──ちゃん。──かちゃん。
風眼灯道:──がちゃん。がちゃん。
風眼灯道:足音に交じり、金属が打ち合う音が近づいてくる。
風眼灯道:君が初めて耳にする音だ。
風眼灯道:「こんばんはだな」「“女皇蜘蛛”」
“女皇蜘蛛”ナクア:「生きてたんだ」
パイライト:「頑丈なのが自慢だから」
パイライト:とん。己の胸を指で叩き
風眼灯道:「鍛えてくれた神社の皆に感謝しておかなくては」
風眼灯道:かちゃん、と予備の箱鞘を鳴らす。
“女皇蜘蛛”ナクア:「そう」短く頷いて。「………私は」
“女皇蜘蛛”ナクア:「私の父は、“老鷹”と共にこのセルを作った」
“女皇蜘蛛”ナクア:「全ては同胞のため。異能ゆえに影に隠れ、潜むしかない同胞たちのために」
“女皇蜘蛛”ナクア:「あなた達が盾を必要とするように、刃が必要だった」
“女皇蜘蛛”ナクア:「闇の中で生きるために。掟に従い、敵を屠り、背徳者を、堕落した者を狩る牙」
“女皇蜘蛛”ナクア:そこまで言葉を紡いでから、でも、と続ける。
“女皇蜘蛛”ナクア:「私は、父の行いや、彼らの全てが正しいとは思えない」
“女皇蜘蛛”ナクア:「だから、これは賭け。彼らが今も正しいのなら、生き残る」
“女皇蜘蛛”ナクア:「そうでないのなら、この夜潰えるのは彼ら。そして、私」
パイライト:「……」
風眼灯道:「……」目を閉じたまま、ゆっくりと耳を傾ける。
風眼灯道:「“女皇蜘蛛”」「君がこの行動をとるまでに何があったか、俺は知っていない。」
風眼灯道:「その上で遠慮なく言うとしよう」
風眼灯道:「舐めているのか、貴様は」
風眼灯道:目を開く。
風眼灯道:「数日前、黒瀬さんの家で何があったか知っているか。」
“女皇蜘蛛”ナクア:「………」黙して耳を傾ける。
風眼灯道:「『町角ふらっとカフェ!』だ。俺も手伝いで出向していた」
風眼灯道:「貴様らが恐れていた黒瀬さんも、割烹着を着ててんてこ舞いだった。」
風眼灯道:「あの日に刃を必要としている所はせいぜい厨房ぐらいだったろう。」
風眼灯道:「『明日』が来れば、夏祭りに向けて一条さんが出店の書類に忙殺されるだろう。」
風眼灯道:「『明日』が来れば。泊さんが何時ものように鹿島四方幡へパトロールに向かうのだろう。」
風眼灯道:「この町には」「皆が思い描いている『明日』がある。」
風眼灯道:「貴様らの口約束だけで、それを切り裂くとほざくならば」
風眼灯道:右手で箱鞘を下ろし、掴む。
風眼灯道:熔ける。
風眼灯道:模る。
風眼灯道:燃え盛る炎を。
風眼灯道:「そのなまくら刀を」「砕いて鎔かして穿つのみだ」
“女皇蜘蛛”ナクア:「やればいい。できるというのなら」
“女皇蜘蛛”ナクア:「ここにいるのは、父の落とした影に過ぎない」
“女皇蜘蛛”ナクア:「単純なオーヴァード同士の戦闘能力という意味で、私は六凶手の中で最も劣る」
“女皇蜘蛛”ナクア:「それでも、私は<闇の仕手>の長だ。いずれ滅びる宿命でも、容易く首を渡す気はない」
“女皇蜘蛛”ナクア:「“老鷹”を誘い出し、ほかの凶手に仇敵を当てて。二人で殺せると踏んだなら、がっかりする」
パイライト:「──そこまで自惚れてはいないよ」
パイライト:「これまでずっと助けられてきた。そしてこの夜も」
パイライト:「どこかで誰かが戦い続けている」
風眼灯道:「ああ」「貴様にも同胞がいるように」
風眼灯道:「俺達は『独り』じゃあない」
パイライト:「だから言うんだ。未熟で、弱くて、みっともなくても」
パイライト:「誰かに、“助けて欲しい”って」
????:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 3[3]+75 → 78

????:「その通り。人間は独りじゃあない。」交差点の信号機の上に人影がある。
????:「群れで助け合い、群れでいがみ合い、群れで殺し合う、」
????:「どうしようもなく愚か(シリー)忙しない(ビジー)な連中だ。」
????:背の低い女子高生だ。朗々たる高い声に、あどけなさの残る可愛らしい容姿。
????:しかし、手には不釣り合いな無骨なナイフを握っている。
猫柳麻子:「アタシはみだりに淫らな殺人者(マーダラー)。」
猫柳麻子:「人間を時に愛し、時に殺す。気まぐれな野良猫なのだナ。」

乱入者:“斑猫”猫柳 麻子/UGNイリーガル(キャラシート)PL:猫口

猫柳麻子:「………。」と、言ったところで、パイライトと目が合う
猫柳麻子:「おっと、もう野良じゃない。首輪をつけられたところだった。」
猫柳麻子:ぺろりと舌を出しつつ、パイライトの傍に降り立つ。
????:????の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:75->81)
????:──ズシン、と。
????:重い、重い音が鳴り響く。
????:人の足音だ。
????:長大な斧槍を片手に、それとは不釣り合いに小柄な少女が
????:「……間に合った。お待たせしました、皆さん!」
????:低く確かな足音と、まだ幼さの残る高い声を響かせ、その場に現れる
クラウディア:「クラウディア・W・ベルリヒンゲン、現着しました! これより援護します!」

乱入者:“ミストルティン”クラウディア・W・ベルリヒンゲン/UGNイリーガル(キャラシート)PL:サムトー

クラウディア:斧槍を一振り。 撒き起こる暴風とともに、名乗りを上げる。
パイライト:「……ちゃんと、届いてくれたみたいだね」
風眼灯道:「猫柳さんに──クラウディアさんもか」
風眼灯道:「とても心強い。俺も負けていられないな」
猫柳麻子:「ンニヒヒ。いかに自由を気取ろうと、ここまで暴れられてはナ。」
猫柳麻子:「縄張りを荒らす者を一噛みしたくなる。」
クラウディア:「今、12地区を覆う結界。あれは、彼女が?」
クラウディア:確認と共に、目の前の少女を見据える。
風眼灯道:「その可能性が高い。油断すればこちらが死ぬことになるだろう」
風眼灯道:「救援を呼ぶためにも、穿つ必要がある」
クラウディア:「はい……! ここを抜ければ、状況を打開できる……!」
猫柳麻子:「パイライト。」
パイライト:「……うん」呼びかけに、小さく応える
猫柳麻子:「オマエは弱くともみっともなくもない。」
猫柳麻子:「よく頑張ったナ。」背伸びして頭を撫でる。
猫柳麻子:「飼い猫から愛でられるのは初めてだろう?」
パイライト:「……少しだけ気恥ずかしいけどね」そう言うが。払おうとはせず受け入れて
パイライト:「ただ。未熟なのはそのままなんだ」
猫柳麻子:「………それは」体を寄せる。
猫柳麻子:「もっと撫でるのが上手くなったら、認めてやろう。」
猫柳麻子:少しだけ名残を惜しむようにパイライトの身体に触れてから、
猫柳麻子:くるりとナクアに振り返る。
パイライト:「……わかった」
パイライト:今ではなく。明日の先に
パイライト:この夜を終わらせるために
パイライト:「──“剣匠興”が門人。パイライト」
パイライト:「仕る」
“女皇蜘蛛”ナクア:「来るといい。『明日』が欲しいというのなら」
“女皇蜘蛛”ナクア:「おかざりの女皇の首を落とすだけの力が貴方たちにあるのかどうか。試させて貰う」

UGN─“不諦刀”
レジスタンス─“無銘の黄鉄鉱”“斑猫”“ミストルティン”



六凶手─“女皇蜘蛛”

【血戦開始】


GM:◆特殊判定─“老鷹”の足止め
GM:全員【社会】で目標値9の判定に挑んでください
パイライト:オワー
風眼灯道:がんばるぜ!
猫柳麻子:《紡ぎの魔眼》使用。
猫柳麻子:78→79
猫柳麻子:5dx 社会
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,2,3,4,8] → 8

パイライト:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 7[3,7,7] → 7 → 失敗

クラウディア:4DX+0+0@10>=9 社会
DoubleCross : (4R10+0+0[10]>=9) → 9[1,2,2,9] → 9 → 成功

猫柳麻子:ゲッ!! 財産使えますか!
クラウディア:危ない!成功!
風眼灯道:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[2,10]+4[4] → 14 → 成功

風眼灯道:フゥ……
GM:使ってもいいですよ
猫柳麻子:では財産1点使って成功させます。14→13
GM:はい。ではそうですね……
GM:【戦闘結果チャート】1D10を風眼さんに
GM:クラウディアさんに1D3で【足止め成功ターン数】を振ってもらいましょう。
GM:また、もし【戦闘結果チャート】の出目が不服の場合は、猫柳さんに振りなおしてもらうことが可能です。
風眼灯道:ウワーッ責任重大!!!!!
GM:1→ファンブル/死傷者多数/1ラウンド目全員の手番終了時クライマックスに戦線復帰
GM:2~4 かろうじて足止めに成功/負傷者多数/足止め結果に-1
GM:5~8 強力なネームド戦力が参戦!/負傷者は出るものの戦線に支障なし/足止め結果プラスマイナス0
GM:9~10 強力な戦闘能力を所有したパーティが活躍!/負傷者は出るものの戦線に支障なし/足止め結果プラス1
GM:となります
GM:クラウディアさんは1D3降っちゃってくださいな 出た数字のターン数が基準の足止め結果となります
クラウディア:はい、ではダイス
クラウディア:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

パイライト:わぁい
風眼灯道:よしよし!
GM:この卓1D3の最大数よく出るな……!?
猫柳麻子:ナイス!
GM:では風眼さん、1D10を!
風眼灯道:よーし、緊張の一瞬だ
風眼灯道:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

クラウディア:振り直しー!
風眼灯道:振り直しオナシャス!!!!!!!
パイライト:振り直し!
GM:猫柳さん1D10どうぞ!
猫柳麻子:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

猫柳麻子:拮抗…かな?
風眼灯道:猫柳さんありがとう……
パイライト:ありがとう麻子さん
クラウディア:これで3ターン足止めと
風眼灯道:首輪注文があればオーダーメイドで応えます
クラウディア:強力なネームド戦力が参戦!/負傷者は出るものの戦線に支障なし/足止め結果プラスマイナス0
クラウディア:かな?
GM:ですね。では“老鷹”はPC級のオーヴァード複数との交戦状態に突入し、3ターン目のクリンナップ終了まで復帰不能です。
猫柳麻子:ヤッター!
風眼灯道:たすかったぜ
クラウディア:やった!助かります!
パイライト:よし
GM:◆衝動判定
GM:目標値は9
パイライト:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[6,6,7,8] → 8 → 失敗

クラウディア:7DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (7R10+0+0[10]>=9) → 10[4,4,4,8,8,10,10]+10[8,10]+9[9] → 29 → 成功

クラウディア:クラウディアの侵蝕率を+15(2d10->9,6)した(侵蝕率:81->96)
風眼灯道:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 8[5,8] → 8 → 失敗

パイライト:2d10+90
DoubleCross : (2D10+90) → 10[6,4]+90 → 100

GM:29!?!?
風眼灯道:暴走!
猫柳麻子:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,5,9] → 9

パイライト:暴走して100!
猫柳麻子:2d10+78
DoubleCross : (2D10+78) → 12[2,10]+78 → 90

風眼灯道:59+2d10
DoubleCross : (59+2D10) → 59+7[4,3] → 66

風眼灯道:ひっくい!侵蝕66!
GM:▼エンゲージ
GM:PC名は敬称略で進行します。ご了承ください

▼エンゲージ
(ナクア[11])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7]、クラウディア[10])
[]内は行動値

GM:▼ラウンド1/セットアップ
GM:宣言はありますか?
風眼灯道:ないぜ!
クラウディア:あっと、あります!
パイライト:こちらなし
クラウディア:皆さん良ければ、“女皇蜘蛛”に対して<灰色の庭> コンボ:ロキの戯言
クラウディア:行動値-9したいですが、よろしいでしょうか
風眼灯道:大丈夫です!
パイライト:こちら異論なく
クラウディア:猫柳さんもオッケーでしょうか?
猫柳麻子:こちらもOKです!
クラウディア:ありがとうございます! では改めて“女皇蜘蛛”に対して灰色の庭!
クラウディア:クラウディアの侵蝕率を+2した(侵蝕率:96->98)
GM:行動値9低下ですね。2に変更されます。
クラウディア:現在LV3,行動値-9です!

▼エンゲージ
(ナクア[2])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7]、クラウディア[10])
[]内は行動値

風眼灯道:全員先制だ!
猫柳麻子:ありがてえ!!
GM:エネミー側の宣言。
“女皇蜘蛛”ナクア:現段階では宣言なし。

GM:▼ラウンド1/イニシアチブ
GM:行動値は順番の処理を実施する場合
GM:クラウディア>パイライト>猫柳>風眼>ナクア となります
クラウディア:はい!
猫柳麻子:行動する前にボコ殴りだ!
“女皇蜘蛛”ナクア:そうは行かない。
クラウディア:はーい
“女皇蜘蛛”ナクア:《絶掌─“幽蜘蛛”》を宣言。【Dロイス─さらなる絶望】が起動。
風眼灯道:囲んで棒で叩……けない!
“女皇蜘蛛”ナクア:「私は“老鷹”や他の凶手たちとは違う」
“女皇蜘蛛”ナクア:「私は父の落とした影。ゆえに他の凶手に遠く及ばず、されど刃は玉座に私を求める」
“女皇蜘蛛”ナクア:「絶掌───“幽蜘蛛(ダスク・スパイダー)”」
“女皇蜘蛛”ナクア:掌を地面に押し当てる。
“女皇蜘蛛”ナクア:掌から伸びだした影の糸が、少女の背後に影で編まれた異形の剣士を召喚する。
“影の幽鬼”:「…………」
“影の幽鬼”:幽鬼を模した無機質な仮面。機械で構成された異形の四腕。
“影の幽鬼”:かつてこの街で幾度となくUGNと対峙し、多くの戦士を屠り、自らもまた戦いの輪廻の中で朽ちたはずの剣鬼───
“影の幽鬼”:“インヴィジブル・ハンド”首魁、“レイス”の姿が、戦場に現れ出でる。

▼エンゲージ
(ナクア[2]、“影の幽鬼”[9])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7]、クラウディア[10])
[]内は行動値

風眼灯道:「──“レイス”」
風眼灯道:熔鉄が照らす頬にひとすじの汗が流れる。
クラウディア:「“レイス”……!? では、あれが……!」
クラウディア:噂には聞いている。 かつてUGNと幾度も死闘を繰り広げた、恐ろしき剣士。
クラウディア:「(黒瀬さんですら、倒しきれなかった敵……!)」
猫柳麻子:「………似た手口を使うのだナ。」
猫柳麻子:「アタシは凶器だけだが、まさか犯人までそのまま引っ張り出すとは。」
風眼灯道:(“老鷹”の足止めは既に始まっているだろう。)
風眼灯道:(今は皆を信じるしかない)
風眼灯道:「……急ぐ理由が増えたな」
パイライト:「大丈夫」一歩、前に
パイライト:「大丈夫だよ、みんななら。ぼく達がすることは変わらない」
パイライト:見据えて。理解し、
パイライト:「──斬る」
GM:--------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆シーン12 ラウンド1/再開
GM:前回はレイスが出現して第一ラウンド最初のイニシアチブが終了した段階ですね。
GM:行動順決定が終わったので、まずは第一イニシアチブで決定された行動値順の処理が実施されます。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/クラウディア
クラウディア:はい!
GM:行動宣言どうぞ。
クラウディア:ではマイナーアクション、戦闘移動。レイス、並びに“女皇蜘蛛”のエンゲージに接敵します

▼エンゲージ
(クラウディア[10]、ナクア[2]、“影の幽鬼”[9])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7])
[]内は行動値

クラウディア:メジャー、<コンセントレイト:ノイマン>+<コントロールソート> コンボ:ヤドリギの刃
クラウディア:対象はレイス!
クラウディア:対応はありますか?
GM:差込はありません。命中判定……お振りなせえ
クラウディア:はい、ダイス9、固定値5!
クラウディア:9DX+5+0@7 ヤドリギの刃(侵食上昇5)
DoubleCross : (9R10+5+0[7]) → 10[1,2,2,5,5,6,6,7,10]+10[6,7]+1[1]+5 → 26

クラウディア:うーん微妙……!
“影の幽鬼”:ガードを選択。ガード時に<八重垣>使用。

GM:▼ダメージ判定
GM:算出どうぞ!
クラウディア:おっと、ダメージダイス前に<フォールンサラマンダー>+<フォールンアックス>の効果を使用。 コンボ:盲打ち
クラウディア:ダメージダイスを2つ増やし、出目のうち3つを振り直します!
クラウディア:改めて判定、ダメージダイスは諸々足して7,固定値10!
クラウディア:4d10+3d10+10
DoubleCross : (4D10+3D10+10) → 18[4,3,1,10]+24[8,8,8]+10 → 52

クラウディア:4,3,1を振り直し!
クラウディア:3d10+44
DoubleCross : (3D10+44) → 16[8,5,3]+44 → 60

クラウディア:60点、装甲ガード有効!
GM:でっかいダメージ……!
GM:ガード値は6/装甲4で50点ダメージ……を通すとガッツリ削られてしまうので
“影の幽鬼”:<電磁反応装甲>1枚使用。20点ダメージ減少し30点被弾。
GM:残り使用回数は2回です。
GM:演出どうぞ!
クラウディア:四刀の剣士を見据え、自らの斧槍を握り直す。
クラウディア:相手は圧倒的な格上。技量では及ぶべくもない。
クラウディア:それでも、クラウディアのやることは変わらない。 ──叩き潰すのみ
クラウディア:紅き魔眼を閃かせ、『自らの肉体にかかっている』重力の檻を解除
クラウディア:「ああ、軽い」
クラウディア:一つ呟くとともに、大地が弾ける轟音。
クラウディア:クラウディア・ヴィルヘルミナ・ベルリヒンゲンはただ。超重力で鍛えあげた圧倒的な身体能力をもって、真っ直ぐに突貫する
クラウディア:「セェェェェイッッ!」
クラウディア:気合とともに斧槍を振り抜く。防がれても構わない。上から吹き飛ばす、のみ!
“影の幽鬼”:影は光映さぬ黒闇の刃を鞘から二刀、分裂した隠し腕から二本抜き放つ。
“影の幽鬼”:獣の牙のように交差させた四刃によるクロスガード!
“影の幽鬼”:斧槍と刃が爆ぜるように打ち合い、幽鬼の足元に蜘蛛の巣状の亀裂が迸る!
クラウディア:「(この手応え……衝撃を”流された”。でも)」
クラウディア:僅かに”通った”ことを感じ取る。通じないわけではない。ならば
クラウディア:「(このまま押し続ける……!あちらの処理能力を上回って、誰かの一撃を通し切る!)」
クラウディア:侵食98→105

GM:▼第一ラウンド/第二イニシアチブ/
“女皇蜘蛛”ナクア:<Eロイス:さらなる絶望>を使用。女皇の影糸が、現世に彼岸よりの影を呼び寄せる
“女皇蜘蛛”ナクア:「まがい物とはいえ、レイスに一太刀浴びせるその力量は見事。でも」
“女皇蜘蛛”ナクア:ぼそり、と小さく呟いて。再び、はっきりと言葉を紡ぐ。
“女皇蜘蛛”ナクア:「私の絶掌が終わったとは、言ってない」
“???”:とぷり、と。
“???”:パイライトたちの背後で、コンクリートが波打つようにしぶきを上げて。
“影の六刃─鋭牙潜影”:機械仕掛けの狩人装束に身を包んだ、影の殺し屋が姿を現す。

▼エンゲージ
(クラウディア[10]、ナクア[2]、“影の幽鬼”[9])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7]、影の六刃─鋭牙[8])
[]内は行動値

クラウディア:「……っ!また新手を……!」
風眼灯道:仄かに光る炎鉄の揺らめきが、影を照らし出す。
パイライト:「──気の早い再会だ」
パイライト:短刀の柄に手を重ねる。……威圧感は当人ほどではない。しかし、己より格上であることは変わらない
パイライト:やれるのか、と。出かけた言葉を止めて。向かい合う
風眼灯道:「もう二人位は、覚悟しておいた方がいいかもしれんな」
風眼灯道:左手にも燃え盛る鉄を灯し、どちらにも跳べるよう構える。/

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/“影の幽鬼”
GM:オートタイミングで武器を展開・装備/
“影の幽鬼”:マイナーなし/
“影の幽鬼”:<C:ノイマン>+<アームズリンク>+<マルチウェポン>+<超越活性:ヴァリアブルウェポン>
“影の幽鬼”:対象は同じエンゲージ内のクラウディア。
クラウディア:来い!
“影の幽鬼”:18DX7+5
DoubleCross : (18R10+5[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[5,5,6,8,9]+10[1,9]+10[10]+6[6]+5 → 51

クラウディア:どうせガードしても死ぬダメージ出そう! 奇跡狙いのドッジ!
クラウディア:4DX+0+0@10 回避
DoubleCross : (4R10+0+0[10]) → 8[2,3,7,8] → 8

クラウディア:無理!ダメージどうぞ!
GM:▼ダメージ算出
GM:28+6d10
DoubleCross : (28+6D10) → 28+32[8,2,5,1,9,7] → 60

GM:装甲・ガード有効
クラウディア:戦闘不能!レイスに対してロイスP:執着/○N:脅威で取得してタイタス化、復活!
クラウディア:HP27→11
“影の幽鬼”:影の四刃が闇に躍る。
“影の幽鬼”:斧槍の長尺に対する不利を手数で補うように、ひとつを防げば残り三刃。
“影の幽鬼”:さらにひとつを防いだところで、より鋭い二つの刃。
“影の幽鬼”:これを躱せば研ぎ澄まされた一刃。
“影の幽鬼”:流水のようにしなやかでいて、一切の無駄を感じさせぬ殺人剣。
クラウディア:防いた先、躱した先に、すでに攻撃が放たれている。
“影の幽鬼”:仮初の幽剣といえど、その技量は鬼気迫る物がある。
クラウディア:捌ききれない。致命傷を受ける──寸前で斥力で自分を弾き飛ばし、吹き飛ばされるように間合いから逃れる。
クラウディア:「づ、くっ……!」
クラウディア:傷口を押しつぶして止血しながら、それでも瞳の意思は消えない。
“影の幽鬼”:影は深追いせず、敵の反撃に備えるように構えを取る。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/パイライト
パイライト:では
パイライト:マイナーで《インフィニティウェポン》《ジャイアントウェポン》。侵蝕105
パイライト:メジャー、“????”。《Cウロボロス》《シャドーテンタクルス》《咎人の剣》、オートで《砂の加護》使用。108へ
パイライト:対象は同エンゲージの鋭牙潜影へ
パイライト:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,5,7,9,10,10]+10[1,2,6,7]+10[8]+3[3]+4 → 37

パイライト:まずまず…!
“影の六刃─鋭牙潜影”:武器生成前なのでドッジ試行。
“影の六刃─鋭牙潜影”:7DX+2=>37
DoubleCross : (7R10+2[10]>=37) → 10[3,3,4,8,9,10,10]+7[2,7]+2 → 19 → 失敗

GM:回したけど当たる……!

GM:▼ダメージ算出
パイライト:《原初の黒:フェイタルヒット》! 手を抜いてられん!
パイライト:侵蝕114、ダメージ+4Dして
GM:ダメージどうぞ
パイライト:4d10+45+4D10
DoubleCross : (4D10+45+4D10) → 21[3,7,4,7]+45+19[1,2,7,9] → 85

パイライト:装甲は有効、85
GM:でっけえダメージ!
“女皇蜘蛛”ナクア:《デモンズウェブ》使用。
“女皇蜘蛛”ナクア:85-7d10
DoubleCross : (85-7D10) → 85-38[2,6,10,9,9,1,1] → 47

パイライト:げぇ半分近く落とした
GM:演出どうぞ/

パイライト:──レイスとクラウディアの相対の余波を感じながらも、目を離すことはない。その余裕はまだ、少年にはない
パイライト:あの時斬り伏せた男の形をしたものを見据え、地を這うように跳ぶ。
パイライト:まだ、武器が生まれていない。だからこそ初手にて最大の一撃を狙う
パイライト:回避行動が見えた。相手の数歩前に着地、そのまま足首の力で跳躍。側転の運動へ変換、
パイライト:「──!」
“女皇蜘蛛”ナクア:ぴん、と。少年の身体が宙で糸に触れた。
パイライト:呼気。パイライトの右踵が凶手の肩へ浴びせるよう風を斬る。
“女皇蜘蛛”ナクア:闇に紛れて展開された影糸が、宙で微かに斬撃の軌道を逸らす。
“女皇蜘蛛”ナクア:「僅かな誤差。それでも、致命打をずらすには、ほんの僅かで充分」
パイライト:──踵に生成した結晶片は突き立たず。表面を斬り裂くに留まる
“影の六刃─鋭牙潜影”:放たれた刃を受け、影の覆いが切り裂かれる。
“影の六刃─鋭牙潜影”:しかし、鎧の如き堅牢さを誇る外套下の本体は未だ健在!
パイライト:短刀を抜き、構える。やはり一撃で終わらせるほど甘くはない
“女皇蜘蛛”ナクア:「数打とはいえ、達人の影」
“女皇蜘蛛”ナクア:「振るわずに行くというならそれも構わない」
パイライト:「……」気付いているのだろう。左眼の違和感、あったはずの感覚が消えていることに
パイライト:それでも、
“女皇蜘蛛”ナクア:「けれど、あなたの得手も影の刃でしょう。振るわず済むとは、思わない方がいい」
パイライト:「忠告は受け取るよ。あの時と同じように」
パイライト:──負けるつもりなど、持ってここには立たない

GM:▼ラウンド1/第三イニシアチブ
“女皇蜘蛛”ナクア:<さらなる絶望>。女皇の蜘蛛糸が、さらなる影の刃を招き寄せる───
“???”:ずるり。“レイス”とナクアの傍らで、影が砂のように隆起し、崩れゆく砂丘から更なる凶手が姿を現す。
“影の六刃─魔宮蝣主”:影で構成された魔砂の主が、華美な装飾を施された薙刀を構える。

▼エンゲージ
(クラウディア[10]、ナクア[2]、“影の幽鬼”[9]、影の六刃─魔宮[6])
   10m
(風眼[3]、パイライト[8]、猫柳[7]、影の六刃─鋭牙[8])
[]内は行動値

“女皇蜘蛛”ナクア:「今宵散った我らが同朋。そして、今は亡き盟主たる剣鬼。さあ」
“女皇蜘蛛”ナクア:「この街を護るというのなら、潜り抜けて見せるがいい」

風眼灯道:「やはり来たか、“魔宮蝣主”」
風眼灯道:「主の為に往生際すら捻じ曲げる」「その『覚悟』だけは認めてやろう」

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/“鋭牙潜影”
“影の六刃─鋭牙潜影”:マイナー/<ハンティングスタイル>+<完全獣化>+<知性ある獣>+<炎と氷の剣>+<地獄の氷炎>
“影の六刃─鋭牙潜影”:<縮地>+<バックスタブ>
GM:対象は1D4
GM:1D4
DoubleCross : (1D4) → 4

GM:風眼くんですね。
風眼灯道:ウオーッ正直ありがてえ!
GM:ん、違うな
GM:すまん要の陣形LV1積んでたわ!ワハハ!
風眼灯道:野郎—ッ!!!
GM:これ加えて二回だけだから平気平気。喰らえーッ
“影の六刃─鋭牙潜影”:メジャー/<C:キュマイラ>+<獣の力>+<形なき剣>+<要の陣形>
クラウディア:少々お待ちを!
クラウディア:少し相談タイム!
クラウディア:あと、要の陣形の対象は
クラウディア:同一エンゲージの3人でよろしいでしょうか?
“影の六刃─鋭牙潜影”:対象は同エンゲージ(縮地による0m移動しています)
“影の六刃─鋭牙潜影”:の3名です
クラウディア:<時の棺>を使用します。 コンボ:オーディンの眼
クラウディア:侵食105→115
クラウディア:攻撃判定を自動失敗に!
GM:通します。
GM:では簡単に演出だけ!
“影の六刃─鋭牙潜影”:とぷり。水しぶきのように石片が跳ね上がり、姿が地中へ掻き消える。
“影の六刃─鋭牙潜影”:その姿を追うように地中へと意識を凝らしたものの首を容赦なく刈り取るべく、
“影の六刃─鋭牙潜影”:その姿は既に上空へと巻き上げた石片の内へと転移している。
“影の六刃─鋭牙潜影”:影の氷刃が、上空への転移を察知した君たちの反応を上回り、致命の一打を与えんと振りかざされる。しかし。
クラウディア:「──させませんっ!」
クラウディア:紅の魔眼がひらめく。自身のレネゲイドが最も得意とする、重力制御を起動する。
クラウディア:敵の位置は掴めない。ならば──
クラウディア:「全部──潰れてっ!」
クラウディア:認識した味方だけを除き、周囲空間に超重力の網を放つ。
クラウディア:重くなれ。重くなれ。重く、重く、重く────!
クラウディア:「……下がって!」
クラウディア:長くは持たない。それでも、十分。
“影の六刃─鋭牙潜影”:動きが鈍化し、地面にその身体が叩きつけられる刹那。
“影の六刃─鋭牙潜影”:身体が地中へと沈み込み、重力の拘束を脱する。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/猫柳麻子
GM:行動宣言どうぞ!
猫柳麻子:マイナーでジェネシフト、1d10だけ
猫柳麻子:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 5[5]+90 → 95

猫柳麻子:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》、
猫柳麻子:判定前に《紡ぎの魔眼》で判定ダイスを増やしつつ鋭牙潜影にナイフで白兵攻撃
GM:差込ありません。命中判定どうぞー
猫柳麻子:95→96
猫柳麻子:9dx7+5 白兵
DoubleCross : (9R10+5[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,8,8]+6[5,6]+5 → 21

猫柳麻子:うわっ、微妙…!
GM:その数字なら……しちゃおうかな、ガードではなくドッジを……!
“影の六刃─鋭牙潜影”:ドッジ挑戦
“影の六刃─鋭牙潜影”:12DX+2=>21
DoubleCross : (12R10+2[10]>=21) → 10[1,1,2,3,3,4,6,7,7,7,10,10]+6[2,6]+2 → 18 → 失敗

猫柳麻子:あっぶない!
猫柳麻子:ダメージ出します!
GM:命中ですね!

GM:▼ダメージ算出
猫柳麻子:2d10+3d10+2+20 装甲有効
DoubleCross : (2D10+3D10+2+20) → 16[7,9]+14[1,6,7]+2+20 → 52

猫柳麻子:どうだ…!?
“影の六刃─鋭牙潜影”:HP残り33/復活札なし
“影の六刃─鋭牙潜影”:死亡します/演出どうぞ
猫柳麻子:96→103
猫柳麻子:「鮫は鮫でも人食い鮫か。」
猫柳麻子:「死の淵から醒めてなお血が欲しいか。」
猫柳麻子:謳うように問いかけつつ亜空間の鍵穴に鍵を差し込む
猫柳麻子:「では青褪めるまで血を吸ってやる。」
猫柳麻子:その先の空間は、猫柳麻子のキュマイラ因子が織りなす古今東西の”殺人”の記憶。
猫柳麻子:それらの詰まった”殺人ホテル”の客室である。
猫柳麻子:casefile:9984『三流処刑人』
猫柳麻子:■■国■■州で起きた連続殺人事件。被害者はみな一様に切れ味の鈍い刃物で四肢や首を切断されて殺害されており、
猫柳麻子:解剖の結果、およそ数時間かけて苦痛の中死亡したとみられる。
猫柳麻子:最初の事件から8か月後、逮捕されたのは車両整備士の■■。
猫柳麻子:”長く楽しむために、錆びた刃物を集めた。”
猫柳麻子:”時には自分で錆びた刃物を作った。何でも自分で作るのが一番だ。”
猫柳麻子:法廷で証言した彼を、遺族の一人が錆びた刃物で刺した傷が元で、
猫柳麻子:公判途中で死亡した。
猫柳麻子:亜空間から錆びた回転鋸を取り出して、
猫柳麻子:スターターロープを引く
猫柳麻子:地面に潜った鮫が飛び出すのを待ち、
猫柳麻子:血の匂いに反応して振り返りざまに、
猫柳麻子:その鼻先に刃を押し当てる。
猫柳麻子:「ではナ。そろそろ、チェックインするがよかろう。」
猫柳麻子:BBBBBZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ!!!!!!
“影の六刃─鋭牙潜影”:ガギギギギギギギギギギ!錆びた刃と、牙じみた氷の鋸刃が噛み合う。
“影の六刃─鋭牙潜影”:接合の時間は僅か。獣同士の力比べ、この夜その押し合いを制したのは、狩人ではなく殺人鬼!
“影の六刃─鋭牙潜影”:氷の刃が砕け、錆刃が影をズタズタに引き裂き、切り刻む!
猫柳麻子:影は真っ二つに両断され、やがて霧散した。
“女皇蜘蛛”ナクア:「噂には聞いている。特殊な因子の持ち主がこの街に居ると」
猫柳麻子:「行け。」風眼に告げる
猫柳麻子:「明日が欲しいんだろう?」
風眼灯道:「ああ。」短く応え、地を蹴る
“女皇蜘蛛”ナクア:「殺人鬼を人と異なる種として捉える記録能力。成る程、“こちら側”に近い使い手」
猫柳麻子:「(ass)を斬り飛ばされる前に行くがよい。」
猫柳麻子:判定後にHP-3,
猫柳麻子:HP30→27

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/“魔宮蝣主”
“影の六刃─魔宮蝣主”:《C:モルフェウス》+《獣の力》+《カスタマイズ》+《伸縮腕》
GM:3秒だけ待ってください。ちょっと考えます
クラウディア:はい!
風眼灯道:はい!
GM:いいや、持ち札切っちゃおう
クラウディア:むっ
“影の六刃─魔宮蝣主”:メジャーコンボに<ジャイアントグロウス>LV1追加。
風眼灯道:なっ
“影の六刃─魔宮蝣主”:対象を範囲化。遠隔エンゲージの3体を標的に。
猫柳麻子:《時の棺》判定を失敗させます。
猫柳麻子:103→113
“影の六刃─魔宮蝣主”:“鋭牙潜影”がバラバラに引き裂かれ、氷の刃が地面に撒き散らされたと見るや、掌をぴたりと地面に押し当てる。
“影の六刃─魔宮蝣主”:この場にいる4人のうち、風眼くんだけはその挙動に見覚えが有る。
“影の六刃─魔宮蝣主”:“砂鳴泉(アントーン)”の予備動作だ!
“影の六刃─魔宮蝣主”:血肉と化した影の欠片、地面に撒き散らされた氷の刃を地面が飲み込み、勢いよく吐き出すように影の散弾が襲いかかる。
猫柳麻子:しかし、
風眼灯道:「──!」駆ける足をそのままに、燃え盛る鉄で覆われた左腕のみを眼前に構える。
猫柳麻子:パ ァ  ン
猫柳麻子:甲高い銃声が鳴る。亜空間から伸びた何者かの左手には、硝煙たなびくリボルバー拳銃がある。
猫柳麻子:casefile:911 『私刑警官』
猫柳麻子:■■国■■州で起きた連続銃殺事件の犯人。
猫柳麻子:被害者は共通点もなく、彼は精神異常により殺人を犯したと思われていたが、
猫柳麻子:彼の死刑執行から5年後、被害者が一様に何らかの殺人事件に関わっていた犯人、
猫柳麻子:及び共犯であったことが判明。
猫柳麻子:彼による連続殺人が私刑であったのか、偶然にも殺人者のみを殺していたのか、
猫柳麻子:このような私刑が許されるのか、今なお議論は続いている。
猫柳麻子:いわば、対殺人者に特化した6発の弾丸が、
猫柳麻子:殺人者そのものの影である黒い散弾を撃ち落とした。
猫柳麻子:「アタシが”そちら側”?」
猫柳麻子:「猫がヒトの作った境界線を気にすると思うか?」
猫柳麻子:「どこだって、アタシは気ままに妄りにみだらに歩くだけなのだナ。」
猫柳麻子:「そして、そいつだって。」
猫柳麻子:猫柳が作った獣道を、剣士が駆ける。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/風眼灯道
GM:宣言どうぞー
風眼灯道:はーい!
風眼灯道:マイナーで〈氷の回廊〉!
風眼灯道:移動距離バフも合わせてナクアエンゲージへ突入!

▼エンゲージ
(クラウディア[10]、風眼[3]、ナクア[2]、“影の幽鬼”[9]、影の六刃─魔宮[6])
   10m
(パイライト[8]、猫柳[7])
[]内は行動値

風眼灯道:侵蝕67にしてメジャー!
風眼灯道:コンセ3炎神5結合粉砕5!/コンボ:熔かし、斬る
風眼灯道:対象は……レイスで!
風眼灯道:差し込みなければ判定に移ります
GM:あります
猫柳麻子:!
風眼灯道:なっばっ
クラウディア:むぐ
パイライト:ぐむむ
“女皇蜘蛛”ナクア:《異世界の因子》─《時の柩》をコピー/
“女皇蜘蛛”ナクア:《時の柩》使用/判定を打ち消す/
風眼灯道:ウワーッ!!!!!
クラウディア:厄介な
風眼灯道:対抗有りません……
クラウディア:一枚斬らせたと考えますか
風眼灯道:HP6→3!侵蝕上がって75へ!
GM:演出あればどうぞ
風眼灯道:それでは軽く!
風眼灯道:拓かれた獣道を、青年が軽やかに疾駆する。
風眼灯道:7m。5m。3mで、強く踏み切る。
風眼灯道:「──オオオオオッ!!!」
風眼灯道:渾身の気合と共に、燃え盛る右ストレートを叩き込む!
GM:影たる幽鬼に向けて放たれた一撃は、影の糸で編まれた盾に防がれる。
“女皇蜘蛛”ナクア:「そう簡単にはさせない」
風眼灯道:即座にクラウディアの方角へ飛びのき、叩き込んだ右拳から鉄を剥がす。
猫柳麻子:「……ンニャハハ。」殺人ホテルを総動員して作った攻撃だった。風眼も、渾身の一撃だっただろう。
猫柳麻子:「手強いナ。」
風眼灯道:「…流石に読まれているか。」
パイライト:「でも、まだ動ける」
風眼灯道:右手を振るうと共に、纏った炎鉄の勢いが盛り返される。
クラウディア:「攻め続けましょう……! あちらの手数を上回れば!」
“女皇蜘蛛”ナクア:マイナーなし/
“女皇蜘蛛”ナクア:メジャー/コンボ─“或裂蜘蛛(あさぐも)
“女皇蜘蛛”ナクア:<C:コンセントレイト>+<シャドーテンタクル>+<オールレンジ>
“女皇蜘蛛”ナクア:対象は
GM:1D4
DoubleCross : (1D4) → 2

GM:うーん。飛び込んできた風眼くんにしておくかな……!
“女皇蜘蛛”ナクア:11DX7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,2,2,3,5,5,8,8,9,9,10]+10[1,4,7,9,10]+10[1,6,8]+10[8]+10[8]+10[9]+10[7]+5[5]+3 → 78

猫柳麻子:……?
GM:ええ……?
風眼灯道:うむ。避けたくないのでガード!
“女皇蜘蛛”ナクア:8D10+6
DoubleCross : (8D10+6) → 34[5,1,5,9,3,2,6,3]+6 → 40

“女皇蜘蛛”ナクア:装甲・ガード有効
風眼灯道:死!リザるぜリザるぜ!
風眼灯道:75+2d10 ナノメディカルスーツ効果により回復値に+1ダイス!
DoubleCross : (75+2D10) → 75+17[10,7] → 92

風眼灯道:良い高さだ。HP17!侵蝕92!

“女皇蜘蛛”ナクア:「蜘蛛の糸は境界線を紡ぐ糸」
“女皇蜘蛛”ナクア:「現世と隔り世、時と空間、万物すべてを繋ぎ、惑わす」
“女皇蜘蛛”ナクア:「そして同時に、此れはすべてを切り裂く不可視の刃」
“女皇蜘蛛”ナクア:きりり、と弦が張られるような音。次いで、炎鉄を纏った風眼の腕が宙を舞う。
“女皇蜘蛛”ナクア:「“或裂蜘蛛”」
“女皇蜘蛛”ナクア:空間に張り巡らされた女皇の糸による、無慈悲な切断攻撃!
風眼灯道:切り口から飛び出すは、鮮血。
クラウディア:「──っ!風眼さん!」
クラウディア:「(腕の欠損……再生可能だとしても、剣士にとっては……!)」
風眼灯道:「────」離れた手同士の炎鉄から紅蓮の針金が飛び出す。
風眼灯道:吹き出る鮮血で衣服を染めあげながら、飛んで行った右腕を掴み直した。
風眼灯道:「……ッ。」左腕で本来の箇所に押し込む。
風眼灯道:赤熱したままの針金を操作してかがり縫い、止血と接合を両立する。
“女皇蜘蛛”ナクア:「随分な荒技」でも、と言葉を続ける「対応するのは見事。そして、厄介」
クラウディア:「まだ、やれますか? その腕で刀は……」
風眼灯道:「問題はない、クラウディアさん。」振り向かぬままに応える。
風眼灯道:「──俺は剣士ではないからな」

GM:▼クリンナップ
GM:DロイスのHP処理効果とか処理忘れてる人がいれば対応お願いします
GM:バステによる特殊な処理はない……はず
クラウディア:こちらは特になしのはず!
パイライト:こちらなし
猫柳麻子:なし!
風眼灯道:ないはずだぜ!
GM:では中断セーブ!次回は明日夜!
GM:どうしましょう、20時からでも大丈夫?
クラウディア:私は行けます 皆さんは
風眼灯道:自分も大丈夫です!
パイライト:こちらいけます!
猫柳麻子:いけます!
GM:ではあす20時で!本日はありがとうございました~ お疲れ様でした!
クラウディア:お疲れさまでした!
パイライト:お疲れ様です!
風眼灯道:お疲れさまでした!
猫柳麻子:お疲れさまでした!

GM:▼ラウンド2/セットアップ
GM:宣言あればどうぞ。
風眼灯道:ないぜ!
クラウディア:あります!
パイライト:なし!
クラウディア:レイスに対して<灰色の庭> コンボ:ロキの戯言!

▼エンゲージ
(クラウディア[10]、風眼[3]、ナクア[11]、“影の幽鬼”[0]、影の六刃─魔宮[6])
   10m
(パイライト[8]、猫柳[7])
[]内は行動値

クラウディア:侵食115→117
猫柳麻子:なしです!
クラウディア:レベル4で行動値-12です!
クラウディア:私も以上
“女皇蜘蛛”ナクア:《レネゲイドチェイン》LV3
クラウディア:そ、それは一体
“女皇蜘蛛”ナクア:ナクア・レイス・影の六刃を除くシーン登場者の行動値に-6の修正。
クラウディア:ギャーッス!

▼エンゲージ
(クラウディア[4]、風眼[0]、ナクア[11]、“影の幽鬼”[0]、影の六刃─魔宮[6])
   10m
(パイライト[2]、猫柳[1])
[]内は行動値

“女皇蜘蛛”ナクア:オートタイミングで《アナザーセルフ》発動。
風眼灯道:ウゲェーッ
“女皇蜘蛛”ナクア:《異世界の因子》により取得した《時の柩》の使用回数を回復。
クラウディア:ウゲーッ!

GM:▼ラウンド2/イニシアチブ
GM:行動値の決定処理を開始
GM:ナクア>六刃>クラウディア>パイライト>猫柳>風眼>レイス となります

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/ナクア
“女皇蜘蛛”ナクア:マイナーなし
“女皇蜘蛛”ナクア:メジャー/<Cウロ>+<シャドーテンタクル>+<オールレンジ>
“女皇蜘蛛”ナクア:対象は風眼灯道。
“女皇蜘蛛”ナクア:11DX7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[4,5,5,5,6,6,8,8,9,9,10]+10[1,1,4,4,10]+1[1]+3 → 24

風眼灯道:来るか。
クラウディア:風眼君、装甲とガード値いくつでしたっけ?
風眼灯道:装甲1、ガード3ですね。
クラウディア:合計4でHP21かあ
風眼灯道:うっかり中途半端に残るのも嫌なので全力でドッジして行こう
クラウディア:はーい!
風眼灯道:ドッジ!〈炎神の怒り〉を使用して判定ダイス+6!
GM:どうぞ!
風眼灯道:13dx+1>=24
DoubleCross : (13R10+1[10]>=24) → 9[1,1,1,2,2,3,3,5,5,6,7,8,9]+1 → 10 → 失敗


GM:▼ダメージ算出
GM:6+3D10
DoubleCross : (6+3D10) → 6+17[2,10,5] → 23

風眼灯道:アッ暴走してた!すみませんリアクション取り消します!
GM:23点・装甲・ガード有効 22点ダメージでギリギリ倒れますね
風眼灯道:22点ダメージで死!リザレクト!
風眼灯道:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+16[9,7] → 108

風眼灯道:侵食108!HP16!

“女皇蜘蛛”ナクア:「場所を移す」
“女皇蜘蛛”ナクア:ぼそり、と呟くと、影の蜘蛛糸が周囲を覆い、君たちの視界が暗転する。
“女皇蜘蛛”ナクア:次の瞬間、足元に感じるのは、高所を吹き抜ける風。
“女皇蜘蛛”ナクア:12地区をドーム状に覆う白磁の天蓋。“蜘蛛の巣”それ自体を足場としている。
“女皇蜘蛛”ナクア:「ここなら、通信も届く。助けを呼ぶという手もある」影の糸を編み、デスサイズを錬成する。
“女皇蜘蛛”ナクア:「最も、私たちに裂かれずに呼べればの話」
クラウディア:「無茶を言ってくれますね……!」
風眼灯道:「そこまで呑気にできる余裕は、流石に無いな」
クラウディア:そんな余裕をくれるとは思えない。 何より、助けが辿り着く前に決着はつくだろう
クラウディア:…‥否、付けなければならない。 長期戦では不利だ
風眼灯道:軽く踏みつけ、足元に広がる糸の強度を確かめる。
GM:足場とするには充分な強度。……というより、破壊不能を謳うだけあり、相当に頑丈ですね。
風眼灯道:「……。」風が吹く中、もう一つの明かりが周囲を照らし始める。
“女皇蜘蛛”ナクア:姿が闇に掻き消える。
風眼灯道:雲の切れ間より差し込む、月の光だ。
“女皇蜘蛛”ナクア:風眼に向けてデスサイズによる斬撃を見舞う。
“女皇蜘蛛”ナクア:月の光を受けて、影刃が煌めいた頃には、既に攻撃は終了している。
風眼灯道:切り裂かれた脇腹より、白い糸へ血が呑まれていく。
風眼灯道:僅かに焼け残った袖口を引きちぎり、噛みしめる

風眼灯道:肉が焦げる臭いと共に、出血を押し込め直す
風眼灯道:……再生限界だ
GM:▼ラウンド2/メインプロセス/“影の六刃”
“影の六刃─魔宮蝣主”:マイナーなし
“影の六刃─魔宮蝣主”:メジャー/《C:モルフェウス》+《獣の力》+《カスタマイズ》+《伸縮腕》+《ジャイアントグロウス》
“影の六刃─魔宮蝣主”:遠隔エンゲージにいる猫柳・パイライトの二名に向けて攻撃。
猫柳麻子:こい!
パイライト:くっ、来なさいこっちは暴走中だ~
“影の六刃─魔宮蝣主”:12DX7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,6,7,7,9,9,10]+10[1,1,6,6,10]+10[8]+1[1]+6 → 37

GM:リアクションどうぞ
猫柳麻子:ドッジ!
猫柳麻子:7dx>=37
DoubleCross : (7R10[10]>=37) → 10[3,8,9,9,9,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

パイライト:こちらはリアクション不可!
猫柳麻子:失敗!
GM
GM:▼ダメージ算出
“影の六刃─魔宮蝣主”:4D10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 15[2,3,8,2]+10 → 25

GM:装甲・ガード有効
猫柳麻子:生きてる
パイライト:満タンだったならな…HP0、少女改めナクアのロイスをタイタス化、昇華して蘇生!
猫柳麻子:猫の毛皮は頑丈だニャ~
GM:タイタス化しましたね?
パイライト:あっ
風眼灯道:なっ
“女皇蜘蛛”ナクア:《Eロイス:定まりし殺意》起動。
GM:メインプロセス終了時に4D10ダメージ受けます。
パイライト:二段ダメージかよ…ひどい手を
GM:というわけで、蘇生後に4D10振ってくださいね♥
パイライト:となるといまか。HP13ーっ
パイライト:4d10
DoubleCross : (4D10) → 17[2,3,6,6] → 17

GM:惜しい……!
パイライト:微妙に可能性残した目なのが悔しい
パイライト:ぐええ。すまないけど風眼お兄さんのロイスを今度は切る

“影の六刃─魔宮蝣主”:薙刀を手にした影の凶手が迫る。
“影の六刃─魔宮蝣主”:砂塵に吹く風の如く、容赦なく体力を奪う薙刀の連撃!
“女皇蜘蛛”ナクア:さらに、影の行動に併せるように刃を振るう。
“女皇蜘蛛”ナクア
猫柳麻子:体を捻り辛うじて致命傷は避けるが、
猫柳麻子:腹部を裂かれ制服が血に汚れる。
パイライト:薙刀の連撃が四肢を裂く。限界に近い体は耐えられず、再生は既に止まっている
猫柳麻子:自らの傷を一瞥したのち、パイライトを見る。
パイライト:凌ぎきる、という思考に重ねて。視界を埋めるものがある
猫柳麻子:「パイライト!」
パイライト:黒い影が少年の体躯を斬り裂き砕いた。噴き出す血はなく。翠の輝きが月の光を受けて。ひどく綺麗に輝いて
パイライト:「────」
パイライト:まだ、動く。まだ立っている
パイライト:喉が裂かれたか、声が出ない。しかし呼ぶ声に眼を向けて。立つ

猫柳麻子:「………」く、と唇を噛んで、言葉を飲み込む。
猫柳麻子:そしてまた敵に向き直る
GM:▼ラウンド2/メインプロセス/クラウディア
クラウディア:マイナーはなし
クラウディア:メジャー、<コンセントレイト:ノイマン>+<コントロールソート> コンボ:ヤドリギの刃
クラウディア:対象はレイス!
クラウディア:対応なければ判定行います
GM:判定どうぞー
クラウディア:10DX+5+0@7 ヤドリギの刃(侵食上昇5)
DoubleCross : (10R10+5+0[7]) → 10[3,3,3,3,6,6,6,8,8,10]+10[4,5,7]+5[5]+5 → 30

クラウディア:なんとか30!
“影の幽鬼”:ガードを選択。<八重垣>

GM:▼ダメージ算出
クラウディア:ダメージダイス前、<フェイタルヒット>+<フォールンサラマンダー>+<フォールンアックス> コンボ:盲打ち!
クラウディア:侵食 117→123
GM:カモン!
クラウディア:ダメージダイスを4つ増やし、うち3つ振り直します
クラウディア:固定値10、ダメージダイスはフェイタル、Rエンハンサー含めて11個。判定!
クラウディア:4d10+7d10+10 (侵食100)
DoubleCross : (4D10+7D10+10) → 24[7,1,6,10]+35[2,1,7,6,8,9,2]+10 → 69

GM:1.2.2の3D振りなおしかけますか?
クラウディア:1の出目2つと2の出目1つを振り直します!
GM:どうぞ
クラウディア:3d10+65
DoubleCross : (3D10+65) → 22[7,8,7]+65 → 87

クラウディア:87点!装甲有効!
GM:でっけえ……
GM:ガード+装甲で10点減らして77点。致命の一撃!
“影の幽鬼”:<電磁反応装甲>を全使用。これで40軽減して37点
GM:通します。かろうじて立っている!
GM:演出どうぞー
クラウディア:足場を確認する。地面との感触の違いには戸惑うが、強度は十分。
クラウディア:「少しだけ、安心しました」
クラウディア:「ここなら──思いっきり走れる」
クラウディア:全力での踏み込みと同時。手にした斧槍を自らの後方の足場に叩きつける。
クラウディア:インパクトの瞬間、極大の重量と化した斧槍の反動を受け、跳ね飛ぶ。
クラウディア:狙うは剣鬼。 視界から消えるつもりで走っても、この男なら反応するだろう。だから。
クラウディア:「貴方にも、悩んでもらいますね──重さに」
クラウディア:自身が平時受け続けている重力場を、剣鬼の周辺へと押し付ける
クラウディア:一瞬で良い、反応を遅らせられれば
クラウディア:「セェェェェイッ!」
クラウディア:駆け抜けて取った背後から、振り向ききる前に渾身の一撃……!
“影の幽鬼”:高重力に推され、がくり、とその姿が沈む。
“影の幽鬼”:低く沈んだ態勢から強引に、重さを振り切るように刃を翳すが───
GM:クラウディアの渾身の一撃が、鋭く、鈍い音を立てて影の幽鬼を貫く!
“影の幽鬼”:穿ち抜かれた身体から、血の代わりに影が溢れだし、霧散する。
クラウディア:「(手応え……あった!)」
クラウディア:「畳み掛けてっ!」
クラウディア:侵食 123→128

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/パイライト
パイライト:マイナー、戦闘移動で5m
GM:エンゲージを分けた!

▼エンゲージ
(クラウディア[4]、風眼[0]、ナクア[11]、“影の幽鬼”[0]、影の六刃─魔宮[6])
   5m
(パイライト[2])    5m
(猫柳[1])
[]内は行動値

パイライト:メジャー、“????”。《Cウロボロス》《シャドーテンタクルス》《咎人の剣》、オート《砂の加護》
パイライト:対象はレイスに! 押し切る
GM:どうぞ!
パイライト:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,4,5,7,9,10]+10[9,10,10]+10[2,9,9]+4[1,4]+4 → 38

“影の幽鬼”:ガードを選択。<八重垣>

GM:▼ダメージ算出
パイライト:ん……
パイライト:《原初の黒:フェイタルヒット》
パイライト:4d10+45+4d10
DoubleCross : (4D10+45+4D10) → 22[8,7,4,3]+45+19[7,3,6,3] → 86

パイライト:軽減有効で86!
GM:ガード/装甲込で10減って76点。
GM:影のレイス……残りHP13/復活札なし
GM:退場します

パイライト:声に反応した者がいた。
パイライト:満身創痍と呼ぶしかない。感覚は薄く、視界さえもひび割れた硝子板のようなモザイク状だ
パイライト:それでも奔った。白の糸の上を、くすんだ金が流れてゆく
パイライト:まだ、その手に刃は残るか。わからない。見えていない。だが信じる
パイライト:クラウディアの上を飛び越え。重力と体重を乗せ、眼下に立つ幽鬼めがけ短刀を振り下ろす
“影の幽鬼”:既に朽ち果てた四腕四刀。頭上から迫る金光に向けて刃を振るう。
“影の幽鬼”:空より降る一撃を、四つの交差刃が受け止める。
パイライト:快音。わずかに残った手応えから、防がれたと判断する
パイライト:終わりか。いいや、まだ一振りが残っている
パイライト:左眼に熱がある。右腕を振りかぶる。
パイライト:「──届いた」
パイライト:拳が刃に叩きつけられた。少年の腕、亀裂が広がる。
パイライト:──その内より。刃が生まれ、幽鬼の剣を打ち砕き。その先を貫いた
パイライト:月下の中。光も何も飲み下すような。黒の剣
パイライト:風と共に、塵が舞って消える。かつて鬼が立っていた場所に。少年は立つ
パイライト:侵蝕率139へ

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/猫柳麻子
猫柳麻子:メインプロセス前にロイス取得。
猫柳麻子:女皇蜘蛛/親近感/〇殺意、風眼灯道/〇感服/不安、クラウディア/〇連帯感/隔意
クラウディア:あ、女皇蜘蛛はタイタスにしないようにお気をつけて!
猫柳麻子:このうちのクラウディアさんのロイスをタイタス昇華、受けている不利な効果をすべて解除します。
猫柳麻子:これで行動値1→7
猫柳麻子:そしてマイナーで戦闘移動してエンゲージに侵入。

▼エンゲージ
(クラウディア[4]、風眼[0]、猫柳[7]、ナクア[11]、影の六刃─魔宮[6])
   5m
(パイライト[2])
[]内は行動値

猫柳麻子:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《獣王の力》
猫柳麻子:女皇蜘蛛を対象に白兵攻撃
猫柳麻子:判定前に《紡ぎの魔眼》、判定ダイス+4
猫柳麻子:113→114
GM:時の柩はありません。判定どうぞ!
猫柳麻子:11dx7+5 白兵
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,4,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+4[1,1,2,2,4,4]+5 → 19

猫柳麻子:うげえええ
GM:oh……
“女皇蜘蛛”ナクア:ドッジ試行
“女皇蜘蛛”ナクア:6DX=>19
DoubleCross : (6R10[10]>=19) → 10[1,2,4,5,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

猫柳麻子:あっぶな
“女皇蜘蛛”ナクア:失敗。命中
猫柳麻子:とりあえずダメージ前に何かありますか1
GM:あります!
“影の六刃─魔宮蝣主”:<砂の結界>カバーリングを実行。

GM:▼ダメージ算出
GM:ダメージ判定前エフェクトなどあればどうぞ
猫柳麻子:ないのでダメージ行きます!
GM:カモン!
猫柳麻子:2d10+2d10+1+24 諸々有効
DoubleCross : (2D10+2D10+1+24) → 7[1,6]+13[9,4]+1+24 → 45

猫柳麻子:あ、すいません、さっき受けた攻撃でHP30→5って言ったんですけど
猫柳麻子:対抗種で減ってたからHP27→2ですね。
GM:はいな!
猫柳麻子:そしてこの攻撃で死にます!
GM:あ、了解です…
GM:ガード値3 装甲値特になし そのまま受けて42点 そのまま通すと大ダメージ!
猫柳麻子:ロイス、魔宮蝣主/興味/〇食傷/ロイスで取得して昇華、復活します。
クラウディア:あ、すいません猫柳さん
クラウディア:ダメージ固定値、ナイフの攻撃力が2なら26じゃないかなと
猫柳麻子:あ、はい
猫柳麻子:おっとそうだった
猫柳麻子:2+24で
猫柳麻子:46ダメージですね
猫柳麻子:114→121
風眼灯道:増えた!
GM:ではそのまま通すと43点ダメージ……ですか おいおいおい
“女皇蜘蛛”ナクア:<デモンズウェブ>使用。
GM:43-7d10
DoubleCross : (43-7D10) → 43-28[4,4,7,5,2,1,5] → 15

GM:なんとか防いだ……!とはいえ防御型でもなし、かなり痛いダメージ

猫柳麻子:新たな鍵を亜空間に差し込んで、武器を召喚する。
猫柳麻子:「ンニヒヒ。較べてみるか?」
猫柳麻子:「オマエの(いと)とアタシの(いと)を」
猫柳麻子:FHには、FHを。
“女皇蜘蛛”ナクア:「やってみればいい。勝てると思うなら」
猫柳麻子:現れ出でたのは、医療器具と荒縄。
猫柳麻子:casefile.5411『バロネス・スーパーマーケット』
猫柳麻子:■■国■■県を中心として起こった連続殺人事件。
猫柳麻子:被害者は一様に生きたまま解体され、内臓を店の品のように陳列されていたため、
猫柳麻子:メディアから『バロネス・スーパーマーケット』という名で注目された。
猫柳麻子:解決済み。
猫柳麻子:casefile.4477『スリップノット』
猫柳麻子:数年前■■国■■県を中心として暗躍した連続絞殺魔。
猫柳麻子:人質を連れて殺害の光景を見せた、
猫柳麻子:絞殺に鋼線ワイヤーを用いていたため、相当の膂力があった、
猫柳麻子:等不規則な情報が流れたが、ある日ぱたりと犯行が止む。
猫柳麻子:解決済み。
猫柳麻子:鋼線で四肢の自由を奪ったのち、急速に接近。
猫柳麻子:手に持ったメスで止めを刺そうとする!
“女皇蜘蛛”ナクア:四肢を硬く縛り付ける鋼線に、眉を顰める。
“女皇蜘蛛”ナクア:メスの一撃が突き刺さらんとした、その時。
“影の六刃─魔宮蝣主”:致命の一撃に対して、薙刀を手にした影がインタラプト!
猫柳麻子:「ンニャハハ!」
猫柳麻子:標的を瞬時に変更。影の急所にメスを振り下ろす。
猫柳麻子:「”いと”美しいものだナ!絆とは!」
猫柳麻子:メスを突き立てたのち、飛びのいて反撃に備える。
“影の六刃─魔宮蝣主”:人体の急所部分から血の代わりに黒い霧を流しつつ、影は距離を取る。

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/風眼灯道
GM:行動宣言どうぞ!
風眼灯道:行くぞーッ
風眼灯道:マイナーで暴走解除!
風眼灯道:メジャー!コンセ3炎神6結合粉砕6!/コンボ:熔かし、斬る
風眼灯道:引き続きナクアちゃんをブチ抜きに行きます
GM:差込なし!判定どうぞ
風眼灯道:21dx+6 ウオーッ
DoubleCross : (21R10+6[10]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,5,5,5,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+9[1,4,9]+6 → 25

風眼灯道:アッすみません、コンセ値入れ忘れました……
風眼灯道:21dx7+6 これでいいはず!
DoubleCross : (21R10+6[7]) → 10[1,1,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9]+10[1,2,3,4,5,5,8,10]+5[5,5]+6 → 31

風眼灯道:リアクションどうぞ。
“女皇蜘蛛”ナクア:ドッジ挑戦
“女皇蜘蛛”ナクア:6DX=>31
DoubleCross : (6R10[10]>=31) → 10[3,7,7,8,10,10]+8[4,8] → 18 → 失敗

“影の六刃─魔宮蝣主”:<砂の結界>

GM:▼ダメージ算出どうぞ
風眼灯道:4d10+11 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+11) → 28[8,3,7,10]+11 → 39

GM:影の魔宮の残りHPは35点/復活札なし
風眼灯道:ギリギリだったぜ
GM:ガードいれても36点で消滅します!
GM:演出あればどうぞー

風眼灯道:──影の主を縛り付けた鋼線が殺人鬼の手を離れ、
風眼灯道:錆びついた鋼線が赤熱した鋼糸へと『接続』され直す。
風眼灯道:「猫柳さん」「少し借りるぞ。」
猫柳麻子:「いいぞ。存分に猫の手を借りていけ。」
風眼灯道:黒鋼の鋼糸の出所は青年の両指より繋がり。
風眼灯道:め
風眼灯道
ぎ ん

風眼灯道:白糸の大地が、『もう一段』めり込む。
“女皇蜘蛛”ナクア:「……!」
“女皇蜘蛛”ナクア:“メテオフォール”の隕石にすら破壊不可能な白糸の結界がめりこんだ様を見て、息を呑む。
風眼灯道:「ぬぅううう……!」
風眼灯道:すでに燃え尽きた服の切れ端より覗く肌に、血管が浮き出る。
風眼灯道:「──ラァアアアアアッ!!!」
風眼灯道:ナクア。
風眼灯道:ぐんと、足元が頼りなくなるかもしれない。
風眼灯道:君が蜘蛛を名乗るのならば……耳にしたことがあるかもしれない。
風眼灯道:糸を飛ばし、天を駆ける蜘蛛が存在する事を。
風眼灯道:中空へ引き『上げた』少女を見据え、右腕の鋼糸を断つ。
風眼灯道:右手に残った黒鋼の杭を通過経路に突き出し、左腕の鋼糸を巻き上げる。
風眼灯道:「──さあ、来い。」
“女皇蜘蛛”ナクア:ぐん、と音を立てて鋼糸がしなり、小柄な身体が引き寄せられる。
風眼灯道:引き寄せられる蜘蛛を、穿ち抜くべく右腕を振りかぶる。
“影の六刃─魔宮蝣主”:直前。影が自らの身体を盾と滑り込ませる。
風眼灯道:ボ ッ ッ
風眼灯道:──穿たれるは主ではなく。最期に残った影であった。
風眼灯道:<闇の仕手>の勝利を願い、最初に倒れた影法師が。
風眼灯道:最期の盾となり、身代わりに四肢を貫かれる。
風眼灯道:「…………“女皇蜘蛛”。」
風眼灯道:「コイツから遺言を預かっているが、聞くか?」
“女皇蜘蛛”ナクア:「彼はなんて」
風眼灯道:「『<闇の仕手>に勝利あれ』だそうだ。」
風眼灯道:「ここに居る誰一人望まない言葉だが、文句は直接言ってくれ」
風眼灯道:侵蝕108→116、HP16→13
“女皇蜘蛛”ナクア:「そう」
“女皇蜘蛛”ナクア:「伝言に感謝を」

GM:▼クリンナップ処理スキップ
GM:▼ラウンド3/セットアップ
GM:エネミー側の宣言はありません
風眼灯道:ないぜ!
クラウディア:<灰色の庭>の使用を宣言! コンボ:ロキの戯言!
クラウディア:対象はナクア、行動値を-12します!
パイライト:なし!
GM:行動値-9ですね。承知しました

GM:▼ラウンド3/イニシアチブ
クラウディア:侵食128→130
GM:クラウディア>パイライト>猫柳>風眼>ナクア
GM:の順になりますね

GM:▼ラウンド3
GM:メインプロセス/クラウディア
GM:行動どうぞ
クラウディア:マイナーなし
クラウディア:メジャー、<コンセントレイト:ノイマン>+<コントロールソート> コンボ:ヤドリギの刃
クラウディア:対象はナクア!
クラウディア:対応なければ判定を行います、何がありますか!
“女皇蜘蛛”ナクア:<時の柩>
GM:判定自体を打ち消します
風眼灯道:ウワーッ
クラウディア:ですよね!
猫柳麻子:ギャアア!
クラウディア:後は託します

クラウディア:「“女皇蜘蛛”……ナクアさん」
クラウディア:一人立つ少女に向けて、問いかける
クラウディア:「聞きました。貴女にとって、この戦いは」
クラウディア:「正しさを見極める為だと」
クラウディア:「(こんなこと、今更聞いても……届かないのかも、しれないけど)」
クラウディア:「貴女は……今」
クラウディア:「勝ちたいと、願っているんですか」
“女皇蜘蛛”ナクア:「勝利など、望んではいない」
“女皇蜘蛛”ナクア:「でも、私は<闇の仕手>の主。例え仮初でも、手を抜くことは許されない」
クラウディア:「それが貴女の、今の答え?」
クラウディア:「だったら私は、負けられない」
クラウディア:強く、強く、斧槍の柄を握りしめる
“女皇蜘蛛”ナクア:「勝つというなら、言葉ではなく得物を振るえばいい」
クラウディア:そのとおりなのだろう。こんな問答に意味はないのかもしれない。でも、
クラウディア:「戦う理由も、信じるものも……正しいと思うことは、自分で決める」
クラウディア:「私、大人になりたいから。 ……私が見てきたような、素敵な人達に」
クラウディア:「『望まれたからそう振る舞う』人にだけは、負けられないっ!」
クラウディア:ロイス “女皇蜘蛛”ナクア P:懐旧 ○N:隔意
クラウディア:踏み込む。デスサイズを握る少女へと、一直線。
クラウディア:「──でやぁぁぁぁぁっ!」
クラウディア:振り抜く。強く、強く。 重く重く、思いを乗せて
“女皇蜘蛛”ナクア:「言葉では」振り下ろされた斧槍を直線で受けず、糸で捌いていなす。「何とでも言える」
クラウディア:いなされて、勢いのままに駆け抜ける。分かっている……だから。
クラウディア:「(お願い、届かせて……!)」
クラウディア:侵食130→135

GM:▼ラウンド3/メインプロセス/パイライト
GM:割り込みがなければ先にパイライトくんの行動宣言になります
風眼灯道:待った!(バァーン)
風眼灯道:〈インターセプト〉使用宣言をするぜ!
クラウディア:イニシアチブ行動!

GM:▼ラウンド3/メインプロセス/風眼灯道
風眼灯道:侵蝕116→122に上昇!
風眼灯道:マイナー無し!
風眼灯道:メジャー!コンセ3炎神6結合粉砕6インフェルノ!/コンボ:四肢を穿つ
風眼灯道:対象はナクア。
GM:差込はありません
風眼灯道:判定!
風眼灯道:21dx7+6 オラーッ!!!
DoubleCross : (21R10+6[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,3,6,6,6,7,9,10]+10[7,10,10]+6[5,5,6]+6 → 42

GM:ドッジ
“女皇蜘蛛”ナクア:6DX=>42
DoubleCross : (6R10[10]>=42) → 10[1,2,5,5,6,10]+3[3] → 13 → 失敗

“女皇蜘蛛”ナクア:失敗

クラウディア:ダメージダイス前!
GM:▼ダメージ算出
風眼灯道:ダメージ判定前にこちらも!
クラウディア:フォールンサラマンダーの効果を起動します。ダメージダイス+2!
風眼灯道:“女皇蜘蛛”ナクアのロイスをSロイスに指定し、昇華します。
クラウディア:あっ風眼君ちょと
クラウディア:ナクアのロイス昇華するとダメージ来るんじゃ
風眼灯道:ここで決めるから問題はありません。
クラウディア:あっ倒れきるつもり
風眼灯道:ダメージバースト効果を適用し、ダメージダイスを+5します
“女皇蜘蛛”ナクア:<定まりし殺意>起動。メインプロセス終了後に4D10ダメージ
GM:先にダメージ算出しましょう
クラウディア:あ、すいません
GM:どうぞ。
風眼灯道:5d10+2d10+5d10+11 これでいいはず!
DoubleCross : (5D10+2D10+5D10+11) → 21[3,3,1,9,5]+7[3,4]+33[10,4,1,9,9]+11 → 72

クラウディア:SロイスでORカラーの効果を起動したことになるんですよね?
クラウディア:ORカラーのタイタス効果って、そのロイス対象のみにダメージを与える場合増加が10個になるんですけど
クラウディア:この場合どうなるんでしょうか
GM:えーーーー
GM:夜遅くに裁定困る効果使うのやめてよ、もうww
クラウディア:す、すいません
風眼灯道:あ、カザメ君の気分的にはORではないので通常効果にしました……
クラウディア:面倒だからこのまま通しますか
GM:Sロイス関係の記載どこにあったっけ
GM:ちょっと参照しますから待ってください
クラウディア:申し訳ない!
猫柳麻子:Sロイスは上級、色ロイスはLM?
クラウディア:リンゲージマインドの9Pですかね
風眼灯道:色ロイス効果のSロイス適用はRMの最初のページに記載されてますね
クラウディア:属性付きタイタスの効果がLM8Pで、Sロイスのタイタス化についてが9P
猫柳麻子:そもそも
猫柳麻子:色ロイスが固定ロイスにしか適用されないので
GM:シナリオロイスだから無関係ですね
パイライト:固定ロイスの属性ルールだ
猫柳麻子:この場合色ロイスとは無関係ですね
クラウディア:はーい!申し訳ありません!
猫柳麻子:なので普通に+5Dでいいと思います
風眼灯道:了解です!では改めて装甲無視72点ダメージ!
GM:じゃあ72点ダメージですね!
風眼灯道:死にな!ナクア!
GM:どのみち装甲無視72点は通れば死ぬんじゃ
“女皇蜘蛛”ナクア:とりあえず<デモンズウェブ>
“女皇蜘蛛”ナクア:72-7d10
DoubleCross : (72-7D10) → 72-33[3,8,5,6,3,6,2] → 39

GM:39
GM:切り札使うぞ!
猫柳麻子:なに
風眼灯道:ゲエーッ!!!
クラウディア:まだ持ってる
“女皇蜘蛛”ナクア:<雲散霧消>
“女皇蜘蛛”ナクア:15点ダメージ軽減
クラウディア:グエッ
GM:24点通します 倒れるわこいつ
GM:復活札……なし!
風眼灯道:やったー!

風眼灯道:──クラウディア・W・ベルリヒンゲン。
風眼灯道:君は、たった今弾かれた自分の得物に奇妙な負荷がかかっていることに気づいてもいい。
風眼灯道:「クラウディアさん」目を向ければわかる。
クラウディア:「……! はいっ!」
風眼灯道:「もうひと振り、頼めるか」飛び乗りしは、風眼灯道。
風眼灯道:「全力でだ。」
クラウディア:「……もう。おっもいなあ」
クラウディア:嬉しそうに笑って
クラウディア:「──お任せを!」
クラウディア:大地を強く踏みしめ、斧槍を振りかぶる。
風眼灯道:「有難い」唇を歪め、片手と熔鉄で足場を確保する。
クラウディア:いつもよりほんの少し、けれど確かな重みを乗せて
クラウディア:ロイス 風眼灯道 ○P:信頼 N:不安
クラウディア:「行っ……けぇっ!」
クラウディア:求められた全力をもって、風眼灯道を『吹っ飛ばす』!
風眼灯道:跳び立つ音は、不気味なほどに静かだった。
風眼灯道:風を切り拓き、灯す道標──『覚悟』を熔鉄に()べて。
風眼灯道:影の糸を焼き切り、刹那の時間。宙を駆ける。
風眼灯道:(“女皇蜘蛛”──ナクア。)
風眼灯道:(あの日にこの街のいい所を案内出来ていれば、君は少しでも変われたのだろうか。)
風眼灯道:わかっている。そんなこと等あり得ない。
風眼灯道:俺がこの街で過ごして来たように、彼女にも暮らして来た時間がある。
風眼灯道:(ナクア──“女皇蜘蛛”。)
風眼灯道:「俺は」「俺のエゴで貴様を穿つ。」
風眼灯道:「募らせた恨みは──80年後に受け取るとしよう」
風眼灯道:ズ
風眼灯道: ド ォ ッ
風眼灯道:心臓を穿った黒鋼の杭は、白き糸達に突き立てられ。
風眼灯道:……蜘蛛は、その手足を中空に浮かべた。
“女皇蜘蛛”ナクア:心臓を杭打たれ、早贄のように中空へ突き立てられる。
“女皇蜘蛛”ナクア:身体からこぼれ出るものは、泥のような影ではなく紅く昏い血の色。
“女皇蜘蛛”ナクア:「……見事」

GM:4D10振ってください
風眼灯道:4d10
DoubleCross : (4D10) → 14[1,5,1,7] → 14

風眼灯道:反動分合わせてやっぱり死!
GM:勝ってるんでそのまま倒れますか?
GM:蘇生なしでバクトラ行きましょうか
風眼灯道:そうですね、戦闘不能で倒れてます!
GM:-------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:▼バックトラック
GM:Eロイスの個数発表します
GM:Eロイスは以下のデータを所有
GM:ナクア
GM:秘極─陰陽双極(相当:ファイトクラブ)
定まりし殺意/2個
ありえざる存在/3個

GM:“影の幽鬼”
GM:超越活性─ヴァリアブルウェポン

GM:以上7個!2個ぶんとして扱うロイスはないので
GM:7個で振ってください
クラウディア:いただきます!全部振ります!
クラウディア:135-7d10
DoubleCross : (135-7D10) → 135-44[10,9,3,10,8,1,3] → 91

パイライト:139で全振り
パイライト:139-7d10
DoubleCross : (139-7D10) → 139-45[10,5,7,8,5,1,9] → 94

猫柳麻子:うーん、帰還したいから振っておこう
猫柳麻子:121-7d10
DoubleCross : (121-7D10) → 121-38[3,8,1,6,7,8,5] → 83

猫柳麻子:一倍!
猫柳麻子:83-4d10
DoubleCross : (83-4D10) → 83-26[9,4,6,7] → 57

クラウディア:よし!素振り!
パイライト:残りロイス2本で一倍
パイライト:94-2d10
DoubleCross : (94-2D10) → 94-7[1,6] → 87

猫柳麻子:下がりすぎた!4点!
GM:猫柳さんがガッツリ戻ってきましたね
パイライト:5点帰還!
風眼灯道:あ、継続戦組も普通に振る感じか、
クラウディア:91-4d10
DoubleCross : (91-4D10) → 91-14[5,2,3,4] → 77

風眼灯道:先ずは7個!
クラウディア:出目こわっ 帰還!
風眼灯道:134-7d10
DoubleCross : (134-7D10) → 134-41[4,3,8,2,9,8,7] → 93

GM:継続組も普通に振ってください。 今回は次に持ち越しがないので
風眼灯道:余裕で帰ってしまった
風眼灯道:93-5d10 等倍!
DoubleCross : (93-5D10) → 93-24[4,8,4,5,3] → 69

風眼灯道:惜しい!4点。
GM:全員帰還ですね
GM:パイライト・風眼くんのおふたりは20点+侵蝕経験点
クラウディア:ありがとうございます!無事帰還……
GM:増援のおふたりは40点+侵蝕経験点が進呈されます
風眼灯道:24点!
クラウディア:凄い 45点!
パイライト:25点拝領します
GM:猫柳さんは44点かな?
GM:これで経験値配布はおしまい!
猫柳麻子:44点ですね!
GM:-----------------------------------------------------------------------------------
GM
“女皇蜘蛛”ナクア:[]
GM:N市 12地区上空 “蜘蛛の巣”の頂きにて

GM:君たちは女皇との戦いを制した。
GM:あとはナクアが死ぬか、自らの意志で“蜘蛛の巣”を解除すれば、12地区を覆う結界は解除されるだろう。
GM:そうなれば、生存者たちを外部へと脱出させることも、外部で君たちを助けるべく備えているUGNの救援を得ることもできる。
“女皇蜘蛛”ナクア:「ぎ……ご、がふっ!」
“女皇蜘蛛”ナクア:少女は、杭を打たれながらもまだ辛うじて生きている。
GM:さて、君たちはこの少女をどうしますか?とどめを刺してもいいし、刺さなくてもいい。
クラウディア:「戦闘……終了。 皆さん、彼女は……」
風眼灯道:「…………」杭を突き刺した反動で、縫合した右腕が取れかけている。
猫柳麻子:「アタシたちでなく、こっちに聞いたほうがいいと思うのだナ。」
猫柳麻子:風眼を見る。
パイライト:「……」右腕の剣は消え。少しだけ、喉の再生が進んだのか。口を開く
猫柳麻子:亜空間からナイフを取り出して、風眼の左手に差し出す。
パイライト:「お兄さんはどうなの」
風眼灯道:左手でナイフを受け取り──即座に熔解した。
風眼灯道:「……」熔鉄ごと左拳を幾度か握り締め、感覚を確かめる。
風眼灯道:「<闇の仕手>『頭領代理』、“女皇蜘蛛”よ。」
風眼灯道:覚束ない足取りで、ふらりと立ち上がる。
風眼灯道:「大勢は決したと判断させてもらう。」
風眼灯道:「貴様らの負けだ」
“女皇蜘蛛”ナクア:「その通り。私たちは負けた」
風眼灯道:「──貴様達には、問うべき罪が山ほどある。」
“女皇蜘蛛”ナクア:「やるといい。敗者は勝者に命を委ねるが道理」
“女皇蜘蛛”ナクア:「あなた達は勝った。この身体では、自害もままならない」
風眼灯道:「だからこそ」左手を貫いた杭に触れさせ。
風眼灯道:鋼線ワイヤーに変形させ、穿った傷口を応急処置で塞ぐ。
風眼灯道:「楽に死ねると思うなよ」

風眼灯道:「『君』から搾り上げなくてはいけない情報が山ほどあるからな」
“女皇蜘蛛”ナクア:「…………」感情の伴わない瞳で不思議そうに風眼さんを見て。
“女皇蜘蛛”ナクア:「わかった。あなたに従う」
GM:少女はこくりと頷いて見せる。
GM:その時。
“メテオフォール”:「なんだ、もう終わってたのかい」
風眼灯道:「そうか──」
“メテオフォール”:あくびを溢すと、眠そうな目で一同を見渡し、ポリポリと首元を掻く。
クラウディア:「……!?」
“メテオフォール”:散歩の途中で迷い込んだ、というような呑気さで、君たちの前に姿を現す男がひとり。
風眼灯道:「……"メテオフォール"か。」
“メテオフォール”:「おうよ。初めて見る顔だな、兄ちゃん」
“メテオフォール”:「しかし、何だな。まっさかクソ真面目にお嬢ちゃんの出すお人形全部叩き潰してかかる奴らがいるとはなあ」
“メテオフォール”:「大したもんだ。苦労したろ?お疲れさん」
風眼灯道:「初めまして。"不諦刀"だ」
“メテオフォール”:男は仮にも仲間が倒されたというのに、気に留める様子もなく、むしろ素直に君たちを称賛し、労って見せる。
パイライト:「それはどうも」……ただ話しているだけ、それが奇妙なほどに落ち着かない
“メテオフォール”:「さて。そんな強い強い兄ちゃん姉ちゃんと殴り合うのも一興」
風眼灯道:「真堂支部長と黒瀬さんから、少しばかり話は聞いている。」
“メテオフォール”:笑顔はそのまま、弛緩していた空気が張り詰めたものに変わる。
猫柳麻子:「………。」
“メテオフォール”:「へえ、そうかい。嬉しいねえ」
“メテオフォール”:「あいつら、何て言ってた?」
風眼灯道:余った鉄を針金に加工操作し、右腕を接合し直す。
風眼灯道:……先程より、再生が効いていない。
猫柳麻子:「連続殺人鬼(シリアルキラー)でなく大量殺人鬼(マスマーダラー)だナ。」
クラウディア:「(今の消耗で、相手は六凶手……戦える……?)」
猫柳麻子:「得物が隕石ではそうもなろう。」
風眼灯道:「とりあえず、大の戦好きとは。」
“メテオフォール”:「なるほどな。ま、その点に関しちゃ否定のしようがねえな!」ははは、と快活に笑ってみせる。
“メテオフォール”:「さて、まあお前さん方とやり合うってのも魅力的ではあるんだが……悪いな。」
“メテオフォール”:「ちょいとばかし、ここには野暮用で来たんだ。そっちのお嬢ちゃんに用事で、な」握りこんだ葉巻で、ナクアを指し示して見せる。
“女皇蜘蛛”ナクア:「……“星墜し”。“老鷹”の使い?」
“メテオフォール”:「まあ、似たようなもんだわな。あの爺さんはこっから先、好きに動くつもりらしいぜ」
“メテオフォール”:「俺も同じだ。元々おれァ、あんたらが勝とうが負けようがどうでもよかったからなあ」
風眼灯道:(……“老鷹”)(むしろ良く皆は持たせてくれたというべき所か)
“メテオフォール”:「そういうわけで、あんたは用済み、ってな。いや、悪いね」
“女皇蜘蛛”ナクア:「……約束が違う」
“女皇蜘蛛”ナクア:「私が敗ければ、兵は退く。そのはず」
“メテオフォール”:耳を小指で穿りながら、興味なさそうな態度で言葉を聞く。
“メテオフォール”:「そうだなァ。あんた裏切られたってことらしいな」
“メテオフォール”:「まあ気にすんなよ。よくあることさ」
GM:“メテオフォール”は葉巻を咥えると、ゆったりと一服つき、煙を吐き出す。
“メテオフォール”:「そういうわけで、おれァ負け犬の後始末だ」
風眼灯道:「口封じにしろ、回収にしろ。」
“メテオフォール”:「邪魔したけりゃあ構わねえが、なあ?無理しねえことをお薦めするぜ」
風眼灯道:「やらせると思うか?」
“メテオフォール”:ニィ、と微笑む。
クラウディア:「そんな、勝手な理屈……!」
クラウディア:血に濡れた手で斧槍を構え直す
パイライト:短刀の鯉口を切る。
風眼灯道:左手で残り少ない鉄を熔かし、構える。
“メテオフォール”:「嬉しいねえ。喧嘩してくれるってヤツがいるのは」
パイライト:「師匠相手で満足してくれたなら、少しは楽だったけど」
猫柳麻子:「…ンニ。」横の三人とメテオフォールを交互に見る
パイライト:「……欲張りだ。貴方は」
風眼灯道:「戦好きの中でも、相当の悪食の様だな」
“メテオフォール”:男は何気ない調子で風眼の横に力なく伏すナクアへと近寄る。
猫柳麻子:「本気で向かえば誰かが死ぬナ。」
“メテオフォール”:《グラビティエリア》
“メテオフォール”:男が足を一歩踏み出した途端。張り詰めた空気が、泥のように君たちにまとわりつく。
クラウディア:「くっ、あ……!」
風眼灯道:「だろうな。」重い体を抱え、それでも一歩踏み出す。
風眼灯道:……一本の鉄柱が、脚を無理やりに押し上げている。
クラウディア:重力には、慣れている。問題ない……万全の状態、ならば。
“メテオフォール”:「参ったなあ。随分とやる気じゃねぇか、お兄さん」
パイライト:柄にかけた手が動かない。獣のような男。いや、それよりも恐ろしいものか
クラウディア:「(脚が、動かない……く、そうっ……!)」
猫柳麻子:重力に圧し潰される中、各々が戦闘の意志を示そうとしたその時。
“メテオフォール”:「お前さんみたいに気骨のあるやつなら、万全の状態で叩きてえとこだが」
“メテオフォール”:「「そっちがやる気じゃあ、なあ?仕方ねえよなァ、坊主」
猫柳麻子:鋼線が三人の身体を縛り付けて動きを封じる。
風眼灯道:「──!?」
猫柳麻子:猫柳の手には4477番の鍵。
クラウディア:「なっ……猫柳、さん……!?」
“メテオフォール”:「こいつぁ、“スリップノット”の」
猫柳麻子:「誰かが死ぬと言ったろう。それは目の前の男ではない。」
“メテオフォール”:「噂には聞いてるぜ。面白ェ能力を使うオーヴァードがいるって話」
パイライト:「麻子さん……!」わかっている。だが、
猫柳麻子:「猫(アタシ)の目の前で犬死にはやめたがいい。」
風眼灯道:元々限界の体だ。崩れたバランスは立て直せず、白糸に両膝をつく。
クラウディア:「……っ!」
風眼灯道:「……猫柳さん」物を言いたげに、彼女へ振り向く。
“メテオフォール”:「成る程。得物を使うのかい。おれが死んだら、あんた隕石降らせることもできるようになるのかい」
猫柳麻子:「隕石が客室に入りきればナ。」
風眼灯道:眉を歪めたまま、“メテオフォール”に向き直る。
“メテオフォール”:「試してみたいとこだが……その為に死ぬってのはなあ」
“メテオフォール”:「おれが死んだとき、あんたまだ生きてたら、あの世で答えを教えてくれよ」
猫柳麻子:「死んでなくても出来るぞ?」
猫柳麻子:「だが、本気で試したいなら万全になるまで待つがいい。」
風眼灯道:「……そうなのか」また振り向く。
“メテオフォール”:「そうかい。じゃ、試してみてくれや。次会うことがあったら、答えはそん時に頼むわ」
猫柳麻子:「ンニャハハ。次会う時にナ。その時は──」
猫柳麻子:「盛大に迎えよう。」
猫柳麻子:猫柳の背後の空間が蠢き、様々な得物が顔を出す。
“メテオフォール”:「いいね。UGNにつく奴ァそうでなくちゃ、な」
“メテオフォール”:「さて。そんじゃあ、お別れだな、お嬢ちゃん」ナクアの前に立つと、こともなくそう言い放つ。
“女皇蜘蛛”ナクア:「殺す気なら、さっさとやればいい」
“メテオフォール”:「そうさせてもらうぜ。じゃ、あばよ」
“メテオフォール”:まるでボールを蹴り込むように気軽で、何気ない動き。
GM:蹴り飛ばされた少女は、さながら艦隊砲じみた凄まじい勢いで天へ向かって吹き飛ばされる。
“メテオフォール”:「お。こりゃあ、新記録出るかな」
GM:蹴り飛ばされた少女に向かって、地上から黒い影が飛び出す。
GM:影と少女は、ぶつかるように打ち合い、やがて、堕ちていく。
“メテオフォール”:「……ダメだ、月までぶっ飛ばすつもりだったんだがなァ」
風眼灯道:「…………」眉を歪めたまま、顛末を見送る。
“メテオフォール”:「さて。じゃ、お前さん方がその気でないなら、おれぁ帰るぜ」
パイライト:呼吸が乱れる。ぎしり、と巻き付かれたワイヤが軋むが。外れることはない
“メテオフォール”:「勿論、後ろから斬りかかるのも良し、だ」
“メテオフォール”:「ああ、そうそう。どう動くにせよ、だ。早いとこ、ここからは出ちまうことを推奨するぜ」
“メテオフォール”:「ほら、そろそろ降ってくる頃だ。傘じゃあ凌げねえぞ、ありゃあよ」
猫柳麻子:「心配ご無用。」
猫柳麻子:「雲ごと払う予定ゆえナ。」
猫柳麻子:パイライトとメテオフォールの間にさりげなく入りつつ、そう告げる。
“メテオフォール”:「あんた、本当にいい女だねえ、お嬢ちゃん」
“メテオフォール”:「ここでやる気じゃねえのが残念だ。さぞかし強いんだろうに」
猫柳麻子:「オマエの好きにはさせん。それは猫の専売特許だ。」
“メテオフォール”:「そいつぁ残念。じゃあな、坊主」
“メテオフォール”:「次会った時、その元気が残ってたら、そん時ゃ闘ろうや」
GM:メテオフォールは君たちに背を向けると、堂々とその場を後にする。
GM:君たちの足元で、白磁の檻が崩れつつある。君たちも早く脱出せねばならないだろう。
クラウディア:「……」
クラウディア:空を見上げる。唇を強く噛み締めて。
風眼灯道:ため息を一つ。
猫柳麻子:メテオフォールが去ったのを確認して、縄を解く
風眼灯道:錆びついた鋼線に左手で触れ、熔かす。
クラウディア:「猫柳さん。 ありがとう、ございます」
風眼灯道:「すまなかった、猫柳さん」
クラウディア:「私、きっと、自分じゃ止められなかった」
風眼灯道:ぺこりと礼をする。
クラウディア:「……ごめんなさい」
猫柳麻子:「てっきり恨まれるかと。」
猫柳麻子:いつも通りの笑顔で二人の謝罪を受け取る。
パイライト:「そんな人じゃないよ。みんな」
風眼灯道:「いや、合理的な判断だったと思う。」
クラウディア:「……私」
パイライト:立ち上がる。表情は先ほどの様子とは代わり、落ち着いていて
風眼灯道:「少なくとも、俺一人では選べなかった」
クラウディア:「私、あの子のこと、好きじゃありません」
風眼灯道:立ち上がる。先程よりもしっかりとした足取りで。
猫柳麻子:「ンニ。そうか。」
クラウディア:「でも……何が正しいか分からなくても、役目を守って、必死に生きて……なのに」
クラウディア:「こんな終わり、救われないじゃないですか」
クラウディア:零れ落ちそうになる涙をこらえて、声を絞り出す
猫柳麻子:「でも、ここまで頑張った末に」
猫柳麻子:「あの男に殺されて死ぬのも、救われないじゃないか。」
猫柳麻子:「次に会った時に、この理不尽への怒りを叩きつけろ。」
猫柳麻子:崩れつつある白磁の檻を見下ろす。
クラウディア:「……」 ぐい、と。顔を拭って
クラウディア:「はい!」
風眼灯道:余った鉄クズを拾い、右手のギプス代わりに変形させて纏わせる。
猫柳麻子:「怒りはありふれているが最も強い動機だ。」
クラウディア:顔を上げて、前を見据える。
猫柳麻子:「出しどころを間違えなければきっと殺り遂げられるさ。」
猫柳麻子:ニャ、と笑いつつ、白磁の檻を降りていく。
風眼灯道:「今は、仕切り直す時という訳か。」
猫柳麻子:頷く。
パイライト:「……」
猫柳麻子:「飼い主に会いに行くとするか。」
猫柳麻子:「餌をくれる余裕も、愛でる余裕もないだろうが。」
風眼灯道:「俺たちも急いで降りるとしよう」
風眼灯道:「主が離れた以上、ここもいつ崩れるかわからない」
風眼灯道:裸足の足にスパイクの鉄鞋を纏わせ、後へ続く。
クラウディア:「はい……行きましょう。 あんな人達に、負けるわけにはいきませんから!」
クラウディア:斧槍を担ぎ直し、二人に続いて降りていく。
猫柳麻子:スキップするように檻を駆け下りていたが、不意に振り向く。
猫柳麻子:そして、立ち尽くすパイライトに手を差し伸べる。
パイライト:……差し出された手を取る。その顔は、どんなものかわからない、いつものような素っ気ない顔で
猫柳麻子:その手は、まるで寒さにかじかむかのように震えていた。
パイライト:強く。その手を握り返す
猫柳麻子:「パイライト。」掌と掌を合わせ、指と指を絡ませる。
猫柳麻子:「飼い猫を残して死のうとするナ。」
パイライト:「わかってる」
パイライト:どれだけの意を振り絞ってあの場に立っていたのかも。
猫柳麻子:背伸びしてパイライトの首筋にキスをする。
猫柳麻子:噛みつくような、獲物を仕留めるような乱暴なキス。
猫柳麻子:口を離す。首筋には赤い跡が残った。
猫柳麻子:「オマエにも首輪をつけておく。」
猫柳麻子:「外したりするなよ。」
パイライト:続く言い訳のような言葉は痛みに止められた。
猫柳麻子:手を繋いで、二人で檻を降りていく。
パイライト:──引かれる幼子のように。ひとつ遅れ、降りてゆく
パイライト:怒りはある。未熟者で。何も出来なかった。
パイライト:だとしても、それはいま続く足を止める理由にはならない
パイライト:残るは二人。夜はまだ長く。明日は遠く
パイライト:それでも。夜の帳を破る術は、確かにある
パイライト:左眼が。小さく疼いて、月を映していた


【血戦ノ参】
勝者───UGN・イリーガル同盟

ミドル13

GM:---------------------------------------------------------------------------
GM:◆衝動判定
GM:“血風景刃”から放たれる、研ぎ澄まされた刃の如きプレッシャーが、君たちのレネゲイドを励起させる……!
GM:目標値9
ジョージ・ブースロイド:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[6,7,7,8] → 8

“血風景刃”:<Eロイス─原初の恐怖>
“血風景刃”:侵蝕上昇の条件変更。1D+[覚醒]で侵蝕上昇。
黒瀬直:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

天乃光莉:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[8,9] → 9 → 成功

ジョージ・ブースロイド:74+14+1d10
DoubleCross : (74+14+1D10) → 74+14+3[3] → 91

九重近衛:4dx+7>=9
DoubleCross : (4R10+7[10]>=9) → 10[1,2,6,10]+4[4]+7 → 21 → 成功

黒瀬直:73+14+1d10
DoubleCross : (73+14+1D10) → 73+14+4[4] → 91

九重近衛:71+17+1d10
DoubleCross : (71+17+1D10) → 71+17+1[1] → 89

天乃光莉:73+17+1d10
DoubleCross : (73+17+1D10) → 73+17+10[10] → 100

GM:---------------------------------------------------------------------------

▼エンゲージ
(“血風景刃”[8])
   10m
(黒瀬[9]、ジョージ[7]、天乃[13]、九重[7])
[]内は行動値


GM:▼ラウンド1/セットアップ
GM:宣言ありますか?
黒瀬直:なし
ジョージ・ブースロイド:なし
九重近衛:ありません。
天乃光莉:ありません!
GM:全員今後もナシでしょうか。
九重近衛:私は以降もありませんね。
天乃光莉:あたし、セットアップのエフェクトは持ってません!
ジョージ・ブースロイド:ですね
黒瀬直:ないですね
天乃光莉:アイテムもない!
GM:了解です。ではエネミーの宣言。
“血風景刃”:「腕利き3人を含めての4対1……か弱い女の身としては恐ろしいものがあるね」
“血風景刃”:「ふふ。こちらは肩を並べる同朋もなし。故に」
“血風景刃”:「少し攻め手を変えてみようか」
“血風景刃”:《Eロイス─殺刃圏》起動。
GM:クリンナップごとに“血風景刃”以外のシーン登場者は2D10点ライフ減少。

GM:▼イニシアチブ
GM:行動値の決定を開始します
GM:天乃>黒瀬>“血風”>九重・ジョージ
GM:の行動順となります。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/天乃光莉
GM:宣言どうぞ。
天乃光莉:はい!
天乃光莉:マイナーなし
天乃光莉:メジャー、『天を分かつは流レ星』《コンセントレイト》《砂の加護》《砂塵霊》《ペネトレイト》
天乃光莉:(9+5)dx7+12
DoubleCross : (14R10+12[7]) → 10[2,2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[2,5,6,6,8,8]+5[1,5]+12 → 37

“血風景刃”:ガードを選択。<歪みの身体>を使用。
GM:▼ダメージ判定
GM:ロールどうぞ
天乃光莉:4d10+15+16 装甲無視
DoubleCross : (4D10+15+16) → 24[9,8,5,2]+15+16 → 55

GM:ガード値15点削って……装甲は無視扱いだから40点ダメージですね!大きい!

天乃光莉:「仕切りなおしの一番槍。いきます」
天乃光莉:そう言いながらも矢を番える所作はせず。ただ、弓がチカリと光るのみ。
天乃光莉:──次の瞬間。
天乃光莉:上空、女皇の天蓋より星が降る。
天乃光莉:直線と曲線、二つの軌道で"血風景刃"に迫るは、少女の矢たる流星二条。
“血風景刃”:「ッ!なるほど。擬似的とは言え星を奮う、か」
天乃光莉:──更に。
天乃光莉:「……しゃあっ!!」
天乃光莉:“血風景刃”の反応に合わせて今度こそ矢を番え、駄目押しの三射目を放つ!
“血風景刃”:迫る二条の流星を、高速回転する盾刃で受ける。
“血風景刃”:次いで放たれた三射。直線の一矢。これも同様に鉈剣で弾かんと試みるが──
GM:直線軌道を描いて放たれたそれは、単純軌道と引き換えに威力・速力ともに先の二射を大きく上回る!
“血風景刃”:「ぐっ!ふふ……流石は黒瀬直の弟子、というべきかな?お嬢さん」
天乃光莉:「あたし、確かにこの中じゃ一番弱いんだろうけど」
天乃光莉:「“貫く邪眼”の名を、あたしも背負ってる。甘く見てると、やけどするよ」
天乃光莉:“血風景刃”に尊敬/●敵愾心でロイスを取得します。
天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+11した(侵蝕率:100->111)

GM:▼ラウンド1/第二イニシアチブ/差込ありますか?
ジョージ・ブースロイド:ではここで差し込みます!
ジョージ・ブースロイド:《時間凍結》! 他にどなたかありますか!
黒瀬直:身内には居ねえです
九重近衛:こちらはありません。
天乃光莉:ありません!

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/ジョージ・ブースロイド(1回目)
GM:宣言どうぞ
ジョージ・ブースロイド:まず侵蝕が91→97 HP31→11
ジョージ・ブースロイド:91→98ですね
ジョージ・ブースロイド:マイナーは何もなし
ジョージ・ブースロイド:メジャー「トリプルタンコンビネーション」→《シャドーテンタクルス》+《コンセントレイト:ウロボロス》
ジョージ・ブースロイド:対象は血風景刃
ジョージ・ブースロイド:判定よろしいでしょうか
GM:どうぞ!
ジョージ・ブースロイド:8dx7+9 白兵 回れ!
DoubleCross : (8R10+9[7]) → 10[1,2,3,6,7,8,9,9]+10[3,6,7,10]+10[7,8]+3[2,3]+9 → 42

ジョージ・ブースロイド:よし!
GM:高い出目!
ジョージ・ブースロイド:リアクションどうぞ!
“血風景刃”:ガード/<歪みの体>+<砂の盾>

GM:▼ダメージ判定どうぞ
ジョージ・ブースロイド:14+5d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (14+5D10) → 14+29[6,7,8,4,4] → 43

GM:21点軽減して21点被弾。
GM:22点被弾だ
ジョージ・ブースロイド:では演出許可待ち!

ジョージ・ブースロイド:「良い物を見せてもらった。気に入ったぜ、スターピアース。お礼に良いことを教えてやろう」
天乃光莉 庇護◯/不安 でロイスを取得

ジョージ・ブースロイド:彼がそう呟いた次の瞬間、時が止まる。否、ジョージ・ブースロイドのみが時の束縛から脱する。
ジョージ・ブースロイド:「戦闘において一番大きなリソースは思考だ」
ジョージ・ブースロイド:低く構えていた剣を、アンダースローの構えで投げつける。
ジョージ・ブースロイド:仮にも祖父から与えられた発明品を。ひどく、無造作に。しかも的外れな方向に。
ジョージ・ブースロイド:だが同時に彼はブラックドッグの電流操作により、非人間的反射速度を伴って駆け出す。これが速い。初動が速い。
ジョージ・ブースロイド:「例えば今の俺の行動」
ジョージ・ブースロイド:雷速の運動エネルギーを乗せて、血風景刃に飛び膝蹴りを放つ。
ジョージ・ブースロイド:牽制にしてはあまりにも大振りな一撃で──
“血風景刃”:放たれた膝蹴りに併せるように、鉈剣の刀身を縦代わりに防御。
“血風景刃”:鈍い音が響き、微かに眉を顰める。
ジョージ・ブースロイド:「意味がわからないだろう」
ジョージ・ブースロイド:血風景刃の背後で、ウロボロスの影が、先ほど投擲された剣を握り──振り下ろす。
ジョージ・ブースロイド:徒手格闘、斬撃、わずかにタイミングのずれた連続攻撃。
ジョージ・ブースロイド:そして時間を操作してまで自分だけ喋り続け、聞かせ続ける。
ジョージ・ブースロイド:「すると大体の敵は考え込むか、考えを止める。クソ真面目に考え続ける奴は強敵だ。これが敵の脅威度の簡単な判定方法。覚えておくと良い」
ジョージ・ブースロイド:膝蹴りを弾かれながら、三人の下まで宙返りして戻ってくる。
ジョージ・ブースロイド:──さあ、お前はどうだ。
ジョージ・ブースロイド:血風景刃を値踏みするように、一瞬だけ微笑みを見せながら。
“血風景刃”:影の振るう刃に対し、カウンター気味に前方の敵を刺し貫かんとした二本の細裂剣が対応する。
“血風景刃”:僅かに刃での対応が遅れ、不完全な形での受けとなったことに歯噛みし、微笑みを見せた男を見据える。
“血風景刃”:「きみは師の四刀を破ったんだったね。なるほど、素晴らしい腕前だ」
“血風景刃”:「しかし、感心しないな。まさか、今ので本気じゃないんだろう?」
ジョージ・ブースロイド:嬉しそうに歯を見せる。
天乃光莉:日々、“すごい大人”の世界で過ごしているわけだが。ここにもう一人、そんな大人が現れた。
天乃光莉:「……お兄さんも、すっごいね。ありがとう、覚えとく」
天乃光莉:ぐっと親指を上げて見せる。
天乃光莉:ジョージお兄さんに●好意/猜疑心でロイスを取得します。
ジョージ・ブースロイド:侵蝕98→103

GM:▼ラウンド1/第三イニシアチブ/エネミーが“加速する刻”を宣言
“血風景刃”:▼ラウンド1/メインプロセス/“血風景刃”(1回目)
“血風景刃”:マイナー/<インフィニティウェポン>+<堕落の爪>
“血風景刃”:メジャー/<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<伸縮腕>+<ギガンティックモード>
“血風景刃”:+
“血風景刃”:<Eロイス:ありえざる存在-マルチウェポン>+<Eロイス:超越活性─咎人の剣>
GM:命中判定
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,1,1,1,3,3,4,5,5,6,6,9,9]+10[2,9]+2[2]+5 → 27

GM:出目が回らず……!
GM:リアクションどうぞ!
九重近衛:皆様、ここはお任せを。
九重近衛:≪孤独の魔眼≫を宣言します。
GM:ふむ。対象を単体化ですね。どうぞ
九重近衛:対象を私に、ガードを宣言。ガード値は0です。
GM:▼ダメージ判定
GM:3D10+25+21
DoubleCross : (3D10+25+21) → 16[8,3,5]+25+21 → 62

GM:62点/装甲有効ダメージとなります
九重近衛:はい、勿論耐えられませんので≪リザレクト≫を宣言します。
GM:<堕落の爪>の効果で、侵蝕上昇にエフェクトぶんのほかに
GM:4点の侵蝕率上昇お願いします
“血風景刃”:「さて、それじゃあそろそろ」
“血風景刃”:「こちらも動くとしよう。」
“血風景刃”:レネゲイドの集中をかき乱す毒が薄く塗られた、二刀の細裂剣が振るわれ、毒の飛刃が君たちめがけ放たれる。
“血風景刃”:続く二の剣。刃を地面へと突きたて、囁くようにその号を唱える。
“血風景刃”:「秘剣───惨景千刃」
GM:女が囁いた刹那。君たちの足元が裂け、刃が口のように開く。
“血風景刃”:刃を伝わるレネゲイドを介して、地面を侵し、自らの刃として振るう奇剣。
“血風景刃”:「さて、どう出る?」
黒瀬直:「ふむ」一瞥、なるほど致命の一手と知る。我らを刻んで殺し切るに足る一撃。
黒瀬直:「──任せる」呟く言葉も最小単位、それで十分。
天乃光莉:直先生は動かない。九重お姉さんを、信頼しているからだ。
天乃光莉:……あたしも、信じよう。この人の『守る力』を。あたしにはない、その力を!
天乃光莉:九重お姉さんに●信頼/疎外感でロイスを取得します。
九重近衛:「──奔れ」ただ一言。
九重近衛:近衛の声に従い、虚空より現れた黒腕が周囲に展開、戦列となり、壁となる。
九重近衛:奇剣に合わせるように腕が動く、刃と腕が交叉し、悉く黒腕は断ち斬られる。
九重近衛:──が、届かない。
九重近衛:「“一手”遅いですね」
九重近衛:致命の一手を防いだ代償に、全身を毒に苛まれながらも変わらず。
九重近衛:≪リザレクト≫
九重近衛:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

九重近衛:侵蝕値→107
“血風景刃”:「見事。さて、次は───」

GM:▼ラウンド1
GM:▼ラウンド1/メインプロセス/黒瀬直
GM:どうぞ
黒瀬直:マイナーで暴走解除
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+11。対象は血風景刃。
黒瀬直:14dx7+15
DoubleCross : (14R10+15[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,3,6,6,8,9]+5[2,5]+15 → 40

GM:どうぞ。
“血風景刃”:ガードを選択/<歪みの体>+<砂の盾>

GM:▼ダメージ判定
黒瀬直:38+6d10 装甲無視
DoubleCross : (38+6D10) → 38+27[3,5,1,10,6,2] → 65

黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+11した(侵蝕率:91->102)
GM:44点ダメージ!大ダメージですね
GM:ここで全員の侵蝕値が100を超えた為、以下のボーナスが発生します。
黒瀬直:ふむ
GM:血風景刃のフランベルジェ破壊/<堕落の爪>が封印される
黒瀬直:ではちょっくら破壊してみようか
GM:以上!演出どうぞ

黒瀬直:「近衛くんご苦労……しかし」
黒瀬直:「相変わらずよく喋る子だ。とはいえ含蓄深い」淡々と、無機質な声音で呟く。
黒瀬直:「光莉くんも実によくやるし、口下手な私が師の面目を保てるか危ういな」その手に輝くは金箭。
黒瀬直:「まあ、どうでも良いことだが」月光映す鏃の型は雁股。親の仇か将に向けよと書かれる代物。
“血風景刃”:「来るか、黒瀬直」細裂剣を二度、手元で旋回し、構える。
“血風景刃”
黒瀬直:「受けると死ぬぞ」脈や腱を射切り、確実に仕留める為のかたちを番え。
黒瀬直:「私は君を殺すのだが」一切の殺気洩らす事無く弾ける金光。
黒瀬直:先の光の矢よりもなお速く、真っ直ぐ迫る必死の一撃!
“血風景刃”:放たれた矢を、二本の裂剣が真っ向から受ける。
“血風景刃”:波打つ刃はそれ自体が敵の皮を、肉を深く、惨酷に引き裂き、毒を深く打ち込む凶器であると同時に
“血風景刃”:敵の刃を、拳を、射撃を、矢の軌道を乱し、威力を削ぐ攻防一体の盾
GM:しかし、光よりもなお疾く、鋭い一矢の前には、如何な達人の武器といえど、その造りは小細工に等しく。
“血風景刃”:「ぐっ!……読みが外れた」
“血風景刃”:肩に深々と刺さった矢尻。そして、粉々に砕けたふた振りの細裂剣。
“血風景刃”:女の背面は、光を超える一射の衝撃を逃すために解した刃の軌跡が、地面に幾千もの斬撃を残す。
黒瀬直:「うむ、狙い通り」
黒瀬直:「君を殺すのは私ではなく、私たちだからね」一撃で仕留める必要も無し。
黒瀬直:着弾の瞬間、鏃を平型へ変容。鋼を射砕く一撃とした。
九重近衛:「──お見事」黒瀬直へ ◎信頼/脅威でロイスを取得します

GM:▼ラウンド1/第4イニシアチブ
“血風景刃”:<異形の歩み>。戦闘移動によりPCエンゲージに進入。

▼エンゲージ
(黒瀬[9]、ジョージ[7]、天乃[13]、九重[7]、“血風景刃”[8])

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/“血風景刃”
“血風景刃”:マイナー/<インフィニティウェポン>
“血風景刃”:+<ダブルクリエイト>
“血風景刃”:メジャー/<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<貫きの腕>>+<ギガンティックモード>
“血風景刃”:<Eロイス:ありえざる存在-マルチウェポン>+<Eロイス:超越活性─咎人の剣>併用
GM:ガード不能攻撃/対象は同エンゲージの敵対者全員
GM:判定に対する差込はありますか?
九重近衛:では、二度目の≪孤独の魔眼≫を宣言しましょう。
九重近衛:侵蝕値→111
“血風景刃”:二度同じ手は通じないよ、盾の人よ。
“血風景刃”:<デビルストリング>。オートタイミングエフェクトを無効。
“血風景刃”:命中判定。
天乃光莉:待った!
天乃光莉:《ミスディレクション》使います。対象を単体に!
GM:わかりました。そちらは通します。
“血風景刃”:11DX7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,1,4,4,6,6,6,7,8,8,10]+10[1,3,4,8]+3[3]+5 → 28

天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+5した(侵蝕率:111->116)
GM:リアクションどうぞ。
黒瀬直:対象は誰になるかな
黒瀬直:ミスディレの場合攻撃者が決めなおします
GM:あ、そうなんですね~ 誰が防御しますか?
九重近衛:私以外が対象になるのであればカバーリングしますので。
GM:とのことですが、誰が対象になりますか?
“血風景刃”:黒瀬直一択で。
GM:対象は黒瀬直となります。カバーリングの宣言あればどうぞ
黒瀬直:近衛くん頼む
九重近衛:心得ております。カバーリングを宣言。
GM:▼ダメージ判定
“血風景刃”:26+25+3d10
DoubleCross : (26+25+3D10) → 26+25+21[10,8,3] → 72

GM:装甲有効
“血風景刃”:「さて。壊れた武器の代わりが要るな」
“血風景刃”:「まあ、代わりは幾らでもいるか」
“血風景刃”:軽やかに歩みだしたその影が、白銀の旋風と化して君たちに迫る。
“血風景刃”:無数の刃を束ねて編み出した異形の腕が風を切り、黒瀬直めがけて振り下ろされる。
“血風景刃”:刃を束ねて放つ貫手は通れば最期、文字通り容易く相手を穿ち殺すだろう
天乃光莉:“血風景刃”の前進を見、咄嗟に光の矢を放つ。
天乃光莉:(先生が狙われる……! 止めなくちゃ!)
天乃光莉:放たれた光の矢が弾け、瞬間、場を閃光で塗り潰す。
天乃光莉:“血風景刃”ほどの使い手であれば、そのような小手先ごと獲物を斬って捨てるかも知れないが──
天乃光莉:たった一手、たった一瞬。それだけでも。それだけの時間があれば……!
九重近衛:そう、その“一手”が足りなかった。
九重近衛:九重近衛は達人ではない。
九重近衛:動きの“起こり”を感じ取る技術のみに限定すれば、真堂啓介・黒瀬直の両名に引けを取らない。
九重近衛:だが、それに対応する反応速度・技術・身体能力が致命的に足りていない。
九重近衛:故に──。
九重近衛:「─腕をあげましたね、光莉さん」
九重近衛:“手”が届く。
九重近衛:穿ち貫く一撃を受けて、不動。
“血風景刃”:「………君たち。そろそろ邪魔だよ」
九重近衛:「…そう邪険になさらずに、これよりが死線。これまでは、ほんの戯れでしょう?」
“血風景刃”:<餓鬼魂の使い>起動。ダメージを与えた相手に邪毒(LV3)を付与。
九重近衛:装甲、ガード共に0ですので死亡。初期ロイスの腕の主を昇華して復活。HP→12
“血風景刃”:「へえ。言うね。ところでこれ、今から抜くけど」
“血風景刃”:「動かない方がいい。ひどいことになるよ」
“血風景刃”:深々と刺し貫いた異形の腕を示して。
“血風景刃”
九重近衛:「ご忠告、痛み入ります。ですが──」黒腕が異形の腕をがっしりと掴む。
九重近衛:「──随分と、意識が散漫になられてるようで」
“血風景刃”:「その勇敢さは美徳だけど」
“血風景刃”:「きみはなにもわかっていない。その判断は、大きな過ちだよ」
九重近衛:先程のやりとりで 天乃光莉 ◎信頼/不安でロイスを取得しておきます。
黒瀬直:「殺ァッ!」後方へ跳び、間合いを取りながら矢を放つ。一矢、二矢。
黒瀬直:総てまともに当たれば粉砕して余りある一撃だが、目的は意識誘導にある。三人がかりの。
九重近衛:その射撃に合わせるように後方へ。
“血風景刃”:「おっと」盾と立ちはだかる女が後方に引き下がると同時。
GM:九重近衛の身体の奥から、熱と痛みが襲う。同時に、命が流れ出す感覚。
“血風景刃”:貫手で深々と刺し抉り、掴み取った敵の腸を、ひと振りの刀へ変えて抜き出す。さらに、置き土産を。
“血風景刃”:九重近衛という人間を支える肉体。
“血風景刃”:その関節が、内側から無数の刃に変成し、自らの肉体を傷つける。
“血風景刃”:「まずは一振り」抜き放った刃を振るい、放たれた牽制射撃を防ぐ。
GM:敵が眼前に立つ限り、その肉体を糧に武器を補給し、同時に敵の肉体を破壊する。
九重近衛:「…ッ」存在その物を削られるような激痛に顔を一瞬歪める。
九重近衛:─が、この身は盾なれば。剣にあらず──。
GM:同時に、侵蝕する刃へと変換された敵の体はそのまま、内側から自壊を開始し、周囲を破壊する兵器へと転用する。
GM:残忍にして非情。どこまでも研ぎ澄まされた暗黒の剣技。彼女が刃を振るうとき、そこには常に血風が吹き、無数の骸が死景を晒す。
GM:ゆえに六凶手。ゆえに“血風景刃”!

黒瀬直:(さて、お手並み拝見だ)
黒瀬直:やってみせろ──ゲオルギウス!
GM:▼ラウンド1/メインプロセス/ジョージ・ブースロイド
ジョージ・ブースロイド:マイナー「魔剣戒装《ソードシフト》」→《ポルターガイスト》+《原初の黒:ライトスピード》
ジョージ・ブースロイド:103→114
ジョージ・ブースロイド:メジャー「魔剣旋空《ストームブリンガー》」→《シャドーテンタクルス》+《コンセントレイト:ウロボロス》+《バリアクラッカー》
こちらを二回放ちます

ジョージ・ブースロイド:命中ダイスは纏めて二回分振ります
ジョージ・ブースロイド:9dx7+7 一回目
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,8,8,10]+10[4,4,8]+10[9]+10[8]+10[8]+5[5]+7 → 62

ジョージ・ブースロイド:9dx7+7 二回目
DoubleCross : (9R10+7[7]) → 10[1,3,3,4,4,7,8,8,9]+10[1,2,3,10]+3[3]+7 → 30

ジョージ・ブースロイド:さあリアクションどうぞ!
“血風景刃”:二度ともガード/<砂の盾>+<歪みの体>選択
ジョージ・ブースロイド:ではダメージ行きます

GM:▼ダメージ算出
GM:どうぞ
ジョージ・ブースロイド:48+7d10 ガード・装甲無視 一回目
DoubleCross : (48+7D10) → 48+49[9,8,1,10,4,10,7] → 97

ジョージ・ブースロイド:48+4d10 ガード・装甲無視 二回目
DoubleCross : (48+4D10) → 48+27[9,10,5,3] → 75

“血風景刃”:初撃に対して<透過>を使用。ダメージ無効化。
“血風景刃”:<アナザーセルフ>発動。<透過>の使用回数を回復。
“血風景刃”:75点ダメージは……どうしようかな
ジョージ・ブースロイド:フフ……使っちゃえ使っちゃえ……
“血風景刃”:<超越活性:デモンズウェブ>起動。
“血風景刃”:75-9D10
DoubleCross : (75-9D10) → 75-43[7,2,2,2,6,8,3,7,6] → 32

“血風景刃”:32点ダメージ!大打撃
GM:演出どうぞ

ジョージ・ブースロイド:ジョージ・ブースロイドはこの場所に登場して以来、エフェクトと話術と立ち回りを用いて自らに視線を誘導していた。
ジョージ・ブースロイド:しかし今、それが切れていた。さて、何時の間のことであったか。考えたところでもはや遅い。
ジョージ・ブースロイド:“溜め”の時間は、エフェクトに頼るまでもなく、十分に存在した。


ジョージ・ブースロイド:「──Activate Askalon!」


ジョージ・ブースロイド:祖父より与えられし剣を掲げ、ジョージは頭上の空間を丸く切り裂く。
ジョージ・ブースロイド:頭上から金色の光が差込み、ジョージ・ブースロイドの全身を包み込んでいく。
ジョージ・ブースロイド:そしてその光が消えた時、其処には金色の鎧を身に纏う神の使徒が立っていた。


ジョージ・ブースロイド:(まだ奴の意識は黒瀬直に向かっている。仕掛けるなら──今!)
ジョージ・ブースロイド:無言の気合に応じ、ジョージが握りしめる剣の刃は人の背丈ほどに伸び、まるで獣の爪のような反りが生まれる。
ジョージ・ブースロイド:そしてその長大重厚な刃をものともせずに、ジョージは先程と同じ速度で疾駆する。
ジョージ・ブースロイド:体重を乗せた横薙ぎの一撃。質量、速度、いずれも一級。一度目の雑に見えて繊細な動きとは対照的に、端正にして豪快な太刀筋だ。
ジョージ・ブースロイド:なれど、その剣は一撃では終わらない。一太刀目の加速を元に、竜巻のように回転してもう一度横薙ぎが入る。
ジョージ・ブースロイド:只重く、只速い。振り抜く度に雷鳴が大気を震わせる至高の一刀が、血風景刃の不意を打つ形で、二度も鳴り響いた。
“血風景刃”:黒瀬直と天乃光莉、そして九重近衛。三者の連携に対応する“血風景刃”に、狼の牙が迫る。
“血風景刃”:意識の外から迫る雷速の刃。これに対し、女は───
“血風景刃”:「あは」確かに、嗤って見せた。その視線の先にいる者は、仇敵ではない。
“血風景刃”:完璧なタイミングで不意を突いた、狼へと。視線が。刃が交錯する。
GM:────静寂の後。両者は距離を置く形で対峙する。
“血風景刃”:「師を殺した剣技、確かに見たよ。狼の人」
“血風景刃”:女は滲む血を指で拭い捨て、強かに微笑む。
ジョージ・ブースロイド:「あの男を仕留める為に練り上げた技術だったんだがな……耐えたか! そうか、耐えるか! もはや断ずる他になし、“血風景刃”! お前は俺の知るあの男をも越える使い手だ! その業前……惚れてしまったよ!」
ジョージ・ブースロイド:時間を使って相手の出方を探った。牽制の攻撃で侵蝕を上げた。仲間の背後で機を待った。そうしてやっと全力を叩き込んだ筈なのだ。だが敵は立っている。
ジョージ・ブースロイド:万策尽くしてなお強い。不謹慎にも心が踊ってしまっていた。剣を構え直し、兜の奥で彼は少年のような笑みを見せた。
ジョージ・ブースロイド:「さあ、俺とも踊ってもらえるかな。レディ?」
ジョージ・ブースロイド:「英国式でお相手しよう」
ジョージ・ブースロイド:ロイス取得 “血風景刃”→相手にとって不足無し◯/敵意
“血風景刃”:「弟子は師を超えていくものさ。そうでなければ、意味がない」
“血風景刃”:「そうは思わないかい?お嬢さん」黒瀬直の弟子たる少女へと声を掛ける。
天乃光莉:「……そんな日のためにも。今、この夜を越えなきゃいけないの」
ジョージ・ブースロイド:114→130
天乃光莉:「あなたを越えて、あたしたちは行くのよ……!」
“血風景刃”:「いい応えだ。健気なものだね」
“血風景刃”:す、と顔から酷薄な笑が消え、目元には怜悧な光が宿る。
“血風景刃”:「やればいい。出来ると言うのなら、ね」
“血風景刃”:「……しかし君。紳士のする顔ではないな。まるで飢えた獣そのものじゃないか」再度笑みを口元に称えると、ジョージへと。
ジョージ・ブースロイド:「生憎夜は野獣でね。これもまた、ジェームズ・ボンド以来の我が国の伝統だ」
“血風景刃”:「この場にいる誰よりも、こっち側だよ。きみ」
ジョージ・ブースロイド:剣を右手のみで構え、空いた左手でちょいちょいと誘いをかける。

GM:▼ラウンド1/メインプロセス/九重近衛
GM:行動宣言どうぞ
九重近衛:実は私カバーリングで行動済みなのです。
GM:失敬!

GM:▼ラウンド1/クリンナップ
GM:《殺刃圏》の効果発生。全員2D10HPロスしなさーい!
天乃光莉:天乃光莉のHPを-10(2d10->6,4)した(HP:23->13)
黒瀬直:4-2d10
DoubleCross : (4-2D10) → 4-11[7,4] → -7

ジョージ・ブースロイド:11-2d10
DoubleCross : (11-2D10) → 11-8[7,1] → 3

九重近衛:まずこちらは邪毒喰らってからですかね
ジョージ・ブースロイド:耐えた!
黒瀬直:東雲隆夜のロイスをタイタス昇華して復活。今は目の前の戦に専念。HP12
GM:邪毒もありましたね♥
GM:9点ダメージ+
GM:2D10ロスよ♥
九重近衛:9+2d10
DoubleCross : (9+2D10) → 9+6[4,2] → 15

GM:あ、失礼。邪毒の処理してから2D10ダメージってことですね
GM:ダメージは今の数値据え置きでいいです!
九重近衛:ではまず9点消費でHP12→3に。
九重近衛:そこから6点引いて死亡なので、“血風景刃”に ◎感服/脅威でロイスを取得。即座に昇華で復活。これでロイスは2枚切りました。
ジョージ・ブースロイド:残りロイス4ですがあと2つ取得できます
GM:タフだねえ
天乃光莉:光莉はDロイスを除いて残5、空き1です
九重近衛:こちらは残りロイス3で空き1です。残りはジョージに取りますので。
黒瀬直:残りロイス5です
GM:了解!
GM:---------------------------------------------------------------------------
GM:▼ラウンド2/セットアップ
GM:エネミー側も行動なし。

GM:▼ラウンド2/イニシアチブ
ジョージ・ブースロイド:イニシアチブ無し!
GM:エネミーは《加速する刻》の使用を決定。
GM:行動順を決定
GM:“血風”>天乃>黒瀬>“血風”>九重>ジョージ

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/“血風景刃”

“血風景刃”:マイナー/<インフィニティウェポン>+<ダブルクリエイト>
“血風景刃”:<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<ギガンティックモード>
“血風景刃”:<Eロイス:ありえざる存在-マルチウェポン>+<Eロイス:超越活性─咎人の剣>併用
GM:対象は同エンゲージの全員。
九重近衛:ではこちらが最後の≪孤独の魔眼≫を宣言。
九重近衛:侵蝕値→115
GM:通します。
九重近衛:ほう、≪デビルストリング≫は切らないと。了解です。
九重近衛:ではガードを宣言。ガード時に≪自動触手≫≪蒼き悪魔≫を使用します。侵蝕値→120
“血風景刃”:《デビルストリング》起動。《自動触手》を打ち消し。18点のみダメージ受けます。
GM:命中判定。
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,7,7,7,9,9,10]+10[4,5,6,8,8,10]+10[6,6,8]+6[6]+5 → 41

GM:回ったー!とはいえ先んじて単体化宣言されてるんですよね。

GM:▼ダメージ判定
“血風景刃”:5D10+26+25
DoubleCross : (5D10+26+25) → 31[5,7,8,7,4]+26+25 → 82

九重近衛:こちらはガード値、装甲値0なので倒れます。ので、初期ロイスの自分の腕をタイタスとして昇華。
GM:装甲ガード値有効……とはいえさすがに2ラウンド目のこの数字は防御特化でないと死ぬでしょう!タイタス承知です

“血風景刃”:「シッ───」九重から抜き出した刀を手に、残像を置いて駆け出す。
“血風景刃”:全身が刃である彼女の巻き起こす疾風は、それそのものが標的を切り刻む致死の剣閃だ。
九重近衛:「フッ──」同時ではなく、ほんの僅かだが“血風景刃”に先んじて駆け出す。
九重近衛:一歩、足を踏み出す。距離を詰める。間合いを潰す。
九重近衛:迫り来る狂刃へと身を晒す。
“血風景刃”:無数の“腕”と刃が闇夜に煌く。
“血風景刃”:「その手傷で尚、矢面に立つとはね───見事なものだよ」
九重近衛:「──そちらも。すでに常人であれば十度は、達人であっても五度、たとえ魔人であったとしても絶命していると思います」
九重近衛:黒腕への攻撃は全て契約者である近衛の肉体にも反映される。刃が触れずとも肉は裂かれ、骨は断たれる。
九重近衛:だが──その程度で揺らぐような者であれば、もとよりこの場には立っていない。
ジョージ・ブースロイド:(あの一歩、死が見えぬ腕でもなかろうに、踏み出した)
ジョージ・ブースロイド:(死を超越する心。それはすなわち俺の定義する信仰の一つとも言える)
ジョージ・ブースロイド:(異教徒どもの中にも、やっぱ居るもんだな)
ジョージ・ブースロイド:ロイス取得 九重近衛→ 面白い女◯/無力感

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/天乃光莉
天乃光莉:マイナーなし!
天乃光莉:メジャー、『天を分かつは流レ星』《コンセントレイト》《砂の加護》《砂塵霊》《ペネトレイト》
天乃光莉:振っていいかな?
天乃光莉:(9+5)dx7+12
DoubleCross : (14R10+12[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[4,5,8,9,9]+10[1,7,10]+10[4,9]+2[2]+12 → 54

GM:回ったー!
“血風景刃”:ガード/<歪みの体>+<砂の盾>
GM:ダメージ判定どうぞ
天乃光莉:6d10+15+16
DoubleCross : (6D10+15+16) → 28[4,1,1,10,4,8]+15+16 → 59

天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+11した(侵蝕率:116->127)
GM:ちょっと計算するのでお待ちを
GM:……よし。
GM:装備効果起動。
天乃光莉:そうび?
GM:《リアクティブアーマー》ダメージ2D軽減/行動値-2が解除されます
GM:59-2D10
DoubleCross : (59-2D10) → 59-18[10,8] → 41

GM:えーーーっと、これで残りHPがどうなる……?ちょっと計算するので5分弱お待ちを
GM:22点軽減で19点/累計ダメージ175

九重近衛:「──光莉さん」振り向かずに語りかける。
九重近衛:「引くなら今です。今の貴女では、まだ遠い」
九重近衛:軽んじているわけではない、ただ純然たる事実としてだ。
九重近衛:「ですが──それでもなお、闘うのであれば」
九重近衛:「──ここで成長しなさい。たとえどれだけ遠くとも、貴女の光は」
九重近衛:「必ず、届きます」
天乃光莉:「……はい……!」
天乃光莉:言葉少なに答え、左手に矢を形成しながら“血風景刃”を見据える。
天乃光莉:完全に意識の外にあったはずの奇襲を二射とも防いだ大敵。
天乃光莉:(今、さっきまでのあたしから一歩でも前に進まなきゃ、あいつに届かない)
天乃光莉:殺気を隠し、言葉で翻弄出来るほど熟していない。
天乃光莉:人に教えを与えられるほど熟していない。
天乃光莉:誰かの盾になれるほど熟していない。
天乃光莉:それでも、このいくさ場に立っている。
天乃光莉:(考えろ。思考を止めるな。『戦闘において一番大きなリソースは思考だ』)
天乃光莉:どう当てるか。防御を抜くか。貫くか。
天乃光莉:決断し、矢を番え、呼吸を止め。正面より二射。
天乃光莉:初手の射撃に勝るとも劣らない鋭さを秘めた流星を、射ち放つ。
“血風景刃”:「先より疾い、か!」
“血風景刃”:「だがお嬢さん、正面から来るとわかっていれば、如何に素早くとも防ぐこと自体は───容易い!」
GM:二本の鉈剣を盾と振るい、放たれた神速の二射を真っ向から弾き飛ばしてみせる。
天乃光莉:(……かかった。届けてみせる!)
天乃光莉:“血風景刃”が防御の姿勢に入ったのを見、続けざまにもう二射。
天乃光莉:並の相手であれば一射で致命の一撃となる射撃が四本、これら全てが囮。
天乃光莉:防御の飽和とまでは行かなくとも、意識を釘付けにするための捨て石だ。
天乃光莉:そして、本命でもある。
天乃光莉:──ホーミング開始。
天乃光莉:弾き飛ばされた最初の二射が空中で軌道を変え、“血風景刃”の背を食い破らんと迫る!
“血風景刃”:「!」
“血風景刃”:戦いの中、血で染まったコートの表面が赤く波打ち、付着した血液が無数の刃と化す。
“血風景刃”:三刀を手に、舞うように銀風が旋る。
“血風景刃”:二刀の鉈剣、奪い取った臓器刀、そして自らの血で染めたコート。以て四刀!
GM:旋風が踊り、瞬くように星が爆ぜる。
“血風景刃”:「本当に」
“血風景刃”:「厄介だなあ、君たち。大事な外套がすっかり襤褸だよ」
“血風景刃”:軽口を叩いているが、決して軽い怪我ではない。
“血風景刃”:流れ出た血が地面に滴り落ち、大地に鮮やかな剣の轍を残す。
天乃光莉:「うっ……そでしょ。凌いだの……?」
“血風景刃”:「ぼくが誰か、知らないわけじゃないだろう」
天乃光莉:(本当に『強い』。これが、直先生をつけ狙う敵。これが六凶手、あたしたちの敵!)
天乃光莉:驚愕とは裏腹に、心が逸る。この死地において、少女は自覚もないまま、胸を高鳴らせる。
黒瀬直:「光莉くん」ぽつり、最低限の文量と声量。
黒瀬直:彼女に届けばそれで良いし、彼女の耳の良さは把握している。
黒瀬直:「良い調子だ。これまでに見た中で一番な」
黒瀬直:「そのまま、逸らずにやれ。私たち"全員"で彼女の敵だからね」
黒瀬直:刀剣を形成、敵の攻勢に備える。
GM:--------------------------------------------------------------------------
GM:▼ラウンド2/メインプロセス/“血風景刃”
“血風景刃”:マイナー/<インフィニティウェポン>+<ダブルクリエイト>
“血風景刃”:メジャー/<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<ジャイアントグロウス>+<Eロイス:ありえざる存在-マルチウェポン>+<Eロイス:超越活性─咎人の剣>
GM:ミスディレありますか?
天乃光莉:あります!
天乃光莉:異議あり! 《ミスディレクション》
天乃光莉:対象を単体に!
“血風景刃”:《デビルストリング》。効果を打ち消して範囲攻撃を続行。
天乃光莉:ウギャーッ!?
天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+5した(侵蝕率:127->132)
“血風景刃”:命中判定!
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,5,6,6,7,7,9,9,10]+10[3,7,8,9,9]+4[4,4,4,4]+5 → 29

GM:ウゥーン、微妙!リアクションどうぞ!
九重近衛:≪時の棺≫を宣言。
GM:攻撃失敗!
九重近衛:侵蝕値→130/
GM:反応遅れましたが了解です

“血風景刃”:剣風と化した女が駆ける。
“血風景刃”:今や、彼女の挙動ひとつひとつが鋭い剣戟であり、触れれば肉を切り裂き骨を断つ必殺の剣だ。
九重近衛:“起こり”を制する。己の肉体が間に合わなくとも、意志だけならば間に合う。
九重近衛:“血風景刃”の動きが止まる。“血風景刃”の影から這い出た黒腕が動きを止める。

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/黒瀬直
GM:行動宣言どうぞー!
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+11。対象は血風景刃
GM:受けて立つ!命中判定カモン!
黒瀬直:14dx7+15
DoubleCross : (14R10+15[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,5,6,6,8,8,9,10,10]+10[1,1,2,3,10]+1[1]+15 → 36

“血風景刃”:ガード!<歪みの体>+<砂の盾>

GM:▼ダメージ算出
黒瀬直:宿敵:血風景刃/P感服:N抹殺〇 をSロイスに指定
黒瀬直:昇華してダメージダイス+5個。
黒瀬直:35+10d10
DoubleCross : (35+10D10) → 35+46[3,4,2,6,7,4,10,2,6,2] → 81

“血風景刃”:《超越活性─デモンズウェブ》
“血風景刃”:81-9d10
DoubleCross : (81-9D10) → 81-53[6,10,4,3,2,10,7,2,9] → 28

GM:ガード値22で軽減して6点ダメージ受けます/累積ダメージ181

黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+11した(侵蝕率:102->113)
黒瀬直:九重くんが作り出した僅かな間隙に、弓の間合いを取る。
黒瀬直:──のではなく、踏み込む。
黒瀬直:四肢に黄金の具足を纏い、足元を砕き宙空を裂きながら至近距離。
黒瀬直:「殺ァッ!」強化外骨格めいて強化された肉体が剛剣を振るい、短い剣戟が始まる。
黒瀬直:"血風景刃"が己の肉体を変えるように、無数の刀剣を空より生み出しながら。
“血風景刃”:銀と金の剣戟が、色付きの風と化して交差する。
黒瀬直:否、削れた鎬から刃を生み出し、それを振るって相手の命を奪い取ろうとする。
黒瀬直:「ッ、長い、戦いだった、なァッ!」命のやり取りと共に、僅かばかりの言葉を交わす。
“血風景刃”:「なに、今夜で終わりだとも!」砕けた鉈剣を振り捨て、腕を交差させる。
黒瀬直:私たちの関係は、血と血の、刃鋼と刃鋼と、殺し合いの中にあった。
“血風景刃”:無数の刃が生えた両の腕で攻撃を弾き、剣と変じた左膝を繰り出す。
黒瀬直:敵を殺し、仲間を殺され。お互いの護るものを失いながら、勝って負けての切磋琢磨。
黒瀬直:「かふっ」渾身の一刃を逸らされ、がら空きになった原へ膝が突き刺さる。
“血風景刃”:「ああ。永かった──本当に。それも、今日で終わる」
“血風景刃”:突き立てた刃を正中線に沿って切り上げんと試みる。
天乃光莉:(先生……!)
ジョージ・ブースロイド:「あいつは、強いさ」誰に言うでもなくつぶやく。
ジョージ・ブースロイド:ニッ、と鎧の奥で笑う。
九重近衛:自分では至れない武の高み、そこに至った先達を信じ見届ける。
黒瀬直:刃の争いにおいて、万能戦士たる黒瀬直は純粋剣士である血風景刃に叶わない。
黒瀬直:そも、多少の経験があろうと単純戦力としてオーヴァードはジャームに対して劣位を戴く。
黒瀬直:しかし、"貫く邪眼"は。"血風景刃"最大の脅威である女は、無数の戦を踏破してきた、無限の殺し手を持つ強者であった。
黒瀬直:血に染まった赤装束の内に形成済みであった金糸甲が足刀を止める。
黒瀬直:こと戦場において、"貫く邪眼"の狙いは外れない。
“血風景刃”:「く……!」
黒瀬直:「──"秘剣 惨景千刃"」
“血風景刃”:繰り出した足を引き戻さんと試みるが、遅い!
黒瀬直:身を以て動きを留めた。周囲には剣戟が産んだ力の欠片が広がっている。
黒瀬直:ここは刃の距離であり、私の鋼の結界だ。
黒瀬直:呟きに込めたレネゲイドを介して、周囲の金光が輝き変容。無数の刃となって"血風景刃"に襲い掛かる!
“血風景刃”:手刀を素早く繰り出す。狙いは自らを捉える黒瀬直
“血風景刃”:ではなく、拘束された自身の脚!
黒瀬直:「……この一撃で終わりとは、いかないか」
“血風景刃”:「まったく、やってくれる……!」
黒瀬直:「本当に、しぶとい奴だ……本当に」
“血風景刃”:「君にだけは言われたくないな……!」
黒瀬直:淡々とした言葉に、僅かに感服の念が乗る。

黒瀬直:「もうすぐ最後だろうから、言っておくが」
黒瀬直:「敵手であることに誇りと喜びを覚えている、君だけだぞ」
“血風景刃”:「賛辞として受け取っておくよ」

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/ジョージ・ブースロイド
ジョージ・ブースロイド:「血風景刃。技を尽くし、心を尽くし、身を尽くし、己を燃やしただ戦う為に戦う。そんなお前は美しい。そんなお前こそが、今宵の俺の最大の敵だ。しかし、な」
血風景刃をSロイスに指定。

ジョージ・ブースロイド:「それでも。ああも良い女っぷりを見せつけられちゃあな。こちらも命を賭けたくなってしまう」
一瞬だけ、九重近衛の方を見て、鎧の奥で笑う。こちらもまた琴線に触れたのだ。殉教者のごとき、あの異教徒の生き方が。

ジョージ・ブースロイド:「俺がお前たちの側に近い……お前は言ったな。それは半分正解だ」
血風景刃のSロイスをタイタス化、昇華。
再起:《ライトスピード》の使用回数を回復
いざ征かん、風の如く。

ジョージ・ブースロイド:マイナー→「神火心滅」《原初の黒:ライトスピード》
ジョージ・ブースロイド:侵蝕130→137
ジョージ・ブースロイド:メジャー「魔剣旋空《ストームブリンガー》」→《シャドーテンタクルス》+《コンセントレイト:ウロボロス》
ジョージ・ブースロイド:判定、二回分行きます
GM:あ、では一回目の判定を
ジョージ・ブースロイド:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,2,2,4,6,6,6,7,7,8]+6[4,5,6]+7 → 23

ジョージ・ブースロイド:おっと
GM:はもう通っちゃったので
GM:《異世界の因子》→《時の柩》で二度目の判定を無効化します
ジョージ・ブースロイド:じゃあ二回目は無効化! 無し!
ジョージ・ブースロイド:一回目のダメージのみ!
GM:初手はガードを選択。来いやァーッ

ジョージ・ブースロイド:48+3d10
DoubleCross : (48+3D10) → 48+15[2,8,5] → 63

GM:▼ダメージ算出
GM:でっけえダメージね?
ジョージ・ブースロイド:ごめん早まったこちらでおねがいします?
GM:41点。うーん、キツイ!《透過》!
ジョージ・ブースロイド:っしゃあ!
GM:演出どうぞー
ジョージ・ブースロイド:ジョージの全身に鎧の内側から生えた棘が食い込む。
ジョージ・ブースロイド:それは本来闘争をこそ喜びとする彼の衝動すらも塗り替えたアスカロンの内側に眠る邪悪の胎動。
ジョージ・ブースロイド:「正解の褒美に見せよう。我が剣の内に封じられし真なる悪魔の力と!」
ジョージ・ブースロイド:聖者の血を吸い上げて、なお輝きを増す燼滅と降魔の聖剣。
ジョージ・ブースロイド:「我が神への信仰と絶えぬ研鑽の果てに至った剣の秘奥を!」
ジョージ・ブースロイド:咆哮を終えた刹那、全員の視界からジョージの姿が消えた。
ジョージ・ブースロイド:電磁浮遊疾走《リニアモーターステップ》。磁力を帯びた影を夜陰に仕込み、レール代わりに利用しているのだ。初速から最高速度を実現するその歩法は、やはりこれも意識を掻い潜る英国隠密の流儀に他ならない。
ジョージ・ブースロイド:次にジョージが現れたのは血風景刃の眼前。
ジョージ・ブースロイド:神速と魔技が導く一閃が放たれる。眼前と天上、その二つの起点から。
ジョージ・ブースロイド:それは訪れた。雷速にて、薄刃より精密に、これまでのどの剣閃よりなお激しく。
ジョージ・ブースロイド:横薙ぎの一太刀に合わせて、だ。古来から天より降り注ぐ神の怒り、雷そのものが、血風景刃とジョージ・ブースロイドに向けて爆ぜた。
“血風景刃”:「まったく、厄介な仲間を見つけたものだよ!」
“血風景刃”:繰り出された双つの剣戟を刃と化した肉体で受け流すように捌く。
“血風景刃”:続いて、空から降り注ぐ雷撃に対して、血風景刃は回避行動を取ろうとしない。
“血風景刃”:自ら切断し、打ち捨てられた脚が、無数の刃に変化し、グレネードのように爆ぜる。
“血風景刃”:爆ぜた刃のひとつひとつが空間上のレネゲイドを制し、力場を生み出す。
“血風景刃”:生み出した領域は避雷針となり、天からの稲光を無数の微弱なアーク光へと散らして見せる。
“血風景刃”:「“蜘蛛の巣”を敗ったわけではない……その鎧と同じく、空間を超えて来たのかな」
“血風景刃”:「どちらにせよ、そう簡単にここへは到達できないはずだけど。よくやるよ、本当に」
ジョージ・ブースロイド:「御美事(Beautiful)……」
ジョージ・ブースロイド:影を操りながら後ろに下がる。瞬間移動のように見えたとしても、種も仕掛けもある以上、連発できるものではない。
ジョージ・ブースロイド:「だが一つだけ、訂正だ。俺は黒瀬直の仲間ではない……そう、お前と同じ」
ジョージ・ブースロイド:剣を向ける。兜についた牙がこころなしか煌めいている。
ジョージ・ブースロイド:黒瀬直→友情/好敵手◯ でロイスを取得
ジョージ・ブースロイド:「自分以外の相手に、あの女が負けるところを見たくないだけなのさ」

GM:▼ラウンド2/メインプロセス/九重近衛
九重近衛:「(──なるほど。これが直さんが楽しそうに語っていた、英国教会の誇る魔断騎士(ゲオルギウス)
九重近衛:速度・膂力・技量・戦術…それら全てを研鑽し、練磨し、鍛え上げたが故の武の極み。
九重近衛:才能だけでは届かない。努力だけでは掴めない。
九重近衛:一流、ではまだ言葉が足りない。
九重近衛:極々稀に存在する“超一流”と呼ばれる者達。
九重近衛:それが“貫く邪眼”であり、“魔断騎士”であり、自分達が相対する“血風景刃”である。
九重近衛:「(──そしていつかは光莉さんも、そう呼ばれることになるのでしょうね)」
九重近衛:そう遠くないであろう未来に想いを馳せて微笑む。
九重近衛:「ですが──少しばかり、直さんに馴れ馴れしいのでは?」ジョージ・ブースロイドに 感服/◎ちょっと嫉妬 でロイスを取得。

GM:▼ラウンド2/クリンナップ
“血風景刃”:《殺刃圏》効果発動
ジョージ・ブースロイド:137→144
GM:2D10ダメージです。
黒瀬直:9-2d10
DoubleCross : (9-2D10) → 9-12[7,5] → -3

黒瀬直:パイライトくんへのロイスをタイタスにして昇華。HP12
天乃光莉:天乃光莉のHPを-18(2d10->10,8)した(HP:13->-5)
天乃光莉:パパとママのロイスを切って復活。HP11に。帰る場所は必死に守ってるんだから帰ってきなさいよ!
ジョージ・ブースロイド:3-2d10
DoubleCross : (3-2D10) → 3-5[2,3] → -2


ジョージ・ブースロイド:まあ倒れるので……神の教えロイスを切っていくか……
九重近衛:あらためて《殺刃圏》のダメージ処理。
九重近衛:12-2d10
DoubleCross : (12-2D10) → 12-7[2,5] → 5

九重近衛:よし!

GM:▼ラウンド3/セットアップ/宣言ないはずなのでスキップ/

GM:▼ラウンド3/イニシアチブ
“血風景刃”:エネミーが《加速する刻》を宣言
GM:行動は再び血風>天乃>血風>黒瀬>九重>ジョージに。
“血風景刃”:マイナーなし/

GM:▼ラウンド3/メインプロセス/血風景刃
“血風景刃”:マイナーなし/
“血風景刃”:メジャー/<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<ジャイアントグロウス>
“血風景刃”:<Eロイス:ありえざる存在-マルチウェポン>+<Eロイス:超越活性─咎人の剣>
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,3,3,4,7,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,3,4,5,6,6,7,7,10]+5[3,4,5]+5 → 30

GM:リアクションどうぞ
九重近衛:≪守護者の巨壁≫を宣言し、対象を私に。
九重近衛:侵蝕値→136

GM:▼ダメージ算出
“血風景刃”:6D10+25+21
DoubleCross : (6D10+25+21) → 40[2,5,10,6,9,8]+25+21 → 86

九重近衛:ガードを宣言、ガード時に≪自動触手≫≪蒼き悪魔≫を使用します!侵蝕値→141/
GM:《デビルストリング》で《自動触手》を打ち消します。
九重近衛:了解です。装甲値、ガード値共に0なので倒れます…。
GM:はい。では先にこのあとのイニシアチブ処理まで行いますね。

GM:▼ラウンド3/第二イニシアチブ
“血風景刃”:《Eロイス─惨劇の輪廻》使用。
“血風景刃”:追加のメインプロセスを取得し、戦闘不能状態のPC1体に「とどめを刺す」を実行する。
“血風景刃”:行動放棄カバーがないと、仲間は死にますね。
ジョージ・ブースロイド:こりゃああぶねえなあ
ジョージ・ブースロイド:行動放棄カバーだぜ
ジョージ・ブースロイド:九重近衛をメジャーアクション放棄でカバーだ!
GM:一点でもダメージが通れば、なので、一応攻撃判定実行しますね。
ジョージ・ブースロイド:来い!
“血風景刃”:マイナーなし/メジャーで<Cエグ><オールレンジ>
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,5,5,5,5,8,9,10]+10[7,8,9]+10[7,9,9]+10[1,6,8]+3[3]+5 → 48

GM:今までになくデカいダメージ!
GM:▼ダメージ算出
“血風景刃”:5D10+21
DoubleCross : (5D10+21) → 17[2,5,3,1,6]+21 → 38

GM:これはカバーないと通りますネ……
ジョージ・ブースロイド:よし、宣言通りカバー!
ジョージ・ブースロイド:九重近衛→ ほっとけねえ女◯/困った女 にロイスを変更してタイタス化
ジョージ・ブースロイド:昇華して復活します!

“血風景刃”:九重に肉薄すると、腕が数度、空を裂く。
“血風景刃”:そのいずれもが、舞うような動きに半比例して、一撃で対手を仕留める必殺の太刀筋。
“血風景刃”:一手でも選択を誤れば、その瞬間に肉体を両断されるであろう。
九重近衛:「手札は多ければ多いほど良いと申しますが、私が持つのは鬼札のみ」
九重近衛:この場に存在するものの中で自分は、自分だけは武の極致に至ることは無い。
九重近衛:それは純然たる事実であり、変えることの出来ない現実である。
九重近衛:「人目に晒すのは少々憚られるのですが」「──手套を脱すと致しましょう」
九重近衛:──虚空より腕が現れる。
九重近衛:太い、細い、美しい、醜い、屈強な、貧弱な、赤子の、老人の、男の、女の、ありとあらゆる──無数の腕。
九重近衛:唯一共通するのは、皆一様に塗り潰されたかのような漆黒であること。
九重近衛:一、十、百、千…。呼び出された腕は圧倒的な物量で空間を塗り潰していく。
九重近衛:「これにて私は倒れますが──」血に濡れ額に張り付いた前髪を、少々手荒にかきあげて。
九重近衛:「その刃、黒瀬直の命へと届かせたくば──。我が千手の布陣、全て打ち払ってみるがいい」
九重近衛:「鬼さん、こちら。“手”の鳴る方へ」
“血風景刃”:「きみの全力に敬意を評して」
“血風景刃”:「こちらも全力で応えようじゃないか」
“血風景刃”:無数の腕に向かって、あくまで軽やかに、一歩を踏み出す。
“血風景刃”:その歩みが、妨げとなる腕の群れを裂く。
九重近衛:走る、奔る、疾駆る。無数の腕が“血風景刃”へと殺到する。
“血風景刃”:そのひと触れが、腕を刀へと奪い換え、殺到する腕を打ち払う。
九重近衛:黒腕と刃が火花を散らす。数多の狂刃が腕を切り裂き、数多の黒腕が刃を打ち砕く。
“血風景刃”:千の腕が、“血風景刃”を圧し潰すように群至り、女の影が千の腕に消える。
“血風景刃”:「───千景散刃」
“血風景刃”:女を包む腕の全てが、切り裂かれた傷口から刃と変じ。
“血風景刃”:刃のドームと化した腕が爆ぜ、女は駆ける。
“血風景刃”:「素晴らしい能力だ。貴い血筋の出力は、やはり侮れない物がある」
“血風景刃”:「けど──これで終わりだ」
“血風景刃”:血風の中を、女が舞う。
九重近衛:避けない、立ちはだかる。覚悟はしている。けれど──。
“血風景刃”:肉体を両断せんとする、トドメの一閃が煌く。
九重近衛:──少し怖いなと…そう思った。
ジョージ・ブースロイド:「──困った女だ」
ジョージ・ブースロイド:高らかになったのは金属音。
ジョージ・ブースロイド:砕け散ったのは金色の兜と鎧。
ジョージ・ブースロイド:「だが、良い女だ」
ジョージ・ブースロイド:鎧兜を犠牲にし、間に踏み込んで放った一刀。
ジョージ・ブースロイド:それが有効かどうかの見極めもそこそこに、九重近衛を抱え、影に紛れて下がる。
ジョージ・ブースロイド:笑っていた。
九重近衛:「もうっ─」
九重近衛:「──盾が庇われちゃ、格好つかないじゃないですか」
ジョージ・ブースロイド:「……すまんね。良い女を見ると放っておけないらしい」
九重近衛:「─悪い(ひと)」安心したのか、あどけない笑みを浮かべて意識を手放す。
GM:---------------------------------------------------------------------------
GM:▼ラウンド3/メインプロセス/天乃光莉
GM:行動宣言どうぞー
天乃光莉:行きます!
天乃光莉:マイナーなし!
天乃光莉:メジャー、《コンセントレイト》《砂の加護》《砂塵霊》《ペネトレイト》
天乃光莉:命中判定!
天乃光莉:(10+5)dx7+12
DoubleCross : (15R10+12[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,5,5,6,6,7,8,8,9,9]+10[3,5,9,9,10]+6[2,5,6]+12 → 38

“血風景刃”:ガードを選択/<歪みの体>+<砂の盾>

GM:▼ダメージ算出
天乃光莉:まず、己の遺産『夜天甲・流星雨』に●信頼/不安でロイスを取得します。
天乃光莉:続いて“血風景刃”へのロイスをP感情に反転。更にSロイスに指定、昇華。ダメージダイス+5個を選択します。
天乃光莉:ダメージ!
天乃光莉:4d10+15+16+5d10
DoubleCross : (4D10+15+16+5D10) → 18[6,9,2,1]+15+16+15[1,1,2,1,10] → 64

GM:22点軽減で42点。
“血風景刃”:<デモンズウェブ>
“血風景刃”:42-9d10
DoubleCross : (42-9D10) → 42-59[3,9,10,6,9,3,9,9,1] → -17

GM:ノーダメージです
天乃光莉:はい。

天乃光莉:(先生とお兄さんが畳みかけたのに……自分の脚を捨ててまで)
天乃光莉:(あそこまでする相手だ。まだ足りない、まだ届かない)
天乃光莉:逸る気持ちを押さえつけて射撃の態勢を整える。
天乃光莉:その視界には、信頼し、敬愛し、今、死線を共にする師・黒瀬直の姿。
天乃光莉:(先生なら届く。あたしなら……どうすれば届く?)
天乃光莉:先生のような絶技も、体術も、経験もない。
天乃光莉:結論は明白だ。ならば──
天乃光莉:決断は一瞬。ジジ、と矢が雷光を発しながら膨張する。
天乃光莉:否、それは最早、矢ですらない。
天乃光莉:槍だ。
天乃光莉:爆発的な初速をもって放たれる、光の槍。
天乃光莉:それは煌く粒子を撒き散らしながら、轟音で大気すらも震わせ“血風景刃”へと迫る。
“血風景刃”:旋風を起こすように、円を描く。
“血風景刃”:剣風が起こり、光の槍と打ち合った飛ぶ斬撃が爆ぜる。
“血風景刃”:爆風を利用して後方へ引下がる
天乃光莉:──その頭上を小さな影が跳ぶ。
天乃光莉:三本の光矢を番え、放って、後退しようとする“血風景刃”の、さらに後方へと着地。
天乃光莉:全力射撃を繰り返し、今また急制動に幼い体を軋ませ、少女は駆ける。
天乃光莉:(今、なすべきをなす。ここを越える。そのために──)
天乃光莉:(こたえて、あたしの『流星雨』!)
天乃光莉:その意思、あるいは願いに呼応するかのように、光の弓がそのかたちを変える。
天乃光莉:器物を操る異能の開花か、この場限りの火事場の力か、定かではないけれど。
天乃光莉:確かに少女の手には剣があった。それは、闇の仕手を砕かんと輝く、光の剣!
天乃光莉:「殺ァッ!!」
天乃光莉:師を思わせる嘶きと共に、『流星雨』ごと『夜天甲』を叩きつける。
天乃光莉:削り取る。後に繋ぐ。全ては、そのために。
“血風景刃”:刃で構成された副腕を背中から生やすと同時、両の腕が幾千幾万の刃へと転じる。
“血風景刃”:四刀四手を以て、頭上からの斬撃を防ぐ。その身体がインパクトによって、杭打ちじみて地面に硬く打ち付けられる!
“血風景刃”:「ぐうっ!」
“血風景刃”:クロスガード解除と同時、X状の斬撃波を放ち対手と距離を取る。
“血風景刃”:「“貫く流星”か……よく言ったものだね」
“血風景刃”:「その名前、憶えておこう」

GM:▼ラウンド3/メインプロセス/“血風景刃”

“血風景刃”:マイナーなし/
“血風景刃”:メジャー/<C;エグ><オールレンジ><貫きの腕><ジャイアントグロウス>
“血風景刃”:<マルチウェポン><咎人の刃>
“血風景刃”:<死神の精度>
“血風景刃”:対象は同エンゲージの敵対者全員。
“血風景刃”:14DX7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,7,8,8,9,10,10]+10[1,3,5,5,7,7]+10[4,8]+2[2]+5 → 37

黒瀬直:5dx>=37 ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]>=37) → 10[1,4,7,9,10]+10[10]+5[5] → 25 → 失敗

黒瀬直:惜しかったんだがな
天乃光莉:5dx+1>=37 ドッジ!
DoubleCross : (5R10+1[10]>=37) → 10[2,4,6,10,10]+6[5,6]+1 → 17 → 失敗

ジョージ・ブースロイド:まあくらいますが……
ジョージ・ブースロイド:ガード!
ジョージ・ブースロイド:まあ倒れるけどね!

GM:▼ダメージ算出/
“血風景刃”:6D10+21+25+20
DoubleCross : (6D10+21+25+20) → 34[7,3,4,4,9,7]+21+25+20 → 100

“血風景刃”:かっちり100点ダメージ
黒瀬直:綺麗な太刀筋を見せてくれる
ジョージ・ブースロイド:輪廻がないと信じて大人しく倒れる!
天乃光莉:消し飛ぶ! 倒れます。
黒瀬直:若人たちへのロイスをタイタス昇華。HP12で復活して残りロイスは2.
GM:はい。では攻撃演出。

“血風景刃”:「───絶掌」
“血風景刃”:女が低く囁くように言葉を紡ぐ。女の手に、既に愛用の四刀はなく。
“血風景刃”:しかして、彼女自身が千の刃、千の剣であるが故に放たれる魔剣の真奥。
“血風景刃”:その布石は、これまでの戦いの中で十二分に仕込まれている。
黒瀬直:──来る。彼女の最大の一撃が。この戦乱に満ちた街でさえ、なお最高峰のその一つ。
“血風景刃”:「千華散刃」
“血風景刃”:其は一撃限りの使用を旨とする暗殺剣の極意。
“血風景刃”:触れたものを刃と変える異能/自らの骨肉さえ刃と変える異形/血肉を持ってレネゲイドへ干渉し、世界を上書きする異業
“血風景刃”:三種の人ならざる異常が合一となり放たれる、終極の秘剣。
“血風景刃”:女は動かない。否。動く必要がない。
“血風景刃”:ここまでの戦いにおいて敵に与えた傷。戦場に散った自身の血肉。防御のため、あるいは牽制に放った飛ぶ斬撃の痕。
“血風景刃”:その全てが敵の肉体を、空間を、自らの刃と化している。
“血風景刃”:女の呟きと同時に、どさり、と敵対者が斃れる。
“血風景刃”:初めに地へ伏したのは、異国の剣士か、恐るべき成長を見せつけた少女か、どちらだったか。
“血風景刃”:身体につけられた傷が、あるいは防御・回避行動のために繰り出した挙動か。
“血風景刃”:そのいずれもが、対手にとっての致命的な斬撃と化し、その場に倒れ伏す。
“血風景刃”:「へえ」女は真に驚嘆し、声をあげる。
“血風景刃”:「驚いたな。指一本、身動ぎ一つが致命傷のはずなんだけど」
“血風景刃”:「まだ立つか、“貫く邪眼”」
GM:今や領域の制御権は“血風景刃”にある。
GM:周囲を取り巻く大気が、踏みしめる大地が、全てが彼女の手足に等しく、彼女の刃に等しい。
GM:不意の微かな動きひとつが、肉を切り裂き、骨を断ち切る必殺の殺刃圏。
黒瀬直:だが、それは。
黒瀬直:倒れる理由たりえない。何一つ。
黒瀬直:「まだ立つさ、"貫く邪眼"は。見ての通りだ」
黒瀬直:不敵に笑って見せる。全身を血に浸し、されど地に伏せることはない。

GM:▼ラウンド3/メインプロセス/“貫く邪眼”黒瀬直
GM:行動宣言をどうぞ。
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】
黒瀬直:《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+11。対象は血風景刃。
黒瀬直:14dx7+15
DoubleCross : (14R10+15[7]) → 10[3,4,5,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10,10]+10[2,3,4,5,7,7,8,10,10]+10[2,2,4,5,7]+10[10]+2[2]+15 → 57

黒瀬直:良し。なんとか面目が立った。
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を+11した(侵蝕率:113->124)
“血風景刃”:ガード/<歪みの体><砂の盾>
“血風景刃”:ダメージをどうぞ。

GM:▼ダメージ算出
黒瀬直:35+7d10
DoubleCross : (35+7D10) → 35+39[5,2,10,3,8,10,1] → 74

GM:22点軽減して52点ダメージ。
GM:“血風景刃”へのここまでの累積ダメージ、199点。
GM:残りHPは1点。
GM:君の勝利だ!

黒瀬直:「この子たちが、私を信じている」
黒瀬直:「あの子たちが、私を待っている」
黒瀬直:「そしてきみが、私の目前にいる」
黒瀬直:それに比べれば、一切の動作が死を招く極め技など、なんのこともない。
黒瀬直:所詮この身は機関木人、あらゆる斬死を認めた上で肉体を再構築し続ければ。
黒瀬直:する必要があるならば、私には出来る。人を傷つけ殺すのと大して変わらない。
黒瀬直:「……では」
黒瀬直:「これから殺す」
“血風景刃”:「来るがいい。出来ると思うなら」
黒瀬直:「耐えてみせろ。出来るものなら」
黒瀬直:絶掌─千華散刃。三つの異能を究めた果てに編み出された、必殺の魔剣。
黒瀬直:なるほど、それは武を磨いた果ての絶対に他ならない。
黒瀬直:──私が放つ必殺は、そういうものではない。
黒瀬直:黄金に輝く華金弓、静かに構える。
黒瀬直:仮に水中で同じように振る舞った時、波の一つも立っただろうか。
黒瀬直:血風景刃の奥義はどれもすさまじい殺傷力を秘めていた。
黒瀬直:強い圧力で抑え込まれた無数の刃を開放する、斬霞。
黒瀬直:刃を伝わるレネゲイドを介して遥けき物を己の刃と変える、惨景千刃。
黒瀬直:黒瀬直は、その技を真似て見せるかのように宣言もした。だが、この女の技に本来名前はない。
黒瀬直:殺す技に名を与えることはない。それら総てを特別のものとしていない。
黒瀬直:千華散刃が、三つの異能を究めた果てに得た終極であるなら、黒瀬直が放つ一撃はその対の果てにある技だ。
黒瀬直:一つの異能を尽くした果てに、磨き抜かれた原初の煌めき。
黒瀬直:故にそれに名前は無く、言葉で表すならばその残照を以て。
黒瀬直: 金光一閃。 闇を裂いた。
黒瀬直:超高速で放たれる箭は、ひたすら真っ直ぐに血風景刃の核へ向かう。
“血風景刃”:刃と化した大気は、通常以上の強度と柔軟さを持って、さながら鍔迫り合う刀の如く矢の進行を阻む。
“血風景刃”:しかし、放たれた一矢は止まらぬ。
黒瀬直:軌道を読むことは容易い。回避の間に合わぬ刹那に於いても、無窮の剣士なれば刃を合わせることはできよう。
黒瀬直:この一撃は、その上で敵を殺す。
“血風景刃”:副腕。両腕。四手四刀。無数の刃で構成された怪腕を以て、不壊の構えで迎え撃つ。
GM:闇を切り裂く黄金の一矢が“血風景刃”へと達する。
黒瀬直:鏃の先に顕現する異常法則は物質の解体。
黒瀬直:遮るものを瞬時に変容させて貫く邪悪なまでに愚直なまでの一文字。
黒瀬直: 
GM:着弾。静寂。
黒瀬直:「──通った」
黒瀬直:淡々とした呟き。夜闇に溶けて消えそうな。
“血風景刃”:「見事、だ」副腕、両腕。いずれを構成する刃が鱗のように解れ、砕け散る。
黒瀬直:微かな月明かりの元で煌めく一つ目が、静かにその様を見届ける。
“血風景刃”:微笑みを浮かべてみせる。その胸から腹にかけて、ぽっかりと開いた風穴が背後の夜景を透かして見せる。
GM:果たしてこの夜、永きに渡る因縁を制したのは────
黒瀬直:「……私は、"先"へ往くよ」

GM:-----------------------------------------------------------------------------------------------
GM:▼バックトラック
GM:血風景刃のEロイスを発表!
GM:秘極─陰陽双極(相当:ファイトクラブ)
GM:ありえざる存在
GM:超越活性/2個
GM:殺刃圏
GM:原初の恐怖
GM:惨劇の輪廻
GM:以上7つ!振り給えよ……!
天乃光莉:振ります……が、その前にメジャー分の侵蝕を増やしましょう。
天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+11した(侵蝕率:132->143)
ジョージ・ブースロイド:144-7d10
DoubleCross : (144-7D10) → 144-32[2,3,2,8,3,4,10] → 112

ジョージ・ブースロイド:た、たすかった……
天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を-46(7d10->6,8,7,7,4,8,6)した(侵蝕率:143->97)
天乃光莉:わぁー。
九重近衛:141-7d10
DoubleCross : (141-7D10) → 141-44[10,6,4,8,3,6,7] → 97

黒瀬直:124-7d10
DoubleCross : (124-7D10) → 124-46[6,7,8,4,10,10,1] → 78

黒瀬直:ふう……
ジョージ・ブースロイド:倍振りで大人しく帰るわよ~
黒瀬直:2個、等倍
黒瀬直:78-2d10
DoubleCross : (78-2D10) → 78-11[8,3] → 67

ジョージ・ブースロイド:112-6d10 三個で倍振り
DoubleCross : (112-6D10) → 112-45[7,7,6,8,10,7] → 67

九重近衛:3個で等倍ですね。
天乃光莉:97-4d10 4個、等倍で。
DoubleCross : (97-4D10) → 97-23[5,8,6,4] → 74

ジョージ・ブースロイド:なんとか追いついたなナオ…………
九重近衛:97-3d10
DoubleCross : (97-3D10) → 97-18[4,8,6] → 79

黒瀬直:抜かせ、お坊ちゃん
ジョージ・ブースロイド:ふふ……
九重近衛:全員無事で何よりです。
天乃光莉:良かった~
GM:全員帰還ですね
GM:では君たちは強敵との戦いにより
GM:救援組は40+侵蝕B経験点
GM:連戦組は20+侵蝕B経験点を手に入れたぞ!
黒瀬直:24点だ
天乃光莉:45点、いただきます!
ジョージ・ブースロイド:43だ………わしのじゃ
九重近衛:45点、頂きますね。

GM:----------------------------------------------------------------------
GM:N市 第12地区 七原麓苑館 庭園

“血風景刃”:「本当に、見事だ。君たち4人、その誰も」
“血風景刃”:「ぼくの願い(よく)は最期まで届かなかったな」
“血風景刃”:開いた胸部から腹部の傷は既に致命傷。もはや、戦闘のために能力を行使する力は残っていないのだろう
“血風景刃”:それでも、女は笑みを溢し、君たちを讃える。
黒瀬直:「……ありがとう。その言葉は、嬉しいよ」
天乃光莉:「“血風景刃”」衣服を整え、佇まいを正して。
天乃光莉:「この夜を忘れない。あなたと戦えたことを忘れない」
天乃光莉:「お手合わせ、ありがとうございました」ぺこりと一礼をする。
九重近衛:「──貴女も、お見事でした」目礼を。
“血風景刃”:「きみを殺そうとした女のことだ。感謝する必要はないよ、若き修練者よ」
ジョージ・ブースロイド:(安らかに眠れ)
ジョージ・ブースロイド:(などと言われて、喜ぶ女でもあるまい)
ジョージ・ブースロイド:黙して見送る。
“血風景刃”:「不思議と、悪い気はしないけどね。手合わせ、か。強くなるよ、きみは」FHとしては嘆かわしいけどね、と苦笑を溢す。
“血風景刃”:「さて。こうなった以上、潔くこの首を差し出すのが筋というものだが」
“血風景刃”:天蓋を見上げる。串刺しにされた女皇。対峙する少年少女。そして、迫り来る禍ツ星の姿を捉えて。
“血風景刃”:《蘇生復活》。HP1点で戦闘不能状態を解除。
ジョージ・ブースロイド:「……なに?」
“血風景刃”:「悪いね。ぼくの祈り(ねがい)だけは、誰にも譲るつもりはない」
“血風景刃”:開かれた傷を、編み出した刃で強引に塞いで。
ジョージ・ブースロイド:「逃がしゃしねえぞ!」
“血風景刃”:「ナクア。我らがかりそめの党首。ぼくの可愛い小姫」
“血風景刃”:「きみだけは……何に替えても護る」ぞのためなら。
ジョージ・ブースロイド:とっさに剣を投げつけるが、先程までの威力は無い。
“血風景刃”:「命も、名誉も、誇りも。何一つ惜しくはない」
黒瀬直:「……ふむ」弓に手を掛け、その瞳を覗いて。
天乃光莉:「えっ!?」今めっちゃ爽やかに挨拶したのに、と右腕を持ち上げ。
“血風景刃”:《瞬間退場》後、《砂の祝福》+《砂の結界》。
“血風景刃”:エフェクトの射程制限ぎりぎりの距離から、蹴り飛ばされた少女を庇うように跳躍。カバーリングを実行する。

“血風景刃”:少女を抱きかかえるように空中へ飛び出して。ばきり、という鈍い音が身体に響く。
“女皇蜘蛛”ナクア:抱きかかえられた少女は、意外そうに自身を庇う女を見上げて。
“女皇蜘蛛”ナクア:「ねえさん」
“女皇蜘蛛”ナクア:なんで、という言葉は、女の耳に届くことはなく。
“血風景刃”:女は静かに、優しく微笑んで。
“血風景刃”:千の刃が砕け散り、銀の旋風が大空を舞う。
“女皇蜘蛛”ナクア:呆気にとられたまま、少女は虚空へと落ちて行き、その姿は闇へと消えた。

黒瀬直:「……いかんな。情けないことだ」
黒瀬直:どうやら、私は思っていた以上に彼女を好いていたらしい。
黒瀬直:黄金弓を変質させ、しまい込む。
ジョージ・ブースロイド:地面に刺さった剣を抜き、鞘に収める。
ジョージ・ブースロイド:タバコを咥える。
天乃光莉:構えた右腕を降ろして、黒き手甲を砂と変えて己の身に戻し。
ジョージ・ブースロイド:「主よ、憐れむなかれ」
天乃光莉:やや茫然としたまま、空を見上げている。
九重近衛:「見事でしたね、本当に」空を見上げて呟く。
天乃光莉:「今のって……」
ジョージ・ブースロイド:「それで良い……」
ジョージ・ブースロイド:安らかであったことを、ただ祈る。
黒瀬直:「……」
黒瀬直:「人が願いを叶える瞬間を見た」
黒瀬直:「私にとってはそんなところだ。光莉」
黒瀬直:愛弟子たる少女へ手を伸ばし、足を進めて抱き寄せる。
天乃光莉:「……先生?」
黒瀬直:右手で頭を包み込み、小さな身体を抱きしめる。
黒瀬直:「よくやった」
天乃光莉:ぎゅうと抱き締められ、その体温の心地よさに、緊張の糸がぷつりと切れて。
天乃光莉:「せ、先生……! あた、あたし……ちゃんとやれた? ちゃんと出来た?」
黒瀬直:「見事にやってのけたとも。見惚れる余裕が無かったのが残念でならない」
天乃光莉:その言葉に、思わずうへへへ、と笑いかけ。
天乃光莉:(と。いけない、まだ全部終わったわけじゃないもんね)
天乃光莉:それでも、されるがままになっている。
黒瀬直:(こんなに小さな君だというのに、すぐに手の届かないところへいってしまいそうだ)
黒瀬直:「事が終わったら、君のことを自慢しなければならない」
黒瀬直:「その調子で良くやれ。油断も無理もするなよ」
天乃光莉:「……はい、直先生」少しばかり瞳を潤ませながら、はっきりと答える。
黒瀬直:最後に背中をぽんぽんと叩いて、身体を離す。
黒瀬直:「さて」気を引き締めて身を翻す。向かう先には良き護り手たる女。
九重近衛:師弟の様子を眺め、微笑む。護れてよかったと、心から思った。
黒瀬直:「近衛くん」つかつかと進める足は無造作。
九重近衛:「はい、直さん」次の指示を待つように。
黒瀬直:ずかずかと無作法に近付いてゆく。会話の間合いからさらに長い足が数度踏み込み。
黒瀬直:自分よりなお背丈のある女の顔を、いくらか角度をつけて見上げるほどに。
九重近衛:「──?」きょとんとした表情で見つめる。
黒瀬直:「近衛くん」左手を伸ばす。片腕の彼女の、残された右腕へと。
黒瀬直:「そう、距離を置くものではないよ」
黒瀬直:手を握ろうとする。献身的に、誰かを守るためにばかり手を伸ばそうとする彼女の。
黒瀬直:手に手を合わせて、瞳をじっと見つめて。
黒瀬直:「返事は」
九重近衛:「──あぅ」
九重近衛:「──はい…」恥ずかしそうに目を伏せ、消えそうな声で答える。
黒瀬直:「良し」右手を伸ばして頭を撫でる。左手で強張った手をほぐすように握り。
九重近衛:「─ひゃっ」思わず声が出てしまう。
九重近衛:「な、直さん…」撫でられ、擽ったそうに目を細める。
黒瀬直:「癖だ」
九重近衛:「も、もうっ…直さんはすぐ私の事を子ども扱いして」少し拗ねたように頬を膨らませて。
黒瀬直:「気に障ったのならすまない。年長の特権を捨てる気はないが」
九重近衛:「今は──私の方がおっきいんですからね」残された右腕で引き寄せ、抱きしめる。髪に顔をうずめるようにして、強く。
九重近衛:「──護れてよかったです、本当に」
黒瀬直:「うむ」
黒瀬直:「今回も助かった。ありがとう」背中を擦ることしばし。
黒瀬直:「この後もよろしく頼む。差し当たっては支部への帰還だが」
黒瀬直:右手を取ってエスコート。光莉くんの元へ連れてゆき。
黒瀬直:「私はこの後、支部長らと合流する。先に向かってくれ」
黒瀬直:「任せたぞ」視線の先にいるのは、輝かしき騎士たる男。
ジョージ・ブースロイド:「任されたよ」吸い終えた煙草を携帯灰皿に入れる。
ジョージ・ブースロイド:「お前の頼みだ」嬉しそうに笑った。十年前と変わらずに。
ジョージ・ブースロイド:「もう少しだけ、MI6の仕事はサボりだな」悪童ぶりも変わらずに。
黒瀬直:「背丈と肩書が大仰になったのは、面倒だな」
ジョージ・ブースロイド:「俺はこれからもっと面倒になるさ──けど、お前は」
ジョージ・ブースロイド:肩を叩く。
ジョージ・ブースロイド:「真っ直ぐ(ストレイト)に行け、ナオ」
黒瀬直:「言われるまでもないことを、返すとしよう」
黒瀬直:「見違えたぞ、ジョージ」肩を叩いて、微笑みも返す。

【血戦ノ肆】
勝者───UGN・英国教会同盟
六凶手──“血風景刃”死亡
六凶手──“女皇蜘蛛”生死不明

GM:---------------------------------------------------------------------------------
GM:◆シーン13/終了/
GM:【戦況報告】
GM:六凶手─“血風景刃”戦死を確認。
GM:“血風景刃”麾下の兵団は撤退を開始。
GM:六凶手─“女皇蜘蛛”ナクア 撃破。
GM:“不諦刀”・パイライト両名および救援戦力として駆け付けた“斑猫”ミストルティン”がこれを打倒。
GM:“メテオフォール”が戦場へ乱入するも味方側に死傷者なし。
GM:“女皇蜘蛛”の消息は現在不明
GM:六凶手─“老鷹”の足止めに際し、第12支部エージェント・ストレンジャーズ第10小隊・レジスタンスが交戦実施。
GM:“メテオフォール”足止め直後の“剣匠卿”が戦場に到着。“老鷹”を足止めすることに成功。

GM:▼友軍行動フェイズ
GM:“女皇蜘蛛”討伐により“蜘蛛の巣”の効果が解除!
GM:“レジスタンス”の効果が
GM:[2D10]*10人の民間人保護から[4D10]*10人の民間人避難成功へ変化!
GM:“ストレンジャーズ”の効果が[2D10]*20人の民間人保護から[4D10]*40人の民間人避難成功へ変化!
GM:UGN第12支部の支援効果が
GM:【戦況推移】ごとに[1D6]*10人の民間人保護から[2D6]*10人の民間人保護
GM:へ強化!

GM:▼“レジスタンス”の救援活動開始
GM:4D10
DoubleCross : (4D10) → 19[6,1,4,8] → 19

GM:190人の民間人を外部へ脱出させることに成功!

GM:4D10
DoubleCross : (4D10) → 22[4,8,6,4] → 22

GM:▼“ストレンジャーズ”第10小隊
GM:地域警察・消防・救急などとの協力により、880人の民間人を外部へ脱出させることに成功!

GM:▼UGN第12支部/支援効果
GM:2D6
DoubleCross : (2D6) → 6[2,4] → 6

GM:60人の民間人保護に成功!

GM:▼六凶手─“メテオフォール”のEロイス《星墜し》に関して
GM:本シナリオの最終クライマックス終了後、生存予定時に実行予定でしたが
GM:シナリオの形式が前後編に別れたため、当初予定の最終戦闘をシナリオ内で実行することはできませんでした。
GM:しかし、ここで無条件に発動・12地区を全域破壊するのはアンフェアな処理となるため、
GM:以下の形式で発動します。
“メテオフォール”:《Eロイス:星墜し》の効果作動。以下の区画へ向けて、天からのピンポイント砲撃が実行されました。

ミドル14


その光を最初に見たのは、果たして誰だったか。
あるものは、自宅の窓から。
あるものは、避難民の誘導途中に。
あるものは、社へと向かう最中に。
あるものは、敵との交戦の合間に。
あるものは、逃げ惑う闇の中に。
───天より降り注ぐ、幾筋かの禍ツ星を見た。

GM:【戦況報告】
GM:▼“レジスタンス”の拠点に、“メテオフォール”の隕石弾による砲撃が実行されました。
GM:“レジスタンス”との通信が途絶。

GM:▼“ストレンジャーズ”第10小隊の活動拠点に、“メテオフォール”の攻撃によるスペースデブリの落下が発生。
GM:“ストレンジャーズ”との通信が途絶。

GM:▼七原黒門一丁目に、天からの砲撃が実行されました。
GM:黒瀬邸との通信途絶。

GM:▼七原鹿島神社に、“メテオフォール”の《星墜し》が実行されました。
GM:UGN第12支部との通信────途絶。

DX3rd 月下残響/破 完
最終章─急へ続く

血戦 最終幕

月下残響:急